国産艦船、2023年就航へ

2023年01月10日付 Milliyet 紙

トルコの防衛産業を先導する会社の一つであるSTMの代表であるオズギュル・ギュレルユズ氏は、2023年の目標をミリイェト氏に説明した。

アンカラ-セゼル・オンサル-
トルコ人エンジニアによって設計がされたSTM500という名前の小さい規模の潜水艦プロジェクトに尽力していると語ったギュレルユズ氏は、 戦争用潜水耐久ボートがトルコで初めて民間の産業で生産されるということに注意を引いた。製品は重要な輸出のポテンシャルを有していると強調をした。


■「カミカゼ・ドローン」

ギュレルユズ氏は、戦艦をはじめとして、「カミカゼ・ドローン」として知られている技術的な小型生産において、監視ドローン「トガン」と弾薬を残すドローンのボイガを、トルコ国軍が使用できるように提供したと引き合いに出した。2022年にNATOに対して、ソフトウェア分野で新たな輸出を実現したと話したギュレルユズ氏は、「トルコの商業ルートであるアル-ゲ・プロジェクトの最初のフェーズを完了した。」と語った。ギュレルユズ氏は、STMが2023年に、ミニ・ドローンのシステムにおいて、またサイバー・防衛情報処理の分野で、プロジェクトを目標とし続けるということ、またとりわけ、アジア太平洋、南アフリカ、トルコ共和国の市場分野を広げながら、大きくしたいと思っていると述べた。ギュレルユズ氏は、2023年の目標を、契約の50%以上を輸出からまかなうことであると強調した。

■TSGイスタンブル

共和国100周年に、防衛能力をイノベーションと国産プラットフォームにおいて配備を継続すると述べたギュレルユズ氏は以下のように続けた。「トルコの最初のフリゲート船であるTCGイスタンブルを(F-515)をデザインして、また中心的な積載者として、船を少なくとも75%の割合で、2023年にトルコ海軍に提供する予定です。構造上、アダ級のコルベットとは異なる位置にあるイスタンブルのフリゲート船を、その上に積載する武器のエレクトロニクスシステムにおいて、多くの割合で国産生産システムを使用するために、重要性を持つ中で、対空誘導ミサイルと飛行できる能力も異なってくる。」


トルコ人エンジニアによって設計されたSTM500という名前の小型潜水プロジェクトに集中しているところだと強調をしたギュレルユズ氏は、戦争用潜水艦の耐久性のあるボートをトルコで初めて民間の産業で生産ができることになると注意を引いた。STM500もまた、世界の様々な異なる場所から大きな注目を集めていると語るギュレルユズ氏は、このプロジェクトが、トルコの名において、重要な輸出ポテンシャルを担っていると語った。ギュレルユズ氏は、また2022年の最初に海軍司令部に提供されるロジスティック・支援戦艦のTCG・ギュンギョル・ドルムシュ(A-574)をそののちに最初の戦艦となるウステーメン・アリフ・エクメクチもまた2024年に海軍司令部に提供されるための作業を間断なく続けたと伝えた。

■ドローンが強さを増している。

STMのまた他の2023年の目標は、トルコにおける最初の国産追撃ドローンであるカルグの異なる使用目的の積載バージョンを実現することであると述べたギュレルユズ氏は、「私たちのカルグは5年間に渡ってトルコ国軍のリストにありました。私たちはカルグを10近い国に輸出してきました。カルグに対しては、RF捜索タイトルそして徹甲弾の結合を継続しています。」と語った。


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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:54791