2006-10-17  仏に抗議 テズィチ高等教育審議会理事長、レジオンドヌール勲章を返還(Milliyet紙)

エルドアン・テズィチ高等教育審議会理事長は、アルメニア人虐殺否定処罰法案がフランス国民議会で承認されたことに反発を示し、世界で少数の人にしか与えられないレジオンドヌール勲章を返還した。

高等教育審議会が昨日行った発表で、テズィチ理事長が2004年9月17日に授与された勲章をフランスへ返還したことが伝えられた。発表内容は次のとおり。
「アルメニア人虐殺を否定する者たちを処罰することをもりこんだ法案をフランス国民議会が可決したことに抗議として、レジオンドヌール勲章を与えられたトルコで唯一の受賞者であるテズィチ理事長は、フランスで最も高い等級とされているコマンドゥール(3等)を、書簡とともにシラク大統領へ送った。ナポレオン一世の時代に始まり世界でもごく少数の人にしか与えられていないこの勲章は、初めてフランスへ返還されたことになるだろう。」

■フランスの国家政策

テズィチ理事長は、シラク大統領へ送った手紙で次のように述べた。
「親愛なる大統領、政府がこの問題に直接関わらないということについて、大統領は折に触れて述べられています。しかしながら10月初めに行われたアルメニアへの公式訪問で、『トルコ人がアルメニア人虐殺をおこなった』と発言されたことにより、この問題はフランスの国家政策となり、そのことは法的にも明確に確認されました。このことがフランスの国家政策となった状況のなかで、私に授与されたフランスの最も権威ある国家勲章「レジオンドヌール勲章のコマンドール(3等)」をもっていることができません。そのため書簡とともに返還致します。」

URL: http://www.milliyet.com.tr/2006/10/17/siyaset/siy01.html

(翻訳者:小野寺香織)

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