ハルク・レヴェント、援助物資を別のトラックに積み換えているのを見た

2023年02月08日付 Cumhuriyet 紙
市民社会組織AHBAP代表にして歌手であるハルク・レヴェント氏は、人々により被災地に送られた援助物資が現場に届いていないとの主張について発言した。同氏は援助物資を運んできたトラックが現地に達する前に食糧を配っていると説明し、こう述べた。「荷を開けて与え始めた。彼らはハタイに着く前に援助物資をそうして去った。面倒なことに関わりたくないのだ。だから皆さん、手助けしないように、そういう人物たちが食糧や援助物資を送ることにならないように。」

トルコを悲しみに暮れさせている地震に最も影響を受けた地域の一つであるハタイに全く援助物資が届いていないとの主張やニュースがソーシャルメディアで話題となっている。何千人もの人々が被災地域の送られた食糧物資がハタイに届いていないと主張した。

この件に関しレヴェント氏は注目すべき発言を行った。

「ベレンから下る際に一台のトラックを見た。側にもう一台のトラックが近づいた。車の後部には援助隊と書いている。ベレンから数人を呼んでいた。荷を開けて与え始めた。彼らはハタイに着く前に援助物資をそうして去った。面倒なことに関わりたくないのだ。だから皆さん、手助けしないように、そういう人物たちが食糧や援助物資を送ることにならないように。緊急事態対策庁(AFAD)や県庁に相談なしに彼らが援助物資を送ることがないように。」

(注)ハタイ県の港であるイスケンデルンは家屋・病院の倒壊、火災がニュース映像で現地報道されている。ハタイ県の中心アンタキヤ市中心部に入るには、イスケンデルンからベレンという地の峠を登って下らなければならない。アンタキヤ空港は滑走路に亀裂が入り現在使用不能である。その地はもともとアーミック湖が埋め立てられた場所周辺である。


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翻訳者:トルコ語メディア翻訳班
記事ID:54956