■スィースィー大統領は、米国との数十年来の卓越した関係に謝意を表する。

【ウィサーム・アブドゥルアリーム】

エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は本日（15日）、ワシントンでリンジー・グラム米国連邦上院議員と会談を行った。

エジプト大統領府の公式報道官は、「リンジー・グラム上院議員はスィースィー大統領の訪米を歓迎し、両国の強い友好関係を称賛した。そして、両国の戦略的パートナーシップをさらに強化・発展させ、様々な分野でより広い地平線上に展開していきたいとの抱負を述べた」と発表した。

一方、スィースィー大統領は両友好国の数十年来の素晴らしい関係を高く評価し、謝意を表した。そしてこれを前提とした様々な分野での共同協力を通じて、エジプトはこの友好関係のさらなる高みと強化を熱望していると伝えた。

報道官は、「会談では数々の分野で二国間関係を強化する方法が話し合われたほか、シリア、リビア、およびイエメンの情勢をはじめとする地域の問題や危機について話し合われた。それに関連してスィースィー大統領は、地域と世界の安全および安定に直接的に影響を与えている地域のさまざまな危機の解決のためにエジプトはたゆまぬ努力を続けていると述べた。そして、エジプトが政治的解決に最優先で取り組み、各国の国家機関支援のために尽力していることに言及し、それが、国家の概念を破壊し安全と安定を犠牲に無秩序を広げようとするテロ分子およびテロ組織に立ち向かう効果的な方法であるという考えを示した」と付言した。

（後略）