イラン:抗議行動への関与を理由に二人の男性を処刑

2023年01月07日付 Al-Nahar 紙
■イランが抗議行動への関与を理由に二人の男性を処刑

【AFP・本紙】

イラン司法当局のウェブサイト「ミーザーン・オンライン」によると、土曜日、イランは、クルド人の若い女性マフサー・アミーニーの死に端を発した抗議行動中に治安部隊員を殺害したとして告発された二人の男性に対する死刑判決を執行した。

このウェブサイトは、イラン革命防衛隊とつながりのあるバシジ部隊に所属していた「ルーフッラー・アジュミヤーンの殉教(死)につながった犯罪の加害者であるムハンマド・マフディー・カラーミーとサイード・ムハンマド・フサイニーが今朝処刑された」と述べた。

イランでは、若い女性マフサー・アミーニーがイスラーム共和国の厳格な服装規則に従わなかったとして道徳警察に逮捕され、その三日後に死亡したことを受けて、9月16日以降、抗議活動が行われている。

ウェブサイトは、第一審の判決が 12月4日に二人の男性に死刑を宣告したと報じた。1月 3日、イラン最高裁判所は、テヘラン西部のカラジで 11月3日にアジユミヤーンを殺害したとして二人の男性に対して下された死刑判決を確定した。

公式情報に基づくAFP通信の集計によると、抗議行動が始まって以来、司法はデモとの関係を理由に14人に死刑を宣告した。このうち4人に対して死刑が執行され、最高裁判所は他の二人に対して判決を確定した。6人は新たな裁判を待っており、残る二人は再審を請求することができるという。

活動家たちは、他にも数十人の人々が死刑へと至る告発に直面していると主張している。


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翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR
記事ID:54775