クルチダルオールCHP党首、5月14日投票案を容認

2023年01月21日付 Cumhuriyet 紙

共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は「公正発展党のタイイプ・エルドアン大統領が示唆する5月14日という選挙日に関して、「我々にとっても何の問題もありません。5月14日になったとき、我々は『もうたくさんだ、言葉は国民のものである』と言いました。国民連合もすでにそう望んでいます。「もうたくさんだ、言葉は国民のものとなるでしょう」と話した。

トルコ企業経営者連合会(TÜRKONFED)を訪問したCHPのケマル・クルチダルオール党首は、会談のあと、報道陣の質問に答えた。

■「優秀な人材の方々と国に貢献します」

トルコ企業経営者連合会の役員らととても充実した会談をしたと述べたクルチダルオール党首は次のように話した。

「経済問題における見込みを話しました。彼らはトルコだけでなく世界や地域を密接に観察しており、私たちに期待していることもある意味で聞いてこられました。私も全ての質問に対して心からの誠意をもってお答えし、このように述べました。トルコが解決できない問題は一切ありません。すべての問題は解決ができます。知恵をもって、論理的に、情報と経験をつかって解決することができます。崩壊している国家構造があります。退廃した構造があるのです。その構造も即座に再建をする必要でしょう。6野党の党首は、このことを決意しており、トルコを日の下に連れ出します。そのため、誰にも「悲観的な雰囲気がある」と恐怖に沈まないようにと述べました。トルコは本当に大きく、素晴らしい国です。そのため良い人材がいます。今日、そうした人材はわずかに欠けていますが、その人びとが再び主導権を握れば、国家に貢献し、素晴らしいトルコを建設できるでしょう。」

■「恩赦」の質問に関しては、連合を組む他の党と話し合います

クルチダルオール党首は、ある記者の「大赦は必要でしょうか」という質問に対して、「まず、この件について6党の党首と議論する必要があります。その後、私のこのことについての考えを述べなくてはなりません」と返答した。

■「5月14日は問題ありません」

選挙の日付に関して、何かコメントがあるかどうかという質問について、クルチダルオール党首は「(与党は)5月14日だと発言しています。我々にとって全く問題はありません。5月14日が来れば、『もうたくさんだ、言葉は国民のものである』と言いました。国民連合もすでにこのことを望んでいる。もうたくさんだ、言葉は国民のものとなるのです」と話した。

TÜRKONFEDのスレイマン・ションメズ会長は、クルチダルオール党首とKOBİや経済に関して意見交換をしたことについて言及し、クルチダルオール党首一行の訪問に謝辞を述べた。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:関颯太
記事ID:54861