2006年07月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【ダマスカス:アイマン・アル=マフディ】
シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、昨日アフマド・アブルゲイト外相をダマスカスのローダ宮に迎えたが、その際エジプト外相は、ホスニー・ムバーラク大統領からのメッセージを口頭で伝えた。
在シリア・エジプト大使館のハーズィム・ハイラト大使は、メッセージはレバノン情勢の進展および停戦のためのエジプトの努力についてのものだと発表した。同大使によればアブルゲイト外相は、エジプト国民のベイルートからダマスカスへの退避とカイロへの帰還のためにシリアが払った尽力について、シリア指導部に対する評価と謝意を表した。
また、外務省報道官のアラー・ハディーディ大使は、昨日外務省が新聞に発表した声明の中で、アブルゲイト外相のダマスカス訪問は、状況の激化と悪化の防止を働きかけるためのエジプトの行動の一環として行われたと指摘しつつ、レバノン危機の導火線を取り除き、戦闘および軍事行為を停止させるため、シリア指導部と共に調整と協議を行うことをエジプトは重視していると強調した。
URL: http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/060731ahram_ao.mht
(翻訳者:岡本亜有子)
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