2006-08-19  ラフサンジャーニー、核問題への米の介入を牽制 シャルグ紙

2006年8月19日付シャルグ紙2面

【政治部】ラフサンジャーニー公益判別評議会議長はイラン核開発計画に関し、「レバノンでの砲声が静まった途端に、今度は政治関係者らがイラン核問題について騒ぎ始めた」と述べた。

 アクバル・ハーシェミー=ラフサンジャーニー師は昨日、テヘランの金曜礼拝での説教でこのように述べた上で、「アメリカに学んで欲しいのは、われわれの地域で起きているもう一つの別の騒動に介入することなく、道理をわきまえた者たちに、自らのリズムで問題の解決を委ねることが賢明だということだ。われわれ自らが、交渉を通じてこの地域的・世界的問題を解決させることは十分可能である」と語った。

 ISNAの報道によると、同師はまたレバノン問題に触れ、次のように語った。「地域、イスラーム世界、さらには世界の問題にまで発展したこの問題は、極めて教訓的である。すなわち、スローガンを叫び、表面的なことばを並べるだけでは十分ではなく、熟慮と行動が必要だということだ」。

 同師はさらに「この1ヶ月強の期間で起きた事柄は、さまざまな観点から検討されねばならない」と強調、その上でヒズブッラーと時代を代表する偉人セイエド・ハサン・ナスルッラー個人の力、各方面への配慮と行政手腕、そして堅忍不抜の精神に触れ、次のように述べた。「もちろん、ナスルッラー師個人だけではなく、さまざまな共同体からなる一つの全体〔こそ称賛されるべき〕である。彼らは卓越した人々であり、自分の主張を言い張るような人間ではない」。

 〔中略〕

 ハーシェミー=ラフサンジャーニー師はまた、33日間にわたるヒズブッラーの活動は権利と法、シャリーア、人間性を基本としたものであったとした上で、「33日間の歴史的局面において、ヒズブッラーとレバノンが弱さを示した場面など、何一つなかった。西洋はヒズブッラーに汚名を着せようと努力したが、それも叶わなかった」と続けた。

 公益判別評議会議長はさらに、「今日、西洋はレバノン人たちの間に亀裂を生じさせようとしており、またヒズブッラーの失敗を画策している」と述べた上で、次のように加えた。「もし15億のムスリムが、一人2ドルずつ、レバノン人民に寄付すれば、レバノンはこれまで以上の再生を必ず果たすであろう。破壊された地を繁栄へと導くためのこのような支援は、極めて容易にレバノンに届けることができる。もちろん、世界のムスリムが支援の手を差し伸べなくとも、ちょうどヒズブッラーがレバノン南部を再生させたように、彼らは自らの国を自力で再生させることも十分可能だろう」。 

URL: http://www.sharghnewspaper.com/850528/html/iran.htm

(翻訳者:斎藤正道)

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