善良党党員から「共通候補」候補クルチダルオールに不満

2023年02月04日付 Hurriyet 紙

共和人民党のケマル・クルチダルオール党首が大統領候補者になり得ることに関し善良党の反対に日々新しいものが加えられている。善良党のウミット・オズラレ副党首は今一度発言を行い、クルチダルオールの立候補に反対するのではないと述べたが、発言を撤回しなかった。オズラレ副党首は「我々の党に向けて二重の基準がある。誰であれ、我々が良しとしないアプローチに、我々が沈黙するのを期待しないでほしい。」と述べた。

善良党のオズラレ副党首がインタビューに応えた中で、「本当に共和人民党が話し合いの場をケマル氏の大統領の座を承認させるために設けたのならば、我々は承認の立場ではない。」という言葉が議論を呼んだ。同副党首は、クルチダルオールを大統領候補とするのに反対なのではないと述べた。しかし発言を撤回しなかった。「我々は2月13日に野党のリーダー達が互いに話し合って、国民の意志を反映させることができる大統領候補者を選出することができるだろうか?私はこの方法が十分ではないと考えている。」と述べた。

■「我々が沈黙することを期待するな」

オズラレ副党首は、自分達の党に向けて二重の基準があるとも述べた。「全員が大統領候補者のことを語るのは自由だが、我々が国民の意思により選ぼうと言ったら、興をそぐことになる。我々の党に向けて二重の基準を適応している。誰であれ、我々が良しとしないアプローチに、我々が沈黙するのを期待しないでほしい。」と話した。

■「なぜケマル氏に支援で、イマームオール氏に障壁がある?」

オズラレ副党首に次いで善良党から注目を集めるさらなる反応が起こった。善良党のイイト・カラクシュ副党首は、ソーシャルメディアのアカウントでクルチダルオール氏が候補になりうることに関して論評を行った。「ケマル氏の立候補には公正発展党と民族主義者行動党の支えがあり、イマームオール氏には司法上の障壁がもたらされた理由は何でしょうか?」と表現した。

■善良党で重要な会議

そこで、こうした諸発言が非常に議論される中、人々の注目は再び善良党で行われる複数の候補者検討会議に向けられた。候補者が話し合われる2月13日の野党六党連合の会議[の前に]、善良党のメラル・アクシェネル党首は、2月6日に党の最高幹部会議、2月7~8日に所属国会議員、2月10日に県党代表、次いで2月11日もしくは12日に党執行部メンバーと会合する予定である。アクシェネル党首が党執行部の面々と行う協議の中で、同党組織の立候補者問題に関する総意を汲み取り、執行部メンバーの歓心を買うものと予想される。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:堀越万桜
記事ID:54946