パレスチナ:ハマースが占領国によるアクサー・モスクへの襲撃を非難

2022年12月17日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ハマース「占領軍は、アル=アクサー・モスクへの襲撃による影響に対する責任を負っている」

【ガザ:アナトリア通信】

ハマース(イスラーム抵抗運動)は土曜日、明日日曜日のイスラエルの「ハヌカ(光)の祝祭」の開始に際して、占領下エルサレムにあるアクサー・モスクに対する襲撃によるあらゆる影響について、イスラエルに責任があるとした。

過激派グループ「ハイカル」(神殿)は、ユダヤ教徒が12月18日から8日間にわたって祝うハヌカの祝祭に際して、アクサー・モスクに対する大規模な襲撃を集団で実行するため、支援者らを動員している。

ハマースは声明のなかで、「アクサー・モスクへの襲撃は危険なエスカレーションであり、また人々の感情を逆なでするものであり、占領や入植者どもに直面するなかで祖国全土における状況を爆発させる恐れがある」と述べた。

ハマースはさらにパレスチナ人に対し、「入植者らの計画を阻止するために彼らと衝突し、彼らの襲撃を防ぐためにアクサー・モスクと連帯する」よう呼びかけた。

パレスチナ人たちは、「イスラエルがエルサレムをユダヤ化し、そこからアラブ的あるいはイスラーム的なアイデンティティーを消し去ろうとする努力を強めている」と述べている。彼らはまた、1967年におけるイスラエルによるエルサレムの占領や、1981年におけるその併合を認めない国際法上の諸決議に基づいて、望ましい国家の首都としての東エルサレムに固執している。


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翻訳者:山崎陽生
記事ID:54657