モロッコ:西サハラをめぐるマンデラ氏の孫の発言に激怒

2023年01月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■マンデラ氏の孫、「西サハラ解放」発言でモロッコを激怒させる。

【本紙、AFP】

昨日金曜日(13日)、アルジェリアで開催された自国内でプレーする選手のみから代表を選出するアフリカネイションズチャンピオンシップ(CHAN)の開会式で、ネルソン・マンデラの孫マンドラ・マンデラ氏が「西サハラはアフリカ最後の植民地」だと表現し、その「解放」について語ったことが、モロッコの強い非難を招いた。

土曜日(14日)、モロッコサッカー連盟は、アルジェリアでのCHAN開会式での出来事を「卑劣な行為」「人種差別的表現」と評し批判した。なお、モロッコは隣国(であるアルジェリア)との深刻な外交危機を理由に開会式を欠席しており、外交危機はスポーツ界に場を移した。

モロッコサッカー連盟は声明で、「サッカーとは無関係の政治的誤謬を伝えるために文脈から外れた演説が行われたことを受けて、CHAN開会式に付随した卑劣な行為と馬鹿げた策略を批判する」と述べた。

(後略)



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翻訳者:山田紗瑛
記事ID:54820