■ホワイトハウス特使とゴドス軍団司令官が、イラクでの「政治的影響力」をめぐる米国・イラン間の競争のさなか、同じ週にバグダードを訪問

【ワシントン：本紙】

その後マクガーク調整官とホッホシュタイン特使はエルビールに移動した。両者はそこでクルディスタン地域政府のネチルバン・バールザーニー大統領と面会し、連邦政府と地域政府間で、同地域における石油生産に関する緊張を緩和する必要性について議論した。

一方「アクシオス」がイランとイラクの複数の新聞報道から観測したところによると、マクガーク調整官がイラクにいる際に、イスマエル・ガーニーイラン革命防衛隊ゴドス軍団司令官がバグダードを訪れ、親イランの政治系諸派・民兵の幹部らと会談を行った。

今回ガーニー司令官がバグダードを訪れたのはイラクの新政権発足以来2度目である。

同司令官は複数の会談で、スーダーニー首相がイラク国内における米国の軍事的プレゼンスを公的に支援していることについて議論した。

イラクのフアード・フサイン外務大臣は2月初頭にワシントンを訪れ、米国のトニー・ブリンケン国務長官と会議を行うことが決定している。

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