イマームオール判決へ抗議のサラチハーネ大集会、参加は2万5千?20万?

2022年12月16日付 Cumhuriyet 紙

警察は禁錮刑が下されたイスタンブル広域市のイマームオール市長を支援する大集会へ、2万5千人が参加したと発表した。これに対し、イスタンブル広域市は参加者が20万人であったと主張した。

和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が主導する野党六者会議のリーダーらは、アナドル第7第一審刑事裁判所がエクレム・イマームオール・イスタンブル広域市市長に対して有罪判決を下したのを受けて、サラチハーネ広場に終結した。

警察を情報源としたアナドル通信の報道によると、この集会にはおよそ2万5千人が参加したという。報道では「県警察の情報筋は、イスタンブル広域市のイマームオール市長と各党のリーダーが演説を行った大集会に2万5千人ほどが参加したと述べた」と伝えられた。

これに対し、イスタンブル広域市はこの集会に20万人が参加したと主張した。発表では「歴史的瞬間を目撃したいおよそ20万人の国民がトルコ国旗を手にサラチハーネでのイスタンブル広域市本部の前の通りと広場をぎっしりと埋め尽くした。」と述べられた。

イスタンブル市民はエクレム・イマームオール市長が裁かれた「名誉棄損訴訟」で与えられた不当な判決に対して今日、サラチハーネで集まった。意志を持った市民は法を圧力の道具として利用する政府に対し、非常に明確なメッセージを発した。

■何があったのか?

昨日、イスタンブルアナドル第7第一審刑事裁判所で審議された訴訟の判決が下り、エクレム・イマームオール市長に関して高等選挙委員会(YSK)会長と委員を侮辱したとして、2年7か月15日間の禁錮刑の判決が言い渡された。

この判決に伴い、イマームオール市長は政治活動禁止期間に入ったことになる。


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翻訳者:大屋千寛
記事ID:54648