イスラエル・メディア、トルコ貿易省が経済関係再開を通知と報じる―トルコ側否定

2024年05月09日付 Cumhuriyet 紙
<b>イスラエルの有力な金融紙グローブスは、トルコ貿易省が国内建設業界の工場に向けて書簡を送り、イスラエルへの輸出再開に一時的な許可が与えられたと通告した」と主張した。

イスラエルの大手経済紙の一つであるグローブスが、トルコとイスラエルの当局者から入手した情報に基づき、トルコ貿易省が国内建設業界の工場に向けて書簡を送り、イスラエルへの輸出再開に一時的な許可が与えられたと通告した、と訴えている。

「これはイスラエル向けの全般的な建設製品輸出許可ではなく、一時的かつ現在イスラエルと協働している工場のみに対する許可である」と同紙は主張し、次のように述べた。

「この進展が、昨日アンカラでトルコ・イスラエル商工会議所関係者とトルコ貿易省関係者の間で開催された会議の結果、明らかになったものだと理解されている。」

会合では、トルコのビジネス関係者がイスラエル向けの包括的な輸出制限に「不満」を抱いている、と述べられている。

同紙は、「イスラエル外務省及び経済産業省は、ここ数日、イスラエルがトルコへの輸入依存を時間はかかっても終わらせるために熱心に取り組んでいる」とも書いた。

また「数日中に、イスラエル・カッツ外務大臣とニル・バルカト経済産業大臣が参加して、イスラエルがギリシャおよびキプロスとの三者貿易会議を開催し、トルコの物的・人的物資提供業者の代わりにギリシャやキプロスの業者との関係強化を目指していると発表できるだろう」と記した。

◾️貿易省は否定

貿易省のある関係者は、トルコがイスラエルへの輸出規制を緩和するとの報道を否定した。

関係者はロイターに対し、そのような試みは「論外」だが、企業は第三国を通じて既存の注文を履行するまでに3ヶ月かかると述べた。


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翻訳者:芝田幸恵
記事ID:57872