スウェーデン首相、PKKのエルドアン逆さ吊りを非難

2023年01月15日付 Milliyet 紙

スウェーデンのウルフ・クリステション首相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の人形がストックホルム市庁舎前に逆さ吊りにされた抗議行動を非難し、「甚だしく酷い妨害行為」であると述べた。

クリステション首相は、いくつかの理由からこの抗議行動を非常に重く受け止めていると強調し、殺人で2人の有力政治家を失った国で、民主的に選ばれた外国の指導者が模擬処刑されたことを、「甚だしく不快で極めて深刻」だと指摘した。同首相はまた、この事件がスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟に関するトルコとのプロセスを「複雑化」させる可能性があると強調した。クリステション首相は、この抗議行動はスウェーデンのNATO加盟申請に対する妨害行為だとし、同時にこれは国の安全保障にとっても脅威であると述べた。スウェーデンのトビアス・ビルストロム外相も、プロパガンダがスウェーデンのNATO加盟プロセスを妨害していると話した。一方で、スウェーデンはトルコから要請された4人を引き渡さないと表明した。スウェーデン国営通信社TTは、2016年のクーデター未遂に関与したとしてトルコが指名手配している4人を、スウェーデン政府が引き渡さないことを発表した。そのうち1人は、元警視長のムラト・チェティネルだとされている。


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翻訳者:安井 悠
記事ID:54823