アゴス紙の前に集まった市民がフラント・ディンク氏の遺影の前に色とりどりの花を供えた。
ノーベル賞受賞作家オルハン・パムク氏は昨日、アゴス紙とフラント・ディンク氏のバクルキョイに住む遺族を訪れた。パムク氏はディンク氏の遺族を訪問したあと、次のように述べた:「刑法301条を擁護する者たち、そして同法をまだ生き残らせようしている者たちが、彼の死に責任がある。刑法301条に関する運動を行っている者たち、私の兄弟ディンク氏をトルコの敵と罵る者たち、敵と見なす者たちがまず今回のディンク氏の死に責任がある。それから我々にも責任がある。フラント・ディンク氏は、勇敢で、はっきりとものを言う人で、考えていることを包み隠さない人間だった。しかしこれらの理由ではなく、トルコ政府によって認められなかった考えのために彼は殺された。私はとても辛い。考えを認められない者たちが、彼を殺したのだ」。
URL: http://www.radikal.com.tr/haber.php?haberno=210782
(翻訳者:山本裕一)
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