エジプト:G20シェルパ会議で議長国インドとの協力意向を表明(1)

2022年12月11日付 Al-Ahram 紙

■エジプトはG20議長国インドと協力・連携する意向を表明する

【サマル・ナスル】

G20において(エジプト・アラブ)共和国大統領を代表するラーギー・イトリビー大使(多国間及び地域経済担当外務大臣補佐官)はインドのウダイプルで開かれた第一回各国政府首脳代表会議に参加した。これはG20サミットの議長国を務めるインド政府の招待に応じるものであり、同会議ではインドの議長国任期中のG20会合のロードマップが作成された。

同会議でのエジプトの発言は、現在の極めて複雑な国際経済情勢の中でG20が積極的かつ建設的な役割を果たすことの重要性を喚起した。また、エジプトが優先する諸課題においてG20と協力する意向を強調した。それらは、シャルム・エル・シェイク気候変動会議の成果の支持および実効化、先進国の資金拠出に関する義務と約束の履行、エネルギー・食糧・インフラといった途上国の優先的開発部門における民間投資の動員(革新的な資金調達及びブレンドファイナンスの利用の推進を含む)、農業部門の生産と生産性を高める分野における途上国経済の先進技術へのアクセスの容易化、途上国の中小規模産業の国際貿易システムへの統合を進めるための支援政策の採用などである。

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翻訳者:下宮杏奈
記事ID:54618