■ムバーラク大統領、アブルゲイト外相を緊急特使としてベイルートに派遣、困難にあるレバノンへのエジプトの支援を確認
2006年08月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【ベイルート、テルアビブ、ニューヨーク:諸通信社】
エジプト、フランス両国は戦闘の即時停止を要求したが、一方でアメリカは数日内の停戦可能性を口にした。
ムバーラク大統領からレバノン大統領エミール・ラッフードへの書簡を届けたエジプトのアブルゲイト外相は、ラッフード大統領との会見後にベイルートで開かれた記者会見で、その書簡はムバーラク大統領からの支持と支援の表明であり、エジプトが隣人であるレバノン国民の側に立つことを確認する内容であると発表した。
さらにアブルゲイト外相は、エジプトは即時停戦を追求し、その実現のため国連安保理の枠組みの中で活動していると述べ、さらにエジプトは即時停戦だけでなく、国際平和維持軍の拡大もしくは創設をも追求していると指摘した。
アブルゲイト外相はベイルートでレバノン首相フアード・シニョーラ、ヨルダン外相アブドゥルイラーフ・アル=ハティーブ、スペイン外相ミゲル・モラティノスと会談した。モラティノス外相はレバノン到着時に、ヒズブッラーとイスラエルの双方が国連安保理から出されるいかなる停戦決議にも合意することの重要性を強調した。(後略)
URL: http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/060803ahram_fh.mht
(翻訳者:原田史歩)
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