児童婚の教団関係者逮捕

2022年12月15日付 Cumhuriyet 紙
最新:ユスフ・ジヤ・ギュムシェルとカディル・イステクリが逮捕された
最新情報:ヒラヌール教団の設立者ユスフ・ジヤ・ギュムシェルが六歳の女児を“結婚させたこと”でトルコ中を激怒させた。性的搾取者のユスフ・ジヤ・ギュムシェルとカディル・イステクリは約12日後に逮捕された。


 イスマイル・アー教団関係団体のヒラヌール財団の設立者ユスフ・ジヤ・ギュムシェルが6歳の娘を宗教的婚姻で“結婚させたこと”と、H.K.Gが性的搾取にさらされていることがトルコ中で話題になっている。
ユスフ・ジヤ・ギュムシェルとともに、H.K.Gを長年にわたり性的搾取にさらしたカディル・イステクリは拘束後に逮捕された。

■どれだけ求刑されたのか?

論告が先日受理され、カディル・イステクリについて30年以上、父親のユスフ・ジヤ・ギュムシェルと母親のファトゥマ・ギュムシェルについては18年以上の条件での懲役が求刑された。
父親のユスフ・ジヤ・ギュムシェル、母親のファトゥマ・ギュムシェルと宗教的婚姻での夫であるカディル・イステクリについて“一連の児童性的搾取”の罪で起こされた訴訟において、裁判所は2023年1月30日に公判を設定した。
社会で反響を呼び、反応の起因となった事件に関して、H.K.Gと家族社会福祉省の弁護士は、非拘束の容疑者であるカディル・イステクリとユスフ・ジヤ・ギュムシェルについて拘留するよう要求した。

■拘束命令

イスタンブルアナトリア第二重罪裁判所は、容疑者のカディル・イステクリ、ユスフ・ジヤ・ギュムシェルについて、かけられた容疑の性格、 容疑が重罪リストに含まれていること、専門家の報告、この罪に対する法律で予見される刑罰の上下、またこのため逃走の疑いと現在の証拠の状況のため、別々の逮捕に向けて拘束命令の発出が決定した。
決定後に動き出した警察は、まずカディル・イステクリをペンディクで拘束した。イステクリはイスタンブル警察署治安担当局に送致された。その後、父親のユスフ・ジヤ・ギュムシェルも拘束された。カディル・イステクリとユスフ・ジヤ・ギュムシェルは朝に裁判所に送致された。

■共和人民党による最初の会見

共和人民党国会会派副代表エンギン・オズコチは、トルコ大国民議会で行われた記者会見において、拘留の決定に関して、「当時から二年が経ち、ようやく家族省は二年後に訴追に着手した。彼女の訴えを新聞記者が耳にした。それまで怠けていたことをしようとしている。この唯一の理由とは、国民の意志(訳注:iradesi)である」と話した。


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翻訳者:小幡 愛菜
記事ID:54643