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2024-04-22 サカルヤ川沿いでスイカの苗植え付け始まる (Cumhuriyet紙)

ビレジッキのスイカで有名なオスマネリ郡で苗が植えられた。      マルマラ地方のスイカ生産の中心地であるビレジッキ県オスマネリ郡では苗を植えた農家は収穫を心待ちにしている。      サカルヤ川の川沿いにあり、名前を川の名前から取った谷状の土地で育てられたオスマネリ・スイカは、7月に収穫が始まる。多くの収穫を望む生産者たちは、土に植えられた苗が霜の影響を受けないように表面にナイロンを敷き広げて対策をする。川から水を得る5000㎡の土地で生産を行う農家たちは、昨年25万トンだった収穫量が増加する 全文をよむ

2024-04-14 バイラム9日間の休暇終わりに、道路状況は? (Hurriyet紙)

9連休のバイラム(ラマザン明け休暇)が今日14日、最終日を迎える。これに伴って行楽客らが帰路についた。トルコ最大の交通要所であるTEM高速道路とD-100号線ボル交差点では、行楽客のUターンラッシュにより昨日夜間は前に進めないほどの渋滞が発生した。      ボル交差点は、今朝以降は車が流れている。これは輸送トラックやトレーラーの通行が禁止され、食品・雑貨の運搬車両のみ通行が許可されていることによる。高速道路を走行する輸送トラックやトレーラーの数が少ないため車の流れはスムーズで、行楽客らには快適 全文をよむ

2024-04-12 2日2晩のゴヤン部族結婚式、5千人参加でご祝儀は200万リラ分の現金と金 (Hurriyet紙)

シュルナク県ウルデレ郡でゴヤン部族の一員であるセミヒ・アルテュルク(24)とジヤン・アルテュルク(22)が結婚した。およそ5千人が参加して2日2晩続いた式では、新郎新婦に200万リラの金と現金が贈られた。       ウルデレ郡に暮らすゴヤン部族の一員であるセミヒとジヤン・アルテュルクは、2日2晩にわたる式を開いて結婚した。地域の伝統衣装に身を包んで式に参加した人々が成した民俗舞踊ハライの列、松明、伝統的な要素は上空からドローンで撮影された。式では、花嫁のジヤンに150万リラ相当の金(約710万 全文をよむ

2024-04-10 バイラムご挨拶の票列、1キロに! (Cumhuriyet紙)

ブルサのジェッラーフ地区の住民たちが、バイラムを祝い合うために一ヶ所に集まって、一キロの行列を作った:その瞬間が空から撮影された。      イネギョル郡に属する人口1万2千人のジェッラーフ地区の住民たちは、宗教上の祭日に集まって一緒に祝い合う。      伝統になったお祝いには、男性と共に女性や子供たちも参加する。      祭日の礼拝ののち、一ヶ所に集まった1000人以上の人々は、並んで互いに祝いあった。      ジェッラーフ地区長であるハサン・アヤルは、祭日を祝い合う伝統が長年続いている 全文をよむ

2024-04-08 ギリシャの島へのアライバルビザの要件明らかに (Cumhuriyet紙)

イズミル広域市が海洋観光を活気づけるためにイズデニズ株式会社の協力により始まったイズミル・レスボス島便でアライバルビザのために実施すべき手続きが明らかになった。ラマザン・バイラムの特別便と5月3日から始まる定期便のためアライバルビザの申請を行う予定の旅行者は、イズデニズ株式会社の販売所で遅くとも5日前から申請する必要がある。      イズミル広域市とイズデニズ株式会社によって始められたイズミル・レスボス島便に、今年、アライバルビザの適用によって関心が増している。旅行中ずっと、旅行者が安全で快適 全文をよむ

2024-03-28 31日の地方選挙の翌日、全学校は休校! (Cumhuriyet紙)

最新情報:教育省は、3月31日の統一地方選挙を理由に4月1日は学校を休校にすると発表した。      教育省に属する教育機関で働く管理者及び教師らは、3月31日の統一地方議会選挙を理由に教育機関が休みとなる2024年4月1日月曜日に月々の授業、ある場合は補習、授業に相当する運営・準備・計画の職務を果たしたものとみなされる。      ◾️教育省は、4月1日の休校に関する公文書を県に送付      文書には、「教育機関は、その本来の機能とは別に、2024年3月31日月曜日に行われる統一地方選挙で有 全文をよむ

2024-03-22 選挙戦中の候補者、机の上の猫を前に・・・ (Hurriyet紙)

アンタルヤで公正発展党のドシェメアルトゥ自治体首長候補のベキル・クヴルム氏が、地区集会で取り組みなどを説明している際に、机の上に現れた猫を前に、「動物の墓地を作ろうと考えている。動物が亡くなっても埋葬する場所を見つけられない。この問題を解消しよう。」と述べた。      3月31日の統一地方選挙を目前にして、候補者の活動は加速している。人々と様々な集会で交流する首長候補は、選出された場合に実施される取り組みに関する情報を提供する。アンタルヤのドシェメアルトゥ区で公正発展党の首長候補、ベキル・クヴ 全文をよむ

2024-03-20 地震予知、イスタンブルの4つのシナリオ (Cumhuriyet紙)

地球物理学上級エンジニアのムスタファ・セルハット・ドゥルムシュ氏は、ヤロヴァ地震が北アナトリア断層線のマルマラ海内にある支線に跳ね返り、イスタンブルに危険をもたらす可能性があると述べた。      ヤロヴァで、今朝9時21分ごろに発生したマグニチュード3.5の地震は、街をパニックに陥れた。トルコ災害緊急事態管理局とカンディルリ気象台によって確認された地震は、震源9.71キロメートルの所で発生した。      イスタンブル・エセンユルト大学土質力学研究試験室長教員兼地球物理学上級エンジニアであるム 全文をよむ

2024-03-19 「ラマザン月にスポーツは禁止だ!」フィットネスクラブに妨害行為―アダナ (Cumhuriyet紙)

アダナのセイハン郡で起こった事件で、ある女性グループがスポーツをしている人々に抗議するためにフィットネスクラブの前にごみを捨てたという。記録された映像がSNSで話題となった。       『アダナ・ニュース・エージェンシー』というインスタグラム・アカウントによってシェアされたニュースによると、ある女性グループが「ラマダン月にスポーツは禁止だ」と言いフィットネスクラブの前にごみを捨てた。       セイハン郡に属するギュルセルパシャ地区でマンションの住人のあるグループが、住宅の下に併設されている 全文をよむ

2024-03-17 第二学期の中間休みはいつ始まる?何日? (Cumhuriyet紙)

3月下旬を迎えるに伴い、数百万もの学生たちは国民教育省によって公表される中間休暇の日程を気にかけている。では、4月の中間休暇はいつ始まるのだろうか。そして何日間に渡り二学期の中間休暇が続くのだろうか。      教育年度内初の中間休暇を11月に経た多くの学生は、年度内2回目となる中間休暇に向けたカウントダウンをしている。二学期の中間休暇はいつ始まり、何日間続くのだろうか。      ◾️二学期の中間休暇はいつ始まる?      国民教育省から2023年から2024年の教育指導年間予定表は学期初め 全文をよむ

2024-03-15 地震から13か月、カフラマンマラシュの今 (Milliyet紙)

カフラマンマラシュ地震から13か月が経ち、市の中心部がドローンで撮影された。      カフラマンマラシュを震源として発生した地震の被害から回復しつつある。政府は家を失った住民のために取り組んできた。その一環で、区画整備・建設地での基礎工事や建物の建設を続ける一方、永続的な住居や職場も急速に増えている。   都市計画プロジェクトの一環で、各地で建設用地が整備される一方、アゼルバイジャン地区でも建設が進んでいる。TOKİ主導の同プロジェクトにおいて、当該地区では掘削、埋め立て、基礎工事が完了した。 全文をよむ

2024-03-08 国際女性デーのデモ対策、タクシム地下鉄閉鎖 (Cumhuriyet紙)

3月8日の国際女性デーのため、イスタンブル県は14:00以降に地下鉄M2イェニカプ-ハジュオスマン線のタクシム駅・シシハーネ駅を閉鎖することを決定した。      3月8日の国際女性デーのため、国内各地で女性たちが広場に集まることが通告されている。      イスタンブルでも、今年も例年通り女性たちがフェミニスト夜の行進のため、19:30にタクシムに集まるよう呼びかけられた。      イスタンブル県は3月8日に際して、地下鉄M2イェニカプ-ハジュオスマン線のタクシム駅・シシハーネ駅の閉鎖を決定 全文をよむ

2024-03-04 今年は松の実が豊作 (Cumhuriyet紙)

「煙の出ない工場」であるコザク高原で人々の顔がほほ笑む。松笠の実り具合は20%から60%に上昇した。      イズミル県ベルガマ郡にあり、トルコの松の実の倉庫として知られるコザク高原では収穫量の増加に向けたプロジェクトは実を結んでいる。松笠の実り具合が20%から60%に上昇した一方、地域住民は来年も収穫量が増えることを望んでいる。      トルコの松の実の収穫量の80%を占めるイズミル県ベルガマ郡にあるコザク高原でここ最近見られた収穫量の減少を止めるため、農業森林省森林総局によって行われた収 全文をよむ

2024-02-22 トルコの誇り、国産軍用機初飛行 (Hurriyet紙)

共和国大統領府防衛産業庁長官のハルク・ギョルギュン博士は、トルコ国内の力で開発した航空機の初飛行映像を共有した。      ギョルギュン博士は、ソーシャルメディアのアカウントで行った投稿で、トルコ国内の力で開発した航空機のフルクシュ、TB2、アクスングル、アクンジュ、クズレルマ、ヒュルジェット、TB3、アンカ3、カーンが飛行した最初の数分間の映像を共有した。ギョルギュン博士は「もう一度空を見ましょう」と投稿した。 全文をよむ

2024-02-22 シヴァスの水がめ、水不足、深刻 (Cumhuriyet紙)

シヴァスの水需要をまかなう9月4日ダムで渇水と降雨量が不十分であることを理由に警鐘が鳴り始めた。      シヴァスの水需要の大部分をまかなう9月4日ダムは去年渇水点に到達し、町では水問題が発生した。解決策としてプサト-オゼンダムと9月4日ダムが結び付けられ、町の水問題が解決されていた。      9月4日ダムでは去年貯水率が上がったが、今年水位は再び下がり始めている。気温が季節の基準よりも高く推移し、降水量が少なかったため、ダムに警鐘が鳴り始めている。      水位が約1キロ後退しダム内に小 全文をよむ

2024-02-16 初等教育で日数増加へ? (Hurriyet紙)

オメル・ファルク・イェルケンジ国民教育副大臣は「新教育課程がスキルの織物を基礎とするだろう。科学も国民の精神的価値も放棄しない。これらを両立する。新教育課程でもこれを目の当たりにすることになる」と語った。イェルケンジ副大臣は、夏休みの短縮、開校日の増加に関わる情報に関しても、「それについてはまだ決まっておらず、現行のまま続く。議論されているのはあくまで見込みの話だ」と語った。      オメル・ファルク・イェルケンジ国民教育副大臣は、イスタンブル・アタシェヒルにあるズベイデ研修機関で開かれた「フ 全文をよむ

2024-02-15 トルコ最高齢者アルズさん、今の願いは「台所!」 (Milliyet紙)

トルコ最高齢の存命人物である117歳のアルズ・スヌルオールさんは、生まれ育ったクルッカレの家にキッチンを建てたいと考えている。娘と一緒に暮らすスヌルオールさんは、「私の家にはキッチンがないので、部屋で料理しています。もしキッチンを作ってくれたら、お茶を淹れるのですが」と語った。      クルッカレ県デリス郡のエルマル村で生まれ育ち、6人の子供を持つ117歳のアルズ・スヌルオールさんは、齢は1世紀を越えた。トルコ最高齢のアルズおばあちゃんは、娘のギュルクズ・スヌルオールさん(51)と暮らしている 全文をよむ

2024-02-11 野良犬対策へ提案 (Hurriyet紙)

イスタンブルを筆頭にトルコ最大の問題のうちの一つである野良犬に対してジェッラフパシャ所在の獣医学部学部長アルパク教授は、人道的な解決方法の提案をした。「イスタンブルで約40万匹の野良犬がいる。私達は300人の学生と共に犬を不妊にしながらこの問題を5年以内に解決できるだろう。」      イスタンブル大学ジェッラフパシャ獣医学部学部長ハサン・アルパク教授は、イスタンブルで約40万匹の野良犬が生活していることが推測でき、あまりにも多くの犬がいるので時々問題の原因となっている述べた。政府がこの問題を真 全文をよむ

2024-02-08 二重国籍者、大学入試に裏の手 (Milliyet紙)

二重国籍を持つ学生たちの中には、大学生になるにあたりトルコ国籍を放棄する者もいる。300万を超える受験生が競う高等教育機関試験(YKS)の代わりに、より参加者が少なく、より問題の少ない外国籍者入学試験を受けている。      数百万人の受験生が大学入学のために受験する、高等教育機関試験(YKS)の申し込みが続いている。二重国籍を持ち試験の合格を難しいとみる受験生たちの中には外国人学生が受験するトルコ外国籍者入学試験(TR-YÖS) を受験する者もいる。この試験を受験するために彼らはトルコ国籍を放 全文をよむ

2024-02-06 地震から1年、追悼 (Hurriyet紙)

一年前の今日、トルコは世紀の災禍に見舞われた。午前4時17分、カブラマンマラシュのパザルジュク郡で午前4時17分にマグニチュード7.7の地震が発生し、その後、午後1時24分にもエルビスタン郡でマグニチュード7.6の地震が発生した。これらの地震により、11県で深刻な建物の倒壊が引き起こされた。      一瞬にして倒壊した何千もの建物の瓦礫の下で5万3537人が亡くなり、10万人以上が負傷した。11県やトルコ全土で執り行われる震災の1周年追悼式で犠牲者への哀悼の意を表する。      ■4380の 全文をよむ

2024-02-05 体重を減らすにも効果的、アジアの漬物キムチ (Cumhuriyet紙)

脂肪を燃焼させることが明らかになったキムチは、夏までに体重を減らしたい人の助けになるだろう。ところで、この漬物とはどんなもので、どのように作られるのか。キムチのレシピ...。      アジア発祥であるこの漬物は脂肪を燃焼させ、体重を減らすにも効果的であることが明らかになった。発表された調査では、毎日キムチを食べることが体重を減らすための努力の助けになる可能性があり、肥満のリスクを減少させるうると示された。もはや、痩せたい人は、[わが国の]伝統的な漬物の代わりに特にこの漬物を選び始めた。では、こ 全文をよむ

2024-02-04 大地震から1年、ハタイの今は (Milliyet紙)

2月6日に発生した大地震からちょうど一年。被災地の傷は癒えても心の痛みは変わらない。CNNトルコ放送局チームは地震発生から1年経った今日も、災害直後と同じように現場に立っている。地震で親族11人を亡くした公正発展党のヒュセイン・ヤイマン議員(ハタイ県選出)は、CNNトルコ放送局特別報道部長のフルヤ・オズチュルク氏に対して、この一年の歩みを語った。      ヤイマン議員の発言は以下の通り。      「我々はいつもこう言ってきた。これは単なる地震ではなく神の黙示(意志)だと。改めて、亡くなられた 全文をよむ

2024-01-28 大雪、3県131村が孤立 (Cumhuriyet紙)

シュルナック、スィイルト、ビンギョルで雪と吹雪のために131の居住地区に交通が確保されていない。      シュルナックでは雪のために県中心部に属する3、郡部ではウルデレ郡で5、ベイトゥシェバップ郡で20の村・枝村への交通がストップしている。      自治体の職員は市の中心部では主要道が使用できるように作業を進めている。      県の特別行政部と国道の職員達は市の中心部外で取り残された道を開通させるために作業を進めている。      一方、降雪量が1メートルを超えたベイトゥシェバップとウルデ 全文をよむ

2024-01-23 村へ降りてきた狼の群れが恐怖に満ちた瞬間をもたらす (Milliyet紙)

ギュムシュハーネのケリキット郡で村の入口まで来た狼の群れが恐怖に満ちた瞬間をもたらした。       今朝早く、ケリキット郡に属するババコナーウ村の入口のクランという場所で9頭の狼が市民によって目撃された。村の住民の一人であるラティフ・ケスキンオール氏によって携帯電話のカメラで狼たちの一瞬一瞬すべての行動が記録された。問題の場所にある農場に目を据えた狼たちを追い払うために、撮影したケスキンオール氏は、友人たちとともに車で狼の群れを追い払おうとした。       しかしながら全く離れていかない狼た 全文をよむ

2024-01-20 初のトルコ人宇宙飛行士、宇宙ステーションに到着 (Cumhuriyet紙)

トルコ人初の宇宙飛行士、アルペル・ゲゼラヴジュ氏を乗せたロケットが(20日)午後1時47分に国際宇宙ステーションにドッキングした。トルコ(国民)はその模様を広場(に設けられた特設の会場)や、アクシオムスペース社の生放送で追った。ゲゼラヴジュ氏は国際宇宙ステーションに入った。ゲゼラヴジュ氏とチームが中に入った後、歓迎式典が催された。      トルコ人初の宇宙飛行士、アルペル・ゲゼラヴジュ氏が乗ったスペースXのロケットは、国際宇宙ステーションにドッキングした。ゲゼラヴジュ氏は宇宙ステーションに入っ 全文をよむ

2024-01-17 高等選挙員会委員長、地震地域での選挙不正を否定 (Cumhuriyet紙)

最新ニュース...高等選挙委員会のアフメト・イェネル委員長は、地震地域に向けての発表を行った。イェネル氏は、「過剰な有権者の登録、重複登録、死亡した有権者、市民権の無い人々の投票といった認識は現実を反映していない。1人の有権者は、9つの情報によって確認されている。」と述べた。      高等選挙員会のアフメト・イェネル委員長は発表を行った。      イェネル委員長は、「地震地域もトルコ全土も、2024年3月31日の選挙に準備が整っている。3月には地震地域に赴き、最新状況の確認を行う。      全文をよむ

2024-01-15 インフルエンザ対処は漬物で (Cumhuriyet紙)

アンカラ県チュブク郡で生産され、「治癒」目的に消費される、登録を受けた漬物への需要は、寒くなりインフルエンザ感染の影響で増加した。      夏に生産される地産製品との証明を受けたチュブク漬物は、秋冬に店頭に並ぶ。チュブク郡の漬物屋で秋に始まる販売は、冬にさらに増加した。客はキュウリ、キャベツ、唐辛子、摘果メロン、混合、インゲン豆の漬物を最も好む。      漬物は1キロあたり60(約291円)から90リラ(約436円)、漬物汁は1リットルあたり25(約121円)から50リラ(約242円)で売ら 全文をよむ

2024-01-13 退役軍人分析「国境警備と敵の侵入対策は別もの」 (Cumhuriyet紙)

退役少将のオスマン・パムクオウル氏が12月に行った発言は、9人の軍人が殉職したことで再び話題に上がった。パムクオウル氏は「国境警備と、テロリストを見つけ無力化することは別の話だ。不正規戦争ではたった一つのやり方がある。(彼らを)探し、見つけ、殲滅する。基地、何の関係がある?」と話していた。      退役少将であるオスマン・パムクオウル氏は、2023年12月28日にファーティフ・アルタイル記者のユーチューブ番組でゲストとして登場し、トルコがイラク北部で実施している「鉤爪と剣」作戦について分析した 全文をよむ

2024-01-01 ハルク・レヴェント、新年をハタイのコンテナハウスで迎える (Cumhuriyet紙)

有名なアーティストでアナトリア市民平和プラットフォーム(AHBAP)の創設者であるハルク・レヴェント氏は、新年をハタイ県アンタキヤにあるコンテナハウス地区に暮らす地震の被災者と祝った。      アーティストでAHBPの創設者レヴェント氏は、昨年2月6日に発生した地震で最も大きな被害を受けたハタイ県アンタキヤのコンテナハウス地区で被災者とともに2024年を迎えた。      被災者とともに歌を歌ったレヴェント氏は、数家族のコンテナハウスを訪問した。      ■SNSで共有      レヴェント 全文をよむ

2023-12-31 風力発電計画に地元住民の反対 (Cumhuriyet紙)

3県にまたがる風力発電所計画を地元市民は望んでいない   ダヴェン・エナジー社は先月、ヤロヴァ県、ブルサ県、コジャエリ県にまたがる風力発電所(RES)計画を環境・都市開発・気候変動省に申請した。          ダヴェン・エナジーの3県包含計画は5億2,000万TLかかると明らかになった。計画が承認されれば、8基の風力発電所のタービンが森林と畑からなる地域に建設される。村民は、イズニック湖湿地帯から2.7キロ離れたこのプロジェクトに反対している。    昨日、ブルサでこのプロジェクトに関する市 全文をよむ

2023-12-31 外国人学生の数が1年で2.5倍に (Cumhuriyet紙)

経済危機によって学生たちの大学中退が増えるなか、外国人学生の数には増加がみられる。       高等教育水準機構のレポートによると、2021年から2022年にかけて大学を中退した学生の数が72万8490人となったなか、大学中退の大多数が大都市で発生していることがわかった。高等教育機構のデータでは、2022-2023年度には、外国籍の学生の数が前年と比較しておおよそ4万人増加し、30万1694人に上った。9月9日大学の執行部が全学部においてトルコ人学生の定員を5%引き下げるとの決定を下した際、クラ 全文をよむ

2023-12-28 ドナウ川で貨物船が触雷 (Cumhuriyet紙)

ドナウ川で貨物船が魚雷と衝突:海上管理局による声明が発表   最新情報:ドナウ川で一隻の貨物船が魚雷と接触したことが判明した。海上管理局による声明では、四名トルコ人船員の健康状態は良好だと明らかにされた。       ウクライナ軍南方司令部は、穀物を運搬する為にドナウ川の港に向かっていたパナマ籍の大型貨物船が、ロシアによって黒海に敷設された魚雷と衝突したと発表した。声明では、魚雷と接触した貨物船は制御不能となり、上部デッキでは火災が発生したと伝えられた。    海上管理局がSNSアカウントで行っ 全文をよむ

2023-12-24 テロ組織ヒズボラの関係者、トルコのイマム・ハティーブ学校で「授業」 (Cumhuriyet紙)

テロ組織ヒズボラに思想的に近いことで知られるイスラム学者・マドラサ連合が教育に手をのばしている。ヒズボラ説教師として知られるメフメト・ベシル・ヴァロル師が、ハタイ県レイハンルのモスクでイマーム・ハティプ学校の生徒らに講義を行っていた。      近年、教育分野で諸教団や宗教団体の活動が増加しているなか、特にÇEDESプロジェクト(トルコ政府による教育プロジェクト:「環境に敏感になり、価値観を守る」)を通して学校での宗教活動も勢いを増している。これに関連して、テロ組織ヒズボラに思想・活動内容が近い 全文をよむ

2023-12-22 タバコの害を語るシンポジウムで「タバコ休憩」 (Cumhuriyet紙)

クルクラレリでタバコの有害性をテーマとするパネルディスカッションの休憩時に参加者がタバコを吸ったことがSNSで話題になっている。      クルクラレリでタバコの有害性について議論するパネルディスカッションで、休憩の際に参加者たちの大半がタバコを吸うために退席した。   禁酒会学問部メンバーのレジェプ・エロル・セゼル教授は、クルクラレリ大学文化センターで開催された喫煙の有害性のシンポジウムプログラムで、トルコと世界での喫煙に対して深刻な措置を講じるべきだと述べた。   セゼル氏は、肺がんのほぼ唯 全文をよむ

2023-12-22 トルコ新月社から地震被害地域へ冬用支援 (Hurriyet紙)

トルコ新月社は支援を必要とする被災者らにトラック60台分の支援物資を手配した。100万2千人の被災者に支援物資が届けられた。支援を必要とする人々へ冬用の衣服と5万4千袋の食料品が届けられた。飲料水を手に入れられるように、8か所の設備が設けられ、3800軒の住宅に浄化装置が設置された一方、1万個のタンクが支給された。被災した女性たちには育児・衛生用品の入ったパックが4万個届けられた。児童には2900個の文房具セットが支援された。寒さ・降雨対策として11万4500個の断熱物資(覆い、シリコン)や、3 全文をよむ

2023-12-12 ガザ出身者の授業料その他、無料に (Cumhuriyet紙)

公正発展党所属のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の署名により官報に掲載された決定より、学生自身またはその家族がパレスチナのガザ地区に居住する修士課程の学生と博士課程の学生の学費を国が賄うこととなった。      官報で発表された大統領令により、2023年~2024年の学事歴における高等教育機関の現行予算に学生課徴金(注)として徴収される割当金・学費の確定に関する大統領令に、臨時条項が追加された。      この決定により、学事歴2023年~2024年の春学期に、学生自身またはその家族がパレス 全文をよむ

2023-12-11 年始の花、ナギイカダの意味は (Cumhuriyet紙)

年始が近づく共に店の台にはナギイカダ(kokina)の花が並べられた。毎年、家を飾るナギイカダの花にはとてもたくさんの意味がある。さて、ナギイカダの花とは何か。年始の花であるナギイカダの意味は何か。ナギイカダの特徴は何か。      年始のシンボルになっているナギイカダの花はほとんどどこでも見られようになった。毎年、家を飾るナギイカダの花にはとても多くの意味がある。さて、ナギイカダの花とは何か。年始のナギイカダの意味は何か。ナギイカダの花の特徴は何か。      ■ナギイカダは何か      原 全文をよむ

2023-12-10 リゼのショッピングモールのクリスマス飾り、騒動 (Hurriyet紙)

ギフトボックスとリボンをコンセプトにライトアップされたリゼ県のショッピングモールの店外装飾が十字架に似ているとして批判と議論の的となっていたが、その部分に修正が加えられた。具体的にはファサード(建物正面の飾り)にふたつめのリボンと、もう一本の水平方向のリボンが追加された。      リゼ県内ムフトゥ地区のショッピングモールで年末年始に向けた装飾作業が始まり、モール正面のガラス面にギフトボックスをかたどったライトアップが設置された。その際、装飾が十字架に似ているという一部ソーシャルメディア投稿をき 全文をよむ

2023-12-04 イマームオール市長、マルマラの地震にコメント (Cumhuriyet紙)

災害緊急時対策局は、マルマラ海でマグニチュード5.1の地震が発生したことを発表した。地震に関して発表を行ったイスタンブル広域市エクレム・イマームオール市長は、「地震で被害に遭われた全ての県にお見舞い申し上げます。」と述べた。      災害緊急時対策局は、マルマラ海でマグニチュード5.1の地震が発生した[と発表した]。地震はイスタンブル県、ブルサ県、テキルダー県を筆頭に多くの県で感じられた。      地震に関する発表を行なったイスタンブル広域市イマームオール市長は、SNSのアカウントで次のよう 全文をよむ

2023-11-27 ヴァン湖、4メートル水位低下 (Cumhuriyet紙)

地球の気候変動と気象条件に関連して水位が下がったヴァン湖のために省内に特別委員会が作られた。交通インフラ省投資総局ムハメド・ケレム・イェーニデミル副局長は、「現在の水位で4メートルに及ぶ低下がある。」と述べた。      トルコ最大の湖で地域の人々によって「海」として名付けられているヴァン湖の湖岸部では地球温暖化が原因で発生した水位の後退が注目を浴びている。      地球の気候変動と気象条件に関連して水位が一定周期で変わるヴァン湖では近年深刻な水の喪失が発生している。      交通インフラ省 全文をよむ

2023-11-15 ハジェテペ大寮で相次ぐ自殺 (Milliyet紙)

ハジェテペ大学ベイテペ学生寮で1人の学生が自室で命を絶った。過去数カ月間でエスキシェヒルとアンカラでも3人の生徒が自殺した。       ハジェテペ大学ベイテペ学生寮Jブロックで1人の学生が自室で命を絶った。       事件後、警察と救急車が呼ばれ、現場検証も行われたことが知らされた。       トルコ医師会(TTB)学生委員会から出された声明では、「仲間が亡くなってから2時間以上経過したにも関わらず、未だ何の発表も行われていない。学長、寮長が直ちに声明を出すことを待っている。この事件 全文をよむ

2023-11-13 専門家の警告、トロピカル・フルーツは地下水を枯渇させる (Cumhuriyet紙)

トルコ自然保護協会科学アドバイザーであるエロル・ケシジ博士は警告した。「トロピカル・フルーツは、地下水を枯渇させる。生産を止めるべきだ。」      地中海地方を筆頭にトルコで近年、セミトロピカルあるいはトロピカル・フルーツの生産が増加している。アンタルヤ県、メルスィン県といった県でバナナを筆頭にアボカド、マンゴー、ドラゴンフルーツ、パッションフルーツといったトロピカル・フルーツの生産が増える中、特に生産の過程で使用される水資源が論争の的となった。約10万トンのバナナの生産が行われている[アンタ 全文をよむ

2023-11-12 サウジ開催ガザ・サミットでイスラエルへの武器禁輸決議 (Cumhuriyet紙)

イスラム協力機構(OIC)とアラブ連盟による共催サミットが開催された。サミットの宣言には、「占領軍やテロリスト入植者がパレスチナ人の殺害に使用する武器の輸出を即時停止するよう各国に求める」と記載された。      サウジアラビアの首都リヤドにおいて、イスラム協力機構(OIC)とアラブ連盟の共催による第8回臨時イスラムサミットが開催された。サミット終了後に発表された共同宣言では、ガザ地区への攻撃を戦争犯罪ととらえるべきことが要求されるとともに、化学兵器禁止機関に対し、イスラエルの化学兵器使用を調査 全文をよむ

2023-11-06 逮捕されたディラン・ポラト、刑務所ではひと月いくら使える (Cumhuriyet紙)

資金洗浄捜査の中で拘留されたポラト夫妻とその仲間たちは、刑務所に収監された。1日で使うお金が合計75万リラ(約395万7750円)であると述べ、贅沢な生活で話題に事欠かないディラン・ポラトが刑務所で使えるお金が明らかになった。他方、ポラト夫妻が子供たちとどのように面会するかも明らかになった。      贅沢な生活、ブランドのアクセサリー、口ずさむ歌と費やすお金の額で話題に事欠かないディラン・ポラトは、刑務所に収監された。      ディラン・ポラトは、夫エンギン・ポラト、彼女の妹であるスラ・ドー 全文をよむ

2023-10-30 アタチュルク博物館邸とペンべ邸、一般開放 (Cumhuriyet紙)

「アタチュルク博物館邸」とイスメト・イノニュ第2代大統領の邸宅である「ペンベ(ピンク色)邸」は、トルコの共和国宣言から100年を祝うため訪問者に開放された。      トルコ共和国の建国100周年を祝う中で、「アタチュルク博物館邸」とイスメト・イノニュ第2代大統領の邸宅である「ペンベ邸」が訪問者に開放された。この二つの歴史的な邸宅は、トルコ共和国宣言から100周年を祝うために訪問者に開放された。      「アタチュルク博物館邸」は聖戦士ムスタファ・ケマル・アタチュルクの私生活を目撃し、数多くの 全文をよむ

2023-10-29 全土で第100回共和国記念日、祝賀 (Hurriyet紙)

トルコ共和国建国100周年がトルコ全土で盛大に祝われている。祝賀イベントには子どもから高齢者まで数百万人が集い、各県でパレードや式典が開催され、空には巨大な国旗がたなびいた。本記事では各地から届いた100周年記念の様子を紹介する。      共和国建国100周年記念行事は、イズミル県庁での祝賀式典で幕を開けた。イズミル県スレイマン・エルバン知事が祝意を読み上げた後、共和国広場で公式祝賀式典が開催された。パレードカーに乗ったエルバン知事、エーゲ海駐屯軍司令官ケマル・イェニ将軍、イズミル広域市のトゥ 全文をよむ

2023-10-27 ボドルムのモスクで雨ごい礼拝 (Cumhuriyet紙)

ムーラ県の世界的に有名な観光地であるボドルムで干ばつ対し金曜礼拝の後に雨ごいの礼拝が行われた。クズルヒサルル・ムスタファ・パシャ・モスクで行われた礼拝は、中央システムを使って半島内にある91のモスクで聞かれた。      世界の重要な観光の中心地のひとつであるところのボドルムで同郡を支えるムムジュラル・ダムとゲイイッキ・ダムで水源が枯れるような水準になり、これが原因で二つのダムは閉鎖された。      都市へ10月の最終週であるにもかかわらず雨が降らない中、半島の特定の場所で断水が生じ始めた。  全文をよむ

2023-10-23 6歳女児児童婚裁判、本日判決 (Cumhuriyet紙)

ヒラヌル財団創設者の一人であるユスフ・ズィヤ・ギュムセルの娘H.K.Cが6歳で強制的に結婚させられ、性的搾取を受けていたことに関する裁判で本日判決が出るとみられている。      ヒラヌル財団創設者の一人であるユスフ・ズィヤ・ギュムシェルの娘H.K.Cが6歳の時に教団メンバーであるカディル・イステクリ(29歳)と「強制的に結婚させられ」、性的搾取を受けていたことに関する裁判の審理がアナトリア第2重犯罪裁判所で行われる。      審理の前に裁判所前で会見が行われた。ここで話した女性の殺人を止める 全文をよむ

2023-10-17 テキン教育相、国語(トルコ語)及第点引き上げを説明 (Cumhuriyet紙)

国民教育省大臣ユスフ・テキン氏は、授業の及第点をトルコ語授業については70点に引き上げることに関して、『私たちの子供たちは、まず母語を、母語の能力を向上させることを要望します。皆さんのことを、皆さん以上によく考えたので、恐らくあなたたちのことを少し不快にさせてしまうかもしれないような決定を取っています。』と述べた。      アンカラで、今年第三回目が開催された『イマーム・ハティプ校優秀事例展と受賞式典』は、指導教育委員会のコンフェランス・サロンで開催された。   受賞式典には、教育省大臣ユスフ 全文をよむ

2023-10-14 イスタンブルでパレスチナ支援デモ、アヤソフィアで祈り (Milliyet紙)

国民の意思プラットフォームの主導で集まった集団はバヤズィト広場からアヤソフィア・モスクまでのパレスチナ支援デモ行進を実現した。      国民の意思プラットフォームの主導でパレスチナ支援デモが実現された。集団はトルコとパレスチナの旗を持って行進し「エルサレムは我々のもの、我々は居続ける、ハマスよ抵抗を続けろ、殺人者イスラエルはパレスチナから出ていけ」とのスローガンを掲げてアヤソフィア・モスクまで行進した。デモ行進はバヤズィト広場から始まり、約1時間半後にアヤソフィア・モスクに到着した。      全文をよむ

2023-10-10 エルドアン大統領、イスラエル・ハマス戦争の仲介に意欲 (Cumhuriyet紙)

アンカラが、イスラエル-ハマス間の戦争を食い止めるために始めた動きが、各国際ニュースメディアと並行し、中国からアメリカまでの、幾つかの国において反響をもたらした。エルドアンの呼びかけを特集ニュースページに掲載したザ・ウォール・ストリート・ジャーナルは、トルコの中東におけるポジションを、一文で要約した。      中東を火の玉へと変えてしまったイスラエル-ハマスの戦争のショックの波は、見込まれていたように地上全体に広がった。戦争の最初の時間から、国際社会のアクターたちはそのポジションを明確化した。 全文をよむ

2023-10-08 裁判所、若年婚に反対鮮明に (Hurriyet紙)

先日、イラク出身の一家は婚約した16歳の娘の結婚へ許可を受けるため裁判所に申請した。裁判所は「配偶者と社会的観点から高い重要性を持つ結婚の、年齢と身体的・精神的成長に留意しつつ、許可を申請された若年者の利益にならない事」を理由に拒否された。      裁判資料によるとアンカラ在住のイラク出身Aewaz一家は16歳の幼い娘をムハンマドHと婚約させた。その後一家は婿候補の家に何度も通っている事が噂話の原因になり、自身の証言で言うところの「好ましくない状況」を終わらせるため娘を婚約者と結婚させるために 全文をよむ

2023-10-07 シリア国境越境攻撃で、少なくとも14テロリストを無力化 (Milliyet紙)

トルコ国防省は「ユーフラテスの盾、オリーブの枝、平和の泉」地域でテロリスト58名を無力化したと報じた。      国防省から朝方行われた発表で「我々はテロリストたちの巣窟を端から破壊している!シリア北部の『ユーフラテスの盾、オリーブの枝、平和の泉』地域でPKK/YPGのテロリストの拠点は夜間、我々の武装車両によって痛烈な打撃を受けた。第一報によれば少なくともテロリスト14名が無力化されたとわかった」と述べられた。      ■テロリスト58名を無力化      同省は無力化したテロリストは58名 全文をよむ

2023-10-05 高校でシェイフの参加の宗教儀式 (Cumhuriyet紙)

メルスィンで、ファティフ科学互助協会が、メルスィン・アナトリア・イマム・ハティプ高校で「ムハンマドの生誕を祝う儀式」を行った。式典に「預言者の子孫」として参加したシェイフは、生徒たちに「神に感謝しなさい」というアドバイスをした後、高級車に乗って去った。      メルスィンのアクデニズにあるメルスィン・アナトリア・イマム・ハティプ高校でファティフ科学互助協会により「ムハンマドの生誕を祝う」式典が行われた。      「預言者の子孫」とも言われるレバノン・セイイトモスクの長であるシェイフ・ジェミル 全文をよむ

2023-10-05 トルコで暮らす外国人、474万人 (Hurriyet紙)

移民局のアティラ・トロス局長は、トルコに474万1115人の外国人がいると発表した。      トルコ大国民議会(TBMM)移民・順応委員会は、公正発展党アンタルヤ選出の国会議員のアタイ・ウスル議長のもとに招集された。移民局のトロス局長は委員会メンバーに対し、不正移民との戦い、トルコにおける移民、順応政策、難民及び彼らの安全で自主的な帰国方法について発表を行った。      トロス局長は、「2023年9月28日現在、我が国に合法的に滞在している外国人は474万1115人いる。その約70%が一時保 全文をよむ

2023-09-29 国産戦闘機、開発すすむ (Yeni Safak紙)

トルコの最重要技術プロジェクトである国産戦闘機カアアン(KAAN)の今年初飛行の準備に向けて、集中的な作業が行われている。トルコ航空宇宙産業株式会社(TUSAŞ)のテメル・コティルCEOは、「KAANは技術的試験の最中である。スケジュールは進行中だ。今年中に、大統領のお言葉通り最初の飛行を実現させる予定だ。射出座席はイギリスから購入している。試験はイギリスで行われている。試験で使用するため、KAANの先端部分を製造して送った。最初の射出座席試験は行われた。2度目のが予定されている」と話した。   全文をよむ

2023-09-29 洪水、雷、水害-イスタンブル (Cumhuriyet紙)

速報・・・気象局が大雨警報を発令して以降、イスタンブルの各地が激しい雷雨の影響を受けている。激しい雨の影響で、イスタンブル県各地で洪水が発生していた。道路が浸水し、移動中だった車が水没した。イスタンブル県のダヴト・ギュル知事は「浸水リスクのある土地の人は早急に避難するように」と警告した。      イスタンブルでは午前中から弱い雨が断続的に降り続けており、いくつかの地域では大雨の影響が増大しており、浸水の原因となっている。      気象局は昨日マルマラ地方に大雨雷警報を発令し、午前中からイスタ 全文をよむ

2023-09-25 学校の食事メニューでは糖質に注意 (Cumhuriyet紙)

学校での食事は子供の体重管理において重要であると述べた栄養学の専門家ディレム・イルキン・コチャン氏は、学校の食事メニューにつき先生たちに責任がかかっていると述べ、「食事メニューが全ての栄養素を十分にバランスのいい形で含んでいること、ピラフ、スパゲッティ、マントゥ、ピザのような炭水化物単品で栄養を満たさないよう注意を払わなければならない。」と話した。      コチャン氏は、青少年は必ず朝食をとる習慣を身につけるべきであると強調し、学校での食事と朝食の習慣について話した。同氏は、「可能ならば朝食は 全文をよむ

2023-09-23 国民教育相、発表「国語(トルコ語)平均点が70点ないと落第」 (Cumhuriyet紙)

ユスフ・テキン国民教育相は、初等教育の規則に関して、詳細を明らかにした。テキン大臣は、国語(トルコ語)平均点が70点ない者は落第すると述べた。      テキン国民教育相は、あるテレビ番組で、初等教育の規則に関して、詳細を明らかにした。      テキン大臣は、試験の合否における新しい基準について述べ、「ある特定の授業では、平均を上回る必要がある。我々の初等教育の規則では、国語は最低で70点を取ることを義務とした。規則についてはまだ公開しておらず、来週公開される。平均点が70点ない者は落第する。 全文をよむ

2023-09-15 10県で覚せい剤大捜査、265人逮捕 (Milliyet紙)

アリ・イェルリカヤ内務大臣は、10県で行われた麻薬捜査により256人の容疑者の逮捕を発表した。      イェルリカヤ大臣は、ソーシャルメディア・アカウントから発表を行った。      「イスタンブル、ディヤルバクル、エスキシェヒル、デニズリ、メルシン、ボル、クルクラレリ、シャンルウルファ、マニサ、ビレチキで行った捜査の中で245人の路上売人を含む計265人の麻薬密売人を逮捕した。      イスタンブル警察麻薬犯罪対策課局の行った捜査で、158キログラムの様々な中身の薬物と12万5千個の麻薬が 全文をよむ

2023-09-13 メッカ巡礼希望者、登録はじまる (Hurriyet紙)

2024年のメッカ巡礼の事前登録が始まった。メッカ巡礼の事前登録はe-devlet(行政手続きシステム)を通じて行うことが出来る。「2024年ハッジ・オーガニゼーション」とハッジの事前登録に関しての詳細な情報については、宗務庁のメッカ巡礼・小巡礼事業総局の公式インターネットページであるwww.hac.gov.tr ウェブサイトのアドレスから、また総局のソーシャルメディアのアカウントから(@hacveumredib)と県-郡のムフティ局からアクセスできる。さて、メッカ巡礼の事前登録は、どのように・ 全文をよむ

2023-09-12 予測されるイスタンブル地震でもっとも危険な15の区は? (Cumhuriyet紙)

イスタンブル地震でもっとも危険な15の区が発表された。これらの区は液状化現象のリスクに照らし合わせて選ばれたものだと強調されている。災害緊急時対策庁の発表によるともっとも危険な区は…      2023年2月6日、トルコで大災害が発生した。カフラマンマルシュを震源として地震が続発し、11県で建物が倒壊した。この地震で何万もの人が命を落とし、街は壊滅状態になった。      地震によって倒壊した建物や被害を受けた建物への対応が速やかに進んでいる。だが一方で、大都市イスタンブルで大地震が発生すること 全文をよむ

2023-09-11 アンタルヤでマンションを購入し同胞に賃貸しするロシア人 (Cumhuriyet紙)

アンタルヤで一人のロシア人が[集合住宅内の]80戸を購入しホテルに変えた。2区画の間に受付を設置したことが明らかになった。      地中海ホテル経営協会カアン·カバロール会長は、最近売られた不動産の数は10万8千に達すると述べた。      ヒューリイェット紙が報じた情報によると、まとまった購入に注意を引き、次のように続けた。      ■ロシア人にのみ賃貸している      「外国人がアンタルヤに来て家を買うことはもちろん素晴らしいことである。これも世界で例のある観光の形である。しかし、売却 全文をよむ

2023-09-08 モスクの説教師のバレーユニフォーム批判へ礼拝者反発 (Cumhuriyet紙)

ゾングルダク・メルケズ・ウル・モスクでの正午の礼拝で、説教師のアリ・コブライ氏がヨーロッパチャンピオンの女子バレーボール代表チームに対して差別的な表現を使い、信徒たちの反発に出くわした。      ゾングルダク・メルケズ・ウル・モスクで正午の礼拝前に説教を行った県の説教師であるアリ・コブライ氏は、ヨーロッパ・チャンピオンである女子バレーボール代表チーム選手らの服装は「宗教的に支障がある」と主張した。ドゥヴァル誌のニュースによると、コブライ説教師の「勝利へ向かう道であっても万事が各自の判断に委ねら 全文をよむ

2023-08-31 YKS(高等教育機関試験)で全国833位の学生、ボアジチ大に不合格-教員不満。訴訟も辞さず (Cumhuriyet紙)

YKS(高等教育機関試験)でトルコ833位の学生がボアジチ大学に入学できなかったことが明らかになった。ジェム・サイ教授は海外からの留学生枠が原因で理不尽なことが行われていると述べ、訴訟を起こそうとしている。      ボアジチ大学コンピューターエンジニアリング学部長のジェム・サイ教授は、コンピューターエンジニアリング学部にYKS(高等教育機関試験)でトルコ833位の学生が入学できなかったことを明らかにした。「イスタンブルで高校に通った人の中には、学部や学科の決定がないがしろにされ、SAT(大学進 全文をよむ

2023-08-26 国防省、防空システムSiper-2の最初の実験成功発表 (Hurriyet紙)

トルコの長距離地対空ミサイル防衛システムの必要を満たすために開発されたSiper Ürün-2システム(訳註:Siper Ürünは「盾の製品」の意)の初発射実験が実施され、成功した。      国防産業庁(SSB)は書面での発表で、Siper計画は同庁によって開始しアセルサン社、ロケトサン社とトルコ科学技術研究機構(TÜBİTAK)内の国防産業研究開発機関(SAGE)との共同で進行しており、その計画の中でSiper Ürün-2システムの初発射実験を実施し、成功した。実験とともに飛行条件下での 全文をよむ

2023-08-24 モスクのトイレに定期券制度導入―リゼ県 (Cumhuriyet紙)

リゼのモスクにある公共トイレに定期登録システムが導入された。登録者は週額30トルコ・リラ、月額120トルコ・リラを支払う。      リゼ県イェニキョイ地区に立地するタスチュオール・モスクで、約38年間公共トイレの管理人として勤務する5人兄弟のうちの一人であるサムスン出身のアブドゥッラー・チェヴリム氏は、彼が窓ガラスに書いた文章により、目にしたものを驚かせた。      チェヴリム氏は、自身や、周辺の中小自営業者の手間を省くために一つの解決策を練り出した。彼は、毎日公共トイレを利用する中小自営業 全文をよむ

2023-08-21 イスタンブルで設けられる最良のオーガニック・パザールは (Cumhuriyet紙)

近年、オーガニック商品への関心の増加によって、ほとんどすべての都市で定期的に設けられるオーガニック・パザール(週市)が注目を浴びている。イスタンブルで設けられるオーガニック・パザールは、最も自然な産品が足元まで届く。そして季節ごとの旬な野菜と果物に辿り着くイスタンブルの最もいいオーガニック・パザールは...。      近年、健康食品を手にすることは皆の話題である。パッキングされた商品を消費する代わりに、買い物をする際に、私たちはもはやほとんど全ての地区で見つけられるエコロジック・パザールを選ぶ 全文をよむ

2023-08-18 ハタイで猛暑、苦難は尽きぬ (Cumhuriyet紙)

地震が深刻な被害をもたらしたハタイで、暑さが記録を更新した。気象総局は、先日ハタイのハッサ郡において50度を計測した。      ハタイ・ボランティア団体のセルベイ・マンスルオール氏は、「倒壊と粉塵と同時に、猛暑が新たな災害となった。湿度も高いため、息を吸うのもかなり大変になっている。水道管も地震の被害を受けた。都市にやってくるタンカーの前には行列ができている。市場は不足している。人々は依然仕事を失っている。お金を払っても水を入手するのは困難だ」と話した。      アンタキヤ環境プラットフォー 全文をよむ

2023-08-17 8月17日のコジャエリ地震から24年、追悼式典開催 (Hurriyet紙)

1999年8月17日に発生した地震で亡くなった人々は地震から24年の時を経て、震源地となったコジャエリのギョルジュク郡にて追悼された。      1999年8月17日に発生した地震から24年が経過し、震源地となったコジャエリのギョルジュク郡で追悼行事が行われた。      追悼行事には、セッダル・ヤブズ・コジャエリ県知事、ヤシン・エルケム・セリム外務副大臣、タヒル・ブユクアクン・コジャエリ広域市市長、笠原謙一在イスタンブル日本総領事、国会議員、NGOの代表者たち、地震で近親者を亡くした人たちが参 全文をよむ

2023-08-17 野党党首クルチダルオール、聖者ハジュ・ベクタシュの追悼式典に出席 (Cumhuriyet紙)

ネヴシェヒルでハジュ・ベクタシュ・ヴェリの追悼式典が昨日始まった。式典に参加した共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダルオール氏はハジュ・ベクタシュ・ヴェリのデルギャフ(修道場)を訪問した。ニルギュンとスッル・ベクタシュ夫妻博物館とギャラリーの開館式を行った。      ハジュ・ベクタシュ・ヴェリの死から752周年を迎え、ネヴシェヒルのハジュ・ベクタシュ郡では様々な催しが開催されている。第34回国際ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ追悼式典と文化芸術イベントプログラムは8月19日土曜日の夜まで続く。  全文をよむ

2023-08-15 大家たちが家賃の中間値上げを要求 (Hurriyet紙)

家賃にもたらされた25%の値上げの制限は、異常な値上げの要求を防ぐには十分ではない。家の持ち主は昨年もそうであったように、今年もまた「中間値上げ」の圧力を始めた。最低賃金に対して、各役人たちに対して、民間部門セクターの労働者たちに対して行われた賃金の改訂の後に、家賃に対しても中間の値上げを要求する人々が増加した。      大家たちは、家賃は市場の条件の下に留まっていると主張をしながら、借り手たちは、多くの場合給料でさえも上回ってしまう家賃のために大きな困難が引き起こされている。      ■法 全文をよむ

2023-08-14 「海辺は市民のもの」運動、アイヴァルクでも (Cumhuriyet紙)

人々はトルコ全土で海辺が有料化されていくのを抗議し続けている。最近では「海辺は市民のもの」運動の呼びかけに耳を傾けたアイヴァルクの人々は、タオルを砂浜に広げて海岸の占領に抗議した。      ダッチャとチェシュメで始まった「海辺は市民のもの」運動は、チェシュメの後にアイヴァルクとギュゼルバフチェでも続いている。      アイヴァルク自然保護事業団体による呼びかけに最終的にアイヴァルク住民がタオルを買って参加した。      ■海辺は市民のもの      「海辺は市民のもの。人々のものとして留ま 全文をよむ

2023-08-13 トルコに熱波、襲来「外を歩かないように」 (Hurriyet紙)

トルコ気象総局は、明日(13日)以降、トルコ全土が熱波の影響を受けると発表。 一部の県では気温が46度まで上昇するとの予想が示されている。CNNトルコ気象予報顧問のオルハン・シェン教授は、各地域ごとの警告をおこないながら、「一部県では記録的な高気温が観測される可能性がある。この熱波は5日間続くだろう」と述べた。 また、トルコ環境都市整備省のオズハセキ大臣も、極端な高気温について国民に注意を促した。週間天気予報は次の通り。      気象総局の発表では、日曜(13日)から高気温の影響が強まる地域と 全文をよむ

2023-08-13 170万の児童生徒が通信教育で学ぶ―高校からの移行が進む (Milliyet紙)

トルコでは初等中等教育課程で1915万5571人が学んでいる。このうち173万8千人、つまり9パーセントは通信教育で学んでいる。教育の段階から見ると中学では17万1943人、高校では156万6255人である。      ◾️170万人が通信教育ー高校からの離脱続く      通信中等教育規定によると13歳以上の子供が通信教育受けることができる。つまり中学校以上の年齢だ。高校についてはこうした制限はない。このため、近年では11年生と12年生(注:日本で言えば高校2、3年生)が、大学入試によりよく備 全文をよむ

2023-08-11 隣地の基礎工事で7階建てビル傾く―イスタンブル (Milliyet紙)

イスタンブル・キュチュクチェキメジェで、ビル建設の基礎掘削工事現場の端にある7階建てのビルが傾いていることがわかった。      イスタンブル・キュチュクチェキメジェで、ビル建設の基礎掘削工事現場の端にある7階建てのビルが傾いていることがわかった。32室ある同ビルでは念のため避難が行われた。      カナルヤ地区で12時30分頃、基礎掘削工事現場の端にある7階建てのビルが傾いていることがわかった。ビルの住民が退避する際には、現場に消防隊と市区のチームが派遣された。キュチュクチェキメジェ区チーム 全文をよむ

2023-08-10 これがトルコの光景とは!マドラサ教育からイスラム法国家へ・・ (Cumhuriyet紙)

マドラサ教育を与えることは憲法違反であるにもかかわらずトルコ各地で保守勢力による教育が与えられ続けている。公的立場のものは、傍観している…。      ディヤルバクルに本部を置く「学者とマドラサ連合」は南東アナトリア地方・東アナトリア地方の多くの県でマドラサを開校し、マドラサ教育を続けている。      特に若い男女たちに向けた「イジャーザ学者育成」と名付けたプログラムに数十人の若者が参加する中、トルコ共和国憲法に反するマドラサに関し何ら制裁も課されていないことは注目を呼ぶ…。      選挙で 全文をよむ

2023-08-09 2か月間にイスタンブルから17258人の不法移民、国外追放 (Hurriyet紙)

アリ・イェルリカヤ内務大臣は直近の2ヶ月間で移民の不法入国に対する一斉捜査の中で、372人ものプロモーターが逮捕されたことと1万7258人の不法移民が国外追放されたことを明らかにした。      イェルリカヤ内務大臣は自身のSNSのアカウントより「過去60日間において不法移民組織に対する2548の作戦を実行しました。この作戦において1385人のプロモーターが拘束された。このうち372人が逮捕された。172人については司法監視決定がなされました。他のプロモーターの手続きについては現在も続いている。 全文をよむ

2023-08-07 イスタンブルのエセンユルトで一日過ごしてみたら (Cumhuriyet紙)

創設期には社会的な自治体の在り方と組織的な産業地区とによって連想されたイスタンブル県エセンユルト区は、現在では、暴力、麻薬、強盗といった犯罪多発地域の一つとなった。区で目に飛び込んだ最初のものは、厳しい警察の取り締まりである。      イスタンブル県エセンユルト区は、近年増加する暴力事件によって話題になっている。麻薬取引、殺人、女性への暴力、不法移民と地元住民の間の緊張状態といった理由で多くの刑事事件が発生している。我が国で最も大きい区の一つであるエセンユルト区は、犯罪の象徴となっている状態で 全文をよむ

2023-08-06 「新ハタイ」はどのようになるのか?県知事に聞く (Hurriyet紙)

ハタイ県ムスタファ・マサトル知事は、瓦礫撤去作業が進む市内の最新の状況をCNNトルコ放送局のフルヤ・オズテュルク報道部長に明らかにした。      世紀の大災害とも言われる2月6日のカフラマンマラシュ地震で最大の被害を受けたのはハタイ県中心部アンタキヤだった。ハタイ県のムスタファ・マサトル知事は、瓦礫撤去作業が続く同市の復興についてCNNトルコのフルヤ・オズテュルク報道部長に明らかにした。      ハタイ県ムスタファ・マサトル知事がフルヤ・オズテュルク局長に語った内容は次の通り。      2 全文をよむ

2023-08-04 宗務庁発表の恒例のあきれたフトバ「金曜礼拝に合わせて仕事を」 (Cumhuriyet紙)

宗務庁は高水準の予算を理由に議論の的になっている中で、宗教的実践を生活のあらゆる分野に広げ続けている。最近行われた金曜日のフトバの表現が注目を集めた。      宗務庁による反発を招く施策が勢いを失うことなく続いている。最近宗務庁の宗教サービス総局長が今日公布した金曜日のフトバで金曜日の礼拝に合わせて仕事をする必要があると述べられた。問題の発言は政教分離の国で社会的な生活が宗教の法則によって決定されることは承認出来ないと批判された。      フトバで「労働者たちと学生たちが最も重要な戒律である 全文をよむ

2023-07-31 ハタイで土地収用化に抗う村民に軍警察出動 (Cumhuriyet紙)

ハタイ県ディクメジェ村で緊急収用化という方法で土地を接収された村民たちの抵抗は続いている。今日は村民たちの土地に暴動鎮圧車(TOMA)を伴って軍警察が出動した。村民たちは、「私たちは収用に反対ではない。しかし、私たちの土地でやらないでほしい。」と述べた。      カフラマンマラシュ県を震源とした地震後、ハタイ県で緊急収用化の範疇に含まれ、集合住宅局による住宅建設が計画されているハタイ県アンタキヤ郡ディクメジェ村では村民たちの抵抗が続いている。      一昨日、村民が地券登記している農地に軍警 全文をよむ

2023-07-30 イスタンブル、猛暑ふたたび (Cumhuriyet紙)

トルコは、夏の最も暑い期間である「酷暑の日々」の影響を受けるだろう。ヒュセイン・トロス教授は、「再び異常な暑さにさらされるだろう。湿気に応じて感じられる暑さはさらに強くなる。イスタンブル住民は「酷暑の日々」の暑さの中で湿気に息が詰まりそうになるだろう。」と述べた。      トルコは水曜日以降、砂漠熱波、地獄熱波、アフリカ熱波と名付けられている、夏の最も暑い期間になる「酷暑の日々」の影響を受けるだろう。夏の季節の、最も暑く息苦しい期間を説明するために使われる「酷暑の日々」は、毎年7月末から8月初 全文をよむ

2023-07-30 国防省、兵役延長のうわさを否定 (Hurriyet紙)

トルコ国防省は、兵役期間が延長されるという噂に対して、「兵役期間を延長することは検討していない」と発表した。      ここ最近、世間やインターネットのニュースサイト等で、兵役期間延長に関するさまざまな意見がみられる。今回、それらのうわさ話が直接否定された。国防省の発表では、現状、国防省では兵役期間を延長することは検討されていないということが明らかになった。 全文をよむ

2023-07-27 登録避難民の数は、488万人 (Cumhuriyet紙)

アリ・イェルリカヤ内務大臣はトルコにおける移民登録者数は488万8千286人であったと明らかにした。イェルリカヤ大臣はここ2ヶ月で3万5千700人の不法移民を逮捕したことも発表した。移民局が発表した最新のデータによれば、国内の外国人数は499万663人であった。      難民の最大受け入れ国であるトルコにおける移民登録者数が明らかにされ、またこの2ヶ月間に送還された不法移民の数が公表された。      アリ・イェルリカヤ内務大臣は、生放送で最新の状況に関するデータを公開した。      アリ・ 全文をよむ

2023-07-26 イスタンブル、41.7度!記録的猛暑!! (Hurriyet紙)

イスタンブルは今日、史上最も暑い日のひとつに見舞われている。専門家たちは、「必要な時以外は外出しないように」という警告を行った。気温は大都市で記録的な高さに達した。観測された気温は、シレで43.4度、チェクメキョイで41.7度、エユプスルタンで40.4度であった。暑さにうんざりし、海辺へ涼みに来たギョクハン・アルトゥクオールさんは、「とても暑い。家で暑さに参ってしまった。とても暑く、エアコンではもはや不十分だ。」と述べた。      気象総局の公式ホームページのデータによると、14時50分にイス 全文をよむ

2023-07-25 近づく大学選択、「大学生にやさしい町」はどこ? (Cumhuriyet紙)

大学調査研究所(ÜNİAR)が毎年公表している「大学生にやさしい町」調査の結果が判明した。大学生の満足度が最も高い町にはエスキシェヒルが選ばれた。      大学調査研究所が公表する「大学生にやさしい町」の調査結果が明らかになった。その結果、エスキシェヒルが大学生の満足度が最も高い町に選ばれた。      この調査は、大学調査研究所の創設者であるエンギン・カラダー教授とジェミル・ユジェル教授によって実施され、81の県に所在する公立大学126校、私立大学74校の計200の大学に在籍する4万7761 全文をよむ

2023-07-20 イスタンブル県庁、各区に野良犬捕獲命令 (Hurriyet紙)

イスタンブール県庁は39郡にいる野良犬の捕獲を命じた。これによると、捕獲された野良犬は去勢・避妊手術や治療を行った後、捕獲された場所に再び戻される。      イスタンブール県庁は、発表の中で、「2023年7月4日にイスタンブール広域市、39郡の知事、39の区自治体、農業郡事務所に宛てた書類の中で5199号の『動物保護法』が適切に実施されるよう関係機関に要請を行った。同法律では、野良の動物を居住場所で捕獲し、リハビリセンターに連れて行き、去勢・不妊手術と治療を行い、治療後はしばらく保護観察し、健 全文をよむ

2023-07-19 民族主義左派政党、イズミルで反移民集会 (Hurriyet紙)

人民解放党(HKP)はイズミルで政府の移民政策に抗議した。HKPの副書記長であるタジェッティン・チョラク氏は「私たちの国を占領した中世主義的な侵略者たちの全ては、西側の国々または自国に向かっていくだろう」と述べた。      人民解放党の党員たちは、イズミルのカルシュヤカで公正発展党政権の移民政策に抗議を示した。人民解放党の党員は「私たちの国を占領した中世主義的な侵略者たちの全ては、西側の国々または自国に向かっていくだろう」と書かれた横断幕を掲げた。アタテュルクのウールの帽子をかぶった肖像画が掲 全文をよむ

2023-07-16 地下組織のペケルが言及のボドルム・パラマウントホテルの増築、承認 (Cumhuriyet紙)

環境省は、組織犯罪集団の首領セダト・ペケルが言及したことで話題となったパラマウントホテルの2万6000平方メートルの増築を承認した。      ボドルムのトルバ地区に位置し、パラマウントホテルとして知られている、現名称「ビープレミアム」というホテルの増築申請が承認された。      ビルギュン紙のアイジャン・カラダー氏の報道によれば、Unico保険という会社がホテル増築のため2020年に環境都市気候変動省に環境アセスメント(EIA)の申請をしたが、同省からの認可を得られなかった。      同社 全文をよむ

2023-07-15 アヤソフィアで7月15日テロの犠牲者追悼礼拝 (Hurriyet紙)

7月15日クーデタから7年が経ち、犠牲者追悼のためにアヤソフィア・モスクで聖典コーランが読み上げられ、読了の祈りが252回捧げられた。      7月15日クーデタから7年が経ち、犠牲者252人のためにアヤソフィア・モスクで追悼式典が執り行われた。式典では犠牲者たちのために聖典コーランが読まれ、祈りが捧げられた。犠牲者252人のために252回のコーラン読了の祈りが行われ、その祈りはイスタンブル県のムフティ、サフィ・アルパグシュ氏が読み上げた。式典にはイスタンブルのダヴト・ギュル県知事、イスタンブ 全文をよむ

2023-07-15 保守的政策、さらに―サムスン県で公の場で飲酒禁止 (Cumhuriyet紙)

国民教育相による「男女共学」についての発言の波紋が広がる中、サムスン県では、知事の決定により、公の場で飲酒が禁止となった。      現政権の保守的発言および政策が物議をかもす一方で、サムスン県で飲酒が禁止されたと報じられた。サムスン県知事ジュルキフ・ダールが決定に署名したことで、公の場で飲酒が禁止となった。      samsunhaber.comが報じたところによると、決定に従わない人は処罰される。      決定の内容:      「海岸、砂浜、遊泳場、歩道、自転車専用道路では、これとは逆 全文をよむ

2023-07-13 ボアジチ大当局、判決に従わず (Cumhuriyet紙)

裁判所の判決に伴い大学理事会のメンバーに復帰したタネル・ビルジチ博士を理事会から遠ざけるためボアジチ大学学長本部が見つけた新たな方法は、「停職させる」ことだった。      産業工学学科のタネル・ビルジチ博士は、大学教員評議会の決定によりボアジチ大学大学理事会の席を失ったことに対し訴訟を起こし勝利したが、今度は大学当局の妨害に直面した。裁判所の決定で理事会のメンバーに復帰したビルジチ博士について、今度は3ヶ月の停職が決定された。      停職の決定の理由として、約15ヶ月前の理事会に関し新たに 全文をよむ

2023-07-13 政権に近いメンズィル教団長の葬儀、大規模集会のよう (Cumhuriyet紙)

政府の支援を受けて国のほぼ全ての組織に配置されたメンズィル教団の「シェイフ」であるアブドゥルバキ・エロル師の葬儀がアドゥヤマン県カフタ郡で行われた。遺体の到着時には約15キロの車列ができ、葬儀にはオスマン・ヴァロル県知事、スレイマン・クルンチ市長、大統一党ムスタファ・デステジ党首も参列した。       メンズィル教団の「シェイフ」であるアブドゥルバキ・エロル師が、昨日正午ごろ、イスタンブルの私立病院にて多臓器不全のため亡くなった。       遺体は陸路でアドゥヤマン県カフタ郡にあるメン 全文をよむ

2023-07-09 ギリシャ新政府、対トルコ軟化の兆候 (Cumhuriyet紙)

ゲオルギオス・ゲラペトリティス・ギリシャ外相は、トルコとの不和解決を先延ばしにすることは両国の利益にはならないとし、ギリシャ新政権は今後トルコとの対話や協力を強化していきたいと述べた。      新政権のプログラムが討議された議会で、ゲラペトリティス外相は、自国の外交政策の優先事項について説明した。      ゲラペトリティス外相は、「国際法を尊重し、協力と対話に真摯に取り組む姿勢は、トルコとの関係における我々の羅針盤であり続ける」と述べた。      ゲラペトリティス外相は、ギリシャはトルコと 全文をよむ

2023-07-09 地震後の建物取り壊しで、351人逮捕-法相、発表 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュを震源地とするマグニチュード7.7の地震で被害を受けた都市のひとつアドゥヤマンで災害関連調整会議に出席したユルマズ・トゥンチ法務大臣が、記者会見をおこなった。      トゥンチ大臣は、地震調査では証拠を収集しておくことが大事だとし、これに関連して現地で多数の検察官・専門家が任務にあたっていると説明。また、「これまでに1757人の容疑者が起訴され、そのうち351人が逮捕された。 642人について司法的再調査のかたちで捜査が続いている。」と話した。      ■新型コロナウイルス 全文をよむ

2023-07-09 洪水の泥、通行停止の原因に―シヴァス‐エルズィンジャン間 (Milliyet紙)

昼頃に、エルズィンジャン県で大雨が発生した後、シヴァス‐エルズィンジャン間の国道の25〜35キロ圏内のいくつかの地点で洪水が運搬した泥のために通行が閉鎖された。      エルズィンジャン県では気象局から大雨警報が発表されており、雨は昼頃より降り始めた。短時間で猛威を振るった大雨によりシヴァス‐エルズィンジャン間国道25キロ地点のトンネルと35キロ地点のサカルトゥタン道の斜面までの3つの地点で洪水が発生した。       洪水の運搬した泥のために国道の通行は閉鎖された。国道の作業員は道の清掃活動 全文をよむ

2023-07-05 なお残る危険なビル―カフラマンマラシュ (Milliyet紙)

カフラマンマラシュで2月6日に発生した地震の後、大きな被害を受け、後ろに傾いたマンションが一刻も早く管理された中で取り壊されることが望まれた。      地震の震源地であるカフラマンマラシュで、重大な被害のある建物の取り壊しが速やかに継続されているなか、一部の建物の状態が関心を集めている。オニキシュバット市のドゥムルプナル地区にあり、見る者の関心を引く5階建ての建物は、地震で後ろに傾いた。当のチャヴシュオウル・マンションは、緊急に取り壊されるべき、重大な損害があると指定され、恐怖を誘う危険な姿が 全文をよむ

2023-07-03 マスクを外すと、コスメ予算倍増 (Cumhuriyet紙)

コロナウィルス感染が始まった2020年にマスクとソーシャルディスタンスのルールが原因で使用が減った香水、口紅、ファンデーション、チークといった商品の輸入が1億9300万ドルに落ち込んだ一方、マスクの使用がほとんど終わった2022年には感染拡大前の数字を超えて4億940万ドルまで上昇した。      トルコでコロナウィルス感染が原因で2020年に43%減少し1億9300万ドルまで落ち込んだ化粧品輸入は、マスクの使用がほとんど終わった2022年以降感染期の約2倍に上昇した。      トルコ統計局の 全文をよむ

2023-07-02 テキルダー県シャルキョイ、バイラム休暇で人口10倍 (Hurriyet紙)

テルキダー県の観光地であるシャルキョイ郡は、クルバンバイラム休暇で大勢の旅行客に直面した。ハカン・クルンチュカヤ郡長は、約3万5千人である人口が休暇期間には10倍に上ると述べた。      クルバンバイラムの9日間の休暇にテキルダーのマルマラ海沿岸の観光地であるシャルキョイ郡へ、旅行客が押し寄せた。ホテルやホステルが満室になった郡では、泊まる場所や貸し部屋を見つけられない人々は、海岸に自らテントを設けたり、車の中で夜を過ごした。シャルキョイ郡のハカク・クルンチュカヤ郡長は、約3万5千人である郡の 全文をよむ

2023-07-01 9日間のバイラム休暇、Uターンラッシュはじまる (Hurriyet紙)

9日間のバイラム休暇の終わりを前に、Uターンラッシュが始まった。マルマリス郡及びダッチャ郡には、6月23日金曜日以降、一日平均で1万8千台の車両が入ったが、車で来た旅行客の多くは、大都会から訪れた人々だ。中心部及び郡境では渋滞が起き、帰途に向かおうとする旅行客によるUターンラッシュが始まった。アナトリア高速道路のボル経由イスタンブル方面では、小規模の渋滞が発生したが、交通に影響はなかった。       9日間のバイラム休暇とともに過ぎた今週は、金曜日以降ムーラ県マルマリス郡に12万台の車両が入り 全文をよむ

2023-06-28 犠牲祭はじまる、空き地が屠殺場に―イスタンブル (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのエセンユルト郡で大勢の人たちが禁止にもかかわらず、屠殺場外の空き地で犠牲獣を処理した。      禁止にもかかわらず、エセンユルト郡の多くの場所、空き地、道端にて違法に屠殺が行われた。屠殺の間、幼い子供達が見ていたことが注目を引いた。      空き地で犠牲獣を屠殺した住民の一人であるイリヤス・アドゥヤマンさんは、「駐車場、洗車場といった多くの場所で多くの人に聞いたが、誰も場所を提供してくれなかった。場所がなかったため仕方なく自分たちで解決した。ここも例年同様に掃除し、ごみ類を捨て 全文をよむ

2023-06-27 近づくバイラム―イスタンブルの高層住宅の間で、羊放牧 (Cumhuriyet紙)

アヴジュラル郡の高層住宅の間、高速道路と線路のすぐそばで放牧されている犠牲獣が話題を呼んでいる。動物を放牧しているヤクプ・バシュさんは、「ここはイスタンブルの中央に位置する高原だ。ここにはサムスン県アラチャム郡の高原と似た雰囲気がある。」と言った。      犠牲獣を育てるヤクプ・バシュさんは、イスタンブル・アブジュラル郡のイェシルケントとタフタカレ地区の間で動物を放牧している。      バシュさんは、大型家畜を主に畜舎で飼育し、小型の犠牲獣は屋外の地で放牧する。羊、ヤギ、子羊が、ウスパルタク 全文をよむ

2023-06-26 外貨上昇で薬局に薬なし (Cumhuriyet紙)

上昇する外貨が原因で薬局に薬がない状態になった。病人は、薬局から薬局を回って薬を見つけようと努めている。薬局は、「輸入品が来ない。目薬さえ見つからなくなった。」と述べた。      トルコで最近発生している薬危機は、日に日に広がっている。この問題を軽減するという名目で2月に行われる予定だった価格調整を早めに行ったとしても、薬局の多くは薬を見つけられない状態である。病人は薬を2つ以上の薬局を回り見つけようと努めている。      目薬から抗生物質、抗がん剤から鎮痛剤まで発生している薬不足問題は、国 全文をよむ

2023-06-25 有力部族長の息子の結婚式、祝いの金と現金の山 (Milliyet紙)

ヴァン県のエルトシ族に属する実業家ネヴザト・ドゥルマズ氏の息子、アデム・ドゥルマズさんとソズダル・ヤウゼルさんが結婚した。近年で最もご祝儀が贈られた結婚式で、贈呈式は5時間も続いた。       ヴァンの最大部族のうちのエルトシ族に属する実業家ネヴザト・ドゥルマズ氏は、息子のアデム・ドゥルマズさんと、同じ部族に属する実業家タラート・ヤウゼル氏の娘ソズダル・ヤウゼルさんとの結婚をまとめた。       郡の中心部で行われたガーデンウエディングには、イラン、イラク、スイス、オランダ、ドイツ、そして 全文をよむ

2023-06-25 高校入試、地震被害者に優遇措置-エルドアン大統領、発表 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ソーシャルメディアへの投稿で、LGS(高校進学制度)の学校選択において、地震被災地の生徒を対象にした救済措置についての朗報を伝えた。エルドアン大統領は、「トルコ全国の試験実施校の各学級に2名の追加受け入れ枠を設ける。」と述べた。      エルドアン大統領は、自身のツイッターアカウントで声明を出し、6月23日に発表された高校進学制度(LGS)の結果が、生徒一人ひとりに祝福をもたらすことを祈りつつ、次のように述べた。「7月3日月曜日から始まる学校選択プロセス 全文をよむ

2023-06-22 近づく犠牲祭、「偽団体」に注意! (Hurriyet紙)

トルコ種付け用羊・ヤギ飼育者中央組合(TÜDKİYEB)のニハト・チェリク代表は、犠牲獣の寄付を集めるという名目で偽団体が設立されていると指摘し、「宗教的義務を果たすために金を貯め犠牲獣を捧げる人々の努力を誰にも盗ませない」と述べた。      チェリク代表は、ギョルバシュ犠牲獣販売・屠殺センターで犠牲祭に関して声明を発表した。チェリク氏は祝日に350万頭近くの犠牲獣が屠られることになると述べた。同氏は犠牲獣用の寄付を集めるという名目で偽団体が設立されていると話し、「宗教義務を果たすために金を貯 全文をよむ

2023-06-21 交通事故死の8歳男児から5人の子供に臓器移植 (Hurriyet紙)

ブルサで、交通事故により搬送先の病院で脳死と診断されたR.M.D君(8) の臓器が提供され、腎臓と肝臓が3人の子供の命を救い、角膜は2人の子供の光となった。      ブルサで6月17日に発生した交通事故に巻き込まれ、特別高等教育研究病院に搬送されたR.M.D君は、脳死と診断された。R.M.D君の遺族は、彼の臓器を提供する決断をした。これにより、R.M.D君の肝臓、2つの腎臓そして角膜が、手術により摘出された。彼の腎臓は、ブルサのウルダー大学病院で移植希望登録中の13歳と14歳の女の子に移植され 全文をよむ

2023-06-19 家主に家財を通りに捨られ、追い出された (Cumhuriyet紙)

ガズィアンテップ県で暮らしている4人家族は、借主になっている家で家主によって家財道具を通りに捨てられ、家は別の人に貸し出されたと述べた。      ガズィアンテップ県第75番地区で暮らしているオズゲ・チルさんは、借りている家から家主によって通告なしに家財道具が通りに捨てられたと主張した。チルさんは、2人の子供と一緒に家を探しているが、見つからないと述べた。家主が家賃を95%値上げしたと述べたチルさんは、これを受け入れたにもかかわらず、家主は言い訳をして彼らに家を空けるよう望んだと述べた。     全文をよむ

2023-06-16 地震被害のオスマニエの小学校で13万6千人に通信簿 (Milliyet紙)

カフラマンマラシュを震源とする地震の影響のあった県のうちオスマニエで、2022-2023年の教育年の最後に13万6千人の生徒が通信簿に熱狂した。      オスマニエ県国民教育局によってヤヴズ・セリム小学校で通信簿の授与式が行われた。式に加わったエルディンチ・ユルマズ県知事は、生徒たちと共に通信簿を喜んだ。ユルマズ県知事、メフメト・フルスィ・アックシュ副市長、アイドゥン・アルバク国民教育局長は教室を訪れ生徒たちの通信簿を配った。      エルディンチ・ユルマズ県知事は、オスマニエで13万6千人 全文をよむ

2023-06-15 県の数を100に増やすAKP案、候補はこれ (Hurriyet紙)

民族主義者行動党(MHP)のデヴレ・バハチェリ党首がグループ会議のスピーチで言及した19の新県と27の新郡の提案に、公正発展党が前向きな姿勢を示したことがわかった。CNN TÜRKのギュルシェン・ジョシュクン編集長が生放送で舞台裏を伝えた。エルドアン大統領とバチェリ議長が二者間会談でこの問題を議題にすれば、民主同盟はこの問題を議題に据えることができると評価された。      CNN TÜRKのジョシュクン編集長は生放送で裏情報を提供した。MHPのバハチェリ党首は以前に共和国100周年を機に「10 全文をよむ

2023-06-06 欧州人権裁判所、セラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセックダー氏への権利侵害を認定 (Cumhuriyet紙)

人民の民主主義党(HDP)の元共同党首のセラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセックダー氏が、彼らの勾留に異議を唱えるため有効な支援が得られなかったとして申請を行い、これを判断した欧州人権裁判所は、トルコが欧州人権条約に違反していると判決を下した。      元HDPの共同党首セラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセックダー氏の申請を判断した欧州人権裁判所(AİHM)は、トルコが欧州人権条約の第5条、4項に違反しているとした。      AİHMの発表では、ユクセックダー氏及びデ 全文をよむ

2023-06-06 地震から122日、瓦礫の下から女性の遺体発見 (Hurriyet紙)

2月6日の地震から122日目のアドゥヤマンで、ある建物の瓦礫の撤去作業を行っている際に女性の遺体が発見された。      2月6日の地震で、大きな損傷を受けたアドゥヤマンのトゥルグト・レイス地区の旧知事府   交差点の近くにある建物の瓦礫の撤去作業のための作業が開始された。      行われた作業では地震から122日目に建物の地下の一角で20歳と推測されるある女性の遺体が発見された。      ショベルカー作戦によって発見された遺体に関連しての通告は、警察にも知らされた。   警察隊は、事件の場 全文をよむ

2023-06-02 TOKI、アダナで震災被害者向け住宅、建設中 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュを震源とする地震で建物が倒壊したアダナでは、TOKI(集合住宅局)が始めた定住プロジェクトの中で3200の家族に提供される581棟の住宅の建設が開始された。アダナ県のスレイマン・エルバン知事は「住宅は12月に引き渡し予定だが、それよりも早く提供可能だ」と述べた。      世紀の大災害となったカフラマンマラシュを震源とするマグニチュード7.7、7.4の地震でアダナでは建物が倒壊し、数多くの建物が重大な被害を受けた。TOKIは定住向けにアダナ県チュクロヴァ郡シャンバヤドゥ地区に5 全文をよむ

2023-05-19 決戦投票で、結婚式延期 (Milliyet紙)

大統領選挙決戦投票によって結婚準備を行う人々が全計画を変更している。5月27日、28日に結婚式を予定していた人々は延期手続きを急いだ。      イスタンブル会議場・結婚式場業務機構(=ISTDO)のアデム・ソンメズ代表は「彼らに影響しないように、できる限りの解決策を見つけた。私たちの礼儀として、新郎新婦は前々から招待状を印刷していた、決戦投票が決まってから再印刷を行った。」と述べた。      5月28日日曜日に結婚する予定だった新郎新婦は挙式サービス会社と相談しながら、結婚式日程を延期した。 全文をよむ

2023-05-18 災害住宅建築急ピッチ-屋根がかかった! (Milliyet紙)

11県に影響を及ぼした地震災害の後、災害住宅の建設が急速に始まった。ムラト・クルム環境・都市計画・気候変動大臣は、ガズィアンテプ県イスラヒエ地区における災害住宅建設の最新状況をソーシャルメディアで伝えた。      環境・都市計画・気候変動省は、「世紀の災害」とされた2月6日の地震が最も大きかった中心地の一つであるガズィアンテプ県イスラヒエ地区で建設が完成しつつある災害住宅をビデオで発表した。      ビデオでは、「台頭するアナトリア」ビジョンの軸に沿って都市が災害に対して耐性を持つようになっ 全文をよむ

2023-05-12 新月社クヌク会長、辞任 (Hurriyet紙)

トルコ新月社代表のケレム・クヌク会長が辞任し、新月社の役員会は12日緊急の会合を行い、通常総会の開催を満場一致で決定した。      トルコ新月社の役員会は、きょうイスタンブルにある本部で緊急の会合を開いた。   カフラマンマラシュを震源とする地震が発生した後、テントを販売したことが議論となっている新月社では会長のケレム・クヌクが辞任する旨を伝えた。      新月社は「トルコ新月社の役員会は2023年5月12日に会合を開き、満場一致で緊急総会の開催を決定した。2016年以来会長を務めてきたケレ 全文をよむ

2023-05-07 トラック、出兵見送りの車列に突入・炎上、12名死亡 (Milliyet紙)

ハタイ県ベレン郡で、国際輸送トラック(TIR)に衝突し制御不能に陥ったダンプカーが、出兵を見送る市民の集まりに突っ込んだ。ダンプカーは駐車していた車両11台に激突して炎上。この事故で12人が死亡し、重傷者3人を含む31人が負傷した。      事故はベレン郡トプボアズで19時頃に発生。情報によれば、ダンプカー(プレートナンバー 34 DF 6798)はベレン方面からアンタキヤに向かう途中、国際輸送トラック(プレートナンバー 16 ADD 920)と衝突。ダンプカー運転手の氏名は明らかにされていな 全文をよむ

2023-04-23 無人偵察機搭載のトルコ海軍艦船アナドル、イスタンブルでお披露目 (Hurriyet紙)

世界初の無人偵察機搭載艦船TCGアナドルが今朝サライブルヌを出港。 同船はボスポラス海峡を通過しながら、エルドアン大統領に敬礼を送った。      艦船TCG アナドルは4月17日にサライブルヌ港で見学者にお披露目された。同艦は世界初の無人偵察機搭載艦船であると同時にトルコ最大の軍艦。その艦船TCG アナドルが午前10時にサライブルヌ港を出航した。      TCGアナドルはボスポラス海峡を通過する際、ドルマバフチェ付近で21発の祝砲を上げ、乗員が整列してレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領に 全文をよむ

2023-04-23 6棟倒壊で370人の死を招いた建築業者、行方不明-ハタイ (Hurriyet紙)

ハタイの地震で370人が亡くなったエムラクバンク住宅1区で、妻子とともに助かったものの両親を亡くした弁護士のメフメト・アルペル・ネシェリさん(38)は、逮捕状が出ている施工業者のメフメト・オザトに速やかに自首するよう呼びかけた。ネシェリさんは、「良心がある人間ならどうして自首しないのか?たとえ何の罪もなくても、出頭して『私は無罪です』と言って弁明すればいいだろうに」と述べた。      2月6日に発生したカフラマンマラシュを震源とする地震で、アンタキヤ郡ジェブライル地区にあるエムラクバンク住宅1 全文をよむ

2023-04-21 地震被害のアドゥヤマンの墓地、悲しみのバイラム (Hurriyet紙)

地震の影響を受けたアドゥヤマンで、ラマザンのバイラムで、礼拝の後から墓地へ行った人々は、感傷的な時を過ごした。墓地への訪問の様子は空から撮影された。      カフラマンマラシュのパザルジュク郡とエルビスタン郡を震源とするマグニチュード7.7と7.6の地震の影響を受けたアドゥヤマンで近しい人を失った人々はバイラムの祈りの次に新しい墓地に向かった。      人々は近しい人の墓前でコーランを読んで祈りを捧げ、墓石をきれいに掃除し、涙を流し互いに抱擁を交わした。      墓地に訪れた人々は地震の苦 全文をよむ

2023-04-21 アレヴィもスンニーも一つ屋根の下 (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)会派副代表で、チャナッカレ選出国会議員のビュレント・トゥラン氏は、共和人民党(CHP)党首で大統領候補のケマル・クルチダルオール氏がソーシャルメディア・アカウントに投稿した動画を批判し、「74歳の党首が初めて『私はアレヴィー派だ』と言っている。もはや目を覚ますがいい。私たちはそうやって人々を区別したりはしない。アレヴィ派ーもスンニーも一つ屋根の下だ、兄弟だ。肩を並べて歩んでいると考えている。」と述べた。      公正発展党のチャナッカレ中央郡本部によれば、チャナッカレ・コル 全文をよむ

2023-04-19 ガズィアンテプ・ヌルダーで震災住宅3軒、バイラムで引き渡し―クルム相発表 (Milliyet紙)

ガズィアンテプ県、ヌルダウ郡の農村部にあるベルプナル地区の3つの村で14戸の村落型震災住宅が完成した。メストホユック村で地元の建築に沿った平屋建ての家のうち3軒は、断食明け祝祭日に持ち主に引き渡されることになっている。この件に関して、ムラト・クルム環境・都市計画・気候変動相が動画を共有した。      クルム大臣は、カフラマンマラシュを震源とする地震の後、11県の被災地域で耐震住宅及び村落型住居を含む10万の住宅の建設を断続的に続けている。      同省は、地震の影響を受けた村民が耐震住宅を一 全文をよむ

2023-04-16 ダムに沈むユスフエリ村、7回目の移転 (Milliyet紙)

トルコ国内では最大、世界でも5番目の規模であるアルトヴィン県ユスフエリのユフスエリ・ダムは、日に日にその水位を上昇させている。      同地区ではすでに道路や橋は水底に沈み、廃墟となった建物もダムの水で覆われた。土地とのつながりを断たれたかつての集落の住民らは、この地区を離れる前に家財を避難させている。この集落は、152年の歴史の中で今回が七度目の移転となり悲壮感は大きい。地区住民の一人は「私たちの青春や思い出のすべてが、あと数日のうちに水の底に沈んでしまう」と話す。      ケメル・ダム級 全文をよむ

2023-04-15 イマームたちの出世街道 (Cumhuriyet紙)

イマームとして働いていた人が、試験を受けずに行政警察局長に、40日後には施設管理局長に、さらに奉仕支援局長に任命されたことが報告された。会計検査院は「国民の信頼の喪失」を主張し、給与の返還を要求した。      公正発展党政権期に政府のあらゆるレベルで行われ、物議を醸し続けている無功労な人事に新たなものが加わった。      イマームとしてキャリアを始めたある人物は、試験の要件や(任用されるまでの)待機期間を踏まず、短期間で管理職まで昇進したことが明るみに出た。         ■裁判が行われ、 全文をよむ

2023-04-13 ゾングルダクからハタイへ、ラマザン・パケット (Milliyet紙)

ゾングルダク県チャイジュマ郡に所在する商工会議所科学技術(TSO)高校は、被災地域の姉妹校ハタイ県のデフネ・ネザハット・ギュベン・アナドル高校のためにラマザン・パケット(断食月の贈り物)を用意した。      国民教育省は、青年スポーツ省と宗務庁に付属する機関・組織との協力体制の中で学生向けに企画した「周りに思いやりを持ち、自らの価値を尊重する(ÇEDES)プロジェクト」の名の下、商工会議所科学技術高校の被災地域に所在する姉妹校であるハタイ県のデフネ・ネザハット・ギュベン・アナドル高校に発送する 全文をよむ

2023-04-12 ハタイの現状、建物の替りに広場が広がる (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュを震源とする地震により最も被害を受けたハタイでは、瓦礫撤去作業と深刻な被害を受けた建物の取り壊しが続くなか、建物がなくなった場所はほとんど広場と化した。      カフラマンマラシュを震源に2月6日に発生した地震で最も被害を受けたハタイでは瓦礫撤去作業が引き続き行われている。災害緊急事態対策局(AFAD)の調整によって1日に30万回、瓦礫が運搬される町では、1万箇所以上の瓦礫撤去作業が行われている。      最大の倒壊が生じたハタイ県アンタキヤ郡では緊急の解体が決定されたあと 全文をよむ

2023-04-07 地震の瓦礫、埃、アスベストより危険なのは鉛 (Milliyet紙)

2月6日にカフラマンマラシュで発生した震災で倒壊した数千もの建物の瓦礫の撤去作業が続けられている。瓦礫の撤去の際に発生する粉塵・アスベストのほか鉛も被災地の脅威となっていることが報告されている。オルハン・インジェ教授は、およそ1億〜1億5000万トンの廃棄物に対応せねばならないと述べた上で、驚きのデータを示してくれた。      2月6日にカフラマンマラシュで発生したマグニチュード7.7、7.6の地震では甚大な被害が発生した。合計717614軒の建物のうち90609軒が倒壊の危険が差し迫っている 全文をよむ

2023-04-06 地震から2か月、悲しみは癒えず (Hurriyet紙)

トルコに多大なる衝撃を与えた地震災害の発生からちょうど2か月が経過した。2月6日に9時間の間隔を空けて発生し、数百万人もの人々に影響を及ぼした2大地震が生んだ瓦礫は撤去中で、心の傷は癒されつつある。       2月6日4時17分、轟音とともに11県に暮らす人々に高層の建物が崩れてきた。建物の損壊被害は甚大であったが、人々の痛みはさらに大きなものである。カフラマンマラシュ県パザルジュク郡を震源とするマグニチュード7.7の地震の規模が解明の最中に、9時間後、再び被災地域は大きな地震に見舞われた。  全文をよむ

2023-04-05 高等教育機関の地震被害、学生死者数1605人 (Milliyet紙)

高等教育委員会の委員であるオメル・アチュクギョズ教授は「地震において1605名の学生が亡くなりました。その中には121名の外国人留学生が含まれます。135名の留学生を含めた1609名の学生も病院で治療を続けています。56987名の学生もこの過程で居住していた県から他の県へ避難させられています」と述べた。      カフラマンマラシュを震源とする地震災害について全ての角度から調査が行われることを目的として設置されたトルコ大国民議会・地震調査委員会は公正発展党のアフヨンカラヒサール県選出議員のヴェイ 全文をよむ

2023-04-02 地震で埋もれた財宝、52日ぶりに持ち主へ (Milliyet紙)

カフラマンマラシュ地震に見舞われたディヤルバクルでは、県警の特別チームが、崩れ落ちた瓦礫エリアで見回りを続けている。ガレリア複合施設の住居ゾーンでは第一の地震によって区画の一つが大規模なダメージを受けた。また残る三区画も管理計画に基づき解体された。今回、この施設の瓦礫から発見された約50万TL相当の貴金属(金)が、警察の手で持ち主のアブドゥルラフマン・L氏に届けられた。      カフラマンマラシュを震源とする地震に見舞われたディヤルバクルでは、倒壊したガラリヤ複合施設とそれ以外の瓦礫で、カフラ 全文をよむ

2023-03-31 6才で結婚スキャンダル、法廷審理6月に延期 (Hurriyet紙)

ヒラヌル財団創設者、ユスフ・ズィヤ・ギュミュシェルが6歳の娘のH.K.G.を29歳のカディル・イステキリと結婚させたとの訴えで、カルタル・アナトリア裁判所で行われる3回目の公判は、検察官の休暇により6月5日に延期された。裁判所は被告人のカディル・イステキリとユスフ・ズィヤ・ギュミュシェルを引き続き勾留すると決定した。      カディル・イステキリとユスフ・ズィヤ・ギュミュシェルは拘置所からイスタンブル・アナトリア第二重犯罪刑事裁判所へ公判のために送られた。公判では双方の弁護士が出廷した。さらに 全文をよむ

2023-03-30 来週から大学対面授業許可へ (Milliyet紙)

高等教育機構オズヴァル機構長は、4月3日より全国の大学でリモートでの授業に加え、希望する学生に対する出席継続を要件としない対面授業を許可すると発表した。      高等教育機構エロル・オズヴァル機構長は、2022-2023年度教育の春学期に関して、いくつかの新しい決定を発表するため記者会見を開いた。      オズヴァル機構長の発表での発言は以下の通りである。      地震被害の出た地域にある大学で勤務する事務職員の数は約30万人。震災で148人の教職員が命を落とした。亡くなられた学生、教職員 全文をよむ

2023-03-29 イスタンブルで雪、郊外は真っ白に (Cumhuriyet紙)

イスタンブルの標高が高い地点では午前中に降雪が始まった。カルタルのアイドス森林地区の標高が高い所では降雪のあとに、辺り一面が真っ白に染まった。      イスタンブルでは、ここ二日間絶え間なく降り続いた雨は今朝、上空の気温が低下したことにより雪に変化した。      気温が0から2度の間で推移していたカルタルのアイドス森林地区の標高が高い地点では降雪により、真っ白になった。      気温は昼頃に上昇し季節に応じたものになる、と述べられた。 全文をよむ

2023-03-29 地震被災児童への教育対策「傷を教育で癒す」 (Milliyet紙)

国民教育省は、地震被災地で教育を継続するため、一連の決定を実現した。テントやコンテナ・ハウスで2026の教育補助クラスを創設した。うち734ヵ所で試験準備コースが開始された。1182万冊の本が配布された。416箇所の心理社会的アプローチ支援のテントを設置した。      オジャン・オメル・カドゥケル記者   2月6日に発生した、カフラマンマラシュを震源とし大きな災害を引き起こした地震の後、国民教育省(MEB)は教育に関する一連の決定を実現した。MEBが2月6日より徐々に採っていった決定は以下の通 全文をよむ

2023-03-24 農地に被災者住宅、批判続く (Cumhuriyet紙)

カフラマンマラシュを震源とする地震後に、新たな建物の建設が開始された。アドゥヤマン地方行政は農地への取り組みを「誇らしげに」紹介した。専門家は「建設のために農地、牧草地を利用するのをやめるように」警告した。       カフラマンマラシュを震源とする地震により、安全な建物がトルコで話題に上るようになったが、当局は経験から学ばなかったようだ。余震が続く中、建設を行うべきではないという専門家の警告にも関わらず、集合住宅局(TOKİ)は被災地の住宅の入札を続けている。       大規模住宅が支持 全文をよむ

2023-03-24 イスタンブルの水源10ダム、9年来で最低水源 (Milliyet紙)

気温が平年以上で推移していることが原因で、イスタンブルの水の需要を賄う10基のダムは、ここ9年で最も低い水位にまで下がり、国民は気をつけて水を使用するよう注意を促された。      気温が平年以上で推移しており、ここ最近地域で長期間降雨が無かったことにより、イスタンブルを支えるダム群で水位の低下が発生した。イスタンブルを支える10基のダムのデータを見ると、直近の9年で最も低い水位にまで下がった。      クルクラーレリ県のヴィゼ郡に所在し、イスタンブルの水の需要に応えるカザンデレ・ダムでは、去 全文をよむ

2023-03-23 3月27日から被災地で教育再開 (Cumhuriyet紙)

マフムット・オゼル国民教育大臣は、一昨日に発表を行い、3月27日からカフラマンマラシュ、マラティヤ、アドゥヤマン、ハタイで段階的に教育を再開すると伝えた。      オゼル大臣の発表によると、地震の影響を最も受けた県の1つであるハタイのヤイラダー、アルトゥノズ、エルズィン、レイハンル、パヤス、ドルトヨル、アルスズ郡で教育が再開される。しかし、これらの郡の教員の住居問題解決に関し、いかなる計画にも言及がなかったことが判明した。      教員たちの宿泊場所に関して、レイハンル郡の一部の教師に教育関 全文をよむ

2023-03-22 ディヤルバクルのノールーズ祝祭に「テロ」容疑 (Cumhuriyet紙)

共和国首席検察局による捜査の中、ディヤルバクルで「テロ組織クルディスタン労働者党(PKK)のプロパガンダの実行」及び「公務員の公務執行妨害のための抵抗」罪により186人の容疑者が拘束された。      昨日、ディヤルバクル中央部のバーラル郡で人民の民主主義党(HDP)の主導によってノールーズ祝祭が開催された。祝祭には、HDPの共同党首のミトハト・サンジャル氏、共和人民党(CHP)イスタンブル選出国会議員のセズギン・タンルクル氏、HDPに所属する一部の国会議員、いくつかの市民社会組織の代表が出席し 全文をよむ

2023-03-17 震災住宅2万戸、11県で同時に着工式へ (Milliyet紙)

マラティアで会見を行ったクルム環境都市整備・気候変動相は、「来週から、契約が締結された3万2千戸の住宅のうちの2万戸の着工式を大統領の隣席のもと、11県で同時に行う。」と話した。      環境都市整備・気候変動相のムラト・クルム大臣は、マラティアのバッタルガーズィ郡バフチェバユ地区において、第2段階として474戸の住宅、1つの商業センター、1つのモスクの地下工事および周辺整備が行われている作業現場を視察した。クルム大臣は、240日後の完成が予定されているトルコ集合住宅局(TOKİ)プロジェクト 全文をよむ

2023-03-12 地震救助へ「軍の出動が遅れた」説、国防相否定 (Hurriyet紙)

フルスィ・アカル国防相は、ハタイ県アルスズ郡で続けられている地震災害の救援活動を調査し、被災者の要求に耳を傾けた。       アカル国防相は CNNトルコの生放送で質問に答え、「軍の兵舎からの出動が遅れた」という説に対して次のように語った。       「当初からトルコ国軍は任務の先頭に立ち、国民の皆さんの隣にいる。5時10分に大統領に報告した。第二軍司令官は4時45分に指令室で装備のチェックをしていた。5時45分に、トルコ兵は第2軍本部から被災地へ向けて出動した。一度にすべての被災地に行くこ 全文をよむ

2023-03-10 3つの断層のぶつかるカフラマンマラシュ、900年前にも地震か (Milliyet紙)

およそ900年前、今回のようにカフラマンマラシュは大地震により崩壊した。もっとも被害が大きかった場所「カラマラシュ」では歴史が繰り返され、再び崩壊することとなった。ヒッタイト帝国が支配し、ドゥルカディルオウルの君侯国(=ベイリク)の拠点ともなったカフラマンマラシュの地震の過去もまた残念ながら(その古称と同様に)黒に染まっている。      2月6日に発生した地震による被害は、とりわけ震源に位置していたカフラマンマラシュで深刻だった。歴史資料を参照すると、「カラ(黒い)マラシュ」と記されているその 全文をよむ

2023-03-04 農家が生産断念すれば食料価格高騰へ (Milliyet紙)

トルコ農業会議所連合(TOZB)のシェムシ・バイラクタル会長は、地震のあとに現地の生産者の問題、要望、農産物の状態を検討した際、「地震の影響を受けた11県は農業雇用においても重要な位置を占めている。」と述べた。      バイラクタル会長は、現地の農家が村、畑、生産から離れるのを絶対に防がなければならないと述べた。同会長は、この地域の生産量の減少がトルコ全体の物価の高騰を招くことになろうと述べ、「さらに、農業の縮小の原因になる。現地で被害の影響がいまだ残る中、特に厩舎の、家畜の飼育施設の倒壊が当 全文をよむ

2023-02-25 ハタイで町から村への移住、増加 (Milliyet紙)

地震で市街地が甚大な被害を受けると、人々は、山地であり、土壌がより丈夫であるため住宅が崩壊しなかった村へと避難した。村から他の地へ移り住んだ人々が戻ってきている村の様子をカメラが上空から捉えた。      地震で市街地が甚大な被害を受けると、人々の動きは、山地であり、土壌がより丈夫であるため住宅が崩壊しなかった村へと流れた。ハタイ県のレイハンルにある、以前は村だったブキュルメズ地区の人口は、地震後25%増加した。村から他の地へ移り住んだ人々が戻ってきている村の様子をカメラが上空から捉えた。   全文をよむ

2023-02-23 地震被害で身元不詳の赤ちゃんの数は106人 (Cumhuriyet紙)

家族社会福祉省はがれきの下から救助され、家族と離れ離れになった子供のうち、106人の身元が判明していないと発表した。      家族社会福祉省はがれきの下から救助され、家族から離れ離れとなった1405人の子供の身元が特定され、家族と再会を果たした説明し、一方で地震の被害を受けた106人の子供たちについては身元の特定に至っていないと明かした。      家族社会福祉省は以下の声明を出した。      「がれきの下から救助され、親と離れ離れになった1890人の子供が確認された。   身元確認を経て特 全文をよむ

2023-02-22 TOKI長官、災害住宅の建築予定地を発表 (Hurriyet紙)

TOKI(集合住宅局)のオメル・ブルト局長は、地震で被災した地域の予備居住区域を発表したと明らかにした。ブルト局長は、新たに建設される住宅を区域は断層から50~100メートル離すことで技術的に十分ではあるが、実際は少なくとも500メートル離して建設されると述べた。      TOKIのオメル・ブルト局長は、カフラマンマラシュを震源とする地震の被害を受けたガズィアンテプ県ヌルダウ郡の新規居住区域として発表された場所について調査を行った。ブルト局長は、バシュプナル地方として知られる地域で実施された地 全文をよむ

2023-02-22 コンヤの農民、移転先新築住宅を地震被害者に提供 (Milliyet紙)

コンヤ県のハディム郡デデムリ地区はボズクル・ダム建設に伴い水没する。デデムリ地区住民のために建設された428の住宅中72軒の人たちは、まだ住んでいない住宅を地震被災者のために無償で提供した。      「私たちのこれらの傷が癒えるのには長い時間がかかるでしょう。それとも癒えることはないのかもしれませんし、傷跡が残るでしょう。村人をアッラーが嘉みしますように。彼らは私たちが自分の家族に助けを求めさせるような状況にせず、本当に私たちを支援している。家々は素晴らしいつくりで、中にさえ入っていないようで 全文をよむ

2023-02-17 被災地の児童・学生、トルコ全へ転校許可、学生寮無料利用へ (Cumhuriyet紙)

マフムト・オゼル国民教育大臣は、地震により緊急事態宣言が発令された県における中等教育段階の生徒に希望すれば全国の学生寮を直接無償で利用できる決定を下したと発表した。      マフムト・オゼル国民教育大臣が行った発表では、2月6日のカフラマンマラシュを中心とした地震を理由にアダナ、アドゥヤマン、ディヤルバクル、ガズィアンテプ、ハタイ、カフラマンマラシュ、キリス、マラティア、オスマニエ、シャンウルファ県において教育を受ける生徒の希望に沿うように国中の学校への転校を提供する決定が行われたと述べた。  全文をよむ

2023-02-02 在イスタンブル・ドイツ領事館など、安全上の理由で1日閉鎖 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのドイツ領事館が、「安全上の理由」で1日閉鎖すると発表した。       オランダとイギリスに続き、ドイツもイスタンブルの領事館を「安全上の理由」で閉鎖したことを発表した。       領事館のSNSアカウントに、「当領事館は、安全上の理由から本日(2月1日)閉館致します。ビザやパスポートの手続きのための予約はキャンセルされます。ご理解に感謝します」とメッセージが投稿された。       ■オランダのトルコに関する決定       イスタンブルのベイオール地区にあるオランダ領 全文をよむ

2023-01-11 トルコ医師会会長、有罪判決とともに釈放決定 (Milliyet紙)

トルコ医師会会長のシェブネム・コルル・フィンジャンジュ氏は、トルコ軍が化学兵器を使用したと主張し、引き出された裁判所で逮捕を命じられた。このフィンジャンジュ氏に関し、裁判所は判決を発表した。同氏は、「テロ組織のためプロパガンダを行った」罪によって2年8カ月15日の禁錮刑を受け、釈放された。      トルコ軍が対テロ組織作戦で化学兵器が使用したと主張したトルコ医師会会長のフィンジャンジュ氏に関し、「テロ組織のためプロパガンダを行った」罪で起訴が行われた。今日、イスタンブル第24重罪裁判所で行われ 全文をよむ

2023-01-10 国産艦船、2023年就航へ (Milliyet紙)

トルコの防衛産業を先導する会社の一つであるSTMの代表であるオズギュル・ギュレルユズ氏は、2023年の目標をミリイェト氏に説明した。      アンカラ-セゼル・オンサル-    トルコ人エンジニアによって設計がされたSTM500という名前の小さい規模の潜水艦プロジェクトに尽力していると語ったギュレルユズ氏は、 戦争用潜水耐久ボートがトルコで初めて民間の産業で生産されるということに注意を引いた。製品は重要な輸出のポテンシャルを有していると強調をした。         ■「カミカゼ・ドローン」  全文をよむ

2023-01-08 今年のメッカ巡礼、割り当て数は? (Hurriyet紙)

速報によれば、アリ・エルバシュ宗務庁長官は、メッカ巡礼の割り当て数がコロナ流行前に戻ったと発表した。エルバシュ長官は、「65歳以上を含む8万3430人のメッカ巡礼候補者を聖地でお迎えします。」と述べた。      エルバシュ宗務庁長官は、2023年のメッカ巡礼割り当て数を発表した。エルバシュ長官はSNSアカウントから投稿し、「アルハムドゥリッラー、メッカより国民の皆様にご挨拶申し上げます。ありがたいことに、メッカ巡礼の割り当て数がコロナ流行前に戻りました。インシャッラー、これにより今年は65歳以 全文をよむ

2023-01-08 イスタンブルの貯水池、危機的状況 (Milliyet紙)

イスタンブルの水需要をまかなっている10個のダムの水位が32.15%まで低下した。カザンデレ・ダムは昨年5月の段階では100%に達していたが、最新のデータでは6.6%に低下。パプチデレ・ダムも水位94.64%から4.95%に低下した。トラキア地方にある14個のダムの水位は44%にまで低下している。      ここ最近のトラキア地方の長引く雨不足により、イスタンブルを支えるダムをはじめとする同地域の14個のダムは枯渇している。イスタンブルの水需要をまかなっているクルクラーレリ州ヴィゼ郡にあるカザン 全文をよむ

2023-01-06 宗務庁、雨ごい (Cumhuriyet紙)

宗務庁が81の県のモスクで読み上げられるよう準備した金曜礼拝の説教の中で、旱魃のおそれがあることから「雨乞いの祈り」が行われる。      冬季を迎えたにもかかわらず、季節の水準を上回る気温で推移し、予想されていた降雨がないことから、宗務庁が「行動」に出ることとなった。       天候に懸念をもたらしたこの模様は、宗務庁が81の県のモスクで読み上げられるよう準備した金曜礼拝の説教に反映された。       「バスマラ:豊かさに開かれた扉」という題目で作成された金曜礼拝の説教では、ここ最近で最も 全文をよむ

2023-01-06 キリスで年間1548人の違法難民逮捕 (Milliyet紙)

キリスでは2022年に1548人の違法難民が逮捕され、99人の移民斡旋業者が身柄を拘束された。      キリス県軍警察司令部の部隊が2022年に国境地域で実施した活動では、1月〜12月の間に1548人の違法難民が逮捕された。違法難民は身元の特定と指紋採取を経て県移民局により国外に移送された。軍警察は、違法難民の不法入国を組織的に斡旋したとして99人の容疑者の身柄を拘束した。違法難民が入国に使用した、異なるブランド名・ナンバープレート付きの自動車43台、昼夜兼用の双眼鏡7つ、携帯無線機4台が押収 全文をよむ

2023-01-02 電子政府に新時代 (Cumhuriyet紙)

フアト・オクタイ副大統領は、電子政府に「デジタルID」を導入すると発表した。      オクタイ副大統領は、大統領府で行われた「デジタル・トルコ2023」の第1回会議に出席した。オクタイ副大統領は、約6200万人の国民によって積極的に利用されている電子政府ゲートは、トルコのデジタル面[の進展]と名誉である。私たちトルコ国民は、電子政府のインターネットサイト上でもしくはスマートフォン上で約7000種のサービスを常時世界のどこからでも受けることができる。電子政府は、今までに36億回95%の満足度で利 全文をよむ

2022-12-31 2022年、何があった? (Milliyet紙)

2022年はパンデミックにより2年間制限された後に、新型コロナウイルス感染症の対策措置が解除された年となった。      世界中での自然災害に加え、2022年は、イスタンブルとウスパルタをはじめとして生活に支障が出る大雪が降ったことも印象深い。ウクライナとロシアの戦争から、北大西洋条約機構(NATO)加盟の枠組みにおいてトルコ、スウェーデンとフィンランドの間で署名された文書まで、6党の野党連合の初会合から、イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長への懲役刑の決定まで、政治では国内外において 全文をよむ

2022-12-19 トルコ統計局、2021年の人口発表 (Cumhuriyet紙)

トルコ統計局は、2021年の人口及び戸数データを発表した。これによると、共和国初期に行われた1927年人口調査の結果によると、1364万8270人だったトルコの人口は、継続的な増加傾向を示し、2021年に8468万273人に達した。[建国は1923年]      性別による人口分布を見ると、共和国初期は、先の戦争の影響で女性の人口が男性の人口より多かったが、年が経つにつれて女性と男性の人口はほぼ同じになった。      男性の人口は1927年に656万3879人だったが、2021年には4242万 全文をよむ

2022-12-12 イスタンブルの女性5人に1人は18歳以下で結婚―イスタンブル計画機構 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市が組織するイスタンブル計画通信(İPA)によって行われた調査により、イスタンブルで暮らす主婦の内5人に1人が18歳未満で結婚させられていたことが判明した。彼女らの多くは「かつかつの状態」で暮らしており、最も大きな不安要素は健康であるという。調査に参加した女性の半数以上は、イスタンブルのヨーロッパ側とアジア側の内、自身が暮らしている側の対岸に行ったことがないという。彼女らは普段、家庭の用事を済ませるために外出しており家から遠く離れた場所に行くことがない。      イスマイル・ア 全文をよむ

2022-12-12 ダムで沈む村、、、アルトヴィン (Hurriyet紙)

アルトヴィンのユスフェリ郡で、ダムの水の下に残る最初の村であるウルマカニュ村で、ダムの水が家々の壁に到達した。      アルトヴィンのユスフェリ郡のチョルフ川に建築が完了して11月22日に水が入り始めた   ユスフェリのダムで水が上り続けている。ダムの大本に近いウルマキャヌの最初の水の中に入ることになる場所は、居住区が含まれている。水の高さが50mを超えるダム湖の水量は200万立方mに到達した。      ダムの水は、ウルマキャンの村にある吊り橋をはじめとして、その下の村々にある家の壁に到達し 全文をよむ

2022-12-11 15才の花嫁の結婚式に、警察取り調べ (Milliyet紙)

スタンブルのエセンユルトで15歳の少女が結婚式を挙げているという通報を受けた警察が、現場に駆け付け、結婚式場の家宅捜索を行った。式場オーナーと警察の間で小競り合いが生じ、新郎と未成年の少女は事情聴取のために警察署に連行された。      事件は昼過ぎにエセンユルトのイェシルケント地区で発生。当時、15歳の少女H.Ç(新婦)とH.G(新郎)の披露宴が同地区にある結婚式場で行われていた。 金糸銀糸で飾られた花嫁のベールを被ってサロンに入場した若い花嫁は、新郎と共同でケーキカットをおこない、ハライ(結 全文をよむ

2022-12-08 ゴミゼロ教育センター開館 (Hurriyet紙)

ごみゼロ教育・シミュレーションセンター開館!エミネ・エルドアン「私たちの未来は確かな手にある」   レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の妻、エミネ・エルドアンは、子どもたちがごみゼロを理解することや、ごみゼロプロジェクトを担うことの重要性を強調し、「私たちの未来は確かな手にあると考えている」と述べた。      エミネ・エルドアンは、自身の支援のもと実施されている「ごみゼロプロジェクト」の一環で、アンカラ市のアルトゥンダー区によって首都国民公園に設置され、トルコ初の「ごみゼロ学校」である「ごみ 全文をよむ

2022-11-29 コジャ保健相、偽医者事件やCOVID状況に見解 (Milliyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健相は、トルコ全土で話題となった偽医者スキャンダルについて語った。「審査官を任命した」と語るコジャ大臣は、偽大臣が給料を得たという主張に対しての返答を与えた。      保健相大臣ファフレッティン・コジャは、閣議ののちに新聞記者たちの問いに返答をした。   チェルケズキョイの政府病院で発生した「偽医者」の問題に関しての発表をおこなったコジャ氏は、「審査官を任命しました、恐らくには1,2日以内に事件についてより詳しく理解がされるでしょう。彼によって、どのように対策をとる必 全文をよむ

2022-11-29 クレリ士官学校校舎の再開 (Cumhuriyet紙)

クレリ士官学校の建物が、新たに再開された。国防大学の学生が教育を受ける。   7月15日のギュレン派テロ組織のクーデター未遂の後、非常事態特別政令により閉鎖された伝説的な士官たちを養成した歴史あるクレリ士官学校の建物で、国防大学の学生たちが学び始めた。      ギュレン派テロ組織の7月15日クーデター未遂の後、閉鎖されていたクレリ士官学校の校舎が新たに再開された。歴史ある士官学校の校舎では、国防大学のいくつかの学部が学生たちを教育し始めた。   2016年7月15日のギュレン派テロ組織クーデタ 全文をよむ

2022-11-25 ヴァン湖浄化事業、進行中 (Hurriyet紙)

トルコ最大の湖であるヴァン湖について重要な「先進バイオ浄化事業」に着手して以降、湖の汚染を取り除くため昨年開始された泥の除去が今年も続いている。現在までに61.5万立方メートルの泥とヘドロが除去され、第一段階の作業が終了し、第二・第三段階の作業開始が明らかにされた。      ヴァン広域市が、昨年6月5日の世界環境デーにレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領夫人のエミネ・エルドアン氏が参列した式典を期に開始し、予算1.8億リラの「先進バイオ浄化事業」に着手にすることで、ヴァン湖は何年にも渡る排水汚 全文をよむ

2022-11-19 海水面上昇によりイスタンブル沿岸部水没の危機―2100年予測 (Cumhuriyet紙)

イフサン・チチェキ博士は、海水面が気候変動の結果2100年には2メートル、2150年には5メートルも上昇することを取り上げ、「ボスポラス海峡は非常に重要な文化圏であり、その周辺には多くの海沿いの邸宅があります。海面が2メートル上昇すると、これらの邸宅の1階は完全に水没します」と述べた。      アンカラ大学の言語・歴史地理学部地理学科の教員であるイフサン・チチェキ博士は、気候変動や地球温暖化の影響について説明した。      博士は、気候変動の結果2050年や2100年にトルコで予測される変化 全文をよむ

2022-11-18 大型トレーラーから133人、アフガニスタンからの不法移民 (Hurriyet紙)

エルズルムのヤクティイェ郡で停止させられた大型トレーラーで捜査が行われ、アフガニスタン国籍の、56人の子供を含む計133人の不法移民が身柄を拘束された。      県警察局移民密輸取り締まり及び国境ゲート支部職員達は移民密輸に使われたのが判明したセルダル・Sが運転する大型トレーラーを追跡した。さらにジュムフル・Eとオウズハン・Bが乗る車両が大型トレーラーを先導していることが分かった。2台の車両は11月17日の午前3時ごろにヤクティイェ郡ネネハトゥンの退避路で停止させられた。      大型トレー 全文をよむ

2022-11-10 落ち葉で書いた11月10日 (Cumhuriyet紙)

清掃員たちが秋の落ち葉を使って『11月10日』と書いた。   オルドゥのファトサ郡で清掃員たちが、箒ではき集めた落ち葉で『11月10日』と書いた。      ファトサ市清掃局で働く二人の職員は、郡の沿岸にあるアタテュルク公園で今朝方清掃作業の際に、はいた落ち葉で『11月10日』と書いた。    清掃員のウフク・オクとファーティフ・テペヤズが葉っぱで11月10日を書いた後、一緒に持参したムスタファ・ケマル・アタテュルクの肖像画とトルコ国旗を持って、アタテュルクの亡くなった時刻である9時5分に2分間 全文をよむ

2022-11-04 イズミルで震度4.9の地震 (Cumhuriyet紙)

最新情報…イズミル県ブジャ郡で震度4.9の地震が発生した。この地震による死者はいなかったが、7人がパニックを起こして建物から飛び降り負傷した。おそろしいイズミル地震はバルケスィル、マニサ、アイドゥン、デニズリ各県で観測された。       災害緊急時対策庁(AFAD)のインターネットサイト上の情報によると、午前3時29分にイズミル県のブジャ郡において震度4.9の地震が観測された。震源の深さは14.47キロメートルと公表された。この地震による死者はいなかったが、7人がパニックを起こして建物から飛び 全文をよむ

2022-10-30 ダム水没の7村、移転進む―アルトヴィン (Hurriyet紙)

アルトヴィン県でのダム建設にともない、郡中心部と7地区が水没することになるユスフエリ郡では、新居住区への大移転が1万人規模で続いている。新集落では、公共施設や住宅に続いて村民らも、「ヴィラ村(別荘村)」に似せて地元の建築工法で山麓に建てられた二階建てヴィラ・タイプ住宅に移転する。      ユスフエリダムと水力発電所は、国境沿いの410キロメートルにわたって流れる北東アナトリア最大河川の一つチョルフ川に建設計画がなされた      ユスフエリダムは2013年2月26日に着工され、本体の高さがトル 全文をよむ

2022-10-30 小学校3年生へのクルアーン教室に反対の声、「早すぎる」 (Cumhuriyet紙)

サムスンのバフラ地区においてアルトゥンヤプラク小学校の3年の生徒のためにクルアーン(アラビア文字版)を読むクラスが開かれた。      バフラのアルトゥンヤプラク小学校のHP上では以下の発表があった。      「我が校の第3学年では、クルアーン(アラビア文字版)を読む教室が始まりました。国民教育センター長が我が校で開いた教室に参加した生徒たち、資格を持った先生方、貢献をした皆さまに感謝を申し上げます」       ■ 宗教教育はその年齢に適していない。      教育科学労働組合(Eğitim 全文をよむ

2022-10-21 8都市に冬到来、降雪で視界不良も (Hurriyet紙)

気象庁による警告後、本日、東黒海の高地に加えて東アナトリアで降雪が影響を及ぼした。カルスの一部地点では通行に支障が発生し、エルズルム・テクマン道では無防備で雪にはまった運転手が立ち往生した。      カルスで降雪が生活に影響し、いくつかの地点で通行に支障が発生した。中心地とつながる標高2300mのテクネリ村では生徒たちが雪を楽しんだ。      都市で気温の低下によって引き起こされた夕立はあたりに雪をもたらした。カルス・ウードゥル道で雪の影響で通行に支障を引き起こした。第18地方交通局の作業班 全文をよむ

2022-10-19 「4年の懲罰が下った人物を総局長に任命したのは、あなただ」アクシェネル党首、エルドアンを非難 (Cumhuriyet紙)

善良党にメラル・アクシェネル党首は、トルコ大国民議会内の会派会合で、バルトゥンでの炭鉱災害を「運命」と述べた公正発展党のエルドアン大統領を批判した。アクシェネル党首は、トルコ炭鉱協会(TKK)総局長を例に挙げ、「所管責任者を任命したのはあなたです。4年の懲罰を受けた人物をTKK総局長に任命したのはあなたです。炭鉱の監督者を任命したのもあなたです。これも運命なのでしょうか、エルドアン大統領」と言った。善良党の党首は炭鉱労働者のヘルメットを被って登壇した。      善良党のアクシェネル党首は、トル 全文をよむ

2022-10-18 トルコ、今年も「インターネットの自由のない国」評価―Freedom House発表 (Cumhuriyet紙)

ワシントンに本部を構える、国際人権団体のフリーダム・ハウスの「2022年版インターネットの自由度ランキング報告書」が発表された。2021年に比べ、34点から32点に低下したトルコは、今年もインターネットの自由度が「非自由」と格付けされた国家の中に名を連ねた。報告書では、「トルコにおいて、インターネットの自由度の低下が続いた」との評価がされた。      国際人権団体のフリーダム・ハウス、フリーダム・ハウスは、アドリアン・シャフバズ氏、アリィー・ファンク氏、キアン・ヴェーステインソン氏によってまと 全文をよむ

2022-10-10 ICチップ不足継続、パスポート受け取りに大行列 (Cumhuriyet紙)

チップ不足が原因で受け取りが3ヶ月遅延となったパスポート問題は、約1月半前に始まった国内生産でも解決できなかった。パスポートを受け取るために各都市からアンカラに来なければならなかった人々は、配付が行われるPTTの支局前での受取待ちを続けている。      本紙は、8月22日に「パスポート受取のために行列」という見出し記事で、チップが不足した後に国民がパスポートを申請した際に受取が約3ヶ月に延び、緊急にパスポートが必要な人はアンカラの住民・国籍業務総局あるいは配付が行われる郵便・電報株式会社(PT 全文をよむ

2022-09-29 イスマイルアー教団長、アタテュルク時代の教団廃止を批判 (Hurriyet紙)

イスマイルアー教団のメスト・デミル教団長は、1925年に修道場を閉鎖したトルコ共和国の建国者である国家指導者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの時代について言及した。デミル氏は「いつ修道場が閉鎖されたのか。イスラーム法学者や神の友人らが死刑となり処刑された。それ以降、彼らが望んでいた外側から整備する法律をもって国を統べようとした」と述べた。ADD(アタチュルク主義委員会)のヒュスニュ・ボズクルト委員長はデミル氏を検察に告訴した。       共和国建国者であるムスタファ・ケマル・アタテュルクは、1 全文をよむ

2022-09-25 内務省移民局「今年に入り8万5千人の違法移民を国外追放」 (Hurriyet紙)

トルコ内務省移民局は、今年に入ってからこれまでに国外追放された移民は8万4993人に上ると報告。      内務省移民局は、違法移民対策の一環として、9月16~22日にかけて、トルコへの入国を拒否、あるいは拘束され国外追放された違法移民のデータをソーシャルメディア上で公開した。「トルコは移民を管理する」とタグ付けされた動画投稿によれば、国境での高レベルセキュリティ対策により、9月16~22日にかけて違法移民5352人のトルコ入国が受け入れられなかった。今年に入ってからこれまでで入国を拒否された違 全文をよむ

2022-09-20 モスクの礼拝呼びかけスピーカーを不正利用の若者、拘束 (Hurriyet紙)

イスタンブルのベイコズ地区で夜、モスクに入った若者集団が礼拝呼びかけ用スピーカーの電源を入れ声を発した。声を聞いた人々がモスクに集まり、若者らに応酬した。その瞬間をスマートフォンのカメラがとらえた。      事件は昨晩ベイコズ地区のユシャ廟にあるモスクで発生した。証言によると、夕刻、モスクに入っていった若者集団が礼拝呼びかけ用スピーカーの電源を入れ声を発したという。声を聞いた人々はモスクに集まり、マイクを片手に若者らに応酬した。人々は、神に祈りをささげたと主張する若者らの身柄を警察に引き渡した 全文をよむ

2022-09-19 イスタンブルで反LGBTİ+集会 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのイェセヴィ・アルペレンレル・オジャウ教育支援協会傘下の「思想における統一と闘争プラットホーム」が主催したLGBTİ+の人を標的とした「大きな家族の出会い」集会がサラチハーネで開催された。集会には政党から芸術家まで多くの人々が批判した。      反LGBTİ+である「ファーティフで大きな家族の出会い」という名で開催された集会への参加者は、ファーティフ区のサラチハーネ公園に集合した。      プラットホームの招集映像で「デジタル時代に全世界と我が国をウイルスの様に包み込むLGBTの 全文をよむ

2022-09-16 300万TLのぼろもうけ、物乞い集団に警察のメス (Hurriyet紙)

アンカラで遠い親戚にあたる障害者、子供、老人らに物乞いをさせた反社会的勢力に対して警察の捜査が入り、5人が身柄を拘束された。容疑者の銀行口座にはここ1年の間に300万TLの資金流入があったことがわかった。      アンカラ警察局金融犯罪対策局の部隊は、県内の人口密集地域で障害者、子供、老人らが物乞いをさせているという告発を受けて捜査を開始した。約3ヶ月に及ぶ追跡の結果、5人の反社会的勢力メンバーが、数人の親戚を含む2人の子供、障害者、老人など計5人に物乞いをさせていたことが判明した。容疑者の住 全文をよむ

2022-09-12 子供の教育のため借金 (Cumhuriyet紙)

社会民主財団会長でアクソイ調査会社創始者エルタン・アクソイ氏は、話題の最新状況、データに基づく分析、政治家の話題作りの会見、その会見が社会に及ぼす影響を本紙のために解説する。では、アクソイの今週の解説は。      トルコが抱えている貧困化の規模が原因で、国内問題の別のテーマを話すことは不可能である。新聞記者、研究者、テレビの評論家、作家、つまりは国について頭を悩ませる全ての人が、貧困化についてのみ話している。なぜなら、国民の声に耳を傾ける全ての人が、貧困以外は耳にしないからである。      全文をよむ

2022-09-06 交通カードのイスタンブルカード新時代、ただいまキャンペーン中 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市が発表した施策が今日から開始となった。イスタンブル広域市は、べルトゥル(イスタンブル広域市の会社)のレストラン、カフェ、ビュッフェでの支払いに対し10%のポイントバックを行う予定だ。      公共交通機関カードであるイスタンブルカードは、1600万人のイスタンブルの人々に利用されている。イスタンブル広域市は、イスタンブルカードに関する1か月間にわたる新たな施策を発表した。      発表によると、8月23日から9月22日の間、べルトゥールのレストラン、カフェ、ビュッフェでの支 全文をよむ

2022-09-02 ヴァンで部族長曾孫の結婚式、現金と金が飛び交う (Milliyet紙)

ヴァンでエルトシ族シェレファンの部族長イスケンデル・エルトゥシュの孫であり、実業家のタラト・エルトゥシュの息子であるチェティン・エルトゥシュは、豪華な結婚披露宴により結婚した。身に着けた装飾品が相当な額である一方で、まだ開封されていない2000ものご祝儀があることが分かった。      エルトシ族シェレファンの部族長イスケンデル・エルトゥシュの孫で、実業家のタラト・エルトゥシュの息子である政治学者のチェティン・エルトゥシュは、実業家のムーダト・ジャネルの娘のカデル・ジャネルと結婚した。およそ50 全文をよむ

2022-09-01 歌手ギュルシェン釈放、自宅軟禁へ (Milliyet紙)

歌手のギュルシェン氏は、異議申し立てにより、これを受けて自宅軟禁が決定され釈放された。この決定の理由として、ギュルシェン氏が世話すべき子供がいたことも挙げられた。      イマム・ハティプ高校の生徒たちに対する発言により逮捕された歌手のギュルシェン・チョラコール氏は、異議申し立ての後「住居を離れない」という保護観察を条件に釈放された。      チョラコール氏は、2022年4月30日に[イスタンブルの]アタシェヒルで行ったコンサートでイマム・ハティプ高校の生徒らに向けた発言を理由に先週木曜日に 全文をよむ

2022-08-29 イスタンブルのアイドス森林地区の散策は有料に (Cumhuriyet紙)

国民庭園計画は、環境都市気候変動省と公正発展党が市政を握るサンジャクテペ自治体の第1級保護区であるアイドス森林地区に向けて、全ての反対をよそに続いている。地域住民に無料使用が約束されていた散策コース利用から10リラが徴収され始めた。      イスタンブルにあるアイドス森林地区への国民庭園計画作業は、人々の全面的反対をよそに続いている。公正発展党が市政を握るサンジャクテペ自治体に所在する第1級保護区である森林地区は、500台用の駐車場事業のためになくなってきている。      森林地区西側は何年 全文をよむ

2022-08-22 パスポートの受け取りに遅延:人々はアンカラの製造場所に殺到 (Cumhuriyet紙)

申請期間が延びると、パスポートの取得希望者は、アンカラにある印刷センターに行き、朝5時に並び始めた。人々は、パスポートのために支払った金額の2倍を超える旅費と時間の浪費に不平を述べた。      約1年間、「パスポートのチップ危機」が起こっているトルコで、国外に出るための道はアンカラ経由である。トルコ共和国のチップ入りパスポートを生産している造幣印璽総局は、昨年、オランダでの納品業者が、「チップ危機」が原因で需要を満たせなくなると、パスポート冊子の生産を減らさざるを得なかった。コロナ禍での国外渡 全文をよむ

2022-08-17 マルマラ地震から23年、防災訓練実施 (Cumhuriyet紙)

アンカラで8月17日の地震を記念するプログラムの一環で、アンカラ県災害・緊急事態局の敷地で地震訓練が実施された。      23年前に起きた1999年8月17日マルマラ地震の日に、アンカラで地震を記念する行事が開催された。この一環で、アンカラ県災害・緊急事態局の敷地で地震訓練が実施された。訓練では災害・緊急事態管理局(AFAD)、警察捜索救助隊(PAK)、軍警察捜索救助隊(JAK)、機動隊、トルコ国軍の自然災害捜索救援隊、アンカラ広域市消防隊、トルコ赤新月社、国家医療救助隊、112緊急支援、捜索 全文をよむ

2022-08-15 スメラ修道院で生神女就寝祭 (Cumhuriyet紙)

トラブゾン県マチカ郡のスメラ修道院でコンスタンティノープル総主教座(トルコ語ではフェネル・ギリシャ総主教座)のバルトロメオス総主教が指揮をした9回目の儀式が行われた。儀式で話したバルトロメオス総主教は、「この意味のある連帯的な文化を守り発展させよう。お互いをよく知り、人々を愛し、他の文化を尊重しよう。」と話した。      キリスト教世界で「生神女就寝祭」として知られる神聖な記念日に正教会によって行われる儀式に参加予定の人々は、朝からマイクロバスで歴史をもつスメラ修道院にやってきた。      全文をよむ

2022-08-08 サボテンの実、収穫始まる (Cumhuriyet紙)

アンタルヤ県セリク郡で自生する「トゲのあるイチジク」の収穫が始まった。表面にあるトゲが理由で「トゲのあるイチジク」という名前の植物を収穫するには大変な注意が必要である。      人々の間では「シャベルの実」として知られる「トゲのあるイチジク」は、夏にサボテンの中で育つ。熟した後、収穫される果実の長さは、約10cmである。「イチジク」の周りを固いとげで覆われているため、収穫するには保護用の手袋や長いトングが使用される。1キロ当たり60リラで売られる「イチジク」は、固い皮をはがすと柔らかく甘い実が 全文をよむ

2022-07-31 部族結婚式に新風「贈り物は受け取らない」決定 (Milliyet紙)

ハッキャーリ出身の実業家マズハル・セイトオールの息子アフメト・セイトオールと実業家アブドゥルカディル・セイトオールの娘エスマ・セイトオールの結婚式に数千人もの人々が参列した。この結婚式は何キロもの金が贈られる部族結婚式とは異なり、誰もが驚くような出来事があった。      セイトオール両家は結婚式で新郎新婦への贈り物を受け取らないという方針を打ち出した。結婚式ではイドリス・アクブユク・ハッキャーリ県知事兼副市長、オピニオンリーダー、各政党代表、参列者が腕を組みハライ[注:トルコ民族舞踊]を踊った 全文をよむ

2022-07-30 「マスクの着用義務を復活させよ」の声 (Milliyet紙)

コロナウイルスの感染者数の増加が続いている。より感染力の強いオミクロン株の変異株により、感染者率・死亡者率ともに増加が続いており、専門家らは、4月に撤廃された密閉空間や公共交通でのマスク着用義務の復活を求めている。ミリイェット紙の取材に応じた専門家たちは、混雑した密閉空間において人々がマスクを着用しないうちは、パンデミックは収束しないだろうと強調している。      ■次の感染拡大期が来るだろう      感染症の専門家のイフティハル・キョクサル教授は、感染症の拡大を抑える最も有効な防御策はマス 全文をよむ

2022-07-30 ロシア製アククユ原発で何がおきているのか? (Cumhuriyet紙)

メルスィン県ギュルナル郡で建設が続くアククユ原子力発電所(NGS)計画に参加する企業のうち、ICイチタシュ建設商業会社の契約が29日に解消され、翌30日に原子力発電所計画上でTSMエネルギー建設株式会社との契約が交わされたと伝えられた。      アククユ原子力会社から行われた発表では、トルコ初の原子力発電所となるアククユ原子力発電所の現場作業は発電所4基すべてで早急に続いていると述べられた。   発表では今後のプロセスで第1発電所タービン建屋設備の設置工事と稼働準備が行われると述べられ、第2、 全文をよむ

2022-07-29 熱波!トルコ全土で猛烈な暑さに (Hurriyet紙)

気象総局のデータに従うと、トルコでは明日から全国で一年の内で最も暑い期間として知られる「猛暑の日々」の影響を受けることになる。CNNトルコの気象コンサルタントであるオルハン・シェン教授は、生放送で暑さに関して警鐘を鳴らした。シェン教授は、「トルコにはほとんど涼しい場所はない…。週末もこのようになるだろう。35度というのは健康上、危険な暑さを意味する」と話した。      気象総局の予報によると、全国的に降雨は予想されない。北部は薄曇り、その他の地域は晴れ時々曇りとなることが予想されている。   全文をよむ

2022-07-26 割礼怖い!木にのぼる (Hurriyet紙)

エルズルムのオルトゥ区で割礼を恐れて木に登ったメフメト・ベクテシュ(6歳)は、辛うじて周囲の強い説得を受け病院に連れていかれた。      オルトゥ区とエルズルム・オルトゥ出身者連合協会は集団割礼式を開催した。オルトゥ区の社会センターで行われた集団割礼式には、300人の子どもとその家族、そしてオルトゥ区のネジュメッティン・タシュチュ首長とエルズルム・オルトゥ出身者連合協会のタネル・サーラム会長が出席した。区と連合協会は300人分の子どもの割礼服と病院での施術の費用を持った。      子どもたち 全文をよむ

2022-07-25 ジハンギルの社会施設って何処? (Cumhuriyet紙)

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2022-07-24 ゴミ屋敷から、児童発見―ブルサ県 (Cumhuriyet紙)

ブルサ県ニリュフェル郡ギョリュクレ・サカルヤ地区にあるアパートを所有するアイドゥン・S氏は、2020年7月1日にアパートのフラットをカムラン・プナル・A氏に貸し出した。しかし、カムラン・プナル・A氏が家主に対して家賃を一切支払わなかったため、アイドゥン・S氏がバトゥハン・アルソイ弁護士を通じて裁判所に申し立てをおこなっていた。      ブルサ第4執行法裁判所での審理にカムラン・プナル・A氏は一度も出席せず、裁判所は5月に未払い家賃を支払うようカムラン・プナル・A氏に通知を発出。しかし同氏は家賃 全文をよむ

2022-07-19 コジャ保健相、「コロナ新規感染40培に」 (Hurriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健相は、トルコにおける新型コロナウイルス感染者数が徐々に増加していることにふれ、「病院への負担は、感染者数の増加と同じ割合で増すわけではない。現在、感染者数は日毎に40倍にも上る勢いで増加している。一方で病院への負担増加の割合は3倍ほどである。」と注意喚起した。      コジャ保健相は、ベシュテペ(大統領府)で行われた閣議の後、コロナウイルス感染症に関して記者からの質問に答え、警戒していかなければならないとして、以下のように述べた。      「ヨーロッパでは4〜5週 全文をよむ

2022-07-15 ギュレン派クーデター6周年、犠牲者慰霊日に殺到 (Milliyet紙)

7月15日のクーデター発生から6年目で7月15日犠牲者慰霊碑に訪問者が殺到した。      2016年7月15日に起こったクーデター発生から6年目に7月15日犠牲者慰霊碑に訪問者が殺到した。7月15日の「民主主義と国民統合」の日に関連して慰霊碑で犠牲者が追悼された。      「7月15日犠牲者の橋」のアナトリア側にある慰霊碑の中に位置する「7月15日記憶博物館」へも犠牲者の近親者や市民が深い関心を示した。      ■「私たちにとって大きな勝利だ」      慰霊碑を訪れたディレキ・ディンチさ 全文をよむ

2022-07-09 犠牲用に買った山羊が出産・・・「犠牲」断念 (Hurriyet紙)

ブルサにて、犠牲獣として購入した山羊が子山羊を出産した。この山羊が妊娠しているとは気づかなかったと語るファトマ・イルハンさんは、「子山羊を見て、犠牲用にするのはやめました」と話した。      ブユクオルハン区のオルハン地区に住むファトマ・イルハンさんは、2か月前に、犠牲祭の時に犠牲にするための山羊を買った。イルハンさんは、自宅にある小屋でこの山羊に2か月間餌を与えていたが、今朝犠牲にするために見たところ買った山羊が子供を産んだのを見つけた。この母山羊の隣に子山羊がいるのを見かけたイルハンさんは 全文をよむ

2022-07-08 コロナ感染症対応サービス、再開 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル、イズミル、アンカラを始めとする多くの都市で新型コロナウイルス感染者数において急激な上昇がみられる中、注意を引く発表があった。新型コロナウイルス科学委員会のメンバーであるアルペル・シェネル教授は病院で停止されていたコロナ感染症対応サービスの再開へ向けての作業が完了したと明らかにした。      新型コロナウイルス(Covid-19)感染者数が再び上昇した。イスタンブル、イズミル、アンカラを始めとする多くの都市でウイルスの広がりがみられる。10月に予想された蔓延が7月にみられたことへ注 全文をよむ

2022-07-02 ボアジチ大学「デモ参加者は卒業できないぞ」と脅迫 (Cumhuriyet紙)

ボアジチ大学の学生らは卒業式を前に、学長室から脅迫ともとれるメールを受け取った。メールによると、卒業式でデモを行った卒業予定の学生は、学位を取り消されるという。      [ボアジチ大学の同窓会組織]ボアジチTVはツイッター上に、ボアジチ大学学長室が送信したメールのスクリーンショットを投稿した。       メールは以下のように綴られた。      「学位授与式を、すべての卒業予定者と来賓にとり、秩序よく安全に開催するため、キャンパス内で適用される規則について改めて通知します。ボアジチ大学のキャ 全文をよむ

2022-06-25 マルマリス山火事、ほぼ鎮火 (Milliyet紙)

スレイマン・ソイル内相とヴァヒト・キリシュジ農林相はマルマリスでの山火事について最新状況を発表した。キリシュジ大臣は火事は鎮火されたと伝えた。一方で夜間暗視航空機についての論争に軍警察空軍部長であるアリ・ドアン少将がピリオドを打った。      キリシュジ大臣は記者団に対して行った発表で、火事がほぼ鎮火されたが冷却活動が続いていると述べた。   キリシュジ大臣は発表で以下のように述べた。      「火事は鎮火された。冷却活動は終日、数日間続行する。トルコでの山火事の88%が人的要因で発生し、そ 全文をよむ

2022-06-24 イスマイルアー教団のマフムト師、死去、葬儀にはエルドアン大統領も (Hurriyet紙)

ファティヒ・モスクで行われたイスマイルアー教団の指導者マフムト・ウスタオスマンオール氏の葬儀の前、モスク周辺は大混雑だった。葬儀に参列しようという人々が朝早くからモスクに向かって歩いていた。レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領など数多くの政治家も葬儀に参列した。エルドアン大統領は演説で「現代の科学、叡智、知恵を併せ持つ指導者が永遠の旅に出る。我々は彼を知っており、彼の信仰と今後も親愛なる隣人であると信じている」と述べた。      しばらく危篤状態で治療を受けていたイスマイルアー教団の指導者マ 全文をよむ

2022-06-21 犠牲用獣は6月24日、イスタンブル着 (Hurriyet紙)

犠牲祭を前にイスタンブルでは準備が進んでいる。6月24日に街への流通が開始される犠牲用獣の市場の設置が完了した。      今年の犠牲祭は7月9日から始まる。犠牲祭を前に犠牲用獣の市場では、販売や屠殺の準備が始まった。イスタンブルでは巨大市場の設置が完了した。犠牲用獣は、6月24日から街への流通が許可され、巨大市場で売られることとなる。      一方で宗務庁が策定した犠牲獣サービス実施規則に関する要項は、官報で発表され施行された。要項によると、屠殺場所では「食肉業者証明書」または「犠牲用獣屠殺 全文をよむ

2022-06-13 トルコの49%、路上売りの牛乳購入 (Cumhuriyet紙)

1100人の対象者に行われた牛乳消費の習慣に関するアンケートの結果、トルコの49.2%が牛乳を購入する時、メーカーが作ったものではなく路上で売っている販売所あるいは個人を選んでいることが明らかになった。他方、生乳1リットル当たりの価格に5月15日から32%の値上げが行われ、これが陳列棚にある乳製品にも影響し始めた。      民間調査会社は1100人を対象に行った調査でトルコの牛乳消費の習慣を分析した。この調査によると、トルコの49.2%が牛乳を路上で売っている場所あるいは個人から購入しているの 全文をよむ

2022-06-12 アクデニズ大学、2か月で自殺者4人 (Hurriyet紙)

最近アンタルヤで起きた学生の自殺事件がソーシャルメディアの話題となっている。アクデニズ大学の声明では、自殺に関して委員会が設立されたと述べられた。奨学金・寮施設総局は「事件隠蔽」の疑惑は「事実無根だ」と弁明し、司法当局と連携して進めていると述べた。      アクデニズ大学(AÜ)本部ならびに奨学金・寮施設総局(KYK)はこの2ヶ月間で寮に住む学生3名が窓から飛び降り、学生1名が自宅で命を絶った事件に関して声明を出した。      大学本部はソーシャルメディアアカウントから以下の声明を発表した。 全文をよむ

2022-06-07 アンカラ、集中豪雨 (Cumhuriyet紙)

気象庁の局長がアンカラのために警告をした。午後の時間に影響を及ぼすようになった雨で各所の道が湖に変わってしまったのだ。家や仕事場に水が押し寄せた。イェニマハーレ郡では、水に覆われてしまった道に取り残されたミニバスに乗っていた乗客たちが、作業機によって救出された。CNNとトルコ天候相談員教授オルハン・シェン氏は、アンカラにおける降雨がどれほど続く可能性があるのかについての発表をおこなった。      首都を午後、突然襲った強い雨は大きな影響を及ぼした。通り、各所の道は雨水で湖に変貌した。運転主たち 全文をよむ

2022-06-06 この野苺の生育場所は誰にも明かさない (Cumhuriyet紙)

黒海地方で毎年夏前に高地で育ち、匂いと味が印象的な野苺の1キロは、200リラで売られている。野苺の採取をするアイシェギュル・コジャテュルクさんは、「1キロの野苺を採取するのに1日かかる。イチゴの場所を知っている者は、最も近しい友達にさえも場所を言わない。」と話した。      オルドゥ県ファトサ郡で自生した野苺が採取され始めた。地域で自生し、厳しい条件で収穫された苺は、地域の人々の冬のジャムの需要を満たし、一部の人は採取した苺を売り、家計の足しにしている。      ■4時間で1キロ採取     全文をよむ

2022-06-03 シリアから砂嵐-外出注意 (Hurriyet紙)

シリアの砂漠から強風によりトルコに到達した砂雲はアンカラを含む多くの街を砂で覆った。気象当局は国民の健康について警鐘を鳴らしており、砂雲に次いで泥雨が降る可能性があると明らかにした。飛砂が夜まで影響を及ぼすと予想される。CNNトゥルク気象アドバイザーのオルハン・シェン教授は、生放送の中で警鐘を鳴らした。シェン教授は「この状況下では絶対にマスクの着用が必要です。必要のない限り外出はしないでください。数か月は飛砂による影響が続くでしょう。3月から始まり、7月まで続きます。」と話した。一方で車を砂に覆 全文をよむ

2022-05-27 女性暴力被害SOSサイトにクルド語他5言語追加 (Yeni Safak紙)

女性への暴力を予防することを狙いとして内務省により2018年に作成されたKADESアプリに5つの言語が追加された。KADESは現在6言語でサービスを提供しているが、クルド語、ドイツ語、スペイン語、ウズベク語、キルギス語が追加されることで11言語に増加する。      暴力被害者の大半が女性であるという中、ワンタップで登録できる女性支援アプリ(KADES)に変更が加えられる。KADESは現在6言語でサービスを提供しているが、クルド語など5言語が新たに追加されることが発表された。      内務省の 全文をよむ

2022-05-11 藻に埋まるブユク・チェクメジェ湖「こんなことはこれまでなかった」 (Hurriyet紙)

イスタンブルのブユクチェクメジェ湖とマルマラ海が合流する地点で形成された藻の層が増えている。当地域に住むユスフ・ウイサルさんは、「私は40年間ブユクチェクメジェに住んでいる。これまでこのようなことは見たことがない。」と言い、ムラト・ハサン・ブユクルさんは「藻の光景は自然現象だ。毎年死んだ藻がこのように浮上し発生する。時間と共にこれらは自然と消えていく。」と述べた。      気温の上昇と弱まらない風のために、ブユクチェクメジェ湖がマルマラ海と合流する地域で水面が藻で覆われている光景が関心を集めた 全文をよむ

2022-05-10 シリア避難民の光景 (Hurriyet紙)

ヒュリエット紙の記者たちは、イスタンブルにおいてシリア避難民たちが多い地域にてシリア人たちと話をする中で、主な二つの恐れを確認した。彼らは話すことを恐れているようだが、「再び送り返される」という議論を怖がっている。彼らのうちの多くはアレッポそしてダマスクスからやってきたという。シリアに帰還をすることについていえば、アサドとそして失業-物価高騰を彼らは恐れているのです。      ■全員を同じ指標に入れるな      戦争が続く中で、常に避難民は存在することになるというのは一つの考えに過ぎない。1 全文をよむ

2022-05-06 フェトフッラー・ギュレン、服役の弟子らにメッセージ (Hurriyet紙)

フェトフッラー・ギュレンが、クーデター未遂の後に起訴され、判決が下り服役中の弟子らに送った新たなメッセージの中で、「天国が約束されている」[との発言]が判明した。      長年にわたり人々を「信仰につけ込み搾取」し、2016年7月15日にクーデターを企てたフェトフッラー派テロ組織(FETÖ)の首領フェトフッラー・ギュレンの新たなメッセージが判明した。今回は、クーデター未遂の後に起訴され判決が下された服役中の弟子らに「天国が約束されている」[との発言]が明かとなった。      断食明けの祝祭日 全文をよむ

2022-05-04 イスタンブル在住外国人は何人? (Hurriyet紙)

イスタンブル県知事府からイスタンブルに居住する外国人に関して書面による発表がなされた。この発表では、「今日現在、私たちの県では130万5千307人の外国人が合法的に居住している。」と述べられた。県知事府は、2022年1月1日から5月3日までの間に2万5644人の不法移民についての手続きを行い、8773人をイスタンブルから各国へ強制送還し、1万2684人は強制送還の手続きのために他の県の送還センターへ移送した、と明らかにした。      イスタンブル県知事府からイスタンブルで居住する外国人に関する 全文をよむ

2022-04-27 マスク着用義務終了、しかしマスクをし続ける人も (Milliyet紙)

公共交通機関や医療施設以外ではマスク着用義務が終了したが、今日アブジュラル地区の週市に訪れた人々の一部はマスクを着用し続けている様子が見受けられた。買い物客のひとりは、65歳以上の人々は自身を守る必要性を感じているため、マスクを着用し続けていると話した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は昨日、公共交通機関や医療施設以外ではマスク着用義務を解除すると発表した。その発表後、今日アブジュラル中央地区にある週市に訪れた人々の多くがマスク無しであった一方、買い物をする人々の一部はまだマスク 全文をよむ

2022-04-27 ゲズィ裁判判決に抗議の群衆に警察介入 (Cumhuriyet紙)

ゲズィ裁判で下された各種の決定がタクシム連帯グループの呼びかけとともに抗議が行われている。タクシム連帯グループの呼びかけを受けて市民たちはタクシムの建築家商工会連合(TMMOB)の前に集い始めた。一同に会した参加者たちは、「全ての場所がタクシム、全ての場所が抗議!」、「これは未だに始まりに過ぎない、闘争を継続しょう」というスローガンを放った。ここで行われた記者会見の後、イスティクラル通りを歩いた参加者たちに対して警官が介入した。数多くの人員が逮捕された。   」      ゲズィ裁判における実刑 全文をよむ

2022-04-22 サムスン、教会で断食明けの食事提供 (Hurriyet紙)

サムスンのマテル・ドロロサ教会で断食明けの食事が提供された。教会のマルセロ・ジュスネロス司祭は「異なる宗教が平和裏に共存することで人々の尊厳が守られる」と述べた。      ウルガーズィ街区のマテル・ドロロサ教会で断食明けのイベントが開催された。イベントには街区の住民らが参加し、教会で準備された断食明けの食事が振る舞われた。食事の後は祈りが捧げられ、カトリック教会の精神的指導者であるフランシスコ教皇のメッセージが読まれた。      ■「神は全ての人間と宇宙を包み込む」      教会のマルセロ 全文をよむ

2022-04-22 ムハンマドの聖衣、2年ぶり公開 (Hurriyet紙)

新型コロナウイルス感染症の影響で2年間非公開であったムハンマドの聖衣が今日公開された。4月29日金曜日の午後の礼拝まで観覧可能な神聖な委託品を訪れた人たちは長蛇の列を作った。      預言者ムハンマドの遺言でヴェイセル・カラニー(Uways al-Qaranî)へ贈られた神聖な委託品の1つであり、1851年から現在までファーティヒ区の「ムハンマドの聖衣モスク」で保存されているムハンマドの聖衣が2年ぶりに今日公開された。公開にはイスタンブル県のアリ・イェルリカヤ知事、イスタンブル県文化局長ジョシ 全文をよむ

2022-04-18 この花をもいだ人は車代並みの罰金 (Cumhuriyet紙)

東部アナトリアと南東部アナトリア地域の標高の高い場所で育ち、人々の間で「泣いている花嫁」や「悲しみの花」として知られているクラウンインペリアルは、エラズー県アルジャック郡で春とともに視覚上の饗宴を催す。一方、この花をもいだ人は車代並みの罰金を払うことになる。      雪解けが始まるとともに山間部で育つ、人々の間で「泣いている花嫁」あるいは「悲しみの花」という名で知られるクラウンインペリアルは、エラズー県アルジャック郡とアラジャカヤ郡で絵画を要しないような景色を作り出した。      人々の間で 全文をよむ

2022-04-11 カラブルトさん殺害事件の遺族、自殺した犯人の墓を暴くよう要望 (Cumhuriyet紙)

トルコを震撼させたミュネヴェル・カラブルトさん殺害事件の容疑者ジェム・ガリプオールが自殺したとは信じがたい、父のスレイヤ・ カラブルトさんはこう述べて、8年後に墓を暴くことを望んだ。ここ最近「何が起きているのか人生で」という番組に出演した父のスレイヤさんは、「あのソファの」写真について触れた。スレイヤさんは、「彼らは写真をインターネット上にアップした。娘への敬意がない。少なくとも、自分の子供にも敬意がないのか。」と述べた。      ミュネヴェル・カラブルトさんを残忍に殺したジェム・ガリプオール 全文をよむ

2022-04-09 ゼレンスキー大統領「トルコを後見国に期待」 (Cumhuriyet紙)

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は出演した生放送番組で、戦争終結に貢献してもらうために、トルコを安全保障の後見国にしたいと望んだ。      ウクライナのゼレンスキー大統領はインドの放送チャンネルであるリパブリックTVに発表した声明で、安全保障について尽力している、またトルコを含む8カ国をウクライナの安全保障に関する後見国と考えていると述べた。   ゼレンスキー大統領は「安全保障に関して尽力している。我々にこの安全を保障するために活躍する国々として期待しているのは、アメリカ、イギリ 全文をよむ

2022-04-05 フランス、トルコの入国条件を緩和 (Cumhuriyet紙)

新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが衰えつつあることを受け、各国は新たな決定を発表し始めた。フランスも最新の感染状況を踏まえ、渡航制限を改めた。トルコは感染者が多かった時期にはオレンジリストに指定されていたが、今後は緑リスト、すなわち危険のない国として指定されることとなる。      フランスでは、新型コロナウイルス流行により導入された渡航制限リストが2022年3月31日に更新され、トルコを含む46カ国がオレンジリストから緑リストへと制限が引き下げられることとなった。      これにより、トル 全文をよむ

2022-04-05 アパート門番王の果てしない遺産争い (Hurriyet紙)

アンカラのチャンカヤ郡の商業センターで30年以上に渡り門番を行っていたメフメト・カシュカヤ氏は、2015年に88歳で亡くなった際に相続者たちに対して、チャンカヤで8棟、プルサクラルで3棟のアパートメントと1つの土地、銀行に満額の金と70万リラの財産を残した。カシュカヤ氏の4人の息子は、その死の前に頭がしっかりしていなかったと主張をして、父親たちの財産の一部を不当な形で手に入れたと訴え、妹のギュルヴァーデ・ギュムシュに対して、2013年に裁判を開いた。このプロセスの期間、両者は互いに何十回もの裁判 全文をよむ

2022-04-01 英国からの輸入ゴミ、国会討議へ (Cumhuriyet紙)

イギリスからトルコへ「輸出」されたゴミが議会の議題になった。民主主義進歩党イスタンブル選出国会議員のムスタファ・イェネロール氏は、ゴミが環境にダメージを与え、環境上の健康問題の原因となりうると明らかにし、この問題に関しムラト・クルム大臣に向けて質問主意書を提出した。      民主主義進歩党イスタンブル選出国会議員のイェネロール氏は、ロンドンからアダナに持ち込まれ、GPSシステムで追跡したテスコスーパーマーケットに由来するゴミに関して、環境都市気候変動大臣のムラト・クルムの答弁を求めて質問主意書 全文をよむ

2022-03-28 機雷に気付いた漁師、状況を語る (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのボスフォラス海峡に次いでイーネアダ沖で機雷が確認された。国防省は、ブルガリア国境付近のイーネアダ沖で機雷が確認されたと発表した。機雷に気づいた漁師のチャウル・マルティンさんは、目にしたことを説明した。      黒海に面するクルクラーレリ県デミルキョイ郡イーネアダ町の沖合で機雷に気づいた漁師のチャウル・マルティンさんは、海に網を仕掛けている場所の約200m先に機雷があることに気付いたと述べた。      すぐに状況を通報したとするマルティンさんはとても怖かったと述べた。また、情報を 全文をよむ

2022-03-26 教団系暴力学生寮の父兄「学生は自分の意思できている」 (Cumhuriyet紙)

エセンレルのある教団寮で子供たちへ暴力を加えた職員が逮捕され、裁判所へ送致された。暴力の映像が話題となり続ける中、寮の前に来て、息子が3年間寮に入っていると語ったオズジャン・ユルマズさんは、「私たちの子供たちは自分の意思で来ている、私たちは満足している。」と述べた。      イスタンブルのエセンレルにあるスレイマン教団に属すると主張される学生寮で暴力事件が起こり、その映像が最初にソーシャルメディアに投稿された。イスタンブル県知事府は、書面による発表を行い、寮職員のアイクト・エルソズについて調査 全文をよむ

2022-03-25 酒とタバコ値上げへ (Cumhuriyet紙)

トルコ専売品販売店プラットフォームのオズギュル・アイバシュ会長は、タバコと酒がさらに値上がりすると発表した。      トルコ専売品販売店プラットフォームオズギュル・アイバシュ会長は、先週2トルコリラ値上がりしたタバコに加え、アルコールとタバコにさらに新たな値上げを行うとTELE 1に話した。      アイバシュ会長は、「私たち値上げに対応できるようタバコ・アルコールの販売店から知らされました。月曜日にタバコが値上げされる可能性が極めて高いです。アルコールも10-15%値上げされます。アルコー 全文をよむ

2022-03-23 行政裁判所の判決、オリーブ生産者勝訴 (Cumhuriyet紙)

行政裁判所は、イズミルのセフェリヒサル郡オルハンル村で計画されていた地熱発電所建設プロジェクトに反対した村民たちの訴えを受け入れ、イズミル第3行政裁判所の停止命令を承認した。      イズミルのセフェリヒサル郡にある、オリーブ畑で有名なオルハンル村で建設計画が持ち上がっていた地熱発電所プロジェクトに反対する村民の開いた裁判が、行政裁判所によって結審された。行政裁判所第6局は、地方裁判所と村民たちが正しいと見做し、イズミル第3行政裁判所の計画差し止めに関する判決を承認した。      判決で15 全文をよむ

2022-03-23 男女別席指示の校長、取り調べ―ブルサ (Milliyet紙)

ブルサ広域市オスマンガーズィ区にあるミトハトパシャ中学のハイダル・アクン校長が、教職員らに「男子生徒と女子生徒は隣にしないように」との指示を出した。教育組合はこの指示に反発し、県教育委員会も発表を出した。      今回のことはオスマンガーズィ区のミトハトパシャ中学で起きた。アクン校長は最初にメッセージアプリWhatsApp(ワッツアップ)を通じて、次いで書面で、教職員らに男子生徒と女子生徒の座る列を分けるようにと指示を出した、と言われている。      ■教職員らに書面で指示      ハイダ 全文をよむ

2022-03-22 黒海地方、大雪、車も家も雪に埋まる (Milliyet紙)

黒海地方の5県では大雪により、248の村および地区の道路は通行止めとなった。高所にある家々の玄関や駐車中の車が雪に埋まってしまう光景も見られた。      東黒海地域では降雪の影響で、人々の生活に不便が生じている。オルドゥ県では178村、リゼ県は3村、ギュミュシュハーネ県では34村、スィノップ県では30村、サムスン県では3村および地区道路は通行止めとなった。降雪が続く自治体、県特別行政体、高速道路の職員達は、通行止め解除に向け重機を用いて除雪にあたっている。また、極度の気温低下により起こりうる道 全文をよむ

2022-03-21 海を守る人たち: 小規模経営の漁師たち (Cumhuriyet紙)

国連は、彼らを「海を守る人」と呼んでいる。彼ら、つまり小規模経営の漁師たちのことである。世界自然保護基金トルコのために制作された同名のドキュメンタリーをご覧になった際に本当によりよく理解できましょう。なぜ彼らがこのように呼ばれており、なぜ彼らを必要としているのかを。三方を海で囲まれた我が国で小規模経営の漁師たちが直面している問題、生計を立てるための闘い、私たちの海と海中にある豊かさを保護するため何を行うべきかを説明した「海を守る人:小規模経営の漁師たち」という題名のドキュメンタリーは、現在、Pu 全文をよむ

2022-03-20 コロナ、終焉見えた? (Hurriyet紙)

保健省はコロナウイルス最新情報および1日ごとの感染状況一覧表を公表した。表では死亡者数ならびに感染者数の減少が続いていることがわかる一方で、24時間以内のCovid-19検査件数は26万2116件、陽性者数は1万3081人、死亡者数は85人となった。      保健省は3月20日のコロナウイルス感染状況を公表した。公表された表によると、24時間以内に実施された26万2116件の検査で1万3081人の感染が確認された。コロナウイルスにより85人が死亡、1万4263人の治療および隔離が終了した。   全文をよむ

2022-03-18 イスタンブルで大雪、続く (Hurriyet紙)

イスタンブルで時に間を空けつつ影響を及ぼした降雪は深刻な交通事故を引き起こした。一部の区で強く続いた降雪が白く覆った一方で、いくつかの地域では時々晴れ間がのぞいている。      都市部で昨夜始まり、日中は一部の区で時に間を開けながら続いた降雪は生活に支障を与え続けている。      一部の区で強く続いた降雪は白く覆った一方で、いくつかの地域では時々晴れ間がのぞいている。      雪の影響で交通に遅延が起きる地域もある中、一部の地点では物質的損害を伴う事故も発生した。      ギョクテュルク 全文をよむ

2022-03-17 「難民の傷を共に癒そう」 (Milliyet紙)

トルコ市民オンブズマン代表シェレフ・マルコチ氏は、ウクライナとロシアの隣人たちを筆頭に、西側のオンブズマンの代表者たちに向けて書簡を送り、民間人に対して行われる攻撃の結果として発生している人権侵害を終わらせること、数百万人のウクライナ人難民が発生している問題を解決するために共に行動を起こすことを提案した。      オンデル・ユルマズ:アンカラ-トルコがシリア戦争のために11年にわたって数百万人の難民に対して門戸を開いたこと、そして豊富な経験を持っていることを述べたマルコチは、書簡において「難民 全文をよむ

2022-03-15 ウクライナから退避のヴァン出身学生、家族と再会 (Milliyet紙)

ロシアによるウクライナへの武力侵攻の間、スムイ市に閉じ込められていたヴァン出身の大学生ヴェファ・キヤトマズ(23)が家族と再開した。      ロシアによるウクライナへの武力侵攻が始まり、ウクライナのスムイ市に閉じ込められていた歯科1年生のヴァン出身ヴェファ・キヤトマズは、外務省の試みにより、3日間のバス移動ののち、ヴァンのオザルプ郡にやってきて家族と再会した。兄のテイフィクと母ヒュッリイェト・キヤトマズと抱き合いながら懐かしさを感じたキヤトマズは、感動的な瞬間を過ごした。      恐怖に満ち 全文をよむ

2022-03-14 最高裁、驚きの理由で殺人犯を減刑 (Cumhuriyet紙)

女性の殺人でトルコを立ち上がらせる判決がさらに発表された。トルコ・ラジオ・テレビ協会の芸術家であるハティジェ・カチマズさん(33)の殺人事件で最高裁判所は、「もし求婚を受け入れていれば、殺人は起こらなかったかもしれない」という形で下した判決は議論を生んでいる。カチマズさンを殺したオルハン・ムニス被告は、最高裁が「計画的な殺人」の代わりに下した判決により71歳から5年減らされて65歳で釈放される。      最高裁刑事審査委員会は、ハティジェ・カチマズさんを殺したオルハン・ムニス被告の起訴に関する 全文をよむ

2022-03-12 アンカラの公共交通機関、運賃値上げ (Hurriyet紙)

アンカラ私立バス(özel halk otobüsleri)およびドルムシュ〔乗合タクシー〕の運行停止ストの結果、話題となっていた6.5トルコリラの運賃値上げが公式に受理された。      アンカラ広域市交通調整センター(UKOME)は昨日、総会を開催した。総会ではEGO〔電気ガス・バス総局〕による44%の運賃引き上げ案が賛成多数で可決された。これにより首都における公共交通機関では、満額運賃が4.5リラから6.5リラへ値上げされたことになる。学割運賃は2.5リラから4.5リラへの値上げ。乗り換え 全文をよむ

2022-03-11 ファトサで人々の抵抗続く (Cumhuriyet紙)

オルドゥ県ファトサ郡のカヤキョイのアクチャクケセ地区において、保護指定を受けている地域固有種の植物が生えている場所に採石場の開設する計画が地元住民から反対を受けている。      ファトサ郡のカヤキョイにあるアクチャクケセ地区において合計936エーカーの異なる3箇所に採鉱地が開かれることが明らかにされた。まず最初に2012年に地区の境界内の250エーカーの土地に開かれる予定だった採石場への反対運動が始め、法廷闘争で勝利した地元住民は、5年後に同地区で別の企業が開こうとした採掘場も法廷闘争の結果差 全文をよむ

2022-03-11 高等教育委員会より、ウクライナ在住の学生に対し発表 (Hurriyet紙)

高等教育委員会(YÖK)エロール・オズヴァル委員長は、ウクライナの大学で学ぶトルコ人学生の現状に対する取り組みが継続しているとしたうえで「ウクライナから来た学生たちが学習状況を申告するウェブサイトを作りました。彼らの学習状況を私たちに共有してもらいたいと思っています。現在登録が進んでいます。今日までに3千件の登録がありました」と述べた。高等教育委員会のエロール・オズヴァル委員長の発表は以下の通り。      「生活に苦しむ学生たちのため私たち高等教育委員会が考えていることは、学生たちが高等教育か 全文をよむ

2022-03-04 ウクライナから退避したクリミア・タタール人に心理的支援 (Milliyet紙)

ファフレッティン・コジャ健康大臣は、ウクライナから退避してきたクリミア・タタール人に対して国立医療救助班(UMKE)による緊急健康サービスと必要とする人々に対して心理的な支援を行うことを明らかにした。      コジャ大臣はツイッターの投稿で、昨日、ウクライナから退避したクリミア・タタール人のうち209人がトルコへ入国したことに触れ、「98人の子供のいるこの集団に、デレキョイ国境ゲートから入国が行われたのち、UMKEの医療班による緊急健康サービスが提供された。必要とするものには心理的支援サービス 全文をよむ

2022-03-04 トルコ航空国内線にPCRテスト不要に (Milliyet紙)

ターキッシュ・エアラインズ(THY)は、国内線でPCR検査での陰性証明が、また全てのフライトでHESコードが不要になると発表した。      本件についてターキッシュ・エアラインズの公式サイトに掲載された発表では「内務省の決定に従い、2022年3月3日以降国内線でPCR検査での陰性証明が、また全てのフライトでHESコードが不要になった。機内でのマスク着用義務は継続される」とある。      ■内務省の通達      一方、内務省はCOVID-19への対策に関する通達を作成し81の県に送付した。通 全文をよむ

2022-03-03 イズミルで鉱物採掘事業者への抗議活動―オリーブ畑が売り渡される! (Cumhuriyet紙)

イズミルで自身に「自然の子供たち」という名前の大学生のグループが、オリーブ畑を鉱物採掘場へと変えさせられる可能性をもたらす法律の施行規則の転換に対して抗議活動を行った。      アルサンジャク・キプロス犠牲者通りに集まった「自然の子供たち」という名の大学生グループは、「オリーブに手を出すな!鉱物採掘場の法規則は引き返せ」と書かれたプラカードを掲げた。「オリーブは鉱物よりも価値がある」、「AKPはその手を自然から手放せ」そして「私の空、水、土地に触れるな」というスローガンを掲げたグループは、警察 全文をよむ

2022-03-03 カバタシュ−メジディエキョイ−マフムトベイ地下鉄最後のレール溶接作業開始 (Milliyet紙)

イスタンブル広域市市長エクレム・イマムオールは、カバタシュ−メジディエキョイ・地下鉄のカバタシュにおいて、レール溶接式に参加した。      イスタンブル広域市市長エクレム・イマムオールは、トルコ大国民議会共和人民党副議員団長でイスタンブル選出国会議員のエンギン・アルタイと、善良党副議員団長のミュサヴァト・デルヴィシュオール、共和人民党イスタンブル県代表ジャナン・カフタンジュオール、善良党イスタンブル県代表ブーラ・カヴンジュが参加して、カバタシュ−メジディエキョイ地下鉄線の調査を行った。イスタン 全文をよむ

2022-03-03 嵐で魚の価格が高騰 (Milliyet紙)

悪天候は、魚屋に影響を与えた。嵐が与えた悪影響は1週間のうちに魚屋で10リラの値上げとして反映された。      イスタンブルにおける寒波は魚の価格を値上げさせた。嵐によって漁獲量が先週と比べて減少したことは、魚屋に値上げという形で影響を及ぼした。価格は先週と比較して10リラ上昇した。      ■「嵐ののちに価格は下がる」   イェニカプの魚市場組合は気温が上がることで価格が元に戻るであろうと言った。魚屋のシャファク・ギュンは「現在のところ本当に魚が海にいない。これに加えて嵐が来るために価格が 全文をよむ

2022-03-03 イスタンブルのマスク着用義務、解消 (Hurriyet紙)

屋外でのマスク着用義務が解消された。解消初日、イスタンブルで最も混みあう場所であるイスティクラル通りではマスクを外している人も着用し続ける人もいた。      科学委員会会合の後、コロナウイルスとの戦いは新しい段階に入った。新たな決定により、屋外でのマスク着用義務は解消された。イスタンブルで最も混みあう場であるイスティクラル通りではマスクを外している人も着用し続ける人もいた。      ■「自らの健康のために着用が必要です」      自らの健康のためマスク着用を続けると話すラフミ・オズトゥルク 全文をよむ

2022-03-02 公正発展党報道官「ロシア人へのヘイトスピーチは全く間違っている」 (Milliyet紙)

オメル・チェリキ公正発展党副党首兼報道官は、「ロシア文化や文学、音楽を禁止しようとすることと、ロシア人に対するヘイトスピーチは全く間違っている」と述べた。      オメル・チェリキ公正発展党報道官は、ツイッターアカウントでの投稿において、「ロシアの不正な占領行為に対して反対することは正しい。しかしながら、ロシア文化や文学、音楽を禁止しようとすることと、ロシア人に対するヘイトスピーチは全く間違っている。占領に反対することと、文化への敵視を一緒にしてしまうことは賢いとは言えない。ミュンヘン交響楽団 全文をよむ

2022-03-02 HESコードと屋外でのマスク着用義務廃止! (Milliyet紙)

速報によれば、コロナウイルス対策やワクチン接種、現行の規制等について話し合うため、今一度専門家委員会が開かれた。コジャ保健相の発表によって、マスクの着用義務はなくなったのだろうか?マスク着用に関する新たな決定は何かという疑問も解決した。会議の後、ファフレッティン・コジャ保健相は「私たちは正常化プロセスの最終段階にいます」と述べ、会議での決定事項を次々に明らかにした。      保健省にて、コロナウイルス対策委員会が会合を行った。ファフレッティン・コジャ保健相は、専門家委員会のメンバーに感謝の言葉 全文をよむ

2022-02-28 カラ医師「トゥルコヴァクは死亡リスクを大幅に下げる」 (Milliyet紙)

健康省コロナウイルス科学委員会委員のアテシュ・カラ教授は、トゥルコヴァクが死亡リスクを減少させることに大きな効果があり、重症化を防ぐと述べた。      トルコの国産ワクチン、トゥルコヴァクがシャンルウルファ組織産業地区にある36000㎡の実験場で生産が続けられている。トルコ・ワクチン協会会長で、保健省コロナウイルス科学委員会委員のアテシュ・カラ教授は、トゥルコヴァクが死亡リスクと重症化を防ぐことを明らかにして、「私たちのワクチンでは他の不活性化ワクチンに対してより良い予防効果があるという幾つか 全文をよむ

2022-02-25 ロシアのミサイルが命中したトルコの貨物船、ヤロヴァに入港 (Cumhuriyet紙)

ウクライナのオデッサ海上で昨日ミサイルが命中したトルコ企業の所有する貨物船「ヤサ・ジュピター」がヤロヴァ港に到着した。      ヤサ船舶管理会社の管理するマーシャル諸島船籍、全長199m、幅32mのバラ積み貨物船「ヤサ・ジュピター」は16時ごろヤロヴァ海上に到着した。      案内船に連れられて前進した貨物船は、アルトゥノヴァ郡造船地区に寄港した。「ヤサ・ジュピター」の修繕作業は特別ドックで行われることが明らかにされた。      ■「ミサイルが着弾した」   ブラジル−ジブラルタル−オデッ 全文をよむ

2022-02-25 ハルク・エキメキ「数ヶ月後のパンの値段を考えるだけでつらい」 (Cumhuriyet紙)

近年、トルコの農業政策はロシアとウクライナへの依存を年々高めていた。今回、両国が戦争状態に入ったことで、パンの価格が数倍に跳ね上がるおそれがある。      2月24日、ロシア・ウクライナ危機は戦闘状態へと発展した。これにより、トルコでも農産物に深刻な値上がりが起こる可能性が懸念されている。トルコは穀物の大部分をこの両国から輸入しているためだ。      戦争状態によって農業生産がますます困難になると指摘する専門家たちは、この危機が小麦の価格にも反映されるであろうと警告している。      イス 全文をよむ

2022-02-22 久しぶりに小サバが魚屋に並ぶ (Milliyet紙)

長年漁獲量が減少していた小サバがコジャエリで再び魚屋に並び始めた。小サバを人々に宣伝しようとしているケマル・ビネクリオールは、「この魚は35年の間漁れず、最近になって豊漁になり始めた」と述べた。      マルマラ海で長年不漁であり続け、見られなかった小サバがコジャエリで再び魚屋に並び始めた。1キロ30リラで販売されている小サバは人々からも需要が高い。この魚は35年の間不漁であったと述べる魚屋のケマル・ビネクリオールは、「小サバはマルマラ海で最も人気の魚だった。テキルダー周辺海域とボスポラスに生 全文をよむ

2022-02-20 教職につけない地理の教員、命を絶つ (Cumhuriyet紙)

地理の教員であるにもかかわらず、就職先が見つからずメルスィンで行商で生計を立てていたイスマイル・カラハンさん(32歳)が自ら命を絶った。〔善良党の〕メラル・アクシェネル党首は「恥を知りなさい」と投稿し、「また一人、うら若き教員を苦境の闇で失ってしまいました」と述べた。      メルスィン県タルスス郡で就職先が見つからず行商で生計を立てていた32歳のイスマイル・カラハンさんが自ら命を絶った。      カラハンさんの家族は、彼が経済的に困窮していたとコメントした。      ■「彼らはしっかりと 全文をよむ

2022-02-20 ウスパルタで電気代支払猶予の適用範囲拡大 (Milliyet紙)

ウスパルタに大きな影響を与えた豪雪ののち、世帯顧客への電気代徴収において最終支払日から30日の猶予期間を設けたCKエネルギー・アクデニズ電力会社は、この適用範囲に商業施設と農業灌漑設備も加えた。      2022年2月3日からウスパルタの生活に悪影響を与えた豪雪と電線が切断された事による停電は、公共・民間部門の集中的な対応によって解決した一方、世帯顧客への電気代支払いのために30日の猶予期間を設けたCKエネルギー・アクデニズ電力会社は、この適応範囲に商業施設と農業灌漑設備を加えた。      全文をよむ

2022-02-19 流入シリア人を数えないため、人口操作 (Hurriyet紙)

流入シリア人がトルコの人口構造を破壊しないよう、「希釈」が行われている。シリア人の人口が全体の25%以上を占める地域では、一切の外国人に在留許可が認められない。      内務省の統計によると、トルコ国内には一時的保護の資格で370万人のシリア人が暮らす。シリア人に起因する人口構造上の緊張緩和を目的として、新たに対策がとられた。この対策では、シリア人は在留登録された県にとどまることになり、シリア人人口が多い地域では県と市で新たな在留登録は行われず、在留許可が与えられない。シリア人に対しては、その 全文をよむ

2022-02-16 共和人民党スュメル議員「欧州のゴミが豊かなアダナの地に捨てられている」 (Cumhuriyet紙)

   共和人民党のアダナ県選出オルハン・スュメル大国民議会議員は議会において、外国のゴミがアダナ県の一部に捨てられており、有毒廃棄物が環境と人間の健康に害を与えていることを議題に挙げた。      共和人民党のスュメル議員は、「世界的に有名な環境団体グリーンピースは2021年4月のフィールドワークにより、イギリスやEU諸国から運び出されたプラスチックゴミが不法投棄されており、また野外で焼却されていることを指摘したうえで、アダナでのゴミ埋め立て地で行った調査の結果『ゴミ遊び:リサイクルなき生活』と 全文をよむ

2022-02-14 ウスパルタの停電に関してCHP議員が電力供給会社を提訴 (Cumhuriyet紙)

アフメト・アクン共和人民党副党首はウスパルタで数日間続いた停電に関して、アクデニズ電力供給会社に制裁を課すためエネルギー市場調整委員会に提訴した。      ウスパルタで数日間続き、都市に大きな被害を引き起こした停電への責任を持つアクデニズ電力供給会社は、アフメト・アクン共和人民党副党首によってエネルギー市場調整委員会に提訴された。      アフメト・アクン共和人民党副党首は、本件に関する文書での声明において、50万人以上の人口を持つウスパルタで2月3−8日の間に96時間の停電が発生したことに 全文をよむ

2022-02-14 ミグロスから解雇された労働者、トルコ産業・企業家協会総本部前に (Cumhuriyet紙)

ミグロスから解雇された257人の労働者(注)は、トルコ産業・企業家協会総本部前に集まり、記者会見を行った。倉庫・港湾・造船・海運労働者組合の支援によって集まった労働者たちは、ミグロスの倉庫で働く友人が中傷や暴力を受け解雇されたと主張した。      [イスタンブルの]エセンユルトにあるミグロスの倉庫で働く労働者たちが低い賃金の強制に抗議して始めたストライキは、トルコ産業・企業家協会の前で続いた。      ミグロスの倉庫で働く労働者たちが4リラの賃上げを求めたものの拒絶され、これに反対してデモは 全文をよむ

2022-02-14 有料道路・海峡の通過でHGS廃止 (Hurriyet紙)

   道路総局は、有料道路および海峡の通過においてOGS(自動通過システム)を廃止し、通行料はHGS(高速通過システム)のみによって徴収することを決めた。3月31日から適用される。          道路総局は、有料道路および海峡の通過について、OGSを廃止することを決めた。通行料はHGSによって支払われる。      OGS端末のついた車のオーナーであることを示すステッカーは、銀行によって無料にてHGSステッカーに交換される。3月31日から適用される。      道路総局は「2022年3月 全文をよむ

2022-02-13 トゥンジェリ県ナズィミイェ郡知事、ジェムエヴィの運営を銃で脅迫 (Cumhuriyet紙)

   トゥンジェリ県ナズィミイェ郡のウウル・トゥトカン郡知事は、デュズギュン・ババ・ジェムエヴィ〔訳者注:アレヴィー派の宗教的集会所〕に言い渡されている6万トルコリラの罰金を批判した同ジェムエヴィのスィナン・クルムズチチェキ会長を脅迫した。         トゥンジェリ県ナズィミイェ郡にあるデュズギュン・ババ・ジェムエヴィに対し、過去三年間で適用された6万トルコリラの罰金について、同ジェムエヴィのスィナン・クルムズチチェキ会長は協会を代表し、罰金は違法に言い渡されたものであると主張した。     全文をよむ

2022-02-12 これがエルドアンの職人技だ!数ヶ月前のキロ売り価格、今はばら売り価格 (Cumhuriyet紙)

政権による電気代、ガス代、燃料代の値上げと厳しい冬の寒さが重なり、マーケットでは価格が高騰している。一か月前は1キロ分に払っていた金額よりも高い金額を払っても、人々が買えるのはたった一個の野菜だけだ。値札からは、食品におけるインフレがトルコ統計機構の示す値よりもずっと高いことを示している。      次々にやってくる値上げの後、あちこちのマーケットで野菜・果物の値段を調べてみた。売り場に近づくことすら〔心理的に〕難しい。キロ単位で野菜を買うことは、もはや不可能だ。野菜のキロ単位の価格が高すぎると 全文をよむ

2022-02-11 オリーブ生産者に公的支援継続 (Milliyet紙)

キリスで343人のオリーブ生産者に、オリーブ収穫ネット、黄色い粘着虫取りシート一式、オリーブミバエの罠、黄色いカップのついた害虫トラップ7つ、手ノコギリ1つ、ペットボトル7本が配られた。      県農業森林局の管理する庭園で行われたプログラムには公正発展党県支部長のメフメト・ムラト・カラタシュは県議長のシュフメフメト・ヤルチュン、農業技術者会議所キリス代表のギュヴェン・オズデミルと招待者と農業従事者が出席した。式でスピーチを行った県農業森林局のメフメト・ヌーリ・キョクチュオールは、キリス産オリ 全文をよむ

2022-02-11 ビトリス県で7メートルの積雪! (Hurriyet紙)

ビトリス県では、中心部で5.5m、高地では7mの積雪が記録された。      毎年、トルコで最多の積雪量を記録するビトリス県では、2021年12月から2022年2月までの降雪量が公表された。ビトリス県気象局によれば、県中心部の積雪量は合計5.5m、高地においては7mに達した。ビトリスで2021年12月9日(木)に降った174cm、2022年1月に降った257cm、2月に降った35cmの降雪は合わせて466cmとなり、高地では7mに達している。      雪の影響で学校に行くのが大変だというスラ・ 全文をよむ

2022-02-10 ハルク・レヴェントから抗議活動中のYemeksepeti従業員たちに連帯 (Cumhuriyet紙)

歌手のハルク・レヴェントと共和人民党副党首のヴェリ・アーババが、10日間抗議活動をおこなっているYemeksepetiの配達員たちに連帯した。      共和人民党副党首のヴェリ・アーババとハルク・レヴェントはYemeksepetiという名前のオンラインデリバリー会社が位置するシシリ・エセンテペの広場の前で10日間抗議活動をしている従業員たちに連帯した。      ■「この人たちは命を運んでいる」   ヴェリ・アーババは「配達業はトルコにおいて重要な仕事である。約90万人がバイク宅配人としてトル 全文をよむ

2022-02-09 国営の学生寮足りず、学生たちは教団系の寮へ (Cumhuriyet紙)

   公正発展党(AKP)政権は、〔深刻化している〕学生寮の不足に十分な手を打てていない。この状況は〔教団系の寮で自殺した〕エネス・カラのような若者たちを自殺に追い込むだけでなく、子供の人生に影を落としている。本紙は学生寮の問題を調査した。浮かび上がったのは、学生たちが協会・財団系の寮に通わざるを得なくなっているという恐ろしい構図だった。      教団系の学生寮は、〔教団の〕収入源であり組織基盤であり、人員収集の場所である。医学生のエネス・カラが自殺した事件や、コンピューター・エンジニアリング 全文をよむ

2022-02-09 ヴァンで去年1900人、今年はすでに100人の移民ブローカーを逮捕 知事発表 (Milliyet紙)

ヴァン知事メフメト・エミン・ビルメズは、ヴァンが移民ルート上にあることを明らかにして、「国境において、軍部隊は9個大隊、46前哨基地、184の監視塔で年中無休の任務に当たっている。そのすぐ後ろではジャンダルマが国境全域の道路でパトロールを行い、監視をおこなっている。2021年に我々は約150の隠れ家を破壊した。今年は今の所17の隠れ家を破壊している。去年は1900人、今年は今の所100人の移民ブローカーを拘束した」と述べた。      ヴァン知事メフメト・エミン・ビルメズの知事部局のアリ・パシャ 全文をよむ

2022-02-09 イスタンブル1日の雨、ダムの増水に寄与 (Milliyet紙)

イスタンブルで一日の降雨がダムに約8%の増水をもたらした。昨日68.21%だった貯水率は、今日76.84%と観測された。      イスタンブル全体のダムの貯水率は一日の降雨によって記録的な水準で増加した。イスタンブルでは昨日、ダムの貯水率は68.21%と観測された。当都市では、昨日、一日中雨が降った。激しい雨の影響で、今朝の貯水率は76.84%と観測された。昨年2月の貯水率は56%台の水準であった。      過去14日間を見ると、ダムは降雪と雨の影響で22%が満たされた。1月27日の貯水率は 全文をよむ

2022-02-08 トラックから130人アフガニスタン人-ヴァン県 (Milliyet紙)

ヴァンのムラディイェ郡で制止されたトラックの荷台から、アフガニスタン国籍の不法移民130人が見つかった。一方、イペッキヨル郡では、密入国対策として空き家6棟が取り壊された。      県軍警察司令部に付属するムラディイェ郡軍警察支部は、午前2時30分頃、不審なトラックを停止させた。車内検査の結果、荷台からアフガニスタン国籍の不法移民130人が見つかり、拘束した。不法移民達は移民担当機関へと移送される一方、トラック運転手S.A.は逮捕された。      ■空き家6棟の取り壊し      一方、県警 全文をよむ

2022-02-07 ウスパルタの一部で停電が続く (Cumhuriyet紙)

ウスパルタでは、豪雪の影響で停電が継続している。善良党のウスパルタ選出国会議員アイリン・オンデル・ジェスール氏はジュムフリイェトTVへの説明で、街の一部で停電が継続していると述べた。      ウスパルタにおいて2月3日に始まり、街全体に影響を与えた豪雪は多くの地区で停電を引き起こした。人々は生活を麻痺させる停電に対して反抗した。暖房と通信の問題はウスパルタ住民たちを困難な状況に追い込み続けている。      善良党ウスパルタ選出国会議員のアイリン・オンデル・ジェスール氏は、ジュムフリイェトTV 全文をよむ

2022-02-06 米国で再生医療を研究するオズディンレル博士、脳細胞の再生で受賞 (Cumhuriyet紙)

米国ノースウェスタン大学筋萎縮性側索硬化症(ALS)研究センターのハンデ・オズディンレル博士は、最も優れた発見をした10人の研究者に選ばれた。死んだ脳神経細胞を再生したオズディンレル博士は、この研究を始めたきっかけは脳出血によって亡くなった弟であったことを語った。      最も優れた10人の研究者の一人に選ばれたハンデ・オズディンレル博士は、死んだ脳細胞の再生に成功した。米国における彼女の受賞は世界中から注目されることとなった。      オズディンレル博士は、自分がここまで来られたのは若くし 全文をよむ

2022-02-06 感染エルドアン夫妻への誹謗SNSに、取り調べ (Hurriyet紙)

イスタンブルおよびアンカラの共和国検察庁が、エルドアン大統領とエミネ・エルドアン夫人のコロナウイルス感染後、ソーシャルメディア上での犯罪となる投稿に対して、職権による捜査を開始したと発表。この捜査の一環で、エルドアン大統領に対して挑発的かつ侮辱的な投稿をしたとされるプナル・Öという人物がイスタンブルのバージュラル地区で拘留された。      イスタンブル共和国検察庁の発表では次のように説明されている。      大統領に対して不快感を与える犯罪行為的投稿に対して、イスタンブル共和国検察の職権捜査 全文をよむ

2022-02-05 PCR検査が撤廃されブルガリア人たちがエディルネへ大挙 (Milliyet紙)

ブルガリア政府が出入国時のPCR検査を受ける義務を撤廃したことで、ブルガリア人たちがエディルネに大挙してやってきた。      ブルガリア保健省は、増加するコロナ新規感染者のためにトルコをレッドリストに追加した。この決定とともに、入国者にワクチンパスポートとPCR検査義務を求めたために、トルコからブルガリアへの移動するために必要となる600リラのPCR検査のために、ブルガリア人たちのエディルネへの来訪が止まっていた。ブルガリアが全ての出入国に際するPCR検査の義務づけを撤廃したことでブルガリア人 全文をよむ

2022-02-04 スレイマニイェ・モスクの景観に危機 (Cumhuriyet紙)

   スレイマニイェ・モスクのシルエットを損なうとして、「英知拡大財団」が建設を進める建物に関して議論が続いている。財団側は「今よりも大きかった建物を取り壊し、より小さい建物を建設している」と説明していたが、過去に同じ地点から撮影された写真によってその説明が虚偽であることがわかった。         スレイマニイェ・モスクは、「立法帝」スレイマンがミーマール・スィナンに作らせたモスクで、1551年から1557年の間に歴史的半島において建設されたモスクだ。そのスレイマニイェ・モスクの目の前にそびえ 全文をよむ

2022-02-02 原価と小売価格の間の大きな違い! (Milliyet紙)

生産者と小売業者間での価格の差が日に日に大きくなっている。トルコ農業協会から明らかにされたデータによれば、野菜と果物の生産者価格と小売価格の間の差は4.5倍に至った。イスタンブル農協会長のオメル・デミルは本件に関して以下のような重要な説明を行った。      りんごの価格上昇に続いて玉ねぎ293.56%、オレンジ87.10%、緑レンズ豆236.19%、レタス224.04%、雛豆222.38%という上昇率となった。りんごが4.4倍、玉ねぎとオレンジが3.9倍、緑豆が3.4倍、レタスと雛豆が3.2倍 全文をよむ

2022-02-01 仮想空間巡礼はアリか?-宗務庁見解発表 (Cumhuriyet紙)

宗務庁巡礼小巡礼総局のレムズィ・ビルジャン局長は「我々はメタバース(仮想空間)でカーバを訪れることがきるようになるが、礼拝は従来のようにはできない。」と発表を行った。      サウジアラビアはイスラム教徒がカーバ神殿の黒石を仮想的に訪れることがきるようにするメタバースの試みを始めた。参拝巡礼が「バーチャル黒石」と名付けられたこのプロジェクトによって仮想空間に移ることについての議論も同時に起こった。      宗務庁巡礼小巡礼総局のレムズィ・ビルジャン局長はこの話題についてイェニ・シャファク紙に 全文をよむ

2022-02-01 イスタンブル空港が旅客の見送りや面会に来る人々に開かれた (Milliyet紙)

コロナウイルス予防の一環として、感染拡大防止を目的とするイスタンブル空港の入り口でのチケットコントロール義務が本日付けで撤廃された。旅客の見送りや面会のために来る人々は空港へ入れるようになった。      感染予防の一環としてイスタンブル空港運営会社のİGAから、チケットを持つ旅客の他の人々による空港への入場が制限されていた。この決定に沿って本日付で空港への入り口において行われていたチケットコントロールが撤廃され、旅客以外の人々が空港に入ることが許可され始めた。空港に旅客の見送りや面会のためにく 全文をよむ

2022-01-30 光熱費値上げが最低賃金を消滅させた (Cumhuriyet紙)

新年と共に引き上げられた給与と諸料金は光熱費の値上げのために国民の懐に入る前に消滅してしまった。およそ45日の間に、光熱費の値上げだけで合計565リラに登った。      共和人民党副党首のアフメト・アクンは新年に引き上げられた給与と諸料金が1月末より光熱費の値上げによって「蒸発した」と強調している。値上げの国民に対する影響を報告し、2022年に明らかにされた最低賃金は1月末に初めて国民の懐に入ることに触れたアクンは以下のように続けた。      「電気代に施行された52−127%の段階的な値上 全文をよむ

2022-01-28 全国的な大雪、干ばつの解消につながるか? (Milliyet紙)

トルコの大部分を襲った激しい降雪が、干ばつの影響を抑えることができると評価した専門家らは、「しかしながら、耕作地に好影響をもたらすには、数回の降雪が必要だ」と述べている。      ボアジチ大学気候変動・政策センター運営委員会のメンバーであるムラト・トゥルケシュ博士は、トルコ全土で数日間猛威を振るった降雪の干ばつに対する効果を評価し、降雪が干ばつの影響を和らげるだろうと見解を述べた。その一方で、同センター長のレヴェント・クルナズ博士は、「農地の貯水量を増加させる。耕作地域の干ばつに好影響をもたら 全文をよむ

2022-01-26 気象総局より注意喚起「まれに見る大雪」 (Milliyet紙)

気象総局が次々に警告を発表するなか、国土は全体的に雪に覆われた。強まる雪によって、ところによっては交通にも支障が出ている。全国的に雪は続くのだろうか。この疑問に対し気象総局は新たなレポートを発表した。      気象総局が発表した最新の分析によれば、本邦は全国的に曇り、または晴れ時々曇りで、東マルマラ海、東地中海、中央アナトリア地方東部、黒海、東部および南東部アナトリア地方、アフィヨンカラヒサル県、チャンクル県周辺およびエスキシェヒル県とアンカラ件の北部にみぞれや雪が降ると予想されている。東地中 全文をよむ

2022-01-26 イスタンブル、あちこちに雪で立ち往生の自動車 (Milliyet紙)

イスタンブルでは、降雪により道路わきに駐車した車はいまだ持ち主らが引き取っていない。      イスタンブルでは、激しい積雪が原因で立ち往生した車のドライバーたちは、車両を道端に止めたまま自宅やホテルへと避難した。バフチェリエヴレル・バスン高速道路のイェニボスナの辺りでは自動車、乗り合いバス、トラック、大型トレーラーなど非常に多くの車両は、未だ持ち主が引き取りに来ていない。道路わきに停められた車両は、道路交通の安全を脅かしていて、警察は持ち主らに連絡をとっているおり、道路から車両をどかすよう要請 全文をよむ

2022-01-26 イスタンブル空港で欠航相次ぎ問題が続く (Cumhuriyet紙)

「政権と癒着し、最も公共入札を獲得している企業」として知られる、ジェンギズ、マパ、リマク、コリン、カルヨン各社の合弁事業グループによって2018年に建設されたイスタンブル空港は降雪を前に完全降伏した状態になっている。      イスタンブル北部及び西部を襲った豪雪のためにイスタンブル空港において3日の間大きな問題が発生している。   空港では何十もの欠航が発生しており、乗り継ぎを待つ国内外の利用客は空港内に長時間取り残されている。      トルコ航空社長のビラル・エクシは、イスタンブル空港にお 全文をよむ

2022-01-25 イスタンブル空港において観光客が抗議「ホテルが必要だ」 (Cumhuriyet紙)

昨日〔24日〕の昼頃、激しい積雪の影響でイスタンブル空港のフライトが欠航となった。これにより一部の観光客は「We need hotel(ホテルが必要だ)」のスローガンを掲げた。      イスタンブルを襲った雪の影響で、イスタンブル空港発着のフライトは昨日〔24日〕、一時的に欠航となった。約25時間もの間着陸を待ち続けた乗客は、その夜空港で寝泊まりすることを余儀なくされた。観光客の中には段ボールの上に横になった人もいた。      激しい雪の影響で空の便の欠航が続く中、ソーシャルメディアでシェア 全文をよむ

2022-01-25  アンタリヤ、29年ぶりの雪! (Hurriyet紙)

国家気象総局から警報が出された後、ムーラ、アンタリヤでも降雪が観測された。ムーラでは降雪の後、中心区のメンテシェからマルマリス、フェティイェへと結ぶ道路が通行止めとなった。ムーラ - アンタリヤ間の道路は午前3時頃に通行止めとなったが、除雪作業の後、午前11時頃通行止めは解除された。マルマリス中央部から35㎞の位置にあるオスマニイェ地区及び40㎞の位置にあるバユル地区では13年ぶりに、アンタリヤの都市部でも29年ぶりに降雪が観測された。夜更かししたアンタリヤの人々は、しんしんと降る雪を楽しんだ。 全文をよむ

2022-01-22 冬休み、ボルのスキー場に賑わい (Hurriyet紙)

冬休みでボル県カルタルカヤ・スキー場を訪れた人々は、キョルオウル山脈の頂上でスキーやスノーボードを満喫した。      キョルオウル山脈の頂上標高2200メートルに位置するカルタルカヤにある5つのホテルでは、冬休みの満室率が90%に達した。冬休みにカルタルカヤを訪れた数千人もの行楽客でゲレンデは初日から満杯に。ゲレンデの積雪は2.5メートルに達しており、リフトでキョロール山脈の頂上まで登った人々もスキーとスノーボードを楽しんだ。 全文をよむ

2022-01-20 食用油を買うための行列に並ぶ市民から批判:我々をこんな状態にしたものたちは恥よ (Cumhuriyet紙)

5リットルのひまわり油が99リラで販売されている農産物局の前の行列で並ぶ市民が「我々をこんな状態にしたものたちは恥よ」と言った。      農産物事務局が、マーケットで200リラになる5リットルのひまわり油を99リラで販売すると農産物事務局のオフィスの前に行列ができた。      テキルダー農産物事務局の前の油を購入するための行列で待つ市民の一人は「油のために行列に並んでいる。市場価格では135−140リラにもなる油がここでは99リラです。すでに15、20分ここで待っていて、我々はいつも行列に並 全文をよむ

2022-01-19 フラント・ディンク暗殺事件から15年が経過 (Milliyet紙)

フラント・ディンク暗殺事件から15年が経過      暗殺により殺害されたアゴス新聞編集長のフラント・ディンクが襲撃された現場で追悼が行われた。      2007年1月19日拳銃で襲撃され命を落としたフラント・ディンクのため、毎年のように今年も15時に暗殺が行われたアゴス新聞の旧本社があったセバト・アパルトマンの前で追悼集会が行われた。      集会にはフラント・ディンクの妻であったラケル・ディンクと子供たちのアラト・ディンク、デラル・ディンク、セラ・ディンクと兄弟のイェルヴァント・ディンク 全文をよむ

2022-01-16 隔離の新たな期間 (Hurriyet紙)

保健省は隔離に関して新たな方策をCOVID-19ガイドに追加した。      水曜日に行われた科学委員会の会議において隔離の方針に関する新たな決定をまとめたガイドによると新たな隔離期間は以下の通りである。      ワクチン接種済みの接触者:濃厚接触者となり、追加接種を行なっているか3ヶ月の間に感染済みの者は隔離の必要なし。マスク着用、ソーシャルディスタンス及び衛生ルールに従い、自分の症状を把握しながら日常生活を続けることができる。発症した場合、症状が出た日にPCRテストが行われる。      全文をよむ

2022-01-16 トルコ・ユダヤ人協会名誉総裁ピント氏に最後の別れ (Hurriyet紙)

トルコ・ユダヤ人協会名誉総裁ベンシヨン・ピント氏は、ウルス・アシュケナジム・ユダヤ人墓地で行われた葬儀の後、アルナヴトキョイ・ユダヤ人墓地に埋葬された。   トルコ・ユダヤ主席ラビのイサク・ハレヴァ師は、新型コロナウイルスに感染したため、式典にはオンラインで参加した。      3日前に自宅で亡くなったトルコ・ユダヤ人協会名誉総裁のベンシヨン・ピント氏(85)のために、ウルス・アシュケナジム・ユダヤ人墓地で葬儀が執り行われた。葬儀では、妻のエティさんと息子のベンジャミンさん、ハイムさんが弔辞を読 全文をよむ

2022-01-11 教団系学生寮で自殺のエネス・カラさん、その背景 (Cumhuriyet紙)

教団系の寮に暮らしていて、また同時に家族からの圧力のために自殺を遂げたエネス・カラの友人たちは、県全体で数多くの学生が教団系の寮に閉じ込められた状態だと語っている。エネス・カラ氏が暮らしている教団系の寮へ、また人生の最後の瞬間に関する詳細を私たちは掴んだ。      フラト大学医学部二学年だったエネス・カラさん(20)は、ヌル教団のものである寮で起こった問題や、将来についての不安そして家族からの圧力のために自殺をした。カラは友人たちに自殺のメモと一本のビデオをシェアした。      彼が住んでい 全文をよむ

2022-01-10 父祖伝来の小麦から新たな食べ物、チェシュメ風シミット (Cumhuriyet紙)

イズミルでなくなり始めた在来種の小麦(注)の種を見つけて増やして石臼で挽き「祖先のパン」と名付けたパンを生産したチェシュメ市は、現在、「チェシュメ風シミット(Çeşme gevreği)」を紹介した。      その名声が国外にも知られたチェシュメは、近年、グルメツアーでも有名である。胡麻パンサンドでも有名なチェシュメで在来種の小麦で作られた『チェシュメ風シミット』が棚に陳列されるようになった。      チェシュメに新たな美味をもたらしたチェシュメ市のM・エクレム・オラン市長は、チェシュメが夏 全文をよむ

2022-01-07 感染増、今後の対策―学期、試験・・・ (Milliyet紙)

トルコでコロナウイルス感染者が増加したことで、新たなルールが議論される原因となった。6万6千人の感染が新たに記録される中、この数は数週間のうちにピークとなり、10万人に達する可能性がある。議論されている新たな対策案は…。      ■ワクチンではなく、検査の列!       オミクロンの急速な蔓延と、保健省が隔離期間を7日に短縮したことで、病院でのPCR検査の列が伸びた。イスタンブル・エユップスルタン国立病院の前には昨日の朝方に長い列があった。検査の順番を待つ人々が、病院の外にあふれた。     全文をよむ

2022-01-06 2021年、何人の女性が殺されたか? (Milliyet紙)

「フェミサイドをなくそう」プラットフォームは、2021年報告書を発表した。報告によると、2021年には280人の女性が男性によって殺害され、217人の女性が不審なかたちで遺体として見つかった。      そうした女性のうち178人は自宅、33人は路上、12人は空き地、10人は職場、9人は車内、8人は人気のないエリア、6人はホテル、アパートの入り口と公園でそれぞれ2人、石炭庫、バラック小屋、学校の前、ミニバスの中、自宅の屋外トイレ、弁護士事務所、工場、駐車場、自宅の前、保健センターの庭でそれぞれ1 全文をよむ

2022-01-01 イスマイル・アー教団内の亀裂、拡大か (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)の強固な支持基盤であるイスマイル・アー教団内での派閥争いが新たな曲面を迎えている。教団の有力者の一人であるアフメト・マフムト・ウンリュ導師が、マリフェト派との協力を解消したことが明らかとなった。      公正発展党(AKP)の強固な支持基盤として知られるイスマイル・アー教団内部で起こっている混乱について、本紙のバルシュ・テルコール記者は、先週寄稿した記事で、「ジュッベリ(法衣を纏った)・アフメト導師から注目の発言:イスマイル・アー教団内でのビザンツ・ゲーム(訳注『ビザンツ・ 全文をよむ

2021-12-31 内務省、大晦日行事に厳戒態勢 (Hurriyet紙)

内務省は、81の県へ、年末年始対策を含む通達を送った。通達では、国民が大晦日の夜を平穏に、安全に過ごせるように安全対策を最高レベルまで引き上げると明らかにされた。年末年始対策の中には、警察、軍警察、沿岸警備隊からなる34万351人の人員が、5万5466のチームで任務にあたり、航空機769機、218の海上車両、探知犬588匹も使用される。      スレイマン・ソイル内務大臣の署名とともに安全対策を含む「年末年始対策」が項目にある通達が81県知事府へ送られた。この対策の活動を増やすこと、高いレベル 全文をよむ

2021-12-30 新感染者数、1日4万人に迫る (Milliyet紙)

最新情報によれば、保健省はトルコの2021年12月30日のコロナウイルス感染症の統計とワクチン接種状況を公開した。コジャ保健相は悪傾向を示す統計と共に重要な警告を行った。「感染者数はここ数日と比較して2倍近くになっている。」と話すコジャ保健相は、オミクロン株の感染力に注意を促した。      保健省により最新のトルコのコロナウイルス統計が発表された。12月30日に発表されたここ24時間データによれば、3万9681人の感染が確認された。ウイルスの影響で死亡した人は139人であった。1日で計39万9 全文をよむ

2021-12-27 イスタンブルの棹釣りの漁師、巻き網漁船を非難 (Cumhuriyet紙)

棹釣り漁師は、イスタンブルのボスフォラス海峡で増加した漁船を非難している。巻き網漁船が深さ24mという規則を違反しているとしたある漁師は、この状態が魚の成長を阻害していると述べた。バンドゥルマ6月17日大学水産学部ムスタファ・サル教授は、「ボスフォラス海峡で全ての漁を禁止にすべきである。」と呼びかけている。      最近、イスタンブルのボスフォラス海峡で漁船の増加が観測されている。増加した漁船は、棹釣り漁師の反感を買っている。棹釣り漁師は、巻き網漁船が原因で魚が取れないという。      巻き 全文をよむ

2021-12-25 コジャ保健相「オミクロンが主流に」 (Hurriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健相はソーシャルメディアのアカウントから行った発表でオミクロン株に関する注意喚起を行い、「オミクロン株がヨーロッパに続いて、トルコでも広まり始めた。人口が過密した県でみられる新たな患者の10%以上がオミクロン株の患者だ。新たな状況になり、ブースター接種はさらに重要になってきている。ワクチン接種から3ヶ月を過ぎた方はワクチンの効果を強めた方がよい。」と述べた。      コジャ保健相はTwitterから行った発表で、オミクロン株によってブースト接種の重要性は増していると強 全文をよむ

2021-12-23 オミクロン最警戒、1月からの新対応 (Hurriyet紙)

オミクロン株は、検出された国々では一般的に一か月以内に主流のウィルスになっている。トルコでも1月には主流の変異ウィルスになると予想される。      この増加にうまく対応するための対策が行われている。一月に新たなコロナウィルス対策措置が実施されると予想されている。      ■ワクチン不足の解消      専門家の評価によれば、一月末に感染者数の増加を抑えるためにはワクチン不足を解消し、3度目のワクチン接種の実施が重要課題となってくる。      3回のワクチン接種は80%の予防効果があるとされ 全文をよむ

2021-12-22 トルコ最後の公開処刑 (Milliyet紙)

最後の公開処刑:Börekçi Ali      ある時期処刑は人々の前で行われていたものだった。1960年代まではそうであった。そしてこれを終わらせた事件をズームアップした。最後の公開処刑の主人公であるボレキ屋アリーに注目しよう。さあボレキ屋アリーの最後の公開処刑とは…      全てはその日に始まった   ベシクタシュの有名なスィナンパシャ地区の住民は、1955年9月27日の朝、気になる臭いで目を覚ました。ボレキ屋アリーの店から焦げた肉のにおいが漂ってきたのだ。警察が呼ばれ捜査が行われた。し 全文をよむ

2021-12-13 ブルガリア市民、リラ下落でエディルネに買い物に殺到 (Cumhuriyet紙)

ブルガリアから新年の買い物のためにエディルネに殺到する観光客によって市街地のホテルでは年始まで空室が残っていない。トルコ・ホテルマン協会エディルネ支部ギョクハン・バルタ代表は、多くのブルガリア人観光客が殺到していると述べて、「エディルネのホテルは合計2500の客室がある。これらの全てが、ブルガリア人観光客によって予約された状態だ。」と述べた。      トルコリラに対し外貨為替レートが上昇するとともに、エディルネに隣国のブルガリアから買い物のためにやってくる観光客の数が、続々と増加している。特に 全文をよむ

2021-12-12 宗務庁、モスクの看板からT.C.(トルコ共和国)削除 (Cumhuriyet紙)

トルコのモスクに掲げられている白地に紺字の看板が紅白デザインに変更される。また、新バージョンの看板からは「T.C.(トルコ共和国)」の文字が削除される。変更にかかる費用は各モスクの信徒コミュニティが負担する。      宗務庁がモスクの看板のデザイン変更を決定した。現在、白地に紺字の看板が紅白の二色デザインに変更される。ソズジュ紙ヴェリ・トプラック記者の記事によれば、(現行デザインにおいて)モスクを管轄する地域別ムフティ協会名の上に書かれている「T.C.(トルコ共和国の意味)」の文字は新デザイン 全文をよむ

2021-12-11 政府広報の入札公告に79頭の羊(なぜ?) (Milliyet紙)

報道広告委員会の公示ポータルサイト“ilan. gov. tr”に掲載された告知によれば79頭の牛羊が売られる予定だ。      79頭の生きた動物が入札に出される。その内訳はオスの子羊75頭、メスの子羊1頭、雄牛3頭だと伝えられ、入札、開札日は12月20日と発表された。 全文をよむ

2021-12-09 元恋人への傷害で懲役18年の判決 (Hurriyet紙)

イスタンブルのガズィオスマンパシャで、銃を発砲し、元恋人のブセ・ギュレルさんに怪我を負わせたとされるジェマル・アルバイラク被告の裁判で判決が下された。裁判所は、「計画的なおかつ意図的に、殺害を試みた」罪でアルバイラク被告に対し、懲役18年の判決を下した。ウトクゥ・エルジャン裁判長は以下のように述べた。「被告人は、一人の人間が好きなように友人関係を築く権利や、夜間に外出する権利を侵害している。服役中、このことが社会に対してどのような影響を与えたのかよく考え、反省をするように。」      イスタン 全文をよむ

2021-12-04 宗教の授業、選択したら100点満点! (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのカドゥキョイ区国民教育局は、訴えによると、学校に対して宗教的内容を含む授業を選択しない生徒の家族に対して圧力をかけるよう要求した。また生徒に対しては、宗教の授業を選択した場合評点を100点満点にする「賄賂」の提供があったとされる。      <写真:「教科:宗教の授業(必修[強制])、学習内容:宗教に強制なし」>      イスタンブル広域市カドゥキョイ区国民教育局が学校や保護者に対し、宗教的な内容の授業を選択するよう圧力をかけたとして、国会で追及がなされた。       国民の民 全文をよむ

2021-12-02 中央アナトリアの砂嵐、1950年台へ逆戻りの恐怖 (Hurriyet紙)

先日、コンヤ、アクサライ、ニーデで発生した砂嵐がいくつかの地域で生活網を麻痺させた。交通事故の原因ともなった嵐は道路を封鎖した。久しぶりに発生した砂嵐は、私たちに中央アナトリアが砂と戦った1950年代を思い出させた。以下、トルコの砂との試練、専門家らの予測である。      コンヤのカラプナル地方で、1950年代に影響が出始め、新聞の紙面のニュースともなった砂嵐は、当時の農業、運輸、教育に遅延をもたらし、病人を増やした。      1956年からカラプナル地方で発生した砂嵐は、1962年に時速1 全文をよむ

2021-11-30 強いロドス風、航空機運航に影響 (Hurriyet紙)

イスタンブルで昼頃から強まっていった激しいロドス風により、航空機運航にも悪影響が出ている。トルコ航空の報道担当であるヤフヤ・ウストゥン氏はこれに関して声明を出し、「乗客の方々の安全で快適な旅のために、全スタッフが持てる力で取り組んでいます。運航状況は我が社のコールセンターまたはウェブサイトでご案内しています」と述べた。      二日間に渡りイスタンブルに吹いているロドス風は空路にも影響している。トルコ航空の報道担当者であるヤフヤ・ウストゥン氏はこれに関してソーシャルメディアで声明を出し、「イス 全文をよむ

2021-11-29 1万5千ドルでアールからカナダへ (Cumhuriyet紙)

トルコで望みがない[東部の]アールの人々は1万ドルから1万5千ドルを払って、非合法のルートでメキシコを経由してカナダへ入国していることが判明した。渡航した人々の中には、技師や医療関係者といった特殊技能のある職業に就く若者達もいた。共和人民党商工会代表団が問題を現地調査している際、人々は代表団に対して非合法な方法も説明した。      アールの人々が1万ドルから1万5千ドルの間と異なる金額を支払って、非合法なルートでカナダへ入国したことが判明した。入手した情報によると、人々はまず密入国業者と接触し 全文をよむ

2021-11-28 教育相「2022年末までに3000幼稚園開設へ」 (Hurriyet紙)

マフムト・オゼル国民教育相は、「教育の機会均等の向上のため就学前教育へのアクセスを拡大したい。この一環で2022年末までに3000の幼稚園および40000の幼児教室を新設する」と述べた。      オゼル国民教育相は就学前教育における取り組みに関し書面発表を行った。オゼル大臣は、教育の機会均等の向上のため就学前教育へのアクセス拡大を望んでいるとし、「この一環で2022年末までに3000の幼稚園および40000の幼児教室を開設する。必要な計画は立てた。プロジェクトはエミネ・エルドアン夫人の後援なら 全文をよむ

2021-11-25 ボアジチ大学学生、出廷「51日間独房にいる」 (Cumhuriyet紙)

ボアジチ大学に大統領により学長として任命されたメリヒ・ブルに対するデモに参加したために起訴された51人の学生が出廷した。別件で逮捕されたジャネル・ペリット・オゼルが「51日間独房にいる」と述べる一方で、オメル・サルカヤは嫌疑を否認し、「何年もの間平和に過ごしていた大学を、彼らが壊滅させた」と話した。一方で、被害者は訴えなかった。       タイイプ・エルドアン大統領によって最初はメリヒ・ブル、次いでナヂ・インヂが[学長に]任命されたことに抗議する学生らは、2021年2月1日にボアジチ大学南キャ 全文をよむ

2021-11-22 性的暴行を目論んだ移民に暴力を受けたアイシェギュルさん、亡くなる (Cumhuriyet紙)

コジャエリ県でアフガニスタン国籍のA.Mが追跡して性的暴行を目論み、抵抗されると頭を石で殴打され重傷を負ったアイシェギュル・アイドゥンさんは、7月12日から現在まで治療を受けていた病院で亡くなった。      [イスタンブルの隣県の]コジャエリ県で7月12日にアフガニスタン国籍のA.Mが性的暴行を目論んで負傷したアイシェギュル・アイドゥンさん(16)は、治療を受けていた病院で亡くなった。      事件はゲブゼ市で7月12日に発生した。塾から帰宅するアイシェギュルさんは、自分の後をつけるアフガニ 全文をよむ

2021-11-21 ファイザー製ワクチンの父シャーヒン教授「年に1回接種方式へ」 (Cumhuriyet紙)

ファイザー社と共同で新型コロナウイルス(Covid-19)ワクチンを開発したビオンテックの共同創設メンバーの一人ウール・シャーヒン教授が、独有力紙『Bild Am Sonntag』への取材に答えた。シャーヒン教授は、ワクチンの4回目接種の影響や、いつごろ接種する必要があるかについて研究はないとしつつも、「インフルエンザ同様、年1回の接種で十分だろう」と述べた。      ドイツの科学者であるシャーヒン教授が、コロナウイルスワクチンについて説明。独有力紙『Bild Am Sonntag』への取材で 全文をよむ

2021-11-12 11月12日トルコ全土1日の感染者数23637人、死亡217人 (Milliyet紙)

(速報)トルコの1日のコロナウィルス感染状況が発表された。国内ではここ24時間でCOVID-19検査が35万4287回行われ、2万3637人が陽性と判明し、217人が死亡した。コジャ保健相は発表を行い、「学校に通う時期の8歳〜16歳の子どもたちの割合は患者全体のうち約10%水準まで低下している。これは感染拡大プロセスの観点から重要だ。」と述べた。      ファフレッティン・コジャ保健相は1日のコロナウィルス感染状況をソーシャルメディアのアカウントから投稿した。これによれば、ここ24時間でCOV 全文をよむ

2021-11-06 イスタンブル濃霧、危機一髪 (Hurriyet紙)

イスタンブルを襲った濃霧のため、マルマラ海でフェリー2隻があわや衝突の危機に見舞われた。乗客はその恐怖の瞬間を携帯に収めた。      ■濃霧のエミノニュ      濃霧によりエミノニュの象徴のフェリー、イェニ・ジャーミィ、ガラタ橋はほぼ見えなくなった。他方、この濃霧の中も釣りをする人の姿が目立った。街行く人の中には写真を撮る人も見られた。      ■あわや惨劇か      マルマラ海ではこの濃霧のため大小フェリー2隻があわや衝突の危機に見舞われた。乗客はその恐怖の瞬間をスマートフォンに収めた 全文をよむ

2021-10-29 トルコの女性労働、その実態 (Hurriyet紙)

家族・社会福祉省女性地位向上総局経済的地位課のギュレル・オズドーアン課長は、国内で15歳以上の女性の人口が3160万人であると明らかにした。同課長は、2185万5千人の女性を労働力に含めることができていないと明かした。      男女機会均等委員会は、「女性が仕事と家庭生活を両立するにあたって直面する問題の明確化と解決案の策定」分科会を設置した。一昨日、委員会で答弁したオズドーアン課長は、国内の女性雇用に向けて提言を行った。オズドーアン課長の提言は委員会報告書に次のように記された。      「 全文をよむ

2021-10-29 地球温暖化、トルコを含むG20諸国への衝撃の影響 (Milliyet紙)

CMCC(欧州・地中海気候変動センター)気候レポートによると、温室効果ガス排出量が削減されない場合、G20諸国で30年以内に気候危機が頻発するということだ。      イタリア主導の気候変動に関する調査センター、またIPCC(気候変動政府間パネル)の国際重点拠点である欧州・地中海気候変動センター(CMCC)が発表した「G20気候変動地図」というタイトルのレポートによると、世界で最も豊かな経済圏は30年以内に乾燥、火災、熱波、水害などにより混乱する可能性があるとのことだ。最も高いリスクに晒されてい 全文をよむ

2021-10-24 国家へのタリ-カ教団の浸透、危機的状況 (Cumhuriyet紙)

国家内部へのタリ-カ教団の浸透に関する議論が続いている。この問題を解説するのは、『Katli Vacip(殺人の義務 副題:タリ-カ教団の極秘殺人ファイル)』の著者であるフェティ・ユルマズ氏。同氏は「この状況がこのまま続けばトルコは、新たな"7月15日"(註:2016年7月15日のクーデター未遂事件)を経験することは避けられない」と述べた。      ジャーナリストのフェティ・ユルマズ氏が同氏の著書『Katli Vacip(殺人の義務)』(クルムズ・ケディ出版)について行った注目すべき発言は、同 全文をよむ

2021-10-23 ボアジチ大学でデモ、拘束45人のうち3名逮捕 (Milliyet紙)

ボアジチ大学で行われたデモで、45人が拘束され、うち42人が釈放、3人が裁判所に身柄を送られた。      22日夜ボアジチ大学で行われたデモで、学生とイスタンブル警察公安部の衝突があり、45人が拘束され、イスタンブル警察に連行された。うち42人は警察での手続きを終えた後、検察命令により釈放された一方、3人が裁判所に身柄を送られた。 全文をよむ

2021-10-21 17人乗りミニバスから不法移民31人現れる (Milliyet紙)

アンカラで警察に制止された17人乗りミニバスから、31人の不法移民が現れた。ミニバスの運転手M.A.は逮捕され、裁判所によって勾留された。      アンカラ警察不法移民入国対策・国境検問担当局のチームは、イランからトルコへ不法に入国した不法移民が乗ったミニバスを、ギョルバシュ郡境で制止した。17人乗りのミニバスで行われた捜査により、男性28人、女性3人の合計31人のアフガニスタンからの不法移民が発見された。運転手はディヤルバクルから出発したが、首都まで16時間休憩しておらず、移民たちは空腹を訴 全文をよむ

2021-10-10 イスタンブル干ばつ深刻、ウストランジャ(山塊)も干上がる (Hurriyet紙)

イスタンブルの水需要をまかなっているウストランジャ山塊も干ばつに見舞われている。ウストランジャの複数の河川と、カザンデレ、パブチデレのダムの干ばつは脅威的である。さらに、近年環境汚染が深刻化しているバファ湖では漁獲された魚に重金属の蓄積が確認されている。またバファ湖は、特に大メンデレス川からの流れにより汚染されていることも明らかになった。      メルト・イナン記者(イスタンブル)-干ばつに見舞われているトルコでは、複数の湖が干上がっており、とうとうイスタンブルの水需要をまかなっているウストラ 全文をよむ

2021-10-05 ソイル内相、国内のPKKテロリスト数発表 (Hurriyet紙)

内務大臣スレイマン・ソイル氏は、「今日に皆さんそれぞれが支援を行いたいと願っているPKKの国内におけるすべての武装した隊員の数は、新たな数を与えますが、181にまで減ったそうです。カンディルから、西側におこなった緊急の呼びかけも、私たちにはわかっています。」と語った。      スレイマン・ソイル内務大臣は、中央スポーツ広場にて開催されたカスタモヌ・警察高等学校第19期の宣誓式典でおこなったスピーチにおいて、宣誓をする警察役員候補そして家族を祝した。      今日には、2,429人が、英雄の道 全文をよむ

2021-10-03 コロナ隔離期間に変更措置 (Hurriyet紙)

コロナウイルス(Covid-19)接触者で無症状のワクチン未接種者もしくはワクチン接種未完了者、小学校児童および高等学校生徒の隔離期間が保健省により短縮された。一方、直近24時間の陽性者は2万7973人、死者は203人となった。      保健省によりCovid-19ガイドラインの「接触者追跡、流行管理、自宅療養および接触確認」章が更新された。      これによれば、ワクチン未接種者または接種未完了者のCovid-19接触者の隔離は、「無症状の場合」PCR検査を実施せずとも10日目に終了するこ 全文をよむ

2021-09-30 イスタンブルのダム状況、貯水率は? (Hurriyet紙)

イスタンブル水道局の統計によると、10月に始まり5月まで続く新たな降雨の季節が開始する中、ダムの水位上昇が見込まれている。都市に水を供給するダムの貯水率は今日時点で51.19%と計測されており、ここ1週間の減少率は1.19%となった。      水量はウストランジャ山地で21.84%、テルコス56.53%、サズルデレ24.94%、アリベイ20.82%、ブユクチェキメジェ46.46%、オメルリ80.38%、ダルルク51.13%、エルマル61.79%、カザンデレ7.4%、パブチュデレ3.07%と記録 全文をよむ

2021-09-28 ワクフ総局奨学金、その額、その条件は? (Milliyet紙)

ワクフ総局は例年通り2021-2022年も大学、小・中・高校の学生へ奨学金の機会を提供している。ワクフ総局はワクフ総局奨学金の額も明らかにした。では2021-2022年ワクフ総局奨学金の申請はどのように行われるのだろうか。      小・中・高校、大学の学生たちはワクフ総局奨学金の申請ページを調べている。ワクフ総局から出された発表では、中等教育用の申請は10月15日、高等教育用の申請は11月1日に始まるとある。ワクフ総局奨学金いくらなのだろうか。      ■2021-2022年ワクフ総局奨学金 全文をよむ

2021-09-27 大気汚染、早期の死の原因に (Milliyet紙)

トルコで大気汚染が早期の死に影響するのかを目的として続けられた2018年の調査結果が初めて発表された。       世界保健機関(WHO)が発表した“AirQ+”という名前が付けられた特別ソフトウェアを使用した調査は、2018年に大気汚染に関係して4万4617件の早期の死が発生したと発表した。ブルサのウルダー大学医学部公衆衛生学科カユハン・パラ教授、呼吸器専門のニリュフェル・アイカチ教授、公衆衛生専門家イェシム・ヤスィン教授によって実施された調査の結果によると、PM2.5を原因とする汚染が最も高 全文をよむ

2021-09-24 気候変動:イスタンブル第八回気候変動デモの前に若者たちが警告「時間はもう残されていない」 (Cumhuriyet紙)

気候変動アクティビストたちは、パンデミックの後に今日、世界同時に通りへと繰り出す予定だ。第8回国際気候変動前に若者たちがジュムヒュリエット紙に語った。      世界では気候変動が巻き起こっている、そしてこの最大の責任は、人間にある。気候変動アクティビストたちは、パンデミックの後に、今日世界で同時に通りに繰り出す予定だ。若者たちはもう一度、気候変動に対して緊急でそして有効な歩みが取られるのを望む予定だ。      イスタンブルにおいては、現在、フライデー・フォー・フューチャー・トルコ(FFF)、 全文をよむ

2021-09-20 トルコでは二種類の移民が同時進行 (Cumhuriyet紙)

シリアに続いてアフガニスタンでの戦争と混乱状況とともに、再び、世界の話題は、移民問題となっている...。地域での移民の流れの既知の通路であるトルコが、この重大な人道的危機とどのように向き合うかに関する議論が目下白熱している。社会経済問題とともに移動・移民問題は、トルコにおける現在の分極化した雰囲気の、政治的議論のまさに深刻な問題である...。バフチェシェヒル大学移民・都市研究センター創設所長であるウラス・スナタ教授は、トルコの移民政策についてさらなる改善が必要であると述べた。移住者と共に文化的衝 全文をよむ

2021-09-19 中国製ワクチン・シノバックは安全か?その答えは? (Hurriyet紙)

トルコ胸部学会員らは、シノバック製ワクチンの影響に関して、多数が参加した2つの調査に署名した。調査によると、ワクチンの副反応の大部分は接種箇所の発疹と痛みとされ、また、不活性ワクチンは安全であると確認された。      トルコ胸部学会員らは、不活性ワクチンである中国製シノバック(コロナバック)の影響について、多数が参加した2つの調査に署名した。調査はアンケート形式で行われ、保健従事者を「S-crnvac」、保健従事者とその近親者を「Ascovid」として、2つグループに分けて実施された。     全文をよむ

2021-09-16 教職員組合、宗務庁長官の発言に反発「大学にコーラン学校作らせない」 (Cumhuriyet紙)

大学、学生組合、病院、刑務所にコーラン学校を開校するというアリ・エルバシュ宗務庁長官のメッセージに対し、教職員組合は「その存在が民主主義及び平等な市民原則を排除し、従って閉鎖されるべき機関の長が、大学にまで介入することを認めない」と発表した。      アリ・エルバシュ長官がSNSを通じて共有した「トルコ宗教財団の学生寮、青年センター、刑務所、病院、高等教育貸与金・学生寮機構[の付属施設]、大学キャンパスなど様々な場所でDグループ・コーラン学校を開校している」という投稿に教職員組合は反発を示した 全文をよむ

2021-09-15 中東工科大経済経営学部学部長任命で、大学反発 (Cumhuriyet紙)

中東工科大学経済・行政学部長に、学部教職員らによる投票で票の大多数を獲得したエルカン・エルディル教授の代わりに、期限に遅れて立候補したフェリデ・プナル・アジャル教授が任命された。      教育者組合第3アンカラ支部長のドアン・ダーデレン氏は、この任命に関して次のように反発した。      「大学が自治的、民主的、学術的な組織であるのを認めない考え方が、学術関係者や若者と決着を付けようとしているのだ。ボアジチ大学で起こった非民主的な任命に対して未だ抗議運動が続く中、今回我が国のもうひとつの重要な 全文をよむ

2021-09-13 ビオンテックのシャーヒン博士、ワクチンに関する発表 (Cumhuriyet紙)

ビオンテックCEOであるウール・シャーヒン博士は、自社製品である新型コロナウイルスワクチンが今年中に5歳から11歳の子供たちへの接種が可能になる見込みがあると発表した。      シャーヒン博士は、ケルナー・シュタット=アンツァイガー紙月曜版に出された発表の中で「もし、全てのデータが順調で関係機関が承認するならば、これは実現可能であると考えている。」と述べた。      ドイチェ・ヴェレのトルコ語の報道によると、シャーヒン博士はワクチンが5歳から11歳の子供たちへ接種できるよう必要なデータを9月 全文をよむ

2021-09-11 ビトリスで接種拡大へ家庭訪問 (Milliyet紙)

ビトリスと郡で保健チームが新型コロナウィルス(COVID19)リスクマップで「イエロー」カテゴリに分類された町をブルーカテゴリに戻すため、ワクチン接種に多くの人員をさいている。      県中心部と郡で従事する保健チームは中心部のワクチン接種地点20ヵ所に加え、ワクチン訪問接種チーム60組を用いて村々、街区、家々を回って県民にワクチン接種を行う。COVID19の献身的な英雄たちは活発な活動を行い、ビトリスをリスクマップ上でオレンジカテゴリからイエローカテゴリに戻し、ワクチン接種によって感染拡大を 全文をよむ

2021-09-05 イスタンブルのコロナ状況ー再びロックダウンはありえるか? (Milliyet紙)

イスタンブル県保健局長のケマル・メミシュオール教授は、イスタンブルでの感染者数は先週から停滞しており、10月~11月に感染者数増加が起こったとしても、ワクチン接種のおかげで、前のピーク時ほど病院に影響するような増加とはならないだろうと述べた。メミシュオール教授は、新たなロックダウンは検討していないとも述べ、「実際、世界中で見られているように、学校や移動を閉じた場合、家庭内での感染が増加する。私は、ワクチン接種の割合の増加と人々の適切な対応により、再びロックダウンをすることなくこの段階を乗り越えら 全文をよむ

2021-09-04 トルコAKPの新難民プランー大都市の難民の管理強化 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の主導のもとで先日行われたAKPの中央運営委員会の会議において、大都市に生活する難民に関する重大な決定が行われた。      会議では他県にて登録されたまま大都市で生活する難民を特定し県に送り返すことや、居住許可を持っていない移民は国境地域のキャンプか国境の向こう側に建設された新たな居住地に配置することが「優先的政策」として決定された。      2時間に及ぶ会議では最終的にアンカラのアルトゥンダーで生じた「難民」の緊張状態を受けて、再燃する「避難民に対する反 全文をよむ

2021-09-03 シリアから漂着の原油、ハタイに被害 (Milliyet紙)

シリアにある発電所から流れ出し、地中海沿岸の国々を脅かしている石油が、ハタイ県のサマンダー海岸に到達した。ハタイ県のラフミ・ドアン知事は、「我々は対策を講じており、国の総力を挙げている。海からも陸からも回収作業を続けている。」と述べた。      ■「対策を継続する」      ドアン知事は、事故の規模を現地で確認したところ深刻な汚染ではなかったとして、「この事故が収束するまで対策を続けていく。沖合と海岸での作業を、知事府、運輸省、環境省の監督のもと継続させている」と述べた。      ドアン氏 全文をよむ

2021-08-31 コロナ死者急増、一週間に1680人! (Hurriyet紙)

毎日、公開されているトルコのCovid-19の感染地図はとりわけ最近2週間増加を続けている死者の割合とともに関心を引いている。今週には1,680人、8月1-29日には4,881人がCovid-19のために命を落とした。ワクチンによって予防をすることのできる病気のせいで、どのようにこれほどの数の市民を失ってしまっているのだろう?この疑問に対しての回答を見出そうと私たちは試みた・・・      保健省のデータによれば、一回のワクチン接種の割合は77%に達した。2回目のワクチン接種をおこなった割合は5 全文をよむ

2021-08-28 反ワクチン呼びかけのイマーム、解任 (Cumhuriyet紙)

デニズリ県チャメリ郡の住民に戒律に反すると主張してワクチン接種を拒否するよう呼びかけていたイマームが解任された。      チャメリ郡タシュチュラル街区で勤務するモスクのイマーム、Ö.T.師が信徒や街区の住民に「ワクチンは戒律に反するものであり、接種しないようにと話した」と伝えられた。ウィルスも信じないと語っていたというイマームは開始された捜査のなかでチャメリ郡当局によって解任された。      この件について発表を行ったデニズリ県のムフティー、メフメト・アシュク師は自身とその家族も3回目のワク 全文をよむ

2021-08-22 イスタンブル・ヘイベリ島の山火事、消火・鎮静 (Cumhuriyet紙)

昨日(8月21日)正午頃、ヘイベリ島のエスキ・デイルメンイェリ地区で発生した山火事は、消防隊と森林管理局職員をはじめとする島住民によって1時間半のうちに消火・鎮静された。      昨日正午頃、ヘイベリ島のエスキ・デイルメンイェリ地区で発生した山火事は、消防隊と森林管理職員をはじめとする島住民によって1時間半のうちに消火・鎮静された。      週末に観光で島を訪れた人々も消火活動に参加した。また、その際に用いられたウォータータンクは、万が一の場合に備えて、満タンの状態で火災現場付近の道路各所に 全文をよむ

2021-08-16 バレボール代表エブラル選手の性的指向を標的とした攻撃に連盟の発表 (Cumhuriyet紙)

東京で行われたオリンピックでトルコ代表のユニフォームを着て成し遂げた成功によって、名前を頻繁に挙げられるエブラル・カラクルト(21)選手が、複数のメディアから性的指向を理由に標的にされた。カラクルトに対してSNS上で#エブラル・カラクルトは一人じゃない#という見出しで多数の支援のメッセージが共有された。      トルコバレーボール連盟ナショナルチーム統括管理委員であり広報担当のクルタラン・ムムジュは、バレーボールマガジンのサイト上で発表を行い、「エブラル・カラクルトは、トルコバレーボール界が育 全文をよむ

2021-08-14 国民教育省、81全県へ対面授業指示 (Cumhuriyet紙)

国民教育省は81全県の県国民教育当局に準備通知書を送付し、文書を通して学校に(対面授業の)準備を行うよう望んだ。      国民教育省は県当局に通知書を送付し、学校に対面授業の準備を行うよう指示した。2021年-2022年教育指導準備活動についての公式文書で、学校に教育指導の準備をするよう望まれた。   ハベルトゥルク紙に掲載された記事によれば、81全県に送られた通知書上では学校や組織の建物の入口で生徒と教師、全職員のマスクの必要を満たすよう計画されており、校内で毎日マスクが保管され、全学生と全 全文をよむ

2021-08-09 コーヒーの消費、10年間で3倍以上に (Cumhuriyet紙)

アタシェヒルにあるバリスタ・アカデミーで国民教育省認定バリスタの講義を行うナイム・コジャさんは、コーヒー、第3次コーヒーブーム、トルココーヒーとコーヒーのトルコでの冒険を語った。      ■私たちとってコーヒーの歴史はさらに古い      コジャさんは、トルコが「チャイ(紅茶)の国」として知られているのとは逆に、コーヒーの歴史はより古いと述べ、「チャイのトルコでの歴史は100年ほどさかのぼる。しかし、コーヒーは、600年もの間この地で消費されている。だが、ここ最近、わが国でコーヒーの消費が増加 全文をよむ

2021-08-08 国民教育省、セルチュクからオゼルへ (Milliyet紙)

速報:レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の署名入りで官報に公式発表された決定によれば、国民教育大臣に、副大臣だったマフムト・オゼル氏が任命された。一方、ズィヤ・セルチュク前大臣は自身のソーシャルメディアアカウントで退任メッセージをシェアした。      任命決定は本日(8月6日)付官報に発表された。これによれば退任の要望が受け入れられたズィヤ・セルチュク教授(前大臣)の後任の国民教育相ポストに、マフムト・オゼル教授が任命された。ズィヤ・セルチュク教授は2018年7月10日からこれまで国民教育 全文をよむ

2021-08-08 10日目、各地の山火事鎮火 (Hurriyet紙)

トルコは、10日ぶりにようやく一息ついた。アンタルヤとムーラでの大火災は鎮火したか、あるいはその目処がたった。未だ続いている火災も、勢いが弱まった。メフメト・エソイ文化観光相は、「アンタルヤ、ボドルム、マルマリスの山火事は鎮火した」と声明を発した。      トルコは約11日間の闘いで、ついに炎の大部分を消し止めた。特にアンタルヤ県マナヴガト郡の森林と一部の居住区を灰と化した山火事が制圧された。      昨日(7日)正午ごろ、ベキル・パクデミルリ農業森林相は記者会見を行い、山火事に関する最新の 全文をよむ

2021-07-29 ワクチン未接種者に行動制限? (Hurriyet紙)

感染者数が増加し始めたことで、ワクチン未接種者に注目が集まってきた。一部の社会的、公的な場ではワクチンを接種していない者に行動制限を課すことが議論されている。このような制限や必要だろうか、法律や人権に反していないだろうか。世界中で議論しているこの問題の答えを、法学者や知識人がヒュッリイェト誌のために探った。      アンカラ弁護士会のエリンチ・サーカン会長:ワクチン未接種者に対する行動制限を評価するには、まず公共の領域と民間の領域に分けて検討する必要がある。いわゆる公的領域と言われる、憲法をそ 全文をよむ

2021-07-27 ダーダネラス海峡の架橋工事進む―開通は22年3月 (Hurriyet紙)

合計で6時間続く予定の床板の取り付けの作業のために、チャナッカレ・ボスフォラスは南方向から15時間、北方向からは13時間の間、輸送船の通行には閉ざされる予定だ。      チャナッカレのラプセキとゲリボル郡の間で建築を続けている1915チャナッカレ橋において第三の床板の取り付けが開始された。      「チャナッカレ・ボスフォラス海峡の襟」として特徴づけられているプロジェクトのために、アジア沿岸にあるラープセキ・シェケルカヤとヨーロッパ沿岸にあるゲリボル地区シュトリュンジェの位置にある各発電所で 全文をよむ

2021-07-23 礼拝はじまったアヤソフィアに何人訪れたか? (Milliyet紙)

イスタンブル副ムフティのムスタファ・ヤブズ氏は、アヤソフィア大聖堂が再び礼拝に開かれてから1年目に300万人以上の来訪者を記録し、新型コロナウイルス・パンデミックの悪条件が終わった後は、この数字がさらに増加するであろうと述べた。      ヤブズ氏は、発表を行い、アヤフィア大聖堂が去年7月24日に再び礼拝に開かれたと明らかにした。同氏は、再開後、人々がモスクに強い関心を示したと述べ、「コ ロナ・パンデミックのため作られたルールの中で、モスク職員の方向付けにより人々はモスクを問題なく訪れた。」と述 全文をよむ

2021-07-23 タクシム・モスクで初のバイラム礼拝 (Hurriyet紙)

全国のモスクがバイラム礼拝を行いたい人々で埋め尽くされた。バイラム礼拝は、COVID-19感染症の影響で社会的距離の確保と衛生対策を講じて行われた。最初のバイラム礼拝が行われたタクシム・モスクにも国民たちの関心は強いものだった。      イスタンブルのタクシム広場に建設され、5月28日にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の開所式により活動が開始されたタクシム・モスクで最初のバイラム礼拝が行われた。国民が強い関心を示したタクシム・モスクは完全に埋め尽くされる中、信徒の大部分はモスクの庭で犠牲祭 全文をよむ

2021-07-21 猛暑!トルコ最高気温、、、シュルナク県ジズレ郡49.1度! (Hurriyet紙)

シュルナク県ジズレ郡は今日、トルコで最も高い気温を記録する日となった。   気象庁総局がもたらしたデータによれば郡は49.1度の気温で、トルコで今日にいたるまで計測された最も高い値として記録がなされた。      トルコ全体で高温の天候の波が影響を与え続けている。気象庁総局のデータによれば、シュルナク県ジズレ郡において気温の記録が破られたということを伝えた。      ジズレ郡は、今日行われた計測とともに、記録を0.1度増して49.1度として現在までにトルコで記録された最も高い気温の値に到達した 全文をよむ

2021-07-18 セルチュク教育相「9月6日の学校始業を目指す」 (Cumhuriyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相は、新型コロナウイルス感染者数増加を抑えるため、犠牲祭には国民皆が感染対策に協力するよう呼びかけ、学校始業の予定日を明かした。      ズィヤ・セルチュク国民教育相は、出演したテレビ番組の生放送で、学校の始業がいつになるかとの質問に答えた。      セルチュク大臣は、「学校はいつ始まるか」との質問に対し、「現状では、学校を始業することよりも重要な課題がないことが必要だ」と答えた。      大臣は犠牲祭の間すべての国民が感染対策に協力することを呼びかけ、「犠牲祭期 全文をよむ

2021-07-16 トルコ教育財団、エチオピアのギュレン派学校を入手 (Hurriyet紙)

最新ニュースによると、トルコ教育財団は、エチオピアのオロミヤ州にあるFETÖ(ギュレン派テロ組織)所有の学校を入手した。      トルコ教育財団は、2016年のクーデター未遂事件から5年目に、FETÖの国外組織に打撃を与え、組織の資金源をまた一つ枯渇させた。      同州のアレムガナ地域にある学校を訪れたトルコ教育財団の理事会メンバー、ジハド・デミルリ博士は、アナトリア通信の特派員の取材に対し、この一歩によって大きな喜びを感じていると述べた。      エチオピアにあるすべての学校が裁判所の 全文をよむ

2021-07-16 兵役金納制、納付額明らかに (Hurriyet紙)

7月1日に一時的に停止された兵役金納制の申請が、兵站委員会の受付によりe-Devlet上で、また外貨支払いによる申請は在外公館で再開された。国防省徴兵総局の発表によると、兵役金納制で納付が義務付けられる費用は、2019年6月26日から効力を持つ全7179条の徴兵法第9条・39条に従って算出されたということだ。      公開された公務員の給与指数によると、12月31日まで兵役金納制での支払いが義務付けられる費用は43151.28リラということだ。      国防省徴兵総局の発表によると、兵役金納 全文をよむ

2021-07-15 エルドアン大統領、ボアジチ大学ボル学長を解任! (Cumhuriyet紙)

ボアジチ大学のメリヒ・ブル学長は、官報の発表をもって解任された。ブル学長の後任には臨時としてナジ・インジ副学長が任命された。      大統領府によって行われた任命に関する決定は官報の修正号に連載された。      ボアジチ大学のメリヒ・ブル学長は、254号の高等教育法と3号大統領令に従い、解任された。ブル学長の後任に臨時としてナジ・インジ副学長が任命された。      ブル教授は、物理学科に務めるナジ・インジ副学長を社会科学研究科に任命していた。      ■195日後に解任      メリヒ 全文をよむ

2021-07-10 ヴァン湖周辺湖沼、また一つ干上がる (Cumhuriyet紙)

トルコ東部ヴァン湖流域の水枯れが90%に達した。世界的な気候変動によって、アクギョル湖につづきサライ塩湖も干上がった。研究者は対策を講じなかった場合、ヴァン湖流域の小さな湖沼の多くが干上がり、ヴァン湖がさらに縮小すると警鐘を鳴らす。      ヴァン湖流域では降水量の減少と季節ごとの平均気温の上昇が観測され、オザルプ郡のアクギョル湖に続き、サライ郡の塩湖も干上がった。       調査では、前の年と比べた降水量の減少と気温の上昇に伴う蒸発量の増加の結果として、水源やこの地域のダムや湖沼の水量も減 全文をよむ

2021-07-09 コジャ保健相「1回接種者60%を超えた」 (Milliyet紙)

速報によると、ファフレッティン・コジャ保健相はソーシャルメディア上で、1回目の新型コロナウイルスワクチン接種を終えた人の数を発表した。      ファフレッティン・コジャ保健相の投稿は以下の通り。   3725万人が少なくとも1回目の接種を終えた。これで、18歳以上の人で初回の接種を終えた人の割合は60%に達した。初回、2回目、3回目接種の合計数は約5600万だ。予約をして、少しでも早くあなたも接種してほしい。      ■800万を超えたとのこと      コジャ保健相は、ここ10日間で接種回 全文をよむ

2021-07-03 カディル・ハス大、2度のワクチン接種のない学生へ入構禁止通知 (Cumhuriyet紙)

カディル・ハス大学が二度のワクチン接種のない学生を入構禁止とするとメールで通知したとし、ソーシャルメディアで議論を巻き起こしている。      カディル・ハス大学が二度のワクチン接種のない学生を入構禁止とする旨をメールで通知したのが判明した。      大学によって送信されたとしてSNS上で公開されたメールには、「構内入口にQRコード読み取り機を設置し、二度のワクチン接種のない何者も入構禁止と致します」と書かれている。      当メール内容はソーシャルメディアで物議を醸すも、現時点でこの件に関 全文をよむ

2021-07-03 キュチュクチェクメジェ湖、水色かわり魚の遺骸の山 (Hurriyet紙)

キュチュクチェクメジェ湖から二日間異臭が広がった後、何千匹もの魚の死骸が湖岸に打ち上げられ、地域で不安の声が上がった。湖の色は湖岸から100mほどの地点までは茶色、その先は青色になった。      アヴジュラル区ギュムシュパラ街区に位置するキュチュクチェクメジェ湖の湖岸部分、特にクルチェシメとパシャエリ公園に面する場所で、波が何千匹もの魚の死骸を浜へ運んだ。朝の散歩に出た人々は魚の死骸を見つけてお互いに心配した様子だった一方で、昨年も同じ時期に魚の大量死があったため不安を覚えると話した。     全文をよむ

2021-07-02 ギュレンの親類、イズミルで逮捕 (Hurriyet紙)

FETO(フェトフッラー系テロ組織)の首領であるフェトフッラー・ギュレン師の叔父の孫であり、組織内部で「地域の信徒責任者」として組織的活動を実行したとわかっているムニセ・ギュレン(28歳)が、イズミル・カラバーラル区で実行された作戦で逮捕され身柄を拘束された。      イズミル治安維持局諜報・テロ対策室による捜査において、組織内部で「地域の信徒責任者」として組織的活動を実行したとされているフェトフッラー・ギュレン師の叔父セイフェッディン・ギュレンの孫であるムニセ・ギュレンが、カラバーラル区ヤシ 全文をよむ

2021-07-01 中国製シノヴァック2回ののちファイザー・ワクチン―中国製推進の教授 (Milliyet紙)

保健科学大学(SBÜ)のムスタファ・ゲレキ副学長は、トルコで行われているシノバック・ワクチンのフェーズ3の調査に志願して参加し、3回目の投与としてビオンテック・ファイザーのワクチンを受けた。ゲレキ教授は「3回目のブースター接種によって、パンデミックとの闘いにおける重要な勝利を我々は手に取れることになるだろう」と述べた。      保健科学大学(SBÜ)で副学長を務めるムスタファ・ゲレキ教授は、トルコの25拠点で行われた中国製のシノバック・ワクチンのフェーズ3調査にボランティアとして参加した。トル 全文をよむ

2021-06-29 コロナ、最新状況 (Hurriyet紙)

保健省は、コロナウイルスの最新情報と一日の感染者数を公表した。通常化まで一日を残して公表された数値によると、直近24時間で22万9846人の人がPCR検査を受け5846人が陽性、死者は53人となった。      保健省は6月29日のコロナウイルスの感染状況を発表した。発表によると、直近24時間で22万9846人がPCR検査を受け、5846人が陽性、死者は53名だった。重症者は730人、6536人が治療を受けており、隔離を終え回復したのは合計528万7094人に登る。PCR検査を受けた人の数は合計 全文をよむ

2021-06-27 ブユク・チェクメジェ湖の色かわる、何が? (Hurriyet紙)

イスタンブルにあるブユク・チェクメジェ湖で、海との間にあるエリア一帯が汚染により変色した。死んだ大量の魚が湖岸に打ち上げられた。地元に住むヒュセイン・イナンさんは、「2009年からずっとブユクチェクメジェに住んでいます。こんな汚染は初めてです。魚だけではなく多くの生き物が死んでしまいました。」と話した。      カーヌーニー・スルタン・スレイマン橋側のブユク・チェクメジェ湖の色が変わった。周囲に異臭が広がった湖では、魚のへい死も発生した。死んだ魚は金曜日の時点で出始め、一部は湖岸に打ち上げられ 全文をよむ

2021-06-23 マルマラ海に酸素供給対策 (Hurriyet紙)

マルマラ海を悪夢のように覆う粘質物への対策に進歩が見られた。海水に酸素を供給するためにカナダから輸入した5つの装置はムラト・クルム環境都市整備相の参加のもと、コジャエリの4地点とイスタンブルの1地点に設置された。      マルマラ海で急速に進められている海面浄化活動とともに、海水中の酸素濃度の減少にも手を打つために準備されたパイロット活動がコジャエリ県キョルフェズ区で開始された。このためにカナダから専用の装置が輸入された。      ■海においての初実施      ムラト・クルム環境都市整備相 全文をよむ

2021-06-23 トルコ産ワクチンの名称発表ートルコヴァッチ! (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領はオンラインでの参加で、トルコ産ワクチンの第3フェーズの実験に踏み切った。エルドアン大統領はこの国産コロナウイルスワクチンの名が、「トルコヴァッチ(TURKOVAC)」であると発表した。      タイイプ・エルドアン大統領は国産コロナウイルスワクチンの第3段階における最初の投薬量実験に、ビデオ会議で参加した。大統領は、エルジエス大学と保健省下部組織であるトルコ衛生研究局との共同で開発されているこのワクチンは、現状トルコにおいて最も進んでいるプロジェクトだと会見で説明。 全文をよむ

2021-06-21 デルタ変異株発生のロシアから観光客の到来に憂慮 (Cumhuriyet紙)

トルコをチェックするために来たロシア代表団が6月22日にフライトが開始になると述べたことによって、観光業界は喜ぶと同時に不安を抱いた。観光業者は、ロシアで発生した「デルタ」変異株にもかかわらず、トルコがワクチン未接種の観光客を受け入れることによって、人々の健康が夏に危険にさらされると述べ、ワクチン接種を要件とするのを期待している。ロシア国民にもワクチン接種の条件を設けるかどうか議論されている。      人材ポータルサイトのスーパージョブのアンケートによると、ロシア国民の63%が、強制的なワクチ 全文をよむ

2021-06-13 学期末の通信簿は6月18日、オンラインで? (Milliyet紙)

最新の報道によれば、2020-2021学校年度末に関する注目は6月18日に向けられている。国民教育省(MEB)によると、小学校、中学校、高等学校の生徒が心待ちにしている通知表について新たな進展があった。詳細は以下の通り。      コロナ禍の対策において、TRT EBAやEBA、ライブ授業を用いた遠隔教育で始まった2020-2021学校年度では、2月15日より段階的な対面教育に移行した。      「教育の適宜判断」の範囲内で、3月1日以降は対面教育や遠隔教育という形で活動が継続された。対コロナ 全文をよむ

2021-06-10 環境相、海洋汚染の解消度は? (Hurriyet紙)

環境都市整備省のムラト・クルム大臣は自身のSNSアカウントを通してイスタンブルで103.8㎡、バルッケスィールで79㎡、コジャエリで56㎡、ヤロヴァで53㎡、ブルサで50㎡、チャナッカレで27㎡、テキルダーゥで23㎡のぬめりが除去されたと発表した。      マルマラ海で開始されたぬめりの除去活動の最初の数値が発表された。クルム環境相のSNSアカウント上の発表によると、6月の8-9日の間に合計392㎡のぬめりが海から除去された。      クルム大臣はマルマラ海で1000人の清掃隊が、46艇の清 全文をよむ

2021-06-09 エーゲ海でも・・・・海水粘質物汚染、ここでも (Hurriyet紙)

粘質汚染物質は、マルマラ海で悪夢のような様相を見せ、浄化ための作業が始められているが、黒海でも小規模見られた。エーゲ海でも粘質物汚染が起るのかという問いに対し、イズミル広域都市のトゥンチ・ソイェル市長が回答した。ソイェル市長は、マルマラ海での粘質物汚染発生後に開始された調査の第一回結果によると、イズミル湾で発生する可能性は低いと述べた。      イズミル広域都市(訳註:エーゲ海に面するトルコ西部の都市)の発表によると、西アナトリア実業家団体連盟の定例会合に参加したソイェル市長は、参加者らの質問 全文をよむ

2021-06-08 全国高校入試試験、一部問題が参考書にそっくり! (Cumhuriyet紙)

高校入学試験(LGS)ののちに、「欠陥」であるという主張が提示された。LGSにおいて10に及ぶ質問がある私立出版社の本における質問の数々と大きな割合で似ているという主張がトピックにやってきた。      LGSに出された数多くの質問が、私立出版社によって出版がされた模擬試験の質問の数々に似ていたと述べる学生たちは、「試験は撤回されよ」という呼びかけをおこなった。一方で数学テストにおける質問の難易度が教育者たちの反応を呼んだ。      ■学生と親からの呼びかけ       ビルギュン紙のムスタフ 全文をよむ

2021-06-06 難民はコロナ集計に含まれているのか? (Cumhuriyet紙)

コロナウイルスはトルコにいる難民にも市民にも影響を与えた。しかし、保健省は難民の感染者、発症者、死亡者数を発表していない。では、難民の中の感染者、発症者、死亡者数は日毎のコロナ集計に含まれているのか?      難民の中の感染者、発症者、死亡者数は日毎のコロナ集計に含まれていることが判明した。この状況はトルコの感染者と死亡者数の対人口比率について混乱を生んだ。亡命・移住研究センター長のメティン・チョラバトゥル氏は保健省が数を発表せずに難民に関する推測はできないとし、「数を出すことは不可能だ。保健 全文をよむ

2021-06-06 全国高校入試、無事終了 (Milliyet紙)

国民教育省(MEB)ズィヤ・セルチュク大臣は自身のソーシャルメディアアカウントで、「2021 年のLGS試験を予定どおり滞りなく完了できた。試験業務にあたった同僚をはじめ、関わった人々の健康と安全に感謝する。試験結果がどうあれ、子どもたちに幸せと希望となることを願っている」と述べた。      ■「スケールはるかに大きく」      評価評定試験サービスを担当する国民教育省のマフムト・オゼル副大臣は、LGS試験終了後、次のような言葉で評価した。      「2021年のLGSセンター試験は、国内 全文をよむ

2021-06-05 女性会社幹部30%増へ、行動計画 (Milliyet紙)

 トルコ企業の経営陣における女性幹部の増加を目的として公的機関、民間機関及びNGOの協力において行動計画が準備されている一方で、候補者人材のプールの作成から意識の向上までを示すロードマップによって、経営組織における女性の割合を最低でも30%増加できると想定されている。          経営陣の女性割合の増加に関するロードマップの準備について、家族労働社会サービス省、欧州復興開発銀行(EBRD)、トルコ資本市場委員会(SPK)、イスタンブル証券取引所、国際金融公社(IFC)、トルコ産業実業家協会 全文をよむ

2021-06-02 マルマラ海汚染、危機的状況 (Hurriyet紙)

ムラト・クルム環境都市整備大臣は、マルマラ海の粘質物について重要な説明を行った。クルム大臣は、6月6日に実行計画が発表される予定だとして、「我々は非常に早急な実行計画をもって、行動に移さなければならない。残念なことに、現在マルマラ海は息ができていない。この状況を我々が何とかするのだ」と語った。      マルマラ海の粘質物に関するムラト・クルム環境都市整備大臣の説明は以下の通りだ。   粘質物に関して、残念だがマルマラ海は危険な状況にある。原因を顧みたとき、気候変動や、それによる影響を至る所で説 全文をよむ

2021-06-01 50歳以上ワクチン接種、今日から開始 (Hurriyet紙)

保健大臣ファフレッティン・コジャ氏は、「50歳以上の国民の皆様のワクチンのプログラムが今日から始まりました。ワクチンによってパンデミックの影響を私たちのトピックから追い出してしまいましょう。どうかこの力を信頼してください。」という発表をおこなった。      コロナウイルス科学機構の提案を受けて、保健省によって発表された『コロナウイルス-19ワクチン国内適用ストラテジー』の枠組みにおいて、ワクチン接種のプロセスが継続している。      コジャ大臣は、『50歳以上の国民の皆様のワクチンプログラム 全文をよむ

2021-05-25 気候変動:ボアズィチ大学で、気候変動に耐えられる「ハイバーネーション植物」のための事業がスタート (その他紙)

ボアズィチ大学分子バイオロジーと遺伝学部のスティーヴン・フティット氏とそのメンバーは気候変動に対応できる「ハイバーネーション植物」が生産されるために必要な遺伝的な各種の研究を開始した。ボアズィチ大学科学調査財団(BAP)によって支援がなされていて、二年間続く予定のプロジェクトによって、気候変動が、植物が種子で発芽するのを防ぐ休眠状態にどのような影響を与えたのかということが、明らかにされる予定である。フーティー氏によれば、このようにして、ハイバーネーション植物が生産されることに大きな貢献がもたらさ 全文をよむ

2021-05-23 国産ワクチン、効果は? (Hurriyet紙)

国産ワクチンの最新動向は引き続き変化している。保健省に提出された、カイセリで開発された国産ワクチン候補のフェーズ2報告書によれば、被験者250人に対する治験後、被験者の100%、つまり全員に抗体ができたことがわかった。      電話先の声が「悪い知らせがあります」と言った時、正直少し心配になった。エルジエス大学の良クリニック実践研究センター(İKUM)からの電話だった。私が被験者として2回のワクチン接種を受けたフェーズ2活動が完了し、「暗号が解かれ」、フェーズ2に参加した被験者250人のうち誰 全文をよむ

2021-05-21 イズミルで暴風雨、船舶多数沈没 (Hurriyet紙)

気象警報の後、イズミルとバルケスィルでは暴風雨が強まった。イズミルのディキリ郡で最初に確認したところによると、25隻の漁船が沈んだ。暴風雨の影響で氾濫した海は、ガーズィパシャ地区にある75周年公園と防波堤を水面下に沈めた。暴風雨が強力になったもう一つの町であるバルケスィルでは、広域市の発表によると17の屋根が飛び、10本の木が倒され、30艘のボートが沈んだ。同じ頃、ムラト・クルム環境都市整備相は、損害評価調査を開始したと述べた。      イズミルのディキリ郡で暴風雨が勢力を増し、海岸に停泊して 全文をよむ

2021-05-20 ボアジチ大学で学長任命抗議続く (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)党員のメリヒ・ブル氏がボアジチ大学の学長任命対して始まった抗議活動がなお続いている。   大学のアカデミストらは、「受け入れません、我々は諦めません」と述べた。      AKP党首であるレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領がボアジチ大学の学長にAKP党員のメリヒ・ブル氏を任命したことによって始まった抗議活動がなお続いている。   ブル氏の学長任命に抗議するアカデミストらは学長棟に背を向ける活動を92日間続けている。      ■「我々は受け入れない」      アカデミスト 全文をよむ

2021-05-20 ファイザー社製ワクチン、1億2千万分確保 (Hurriyet紙)

トルコは、ファイザーとビオンテックが開発したCovid-19ワクチンの3000万回分をオプションとする9000万回分を追加購入する契約を結んだ。      ファイザーとビオンテックが行った発表で、以前契約で合意された3000万回に加え、トルコに3000万回分をオプションとする9000万回分の追加ワクチンを準備すると明らかにされた。発表では、合計1億2000万回分のワクチンが2021年に配布される見込みだと述べられた。      ■ウウル・シャヒン博士によるトルコに関する発表      発表の中で 全文をよむ

2021-05-19 高等教育機構、9月までに大学生・教職員のワクチン接種完了を要請 (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)は、保健省宛ての書面の中で、大学での対面授業を再開するため、高等教育機構の教職員と事務職員、学制の中で学ぶ学生らが2021年9月までに接種を完了するよう求めた。書面では、以下のように述べた。「これらの人々がワクチン接種計画に含まれることは、重要な意味を持つ。そうでなければ、健康医療をはじめ、実学教育分野を卒業する予定の学生たちを就業させるのが不可能な結果を生み出すことは必至である。」      高等教育機構が保健省に宛てた書面では、諸外国と同様、トルコでも新型コロナウイルス 全文をよむ

2021-05-17 ドイツと廃棄物問題で緊張 (Milliyet紙)

ドイツのヴィルトシャフツヴォヘ誌は、ドゥズジェで操業している2Bプラスト・リサイクルという会社がドイツから輸入したコンテナ400個分の廃棄物が、輸入禁止の家庭用廃棄物だったことを明らかにした。当誌によると、非合法な廃棄物取引の中心となっている人物は、ドイツでは3B GmbHという名の会社とトルコでは2Bプラスト社を所有しているエロル・アカルスランである。プラスティック廃棄物をドイツの分別施設から購入したアカルスランは、廃棄物をトルコの会社に送る。リサイクルしていないコンテナ400個分の廃棄物は、 全文をよむ

2021-05-15 ワクチン接種数、2573万人に達す (Hurriyet紙)

新型コロナウィルス(COVID-19)対策の枠組みのなかでトルコ保健省が実施するワクチン接種者数は、初回投与と二回目投与を併せて23時45分時点で2573万3803人に達した。      トルコ保健省のウェブサイト(covid19asi.saglik.gov.tr)に掲載されているリアルタイムデータによれば、5月15日23時45分の時点で実施された初回投与ワクチン接種数は1492万5000回、2回目投与ワクチン接種数は1080万8803回。総接種数は2573万3803回となった。      イス 全文をよむ

2021-05-14 アヤソフィアで礼拝、大混雑 (Milliyet紙)

アヤソフィア・モスクにおいて、ラマザン祭日の2日目におこなわれた金曜礼拝で、参加者が密集した。コロナウイルス対策の一環で、中に入る人数は制限され、市民の一部は中庭や広場で列をなした。      アヤソフィア・モスクは、イスタンブルが1453年に征服されてから1934年に博物館に変えられるまでモスクとして利用され、86年間博物館として存在した後、2020年7月24日に再び礼拝のためにひらかれ、昨日最初のラマザン祭日の礼拝の高揚感が生じた。祭日の2日目に金曜礼拝を行おうと望んだ人々、市民たちはアヤソ 全文をよむ

2021-05-13 ロックアウト後、制限解除は段階的に (Hurriyet紙)

保健省のファフレッティン・コジャ大臣は、SNSでラマザン・バイラムに関するメッセージを発信した。コジャ保健相は投稿で「大半を家で過ごした今月の末には制限を段階的に解除される日を迎える。心ゆくまで抱擁できるバイラムを切望しつつ、お祝いする」と述べた。      保健相のフォフレッティン・コジャ大臣が発信した投稿:   「愛する人と距離を取りながら親しく、手にキスをせずに挨拶する3度目の祝日が行われる。大半を家で過ごした今月の末に制限を段階的に解除される時期が来る。心ゆくまで抱擁できるバイラムを切望 全文をよむ

2021-05-13 ラマザン・バイラムへ希望ーアンカラで40%減 (Hurriyet紙)

保健省の5月12日のデータによると、1万3千29人の新規コロナウイルス感染者が確認される中、232人が死亡した。「全面的なロックダウン」によるコロナウイルス感染者数の減少は、病院にも反映した。アンカラ都市病院救急サービスに連絡したCovid-19患者数は2週間前に比べ40%減少した。      アンカラ都市病院救急医療科事務・教育責任者のハカン・オウズトゥルク博士は、「全面的なロックダウン」による感染者数減少が病院にも反映したと話した。 オウズトゥルク博士は、アンカラ都市病院救急サービスに連絡し 全文をよむ

2021-05-12 バイラム後、3段階正常化計画 (Hurriyet紙)

トルコで新型コロナウイルスの感染者数の増加に伴って行われた「全面的ロックダウン」の効果で、感染者数は急速に減っている。エルドアン大統領は、バイラム 後、制限付きの正常化に移行すると発表した。では、トルコでの正常化計画はどのようになるのか。関係者らによると、正常化計画に関し注目されるていることと、3段階別の正常化計画は以下のようになっている。      トルコは全面的ロックダウン下におかれ、コロナウイルス感染者数は減った。さて、どのように元に戻るのか。関係者らによると、3段階別の計画が存在する。以 全文をよむ

2021-05-11 なにこれ!?ディヤルバクルにスイカ少年像 (Hurriyet紙)

ディヤルバクル広域市により空港のヨンジャ・ジャンクションにある公園に設置された像は反応を生み出した。特に「スイカの中の子供」の像がソーシャルメディアでニュースとなった。      人民の民主主義党のアドナン・セルチュク・ムズラクル氏が内務省によって解任された後、ディヤルバクル広域市市長には県知事のミュニル・カラルオウル氏が任命されていた。ディヤルバクル広域市のインターネットサイトに2021年4月6日に掲載された文章では、「ディヤルバクル広域市がヨンジャ・ジャンクションで行う環境整備作業によって街 全文をよむ

2021-05-08 4月の降水量、過去50年で最低 (Hurriyet紙)

気象局による4月の降水量報告は、東アナトリアで76%、南東アナトリアで90%減少し、過去50年間で最低レベルとなった。トルコ全国の4月降水量はほぼ半減し、灌漑農期である過去7カ月間の県別降水量は、リゼ県の881mmが最多、イードゥル県の159mmが最低となった。      気象総局は2021年4月に、10月から4月の7カ月間に及ぶ灌漑農期と2021年冬季の降水量報告書を発表。 2021年4月の地域別降水量報告によれば、トルコ全体の4月降水量は例年にくらべ半減。2021年4月の降水量が30.7mm 全文をよむ

2021-05-06 ロックダウンへCHP議員「毎日、新回覧状で混乱の極み」 (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)アンカラ選出国会議員シェルヴェト・ウンサル氏は、「連日の新しい回覧状や禁止事項により、国民は何をすべきか困惑している状況にあります。海に入ることにさえ罰金が課されています。」と話した。      議会で行った記者会見で重要な発表をしたCHPのウンサル議員は、トルコがもはや制御不能になっていると明らかにし、「公正発展党(AKP)政権は急速に沈みつつある」と話した。      ■「トルコは61ヵ国中51番目」      ウンサル議員は、連日新しい回覧状や禁止事項が出されており国民 全文をよむ

2021-05-01 完全ロックダウン、内務省報告 (Hurriyet紙)

(速報)内務省より行われた最新の発表で、「検問で止められた対象者の義務として手書きで記入された活動許可・職務証は、警察機関員によって写真に収められシステムに蓄積される。聞き取りにおいて許可証を提示した者が免除対象にならない形で外出したり、許可を持たない者が不法な許可証記入をしていると確認されれば、罰則対象となる。」と述べられた。      ◾️内務省の発表は以下の通り      完全ロックダウンのプロセスでは、オンライン申請から合計69万7599人に活動許可証、オンライン申請と199番ダイヤルを 全文をよむ

2021-04-29 今晩から「完全ロックダウン」その詳細は? (Milliyet紙)

最新情報によると、全面ロックダウンが今夜(29日)から始まる。期間に関しては、公務員の間でも疑問を持たれている。在宅勤務をする人に職業証明書の取得が課される中、家に子供がおり、ロックダウンで子供を学校へ行かせることができない勤め人に対しては、間もなく国民教育省と家族社会福祉省からの決定が発表される。ロックダウンの詳細は次の通りだ。       28日から実施される全面ロックダウンでは、一部例外の人々を除き、全員外出禁止となる。在宅勤務の公務員は、証明書や勤務申請書を提示することで外に出ることがで 全文をよむ

2021-04-26 外出禁止明けイスタンブルの交通状況は (Cumhuriyet紙)

トルコは、4月22日木曜日19時に始まった82時間の外出禁止が本日5時に解除された。      週の最初の勤務日に幹線道路の交通状況は落ち着いているように見えた。7月15日シェヒットレル橋とファーティフ・スルタン・メフメット橋でエディルネ方面が混雑しているように見えた一方、2つの橋ともアンカラ方向は流れている。      D-100号道路とTEM自動車道路といった中央幹線では総じて交通量は落ち着いている一方、故障や交通事故などでいくつかの地域で混雑が生じている。      イスタンブル広域市のモ 全文をよむ

2021-04-22 感染拡大のなかの学校、間もなく終了試験を前に (Milliyet紙)

最新のニュースによると、国民教育省は4月23日の「国民主権と子どもの日」に関して昨日Youtube上で、「世界的な感染症流行下における子供たちの精神・身体の健康」という議題の「保護者たちの集まり」を行った。セルチュク教育相は、試験の延期に関して重要な発表を行った。      ■明確な答え      国民教育省は、4月23日「国民主権と子どもの日」に関して、昨日Youtube上で「世界的な感染症流行下における子供たちの精神・身体の健康」を議題とする「保護者集会」を行った。      ■「すぐに行う 全文をよむ

2021-04-19 消息をたった馬に僅か1000リラの罰金 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市が、民族主義者行動党系の市長であるハタイ県ドゥルトヨル市に寄贈した100頭の馬が消息をたった。農業局関係者は、消息をたった馬について市に1000リラの罰金を適用すると述べた。      イスタンブル広域市は、[マルマラ海の]アダラルの馬車業者から1177頭の馬を昨年所有することになった。そのうち100頭が、民族主義者行動党系の市長であるドゥルトヨル市に寄贈された。イスタンブル広域市が、ドゥルトヨル市と調印した議定書では馬の50頭は市長であるファドゥル・ケスキンに、残りの50頭は 全文をよむ

2021-04-17 高等教育機構「特別学生」身分、開始 (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)による「特別学生」身分の濫用への対策が発効した。これによると、「特別学生」身分は一度に最大2学期間有効。なお、この期間は特定の条件下で延長できる。      「高等教育機関における短期大学、大学レベルのプログラム間の編入、ダブルディグリー、副専攻、教育機関間における単位互換実施基準に関する規則の変更の実施に関する規則」が17日の官報に掲載された。規則によると、特別学生身分は一度につき最大2学期間有効。なお、この期間は[病気、ハラスメント被害など]特定の条件で延長できる。病気 全文をよむ

2021-04-15 サッカー試合中に断食明けの飲食 (Cumhuriyet紙)

試合中に断食明けの食事をしたアンカラ・ケチオレン・ギュジュのサッカー選手たちは、彼らが行ったことがこれほど話題を呼ぶとは思わなかったと話し、驚きをみせた。      トルコサッカー連盟第1部リーグの30試合目、GZTギレスンスポルをホームに迎え入れたアンカラ・ケチオレン・ギュジュの選手らが断食月のため試合の10分目に コート上で断食明けの食事をとったことが話題となった。選手たちの内ウウル・ウトゥル選手、ブラク・アイドゥン選手、アブドゥルカディル・コルクト選手は、イフラス・ ハベル通信社に語った。 全文をよむ

2021-04-15 コロナ禍でアンカラ県開室時間短縮へ (Hurriyet紙)

県庁による説明では、新型コロナの感染拡大を最小限に抑えるため、公的機関で働く人々に向けた措置を含む大統領の回覧状により、雇用形態にかかわらず公的組織や機関で働く人々にリモートワーク、交替勤務など柔軟な働き方を導入する原則がもたらされたと指摘された。      説明では、柔軟なワークスタイルに関し明らかにされた手法や原則を考慮するとの条件で、郡知事,県知事組織に付属する組織の長が、自分たちの機関や部門のニーズや状況に応じて必要とする特別な措置を取りうると述べられた。      県庁組織で働く職員の 全文をよむ

2021-04-15 アタテュルクのジャケット、競売へ (Hurriyet紙)

偉大な指導者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの革ジャケットが競売にかけられる。4月18日にオンラインオークションにかけられるジャケットの収益は、トルコ教育ワクフへ寄付される。      125点が出品され、著名な収集家や美術愛好家が多く参加する「美術館展示品級オークション」は4月18日の日曜日にオンラインで行われる。オークションを主催する企業の創設者であるヒュセイン・コジャバシュ氏はオークションに出品されるムスタファ・ケマル・アタテュルクのジャケットが他のすべての作品とは一線を画すと述べて、次の 全文をよむ

2021-04-13 コジャ保健相、「シャーヒン博士からワクチン3千ダースの約束」 (Hurriyet紙)

最新のニュースによれば、科学機構の会合の後に話した保健省ハフレッティン・コジャ氏は、ウール・シャーヒン氏と共に行った面会において6月中に3千万ダースのバイオ・テックのワクチンの提供が約束されたと述べた。コジャ大臣は、「私たちはオプションとして3千万に達する形での合意を行いました。ウール先生は、トルコにワクチンを送る問題に関しては多大な努力を費やしています。『6月中に3千万ダースのワクチンを今から約束できるでしょう』と語ったのです。」という表現が用いられた。      トルコにもたらされることが計 全文をよむ

2021-04-12 教師に一刻も早くワクチンを! (Hurriyet紙)

2月24日、チョルム県のアリフェガズィ小学校でズィヤ・セルチュク国民教育相が一回目のワクチン接種を受けたのに伴って始まったプロセスにおいて、村の教師以外の教師へのワクチン接種が待たれている。      省庁から出された最新の公式声明によると、1ヶ月強の期間で教師らのうち、ワクチンの接種ができたのはわずか10%であった。教師らは125万9000人の学校職員のワクチン接種のプロセスが加速していくことを望んでいる。      ■村の学校は優先であった      村の学校と、その次に幼稚園の教師が優先さ 全文をよむ

2021-04-11 感染者数1日6万に近づき、ラマザン祭は完全閉鎖か? (Radikal紙)

コロナ症例が6万人に近づきつつあることを受けて、新たな措置がとられるかどうかが最も注目を集める問題となっている。舞台裏では、ラマザン月中の閉鎖オプションも議論されており、政府もこの方向性を支持すると言われている……。      今週中の発表が期待されているラマザン祭中の(コロナ)対策方針は、首都アンカラで最も話題になっているトピックの筆頭である。      この作業に携わる科学者と政治家はまっぷたつに割れている。コロナウイルス症例急増を理由に、ラマザン祭中の「封鎖」を主張する人もいれば、週末と夜 全文をよむ

2021-04-10 65歳以上の電子政府パスワード、全土に配布 (Milliyet紙)

大統領府デジタルトランスフォーメーション室のアリ・タハ・コチ室長は65歳以上の住民向けの「電子政府(e-Devlet)パスワード自宅送付」サービスについて、アンカラとイスタンブルでの実施後にトルコ全土での申し込みを開始すると発表した。      コチ室長はアナトリア通信の特派員に対し、新型コロナウィルス(COVID19)感染拡大対策プロセスで適用を開始した65歳以上の住民の電子政府パスワードについて、郵便局(PTT)に行かずとも電子政府から簡単に申し込みでき、パスワードは自宅で受け取れると述べた 全文をよむ

2021-04-09 内務省より週末の行動規制指針 (Milliyet紙)

入ってきた最新ニュースによると、内務省は、週末の行動規制について通達を出した。      内務省による発表は以下の通りだ。   コロナウイルス流行との戦いは段階的正常化の期間にあり、各県のリスクの程度に応じた週末の外出制限が継続されている。      この一環で低グループ(青)に含まれるシュルナク県、そして中リスクグループ(黄)に含まれるバトマン、ビトリス、ディヤルバクル、ハッキャーリ、マルディン、ムシュ、スィイルト、シャンルウルファ、ウシャク、ヴァンの各県では、平日同様、週末の外出規制は21時 全文をよむ

2021-04-06 チャンクル県知事、ラマザンの夜の食宴自粛をよびかけ (Hurriyet紙)

チャンクル県知事アブドゥッラー・アヤズ氏は、県におけるコロナウィルスの(感染)拡大の(理由の)第一位に家庭内の感染があると述べて、「人々がお互いに行きかうこと、またやってくることを妨げることは出来ません。このラマザンにおいては誰も、誰かのイフタールに行く事はないように。」と語った。      アヤズ知事は、知事府の集会室において新聞記者達に対しておこなった発表にて、町における感染件数が再び増加していると語った。アヤズ氏は、感染件数は毎日記録を更新していると述べて、「3月1日には318人であった死 全文をよむ

2021-04-03 感染状況再悪化、死者数増つづく (Milliyet紙)

トルコ国内の1日の新型コロナウイルス感染者数が速報で明らかになった。トルコ国内ではここ24時間で249126人がCOVID-19の検査を受け、44756人が陽性と診断された。186人が死亡した。重症者は2231人になった。23214人がCOVID-19の治療もしくは隔離を終えたことで、回復した人の数は3082676人になった。感染者数の増加が続いており、予断を許さない状況だ。      トルコ国内ではここ24時間に249126人がCOVID-19の検査を受け、44756人が陽性と診断された。18 全文をよむ

2021-04-01 モスクのスピーカーを乗っ取り、音楽?取り調べへ (Cumhuriyet紙)

ペンディク、カルタル、トゥズラで、モスクのスピーカーから流れる音楽の調査   ペンディク、カルタル、トゥズラで音声システムを使っているモスクのスピーカーから音楽が流されていることへの調査が始められた。   イスタンブルのアジア側、特にペンディク、カルタル、トゥズラで昨日の昼間と夕方にモスクのスピーカーから音楽が流された。これに対して住民は批判的であった。夜に流れた音は、ある住民の携帯電話によって撮影された。   ギュゼルヤル地区の住民のオスマン・ユルマズ氏は「礼拝の最中に行進曲が流れてきた。師の 全文をよむ

2021-04-01 ボアジチ大プロテストに、警察強硬対応 (Cumhuriyet紙)

ボアジチ大学のプロテストに参加したとして未決勾留されている友人らへの支持を表明しようと、カドゥキョイで抗議活動を行おうとした学生らが、警察の強硬対応に遭った。警察は30人以上の学生を地面に引き倒し、暴行して拘束した。      公正発展党所属のメリヒ・ブル博士の学長任命を発端に始まったプロテストは今日もカドゥキョイで続いている。      ボアジチ大の学生組織「連帯」は、プロテストに参加したことで逮捕されたアヌル・アクユズさんとシラン・デリバルタさんの裁判を前に、カドゥキョイ波止場での結集を呼び 全文をよむ

2021-03-31 サウジ、ラマザン月の夜の礼拝の時間短縮 (Cumhuriyet紙)

サウジアラビアは、今年のラマザン月の夜の礼拝を、通常20回ある行程を10回にして行うことを明らかにした。       サウジアラビアのカーバ神殿と預言者のモスクでラマザン月の準備は、コロナウイルス慢延に注意を払い完了した。コロナウイルス慢延の状況において以前に採択されていた対策が同様に継続されることが発表された。       関係者は、ラマザン月の夜の礼拝時、通常20回ある行程を10回にして行うこと、最後の10日間モスクに来て自己隔離して過ごす行為を行わないと明らかにした。一方で、カーバ神殿のマ 全文をよむ

2021-03-27 汚い字の処方箋を薬局読めず、薬違いの患者に被害 (Hurriyet紙)

イスタンブルのキュチュクチェクメジェで医師の指示を読めなかった薬剤師が患者に間違った薬を処方した。5日間誤った薬を服用した女性患者は入院した。副作用が発生したため、短期間で回復すると思われた女性の治療は長引いた。      CNNトルコのミュジャヒト・トプチュ記者とジャネル・エムレ・クナジュ記者の独占報道によれば医師と薬剤師の間の処方箋に関する行き違いがあったことで若い女性患者が回復する代わりに救急に送られた。医師が手書きした処方箋を薬局が読み違えたことで、患者には誤った薬を処方された。     全文をよむ

2021-03-26 ボアジチ大教員「学生に自由を、警察は暴力をやめよ」 (Cumhuriyet紙)

抗議活動の82日目、ボアジチ大学の教員たちはいつもの仕事日のように今日も昼頃に60回目の番を務めて再び学長室に背を向けた。教員らは毎週金曜日と同様に今週も開かれた記者会見において、任ぜられたメリ・ブル学長と任命された者たちの辞任を求めた。教員らは今週、学生たちの釈放と、警察の暴力を終わらせるよう要求した。      教員らは、レインボーフラッグを掲げたという事実によって拘束された学生たちの釈放を要求し、抗議のために虹色に傘を広げた。      教員らの声明の全文を掲載する。      「本日は3 全文をよむ

2021-03-24 イスタンブル、3月の雪 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルで朝方から始まった降雪は、さらに威力を増した。こんこんと降る雪の様子をカメラが捉えた。      気象総局がイスタンブルを対象としてみぞれ注意報を発令した後、予想されていた降雪が明け方日の出とともに始まった。朝方に始まった降雪が続く中、バシャクシェヒル、ハルカルといった都市の多くの地点ではこんこんと雪が降った。降雪によりいくつかの市中が白く染まる中、道路では雪の対策をしていない車両が通行困難となった。 全文をよむ

2021-03-23 高校、対面試験5月に延期 (Milliyet紙)

速報によると、国民教育省(MEB)は3月29日以降の開始が予定されていた高校の準備課程及び9・10・11年生の学生の対面試験が、5月3日以降の実施となると通告した。      省から各県へ送られた書類により、高校の対面試験の実施に関する説明がなされた。      MEBの3月2日付文書では、中等教育機関で行われる試験に関して必要な説明が行われることが再確認された一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と国民の健康を守るために閣議で下された決定に従って、低・中・高・極めて高いリスクとして分類され 全文をよむ

2021-03-21 ヴァンやディヤルバクルでノールーズ(ネヴルーズ)の祝祭はじまる (Hurriyet紙)

ヴァン県でのノールーズ(ネヴルーズ)の祝祭では、あわやという事態も生じた。ノールーズの炎を焚こうとしたところ、突然着火してしまい、2人(うち1人は女性)が炎に巻き込まれ炎上の危険にさらされた。この祝祭に参加するためにディヤルバクル県およびヴァン県を訪れた人々は、(新型コロナ対策の)HESコードを確認された上で参加が許可された。      ■ヴァン県では      ヴァン県当局の許可を得て、人民の民主主義党(HDP)によるノールーズ祭は、ヴァン城の南にあるアタテュルク文化公園で開催された。会場では 全文をよむ

2021-03-20 ゲズィ公園の所有者、イスタンブル市からスルタン・バヤズィト財団に移行 (Cumhuriyet紙)

ゲズィ公園の所有権がイスタンブル広域市から移った。タクスィム・ゲズィ公園と文化観光省ワクフ総局は、タクスィムのゲズィ公園の所有権が「スルタン・バヤズィト・ワクフ」に移管されたと発表した。      ゲズィ公園の所有権がイスタンブル広域市からスルタン・バヤズィト・ワクフに移管された。      ワクフ総局による書面での発表には「2008年に制定された5737番・ワクフ法の第30条により、イノニュ広場の751区1・2・3番、共和国管轄の751区4番の所有権が「聖スルタン・バヤズィト・ハン・ワクフ」に 全文をよむ

2021-03-19 動物園の鹿、盗んで食べた! (Hurriyet紙)

ゾングルダク県ギョクチェベイ郡の陶器工場の動物園の鹿が放牧されていた工場裏の空き地でいなくなった。飼育員は付近で捜したが鹿を発見できず、軍警察に通報した。      鹿の追跡を行った軍警察のチームは目撃者の証言に照らし合わせ、地域の防犯カメラの記録を調査し、鹿がC.A.氏とM.B.氏によって盗まれたと特定した。軍警察チームは先日容疑者たちの住所に捜索をかけ、C.A.氏とM.B.氏を拘束した。容疑者たちは軍警察の聴取で、鹿を盗み銃で撃って殺した後、切り分けて食べたと話した。手続きの後、容疑者2人は 全文をよむ

2021-03-19 シャーヒン博士「夏の終わりには集団免疫」 (Milliyet紙)

新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチンを開発した、ドイツのバイオテクノロジー企業BioNTech社の共同創業者であるウウル・シャ-ヒン博士は、ワクチン接種をスピードアップすることにより、ヨーロッパでは夏の終わりまでには集団免疫ができるだろうと発言した。      シャーヒン博士は、アナドル通信の特派員に対し、次のように語った。   「パンデミックの新しい波が今後数ヶ月間、人類にもたらされるでしょう。できるだけ多くの感染を防ぐことが非常に重要です。これと並行して、ワクチン接種を継続する必 全文をよむ

2021-03-19 人口280人に村でコロナ、隔離措置 (Milliyet紙)

キュタヒヤ県エメト郡にある人口280人のデュシェジェキ村で、感染者数の増加のためコロナウイルス対策を講じ、10日間の隔離措置が導入された。      ハサン・チチェキ郡知事を議長に開かれたエメト郡衛生委員会によって、ここ数日感染者数が増加しているデュシェジェキ村に対して隔離決定が下された。      委員会の決定では、郡内のデュシェジェキ村において新型コロナウイルス陽性者数が増加したため個々の隔離では不十分であるとして、対策を講じて感染拡大のスピードを鈍化させる効果を最大限高めるために、3月19 全文をよむ

2021-03-18 ギリシャ正教総主教座に激震、No.2罷免 (Milliyet紙)

コンスタンティノープル総主教座で大規模な掃討作戦が行われた。決定機関である聖シノド評議会は、バルトロメオス1世総主教に続き、ナンバー2であるアタナシオス・カドゥキョイ府主教を不服従を理由に罷免した。      コンスタンティノープル総主教座の意思決定機関の聖シノド評議会は、その階層上、バルトロメオス1世総主教に続き、ナンバー2であるアタナシオス・カドゥキョイ府主教(85)が罷免され、後任にフランス府主教エマニュイル・アダマキスを任命すると決めた。      ヒューリエット紙のヨルゴ・クルバキ氏の 全文をよむ

2021-03-16 宗務局組合局長「金曜礼拝、実施の瀬戸際」 (Hurriyet紙)

トルコ宗務財団組合局長ヌリ・ウナル氏は、制限付きの正常化に従わない場合、金曜礼拝を始め様々な禁止が再び議論される恐れがあると述べた。      ウナル組合局長は、本紙へ以下のように語った。      「ここ数日間、ルールに従うことに関して問題が起きている。必要がないのに道や通りに密集している。このままいけば金曜礼拝は禁止される。私たちは社会としてルールに従わず、感染者数の増加が見られれば、宗務庁も関連組織と協議の結果、決定を下して金曜礼拝を禁止するかもしれない。ルールには従い、金曜礼拝をモスクで 全文をよむ

2021-03-15 保健大臣、ワクチン接種目標を秋に繰り下げ (Cumhuriyet紙)

保健大臣ファフレッティン・コジャは、以前にワクチン接種の過程が遅くとも5月には終了すると説明した。しかし、最新の会見では、人口5000万人のワクチン接種が秋以前に実行されるのを計画していると述べた。「ワクチン接種の過程を4月、遅くとも5月に終えるはずではなかったか、ファフレッティン大臣」と問うエルギュン・デミル博士とギュライ・クルチ博士は、「コジャ大臣がワクチンに関し15日以内に2つの異なる発表を行ったことは、不信感とワクチン接種へのためらいを生み出すだろう。保健大臣は一刻も早く信用失墜につなが 全文をよむ

2021-03-13 コロナ増加の県、SMSで警告 (Milliyet紙)

クルッカレ県知事府は新型コロナウィルス(COVID19)患者数の増加が見られる地域で生活する住民にSMSで連絡した。      COVID19リスク評価マップで高リスク県カテゴリに入るクルッカレ県で、COVID19に関して住民にSMSを通して注意を呼びかけた。どこかの通りや大通りでCOVID19(患者)が発見された時点以降に、県知事府から住民に「あなたの(住む地域の)大通りや通りでCOVID19患者の増加がみられました。自宅に客人を招かず、誰かの家に訪問せず、共同空間に行かないようにしましょう。 全文をよむ

2021-03-12 2回接種者130万人中、感染者は852人、死亡者ゼロ―結果は良好 (Hurriyet紙)

保健省専門家委員会のメンバーであるムスタファ・ネジミ・イルハン教授は、新型コロナウイルスワクチンの接種を2回受け免疫を獲得した130万人のうち852人がCOVID-19に感染したと発表した。イルハン教授は、感染者852人のうち53人が入院中だとしたうえで、5人は重症で治療を受けていると述べた。イルハン教授は「重症の入院患者の中に挿管を受けている患者、あるいは死亡した患者はいない。つまり、ワクチンは非常に有効ということだ。ワクチン接種の目的は、人々の重症化を防ぐことだ」と述べた。      ガーズ 全文をよむ

2021-03-11 麻薬密輸の中国人船長に懲役30年 (Hurriyet紙)

ゾングルダク県キリムリ郡で昨年8月、港に停留していた船の竜骨部分に後付けされたタンクから、6千万リラ相当の31キロのコカインが押収された。事件に関して取り調べを受けている中国国籍のGuangjian Xu船長とKaibo Wu副船長がそれぞれ30年の懲役判決を受けた。判決が通訳されると、涙を流し取り乱したGuangjian Xuは気絶し、救急車で病院に搬送された。Junjie Zhang技師長は無罪判決となった。      県警薬物犯罪対策課のチームは、2020年8月23日に、一般貨物船でゾング 全文をよむ

2021-03-09 トルコ、戦車部品生産で韓国企業と合意 (Cumhuriyet紙)

アメリカに拠点のあるニュース組織であるディフェンス・ニュースは、トルコにおける武装車両の生産者であるBMCが、ドイツが適用した禁輸が理由となりアルタイ戦車の生産における先延ばしを乗り越えるために韓国の二つの会社と合意に達したということを伝えた。        防衛領域において世界のトップ・ニュース組織の一つでありアメリカに拠点のあるディフェンス・ニュースは、トルコにおける武装車両の生産者であるBMCが、ドイツが適用した禁輸が理由となったアルタイの戦車の生産における延期を乗り越えるために韓国の二つ 全文をよむ

2021-03-07 「世界女性の日」メッセージ (Hurriyet紙)

3月8日国際女性デーのメッセージやことばは大きな関心を集めている。1977年に国連により制定された3月8日国際女性デーの歴史は遥か昔にさかのぼる。毎年この重要な日には記念日の意味や重要性にふさわしい投稿がされている。配偶者や母親、親族や知人のこの大切な日を祝おうとする市民は、リサーチを加速させた。国際女性デーにぴったりのメッセージは次の通り。      ■国際女性デーのことば・メッセージ      3月8日国際女性デーが、女性固有の価値や女性が持つ基本的人権についての積極的な気づきや女性に対する 全文をよむ

2021-03-07 外出許可の最初の土曜日、各地で混雑 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルでは、外出制限が解除されて初の土曜日は午前中に交通量が増加。公共交通機関を利用しようとする人がバス停で混雑をつくった。イスティクラル大通りでは密状態が発生し、ソーシャルディスタンスのルールがないがしろにされる場面もみられた。      コロナウイルス対策の枠組みで、これまで13週間にわたって適用されてきた週末の外出制限は「適切な決定期間」をもとに、今後は日曜日のみ実施されることとなった。「適切な決定期間」に基づいて制限が解除された最初の土曜日、イスタンブルの道路では交通が活発となり、 全文をよむ

2021-03-06 スカーフの児童拒否のイズミルの小学校に処分 (Hurriyet紙)

イズミル県バイラクル郡でスカーフを着用していることを理由に、ある生徒の登校を禁止すると主張した小学校の運営者と教師が停職処分されると報じられた。国民教育省は「決して受け入れられないアプローチを含む主張に対して、調査、捜査のプロセスが注意深く続いているところである。」と発表した。       国民教育省から行われた発表では、イズミル県バイラクル郡での小学校で、保護者の発表により世論の話題に反映された主張について同省が調査、捜査を開始したと伝えられた。   発表で「主張に関して、件の学校の運営者と教 全文をよむ

2021-03-04 閉校のイスタンブル・シェヒル大学、職員のマルマラ大移籍には面接が条件に (Cumhuriyet紙)

元首相で未来党党首のアフメト・ダヴトオールが創設したイスタンブル・シェヒル大学の職員がマルマラ大学へ移籍するには面接試験が課されることになった。      かつてダヴトオール元首相と公正発展党所属のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領との間で閉鎖が議論されていたイスタンブル・シェヒル大学の大学職員らに関する新たな決定が行われた。これによると、職員は面接を条件にマルマラ大学へ配属される見込みである。      1978年の「契約職員の雇用に関する原則」に暫定条項を追加する大統領令が官報に掲載された 全文をよむ

2021-02-28 国民の意志へのクーデター「2月28日事件」から24年 (Milliyet紙)

トルコ政治史において「ポストモダン・クーデター」として位置づけられる1997年2月28日クーデターから24年が経った。同クーデターは国家安全保障会議での警告表明がきっかけとなった。      ■国民の意志へのクーデター「2月28日事件」      2月28日に至るプロセスは、1995年12月選挙で「国民の視座」派が21%の票で獲得したことから始まった。1996年6月には福祉党が、投票数が最も多い第二党であった正道党(DYP)と連立政権を担っており、「国民の視座」リーダーのエルバカンが首相、DYP 全文をよむ

2021-02-28 初中等教育対面授業開始1日延長に、セルチュク教育相声明発表 (Milliyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相から対面授業の発表速報が来た。セルチュク大臣は1日の遅れについて全国民に謝罪し、「ここ数日で確認された感染者急増により、再検討の必要性が出てきた県がある」と述べた。国民教育相の声明は次の通り。      国民教育省は、3月1日に教育移行予定の全学校における対面授業および試験は3月2日に各県のコロナ流行状況に応じて開始すると発表した。      ■セルチュク大臣から新声明      ズィヤ・セルチュク国民教育相は、対面授業の1日延期に関しソーシャルメディアアカウントから 全文をよむ

2021-02-27 ウール・シャーヒン博士の正常化予想 (Hurriyet紙)

製薬会社バイオテックの創業者ウール・シャーヒン博士はドイツメディアに話し、5月末ごろか6月頭ごろにCOVID19の患者数や死亡者数が持続的に減少し、通常の生活に戻れるだろうと述べた。ウール・シャーヒン博士とオズレム・トゥレジ博士は開発した新型コロナウィルスワクチンによって感染拡大対策を新たな段階に進めたとして、ドイツでドイツ連邦共和国厚労勲章を授与される予定だ。      全世界で初めて承認を受けた新型コロナウィルスワクチン「ファイザー・バイオテック」を開発したウール・シャーヒン博士はドイツ報道 全文をよむ

2021-02-24 学校教員のワクチン接種、はじまる (Cumhuriyet紙)

Covid-19ワクチンの最初の接種を行ったズィヤ・セルチュク国民教育相は、学校教員が保健機関においてワクチン接種を受けられると発表した。      セルチュク国民教育相は、「学校教員対象ワクチン接種プログラム」のため訪れたチョルム県で最初の接種を行った。接種後の会見において、 セルチュク教育相は、「私も教員の方々と最初のワクチン接種を受けた。今日は学校で接種が行われたが、今後は関連保健機関においてワクチン接種が行われる。」と述べた。      チョルム県を訪れたセルチュク教育相は、初めにスング 全文をよむ

2021-02-23 黒海地方で感染者数増加、その理由は? (Hurriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健大臣が先週と今週公開した「県別感染者数」のグラフの中で最も注意を引いた点は黒海地方での増加であった。この原因は専門家がしばしば言及する「黒海地方変異株」なのであろうか。      県別感染者数のグラフで黒海地方のとりわけリゼ、トラブゾン、ギレスン、オルドゥ、サムスンの感染者の増加が著しかった。オルドゥがこのグラフで10万人につき感染者が228人で先頭に立つ一方で、他の黒海地方の県であるギレスン(217人)、トラブゾン(207人)、サムスン(202人)、リゼ(200 人 全文をよむ

2021-02-22 サハラの砂、ヨーロッパに達したあとトルコに (Cumhuriyet紙)

気象学にとても興味を持っているオウズ・アイドゥンさんは、ツイッターで最新の天気予報を発表した。北アフリカにあるサハラ砂漠より起こった砂塵はヨーロッパでは雪として地面に落ち、一部ヨーロッパ諸国にオレンジ色の雪が降った。その時の模様は面白い映像が公開される原因となった。      天気予報をSNSで公開しているアイドゥンさんは、サハラ砂漠からスペインとフランスに到達した砂漠の砂は、週内には極点まで達し、そこから東ヨーロッパ諸国に向かい、最後にトルコやってくると述べた。      アイドゥンは、話の続 全文をよむ

2021-02-21 3月1日から生活正常化へ一歩一歩 (Hurriyet紙)

イスタンブル県衛生局局長のProf. Dr.ケマル・メミシュオール氏は、イスタンブルは3月1日以降の規制緩和の準備はできていると話した。対してファフレッティン・コジャ保健相もツイッターアカウントから正常化についての日付を提示し、「3月1日から段階的に正常化していく」と述べた。      段階的正常化の詳細は次の通り:      COVID-19対策に関する正常化プロセスは3月1日に始まる。ファフレッティン・コジャ保健相は昨日、ツイッターアカウントから「正常化ステップを注意深く進めています。見極め 全文をよむ

2021-02-20 カラマン県エルメネク郡、5日間外出禁止 (Milliyet紙)

速報によれば新型コロナウィルス感染拡大対策のなかで1月14日に初めて接種が医療関係者に行われてワクチン接種計画が開始し、土日にも続いている一方で、複数の居住地域で隔離措置が開始された。また一方ではカラマン県エルメネキ郡や村々で新型コロナウィルス患者が増加していることに関連し、2月22日から26日までの間、5日間の隔離措置に移行した。この決定により郡の中心部と26ヶ所の村々への出入りが禁止された。また郡中心部と村々の間の葬式や慰問、親戚の訪問は行えなくなる。      最近のカラマン県エルメネキ郡 全文をよむ

2021-02-19 42万5千回のワクチン注射完了ーイズミル (Hurriyet紙)

イズミル保健局市民健康サービス課のメティン・クズルエルマ副課長は、1月14日から現在まで市全体で42万5000回の新型コロナウイルスワクチン接種を実施したと述べた。      クズルエルマ氏はボルノヴァ区で65歳以上の人を対象に接種を続けている第3コシュカバク家庭健康センターで記者の取材に応じ、保健省が実施しているCOVID-19ワクチン計画がイズミル全域で計画通りの形で進んでいると明らかにした。      クズルエルマ氏は市全体の全医療機関が接種を続けているとする中で「接種の開始日から今日まで 全文をよむ

2021-02-18 イスタンブル雪のち晴れ、生活麻痺も雪を楽しむ (Milliyet紙)

最新のニュースによると、降雪量がピークに達したイスタンブルでは昨日様々な場所で10m先まで視界が悪化し、運転手らは困難に見舞われた。何件もの事故が起こった。イスタンブルで今日の天気がどうなるかという問いに答えを見つけた。それでは最新状況の詳細をお伝えしよう。       最新のニュースによると、気象総局第一地方局からの最新の予報では、厚い雲に覆われる地域で雨とみぞれ、標高の高い場所では雪が降る見込みだ。気温が1度から3度まで上昇する地域では寒気と降霜が予想されている。       風は西と南 全文をよむ

2021-02-17 国語、 数学、化学、宗教、社会、英語の第3・第4期オンライン教材、公開 (Milliyet紙)

オンライン授業期間中に学生の追加教材で支援するため、4年生対象の第3・第4期の教材が公開された。ズィヤ・セルチュク国民教育相もまた、内容に関連し注目すべき発表を行なった。国民教育省からの最新の発表内容の詳細は以下の通りである。      4年生対象の第1・第2期から成る11の教材は、以前に公開されている。      新たに公開された教材は、2020年−2021年期の学期の第3・第4期用である。国語、算数、理科、宗教文化、倫理、社会、英語の授業を対象とし、多肢選択問題と練習が含まれている。     全文をよむ

2021-02-16 私学学費、一部返金へ (Hurriyet紙)

イズミル消費者仲裁委員会は、パンデミックを理由に私立学校の学費を保護者に一部返金することを決定した。      イズミル県消費者消費者仲裁委員会は、新型コロナウイルス感染症の流行が原因で業務が契約で定められた形でなされなかったという理由で、私立学校に関しある保護者が申請を行ったのを受け、学費の一部返金を決定した。      イズミルで子供を私立学校へ通わせるİ.A氏は、2019-2020年度に学校と2万9000(約43万9016円)リラの教育契約を結んだものの、感染症の流行が原因で規定された条件 全文をよむ

2021-02-16 イスタンブル、雪はいつまで続く? (Hurriyet紙)

イスタンブルで勢いを見せた降雪はアナトリア側の黒海沿岸やイスタンブル東では見られなかった。気象予報士会科学委員会会長のProf. Dr.オルハン・シェン氏は、「市内では雪が5-10cm積もった。海沿いでは積雪はわずかだった。海は陸に比べ暖かいためマルマラ地方では10-11℃、黒海地方では9-10℃、この気温により海沿いの、例えばリヴァやシレといった低地では積雪はなかったが、高台には雪が積もった」と説明した。シェン氏はさらに降雪は水曜日に収束するだろうとした。      ベイコズやその村々が白銀一 全文をよむ

2021-02-13 イスタンブルに滞在希望の外国人、郵送出願終了へ (Hurriyet紙)

イスタンブルへの滞在許可を求める外国人の申請書類が郵便あるいは宅配便を通じて[役所に]受領される制度が終了した。      内務省・移民総局はインターネットサイトを通じて発表を行い、2月15日以降、滞在許可のための申請は直接[書類を持参・提出して]行われることになると述べた。      発表によると、滞在許可申請書類が郵便および宅配便を通じて[役所に]受領される制度は終了し、許可を得たい外国人は当人に通知された予約日時に県もしくは郡の移民局に赴く必要がある、と伝えられた。      郵便・宅配便 全文をよむ

2021-02-13 国民教育省、対面教育についての発表「2月15日からオンライン始業」 (Hurriyet紙)

[高校の]2020-2021年度の後期の授業は、2月15日(月)より、オンラインで開始される。国民教育省は、12年生(日本の高校3年生に相当)[の授業を]3月1日からは教室内での生徒同士の間隔を空けた上、対面で行うことを発表した。対面授業への参加は希望制となり、生徒に対し出席の強制はされない方針。      中等教育機関(高校4年課程を指す)*のすべての学年で、前期に実施されなかった定期テストは、3月1日から2週間以内に実施される。定期テストは必要な対策がとられた上で実施され、前期の行事は3月1 全文をよむ

2021-02-10 スミットパン、25%値上げ (Hurriyet紙)

イスタンブルで100グラムのスミットの価格は25%上昇し2リラ(約30円)から2.5リラ(約37円)に値上げされた。2013年から2018年にかけての5年間、スミットの値上げは行われていなかった。2018年の7月に1.5リラで売られていたスミットは1.75リラに値上げされた。過去2年半の間にスミットの価格は43%上昇し2.5リラになった。      スミット生産者は、イスタンブル商工業者組合連合(İSTESOB)から手元に届いた料金表により新価格に移行したと明らかした。生産者は、昨年から現在にか 全文をよむ

2021-02-09 スィウァス・コユンヒサルの村で変異ウイルス、拡大 (Hurriyet紙)

スィウァス県コユンヒサル郡の村で確認された変異コロナウイルスの感染を防止するため、隔離処置が取られた。      変異したとみられるコロナウイルスがトルコで確認されたという説明が行われた後、保健省によって各県に送付された検査キットで行われた調査で、スィウァス県コユンヒサル郡のシェイフレル村で変異コロナウイルスが確認された。県衛生委員会による決定に沿って濃厚接触者がいる疑いと感染リスクとを減らす目的で、今日15時以降に隔離が実施された。 全文をよむ

2021-02-09 ワクチン接種2回目はじまる (Hurriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健大臣とコロナウイルス科学委員会のメンバーに明日2月10日に二度目のワクチンが接種される。エルドアン大統領は2月11日に二度目の接種がなされる。医療従事者への二度目の接種も2月12日から始まる。      中国から2020年12月30日にトルコへと運ばれたワクチンのコロナバックは、14日間の検査の後、1月13日に「緊急使用の承認」がなされた。合計で5000万回分が手配されたワクチンのうち、本日9日までに1300万回分がトルコへと運ぶことができている。第一段階でトルコへと 全文をよむ

2021-02-06 週末トルコ人は外出禁止、観光地は外国人観光客の天国に (Milliyet紙)

ボル県の素晴らしい自然であるアバント自然公園は週末の外出制限の影響でもぬけの殻となった。ホテルに滞在する旅行客は外出を許可されていないが、外国人旅行客のみがアバントへ入場できた。      西部黒海で人気の観光地のひとつであり四季折々の美しさを見せるアバント自然公園は外出制限により閑散とした。特にアンカラとイスタンブルから来た人々が訪れるも、市中心部から42キロメートル離れたアバント自然公園には外出制限を理由に市民は入る許可が下りなかった。      また、休暇のためにアバントのホテルに宿泊しに 全文をよむ

2021-02-06 ボアジチ学生会、エルドアンに公開書簡 (Cumhuriyet紙)

ボアジチ大学の学生らは、AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領からのコメントを受け、公開書簡を発表した。学生会は、「私たちを、あなたに無条件に従うような人たちと一緒にしないでください。あなたはスルタンではありません。また、私たちもあなたの臣民ではありません。しかし、度胸という話をするのであれば、私たちも短いながらそれにお答えしましょう。私たちには一切不逮捕特権はありません!しかし、あなたは19年間にわたり、不逮捕特権を笠に着て、怒りに任せて吠えているのです」との声明を発表した。      全文をよむ

2021-02-05 ボアジチ大ブル学長のCVと抗議への反論 (Cumhuriyet紙)

ボアジチ大学学長に先日任命されたメリフ・ブル博士が世間を賑わせている。「ボアジチが世界トップ100の大学に入るよう最善を尽くします」という声明を出したブル博士の経歴が人々の注目の的となっている。それでは、メリフ・ブル博士はどのような人物で、年齢はいくつ、出身はどこなのか?ボアジチ大学のブル学長の経歴を紹介しよう。      先日官報で公表された人事決定により、ボアジチ、ベイコズ、パムッカレ、アンタルヤ科学、チャーの5大学の新学長が明らかになった。ボアジチ大学の学長に任命された、メリフ・ブル博士の 全文をよむ

2021-02-04 トルコの人口、8361万4362人 (Milliyet紙)

トルコ統計局によって行われた発表では、トルコの人口が8361万4362人になったことが明らかになった。イスタンブルの人口は昨年1551万9267人だったが、2020年に1546万2452人に減少した。イスタンブルの人口は2000年以来初めて減じた。      トルコ統計局(TÜİK)によって行われた発表によると、トルコに居住する人口が、2020年12月31日時点で1年前に比べ45万9365人増加し8361万4362人に達した。      男性の人口が4191万5985人で、女性の人口は4169万 全文をよむ

2021-02-02 4人の親友、謎の集団自殺 (Milliyet紙)

届いた最新の報道によれば、マニサのアフメトゥリで自動車の傍で隣り合った状態で遺体が発見されたセルカン・ザンガル氏(23)、従弟のウミト・ザンガル氏(20)、ムハッレム・ゼンギン(22)そしてネシェト・ダルグン(24)の死の秘密のベールが調べられ始めた。4人の若者を最後に見た人が語った。以下が最新の詳細である・・・       アフメトリのケステッリ地区のビンテペレル・アクチェシュメ地区において、1月31日の月曜日17:00時頃に次々にやってきた銃声を聞いた市民たちは、軍警察を呼んだ。通報を受け 全文をよむ

2021-01-31 一安心、イスタンブルの貯水池の水量19%から40%へ (Hurriyet紙)

季節平均を上回る高気温と降水量減少により、イスタンブルではダム貯水率が19.16%にまで低下していたが、先日の降雨のおかげで水位レベルが40.39%にまで上昇した。      イスタンブルのダム貯水率は上昇を続けている。 イスタンブル上下水道局(İSKİ)のデータでは、ダム貯水率は40.39%に達し、干上がっていたエリアにも再び水が満ちはじめた。テルコス・ダムとアリベイキョイ・ダムも空撮により確認された。      ■ダム内の水、22日間で2倍以上に      イスタンブルの干ばつの影響で、20 全文をよむ

2021-01-30 イスタンブル検察、ボアジチ大関係者を逮捕ーカーバ写真へ「不敬」 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル共和国主席検察局は、ボアジチ大学の前で「カーバ神殿の写真を地面に投げつけた」として拘留中の4名について、「うち2名は逮捕され、うち2人は自宅拘束の措置を採るよう要請が刑事裁判所へ行われた。」と公表した。      イスタンブル共和国主席検察局は、「容疑者らの供述が取られた後、人々を憎悪と敵意に駆り立て、公然と不敬行為に及んだとして、2名は逮捕され、2人は自宅拘束の措置を採るよう要請が刑事裁判所へ行われた。」と公表した。      ■新たな捜査      検察は、「さらに、LGBTI 全文をよむ

2021-01-30 1日の陽性者数6871人、死者129人 (Hurriyet紙)

保健省は、新型コロナウイルスに関連した最新の状況を発表した。月末のデータによると、13万6418件の新型コロナウイルスの検査が行われた。6562人が陽性で、128人が死亡した。      保健相は1月31日のトルコにおける日次コロナ感染状況を発表した。これによると、直近の24時間では13万6418件の検査が行われ、6562人が陽性、128人が死亡した。重症者数は1634人で、7006人が治療または隔離措置を終えたことで、累計の回復者数は236万2415人になった。      ■1月30日時点の新 全文をよむ

2021-01-29 セルチュク国民教育相、対面教育とタブレット配布に関する発表 (Milliyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相は、教育情報ネットワーク(EBA)テレビに関してソーシャルメディアのアカウントを通じて発表を行なった。セルチュク大臣は、遠隔教育期間に関連して、本日教育情報ネットワークのテレビにて1万本目の授業ビデオが撮影されたと述べた。一方で大臣は、2月中に学生へタブレットを配付する件に関し、新たな朗報にも言及した。      コロナウイルスにより対面教育上で発生した問題は、教育情報ネットワーク(EBA)のテレビによる遠隔教育を通じて対処されている。      セルチュク大臣は、「 全文をよむ

2021-01-27 コロナ禍からの正常化は、いつか? (Milliyet紙)

学校が2月15日に開校するのかという問いに対する最新の情報は、科学委員会の一員であるテヴフィク・オズリュ博士からもたらされた。オズリュ博士は「私はリスクや可能性について話しますが、裁決者ではありません。 裁決するのは国民教育相省です」として、コロナウイルスとの闘いにおける4つの脅威を次のように挙げた。 「大家族構造、つまり子供と祖父母の関係、大人数クラス、突然変異ウイルス、および症例数の増加です…」      オズリュ博士は、「県ごと、学校ごと」に見ていく必要があると述べ、NTVの生放送で次のよ 全文をよむ

2021-01-25 ドラマはパンデミックで滅入っている社会を元気づける (Cumhuriyet紙)

パンデミックが生活に入り込んだのはずいぶん昔である。しかし、私たちは2020年3月に自粛生活に入り、ほぼ1年である。口と鼻をふさぐことを学び、マスクの使用率はほぼ85%になった。もちろんマスクを衛生的に使用しているかは、わからない。4時間に一回交換するようにと言われるが、ポケットにあるマスクを何日間使用しているかはわかっていない。しかし、少なくとも、通り、公共交通機関、スーパーでは、もはや全ての人がマスクを着用している。それでも医師たちは満足していない。この措置を実際に効果的にするには、使用率を 全文をよむ

2021-01-23 イスタンブル、外出制限でもこの渋滞! (Hurriyet紙)

イスタンブルのアヴジュラルでは、外出制限があるにも関わらず交通渋滞が見られた。高圧線の鉄塔の撤去作業中に、D-100高速道路で交通が遮断されると長蛇の列が形成された。通行は今日、明日と時折遮断される見込みだ。      トルコ電力配給株式会社(TEİAŞ)は、アンバルルーイェニボスナ間で2015年に38万ボルトの高電圧地下ケーブルプロジェクトを実施した。アヴジュラルで地下への電線埋設作業が完了した後、TEİAŞは、高さ30〜40メートルの31本の鉄塔への電力供給を停止した。鉄塔は1960年に設置 全文をよむ

2021-01-23 コロナ感染拡大、希望を持てる傾向 (Milliyet紙)

最新のニュースで、トルコの今日のコロナウイルス関連の数字が公表された。トルコではこの24時間に16万3142人が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査を受け、5967人が陽性となった。149人が死亡し、重症者の数は2003人だ。6018人が治療や隔離を終え、これにより治癒した人の数は229万6050人に達した。      トルコの今日のコロナウイルス関連の数字が、“covid19.saglik.gov.tr”のアドレスで公開された。これによると、トルコではこの24時間の間に16万3142人 全文をよむ

2021-01-19 90歳以上の市民への「自宅でワクチン」はじまる (Hurriyet紙)

90歳以上の市民への自宅でのワクチン接種が始まった。初のワクチン接種は95歳のラビア・ユルトセヴェン氏になされた。90歳以上へのワクチン接種はアンカラで1万1942人、トルコ全体では19万8000人が対象である。この6ヶ月間に新型コロナウイルスに感染した者には接種されない。      ファフレッティン・コジャ保健相は、老人ホームとナーシングホームに入居する高齢者と90歳以上の市民にワクチンが接種されることを発表した。      (1月19日の)朝から老人ホームとナーシングホームに入居する高齢者に 全文をよむ

2021-01-17 Nonukes:アックユ原子力発電所の劣悪な労働環境ー配膳車に作業員すし詰め! (Cumhuriyet紙)

アックユ原子力発電所の作業員たちが、ぎゅうぎゅう詰めで小さな食事配膳サービスの車両に乗せられていることが明らかになった後に、発電所を退職したエリア・パンデミック総責任者のセルダル・イナン氏は「しかしながらパンデミックの諸条件に則さない何十枚もの写真を撮影して投稿したのにも関わらず、制裁は適用されなかった。」と語った。      メルシン・アックユ原子力発電所の建設で仕事を行った従業員16人が、パンデミック下で   小さなサービス車両にすし詰めで乗せられた後に、発電所で業務を行っているエリア・パン 全文をよむ

2021-01-17 「ハロー190宗教相談」にワクチン関連質問殺到 (Hurriyet紙)

アンタルヤでは、市民が宗教知識を得るため電話をかける「ハロー190宗教相談」で、コロナウイルスに関する問い合わせが増加している。ここ数ヶ月で最も頻度の高い問い合わせは、「コロナウイルスを防いで、感染しないようにする祈りはあるか?」というものと、「ワクチン接種しないことに対する罪はあるか?」というものだった。ムフティ(宗教指導者)であるオスマン・アルタン導師は、「ためらい、ワクチン接種を拒否する人、あるいはワクチンを恐れている人は、周囲の人々や親族に感染させ、被害が出た場合、責任があることを知って 全文をよむ

2021-01-17 コロナ・ワクチン接種済みの医療従事者、70万超 (Hurriyet紙)

新型コロナウイルス(Covid-19)対策の枠組みで開始されたワクチン接種プログラム4日目にして、70万人以上の医療従事者がCoronaVacワクチンの初回接種を受けた。   コロナウイルス科学委員会の推奨のもと、保健省が規定した「Covid-19ワクチン国家適用戦略」に従い、1月14日(木)に全国で開始されたワクチン接種活動が継続している。この枠組みにおいてはまず医療従事者のワクチン接種が実施されている。      ワクチン接種プログラム4日目にして70万人超の医療従事者がSinovac社製造 全文をよむ

2021-01-16 イスタンブルで降雪、子供たちは雪合戦 (Hurriyet紙)

イスタンブルで再び降雪が始まった。バシャクシェヒル、ベイリクデュズ、チャタルジャといった市の西部の区では短時間で辺りが雪に覆われた。市の標高が高い地区で雪の影響が見られ、サルイェルでは子供たちが雪遊びを楽しんだ。外出制限もある中、外に出た子供たちは雪合戦で楽しんだ。      イスタンブルでは気象総局による注意予報がなされたのち降雪が始まった。特に標高が高い地区で降雪は見られた。バシャクシェヒル、ベイリクデュズ、チャタルジャといった市の西部の区では短時間で辺りが雪に覆われた。市の標高が高い地区で 全文をよむ

2021-01-14 人工衛星打ち上げ成功! (Milliyet紙)

速報:歴史的瞬間!テュルクサト5Aが宇宙空間へ打ち上げられ、最初の信号が受信された      入電した速報によると、トルコの新しい人工衛星テュルクサト5Aが、トルコ時間の5時15分にアメリカ合衆国のフロリダ州にあるケープ・カナベラル基地から成功裏に打ち上げられた。人工衛星の打ち上げを生中継で観覧した運輸・インフラ大臣アーディル・カライスマイルオールは、テュルクサト5B人工衛星が6月に打ち上げられることが計画されていると伝えた。一方で、運輸・インフラ大臣アーディル・カライスマイルオールは「テュルク 全文をよむ

2021-01-13 税務署は、スレイマン派タリーカトの手に? (Cumhuriyet紙)

税務署の中に浸透しているといわれるスレイマン派団体の構成員が当該団体に属さない中小事業者に対して不当な処罰を科しているとされた。      公的機関に浸透しているといわれる宗教団体の1つであるスレイマン派団体について、衝撃の主張がなされた。その主張によれば、財務省で税務監査官として働く当該団体の構成員が当該団体に属さない小規模事業者に対して、不正で高額の罰金を科しているとのことだ。      公正発展党で教育活動を行う神学者であり、この主張をしたサイト・チャムルジャ氏は、「税務署の大部分の監査官 全文をよむ

2021-01-13 コロナ・ワクチン、接種の手順は? (Yeni Safak紙)

コロナウイルスの流行との戦いの過程で開発されたワクチンのうち、中国の企業であるシノバク社(シノバク・バイオテック社)により開発され、トルコに輸入された300万人分の服用量のコロナウイルスワクチンは、トルコ医薬品・医療機器協会研究所での実験過程を終了した。ワクチン接種の予約は、MHRS.GOV.TRのシステム、もしくは電話番号182番で開始された。また、シノバク社製のワクチンのトルコ各地への分配作業も開始された。      中国から2020年12月30日にトルコに輸入されたワクチンは、アンカラのエ 全文をよむ

2021-01-10 ハルク・エクメキ販売所に並ぶ列が映す経済危機 (Cumhuriyet紙)

経済危機の重要な指標の一つである市営のハルク・エクメキ(民衆のパン)販売所の列は、危機が深まったこの時期により長くなった。イスタンブルでも人々が安くて健康的な消費をするために購入するハルク・エクメキの[パンの]数は、以前に比べて大いに増えた。      ビルギュン紙のオザン・ギュンドードゥの記事によると、イスタンブル市営のハルク・エクメキ副代表オズゲン・ナーマは、年間でハルク・エクメキの販売所では需要に波があるが、時期的に冬季の需要が夏季の需要に比べて多いと述べた。しかし、ナーマ副代表は、冬季を 全文をよむ

2021-01-09 ボアジチ大AKPブル学長任命への抗議続く (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領による、与党公正発展党(AKP)党員のメリフ・ブル教授のボアジチ大学学長への任命に対する抗議活動が継続中だ。イスタンブルでは多くの市民が電気の点灯と消灯を繰り返したほか、鍋やフライパンを叩いて学長選挙の実施を求めた。      ボアジチ大学(イスタンブル)の学生による、エルドアン大統領が任命したAKP党員のメリフ・ブル学長に対する抗議活動が続いている。SNS上で21時に呼びかけられた「ステイホーム・プロテスト(evden eylem)」には市民も参加した。   全文をよむ

2021-01-08 再び2日間、都市部外出禁止 (Milliyet紙)

最新情報によると、新型コロナウイルス(COVID-19)対策措置の一環として、トルコ全土において1月11日月曜日の午前5時までの外出制限が開始された。内務省は外出制限期間中も営業する店について改めて発信した。詳細は以下の通りである。      外出制限の実施期間中に、市民が生活必需品を入手するのに困ることがないよう、内務省は前もって通達を出し、必要な措置がすべて講じられた。      これによると、市場、商店、八百屋、肉屋、ナッツ店は、土曜日と日曜日の10時から17時の間営業する。また市場や商店 全文をよむ

2021-01-07 保健省より81県へ、ワクチン接種に関する指示書送付 (Hurriyet紙)

保健省の保健サービス総局から81県へ新型コロナウィルスワクチン接種に関する正式な指示書が送られた。指示書ではワクチン接種が行われる病院で取られる措置とワクチン接種がどのように行われるかについての概要が含まれている。公立、私立及び大学付属の全病院内に「ワクチン接種の実施部屋」を設けることが求められた。病床が50以下の病院では5室、1000以上の病院では25室のワクチン接種のための部屋が設けられ、10室の実施部屋ごとに一人の専門医師がうけもつ。      新型コロナウィルスのパンデミックにおいて的確 全文をよむ

2021-01-06 「オンライン教育は点数化せず」の規定、削除 (Hurriyet紙)

トルコ共和国官報で発表された規定の改正に伴い、「オンライン教育では点数による評価は行わない」という条項が廃止された。      「国民教育省の就学前教育および初等教育機関の規定改正に関する規定」は、トルコ共和国官報の最新号に掲載されて施行となった。 これによれば、この規定における第33条第4項第2文の「ただし、オンライン教育では点数による評価は行わない」を廃止した。       同様に、2020年12月31日に官報の修正号に掲載された「国民教育省の中等教育機関の規定改正に関する規定」における「オ 全文をよむ

2021-01-02 父親による性的虐待被害の少女、姓の変更認められる (Hurriyet紙)

アイドゥン県クシャダス郡家庭裁判所は、自身が性的搾取にあったことを訴え、父親の姓を名乗るのをやめたいと申し出た少女、İ.A.さん(14歳)の要望を認めた。決定を喜んで受け入れたİ.A.さんは「新年を新しい苗字で迎えました。このプロセスでそばにいてくれた、私を支えてくれたみなさんにとても感謝しています。」と述べた。      クシャダス郡で母親と暮らしているİ.A.さんは父親のL.A.氏から性的虐待にあったと訴え、2018年4月27日に大統領府通信センター(CİMER)に陳情した。これを受けて動き 全文をよむ

2021-01-01 対面教育はいつ始まる? (Hurriyet紙)

保健省社会科学組織のメンバーを務めているムスタファ・ネジミ・イルハン教授は、学校の再開時期について発言した。イルハン教授は、「教師のワクチン接種に加え、感染者数・患者数も明確な水準まで低下したら学校の再開をもう一度検討することが必要です」と述べた。同教授は、 大学での対面教育に関係する見通しにも言及し、「これについてもやはり、2月15日の後に第2期の開始する時期に検討することが必要です。やはり各大学では遠隔教育に移行することもできますし、対面教育にすることもあり得ます。また一部対面教育ということ 全文をよむ

2020-12-31 バルトゥン、県外から入るにはPCR検査 (Hurriyet紙)

バルトゥンでは、県公衆衛生委員会が下した決定に基づき県外から来る人々に対しPCR検査が行われている。検査結果が陽性だった者は隔離用の寮に入ることになる。      コロナウイルスに関する規制が行われる以前、バルトゥンでは毎日250から300人の感染者が出ていたが、措置が講じられた後に同市では毎日の感染者数が平均20人にまで減少した。感染者数が減少した後に、バルトゥン県公衆衛生委員会は、シナン・ギュネル県知事を議長として緊急会議を催し、県外から車両で来る者全員にPCR検査を行う決定を下した。この決 全文をよむ

2020-12-30 中国製ワクチン、トルコに到着、接種は1月2週目過ぎてから? (Hurriyet紙)

トルコが中国製ワクチン会社シノバク・バイオテク(Sinovac Biotech Ltd.)から購入したコロナウイルスワクチンがやってきた。ファフレッティン・コジャ保健大臣は、テストが14日間続き、それが終わればすぐにでもワクチン接種を開始するだろうと伝えた。保健省コロナウイルス科学機構メンバーのアフスィン・エムレ・カユプマズ准教授もまた、中国から持ち込まれたワクチンは2週間の調査プログラムがあるだろうと明らかにし、また関連する諸機関が許可を与えた時点でワクチンを前倒しで使用する許可が得られ、順番 全文をよむ

2020-12-29 1日の感染判明数15805人―「規制の効果でている」コジャ保健相 (Milliyet紙)

速報によるとファフレッティン・コジャ保健相はトルコの日次のコロナウイルスの図表を公表した。トルコではこの24時間で18万3117件の新型コロナウイルス感染症の検査が行われ、1万5805人が陽性と判明、253人が死亡した。重症者数は4191人、また2万1004人がコロナウイルスの治療や隔離を終えたことで回復者数は205万8437人にのぼった。コジャ保健相は評価として規制の効果が出ていると述べた。      トルコではこの24時間で18万3117件の新型コロナウイルス感染症の検査が行われ、1万580 全文をよむ

2020-12-28 廃棄物輸入の急増で再生施設で燃え上がる炎 (Milliyet紙)

トルコにヨーロッパから輸入される廃棄物が記録的なレベルに達する近年、再生施設で発生する火災の増加が注意を引いている。「不審火」を地図に記しているセダト・ギュンドードゥ准教授は、「ここ1年で63件の火災が発生した。3年で132件である。1年で3から4回火災が発生する工場がある。輸入された廃棄物の一部がこのような形で焼却処分されている。こうした工場火災は、数カ国でインターポールの報告書に犯罪として記録されている。」と述べた。マルマラ大学環境工学科のバルシュ・チャルル教授も輸入後、再生に費用を要する廃 全文をよむ

2020-12-27 太古からの自然のくぼ地、崩壊続く (Milliyet紙)

コンヤ県カラプナル郡にある大小さまざまな505のくぼみ穴のひとつで、形成時期が紀元前までさかのぼるチュラルくぼ地内部の湖の水が10年前に抜けた。そして現在、このくぼ地の底には新しくできた割れ目が観察されている。同地域でくぼ地の検知研究を実施する研究チームの責任者ヤシャル・エレン教授(コンヤ工科大学地質工学部)は、「残念なことに、くぼ地内部の水は地下水が取水されたことで枯渇した。くぼ地自体の形成時期は古いが、端のほうから新たな割れ目が形成されはじめたと考えられる。つまりくぼ地は中央から崩壊し続けて 全文をよむ

2020-12-26 12月25日、コロナの現状 (Hurriyet紙)

速報:12月25日、新型コロナウイルス感染者数を示す表は保健省からの発表によって更新され続けている。新型コロナ流行に際して対策を講じた後、多くの県で感染者数が減少したのは喜ばしいことだ。保健省の最新の発表によると、過去24時間に20万1104人が新型コロナの検査を受け、1万7543人が陽性と診断され、256人が死亡した。木曜日、新型コロナウイルス科学諮問委員会会議後の発表でコジャ保健相は、テキルダー、ブルサ、イズミル、アンカラそしてサムスンといった県においては感染者数が減少してきていると述べた。 全文をよむ

2020-12-25 ビールーニー大学で手本となるデジタル化事業 (Milliyet紙)

ビールーニー大学は6学部で300人以上の留学生含む9000人以上の学生が在籍していることで知られている。トルコで最も総合的な医科大学であるビールーニー大学は、病院や大学での研究実績や、通信技術のソリューションおけるロールモデルとしても突出している。      ビールーニー大学は、卒業生の今後の要望を見越して、近い将来に学生数を15000人までに増やすべく大胆なプランを策定し、6000人の学生のために新しい校舎を建築した。このことはもちろん、学生、教師陣、そして医療従事者含む、全大学及び病院の関係 全文をよむ

2020-12-25 年末の外出制限、いつ始まる? (Hurriyet紙)

年始の外出制限の詳細が発表された。内務省の通達で、年始の4日間外出制限が適用されると発表された。新型コロナウイルス対策の一環として、4日間の外出制限が2021年1月4日(月)の朝5時まで適用されることが決まった。   閣僚会議での決定により、全81県に外出制限が適用されることになった。年始の外出制限に関する内務省の通達の詳細は次のとおりだ。      先日レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は閣僚会議の後の会見で、年始前の外出制限は終了日まで継続して適用されると明らかにした。   年始まで残り少 全文をよむ

2020-12-22 セルチュク国民教育相「5万台タブレットを今週配布!」 (Hurriyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相は今週、生徒に5万台のタブレットを配布すると発表した。      セルチュク大臣はソーシャルメディアへの投稿で、以下のように述べた。   「先週、新たに5万500人の生徒がインターネット・パケット付きの新しいタブレットで授業を受け始めた。タブレット内にはオフラインで利用できる教育コンテンツや教材もある。 今週も5万台を配布する。子供たちの教育の権利のために努めてくれた皆さんに感謝する。」 全文をよむ

2020-12-19 東部アナトリアへの高速自動車網の要所、間もなく開通 (Milliyet紙)

東部アナトリア地域最大の交通投資のひとつである、マラティヤ県とエラズ県を含む16県の通過点となる新キョミュルハン橋の開通まで間もなくである。12月26日に開通を予定している橋とトンネルは、エルドアン大統領のオンライン参加を以て開業するという。      東・南東アナトリアと中央アナトリアと黒海地域をつなぐ道路上の戦略的場所に位置する長さ660メートルに及ぶ新キョミュルハン橋と接続トンネルの工事が完了した。      9月30日にアディル・カライスマイルオウル交通インフラ大臣が最終溶接作業を行い、 全文をよむ

2020-12-17 来週水曜、中国製ワクチン接種開始か (Cumhuriyet紙)

科学委員会のデニズ・チャルシュカン教授は、中国製の新型コロナウィルス・ワクチンの投与が来週の水曜日以降に医療従事者に対して始まると発表した。      アンカラ大学医学部公衆衛生学科のデニズ・チャルシュカン教授は、ワクチンがこれほどの短期間に生産されたことが、パンデミックの収束において重要な転換点であると述べた。      チャルシュカン教授は、ワクチンが唯一の対策ではないが、ワクチンによって社会の免疫レベルが60%以上にのぼることで、通常の生活に幾ばくか早く戻ることを可能にするだろうと述べた。 全文をよむ

2020-12-17 サムソンの教師、コールセンター勤務になる (Cumhuriyet紙)

サムソンのアタクムで30人の教師がコールセンター勤務になる         サムソンでは、リモート教育期間にも授業を行っていた30人の教師が、接触者感染症対策班に属する112救急電話オペレーションコールセンターに任命させられた。教育・科学労働者組合(Eğitim-Sen)は、「教師が授業から引き離されて関係のない分野で勤務させられたことは尊厳を砕くものである」という反発を示した。         サムソン県保健局によって、アタクム郡にあるCovid-19コールセンターでの必要に応じて、接触者感染 全文をよむ

2020-12-16 YouTube社、法に従いトルコ代表設置へ (Milliyet紙)

最新の報道によれば、YouTubeは、トルコにおける現地法人の任命プロセスを開始する決定をとったと伝えた。YouTubeの発表では、「トルコでの責任者達とも共有をおこなった、この決定をとったことに満足をしています。」との表現が用いられた。      10月1日に施行されて「ソーシャルメディア法」としても呼ばれる第7253号の「インターネット環境において行われる放送の整備及びこの放送ルートを通じて働かれる犯罪と闘うことに関する法の改正に関する法律」という枠組みで、国外に拠点をもつ各ソーシャルメディ 全文をよむ

2020-12-15 イスタンブル・カードと感染症対策用コードの関連付け、義務化 (Milliyet紙)

HESコード(感染症対策用コード)と連携されていないイスタンブルカードが1月15日から公共交通機関で使えなくなる。9月に発表された内務省の回覧通達により、市内公共交通機関ではHESコードが義務化されている。      通達によると、[この対策は]コロナ感染者や接触者が公共交通機関を利用しないことを目的としている。      イスタンブルカードと保健省の「暮らしは家にすっぽり収まる(Hayat Evde Sığar; HES)」アプリ間の連携を確保する点で、イスタンブル広域市傘下会社のBELBİM 全文をよむ

2020-12-12 12月末からワクチン接種開始? (Hurriyet紙)

トルコでのコロナウィルス対策としての初のワクチン接種は10〜13日間の準備期間ののち12月25日に開始すると計画されている。最新情報によれば1日45万本のワクチン接種の実施を目標にしている。保健省はワクチン接種のための郡市ごとのマップの準備を開始した。一方で、持病のある患者や外出できない状況下の人々のためにワクチンを自宅で接種できるようにすると発表された。さてワクチンはまず誰に、どこで接種できるようになるか?以下が詳細である。      発表された情報によれば、中国との合意によりトルコはワクチン 全文をよむ

2020-12-11 81県で雨ごいの祈り (Milliyet紙)

速報によると、宗務庁がここ最近の全国的な干ばつを受けて金曜礼拝の後全てのモスクで雨乞いの祈りを行ったということだ。イスタンブルでも、ファティヒ・モスクで金曜礼拝の後雨乞いの祈りが実施された。      宗務庁による発表の後、81の県で今日行われた金曜礼拝の後、参列者らは干ばつの被害に対して雨が降るように祈りを捧げた。      金曜礼拝で全国的に行われた雨乞いの祈りでは、イスラームにおける水の使用の重要性と水の浪費が強調された。      ガジアンテプでも、モスクでの金曜礼拝で水を浪費しない重要 全文をよむ

2020-12-11 禁止の結婚式の花嫁、警察取り調べに涙 (Hurriyet紙)

ブルサにて、コロナウイルス対策の一環として禁止されているにも関わらず結婚式が開催され、これに対し警察職員達が取り締まりを実施した。取り締まりの間、新郎新婦を含む25名に対し、1名あたり3150トルコリラ、合計7万8750リラの罰金刑が課された。この間、花嫁は涙を流していた。      ブルサ県警察本部ユルドゥルム郡警察本部に属する、犯罪抑止・捜査管理局の職員とエルトゥールル・ガーズィー警察署管理局の職員は、コロナウイルス対策として禁止されているのに反して、イイットレル地区にある結婚式場にて、式が 全文をよむ

2020-12-07 コネクテッドカー:自動運転車は交通問題も解決する―ボアズィチ大研究者のイスタンブル交通渋滞解決プロジェクト (その他紙)

ボアズィチ大学から交通渋滞の解決策の研究が登場した・・・      ボアズィチ大学建築工学部教員で博士助手のウルグン・ギョカシャル氏は、自動運転装置と共に交通統制をおこないながら、交通の混雑に対しての解決策となるような、あるシステムを開発した。5GそしてV2Xといったコネクションのテクノロジーを使用した無人運転コネクテッドカーは、何らかの事故がおこった場合にはそれぞれから情報を得ることができて、交通ルートを時間のロスを最短の形で変えることができる。とりわけ、システムが一つの地域にて適用されるため 全文をよむ

2020-12-06 降雨不足全国で49%、エディルネは96%減 (Hurriyet紙)

速報によれば、11月の全国的な降雨量は例年比の49%に減少。減少幅の最も大きかった県はエディルネで96%減となった。      気象庁の「2020年11月地域別降水量報告書」をもとにAA通信記者がまとめた記事によれば、乾燥した一年となったアナトリア地方の降水量は、例年比49%減だった。      エディルネ県では11月の降水量が例年に比べて96%にまで減少。エディルネで先月雨が降ったのは4日間で、1平方メートルあたりの降水量は4.4キログラムだったと測定された。      ■夏季も乾燥      全文をよむ

2020-12-05 イスタンブルで水警報 (Hurriyet紙)

雨不足となった11月が貯水池を直撃し、イスタンブルでは警報のベルが鳴った。イスタンブルの貯水池では、昨年の同時期に45.27%となっていた貯水率が24.4%にまで落ちたためイスタンブル広域市は市民に水を節約して使用するよう呼びかけた。      イスタンブルでは、過去15日間で貯水池の貯水率が26.82%から24.4%にまで落ちた。昨年11月にはイスタンブルにある貯水池の貯水率は45.27%だった。下降の原因は、11月の雨量が季節の通常の値をはるかに下回ったことだ。11月のイスタンブルで降った雨 全文をよむ

2020-12-04 イスティクラル通り、7千人制限始まる (Hurriyet紙)

イスタンブルのイスティクラル通りで、通りへ一度に入ることのできる人数を最大7千人とする制限が昨日10時から始まった。      長さ1.5km、2万1000平方メートルのイスティクラル通りへ繋がる63箇所の入り口のうち61箇所が完全に閉鎖され、タクシム広場からとチュネル広場からのみ通りへ入れるようになった。通りへの入場は右側からで、歩行者同士がぶつからないよう、また感染リスクを下げるために、歩行者は路面電車の路線を中央として右側通行をするよう喚起される。      この喚起が、より人々の注意を引 全文をよむ

2020-12-03 イスタンブルでパンの価格・重量検査 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのパン屋の半分以上がパンを高く売っている      イスタンブルではパン屋で価格と重量の監査が行われた。監査では、1321店のパン屋が基準に沿っていること、そして1571店が最高パン価格によると1.5トルコリラであるはずの200gのパンが、より高い価格で販売されていることが確認された。監査の結果によれば100店舗のうち55店舗がパンを本来よりも高く販売しているという。      イスタンブルではパン屋で価格と重量の監査が行われた。県知事室によって行われた発表では、パン屋での「重量・価 全文をよむ

2020-12-02 県保健機構決定「金曜礼拝は体育館で」ーエルズルム (Cumhuriyet紙)

エルズルム県では、県保健会議が「新型コロナウイルス (Covid-19) の感染対策」の一環としてモスクでの密集を防ぐために、金曜礼拝を指定された体育館で行うことを決定した。      エルズルム県のオカイ・メミシュ県知事の下で開かれた県保健会議は、Covid-19の拡大を防ぐためにいくつかの追加措置を講じる決定をした。   その内、街の私立と公立の全日通学制のコーラン学校は年末まで、寄宿制のコーラン学校は21日間遠隔講義を実施することが決定された。      ■金曜礼拝のための体育館      全文をよむ

2020-12-02 トラキア大教員「みんな卒業しなくったっていい」発言、大問題に (Milliyet紙)

トラキア大学技術科学職業高等学校の教員のオゼル・オズチェリッキ氏が、オンライン授業の一環でカメラのオンが義務付けられたオンライン試験に関連して「ほとんどの人がパソコンを持っていない」と質問を投げかけた学生に対し、「みんなが大学を卒業する必要はない」と発言した映像がソーシャルメディアで問題となった。トラキア大学教務による説明では「学生との好意的な会話が、故意に『切り張りされる』ような形で、違法にソーシャルメディアによって拡散されたことや、ビデオの一部分を見てリンチ行為が始められたことに対して、遺憾 全文をよむ

2020-11-28 外出禁止措置目前、町の様子 (Hurriyet紙)

速報…コロナウィルス対策として適用される外出禁止措置は28日20時より開始される。アンカラでは措置前に繁華街での混雑がみられ、イスタンブルではイスティクラル大通りとエミニョニュで混雑した。週末に適用される外出禁止措置前の最新状況は以下の通りだ。      トルコ全土で新型コロナウィルス(COVID19)対策として、週末の決められた時間帯に外出禁止措置が続いた。内務省からの発表によれば、11月28日(土)20時から11月29日(日)10時までと、11月29日(日)20時から11月30日(月)5時ま 全文をよむ

2020-11-27 AKP議員、歴史碑文に父親の名前を追記!ーAKPより弁明 (Hurriyet紙)

イスタンブル・ファティヒ地区にある築270年の第1マフムト・チェシュメの改築工事を主導しているAKP(公正発展党)所属・イスタンブル選出のアフメト・ハムディ・チャムル国会議員が、チェシュメ(給水施設)の上部にある歴史碑文に自らの父親の名前を刻ませた。チャムル氏は批判の声に対し「父も生前、改築工事に尽力した。私たちを助けてくれた。彼の魂にメッセージを捧げ、そしてチェシュメを再建した。これが何だというのだ?」と述べた。      270年前にスルタン・マフムトによってイスタンブル・ファティヒ地区に建 全文をよむ

2020-11-26 トルコ、コロナ感染者数ヨーロッパでトップに (Cumhuriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健大臣は、初めて[無症状も含む]感染者数の発表を行った。世界保健機構(WHO)が朝10時に更新した最新データによれば、トルコは、一日当たりの感染者数では世界で3番目、ヨーロッパでは1位に位置付けた。トルコ医師会は、『トルコ市民に嘘をつき続けながら、真実を隠し、誤認識を通じてパンデミックを広げてしまう原因となった』と述べ、保健大臣に辞任を呼び掛けた。      コジャ大臣は、今日コロナウイルス科学機構会議の後に、7月28日から今日まで初めてとなる一日の感染者数を公表した。 全文をよむ

2020-11-23 移管後のトプカプ宮殿の慘状 (Cumhuriyet紙)

文化観光省から大統領府の国家宮殿庁に移管されたトプカプ宮殿の第一等歴史的敷地にある木が伐採され、軍学校の建物は取り壊された。      ソズジュ紙のバシャク・カヤ記者の記事によると、共和人民党のガムゼ・アククシュ・イルゲズディ副党首は、「トプカプ宮殿は所属機関の移管以降、多くの問題に直面した。現在も第一等歴史的敷地の木が無許可で伐採された」と話した。      ■議会へ持ち込んだ。      イルゲズディ副党首は会見を行い、2019年6月6日付大統領令により、文化観光省から大統領府の国家宮殿庁に 全文をよむ

2020-11-22 営業停止のレストラン、生き残り策数々 (Milliyet紙)

多くのレストランやカフェが、休業決定を受けて方針を模索しはじめた。家賃が高額な店舗は店を閉め、新しい活動をしている。      写真1:COVID-19世界的流行との戦いの一環として、トルコ内務省は昨日から飲食店への制限を課した。      写真2:そしてレストラン側も休業決定に応じた新たな解決策を生み出し始めている。特に家賃が高額なレストラン経営者の中には、店舗を閉鎖し、2〜3か所で売店や小さい販売所を開いて、持ち帰り限定サービスに方向転換した例もあった。      写真3:それにより高額家賃 全文をよむ

2020-11-21 コジャ保健相「重症患者、8倍に」 (Hurriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健相は、「重症患者数が4ヶ月で8倍に増えました。1日の新規感染者数は5千人以上です。最善の予防法は家に留まることです。やむを得ない事情がなければ、外出は控えてください」とのメッセージを共有した。コジャ保健相は続いて、「夜8時には家にいよう」と投稿した。      コジャ保健相は自身のSNSアカウントで共有した投稿において、重症患者数と深刻な症例数の増加に警鐘を鳴らした。   1日で確認された新規感染者数は5千人を超え、昨日の死者数は141人に達したとして、コジャ保健相は 全文をよむ

2020-11-20 外出禁止令、その中身は? (Milliyet紙)

入ってきた最新ニュースによると、エルドアン大統領を議長にして行われた大統領府閣議での決定に基づく新たな措置は、11月20日金曜日の20時から適用される。外出制限の運用は明日夕方20時に開始し、日曜日の朝10時に終了する。一方、内務省は、コロナウイルス感染拡大対策に関連し、よくある質問に回答した。      内務省は、コロナウイルス感染拡大への新しい対策に関して、よくある質問に回答した。内務省が公表したコロナウイルス感染拡大に伴う新たな措置に関係する質問に対する回答を以下に列挙する。      問 全文をよむ

2020-11-19 地震のあとコロナ死亡者、急増―イズミル (Hurriyet紙)

イズミルのヤヴズ・セリム・キョシュゲル県知事は、地震の後同県のコロナウイルス感染者数及び死者数が3倍に増加したことに加え、「地震の発生以降、陽性者や濃厚接触者含む全市民が通りに出て、皆が一緒くたになった」と述べた。      イズミル県知事のキョシュゲル氏は、ボルノヴァ郡でコロナウイルスの視察を行った。小売店を回り問題に耳を傾けたキョシュゲル知事は、市民とも会話をした。      キョシュゲル知事は、10月30日に発生し116人が命を落としたマグニチュード6.6の地震が、コロナウイルスとの闘いに 全文をよむ

2020-11-18 コロナ新対策発表―金曜8時からレストランなどTakeoutのみに (Hurriyet紙)

最新ニュース…。内務省は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって発表された新たなコロナウイルスの予防策を適用するために、全81県の知事に通達を送付した。コロナウイルスの件数が増加したために、取られた決定の中には外出規制も含んでいる。11月20日金曜日の夜20時から有効となる内務省の通達によると、週末は10:00~20:00時以外では外出は禁止される予定だ。一般市民は外出禁止規制が一体いつ始まるのか、これが週末だけに制限されるのかということに注目している…。その一方でショッピングセンター、レ 全文をよむ

2020-11-17 イスタンブル市長エクレム・イマムオール氏、イスタンブル運河建設のディストピア・アニメーションをシェア (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市長(İBB)エクレム・イマムオール氏は、ツイッターのアカウントからイスタンブル運河が建設された後に都市において発生するかもしれない悪影響を解説するアニメーション映画をシェアした。      善良党党首メラル・アクシェネル氏はイスタンブル広域市市長エクレム・イマムオール氏に関して、イスタンブル運河プロジェクトに反対したために捜査が行われているということを伺ったと伝えた。      内務省は捜査を有効づける捜査の理由としては、「イスタンブル運河」は「政府プロジェクト」であるというこ 全文をよむ

2020-11-16 イスタンブル、コロナ感染者ピークに (Cumhuriyet紙)

トルコは、新形コロナウイルスとの闘いで8カ月目を迎える中、感染者数は再び増加に転じ、1日の感染者数は3000人を超えた。この重大な状況を本紙で解説したアンカラ大学公衆衛生学科のアフメト・サルトゥク教授は、感染の連鎖を断ち切るために14日間のロックダウンを提案し、「イスタンブルでの感染状況は、4月の ピークに近づき、さらには、超えた状況であると言える。医師たちは、集中治療室に入れる患者を選ばなければならなくなる可能性があり、これは非常につらい」と述べた。      サルトゥク教授は、「多くの情報源 全文をよむ

2020-11-14 イスタンブル・エセンユルトでミスコン、主催者逮捕 (Milliyet紙)

イスタンブルのエセンユルトで新型コロナウイルス対策に違反したとして、ミスコンの開催施設の所有者が逮捕された。      「ミス・ウガンダ」と題して開催されたこの企画で撮影され、SNSで共有された画像を元に、エセンユルト郡警察署公安局捜査班が調査を開始した。      捜査班は娯楽施設の所有者を拘束し、企画を主催したとされる外国国籍の6名が逮捕された。      問題の娯楽施設は、新型コロナウイルス対策指針に違反しているとして封鎖されていたという。 全文をよむ

2020-11-13 コロナワクチン開発企業のCEO、効果に自信 (Cumhuriyet紙)

   コロナウイルスのワクチンを発見したBioNTechのウウル・シャヒン最高経営責任者の見解: 私はワクチンがコロナウイルスのパンデミックを終わらせることができると確信しています。      ドイツに拠点を置くBioNTechのCEOであるウウル・シャーヒン博士は、「コロナウイルスのワクチン研究における最初の臨床試験の結果が成功裏に終わった」と発表し、ワクチンがコロナウイルスのパンデミックを終わらせてくれることを確信していると語った。BioNTechと、アメリカに拠点を置くファイザーが開発した 全文をよむ

2020-11-02 イズミルのセフェリヒサル、海で最後の審判を経験した (Hurriyet紙)

地震の震源地であるセフェリヒサルで、船で津波にあったシェラフェッティン・キュチュクさんは、「海で最後の審判を経験した。怖かった。このようなことは、映画でも見たことがない」と述べた。      イズミルで発生したマグニチュード6.6の地震で、津波が襲ったセフェリヒサルは、傷を癒している。「冒険」という名の漁船で海に出ていたシェラフェッティン・キュチュクさんは、網を投げた時に海で津波に襲われた。      キュチュクさんは、「私たちは海の直中にいた。何が起こったかを理解する前に、音、続いて海の波浪の 全文をよむ

2020-10-25 イスタンブルの水源湖、からっぽ! (Cumhuriyet紙)

イスタンブルへの水供給の大部分を担う、クルクラーレリ県ヴィゼ郡の巨大ダム湖のうち、カザンデレ・ダム湖とパブチデレ・ダム湖が干上がっている。カザンデレ・ダム湖の貯水率は3.97%、パブチデレ・ダム湖の貯水率は8.24%にまで低下した。      トラキヤ地方ウストゥランジャ山脈は近年で最も乾いた時期を過ごしている。この山脈からイスタンブルへ水を運ぶ最重要ダム湖のうち、クルクラーレリ県ヴィゼ郡アクスィジム地区付近にあるカザンデレ・ダム湖とパブチデレ・ダム湖が、極度の干ばつにより干上がってしまったのだ 全文をよむ

2020-10-23 アレヴィ派の家に悪質落書き-イスタンブル (Milliyet紙)

ペンディキにあるアパートの庭の壁面にアレウィー派の人々に対する落書きがされ、これに関する捜査が開始された。捜査の中で容疑者の特定に向けて監視カメラの記録が提供され分析されているということがわかった。      入手した情報によると、アナトリア共和国主席検察局は、10月19日にペンディキのイマーム・アザム大通りのアイ通りに面したアパートの庭の壁面に赤色の落書きがされているとの通報を受けて捜査を開始した。      捜査の中で検察は、警察に対して犯人の身柄を特定し確保するため捜査を実施するよう指示し 全文をよむ

2020-10-23 初等中等教育での対面教育方針発表 (Hurriyet紙)

国民教育省は、対面教育への移行計画に則して、11月2日(月)より、中学校5年生、高校9年生の生徒が対面教育を開始する第3段階の詳細を、81県に文書で通知した。      国民教育省は、11月2日(月)より対面教育を開始する5年生、9年生の詳細を公表した。これによると、5年生は毎週2日合計12コマ、9年生は毎週2日合計16コマの対面教育が実施される。      国民教育省の文書声明では、コロナウイルス対策の一環として、段階的な対面教育への移行を継続すると明言され、2020-2021教育年度の第1 全文をよむ

2020-10-22 米、トルコのロシア製対空ミサイルS400テストを非難 (Cumhuriyet紙)

アメリカはトルコがシノプでS400の試験を実施したという報道を正式に認めた。北大西洋条約機構 (NATO) 米代表部ケイ・ベイリー・ハッチソン大使は「トルコがNATO同盟国でありながらロシア製対空システムS400のテストを行うことは我々皆を困惑させる事態だ」と話した。         NATO防衛首脳会議の前に記者の質問に答えたハッチソン大使は、トルコのS400にまつわる決断を思いとどまらせるため、アメリカは最大限の努力を払ったことを明らかにし、「これ (S400) をNATO の中に置くことは 全文をよむ

2020-10-20 アンタリヤなど地中海岸は海水浴日より! (Hurriyet紙)

アンタリヤ県アランヤ郡では、10月も下旬に差し掛かったにもかかわらず、高温と快晴を好機とみた国内外からの行楽客が、浜辺で休暇をとり海を存分に味わっていた。      気温29度、水温27度、湿度63%を記録したアランヤでは、国内外からの観光客が世界的にも有名なダムラタシュ、クレオパトラ、ケイクバトのビーチで休暇を楽しんだ。行楽客は青い海を満喫し、中には砂浜で寝そべって日光浴したり、音楽を聴いたり本を読んでいる人もいた。浜辺で日光浴をする人に加え、遊びまわる子供や散歩するカップルなど、色とりどりの 全文をよむ

2020-10-19 健康のため、美のため、オリーブ油 (Cumhuriyet紙)

毎秋、私たちはアイワルックに向かい、オリーブの収穫を行っていた。オリーブ畑、樹齢400年の木々は、イスタンブル、アンカラから来る観光客を迎えている。冷圧搾法、石による圧搾、酸化物の配合、オリーブオイルの専門家、大変気に入っていた。ああパンデミック、ああパンデミック。あらゆる素晴らしいもの同様に収穫の祭りもパンデミックに引っかかった。ジュンダで日没に掲げられる杯、オリーブの兄弟であるブドウ飲料で食べる食事、全てノスタルジーである。諦めない者もいる。アシルターネ・オリーブオイル、ハサンとイブラヒムの 全文をよむ

2020-10-16 イスタンブルにクマ、出現 (Milliyet紙)

イスタンブルのブユクチェクメジェにおいて、一人の市民により撮影された小熊を捜索する活動が続いている。自治体の職員達が、ケメルデレ渓谷の広い範囲に展開し、クマの捜索を行なった。      ブユクチェクメジェの共和国地区にて先日子供のヒグマが大学生により撮影された。これを受け、ブユクチェクメジェ区自治体と自然保護チーム・国立公園管理局の職員達は、ケメルデレ渓谷で目撃されたクマを見つけるための活動を開始した。職員達は、その地区へ設置されたワナが効果をあげなかったことを受け、本日、広い範囲に展開し、熊を 全文をよむ

2020-10-16 黒海のおばあさん、蜂蜜バターヨーグルトでコロナに打ち勝つ (その他紙)

リゼのチャイエリ郡に住む、慢性心疾患を抱えるメレック・サルイブラヒムさん(84歳)は、高齢にも関わらず、罹患した新型コロナウイルス感染症を克服に成功した。サルイブラヒムさんは、「バター、蜂蜜、ヨーグルトの食事で回復した。いまはとても元気です」とのことだ。      リゼのチャイエリ郡に暮らす、慢性心疾患を抱えるメレック・サルイブラヒムさんは、しばらく前に体調を崩した。彼女の新型コロナウイルス検査は陽性を示した。病院での治療の後の検査では陰性を示し、サルイブラヒムさんは家での隔離措置を取られた。1 全文をよむ

2020-10-14 教育相「週2日対面制、継続」など説明 (Hurriyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相は、「遠隔教育でカリキュラムはどのように満たすことができるのか」という質問に回答し、学生は週2日対面制、残りの日を遠隔教育での教育という混合モデルをもって継続することを示唆しながら、「これによりカリキュラムにおける内容の減少は問題ではない。遠隔教育において授業の進捗が遅れることなく行われること、遠隔教育に相応の重きがおかれるようにという我々の提案はこのためである。」と述べた。      セルチュク国民教育相は、「先生、待ってください。質問です。」というタイトルから始ま 全文をよむ

2020-10-12 アンカラ医師会会長、解任となったエディゼル医師に関しコメント (Cumhuriyet紙)

アンカラ医師会会長アリ・カラコチは、SNS上で非難を浴びた投稿で話題になったアリ・エディゼル元副院長が職を解かれると共に審問期間中には医師活動が行えないと述べた。      エディゼル元副院長に対して自分たちも調査を始めたと述べたカラコチ会長は、「この調査の結果、私たちは彼を6カ月間につき医療行為停止にする権限をもっている。しかし、この決定について法的手段もありうる。私たちが今後下す処分は、保健省の承認も得る必要がある」と述べた。      ■司法への道      「男性は二人の妻を娶りなさい」 全文をよむ

2020-10-11 チャムルジャの丘から鉄塔なくなる (Hurriyet紙)

■カライスマイルオール大臣「チャムルジャの鉄塔28本撤去」      トルコのアディル・カライスマイルオール運輸インフラ大臣は「チャムルジャの丘には28本の巨大なアンテナ塔があったが、すべて撤去された。TRT放送のアンテナ塔はまだ残っているが、それもまもなく撤去される」と語った。      同大臣はブユク・チャムルジャ丘での作業を見学し、関係者からの情報を受けて、見学後、記者らに会見。大臣は、チャムルジャの丘はこれまで金属の山で溢れかえっていたとし、次のように述べた。      「約15日前にこ 全文をよむ

2020-10-08 トルコ海域に戻された難民13人、救助―エーゲ海 (Milliyet紙)

アイドゥン県クシャダスで、ギリシャの沿岸警備隊によってトルコ領海に戻された救命ボートに乗った難民13人が救助された。      トルコ沿岸警備隊司令部のサイトに出された声明によると、クシャダス沖で救命ボートに乗った一団がいるという通報を受けて、沿岸警備隊が派遣された。      警備隊は、ギリシャの沿岸警備隊によってトルコ領海に残されたというシリア及びレバノン国籍の13人を救助した。   不法移民らは、手続きを終えた後、アイドゥン県移民管理局に送られた。 全文をよむ

2020-10-04 健康科学大学病院副院長、トルコ民法を貶める (Cumhuriyet紙)

トルコで最も基幹的な医療機関の一つであり、旧名称GATA、新名称が健康科学大学病院ギュルハーネ教育研究病院で副院長を務めるアリ・エディゼルは、SNSのアカウントで民法と一夫一婦制を標的として取り上げた。      エディゼル副院長は、世間で議論を巻き起こしているエスラ・エロールのテレビ番組についてSNS上で取り上げ、フェイスブックで次のように述べた。      「エスラ・エロールを私たちの許にもたらしたことの発端は、[トルコ民法の基になった]スイス民法の受け入れである。どういうことかと言えば、『 全文をよむ

2020-10-03 コロナ国産ワクチン、臨床試験開始 (Cumhuriyet紙)

コジャ保健相は新型コロナウィルスに対する国産ワクチン開発が臨床試験の段階に入ることをAKP党のエルドアン大統領に報告した。      エルドアン大統領は、新型コロナウィルスの国産ワクチン開発を進める研究施設を視察したコジャ保健相より報告を受けた。      コジャ保健相は新型コロナウィルスの国産ワクチン開発で臨床試験段階に入ったとエルドアン大統領に伝えた。エルドアン大統領は「おめでとう。私の友人たちみんなに、我が国を代表してお祝いを特別に述べたいと思う。」と発表した。      ◼︎コジャ保健相 全文をよむ

2020-10-02 小学1年生の74%が対面教育を受けている―イスタンブル (Milliyet紙)

イスタンブル県のアリ・イェリカヤ県知事は、イスタンブルで今年小学校1年生に登録されている児童のうち74%が対面教育を受けていると伝えた。      イスタンブルのイェリカヤ知事は、Twitterでのメッセージにて、「イスタンブルで今年小学校1年生に登録されている24万5351名の児童のうち74%が対面教育を受けている。全ての児童が、学校で学習を続けることが出来るようになる日は近いと、心から信じている。」と表明した。      メッセージではイェリカヤ知事が児童と交流している時のビデオも掲載された 全文をよむ

2020-10-01 家にネット環境のない児童へデジタル教育基盤「EBA」体験教室 (Milliyet紙)

アクサライ県で、自宅にパソコンやインターネット環境がない児童に向けて、県の青年スポーツ局によってEBA(デジタル教育基盤)教室が用意された。児童はこのEBA教室でオンライン授業を受けることができ、希望すれば授業が終わった後に再度受け直すこともできる。      青年スポーツ局は、自宅にパソコンやネット環境がない児童に向けて青年センターにEBA教室を用意した。      午前と午後25人ずつの合計50人の児童は、用意された教室で順番に12人、13人に分かれてオンライン授業を受けることができる。   全文をよむ

2020-09-21 コロナウイルス死亡者の遺体、肉搬送車で運ばれる (Cumhuriyet紙)

キュタヒヤで感染症に敗れた市民の遺体は自治体が霊柩車を出さないと肉搬送車で運ばれることになり、イマームが遅れたために清拭を遺族がやることになったことがわかった。      キュタヒヤのタウシャンル郡でレジェプ・ダウトオールさん(65)は、1週間前コロナウイルスの疑いで病院に搬送された。3人の父親であるダウトオールさんは、先週の金曜日の夜に亡くなった。アンカラで教員をしている娘のエリフ・ダウトオール・アクブルトさんによると、土曜日の朝、イマームが来なかったため遺体は遺族に引き渡されなかった。   全文をよむ

2020-09-20 アンタリヤ、海水浴場目の前に潜水艦 (Milliyet紙)

アンタルヤ港で地震調査船オルチ・レイスのメンテナンスと燃料補給が行われていたところ、コンヤアルトゥ海岸沖に現れたトルコの潜水艦は海岸沿いに航行し港に投錨した。      トルコの地震調査船オルチ・レイスがメンテナンスと燃料補給の為にアンタルヤ港に投錨後、20日コンヤアルトゥ海岸沖で潜水艦が目撃された。トルコ海軍に所属する潜水艦は上部を水面上に現して速やかに航行する中、兵員グループが艦上にいる姿が目撃された。岸と並行してアンタルヤ港に向かう潜水艦を観光客は好奇をもって眺め、一部の者は携帯電話で撮影 全文をよむ

2020-09-19 海上路線に初の女性運航士―イスタンブル (Hurriyet紙)

「女に航海はできない」と長らく言われてきたが、169年に渡って人々の移動の足となってきたイスタンブル広域市海上路線にて、初の女性運航士が誕生した。現段階では、彼女たちはボスポラス海峡の初の女性運航士として8:00-17:00の時間帯で船上での勤務にあたるが、彼女たち用の船室の準備が整い次第、他の運航士らと同じく24時間勤務にあたる予定だ。初の女性運航士らの年齢は19歳〜23歳で、高校または大学にて航海技術の専門教育を受けた5人からなる。彼女らの夢は船長となることだ。彼女らは、海洋専門高校を卒業し 全文をよむ

2020-09-19 イスタンブルで時間差勤務体系開始―コロナ対策 (Hurriyet紙)

イスタンブルで新型コロナウィルス対策として朝夕の時間帯の混雑を緩和するため、時間差勤務に移行された。      (時間差勤務は)現在のところ公務員だけに適用されている。(イスタンブル県の)アリ・イェルリカヤ知事は民間機関ででも意見が一致し、時間差勤務の導入に向けた調整が続いていると話し、(以下のように)発表を行った。      ◼︎授業は9時半に      ・全体的な交通混雑が発生する朝7時から9時、夕方17時から20時の間の郊外居住者をバス停やすべての交通機関での感染リスクから守ることを目的と 全文をよむ

2020-09-18 運転免許と身分証明書が一体化―月曜日から開始 (Hurriyet紙)

スレイマン・ソイル内務相は、運転免許証の情報がトルコの身分証明書カードに加えられるプロジェクトの開始について言及した。ソイル内務相は、「テクノロジーがあらゆる場面においてそうであるように、国民の手続きの簡素化に使われることを保証し、実際に毎年何百万もの戸籍登録の手続きを行うサービス分野が多くの国民の満足度を確実なものとするために力を尽くし、大きな革命を実現させた仲間たちには、みなさんの前で今一度祝福の意を示したい。」と話した。ソイル内務相は一方で、「月曜日から、新たなタイプの運転免許証は、トルコ 全文をよむ

2020-09-16 セルチュク教育相、2+5教育制度を説明 (Milliyet紙)

最新の報道によれば、国民教育省大臣ズィヤ・セルチュク氏は、各学校において週に2日行われる予定の対面授業に関して、「基本的に月曜日と火曜日にはクラスの半分は来てほしいと思っています。これは「赤、緑もしくは青グループ」とすればよいでしょう。第二のグループもまた「青」のグループとして木曜日と金曜日に来て下さい。水曜日と週末はちょっと間隔を空けることにしましょう。」と語った。      セルチュク大臣は、Aニューステレビの生放送番組『祖国の問題のプログラム』で最新のトピックに関して諸発表を行い、質問に対 全文をよむ

2020-09-15 人工知能:マウスとロボットの双方向学習モデル-ボアジチ大学「ロボット・チュ―タ―」プロジェクトを始動 (Hurriyet紙)

ボアジチ大学行動神経学実験室は、双方向学習におけるある新しいモデル上でプロジェクトを立ち上げた。開発された新種の人工知能モデルによって、動物とロボットたちがそれぞれに学ぶことが可能になるのである。プロジェクトの統率者であるギュネシ・ウナル博士助手は、「ラットたちとロボットたちが同時に教師さらには学生となるだろう。」と語った。      「双方向学習」という名前を与えたプロジェクトをデミルオレン・ニュース・エージェント((DHA)に説明をおこなったボアジチ大学行動神経学ラボ・ディレクターであり、プ 全文をよむ

2020-09-15 司法に新時代、電子審議はじまる (Hurriyet紙)

トルコで弁護士らのいる場所から審理にビデオ会議で参加をさせる「電子審理」の実施が、アンカラ西部裁判所の第一消費者裁判所で行われた審理で始まった。      法務省の司法改革計画書にあった、弁護士が民事裁判所での審理にビデオ会議で参加する「電子審理」が、初めてアンカラ西部第一消費者裁判所で行われた。      弁護士は、審理に電子署名によって身分証明を行った後、事務所から接続する。裁判所の法廷に設置されたディスプレイには、弁護士と法廷の様子が映される。      ■「電子審理」はどのように行われる 全文をよむ

2020-09-14 危険な輸入品 (Cumhuriyet紙)

共和人民党副党首アリ・オズトゥンチは、トルコの輸入割当制度の導入に対して、廃棄物の輸入が年間50万トンを超えていることに注意を引き、「トルコは世界のゴミ箱に変わっている」と警告を発した。      オズトゥンチ副党首は、共和人民党中央執行委員会に提出した報告書で次のように述べた。      ■50万トンを超えた      中国、マレーシア、ベトナム、タイ、インドといった国々が廃棄物の輸入に関し制限を行ったことも影響して、トルコの廃棄物輸入が増加した。トルコ統計局のデータによると、2009年に71 全文をよむ

2020-09-13 国民教育相、就学前の小学校1年生保護者とのオンライン会合準備 (Hurriyet紙)

国民教育相のズィヤ・セルチュク大臣は、9月21日からの学校での対面授業開始に向けた準備が続いており、新学期の授業チャイムが鳴る前(新学期開始前)に、小学校1年生の担当教員、学校管理者らが、保護者らとオンライン会合を行う予定であると述べた。      セルチュク大臣はアナトリア通信(AA)の取材に対し、感染拡大の影響で生活が意図せず大きく変化したことで、恐怖や不安が引き起こされたと指摘。そして子どもたちも家族が抱く恐怖感や不安感を敏感に感じ取っていると語った。      コロナ対策を講じることでも 全文をよむ

2020-09-12 アンカラで砂塵、大被害 (Hurriyet紙)

アンカラのポラトルおよびハイマナ郡で起きた砂嵐が市民生活に支障をきたしている。突如として空を覆った砂塵の雲により、市民は大混乱に見舞われた。砂嵐はアンカラ中心部にも影響を及ぼした。CNNトルコの生放送に出演したポラトル自治体のミュルセル・ユルドゥズカヤ首長は「ポラトルでこのような経験をするのは初めてのことです。市民には、自宅に待機する、または屋内に留まるよう注意を促し、大雨が予想されると警告しました。」と述べた。アンカラのヴァシプ・シャーヒン知事も6名が負傷したと伝えた。また、気象総局も激しい降 全文をよむ

2020-09-11 国民教育省から対面授業発表 (Cumhuriyet紙)

国民教育省は、保育学校(小学校入学前教育)では、初めの週には一日あたり各コマ30分の活動を5コマ実施するオリエンテーションを行う。小学校1年の児童については、初週には対面で各コマ30分の授業を5時限の形でオリエンテーションが行われる。      国民教育省は、9月21日より開始される対面教育の実施に関連して実務上の詳細を含む書類を県の国民教育局に送付した。      省からの通達は次のようなものである。      「保育学校(小学校入学前教育)については、初めの週には一日当たり各コマ30分の活動 全文をよむ

2020-09-11 強制隔離に不服従の4人へ懲役1年求刑で裁判 (Milliyet紙)

ブルサのイネギョル主席検察は、隔離の規則を守らず、国民の健康を危険にさらしたとして4人を起訴し、懲役1年を求刑したと発表した。      イネギョル郡では、コロナウイルス感染症の検査で陽性となった、もしくは陽性者と接触があると判明すると、強制隔離が適用され、警察と軍警察チームによって管理されている。この管理下で、自宅に留まらなかった者に対しては、罰金刑が課され、司法当局へ情報が送られる。これに関して検察も調査を開始している。この範疇で、イネギョル主席検察は本日、書面での発表をもって、隔離の規則に 全文をよむ

2020-09-10 トルコ全土でマスク義務化 (Hurriyet紙)

新型コロナウイルス感染症の感染速度が加速したことを受け追加の措置が講じられた。      内務省は、81の県知事府に対し「コロナウイルス対策」という題の追加の通達を出した。通達では、制約のある社会生活において感染症との闘いの基本的なルールである衛生、マスク、ソーシャルディスタンスが大きな意味を持つことが強調された。      ■家以外のいかなる場所でもマスク着用      通達によって、トルコの全域で(住居以外の)すべての場所において(公的な施設、大通り、道、公園、庭園、ピクニック場、海岸、公共 全文をよむ

2020-09-09 NATO評議会、トルコの東地中海演習問題で会合 (Cumhuriyet紙)

ギリシャ政府報道官のステリオス・ぺトサス氏は、NATO評議会がトルコの東地中海における諸活動を検討するために今日大使級の会合を開催すると伝えた。      ぺトサス報道官は、「会合は本日行われます。目的は、ギリシャのみならず全同盟国にとって脅威を作り上げるトルコの挑発行為を我が政府が議題とするためです」と語った。      同報道官は、ギリシャ政府が、NATO、ヨーロッパ連合、国連をはじめとして様々なレベルで政治的活動を行っているとし、「[本会合は]軍船が地域から出るため、軍の代表者たちが技術上 全文をよむ

2020-09-08 学校はいつ始まる?対面授業はいつから? (Milliyet紙)

学校はいつ開くのか、対面授業はいつ始まるのかという問いは多くの学生と保護者から昨今問われ続ける事柄である。エルドアン大統領は閣僚会議の後に声明を出し、対面授業および遠隔授業併用のモデルで開校していくと発表した。この発表の後、ズィヤ・セルチュク国民教育相は夕刻に対面授業に関する最新の状況を発表した。では、学校は9月21日に始まるのか。      学校はいつ開くのかという問いは多くの学生と保護者から昨今問われ続ける事柄である。過去数ヶ月、81の県庁に送られた教育に関する通達によって学校の開始は8月3 全文をよむ

2020-09-07 政府は国立病院離職者が私立病院で働くのを妨害している (Cumhuriyet紙)

共和人民党副党首イスタンブル選出国会議員ガムゼ・アククシュ・イルゲズディ氏は、コロナウィルス感染拡大期間の正当な報酬を得ずに離職せざるを得なかった医療従事者が私立病院で働くことを政府が妨害していると述べて、「命をかけて感染拡大期間に職務を全うした医師、医療従事者に対して支援をせずに、なぜ妨害するのか」と述べた。      イルゲズディ副党首は、コロナウィルス感染拡大の過程で医療従事者の離職が顕著に増加してことを述べて、「政府が、離職を禁止した3月27日から6月8日の前後に離職せざるを得なかった医 全文をよむ

2020-09-04 65歳以上の外出禁止で公共交通機関も乗車禁止へ―ブルサ (Cumhuriyet紙)

ブルサ県の衛生当局の決定に基づき、コロナウイルス対策の一環として、65歳以上の市民は外出禁止時間帯の間は、公共交通を無料で利用することができなくなった。      ブルサでは、県の衛生当局の決定により、65歳以上の市民に対し、指定された時間帯について外出禁止令が発令された。この規制の一環として、65歳以上の人が公共交通を利用することも禁止された。この決定に基づき、BURULAŞ(市の公共交通管理公社)は運行要綱を変更し、高齢者は指定された時間帯について公共交通を利用できなくなる。      この 全文をよむ

2020-09-03 ディヤルバクル、猛暑にコロナも外出禁止もそっちのけ (Hurriyet紙)

ディヤルバクルでは、9月にもかかわらず時折40度になることもある猛暑の中、子ども達がコロナも外出禁止もそっちのけでアンゼレ公園の池に入った。      トルコを参らせている砂漠の猛暑はディヤルバクルでも猛威をふるった。      温度計が時折40度を示すこの都市で、市民の多くが自宅で過ごす一方、暑さに最も影響を受ける子供たちはコロナと外出禁止令に従わずに城壁内にあるアンゼレ公園の池に入り、涼を取った。      子供たちが危険性や外出禁止令があるにも関わらず池に入ることに対し反対する市民がいる一 全文をよむ

2020-09-01 戦勝記念日のショー、ドローン300機で実現 (Hurriyet紙)

通信庁によると、8月30日の戦勝記念日のために大統領府で300機の無人航空機(İHAードローン)を用いて行われる、祝祭を印象づける「光のショー」の演出設計とシミュレーションは、完全にトルコ人の設計士達によって行われた。これほど大きな規模では初めて行われたショーの、一か月半にわたる準備期間には37人が携わった。      通信庁のファフレッティン・アルトゥン長官は、8月30日の数日前に発表を行い、戦勝記念日が今年も国家の栄光にふさわしく、全く異なる感動とともに祝われると述べた。この中で大統領府で行 全文をよむ

2020-08-31 遠隔授業、本日開始 (Cumhuriyet紙)

遠隔授業という方法により、2019-2020年度後期の未学習項目・習得事項に向けた授業が9月18日まで続く予定である。対面授業は、9月21日から少人数教室から始め実施していく予定である。       2020-2021年度が今日から遠隔授業という方法で始まった。国民教育省によって作成された遠隔授業の回覧通達によると、遠隔授業を通じて2019-2020年度後期の未学習項目・習得事項に関するプログラムが実施される。      9月18日まで続く予定の遠隔授業では、新学年への準備として、昨年度の教室で 全文をよむ

2020-08-29 酷暑、アダナ48度、マルマリス44度 (Milliyet紙)

トルコでは多くの県が酷暑の影響を受けている。行楽地のビーチやプールサイドは涼みたい人々で溢れかえる一方、通りは暑さのために空だった。      ■マルマリスで44度を記録      大通りに設置された電子温度計が44度を示す暑さ。郡の中心部では高い湿度も相まって、市民は大いにうんざりした。海水温も23度を記録したマルマリスでは、ビーチのほかホテルのプールサイドが人で埋め尽くされた。通りが閑散とする一方、涼みたい人々が海から出なかった。家族連れは、子供と一緒にドッジボールに興じ、泳ぎを競っていた。 全文をよむ

2020-08-29 65歳以上、外出制限―ムーラ県 (Cumhuriyet紙)

ムーラ県知事府は65歳以上の県民に対して、新型コロナウイルス対策に応じた新たな規制を設けた。      県の発表によると、県公衆衛生局によって新たな規制が決定されたという。      この決定が目指すところは65歳以上の人々の健康を守ることだと発表され、以下のように述べられた。      「65歳以上の人もしくは持病のある人は、披露宴、婚約式、結婚式、結婚前夜祭(クナの夜)、割礼式や預言者生誕祭、葬式などの集団行事には、3親等(父、母、兄弟、孫、祖父、祖母、叔父、叔母)までの近い親戚に限り、社会 全文をよむ

2020-08-26 大学登録は、いつ始まる? (Hurriyet紙)

2020年の大学登録は大学共通テストの結果が発表された直後から注目を集めている。四年制学部及び短期学部の教育プログラムに登録する権利を持つ受験生たちは、大学登録を初めてオンラインでできるようになる。大学登録は以前公表されたスケジュールに則って行われる予定だ。では、2020年の大学登録はいつなのか。以下が大学登録の日付と期間に関する情報である。      大学入試センターにより計画された高等教育機関試験(2020-YSK)の選択に関する期間が終わった。結果が公表されたのち、大学登録がいつ始まるか、 全文をよむ

2020-08-24 黒海地方の災害は人災 (Cumhuriyet紙)

黒海地方で最近増加している災害について見解を述べた専門家たちは、水力発電と河床の工事、道路拡幅工事といった事業に注意を引いた。      オルハン・シェン教授:最近の黒海の海水温は25度である。1カ所で海水温が上がると、ゲリラ豪雨はさらに強力になる。2018年にこれが最大になった。今 後、おそらく、新たな記録が生まれるだろう。しかし、これがなぜ災害になってしまうのか。そこに人の居住区がなければ災害にはならない。この災害は誰が作り出したのか。人である。谷の縁を居住区とし、水力発電のため堰を作ったな 全文をよむ

2020-08-22 8/24-9/18、教員対象オンライン教育プログラム実施 (Hurriyet紙)

国民教育省は、教員ならびに学校管理者の新学年度が、8月24日(月)の教育プログラムによって開始すると通知した。プログラムはEBS(教育情報ネットワーク)を通じてセルチュク国民教育相が行う開会スピーチで始まり、最初の授業は、COVID-19の流行に対する感染予防対策や学校で従うべきルールが予定されている。      国民教育相省の発表によると、2020年-2021年学年度の最初の授業のベルまでカウントダウンが進むなか、学校管理者と全教員は最終準備のため学校に出てくる。学校の会議室では、COVID- 全文をよむ

2020-08-20 地獄に落ちてから償いをするつもりか!―ガラタ塔とイスタンブル運河建築工事の醜聞 (Cumhuriyet紙)

私の目の前で高く伸びる、ある美しいもの。私がそれと出会ったのは、69年に新たに修復されたときのことで、その周りでダイヤモンドのブレスレットのように輝く光とともに私のもとへおいで、というのだ。ちょうど私の窓から垣間みる物語のようである。私は今行くよ、と言う。試験に受かったら向かうよ。大学入試の準備をしているの!何年もの後に運命は私をその「ふもと」へと放りこんだ。ジャアロールにある新聞社へ行き来をしている時に交通渋滞で息がつまるような思いをせずに暮らすことが出来る地区を探している時に、私はクレディビ 全文をよむ

2020-08-19 イラン・イラク・アフガニスタン難民120人、トラックにすし詰め、逮捕 (Milliyet紙)

サムスンで、トレーラーにすし詰め状態にされていた120人の不法難民とともに逮捕されたトラックの運転手セダット・Bは、取り調べののち、裁判所へ移送された。      アールのドーウベヤズット地区からイスタンブルへ向かう14 BD 759のナンバープレートの付いたトラックは8月18日、サムスン-オルドゥ道のテッケキョイ郡ゲレメンでの検査地点にて停車させられた。   行われた検査では、トラックの荷台にイラク、イラン、アフガニスタン国籍の120人もの不法難民がいるのが発見された。      ■「5日間移 全文をよむ

2020-08-17 ヤロヴァでマルマラ地震追悼 (Cumhuriyet紙)

ヤロヴァで1999年8月17日に発生したマルマラ地震の犠牲者の21回目の追悼式が行われた。マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを確保しながら行われた追悼式でヤロヴァの住民たちは、「8月17日のマルマラ地震の慰霊碑」に献花した。      ヤロヴァに大きな爪痕を残したギョルジュクを震源とする1999年8月17日に発生したマルマラ地震の犠牲者への21回目の追悼式が行われた。      2504人が死亡し1万201棟が倒壊した地震の追悼式に市民団体の代表者と多くの人々が参加した。ヤロヴァ広場から出発 全文をよむ

2020-08-11 ブルサで、マスク・距離・衛生検査 (Milliyet紙)

内務大臣スレイマン・ソイル氏は国内で新型コロナウイルス対策の監視を増やすと発表した。      その一環としてブルサ県の幹部職員は視察を行った。同県のヤクプ・ジャンボラト知事も同行し、市民にマスク着用・ソーシャルディスタンスや衛生管理の徹底を呼び掛けた。      内務大臣スレイマン・ソイル氏は、国内で新型コロナウイルス対策に関する監視を増やし、今日81の県でそれが適用されると発表した。ソイル大臣の発表後、同日朝8時から国内各所で新型コロナウイルス対策の視察が始まった。ブルサ県の視察には、ヤクプ 全文をよむ

2020-08-09 1か月に8回のPCR検査!国会議員特権乱用? (Cumhuriyet紙)

(トルコ医師連合(TTB)の会長であるスィナン・アドゥヤマン教授は、公正発展党(AKP)のチュルクオール議員が一カ月に8回ものPCR検査を受けたことに抗議を示し、「これはある種スキャンダルだ」と発言した。      AKPのハジュ・バイラム・チュルクオール議員(ハタイ県選出)が、自身がCovid-19検査で陽性だったと明らかにしたことを受け、トルコ医師連合からの抗議が寄せられた。      ■「これはスキャンダルだ」      トルコ医師連合(TTB)のスィナン・アドゥヤマン教授はプレスリリース 全文をよむ

2020-08-07 カシュに残された緑地の開発、誰の手に委ねられたか? (Cumhuriyet紙)

政権の近い人物達が13年の間開発を開始しようと関わりが保たれてきた保護区とオリーブ畑の土地が、2016年にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の昔の仕事仲間であるエルグン・ボドゥル氏の企業へ引き渡されていたことが明らかになった。      アンタルヤで人気の観光地の一つであるカシュ郡の、自然保護地区として登録されているチュクルバー半島で、私的な開発計画が展開される予定の11万9千平方メートルの土地が、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の昔の仕事仲間へ引き渡されていたことが明らかになった。   全文をよむ

2020-08-07 ブルサ「夜の街」へ、罰金の雨 (Milliyet紙)

ブルサで500人の警察官を用いて「夜の街」対象に取り締まりが行われ、ホステスを雇うお店に罰金処置が実施された。      内務省は、トルコ全土での感染者数増加に伴い、監督を強化するために81の県知事府に回覧通達を送った。      この通達に伴い、ブルサ県警本部の職員は県中に監視ポイントを設定した。朝8時から取り締まりは始まり、夜中まで続いた。      ブルサ県警の治安局及び麻薬犯罪取り締まり局に属する500人の警察官が夜の街でマスク着用とソーシャルディスタンスの遵守の確認を行った。      全文をよむ

2020-08-05 Abdulkadir Selviコラム「学校再開、再考」 (Hurriyet紙)

私たちは休暇の時を過ごしている。しかしながらコロナウイルスは休暇を知らない。休暇の町からマスクなし、ソーシャルディスタンスのない光景が届いている。      保健大臣ファフレッティン・コジャ氏は、「第一波が沿岸へ降立った」と語った。専門家委員会のアフィスィン・エムレ・カユプマズ准教授は「危機的な入口に入った」と警告をおこなった。      私の問いに対し、アフスィン先生がコロナウイルスの状態を説明してくれた。      - 海岸での状況は懸念をするべきレベルなのでしょうか?      光景は間違 全文をよむ

2020-08-01 犠牲祭休暇、この混雑 (Milliyet紙)

犠牲祭休暇にイスタンブルに滞在した人々がエミノニュに殺到した。注意喚起のアナウンスが行われていたが、桟橋の群衆はウイルス対策に無頓着だった。フェリーと桟橋はすし詰め状態になり、その混雑具合は上空からも撮影された。      犠牲祭休暇をイスタンブルで過ごした人々は、好天気を利用して、エミノニュで早朝の空気を吸い込んだ。      何千もの人々がエミノニュに殺到し、フェリーに乗ろうと多くの人が長蛇の列を成した。ほとんどの人がマスクを着用せず、ソーシャルディスタンスを保っていない様子がカメラには映る 全文をよむ

2020-07-31 犠牲祭で見慣れた光景、今年もー道端で羊を屠る (Hurriyet紙)

犠牲祭初日、アンカラでは多くの人があらゆる注意に反して、自治体の定めた屠殺場所ではない道端で、不衛生な条件で犠牲獣を屠殺した。      イェニマハッレ・ヤカジュク犠牲獣販売所・屠殺所では、犠牲祭初日、犠牲獣を買ったり屠ったりする人々でごった返した。自治体が市場の中に屠殺場所を設けたにもかかわらず、多くの人々が市場周辺の空きスペースで、不適切に犠牲獣を屠っていた。屠られた犠牲獣は電柱やトラックの荷台に結ばれて、切り分けられ、内臓は周辺に無造作に捨てられていた。屠殺人や、その周りに集まっている人は 全文をよむ

2020-07-29 ツーリスト向けコロナ対応保険、人気 (Hurriyet紙)

文化観光副大臣のナディール・アルパスラン氏は、「お客の健康に何か問題が起きた時安心して治療が受けられるレベルの保険のシステムを作りました。病気になってしまった方達の治療に、費用を一切課さないことを保証するシステムです。」と言った。      文化観光副大臣のナディール・アルパスラン氏は、外国人観光客に対しての新たなコロナウィルスに対応する健康保健のサービスに注目が集まっていることを伝えた。       アルパスラン氏は、記者たちに、外国人観光客に対し7月1日以降からコロナウィルスに対応する健康保 全文をよむ

2020-07-26 アヤソフィア、モスク2日目ー国内外の訪問者でいっぱい (Hurriyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の指示により扉が開放されたままのアヤソフィア・ジャーミーは、礼拝再開から二日目を迎え、国内外の観光客が殺到した。写真を撮る人もいれば、礼拝をする人もおり、またアヤソフィアのカーペットの上で丸一日過ごす人々も見られた。         金曜礼拝の際にアヤソフィア堂内に入りきらなかった人々は、その後、朝まで同モスクに残っていた。祈りや礼拝が行われ、コーランも読まれた。 二日目の朝も観光客の入場は続いた。イスタンブ県のアリ・イェルリカヤ知事も出席した早朝礼拝はイス 全文をよむ

2020-07-24 アヤソフィア前、大混雑 (Milliyet紙)

金曜礼拝の実施に伴い、礼拝に開かれたアヤソフィア・モスクの周辺で混雑が続いている。人々が順番にモスクに入っていく中、多くの人がモスクへ入るために待っていた。      アヤソフィア・モスクは86年振りに金曜礼拝が行われるため、礼拝所として開かれた。朝の早い時間から多くの国民がアヤソフィア・モスクの周辺に集まった。アヤソフィア・モスクの周辺での混雑は続いている。多数の国民がモスクへ入るために順番待ちをしている状態だ。   柵の後ろで待っていた国民は順番にモスクの中へと入ってゆく。アヤソフィア広場か 全文をよむ

2020-07-23 アヤソフィアにイマーム3人任命 (Hurriyet紙)

宗務庁のアリ・エルバシュ長官は、アヤソフィア・モスクのイマーム、ムアッジンとして任命される人物を発表した。エルバシュ長官は 「3人のイマーム、5人のムアッジンをアヤソフィア・モスクに送る」と述べた。加えて、アヤソフィア・モスクにメフメト・ ボイヌカルン教授、フェルフ・ムシュトゥエル、ビュンヤミン・トプチュオールがイマームに任じられたと発表した。      エルバシュ長官は、マルマラ大学のメフメト・ボイヌカルン教授、イスタンブルのイェニ・モスクのハティーブであるフェルフ・ムシュトゥエル、ファーティ 全文をよむ

2020-07-23 コジャ保健相「犠牲祭に注意!」 (Cumhuriyet紙)

保健大臣ファフレッティン・コジャ氏は、科学委員会会議の開催後に書面による発表を行った。クルバン・バイラム(犠牲祭)前に各市民に向けて警告をしたコジャ氏は、ソーシャルディスタンスとマスクをつけるよう注意を促した。      コジャ大臣は、保健省のビルケント地区棟でビデオカンファレンスの形式でコロナウイルス科学委員会会議に参加した後に書面による発表を行った。      科学委員会会議は先週、7月15日(クーデター未遂事件の記念日)と重なったために開催されなかったということを引き合いに出したコジャ大臣 全文をよむ

2020-07-20 イスタンブル協定撤回の動きに反対、子供の目の前で母親が殺されるのは家族の仕組みを壊さないのか (Cumhuriyet紙)

女性たちは問いかけた。エミネ・ブルトが子供の目の前で殺害されることは家族の仕組みを壊さないのか。      カドゥキョイの波止場広場に集った女性会議のメンバーたちは、イスタンブル協定の撤回に関し開始された動きに反発を示し、「イスタンブル協定は女性の生存権である。イスタンブル協定は女性の命を担保する。すべての女性に、これを守るよう呼びかける」と述べた。      「女性の殺人を阻止するプラットフォーム」メンバーのアイシェン・カヴァスさんは、「女性の殺人の真実を隠すことはできない。私たちの生存権のた 全文をよむ

2020-07-17 公娼宿の女主人のこんがらがった遺産相続騒動 (Hurriyet紙)

公娼宿の女主人であったマティルド・マヌキャン氏の巨額の遺産の分け前を預かろうと、ケロぺ・チリンギル氏に対して訴えを起こした36人が、今度は裁判所に戸籍の訂正を訴えた。この36名はケロぺ・チリンギル氏はマヌキャンさんの息子ではなく、戸籍は虚偽のものだと主張している。裁判所は、マヌキャンさんが何年も営んでいた公娼宿に関する全ての書類を、県知事府と内務省に請求することを決定した。       ケロぺ・チリンギル氏がマヌキャンさんの息子ではないと主張する36名の弁護士を務めるオクタイ・キョセ氏は、「マテ 全文をよむ

2020-07-16 郷土の誇り、高校入試一斉試験満点のアリー君 (Milliyet紙)

2020年度の高校一斉入試(LGS)において、6月20日に行われたセンター試験にクルクラーレリから受験したアリー・フアド・エルカン君が、全問正解で満点を取り、地元の誇りとなった。      クルクラーレリ・イマーム・ハティプ中学校の生徒であるエルカン君は、6月20日に行われたLGS試験で全問正解し、500点満点を取った。   エルカン君は、計画的に体系立てて勉強したことで、努力が報われたと語った。      エルカン君は、満点を取ったことに誇りを感じているとして、以下のように話した。   「試験 全文をよむ

2020-07-13 課税でアルコール飲料が高騰すると、人々は紛い物の製造に向かう (Cumhuriyet紙)

メイ・ディアゲオ取締役社長レヴェント・キョムリュは、酒造業界がコロナウィルスの影響で大きな損害を受けたと強調し、この期間は小売りのみで、観光客の訪問がなく、呑み屋やレストランの閉鎖により消費が40%減少したと述べた。      高騰する税金によって酒の価格が深刻な程高騰し、購買力が低下したため人々は紛い物の製造を行っていると説明したキョムリュ社長は、「国も生産者も販売者も消費者も利益を得る適正な課税政策を議論するべきだ」と述べた。      同社長は、ここ15年間でトルコでラクの生産が2千万リッ 全文をよむ

2020-07-08 Hasankeyf:ハサンケイフ、50万トンのセメントに埋められる (Cumhuriyet紙)

ハサンケイフとディジュレ渓谷を水中に沈めたウルスダムの建設において50万トンのセメントが使用されたということが明らかになった。      アナトリア通信(AA)は50年の使用年数が見込まれているウルスダムを水中に沈めた1万2000年の歴史のあるハサンケイフと何百万もの生命の住処であるディジュレ渓谷が、コンクリートで埋められた最新の状態を、「ハサンケイフは新たな顔で訪問者たちのことを待っています」という形のサービスを行ったことにより始まった議論が続けられている中で新たな情報が公開となった。     全文をよむ

2020-07-06 リビア、トルコ軍駐屯地に砲撃 (Cumhuriyet紙)

ロイター通信の情報筋によると、正体不明の航空機が、リビア軍とトルコ軍が駐屯しているヴァティーヤ空軍基地を爆撃したという。      リビア東部の反乱勢力ハリファ・ハフタル司令官が指揮するいわゆるリビア国民軍(LUO)に近い情報筋に基づくロイター通信の情報によると、攻撃を行った航空機の正体は不明だという。同情報によると、さらに、基地のHAWK航空防衛システムが破壊され、トルコ国軍(TSK)の人員に死者が出たという。      ハフタル司令官の軍と関連するアカウントは、しばしばインターネットサイトや 全文をよむ

2020-07-06 コロナ感染者急増7都市発表ーイスタンブル、アンカラ・・・ (Milliyet紙)

最新情報によると、トルコ保健省ファーレッティン・コジャ大臣がトルコ国内の一日ごとのコロナウイルス推移を発表した。トルコ国内で過去24時間以内に1148人がCovid-19と診断された。また19人が死亡し、合計の罹患症例数は20万5758件、死亡者数は5225人となった。一方、過去24時間の回復症例1188件を含めて、Covid-19治療が完了した症例数は18万680件であった。コジャ大臣は、過去3日間の平均で症例数が最も増加した県を発表して警戒を呼び掛けた。      トルコ保健省のウェブサイト 全文をよむ

2020-07-03 新学期、始業は8月31日 (Hurriyet紙)

最新のニュースによれば「学校はいつ開校するのか」という質問の答えがわかった。国民教省(MEB)が2020‐2021年度の教育年度について81の県へ送った通達によると、新学期は2020年8月31日に始まり、2021年6月18日までとなる予定だ。一学期の中間休暇は2020年11月16日から20日、学期の中間休暇は2021年1月25日から2月5日、二学期の中間休暇は2021年4月12日から16日となる計画である。      国民教育省は、2020‐2021年度の教育年度運営スケジュールを81の県へ送っ 全文をよむ

2020-07-02 バスも満員、コロナ対策はどこへ? (Hurriyet紙)

[イスタンブルの]キュチュクチェクメジェではコロナウィルスの感染拡大にも関わらず、乗客でぎっしり詰まったミニバスがカメラに捉えられた。ドアが閉まらないほどの乗客を乗せたミニバスからは、乗客が数人外でぶら下がっている。定員人数以上の乗客を乗せた車両のうち、何台かは重さで傾いているのも見られた。ミニバスはあらゆる交通ルールを犯しながら走っていた。      キュチュクチェクメジェのメフメト・アーキフ地区にあるアシュク・ヴェイセル大通り上でシリンエヴレル-バシャクシェヒル間を走るミニバスは、コロナウィ 全文をよむ

2020-07-01 イスタンブル空港にPCR検査センター開室、110TL (Hurriyet紙)

イスタンブル空港に、国外からの入国者と国内からの出国者を対象とした、110TLで受けることができるPCR検査センターが開設された。検体は、ターミナル内の検査室で検査され、結果は2時間以内に旅客に渡される。      コロナウイルス対策の一環として、イスタンブル空港にPCR検査センターが開設された。検査センターの開設準備が完了したことで、国際線ターミナルの2箇所、合計5000平方メートルの広さの場所で出入国者のPCR検査が行われることとなる。      イスタンブル空港に開設された検査センターでは 全文をよむ

2020-07-01 イスタンブル市、犠牲祭のコロナ対策発表 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル県知事府は、新種のコロナウイルスの流行のために犠牲祭において講じられる予定の対策の数々を発表した。知事府は対策の一環としてリヴァとチャムルジャ生体動物輸送ポイントにおいて行われる検査作業が強化されたということを発表した。      ■行われた書面での発表では以下のような表現が用いられた;      「Covid-19パンデミックの影響下で、執り行う犠牲祭において、国民の皆様が健全かつ安全な形で宗教上の責務を果たし、衛生面の対策の数々にも適切な形で準備がなされた動物市場から、犠牲獣が用 全文をよむ

2020-06-28 ムラトハン・ムンガン、トルコは危機を抱えた国 (Cumhuriyet紙)

第9回出版会議の最終演説を行った詩人のムラトハン・ムンガンは、問題を列挙しながら、「私たちが闘っているのは、もちろん、コロナウィルスだけではない。無知の蔓延、絶望の蔓延、無関心の蔓延、不正と暴力の蔓延である」と述べた。しかし、「私たちの目的は、否定的で悲観的な絵を描くことではない」と述べて、何があろうとも、皆が善行を続けることが必要であると強調した。      トルコ出版協会が2年に1度行っているトルコ出版会議の第9回は、6月25日、26日にオンラインで行われた。2日間で6回のセッションに国外か 全文をよむ

2020-06-28 大学入試一斉試験につき、1日外出禁止 (Hurriyet紙)

トルコの81県で、高等教育委員会試験のため9時30分から18時30分まで、例外を除いて外出制限が実施された。      81県を対象とするこの外出制限は、内務省が高等教育入学試験(YKS)に向けて公表した通知で発表され、9時30分に始まった。      内務省は、6月18日に81県の県庁に送付した通知で、6月20日に高校入試統一試験(LGS)の一貫で行われるセンター試験と、昨日行われ今日も行われるYKSを、市民の健康に最大限則した条件で実施するためとして、時間を明示した外出制限を発表した。   全文をよむ

2020-06-27 PCR検査の値段、発表ー保健省 (Milliyet紙)

速報によると、出国時にPCR検査を義務付けている国に渡航するために、110リラで検査を受けることができるようになる。公務員の海外出張などの際には検査は無料で行われる。      保健省は、出国時にPCR検査を求められ、検査を受けるために保健所に申請をする場合、どのように手続きを行うことができるか、明らかにした。      それによると、出国に際し、渡航先の国から義務付けられているPCR検査を受けたい人は、航空券またはあれば職務証明書を申請書に追加することにより、対応の検査機関に申請することができ 全文をよむ

2020-06-27 マスクしない人に、罰金刑 (Milliyet紙)

イスタンブルのウムラニエ地区で警察官達によりマスク検問が実施された。ほとんどの市民はマスクを着用している姿が見られたが、マスクを着用していなかった3名には罰金刑が適用された。       コロナウイルスの流行により、公共の場でマスク着用が義務化されて以降、イスタンブルでは取り締まりが強化されている。       ウムラニエ地区では警官達がマスク検問を行なった。イスタンブルのアナトリア側で最も混雑している地点の一つであり、自動車通行禁止となっているアレムダー大通りでは、市民の大多数がマスクを着用し 全文をよむ

2020-06-24 マナー違反注意され逆上のイスタンブル市バス運転手に罰金 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市(İBB)は、スルタンガーズィにてミニバス内でタバコを吸い、マスクを装着していなかったために、彼に警告をした女性の乗客に歩み寄り侮辱したミニバスの運転手に対して罰則を科し、ミニバスの運行が禁止されたと発表した。      スルタンガーズィにおいて朝の時間帯に仕事に向かうためにミニバスに乗ったヌルセル・ギュネルという名前の女性の乗客は、ミニバスの運転手の喫煙をとがめ、マスクを着用するよう促した。      予期せぬ反応を受けた女性の乗客は、ミニバスの運転手による侮辱を受けた。ミニ 全文をよむ

2020-06-23 イスタンブル、嵐に雹、竜巻―悪天候で大混乱 (Hurriyet紙)

イスタンブルの一部の地域で降り始めた大雨は生活に支障をもたらした。イスタンブルのアジア側の一部の区で突然降り始めた雨は、時折の大雨と雷鳴を伴う大雨となって続いている。チェンゲルキョイで影響を及ぼした雹をカメラは捉えた。      イスタンブルで予想された降雨が始まった。一部の区では激しい雨が原因で道路が湖のようになり、一部の場所では雹も影響を及ぼした。      気象局の警告の後、イスタンブルで予想された降雨が始まった。ボスポラス海峡の上空を雨雲が覆った後、アジア側で始まった降雨はしばらく経った 全文をよむ

2020-06-22 トルコ入国時にPCR検査とパンデミック保険 (Milliyet紙)

文化観光大臣メフメト・ヌリ・エルソイは、全世界へのフライトが1週間か10日以内に再開すると考えていると述べた。      エルソイ大臣は、国境で実施される予定のPCR検査に関しては、「保健省と協議する予定だ。急いで7月になる前に実施する。」と話した。      「安全な観光」会議の後に新聞記者の質問に答えたエルソイ大臣は、要約すると次のような発言を行った。      ■パンデミック保険   -保険に未加入でトルコを訪れる旅行者は、お金を持っていなかったらどのように治療を受けるのか。      保 全文をよむ

2020-06-20 高校入試統一試験、アフスカ系受験生、トルコ語読めず棄権 (Milliyet紙)

ブルサのイネギョル区で行われた高校入試統一試験(LGS)にて、アフスカ系受験生がトルコ語が読めず棄権した。      ブルサのイネギョル区では、約6千人の受験生がコロナウイルスの感染予防に努めた上で試験を受けた。受験生らは体温を測ってから構内に入った。      緊張の面持ちで試験に向かう受験生たちを最初に待ち受けていたのは文系科目だ。受験生らは45分の休憩を挟み理系科目を受験した。試験は9時半に開始され、そこにはトルコにやってきた直後にコロナウイルスの影響で学校が休校になりわずか1週間しか学校 全文をよむ

2020-06-18 高校入試・大学入試一斉試験日には、外出禁止令 (Hurriyet紙)

内務省は、81の県知事府へ「高校入学試験(LGS)と高等教育機関試験(YKS)の措置」に関する通達を出した。LGSが行われる予定の2020年6月28日土曜日午前9時から午後3時の間及び、YKSが行われる6月27日土曜日午前9時半から午後3時、6月28日日曜日午前9時半から午後6時半の間に、81の県で外出禁止令が施行される。受験者、親族、担当職員が公共交通機関で混乱に陥らないよう、各自治体は必要な対策を取り、必要に応じて公共交通機関の本数を増やす予定だ。複数都市間の公共交通機関の切符を購入済みの人 全文をよむ

2020-06-17 夏の宗務庁コーラン学校、申し込みはじまる (Milliyet紙)

最新のニュース・・・   宗務庁は、新型コロナウィルス(Covid-19)を理由に、今年はオンライン授業の方式で行われることが決まっている夏のコーラン学校の申し込みの受付をインターネット上で始めた。      宗務庁のウェブサイト上にある知らせによると、2020年の夏のコーラン学校のオンライン授業プログラムの申し込み受付がインターネット上で行われる。      Covid-19の感染拡大に対しての予防策として、宗務庁によって行われるコーラン学校は対面での授業は延期とし、ハーフィズ教育をはじめとす 全文をよむ

2020-06-16 コロナウイルス、検査数800万! (Hurriyet紙)

中国湖北省の武漢から拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)だが、世界の検査数が799万6千887件に上った。      中国湖北省の武漢から拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)だが、世界の検査数が799万6千887件に上った。      統計サイトWorldometerの情報によれば、新型コロナウイルス患者が出た国や地域の最新のデータをまとめると、全世界の死者が43万5千667人、退院者数は412万9千124人であった。      未だ治療中の患者は343万2千96人、検査数は 全文をよむ

2020-06-14 コロナ感染1日で1459人、増加に注目 (Milliyet紙)

速報によれば、ファフレッティン・コジャ保健相は新型コロナウィルスについて最新状況を発表した。トルコで最近24時間で1459人がCOVID19陽性と診断され、14人が死亡した。合計感染者数は17万6677人、死亡者数は4792人となった。      保健省のウェブサイトにて公開され、併せてファフレッティン・コジャ保健相もTwitterから投稿した「トルコ日別コロナウィルスデータテーブル」の最新データによれば、今月13日に4万5092件の検査が行われ、1459人がCOVID19陽性と診断された。ここ 全文をよむ

2020-06-12 今週末も、バーベキューは禁止? (Milliyet紙)

トルコは制約付きながら元の生活に移行する中、禁止令の大部分は解除されている。暖かくなり、禁止が緩和されることで、家にいて退屈で息が詰まりそうな人々は、公園や庭園、娯楽場所・ピクニック場、散策場所や遺跡に出ていきたいと思っている。しかしそんな彼らの脳内にはクエスチョンマークが浮かんでもいる。「今週末もバーベキューは禁止なのだろうか?」      夏がやってきて、新型コロナウイルスの状況は日に日に良くなっている。トルコでは人々が制約付きながら元の生活に移行する中、長い間外出をしていない人々はピ クニ 全文をよむ

2020-06-10 感染拡大のディヤルバクル、マスク不着用外出禁止 (Hurriyet紙)

ディヤルバクルでは、最近、コロナウイルスの感染事例が増えており、人々が社会的距離のルールに沿わないために、街全体で今日からマスクの使用が義務化された。      コロナウイルスの感染事例の増加とともに話題になったディヤルバクルにおいて、マスクなしでの外出が禁止された。県の衛生局による決定を受けて、今日からディヤルバクル全体でマスクの使用の義務化が実施された後に監視が開始された。監視作業は、中心部のイェニシェヒル区にあるオフィス地区にて50人の警察官の参加とともに行われ、歩行者たちにソーシャルディ 全文をよむ

2020-06-09 「トルコの英雄」胸像、また2つ撤去ーオルドゥ (Hurriyet紙)

オルドゥ広域市で、歴史上の英雄の胸像がまた2つ撤去された。同市では、オスマン帝国史とトルコの歴史上で重要な功績を残した人物の胸像が設置されているが、ドラマ「復活・エルトゥールル」で主演のエンギン・ドゥズヤタンに似ていると話題になったガズィ・エルトゥールルの胸像が撤去されて間もない。市はこれらの胸像を設置した会社に認可を得ずに行った。      オルドゥ広域市では昨年から、「トルコ史重要人物の記念プロジェクト」の一環としてオスマン帝国史やトルコ史上で重要な功績を残した人物の胸像を設置する活動が行わ 全文をよむ

2020-06-06 国民教育省、高校一斉入試受験者に1280問の設問支援 (Hurriyet紙)

国民教育省(MEB)は、受験者に高校一斉入試の練習問題6月分の方針を公表      高校一斉入試を受験する学生の入試対策準備をサポートする目的で、1280の設問から成る6月の受験対策問題集が発表された。以前に発表されている3つの支援パッケージを合わせると、今年の受験を控えている学生たちは、合計3769問の設問が入手可能となった。      国民教育省は、高校一斉入試という形で行われる一斉テストの準備段階で、サンプル問題集と練習問題の両方について教材提供というサポートを続ける。4月16日には8年生 全文をよむ

2020-06-04 65歳の反乱、拡大中ー「外出禁止継続」に反発 (Cumhuriyet紙)

退職者組合のフィクリ・カレンデル書記長は、「高齢者は国の重荷ではない。平等で寛大な対策を求めている。」と述べた。      感染症対策の一環として、65歳以上の市民の外出は引き続き禁止されている。トルコ革新労働組合連合(DİSK)退職者組合のフィクリ・カレンデル書記長は、65歳以上の市民は3月21日以来外出禁止に従っており、その対策の開始から75日が経過したことに加え、政府の「ニュー・ノーマル」方針は人権や憲法の平等の原則に反すると述べた。       カレンデル書記長は、政府が65歳以上の市民 全文をよむ

2020-06-02 学校再開後、TV&対面補習計画 (Hurriyet紙)

国民教育相のズィヤ・セルチュク氏は「学校が再開したら対面での補習が始まる。学校が再開する前の時期、つまり夏休みにEBA TVで今まで学生たちが得られなかったような補習のための機会を保証する。」と述べた。       国民教育相省によって行われた文書説明によると;教育相のセルチュク氏は『ズィヤ先生と教育ミーディング』というイベントで、アルトゥヴィンにおける教師たち、それぞれの配偶者たちや子供たちの参加の下ビデオ通話で会談を実現した。会談で残りの半分となった学期の補習や、学校が再開した後の計画につい 全文をよむ

2020-05-31 米の反差別プロテスト過熱でトルコ系大学も被害 (Milliyet紙)

アメリカで黒人のジョージ・フロイドさんが警察によって殺害されたことを受けて始まった抗議デモは5日目を迎えた。首都ワシントンにあるトルコ系のベイ・アトランティック大学(BAU)も、デモによって被害を受けた。デモ参加者たちは建物に石を投げつけ、キャンパスは被害を受けた。       アメリカで黒人のジョージ・フロイドさんが警察によって殺害されたことを受けて始まったプロテスト運動は30もの州に及び、道は戦場となって多くの建物が被害にあった。首都ワシントンにあるトルコ系の大学もプロテスト運動の被害を受け 全文をよむ

2020-05-30 マルマラ海プリンセス諸島出入り禁止、解除 (Hurriyet紙)

マルマラ海に位置するプリンセス諸島郡庁は、発表を行って、新型コロナウイルスとの闘いの中でプリンセス諸島衛生委員会の2020年4月22日付けの1020/05号の決定に従い、「2020年4月26日(月)の24:00~2020年5月31日(月)の24:00までの間、一部の例外を除いて、プリンセス諸島へのすべての出入りを停止する」決定を下していた。      「この決定により、プリンセス諸島への出入りが一時的に制限された。島内のホテル、モーテル、キャンプ施設、クラブ、社交施設といった施設はこの期間、営業 全文をよむ

2020-05-29 コジャ保健相、危険はまだ去らない (Cumhuriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健相は、サンジャクテペ・ドクターフェリハ・オズ救急病院の開業式で行った会見で、新型コロナウイルスとの闘いの危険性は未だ去っておらず、もうしばらくの間予防策が継続される必要があると述べた。      ファフレッティン・コジャ保健相は、竣工したサンジャクテペ・ドクターフェリハ・オズ救急病院の開業式へ参加した。   コジャ保健相は、ここで行った話の中で、新型コロナウイルスとの闘いの過程に関する重要な発表を行った。   コジャ保健相は、湖北省に位置する武漢市で発生し、全世界へ感 全文をよむ

2020-05-29 74日ぶりに金曜礼拝再開 (Hurriyet紙)

3月16日以降に金曜モスクや小モスクは新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていたが、2カ月半ぶりに金曜礼拝が行われた。モスク同様、広場やスタジアムなどをはじめ、屋外でも金曜礼拝が行われた。また、宗務庁アリ・エルバシュ長官はファーティヒ・モスクで金曜礼拝の説教を行った。      新型コロナウイルス対策の一環として集団礼拝が禁止されてから初の金曜礼拝は、指定されたモスクで行われた。市民らはこの定められたモスクのうちの1つであるファーティヒ・モスクにやってきて礼拝の時間を待った。      ■エルバシ 全文をよむ

2020-05-29 6月1日、都市間移動禁止解除へ (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨日の閣議のあとで重要な発表を行った。エルドアン大統領は、コロナウイルスに関連する新しい決定を公表した。その中で大統領は都市間移動禁止に関連した詳細に触れた。それでは、禁止はいつ解除となるのか?       都市間移動禁止に関連する詳細は注目されている話題である。エルドアン大統領は、昨日この件に関して発表を行った。同大統領は、この禁止が終了する時期に触れた。では都市間の移動禁止はいつ終わるのか?詳細は以下の通りである。      ■都市間移動禁止はいつ終わ 全文をよむ

2020-05-27 ボスフォラス海峡に、イルカの群れ (Hurriyet紙)

コロナウイルスの諸対策の枠組みで海の交通が減少したことに伴い、ボスフォラス海峡において頻繁に見受けられ始めた可愛らしいイルカたちが、ターコイズブルーに染まったイスタンブルのボスフォラス海峡に彩を添えている様子が上空から空撮された。      新型コロナウイルス(Covid-19)の大流行に対する対策の一環として、海の交通網が減少されるのに伴って、イルカたちがイスタンブルのボスフォラス海峡において更に頻繁に見受けられ始めた。      街の様々な地点から、時折その姿を現した可愛らしいイルカたちが、 全文をよむ

2020-05-26 ビーチのニュー・ノーマルー禁煙・20分ルールなど (Hurriyet紙)

アンタリヤの世界的に有名なコンヤアルトゥビーチで、「ニュー・ノーマル」に従い新たなルールが適用される。行楽客はビーチに思い思いにタオルを敷いて日光浴することは出来なくなり、9平方メートルの専用スペースを利用しなければならない。行楽客が立ち去った専用スペースは消毒され、20分後に新たな人に割り当てられる。      コロナウイルス対策の制限が解除された「ニュー・ノーマル」と呼ばれるコロナウイルス後の時代において、我々の生活の多くがこれまでと違ったものになるだろう。      専門家がたびたび呼びか 全文をよむ

2020-05-26 金曜礼拝再開、密集対策は? (Hurriyet紙)

宗務庁は金曜礼拝の再開に関して注意ポスターを発表した。十分な広さをもつ庭や中庭、屋外スペースがあるモスクでは5月29日に開始される金曜礼拝に関し、清めは自宅もしくは仕事場で行い、マスクを着用し、お祈り用の敷物を持参し、社会的距離を保つよう望まれた。疾病証明を所持する人々には、モスクに来る代わりにお祈りを家で行うよう奨励した。      宗務庁は、新型コロナウイルス(Covod-19)との闘いの中で5月29日に十分な庭や中庭、屋外スペースがあるモスクで開始される金曜礼拝に関し、実施されるべき対策に 全文をよむ

2020-05-24 アンカラ・イスタンブル・イズミルの「新生活」への移行はいつ? (Hurriyet紙)

保健省新型コロナウイルス有識者委員会委員のセチリ・オズカン教授は、新たな日常生活への移行に際しては、対策が段階を追って解除されること、人口が集中している都市での感染者・死者数を全体として評価した上で決定が下されることを伝えた。オズカン教授は、「新たな日常生活の移行に際し、アンカラ、イスタンブル、イズミルといった人口が集中している都市での移行は少し遅れると見られる」と述べた。      ガーズィ大学医学部公衆衛生学の教員で有識者委員会委員であるセチリ・オズカン教授は、新型コロナウイルスの感染拡大が 全文をよむ

2020-05-23 コロナ出口戦略、労働者の出勤は50%? (Milliyet紙)

トルコでの新型コロナウィルス感染拡大のため、自宅に待機している何百万という労働者たちが6月に職場に戻れるよう準備が進んでいる。多くの企業が仕事を遠隔で実施しているが、様々な解決策によって職場に戻る計画を立て始めている。ボイネルグループのエメキ・ユルダヌル副人事副部長は正常化への出口戦略のため用意したロードマップを発表し、取る対策を明かした。      ユルダヌル副部長は店舗やオフィスに戻る準備が完了するところだと述べ、労働者の健康を優先すると言及した。同副部長は「そのため労働者たちが『私は安全に 全文をよむ

2020-05-23 短時間労働者に、年休措置なし (Milliyet紙)

最新のニュースによると、短時間労働者は年次休暇を利用することはできないことが明らかとなった。ただし、祝日などの休日に勤務する必要があった場合は追加で賃金を得ることができるという。     コロナウイルスの感染拡大後、以前はフルタイムで働いていた数十万人の労働者が短時間勤務を強いられるようになったことを受け、短時間勤務に関する記事は読者から大きな関心を集める結果となった。この問題は以前はそれほど大きな問題ではなかったが、条件を変更するために新たな取り決めが行われたことにより、この問題に対する関心は 全文をよむ

2020-05-23 5月の雪、気温17度下降 (Hurriyet紙)

シヴァスでは、ここ数日平年を上回っていた気温が急激に低下した。昨日の日中には24度を観測していたが、夜の降水で天気が一変し、街では5月23日朝7度が観測された。外出制限を免除された人々が、冬の格好をして外出する様子が見られた。      気象総局の発表したデータによると、ラマザンバイラムのはじめの二日間で気温は平年よりも低い9度前後が観測されることが予測された。バイラムの3日目以降は、気温が再び平年通りに戻ることが予測されている。      ■高地に雪が      シヴァスでは気温の急激な低下に 全文をよむ

2020-05-22 イスタンブル脱出許可、65歳以上の大渋滞 (Hurriyet紙)

トゥズラの検問所では、特に65歳以上の人々が帰省の許可を得てイスタンブルを出発したことによる渋滞が発生した。      保健省の決定に従い、出先から1ヶ月間戻らない条件で65歳以上の人々は、旅行の許可を得て故郷に帰省するために昨晩以降に出発した。      トゥズラにあるD-100高速道路上の警察検問所では、今朝から渋滞が発生しており、車が長蛇の列をなしている。検問所で渋滞が発生したのは、イスタンブルを離れようとする65歳以上の人々が原因であるということである。 全文をよむ

2020-05-22 旅行許可制、電子申請はどうやって?結果は? (Hurriyet紙)

旅行許可証は、e-Devlet (政府のWebサイト)上から、旅行禁止が適用されていない人々へ与えられる。コロナウイルスが原因で旅行制限が実施される中、内務省からは「旅行許可証」が発行されている。E-Devlet旅行許可証申請時にコンピューターの画面上で発行される。もしくは、許可証は「ハロー199ダイヤル(Alo 199)」経由でも所得できる。それでは、e-Devletでの旅行許可証の申請はどのように行われるのか?旅行許可証はどのような方法でどこから取得するのか?さて、旅行許可証の申請画面や詳細 全文をよむ

2020-05-20 トルコのコロナ感染、米・オーストリア・イギリス経由 (Milliyet紙)

最新ニュースによると、トルコの研究者がコロナウイルスの遺伝子地図に対する研究において顕著な結果を出した。30以上のウイルスのゲノムから行われた研究によると、イスタンブルでの感染の多くはヨーロッパから来たという結果に辿り着いた。ゲノムの塩基配列において、トルコの初めてのコロナウイルスの感染はアメリカから、2つ目はオースとトラリアから、3つ目はイギリスから来たということが確認された。      中国で発生し世界中で蔓延しているコロナウイルスのトルコにおけるゲノム地図の調査をしている研究者が重要な結果 全文をよむ

2020-05-17 別荘に向かう渋滞続くーアイドゥン県へ7万2千台 (Cumhuriyet紙)

アイドゥン県の観光地クシャダスに向かった車の数はこの5日間で7万2660台となり、金曜夜以降、ドライバーらが町の入り口に長蛇の車列をつくった。         新型コロナウイルス拡散阻止の枠組みで、多くの広域市で外出禁止令が継続されている。これに加えて、週末の気温が季節平均を上回ったことからクシャダスには多くの別荘族がなだれ込んだ。         クシャダス郡役所ウェブサイトでサイトの発表によれば、同郡には5日間で7万2660台の車両が入郡した。郡警察署が管理するゲートの車両確認カメラデータで 全文をよむ

2020-05-17 エーゲ海・地中海地方、記録的猛暑! (Hurriyet紙)

トルコでは全国的に高温が苛み、多くの県から記録的な猛暑という知らせが届いている。アンタルヤとブルサでは、過去75年間の5月の暑さの記録を更新した。ムーラで観測された39度という気温は、過去88年間の5月の観測値としては記録的だ。ムーラで人気の観光地であるマルマリスでは、気象観測が開始されてから40.1度で五月の最も高い気温となっている。フェティエーアンタルヤ間の道路では暑さが原因でアスファルトが溶けた。ガズィアンテプのイスラーヒイェ郡では外出したギュルテン・チャラルさん(67)が暑さが原因で失神 全文をよむ

2020-05-16 ムーラで記録的猛暑、5月に47度! (Milliyet紙)

気象総局が発表した速報によると、アフリカの砂漠の熱波に関する警戒情報が発されたのち、ムーラでは5月の月間最高気温が観測された。メンテシェ区では、気温観測器により12時ー13時の間に46度、13時ー13時30分の間で47度が観測された。       80年前の5月に観測された38度が近年の記録の中では最高気温とされるなか、ムーラ史上初めて47度もの猛暑を記録した。昨年のこの時期には28度が観測されていたが、今年はさらに19度も上回る猛暑を記録した。       ムーラでは20歳以下および65歳以上 全文をよむ

2020-05-15 エラズーで若鯉、密漁 (Milliyet紙)

エラズー県では禁止令が出されているにもかかわらず、1トン400キログラムの若鯉が押収された。二人には合計2万トルコリラの罰金が科された。      エラズー県農業・林業局は、4月1日から7月30日まで鯉の産卵時期にあたるため内陸水域での漁を禁止している。この禁止法により、県軍警察指令部は、密漁対策として監視を増やしていた。監視中に、ナンバープレートを隠したミニバンに1トン400キログラムの若鯉が押収された。車にいたM.N.Ç. 氏と S.Ç.氏には県農業・林業局によって2万トルコリラの罰金刑が科 全文をよむ

2020-05-14 外出禁止をかいくぐり農道通って別荘へー軍警察取り締まり (Hurriyet紙)

イスタンブルから、外出禁止令が解除されたテキルダーの別荘へ向かおうと外出した人々のうち、外出許可証を持たない者は引き返させられ、農道を通り抜けようとした者は軍警察によって捕まった。      コロナウイルス流行のため、内務省により外出禁止令が適用された県のうち、テキルダー県で外出禁止が解除された。この展開の直後、外出禁止令が継続するイスタンブルから多くの人がマルマラ海沿いの夏の別荘へ向かった。      .    別荘へ向かおうとした人々は、テキルダーのマルマラ・エレーリスィ郡と接する、イスタン 全文をよむ

2020-05-11 65歳以上、一時外出許可で一息つく (Cumhuriyet紙)

コロナウイルス感染拡大防止を理由に適用された外出制限のため、約2カ月間外出できなかった65歳以上及び持病のある人々は、[10日(日)に]海岸や公園に繰り出した。日光浴をしたり、散歩をしたり、海の空気を吸い込む人々は、現状に満足するものもいれば、不満を言うものもいる。      ■精神的な治療が必要      ベシクタシュの海岸で日光浴をし、姉が医者であるムアゼジズさん(72)は、私たちを見ると、「あなた方はここに何の用がある。今日は私たちの日だ」 と言った。ムアゼジズさんは、少し怒っていた。自分 全文をよむ

2020-05-10 発症少ない県の小学校、再開か? (Milliyet紙)

ズィヤ・セルチュック教育大臣は出演したテレビで新たな説明を行い、以下のように述べた。「国内のいくつかの県では感染者が全くおらず、いくつかの県では多くの感染者がいます。各県の現在の状況を調査しています。ウィルスの運搬要因についても考慮することが必要です。もし県によって学校が再開されることになっても、その用意はあります。」      ■ズィア・セルチュック教育大臣のKanal7での説明の概要       世界では一般的に学校再開の報告が続いている。トルコの保健に関するデータが示し、科学機関が述べるこ 全文をよむ

2020-05-05 ドローンでマスク配布ーチョルム (Hurriyet紙)

チョルム市では、職員により、ナノテクノロジーを用いた綿製マスクおよそ20万枚の配布が開始された。一部のチームは各ビルの住人にドローンでマスクを配布している。      チョルム市は新型コロナウイルス対策の一環として設置された作業場でナノテクノロジーを用いた綿製マスクを20万枚生産し、配布を開始した。総勢250人、11組のチームで市民に無料でマスクを配布している。一部のチームは、マンションに住む住民がベランダから受け取れるよう、ドローンでマスクを配布している。不在の住民も警察署などから受け取ること 全文をよむ

2020-05-03 サムスンーシウァス線、試験運転実施 (Milliyet紙)

交通インフラ大臣アーディル・カライスマイルオールは、現代化事業が完了したサムスン―シウァス(カルン)線で、明日、商業用試験運転を始めると述べた。      カライスマイルオール大臣は、書面による発表で、トルコの最初の鉄道の一つであり、1932年に開通したサムスン―シウァス(カルン)線が83年間の業務を終えて、2015年9月29日に現代化事業のために運転を中止したことに触れた。      同大臣は、事業の中で378kmの全線の上層・下層構造全てを新しくし、EU基準に適合した警報システムが設置された 全文をよむ

2020-05-03 保健省提供サイト「家で暮らそう」に新サービスーマスク・コード (Milliyet紙)

トルコ保健省が提供しオンラインストアで無料ダウンロード可能な「家で暮らそう」アプリからマスク・コード(訳者註:国は国民一人当たり10日で五枚の無料マスクを配布する試みを始めている)が取得できるようになる。      トルコ保健省による新型コロナウイルス(COVID-19)対策アプリ「家で暮らそう」に新たなアップデートが加えられた。同アプリでは、市民が自分の地域のリスク状況を確認したり、自分の健康状態をフォローできる。      アップデートにより「家で暮らそう」アプリ内の「健康状態」タブから無料 全文をよむ

2020-05-03 エザーン早すぎ、断食明け時間の間違い各地で (Radikal紙)

サムスン広域市のイルカドゥム区で、夕方のエザーンが正しい時刻より1時間早く放送された。ブルサ広域市のカラジャベイ区でも夕方のエザーンが定刻より6分早かったせいで、多くの人が早く断食明けをしてしまった。区のムフティーは中央システムにより夕方のエザーンを誤って早く流してしまい、エザーンに従って断食を早く終えてしまった人達は後日代替えする必要があると述べた。       区では夕方のエザーンは、中央システムにより一部のモスクで18時41分に放送された。イフタール(断食明けの食事のこと)の時間を待ち望ん 全文をよむ

2020-05-02 コロナ禍、5月1日の状況 (Milliyet紙)

保健省は、この24時間で2188人が新型コロナウイルスと診断され、84人が死亡、合計の感染者数は12万2392人、死者数は3258人、4922人が回復し、コロナウイルスの治療を完了した患者数は5万3808人となったことを明らかにした。      保健省のホームページに掲載されており、ファフレッティン・コジャ保健相もツイッターでシェアしている「トルコのコロナウイルス日次チャート」の最新のデータによれば、本日(5/1)、41431人の検査が行われ、このうち2188人が陽性であった。      この2 全文をよむ

2020-04-30 国民教育省、オンライン教育サイトに「お休み時間」コンテンツ追加 (Milliyet紙)

国民教育省は、3月23日以降学生、教師、保護者に遠隔教育を提供しているEBA(教育情報ネットワーク)が授業や試験対策等の内容に「お休み時間」を加えると公表した。「お休み時間」には遊びや散歩、読書といったコンテンツが含まれている。ズィヤ・セルチュク国民教育相は、「皆、休憩や深呼吸が必要だ。また、休み時間を延長させた際にも話したが、いつの世でも最も効果的な授業はやはり休み時間だ。オンラインでの休憩も非常に重要だ。」と述べた。      同省の発言によると、ここ1か月で10億回以上クリックされ、教育プ 全文をよむ

2020-04-30 ここもアンタリヤ!積雪7メートルに春の道 (Milliyet紙)

アンタリヤ広域市の職員が、ギュンドームシュ郡ソビュチメン高原(夏営地)の道で除雪作業を続けている。トロス山脈のふもとでは、ところどころで7メートルほどの雪が積もっている。道を開けるために、25人からなる職員のチームが作業を続けている。      自然と海岸に恵まれ、夏も冬も海水浴ができるリゾート地の中心地アンタリヤでは4月末に除雪が行われている。アンタリヤ広域市の職員らは、ギュンドームシュ郡に位置する標高2500mのトロス山脈で7メートルの積雪が観測されたソビュチメン高原の道の開通に努めている。 全文をよむ

2020-04-28 マスクをしない女性、罰金3150TL (Hurriyet紙)

エセンユルト共和国広場でマスクをせずに歩いていた際に引き留められた女性に、公衆衛生法に反し、マスクをしていないにもかかわらず出歩いた罪で3150リラの過料が科された。      コロナウイルス対策の一環でエセンユルト共和国広場での監視を行っていた警察は、12時頃、マスクをせず歩いていた29歳のZ.S.という名の女性を引き留めた。マスクをせずに歩くことが公衆衛生を危険にさらすと注意する警察に対し、「恋人に会いに行く。」という女性はGBT(基本情報ブラウジング)で調べられた。過去の様々な犯罪歴が証明 全文をよむ

2020-04-28 1月に止めていれば・・・コロナ禍拡大 (Hurriyet紙)

大統領府に属する国立宮殿管理局で勤務していたチケット窓口職員1名が3月17日に謎の死を遂げた後、慌ただしく閉鎖された国立宮殿を、中国で感染症が流行し始めた1月1日から3月18日までの間に、外国人12万4千人を含む24万1千人が訪れていたたことが明らかになった。共和人民党(CHP)のウトゥク・チャクルオゼル国会議員(エスキシェヒル選出)は、「重大な手落ちだ。対応を怠った者に説明責任がある。」と述べた。      コロナウイルス流行が中国で起きたことが世界保健機関(WHO)に伝えられた1月1日以降、 全文をよむ

2020-04-26 スキャンダル!宗務長官「感染症拡大は同性愛者のせい」 (Cumhuriyet紙)

人権協会(İHD)アンカラ支局はアリ・エルバシュ宗務庁長について「全ての悪と感染病は同性愛者たちから起こっている」と述べたフトバ(説教)を理由に刑事告発した。      İHDアンカラ支局はアリ・エルバシュ宗務庁長についてラマザン月の初めのフトバの中でLGBTIの人々に対するヘイトスピーチがあったという理由で刑事告発した。      このことに関してİHDから行われた発表ではヘイトクライム、差別、ジェンダーの不平等を防止することは政府の責務だと伝えられたうえで、「我々は明確に罪を犯しているアリ・ 全文をよむ

2020-04-25 コロナで片づけ、18年前の殺人明らかに (Hurriyet紙)

イズミットで、ごみ置き場の袋の中で発見されたブランケットに包まれた遺体によって、18年前の殺人が明らかになった。袋がごみ収集車に回収された場所から捜査を始めた警察がたどり着いた容疑者は、遺体が18年前ナイフで殺害した兄のエルジュメント・チェティンさんであることを認めた。遺体が殺人の容疑者である兄弟によって、袋の中で、使われていない家の一室で、上に砂を覆い被せて隠されていたこと、アパートの管理者によってコロナウイルス感染症の対応策として行われた清掃でごみとして廃棄されていたことが明らかになった。エ 全文をよむ

2020-04-25 コロナ死者は2600人に (Cumhuriyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健相は、新型コロナウイルス感染症により新たに109人が死亡し、3,122人の陽性が確認されたことを明らかにした。      コジャ保健相は、この24時間内で新たに109人が死亡し、3,122人の陽性が確認されたと明らかにした。死者数は累計2,600人に達し、陽性が確認された人の数は10万4,192人となった。      ■「私たちに力を」      コジャ保健相はソーシャルメディア上で、「この24時間内に退院した患者数は、今日まで回復したすべての患者数のうち15%を占め 全文をよむ

2020-04-23 今日から4日、31県で外出禁止 (Milliyet紙)

内務省により、四日間の外出禁止令とラマダン月前に31の県をはじめとして国全体で52200人を動員して「トルコ安全平和取り締まり活動」が行われた。      内務省が行った説明によると、国中で実施された「トルコ安全平和取り締まり活動」は4月22日の午後3時から12時までの間、スーパー、市場、ショッピングセンターに加え、人が集まる大通りや道沿いなどで同時に行われた。      活動には30930人の警察官、20608人の軍警察官そして682人の海岸警備員からなる合計52220人と219匹の警察犬が参 全文をよむ

2020-04-23 WHO、トルコのコロナ状況改善傾向 (Milliyet紙)

最新情報によると、世界保健機関(WHO)はコロナウイルス感染症の最新状況を評価した。この感染症のトルコでの状況に関して、慎重さを要すものの楽観視しており、感染者数が均衡を取り始めたと公表した。      発言は、WHO欧州地域事務局が今日行った記者会見でなされた。      WHOの衛生緊急事態のキャサリン・スモールウッド上級委員は、BBCトルコ語版がトルコにおけるコロナウイルス感染症の状況について問い合わせた所、以下のように返答した。      「現在トルコで感染者数が10万人に近づいていて、 全文をよむ

2020-04-22 週末から薬局でマスク配布 (Hurriyet紙)

トルコ薬剤師協会(TEB)代表のエルドアン・チョラク氏は、イスタンブルとアンカラを含める31県で、先週の木曜日から薬局を経由してマスクを配布していると述べ、「今週末までにその他の県においてもマスクの問題がなくなるだろう」と語った。      トルコ薬剤師協会のチョラク会長は、デミロレン通信(DHA)の取材に対し、イスタンブルとアンカラに続き、ブルサ、コンヤ、アダナ、ガズィアンテプ、ジャンルウルファ、エスキシェヒル、カイセリ、バルケスィル、マルディン、ヴァン、テキルダー、マラティヤなど31の県で先 全文をよむ

2020-04-22 政府、ラマザン月の取るべき対策を発表 (Hurriyet紙)

内務省は、81の県知事府に宛て、新型コロナウイルス(covid-19)との闘いの中でラマダン月に実施する対策を含む回覧通達を送った。      同通達は、ラマザン月が全イスラム世界同様に、トルコでも孤児たちを保護し、助けを必要としている人や孤立している人々を援助し、助け合いや相互扶助が最も美しい形で生じる、国民的感情や道徳的な気持ちが大いに表面化する聖なる月のうちの一つであると伝え、コロナウイルスとの闘いの中で今日まで取られていた対策が続行されるものと計画されている。      通達によると、市 全文をよむ

2020-04-22 ファーティフ地区の人気の聖者廟、ラマザン参詣に閉鎖 (Milliyet紙)

毎年ラマザン月の初日に市民が大勢訪れるファーティフ区のオルチ・ババ廟は、新型コロナウイルス(Covid-19)の流行により参詣者に対し閉鎖された。      ファーティフ区はツイッターアカウントへの投稿で、「毎年ラマザン月の初日に数千人の訪問客を迎えているオルチ・ババ廟、はコロナウイルス対策の一環でファーティフ区公衆衛生委員会の決定に従い、一時的に参詣者に対し閉鎖された」と述べた。      区当局は、特にラマザン月の初日はオルチ・ババ廟に非常に大きな関心が集まるとして、外出制限令は出ているが、 全文をよむ

2020-04-20 どうしても私は殺されなければならないのか:受刑者釈放に関連して (Cumhuriyet紙)

アイドゥンで前妻ゼリハ・エルデミルさんに暴力を振るったという理由で逮捕されたムラト・ジェム・カラは、刑の執行に関わる法の改正で5月2日に釈放される予定である。      離婚後も暴力を受け続け、2014年から今まで100回以上通報したゼリハ・エルデミルさんは、元夫のカラが釈放されることをとても恐怖に感じていると述べて、「どうしても私は殺されなければならないのか。私に代わって[法律を作った]彼らは容赦できはしない。暴力を再開しろとばかりに彼は釈放される。釈放されるや否や私のもとに来るだろう。私に何 全文をよむ

2020-04-18 外出禁止のアンタリヤ、新聞宅配 (Hurriyet紙)

アンタリヤでは、コロナウイルス対策の一環として発令された外出禁止令に応じて、新聞販売が、パン屋50軒、自治体に属する「民衆のパン」販売・飲食所30店、配送車12台にて行われた。パンや新聞を積んだ巡回車で配送をする人々は、新聞を要望する人々に宅配した。      コロナウイルス感染拡大防止のため発令された48時間に及ぶ外出禁止令の間も、人々が新聞を手にとることができるよう、販売及び配送場所が明らかになった。アンタリヤでは、市中心部にあるパン屋50軒及び自治体に属する「民衆のパン」販売・飲食所30店 全文をよむ

2020-04-18 アタテュルク空港跡地に病院建設、急速に進む (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、4月6日にビデオ会議の形式で行われた閣僚会議後の会見で、イスタンブルのアタテュルク空港跡地とサンジャクテペ地区の二カ所に病院を建設すると発表した。      会見後、アタテュルク空港跡地では病床数1000規模の病院の建設工事が急ピッチで進められている。建物は鉄骨構造で建設されている。建設現場の建設労働者たちはクレーンを用いて鉄骨を組み合わせている。一方、インフラ工事はすでに完了している。現場では一部の工事はすでに完了しており、現在は屋根部分の工事が行われている。アタテュルク国 全文をよむ

2020-04-17 今週末、全土でふたたび外出禁止 (Milliyet紙)

最新情報によると、新型コロナウイルス(Covid-19)対策として、30の広域都市を有する県とゾングルダク県では今週末も外出制限が始まった。      内務省の通達によると、外出禁止令は4月20日月曜日午前0時まで、広域市を有するアダナ県、アンカラ県、アンタルヤ県、アイドゥン県、バルケスィル県、ブルサ県、デニズリ県、ディヤルバクル県、エルズルム県、エスキシェヒル県、ガズィアンテプ県、ハタイ県、イスタンブル県、イズミル県、カフラマンマラシュ県、カイセリ県、コジャエリ県、コンヤ県、マラティヤ県、マニ 全文をよむ

2020-04-16 今週末ふたたび外出禁止、新聞販売も (Hurriyet紙)

内務省によって、81の県知事府に対し、週末に31県で施行される外出禁止令に関する回覧通達が出された。外出禁止令の期間中、新聞販売は、各家に配達する形で行うことを基本とする。      外出禁止令に関する内務省からの最新の通達によって、営業継続する職場、事業、機関が明らかになった。新聞、ラジオ、テレビなどの報道機関や新聞印刷工場は、外出禁止令の対象外となる予定だ。      この通達によると新聞販売は、新聞社が巡回型で運行する自社の配達車と、今後指定される飲料水配送業者ならびにヴェファ社会支援局を 全文をよむ

2020-04-15 トルコ国軍、PKKテロリスト4人を排除 (Hurriyet紙)

国防省からの最新の報告では、イラク北部カンディルで偵察・監視により位置を突き止められた4人のPKK(クルディスタン労働者党:非合法)テロリストは、航空作戦により殺害された。最後の一人のテロリストを排除するまで作戦は継続する」と述べられた。      国防省は、ツイッターアカウントで発表を行い、イラクの北部カンディルで偵察・監視を通じて位置を突き止めた4人のPKKテロリストを、航空作戦によって殺害した。      発表では、「最後の一人のテロリストを排除するまで作戦は継続する」と述べられた。 全文をよむ

2020-04-14 スィヴァスでさらに2村、隔離 (Milliyet紙)

スィヴァスではコロナウイルスが原因でトゥズラギョズ村とウユク村が隔離されていた。      スィヴァスパンデミック委員会の決定によりシャルクシュラ郡のヤプラジュク村とギョロバ郡のボアズ村が隔離された。また、以前から隔離されていたザラ郡のトゥズラギョズ村とユルドゥゼリ郡のウユク村、ドアンシャル郡のダルコル村、コユルヒサル郡のクルシュンル村とヤ―ジュラル村での隔離の実施は解除された。 全文をよむ

2020-04-12 計画性のない外出禁止令は、逆効果 (Cumhuriyet紙)

Covid-19の流行に対抗する対策の一環で、30の広域市とゾングルダク県で2020年4月10日(金)24時から4月12日(日)までの外出禁止令の発令が決定された。ブルチャク・バシュブー・エルカン准教授は、防災における最も基本的な要素は計画性であることに注意を喚起し、開始2時間前に通知された今回の外出禁止令はまったくの無計画に宣言されたと述べた。      内務省の通知で宣言された外出禁止は、開始2時間前に通知され、何百万人もの人々が必要なものを買うために道にあふれた。      発表された通知 全文をよむ

2020-04-12 猫が大事!ー外出禁止令下のイスタンブル (Hurriyet紙)

コロナウイルス対策の一環で30の広域市とゾングルダク県に内務省から2日間の外出禁止が宣言された。しかしこうしたなかでも動物愛好家らは野良犬・野良猫のことを忘れなかった。イスタンブルの複数の特定ポイントに2トンのペットフードが配られたのだ。      コロナウイルス対策の一環でイスタンブル、イズミル、アンカラを含む30広域市とゾングルダク県に4月10日0時から4月12日0時までの間に外出禁止令が宣言された。しかし禁止令でも野良犬・野良猫たちは忘れられていなかった。イスタンブルではある動物愛好家グル 全文をよむ

2020-04-11 外出禁止令、その罰金は? (Cumhuriyet紙)

内務省は、31の広域市およびゾングルダク県に外出禁止令を発令した。2020年4月10日24時から2020年4月12日24時の間施行される。この外出禁止令に反した場合には様々な処罰が下される。      内務省によって外出禁止令の判断が下った後、多くの市民がスーパーなどへ駆けこんだ。外出禁止令は市民生活に大きな影響を及ぼすものであり、これに反した場合にどのような処分がなされるのか、注目が集まっている。   同省は、外出した者へまずは一般衛生法第282条に従って行政罰金刑を課すと発表した。      全文をよむ

2020-04-11 イスタンブルに外出禁止令、最初の朝の光景は? (Milliyet紙)

最新の情報によると、コロナウイルス感染症の感染拡大をうけ、トルコ内務省は4月12日の午前0時までに、30の広域市とゾルンダグ県で市境および県境付近における外出禁止令を正式に発表した。内務省は、発表で禁止令の詳細および禁止期間中も営業継続する職場、企業、機関を一般に公開した。パン屋、薬局、給水所、動物病院、保健センターは活動を継続する。禁止令が出された最初の朝、イスタンブルの幹線道路はどこも閑散としていた。      外出禁止令の決定がなされた初日、イスタンブルの道と広場は静まりかえっていた。交通 全文をよむ

2020-04-09 イスタンブル・エセンレル区でコロナ対策で道路封鎖 (Yeni Safak紙)

イスタンブール広域市エセンレル区の衛生委員会は、地区のために新型コロナウイルス対策を決定した。その決定によると、エセンレル区の中で車両交通が一定時間に渡り閉鎖された、最も活発な中心地であるドゥルトヨル広場とダヴトパシャ通りで、歩行者の通行も禁止となった。      コロナウイルス対策は日毎に増している。感染者と死者の数が最も多いイスタンブールでは、新たにエセンレル区の2つの通りで歩行者の通行が禁止された。今日4月9日に招集されたエセンレル区衛生委員会は、「世界中に影響を与えているコロナウイルス( 全文をよむ

2020-04-09 トルコのコロナ死者、908人に (Milliyet紙)

ファフレッティン・コジャ保健大臣は、コロナウイルスに関する最新情報をツイッターで公表した。コジャ大臣は発表において、「24時間で4,056人にCovid-19の診断が下され、96人が命を落とした。総感染者数は41,282人で死亡者数は908人になった。」と述べた。      ■最新情報...      コジャ大臣はツイッターで、トルコにおける毎日のコロナウイルス感染を示すグラフを共有した。グラフによると、総感染者数は42,282人で、総死亡者数は908人に増加した。コジャ大臣はまた、「患者のうち 全文をよむ

2020-04-08 イスタンブル、1743のカメラで監視中 (Hurriyet紙)

コロナウイルスへの警戒が続く中、イスタンブルの監視地点の一つとしてイスタンブル広域市の交通管理センターが挙がった。「家で過ごそう」という呼びかけや外出禁止令が発令された後、1743台のカメラで監視されたイスタンブルでは、普段もっとも過密する広場の閑散とした様が見られた。      コロナウイルス警戒の枠組みにおいて、「家で過ごそう」や「社会的距離を保とう」といった呼びかけや、20歳以下と65歳以上の市民に対する外出禁止令が出た後、イスタンブルは静寂に包まれた。イスタンブルの静寂は、イスタンブル広 全文をよむ

2020-04-07 禁止をものとも・・・・海岸散策 (Hurriyet紙)

イスタンブルでコロナウイルス対策の一環で、海岸線でのスポーツやウォーキングが禁止された結果、海岸は無人となった。しかし禁止をものともせず、数人の市民が海岸で歩いていた。散歩のために海岸に来たという二人の若者のうちの一人は「ビールを二本飲んで、ここから家に戻る。」と話した。      コロナウイルスの流行で対策や警告がなされたことによって、平時には混雑しているマルテペやボスタンジュ、ジャッデボスタン、オルタキョイ、エミルガン、タラビヤの海岸線とベンチ、運動器具、公園が無人となった。      加え 全文をよむ

2020-04-06 値上がりの責任は私たち薬局にはない (Cumhuriyet紙)

貿易省広告委員会は、先週会議を行い、第6502号消費者保護に関する関連法および条項に沿ったマスク、コロンヤ、消毒液といった商品に関する規制の中で、薬局に重い罰金を適用した。      全薬剤師雇用者組合ヌルテン・サイダン組合長は、罰金が不当かつ法律違反であると述べて、「価格上昇の責任は、薬剤師にはない」と述べた。      ■このような罰を私たちは予期していなかった      サイダン組合長は、薬剤師として自分たちを医療部門の子供のように感じていたとし、次のように述べた。「コロナウィルスが始まっ 全文をよむ

2020-04-04 全土の自宅待機要請、概ね守られる (Hurriyet紙)

新型コロナウィルス(COVID-19)対策のなかでイスタンブル、アンカラ、イズミルをはじめとする国内全土で「家にいよう、トルコ」と呼びかけられ、高い割合で遵守されたようだ。      国内全土で以前より65歳以上の国民を対象に行われている制限に加えて、2000年1月1日以降に生まれた人についての一時的な外出禁止措置が夜中以降運用に入り、その後街は静まり返った。首都アンカラではCOVID19対策範囲での注意の結果、ウルス広場での混雑は発生しなかった。歩道や車道の交通が先週と比べて静まり返っていた首 全文をよむ

2020-04-03 エルズルム、3人以上で歩いてはダメ (Milliyet紙)

エルズルム県のオカイ・メミシュ知事の下で、県の衛生委員会が召集され、新型コロナウイルス対策の内容として7つの決定を下した。決定のうちの1つは、外を3名以上の人が一緒に歩くことが禁止とされた。街路や路地で歩いていたり車に乗っていたり、あるいはドローンで空から確認されたりした3名以上のグループは、警察によって呼び止められ、ソーシャル・ディスタンス(安全な距離を確保しながら)で自宅へと帰宅するということが注意された。       “この県へ、いかなる手段(陸路・空路)であれ入ってきた人々は、14日間の 全文をよむ

2020-04-03 毎週1つのモスクで、金曜礼拝 (Milliyet紙)

速報によると、宗務庁はコロナウイルスの流行を理由に中止された金曜礼拝を代表制であれ継続することについて声明を発表した。同声明では、全世界に影響を与えているパンデミックにより、我々の宗教が人々の健康と生命の安全を守ることを命じているとして、宗務高等委員会の決定により3月16日以降、金曜礼拝とモスクでの集団礼拝が中止されたことを想起させ、以下のように述べられている。      「この悲しい金曜日の後、3月27日金曜には、イスラーム文明において最も重要な地である我々の国で、イスラーム社会の象徴の1つで 全文をよむ

2020-04-02 国民教育相、カウンセリング24時間体制 (Hurriyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相は、心理学の専門家による国民への対コロナウィルス支援のため、444-0-632番のコールセンターが立ち上げられ、24時間体制で対応すること明らかにした。      セルチュク大臣は、インスタグラムへの投稿で、コロナウィルスによる長期間の自宅待機が続くことで、人々の不安の高まり、日常生活の変化、憂鬱感や活動の停滞といった要因から、大人にも子供にも行動に問題が出てくるだろうと述べた。      セルチュク大臣は、この期間を比較的簡単にやり過ごすことができる人もいるが、人に 全文をよむ

2020-04-02 トルコ死者数、277へ (Hurriyet紙)

最新の情報によると、ファフレッティン・コジャ保健相はコロナウイルス科学組織会議の後に会見を行った。この24時間以内に新たに2,148名の新型コロナウイルスへの感染が確認され、63人が死亡、感染者数は15,679名、死者は277名にのぼった。コジャ保健相は、「コロナウイルスの感染者が最も多いのはイスタンブル県であり、イズミル県とアンカラ県がそれに続いている。コロナウイルスに感染した医療関係者の数は601人である」と発表した。コジャ氏は、医療従事者に関する質問に答える際、目に涙を浮かべ、声を震わせて 全文をよむ

2020-04-02 トルコからスペイン・イタリアに医療支援物資 (Hurriyet紙)

国防省が管轄する工場や裁縫場で生産されたマスクと防護服、消毒液が、軍輸送機を用いてスペインとイタリアへ送られた。貨物の上にはメヴラーナの言葉と、「スペインとイタリアの皆さんに愛を込めて」とメッセージが記された。      国防省の管轄内にある工場や裁縫場で生産されたマスクと防護服、消毒液が、軍輸送機でスペインとイタリアに送られた。      国防省が管轄する工場や裁縫場では、新型コロナウイルスの蔓延対策としてマスク、防護服、防護マスク、防護ゴーグル、消毒液が生産されている。国産かつ国力で製造され 全文をよむ

2020-03-30 鉱山労働者、操業をやめて、健康第一 (Cumhuriyet紙)

コロナウィルスが原因で多くの職場が活動を停止し、もしくは、官公庁や民間企業の多くの職場がテレワークの導入に踏み切っているのに対し、鉱山労働者たちは密集して仕事を続けている。鉱山労働組合のハカン・イェシル総組合長は、「健康第一」と言って鉱山操業の停止を訴えた。イェシル総組合長は、トルコ石炭協会と会合を行った後、鉱山労働者の数を半分に減らし、現在は生産に重点を置いていないと伝えた。      生産量の減少に触れたイェシル総組合長は、「シフトを半分に減らす。昼間のシフトは約400人である。今、このシフ 全文をよむ

2020-03-29 巡礼帰り隔離の2000人、隔離延長 (Milliyet紙)

巡礼からの帰国者、隔離延長         小巡礼のため訪れたサウジアラビアから帰国後、コンヤにある高等教育奨学金・寮施設協会(KYK)の寮2棟に留め置かれた人々は、14日間の隔離期間を満了し新型コロナウイルス(Kovid-19)検査陰性なら今日帰宅することになっていたが、隔離解除の延期が知らされた。      コロナウイルス対策の枠組みで、保健省が小巡礼帰国者を高等教育奨学金・寮施設協会(KYK)が所有する寮に留め置く決定を下し、これにより2020年3月15日に、2200人が寮に移送された。各 全文をよむ

2020-03-27 イスタンブルに2つのコロナ墓地 (Hurriyet紙)

イスタンブルにおける新型コロナウイルスによる死者は、郊外のベイコズとキリョスの2ヶ所にある墓地に埋葬される。      保健省に設置された科学委員会は、関連省庁や宗務庁が決定した案に従って、通常通りの埋葬が続くこの2ヶ所の墓地を新型コロナウイルスによる死者のために割り当てた。新型コロナウイルスによる死者は、所定の手続きに従って棺で埋葬される。責任者からの情報によると、家族用の墓地が棺を埋葬する手続きに向いているため、遺体は家族用の墓地に埋葬される。また、墓地の所有者が希望すれば、6か月後もしくは 全文をよむ

2020-03-26  コロナウイルス感染、トルコの死者数59人へ (Hurriyet紙)

保健相大臣ファフレッティン・コジャ氏は、コロナウィルスに関連する最新の推移をツイッターを通じて伝えた。コジャ大臣は、『テスト数は昨日5035人でした。今日は7286人となりました。1196名の新たな感染者がでました。これらの結果により、我が国の死者は75人に、感染者数は3629人に達しました』と述べた。      コジャ大臣は、発表で、「テスト数は昨日5039人でした。今日は7286人となりました。1196人の新たな感染者がでました。病人とその周囲の接触者が、隔離されました。16人の患者が亡くな 全文をよむ

2020-03-23 シュルナク中心郡CHP代表、ハブルでは出入国管理はザル (Cumhuriyet紙)

共和人民党シュルナク中心郡代表オスマン・イェレンは、[イラク国境の]ハブル国境門からトルコに頻繁に入国が可能で全く管理されていないと述べた。      イェレン代表は、「国境門で長い列が作られた状態だ。出入国する車の台数は、把握できない。全く消毒も行われていない。ハブル国境門は、気ままな状態である。やってくる人すべてに開かれている。ウィルスに対して、マスクと手袋は配布されなかった。人々の健康に関しての働きかけはない。入国する人が病気かどうか、わからない。管理が行き届いておらず、地域の人々はとても 全文をよむ

2020-03-22 65歳以上、飛行機搭乗禁止ーコロナ対策 (Hurriyet紙)

トルコ航空(THY)は、新型コロナウイルスにより65歳以上で持病のある人々に対する外出禁止が施行されたことを受け、この年代の乗客の搭乗は認められないと発表した。      THYのヤフヤ・ウスチュン報道官は、ツイッターアカウントで発表を行い、「65歳以上のお客様へ、あなた方は私たちにとって非常に価値のある方々です。私たちににはあなた方の経験から学ぶことがまだ多くあります。それらを私たちと共有するためにも、この期間が終わるまではご自宅に留まることをお願いいたします。そのため、あなた方と弊社の飛行機 全文をよむ

2020-03-22 巡礼帰国者のコロナ隔離、今日で8日 (Hurriyet紙)

巡礼(小巡礼)目的で訪れたサウジアラビアからトルコに帰国し、新型コロナウイルス疑いによる予防措置のためコンヤ県内の寮2棟に留め置かれている人々は、隔離8日目を過ごしている      保健省がコロナウイルス予防対策の枠組みで、小巡礼帰国者を高等教育奨学金・寮施設協会(KYK)が所有する寮に留め置く決定を下したことで、コンヤ県の寮2棟に2200人が滞在している。小巡礼帰国者は隔離検疫下で8日目を迎え、部屋の窓から、あるいは寮の中庭で外の空気を吸う人々もみられている。また警察隊員らが寮前で保安対応を続 全文をよむ

2020-03-21 マスク、あと10日分 (Cumhuriyet紙)

トルコ医師連合(TTB)家庭医療部門のフィリズ・ウナル部門長と家庭医療協会連合(AHEF)運営委員会のヒュセイン・キョズ会員は新型コロナウィルスとの戦いにおいて、市民の最初の申告場所である家庭保健センター(ASM)で発生している問題と不足を弊紙(ジュムフーリイェト紙)に語った。      トルコ医師連合家庭医療部門のフィリズ・ウナル部門長は「我々のもとには現時点でたった10日分のマスクしかありません。」と述べた。      ウナル部門長は複数のASMで医療物資不足が発生していると強調し、「マスク 全文をよむ

2020-03-21 全国で床屋、営業中止ーコロナウイルス感染 (Milliyet紙)

速報によると、内務省によって81の自治体へ「コロナウイルス対策」の一環として追加要請が出された。コロナウイルス対策の要請として、床屋、美容室、美容サロンなどは3月21日18時をもって一時営業中止となった。      速報によると、内務省によって81の自治体へ「コロナウイルス対策」の一環として追加要請が出された。要請によって、人々が集まりかつ身体接触が避けられない場である床屋、美容室、美容サロンなどは3月21日18時をもって一時営業中止となった。   新型コロナウイルスへの感染から国民を守り感染拡 全文をよむ

2020-03-20 金曜集団礼拝、禁止ー混乱も (Hurriyet紙)

シャンルウルファで、金曜礼拝のためにバルックギョルにあるデルギャーフ・モスクを訪れた信徒は、コロナウイルス対策で扉が閉鎖されていることに抗議した。礼拝に訪れたある人物は、扉が閉鎖されていることに怒りを表し、無理やり開けようとした。警察によってモスクから遠ざけられた信徒は、その後、芝生の上で礼拝を行った。      宗務庁は、全国全てのモスクでコロナウイルス対策をとり、集団礼拝を一時中止にした。これにもかかわらず、バルックギョルにあるデルギャーフ・モスクで礼拝をしようと訪れた信徒は、コロナウイルス 全文をよむ

2020-03-18 コロナウイルス、トルコ国内で初の死者 (Hurriyet紙)

コロナウィルスに関する最新のニュースが入り続けている。ファフレッティン・コジャ保健大臣は、コロナウィルスに関する最新の動向をツイッターで発表した。コジャ大臣が行った説明では、「61歳の男性患者が亡くなった。ご冥福をお祈りします」という旨を語った。      コジャ大臣は、ツイッターで「61歳の男性患者が亡くなった。ご冥福をお祈りします。その日に結果が出た検査では処置がとても難しいということを示している。診断に至ったのち治療を始めた93人の新たな感染者がいる。患者数は191人に到達した。リスク回避 全文をよむ

2020-03-16 新型コロナウイルス、トルコの感染数18人に (Milliyet紙)

速報によると、ファフレッティン・コジャ保健相がツイッターでコロナウイルスに関する声明を発表した。コジャ保健相が発した最新の情報によると、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数は現時点で18人だ。      コジャ保健相は自身のツイッターに、「つい先程判明した最新の感染者数は合計12人だ。このうち2人は最初の感染者と接触する環境にいた。現時点での感染者数は合計18人だ。感染者数情報は明らかで、この通りで相違ない」と投稿した。      コジャ保健相は自身のツイッターで、最初の感染者の周辺 全文をよむ

2020-03-15 国境に迫るバッタ巨大群、心配は無用か? (Milliyet紙)

アフリカで始まり拡大しながらトルコのイラン・イラク国境まで迫るバッタ被害についてオルドゥ大学(ODÜ)文理学部分子生物・遺伝学科のハサン・セヴギリ教授が現状を述べた。      サバクトビバッタの群れがトルコにやって来る可能性は考えていないと語るセヴギリ教授は「『バッタがやって来て我々に壊滅的なダメージを与える』という状況にはない。トルコ在来種で脅威となるバッタ種がいくつかあり、それらをコントロールする必要がある」と述べた。      オルドゥ大文理学部分子生物・遺伝学科のハサン・セヴギリ教授は 全文をよむ

2020-03-15 メッカ小巡礼からの帰国者1万人、隔離措置 (Hurriyet紙)

メディナからアンカラやコンヤへ戻った小巡礼の人々が、健康チェックを受け隔離されるために学生寮へ移された。青年スポーツ省から、小巡礼から戻った人々をコンヤとアンカラの寮に隔離することが発表された。アンカラで3ヶ所、コンヤで2ヶ所の学生寮が隔離施設として準備されるという。隔離される人の数は1万330人となることが明らかにされた。       青年スポーツ省は、小巡礼から帰国した市民を新型コロナウイルス(COVIT-19)対策の一環でアンカラとコンヤにある数カ所の学生寮に隔離すると発表した。      全文をよむ

2020-03-14 北キプロス、4月1日まで集団礼拝禁止 (Milliyet紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)の宗務庁は、新型コロナウイルス(Covid-19)の流行に対する措置の中で二次決定が出るまでは集団礼拝を禁止すると発表した。     宗務庁から出された書面での声明では、礼拝所でのウイルス感染の危険性に対して以前から講じられていた措置への追加決定が発表された。     金曜夜に行われた閣僚会議の決定に基づいて出された今回の声明では、3月14日から4月1日までの間、教会や労働組合、地域での集会や集団礼拝の禁止並びに、特定の機関を除くすべての公務員が指定期間中は行 全文をよむ

2020-03-13 全校2週間休校ーセルチュク教育相発表 (Hurriyet紙)

セルチュク国民教育大臣は、すべての学校が2週間の休校となったことに関して次のように述べた。「この問題は単なる休校などという話ではない。これは地球規模の問題に対してなされねばならない対策の一部である。」そして、「我々はよく挙がる質問のリストを作成した。人々から数多くの質問が我々に届くが、それらすべてへの回答を現在我々のサイトから見ることが出来る。」と話した。      セルチュク国民教育大臣は、生徒や教師、保護者らの安全のためトルコ国内の全校を3月16日月曜日から29日日曜日までの2週間休校にした 全文をよむ

2020-03-13 巡礼帰りの女性、隔離へ (Hurriyet紙)

ブルサで、巡礼から戻り、せきとインフルエンザの感染を訴えた高齢女性が、コロナウイルスの疑いで隔離された。必要な予防対策を講じ、観察下におかれた女性の検査が行われ、結果待ちの状態であることがわかった。      ブルサのムスタファケマルパシャ地区で、高齢女性(氏名非公開)は、せきとインフルエンザの感染を訴えて、スルマラル家族健康センターへ行った。女性が2週間前に巡礼から戻ったことが明らかになり、コロナウイルス感染の疑いで、ムスタファケマルパシャ国立病院へと搬送された。必要な予防対策を講じ、観察下に 全文をよむ

2020-03-08 トルコ・ギリシャ国境メリチ川、難民越境で緊張 (Hurriyet紙)

エディルネを経由した難民がギリシャで暴力を受け強制送還されたことを受けて任じられ、昨日(7日)活動を開始した完全武装の特別機動警察1000人は、国境のメリチ川でゾディアックボートによるパトロールを増加させた。      エディルネを経由した難民がギリシャで暴力を受けて金銭や価値のある所持品を没収された後強制送還されたことを受けて、トルコ国境全域で1000人の特別機動警察が配置された。      ギリシャの治安部隊が暴力を受けた難民たちを送還するのを妨げるための任務を始めた特別機動警察は、メリチ川 全文をよむ

2020-03-06 エルドアン大統領「キスや抱擁は控えよう」 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は金曜礼拝を終えた後、集まった信者に向けて話をした。その中で、世界で猛威を振るうコロナウイルスの流行についても言及し、「ご存知の通り、世界でコロナウイルスの流行が起きている。この流行には、キスや抱擁が大変大きく関係している。抱擁やキスはしばらくの間控えよう」と述べた。      エルドアン大統領は、ビュユク・チャムルジャ・ジャーミィで金曜礼拝を行なった。大統領は、ウスキュダルのクスルクルにある邸宅を出発し、ビュユク・チャムルジャ・ジャーミィへ入った。      全文をよむ

2020-03-04 メッカ小巡礼帰り発熱の男性、COVID-19の疑いで隔離 (Hurriyet紙)

サカリヤのカイナルジャ地区において、巡礼の帰り、咳の症状を訴えた患者は、コロナウィルスに感染した疑いでサカリヤ大学教育研究病院で観察下に置かれた。      カイナルジャに住む巡礼から帰ってきたばかりの人物が咳の症状を訴えカイナルジャ国立病院で診察を受けた。患者はコロナウィルス感染の疑いでサカリヤ大学教育研究病院へと搬送された。陰圧ストレッチャーで運ばれた患者は、観察下に置かれた。患者から採取された血液のサンプルは検査に回された。      ■3ヶ月間咳の症状があったようだ。      県保健局 全文をよむ

2020-03-03 イスタンブル県、反戦デモを禁止 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル県知事府は3月10日(火)23時59分までの間、集会やデモ行進、プレスリリース、スタンドの開設、署名集め、宣伝、リーフレットの配布などの活動を禁止した。      イスタンブル県知事府は、「トルコ軍のシリアへの軍事作戦を批判したり、この作戦を終わらせるための世論を形成することを目的とした集会やデモ行進、プレスリリース、スタンドの開設、署名集め、宣伝、リーフレットの配布などのような活動を3月10日(火)23時59分まで禁止する」と発表した。      知事府による発表は以下の通りだ。  全文をよむ

2020-02-28 イドリブで犠牲の33軍人、氏名・出身地明らかに (Hurriyet紙)

シリアのイドリブ県に駐留するトルコ軍に向けて行われた空爆で、33人のトルコ兵が犠牲となった。重傷者らはジルヴェギョズ国境門からトルコへ運ばれた。犠牲となった人々の名が公表され、悲嘆する遺族にも知らせが届けられた。      ここ数日激しい戦況が続くイドリブから昨夜、辛い一報があった。ハタイ県のラフミ・ドアン知事は、シリアのアサド政権軍がトルコ軍に向けて行った空爆で兵士33名が殉職したと発表した。      ドアン知事は空爆がシリア政権軍によって行われたことを明かし、以下のように語った。   「ア 全文をよむ

2020-02-27 中国在住トルコ人、中国擁護メッセージを新聞に発表 (Hurriyet紙)

コロナウィルスの蔓延に全世界が警戒し、高レベルの対策が取られているなか、中国在住のトルコ人らが新聞広告で「恐怖を煽らないで」というメッセージを発表した。匿名を希望し、メディアで話すのではなく新聞でメッセージを発表したトルコ人たちは、「トルコにも他の国々にも、人々をさらに恐怖させて事態を大きくし、それにより利益を得ようとする者たちがいる。彼らの思うつぼになるな」と発信した。      世界保健機関(WHO)が「各国はコロナウィルス対策をしてください。ウィルスの危機はすぐそこまで来ています」と発表し 全文をよむ

2020-02-26 ハタイのバングラデシュ人、コロナウイルスの疑い (Milliyet紙)

ハタイで、バングラデシュ国籍のある人物が、高熱になったという訴えで搬送されたムスタファ・ケマル大学の教育研究・適用病院において、コロナウイルスの疑いで観察下に置かれた。一方で、オルドゥにおいて日本からやってきてから高熱を訴えて病院に申し込んだE.Kはコロナウイルスの疑いによって観察下に置かれた。      苗字が公表されていないムハンマドという名前の一人のバングラデシュ人は、高熱を訴えたことで搬送されたムスタファ・ケマル大学教育研究・適用病院において、コロナウイルスの疑いで観察下に置かれた。採取 全文をよむ

2020-02-24 マニサで地震 (Cumhuriyet紙)

災害緊急事態対策庁のデータによると、本日5時43分アクヒサルのカラボルクリュ地区を震源とするM4.8の地震が発生した。地震は7kmの深さで発生し、マニサ県を筆頭に近隣の郡やイズミル県、ブルサ県、イスタンブル県でも感じられた...。      ■マニサ県庁で地震の発表      マニサ県は、震源はアクヒサル郡であり、M4.8の地震に関連して悪影響はないと伝えた。      県庁から出された書面による発表では、5時43分にアクヒサルを震源とするM4.8の地震が発生したと明らかにされた。      同 全文をよむ

2020-02-21 ドイツで極右襲撃、トルコ人5名含む9名死亡 (Milliyet紙)

ドイツのハーナウ市で発生した人種差別テロの攻撃でトルコ人5名を含む9名が死亡した。犯人は母親を殺害後自殺し、人種差別的思想をつづったものを残していた。      ドイツハーナウ市で発生したテロ事件に対する衝撃が続いている。ドイツ西部のハーナウ市で19日夜発生し、2丁の銃が使用されたこの襲撃で計9名が死亡した。極右思想の持ち主であるトビアス・ラージェン容疑者はその後自宅で母親と死亡した状態で発見された。つまりこの事件での全死者数は11人となる。また、この襲撃で亡くなった方々人のうち5名がトルコ人で 全文をよむ

2020-02-19 ロシア、イドリブ関係発表 (Milliyet紙)

ロシア外務大臣セルゲイ・ラヴロフ氏は、「シリアの問題について、トルコとの合意には至らなかった。」と述べた。ラヴロフ氏の後でクレムリンからやってきた発表では、「イドリブにおいて緊張が高まらないように会合は継続する。トルコのイドリブでのシリア政府軍に対する軍事作戦は、最悪のシナリオになりえる。」という表現が用いられた。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、今日の会派会合において、「イドリブにおける作戦は、時間の問題だ。」と語った。      シリアの北部にあるイドリブにおいて高まっている緊張を受け 全文をよむ

2020-02-17 中国で新型コロナウイルス流行で死者1666名 (Cumhuriyet紙)

トルコ・中国間の経済的な関係は、ここの所で加速した。両国間の貿易は、210億ドルを超え、中国からの旅行者数も年間42万6千人を超えた。しかし、コロナウイルスが原因でここ1月は貿易は深刻な程落ちこんだ。      中華人民共和国イスタンブル総領事館フアン・ソンフェン(黄松峰)領事は、トルコで20年間勤務しており、トルコ人のホスピタリティをよく知っていると強調し、「ウイルスが原因で両国間に誤解が生じてほしくない。毎日テレビで同じメッセージが流れている。特にトルコの一部の実業家は、この出来事を喜んでい 全文をよむ

2020-02-13 文房具輸出、好調 (Hurriyet紙)

2019年にトルコが137か国を相手に行った文房具貿易の規模が5年で5億2千万ドルを超えた。      学生時代から社会人まで、どんな時も手放さない、その価値が常に保たれているのが文房具だ。「言葉は飛び去る、文字は残る」や「ペンは剣よりも強し」のようなことわざもある文房具だが、経済においても重要なファクターであることがデータに反映されている。      ペンの利用は、教育や学習の場に限らず、高価なギフトとしても常に人気がある。   収集家や愛好家にとって、メーカーや使われている塗料によっては5万 全文をよむ

2020-02-12 地震のエラズー、学校始業延期2月24日に (Milliyet紙)

最新で入ってきた情報によると、エラズーの学校の学期開始日程が2月24日に延期された。      エラズーでの地震が原因で以前2月17日に予定されていた学校の始業日が、教育機関の新たな決定により、2月24日へと延期されたことが知らされた。   1月24日に起きた震度6.8の地震で学校を含む多くの建物が損傷を受けた。地震によって住宅が損壊してしまった人に対しては、トルコ災害緊急事態管理局(AFAD)とトルコ赤新月社により設置された仮設テント、学校、体育館、寮、ゲストハウスが提供された。仮設住宅地が作 全文をよむ

2020-02-11 イドリブ戦死5兵士、5都市で追悼 (Milliyet紙)

シリア政権派がイドリブで実行した卑劣な攻撃で犠牲となった5名の兵士の追悼式が、カイセリ、ニーデ、クルッカレ、ガズィアンテプ、カフラマンマラシュの各県で行われた。      シリア政権派によるイドリブへの集中砲撃により戦死した歩兵隊上級伍長のイブラヒム・ハリル・アチュクギョズさんの遺体は、故郷のガズィアンテプ県で埋葬された。   殉職者アチュクギョズさんの棺はトルコ国旗で包まれ、追悼式のために街の中心部にあるバハエッディン・ナクブオール・モスクへと運ばれた。   追悼式には殉職者の父ハサンさん、母 全文をよむ

2020-02-09 トルコ在住中国人「恐れないで」 (Hurriyet紙)

中国の武漢市から拡散しはじめ世界に恐怖を振りまいているコロナウィルスの流行により、多数の国で中国人や中国人に似た外見をもつアジア人への偏見が生まれはじめている。本紙ではトルコで何が起きているのかをイスタンブル在住の中国人らに訊ねた。         ■地下鉄で席が空いていても座らない。車両の隅に身をひそめる 武漢出身 ヤン・シャオユー      私は流行が始まった武漢で生まれました。家族はまだそこに住んでいます。毎日彼らに電話をかけてます。もちろん家族を心配していますが、私は自分の国がこの危機を 全文をよむ

2020-02-08 イスタンブル降雪、いつまで? (Milliyet紙)

イスタンブルでは間を置いて降雪は夜間も続き、明日の夜中まで寒波が続く見込みである。      イスタンブル広域市の発表によると、イスタンブルでは昨夜から雪混じりの雨が降っており、深夜には所によって激しく、時に雪が降った。      積雪は、欧州横断自動車道路の南部で約2〜5センチ、北部で約8〜15センチを記録した。      降雪は激しい北風とともに今晩まで時々続くとみられる。      シベリア方面からやってくる寒波も明日の晩まで続くと予想され、早朝や深夜の時間帯で結露や凍結もでてくると見込ま 全文をよむ

2020-02-03 最大の問題は若者の失業 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル工科大学経営工学科オネル・ギュンチャウドゥ教授は、経済はうまく回っていない。審判は試合を延ばしているが、それへの忍耐の限界は、とっくに超えている。この延長は、経済に追加の支出を強いている。同教授は、トルコの根本的な問題が、現在、経済ではなく政治であると述べて、「なぜならば、あなたがたは権力の分立を軽視している。あなたたちは、独立した機関を廃止した。皆が自分たちの仕事を行っていたならば、これほどの危機に瀕してはいなかっただろう」と述べた。      17年間続く経済政策が終焉を迎えてい 全文をよむ

2020-01-30 武漢のトルコ人34人ら救出に、軍輸送機派遣へ (Hurriyet紙)

世界を席巻しているコロナウィルスの蔓延について、最新のニュースが入り続けている…。中国の武漢にとらわれているトルコ人34人、ジョージア人7人、アゼルバイジャン人7人、アルバニア人1人をトルコに移送するために配備された「コジャ・ユスフ」という輸送機が、エティメスグト軍用飛行場を飛び立つ。救援機とされた軍用輸送機「コジャ・ユスフ」でトルコに向かう乗客および乗務員は、特殊な衣服を着用する。これらの搭乗者は、輸送機から降りても14日間は隔離状態に置かれる。      新型コロナウィルスが蔓延している中国 全文をよむ

2020-01-23 まもなく動物愛護法発効、遺棄には1万リラ罰金 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会の動物権利委員会のムスタファ・イェル委員長は、36条で構成された動物愛護法案が2カ月以内に議会に提出されることを述べた。動物は「家財」という位置づけから逃れ、「生き物」として守られる。動物の権利にのっとった措置を取らない市長は裁かれることになる。ペットにICチップを着け、道に捨てた者には1万リラにまでのぼる罰金が科される。ムスタファ・イェル委員長は法案の詳細をヒューリイェットに話した。      動物愛好家:「法案を会派代表に提出した。今は私たちの活動を分析している。願わくば、2 全文をよむ

2020-01-20 イスタンブルでは20年後に埋葬場所がない (Milliyet紙)

昨年の死亡者は、7万6218人のうち2万2431人の遺体が県外に移送され、866体は国外に移送された。都市部では毎年25万㎡の墓地が必要であると述べたイスタンブル広域市墓地課長アイハン・コチは、本紙に次のように語った。      「この需要は、死亡者が出身地で埋葬されることによって減少する。恐らく、この先の3-5年については問題をなさないかもしれない。しかし、20年後には本当にイスタンブルで墓地を見つけることはできなくなろう。困難となろう。この問題への解決を見つけなければならない。最もいいのは、 全文をよむ

2020-01-19 ビトリスの宗教指導者、暗殺 (Milliyet紙)

ビトリス県ギュロイマク郡で、地元の有名宗教指導者であるアブドゥルケリム・チェヴィキ師(50)が銃によって襲われ死亡した。事件後、多数の市民が病院前に集まった。      午前11時、容疑者Y.Şはギュロイマク郡のシェイフ・ムハンメット・ハフィット・コーラン教室に向かった。Y.Ş.はそこで指導者であり教員でもあったナクシュバンディー教団のアブドゥルケリム・チェヴィキ師と会い、その際に持っていた銃を取り出しチェヴィキ師に向け発砲した。      重傷を負ったアブドゥルケリム・チェヴィキ師は、コーラン 全文をよむ

2020-01-17 学期間休み、はじまる (Cumhuriyet紙)

小学校に入学する前の児童、そして小中高の学校で学んでいるおよそ1800万人の生徒と、100万人を超える教師たちの休暇が始まった。      2019年から2020年にかけての学事歴での第1学期が、本日で終了した。学校に入学する前の子供、小学校、中学校、そして高校で学んでいるおよそ1800万人の生徒と、100万人を超える教師たちの休暇が始まった。      休暇は1月20日から1月31日の間である。学事歴の第2学期は、2月3日の月曜日に開始される。第2学期の中間休みは、4月6日から10日にかけてで 全文をよむ

2020-01-17 ゼウグマ博物館の女性館員自殺、その原因は? (Milliyet紙)

ガズィアンテプにあるゼウグマモザイク博物館に勤務しており、有給休暇で訪れていた故郷のディヤルバクルの兄の家で自殺した考古学者、メルヴェ・カチュムシュさん(33歳)がいじめにあっていた主張で文化観光省によって始められた行政調査が続けられている。調査の中で、博物館の館長であるE.Öと、2人の専門員が解雇された。      ガズィアンテプにあるゼウグマモザイク博物館で2年間勤務をしていた考古学者のメルヴェ・カチュムシュさんは休暇をとって、故郷であるディヤルバクルにある兄のオメル・オザン・カチュムシュさ 全文をよむ

2020-01-15 奨学金、新制度 (Hurriyet紙)

農業森林省のベキル・パクデミルリ大臣は、「大学入試試験の結果、トップの一万人に入り、選択の結果、私たちの省の基本的な業務を担っている農業、食品、魚介類、漁業技術と森林工学と共に獣医学部に入学した場合に、わが省から奨学金が給付されることを計画しています。それでは今から、幸多きものとなりますように。」と語った。      農業森林省のベキル・パクデミルリ氏は、大学の入学試験の結果、上位の一万人に入った学生たちが農業、食品、魚介類、漁業技術と森林工学、そして獣医学部に入学すると同時に省から奨学金を付与 全文をよむ

2020-01-10 イスタンブル新運河にイスタンブル知事「説明責任は作る側に」 (Milliyet紙)

エクレム・イマムオールイスタンブル市長はイスタンブル広域市自治体によって開催された「イスタンブル運河のための集会」で発言し、「この計画をもたらした人々には、新運河がなぜ我々になくてはならないのか説明し、社会全体を説得する義務がある。」と語った。      イスタンブル広域市自治体(İBB)はイスタンブル運河計画について集会を催し、議論した。   イスタンブル会議所で行われたこの集会では、様々な分野の学識者や新聞記者、法学者や金融の専門家が一堂に会した。終日にわたって、それぞれ四つの部屋の八つのパ 全文をよむ

2020-01-06 シリア難民:ボアズィチ大学学生、シリア難民たちのための建築プロジェクトで国際コンペ第一位に選出 (その他紙)

トルコにおけるシリア難民たちの社会への統合を目指すという一つのテーマの枠組みで開催された『2019年ビルディング・フォー・ヒューマニティ(B4H)-アーキテクチャー・フォー・ピーポー(人のための建築―民衆のための建築)国際建築デザインコンペティション』の第一位をボアズィチ大学の学生であるエリフ・アルパが獲得した。『シリアの難民たちのための一時的なシェルター居住区』というタイトルのプロジェクトによって一位の賞の権利を受賞したエリフ・アルパ氏は、ハタイ県レイハンル郡に暮らすシリアの難民たちの社会生活 全文をよむ

2020-01-06 ナショナリズムの高揚を杞憂せねばならない: シリアの子供達の行く末 (Cumhuriyet紙)

トルコ・ドイツ大学の移民と適応研究センター長ムラト・エルドアン教授は、トルコにはシリア難民を含む430万人の難民が存在すると強調した。エルドアン教授は、現在行っているシリア難民のバロメーター調査において、政党を基にしてシリア難民への態度を、「シリア難民を誰が身近に感じ、誰が距離を置いているか」を理解しようと努めている。まずは全員が距離を置いている」という結果が出たと述べた。      トルコで就学するシリア難民の子供の数は65万人以上であり、40万人から50万人の子供が学校に通っておらず、この子 全文をよむ

2020-01-05 トルコ初、トランスジェンダー運転手 (Hurriyet紙)

LGBTI活動家であり自身もトランスジェンダーであるニレル・アルバイラク氏がアヴジュラル区役所の運転手として採用された。月曜日に初出勤してハンドルを握ることになっているアルバイラク氏は、「これからはトランスジェンダーの人々は性産業従事者だと非難されることはないということを示した」と話した。 またアヴジュラル地区のトゥラン・ハンチェルリ区長は「私たちが常に平等の原則に則ることがこれまで以上に必要になる」と述べた。      ニレル・アルバイラク氏が新しい仕事をSNSアカウントで発表した。多くの祝福 全文をよむ

2020-01-03 イラク出身肉屋、店の前でラクダを屠る (Hurriyet紙)

道の真ん中で震撼!周辺は血の池へと化した。   シャンルウルファ県でイラク国籍の肉屋が店の前でラクダを屠り、現場は見るに堪えないものとなった。携帯電話で撮影された屠殺時の、ラクダが何分間ももがき苦しむ様子が反発を呼んだ。通報を受けて現場に駆け付けたエイユビエ行政警察隊は215リラの罰金を切り、店を封鎖した。      イラク人だというこの肉屋は、町の自らの店に屠殺用として500キロ以上あるラクダを仕入れた。彼は屠殺場ではなく店の前で捌こうとし、ラクダの頭部に袋をかぶせた後、喉元にナイフを振り下ろ 全文をよむ

2020-01-01 新年祝賀の花火、華やかに!―イスタンブル (Milliyet紙)

最新ニュースによると、イスタンブルの人々や観光客が、新年を花火やライトアップとともに迎えた。そして以下がイスタンブルからの息を呑むような新年の景色である。      ①新年のためにイスタンブル広域市によりオルタキョイ広場で行われたイベントに参加したい市民や観光客が、夕方から会場に集まった。      ②警察部隊は広場の2つの入り口においても厳格な警備を行なった。市民たちは部隊により検査を受けたのちに会場に入った。      ③広場に設置された舞台から流れる音楽に合わせて市民たちは心から楽しんでい 全文をよむ

2019-12-31 新年祝賀のタクシム広場、警官により身体検査中 (Hurriyet紙)

新年まで数時間を残し、タクシムで年を越そうとする人々の安全を守るため、警察はイスティクラル通りを含む広場に通じる道で身体検査を実施している。消防車もタクシム広場で控えている。      新しい年まで数時間を残し、新年を祝うにふさわしい場所の一つであるタクシム広場で、起こりうる不測の事態に備え、昨晩運び込まれた鉄製のフェンスが早朝、広場の周囲に設置された。      タクシム広場とイスティクラル通りが新年までまだ数時間あるにもかかわらず混んでいることがわかった。ベイオールで年を越そうとする市民たち 全文をよむ

2019-12-28 リビヤ、トルコの軍事支援を要望 (Hurriyet紙)

アルトゥン氏、リビア政府がトルコの軍事支援を求めていると英語でツイート      ファフレッティン・アルトゥン通信局長は自身のツイッターで、リビア政府がトルコの軍事支援を求めているとツイートし「我らの大統領も言っていたように、協定の必要事項は当然実行する。共同の利益を守り地中海の安定を確保するため、我々の決定事項の実施を継続する。リビアで国際的に承認されている公式な政権を支援している。国外勢力は、リビア政府と敵対する非公式なグループの支援を止めるべきだ」と述べた。      アルトゥン氏は、トル 全文をよむ

2019-12-27 トルコのウィキペディアへのアクセス禁止は解除されるのか?憲法裁判所が決定 (Hurriyet紙)

憲法裁判所(AYM)は、票決議によって、トルコにおけるウィキペディアへのアクセスが遮断されていることは(表現の自由の)権利侵害であるとの判断を下した。      裁判所は、アクセス遮断の決定を下した簡易裁判所の判決から禁止が撤回されることを要求した。AYMは、ウィキペディアに関しての決定を反対票6票に対して10票の賛成票で決定した。      ウィキペディアへのアクセスを遮断する決定は、「トルコをテロ組織との協力関係にあるということを提示しようとするコンテンツが取り除かれていない」という理由によ 全文をよむ

2019-12-27 エミノニュ・サバサンド船、立ち退きへ (Hurriyet紙)

イスタンブルのエミノニュにあるサバサンド船の立ち退きに関して、2号店の歴史あるサバサンド船の訴訟での要求が棄却された。決定後、すべてのサバサンド船に対して立ち退きへの道が開かれた。      イスタンブル広域市は、契約が終了したエミノニュのサバサンド船に対し、11月1日に船を明け渡すように、店の経営者に対し通知を行った。イスタンブル広域市のこの決定のあと、船のサバサンド店は、イスタンブル広域市に対し、立ち退きを停止するよう要求し、それぞれ訴訟を起こした。      サバサンド船側の要求に対し、裁 全文をよむ

2019-12-21 コンヤ、農地陥没やまず (Hurriyet紙)

コンヤ内陸流域でおよそ200万年に渡って続く地盤の陥没が、特にカラプナル地域でそのスピードを速めている。      最近では先月、カラプナル地域で直径2メートル・深さ8メートルの陥没が新たに発生し、地学協会が調査に乗り出した。協会の報告では、水を大量に使用する作物の栽培などといった人間の行動も、陥没に重要な影響をもたらしているとされている。多量の農業用地下水の取水、間違った方法での土地利用、不正・無計画な農業向け水利用が、同地域の石灰岩層を溶かし陥没を発生させるということだ。地学協会の会長を務め 全文をよむ

2019-12-19 イスタンブル・シェヒル大学、マルマラ大学に運営を委譲 (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)は、議論の的となっている、アフメト・ダウトオール元首相も創立者の中に含まれるイスタンブル・シェヒル大学の活動許可が一時的に停止されることとその運営をマルマラ大学へと委譲することを決定した      YÖKで行われた発表では要約して以下のように述べられた:   「イスタンブル・シェヒル大学の責任者らが、銀行の責任者らと行っていた負債を委譲することに向けての会談は一つの合意点を見出して決着した。司法プロセスからも、この問題が解決されるための一つの結論が出た。監査委員の2019年 全文をよむ

2019-12-18 「ヒュッリイェトから我々の権利を取り戻す」-元ヒュッリイェト紙従業員がデミルオレン運営陣を提訴 (Cumhuriyet紙)

トルコ新聞記者労働組合(TGS)は、ヒュッリイェト紙の46人の従業員が、憲法の権利を使用したために2019年11月25日に退職させられたことを撤回させるために裁判を起こしたことを発表した。発表では、「私たちの友人たちの全ての権利を、1クルシュずつきっかり取り返すつもりです。」と語られた。      TGSで行われた発表では以下のような表現が用いられた:      〝憲法に規定された権利を行使して労働組合員である何百人ものヒュッリイェト紙の従業員から46人を10月25日に仕事を退職させられた。約一 全文をよむ

2019-12-15 LasTesis:イスタンブルとイズミルで女性たちの「Las Tesis」ダンスの抗議運動の輪が広がる (Cumhuriyet紙)

カドゥキョイとアンカラにおいて警察がその歌詞を理由に介入をしたLas Tesisのダンスを踊る抗議活動は今回ベシクタシュで実行された。女性たちは、一人一人の口から「レイプ犯はあなただ、罪を犯した警官たち、罪を犯した裁判官たち、犯人はあなたたちの中に、政府は気付いている」と訴えた。      チリで性的暴行、セクハラ、女性殺人事件と女性に対しての暴力に抵抗するために始まったLas Tesis運動」がイスタンブルとイズミルにおいても女性たちによって行われた。イスタンブルのバルバロス・ハイレッティンパ 全文をよむ

2019-12-13 豪華結婚式を防ぐ対策、発表―シュルナク県ウルデレ郡 (Hurriyet紙)

シュルナク県ウルデレ郡で、結婚式での浪費を抑える目的でなされた決定により、金の購入額は最大35000リラとされる。この決定により結婚式での食事は撤廃され、3日間続いていた披露宴は2日間に短縮された。      ウルデレ郡のウズンゲチト村で、結婚式での浪費を抑える目的で9項目からなる決定がなされた。ウズンゲチト村のジェミル・ユルドゥズ村長、軍警察のサヴァシュ・カラクルト司令官、イマーム、村の長老、重鎮が一同に会して決定に署名した。決定に従わない者は結婚式に出席できない可能性があるという通達が発せら 全文をよむ

2019-12-13 水質汚染で魚大量死に罰金刑 (Milliyet紙)

環境・都市県支部は、ボル県のゲレデ郡からカラビュック県のエスキパザル郡へと流れるゲレデ川で生じている汚染と魚の大量死に関して、説明を行った。説明では、「ゲレデ皮革産業組織協会に対し、汚染水をバイパスしてウルス川へと排出したとして、環境法により、36万1千トルコリラの行政罰金刑が適用された」と述べられた。       ゲレデ市からエスキパザル市へと流れるゲレデ川にて、最近問題となった汚染に関して、環境・都市県支部の説明が行われた。説明によれば、ゲレデ川につながるウルス渓谷からサンプルが採られたとし 全文をよむ

2019-12-09 子供の自殺と女性の殺害は増加する (Cumhuriyet紙)

刑務所からの逃亡犯はジェレン・オズデミルさんを自宅前で殺害した….。裁判所は、シューレ・ジェトさんを21階から投げ落とした殺人犯の絶対的終身刑を、「素行の良さ」を理由に相対的終身刑に軽減した。トルコはこの二人の女性の殺害を大いに議論したが、本当に近づいている大きな危険を見逃した。公正発展党(AKP)の、児童婚を容認することに繋がる法的是正で男女の年齢差を15歳と認めたのは、結果として大きな社会的混乱を招く性質をもっている。イスタンブル大学の刑法・刑事訴訟法学科のアーデム・ソゼル教授によれば、この 全文をよむ

2019-12-05 分煙対策、さらに強化 (Hurriyet紙)

ファーレッティン・コジャ保健大臣はたばこが使用される、屋根が開いたり閉まったりするエリアを、屋内とし、規則で再定義される予定であると話した。      コジャ大臣は、適用に移されるたばこの無地のパッケージの規定に関して、ウズベキスタン外交のため訪れていたサマルカンドで報道陣たちの前で語った。      たばこ対策を休むことなく継続させていきたいと語ったコジャ大臣は以下のように話した。「国民が綺麗な空気を吸う権利を確保する必要があると信じている。この枠組みで、今日も議題にあがるたばこのパッケージ規 全文をよむ

2019-12-04 アンカラで降雪 (Hurriyet紙)

アンカラのベイパザール区の高地で降雪が見られた。      ベイパザール区の標高の高いカラシャル、ウシャクゴル、ケルバンラル街区に置いて降雪の影響が続いている。      道路総局43支局本部のチームは所によっては7センチメートルまで積もった雪と格闘した。      チームは特に標高1650mのアフラットルック峠とクモジャウ峠において除雪作業を重点的に行った。      チームはこのルートを使う運転手たちに注意を払うよう警告をした。      重機は、降雪がとても多い地域の近隣において交通障害に 全文をよむ

2019-12-02 2020年トルコの巡礼割り当て数、増加 (Hurriyet紙)

宗務庁長官のアリ・エルバシュ博士教授は、2020年の巡礼割り当て数が3,430人増えて83,430人に更新されたことを明らかにした。      宗務庁長官のアリ・エルバシュ博士教授がツイッター上で、「サウジアラビアのハッジ(大巡礼)・ウムラ(小巡礼)省と調印した2020年の巡礼議定書によって、2020年の我々の巡礼割り当て数は3,430人増えて、83,430人に更新した。我が国と我が国民にとって良きことだ」と発表した。      ■1月9日に抽選実施      宗務庁は、2020年に初巡礼に行こ 全文をよむ

2019-11-29 アイドゥンで不法移民、111人逮捕 (Milliyet紙)

アイドゥン県のクシャダスおよびディディム郡において違法なルートで国外へ脱出しようと試みた111名の不法移民が拘束された。      沿岸警備隊司令部の部隊は、巡視中にクシャダス郡の海上において発見した2隻のゴムボートを停船させた。      ボートの上には、乳幼児もおり、コンゴから167名、中央アフリカ共和国の6名、シエラレオネの3名、スーダンの2名、セネガルの1名、シリアの26名、アフガニスタンの13名の各国籍の人々が逮捕された。      ディディム郡のテカーアチ岬の沖合で停船させられたボー 全文をよむ

2019-11-29 宗教大会の最終報告書、発表 (Milliyet紙)

「社会文化的な変化と宗教の果たす役割」をテーマに、2019年11月25日~28日の間アンカラで開催された第6回宗教大会の最終報告書が公開された。      「社会文化的な変化と宗教の果たす役割」をテーマに、2019年11月25日~28日の間アンカラで開催された第6回宗教大会の最終報告書が公開された。報告書の概要は以下の通りだ。      宗教・社会的な組織は透明性が確保された仕組みでなければならず、[外部からの]監督を受ける形でなければならない。関連領域とその能力によって、宗教者の一部はデジタル 全文をよむ

2019-11-25 家族・労働・社会奉仕省付属の救貧院で何が起こっている (Cumhuriyet紙)

報道を受けて行動を起こした[イスタンブル所在の]救貧院(Darülaceze)の執行部は、職員に本紙に向けメールを送るよう要求した。受け取ったメールから新たな無駄遣いに関する通報があった。一部職員は、同機関に対し本格的な監査を要求した。      本紙での報道に続き、救貧院の副院長アフメト・マラティヤルは、施設内での圧力に関して、「施設内での出来事」を書いて職員が本紙にメー ルを送信するよう望んだ。職員の数人が送った電子メールでは、救貧院に関する新しい主張が存在した。メールによって施設での無駄が 全文をよむ

2019-11-21 韓国人キムさんはなぜ殺されたのか (Hurriyet紙)

ディヤルバクル県で刺された韓国人キム・ジンウォクさん(41歳)は、V.D.(16歳)によって強奪されているところ殺害されたことが明らかとなった。警察隊によって拘束されたV.D.が「強盗」や「強奪」を含む様々な犯罪の前科を持っていたことがわかった。V.D.容疑者は、連行された裁判所で逮捕された。      事件は火曜の夕方に中心地のバーラル郡メヴラーナ・ハリト街区で起きた。4か月前に妻と子供一人とともにディヤスバクルに定住しながら貿易をやり始めた韓国人のキム・ジンウォクさんは、道を歩いていたところ 全文をよむ

2019-11-15 2019~2020学年度最初の休暇始まる (Hurriyet紙)

就学前、初等、中等教育機関で今日の授業終了とともに最初の中間休暇が始まり、イスタンブル空港が慌ただしさを増している。子供たちと一緒に、イスタンブルの外で休暇を過ごしたい家族づれによって、国内線および国際線のターミナルが時折混み合っている。      国民教育省によって今年から施行された、11月18日〜22日の日程で行われる2019~2020学年度「最初の中間休暇」が本日(11月18日)始まった。土日と合わせると9日間にも及ぶ休暇では、子供達と一緒にイスタンブルの外で休暇を過ごす家族づれは、国内旅 全文をよむ

2019-11-15 ギュミュシュハーネの湖にローマ時代の財宝?発掘作業終了 (Hurriyet紙)

ギュミュシュハーネ県の中心地に繋がるドゥマンル村の境にある、タシュキョプル高原の水源や水流がないディプスィズ湖で法的許可のもと行われた発掘が完了し、チームは現場から離れた。県庁は現場を発掘前の状況に戻したとの発表を行い、ディプスィズ湖は土で埋め戻されたと見られる。      ギュミュシュハーネ県中心地から50km、海抜2140mの位置にある、絶景が目を惹きつけるタシュキョプル高原にあるディプスィズ湖は水源と水流がなく、その「埋蔵品」の噂について、氏名が公開されていない2人の人物から発掘のための申 全文をよむ

2019-11-14 日本人地震専門家、「トルコの97%に地震の危険」 (Milliyet紙)

ムーラ県フェトヒイェ郡で行われた「トルコにおける地震の実態」という講演を行った日本人地震専門家で建築士の森脇義則氏は、地震の発生数において世界で第6位であるトルコが、地震を起因とする死者の数では世界第3位であることを明らかにし、この状況が、建物の足りない部分をはっきりと表していると述べた。      ムーラ・ストクゥ・コチマン大学経営学部において、「トルコにおける地震の実態」という題目で講演が行われた。講演には日本の地震専門家で建築家の森脇義則氏が、話し手として参加した。      地震専門家の 全文をよむ

2019-11-09 二日で52人の非合法移民逮捕 (Hurriyet紙)

ムーラ県ボドルム郡の海上でゴムボートと小型艇で航行していた、非合法移民52人が沿岸警備隊によって拘束された。      沿岸警備隊のボートは、6日水曜日の4時ごろに、ボドルム郡のギョレジェキ島の海上で小型艇に乗っていた難民グループを確定した。沿岸警備隊のボートによって停止させられた小型艇に乗っていた、アフガニスタン国籍11人、パレスチナ国籍6人、シリア国籍3人の移民20人が拘束された。うち14人は男性、5人は女性、1人は子どもであり、海岸まで連行された。      8日金曜日にも0時44分にヤル 全文をよむ

2019-11-07 外国人児童78万人に教育の手 (Hurriyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相は、トルコに130万1380人の教育年齢の外国人児童がおり、そのうち78万1348人が教育の場に組み入れられと述べた。      共和人民党の国会議員オヌルサル・アドゥギュゼル氏(イスタンブル選出)は、議長に提出した議題で、「トルコに一時保護されているシリア人と、教育年齢にある子供と若者の避難民の人数はいくつか。2019年9月時点で学校に登録済みの児童と生徒の人数はいくつか。シリア人児童に向けた活動を行う一時教育センターは合計していくつあるか」という質問を投げかけた。 全文をよむ

2019-11-06 13万7千人、トルコ国外へ脱出 (Cumhuriyet紙)

昨年13万7千人のトルコ国民がトルコを離れ、国外に移住した。      大統領府による2020年プログラムで明らかにされたデータによると、2018年に国外へ移住したトルコ国民の数は前年と比べ20パーセント増え、13万7千人だった。このうち30パーセントはイスタンブルに住んでいた人たちである。ギリシャに2万5千人、マケドニアに1万2千人、モンテネグロに2千人の移住したトルコ人がいるという。共和人民党の党首相談役でイスタンブル選出国会議員のエルドアン・トプラク氏は会見で、「国の将来に希望を持てず、不 全文をよむ

2019-10-29 メトロバスに新システム (Cumhuriyet紙)

現在使われているメトロバスの定員は160~165人であるが、新しい車両では290人を乗せることができるようになる。      メトロバスは、一日約100万人のイスタンブール市民の足となっているが、停留所の混雑の知らせが後を絶たない。特にアルトゥニザーデ駅周辺で混雑が生じていることからイスタンブール広域市はこの問題の解決の為新しいプロジェクトに取り組んでいることを明らかにした。      プロジェクトの最も重要な柱は、新たなメトロバスの車両を導入することである。ハベルトゥルク紙の記者であるエスラ・ 全文をよむ

2019-10-27 PKKなどからなるシリア民主軍、トルコ国境から撤退宣言 (Cumhuriyet紙)

テロ組織PKK/PYD/YPGが主柱となっているシリア民主軍(SDG)は、ある発表を行った。ロイター通信は、ソチ合意の一環で、地域のSDGの戦闘員がトルコ国境から撤退すると伝えた。発表によると、テロ組織の撤退が議論される一方、ロシアとの話し合いが難航していたという。ソチ合意では、テロ組織が国境から離れること、トルコ‐ロシアのパトロールが始められることについて、合意が得られていた。      トルコ国軍(TSK)の、国境の安全の確保とテロ組織PKK/PYD/YPGおよびISに対して開始した平和の泉 全文をよむ

2019-10-20 外国籍の子供の性的被害、激増 (Cumhuriyet紙)

共和人民党のガムゼ・アククシュ・イルゲズディ副党首は、内務省のデータを使用し「外国籍の子供への性犯罪地図」という報告書を作成し、トルコで性的暴行を受けた外国籍の子供の数が記録的に増加していると明らかにした。      イルゲズディ副党首は、戦争や武力衝突等の悪条件が原因で国を出ることになった人々の中で最も多く影響を受けるのが子供であることに注意を引いた。外国籍の子 供たちが、愛人や低年齢での結婚にいたるまでの性的な搾取、麻薬取引、物乞い、家事奉公といった奴隷状態に置かれていると述べ、搾取のデータ 全文をよむ

2019-10-18 どうなる?インジルリキNATO基地の米核弾頭 (Hurriyet紙)

米ニューヨークタイムズ紙は、米国務省及び米エネルギー省幹部が先週末、トルコのインジルリキ基地に存在する戦略核弾頭約50個を移送する計画があることを知らせた。      同紙は、米高官2名からの情報に基づき、「米トランプ大統領は、シリアで自身の直感に頼った。大惨事が急速に生じた」との見出し記事で、インジルリキ基地より核弾頭を移送させることは、米-トルコ間の同盟関係が「事実上破綻」にあることを意味すると解説した。トルコとの2国間合意の枠組みで、インジルリキ基地に配備されたこの核弾頭は、米国の支配下に 全文をよむ

2019-10-13 旅行客、サフランに注目 (Hurriyet紙)

ユネスコ世界遺産リストに掲載されているカラビッュク県サフランボル郡と同一の名前のサフランは、国内外の観光客に人気である。      郡の18軒の農家によって30ヘクタールの土地で生産されているサフランは、3万リラで売買されているため「世界で最も高い香辛料」と言われている。 サフランは、8月に種がまかれ、10月から11月に収穫され、紫色でいい香りのする花が咲き15センチメートルから30センチメートルの高さになる。サフランは観光客の関心の的である。トルコ国内と世界の多くの場所から観光客がサフラン畑を 全文をよむ

2019-10-13 地震で崩壊のミナレットは建築基準違反 (Hurriyet紙)

スィリヴリ県沖合で9月26日に発生したマグニチュード5.8の地震の際にアヴジュラル市で倒壊したハジュ・アフメト・チュケンメズ・モスクのミナレットの取り壊しが始められた。このモスクのミナレットは建築基準を満たしておらず、14~16ミリメートル鉄筋の代わりに8ミリメートル鉄筋が使用されていたといわれている。      国道D-100号線のすぐ脇に位置するアヴジュラルへの入り口にある庭園で、アヴジュラルの宗務局事務所とコーラン教室が入った築39年のハジュ・アフメト・チュケンメズ・モスクのミナレットが地 全文をよむ

2019-10-05 これもお値引き!ー墓市場 (Hurriyet紙)

南マルマラ地方の重要な見本市の1つである第13回ビガ食料農業畜産技術見本市で、大理石の墓石の値引き販売を行うブースが注目を集めた。      この見本市は、ビガにある2万平方メートルの敷地を持つ屋根付きの市場で行われ、3日間に渡って開催される。見本市には134社が参加し、1,000区画でブースを開設した。      ■「最初は不審に思う」      ブースの間で客を最も驚かせたものの1つが、ティティズ・モザイク大理石社のイブラヒム・アクタイ社長の墓石のブースとなった。ブースで大理石の墓石の値引き 全文をよむ

2019-10-04 イマムオール市長公約を実現へ!IETTで史上初の女性運転手を採用に (Cumhuriyet紙)

6月23日のイスタンブル広域市市長選挙の前に女性の雇用に関しての公約をしたエクレム・イマムオール市長が行動へと移った。この枠組みでイスタンブル広域市の公社のうち、İETT(イスタンブル市営交通局)に女性運転手が採用される。採用候補者らは「イスタンブルを愛していること」が諸条件の一つとなっているのが注目を集めた。         イスタンブル広域市(İBB)の公社のひとつであるİETTは、公式ウェブサイトから史上初めて女性の運転手を勤務させるということを発表した。選挙期間中にイスタンブル広域市市長 全文をよむ

2019-10-03 ビラル・エルドアン、疑惑を否定 (Cumhuriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領の息子であるビラル・エルドアン氏が、一部の省庁と国家機関に対して指図したことを認めた。      タイイプ・エルドアン大統領の息子でオクチュラル・ワクフ(財団)設立者のひとりであるビラル・エルドアン氏は、何百万リラもの支援が議論の的となっているこのワクフへ、公的機関からは資金送金されていないことを強く主張した。      ■エルドアン氏は生中継の会見を開き、省庁への指図があったことも認めた      ビラル・エルドアン氏はワクフがマラズギルトの戦い(1071年)を記念し 全文をよむ

2019-10-03 大学助手職への年齢制限、撤廃 (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)が改定した新たな規定により、「大学の助手職に出願するためには、応募日初日の時点で35歳未満であること」という条件が撤廃された。教員への応募者については、「少なくとも、修士論文を執筆し修士号を有していること」または「学士号および修士号をともに授与する課程を修了していること」という条件が求められる。      「大学教員(教授・准教授・講師)以外の指導員の任命において実施されるセンター試験および入職試験の方式と原則の規定変更に関する規定」が、官報10月3日号で公表された。   全文をよむ

2019-09-29 地震関係世論調査、83%がもっと大きい地震を怖がっている (Hurriyet紙)

イスタンブルで行われた地震に関する調査により、人々の83%が、先日発生したマグニチュード5.8の地震の後により揺れと被害の大きい地震が起きるのではないかと考えていることが明らかになった。      調査会社アレダ・サーベイによって行われたイスタンブル地震調査には、1,603人が参加した。この調査では、9月26日に発生したマグニチュード5.8の地震を感じた人は89%となり、それより前に強い地震を経験したことのある人の数は76%と発表された。今後起こりうる地震ついて、十分に対策が取られていると考える 全文をよむ

2019-09-28 地震は祈りで防げるの? (Cumhuriyet紙)

神学者でありガーズィアンテプイスラーム科学技術大学学長である二ハト・ハティプオール氏がとある番組で読み上げた、地震や災害を防ぐ祈りがSNSで話題となっている。      神学者である二ハト・ハティプオール氏が、昨日イスタンブルで起こったマグニチュード5.8の地震後の番組で読み上げた「地震や災害を防ぐ祈り」がSNSで話題となっている。   ATVのチャンネルで放送された「親愛なる友へ」という番組で地震を防ぐ祈りを読み上げたハティプオール氏は多くのSNS利用者からの嘲笑を集めた。 全文をよむ

2019-09-27 建物の危険の見分け方ーイスタンブル地震 (Hurriyet紙)

イスタンブルで発生したマグニチュード5.8の地震のあと、国民は自身が住む建物が危険かどうか、またこれをどのように見分けるのかに注目している。インターネット上での「建物の危険状態」という検索件数は昨日発生した地震の影響で大きな増加を見せた。では、住んでいる家が危険な状態にあるのかどうかはどのように見分けることができるのだろう。これを見分けることができるいくつかの方法がある。      昨日、イスタンブルで発生した地震は「私の家はどのくらい安全なのか」という疑問を引き起こした。専門家によれば、建物に 全文をよむ

2019-09-26 アヴジュラルでミナレ、崩れる―イスタンブル地震 (Hurriyet紙)

イスタンブルでのマグニチュード5.8の地震ののち、アヴジュラルからとても衝撃的な写真が送られた。アヴジュラルメトロバスの停留所の向かい側にあるハジュ・アフメト・トゥケンメズ・モスクのミナレットが崩れた。現場には多くの救急車がかけつけた。      イスタンブルで起こった地震によって、アヴジュラルのとあるモスクのミナレットが崩壊した。得られた情報によると、スィリヴリの沖合で起こったマグニチュード5.8の地震によって消防隊と警察に多数の通報がなされた。市内全域の学校と病院をはじめとした公共施設とオフ 全文をよむ

2019-09-26 イスタンブルで地震ーマグニチュード6 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルで地震が起きた。地震のマグニチュードをカンディッリ天文台観測所は当初は5.7、のちに6として発表した。災害緊急時対策庁は5.8、ヨーロッパ地震学研究所は5.9と発表した。地震のあと電話回線が不通となった。アヴジュラルのミナレットが崩壊した。イスタンブル県は学校を休校にすることを発表した。災害緊急時対策庁長官は「損壊のある建物へと入らないように」と話した。イスタンブルにおけるマグニチュード5.8規模の地震ののちもっとも大きいものでマグニチュード4.1の28の余震が計測されたと述べられて 全文をよむ

2019-09-25 自動車内禁煙法、スタート (Hurriyet紙)

トルコの多くの県で警察部隊が行動を開始した。施行された法では、ドライバーが禁煙に該当しているかがチェックされた。法の適用において、車内で喫煙をしたドライバーには153リラの罰金が科された。      ブルサでは、警察部隊が交通における禁煙に関係する「自動車内禁煙」法の適用が実行された。職務にあたった250人の警察の参加で、15の地点で行われたチェックでは、車内でドライバーが喫煙しているかいないかがチェックされた。      道でカメラ録画をしていた警察は、中でタバコが吸われていることが確認できた 全文をよむ

2019-09-22 黒海地方で初雪 (Cumhuriyet紙)

黒海地方で気温が平均を下回り、高原では降雪が美しい景色をつくりだした。      リゼ県の高原部におよんだ降雪で、チャムルヘムシン郡のユカン・カヴン草原(標高2300メートル)は雪に覆われ真っ白となり、キャンプで草原にいた自然愛好家らもこの景色を撮影していた。      降雪により草原は真っ白になり、さらに秋に咲くイヌサフランの花に降る雪は絵がはきのような光景をつくりだした。また草原の一部で積雪は5センチメートルにもなった。      今季初の降雪を受け、草原(ヤイラ)に最後まで残っていた住民も 全文をよむ

2019-09-19 ディヤルバクルHDP前の座り込み家族43にー誘拐抗議 (Cumhuriyet紙)

子どもを山間部に連れていかれたと主張するディヤルバクル県の母親たちが、人民の民主主義党(HDP)県支部の前で座り込み抗議活動を開始し、この活動に参加している家族の数は43世帯にまで増えた。      ディヤルバクル県の母親たちは、子どもを山間部に連れていかれたことについてHDPに責任を追及しており、ディヤルバクル県庁の前で座り込み抗議活動を行っている。この活動にさらに一家族が加わった。      ディヤルバクル県の母親たちが、山間部に誘拐された子どもたちを取り戻そうと、9月3日にHDP県支部の前 全文をよむ

2019-09-19 シリア難民数、350万超 (Cumhuriyet紙)

ソイル内務相は、トルコで一時保護状態にあるシリア人の人口が350万人を超えたと話した。      スレイマン・ソイル内務相は「スイスに本部を置く機関の調査によると、トルコで相次ぐテロ事件の経済的影響が3,730億ドルである」とのべた。      ソイル内務相はトルコで一時的に保護下にあるシリア人難民の数が350万人を超えたと語った。      ソイル内務相は「トルコ国内にいるシリア人たちの小学校就学率の割合は96.3%である。世界的に、難民政策でこのような数に上るのは不可能である」と語った。   全文をよむ

2019-09-18 まずトルコ語、次に教育―移民子弟 (Hurriyet紙)

国民教育省生涯学習総局のメフメト・ネズィル・ギュル局長は、トルコ語が不十分な生徒のための適応教室を開いたと述べた。移住したためにトルコにいる子供たちが、まずトルコ語の試験を受け、言語を知らない子供たちには、適応教室でトルコ語教育が行われることを明らかにした。      マヤ基金が2017年から国民教育省生涯学習局の協力で行う「トラウマに配慮した学校プログラム」の詳細と調査結果が報告された会議でスピーチした国民教育省生涯学習総局のメフメト・ネジル・ギュル局長は、移住のためにトルコに来たがトルコ語が 全文をよむ

2019-09-16 中小企業団体(KOBİ)向けのデジタル貿易教育セミナーがスタート (Hurriyet紙)

アマゾン、トルコ商工会議所連盟(TOBB)とボアズィチ大学は、トルコ中小企業団体(KOBİ)加入者向けの電子商取引(デジタル貿易)教育セミナーをスタートさせる。      インターネット通販大手のアマゾン、トルコ商工会議所連盟(TOBB)とボアジチ大学はKOBİ加入者が電子商取引によって輸出がおこなえるようにトルコ全体で電子商取引教育セミナーをスタートさせる。      KOBİ加入者向けの電子商取引教育セミナーをスタートさせるためのプロトコルは、TOBB会長のリファト・ヒサルジュクルオール氏の 全文をよむ

2019-09-15 65階高層ビル計画、白紙へ―イスタンブル (Cumhuriyet紙)

チュルク・テレコム・アリーナ・スタジアム正面のセイランテペの土地に建設が予定されていたイスタンブル広域市(IBB)庁ビルに、65階までをホテル、ショッピングモール、住宅とする許可が撤回された。IBB市議会に提出された提案書に示された旧バージョンに、全会一致で戻された。      サラチハーネにあるIBB中央棟およびすべての部局棟を、セイランテペの6万8千平米の土地に移転することは、同市のカディル・トプバシュ前市長により決議が下されていた。ビル地下には地下鉄駅や駐車場も作られる予定だったが、この計 全文をよむ

2019-09-07 「山に連れ去られた」HDP党事務所前で抗議の家族―ディヤルバクル (Cumhuriyet紙)

子どもを山に連れ去られたと主張するディヤルバクルの母らがHDPの県支部前での座り込みの抗議活動を開始し、参加者は13家族にまで増えた。    子どもを山に連れ去ったのは人民の民主主義党(HDP)の車両であったと主張し、9月3日にHDPの県支部ビル前に集まったフェヴズィエ・チェティンカヤさん、レムズィエ・アッコユンさん、アイシェギュル・ビチェルさんらの3人の母が始めた座り込み抗議活動に対し、参加する家族数はこの数日増え続けている。子どもを山に連れ去られたアール市エレシキルト郡在住の母ネジラ・チュル 全文をよむ

2019-09-06 ボドルムで続く不法建築撤去ー12日かけてまだ終わらず・・ (Hurriyet紙)

ムラト・クルム環境都市計画大臣の指示でボドルム沿岸における不法建築対策が始まった。キュチュクビュク地区のチェテリ岬で行われる何百万ドルもかけたこのプロジェクトで、エレベーターの取り壊しが12日間続いている。4階建てのこのエレベーターの最上階にある壁一つの取り壊しに12日かかったことも見逃せない。      ムラト・クルム環境都市計画大臣の視察で始まったボドルム沿岸や入り江の不法建築の取り壊し事業が、残り1週間となった。大臣はおよそ3間前にボドルムを来訪して沿岸の視察を行い、建築物の粗略な構造を見 全文をよむ

2019-08-31 公務員労組、8言語で訴え (Cumhuriyet紙)

公務員労組連合に所属する公務員事務職労組のリーダーらは、政府との団体交渉テーブルで合意に達することができず、議論された事項が、仲裁法廷に申し送られたことを一風変わった方法で発表。 組合長のメティン・ユランジュ氏と理事会メンバーが8言語で公務員のための正義の訴えを行った。      8月1日に始まった公務雇用団体と公務員組合の団体交渉協議が合意に達さず、団体交渉テーブルに上げられたすべての事項が仲裁法廷に申し送られた。先週発表された仲裁法廷の決定は、関係する公務員事務職労組のリーダー、メンバー、そ 全文をよむ

2019-08-30 欧州トルコ人労働者の帰国の渋滞 (Milliyet紙)

夏休みをトルコで過ごし,居住しているヨーロッパ諸国へ帰途につく国外居住者は、カプクレとイプサラの国境検問所で混雑の原因となっている。彼らは、カプクレでは1750台分の駐車場を満車にし、一方イプサラでは9キロメートルの渋滞の列を引き起こした。      陸路からトルコに来た国外居住者は、休暇を過ごした後、居住国に戻るためにブルガリア国境のカプクレとギリシャ国境のイプサラの国境門で混雑が生じる源になっている。カプクレに来た国外居住者は、エディルネ県庁特別局が設けた1750台分の駐車スペースで順番を待 全文をよむ

2019-08-28 ペットボトル、デポジット制度2021開始へ (Cumhuriyet紙)

環境・都市開発副大臣メフメト・エミン・ビルプナル氏は、デポジット義務化の適用は2021年に開始すると明らかにし、「このお陰で私たちは多くの環境問題を解決することができるでしょう。私たちの目標は年間平均で400-500億個の飲料用容器、つまり市場で消費される容器の50%を回収することが出来るようになることです。」と述べた。      環境・都市開発省環境政策総局とイスタンブル工科大学(İTÜ)、NOVA テクノロジー・トランスファー・オフィスが連携した「トルコ・デポジット返却システムプロジェクト( 全文をよむ

2019-08-25 アンカラで地震 (Hurriyet紙)

災害緊急時対策庁とカンディリ天文台地震観測所のインターネットサイトで発表された情報によると、21時42分にイェニマハッレを震源とするマグニチュード3.5規模の地震が観測された。地震は、地面から7kmの深さのところで発生したと発表された。      地震は、チャンカヤ区、アルトゥンダー区、ケチオレン区といった中心地区でも感じられた。      ■県庁からの発表      アンカラ県庁のツィッターアカウント上で行われた発表では、21時42分に震源地をイェニマハッレ区とするマグニチュード3.5規模の地 全文をよむ

2019-08-21 また黒雲―イスタンブル、ふたたび集中豪雨の心配 (Hurriyet紙)

気象総局はイスタンブルに豪雨の注意報を発表した。アジア側をはじめとし、豪雨の可能性があることを伝え、突然の洪水や氾濫に対する警報も出された。一方、イスタンブルで雨が降りはじめた時、豪雨の前にアジア側で空が黒い雲で覆われているのが見られた。      気象総局からイスタンブルに新たな注意報が出された。今朝、「豪雨」と題して発令され、最新の分析によると、夜の時間帯までアジア側や北部地域をはじめとし、イスタンブルで断続的な豪雨や雷雨が予想されている。      気象総局の予想によると、イスタンブルでは 全文をよむ

2019-08-18 ファーズル・サイ、カズダー支援コンサート (Cumhuriyet紙)

世界的に著名なピアニストのファーズル・サイは、鉱物採掘活動が原因で大きな危険にさらされているカズダーのため、コンサートを開いた。その際にスピーチを行い、「この惑星で人として植物と動物、皆ともに将来のために何かを残したいと望むならば、守らなければならない。慈しまなければならない。音楽も本来このことを説明していると思う」と述べた。      チャナッカレで唯一の水源であるアティキヒサル・ダムの貯水池で行われている鉱物採掘活動に対して自然愛好者が纏まって声を上げる「水と良心の監視」への支持が強くなって 全文をよむ

2019-08-17 アタチュルク公園の名、訴訟へ (Cumhuriyet紙)

CHPが多数派を占めるフンドゥクル市は、市民公園の名を「アタチュルク公園」、公園内にある憩いの広場(喫茶室)の名前を「キャーズム・コユンジュ芸術文化館」に変更し、これに反対した郡知事府に対し行政裁判を起こした。      CHPが多数派を占めるリゼ県フンドゥクル市は、今年3月にオープンした市民公園の名前を「アタチュルク公園」、その中にある市民の憩いの場の名前を、「キャーズム・コユンジュ芸術文化館」に変更した。フンドゥクル郡知事府は、市議会でなされたこの決定を、「公共の利益にそぐわない」という理由 全文をよむ

2019-08-15 猛暑対策、こんなプールはいかが? (Cumhuriyet紙)

クルッカレ県のバフシリ郡で農業を営むヒダイェット・オズベクさん(61)はトラクターのトレーラー部分を水でいっぱいにし、暑さにうんざりする孫たちへプールをつくった。      バフシリ郡在住で農業を営むヒダイェット・オズベクさんは、暑さの中、孫たちを涼ませるため、ちょっと変わった方法を開発した。オズベクさんは、孫たちが川に入るのを望まず、自身のトラクターのトレーラー部分をプールへと変身させた。オズベクさんの2人の孫と近隣に住む子どもは、トレーラーで泳ぎながら、涼むと同時に楽しんだ。      ヒダ 全文をよむ

2019-08-14 ハサンケイフの新住宅、95%完了 (Milliyet紙)

農業森林省のベキル・パクデミルリ大臣は、国家水道総局によって建設されたウルス・ダムの貯水池に残るハサンケイフ市の再建設におけるタスクが最終段階に来たこと、新居住地のため今日までに5億リラの予算が割り当てられたことを明らかにした。      パクデミルリ大臣は行った書面での発表において、ウルス・ダムの完成とともに水没するバトマン県のハサンケイフ市の新居住地における住宅の建設が完了したことを述べた。完成した710棟が居住権利保有者に受け渡されたことを明らかにしたパクデミルリ大臣は、「加えて建設が完了 全文をよむ

2019-08-12 犠牲の牛、脱走、スーパーマーケット大騒動 (Cumhuriyet紙)

アドゥヤマンで所有者の手から逃げ、あるスーパーマーケットに侵入した牛はそのスーパーを壊して去って行った。スーパーで買い物をしていた客たちは右に左にと逃げ回った。      アウトゥンシェヒル街区で飼い主の手から逃げた犠牲の牛は道路沿いにあるスーパーマーケットのガラス扉を破壊して中へと入った。破壊された扉から侵入した牛はスーパーの中で数分間走り回った。スーパー内の売り場の商品をひっくり返した牛によって、地元の客たちは恐怖の時間を過ごした。売り場の間で突然反対側から出てきた牛と遭遇した客たちは何に遭 全文をよむ

2019-08-11 犠牲祭、血がまた海峡を染める (Cumhuriyet紙)

イード・アル=アドハー(クルバン・バイラム)の祝祭初日、屠られた犠牲獣の血がベイレルベイの海岸に流出した。海の一部が赤く染まった様子が上空からも見て取れる。      例年のごとく、今年も犠牲祭で屠られた犠牲獣の血が、屠殺場の排水溝を通ってイスタンブルのボスポラス海峡に流れこんだ。祝祭の初日である今日、ウスキュダルのベイレルベイ海岸では、河口から海に犠牲獣の血が流れ込み、イスタンブル広域市の環境保護廃棄物処理公社 (İSTAÇ)チームがベイレルベイ海岸で清掃作業を実施した。 全文をよむ

2019-08-07 金鉱探索でカズダー自然破壊の会社、弁明 (Cumhuriyet紙)

カズダーで金鉱探索をしていたカナダのアラモス・ゴールドという金鉱山会社のCEOであるジョン・マククラスキー氏は、自分たちへ向けられる反対は政治的目的を帯びていると釈明した。森林伐採に関して政府を批判したマククラスキー氏は、鉱物を取り出すために使われる予定であったシアン化合物が周囲の環境に流れ出ることはあり得ないとも述べた。      チャナッカレ県のキラーズル郡で自然破壊を起こしている金鉱探索に対する反応は雪だるま式に増加し、カナダの金鉱山会社、アラモス・ゴールドのCEOであるジョン・マククラス 全文をよむ

2019-07-28 若者の失業深刻:誰かが定年になってくれれば... (Cumhuriyet紙)

トルコでの失業率が日毎に増す中、最も失業率の高い層は、何と残念なことに若者である。トルコ統計協会の広義の失業データによると、15歳以上の失業者数は、約400万人である。大卒で失業中の若者は、未来について希望がなく悲観的である。      「失業に対して、私たちが何を感じているかは言葉にできない」と述べた大卒の失業者の若者は、本紙に行ったインタビューで、「失望、仕事で自分を活かせないという感情、努力とそれにかけた年月が無駄になるのを眺め、精神状態も悪くなり、家族との問題も起こる、と多くの問題に直面 全文をよむ

2019-07-28 南東アナトリアの服喪の食事提供、禁止へ (Cumhuriyet紙)

 南東アナトリア地域で、郡長府と宗教局は、苦痛の種になるとして服喪の食事提供を廃止させる取り組みを始めた。       南東アナトリアで長年の伝統であり、苦痛の種である「服喪食の提供」が廃止される。この地域では身内を亡くした家族は、3日間にわたり弔問客を受け入れる服喪の家で、何百人もの客へ1日2回の食事を提供する。この習慣が一部の家族にとって苦痛となり、これを受けて郡長府と宗教局は、この伝統を廃止する取り組みを始めた。    弔問客へ3日間1日2度の服喪食を提供するために、ローンを組んだり借金し 全文をよむ

2019-07-28 100万人をこえる季節労働者の過酷な真実 (Cumhuriyet紙)

生まれ育った土地からパンを買う金のために離れている季節農業労働者の、新たな土地での生活もまた、過酷なものだ。最も大きな問題のうちの2つが、清潔な水と住処だ。100万人を超えるトルコの季節労働者の前線でも、なんら変わるところはない。      時には就学年齢にすら達しない子供たちと建てたテントは雨で水没し、時には外に作った炊事場で調理をし、シャワーやその他の必要なものものもまた屋外で済ませようと努力する。1日に12~14時間太陽の下で働き、40~70リラの日当を受け取る。彼らは東部や南東部の多くの 全文をよむ

2019-07-27 平和運動署名研究者裁判、裁判長裁決で無罪へ (Cumhuriyet紙)

平和運動署名研究者らへの判決は、憲法裁判所内で真っ二つに割れた。多数決の結果8対8に意見が割れ、憲法裁判所のズフトゥ・アルスラン裁判長の票で決定した。    憲法裁判所(AYM)は、東南部で側溝作戦の際に「この罪を支持しない」というタイトルの宣言書に署名したことにより「武装テロ組織のプロパガンダを行った」という罪状で罰せられた10人の研究者らが表現の自由を主張したことに対し、判決を下した。高等裁判所は再審を命じるとともに、研究者らの内9人にそれぞれ1,000トルコリラの賠償金支払いを決定していた 全文をよむ

2019-07-26 ロシア、トルコからビザなし入国容認へ―個人・公用パスポート所持者 (Hurriyet紙)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、個人または公用パスポートを保持するトルコ国民に対し、入国の際にビザ・就労証明書を求めるのを取り止めた。      プーチン大統領が署名した命令書によると、2015年11月にビザ政策が適用された一部のトルコ国民への入国制限が解除された。      命令書によって、個人または公用パスポートを保持する者とその家族、それにトルコの在ロシア公館で勤務する者については、ビザ・就労証明書が求められることはなくなった。      本命令は、命令書が署名されてから即日で適用 全文をよむ

2019-07-23 イスタンブル県、登録地外のシリア難民を追放でなく「移動」 (Hurriyet紙)

イスタンブル県知事府は、登録していない難民であることが確認されると(本国)送還される手続きが始められたとのうわさについて会見を行い、「シリア国籍の外国人は登録された県に戻るための期間が設けられている。この指定期間の終了までに戻らなかったことが確認されたものは、登録された県へ移送されることになる」と述べた。      ■会見要旨      「我々の県(イスタンブル)には、居住許可を得た52万2381人の外国人と一時的な保護下にある54万7479人のシリア人難民の併せて106万9,860人の登録され 全文をよむ

2019-07-22 列車にペット持ち込み女性、2時間乗客を足止め (Cumhuriyet紙)

ペットを連れて列車に乗り旅行をしようとした女性が、車掌によって下車を勧告されると、列車を2時間遅らせ、何百もの人が犠牲になった。      事件は、エスキシェヒルからキュタヒヤ、タヴシャンリ方面へ向かうローカル線で発生した。女性は、連れていたペットに切符を買わず規則に違反したという理由で車掌から警告を受けた。その後、降車を勧告された女性は車掌を侮辱し、仲裁に入った乗客も侮辱した。      言葉での侮辱がエスカレートした女性は、列車内の乗客にも物理的な干渉を行ったと言われる。事件後、サブンジュプ 全文をよむ

2019-07-19 商人を脅すアダナの自称「ISアダナ」軍団、逮捕 (Hurriyet紙)

アダナで「ISアダナ」を自称し、商人を脅し1日あたり3500TLの上納金をゆすり取ったとされる人物を含む容疑者17人のうち12人が逮捕された。残りの5人は自宅軟禁処分となっている。      アダナ県共和国首席検事局による捜査の中で、IS(イスラミック・ステート)の活動の全容を解き明かすために、アダナ警察テロ対策・諜報局の職員による通信傍受による捜査及び尾行、張り込み捜査が開始された。      捜査の結果、ISのアダナでの指導者を自称するコードネーム「アブー・ハムザ」ことマフムート・Öが、テロ 全文をよむ

2019-07-15 9万モスクでクーデター未遂事件に祈りの呼びかけ (Hurriyet紙)

フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)による2016年7月15日の反逆的なクーデター未遂事件の際に統一と団結の象徴となった礼拝の呼びかけが、今日の夜トルコ全土の9万のモスクで行われた。      宗務庁によって実施されたプログラムの枠組みにおいて、7月15日の反逆的なクーデター未遂事件の間、国民に対して、裏切りに対する団結の精神を植え付け、また精神的な力をもたらした礼拝の呼びかけ声が、0時13分以降トルコ全土の9万のモスクで同時間に再び高まった。      コジャテペモスクから行われた礼拝の呼びか 全文をよむ

2019-07-15 EU、トルコの東地中海資源探査に制裁決定 (Cumhuriyet紙)

EUの外務大臣は、トルコの東地中海における天然ガスの掘削活動を理由に制裁の決定を下した。      ドイチェ・ヴィレトルコ語版が報道したニュースによると、ブリュッセルでの外交会議で加盟国が合意に至った決定は、トルコに対して4項目にわたる「制裁罰」とされる制裁の適用を含んでいる。   EU外務大臣たちは、制裁によってトルコのキプロス水域における掘削活動を停止させることを目的としている。   加盟国が合意に至った決定では、「トルコは、警告したにもかかわらず活動を停止しなかったことは誠に遺憾だ」とも述 全文をよむ

2019-07-14 ブルドゥルの湖沼群、干上がるーフラミンゴはどこへ・・? (Hurriyet紙)

トルコで最も有名なフラミンゴ飛来地の一つである湖沼地域に位置するアクギョル湖は、6月以降完全に干上がってしまった。アクギョル湖、またの名をチョラク湖としても知られるカルスト湖は、完全に水が干上がり、真っ白な砂漠に様変わりした。      この湖沼地域で、ブルドゥル湖をはじめサルダ湖、アクギョル湖、アジュギョル湖そしてヤルシュル湖水群はフラミンゴにとって非常に重要な生息地の一つである。しかし近年湖沼地域の湖群は、地球温暖化をはじめとして、後先を考えない無秩序な農業灌漑や、違法掘削、様々な資源を有す 全文をよむ

2019-07-12 裁判へ「幼児結婚は罪」 (Cumhuriyet紙)

「6歳の子どもは結婚できる」といったユルドゥズ氏を批判した、裁判が起きた。       ヌレッティン・ユルドゥズ社会組織協会創設会長の「6歳児は結婚できる」というスキャンダル発言の後、ジュムフリイェト社のコラムニストであるザフェル・アラプキルリ氏はSNSへの投稿で反論した。ユルドゥズ氏をSNSを通じで侮辱したとして、起訴されたアラプキルリ氏は昨日の審理に現れた。罪状を否認したアラプキルリ氏は話題となっている投稿は民法で定められている結婚年齢を軽視する発言に対して反対意見を述べたものであると話した 全文をよむ

2019-07-10 イスタンブル熱波ー40度 (Hurriyet紙)

イスタンブルでお昼頃、温度計が40度を示し、暑さにさらされた市民は涼しさを求めてさまざまな方法を試した。      イスタンブルはお昼頃すさまじい暑さにさらされた。気温が上がり続け、温度計は40度を示した。すさまじい暑さにさらされた市民は涼しさを求めてさまざまな方法を試した。日陰に入るものもいれば、市の職員が花に撒くホースの水をかぶったりし涼もうとするものもいた。タクスィム広場では、暑さから観光客までも日傘をさし日差しをしのごうとしていた。      ■猛暑は動物にも影響      イスタンブル 全文をよむ

2019-07-10 検察庁「トルコ国軍で依然としてギュレン派の活動」 (Cumhuriyet紙)

検察は、「トルコ国軍(TSK)においておよそ6万から7万人程度のギュレン派テロ組織(FETÖ)とつながりのある人間が存在している」という発表を行った。      FETÖの政治的な基盤を一掃することができず、またFETÖのメンバーの多くがいまだに公共の組織や機関に勤めているということに関する論争が続いている中、イスタンブル共和国検察は問題に関しての驚くべき発表を行った。検察庁が行った調査の一環で176人の正規の軍人が逮捕されたと述べて、FETÖと繋がりのある正規の士官と下士官の数がクーデターに参 全文をよむ

2019-07-06 8万人に釈放の光 (Cumhuriyet紙)

5年未満の懲役刑に対し、最高裁への道が開かれることとなった。控訴内容に「矛盾を含むFETÖ裁判の判決」において、最高裁は判例を作ることになった。修正案は夏季休暇前に国会に提出される見込みだ。    法務相及び公正発展党(AKP)の法律家の国会議員らが作成した刑罰執行制度の改正を含む司法パッケージは、夏季休暇前に国会へ提出される見通しだ。この改正案が承認された場合、最新の計算によれば刑務所内の8万人以上の収容者並びに受刑者らが釈放される予定だ。  AKPが署名を行ったこの改正案では、5年未満の懲役 全文をよむ

2019-06-30 ディヤルバクルとウルファの両名家の結婚式、贈り物は5キロの金に札束・・・ (Milliyet紙)

シャンルウルファに住むブジャク家のメフメト・エミン・ブジャク氏の娘、ゼフラ・ブジャクとディヤルバクルの実業家ハジュ・テキン・チチェキ氏の息子、ビラル・チチェキがホテルで催した結婚式には、約2千人が参加した。式では、新郎新婦へおよそ5キログラムの金と50万リラが送られ、彼らの体に掛けられた。花嫁はその重さで身動きが取れずまた彼女の腕にはこれ以上お祝い品を身に着けるスペースがないため、プレゼントの金はカバンの中におさめられた。       ディヤルバクルのチチェキ家とシャンルウルファのブジャク家の結 全文をよむ

2019-06-30 2019年新学期はいつから? (Milliyet紙)

学校の始業日について、生徒と保護者が情報を集め続けている。何百万もの生徒と家族が強く気にかけている2019-2020教育年の開始日が、国民教育省により発表された。さて、学校はいつから始まるのだろうか?      学校はいつから始まるのかという問いに、国民教育省からの回答があった。新学期がいつから始まるのか、何千人もの生徒と家族が強く気にかけていたが、彼らが待ち望んでいた情報が国民教育省からもたらされた。6月14日に終了した2018-2019教育年が終了し、人々の関心は新たな教育年とカレンダーに向 全文をよむ

2019-06-26 記録的熱波、ウルファ県シベレキ郡で58度! (Milliyet紙)

シャンルウルファ県のスィヴェレキ郡で温度計が58度を指し、年間の最高気温を記録した。市民は灼けつくような暑さの中で家から出られず、道りはガラガラになり、子供達は市民プールに押し寄せた。      年間の最高気温記録が、シャンルウルファ県スィヴェレキ郡で更新された。市の温度計は58度を指し、年間の最高気温を記録した。市民は焼けつくような暑さで家から出られず、道りはガラガラになっていた。暑さで死にそうな子供達は市の無料のプールに飛び込んだ。   一方で地方気象局は、高温の暑さににより起こり得る熱中症 全文をよむ

2019-06-24 イスタンブル市長選予想で当てた調査会社と外した調査会社 (Cumhuriyet紙)

3月31日に行われたが、高等選挙委員会の決定により再度実施されたイスタンブル市長選は終了した。      全投票の54%を得た国民同盟候補エクレム・イマームオールが勝利した。共和同盟候補ビナリ・ユルドゥルムは、45%だった。      世論調査会社の多くは選挙をエクレム・イマームオールの勝利と予想する中、KONDA調査・諮問会社の結果は、適切なものだった。      KONDAが6月15日と16日に157の地区で3498人に街頭調査を行い、そのデータの結果を受けて準備した報告書ではイマームオール 全文をよむ

2019-06-23 投票のため帰宅のイスタンブル市民、また保養地へ (Milliyet紙)

イスタンブル広域市の再市長選では、午前中に投票を終えた市民が、その後、保養地へ向かうためイスタンブル空港にやってきた。特に午後の国内線出発ターミナルで混雑が目だった。      昨日の到着時の空港混雑が今日は特に国内線出発ターミナルでみられ、空港機能が完全に移行された日以降で最も混雑した日のひとつとなった。イスタンブル空港は発着あわせて1298便を記録。また、空港利用者数は21万527人となった。投票を終えて空港にやってきた旅客らは、投票日にあわせて休暇の計画を立てたと話した。      ■「選 全文をよむ

2019-06-23 クシャダスで猪の群れ、市内で暮らす (Hurriyet紙)

アイドゥンのクシャダシュ郡でその多くが子供である25頭の猪の群れは郡の中心を生活の場として選んだ。ゴミ箱や果樹を餌とする群れはその土地に落ち着いた。      クシャダスでは25頭(内7頭が成獣)の猪の群れは、郡の中心のエーゲ通りに定住した。日中は人々がいない灌木の中で時間を過ごし、夜はお腹を満たすために居住地に下りてきている。      クシャダシュ市と自然愛好家は、とりわけ子供の猪に害を与えないよう集った。高級住宅地の周辺にあるゴミ箱と果樹で食事をする群れが害を与えられないよう、住民たちに注 全文をよむ

2019-06-20 新兵役制へ、国会審議終了 (Cumhuriyet紙)

国会本会議では,新兵役制の第3部そして最終部についての審議が終了した。審議では,法案へ臨時の一条項を加え,現在の兵役延期及び忌避者達にくじ引きなしに金納兵役への申請を認めた。       トルコ大国民議会の本会議は,兵役法審議のためスュレイヤ・サディ・ビルギチ副議長を議長役に召集された。新兵役制の第3部と最終部についての審議が終了した。      本会議での審議では,法案に臨時の一条項を加えることで,およそ64万人いる兵役延期及び忌避者達がくじ引きなしに金納兵役を利用できるようになった。また彼ら 全文をよむ

2019-06-19 HDP、投票の選挙民の交通費負担 (Cumhuriyet紙)

HDP(人民の民主主義党)は、地方都市から投票のためにイスタンブルへ来る有権者の交通費を負担することを決定した。      メソポタミア通信社に掲載されたニュースによれば、キャンペーンに関して話したHDPディヤルバクル支部のエディプ・ビンビル氏は、党の3月31日選挙の方針が6月23日の再選挙にも適用され、イスタンブルに住民票が登録されている全てのHDP支持者の投票のために働いていると述べた。      ビンビル氏は、このなかで、ラマザン休暇と夏休暇を理由に、ディヤルバクルへ来ているイスタンブルに 全文をよむ

2019-06-11 児童労働、200万人に達する (Cumhuriyet紙)

トルコにおける児童労働が200万人に達した。10人のうち8人の子供が危険な状況下で働いている。3人に1人が十分に暖をとったり食事をすることができない家庭で生活している。世界においても1億5200万人の子供が学校に行かず生活のために働いている。      明日、6月12日は児童労働反対世界デーである。しかし何百万人もの子供たちが生活困難のために路上で、鉱山で、農場で、作業場で働かざるを得ない状況に陥っている。   国際労働機関(ILO)によると、全世界で7300万人が危険な状況で働いているのをはじ 全文をよむ

2019-06-04 エルドアン一家お気に召さず、マルマリスの別荘さらに改修? (Cumhuriyet紙)

数万本の木を伐採して、人工ビーチのために海が砂で埋め立てられたマルマリスのオクルク入江にある別荘は、大統領一家の要求により改修されると言われている。CHPのエルケキ氏は、3億3千万リラを要する別荘の改修のために、さらに3千万リラの追加予算が割かれたことを明らかにし、議会質問を準備した。      マルマリスのオクルク入江で約3年に渡り継続している大統領の夏の別荘建築のために数万本の木が伐採され、人工ビーチ建設のために海が砂で埋め立てられたことが議論を呼ぶ中、今度は工事が完了した別荘の一部が、エル 全文をよむ

2019-05-31 内務省、トゥンジェリ市のデルシムへの名称変更にストップ (Cumhuriyet紙)

市議会がトゥンジェリの名称を「デルシム」として変更要求を出したことに関して、内務省による調査が始められるとともに、調査官が任務を託された。トゥンジェリ市において自治体の看板に「デルシム市」と書かれた件で、トゥンジェリ知事が裁判所に出していた申請は、5月24日に実行の停止決定の対象になった。      トルコ共産党所属でトゥンジェリ市長であるファーティヒ・メフメト・マチオール氏と議員らが採決し、裁判所が止めている「デルシム」呼称決定に関して、内務省は調査   官を送った。      2019年5月 全文をよむ

2019-05-31 イスタンブル市営交通、バイラム全期間無料化 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市(İBB)は、ラマザン・バイラム前の準備を完了した。İBBの運営する全交通機関は、バイラム中に無料でサービスを提供する。バイラムの最初の3日間は、イスタンブル駐車場(İSPARK)がすべて無料となる。また、都市全域へ最大量の給水を行う。      イスタンブル広域市は、9日間にわたるラマザン・バイラム(断食明けの祭り)に先立ち、いくつかの措置を講じた。市議会での承認を得た提案により、バイラム期間中は交通機関が無料とされた。市営交通局(İETT)はバイラム期間中、4524台の車両 全文をよむ

2019-05-30 まもなくバイラム休暇!―チケットの予約は大丈夫? (Hurriyet紙)

トルコ全土で何百万人もの人が、9日間のラマザン・バイラム休暇までの日にちを数えている。イスタンブルだけでも250万人もの人が街から離れる準備をしている。交通機関はほとんど満席であるが、バイラム休暇を街の外で過ごしたい人々は追加便と、出発間際に1割の確率で出てくるキャンセル便に狙いを定めている。      9日間のバイラム休暇を機会に故郷や行楽地へ行こうと、トルコ全土で人々がバスに群がっている。バイラム前にほとんど完売したバスのチケットの多くは、旅行者に人気のエーゲ地方や地中海地方行きの便が購入さ 全文をよむ

2019-05-28 ペリカン教団、深刻な危険? (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市市長に選出されたエクレム・イマムオール氏の発言が切り貼りされるというFETÖ流儀の謀が行われたことに、AKP内部から抗議が起きた。AKPの県支部役員エリフ・ケレシュ氏に反感を示したAKP上層部の人物は、「ペリカン戦術は党内に深刻な憂いを与えている」と話した。      イスタンブル市民の投票によって市長に選ばれたものの、物議を醸す高等選挙委員会(YSK)の決定により当選証が取り上げられたエクレム・イマムオール氏は、昨晩ハベルチュルクの生放送に出演し、質問に回答した。この時イマム 全文をよむ

2019-05-28 トルコ国会に顔認証システム導入 (Milliyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)で、革命人民解放党戦線(DHKP-C)とのつながりが確認された2人が警備員を人質に取ろうとしたことを受け、警備システムが見直された。中でも特に、訪問者が入場するTBMMディクメン・ゲートに顔認証システムが導入される予定だ。このシステムはテスト段階だが、TBMMに多くの人が入場する際、警備員にとってはかなりの負担軽減になるだろう。システムとは別にTBMMのゲートで行われる検査を受ける人は、スキャンされ、基本情報ブラウジング(GBT)が行われ、不審人物は検出されることとな 全文をよむ

2019-05-24 バイラム祭を故郷でーシリア難民、シリアへ (Cumhuriyet紙)

ラマザン・バイラム(ラマザン明けの祭)を自国で過ごそうと、シリア人はキリス県にあるオンジュプナル国境ゲートを次々と越えている。母国へ向かう喜びにあふれたシリア人たちが走って越境するという風変わりな光景が見られ、この越境が始まった7日間で、7千人ものシリア人たちが国へ戻ったことが分かった。      バイラムでは、ユーフラテスの盾作戦とオリーブの枝作戦で安全となったチョバンベイ、アフリーン、ジャラーブルス、アアザーズ、マレ、ソラン、アクタリン、アル・バーブの各地方に住む親戚と過ごすため、今日までで 全文をよむ

2019-05-18 新兵役制、国会提出へ (Cumhuriyet紙)

兵役金納制を継続させる「統一兵役制」法改正案が今週トルコ大国民議会委員会に提出される。      トルコ国防総省が準備し、公正発展党(AKP)会派グループがまとめた「統一兵役制」システムが、今週トルコ大国民議会議長に提出される。「兵役法」第1111条の改正を想定しているこの法案は、兵役金納制を継続させる。      提案に基づけば、金納額は31000トルコリラ(約56万4000円)とされており、実施されれば配属拒否兵や脱走兵はこの制度を利用できない。また、兵役義務免除期間内に金納の権利を行使でき 全文をよむ

2019-05-18 目指すはサムスン!ー解放戦線5月19日サムスン上陸記念日 (Hurriyet紙)

ムスタファ・ケマル・アタテュルクが1919年5月19日に開始したサムスンでの解放戦線の開幕から100周年を迎えた今日、街は熱気に包まれた。1世紀という長い歴史の痕跡を残すチュチュン桟橋やバンドゥルマ記念艦、解放戦線のルートは観光客で賑わった。    サムスンでは、5月19日のアタテュルク追悼青年スポーツ記念日のお祝いを数日前から開始した。解放戦線のルートにアタテュルクが残した足跡は、100年経った今でも県内で保存されている。県内は国旗の赤と白に包まれており、この熱気を共有するため多くの観光客が国 全文をよむ

2019-05-17 米、トルコの鉄鋼関税引き下げるも免税対象国から除外 (Cumhuriyet紙)

アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領は、トルコにアメリカとの関税における優遇を与えている一般特恵関税制度(英語:GSP、トルコ語:GTS)の枠組みの対象国リストから、トルコを除外すると通告した。また、ドナルド・トランプ米大統領は、アメリカがトルコから輸入している鉄鋼に適用されている50%の関税を25%に引き下げると伝えた。      アメリカのトランプ大統領は、書面による発表を行い、トルコをGTSプログラムから除外することの詳細を公表した。      トランプ大統領は、3月4日に議会にこの意 全文をよむ

2019-05-11 学校はいつまで?5月31日まで? (Milliyet紙)

学校の終了までもう僅かな時間が残るのみだ。生徒と教師たちは夏休みを待ち望んでさえいる。今年は断食明け祭日が学校の終業時期にとても近く、祭日が9日延びたことで、いくつかの問いを生んでいる。学校は早く終業するのかといった質問への答えを求める人々はインターネットでこの話題を調べている。さて、学校はいつ終わるのだろうか?      春学期が終わりへと近づいたことにともない、学校の終業日もまた十分に近づいた。生徒と教師達は夏休みの到来が待ちきれないようである。断食明け祭日が6月頭に来た事で思いを巡らすこと 全文をよむ

2019-05-05 15才~24才の200万人超、就学・就業なし! (Cumhuriyet紙)

トルコには15歳から24歳である1272万5千人が居る一方、この人数のうち297万6千人が就学も就業もしていない。      失業率はここ数日14.7%という数をもってここ十年の記録を更新した。15歳から24歳の若者では26.7%まで増加している。就学も、就業もしていない15歳から24歳の若者の率は25.5%と見積もられている。      BirGün紙のメラル・ダンユルドゥズの記事によれば15歳から24歳の年齢層に1272万5千人が居るとされる。このうち506万2千人が就学、236万6千人が就 全文をよむ

2019-05-05 さあ、ラマザン月、始まる (Hurriyet紙)

精神的な美しさに満ちた神聖な11の月のスルタンであるラマザン月が訪れ、イフタール(日没後の食事)とサフール(夜明け前の食事)の賑わいも始まった。何百万人もの市民が、最初の断食のため、5月5日から5月6日にかけての夜(今夜)、サフールの食卓に着く。では、最初のサフールは何時に行われるのか?ラマザンを迎えようとしているイスタンブル、アンカラ、イズミル、アダナ他の各県のサフールとイフタールの時間を見てみよう…。      慈悲と豊かさの月として知られる、12ヶ月のスルタンであるラマザン月が始まる。トル 全文をよむ

2019-05-04 授業の代わりに開所式へーチャムルジャ・モスク開所 (Cumhuriyet紙)

チャムルジャ・モスクの開所に際してタイイプ・エルドアン大統領やトルコ大国民議会(TBMM)のムスタファ・シェントプ議長と外国の代表者たちが参加し、授業時間であるにもかかわらずさまざまな学校の学生たちが集められた。      大チャムルジャ・モスクの公式の開所式典で、タイイプ・エルドアン大統領はスピーチし「すでにテロに対して「しかしながら」「だが」といった文章を作るぜいたくは誰にもない。 IS、アルカイダ、ギュレン派テロ組織(FETÖ)、PKKのような組織の列に集まった者たちを掃討すると決意してい 全文をよむ

2019-05-02 シリア難民子弟教育に4700人の臨時教員採用へ (Hurriyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育大臣は、「シリア人児童のトルコ教育制度への統合支援プロジェクト(PICTES)」では、労働法に則って教師を雇用しているとして、「このプロジェクトでは4700人の教師が一時的な有期雇用契約で働いている」と述べた。       共和人民党のヴェリ・アーババ議員の提案へ返答したセルチュク大臣は以下のように述べた。「雇用された教師候補は、労働法に基づいて働いていることから、国家公務員法に基づいている教師たちとは被雇用者の権利という点で差が生じている。計画の初期段階である2016 全文をよむ

2019-04-23 チャナッカレ大、親戚縁者採用でほとんど家族経営 (Cumhuriyet紙)

チャナッカレ5月18日大学では配偶者、友人、親戚の採用が行われており、大学を「家族の大学」に変えた。      チャナッカレ5月18日大学(以下チャナッカレ大学)が縁故採用により「家族の大学」に変わっていたことが明らかになった。配偶者や友人、親戚の採用は、教育に関する人事だけでも250人を上回った。高等教育機構(YÖK)が「処罰対象である」と警告しながらも、個人による任命で形成される大学職員だが、チャナッカレ大学では、事務員や作業員なども加えると、数百人規模の親戚の輪というスキャンダルに発展した 全文をよむ

2019-04-20 トルコ解放戦線100周年へ (Cumhuriyet紙)

ムスタファ・ケマル・アタテュルクがイスタンブルを出発しサムスンへの到達をもって開始した解放戦線の試金石の一つである1919年5月19日の100周年を記念して作成されたロゴやコーポレートアイデンティティの作品が完成した。年間を通して開催されるすべての青少年、スポーツ、並びに文化的なイベントに関するロゴやポスター、告知、招待状、広告、及びそれらに類似する文書やイラストに使用される予定だ。    大統領府報道局が行った発表によると、100周年を記念するために用意されたロゴやコーポレートアイデンティティ 全文をよむ

2019-04-20 アンカラに4月の雪 (Cumhuriyet紙)

アンカラとブルサで4月に雪が降った。      アンカラで勢力をふるっている寒気の影響で、ギョルバシュ区で雪のサプライズが発生した。同区では昼頃に雪が降り始め、約45分続き、そのため民家の屋根や木々は白く覆われた。寒気は街にもう少し長く続くとの予報が出された。       ◼︎イズニクでも降雪      ブルサ県イズニク郡で雪が降った。降雪は昼頃に始まり高地で勢力をふるい続けている。   寒気が多くの地域で勢力をふるっているなかで、ブルサ県イズニク郡に20日昼ごろ雪が降った。ギュルミュズリュ街区 全文をよむ

2019-04-04 イスタンブル新空港へ、大移動はじまる (Hurriyet紙)

世界最大級の空港という特徴を持つイスタンブル新空港は、昨年10月29日にエルドアン大統領の参加のもと供用が開始された。イスタンブル新空港への移転作業は今夜3時に開始され、4月6日に完了する予定だ。この進捗の脇で、イスタンブル新空港がどの区にあるのかという疑問を多くの市民が抱き始めている。さて、イスタンブル新空港はどこにあり、どうやって行けばよいのか?気になる答えは・・・      2018年10月29日に開港したイスタンブル新空港への移転は45時間かけて段階的に行われる予定で、未明3時に始まって 全文をよむ

2019-03-27 法務相、今後5年に193の新刑務所 (Hurriyet紙)

法務省刑罰・収監総局は、「有罪判決を受けた者及び勾留者の数の想定外の増加」を理由に5年以内に193の新刑務所建設を計画していることを明らかにした。      CHP(共和人民党)のムハッレム・エルケキ副党首は、法務省にこの5年間で幾つの刑務所建設計画が開始されたか、そして新刑務所について質問した。法務省刑罰・収監総局による回答では、2018年12月17日までにトルコ全体で389の刑執行機関が存在すること、そしてこの機関の総収容人数が21万1838人であることが明らかにされた。      書面によ 全文をよむ

2019-03-27 トルコ・テレコムの地方選挙準備万端 (Hurriyet紙)

トルコ・テレコム・テクノロジー総局の副総局長であるユスフ・クラチ氏は、「トルコ・テレコムと高等選挙委員会間で選挙の前後に必要な協力関係を確保した。選挙期間中の、国内における絶え間ない通信のために全ての予防策が準備できている」と話した。      トルコ・テレコムは3月31日に行われる予定の地方選挙で、どんな問題も起こらないように、モバイル、ブロードバンド、そして安定したネットワークにおいて準備、そしてテスト段階を完了した。      トルコ・テレコム・テクノロジー総局の副総局長であるユスフ・クラ 全文をよむ

2019-03-26 ハッキャーリで雪、飛行機便キャンセル (Hurriyet紙)

ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡で大雪のため、飛行機の運航が中止された。      同郡では大雪のため、セラハッディン・エイユービ空港で飛行機の運航ができなかった。      滑走路自体は、除雪チームが国家空港管理局から送られてきた特殊装備の機械を使って除雪し、いつでも使える状態だ。   滑走路の作業は、除雪ショベルカー5台、ロータリー除雪車3台とグレーダー2台で行われた。      大雪が続いている郡の一部の地域では、積雪量が1メートルを超えた。地方自治体は、道を開けるために除雪作業を続けている。 全文をよむ

2019-03-23 黒海地方の自然破壊、さらに―道だけでなく、住宅開発? (Cumhuriyet紙)

地域住民の反対にも関わらず強行されている「緑の道」プロジェクトのために、今やヤイラ(高原)に開発の波が及んでいる。ヤイラ(本来)の牧草地というステータスが取り払われることになると指摘されている。      黒海地方の“自然の驚異”ともいえるヤイラを開発するための第一歩が踏み出された。リゼ県チャムルヘムシンで地域住民の反対にもかかわらず進められている「緑の道」プロジェクトのため、今やヤイラに開発の波が及んでいる。この地域住民の弁護士であるイブラ―ヒム・デミルジ氏は、緑の道プロジェクトが真冬にも進め 全文をよむ

2019-03-18 モスクのミナレットにAKPの旗ー政治の宗教利用、ここまで (Cumhuriyet紙)

イマームが説教壇からAKPへの支持を呼びかけ、ミナレットからアザーンの代わりにAKPの選挙音楽を流したことに続いて、今度はミナレットにAKPの旗を掲げた。      公正発展党(AKP)による宗教の政治利用の例が今度はアイドゥンで明らかになった。イマームらが説教壇から与党への支持を呼びかけ、ミナレットからアザーンでなくAKPの選挙音楽を流したことに続いて、今度はミナレットにAKPの旗を掲げたのだ。      アイドゥン県のローカルニュースサイト「ギュナイドゥン」のニュースによると、ボズドアン郡ハ 全文をよむ

2019-03-14 イスタンブル・カバタシュ船着き場、明日一部再開 (Hurriyet紙)

カモメプロジェクトとして知られていて、建設が2016年に始められたカバタシュ広場と乗り換え拠点計画の第一段階が明日(金曜日)の朝に開く。       建築家のハカン・クラン氏が最初に描いたプロジェクトに含まれていた「カモメ」をかたどった乗船場とカバタシュ広場の交通を地下に移すこと以外はまさに行われているプロジェクトに存在し建設が完了された4つの乗船場のうちの2つが明日の朝、フェリーのボアズ便とアダラル便によってサービスを開始する。プロジェクトの第二段階はというと2020年の10月に開始する。   全文をよむ

2019-03-12 これが新兵役制、全容 (Hurriyet紙)

待ちに待った新兵役制度に関する質問の答えが見つかった。国防相のアカル氏は新兵役制に関する重要な声明を出した。では、新兵役制の詳細とはなんなのだろうか。      市民によって総じて兵役と呼ばれる新兵役制についての取り組みが終わりを迎えた。国防省によって行われた作業により詳細が明らかになった。では、新兵役制に関するその詳細とは…      ■制度は永続的に適用される      新兵役制に関する声明を発表した国防相フルシ・アカル氏は、その詳細を述べた。      「ここでは初めにリスク、脅威そして危 全文をよむ

2019-03-12 国歌「独立行進曲」の物語 (Milliyet紙)

トルコ大国民議会により1921年3月12日に「独立行進曲」として認定された。メフメト・アーキフ・エルソイによって作詞され、オスマン・ゼキ・ウンギョルによって作曲された。このようにして興味深く研究されている「独立行進曲」の歴史とは…。      「独立行進曲」の歌詞は、トルコ革命のさなかにメフメト・アーキフ・エルソイによって書かれた。エルソイは独立戦争で勝利するという確信と、トルコ軍の勇敢さと自己犠牲、トルコという国家の独立、アッラー、国土、宗教への所属を表現した。      ■3月12日に国家と 全文をよむ

2019-03-12 トラブゾン・ユーラシア大学で火災 (Hurriyet紙)

トラブゾンにあるユーラシア大学のヨムラキャンパスで火災が発生した。現場へ消防隊が派遣された。出火した建物で授業を受けていた生徒と職員は火災報知機のボタンを押して避難し、火災による死傷者はいなかった。火が消し止められたことが報告されたとき、建物の他の場所から炎が高く上がり、少しの間パニックとなった。      ヨムラ郡サンジャック地区ヒュクメット通りにあるユーラシア大学の食堂と厨房エリアで9時ごろに、原因不明の火災が発生した。炎は一度に防火扉のある講義棟の外側を襲った。火災が発生している最中に授業 全文をよむ

2019-03-05 米軍、ユーフラテス以東から撤退せず? (Cumhuriyet紙)

米国は自軍をシリアに駐留させることを考えており、マンビジュへの配置を求めている。      シリアのユーフラテス川東部から米国がいつ、どの程度撤退するのか、アンカラで交渉が続いている。そして、ついに米国はトルコへ草案を提示した。それによれば、200-300人の米国兵士のシリア駐留、マンビジュ郡への配置、トルコは同数の兵力をマンビジュに配置、残る地域については兵を駐留しないとの提案が議論される。      トルコはシリアに駐留するすべての米軍の撤退を求めている。一方、米国防総省は、一旅団から成る部 全文をよむ

2019-03-04 女性、職業... (Cumhuriyet紙)

トルコで15歳から65歳の間の2000万人の女性は、労働力に含まれていない。女性の就労率は約34%の水準である。トルコ女性実業家協会のサネム・オクタル会長は、近年出されたパートタイム法と長期の育休が原因で大卒女性が就労から閉め出されたと述べた。      働く女性の40%が結婚や出産後仕事を辞めなければならないと述べたオクタル会長は、「仕事を辞めた人に『幸せですか』と尋ねたら、60%は『いいえ』と答える。子供の面倒を見る、あるいは預けられる適切な保育園を見つけることができれば働きたいと言う。女性 全文をよむ

2019-03-02 スィヴァスで、謎の丘のトンネル発見 (Hurriyet紙)

スィヴァス県ハフィキ郡のデリキ丘陵には、デリキ(穴)という名前の由来になった、丘の頂上にある人工的なトンネルの謎がある。      スィヴァス県ハフィキ郡のデリキ丘陵には、デリキ(穴)という名前の由来になった、丘の頂上にある人工的なトンネルの謎がある。スィヴァス県ハフィキ郡のドゥルルムシュ村の近くにあり、デリキ丘陵と呼ばれる場所のトンネルが見る者の注目を集めている。大きな丘の上にあり、遠くからだと穴のように見えるトンネルは、謎に包まれており人々の興味を引いている。(丘を)約20分登ると、トンネル 全文をよむ

2019-02-27 トルコ各地で降雪 (Hurriyet紙)

アナトリア東部の3県に影響した降雪は、生活に悪影響をもたらしている。一方で、アンタリヤをコンヤへつなぐアクセキ-セイディシェヒル高速道路では、降雪と吹雪のため、通行が困難な状態となっている。      エルズルムとカルスで先に降り始め、昨日一日中続いた雪は、深夜に激しさを強めた。エルズルムでは雪で覆われた道路で、ドライバーが車を進めることが困難となった。      エルズルム広域市所属の除雪隊は、主要な道路が塞がれないように除雪機を用いた活動を行なっている。      高速道路隊もまた、他県と繋 全文をよむ

2019-02-26 トルコ外相、中国のウイグル迫害に懸念 (Hurriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、第40回国際連合人権理事会の「高官」会議で演説を行い、ウイグル系トルコ人とムスリム・マイノリティに対する中国の政策について語った。      チャヴシュオール外相は、第40回国際連合人権理事会の「高官」会議で演説を行い、中国の新疆ウイグル自治区で起きているウイグル系トルコ人とムスリム・マイノリティへの人権侵害に関する報告が杞憂を抱かせるものであると述べた。同外相は、中国はテロとの闘争において、罪のない人々とテロリストを区別すべきだと話した。また、中国がウイグル 全文をよむ

2019-02-24 イスタンブルで、降雪続く (Hurriyet紙)

イスタンブル県のアリ・イェルカヤ知事は、イスタンブルで今夜から明日の夜にかけて、雪が断続的に降り続けるだろうと伝えた。      イェルカヤ知事はツイッターで、「気象データによると、イスタンブルでは今夜から明日の夜にかけて、断続的な降雪が予想される」と発信した。      また、防災対策センターの職員らが交通に支障が出ないよう尽力していると述べ、予想される問題に注意するよう、ドライバーや市民に警告した。      ■影響を強める      バルカン半島上空から流れてきた寒気団の影響下に入った町で 全文をよむ

2019-02-23 アランヤ海岸、魚が大量死 (Hurriyet紙)

アンタルヤ県のアランヤ郡で大量の魚の死体が海岸で発見された。恐怖を引き起こした魚の死に関する調査が始められた。      アランヤのガリプ・デレ海水浴場に、昨日深夜に打ち上げられたと推測される大量の魚の死体を釣り人や地元の人々は目にして、衝撃を受けた。海岸にいた人々はその状況をアランヤ郡農林局に通報した。      通報を聞きつけて海岸に来た当局は、魚からサンプルを採取し、調査のために研究室へ持って行った。関係者が行った最初の調査では、魚の大量死は何らかの中毒によるものではないと明らかにされた。 全文をよむ

2019-02-23 日本の大臣、3分遅刻で謝罪 (Cumhuriyet紙)

日本の桜田義孝オリンピック大臣は、国会委員会に3分遅刻した為公式に謝罪した。野党議員は、桜田大臣が議会に遅刻したことは職務怠慢を示していると述べ、抗議として予算委員会への参加を5時間もの間ボイコットした。      ロイター:昨年大臣に任命された桜田氏は、一連の失態について謝罪をせざるを得なかった。      日本の桜田義孝オリンピック大臣は、国会委員会に3分遅刻したため公式に謝罪した。      野党議員は、桜田大臣が委員会に遅刻したことは職務怠慢であると述べ、抗議として予算委員会を5時間もの 全文をよむ

2019-02-22 ヒズホラ系組織、トルコの公立学校で活動 (Cumhuriyet紙)

いくつかの県では「預言者の愛財団」の活動が禁止されているにもかかわらず、トルコ全土の学校で「宗教的内容を含む試験を実施している」ことが判明した。      国民教育省は、社会的な男女平等を後退させる、またシラバスに「体育科目」として登録されているにもかかわらず「偶像崇拝の信仰」だとして、ヨガの授業を禁止した。その国民教育省が、またしても物議を醸す決定を下した。同省は、ヒズボラとの関係が議論されている「預言者の愛財団」に対して、いくつかの県では活動が禁止されているにもかかわらず、トルコ全土の学校で 全文をよむ

2019-02-21 イスタンブルは霧の中、待機の船で大混雑 (Hurriyet紙)

イスタンブルのボスフォラス海峡では、何日間も霧の悪夢が続いている。霧のためにボスフォラス海峡を通過できない数百隻もの船が黒海とマルマラ海で待機している。       イスタンブルのボスフォラス海峡では、3日間続く霧が原因で、輸送船の通過が妨げられている。ボスフォラス海峡が閉鎖されたことにより、南北の入り口において何百隻もの船が待機を強いられた。       長期間待機している小型船では燃料、食料と水の問題が起きている。船会社は契約期間内に現在の荷物を運べないために何十万ドルもの損害を出している。 全文をよむ

2019-02-18 保護委員会の決定:ガラタの石板は博物館に (Hurriyet紙)

700年間ハルプ門(ヤヌク門)の上にある、ジェノバの紋章があしらわれた石板は、歴史的なガラタ地区に相応しくない方法で鉄格子の中に入れられ、泥棒から守ろうとしているが、この石板に関しイスタンブル第二文化遺産保護委員会は決定を下した。      委員会は、歴史的な作品である大理石の紋章が早急にイスタンブル考古学博物館に移されるよう望んだ。その代わりにイスタンブル修復保護センターによって作られ たレプリカに据えるよう要求した。建築家スィナン建造のピール・メフメト・チェシュメ(泉水)の石板が盗まれると、 全文をよむ

2019-02-17 イスタンブル地震対策、1万6千軒取り壊し (Hurriyet紙)

災害緊急時対策庁(AFAD)は、イスタンブルの23区、(総面積)1,441ヘクタールに上る危険な地域が65ヶ所あると発表し、6万5,377戸の建物に危険があり、うち4万8,609戸を取り壊したと伝えた。ドイツ地質科学研究所(GFZ)との共同研究として進められている調査では、977地点で24時間365日、地震活動をリアルタイムに観測している。      イズミル選出の国会議員セヴダ・エルダン氏は、ある動議にて内務大臣スレイマン・ソイル氏へ「8.17のような地震(訳注: 1999年8月17日のイズミ 全文をよむ

2019-02-13 カッパドキアの景観破壊ホテル、建設許可取り消し (Hurriyet紙)

ネヴシェヒル市ギョレメ町に位置し、トルコの重要な観光地の一つであるカッパドキアの奇岩「ペリバジャ(妖精の煙突)に隣接する場所で行われていたホテルの建設が、文化観光省により停止させられた。      一年間に200万人近くの観光客が訪れるカッパドキア地方のメシトにある博物館ロード上の「妖精の煙突」の付け根で約2か月前にホテル建設が始まった。企業家のM.K.によって施工が進められ、5カ月で完成する計画の、隣接する2つの建物からなるホテル建設は、目の当たりにした人々の反感を買った。      文化観光 全文をよむ

2019-02-13 男子はユスフ、女子はゼイネプー一番多い名前は? (Cumhuriyet紙)

トルコで昨年生まれた女の子には「ゼイネプ」、男の子には「ユスフ」と言う名前が一番人気となった。      トルコ統計機構によって出版された機関誌によると、2018年に生まれた赤ちゃんに付けられた名前の調査において、前年と同じように、女の子には「ゼイネプ」、男の子には「ユスフ」という名前が一番人気になったことがわかった。      住所に基づいた登録システムの結果に見られるように、女の子は、ゼイネプに次いで人気だった名前は、エリフ、デフネ、エブラル、そしてエイリュルだったのに対し、男の子はユスフに 全文をよむ

2019-02-11 THY、機内の忘れ物を売却 (Cumhuriyet紙)

飛行機の乗客は、飛行のストレスや混乱といった理由で忘れ物をしてしまう可能性がある。トルコ航空(THY)忘れ物倉庫は、乗客が機内で忘れたものでいっぱいである。一定期間を過ぎた物は、受け取り申請がないと、忘れもの倉庫に保管される。倉庫にある忘れ物は、1年の保管期間が終わると入札により売却される。      ■忘れられた3000の電子機器も入札に      THYの荷物業務保管庫にある、2838個の中身の入ったカバン、2971台のベビーカー、253台の車いす、4万5711個の商品価値の低い品物、国内線 全文をよむ

2019-02-10 CHP「青年白書」公開―若者はAKPの犠牲になっている (Cumhuriyet紙)

CHP(共和人民党)の『青年白書』は、苦労して教育を終えた人や、塾に通い試験に合格したにも関わらず職に就けない人々、大学を終了した後無職のままである多くの犠牲者たちの数を明らかにした。      CHPは、AKP(公正発展党)の影響下に生じた不公平性が、最も大きく若者たちに出ていることを『青年白書』で公表した。CHPのアンカラ選出国会議員で党議会メンバーのテキン・ビンギョルが用意した白書で、苦労して教育を終えた人や、塾に通い試験に合格したにも関わらず仕事に就けない人々、大学を卒業し無職のままでい 全文をよむ

2019-02-09 スタートアップ:トルコの「ホワイトハットハッカー」たちと拠点「ガレージ」の躍進の物語 (その他紙)

トルコにおいてスタートアップ・エコシステムはどのような状況にあるのだろう?若手起業家たちはどんな事業をしているのだろう?彼らのチャンスというのはどのようなものだろうか?ハッカーとは一体何か、そもそも何をしているのだろう?「善行」が好きなハッカーというのは、一体?これら全ての分野における発展について、スタートアップ・エコシステムの一員でその内情を知る人に話を聞いてみたい、と私たちは考えた。ボアズィチ大学の学生時代、友人たちとあるボクシングジムに作り上げた「ガラジュ(Garajı)」から出発し、「ス 全文をよむ

2019-02-09 ノロウイルス感染3000人ーブルドゥル県ブジャク郡 (Hurriyet紙)

ブルドゥル県ブジャク郡で最近吐き気や嘔吐、下痢を訴え病院を受診した患者の数は、3,366人に上った。県知事府は、この感染症は「ノロウイルス」というウイルスが原因であると発表し、感染しうる期間は3週間であると述べ、人々に予防に留意するよう警告した。      ブジャクで2月3日に飲用水に入り込んだバクテリアが原因の吐き気や嘔吐、下痢を訴え病院を受診した人の数は、3,366人に上った。ブルドゥル県知事府の発表によると、この感染症は「ノロウイルス」というウイルスが原因であることが、感染した人々から採取 全文をよむ

2019-02-09 教育学部の定員、減へ (Cumhuriyet紙)

トルコで教育学部の数が93に、教育学大学院の数はすでに運営されている44校を含め、合計50校に達した。      10人の大学生のうち1人が、教師養成のための学部で教育を受ける一方、教育学部在籍の学生数は定員が減らされたにも関わらず22万1530人になった。そこに50万人近くに登る未雇用の教師も加わり混乱が生じたため、国民教育省と高等教育機構は対策に乗り出した。      教師育成過程を改革しようとする国民教育省は、教育学部の現況について高等教育機構と再び話し合いのテーブルについた。国民教育省の 全文をよむ

2019-02-06 市が寮提供で特別措置する財団(ワクフ)一覧 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市(İBB)によって作成された「STK(市民社会組織)・学校・寮活動報告書」は、関係するワクフへ供給される寮の援助を明らかにした。エンサール・ワクフ、トルコ青少年教育財団(TÜRGEV)、トルコ青年財団(TÜGVA)といったワクフが開設する寮のために市は建物を借用した。8つのワクフに対して支払われた金額は1億1400万リラであった。      イスタンブル広域市(İBB)によって作成された「STK(市民社会組織)・学校・寮活動報告書」はメディアに反映されたのちに新しい詳細が明らか 全文をよむ

2019-01-30 教育、再び大混乱 (Cumhuriyet紙)

普通高校や私設教育学校は閉鎖される。何十万人もの教師と生徒の将来は不透明である。      予備校の[閉鎖が決定され]転換される中で開校された普通高校は今年末で終了となる。予備校閉鎖の決定に次いで指導規則が変更されることで教育機関が普通高校へ転換されたのち、関係省は法律に沿って転換しない教育機関が今年末までに閉鎖されると厳しい言葉で表明した。普通高校に在籍する生徒約21万5千人は他の高校に移籍するが、約2万5000人の教師の処遇については疑問符が付く。      教育省の統計によれば、2600あ 全文をよむ

2019-01-26 シュルナク、降雪7メートル (Cumhuriyet紙)

シュルナク県ベイチュッシェバプ市にある標高2900メートルのカト山にあるケルキュク軍事基地への道は、積雪7メートルに達っしていた。除雪チームは15日間閉ざされた道を開通させた。気温が20度を下回る地域で任務に就いている治安部隊の必需品は、ヘリコプターによって供給されている。      ベイチュッシェバプで、近年最も大変な冬がやってきた。約1か月間降った雪は、生活に悪影響を及ぼし続けている。近年実施された最大規模の作戦でテロリズムが撲滅されたカト山のケルキュク軍事基地の道路は15日間閉鎖されていた 全文をよむ

2019-01-23 トルコの地震地図、22年ぶり改定 (Cumhuriyet紙)

トルコの地震地図が22年間ぶりに改訂された。新しい地図によれば、46県で地震のリスクが低くなる中、6県では地震の危険性が高まった。また以前の地図では、44%の建物が危険のあるグループに分類されていたが、新しい地図ではこの割合は26%に下がった。      ハベルチュルクの報道によれば、1996年に実用化されたトルコの地震地域の地図は、AFAD(防災緊急時管理局)地震室によって2018年3月に改訂され、新しい地図は2019年1月に適用された。これは最新の震源パラメーター、地震カタログと、新世代の数 全文をよむ

2019-01-23 物乞いのおばあさん、実は金持ちだった! (Cumhuriyet紙)

スルタンガーズィの病院周辺で物乞いをしていた74歳の女性が、銀行口座に約43,000リラ(約90万円)の預金、いくつもの金のブレスレット、そして息子が所有する3階建てのビルがあることが明らかになった。      スルタンガーズィで行政警察は市民の感情を悪用し不正に稼ごうとする物乞いに対する調査を行った。私立病院周辺で物乞いをしているある女性についてしばしば報告を受けていた行政警察は、現場へ赴いた。市民のふりをして病院の前へ赴いた行政警察官は、年配の女性が物乞いをしているところを確保した。手元に1 全文をよむ

2019-01-11 トルコから海外移住、63%増 (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)のウトゥク・チャクロゼルエスキシェヒル県出国会議員は、トルコから国外へ移住した人々の数が63%増加し、移住者数は11万3千人に達したと発表した。移住理由の調査を行う委員会の設立を求めるチャクロゼル議員が国会へ提出した議案は、公正発展党(AKP)の反対票により棄却された。    チャクロゼル議員は、以下のように発言した。「国外へ流出したすべての頭脳は、我が国の高度テクノロジーの低下を意味している。これは科学生産や研究開発、先進産業においても一時停止や衰退を意味している。公共サー 全文をよむ

2019-01-08 ディヤルバクルで外出禁止令 (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクルにあるリジェ郡、ハニ郡、コジャキョイ郡で外出禁止令が発令された。      ディヤルバクルにあるリジェ郡、ハニ郡、コジャキョイ郡で外出禁止令が発令された。ディヤルバクル県知事府から出された発表は以下のとおりである。      「当県のリジェ郡、ハニ郡、コジャキョイ郡の境界線内部にある山林地帯で、組織の高位幹部らも含まれているとされる分離主義テロ組織(BTÖ)のメンバーとその協力者らが活動を行っている。彼らを無力化し、当該地域でBTÖメンバーらが使用しているとされるシェルターや避難場 全文をよむ

2019-01-06 サルカムシュ行進へ、トルコ各地から参集―エンヴェル・パシャ追悼 (Milliyet紙)

カルス県サルカムシュ郡で、サルカムシュ作戦から104周年の記念行事の一環で行われていた行進が終了した。      スレイマン・ソイル内相、メフメト・ムハッレム・カサプオール青年スポーツ相、ムスタファ・ヴァランク産業技術相ほか、多くの県や国外からやってきた老若1万人が、第一次世界大戦でエンヴェル・パシャの指揮するオスマン軍がロシアに占領下にあったオスマン帝国の領土を奪還するため開始し9万人の兵士が犠牲となったサルカムシュ作戦の104周年のため、サルカムシュ郡で一堂に会した。       人々はそ 全文をよむ

2019-01-05 TWITTER、中国・日本発の危険な動き (Hurriyet紙)

ソーシャルメディアでは、近年注目すべき動きが起きている。    日本や中国を始めとする極東諸国によって、トルコで「人気のある」ソーシャルメディアのアカウントが売買されている。売買後は日本語や中国語で投稿され続けているこれらのアカウントの中には、1万ドルで売られているものもあれば、2万ドルで売られているものも…こうした利用目的のためだけに作成された一部のウェブサイト上で、アカウント所有者らはアカウントを売却している。    ■「青バッジ」が売られている    何十万人ものフォロワーを有するこれらの 全文をよむ

2019-01-01 2018年、教育に起こったことー試験制度変更 (Hurriyet紙)

2018年、教育に関して根本的な改革が行われた。新しい高校受験システム、大学入学試験は今年初めて適用された。国民教育相にズィヤ・セルチュク氏が就任。セルチュク大臣は2023年の教育ビジョンを明らかにした。「学生誓詞」も長期間議題として残った。      2018年、教育に関して重要な改革が行われた。最も注目を浴びたものとして、試験が挙げられる。変更された高校受験システムと大学入学試験は今年初めて適用された。初等教育から中等教育への移行(TEOG)システムの代わりに適用された二段階の高校受験システ 全文をよむ

2018-12-31 ヌルジュ系オクユジュ教団ハサン・アカルにアタテュルク侮辱で懲役刑 (Hurriyet紙)

トルコ共和国の建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクを侮辱したとしてハサン・アカル氏に下された2年6か月の懲役刑が控訴裁判所によって取り消されたのに対し、バクルキョイ第18番第一審裁判所は先の判決を支持した。裁判所は、アカル氏は抗弁において罪をはっきりと認めていると述べ、アタテュルクの記憶を公然と侮辱し、国民に悪意と敵意をあからさまに挑発した罪で、もう一度、2年6か月の懲役刑の判決を下した。      トルコ共和国の建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの記憶を侮辱したとして、バクルキョイ第18 全文をよむ

2018-12-30 最後のオスマン帝国外交官、ギュレン派の手に (Hurriyet紙)

ケープタウン大学アフリカ研究センターの研究者、ハリム・ゲンチオール博士は、南アフリカのオスマン帝国最後の総領事、メフメト・レムズィ・ベイの墓が元々あった場所からギュレン派テロ組織(FETÖ)の管理下にあるモスクの庭に移されたことを明らかにし、「メフメト・レムズィ・ベイが陥っているこの不運な状況から救い出されるべきだ」と述べた。      ゲンチオール博士は、1914年に南アフリカのヨハネスブルグ総領事に任命されたオスマン帝国最後の総領事メフメト・レムズィ・ベイが第一次世界大戦中にイギリスの捕虜に 全文をよむ

2018-12-25 来年の休日は? (Hurriyet紙)

年始休暇が近づき、検索が加速している。12月31日月曜日が祝日になる場合それ次第で計画を立てる国民たちが、情報を得ようとインターネットで検索をかけている。では、12月31日は半日祝日になるのか?      「12月31日は祝日か?」という質問が今日最も注目を浴びているワードにランクインしている。年始休暇の計画を今から立てたい人々は、休暇が4日間になるか否かを気にしている。では12月31日月曜日は祝日か?以下詳細である。      ■31日月曜日は祝日か?      「国民の祝日と休日についての法 全文をよむ

2018-12-25 グーグル・マップスのクルディスタン地図に、トルコ抗議 (Hurriyet紙)

ジャーヒト・トルハン交通インフラ整備省大臣は、グーグルの英語地図(マップス)におけるトルコの半分が含まれる「いわゆるクルディスタン地図」を削除するよう申し入れたことを明らかにした。      トルハン大臣は、ヤブズ・アウラリオール善良党(İYİ Parti)会派副代表の質問に答え、「トルコ情報通信技術局(BTK)職員が関連するプラットフォームの代表者と問題となっている地図を即座に削除するよう交渉し、国内法および国際法によって生じる義務の範囲内で、必要な通知をおこなった。この件に関する進展を追求し 全文をよむ

2018-12-23 関係省の緊急通達、ミツバチを救う (Hurriyet紙)

農業森林省は、一昨日、81県の局長宛に「緊急通達」という見出しで文書を送り、農業で使用される危険な三種類の化学物質を禁じると伝えた。こうしてトルコではもはや毎年殺虫剤、つまり農薬のために15万箱のミツバチは死ななくなるだろう。      トルコには約800万のミツバチの巣箱がある。このうち毎年平均15万が殺虫剤、つまり、農薬により命を落としている。本紙は10月 28日にこの問題を取り上げ、ミツバチ農家による「殺虫剤をEUのように禁止せよ」という反乱を報じた。環境保護団体グリーンピースも、「私たち 全文をよむ

2018-12-23 ボスフォラス海峡沿いの開発許可、国会へ (Cumhuriyet紙)

「建築特別許可(İmar barışı)」の対象外とされたボスポラス海峡地域の違法建築が再び恩赦対象となりそうな議案が議会で議論されている。      政府は、6月24日選挙の前にトルコ大国民議会を通過した「建築特別許可」法改正への反対を受け、対象外としていたボスポラス臨海地区と海岸線を再び開発可能地区に含めるべく議会で行動に出た。      しかし専門家は、トルコ大国民議会委員会に提出された法案は、ボスポラス海峡とって懸念を与えるものだと述べている。レザ・ザッラーブ氏が違法に建て増した邸宅をは 全文をよむ

2018-12-22 男女平等指標、トルコは149か国中130位 (Cumhuriyet紙)

世界経済フォーラム(WEF)が公表した、「2018年社会的男女格差指数」データによれば、トルコは男女平等について130位で、女性の労働力参加について131位に位置した。      世界経済フォーラムは、女性の労働力参加、教育の平等、健康の可能性の到達度、政治活動参画のような話題について、「2018年社会的男女格差指数」データを用意した。レポートでは149ヶ国が記され、トルコは男女平等について130位だった。女性の労働力参加については131位で、政治活動参画は113位、教育の平等は106位、健康の 全文をよむ

2018-12-18 シリア難民をめぐり、ウシャク一発触発 (Cumhuriyet紙)

ウシャク県エシュメ郡で、シリア人だといわれるある集団が地元住民2人を刺したことは、同郡に緊張をもたらした。二夜続けて(地元住民の)練り歩きがおこなわれた。エルギュデル県警察署長は同事件に関連し6人のシリア人を逮捕し、滞在許可を得ていない53人のシリア人を同郡から退去させた、と語った。       ウシャク県エシュメ郡で16日夜の22時頃、シリア人だといわれる10人の集団と同郡に暮らすオズギュル・Eさんとエヴレン・Kさんの間で、今も理由不明ないざこざが起きた。いざこざはすぐに大きくなり、集団のう 全文をよむ

2018-12-16 米トランプ大統領、ギュレン送還に言及 (Cumhuriyet紙)

メヴリュト・チャヴシュオール外相は、アメリカのドナルド・トランプ大統領がエルドアン大統領へ「ギュレンとそのメンバーの国外送還に努める」と言ったと述べた。また、「もし今回の選挙でアサドが選出されたら、彼らと協力しますか?」と問われたチャヴシュオール外相は、「もし民主的で信頼のおける公正な選挙が行われれば、そのときは誰であれその結果を尊重しなければならなくなるかもしれない」と答えた。      メヴリュト・チャヴシュオール外相は、カタールのドーハで行われた国際会議で話をした。チャヴシュオール外相は、 全文をよむ

2018-12-13 メルスィンごみ屋敷、トラック22台分ごみ搬出 (Hurriyet紙)

メルスィン県タルスス郡で、民間人の通報で自治体の清掃隊が片づけた家からトラック22台分のゴミが出た。      タルスス自治体の発表によれば、アクシェムセッティン地区の一軒家でゴミが山積みになっており、周囲に悪臭をまき散らしているとの通報があり、郡の清掃隊が送られたという。      行政警察局及び清掃局のチームは、家の中で大量のペットボトル、鉄やプラスチックゴミ、山積みのちり紙やブリキ缶の破片を発見した。   チームによる清掃作業の結果、家からトラック22台分のゴミと、約60トン相当の再利用物 全文をよむ

2018-12-12 アンカラもイスタンブルも、雪! (Cumhuriyet紙)

イスタンブルとアンカラで予測されていた降雪が始まり、都市の高所は白く覆われた。トルコ全域で気温が2度から8度下がることが予測された。      気象総局によりイスタンブルへのみぞれ注意報が発表される中、降雪の影響がベイリキドゥズにおいて見られ始めた。ベイリキドゥズでは、早朝から周囲を白く覆うほどの降雪が上空からうかがえた。降雪は、高架や道路を白い絨毯で覆った。降雪が進む中飽きることのない光景が現れた。      ■アンカラでも降雪      アンカラでも深夜に始まった軽い降雪は、朝には強さを増し 全文をよむ

2018-12-09 反世俗主義・女性蔑視発言の大学教授、解任 (Hurriyet紙)

イズミルで参加した会合で反世俗主義発言と女性差別的な表現をしたドクズ・エイリュル大学メヴラーナ応用研究センター長イブラヒム・エミルオール教授が、大学本部によって解任された。      同大学大学本部の発表では、メヴラーナ応用研究センターのイブラヒム・エミルオール教授は、2018年11月22日、ギュゼルバフチ宗務局が開催した会合で、大学本部の許可なく、また、事前の通知もなしにスピーカーとして参加したことが明らかにされた。      大学側は、イブラヒム・エミルオール教授がスピーチで用いたとされる表 全文をよむ

2018-12-08 「一校一メスジド」運動、教育省承認、まずは90校へ? (Hurriyet紙)

人類財団は、2016年に「メスジト(礼拝室)がない学校をなくそう」プロジェクトを始めた。プロジェクトは、省から承認された。財団の事務局長メティン・バクシ氏は、「第一段階として90校にメスジトを設ける」と話した。      「人類・文明運動(İnsan ve Medeniyet Hareketi)」に関わる人類財団(IV)が始めた「メスジトがない学校をなくそう」プロジェクトが許可された。財団の申請は国民教育省(MEB)から承認され、MEBがプロジェクトのスポンサーとなった。プロジェクトの周知宣伝は 全文をよむ

2018-12-07 兵役期間短縮?9か月有力 (Hurriyet紙)

兵役期間の短縮に向けたここのところの動きがひと段落した。フルスィ・アカル国防大臣が議長を務め、参謀総長のヤシャル・ギュレル大将、それに全ての軍司令官と副大臣が出席した会議で、新たな兵役制度の詳細が話し合われた。国防省は会議の写真とともに「兵役期間の短縮を含む新たな兵役システムの詳細が話し合われた」との談話を発表した。      ■9ヶ月が有力      得られた情報によると、この会議ではTSK(トルコ国軍)が職業軍人で構成される軍への移行、そしてこのプロセスで必要とされる人員に関する、全司令部に 全文をよむ

2018-12-04 アクンジュ裁判「F16パイロットになるにはギュレン派に入るしかなかった」 (Cumhuriyet紙)

ギュレン派の2016年7月15日のクーデタ未遂におけるアクンジュ空軍基地での活動に関しての裁判で、証言者として証言を行う退役軍人アイハン・Ç.氏は、「近年F-16のパイロットになるにはギュレン派にならなければならなかった。私も例外ではない。軍学校卒業後はギュレン派から離れたので私はF-16のパイロットにはなれなかった。」と話した。      フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)が2016年7月15日のクーデタ未遂で司令センターとして使用したアクンジュ空軍基地における活動に関する被告人474人の裁 全文をよむ

2018-12-02 支援の石炭を売却しようとしたイラク人女性、取り調べ (Hurriyet紙)

ボル県で、イラク人H. A. が社会援助相互扶助財団から無償で提供された石炭70袋を、ネット上で1袋12トルコリラ(TL)で販売したとして、県移民管理局が取調べを開始した。社会援助相互扶助地方局の局員は、H. A. の自宅から石炭70袋を押収した。       ボル県在住のイラク人女性H. A. は、社会援助相互扶助財団から移民への支援として、無償で提供される石炭70袋を受け取った。しかしH. A. は、中古品の販売を行っているインターネットサイトで、“販売不可”と表示のある石炭を1袋12TLで 全文をよむ

2018-12-02 エルドアン・プーチン会談終わる「最重要課題を話せた」―G20 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とプーチン露大統領がG20首脳会談の一環で行った会談が終了した。会談は約1時間続いた。エルドアン大統領は、「我々が踏み出さねばならないステップはまだたくさんあると信じている。大変短い時間でも、狭い範囲でイドリブに関して話し合うことは正しいと考えている」と述べた。      エルドアン大統領は、G20首脳会談が開催されたコスタ・サルゲロ・コンベンションセンターでの接触の一環でロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談した。      ■「大変重要なものとなった」 全文をよむ

2018-12-01 ディヤルバクル城壁内スル区、3年続く外出禁止令 (Cumhuriyet紙)

「スペインの古都トレドのようにする」といわれているディヤルバクルの歴史ある町で外出禁止令が発出されてから丸3年が経った。      これまで少なくとも7000年の間、市民文明が続いてきたディヤルバクルの歴史的な城壁内地区(スル)で、外出禁止が3年目の年を終えた。世界記録とも言われる禁止令が続く中、「城壁内地区をスペインの古都トレドのようにする」として、町は、いま、完全に取り壊されている。何千棟もの建物が破壊された。知られざる、そして世論にも説明のない復興作業が始められた。      城壁内地区の 全文をよむ

2018-11-30 欧州人権委員会勧告を退け、裁判所、デミルタシュ釈放を棄却 (Cumhuriyet紙)

法務省がセラハッティン・デミルタシュ氏の釈放に関する欧州人権裁判所(ECtHR)の判決の翻訳を昨日アンカラ第19重罪裁判所へ送付した後、同アンカラ第19重罪裁判所は欧州人権裁判所の判決を議論しつつもセラハッティン・デミルタシュ氏の釈放の要求を退け、拘束下にある現状を維持することを決定した。国民民主主義党による声明では判決への反発が見られた。       アンカラ第19重罪裁判所はセラハッティン・デミルタシュ氏の弁護団が欧州人権裁判所の判決に従って行った釈放要求を退けた。裁判所はこの拒否の理由とし 全文をよむ

2018-11-29 350万シリア難民、就業状況調査 (Hurriyet紙)

産業技術省とEUの財政支援で、トルコでの地方開発支援と雇用機会の増加を目的とし、「トルコにおける耐久プロジェクト」が始まった。トルコ人、シリア人の難民を関連付けるプロジェクトによって、特定の部門がシリア危機の解決策にどのような役割を果たすのかを明らかにすること、雇用の増加と付加価値があるものを生産することを目的にしている。プロジェクトのため特定の部門でアンケートがとられ始めた。      ■シリア人と働けますか?      これによると、特定の部門に関する難民の職能、教育レベル、人口統計学的情報 全文をよむ

2018-11-26 レイナ襲撃事件の被害者の裁判続くも、レイナはなし (Hurriyet紙)

39名が死亡したレイナ襲撃事件で命を失った警備員ファティフ・チャクマクさんの遺族の請求に則り、法廷は、有識者による報告書作成を命じた。しかしイスタンブルのオルタキョイにある娯楽施設レイナは、襲撃事件の僅か後に取り壊された。チャクマクさんの遺族は、「レイナは取り壊された、そこにはににも残っていない」と反発した。      オルタキョイにあるナイトクラブ「レイナ」で2017年元旦1時15分に襲撃事件が発生し、39人が命を落とした。テロ組織「イスラム国」のメンバーであったアブデュルカーディル・マシャリ 全文をよむ

2018-11-21 干ばつ被害、トルコ中部の湖水地方が失われる! (Yeni Safak紙)

干ばつによって赤信号が出ている湖水地方は、その名前に見合わなくなりつつある。緊急の対策を取る必要があると主張する専門家たちは「このままいくと湖が新たにつくられる地図からなくなるだろう」と警告した。       トルコでたくさんの湖が集まっていることから「湖水地方」として知られている地域の湖のうちのいくつかが干上がり、他のいくつかの湖も干上がり始めた。地球物理学エンジニア協会アンタリア支部の副支部長であるアタカン・ユクル氏は地図で湖水地方を示す青い点々の多くが新たに印刷される地図ではなくなっている 全文をよむ

2018-11-16 大学教授らを一斉逮捕「ゲズィ運動はクーデターだった」 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル警察局は、研究者らの逮捕*について報道発表を行った。   [*訳注:2018年11月16日にボアズィチ大学のベチュル・タンバイ教授やビルギ大学のトゥルグト・タルハンル教授らが一斉に逮捕された]   発表では、研究者らはゲズィ運動の最中に政府の転覆を試みたとし、「彼らがゲズィ運動の際に国外からプロの活動家ら(「立つ男」「ピアノを弾く男」「赤いワンピースの女」)を呼んだことが明らかになった」と説明された。エフカン・ボラチ弁護士は、今回の検挙について「[警察は]ゲズィ運動をクーデターだった 全文をよむ

2018-11-14 トルコ史教授、ギュレン派裁判で無罪 (Hurriyet紙)

エルジイェス大学を放校となったトルコ史教授スレイマン・デミルジ氏は、FETO/PDY捜査の中で起訴されていた裁判で無罪となった。      カイセリ第4重罪刑事裁判所で行われた裁判には、スレイマン・デミルジ被告とメティン・ポラト弁護士が出席した。検察官の見解では、デミルジ被告がフェトフッラー・テロ組織(FETO)に属しており、会合に参加し、ロンドンで組織の家に滞在し、アルメニア・シンポジウムで組織のメンバーと共にいたといった罪状を根拠に、「武装テロ組織のメンバー」という罪で求刑された。      全文をよむ

2018-11-13 警察通行監視人、1万人採用 (Cumhuriyet紙)

大統領府によって発表された政府決定と共に、警察総局に1万人の通行監視員が創設された。      大統領府の政府決定とともに警察総局に1万人の市場・街区の通行監視員が創設された。この決定は「一部の公共機関及び組織のための職員創設に関する大統領令」として官報で発表された。これにより警察総局の地方組織に1万人の市場・街区通行監視員が創設された。      ■内務省に36人の職員枠設置      一方で政府決定と共に内務省の地方組織にも様々な名目で36人の職員の配属が実現された。   創設された話題の職 全文をよむ

2018-11-11 朝鮮戦争戦士、若者に負けず!ー2大陸間マラソン (Cumhuriyet紙)

今年で40回目の開催となるヴォダフォン・マラソン(2大陸間マラソン大会で「様々な彩りのある」光景が飛び込んできた。朝鮮戦争に参加した戦士である御年87歳のメフメト・アリ・ボルチビティレンさんは、2大陸間マラソンで15キロの道のりを走破し、若者たちに勝っていた。 全文をよむ

2018-11-02 カッパドキアに迫る危機ー開発 (Hurriyet紙)

6千万年前に形成された第1級の考古学的自然保護区で、ユネスコ世界遺産リストにも名を連ねるカッパドキアの「妖精の煙突」では、乱開発によって洞窟での不法建設が加速された。ヒュッリイェト紙はアシュク谷やギュヴェルジンリキ、チャヴシン、ギョルクンデレ谷などで高級ホテルやカフェ、ヴィラ、小屋などの建設によって失われつつある歴史遺産を目の当たりにした。    われわれは事件の調査のためにカッパドキアを訪れた。滞在中に話した市民や観光客、店主らは「開発」の現状を次のような言葉で端的に述べた。「開発によって歴史 全文をよむ

2018-11-02 アンカラ大学、「牛の祈り」裁判 (Cumhuriyet紙)

アンカラ大学政治学部の伝統である「牛祭り」で毎年行われる「牛の祈り」だが、2016年にこれを詠んだ学生が、「宗教の価値を貶めた」として起訴され、審理が続いている。      アンカラ第17第一審刑事裁判所で行われた審理には、被告のM.C.タンと、原告のエメル・ジェンギズ氏、レスル・クルシャト・カシュクチュ氏とその弁護士らが出廷した。法廷では、人定質問に続いて、被告と原告の権利の告知が行われた。 M.C.タン被告に対し、有罪となった場合、判決申渡しの延期を求めるか否か、また訴えの取下げが行われた場 全文をよむ

2018-10-29 カショギ(カシュクチュ)氏の婚約者、インタビュー (Hurriyet紙)

サウジアラビアの在イスタンブル総領事館で殺害されたサウジ人記者ジャマール・カショギ氏の婚約者ハティジェ・ジェンギズさんはドナルド・トランプ米大統領へ呼びかけ、「トランプ大統領、真実を明らかにすること、司法が執行されることを支援しなければなりません。トランプ大統領、私の婚約者の殺人事件が闇に葬られることを許してはなりません」と述べた。      ジェンギズさんは、ミドルイーストモニターとシャーク・フォーラムがロンドンで共催した「ジェメル・カショギ追悼会」のプログラムで語り、在イスタンブルのサウジア 全文をよむ

2018-10-29 共和国記念日、各地で盛大に (Hurriyet紙)

トルコ共和国建国95周年のお祝いで、トルコ全土が熱狂に包まれた。幾つもの街で数千もの国民が手にトルコ国旗とトーチを持ち、連なって行進をした。      ■アンカラ      建国95周年にちなんで皆アタテュルク廟(アヌトゥキャービル)を訪問した。訪問者は夕方になっても途切れることなく続いていた。      ■イスタンブル      ・ベシクタシュでの熱狂ぶりは空からも!      ベシクタシュ区は、10月29日の建国95周年の記念日をトーチ行進とコンサートプログラムによって祝った。バルバロス通り 全文をよむ

2018-10-29 イスタンブル新空港、開港!空港名は「イスタンブル」 (Milliyet紙)

エルドアン大統領は、新空港が「イスタンブル」と命名されたとし、「かけがえのないこの都市に私たちが造ったこの大きな作品。これに私たちはイスタンブルと名付けた。幸運あれ」と述べた。      エルドアン大統領は、新空港が「イスタンブル」と命名されたとし、「かけがえのないこの都市に私たちが造ったこの大きな作品。これに私たちはイスタンブルと名付けた。幸運あれ」と述べた。      トルコ共和国のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブル空港の開港式で参列者らにむけて、演壇からスピーチをおこなっ 全文をよむ

2018-10-28 共和国と女性 (Cumhuriyet紙)

何千年もの間アナトリアという土地において女性は、知恵、肥沃、勤勉、豊穣、愛情、平和の象徴として記憶されてきた。この認識が現代まで生き続けていたとしても、時と共に偏向的な一部の人々が女性を単に子供を産み家族に奉仕するという義務がある存在とみなすことによって、多くの女性が家に閉じ込められ、男性の許可が出る範囲で生活すること余儀なくされた。      独立戦争中にアナトリアの女性は、本源の中にある勇気、国土を守るという信念と力を大いなる勇敢さをもって明らかにした。トルコ共和国の設立段階でムスタファ・ケ 全文をよむ

2018-10-27 イスタンブル新空港へはこのバスで (Hurriyet紙)

イスタンブル新空港の正式な開港まで残り数日となった。新空港行きのイスタンブル市営交通局(İETT)のルートと停留所が発表された。イスタンブルの各地から36〜60分で新空港へ行けるようになり、18路線・150台のバスで運行される。運賃は、12〜30TLである。       トルコの巨大プロジェクト、イスタンブル新空港の開港まで残り数日となった。10月29日に正式に開港するイスタンブル新空港行きのバスの詳細が明らかになっている。詳細によると、İETTの新空港行きバスのルートと停留所が発表された。新空 全文をよむ

2018-10-26 生産は11月から5月までーオスマン宮廷のお菓子の味 (Hurriyet紙)

サムスンのバフラ市で、菓子職人シュクリュ・エフェンディのロクムは、1887年から現在まで4世代にわたって同じ家族によって作られ続けてきた。      菓子職人シュクリュ・エフェンディはバフラから兵役のために向かったイスタンブルで、宮殿にロクムを作っていたハジュ・べキル・エフェンディから学び、1887年に彼の故郷に戻ってロクムを作り始め、同じ味を4世代に渡って守っている。   故郷に帰った後ロクム製造を銅製の窯で焚火をしなから続けたシュクリュ・エフェンディの息子ファリス・ユクセルは、1936年に家 全文をよむ

2018-10-26 結婚式の祝いの発砲、禁止 (Hurriyet紙)

結婚式、婚約式、出兵式といったおめでたい行事を血に染まったものに変える、本物の拳銃による祝砲を規制するよう、内務省は各県庁に通達した。通達によると結婚式や婚約式の主催者は、式の開始前に、武器を使用しないという内容の誓約書を書くことになる。      スレイマン・ソイル内務大臣は、81県庁に送付された「結婚式」通達により、結婚式と婚約式での拳銃を使用した祝砲に対する厳しい対応を求めた。通達では、近年結婚式や婚約式といった行事において、空に向け発砲したが故に、不幸な事故が相次いでいることに言及し、「 全文をよむ

2018-10-25 金納兵役一期生、入隊 (Hurriyet紙)

金納制兵役の一期生となる兵士が兵舎に召集された。「祖国への奉仕を歓迎する」と言われた兵士たちは、登録を終えた後、兵役を開始した。      金納制兵役の適用を受ける最初の召集期間に兵役登録を受けた人々が兵舎に配置された。      召集を受けた兵士のためにたてられた金納制兵役の日程が開始され、登録を終えた後、21日間の訓練のために兵舎に配置される。この三期に分けて行われる兵役のうち最初にアンカラでの兵役に就く兵士たちは、エティメスグトにある装甲部隊訓練司令部の下に配備された。エティメスグトの最初 全文をよむ

2018-10-23 開港まであと6日、イスタンブル新空港 (Milliyet紙)

10月29日にレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を迎えて行われるイスタンブル新空港の開港式では、初めて地上レーダーが使用される予定だ。開港前に、上空から撮影された空港は、さらにサーマルカメラと光ファイバーセンサーによって常時監視下に置かれる。      収容能力9千万人で、第一ステージが開港するイスタンブル新空港だが、その規模とインフラ、安全性、その他数多くの革新性が話題に上がっている。ゼロから建築された世界最大の空港となるイスタンブル新空港は、勤務するスタッフの教育を完了した。教育を完了した 全文をよむ

2018-10-21 IS孤児姉弟、トルコへ (Hurriyet紙)

外務省の行動によって兄妹ふたりがトルコへ移送された。ふたりをISに連れて行った母の死によりイラクでの身よりを失い、ルサファ刑務所で「バグダード363」および「バグダード364」というコードネームで拘留されていた、ウムト・Kちゃん(8)と、ハティジェ・ニーサ・Kちゃん(6) が、昨夜、アンカラに移送された。ふたりはリハビリのため、家庭・労働・社会福祉省に運ばれており、今後は父親に引き渡される。      バグダードのルサファ刑務所で「バグダード363」および「バグダード364」というコードネームを 全文をよむ

2018-10-17 アレヴィー街区への嫌がらせ、また (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのサルイェル区にあるアヤズアア街区で、ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ・アナトリア文化財団に属するジェムエヴィとアレヴィ市民の家の周囲に何者かが設置するスピーカーの数が増加している。      ジェムエヴィのジェラル・オゼル代表は区のムフティー局に申請を行い、これを受けて区のムフティーであるオウズハン・カドゥオールは10月8日に回答し、[設置されたスピーカーが]自分達のアザーン・システム(モスクからスピーカーを通じて流れる礼拝への呼びかけ)に属するものではないとし、「ムフティ区機関に属する 全文をよむ

2018-10-11 16歳少女でレイプ死の被告、釈放 (Cumhuriyet紙)

アンタルヤ県の16歳セズギ・クルトさんが2009年にレイプに遭い殺害された事件で被告3人が懲役1~5年の判決を受けた。原告側の弁護人シベル・オンデル氏は、「本日、セズギ・クルトさんへの償いが果たされず、我々は困惑している。被告の1人は罪数16件だが無罪放免となっている」と述べた。      アンタルヤで16歳のセズギ・クルトさんが2009年にレイプに遭い殺害された事件で被告3人に懲役1~5年の判決が言い渡された。      アンタルヤ刑事裁判所第8刑事小法廷には、メフメト・ムトゥル・クルトラル被 全文をよむ

2018-10-08 イスタンブル広域市市長、地下鉄計画を発表 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市市長であるウイサル・チェクメキョイ氏は地下鉄の試運転が成功裏に終了したことを明らかにし、「三回の試運転が行われ、最後の試運転も問題なく終わりました。遅くとも今月末にも開通の見込みです。」と話した。      イスタンブル広域市市長であるメヴリュト・ウイサル・チェクメキョイ氏は、Habertürk(ハベルチュルク)でヴェイス・アテシュ氏の質問に答えた。ウイサルはイスタンブルに関するプロジェクトを説明し、自分が再選するだろうと話した。そして「広域市のシステムは上手く作られているよう 全文をよむ

2018-10-07 東黒海の高原に旅行客殺到 (Hurriyet紙)

東黒海の高原には、夏季に国内外の観光客が押し寄せた。特に暑さに辟易した人びとにとって、ひんやりとした空気をもつ高原は好まれる。トラブゾン県ウズンギョル観光センターとリゼ県アイデル高原は、最も観光客が訪れる場所である。この二つの高原にリゼ県のチャムルヘムシン郡ポクト高原が続いている。観光客たちは、切り立って曲がりくねった困難な道を経てたどり着いた二つとない美しい高原、景色、自然、ログハウスに深い興味を抱く。高原での朝食の喜びは、観光客たちに忘れられない味わいをもたらす。フルトゥナ谷沿いの由緒あるア 全文をよむ

2018-10-06 アルプスで遭難のトルコ人青年、26年後に遺体発見 (Hurriyet紙)

26年前、フランスのアルプス山脈で登山中の事故により氷河の下に取り残され、年月を経てようやく遺体が発見されトルコへ移送されたハサン・タルムさんの父、ユスフ・タルムさんが、自身の息子について語ってくれた。    1973年に労働者としてドイツへ移住したタルムさんの長男であるハサンさんは、フランクという名の友人とともに登山を始めた。1992年、2人はオーストラリア出身の4人の登山者らとともにフランスのアルプス山脈に登ることを決めた。(しかし)登山中にハサンさんと友人のフランクさんは、事故で氷河の下に 全文をよむ

2018-10-02 14歳少女、結婚から救出 (Cumhuriyet紙)

アダナ県で、K・A(14歳)という少女が、İ・G(23歳)と結婚させられそうになったところを、警察によって間一髪救出された。      セイハン市のギュゼルエヴレル街区において、証言によればサーデト児童虐待対策協会(UCİM)のメンバーが、K・Aという少女がİ・Gと結婚させられそうになっているとの通告を受け、警察に通報した。警察は協会の弁護士とともに、結婚式でドレスを着せられていた少女を間一髪救い出した。県家族社会政策局の関係者らは、K・Aを政府の下に保護した。      ■父親と新郎は釈放   全文をよむ

2018-10-02 夏時間・冬時間問題―夏時間のままに決着 (Hurriyet紙)

日光をより利用する目的で全国的な夏時間の適用を継続することに関する決定は、官報で報じられた。共和国大統領の決定により、日光をより利用する目的で全国的な夏時間の適用が、毎年、一年中継続される予定だ。      官報に掲載された共和国大統領の決定で、日光をより利用するために全国で適用されている現存の夏時間の適用が (年中、夏時間、GMT +3時間) 毎年、一年中、継続する予定である。      この決定により、夏時間の適用についての2017年10月23日付2017/10921号の内閣の決定が失効され 全文をよむ

2018-09-27 高齢出産、記録的数値に (Milliyet紙)

トルコ保健省の統計によれば、2009-2017年の間に30歳以上の母親による出産数が420万545人あったことが分かった。      統計によれば、トルコで最も出生数が多いのは25-29歳の年齢層である。この年齢層は362万3971人の出産があった。第2位は20-24歳の層で294万4488人であった。第3位は30-34歳の層で267万4081人であった。      35歳以上の出生率は年々増加していることが明らかになった。35-39歳の層では2009年に8,7%であった出生率が2010年は9, 全文をよむ

2018-09-25 冬時間に戻るのか?夏時間のままか? (Milliyet紙)

時間は戻されるのか?トルコで適用されている継続的な夏時間は、官報で公布された決定によって、10月28日に終了する。しかし、この日の前におこなわれる予定の他の調整によって、「継続的な夏時間の適用」が延長されることが期待されている。      2016年9月7日以降制定された決定によって、日光からより多くの利益を得るために継続的な夏時間が実施された。実施された夏時間の適用が、継続的に続けられることが計画されていることが述べられた。2017年10月23日に官報に掲載された決定では、夏時間の適応が201 全文をよむ

2018-09-24 信じられないが、イスタンブルの渋滞は緩和している (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市交通局のムスタファ・シュンネチ副局長は、「交通機関にあるセンサーから得た情報によると、都市の交通渋滞は17%緩和している」と述べた。シュンネチ副局長は、イスタンブルがニューヨークとパリより進展したと明かした。さらに、氏は以下のように述べた。      ■390の都市を調査      「国際ナビゲーションシステム会社トムトムが48ヶ国390都市の交通渋滞の指標をまとめた報告によると以下の通り。イスタンブルで2013年に62%だった交通渋滞が、2016年には49%に下がった。INR 全文をよむ

2018-09-20 高原ロード阻止の訴えへ、裁判所沈黙 (Cumhuriyet紙)

黒海地方の8県の高原地帯を繋げる「緑の道」プロジェクトに反対して開かれている裁判で、サミスタル高原に作業用機械が持ち込まれているにもかかわらず、判決はまだ下されていない。      黒海地方の8県の高原地帯を繋げる総延長2600kmの「緑の道」プロジェクトに対し、自然環境の構造を守る目的で地元住民が数か月の間闘争を続けている。同プロジェクトに対する告訴では、昨日最終審理が行われた。弁護士は、ブルドーザーがサミスタル高原に持ち込まれていること、この道路建設は違法であること、直ちに工事差し止めの命令 全文をよむ

2018-09-19 トルコ人男性の内縁第二妻となったシリア人女性の悲劇 (Milliyet紙)

結婚を救いだと考えたシリア人女性の一人サファ・エルメンディルさんの人生は、あるトルコ人男性の二番目の妻となったことで悪夢と化した。      サファ・エルメンディルさんはまだ三十二歳で二児の母である。五年前、夫をシリア内戦で失っている。その直後には父と二人の男兄弟までも失った。トルコへ逃げてきたエルメンディルさんの最初の滞在場所は、レイハンルにあるバハッティン・ユルドゥズ記念孤児院であった。      そこで彼女は乳がんであることを知った。しかし、彼女はそこで治療を受け、完治した。すべてがうまく 全文をよむ

2018-09-17 新高校入試制度、2か月以内に発表 (Hurriyet紙)

ズィヤ・セルチュク国民教育相は、高校入試制度の新たな試みを行っていることを強調し、新しい制度を2か月以内に明らかにすると発表した。セルチュク大臣は、共学廃止の噂を否定し、12月末に2万人の教師の任命を行うこと、さらに今後のビジョンを10月15日に明らかにすることを述べた。      昨日、学校で「始業ベル」が鳴った。約1,800万人の生徒が座席に着いた。トルコ大国民議会(TBMM)のビナリ・ユルドゥルム議長は、イスタンブル県チェクメキョイで妻子が設立した「セミハ・ユルドゥルム先生小学校」の201 全文をよむ

2018-09-16 さあ明日、学校始業 (Hurriyet紙)

新学期を迎え、イスタンブルでは320万人の生徒と16万3,000人の教員が6,900校で授業を始める。      2018・2019年度が明日(17日)始まる。イスタンブルでは、320万人の生徒が約6,900校、11万6,000の授業で新学期に挨拶をする。新学期の初日、朝6時から14時までは、イスタンブル市営交通局(İETT)の公共交通機関では運賃が無料となる。イスタンブル県知事府は会見を行い、学校の安全を確保するため2,734人体制の警備が敷かれると述べた。      対策の一環として、交通イ 全文をよむ

2018-09-15 ロシア正教会、イスタンブル総主教座と断絶―ウクライナ問題 (Cumhuriyet紙)

世界に3憶人の正教徒を有する宗教的権威として認められるイスタンブル総主教座とロシア正教会が、ウクライナ正教会の独立を巡って関係断絶の危機に瀕している。    ロシア正教のキリル1世総主教とイスタンブル総主教座のバルトロメオス総主教が、イスタンブルで開かれたミサにて一堂に会した。    ロシア正教会は、世界で3億人の正教徒を有する正教会の権威として認められているイスタンブル総主教座と外交関係を完全に断絶していた。    こうした決定は、イスタンブル総主教座がウクライナ正教会を「ロシアから独立した教 全文をよむ

2018-09-13 貧乏な学生は寮にも入れない (Cumhuriyet紙)

学生ローン学生寮機構の事業規模はニーズに応えていない。学生には、民間の、あるいはなんらかの宗教組織に属する寮に入るという選択肢しか残っていない。       国立の寮に入れる学生は、たったの17.18%である。このため多くの学生は民間の寮で我慢している。1ヶ月の寮費が6000~40,000リラの間の値段となるこの寮に、貧しい家庭の子供達が入るのは非常に難しい。       CHPの副党首であるラーレ・カラビュユク氏は、「また、多くの教団が所有する何千もの寮があることが知られている。これらの寮で火 全文をよむ

2018-09-12 これが金納兵役21日間のプログラム (Cumhuriyet紙)

金納兵役制度のための申し込みの数が50万人を超えてしまったが、15万人の全ての作業が完了した。      21日の過程で金納兵役制度を行う候補達は、この期間に何を行い、どのような種類の教育を経験するか詳細が判明した。      以下が、3週間続く金納兵役制度の教育プログラムである。      1日目、土曜日:兵士輸送と入隊      2日目、日曜日:兵士輸送と入隊      3日目、月曜日:起床、個人の清掃、朝食、朝の点呼と教練準備、兵士と階級、基本姿勢、敬礼報告、挨拶、腕立て伏せ、腹筋、夕飯、 全文をよむ

2018-09-07 シリア国境の壁、93%完成 (Cumhuriyet紙)

集合住宅局(TOKİ)が建設しているシリア国境の壁は93%、イラン国境の壁は55%完成した。シリア国境に建設中の防護壁及び国境警備用道路は完成間近だが、治安上の理由により、建設はスローペースで進んでいる      鉄筋コンクリート・プレハブ工法壁、国境警備用道路、種々のエンジニアリング構造物、橋、高度な安全対策が施された門、監視塔、地雷敷設区域の通行路を備えたシリア国境壁は、全長564キロメートルに及び、現在は538キロメートルまで完成した。完成すれば、万里の長城、米国-メキシコ国境間の壁に続き 全文をよむ

2018-09-06 「大宰相の子孫」の訴え、裁判に (Hurriyet紙)

オスマン帝国大宰相ネヴシェヒルリ・ダマト・イブラヒム・パシャの9代目と10代目の孫であると15名の人物が主張していたが更に11人がワクフ総局に対し訴訟を起こした。      彼らは自分がネヴシェヒルリ・ダマト・イブラヒム・パシャの9代目と10代目の孫であると証明してほしいと希望した。名前はシェリフェ・ウルキュ・ウヤル、アリ・シェンカナト、ネザハト・カイラ・シェンカナト、ブルハン・カラギョズ、プナル・カラギョズ、デフィネ・シェンクル、デニズ・シェンクル、イルギ・ウナル、イルケ・デュンダル、オズゲ・ 全文をよむ

2018-09-01  イスタンブルで炭疽症騒動 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルで多くの人々が炭疽症の疑いで病院を受診した。ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、この件に関して会見を行い、「イスタンブルで28人が炭疽症の疑いで病院を受診した。22人は検査で陽性となった」と述べた。      イスタンブルで、多数の人々が食べた肉による炭疽症の疑いでDr.サディ・コヌク教育研究病院とハセキ教育研究病院を受診し、検査を受けた。   ハセキ教育研究病院に運ばれた9人が、検査の結果隔離病棟に運ばれた一方、サディ・コヌク教育研究病院では検査が続いているという。      ■犠 全文をよむ

2018-09-01 10月29日開港イスタンブル新空港へのバス路線、発表 (Hurriyet紙)

10月29日に開港するイスタンブル新空港と市内18箇所をつなぐ、荷物スペースつきバス路線の価格が発表された。最も高額で距離も長かったのは、ペンディク線で30リラ。また、最も便数の多い路線はイェニカプ-スィルケジ線の18リラとなる。      開港後、第一段階ではタクシー660台、イスタンブール市営交通(İETT)のバス38台による乗客輸送が見込まれている新空港で、荷物スペースつきで手厚いサービスを受けられるリムジンバスも交通ネットワークの仲間入りをする。İETT交通サービス本社が9月4日に実施す 全文をよむ

2018-09-01 全行政サービス、電子化へ (Hurriyet紙)

フアト・オクタイ副大統領が主催し、昨日行われた電子行政調整会議で、全行政サービスを1年以内に電子化して提供することが決定された。      関係する省庁の副大臣や官僚が出席し行われた会議で、行政の電子化システムについて新たな時代のロードマップが決定された。      任務の割り当てとスケジュールを決定し、電子化行政のサイバーセキュリティと統合されるデータベースのサイズも議論された会議では、電子化行政が、首相府政府システムに早急に統合されることと全サービスを1年以内に電子化し提供することが決定され 全文をよむ

2018-08-31 大学選択結果、発表 (Hurriyet紙)

高等教育機関試験(YKS)の大学選択結果が大学入試センター(ÖSYM)から発表された。大学で座学形式の教育を受けられる83万9490人分の割り当てのうち、71万982人分に割り当てが行われた。大学の座学の学部教育プログラムに8万9686人、短大教育に3万8822人などの割り当てで、空席は12万8508人分だ。空席については追加で選択が行われる。さて、大学の追加選択はいつなのだろうか?      大学受験生が待ちわびていた大学選択の結果が、夜中に発表された。24時に結果が発表された後、大きな関心を 全文をよむ

2018-08-20 犠牲祭9連休、ボドゥルムは人でいっぱい (Cumhuriyet紙)

ムーラ県ボドゥルム郡にクルバンバイラムの休暇のためにやって来た人々により、郡内は立錐の余地もない。ボドゥルム市長であり、共和人民党(CHP)党員のメフメト・コジャドン氏は、16万4158人である郡の人口が、休暇に訪れた人々も合わせると200万人近くに上ったと話した。      クルバンバイラムの休暇が9連休となったため、全国各地からボドゥルムへ続々とやって来た国内観光客で施設は埋められた。ドイツ、オランダ、ベルギーといった国々の国外観光客もまた、ボドゥルムを選んだ。      郡内では、ビーチや 全文をよむ

2018-08-17 クーデター未遂後の解雇など、不服申し立て3万件、2万8千件却下 (Cumhuriyet紙)

OHAL(クーデタ未遂事件後の非常事態)措置調査委員会は、KHK(非常事態政令)によって今日に至るまで解雇された人々や閉鎖された組織・協会に関して寄せられていた30000件の異議申し立てについて結論を出した。同委員会は、職務への復帰や組織・協会の再開を求める1900件の申し込みを受理した。      同委員会による文書での発表によると、同委員会は解雇された人々、奨学金の受給を打ち切られた学生、軍における階級を剥奪された退役軍人、閉鎖された組織・協会に関する異議申し立てに対応するために設立され、1 全文をよむ

2018-08-08 スレイマンオールの子、DNA判定で確定ー母親は日本人 (Cumhuriyet紙)

世界的に有名な重量上げ選手のナーイム・スレイマンオールの死後、日本人のモリ・セカイさんが開いた父親確定訴訟に関する重要な進展が見られた。      法医学協会の行ったDNA検査によると、日本人ジャーナリスト、モリ・キョウコさんの27歳の娘、モリ・セカイさんの父親がナーイム・スレイマンオールであることが判明した。この結果とともに、日本人のモリさんも法的な遺産相続人となった。スレイマンオールの遺産は4人で分けることとなる。      ナーイム・スレイマンオールは昨年11月18日に亡くなった。世界的に 全文をよむ

2018-08-04 兵役金納制、詳細発表 (Hurriyet紙)

何十万もの人々が心待ちにしている兵役金納制の応募が開始された。国防省が配布した案内は制度の詳細が掲載されており、兵役金納制の応募期間は2018年11月3日までだということだ。兵役金納制の全詳細は以下のようである。      兵役金納制の応募は、徴兵局による発表の後に行政サービスサイトE-devletから入力できるようになる。8月3日朝に官報から発布された「兵役法ならびにその他諸法、第663号政令の改正に関する法律」の枠内で、同日に行政サービスサイトより兵役金納制への応募が可能になり、応募は手軽な 全文をよむ

2018-08-03 高校入試大混乱、割振りプログラム機能せず (Cumhuriyet紙)

国民教育省の学生配置のプログラムは機能しなかった。100万人に近い学生を高校に振り分けたシステムが誤って適用された。この学生の進学振り分けは、9万人ではなく、70万人に影響をおよぼした。(進学校の学校種である)アナドル高校にはいるはずの子が職業学校に、職業学校に行くはずの子がアナドル学校に振り分けられた。      6月24日の選挙後にあと送りされて発表された高校入試システムの進学振り割結果について混乱が生じている。      新しい国民教育相は、この混乱の責任を前任の官僚らのせいにし、免職の上 全文をよむ

2018-08-03 国民教育省から、100日行動計画 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、大統領府内閣による400のプロジェクトを含む100日行動計画を公表した。国民教育省の行動目標の中には、小中学校1校につき警察官1人を配置すること、全日制教育を受ける学生の割合を68%から71%に引き上げることなどの項目が含まれている。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、大統領府内閣による400のプロジェクトを含む100日行動計画を公表した。国民教育省はTwitterアカウント上で同省の100日間の行動目標を発表した。国民教育省の行動目標の中 全文をよむ

2018-07-30 AKPのイマーム・ハティプ計画、挫折 (Cumhuriyet紙)

保護者および生徒は公正発展党(AKP)が最重要視しているイマーム・ハティプを志望校に選択しなかった。      国民教育省 (MEB) による新しい高校入学制度の結果は、10ヶ月にわたる混乱を浮き彫りにした。第8年生を卒業した120万人の生徒のうち、20万人がどの高校も選択せず、制度から脱することとなった。試験を受けた100万人のうち半分の生徒は志望校を選択した一方で、僅か3万3000人の生徒しか第一志望の目標点に達しなかった。政府が最重要視しているイマーム・ハティプに関しては、定員の半分が欠員 全文をよむ

2018-07-29 私立大学の現状、明らかに (Cumhuriyet紙)

高等教育機構(YÖK)の私立大学報告書によると、学生1人あたりに大学が費やす費用は、31大学で1万TL以下である。一方で、学費は上がり続けている。      高等教育機構(YÖK)の私立大学に関する報告書によって、学生たちに何千TLもの学費を請求している大学の状況が明らかになった。報告書によると、私立大学の多くで、図書館問題と学生1人あたりの本の冊数が注目を集めた。学生1人あたりの図書館の広さが1平方メートル以上あるのは私立大学のうち5大学のみだった。学生1人あたりに対する費用では、上位10大学 全文をよむ

2018-07-24 9歳の子に「おでぶちゃん」、侮辱罪で2年の求刑 (Hurriyet紙)

イスタンブルのシスリにある学童施設で、9歳の児童に対して「おでぶちゃん」という表現を使った侮辱した教員について2年の求刑がされた。      サバフ紙のアタカン・イルマク記者の記事によると、イスタンブルでの事件は、シスリにある学童施設で起こった。記者によると、学童施設の教員をしているF.E.は9歳の児童のT.S.のことを「おでぶちゃん」と友達の周りで侮辱した。このことを家に帰り、家族に説明した幼い女の子は、教員が自分に対し、「おでぶちゃん」や「犬」といった悪口を言ったことを話した。      家 全文をよむ

2018-07-23 驚愕、金納兵役のための資金確保方法 (Milliyet紙)

ディヤルバクル県の民営部門で働く大学院生ハカン・ギュゼルソイさん(28歳)は、金納兵役のための資金を確保するために牛と羊を売りに出した。銀行から融資を受けられなかったと述べたギュゼルソイさんは、家畜を売りに出すことをSNS上で公表した。ギュゼルソイが売りに出した家畜の中には、子羊、牛、鶏がいる。      中心部スル郡バープナル村で暮らすハカン・ギュゼルソイは、金納兵役のため支払いを要する資金を確保する目的で家畜を売りに出した。政治学と行政学の分野で4年制大学を卒業したギュゼルソイさんは、201 全文をよむ

2018-07-21 ガラタ橋の釣り―人生の醍醐味、ほとんど病気、隠れ家! (Hurriyet紙)

ガラタ橋に竿を並べる釣り人達は朝5時半に釣り場にやってくる。暮らしに困ってというわけではない。彼らにとって釣りは趣味以上のものなのだ。釣り人の一人は、これが「人生の醍醐味」であり、「病気」であり、はたまた隠れ家だと言う。さらに彼らの一人がこう問いかける。「あなたにとってもものすごく楽しいと思いますよ。違いますか?」と。      ガラタ橋の土曜の朝、時刻は5時30分。イスタンブルはまだ目覚めていない。通りにいるのはタクシードライバーと、明け方まで遊び歩いている者、それにホームレスだけである。野良 全文をよむ

2018-07-21 これが、新ヌサイビン (Hurriyet紙)

治安部隊の対テロオペレーションにより、2年前に塹壕とバリケードが設置されていたマルディン県ヌサイビン郡では、PKKテロリストが掃討され、今では大規模な開発が進行中だ。      ヌサイビン郡がテロにより受けたダメージの解消のため、ヌサイビン市による実施策の一つとして、進行中の開発と同郡の有するポテンシャルを周知する目的でのPRビデオが制作された。      郡知事兼副市長であるエルギュン・バイサル氏の命により制作されたPRビデオは一般公開された。      PRビデオでは、UNESCO世界遺産暫 全文をよむ

2018-07-18 猫の目、高校入試システム、また変わる? (Cumhuriyet紙)

16年の間に7度も国民教育大臣が変わった。またその間14度も教育システムの変更が行われた。大統領制行政制度初の国民教育大臣となったズィヤ・セルチュク氏は、今までの大臣と同じように高校入試システムにまた変更を加える。      国民教育大臣のズィヤ・セルチュク教授は、高校入試システムの問題を解消し、入試の結果進路の定まらない学生が出ないように委員会を設置した。新システムにおける抜本的な改革のため以後包括的な措置を行うことを発表した。      ソズジュ紙によると;教育において能力、キャリア、公平性 全文をよむ

2018-07-18 待望の金納兵役制発表ー25歳以上、15000TL (Hurriyet紙)

世論で大きな期待がされている金納兵役制に関して、第一歩が踏み出された。25歳以上、28日間の兵役期間、1万5千リラの費用が見込まれる金納兵役制の改正が今週、計画予算委員会を、来週には国会総会を通過し法制化されるだろう。      公正発展党(AKP)の会派副代表ビュレント・トゥラン氏は昨日、国会で開かれた記者会見において金納兵役制に関する発表を行った。トゥラン氏は、以前金納兵役制が国会の新たな立法期間の始まる10月に取り上げられる可能性があると話していたことを示唆し「しかし、今日新たな進展があっ 全文をよむ

2018-07-14 アドナン・オクタイ逮捕ー金、不動産、女性 (Cumhuriyet紙)

マネーロンダリングの疑いで2年前に開始された捜査によって監視対象となっていた「アドナン・ホジャ」として世間では知られるアドナン・オクタル氏の弟子らの名前で、86社に及ぶ登記が行われていることがわかった。警察の捜査によると、オクタル氏には3箇所の金銭面での出処があるという。    昨日、イスタンブルを中心とする5つの県でアドナン・オクタル氏の組織的犯罪に対して行われた捜査の詳細が明らかになってきた。マネーロンダリングの疑いで2年前に開始された捜査の中では、財政犯罪捜査機関(MASAK)の報告書が警 全文をよむ

2018-07-12 ギュレン派容疑者、アゼルバイジャンとウクライナから強制送還 (Milliyet紙)

国家諜報機構(MIT)幹部はギュレン派の重要容疑者であるイサ・オズデミルとサリフ・ゼキ・イイトをアゼルバイジャンとウクライナからトルコに強制送還した。2人は「武装テロ組織メンバー」の罪で告訴され、捜索されていた。      MIT当局は、ギュレン派に対する捜査の末、テロ組織「アゼルバイジャンの金庫」及びメルシンにおけるギュレン派組織に属する実業家のイマームを務めた2人の重要なテロリストを国外で逮捕し、強制送還した。      入手した情報によれば、ギュレン派との闘いの一環で捜査を続けているMIT 全文をよむ

2018-06-29 店舗のアラビア語看板、市役所職員らにより撤去 (Hurriyet紙)

エセンユルトで営業する店舗の大多数はシリア人が営むものだが、それらの店舗の看板で基準に適合しないものが警察によって撤去された。同区における看板は、TSE(トルコ規格協会)の基準に沿って、内容のうち最低でも75%がトルコ語表記でなければならない。行政による注意喚起ののち、一部の店舗は指定された期間で看板の内容を変更したが、変更しなかった店舗では警察が看板を撤去した。      エセンユルトはシリア人が最も多く居住する地域の一つであり、シリア人が営む店舗に対する規制が制定されている。エセンユルト区の 全文をよむ

2018-06-28 ISのトルコ責任者?エブー・ハンザラに求刑14年 (Hurriyet紙)

イスラム国のトルコ責任者だと見られている「エブー・ハンザラ」のコードネームを持つハリス・バヤンジュク被告の裁判で判決が下された。この裁判で、裁判所は1年と20日間拘留されているバヤンジャクに対し、「武装テロ組織の設立と指導」の罪で、12年6か月、「テロ組織のプロパガンダ」の罪で1年6か月22日間の懲役刑を言い渡した。      サカルヤでテロ組織イスラム国の高位の指導者だと目され、「エブー・ハンザラ」のコードネームを持つハリス・バヤンジャクを含めた5人の拘留者と、11人の被告の裁判が行われ判決が 全文をよむ

2018-06-28 デミルオレン・エディアグループに激震 (Cumhuriyet紙)

トルコメディア史上最大の売却後、今後も続投するように説得を受けてきたPosta紙編集長ルファト・アババイ氏が辞表を提出した。      22年間Posta紙のトップを務めたアババイ氏は数か月前に行われたデミルオレン家との初の会合で6月24日まで出版方針及び従業員にはか関わらない制約付きで今後もしばらくその職にとどまることを認めたが、しかしその後については「私は残らない」と話した。      ■辞表を提出      Medyaradar.comの報じるところでは、先日デミルオレン・ホールディング・ 全文をよむ

2018-06-23 休暇を中断して投票へ―観光地、からっぽ (Hurriyet紙)

イズミルのチェシュメ市では、休暇に来ていた人々が投票のため休暇を中断し、チェシュメとアラチャトゥの街中はからっぽとなった。      バイラム休暇とその後、およそ70万人を迎え入れたチェシュメ市は、6月24日の選挙で投票するため休暇を中断した観光客の影響で、からっぽになった。バイラム休暇で満室であったホテルでは空室がめだち、渋滞が生じていたチェシュメとアラチャトゥの道路は静まり返った。バイラム休暇と週末に、空席のなかったカフェ、レストラン、バーでも席は閑散としていた。チェシュメのビーチも、夏ら 全文をよむ

2018-06-23 明日、ダブル選挙ー投票にはここに注意! (Hurriyet紙)

大統領選並びに国会議員選挙で投票に行く前だけでなく、投票用紙を手にしたときにも注意しなければならないポイントがある。6月24日の大統領選挙、並びに第27期国会議員選挙において、国民はどのように投票すればいいのか。そして投票箱を前に注意すべき点とは何か。    6月24日のダブル選挙において、国民はトルコ全土で午前8時から午後5時までの間に投票を行う。投票所に赴く有権者は、大統領及び国会議員の中で自分が選んだ人物をそれぞれ異なる2枚の用紙に書き込み、それらを同じ1つの封筒の中に入れて投票箱に入れる 全文をよむ

2018-06-20 大学入試目前、受験生のなすべきことは? (Cumhuriyet紙)

指導コーディネーターのムラト・アジェト氏は、来る高等教育機構試験(YKS)について、試験まで10日となった受験生にとって、なされるべきことを列挙した。      これまでどのように試験の準備をしてきたとしても、YKSがゴールではないということを述べたアジェトは、「まだおこなわれていない試験のことで心配したり不安に思っても、何もいいことはありません。最後の一週には、あなた方のおかれた条件をよく分析しなさい。」と述べた。      ■「実行可能な予定を立てなさい。」       アルトゥンバシュ大学 全文をよむ

2018-06-16 ユルドゥルム首相、アレヴィー諸団体幹部とバイラム明けの宴 (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相は、「1938年のデルスィムの出来事はとても痛ましいことだった。この国はこのデルスィムの痛ましい事件に向き合わないといけない。間違ったことを擁護する余裕はない。理に適ったことは、不可能なことではなく、そのように振る舞う機会はいくらでもある。従って、(現在は公式に認められていない)アレヴィー派のジェムエヴィの地位を定めることに決めた」と述べた。      ユルドゥルム首相は、アレヴィー諸団体幹部とバイラム(断食月後の祝祭)を祝った。バクルキョイのホテルで行われた祝宴には、ユ 全文をよむ

2018-06-10 イスタンブル地下鉄、いい知らせと悪い知らせ (Hurriyet紙)

メヴリュト・ウイサル・イスタンブル広域市市長は建設中のメジディエキョイ・マフムトベイ線の完成の日程を発表した。ウイサル市長は、「2018年12月31日に建設が終わる。カバタシュ・メジディエキョイ線は、歴史遺構が発見されたので、その作業が続いている。歴史家たちの仕事を待つので、1年遅れる」と述べた。      メヴリュト・ウイサル・イスタンブル市長は、メジディエキョイ・マフムトベイ線の建設現場でラマザン月の朝の食事をし、そこで建設に関し発表を行った。「この職に就いて以来、地下鉄について再調査を行い 全文をよむ

2018-06-09 トルコ国籍の女性4人、IS容疑での死刑執行 (Cumhuriyet紙)

 イラクでISのメンバーであるという理由で去る3月に死刑判決を受けたトルコ国籍の4人の女性に死刑が執行された。       イラクでISのメンバーであるという理由で去る3月に死刑判決を受けたトルコ国籍の2人の子供の母親であるリュベイラ・D(25)と、キュブラ・E(22)、イペキ・Ö(24)、1人の子供の母親であるシュクリイェ・Ç(20)が刑の執行が行われ、先週、処刑された。死刑が執行された女性たちはモースルとタルアファルのまちでイラク軍によって捕えられ、去る3月にバグダード・テロ対策関連裁判所に 全文をよむ

2018-06-01 カルス・エルズィンジャン、雹で「雪景色」 (Milliyet紙)

カルスとエルズィンジャンで発生した集中豪雨と雹により、市民の生活に影響が出た。カルスのサルカムシュ郡では昼過ぎから突然の豪雨と雹が降り、瞬時に影響が広がり、約20分ほどそれは続いた。      予期せぬ豪雨のため、道路では冠水が見られた。車の走行にも影響をきたし、多くの人が雹の被害から守るために車にカバーをかけた。市民に大変なひと時をもたらした雹によって、郡内は真っ白に覆われた。郡の道路修繕課内に積もった雹は職員がシャベルで除去した。      郡内に住むエルジャン・ジハンギル氏は記者へのインタ 全文をよむ

2018-05-30 トルコのタバコの統計データ (Cumhuriyet紙)

本日5月31日は世界禁煙デー。WHOが宣言した禁煙デーである。      世界禁煙デーと命名された本日、我々はトルコにおける喫煙データを調査した。   世界保健機関、アメリカがん協会、世界肺財団の協力で用意されたタバコアトラスによれば、トルコの男性の31%がタバコが原因の病気で亡くなっている。   これは北朝鮮に次ぐ世界で2番目のに高い割合である。女性は12%で、これは中所得国の平均である。      ■8万3000人が死亡、25万2千人の子どもが喫煙      トルコでは毎年8万3,100人が 全文をよむ

2018-05-26 ボアズィチ大学生抗議運動、裁判の行方 (Hurriyet紙)

ボアズィチ大学でアフリーン作戦に対し、ロクムを配布しながら抗議運動をしたのち逮捕された拘留中の13人を含む計21人の学生らに関する尋問が終了した。検察側の主張において、学生らは「テロ組織のプロパガンタを叫んでいた」という根拠により、1年から5年の実刑が求刑された。学生らは、6月6日にイスタンブル第32重罪裁判所に出廷する予定だ。学生らは約2ヶ月にわたり自由を奪われている状況だ。男子学生らはスィルヴリ拘置所、女子学生らは非公開のバクルキョイ拘置所で拘留されている。    イスタンブル共和国検察庁に 全文をよむ

2018-05-22 イスタンブルに新建設規則 (Hurriyet紙)

イスタンブルで、建設規則を定めた新しい規制が運用された。建物の高さからフラットの内装まで、エレベーターからソーシャルスペースに至るまでの全てに制限をかけた。      計画的土地利用規制条例は2017年10月1日に施行された。各都市に特有な状況を含めた土地利用規制が、現行規則に含まれる条件(建築面積外の土地、割合など)を変えずにつくられることとなった。このようにして、イスタンブルにはイスタンブルのための、またアナトリアの諸県のためには別のルールが有効になるということだった。そして今日に待望のイス 全文をよむ

2018-05-18 死にゆくマルマラ海―汚染深刻 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル水道公社(ISKI)の下水処理水をマルマラ海深部に排出するためのパイプに、亀裂があり、これにより海と都市部の両方で環境汚染が起きているという主張があった。      共和人民党(CHP)国会議員タルク・バルヤル氏はこれについてイスタンブル広域市へ質問状を送付した。      バルヤル議員は「プリンス諸島近辺の排出用パイプに損壊部分がある。さらにバルタリマヌ方面のパイプには崩壊が見られ、ごみで埋まっている。このため、下水処理水はバルタリマヌ川に流出している。」と述べる。      マル 全文をよむ

2018-05-17 ラマザン理由に職員食堂閉鎖は、憲法違反 (Cumhuriyet紙)

チョルム県保健局は利用する職員が少ないという理由でラマザン月に食堂を閉鎖した。      保健省職員組合のゼキイェ・バジャクスズ代表は、チョルム県保健局が全職員へ送った文書について、ラマザン月に食事サービスを利用する職員が少なく、公益を理由に食堂を閉鎖すると記されていたことを明らかにし、「ラマザン月に食堂を閉鎖したチョルム県保健局は憲法違反である」と主張した。文書では「ラマザン期間中に食堂の利用者が少なく、公共の利益も考慮し食堂の運営者の決定によりラマザンの時は食事を提供しない」と述べられている 全文をよむ

2018-05-16 月、見えた見えない?宗務庁、論争にピリオド (Hurriyet紙)

イスタンブルのムフティー、ハサン・キャーミル・ユルマズ教授は、三日月が見えたかどうかという議論に関して、「毎年ラマザンが来るたびに、残念ながらこのような論争が起こる。トルコのラマザンの暦は正しい。なぜならトルコは、ラマザンを計算の上で定めているからだ」と話した。      イスタンブルのムフティー、ハサン・キャーミル・ユルマズ教授は、毎年ラマザンが来るたびに三日月が見えたか見えなかったかの議論が起こると指摘し、「トルコのラマザンの暦は正しい。なぜならラマザンをトルコは、計算の上で定めているからだ 全文をよむ

2018-05-11 アククユ原発差し止め訴訟、政府側「事故は心配の種ではない」 (Cumhuriyet紙)

アククユ原発差し止め訴訟でスキャンダラスな専門家レポートが公になった。起こりえる原発事故で被害が限界値を超えることはあり得ない、という。      メルスィンで建設予定の原発プロジェクトの土地利用ライセンス取消をめぐる訴訟で、裁判書類の中にスキャンダル満載の専門家レポートが含まれていた。      レポートではチェルノブイリやフクシマの被害について取り上げており、「起こりえる大事故被害を検討したところ、放射線による市民の健康への影響・安全性に関し、トルコ原子力エネルギー委員会(TAEK)規制で規 全文をよむ

2018-05-10 赤新月社、ラマザン月のプログラム発表 (Hurriyet紙)

150年間困難を抱える人々に救いの手を差し伸べてきた赤新月社が「ラマダン月をこの三日月のもとでともに生きよう」というスローガンとともに助け合いキャンペーンを始め、国内外の1000万人に食料援助をする。赤新月社は、子供達にバイラム用の服を買うようにと、14,3000家庭に向け、合計で71,5000人へ合計5000万リラの現金支援を行う。      困難を抱える人々に、赤新月社カードを通じ、追加で350,000リラが振り込まれる。また、スーダンで政治的展開によって経済的困窮に苦しむ50,000家庭へ 全文をよむ

2018-05-10 広大な大麻畑、摘発―トカト (Hurriyet紙)

トカト県エルバア郡にて、軍警察による摘発を受け、不法に栽培されていた16万本もの大麻の根が押収、破棄された。また、拘留されていた1人が公訴後に釈放された。4月19日にも、エルバア郡で軍警察による摘発を受け、15万5千本もの大麻の根が押収、破棄されている。こちらでは2人の容疑者が拘留、公訴後、釈放された。      トカト県軍警察司令部の部隊は、市民の通報を受け、エルバア郡ウズムリュ村で2000㎡もの広大な土地に栽培されていた違法の大麻の根16万本を摘発、押収した。検察の命令を受け、拘留されていた 全文をよむ

2018-05-09 どうなる、兵役金納制? (Hurriyet紙)

ヌレッティン・ジャニクリ防衛大臣は、兵役金納制の問題についてレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領が最後の発言をしたことと、このような動きはないことを明言しつつ、一方で大統領のスピーチの全てを検証したところ問題が解けるであろうと述べた。      AKP(公正発展党)の会合の前に新聞記者たちの質問に答えた防衛大臣ヌレッティン・ジャニクリ防衛大臣は、兵役金納制に関して新しい検討があるのかないのかという事への質問に対して、「大統領の発表がある。それ以外には何もない。我々はその段階にある。それ以外の動 全文をよむ

2018-05-05 金メダリスト故スレイマンオール氏と日本人女性との子、法的手続きへ (Hurriyet紙)

伝説のウェイトリフティング選手スレイマンオールの娘とされるモリ・セカイさんは、自身が娘であることを証明するための法手続きを開始した。      モリ・セカイさんは、スレイマンオール選手が1988年ソウル・オリンピックに出場した際に知り合った、日本人新聞記者モリ・キョウコさんとの間の娘であるとされており、著名なウェイトリフティング選手が父であることを証明するためにトルコの弁護団に委任した。      モリさんは、同選手の法的な遺産相続人である3人の子に対して、父親であることを証明する裁判を起こした 全文をよむ

2018-04-29 20年来の血の復讐応酬、タリーカ(教団)シャイフの仲介で和解の席に (Milliyet紙)

バトマン県で、3家族の間で20年間続く血の復讐は、ズィラン・シャイフ・セルマン・バードゥ師の主導する仲介の席で終結した。食事会には2000人が参加した。      バトマン県で、20年前に3家族間で起きた争いの結果始まった血の復讐は、ズィラン・シャイフ・セルマン・バードゥ師と、世論先導者(オピニオンリーダー)らの介入で、和解という終止符が打たれた。      ■和解の席に2000人が出席      ベシリ郡オルメギョゼ村の、シャイフ・ハリト廟において行われた、シャイフ・セルマン・バードゥ師主催の 全文をよむ

2018-04-23 メレン・ダム完成間近 (Milliyet紙)

トルコで最大級の飲料水供給計画であり、イスタンブルの2071年までの水の需要に対応するメレン・ダムが95%完成した。      サカルヤ県とデュズジェ県の間を流れるメレン川に黒海から7km南に建設されているダムが完成すると、イスタンブルの年間の需要の75%に相当する17億 7千万㎥の水を供給できる。      サカルヤ県イルファン・バルカンルオール知事は、アナトリア通信の取材で、イスタンブルにかなり近い都市であるサカルヤ周辺には様々な大小河川より黒海に流れる水があると述べた。      最も豊富 全文をよむ

2018-04-16 タクスィム広場での集会に許可なし! (Hurriyet紙)

座り込みのためにイスタンブルのタクスィムで集まったCHP (共和人民党)の党員らといくつかの市民団体に、警察は許可を与えなかった。      活動前に、警察はタクスィム広場とその周辺で広く安全対策を行った。ゲズィ公園の入り口ではTOMA(暴動鎮圧用装甲車)と警察の機動部隊が待機し、警察官がイスティクラル通りとその周辺の小道の警備にあたった。タクスィムの共和国モニュメントの周辺と広場の大部分が鉄条網で包囲された。CHP党員は、「権利、法、正義」のスローガンを掲げ、12時にタクスィム広場に集まった。 全文をよむ

2018-04-15 イスタンブル空港周辺、見本市5つ、車は大渋滞 (Hurriyet紙)

イェシルキョイのCNRエキスポ・コンベンションセンターとイスタンブルフェアセンター(İFM)で、5つの異なる見本市が同日程で開催され、交通渋滞が発生した。見本市会場への道中、まったく交通が止まってしまい、一部の運転手らは抗議の声をあげた。      イスタンブル最大の展示場に名を連ねるCNRエキスポとİFMで、本日5つの見本市が開催されている。イェシルキョイでは昼以降、見本市会場への道路で交通渋滞が始まった。特に見本市会場周辺の駐車場が満車だったため、路上駐車した車が交通渋滞を引き起こした。見本 全文をよむ

2018-04-15 1877年移住のエストニア系住民、最後の一人に (Hurriyet紙)

1877年の露土戦争の際にロシア側によってカルス市のカラジャオレン村に移住させられたエストニア系の60世帯のうち、今日までその地に残っているのはアウグスト・アルブク氏ただ一人だ。ムスリム女性と結婚し、家庭内で二つの宗教が共存しているアウグスト氏は、トルコへの深い愛からトルコを去らなかった。      エストニア系の60世帯は、93年戦争としても知られる1877-1878年の露土戦争の際にロシア側によってカルス市周辺に移住させられた。そのエストニア系住民を代表する最後の一人がアウグスト・アルブク氏 全文をよむ

2018-04-14 2月28日事件、軍幹部らに終身刑判決 (Hurriyet紙)

5年間継続した2月28日事件の裁判の判決が下った。当時の参謀総長イスマイル・ハック・カラダユ、参謀次長チェヴィク・ビル、旧高等教育機構長官ケマル・ギュルズを含む21人の被告人が「クーデター未遂」の罪により重無期刑、最終的に情状酌量により相対的無期刑の判決が下った。これらの被告人は年齢、健康状態により法的制限のもとの釈放の適用が行われることが決定された。裁判所は68人の被告人に対し無罪の判決を下した。      アンカラ第5重罪裁判所での公判にチェヴィク・ビルをはじめとする何人かの被告人が加わった 全文をよむ

2018-04-08 演劇「旗」のテーマ、祖国愛ではなく女性への暴力で観客に怒り (Cumhuriyet紙)

イスタンブル国立劇団は、賞を受賞した「旗」という演劇のトラキア地方の公演に出発した。演劇の名前が「旗」であるため、トラキア地方の人々は、トルコ国旗で劇場を埋め尽くした。しかし、演劇は観客の思っていたものとは違っていた。テーマは、妻を殺害した夫の物語であった。観客の一部は、劇中で喫煙されたことや、侮辱の言葉が発せられたことを理由に劇場を後にした。      イスタンブル国立劇団は、第13回アフィフェ演劇賞で最も成功を収めたトルコ演劇脚本部門でジェヴァト・フェフミ・バシュクト特別賞を受賞した「旗」と 全文をよむ

2018-04-03 国民教育省、不登校対策 (Cumhuriyet紙)

高校生の40%が20日以上欠席する事態に対し、国民教育省は分析を行い各県に指示を行った。      国民教育省は、学生の不登校率増加に対し対策に乗り出した。高校生の40%が20日以上欠席する事態に対し、国民教育省は分析を行い各県に指示を行った。      同省のデータによると、学生の不登校が最も多いのが職業高等学校である。20日以上欠席する学生の割合は、小学校で6%、中学校で10%だが、高校になると倍増する。不登校率について、20日以上欠席する学生の割合は、アナドル・イマーム・ハティプ養成校で3 全文をよむ

2018-04-02 パスポート、運転免許証、新身分証、本日から人口総局で取り扱い (Hurriyet紙)

パスポート、運転免許証、新身分証に新たな時代。警察総局によって取り扱われていたパスポートおよび運転免許証の書類の取り扱いに関する業務が、人口・国籍総局に移管された。本日からICチップ付きの身分証とともに運転免許証、パスポートも同局に移管される。      パスポートおよび運転免許証は、本日から人口・国籍総局に移管される。      内務省も、パスポートおよび運転免許証が4月2日以降に人口総局から交付されるため、公共交付所を設置した。「3つの手続きを1つに」というスローガンのもと設置された公共交付 全文をよむ

2018-03-27 スィロピ郡国民教育局長、中学校でスカーフ配布 (Cumhuriyet紙)

シュルナク県スィロピ郡の国民教育局長ビュレント・ダヤナン氏は故エルジュメント・チュルクメン軍曹イマーム・ハティプ中学校に行き、女子生徒たちにスカーフを配った。      故エルジュメント・チュルクメン軍曹イマーム・ハティプ中学校では(午前と午後の)二重教育が行われている。朝はイマーム・ハティプ教育(=宗教職業教育)を行う学校で、午後からは普通教育が行われている。その学校で、学校のSNSアカウントで3月1日に共有された情報が注目を浴びた。女子生徒たちにスィロピ郡の国民教育局長ビュレント・ダヤナン、 全文をよむ

2018-03-22 ドアン・ホールディング、親政権勢力に売却、その値段は (Cumhuriyet紙)

ドアン・ホールディングは、紙媒体や映像メディア部門で活動する傘下の企業を、金融債務の引き下げを条件に、デミルオレン・ホールディングへ株価8億9千ドルで売却するための交渉を始めたと発表した。      ドアン・グループは、紙媒体や映像メディアで活動する傘下企業の債務を清算することで、株価8億9千ドルでデミルオレン・グループに売却するための交渉が始まったと述べた。      この話に関してドアン・グループからKAP(世論啓発プラットフォーム)に行われた会見で次のように説明された。      「我が社 全文をよむ

2018-03-21 ドアン・メディアグループ、デミルオレン財閥に売却 (Cumhuriyet紙)

トルコ最大のメディアグループであるドアン・メディアグループが、エルドアン・デミルオレン財閥へ売却されたことが明らかになった。      ヒュッリイェト紙、ファナティク紙、ポスタ紙、カナルD、CNNトルコが傘下にあるドアン・メディアグループがデミルオレン財閥へ売却された。      ドアン財閥アイドゥン・ドアン名誉会長は、2011年5月にミッリイェト紙とヴァタン紙を売却したデミルオレン財閥へドアン・メディアグループを売却することについて合意した。      ソズジュ紙の報道では、ヒュッリイェト紙担 全文をよむ

2018-03-19 オスマン家子孫のニルハンさん、どんな学校で学んだか (Cumhuriyet紙)

「私立学校へ行かざるを得ませんでした」と語ったニルハン・オスマンオールさんが、どの学校でどのように学んだかが明かされた。      アブデュルハミド2世の5世代目の孫のひとりという触れ込みで、公正発展党の活動に参加しているニルハン・オスマンオールさんが、「公立学校で学ぶ可能性は、まったくなかった。公立学校での先生たちの心理的圧力のため、私立の学校へ行かざるを得ませんでした」と述べた。しかし、オスマンオールさんが、フェトフッラー・ギュレンの学校で、奨学金を用いて学んだことが明かされた。      全文をよむ

2018-03-16 大学院・大学助手等入学試験結果をみると・・・ (Hurriyet紙)

昨年大学入試センター(ÖSYM)が実施した39の試験に830万人が応募した。      1回の実施で210万人と最も受験数が多かったのは大学入試一次試験(YGS)だった。ÖSYMはこれまで実施してきた試験の分析報告を一切発表していなかった。しかし先月、大学院大学助手等入学試験(ALES)の秋季について詳細な報告書を発表した。ÖSYMの新センター長であるマフムト・オゼル教授は、ALESマニュアルで2018年以降実施される試験についての分析を一般に公表することに決定したと記しており、大学受験検定試験 全文をよむ

2018-03-15 ベルリンからトルコへ移送の遺体、人違いで埋葬 (Hurriyet紙)

 ドイツのベルリンで亡くなったハリス・ジェスル氏の遺体のかわりに、エスキシェヒルに住民登録されていたライフ・ユクセル氏の遺体が、アマスィヤへ送られてしまった。埋葬されてしまって後、ドイツから来た電話によって犯された誤りが認知された。ドイツから(改めて)送られてきたジェスル氏の遺体は先日、アルパスラン村共同墓地に埋葬され、ライフ・ユクセル氏の遺体は故郷であるエスキシェヒル県のチフテレル県へ送られた。       ドイツのベルリンで暮らしていた2人のトルコ人の遺体が取り違えられてしまった。タショヴァ 全文をよむ

2018-03-14 軍警察、アフリーン作戦に新「行進曲」 (Hurriyet紙)

軍警察総司令部はオリーブの枝作戦のために、「アスラン・メフメトチク(獅子たるトルコ兵の意)」の詩に新しい曲を作曲した。      軍警察総司令部はアフリーンでテロ組織PKK/KCK/PYD-YPDとイスラム国を無力化するために開始されたオリーブの枝作戦を、カフラマンマラシュ県エルビスタン区出身の詩人ラマザン・パムクによって書かれた詩「アスラン・メフメトチク」に新たに曲をつけることでこれを支援した。      「不世出の獅子、我がメフメトは轟く洪水のように沸き立つ」という言葉で始めるこの詩は行進曲 全文をよむ

2018-03-12 国民教育省、タブレットの使い道は?―ファーティフ計画頓挫 (Cumhuriyet紙)

国民教育省はタブレット計画の失敗を告白し、「自分たちで使うように」との指示を出した。      国民教育省は何億リラもの資金を費やしたファーティフ・プロジェクトが無駄に終わったことから、配布されずに残ったタブレットを新たに活用するために動き出した。国民教育省はタブレットの代わりにキーボード付きのコンピュータを配布することを決定し、倉庫に放置され、学生に配布されないままとなっているタブレットを「保証・メンテナンス・技術的使用期間の検討」のために国民教育省県支局にて活用するよう指示を出した。     全文をよむ

2018-03-11 戒厳令法委員会への異議申し立て、明日が締め切り (Hurriyet紙)

非常事態特別政令(KHK)679号により(なんらかの)措置が行われた人々についての、戒厳令法(OHAL)措置調査委員会への申し立ては、明日で終了となる。      仕事を解雇された者、奨学金を中断された学生、位階を失った退職軍人、閉鎖された機関・組織に関する異議などを調査するため、KHKの685号で創設されたOHAL措置調査委員会への異議申し立て受付の期間が終わる。      申し立ての手続きは、アドレス"https://ohalkomisyonu.basbakanlik.gov.tr" にある 全文をよむ

2018-03-10 イスタンブル・タクスィムモスク、姿はこのように (Hurriyet紙)

タクスィム広場に1年前から基礎工事が開始されたモスクにおいて、その巨大な建造物の80%が完成した。ドーム状の屋根に窓が設置される中、この巨大な建造物の外観工事が完了された後に今度は内装工事へと移行される。モスクは年内に利用が開始される予定だ。    1年前から工事が開始されたタクスィム・モスクでは、建設作業が全速力で進んでいる。    モスクの建設作業は、現在ドーム状の屋根部分に集中している。    足場が完成したドーム状屋根に窓が設置され始め、数日後にはコンクリートの流し込みが開始されることで 全文をよむ

2018-03-06 大学の職制、新時代へ―「講師」廃止 (Cumhuriyet紙)

タイイプ・エルドアン公正発展党(AKP)党首兼大統領によって承認された法律に基づき、講師の職に博士助手が取って代わった。教職専門職員は、高等教育機関では研究員・研究助手によって、正規教員は教授・准教授・博士助手によって構成されることになる。      タイイプ・エルドアンAKP党首兼大統領によって承認された高等教育法第7100号により、一部法律および政令の変更に関する法律が官報で発表され施行に至った。      当該法によると、「講師」の職に取って代わり「博士助手」が創設された。教職専門職員は、 全文をよむ

2018-03-04 先祖探しサイトの功罪ーEU加盟国への二重国籍申請に注意 (Milliyet紙)

去る2月にe-devletシステムを通して遡ることができるようになった祖先の情報は、この200年にトルコで起こった悲劇的な移住事件を眼前にさらした。しかし、バルカンにルーツを持つ人々は、二重国籍となる方法を模索し始めた。ミッリイェト紙として、我々もこれらの国々の国籍の基準を調べた。      インターネット上で行政サービスを提供するe-devletシステムを通して問い合わせが行われ、アクセス集中を理由に一時的に停止されている祖先の情報は、何百万人もの国民にとって新たな希望を生んだ。直近200年の 全文をよむ

2018-03-03 シシュリのショッピングモール工事、隣接高校が危険に (Hurriyet紙)

周辺でショッピングモールとマンションの建設工事が行われている、シシュリ職業技術アナドル高校のⅮブロックにおける生徒たちは、死の危険に直面している…。基盤工事のせいで、学校の下に大きな溝ができ、あちらこちらが地滑り状態になっている。生徒たちは、「壁や椅子が揺れている。怖い」と話している。       シシュリ区役所のすぐ後ろにあるブルガリア主教区正教会財団に属する土地でタシュヤプ建設が開始したマンション・ショッピングモール建設は、シシュリ職業技術アナドル高校Ⅾブロックにおける400人の生徒を死の危 全文をよむ

2018-03-01 グループ・ヨルムのギュルテキン、釈放 (Cumhuriyet紙)

グループ・ヨルムのメンバー、オズギュル・ギュルテキンを含む5人が釈放された。       グループ・ヨルムのメンバー、オズギュル・ギュルテキンを含む6人について、「テロ組織メンバー」の疑いで裁判が続けられてきた。オンライン映像通信(SEGBİS)を通し、匿名の証人は2012年の労働運動で18歳時のネスリハン・アルバイラク被告を目撃したと証言した。しかしアルバイラクは、自身は当時12歳で小学校に通っていたと述べ、その他の匿名証人は、質問にはすべて「覚えていない」と答えた。オズギュル・ギュルテキンと 全文をよむ

2018-03-01 トルコ最長の上下線トンネル、完成―トルコ東部・アルトヴィン (Hurriyet紙)

アルトヴィン県ホパ郡とボルチカ郡間での工事が終わり、全長5,228メートルで、トルコの上下線トンネルとしては2番目に長いジャンクルタラン・トンネルが開通した。1960年代に構想され、8年前に基礎工事が開始されていたトンネルの建設プロジェクトが半世紀の時を経てついに実現した。トンネルの初通行は、アフメト・アルスラン交通海事通信大臣と、同伴したオスマン・アシュクン・バク青年スポーツ大臣によって行われた。      エルズルムを経由して黒海地域とイランを結ぶホパ-アルトヴィン間の陸路は、冬の厳しい気候 全文をよむ

2018-02-22 インドネシア人留学生を驚かせたことは・・求婚3回 (Cumhuriyet紙)

5年前にインドネシアからカイセリに留学に来たエルジエス大学4年生のインダハ・トリヤナさん(23) は、街で3度も求婚を受けたとし、「トルコには勉強に来ました。でも次々に求婚されて驚きました。そのうちの一回は、私の隣に来て座った高齢の男性からでした。男性は急に私のほうを向いて、『私の妻になりたくないか』と言ったのでとても驚きました」と話した。      エルジエス大学工学部化学科4年のインダハ・トリヤナさんがトルコに来た理由は、トルコでの教育がヨーロッパに比べて安価だからだ。トリヤナさんは、「トル 全文をよむ

2018-02-17 イスタンブル3つの区で断水へ (Cumhuriyet紙)

イスタンブル上下水道局は、書面による発表で、配水管工事を実施するため、スィリヴリとビュユクチェクメジェで20時間、トゥズラでは8時間断水されると明らかにした。      イスタンブル上下水道局による書面による発表は、以下の通りだ。      「ミーマール・スィナン~スィリヴリとセミズクムラル地区で配水管に行われる予定のバルブ交換工事のために、2018年2月19日月曜日9時から2018年2月20日火曜日5時の間の20時間は、以下に示された地区で断水となる。      断水になる地域   ビュユクチ 全文をよむ

2018-02-14 グループ・ヨルム、テロリスト・リストに (Cumhuriyet紙)

内務省によって更新されるテロリスト・リストに音楽グループのグループ・ヨルムのメンバーも追加された。ミュージシャンたちは、「革命家人民解放党戦線(DHKP-C)テログループのメンバー」であるという訴えによって「グレー・リスト」に入れられた。      グループ・ヨルムのメンバーのセルマとイナン・アルトゥンとアリ・アルジュとイブラヒム・ギョクチェキは、内務省の「捜索中のテロリスト達」というリストに入れられた。      「グレーのリスト」に名前を入れられたグループのメンバーを通報した人らには懸賞金も 全文をよむ

2018-02-12 公共機関でトルコ製のFタイプ・キーボード使用強制へ (Milliyet紙)

公共機関でFタイプ・キーボードが今年、義務化する中、個人でもこのキーボード使用が増すよう努められている。Fタイプ・キーボード普及に努めているエクレム・エルデム会長は「大変共感を得ている」と語った。      トルコにおいてパソコン上でトルコ語に最適な配列を有する「Fタイプ・キーボード」(注)の公共機関での使用が2018年度から義務付けられた。公正発展党のイスタンブル選出国会議員でトルコ言語文学協会エクレム・エルデム会長の試みの結果、公共機関において「Fタイプ・キーボー ド」へ段階的に移行している 全文をよむ

2018-02-10 スルタン・アブデュルハミトの子孫、40人海外からイスタンブルに集結 (Hurriyet紙)

スルタン・アブデュルハミト二世の没後百周年を記念して、オスマン家の子孫四十人がイスタンブルにやってきた。七か国から来た四十人の子孫たちはスルタン・アブデュルハミト二世の墓を訪ねた。      イスタンブル広域市文化株式会社とハミディイェ株式会社によって、スルタン・アブデュルハミト二世の没後百周年記念の追悼行事が準備された。行事の一環として、海外で暮らしている、七つの異なる国々から来た四十人以上のスルタン・アブデュルハミト二世の子孫も参加し、スルタン・アフメトモスクで朝の礼拝が行われた。礼拝の後に 全文をよむ

2018-02-09 イスタンブル満杯、シリア人受入停止 (Hurriyet紙)

トルコにいるシリア人の難民登録が更新される一方で、イスタンブルへの受入が一時的に停止された。イスタンブルで難民登録されたシリア人は54万2,000人。内務省は「人口の増大に鑑みて、イスタンブルでの新たな登録は行っていない」と語った。       トルコで生体IDによる難民登録を受けたシリア人は、1年半前から、「許可証」を得ることで滞在都市を変更できるようになったが、イスタンブルでは他県から移住するシリア人の登録を一時的に停止した。ドイツのドイチェ・ヴェレ紙がこの件を伝えたのをうけ、その後内務省は 全文をよむ

2018-02-01 世界で一番、不必要な橋―トラブゾン (Cumhuriyet紙)

トラブゾン県のアルスィン郡の海岸に、陸から始まり陸で終わり、その下には何も流れていないという長さ160mの橋に人々は驚いている。トラブゾン県のアルスィン郡の海岸に、歩行者用の長さ160mのベルトの形をした橋が建てられた。 両端が陸にあり、水が下を流れないこの橋は、「愛の橋」と呼ばれ、見る人の注目を集めている。      アルスィン郡では、自治体によって沿岸地域周辺の環境整備が行われた。 プロジェクトの一環として、カフェテリア、遊歩道、スポーツフィールドと公園がある300エーカーの埋め立て地の敷地 全文をよむ

2018-02-01 メッカ巡礼申込み当選者、発表 (Milliyet紙)

メッカ巡礼申込みの抽選結果が発表された。宗務庁は、申し込んだ人々が待ち望んでいたメッカ巡礼申込みの抽選結果を発表した。申し込んだ人々は、トルコ共和国国民ナンバーと抽選結果を照合することで結果を知ることができる。さて、結果問い合わせ画面は…      宗務庁は、2018年のメッカ巡礼申込みの抽選結果を発表した。申し込んだ人々が待ち望んでいた抽選結果は、トルコ共和国国民ナンバーと宗務庁ホームページのメッカ巡礼申込み抽選結果問い合わせページとを照合することで知ることができる。さて、抽選結果に関するすべ 全文をよむ

2018-01-26 マルマラ海、15メートル水が引く (Cumhuriyet紙)

 テキルダーで、マルマラ海の水が約15メートル引いた。海が引いて現れた光景に地元の住民は驚いているが、年に3-4回この現象に遭遇すると言っている。        テキルダーのマラマラエレーリシ区で、海が約15メートル引いた。海に小さな島々が現れた際、地元の住民は毎年このような現象が起こり、この時期の海の潮の干満によるものだと話した。      ■漁船は、陸に       潮が引くと、漁船は陸に乗り上げた。43年間漁業に携わるギュルセル・オズマン氏は、「毎年この時期は、潮のみちひきがある。毎年この 全文をよむ

2018-01-26 スィノプに凶報―トルコ・日本協力原発計画始動 (Cumhuriyet紙)

トルコで2つ目となる原子力発電所の建設計画が始動した。200億ドルの費用が見込まれているこの原子力発電所だが、環境影響評価は既に始まっており、インジェブルン市の森林地帯に建設が予定されている。      スィノプ県インジェブルン市民の反対にも関わらず、原子力発電所建設に向けて、スィノプ県環境・都市計画局に先日申請がなされた。一連の環境影響評価はその前から始まった。原子力発電所は森林地帯に建設される計画だ。環境影響評価の結果報告は住民を交えて開かれる会合内で2018年2月6日に行われる。      全文をよむ

2018-01-25 拳銃事件全土で増、唯一事件がないのは? (Milliyet紙)

2017年は3494件の殺傷事件が発生し、うち3529人が負傷し、2187人が死亡した。統計によれば2017年の殺傷事件は前年より28%増加し、過去3年間では61%も増加した。      アジャンス通信は2017年に起きた殺傷事件およびメディアへの掲載について調査し発表した。ウムト財団およびメディアに載った事件のデータによれば、2017年は3494件の殺傷事件が発生し、2187人が死亡し、3529人が重傷を負った。事件の40,7%は様々な種類の銃器、35,37%はピストル、20,58%は刃物、3 全文をよむ

2018-01-14 イスタンブルに雪まぢか (Cumhuriyet紙)

最新の調査によると、国内の北、内陸、東部で雨の恐れがあると言われている。降雨は、内陸や東部、トラキア地方で雪を伴う雨又は雪が降ると予測されている。イスタンブルでも降雪の恐れがある。       朝方及び晩の時間帯では、内陸部と東部で凍結や霜が見られると予想されている。エーゲ地方、黒海西部沿岸、時として地中海西部沿岸では暴風が、マルマラ地方では強く短時間に嵐のような風(秒速40-70㎞)が吹くと予報されている。      ■イスタンブルで雪警報       気象庁本部が出した予報によると、気温は内 全文をよむ

2018-01-13 大学に新身分:講師廃止、博士助手新設―エルドアンのいうトルコ式大学 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領による、「講師撤廃」の発表後、高等教育委員会(YÖK)は即座に官邸に提案書を提出した。      この10年間で設立された大学の数は100に上るが、期待される教員数を確保できない公正発展党(AKP)は、法令により数千人もの学術関係者を解雇したのに加え、共和国のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の指導で学界における職員構成を変更する準備を整えている。具体的には、(1980年の)9月12日クーデターの後に設立された高等教育委員会(YÖK)が大学の正式の職として博士課程修了者にも授業 全文をよむ

2018-01-09 トルコの結婚数・離婚数、増加中 (Cumhuriyet紙)

トルコにおける2017年の結婚、離婚、出産、死亡に関する統計が明らかになった。昨年は60万3976人が結婚した一方で、13万6808人が離婚した。これらの数字は、2017年の結婚率と離婚率が2016年と比べて増加していることを示している。      メディア追跡機関のアジャンスプレスが、2017年の社会の変化に関する報告書を調査した。アジャンスプレスが内務省人口・国籍業務総局の他、メディアで報道されたニュースから入手した情報によると、昨年は60万3,976人が結婚し、13万6,808人が離婚した 全文をよむ

2018-01-09 44年ぶり、大干ばつ (Hurriyet紙)

秋と冬の時期に期待されていた雨が降らず、ダムの貯水量も減っている。春に向けて今から警鐘が鳴り始めた。トルコ全土において、過去44年で最大の干ばつ期となっている。      林業治水相のヴェイセル・エルオール教授も、ここ最近、干ばつ問題について言及し、2017年が過去44年の中で最も干ばつがひどい年であると明らかにし、「トルコは水が豊富な国ではない。降水量が本当に少なくなった」と述べた。      ■カフラマンマルシュ      カフラマンマルシュでは、地域で十分な降水量が確保できなかったために、 全文をよむ

2018-01-07 ケバブの「国」ウルファでレバー入手困難に (Milliyet紙)

おいしい数々の料理と豊かな郷土料理により「ケバブの国」と位置づけられるシャンルウルファで、家畜の屠殺が減少すると、ケバブの料理人や肉屋達はレバーを手に入れるに苦労している。      肉と臓物類の消費が多いウルファ都市部では、1日当たり500頭から600頭程の羊を食用として殺すが、必要に応じて周辺の県からもレバー、心臓、腎臓を補充している。      動物を食用として殺す数が減ったことにより、都市部で臓物類の価格が上昇した。都市部で以前は20リラから25リラで売られていた臓物類は、30リラから3 全文をよむ

2018-01-05 「2017年女性への暴力」レポートー殺人409、暴力332… (Cumhuriyet紙)

「女性の殺害を止める」プラットフォームの報告によると、2017年に女性が被害者となる殺人事件は増加傾向となった。レポートによると、387人の子供が性的虐待を受ける一方、332人の女性が性的被害にあっていた。      「女性の殺害を止める」プラットフォームのデータによると、2017年は女性が被害者となる事件が増加した年であった。昨年、409人の女性が殺された。387人の子供が性的虐待を受ける一方、332人の女性が性的被害にあった。      ■409人の女性の命が失われた      2017年に 全文をよむ

2018-01-02 新年行事なし、それでもどこも人でいっぱい (Milliyet紙)

イスタンブルでは年越しイベントは何もなかったが、年明け前後の時間帯の市内の繁華街はかなり混雑していた。今年の"年明け"祝いの焦点は、厳重な安全対策であった。      市民が年明けを迎えるのに集まる中心地をはじめとし、都市全域に警察官3万7千人が配備された。さらに市内の1747地点が6989個の防犯カメラで監視され、カンガル犬やアクバシュという犬種の警察犬も今年初めてタクスィム広場で任務についた。      広場では特殊任務警察が夜通し目を光らせて見守り、軍警察もアセルサン社のドローンで、空爆に 全文をよむ

2018-01-02 2017年、新生児に最も多くつけられた名前は? (Cumhuriyet紙)

2017年、新生児に最も多くつけられた名前は女児はゼイネプ、男児はユスフだった。      2017年にトルコで生まれた新生児にもっとも多くつけられた名前が明らかになった。女児にはゼイネプ、男児にはユスフという名前が最も好まれた。      メディア追跡機関の大手であるアジャンスプレスは、2017年の新生児に最も多くつけられた名前を調査した。アジャンスプレスが人口・国籍業務総局と、メディアで流れる報道から得た情報によると、女児で最も多かった名前はゼイネプに続き、エリフ、デフネ、ヒラヌール、エブラ 全文をよむ

2018-01-01 スーツケースで発見のシリア人幼児、埋葬 (Hurriyet紙)

シリアのアレッポから、夫のムハンメット・ハジャル氏と義母のメフルン・ハジャル氏と共に戦争から逃げ、ガーズィアンテプのニズィプ郡に移住したイフラス・ エル=バホ氏は、1年前に恋に落ちたシリア人、ズィヤード・エル=アブドゥッラー氏と一緒にガーズィアンテプにやってきた。ビネヴレル地区で家を借りたエル=アブドゥッラー氏は、以前エル=バホ氏の5ヶ月の赤ちゃんテイムヒムちゃんを、泣き叫ぶので殴り、火箸でつかんだ燃えさしで痛みを与えることで虐待をしていた。そしてそのテイムヒムちゃんをこの前の12月16日夕方、 全文をよむ

2018-01-01 パスポート、運転免許証取得者は注意:管轄機関移行時期の延長 (Milliyet紙)

警察総局によって行われているパスポートと運転免許証に関する業務が人口・国籍業務総局に移行される時期が延長されることに関する閣議決定が、官報の続報で公布され施行となった。      ■2018年4月2日まで延期      これによると、移行時期は2018年4月2日まで延期された。内務省からの2017年12月8日付の申請を受けて閣議によって決定が下された。官報で2016年10月29日に公布された676号の非常事態特別政令と3152号法に追加された移行措置に関する附則で、警察総局によって行われているパ 全文をよむ

2017-12-31 HDPアルスラン共同党首「統一収監服への抵抗は続く」 (Cumhuriyet紙)

民主的諸地域党(DBP)のメフメト・アルスラン共同党首は、「人民民主党(HDP)の共同党首や何十人もの国会議員、何千人もの愛国者は、公正発展党(AKP)のこの統一収監服の適用に対し非常に栄誉ある抵抗を示し、認めないだろう」と述べた。      シュルナクでDBPの第4回県党大会が行われた。県庁庁舎で行われた党大会には、DBPのアルスラン共同党首とともに、HDPのシュルナク選出のアイジャン・イルメズ議員と多数のDBP党員が出席した。DBPのアルスラン共同党首は党大会で話し、クルド問題が民主的な方法 全文をよむ

2017-12-31 新年宝くじ、販売は何時まで? (Hurriyet紙)

国民宝くじ「ミッリ・ピヤンゴ」の新年特別くじ(訳注:日本の年末ジャンボにあたる)が何時まで販売されるのか、まだ宝くじを購入していない人々が調べている。6千100万リラ(約1億8300万円)の獲得を望む多くの人が何日も前から買っている一方で、最後の購入チャンスをつかむ人もいる。では、ミッリ・ピヤンゴの新年特別宝くじは何月何日何時まで買えるのだろうか?詳しい情報は以下の通りだ。      新年宝くじの販売が何時までなのかという疑問への回答を探す何万人もの人々は、6,100万リラもの多額の賞金を獲得す 全文をよむ

2017-12-31 1月1日から始まること (Hurriyet紙)

今年(2017年)に制定された多くの法が1月1日から実行に移される。労使間調停が始まり、納付申告が変更され、雇用者は職業コードの通知が必要となる。   こうした、政府の労働生活環境に目を向けたシステム変更が新年とともに実装される。      以下が1月1日から施行される新システムの一覧      ■労使間調停制度      労働者と雇用者の間で在職期間や内部告発の補償や年間有給休暇、残業といった項目での不合意を解決する調停システムが施行される。これに伴い、当事者らは調停前に訴訟を起こすことはでき 全文をよむ

2017-12-28 イスタンブル新市長、トプバシュ元市長の計画を次々中止に (Hurriyet紙)

メヴリュト・ウイサルイスタンブル市長は、トプバシュ前市長が携わった、ハリチ・ウンカパヌ間の海底高速道路トンネル、モノレール、ハリチ(金角湾)両岸間のロープウェイ・プロジェクトに続いて、ボドルム海岸をイスタンブルに移すことを目的としたイェシルキョイ海岸線整備事業の入札をも中止にした。      イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長は、カーディル・トプバシュ前市長時代に入札された計画をさらに中止した。ウイサル市長は、最近2か月の間で、カーディル・トプバシュ前市長が「私の傑作になるだろう」と述 全文をよむ

2017-12-26 イスタンブル・トゥズラ異臭被害の原因は? (Hurriyet紙)

イスタンブル・アナトリア共和国主席検察庁は、トゥズラで昨日夕方頃、4つの地区に影響を与え、多数の人々が病院に搬送されることになった化学臭に関する調査を始めた。イスタンブル広域市自治体(IBB)は、異臭に金属と繊維製品部門で使用されている化学物質が関係していると明らかにした。      トゥズラで昨晩パニックの原因となった異臭に関してイスタンブル広域市自治体は説明を行った。IBBの書面での説明では、「昨日トゥズラ区にある一部の地区に影響を与えた強烈な臭いは下水溝に不正に排出された化学物質が原因であ 全文をよむ

2017-12-24 CHP、非常事態法を批判―公職追放追加・非正規職員正規化・収監服導入等 (Hurriyet紙)

共和人民党(CHP)副党首兼スポークスマンのビュレント・テズジャン氏は、制定された非常事態(OHAL)・非常事態特別政令(KHK)の695条・696条に関して、次のように述べた。「制定されたOHAL・KHKの695条・696条は、7月20日クーデターにからんだ新たなクーデターの宣言である。軍事クーデターは戒厳令により、民政クーデターはOHAL・KHKにより国を統治している。OHALのもと17ヶ月が過ぎたにもかかわらず、政府は通常化に努めず、トルコを異常な方法で統治し続けている。これは、クーデター 全文をよむ

2017-12-19 「クルド語やアレヴィー教育、不十分だがないよりマシ」教育相 (Cumhuriyet紙)

イスメト・ユルマズ国民教育相は、クルド語教育のために採用された教員の数と、教科書にアレヴィー派について記載されることに関して、「不十分だがないよりマシだ。不足があればともに補っていこう」と述べた。      ユルマズ教育相は、議会総会で教育省の予算について発言した国会議員の質問に答え、非常勤教員の採用は避けられない状況にあると述べた。   「東部および南東部では教員の流れが激し過ぎる。これをなくす方法の1つがこのシステムだ」として以下のように続けた。      「『非常勤教員をなぜ導入したのか? 全文をよむ

2017-12-15 イスタンブル市、ギュレン派連想の道路名変更 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市議会は、市内全域で「ギュレン」や「パラレル」などの単語からなる、もしくは馬鹿げた、あるいは公序良俗に反しているとみなされた103の道路・通りの名称を変更する案を全会一致で可決した。変更される地名の中には、ギュレン通り、ハカン・シュキュル、ザマン、サマンヨル、アクシヨン、ジハン、ヒムネト、ヒズメト、ドゥマンルなどの通りの名称も含まれている。      イスタンブル広域市議会は12月の第4回定例会で、通りの名称に関してフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)関連修正を行った。市内全域で 全文をよむ

2017-12-13 朝鮮戦争メダルの窃盗犯、逮捕 (Milliyet紙)

コンヤで39年前に亡くなったという朝鮮戦争の英雄のメダル3枚を盗んだ疑いで男が逮捕された。      情報によれば、11月21日にコンヤ中心部のセルチュクル郡コソヴォ地区にあるリュステムさんが所有している家に侵入した。      男は、[孫である]家の主人と同じ名前を持つ、39年前に亡くなった朝鮮戦争の英雄リュステム・ダルムシュさんのメダル3枚を盗んだ。      通報を受けて警察が捜査したところ、容疑者は別の犯罪でも逮捕されていたムスタファ・Y(21)と判明した。      逮捕されたムスタフ 全文をよむ

2017-12-12 宗務庁「新年ジャンボ宝くじは、イスラム法違反!」 (Cumhuriyet紙)

国民宝くじ運営総局によって実施される新年ジャンボ宝くじのために何百万人もの国民がくじを購入する。6100万TLもの莫大な金額の当選金のために市民は列を作る中、宗務庁から「年始のファトワー」が伝えられた。      報道官の一人デニズ・アイハン氏が伝えたところによると、宗務庁は「宝くじを購入することは賭け事であり、ハラームである」と述べた。宗務庁の宗務高等委員会は、「運の要素に依拠した宝くじ、トト、ロト、サッカーくじ(İddaa)、トート・ベット、競馬といったくじや遊びは賭け事でありハラームである 全文をよむ

2017-12-10 4世代ぶりに村人へ遺産分配、しかし数字が合わないームーラ県 (Hurriyet紙)

ムーラ県ボドゥルム郡に、4万1千平方メートル分の不動産を所有するハジュ・オスマン氏の四代目の相続者は、数百年間待っていた遺産の一部を受け取った。日刊紙、インターネットサイト、新聞がこの件について報道した。しかし売却地と売却価格間の不均衡さは、ニュースを見聞きした人々皆を混乱させるだけのものだった。      ボドゥルム郡ケメル街区104-44における4万1千348平方メートル分の不動産を所有しているという主張により、68人のハジュ・オスマン氏の相続者たちは、自分たちのオスマン朝時代の権利証書を証 全文をよむ

2017-12-09 イスタンブルでIS捜査、23人逮捕 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル警察テロ対策局は、ISに対して6カ所で捜査を実施し、23名を逮捕した。      イスタンブル警察テロ対策局のによって、イスタンブルの6カ所で同時に捜査が実施された。ISに対して行われたこの活動で23名が拘束・逮捕された。      拘束された各容疑者らは、組織への支援行為、過去に衝突のあった地域での滞在歴、同地域にいる組織メンバーとの関係などが明らかになっている。      逮捕された容疑者らに対する手続きが進行中である。 全文をよむ

2017-12-05 米裁判サッラーフ証言の5つ興味深い点―ニューヨークタイムス (Cumhuriyet紙)

アメリカ・メディアがルザ・サッラーフの証言を密接に追い続けている。ニューヨーク・タイムス紙の法廷記者ベンジャミン・ワイザーは12月5日の公判前に、サッラーフの証言について興味深いと感じた5つの点を記した。      アメリカ合衆国がイランに下した制裁を違法な手段で破ったとして告発された国民銀行(ハルク・バンク)のメフメト・ハカン・アッティラ元副頭取の裁判で、その罪を認め証人となったルザ・サッラーフは引き続き証言を続けている。      ニューヨーク・タイムス紙の法廷記者ベンジャミン・ワイザーは1 全文をよむ

2017-12-02 イマームによる結婚式は「越権行為」 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)は、『婚姻規定』の改正によって、ムフティを『婚姻上官』、イマームを『婚姻執行官』とした。      国会提出時はムフティだけを対象としていたが、委員会での議論の段階になって、イマームにも結婚式(訳注:披露宴ではなく、新郎新婦が婚姻書類にサインする法的儀式を指す)を執り行う権限を与えたために議論を呼んだこの制度は、『省や県、郡のムフティにも婚姻執行官の役割と権限を与えることができる』と明記され法制化された。      ムフティに結婚式を行う権限を与える法整備の詳細が、規定の改正 全文をよむ

2017-11-30 「宗教と道徳科」教員免許取得者、宗務庁に就職可能に (Milliyet紙)

ベキル・ボズダー副首相は、「宗教文化と道徳科」の教員免許取得者がついに宗務庁においても就職可能になることを発表した。      アナトリア通信(AA)編集部で明らかにし、宗教文化科の教員免許取得者に吉報を送ったベキル・ボズダー副首相兼政府スポークスマンは以下の様に述べた。   「『宗教文化と道徳科』の教員免許取得者は今日まで雇用されてなかった。しかし今後は宗務庁の組織における宗教的サービス業務において同科目の教員免許取得者は、神学部の卒業生の様に就職が可能となる。これは良い知らせとなるはずである 全文をよむ

2017-11-16 イスタンブルへの裏切り続く―金角湾沿いの高さ規制緩和 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市議会において行われた計画変更により金角湾沿いの1万平方キロメートルの土地の階数の上限が4階から10階に引き上げられた。IBB開発委員会の共和人民党(CHP)党員は、「金角湾の16/9タワーとなる」と述べた。      ハベルチュルク紙のエスラ・ボアズルヤン氏の記事よると、金角湾に打ち込まれた杭が問題となる土地を保護する中、金角湾に関して白熱した議論を引き起こす決定がさらに下されたことが明らかとなった。      [金角湾の]シラフタルアーで、まさに金角湾沿いにおける約1万平方キ 全文をよむ

2017-11-15 法改正後、ムフティ―による初の婚礼指揮 (Hurriyet紙)

ムフティーに婚礼式を指揮する権限が与えられた後、ムフティーが初めて公式に婚礼を指揮した。[ディヤルバクルの]ビシミル自治体の調整の下で実施された集団婚礼式で、ビシミル郡ムフティーのアフメト・ドゥルムシュ氏は、メフメト・エミン・セヴィムさんとオズレム・セヴィムさん夫妻の婚礼式を指揮し、公式の結婚許可証をも新婦に贈呈した。      国会本会議の10月18日の議事で承認された後に大統領府に送られ、ムフティーに婚礼を指揮する権限を与えた人口諸事法案が官報で発表され施行後、ビシミル自治体の指導下の集団婚 全文をよむ

2017-11-15 私立校の入試、一斉試験結果の利用可能に (Cumhuriyet紙)

国民教育省が、初等教育から中高教育の及第試験(TEOG)の廃止に引き続き、希望する私立学校は実施される一斉試験で学生を取れると決定した。      TEOGの廃止に引き続き、新高校入試システムの枠組みで国民教育省が主宰する一斉試験で学生をとりたい私立学校の要求が認められた。トルコ私立学校協会によって行われた説明によると、国民教育省で行われた会談の結果、希望する私立学校に対して国民教育省が行う一斉試験の結果を利用して選考を行うという提案を受け入れた。応募スケジュールは昨年と同様になるだろう。応募の 全文をよむ

2017-11-11 「看板にアラビア語不許可」裁判、一審敗訴 (Hurriyet紙)

2016年、イスタンブルのファーティフ区は、ユスフパシャにあるレストランの看板にアルファベットのみ使用するよう通告した。アラビア語表記の看板の変更を望まないファストフードレストランのオーナー、モハメド・ニザル・ビタル氏は、区に対して訴訟を起こした。       2011年、シリア人実業家、モハメド・ニザル・ビタル氏は、イスタンブルでアラブ人向けのシリア・オスマン料理のレストランを設立するため準備をしていた。初めにタクスィムに出店したビタル氏は、アラビア語で「トルコ帽」を意味する「タルブシュ」とレ 全文をよむ

2017-11-10 1か月半で5回の変更、どうなる大学入試 (Hurriyet紙)

新しい大学入試システムの説明から一ヶ月半が過ぎた。だが、YÖKはこの期間の中で新しいシステムに関して5回も変更を行った。新しい変更でいっぱいのYKSの短い歴史と現在は以下である:      1) 一度の試験、二つのセクション   YÖKの会長であるイェクタ・サラチ教授は、システムの基本的な枠組みを9月26日火曜日に大統領府で行われた2017-2018年の学術的年度開会式で初めて説明した。サラチ教授は、新しいシステムで試験を一つの週末で行い終わらせることを目的としていること、旧システムにおける18 全文をよむ

2017-11-08 ジェムエヴィに「環境汚染」で裁判 (Hurriyet紙)

スルタンガーズィ・ピール・スルタン・アブダル・ジェムエヴィ代表のゼイナル・オバダシュ氏と運営組織メンバーに対し「環境汚染」の訴えで二番目の裁判が開かれた。      「開発計画に反する」ジェムエヴィを建設したとの訴えで3年から5年間の実刑を求刑めて公判が行われているスルタンガーズィ・ピール・スルタン・アブダル・ジェムエヴィのゼイナル・オバダシュ氏と運営組織のメンバーに対して、現在もまた「公害」との訴えで二番目の裁判が開かれた。オダバシュ代表は、 「1つの裁判が終わっていないのに、二番目の裁判を起 全文をよむ

2017-11-07 宗務庁、シリア人イマーム100人採用へ (Hurriyet紙)

宗務庁は、難民の宗教行為を支えるために、シリア人100人を雇用する予定だ。      宗務庁付属の宗務総局が来期に計画している事業・活動のなかに、難民に向けた取り組みがある。ハベルテュルク紙の報道によると、宗務総局は、特に一時避難所に滞在しているシリア人に向けて、次のような活動の実施を計画している。      相談窓口: 一時避難所で難民らの宗教的な質問に回答し、社会的な問題をサポートするために宗務相談窓口が開設される。      100人のイマーム: 「一時避難民の就労許可に関する規定」に基づ 全文をよむ

2017-11-02 アンタリヤ・メルスィン道路、完成間近か (Cumhuriyet紙)

トルコの最も重要な2つの観光都市であるメルスィンとアンタリヤを結ぶ「地中海海岸道」における建設作業が続いている。      トルコの最も重要な2つの観光都市であるメルスィンとアンタリヤを4時間で結ぶ「地中海海岸道」の作業は急ピッチで続いている。      陸路管理局によって2003年に着手された、メルスィン-アンタリヤ間を4時間にまで下げる計画のための作業が急ピッチで続いている。メルスィンからアンタリヤに向かう自動車ドライバーは、旧道の急勾配の斜面とそれらに続く急カーブによる7~8時間の消費、ト 全文をよむ

2017-11-02 「悪魔と戦う」大学講師、募集中! (Hurriyet紙)

カラマンで2007年に開校したカラマンオール・メフメト・ベイ大学はイスラム学部における準教授の求人で人々を驚かせた。      カラマンで2007に開校したカラマンオール・メフメト・ベイ大学はイスラム学部に勤める準教授の求人で「悪魔祓いの指導」を条件として、周囲を驚かせた。また志望者には更に外国語試験が課されることを明らかにした。      大学サイトに載せられた求人では他に、スポーツ高等学校の準教授には「レスラーに対するアイスマッサージ療法がもたらす生化学的影響について研究している」、そして工 全文をよむ

2017-10-28 アゼルバイジャン・ジョージア・トルコ鉄道、10月30日開通式 (Hurriyet紙)

年間5,000トンの貨物輸送を目標とするバクー・ティフリス・カルス(BTK)線の初運行が、3カ国の首脳も参加し10月30日に行われる。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領とジョージアのギオルギ・クヴィリカシヴィリ首相が参加し、10月30日、BTK線初の正式な運行が行われる。BTK線では、年間5,000万トンの貨物輸送が目標とされている。BTK線は、エネルギー部門において、バクー・ティフリス・ジェイハンとバクー・ティフリス・エルズルムプロジェ 全文をよむ

2017-10-28 共和国94周年! (Hurriyet紙)

トルコは、アタテュルクが建国した現代の共和国94周年を盛大に祝い、偉大な指導に熱烈に思いを馳せている。      共和国記念日の祝賀は、エルドアン大統領の大統領府の高官によるアタテュルク廟訪問で始まる。エルドアン大統領はその後祝賀訪問を受ける。今年はアタテュルク文化センターでのパレードの代わりに、国会からウルスにある初代議事堂までの行進が行われる。      共和国建国94周年記念の一環で、エルドアン大統領の大統領府の政府高官は、最初にアタテュルク廟を訪問する。エルドアン大統領はアタテュルクの廟 全文をよむ

2017-10-27 病気の収監者、1025人―トルコ刑務所 (Cumhuriyet紙)

人権団体からの情報によれば、刑務所で1,025人が病気にかかっており、うち357人が重症であることが分かった。      「世界患者権利週間」に合わせて、病気を患いながら勾留・服役している人々の状況を知ってもらうため、人権団体ディヤルバクル支部とディヤルバクル医師会は記者会見を開いた。人権団体ディヤルバクル局・収監所委員会のメンバーのムフテメム・スレン氏は、人権団体のデータによれば、357人が重症で、延べ1,025人の患者が刑務所で勾留・服役中であると強調し、「公平性を失った法的医学委員会が専ら 全文をよむ

2017-10-20 ムフティ婚法制化に伴い・・「結婚手数料安くします!」 (Hurriyet紙)

ムフティ婚が法制化されることを受けて、イズミルのギュゼルバフチェ区では、区内で行われる結婚手続きの手数料が1リラになった。      ギュゼルバフチェ区議会は、2018年の歳入一覧を発表した。ムフティに結婚許可決定が与えられることを受け、ギュゼルバフチェ区議会は料金規定を見直し、結婚手続きの手数料を決定した。CHPのギュゼルバフチェ区支部長で行政議会のメンバーであるカズム・チャム氏は提出した提案書により、区の規制で85リラであった結婚費用を100リラに上げるという委員会の決定に反対を示し、この値 全文をよむ

2017-10-20 大学入試制度、また3つの大修正 (Cumhuriyet紙)

高等教育機構(YÖK)は、高等教育試験(YKS)の発表からわずか1週間後に、3つの大きな修正を行った。       高等教育試験での第一部の試験の後、「基準点を超えると確信した」職業系の受験者にとって第二部の試験は必須ではないこと、文理受験と理系志望の受験者に、地理学と哲学の問題は加点されないこと、試験時間がまだ決まっていないことなどを受けて巻き起こった議論を受け、高等教育機構は新たな変更を行った。新たな制度での第一回の試験は2018年6月23日~24日に実施されることが確定した。高等教育機構に 全文をよむ

2017-10-20 イスタンブル広域市エユプ区、エユプ・スルタン区に名称変更 (Milliyet紙)

「住民登録法と複数の法改正に関する法案」により、イスタンブルのエユプ区は、エユプ・スルタン区に名称変更する法案がトルコ国会本会議で可決された。      「住民登録法と複数の法律の改正法案」により、イスタンブルのエユプ区は、エユプ・スルタン区に名称変更されることがトルコ国会本会議で可決された。この法案の結果、エユプ区はエユプ・スルタン区に変更となる。      住民登録サービスに関しては、電子環境で作成さえる家族登録に個人の情報が集約される。子供が生まれると、国内の場合、30日以内に住民担当局へ 全文をよむ

2017-10-18 ムフティ―婚法案、国会通過 (Milliyet紙)

ムフティー達(宗務庁職員)が婚姻を取り仕切る…。      「公的な婚姻」に加えて「宗教婚」を行う人びとは多い。   私もまた46年前に妻のジャナンと「イマームの向かいに」座っていた、と明かそう。      知っての通り…。   公的な婚姻に加えて「宗教婚」も存在する。   本稿を執筆する理由もまた私の文章が「偏見をもった」ものでないことを示すためだ。      そのため「宗教婚」は「公的婚姻」より前に行われた。   しかしながら…。   法に従ってまず「自治体首長か代理の公務員」によって公的婚 全文をよむ

2017-10-12 大学入試、こう変わる! (Hurriyet紙)

新しい大学入試システムの詳細が10月12日の木曜日に明らかになった。高等教育機構(YÖK)会長イェクタ・サラチ教授は、今年初めて高等教育機関試験(YKS)が実施されると話した。では大学入試一斉試験とは何なのか?新しい大学入試システムはどう運用されるのだろうか?      新しい高等教育機関試験(YKS)がどのようになるのか、という問いは、多くの生徒が最も関心を持ち、調べるテーマの一つとなっている。YÖK会長イェクタ・ サラチ教授は、新しい大学入試システムについて語った。試験の名前は高等教育機関試 全文をよむ

2017-10-11 イスタンブル大学成績改ざんスキャンダル (Hurriyet紙)

イスタンブル大学の法学部で、システムに許可なく入り、8人の学生の成績を上昇操作した2人の職員について裁判が開かれた。      この恥ずべき事件は、イスタンブル大学の学長のもとに送られた告発の手紙で明らかになった。手紙には、「学長に申し上げます。法学科で何人かの友人の成績が低かったにも関わらず、AKSİS(学生自動成績記録システム)で数名によって改造され、合格点に上げられました」と書かれていた。告発の手紙を受けて、イスタンブル大学法学部の学部長によって調査がはじめられ、操作が法学部の学生事務局か 全文をよむ

2017-10-07 差し止め裁判は鈍足、グリーンライン工事は高速進行 (Cumhuriyet紙)

ヤクプ・シェキプ・オクムシュオール弁護士は、「差し止め裁判は鈍足、一方でグリーンラインの工事は高速で進行」と説明し、「グリーンラインが完成して草原にダメージが出てから、法廷で差し止め判決が出されたところでどうなる?出なかったとしてもどうなる?」と問うた。      黒海地方8県の草原と草原を繋ぐ、2600キロメートルにおよぶグリーンライン・プロジェクトが高原の自然の仕組みを破壊しかねないとして、3年前、牧畜家らが裁判所に申し立てた。この問題で、リゼ県チャムルヘムシン郡カヴルン高原とサミスタル草原 全文をよむ

2017-10-06 ハンガーストライキのセミフ&ヌーリエに希望 (Cumhuriyet紙)

ハンガーストライキ中のヌーリイェ・ギュルメンさんとセミフ・オザクチャさんの国外追放に対する反対書面が非常事態(OHAL)委員会で提議されることを望む要求に進展が見られた。    法務省EU担当局のセラミ・トゥラビ副局長は、トルコ国営放送(TRT)ニュースの質問に答える中、最初の決定が2週間以内に出される可能性に言及した。反対書面がどの程度の優先順位で提議されるのかという質問に対し、トゥラビ副局長は「優先順位といった規定はない。委員会は臨機応変に対応する」と答えた。    ■適切な条件    憲法 全文をよむ

2017-10-06 トルコの教育が直面する袋小路ーCHP教育会議報告書完成 (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)の教育委員会が開催した教育会議の報告書が完成した。      CHPの教育委員会が開催した教育会議のレポートが完成した。報告書は「教育によりリベンジされた」、「教育が教団に引き渡された」ということに注意を引き、TEOG(初等教育から中等教育への移行システム)のスコアが低い学生たちがイマーム・ハーティプ学校か職業高校に進学することを余儀なくされ、これらの学校に進学することを望まない学生たちが放送教育の高校に進学することを強いられているとした。報告書では「宗教」を中心に据えた教育 全文をよむ

2017-10-06  ギュレン派?海軍士官、豪華ヨットでキプロスへ亡命 (Hurriyet紙)

フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)のメンバーだとされており、先週末豪華な帆船でキプロス共和国へ脱出した海軍士官は、メルスィンに駐在していたカーディル・カラマン大尉であることが判明した。      6月にギョルジュクからメルスィンの南方海域司令部に赴任したカーディル・カラマン海軍大尉は、FETÖの隠れメンバーであると言われている。カラマン大尉は以前、イズミルを拠点に行われたFETÖへの捜査において、捜索を受けた組織の「信頼のおけるイマーム」と公衆電話で通話したという情報がある。この通話によってカ 全文をよむ

2017-10-06 ミュフティ婚への反対デモに、警察介入 (Cumhuriyet紙)

アンカラで、ミュフティの婚姻認定者資格に抗議するため集まった女性のデモに警察が介入した。      エヴレンセル紙の報道によると、ミュフティに婚姻認定者の資格を与える法案が内務委員会で協議され承認されると、女性がアンカラのサカルヤ通りに集まって抗議デモを行い、これに警察が介入した。      ミュフティに婚姻認定資格を認める法案は、今日内務委員会で協議され承認された。法案に対して、サカルヤ通りに集まった女性のデモに警察が介入した。女性の集団を押しながらその場から遠ざけようとした警察は、催涙ガスも 全文をよむ

2017-10-04 故障で運休のマルマライ線、再開 (Hurriyet紙)

マルマライ線は、技術的な故障により、14時45分に停止した。あるブルドーザーによって電線が切れたことが故障の原因だったことがわかる一方、16時からウスキュダル止まりの電車の運行が再開し、電線の修理後、17時からは10分間隔での再開がされた。マルマライ線の運休によって一部の者は、トンネルで歩きその姿を携帯電話でシェアした。マルマライのカズルチェシュメ駅、イェニカプ駅、アイルルクチェシュメ駅は混雑した。      マルマライによる発表では、「技術的な故障によって第二警告まで止まってしまった」と述べた 全文をよむ

2017-10-03 黒海地方や東部県で、早くも雪 (Milliyet紙)

気温の急激な低下のあと、今年初めての降雪がいくつかの県で観測された。オルドゥ、カルスに次いでリゼにも初雪が降った。以下、リゼ、オルドゥ、カルスからの景色である。      リゼのイキズデレ郡とエルズルムのイスピル郡にまたがる標高2640mのオヴィット山の峠で雪が降った。地域で昨晩から始まった降雪の影響で標高2640mのオヴィット山の峠が白く覆われた。オヴィット高原で小型の家畜を放していた羊飼いたちも、雪が降り始めたのと同時に帰路についた。      ■オルドゥで降雪      オルドゥの標高の高 全文をよむ

2017-09-27 大学入試に新システム―来年度から実施!? (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)のイェクタ・サラチ会長が明らかにした新制度によれば、大学入試一次試験(YGS)と学部決定試験(LSY)の二段階で、3月から6月にかけて行われている大学入学試験が、今後は1週間で終わることになる。旧制度では18あった得点方式も4つに減らされ、トルコ語と数学が、新試験の中心となる。新制度は今学校年度の6月に施行される可能性が高い。      タイイプ・エルドアン大統領が初等教育から中等教育への入学試験(TEOG)と並行して、大学入試においても作業があると発言したのを受けて話題に 全文をよむ

2017-09-22 ソズジュ紙、電子版編集長釈放 (Cumhuriyet紙)

5月26日から現在まで拘留されていたソズジュ紙の電子版編集長メディハ・オルグム氏が釈放された。      イスタンブル共和国検察庁メディア犯罪局は、ソズジュ紙オーナーのブラク・アクバイ氏と社員らについて「ギュレン派のメンバーであり、組織の名の下、犯行を働いた者たち」という容疑で行われた捜査で逮捕されたソズジュ紙電子版編集長のメディハ・オルグム氏について再び進展があった。      捜査を行った検察当局は、容疑がかかっていたオルグン氏の拘留を解除し釈放の決定を求めた。要求を検討した当番局のイスタン 全文をよむ

2017-09-21 今度は大学入試制度変更へ―高校入試に続き (Hurriyet紙)

同年内に複数回試験を行うこと、高校での修了試験実施、大学の一部の学科には無試験で入学出来るようにするといった選択肢が議論されている。      そもそも、これらのヒントは、政府の第65アクションプラン及び国民教育省の「戦略文書」に掲載されていた。      国民教育省の「2017年実行計画」では、第65次政府プログラムに記載されることになる、要約すると次の記載があった。      「学生に対する試験のプレッシャーを減らすために大学入試試験は年2回以上実施されることが保障される。      現行の 全文をよむ

2017-09-20 中等教育一斉試験廃止、生徒も保護者も茫然 (Hurriyet紙)

初等教育から中等教育への移行システム(TEOG)システムが撤廃された。しかし代わりにどのようなシステムが導入されるのかは未だ明らかではない。特に今年子どもたちに試験の準備をさせる親たちは困惑している。以下は保護者、学生そして評論・専門家たちのTEOGの撤廃に関するコメントである。      ■2万5000TLの投資をした      ヴォルカン・デミル氏:私の息子が今年試験を受けます。特別授業を受講させて、先生をあてがって、教科書を買いました。今試験が撤廃されます。私たちは2万5000リラの投資を 全文をよむ

2017-09-19 エルドアン大統領、中等教育一斉試験廃止を指示 (Hurriyet紙)

「中等教育一斉試験(TEOG)を廃止しなければならない」とのタイイプ・エルドアン大統領の言葉の後、120万の学生に関わる高校入学に関する議論が続く中、国民教育省大臣イスメト・ユルマズ氏は、今年中等教育一斉試験をおこなわないと発表した。ユルマズ大臣は、新システムに関して、「省が作業している」と述べた。      国民教育省大臣イスメト・ユルマズ氏は、昨日の朝、アフリカの大使たちと朝食を共にした。エルドアン大統領が、「中等教育一斉試験を廃止しなければならない」と述べた言葉と共に始まったカオスを理由に 全文をよむ

2017-09-17 学校、遅刻5回は半日欠席扱いに (Hurriyet紙)

国民教育省(MEB)は、生徒の学校への遅刻の常態化を防ぐ改正を行った。遅刻は5回で半日の欠席として記録される。      国民教育省によって作られた「中等教育委員会規則における改正に関する規則」は、官報の昨日(16日)の号で発表、施行された。これにより、「特別教育職業高校」の設立が決定された。カリキュラムが強化され、それによると、この取り組みにおける職業教育は、週の最大授業時間内で保護者の、または成人の場合は生徒本人の要望にしたがって週に6日行うことができる。授業は、その学校で選択可能なもののう 全文をよむ

2017-09-13 公用パスポート、支給停止中 (Hurriyet紙)

警察総局パスポートと安全書類部署は、外国における雇用の際に用いられる「グレー・パスポート」として知られるサービスの印が押されたパスポートの申請が「手元にパスポートが残っていない」という理由で9月11日月曜日以来、入手できなくなり始めた。      外国に渡航する際に新聞記者、官僚、スポーツ選手、学者のような異なる職業につく人々が任務にあたっている間使用しているグレーのパスポートが支給されなかったため多くの人が被害を受けた。      グレーのパスポートで渡航する国へヴィザなしで入国できる、特にE 全文をよむ

2017-09-10 9月、学校はいつはじまる? (Hurriyet紙)

学校はいつ始まるのか。夏休みの終わりまで、学校が始まるまで何日あるのか。      国民教育省による学校への「慣らしの過程」等でいくつかの学年は早めに授業が始まることが、人々がこれを尋ねるきっかけとなった。保護者と学生の疑問への答えは、国民教育省が発表したカレンダーにあった。さて、これが、2017・2018教育年度のスケジュールである。      ■学校はいつ始まるのか。      2017・2018教育年度は、2017年9月18日月曜日、未就学児クラスと小学校1年生、中学生とイマームハティプの 全文をよむ

2017-09-09 ディヤルバクル旧市街(スル郡)で続く取り壊し (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクル県スル郡の広範囲で続く取り壊し作業の規模が拡大している。      外出禁止令が続くディヤルバクル市の6地域と、都市再生作業の枠組みで取り壊しが計画されているアリパシャ地区、ラーレベイ地区に加え、市内2地区でもさらに取り壊しが開始されることが明らかになった。8月18日付官報で発表された閣議決定の内容によれば、都市の象徴的な場所のうち、フィシュカヤにあるディジレ地区、フェリキョシュク地区が、災害リスクがある地区として閣議で認められた。      閣議決定の実施は、以前に管財人に任命さ 全文をよむ

2017-09-09 イズミル解放95周年祝賀―アタテュルク派エルドアン派の対立の陰で (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相とアズィズ・コジャオール・イズミル広域市長は、昨日の式典で生じた衝突ののち、コナク広場でイズミル解放95周年を祝う集会で顔を合わせた。式典の会場では、2つのグループの間で警察が警戒にあたった。一方は「我々はムスタファ・ケマルの戦士だ」、他方は「レジェプ・タイイプ・エルドアン」とのスローガンを叫び、緊張が高まったが、警察と仲裁に入った国会議員の尽力で事なきを得た。       イズミル県知事府の前の歴史的な建物に国旗が飾られ、騎馬部隊の行進で、9月9日イズミル占領からの解放 全文をよむ

2017-08-31 クルバン・バイラム、どう祈る?どう祝う? (Hurriyet紙)

バイラムの礼拝時間が何時になるのかという質問の答えが気になる多くの人々は、この件について調べている。クルバン・バイラムが近づくとともに人々は、暮らしている県のバイラムの礼拝時間に興味を持ち始めた。それでは、礼拝時刻は何時になるのか?以下に、各県のバイラムの礼拝時刻を載せている。      クルバン・バイラムのカウントダウンが始まった。クルバン・バイラムが近づくとともに多くの国民がバイラムの礼拝時間を尋ね始めた。読者のために本記事で県ごとのバイラムの時刻をまとめた。以下がそのデータだ。      全文をよむ

2017-08-27 中東工科大内の道路計画、アンカラ市と環境都市計画省が推進 (Cumhuriyet紙)

アンカラ広域市が求めている中東工科大学(ODTÜ)に道路を通す要求の背後に、環境都市整備省が(同大学の敷地の)保全の基本計画を隠したことが明らかになった。ODTÜ敷地内への「トンネル道」及び「西地区道」と呼ばれる計画によって大学の何ヘクタールもの土地と自然を奪うことにも繋がる。1980年代以来奪われてきたODTÜの敷地は100ヘクタールを超えた。      アンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ市長が「この道路を建設するかそれとも建設するか」と言いながらODTÜの敷地内で元に戻せないほどの破壊につ 全文をよむ

2017-08-25 猫虐待に罰金2022TL (Milliyet紙)

アダパザルに住むS.A.という若い女性は3日前に目を彫られた猫の写真をソーシャルメディアに「一番好きな子」というメッセージとともに掲載した。      S.A.は抗議した人々に対し「やってはいけないのかしら、あなた邪魔するの?」と挑発した。反響が大きくなると少女はソーシャルメディアのアカウントを閉鎖した。自然保護・国立公園総局は、S.A.に2202リラの罰金を要求した。罰金は、法律の「医療目的以外に動物の器官をとってはいけない」という条項に従って適用された。      ■知事からも反発が     全文をよむ

2017-08-21 禁煙範囲拡大 (Milliyet紙)

ハベルテュルク紙のファトマヌル・ボイルが入手した法案には、何百万人もの運転手に関わる重大な変更が書かれていた。これによると、公共交通機関で適用されている禁煙が、私的な車も含む形で拡大される。法改正によって、「私的な乗り物の運転席に座る人」の喫煙も禁止される。      ■一種類のパッケージ      法改正によってトルコで生産される、あるいは、輸入されるたばこ製品は、メーカー名の書き方や字体、文字の大きさ、場所、パッケージの色、他の文字、文章、形も含め同じ様式の無地のパッケージという形で市場に出 全文をよむ

2017-08-18 年休制度変更、分割可に (Milliyet紙)

年休制度が変更され、「最大三分割できる」年休制度期間を、今後は分割した状態で使うことができるようになる。      労働社会保障省が整備した「年休制度の改正についての規則」が官報に掲載され、発効となった。      これによると、規則の第6条3項にある「最大三分割できる」という表現が、「分割した状態で使うことができる」と変更された。      この改正と双方の合意により、年休日数が10日以上ある場合、「最大三分割できる」年休制度は、分割して使用できるようになった。      また、同条項に追加さ 全文をよむ

2017-08-16 犠牲の羊代金、クレジット払いは有効か? (Hurriyet紙)

宗務庁は、犠牲獣をクレジットカード、銀行ローンや分割払いで購入することが出来るが、銀行の支払いの遅延や利子の適用には気を付けなければならないと決定した。      宗務庁の、犠牲獣に関してよく質問される問いの項目にあるファトワーによれば、イスラム教においてよく行われる犠牲獣の血を額に塗り付けるといった習慣は見当たらないことが強調され、以下のような通達が出された。「犠牲獣を屠る役目の人間は、犠牲獣を現金で買い取ることができるようにクレジットカードによって一括払いもしくは分割払いで購入することができ 全文をよむ

2017-08-14 イスタンブル警察本部でイスラム国メンバー凶行 (Hurriyet紙)

警察官のスィナン・アジャルは、22時45分頃ヴァタン通り上のイスタンブル県警本部で爆弾犯と判断されたイスラム国のテロリストの攻撃を受けた。      重症で病院に搬送されたアジャルは、懸命の処置にも関わらず殉職した。氏名未公表のテロリストは、事件現場で射殺された。      爆弾犯の疑いで拘束されたテロリストのナイフがどうして警察内に入ったのか、拘束される前に十分な身体検査が行われたのかどうかが疑問点として残っている。      イスラム国のテロリストが車から降ろされ、拘置所に移動する際に襲撃を 全文をよむ

2017-08-13 大学入試センター、再びミス、その影響は? (Cumhuriyet紙)

先月、進路振り分け結果に手違いがあり、受験生2百万人分が成績順序を変更された元凶の大学入試センター(ÖSYM)が、今回またもや進路振り分けでミスを犯した。      先月、進路振り分けスコアで計算ミスをした大学入試センター(ÖSYM)の衝撃的なミスがまたもや明らかになり、進振結果も誤りであることが発表された。受験生4237人が今回のミスで影響を受けた。進路振り分けに誤りがあったプログラムの99%はイスラム学系であったことがわかっている。ハベルチュルク紙のペルヴィン・カプラン記者のニュースによれば 全文をよむ

2017-08-12 ヤッス島、改造計画進行中 (Hurriyet紙)

ヒュッリイェト紙は、2015年5月以降建設が続いているヤッス島に上陸した。アドナン・メンデレスとその関係者らが裁判にかけられ死刑を宣告された第一級自然・歴史・考古学保護地域である島で、継続している「博物館と四つ星ホテル」の建設は、島の地形を完全に変えつつある。      「クナル島プラットフォーム」創設者でスポークスマンのヌルハン・チェティンカヤ氏と一緒に乗ったモーターボートは、ヤッス島に近づくに強い流れの影響により、なかなか進まない。島の姿が明らかになるにつれ、一面が灰色に見える。上を削って平 全文をよむ

2017-08-10 王、ハジ、パトロン、同郷者…と呼ぶのはNGーアンカラ警察機動隊、内規 (Hurriyet紙)

アンカラ警察の管轄下にある機動隊で働いている警官たちに対して、お互いに「パトロン、長、兄貴、兄弟、王、姉さん、ハジ、同郷者」のような言葉で呼びかけないようにと警告が出された。       担当局長の署名入りで一昨日発表された内規に関する通達には、担当局内で働く職員たちが互いに、公共性と階級にそぐわない「パトロン、長、兄貴、兄弟、王、姉さん、ハジ、同郷者」といった言葉を使っており、これらの言葉は職員の間に年齢の違いがあるために問題を生み出すと考えられるとした。      ■今後は…       通 全文をよむ

2017-08-09 イマーム・ハティプ校出身者、5人に1人は大学へ (Cumhuriyet紙)

大学入試センター(ÖSYM)は、告知された日時の後、2017年高等教育センターが確定した結果を公表した。高校毎の比較での合格率ではイマーム・ハティプ校はふるわなかった。受験した5人のイマーム・ハティプ校出身者のうち、わずか1人のみが大学の学部課程に進学することができた。180万人もの志願者のうち、わずか半数のみが志望校選択を行ったことが注目を集めた。      ÖSYMは、告知された日時後であれ、2017年高等教育センターが確定した結果を公表した。2017年に志望校選択を行う権利を有する180 全文をよむ

2017-08-08 産院で取違い発覚2男児の家族、「同じ町に住む」 (Hurriyet紙)

病院で取り違えられ、4年後に裁判所の決定で本当の家族に引き渡されたEくんとCくんについて互いの家族が同じ町で生活する決定を下し、トラブゾンに住んでいた家族がアドゥヤマンに引っ越した。同じ地区で一緒に遊んでいるEくんとCくんがこれから一緒に成長していくと話すアドゥヤマン出身のサラハッティン・ Dは、「同じ町に住んで以降、どちらの家族も会えるので、子供達が精神的にも落ち着き始めた。二つの家族ができた。子供達は分け隔てすることなく、二つの家族をとても愛している。子供達は共に成長する」と話した。     全文をよむ

2017-08-07 国産メールシステム構築中 (Milliyet紙)

トルコで国産検索エンジンの構築が続く中、国産メールシステムは2018年末までに完成するだろうという。      2017年年初に構築作業が始まったと言われている国産メールシステムに関し、運輸相アフメト・アスランが発表を行い、「国産で国民のためのメールシステムの構築を、2018年末までに終えて、まず全ての公的機関で使用するようにする」と述べた。      アスラン大臣が提供した情報によると、市民も国産メールシステムを使用できる予定である。      ■データはトルコで保管される予定である      全文をよむ

2017-08-03 絶滅危惧種地中海モンクアザラシ、アンタリアで目撃 (Hurriyet紙)

世界全体の推定生息数400~600匹とされる地中海モンクアザラシが、アンタルヤ沖で魚を食べているところが目撃された。地中海大学水産品学部准教授のメフメト・ギョクオール博士は、モンクアザラシが漁師にすら近づくと述べ、「決して怖がって危害を加えないように」と述べた。      アンタルヤでボートで観光案内を行うオザン・エルチュルク・シャーヒン(37)氏は、昨日(8月2日)、ドゥデンの滝が海に流れ込む崖周辺で観光客と一緒に海に入った。同氏は、自身の5m先に全長2mの魚を見るや戦慄を覚え、皆で急ぎボート 全文をよむ

2017-08-02 陸上競技のおかげで将来が開けたディヤルバクルの少女―夢は東京オリンピック (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクル出身のメルイェム・ベクメズ選手(16)は陸上競技のおかげで結婚させられることから免れ、高校へ通い、地元の少女たちの見本となった。陸上競技の「競歩」種目にお いてトルコのレコードを打ち立てたメルイェム選手の目標は、2020年の東京オリンピックで金メダルを獲得することだ。      ディヤルバクルのシルベ村で生まれたメルイェム・エクメズ選手が2013年に中学一年生だったとき、トルコ陸上競技連盟のチェティン・アスランが来て有望選手の候補を選んだ。その一人がメルイェム選手だった。学校間の選 全文をよむ

2017-07-31 アナトリアの声を明るみに - 民謡採集 (Milliyet紙)

小学校からサズの演奏を始めたアンタルヤ出身のエムレ・ダユオールさんは、中学、高校時代の晩はステージに立っていた。芸術と密接なつながりのあった生活で、音楽教師となり、2011年には彼自身の言葉によると「音楽家狩り」に出たダユオールさんは、アナトリアの村から村を回り、町の芸術家を調査している。彼が記した記録は、ソーシャルメディアで共有されている。村で学んだ伝統的音楽を学生達に教えるダユオールさんは、ある意味では、文化の存続の架け橋なっている。      ■トルコ音楽家狩り      今日まで14の都 全文をよむ

2017-07-27 ギュレン派の空軍首謀者アーディル・オクスュズ、逃走の経緯明らかに (Hurriyet紙)

フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)の空軍のイマームであるアーディル・オクスュズ氏は、7月15日クーデター未遂事件の後に逮捕されたが、釈放され、行方をくらました。彼は行方を追われている間に、偽のパスポートを入手しようとしていたことがわかった。さらに、オクスュズ氏が逃走中に2つの異なる銀行口座から現金を引き出していたということが、財政犯罪捜査機関(MASAK)の報告で明らかになった。      FETÖの空軍のイマームであるアーディル・オクスュズ氏は、7月15日クーデター未遂事件の首謀者の1人であ 全文をよむ

2017-07-25 「ヒーロー」Tシャツ逮捕についての7つの問い (Cumhuriyet紙)

7月15日クーデター未遂事件において、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領暗殺未遂の罪で裁判中のギョクハン・ギュチュル容疑者が、今年7月13日の公判で「Hero: Heroes are immortal」と書かれたTシャツで姿をみせた。この件をきっかけにトルコ全土で「ヒーロー」Tシャツ着用者の逮捕の波が始まった。      ■問1:逮捕の法的根拠は?      逮捕者は、テロ組織のプロパガンダを行ったという罪に問われた。BBCトルコ語版のオヌル・エレム記者の報道によれば、逮捕の法的根拠は対テロ法 全文をよむ

2017-07-25 国民教育省、4、5才児に「7.15クーデター未遂」教育? (Cumhuriyet紙)

国民教育省(MEB)が、就学前教育を受けていない子供たちへ読み書き以前に7.15クーデタ未遂を教えようとしていることが、明らかになった。新たなシラバスにおいてほとんど全ての授業科目へ「クーデタ未遂」関連の項目を加えたMEBは、9月1日に入学する、そして就学前教育を受けていない4-5歳の子供たちへ「夏期教育実習」という名の下、20までの数、姓名、歳の言い方に並行して「7.15クーデタ未遂」を教えるつもりのようだ。      MEB基礎教育総局は、9月に小学校へ入学する子供たちのために準備といて、教 全文をよむ

2017-07-19 ギュレン派の財務基盤、国に接収 (Hurriyet紙)

MGK(国家安全保障評議会)に提出された対FETÖ(フェトフッラー主義テロ組織)レポートによると、組織の財務基盤は崩壊したようだ。75億リラ相当の不動産、410億リラもの企業資産を始めとして反逆者らが所有していた合計485億リラ分の資産が政府に接収された。      ベキル・ボズダー法務相が(裁判出廷時の)指定服着用の義務付けについてMGK(国家安全保障評議会)でプレゼンを行ったが、そこで二つの選択肢が指摘された。これによると指定服をFETÖ主義のクーデタ容疑者だけが着用するのか、あるいはテロ容 全文をよむ

2017-07-18 イスタンブル水没!、40年来最大降雨 (Hurriyet紙)

イスタンブルでは昨日湖のようになった。コップがあふれかえったように雨が降った。朝通勤ラッシュ滞を直撃した雨は、日常生活に支障をきたした。何百万ドルものお金をかけて作られたメトロ、メトロバス、トラムバイ、テュネルでは水があふれた。12時まで91㎏/1㎡の雨が降った。これもここ106年で最も降った3番目の夏雨となった。スィリブリでは128㎏/1㎡の雨で、1985年10月以来最大の降水量を記録した。      イスタンブルで前の晩から始まった土砂降りの雨は次の日の朝7時以降に影響を及ぼし始めた。雨によ 全文をよむ

2017-07-17 ギュレン派捜査で公職追放者14万3千人 (Cumhuriyet紙)

政府広報官であるヌマン・クルトゥルムシュ氏は、共和国大統領タイイプ・エルドアン氏が指示をした、被疑者たちに一種類の服を着せる試みのために、「法務省はこの問題を取り上げ、速やかに完了するであろう。ギュレン派やテロ組織のメンバーが法廷に同一種類の服で出廷するのは確かであろう」と話した。その一方、ユルドゥルム首相は以前、この服装規定を望まないと口にしていた。      副首相のクルトゥルムシュ氏は、7月15日クーデタの一周年記念祭典に「約600万もの国民が参加した」と述べた。      ■12万の申し 全文をよむ

2017-07-16 81県モスクのミナレから一斉アナウンス―クーデター未遂一周年 (Hurriyet紙)

フェトフッラー・ギュレン・テロ組織による昨年7月15日のクーデター未遂に対抗して行われた闘いのシンボルとなったセラー(礼拝の呼びかけの祈り)が、今晩トルコ全土の9万ものモスクで、再び詠みあげられた。      「アザーンを黙らせようとするクーデターから、クーデターを黙らせるセラーへ」というスローガンで宗教庁によって用意されたこのプログラムでは、クーデター未遂事件で、国民への裏切りに対し心をひとつにし、精神力を獲得するため詠みあげられたセラーが、今晩トルコ全土の9万のモスクで再び詠まれた。     全文をよむ

2017-07-15 第692号戒厳令特別法で302人の研究者、さらに追放 (Hurriyet紙)

官報の追加号で、昨日の夕方発表された第692号戒厳令特別法により、302人の学者がさらに追放されたことが判明した。      発表された最新の戒厳令特別法によると、ドゥムルプナル大学から46人、ディジレ大学から38人、ユルドゥズ工科大学から24人、チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学から18人、エーゲ大学から8人、マルマラ大学からも2人が、公職をやめさせられた。ビルケント大学のメフメト・バユンドゥル教授とネジミ・ブユクル講師もリストに載っており、ボアズィチ大学の職員も1名解雇された。      全文をよむ

2017-07-14 大学入試共通テストで集計ミス、入試センター謝罪 (Hurriyet紙)

大学入試センター(ÖSYM)が学部決定試験で7084人の受験生の点数を誤って計算していたことを明らかにし、謝罪した。大学入試センターが新たに公開した集計で成績順位で全般的に上方向の変更を実施したと明らかにした。      大学入試センター(ÖSYM)が行った説明では学部決定試験(LYS)で7084人の受験生の点数を再集計したと述べた。これによると、昨年受験し今期再び試験を受けた受験生の追加点と点数の控除点が集計に加えられてなかった。配置点に関して大学入試一次試験(YGS)の関して6,751人、L 全文をよむ

2017-07-13 7月15日クーデター殉職者記念行事、各県で (Milliyet紙)

FETÖによる2016年7月15日のクーデタ未遂に対しトルコ国民が雄々しく抗ってから一周年、81の県で記念式典が行われる。エディルネ県からカルス県まで全国で7月15日から7月16日にかけた深夜0時13分にすべてのモスクでセラー(サラー)が詠まれ、都市広場では民主主義の番をすることになっている。 国民は犠牲者を追悼し、民主主義的夜警を務めることで国民の意思をいかに全うするのかをもう一度全世界に示す。全国でアナトリア通信社(AA)は7月15日の夜の事件を物語りつつ、歴史に残る写真が乗せられた「AAの 全文をよむ

2017-07-11 ギュレン派捜査で失職者の再就職へ2つの道 (Hurriyet紙)

政府は、フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)訴訟の道筋となるよう、公職から退けられ、ただ訴訟の対象にも上らなかった人々が民間部門の仕事を申し込む際の障害を取り除くよう、2つの別の計画を進めている。      タイイプ・エルドアン大統領がドイツ返還と触れた、とりわけフェトフッラー派の引き渡しに関して話した「この件でトルコでの訴訟の終了、判決の言い渡しは重要である。すぐ後に、諸外国へ判決により向かった際に、我々の仕事はさらに容易なものとなると考える」という発言が、最高裁判所段階の2つの訴訟に起因して 全文をよむ

2017-07-05 「寛容さを失わず」シリア難民対応で副首相よびかけ (Cumhuriyet紙)

ヴェイスィ・カイナク副首相は、シリア難民との緊張状態に関し常識に訴えかけ、「寛容さと忍耐力を失わずにいこう」と述べた。      カイナク副首相は本紙へ以下のように述べた。      ■反発が起こり始めた      「最近、シリア人に対して社会的な反発が起こり始めているようである。社会の敏感さを理解することができる。我々の慣習、習慣、法に反して、誰一人として振る舞うことを容認することは絶対にできない。      私の呼びかけは以下のようである。この人々が一時的にトルコにおり、トルコの伝統に相応し 全文をよむ

2017-07-04 イラク国境門近くで、大型強盗 (Cumhuriyet紙)

北イラクへの輸出を行う企業の金をハブル国境門を通る合法のルートを使い輸送する運送会社の車両が、ハブル国境門を通過した後、 国際輸送トラック駐車場付近で自動小銃を武装した6名の強盗犯による強盗にあった。袋に入った形で車両に積荷されている700万ドルと車両のエンジンキーを盗み逃走した強盗犯たちは、追跡を免れるために車両のタイヤに発砲しパンクさせていたことが分かった。      トルコから北イラクへ輸出を行う企業がイラクで得た受取金を、国境門を通る合法のルートを使い、ドルの形でトルコに持ち込んだ運送会 全文をよむ

2017-07-02 この100年で一番暑い! (Hurriyet紙)

全世界に影響を与えるアフリカ熱波が、市民をうんざりさせた。イスタンブルでは、この100年間で最高気温を記録した。この猛暑により、バカンスの中心地にある海岸は閑散としていた。    ボアズィチ大学のカンディッリ天文気象研究所の所長であるアディル・テク気象工学士は、ここ数日間の猛暑について以下のように解説した。    「欧州北部にある低気圧が、イタリアやギリシャ、そしてトルコに快晴の気流をもたらしています。トルコの北には低気圧が停滞しており、南には熱気流が居座っています。インド中心部における逆方向の 全文をよむ

2017-07-01  ギュレン派将校オクスズの時計の秘密 (Hurriyet紙)

クーデター未遂後、逃亡を図った空軍におけるギュレン派指導者のアディル・オクスズに関する唯一の物的証拠として空軍章付きの時計とベルトが後に残っている。ヒュッリイェト紙は、オクスズ氏の逃亡に関する起訴状には記載があるが、調査がなされていない時計の証跡を辿った。      約1年間、行方が掴めていないアディル・オクスズ氏の後には、空軍章付きのクゥアンタムの時計とベルトは残されている。いったん法廷から釈放されたときには、USドルとトルコリラで一杯のスーツケースを軍警察の駐屯所トイレに隠しており、(そのス 全文をよむ

2017-06-29 高等教育機構、私大の殉職者子弟特別奨学金に注意 (Cumhuriyet紙)

私立大学の数校が7月15日クーデター未遂事件での殉職者の子供に100%の割合で奨学金を支給する一方で、軍人や警官の殉職者の子供には50%の割合で支給すると発表したことに関して高等教育機構(YÖK)は警告を行った。      私立大学の数校が、殉職者の子供に奨学金を支給する一方で差別を行うことについてYÖKは発表を行わざるを得ず、「殉職者の子供の間に差別は存在しないことを」述べた。YÖKの発表をさせる要因となったものは、一部の大学の「7月15日クーデター未遂事件での殉職者には100%の割合で」奨学 全文をよむ

2017-06-25 引っ越すしかない:サムサト郡 (Hurriyet紙)

アドゥヤマンのサムサト郡は、1983年に建設が始まったアタテュルクダムの底に沈む可能性があるため、29年前に5km離れた場所に移転した。      ■地震で被害を受けた。      アドゥヤマンの南にある活断層に上に作られた新サムサトは、3月にマグニチュード5.5の地震で大きな被害を受けた。政府によって、1988年つまり29年前に住民のために建設された住宅の78%が住めない状態になった。住民は、約4カ月間テントで生活している。テントのカフェで人々と交流し、祈りはテントのモスクで行っているサムサト 全文をよむ

2017-06-24 国民教育省の保守イスラム政策、どこまで (Cumhuriyet紙)

イマーム・ハティプ高校の開校条件が人口5万人から5000人に下げられた。科学高校の生徒の定員は、県内の第8学年の生徒数の5%に制限された。      国民教育省(MEB)は、その意図について最も議論されたイマーム・ハティプ高校の開校を10倍容易にさせた。この10年で1000校を超えるイマーム・ハティプ高校を開校したMEBは、アナドル・イマーム・ハティプ高校開校のために必要な5万人という人口条件を、住戸の県中央部の人口については5000人にまでひき下げた。教育棟には最低8教室、建物もしくは校庭に作 全文をよむ

2017-06-23  バイラム前、イスタンブル交通事情 (Hurriyet紙)

バイラム前のイスタンブルにおける交通網では、金曜日の朝が驚くほどの事態となった…午前8時50分から渋滞はすでに全体の29%に至っていた。その後午前9時33分には26%まで下がった。アタテュルク空港では、いまだ混雑が続いている。一方、ラマザン・バイラムのため、トルコ全体で7839人を動員し、4159ヶ所で「交通安全監査」が開始された。この監査は、バイラムの休暇期間を通して行われる予定だ。    バイラム前の金曜日の朝、イスタンブルの交通事情が注目された。交通渋滞は、午前8時50分からすでに全体の2 全文をよむ

2017-06-23 村人3人をテロリスト扱いで拷問―ヴァン (Cumhuriyet紙)

ヴァンで村人がキノコ採りに出かけた帰り道に警察署を襲撃したとして殴られ、「テロリスト」として写真を公開された。3人はこれに関わった警察官を、「過度な拷問と侮辱、職権濫用、器物損壊」の罪で告発した。      セルヴェト・ハズネダル弁護士は検察所で村人らと面談し、「警察のカメラが壊れていた」という警察側の言い分を説明したうえで、「彼らが殴られている写真は留置場で撮影されたようだ。カメラには留置所を映している。映っている人物の身元を公表しないことが、証拠を決定的なものにしていると考える」と述べた。  全文をよむ

2017-06-23 湾岸諸国、トルコ軍のカタール駐屯に反発 (Cumhuriyet紙)

サウジアラビアを筆頭とする4か国がカタールに対し突きつけた13項目の最後通牒には、「トルコ軍基地を閉鎖し軍を送還すること、またアル・ジャズィーラ放送を終了すること」が含まれている。       サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトは、「テロリズムを支援している」ことを理由に領域封鎖と制裁を行っているカタールに対し、最後通牒を発した模様だ。13項目からなる要求リストはクウェートを通じてカタール政府へと手渡された。6月5日に危機が発生して以来、カタールを完全支援し、さら 全文をよむ

2017-06-21 大トルコ党、LGBT旗問題でイスタンブル市に調査要求 (Cumhuriyet紙)

大トルコ党(BBP)エユプ支部長のアリ・マズハル・クル氏と彼を支持する党メンバーは、イスタンブル県知事府に請願書を提出し、LGBTI名誉週間に合わせて「7月15日殉職者たちの橋」がLGBTIの旗色でイルミネーションされ、ベシクタシュ区役所の建物にLGBTの旗がかけられることに対する調査を要求した。      会派の請願書では、LGBTI名誉週間に合わせ、「7月15日殉職者たちの橋」のイルミネーションがLGBTI旗の色に包まれていると述べ、この施策を終わらせるよう、またベシクタシュ区役所の建物に掲 全文をよむ

2017-06-17 マニサ兵舎で再び食中毒ー2か月間に4度目 (Milliyet紙)

マニサ第一歩兵教育旅団アリフ・セイフン大佐記念兵舎で兵士500名が悪心、嘔吐、発熱等の症状により体調を崩し、病院や司令部の保健室に運び込まれた。   また、このマニサでの食中毒発生を受け、国防省フィクリ・ウシュク大臣は食品会社との契約を解消したと明らかにした。      ウシュク大臣は、兵士72名が入院しているが危機的な病状の兵士はいないと語り、現在、経過観察中の兵士も命の危険にさらされている者はいないと付け加えた。      国防省フィクリ・ウシュク大臣はマニサ第一歩兵教育旅団アリフ・セイフン 全文をよむ

2017-06-17 大学入試試験、遅刻の受験生の父親大暴れ (Hurriyet紙)

スィヴァスで学部決定試験(LYS)に1分遅刻したために息子が締め出されてしまった父親が、ドアを殴打する事件が起きた。怒り心頭で涙を流す父親を、試験会場に入れなかった息子が慰めながら会場から遠ざけた。    スィヴァス県のジュムフリイェト大学で行われたLYSの2学部決定試験において、時間規定に沿って15名の大学受験生らが試験会場から締め出された。試験に1分遅刻したため息子が試験を受けることができなかった父親は、会場の警備員らに懇願した。警備員らと話しをしていた父親は、息子が会場に入れないことがわか 全文をよむ

2017-06-17 厳重体制のもとでアンカラ大学卒業式 (Cumhuriyet紙)

非常事態特別政令(KHK)第120号に基づいて教員を追放されたアンカラ大学で、厳しい安全措置と警察の警備体制のもと、学生たちは学位を受け取った。      KHKによって多くの教員が追放され、ファシスト攻撃の標的となっているコミュニケーション学部では、一定の制約のなかで卒業式が行われた。卒業式は、学部のキャンパスがあるジェべズィではなく、学長施設のあるタンドアンで行われた。警察も動員された特別な警備体制のもと、仮の卒業証書を受け取った学生たちは、追放された教師の名前が書かれたプラカードを持つこと 全文をよむ

2017-06-16 父の日のプレゼント、何にする? (Hurriyet紙)

父の日まであと少し、準備にも拍車がかかってきた。全世界でお祝いをするこの特別な日に、妻と子供は、お父さんを喜ばせるために最も素晴らしいプレゼントを探している。「父の日のプレゼントに何を買うべきか」と考えている人たちのために選択肢をまとめてみた。      今年の父の日は、6月18日(日)である。全世界でお祝いをするこの特別な日に、最も普及して伝統は、プレゼントを買うことである。ただ、父の日にとても多くのメーカーが魅力的な選択肢を提供しており、頭を悩ませるとことである。父を最も喜ばせるプレゼントを 全文をよむ

2017-06-15 シリア国境、壁のそばの暮らし・・・ (Hurriyet紙)

トルコは、911Kmにわたるシリアとの国境に、2016年9月、世界で3番目に長い壁を築き始めた。シリアからの攻撃や不法な入出国を防ぐために築かれ、もうすぐ完成するこの防壁の3分の2が通るシャンルウルファ、マルディン、シュルナクの各県で、我々は壁のそばの暮らしを取材した。      マルディン県クズルテペ郡の国境地帯で、人々は収穫機で麦刈りをしている。中心部を鉄道が通過する旧くは町、今は区となっているシェンユルトと、シリアのアル・ダルバシヤを、今ではどの場所も有刺鉄線が張り巡らされた高さ3メートル 全文をよむ

2017-06-09 教育省、「社会活動」指針にアタテュルク不在 (Cumhuriyet紙)

国民教育省が制定した新たな「教育機関における社会活動に関するガイドライン」により、社会活動の目的の中に「国民的、道徳的、倫理的な価値観の獲得」が加筆された一方、「生徒らをアタテュルクの原則及び改革、そしてアタテュルクのナショナリズムに依拠する国民として育てる」という表現が削除されたことが注目された。    国民教育省が制定した新たな「教育機関における社会活動に関する規定」により、社会活動の目的の中に「国民的、道徳的、倫理的な価値観の獲得」が加筆された一方、「生徒らをアタテュルクの原則及び改革、そ 全文をよむ

2017-06-08 ボスフォラス第一橋(7月15日殉職者橋)、7月15日から料金無料に (Hurriyet紙)

7月15日殉職者橋で今夜から無料通行が実施され始めた。アフメト・アルスラン交通大臣は「7月15日殉教者橋の無料通行が今夜から始まった」と話し、実施開始を省のツイッターアカウントで発表した。      7月15日殉教者橋において自動車専用道路と橋の通行を容易にする無料通行システムが今日から始まった。      自動車のチケットカウンターでレーンを選択する必要なく通行を行うことができる仕組みが設けられ、自動通行システムと迅速通過システムの認識装置が設置された。両装置を同時に読み取れるシステムでは、通 全文をよむ

2017-06-08 ビンギョルの外出禁止令、解除 (Cumhuriyet紙)

ビンギョルのゲンチ郡で、30の村と近接地区に出されていた外出禁止令が解除された。      ビンギョル県の30の村に昨日出されていた外出禁止令が解除された。ビンギョル県庁は次のように声明した。      「軍事作戦が実行される地域で市民の生命と財産の安全を確保するため、第5442県統治法令11/C条に基づき、市民の保護を目的としてカザンジク、アチュカルン、オルグンラル、キョクリュ、ビュユクチャー、ギュミュシリュ、ユヴァル、アスランジク、ウズムジュク、キリシリ、ハセナン、タシカプ、メズラー、ヴァル 全文をよむ

2017-06-01 6月1日世界子供の日―子供の環境トルコは世界59位 (Hurriyet紙)

6月1日国世界子供の日に発表された報告書によると、世界で7億人の子供が「子供時代」を奪われている。      暴力や戦争を原因とする移住、早すぎる結婚・妊娠、児童労働、不十分な保健サービス、教育を受けられないことは、「子供時代」を奪う主要因である。子供の権利保護(を目標として活動する)組織「セーブ・ザ・チルドレン」が172ヶ国で行った調査では、5歳未満児の死亡率、栄養不良、早すぎる結婚・出産、児童労働、紛争による追放、死に至る過激な暴力の様な8要素が取り上げられた。      ■トルコは世界59 全文をよむ

2017-06-01 エルドアン大統領、3大学の学長任命 (Hurriyet紙)

大統領プレスセンターが行った説明によると、エルドアン大統領は、トルコ共和国憲法130条と第2547号の高等教育法13条に基づき、管財人委員会の提案と高等教育評議会の好意的な見解を受けて、3大学の学長を任命した。      これにより、トルコ航空協会大学学長にアフメト・エルマン・アクブルト教授、イスタンブル科学大学学長にチャブラン・チフトチ教授、イスタンブル文化大学学長にエルハン・ギュゼル教授を任命した。 全文をよむ

2017-05-26 ソズジュ紙捜査、記者2名逮捕・1名釈放 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル共和国首席検察局によれば、ソズジュ紙社長のブラク・アクバイ氏及び共に働く人びとに対して行われた捜査で、拘束されていたギョクメン・ウル記者とインターネットサイト責任者で編集長のメディハ・オルグンが逮捕された。財務責任者のヨンジャ・ユジェカレリは釈放された。      チャーラヤンにあるイスタンブル裁判所に連行されたベキル・ギョクメン・ウル記者と新聞社のインターネットサイト編集長メディハ・オルグン、新聞社の財務責任者ヨンジャ・ユジェカレリに対する検察の尋問が行われた。首席検察局は、ウルと 全文をよむ

2017-05-26 元アクデニズ大学学長、ギュレン派捜査で逮捕 (Cumhuriyet紙)

アクデニズ大学元学長のイスラフィル・クルトジェプへ教授が、ギュレン派(FETÖ/PDY)に対する捜査の枠組みで、アンタルヤ県で逮捕された。      アンタルヤ共和国検察の命令で始められた作戦で、アンタルヤ第4簡易刑事裁判所の決定を受けた県警察密輸・組織犯罪対策局は、元学長のイスラフィル・クルトジェプへ教授をコンヤアルトゥ郡の自宅で逮捕した。自宅では詳細な家宅捜索が行われ、健康診断を受けたクルトジェプへ教授は取り調べのため警察署へ連行された。      ■YÖK(高等教育機構)から解任される   全文をよむ

2017-05-26 時短労働、公務員も対象に (Hurriyet紙)

時短労働についての規定について結論が出た。配偶者が出産を迎えた男性公務員もまた時短労働の権利を行使できるようになる。      何百万人もの公務員が高い関心を持って期待していた時短労働の権利行使についての規定が閣議に提出された。労働者の次は公務員が時短労働の権利を行使できるようになる。配偶者が出産を迎えた男性公務員もまた時短労働の権利を用いることが出来るようになるのだ。父親産休が終わってから義務初等教育年齢に達する月の初めまでという制限をもって、父達も時短労働に入ることが出来る。このように高収入 全文をよむ

2017-05-23 ギュレン派失職抗議でハンガーストライキの男女、逮捕 (Cumhuriyet紙)

非常事態特別政令(KHK)により失職し、復職のためハンガーストライキをしていたヌリイェ・ギュルメン氏とセミフ・オザクチャ氏が捕まった。検察官の尋問ではオザクチャ氏に対し、「死を賭した断食をすることで、あなたたちにどんなメリットがあるのか?あなたがギターを弾くビデオがシェアされたようだが、シェアした人々が組織のメンバーになりうると思ったのか?」と聞かれた。      非常事態特別政令(KHK)により職を奪われてから、76日間ハンガーストライキを行った学者のヌリイェ・ギュルメン氏と教師のセミフ・オザ 全文をよむ

2017-05-23 山羊の群れ、町を闊歩―イズミル (Hurriyet紙)

イズミルのバイラクル区で、放された山羊たちが、ヨーロッパで第5位、トルコでは第2位の高さを持つツインタワーであるフォルカルトタワーの周辺に駐車されていた車の上へ上り、損害が出た。      アダレット地区のマナス大通りにあり、200メートルというヨーロッパで第5位、トルコで第2位の高さを持つツインタワーであるフォルカルトタワー。その周辺に駐車されていた車の上にいる山羊を見た人々は驚きを隠せなかった。      山羊たちの飼い主は明らかになっておらず、小屋から逃げ出したと思われる山羊たちは、車の上 全文をよむ

2017-05-21 難民の子供達に移動教室 (Hurriyet紙)

イズミルで活動しているイメジェ・イニシアティフ協会は、学校に通えない難民の子供たちのために、「移動教室」プロジェクトを実現した。 協会は、週5日をシリア人の農業労働者たちが集住している地域に通い、学校に通えない子供たちのために、テントを張っている。移動教室のおかげで、子供たちは人生の準備をする一方、他方では授業のおかげで読み書きを学んでいる。      協会が活動している地域の一つは、イズミルのメンデレス郡チャモニュ村である。ビニールハウスが多く作られているチャモニュ村では、凡そ180のシリア人 全文をよむ

2017-05-19 イスタンブル空港大混雑、4時間待ちも (Hurriyet紙)

5月19日の休日と週末の休暇を一緒にした旅行客でアタテュルク空港で大混雑した。国際線を使用した移動した(サッカー)フェネルバフチェ監督ディック・アヴォカート氏も列に並んでいるのが見られた。トルコカップで敗れたのち、このオランダ人監督は、月曜日に行われるゲンチレルビルリィの試合前にイスタンブルを発った。      アタテュルク空港国際線ターミナルの荷物検査場、チェックインカウンター、パスポートコントロールでは長い列が出来ていた。また、海外に渡航を希望する公務員パソポート(グリーン、またはグレー)を 全文をよむ

2017-05-19 ソズジュ紙に強制捜査―容疑はまたしても「ギュレン派」 (Cumhuriyet紙)

ソズジュ紙主筆のメティン・ユルマズ氏は、ソズジュ紙への強制捜査が始まったことを認めた。ユルマズ氏は、「捜査当局が我々を怯えさせ、自粛させ、苛立たせるいわれはない。ジャーナリズムの仕事をしているだけ」と述べた。      ソズジュ紙主筆のメティン・ユルマズ氏は、新聞社を狙って始まったフェトフッラー派の強制捜査を本紙記者アレヴ・ギュルソイ・ジミンに厳しい言葉で語った。      ユルマズ氏の説明は以下のとおりである。      ■「ニュースは残念ながら正しいが、ギュレン派と私たちに何の関係があろうか 全文をよむ

2017-05-18 アタテュルク侮辱の疑いで『歴史の深層』5月号に回収命令 (Cumhuriyet紙)

バクルキョイ県共和国首席検事局は、雑誌「歴史の深層」5月号の回収命令を出した。      バクルキョイ県共和国首席検事局は「アタテュルクの記憶を公然と侮辱した」罪で、雑誌「歴史の深層」5月号に関して捜査を開始した。捜査の一環で、「歴史の深層」5月号について回収命令が出された。      ■検察局に通報      「アタテュルクの記憶を公然と冒涜した」事に関する捜査で、新たな進展があった。「歴史の深層」5月号で、アタテュルクの記憶が公然と侮辱されたという通報が検察庁に対してなされた。この通報を受け 全文をよむ

2017-05-17 ターバンにスカーフの幼稚園に、監査の手 (Hurriyet紙)

家族社会政策局ウシャク県局は、4歳から6歳の子供がスカルキャップ、ターバンを巻いた写真をSNSで公開した民間の保育園・昼間託児所に関する監査を開始した。      トルコ全土で活動を行う宗教的財団が所有するウシャク県中心部に位置する民間保育園・昼間託児所は、同機関のフェイスブックページで、4歳から6歳の子供たちのモスク訪問に関する写真を公開した。男女の子供たちがスカルキャップやターバンを巻き、ウエディングドレス姿である写真や、モスクでイマームの後ろで列になっている写真をSNS上で閲覧した人々から 全文をよむ

2017-05-14 ウルダーで蜂パニック (Milliyet紙)

十万本の栗の木がある[ブルサの]ウルダーで3年で栗の木に甚大な被害をもたらしたクリタマバチに生産者たちは気を揉んでいる。栗の木に残されたクリタマバチの幼虫は栗の木で成長する際に、木の水分を吸い、一年で木を枯らしてしまう。      最初、船でイタリアからヤロヴァに来たクリタマバチは、ウルダーで栗の木に甚大な被害をもたらしている。生産者達は、この危険な蜂が年間に50キロ広がったとし、このハチへの対策を取らなければ、近々トルコの栗の木は全滅してしまうだろうと主張した。2.5cmほどの体長のメスバチは 全文をよむ

2017-05-12 シリア人1万人に国籍付与 (Milliyet紙)

 アフメト・サルジャン氏は、移民行政総局がシリア人の登録データベースを作成していると述べ、職能があり、特定の資格を持ち、職に就いている1万人程度の家庭に対し、トルコ国籍を与える作業を進めていると話した。       人口・国籍総局のアフメト・サルジャン局長は、国民議会難民下部組織委員会で注目の声明を行った。亡命を希望するシリア人のうち、特定の資格を持ち、高等教育機関を卒業し、かつ現に職に就いている1万人の家庭にトルコ国籍を与える作業を進めてはいるものの、一部については現在のところ連絡が取れていな 全文をよむ

2017-05-11 AKP、アタテュルクの母、養女に関し発言注意 (Hurriyet紙)

公正発展党(AKP)執行部から組織に対し、アタテュルクと、その母と養女に関して重要な警告がなされた。      AKP地方組織担当のエロール・カヤ副党首は、アタテュルクと彼の家族を侮辱するAKP[が首長を担う]一部自治体のイベントに招待されたことに触れられた際に、次のように述べた。      「アタテュルクに対するこうした表現は、決して受け入れられない。この表現が、そしてこの表現を用いた人々が、我々の政党に帰されるということは正しくない。      我々のこの問題に関する考え、政治方針は、明確で 全文をよむ

2017-05-10 イスティクラル通り美観化計画、こうなる (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市技術局建築物担当課によって行われるイスティクラル通りの地下、舗装、周辺の整備とノスタルジックトラムヴァイ線の改装工事が行われている。計画の写真が公開された。      アナトリア通信が行った報道では、不十分で古かった排水管が原因でイスティクラル通り沿いの建物やオフィスの地下でしばしば起きていた排水の漏れは、排水と雨水のキャパシティをより高めることで解決されると述べられている。昨年12月に始められた地下工事では、何年ものあいだ欠陥を理由に部分的な工事が行われてきた通りの全地下工事 全文をよむ

2017-05-07 トカトの修道場を国が購入 (Hurriyet紙)

トカトにある400名のアレヴィー派の村が付属するフブヤル・スルタン修道場の私権闘争は、修道場の管理者であるテメル家と村人達を対立させた。およそ11年間続く私権訴訟では村人達が勝利した。修道場も村の法人に移った。今回、トカト県ワクフ地方局が加わり、地券を取得した。      修道場の管理者であるテメル家とフブヤルの住民達との間の対立は、何年も前に始まった。テメル家の家長であるムスタファ・テメルによると、スルタン・アブドゥルアジズが修道場の勅許状を1872年に長老であるシェイフ・フドゥルに授けた。村 全文をよむ

2017-05-06 極左DHKP-C捜査、18才女性「テロリスト」射殺 (Hurriyet紙)

イスタンブル、キュチュクチェクメジェで「対テロ課」所属チームが革命家人民解放党戦線(DHKP-C)に向けて行った捜査で、警察と交戦したといわれる18歳のスラ・アバライが殺害された。捜査では更に他二人が拘留された。アバライの遺体は解剖のため、法医学協会に送られた。       警察は、昨年12月検察官エヴリヤ・チャルシュカンと二人の護衛警官が乗った車に向けた発砲に関する捜査で、指名手配中のDHKP-Cメンバー、スラ・アバライの居場所を特定した。       キュチュクチェクメジェのイェシロバ区タン 全文をよむ

2017-05-05 アル・ジャズィーラ・トルコ語放送、閉局 (Hurriyet紙)

カタールに本社を置くアル・ジャズィーラはインターネットサイトでトルコでの放送を行っているが、そのサイトがトルコのスタッフらに感謝を述べつつ、閉鎖する旨のメッセージを放送した。      「アル・ジャズィーラ・トルコ・デジタルの放送は2017年5月3日を以って終了いたします。」と発表では表現され「アル・ジャズィーラ・トルコ・デジタルのスタッフらの連帯、献身、プロ意識に感謝をしています。」と述べられた。      ■アル・ジャズィーラのトルコにおける閉鎖のメッセージは以下の通り      アル・ジャ 全文をよむ

2017-05-03 なぜウィキペディアがアクセス禁止に? (Hurriyet紙)

ウィキペディアがなぜアクセス禁止になったのか、調べものについて詳細な情報がほしくてもサイトへアクセスできない国民による問い合わせが続いている。ウィキペディアへのアクセスが禁止された後、ソーシャルメディアでこれが議論された。ツイッターでメイダン・ラルース※というアカウント名の持ち主は、ウィキペディアが禁止されたことについて、キャプチャとエスプリの効かせたツイートを発信した。   ※訳注:”Meydan Larousse”とは、トルコで発行された百科事典の名前      トルコでは金曜日の朝、8:0 全文をよむ

2017-05-02 夏休みはいつから? (Hurriyet紙)

今年の夏休みがいつから始まるのか気にしている何千もの学生たちがこのことに関して調べ続けている。国民教育省によって行われた説明によると、 2016-2017年の教育と指導がいつ終わるのかは、発表された指導スケジュールによって明らかとなった。学校がいつまでか気が気でない学生たちは、夏休みの予定を立て始めた。さて、2017年の夏休みはいつから始まるのか?学校はいつまでなのか?概要は以下である。      国民教育省によって行われた説明によると、2016-2017年の教育指導年は2017年6月9日金曜日 全文をよむ

2017-04-30 小巡礼で諍いを起こしたイスマイル・アー教団メンバーに関し新たな展開 (Cumhuriyet紙)

イスマイル・アー教団とつながりがあると言われている組織クヤム・デルとファーティフ・メドレセのそれぞれのメンバーからなるグループが小巡礼のために訪問したメッカのホテルのロビーで諍いを起こしたことが明らかになった。4月25日晩、カーバ神殿に1kmの距離にあるホテルでの諍いは、言い争いから始まり、多数の負傷者が出たと報道された。      諍いは法廷に持ち込まれた。諍いを起こした二つのグループから新たな声明が届いた。      ■クヤム・デル:彼らは、イスマイル・アーの名を語っている      諍いを 全文をよむ

2017-04-22 アンカラに降雪予報 (Cumhuriyet紙)

アンカラで今日の気温は13度になると予想されている。気象庁からアンカラに降雪注意報が出た。空の一部または全体が雲に覆われる今日の天気は、朝は小雨、夜にはみぞれと雪になるだろう。      最新の予報によると、マルマラ東部、エーゲ海地方、東地中海地方、内陸アナトリア北部、黒海地方、東アナトリア北部と、バルケスィル、コンヤ北部地帯、カイセリ周辺地帯において、断続的な降雨が予報されている。降雨は基本的には雨か土砂降り、夕方以降はマルマラ南東部、エーゲ地方内部、湖地方、内陸アナトリア北西部、西黒海内陸地 全文をよむ

2017-04-21 イスタンブルに地下鉄新5路線―イスタンブル市発表 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市(İBB)のトプバシュ市長は、イスタンブル市民に新たに5路線の地下鉄を建設するという朗報を伝えた。トプバシュ市長は、2016年度の年報が賛成多数で可決されたİBB 市議会にて行った演説の中で、入札プロセスを終えたイスタンブルでの新地下鉄路線が、近々着工に入ると発表した。    新地下鉄路線が、バシャクシェヒル・カヤシェヒル間やバージュラル・キラズル・キュチュクチェクメ・ハルカル間、カイナルジャ・ペンディク・トゥズラ間、チェクメキョイ・タシュデレン・スルタンベイリ間、そしてウムラ 全文をよむ

2017-04-20 国民投票290投票所で結果、不一致―国民投票監視NGO (Cumhuriyet紙)

国民投票での集計結果の94%を入手した国民投票監視NGOの「Oy ve Ötesi」は、手元の集計結果と高等選挙委員会(以下、YSK)の結果を比較した。結果、約10万票分において差異は見られた。ただ、この差異が全体の結果に対し及ぼす影響は低い。      国民投票監視NGO Oy ve Ötesiのメンバーは、トルコ全体にある16万6,679箇所の投票箱のうち、15万8181箇所につき、集計結果の照合を完了した。投票箱の94.9%の結果を確認したことになるが、290箇所における9万9,680票に 全文をよむ

2017-04-15 新憲法がもたらすもの (Cumhuriyet紙)

トルコは明日(16日)、歴史上最も危険な選挙を行う。憲法改正法案がもし賛成多数になれば、大統領には「国家元首」だけでなく、「最高司令官」、そして政党の「党首」として一度に3つもの肩書が付与されることになる。そして、側近、大臣や官僚を単独で任命することができるようになるのだ。    市民らの投票に委ねられた憲法改正法案は、大統領に「国家元首」、「司令官」、「政党の党首」として、一度に3つもの肩書を付与することになる。大統領は、側近、大臣や官僚らを単独で任命することになる。「中立な立場」というルール 全文をよむ

2017-04-09 東部国境で続く地雷除去活動 (Hurriyet紙)

トルコの東部国境では1年間、感熱機器による地雷除去作業が行われている。ウードゥルでは、南アフリカの地雷除去作業員がこの仕事を行っている。農業をやめ、地雷除去の仕事を始めたフェルハト・デミルさんに対し、村では、映画「怖いもの知らずの臆病者(Korkusuz Korkak)」で演じたケマル・スナルが命を吹き込んだ「爆弾のミュライム」という呼び名を付けられた。当初は怖がり、地雷除去業から距離を置いていた村人たちにとって、今では新たな生活の糧となっている。      アール山の麓にある果てしない土地を見 全文をよむ

2017-04-08 4月の雪―ボルで通行止め (Hurriyet紙)

トルコは春に向かうと思われていたところ、ボルでの天候には驚かされた。降雪が、TEM高速道路とD-100高速道路のボル山地域で、通行止めとなる影響を及ぼしている。ボル山地域で業務を行っている高速道路職員は、ドライバーたちが降雪に対して注意するよう警告をしている。      ボル山で夜始まった豪雨は、翌朝雪へと変わった。降雪は、TEM高速道路のユムルカヤやアバント・ジャンクション、ボル山トンネル、高架橋、D-100高速道路ではアバント・ジャンクション、エルマルク、バカジャク、カランルクデレとセイメン 全文をよむ

2017-04-06 イエスかノーか、選挙戦加熱 (Cumhuriyet紙)

ウシャクで共和人民党(CHP)党員たちは、自治体に所属する、プロパガンダのために許可された場所の外部に設置された5つの電子掲示板に掲載の賛成プロパガンダの広告について、高等選挙委員会(YSK)に苦情を申し立てした。苦情に対し問題を検討したウシャク中央郡選挙委員会は、電子掲示板において公表された賛成プロパガンダを撤去することを決定した。      4月16日に行われる予定の憲法改正を含んだ国民投票を間近とする4月1日、CHPウシャク選出の国会議員であるオズカン・ヤルムよる、国民投票に関する「未来の 全文をよむ

2017-03-30 ギュレン師、カナダに移住? (Hurriyet紙)

ギュレン派・テロ組織(FETÖ)に関連し作成された機密諜報機関報告書において、組織の首謀者フェトフッラー・ギュレン氏が現在暮らす米国ペンシルベニア州の土地売却のため、組織幹部に対し指示を出したことが明らかにされた。同報告書によると、ギュレン氏はカナダへの移住の準備を行っているという。トルコから逃亡した組織のメンバーが、行き先で組織の再編に動いていることが強調された。      国家諜報局関係者によると、3月25日付で作成され、国のトップにも提出された報告書には衝撃的な決定が記載されている。報告書 全文をよむ

2017-03-29 大学入学へ、最初の一歩―共通一次試験結果発表 (Cumhuriyet紙)

大学入試センター(ÖSYM)が昨日の朝に発表すると伝えた大学入試一次試験(YGS)の結果は、受験者があらゆる抗議をしたにも関わらず、日没頃に公開された。1400名の学生らの試験が無効と見なされる中、女子が男性に比べて高得点であった。受験者の数学と理科の平均点は近年と同様またも低いままであった。      216万2895名の受験者が奮闘した大学入試一次試験(YGS)の結果が発表された。受験者はYGSの結果をsonuc.osym.gov.trからトルコ共和国個人判別番号と受験者パスワードを入力する 全文をよむ

2017-03-27 ウルファで緊張:シリア系住民の店舗襲われる (Hurriyet紙)

入手された情報によると、エイユビイェ県の中心郡にあるハシミイェ広場で、口論の後、恋人に暴力を振るおうとしたメフメト・Kに対し、地域の警官隊が止めに入った。      警察に反抗的な態度をしたメフメト・Kをシリア人だと考えた周囲の一般市民は、彼をリンチしようとした。警官隊によって約30分後に群衆の中から救出されたメフメト・Kは、群衆の怒りを沈めるためにパン屋にかくまわれた。事件を聞き付けてこの場所に集まった多くの人々が、メフメト・Kに対して抗議した。      人々が解散するまで、パン屋に保護され 全文をよむ

2017-03-23 小学校で戦場・戦死者劇! (Cumhuriyet紙)

イスタンブル・バージュラルで小学生が劇中で戦わされ、殉死させられ、棺桶には顔写真が貼られた。      イスタンブル・バージュラルのヴァーリ・ジャヒト・バヤル小学校はチャナッカレ戦争から102年ということで2年生が演じる劇を準備していた。ポスタ新聞の記事によると、劇では7〜8歳の生徒らが軍服を着て戦ったという。子供たちの中には劇中で殉死する者もいた。      ■「大変不快である」      舞台に置かれた大道具の棺桶の側面には生徒の顔写真が貼られ、女生徒らは棺桶の傍らで泣く演技をした。     全文をよむ

2017-03-21 ノールーズ会場で不審者、警察により射殺 (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクルの中心バーラル郡で21日、民主的諸地域党(DBP)、民主社会会議(DTK) 人民の民主主義党(HDP) が主催するノールーズの祝いが行われる広場へ朝、ナイフを手に入ろうとし、バックパックの検査から逃げ始めた一人の青年が警官に射殺された。      ディヤルバクルでノールーズの祝いへの参加者たちは朝早い時間からバーラル郡のノールーズ公園に集い始めた。約5千人の警官が警備にあたり、周辺は前日から柵で囲まれた広場へ朝、数ある検問所の一つから入ろうとし、手にナイフを所持していたといわれる身 全文をよむ

2017-03-19 パンに「遺伝子組み換え」の添加物 (Hurriyet紙)

近年、おそらく最も話題に上り、議論されている問題のひとつが毎日の食卓に出るパンである。ある専門家はパンが不健康であり食べるべきではないとする一方、他の専門家はパンに関しては問題なく、節度を持って食べれば有害ではないと言う。しかし、最近、ある食品技師が衝撃的な主張を当紙にもたらした。食品技師は、アダナのある食品会社が生産した、パンの製造に使用される「食品添加物」の中に遺伝子組み換え物質が存在していると主張した。      ■100のパン屋のうち80にも      この主張を受けて私たちも遺伝子組み 全文をよむ

2017-03-15 4.16国民投票の投票日程発表 (Hurriyet紙)

高等選挙委員会(以下YSK)が選挙場所及び投票所問い合わせ業務をどのように行うのかは、国民投票前に何千もの国民が関心をよせる問題である。YSKの投票所問い合わせ業務の使用開始をもって、何十万もの国民は「どこで投票するのか」という問いに答えを見つけることができるだろう。YSK及びE- Devletシステムを通じて行われるYSKの投票所問い合わせ業務は、我々国民がどのセンターで投票するかという点を明らかにするものだ。では、2017年のYSKの投票所問い合わせ業務はどのように実施されるのだろうか?どこ 全文をよむ

2017-03-15 ここ10年、受刑者数ほぼ倍増 (Cumhuriyet紙)

欧州評議会の統計によると、トルコの受刑者数は過去10年で191パーセント増になった。      欧州評議会の刑罰統計によれば、トルコにおける受刑者数は2006年から2015年の間に191パーセント増になった。      ドイチェ・ヴェレ・トルコの報道によると、7月15日のクーデター突入前に数値が上がっていたこと、10万人のうち220.4人が受刑者であることに注意が集まった。      欧州評議会のデータによると、受刑者数が刑務所の収容人数を上回っている国の数は、13か国から15か国に増加した。こ 全文をよむ

2017-03-12 2017大学入試プロセス、スタート (Cumhuriyet紙)

226万5902人の志願者の長いマラソンが今日始まる。試験の結果は3月28日に発表される予定だ。学部決定試験(LYS)の期間は6月になる。      226万5902人の大学志願者が受験する大学入試一次試験(YGS)が今日行われる。10時に開始される試験は160分間続く。志願者には、トルコ語・ 基礎数学・自然科学・社会科学それぞれ40問からなる160問が問われる。YGSの6つの得点方式のいずれかで150点を超えた志願者は短期大学や通信制大学へ出願する権利を得る。180点を超えた志願者は、4年制大 全文をよむ

2017-03-11 エラズーで教団長老の葬儀に人びと殺到 (Milliyet紙)

エラズー在住で、長い間、心臓疾患を患っていたカディリ教団の長老ジェミル・エヴリヤーオール氏のために昼の礼拝後にイゼットパシャ・モスクで葬儀が行われた。葬儀には、ムラト・ゾルルオール県知事、アチュクカプ・ミュジャヒト・ヤヌルマズ市長、公正発展党エラズー選出議員ターヒル・オズチュルク氏、オメル・セルダル氏、エジデル・アチュクカプ氏、メティン・ブルト氏、旧大臣からはアフメト・ジェミル・トゥンチ氏、サジト・ギュンベイ氏、エルバカン財団のファーティフ・エルバカン会長、政党の県支部長、カディリ教団信者と多数 全文をよむ

2017-03-09 地震で死者なし…祝って羊15頭切られる (Cumhuriyet紙)

アドゥヤマン県サムサト郡で先週発生したマグニチュード5.5の地震で誰も命を落とさなかったことを祝い、13頭の羊が切られた。      サムサト郡知事府の庭での催しにはアブドゥッラー・エリン県知事、ユスフ・ユルドゥルム郡知事、ユスフ・オズデミル首長と市民らが参加した。      サムサト郡知事府の庭では羊が切られ、サムサト郡のムフティーであるメフメト・セリ・ドールによってコーランが朗唱され、お祈りが行われた。      ■大きな試練を乗り越えた      サムサト郡のムフティーであるドールは、お祈 全文をよむ

2017-03-09 不動産フェア、安全懸念で延期 (Cumhuriyet紙)

住宅販売を増加させるため、次々と協賛とキャンペーン活動が行われる中、この分野で開催される国際博覧会は次々と中止されている。       トルコの最も重要な国際不動産フェアの一つであるシティスケープ・トルコは、2017年、安全上の懸念と不確実性を理由に、無期限延長された。また、世界の最も大きな不動産博覧会の一つであるMIPIMは、今年初めてイスタンブルで開催される予定であったが、安全性の問題を理由に最近中止された。世界最大の不動産フェアということで以前から長年にわたってトルコ企業の大部分が参加して 全文をよむ

2017-03-08 地下鉄ウシュクダル・チェクメキョイ線は、いつ開通? (Hurriyet紙)

ウスキュダル・チェクメキョイ線開通へのカウントダウンが始まった。イスタンブルのアジア側の交通を快適にし、より簡単に目的地へたどり着く点で大きな重要性を持つウスキュダル・チェクメキョイ線は最終段階に入った。では、アジア側に住む何百万人の人々が待ち焦がれていたウスキュダル・チェ クメキョイ線はいつ開通するのか?以下に、この線のルートと停車駅について情報を記す。      ウスキュダル・チェクメキョイ線の開通を待ち焦がれている人びとは、このプロジェクトが終わる日がいつになるかまだ調べ続けている状態だ。 全文をよむ

2017-03-03 ミッリイェト紙、新時代―ベルヴァジュクル新編集長就任 (Milliyet紙)

メディアで信頼の象徴であるミッリイェト紙の編集長の職にメテ・ベルヴァシュクル氏が就任した。同氏の就任はデミルオレン・ホールディングスが行った発表で社員に知らせられた。      ミッリイェト紙の編集長に、新聞の編集コーディネーターを務めていたメテ・ベルヴァシュクル氏が就任した。同氏の就任により新聞社でセレモニーが準備された。 セレモニーにデミルオレン・ホールディングス会長のエルドアン・デミルオレン氏、同ホールディングス執行部メンバーであるメルテム・デミルオレン・オクタイ氏、執行部、記者たちが出席 全文をよむ

2017-03-01 フランス人観光客、ハマムで性的暴行被害 (Hurriyet紙)

イスタンブルのハマムで性的暴行を受け起訴したフランス人観光客2人の裁判が始まった。裁判所で被害女性のうちの1人の言い分を聴いた裁判官は、「これらのことを尋ね、不快な思いをさせてしまったのなら、申し訳ない」と謝った。      2015年4月、カラキョイの某ハマムで、男性の垢すり師から性的暴行を受けたと主張する2人のフランス人観光客のうちの1人、F.Lさんが昨日 2/27、初公判に出向いた。イスタンブル第40第一審刑事裁判所での裁判に、「軽性的暴行」罪により2年から7年の求刑を下された容疑者4人と 全文をよむ

2017-02-26 エルドアン、63才 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、今日63歳になり、愉快なサプライズで迎えられた。      エルドアン大統領の誕生日を祝うため、大統領のために短編記録映画が撮影された。(両親の出身地の)リゼから(自身の出身地の)カスムパシャまで、旧い友人たちや教師、大統領が重視している人物らがこの誕生日のサプライズビデオに参加した。今日までカメラの前に出たことがないものの、エルドアン大統領と彼に親しい人々には非常によく知られた人物らが誕生日のサプライズビデオに参加した。ゲブゼのアドナン・キョシュケル市長 全文をよむ

2017-02-24 イスタンブルの真ん中でネズミと悪臭! (Hurriyet紙)

イスタンブルの中心地で、多くの人々が住むアタシェヒルで、のイェニサフラ街区をネズミや色んな虫が這っている…その原因は、しっかりと閉められていなかったり、ところどころで無くっているマンホールのふたである…。      ハベルチュルク紙のエスラ・ボアズルヤン記者の報道によれば、下水道のマンホールが、ところどころで無くなっていたり、いいかげんに閉められたりしていた。方々でふたが閉められていないマンホールからは、耐えがたいほどの悪臭が広がり、ぞっとするような虫やネズミがこの街区に現れている。      全文をよむ

2017-02-22 トルコ国軍でのスカーフ解禁 (Cumhuriyet紙)

国防省が定めた規定により、参謀司令本部、軍司令部、並びに関連する機関で働く女性士官と女性下士官に、スカーフの着用が認められる。      トルコ軍に所属する女士官及び女下士官は、本人が希望すればスカーフを着用できることとなる。   この規定では、職業軍人のみならず、訓練生も希望する者はスカーフの着用が認められると発表された。      今回の制度変更で、トルコ国軍の服装規定の「総規」に加えられた条項に、「陸海空軍に属する常勤ならびに有期契約の女性士官並びに下士官、士官学校生と候補生は、制服を着用 全文をよむ

2017-02-16 チャムルジャ・モスク周辺で、住宅・道路に亀裂 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が「イスタンブルのどこからでも見えるように」と指示して造られたチャムルジャ・モスクと、リバディイェの間で工事が進められているトンネル計画だが、この近くにある3つの建物の内外で亀裂が確認され、住民が避難した。      建物の位置する通りにひび割れができ、電柱は傾き、庭の壁が崩れた。自然地区であるチャムルジャ丘に建設されたモスクは昨年礼拝に開放された。モスクのために建設されるチャムルジャトンネルの工事は、去年始まった。しかし2月6日16時ごろ、ウスキュダルでトン 全文をよむ

2017-02-14 ジャーナリスト・ハサン・ジェマルに執行猶予付き禁固刑 (Hurriyet紙)

ジャーナリストのハサン・ジェマルは、クルディスタン労働者党(PKK)幹部のフェフマン・ヒュセインについて書いた記事を理由に、「テロ組織のプロパガンダを行った」罪で1年3ヵ月の禁固刑を宣告された。裁判所は、ジェマル氏が再び罪を犯すことはないだろうと判断したとして、執行猶予を与えた。      ジャーナリストのハサン・ジェマルは2016年7月11日に、「バホズ」のコードネームを持つPKKテロ組織の幹部フェフマン・ヒュセインについて書いた記事で、「テロ組織のプロパガンダを行った」、および「犯罪と罪人を 全文をよむ

2017-02-14 日本への難民申請数、トルコから1000人超 (Hurriyet紙)

日本は、2016年に日本に対し難民申請を行った者のうち、わずか28名に対しこの権利を認めた。この数は前年よりたった1名多いだけである。      ロイター通信の情報によると、身分を認められた難民の数はほとんど全く増えなかったが、申請者数は44%増の10901人にまで達している。2016年に日本へ難民申請を行った者のうち、1143人がトルコ国籍をもつ者だ。      この他、インドネシアからの申請者数は1829人、ネパールからは1451人、ベトナムからは1072人だ。日本難民支援協会代表の石川えり 全文をよむ

2017-02-13 漁師、漁に恵まれずジョージアから戻る (Milliyet紙)

ピラズィズ水産組合のハムディ・アルスラン組合長は、今年の黒海は近年で最もイワシの漁獲が悪い年だと述べた。      アルスラン組合長は、トルコ人漁師は少し前に大きな希望を抱いてジョージアへ漁に出たが、期待した成果を得られず、このひと月の間、トルコ国内の需要をまかなえるほどのイワシが獲れていないと話した。      ■そこでも隠れている      アルスラン組合長は、トルコの領海内と同様、ジョージアでもイワシの群れが隠れていて出てこないとして、「トルコ沿岸と同じように、隣国でもイワシは消えてしまっ 全文をよむ

2017-02-11 イスタンブル・ベオグラードの森、不法投棄廃棄物の山 (Hurriyet紙)

イスタンブルの肺と言われる「ベオグラードの森」が、不法に投棄された廃棄物や掘削物によって、ゴミ捨て場と化した。法的に認可された場所を使うためには、1 トンにつき4リラを支払わなければならないが、これから逃れようとするトラック運転手が、廃棄物を夜な夜なベオグラードの森やチフタラン村の周囲の森林地帯に捨てているのだ。      ベオグラードの森は建設廃棄物による問題を抱えている。一部のトラック運転手が、禁止されているにもかかわらず廃棄物や掘削物を森林地帯に捨てているのだ。イスタンブルでは、都市化の中 全文をよむ

2017-02-11 ボアズィチ大学で「無言抗議」集会―非常事態政令教員追放に抗議 (Hurriyet紙)

ボアズィチ大学の研究者及び学生は、非常事態政令(KHK)によりアンカラ大学を追放された客員教員のムラト・セヴィンチ准教授のために、無言抗議集会を行った。      ボアズィチ大学経済・経営学部にて非常勤で憲法を担当するアンカラ大学政治学部のムラト・セヴィンチ准教授は、最新の非常事態政令により大学から追放された。本日も、ボアズィチ大学では同氏の授業があったが、追放処分により大学に入ることが出来なかった。しかしながら、セヴィンチ准教授は、イスタンブルから 450km離れたアンカラよりスカイプで自身の 全文をよむ

2017-02-08 戒厳令法による追放、大学教員330人を含む公職追放4464人に (Hurriyet紙)

非常事態(OHAL)における686号の非常事態特別政令(KHK)により合計4464名が公職から追放され、17名が復職した。KHKによって国民教育省から2585名、内務省からは49名、警察総局からは417名、軍警察総司令部からは893名が公職から追放された。KHKで330名の学者らもまた追放された。追放された人々の中にはマルマラ大学に勤めるイブラヒム・カブオール教授、生徒らから「伝説」と称されている82歳のオゲト・ オクテム・タニョル教授も含まれる。カブオール教授はマルマラ大学憲法学科学科長職を務 全文をよむ

2017-02-06 シリア難民を一県に集めれば、トルコで四番目の県誕生 (Milliyet紙)

アンタルヤで行われた「集団移住とトルコに住むシリア人」と題するシンポジウムの最後の報告で、「もしトルコいるシリア人を一つの県に集めたら、トルコで4番目に大きい県が出来るだろう」と述べられた。      警察学校は、アンタリヤで「国際集団移住とトルコに住むシリア人」というシンポジウムを開催した。最後の報告で、トルコにおけるシリア人の現実が、数字を用いて明らかにされた。シリア内戦によって始まった移住の波に対して、トルコ当局がどれほど準備不足であったかを認める内容もあり、移住と共に起こった社会的変化、 全文をよむ

2017-01-30 お行儀の悪い宗教教師、事情調査へ (Hurriyet紙)

クルッカレ・ベシル・アタライ・イマーム・ハティプ高校のクラスで生徒たちがコーランを朗誦している際に、教師のヒュセイン・A氏が椅子に不適切な座り方で座っていた、ということに関する映像がソーシャルメディアで拡散されたことを受けて、クルッカレ県知事府は調査を開始した。      クルッカレ・ベシル・アタライ・イマーム・ハティプ高校で学期間休みの前に生徒たちがコーランを朗誦していた際、宗教科目の教師ヒュセイン・A氏が、座っている椅子から両足を伸ばして机の上に重ねている映像がソーシャルメディアに投稿された 全文をよむ

2017-01-29 新生空軍学校、教育始まる (Hurriyet紙)

クーデター未遂の後、様々な大学から200人の学生が、厳格な審査を経て空軍学校に転籍という形で受け入れられる中、教育が始まった。      フェトフッラー系テロ組織による7月15日のクーデター未遂後に開始されたもろもろの調査で、空軍学校の学生もクーデター未遂に参加し、一部のものは(フェトフッラー系)組織との繋がりがあったという理由で、学校から追放された。空軍学校所属者についてアンカラでもイスタンブルでも裁判が起こされた。新たな学生を得るために制度が整えられた後、諸々の大学の2年生と3年生から空軍学 全文をよむ

2017-01-28 ロシア大使暗殺犯、殺害2時間半後にメール消去されていた (Hurriyet紙)

ロシア大使アンドレイ・カルロフ氏の暗殺捜査で注目の詳細が明らかになった。      アンカラ主席検察庁は、暗殺のおよそ2時間半後に暗殺犯である警察官メヴリュト・メルト・アルトゥンタシュが使用していたメールアドレス上のメールが消去されたことを確認した。捜査の中で、二人の大臣の警護班、首相府警務局で勤務する計4名が逮捕された後、観察を条件に釈放されたことが分かった。      ■検察:ひとりではないという証拠      アルトゥンタシュは、2016年12月9日にカルロフ大使を、写真展で演説中に射殺し 全文をよむ

2017-01-28 アフヨンで「さあ、礼拝へ」キャンペーン (Cumhuriyet紙)

アフヨンカラヒサル県で、宗務局と国民教育省が「さあ、礼拝へ」キャンペーン活動を実施した。宗教科目の教師らが、児童らの礼拝を奨励することを求める宗務局は、児童らがモスクを訪れたか否かを署名で確認する予定だ。    国民教育省が、学期期間内の休日に児童らに課題を出す代わりに、社会的活動を行うよう指示する通知を出した後、アフヨンカラヒサルでは宗務局と国民教育省合同で「さあ、礼拝へ」キャンペーン活動が実施された。このキャンペーンでは、すべての児童らが休日は毎日礼拝へ行くことが求められる。宗教文化・道徳科 全文をよむ

2017-01-26 イスタンブル空港、雪警戒―20%減便 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルの降雪予報を受けて、トルコ航空は338便のフライトをキャンセルし、航空管理局(DHMİ)はアタテュルク空港で20%減便したと発表した。      降雪の影響を警戒し、トルコ航空を初めとして多くの航空会社が一部のフライトのキャンセルを余儀なくされた。降雪を警戒し、アタテュルク空港の滑走路と駐機場の閉鎖を防ぐため、DHMİアタテュルク空港総局はフライトに支障をきたさないよう、24時間で46台の車両と270名のスタッフらで雪に対処する予定である。この際、DHMİの幹部らはアタテュルク空港の 全文をよむ

2017-01-20 農業労働者の児童の悲惨な状況―学校にいかず、9時間労働 (Cumhuriyet紙)

アダナ県のチュクロヴァ開発事業団(ÇKA)が、イスタンブル・ビルギ大学の移民調査実行・研究センターとベルナード・ヴァン・リール基金が共同で調査を行った。季節限定の農業労働者を対象としたこの調査の結果から、農業労働者の子供の生活状態が悲惨であることが再び明るみに出た。      カラタシュ郡に属するトゥズラとカラギョチェル、ユレギル郡に属するカドゥキョイ地域にある3つのテント地区で、プナル・ウヤン・セメルジ准教授とエムレ・エルドアン准教授による研究グループは、トルコで季節限定で巡歴する農業労働者を 全文をよむ

2017-01-20 「宗教」教科非受講の権利は「当然の権利」判決 (Hurriyet紙)

イスタンブル第9行政裁判所は、生徒らの宗教文化・道徳の授業免除を求めて開かれた裁判において、「宗教教科を受講しないという選択は当然の権利である」と判決を下した。    イスタンブル県である家族が、中等教育の5年生である子どもの宗教文化・道徳教科の受講免除を求めて2015年9月に学校へ嘆願書を提出した。しかし、そこで決着がつかなかったため、その家族は2016年1月にイスタンブル県第9行政裁判所に提訴した。家族らが子どもたちの宗教文化・道徳教科の受講免除を求めた後、裁判所から2016年3月に宗教科目 全文をよむ

2017-01-19 イスタンブル・ノスタルジック市電、6か月運休 (Hurriyet紙)

イスタンブルのタクスィムで運行していたノスタルジックトラムはインフラ工事のため6ヶ月間運休となる。運休後イスティクラル通りの車両交通はあたかもE-5自動車専用のようになった。      タクスィムでイスティクラル通りに彩りを添え、特に観光客が興味を示すノスタルジックトラムは、インフラ工事のため6ヶ月間運休となる。工事のため、タクスィム 広場のトラム乗り場には「イスティクラル通りのインフラ工事のため明日からノスタルジックトラムは運行いたしません。このルートを使われるお客様はイスタンブル地下鉄をご利 全文をよむ

2017-01-17 教科書改定に反発の声、「アタテュルクへの愛は消せない」 (Hurriyet紙)

新カリキュラムで「イスメト・イノニュ」の項目が削除されたことについて、孫のギュルスン・ビルゲハン共和人民党(CHP)所属国会議員が以下の発言で反発した。「この国民の心からのアタテュルクへの愛を消すことはできません」。      国民教育省が準備し提示した新カリキュラムにおいて、現代トルコと世界史コースの教育プログラムの「第二次世界大戦」について改正がおこなわれ、「イスメ ト・イノニュ」の項目が削除されたことに対し、孫のギュルスン・ビルゲハン共和人民党(CHP)所属国会議員が反発した。      全文をよむ

2017-01-14 アンカラ・テロ犠牲者の父へ、わずか年金110リラ (Cumhuriyet紙)

アンカラ駅で命を落としたカラブルトさんの父親に、月額110リラ75クルシュが給付された。(1リラは約30円)      社会保障機構(SGK)は、2015年10月10日のアンカラ虐殺事件で、息子であるメフメト・ザキル・カラブルトさんを亡くした父親のメフメト・ゼキ・ カラブルトさんへ、110.75トルコリラを給付した。同機構は、カラブルトさんがテロ罪で有罪になった場合、機構に「至急」通告するよう求めた。ビトレス県共和国検察局は、カラブルトさんの父を、葬儀場に掲げられたあるプラカードを理由に「テロ組 全文をよむ

2017-01-14 ゼイティンブルヌで8階立て住宅崩壊、死者2名 (Cumhuriyet紙)

ゼイティンブルヌで8階建て、部屋数56室のビルが崩壊した。がれきの下に取り残された2人が死亡し、17人が負傷した。死亡者の内1人は子どもであることがわかった。未だがれきの下に取り残された人がいないか、現在も救助犬による捜索が続けられている。    ゼイティンブルヌで部屋数56室、8階建てのビルが崩壊した。崩壊した建物の下敷きになった2人が死亡し、17人が負傷した。死亡者の内1人は、5歳の子どもであったことがわかった。死亡した子どもの双子の兄弟も、病院で手当てを受けているという。ゼイティンブルヌの 全文をよむ

2017-01-13 国民教育省新カリキュラム発表、その変更点 (Hurriyet紙)

新カリキュラムが記者会見で明らかになった。国民教育省のイスメト・ユルマズ大臣と省関係者らによって新カリキュラムが発表され、その詳細は多くの変更を含んでいる。新カリキュラムは次学年度以降適用される予定だと明らかにされており、初めの段階では1年・5年・9年の生徒に対して適用されるという。イスメト・ユルマズ大臣が発表したカリキュラムの変更とその理由は、以下に詳述する。      国民教育省のイスメト・ユルマズ大臣は新カリキュラム案を発表し、「次の教育年度から、1年・5年・9年の生徒は新カリキュラムに沿 全文をよむ

2017-01-11 IETTバス、歴史的使命を終える (Hurriyet紙)

イスタンブルで145年間に渡って乗客を運んできたİETT(イスタンブル市営交通局)は、現在あるバスをイスタンブル広域市へ譲渡し、メトロバス、テュネル、そしてトラムヴァイ以外は乗客を乗せないようになる。İETTはタクシー、ミニバス、職場や学校の送迎バス、地下鉄と海上バスを管理する組織となる。      İETT(イスタンブル市営交通局)は、後日イスタンブル広域市議会の承認にかけられるプロジェクトをもって、イスタンブルの公共交通機関の「唯一の公社」となる。新しい規制によると、イスタンブルで145年間 全文をよむ

2017-01-09 イスタンブル、雪の後 (Hurriyet紙)

何千人の職員、何百台の車両を動員し、何トンもの(凍結防止用の)塩が散布されたにも関わらず、イスタンブルは雪と氷に閉ざされた。積雪はときに1メートルを超え、学校は休みとなり、公共機関では午後休暇が出された。      世界有数の巨大都市イスタンブルで金曜日から続く大雪は、昨日も降り続いた。気象局は昨日朝、降雪量が一日を通して増加し、真夜中まで降り続けると発表した。ボスフォラス海峡付近やベイコズ、サルイェル、ウムラニイェ、マスラク、キャウトハーネ、ファーティヒ、ベシクタシュ、カヴァジュク、シシュリ、 全文をよむ

2017-01-07 イスタンブル、降雪110センチ! (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市は、イスタンブルで直近に計測された積雪深を発表した。チャタルジャ郡スバシュ村での積雪は110cmに達した一方、アルナヴトキョイでは60~65cm、ビュユクチェクメジェとスルタンガーズィでは55~60cmまで達した。トルコ航空は、明日8日午前9時までの9便を除くイスタンブル・アタテュルク空港を発する国内線および国際線の運行を取りやめることを決定した。      イスタンブル広域市(İBB)は、降雪に関する最新の状況を発表した。   発表によると、「積雪は日中にも地域的に猛吹雪とな 全文をよむ

2017-01-06 全土で大寒波 (Hurriyet紙)

午後1時時点でイスタンブルで気温が10度を超えて観測される一方、同時刻エディルネでは4.4度まで落ち込んだ。イスタンブルでは午後、降雪が予想されている。      寒波がエディルネを襲った。降雪により気温は4.4度まで落ち込んだ。同時刻、イスタンブルの気温は10度を上回った。トラキアで北方より吹く風がその後イスタンブルを覆い、気温が急速に落ち込み、降雪が予想される。イスタンブルでは午後まで南風が観測された。      ■気象庁より警報      気象庁は、「バルカン地方からの強烈な寒波により今日 全文をよむ

2017-01-04 イマーム・ハティーブ校生徒の保護者、イマーム・ハティーブを批判 (Cumhuriyet紙)

ÖNDERのアンケート調査によると、イマーム・ハティーブ校生徒の保護者が、イマーム・ハティーブ高校の教育と指導を批判したことが明らかになった。      政府と近いことで知られる「オンデル・イマーム・ハティーブ校卒業生と関係者協会」(ÖNDER)は、イマーム・ハティーブ校で学ぶ生徒の保護を者対象にアンケート調査を行った。60%以上の保護者が、イマーム・ハティーブのカリキュラムは知恵を生み出すようなものではなく、事実に基づいた分析的な教育が行われていない、と主張した。イマーム・ハティーブ校での宗教 全文をよむ

2017-01-01 宗務長官、レイナ襲撃事件非難「これは大量殺人」 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのオルタキョイ地区にあるレイナで発生したテロ攻撃の後、会見を行った宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、「新年が明けて間もない時刻に無防備な人々に仕掛けられた残忍な武力行為は全トルコ国民を深く傷つけた。残虐な行為だ」と述べた。2日前、同じギョルメズ長官率いる宗務庁は、新年の祝賀は「イスラム法上ふさわしくない」と発表したばかりだった。      メフメト・ギョルメズ宗務長官がオルタキョイ地区で発生したテロ攻撃を受け行った発表では、「テロリストの標的は場所ではない。人間であり国家であり国民 全文をよむ

2016-12-28 イマーム・ハティーブ学校開校へ行政裁判所からストップ (Hurriyet紙)

県知事が学校をイマーム・ハティーブ学校へ変更するという権限に行政裁判所が待ったをかけた。      行政裁判所は、コンヤで知事の決定によって8つの学校のイマーム・ハティーブ学校への再編、2つの学校の名前の変更の基盤となる規定の実施を、教育労働組合の不服申し立てによってさし止めた。       行政訴訟審議会は、県知事にイマーム・ハティーブ学校を開設する権限を与えた規定と学校の名前の変更に関して重要な決定を下した。審議会は、知事の決定によりコンヤにある8つの学校のイマーム・ハティーブ学校への再 全文をよむ

2016-12-26 ISメンバーとなり殺された中東工科大卒科学者の物語 (Hurriyet紙)

テロ組織イスラム国(IS)に加わり、去年シリアで殺された中東工科大卒の天体物理学研究者、ラシド・トゥーラルの身の毛もよだつ物語の詳細が明らかになった。       アメリカ政府が資金を賄う「Voice of America」(アメリカの声)が発表した「ISの罠にはまった」という見出しのニュースによれば、2014年に中東工科大学物理学部を卒業したトゥー ラルは、同年に、フィンランドのユヴァスキュラ大学物理学部で修士課程の勉強を始めた。       2015年1月2日にフィンランドのオウル列車駅から 全文をよむ

2016-12-26 ギュレン派映画は6本、700万人がみた (Hurriyet紙)

 トルコ国民議会の「ギュレン派と7月15日クーデター未遂調査委員会」が用意した暫定概要報告書では、ギュレン派の映画製作と、映画におけるサブリミナル効果を用いたメッセージにも言及された。また、ギュレン派が2009年以降6つの映画を撮り、約700万枚のチケットが売れたことが強調された。報告書によると、組織のイマームたち(注:「組織のイマーム」とは、ギュレン派の工作員をさす)は、兵士たちと週末に映画館で会合していたそうだ。ギュレン派の人々は、会合の際、自分たちは「左派傾向の人間」にみえるような服装をし 全文をよむ

2016-12-25 年末宝くじ、ニーメット姉さん売り場、今年も大行列! (Hurriyet紙)

大賞が6000万リラと定められた国民宝くじの年始特別くじの券を買うため、エミノニュのニーメット姉さん券売所の前には、寒空にもかかわらず長蛇の列ができた。      完全券は60リラ、半分券は30リラ、4分の1券は15リラで売られている特別宝くじの販売終了まで数えられるほどの日数を残し、エミノニュのニーメット姉さん券売所の前で賑わいが続いている。      イスタンブルでここのところ続く寒さをよそに券を買う列に並ぶ子連れや年配の国民たちが、注意を引いた。   券売所の職員たちは、国民が特に4分の1 全文をよむ

2016-12-23 放射線物質投棄で立ち入り禁止のはずが・・・・ (Hurriyet紙)

4年前に、イズミル県のガーズィエミルで「放射性廃棄物が埋められている」ことが発覚した。国は事態に手を打った。一帯を隔離し、周囲を鉄条網で囲った。歴史上最大の刑罰がくだされた。それで結果はどうなっただろうか?刑罰は執行されなかった。責任者たちは無罪放免となった。鉄条網は取り払われ、市民は放射性廃棄物の上を歩いて職場や学校に通い続けているのだ・・・      今からちょうど4年前の2012年12月。ガーズィエミルで昔は銃弾工場だった土地に埋まっていた廃棄物が発見された。そしてこの廃棄物が、原子力発電 全文をよむ

2016-12-23 IS惨殺のトルコ兵の父、悲しみを語る (Hurriyet紙)

テロ組織イスラム国によって殺害されたとされる2人の兵士の内、その1人であることがわかったセフテル・タシュさんの父、アイドゥン・タシュさんは、息子の写真をインターネット上で見たと話した。父であるタシュさんは、ヒュッリイェト紙に対し以下のようにコメントした。(以下、コメント抜粋)    「午前中、兄に電話をしました。兄は私に、何も状況を伝えませんでした。ただ私を気遣ってくれました。その後、義理の兄弟に電話をしました。私も、こんなことがあるのだろうかと現状を疑いました。そしてインターネットを見ました。 全文をよむ

2016-12-22 アンタリヤ、23年ぶりの雪 (Hurriyet紙)

アンタリヤで久しぶりに降った雪を市民は興奮して迎えた。最後にアンタリヤで雪が降ったのは1993年であるという市民らは、雪を喜んだ。アンタリヤでの降雪の影響でエルマル、イブラードゥ、コルクテリで1日、ギュンドームシュで2日間の休校となった。      気温が3度まで下がったアンタリヤで中心地から8~10㎞離れたケペズ郡境界にあるケペズウスチュに雪が降った。市のブルドゥル方面の入口である「アルタルヤ」の看板のある地域、ケペズの森、マジェラ公園は雪で覆われた。      ケペズに近いドシェメアルトゥ郡 全文をよむ

2016-12-15 始業時間に変更は?ー冬時間撤廃の余波 (Hurriyet紙)

政府の決定で夏/冬時間の適用が終了となった後、子どもたちが真っ暗な道を登校し、暗い中授業が始まることが保護者の反発を呼び続けている。アンカラ選出のアイリン・ナズルアカ国会議員の「国民教育大臣と面会した。学生たちに特別な適用するという朗報を今から伝えよう」という発表の後、注目は国民教育省に移った。一方、[夏時間継続の]適用に反発していたイズミル弁護士会会長アイドゥン・オズジャン氏は、一部の家族が娘を真っ暗な中登校させざるを得ないため、安全上の理由で学校へ送っていないと証言したと述べた。      全文をよむ

2016-12-13 PKK幹部に逮捕命令 (Hurriyet紙)

マルディンのデリク郡で、ムハッメト・ファティフ・サフィチュルク郡知事が犠牲となったことに関しての調査において、テロ組織PKKの高位指導者ムラト・カラユランとドゥラン・カルカンに逮捕状が出された。加えて、調査において、以前釈放された容疑者女性2名が、検察の異議によって捕らえられた。      マルディンのデリク郡知事府に、管財人として任命されたムハッメト・ファティフ・サフィチュルク郡知事が、11月10日にPKKテロリストらによる爆破テロによって犠牲となったことに関する調査が続いている。      全文をよむ

2016-12-08 暖房故障で休校ーボル県の3校 (Cumhuriyet紙)

ボルで、停電により暖房が使用できなくなった3校の生徒らは寒さの中授業を受けた。教室内でコートやマフラーをして座る生徒らの不満により3校は午後から休校となった。      電力供給会社がイッゼト・バイサル地区で週末に行った高電圧線の交換作業が延びた。作業が今日も続いたことで地区で停電が続き、隣接する3校の授業に影響した。停電によりジャニプ・バイサル・アナドル高校、ベヒイェ・バイサル中学校、スポーツ高校の天然ガス暖房設備が作動しなかった。朝、市中心部で-4℃まで下がった気温の中登校した生徒らは教室で 全文をよむ

2016-12-06 アムネスティ「ディヤルバクル旧市街(スル郡)レポート」発表 (Cumhuriyet紙)

アムネスティ・インターナショナルによる「強制的に土地を追われ、財産を奪われた人々、スルの住民が家に帰る権利」と題したレポートが、昨日ディヤルバクルにて行われた記者会見で発表された。      スルを離れた26家族と市民団体、そして役人との話し合いで準備されたレポートでは、合計4万人もの人が地区を離れざるを得なくなり、また外出禁止令が施行されている地区で暮らす2万4千人も、ほとんど全員が家を離れたことが述べられた。      アムネスティ・インターナショナルのヨーロッパと中央アジアを担当するジョン 全文をよむ

2016-12-06 PISA調査、トルコの学生はOECDびりから2番目 (Hurriyet紙)

経済協力開発機構(OECD)が三年に一度行う国際学習到達度調査(PISA)2015年度調査の結果が発表された。15歳の学生が参加するこのプログラムでトルコは数学、科学、読解力で順位を落とした。この3科目において、OECD加盟国35か国のうち下から2番目となった。教育者たちは、トルコがここまで順位を落としたのは、学生があまり教育に参加していないことが原因だと考えられると話す。      経済協力開発機構(OECD)が3年に一度行われる国際学習到達度調査(PISA)の2015年の結果が発表された。ト 全文をよむ

2016-12-03 寮不足につけこむジェマート組織―アダナ女子寮火災の背景 (Cumhuriyet紙)

民間の寮の数はここ14年でほぼ100%に増加した。この寮の大部分はジェマート組織に関係するものである。      アダナのアラダ―郡の教団経営の寮で発生した火災で12人が死亡し、学生らの住居問題について再び議論を呼んだ。エンサル財団のカラマンにある学生寮で起こった性的虐待が発覚になったことで多くの非難を呼んだジェマート組織の寮は、禁止にも関わらずアラダー郡のジェマート組織の寮にいた10人の学生が火災で死亡したことにより再び議論を呼んだ。国全体で民間の寮の数はここ14年間でほぼ100%増えたことを 全文をよむ

2016-11-28 最も酷い干ばつの10月 (Milliyet紙)

気象総局の分析によると、南東部と黒海東部の一部県とクルクラーレリ県を除く全域で、先月は「酷い干ばつ」に見舞われた。 90.6%も降水量が減少した地域があった一方、黒海地域だけは平年以上の降水量だった。      気象総局の干ばつ分析によると、先月は全国的に「酷い干ばつ」に見舞われた一方、クルクラーレリ県、ハッキャーリ県、ヴァン県、ウードゥル県、ギレスン県、トラブゾン県、リゼ県、アルトヴィン県は、平年以上の降水量だった。気象総局のデータによると、今年の10月は全国的に雨が降らなかった。2016年1 全文をよむ

2016-11-22 公務員、1万6千人募集? (Hurriyet紙)

ベキル・ボズダー法務大臣は、2017年中に法務省として16,000人の新たな職員を募集すると発表した。      ベキル・ボズダー法務大臣は、トルコ大国民議会(TBMM)計画予算委員会で、法務省とその下部機関の2017年予算の提案を行った。      ■募集が行われる分野      ボズダー大臣は、2017年に法務省の組織の各機関に16,000人の新たな職員を募集すると述べ、「これらの職員とはつまり、執行官書記官、裁判所書記官、廷吏、専門職員、運転手、カロリフェル(ラジエーター)係、刑務官、刑務 全文をよむ

2016-11-22  プロジェクト学校に反対署名、1万5千人 (Cumhuriyet紙)

集められた署名は、「教師の日」に国民教育省へ提出される予定だ。       プロジェクト学校実用化に対して抗議を行う保護者らは、今後予定する活動について発表した。保護者たちは、11月24日に、プロジェクト学校実施に反対して集められた1万5千人の署名を国民教育省へ提出すると述べ、戦いを教育のすべての分野に広げながら、すべての保護者たちへ声を届けることを目標としていると明らかにした。「保護者イニシアチブ」を代表して話すヒュイラ・シェン氏は、「何百万人もの人々が我々と同じ心配な気持ちを抱いている。[プ 全文をよむ

2016-11-20 性的暴行罪法、反対大規模デモ (Cumhuriyet紙)

カドゥキョイに集まった数百人の女性たちは、性的暴行罪に関して、トルコ大国民議会(TBMM)に法案を改正するよう抗議した。      カドゥキョイに集まった大勢の女性たちは、性的暴行罪に関して、TBMMに法案を改正するよう抗議した。行進を行ったグループは、記者会見の後、事件もなく解散した。      カドゥキョイのバハリイェ大通りにあるシュレイヤ・オペラに集まった様々なプラットフォームからやってきた約1000人のグループは、性的暴行罪に関してTBMMに法案を改正するよう抗議した。女性たちは手に持っ 全文をよむ

2016-11-17 基礎教育の私立化すすむ (Cumhuriyet紙)

閉鎖された予備校の代わりに設立された基礎教育学校と私立学校の割合が、昨年と比べて2%上昇した。      教育における改革の取り組み(ERG)は、教育監督報告書2015-16年版を発行した。報告書は、教育システム内における私立教育機関の割合が急速に上昇していることに言及する中、教育段階全体でみても、私立学校の割合が12.8%に上昇したと述べた。昨年度、この数値は10.3%であった。報告書に上がったタイトルは以下の通り。      基礎高校数増加: 私立の普通中等教育機関数は、2014-15年にか 全文をよむ

2016-11-13 鉄の翼の天使:エブル・ウンサル (Hurriyet紙)

勤務している組織には六千人のパイロットがいるが、彼女のようにこの仕事をする同性の数は200人いないだろう。先週、飛行中に乗客の命を救い、話題になったエブル・ウンサルとトルコで女性がパイロットになることについて話した。「職業を告げた時に、相手は驚きの反応を見せる。」      先週、上空ではっとする人命救助の話によってあなたのことを知った。飛行中に乗客が心臓発作を起こし、あなたの救助によって一命をとりとめた。      -そう。オルチュン・サユン機長の指揮の下ハンブルクからイスタンブルへ戻る所だっ 全文をよむ

2016-11-12 中東工科大で「戒厳令」―警備等、強化 (Cumhuriyet紙)

中東工科大学の学長室が、17条からなる通告を発出し、治安対策を強化した。      非常事態宣言が敷かれる中、中東工科大学の運営側も「戒厳令」措置を取り始めた。学長室発出の17条の通告によれば、二度目の調整までのあいだ、治安措置が最高レベルに引き上げられる。措置される治安対策の内容としては、大学の各守衛室で入構証のある全車両で本人確認が行われ、教職員は、訪問者を受け入れる際には、事前に「内線で」守衛室に連絡しなければならず、他大学の教員が訪問する場合でも訪問者証がないと学内に入ることができないこ 全文をよむ

2016-11-11 公務員のスカーフ、あごひげ解禁 (Cumhuriyet紙)

トルコ国軍で働く3万人の文民の公務員に対し、新しい制度が施行された。本日(11月11日)以降、女性職員はスカーフを付けて、男性職員はあごひげを剃らずとも、業務を行うことができるようになる。男性に関しては、夏はノーネクタイで、またジャケットを着る必要もなくなる。      1982年に施行された「公的組織・委員会に勤める公務員の身なり・服装に関する規定」の第6条項が変更された。これにより、トルコ国軍、軍警察総司令部、沿岸警備司令部に勤める文民の公務員らは、第657号の公務員法の適用範囲に含まれる公 全文をよむ

2016-11-07 「サンタクロースからデデ・コルクートへ」社会教科書から削除 (Hurriyet紙)

国民教育相イスメト・ユルマズは社会科学高校で教えられている社会学Ⅰの教科書において「サンタクロースの代わりにデデ・コルクト」と題したテキストが既に生徒らに配布されていないことを発表した。      大臣ユルマズは子供らに「サンタクロースの代わりにデデ・コルクト」を教え、紹介することを目的とした教科書について「件の教科書は2010年に認可を受け5年の教育期間を満了してからは我が国の学校では教えられていない」と述べた。HDPマルディン県国会議員エロル・ドラ氏はユルマズ教育相に質疑応答で社会科学高校に 全文をよむ

2016-11-06 イスタンブル、水不足の危機 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのダム貯水率が危うい状況だ。イスタンブルのダム群の合計貯水率は、昨年のこの時期には68.75%だったが、現在37.6%に留まった。       イスタンブルでは秋に降雨が少なく、ダムの貯水率が低下している。イスタンブルのダム群の2016年3月の合計貯水量は87.35%に上っていた。しかし貯水率は37.6%にまで低下し、「降水量の減少、秋の間期待された降雨が発生しなかったこと」が理由とされた。       イスタンブル水道局(İSKİ)のデータによれば、ダムには現在約3億2600万立方 全文をよむ

2016-11-04 ディヤルバクルで1トン爆弾テロ、7名死亡 (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクル県バーラル郡において、対テロ闘争・機動隊担当局も内部に位置する警察庁のビルで爆弾テロが起きた。県知事府によって行われたテロ直後の会見では、今回のテロはPKK(クルディスタン労働者党)によって行われたと伝えられた。夜には、イスラム国(IŞİD)のアマーク通信が犯行声明を出した。県知事府は2度目の会見を行い、イスラム国の犯行声明を否定した。    ディヤルバクルの中心部であるバーラル郡で、警察庁の機動隊担当局があるビルに対し、昨日朝7時53分頃、約1トンもの爆弾を積載したミニバスによる 全文をよむ

2016-11-02 アール県の雪、学校休校 (Hurriyet紙)

アール県ディヤディン郡の降雪のため、郡庁所在地と村々の学校が一日休校となった。      郡庁の発表では、降雪が続くため、郡の気象条件は悪化しているとのことである。よって郡庁所在地と全村で初等及び中等学校は一日休校となった。      ■アール=ウードゥル高速道路は通行止め      アール=ウードゥル高速道路もかなりの降雪のため、双方通行止めとなった。      アール山方面路のパムク・ゲチディでも降雪の影響があり、運転手らにとってつらい時間となった。      降雪量が50cmを超えた地域で 全文をよむ

2016-11-01 ボアズィチ大教員ら、学長選出関連特別法に抗議 (Cumhuriyet紙)

ボアズィチ大学の教員メンバーは、学長選出方法を再び修正した第85条を含む676号の「非常事態による政令(KHK)」の棄却要求を記者会見で行った。ボアジチ大学南キャンパスで行われた発表では、法衣をまとって参加した教員メンバーに対し学生らも支援をした。      平和[を求める]学者は、抗議を「#降参してはならない」という形で宣言した。本紙は今日「降参してはならない」という見出しで新聞を発行した。      350人に近い大学教員が参加した発表を、ボアズィチ大学アタテュルク諸原則・革命史研究所の教員 全文をよむ

2016-10-29 夏時間から冬時間への変更、なし―時間に注意! (Hurriyet紙)

「今は何時?」という問いに興味が集まっている。トルコで今年は冬時間が適用されないということで混乱している。携帯電話の大部分が自動更新によって冬時間が適用されたからだ。カレンダーに書かれている礼拝時間や電気のメーターにもご注意を!さて、今何時なのかという問いの答えと、時刻の修正は次のとおり。      人々は、今は何時なのかという問いを、特に朝の時間帯に、気にしている。今年の時間が戻されなかったことで発生した混乱は、今日スマートフォンが自動的に時間を戻したことでさらに増加した。では、今は何時なのか 全文をよむ

2016-10-27 IS放火のイラク硫黄鉱山からの酸性雨、トルコに影響? (Hurriyet紙)

トルコ気象庁は、イスラム国(IS)がイラク・モースル近郊の硫黄鉱山を放火したことによる「酸性雨」の可能性について発表した。      発表内容は下記の通り:      イラク・モースル南部に存在する硫黄鉱山生産施設が放火に遭った結果、有毒ガスがトルコに影響を与える可能性についてニュースが飛び交っている。      本件に関し行われた気象発表によると、昨日(10月26日水曜日)モースル南部で見られた降雨が夜止んだ。本日(10月27日木曜日)、同地域では南・南西方向からの風が予想されており、降雨は予 全文をよむ

2016-10-23 農業の一時労働に使われる、40万人の子供たち (Milliyet紙)

生活支援協会がアダナでの季節農業従事者の子どもたちに関して用意したレポートによれば、40万人以上の子どもが農業従事者として働いている。1日11時間を超える労働の対価は、20リラである。      新年度が始まって、1ヶ月が経った。1800万人の学生が教室へと通う中、大多数のように「運がいい」わけではない学生もいる。季節農業従事者に関して調査を行った生活支援協会のデータによれば、トルコでは40万人以上の子どもが家族とともに農業従事者として働いている。この子どもたちの半分は、学校に復帰することができ 全文をよむ

2016-10-22 学長任命へのエルドアン発言に、批判の声 (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイプ・エルドアン大統領と高等教育機構(YÖK)代表のイェクタ・サラチ教授はの、大学での選挙制度の廃止に関する発言に批判が集まった。   .   中東工科大学(ODTÜ)元学長のウラル・アクブルト教授は、エルドアン大統領と高等教育機構機構長のイェクタ・サラチ教授の選挙制度の学長任命における選挙制度の廃止に関する発言を受け、「もともと干渉は行われている。更にどれほど行うつもりなのか? 300票を集めた人がいるのに、4,5票を集めた人が学長になることができる。誰も投票しなかった候補者が学長 全文をよむ

2016-10-18 国家諜報局、5都市へIS警戒 (Cumhuriyet紙)

警察総局は、国家諜報局(MİT)の諜報に基づき、81の県警察へイスラム国(IS)のテロに関して警告を出した。10月12日付の警告文では対象の県に、イスタンブル、ガーズィアンテプ、アンカラ、アンタルヤ、そしてイズミルが挙げられた。      MİTが出した諜報に関して警察総局(EGM)は、ISがトルコへのテロ活動を計画しているとし、81の県警察に警告を発した。「緊急」のコードが付された10月12日付の警告書では、テロが行われる危険性の高い県にイスタンブル、ガーズィアンテプ、アンカラ、アンタルヤ、そ 全文をよむ

2016-10-14 ギュレン派捜査、授業をはずされた教師は2,400人 (Hurriyet紙)

国民教育省より最新の情報が入った。フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)のクーデター未遂後に同省が行った捜査で2,400人の教師が停職処分となった。      国民教育省では、FETÖの捜査を続けている。同省による捜査で、2,400人が停職処分となった。      ■アール県では、教師26名が停職      アール県ではFETÖとの関係が証明された教師26人が停職処分を受けた。      アール県知事は、「我々の県では、FETÖテロ組織との関係が証明された教員26名が停職処分となった」と発表した。 全文をよむ

2016-10-12 ギュレン後継は、メフメト・アリ・シェンギュル (Hurriyet紙)

クーデタ未遂後に崩壊し始めたフェトフッラー派テロ組織(FETÖ)では、フェトフッラー・ギュレン師のトルコへの送還問題、または健康問題が生じた場合、組織を治める人物を定める作業が行われているという。      ギュレン師に最も近いグループに属しているメフメト・アリ・シェングル氏、ジェブデト・トゥルクヨル氏、オスマン・シムシェキ氏、アフメト・クルジャン氏といった人物について検討された際に、シェンギュル氏が新たな指導者して有力であると言われている。FETÖの全活動を詳細に調査している諜報機関が分析して 全文をよむ

2016-10-11 シルク・ドゥ・ソレイユ騒動、トラック差し押さえ続く (Hurriyet紙)

パフォーマンス・アート界で最も有名な劇団の一つ、シルク・ドゥ・ソレイユに関して、トルコで大きな動きがあった。今年3月、シルク・ドゥ・ソレイユがエキスポ・アンタルヤでショーを開催するとの契約が交わされた。しかし、7月15日のクーデター未遂事件後、シルク・ドゥ・ソレイユのアンタルヤ公演は「安全性」の理由で中止となった。ところがシルク・ドゥ・ソレイユは、アンタルヤでの公演を中止したのにもかかわらず、10月1日から9日の間、イスタンブルで公演を行ったのだ。この公演が行われる前、ある動きがあった。裁判所が 全文をよむ

2016-10-11 高原貫く「緑の道」工事への反対グループを、警察隊阻止 (Hurriyet紙)

黒海地方で8つの県の高原を互いに繋げて2600㎞の長さとなる「緑の道」プロジェクトで、去年抗議を理由に、リゼのチャンルヘムシン郡の上カブロンとサミスタルの間の8㎞をつなぐ道の工事が中止されていた。しかし、15ヶ月の中断の後、昨日道路工事が始められ抗議活動が行われている。リゼ県庁は、今朝行った決定により、緑の道に抗議する者が高原に入ることを禁止した。高原に入ろうとするグループと道を封鎖した軍警察隊との間で諍いが生じた。      緑の道プロジェクトの中の、チャンルヘムシン郡の上カブロンとサミスタル 全文をよむ

2016-10-03 この人物がナンバー2?ーギュレン派組織 (Hurriyet紙)

フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)に対する捜査において、初の起訴状がデニズリ県で作成され、裁判所へ送られた。起訴状では、「デニズリを6つの地方に分割する組織において、フェトフッラー・ギュレンに次ぐ存在であるイスマイル・ビュユクチェレビーは、自らの出身地であるタヴァスを重要視していた」と述べられた。      起訴状は、デニズリ共和国第一検察の監督の下、タヴァス共和国検察によって作成された。FETÖ/PDY(フェトフッラー派テロ組織・影の国家)のタヴァス代表組織、学習塾、学生寮、ペンション、学校 全文をよむ

2016-10-02 どうなる?トルコでも進む高齢化 (Hurriyet紙)

トルコは韓国に続き、急速に高齢化が進む第2位の国だ。平均寿命は男性が71歳、女性は76歳に上った。2023年には人口の10.2%は高齢者になる。しかしトルコはこの「灰色の津波」に備えができていない。       ここ50年間で寿命は20年延びた。世界保健機関のレポートによると、2000年に60歳以上の人口は6億人だった一方で、2025年には12億人、2050年には20億人に達する。世界はこの高齢集団を「シルバー・ツナミ」つまり灰色の津波と呼んでいる。       弊紙がこの件についてのインタビュ 全文をよむ

2016-09-30 ビトリスで、集会・会合、全禁止 (Hurriyet紙)

ビトリスであらゆる種類のデモ行進や集会、屋内外での会合、ブースやテントの設置、記者会見、座り込み行為、コンサート、そしてビラの配布といった活動が10月1日から3日まで禁止されることがわかった。    県知事府から発表された内容では、警察総局やトルコ国軍(TSK)によって、テロ組織であるクルディスタン労働者党(PKK)やダーイシュ(DAEŞ)を筆頭に開始される軍事行動に対し、テロ組織として想起される組織らが国内でその報復を目的とした行動を計画していないか調査するためであると述べられた。特にテロ組織 全文をよむ

2016-09-29 非常事態法により、12のテレビ局、閉鎖 (Hurriyet紙)

非常事態宣言の期間に発令された政令により、昨日12のテレビ局が放送を停止した。      通信衛星チュルクサトを通じて衛星放送を行っている12のテレビ局―ハヤトゥン・セスィ、TV10、ヴァンTV、ジヤンTV、アザディTV、ザログTVなども含まれる―が放送を停止した。      ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)関係者らは、首相府の決定で、非常事態宣言の中で発令された668号の政令によって、これらのテレビ局が放送を停止したと伝えた。RTÜKがチュルクサトに指令を出し、これらのテレビ局の放送が止めら 全文をよむ

2016-09-27 「着飾った娘は不道徳」発言にお咎めなし (Hurriyet紙)

 「着飾った女性は姦通行為を行っている」という趣旨の発言をソーシャル・メディアで行ったブドゥル県の国民教育局長について、CHPの質疑に対して国民教育省は「お咎めなし」と返答した。      ブドゥル県のマフムト・バイラム国民教育局長が2014年6月2日付けで行った「ある女性が着飾って外出し、その間に男性の性欲を刺激したならば、その回数だけ彼女は男性と姦通したことになる」というFacebookの投稿について、CHPのマフムト・ギョケル同県選出国会議員が質疑を行った。      ギョケル議員は、バイ 全文をよむ

2016-09-27 100万人シリア難民に、毎月100リラ支援 (Cumhuriyet紙)

「外国人向け社会適合支援プログラム」の一環として、トルコの難民キャンプ外の都市で暮らす100万人のシリア難民へ“クズライ(赤新月社)カード”により月100リラの現金での支援が行われる。      この事業は、EU人道支援・市民支援事務所、トルコ赤新月社、首相府災害緊急事態管理局、家族社会政策省、国連世界食糧計画により実施される予定だ。      トルコ赤新月社代表ケレム・クヌク氏は開会式の演説でこう話した。「トルコは、およそ300万人の難民を客人として受け入れています。クズライカードによりソリュ 全文をよむ

2016-09-25 トプカプ宮殿、深いひび割れ (Hurriyet紙)

トプカプ宮殿が倒壊の危機に直面している。宮殿の宝物を展示していたファーティフ・キョスクが安全上の理由で閉鎖された。キョスクの地下の壁と天井にひび割れが確認された。そのため文化観光省は緊急で修復を開始させた。      何年間も塗装修復によって建物を支えようとしていたトプカプ宮殿の博物館の耐力壁に深いひび割れが見つかった。宝物部門が展示されているファーティフ・キョスクの地下にある壁のセメントのモルタルをはがしている時に偶然現れたひび割れによって、トプカプ宮殿では不安が起きている。宮殿の第3庭園にあ 全文をよむ

2016-09-25 学生寮に「宗教指導者」配置へ (Hurriyet紙)

奨学金・学生寮機構(KYK)と宗務庁の間で2月に署名が行われ、一部の地域で試験的に運用され始めていた「精神的指導」計画が、全国に適用されることが決定した。      この計画では、今年度から209人の宗務職員がKYKに属する学生寮で職務を開始する。81県にある206寮、北キプロストルコ共和国(KKTC)にある3寮の合計209寮でこの計画が実施される。      ■1週間に4日      この計画は、KKTCのネジメティン・エルバカン寮やビュレント・エジェヴィト寮、レフィカ教員寮でも実行される予定 全文をよむ

2016-09-25 歌手エブリュ・ギュンデシュ、逮捕中のイラン系実業家と離婚 (Hurriyet紙)

エブル・ギュンデシュさんは、2010年2月11日に家族間で結婚を執り行い婚姻したレザ・ザッラーブ氏との離婚を長い間望んでいたという。しかし、夫が反対したためこの決定   は常に先延ばしにされてきた。夫妻の弁護士であるシェイダ・ユルドゥルム氏が3月に否定していた離婚請求が、昨日各方面によって事実と確認された。レザ・ザッラーブ氏の書面による発表の後、エブル・ギュンデシュさんも一言だけ発表を行った。      アメリカで拘束中のレザ・ザッラーブ氏の弁護士、ヴォルガ・ギョクチェ氏がヒュッリイェト紙に説明 全文をよむ

2016-09-25 メトロビュス(専用線バス)が変わります (Cumhuriyet紙)

イスタンブル公共交通公社(İETT)のアリフ・エメジェン局長によれば、新たに入札が予定されているメトロビュス(専用線バス)路線に左側にも扉のあるバス車両が導入される予定である。それに伴い、(現在、一般車線とは)反対方向に走っているメトロビュス車線は、2017年末以降、(一般車線と)同じ方向に戻されることが明らかにされた。      İETTのアリフ・エメジェン局長によれば、イスタンブルD-100号線のメトロビュスは車両の左側にドアがないせいで、一般車道の流れとは逆方向に車線を設けざるを得なかった 全文をよむ

2016-09-24 ボル県、早くも初雪 (Hurriyet紙)

昨晩、ボル県ゲレデ郡の高地で、そして今朝はエルズルム県の中心部において、今季初の雪が降った。積雪は12センチメートルを観測した。      ボル県では3日間にわたりにわか雨が降っていたが、ゲレデ郡の高地では早朝にかけて雪が降った。ゲレデ郡のアルクト山スキー場は真っ白な雪に包まれ、スキー場裾野のエセンテペ・ホテルなどがある地域でも雪の影響がみられた。      エルズルムでは先週木曜日以来、断続的に雨が降っていたが、9月24日(土)の朝には降雪が観測された。雪は街の中心地を一気に白く覆い、パランド 全文をよむ

2016-09-24 スレイマンジュ教団、新リーダーは? (Milliyet紙)

スレイマンジュ教団のリーダー、アフメト・アリフ・デニズオルグン氏が脳出血で亡くなり、教団の新たなリーダーはアリハン・クリシュ氏となった。リーダーは今回も同族から出ることとなった。ではアリハン・クリシュ氏は何者なのだろうか。仕事は何をしているのだろうか。何歳か。こうした疑問が大きな関心を集めている。この記事では皆さんのために詳細をまとめました…      スレイマンジュ教団に近いことで知られるインターネットサイトで9月13日に公開された「スレイマンジュ教団はリーダー不在に陥らなかった」とのニュース 全文をよむ

2016-09-19 小2以後の選択授業にアラビア語 (Hurriyet紙)

トルコ国民教育相省は、2016-2017教育指導年度において、小学校2年生以後の外国語の授業にアラビア語を追加した。        国民教育省の関係者によると、保護者の要請と学校の機会提供の可能性に沿って、今年の授業科目とされ、必修の外国語科目の中の選択科目に加えられたアラビア語は児童たちに教えることができるようになる。       教育省からの情報によると、学校で関連する教師がいる場合、他の外国語、つまり英語、フランス語、ドイツ語同様にアラビア語も選択可能になる予定だ。小2以後に外国語教育を受 全文をよむ

2016-09-19 必修コーラン授業に、愚かな指示 (Cumhuriyet紙)

新学期とともに、子どもたちへ対する国民教育省の後進的・抑圧的な指導が列挙され始めた。      コジャエリ県キョルフェズ郡にある中学校で、本来選択科目であるはずのコーランの授業が、保護者への知らせなしに1年生(訳注:日本の小学5年生に該当)に対して必修化された。この授業の初日、担当教員は次週の授業にはアブデスト(清め)をしたうえで参加すること、女子生徒に対してはスカーフを巻いて参加することを生徒たちへ義務付けた。      イレリハベルの報道によると、中学校最初の授業をコーラン・クラスで封切った 全文をよむ

2016-09-16 ギュレン派捜査対象の教師500人、復職 (Hurriyet紙)

フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)とPKK(クルディスタン労働者党)を支持していたとして停職処分とされた約500人の教師が復職を認められた。      教師たちは9月19日月曜日に復職する。国民教育省の関係者からの情報によると、FETÖとPKKを標的としたと言われている捜査の中でほとんどがトゥンジェリで停職処分とされた約500人の教師が復職を許された。   教師たちは学校が再開する9月19日月曜日に復職する。しかし捜査は継続する。      ■トゥンジェリで419人が復職を許された      全文をよむ

2016-09-15 ギュレン派捜査被害者救済へ、注目の党首会議 (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相と共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、犠牲祭前に企図していた会談を来週行う見通し。       この重要な会談の主軸は、非常事態にもとづく諸政令(KHK)により93大学から追放となった研究者2,346人、休職させられた教師、拘束中のジャーナリストについてだ。クルチダルオール党首は、犠牲祭の前に電話でユルドゥルム首相に会談の希望を伝え、犠牲祭後に行う約束を取り付けた。来週行われるとされる会談の具体的な日付については、首相府から週明けに情報がある見通し。会談 全文をよむ

2016-09-15 ギュレン派テロリストらの隠された暗号 (Hurriyet紙)

警察総局テロ対策本部が用意した52ページにのぼるFETÖ/ PDY(フェトフッラー系テロ組織/影の国家)レポートが12月17日‐25日の贈収賄一斉捜査と7月15日のクーデター未遂の後行われた調査で重要な資料となった。用意された全ての起訴状に引用されているこの報告書に組織がメディアに対して印象操作を行ったことが報告されていた。      ハベルチュルク紙のムスタファ・シェケルオール氏の報道に掲載された報告書によると、組織内部で活動を行った一部の人々は、組織の目的に沿って記した本、そしてやコラムでも 全文をよむ

2016-09-15 刑務所、どこもいっぱいー新規建設へ? (Hurriyet紙)

7月15日クーデタ未遂後に逮捕を実施したため、受刑者は3人用の牢屋に6人収容されるという事態が起こりつつある。これについて受刑者らが管理局に嘆願した。      法務省の回答では、受刑者や逮捕者数が予想できないほど増加したことに対応するために、5年以内に174の刑務所を建設し、10万182人分の収容能力を上げる予定であると伝えた。      テキルダー第一F型刑務所の受刑中の6名の囚人は、7月15日以降、牢屋で囚人の増えすぎで部屋が狭すぎるという問題の解決のため、刑務所の管理部に嘆願した。管理局 全文をよむ

2016-09-13  大臣とバイラム挨拶を…!ー200メートル長蛇の列 (Hurriyet紙)

アフメト・アルスラン交通海事通信大臣はアルダハン県でのバイラム挨拶に列席した。アルスラン大臣への熱い関心のためか、およそ200メートルの長蛇の列ができた。      アルダハン議会通りのアルダハン議事堂(現在は歴史的建造物となっている)前でのバイラム挨拶に、アフメト・アルスラン交通海事通信大臣が参加した。アルスラン大臣のほか、公正発展党(AKP)のアルダハン県代表議員オルハン・アタラヴ氏、同県知事イブラヒム・オゼフェ氏、公正発展党(AKP)出身の市長ファルク・キョクソイ氏、副県知事、郡知事、諸機 全文をよむ

2016-09-13 今年もボスフォラス海峡に犠牲獣の血! (Hurriyet紙)

犠牲際の前に違法な犠牲獣の屠殺に関して予防策がとられていたにもかわらず、光景は変わらなかった。市民らは、犠牲獣を空き地や道端で切り裂いた。      犠牲獣の血が汚水へ流されたために、イスタンブルのボスフォラス海峡は血で濁った。家族とベイレルベイ海岸に来ていたギゼン・ギョクハンさんは、その光景を 目の前にして、ショックを受けていると述べ、「ベイレルベイへ初めて写真を撮るために来たが、ショックを受けた。どうか今後バイラムでこのような光景になりませんように」と述べた。 全文をよむ

2016-09-13 アール県ディヤディン郡庁舎のクルド語看板、元通りに (Cumhuriyet紙)

アール県のディヤディン郡に行政長官として任命されたメカン・チェヴィレン郡長が撤去させた郡庁舎入り口のクルド語の看板が、スレイマン・ソユル内務大臣の指示で再び掲げられた。      法令に従い、内務省によって28の地方自治体に行政長官が任命された。そのうちの1つであるディヤディン郡では庁舎の入り口にトルコ語とクルド語で庁舎名を併記した看板が掲げられていたが、「Saredariya Giyadine」と書かれたクルド語部分が外され、トルコ語の「Diyadin Bedediyesi」だけが残された。  全文をよむ

2016-09-11 さあ犠牲祭、町は空っぽ、海岸の町は満杯 (Milliyet紙)

犠牲祭で、エーゲ海、地中海地方では5つ星ホテルからペンションまで、観光施設はすべてほぼ客で満杯だ。昨日からバカンスに出かけた旅行者は、TEM高速道路やゲブゼーエスキヒサル連絡船などでも渋滞を引き起こした。      犠牲祭連休が9日間と発表され、エーゲ海、地中海の海岸地域、つまり海と砂浜と太陽を楽しむ、今年最後のチャンスを逃したくない人々で満杯だ。また、トルコ全国のパッケージツアー会社が、40万人近い人々に対し、自社手配の国内外の犠牲祭連休ツアーを展開した。そして新学期が始まる前、そして冬が来る 全文をよむ

2016-09-10 逃げた犠牲用牛に町は大騒ぎ (Cumhuriyet紙)

リゼ県で、2頭の犠牲祭用の牛が持ち主の手から逃げ出し、町は大騒ぎとなった。リゼ県中心部で、2頭の牛がトラックの荷台からおろされる際に持ち主の手から逃げ出し、町で最もにぎわう通りであるアタテュルク通りへ入った。店や事務所へ入り、あちこちの通りを走り回った牛に、バイラムの買い物へきていた市民たちは慌てふためいた。1頭の牛は短期間で捕らえられたが、もう1頭は持ち主を苦労させた。全く捕らえられそうもなかったため、リゼ県の職員により、麻酔針で眠らされて捕らえられた。 全文をよむ

2016-09-10 犠牲祭まであと1日、商店にぎあう (Milliyet紙)

犠牲祭まで後1日となり、バザールや市場ではバイラムの賑わいが続いている。イスタンブルの歴史あるショッピング街では、お祝いの装いや甘いお菓子などを買い求める人々で溢れ、また犠牲獣の販売センターでは熾烈な価格競争が起きている。    犠牲祭への準備が進んでいる。イスタンブルの歴史あるショッピング街では、お祝いの装いや甘いお菓子を買い求める人々が溢れ、犠牲獣の販売センターでは熾烈な価格競争が起きている。    85万頭の牛と2700万頭の羊を始め、この犠牲祭では3500万頭を越える犠牲獣が屠られる。価 全文をよむ

2016-09-09 ハッキャーリ空港、13か月ふりに乗客降り立つ (Cumhuriyet紙)

ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡で安全上の理由により就航中止となっていたユクセコヴァ・セラハッディン・エイユビ空港に、13か月ぶりに旅客機が着陸した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と当時のアフメト・ダヴトオール首相によって2015年5月26日に開港式典が行われ、アンカラとイスタンブルへの便があったセラハッディン・エイユビ空港は、その73日後の2015年8月5日に就航中止となった。      2016年3月13日に始まり、2016年5月30日まで続いた軍事作戦と外出禁止令の後、安全が 全文をよむ

2016-09-08 17大学で学長、未定 (Hurriyet紙)

YÖK(高等教育機構)は、今年行われる37大学の学長選挙の日程を発表した。   ボアジチ大学、中東工科大学、イスタンブル工科大学、ユルドゥズ工科大学を含む20大学では7月に選挙が行われ、ボアジチ大学以外の高等教育機関の学長が任命された。これ以外の17大学については、選出日程が7月26から28日と公表されていた。しかし、7月15日に起きたクーデターの後、「(ギュレン)教団を支持する学者が選挙を工作する危険性がある」という理由で、選挙の延長が発表された。      3ヶ月の非常事態宣言に伴い、大学の 全文をよむ

2016-09-08 クーデター未遂逮捕兵卒らの母ら、拘置所前で座り込み (Cumhuriyet紙)

我が子が騙されてクーデタ未遂に巻き込まれたと訴える一般兵士の家族が、息子達の解放を要求した。      7月15日、「演習」としてクーデタ未遂に関わらされてしまった兵士らの家族は、50日間拘束されている息子たちの為、シンジャン拘置所の前でテントを張り、座り込みを始めた。「息もつけないほど心配」と集った父母は、拘置所の前にテントを設け「我が子をこれ以上酷く扱うな」と政府関係者らに声を上げた。家族は、非公開の面談で、子供らが自分を保とうと努めているが、事態が悪い方向へ行ってしまったと話し、「今週まで 全文をよむ

2016-09-06 新学期はいつ始まる? (Hurriyet紙)

学校はいつ始まるのだろうか?何百万人もの生徒が興味津々で待っていた問題の答えが明らかになった。学校は今年、9月19日に始まる。2016年の学校開始の日付の確定とともに生徒と保護者にとって、待ちどおしいカウントダウンが始まった。      学校がいつ始まるのかが確定した。何百万人もの生徒が興味津々で答えを待っていた質問に対して国民教育省(MEB)が終止符を打った。前にはソーシャルメディアで学校の始まりが遅れるだろうとの記事が書かれた。MEBはこれらの記事を嘘だとして、学校が始まる日付を2016-2 全文をよむ

2016-09-06 犠牲祭の羊を積んだトラック横転、135頭犠牲に (Milliyet紙)

ウードゥル県トゥズルジャ郡で犠牲獣を積んだトラック(TIR)が横転した。1人がケガを負い、135頭の羊が死んだ。      情報によると、ジャナル・ジャンカヤさん(35)が運転するナンバープレート26 AG 664のTIRが、ピルリ村の曲がり角で横転した。ジャナル・ジャンカヤさんは、ウードゥルからイスタンブルへ犠牲祭の羊を運んでいた。   事故によって、運転手のジャンカヤさんがケガをし、TIRに乗せられていた450頭の羊のうち135頭が圧されて犠牲になった。   ケガをした運転手のジャンカヤさん 全文をよむ

2016-09-02 これが追放されたギュレン派公務員リスト (Hurriyet紙)

官報で記載された政令第672号により、テロ組織に賛同して活動を行ったと判決を下された多くの人々が懲戒処分となった。これによると、警察総局や軍警察総司令部、沿岸警備司令部、そしてその他公共機関において数多くの人が懲戒免職になったという。さらには、公共機関の仕事を解雇された人々の内、28163名が国民教育省、2018名が保健省並びに関連機関、733名が食糧農業畜産省と関連機関、1519名が宗務庁、そして439名が家族社会政策省の職員によって構成されている。    政令第672号により、テロ組織に対し 全文をよむ

2016-09-01 道路閉鎖のPKKメンバーとハライ踊った大学生、拘束 (Hurriyet紙)

バルケシル9月17日大学に通う21歳の学生 Ş.A.が、昨日(8月30日)ディヤルバクル-ビトリス間の道路を封鎖し車両を燃やしていたPKKのテロリストらとハライを踊っているところを撮影された写真がソーシャルメディアに投稿されたのち、スィイルトで逮捕された。バンドゥルマ郡トゥンジャイ・ソネル知事は、Ş.A.について学長も措置をとると述べた。      9月17日大学の2年生Ş.A.は、8月30日にディヤルバクル・ビトリス間の道路をブスルプナル区域で封鎖し身分証チェックを実施中の、警官一人が中にいた 全文をよむ

2016-08-31 はじめてだらけの8月30日戦勝記念日祝賀行事 (Hurriyet紙)

7月15日のクーデター未遂事件後、初めて戦勝記念行事の行う首都において目立った動きがあった。アタテュルク廟に入る際には、階級の高い士官でさえ身分確認とX線検査を行い、またその一方で、かなりの数の特別行動警察が慎重な警備をした。式典の際に大統領の護衛警官の中に制服を着たスカーフ着用の女性警官がいた。初めて、戦車も大砲も飛行機もなく行なわれると報じられたアタトゥルク文化センターでの行事は、プラットホームの崩壊で街の中心に移された。      8月30日の戦勝記念日は昨日全国で祝われたが、アンカラのア 全文をよむ

2016-08-30 ボスフォラス第三橋、騒音被害へ住民抗議 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルで騒音と空気汚染からもっとも遠い地区はゼケリヤキョイとウスクムルキョイだ。しかしヤヴズ・スルタン・セリム橋へ繋がる高速道路が開通し、静かで落ち着いた場所であることで知られるこれらの地区が、騒音と空気汚染に直面した。      高速道路から響く騒音に対して、解決策を求め始めた地区の住民らは、「不快な音」に対する署名活動を始めた。ソーシャルメディア上で結成された署名運動は今も賛同者を募っており、住民は高速道路の騒音が周辺に漏れるのを防ぐシステムの構築が唯一の解決だと考えている。      全文をよむ

2016-08-29 ギョルメズ宗務庁長官、「ギュレン派は3つの空白をついた」 (Hurriyet紙)

メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、ギュレン派が3つの空白をついており、これの空白とは「教育、モラル、力及び尊厳」であると語った。        メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、NTVの生放送番組でオウズ・ハクセヴェル氏からの質問に答えた。       7月15日夜の出来事に言及したギョルメズ長官は、以下のように話した。   「7月15日の夜、私はすべてのトルコ国民と同じように、10時ごろその知らせを受け取った。我々に課された任務とは何か?ただお祈りをさせることだけではない。あの夜は危機管理カウ 全文をよむ

2016-08-28 アンカラ大学、憲法裁判所の決定に反し高等教育機構(YOK)へ「署名者」調査結果を通告 (Cumhuriyet紙)

アンカラ大学は、憲法裁判所の決定に反し、「平和のための研究者声明」に署名をした102人の研究者たちのファイルを高等教育機構(YÖK)へと送った。      アンカラ大学評議会の先週の火曜日に行われた会議で、「平和のための研究者」団体の声明に署名をした102人の研究者たちに対して行われた調査のファイルがYÖKへと送られたことが明らかになった。憲法裁判所の反対方針への決定があるにもかかわらず、ファイルがYÖKに送られたことは、研究者たちの反発を招いている。      「平和のための研究者」団体の原文 全文をよむ

2016-08-27 ギュレン派掃討、ショッピングモール内の共犯者捜査 (Hurriyet紙)

ギュレン派を支持する会社には、ショッピングモール内に秘む多数の出資者がいることが確かになった。彼らがもつショッピングモールの株式は押収される予定である。      ギュレン派捜査の経済部門に関する捜査の手は、今回ショッピングモールでの秘密の者共同出資者へと及んだ。組織に資金をもたらしていることが明らかにされた300を超える会社には、イスタンブル、ブルサ、カイセリ、アンカラをはじめとする多くのショッピングモール内の秘密の共同出資者がいることが明らかになった。組織に、ホットマネーの流れを保障している 全文をよむ

2016-08-27 イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)開通、その特徴 (Yeni Safak紙)

イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)を7月24日に使用した国際トラックとトラック運転手たちは、待ち時間が短くなったことに満足 している。イスタンブル第一橋(征服者スルタン・メフメト橋)での時間制限により、時には10時間もかかるイスタンブルの通行の苦労が終わったとし、マフムトベイからゲブゼまで1時間で到達できる。      イスタンブル第三橋(ヤヴズ・セリム橋)の開通によってイスタンブルからの通行時間が短くなった国際トラックとトラック運転手は、新しい路線に満足している。一昨日開通されたイスタンブ 全文をよむ

2016-08-24 MHPのガーズィアンテプ爆発事件レポート (Cumhuriyet紙)

ガーズィアンテプに行った民族主義者行動党(MHP)一行が現地で得た印象は心を痛めるものだった。      セミハ・ヤルチュン副党首をリーダーとしてガーズィアンテプに行ったMHP一行が現地で得た印象は心を締め付けた。MHPのセミハ・ヤルチン副党首はその印象を以下のように述べた。      「エルシン・アルスラン国家病院で、負傷者の近親者と面会した。病院には二人の重症患者がいた。ひとりは、手をヘンナで染めた者であった。ちょうど新しいやけどなのは明らかだった。事件発生から、あまり時間が経っていなかった 全文をよむ

2016-08-19 クルド系政治から「新しい出発点へ期待」 (Cumhuriyet紙)

DBP(民主地域党)が有力な自治体へ行政官を派遣し、またハッキャーリ、シュルナク両県を郡に格下げしてユクセコヴァとジズレ両郡を県とにする法草案が差し戻された。クルド人政治家らはこれを好意的に受け取った。      ディヤルバクル広域市フラト・アンル市長のコメント   議会が社会の反対を考慮したのは喜ばしいことだ。DBPのカムラン・ユクセキ共同代表と、何十人もの首長や議員らは、今なお刑務所の中にいる。我々はほぼ毎日、非常に重い代償を支払っている。人をどんどん失っている、どのような制服を着ていようと 全文をよむ

2016-08-19 ギュレン系廃校大学の学生への転校措置発表 (Cumhuriyet紙)

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2016-08-16 クーデターの夜にエルドアン滞在のマルマリス、犠牲祭に向け予約殺到 (Hurriyet紙)

クーデターの企ての前にレジェップ・タイップ・エルドアン大統領が休暇を過ごしていたマルマリスへ、犠牲祭を前にして、ホテルの予約が殺到している。観光関係者は、街の収容人数に限りがあるため、観光客に、後回しにせず、早めに予約をするようにと、警告をした。      (クーデター未遂後に禁じられていた)公務員の休暇をが解禁されたことと、犠牲祭の休暇が9日間に伸びたという決定は、観光都市に喜びをもたらした。ツアーオペレーターたちへの予約の嵐が始まった。最も人気な観光の聖地は7月15日にクーデターが企てられる 全文をよむ

2016-08-13 エルドアン大統領、大学学長任命8校中6校で1位以外を任命 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領は、8つの大学に任命した学長を官報で発表した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領による8大学への学長任命に関する決定が、官報で発表された。エルドアン大統領は、8大学中6大学で行われた学長選挙を無視した。      ビルギュン紙の編集によると、各大学の学長選の結果とエルドアン大統領の任命した学長は以下の通り。      アダナ情報技術大学(ABTÜ)学長にはメフメト・チュマイ教授が任命された。ABTÜの学長選で最多票(47票)を獲得したのはアイクト・ギュラル教授だった 全文をよむ

2016-08-13 40年間の部族間「血の復讐」連鎖、終結 (Hurriyet紙)

マルディン県アルトゥクル郡にある、チャルシュル町のサーラム家とサカラル町のアバ家の間で40年にわたり繰り広げられてきた「血の復讐」が平和裏に終息した。       1976年、アルトゥクル郡にあるチャルシュ(シャクラーネ)村のサーラム家とサカラル(セブレシュケ)村のアバ家の間で起こった議論がいさかいへと発展し、2名の犠牲者が出た争いの後に、2つの部族間で「血の復讐」が始まった。サーラム家とアバ家の間で始まった「血の復讐」を終らせるために、地区の有力者たちが間に入った。イブラヒム・エリキ氏、シェフ 全文をよむ

2016-08-13 ギュレン派魔女狩り、さらに激しく (Cumhuriyet紙)

何年間もジェマート(宗教団体)と闘ってきた人々や民主主義の代弁者らが、フェトゥフッラー系テロ組織(FETÖ)のレッテルを貼られて拘束、解雇、そして財産への圧力をかけられるという事例が増えている。    クーデター未遂事件の後FETÖメンバーに対して始められた一斉捜査が、いまや何年間もジェマートと闘ってきた人々や、ジェマートによって権利を侵害された人々にまで及んでいる。    裁判官・検察官高等委員会(HSYK)が先日発表した648名の裁判官並びに検察官のリストに記載されていたディヤルバクル県のム 全文をよむ

2016-08-10 トラキヤ大学、新学長とともにWebサイトにトルコ国旗再び (Cumhuriyet紙)

トラキヤ大学第9代学長に任命されたエルハン・タバクオール教授は、引継式の後、前学長によって公式ホームページから削除されていたトルコ国旗とアタテュルクの顔写真を再掲した。ホームページの下部に貼られたトルコ国旗とアタテュルクの写真は称賛を集めた。      エディルネで1982年に設立されたトラキヤ大学の第8代学長選挙で2位であったイェネル・ヨリュク教授は、2012年7月、アブドゥッラー・ギュル大統領(当時)から学長に任命された。新運営陣は2013年4月、大学のホームページ(www.trakya.e 全文をよむ

2016-08-10 シリア難民開業の店舗の看板はトルコ語に―メルスィン市 (Cumhuriyet紙)

母国の内戦を逃れてメルスィンに来た、近年その数が増えたシリア人らが開いた店舗に掲げられたアラビア語の看板を「トルコ語化する」ために活動が始まった。      メルスィン中小業者協会が確認した所によると、シリア人らの登録店舗数は42件、未登録数は1000件を超え、市ではアラビア語で書かれた看板が増えた。16万7千人が登録済みで、ほぼ32万人のシリア人が住む市で増えているアラビア語の看板が市民の反感を買い始めた。      批判を受けて、メルスィ ン広域市は看板をトルコ語の看板に変えるよう決めた。  全文をよむ

2016-08-10 ディヤルバクル城壁内の旧市街、外出禁止254日 (Cumhuriyet紙)

ディヤルバク市スル郡の外出禁止令が254日目に突入した。      軍事作戦後のシュルナク都市部全体、マルドゥン市ヌサイビン郡とディヤルバクル市スル郡の大部分で外出禁止令が継続している。スル郡では禁止令は254日目、シュルナク都とマルディンのヌサイビン郡では151日目に突入している。      GÖC-DER(移民相互扶助協会)ディヤルバクル担当長ユルマズ・カン氏はスル郡、ヌサイビン郡とシュルナク都で最低でも12万人が家がないままであると述べた。マルディン県ヌサイビン郡では3月14日に宣言された 全文をよむ

2016-08-08 ことしの犠牲祭は、いつ?何日間? (Hurriyet紙)

犠牲祭の休みは、いつになるのか?   犠牲祭の休日が近づくにつれて、国民は、犠牲祭が九日間になるのかを知りたがっている。断食明けの休暇での九日間の祝日が、犠牲祭にも適用されることを人々は期待しているのだ。では、犠牲祭はいつになるのか?以下が犠牲祭の祝日と詳細である…。      犠牲祭の予定を立てたい国民たちは、祝日が何日間になるかの早急な説明を望んでいる。観光大臣ナビ・アヴジ氏はテレビ番組に出演し、観光業に関する説明を行った。アヴジ大臣は、何千もの人々が気にかけて待ち望んでいる祝日について明ら 全文をよむ

2016-08-07 イェニカプ大集会―APK,CHP,MHP党首集合 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル・イェニカプでは今日(7日)、クーデター後行われる集会のうち最大のものが開かれる。集会にはエルドアン大統領のほか公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)の党首らも出席する。国民の民主主義党(HDP)が招かれていないこと、クルチダルオールCHP党首が出席を決定したことについての議論が続いている。      7月15日のクーデター後、今日イスタンブルのイェニカプで大統領府主催によるAKP、CHP、MHPが参加する「民主主義と犠牲者集会」が行われる。集会に先立 全文をよむ

2016-08-06 クーデター未遂以後の「魔女狩り」犠牲者 (Cumhuriyet紙)

7月15日に起こったクーデター未遂事件後発された非常事態令(OHAL)と共に開始された多くの「解雇、停職、免職」が、人権侵害に関する一連の主張を引き起こしている。ジュムフリイェト紙は、イスタンブル広域市局(İBB)や、関係企業、国民教育相省、トルコ国営放送(TRT)で行われた「魔女狩り」の話をまとめた…。      1.OHALが発令されると補償はなかったことに   İBBに関係する企業のうちの一つであるスポーツA・Sに勤めていたアイススケート講師は7月20日に補償とほかの権利を与えられたうえで 全文をよむ

2016-08-06 ギュレン系出版社の出版物、図書館から追放へ (Hurriyet紙)

文化省は全国の1,130の図書館に指針文書を送り、非常事態宣言の中で公布された法令により閉鎖された29の出版社の本を図書館から回収するよう指示を出した。回収されて書庫に置かれる予定の本は、その後処分されることが予定されている。      7月27日付け官報の第2版で公布された法令により29の出版社が閉鎖された。フェトフッラー・ギュレン師の本を出版した出版社は法令のリストでは「アルトゥンブルチ出版社、ブラク出版社、デフィネ出版社、ドルナイ教育出版社、ギレスン出版社、ゴンジャ出版社、ギュルユルドゥ出 全文をよむ

2016-08-01 どうなる、クレリ士官学校―クーデター事件 (Hurriyet紙)

7月15日クーデター事件後の非常事態宣言によって閉鎖されたボスポラス海峡のチェンゲルキョイ-ヴァニキョイ間の海岸に位置するクレリ 士官学校がどのように存続すべきか議論の的となっている。建築商工会議所大都市支部長官アリ・ハジュアリオール氏は、海峡の最も重要な地域に位置しイスタン ブルのシルエットとしても欠かせない存在である、約200年前に建設された軍学校の将来的な利用方法について評価し、「クレリ、ハイベリアダ、イェシル キョイのような士官学校は教育の場として適した構造である。この構造を教育現場の構 全文をよむ

2016-07-30 ボスフォラス橋でリンチ殺害の兵士の父「犯人を訴える」 (Cumhuriyet紙)

ボスフォラス橋はトルコ国軍内の一グループによる7月15日のクーデター未遂の現場の一つで、その後名前が「殉職者の橋」に変えられた。この橋でリンチされた歩兵のクルトゥルシュ・カヤさんの父親、サトゥルムシュ・カヤさんは、「私の息子を『演習がある』と言って現場へ連れ出した指揮官たちと、リンチした犯人らを訴える」と述べた。      チャンクル県のゲルメジェ村に住むサトゥルムシュ・カヤさんには4人の子供がいる。兵役のためイスタンブルのクレリ士官高等学校の後方支援部隊に所属し、売店で働いていた息子のクルトゥ 全文をよむ

2016-07-29 ギュレン派、女性活動家たちの姿は? (Hurriyet紙)

フェトフッラー系テロ組織の内部で男性らと同等な影響力を持つ女性メンバーらの活動が、現在も継続していることが確信を持って伝えられている。入手された情報によると、官僚組織内でも容易に活動できるよう、FETÖ(フェトフッラー系テロ組織)の女性らのほとんどがスカーフを全く着用していないという。カムフラージュの一助となるのであれば、襟ぐりの深い洋服の着用も認められるという。    7月15日の犠牲者も出たクーデターの背後にギュレン氏がいることが判明した後、トルコ全土でフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)の 全文をよむ

2016-07-28 アンカラ大、中東工科大など、新学長任命 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領は9大学に新学長を任命した。中東工科大学やアンカラ大学、ガーズィ大学も対象だ。       大統領府は公式ホームページで新学長の任命について声明を出した。声明は次の通り。       大統領はトルコ共和国憲法130条と第2547号の高等教育法13条に基づき、高等教育委員会が提案した候補から次の者を任命した。      ・アンカラ大学学長に再任のエルカン・イビシ教授   ・共和国大学学長にアリム・ユルドゥズ教授   ・チュクロヴァ大学学長に再任のムスタファ・キバル教授   ・ガーズ 全文をよむ

2016-07-28 これが閉鎖された新聞、TVなど (Hurriyet紙)

非常事態令(OHAL)に関わる2番目の政令(KHK)が官報で公布された。3つの通信社、16のテレビ、23のラジオ、45の新聞、15の雑誌、29の出版社及び流通組織が閉鎖された。閉鎖された新聞、雑誌、出版社、流通組織、民間ラジオ・テレビ局が所有する動産やあらゆる資産、債券、権利は国庫に登録される。タラフ紙とザマン紙とノクタ誌は閉鎖命令が下された。      官報の再刊号で公布されたOHALに関わる政令によりフェトフッラー支持者テロ組織(FETÖ)と繋がりのある3つの通信社、16のテレビ、23のラジ 全文をよむ

2016-07-24 ファーティフ大ほか、15大学閉鎖 (Hurriyet紙)

クーデター未遂後、FETÖ/PDY(フェトフッラー系テロ組織/影の国家機構)調査の中で、組織との関係が認められた学校が閉鎖される。      OHAL(非常事態宣言)下での措置に関する最初の法令が出された。昨日22日の官報で発表された法令によると、国家の安全への脅威と認定されたFETÖ/PDYとの関係が明らかになった15の私立大学、934の私立学校、109の私立学生寮・寄宿舎、35の民間の保健機関・施設、104の財団、 1125の団体、19の労働組合・連盟・同盟が閉鎖された。      当該の1 全文をよむ

2016-07-23 ギュレンの父の名、モスクから撤去 (Hurriyet紙)

エルズルム県パランドケン郡ユルドゥズケント地区でフェトフッラー・ギュレンの父、ラーミズ・エフェンディ氏の名が付いているモスクがその名を一日で変更した。      公正発展党(AKP)のオルハン・デリギョズ議員によって、パランドケン郡ムフティー局のウェブサイトでモスクの名が「スルタン・アルパルスラン・モスク」 として変更されたことが報じられた。デリギョズ議員は、「モスクの名前を『国民』に変更するよう要請があった。知事とも話し合おう」と話した。この際に パランドケン郡ムフティー局ストゥク・ベイディリ 全文をよむ

2016-07-20 研究者国外在職に禁止命令―YOK (Cumhuriyet紙)

高等教育機構(YÖK)は、次の指示がでるまでのあいだ、トルコの研究者が研究活動で国外での任務に当たることを禁止した。      高等教育機構は、次の指示が出るまでの間、トルコ全土で、研究者が研究活動のために国外での任務に当たることを禁止した。また、国外で活動している研究者の状況は慎重に調査され、必要性が認められない場合にはなるべく早く召喚するよう、求めた。大学学長らも対象となるこの指示の正式な文章は、書く大学に送付された。 全文をよむ

2016-07-17 トルコ各地「民主主義の番人」市民の歓声―アッラーアクバルの声も (Cumhuriyet紙)

イスタンブルやイズミルをはじめトルコの諸都市は、クーデターに反対して通りへ出た市民たちで埋め尽くされた。ひろく国内で起こった抗議活動の多くでは、「アッラーアクバル(=神は偉大なり)」と唱えられ、クーデターへの反発が示されている。      トルコでは、昨日(7月15日)、クーデター未遂発生後から、大統領と首相が呼びかけを行い、市民が広場に集められた。      イスタンブルの広場に集められた市民たちがクーデター未遂に対して抗議活動をする中、その場に点けられた火とともに、命を落とした人々のために祈 全文をよむ

2016-07-16 軍人をリンチした市民は罰せられるか? (Cumhuriyet紙)

クーデター未遂後に起きた出来事は、ある別の疑問を投げかけることになった。      トルコの正当な議会と民主主義に対するクーデターの企ての後、エルドアン大統領と政府高官たちは、国民に通りへ出るよう呼びかけた。しかし、一部の市民 は、法治国家たるトルコで、自分たちで罰を下そうと軍人たちをリンチした。銃を持って通りへ出た市民もいた。こういった市民の中には、手に銃を持ちながら 動画を撮影し、ソーシャルメディアで共有した者さえいたのである。      ここで、法治国家において懸念されるのは以下の問題であ 全文をよむ

2016-07-16 クーデター未遂、アンカラで警官ら42名死亡―全土で死者は60人か? (Hurriyet紙)

アンカラ警察署は、2度にわたり、戦闘機とヘリコプターの攻撃にあった。警察からの情報によると、クーデター参加したものによる空からの攻撃により、ギョルバシュ機動隊本部で17人の警官が犠牲になった。ギョルバシュにある衛星放送チュルクサットの敷地でも2名が死亡した。一方、ギョルバシュ検察によると、アンカラで42人が死亡したという。アンカラ共和国検察も、クーデター計画によっておきた諸事件で60人が死亡したと発表した。(後略) 全文をよむ

2016-07-14 保健省から、ほほえましいポケモン警告 (Milliyet紙)

世界を席巻しているポケモンGOの流行に、保健省が興味深い注意を出した。保健省はフェイスブックの公式アドレスへ市民が書き込んだ質問に面白い回答をした。「陽が高くなる11~16時の間にポケモンを探すのはお勧めしません。歩行中、特に道路横断中は携帯画面ではなく、道路を見るよう にしましょう。」      ■保健省からほほえましい「ポケモン」注意報      ポケモンGOの流行が世界中を席巻する中、トルコ保健省のフェイスブックでは、保健省とある市民の間で先ほどのような面白いやりとりがあった。同省のアカウ 全文をよむ

2016-07-14 憲法裁判所、囚人向けベジタリアンメニューを承認 (Cumhuriyet紙)

憲法裁判所は、刑務所に収監され服役している囚人らに対して、要求すればベジタリアンメニューが提供される必要があると判じた。また、囚人がベジタリアンであることの確認に病院へ送られることは、権利の侵害であると認めた。      クルクカレF型刑務所に収監されている囚人のシェフムシュ・オズスバシュはベジタリアンであり、肉や加工食品をまったく食べないと述べ、タンパク質を外部から調達できるよう2013年に刑務所所長に対して申請を行った。しかし、ベジタリアンのための厨房が異なる食べ物を出していることと、週に2 全文をよむ

2016-07-13 シリア人に聞く、トルコ国籍問題 (Milliyet紙)

イスタンブルのファティフで新生活を始めるシリア人らへ、トルコ国籍取得についての意見を尋ねた。中には肯定的な意見もあり、それよりもまず生活を容易にする他の対策が取られることを望む意見もある。多くの人は戦争が終われば、国へ帰ると話している。そして国籍問題に関する議論の中で自分たちに向けられた否定的な反応に不快感を抱いている。      トルコ版アル・ジャズィーラのジャン・ハサス記者の報道によると、シリア出身のマフムト・ダッカクさんは、25歳である。トルコへは3年前に来て、ファティフで商店を営んでいる 全文をよむ

2016-07-10 サーカスから熊2頭、ライオン1頭逃げ出す―イスタンブル (Milliyet紙)

イスタンブルのエセンユルトにあるショッピングモールの中庭で、室内サーカス所有のライオン1頭、熊1頭が放置された状態でみつかった。市内で興行していた室内サーカスが動物を劣悪な環境で飼育していたことも明らかになった。      林業治水省第一地域管理局に「エセンユルトのショッピングモールの中庭で、室内サーカスの野生動物動物が所有者に遺棄され劣悪な環境におかれている」と通報があった。      これを受けて出動した職員は、イスタンブル市エセンユルトのショッピングモールの中庭で、室内サーカス所有のライオ 全文をよむ

2016-07-09 宗務庁「イスラムフォビア・レポート」 (Hurriyet紙)

宗務庁は、西欧諸国でイスラムに対する敵対心を調査する国会委員会に、イスラムフォビアについてのレポートを提出した。宗務外部総局のハリフェ・ケスキン局長は、イスラムを名乗って行われるテロ行為を原因にイスラムフォビアがますます増えていると述べ、「イスラム教徒は疎外さsれており、ゲットー化に直面しているのだ」と述べて、以下のように評価を行った。      ■すでに産業だ      「2000年代からもはやイスラムフォビアの産業というものがあらわれた   。今回行われた調査では、アメリカだけでもイスラムフ 全文をよむ

2016-07-09 ボル県ギョクチェス町長、公用車で休暇へ (Cumhuriyet紙)

ボル県メンゲン郡のギョクチェス町首長のアティラ・アテッシュ氏は、家族とともに運転手が運転する公用車でアンタルヤへ休暇に向かった。アテッシュ町長は、自家用車を持っていないため公用車で休暇に行ったと話した。      「14 BG 222」という公用のナンバープレートを付けた車は、バイラムの1日目にイズミル―アイドゥン自動車道で目撃されている。ボル県の住民が自動車道入口から専用道路に入った際に携帯電話で写真を撮った車がギョクチェス首長で共和人民党(CHP)党員のアティラ・アテッシュ氏の公用車であるこ 全文をよむ

2016-07-08 サイド・ヌルスィーの弟子イェン師、94歳で死去 (Milliyet紙)

宗教活動家のサイイド・ヌルスィー師の弟子であるアブドゥッラー・イェン師が亡くなった。      ここ暫く治療を受けていたイエン師は快方に向かっていたが、バイラムに再び入院した。葬儀の詳細はいまだ明らかではない。      サイイド・ヌルスィー師の後継者らのうち、94歳のアブドゥッラー・イェン師は、投票のために病床から起き上がりイスタンブルを訪れ、反政府運動に携わる人々に対抗して[2013年]12月17日から25日の間、政府を明確に支持していた。      ■アブドゥッラー・イェンとは?      全文をよむ

2016-07-07 バイラム混雑、アマスラ・ビーチいっぱい (Milliyet紙)

バルトゥン県のアマスラ郡に6万人以上の日帰り旅行者が訪れたことで、ビーチはパラソルを開けるスペースもない状況である。      歴史的建造物や自然の美しさで有名なバルトゥン県アマスラ郡へ6万人を超す日帰り旅行者が訪れ、ビーチはパラソルを開く場所もないほど混雑した。      ヘレニズムやアルカイック、クラシック、ローマ、ビザンツ、ジェノバ、セルジュークそしてオスマンの時代の多くの遺産があるアマスラは、綺麗な湾や砂浜、穏やかに波打つ海や自然と一体となった美しさに加え、魚介を中心とした食文化でトルコ 全文をよむ

2016-07-06 エルドアン大統領、クルド語含む12言語でバイラム・メッセージ (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は公式ツイッターアカウントで、クルド語やロシア語を含む12言語でラマザン・バイラムを祝福するメッセージを公開した。      トルコ語で「我が国民、そしてイスラム世界の人々へ、心からラマザン・バイラムの祝福申し上げたい。すべての人々に平和と幸せが訪れることを願っております」と書いたエルドアン大統領は、同じメッセージをフランス語、スペイン語、ドイツ語、インドネシア語、エストニア語、スロベニア語、ロシア語、英語、ペルシャ語、アラビア語、クルド語で公開した。 全文をよむ

2016-07-06 三日月論争!ラマザン明けトルコは5日、サウジは6日 (Hurriyet紙)

イスラム世界ではラマザン・バイラムは「三日月」により始まるが、各国で異なる認識をしているため混乱が生じている。宗務局から2人の承認者がチリまで行って三日月を観測し、トルコは昨日バイラムを始めたが、サウジアラビア含む50か国ではバイラムは今日始まる。      月曜日(7月4日)、宗務局の2名の承認者が、太陽が最も早く沈むチリの2千キロ北で、三日月が上ったのを観測した。宗務局の説明によれば、ラマザンの三日月は7月4日に南アメリカで見られ始めた。イスラム世界で、トルコでも採用されている見解によれば、 全文をよむ

2016-07-02 2月アンカラ・テロのPKK首謀者ら、殺害―ディヤルバクル県リジェ郡 (Hurriyet紙)

ディヤルバクル県第7兵団の管理下にある24の大部隊の参加によりリジェ郡と周辺地域で6月23日に始まった「旗14殉職軍警察アブドゥルセラム・オズアタク少尉合同特殊部隊作戦」により、昨日ヤラザ村郊外でテロリスト5人が殺され、2人が逮捕された。      殺された5人のテロリストのうち1人が組織の責任者と言われる人物のうち「マスィロ」のコードネームのメルヴァン・エルデムであると分かった。エルデムは3月31日にディヤルバクル市のバーラル区バージュラル地区で8人の警察官が殉職し、警察官14人を含む29人が 全文をよむ

2016-07-01 IS、アレヴィーの村・組織を狙う? (Cumhuriyet紙)

アンカラ・テロに関して進められている起訴状において、(ISの指導者である)ユヌス・ドゥルマズが何十ヶ所ものアレヴィー村やジェム・エヴィ、そして関連協会などをそれぞれリスト化し、現代生活支援協会(ÇYDD)やアタテュルク主義思想協会(ADD)といった組織の所在地なども登録していたことがわかった。    イスラム国がアンテプを支配下に置いた際に行われた軍事作戦で自爆したユヌス・ドゥルマズが、何十ヶ所ものアレヴィー村やジェム・エヴィ、関連協会等を各々リスト化し、ÇYDDやADDといった組織の所在地など 全文をよむ

2016-06-30 ISがトルコを狙う4つの理由 (Milliyet紙)

アタテュルク空港で罪なき41人が命を落とすこととなったテロ攻撃は、予想外の出来事ではなかった。      まず何よりも、ISがトルコで活動可能な状態であること、テロの実行と達成に関して多くの例を挙げることができるということを我々は知っていた。   2番目に、世界規模で`台頭するISはグローバル化を象徴する場所を選択している。アタテュルク空港は国際的性格を持ち、さらにアジアとヨーロッパを結ぶ中心にある国の大動脈である。   標的となった場のイスタンブルは、国際空港、国際線の到着ターミナルであったこ 全文をよむ

2016-06-27 LGBTIメンバーの行進に警察介入 (Hurriyet紙)

イスタンブル県庁が許可しなかった「LGBTIの名誉の行進」に関して、警察はタクスィムとイスティクラル通りで警戒体制を敷いた。トゥネル広場で声明を発表するため集まった15-20名のLGBTIメンバーの一部は、警察に拘束された。拘束者の中のドイツ緑の党の国会議員ヴォルカー・ベックは、十分後に釈放された。      県が許可を与えず、プライドウィークの初日である6月19日に警察のガスを使った介入の結果、「6月26日に私たちは行進をしない。イスティクラル通りのあらゆる場所に立つつもりだ」と声明を出したL 全文をよむ

2016-06-24 大学でも・・・ビルギ大卒業生、学長に背をむける (Hurriyet紙)

イスタンブルのビルギ大学で先日(24日)開かれた卒業式において、学生らがメフメト・ドゥルマン学長の挨拶の際に演壇に背を向けて抗議するという場面があった。    セントラルキャンパスで開かれた卒業式にて起きたこの抗議活動を冷静に受け入れたドゥルマン学長は、「こうした抗議活動を予期はしていたが、許されるのならば私も表現の自由を行使するつもりだ」と述べた。    ■学生らからバルクチュオール氏へ支援    この学長の発言を受けて一部の学生らが演壇に顔を向けたことにより、今回の抗議活動は終結した。ビルギ 全文をよむ

2016-06-16 大金持ちカプジュ(門番)の遺産、相続騒動に (Hurriyet紙)

長年門番として働いてきたメフメト・カシュカヤさんの遺産は、うち8つがチャンカヤにある11の部屋、土地、1キロの金、700,000リラで構成されているが、これらが分割されていない。4人の息子は、彼らの妹が遺産を相続したことを批判している。      アンカラ・クズライのビジネスセンターで門番として働き、定年退職したメフメト・カシュカヤさんは、2012年に体調を崩した。カシュカヤさんはおよそ3年の間寝たきりの生活で治療を受けてきたが、2015年11月27日に88歳で亡くなった。      カシュカヤ 全文をよむ

2016-06-15 第三空港への地下鉄、緊急工事 (Milliyet紙)

アフメト・アルスラン交通大臣は、イスタンブルで、ガイレッテペと第三空港間の地下鉄路線の工事計画が終了したとし、競売の後、路線を記録的な早さで終わらせたいと述べた。      アフメト・アルスラン交通海事通信大臣は、第3空港が27%ほど完成したと述べ、「皆さんに、すべてに粘り強いトルコ共和国は巨大プロジェクトでもって成長し続け、投資し続け、人々の幸福を増やし続けていく」と述べた。      アルスラン大臣は、イスタンブルの新しい空港である第3空港の工事現場を視察をし、関係者から情報を得た。リマクホ 全文をよむ

2016-06-12 高校入試統一試験、東部地域から最優秀者 (Hurriyet紙)

シュルナク県イディル郡で、PKKテロリストによって燃やされたヴェイセル・カラニ中学校、共和国中学校、ベネル・コルダン中学校で学ぶ生徒たちが、高校入試統一試験(TEOG)で大きな成功を収めた。      テロリストの逮捕や爆発によって粉々にされた塹壕の閉鎖、バリケードの撤去、市民の生命と財産の安全の確保のために、2月18日に外出禁止令が発令されたイディル郡で、トルコ軍と治安部隊によって始められた「殉職者特別行動警察官エルスィン・ユルドゥルム作戦」は、43日後の3月31日に成功に終わった。      全文をよむ

2016-06-12 トルコ,児童労働の惨状―90万? (Hurriyet紙)

トルコには100万人近く6~17歳の児童労働者がいる。しかし厳しい状況はこれだけではない。内戦で発生した危機から逃れてトルコに避難した難民の子どもたちが加わり、児童労働者問題はより深刻化している。       国際労働機関(ILO)の発表によれば、世界には1億6800万人の児童労働者がいる。トルコ統計機構(TÜİK)の2012年のデータによれば、トルコには6~17歳までで89万3000人の働く子どもがいる。トルコの児童労働者たちは教育の権利を享受できておらず、また肉体的・精神的な発達の停滞や、仕 全文をよむ

2016-06-12 リゼ県のイマームら、イフタール招宴で日没エザンをわすれる? (Hurriyet紙)

昨夕、リゼ県アルデシェン郡のいくつかの区や村で、イフタールの時間を告げるアザーンが詠まれなかった。イマームたちがある財団の主催したイフタールに参加したことで、アザーンが詠まれなかったモスクがいくつかあったという。この件について調査が始められた。      アルデシェン郡の人口の多くを占めるデニズやヤヴズ・セリム、フルトゥナ区も含む複数の区や村で、昨日(6月11日)、モスクからイフタールの時間を告げるアザーンの声があがらなかった。しばらくの間、アザーンが詠まれることを待っていたが、結局聞くことがで 全文をよむ

2016-06-09 ギュレン系ファーティフ大学に、管財人 (Cumhuriyet紙)

ギュレン教団に近いファーティヒ大学に管財人が任じられた。      イスタンブルのファーティヒ大学に、「ギュレン系テロ組織」「影の国家建設」に対する捜査の一環として管財人が任じられた。      ブルサ・オルハンカズィ大学、コンヤ・メヴラナ大学にも昨週、管財人が任じられた。 全文をよむ

2016-06-09 Fikret Bila、ミッリイェト紙主幹を離任 (Cumhuriyet紙)

フィクレト・ビラ氏は、ミッリイェト紙主幹を辞任した。      ビラ氏は、約3年前にデミルオレン家に任命されたミッリイェト紙主幹の職を辞した。ビラ氏は管理職のほか、30年近く勤務した報道の責任者、アンカラ代表を務めたミッリイェト紙からも完全に袂を分かった。      同氏は、辞任の意向を記したメールを同僚たちに送った。ビラ氏がミッリイェト紙に送ったメールは以下の通り。      「親愛なる同僚のみなさま。私は3年間続けてきた主幹という職を、今日をもって辞任いたします。エルドアン・デミルオレン氏を 全文をよむ

2016-06-06 TEMA財団、自然喪失に警鐘 (Milliyet紙)

TEMA財団(トルコ対侵食植林・自然保護財団)は6月5日の世界環境デーに、自然環境を守る政策を行うよう為政者らに呼びかけた。気候変動が原因で起こる干ばつに対策を講じなければ、21世紀のうちに多くの生物が絶滅するという。      国連によって制定された6月5日の世界環境デーにTMEA財団は、トルコ全土に自然保護の呼びかけを行った。為政者に対して国連の持続可能な発展目標に沿った政策を立案するよう求め、地球を脅かす危険について次のように語った。   「地球は気候変動の脅威下にある。シリアで2006年 全文をよむ

2016-06-05 名門イスタンブル男子高校卒業式で校長にプロテスト (Hurriyet紙)

トルコに根ざし点数の高い学校の1つであるイスタンブル男子高校で、6月3日金曜日の夕方に行われた卒業式で、生徒らによる抗議活動が起こった。      同校の校庭で行われた卒業式で、ヒクメト・コナル校長がスピーチを行っていた際、帽子を被り外套を身に付けた卒業生らが背を向けた。      生徒らは会見を行い、同校で起こっていると彼らが主張する争いが「脅威となり始めている」と述べた。生徒らは会見で次のように主張した。「生徒によって行われる音楽活動で、女子生徒にズボン着用が義務づけられました。音楽活動に、 全文をよむ

2016-06-03 マルマラ大学歯学部学生、抗議の座り込み (Hurriyet紙)

マルマラ大学歯学部の学生らが、教育を受ける条件に対して抗議するため保健衛生キャンパス前に集結した。学生らがソーシャルメディア上で「#マルマラ大歯学部スキャンダル」というタグ付けによって拡散させた書き込みの中では、大学が営利目的に走っていることや物質的な必需品の供給が不十分であること、そして女子学生らが(女性特有の病気に対して)嫌がらせの被害を受けていることが主張された。    マルマラ大学歯学部の学生らが、昨日(2日)マルマラ大学の保健衛生関連の学部が集まるバシュビュユク・キャンパス前で抗議活動 全文をよむ

2016-06-01 イスタンブル市民をだました!第三橋で緑地喪失 (Cumhuriyet紙)

トプバシュ市長は第3橋への連絡路がイスタンブルの中を通過してほしくなかったようであるが、連日、新たな連絡路が現れている。      片側で道路工事、もう片側は豪華な住宅に囲まれた自然公園を使う市民は、工事が公園に及ぶ、森林エリアに新しく住宅地が作られることを心配している。      イスタンブル広域市のカディール・トプバシュ市長は、自然破壊を生み、工事が続いている第3橋への連絡路がイスタンブルの中を通過してほしくなかったようであるが、アジア側に新しい道が出現した。橋のチェクメキョイ口を確保するこ 全文をよむ

2016-06-01 ゲズィ運動3周年に、ゲズィ公園閉鎖 (Hurriyet紙)

ゲズィ運動の3周年を理由に集会の呼びかけが行われる一方で、警察はタクスィム広場で昨日31日の朝早い時間から警戒態勢を採った。機動隊グループと「治安維持用装甲車(TOMA)」は1日に渡って監視を行った。ゲズィ公園に市民は入ることは許されず、広場にあるアタテュルク像の周辺にもバリケードが張られた。      18時30分頃にタクスィム相互扶助と共和人民党青年組織メンバーも広場に着き、数百人が集まった。群衆は、「私たちはここにいる。共にいる」と書かれたプラカードを掲げつつ歩き始めた。「あらゆる場所がタ 全文をよむ

2016-05-30 ザマン紙管財人、ザマン紙ロゴを変更へ (Cumhuriyet紙)

(ザマン紙の)管財人に任命された後、同紙の編集長となったケナン・クラン氏は同紙のロゴを変更することを社告とツイッターのアカウントで発表した。      ザマン紙の管財人に任命された後、同紙の編集長に任命されたケナン・クラン氏は、社告とツイッターで同紙のロゴを変更することを発表した。      ザマン紙に掲載された社告で、「読者が組織のニュースレターを連想させるということでロゴの変更を求めました。弊社は明日よりロゴを変更します」と発表したケナン・クラン氏は、ツイッターでこの発表をフォロワーと共有し 全文をよむ

2016-05-28 PKKテロリスト、山岳部から都市部へ (Hurriyet紙)

農村地域での攻撃を都市に移行したテロ組織PKKは、マルディン県ヌサイビン郡に20人近くの狙撃手を含む山岳部のメンバーから350人のメンバーを送り込んだことを明らかにした。      この捜査によれば70名のテロリストがいまだ郡に存在している。諜報機関がヌサイビン郡に関してまとめた調査報告書は、分離主義テロ組織の都市部メンバーが解散したことを明らかにした。報告書ではPKKにとってシリアとの行き来や物資の支援を確保するうえで、ヌサイビン郡が非常に重要であることが明らかにされた。さらに、「分離主義テロ 全文をよむ

2016-05-28 ヌサイビン、PKKの投降続く (Hurriyet紙)

ヌサイビンにおいて、テロ組織PKKの投降が続いている。関係者らは、昨日(5月27日)、ヌサイビンで8名のPKKメンバーが投降したことを明らかにした。      昨日明け方、ヌサイビン郡において女性1名を含む5名と、さらにその後追加で3名の計8名が、治安関係者らに自ら降伏した。また1名は捕らえられた。投降したテロリストたちが、カンバス用の白い布を振りながら降伏した瞬間が、治安関係者らによって情報共有された。ヌサイビンではこれ以前に67名のテロリストたちが投降しており、従って当該地域において3日間の 全文をよむ

2016-05-22 ディヤルバクル城壁内スル郡、外出禁止命令一部解除―惨状、明らかに (Hurriyet紙)

ディヤルバクル県スル郡では、捜査活動が完了した3区14通りで明日から外出禁止令が解除される。      ディヤルバクル県では、スル郡内の6地域で保安維持、分離主義テロ組織メンバーが路地に築いたバリケードの撤去、塹壕埋め立て、そして設置された起爆装置の取り外しなどの活動が行われる間、住民の生命と財産の安全を守るためとして、2015年12月11日(金)16時以降、外出禁止令を宣言していた。      問題の外出禁止令が明日朝8時以降に解除されるのは、サヴァシュ地区のドクムジュレル、デール、ディジレ、 全文をよむ

2016-05-22 AKP臨時党大会本日開催、新党首決定へ (Cumhuriyet紙)

AKPは、創立以来2度目の臨時党大会を招集し、唯一の候補であるビナリ・ユルドゥルム氏を有効票1,405票で党首に選出した。この党大会ではユルドゥルム氏が唯一の候補として選挙に臨み、MKYKでは予想外の展開が起こった。エルドアン大統領は会場でダヴトオール前首相の辞任を承認し、ユルドゥルム氏に第65代内閣の組閣を任命した。第65代内閣は火曜日(24日)に発表される。      公正発展党(AKP)の第2回臨時大党大会で、唯一の候補であったビナリ・ユルドゥルム氏が、1,405票を獲得しAKPの新党首に 全文をよむ

2016-05-21 猫のせいで、左遷? (Milliyet紙)

カスタモヌ森林管理局で運転手として勤務するメフメト・アイハン・ユルマズさんは、3年前に寮で猫を飼い始めたが、飼育する猫の数は40匹に達した。      森林管理局のカムラン・アイドアン局長は、昨年12月にユルマズさんに文書を送り、寮周辺で動物を飼育しないように警告した。   ユルマズさんは警告文書を受取った後、自治体職員に相談し、猫20匹を住宅の庭から別の場所へ保護した。ユルマズさんはほかの猫も庭から出すよう要求されたという。ユルマズさんは、5月17日、アイドアン局長のサイン済みの辞令によってキ 全文をよむ

2016-05-21 PKKの2首領、内輪もめーバユックvs.カラユラン (Hurriyet紙)

テロ組織に関する最新ニュースがまた届いた。PKKユクセコヴァ支部の責任者であり、ユルマズ・キュルドというコードネームを持つユスフ・サイドゥトが作戦の最中に逃亡し、周囲を混乱させた。そして、テロ組織がリーダーと目するジェミル・バユクとムラト・カラユランの間で争いが起きている。      ユクセコヴァで行われたあらゆる準備にも関わらず組織が成功をおさめられないのは、ジェミル・バユクとその部下が臆病だからだと組織内で議論されていることが明らかにされた。特に、ユクセコヴァでジェミル・バユクが信頼するメン 全文をよむ

2016-05-18 ノーベル賞のサンジャル教授、「才能よりも努力」 (Milliyet紙)

アズィズ・サンジャル博士は、「多くの人が才能というものを信じているが、私は信じていない。私は、我々を互いに分けるもの、つまり努力を信じている」と述べた。      DNA修復メカニズムのトピックについて行った研究で、ノーベル化学賞を受賞したアズィズ・サンジャル博士と妻のグエン・サンジャル夫人は、アンカラ大学主催の特に優秀な科学者を表彰する憲章式典と、サンジャル博士のためのプラタナス植樹式に参加した。木が植えられた広場は、「アズィズ・サンジャル科学広場」と名付けられた。開会の辞を述べたアンカラ大学 全文をよむ

2016-05-14 クルド語を話したら、退寮処分 (Hurriyet紙)

自分の身上書(調査書)はきれいで、テロを含み今日までいかなる取り調べも受けたことはないと話す若い娘は、この行われていることが「民族差別」であると主張する一方、「奨学金・寄宿舎協会アイドゥン県支部長」フェトヒ・カルサクは、学生らが受けた懲罰処分ともかかわる問題で、プライバシーを含んでおり、このために彼女らがこの件でいかなる発言も行うことはできないと述べた。      寄宿舎管理人に訴えられた      アドナン・メンデレス大学高齢者介護プログラムの一年生であるプナル・チェティンカヤさんは、主張によ 全文をよむ

2016-05-14 金角湾など新トンネル企画、市議会決定 (Hurriyet紙)

「金閣湾―ウンカパヌ海底トンネル道プロジェクト」のために準備された企画修正提案と、「ドルマバフチェ―レヴァズム―バルタリマヌ―アヤザー間トンネルプロジェクト」に関する企画変更案が、イスタンブル広域市市議会において承認された。      イスタンブル広域市の市議会で、「金閣湾―ウンカパヌ海底トンネル道プロジェクト」遂行のために準備された企画修正案が入っている「ファーテフ区金閣湾海底トンネル及びウンカパヌ―カスムパシャ―シシュハーネ連絡点事前プロジェクト」の修正計画に関する委員会報告書が投票にかけら 全文をよむ

2016-05-13 スメイヤ・エルドアンの結婚式で、各地通行規制 (Cumhuriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領の娘、スメイヤ・エルドアン氏とセルチュク・バイラクタル氏の結婚式のため、土曜日に一部の道路が通行止めとなる。      イスタンブル警察署はタイイプ・エルドアン大統領の娘、スメイヤ・エルドアン氏とセルチュク・バイラクタル氏のキュチュクチェクメジェ・ヤフヤ・ケマル・ベヤトル文化センターで開かれる結婚式のため一部の道路を通行止めとする。      イスタンブル警察署による発表では「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が2016年5月14日土曜日にイスタンブルのキュチュクチェ 全文をよむ

2016-05-13 ギュレン系予備校、閉鎖―アダナ (Cumhuriyet紙)

アダナで行われているフェトフッラー系テロ組織と影の国家機構(FETÖ/PDY)の捜査で、ギュレン教団系として知られるいくつかの予備校に管財人が任命された      管財人は、ジヤパシャ地区のムスタファ・ケマル・パシャ通りにあるFEM予備校と、ウシュク予備校のイェニバラジ校に任命された。警察とともに各校へ入った管財人は任務を開始した。      FEM予備校は外国語とKPSS試験に重点を置いていた。ウシュク予備校は今年は生徒を受け入れず、前年度末に教育省に業務停止届けを出していたという。      全文をよむ

2016-05-13 割礼祝いで200人大乱闘―イズミル (Hurriyet紙)

イズミル県コナック郡で行われた割礼祝いで子供同士で起こった喧嘩が、大人も加勢し大乱闘となった。200人が入り乱れた乱闘では、石、棒、銃が用いられ、12人が負傷した。      (5月12日)16時頃、イズミル第2カディリイェ地区600/1通りでそれは起こった。割礼祝いを通りで行っていたところ、子供同士で喧嘩が起こった。 喧嘩には子供の兄弟、父母も加わり、瞬く間に約200人が加わる大乱闘に発展し、石、棒が用いられた。地区の住民らが加担する中、複数の人間が住宅から銃を持ち出し、思い思いに発砲を始めた 全文をよむ

2016-05-12 ヒュッリエット紙は真実を書く!-昨日報道への批判をめぐり (Hurriyet紙)

ベキル・ボズダア法相が昨日発表を行い、本紙の昨日の「イスラム国(IS)メンバー脱獄」の見出しを広報作戦と決めつけ、更に「非道徳的」とかなりひどく非難したことは、明確な根拠に基づいたものであるのか?本紙のニュースに間違いはあるのか?      この質問への答えを見つけるためにボズダア氏の非難と事件の事実関係を比較すると、次のような構図が浮かび上がる。      1.本紙のニュースは、去年コジャエリ県で逮捕され、裁判にかけられ、有罪となった5名の囚人が刑務所から脱獄したという事件を取り上げた。まず最 全文をよむ

2016-04-30 警察、メーデーに備えタクスィム商店に休業勧告 (Hurriyet紙)

5月1日メーデー対策のなかで、ベイオール区警察局は、娯楽施設をはじめとしてベイオールの商店に4月30日の夜24時以降店を閉めるよう勧告した。      ベイオール区警察局に属する治安局のチームはベイオールの商店を回って、5月1日メーデーのためタクスィムで起こりうる事態の事前措置として4 月30日の夜24時以降、娯楽施設をはじめとして商店を閉店するよう求めた。「公共の秩序を維持し、市民の命と財産の安全を確保する」目的で行われる適用のために関係機関は必要に応じ事業所での捜査決定を出すだろうと伝えられ 全文をよむ

2016-04-26 欧州人権委員会、ジェムエヴィ裁判でアレヴィー主張を認める (Milliyet紙)

欧州人権裁判所(AİHM)は、ジェムエヴィの位置づけに関する裁判で、アレヴィー派の主張が正しいと認めた。      ジェムエヴィがトルコにおける正式な礼拝所として認められることを目的に起こした訴訟において、AİHM大法廷は、ジェムエヴィの位置づけに関して最終的判断を下した。ストラスブールの法廷は、ジェムエヴィの位置づけに関する裁判で、アレヴィー派の主張が正しいと認めた。      AİHM大法廷の判決文では、欧州人権条約において「信教の自由」を記した第9条、また差別の禁止が記されている第14条が 全文をよむ

2016-04-26 シリアからの砲弾におびえるキリス、通りは人気なく (Milliyet紙)

シリアのIS支配下にある地域から投げ込まれ、命を危険に晒すミサイルは、キリス県で大きな緊張を生んでいる。商店の扉は閉まり、住民は子供を学校に行かせなくなった。      国境地帯の街キリスで昨晩、シリア側のIS支配下にある地域からカチューシャロケット砲撃ち込まれ、女性1人が死亡し、弾が当たって負傷していたシリア出身のファドゥル・エミンさん(23)も死亡した。   エミンさんの死により、キリスで1月9日以来、シリアからのロケット砲の爆発による死亡者は17人に上り、そのうち6人はシリア人だ。すべて合 全文をよむ

2016-04-25 大統領府、子供で一杯 (Hurriyet紙)

大統領府で4月23日に「国民主権と子供の日」を祝って子供ための催しが行われた。大統領府で初めて子供のための催しを行うという試みであり、催しの段取りについてはアフメト・ダウトオール首相の娘のハジェル・ビュケ・ダウトオールに相談したことがわかった。彼女は、「とても素晴らしい催しになった。大統領府にこれほどたくさんの子供たちが集まるのを初めて見た」と述べた。      催しでダウトオール首相の妻サレ・ダウトオールと娘ハジェル・ビュケ・ダウトオールは、81の県から集まった子供たち一人一人に対応した。参謀 全文をよむ

2016-04-22 ハレムとエセンレルは過去のものに、新たなオトガル建設計画 (Hurriyet紙)

1970年に営業を始めたイスタンブル初のオトガル(長距離バスターミナル)であるハーレムと一日当たりのコストをめぐり議論が続いているエセンレル・オトガルが過去のものになりつつある。イスタンブル広域市議会は、計画されている6つの新しいオトガルのうち、3つについて詳細な検討に入った。      イスタンブルで何年にもわたって営業を続けてきたハーレムのオトガルと、市内の交通量の増加のためにトプカプからエセンレルに移されたオトガルは、近いうちに過去のものとなる。イスタンブル広域市長カーディル・トプバシュが 全文をよむ

2016-04-22 政府批判で逮捕の大学関係者ら、釈放 (Hurriyet紙)

「この罪に協力しない」と題する声明に署名したことを理由に、裁判所により逮捕された研究者のエスラ・ムンガン氏、ムザッフェル・カヤ氏、クヴァンチ・エルソイ氏、メラル・ジャムジュ氏が法廷に立った。法廷で弁護人は4人の研究者の釈放を要求し、裁判所は監視を条件とせず研究者たちの釈放を決定した。      研究者たちは初公判で答弁を行った。答弁の後、検察の番となった。検察の番となった。検察は証拠状況や罪状の性質、起訴状の内容を語り、彼らの罪はトルコ刑法第301条に触れる可能性があることから、刑法第301条4 全文をよむ

2016-04-22 ギュレン教団イスタンブル一斉調査、その成果 (Milliyet紙)

ギュレン教団に対するイスタンブルを中心とする一斉調査により、教団内部で「アービー(兄)」と呼ばれる地位にいた38人がアジア銀行の16の口座から計3700万リラを他の口座へ移していたことが明らかになった。さらにいくつかの企業が動かした資金の一部も、支援金として教団の口座へ移っていたことが分かった。      ギュレン教団に対するイスタンブルを中心とする一斉調査で、教団内で「アービー」の地位に付いていた38人が、アジア銀行の16の口座から3700万リラを他の口座へ移していたことが明らかになった。口座 全文をよむ

2016-04-21 4月の雪!―エルズルム、カルスなど (Milliyet紙)

北東アナトリア地方のエルズルム、カルス、アール、そしてアルダハンの各県で、雪混じりの雨や雪が降り始めた。      気象庁第12管区は、木曜と金曜にエルズルム、カルス、アール、アルダハン地域で雪混じりの雨が、そしてその大部分では雪が降るだろうという予報を発表した。雨・雪が降り始めると、体に感じられるほど気温が下がった。気温が0℃を下回ったため、農業従事者には作物の凍結に注意するよう求められた。また、一酸化炭素中毒や屋根の飛来、木や柱の倒れ、洪水、落雷、凍結、交通のストップなどの被害に注意を払うよ 全文をよむ

2016-04-20 身元不明遺体の預かり期間、3日から5日に延長 (Hurriyet紙)

身元が判明した遺体の家族や知人らによる引き取り期限が3日から5日に延長された。      法医学協会の「法令施行規定における変更に関する規定」が公報で公布、施行された。   この規定の第10条における変更によると、遺体の身元が判明しているにもかかわらず、その家族や知人らが遺体を5日以内に引き取らなかった場合、その遺体は埋葬のため行政機関や地方自治体によって引き取られることになる。      家族または知人によってトルコで埋葬されることが希望されている、あるいは個人が帰属していた国の政府によって故 全文をよむ

2016-04-20 エンサル宗教財団へ安価な貸し出し―ブルサ市 (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)党員らは、2013年にブルサ市オスマンガーズィ区によって修復されたアブダル文化センターがエンサル宗教財団に月625リラで貸し出されることに反発を示した。      CHPオスマンガーズィ区支部長のイスメット・カラジャ氏は委員会による決定の取り消し、施行の中止を求めて 提訴することを明らかにした。エンサル宗教財団ブルサ支部長はCHPの主張に対し、「話にならない」と回答した。   2013年12月、ブルサ市オスマンガーズィ区デミルタシュパシャ地区アブダル通りタフリチ・ソカクにある 全文をよむ

2016-04-19 ユルドゥルムAKP元閣僚の息子、シンガポールで賭博 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)が政権についた2002年から船舶業で急速に成長した交通省大臣ビナリ・ユルドゥルムの息子、エルカン・ユルドゥルムが、シンガポール最大のカジノで賭博をする姿が目撃された。      AKPが政権についた2002年から船舶業で急速に成長した交通省大臣ビナリ・ユルドゥルムの息子、エルカン・ユルドゥルムが、シンガポール最大のカジノで賭博をする姿が目撃された。ユルドゥルムは、友人一人と共に数時間賭博をしていた。      ソズジュ紙のタイラン・ビュクシャーヒンの記事によると、シンガポール 全文をよむ

2016-04-16 宗務長官、テロ問題に冗談のような見解発表 (Cumhuriyet紙)

宗務庁長官のメフメト・ギョルメズ教授は、東西でイスラム教徒が起こしている自爆テロ行為に言及し、「冗談のような」発表を行った。       メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、東西でイスラム教徒が起こしている自爆テロ行為に言及し、「イスラム教徒すべてがこれらの悪意に包まれているのに、あなたの国ではなぜこういったことが起こらないのかと西のイスラム教徒も東のイスラム教徒も聞いている。私の答えはこれだ。神のおかげで、我々にはイマーム・ハティプ高校がある。なぜイマーム・ハティプ高校が非常に重要なのか、なぜな 全文をよむ

2016-04-15 アタテュルク空港、身体検査新対策 (Milliyet紙)

アタテュルク空港では今後、利用客は身体検査の前にベルトや時計などを外しておかなければならない。利用客は金属探知機ではなく、係員のボディタッチで身体検査を受けることになる。不審者と判断された利用客を足止めする空港警察官らは、その人物の手荷物やパソコン、そして手の平から採取された検査サンプルなどを爆発物探知機により検査する。    ブリュッセル空港でのテロ攻撃事件を受けて、空港でのテロ対策措置が強化された。イスタンブル・アタテュルク空港では、セキュリティ対策が非常に厳戒になった。地下鉄フロアで待ち受 全文をよむ

2016-04-15 夢物語?イスタンブル市長、ボスフォラス海底歩道計画発表 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長が、カバタシュ―ウスキュダル間に「歩行者トンネルと歩道」を建設する予定だと発表した。ウスキュダルでマルマライから降りた乗客は、海底を、自動歩道を通ってヨーロッパ大陸へと移動し、カバタシュから地下鉄にアクセスすることが可能になる。      トプバシュ市長は、イスタンブル広域市議会の4月最後の招集日に、2015年度活動レポートの承認投票を前に登壇し、非常に重要な計画を発表すると述べ た。イスタンブルで作業が続いている地下鉄建設に加え、今後入札にかけられ 全文をよむ

2016-04-14 PKK、復讐宣言のクルド系部族へ返答 (Hurriyet紙)

PKK(クルディスタン労働者党:非合法)の武装攻撃により負傷したジルキ部族リーダーのターヒル・アドゥヤマンに関連し、分裂主義テロ組織より発表があった。PKKは、自分達が実行犯ではないと弁明した。      テロ組織PKKによるジルキ部族リーダーのタヒル・アドゥヤマンに対する武装攻撃を受け、部族は強硬に反発した。ジルキ部族幹部は復讐を誓い、「我々に人道的振舞を期待しないように」と述べた。      ■タヒル・アドゥヤマンは銃撃を受けた      事件後、分裂主義テロ組織PKKが声明を出した。北イラ 全文をよむ

2016-04-13 アンカラ駅前テロ、2か月前から警告されていた (Hurriyet紙)

2015年10月10日103人が命を失ったアンカラでの自爆攻撃の二か月前、攻撃を行ったユヌス・エムレ・アラギョズがこれを行い得るという警告がなされていたことが明らかになった。      アドゥヤマン警察は2015年8月4日の機密文書で「戦闘地域と連絡のある人物たちが県での活動を解明する」ため、「13-06C 477計画諜報作戦」が遂行されていると明らかにされた。アラギョズが現在シリアにおり、スルチで自爆攻撃を実行した彼の兄弟シェイヒ・アブドゥルラフマン・ アラギョズ同様に自爆攻撃(イジュティハー 全文をよむ

2016-04-12 ジルキ部族の長老ら、PKKへ復讐を宣言 (Milliyet紙)

ハッキャーリ県のジルキ部族の一派であるグループは、シュルナクのベイトゥシェバプ郡で、部族リーダーのタヒル・アドゥヤマンが、PKK(クルディスタン労働者党:非合法)のテロリストらによる武装攻撃で負傷したことに反発した。グループを代表して発言したハッキャーリにおけるジルキ族の長老メフメト・アドゥヤマンは、 「我々は部族としてこの攻撃に対し復讐する」と述べた。      シュルナクのベイトゥシェバプ郡のアイヴァルク村に暮らす部族リーダー、タヒル・アドゥヤマンは、昨日、同郡から5㎞程の距離にあるメヴキ第 全文をよむ

2016-04-10 人はいかに、自爆テロ犯となるのか? (Cumhuriyet紙)

ハサン・チャユルは、父親によって「ISに加わるかもしれない」と通報され、逮捕された。チャユルは法廷によって釈放され、数日後姿を消した。現在、自爆テロ犯となる疑いで捜索されている。      「我々は行動を起こす前に自爆テロ犯を捕まえることができない」というアフメト・ダウトオール首相の言葉がまたもや現実となった。アドゥヤマンで父親の通報によって「IS参加」の疑いで逮捕されたハサン・チャユルは、裁判によって釈放されると、姿を消しテロ組織ISに加わった。父親の二度の警告を受けて警戒態勢をとったアドゥヤ 全文をよむ

2016-04-09 授業で無理やりワインを飲ませた?―教員辞任 (Hurriyet紙)

トラブゾンのある私立大学で学生にワインの試飲を強制したという主張から始まった議論が、さらに混乱の様相を示している。一部の学生が「宗教と良心の自由、並びに人格権を侵害された」として告訴し、大学側もこれを受けて事情聴取を始めた結果、バシャク・スングル准教授は教員を辞任した。彼女の辞任後、別の学科生のグループが記者会見を行い、スングル氏が試飲を強制したようなことはなかったと発言した。    この出来事は、私立アヴラスヤ大学の料理・調理師学科において去る3月8日に起きた。「アルコール・ノンアルコール飲料 全文をよむ

2016-04-08 不法ゲジェコンドゥ居住者も都市開発の恩恵へ (Hurriyet紙)

政府は、地券がないにも関わらずも公有地、または個人の私的な所有地にゲジェコンドゥ(不法建築住宅)や職場をもつ占拠者が、「都市開発法」の恩恵を受けるとの決定を下した。この決定は、ディヤルバクル県スル郡、シュルナク県ジズレ郡、イスタンブル、アンカラ、イズミル、アダナ、メルスィンをはじめとする、不法ゲジェコンドゥの所在地となっているあらゆる都市に関連するものだ。      閣議による、「第6306号法の範囲における、危険を含んだ建造物を、所有者、賃貸者または限定的物的権利所有者でなくして使用している人 全文をよむ

2016-04-06 ラディカル紙(ネット版)、閉刊の辞 (Radikal紙)

確かにインターネット報道における冷酷な「クリック戦争」は私たちに影響を及ぼしました。私たちはそれでも「良いニュース」を皆様により一層もたらすため奮闘しました。そして、何はともあれ20年間のラディカル魂を捨てず私たちにふさわしいものをつくろうとしてきました。      こんにちは。私たちは2014年6月以来完全に電子版に移行したラディカル紙の「キッチンクルー」です。皆様とのお別れの前に私たちの大切な読者様にささやかなお別れの言葉を述べたいと思います。ラディカルはトルコで紙面印刷から電子版に移行した 全文をよむ

2016-04-05 アクサライ、農地から40メートルの水噴出 (Hurriyet紙)

アクサライ県で2009年に炭酸ガスと水が噴出したことを理由にコンクリートで封鎖された井戸から7年後に高さ40メートルの炭酸ガスと水が噴出した。      中心地区付属のヤプルジャン村在住のハカン・ヤプルジャン氏所有の耕地で2009年に炭酸ガスと水の噴出があった井戸から再び炭酸ガスと水が噴出し始めた。井戸から噴出した炭酸ガスと水の高さは40メートルに達し、耕地所有者らは水の広がりを防ぐため井戸周辺に盛土を施した。      ヤプルジャン村のラマザン・ヤプルジャン村長は、井戸から噴出した水による被害 全文をよむ

2016-04-05 ミマール・シナン大で学生25人逮捕 (Hurriyet紙)

イスタンブル警察局のテロ対策担当局チームは、イスタンブル県共和国首席検事により行われた捜査の一環で、ミマール・シナン芸術大学の学生を25人逮捕した。      特殊部隊と機動隊と警察のヘリコプターの応援を受け、捜査は今朝(4月5日朝)行われた。各家々で逮捕された学生らは、ハセキ教育研究病院で健康診断を受けたのち、ヴァタン通りのテロ対策担当局へ移送された。逮捕された学生らは、「教育活動の妨げとなった」、「授業に出席せず、他の学生たちを無理やり出席させずに授業をボイコットをした」また、「脅迫と侮辱を 全文をよむ

2016-04-05 宗務庁、ネット配布の児童向け教材で「体制に従え」教育 (Cumhuriyet紙)

宗務庁が刊行している児童向け雑誌で「殉教」が称えられたと思えば、次は公式ウェブサイトの子ども向けコーナーで「多数派に従え、少数派になるな」と訴えている。      ■ターバン、顎鬚、数珠を使ったゲーム      宗務庁のウェブサイト内の子ども向けゲームコーナーには、「数珠、礼拝用絨毯、コーラン、ミナレット、スカーフを被った女性、ターバンを巻き顎鬚を生やした男性、書見台」のイラストを用いペアを見つけるという形式のゲームが設けられている。   また、子どもたちは自分の出した成果に対し、それぞれ「賞 全文をよむ

2016-04-05 高台の街区に、エレベーター (Hurriyet紙)

カラビュック市は、丘の上にある街区へ市民が楽に上れる2つのエレベーターを作った。      市民が市の中心部からエセンテペ街区へ出るには、100メートルの長さの階段をのぼらなければならないという、不便な状況を解消するため、市役所によってデレーブ地区へエレベーターが設置された。      ■40万トルコリラ(TL)かかった。      ガラス張りの、27メートルの高さがある塔で稼働する予定の12人乗りの2つのエレベーターは、街区の住民の階段をのぼるという苦痛に終止符を打つだろう。   市長のラファ 全文をよむ

2016-04-05 アンカラ県警本部長のおとり捜査、だれも見抜けず (Milliyet紙)

アンカラで起きた爆弾テロの後、アンカラへ任命されたマフムト・カラアスラン県警本部長は、3日間、偽のナンバープレートを付けた車で走行したが、止められることはなかった。本部長はこの弱点を指摘し、警察官に警告した。      3つの自爆攻撃の舞台となったアンカラ市に3月17日に県警本部長として任命されたマフムト・カラアスラン氏は、3日に渡って「変装」して安全性の検査をした。バシュケント大通りで偽のナンバープレートを付けた車で走行した。ソズジュ紙のカーミル・エルボル氏の記事よれば、新県警本部長のカラアス 全文をよむ

2016-04-05 ニコニコ歌を歌いながら、爆弾製造… (Hurriyet紙)

ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡でおこなわれた軍事作戦で殺害され、歌-民謡を歌いながら爆弾を準備している映像が公開された女性テロリストは、ジランというコードネームをもつエメル・ギュチュルであることが明らかになった。参謀司令本部が写真を公開した26歳のエメル・ギュチュルは、 PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のユクセコヴァの責任者であることを明らかにした。エメル・ギュチュルは「捜索中のテロリスト」のリスト で、30万トルコリラ(約1,150万円)の懸賞金がかけられている灰色のリスト(懸賞金額 全文をよむ

2016-04-03 マラシュで難民キャンプ設置抗議者に干渉 (Cumhuriyet紙)

カフラマンマラシュのパザルジュク郡のかつての牧草地でアレヴィー教徒の村々がある場所に建設が予定されている難民キャンプへの反対が止まらない。その地域では7人が逮捕された。      アレヴィー教徒が暮らすスィヴリジェホユク周辺の37ヘクタールの土地に27,000人規模の難民キャンプを建設する決定が下されてから、地域住民は10日間泊まり込みで抗議を行い、昨日は集会も行われた。   抗議活動が原因で広域的な安全措置を取った軍警察は、スィヴリジェホユクへ通じるすべての道路を封鎖した。村への立ち入りを希望 全文をよむ

2016-04-02 禁煙措置、さらに広がる―海水浴場も禁止 (Hurriyet紙)

保健省は、禁煙の適用範囲を拡大する。もはや屋外での喫煙も制限される。      保健省が1年にわたり取り組んできた「健康改革法案」には驚くべき条項が含まれる。メフメト・ミュエジンオール保健大臣が閣議で話した情報によれば、更に多くの医療従事者の基本的権利と県の保健行政の再建といった項目で知られるこの法案には、禁煙措置の拡大に関する規定も含まれる。   これによれば屋外での喫煙も規制される。モスクの庭と児童公園、散歩道やスポーツをする場所で喫煙が禁止される。      ■海水浴場でさえも禁煙     全文をよむ

2016-04-01 アンカラの諸大学で学生衝突、真の原因は試験期間? (Cumhuriyet紙)

首都アンカラの諸大学での緊張は収まらない。アンカラ大学で今朝、学生たちの間で口論が始まったが、それは刃物や半月刀を使った喧嘩へと発展した。      騒動を鎮圧するためにジェヴェジ・キャンパスへと入った機動隊は、騒動の当事者らに代わりに、試験を受けることを望む学生を拘束した。各キャンパスにて行われた鎮圧行動では、19人の学生が実力行使によって拘束され、ここ2カ月アンカラ大学で拘束された学生の人数は60人を超えた。      ハジェテペ大学では先週、ナイフなどの刃物が用いられた騒動で3人の学生が負 全文をよむ

2016-03-31 公務員新時代―服装・髪型等規定、緩和 (Milliyet紙)

何百万人もの公務員に関わる変更のために行動が始められた。一種類の決まった身なりの公務員の代わりに自由が来る。ネクタイ、髪型、あご髭そして口髭といった厳しい規則が変更される。      何百人もの公務員にとって新しい時代が始まる。長い間議論されてきた見た目について公務員らを喜ばせる知らせがやってきた。ネクタイ、髪型、あご髭、口髭といった厳しい規則が変更される。サバフ紙のファルク・エルデンがこのテーマに関して執筆した記事は以下の通り。      ■ラウンド髭は自由      我々が得た最初の情報をあ 全文をよむ

2016-03-31 シュルナク県イディル郡、住民への禁止が解け帰還へ長蛇の列 (Hurriyet紙)

シュルナク県イディル郡とディルセクリ村で2月16日に発令された外出禁止令が3月31日早朝、発令後に始まった軍事作戦の終了に伴い一部解除された。禁止令解除とともに同郡に帰還する住民らは長蛇の列を作った。郡の中心部、特に激しい衝突が発生したトゥルグト・オザルやイェ二・マハッレでは住宅や店舗数百棟が使用不可となり、アランヤやアディレ・ナシィト通りにある店舗すべてが燃焼し、学校数校も損壊した。      イディル郡とディルセクリ村で、塹壕やバリケードを作ったPKK(クルド労働者党:非合法)メンバーを鎮圧 全文をよむ

2016-03-30 PKK、今度はバリケード作戦 (Hurriyet紙)

スルとジズレでの作戦で、強烈な一撃を食らったクルディスタン労働党(PKK)は、ヌサイビンで様々な戦術に出た。2メートルの高さのコ ンクリートのバリケードが装甲車[の走行]を遅くしている。[シリアの]カーミシュリーの[国境を挟んだ]向かいにあるヌサイビンに、PKKのシリアでの関連勢力、クルド人民防衛隊(YPG)からより容易に支援が行われている。      治安関係者は、マルディンのヌサイビンでテロ組織PKKに対して行われている作戦が他の地域と比べるとより激しく行われている背景には、テロ組織の新しい 全文をよむ

2016-03-27 新パスポートに関する発表 (Radikal紙)

CNNトルコで放送された「ハカン・チェリキの週末」の番組に出演したEU大臣のボルカン・ボズクルは質問に答えた。EUとのビザの廃止に関してボズクル大臣は、「ビザは2カ月以内に廃止されるか、なくなるだろう」と述べた。大臣は、ビザが決まった日時で廃止される可能性が高いと続けた。      ボズクル大臣は、「2カ月後にビザは廃止されるだろう。廃止される可能性はとても高い。すべての合意はなされた。ここでは全部で例えば72の条件に応えることである。6つの法案を通すことが必要だった。それは実現した。5つの法案 全文をよむ

2016-03-26 ハジェテペ大学、対立学生グループ諸突で2日間閉鎖 (Radikal紙)

ハジェテペ大学は、思想面で対立する学生たちの間で、ベイテペ・キャンパスにおいて昨日起こった衝突のため、2日間閉鎖された。      ハジェテペ大学ベイテペ・キャンパスにて昨日の昼、思想面で対立する学生たちの間で投石や棒、ナイフを使った衝突が起きた。キャンパス内で衝突が長時間続き、争う学生たちに機動部隊が介入した。この衝突で、2名の学生がナイフで負傷し、10名が拘束された。      ■大学は2日間閉鎖      ハジェテペ大学学長室は、キャンパス内で起こった衝突について声明を出し、大学の教育活動 全文をよむ

2016-03-25 「ハロー140―テロ通報」に電話殺到―内務省設置 (Hurriyet紙)

内務省によって設置された「ハロー140―テロ通報」が大きな関心を集めており、昨年8月31日以来今日までに114,495人が通報し、テロ組織のメンバーや活動に関して治安機関に情報を提供した。      テロ組織は国民から望んでいたような支持を得られていない。テロに反発する東部と南東部の市民は内務省によって設置された「ハロー140―テロ通報」に電話をかけてテロリストに関して治安機関に協力している。テロ対策法に含まれる犯罪行為の検挙に協力した人への報奨金に関する規定は2015年8月31日に施行された。 全文をよむ

2016-03-22 何が何でもショッピングモール!―テロ対策8点 (Hurriyet紙)

民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏は、3月13日におきたテロの後、「テロが起こりうるショッピングモール(AVM)へ行かないようにしよう」という流言に対して、昨日アンカラのCEPAショッピングセンターを訪れた。      バフチェリ党首は「人々がAVMをはじめとして外にいることを避けている。我々はこの状態が続くのに反対だ。アンカラ市民に言おう、どうかAVMへ行こう、通りを歩こう、公園に座ろう。アッラーがあなた達を守っている」と述べた。同氏はブリュッセルでのテロについても以下のよう 全文をよむ

2016-03-20 治安上の理由でガラタサライーフェネルバフチェ戦延期 (Radikal紙)

スーパーリーグの第26節テュルク・テレコム・アリーナで20時キックオフのガラタサライ-フェネルバフチェのダービーは、治安上の理由から延期となった。      イスタンブル県知事府からの発表によると、諜報機関からの重大な情報と両チームからの要求と合意により試合が延期されることとなった。   県治安委員会は、当初、無観客試合を行うと決定した。17時にスタジアムが開門してから下された決定の後には、スタジアム内のサポーターも外に出された。      ■トルコサッカー連盟からの発表      トルコサッカ 全文をよむ

2016-03-18 イスタンブルのノールーズ公式行事中止に (Hurriyet紙)

イスタンブルで月曜日に行われる予定だったノールーズの公式行事がとなった。      イスタンブル県報道情報総局から行われた最初の発表では、イスタンブルでノールーズの公式行事が3月21日月曜日10時にゼイティンブルヌ市役所文化芸術センターで行われるとされた。      しかし2時間後に新たな通知が行われた。新たな通知では「3月21日にゼイティンブルヌ市役所文化芸術センターで行われる予定だったノールーズの行事は中止とする」とされた。しかし中止の理由に関する発表はなかった。 全文をよむ

2016-03-12 対PKK作戦で被害の住宅に補償金 (Milliyet紙)

南東地域での作戦によりテロ行為が取り締まられた後、崩壊した建物のための取り組みがスィロピから始められた。ひどく損傷した住宅は取り壊され、軽い損傷の建物には1万リラまでの補償金が支払われる。      南東地域でPKKが掘った濠やバリケードのために、始められた作戦の大部分が終了した後、損傷が見られる建物のための再建の取り組みはスィロピから始められた。    郡は連絡事務所を通して市民の相談受付を始めた。深刻に損傷した建物の取り壊しを始めた一方で、軽い損傷の建物にも1万リラまでの補償金が支払われる。 全文をよむ

2016-03-12 トルコ初、スカーフ着用の郡知事就任 (Radikal紙)

エスキシェヒル県サルジャカヤ郡の郡知事に任命されたネスリハン・クサ氏が、本日就任した。    エスキシェヒル県サルジャカヤ郡知事に、ネスリハン・クサ氏が就任した。    サルジャカヤ郡知事府の公式インターネットサイト上で公表された挨拶文の中で、ギョルジュク郡やアルトゥノヴァ郡で郡知事としての研修を終え、内務省人事総局よりサルジャカヤ郡知事府での任務を命じられたクサ氏が、本日より郡知事としての仕事を開始したことが知らされた。    クサ氏は、トルコ初のスカーフ着用郡知事となった。    ネスリハン 全文をよむ

2016-03-10 対PKKディヤルバクル市街戦、おわる (Hurriyet紙)

ディヤルバクルの中心地として位置付けられているスル郡でテロ組織PKKに対して2015年12月2日に始まった作戦が昨日終了する一方、徹底的な捜査活動と外出禁止令がもうしばらくの間続くことが明らかとなった。関係者らはスル郡における全家屋に入ったことを公表した。作戦の後、諸地区で5つの別々の安全地帯と警備所が設けられる予定だ。      ディヤルバクル県のスル郡でPKK所属のテロリストらを無力化し、塹壕をふさぎ、バリケードを取り壊すために治安部隊がおこなった作戦が昨日99日目で完了した。関係者はスル郡 全文をよむ

2016-03-09 アンカラ大学で研究費不正疑惑 (Radikal紙)

アンカラ大学にて学術研究プロジェクトが満期になっても完了しなかったが、学科長らの代理で署名をするという手口でそれを完了したかのように見せかけ350万リラの不正な利益を得ていたと疑われる33名が逮捕された。      アンカラ大学で2010年から2012年の間に実施された学術研究を調査した高等教育機構(YÖK)法律諮問部は、諸手続きが違法であると確認されたことを受けて、暫く前に、大学プロジェクトに関する捜査を始めた。      事件の首謀者らが大学との関係を断っていることが判明すると法律諮問部は同 全文をよむ

2016-03-06 オスマン時代から今日までの身分証 (Hurriyet紙)

初めて「オスマン帝国の登録証」という名前で印刷された身分証は、オスマン朝時代から今日まで様々に変化してきた。      「住民登録局」によって配付されたこの身分証は、一枚の罫線の入った紙にオスマン語が印字されている。アナトリア通信が内務省の資料から集めた情報によると、1836年に「内事省」という名で作られて、1838年に「内務省」という名前となった機関が管轄し、住民登録を行うために1884年に「住民局」という組織が作られた。   その後1889年に「住民登録局」と名付けられた組織によってオスマン 全文をよむ

2016-03-05 とき(ザマン紙)が、止まる (Hurriyet紙)

管財人に委任されたザマン紙で昨日(4日)大混乱が起こった。管財人が(新しいスタッフによる)新聞発行の準備のため連れてきたチームは、ザマン紙社員が前日の夜全てのコンピューターシステムにロックを掛け、このためシステムにログインできなかったと主張した。チームは、パスワードを破れず新聞社を後にした。外では警察の介入があった。       イスタンブル県共和国検察庁の要求に従って、簡易刑事裁判所によって管財人が任命されたザマン紙を支持するため集まった人々は、機動隊の催涙弾とゴム弾による介入にさらされた。新 全文をよむ

2016-03-05 CHP、戦闘後のジズレ視察「シリアと差がない」 (Radikal紙)

共和人民党(CHP)の国会議員4名で構成された視察団が、シュルナク県ジズレ郡の視察を行った。視察団の一人であるCHPメルスィン県出のフィクリ・サーラル国会議員は、町の破壊された様子は写真で見ていたが、これほどまでに深刻な破壊状況であるとは思っていなかったと述べ、「今のジズレはシリアと差がない」と話した。    CHPのフィクリ・サーラルメルスィン県出国会議員やイスタンブル県出セズギン・タンルクル国会議員、イズミル県出のゼイネプ・アルトゥオク国会議員、そしてコジャエリ県出のファトマ・カプラン・ヒュ 全文をよむ

2016-03-05 「地下鉄に爆弾!」ジョークで、大騒動 (Radikal紙)

カドゥキョイ-カルタル間地下鉄で最も混雑する時間に、「アッラーは偉大なり」という叫び声とともにドアが閉まる車両の中にカバンが投げ込まれた。これにより周囲は混乱に包まれた。乗客は緊急ボタンを押し、何人かは体調不良を訴えた。これらすべてを引き起こした子供3人が逮捕され、「ジョークだった」 と話した。      ウナラン地下鉄駅で、電車のドアが閉まる瞬間に「アッラーは偉大なり」と叫んだ若者が手に持っていたカバンを車両の中に投げた。すぐに車内は混乱し乗客はパニック状態になった。本件は若者たちによるジョー 全文をよむ

2016-03-04 ボアジチ大学内に、初の礼拝所 (Hurriyet紙)

ボアジチ大学の153年の歴史を持つキャンパスで初めて、マスジト(訳注:尖塔のない小さなモスクのこと)と礼拝部屋が2室開設された。8か月間で完成したこの礼拝所は、ムスリムも、他宗教を信仰する者も利用することが出来る。       2年前、ボアジチ大学の学生代表組織が学長へ要望を提出した。これを受けて1年半前に、大学理事会の満場一致で承認され、礼拝所の建設が始まった。8か月前には、保健室のある入口階で資料室として使われていた区画を全て改装し、マスジトが作られた。      ■プレイヤーホール     全文をよむ

2016-03-03 ディヤルバクル旧市街から解放の11人の写真公開 (Radikal紙)

ディヤルバクル県スル郡で解放された11人の写真がメディアで公開された。      ディヤルバクル県スル郡の治安部隊は必要な措置を講じた上で、「解放された人質のため、同地域は警察に保護されており、治安部隊が公立小学校とドルト・アヤクル・ミナレ周辺で救急隊とともに待機している」ことを明らかにした。この発表の後、3月2日22時50分頃、生後4カ月の乳児と女性3人を含む8人が治安当局に応答した。この後さらに0時45分、同地域から3人が治安部隊により解放され、乳児を含む11人が安全地帯へ引き渡された。負傷 全文をよむ

2016-02-29 ジズレへの帰還、はじまる (Radikal紙)

外出禁止令が続いているシュルナク県ジズレ郡で軍事作戦が完了した後、同郡を離れていた家族の帰還が始まった      12月14日以来外出禁止令が続いているシュルナク県ジズレ郡で、治安部隊の軍事作戦が終了した後、人々は街の復旧に取り組んでいる。安全上の理由より、以前に同郡を離れた人たちが自宅へ戻ろうとしている。      同郡の入り口につくられた警察の詰所では、やってきた市民に警察は治安上の理由により通行許可を与えていないという。許可を得られなかった市民たちの何人かは(立ち入りを)諦める一方、何人か 全文をよむ

2016-02-27 紛争避難の子供たちで、教室は一杯―シュルナク・ジズレ (Radikal紙)

シュルナクやジズレで、村の学校に村の外から避難してきた生徒が行くと、クラスは50人規模に達した。1列の机に3・4人の生徒が座らざるをえず、戦闘の起こっている地域から来た生徒たちは精神的なトラウマを負っている。       外出禁止令によって、シュルナクとジズレで、教育の機会に悪影響を受けている小学校の生徒たちは、移住先の村々の学校で(転入ではなく)ゲストの生徒として授業を受けている。村々にいる生徒数の増加とともに、生徒たちの文房具といった多くの点で問題が起こっている。      ■「36人用のク 全文をよむ

2016-02-27 ジュムフリイェト紙ジャン・デュンダルら92日ぶりに喜びの釈放 (Cumhuriyet紙)

ジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏は家族と共に夜を過ごした後、12時半頃にジュムフリイェト紙のシシュリ本社を訪れた。      92日間の拘束の後、ジュムフリイェト紙のシシュリ本社へ戻ったジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏は同僚に暖かく盛大に迎えられた。デュンダル氏とギュル氏には同僚から花が手渡された。笑顔を見せるジャン・デュンダル氏はエルデム・ギュル氏と着ている服が同じであることについて「これは囚人服だ。私たちのユニフォームだ。エルデム、君なしの人生なんて何の楽しみもない」と冗談を 全文をよむ

2016-02-26 イスタンブル・イズミル自動車道工事、70万本樹木が伐採 (Radikal紙)

マニサ県農業技術者会議所のイブラヒム・デムラン会長は、工事中のイスタンブル・イズミル自動車道のために70万本のオリーブの木が伐採されたとして、「少なくとも記念樹として価値があるオリーブの樹齢は考慮されなければならない。この樹木は適切な方法で引き抜き、他の場所で保護され移植されるべきだ」と述べた。      マニサ県農業技術会議所のイブラヒム・デムラン会長が語ったところによると、イスタンブル・イズミル間の自動車道のためにマニサ県で約105キロメートルに渡り何千もの樹木が伐採され、果樹園が崩壊してい 全文をよむ

2016-02-25 アルトヴィン鉱山の操業停止措置 (Hurriyet紙)

アルトヴィン鉱山で採掘が計画される鉱物に関する議論が最近の重要な議題となっているが、今日アンカラで開かれた会談において重要な情報が出された。ダヴトオール首相と会談した代表団メンバーであるアルトヴィン地方自治体で共有された情報によると、ジェラッテペでの採鉱が中断された。首相はコンヤで開かれた42の施設の開業セレモニーでジェラッテペに関して話した。      コンヤを訪問中のアフメト・ダヴトオール首相は、42施設の開業セレモニーで行った演説でアルトヴィンにある鉱山施設に対する見解を述べた。   ダヴ 全文をよむ

2016-02-25 ボアジチ大学で爆弾騒ぎ―大学事実無根と発表 (Cumhuriyet紙)

ボアジチ大学北キャンパスの駐車場で、不審な車両があるとの通報を受け、警察は警戒に当たった。捜査対象の車両には、爆弾ではなく爆破装置があると伝えられたが、ボアジチ大学は夕方に発表を行い、通報は事実無根であると述べた。      ボアジチ大学北キャンパス内の駐車場に、不審な車両があるとの通報があった。警察が警戒に当たり、キャンパス敷地内からの退避が始まった。捜査対象の車両には、爆弾ではなく爆破装置があると伝えられた。      通報を受け、キャンパスには数多くの警察チームが派遣された。      キ 全文をよむ

2016-02-24 マルディン県ヌサイビン、住民の移住続く (Milliyet紙)

マルディン県ヌサイビン郡で移住が続いている。外出禁止令の発令が予想される同郡の住民らが自宅を手放しつつある。      テロ組織クルディスタン労働者党(PKK)の青年組織、市民防衛隊(YPS)のメンバーによる塹壕やバリケードの構築とデモとが原因で外出禁止令の発令が予想されるヌサイビンで移住が続いている。同郡に残った数少ない住民でさえも徐々に自宅を手放しつつある。自宅を離れなければならなくなってしまい、辛い経験に対する思いを語る住民、アリ・Dさんは「PKKの支持者らは我々の家の近くに爆弾を設置した 全文をよむ

2016-02-23 被告96人、IS裁判始まる (Hurriyet紙)

テロ組織イスラム国のトルコにおける組織化を対象に実施された捜査の一環で10名の逮捕者を含む被告96名に対する裁判の第一審が行われた。      イスタンブル裁判所の第4重罪法廷で行われた第一審にハリス・バヤンジュク、アサード・ヘリフ=アルハドゥル、ムハンメド・ムスタファ・ハッリ含む9名の逮捕者、合計35名の容疑者が出席した。原告10名も出席した第一審を共和人民党(CHP)イスタンブル選出のアリ・シェケル議員も傍聴した。他方、この審理にアラビア語を解する通訳も出席した。      ■ 第一審は午後 全文をよむ

2016-02-16 どうする?IC身分証明書に「宗教欄」 (Radikal紙)

現在使用されている身分証明書に取って代わるIC身分証明カードに宗教欄は記載されない予定である。エフカン・アラ内務相の通知によれば、任意という条件で宗教に関する情報がICチップに組み込まれる。      新身分証明カードが内務省の大国民議会計画予算委員会における2016年度予算審議にて議題に上った。国民の民主主義党(HDP)イスタンブル選出のガロ・パイラン議員は、「新身分証明で宗教に関する情報が記載される。ICチップにそうした記載欄を組み込むことに如何なる利点があるとお考えか」と質疑した。     全文をよむ

2016-02-15 大きな避難民の町、キリス (Hurriyet紙)

キリスを一望できる丘から見た時に、シリア側から見た時、地平線から砲撃の煙が立ち上る一方、キリスが最新の現代的なアパートで大きくなったのも見える。歩道には足の踏み場もない。日中はいつでも大小の通りで渋滞が起こっている。その理由をキリス市長のハサン・カラが説明した。      「キリスは2023年に人口が11万5千人に達するだろうという見込みのもと、整備が進められている。インフラはこの見込みをもとに整備され、他の施設も完成間近である。2011年にシリア内戦で空爆が始まった直後から、人口は2倍に膨れ上 全文をよむ

2016-02-14 ウルファ居住PKK首領カラユランの兄弟、非合法活動で逮捕 (Radikal紙)

シャンルウルファ県のビレジキ郡で、非合法なデモに参加し、PKKのプロパカンダを行ったとして、PKK首領ムラト・カラユランの弟であるB・Kを含む13人が逮捕された。      ビレジキ警察の対テロ対策局の部隊は、郡内の14か所への同時捜査を実施した。この捜査で、ムラト・カラユランの弟であるボザン・Kを含む13人が逮捕された。      非合法なデモに参加し、PKKのプロパカンダを行ったとして逮捕された他の12人は、アフメト・K、ハリル・G、セラハッティン・A、メフメト・Y、ヒュセイン・G、ヌフ・K 全文をよむ

2016-02-12 5階建て老朽ビル2棟、倒壊―イスタンブル中心部 (Hurriyet紙)

ベイオールのイスティクラル通り付近にあるクラビイェ通りで5階建てビル2棟が倒壊した。イスタンブルのヴァスィプ・シャーヒン県知事は、倒壊したビルがあった場所を訪れ説明を行った。「第一報によると建物内に残された人はいない」と述べた。一方でビルの隣にある駐車場で働いていた者たちは数分前にビルの異変に気づきビルで倒壊が起こることを察知して惨事をまぬがれたことが明らかになった。      ■シャーヒン県知事からの説明      「本日午後ビル2棟が倒壊した。建物内に人はいなかった。近隣住民や、オフィスの責 全文をよむ

2016-02-12 カナル・イスタンブル法案、首相府より発表 (Hurriyet紙)

リュトフィ・エルヴァン副首相はカナル・イスタンブル・プロジェクトの法整備について、「この法整備もこの先実施する。交通省が法案を首相府へ提出した」と述べた。法案の内容についての情報はなし。       エルヴァン副首相はAハベルで時事問題への質疑応答を行った。副首相はカナル・イスタンブル・プロジェクトについての質問にも答え、交通海事通信省がプロジェクトの作業を開始しており、実現に必要な法整備を行っているところだと述べた。       エルヴァン副首相は「この法整備もこの先実施する。交通省が法案を首 全文をよむ

2016-02-11 ボドルムで溺死アイランくんの父、実は密航黒幕か? (Hurriyet紙)

ボドルムの海岸沿いに溺死した状態で打ち上げられ、シリア難民の現状を示す最も悲しい姿となったアイラン・クルディ君と、その兄や母親を含んだ計5名が亡くなった事件に関し、昨日公判が始まった。      ボドルム重罪裁判所で懲役35年の刑を言い渡されたシリア国籍のムワファカ・アラバシュ(36)とアセム・アルフルハト(35)両容疑者は、自身らがビジネスに携わっており、また密航の真の黒幕が、拘束なしで起訴されたアイラン君の父親であるアブドゥッラー・クルディ氏であることを証言し た。      ■「みなが彼を 全文をよむ

2016-02-10 ディヤルバクル県知事、旧市街空爆の報道を否定 (Milliyet紙)

ディヤルバクル県庁は、一部報道機関が伝えた、軍による「スル郡の空爆を始める」といううわさに関する発表で、報道が実際と違うと明らかにした。今日、スル郡で軍とPKK(クルドディスタン労働者党;非合法)の間で起こった衝突によって3人の兵士が負傷した。      ディヤルバクル県庁は、一部報道機関やメディアで、スル郡でPKKに対して準備された軍事作戦の中で軍が「スル郡の空爆を始める」といううわさが事実とは異なると明らかにした。発表では、次のように述べている。      「一部インターネットサイト、ソーシ 全文をよむ

2016-02-08 イスマイル・アー教団の拠点、取り壊し―イスタンブル・ベイコズ区 (Hurriyet紙)

ベイコズ区のチャヴシュバシュにおいて森林地区に違法に建築されたという理由で、以前に取り壊しの決定がなされていたマフムト・エフェンディのキュッリイェ(モスクを囲む集合施設)が取り壊され始めた。      マリフェト協会によって建設されたマフムト・エフェンディのキュッリイェにおいて違法であると訴えられた建物を取り壊すためにチャヴシュバシュ地区の共和国通りでに市の職員と多くの機動隊員そして暴動鎮圧装甲車(TOMA)が介入した。      警察隊は周囲で警備体制をとった。      ■TOMAが横転   全文をよむ

2016-02-08 1200人の教員、SMSでイスタンブルに招集 (Zaman紙)

シュルナクのイディル郡の1,200人の教員に国民教育省が昨日SMSを送った。教員は、職務に従事しているイディルでなく、イスタンブルで行われるセミナーに招集された。この決定は、人口7万3,000人の郡で外出禁止令が出るだろうという推測の原因となった。2カ月前には、同様の事態がシズレとシロピでも発生した。   国民教育省は、シュルナクのジズレとスィロピの他にもう一つの郡からも教員を集める決定をした。イディルで職務に従事している1,200人の教員は、SMSでイスタンブルの教育セミナーに招集された。冬休 全文をよむ

2016-02-06 ディヤルバクル城壁内(スル郡)、住民退避続く (Milliyet紙)

ディヤルバクルのスル郡ではPKKのテロリストによる襲撃に怯える住民らが相次いで自宅を放棄している。今日は、外出禁止令が発令されていない地域の世帯もスル郡を捨てた。避難民となったD.Aさんは「自宅を放棄して避難せざるを得なかった」、H.Gさんは「私たちは塹壕など望んでいない。家も仕事も失い私の家族はばらばらになった」と語った。      ディヤルバクルのスル郡では、テロ組織PKKの構成員による襲撃の被害を受けている家族が自宅に別れを告げている。   スル郡では12月11日以降、ジェヴァトパシャ、フ 全文をよむ

2016-02-06 不衛生なムール貝のドルマ製造所、閉鎖措置―イスタンブル (Radikal紙)

ベイオールで売られていたムール貝のドルマ(ピラフ詰め)製造所に家宅捜索が行われた。不衛生な環境で製造を行っていたため閉鎖措置を取られた。      ベイオールで不衛生な環境で違法なムール貝のドルマを製造していた製造所に家宅捜索が行われた。タルラバシュで行われた家宅捜索で不測な事態に備え機動隊も支援した。家宅捜索を行われたムール貝ドルマ製造所は衛生面が保たれているとは程遠い状態であった。この製造所で製造されていたムール貝のドルマは特にイスティクラル通りにある数多の屋台で売られていたことが分かってい 全文をよむ

2016-01-30 ボドゥルム土地騒動決着―オスマン朝古文書が鍵 (Hurriyet紙)

ムーラ県ボドルム郡で長年にわたり続いていたヴォイヴォダ(オスマン朝時代の徴税官)、ハジュ・ヒュセイン・アーの遺産問題が6年の後に解決となった。6年にわたる裁判の結果200年来の遺産の相続人に権利の譲渡が始まった。      ハジュ・ヒュセイン・アーの8人の子どもたちのうちの2人であるアリフとハサン・アーから遺されたと伝えられている遺産についてムムジュラル街区で会議が行われた。6年に渡る裁判の結果、200年来の遺産について相続人に権利の譲渡が始まった。会議では1億トルコリラ以上の価値とみられる遺産 全文をよむ

2016-01-30 ディヤルバクル・スル郡、戦火やまず (Radikal紙)

ディヤルバクル県スル郡で起きた衝突によって、兵士5名が負傷した。ディヤルバクル軍病院で治療を受けていた兵士らのうち、セルチュク・パケル上級軍曹が死亡した。      ディヤルバクル県中心にあるスル郡の11の街区で外出禁止令が60日間続く中、今日31日衝突が激化した。治安部隊とPKKとの間で発生した衝突と爆発により、5名の兵士が負傷した。ディヤルバクル軍病院で治療を受けていた兵士らのうち、セルチュク・パケル上級軍曹が死亡。この作戦の過程で昨晩にも3名の兵士が負傷している。      ■参謀司令本部 全文をよむ

2016-01-30 難民船、また転覆―39人死亡 (Milliyet紙)

チャナッカレ県アイヴァジュク郡から出発した難民船が転覆し、39人の死者が出た。       アイヴァジュク海岸から今朝ギリシャのレスボス島へ向かった難民を乗せた船が、バデムリ湾で転覆した。ボートに乗った難民たちが「ALO 158沿岸警備隊」に電話して助けを呼び、沿岸警備隊の乗組員が出動した。転覆したボートは完全に沈没し、難民たちも水中に投げ出された。現場に到着した沿岸警備隊員は、43人の難民を救出したが、10人が遺体で見つかり、そのうち5人は子供だった。遺体と避難者は上陸し、極端に体温が下がって 全文をよむ

2016-01-29 「平和宣言」署名の教員、事情聴取ーイスタンブル大、ユルドゥズ工科大 (Radikal紙)

「学者の平和イニシアチブ」の、「我々はこの罪に加担しない」という宣言に署名したイスタンブル大学とユルドゥズ工科大学の研究者らに対する事情聴取が始まった。      「学者の平和イニシアチブ」の「我々はこの罪に加担しない」という宣言に署名した1128人の学者に向けられた捜査が国内外の反応を集める中、イスタンブル大学とユルドゥズ工科大学の学者たちにも事情聴取が行われた。ヒュッリイェト紙のギュルセヴェン・オズカン記者の記事によると、イスタンブル大学で宣言に署名した教授18名、助教授8名、助手15名、研 全文をよむ

2016-01-26 アレヴィー・政府会合で「タリーカ復活」の疑念 (Cumhuriyet紙)

アレヴィーの代表者を招いて開かれた政府会合で、政府側が「イルファーン(訳注:イスラムの神秘主義思想)の家」について言及したことを受け、アレヴィー系諸団体の間では「タリーカ(神秘主義教団)の法的認可が進められるのではないか」という不安が広がった。      法務省が主催し、アレヴィーの代表者が出席した「ジェムエヴィ」会合は、「伝統的イルファーンの場」という表現を巡り、早くも暗礁に乗り上げた。「『イルファーンの家』とは何を指しているのか」というアレヴィーの代表者に対し、法務省の担当者は「その他タリー 全文をよむ

2016-01-21 「降伏せよ」ディヤルバクル・ウルジャーミーから呼びかけ (Milliyet紙)

ディヤルバクルのスル郡における作戦で任務にあたる司令官が、塹壕やバリケードを築きテロ組織に加わっている同地区のクルド人に対し、ウル・ジャーミィのスピーカーから異例の降伏勧告を行った。      住民も注目した勧告では「預言者の都市の、神聖なるウル・ジャーミィから話している。スル地区で起こした一連のテロ事案を終結させ、降伏せよ。この町に暮らす人々にこれ以上危害を加えるな。さらに多くの死をもたらすな」と呼び掛けられた。      町中心部のスル地区で塹壕を埋め、バリケードを撤去してPKKのテロリスト 全文をよむ

2016-01-20 エーゲ海地域降雪、イズミルなど今日も休校 (Hurriyet紙)

降雪の影響を受けた一部の地域で1月21日木曜日が休校となった。   以下が休校となった市と郡である。      ■イズミル   イズミル県のクヌク郡とベルガマ郡で吹雪のため学校が一日休校となった。   イズミル県の一部の郡が正午から降り始めた吹雪の影響を受けた。ベルガマ郡とクヌク郡では雪のため一部の道路が閉鎖された。作業員が除雪作業に追われる中、学校は一日休校となった。ベルガマ郡とクヌク郡の郡長は、生徒が怪我をしないよう2016年1月21日(木)、学校を一日休校にすると通知した。      ■エ 全文をよむ

2016-01-20 爆音のさなかのディヤルバクル中学生、高校入試統一試験で高得点 (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクル県スル郡の生徒、シャキル・ドゥルさんとディジレ・ティケンさんが、高校入試統一試験で高得点を獲得した。      外出禁止令が発令されたディヤルバクル県スル郡での衝突のためアルパルスラン・イマーム・ハティプ中学校では閉校措置がとられた。この学校で学ぶ570名の生徒は、イェニシェヒルにあるシェヒト・ユズバシュ・バフティヤル・エル・イマーム・ハティプ中学校に移って勉強を続けている。      ■銃声や爆発音の最中で110点      このうち、シャキル・ドゥルさんとディジレ・ティケンさん 全文をよむ

2016-01-20 大学学長に代わる「局長」任命? (Cumhuriyet紙)

大学で選出された候補者を学長に任命できないことを恐れる高等教育機構(YÖK)は、エルドアン大統領の決定により学長を「局長」のように任命・解雇可能にするため、法改正を計画している。      「平和のための声明」に署名した研究者らをタイイプ・エルドアン大統領が批判し「魔女狩り」が始まった。   議論が続く中、高等教育機構(YÖK)は、学長選挙の廃止に向けて準備を始めている。      エルドアン大統領が平和声明に署名した「平和のための研究者たち」への司法及び政治的制裁を求めたこと、そして大統領に近 全文をよむ

2016-01-16 猫好きイマーム、SNSで人気急上昇 (Milliyet紙)

トルコで最近「猫好きイマーム」が話題である。猫との写真をSNSでシェアする「猫好きイマーム」は、すぐに注目の的となった。      ウスキュダルにあるアズィズ・マフムド・ヒュダーイー・モスクのイマームであるムスタファ・エフェ氏は、猫たちを寒さから守るためにモスクの中へ入れて、飼っているのだ。モスクの親切なイマーム、ムスタファ・エフェ氏を、トルコ中の人は、イマームを務めるモスクで猫たちを可愛がっている様子をシェアした写真で知った。またたくまにSNS上で有名になったイマームのため、Facebookで 全文をよむ

2016-01-16 「平和のための学識経験者イニシアチブ」参加の研究者、逮捕30人 (Hurriyet紙)

「平和のための学識経験者イニシアチブ」が出した「この犯罪を一般化させない」というタイトルのレポートに署名した学識経験者らが、大学や検察から取り調べを受けることとなり、昨日(15日)逮捕された。    コジャエリ:21人が逮捕された。ムスタファ・キュチュク首席検事は、「彼らは『テロ組織のプロパガンダ行為』並びに『国家の道徳的な在り方に対する侮辱行為』という2つの罪状により取り調べを受けた」と話した。身柄を拘束された学識経験者らは、その後釈放された。    ボル:アバント・イッゼト・バイサル大学の医 全文をよむ

2016-01-15 ロシア、対トルコ制裁策に変更なし (Hurriyet紙)

ロシアのドミートリー・メドヴェージェフ首相報道官のナタリア・チマコワ氏は、対トルコ制裁に変更は行われず、必要に応じ政府はこの制裁を適用しない事業協約リストを定めると明らかにした。      チマコワ氏はこの件に関して次のように説明した。   「トルコに関連する特別制裁は首相の指示によって行われた。政府はこの制裁を実行するための文書を準備している。これらのうちのいくつかは実行し、効果を出し始めた。これらは準備されている。政府は法令を実行するために動くだろう。   この制裁の変更は全く予定されていな 全文をよむ

2016-01-10 テレビでの発言で教師チェリキに対するテロ組織捜査 (Radikal紙)

カナルDで放送されたベヤズショウという番組に電話で出演して、アナトリア東部と東南部で起こっていることに関して話した教師アイシェ・チェリキについて、「テロ組織の宣伝行動」という罪で捜査が始まった。   アナトリア通信によると、ディヤルバクル県共和国検察は、アイシェ・チェリキが1月8日に出演したテレビ番組での言動を受けて行動を起こした。検察は、教師とされている被告について、「テロ組織の宣伝行動」という罪で捜査を始めることを決定した。   アナトリア通信の情報によると「捜査の中で、アイシェ・チェリキが 全文をよむ

2016-01-09 アンカラのISシンパ、450人!? (Radikal紙)

ISが、アンカラの8つの団体の下で組織されていたことが報告書で明らかになった。当該の8団体の関係者は合計450人に及ぶとされる。この内の100人は爆発物取り扱いの訓練を受けていたことが判明した。      昨年10月10日、102人の死者を出したアンカラの駅でのテロ攻撃の後、2回目のテロ攻撃を計画していたISに対し12月30日に行われた捜査では、自爆を行う予定だったムサ・ジャノズとアドナン・ユルドゥルムが逮捕されていた。      ハベルチュルクのフェヴズィ・チャクル氏の報告によれば、クズライと 全文をよむ

2016-01-07 金曜礼拝休憩法、施行 (Radikal紙)

首相府作成の金曜礼拝に関する通達が官報で公告された。      金曜日の昼休憩を、礼拝の自由が妨げられることなく活用出来るよう作成された「金曜日の休憩に関する2016/1号首相府通達」が官報で公告された。      アフメト・ダヴトオール首相名で署名された通達では、「憲法及び関連法で保証される宗教信仰の自由にもとづき:公的機関・組織の勤務者は、金曜礼拝の時刻が勤務時間と重なる場合、希望すれば欠勤とならずに休憩の許可を得ることが出来る」と記載されている。      通達では、公的機関・組織勤務者の 全文をよむ

2016-01-06 スィロピ郡で殺害された女性3名の身元が判明 (Radikal紙)

スィロピ郡で行われた機銃掃射で女性3名が亡くなった。殺害された3名が民主地域党(DBP)執行部メンバーのセーヴェー・デミル氏、 スィロピ人民議会のパキゼ・ナユル共同議長、自由女性会議(KJA)の活動家であるファトマ・ウヤル氏であることが分かった。男性一名の遺体については身元が未だ判明していない。      シュルナク県スィロピ郡で昨日1月4日夕方頃に行われた機銃掃射によりうち女性3名を含む計4名が死亡している。4名の遺体はスィロピ国立病院の死体安置所へ運ばれた。遺体に関する情報を得るため病院へ向 全文をよむ

2016-01-05 宗務高等機構、「婚約しても手をつないではいけません。宗教婚礼は望ましくない」 (Hurriyet紙)

宗務高等機構宗教情報プラットホームは(「宗教問題相談」への回答(fetva)で)、結婚準備をしている婚約中のカップルにアドバイスをした。発表では、婚約中にカップルが手を繋がないこと、また二人きりにならないことが必要であると述べられた。      宗務庁の名で「宗教問題相談」への回答(ファトワー)を発表している組織として知られている「宗務高等機構宗教情報プラットホーム」が様々な人々から寄せられた「婚約者たちが気軽に会えるようになるには、(宗教)結婚はふさわしいか?」という問いへの回答を、ウェブサイ 全文をよむ

2016-01-04 クルド問題関係書籍3冊、販売禁止に (Radikal紙)

ジャーナリストのハサン・ジェマル氏とトゥーチェ・タタル氏がクルド問題について書いた3冊の書籍について、「暴力を奨励することで、テロ組織を宣伝、犯罪を犯すよう扇動、犯罪や犯罪者を称賛」しているとの理由により、回収との判決が以前に下された。弁護士からこの判決に対し不服が申し立てられた。裁判所は、この三冊について、「配布及び販売を禁止する」判決を下した。      ガーズィアンテプでPKK(クルディスタン労働者党:非合法組織)と関係する愛国革命家青年運動(YDG-H)に向けた捜査で拘留した人物の家で、 全文をよむ

2016-01-02 仏ISテロ犠牲者エリフさん、給与一部をムスリム奨学金へ寄付していた (Radikal紙)

パリでのISによるテロ攻撃で死亡した129人の犠牲者の一人であるエリフ・ドアンさんは給料の4分の1を、セネガルの大学で教育を受けている3人のムスリムの学生に寄付していたことが明らかになった。イズミルで暮らしている父ケマル・ドアンさんは、娘のためにフランスから支払われる予定の補償金も、同様に貧しい学生への奨学金として寄付すると話した。      フランスの首都パリで、去る11月14日にIS戦闘員が仕掛けた3つのテロ攻撃で129人が死亡、352人が負傷した。パリのテロでは、トルコ系のベルギー国籍者エ 全文をよむ

2016-01-02 宗務庁のジェムエヴィ見解―レッドライン (Milliyet紙)

宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、公正発展党の第64次内閣による政綱に含まれている「ジェムエヴィへの法的地位の付与」に関し、「ジェムエヴィをモスクの代替としたり、別の信仰の礼拝所かのように見なすのは、越えてはならない一線だ」との意見を述べた。      ギョルメズ長官は、トルコでアレヴィー派の人々が自由に信仰上の義務を果たし、伝統を守ることの必要性をいたる所で述べてきたと話し、この問題に関する政治的な要求と宗教的な要求が混同されてきたと主張した。      ギョルメズ長官は、ジェムエヴィが礼拝 全文をよむ

2015-12-31 イスラム保守派が祝う、イスラム風新年行事 (Radikal紙)

アナトリア青年協会(AGD)はイスタンブルの多くの地区で、新年行事に代わる別の行事を用意した。(ムハンマドの)メッカ征服を語るプログラムが行われ、その最後には、1団の若者が(イスラム)頌歌を詠んだ。      AGDのファーティフ支局アリ・エミリ文化センターで行われた「メッカ征服」の催しはハーフズ(コーラン暗唱者)のベイトゥラッー・オズデミル氏がコーランを詠み上げて始まった。      プログラムは、続いて、AGDのファーティフ支局長オスマン・オクタル氏の挨拶が行われた。オクタル氏は、メッカの征 全文をよむ

2015-12-31 イスタンブル積雪21センチ (Cumhuriyet紙)

イスタンブルでは、昨日昼頃からの雪の影響が今日に入って増している。広域市が十分な対応を出来なかったため、道路が凍結し、チェーンやスノータイヤを未装備の車が道路で立ち往生した。イスタンブルでは昨日からの大雪が夜間に入り勢いを増した。       トルコでは全国的な冷え込みと降雪で日常生活に影響が出ている。イスタンブルは2016年を降雪で迎える。タクスィム、エティレル、ニシャンタシュといった場所では、降雪のもと新年を祝った。       昨日昼頃からの雪は、昨晩、今日と勢いを強めており、降雪で市内で 全文をよむ

2015-12-30 モスタル橋を車で渡ろうとしてトルコ人ツーリスト、騒動に (Radikal紙)

ミーマール(建築家)・スィナンの弟子ハイレッディンによって1566年に建てられた歴史的なモスタル橋を自動車で渡ろうとしたトルコ人観光客はボスニア・ヘルツェゴビナを騒動に巻き込んだ。      ボスニア・ヘルツェゴビナの警察は、ボスニア・ヘルツェゴビナ国内で最も重要な歴史文化遺産に含まれるモスタル橋をレンタカーで渡ろうとしたとされているトルコ人を探している。      警察は、借りていた黒の自動車で夜間にボスニア・ヘルツェゴビナ南部のモスタル市のシンボルであり、交通封鎖されていた橋の上で出たトルコ 全文をよむ

2015-12-30 イスタンブル降雪、トルコ航空142便欠航 (Hurriyet紙)

イスタンブルで予想される大雪により、トルコ航空は142便をキャンセルした。      気象総局はイスタンブルで30日正午ごろから大雪注意報を出したが、今から航空便に影響が出始めた。トルコ航空(THY)は大雪予報を受け国内線・国際線の142便を欠航した。THYは公式サイト上で以下のように説明した。      「トルコ航空をご利用のお客様、2015年12月30日と31日、イスタンブル・アタトゥルク空港、サビハ・ギョクチェン空港では悪天候が予想されており、発着便数を減らすため、一部の便を欠航いたします 全文をよむ

2015-12-26 アノニマス、トルコで5万台のコンピュータを掌中に (Hurriyet紙)

ハッカー集団のアノニマスが、約10日ぶりのサイバー攻撃をトルコでコントロール下にあるパソコンを対象に実行した。DDos攻撃と呼ばれる方法により、5万台近いコンピューターが所有者の気づかぬ内にトルコのインターネットサイト上で攻撃を受けている。    トルコは今、サイバー攻撃の影響下にある。先週から公共サイトを対象に始まったサイバー攻撃は、一昨日(24日)と昨日(25日)から銀行を始めとする数多くのセクターを狙い続けている。昨日は、一部の銀行のインターネットサイトから操作を行うことができなかった。こ 全文をよむ

2015-12-26 イスタンブル景観破壊のビル、さらに建設へ (Cumhuriyet紙)

ゼイティンブルヌの歴史的な半島に短剣のように突き刺さった16:9タワーに隣接して高さ70メートルのイェディ・マーヴィ・プロジェクトが計画されている。プロジェクトはカルカヴァン、ギュル・ヤプ、ハサン・セヴェル建設が共同で11億4千万ドルの投資して実行する。      歴史的な半島に短剣のように突き刺さった16:9タワーに隣接し、イスタンブルで再び景観論争を引き起こす新たなプロジェクトが計画されている。      トルコ・エンジニア・建築家商工会議所(TMMOB)の都市計画家部会イスタンブル支部は街 全文をよむ

2015-12-26 礼拝所新設めぐり対立―中東工科大 (Hurriyet紙)

大学内での新しい礼拝場の建設問題に加え、一部グループが12月22日にバスケットコートで礼拝しようとしたことに端を発し、大学内で緊張が高まっている。同グループは礼拝の自由が無視されていると主張する一方で、他のグループはIS(イスラム国)の思想が中東工科大学を標的にしていると主張している。      「中東工科大学礼拝コミュニティ」に所属する学生らは、予備教育棟にある礼拝所(の広さ)が不十分であると主張し、学長局に新しい礼拝所を要求した。この要求に反対する学生らはと言うと、署名を集めて礼拝所の建設工 全文をよむ

2015-12-24 村人、白旗を手に村をはなれる―PKK銃撃戦 (Milliyet紙)

24日午前、激しい衝突があったジュディ街区で、住民らが白旗を手に同地区を離れ、迂回道路の方に向かう様子が目撃された。      シュルナク県スィロピ郡では14日に外出禁止令が下された後、作られた堀の閉鎖、バリケードの撤去および二つの郡のPKKのテロリストの無力化を目的に始まった掃討作戦がいまだ続いている。   ジズレ県では軍と警察が共同作戦に従事しており、同郡の複数の高い丘に配備された戦車から、PKKのテロリストが設置したバリケードを狙う砲撃が続いている。同日夜にかけて続いた作戦によって特に衝突 全文をよむ

2015-12-20 レイハーニー郡、小学生3人に1人はシリア人 (Milliyet紙)

シリア人がもっとも多く暮らす町の1つであるハタイ県レイハンル郡では、3万7991人の生徒が学んでいる。この生徒たちのうち1万2591人はシリア人だ。つまりこの町で学校に通う生徒のうち3人に1人はシリア人である。      レイハンルでシリア人の子供が学ぶ学校の数は日々増えている。この町では63の学校で2万5400人のトルコ人生徒が学んでおり、シリア人たちが31番目の学校を開いた。初等部と中等部で150人、就学前教育の部門で60人が学んでいる10クラスならなるこの学校では、シリア人20人が教員とし 全文をよむ

2015-12-17 結婚奨励金、年齢制限は27歳! (Hurriyet紙)

トルコ政府は2016年度の行動計画で、1週間後の施行を計画する中小事業者、農業従事者、若者に向けた行動に関わる4つの閣議決定と1つの法令を官報で発表した。この政策により、銀行で口座を開設し3年間預金した人に対し、政府は5000リラの結婚奨励金が給付される見通し。初婚で助成金を受給する人は27歳までに結婚することが条件だ。                  4か月後に施行される「持参金口座と政府助成金に関する方針法令」は16日官報で公表された。これによると、最高24歳の未婚の若者らと18歳以下の子 全文をよむ

2015-12-13 ハヌカー、初めて公開で祝う (Radikal紙)

トルコ共和国の歴史上で初めてハヌカーが一般人に公開された広場で政府高官も参加して行われた。      イスタンブルのベシクタシュでのハヌカーは、トルコのユダヤ教団とベシクタシュ区の協力で行われた。   セレモニーにイスタンブル県知事とイスタンブル広域市長とともに外務省とイスタンブル宗務局からも代表者が参加した。   オルタキョイ・シナゴーグのラビとオルタキョイ・ジャーミーのイマームが一緒にキャンドルに点火した。   アメリカとスペイン、イスラエルの総領事もセレモニーに参加した。   レジェプ・タ 全文をよむ

2015-12-12 イスタンブルの「リトル・ダマスカス」活況 (Hurriyet紙)

戦禍を逃れてトルコへやってきた220万人のシリア人難民のうち、難民キャンプに留まっているのは25万人に過ぎない。イスタンブルで生活している難民の数はおよそ33万人だ。シリアの戦争はいつ終わるのか定かでない。このため(シリアから)来た人々は、もう戻ることはないかのように定住しつつある。 既に学校やラジオ局、文化・芸術団体がある。イスタンブルのファティフ区には、イギリスの首都ロンドンにあるチャイナ・タウンのような、シリア・タウンがある。アレッポのお菓子屋、ダマスカスのドネル・ケバブ(シャヴァルマ)屋 全文をよむ

2015-12-12 イズミルで再び偽ラク捜査 (Milliyet紙)

イズミルで、密造酒が原因で最近明らかになった死亡者と中毒者に関して取り調べを強化している不正取引・組織犯罪担当局のメンバーが、ビリンジ・コルドンで行った捜査で264本もの偽ラクを押収した。      コナク区で、不正取引担当局、治安担当局、金融犯罪担当局のメンバーから成る合計100人がビリンジ・コルドンにある飲食店を捜査した。捜査において、1本70CCのビンの中に偽のウィスキー、1本30リットルの大瓶の中には偽物と思われるウォッカ、1本5リットルの大瓶の中には偽物と思われるウィスキー、合計264 全文をよむ

2015-12-12 シャンルウルファ、1時間の捜査で50人シリア人水商売女性逮捕 (Milliyet紙)

シャンルウルファで、昨日500人の警官が実施した風紀捜査により、1時間で50人のシリア人女性が逮捕された。彼女たちはナイトクラブや娯楽施設で水商売をしていたとされている。      シャンルウルファで、1時間の捜査により50人のシリア人水商売女性が逮捕された。最近、シャンルウルファでは売春や麻薬、窃盗といった事件が増加しており、これに関し平和な、安心した環境を維持すべく、治安担当局のもとで捜査が実施された。安全チームと、麻薬犯罪抑止・対策担当局チームからなる500名の警官に対し、捜査先の住所と安 全文をよむ

2015-12-06 ウルファの遊興施設でシリア女性拘束 (Zaman紙)

シャンルウルファで行われた1時間の踏込み捜査で、遊興施設でホステスとして働いていたとされる50人のシリア人女性が拘束された。      最近の都市部での売春と麻薬、強盗などの事件の増加を受けて、500人の警官が遊興施設を捜査した。路地や無認可とされる施設に踏込み、母国の内戦を逃れシャンルウルファにやってきて、遊興施設で夜にホステスとして働いているというシリア人女性50人と、様々な罪状で指名手配されていた25人を拘束した。捜索で拘束された75人は、メフメト・アーキフ・イナン教育調査病院で健康診断を 全文をよむ

2015-12-04 アナトリア各地大雪、6都市で学校お休み (Hurriyet紙)

大雪により、シュルナク、リゼ、ヴァン、スィイルト、ボル、カスタモヌの一部地域では今日、学校が休校になった。今朝にはアルトヴィンでも休校との知らせが入った。      ■アルトヴィンで雪による休校       アルトヴィンの町の中心と、ボルチカ、ムルグルの各郡では大雪により学校が今日一日休校となった。      ■シュルナク       シュルナクでは水曜から続いている大雪で今日は休校となった。シュルナク県庁は夕方の書面に寄る発表で、「大雪のため、シュルナク中心と中心郡に属する各地区各村で初等・中 全文をよむ

2015-12-02 暗殺のディンク氏遺族に10万リラの賠償金 (Radikal紙)

トルコ内務省は2007年1月19日に暗殺された週刊紙「アゴス」の総編集長フラント・ディンク氏の死に関して「サポート不足」があったとして遺族に10万リラの慰謝料を支払う見通しだ。      アゴス紙総編集長のフラント・ディンク氏の暗殺について裁判や捜査が続く中、行政裁判所はディンク氏の遺族が慰謝料を求めた訴訟に対し判決を下した。アゴス紙の記事によれば、内務省はサポート不足があったとして慰謝料を支払うという。   イェルバント・ディンク氏とハスロフ・ディンク氏は、フラント・ディンク氏の死について内務 全文をよむ

2015-11-27 AKMに映画「エルトゥールル1890」の大パネル (Radikal紙)

『エルトゥールル1890(邦題:『海難1890』)の映画パネルのAKM(アタテュルク文化センター)での掲示を認めたイスタンブル第二保護委員会が以前、トルコ映画100周年に関連するポスターの掲示に許可を与えなかったことが明らかになった。      『エルトゥールル1890』の映画の広告パネルのタクスィムのアタテュルク文化センターへの掲示が保護委員会の決定の矛盾を露呈させた。イスタンブル第二保委員会は、営利目的ではなく、省が関連しているという理由でもって2016年1月15日までのポスターの掲示を許可 全文をよむ

2015-11-27 ジュムフリイェト紙編集長逮捕に反発広がる (Hurriyet紙)

ジュムフリイェト紙編集長であるジャン・デュンダール氏とアンカラ支局長のエルデム・ギュル氏が逮捕されたことに対して、ヨーロッパ、アメリカ、ジャーナリスト、政治家から批判が巻き起こっている。この逮捕はトルコにおける報道の自由についての議論をEUで再燃させた。この件は明日のトルコ・EUサミットの議題に挙がっている。各方面からの批判は次のように要約する。      ケマル・クルチダルオール(共和人民党(CHP)党首)   犯罪者ではなく、犯罪の報道をした者が逮捕されたら、誰が「トルコで報道の自由、司法の 全文をよむ

2015-11-22 グループ・ヨルム、裁判所の決定でコンサート実施 (Radikal紙)

クヌクで炭鉱労働者共同組合の主催で10月18日に行われる計画だったグループ・ヨルムのコンサートは、アンカラで起こった爆破テロ事件が原因で延期された。その後コンサートは2015年11月22日14時から行われると決定された。しかし、イズミル県は、安全面の理由で先週の水曜日に下された決定によって、コンサートの開催許可を与えなかった。炭鉱労働者協同組合によるイズミル第6裁判所への申し出を受けて、県による開催の不許可は取り消された。これに続いてグループ・ヨルムは、コンサートを本日16時にクヌク共和国広場で 全文をよむ

2015-11-18 米調査会社、トルコの8%はISシンパ (Radikal紙)

本社が米国にある調査会社PeWのアンケートによると、トルコの「イスラム国」(IS)シンパの割合は8パーセント。つまり600万人以上が過激派テロ組織に共鳴している。過半数の73パーセントはISに否定的だ。      PeWがトルコを含むイスラム圏の11ヶ国を対象にしたアンケートによる結果は危険な状況を明らかにした。回答者には「ISに共感しますか?」との質問が投げかけられた。トルコで質問に対し「はい」と答えたのは8パーセントで、過半数73パーセントが「いいえ」、一部19パーセントが「分からない」と答 全文をよむ

2015-11-17 サッカー親善試合、黙祷時の一部観客の態度に問題 (Hurriyet紙)

トルコ‐ギリシャ間の特別試合前に、観客席の某グループがギリシャ国歌を口笛で吹いて抗議した事に対しキャプテンのアルダ・トゥラン選手が制止した。この不名誉な事件は世界メディアで報道される一方で、ソーシャルメディアでも反響を呼んだ。      コンヤでのトルコ‐アイスランド戦前に行われた黙祷時に行われた「不名誉な事件」は残念ながらイスタンブルでも発生した。トルコ‐ギリシャ戦前にアウェーチームであるギリシャの国歌が流されると観客席の一部サポーターが口笛を吹いて抗議した。      観客席で上がった口笛の 全文をよむ

2015-11-14 イスタンブル宗務局、金曜礼拝エザンは12時10分に固定 (Milliyet紙)

イスタンブル宗教局は、同市の公的機関に勤務する労働者と公務員の労働時間を考慮し、今週以降金曜礼拝のエザンの時間を12時10分に固定した。       宗教局は、公的機関で働く公務員と労働者が金曜礼拝に間に合うよう、6週間にわたって礼拝の時間を固定した。この試みは昨日運用が始まり、12月25日まで毎週金曜礼拝は12時10分に行われる。宗教庁が定める礼拝時間によれば、昨日の昼のエザンは通常11時59分に読まれるはずだった。暦の上では、イスタンブルの昼のエザンは11月20日12時、11月27日は12時 全文をよむ

2015-11-13 ギュレン系メディア、衛星システムからも除外 (Radikal紙)

トゥルクサトはサマンヨルメディアグループに属するメフタプTV、エブルTV、ブルチFMを含む13のテレビ局とラジオ放送局を衛生放送から除外する決定を下した。同テレビ・ラジオ局は明日からトゥルクサトを通じての放送ができなくなる。トゥルクサトがこの決定をした後、警告文がサマンヨルに送られた。      ■ギュレン系チャンネルがトゥルクサトから除外      以前ディジトゥルクやカブロTV、テレドゥンヤでの放送から除外された上記テレビ・ラジオ局が明日から衛生放送も終了となると分かった。haberaktu 全文をよむ

2015-11-12 スィルヴァンで外出禁止令10日目・・・ (Milliyet紙)

 スィルヴァンで、外出禁止令中の地区に入ろうとした人民の民主主義党(HDP)党員らに許可が下りず、騒動が起きた。高圧放水とガスで警察が介入する中、HDPの共同党首、フィゲン・ユクセキダーの頭にガス弾のカプセルが当たった。       HDPのフィゲン・ユクセキダー共同党首、イドリス・バルケン会派副代表、国会議員たちからなる一行は、今日の午後からスィルヴァンに向かい、そこで集まっていた群衆グループとともに、外出禁止令が出ているテケル、メスジット、コナックの各地区へと行進しようとした。しかし、しばら 全文をよむ

2015-11-11 アタテュルク侮辱放送にRTUK、警告 (Hurriyet紙)

ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)は、11月10日の放送が原因で物議をかもしたAkitTVに大して罰金を科した。AkitTVが同様の罪を再度犯した場合、放送免許が剥奪される見通しだ。      ネット放送サイトであるAkitTVは11月10日に「圧政は1938年に終わった」と題した放送を行い、物議をかもした。この件を11月12日に取り上げたRTÜKは、問題となったニュースは第6112号法8条1項附則a及びfに反するものであるとした。      放送が附則aの「トルコ共和国政府の存在と独立、国家に 全文をよむ

2015-11-11 シルヴァン市内で対PKK戦―2軍人死亡 (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクル県シルヴァン郡において行われたPKKに対する軍事作戦により、軍人1人が殉職、1人が負傷した。市内での戦闘の最中に、5歳のアブドゥッラー・ギュネイ君が銃弾によって重傷を負ったとの情報が出たが、県はそれを否定している。夕刻、さらに警官1人が殉職、もう一人が負傷した。現在も、負傷した警官が外来で治療を受けていることが伝えられた。      シルヴァン市内では、3つの街区に戦車部隊が入る大規模な軍事作戦が早朝より開始された。戦車やヘリコプターを動員して行われた作戦において、時折戦闘が発生し 全文をよむ

2015-11-07 電子通知システム運用開始迫る、申請はお忘れなく! (Zaman紙)

トルコ全土で2016年1月1日より電子通知システム、通称E-tebligatの運用がスタートする。      会計担当者らは、会計帳簿業務をおこなう多くの企業や中小事業者のために、E-tebligat導入あたり税収局からアカウントとパスワードを支給してもらうべく、申請書の提出を始めた。2016年1月1日から開始されるE-tebligatの運用の前に、アカウントとパスワードを申請していない企業、生活協同組合、第3セクター、協会や財団による事業、事業共同体、中小事業者は1300リラの特別罰則金を支払 全文をよむ

2015-11-06 イマーム・ハティプ高校生のためにブックカフェを (Cumhuriyet紙)

国民教育省が宗教教育に関して重要だとした組織のうち、イマーム・ハティプ学校卒業生・関係者協会(ÖNDER)は、各都市でイマーム・ハティプ高校に通う学生たちのためのブックカフェを開店し、運営する旨の要望を出した。ÖNDERは、保護者からイマーム・ハティプ高校の学生たちのためにキャンプを行う必要性と、キャンプで「学生たちが主役となる議論の場が設けられ、これに応じた本と映画が選ばれるよう」との要望を受けた。      ■“パンフレット”が用意された      その名が宗教教育政策においてしばしばみられ 全文をよむ

2015-10-29 イスタンブルでIS行動隊、逮捕 (Radikal紙)

イスタンブルで月・火曜に実行された対IS作戦で拘留された26人のうち、5人が逮捕され、21人は釈放された。逮捕されたのは、ISの「行動隊」だと見られている。      イスタンブル・テロ対策担当局のチームは、月・火曜にテロ組織・ISに対して実行した作戦で拘留した26人のうち、5人を逮捕した。      ■「行動隊」を逮捕      イスタンブル・テロ対策担当局とディヤルバクル・テロ対策担当局は月曜、テロ組織・ISに対して合同作戦を実行し、拘留され警察署で取り調べを受けたム フタファ・Hとオスマン 全文をよむ

2015-10-27 「今、何時?」冬時間開始延期に、大混乱 (Milliyet紙)

冬時間の適用が11月8日まで延期される一方で、そうした知らせにもかかわらず混乱は解決しなかった。デバイスで手動の時刻設定をしなかった人々は問題に直面した。      冬時間の適用のため、世界全体で日曜日に時刻が後ろにずれる中、トルコでは混乱が生じた。11月1日の選挙のためトルコは11月8日に冬時間へ移行する予定だ。日曜日には携帯電話をはじめとしたパソコン類の時刻が自動的にずれると、たくさんの人々に問題が生じた。      問題を解決したいと願う人々に対して昨日、Android ,iOS, Win 全文をよむ

2015-10-26 ファズル・サイへの禁固10か月判決を、最高裁、棄却 (Radikal紙)

世界的に有名なピアニストで作曲家のファズル・サイ氏は2012年に自身のツイッターアカウントでオメル・ハイヤームのいくつかの詩句を投稿したため「一部の人民がもつ宗教的な価値を公然と侮辱した」罪で10か月の禁固刑判決を受けたが、最高裁判所第8刑事小法廷はその判決を棄却した。      Hürriyet紙のメスト・ハサン・ベンリ氏の報道によると、世界的に有名なピアニストで作曲家のファズル・サイ氏は2012年に自身のツイッターアカウントでオメル・ハイヤームのいくつかの詩句を投稿したため「一部の人民がもつ 全文をよむ

2015-10-24 4日間に12のネット・ニュースサイト、アクセス制限 (Radikal紙)

検察の要望により、放送プラットフォームがいくつかのテレビ局をシステムから外すことに関する議論が続く中、テレコミュニケーション通信庁(TİB)の決定によりインターネット上の数多くのニュースポータルもアクセスが規制される。Sendika.orgは短期間に8回制限が行われた。昨晩(10月 23日夜)、Siyasi Haberポータルが制限されたことにより、4日間でアクセス規制されたポータルサイトは、12となった。      TİBによる、その大半をニュースが占めるインターネットサイトに対してのアクセス 全文をよむ

2015-10-24 アタテュルク空港でパスポートコントロールシステム故障、長蛇の列 (Radikal紙)

アタテュルク空港内のポルネット情報システムに故障が発生したことで、入国および出国のパスポートコントロールカウンターで長蛇の列ができた。      アタテュルク空港内のポルネット情報システムに故障が発生したことで、入国および出国のパスポートコントロールカウンターで長蛇の列ができた。午後20時に発生した警察総局ポルネット情報システムの故障で、同空の旅客入国・出国カウンターは大混雑となった。旅行者らはポルネット故障のおかげで長時間待たされているあいだ、手をたたいたり口笛を吹くなどして抗議を示した。シス 全文をよむ

2015-10-23 キリスでISメンバー3人逮捕 (Radikal紙)

キリス県のエルベイリ郡でイスラム国に加わるために国境を越えようとした外国籍の3人が逮捕された。      キリス県知事府が行った発表によると、今日逮捕された外国籍の3人は2015年10月23日に同県のエルベイリ郡で県警察局によって行われた調べでイスラム国(IS)の支配地域に入るであろうことが割り出され身柄を拘束された。逮捕された3人の容疑者については司法・行政の取り調べが開始される。 全文をよむ

2015-10-23 4人のテロ容疑者、全国で指名手配 (Milliyet紙)

テロ組織「イスラム国(IS)」のメンバーであり、センセーショナルなテロ行為を行うためシリアから入国したと伝えられる、外国人1名を含む4名の被疑者を逮捕するため全国の警察庁が動き始めた。    警察庁並びに諜報機関は、テロ組織「イスラム国」のメンバーである外国人1名を含む4名が、センセーショナルなテロ行為のためこの短期間にシリアから入国したことを確認した。    トルコで飛行機のハイジャック、または船のシージャック、あるいは何らかの集会の場でテロ行為を行うため命令を受けたと伝えられるテロリストらの 全文をよむ

2015-10-22 突然ですが…10月30日(金)、休日に (Hurriyet紙)

ダウトオール首相が、10月30日(金)を公務員の公休日に加える通知に署名したことが明らかになった。      10月28日(水)は午後が休みである。   翌29日の共和国記念日が休日の公務員と学生は、30日も特別に公休日となる。土日は休みのため、4日半の連休になる。   さらに11月1日の総選挙のために学校が2日(月)を休日にすれば、学生と教員は5日半の連休を得る。 全文をよむ

2015-10-21 アンカラ爆弾テロ、22日前に警告があった (Milliyet紙)

アンカラで102名が死亡した爆弾テロに関する怠慢をめぐる議論が、判明した新たな文書で炎上している。      新たに明らかになった文書で、諜報機関と警察はISが大きなテロを起こす可能性があるという情報をテロの22日前に得ていたことが分かった。      ■シリアのキャンプで特別部隊を用意していた      ファーティフ・ポルタカル氏がキャスターを務めるFOXニュースで、FOX TV報道局長エルジャン・ギュン氏が報じた文書において、ISがシリアの教育キャンプで特殊部隊を用意しており、すべての諜報局 全文をよむ

2015-10-19 トゥンジェリ対PKK作戦、終了―PKK施設破壊 (Radikal紙)

トゥンジェリ県の、エルズィンジャン自動車道が通るピュリュミュル渓谷で、10月15日に開始された「殉職者、ヤヴズ・ソナト・ギュゼル軍警察少佐作戦」は、昨日終了した。作戦中にPKKのメンバーたちが埋められている墓地の一部が爆発物を用いて壊された。      トゥンジェリ―エルズィンジャン自動車道で時折道を塞ぎ、車両の身元確認を行っていたPKK所属グループへ、10月15日、ピュリュミュル渓谷で開始された、天候に恵まれた「殉職者、ヤヴズ・ソナト・ギュゼル軍警察少佐作戦」は昨日終了した。作戦へ参加した兵員 全文をよむ

2015-10-16 爆弾犯の父「通報していた・・」 (Radikal紙)

オメル・デニズ・デュンダルと双子の兄弟のマフムト・ガーズィ・デュンダルは、2013年にイスラム国(IS)に加わった。父親のメフメト・デュンダル氏は 「何度も警察に通報していた。息子たちを連れ戻すため、シリアで片っ端からキャンプを回った。息子を探す途中で死の危険に脅かされたこともあった。一人の父親として、トルコで起きた虐殺事件を嘆いている」と打ち明ける。      アンカラの平和集会をねらった爆破テロで自爆犯の一人とされているオメル・デニズ・デュンダルは、2013年に双子の兄弟のマフムト・ガーズィ 全文をよむ

2015-10-14 アンカラ警察署長ら、降格―アンカラ・テロ引責? (Hurriyet紙)

アンカラ駅で発生したテロ攻撃を受けて、アンカラ警察署長のカドリ・カルタル氏が更迭された。      トルコ内務省によってアンカラ駅の前で発生したテロ攻撃に関する捜査が適切に行われるためにアンカラ県警察署長、諜報担当局長、治安担当局長が更迭された。      内務省のインターネットのサイトから行われた発表では、この決定は捜査を行う警部の要請を受けとられたことが述べられた。      内務省の発表では以下のことが述べられていた。   「2015年10月10日にアンカラ駅前で発生した卑劣なテロ攻撃を、 全文をよむ

2015-10-12 トルコ各地でアンカラ爆発テロに抗議―職場で学校でスト (Cumhuriyet紙)

トルコ各地では、アンカラで起こった虐殺に対し、今日抗議が行われた。      トルコ各地で今日と明日にかけてストライキが行われる。従業員たちはストライキを行い、生徒と教職員は各学校でボイコットを行った。      時々刻々とトルコで起こった出来事は以下のとおりである。      午後3時:トルコ革新労働組合連合(DISK)、公務員労働組合(KESK)、トルコ技術者・建築者連盟(TMMOB)のメンバーらはアンカラで起きた爆発事件に抗議するためのデモ行進をサムスンで行った。   アンカラ駅前の交差点 全文をよむ

2015-10-12 アンカラ犠牲者、各地で悲しみの葬儀 (Hurriyet紙)

アンカラで行われていた「労働、平和、民主主義」集会の前に起こったテロ攻撃で、その命を落とした犠牲者たちが最後の旅路へと旅立っていった。法医学協会の前へ、トルコ国内中からやってきた遺体搬送車が、犠牲者たちを乗せてそれぞれの故郷へ運んで行った…。      テロ攻撃で命を落とした人々の遺体は法医学協会から引き取られ、それぞれの故郷からくる遺体搬送車によって最後の旅路へと旅立っていった。      ■「お父さん、僕の声が聞こえる?」      アンカラの「労働、平和、民主主義」集会で発生したテロ攻撃に 全文をよむ

2015-10-11 犠牲者たち―「平和」のためにアンカラへ来ていた (Hurriyet紙)

トルコで最大のテロ攻撃として歴史に残るテロ攻撃の死者の中には、国中から平和と民主主義のためにアンカラに来た人々がいた。      ■家具商のラマザンさんも       ブルサ県のイネギョル郡で家具商を営んでいたラマザン・チャルシュカンさん(26)は10日、「戦争に抗い、平和を今すぐに」集会に参加するためにアンカラに訪れた人々のうちの一人だった。チャルシュカンさんの遺体は首都に来た近親者が確認し、家族に哀悼の意を表した人民の民主主義党(HDP)のブルサ県のユクセル・アクギュン県支部長はチャルシュカ 全文をよむ

2015-10-10 平和集会参加のCHPマラティヤ青年部11名も犠牲に (Radikal紙)

今日(10月10日)、アンカラ駅で起こったテロで、共和人民党(CHP)マラティヤ青年部のメンバーも命を落としたことがわかった。 CHP青年部代表のイルファン・イナンチ・ユルドゥズ氏は、テロで亡くなったCHP支持者の若者たちを、「血を流さずに空を眺めることを求めたCHP青年部のメンバー、11人の仲間が星になるのを見送った」という言葉でしのんだ。      今日(10月10日)、アンカラ駅で起こったテロで、CHPマラティヤ青年部のメンバー11人が命を落としたことが分かった。CHP青年部代表のイルファ 全文をよむ

2015-10-10 アンカラ爆弾テロ、3日間の服喪発表 (Radikal紙)

アンカラで95人の生命が失われた爆弾による襲撃を受けて、3日間の服喪が宣言された。アフメト・ダウトオール首相は、犠牲者と今日(10日)アンカラでの爆発によって生命を失った人々のため、喪に服することが宣言されたと明らかにした。      トルコ中を痛みで覆い尽くしたアンカラでの爆弾襲撃を受けて、政府は国を挙げて喪に服することを宣言した。襲撃の後、アフメト・ダウトオール首相はアンカラに招集された治安トップ会合でブリーフィングを行い、その後会見を行い質問に答えた。      ダヴトオール首相は、襲撃を 全文をよむ

2015-10-09 ロシア建設アククユ原発計画は、どうなるのか? (Hurriyet紙)

トルコ初の原子力発電所となるアククユ原発計画は、不透明な展開に入った。ロシアが同発電所をトルコに引き渡す予定であり、現在まで同計画には30億ドルが投入された。      2017年までの資金計画は整っている。建設許可を求め、トルコ原子力エネルギー委員会(以下、TAEK)に申請が行われた。1年半~2年で許可が下りる 予定である。(来年)1月にも、ジェンギズホールディングスが、港湾の着工予定である。ロシアは、建設許可が下りていないにも関わらず、プロジェクトを進めている。「プロジェクトは100年ものの 全文をよむ

2015-10-08 ナーズク・ヒクメトは望まない―メルスィン・チャー大学 (Radikal紙)

メルスィンのチャー大学思想芸術サークルによって作成されていた表紙にナーズム・ヒクメトの写真と詩が印刷された文集の配布に許可がおりなかった。同大学運営部の要求により冊子のヒクメトの写真が除かれたのち配布の許可が下りたという。      メルスィン・チャー大学思想芸術サークルの準備したナーズム・ヒクメトの写真を表紙にした「大学へようこそ」の冊子は大学運営部から許可が下りなかった。    ニュースポータルサイトSolの情報によるとナーズム・ヒクメトの写真と詩を理由にチャー大学学長は生徒に冊子を配布しな 全文をよむ

2015-10-02 HDPマルディン議員、アラビア語母語教育提案 (Radikal紙)

人民民主党(HDP)のマルディン県出メフメト・アリ・アスラン国会議員が、アラビア語母語教育に関する提案を国会に提出した。アラビア語で書かれたその提案書は、検討されることなく棄却された。アスラン国会議員は、「国会においてはすべての言語が自由であるべきだ」と述べた。      メフメト・アリ・アスランHDPマルディン県出国会議員が、アラビア語に関する提案書を出した。アラビア語母語教育の権利に関するこの提案書は棄却された。      アスラン国会議員はこの件に関して行った会見で、この提案書がトルコ大国 全文をよむ

2015-10-02 スカーフ妨害の大学教員に2度目の処分 (Hurriyet紙)

エーゲ大学で、スカーフをしている学生の教育を受ける権利を妨害したことによって、4,5か月の実刑が与えられたエサト・レンナン・ペキュンリュ教授へ、4人の女子学生が同じ理由で申し立てをしたため二度目の裁判が昨日イズミル第九第一審刑事裁判所で開かれた。      何人かの共和人民党のイズミル県選出国会議員も参加した公判で、ペキュンリュ氏へ最後の質問がされた。前の意見をもう一度主張したことが明らかとなったペキュンリュ氏は、無罪判決を求めた。スレイマン・チェキルメズ裁判長は、トルコ刑法112条第1項と11 全文をよむ

2015-10-02 トルコ国軍の人員数は? (Hurriyet紙)

参謀司令本部のインターネットサイトで、陸・海・空軍、軍警察総司令部と、沿岸警備司令部の現在の人員について情報提供がなされた。      ■23万7,040人が専門職についている      このサイトによると、10月時点でトルコ国軍には358人の陸軍もしくは海軍の将官が存在する。士官3万9,849人、下士官9万8,285人、軍警察上官2 万2,394人、兵長7万176人、契約兵長と兵卒5,978人を含む専門職員23万7,040人がそれぞれの職務に就いている。トルコ国軍で、 7,383人が予備役士官 全文をよむ

2015-10-01 ヴァン地震、倒壊ホテルオーナーに禁固刑 (Radikal紙)

2011年11月9日のヴァン地震で倒壊し、24人が死亡したバイラム・ホテルをめぐる裁判に結論が出た。ホテルのオーナー、テヴフィク・バイラム容疑者に15年6か月20日の禁固刑が宣告された。       2011年11月9日に発生した2回目の地震で倒壊し、24人が死亡したバイラム・ホテルをめぐる、ヴァン第二重罪裁判所での裁判に判決が出た。ホテルのオーナー、テヴフィク・バイラム容疑者に15年6か月20日の禁固刑が言い渡された。       2011年10月23日にヴァンで発生したマグニチュード7.2の 全文をよむ

2015-09-29 冬時間への移行、11月8日へ延期―選挙の影響 (Milliyet紙)

時計はいつ巻き戻されるのかという疑問に答えが出た。11月1日に総選挙が行われるため、共和国標準時のサマータイム終了日が10月25日から11月8日に延期された。      入手した情報によると、サマータイム終了日の延期の調整は、アリ・ルザ・アラボユン・エネルギー天然資源相の署名と共に首相の元に送られたという。延期は閣議でも承認され、官報に掲載され、発効する。閣議決定で、サマータイム制の下で、日光をよりよく利用し電気を節約するために、3月29日 午前3時から1時間時計が進められた。この決定によると、 全文をよむ

2015-09-26 イスタンブル・イズミル高速道、48%完成 (Milliyet紙)

イスタンブル~イズミル間を3.5時間に短縮する384kmの高速道路と49kmの連絡道路からなる、総合計距離433kmのイスタンブル‐イズミル高速鉄道事業も48%が完了したと明らかになった。      イズミル県境事業の枠組みで、各現場では急ピッチで作業が進んでいる。総長3210メートルのベルカーヴェ・トンネルは掘削作業が完了し、ケマルパシャ連絡道路は間もなく開通予定だと報じられている。   またドアン通信はボルノヴァ高架橋やケマルパシャ連絡道路の空中写真を撮影した。      ゲブゼからはじまり 全文をよむ

2015-09-25 55年ぶり姉妹再会―ギリシャとトルコで離散 (Cumhuriyet紙)

ギリシャ-ギュミュルジネ(日本語ではコモティニ)出身の姉妹が、バイラムで55年ぶりに再会した。      ギリシャのギュミュルジネから55年前、始めはイズミルに、その後はボドゥルムへと移住した76歳のフェヒメ・オズカンさんが、長い年月を経てバイラム休暇のため訪れた地で、離れ離れになっていた姉妹に再会し、喜びをかみしめた。55年もの間お互いの姿を見ることなく過ごしてきた姉妹は、涙を流しその再会を喜んだ。      2人の子供と4人の孫を持つフェヒメ・オズカンさんは、21歳の時に休暇で訪れたイズミル 全文をよむ

2015-09-25 国境警備、1日で879人違法者逮捕 (Radikal紙)

国境を違法に越えようとした879人が逮捕された。      参謀司令本部は、トルコへの国境を違法に越えようとした879人を逮捕したことを明らかにした。   参謀司令本部のホームページには以下のような声明が出された。      「1日のうちに、国境を違法に越えようと試みた合計879人が逮捕された。さらに、軍警察総司令部所属の隊員により、トルコ在住の法的要件を満たさない326人が、また沿岸警備総司令部によって353人が逮捕された」 全文をよむ

2015-09-25 メッカ巡礼事故、トルコ人犠牲者は少なくとも4名 (Radikal紙)

サウジアラビアのサルマン国王は、753人が亡くなり、887人が負傷した巡礼の集団事故を受けて、巡礼組織の整備と、安全措置の再検討、そして「高等捜査委員会」の設立を指示した。      犠牲祭の初日、ミナの悪魔投石道で2つの歩行者グループが交錯したことで起きた混乱で、753人が死亡したことに対し、サウジアラビアのサルマン国王は、安全対策の再検討を求めた。サルマン国王は、巡礼組織の整備と、安全対策の再検討、そして高等捜査委員会の設立を指示した。      巡礼の祈りを捧げるために、200万人に近い巡 全文をよむ

2015-09-23 タクスィム広場、香りのいい木で飾られる? (Hurriyet紙)

タクスィム広場で5月に始まった整備工事が全力を挙げて進められている。終わりに近づいた基礎工事が完了すれば、ベンチユニットや観賞用の池が作られ、新たな木々が植林される予定だ。このプロジェクトでは、タクスィム広場にある共和国記念碑をより際立たせる整備が行われ、タクスィム広場に香りのよい植物庭園も建築される。       2013年9月13日に完了し歩行者に開放されるも、コンクリートの外観が批判の対象となったタクスィム広場の新たな工事は今年5月に始まった。文化自然遺産保護協会の認可の下進められ、まず基 全文をよむ

2015-09-22 イムロス島(ギョクチェアダ)にギリシャ人学校、40年ぶり開校 (Milliyet紙)

チャナッカレのギョクチェアダ郡(イムロス島)で特別ギリシャ人中等・高等学校が40年ぶりに教育を始める。      ギョクチェアダ郡で修復され、2013年ゼイティン村で教育を始めた特別ギョクチェアダギリシャ人小学校に続き、特別ギョクチェアダギリシャ人中高校も40年ぶりにテペキョイで9月28日(日)に10人の生徒とともに教育を開始する予定である。再建された学校は昨年欠陥があり開くことができなかった。校舎の欠陥を修復し、開校するに当たっての障害がなくなった。      ■島民を招待      特別ギョ 全文をよむ

2015-09-20 何も学んでいない;変わらぬ農業労働者の扱い (Zaman紙)

アイドゥンのショケ郡の農業労働者が一つのトラックで魚の積荷のように運ばれることは、毎年何百人もが命を落とすことから何も学んでいないが明らかになった。      毎年、生きるためのお金を稼ぐために早朝から起きて働く農業労働者たちは、いまだにトラックやトラクターの荷台で何の安全策も取らずに運ばれている。今年記録された数字によると、マニサで15人、アイドゥンでは4人の農業労働者が交通事故で亡くなっている。      クシャダス・ショケ間の自動車専用道路でDHA通信のカメラにおさめられた一台のトラックに 全文をよむ

2015-09-19 マルディン県6か月間立ち入り禁止地区21へ (Radikal紙)

マルディン県が市民の立入りを禁止した地区数が4から21に増えた。県は治安を理由にヌサイビン郡、ミドヤト郡、マズダウ郡、ダルゲチト郡、サヴル郡内の21地区への市民の立入りを6ヶ月の間、禁止とした。      マルディン県の発表によると、以前より市民の立入りが禁止されていたヌサイビン郡とマズダウ郡の4地域を含め、ヌサイビン郡、ミドヤト郡、マズダウ郡、ダルゲチト郡、サヴル郡の合計21地区について、治安を理由に6ヶ月間の市民の立ち入りを禁止した。      県当局の発表では、「分離テロ組織のメンバーたち 全文をよむ

2015-09-19 犠牲の羊もバス乗車?―近づく犠牲祭の光景 (Hurriyet紙)

犠牲祭までの日にちも数えるばかりとなり楽しい光景が見られはじめた。市民が犠牲獣の羊を肩に担いで路線バスに乗車する様子は目を引くものだ。      犠牲祭を前に、購入した犠牲獣の羊を連れた市民がイェニボスナのメトロバスの停留所に入ろうと苦戦した。警備員の警告にも関わらずチケット売り場から停留所内に入った人物は、ほかの待合客の好奇の視線を浴びながらズィンジルリクユ方面行きのバスに乗車した。   興味津々の待合客の一部は羊をほほえましく感じたようだが、反感を示す人々もみられた。      そうした反発 全文をよむ

2015-09-19 テロリスト密告報奨に5段階 (Radikal紙)

テロ対策法の対象となる犯罪により指名手配されている人物の確保に貢献した人に対する、報奨授与に関する詳細が明らかになった。指名手配犯は5色のカテゴリに分類された。赤のリストには16人のPKK構成員が含まれる。報奨金は400万トルコリラに達する。      『テロ対策法の対象となる犯罪者の確保に貢献した者に対する報奨授与に関する規定』の適用プロセスと枠組みが確定した。3713号テロ対策法の対象となる罪を犯した人物の確保に貢献した、もしくは居場所や身元を知らせた人への報奨金授与に関する内務省の規定が実 全文をよむ

2015-09-15 ダールジャ・テロで使用の爆発物は3トン超 (Milliyet紙)

ダールジャで、16人の兵士が犠牲となったテロ攻撃に関し、トルコ軍によって用意された報告書によると、攻撃にはそれぞれが連結された、一個あたり400キロの重量を持つ8つの「トール・サリャ」方式の爆発装置が使用された。      ハッキャーリ県ダールジャ地区で、9月6日にPKKのテロリストたちによる爆弾攻撃によって16人が犠牲となった。トルコ軍は事件の直後に包括的な調査を開始させた。現場で専門家によって行われた調査が完了し、まとめられた「ダールジャ・レポート」が、参謀司令本部へと届けられた。まとめられ 全文をよむ

2015-09-11 「オスマンの炉端」集団とは何か? (Radikal紙)

近日発生した人民民主党(HDP)建造物への襲撃並びに各事務所への放火に関するうわさで話題となった「オスマンの炉端集団」に関して、 ベヤズ放送局が放送したあるニュースが注目された。放送されたビデオは2014年11月にYoutubeにもアップされた話題のニュースで、発言者は 「公正発展党(AKP)の若者がオスマンの炉端を設けている。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の要望で設立されたオスマンの炉端集団の目標は宗教と科学を身につけた若者たちの育成である」と述べている。ニュースには、オスマンの炉端集団 全文をよむ

2015-09-11 HPD県事務所、トルコ国旗をかかげる (Radikal紙)

チャナッカレ県で襲撃に遭った人民民主党(HDP)県支部事務所に、今回、党幹部がトルコ国旗を掲げた。      ハッキャーリ県シェムディンリ郡ダールジャ区で襲撃を受けた契約歩兵少尉ファーティフ・ドゥルさんの遺体がチャナッカレへ送られた頃に襲撃に見舞われ、被害を受けたHDP事務所に、党幹部がトルコ国旗を掲げた。      HDPチャナッカレ県シェフムシュ・アスラン共同支部長は、党事務所前で行った記者会見で、「邪悪な手がボタンを押し、この国は血まみれになった」と述べた。      ダールジャ襲撃で犠牲 全文をよむ

2015-09-11 昨日はクルド人だと襲撃され、今日は息子が殉職・・・ (Zaman紙)

ハタイ県のレイハンル郡で殉職した兵士のギョクハン・チャクルさんのイズミルの実家は火が消えたようだった。犠牲者のおじ、クトベッティン・チャクルさんは、「昨日我々の職場に我々がクルド人だという理由で攻撃があった。今日はというと、我々の息子が殉職したという知らせが来た」と話した。      ハタイのレイハンル郡のジルベギョズ門付近の国境で任務を行っていた兵士のギョクハン・チャクルさんは、「自由シリア軍に関連したグループの支配下にあるシリア側から放たれた弾が命中したために殉職した。      ムシュ出身 全文をよむ

2015-09-10 全土で反テロデモ続く (Radikal紙)

PKKのテロに反対する活動が全土で続いている。      コジャエリ、ゾングルダク、ボル、そしてカラビュクでテロ組織がハッキャーリ、ウードゥル、そしてマルディンで治安部隊に向けて行った攻撃に対して抗議が行われた。   民族主義者行動党(MHP)コジャエリ県カラミュルセル郡本部により組織された行進の参加者はカラミュルセル海岸で集まった。スローガンを叫び、アタテュルク記念碑へ向かって歩く集団を市民は拍手で支持した。      ここで行われた演説の後、カラミュルセル中央モスクでテロ攻撃によって殉職した 全文をよむ

2015-09-07 ダールジャ襲撃、その詳細 (Milliyet紙)

軍から得た情報によれば、100メートル間隔で700キロの爆発物を仕掛けたテロリストは、まず兵士を兵舎から出すために(爆破) 通報をおこなった。爆発物を処理するためにやってきた最初の装甲車両を攻撃したPKKメンバーは、支援のため送られた別の装甲車両の通過時に、「遠隔操作地雷」の信管をケーブルで爆発させた。      ダールジャで、近年最大のテロ攻撃のひとつが実行された。   この攻撃からほぼ24時間経過したにも関わらず、殉職者の数は明らかにされておらず、この過程で報じられた憶測記事は、トルコ(国民 全文をよむ

2015-09-06 イスタンブル、暑い (Radikal紙)

1950年9月に記録された36.6度という記録は過去のものとなった。イスタンブルで16時30分に3つの郡、エユップとカルタルとギョズテペで37.9度を記録した。これは、ここ65年間の9月における最高気温となった。      イスタンブルで、本日、65年間続いた暑さの記録が破られた。今日は、9月としては1950年以降で最も暑い日となった。各気象観測地点からの情報によると、3つの郡、エユップとカルタルとギョズテペで最高気温の記録が更新された。   16時30分から3つの郡で37.9度を記録した。この 全文をよむ

2015-09-05 羊が逃げたらこちらに電話! (Hurriyet紙)

犠牲祭を前に、アナトリア側、ヨーロッパ側の両地区に3か所ずつ、イスタンブル広域市獣医師サービス局による「犠牲獣捕獲チーム」が設置された。      逃げ出した犠牲獣を捕獲する担当者には麻酔剤に関する研修も行われる。イスタンブル市民は、「ハロー153番」に通報することで逃げた犠牲獣を捕獲できるということである。 全文をよむ

2015-09-05 高齢者バス無料化、準備不足で実施危機 (Radikal紙)

4月7日に提出された一連の法案で、65歳以上の利用者が、特別市民バスを無料で利用するために、運営者に支援が与えられる整備が行われた。関連する運営規則が10月7日までに提出されることが必要である。しかし、運営規則が準備されていないことを指摘するバス会社は、「解決策が見つけられなければ、無料輸送を取りやめる」と述べた。      市民バス協会とトルコ運転手と車両業者連盟は、家族社会政策省により問題が解決されることを求めた。家族・社会政策省アイシェン・ギュルジャン大臣は、関係者を月曜日の会議に呼びたし 全文をよむ

2015-09-03 シリア人密航業者、3名逮捕―幼児を含む12名死亡 (Radikal紙)

ボドルムで悲劇の引き金となった四人のシリア人が逮捕された      ボドルムで、二歳のアイラン・クルディちゃんとその兄の三歳であるガリプ・クルディちゃんを含む8人の子供、計12人が死亡した悲劇に関して密航の手配をしたと言われている四人のシリア人が逮捕された。      ボドルム市警密輸・組織犯罪対策局は昨日の夕刻頃、世界に衝撃を与えた8人の子供を含む12人が死亡した悲劇に関して、手配師だと考えられている四人のシリア人を逮捕した。船長一名を含む容疑者らの取り調べは続いており、手続きののち、「過失致 全文をよむ

2015-09-03 元HDP議員クルト氏、「PKKも停戦望んでいる」 (Milliyet紙)

元公正発展党(AKP)所属国会議員のアブドゥラフマン・クルト氏はRS FMでヤヴズ・ハーン氏司会の「ビデブヌディンレ」という番組に出演し、南東部で再開した衝突について意見を述べた。同氏はクルディスタン労働者党(PKK)との闘争における衝突プロセスが今回いつもと違った形で進んでいると述べ、PKKが停戦を望む立場に立っていると主張した。      アブドゥラフマン・クルト氏は元AKP所属ディヤルバクル選出の国会議員だ。クルド問題解決プロセスでは「知識人」の一人として役割を担った。同氏はクルド地域の印 全文をよむ

2015-09-03 朝は難民幼児の遺体、午後は海水浴・・・ (Hurriyet紙)

ボドルムに、昨日の朝、子供5人を含む12人のシリア人の遺体が打ち上げられた。天国のようなリゾート地からのこの写真は、トルコにも、世界にも、衝撃を与えた。戦火をのがれた何百万の人々のドラマを、この写真から誰もが感じ取った。希望に満ちた船出の結果、岸に打ち上げられたこのかわいい子供の姿は、議論の的となっている。トルコでも、世界でも、この写真が語られている。一方、早朝に悲惨な事件の現場となった海岸での暮らしは、時がたつにつれ、急速に正常化している。      ムーラ県ボドルム郡から、ギリシャのイスタン 全文をよむ

2015-08-29 殉職軍人父、「言いたいことは山ほどあるが・・」 (Cumhuriyet紙)

14日前にハッキャーリ県ダールジャ地区で起きたPKKのテロリストたちとの交戦によって重傷を負い、ギュルハーネ軍病院で治療を受けた甲斐なく死亡したムスタファ・ケマル・オザタ上級伍長の、コンヤ県中心地セルチュクル郡にある生家に、多くの弔問客が集まった。      殉職した軍人の父であるメフメト・オザタさんは、市民らの弔問の希望を受け入れた。その場で短いスピーチを行ったオザタさんは、息子は23歳であったこと、1年間軍人としての務めを果たしてきたことを述べ、「息子は愛国心から軍人になった」と話した。   全文をよむ

2015-08-27 ホパ洪水の後にゴミの山、現れる―違法ゴミ捨て場発覚 (Milliyet紙)

アルトヴィンのホパ郡で8人が死亡、3人が行方不明の洪水・土砂災害は、違法なごみ捨て場も露わにした。ホパ郡のチャムルキョイ―フェネル間の斜面裏に投棄されていたごみが、洪水により黒海沿岸道路へとなだれ込んだ。       アルトヴィンのホパ・アルハヴィ郡で発生した洪水・土砂災害は、興味深い光景を露わにした。ホパ市のチャムルキョイ―フェネル間の山の裏の斜面に作られていたひどい資材置き場に、ホパ・アルハヴィ両自治体が長年にわたりごみを投棄していた。同地域で起きた洪水災害による濁流がごみを斜面から沿岸へと 全文をよむ

2015-08-22 アンカラ地下鉄ケチオレン線、12年経過しようやく来春開通 (Hurriyet紙)

12年前に着工された地下鉄ケチオレン線の開通が、「トンネル掘削における不調」や「電気機械系統の入札の中止」を理由に遅れることを明らかにしたケチオレン市市長のムスタファ氏は、以下のように日付を提示した:「2016年の上旬には営業を始めることを期待している」      約12年前に建設が始められ、全く終わらなかった地下鉄ケチオレン線のメジディエ駅で、労働者の一人が高所から落下して亡くなったことで、地下鉄建設は再び注目を集めた。2003年7月15日に広域市により建設が始められ、2005年に終了が予定さ 全文をよむ

2015-08-19 スイィルトでPKKのわな、軍人8名死亡 (Hurriyet紙)

昨日のスイィルト県でのテロ襲撃報道を受け、またもトルコは悲しみに包まれた。パトロールを行っていた兵士達が乗っていた装甲車が待ち伏せを受けた。道の端に仕掛けられた爆弾はテロ組織PKKメンバーによって遠隔操作で爆発された。8人の兵士が殉職した。      スイィルト県のスィルヴァン郡とペルヴァリ郡の間の治安維持を請け負っていいた兵士たちは昨日パトロールに出た。兵士達が乗っていた装甲車は昨日14時10 分頃罠にはまった。テロリスト達は以前に道の端に仕掛けた手製の爆弾を兵士が通る時間に爆発させた。道の端 全文をよむ

2015-08-15 ISに間違えられないように・・・―あごひげ、剃ってます (Hurriyet紙)

マニサ理美容協会のアリ・バルトゥ会長は、テロ組織IS(イスラム国)のメンバーに間違えられないようにと男性客たちがあごひげを剃り始めたと話した。    「男性の間ではあごひげがとても流行っており、皆があごひげを伸ばしていました。これが男性理容師たちの仕事を減らしていたのです。しかしテロ組織ISのメンバーを見た住民たちは、この残酷な行為をする人々に間違えられたくないと思ったのです。マニサでも逮捕されたISのメンバー19名が、皆長いあごひげを生やしていたため、反発を招きたくないと思った住民たちは、あご 全文をよむ

2015-08-12 PKK要人死亡、葬儀で衝突―ハッキャーリ (Radikal紙)

PKKの地域統括者で「アンドク」というコードネームのバルシュ・テクチェの遺体が墓地に移送される途中、警察と葬儀参加者の間で緊張が走った。      ハッキャーリ-チュクルジャ道路において昨日9時ごろ、あるPKKメンバーのグループによって道路が重機で掘削されたことが確認されたのちに、地域へ軍事作戦が行われた。航空支援を伴って行われた軍事作戦で、ヘリコプターからの発砲の結果、「アンドク」というコードネームの、PKKのカヴァクル地域統括者であるバルシュ・テクチェが重傷を負った。テクチェは地域の他のPK 全文をよむ

2015-08-12 アレヴィーの家にマーク―イスタンブル・ウスキュダル (Radikal紙)

ウスキュダルのキラーズルテペ地区に住むアレヴィー派の人たちが暮らす住宅のドアに「バツ印」が書きなぐられた。これを受けて、アレヴィー・ベクタシー連盟のアリー・オズジャン副会長は反発し、こう述べた。「私たちアレヴィーは、こんな挑発には乗らない。私たちは平和を守る。」      昨日10日、ウスキュダルのキラーズルテペ地区で、そこに住むアレヴィーたちの家々のドアに「バツ印」が書きなぐられているのが見つかった。これを受けて、アレヴィー・ベクタシー諸団体の代表者と人民の民主主義党(HDP)の県団体のメンバ 全文をよむ

2015-08-12 KCK(クルディスタン社会連合)、戦闘停止条件の声明発表 (Radikal紙)

PKK(クルディスタン労働者党:非合法)の創設メンバーで、カンディルにおいて最重要幹部の一人とされるKCK(クルディスタン社会連合トルコ議会)執行部のジェミル・バユク共同代表は、(トルコ側の軍事)作戦中止を条件に戦闘を停止すると発表。またKCKは文書で「強化された停戦」を呼びかけた。      KCK執行部のバユク共同代表は、「(トルコが)軍事作戦を止める条件で戦闘を停止する。作戦中止と協議開始が必要だ。停戦が果たされるためには国際監視団も介入しなければなるまい」と話した。      イギリスの 全文をよむ

2015-08-11 ワラをつんだトラクターも検査―ドウバヤズィト周辺、緊張つづく (Radikal紙)

アール県のドウバヤズィト郡とウードゥル郡を結ぶパムク峠において、警備隊とクルディスタン労働党(PKK)の間に衝突が起きた。これによってウードゥル・ドウバヤズィト間の幹線道路が閉鎖され、厳重な警備態勢がしかれている。      ウードゥルからドウバヤズィトを通ってギュルブラク国境門へ行く国際輸送の長距離トラック(TIR)や一般のトラックはスヴェレン警察署付近で待機させられている。ウードゥルから15キロ離れたところにあるスヴェレン軍警察司令部は二台の武装車や障害物、また、閉鎖された道路に撒かれた「車 全文をよむ

2015-08-11 世界遺産ディヤルバクル城に再び照明 (Milliyet紙)

ディヤルバクル広域市は、UNESCO世界文化遺産リストに登録されたディヤルバクル城壁をライトアップする目的で照明取り付け工事を開始した。      ディヤルバクル広域市によってディヤルバクル城壁の周囲に2002年に設置された照明が時と共に必要条件を満たさない状態になったという理由で、照明取り付け工事が始められた。二段階で実施される同工事の第一段階ではフィスカヤ地区からマルディン門地区までの3.7㎞の城壁部分が、第二段階ではチグリス川を臨む城壁部分がライトアップされるよう計画されている事が明らかに 全文をよむ

2015-08-11 リゾート地、ヨガする人々の目の前に、泳いで難民上陸 (Radikal紙)

ムーラ県のボドルム郡で、ゴムボートを浸水させてしまった10人の難民が泳いで上陸した。岸から歩いて移動していた難民は、ヨガを行う女性達を唖然とさせながら、ビーチクラブを後にした。      ヤルカヴァクのキュデュル半島ティルキジク入江の浜辺から、4mほどの大きさのゴムボートで出航した10人のシリア人が、100m進んだ後ボートが浸水し沈んだため、危うく死にかけた。難民らはキュデュル半島プレンセス入江に上陸した。      ■ボドルムで、それらの瞬間の一枚ずつの映像      沿岸警備隊は難民が上陸し 全文をよむ

2015-08-08 PKKの「金庫」、破壊―北イラク爆撃 (Milliyet紙)

何百万ドルという資金が隠されていた家が爆撃された。PKKは、この資金が灰燼に帰すや、10人のPKK戦闘員を処刑した。      北イラクのボクリスカンにある隠れ家で保管されていた何百万ドルもの資金と麻薬が、トルコ軍の掃討作戦の結果、移されたゼルゲレにある家で空爆を受け焼失したことが分かった。この物的損失は、PKK幹部たちの怒りと失望を招き、この損失に責任があるとして10人近い戦闘員が処刑されたという。      ■何百万ドルもの資金と麻薬が燃えた      トルコ国軍が実行した作戦は、テロ組織P 全文をよむ

2015-08-08 イスタンブル・スィヴァス高速鉄道、21時間を6時間へ (Radikal紙)

これまで21時間かかったイスタンブル-スィヴァス間の鉄道旅行が、新幹線により5時間49分に短縮される見込みだ。      ヨズガトとスィヴァスを結ぶ高速鉄道計画において、第一段階の基礎工事の主要工程が完了した。クルクカレ-イェルキョイ、ソルグン-アクダー鉱山の区間では工事が続けられているという。運輸・海運・通信省が作成した「交通とコミュニケーションはヨズガトから」と題された資料には、アンカラとティフリスを結ぶシルクロード高速鉄道計画の第一段階となる、クルクカレ-ヨズガト-スィヴァス区間251km 全文をよむ

2015-08-07 クシャダス2ビーチ、遊泳禁止に―なぜ? (Hurriyet紙)

クシャダス郡の下水が海に流れ込んだために2か所のビーチの入り口が封鎖された。      アイドゥン広域市上下水道事業管理部に属するクシャダスにある3か所のポンプ場で起きた故障により海へ汚水が流入し始めた。環境都市計画地方総局の関係者は市民の通報を受け海水のサンプルを採取して調査を行った。当局はその調査の値が高かったためにグルプ・シテシとオメル・ターティルキョイの近くにあるビーチで遊泳を禁じた。      アイドゥン県知事府が、アンカラ上下水道局、クシャダス郡とクシャダス市に送った文書で、市民が定 全文をよむ

2015-08-07 デルスハーネ(予備校)の新名称、発表 (Radikal紙)

国民教育省のナビ・アヴジュ大臣が、新たなデルスハーネ規定を発表した。アヴジュ大臣は、憲法裁判所の決定により、デルスハーネが「特別教育コース」として新たに設置され、その運営については明日(8月8日)に発表されると語った。      ナビ・アヴジュ国民教育大臣は、新たなデルスハーネ規定について発表を行い、憲法裁判所の決定により、デルスハーネが「特別教育コース」として新たに設置され、その運営については明日(8月8日)に発表があるとした。大臣は、各コースそれぞれのクラスは16名以下の生徒で行われること、 全文をよむ

2015-08-06 オジャラン・HDP面会―展開に不満表明 (Radikal紙)

クルド問題の解決プロセスが中断している中、国境に放置されているクルド人民防衛隊(YPG)の隊員十三人の遺体をめぐり、政府代表と国民の民主主義党(HDP)のイムラル代表団が再び集まった。公安治安庁(KGM)はHDPに、オジャラン氏が解決プロセスの現状を招いた全ての要素を「激しく非難」している、とのメッセージを伝えた。      イムラル刑務所に出向いたHDPの代表団はアブドゥッラー・オジャラン氏と面会できなかったが、政府代表との会談は続いている。アル・ジャズィーラのゴンジャ・シェナイ記者の報道によ 全文をよむ

2015-08-06 北キプロスへ水輸送パイプ完成、水不足解消へ (Milliyet紙)

メルスィンから北キプロスへの水輸送プロジェクトが完成間近だ。      プロジェクトの完成により、島の水問題が解決する。海底の水圧が原因で、パイプで水を流すことが不可能であったため、特別な技術を使って建設されている。長さ8万151メートルの水道管は水深250メートルに設置され、北キプロスに水を運ぶ。   アナムル-ドラゴン・チャイ地域で建設が続けられているアクキョプルダムから採られる年間7500万リットルの水は、海底にある水道管によってギリネに建てられたゲチトキョイダムに運ばれる。プロジェクトに 全文をよむ

2015-08-04 対IS戦で死亡のYPG(人民防衛隊)13人の葬儀に許可 (Radikal紙)

シリアのロジャヴァでIS(イスラム国)と戦闘中、命を落としたドイツ籍1人を含む13人のYPG(人民防衛隊)戦闘員の遺体について、12日経った今日(4日)トルコ国内へ輸送される許可が下りた。      シュルナク県選出国会議員で国民の民主主義党(HDP)のファイサル・サルユルドゥズ議員の話によると、ロジャヴァ(シリアの北西部)でISと戦闘中に亡くなったドイツ籍1人、トルコ籍12人からなるYPG・HPG(共に人民防衛隊)戦闘員13人の遺体が今夜、ハブル国境門から入国する。      サルユルドゥズ議 全文をよむ

2015-08-01 政府寄り新聞の本誌攻撃に答える―ヒュッリイェト紙 (Hurriyet紙)

政権寄りの新聞で最近、ヒュッリイェト紙のPKKのテロについての報道を追及し、中傷ともいえる非難をするキャンペーンが見られる。       執拗に、組織的な形で繰り返されるこの非常に有害なキャンペーンでは、ヒュッリイェト紙がPKKのテロ活動だと明言しないこと、PKKの名を言及することを避けていると主張されている。この根拠のない、作られたイメージによって、ヒュッリイェト紙がPKKテロに対して無理解であるという認識を定着させようとしている。これを出発点として、この非難はドアン・グループがPKKの応援し 全文をよむ

2015-07-28 イズミルに溢れるシリア難民 (Milliyet紙)

「このような事になるとは思わなかった」   2005年に歴史都市協会都市再生賞を受賞したイズミルのバスマネ地区の旅館街にシリア難民が溢れている。      シリアの内戦から逃れてきた家族は地面に敷いた毛布の上で生活している。母国での戦争から命を守るために逃げてきたと語るシリア難民は、「イズミルはとても暑い。お風呂やトイレを見つけるのにも困っており、子供達は病気になっている。ホテルが林立して、とどまる場所が無いために道端で寝るしかない。ほとんどの人がお金を持っていない。私たちに救援を差し伸べてほし 全文をよむ

2015-07-18 デニズさんの臓器移植、4人に命を (Radikal紙)

休暇で訪れたアンタルヤで交通事故により亡くなった15歳のデニズ・テミズユレキさんが提供した臓器は、3人の子どもを含む4人の希望となった。      アンカラ在住でダリュッシファ保健専門高校の1年生であったデニズ・テミズユレキさんは、休暇を過ごすため叔母たちと共に週末アンタルヤを訪れた。月曜日に叔母たちと滞在していたホテルから海へと向かうため出発したデニズ・テミズユレキさんに、ベレディイェ大通りで自動車が追突した。この事故により重傷を負ったデニズ・テミズユレキさんは、救急車でアクデニズ大学病院へと 全文をよむ

2015-07-17 人口、最も増えたのはアンタルヤ県 (Cumhuriyet紙)

人口記録システムによると、最近5年間で67県で人口が増え、14県で人口が減少した。全81県で最も人口が増えたのはアンタルヤ県だった。      アンタルヤ県の人口は2009年から2014年の間で15.77%増加し、続いてテキルダー県で15.75%、シャンルウルファ県で14.37%、ガーズィアンテプ県で14.25%人口が増加した。トルコ人100人あたり約19人が居住しているイスタンブルは、割合上人口増加において常時最上位に位置していた。イスタンブル県の人口はこの5年で毎日およそ801人ずつ人口が増 全文をよむ

2015-07-17 さあ、ラマザン・バイラム!県ごとの礼拝時間は? (Radikal紙)

2015年のラマザン・バイラムが明日始まる。礼拝のため早朝に起床する国民に向け、宗務庁は各地の礼拝時間を発表した。ラマザン・バイラムの礼拝時間は何時?礼拝はどのようにする?こうした疑問にお答えすると同時に、県ごとの礼拝時間なども確認してみよう。      2015年7月17日(金)から3日間のラマザン・バイラムは、早朝の礼拝から始まる。宗務庁は礼拝時間を発表した。礼拝はアンカラで6時18分、イスタンブルで6時31分、イズミルで6時44分、チャナッカレで6時43分、ウードゥルで5時33分。     全文をよむ

2015-07-16 ボスフォラス第三橋関連道路整備条例、承認 (Hurriyet紙)

第三橋建設に伴いサルイェルとベイコズに設定された後方地区と作用地区に位置するイスタンブル第三大橋の接続道路に関する再開発計画の変更は、イスタンブル第八行政裁判所による取り消し決定を受けた後、イスタンブル広域市の議会で承認された。      イスンブル第八行政裁判所は、2015年4月27日の取り消し決定において、ボスフォラス海峡地域に残った土地にはボスフォラス海峡法を適用する必要があり、計画履行の権限はイスタンブル広域市にあるという判断を下し、環境・都市計画省によって行われる計画は履行権限の点で違 全文をよむ

2015-07-15 イスタンブルに手をだすな! (Cumhuriyet紙)

ゲズィ抗議運動の理由となったタクスィム再開発プロジェクトについて、行政裁判所は、自ら下した計画差し止めの判決を取り消し、これによりトプチュ兵舎再建計画が再浮上した。一方で、イスタンブル第二地方行政裁判所は、歴史的半島地区※に再開発をもたらす計画の61項目のうち37項目を差し止める判決を下した。この判決によって、イェディクレ菜園からクムカプまで、数多くの名所の開発が妨げられた。      ※訳注:イスタンブル旧市街      ■行政裁判所、トプチュ兵舎再建にゴーサイン      タクスィム歩行者化 全文をよむ

2015-07-14 IS(イスラム国)、バイラム礼拝を禁止 (Radikal紙)

IS(イスラム国)テロ集団は、バイラム礼拝(後に信仰の中に入ったもの)を「宗教的な革新」であると主張してこれを禁止し、ラマダン月もまた28日間続くと発表した。      ISはラマダン・ヒラリ(断食の終わりを表す三日月の晩)に関する主張が信仰に反しているとした声明文を発表し、ラマダン月は28日間続くとした。テロ組織は支配下にある地域でバイラム礼拝を行った者を処罰すると発表した。ISは以前にもムハンマドの生誕祭を禁止し、予言者生誕祭の祝福もま た厳しく処罰すると宣言した。      ■アル=アズハ 全文をよむ

2015-07-14 カーディルの夜、各地で盛大に (Hurriyet紙)

トルコ各地でカーディルの夜(御稜威(みいつ)の夜)を感じたい市民たちがモスクに押し寄せた。モスクは、この神聖な夜に人で溢れ返った。      ■イスタンブル      カーディルの夜、スルタンアフメト・モスクには人々が押し寄せた。スルタンアフメト広場でイフタール(断食明けの食事)をとった人々は、モスクでタラーウィーの礼拝(訳者注:ラマダーン月の夜に行われる礼拝)を行い、祈りを捧げた。   イスラム世界で最も神聖な日のうちの一つであるカーディルの夜、スルタンアフメト広場は多くの人で溢れ返った。何百 全文をよむ

2015-07-13 バイラム中イスタンブルの公共交通機関、半額に (Radikal紙)

ラマザン・バイラムの間、イスタンブルでは公共交通機関が半額で利用できるようになる。      イスタンブル広域市議会で採択された決定により、公共交通機関はラマザン・バイラムの間、半額での輸送サービスをおこなう。イスタンブル広域市のサラチハーネにある建物でおこなわれた議会の会合で、ラマザン・バイラム中の渋滞緩和と公共交通機関の利用促進に関する法案が提出された。      満場一致で採択された同法案により、バイラムの間、イスタンブル市営バス(İETT)、メトロバス、メトロ、トラム、タクスィムからカバ 全文をよむ

2015-07-13 農場労働者3人に2人が借金もち (Zaman紙)

マニサで15人が亡くなってことによって、再び話題になった農場の季節労働者は、やはり厳しい条件で生活している。彼らは1週間休みなく11時間働いており、そのうち97%が保険に加入していない。80%は、テントなどの不衛生な環境で暮らしていて、65%が借金を抱えている。      労働者の人件費を抑えるために、トレーラーやトラック、トラクターなど荷台付きの車で移動していることが死亡事故の発生を高めている。2014年10月31日にウスパルタ県ヤルヴァチ郡で17人が死亡した事故の後、マニサ県ギョルマルマラ郡 全文をよむ

2015-07-12 トルコで一番になった息子のために予備校に「ありがとう」の広告看板 (Zaman紙)

大学学部決定試験で、一番の成績であったアフメト・ニハト・エメクスィズ君の父、アフメト・エメクスィズ氏は、息子の学習に大きく貢献したFEM予備校のエルズルム校に感謝を込めて看板を掲げ、広告文を載せた。      父エメクスィズ氏は、看板にのせた広告で、次のような文章をのせて感謝をあらわした。   「2015年の学部決定試験で、全国で成績一位をとった息子のA.ニハト・エメクスィズの学習に尽力してくれたFEM予備校のエルズルム校の方々と講師の先生に感謝します。」      父、エメクスィズ氏は、子ども 全文をよむ

2015-07-09 学部決定試験(LYS)、選択期間延長 (Hurriyet紙)

学部決定試験で、選択期間が7月16日まで延長された。      高等教育機構(YÖK)は、保護者の要望により、7月14日までであった学部決定試験(LYS)の選択期間を7月16日まで延長した。   高等教育機構(YÖK)は、7月14日までに終了予定だった大学の選択期間を、2日間延長することを発表し、会見で次のように述べた。      「元々2015年7月14日で終了予定と告知していた、2015大学入試(ÖSYS)の選択期間は、高等教育委員長のもとに、保護者や学生達から寄せられた熱い要望や、受験生ら 全文をよむ

2015-07-07 中華レストラン、また襲撃の標的に (Milliyet紙)

中国の東トルキスタンに住むウイグル人への弾圧を口実とした中華レストランに対する襲撃が、また起こった。      ファーティフ・スィナン・アア街区にあるジュン・ヤ・タンという名前のレストランに、先週日曜日に、およそ15-20人のグループがやってきて、タクビール (アッラーを讃える言葉)を唱え「目には目を歯には歯を」とスローガンを唱えた。グループは持っていた棒や石でレストランのガラスを割り、中へ侵入して一階のテーブルと椅子を破壊した。一方イスタンブルのアタシェヒルのある通りに吊り下げられた「中国人の 全文をよむ

2015-07-06 増えるイマーム・ハティプ校、はどめなし (Cumhuriyet紙)

トルコ国民教育省は、イマーム・ハティプ高校の開校を選挙後に加速させた。生徒のいない村の学校から利用されていない建物まで、「すべての空室を利用する」国民教育省は、この半月で25校の新しいイマーム・ハティプ高校で1000以上の教室を開設した。      国民教育相は、選挙の2週間前に始まったイマーム・ハティプ高校の開校を、選挙後に加速させている。もう生徒のいない村の学校、志願者のいない高校、イマーム・ハティプ中学やアナドル高校、小学校で使用されていない教室から移転した学校の空の建物に至るまで、「あら 全文をよむ

2015-07-05 バルケスィルで中国へ抗議集会―ウイグル人迫害抗議 (Radikal紙)

バルケスィル理想の炉辺と公務員労働組合連合会(Kamu-Sen)に属する公務員労働組合のメンバーらは、ウイグル・トルコ人に対して行われていることについて、アリ・ヒクメト・パシャ広場で抗議運動を行った。同グループは、毛沢東のダミーを吊るし、市民に中国製品ボイコットを呼びかけた。      バルケスィル理想の炉辺とKamu-Senに属する公務員労働組合のメンバーらは、ウイグル・トルコ人に対して行われていることについて、アリ・ヒクメト・パシャ広場で抗議運動を行った。同グループは、毛沢東のダミーを吊るし 全文をよむ

2015-07-03 第3子には600リラ (Milliyet紙)

母親たちへの出産援助が開始された。3人の子供がいるシムシェキ財務大臣も600リラを受け取った。また援助金を増額させる権限がある。ここでは援助を受ける方法を紹介する。      政府は実施規則に則って母親たちに出産援助への道を開いた。既に母親たちは5月15日以降に誕生した子供のために1,300リラまでの出産援助を獲得している。出産援助から3人の子供を腕に抱く務大臣のメフメト・シムシェキ氏とエスラ・シムシェキ夫人の夫妻も援助金を受けることになる。既に双子の娘がいる夫妻の元に昨日2日、三人目の子供が誕 全文をよむ

2015-07-03 「リゾート地のイメージダウン」―シリア難民キャンプへ移送命令 (Hurriyet紙)

県知事府は特に観光地や町の中心部のホームレスのシリア人たちを難民キャンプに移すことに関して関係各所に通知を送った。      特にエーゲ海側の観光地にシリア人を始めとする難民の数の増加が新たな対策をとらせた。県知事府は郡知事府や県・郡の警察署、AFAD(災害緊急事態管理庁) の県本部に警告文を送った。警告文では「滞在場所がなく、無職で、ホームレスの、町の中心部に当てもなく来たシリア人たちを始めとする難民が町に入りこま ないよう、町の中心部にいる難民たちもまとめて難民キャンプに移すよう、また難民キ 全文をよむ

2015-07-03 Zülfü Livaneliコラム:アナトリアのアレヴィーたち(1) (Cumhuriyet紙)

私は幼少のころからずっと、まずは直観でその後理性、知識、論理でアレヴィー派の考え方をとても身近に感じてきた。なぜなら、数ある「~イズム」の中でも、私が最も近く感じるのは「ヒューマニズム」であり、アレヴィーの信仰の中心を占めているのはまさにこの「ヒューマニズム」だからだ。      「ひとりの文化・芸術人としての私の夢は、あらゆる価値・評価の中心に人間が据えられているような世界の創造です。」      お礼の言葉の後、私はスピーチをこのような形で始めた。       そこはアメリカ、プリンストン大 全文をよむ

2015-07-02 スィヴァス事件から22年、CHP議員「服喪の日とすべし」 (Milliyet紙)

マドゥマク虐殺から22年目の今日、委員会の一員としてスィヴァスを訪れる予定の共和民主党(CHP)所属ヴェリ・アーババ議員は「7月2日はトルコの歴史における、恥と教訓を示す日として認識されるべきです」と話した。      CHP所属議員たちは、マドゥマク虐殺から22年が経ったことを受け、今日スィヴァスで行われる式典に60人のグループで参加することを決定した。これまでに参加していた議員たちを上回る人数が今回参加するということで注目が集まっている。CHP副党首であるアーババ氏はもちろん、マドゥマク虐殺 全文をよむ

2015-07-02 黒海地方夏営地を結ぶ「緑の道」へ反発広がる―環境破壊! (Radikal紙)

黒海地方8県の高原を結ぶ2600メートルの「緑の道」プロジェクトに向け、リゼ県のエルスィン・ヤズジュ知事が村長たちと会議を行った。「誰も独断してはならない。この道路を建設する」と発表されると、大反対が起きた。チャムルヘムスィン郡にあるフルトゥナ谷のユカル・カヴルン高原に、事前調査のため調査員が派遣されると聞きつけた住民が高原に集まった。人々は民謡を歌い、ホロンを踊りながら行進して「緑の道」に反対を表明し、高原に済む女性たちも手に棍棒を持って駆けつけこれを支援した。      世界自然保護基金の保 全文をよむ

2015-06-30 PKKとの停戦、危機的状況 (Cumhuriyet紙)

トルコ軍は2013年以来初めてPKK(クルディスタン労働者党)の軍事基地に発砲した。      参謀長は昨日29日に行った発表で、ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡のダールジャ基地周辺に対し、機関銃や迫撃砲による攻撃が2度行われたことを明らかにした。発表では、「ユクセコヴァ郡では、昨日(6/28日)19時45分と、今朝(6/29)の6時10分、第7国境連隊ダールジャ基地周辺に対し、テロ組織に属するグループによるロケット機関銃と迫撃砲を用いた、2度の武力攻撃が行われた。治安部隊がテロリストら応戦し、事態 全文をよむ

2015-06-27 グループ・ヨルム、イスタンブルコンサート開催可不可騒動続く (Radikal紙)

バクルキョイ警察は、グループ・ヨルムが結成30周年を祝うために明日開催するコンサートに対して、県知事府がくだした禁止決定が、イスタンブル第四地方行政裁判所によって、取り除かれたのにも関わらず、区の様々な場所へ、「コンサートは禁止されました。参加しないでください」 という警告を含んだプラカードを掲げた。      グループ・ヨルムが、結成30周年を祝福するために、6月28日、つまり明日バクルキョイ市民市場で開催予定のコンサートは、イスタンブル県知事府によって、「一般市民の反発につながる、怒りをあお 全文をよむ

2015-06-25 ドイツ人観光客獲得作戦!―ロシア人が来ないので・・ (Radikal紙)

ドイツ人観光客市場に向かって力の入ったキャンペーンを展開するアンタルヤの観光業者らは、3ヶ月で15,000の旅行販売拠点と交渉し、RTKグループの旅行業者上位1,100社をアンタルヤ県ベレキに招致した。Germanyfans社CEOのヒュセイン・バラネル氏は、下記の通り述べた:「ドイツ市場に関する3月のデータは酷いものであった。我々はITBフェア(ベルリンで行われた観光フェア)を待ったが、上手くいかなかった。これを受け、ドイツ向けキャンペーンを開始し、上手くいったのだ。」      ロシア人観光 全文をよむ

2015-06-25 働く子育て女性への特別支援、登録はじまる (Hurriyet紙)

ファールク・チェリキ労働社会安全大臣は、働く子持ちの女性を対象にした給付金について事前申請が始まると知らせた。      ファールク・チェリキ労働社会安全大臣は「在宅子育てサービスに登録した女性の雇用支援オペレーション」において、働く子持ちの女性を対象とした給付金のための事前申請が10時からwww.sgk.gov.tr、www.evdecocukbakimi.netのウェブサイトにて始まると知らせた。      チェリキ大臣は「在宅子育てプロジェクト」に関する文書発表において、人類の歴史上、社会 全文をよむ

2015-06-22 エーゲ海観光地で苦情、シリア難民収容 (Hurriyet紙)

ムーラ県のボドゥルム郡の公園と庭園に退避しているシリア人難民の状況は、胸を痛ませるものである一方、観光シーズンの動きが始まった町では、一群の中小業者が、難民が多すぎるため、問題が生じていると明らかにし、地元の行政府に助けを求めた。これを受けて、警察と行政警官は、郡に残る難民たちを、ある学校の庭に集め、また基本的な要求に応えると伝えた。      観光シーズンが始まったボドゥルムで中小業者は、公園や庭園に退避している難民が問題を引き起こしているとして、署名を集めた。難民に対して、手助けをしたと強調 全文をよむ

2015-06-22 イスタンブル近郊区間鉄道、工期延期で作業再開 (Hurriyet紙)

何百万人ものイスタンブル市民が関心を寄せる近郊区間鉄道の完成のための新たな予定が明らかになった。Hurriyet.com.trは、マルマライ・プロジェクトの一環である近郊区間鉄道改修工事において交通省、スペインOHL社、ディメトロニック社との間で協議がまとまったという情報を入手した。交通省は、企業に2015年6月に終了する必要がある路線の完成のため追加期間を認めた。スペイン合弁企業は長い中断の後に6月8日から作業を再開する中、ゲブゼ-ペンディキ間を今年末に、ハルカル-カズルチェシュメ線は2016 全文をよむ

2015-06-19 2011年ヴァン地震、倒壊の不良ホテルオーナーに禁固11年 (Radikal紙)

地震で11人が死亡したアスランホテルの共同経営者、アフメト・アルスラン被告とマフムト・アルスラン被告に、「軽率な行いによって一度に多くの人が死亡した原因となる」罪によって11年1か月と10日の実刑が言い渡された。またヴァン第二刑事裁判所は、被告人らが3年間ホテルの経営管理をすることを禁止した。      ヴァンで2011年10月9日に起こった震度5,6の地震で倒壊したアスランホテルの共同経営者、アフメト・アルスラン被告とマフムト・アルスラン被告へ、11年1か月と10日の実刑が言い渡された。   全文をよむ

2015-06-17 ラマザン月、はじまる (Radikal紙)

ラマザン(ラマダン)月の開始とともにトルコ各地で市民らがモスクに殺到した。最初のテラーヴィフの礼拝(夜の礼拝の後に行われる礼拝。ラマザン月のみ行われる)が行われた。アフメト・ダヴトオール 首相も最初のテラーヴィフの礼拝を宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官とともにアフメト・ハム ディ・アクセキ・モスクで行った。      ラマザン月の最初のテラーヴィフ礼拝でモスクは人で溢れた。ハタイ県からビトリス県やマルディン県まで、トルコ各地のモスクは人で一杯になり、最初のテラーヴィフの礼拝が行われた。宗教観光に 全文をよむ

2015-06-16 イスタンブル空港で落雷、2名負傷 (Radikal紙)

イスタンブルで発生した夜間の土砂降りの雨はアタテュルク空港にも影響を与えた。空港のエプロン部分にいた従業員2人の近くに雷が落ちた。2人は軽傷を負った。      18時頃から猛威を振るった雷雨は空の便にも影響を与えた。パイロット達は、アタテュルク空港の周辺に雷雲が接近しているため滑走路に近づかず、飛行機は長時間空で旋回した。いくつかの飛行機はというと他の空港に着陸した。駐機していた2機の飛行機に雷が落ちた時、機体の下で働いていた2人の従業員が軽傷を負った。      ■2人の従業員の近くに落雷  全文をよむ

2015-06-12 終業式終わり、交通渋滞はじまる (Zaman紙)

イスタンブルでは、学校の休暇開始に伴い市外に出ようとする人々が深刻な交通渋滞に巻き込まれた。渋滞は深夜まで続き、横道を逆送する車も見られた。      2014-15年度の教育年度終了に伴い、多くの人々がイスタンブルを出て休暇へ向かった結果、深刻な交通渋滞が発生した。自動車専用道やD-100高速道路では深夜まで交通渋滞が続き、またこれによりD-100高速道路を逆送する車も見られた。交通渋滞は現在もなお続いている。 全文をよむ

2015-06-12 クルド語通信簿を手に! (Radikal紙)

ジズレ郡ヌール区で昨年設立、学校教育を開始したのち、3度の閉校に追いやられたにも関わらずクルド語教育を続けたベリヴァン小学校の生徒72人は、今日通信簿を受け取った。1年生を終えた生徒たちは、2年生に進級した。      ベリヴァン小学校では学年末の終業式が開かれ、生徒たちは成績表を手にした。式にはジズレ郡のレイラ・イムレト郡長、教師、生徒のほか、生徒の家族やSTKの代表者らも出席した。成績表授与の前に、生徒らはクルド語の歌を合唱した。地元の衣装を着て集会に出席した生徒たちは一人ひとりの名前を呼ば 全文をよむ

2015-06-10 ゲズィ運動赤いドレス女性裁判で被告警官に社会奉仕命令 (Milliyet紙)

ゲズィ運動の象徴となった「赤いドレスの女性」、ジェイダ・スングルさんの顔に近距離で催涙ガスを噴射した警官、ファティヒ・ゼンギン被告に判決が言い渡された。      スングルさんの弁護士イルカイ・バフチェテペ氏はイスタンブル第七十三第一審裁判所で行われた昨日の公判で罪状についての見解を問われ、「言い渡される刑は社会での司法に対する信頼を高めることになるだろう」と述べた。      被告側のフンダ・サンドゥクアフメト弁護士は被告が意図的に傷害を与えたのではなく、上司の指示に従って催涙ガスを噴射したと 全文をよむ

2015-06-08 テクノロジーの選挙! (Milliyet紙)

選挙活動においても、また選挙結果発表においても、我々はインターネットとソーシャルメディアの影響が再び目の当たりにした。選挙結果を追う際にも、インターネット使用が記録を打ち立てた。固定およびモバイルでのインターネット使用がピークを迎えた。         トルコは総選挙をまた一つ終えた。競争が激しくなったこの選挙においてインターネットとソーシャルメディアがより重要になったことが分かった。国会議員候補らは、伝統的な経路から行ったのと同様に新しい世代の媒体からもしっかりとした形で選挙宣伝を行った。有権 全文をよむ

2015-06-05 カパルチャルシュ、水につかる (Radikal紙)

毎日何千人もの観光客が買い物をするカパルチャルシュ(グランドバザール)が雨で水浸しになった。歴史的なカパルチャルシュの天井から流れてくる雨水に店主たちは苦労して過ごしていた。停電も起きた。エミノニュでは路上に溜まった水のせいで行政警察の車両も立ち往生した。      イスタンブルで正午頃から強まった土砂降りの雨がカパルチャルシュを水浸しにした。カパルチャルシュのハルジュラル通りの天井から、とうとうと雨水が流れた。流れてきた雨水は市民と店主たちを困らせた。何人かの市民は、カパルチャルシュのベヤズッ 全文をよむ

2015-06-04 アタキョイ埋め立て、1日24時間継続中 (Hurriyet紙)

アタキョイで140k㎡の範囲で海上に埋め立てが行われつつ建築中の「巨大ヨットハーバープロジェクト」のためイスタンブルは一般的に言われる「キャンペーン」を始めた。プロジェクトの埋め立て材料のため、その埋め立て予定地にアタシェヒルを含むアナトリア側(アジアサイド)の諸地区で続いている建築現場から24時間絶えず埋め立て材料が運ばれてくる。マルテペ港には(廃棄物の)集積用地が作られた。ここに廃棄された掘削廃棄物はトラックに積まれ、船でアタキョイへ運ばれている。      アタキョイ沿岸地域で140k㎡に 全文をよむ

2015-06-02 ボスフォラス海底自動車道路、完成に近づく (Milliyet紙)

アジア側とヨーロッパ側を初めて海底自動車道路によって結ぶこととなる「ユーラシア・トンネル」が、完成に近づいている。      イスタンブルの両岸を海底自動車道によって15分で行き来できるようにするユーラシア・トンネルでは、3340メートルのトンネル掘削工事の終了まで、残り820メートルとなった。トンネルのハレムにある作業場から掘削作業を始めたトンネル・ボーリング・マシンは、一日平均10メートル前進し、2520 メートルに達した。トンネル・ボーリング・マシンの記録は一日最長18メートルになった。ト 全文をよむ

2015-05-29 最高裁、旧姓使用許可 (Hurriyet紙)

アンカラ県第11家庭裁判所は、既婚者であるアイシェ・Ç・Cさんが旧姓使用のために開いた裁判で彼女の主張を認めた。裁判所の「許可する」という判決を、最高裁判所も今回初めて認めることとなった。      アンカラ県で暮らす既婚者のアイシェ・Ç・Cさんは、婚姻している状態での旧姓使用と、婚姻後の新姓使用の中止を求めて第11家庭裁判所で裁判を開いた。メフメト・アドゥギュゼル裁判長は、女性差別撤廃条約(CEDAW)に基づき彼女が起こした裁判を正当として、民法において女性が夫の苗字とともに旧姓も使用できるよ 全文をよむ

2015-05-27 PKKカラユラン、「今後、村落警備兵を標的にしない」 (Radikal紙)

クルディスタン社会連合(KCK)幹部のムラト・カラユランは、組織が今後村落警備兵を標的としないことを発表した。      PKK傘下のKCK幹部ムラト・カラユランは、スタークTVに対し、今後警備兵を標的としないことを発表し、以下のように述べた。   「われわれはもう村落警備兵を標的としていない。この状況を変えているところだ。警備兵は敵の武器を奪っているため批判されるべきだが、彼らを物理的に消し去ることは正義に反する。今後村落警備兵に対し武器を使用することはない。」      PKKと闘う治安部隊 全文をよむ

2015-05-27 6.7総選挙、イスタンブル警備は4万人態勢 (Hurriyet紙)

6月7日の総選挙のためにとられる安全対策が明らかにされた。選挙警備のため、全ての治安警察の休暇が取り消された。不可抗力の事態を除き、全員が任務に召集された。選挙当日、イスタンブルで4万、アンカラで1万2千、イズミルで9千人の警察が任務に就く。停電に対して必要な対策が前もってとられることになる。      第25回国会議員総選挙が平穏な内に行われるように、6月7日日曜日、トルコ全土で実施される安全対策が明らかにされた。      内務省関係者から得られた情報によると、選挙警備のために全ての警察官の 全文をよむ

2015-05-26 イスタンブル周辺ベイコズ緑地に開発許可 (Radikal紙)

イスタンブル広域市は、ベイコズ緑地がレベル2の開発規制地区であり、森林内の休憩スペース確保の必要性から住宅の建設許可を認めなかった。しかしながら、環境都市省が「特別教育施設」としてベイコズ緑地の開発を開始した。写真は空撮風景。      ドアン通信による緑地の航空写真には、設置時期不明のコンテナや建築資材が見られる。緑地入口はバリケードで封鎖されており、バリケード前には無人の警備室が確認できる。      イスタンブル広域市は、ベイコズ緑地は、レベル2の開発規制地区であり、森林内の休憩スペース確 全文をよむ

2015-05-26 宗務庁職員、モスクのアンティーク絨毯を売って高級車購入疑惑 (Hurriyet紙)

マニサ県ソマ郡のムフティー局のH.Ö.支局長が宗務庁の職員たちに命じて諸々のモスクのアンティーク絨毯、キリム織り、写本をまとめて売却し、自らに高級車を買った、という疑惑について調査が始められたことがわかった。      ソマ郡ムフティー局H.Ö.支局長は、うわさによると、2年前、郡内の諸々のモスクから何百もの絨毯、キリム織り、写本、年代ものの物品を集めさせ、 領収書も記録もなしにオークションで売却した。H.Ö.支局長は、この金でその当時自らにメルセデス製の自動車を購入したと告発されたが、その後売 全文をよむ

2015-05-15 出産援助金に需要が殺到 (その他紙)

「出産援助」の支援を受けることを望むトルコ国民は、社会生活センターに殺到した。      家族社会政策省イスタンブル県事務所のオナル・イナルテキン氏は、「出産援助」の申請の実施とともに、朝から人々が申請に殺到したと述べた。      また同氏は、出産援助支援を求める人は今日15日以降に誕生した赤ちゃんのために申請が可能となることを述べ、さらに申請は今日行われる必要はないことに注意を呼びかけた。      イナルテキン氏は、「出産援助が開始され、当部署の電話は大変込み合っています。全国民が我々のも 全文をよむ

2015-05-15 郡長の妻の女性教師、詩を覚えてこなかった児童に体罰 (Milliyet紙)

エラズー県のアウン郡郡長、ファティフ・ヤクンオールの妻で教師のビュシュラ・ヤクンオールについて、生徒の手を棒で殴打したという疑惑の捜査が開始された。      (郡長の妻の)ヤクンオールが宿題である詞の暗記が出来なかったという理由で生徒のエリフ・カラオールの手を棒で殴打したことが主張された。   両手に傷やあざを作ったエリフは、状況を母親のマクブレ・カラオールに説明した。教師に電話をしたと言う母親は、「彼女を訴えると言ったところ、『どこにでも望むところに行けばいい』と言いました。夫が郡長であるた 全文をよむ

2015-05-14 出産祝い金支給、明日から (Milliyet紙)

子供が生まれた家庭に対し初めて実施される「出産祝い金」の適用が明日開始される。      出産祝い金は2015年5月15日以後子供が生まれたトルコ市民に支給される。出産祝い金の利用を望む市民らは明日から県家族社会政策局、社会福祉センター及び各国の領事館に申請できる。      世間で『包括法』として知られ、その内容においてかなり多くの新しい改正があった『一部の法と法令における変更に関する法律』が2015年4月7日に官報に掲載された。この法律でもって『家族社会政策省の組織及び職務に関する633号法 全文をよむ

2015-05-13 お墓売ります―そのお値段は? (Radikal紙)

トプカプ追悼墓地にある家族墓地を売りに出した男が話題になっている。2人用の5㎡の墓地で、値段はやや高めの52万リラ(約2400万円)だと言う。場所は1950年から1960年の10年間大統領を歴任したアドナン・メンデレスの墓の目の向かい側にあると説明されている。      アドナン・メンデレス元大統領の墓の向かいにある5㎡の墓が52万リラで売られている。ある男がSahibinden.comのサイト上で「イェニ・トプカプ追悼墓地の一画にある2人用の墓地」と称して家族用の墓地を売りに出した。ミッリイェ 全文をよむ

2015-05-08 大学に男女平等授業、導入へ (Milliyet紙)

「ジェンダーの平等に敏感な大学ワークショップ」でスピーチした高等教育機構のサラチ会長は「ジェンダーの平等」の授業がカリキュラムに組み込まれることを明かし、大学でこのことについての意識を高めることを目的とした活動を行うことを話した。      ジェンダーの平等に敏感な大学ワークショップは、高等教育機構(YÖK)本部会議場で実現された。同ワークショップはYÖK会長のイェクタ・サラチ教授の主催で開催され、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のエミネ・エルドアン夫人、息女のシュメイイェ・エルドアンさん、 全文をよむ

2015-05-07 カフラマンマラシュで水質汚染、「この川の水を飲むと死にます」 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュの水量が減少し干ばつの危険に直面しているアクス川は、工場廃棄物の流出とともに大きな汚染を経験している。      カフラマンマラシュの地域住民は、流出した廃棄物によって色が赤に変わり、周囲に異臭を放つ川への介入を望んだ。   町の中心を通るアクス川は、近年気温が季節の平均よりも高いことにより干ばつの危険がある。猛暑のために水量も減少している川は、ガーズィアンテプ県の幹線道路にある工場から流出した液体や固体の廃棄物のために最近で最もひどい汚染を経験している。      廃棄物のた 全文をよむ

2015-05-07 フドゥレレズの祭、トルコ各地で祝われる (Milliyet紙)

春の到来、豊潤を象徴するフドゥレレズの祭がトルコ各地で活気のある催し物によって祝われた。フドゥレレズの祭では火が焚かれ、お祭りに参加した人々は火を飛びこえて、願いを木々に掛けた。      春の到来の朗報、豊潤の象徴として知られているフドゥレレズは、トルコ各地で色彩に富んだお祭りによって祝われた。      イスタンブルにあるアフルカプ通りに作られた願い事の木とパネルは願い事の紙で溢れていた。午後7時にアヤソフィアの前で出会ったアフルカプ街区の住民らと国内外の観光客が音楽にあわせて踊りながら、ア 全文をよむ

2015-05-06 エネルギー省、国際原子力委員会アククユ原発報告書を隠ぺい (Hurriyet紙)

メルスィン県第一行政裁判所はエネルギー省に対し、2014年2月に国際原子力機関(IAEA)がアックユ原発計画に関してトルコ政府に提出したミッション・レポートを差し出すよう要求した。同省は今回初めてヒュッリイエト紙の指摘で発覚し、今日まで隠されていたレポートを提出することを拒否。原発計画についての批判が連なったレポートはトルコの原子力にまつわる謎となった。      トルコがロシアと署名した二か国間の協定により建設が始動したメルスィン県のアックユ原子力発電所は秘密のベールに包まれた。IAEAはアン 全文をよむ

2015-05-04 宗務庁官、高級専用車を返還へ (Hurriyet紙)

メフメト・ギョルメズ宗務長官は、市民の間で議論を呼んでいる100万リラ相当の公用車を購入したという報道に関しての発表を行った。ギョルメズ長官は、問題が、印象操作へとすり替えられたことを主張して公用車を返還することを発表した。      メフメト・ギョルメズ宗務長官は、100万リラ相当の公用車を購入したという報道について発表をした。車両は返還したというギョルメズは、ハベルトゥルクTVの生放送で以下のように述べた。      「閣議は諸機関の特定の部署のために公用車が購入されるのであれば、許可を与え 全文をよむ

2015-05-04 トルコ人がヨーロッパで最も暮らしたい街 (Milliyet紙)

調査会社のドリンサイトは、トルコ人がヨーロッパで最もどの街で暮らしたいかを発表した。アナドル通信の「ヨーロッパで暮らしたい街」という調査のために収集したデータによると、イタリアのミラノがトルコ人の最も暮らしたいヨーロッパの街であった。      調査は8,555人を対象に行われた。ヨーロッパ各国の首都が多数を占めるヨーロッパの観光都市のリストを調査の参加者に提示して、「ヨーロッパのどの国 で暮らしたいか」という質問をした。参加者の9%がミラノと回答した。次いで8%でフランスの首都パリ、7%でスイ 全文をよむ

2015-05-01 メーデー、タクスィムで衝突、203人逮捕者 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル県当局は、5月1日のメーデーで、203人が逮捕され、6人の警官関係者と18人のデモ参加者がけがをしたことを明らかにした。      県の発表では、次のように説明された。      「5月1日、労働と団結の日(メーデー)が平和と穏やかさの中で祝賀されるため、治安部隊が出動していました。ヨーロッパ側に4隊、アナトリア側に4隊、計8隊が各広場での祝賀行事とデモのために配置されました。前記の広場で、我々の政党と労働者団体が労働と団結の日を、興奮の中祝いました。県全体で警察は、祝賀行事が平和裏 全文をよむ

2015-05-01 メーデー、イスタンブルでカオス、他都市では労働者の祭典 (Radikal紙)

5月1日、トルコの多くの都市で壮大なミーティングでメーデーが祝われた。イスタンブルでは警察によるタクスィム広場の包囲や逮捕といった混乱が生じた。      5月1日、労働災害や不当な労働条件、低賃金等に反対の声を上げるトルコ中の労働者や定年退職者、若者が、ミーティングやデモ活動でメーデーを祝った。イズミル、イズミト、ゲブゼ、ゾングルダク、アリアー、ヴァン、バトゥマンといった各県中心地においてミーティングが開かれ、多くの人々が参加した。トルコ最大の労働者中心地であるイスタンブルでは、タクスィムでの 全文をよむ

2015-04-29 トルコの死亡率、4%増加 (Cumhuriyet紙)

トルコで1000人あたりの死亡者数を指す「粗死亡率」は2013年の減少を受けて、2014年に上昇し2012年の水準に上昇した。トルコで乳児死亡率は1000人中11人強である。      トルコ統計機構(TUIK)の死亡統計データによると、トルコの死亡者数が2014年には4.7%上昇し、39万121人の水準に上昇した。死亡した人の54.7%が男性、45.3%が女性であった。      死亡者数における増加に従ってトルコでは粗死亡率においては、2013年には千人中4.9の水準であったが、2014年に 全文をよむ

2015-04-27 カエル密漁に罰金―ディヤルバクル (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクル軍警察が、一台のトラックに対して行った捜索で、細流や小川から採集したことが判明した191キログラムのカエルを押収した。カエル密漁を行ったことを理由に5人が逮捕され、それぞれに38,000トルコリラ(1,700,381円)の罰金が科された。      ディヤルバクル県軍警察司令部と中央スル区メルメル軍警察駐在兵は、一昨日にディヤルバクル-ビンギョル間幹線道路で検問を行っていた。軍は1台のトラックを停止させ捜査を行った。トラックには、周辺の県や郡にある細流や小川から採集され外国への発送 全文をよむ

2015-04-26 アンカラの新たなシルエット (Radikal紙)

チャナッカレ戦勝記念の一環として、アタテュルク廟で昨晩セレモニーが行われた。アナトリア通信カメラマンが、その夜に撮影したこの写真は、セレモニーの様子を写しただけでなく、長い間変化していなかったアンカラのシルエットが新しくなったことも示していた。      参謀本部は、3月24日の夜、アンカラのアタテュルク廟でチャナッカレ戦勝100周年記念セレモニーを行った。多数の人がアタテュルク廟を訪れた。アタテュルク廟で行われたセレモニーを撮影したアナトリア通信記者エンデル・オヌルの一枚は、変化したアンカラの 全文をよむ

2015-04-25 チャナッカレ戦役100周年祝賀、アタテュルク廟で盛大に (Hurriyet紙)

チャナッカレ戦勝記念100周年の祝賀で、アタテュルク廟はある原則の舞台となった。アタテュルク廟は史上初めて24時間訪問者に開放され、訪れた人々に配られた1915個の平和の灯火が空に放たれた。      中庭で朝までイベントが行われた後、挽き割り小麦のスープがパンとともに訪れた人々に明け方4時に振る舞われる。チャナッカレ戦勝100周年に関連して、アタテュルク廟では夜「アナファルタラルの英雄ムスタファ・ケマル大佐を記念して」というテーマで様々なイベントが企画されている。式典の参加者らは、(廟に続く) 全文をよむ

2015-04-23 ビラル・エルドアンの財団、イブン・ハルドゥーン大学設立 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領の息子のビラル・エルドアンが顧問を務める「トルコ青年及び教育福祉財団」によって設立されることになっている、イブン・ハルドゥーン大学に関する法案が、エルドアン大統領の署名によって施行となる。      このようにして、父親であるエルドアン大統領が息子のビラル・エルドアンのために用意させ、トルコ大国民議会にて公正発展党所属の国会議員たちによって承認された法案がまず法律化し、その後再びエルドアン大統領によって承認された。ビラル・エルドアンが大学のオーナーとなることとなった。      全文をよむ

2015-04-22 天候不順!アンカラに雪、イスタンブルに雹 (Hurriyet紙)

今年の4月は、まるで11月か12月のような天候だ。「春が来た」のも束の間、気温はぐんぐん下がり、イスタンブルは今日(23日)霜が降り、アンカラでも先ほど雪が降り始めた。この寒さはSNSで最も取り上げられた話題のひとつとなった。この天候について「こんなに寒いのはもう嫌だ」と多くの人が辟易している。      気象局が発表していた今週の警戒情報のとおり、気温が急激に下降した。イスタンブルのベイオールでは、午後12時30分を回った頃から突然空が曇り始めた。夕方を思わせる曇り空が数分後にその表情を変え、 全文をよむ

2015-04-22 人気高校への入学方程式 (Cumhuriyet紙)

保護者は人気の私立外国学校の入試における複雑な点数の計算方式を今のうちに知っておくべきだ。専門家らは、これらの高校を志望する生徒たちはガイダンスを受けるといいだろうと述べている。      私立高校、特に私立外国高校を志望する学生とその保護者は6月24日から7月10日の間、5つの異なった得点区分による得点の計算および必要最低得点を注視して過ごすことになるだろう。このプロセスはかなり真剣な観察と勉強を要する。「条件がどうであったとしても、私は子供に私立高校に行ってほしい」という保護者が有利となる。 全文をよむ

2015-04-20 救急車に道を譲らない車両に罰金刑―猶予は、12秒 (Milliyet紙)

112番救急サービスにおいて「高機能救急車」システムへの移行が行われる。住所を説明する時代は終わり、現場は携帯電話の信号から特定される。12秒以内に救急車に道を譲らない、あるいは救急車を後ろから追いかけてくる運転手に罰金が科される。それでは、12秒はどのように測定されるのだ ろうか。以下はその詳細である。      保健省は、人命を救助する112番救急サービスの救急車において新しいシステムへ移行する。救急オートメーションシステム(ASOS)がトルコで高機能救急車の時代を始める。12秒以内に救急車 全文をよむ

2015-04-19 フラント・ディンク財団「境界を越える」プログラム (Milliyet紙)

フラント・ディンク財団は「境界を超える」というスローガンのもとに、奨学金プログラムを創設した。このプログラムでトルコからアルメニアに行った4人の奨学生は、そこでの経験や印象を語った。      フラント・ディンクが2007年1月19日に新聞社アゴスのまえで殺害された後、2014年に「全ての人のための民主主義と人権の希求」という理念でフラント・ディンク財団は、創設された。この組織は、EUによって財政支援を受けたアルメニア・トルコ国交正常化プロセス支援プログラムの一環として、「国境を超える」というス 全文をよむ

2015-04-19 ヴァン湖アクダマル島、ウサギ被害対策へ―すべては8匹から始まった・・ (Hurriyet紙)

アクダマル島に10年前に放されたウサギのつがい4組はその数を3000近くまで増やした。彼らの掘ったトンネルによって土壌侵食が起こったため、近隣の郡への駆除が始まった。4人のボランティアの駆除チームの活動を追った。      ヴァン県ゲヴァシュ郡にあり、歴史的なアルメニア教会があるため信仰上の旅行の重要な中心地の1つであるアクダマル島に、10年前、飼われていた島のウサギのつがい4組が放された。しかしその数は10年間で急速に増えた。自然観察協会は、2年前にウサギの数が3000羽に達したことを明らかに 全文をよむ

2015-04-19 PKKメンバーに「選挙までおとなしく」指示 (Cumhuriyet紙)

PKK(クルディスタン労働者党;非合法)指導者のオジャラン氏は、ディヤディンでの衝突を受けて、PKKが選挙までおとなしくすること、またクルディスタン社会連合トルコ議会(KCK)に対して、事件の追及を要請した。      アール県ディヤディン市で発生した衝突後に「挑発」議論が浮上し、アブドゥッラー・オジャラン氏の要請によりPKKが6月7日に実施される選挙まで目立った活動の休止が決定したことが分かった。本部からトルコ国内全ての関係者に伝達されはじめた指示内容を受けて、PKK戦闘員は、6月7日総選挙ま 全文をよむ

2015-04-18 教授が警告、「温暖化が早まっている」 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル工科大学(İTÜ)気象工学科教授であるオルハン・シェン博士は、トルコで季節が半乾燥熱帯気候の特徴に向かっていっているとし、「現在地球温暖化のために2度の気温の上昇があり、つまりは地球の平均気温が15度のとき17度になった。この増加は2040年から2050年に起きると予想していたが今現在起きている。」と述べた。シェン氏は急速に増加する人口と工業化の大気への影響と地球温暖化が一連の気候変動を促進していると主張した。      シェン氏は変化し発展したテクノロジーが地球温暖化の形成において 全文をよむ

2015-04-17 仕事につけない若者に11の方策 (Milliyet紙)

失業率が高まり、若者の5人に1人が失業に直面している今、政府は11項目からなる方策を取り決めた。実施されるこの方策により、失業率の低下が計画されている。      ファールク・チェリキ労働社会保障大臣は、若者の失業率を低下させることを目標とした11項目の方策を含む行動計画を発表した。チェリキ労働社会保障大臣は、(この方策により)若者の企業家精神の育成支援、試用期間や職業訓練が増強されると述べた。   共和人民党(CHP)のアリ・イフサン・キョクチュルクゾングルダク県出国会議員の議会での質問に答え 全文をよむ

2015-04-17 大学教育に「評価委員会」検討―トルコ (Milliyet紙)

私立大学連合によって開催された第2回EDUサミットは、国民教育相ナビ・アブジュ氏、高等教育機構(YÖK)長イェクタ・サラチ氏、私立大学連合長リファト・サルジャオール氏、私立大学の学長、教授たちの参加で、昨日執り行われた。      高等教育機構長イェクタ・サラチ氏は、昨今、変更するとのニュースが流れた大学入試システムと、高等教育機構の監査について言及した。      ■既存のシステムは公正      中央主導型の配置や、既存の大学入試システムの一部が批判されているにもかかわらず、社会の大部分には 全文をよむ

2015-04-17 トプタシュ市長、「イスタンブルに地下鉄新4路線」 (Yeni Safak紙)

公正発展党(AKP)立候補者紹介集会に参加したイスタンブル広域市市長のカーディル・トプバシュ氏は、イスタンブルに新たに地下鉄4路線が開かれることを明らかにした。      カーディル・トプバシュ市長は、4月の集会の最後のまとめとして『2014年活動レポート』を広域市議会に提出した。彼は早く快適な交通アクセスから綺麗な空気に至るまで、美しい緑溢れる環境から文化的・芸術的活動に至るまで、また健康からスポーツや教育に至るまで、イスタンブルに暮らす人々の生活の質を向上させ、また生活を容易なものとする数多 全文をよむ

2015-04-16 イスタンブル、濃霧 (Milliyet紙)

イスタンブルでは濃霧により都市交通が麻痺した。運航が少しずつ再開する中、メトロバスとマルマライでは混雑が発生した。      イスタンブルの人々は新しい一日を霧と共に始めた。早朝からイスタンブルにて拡大した霧は生活に悪影響を与えた。濃霧の為、カバタシシュ-プリンシズ諸島、カドゥキョイ-カラキョイ、カドゥキョイ-エミノニュ、ウスキュダル-ベシクタシュ、ウスキュダル-エミノニュ間の船便が運航中止となった。      イスタンブルに霧の難儀…。イスタンブルでは濃霧により都市交通が麻痺した。運航が少しず 全文をよむ

2015-04-15 イスタンブル広域市議会(İBB)、ビュユクアダ海岸へのモスク建設反対を退けた (Radikal紙)

ビュユクアダ港の近くにある敷地へのモスク建設に対し、アダラル区、建築家協会、イスタンブル・アダラル文化自然遺産保護協会が行った反対は、イスタンブル広域市議会により退けられた。      アダラル区、建築家協会、イスタンブル・アダラル文化自然遺産保護協会が、ビュユクアダ港近くの敷地へのモスク建設に対し行った反対は、イスタンブル広域市議会により、圧倒的多数で否決された。İBB議会は昨年イスタンブル宗務局の要請を受け、計画変更をおこない、商業地および宅地として残された土地を「宗教施設用地」に変更してい 全文をよむ

2015-04-14 1939デルスィム事件の発掘始まる―人骨、出土 (Radikal紙)

トゥンジェリ県ホザト郡カラバユル村でジャナン家とバラン家の24名が銃殺され、埋められているという訴えをうけて開始された発掘の初日に、人骨が発見された。      トゥンジェリ県では、1938年の軍の進撃のさなかにホザト郡カラバユル村でジャナン家とバラン家の計24名が銃弾に倒れ、まとめて埋められたという訴えに対し、裁判所の決定のもと発掘活動が開始された。本日開始された発掘では人骨が数点見つかり、DNA検査を実施し、近親者のDNAと比較することが明らかにされた。   ホザト共和国検事のハサン・トイ氏 全文をよむ

2015-04-13 アククユ原発、明日、起工式 (Milliyet紙)

トルコ最初の原子力発電所となるアククユ原発計画の一環として、アククユ原発の海水冷却施設の基礎が明日メルスィン県のギュルナル郡においてエネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズも参加する式典で着工される。      200億ドルの投資が見込まれ、その建設でトルコの企業に約80億ドルの利益が見込まれるアククユ原子力発電所の明日12時半に行われる予定の起工式にエネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズ氏と共にロシア政府国営原子力企業「ロスアトム」代表取締役社長セルゲイ・キリエンコ氏、アククユ原子力発電所株 全文をよむ

2015-04-12 文化省の検閲で上演会延期 (Radikal紙)

映画祭で上映される外国映画が検閲から外される一方、トルコ映画は文化省の「申請登録」規則のために、「検閲」の足枷をはめられている。「検閲」という規則の最近の犠牲者となったのは、チャヤン・デミレルとエルトゥール・マーヴィオールのトルコにあるキャンプのPKKメンバーに話を聞いたドキュメンタリー「北」であった。      チャヤン・デミレルとエルトゥールル・マーヴィオールの、トルコにあるキャンプのPKKメンバーを初めて描き、話を聞いたドキュメンタリー作品「北」は、第34回イスタンブル映画祭の出品作品とし 全文をよむ

2015-04-10 エルドアン大統領に「新トルコ行進曲」でお出迎え、その歌詞とは… (Hurriyet紙)

ハサン・ジェラル・ギュゼル氏の作詞作曲による「新トルコ」行進曲が、エルドアン大統領が参列した新トルコ戦略研究センターの開所式で初めて演奏された。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ギョルバシュにある新トルコ戦略研究センターの開所式に到着した際に演奏された「新トルコ行進曲」を聴いた。ハサン・ジェラル・ギュゼル作詞作曲による行進曲は、アンカラ広域都市メフテル軍楽隊によって歌われた。エルドアン大統領は、その歌詞に言及し、「新生トルコの闘いは、同時に我々の『赤いりんご(訳注1)』である。 全文をよむ

2015-04-09 村人、モスクのイマームを訴える (Radikal紙)

イズミル県ベルガマ郡、オルレミシュ街区の住民は、モスクのイマームであるムスタファ・タルハ・チョアシュ氏(33歳)が、生前にモスクへ礼拝をしに来なかった人の葬儀礼拝を行わず、さらに故人がムスリムであったかどうかの保証人を求めたほか、イスラムの教えにないという主張に基づいて*メヴリードを詠まなかったとして、郡に請願書を出して訴えた。   訴えられたイマームのチョアシュ氏は、自分のことを快く思っていないのは、モスクに来ない人たちだと述べ、メヴリードを詠んでいないこと、前街区長の葬儀礼拝も行わなかったこ 全文をよむ

2015-04-02 ハッラン大学学長、推薦最下位者任命へ (Radikal紙)

エルドアン大統領は、ハッラン大学の学長選挙で5位となったラマザン・タシュアルトゥン教授を同大学の新たな学長として任命した。       レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ハッラン大学の新たな学長の任命を行った。      エルドアン大統領は、58票で5位につけたラマザン・タシュアルトゥン教授を新たな学長として任命した。      420名の学者が投票し、11人の候補が並んだ学長選挙では、ラマザン・タシュアルトゥン教授は58票で5位に終わった。同教授は、高等教育機構(YÖK)が、エルドアン大 全文をよむ

2015-03-30 アンタリア湾、降雨でこの色に・・・ (Radikal紙)

アンタリアで先日の降雨の後、海が泥の海に変わった。      山に降った雨とともに海に流れ着いた泥や塵でアンタリア湾が茶色に染まった。海は何キロもの広さにわたり泥に覆われ、泥が到達しなかったところだけはターコイズブルーを保った。泥だらけの海で魚を釣ろうとするアマチュアの釣り人たちは困っていると話した。   コンヤアルトゥ海岸で海を見ようとした人々は、果てしない青い海の代わりに泥の海に出会った。専門家は降雨とともに山頂の雪が急速に溶け、速い水の流れが砂や沈泥を海まで押し流しこの光景を作り出したのだ 全文をよむ

2015-03-30 2万8千人が無試験で公務員に (Zaman紙)

2010年の公務員試験で利益を得ようとする公正発展党が、2万8千人を無試験で公務員にしていたことが発覚した。      労働省のデータによると、2006年以降2万8千人が、公務員試験を受けずに公職に就いていた。その大部分が公正発展党の有力者らの親戚から構成されるこれらの人々は、地方機関を筆頭に特定の組織で「組織契約職員」という立場で公務員になった後、正式に採用される。推薦のある人々は、短期間で待遇の良い職場に異動し、高い給料を保障されている。公正発展党が無試験で採用した人々の中には、高卒や中卒、 全文をよむ

2015-03-28 29日(日)早朝、夏時間へ (Milliyet紙)

「時計は進められたのか?」という疑問に答えがでた。3月29日日曜日深夜(土曜日から日曜日にかけての深夜)、日光をより効果的に利用するため、夏時間が適用された。時計は一時間進められ、夏時間に従いイスタンブルの就業時間も変更となる。      ■いつ時計の針が進められるのか?      毎年人々を混乱させるこの夏時間の適用により、2015年3月29日早朝3時に時間が1時間進められた。      ■10月に冬時間開始      日光をより効果的に利用するという目的の元、昨年10月26日(月)に1時間時 全文をよむ

2015-03-27 ヨーロッパで第二規模のエディルネ歴史的シナゴーグ、活動再開 (Radikal紙)

ワクフ総局によって、5年間で575万リラをかけ本来の姿に修復された、ヨーロッパで二番目の規模のシナゴーグが、ビュレント・アルンチ副首相、エディルネのドゥルスン・アリ・シャーヒン知事、エディルネ市長で共和民主党(CHP)所属のレジェプ・ギュルカン氏、アドナン・ エルテム・ワクフ総局長、トルコユダヤ教団体のイスハック・イブラヒムザデフ会長、そしてフェネル・ギリシャ正教会のバルトロメオス総主教と、多くのユダヤ人が参加した宗教式典によって再開した。      エディルネのシャーヒン知事はイスラエルの兵士 全文をよむ

2015-03-27 塾・予備校廃止で、今度は、学校が予備校化 (Hurriyet紙)

今年9月1日から塾と予備校は閉校するか、あるいは私立高校になる。このことが第11学年を騒がせている。      伝統ある公立高校へ成績に基づいて入学した生徒の大半は、塾から学校へ変わる高校への転入を検討している。パブリックスクールも生徒を失わないために、外部講師や基礎高校となる団体と協定を結び、大学入試一次試験(YGS)や学部決定試験(LYS)対策の授業を設けている。塾や予備校が法改正で姿を消そうとしている今、高校における「大学入試対策」の選択肢は以下の通りだ。      その1.外部講師による 全文をよむ

2015-03-26 トルコ国旗引き下ろした男に13年の判決 (Al-Ahram紙)

ディヤルバクルで軍に混じり、よじ登ったポールに掲げられたトルコ国旗を引き下ろしたオメル・ムトル被告に対し、13年9ヵ月の懲役刑の判決が下された。      2014年6月7日、ディヤルバクル県リジェ郡でPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)による道路封鎖に対し治安部隊が介入を行い、衝突の最中に亡くなったラマザン・バラン氏の葬儀にて、ディヤルバクル第2空軍司令部の旗を引き下ろしたオメル・ムトル被告の裁判が、ディヤルバクル第5重罰裁判所で継続された。審理には、「軍事的立入禁止区域への侵入」「銃 全文をよむ

2015-03-22 何時夏時間へ (Milliyet紙)

トルコ全土で時計が3月29日日曜日午前3時から1時間早まる。日照時間をより有効に活用するために行われる適用に関する閣議決定が、3月17日付官報で発表された。   これによると、時計が3月29日日曜日午前3時から一時間進み、9月25日午前4時から1時間戻る。   官報によると、2015年3月9日の閣議決定が、エネルギー天然資源省の2015年3月4日付第93番告示を受けて、第697号「1日24時間の配分に関する法律」の第2項に従い下された。 全文をよむ

2015-03-22 ノールーズの焚き木越え、危機一髪 (Radikal紙)

ノールーズ祝賀中、焚き火を飛び越えようとしたカルス市のヤクプ・ユルドゥズ助役が炎の中に落ちそうになるという危機一発の場面がみられた。      カルス県でのノールーズ祝賀中、焚き火の上を飛び越えようとしたカルス市のヤクプ・ユルドゥズ助役が炎の中に落ちそうになるという危機一発の場面がみられた。      ノールーズ祝賀のイベントは、カルス県文化・観光局のサロンで始まり、庁舎前の広場でも続けられた。カルス市が用意したノールーズの焚き火は、ギュナイ・オズデミル知事、公正発展党のカルス県選出議員であるア 全文をよむ

2015-03-21 歴史的なディヤルバクル・ノールーズ祝賀―オジャランメッセージとともに日の光 (Radikal紙)

アブドゥッラー・オジャランのPKKに対する「武装闘争放棄のための大会召集」のメッセージが代読されたディヤルバクルのノールーズ祝祭には、大勢の人々があつまった。式典の前には予想どおり雨がふったが、オジャランのメッセージが読まれはじめると雨がやみ、スッル・スュレイヤ・オンデルは、これに関し、興味深いコメントを行った。      ディヤルバクルは、何万人もの人がノールーズを祝う素晴らしい祝祭の舞台となった。ノールーズ公園には夜半から人が集まりはじまり、人々は女性も男性も民族衣装を身にまとっていた。早朝 全文をよむ

2015-03-21 興奮、高まる―まもなくディヤルバクルでオジャラン「書簡」発表へ (Milliyet紙)

「(クルド問題)解決プロセス」のもっとも核心的な一歩が踏み出されようとしているディヤルバクルのノールーズの式典会場を、人々は朝早くから埋め尽くした。祝祭に先立ち、注目は、アブドゥッラー・オジャランの「書簡」に集まっている。書簡のなかで、オジャランは、今後開かれるPKKの臨時大会で「武装闘争の断念」の決定が下される上での条件に関し、発表を行うと見られている。      式典は9時半にはじまり、オジャランの書簡は、正午ごろに発表される。      アブドゥッラー・オジャランの2ページの「ノールーズ書 全文をよむ

2015-03-20 高等教育資格試験4日で発表、その結果は? (Hurriyet紙)

大学入試センターは、同試験の結果を昨年は6日後に発表したが、今年は4日間で明らかにした。同試験で、198万7484人の受験者のうち、177万9850人の候補者が140点を超えた。136万9147人は180点を超え、学部入試試験(LYS)に通過する権利を手にした。受験者の 89.5%が140点以上、68.89%が180点以上をとった。高校最高学年で44.12%の受験者が140点以上をとった割合が88.32%になった一方、180点以上をとった受験者は66.94%になった。       試験が発表され 全文をよむ

2015-03-17 冬再来、積雪に注意 (Hurriyet紙)

気象庁から入った情報によれば、いくつかの地域で雪と吹雪の警告がなされた。さて降雪はどの地域で見られるのだろう?ここに詳細な情報を載せる...      気象庁から入った情報によれば、東黒海地方の東部で嵐が見込まれている。内アナトリア、東アナトリア、黒海地方の内陸部でも積雪が見られる。マルマラ地方では木曜日より後に天候は冷え込む見込みだ。クルクラーレリ、ブルサ、コジャエリ、バルクエスィルでみぞれが見込まれ、イスタンブル、テキルダーとエディルネでも降雪の影響が見込まれる。      ■5日間の天候の 全文をよむ

2015-03-13 エルドアン侮辱で14か月の禁固刑 (Hurriyet紙)

大学生のアユクタルプ・アヴシャルさんは、2013年6月、カイセリで行われたゲズィ抗議運動中に、当時首相だったエルドアン大統領を「独裁者」と呼んで侮辱したとして起訴された。アヴシャルさんは14か月の禁固刑が言い渡され、警察によって逮捕され刑務所に入れられた。      カイセリ共和国広場での抗議運動中にエルドアン首相(当時)を「独裁者」だと非難するスローガンを叫んだとして、アユクタルプ・アヴシャルについての取り調べが始まった。エルジエス大学工学部3年生のアヴシャルさんは、カイセリでの第七刑事裁判所 全文をよむ

2015-03-13 イスタンブル・クムカプの魚市場、27年の歴史に幕 (Hurriyet紙)

昨日12日、クムカプで27年にわたり営業を行ってきた魚市場が取り壊された。      1988年以来クムカプで営業してきた魚市場がその幕を閉じた。イスタンブル広域市当局は、12日朝、取壊し作業を開始した。市場の33の店舗がブルドーザーで完全に壊された。ユーラシアトンネル計画に伴い取り壊されるクムカプ魚市場は、暫定的にサマトヤに移った。      ■組合長:取壊しを前向きに捉えている      クムカプ魚市場組合のハルン・ユルドゥズ組合長は、トンネル計画が前向きなものであると述べ、「ここは、198 全文をよむ

2015-03-11 イスタンブル市議会3層トンネル計画を承認、議場混乱 (Radikal紙)

ダウトオール首相が先日明らかにした、ボスフォラス大橋(第1ボスフォラス大橋)とファーティフ・スルタン・メフメト大橋(第2ボスフォラス大橋)に続く、ボスフォラス海峡の海底を通る3層の地下鉄・自動車道トンネル通過計画が11日、イスタンブル広域市議会で議論された。      9日(月)にイスタンブル広域市議会の委員会へ送られた計画が今日(11日)、都市開発整備委員会と公共交通委員会の共同報告という形で議題に取り上げられた。      共和人民党(CHP)はこの議題が市民団体に諮られることなく、運輸通信 全文をよむ

2015-03-08 宗務庁、巡礼費用をユーロからドルへ変更 (Zaman紙)

巡礼費用をユーロで定めていた宗務庁は、ドルの高騰を受けて料金表を変更した。費用の計算をユーロで行っていた巡礼参加者たちは、宗務庁の決定に反感を示した。昨年2,870ユーロを払った巡礼参加者たちは、今年3,600ドル支払う予定である。これによって、一人当たり1,410リラ多く払わなければならない。      ドルの高騰は、巡礼参加者たちも直撃した。毎年ユーロで巡礼費用を受けとっていた宗務庁は、今年は(費用の支払いを)ドルに変更した。宗務庁が今年受け取る巡礼費用は、3,600ドルである。昨年は、2, 全文をよむ

2015-03-07 ゲズィ事件犠牲のベルキン・エルヴァン追悼式、オクメイダンを埋める (Radikal紙)

パンを買いに出かけた際、警察が発したガス弾に被弾し、命を落としたベルキン・エルヴァンの一周忌が行われた。ベルキン・エルヴァンのために、オクメイダンからフェリキョイ墓地まで行進が行われた。ベルキン・エルヴァンの母であるギュルシュム・エルヴァンは、彼の墓前に来た際、気絶した。      ゲズィ公園運動の際、警察が発したガス弾を頭に被弾した結果、命を落としたベルキン・エルヴァンのために、追悼行事が行われた。まず初めに、エルヴァンのためにオクメイダン・ジェムエヴィで食事会が行われた。ベルキン・エルヴァン 全文をよむ

2015-03-06 日本のJICA、イスタンブルのハザードマップ作成 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルの地震リスクに関する調査を行っていた国際協力機構(JICA)は、リスクのある地域を確定させ、イスタンブル広域市に通知した。このレポートに反し市は、こういった地域のかわりに、より地代が高い地域の都市再開発を開始した。       ■リスクの高い地域は開発せず      (環境都市整備)省とJICAの都市再開発に対する基本的な地震ハザードマップは、72.9パーセント異なっていた。同省のレポートでは、最もリスクが高いとされた地域ではなく、リスクが低いとされた地域の開発が開始されていることが 全文をよむ

2015-03-03 ヤシャル・ケマル葬儀に、人々結集 (Milliyet紙)

ヤシャル・ケマルは、昨日テシュヴィキエ・モスクで何千人もの人々が参加した葬儀で最後の旅路についた。葬儀には様々な層の人々が一堂に会した。作家はズィンジルリクユ墓地で50年連れ添った前妻のチルダ・ケマルの傍に葬られた。      トルコで育った最も偉大な作家の一人ヤシャル・ケマルが、昨日何千人もの読者に見送られ、最後の旅路についた。ヤシャル・ケマルは、2月28日に92歳で生涯を終えその死によって国が悲しみに包まれた。ヤシャル・ケマルを愛した人々は、大作「インジェ・メメド (Ince Memed)」 全文をよむ

2015-02-28 ボスフォラス海峡3層トンネル構想―5年後完成へ (Milliyet紙)

イスタンブルにおいて、「世界初」となる3層トンネル計画が5年後の完成を予定している。中段の線路は鉄道用、他の上・下段は車両通行用として使われる予定だ。      イスタンブルは、マルマライ・アヴラシア両トンネルに次ぐプロジェクトである、ボスフォラス海峡地下を通る新たなトンネルを建設する。この新しいトンネル計画では、他のトンネルと異なる点として3層構造が掲げられる。10年間の見積もりでは、その計画では鉄道と高速道路が一体となり、1つのチューブの中を通過することとなる。      イスタンブルのアジ 全文をよむ

2015-02-26 家出防止?18歳以下へ長距離バスチケット販売禁止―ウルファ (Radikal紙)

シャンルウルファ県は、家や寮から逃げた子供たちが街の外に出ることを防ぐため、県において18歳以下の少年への都市間旅客バスのチケット販売を禁止したことを公表した。      シャンルウルファ県は、公共の秩序を守るとして、学校関係者以外の人間の学校周辺への接近と、18歳以下の少年が街の外へ出ることを防ぐための条例を出した。   部外者が学校周辺にいた場合、行政上の罰金が発生するという決定の詳細について、以下のように説明された。      「シャンルウルファ県内の公共秩序の維持のため、学校周辺での暴力 全文をよむ

2015-02-25 ブルサで84匹の犬、毒殺 (Radikal紙)

ブルサ県イェニシェヒル郡で野良犬84匹が毒殺された。気絶状態で発見された野良犬13匹は郡獣医局で治療を受け、野良犬の傍で見つかった血痕の付いた注射器が調査されている。      チャミョニュ村近郊で、今朝、住人らにより野良犬の死体が多数発見された。住民から報せを受けた同村のイブラヒム・トゥナ村長は、軍警察及び郡当局に報告した。事件現場に到着した軍警察及び郡当局チームは記録をとった後、気絶した状態の野良犬13匹を車で郡獣医局へ搬送した。一方、死亡した野良犬は、イェニシェヒル郡により郡のゴミ集積所に 全文をよむ

2015-02-21 予備校から高校へ強制移行の学校群、授業料3倍へ (Cumhuriyet紙)

政府が行った決定により2015年9月1日付で閉鎖される予備校は、学校として運営を続けていく。テメル・リセ(基礎高校)という名で教育を続け、生徒に大学入試の準備をさせるこの高校の料金は、予備校の3倍になる。      公正発展党(AKP)政権の、予備校閉鎖に向けた断固とした姿勢の結果として、保護者が大学受験準備に支払う料金が最低でも3倍になる。首都において平均5000リラであった大学受験準備コースの料金は、予備校が「テメル・リセ(基礎高校)」になることにより、3倍以上になる。高校の最終学年は、実際 全文をよむ

2015-02-19 オズゲジャン事件をうけ、大学二部修了時間繰り上げへ (Radikal紙)

トルコ高等教育機構は、学生たちの置かれた状況と意見を考慮し、「一部教育が終了次第、二部教育が開始され、必要に応じて週末にも授業を行うことで二部教育の授業時間に関して大学側が調整できる」という決議を出した。      20歳の大学生であったオズゲジャン・アスランさんが無惨なかたちで殺害された事件は、二部教育課程で学び、夜に学校から家へ戻る学生たちを恐怖に陥れた。多くの学生がソーシャルメディア上で授業時間の変更を訴えた。トルコ高等教育機構は、二部教育の開始および終了時間に関する苦情を受けて、新たな制 全文をよむ

2015-02-18 イスタンブルで最大60cmの積雪 (Hurriyet紙)

イスタンブルで終日、断続的に所々で集中して続いた降雪は夜間も衰えることはなかった。イスタンブル海岸部で5-10cm、イスタンブル県郡部で10-25cmの積雪量が観測された。積雪量はチャタルジャ郊外、ビンクルチ、アイドスでは40-60cmに上った。気象庁は、金曜以降、イスタンブルで雪が降り止むだろうと発表した。      気象庁第1地方総局の情報によれば、積雪はイスタンブル全域で今日2月18日正午まで断続的に続く事が予   想されている。      金曜日、内陸部でみぞれ、標高の高いところでは小雪 全文をよむ

2015-02-18 PKK評議会カルカン評議員「PKKは武力放棄しない」 (Zaman紙)

PKK(クルディスタン労働者党:非合法)評議会のドゥラン・カルカンがテレビ局MED NÛÇEの番組に出演し、その中で「PKKは武装解除しない、なぜしなければならない。クルドは武装解除しない。トルコ政府こそ武力放棄すべきだ」と話した。      (クルド問題の)解決プロセス開始以降、分離主義テロ組織PKKの武装解除が待ち望まれている中、PKK評議会のカルカンが、PKKは武装解除に関する主張に対し「PKKは武装放棄しない、なぜしなければならない。クルドは武装放棄しない。トルコ政府こそ放棄すべきだ」と 全文をよむ

2015-02-15 メルスィン女子大生殺人犯への怒り「死刑復活を」の声 (Radikal紙)

ニハト・ゼイベクチ経済大臣は、オズゲジャン・アスランさん殺害の容疑者に対し、死刑制度復活が検討されるべきで、またそのことに関して慎重な議論が行われるべきであるとした。      ニハト・ゼイベクチ経済大臣は、メルスィンでオズゲジャン・アスランさん(20)が刺殺された後、燃やされた事件に関して、ツイッター上で人間性を踏みにじるような極悪卑劣な殺人事件に関しては死刑制度が適用されるべきだと、反発を示した。   「我々の子供であるオズゲジャン・アスランさんへ神のご加護を。また、ご遺族の方々、ご愁傷様で 全文をよむ

2015-02-13 ボスフォラス海峡沿い新建築プランに反対運動 (Radikal紙)

ボスフォラス海峡組合(BODEP)は、ボスフォラス海峡で建物の高さ引き上げと開発地の拡大の変更に反対した。BODEPは、ボスフォラス自治体連合に申請し、自然的、文化的な都市の開発規制地区(SİT)であるボスフォラス地区での建物建設の道を開くことに反対した。      第2960号ボスフォラス海峡法の変更のため、イスタンブル・ボスフォラス自治体連合は1月9-10日にボスフォラス開発計画ワークショップを行い、環境都市整備省の後援で行われたこのワークショップで、ボスフォラス海岸線沿いの建物の高層化と底 全文をよむ

2015-02-13 金納兵役制への応募、20万人に迫る (Radikal紙)

ユルマズ国防相は、2月13日午後5時30分現在で、金納兵役制への応募が19万9千358人に達していることを明らかにした。もしかしたらお金は銀行に振り込んだが、領収書について「渋滞に巻き込まれた、すごく混雑していて提出に間に合わせることが出来なかった」などと言う人々が出ないようにするため、兵役局では夜8時まで受付している。      国防省のイスメト・ユルマズ大臣は、金納兵役制への応募者数が2月13日午後5時30分現在で、19万9千358人に達していると述べた。大臣は、トルコで20万338人が金納 全文をよむ

2015-02-13 伝統ある高校で校長が勝手に改装、議論に (Hurriyet紙)

イスタンブルの伝統あるエレンキョイ女子高校で、2014年12月から校長職についたサアデト・ベルナ・オジャクジュオール氏が、冬休み中に校舎内部に大幅な変更を行ったことが報告された。      オジャクオール氏はアタテュルクの絵とパネルを外し、代わりにオスマン時代を題材にした肖像画を飾った。また、校舎の壁に描かれていたバレリーナの絵を塗りつぶしたことが報告された。      サアデト・ベルナ・オジャクジュオール氏はエレンキョイ女子アナドル高校で2014年12月に校長職についた。生徒は1月23日に通知 全文をよむ

2015-02-11 シリア難民、雪に苦労… (Radikal紙)

シリアのイスラム国(İŞİD/ISIS)によるテロから逃げ最初にイズミル、次にマニサに定住したアレッポとコバーニーの難民らの生活は降雪で一層困難になっている。      シリア内戦から逃亡し辿り着いたマニサのスピル山山麓に築いたテント各8張で困難な状況下で暮らす、うち子供24名の難民43名の苦悩に寒波が追い打ちをかけた。日雇い労働と援助物資でその日暮らしをするシリア人らは、テントに設置したストーブで暖をとろうと努めている。      シリアのİŞİDによるテロから逃げ、最初にイズミル次にマニサへ 全文をよむ

2015-02-11 全土に雪、イスタンブル・アンカラは学校休校 (Hurriyet紙)

首都アンカラやイスタンブルをはじめとするトルコ国内各地で、降雪や強風の影響で休校が相次いだ。イスタンブルのハドゥムキョイでは激しい吹雪による事故でシリア国籍の1名が死亡、トルコ国内は一面の銀世界に包まれた。      イスタンブルでは一昨日(9日)から雪が降り始め、昨日夕方からさらに強まった。この状況を受けイスタンブル県知事府は短文投稿サイト・ツイッターで、(県内 の)小中学校を大雪のため今日休校にすると発表した。また今日は公的機関に勤務する障がい者や妊婦に対しても特別休暇が出された。アンカラで 全文をよむ

2015-02-08 アクサライ地区は世界中からの移民が集う場所 (Milliyet紙)

イスタンブルが夜を迎えるころ、アクサライ地区の通りでは、全く別の光景が現れる。世界中から理由があってアクサライにやってきた人々が話している多様な言語の響きが耳に入ってくる。ある場所ではセネガルから来た人々がフランス語を話す一方、少し離れた場所ではロシアから来た母と娘がどの店に入るかを議論している。左側を向くと、3人の子供と物乞いをしたシリア人女性と目が合ったちょうどその時、私達の間を知らない言葉を話す3人の女性が通って行った。いくつかの通りは危険で、入った瞬間恐怖で身震いするが、一つあとの通りに 全文をよむ

2015-02-07 トルコ中に、寒波せまる―月曜日は雪? (Hurriyet紙)

気象庁は、日曜日から月曜日にかけてトルコが2つの寒波の影響を受け、来週末まで全国各地で降雪がみられそうだと発表した。      しかし、雪がどの地域に、どの県に降るのか、また、いつごろ寒波がトルコから遠ざかるのだろうか?トルコ全域で気温が急激に8度下がることが予想される。月曜日(9日)以降イスタンブルではみぞれが降り、その後大雪が見込まれる。特にマラティヤ県、エラズー県、ビンギョル県、トゥンジェリ県、アドゥヤマン県では大雪警報が出され、ムーラ県、コンヤ県、アンタルヤ県、ウスパルタ県、ハタイ県沿岸 全文をよむ

2015-02-06 イスタンブル・アヴジュラル地区の地震対策に「日本モデル」 (Yeni Safak紙)

イスタンブル広域市が、マルマラ地震で大きな被害を受けたアヴジュラル地区における新たな建物に関し、5階建て以上には許可を与えないと決めたことから、 アヴジュラル地区で都市化が始められていない。区長を務めるハンダン・トプラク・ベンリ氏は、この地区のために不利な状況を有利に変え、また日本がよい手本をなしており、そして縦ではなく横に発展していくと語った。      アヴジュラル地区はマルマラ地震の際、合計270人死亡、負傷者多数といった最大の被害を被った地区だ。1823棟の住宅と326の職場が全壊または 全文をよむ

2015-02-05 全党一致でアレヴィー派ジェムエヴィ認可―メルスィン (Hurriyet紙)

メルスィン県中央に位置するメズィトリ郡の議会が、ジェムエヴィを礼拝所として認可した。      ネシェト・タルハン群長(CHP所属)を長とする会議で、メズィトリ住民の要望に応え、郡内における「信仰の自由」による差別をなくす提案が話し合われた。   CHP、MHP、AKPの議員たちはこの提言に対しそれぞれ「賛成」の票を投じ、決定を前進させた。タルハン議長も、「提案はすべての政党による全会一致で承認されたことを誇りに思う。これにより、メズィトリ郡の名誉を再び示すことができた」と述べた。      以 全文をよむ

2015-02-05 学生のスカーフを妨害し実刑の教授、再び裁判に (Radikal紙)

イズミルのエゲ大学で、スカーフをかぶった学生たちの訴えを受け、「教育の自由を妨げた」という理由で2年1ヶ月の懲役刑を最高裁判所から言い渡され、刑務所に入ったレンナン・ペキュンル教授は、同じ理由で起こされた別の訴訟で、もう一度裁判にかけられている。      裁判の前、ペキュンル教授のために集まった政党と市民社会団体の代表達は、教授を支持した。傍聴に訪れたCHPのビュレント・テズジャン副党首も、どんな法が持ち出されようと、誰ひとりとして知識人を黙らせることはできないと述べた。      エゲ大学の 全文をよむ

2015-02-03 ギュレン系学校の代わりに国外へ「教育財団」設置? (Milliyet紙)

国外のギュレン系の学校を閉鎖し、その代わりに新しい校舎を建てる財団について、ビュレント・アルンチ副首相は「今のうちから言う必要はない」として名前を公表しなかったが、昨日3日、ナビ・アヴジュ国民教育相が「教育財団」であると発表した。      アヴジュ大臣は、テレビ局ハベルチュルクの番組に出演し、ギュレン系学校に関して「これらは誰かが所有するものではありません。国民によって教育を目的としてトルコの声を届けることを考えて、支援された機関です。しかしまったく別の機能を持つようになりました」と述べた。  全文をよむ

2015-02-02 イスタンブル、雪景色 (Milliyet紙)

イスタンブルで、夕刻に突然降り出した雹は、特にタクスィムとその周辺、またベシクタシュとテシュヴィキイェで影響を出した。タクスィム広場を初めとして、一面雪が降ったように白く覆われた。      雹は20時半頃に降り始めた。激しく降った雹に不意に捕まった人々は大変な時を過ごす中、辺りはまたたく間に真っ白になった。      雷も伴った雹の間、地面が滑りやすいためにバランスを崩し、転ぶ人々もいた。また、雹から身を守るために傘をさしたり、建物の下に逃げ込んだりする人々もいた。車の運転する人たちは、速度を 全文をよむ

2015-01-31 禁煙対策、さらに強化 (Milliyet紙)

喫煙を減らすために、保健省は新たな行動計画を準備した。屋内店舗における禁煙スペースが、店の出入り口にまで拡大された。さらに、タバコのパッケージを1種類のみとするための準備が開始された。      保健省はタバコ依存対策に、3か年の新たな行動計画を準備した。      保健省の準備したこの計画によると、カフェやレストラン、AVM(ショッピングモール)の出入り口も禁煙となり、タバコを吸うことができなくなる。      保健省はこの計画によって喫煙を減少させ、社会の(タバコに対する)意識を高めることを 全文をよむ

2015-01-30 値段表からメニューまで全て併記に-クルド語キャンペーン宣言 (Radikal紙)

民主社会会議(DTK)のハティプ・ディジレ共同代表は、2月21日に始まるキャンペーンで、ついに地域では多言語併記が実施されると発表した。ディジレ共同代表は、「看板から八百屋の値段票、文書、レストランのメニューに至るまで、すべてクルド語が併記されます」と話した。      DTKのハティプ・ディジレ共同代表は、2015年2月21日の国際母語デーからの1年間、広範囲でのクルド語キャンペーンが開始すると告げた。      ディジレ代表はオズギュル・ギュンデム紙の本日(30日)のコラムでキャンペーを呼び 全文をよむ

2015-01-30 シャルリ・エブド紙風刺画掲載のジュムフーリエト紙で激震、編集体制一新 (Milliyet紙)

ジュムフリイェト紙において、今日(1月30日)予期せぬ展開が起きた。制作委員会のアクン・アタライ委員長は、公式発表で同紙の編集体制に大きな変化が あったことを伝えた。この発表によると、ウトゥク・チャクロゼル編集長を始めとするすべての責任者が役職を解かれたという。      ジュムフリイェト紙はインターネットサイト上での発表において、解任に関する詳細を報告した。編集体制内で起きた意見の不一致が、業務に不具合をもたらす 状況にまで至ったことを強調した発表では、制作委員会のメンバーであり財団の理事会メ 全文をよむ

2015-01-30 アヴジュ教育相「調査対象の国外ギュレン系学校は150か国に」 (Milliyet紙)

ナビ・アヴジュ教育大臣は、法改正に伴い閉鎖対象の国外におけるギュレン系学校が、現在も150を超える国々にあると述べた。      閣議で行われた改正に関する討議で、それらギュレン系学校の開校、閉校、あるいは改編については、それぞれの国の法に基づいて行われることになると述べられ、またトルコが国外におけるすべての教育事業に対し行う支援は、何らかの財団の形にして行うことがふさわしいとの見方が出ていることが明らかになった。      アヴジュ教育相はまた、「トルコ人学校として想起される学校の数(ギュレン 全文をよむ

2015-01-30 マルマラ・エーゲ海に暴風接近 (Milliyet紙)

1月30日の夕方に始まり、週末には悪夢となるだろう…。ボズジャ島とギョクチェ島には3日間訪れることができない。暴風は、イスタンブルでも破壊的な強さとなるだろう。      マルマラとエーゲで、ここ数ヶ月で最も強い暴風が影響をもたらし始めている。金曜の夕方以来、暴風が始まっている。金曜の海上の風速は60km、イスタンブル、ブルサ、チャナッカレの市街では35kmに届く見込みだ。      ロドス風は、主に土日に悪夢となるだろう。悪夢とは、市内で時速75kmに到達する暴風のことだ。以前、イスタンブルで 全文をよむ

2015-01-26 コバーニー、クルド勢力下に―トルコ各地でお祭り騒ぎ (Radikal紙)

シリアのコバーニーの支配が人民防衛隊(YPG、PYDの武装組織)の手に移ったという報道をうけて、国中の国民が花火とハライでお祝いをする一方、ヴァンでは道路の交通を遮断したグループに警官が介入した。      コバーニーがクルド勢力の手に渡ったという報道を受けて、民主地域党(DBP)の建物の前に集合し始めたあるグループは、ハライを踊り、お祝いをし始めた。      シリアのコバーニー地域で134日間クルド人勢力とイスラム国(ISIS)の間で闘争が続いている中、今日当該地域からISISが撤退したとの 全文をよむ

2015-01-25 金保有者、貴金属店へ殺到 (Radikal紙)

金の価格の上昇をチャンスと見た人々は、保有している金を換金するために貴金属店に走った。セルダル・アルトゥノク教授は、この現象について行ったコメントで、「消費者が一般的に避難港とらえている金が近年は貯蓄の手段とみられていることによって、価格の上昇と察知すると保有している金を換金する状況を生み出している」と述べた。アヤズ貴金属店はというと、「ここ1週間から10日で客から金の買取りが大幅に増大した。価格の上昇は、人々にとってチャンスとなった」と話した。   金の市場価格の上昇をチャンスと見た人々は、保 全文をよむ

2015-01-25 金の衣服に問い合わせ急増 (Milliyet紙)

カフラマンマラシュ県のとある宝石店が制作した、40万個の金パーツを使用し、重さにして3キロ、価格にして35万リラ(約1680万円)の金のドレスが、購買力のある人々(資産家)の関心を集めている。      宝石店を営むアフメト・アタカン氏はアナトリア通信社に行った発表で、最初の段階で8着販売したと述べ、デザインした製品が昨年メディアで放映されて以来問い合わせが急増し、その後さらに10着販売したと伝えた。      購入者は非公開であると話すアタカン氏は、「国内で何着か販売しましたが、主に国外に向け 全文をよむ

2015-01-24 クルド語小学校で、初のクルド語通知表 (Zaman紙)

去年ディヤルバクルで開校したトルコ初のクルド語小学校において、初のクルド語通知表が配られた。      通知表には読解、作文、生活、美術、体育、音楽、会話などの授業における成績が記載された。クルド語小学校は2014年9月15日に開校したが、同日県側から条例違反とされた。しかしBDPディヤルバクル共同代表ズベイデ・ズムルト氏が違反を取り消し、再び開校へとこぎつけた。   バーラル郡のクルド語研究向上協会(Kürdi-Der)の主導により、民主社会会議(DTK)と教育労働組合の協力のもと開校されたフ 全文をよむ

2015-01-21 カーディル・ハス大、「社会政治傾向調査2014」結果発表 (Cumhuriyet紙)

AKPが、トルコで経済と民主主義がいい状況にあると主張しているにもかかわらず、カーディル・ハス大学から毎年繰り返される「トルコ社会政治傾向調査」の結果によると、2014年に最も経済的問題と失業問題が議論された。「トルコでは思想の自由がある」という質問に「はい」と答えた人が30.8%から27.5%に落ちた。      「テロ」が再び世論の話題になる一方、政治における全てのリーダーの個人的なパフォーマンスの質は低下した。アンケートに回答した人の50.3%が並行構造(影の国家、ギュレン教団)の存在を信 全文をよむ

2015-01-21 必勝カンニングの11の手法! (Radikal紙)

学期、要するに冬休みが迫ったこの時期には非常に多くの学生は、共通の悩みである前期の成績に影響する定期試験週間を過ごしている。大学、高校、さらに下の教育機関のクラスで試験の準備がされている。それではあなたたちにトルコの教育システムの根幹を破壊する11個の必勝カンニング作戦を披露しよう。      このリストにある作戦を全く学生にはおすすめしていないことをまず先に述べておこう。だから、家や学校で試さないでくれ。ではなぜこのリストを用意したのか?それは就職したばかりの新米教師に問題を気付かせたかったか 全文をよむ

2015-01-20 シヴァス裁判所職員へ、オスマン語講習 (Radikal紙)

スィヴァス共和国検事局によって裁判所職員及び弁護士らを対象としたオスマン語講習が開始された。71名が出席したオスマン語講習は2月4日まで続く予定。      国民教育省生涯教育総局と慈善財団間で結ばれたオスマン語教育議定書に則り2014年12月15日にスィヴァス裁判所職員を対象に開講したオスマン語講習はスィヴァス裁判所会議室にて実施されている。同裁判所のマフムト・サーミー・ウズン第二執行官補が講師を担当している。      同講習活動を見学したムラト・イルジャル・スィヴァス共和国検事長は、オスマ 全文をよむ

2015-01-18 第三大橋・第三空港建設現場に入った水牛に罰金 (Zaman紙)

イスタンブルに建設予定の第三大橋・第三空港の工事で、歴史的な都市の村部で牧場が減った。空港のために公有化された用地は土壌が適合しないため縮小されたが、そこへ入った水牛に対して「森林への無断侵入」で罰金が課された。   村人らは水牛を売ることで解決をしようとしており、1,500リラ(約76,000円)から5,000リラ(253,000円にも上る罰金をどのように支払おうかと途方に暮れている。      牧畜で生計を立てるケメルブルガズ・アクプナル村の村人たちは、炭鉱と第三空港・第三大橋建設のために公 全文をよむ

2015-01-17 アク・サライ宮での「16トルコ国家」典礼服を批判の学部長、辞任 (Radikal紙)

 大統領宮(アク・サライ宮)での歓迎式典で登場した16のトルコ国家を表した軍人のうち一人の衣装をバスローブにたとえ、Twitterアカウントで「このバスローブで写真に写っている人はどの国をあらわしているのか?」と書いたパムッカレ大学(PAÜ)の医学部学部長のハサン・ヘルケン教授が辞任した。AKPの若者部門がヘルケン教授に抗議を行いバスローブを送った。       パムッカレ大学の医学部学部長ハサン・ヘルケン教授は、大統領歓迎式典の軍人たちに関してソーシャルメディアで広めて、その後消したツイートに 全文をよむ

2015-01-15 検察、ジュムフリイェト紙を調査ー風刺画掲載 (Radikal紙)

イスタンブル主席検事局は、シャルリー・エブド紙の風刺画を転載したことを理由にジュムフリイェト紙及び同紙コラムニスト2名に対し職権により捜査を開始させた。捜査理由は;憎悪・敵意の扇動、(宗教的価値観の)軽視だ…。      イスタンブル主席検事局は、シャルリー・エブド紙の風刺画を転載したことを理由に、ジュムフリイェト紙と同紙コラムニスト2名の職権による捜査を開始させた。捜査理由として、「憎悪・敵意の扇動、(宗教的価値観の)軽視」の容疑が挙げられた。      ■職権により捜査が開始された      全文をよむ

2015-01-14 シャルリー・エブド紙漫画転載ジュムフリイェト紙への抗議者、逮捕 (Hurriyet紙)

週刊紙「シャルリー・エブド」の最新号から、4ページ分の風刺画と記事を転載したジュムフリイェト紙をイスタンブルに配送するトラックを夜中、ハドゥムキョイの印刷所出口で警察が止めた。トラックは検察の捜索後、通行が許可された。また同紙のシシュリ本社で警備が強化される一方、抗議に訪れたターバン着用者2人を含む8人が拘束された。      シャルリー・エブドの最新号の一部がジュムフリイェト紙で転載されるとの発表を受け、12日未明に生まれた緊張は13日も続いた。午前中、新聞社の建物付近で抗議デモが行われたが、 全文をよむ

2015-01-14 ジュムフリイェト紙のシャルリー・エブド転載騒動―配布妨害?と厳重警備 (Hurriyet紙)

シャルリー・エブド紙最新号から4ページ分とその風刺画の一部を載せたジュムフリイェト紙を、イスタンブル中に配布しようとしたトラックが、ハドゥムキョイの印刷所をでたところで警官に止められた。検察による調査ののち、通過の許可が与えられた。同新聞社のシシュリにある本社では厳重な警備がされており、抗議に訪れた2名のターバン姿のものを含む8名が逮捕された。      シャルリー・エブド紙最新号の一部をジュムフリイェト紙が掲載すると発表したのを受けて昨晩はじまった緊張は、昨日一日続いた。朝早くから新聞社のビル 全文をよむ

2015-01-11 シリア正教会建設の障害は官僚組織 (Hurriyet紙)

CHPのイスタンブル選出国会議員、アイドゥン・アヤイドゥン教授(博士)は、アフメト・ダヴトオール首相がイェシルキョイ地区の土地がシリア正教教会建設のために割り当てられると発言したにもかかわらず、官僚の妨害を防ぐことができなかったと述べ、この件を国会に持ち込んだ。      アヤイドゥン議員は、「こうした非イスラム教徒の人々は、我が国の平等かつ貴重な国民です。したがって遅すぎる善行の実行がどれほどいいことだとしても、シリア正教徒の人びとに教会建設用地提供を恩恵のように見せることは、不公平ですし、格 全文をよむ

2015-01-10 イスタンブル、各地で爆発物警戒 (Milliyet紙)

イスタンブルで相次ぐ「爆発物」の通報によって警察が警戒を強めている。警察隊は各地で広域の安全対策を講じて不審物を調査し、警察のヘリコプター1機が周囲を巡視飛行した。      1.バシャクシェヒル   ショッピングセンター(AVM)前で爆発物発見   市民達は朝方、カヤシェヒルのショッピングセンター前で、2つのガスボンベがくくりつけられた機械を見つけた。市民の通報を受け現場へやって来た警察隊は、ショッピングセンター前の通りを規制線で通行止めとした。爆弾の専門家班は、物体が手製の、圧力を利用した榴 全文をよむ

2015-01-10 TRTクルド語放送チャンネル名、TRT6からTRTクルディーへ変更 (Radikal紙)

TRTのシェノル・ギョカ総局長はTRT6テレビの名称をTRTクルディーとして変更することを発表した。      TRT6テレビは、報道年をクルド民謡歌手パレードとともに祝った。夜、会見を行ったTRTのシェノル・ギョカ総局長は、サプライズ発表を行った。ギョカ総局長は、TRT6テレビの名称がTRTクルディーに変更されると語った。一方でTRT6テレビの公式Twitterアカウントからも、名称変更がトルコ語とクルド語で発表された。   (以下そのTwitterのツイートの内容)   TRT6は名称を変更 全文をよむ

2015-01-10 イズトゥズの海岸を守れ!ー希望のわく展開 (Radikal紙)

イズトゥズ海岸のプライベート化に対し反対運動が行われている中、ムーラ観光環境財団商業有限会社(MUÇEV)が、当地での設立の実行を行っているダルヤン環境発展観光建築地所・ホテル株式会社に対し、法的手続きの終了まではいかなる活動も行わないことを求めた。      世界的に有名なビーチのひとつイズトゥズ海岸に関し、AKP派オルタジャ市市長立候補者のラマザン・オルチュ氏を含むイギリスの私立合弁会社、DALÇEVへその開発権が与えられたが、そこから逆行する動きがあった。      ジュムフリイェト紙のメ 全文をよむ

2015-01-10 極寒ハッキャーリで貧困のドラマ―4人兄弟が一緒に学校に来れない理由 (Milliyet紙)

「子供たちの靴とコートがない。だから同じ日に学校に行くことが出来ない。」      ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡で同じ学校に通う4人兄弟の、心を揺さぶるドラマが、兄弟の通う学校の校長と教員らによって明らかになった。兄弟が4人揃って学校に来ないことに気が付き原因を調べた教師らは、38歳の母親、アミナ・セヴギさんから事の真相を知った。      アミナさんが、「子供たちの靴とコートがないのです。なので同じ日に学校に行くことが出来ないのです」と話したため、校長と教員らは、自腹で4人兄弟に冬用のコートと 全文をよむ

2015-01-09 子供3人奨励策、発表―3人目には1,300TL、母親には長期育児休暇 (Milliyet紙)

アフメト・ダヴトオール首相は、少子化対策に向けた国の奨励策を、「家族法案」として発表した。同首相は、第1子出産で300リラ、第2子出産で400リラ、第3子以降は600リラの出産手当を給付すると述べ、「母親への最初のお祝いの金貨を国が贈ることになるだろう」と述べた。      アフメト・ダヴトオール首相は、「家族、活力に満ちた人口構造保持」プログラムを発表した。同首相は、プログラムでは妊婦に対し給与全額保証のパートタイム勤務の権利を認めると説明した。これによると、妊婦は16週の通常出産休暇使用後、 全文をよむ

2015-01-08 アレヴィー聖地を破壊する大理石鉱に作業中止命令 (Hurriyet紙)

アンタルヤにおいて、アレヴィー派にとって神聖だとされるドゥル山にある大理石鉱に対しておこされた訴訟で、会社に有利なものとして下された判決を国の行政裁判所が覆した。      アンタルヤ県のエルマル郡テッケ村でアレヴィー派にとって神聖だとされるアブダル・ムサ・テッケがあるドゥル山で、RK Marbleという名のインド系企業が所有する大理石鉱の作業の中止と許可証の廃止を求めて、テッケ村アブダル・ムサ文化の研究振興協会と村人は訴訟をおこしていた。      ■異議申し立て、却下      2011年に 全文をよむ

2015-01-08 エルドアン大統領、パリのテロに声明「テロの宗教、テロリストの民族はない」 (Hurriyet紙)

大統領府は、パリで起きたテロ襲撃を非難し、「パリで起きた種のテロ攻撃や、相違性に対する不寛容、そして嫌悪を表現している人々が引き起こした緊張、宗教と文化の違いなどを理由とした敵対の試みに対し、我々全員の共通の態度を示すことが大きな重要性を持っている」と述べられた。      発表で、「トルコとしてシャルリー・エブド誌のパリの本社で12人の犠牲者と20人の負傷者を引き起こした凶悪な攻撃を厳しく非難している。友人であり同盟国のフランスにこの痛ましい出来事に哀悼の意を表し、攻撃の首謀者が最短期間で逮捕 全文をよむ

2015-01-08 イズミルで過去51年の最低気温記録 (Milliyet紙)

イズミルで51年ぶりに温度計が-7度を示した。今までの最低気温は1964年3月18日にギュゼルヤルで-6.4度を計測されたときだ。      イズミルでちょうど51年ぶりに初めて気温が-7度を示した。全国で徐々に影響を増加している寒波はイズミルで近年で一番寒い冬の季節の観察の原因となった。一番最近では1964年3月18日にギュゼルヤルで気温が-6.4度を示したことがあるが、今日の夜間の気温がコナック広場で-6度、ギュゼルヤル地域としては再び-5度になった。      近年で一番寒い寒気団の一つの 全文をよむ

2015-01-07 ハッキャーリの大気汚染 (Hurriyet紙)

県都市整備局局長オスマン・カズガン氏は、ハッキャーリがトルコで大気汚染が最もひどい県のトップになったことを明らかにし、天然ガスの使用によってこの問題がくい止められる可能性があると述べた。カズガン氏は、会見で町では特に冬季に起きる大気汚染は使用される燃料が低品質であることと町の地理的な構造が原因であると述べた。      カズガン氏は、山々の間にある町で起きる大気汚染が出口を見つけられないために町の上空に垂れ込めていることを説明し、燃料が変更され天然ガスが使用され始めることによってこの汚染がくい止 全文をよむ

2015-01-07 トルコ極寒―アイスランドなみ (Hurriyet紙)

トルコの西部と中央部が雪と暴風に見舞われた一方、秋以降雪に覆われていた東部をアイスランド方面からの寒気が入り、若干気温が上昇した。エルズルム、エルズィジャン、ウードゥルでは、気温は0度以上になったが、イズミルでは半世紀以来初のマイナス8度となった。イスタンブルでは夜の気温がさらに冷え込み、道は一部で氷結した。   トルコは冷凍庫のような寒さと豪雪に見舞われている。断続的に雪が降っている東アナトリア地域では、夜間に最も低い気温のマイナス4度がビトリスで観測された。気象予報・警報センターから得た情報 全文をよむ

2015-01-05 イスタンブルなどで降雪、学校休校へ (Milliyet紙)

イスタンブルで2日間、生徒たちは大雪のため休みになっている。今生徒たちは明日1月8日木曜日が休みになるかどうかを気にしている。木曜日、学校は休みになるだろうかと、イスタンブル市に注目している。      雪は生徒たちを喜ばせ続けている。2日間休校となった生徒たちは今明日に目を向けている。1月8日木曜日が休校になる場合、皆に直ちにお伝えする。      イスタンブル県庁は、降雪の影響がなくなると予想しているため、明日は学校で授業が行われると明らかにした。県によって行われた発表は以下のとおりである。 全文をよむ

2015-01-02 イェシルキョイ教会建設認可へ―ダヴトオール首相各宗教の代表者と会合 (Cumhuriyet紙)

ダヴトオール首相が非ムスリムの宗教的少数派コミュニティの代表者と行った会合において、共和国史上初となる、イェシルキョイでの教会建設が決定されたことが分かった。      アフメト・ダヴトオール首相は、ドルマバフチェ宮殿にあるオフィスで、非ムスリムの各宗教代表者と食事会を開いた。      首相府からの情報によると、ドルマバフチェ宮殿のオフィスで行われた会合では、まずダヴトオール首相が客人らの話を聞いたという。宗教的マイノリティの代表者らは一人一人が発言し、 トルコではこの10年のうちに、(宗教的 全文をよむ

2015-01-02 アクビル時代の終焉―その9つの伝説 (Radikal紙)

1994年に行われた試験運用を経て1995年に初めてイスタンブル海上バス株式会社(İDO)の海上バスで利用が始められたアクビルは、2015年に入りその20年間にわたる偉業に終止符を打った。では、この20年間をアクビルはどのように生きたのだろうか。ではイスタンブルの伝説アクビルにまつわる9つの話を紹介しよう!      20年間にわたりイスタンブルの物語を紡いだアクビルは、その形や外観、チャージしたり押し付けたりすることで誰もが少なくとも一度は手にしたことがあり、ほとんど家族の一人のように付き合っ 全文をよむ

2014-12-31 新年祝賀は「イスラムに反する」―イスタンブル宗務局 (Cumhuriyet紙)

 イスタンブル宗務局のインターネットサイトに載り、新年祝賀は「イスラムに反する振る舞い」であると定義した金曜日の説教が宗務総局によって用意されたということが明らかにされた。説教は8万5千近いモスクで読まれたという。       イスタンブル宗務局のインターネットサイトに載り、新年祝賀を「イスラムに反する振る舞い」として定義し、「この世界は娯楽の惑星だと考えることはどれ程人間的で分別のあることだろうか」という表現を含む金曜日の説教が、宗務庁宗務総局によって用意されたということが明らかにされた。「値 全文をよむ

2014-12-31 突然ですが・・お正月休暇実質4日に延長 (Milliyet紙)

全公務員は2015年1月2日が特別休暇となり、これにより年始休暇が4日に延長となる。また国民教育省も2日(金)を全国の学校で休暇にすると発表した。      ■ダヴトオール首相も承認      アフメト・ダヴトオール首相が署名し、各公共機関に送付された通達によると、2015年1月2日(金)、全職員は特別休暇となる。      ■必要な措置を講じる      一方で、公共機関による公共サービスの停止を防ぐため、必要な措置が取られる。そのため、一部の職員は休日出勤する見通しだ。      ■連休は何 全文をよむ

2014-12-31 2015年の「聖なる日」は?―宗務庁発表 (Hurriyet紙)

宗務庁は2015年の宗教祭日カレンダーを発行した。宗務庁が明示したカレンダーによれば、1月2日金曜日にメヴリド・カンディリ(訳者注:預言者ムハンマドの生誕を祝う祭礼)が予定されている。      メヴリト・カンディリはいつなのか?宗務庁の宗教祭日カレンダーによればメヴリド(メヴリュド)・カンディリは1月2日と1月3日をまたぐ夜に該当する。イスラム世界の神聖なる5夜の一つであるメヴリド・カンディリは新年第2の日に実施予定である。メヴリド・カンディリは預言者ムハンマドが生誕した夜であり重要である。  全文をよむ

2014-12-28 ロボスキ事件追悼に何千人もの人びと (Radikal紙)

シュルナク県ウルデレ郡の国境にある村ロボスキで2011年12月28日に戦闘機による空爆で亡くなった34人のために、「公正のためにロボスキへ」というスローガンの元に追悼セレモニーが行われている。同じ村出身で、その大部分がそれぞれ親戚である34人を追悼するため何千人もの人がロボスキにやってきた。      セレモニーへの参加者の中には、人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同代表、民主社会会議(DTK)共同代表セルマ・ウルナク、民主地域党(DBP)の国会議員や市民社会組織の代表者 全文をよむ

2014-12-27 麻薬蔓延のおそるべき現実―警察2014年麻薬報告書 (Hurriyet紙)

トルコの麻薬報告書では、麻薬の使用や依存が2014年に17%上昇したことが明らかになり注目されている。最近話題となっている合成カンナビノイド(通称「ボンザイ」)の使用は38%上昇した。報告書では、2014年に648人が直接あるいは間接的に麻薬が原因で命を落としたとされており、また、もう一つの恐るべき現実として、13歳の子どもが麻薬により死亡したと報告している。      ■依存度上昇      警察総局が作成した「2014年トルコ麻薬報告書」は、麻薬使用の統計データを示すとともに、麻薬使用・依存 全文をよむ

2014-12-27 政府、予備校(デルスハーネ)閉鎖にまた一歩 (Milliyet紙)

国民教育省(MEB)は、レベル分け・確定試験を整備する過程で、学生の登録を行うデルスハーネに関し知事府へ文書を送付した。      MEB私立教育機構総局により送付された文書では、3月14日のデルスハーネ私学化を含む6528号法案が公布されたことに触れ、デルスハーネに求められる (私学への)移行が完了しない私設の学生研究教育センターの教育活動は、2015年の9月1日で終了することが目を引いた。      ■9月1日で閉鎖      ポスターやビラ、広告版、ビジュアルメディア・テキストメディアで、 全文をよむ

2014-12-26 火力発電所計画却下、村人は歓喜―マニサ県ソマ郡 (Zaman紙)

マニサ県ソマ郡に位置するユルジャ村において6666本のオリーブの樹木を伐採し火力発電所を作るために閣議の採った緊急収用の決議を、行政裁判所第六法廷は無効と判断した。      行政裁判所は2014年11月7日付けで緊急収用案の中止を決定したが、しかしその前日に企業が決定を待たずにオリーブの木々を切っていた。判決文では、緊急収用案はただ自国防衛のために、緊急時に閣議決定により与えられ得るものであることが述べられ、さらに、現存するオリーブ法に従うと、オリーブ畑から3キロメートルの距離に化学廃棄物を排 全文をよむ

2014-12-24 クリスマスの聖書配布へ警察、介入―アンタリヤ (Milliyet紙)

観光都市アンタルヤ市の城内のハドリアヌス門の前で、聖書教会がクリスマス期間に人々に無料でトルコ語の聖書を配布しようとすると、これに警官が介入した。教会の関係者は、県知事府に「イスラム教徒の近くでカタツムリが売られているが、これをどうして許すのだ?」という苦情があり、このため聖書の配布が行われたスタンドが撤去されたと語った。      アンタリヤの歴史地区のカレイチ(城内)で活動するアンタリヤ聖書教会とアンタリヤ聖書教会協会は、去年までも行っていたように今年もクリスマス祭の一環としてイエスの誕生日 全文をよむ

2014-12-23 アンタリヤ市、シリア人1500人に退去命令 (Radikal紙)

アンタリヤのシリア人1500名に対し、市内からの退去命令が出された。アンタリヤ県のムアンメル・チュルケル知事は、同市がシリア人の一大参集地となっている状況を変えたいと話し、「原則的に、シリア人をアンタリヤに定住させない方向で考えている」と話した。      辞令で二カ月前に国家安全保障会議事務局長からアンタリヤ県知事に異動したばかりのムアンメル・チュルケル氏は、ウイグラマ・ホテルで開いた朝食会で、記者と相会した。チュルケル知事は質問に対し、アンタリヤには約1万のシリア人が滞在中と述べた。知事は、 全文をよむ

2014-12-23 ディヤルバクルで、ガラタサライに投石 (Radikal紙)

農業銀行トルコカップの試合のため、ディヤルバクルへ来たガラタサライのチームが泊まっているホテルの周辺で昨晩から異常な安全対策が取られている。ホテルの前で警察とTOMA(機動隊)が待機させられていたが、チームのバスへ石が投げつけられた。      アタテュルク・スタジアムでディヤルバクル広域市チームと対戦するガラタサライは、異常な安全対策によって守られている。チームが泊まっているホテルの周辺で、継続的に装甲した警察の車が交代で見回りをし、介入の可能性のために警察とTOMAがホテルの前で待機させられ 全文をよむ

2014-12-17 コンヤ・イスタンブル間4時間15分に、高速鉄道開通 (Milliyet紙)

コンヤ‐イスタンブル高速鉄道がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって行われた開会式とともに開通した。大統領は高速鉄道が最初の一週間無料で運行されると明かした。      コンヤ‐イスタンブル高速鉄道の運行が今日始まった。エルドアン大統領、アフメト・ダヴトオール首相、リュトフィ・エルヴァン交通海事通信相が参列した式典とともに高速鉄道は運行を開始し、バスで10-11時間かかる2都市間の距離を4時間15分に短縮する。      高速鉄道で早期にチケットを購入した人々は42.5リラ(約2,209円 全文をよむ

2014-12-15 失業人口、309万人に (Hurriyet紙)

失業率が9月に10.7%にはねあがった。失業(率)が4か月間続いて二桁の高水準にあることは、低成長率の後では驚くべきことではない。5%の成長率に達しない限り二桁から減ることはないのだ。失業者数は309万7千人に達した。      トルコの失業率は9月時点においても二桁であった。トルコ統計機構(TÜİK)の統計によれば、9月における原数値の失業統計は10.5%に、季節変動を調整した失業率は10.7%に達した。TÜİKが公表した季節変動を調整した統計は失業の本当の傾向をみることができる。季節変動を調 全文をよむ

2014-12-13 宗務庁、高級メルセデス購入を釈明 (Radikal紙)

「宗務庁長官にメルセデス」との報道について、宗務庁から釈明が行われた。S500モデルの車は、宗務財団の予算からではなく、財務省が認める中で国家資材局によって購入されたものだと述べられた。      宗務庁広報渉外局から行われた文書発表では、以下のように述べられた。   「2014年12月3日に一部の報道機関で、宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官及び庁本部の役人達へ、財団の予算から高級車が購入されたとの報道が行われたことに関し、国民のみなさまに正しい情報を提供するために、以下の発表が必要となりました 全文をよむ

2014-12-12 「これで墓碑が読めます」高校オスマン語授業の実践事例 (Hurriyet紙)

イスタンブルでミュムタズ・トゥルハン博士社会科学高等学校の第10学年のオスマン・トルコ語の授業を訪問した。生徒らは講義のほかに、オスマン・トルコ語の記された墓地、霊廟、モスク、図書館などを訪れている。      第19次国家教育評議会で、アナドル・イマームハティプ高校でオスマン・トルコ語必修化に関する奨励決議の後、議論は続いている。レジェプ・ タイイプ・エルドアン大統領が「望まずとも学ぶのだ」と述べた「オスマン・トルコ語」は、社会科学高校においてのみ必修授業となっている。他の高校では選択授業とさ 全文をよむ

2014-12-12 「イスラム国」参加のモスク職員、免職ーチャナッカレ (Milliyet紙)

アルンチ副首相は「チャナッカレ県バイラミチ郡のモスク職員がIŞİD(イスラム国、ISIS)に参加した件は、残念ながら事実です」と述べた。      ビュレント・アルンチ副首相は、「チャナッカレ県バイラミチ郡のモスク職員がIŞİDに参加した件は、残念ながら事実です。彼は2014年6月25日付で解雇されています」と語った。      トルコ大国民議会総会では、大統領府、トルコ大国民議会、首相府、憲法裁判所、最高裁判所、行政裁判所、会計検査院、公的監視委員会、国家諜報機構、国家安全保障評議会総局、宗務 全文をよむ

2014-12-09 国民教育省の新方針にアレヴィー団体、反発―デモ、ボイコットへ (Hurriyet紙)

アレヴィーの各団体は、第19回教育評議会で「宗教の教科書におけるアレヴィーに関する記述の増補提案への拒否」と、「小学校1年次における宗教科目の実施決定」に反発し、「2015年2月8日、大規模な集会を実施し、子供たちを学校に行かせない」との声明を出した。      国民教育省の第19回教育評議会は、12月2日から6日にかけてアンタリヤで開かれた。しかし、これが波紋を呼んでいる。必修宗教科目の廃止について議論される中、評議会はこれを小学校1年次にまで引き下げる助言決定を行った。また、宗教文化と倫理の 全文をよむ

2014-12-09 ダヴトオール首相「オスマン語アレルギー」批判 (Hurriyet紙)

アフメト・ダヴトオール首相は、オスマン語必修化の論争について、「オスマン語を外国語だと思っている人がいます。でも、オスマン語はトルコ語だということを知っておくべきです。古いトルコ語と呼ぼうが、19世紀のトルコ語と呼ぼうが、学ばせるのに反対するのでしょうか。オスマン語アレルギーとは何でしょうか?私には理解できません」と語った。      ダヴトオール首相はポーランド訪問前、質問に対し次のように回答した。      ■墓石は我々の歴史の証      国民教育会議は、教育に関わるすべての関係者が集まる 全文をよむ

2014-12-08 Vedat Türkaliの新作 (Radikal紙)

作家のヴェダト・チュルカリの新作「終わった。終わった。終わらなかった」が、アイルントゥル出版から今月発売された。ディヤルバクル刑務所で拷問を受けた若い作家が、家族を1915年の事件で虐殺されたアルメニア人の若い女性に恋をして次々と起こる事件を描いている。      チュルカリは、ハベルテュルクのキュブラ・パルに応えたインタビューでこの本に関する興味深い逸話を説明した。本は架空の登場人物を用いているが、現実の事件を描いていると説明し、「この本に全く嘘はない。ディヤルバクルで行われた蛮行の全てが78 全文をよむ

2014-12-07 R18:アクン監督の新作映画 (Milliyet紙)

1915年のアルメニア事件を題材にしたファーティフ・アクン監督の最新映画「切断」が、内容に暴力的要素を含んでいるためR18指定で公開となった。ヨーロッパではR12かR14の年齢規制を受けている。      1915年の事件をアルメニア人鍛冶職人ナザラトを主人公に描いたファーティフ・アクン監督の映画「切断」(英題The Cut)が、トルコで12月5日公開された。「切断」は、映画を審査する映画管理委員会から「暴力的かつ恐怖的要素を含む」、「ネガティブな影響を与える 行動を含む」といった注意とともに、 全文をよむ

2014-12-07 クルド語教育は無視、イスラム重視教育は鮮明に (Cumhuriyet紙)

オスマントルコ語が高校での必修授業になるもととなった国家教育評議会でクルド語教育と母語での教育の話題が議題に「上らなかった」。提案にさえ取り上げられなかったクルド語(教育)の要求は「学生はトルコ語を学ばなくてはいけない。      「クルド語とオスマン語は別の話し」という回答をもって無視された。全反対票にも関わらず共学教育の義務化を廃止する提案を議題として取り上げた一方で、提案では今回「私たちはアタトゥルク時代の実用(状態) に立ち戻りたいと言っている。この国で70年、女子高校と男子高校を別々に 全文をよむ

2014-12-06 アクサライ大統領宮に抗議デモ―カドゥキョイ (Radikal紙)

「北の森を守る会」、「イスタンブル都市保全団」、「ヴァリデバーを守る会」、「カドゥキョイ都市連合」、「闘うカドゥキョイ・ヨウルトジュ公園プラットフォーム」のメンバーらが、大統領宮殿に抗議デモを行った。      イスタンブルのカドゥキョイで、雄牛像の前に集合した一団は、「自由楽団」が伴奏する中バハリイェ通りを過ぎ、カドゥキョイの路地を練り歩いた。集団は、「ヴァリデダーの森はこれからも市民のものだ」、「大統領宮はおまえらのものだが、路地はわれわれのものだ」、「嘘と略奪の政権AKP」などと書かれたボ 全文をよむ

2014-12-06 ロマの人々、TVドラマ「ロマの唄」に抗議 (Radikal紙)

ロマの人々が、あるテレビ局で放送中の、ロマの人々を題材とする『ロマの唄』という名のドラマに対する抗議を行った。抗議活動を行った人々は、「私はアスリートであり、ガキではない」「ロマであることは罪ではなく、誇りである」と書かれたプラカードを掲げていた。      ヤロヴァにあるロマの住民が多く住むバーラルバシュ地区で、あるテレビ局で放送中の、ロマの人々を題材とするドラマに対する抗議が行われた。バーラルバシュ地区で数多くのロマの住民が、道をふさいでドラマに対する抗議を行った。この集団は、「ロマは占いで 全文をよむ

2014-12-06 低所得層の大学生へ、12000TLの貸与型奨学金 (Milliyet紙)

政府は、大学生の子供を持つ低所得層にとって喜ばしい一歩を踏み出している。      月額貸与が200リラ(約1万円)と経済状況の厳しい大学生に対し、一度で最大12,000リラ(約61万円)の貸与型奨学金が与えられるという決定が政府広報で公表された。この新たな施策によって、政府は(年間の)奨学金が従来の額の最大5倍まで増額されることを認めた。      ■一度で支給      11月18日に発行されたワクフ総局高等教育奨学金規則における変更規定によると、経済的に厳しい学生に対し1度に12,000リ 全文をよむ

2014-12-05 PKKの交通検問、そのおかしな服装 (Milliyet紙)

覆面姿のPKK支持者たちはゴミ回収ボックスや石、警察が来るのを妨ぐための鉄製の車止めでバリケードを作って道を封鎖した。      道を塞いで検問をしていたPKK(クルディスタン労働者党)メンバーは手袋をはめ、「報復部隊」と書かれた服を着ていた。      マルディンのヌサイビン郡でPKK支持者が覆面姿で道を通る車を止め、乗っている人に対して検問を行った。通報で現場に駆けつけた警察はガスと放水で干渉し、解散させた。      ヌサイビン郡のアブデュルカーディル・パシャ、フラト、イェニシェヒル、ディ 全文をよむ

2014-12-05 金納兵役制、Q&A (Milliyet紙)

金納制兵役に関する法の施行の後、2か月以内に申請が行われる予定だ。18,000リラ(およそ95万円)を支払えば、実際には従事せずとも兵役を終えたとみなされるようになる。法の施行までは兵役を免れた人々について処分が科されることはない。      アフメト・ダヴトオール首相が火曜日に発表した金納制兵役について、兵役対象者はどのように利用できるのかに関しての詳細が決まった。5つのQ&Aで見てみよう。      1.金納制兵役適用を、誰が、どのように利用するのか?   金納制兵役法が施行された日に、実際 全文をよむ

2014-12-04 オスマン語、高校で必修化へ (Milliyet紙)

第19回国民教育評議会は、3日間の作業日程を完了した。オスマン語が全ての高校で必修化となることが可決された。      国民教育省(MEB)主催の「第19回国民教育評議会」は、3日間の作業日程を完了した。委員会では、カリキュラム及び週時間割を検討し、全ての高校でオスマン語が必修となることが可決された。      評議会はアンタルヤで行われ、「カリキュラム及び週時間割」「教員の質的向上」「教育管理職の資質能力向上」「学校の安全」といったトピックが取り上げられ、3日間の作業日程を終了した。      全文をよむ

2014-12-02 欧州人権裁判所判決「トルコのジェムエヴィへの対応は差別主義」 (Radikal紙)

欧州人権裁判所は今日、トルコのジェムエヴィに関して行われた申し立てに、判決を言い渡した。欧州人権裁判所は、トルコがジェムエヴィに対し「差別主義」的な対応を取ったと認定した。欧州人権裁判所の判決は、まさに寝耳に水であった。ジェム財団はこの件についてコメントを発表した。      モスク・教会・シナゴーグへ適用されている電気料金の免除をジェム財団が(アレヴィー派の礼拝所・ジェムエヴィにも)請求した件に対して、トルコの裁判所は否定的な対応を取った。これについて行われた申し立てに、欧州人権裁判所が判決を 全文をよむ

2014-12-02 兵役金納制、詳細決定!ー首相、発表 (Radikal紙)

アフメト・ダウトオール首相は今日のグループ会議で兵役金納制に関する最終的な決定を発表した。年齢は28歳に、金納額は18,000リラ(1リラは約52円)になることが発表された。      ダウトオール首相は、党の国会グループ会議の前に新聞記者たちの兵役金納制に関する質問に「グループの集会でサプライズがあります。聞いて下さい、待って下さい」と話した。グループの集会が始まった。トルコが固唾を飲み、ダウトオール首相の兵役金納制の発表を待っている。      一方で政府に近い筋から得られた情報によると兵役 全文をよむ

2014-11-30 シリア人難民を「物乞い」のみと誤解している (Milliyet紙)

コチ大学付属の移民調査センターは、最近、ある活動を実施した。「国境、移動、多様性:古い問題、新しい問題」である。 センター長であるアフメト・イチドゥイグ教授がリーダーシップをとった活動のテーマのうちの一つがシリアからの移民であった。トルコにいるシリア人が、自分たちで病院や学校を設け、病院が無許可のため閉鎖され、学校での教育は継続していることに関する情報も先週取り上げた。ヨーロッパ諸国に不法入国しようとして逮捕された人、亡くなった人が新しく加えられた。こうした展開についてイチドゥイグ教授と話し、「 全文をよむ

2014-11-29 ヴァフデッティン宮の「修復」はボアジチ保護法違反 (Zaman紙)

 大統領執務室として使用する目的で修復された、チェンゲルキョイの裏に位置するヴァフデッティン宮がボアジチ法に反した形で修復されたことが明らかとなった。       3年間の修復作業の結果、その様相を一変させた離宮であるが、庭園にあった300本の木々が新しい建造物のため伐採されたとされている。ヴァフデッティン宮の2009年の敷地境界線と修復終了後の状況を映した衛星写真はその深刻さを示している。2011年、本来の雰囲気を残す形で修復するために取り壊されたヴァフデッティン宮の周囲にある300本ほどの木 全文をよむ

2014-11-28 ジュッベリ・アフメト・ホジャ、ローマ教皇へ改宗のすすめ (Cumhuriyet紙)

ジュッベリ・アフメトの名で知られるアフメト・マフムト・ウンリュは、トルコを訪問中のカトリック界の指導者、教皇フランシスコへイスラム教への改宗をすすめた。      ジュッベリ・アフメト・ホジャは、イスラム国(ISIS、IŞİD)による自身への死刑宣告報道についてもコメントした。      (CNN TURKの中の番組)5N1K製作者のケナン・タシュが「教皇と会いたかったですか?」と質問したところ、アフメト・ホジャは、「なぜ教皇と会うのですか、何をするのでしょう?ムスリムだったら会うでしょう、ある 全文をよむ

2014-11-28 トゥンジェリ(デルスィム)で、MHP党首来訪に抗議 (Milliyet紙)

トゥンジェリ県では、平和民主党(以下、BDP)員がクルド労働者党(PKK)設立36周年を記念し、シェイト・ルザ広場に向かって松明を持ちデモ行進を行った。デモでは、バフチェリ民族主義者行動党(以下、MHP)党首による翌日(29日)のトゥンジェリ県訪問に対しても抗議が行われた。      トゥンジェリのメフメト・アリ・ブル首長も含め約300人が参加したデモ行進で、民主地域党(以下、DBP)トゥンジェリ県支部エルギン・ドール支部長が、明日29日に予定されているMHP党首デブレト・バフチェリ氏のトゥンジ 全文をよむ

2014-11-27 侮辱罪の刑罰で、新聞記者が落ち葉掃除―アンタリヤ (Milliyet紙)

アンタリヤで新聞記者歴23年ムサ・ドアン氏は侮辱的な内容が含まれた記事のために訴えられた。      1800リラの刑を受け入れないドアン氏に対して保護観察法のもと公共団体において45日間、150時間の落ち葉掃除の刑が与えられた。西地中海農業研究所へ行き毎日13時~17時の間、刑を受けているドアン氏は「75日間の懲役刑が与えられた。約1750リラの罰金を払う必要があった。私は裁判所で罰金を払わないと言った。服役するか保護観察に付されるかだったのだ」と話した。 全文をよむ

2014-11-25 トルコ各地に暴風雨、降雪注意報 (Cumhuriyet紙)

気象総局は、中央アナトリア地方、エーゲ地方、地中海地方の高地で降雪注意報を、マルマラ地方、南エーゲ地方、西地中海地方では暴風注意報を発令した。      ブルドゥル県、アフヨンカラヒサル県、ウスパルタ県西部、コンヤ県、カラマン県及びウスパルタ県東部並びにアンタリヤ県、メルスィン県の高地で降雪、アンタリヤ県東部及びメルスィン県で豪雨、マルマラ地方、南エーゲ地方及び西地中海地方で暴風が予想されている。      気象総局から発令された警報によれば、明日11月26日にブルドゥル県、アフヨンカラヒサル県 全文をよむ

2014-11-24 女性への暴力による死者、すでに240人―2014 (Radikal紙)

トルコで今年の10か月間の間に240人の女性が「男性の暴力」の犠牲となり、命を落としたことが明らかにされた。この状況は、ほぼ一日に一人の女性が男性によって殺されているということを意味する。      クルクカレ弁護士会の女性の権利委員会会長アイリン・ユルダクル氏は、トルコで2014年年初から今日までに240年の女性が男性の暴力によって殺害されたことを明らかにした。ユルダクル氏は、多くの女性たちが職場、家庭、屋外で男性の暴力に様々な形でさらされたこと、また児童搾取についても恐るべき次元に達している 全文をよむ

2014-11-23 アゼルバイジャンとユネスコ無形文化遺産にむけ協力へ (Hurriyet紙)

文化観光省で行われた会見で話したオメル・チェリキ文化・観光大臣は、アゼルバイジャンとトルコの共通の歴史を強調し、両国の未来への考え方も共通であると述べた。      同大臣は、アゼルバイジャンの文化相と理解し合えないことは全くなく、全ての会談で理解し合うテーマが増えたとし、両国間の経済的・政治的なテーマも大きく発展し、文化的なテーマにおける関係も一層進展したことの重要性を述べた。      ■ラヴァシュ(薄手のパン)のためにユネスコに申請する予定である      会談後、記者団に対して会見を行っ 全文をよむ

2014-11-23 シリアからの車両に臨時のナンバープレート (Milliyet紙)

シリアで始まった内戦や衝突の後、トルコへ避難したシリア人が一緒に持ち込んだ個人用車両の管理と規制を徹底するべく、内務省は道路交通規制法における特別な改正を実施する。      改正の枠組みで、現行の規制法第51条に、「緊急事態のため、我が国に入国した外国人の車両に対し、臨時の車両証明書およびナンバープレートの配布」条項が追加された。実施される改正が最初に適用されるのはシリア人難民となる。規制法改正ではどの国で緊急事態が生じているのか、またその期間については、内務省と外務省および災害緊急時対策庁の 全文をよむ

2014-11-22 ドルマバフチェのミュエッズィン、宗務庁に訴訟―ゲズィ騒動で見たこと (Hurriyet紙)

ゲズィ公園の運動の際、デモ隊が避難したドルマバフチェのベズィミ・アーレム・ヴァーリデ・スルタン・モスクの当時のミュエッズィン(礼拝時刻告知係)フアト・ユルドゥルム氏は、別のモスクへの異動決定取り消しを求めて裁判を起こし、(当時の)出来事について「警察がガスを噴射するとデモ隊は集団でモスクに入り始めた。夕刻にはデモ隊の数は5万人に達した。人々は興奮状態にあった。まるでちょっとしたこの世の終わりの日のようだった。状況は絶望的だった。私は1日中警察に助けを求めた。しかし全く成果を得ることはできなかった 全文をよむ

2014-11-22 トルコ・ユダヤ協会、エディルネ知事の発言へ反発 (Radikal紙)

エディルネ知事の発言に対しトルコ・ユダヤ協会は「この種の発言が行政を代表する知事から発せられたのは恥ずかしいことだ」と声明をだした。      トルコ・ラビ長機関トルコ・ユダヤ協会が、エディルネのドゥルスン・アリ・シャーヒン知事のエディルネシナゴーグに関する発言について文書声明を出し、「知事はあの発言にあった『本心からの激しい憎悪』で、何世紀にも渡ってわが国の重要な構成員である我々を疎外し、『彼ら』と形容して敵対状態を作りあげた」と話した。      声明は以下の通りだ。   「ドゥルスン・アリ 全文をよむ

2014-11-18 タルラバシュ地区、人気沸騰 (Milliyet紙)

不良物件管理局員のフェイズッラー・イェトギン氏は、「タルラバシュ360プロジェクト」において、97の住居に対し4倍の需要があったと述べた。      不良物件管理局による都市化計画で再開発が進み、トルコ初の「都市再建」計画という特徴をもつ「タルラバシュ360プロジェクト」だが、この第一段階として建設された97の住居と96のオフィスが売りに出された。      不良不動産管理局のフェイズッラー・イェトギン氏は、97の住居に対し4倍の前需要が集まったと述べ、以下のように話した。「オフィスは70%が売 全文をよむ

2014-11-17 投石少年らの保護者に、罰金刑―ディヤルバクル (Radikal紙)

ディヤルバクルの県知事府と県警察署は、子どもたちを危険な状況から隔離すること、搾取させないこと、そして、公共の秩序を保つことを目的とする予防的な決議により、事件に関与した子どもたちの家族に対し189トルコリラ(約8,400円)の罰金刑の適用を始めた。      ディヤルバクルの県知事府と警察署は、県内の子どもに関する重要な決議を採択した。11月2日付で採択された決議によれば、都市で起きた社会的な事件に参加した子どもの家族に対し、5236号軽犯罪法により189トルコリラの罰金を課すことが決定された 全文をよむ

2014-11-16 黒海でパラムトの豊漁続く (Milliyet紙)

黒海を移動中のパラムトが、漁師に笑みを浮かばせている。アバナ郡で漁を出た漁師たちは大量のパラムットを捕り、水揚げした。パラムトの市場価格は一尾あたり1リラにまで下がった。      漁師のムスタファ・アジャルさんはアナトリア通信の特派員にこう説明する。「黒海の冷たい水に仕掛けておいた網がラストシーズンのパラムトでにぎやかになった。すでに黒海での移動を終えて、ボスフォラス海峡へ向かうパラムトがこの沿岸でたくさん見られた。ほとんどの漁師仲間が1000~2500匹を釣り上げた。最後のパラムトは漁師たち 全文をよむ

2014-11-15 金納兵役制の詳細あきらかに (Milliyet紙)

ダヴトオール首相はオーストラリアで「帰国時に金納兵役についてコメントする」と述べ、その後金納兵役に関する詳細を明らかにし始めた。      ユルマズ国防相は国会の計画予算委員会で議員らの質問に答え、金納兵役についてダヴトオール首相が決定を下すと述べていた。これを受けて注目はダヴトオール首相に移り、首相もオーストラリアで行った会見でこの件についてコメントすることを明らかにし、金納制について大きな需要があると強調していた。      ■91万7000人が恩恵      ユルマズ国防相はさらに、金 全文をよむ

2014-11-13 ベシクタシュ広場、歩行者天国計画 (Milliyet紙)

タクスィム広場が歩行者天国となった後、イスタンブルの最も重要な場所の一つであるベシクタシュでも交通が地下にもぐり、広場が歩行者天国となる。      イスタンブル広域市とベシクタシュ市が共同で行うと明らかにされているプロジェクトの一環において、ベシクタシュ広場での車両の通行が取り除かれ、海軍博物館から市場のバルバロス入り口までが歩行者専用になるということが想定されている。歩行者天国計画によりウスキュダル港に隣接したバス停も取り除かれ、公共交通機関の車両は循回線により乗客を輸送することが明らかにさ 全文をよむ

2014-11-10 アレヴィー融和へ最初の一歩 (Milliyet紙)

アフメト・ダヴトオール首相の先日のハジュ・ベクタシュ訪問を前にした週初め、閣議は会合を持ち、ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ文化協会に対し公益団体の地位を付与したことが明らかになった。      同協会の幹部が首相から10月24日に首相府に招待され、ファールク・チェリキ労働社会保障大臣とベキル・ボズダー法務大臣も同席した会合で、約1時間首相と面会したことが明らかとなった。この会合の後、11月3日におこなわれた閣議で、同協会に対し「公益に従事する協会」の地位が与えられた。      この与えられた新しい 全文をよむ

2014-11-09 メトロ・イェニカプ-アクサライ線開通 (Milliyet紙)

イスタンブルメトロとマルマライ線を結ぶ、アクサライ-イェニカプ間の路線が、アフメト・ダウトオール首相が列席した式典で開通した。ヨーロッパとアジア側の両方にまたがる鉄道交通網をひとつにする路線により、アタテュルク空港-カルタル間が81分に縮小した。カルタル駅から出発すれば、アタテュルク空港まで鉄道で行くことができる。アフメト・ダウトオール首相は、アクサライ-イェニカプ間のメトロにイスタンブルカードをタッチして改札をくぐった。      金角湾メトロ横断橋とイェニカプ駅は、2014年2月15日当時、 全文をよむ

2014-11-09 スレイマニイェ修復の会社、敷地内に接待用のカフェ設置 (Zaman紙)

トルコの最も重要な文化遺産の一つであり、ミーマル・スィナンの建築作品であるスレイマニイェ・モスクは、利益と専有の脅威にさらされている。      モスクの修復活動を2010年に完了したギョルソイ建設は、スレイマンとヒュッレムの眠る廟を無償で修復した。廟は、2013年7月に公開された。しかし、中庭にあるギュルソイ建設の現場詰所は、1年間撤去されなかった。そして、金角湾に臨む同社の現場詰所には、選ばれた人しか入れない違法なカフェが造られていたことが明らかになった。同社は、“詰所に造られたカフェ”で、 全文をよむ

2014-11-07 6000本のオリーブの木伐採後に裁判所差し止め決定―マニサ火力発電所 (Radikal紙)

ユルジャの火力発電所の建設予定地で、コリン・グループの警備員が座り込みをしていた地域住民を物置小屋に閉じ込めた。6,000本ものオリーブの木が林業機で伐採された。裁判所は6000本の木が伐採された後、夕方になってから建設差し止めの判決を下した。      マニサ県ソマ郡ユルジャ地区で、コリン・グループにより火力発電所の建設計画が進んでいる。建設予定地でオリーブの木が伐採されることに反対するため村人らは座り込みを行っており、彼らに食事を運んでいた地域住民を企業の警備員が妨害した。乱闘により村人1人 全文をよむ

2014-11-07 アンタリヤ市、シリア難民流入を禁止 (Hurriyet紙)

アンタリヤ県のジェミル・トンブル警察局長は、トルコにおけるシリア難民受け入れの通達に、アンタリヤは含まれていないと述べた。また「合法なかたちでアンタリヤにやって来る人々を除き、如何なるシリア難民も受け入れません。」と話した。      ■通達は対象外      (シリア難民受け入れに関する)通達が明らかになった後すぐ、関係する省庁に連絡を取り、移住への警告を行ったと話したトンブル氏は、「この通達によると、各県にやって来ているシリア難民に対し、ある書類が与えられています。そして彼らが選挙権・被選挙 全文をよむ

2014-11-06 クルド系アレヴィーのドイツ移民サッカー選手、暴行事件を語る (Milliyet紙)

アンカラで暴行を受け、その後国外に移民したサッカー選手のデニズ・ナキは、身に起きたことを語った。      サッカー選手のデニズ・ナキ選手は、ゲンチレルビルリイが彼を、「警察に訴えなかった」との非難に対して書面によるコメントを出した。      ナキ選手はソーシャルネットワークのFacebookに投稿し、「(チームのスポークスマンである)カイナル氏が『矛盾した発言をしている』と述べたことは、事実を反映していない」と述べた。      (以下ナキ選手の発言)       ■やむを得ない発表     全文をよむ

2014-11-05 先生たちの給料、あがりました (Hurriyet紙)

国会総会で討議された、研究者の給与を賃上げ改善する高等教育職員法改正に関する法の法案がトルコ大国民議会で承認され法律化された。      国会で昨晩承認された法律により教授と准教授の給与で726トルコリラ、教員には835トルコリラの増額がなされる。この法律により研究職員に436~726トルコリラの間で奨励金も与えられる。      研究者の給与増額を盛り込んだ法案が昨晩、議会総会を通過した。この法律により国立大学で勤務する約12万人の研究職員に「高等教育補償金」のもと、新しい支払方法が適用され、 全文をよむ

2014-11-03 イスタンブル・ハルカリでアシューラの日、黒衣で祝う (Milliyet紙)

カルバラーで「アシューラの日」に、殉教した聖フサインと、共にいた71人の側近を悼むため昨日何千人もの人々がハルカルに集まり、悲しみの象徴である黒衣を着て涙を流し胸を叩いた。      預言者ムハンマドの孫であるイマームのフセインと共にいた71人がカルバラーで殺害されてから1375年目の節目を迎え、ハルカリで「伝統のアシューラ追悼式典」が催された。ヤフヤ・ケマル・ベヤトル文化センターで行われた追悼式典へは何千もの人々が参加し、一部の女性と子供は手に鎖を結びつけて参列した。様々な政党のメッセージが読 全文をよむ

2014-11-01 イスタンブル地下鉄イスティニエ方面延長へ (Milliyet紙)

イェニカプからマスラクへ伸びる地下鉄路線の、イスティニエ方面の支線建設の試みが始まった。イスタンブルのボスフォラス地区での交通渋滞を緩和させることを目的とした、新しい地下鉄路線のための取り組みが開始された。      イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長が地方選挙の際に述べた「サルイェル、イスタンブル工科大学アヤザーキャンパス―イスティニエ間鉄道システム計画」のための取り組みが始められる。イェニカプからマスラクまで伸びる地下鉄路線が、イスタンブル工科大学アヤザー駅で新しい乗換地点を持つ 全文をよむ

2014-10-31 YPG(人民防衛隊)メンバーに、初の有罪判決 (Radikal紙)

マルディン第二重罪裁判所は昨年トルコ入国後逮捕されたシリアのデリキに住民登録がある人民防衛隊(YPG)メンバー、イスマイル・サドゥク被告に「クルディスタン労働者党(PKK)・クルディスタン社会連合(KCK)に繋がる武装テロ組織のメンバーである」という罪により7年6か月の懲役を下した。イスマイル・サドゥク被告の弁護士であるアリ・カフラマン氏は判決に遺憾の意を示し、「トルコに向けた如何なるテロ行為も行っていない私の依頼人に懲役が下されました。これに対し我々は上告します」と述べた。      イスマイ 全文をよむ

2014-10-30 ウスキュダル・ヴァーリデの森を守れ―運動続く (Radikal紙)

ウスキュダル・ヴァーリデの森近くの工事現場の前での抗議活動が、雨と寒さにも関わらず昨日も続いた。裁判結果が出るまで建設の中止というウスキュダル区の決定にも関わらず、ある活動参加者は「ここから警察が退き、建築が本当に止められたら、われわれも離れる」と述べた。      ウスキュダル、ヴァーリデの森の側にある土地での建設に反対した抗議者たちは、寒さと時折降る雨にもかかわらず、今夜も活動を続けた。森で待機する市民たちは気温が下がった為、路でストーブを使い、毛布を体に巻いて暖をとろうとしていた。夜半に降 全文をよむ

2014-10-26 PKK、ジズレで「自治」宣言 (Zaman紙)

テロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)は、長年語られてきた(トルコ)南東部での「自治」の実施に向けた一歩を踏み出した。同組織の都市部での治安部隊である愛国者革命青年運動(YDG-H)がシュルナク県ジズレ郡で自治を宣言したことが明らかとなったのである。大通りで軍事的な隊列を組み行進し、武装して顔を隠した大規模な集団は、二つの地区への(トルコ)治安部隊の立ち入りを許可しないことを伝えた。      PKK及びジズレで自治を宣言したPKKの都市部での治安部隊として知られる愛国者革命青年運 全文をよむ

2014-10-26 火葬された遺骨の灰に葬礼の祈り (Radikal紙)

イスラム教徒であるウォルフガング・エットウィグ氏は心臓発作でこの世を去った。彼のイスラム教徒の友人らはイスラム様式に則った埋葬を望んだが、これに対して家族が反発した。さて一体どのような解決策を見つけたのだろうか。      ドイツのデュースブルクで、2008年、イスラム教徒であるウォルフガング・エットウィグ氏はイスラム様式で埋葬されずに、火葬された。ラインハウゼン地区でトルコ人によく知られていたウォルフガング・エットウィグ氏は、デュースブルクマラソンのトレーニング中に心臓発作を起こし、この世を去 全文をよむ

2014-10-26 アルメニア問題の解決は人びとの手に (Zaman紙)

メディア・オトビュスは、第4回トルコ・アルメニアツアーを開催した。ツアーでは、新聞記者たちが両国で意見交換をした。お互いの意見は、アルメニア問題における解決は、人々が発展させるだろうということであった。      トルコ・アルメニア正常化プロセス支援プログラムの仲介でトルコとアルメニアからの市民団体によりEUの安定機構の支援によって、あるプログラムが行われた。トルコとアルメニアの新聞記者たちは、両国間の問題がそれぞれの人々のつながりの増加によって解決できると信じている。   今年で4回目となるメ 全文をよむ

2014-10-25 明日(26日)から冬時間―1時間、もどる (Milliyet紙)

夏時間が終わる。時間は今晩1時間、後ろにもどされる。日照の有効利用のため、3月31日に1時間ずらされた時間は、今晩(26日、日曜日)の夜明けの4時に1時間、後ろに戻される。 全文をよむ

2014-10-23 ギュレン師、北イラク・クルド自治区の新聞に「意見広告」 (Radikal紙)

フェトフッラー・ギュレン師は北イラク・クルド人自治区の新聞への意見広告で、「犠牲となったペシュメルガ軍」に対し冥福を祈った。      フェトフッラー・ギュレン師はイスラム国のテロ組織の攻撃の結果亡くなったイラクのクルド人、トルクメン人、アラブ人、ヤズィード教徒に対するお悔やみのメッセージを公表した。フェトフッラー・ギュレン師のメッセージは北イラク・クルド自治区の主要な新聞に掲載された。      ガゼテポルト紙の報道によると、フェトフッラー・ギュレン師は「イラクとクルディスタンの人々に対し『困 全文をよむ

2014-10-21 新旧大統領の道、交差する (Yeni Safak紙)

サムスン広域市市議会が先の9月12日に下した決定に則りアタクム区にある平和大通りの名称が「レジェプ・タイイプ・エルドアン大通り」に、チャアルオール通りの名称が「アブドゥッラー・ギュル大通り」に変更された。      公正発展党(AKP)から69名、民族主義者行動党(MHP)から13名、共和人民党(CHP)から6名の計88議員から成るサムスン広域市市議会は、先の9月12日に下した決定に則りアブドゥッラー・ギュル第11代大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン第12代大統領の名称をアタクム区にある二つ 全文をよむ

2014-10-20 ハッキャーリ、早くも雪で通行止め (Radikal紙)

ハッキャーリ県とその郡で降雪のため126の村と225の村落の交通が遮断された。県の中心部で67の村、125の村落、ユクセクオヴァ郡では59の村と120の村落の交通が未だに閉ざされている。      ハッキャーリとその郡で降雪のため126の村と225の村落の交通が遮断された。県の中心部で67の村、125の村落、ユクセクオヴァ郡では59の村と120の村落の交通が未だに閉ざされている。ハッキャーリとその郡で昨日降り始めた雪は夜通し降り続けた。県と郡では除雪担当職員が主要道路の交通を確保している。雪が止 全文をよむ

2014-10-19 スルチの丘は、コバーニーの戦闘の見物場所 (Milliyet紙)

スルチの丘がコバーニーの戦闘の見物場所になっていると言うBBCトルコの特派員は、「偵察機が現れると『オバマ万歳』の声が聞こえる」と伝えた。      ■「ほら、あそこが私の家だ」      コバーニーとその西方にある村々の両方を一望できる岩の上で一人座るシリア人は、「ほら、あそこが私の家だ」と語る。      コバーニーに位置するその家の、前からも後ろからも煙が昇っている。つい先程も、彼が示した家のすぐ付近で空爆が行われた。そして自動車やトラックのある西の方を示した。      シリア側で彼を待 全文をよむ

2014-10-19 夏時間終了は26日 (Zaman紙)

夏時間の実施は、2014年10月26日で終わる。この日から時計は1時間遅らされる。      夏時間の実施は、10月26日日曜日に終わり、この日から時計が遅れる。夏時間は、春に始まり、秋の中頃に終わる。このように、7カ月間、進んだ時間が適用される。      毎年、議論されている夏時間の実施が終わることによって、10月26日午前4時に時計は1時間遅らされる。      夏時間の実施は、1925年に出された1日を24時間に定める法律に基づいて実施されている。太陽の光をより有効利用するために、3月3 全文をよむ

2014-10-18 これが、新身分証明書 (Hurriyet紙)

12月以降、発給が開始される「IC身分証明書」により、1976年以降使われてきた青とピンクの身分証明書の有効期間が終了する。今後3年内に全国で発給される身分証明書には1GBのICチップが内蔵されていて料金は18リラ(約857円)の予定。今日まで1,000万枚のカードが印刷されたが、年末までには200万人に配布される予定である。      トルコは、1976年以降これまで使われてきたピンクと青の身分証明書に別れを告げる。IC身分証明書は、指、脈、掌等の静脈認証する特徴を持ち、1GB までのデータが 全文をよむ

2014-10-16 トルコで教育うけているシリア人児童は15万人 (Milliyet紙)

ナビ・アヴジュ国民教育相は、エスキシェヒルのギュンユズ郡の後、シヴリヒサル郡を訪問した。アヴジュ大臣は、都知事府訪問の際、記者たちにの質問に対し、15万人近くのシリア人の生徒たちがトルコで教育を受け、トルコ語の授業も受けていると述べ、次の様に話した。      「シリア難民の子供の内8千人に在留許可と一時的な身分証番号を与え、我々の学校もできちんとした教育を続けている。7万人は11県でつくられた難民キャンプの学校で教育を受けている。7万1千500人もまた様々な県の自治体や県知事府、市民団体等によ 全文をよむ

2014-10-15 イスタンブルのミニバス新時代―乗車代金カード払いへ (Radikal紙)

イスタンブルのミニバスとドルムシュで現金の代わりにイスタンブルカードが適用されることになる。タクシーはというと、中央システムから指示を受ける。      イスタンブル市のカーディル・トプバシュ市長は3度目の市長の座に就いた後、2015年から2019年の間にイスタンブルで行われる予定であるプロジェクトの費用や遂行期間、概要に関する情報を含むイスタンブル戦略プランを説明した。その計画によると、イスタンブルの線路交通の長さが140パーセント上昇し、ミニバスとドルムシュへはイスタンブルカードで乗車するこ 全文をよむ

2014-10-13 「イスラム国」と間違えられないよう・・・ひげをそる人増えてます―ディヤルバクル (Milliyet紙)

ディヤルバクルにおけるコバーニーのデモ事件において、デモ隊があごひげを生やした人々をも襲っていることを受けて、不安になった市民たちは床屋へと殺到し始めている。      特にここ数日の間、床屋たちがひげ剃りで忙しくなっているということが分かった。街の床屋たちは、市民たちがイスラム国もしくはヒズボラの汚名を着せられぬようにひげを剃り、イメージチェンジを行っていると述べた。   イスラム国(IS)のコバーニーへの攻撃に抗議するためにディヤルバクルで起こった事件では、ひげを生やした多くの人々がデモ隊の 全文をよむ

2014-10-13 トルコ初の同性婚カップル、「迫害うけている」 (Hurriyet紙)

トルコ初の同性婚を果たした大学生のエキン・ケセルさんとエムルッラー・チュズュンさんの人生は悪夢へと変わった。      9月2日、大学生のエキン・ケセルさん(21)とエムルッラー・チュズュンさん(28)は、結婚式を挙げて一緒になった。彼らの結婚式が他と違ったのは、同姓愛者のカップルだったと言う点だ。28歳のエムルッラーさんは結婚後に起きたことを次のように語った。   「家族と兄弟は私を迫害しています。私たちの結婚が報道されると、世間の人たちは嫌悪感を示しました。大家は家を出ていけと言いました。私 全文をよむ

2014-10-13 「イスラム国」闘争で負傷のPKK要人、トルコで逮捕 (Milliyet紙)

シリアで「イスラム国」に対して人民防衛隊(YPG;PYDの武装組織)側に加わり、戦闘で負傷したことから治療のためトルコに運ばれたPKKの二地域を統括する要人がトルコで逮捕された。       入手された情報によれば、ディヤルバクルの警視庁は、シリアの戦闘で負傷したテロ組織PKKメンバー2名が治療のためトルコへ入ったという情報についての捜査を開始した。この2名は、シリアのコバーニーでテロ組織「イスラム国」に対する戦闘に、PYD-YPG側で参戦した際に負傷したという。   ディヤルバクルで隊員が講じ 全文をよむ

2014-10-12 苦境にたつ創刊89年のイスタンブルのギリシャ語新聞社 (Hurriyet紙)

トルコのルーム語(注:ギリシャ系住民が用いるギリシャ語)で発行されている最古で、唯一の日刊新聞であったアポイェヴマティニ紙は、スリイェ通りにある89年間使用してきたオフィスを離れざるをえなくなった。同紙のミハイル・ヴァスィリアディス編集長は、「弊紙が90年目を迎えられるためには経費を削減しなくてはいけませんでした。しかし私は(オフィスだった)あの場所をマイノリティの博物館に改装することを望んでいました。今はコーヒーショップになる予定です」と話した。      「昼下がりの時間に」という意味のアポ 全文をよむ

2014-10-04 今年もまた、犠牲獣の血で染まる海 (Radikal紙)

例年の犠牲祭にみられるとおり、今年の犠牲祭でもイスタンブルのボスフォラス海峡が真っ赤に染まった。      犠牲祭の数週間から対策がとられ、屠殺場が決められたり、注意が呼び掛けられたりしたが、それでもなおこの光景は変わらなかった。毎年そうであるように犠牲祭初日には犠牲獣(クルバン)の血がボスフォラス海峡に流された。アナトリア側では屠殺されたクルバンの血が下水を通ってボスフォラス海峡に流れ、海の青と血の赤が入り混じっている。      ■屠殺時に心臓発作で死亡      カイセリ県のハビプ・ボスタ 全文をよむ

2014-10-04 PKK、再び学校を焼く―ハッキャーリ県 (Hurriyet紙)

ハッキャーリ県で、PKK(クルディスタン労働者党; 非合法)党員らが学校を襲った。参謀司令本部ホームページの情報によると、5名から10名程のテロ組織集団により、ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡の5つの学校に火炎瓶が投げ込まれた。また1校では石が投げ込まれた。      当の学校では1人が重傷を負った他、物理的被害も出た。PYD(民主統一党:シリアにおけるPKKの関連組織)の支配下にあるコバーニーにIŞİD(イスラーム国)が侵攻したことに反対するため、一昨日(10月2日)ヴァン県でPKKがデモを行おう 全文をよむ

2014-10-02 交通事故で逝った名物ストリートレジ袋おじさんの秘密、明らかに (Milliyet紙)

コンヤで人々に「レジ袋おじさん」として知られ、交通事故で命を落とした74歳の男性、メフメット・ケレシュさんの資産の秘密が明らかとなった。銀行によって特別車で送迎されていた「レジ袋おじさん」は、預金をする際に身柄を特定されないよう変装していたのだ。      コンヤで路上生活を営み、周囲の人々から施しを受けながら生計を立てていたメフメット・ケレシュさんは、「寒さを防ぐため」に服の上からレジ袋をかぶり、町の人々からは「おかしな」「レジ袋おじさん」として親しまれていた。しかし先週の土曜日、オトガル(バ 全文をよむ

2014-10-01 エボラ疑惑のトルコ人船員、死因はマラリアと判明 (Radikal紙)

チャナッカレ海峡のエーゲ海への入り口にあるボズジャアダ西側の船中で高熱の症状が現れ、エボラ出血熱の疑いで病院に搬送され、「マラリア」と判定された船員ヤヴズ・ドゥルムシュさん(28)が死亡した。      カメルーンからイスタンブルのトゥズラへと戻るトルコ国旗を付けた貨物船カルシュヤカ号の船長は、昨日10時ごろ港運業務中央省への無線で船の乗組員ヤヴズ・ドゥルムシュさんが高熱の症状が出ていると伝えた。      病人の搬送のため、沿岸警護チャナッカレグループの指令本部に属する沿岸警護23ボートと衛生 全文をよむ

2014-10-01 トルコのシリア国内飛び地領スライマン・シャー廟の現状は? (Milliyet紙)

「イスラム国」がスレイマン・シャー廟へ攻撃するという報道が流れた後、廟の周辺では安全対策が強化された。「イスラム国」の攻撃に対して、スレイマン・シャー廟では砲撃部隊が常時、待機している。      「イスラム国」がスレイマン・シャー廟へ攻撃するという報道がメディアで流れた後に防衛対策が高められた。「イスラム国」のスレイマン・シャー廟への攻撃に備え、砲撃部隊が常時、待機している。      「イスラム国」がシリアのクルド人地域のコバーニーへの攻撃を続けるなか、トルコのシリア国内の飛び地であるスレイ 全文をよむ

2014-09-28 中学高校スカーフ解禁、顔を覆うベールは禁止 (Milliyet紙)

「学校内で頭部が覆われていない状態にする」という服装規則が、「学校では顔面が覆われていない状態にする」という形に変更された。「顔面が覆われていない状態にする」という表現により、スカーフが中学校と高校で解禁され、ペチェやチャルシャフ(いずれも目の部分のみが開けられたベール。ペチェは顔や上半身、チャルシャフは全身を覆う)のような服の着用は阻まれた。      国民教育省の定める服装規則の変更が、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の帰国とともに施行された。規則にある「学校内で頭部が覆われていない状態 全文をよむ

2014-09-28 スィヴァスの「パシャ」、今日も子供たちと一緒 (Milliyet紙)

スィヴァス県ザラ郡で「パシャ」という愛称で知られる、51歳の知的障害を持つドゥルスン・ジョシュクンさんは、12年の間週3回学校に通っている。新たな教育年度では週1回学校に通っている。      ザラ郡で一人暮らしをするジョシュクンさんは、国立小学校で10年にわたり週3回、生徒達と共に授業に参加していた。また、ここ3年はシェヒト・テーメン・ハジュ・バイラム・エルマス全寮制地域学校に通い子供たちと遊んでいる。   ジョシュクンさんは、シェヒト・テーメン・ハジュ・バイラム・エルマス全寮制地域学校の特別 全文をよむ

2014-09-28 学校での身なり禁止事項 (Milliyet紙)

国民教育省に属する学校の生徒の身なりや服装に関する規定における変更が官報で公表され、施行された。この規定により、染髪や刺青、化粧、ピアス、口髭、あご髭が禁止された。      2014年9月27日付の官報で公表された規定の改正によると、2012年11月26日付の2012/3959号の閣議決定で施行された国民教育省に属する学校の生徒の身なりや服装に関する規定の3条6項の条項が廃止され、4条1項(d)、(e)の条項が新たに定められた。      ■以下が禁止      これにより「学校では顔を隠さな 全文をよむ

2014-09-25 エネルギー相、核開発計画を否定「トルコにそんな技術はない」 (Milliyet紙)

タネル・ユルドゥズエネルギー天然資源相は、トルコが軍事目的でウランを濃縮しているとの主張を否定し、「そのような命令も、意図もないし、そんな望みや考えもあるわけがない。トルコにそのような技術や意図はない」と述べた。      昨日TRT(トルコ・ラジオ・テレビ協会)で説明を行ったユルドゥズ大臣は、ドイツ紙 “Die Welt”で報じられた、「トルコは核兵器をつくりたがっている」との主張についてコメントした。ユルドゥズ大臣は、この2カ月間この分野で「イスラエルへジェット燃料を売っている、イスラム国か 全文をよむ

2014-09-24 ウルトラ・イスラム系団体、イスタンブルでシリア空爆反対デモ (Hurriyet紙)

ガラタサライ高校前に午後8時30分頃集合した自由協会、可能性協会及び前衛世代協会の会員40名がシリア本土のイラク・シリア・イスラム国(İŞİD)拠点を対象にしたアメリカの空爆に抗議した。      タウヒードの旗を携えた同集団は、「アッラーは偉大なり」と唱えながら反米スローガンを叫んだ。同集団を代表し声明を発した可能性協会のムラト・オゼル会長 は、「まずİŞİDという組織を悪者扱いし、メディア上でプロパガンダを発した西欧帝国主義者らは、次にİŞİDを口実としシリア及びイラク数カ所を爆撃した。爆撃 全文をよむ

2014-09-23 ボズジャアダを守れ!開発プランに住民ノー (Hurriyet紙)

ボズジャアダは、村のない市でチャナッカレ県に属する。環境都市計画省によって準備され、公表された10万分の1規模の環境整備計画図を見ると、人の手の触れていないボズジャアダの入り江が開発される恐れが生じている。CHP所属のハカン・ジャン・ユルマズ市長は、計画に反対すると話した。ボズジャアダ住民たちも、「人々がここを好むただ一つの理由は、人の手が加わっていない未開発なところや美しさ、静けさ、そしてこの何もない空っぽの空間だ。我々はだからボズジャアダが好きで、コンクリートで覆われることにはっきりと『ノー 全文をよむ

2014-09-21 オランダへの移民のひとこま (Zaman紙)

今年はトルコ人のオランダ移住50周年だ。ドイツの陰に隠れてはいるが、オランダは今日約50万人のトルコ人を抱えており、トルコ系移民の歴史において重要な位置を占めている。その中からは政治家、サッカー選手、芸術家、作家らが輩出されている。国会議員のトゥナハン・クズ氏と作家のムラト・ウシュク氏に、彼らにとっての「オランダ」について話を伺った。      移民の歴史におけるドイツの存在はあまりに大きく、辞書で異国という単語にあたる意味を、Almanya(ドイツ)、さらには「Alamanya」と書こうとも誰 全文をよむ

2014-09-21 コバーニー救援を求めタクスィム、ディヤルバクルでデモ (Radikal紙)

イスラム国がコバーニーで人民防衛隊(YPG、PYDの武装組織)が支配している地域に対して始めた攻撃が続く中、トルコ全土で当該地域の人々との団結を呼びかけるデモが行われた。イスタンブルでもタクスィム・チュネルに集まった何千もの人がガラタサライ広場に向けて行進した。   15時にはチュネルに集まった人々の行進は、最初バリケードを作った機動隊によって許可されなかった。しかし群衆が次第に増えてきたことを受けて、行われた交渉の結果、警察はバリケードを撤去し、人々はガラタサライ広場に向けて行進した。人民民主 全文をよむ

2014-09-20 バルティン炭鉱事故で中国人労働者死亡 (Cumhuriyet紙)

バルティン県のアマスラ郡にある私有企業所有の炭鉱で発生した崩落事故で中国人労働者1名が死亡、1名が負傷した。バルティン県のアマスラ郡にあるタルラウズという場所で操業するハッタト・ホールディングの炭鉱で昨日(19日)11時頃、崩落が発生した。鉱坑で中国人労働者が待機していた場所で、横の石炭の堆積物が崩れて崩落が起こった。中国人労働者のうちウェンリアン・シャン(38)とシャンク・キー・シュエ(44)が石炭の下敷きになった。ふたりは同僚の働きで崩落物の中から助けられ坑道から出された。このうちウェンリア 全文をよむ

2014-09-19 シリアからの避難民、急増―「イスラム国」の攻撃をさけ (Hurriyet紙)

国内の混乱が続くシリアで、PYDの支配下にあるコバーニーを陥落させたいISIS軍の攻撃が止むことはなく、シリアの一般市民の避難が続いている。      昨日1日中待っていたにも関わらずトルコへの入国が叶わなかったシリア人らは、日の出とともに再び国境線へ集まり始めた。コバーニーへ避難するという提案については、確実に武器に晒されることになるためこれを拒否し、人々は国境で待ち続けている。国境線での警備は高水準に引き上げられた。      ISISはシリアで、支配下のテルアブヤドから70㎞の距離にあり、 全文をよむ

2014-09-19 大学入試システム、変更へ―一斉試験は廃止か? (Radikal紙)

大学入試が変わり始めている。生徒たちは、高校の成績や興味関心などに基づき、TEOG(初等教育から中等教育に進むための試験)と同じようなシステムで大学に申請する。      何百人もの若者の未来を一回の試験で決めるシステムは2016年で終了する。LYS(大学学部決定試験)やYGS(高等教育資格試験)は、新しいシステムにより廃され、生徒たちは高校の成績や興味関心に基づいて、大学に申請する。アクシャム紙のハック・クルバン記者が伝えたニュースによると、国民教育省の発表でアフメト・ダヴトオール首相に報告さ 全文をよむ

2014-09-15 今日開校のクルド語教育小学校、夕刻には封鎖措置―ディヤルバクル (Radikal紙)

ディヤルバクル県の決定で、クルド語教育を行うはずだった学校が封鎖された。フェルザド・ケマンゲル教育支援の家が、憲法第42条に則り封鎖したことが公表された。      ディヤルバクル-新しい教育年の開始とともにディヤルバクルで開校されたクルド語教育学校について、夕刻に重要な出来事があった。ディヤルバクルで今日教育を始めたトルコ初のクルド語教育小学校が封鎖されたのだ。      ディヤルバクルで今朝、共和国ディヤルバクル検察局の調査が始められたフェルザド・ケマンゲル教育支援の家は、夕刻に県によって封 全文をよむ

2014-09-14 新学期開始も問題山積 (Zaman紙)

1,750万人の学生が、明日から新学期が始まる。しかし、初等教育から中等教育への移行システム(TEOG)によって割り振られた高校に満足していない生徒と学校の変更を望んでいる生徒たちの変更措置は終了していない。      登録された定員超過は生徒にとって十分な授業が受けられないことの最重要課題のひとつである。高校では、1クラスの人数は34人でなければならないが、今年は定員増により40人を超えている。イスタンブルのキャーウトハーネにあるシェヒット・アデム・ヤウズ中学校では、1クラスの人数は78人であ 全文をよむ

2014-09-14 家族社会政策省の一人暮らし反対キャンペーン「断頭」ポスターにSNS炎上 (Milliyet紙)

家族社会政策省がTwitterアカウントで共有したポスターが、ソーシャルメディア上で大きな反響を呼んでいる。このポスターは、一人暮らしの人々がより多く消費をしていることを強調するために用意されたもので、3人の大人が手に持っているポシェットで切り取られた自身の頭を運んでいる様子が描かれている。      Twitter利用者は、シリアとイラクにおいてテログループが何百人もの人々の頭を切って殺していることをを想起させ、ポスターに対して大きな反発を示した。      ■反発により消去された      全文をよむ

2014-09-13 トルコ・シリア国境なき国境―密輸パイプライン地帯の現実 (Radikal紙)

シリア危機の負担の見返りに何百もの密輸パイプラインから燃料油がトルコへ流れることに目がつむられた。その協力関係が崩れた・・・。      ケマル・スナルの映画の1シーンでもメキシコ国境の光景でもない。キリスト教徒、スンナ派、アレヴィー派の村々が互いに接するハタイのアルトゥンオズ郡を後にし、「ハジュパシャ市役所、ようこそ」の看板の下を通った後、山頂から麓へとアスィ川が流れる谷の素晴らしい光景に見とれて十分に深呼吸をしてください。なぜなら下に降りると息をのむ別の景色があるからだ。      アスィ川 全文をよむ

2014-09-12 婚礼車列からバフシーシ求める子の親に罰金 (Milliyet紙)

車の窓を磨いたり、ハンカチや花、雑貨を売ったり、婚礼車列の前を横切るなどして、自分自身の命の安全と社会全体の交通安全を危うくする子の親に罰金が科されると報じられた。      ウシャク県の発表によれば、都市の全ての交差点や主要道路、駐車場、またこれに類する都市の公共の場で、車輛と歩行者の通行の秩序や流れを乱す動きの予防措置が取られた。   発表では、未来の宝である子供たちが不衛生で不安な環境で働くことを余儀なくされることは身体、精神、道徳面での成長にマイナスの影響を与えることが強調された。婚礼車 全文をよむ

2014-09-12 国民教育省、初の「クルド語」教員18人任命へ (Radikal紙)

国民教育省は、今回採用される教員4万人の内訳をホームページで発表した。教育省が発表したガイドラインでは、109の分野において職員が割り当てられた。      国民教育省は、4万人の教員任命についての割り当てを発表した。      職員の定員割当てが最も多いのはクラス担任6152人、英語教員3931人、宗教文化と道徳の教員3405人、カウンセリング2902人、小学校算数教員2426人、特別教員1945人、幼児教育1936人と続く。      採用への申し込みは9月12~18日の間に行われる。   全文をよむ

2014-09-11 「コーヒー、紅茶に砂糖は1つ」―エディルネ県令 (Milliyet紙)

エディルネ県のドゥルスン・アリ・シャーヒン知事、は、カフェ、チャイガーデン、チャイ店のような商業地で、チャイや他の熱い飲み物に添えて出す砂糖の数を一つにした。      シャーヒン知事は、客の要望があれば砂糖の数を増やすことができるが、砂糖は包み紙にくるまれたものでなければならないと述べた。また、「知事として市民の健康を守る義務がある」と話し、タライでグラスを洗う時代は終わったと述べた。シャーヒン知事は、チャイを出す店に食洗機の使用と、店内に地元紙を2部、全国紙を1部置くことを義務付けた。 全文をよむ

2014-09-10 パムッカレ大、「スカーフ否定報道は虚偽」 (Milliyet紙)

パムッカレ大学で卒業証明書を受け取ろうとした学生に「スカーフなし・あごひげなし」の写真の提出が求められたという報道に対して、パムッカレ大学学長は文書でこれを否定した。      フセイン・バージュ学長は、問題となっている証明書は過去のものであるため、無効であると話した。バージュ学長は、「我々の大学の卒業証書に写真の欄はありません。卒業証明書にも卒業証書にも、発行する際に写真は必要ありません。」と述べた。      ■バージュ学長の声明      親愛なる報道機関の皆様、   個人の内面における信 全文をよむ

2014-09-07 エレベーター墜落事故の関係会社社長、驚きの発言 (Zaman紙)

メジディイェキョイで労働者10人が32階から地上階に叩きつけられ、痛ましいかたちで命を落とした事件に関して、トルンラル建設のオーナーであるアズィズ・トルン氏が驚くべき発言をした。同氏は発言の中で「これらはこの部門特有のことだ」と述べた。      メジディイェキョイの建設中の高層住宅で労働者10人が死亡した、エレベーター事故に関し、トルンラル・グループの経営者、アズィズ・トルン氏は記者会見を開いた。      ■「私も10日前に同じエレベーターを利用した」      エレベーターがいつも故障して 全文をよむ

2014-09-06 犠牲者を追悼します―イスタンブルの非ムスリム住民襲撃事件から59年 (Radikal紙)

今日(9月6日)で、1955年の9月6日から7日にかけて起こった悲劇から59年が経つ。この事件で、命や家、仕事場を失ったり、大きな損害を被ったり、隣人や友人、親友、恋人を失ったりした全てのトルコ国民の苦しみを分かち合おう。      トルコ史上の恥ずかしさで満ちたページの一つは、1955年9月6日-7日の日付に記された。内政の緊張と同時に起こった「キプロス問題」と、イスタンブルをはじめとした大都市での非ムスリムに対する挑発が、9月6日に恐ろしい襲撃事件へと転じた。      1995年9月6日、 全文をよむ

2014-08-31 エディルネ市長庁舎にお化け? (Milliyet紙)

深夜、エディルネ市長庁舎において戸の音がする、明かりがひとりでに点いたり消えたりする等の噂が広がっている。      エディルネ・ハベルの情報によるとエディルネ市役所は幽霊の恐怖に陥っている。庁舎の警備員は、深夜に足音がすること、当初それは建物の老朽化によるもの だと考えていたと述べた。しかし、その後明かりがひとりでに点いたり消えたりする様子を目にし恐怖を感じたこと、すぐに監視カメラの映像を確認したことを明らかにした。その映像において警備員の後ろから通りすぎていく影が見え、その影がアタトゥルクに 全文をよむ

2014-08-31 アタキョイ海岸部開発、裁判へ (Hurriyet紙)

TOKİ(集合住宅局)が4年前に入札売却したアタキョイ海岸部の土地に関して裁判が起こされた。裁判所は、「海岸は国の所有の下にあり、私有地とみなすことはできず、(また)国の安全保障を除いては公共の利用を止めることは出来ない」として取り消す決定をした。案件は現在行政裁判所で審理されている。      イスタンブルの最後の自然の浜であるアタキョイ海岸で増加する建設物について、議論の的となりうる裁判所の決定が下された。イスタンブル第三地方行政裁判所は、TOKİが4 年前に建設し、カラデニズ・オルメ社とオ 全文をよむ

2014-08-30 オジャランに秘書OK、来客宿泊はNG―クルド問題解決策進行中 (Milliyet紙)

解決プロセスに関する話し合いで、イムラルに事務局を開設するという要求が受け入れられる一方、女性用の宿泊設備がないため来客宿泊の許可は出なかった。      解決プロセスに関するロードマップの確定が9月末まで延期される中、舞台裏では、まずアブドゥッラー・オジャランのいくつかの要求について進展を見せるだろうと話されている。解決プロセスの新たな調整役をヤルチュン・アクドアン副首相が担当するということが明らかになり、今週は絶え間なく会談が持たれた。      イムラル島側と国の代表団の話し合いで上がった 全文をよむ

2014-08-26 出生・結婚・離婚等手続き、インターネットから可能に (Hurriyet紙)

身分証明書を紛失した者、期日内に出生手続きをしなかった者たちが81リラの罰金から解放される。居住許可証のために区長の元へ行く必要もなくなり、居住許可証はインターネットサイトe-devletから手に入れることができる。パスポート申請は警察ではなく、人口・国籍業務総局が行うことになる。      内務省は、人口・国籍業務総局のサービスの質の向上、迅速化、官僚的手続の減量のため法整備に取り組んでいる。「住民サービス法とその他関連法における改正に関する法草案」は、身分証明書からパスポート、また苗字の間違 全文をよむ

2014-08-24 進学先の学校の割振りはちゃめちゃ (Zaman紙)

住所に基づく割振りシステムにおける不具合は、何千人もの学生が犠牲になるだろう。初等教育から中等教育への移行システム(TEOG)において、学校を選択した学生たちは、AグループとBグループを含む二つのリストを用意した。      Aグループにある学校に割り振られない学生は、Bグループにある学校の種類と郡の希望の場所を考慮して、住民登録している住所に最も近い定員に満たない学校に 割り振られるはずだった。しかし、発表された割振りの結果によると、ある学生は、住民登録地に全く近くない学校に割り振られていた。 全文をよむ

2014-08-23 おっさん・ロバ乗り・能無し・・・「へんな姓」被害者救済―改姓容易に (Hurriyet紙)

作成中の草案によると、つづりの間違いがあったり、変わっていたりする名字の人々が、裁判所の決定なしに住民登録局で改姓出来るようになる。      人口・国籍業務総局は名字変更に関する画期的な取り組みを開始した。業務総局は、裁判所での裁判を必要としない住民登録局への申請による改姓を盛り込んだ草案を作成した。内務省に提出された草案は、来期の国会に持ち込まれ、立法化が計画されている。草案が立法化された後、3年以内に変わった名字の人々や名字をからかわれる人々、つづり間違いのために名字で困ったことになってい 全文をよむ

2014-08-20 PKK、警察署等襲う―ディヤルバクル・コジャキョイ郡 (Radikal紙)

ディヤルバクルのコジャキョイ郡で一群のPKKメンバーが郡軍警察司令部と、警察署をバズーカ砲と長銃身銃で攻撃した。      ディヤルバクルのコジャキョイ郡で夕刻頃、一群のPKKメンバーが市内にある軍警察司令部と警察署やその周囲にある警察や軍の居住施設をバズーカや長銃身の銃で攻撃した。      治安部隊がが瞬時に反撃して、ひとしきり衝突が起きた。      激しい衝突の後、残っていたPKKのメンバーらは、暗闇を利用して逃亡したことがわかった。      攻撃で死んだ人や傷ついた人はいないと述べら 全文をよむ

2014-08-19 クルディスタン労働者党(PKK)党員の像、取り壊しの決定 (Hurriyet紙)

ディヤルバクル県知事府が昨日行った刑事告訴を受け、リジェ簡易刑事裁判所は、ヨルチャトゥ村に建てられたPKK党員のマフスム・コルクマズの像の取り壊しを決定した。      PKKが武力闘争を開始した1984年8月15日から30周年を迎え、リジェ郡ヨルチャトゥ村にマフスム・コルクマズの像が建てられた。ディヤルバクル県知事府は像の取り壊しを求め、刑事告訴を行った。県知事府による刑事告訴を審議したリジェ簡易刑事裁判所は、マフスム・コルクマズ像の取り壊しを決定した。決定が治安部隊に伝えられたことが報じられ 全文をよむ

2014-08-17 姉妹の悲しい結末 (Radikal紙)

シャンルウルファ県ヒルヴァン郡で、農作業をしていて、涼むために貯水池に入った15歳のゼフラと13歳のアイシェ・アルダの姉妹は、溺れて亡くなった。   事故は、午後のヒルヴァン郡のイェシェルディ地区で起こった。シャンルウルファの市街地に住んでいて、農作業をするためにヒルヤン郡に来ていた13人家族のアルダ家の娘ゼフラとアイシェは、暑さに耐えかねて畑の近くにあったアタテュルクダム貯水池の岸に行った。そこで水遊びを始めた二人の少女たちは、しばらくして流れにのみこまれ行方不明になってしまった。      全文をよむ

2014-08-16 PKK最初の兵士の銅像、建立―ディヤルバクル・リジェ郡 (Radikal紙)

ディヤルバクル県リジェ郡で、PKK兵士マフスム・コルクマズの銅像が立てられた。マフスム・コルクマズはPKK初の武装闘争を行った兵士の一人で、その後、武力衝突のなかで命を落とした。      昨夜、ディヤルバクル県リジェ郡ヨラチトゥ村のPKK墓地に、マフスム・コルクマズの銅像が建立された。ヨラチトゥ村の外れには昨年、武力衝突で命を落としたPKK兵士らのための墓地がつくられ、墓地にはPKK兵士マフスム・コルクマズの銅像が立てられた。マフスム・コルクマズは、ハッキャリー県シェムディン郡、シイルト県エル 全文をよむ

2014-08-16 兵役金納制、28才2万リラで調整か? (Hurriyet紙)

兵役金納制について、政府とトルコ国軍(TSK)の間で相互の取り組みがすすめられていることが分かった。      これによるとまずTSKは、現職の人員のうち、どれほどの上等兵と兵士の不足を取り除いていくかを政府に明らかにするだろう。政府もこれに適したかたちで、兵役金納制の基準として年齢と給料を定める。舞台裏では、兵役免除法が“28歳で2万トルコリラの金納額”という基準となり、その額がもっと下方に下がることがないこと、しかし年齢については下げられる可能性があると言われている。TSKの兵役金納制の唯一 全文をよむ

2014-08-12 エボラ熱疑いのトルコ航空機ナイジェリア人乗客、隔離措置(続報、エボラの疑い晴れる) (Milliyet紙)

トルコ航空(THY)の飛行機で起こった「エボラ熱」騒動ののち、保健省から重要な発表がなされた。      トルコ航空のエアバスA330機にて4歳の子供と旅行中の34歳のナイジェリア人女性の乗客は、機内で高熱と吐き気を乗務員に訴え、病状は機長に伝えられた。機長はこの病気への対策のため滑走路に医療チームを要請した。      着陸したトルコ航空の他の乗客らはターミナルに連れて行かれた。症状を訴えた乗客への最初の手当はアタテュルク空港のポートクリニックの医療関係者によって機内で行われ、トルコ国境沿岸保 全文をよむ

2014-08-09 お葬式、棺の中はからっぽでした! (Yeni Safak紙)

ウシャクで亡くなった年老いた女性の体を洗い布で覆った女性たちが、女性の遺体を棺に収めずに遺体洗浄場を離れていたため、空の棺とともに葬儀の祈りを行い墓地に出発した男性たちは、女性を埋葬しようとした際衝撃を受けた。      ウシャク県バナズ郡のハトゥプラル村で、簡単に説明できない事件が起こった。亡くなった老いた女性を埋葬しようとした人々は、棺を開けたとき信じられない光景を目にした。バナズ郡のハトゥプラル村で昨日(8日)亡くなった女性の遺体に、思考が追いつかないような事件が起こっていた。      全文をよむ

2014-08-09 投票日は猫の手も借りたい?―CHPの党猫シェロに任務 (Hurriyet紙)

共和人民党(CHP)幹事長ギュルセル・テキン氏は、党本部で飼っている猫のシェロに対し、「猫たちを選挙の夜は配電盤に近づかせないように」という任務を課した。シェロの新たな任務はCHPの各県・各郡支部に送られる通達により周知された。      テキン氏の「皮肉たっぷりの」通達は次のとおり。   「5月30日の地方選挙時に発生した停電に関してエネルギー相タネル・ユルドゥズ大臣は会見を開き、『ジョークではなく、配電盤に猫が入った。これは今回が初めてではなく、本件を選挙と関連づけるのは間違いだ』と述べてい 全文をよむ

2014-08-08 ヒュッリイェト紙に激震―総編集長と著名コラムニストが辞任 (Yeni Safak紙)

ヒュリイェト紙は、エニス・ベルベルオール総編集長と異なる道を歩むことになった。ギュレン教団に近いことで知られ、ザマン紙を経てラディカル紙の編集長となり、またヒュリイェト紙のコラムニストも務めるエユップ・ジャン氏も辞任することが分かった。      ヒュリイェット紙に2人の人物が別れを告げた。エルトゥールル・オズキョク氏の後任として5年間ヒュリイェト紙の総編集長を務めたエニス・ベルベルオール氏が辞任した。      ■ドゥマンル氏と親しい友人であることで注目されていた      ドアン出版ホールデ 全文をよむ

2014-08-06 イスタンブルにモノレール! (Milliyet紙)

イスタンブル広域市がトルコ初となるモノレールをつくる。モノレール計画は交通を大幅に快適にし、乗客たちは空中を移動する。      イスタンブル広域市の新たなモノレール計画によって交通は大幅に快適になることが予想される。47.8キロメートルに及ぶ10路線は、一日に20万人の乗客を輸送する。      イスタンブルの公共交通機関で新たな時代が始まりつつある。メトロバス、地下鉄、トラム(路面電車)、ケーブルカーに続いて、イスタンブル広域市の交通事業へモノレール計画(空中を走るトラム)が加えられた。この 全文をよむ

2014-08-05 デルスィムの名の回復、公的機関にも (Radikal紙)

1998年に開校され、定員250人のトゥンジェリ・アナドル高校がトゥンジェリ・デルスィム・アナドル高校へと学校名が変わった。校名が変わり、新しい門札が掲げられた。      教育労働組合トゥンジェリ支部のハサン・オルギュン支部長は、記者会見で「デルスィム」が学校名につけ加えられることは非常に重要な意義があると述べた。      オルギュン支部長はトゥンジェリ内のいくつかの学校名変更をめざして活動を続けてきたと話し、このあたりの学校はそれにふさわしい名前である必要があると何年も唱えてきており、その 全文をよむ

2014-08-03 リゼの極上の秘所 (Milliyet紙)

リゼのチャイエリ郡のアーラン滝で地元の人々は、滝の流れる崖の上の場所の小さな天然のプールで泳ぎながら、涼をとり、ジャグジー気分を味わっている。      郡の中心から12kmの場所にあるアーラン滝は、あまり知られていないけれども、地元の人々と近年は国内外の旅行者の興味を引いている。滝に来た観光客の多くは、滝の周囲で自然を満喫しながら時を過ごす一方、滝の流れる崖の上の部分に登り、そこで水が岩を削ることにより形成された天然のプールで泳ぐことを楽しんでいる。   かなり危険にもかかわらず、滝の上部にあ 全文をよむ

2014-08-02 ヘーゼルナッツ季節労働者に選挙のチャンスなし (Radikal紙)

ディヤルバクルとその周辺地域で生活する季節労働者らは、今日(1日)用意された列車にてサカルヤにヘーゼルナッツを収穫するため出発した。季節労働者らが大統領選において投票できないことに注目した共和人民党(CHP)のセズギン・タンルクル副党首は、「大統領選を8月に行うのは間違いだ」と発言した。      女性や子どもも交じる季節労働者らの問題を取り上げるため、イスタンブル県出国会議員であるセズギン・タンルクルCHP副党首は彼らとともにアンカラまで列車の旅に同行した。タンルクルCHP副党首は、毎年同じ苦 全文をよむ

2014-08-01 ボドルムに6日間で20万人ツーリスト (Cumhuriyet紙)

ここ6日間、ムーラ県のボドルムには観光客がまるで降るかのように押し寄せている。メフメト・コジャドン市長は、たった3日間で6万6千人もの旅行者がミラス・ボドルム空港に降り立ったと発表した。ここ6日間でボドルムを訪れた人は20万人にのぼる。      たった3日間のバイラムの間に、590便の飛行機で6万6千人もの人がやって来た。市の通りや海岸、ビーチはバイラムの間、人で溢れかえった。      バイラムが終わった昨日の夜からはUターンが始まった。市へつながる陸路とミラス・ボドルム空港は再び混雑した。 全文をよむ

2014-08-01 猛暑、エルジエス山の残雪なくなる (Hurriyet紙)

カイセリ県では気温が度々40度を超え、暑さの影響でエルジエス山の残雪がなくなった。      昨期のスキーシーズンには、大雪の影響でゲレンデの積雪量が3mを超えたが、ここ20日間で山頂及び麓の雪は全てなくなった。気象専門家によると、都市部の猛暑の影響があと10日間は続くとのこと。 全文をよむ

2014-07-31 コンヤ、完全に干上がる (Hurriyet紙)

林業治水省は、コンヤの内陸湖が国際的な三つの干ばつの基準の一つである「水文学的干ばつ」の状態に公式に入り、果樹園のみに水をまき、順番に灌漑を行い、作物は一種類のみを育て、少ない水ですむ植物を植えるなどの手立てを打つと明らかにした。      水不足と干ばつのリスクに関し多数の国会議員の様々な質問主意書に答えた林業治水省のヴェイセル・エルオール大臣は「トルコは水資源が豊富な国ではない。一 人当たり年間使用できる量を考慮すると水が少ない国であると言える。一人につき一年に使える水の量は1519立法メー 全文をよむ

2014-07-30 「女性はおしとやかに」アルンチ副首相発言に、女性反発 (Radikal紙)

ビュレント・アルンチ副首相の「公共の場で、女性は大声で笑わないよう」という発言に反論するために、女性たちはトゥンジェリの中心地で集まり、大声で笑った。      トゥンジェリで約40名の女性が、ビュレント・アルンチ副首相の「女性は貞淑であるべき。マフラム(夫、父、息子などの男性)と非マフラムの区別を知るべき。公共の場では大声で笑わず、惑わすような行動を慎み、純潔を守るべき」という発言に反論した。   セイイト・ルザ広場に集まった約40人の女性が「あなたも大声で笑おう」と書かれたプラカードを広げた 全文をよむ

2014-07-27 ハッキャーリの2部族間係争、調停実り和解 (Radikal紙)

ハッキャーリで一人が死亡、6人が負傷し、2日間にわたり外出禁止令が出される原因となった2つの部族の間の争いは、平和裏に終結した。      9日前、ハッキャーリでピンヤニシ部族とエルトシ部族のメンバーの間でおきた喧嘩により、ピンヤニシ部族に属するムフタファ・エルさんが拳銃で撃たれた殺された。事件では、2人の重傷者を含め6人が負傷した。2つの部族の間の緊張が高まったのをうけ、ハッキャーリ県本部は、28時間の外出禁止令を宣言した。事件が大きくなるにつけ、和平のための取組もはじまった。これをうけ、2つ 全文をよむ

2014-07-27 シリア難民、郡外へ退去 (Milliyet紙)

シリア内戦から逃れてブルサ県ムダンヤ郡に避難したシリア人世帯は、海岸や公園などに住み着いていたことから、ムダンヤ郡の行政警察局のチームにより郡外へ退去させられた。      郡内でシリア人移民の数がこれまで日々増加していること、彼らがモスクや通りで物乞いし、もうけを得ようとしようとしていることにムダンヤ郡の住民は嫌悪感を抱いていた。難民らの郡外への退去には、幼い子供らが信号で止まっている車の運転手に対し、自らの命を危険にさらしてお金を要求していることや、彼らが公共の財産に害を与えていると確認され 全文をよむ

2014-07-27 ブルガリア国境、カプクレ入国新記録 (Zaman紙)

ヨーロッパ在住のトルコ人労働者らが、休暇のためにトルコへ戻ってくる。ラマザン・バイラムによる交通と相まって、国境門では大混雑が起きた。トルコへ入国する車両の税関はほぼ満杯で、列に並ぶ車両のドライバーたちは時折クラクションを鳴らしてこの渋滞に抗議した。      夏休みを過ごすため、ヨーロッパのトルコ人労働者のトルコへの入国が続いている。トルコ人労働者のうち、陸路を選んだ人々で、ブルガリアの国境にあるカプクレとハムザベイリ国境で大渋滞が起きた。   犠牲祭のため故郷に行く車の運転手らは、警察がパス 全文をよむ

2014-07-26 断食明けのラマザン・バイラム、「バイラム礼拝」の時間はこちら (Hurriyet紙)

ラマザンバイラムの礼拝は、アンカラでは6時25分、イスタンブルでは6時40分、イズミルでは6時52分、チャナッカレでは6時53分、ウードゥルでは5時40分に執り行われる。宗務庁の発表による県ごとの礼拝時間は以下のとおり。      Adana: 06.22   Adıyaman: 06.09   Afyonkarahisar: 06.38   Ağrı: 05.46   Aksaray: 06.24   Amasya: 06.13   Antalya: 06.36   Ardahan: 05.4 全文をよむ

2014-07-25 第三空港工事、70の湖沼失われる (Hurriyet紙)

トルコ技師・建築家協会連合(TMMOB)環境技師室長のバラン・ボズオール氏は、第3空港建設の影響で70の湖沼が海水と混じり、8つの川が消失したと述べ、「250万本の木が伐採されているのに雨を待つなど無意味だ。大変な水資源の危機が起きるだろう」と警告した。      ボズオール氏によれば、2005年以降、イスタンブル水道局の平均測定値でダムの貯水量が20%を下回ったのはこれが初めてだという。ヒュッリイェト紙に対して「このような危険については何度も警告してきました。しかし残念ながら、私たちの懸念は一 全文をよむ

2014-07-23 高校卒業式答辞で「一位卒業」はく奪のオンデル君、どの大学へ? (Radikal紙)

イズミトで、ガズィ・アナトリア高校を首席で終え、卒業式で行ったスピーチで、ゲズィ公園事件に言及したため、学校の規律委員会の決定でもって、一位をはく奪されたウシュタン・オンデル君は、今後ラジオ・映画・テレビ学科で学ぶ。      イズミト・ガズィ・アナドル高校の第19期の首席であるウシュタン・オンデル君は、6月12日木曜日に行われた卒業式で行ったスピーチで、ゲズィ公園運動で亡くなったベルキン・エブラン君とアリ・イスマイル・コルクマズ氏を追悼した後、規律委員会にかけられ懲罰を受け、一位をはく奪された 全文をよむ

2014-07-20 ベルグラードの森、更地に (Radikal紙)

第三橋が引き起こした破壊は、ここのところ宇宙からでも見られる。森を「宇宙から」ではなく、近くや森のふもと、その中から眺める人々は何を見ているのだろう。定期的にベルグラードの森で歩いている数少ない団体がいる。これらの団体の一つを立ち上げたカミル・エセル氏は、森が急速に更地に変えられていることを話す。      「かつてベルグラードを歩いた時、私は終わりのない感覚をおぼえたものだった。この感覚は急に失われている。少し行くと、開けた空間や黄色土が必ず現れ、目前の第三橋のため開かれた道でとぎれている。も 全文をよむ

2014-07-19 アレヴィー派の村、スンナ派化に反発 (Cumhuriyet紙)

聖者廟をモスクに改築されたアレヴィー派のケチェジ村の人々は、スンナ派政策に反発を示した。      トカト県エルバー郡に属するケチェジ村では、ホラサンの聖者らの一人であるケチェジ・ババの霊廟が宗務局によりモスクに改築され、されにイマームが派遣されたことに対する反発が絶えない。アレヴィ―派のデデらが「私たちは自らの信仰を守りたい」と話す一方で、アレヴィ―派がスンナ派化を無理強いされていると主張する村の若者たちは署名運動を始めた。村のイマームであるアデム・チェリキさんは、この問題を宗務局が解決するこ 全文をよむ

2014-07-17 1200年前の城塞、修復で壁が真っ白に! (Radikal紙)

1200年前に建てられたウルファ城で、雨で崩壊した部分が修復されて、「真っ白な壁」が現れた。これに対する反発を受け、県文化観光局の関係者は、白く見えるのはもともとのウルファ石によるものだとし、時間とともに壁が、残りの部分のように古い外観と同化するだろうと述べている。      チャナッカレにある2000年前のアポロン神殿で歴史的な建造物が壊れたために行われた修復の反響が続く中、シャンルウルファでも議論を呼ぶ取り組みが全速力で続いている。昨年の豪雨で崩壊した歴史的な城の一部の新たな修復が大きな反発 全文をよむ

2014-07-15 21年ぶりに帰村のアッシリア教会教徒、地権求める (Milliyet紙)

シュルナクのスィロピ郡キョスレリ村を、テロのために21年前にやむを得ず去り、数十年ぶりに帰村したアッシリア教会教徒は、居住の準備を行うために建物を建て始めた。道路、水、電気のようなインフラ設備が整うために国からの支援を期待するアッシリア教会教徒は、その土地の地権をも自分たちに与えるように求めた。      ヨーロッパの様々な国に住むアッシリア教会教徒は、21年間切望してきた土地に帰り、廃れた村を復興させ始めた。村を再建して住むことを望むアッシリア教会教徒たちは、帰村する家族の数が次第に増えるであ 全文をよむ

2014-07-15 イズミル発!ロバ移動式太陽発電 (Radikal紙)

トルコのロバの背に積んだ移動式太陽光発電及び通信システムは南米からも需要がある。      イズミル郊外に広がる「移動式」太陽光発電システムが世界からも関心を持たれていることがわかった。トルコのロバの背に積まれて移動するこのシステムはブラジルからメキシコ まで多くの国で大きな反響を得た。トルコのイズミル地方郊外で稼働しているこのシステムの自国での導入を望む南米の農村部に住む人々は、省庁に申請を行い、「ロバ移動式Wifi」と呼ばれるこのシステムを希望したことが明らかになった。      トルコ人起 全文をよむ

2014-07-13 ディヴリーのウル・ジャーミーに礼拝する人のシルエット (Milliyet紙)

ユネスコの世界遺産リストに登録されているディヴリーのウル・ジャーミーと病院に出現する礼拝する人のシルエットや他の様々な影は、来訪者の関心を集めている。            何世紀も前に、日の出から日没、星が出てから消えるまで、多くの事柄を計算した建築家と職人によって建設されたディヴリーのウル・ジャーミーと病院は、その建築の構造によって訪問者たちに魔法をかけるかのようである。   ヨーロッパの学者たちによって「アナトリアのアルハンブラ」と形容される建物において、光と影の遊びは、力強く感じられる。 全文をよむ

2014-07-13 マラシュで嫌シリア人デモ (Radikal紙)

カフラマンマラシュで都市中心部にいるシリア人らの帰国を求める約1000人がソーシャルメディアを通じて集まり、街頭に溢れた。      カフラマンマラシュでシリア人に対する反発を示し、交通を閉鎖させたグループと警察の間に緊張が生まれた。ウミット・ヤシャル・アダラル警察局長の拡声器による警告を無視するデモ隊と警察の間で起こった騒動で警官1人を含む2人が負傷した。      シリア人たちがマラシュから出ていくよう目指しソーシャルメディアで組織された、その多く若者である約1000人は、ここ最近、シリア人 全文をよむ

2014-07-13 水不足深刻、「洗車は自粛を!」 (Zaman紙)

トルコのダムの貯水率が警告を発している。国歌水道局(DSİ)のデータによると、ダムの水量は29.8%まで下がったという。      ムスタファ・オズチュルク環境省次官は、昨日ツイッターで重要な警告を発した。市民の水道使用の制限に向けた調整の実施を提案した。オズチュルク次官は、このためには洗車の禁止と洗車業の停止が必要だと説明した。   冬に、渇水とダムの水量がこの50年で最も低くなったことをうけて、一部の県で水道の供給制限が始まっていた。ムスタファ・オズチュルク環境都市省次官は、渇水の間は水道の 全文をよむ

2014-07-12 アザーン町内放送、論争の的―フォチャのリゾート地 (Milliyet紙)

フォチャの別荘が立ち並ぶリゾート地に設置されたアザーン町内放送設備が、地域住民との間で問題となっている。一部の住民は町に対して苦情を申し出た。      イズミル県フォチャ市デニズケント町170番通りに宗務省によってアザーン町内放送設備が設置された。一部の住民からは、その設備が住民の承諾を得ることなく設置されたと主張し、町に撤去を求める訴える一方、賛成派の住民は署名活動を行い撤去に反対である態度を示した。宗教組合フォチャ市代表であるヒュサメッティン・チャクル氏は市内の一部の地域にアザーンの音が届 全文をよむ

2014-07-12 ボルでギュレン系学校閉鎖 (Hurriyet紙)

ボル市役所はギュレン教団に近いとされる幼稚園と予備校、私立高校に属する学校2校を無許可で、計画に反しているとして昨日閉鎖した。ボル市役所はこうした措置を始めてとり、これらの教育機関の前に建物の閉鎖の理由を説明する看板を掲げた。ボル市長でAKP(公正発展党)のアラアディン・ユルマズ氏は無許可の建物を調査しなければならなかったたけで、教団に対する攻撃ではないと述べた。      ボル市役所行政取締局チームは昨日、カラチャユル地区で7年間の歴史がある私立ボル・ファーティヒ・ユムルジャク・ドゥンヤス幼稚 全文をよむ

2014-07-12 フェティエのオルデニズ海岸、建築違反横行 (Radikal紙)

オルデニズで論争の的となっている入札に判決でストップがかけられた。しかし、判決にもかかわらず「捨て値」であることが明らかになった海岸は同じ会社が経営し続けている。同社は首相府通達によりムーラで14カ所の経営権を与えられていた。      ムーラにある世界的に有名な観光地が捨て値で私企業に経営が引き継がれたことに対し、引き継ぎ停止の判決が出されたが、無視されていることが明らかになった。ザマン紙の報道によれば、ムーラ県知事府県特別管理局が75%を所有するムーラ手工芸(MELSA)会社の取締役会長のヤ 全文をよむ

2014-07-10 地雷の原で薬草取り・・・―ヌサイビンの子供たち (Milliyet紙)

マルディンのヌサイビン郡とシリアのカミシリ市の間にある地雷原には薬草が自生する。子供達はその薬草を集めて1kgあたり3TLで売ることで、近づくバイラム前の支出を賄おうとしている。      ヌサイビンとカミシリの間に位置する地雷原に自生するトゲのあるカパリス属の種子は、癌の治療のために漬け物にして使用され、とても良く効くと言われている。そのため人びとはこの植物の購入を始めた。      国境地域の地雷原で夏になると自生する薬草を集めるため、人びとも命を危険に晒してこの地に足を踏み入れる。子供たち 全文をよむ

2014-07-05 女性の地位は?―家族社会政策省アンケート (Milliyet紙)

家族社会政策省の調査によると、都市部の住人の16%、地方の住人の22%が、女性の本来の仕事は、子育てと家事であると考えている。      家族社会政策省が行った「2013年トルコにおける家族構成先進的統計分析調査」によれば、地方ごとに、女性の就業への意見に違いがあることが分かった。都市生活者の内、83%が女性の就業は正しいと考え、16%は正しくないとしている。「女性の就業をなぜ正しくないと考えるか」という問いへは、トルコ全国で男性の55%、女性の57%が、「女性の本来の仕事は子育てと家事である」 全文をよむ

2014-07-04 イスタンブル第三空港の土地収用、一部差し止め (Zaman紙)

イスタンブル第3一審裁判所は、第3空港建設予定地周辺で土地収用の権限を有する首相府住宅管理庁(TOKİ)の一部の土地収用を不正と認め、土地収用のプロセスを差止めした。      環境都市整備省は、2013年4月における決定により建設地域の土地収用プロセスを進行させるためTOKİに任務を一任した。2013年5月以降、区画所有者に対し一定の価格で和解案を提示し始めたTOKİは、空港建設予定地の区画を持つアクチェリキ・マデンジリキさんや、イスマイル・チュケンメズさん、オザン・マデンジリキさん、そしてト 全文をよむ

2014-07-04 干ばつ、53年間で最悪 (Milliyet紙)

トルコは、ここ53年間で最も干ばつの被害が大きい夏を迎えている。トルコの今年度の干ばつに関する公式な発表が間接的に外務省を通じて行われた。      トルコ国境を越えてシリアやイラクにまたがり、何年もの間諸問題の要因となっている2つの河川がチグリス川とユーフラテス川だ。ここ最近、一部報道ではトルコがチグリス川の水が部分的に止め、水量が減少したとされた。外務省がこの報道に関する会見を行った。この報道により、間接的にトルコが今年経験している干ばつについて公式な情報が世論に伝わることになった。外務省に 全文をよむ

2014-07-03 ブルサでM.4.6 (Milliyet紙)

バルケスィルで地震が発生した。午前8時4分、バルケスィルのバンドゥルマを震源地とするマグニチュード4.6の地震が襲った。カンディルリ観察局の発表によると、震源の深さは12キロメートルとのことである。milliyet.com.trでは、バルケスィルとブルサの最新の地震情報を速報でお伝えします。詳細から目を離さないでください。      午前08時04分、バルケスィルのバンドゥルマを震源とするマグニチュード4.6の地震が発生した。ボアジチ大学のカンディルリ観察局によれば、震源の深さ12キロメートル、 全文をよむ

2014-07-02 樹齢1000年の樹の下でイフタール (Zaman紙)

イズミル県ブジャ郡カイナクラル村はラマザン月に人で溢れかえっている。カイナクラル村にこれほどまで人気を持たせているのは、村の広場にある樹齢1000年のプラタナスの木である。      年老いたプラタナスの木の下は、ラマザン月に涼しい場所で断食明けの食事をすることを望むイズミルっ子達の行きつけの場所である。しばしば、歴史的なプラタナスの木の下に場所を見つけることは困難である。特に週末のイフタール前が混む。空いているテーブルやイスを見つけることができた人々は家から持ってきた断食明けの食事で食卓を用意 全文をよむ

2014-07-01 イスタンブル市、看板撤去の怪? (Zaman紙)

法律により看板から広告及び宣伝税を徴収する自治体は、ここから大きな収入を得ている。イスタンブル広域市が2005年に準備し、看板の使用を制限する規制の適用は、この収入を減らすことになる。イスタンブル広域市も実際9年間規制を行っていない。しかしこの法的是正はFEMの看板が取り外される際、その禁止の根拠とされた。      イスタンブル広域市が、先週FEMデルスハーネ(予備校)メジディイェキョイ支部にある看板をなんの警告や通知もなしに取り外したことは、この問題の法的及び経済的側面を再び議論することにな 全文をよむ

2014-06-30 エルドアン首相の親族、麻薬で4年の実刑 (Radikal紙)

エルドアン首相の甥であるメフメト・エルドアン被告に対し行われた麻薬裁判で、4年の実刑判決が下された。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の甥メフメト・エルドアン被告を含む11人の保釈された被告たちが罪を問われた「麻薬裁判」の判決が下された。      裁判所の判事団は、メフメト・エルドアン被告に「麻薬売買」の罪で4年2か月の実刑と80トルコリラの司法罰金刑を下した。判事団はまた、メフメト・エルドアン被告が使用目的で麻薬物質を所持していたことが確定されたことを述べ、その刑の執行の後、治療 全文をよむ

2014-06-28 ギレスン県、早朝のラマザン太鼓は禁止 (Milliyet紙)

ギレスン県でラマザン(断食)月の間じゅう、ラマザン太鼓を鳴らすことが委員会の決定により禁止された。      ギレスン市副市長であるムラト・エルソイ氏は、ラマザン月の間じゅうサフル(断食月中の夜明け前の食事)の時に太鼓を鳴らすことがアナトリアにおいて伝統になっていると指摘し、以下のように続けた。      「私たちの市民のうち、特に断食を行わない人々から、太鼓を鳴らすことで不快となることに関して、多大な苦情が来た。私たちもこれらの苦情を検討した。ラマザン月の間じゅう太鼓を鳴らすことを禁止した。こ 全文をよむ

2014-06-28 イスタンブルの水不足に、新プラン (Hurriyet紙)

ヴェイセル・エルオール林業治水相が災害対策センターで行われた治水と緊急行動計画についてのプレゼンテーションで、「サカルヤ川からイスタンブルへ追加の水を流す」と述べた。サカルヤ川沿いに設置された取水装置はカラス郡のトゥズラ区にある。サカルヤ川の水はメレン線水系ダムを使ってイスタンブルへ送られることになる。      ヴェイセル・エルオール林業治水相は、イスタンブルでダムの貯水率が減少していることに関連して、Bプランを発表した。「イスタンブル水道局はサカルヤ川から水を引き始めた。イスタンブルへメレン 全文をよむ

2014-06-27 各地でラマダン初日の興奮―ラマダン礼拝は、どこも満員 (Yeni Safak紙)

地理的位置と、日の出と日の入りから計算される時間に従って最も早く断食が解かれるハッキャーリで、ラマダン月初日のラマダン礼拝のため、市民が町のモスクに押し寄せた。市民は子どもたちと一緒に町の中心にあるハジュ・サイト・モスクに向かい、11の月のスルタン、ラマザン月の最初のテラーヴィフ(夜の礼拝のあとに行われる礼拝。ラマダン月のみ行われる)の幸せを味わった。      最も早くテラーヴィフの礼拝を行う町の一つであるヴァンでも、町の中心にあるウル・モスク、聖オメル・モスク、ユカル・ノルシン・モスクでは最 全文をよむ

2014-06-27 トルコ中、猛暑 (Hurriyet紙)

.昨日最も暑かった県は気温40度のマルディン、そして39度のシュルナクとアイドゥンだった。      アンタリヤのフィニケ郡で気温が38度となり、4番目に暑かった。気象局関係者はこの気温のすべてが12時と14時の間に観測されたとした。      ■今日の天気はどうなる?      気象局の行った最新の気象観測によると、金曜の午後にアンカラ、エスキシェヒル、チャンクル、サカリヤ、ビレジキ、デュズジェ、ボル、カラビュク、カスタモヌ、チョルム、そしてアマスィアとサムスンとスィノプの南部の県、ブルサの東 全文をよむ

2014-06-27 ラマダン月、始まる―17時間 (Hurriyet紙)

イスラム暦の7月、8月、9月の最後の月、ラマダン月が始まる。今日、ムスリムたちは今年最初のテラーヴィフ(夜の礼拝のあとに行われる礼拝。ラマダン月のみ実施)の礼拝を行う。      金曜日から土曜日にかけての夜、サフル(断食前の食事)の食卓が用意され、その後初日の断食が行われる。コーランが与えられたラマダン月の26日から27日にかけての夜は、カーディル・ゲジェスィ(御稜威の夜)とされている。      ■バイラムは7月28日      ラマダン月は7月27日(日)に終了し、7月28日(月)にラマダ 全文をよむ

2014-06-22 シリア難民に対する経済負担 (Milliyet紙)

ガズィアンテプ県のヌルサル・チャクルオール副知事は、「ガズィアンテプの難民キャンプとそれ以外で一時的に保護下にはいっているシリア人」に関する調査を行った。調査において、ガズィアンテプにいる約20万人の難民のうち2万人が違法に働いていることと、今日までにトルコが4,700万リラ(約22億4千万円)に及ぶ医療費を負担しているシリア人の、ひと月分の治療費と薬代の支出額が400万リラ(約1億9千万円)であることが明らかになった。      調査によると、難民キャンプにいるシリア人の日常的な支出はというと 全文をよむ

2014-06-20 ラディカル紙、(紙版)撤退―経済的理由から (Zaman紙)

ラディカル社存続のため、不本意な廃刊を決定      ラディカル紙総編集長であるエユプ・ジャン・サールク氏は、「+1T新聞構想期間」の3日目のゲストだった。エユプ・ジャン総編集長は、インターネット上で刊行を継続する決定は本意ではなく、経済的な理由によるものであると話した。      ジャン総編集長は、「ラディカル紙は紙媒体が赤字で、携帯電話向けのウェブサイトで黒字を出す事態になってしまった」と述べ、会社を存続させるため、現在の会員数が100万人に上るインターネットのサイト上で刊行を続けていくこと 全文をよむ

2014-06-15 クルディスタン社会連合(KCK)評議会、「交通検問・店舗閉鎖はやめておこう」 (Radikal紙)

クルディスタン社会連合(KCK)評議会は、活動方法の変更を求め、以下のように述べた。「道路を封鎖すること、治安機関や軍、警察を妨害することは、この時期に行われないべきだ。シャッターを閉じるといった抗議行動は、有用ではない。」      クルディスタン社会連合(KCK)評議会は、5月以来続いている軍事施設(karakol-kalekol eylemleri)建設反対運動のために発表を行った。フラト通信が報じたこの発表によれば、クルディスタン社会連合(KCK)は、この抗議運動から前向きな結果が得られ 全文をよむ

2014-06-13 今日は終業式、さあ夏休み! (Hurriyet紙)

2013-2014教育年度の最後のベルが今日、鳴る。就学前学校、小学校、中学校、高校にいる約1750万の子供たちは、成績表を受け取って、夏休みに入る。      小学校1年生に向けて行われている順応教育に、今年は中学校5年生も加わる。この枠組みにおいて、小学1年生と中学5年生に、9月8日から12日に行われる順応教育が適用される。9月15日には、すべての学年で始業式が行われる。一学期は1月23日に終わる。      ■8年生にとっては大変な夏      小学校、中学校、そして高校の生徒は卒業に伴い 全文をよむ

2014-06-13 高等教育法変更へ―7年で退学措置? (Radikal紙)

高等教育法で追加が予定されている条項により、大学生は最長7年、高等専門学校は最長4年で学校を卒業しなければならなくなる。      ミッリイェト紙のアイシェギュル・カフベジオール記者の記事によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「大学の退学措置」を復活する旨発表した後、注目は新たな法整備へと移った。現在作業中の新高等教育法で追加が予定されている条項により、高等教育機関で学ぶ学生の在学可能年数は、高等専門学校が最長4年、大学生が最長7年となる。修業年数5年の薬学、歯学の様なプログラムは在学可 全文をよむ

2014-06-12 外務省、国民へイラクからの出国要請 (Radikal紙)

外務省は、トルコ国民のためにイラクからの退避の呼びかけを行った。      外務省は、イラクにいるトルコ国民のために、イラクから離れるよう呼びかけを行った。   同省の公式インターネットサイトで行われた説明において「イラクにいる、あるいは同地域に渡航中の我々の国民一人一人の安全という観点から、あらゆる状況に注意を払いつつ、できるだけ早く地域から離れること、そしてイラクへの渡航を控えることが適当です」と述べられた。      外務省の発表は以下の通り:      「以前、イラク情勢に関して外務省に 全文をよむ

2014-06-07 イスタンブル第三空港、名称明かされず (Milliyet紙)

イスタンブルがいよいよ記録的な都市になりつつある。ヨーロッパ最大の裁判所につづき、世界最大の空港を有する都市となるのだ。目下、最大の関心は、空港の名称がどうなるかである。   昨日の式典でエルドアン首相は、この話題を世論に発表するといわれていたものの、新名称についての言及はなく、第三空港という表現が使用された。      第三空港は、第一段階としての部分的な運用開始が2017年10月29日に予定されており、名称はおそらくジュムフリイェト(共和国)空港となるのではないかと言われている。   この度 全文をよむ

2014-06-07 広がる「PKKよ、子供を返せ」運動―ディヤルバクル (Radikal紙)

PKK(クルディスタン労働者党)に捕えられている子供たちを取り返そうとデモ抗議を行う家族の数が、急速に増している。デモは3世帯の家族が始めていた。ディヤルバクル市役所前のテントでのデモに参加した家族の数は、100を超えた。彼らの願いはただ1つ、彼らの子供たちと再会することである。家族らは皆、子供を取り返すまではここを離れないと述べ、また、「必要とあらば(子供たちを返してもらうまで)ハンガーストライキを行う」と話している。   家族たちの苦しみは同じであり、それが彼らをここに集めたようであった。デ 全文をよむ

2014-06-07 PKK、ヴァンでも交通検問 (Zaman紙)

ヴァンのチャタク郡オヴェジェク村付近で、PKK(クルディスタン労働者党)支持者が道路を封鎖し、車に対し検問をしている。      この郡では一台のピックアップトラックも、軍用品を運んでいるとして抗議者によって燃やされた。チャタック郡中心から30キロ離れているオヴェジェク村付近では、BDP(平和民主党)によって設置されたテントで、この地域での駐屯地やダム建設工事に反対する監視活動が行われ、4日目に突入した。約150人が監視員として交代しながらテントにとどまり続けている。一方で、4キロメートル離れた 全文をよむ

2014-06-05 アンカラ・メトロ、地下駅は大雨 (Zaman紙)

アンカラを突然の雨が襲った。道路は湖のようになり、交通麻痺が多発した。      アンカラでは夜になって雨足が強まり、特に北部地域で大きな影響が出た。ドライバーたちは渋滞の中を前に進もうと試みるも、まるで湖のようになった道路に苦心した。中には立ち往生してしまう者や、中央分離帯から引き返さなければならなくなってしまう者もいた。オフィスの入り口は水浸しになり、駐車中の車が雨水の中に取り残された。ある市民は「アンカラに海がやって来た」と言い、マンホールカバーがふさがれ、雨が降る度に同じことが起こってい 全文をよむ

2014-06-04 イスタンブル大雨、しかしダムの水は減少続く (Zaman紙)

昨夜イスタンブルの各地で洪水の原因となった豪雨は、イスタンブルのインフラ整備の脆弱性を再び露呈した。都市計画者のアーキフ・ブラク・アトゥラル氏は、川が氾濫して家屋の地下や道路を湖へと変えてしまった洪水は、河床での無計画な建設の結果であると述べた。その一方、イスタンブルでは金曜日以降継続している豪雨はダムではなく海に流れ込んでいることが明らかになった。      イスタンブルで昨夜一時間におよそ一平方メートルあたり40キロの雨が降った。アタシェヒルとバージュラル、カドゥキョイでは家と職場が浸水した 全文をよむ

2014-06-04 シュルナク県ジズレ郡、PKKが交通検問 (Radikal紙)

シュルナク県ジズレ郡で橋に爆弾を装ったカセットボンベを結びつけ交通封鎖し、停車させた車の身元確認を行う暴徒に警察が介入した。      ジズレ郡で夕方頃、覆面集団がシロプ街道上のジズレ橋の欄干に爆弾を装ったカセットボンベを結びつけ、橋の両側を交通封鎖した。この時、ヌサイビン通り、バス発着所、交差路で覆面集団がPKK(クルド労働者党:非合法組織)の旗を携え、通行する車を止めては車内の運転手に身元確認を行った。      暴徒らは、事件現場に赴いた警察に対し火炎瓶、花火、石で攻撃した。警察は彼らにガ 全文をよむ

2014-06-03 アタテュルク空港「飛行機にお急ぎを!」のアナウンス廃止 (Radikal紙)

空港内の「ご搭乗が遅れている○○様・・・ご搭乗の最終案内です。飛行機までお急ぎください・・・」というアナウンスが廃止される。      近年、空港内で案内放送が増え続けていることを受けて、さまざまな新しい対策が練られ始めた。TAV空港ホールディングは最初の試験計画「静かなるターミナル」をアタテュルク空港で開始した。      この計画によると、ターミナルではゲートの変更案内のみ行われるという。搭乗時間に遅れている搭乗者の呼び出しは行われない。またさらに、ターミナル内の電光掲示板数が増加され、掲示 全文をよむ

2014-06-02 酒類の看板禁止へ―禁止事項、また一つ追加 (Radikal紙)

酒類禁止を含む法の条項のひとつが11日に施行される。マーケット、ビュフェ、食料品店、レストランなど酒類を販売する場所では、店舗内外にある酒類を宣伝する看板が撤去される。      2013年6月11日に施行され、夜10時以降の酒類販売を禁止する第6487号法には、「アルコール飲料はいかなる方法においても宣伝やプロモーションをおこなってはならない。酒類販売がおこなわれている場所の看板は、一年以内にこれに適った状態に変更される」と記載されていた。      (猶予期間の)一年間は、2014年6月11 全文をよむ

2014-06-01 あれから一年、私にとってのゲズィ事件 (Zaman紙)

2013年5月末にインターネット上で観た、市民がゲズィ公園の木の伐採に対する反発を示した映像は、深く私に影響を及ぼした。ふつうの市民や若い活動家らだけでなく、他の人々も木が伐採されるとの情報を聞き、公園に交替で泊まり込みをする決断をした。私も決心した。翌日私も公園を守りに出掛けるつもりだった。      私は1977年生まれだ。1980年のクーデターの前後に起きた出来事は、いつ聞いても驚き、人々がなんて分離し、互いに殺しあったものだと感じていた。右左の衝突を認識できず、若者たちの死を嘆いた。常に 全文をよむ

2014-06-01 ゲズィ事件から一年、職を辞した新聞記者たちのその後 (Milliyet紙)

ゲズイ事件から一年となった。どれほど多くの言葉をこの事件について積み重ねてきたか。何百もの修士・博士論文が書ける程である。最も多く主張されたことは、ソーシャルメディア、新たなコミュニケーションツールの力である。皆が事件について語ったが、事件から教訓を得る必要のある政府機関は、残念なことに未だにゲズィ事件を正しく分析できているとは言えない。      昨年のちょうどこの時期、メディアは、批判の的となっていた。批判は正しかった。しかし、その当時、 何人の新聞記者が失職したかまったく口端に上っていない 全文をよむ

2014-05-31 「アヤソフィアで礼拝を」運動、大集結 (Yeni Safak紙)

アナトリア青年協会(AGD)は、アヤソフィアをモスクへ戻すために「礼拝用絨毯を手に、集まれ」というスローガンを掲げ、「朝の礼拝時に、アヤソフィアモスクに集合する」と題したイベントを行った。      イスタンブールや近隣の県からバスで夜中すぎからアヤソフィア広場に集まった集団は、ここで朝礼拝の時間が来るのを待った。集まった人々に対し、広場に設置されたステージ上からファーティフ・スルタンメフメト大学のイスラーム学学科副学科長でハディース学教員のハリール・イブラヒム・クトゥルアイ氏が祈りを捧げた。そ 全文をよむ

2014-05-30 ツイッター・イスラム冒涜アカウントに、禁固刑 (Radikal紙)

ムシュ簡易刑事裁判所は、教師のエルタン・P被告に対して、Twitterで「Allah CC」というユーザー名を使用し、その投稿内容が「一部の人々が持っている宗教的価値を公然と貶めた」として、15か月の禁固刑を言い渡した。執行猶予は認められず、被告が最高裁に上告しなければ刑が執行されることとなる。      ムシュ共和国検察長は、苦情を受け、2012年に始まった捜査に関する起訴状を作成した。      起訴状では、被告がソーシャル共有サイトTwitterにおいて「Allah CC」というユーザー名 全文をよむ

2014-05-29 地震のうわさに町中、パニック―チョルル (Milliyet紙)

テキルダーのマルカラ郡とチョルル郡にて、市のスピーカーから地震が発生するというアナウンスが放送されたという噂話が広まり、郡内が大混乱に陥った。      マルカラ郡とチョルル郡において、大地震が起きるという趣旨の注意喚起のアナウンスが市のスピーカーから流されたという話が短時間で郡中に広まった。フスルトゥ紙を介し広められた噂話によって市民はパニック状態に陥り、公共機関に電話でこの件に関する情報を求めた。      この噂話に関し会見を行ったマルカラのアリ・ハサン・ウスル副市長は、市によってこのよう 全文をよむ

2014-05-27 PKK、子供を誘拐?―ディヤルバクルで母親ら、抗議 (Radikal紙)

ディヤルバクル県で、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)に子供を誘拐されたと主張する家族らがBDP(平和民主党)議員らと口論になった。警察が騒ぎを収めたが、その場を離れた家族らはダーカプ広場で座り込みの抗議を始めた。BDP幹部は、家族らが扇動されていると主張した。      ディヤルバクル県で、産業職業高校9年生で15歳のÖ.Ç.と同学年のいとこである15歳のB.Ç.が一昨日(5月25日)PKKによって山に連れ去られたと話す家族らは、今日(27日)BDPの県支部ビルに乗り込んだ。2人の親 全文をよむ

2014-05-27 炭鉱労働者、組合に抗議 (Zaman紙)

ソマにおける労働条件を改正するために行動を起こした500人の労働者が組合へと行進した。労働者と警察の間で騒動が起こる中、支部会長と運営委員が辞任した。エーゲ地方褐炭事業局にも向かい局長の辞任を訴えかけた労働者たちを、郡知事が説得した。「監察官が許可を出すまで炭鉱には入れない。」      301人の炭鉱労働者が命を落としたソマにおいて昨日緊張が高まった。労働条件の改善と労働の安全性を確保するために行動を起こした500人の労働者たちは炭鉱労働組合の委員の辞任を求めた。エーゲ地方支部に向かって行進し 全文をよむ

2014-05-27 チョルムで豪雨 (Hurriyet紙)

チョルム県オスマンジュク郡での土砂降りの雨のために、ティリム川が溢れ、D100道路が通行止めとなった。マンホールに落ちた郡の作業員が重症を負い、運ばれた病院での手当てにもかかわらず命を落とした。      郡の中心部で夕刻に降り始め勢いを増した土砂降りの雨は、生活に悪影響を及ぼした。断続的に続いた大雨は、約2時間続いた。      雨が原因で郡の中心部にあるたくさんの家々が浸水の被害を受けた。オスマンジュク郡消防局員は、1階にたまった水の排水作業を続けている。      ティリム川が氾濫した結果 全文をよむ

2014-05-25 46年にわたる「血の復讐」、終わりとなるか (Milliyet紙)

シャンルウルファのヴィランシェヒル市でヒドゥレカ部族のカヤ家とヤヴクル家の間において46年前に始まった「血の復讐」で7人が亡くなった。マルディン広域市共同市長アフメット・チュルク氏、ディヤルバクル広域市の前市長オスマン・バイデミル氏とヴィランシェヒル市共同市長エムルラフ・ジン氏の働きかけの結果、両家はヴィランシェヒルのエシュキン村で5月11日に催された和解のための食事会で一堂に会した。食事会には、マルディン広域市共同市長アフメト・チュルク氏、ヴィランシェヒル市共同市長フィリズ・ユルマズ氏、エムラ 全文をよむ

2014-05-25 失業を恐れるソマ住民の沈黙 (Zaman紙)

ソマの悲劇ともいえる事故から10日が経過し、不祥事と不安だけが後に残された。事故後に[入口が]閉鎖された炭坑が過日再び開かれた。      しかしながら以前に比べ、需要が減少した炭鉱では10%の規模で仕事が再開された。労働者らは多くの不安、怒り、失望のために、地下に入らなかった、 というよりは入ることができなかった。初日、ソマ炭鉱会社所属のイムバット炭鉱で働く1500人の労働者のうち150人が交代勤務に訪れた。      郡のほとんどの住民は、この事故で命を失った人々が他にも存在すると考えている 全文をよむ

2014-05-25 トルコ広域で地震―バルコニーからの飛び降りでけが人多数 (Hurriyet紙)

1999年8月17日の地震によって大きな犠牲を出したトルコは、昨日(24日)正午頃、当時を思い出した。マルマラ地方とエーゲ地方は40秒間M.6.5の地震に揺れ、人々は外に飛び出した。1人が心臓発作で死亡した。多くの人がバルコニーから飛び降り、266人が負傷した。      マルマラ・エーゲ地方で昨日12時26分、マグニチュード6.5の地震が起こった。ボアズィチ大学カンディッリ観測所地震研究所は、地震はトルコ西部のすべての県で感じられ、震源はギョクチェアダ西部のエーゲ海であると結論づけた。   さ 全文をよむ

2014-05-24 トルコ全土の炭鉱に2076人の未成年労働者 (Radikal紙)

公式データ:石炭と亜炭炭鉱の労働者の4.2%は未成年。2,076人の「炭坑夫」は15-19歳。その大半は無登録雇用でひと月の収入は226リラ(約11,000円)…      トルコ経済政策研究財団(TEPAV) は、ソマでの悲劇と同時に問題になった未成年労働者について調査した。トルコ統計機構(TÜİK)の、すなわち国の公式データに基づき行った調査によれば、炭鉱で働く労働者のうち4.2%は未成年だった。炭鉱だけで2,076人の子供たちが働いており、これらの子供たちは15-19歳だ。炭鉱で働く子供た 全文をよむ

2014-05-23 ソマ炭鉱事故、父を失った子供の数は432人 (Zaman紙)

家族・社会政策相のアイシェヌル・イスラームは、301人が犠牲となったソマ炭鉱事故で、432人の子供が父を失ったと発表した。同相は、 「現在まで289の犠牲者家族と連絡を取った。犠牲者のうち255人は既婚者、46人が独身であった。432人の子供が父を失い、彼らの平均年齢は10歳である。大切なのは、こうした家族を支え、彼らの生活を保障することである」と述べた。      首相府災害緊急事態対策庁(AFAD)担当ベシル・アタライ副首相及びアイシェヌル・イスラーム家族・社会政策相は、301人が亡くなった 全文をよむ

2014-05-22 ボスフォラス海峡第三橋、工事開始から1年 (Milliyet紙)

昨年イスタンブル征服560周年を記念したボスフォラス海峡第三橋の着工式にはギュル大統領、トルコ大国民議会チチェキ議長、エルドアン首相も参加したが、いま、第三橋の建設は大きな進展を見せている。主塔のうち三分の二が完成し、ヨーロッパ側の塔の高さは214メートル、アジア側の塔の高さは206メートルに達した。両岸ともスリップフォーム工法からセルフクライミング枠に変更された。      道路総局からの発表によると、コンセプトデザインは「フランス人橋梁専門家」として知られるミシェル・ヴィルロジューとスイスの 全文をよむ

2014-05-20 離婚の夫、元妻の家をブルトーザーで壊す (Hurriyet紙)

アンタルヤ県バルサク市カルシュヤシャ地区に住む一児の母ギュルバハル・デイルメンさん(41)はとんでもない不幸に見舞われた。1か月前に深刻な不和により16年連れ添った夫と離婚調停に入ったデイルメンさんは、夫から精神的な暴力を受け始めたと主張する。デイルメンさんは、2階建ての自宅は夫名義であったため家から出て行くよう強要されたと述べ、さらに「私がこの要求を断ると夫は電気を止めました。私はそれでも屈しませんでしたが、圧力は日を追うごとに強くなっていったのです」と語った。      デイルメンさんはある 全文をよむ

2014-05-16 PKK、軍部隊を攻撃―トゥンジェリ (Hurriyet紙)

トゥンジェリ県スュトゥリュジェ村の軍駐屯所建設で警備に当たる軍部隊がPKKによってアサルトライフルで攻撃を受けたことが明らかになった。      軍からの情報では、5月1日に駐屯所建設の監視に来たトゥンジェリ県憲兵司令官ユルダクル・アックシュに村道で爆弾を使った暗殺が企てられていたが、その箇所を通り過ぎて5秒後に爆弾が爆発したために、アックシュ司令官は怪我も負わずに難を逃れた。30キロの爆発物での爆弾攻撃の直後に、そこを通った二台の軍用車がわずかながら被害を受けた。      今日受けた襲撃では 全文をよむ

2014-05-13 PKK幇助で有罪の二子の母、収監回避なるか? (Radikal紙)

双子のロリンとオズギュルの母であるミュルキイェ・デミル・クルンチさんは健康上の理由で執行猶予を要求した。クルンチをさん共和人民(CHP)党のチュルメン議員も支援した。      販売した本のために組織の一員と見なされ25ヶ月の実刑を言い渡され、最高裁で刑が確定した双子のロリンとオズギュルの母であるミュルキイェ・デミル・クルンチさんは、先週の金曜日刑務検察官に申請を行い2度目の執行猶予を求めた。5月19日に刑務所へ入る事が確定したクルンチさんは43%の身体障害を理由として示しながら刑事執行法で健康 全文をよむ

2014-05-12 羽目をはずしたスカーフ着用大学生に、AKP議員「恥ずかしい」 (Hurriyet紙)

デュズジェ大学のスプリングフェスティバルでコンサートの最中に、スカーフを着用した女性たちが騒ぎ楽しんでいる様子を取った動画を、公正発展党(AKP)のマニサ議員のセルチュク・オズダー氏が批判した。      オズダー議員は、ソーシャルメディアのアカウントから「デュズジェ大学のスプリングフェスティバルでスカーフを着用した女性たちが男性たちの肩に乗っている様子を観て恥ずかしくなった。私たちが信じているものはどこにあるのだろうか。私たちは、その理性を公明のベールで覆う者を求めている。スカーフを外すべき者 全文をよむ

2014-05-12 北キプロスのアルメニア教会で50年ぶりのミサ (Radikal紙)

アルメニア人が50年ぶりに北キプロス・トルコ共和国のアルメニア教会でミサを行った。      北キプロス・トルコ共和国と南キプロスに住むアルメニア人はミサのために首都のニコシアにある教会に集まった。ミサはヴァルジャン・ヘルゲリアン(Varoujan Hergelian)大司教が執り行った。   500人規模で行われたミサには国連事務局のリサ・ブッテンハイム・キプロス特別代表、ハラ・スルタン・モスクのイマームであるシェヴケト・アレムダル師と各国の大使らも参列した。      ミサに参列したアルメニ 全文をよむ

2014-05-10 近づく「割礼」の季節、キャンペーン価格にご用心 (Zaman紙)

夏が近づくとともに割礼の季節も始まった。多くの病院で、キャンペーンと銘打って割礼手術が行われている。      病院が提供する特別価格は、保険のある患者に対しては250~500リラの間で変わり、住民権がある場合は割引される。しかし社会保障機構庁は病院に、割礼のために54リラを支払うとき、2倍に上乗せし、108リラに価格設定することができると定めている。   子どもをアヴジュラルの私立病院で割礼させようと考えているN.K.さんは以前に、値段が312~462リラの間になると知らされた。しかし社会保障 全文をよむ

2014-05-09 イマーム・ハティブ高校、外国語教育のアナドル高校化 (Yeni Safak紙)

国民教育省(MEB)は、各種のイマーム・ハティプ高校を、次の教育年度以降、[4+4+4制の]一教育段階にあたるアナドル・イマーム・ハティプ高校としてのみ教育プログラムを実施するだろう。       教育省は、22の異なる職業高校のステータスを、職業技術アナドル高校と多プログラムのアナドル高校の名の下で再編させたのち、81の県庁にイマーム・ハティプ高校に関する書類を送った。       これによると、職業・高等教育双方を兼ね備えた教育プラグラムを実施するアナドル・イマーム・ハティプ高校で、より質の 全文をよむ

2014-05-07 シェイフ・ナーズム・クブルスィー、死去―ナクシュバンディ教団指導者 (Zaman紙)

ナクシュバンディ教団の指導者であるシェイフ・ナーズム・クブルスィー氏が、治療を受けていた北キプロス・トルコ共和国にあるヤクン・ ドーウ大学病院にて亡くなった。同氏の遺体は、レフコシャにあるセリミイェ・モスクにおいて告別の祈りが捧げられた後、埋葬されるためにレフケへ運ばれた。      ヤクン・ドーウ大学病院は、本日クブルスィー氏が多臓器不全が原因で死亡したと明らかにした。      病院による書面での発表では、以下のように述べられた。      「シェイフ・ナーズム・クブルスィー氏(メフメット・ 全文をよむ

2014-05-06 「ベルキン少年は自分の名前を息子に付けるように言ったのです」 (Radikal紙)

ゲズィ運動の渦中に頭に命中したガス弾により負傷し、昏睡状態が269日続いた後亡くなったベルキン・エルヴァン少年のために、アンタリヤからイスタンブルまで行進したグループのメンバーであるメフメト・アリ・ウーウルル氏は、新しく生まれた自分の息子をベルキン・エルヴァンとマヒル・ チャヤンの名前をとり、“ベルキン・マヒル”と名付けた。      イスタンブルにおけるゲズィ運動の渦中で家からパンを買うために外出中、頭に催涙ガス弾を受けて2013年6月16日に負傷し、2014年3月12日に亡くなったベルキン・ 全文をよむ

2014-05-04 トルコの朝食、すごい (Milliyet紙)

トルコの朝食のような朝食は世界のどこにもない。トルコの朝食は1つの伝説のようだ。さらに素晴らしいのは、地方ごとの味によりさらに豊富になり、あたかも果てしのない多様性を備えていることである。      「村の朝食だって?この食卓を村の朝食と呼ぶ人々は1日として村で暮らしたことのない人だ。」幾年月をホテルとレストラン界に捧げた食事カウンセラーである私の友人、オスマン・セリム氏は、リゾート地の5つ星の中庭で目の前に運ばれてきた銅皿を見てそう言い、こう付け加えた。「村人がどこからこれほどの食材を調達する 全文をよむ

2014-05-04 アラブもトルコが落とすお金が必要 (Zaman紙)

「アラブ人に金を遣りたくない」、「我々を裏切った」、「まわりはアラブ人観光客であふれている」といった表現は、トルコでアラブ人への差別的な言葉の一部にすぎない。さらに「わかったならアラブ人になろう(訳注:“さっぱり分らない”を意味する慣用句)」というような無意識に言われる慣用句もある。トルコ・アラブ関係は近年比較的いい道に入っているが、過去から来る偏見が我々から離れない。      先週エディルネのショッピングセンターでファンたちと集まったアーティストのレマン・サム氏は、「巡礼やウムラー(訳注:巡 全文をよむ

2014-05-04 フィキリテペ再開発に、抵抗中! (Hurriyet紙)

イスタンブルのフィキリテペ地域において、街の再開発プロジェクトを行う会社は、(その土地の)権利所有者の三分の二と合意する必要がある。しかし、この規定の履行は不可能である。最終的に、あるプロジェクトは、3万1000平方メートルの土地の間にあるアパートを空き家にしたが、会社と交渉を続けるA.D.氏との間で行き詰っている。似たような解決に至らない状況により、建設会社とこの建設会社と合意したマジョリティーが不満を持っている。      電気と水が断たれた。数か月前に空き家にされたアパートは、広大な土地の 全文をよむ

2014-05-02 メルスィン大学で「トルコ主義デー」、反対派と抗争 (Radikal紙)

メルスィン大学で行われた「トルコ主義デー」において、対立する2つのグループの間に緊張が走った。       5月3日の「トルコ主義デー」祝賀イベントのため、チフトリキキョイ・キャンパスに学生たちが集まった。3日は週末に当たるため、前倒しでイベントが行われた。       共和国広場での開催が予定されていたイベントでは、対立する2つのグループ間でわずかな時間ではあったが緊張が走った。このため、イベントは社会学部の(建物の)前で行われた。トルコ国旗を持ち、スローガンを唱えた学生たちはまた、歌を歌い、 全文をよむ

2014-05-01 トルコのスーパー高校生、進学先はイェール大 (Hurriyet紙)

ダムラ・オズダルガさんは高校最終学年で、2人兄妹の妹である。兄のヌマン・オズダルガさんは、米国コルビー・ソーヤー大学で学んだ。現在は、広告会社に勤務している。父アイドゥン・オズダルガさんは新聞記者で、自身のウェブサイトの運営を行っている。母シェイダ・オズダルガさんは、計量計画研究所の心理学者である。ダムラ・オズダルガさんは、小学校来、ロバートカレッジ(現、ボアジチ大学)OBの構想で設立されたヒサール学校で教育を受けた。学校の皆と同様に良い大学への進学を希望、勉学に没頭し、学業、社会活動、文化活動 全文をよむ

2014-05-01 ケナン・エヴレン学校、また改称 (Milliyet紙)

ムーラ県マルマリス郡にあるケナン・エヴレン第七代共和国大統領の名を持つ通りや公園に関する、2009年12月から続く改称の動きは今年学校にも飛び火した。      マルマリス郡国民教育局長はケナン・エヴレン中学校をマルマリス中学校、エヴレンパシャ小学校、エヴレンパシャ中学校をアルムタラン小学校、アルムタラン中学校にそれぞれ改称することを決定した。 全文をよむ

2014-05-01 イスタンブル、今日は非常事態 (Milliyet紙)

イスタンブル県は、タクスィムで行われる5月1日のメーデー祭典を許可しないと発表した。労働組合はこれに反発している。本日5月1日は港も閉鎖され、アジア側からヨーロッパ側に向かうメトロバスも運行されない。アヴジュラルから来る者にとってはトプカプが終点となっている。メトロ(地下鉄)でタクスィムへ行くことも不可能である。      イスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル県知事がタクスィム広場でのメーデーの祭典が許可されないことを発表すると、緊張が高まった。今日は、タクスィム広場に注目が集まる。県が船 全文をよむ

2014-04-29 在トルコ・アルメニア団体からエルドアン1915追悼メッセージに感謝 (Radikal紙)

イェディクレ・スルプ・プルギチ・アルメニア病院財団会長であり財団間連帯・通信プラットフォーム(VADİP)会長のベドゥロス・シリンオール氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に向けて、彼の「1915哀悼」に関する声明に感謝の意を表した。2010年のエルドアン首相と非ムスリム少数派代表団との会談にも出席したシリンオール会長は、昨日(4月28日)新聞数紙に掲載した「感謝」と題した広告において次のように述べた。「私たちに対し画期的な行動を起こした、尊敬する素晴らしい御方であるレジェプ・タイイプ・エル 全文をよむ

2014-04-28 オジャラン妹、兄と面会「ここから出られたら・・」 (Hurriyet紙)

イムラル刑務所で終身刑に処されているアブドゥッラー・オジャランの妹、ファトマ・オジャランさんが兄と面会するために訪れたイムラル島から帰った。      765号トルコ刑法の125条により「国への反逆」罪によって死刑判決を受け、EU加盟基準に合わせて死刑を免れたためにイムラル刑務所で終身刑に処されているアブドゥッラー・オジャランの妹ファトマさんと姪ディレキ・オジャランさん、他の受刑者達シェイフムス・ポイラズに近しいフェレキ・ジズラシュマクさん、ジュマリ・カルスに近しいペルヴィン・オドゥンジュさんが 全文をよむ

2014-04-27 保健省「ハロー182予約ダイヤル」にセキュリティーホール? (Radikal紙)

病気にかかった人々がより早く診察予約をとれるように、保健省により設置された「ハロー182予約ダイヤル」に、情報漏洩の穴があることが分かった。このダイヤルで国民ナンバーを使用すると、あらゆる種類の健康に関する情報へアクセスできるのだ。      保健省に属する病院や事前診断クリニックでの予約を待つ長蛇の列や混雑対策に取り組む保健省は、2年前に電話での予約システムを導入した。このシステムは、病気にかかった人々や医療関係者を安心させた。しかし、このシステムでとても重大な情報漏洩の穴があることが判明した 全文をよむ

2014-04-26 リゼ県ヘムシンの人々、再開発に「ここは譲らない!」 (Hurriyet紙)

黒海地方の楽園、リゼ県ヘムシン市の都市改革プロジェクトで、全面的な解体と再建設に向け、集合住宅局は5月20日に入札を行う。しかし小さな問題がある。市民がプロジェクトを提訴したのだ。行政裁判所もプロジェクトの施行停止を命じた。      テレビドラマの撮影地である近隣のチャムルヘムシンとは反対に、リゼ県ヘムシンの町は観光地には程遠い。このために、古い家々の改修を目指す都市改革のアイデアが2006年に始動した。2008年に集合住宅局と議定書が結ばれたが、市と住民らの間で合意が得られなかった。この間に 全文をよむ

2014-04-24 4.23子供の日に「児童虐待」防止の催し物 (Milliyet紙)

子供たちへの性的虐待、精神的虐待および暴力を防止するために設立された「私の体に触るな運動」は、昨日4月23日にデモを実施した。      両親と共にオルタキョイに集まった子供たちは、彼らの体に「私の体に触るな」シールを貼り付けてゲームを楽しんだ。その後、「児童虐待に終止符を」の願いをこめて、手に持っていた風船を空に飛ばした。      運動実施団体は、参加者たちに封筒に入った手紙を紹介した。「子供」という署名が添えられた手紙には、カルスで殺されたM.A.を連想させる形で「お願いします、私と私の友 全文をよむ

2014-04-23 収監されるフェネルバフチェ・ユルドゥルム会長に、特別刑務所? (Radikal紙)

刑執行プロセスの始まったフェネルバフチェ会長のアズィズ・ユルドゥムのために、法務省が以前メフメト・アアルも収監されていたアイドゥン県イェニパザル市にある刑務所を準備していることが明らかになった。      2011年7月3日に行われた八百長捜査で逮捕され、イスタンブル第16重罪裁判所によって八百長と教唆の罪で3年9か月、犯罪組織設立の罪で2年6か月の禁固刑に処された元フェネルバフチェ会長のアズィズ・ユルドゥムの法執行プロセスが始まり、アイドゥン県にある完全セキュリティのイェニパザル刑務所で収監準 全文をよむ

2014-04-22 史上初!4月24日を前にエルドアン首相、アルメニアの人々へ「御悔みメッセージ」 (Hurriyet紙)

トルコは、1915年の出来事(訳注:いわゆるアルメニア人虐殺事件)100周年の節目まであと一年を目前にして、驚くべき行動に出た。これまで毎年4月24日にホワイトハウスから届くアルメニア声明の内容に気をもんでいたトルコ政府は、今回アメリカ大統領(の声明)を待たずに自ら声明を発表した。      トルコ共和国史上初めて、1915年の出来事の節目の日に、首相レベルでアルメニアの人々への哀悼声明が発表された。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の名で首相府から書面で発表された声明で、アルメニアの人々へ哀悼 全文をよむ

2014-04-21 熱い紅茶でがんの危険? (Yeni Safak紙)

熱い紅茶やコーヒーは美味しいが、では害はあるのだろうか?専門家は、飲み物が極端に熱い状態で飲まれると喉頭ガンの原因になると話す。特に東部および南東部のアナトリアでの喉頭ガン患者数が多いと指摘する専門家は、「砂糖をかじる方法で紅茶を飲むことも大変有害だ」と述べている。      極端に熱い飲み物が喉頭ガンの原因となると述べる保健省イスタンブル教育・研究病院、総外科医院総外科医院長のメフメト・エミン・ギュネシ医師は、この病気が近年次第に増加していると話した。      患者の大部分が東部と南東部地域 全文をよむ

2014-04-20 修道院修復後に、観光客誘致へ (Milliyet紙)

ギレスン県シェビンカラヒサル郡にある聖母マリア修道院の修復工事は今年中の完成と、旅行者への公開が計画されている。      ギレスン県のヒュセイン・ギュナイドゥン文化観光局次長は、郡のカヴァディビ村付近にあり、岩の中に作られた修道院としてはトルコで2番目に大きい修道院である聖母マリア修道院の修復工事が2006年に始まったと述べ、「修道院は、プロジェクト開始から3年で現在の状態になった。これまでにも一時的な立入り許可はしてきたが、工事を今後短期間で完了させ、信仰心ある観光客に公開することを目的とし 全文をよむ

2014-04-19 ツイッター、2アカウントを凍結措置 (Hurriyet紙)

12月17の一斉捜査の後、贈収賄疑惑に関する音声テープをツイッター上に共有した「haramzadeler333」及び「Başçalan」 というグループのツイッターアカウントが非公開にされた。ツイッターからこの2つのアカウントへのアクセスを求めた人々は、「このアカウントは非公開にされています」という警告文に直面している。      先週、ツイッター社のコリン・クローウェル副社長をリーダーとした代表団は、選挙の過程でアクセスを制限されているツイッターに関して交渉するなど、情報 技術・通信機構(BT 全文をよむ

2014-04-19 2013年学力判定試験(SBS)、再計算実施 (Milliyet紙)

アンカラ第18地方行政裁判所は、2013年の学力判定試験(SBS)の結果を取り消した。111万2千人の受験者の試験結果は、再び計算されることになる      アンカラ第18地方行政裁判所は、一番最近実施された2013年6月8日の学力判定試験(SBS)の結果を、手引きの指示に従って適切に計算されていなかったという理由で取り消した。試験結果が理由で不当に扱われたある学生が国民教育省(MEB)に対して起こした裁判の結果、この判決が下された。   昨年実施されたSBSでは、英語の試験の解答がドイツ語とフ 全文をよむ

2014-04-18 なぜ今?―タクスィム広場で工事はじまる (Radikal紙)

近づきつつある5月1日(国際メーデー)の前に、タクスィム広場で工事が始まった。広場のタルラバシュ大通りに通じる区域で、コンクリート部分の切断作業が始まった。工事の理由について、情報は明らかになっていない。      イスタンブル県知事府のが労働組合の要求にも関わらず、タクスィム広場でのメーデー集会の許可をえないことで、議論が続いている。朝頃に広場で工事が行われているの が見られた。タクスィム広場のタルラバシュ大通りの部分で、まずコンクリートが削られた。すぐに重機が来て、削られたコンクリートのあっ 全文をよむ

2014-04-17 スィノプ原発反対派、在イスタンブル日本領事館前で反対運動 (Milliyet紙)

昨日、スィノプへの原子力発電所建設について日本の国会で投票が行われる前に、原発に反対する市民グループが正午頃、在イスタンブル日本総領事館の前で記者会見を開いた。      ■日本領事館前で黒い花輪を持ちプロテスト      その後、「核反対プラットフォーム」という名前を掲げるグループは、トルコ語、英語、日本語で「核合意を断れ」(“Nükleer Anlaşmaya Hayır De”)と書いた黒い花輪を庭に残した。         本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。 全文をよむ

2014-04-17 日本の映画監督、トルコへ「原発警告」ビデオ (Milliyet紙)

日本人の映像作家である丹下紘希氏は、作成した動画の中でトルコ語を話し、トルコの人々に対して原発に関する警告を行った。       動画はインターネット上で急速に広まった。この動画の中で丹下氏は、「私は、私が感じている不安を伝えるためにトルコ語を勉強しました」と話し始め、 以下のように言葉を続けた。「日本の首相はトルコに原発を売りました。日本人はこのことを恥じています。なぜなら、私たちは2年半前に福島で大きな事故に遭ったからです。もしもこれから先、私たちが売った原発で事故が起こったならば、一体どう 全文をよむ

2014-04-14 駐屯基地建設めぐりBDPと軍の緊張高まる―ハッキャーリ・メスケン山 (Milliyet紙)

ハッキャーリ県のメスケン山に建設中の駐屯基地と軍事作戦に反対するBDP(平和民主党)支持者がテントを設置し9日間監視を続ける一方、記者会見を行うため14日、山頂に登ることを求めたグループに許可が与えられなかったため小競り合いが起きた。この小競り合いにより兵士4人が投石で軽傷を負い、BDP支持者7人も打ち込まれた催涙弾の影響を受けた。デモ参加者の中にいた数人が、兵士が駐留している山頂に近い丘にPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の旗を広げた。      ハッキャーリ市から60㎞離れたメスケ 全文をよむ

2014-04-13 同性愛者用特別刑務所、準備中―法務相 (Hurriyet紙)

ベキル・ボズダー法務大臣は、(異性愛者とは)異なる性指向をもつ受刑者や勾留者の収容を目的とした、分離した刑務所のために始められたプロジェクトに関する取り組みが続いていると述べた。      ■目的は安全性を確保すること      共和人民党所属であり、マラティヤから選出された国会議員であるヴェリ・アーババ氏は、刑務所を訪問した際に目にした同性愛者の受刑者の問題を調査し、回答を求める質問書とともに国会に提出した。   アーババ氏の質問書に返答したボズダー大臣は、受刑者や勾留者が(異性愛者とは)異な 全文をよむ

2014-04-11 [ギュレン系]各地のトルコ学校に、感謝続々―閉鎖させていいのか? (Zaman紙)

公正発展党政府の元経済産業相、アリ・ジョシュクン氏はトルコ学校の閉鎖の動きに反対を表明した。「国外の何百もの学校は、その国々にいるトルコ人実業家の助力も得て開校した。トルコが最高の形で知られることに貢献している。誇らしきトルコ国旗がなびき、トルコ国歌が歌われている。私たちは学校の開校に貢献した方々に感謝している。そこで働く方々を称賛する」と述べた。      贈収賄捜査の後、「奉仕運動」を標的とした政府は、およそ170カ国で教育を行うトルコ学校を閉鎖しようとしている。学校がある国々に向けたこれに 全文をよむ

2014-04-11 与党vsギュレン教団対立でどうなる?「聖誕生週間」祝祭 (Milliyet紙)

与党とギュレン教団との緊張関係のなか、今年の宗務庁が行う聖誕生週間イベントは、また別の重要性をもつこととなった。こうした状況の中開催が予定されているアンカラ・アリーナでの式典にはアブドゥッラー・ギュル大統領が、イスタンブルで行われる式典にはレジェップ・タイイプ・エルドアン首相が参加することとなっている。       聖誕生週間イベントにおいて、今年開催が予定されている式典の背後にあるものを理解するために、この式典の歴史を見ておく必要がある。      ■ヌルジュ教団の主導により始められた     全文をよむ

2014-04-10 トルコ初、ディジレ大女性学長スカーフ着用はじめる (Yeni Safak紙)

ディジレ大学の事務局長であるサブリ・エイギュン教授は、アイシェギュル・ジャレ・サラチ学長のスカーフ姿の写真を共有サイトにアップし、「おめでとうございます」と祝福した。      ディジレ大学の事務局長であるサブリ・エイギュン教授は、アイシェギュル・ジャレ・サラチ学長のスカーフ姿の写真を共有サイトにアップした。エイギュン教授はアップした際、「尊敬する我らが学長がこのような決心をしました。我々も学長におめでとうございますと申し上げます」と語った。      二期ものあいだ学長を務めるアイシェギュル・ 全文をよむ

2014-04-10 映画ノアの箱舟を告訴 (Radikal紙)

弁護士のユスフ・エリケル氏は、映画『ノア 約束の箱船』は脚本家の創作であり、またコーランで言及されている預言者ノアとは関係がないことを伝える注意書きを示すようにとの訴えを拒否され、上訴した。      ラッセル・クロウ、エマ・ワトソンらが出演した映画『ノア 約束の箱船』で、ユスフ・エリケル氏は映画が預言者ノアを侮辱しており、またシナリオや編集がコーランと全く関係がないと主張し、映画上映開始前に、以下のメッセージが流れるよう命令措置の適用を求めた。   「観客の皆さまがご覧になろうとしているこの映 全文をよむ

2014-04-08 YouTUBE、遮断解禁を憲法裁判所に提訴 (Radikal紙)

YouTUBEのギョネンチ・ギュルカイナク弁護士は、アクセス遮断の解禁のために、憲法裁判所に提訴した。この提訴に関してhurriyet.com.trに語ったGoogle社のスポークスマンは、以下のように述べた。「YouTUBEの遮断が続くことで、トルコ国内の利用者と企業に大きな失望が生まれています。私たちはYoutube遮断の解禁に向け、法的解決を図っています。」YouTUBEのギュルカイナク弁護士はまた、Twitterの弁護士を務めた経験をもつ。同弁護士は、アンカラ第4行政裁判所に「アクセス遮 全文をよむ

2014-04-07 国民教育相の、大学入試全廃私案 (Milliyet紙)

ナビ・アヴジュ国民教育相の考案した案によると、大学入試は完全に廃止されることになる。大学は高校の成績によって学生の選抜を行う。      国民教育省は、学生を暗記重視の受験教育制度から救うために新たな活動を開始した。ナビ・アヴジュ大臣の考案した新たなモデルでは大学入試が完全に廃止されることになる。現在、刷新と教育技術戦略局は制度に関する取り組みを開始した。      2016-2017年の教育期間において実施を予定しているこのモデルによって生徒たちは4年間の高等学校教育中にうけた全ての全国試験 全文をよむ

2014-04-06 父が殺された場所で首長に:ジズレ新首長レイラ・イムレト (Radikal紙)

選挙でジズレ自治体の首長となったレイラ・イムレト氏は、自身の経験や人生をアイシェ・アルマンに語った。      3月3[0]日の地方選挙で平和民主党(BDP)のジズレ自治体の首長候補として出馬し当選したレイラ・イムレト氏の物語は、ほとんどすべてのニュースチャンネルで取り上げられた。7歳の時に父が殺され、その後家族とともにドイツに行き、そこで育ったイムレト氏は今、ジズレの首長である。      ヒュッリイェト紙のアイシェ・アルマンがレイラ・イムレト氏と会い、彼女の物語を彼女自身から聞いた。     全文をよむ

2014-04-02 憲法裁判所、ツイッター解禁を命令 (Radikal紙)

憲法裁判所は、ツイッター遮断に対する申請において、申請者側の権利を侵害したとの決定を下した。同裁判所は、必要な措置を直ちに取るようテレコミュニケーション通信庁(TİB)と運輸省に同決定を書面で通知した。      TİBが予防的対策措置でSNS(ソーシャルネットワーク)ツイッターの遮断を決定したことで、3人が憲法裁判所に対し個別に差し止め申請を起こしていた。申請を取り扱った憲法裁判所は、申請者側の権利が侵害され、アクセス禁止が表現の自由を侵害していると判断した。同裁判所は、権利侵害を正し必要な手 全文をよむ

2014-03-26 ツイッター遮断に対し、執行停止決定 (Milliyet紙)

アンカラ第15地方行政裁判所は、TİB(テレコミュニケーション通信庁)のツイッターへのアクセス禁止措置に対し、執行を停止する決定を下した。では、今後どうなるのだろうか?法律家の中にはTİBはすぐにアクセス禁止を撤廃する必要があるとしている。しかし、TİBは30日以内にアクセス禁止を解除するとの見解もある。      トルコ弁護士協会とアンカラ弁護士会は、TİBの(ツイッターへのアクセス禁止)決定の中止と執行停止要求の訴訟を起こしていた。アンカラ第15地方行政裁判所がトルコ弁護士協会の訴えに対し、 全文をよむ

2014-03-26 選挙直前、緊張高まる―アンカラでAKP・CHP陣営乱闘 (Milliyet紙)

アンカラのバトゥケントで無所属の候補者の名前を連呼していた集団と公正発展党(AKP)党員の支持者であるとされる集団の間で起きた乱闘で、2人が肉切り包丁で切り付けられ負傷した。      アンカラのバトゥケントにて選挙活動を行っていた独立革命家階級プラットホーム・アンカラ広域市の無所属の候補者であるメレキ・アルトゥンタシュ氏の名前を連呼してい た集団とAKP派といわれるグループとの間で喧嘩が発生した。乱闘でハサン・アクメン氏とウトゥク・サバンクラン氏は肉切り包丁で頭部と胴体に数々の切り傷を負った。 全文をよむ

2014-03-21 こうすれば、入れます―ツイッター (Radikal紙)

(トルコで)ツイッターが閉鎖された。では、制限を超え、ツイッターに入ろうと思ったらどうすればいいのか?これが、やり方です。      ツイッターのアカウントに入るには、コンピュータのDNS設定を変えるか、VPNの料金を支払わなくてはならない。グーグルに、VPNと書いてみれば、それを購入するか、一定期間無料で使うことができるプログラムが表示される。このプログラムを使えば、自由にサイトに入ることができる。      ■iOSやアンドロイド系のモバイル機器でアクセス禁止を超える方法      スマート 全文をよむ

2014-03-21 Twitter 、閉鎖に (Milliyet紙)

世界最大のソーシャルネットサイトであり、トルコでも何百万人もの利用者がいるTwitterへのアクセスが昨日の夜半からTİB(テレコミュニケーション通信庁)により、一連の判決とイスタンブル県共和国主席検事が昨日行った申請に基づき全て阻止された。      エルドアン首相が「Twitterとやらの全ての根源を削り取ってしまおう」と述べた数時間後に、首相府から「判決に適合していないのでTwitterの閉鎖の可能性がある」という発表があった。   TİBも昨日の夜半にTwitterへのアクセスを閉鎖した 全文をよむ

2014-03-19 欧州人権裁判所、オジャランに関し判断発表 (Radikal紙)

法律家らは、欧州人権裁判所(AİHM)の決定は、恩赦、或いは再審を意味するものではないと話した。      欧州人権裁判所はアブドゥッラー・オジャランに関して昨日決定を下した。欧州人権裁判所第2法廷は、受刑者の扱いが欧州人権条約に反しているとして、2003年アンカラ(トルコ政府)に対して起こされた裁判で、オジャランの主張を一部認めた。認められた主張に関しては政府が、認められなかった主張に関してはオジャランが異議申し立てを行うことができる。オジャランに関する決定について異議申し立てが行われれば、案 全文をよむ

2014-03-17 PKKで、結婚自由化 (Milliyet紙)

何年もの間結婚に対して厳しい姿勢をとりこれを裏切りとしてみなしていたPKKが山中のメンバーに対して結婚のための許可を与えた。北イラク・クルド自治政府とヨーロッパから報道を行っているクルド系インターネットサイト、avustakurd.netの報道によるとカンディルで行われた最近のクルディスタン社会連合(KCK)評議会の会合で結婚のための許可が出たことが明らかにされた。      何年もの間結婚に対して厳しい姿勢をとりこれを裏切りとしてみなしていたPKKが、山中のメンバーに対して結婚のための許可を与 全文をよむ

2014-03-16 「マラシュ事件」遺族、近親者の墓の破壊に関し訴訟を起こせず (Radikal紙)

カフラマンマラシュで1978年12月に起こった事件で殺害されたジェマル・ナユルの息子サルマン氏とベキタシュ・ボズクルトの兄弟ヴェリ氏に代わってセイト・ソンメズ弁護士は、昨年カフラマンマラシュ市の墓地課に申請をおこなった。ソンメズ弁護士は、多くの人が虐殺が生じた日々に故郷を捨て、そのため彼らは自分たちの親族がどこに埋葬されたかさえ見ることができなかったと述べた。同弁護士は、「遺体はどこに埋葬されたのか?墓の場所と番号は特定されたのか?彼らの信仰に合った形で葬礼が執り行われたのか?そして親族に埋葬作 全文をよむ

2014-03-16 クルド系部族長の子孫、未払いの給付金請求 (Milliyet紙)

ディヤルバクルのハズロ郡、リチェ郡と村々で1800年代に勢力のあったティムール・アーが率いていたズィルキ部族は、1800年代以降に始まったクルドの反乱に参加したという理由でスルタン・マフムート2世の時代にエディルネに追放された。ゼィルキ部族の名士ハムディ・ベイの孫であるディジュレ大学ズィヤ・ギョカルプ教育学部のカドゥリ・ヤカは、1年間の調査によってオスマン朝時代と共和国期の文書群を調べ部族の状態を映す文書を見つけ出した。ヤカ氏は、先祖であるズィルキ部族のリーダーであるティムール・ベイがクルドの反 全文をよむ

2014-03-11 ゲズィ運動で負傷、脳死の14才死亡―国中でデモ (Radikal紙)

まだ14歳の少年が、パンを買いに行く途中警察のガス銃に撃たれた。ベルキン少年は小さな身体で269日の間、死に抵抗し続けていたが、16キロにまで体重を落とし、昨日亡くなった。数千人が少年のために涙を流し、母親のギュルスュム・エルヴァンさんの「この悲しみにどう耐えればよいのか」という声が空に虚しく響いた。      ゲズィ公園の(反政府)デモが続いていた2013年6月16日、オクメイダヌにある家を後にし、パンを買いに行く道中、警察の撃った催涙ガス弾が頭に命中したベルキン・エルヴァン君が、集中治療室で 全文をよむ

2014-03-10 ギュレン師、フィナンシャルタイムス紙にトルコ批判寄稿 (Milliyet紙)

フェトゥフッラー・ギュレンは、ロンドンに拠点をおく金融新聞であるフィナンシャルタイムス紙に、トルコで続いている出来事に関してコラムを書いた。      「トルコの民主主義を守るため新しい憲法が必要だ」というタイトルの記事において、公正発展党政府に強い批判を向けたフェトゥフッラー・ギュレンは、記事で「政府指導部の中のある小さなグループが、国の発展と引き換えに金品を得ている」との見解を強調した。トルコで、政府を信頼している人々の支持が無駄にされたと述べたギュレンは、この支持とEU加盟の機会が失われた 全文をよむ

2014-03-09 ギュレン一族の記者発表 (Milliyet紙)

パランドケン・スキーセンターのポラト・ルネッサンス・ホテルで行われた「ギュレン一族の集い」という会合に、フェトゥフッラー・ギュレンの妹のファジレッ ト・コルジュク、弟のサリフ、セイフッラー、メスィフ、クトベッベッティンとトルコ全土から来た女性、男性、子供たち約1500人が参加した。家族を代表して記者会見をSTVの人気キャスターでセイフッラー・ギュレンの息子ケマル・ギュレンが行った。      トルコでここ暫くフェトゥフッラー・ギュレンと奉仕活動に反対するネガティブ・キャンペーンが続いていると指摘 全文をよむ

2014-03-09 宗務庁にとっての苦難の時代 (Zaman紙)

宗教庁は、トルコでイスラムの信仰に関する職務を行い、宗教に関して社会を啓蒙し、礼拝場所やそれに関わるサービスを指導する役割を持つ国家機関である。憲法によればそれは一般行政の中に位置する。      この機関は首相や政府に付属している。宗教庁長官は、首相と大統領によって任命される。共和国創立以来、最初の3代の長官は在任中に死去した。1960年以降の10人の長官は定年退職させられたりまたは異動によって辞職している。この状態は、組織の運営において政治の干渉が影響していることをはっきりと示している。この 全文をよむ

2014-03-03 オスマン家末裔、遺産請求を語る (Milliyet紙)

スルタン・アブデュルハミト2世の子孫、シェフザーデ・アブデュルハミト・カユハン・オスマンオール氏は、オスマンオール家として相続訴訟を起こしたことを明かし、「我々は相続訴訟を起こしました。(しかし)我々が先祖の財産をすべて望んだら、トルコすべてを獲得しなければならなくなります」と語った。      オスマン帝国の末期の皇帝たちの一人であるスルタン・アブデュルハミト2世の法律上の相続人11人は、「カリフ制の廃止とオスマンオール家の国外追放に関する法律」が誤った形で適用された結果、自らの財産権が侵害さ 全文をよむ

2014-03-02 デルスハーネ法成立、2019年までに正規学校化 (Milliyet紙)

デルスハーネ(塾・予備校)を私立学校に変更する法案が、反対票22に対して226の賛成票で成立した。法律によると、デルスハーネは新設されることはなく、既存のデルスハーネは遅くとも2019年までには私立学校に変更される。      トルコ大国民議会本会議での難航した審議の結果、デルスハーネを私立学校に改編する法案は、反対票22に対して226の賛成票で成立した。この法律により、 私立教育機関法から「デルスハーネ」の記述が除かれる。野党の違憲主張を退けて国会を通過した法によると、国民教育省の承認により、 全文をよむ

2014-02-23 YSK、有権者数を発表 (Zaman紙)

高等選挙委員会(YSK)は、トルコの有権者数と投票所の数を発表した。YSKのデータによると、トルコには5269万5831人の有権者がおり、19万4310個の投票所で投票が行われる。      YSKは3月30日に行われる地方選挙で市部の地区、町、村の有権者および投票所の数を発表した。YSKのデータによると、トルコにいる5269万5831人の有権者は、19万4310箇所の投票所で投票する。16万9213箇所の投票所がある[市部の]各地区では485万5316人が投票する。82万194人の有権者がいる 全文をよむ

2014-02-23 イスタンブルの水瓶のひとつ、パブチデレ・ダム干上がる (Hurriyet紙)

クルクラーレリ市ヴィゼ郡にあり、イスタンブル全県に水を供給する10のダムのひとつ、パブチデレ・ダムが、例年より温かい気温のために干上がった。雨が降らなかったこのダムの水位は、イスタンブル上下水道局のデータによると0.32パーセントに急落している。      ヴィゼ郡クユキョイ町でイスタンブル上下水道局が管轄するパブチデレ・ダムの貯水量が近年で最も少なくなっている。平年よりも暖かい気温のため降水量がなく、イスタンブルに年間6千万㎥の水を供給するダムの貯水量が0.32%を記録した。      200 全文をよむ

2014-02-22 国籍売買のマルタへ、トルコ人富裕層殺到 (Milliyet紙)

マルタが正規の金銭取引による市民権取得の扉を開放した後、何百人もの外国人富裕層がパスポート取得のために国に申請を行っていることがわかった。      最も多くの申請が行われている場所の一つにイスタンブルも含まれている。65万ユーロ(196万3千トルコリラ)を支払えば所有できるマルタ籍パスポートのおかげで、すべてのEU圏内で自由に旅行や労働が可能となる。マルタ政府は昨年この決定を下した際に、パスポートの所有者となるためにマルタで生活することを義務としなかった。しかしEUから強い反発を受けた結果、パ 全文をよむ

2014-02-18 ギュレン師メッセージ、「真実は明らかになる」 (Zaman紙)

新聞記者財団(GYV)のムスタファ・イェシル理事長はイスタンブルで開かれたトルコ・アラブ知識人フォーラム(主催:Turkish Review誌及びHira(ヒラ)誌)で語り、フェトフッラー・ギュレン師の昨今の問題に関する一部所見を参加者らと共有した。イェシル財団長は、数日前に面会したギュレン師の「最新の」所論を「意味深長に」伝えた。      イェシル理事長は奉仕活動に対して昨今行われた中傷に言及し、この問題でギュレン師が、「奉仕運動に個別的、個人的な思惑や見返りは決して存在しえない。コーランと 全文をよむ

2014-02-16 イスタンブルの今夏は水不足 (Radikal紙)

オルハン・シェン教授は、イスタンブルに4カ月分の水が残っているが、できる限り節水を呼びかけないと水不足が見込まれると述べた。      イスタンブル工科大学航空宇宙学部気象学科教授オルハン・シェンは、トルコで少雨の影響が増し続け、そのためできる限り節水を呼びかけるべきであると述べた。「十分に雪が降らなかったため地下水も増えなかった。節水を呼びかけこの状態を市民にも理解してもらう必要がある」とした。      シェン教授は会見で降雪が1月と2月にも見込みほどではなかったこと、ほぼ全国各地で平年より 全文をよむ

2014-02-15 イスタンブル金角湾地下鉄架橋線、開通 (Zaman紙)

金角湾地下鉄架橋線が開通し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も式典に参加した。エルドアン首相は式典で演説し、架橋の特徴に言及した。野党の責任にも言及したエルドアン首相は、この路線によってタクスィムからイェニカプへの移動が3分半になると述べた。      イスタンブル広域市によって進められている、シシュハーネ-金角湾地下鉄架橋線-イェニカプ線の開通式典には、エルドアン首相、カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市長や数多くの議員と市民が参列した。マルマライ線のイェニカプ駅で開催された式典でエル 全文をよむ

2014-02-14 中東工科大通り、マラズギルト1071通りに命名 (Radikal紙)

メリフ・ギョクチェキ・アンカラ市長は中東工科大学構内にある森を通過し、その建設が同大学の学生の批判を招いている中東工科大学通りを「マラズィギルト1071通り」と命名した。      決定はアンカラ市議会で、全会一致で下された。通りは今月末以降にタイイプ・エルドアン首相が参加して開通式が行われることが計画されている。      アンカラ市議会は2月の通常議会で中東工科大学通りに関する興味深い決定を行った。   議会ではギョクチェキ市長の代わりにアリ・イフサン・オルメズ市長代行が議長を務め、「チャン 全文をよむ

2014-02-13 グループ・ヨルムのメンバー、ハンガーストライキへ (Radikal紙)

グループ・ヨルムは国外渡航禁止の撤回と、拘束されたメンバーの解放のために2月14日から一ヶ月間のハンガーストライキを始める。      グループ・ヨルムは国外渡航禁止の撤回と公正発展党(AKP)の「芸術に対する暴力」を終わらせるためにハンガーストライキを始めることを発表した。アイフェル・リュズギャル、アリ・アラジュとスルタン・カヴダルも裁かれた最近の非合法組織革命人民解放党戦線(DHKP/C)の裁判で、グループのメンバーに対し国外渡航禁止が言い渡された。      こうした展開を受けて、「反体制 全文をよむ

2014-02-13 アンカラ地下鉄新路線開通へ (Zaman紙)

バトゥケントースィンジャン間の地下鉄の初運行はアブドゥッラー・ギュル大統領、TBMM(トルコ大国民議会)のジェミル・チチェキ議長、タイイプ・エルドアン首相、スペインのマリアーノ・ラホイ首相、そして数多くの大臣の参加でもって実現した。      運転席に腰をかけたギュル大統領は警笛を鳴らし手を振りながら初運行を開始させた。ギュル大統領、ジェミル・チチェキトルコ大国民議会議長やタイイプ・エルドアン首相、スペインのマリアーノ・ラホイ首相、数多くの大臣を乗せた列車は式典が行われるハーリカラル・ディヤルに 全文をよむ

2014-02-10 アレヴィー派宗教指導者ら、巡礼の旅へ―政府お膳立て (Radikal紙)

文化(観光)省の手配によるイラクとサウジアラビアにある聖地を訪問するアレヴィー派とベクタシュ教団の指導者たちの旅が、イスタンブルから始まった。       文化観光省とトルコ旅行業協会(TÜRSAB)の協力で、アレヴィー派のデデ[指導者]らが10日、(イラクの)ナジャフ、カルバラ及び[メッカ・メディナへの]ウムラ(小巡礼、巡礼月以外の巡礼)の旅に出た。      120人の団体は10時30分ころにサビハ・ギョクチェン空港へやってきた。ここでTÜRSABが設置した窓口で書類とパスポートを受け取った 全文をよむ

2014-02-10 イスタンブル第三空港工事、差し止め (Hurriyet紙)

ジェンギズ‐リマク‐コリン共同企業グループによって行われた第三空港環境影響評価(ÇED)報告をイスタンブル第四行政裁判所が差し止めた。本日の報道によれば、地方裁判所は職業団体と民主主義団体の起こした訴訟を軽視し、法的権限のない決定を以て行政裁判所へ送った。そして市民の起こした訴訟では計画における環境影響評価の肯定的決定の施行を止めさせる決定を下した。      第三空港に関して与えられた環境影響評価の肯定的決定を承認した環境都市整備省にイスタンブル在住者が訴訟を起こした。第三空港計画によって農地 全文をよむ

2014-02-09 オスマン家子孫、遺産相続請求 (Radikal紙)

オスマン朝の第34代スルタン、アブドゥルハミト2世の子孫らが、先祖の遺産であると主張する何十もの資産・土地の相続を求めて法に訴え出た。要求された場所の価値は、すべて合わせると何十億ドルにもなると言われている。それらの中にはカバタシュ広場とガラタサライ島、ドルマバフチェの庭さえもある。      2010年には相続権の真偽、つまり親族であることを証明する裁判が始まった。オスマン朝の文書によるとその中にはトルコ、レバノン、シリア、イギリス、さらには、メキシコからも相続人の名前があり、250人の相続人 全文をよむ

2014-02-07 14才少女と結婚の軍人、禁固刑へ (Milliyet紙)

シヴァスでL.T.上級軍曹(25)は、8年前に知り合った当時14歳のL.M.さんと正式に結婚せず内縁状態になったとして、「児童に対する継続的性的虐待」罪により、8年4月の禁固刑の刑が下された。      L.T.上級軍曹の逮捕に関して、現在2人の子供と共に残された妊婦L.M.さんは夫の釈放を望んでいる。      シヴァス在住のL.T.氏は、2006年アダナ県コザン市の高校生だった時に、L.M.さんと知り合い恋に落ちた。L.T.は当時自分より3歳年下であるL.M.さんと正式な結婚をせずに暮らし始 全文をよむ

2014-02-04 タクスィム広場はこうなる?―市長、Twitter からメッセージ (Radikal紙)

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、Twitterアカウントから、タクスィム広場用に計画されている新たな調整に関する紹介動画を共有したが、裁判所の決定を考慮すれば、同計画が入札に出される可能性はどれだけあるだろうか?      イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、タクスィム広場用に計画されている新たな調整に関して本日2014年2月4日にTwitterアカウントから一部動画を共有した。トプバシュ市長は、タクスィム歩行者専用道路化計画に関する発表を行い「現在、入札申し入れ 全文をよむ

2014-02-01 ゲズィ公園での「声明発表」、ようやく解禁 (Hurriyet紙)

ゲズィ公園での声明発表は、これまで長い間、報道が許可されていなかったが、今日、トルコ法曹連盟ならびに環境・都市法案委員会のアリ・アラバジュ代表弁護士が、公園内の階段で記者会見をおこなった。      会見は、トルコ法曹連盟主催「環境の危機と都市」シンポジム後、タクスィムのゲズィ公園で開かれた。      同会見では、「2日間のシンポジウムでは、環境危機を抱いている各都市の話題や、計画法案の異常な状況、われわれの街と表現の自由について議論が行われた。今後この先の闘いに貢献した会議として思い起こされ 全文をよむ

2014-01-30 収賄捜査開始以来の警官配置換え数839! (Zaman紙)

2013年12月17日に行われた三件の不正・収賄捜査後、警官の配置転換がアンカラ、イスタンブル、ガーズィアンテプ、イズミルで続いている。本日(1月30日)も担当局長を含む計809人の警官が配置換えとなった。結果、これまでの警官の配置換えは、トルコ全土で約6,000人に上っている。      アンカラ県警察局所管では約500人の警官が配置換えとなった。      イスタンブル警察局サイバー犯罪対策担当局は、警官35名の配置換えがあった。警官は、郡警察局に配属となった。      ガーズィアンテプ県 全文をよむ

2014-01-30 イスタンブル再開発プランで墓地が危険地域指定「とっくに死んでますが・・」 (Radikal紙)

再開発地区の一つであるサルギョル地区にある墓地が、「危険地域」に指定されたことで、その地区の住民が反発している:墓地が移転させられてしまうというのか?      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が2013年5月26日に落成式を行ったヴィアランド遊園地の向かいに位置するサルギョル地区で、再開発計画が適用されることになった「危険地区」指定がなされてから一年経った。がれきの山に囲まれている同地区ではゲジェコンドゥ(掘立小屋)の一部が取り壊されている一方で、この地区のすぐそばにそびえる18階建てのサル 全文をよむ

2014-01-29 サバフ紙、タクヴィム紙のパトロンはだれ? (Zaman紙)

共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首は、販売ルートと法廷の販売停止命令で話題に上がっているサバフグループについて、驚くべき見解を述べた。      クルチダルオール党首は、昨日の会派会議で行われた会見で、政府寄りのメディア組織のパトロンがたびたび変化していることを指摘し、これが首相の指示によるものであると述べた。      CHP党首の発言は以下の通り   「メディアに対して私はこう言った。トルコ最大規模の新聞社の一つでさえパトロンが誰であるか定かではない。具体的に名まえを挙げてみよ 全文をよむ

2014-01-29 裁判所における母語での弁論の権利への保障、確定 (Radikal紙)

憲法裁判所は母語での弁論は違憲ではないとの決定を下した。      憲法裁判所は、6411号刑事訴訟法と刑罰治安対策の施行に関する法の改正法にある、母語での弁論に関する条項の無効請求を棄却した。      チャンクルとガーズィアンテプの再審請求法官は、6411号の法律にある母語での弁論に関する無効請求を、それぞれ憲法裁判所に申し立てていた。      高等裁判所は2つの申し立てを併せて審議し、無効請求を棄却した。 全文をよむ

2014-01-27 BBC、ギュレン師インタビュー (Radikal紙)

ペンシルヴァニアでフェトゥフッラー・ギュレン師にインタビューを行ったBBC記者のうちのひとりティム・フランクス氏は会見の詳細を明らかにした。フランクス記者のギュレン師に関する印象は以下のようなものだ。力はあるが、もはや表舞台から遠ざかった宗教家...。      トルコを揺るがした12月17日過程の国外における余波が続いている最中、ペンシルヴァニアでフェトゥフッラー・ギュレン師にインタビューを行ったBBCは、網羅的なインタビューに並行して記者のティム・フランクス記者がもった印象とギュレン師個人の 全文をよむ

2014-01-26 ザマン紙「うそ、うそ、うそ―各紙の虚報に反論する」 (Zaman紙)

12月17日の不正・賄賂捜査後、一部メディアで展開されている嘘やスキャンダラスで歪曲的な報道をリストアップしてみると、つぎのような事実が現れた。      2月28日過程において宗教家に対してなされた、メディアでのネガティブキャンペーンは、昨今、ヒズメット運動に対してより激しくおこなわれている。12月17日の「不正・収賄に対する大規模捜査」以降、一部のメディアでは嘘、スキャンダラスで歪曲的な報道が次から次へと飛び交っており、恐ろしい状況となっている。節度を欠いた表現が、まるで節度など存在しないか 全文をよむ

2014-01-24 イスタンブル地下鉄新路線開通へ―ボアズィチ大便利に (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市と交通海事通信省の共同事業であるレヴェント・ヒサルウストゥ間で建設中の「ミニ地下鉄」をメインの地下鉄線と接続するため、分岐工事に始まる。      イスタンブル広域市による発表によると、「レヴェント・ヒサルウストゥ線を、タクスィム・ハジュオスマン線から分岐させるための工事が行われるため、2014年1月25日から2月1日までの間、第4レヴェント駅では1プラットホームだけで運転が行われる」という。      ■初の試運転は2月に      この発表によると、イスタンブルの地下鉄路線 全文をよむ

2014-01-23 金角湾地下鉄橋、テスト走行はじまる (Hurriyet紙)

10年にわたる議論を乗り越えた金角湾地下鉄橋の開通もあと少しとなった。地方選挙前に開通を迎える「スマートな橋」で荷重テスト走行が始まった。両岸を砂袋を積んだ鉄道が走行する試験では、ヒュッリイェト紙も同橋の建築家であるハカン・クラン氏と共に参加した。      ■マルマライに接続      金角湾地下鉄橋は、総額4億2,000万ドル(約9億6,250万トルコリラ)に及ぶ「タクスィム-イェニカプ地下鉄プロジェクト」の主要プロジェクトである。地下鉄は所々にトンネルに入り、イェニカプ駅でマルマライと接続 全文をよむ

2014-01-22 スィノプで「静かに」原発準備進行中 (Radikal紙)

「原子力発電所建設に向けての動きは着々と進んでいる。原発冷却水のための海洋調査が進められている」、と述べるスィノプ県知事のキョシュゲル氏は、スィノプでの原発に向けての準備状況について語った。取り組むべき問題の一つは、発展し続ける産業のためのインフラ整備計画である。      スィノプ県知事ヤヴズ・セリム・キョシュゲル氏は原発がスィノプにどれだけの利益をもたらすかを試算するために、2月にワークショップを開きスィノプの今後10年を計画立案すると述べた。   「市としては原発建設の準備ができた」とする 全文をよむ

2014-01-22 なお続く、警察でのショック異動―収賄捜査関係 (Hurriyet紙)

アンカラとイズミル警察において解任ショックが続いている。      「大規模収賄」捜査後、警察における解任と異動の衝撃は、エフカン・アラ内務大臣の到来により、フルスピードで続いている。アンカラ警察において大半が密輸及び組織犯罪(KOM)局と公安の担当警視や警部クラスをはじめとして、470名が異動された。      ■470名が異動した      12月17日捜査後、アンカラ警察では11名の副署長や局長も、解任または異動となった。カーディル・アイ本部長は最新の辞令により中央付きとなった。今日も大半 全文をよむ

2014-01-22 レジェプ・タイイプ・エルドアン大学、新種の魚にレジェピ命名 (Hurriyet紙)

ユーフラテス川に生息する、今日まで学術的に知られていなかった三種の新種のコイが、レジェプ・タイイプ・エルドアン大学(RTEÜ)水産学部によって発見された。      学部長であるダヴト・トゥラン准教授、F.ギュレル・エメクチ教授、ジェネイト・カラ研究員、エスラ・ドアン研究員からなる研究グループの成果として、トルコに生息してはいるものの、今日まで学術的に知られていなかった三種の新種のコイが発見された。      ユーフラテス川に生息するこれら新種のコイにはアルブルノイデス・エミネア、アルブルノイデ 全文をよむ

2014-01-22 旧ロシア大使館ナルマンルハーン、買い手決まる (Milliyet紙)

ベイオールのイスティクラル通りにあるナルマンルハーンが5700万ドルで売却された。ナルマンルハーンは、トゥネル(地下ケーブル)の出口を曲がったところにあるスウェーデン領事館の向かいに位置している。      ヴァタン紙によると、エルクル・コスメティック社を所有しているメフメト・エルクル氏とエテキサン・テクスティル社を有しているテキン・エセン氏が、ナルマンルハーンを購入した。      ナルマンルハーンを修復するため15%の株式を保有しているヤプ・クレディ・コライ社の復元プロジェクトは、2002年 全文をよむ

2014-01-21 トルコ国軍、大変革―政府提案 (Hurriyet紙)

政府が議会に提出した法案に、トルコ国軍の将官の任命を根底から変える内容が盛り込まれた。法案が可決されれば、軍の司令官、中将、少将、准将は定年である65歳までの間軍に在籍し続けることが可能になる。      現在のトルコ国軍隊員法では、司令官の任期が二年に制限されており、希望した場合に一年だけ延長することができた。今回政府がトルコ大国民議会(TBMM)に出した法案では、司令官の任期二年が65歳の定年にまで延長されるようになる可能性が示された。      ■例えば、フルスィー・アカル陸軍司令官の任期 全文をよむ

2014-01-19 夫婦別姓訴訟で原告側勝訴 (Milliyet紙)

セヴィム・アカトさんは旧姓の使用を求めて憲法裁判所に裁判を起こし、勝訴した。アカトさん、そして彼女と似た判決を勝ち取った友人のギュリザル・トゥンジェルさんは、「これは、形式の問題ではなく、存在の問題です。おそらく女性が自身の名字を使うことができれば、男の子を生まなかったからと殺されることはなくなるでしょう。なぜなら家系が男性の姓で続くことがなくなるからです」と話す。      先日、憲法裁判所が「結婚した女性に自身の旧姓のみの使用を認める判決」を出したニュースを見て喜んだ人もいるだろう。これらは 全文をよむ

2014-01-19 関係閣僚、渇水に懸念を表明 (Zaman紙)

この一か月でキロ単位3,5リラまで上昇したジャガイモの価格とキロ単位12リラまで上昇した乾燥インゲン豆の価格の値上げに関する論争はまだ続いている。最近では肉類の価格が4リラ値上げされた。      上昇する食品価格と来年にかけての物価高において、この冬に起きている干ばつは憂慮すべきだ。メフディ・エケル食糧農業畜産大臣は農地の干ばつに 対する懸念を表明した。エケル大臣は、「恵みの雨がなくならないように、たくさん降るように祈りましょう。しかし懸念しております。現段階では農地の干ばつに関してこう言えま 全文をよむ

2014-01-18 インターネット制限法反対デモに、警察放水 (Radikal紙)

インターネット制限法に対する抗議デモへの呼びかけがソーシャル・メディア上で行われたことを受けて、警察はタクスィムで厳戒態勢を敷き、デモを行うために集まろうとする人々に対して放水や催涙ガスを使用して介入した。      テレコミュニケーション通信庁(TİB)にインターネットサイトのページへのアクセスを4時間以内に制限する権限を与える新たなインターネット制限法に反対して、ソーシャル・メディア上のハッシュタグ#internetimedokunmaや#18Ocak18DeSokaklaraを用いて組織化 全文をよむ

2014-01-18 危機的、各地のダム貯水量 (Hurriyet紙)

トルコの話題はここ何週にもわたり毎日、それどころか時には1日のうちでさえ何度も変わる。作戦実行、更迭、任命、判決、政界からの衝撃的な発表など・・・このような話題の嵐の中、置き去りにされた恐ろしい問題がひとつある。それは老若男女全ての人に密接に関係するものだ。「水不足」である。農業相の言葉をかりれば、「トルコでは深刻な気象的干ばつが起こっている…」雪、雨が降っていないのだ。ダムの貯水レベルは日に日に低下し続けている。この問題が、本来なら諸々の問題全てをおいて第一優先事項となるべき問題であるというこ 全文をよむ

2014-01-15 ゲズィ「赤いドレスの女性」に催涙ガスの警官、処分へ (Radikal紙)

起訴状には、警察官ファーティフ・ゼンギン氏が、一切注意を喚起せずに職務に反する行為を行ったことが明らかにされ、至近距離から焦点を定め(赤いドレスの女性の)スンゲルさんに向けて催涙ガスを発射したことが記載されていた。      ゲズィ公園運動のシンボルとして称される「赤いドレスの女性」であるジェイダ・スングルさんに催涙ガスを発射した警官の裁判が開かれた。イスタンブル共和国検事のアドゥナン・チメン氏によって作成された起訴状には、23歳の警察官ゼンギンについて「職務を乱用した」容疑で2年の懲役を求刑し 全文をよむ

2014-01-15 中学生対象学力判定試験で計算ミス、再計算―111万学生に影響? (Milliyet紙)

受験者111万2000名の試験結果が再判定される。   この決定が試験直後の7月に行われた申請から6か月後に下されたことで混乱が生じている。   国民教育省(MEB)からの突然の発表があった。MEBは、「当省は上級裁判所にて同決定に対する不服申立てを行い、同判決により生ずる不当な処遇に対処する」と述べた。      第18行政裁判所は、2013年6月8日に実施された学力判定試験(SBS)の外国語試験の結果における採点ミスが発覚した受験者718名の再採点された試験結果が、受験した111万2604名 全文をよむ

2014-01-14 You Tube、アクセス禁止 (Hurriyet紙)

昨晩YouTubeが、UyduNetとTurknet上において裁判所の決定により閉鎖された。TTNETとSuperOnlineではアクセスの問題は何もなかった一方で、TurkNetとUyduNetでのアクセス禁止は朝方解除された。裁判所がYouTubeをアクセス禁止とした理由は、 Vimeoが閉鎖される原因となった動画が原因であったが、それが何であるかは明らかにされていない。      昨日YouTubeにアクセスしようとしたTurkNetとUydunetの利用者は大きなショックを受けた。You 全文をよむ

2014-01-12 アンタリヤで5万人が有権者リストから除かれた疑い (Hurriyet紙)

CHPムラトパシャ郡のエルジャン・エルカン郡知事は、アンタリヤ全体で5万348人が有権者リストからのぞかれたと主張した。      高等選挙委員会(YSK)の決定を受け、アンタリヤでも有権者リストが郡知事府に掲示された。アンタリヤの中心の郡の一つであるムラトパシャで掲示されたリストには、県全体で2011年にアンタリヤの有権者リストに載っていた5万348人が載っていなかったとCHPのエルジャン・エルカン郡知事は話した。エルカン郡知事は、ムラトパシャ郡でこの数は1万6224人であると述べた。エルカン 全文をよむ

2014-01-12 中国からの支援物資載せたシリア行きパキスタン機、アンカラで強制着陸 (Hurriyet紙)

中国からの物資を積み、ビシュケクからシリアの首都ダマスカスへ向かった航空機がトルコ領空に入ったところ、武器を運んでいる可能性があるとして警告を受け、強制着陸させられた。      航空機はキルギスの首都ビシュケクを出発し、ダマスカスへ向かっていたが、アンカラのエセンボア空港に強制着陸させられた。実施された調査ではこの飛行機が武器や戦闘用物資を運搬していなかったこと、機内にあったのは大量の毛布と人道支援物資だけであったことが明らかになった。      参謀司令本部は、航空機がパキスタン機で、ビシュ 全文をよむ

2014-01-11 ボスフォラス第3橋工事、2分の1終了 (Zaman紙)

イスタンブルで建設中の第3橋プロジェクトは次第に完成に近づきつつある。   プロジェクトは約3,500人と1,050台の建設機械(重機)で進められているが、50%が完了したと伝えられた。   道路総局第1地域局長のイスマイル・カルタル氏は、ボスフォラス第三大橋プロジェクトの成就によりイスタンブルの交通渋滞が緩和されるだろうと述べた。カルタル氏は、橋は十分な耐震性をもつと述べ、「橋の完成に向けて24時間体制で工事が行われています。橋はそのデザイン、車線の入り方や塔の高さについては世界最高レベルです 全文をよむ

2014-01-10 インターネット・アクセス制限法案、提出へ (Radikal紙)

インターネットに対して重要な制限を設ける法案が、トルコ大国民議会(TBMM)に提出された。この法案によると、インターネット・サイトは、ただちに閉鎖れるうることになる。さらに、その権限は司法ではなく、テレコミュニケーション通信庁長官に与えられる。      ヒルミ・ビルギン公正発展党(AKP)スィヴァス県選出国会議員らは、インターネット・アクセス制限の方策を暫定的措置として実現するための法案を作成した。国会総務に提出されたこの法案は、一部の法律と法律改正条例の改正を見込んでいる。この法案では、テレ 全文をよむ

2014-01-09 ウルデレ(ロボスキ)被害者の親族、軍警察侮辱で告訴 (Radikal紙)

ロボスキの虐殺で親族を失ったフェルハト・エンジュ氏に、軍警察を侮辱したとして4年の懲役を求刑する裁判が開かれた。エンジュ氏は、「権利や法が認めていない裁判を、我々も認めない」と述べた。      ロボスキの虐殺で11人の親族を失ったフェルハト・エンジュ氏に対し「軍警察への侮辱」を理由に裁判が開かれた。エンジュ氏はニュースサイトbianetに行ったインタビューで、ロボスキの虐殺に関する捜査で不起訴が決定され、一方でロボスキ村の人々に対し裁判が行われたことを非難していた:「出廷するつもりはありません 全文をよむ

2014-01-05 シリアで誘拐のアイギュン記者、解放へ (Zaman紙)

シリアで40日前に誘拐され、今日、国家諜報機構によって身柄引き渡しを受けた新聞記者ビュンヤミン・アイギュンは、ジルベギョズ通関からトルコに入国した。ここでハタイ副知事メフメト・エリシュによって出迎えられたアイギュン氏は、トルコ人記者団への最初の一言は、「8,000万人の国民のひとりであることを誇りに思っている。私の誘拐はアルカイダ関係と考えている」と述べた。      ミッリイェト紙の写真記者であるビュンヤミン・アイギュン氏は、12月にシリアでアルカイダ関係のテログループによって誘拐された。同氏 全文をよむ

2013-12-29 2013年の流行語は (Milliyet紙)

ほとんど毎日話題に事欠かず、特にゲズィ事件のため水が止まらないような一年だった。起こった出来事により、ある時は私たちの語彙に新しい単語が追加され、ある時は何年もそこにある単語を思い出した。2013年に流行した単語の「いくつか」はと言うと…      「Rabia」   女性の名前として知られているこの単語にはより深い意味があるということを私たちは今年学んだ。エジプトでクーデター反対派のシンボルとなったRabiaサインは、手の4本の指を立てることで作られる。程なく我が国にもやって来たこのサインは、 全文をよむ

2013-12-21 収賄捜査に関するフェトフッラー・ギュレンの見解 (Radikal紙)

フェトフッラー・ギュレンの見解:罪の意識(罪悪感)によって、罪が見て見ぬふりをされ、強盗、たくさんの強盗を見て見ぬふりをしながら、「これを一体誰のせいにしたら、いいだろう?!」と言うこと…これらは宗教(神)に反する弁証を行うということである。      *      フェトフッラー・ギュレンは、Herkul.comというウェブサイトで「収賄」に関する最新の説話を公開した。昨今の捜査に言及したギュレンの見解は次の通り:      巨大な集団を、自身をアッラーに捧げた人々を排斥しようとする動きが昨今 全文をよむ

2013-12-15 個人情報を守れない国は犯罪を犯している (Zaman紙)

大統領アブドゥッラー・ギュルの指示で用意された国家監査委員会の報告書によって、個人情報保護について致命的な状態であることが明らかになった。法律家の報告書によって、政府のこの問題への[対応の]不十分さが露呈し、必要な法律の制定を行わなかったことによって生じた被害には政府に責任があると明らかにしている。      国家監査委員会の「個人情報の保護に関する国内外の分析」という報告書は、個人情報に簡単にアクセスでき、どれだけ保護システムが悪用の危険にさらされている かが明らかになった。報告書によると、G 全文をよむ

2013-12-13 新身分証明書、導入間近か (Hurriyet紙)

TÜBİTAK(トルコ科学技術研究機構)によって開発され、「IC身分証明書」として名づけられた新しい身分証明書は、それによって保証される利便性によっても話題になるだろう。新しい身分証明書の配布開始とともに、1976年以来私達の生活にあった、青とピンクの身分証明書の有効性が終わることとなる。      2009年にパイロット県に選ばれたボル県で運用された新しい身分証明書には、ICチップがついている。今日までに5回変わった身分証明書を最新のものとするために行われる作業の結果、このICチップのおかげで 全文をよむ

2013-12-08 PKKにより4名の兵士誘拐 (Milliyet紙)

ディヤルバクル・ビンギョル高速道路を占領したPKKのあるグループは、停止させた車から降ろした市民に約2時間組にわたり組織の宣伝活動を行った後、3台の車を銃撃し、燃やした後、車の中にいた4人の兵士を誘拐した。   情報によると、今日15時ごろディヤルバクル・ビンギョル高速道路のフィソワ付近で道路を占領したテロリスト集団は車を停止させた。約200台の車を停止させた覆面武装グループは、市民を車から降ろして集めた。覆面武装グループは、車に乗っていた二人の下士官と二人の上級軍曹は、車から降ろされて顔を隠さ 全文をよむ

2013-12-08 人道的援助で受賞のロマ出身の女性 (Hurriyet紙)

ロマ出身のエルマス・アルス氏は、イスタンブルの3万人の一族から学校に行った初めての女児であった。タブーを破って二つの大学を卒業した。9年間、「私は誰か」という疑問のもとトルコ各地のロマのグループを訪問し、「ブチュク」という名前のドキュメンタリーを制作した。2009年に設立した差別ゼロ協会で先週、欧州委員会の名誉ある人道的支援賞を受賞した。      欧州委員会がスウェーデン人外交官ラウル・ワレンバーグの名のもとに与える人道的支援賞の最初の受賞者は、ロマへの差別との闘いを理由にエルマス・アルス氏( 全文をよむ

2013-12-08 アンカラ降雪、生活に影響 (Radikal紙)

夜間の降雪による影響によりアンカラでは交通事故が多発していると報じられた。      首都アンカラでは、夜間の降雪の影響により、各地で物損・人身事故が相次いでいる。夜間に降り始めた雪は、特に都市間を繋ぐ幹線道路や大通りで交通を妨げる原因となっている。   なかでも人通りの多い地域では、凍結による事故も起きており、アンカラ警察署交通管理担当局職員によれば、18時以降275件の事故報告があったという。   関係者らは、発生した事故50件のうち、42件は物損事故、8件は負傷者を伴う人身事故であると発表 全文をよむ

2013-12-06 また裁判官、法廷で居眠り―イズミル (Radikal紙)

アンカラでエテム・サルスルク氏の殺害に関する訴訟の際、検事が居眠りしたスキャンダルと似た事件が、イズミル第12重罪裁判所で審理中の民主権利連合訴訟で起こった。      イズミルで違法な毛沢東主義共産党(MKP)の名において活動を実施したという告発で抑留された13名と容疑者22名について開かれた裁判で 「カヴルマの肉を武器と見なした」裁判の最初の審理が10月2-5日にイズミル第12重罪裁判所で行われた。       裁判の際、裁判官のディレク・オズチュルクは審理の一日半の間、裁判長を務めたのだが 全文をよむ

2013-12-04 世界学力調査 PISAランキング、トルコは最下位グループ―65カ国中45位 (Zaman紙)

PISA(OECD生徒の学習到達度調査)の調査によると、トルコは読解の分野で475ポイントを取って65か国中第40位となり、数学の公式理解の分野では下から3番目であった。      40万人の学生が参加した世界で最も大規模な教育調査によると、トルコの中等教育の質は65か国中第44位であった。トルコは教育の平均がベトナム、セルビア、そしてエストニアのような国々の下位に留まったが、理科と文章理解のカテゴリーでは最も大きな進展を記録した国々の中に入った。      国際連合に属する経済協力開発機構(O 全文をよむ

2013-12-01 「エルドアンが来る、ミニスカートを隠せ」ムーラ市で広告騒動 (Hurriyet紙)

エルドアン首相のムーラ市訪問を前にスカートの丈を伸ばしたといわれる脱毛業者のポスターが完全に撤去された。       レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のムーラ市訪問の前に、ある脱毛業者が広告板に貼った広告ポスターの(女性)モデルのスカートの丈を伸ばしたという。 そのポスターを貼った脱毛センターの責任者は、モデルのスカートの丈は自発的に6月に伸ばしたと話し、首相の訪問とは無関係であると主張した。      エルドアン首相のムーラ市及び周辺地区の訪問計画のため、同市のあらゆる集会とデモ行進が禁止さ 全文をよむ

2013-12-01 ミュネッヴェルさん殺人事件の犯人、公文書偽造では有罪とならず (Hurriyet紙)

バーに入るためにカラーコピーを使って身分証の年齢を水増ししたジェム・ガリプオール被告に対して、偽の身分証を使った容疑で開かれた裁判で、裁判所は有罪としたものの最高裁は判決を覆した。裁判所の第二審でジェム・ガリプオール被告は、コピーして用意した偽の身分証には浮き出し印がなく、そのため騙すつもりはなかったという理由で無罪とされた。      ミュネッヴェル・カラブルトさんが2009年にエティレルのゴミ用コンテナの中で死体として見つかった後、警察は彼女の恋人であったジェム・ガリプオール被告が家族と住ん 全文をよむ

2013-12-01 病院での感染によるエイズ被害の実態―トルコ (Milliyet紙)

シャンルウルファに暮らすY.Ç.君は、5年前に病院で火傷の治療を受けた際、HIVに感染し、病気のことを告げられないままアンカラの病院に通っている。父親は「運命の前に放り出された」と憤る。      5年前、体の上にヤカンがひっくりかえり、Y.Ç.君はシャンルウルファ医育研究病院内の火傷専門科で治療を受けた。しかしその結果、Y.Ç.君は2歳にしてHIVに感染しAIDSにり患。運命の前に放り出された。   Y.Ç.君の父メフメトさん(43歳)は、12月1日の世界AIDSデーだったが、Y.Ç.君の元を 全文をよむ

2013-11-29 宗務庁長官、宗教アンケートに弁明「これは人々の宗教観を調査するため」 (Radikal紙)

イスタンブル・グランド・ジェヴァヒル会議場において開催された第6回宗教出版物会議へ参加したメフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、報道陣からの「トルコ統計機構によるアンケート」、及び「デルスハーネ(予備校・私塾)」の議論に関する質問に答えた。      イスタンブル・グランド・ジェヴァヒル会議場で開催された第6回宗教出版物会議へ参加したメフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、報道陣からの質問に答えた。      ギョルメズ宗務庁長官は、宗務庁によりトルコ統計機構にその実施が依頼され、「どの宗教に属しているか 全文をよむ

2013-11-29 イスタンブル、水不足の危機 (Milliyet紙)

イスタンブルに水を供給するダムの貯水率が近年に比べ減少している。2010年11月に72%あった貯水率が今年は40.6%に落ちた。      イスタンブル上下水道局(İSKİ)のデータによれば、水量は目に見えて減少しており、昨年に比べ6.5%落ちている。アリベイキョイ・ダムの水量は19%にまで落ちた。水位の減少により普段は水の下にあるアーチが完全に見えるまでになった。      ■年度ごとの貯水率      11月の他のダムの貯水率は次の通り:   サズルデレ 26.85%、ビュユクチェクメジェ  全文をよむ

2013-11-29 ヴァン地震バイラムホテル崩壊裁判、経営者の嘘が明るみに (Milliyet紙)

2011年11月9日にヴァンで発生した地震で倒壊したバイラム・ホテルで、被害検証が行われていなかったことが明らかになった。AFAD(災害緊急事態管理庁)に調査を依頼したというホテル経営者は虚偽の報告をしていた。      ヴァンで起こった大地震のあと、残った人々が身を寄せたバイラム・ホテルが2度目の地震で倒壊したことに関する裁判で、理由付き判決からスキャンダルが明らかになった。新聞関係者のジェム・エミル氏やサバハッティン・ユルマズ氏を含む24名が犠牲となったホテル倒壊の裁判の判決で、最初の地震の 全文をよむ

2013-11-28 クルディスタンプロパガンダSMSに、無罪判決 (Radikal紙)

「国ができるならそれはクルディスタンだ。旗は、黄色、赤、緑がいい。大統領はアブドゥッラー・オジャランだ。」というメッセージについて、裁判所が判決を下した。      イスタンブル・アナトリア第35簡易裁判所は、友人の携帯電話に「国ができるならそれはクルディスタンだ。旗は、黄色、赤、緑がいい。大統領はアブドゥッラー・オジャランだ。クルディスタン建国のためなら我々は命も惜しまない。このメッセージをクルド人全員に送信しない者は卑怯者だ。指導者なしの人生などありえない。愛国青年より」とクルド語交じりで書 全文をよむ

2013-11-28 全国高校資格試験実施「数学と宗教がむずかしかった」 (Milliyet紙)

国民教育省が「能力判定試験」の代わりに導入した「初等教育から中等教育への移行システム」試験が実施された。イズミル県では、生徒53,130名が569校で受験した。受験生は、数学と宗教が難しかったと述べた。      イズミルでは、生徒53,130名が569校で「初等教育から中等教育への移行システム試験」を受験した。午前9時に試験開始、科目はトルコ語、数学、宗教文化、道徳知識で、試験時間は各科目40分であった。試験後、ドアン・ニュースエージェンシーのインタビューに応じた生徒は、数学と宗教が難しかった 全文をよむ

2013-11-26 今週末は積雪注意 (Hurriyet紙)

新たに寒気と雨が国内を覆う。木曜日以降、気温は急激に6度下がる。トラキア地方で見込まれる雪は、マルマラ地方にも影響するという。ブルガリアでは今季初雪が観測された。寒さと雨に備えるように。      ■トラキア地方から雪が来る      国家気象総局はトラキア地方に降雪の注意を行った。入手した情報によると、木曜日以降、降雪が予測されている。国家気象総局からの情報によると、エディルネ、クルクラレリ、テキルダーでは木曜日の気温が8-10度になると予測されている。木曜日以降バルカン地方からの寒気と雨の影 全文をよむ

2013-11-26 兵役金納制のお値段は? (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)のヌマン・クルトゥルシュ副党首は、兵役金納制の金額に関し、「25歳は1万5000トルコリラ(約75万7077円)」と述べた。      ヌマン・クルトゥルシュAKP副党首は、兵役金納制の金額に関し、「25歳は1万5000リラ(約75万7077円)」と述べた。      同副党首は、兵役金納制に関して記者らの質問に議会ロビーにて回答した。      クルトゥルシュ副党首は、兵役金納制に関し、全青年の短期兵役であらねばならないと述べつつ、「一方、最後に未兵役者の金納問題が考えられ 全文をよむ

2013-11-24 ラズの人々、ラズ語教育を求める (Hurriyet紙)

トルコに60万人いるラズの人々が、基幹組織としてメフメト・ベキャルオール教授が所長を務めるラズ研究所を設立した。      ベキャルオール教授は、ラズ人からの要求として「トルコ語地名を元の地名に戻すこと、ラズ語を幼稚園から大学院に至るまでの教育言語とすること、ラズ語のテレビ局の開局」などを列挙した。      昨日行われたジャッデボスタン文化センターの集会では、平和民主党(BDP)アルタン・タン国会議員(ディヤルバクル選出)も集まったラズの人々を支持し、「権利を奪われた者ならあなた方の思いを理解 全文をよむ

2013-11-24 マルマライ始業で、イスタンブル4か所の地価高騰 (Radikal紙)

マルマライの開通により、ゼイティンブルヌの住宅賃貸価格が21%、カドゥキョイの住宅販売価格30%上昇した。      アジアとヨーロッパを海底からトンネルで結ぶマルマライは一年のうちに、路線が走る地域の不動産価格に大きく影響を与えた。      Sahibinden.comのデータによると、賃貸住宅の価格で最大の上昇はカズルチェシュメ駅のあるゼイティンブルヌ区であった。同区で2012年に 700リラだった賃貸住宅の平均価格が、2013年に21%上昇し850リラに達した。ゼイティンブルヌ区に続いて 全文をよむ

2013-11-24 トルコ国籍を取得したシリア避難民は何人 (Milliyet紙)

ムアンメル・ギュレル内務相は、シリア人難民にトルコ国籍を与える方向で議論が続いているこの時期に、この3年間で、トルコ国籍法に従い78人のシリア人に例外的な理由が認められ、閣議決定によりトルコ国籍が与えられたと発表した。      ■何人が投票できるのか      共和人民党のメフメト・アリ・エディブオール議員(ハタイ選出)はギュレル大臣にここ3年間の例外的な理由でトルコ国籍を取得したシリア人の数を尋ねた。また、トルコ国籍になったシリア人難民のうち何人が将来選挙で投票をできるようになるのか、さらに 全文をよむ

2013-11-24 アレヴィー派問題への見解-アフメト・ヤシャル・オジャク (Zaman紙)

アレヴィー派とジェムエヴィの問題で今日まで様々なメディアでアレヴィー派自身やスンナ派のオピニオンリーダー、知識人、学者によってあらゆる方向性の様々な意見や提案が話し合われ、議論された。      先月はフェトゥフッラー・ギュレンの名前でアンカラのママク地区で「モスクとジェムエヴィが隣同士で」という名前で実行された計画は、スンナ派とアレヴィー派の世論の一部から肯定的に捉えられたが、一部からは批判され、さらには強く反対された。しかし一般的に見るとこのような計画は、トルコで「一部の外や内の層」によって 全文をよむ

2013-11-24 アクキラーズ、イスラエルで平和のために歌う (Radikal紙)

アーティストのサバハト・アクキラーズ氏とウード(リュート)フェスティバルのために訪れたイスラエルで、かの有名な治安国家をこの目で見た。      アーティストで共和人民党イスタンブル選出国会議員のサバハト・アクキラーズが、イスラエルで開催されたウードフェスティバルの室内コンサートに招待された。新聞記者としてこのイベント鑑賞の招待が私の元にも来た。迷わず承諾し、イスラエルの有名な治安国家を目にした。      アクキラーズは議員なので外交官パスポート保持者だ。弟のハサン・アクキラーズとミュージシャ 全文をよむ

2013-11-23 アヤソフィア博物館命令のアタテュルク署名は偽物?―トルコ歴史協会元会長主張 (Milliyet紙)

アヤソフィアが博物館となることに関する決定にあるアタテュルクの署名は偽物であると主張するハラチオール氏は、「警察も署名が異なっていると認めている」と述べている。      トルコ歴史協会元会長でありMHP会派副代表のユスフ・ハラチオール議員は、アヤソフィアが博物館となることに関する決定にあるアタテュルク署名は偽物だと主張している。同議員は、アヤソフィアが再びモスクとして使用されるようトルコ大国民議会に請願中で、警察総局も件の決定に関連する歴史文書2点にみられるアタテュルクの署名が異なっていると認 全文をよむ

2013-11-20 トルコの刑務所は、どこも満杯―首相は空にするといったが・・・・ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ディヤルバクルで行った歴史的演説の中で、「山にいる人々(ゲリラ)が山を下り、刑務所が空になるのを我々は目にするだろう」という発言が誤って解釈されたとして、「私はあくまで夢を話しているのだ、だがあなた方は恩赦だと思っている」と述べた。サドゥッラー・エルギン法相が行った「刑務所は満杯だ」という説明は、首相の夢が実現には程遠いことを明らかにした。      エルギン法相は、昨日(11月19日)の法務省予算案会見で、合計収容可能人数が15万1,444人である359の 全文をよむ

2013-11-19 バルザーニー北イラク大統領の配った金貨はこれ! (Radikal紙)

バルザーニー北イラク大統領が参加したディヤルバクルの合同婚約式で、カップルたちに贈った金貨に「Piroz be」(クルド語でおめでとう)と書かれていたことが注意を引いた。      レジェップ・タイイプ・エルドアン首相と北イラク・クルド自治政府のマスード・バルザーニー大統領がディヤルバクルで参加した集団婚約式で、カップルに贈り物を送った。      家族社会生活省によって3日前にディヤルバクル・ディジレ大学体育館で開催された婚約式で、エルドアン首相とバルザーニー大統領が婚約した400組のカップル 全文をよむ

2013-11-14 国民教育省「教育、監督強化策」ザマン紙報道を否定 (Radikal紙)

国民教育省は、今日のザマン紙とサマンヨルテレビで報道された「教育現場で監督強化」というニュースについて、事実と異なると否定した。      国民教育省の発表によると、今日ザマン紙で「教育現場に大きな衝撃」、サンマヨルテレビで「教育現場で監督強化」という見出しの報道が行われ、その中で、国民教育省がすすめている法整備に関して誤解を招く虚偽の部分があったという。ソーシャルメディアではこの誤った報道をもとに「教育崩壊計画」と銘打った組織的なキャンペーンが行われていると言い、以下のように反論した。     全文をよむ

2013-11-12 「一緒に暮らしてますが、それが?」―エルドアン首相のシェアハウス批判問題 (Milliyet紙)

エルドアン首相の発言に端を発した男女学生共同シェアハウス問題が、イズミルで裁判になった。大学生のガムゼ・セルチュクさんとアリ・ハイダル・テメルさんはルームシェアをしていることを明らかにし、共和国検察庁へ請願書を提出し手続きを望んだ。      エゲ大学哲学科の学生であるガムゼ・セルチュクさんと同大大学院医学研究生のアリ・ハイダルさんは、男女共同シェアハウス問題を裁判所に移した。大学生である2人の若者は、政治権力と公務員の、男女共同シェアハウスを罪と見なす発言に対し、もし罪であるならば、その罪を現 全文をよむ

2013-11-12 趣味の魚釣りへ、許可制度導入? (Milliyet紙)

趣味目的で魚釣りをしたい人は、食糧農業畜産省から許可を得る必要が生じることになる。   許可を得ない人には200リラの罰金が科せられる。      食糧農業畜産省は漁師と漁船への規則を全面改訂した「水産物法草案」を完成させた。   草案によれば18歳から60歳までの、スポーツもしくは休息目的での魚釣りは省庁から許可を得なければならなくなる。      湖や海岸で釣竿を使い、もしくはカヌーやボートで趣味目的の魚釣りをする者は、まず省庁から許可を得る。これを破った者には200リラの罰金が科せられる。 全文をよむ

2013-11-12 イスタンブルの市営バス、WiFi+携帯充電サービス導入へ (Zaman紙)

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長が臨席する中、ベイリキドゥズュで出発式が行われ、新型バス100台が運行を開始した。トプバシュ市長は、一部バスにはWi-Fiが搭載されており、スマートバス時代へ移行したと述べた。携帯充電用機器も搭載されたバスは、本日運行を開始した。      ベイリキドゥズュ、アヴジュラル及びエセンユルトで運行される新型バス100台は本日、式典を以てイスタンブル市営交通局(İETT)所属車両に加わった。ベイリキドゥズュで実施された出発式にはイスタンブル広域市のカーディ 全文をよむ

2013-11-10 アタテュルク没後、75年 (Zaman紙)

トルコ共和国建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの没後75年目、アタテュルク廟をはじめとして国内外の各地で式典が開かれ偲ばれた。      アタテュルク廟での式典にはアブドゥッラー・ギュル大統領、ジェミル・チチェキトルコ大国民議会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ケマル・クルチダルオール共和人民党党首、ネジデト・オゼル統合参謀本部長、各軍司令官ら、高等司法機関代表者ら、閣僚会議メンバー、政党代表者、軍関係者、市民らが参加した。      ギュル大統領と参列した代表団は、ライオンロードを 全文をよむ

2013-11-10 兵士の証言で村を焼き払う部隊の存在判明 (Radikal紙)

犯人不明の事件に関して、ディヤルバクル共和国検事に匿名の証言者として証言したある兵士は、「1994年にハズロ、リジェ、ハニ、クルプの各郡における30の村を焼いた」と話した。      犯人不明の事件の捜査を行っているディヤルバクル共和国検事のオスマン・ジョシュクンに証言した兵士は、1990年代に地域の村を焼く任務を請け負っていた大隊に所属していたと話した。      タラフ紙のバハル・クルチゲルディキの情報によると、命の安全のために匿名を希望し、1994年にディヤルバクルのハズロ郡に臨時任務に来 全文をよむ

2013-11-10 スィイルト県アイドゥンラル郡、ティッロ郡へ名称変更―クルド語地名復帰 (Radikal紙)

スィイルト県アイドゥンラル郡が、「ティッロ」に復名することに関する法案が可決された。郡の以前の標識は撤去され、代わりに新しい「ティッロ」の標識が設置された。式典では、アフメト・アイドゥン知事と住民らが一緒にハライ(アナトリアの伝統舞踊)を踊った。      トルコ大国民議会本会議において、スィイルト県アイドゥンラル郡の名称が「ティッロ」として変更されることに関する法案が可決された。法案施行後、11月9日に郡では「アイドゥンラル」の標識が撤去され、代わりに「ティッロ」の標識が式典とともに設置された 全文をよむ

2013-11-08 イスタンブル・ベイオール近辺のアパート型ホテル20、1週間の営業停止 (Radikal紙)

ベイオールのガラタ地区とカラキョイ地区で運営している約20軒のホテルが、未登録であるとしてベイオール市警察局と警察チームによって営業停止となった。      観光客に人気のあるベイオール、ガラタ、カラキョイの未登録の約20軒のアパートホテル・ブティックホテルが1週間営業停止となった。   ヒュリイェト紙のブラク・ジョシャン氏の記事によると、ホテルは法的根拠なく閉鎖されたとの訴えに対し、ベイオール市警察局の関係者は登録証を取得せずに営業をしていたホテルのみ営業停止の措置を取ったと述べた。   一昨 全文をよむ

2013-11-06 エルドアン首相の男女混住シェアハウス批判に、様々な声 (Hurriyet紙)

エルドアン首相が、クズルジャハマム・キャンプで「学生シェアハウス」について発言したといわれる発言対し、昨日(4日)政府側からは様々な意見が飛び出した。ビュレント・アルンチ副首相やヤルチュン・アクドアン首相諮問役は、「男女がひとつの家に同居するということに向けた干渉に関する発言ではない」と述べた。 これに対しエルドアン首相は「学生シェアハウスでは混沌としたあらゆることが起きている。保守派政党として、これに対処していくつもりだ」と話した。      エルドアン首相はクズルジャハマム・キャンプで、学生 全文をよむ

2013-11-06 ディヤルバクル県の5年生6年生、選択科目クルド語は5番目 (Milliyet紙)

ディヤルバクル県の5年生・6年生の生徒が選択科目を選択したところ、今年は「算数演習」の希望者が最も多く、クルド語の授業も行われる「現存言語・方言」の授業は5番目だった。      メフメト・ハディ・アーウルバシュ県国民教育局長の発表によると、生徒数7万5千人のうち2万8760人が「算数演習」、2万6315人が「預言者ムハンマドの生涯」、2万4655人が「コーラン」、1万7623人が「外国語」、1万3023人がクルド語も含まれる「現存言語・方言」の授業をそれぞれ希望した。アーウルバシュ教育局長は、 全文をよむ

2013-11-05 BDP議員、グーグル・アップルの多言語にクルド語追加を要求 (Radikal紙)

ディヤルバクル市スル区区長であり平和民主党(BDP)党員であるアブドゥッラー・デミルタシュ氏は、クルド語が情報通信機器で使用可能となるよう、アップル社、グーグル社に対し呼掛け「御社のマルチリンガル機能にクルド語も追加して頂きたい」と述べた。      ディヤルバクル市スル区のアブドゥッラー・デミルタシュ区長は、予てより始めている多言語に対応した行政の一環でモバイルサービスにクルド語も追加した。クルド語ソフトウェア・システムを作成し、一部電話にて実用化させた電話修理士のジェラル・ギョエル氏と共に記 全文をよむ

2013-11-05 ディヤルバクルに豹、出現 (Zaman紙)

ディヤルバクル県ソルマズ村で、羊飼いを襲ったため殺されたヒョウの検死解剖が行なわれた。ヒョウは2歳のオスで体重は90kgあり、弾傷による内出血のため死亡したことが判明した。ヒョウの組織サンプルはトルコ科学技術研究機構(TÜBİTAK)に送られた。      ディヤルバクル県ソルマズ村で、羊飼いを襲ったため殺されたヒョウの検死解剖が行なわれた。ヒョウは体重が90kgで、弾傷による内出血のため死亡したこと、2歳のオスであることが分かった。DNA鑑定をするため、ヒョウの組織サンプルはトルコ科学技術研究 全文をよむ

2013-11-05 禁煙対策強化―公園、病院、モスクの庭での喫煙、禁止へ (Hurriyet紙)

保健省は国内タバコ規制プログラムに従い2014-18年度に実施する新たな行動計画で、喫煙禁止を屋外にも適用する。保健省によって作成された法案によれば、児童公園、病院そしてモスクの庭で喫煙が禁止される。学校とモスクから100m圏内ではタバコは販売されなくなる。屋外では、非喫煙者と場所が分けられる。      タバコとの戦いは新しい時代に突入した。保健省は国内タバコ規制プログラムに従い2014-18年度に実施する新たな行動計画で、喫煙の禁止を屋外にも適用することを主張した。昨日のサバフ紙に掲載された 全文をよむ

2013-11-03 国会へスカーフ着用で登壇した女性議員の祖父はCHP支持者 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会本会議にスカーフ着用で出席した、公正発展党(AKP)カフラマンマラシュ県選出のセヴデ・バヤズト・カチャル国会議員の祖父は、共和人民党(CHP)カフラマンマラシュ県選出国会議員を二期務めたアリ・シャーヒン氏だった…。22歳のときにスカーフをかぶり始めたと言うセヴデ・バヤズト・カチャル議員の母は、「家族から『どうしてかぶるのか』と圧力を受けたことは一度もありません。私はそういう環境で育ち、成長しました。父 は今も共和人民党支持者で積極的に活動しています」と述べた。      トルコ大 全文をよむ

2013-11-03 歌手セゼン・アクス、コンサートでアレヴィー派に言及 (Radikal紙)

昨晩、ゾルル・センターPSMで素晴らしいコンサートを行ったセゼン・アクスは、平和へのメッセージを忘れなかった。「アレヴィーの人々に対して行われた弾圧を見ずにいることはできないでしょう」と述べたミニク・セルチェ(小雀の意。セゼン・アクスの愛称)は、メティン・アルトゥオクと共にスィヴァスの虐殺で命を落とした人たちを追悼した。      一部のアーティストは、彼らが行う生のパフォーマンスが取るに足らないものでも、直に鑑賞するに値する。スタジオでの録音によってレコードやカセット、今ではmp3といった媒体 全文をよむ

2013-11-03 高校生の喫煙、飲酒、麻薬使用率は (Zaman紙)

イスタンブルの高校で実施されたアンケートは、若者が喫煙、飲酒、麻薬の使用の脅威にさらされていることを明らかにした。調査は39の区の154の高校でおこなわれ、大部分が高校1年生である3万2千人の学生を対象とした。それによると、100人の高校生のうち45人が喫煙、32人が飲酒、9人が麻薬の使用を回答し た。職業高校では喫煙が多く、アナトリア高校では飲酒が多い。アメリカのロワン大学のクーパー医学部精神医学科アンドレス・プメイレガ教授は、イスタンブル警察と県教育局の招待で2010年から2012年までの間 全文をよむ

2013-11-02 宗務庁、「タトゥーはイスラムでは不適切」判断 (Radikal紙)

ある市民の「タトゥーを入れることは許容される行為ですか」との質問に対し、宗教庁宗教高等委員会は、タトゥーは禁止されているとの判断を出した。さらに「男性がイヤリングを付けるのは許容される行為ですか」との質問に対しては、「非難されるべきことではある」と返答した。      宗教庁宗教高等委員会は日常生活に関して市民から寄せられた質問を審査し、タトゥーは許容される行為ではないとの判断を出した。      委員会は決定にあたり、身体に針を刺し開けた穴に色素を入れるタトゥーは、古代より行われてきた文明以前 全文をよむ

2013-11-01 肥満税、導入? (Hurriyet紙)

メフメト・シムシェキ財務相は、来期にも肥満税が導入される可能性があると公言した。シムシェキ財務相は以下のように発言した。「例えば肥満を引き起こし、健康的な消費を上回るような製品に対して特別な消費税を課すことが議題に上がる可能性がある。これらすべての問題を、今われわれは議論し考えを重ねている。来期にはこれらすべてが議題となり、適用される可能性がある。」またシムシェキ財務相は、来期には教育関係者らの賃金引き上げについても努力すると表明した。同相はこの件に関して以下のように述べた。「教育に携わる人々の 全文をよむ

2013-10-30 エルドアン首相、マルマライ混乱コメント「非常ボタンを押すのがいて・・」 (Milliyet紙)

 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は公正発展党(AKP)イズミル県代表の建物での食事会でマルマライの混乱について言及し、共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダルオールが自身にあてた発言に強く反論した。首相はマルマライで起きた混乱に関し「予告した通り、昨日から15日間マルマライは無料で営業する。今市民はアイルルクチェシュメ駅から乗車しカズルチェシュメ駅へ向かっている。またカズルチェシュメ駅から乗車し、アイルルクチェシュメへ帰る。しかし初日から、もちろんやたらと使うべきではないものである、非常ボ 全文をよむ

2013-10-30 マルマライ、開通初日は大混乱 (Radikal紙)

マルマライの開通初日はトラブル続きだった。イェニカプからウスキュダルへ向かうために、電車を一時間待つ者もいれば、スィルケジ駅で下車するはずがウスキュダル駅に着いた者まで…      マルマライの開通初日はまるでテスト運転のようだった。初日のトラブルは数えきれない。地下鉄の電気は切れてしまい、ドアは開かず…。イェニカプからウスキュダルへ向かうために、一時間も電車を待つ者もいれば、スィルケジ駅で下車するはずがウスキュダル駅に着いた者まで…。      3時間の「テスト運転」の間に見られたトラブルは以 全文をよむ

2013-10-28 マルマライのすべて―スルタン・アブデュルメジドの夢、ついに実現 (Zaman紙)

世界の一大プロジェクトの一つとされ、「世紀のプロジェクト」として知られるマルマライは、明日アブドゥッラー・ギュル大統領とレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が参加する式典で開通する。      イスタンブル・ボスフォラス海峡下を横断する海底鉄道トンネルの最初の構想は、1860年にスルタン・アブデュルメジドによって提言された。スルタン・アブデュルメジドの夢は10月29日共和国記念日で叶えられる。長い構想の歴史をもつプロジェクトの過去をひもとくと、その各々から興味深い事実が浮き出てくる。では、今日まで 全文をよむ

2013-10-28 CHP市長の自治体で、クルド語「禁止」 (Radikal紙)

市長がCHP(共和人民党)所属であるクシャダス市が、クルド語の歌が歌われることを理由にコンサート「アナトリアの失われた歌」をキャンセルするという醜態をさらした。      アイドゥン県のクシャダス市による「姉妹都市フェスティバル」で開催予定だった「アナトリアの失われた歌」というコンサート計画がクルド語の歌が歌われることを理由にキャンセルされた。クルド語の歌が歌われるという理由でキャンセルされたこの計画に参加予定だったアーティストのひとり、デヴリム・カヤさんは、このニュースを自身のツイッターアカウ 全文をよむ

2013-10-28 マルマライ試験運行で、トラブルはあったのか? (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)副党首ウムト・オラン氏は、今日開通するマルマライ鉄道線で10月25日にビナリ・ユルドゥルム交通相、トルコ国営鉄道総局、あらゆる省庁の官僚も参加した自動試運転の最中に事故が発生し、車両の一つが廃棄されたと主張した。      オラン氏は、線路での衝突によるこの事故で、大臣と官僚たちが半時間にわたって車両に閉じ込められたと主張した。質問書を提出してトルコ大国民議会でこのことを問題としたオラン氏は、マルマライ鉄道線のいくつかの区域の地下で陥没が起こったが、開通に間に合わせるために、 全文をよむ

2013-10-28 マルマライ開通式を前に、トプバシュ市長「安全宣言」―日本の安倍首相と会談 (Radikal紙)

イスタンブル広域市カーディル・トプバシュ市長は、明日(29日)に行われるマルマライの開通式を前に、日本の安倍晋三首相とチュラアン宮殿で会見した。      マルマライ開通式の前に日本の安倍晋三首相と会見したトプバシュ市長は、「マルマライの安全性」について、「細心の注意を払い、すべての可能性が検討された。すべての可能性を考慮し建設された。試験運行は非常に成功だった」と述べた。      イスタンブル広域市カーディル・トプバシュ市長は、明日行われるマルマライ開通式の前に日本の安倍晋三首相とチュラアン 全文をよむ

2013-10-27 建設工事のためならモスクの破壊もいとわず (Hurriyet紙)

「道路のためならば、なんでも犠牲になり得る。なぜならば、道路は文明だからである」とエルドアン首相は始め、さらに続けた。「モスクがあったとしても、道路がそこを通過するならば、私たちはそのモスクを取り壊し、別の場所に建て直す。」      [ボスフォラス]第3大橋と中東工科大学の用地を通過する道路に関する批判に対しての回答がこれである。「私たちはモスクさえ取り壊す」との発言に戸惑った人は多かった。しかし、首相は基本的にはこの国の政府の伝統を繰り返している。道路のために、広場のために、建物のためにモス 全文をよむ

2013-10-26 マルマライ開通式と合体で、今年の共和国記念日は特別仕様 (Milliyet紙)

共和国記念日は、今年もアンカラとトルコ全国で10月29日に行われる一連の式典とイベントで祝われる。しかし今年の祝賀にはイスタンブルでのある式典が含まれ、祝賀の重要性と規模が増すことになる。      共和国90周年の祝賀には、古典的な公式式典と、国内的にも世界規模においても意味も持つ、ロンドンと北京、すなわち歴史上のシルクロードを「鉄道で」つなぐ重要なプロジェクトの開通式典も、別の意味を加える。      ■最初の式典はアタテュルク廟で      共和国が宣言されてから90年となる10月29日火 全文をよむ

2013-10-26 明日から、冬時間 (Milliyet紙)

今晩寝るとき、時計を1時間遅らせることお忘れなく!      太陽の光をより多く活用する目的で3月31日(日)3時に始まった夏時間は、2013年10月27日(日)の4時に、時間を1時間遅らせることで終了する。夏時間の実施による時間変更は、大きな利益と節約を生んでいる。夏時間の実施により、毎年、中規模の水力発電所の1年分の発電量に相当する電気が節約されているという。      *お詫び:誤訳がありましたので、修正しました。ご指摘ありがとうございました。     全文をよむ

2013-10-26 宝くじ販売にモスクや学校から100メートル条項 (Hurriyet紙)

宝くじ法で、宝くじの販売所に100メートルの境界距離が設けられた。      今後、数字選択式のロトや宝くじの販売所は学校やモスクから100メートル離れたところに置かれる。      宝くじの販売所に100メートルの制限が出来た。宝くじの販売所や広告は小学校や中学校、礼拝所、ユースセンターから100メートル以上離れたところに置かれることとなる。距離の条件は営業許可の取得者と販売部門の間で契約が結ばれた日から適用される。現存する販売所は同じ場所で営業を続けるという条件で、営業開始から3年間は100 全文をよむ

2013-10-20 長期休暇でギリシャの島に観光へ (Milliyet紙)

9日間もの長い休日に、ギリシャの島々の観光業者もにんまり。      犠牲祭休暇で、トルコに近いギリシャの島々にも多くの人々が押し寄せた。      9日間の休日でトルコ人旅行客はアンタルヤ、マルマリス、ボドゥルム、チェシュメのような国内の人気観光地と並んで、ロドス島、イスタンキョイ(コス)島、ションベキ(シミ)島のようなギリシャの島々にも強い関心を示し、ギリシャ人観光業者を喜ばせることとなった。      特にロドス島に対するトルコ人の関心は高く、島の港には多くの人が押し寄せた。祝日をロドス島 全文をよむ

2013-10-20 シリアからの避難民、違法労働者に (Radikal紙)

トルコにやってきたシリアの難民が、新たな「労働力」となっている。イスタンブル各地区の間に張られたテントで暮らすシリア人は、月に700~800リラ(約3万5千~4万円)あるいは日に25~50リラ(約1,250~2,500円)で、織物業をはじめ多くの分野で何の保証もなく、また社会的権利も全く認められないまま働かされている。加えて年齢制限もない。一方で、ガズィアンテプとハタイをはじめとするトルコの各県からイスタンブルに来たトルコ人が、シリア人のように装って仕事を探し、支援を受けようとしていると言われて 全文をよむ

2013-10-20 中東工科大の森での道路建設、市側一夜で伐採 (Cumhuriyet紙)

アンカラ広域市チームはODTÜ(Orta Doğu Teknik Üniversitesi、中東工科大学)において何千本もの木を伐採した。歴史が道に変わった。      アンカラ広域市が歴史的な中東工科大の森で一昨夜行った伐採の結果が昨日明らかになった。何千本もの木が伐採され、森に長さ約2キロメートル、幅50メートルの平らで泥の土地が出来上がった。中東工科大のデモ参加者たちはキャンパス及びユズンジュユル地区に集まり、つくられた道を歩き、伐採に抗議した。伐採で切られたいくつかの木を森から運び出した 全文をよむ

2013-10-19 警察、TVドラマでの交通違反を調査中 (Zaman紙)

警察総局は視聴率の高いTVドラマが交通ルールを守っているかどうかをチェックしている。2012年10月に始まったプロジェクトの中で担当の警察官たちは視聴するドラマの中で、シートベルト着用やバイク運転手のヘルメット着用、赤信号や携帯電話に関するルールを守っているかどうかを調査している。 警察は11か月間で2千話ものドラマを観て、規則違反を明らかにしている。確認された交通違反はひとつひとつドラマ制作者や監督に報告され、この件に関して本人たちの協力が求められる。また、ルールを守ったドラマの制作者や監督に 全文をよむ

2013-10-19 バルコニーで羊を屠って、罰金1012リラ (Zaman紙)

バイラム初日、アダナのある家の住民は、アパートの8階で羊を屠ったため罰金を科せられた。   環境都市計画省は、環境法違反行為のため、ジェミル・カラさんに1,012リラ(約50,168円)の罰金を科した。   同省の会見によれば、バイラムの期間中、動物を屠る際の環境汚染や悪臭を防ぐよう警戒している取締チームが、さらなる罰金を科すためのサインをしたことが明らかとなった。   法律違反の屠殺に対しては40,636リラ(約2,014,466円)の罰金が科されると述べられた。 全文をよむ

2013-10-18 エルズルムなどに、降雪注意報 (Milliyet紙)

エルズルム県やカルス県、アルダハン県、そしてアール県などに積雪予報が発表された。      気象第12地域局から出された文書による発表では、この地域にかかる温暖前線により降り始めると予想される小雨が明日(19日)の午後まで降り続き、また午後からは上空の温かい空気が下降することで都市の中心部ではみぞれ、あるいは雪となり、標高の高い場所では雪となると予報された。      月曜日まで雨が続くとの予報が出された発表では、この間にまずは南や西の方角から、その後は北や東の方角からやや強い風が服との予報も出 全文をよむ

2013-10-17 兵役期間短縮、7万人の兵、除隊へ (Milliyet紙)

イスメト・ユルマズ国防相は、長期の兵役期間を改定し12ヵ月に短縮する件の調整につき、「来週の月曜日(10月21日)の閣議で、統合参謀本部が行った作業が議題となる。この作業に従い、閣議で兵役期間短縮の導入時期が明らかになる」と述べた。      ユルマズ国防相は、イノニュ邸(故第2代トルコ大統領イスメト・イノニュ氏が幼少期に過ごした邸宅)で行われた公正発展党スィワス県支部主催の祝祭日プログラムの後、報道関係者の質問に答えた。同相は、長期の兵役期間を改定し12ヵ月に短縮する件の調整に関して質問を受け 全文をよむ

2013-10-17 トルコ全土、気象大荒れ (Radikal紙)

ムーラ県の観光地サルゲルメ村では、木が根元から折れ、電柱が倒れる等の被害を出した竜巻の恐怖に、住民たちが怯えている。気象庁はトルコ全土に豪雨・暴風警報を発動した。      気象庁は、国内の多くの地域に豪雨及び暴風警報を発動した。ムーラ県のオルタンジャ郡にある観光地サルゲルメ村では、木が根元から折れ、電柱が倒れる等の被害を出した竜巻の恐怖に、住民たちが怯えている。      ■黒海全域に暴風:今朝から黒海西部で始まった降雨は、夕方には、ボル、ドゥズジェ、ゾングルダックの西側、明日の朝以降、全域で 全文をよむ

2013-10-16 パンの消費、ダントツ欧州1位 (Radikal紙)

スペインで開催された世界パンの日で、トルコはパンの消費量で欧州のライバルを引き離し1位となった。      スペイン小麦製品産業協会(ASEMAC)会長フェリペ・ルアーノ氏は世界パンの日でスピーチを行い、「ここに2つの極端な例がある。1つはトルコで、1人当たり年間120キロのパンを消費する。もう1つはイギリスで1人当たり年間32.25キロと少量しか食べない。これらの中間である必要がある」と述べた。   フェリペ氏はスペインが年間36キロでイギリスに続き欧州で最もパンの消費が少ない状態にあると指摘 全文をよむ

2013-10-16 トルコ言語協会会長、「オスマン語を学校で教育を」 (Milliyet紙)

トルコ言語協会会長カチャリン教授は「オスマン語は我々の核となるものだ。」と発言し、オスマン語の授業の一環として行われるべきだと主張した。      トルコ言語協会会長(TDK)ムスタファ・カチャリン教授は、オスマン語が学校で教えられるべきだ、と発言した。カチャルン教授は、会見にて、オスマン語を学ぶのは難しいが、難しい物事こそ、質が高いものである、と明かした。オスマン語を支持するか支持しないかが政治的な決断である、とするカチャリン教授は、以下のように語った。 「『民族歴史の抹消と、その歴史との断絶 全文をよむ

2013-10-15 偽の大学卒業証書の教師、つかまる―ディヤルバクル (Radikal紙)

ディヤルバクル警察は、希望者に偽の大学卒業証書を販売した「卒業証書犯罪集団」を逮捕した。同犯罪集団から偽の大学卒業証書を購入した者らは、国民教育省に属する学校で就職したようである。      ディヤルバクル県共和国検事局の連携でディヤルバクル警察密輸及び組織犯罪(KOM)局によって行われた盗聴などの捜査によって、希望者に偽の大学卒業証書が販売されたことが明らかになった。      ミッリイェト紙のトルガ・サルダン記者の報道によると警察は、M.Aと言う名の容疑者を筆頭に卒業証書犯罪集団を追跡した。 全文をよむ

2013-10-15 犠牲祭、いつもの風景―羊を切ろうと負傷者続出、逃げ出す牛や羊 (Radikal紙)

今年の犠牲祭(クルバン・バイラム)でも、お馴染みの光景が見られた。お決まりの表現をあえて繰り返すならば、素人の屠殺者が病院へ駆け込み、市場が血の海と化し、逃げ出した犠牲祭用の家畜を市民が追いかけ回し、再三警告が行なわれてきたにもかかわらす子どもたちの目の前で動物が屠られた。      ■カイセリでは交通がストップ   犠牲祭の初日、カイセリでは概ね規則にのっとった形で屠殺が行なわれたが、メリキガーズィとコジャスィナンでは屠殺所へ向かう道が混雑した。   屠殺はパストゥルマとスジュクを製造する精肉 全文をよむ

2013-10-15 アンカラ・イスタンブル高速鉄道、10.29開通へ―停車駅はこの9つ (Radikal紙)

2013年10月29日にマルマライ鉄道線の開通記念式典の後、別の式典で運行が開始される予定のアンカラ-イスタンブル間高速鉄道(YHT)線の停車駅が明らかになった。      計9つの停車駅となるYHT線で乗客は、アンカラからイスタンブルへの道中にポラトル、エスキシェヒル、ボズユク、ビレジキ、パムコヴァ、サパンジャ、イズミットとゲブゼを通過し、ペンディクに到着する。この旅程は3時間になる。      2県間の行程を3時間に短縮する全長533キロメートルのYHT線によって、トルコ国民はより安い価格で 全文をよむ

2013-10-13 宗務長官、メッカで (Yeni Safak紙)

メフメト・ギョルメズ宗務長官は、2013年巡礼団として訪問したメッカで、インドネシアのスュレッヤ・ダリマ・アリ巡礼大臣と会談した。      トルコの宗務公館の建物で行われた会談でギョルメズ長官は、訪問に満足していると述べた。   ギョルメズ長官は、「この会談がメッカで行われたことは、我々にとって特に喜ばしいことです。皆様に、そしてその中にいらっしゃる学者の方々にご挨拶申し 上げます。インドネシアとトルコは距離としてはお互い遠くても、国民の心は互いに非常に近い。両国は共通の歴史的価値観を持ってい 全文をよむ

2013-10-13 ギュル大統領、巡礼へ (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、在任中に巡礼を行う初の大統領となるべく、イフラード巡礼を行う。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王の招待で、巡礼を行うために、今朝、妻のハイリュンニサ・ギュル夫人とともにイスタンブルからメディナへと向かった。   大統領府専用のTC-CBK機で8時30分にサウジアラビアに向けて出発するアブドゥラー・ギュル大統領を、アタテルュク空港にある政府の迎賓館からオメ ル・チェリキ文化観光相、イスタンブルの 全文をよむ

2013-10-12 イスタンブル大渋滞、エルドアン首相「公共交通利用を」 (Milliyet紙)

エルドアン首相は、イスタンブル市営交通(İETT)バス新型車両の運行開始式典でスピーチを行った。      エルドアン首相は、「公正発展党政権(AKP)を攻撃する、紙面あるいは映像メディアは、寝ても覚めても『イスタンブルの交通状況はどうなってしまうのか?』という話題を議論している。私の国や国民について世界に向けて報じない、世界で起きた出来事をここで伝えない、これはそういう姿勢だ」、「イスタンブル居住者としては、特に自動車と我々の関係から目を逸らすことはできない」、「交通には自家用車ではなく、公共 全文をよむ

2013-10-11 がっかりクルド語教師、任地決まらず (Radikal紙)

学校のクルド語の選択授業のため、赴任を心待ちにしていたクルド語教師たちの任地が決まっていない。授業には教師がおらず、(クルド語教育法を学んだ)卒業生たちは被害者となった。      クルド語は昨年国民教育省によって、「生存言語・方言」と題してカリキュラムに加えられ、学校で選択科目として授業が始まった。トルコ全体で2万4,373人の学生がクルマンジー語とザザ語を選択した。学生らが授業の開講を希望するとともに、それを教える教師の需要も高まった。   国民教育省は、昨年、マルディン・アルトゥクル大学で 全文をよむ

2013-10-10 ゲズィ運動の投石パチンコ婦人、逮捕 (Cumhuriyet紙)

ギュルスユの逮捕者たちの中には、“投石パチンコおばさん”として知られたエミネ・ジャンセヴェルもいた。彼女を含む19人は裁判所に連行され、逮捕された。その内16人は、検察の尋問後に釈放された。      マルテペ区ギュルスユ街区で麻薬ギャングたちに反対するために行われたデモ行進でハサン・フェフミ・ゲディクさんが殺害され、彼の葬儀においても武装デモが行われた後、イスタンブル県警察のテロ対策局の捜査員が、10月7日に70の様々な場所で一斉捜査を実施した。この作戦中に逮捕された37人は、チャーラヤンにあ 全文をよむ

2013-10-09 司法界でも、スカーフ解禁 (Yeni Safak紙)

民主化法案により検察官および裁判官のスカーフの着用が解禁となった。      公的な場におけるスカーフ解禁を保証する法規改正は、検察官および裁判官にまで適用範囲が広がり、今やスカーフは禁止されないことになったことが明らかとなった。公正発展党(AKP)が民主化法案により2013年10月7日付で実現させた新法規改正は、裁判官および検察官のスカーフを禁止しないものとなっている。禁止とは逆に、新法規では検察官および裁判官がスカーフを着用したままで職務を務めるのを認めたのである。なぜなら、新しい法規が帰属 全文をよむ

2013-10-09 汚水処理施設の不足で、海峡の汚染すすむ (Zaman紙)

排水が海に流れ込み、歴史ある自然豊かなチャナッカレの海を脅かしている。      汚水処理施設がないため、34年前に造られた下水道設備を通して生活排水や工業排水が海に流出している。家庭や工場などから集められた排水は、市の海岸部に集中している高度処理施設を通って海へと排出されている。海水は汚染され、排水は海峡沿岸の水面に集まり、汚水が海面を漂う様が市民の反感を買っている。市は汚水処理施設の工事にとりかかったが、完成までは排水による海洋汚染は続くことになる。チャナッカレ・オンセキズ・マルトゥ大学(Ç 全文をよむ

2013-10-08 塾・予備校への政府新措置決定、「認可の延長なし」 (Radikal紙)

予備校に「何が起こるのか」という事が明らかとなった。予備校の認可は更新されない。しかしながら、これらの組織は国民教育省に属することなく、「教育相談」、「教育指導」の名のもとでの運営が可能となる。私立学校への移行は推奨される。   ナビ・アヴジュ国民教育大臣は2014年1月1日から予備校開設への認可が下されなくなることを明らかにした。アヴジュ大臣がテレビ番組で明らかにした情報によると2014‐2015年度から国民教育省のシステム内で「予備校」という名前の組織は無くなる。予備校は6月まで授業を行える 全文をよむ

2013-10-08 シリア教会へ、国庫から史上最大の財産返還 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相が先週発表した「民主化パッケージ」の一環として、昨日、ワクフ総局議会の決定のもと1615年の歴史を持つモル・ガブリエル修道院の土地がシリア正教団体(ジェマート)に返還された。少数派のジェマートに対する財産返還としては、過去最大の規模である。返還された土地の面積は、244,000㎡(24,4ha)である。      ■返還は完了   マルディン県ミディヤト郡ギュンギョレン村のシリア正教デイルルムル・モル・ガブリエル修道院とそのワクフ(財団)は、2012年4月4日にワクフ地域 全文をよむ

2013-10-07 バイラム前に、公務員スカーフ着用解禁へ (Radikal紙)

ベシル・アタライ副首相は、公務員のスカーフ着用をバイラム前に解禁することを明らかにした。      エルドアン首相が9月30日に発表した民主化法案に含まれる改革のひとつである「女性公務員のスカーフ着用の自由」が、クルバン・バイラム(犠牲祭)の前に施行されることを明らかとなった。      この発表は、ベシル・アタライ副首相が行い、公務員のスカーフ着用をバイラム前に解禁することを明らかにした。   民主化法案に記載されるこの改革は、司法界、トルコ国軍(TSK)、警察機関で働く女性公務員には適用され 全文をよむ

2013-10-06 イズミルで寮規則の変更に学生反発 (Milliyet紙)

エゲ大学で、男女共同寮の分離にともなう議論が続いている。milliyet.com.trは、寮で生活する学生らを取材した。学生は新しい規則による経済的困窮、男女分離、食事チケットの制限、門限時刻などについて不満を持っている。   学生らはこの状況に抗議すべくテントを張った。先日も寮費が月111リラから170リラに上がり、門限が23時から21時になることに反対している。   一方、青年スポーツ省のスアト・クルチ大臣は昨日、ツイッターで若者へメッセージを送り、寮費の上昇について値上げではなく「標準的差 全文をよむ

2013-10-06 兵役期間12ヶ月に (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、長期間の兵役を12ヶ月に短縮すると発表した後、注目はトルコ軍に向けられた。参謀本部は、兵役の短縮問題において政治的な意志と意見の一致に達したと述べた。これを受け、大学を卒業していない学生の行う長期間の兵役が15ヶ月から12ヶ月に短縮される。一方、短期間の兵役は6ヶ月のままとなる。予備将校も今までと同様に12ヶ月任務に就く。この展開は、兵役に就いている隊員やその家族に好意的に迎えられた。またこの吉報は、ソーシャルメディアでも大きな反響を呼んだ。現在、合計37万 全文をよむ

2013-10-04 高等教育機構、シリア・エジプトから大学生受入へ―メヴラーナー・プロジェクトも開始 (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)長であるギョクハン・チェティンサヤ教授は、「エジプトとシリアの学生に対して、緊急要件を考慮し、トルコの大学に受け入れ、学問・教育の継続を支援します」と述べた。       海外経済委員会(DEİK)の中で組織され、教育経済ビジネス評議会が準備した第2回国際学生採用ワークショップがコンラッドホテルで開催された。ワークショップには、YÖK長であるギョクハン・チェティンサヤ教授、DEİK職業評議会議長であるムスタファ・アイドゥン氏、DEİK執行委員のアイハン・ゼイティンオール氏を 全文をよむ

2013-10-04 バス停で女性に失礼な声をかけた若者に、1年求刑 (Radikal紙)

若い女性が、メトロバスのバス停で歩いている時に声をかけ後をついてきた人物を訴えた。防犯カメラの映像をもとに20歳のR.U.が逮捕され、1年以下の懲役が求刑された。      ウスキュダルのバス停、アルトゥニザーデでE.Dさんという若い女性に口頭でわいせつ行為をしたとされるR.Uに1年以下の懲役が求刑された。      ■「ねえちょっと、待ってよ」      アナトリア共和国検察の家族保護・婦女暴行罪捜査課が作成した起訴状では、被害者のE.Dさん(29歳)は今年8月にズィンジルリクユからメトロバス 全文をよむ

2013-10-03 クルド語教育の最初の動き、シュルナクのギュレン系学校から (Radikal紙)

民主化諸法案の発表をうけ、母語での教育の最初の試みを、ギュレン教団系のヤームル学校Yagmur Kolejiがはじめた。      シュルナクで唯一の私立学校であり、フェトゥフッラー・ギュレン教団に近いことで知られるヤームル学校でクルド語教育の実施のための作業が始まった。マフムト・ウムト校長は、「法的なプロセスが完了したのち、保護者の希望があり、また、彼らの要望に応じ、学校として母語での教育を行う準備ができています」と述べた。      ヤームル学校のマフムト・ウムト校長は、「民主化法案により、 全文をよむ

2013-10-02 民主化法案のびっくり、公務員の髭もOKに (Zaman紙)

(先日発表された)民主化法案によって、男性公務員がもみあげや口ひげ、頭髪を自由に伸ばすことが解禁される。      エルドアン首相によって発表された民主化法案の内容に、世の男性は驚いた。官庁や公的機関で働く個人の身だしなみに関する指針の第5項目には、公務員の男女の 身だしなみがどのようにあるべきかについて記されている。男性について「耳の中間以上もみあげを伸ばしてはならない」「口ひげは、上唇にかかってはなら ず、下向きに揃えなければならない。幅は口角までは伸ばしてよい。唇下は口角のラインで剃らなけ 全文をよむ

2013-10-02 宗務庁長官「アルカイダ運動は、反イスラム」 (Radikal紙)

メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、ケニアおよびパキスタンにおけるアルカイダの襲撃に関して、「これらは全くの反イスラムである。この集団殺人によってイスラムを汚そうとする組織を排除することは、イスラム世界における全ての学者、宗教家、政治家の責務である」と述べた。      ギョルメ宗務庁長官は、スレイマニエ・モスクで行われた「モスク・宗教関係者週間」のために準備された「モスク- 女性と家族」というテーマのプログラムに参加した。その場で、近頃世界中で増加しているアルカイダおよび関連組織の襲撃事件に言及 全文をよむ

2013-09-29 被選挙権を得て以降、選出を望んでいる (Hurriyet紙)

トルコで女性に被選挙権が認められた1930年以降、17の地方選挙が行われ、3万人の首長が選出されたが、このうち女性はたったの81人だ。そしてまさにこの女性らが集まり、「なぜ我々はこうも少ないのか」と問いかけた。      トルコの女性首長目録を、2009年に廃止されたイズミル県セイレキ郡の元首長ヌルギュル・ウチャル氏が世に送り出した。新聞記者出身のウチャル氏は昨日 33人の首長をイズミルのフォチャに集めた。81人の新・旧首長ら一人一人と接触したウチャル氏は、「イズミルでCHP唯一の女性首長は私で 全文をよむ

2013-09-29 5年後に明らかになったドラマの裏側 (Radikal紙)

クヴァンチ・タトゥルトゥーとベレン・サアトが主役を演じたドラマ「禁じられた恋」で、キスシーンの撮影が28回繰り返され、ベレン・サアトの唇が紫色になったことが明らかになった。      2008年から2010年の間に最も人気だったドラマの一つである「禁じられた恋」では、ベレン・サアトとクヴァンチ・タトゥルトゥーが主役を務めた。ともに多くの大胆なシーンを演じた二人は、以前に「ラブシーンのときに間に枕を入れている」というニュースで話題になった。ドラマの5年後にさらにもう一つの秘密が明らかになった。   全文をよむ

2013-09-28 作家トゥルグト・オザクマン氏死去―「トルコ狂乱」の作者 (Milliyet紙)

1930年9月1日にアンカラで生まれ、官僚、弁護士、作家であったトゥルグト・オザクマン氏が逝去したことが報じられた。      ■トゥルグト・オザクマンとは誰か      アンカラ大学法学部を卒業後、弁護士として働くかたわら、ケルン大学演劇研究所へ入所。その後、国立劇場で脚本家として勤務。TRTでは中央プログラム部部長、社長補佐を務め、国立劇場では所長第一補佐を経て、1983年から1987年にかけて所長を務めた。1988年から1994年にかけてラジオ・テレビ高等協会の会員と会長補佐を務める。長年 全文をよむ

2013-09-28 アレヴィーの村、名優トゥンジェル・クルティズの埋葬を拒否 (Zaman紙)

名優トゥンジェル・クルティズさんの、バルケスィル県ギュレ郡タフタクシュラル村に埋葬するようにとの遺言が実現できずにいる。アレヴィーの村であるタフタクシュラル村議会による許可が下りなかったためだ。   クルティズさん遺族は、今後タフタクシュラル村から了承が出たとしても、クルティズさんの遺体はチャムルベル村に埋葬することを決定したと明らかにしている。      ヒュッリイェト紙報道では、クルティズさん逝去後、遺族は遺言通りクルティズさんの遺体をタフタクシュラル村に埋葬するため申請した。クルティズさん 全文をよむ

2013-09-25 ゲズィ運動での死亡者6人を記念する公園、アンカラ・チャンカヤ区に (Radikal紙)

アンカラ市チャンカヤ区は、ゲズィ公園運動の最中に死亡した人たちの名前を6つの公園につけた。それらの公園の合同開園式が、9月27日金曜日に、シンプルな式典の形で実施されると発表された。      チャンカヤ区で、ゲズィ公園運動で死亡したエトゥヘム・サルシュリュク氏、アブドゥッラー・ジョメルト氏、アリ・イスマイル・コルクマズ氏、アフメト・アタカン氏、メフメト・アイバルタシュ氏、そしてムスタファ・サル警視の名前が新しい公園に付けられた。それらの公園は、チャンカヤ区議会の決定に従って整備された。この件に 全文をよむ

2013-09-22 アンタキヤの海岸、シリアからのゴミで一杯 (Milliyet紙)

世界で最も長い海岸のひとつに数えられている、ハタイ県サマンダー郡の14キロメートルの砂浜が、シリアが海に捨てた廃棄物によりゴミ捨て場と化した。      シリアの街、ラズキイェの海岸から遺棄された廃棄物が、流れの速い海流に乗って、サマンダーにある海岸に流れ着いている。これらのゴミに、オロンテス川や公海の船によって廃棄されたゴミが加わって、サマンダーの砂浜ではゴミ捨て場が姿を現している。      絶滅の危機に瀕しているアカウミガメやアオウミガメなどのウミガメの繁殖地である砂浜が、ビニール袋やペッ 全文をよむ

2013-09-19 国会食堂皿洗い外注入札、宙に浮く―汚れた皿の山に? (Radikal紙)

国会食堂で使う食器洗い用洗剤の入札がTSE(トルコ規格協会)基準の条件を理由に取り消された。国会食堂に洗い物の山ができる恐れがある。      日々8000人が食事をするトルコ大国民議会で、洗い物に公共入札委員会の手が及び、食器洗い用洗剤を使用できなくなる危機に直面している。      国会は先に食器の洗浄に使う洗剤の入札を行う決定をした。洗剤1万キロ、食洗機用光沢剤7千キロ、前洗い洗剤8千キロの購入を含む入札に関し、国会議長府は 「洗剤がTSEの基準に適合しているという条件を求める」という制約 全文をよむ

2013-09-18 麻薬対策に、地雷の罠 (Zaman紙)

警察総局は、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)・KCK(クルディスタン社会連合)の最大の資金源である麻薬に関する驚きのレポートを発表した。それによれば、最近ディヤルバクルおよびビンギョル地域における麻薬畑が倍増し1万ドニュムとなったという。一掃作戦の対策として、麻薬畑は殺傷能力の高い地雷で守られている。      警察総局は、テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)・KCK(クルディスタン社会連合)の最大の資金源である麻薬ビジネスに関する包括的レポートを発表した。そ 全文をよむ

2013-09-18 CHPで終わらない「母語教育」論争 (Milliyet紙)

憲法調整委員会にて党内部での意見の相違が度々起きている共和人民党(CHP)で、今度は「母語」論争が勃発した。「教育及び教育を受ける権利と自由」の項目における提案を修正したCHPの憲法調整委員会委員らの間で再度意見の相違が起きた。      憲法調整委員会委員のシュヘイル・バトゥムCHP議員が、同党の新しい提案の委員会への提出を妨害したことを受けて起きた論争を理由にケマル・クルチダルオール党首が介入に入った。      ■ 「CHPの姿勢は明白」      憲法調整委員会の昨日の会議で「教育及び教 全文をよむ

2013-09-17 BPDの小学校登校拒否の呼びかけに、反応薄 (Zaman紙)

平和民主党(BDP)と民主社会会議(DTK)による、母語教育を求めて一週間の登校拒否の呼びかけが開始されたにも関わらず、反応はなかった。      シュルナクを筆頭にヴァン、マルディン、ディヤルバクルの各クラスは生徒であふれ返った。シュルナクで登校した子どもの割合は70%であった。登校しなかった子どもは、休暇から戻っていない公務員と季節労働者の子息であった。シュルナック県のハサン・イペキ知事は始業式で語り、登校拒否の呼びかけについて以下のように批判した。      「シュルナクに暮らす人びとは、 全文をよむ

2013-09-16 重病の囚人への特別措置、実を結ばず (Radikal紙)

重病の囚人が家族の傍で最期を迎えるようにと実施された法改正がその目的を果たしていない。重病のため保釈願いを出した囚人の10人中1人の割合で許可が下されている。14人の病人は刑務所で亡くなった。      刑務所に収監され、病状が重い受刑者や勾留者が、家族の傍で最期を迎えるようにと実施された法改正がその目的を果たしていない。法改正にも関わらず、 重病のために保釈願いを出した勾留者、受刑者のうち僅か100人中9.5人にしか許可が下りなかった。サードゥッラー・エルギン法務大臣は、法医学協会で報告を待っ 全文をよむ

2013-09-15 変わらぬアレヴィー派の村にモスク建設政策 (Milliyet紙)

特に1980年クーデタで盛り上がり、現在はかなり減ったとはいえまだ続いているアレヴィー派の村や街区にモスクを建設する政策は、時代遅れの考え方を反映している。      「すべてのアレヴィーの村長のデスクパッドの上にはモスク建設の要請書がある!」   驚くようなこの言葉を、アナトリアのアレヴィー派の人々から聞くことは大いに可能である。なぜなら、この言葉には真実が含まれているからだ。アレヴィー派の人々は、村や街区の不足を取り除くために関係者に申請をする際、多くの場合、申請がモスク建設要求とともになさ 全文をよむ

2013-09-15 高齢者、養老院での暮らし平均4.4年 (Zaman紙)

家族社会政策省が養老院の入所者449人を対象に行った調査によると、高齢者は一人暮らしを続ける困難への不安から養老院を選択している。      高齢者の養老院への入所理由のなかで、20%が孤独、17%が面倒を見る人の不在が上位に来る。高齢者の養老院での暮らしは平均4.4年である。      家族社会政策省の障害者・高齢者サービス局は、「トルコの養老院に入所している高齢者の入所理由と養老院での生活に関する意見」という見出しで調査を行った。調査のなかで、養老院の立地、高齢者に必要なサービスに関して養老 全文をよむ

2013-09-14 日本人大学生殺害事件で誤認逮捕のディラヴェルさん、告発へ (Radikal紙)

ディラヴェルさんは日本人大学生襲撃の犯人とされたが、真犯人が判明するや釈放された。彼は警察や検察、裁判官に無実を訴えることができなかったらしい。      ネヴシェヒルで発生した日本人観光客襲撃事件の捜査で、十分な証拠が集まらない段階でムスタファ・ヴォルカン・ディラヴェルという名の若者が容疑者とされ、逮捕された。   真犯人が明らかとなり自白するや、ディラヴェルさんは自由の身となったが、職も失い、また「殺人」を犯したとされ、そのことが公になってしまったため、精神的にかなり落ち込んでいる。   9 全文をよむ

2013-09-14 78年を経て県名、トゥンジェリからデルスィムへ変更へ (Zaman紙)

首相が発表する予定の民主化案は、昨日のAKP(公正発展党)中央執行委員会で議論されなかったため、最終的な決定とはならなかった。しかし情報によると、民主化案はだいたい煮詰まった。この民主化案により、トゥンジェリの名前は78年を経て「デルスィム」へと変更される。財政および行政の観点で各地方自治体に対して相応の自治の可能性をもたらす「地元自治体の自治の条件」にある注釈も取り除かれる。      民主化案はまた完成しなかった。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨晩、党執行委員会の会議の後、民主化政策作 全文をよむ

2013-09-13 喫煙制限、さらに強化―車両内禁止、店舗「閉鎖命令」も (Hurriyet紙)

車の運転席でタバコを吸う時代は終わった。運転席で喫煙した運転手は、88リラの罰金を払わなければならない。レストラン、バー、食堂など、屋内での喫煙を許可されている飲食店は、1年で3回以上の違反項目があれば4回目には10日から30日間の営業停止となる。違反の度に罰金もあり、回を重ねるごとに増えていく仕組みだ。      メフメト・ミュエッズィンオール保健大臣は、当初は禁煙法に2度違反した店舗を営業停止にすると明らかにしたが、どの法律を根拠にしているのかという疑問の声が上がった。大臣が主張するのは6月 全文をよむ

2013-09-12 タクスィム地下車道、13日開通 (Milliyet紙)

イスタンブル広域市のタクスィム歩行者専用道路化計画の一環として行われた、車道の地下引き込み作業が終了した。   タクスィムでは、明日(13日)の9時以降、交通は地下を走ることになる。      イスタンブル広域市は、タクスィム歩行者専用道路化計画の一環として行った車道の地下引き込み作業を完遂した。   広域市が行った書面での発表によれば、タルラバシュ通りと共和国大通りの車道は地下へと引き込まれ、この地域は歩行者専用道路となった。   これに伴い、ホテル街とイスティクラル通りが直通となった。   全文をよむ

2013-09-10 さあ、学校へ―小学校新入生、「順応プログラム」はじまる (Milliyet紙)

2013-2014教育年において小学校新入生と就学前教育を受ける予定の子供たちのために「順応プログラム」教育が昨日始まった。      ナビ・アヴジュ国民教育相、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル・イスタンブル県知事、ムアンメル・ユルドゥズ・イスタンブル県国民教育局長の出席の下、アタシェヒル区のハリル・アタマヴジュ小学校で行われた式典とともに、子供たちが学校生活の最初の一歩を踏み出す順応プログラムが始められた。      ■似顔絵を描いた      アヴジュ大臣は、児童たちを教室で参観した。児童たちと 全文をよむ

2013-09-10 夜間アルコール販売規制、はじまる (Hurriyet紙)

夜22時以降に酒類の販売を制限する法律が昨日深夜0時から、公に施行された。      トルコで20万箇所の販売店が規制によって影響を受けると明らかにした、トルコ中小事業者連合(TESK)のベンデヴィ・パランドケン氏は、この法の適用が不当な競争をもたらす、と述べた。パランドケン氏は、「売上は落ち込むだろう。一部の場所では70%もの減益が見込まれる。アルコールを供給する会社も法改正に よって影響を受けるだろう。商店に提供された広告がある冷蔵庫でさえも姿を消すことになる。会社は広告のない冷蔵庫を商店に 全文をよむ

2013-09-09 ディヤルバクル弁護士会、PKK墓地の破壊を告訴 (Radikal紙)

ディヤルバクル弁護士会は、マルディン県ヌサイビン郡における衝突で亡くなったPKKのメンバーたちのために作られた墓地が壊されたことに関して、ヌサイビン共和国検察局に告訴した。      マルディン県ヌサイビン郡のバゴック山ベンデレ地域にある44人のたPKKメンバーが埋葬されている墓地が、先月正体不明の人物によって破壊された。アフメト・ウールラルという名前のたPKKメンバーの遺体が墓から無くなったとの説もある。      この主張に対して動き出したディヤルバクル弁護士協会は、ヌサイビン共和国検察局に 全文をよむ

2013-09-08 アルンチ副首相、東京の条件は私たちよりすごくよいとはいえない (Yeni Safak紙)

副首相ビュレント・アルンチは、東京が2020年のオリンピック開催の権利を得たことに関して、「思うに、とても称賛され、拍手をされた。しかしいくつかの理由でふるいにかけられたわけではない。最初の投票ではマドリード、スペインをふるいにかけた国となった」と述べた。アルンチ副首相は、「私達は運がなかった。しかし、トルコは存在感をとても大きく感じさせた」という表現を用いた。      ■東京の条件が私達よりすごく良かったわけではない      「何年も私達は準備をしてきた。これ以上行うべきことはもうなかった 全文をよむ

2013-09-06 シリアからの難民50万超、41の県の人口より多い… (Milliyet紙)

シリアで始まった内戦と紛争の拡大に伴い、トルコへ避難したシリア難民の数が50万人となった。外務省の公式発表によると、20県20ヶ所の避難所に20万人、合計で50万人のシリア人がトルコへ避難した。この数はトルコの41県においては人口より多い。一方で、世論的見解によると、トルコで暮らすシリア難民の数は50万人をはるかに超えているようである。      トルコ外務省は、Twitter公式アカウントから発表を行った。以下に、発表の一部を抜粋する。      「トルコ国内では現在、20県20ヶ所の避難所で 全文をよむ

2013-09-06  PKK撤退「中止」か、「続行」か? (Milliyet紙)

テロ容疑で有罪となったアブドゥッラ―・オジャランの釈放を求める署名活動の枠組み内で組織された、イラク及び北イラク委員会代表団とカンディルで面会したPKK(クルディスタン労働者党)・KCK(クルディスタン社会連合)執行委員会のジェミル・バユック共同議長は、代表団と共に来訪した記者たちに向けて、驚くべき発言を行った。      クルド問題解決プロセスで、トルコがなすべき役割を果たしていないと明かしたバユックは、9月1日までと期限を設定したことを指摘しながら、「トルコは問題の解決を望んでおらず、(我々 全文をよむ

2013-09-03 トルコ各地で「木を切らせるな」運動 (Radikal紙)

イスタンブルのアジュバーデムにある公園で始まった木の伐採が、住民たちの反発によって中止となった。      9月2日、アジュバーデムのアカスィヤ住宅街に隣接する公園で、木々が取り除かれた。翌3日、再度公園へ入り木々を取り除こうとした作業員達を、地域住民が妨害した。住民がソーシャル・メディアで始めた運動によって、木の除去が阻止されたのだ。住民は、木々のためにウスキュダル区及びイスタンブル広域市へ訴えをだした。      両自治体の役人達は公園へ向かった。しかし、役人達は、作業は自分達には関係のない 全文をよむ

2013-09-03 マルマライの次はボスフォラス海底道路―2015年開通へ (Hurriyet紙)

イスタンブルのボスフォラス海峡の海底を通る2層構造の「ユーラシア幹線道路チューブトンネル」プロジェクトが着々と進展している。ボスフォラス海峡の両岸を海底106メートルで結ぶトンネルによって、カズルチェシュメ―ギョズテペ間が自動車で15分に短縮される。イスタンブルの2大陸を結ぶこの第5のプロジェクトは、2015年に開業する。      イスタンブルで工事中の世界最大のトンネルのひとつとなる「ユーラシア幹線道路チューブトンネル」の工事は急ピッチで進んでいる。このプロジェクトはカズルチェシュメ-ギョズ 全文をよむ

2013-09-02 モスク・ジェムエヴィ複合施設、アンカラに建設へ (Zaman紙)

スンナ派とアレヴィー派の共存に重要な寄与をする計画が、アンカラのママク郡で行われようとしている。      ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ文化教育健康研究財団とジェム財団が共同で始めた「モスク・ジェムエヴィ文化センター」が9月8日に着工する。3264㎡の敷地に建設されるキャンパスの中で、モスクとジェムエヴィは隣同士となる。計画について述べたハジュ・ベクタシュ・ヴェリ文化教育健康研究財団のケマル・カヤ会長は、センターが人々の間の偏見を乗り越えることに寄与する重要な一歩になると話した。カヤ会長は、「アレ 全文をよむ

2013-09-01 間もなく始まる、夜間アルコール店舗販売規制 (Milliyet紙)

物議を醸した「夜間アルコール店舗販売禁止規制」が9月9日に始まる。夜の20:00から朝の6:00の間にアルコール飲料は小売販売されなくなる。      一括法案によって導入され、物議を醸した「夜間アルコール店舗販売禁止規制」は9月9日に始まる。夜の20:00から朝の6:00の間にアルコール飲料は小売販売されなくなる。同規制(の適用範囲は)はスーパー、売店、たばこスタンド、食料雑貨店、卸売店を含む。      アルコール飲料は店の外から見える形ではショーウィンドウに飾られなくなる。アルコール飲料は 全文をよむ

2013-08-31 虹色階段、あちこちに (Radikal紙)

サルパザル坂で(地元の男性によって)虹色に塗られていた階段が、自治体によって灰色に塗り直されたことを受けて、「筆を持ち寄ろう」プロジェクトが始まった。このプロジェクトから、全国で色とりどりの光景が作られ始めた。      (イスタンブル・ベイオールの)サルパザル坂の階段は、自治体によって灰色に塗り直されたのち、再び虹色に塗られた。この階段は、全国規模で色とりどりの階段という革命を呼び起こした。いくつかの自治体の支援も受けた「筆を持ち寄ろう」プロジェクトに続いて、市民は自分たちの町の大小の通りの階 全文をよむ

2013-08-31 これがEU基準準拠の新運転免許証 (Milliyet紙)

この度、EU基準に準拠した運転免許証のデザインが公開された。      新運転免許証はピンク色の割合が多く、ターコイズブルーとベージュがあしらわれ、電子チップではなくQRコードによる識別となる。   QRコードには、ドライバーの指紋、国民ID番号、血液型などの情報が記載されるほか、新運転免許証には偽造防止のための8種類の特殊技術が使用されている。      運転免許証をEU基準に準拠させるため、警察庁がおこなってきた取り組みも最終段階となり、今回、新たな運転免許証のデザインが決定した。      全文をよむ

2013-08-29 ギョクチェアダ島のギリシャ正教神学校49年ぶりに再開、生徒は二人 (Zaman紙)

ギョクチェアダ島で半世紀ぶりの再開が認可された私立ギョクチェアダ・ギリシャ正教小学校にはたった2人の生徒しか入学しなかった。新たな申請が無ければ、2人の生徒と2人の教師、そして1人の校長によって始業されることになる。村に全く子供がいなかったことが原因で、学校再開の是非が 長い期間議論されていた。      チャナッカレ県ギョクチェアダ郡で半世紀ぶりの再開が認可された私立ギョクチェアダ・ギリシャ正教小学校(聖テオドロス小学校)には現在までたった2人が登録をしている。学校では2人の教師と1人の校長が 全文をよむ

2013-08-29 警官の自殺増、カウンセラー増強が急務 (Zaman紙)

警察総局は、主に自殺の増加を理由として、警察官にメンタル面でのサポートを与えるため、テロ犯罪と(デモなどの)社会的事件の多い17の県と11の警察学校に心理カウンセラーを任命した。      イスタンブル警察局に任命された5人の心理カウンセラーへの需要は期待されていたよりはるかに多かった。短期間で3000人以上の警察官が心理カウンセラーと面会したという。      約4万人の警察官が働いているイスタンブルでは、警官8千人に対し1人の心理カウンセラーが診療している。   心理カウンセラーに面会の申し 全文をよむ

2013-08-27 ローマ教皇暗殺未遂メフメト・アリ・アーチャの近況 (Radikal紙)

1981年のヨハネ・パウロ2世の暗殺を企てたことで全世界にその名が知れ渡り、長らく姿を見せなかったメフメト・アリ・アーチャが、とある割礼式に参加する。      メフメト・アリ・アーチャは土曜日に行われるポイラズ・トゥルハン(コジャエリ県ディロワス郡にあるレンタカー会社の経営者、ユスフ・トゥルハンの息子)の割礼式に参加し、立会人をする予定だ。      1981年のヨハネ・パウロ2世の暗殺を企てたことで全世界に知られたメフメト・アリ・アーチャが、割礼式の立会人をするためにディロワスにやって来る。 全文をよむ

2013-08-27 アレヴィー派代表団、ギュル大統領に要望書提出「ボスフォラス第三橋の名前は再考を」 (Milliyet紙)

ヨーロッパとトルコの22の県に住むアレヴィー派の人々への聞き取り調査により作成された報告書が発表された。それによると、地域住民の圧力にもっとも多くさらされているのはアレヴィー派だという。      アブドゥッラー・ギュル大統領は一昨日フベル宮でアレヴィー・ベクタシー文化協会(ABKE)の代表団と面会した。代表団はギュル大統領へ、アレヴィー・ベクタシー派の問題に関する報告書を提出した。ヨーロッパとトルコの22の県に住むアレヴィー派の人々と直接対面して聞き取り調査を行い、3年間かけて準備され、9人の 全文をよむ

2013-08-24 112救急通報でのクルド語対応はじまるーアドヤマン (Radikal紙)

アドヤマン県保健庁管轄の救急サービス医長室は、トルコ語がわからない人が112番救急通報に電話をかけたときのための、クルド語オペレーターサービスを開始した。      アドヤマン県では、112救急番号に通報したクルド語話者を、指令センターにいるクルド語のわかる職員に対応させることで、容体に関する情報を記録している。      救急サービス医長室の品質管理長であるイスメト・アルク氏は、全シフトで通報対応サービスにクルド語のわかるオペレーターを配置し、1日平均20件の通報にクルド語オペレーターが対応し 全文をよむ

2013-08-22 ギャロップ社世論調査ー対立構造は、都市vs.農村部 (Radikal紙)

ギャロップ社がゲズィ公園抗議運動の最中に行った世論調査で、都市部と農村部で考えに隔たりが生じていることがわかった。      ギャロップ社がトルコで行った調査では、都市部と農村部の意識に徐々に隔たりが広がっていることが示された。今年5月~6月、人口10万人以上の都市に住む人々の43%が政府を信頼していると答えた一方、農村部では同回答が68%を占めた。調査はゲズィ公園抗議運動が起きた時期に、トルコ人がどのような変化を経験したかを反映する一方、社会の溝が都市部と農村部の間に生じていることが注目されて 全文をよむ

2013-08-20 TRT、人気ドラマを放送中止に―ゲズィ運動支持のせい? (Radikal紙)

TRT(トルコ国営テレビラジオ放送)で最も人気のあるTVドラマ、『レイラとメジュヌン』。その出演者やスタッフらがゲズィ運動を支持したことを受けて、TRTの運営サイドが当ドラマを放送中止とする決定をしたことが(前から)話題になっていた。ドラマの視聴者はというとソーシャルメディアを利用した署名活動を開始し、番組の他のテレビ局への移動を求めていた。      人気ドラマの一つである『レイラとメジュヌン』、その放送が中止とされた。番組作成者のうちエフラトゥン・フィン氏は当ドラマ放送中止の旨をツイッターで 全文をよむ

2013-08-18 トルコを訪れる観光客はどこから (Milliyet紙)

アナトリア通信が文化観光省からのデータで行った分析によると、今年の上半期で、およそ1699万9539人がトルコにやってきている。この数字のうち244万5398人が国外で居住しているトルコ人、1454万9641人が外国人観光客となっている。      上半期において、トルコに来た1454万9641人の外国人観光客のなかで、ドイツ人が198万9620人で1位、ロシア人が169万5151人で2位となっている。このデータは、トルコにやってくる観光客の約4人に1人がドイツ人かロシア人であるということを示し 全文をよむ

2013-08-15 「児童にタブレットを」FATIHプロジェクト、遅々として進まず・・・ (Radikal紙)

AKP政権の教育分野における最も重要なプロジェクトの1つである「機会拡大・技術推進運動(FATİH)」は、タブレット型パソコンの配布と電子黒板の普及で知られている。このプロジェクトが達成目標から深刻な逸れ方をしていることが判明した。      プロジェクトにより2万1000校にのぼる学校のインターネットインフラを一新するという目標の達成は、ただ154の学校のみに留まっている。同数の学校へ電子黒板を設置するという目標も3657校で実現されたにすぎない。      国民教育省が毎年発表する「活動報告 全文をよむ

2013-08-15 ロックシンガー兼イマームに、宗務庁とりしらべ (Radikal紙)

「ロックシンガー兼イマーム」として知られるプナルバシュ村モスクのイマームであるアフメト・ムフスィン・チュゼル氏に関して、県ムフティー局による取り調べが始まった。      プナルバシュ村モスクのイマームであるアフメト・ムフスィン・チュゼル氏は、先週アンタルヤ県カシュ郡で行われたコンサートによって有名となり、「ロックシンガー兼イマーム」として広く知られるようになった。そんなイマームについて、県ムフティー局が取り調べを始めた。      アンタルヤ県カシュ郡でイマームを務めるアフメト・ムフスィン・チ 全文をよむ

2013-08-13 入試・学部選抜終わり、さあ、次は奨学金 (Hurriyet紙)

2013年大学入試センター試験(ÖSYS)の結果に基づき進学先が決定し、入学予定者たちは入学手続を待ちつつ、奨学金を探しはじめた。      学生ローン・学生寮機構(KYK)による給付型の首相府奨学金と貸与型の学生ローンの他に、多くの団体や協会が奨学金を支給している。優れた学生は、月額150~1,000TLの奨学金を手にするチャンスがある。   2013-2014年度首相府奨学金の応募者は、KYKのインターネットサイトから申込むことができる。首相府奨学金に申込むことができるのは、準学士課程の学生 全文をよむ

2013-08-11 ボスフォラス海峡へロープウェイ (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市が、エティレル-チャムルジャ間で行うプロジェクトにより、一時間6千人、一日に10万人がボスフォラス海峡をロープウェイで渡れるようになる。      イスタンブル広域市の書面発表によると、市の専門家らは、(イスタンブルの)ヨーロッパ側からアジア側に伸びるロープウェイに関する調査をほぼ終えた。エティレル・ユスキュダル(チャムルジャ)間で、一時間に6千人を運ぶプロジェクトに関する取り組みの最近の状況が、イスタンブルのカーディル・トプバシュ市長に報告された。      ■2キロになる  全文をよむ

2013-08-04 ラマザン明け祝日用のデザート購入の際の注意点! (Hurriyet紙)

断食明けの祝日まであとわずかとなり、市民のデザートの注文が増え始めた。デザート製造業者はアンカラの人びとに向けて、健康を脅かす有害な添加物と生産された食品について、注意を喚起している。      客人にデザートをふるまう伝統をもつ断食明けの祝日まで残りわずかとなった。こうしたなか、市民はデザートの注文を始めている。首都のデザート製造業者は、ア ンカラの人びとに祝日を前にして、不衛生な条件下で製造を行い、有害な添加物を使用している未登録の製造所について注意を促している。タツノオトシゴ(デニザトゥ) 全文をよむ

2013-08-04 教員会館でもアルコールの提供禁止 (Radikal紙)

タバコ・アルコール市場調整機構が大学の施設で適用したアルコール販売の禁止は、現在では公共機関の施設にまで拡大している。警察の、「警察官道徳教育施設」と名付けられた施設が、「教育機関」とされた途端にアルコールの販売が禁止となったことに続き、現在では国民教育省の付属機関である教員会館でも、アルコールの販売が禁止となっている。      ■県知事に書面      国民教育省支援サービス団体のフェヴズィ・ドゥルガン会長の署名で2週間前に、定時制の芸術学校を含むすべての学校の教員会館と81人の県知事あてに 全文をよむ

2013-08-04 ラザマン・バイラムを前に、早くも帰省ラッシュはじまる (Yeni Safak紙)

ラザマン・バイラム(祭)休暇の1日目となる木曜日を待たず、休暇を得た人々は今日からバイラム休暇に出かけ始めている。また、バイラム休暇を地元で過ごそうとする人は、一般に空路を選ぶためアタテュルク空港では混雑もみられ始めた。バイラム休暇を地元デニズリで過ごすというヤシャル・ディンゲルさんは「ラマザン・バイラムの休暇を地元で過ごすため家族と一緒にデニズリに帰省します。デニズリでは親戚と会う予定です。」と話した。   また、久々にラマザン休暇を地元で過ごすというゼイネプ・アジュルさんも、「久しぶりにラマ 全文をよむ

2013-08-01 Twitter、アカウント閉鎖要請世界1はトルコ (Hurriyet紙)

世界で最も人気のあるソーシャルネットワーキングサイトの一つであるツイッターが、トルコ政府の要請を却下し続けている。2012年にトルコの裁判所や保安機関からの要請に後ろ向きな返事をしたツイッターは、2013年1-6月までをカバーする上半期でも、トルコから寄せられる約47件の要請に対し、後ろ向きな回答をした。ゲズィ公園事件が起こった時期も含まれる、ツイッター透明性報告書によると、トルコの関係機関は、ツイッターから、ツイートを7件削除、アカウントを30件閉鎖、10件程度の個人情報を要請した。      全文をよむ

2013-08-01 ジャン・デュンダル、ミッリイェト紙から追われる (Milliyet紙)

このところ紙面に登場していなかったミッリイェト紙の主要コラムニスト、ジャン・デュンダル氏がミッリイェット紙を去った。      デュンダル氏は、ミッリイェト紙経営陣から解雇を言い渡された。ニュースサイトGerçekgündemの報道によると、今日15時半に本人に通達されたという。これまでもデュンダル氏が解雇されるという情報はあり、本人も外国の報道機関とのインタビューで、3週間記事を送っているが掲載されないと明かしていた。今回の解雇について、デュンダル氏は自身のサイトで以下のように綴っている。   全文をよむ

2013-07-31 イスタンブル「市民公園」へ、速攻計画発表 (Radikal紙)

イスタンブルの市立公園建設に向けて二つの急展開があった。ひとつはイスタンブル広域市がメルテル区にある土地について、エムラク・コヌトゥ不動産投資信託の所有する区域を買い上げたこと、もうひとつは集合住宅局(TOKİ)主催の入札キャンセルだ。      イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、メルテル区で計画されている50万㎡規模の市民公園建設計画を、プロジェクト発表から1週間あまりで大きく進展させた。      イスタンブル広域市は今週中に1億9600万TLと付加価値税を支払い、メルテル区 全文をよむ

2013-07-30 雑誌にダーウィン表紙で解任の大学講師、復権へ (Milliyet紙)

2009年に、「ダーウィン年」のために雑誌の表紙にダーウィンを選んだアタクマン教授は解任され、勤務評定を落とされ続けた。アタクマン教授は、法廷闘争に勝利した。      トルコ科学技術研究機構(TÜBİTAK)が『科学技術』誌に対して全体指針を作成した2009年、「ダーウィン年」のため雑誌の表紙をダーウィンを選んだチーデム・アタクマン教授の身の上にふりかからないことはなかった。雑誌の内容に干渉し、変更した後、アクマン教授は、解任され勤務評定を落とされ、この件に関し規律委員会に諮られ、資料保管室に 全文をよむ

2013-07-28 TOKI建設の新ハサンケイフ (Radikal紙)

首相府集合住宅局(TOKİ)は、ウルスダムによって水没するバトゥマンのハサンケイフ郡をラマン山の裾に新しく建設する予定である。   TOKİは、305ヘクタールの用地に4段階で建設される新ハサンケイフの最初の段階が完了した。アルトゥクル様式で設計された7つの異なるタイプの58の住宅がハサンケイフの住民の希望に合わせて提供される。   要求通りにハサンケイフの住民が希望した形での住宅が建設される。TOKİは、ハサンケイフの郡庁舎、インフラと環境整備の工事の入札を8月28日に行う。      ■伝統 全文をよむ

2013-07-28 ソフィアからアヤソフィアまで徒歩旅行 (Zaman紙)

ニコン・グレールム氏とスヴェン・ジェンセ氏は、オスマン帝国の歴代スルタンのイスタンブルからソフィアまでの旅路を綴った本を手に、歩いて出発した。途中で一頭のロバが仲間に加わった。彼らは歩き続け、800キロを50日で踏破した。      ニコン・グレールム氏は写真家でグラフィックデザイナー、スヴェン・ジェンセ氏は映画製作者、ライターで政治学者だ。オランダで週一日、洞窟レストランで特別な客のために特別な料理を用意しているときに、彼らは自分たちが長い旅路に出たいと思っていることに気がついた。この旅を一緒 全文をよむ

2013-07-27 アンタリア・チュラル海岸開発、阻止―村民勝訴 (Hurriyet紙)

アンタリアの一級自然保護区域内にあるチュラル海岸は、世界最高の海岸の一つとして知られている。この度、海岸沿いの森林区域を保養区画として貸し出す事業を中止する裁判判決が下された。      ケメル村ウルプナル村にあるベイダーラル海岸国立公園内の一級自然保護区域内チュラル海岸は海ガメの繁殖地にもなっている。この海岸の18ドニュム(1ドニュムは約千㎡)の広さの地区が森林内保養地とされ賃貸される事業が、裁判所によって中止されることとなった。      実はそれ以前にアンタリア自然遺産保全地域委員会は、「 全文をよむ

2013-07-27 大学10万9千人、欠員 (Zaman紙)

世間の関心が寄せられる中、待ち望まれた大学入試センター試験の結果が発表された。今年の受験者数は67万2千人であった。4年制学部と準学士課程合わせて10万9千人が定数に対して欠員となった。大学には高校最終学年の生徒らが非常に多く合格となった。(その中でも)普通高校がトップとなった。大学の入学手続きは9月2日から6日にかけて行われる予定だ。      学生だけでなく、世間の関心も集めて待ち望まれた大学入試センター試験の結果が発表された。106万9千人の受験者の内67万1千人が志望通りの結果を得て、3 全文をよむ

2013-07-25 ゲズィ警備ボーナス配分に、警官ら反発 (Hurriyet紙)

タクスィムのゲズィ公園運動で任務に就いた警官に、ボーナスが振り込まれた。      ボーナスは、機動隊隊員の他に、警察総局の各局局長、警察総局副局長、総局長、職員らにも支払われた。県警においても署長らがボーナスを受けた。   数年勤務の職員らは平均して1000リラ(約51,000円)、警察署長らには少なくとも3000リラ(約154,000円)が支払われた。ボーナスを受けられなかった警官らは反発した。特に、署長らにボーナスが与えられることに反発した警官らは、「我々の多くは15日間も家に帰れなかった 全文をよむ

2013-07-24 イマームが断食あけのアザーンを10分早く詠み・・・・・―マルディン (Radikal紙)

マルディンのモスクでイマームを務めるアフメト・トプさんが、昨夜のアザーンを10分早く詠んでしまい、街区に住む8000人のうち、多くの人が断食を早く解いてしまった。イマームがこのミスを理由にタラーヴィーフ礼拝(ラマダン月に行う特別な礼拝)に来なかったため、礼拝に来た人たちは不快感をあらわにした。      アフメト・トプさんは、マルディン県デリキ郡カレ街区のモスクのイマームである。彼が昨夜、アザーンを10分早く詠んでしまい、街区に住む8000人のうち、多くの人が断食を早く解いてしまった。イマームの 全文をよむ

2013-07-23 アタテュルクの喫煙映像放映に、罰金処分 (Radikal紙)

ラジオ・テレビ高等機構は、喫煙映像が含まれるドキュメンタリー番組に対して罰金を課した。      ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)は、カチカルテレビに対し、放送したドキュメンタリー番組に喫煙するアタテュルクの映像が含まれていたとして罰金を課した。   ヒュッリイェト紙の報道によると、RTÜK委員であるCHP(共和人民党)のアリ・オズトゥンチ氏とスレイマン・デミルケン氏、MHP(民族主義者行動党)のエサト・チュプラク氏、BDP(平和民主党)のアフメト・ユルドゥム氏は、禁煙法の立案者の一人であるト 全文をよむ

2013-07-23 ディヤルバクル近郊のPKK「殉職者」墓地、トルコ軍黙認 (Hurriyet紙)

ディヤルバクル県リジェ郡とスィイルト県ペルベリ郡にあるPKK(クルド労働者党:非合法)墓地を、トルコ国軍が以前に情報を得、少しずつ追跡していたことがわかった。軍が映像と文書を集めて行う捜査要求は拒否された。      ディヤルバクル県リジェ郡ヨルチャトゥ村とスィイルト県ペルバリ郡ジェミカル高原地域でPKKが行った埋葬活動を、トルコ国軍がひとつひとつ追跡し、手に入れた映像と写真を裁判所に提出したことがわかった。軍関係者が「捜査」のために知事の許可を求めたものの、受理されず、諜報捜査を続けるようにと 全文をよむ

2013-07-21 トルコの長期休暇の過ごし方は (Hurriyet紙)

家族および社会政策省の調査によると、国民の36.1%は休暇を住んでいる場所で休んで過ごし、32.5%は休暇のための時間がない。25.4%は故郷の村に行って過ごしている。      家族および社会政策省は、18歳以上の国民の休暇習慣を調査した。一週間以上の休暇を大抵どのように過ごすか、1万8626人に尋ねたところ、回答者の36.1%は休暇を住んでいる場所で休んで過ごす、32.5%は休む時間がないと回答した。また、25.4%は休暇を故郷の村に行って過ごすという。集まったデータによると、回答者の10. 全文をよむ

2013-07-14 生前に建てた墓に没年も (Zaman紙)

オルドゥ県在住のメフメト・ソムンジュさん(79歳)は、自分が死なないうちに、村に自分と妻ファトマ・ソムンジュさん(75歳)の墓を作らせた。そして没年を、自身の墓石には「2016年」、妻の墓石には「2020年」と刻ませた。彼は、「お金があるうちに、私たちの墓を作っておきたかった」と語った。      メフメト・ソムンジュさんは、ギョルキョイ郡に妻のファトマさんと共に住んでおり、6人の子供の父である。彼は心臓病のために15年間ペースメーカーを利用して生活している。健康問題を抱えてから家から出ることが 全文をよむ

2013-07-14 女児の名に「クルディスタン」、裁判所一転許可へ (Hurriyet紙)

シャンルウルファのヒルヴァン郡に暮らすユヌス・トプラクさん、エリフ・トプラクさんの1歳半になる娘は、「クルディスタン」と名づけられていたが、ヒルヴァン家庭裁判所は、子供と社会を傷つけるとして「ヘリン」という名に変更させた。      トプラク夫妻が上訴した結果、最高裁第18法廷は、命名の権利は父母に属するとして地方裁判所の判決を無効とし、「クルディスタン」という名前は使用できるという判決を下した。最高裁第18法廷が全員一致で下した判決の内容は、以下のようなもの。「人間の人生と一体化し、アイデンテ 全文をよむ

2013-07-13 ユルマズ国防相、断食忘れてうっかり・・・ (Zaman紙)

クーデターの口実になるという理由で批判されている、トルコ軍の国内活動法第35号を含む軍法の改正案の審議が、国会の本会議で始まった。      イスメト・ユルマズ国防相は、民族主義者行動党が「テロに対する戦いを弱体化させる」と反対している法案について意見を述べるため登壇。この時、断食中であることを忘れて、壇上においてあった水を口に含んでしまった。議員たちの呼びかけで断食中であることを思い出し、口に含んだ水を壇上に吐き出した。濡れた演壇は、警備員らがティッシュできれいにした。法案について述べたユルマ 全文をよむ

2013-07-12 最後のSBS試験、混乱のなかで「幕切れ」 (Radikal紙)

今年で最後の実施となる中学生対象の学力判定試験(SBS)は、真夜中に結果が公開され、718人の学生が誤って評価された試験として人々の記憶に残るだろう。      今年で最後の実施となるSBS試験において、ドイツ語とフランス語の答案が英語試験のマークシートコードによって採点されたことが明らかになった。国民教育省はこの不祥事を認め、謝罪した。   学力判定試験の結果は7月12日に公開されると発表されていた。しかし、7月12日なった1分後に公開されるとは誰も予測していなかった。時計が午前00時01分を 全文をよむ

2013-07-10 1980年クーデター前の「国内危険分子報告書」公開―「クルド諸部族は信頼できない」 (Radikal紙)

1980年9月12日クーデターの3日前に準備された「国内危険分子報告書」では、クルド人を「本来、彼らは同化されたトルコ人である」とする評価が示されている。クルド諸部族に関してはそれぞれ、「彼らの誠実さは信頼できない」「反乱者」とのレッテルが張られている。      「国内危険分子報告書」において、クルド人に多くのページが割かれている。クルド諸部族に「反乱に加わった」、「かれらの誠実さは信頼できない」、そして「トルコ人の敵」といったレッテルをはり、詳細な分析を行っている。   「クーデター関連メモ 全文をよむ

2013-07-10 7.9、ラマダン月、はじまる (Radikal紙)

ラマザン月がはじまり、困っている人々のために、イフタール(断食明けの食事)のためのテントが設営された。ラマザン月の最初の特別礼拝(テラーヴィフ)のため、モスクは一杯になった。一方、炭鉱労働者らは、地下何千メートルで、サフル(断食前の朝の食事)をとった。      ラマザン月のために何日も前から準備が進んでいたが、都市部では、困っている人々のためのイフタールのテントが設営された。モスクは、ランプで飾り付けられた。ゾンゴルダクのエレーリ郡では、通りにバラ水がふりかけられた。昨晩は、何百万もの人がテラ 全文をよむ

2013-07-09 警察監視のもと、ゲズィ運動派はタクスィム周辺で断食明け食事 (Radikal紙)

イスティクラル通りからタクスィム広場に通じる出口まで伸びるイフタール(断食明けの食事)の食卓が、広場にはみ出ることを防ぐため、通りの端にTOMA(暴動鎮圧用装甲車)が出動した。      アンチキャピタリスト・ムスリムたちが開く「世界の食卓」の初日となった昨日、イスティクラル通りは大賑わいとなった。      午後8時にガラタサライに集まったグループは、ガラタサライ高校前からゲズィ公園にかけて連なるイフタールの食卓を設置した。新聞紙とテーブルクロスを広げてつくられた食卓の準備は20時47分までか 全文をよむ

2013-07-09 タクスィム広場に、市提供の断食明けイフタールの食卓 (Zaman紙)

ベイオール区は、タクスィム広場でラマザン月の間中、イフタールの食卓を用意する。アタテュルク文化センター前の設けられたテーブルでは、昨晩は約1500人が断食明けの食事をした。   イスタンブルのアヴニ・ムトゥル県知事は昨日発表を行い、(県としては)タクスィム広場とゲズィ公園にイフタール(断食明けの食事)のテーブルは設営しないと発表した。しかし、ベイオール区は、昨日アタテュルク文化センター前に1500人のイフタール・テーブルを用意した。多くの市民があつまり、区は、イフタールの食事をふるまった。座る場 全文をよむ

2013-07-08 アンタキヤのキリスト教徒、ラマザン月の到来を祝福 (Radikal紙)

アンタキヤに住むキリスト教徒は、教会の前に掲げた横断幕でムスリムのラマザン月を祝っている。      平和と寛容の中心として知られ、何世紀にもわたってユダヤ教徒・キリスト教徒・イスラム教徒が共存しているアンタキヤ中心地に掲げられた横断幕は、街の安寧と平和の様相をより一層人々に知らしめてくれている。ラマザン月の準備が行われた街の中心部では、サライ通りに面した教会の門の前に掲げられた     「願わくはラマザン月がムスリム世界に善きことをもたらさんことを。       アンタキヤ正教会 信徒ワクフ」 全文をよむ

2013-07-08 ゲズィ公園、開放―閉鎖―ふたたび夜半に開放 (Milliyet紙)

タクスィム広場のゲズィ公園に、再びはいれるようになった。警察の警備のなか、個々に持ち物検査の上、公園に入ることができるようになった。      タクスィム広場のゲズィ公園は、今日(8日)、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル県知事の発表のあと、開放された。しかし、3、4時間後には再び閉鎖された。ゲズィ公園の閉鎖に抗議するグループに対し、警官隊は介入し、1名が重傷をおった。      公園が14時半にいったん解放されたのに、17時半には再び閉鎖されたことをうけ、ムトゥル・イスタンブル県知事は、「もちろん、 全文をよむ

2013-07-08 ディヤルバクル県リジェで、大麻草200万株廃棄大作戦 (Milliyet紙)

ディヤルバクル軍警察地方司令官セイフッラー・サルドゥク准将の指揮の下で行なわれた取締作戦によって、現在までに200万株以上の大麻草が差し押さえられ、廃棄された。この作戦により、615万株の大麻草が押収された。処分された大麻草の市場価格は3億1,100万リラに相当することが明らかになった。      リジェ郡、ハズロ郡、コジャキョイ郡の郊外で始まった麻薬取締作戦は現在(訳注:7月8日)も続いている。取締作戦は、ディヤルバクル共和国検察局の指示を受け、ディヤルバクル郡警察地方司令部の人員派遣と指揮の 全文をよむ

2013-07-07 宗務庁長官、今年の巡礼参加人数を発表 (Yeni Safak紙)

第32回トルコ本と文化フェアの開会式に参加した宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、巡礼に行く予定の人々の注目を集める重要な発言を行った。ギョルメズ長官は、カーバ神殿の周りで行われている工事を理由に、サウジアラビア政府が各国に認める巡礼者の定員を20%減らしたと述べた。メフメト・ギョルメズ長官は、このためトルコから巡礼に行く予定の人のうち、14,800人の巡礼候補者が今年は巡礼に行けないことを述べた。メフメト・ギョルメズ長官はこの状況を非常に残念に思っていると述べ、今回行けなくなった巡礼候補者を来 全文をよむ

2013-07-07 文化観光相、アタテュルク文化センター2014年再開と発表 (Hurriyet紙)

オメル・チェリキ文化観光相はアタテュルク文化センターを2014年に再開すると発表した。      チェリキ文化観光相は、共和人民党(CHP)クルクラーレリ県選出国会議員であるトゥルグト・ディベッキ氏の質問書に対する答えの中で、アタテュルク文化センターの改装と改修工事は市民社会団体が起こした裁判とその判決により、2008年から2012年まで行えなかったことを想起させた。   チェリキ文化観光相は、昨年行われた入札に続いて、5月に改装と改修工事が開始されたことを述べ、アタテュルク文化センターは201 全文をよむ

2013-07-07 マラティヤのアルメニア墓地修復 (Radikal紙)

マラティヤで昨年、市当局が壊したアルメニア人墓地が復元された。「最後の祈り」という名の建物では、再び祈りの声が聞こえ始めた。      マタティヤ市によって去年壊されたアルメニア人墓地が、およそ30万リラ(約1500万円)の費用で復元された。慈善アルメニア人協会のホスロフ・キョレタヴィトオール会長は、アルメニア人にとって精神的な価値を持つ建造物が、タイイプ・エルドアン首相みずからの命令で復元されたと話した。キルテペ街区に位置するアルメニア人墓地では、イスタンブルに本部があるマラティヤ慈善アルメニ 全文をよむ

2013-07-05 大学入試センター試験結果発表、「慌ててやると、悪魔が邪魔する」 (Hurriyet紙)

公務員試験(KPSS)のカンニング事件以降、全ての試験で厳しい監視を行っている大学入試センター(ÖSYM)だが、今回も「用紙紛失」の失態が明らかになった。      大学入試センターが、7日という記録的とも言える早さで結果発表した学部決定試験(LYS)だが、この試験で5人の解答用紙が紛失した。大学入試センターへ送られた箱から問題用紙を取り出した際、解答用紙が足りないことが分かり、センターは厳戒態勢をとった。解答用紙が大学入試センターに届かなかったことについて、試験官に過失があったことが試験室の監 全文をよむ

2013-07-04 ゲズィ運動中のツイート、電子書籍に (Radikal紙)

2400万回におよぶ“ゲズィ”ツイートが分析された―アリ・ルザ・ババオーラン氏と弁護士のメルテム・バンコ氏は“ゲズィ公園”での一連の騒動を通じて投稿されたツイートを一つのe-book(電子書籍)に分析しまとめた―      ゲズィ公園の一連の騒動の中でSNSサイトのツイッターを介して投稿された2400万件のツイートが分析された。リンクドトインのトルコおよびテュルク系諸国地域マネージャーの職を務めており、ソーシャルメディアの政治への影響について研究しているアリ・ルザ・ババオーラン氏とソーシャルメデ 全文をよむ

2013-07-03 イスタンブル第一行政裁判所、6月6日にタクスィム計画全体を棄却していた! (Zaman紙)

イスタンブル第一行政法廷が、2013年6月6日付けて、「タクスィム広場歩行者専用化プロジェクト」を棄却していたことが、明らかになった。棄却決定は、トプチュ兵舎再建に関する文化観光省の不服申し立てを却下した、イスタンブル第六行政裁判所決定の中で言及された。この決定では、トプチュ兵舎再建計画が根拠としていた都市計画案が、第一行政裁判所によって6月6日に却下されていたことが明らかにされた。この決定は、タクスィムで続いている歩行者天国化、(車道)トンネル化、ゲズィ公園、トプチュ兵舎などの全プロジェクトを 全文をよむ

2013-07-02 裁判所、ゲズィ公園工事凍結への文化観光省不服申し立てを却下 (Hurriyet紙)

イスタンブル第6法廷は、ゲズィ公園へのトプチュ兵舎建設計画に関する「執行停止命令」に対する文化観光省の不服申し立てを却下した。法廷は、タクスィム・ゲズィ公園プロジェクトに関する最終判決を2か月以内に下す。      ■執行停止決定      ゲズィ公園への工事をめぐっては、Peyzaj建築家会議所や、建築家会議所が法廷に不服申し立てをしていた。この不服申し立てを受け、2013年5月7日に最初の審議をしたイスタンブル第6行政裁判所は、「修復不可能な被害をもたらす」として執行停止の決定をした。多数決 全文をよむ

2013-07-02 家出の奥さん、屋根と窓も持っていく (Milliyet紙)

アダナ県で40歳のシャーヒン・イデムさんを捨てた34歳の妻ファトマ・イデムさんは、去り際に彼女が自分の家族が作らせたと主張する家の屋根と窓を取り外させた。      事件は、先週ユレイル郡バフチェリエヴレル街区1370通り12番地の住居で起こった。確定した4年間の懲役刑を理由に入所した市の職員シャーヒン・イデムさんは、執行猶予法により少し前に出所した。バフチェリエヴレル街区の役所で公務に従事し始めた。伝えられる所によればこの間にシャーヒンさんと口論となった妻ファト マ・イデムさんは、前夫との子供 全文をよむ

2013-07-02 ゲズィ公園現況―緑の公園、拡大工事中 (Milliyet紙)

イスタンブル広域市は、店舗の残骸の除去のあと、この広場の緑化に取り組み始めると発表した。発表によると、この取り組みが終了すると、ゲズィ公園は8000平方メートルさらに拡大する。      イスタンブル広域市は、タクスィム・ゲズィ公園を8000平方メートルさらに拡張している。      市の文書での発表によると、ゲズィ公園のジュムフーリエット通り側と、その裏側に残った店舗の残骸の除去のあと、この広場も緑化に取り組み始める。      所有権がイスタンブル広域市にある店舗の解体整理で、8000平方メ 全文をよむ

2013-07-01 中東工科大卒業式、「過剰な」ゲズィ風刺横断幕 (Hurriyet紙)

中東工科大学卒業生が(ゲズィ風刺)横断幕を掲げた。      中東工科大学卒業式に見られた「ゲズィ」の影響。      ■中東工科大学で行われた卒業式では、3000人が卒業証書を受け取った。      「我々はヘリコプターを、催涙ガスをまいてくれと言って作っているとでもいうのか!」      ■中東工科大学スタジアムで行われた卒業式での行進では、ゲズィ公園運動への介入へ抵抗が示された      「我々は唐辛子を使うなといっているのではない、   次はサルチャ(トルコのトマトペースト)として使え・ 全文をよむ

2013-06-30 イスティクラル通りでLGBTプライドパレード開催 (Hurriyet紙)

イスタンブルLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスセクシュアル)が今日、イスティクラル通りを練り歩いた。今年で21回目となったLGBT・プライド・パレードでは、『抵抗』というテーマが掲げられ、ゲズィ公園問題の影響が色濃く見受けられた      数千人が参加したパレードで、まず初めにゲズィ公園デモで命を落とした人々の名前が一人ずつ読み上げられた。パレードの参加者たちは、犠牲者の名前が読み上げられるたびに「ここにいる!」と叫んだ。      ■ゼキ・ミュレンも「抵抗しよう」と言った! 全文をよむ

2013-06-30 参謀本部、デルスィム関連資料を議会に提出 (Radikal紙)

トルコ大国民議会動議委員会のメフメト・ダニシュ委員長は、デルスィム事件に関して、参謀本部からすべての文書が提出されたと述べた。   ダニシュ委員長は、この件について行った会見で、参謀本部から最終的に委員会に約5千ページにわたる文書が提出され、このようにして参謀本部から提出された文書の数は約4万6千ページに達したとした。   デルスィム事件に関する文書の分類のために、様々な大学からの研究者を集めた一つの研究機関を作るという活動が続いているとするダニシュ委員長は、このためにアンカラ大学とユルドゥルム 全文をよむ

2013-06-28 ゲズィ運動で死亡のエテム氏をめぐる諸情報に、遺族反発 (Radikal紙)

[アンカラの]クズライで、警察の撃った銃弾によって命を失ったエテム・サルシュルク氏が組織メンバーであること、また組織のキャンプにおいて撮られたとされる写真に関する主張に対して、遺族は激しい反発を示した。      サルシュルク氏の遺族は、本紙の取材に応じ、問題の画像が偽造物であることを説明し、「下請け会社の斡旋で、2012年にハッキャリで建設された軍警察建物の工事現場で働いているときに撮られた写真です」と明らかにした。      警察の銃弾によって死亡したエテム・サルシュルク氏に関して、一日中「 全文をよむ

2013-06-25 ギュレン教団、モスク+ジェムエヴィ複合施設建設へ (Radikal紙)

ジェム財団のイッゼッティン・ドアン代表は、「ギュレン教団(ジェマート)(注)は、モスク‐ジェムエヴィ‐無料食堂の複合施設の建設のために、我々と共に2県で不動産を購入した」と述べた。      ギュレン教団は、アンカラとイスタンブルにてモスク、ジェムエヴィ、(貧困者のための)無料食堂が一体化した施設の建設計画に着手した。複合施設建設のため、2都市で不動産を購入し、財団を設立し、設計図の作成を始めた。しかし許可が下りていないため、建設を開始できずにいる。ジェム財団のイッゼッティン・ドアン代表は、この 全文をよむ

2013-06-24 宗務庁、「催涙ガス肯定の宗教判断(フェトヴァ)は偽作」 (Hurriyet紙)

宗務庁は、昨日とある新聞で「宗務庁からきびしい宗教判断:催涙ガスは適当である」という大見出しでもって報道された記事に関し、「記事の構成と言葉を考えあわせても、この文章が、このうえない激動のプロセスを経たあとで、いかなる目的をもって書かれたものであるのか、推測しがたい」と述べた。      宗務庁広報渉外局が行ったプレスリリースで以下のことが述べられた:      「まず初めに倫理の原理と制限を無視し、明らかに不謹慎な内容で注目を集めるこの記事は、健全な情報源に基づいて書かれたものではなく、またそ 全文をよむ

2013-06-23 「立つ男」、初めて口を開く (Radikal紙)

「立つ男」、エルデム・ギュンドゥズは、タクスィムに8時間立ち続けて行った抵抗について語った。スカーフに関する抗議活動について話してくれた彼は、抗議活動がスカーフをかぶる人々をからかうために行ったと言われたことに腹を立てている。      彼はゲズィ公園に2-3日いたようだ。「私の考えでは、ここでの出来事はゲズィを越えて、かなり広まった」と話し、「人々は自由意志で道に流れ込み、その木々が切られないために、未来のために抵抗している。しばらくすると警察の暴力に対しても抵抗した。これらすべてを見ずに、3 全文をよむ

2013-06-23 ボズジャアダの「ワイン試飲祭」中止に (Hurriyet紙)

ボズジャアダ市(チャナッカレ県)の主催で、島のワイン業者が参加して8年間行われてきた「ワイン試飲祭」が、アルコール新法のため今年は中止となった。アブドゥッラー・ギュル大統領のアルコール新法承認後、市と町の職員、ワイン業者が協議し決定した。      ワイン業者は、新法が違反者に最高50万リラ(約2,500万円)の行政罰金刑を科すことを大いに懸念し、ワイン試飲祭の開催を見送った。業者がリスクを避けることを決めると、市も以前より市ホームページ上で発信していた6月28-29日開催予定だったワイン祭の広 全文をよむ

2013-06-23 大学学部決定試験、実施―物理は難問? (Zaman紙)

昨日(22日)、大学学部決定試験のうち、理科(LYS-2)の試験が行われた。33万2千人が参加した試験では、物理、化学、生物に関し、合計90問が出題された。約100万人が受験する大学学部決定試験は、今日(23日)に行われる文学―地理LYS-3)の試験で、全日程を終了する。      受験者らの話では、昨日の理科の問題は難しかったという。問題を講評したFEM予備校広報委員会は、先週の数学同様、今週の物理も難しかったという。特に、物理では、新カリキュラム分からたくさんの問題がでたというFEM予備校指 全文をよむ

2013-06-23 ゲズィ公園運動のあとに残ったもの (Zaman紙)

タクスィムにあるゲズィ公園の木々を切り倒してショッピングモールを建設すると言う議論で全ては始まった。19日間続いた抗議運動は、警察の介入によって鎮圧された。後に残ったのは大量の出まかせ情報、何百万ものツイッターのポスト、そしてこの事件にまつわるユーモアの数々。それではゲズィ公園事件のあらましを見てみよう。      全ては5月27日、ある環境活動家グループがタクスィムで抗議運動を開始したことから始まった。抗議運動は19日間続き、警察の介入によって終結した。もちろんこの19日間には様々な出来事があ 全文をよむ

2013-06-21 卵4つのオムレツの作らせた軍曹、「職権乱用」で禁固6ヵ月 (Hurriyet紙)

職権を乱用して軍事物資の卵を4つも使いオムレツを作らせ、軍の公金に91クルシュ(約47円)の損害を与えたとして、T.T.上級兵曹長に禁固6ヵ月が言い渡された。      2013年1月13日、テキルダー県マルカラ郡第95装甲旅団司令部で勤務中のT.T.上級兵曹長は、兵舎炊事場で資材調達担当のユスフ・ドアン伍長に朝食のオムレツを作るよう要求した。料理中、旅団司令官のエロル・ウムト陸軍中佐が炊事場を訪れ、朝食の献立にないオムレツを誰に作っているのか問い質した。ドアン伍長は、冷蔵庫にあった、翌日の献立 全文をよむ

2013-06-21 「モスクで酒」疑惑の人物、「人生、めちゃくちゃに」 (Radikal紙)

ゲズィ運動中の6月2日、ドルマバフチェ宮殿近くでの警察の介入により、多くの人がベズミ・アーレム・スルタン・モスクに避難した。しかし翌日、ソーシャルメディアや一部の新聞の、インターネットサイトで「避難したモスクで飲酒」との報道が出始めた。その後レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と政府関係者はモスクで飲酒がなされたと発表した。この証拠としてモスクで発見された、写真に写っていたビールの缶とエムレ・オズチュルク氏の写った写真が示された。写真ではオズチュルク氏が手に持った缶の飲み物が写されていた。この写真 全文をよむ

2013-06-21 イスタンブル市長「なんでも市民に聞く」、じゃ、放水車新デザインを選ぼうキャンペーン (Milliyet紙)

カーディル・トプバシュ市長が「イスタンブル市は、なんでも市民に聞く」と発言したのち、ソーシャルメディアでは「イスタンブルのTOMA(暴動鎮圧用装甲車)を選ぼう」という形でユーモアを含んだ広告が作られた。      カーディル・トプバシュイスタンブル広域市長は、ゲズィ公園運動の後に「今後は、なんでも市民に聞く。停留所の場所さえも、変えるならその地域の住民に聞くことにする」と発言した。これを受けてソーシャルメディアでは「イスタンブルのTOMAを選ぼう!」という形で、ユーモアを含んだ広告が作られた。  全文をよむ

2013-06-20 タクスィムで警官は、読書中 (Radikal紙)

24日間あらゆる形で続けられるゲズィ公園の抗議活動は、トルコにおいてだけではなく、世界中で反響を呼ぶこととなっている。何日か前まで、タクスィムの空をガスで覆おうとしていた警官たちが急に「親しみやすい読書家」になることもそれの一つである….。      24日間あらゆる形で続けられるゲズィ公園の抗議活動は、トルコにおいてだけではなく、世界中で反響を呼ぶこととなっている。      土曜日、日曜日にわたって、ゲズィ公園とその周辺にむけて警察の介入があり、全てのデモ活動に対し催涙ガス、高圧放水、またプ 全文をよむ

2013-06-19 ギュレン師の「スルタン・ヤヴズ・セリム橋」命名コメント (Radikal紙)

第三ボスフォラス大橋が「ヤヴズ・スルタン・セリム橋」と名付けられることに関して、アレヴィー教徒たちを筆頭に、多方面から反発やこれに関する議論が沸き起こる中、興味深い発言がフェトフッラー・ギュレン師よりあった。      ボスフォラス海峡に建設される第三大橋の着工式で、橋の名前が「ヤヴズ・スルタン・セリム橋」と名付けられることを受け、アレヴィー教徒たちを筆頭に、多方面から反発やこれに関する議論が沸き起こる中、フェトフッラー・ギュレン師より興味深い発言があった。   フェトゥフッラー・ギュレン師は、 全文をよむ

2013-06-19 スタンディング抗議に、スタンディング抗議! (Yeni Safak紙)

昨日タクスィム広場では、興味深い光景が繰り広げられた。 白いTシャツ姿の8人の活動家が、ゲズィ公園抗議運動の一環で「スタンディング抗議」として立ち続ける人々に対面する形で、数時間にわたり「スタンディング抗議」を行った。       ゲズィ公園抗議運動の一環として「スタンディング抗議」活動が始まったタクスィム広場では、興味深い反「スタンディング抗議」の光景が見られた。 アタテュルク文化センターの方を向いた「スタンディング抗議」参加者たちの前に、昨日「Duran Adama Karşı Duran 全文をよむ

2013-06-19 警官隊も、くったくた―20日間400時間勤務、残業手当なし (Milliyet紙)

過剰な暴力を使ったとして非難の対象となっている警官たちだが、彼らは20日間に400時間、働かされた。通常、国家公務員の月間勤務時間は160時間だ。警官には残業手当はなく、残業中にたべる食糧費は自腹だ。      警察官組合のファルク・セズル組合長は、警官の労働状況を次のように話す。      「警官は、一般的には、12時間労働のあと24時間休む、という形で働いている。一般的な国家公務員の月間勤務時間は160時間だが、警官はふつう240時間働いている。集会、デモ、サッカーの試合、大学入試、フェステ 全文をよむ

2013-06-18 ソーシャルメディアの「ゲズィ運動」通信簿―何がおきたのか? (Radikal紙)

おそらくソーシャルメディアが最もよく使用された市民運動として歴史に残るであろうタクスィム・ゲズィ公園抵抗運動が、ツイッターにどう映ったか見てみよう。      歴史に特筆すべきであり、かつ私たちの記憶を刷新し、トルコの話題をさらったゲズィ公園デモを簡単に振り返ってみよう。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、タクスィム広場に残る最後の緑地であるゲズィ公園を、「歩行者天国プロジェクト」の一環で取り壊し、トプチュ兵舎を再建してショッピングモールとして生まれ変わらせようと計画した。建築家商 全文をよむ

2013-06-18 タクスィムに「立つ男」―スタンディング抗議はじまる (Milliyet紙)

警察隊によるゲズィ公園への介入後の日曜日、タクスィム広場に入ることが禁止された。これに抗議するエルデム・ギュンドゥズという人が、月曜の夕方からタクスィムの地下鉄出口で身動きせず、声も発せず立っている。同じ行動をとる人が増えてのをうけ、警官隊は、排除にのりだした。      警視がこの抗議者に対して近づく時に「立っているものを、確保せよ」と命じたのが聞こえた。これをうけ「立っているもの」が拘束された。エルデム・ギュンドゥズという名の人物が、昨日(17日、月曜)の晩18時にタクスィムの地下鉄出口で身 全文をよむ

2013-06-17 AKP支持率は、35%?、49%、51%?―世論調査結果 (Milliyet紙)

メトロポル社が行ったアンケートによると、AKPの支持率は35%、最も好意的な政治家は72.5%でアブドゥッラー・ギュル大統領が選ばれた。      メトロポル調査会社は、ゲズィ公園の活動後にアンケートを行い、「今週日曜に選挙があるならば、どの政党に投票しますか?」との質問に「AKP(公正発展党)に投票する」という回答者が35.3%であったとの結果を得た。62.9%が「ゲズィ公園は緑地として保つべきだ」、49.9%が「AKP政府は権威主義化している」と回答した。      また、ポルマーク調査会社 全文をよむ

2013-06-17 16日のエルドアン首相演説にみる、「次の追及先」のサイン (Milliyet紙)

エルドアン首相は、ゲズィ公園事件に関係し、今後予定している捜査について、言及した。どの個人やグループの捜査が行われるのヒントは、演説のなかにある。      ゼィティンブルヌ(のカズルチェシュメ)で行った演説で、「メディアやソーシャルメディアで憶測を流したものを追及する」と述べたエルドアン首相は次のようにつづけた。      「我々が政権についたとき、表現の自由は制限されていた。新聞では、ある種の問題はふれられないでいた。今は、新聞でもテレビでも、ソーシャルメディアでも、その種のことはみられない 全文をよむ

2013-06-16 「AKPイスタンブル集会への参加者は29万5000人」ボアズィチ大研究者集計 (Radikal紙)

06.16 22:29   ボアズィチ大学コンピュータ学科タイラン・ジェムギル講師、物理学科でCERN実験に参加したこともあるエルジャン・オズジャン准教授、コライ・チャルシュカン政治学科准教授は、AKPの今日(16日)の(イスタンブル郊外の)カズルチェシュメ広場での集会に集まった人数を計算した。      研究者らは、試算方法とその結果を次のようにのべた。   「カズルチェシュメのの会場の広さは17ヘクタール。つまり、17万平米だ。集会の空撮写真を検証し、その群衆をわりあててみると、集会参加者が 全文をよむ

2013-06-16 デモのきっかけはこの4人のツイート―「タクスィム・ゲズィ暴動事件」調査報告書 (Yeni Safak紙)

ゲズィ公園事件を過熱させているツイッターでのメッセージのやりとりに関して、その中心に4人の人物がいることが分かった。5月31日と6月1日の二日間に、のべ1500万件のメッセージのやり取りを誘発させた4人は、チュニジア、リビア、エジプト、イエメン、バーレーンのデモにおいても積極的に活動していたことが判明した。      国家諜報機構機密情報部、警視庁サイバー犯罪対策課、情報技術通信機構が共同でおこなった捜査によって、これら4人の名前が特定され、彼らのソーシャルメディア上での活動が報告書にまとめられ 全文をよむ

2013-06-16 スカーフを巻いた女性への暴力事件再び (Zaman紙)

エルドアン首相が「私の親戚にあたる女性が道端で暴力を受けた」と発言して話題となった、スカーフを巻いたZ・Dさんの事件によく似た事件がイズミルでも発生し、ドゥイグ・タクムさんという若い女性教師が被害を受けていたことが分かった。      ゲズィ公園デモを支持しているある集団が、イズミル郊外鉄道社の電車に乗っていたタクムさんに暴言を吐き、暴力行為をおこなった。タクムさんは、このグループのひとりの女性から頭に巻いていたスカーフをはぎ取られ、さらに侮辱的な言葉を浴びせられたが、殴られるあと一歩のところで 全文をよむ

2013-06-15 15日 10:41 タクスィム連帯プラットフォーム、「抵抗の継続」をネットに発表 (Milliyet紙)

6.15 10:41   タクスィム連帯プラットフォーム発表―本日以後、トルコ全土から全世界から寄せられたダイナミズムと力をうけ、我が国におけるあらゆる種類の不正と迫害に対し抵抗を続ける。      タクスィム連帯プラットフォームは、集会や会合の結果えられた結論をインターネットサイトに発表した。      ■これが、タクスィム連帯プラットフォームの配布したテキスト      タクスィム連帯プラットフォームによって朝まで続けられた会議と集会の結果の発表である。      タクスィム・ゲズィ公園で 全文をよむ

2013-06-15 15日10時、ゲズィ公園運動側の対応、発表へ (Milliyet紙)

タクスィム連帯プラットフォームの呼びかけで集会をもったゲズィ公園の「住民」らは、昨日、公園内の7か所でフォーラムをひらき、今後の方針を協議した。      住民投票と公園からの撤退の提案を批判する一部のデモ参加者は、首相と面会した代表が、みなの共通の要望を十分にそこに反映できていないと述べた。しかし、18日間続くプロテストが、トルコと世界に十分な反響を巻き起こし、政府の側にも、十分な成果をもたらしたとする参加者もあった。すべての発言は、プラットフォーム代表らによって記録され、フォーラムで得られた 全文をよむ

2013-06-14 ゲズィにいたのは、誰か?93.6%はふつうの市民―デモ参加者アンケート (Radikal紙)

KONDA調査コンサルタント社がゲズィ公園で面接した4411人のデモ参加者のうち、50.9%は女性だった。      6月6、7日の間に行われたアンケートによると、デモ参加者の31%は木の伐採がはじまった日から、公園に居続けている。79%は、いかなる団体にも属していない。44.4%は、これまでデモへの参加経験がない。93.6%は、自分はある集団を代表しているとは考えておらず、「一市民」としてここにきたと発言する。平均年齢は28才、ゲズィ公園のあるベオイール区に住んでいるのは、参加者の5%。最も多 全文をよむ

2013-06-13 母親たちも、ゲズィ公園へ (Milliyet紙)

イスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事が数日前に、「父達よ、母達よ、子供たちを連れて帰ってください」と発言したが、今晩ゲズィ公園で興味深い進展があった。      18日間続いているゲズィ公園を守る為の抵抗運動に参加している若者たちの母親たちが、この夜子供たちを支援するため公園に集まった。手を取り合ってゲズィ公園の周りに輪を作った何百人もの母親たちは、子供たちを守るためにここに集まったと言っていた。「母親はどこにでも、抵抗運動はどこにでも」「アブドゥッラー・ジョメルト(ハタイのデモで亡く 全文をよむ

2013-06-13 タクスィム連帯プラットフォーム、住民投票に反対の意向 (Radikal紙)

エルドアン首相とゲズィ公園代表団との会合の後、ヒュセイン・チェリク副党首が国民投票を行うことを示唆したのに対し、タクスィム連帯は反発している。      エルドアン首相はアンカラでゲズィ公園代表との会合を行った。エルドアン首相が、代表団に公園の件で国民投票の可能性を示したのに対し、イスタンブルでは反発がひろがった。      タクスィム連帯プラットフォームの構成メンバーの1人であるタイフン・カラマン都市計画会議所イスタンブル支局長は以下のように述べた。   「現在このプロジェクトに関して執行停止 全文をよむ

2013-06-12 6月12日(16日目)、タクスィムの1日 (Cumhuriyet紙)

ゲズィ公園抗議活動16日目には、00:40よりタクスィム広場とゲズィ公園の抗議グループたちが、タクスィム広場で歌を歌いつつ、待機を続けている。       イスタンブル‐抗議活動16日目のタクスィム、ゲズィ公園:       00:40    ゲズィ公園抗議活動が続いている。 ハサン・カジャン氏とネジャティ・シャシュマズ氏の[首相との]話し合いは、反発を生んだ。 両名とも、抗議者を代表してエルドアン首相との面会へ向かった。      00:04    タクスィム広場のゲズィ公園入口で抗議者たちが 全文をよむ

2013-06-12 AKPの「対抗」ミーティング日程に、大学入試センター抗議 (Zaman紙)

公正発展党(AKP)が6月15、16日にアンカラ市タンドアン地区、イスタンブルのカズルチェシュメ地区で集会を開く決定を行ったことで、大学試験に臨む学生及びその家族は憂慮している。      同日程に実施される大学学部決定試験(LYS)で発生しうる交通渋滞及び騒音は受験者らを恐怖させている。大学入試センター(ÖSYM)は同件に関し、寄 せられた要望をAKPへ伝達し、回答を待っていると伝えた。AKPが同件を明日の中央執行委員会(MYK)会議で提議し、会議決定に基づき集会を先延ばしすることが期待されて 全文をよむ

2013-06-10 あの日、デモ隊は酒を片手にモスクに入ったか?―首相の非難は正当か? (Hurriyet紙)

イスタンブル・ムフティー局は、タクスィム地区のゲズィ公園反対反対運動の際にデモ隊が逃げこんだドルマバフチェ・ヴァーリデ・スルタン・モスクで起きた事件に関し、調査を開始した。宗教庁が行った会見では、ミュエッズィン(礼拝を呼びかける人)が停職や免職の処分を受けたという事実はなく、現在も働いていることが明らかにされた。      調査では、ベイオール・ムフティ局の関係者がモスクのミュエッズィンであるフアト・ユルドゥルム氏から話を聞き、モスクの監視カメラの記録も調べた。      ドルマバフチェ・ヴァー 全文をよむ

2013-06-10 酒類制限法を大統領承認、暮らしはどう変わる? (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領が承認した酒類制限法は何をもたらすのか。我々の暮らしはどう変わるのであろうか。      ■法律は何をもたらす?      ・22時から6時にかけて、アルコール飲料の小売り販売が行われなくなる。      ・この法律に関わる製品を小売りもしくは店舗外で販売している場所は、正式な教育機関、塾、学生寮、礼拝所からドアtoドアで少なくとも100メートルの距離がなければならない。本項にある距離の条件は、事業許可を得た観光事業では適用されない。      ・アルコール飲料はどん 全文をよむ

2013-06-10 日曜タクスィム大集会、メッセージは「公園に手を出すな!」 (Milliyet紙)

06.10 02:30   タクスィム・ゲズィ公園のための最大の集会に、何万人もの市民が参加した。さまざまな思想、さまざまな年代層のグループが一同に会した広場では、色とりどりの光景がみられた。集会では、「共同の抵抗」というメッセージが叫ばれ、「要望が入れられるまでタクスィムにいる」という言葉が飛び交った。      タクスィム連帯プラットフォームの呼びかけで、昨日(9日)タクスィムで催された集会には、何万ものイスタンブル市民が参加した。ゲズィ公園抗議の13日目にあたるこの日、7才から70才にい 全文をよむ

2013-06-09 旧世代困惑のゲズィ公園に寝泊まりするY世代 (Milliyet紙)

ゲズィ公園の若者たちの最も強力な武器はユーモアだ。他の特徴もある。彼らはテクノロジーを熟知している。恐るべき組織化で現状を驚きに変えた、10年間続く政権さえも、このデジタル世代の機動性を認識できていない。      トルコは、共和国史上最も興味深い日々を過ごしている。ご存知の通り、ゲズィ公園のために始められた環境保護活動は、Y世代による、常識をはげしく覆すデモへと変わった。   10日間、私もその若者たちの中にいた。彼らと話し、彼らと催眠ガスをくらい、彼らと「ならず者」をした。この若者たちは本当 全文をよむ

2013-06-09 「ポケモン世代」の反抗 (Radikal紙)

イスタンブルにとってのタクスィムは言うまでもなく、アンカラにとってはクズライが同じような意味をもつ。首都の歴史において、どれほど重要な労働運動あるいは学生運動があったとしても、拠点となっていたのはクズライであったが、現在はさらにクール公園も加わった。様々な社会経済階層からなるクール公園の運動参加者とクズライの運動参加者を合流させたのは、警察が双方に遠慮せずに投じた催涙ガスと高圧水であった。      ■警察はクズライで決然とした態度      アンカラで5月31日の夜に始まったゲズィ公園でのデモ 全文をよむ

2013-06-08 デモ隊側代表、声明を発表―政府の対応を批判 (Milliyet紙)

イスタンブルのタクスィム広場やトルコ国内の多くの都市で5月27日に始まり、ゲズィ公園の取り壊しに反対するために拡大した活発な抗議活動は、11日目に突入した。      【デモ隊側代表の声明】      「タクスィム連合」として、この11日間、私たちの要求をあらゆる場所で強く主張しています。   この騒乱で死亡したアブドゥッラー・ジョメルト氏、メフメト・アイヴァルタシュ氏、ムスタファ・サル氏らの遺族の痛みを分かち合い、数千もの負傷した市民の早い回復をお祈りします。   6月5日、「タクスィム連合」 全文をよむ

2013-06-07 ゲズィ公園で、金曜礼拝 (Milliyet紙)

06.08 02:30   ゲズィ公園の11日目、興味深い光景が見られた。「アンチ・カピタリスト・ムスリム組織」によって、公園で「抵抗の金曜礼拝」が行われた。アダナで亡くなった警視の名が、公園内の道につけられた。      聖昇天の夜に、ゲズィ公園でカンディルの祈りと礼拝を行った「アンチ・カピタリスト・ムスリム組織」のメンバーは、昨日、金曜礼拝のために公園の入り口を、まるでモスクのようにかえた。周囲にいたデモ参加者からも加わるものがいて、約200人となった集団は、セダト・ドアンの説教を聞いた。説 全文をよむ

2013-06-07 エゲ大経済経営学部教授、デモ参加の学生に青空補講―明日は期末試験 (Milliyet紙)

エゲ大学経済経営学部のチュルケル・ススムシュ教授は、タクスィム・ゲズィ公園の事件に抗議するためイズミル・ギュンドウドゥ広場で開催されたデモに参加する学生のため講義を行った。      ススムシュ教授は、昨晩(6日)のデモに参加した学生を広場の隅に集め試験前に「原価計算」の補講を行った。芝の上に座った学生は、移動式の黒板で講義する教授に集中して講義を受けた。      チュルケル・ススムシュ教授は、講義が終わるとアナトリア通信に対し、抗議には個人として参加したのであり大学を代表しているのではないと 全文をよむ

2013-06-07 問題のゲズィ公園の「木」は今、ここに (Milliyet紙)

ゲズィ公園抗議運動のきっかけとなった木がチャーラヤンのある公園に移植された。その公園の名は園内にあるアービデイ・ヒュッリエット(自由の碑)」から名づけられている。この碑は歴史上「反動者の反乱」として知られ、砲兵兵舎の兵士たちが中心となった「3月31日事件」で亡くなった人を追悼して建てられた。       ゲズィ公園から始まり10日間続いている騒動の発端となった木が、チャーラヤンのイスタンブル裁判所裏にあるアービデイ・ヒュッリエット公園に移植された。公園の名は園内にある有名なアービデイ・ヒュッリエ 全文をよむ

2013-06-07 ゲズィ公園は今日もお祭り (Milliyet紙)

ゲズィ公園での団結の精神は日に日に高まっている。飲み物や食べ物の心配は無用だ。高校生が登校前に公園を訪れ、持参した朝食を人々に配っている。昼食時には働く女性たちが手作りのイチリ・キョフテを振る舞い、公園の活動を支えている。      デモ10日目になっても、ゲズィ公園は共感と団結の雰囲気に満ち溢れている。昨日の朝がた、公園を訪れた人々を出迎えたのはメジディエキョイ・アナドル高校の生徒たちだった。一人はゆで卵の入った段ボール一箱を抱え、別の生徒はジャムが塗られたパンを一箱持っていた。公園に来てまず 全文をよむ

2013-06-07 デモ隊と警察署長の間で「給料」やりとり―アダナ (Milliyet紙)

アダナで、タクスィムのゲズィ公園の抗議運動を応援するために集まったデモ参加者たちは、解散するよう警告した警察に対し、「あなたの給料は私たちが払っている」と声を荒げた。アダナ県警副部長のイスマイル・ビルギン氏は財布から50リラを出すと、叫ぶ抗議者たちにそれを示しながら「これがあなたが払った分の私の給料です、受け取って解散なさい」と言った。      アタテュルク公園でイスタンブルのゲスィ公園抗議運動を応援するために集まったおよそ100人は、アタテュルク通りから公正発展党(AKP)の県本部まで歩 い 全文をよむ

2013-06-06 ゲズィ公園図書館、拡大中 (Hurriyet紙)

タクスィム広場に始まりトルコ全土へ拡大した「ゲズィ公園抗議運動」は8日目を迎えたが、ゲズィ公園には図書館が作られ始めた。      イティッキ・ウルケ出版はツイッターでキャンペーンを始め、公園の活動家たちに本を配り始めた。2時間のうちにキャンペーンは広まり、他の出版社や作家、アーティストからも支援が寄せられた。      ■ツイッターで始まった「ゲズィ公園図書館」キャンペーン、急速に拡大中       ハッシュタグ#gezikütüphanesiで短時間に拡大した図書館キャンペーンのお陰で、石で 全文をよむ

2013-06-06 ゲズィ公園抗議運動で、聖「昇天の夜」への気配り (Radikal紙)

「ゲズィ公園抗議運動」デモ参加者らは、「昇天の夜」(ムハンマドが昇天したとされる夜。聖夜)に大量のカンディル・スィミットとアイランを配った。抗議活動開始日以来、大量のお酒を飲んでいたデモ参加者らであるが、聖夜のためにお酒を飲む姿は見受けられなかった。参加者たちは日が暮れると皆一緒に、プロジェクターを使って、「ネシェリ・ギュンレル(楽しき日々)」という映画を屋外鑑賞した。      9日目のタクスィム・ゲズィ公園抗議運動は、静寂が支配する一方で、デモ参加者は様々な形で楽しんでいる。連日行われた抗議 全文をよむ

2013-06-05 ゲズィ支援者に「追試」発表で座り込み解散!コジャエリ大学 (Radikal紙)

コジャエリ大学では学生グループが、タクスィム・ゲズィ公園での抗議活動を理由に、試験の延期を求め3日前から学長室前での抗議活動を始めたが、学校側のある発表により解散に至った。      コジャエリ大学では学生グループが、トルコ全土に拡大しているタクスィム・ゲズィ公園での抗議活動を理由に、試験の延期を求め3日前に開始した大学本部前での抗議活動は、今日も継続された。コジャエリ大学のWEBサイトで6月3日~7日の日程で行われる試験に参加できない学生に対し後日追試を行うと発表されるや、学生の抗議活動は終息 全文をよむ

2013-06-05 4日の夜、タクスィムはお祭りムード、一番の売れ筋はスイカ (Milliyet紙)

タクスィム広場、ゲズィ公園、イスタィクラル通りでは、夕刻から人が増えたが、多くの人々は音楽をかけ、楽しんでいる。ギュムシュスユ通りでは、首相府オフィスに行進しようとして許可がでないため、一部のグループが座り込みをしている。      タクスィムのゲズィ公園ではじまり、全土にひろまったデモでは、今晩(4日夜)も多くの人がタクスィム広場、ゲズィ公園、イスタィクラル通りを埋めた。   にぎわいは夕刻から増し、ゲズィ公園では多数の音楽グループが演奏をし、参加者らは、ときに太鼓とラッパで踊りをおどっている 全文をよむ

2013-06-04 「お届け先はタクスィム広場」―ビザ、ハンバーガー、ぞくぞく届く (Hurriyet紙)

ゲズィ公園の騒動により、インターネットによるフードデリバリーが増加した。イスタンブル、タクスィムの活動家たちのために、トルコの全国各地はもとより世界中から食べ物の配送注文がされている。届け先にタクスィムのゲズィ公園を指定した依頼主は、たくさんのピザやドゥルム(トルコのラップサンドイッチ)、ハンバーガー、飲み物を送っている。      イスタンブルのゲズィ公園で起きた騒動以降、インターネットからのフードデリバリーの注文が急増している。国内各地から活動家たちを支援するため食べ物や飲み物が送られている 全文をよむ

2013-06-02 シリアの貴重な写本はトルコで売られている (Zaman紙)

シリアでバッシャール・アサド体制と反体制派の間で2年以上続いている衝突は、シリアを荒廃へと追いやった。これまでの衝突により、何千人もの人が命を落とし、何十万人もの人がシリアを後にせざるをえなくなった。この状況とともに、シリアにある多くのモスク、博物館、図書館も爆破された。この状況を好機と捉えた者たちは、文化的な遺産の略奪を始めた。治安当局が行っている調査によると、ダマスカスとアレッポの多くの歴史的なモスクと図書館にある写本が、他国に流失し高値で取引されている。アレッポの歴史的なウマイヤド・モスク 全文をよむ

2013-06-02 タクスィム・モスクはどこに建てられるのか(2日のエルドアン首相のTV発言) (Milliyet紙)

(2日日曜日に)ハベル・チュルクチャンネルの生放送に出演したレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ファーティフ・アルタイル記者の質問に答えた。エルドアン首相はタクスィムの建設予定地を初めて発表した。      ■エルドアン首相の発表      「タクスィム・モスクの件についてですが、マキシムの脇に建てられます。その敷地全体にです。(タクスィムにある教会とは)反対側にです。発表を行うのは初めてです。関係者や教会の財団と話し合って周辺の全店舗を撤去します。私たちは教会の財団側と話しあいます。財団の財 全文をよむ

2013-06-02 ゲズィ公園抗議でソーシャルメディアに流れた17の嘘 (Milliyet紙)

ファーティフ・チピルという名のユーザーが、ゲズィ公園事件でソーシャルメディアに扇動目的で流された17のデマを、個人ブログに記した。      ゲズィ公園の抗議運動は、ソーシャルメディアで始まった。抵抗運動のメディアとなったツイッターでは、抵抗運動に影を落とす多くの情報汚染も起こった。      ファーティフ・チピルというユーザーは、自分の個人ブログでこの情報汚染を解析し、ソーシャルメディアに出回っていた17のデマを明らかにした。      ファーティフ・チピルの個人ブログに集められた偽情報は以下 全文をよむ

2013-05-29 ボスフォラス第三橋、名前は「スルタン・セリム橋」に (Radikal紙)

第三ボスフォラス大橋及び北マルマラ高速道路プロジェクトの着工式が開かれアブドゥッラー・ギュル大統領、ジェミル・チチェキ国民議会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首領ほか数名の閣僚が参加した。      式典の演説でエルドアン首相は以下のように述べた。      「ご存知のように本日は5月29日だ。ファーティフ(征服王)・スルタン・メフメトによるイスタンブル征服が闇の時代を終わらせ、光明の時代を開いた 560周年記念日に我々はいる。そのため、今一度、イスタンブルを征服した、かの輝かしい皇帝と司令 全文をよむ

2013-05-28 「タクスィム・ゲズィ公園の木を守れ」テント村、市側と攻防 (Radikal紙)

タクスィム連帯参加者aksim dayanisması Bileşenleriと名乗るグループが、タクスィム広場の歩行者専用化計画作業の一環である道路建設で、工事の都合上撤去される木々を守ろうと抗議運動を行った。夜19時にタクスィム・ゲズィ公園内に集まった約500人が園内にテントを張った。      日が落ちると同時にタクスィム・ゲズィ公園の一画へ人々が押し寄せた。抗議運動の参加者は昨晩から座り込みを続けている。タクスィム広場の歩行者専用化計画工事実施の中、昨晩深夜タクスィム・ゲズィ公園のアスケ 全文をよむ

2013-05-27 投降のPKK員へ、終身刑 (Milliyet紙)

治安部隊が2年前ジュディ山でおこなった軍事作戦で自ら司令官に説得され降伏することを決めたテロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)に属する2人に加重終身刑が宣告された。      シュルナク県ジュディ山で2年前におこなわれた軍事作戦中に発見された洞窟で、作戦を指揮していた司令官が7時間続けた説得の結果、降伏した2人のPKKメンバー(うち1人はイラン国籍)は、ディヤルバクル第4重罪裁判所で加重終身刑の判決を受けた。      ジュディ山トゥシミヤ渓谷地点で治安部隊によって、2011年12 全文をよむ

2013-05-26 エルドアン首相、トルコ初のテーマパーク開幕でスピーチ (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はイスタンブルに建設されたヴィアランド・アミューズメントショッピングセンターの開幕式で演説を行った。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「神のためにお互いを愛しましょう。私たち、トルコ人、クルド人、ラズ人、チェルケス人、アバザ人を…。なぜなら私たちは、創造物を創造主のために愛する文明の一員だからです。私たちは宗教上の民族主義者になるべきではない。ムスリム、キリスト教徒、ユダ ヤ教徒、スンニ派、アレヴィー派…というような差別はあってはならない」と述べ 全文をよむ

2013-05-26 公務員のソーシャルメディア利用に警告 (Radikal紙)

保健・社会貢献労働者組合(Sağlık-Sen)の報告書によれば、ソーシャルメディアは公職者にとって、多くの訴訟や取調べの原因になっている。      トルコ保健・社会貢献労働者組合(Sağlık-Sen)は、公務員が受けた、ソーシャルメディア、特にフェイスブックの共有機能を原因とする処罰に関する報告書を作成した。近年、ソーシャルメディアの利用が広く浸透していると指摘する報告書において、ソーシャルメディアの分析を行うインターネットサイト「ソーシャル・ベイカーズ」によると、トルコでのフェイスブック 全文をよむ

2013-05-26 クルド系政治家ケマル・ブルカイ、38年ぶりに故郷へ (Zaman紙)

ケマル・ブルカイ権利自由党党首が、38年ぶりにトゥンジェリに帰郷した。政党の地方組織を設ける目的でトゥンジェリにやってきたブルカイ氏は地元民から大歓迎をうけた。同氏は、トゥンジェリの通りにある中小業者や市民を訪問した後、1938年に死刑に処されたセイト・ルザの彫像に花輪を置き、スピーチを行った。      ブルカイ氏は、トゥンジェリを放棄せざるを得なかった時期と現在との間にはかなりの違いがあると語った。更に「大変感動している。38年ぶりに、もう一度ここに来た。デルスィム(トゥンジェリの旧名)の中 全文をよむ

2013-05-25 デニズ・ゲズミシュ像、再びミーマール・スィナン大へ (Milliyet紙)

ミーマール・スィナン大学芸術学部に5月6日夜に設置され、同日に当局に撤去されたデニズ・ゲズミシュ像が、学生たちによって再び大学に運ばれた。      デニズ・ゲズミシュ像が再び大学に戻った。思想クラブ連盟(FKF)の学生たちは、5月6日に没後41年になる革命家デニズ・ゲズミシュのポリエステル製の像を、ミーマール・スィナン大学芸術学部フンドゥクル・キャンパスの海が臨める場所に設置した。同日夜に大学当局によって倉庫へ撤去され、像は学生たちに 引き渡された。これを再び大学の庭に設置しようと考えた学生た 全文をよむ

2013-05-24 イスタンブルのシルエットを壊す高層ビルに、裁判所取り壊し命令 (Milliyet紙)

イスタンブルの第4行政裁判所はゼイティンブルヌにある町のシルエットを壊す高層ビルに取り壊し命令を下した。      ゼイティンブルヌのカズルチェシュメでイスタンブルの何世紀にも渡る歴史的なシルエットを壊す3つの高層ビルについてイスタンブル第4行政裁判所は、建設許可と高層ビルの建設が承認された5000分の1と1000分の1の縮尺の計画の取り消しを決定した。      裁判所は法律に反する開発計画により生まれた結果について次のように説明した:      「これらの建物がイスタンブルの歴史的な半島地域 全文をよむ

2013-05-23 酒類、夜間販売制限へ (Radikal紙)

22時以降の酒類の販売が禁止される。トルコ大国民議会(TBMM)本会議で審議されている酒類の禁止に関する法案に、新たな項目が追加された。      AKPのヌレッティン・ジャニクリ議員の提案によると、今後22時以降朝6時まで、酒類の小売販売は行われない。観光地においてもこの制限は適応されるので、観光客が22時以降に酒を買いたくても購入はできない。      ■ドラマに「Behzat Ç」の取り締まり      同提案によれば、「テレビで放送されるドラマや映画、ミュージックビデオにおいて、アルコー 全文をよむ

2013-05-22 アンカラ地下鉄「不道徳な行為をやめてください」アナウンスに、反発の声 (Milliyet紙)

アンカラの地下鉄のアナウンスに、ホームで待つ人々は衝撃を受けた。      クルトゥルシュ駅で電車を待つ客に対し「お客様には、どうか道徳的な行動をとるようお願いいたします」というアナウンスが流れたのだ。このアナウンスは利 用客からの反発を招いたが、地下鉄の責任者は「監視カメラで不適切な行為が確認された若者に対し警告をしている」と説明した。      ■ 監視カメラの機能はモラルの計測?      共和人民党(CHP)アンカラ選出議員であり人権調査委員会委員も務めるレヴェント・ギョクはこの問題を国 全文をよむ

2013-05-19 世界各地のチェルケス人、過去の虐殺・追放に抗議 (Radikal紙)

イスタンブル、ニューヨーク、ヨルダンに集まったチェルケス人は、虐殺を知ってもらうことを望み、ソチでの冬季五輪開催に抗議した。      チェルケス人が受けたカフカスからの追放と、残虐行為の149周年にあたり、「5月21日プラットフォーム」のメンバーは、ロシア連邦大使館の前に集まり、プラカードを掲げて抗議デモを行った。2009年から今まで「5月21日」の傘のもと集まったチェルケス人組織は、今年も虐殺の象徴とされているソチでの冬季五輪の開催に反対し集まった。統一カフカス協会(トルコ)、チェルケス文化 全文をよむ

2013-05-16 国民教育省、歴史教科書を改訂へ (Milliyet紙)

ナビ・アヴジュ国民教育相は「我々を一つにすることが望まれているのに、反対にしばしば我々を分裂させるような表現がこの教科書にはある。それらを削除し、すべての国民に呼びかける、すべての国民の成功が内包された教科書の作成に、教育委員会が包括的に取り組んでいるところである」と述べた      ナビ・アヴジュ国民教育相はマルマラ大学で参加したパネルディスカッションで教育委員会が歴史教科書の一部を改訂するための取り組みを行っていることを発言した。   マルマラ大学ギョズテペ・キャンパスで開かれたユーラシア・ 全文をよむ

2013-05-12 アルコール販売許可の権限は県知事に (Hurriyet紙)

大きな議論を呼んでいる、政府のアルコール飲料に関する取り決めを作った一人で、トルコ大国民議会計画予算委員会のメンバーでもあるレジャイ・ベルベル氏が、新しい取り決めについてヒュッリイェト紙に語った。      ベルベル氏は、法案が通ればアルコール販売許可の権限は自治体から県知事に移譲されるとし、「県知事は法に反して販持売許可を持っている場所を再度チェックする。100メートル規則を無視している場所が多くある」と述べた。      ■圧力になる      この提案に最初に署名したベルベル氏は、アルコー 全文をよむ

2013-05-12 アレヴィークリルタイで「社会的平和」を提唱 (Radikal紙)

「第三回アレヴィー大総会」がアンカラで開催された。総会では、アレヴィー社会は平和を望んでいることが強調され、「解決プロセス」が特に「イスラムの団結」のもとに形成されることがアレヴィー派を不安にさせていると述べられた。      「第三回アレヴィー大総会」が、「国家ではなく、社会の平和」というテーマのもと、今日アンカラのアナトリア公会堂で開催された。      総会が行われた会場の壁にには「解決プロセス」やアレヴィー問題に関するメッセージを書いたプラカードが掲げられた。「平和プロセスにおける我々の 全文をよむ

2013-05-07 ひげ移植は、イスタンブルで! (Milliyet紙)

ヘルスツーリズムの人気旅行先であるトルコで、増毛に続き口ひげやあごひげの移植がさかんになっている。施術のため5000TL(およそ 27万5000円)もの資金を犠牲にして外国人旅行客は、イブラヒム・タトゥルセス(写真右)のような豊かな口ひげや、クヴァンチ・タトゥルトゥーのような無精あごひげを求めてトルコへやってくる。      トルコは、植毛に引き続き今度はひげ移植の中心地になろうとしている。頭部が薄くなり始めた人のために、年来、増毛を行うトルコの整形外科医は、ずっと外国人の患者を受け入れている。 全文をよむ

2013-05-07 今年の新学期のはじまりは9月16日 (Yeni Safak紙)

国民教育省管轄の教育機関の、2013-2014年度の新学期は9月16日(月)に始まる。      ナビ・アヴジュ国民教育大臣の署名付きの通知により、2013-2014年度の学校暦が、関連する規定に従い新たに整えられたことが明らかになった。      これによると就学前児童と小学校1年生の児童に関しては、1学期が9月9日に始まる。児童たちは、9月13日までに就学準備を行う。      1学期は2013年9月16日(月)から2014年1月24日(金)だ。学期間休暇は2014年の1月27日から2月7日 全文をよむ

2013-05-05 5月15日から女性観光客はモスクの中ではこんな格好に (Milliyet紙)

歴史的モスクを訪れる女性観光客は5月15日以降、体を隠す服((örtü-kıyafet、ヒジャブ服)を使用する。体を上から下まで覆うこの服にはスカーフが付いている。      スルタンアフメトやスレイマニエのような歴史的モスクを訪れる観光客やその他女性訪問者は、遂に統一モデルとしての「ヒジャブ」を使う。イスタンブル県宗務局、県文化観光局、イスタンブル観光ガイド協会、イスタンブル広域市が共同で進めたプロジェクトで作られたヒジャブ服は、5月15日以降、スルタンアフメト・モスクをはじめとする、観光客が 全文をよむ

2013-05-05 アクチャカレ国境門、閉鎖 (Zaman紙)

シャンルウルファのアクチャカレ国境門で、シリアからの難民と治安部隊の間で発生した事件により警官1人が死亡した。この事件に関する取り調べは続いている。      難民キャンプ調整担当官のヴェイセル・ダルマズ氏は、国境門の閉鎖を発表した。同氏は国境門は今後の状況に応じて新たに調整が行われるだろうと述べ、事件を起こした犯人を特定したと話した。   シリア難民のために作られた難民キャンプの調整担当官であるヴェイセル・ダルマズ氏は、アクチャカレ国境門で先週の水曜日に警官1人が死亡し、11人が負傷した事件に 全文をよむ

2013-05-03 シリア国境でシリア側から砲弾、トルコ側警官死亡 (Yeni Safak紙)

以前もシリアによる弾道ミサイルの標的となったシャンルウルファのアクチャカレ郡で、今回も国境に緊張が走った。国境門を通過しようとした一部のシリア人たちに通過許可が下りなかったことから騒動が起きたのだ。シリア側から発砲された銃弾により、その場で12人が負傷。深手を負った警察官のフェルハト・アヴジュ氏が殉職した。      ■地域に入り込み混乱を引き起こす      混乱の引き金は、アクチャカレ国境沿いのシリアの都市、テル・アブヤドに以前から展開していたシャビーハ(政府系民兵)だということが分かった。 全文をよむ

2013-05-03 トルコ国籍喪失者に朗報-ブルーカードに関し、新しい通達が施行 (Yeni Safak紙)

外国で生活するトルコ国籍喪失者に与えられるブルーカードに関する通達が施行され始めた。通達が施行されることにより、ブルーカード保持者が直面した多くの問題もなくなるだろう。ベキル・ボズダー副首相は、「ブルーカード保持者はトルコに入国する際に多くの問題に直面するが、新しい身分証番号により(入国手続きが)大幅に簡素化されるであろう」と話した。   「ブルーカード原簿および申告された住民情報に関する通達」がムアンメル・ギュレル内務相により、4月30日に承認され施行された。      通達により、トルコ国籍 全文をよむ

2013-04-30 32年半最長収監のターヒル・ジャナン、司法法改正で釈放 (Radikal紙)

トルコで最長期間収監された服役囚として記録されるターヒル・ジャナンが、第4司法改革案により釈放された。      32年半服役したターヒル・ジャナン(59)は今日釈放された。彼は妻のギュルニギャル・ジャナン(51)、息子のイムランカヤ(20)、イルハン(35)、ギョクハン (34)、ジャヒート(37)、6人の孫と親族らに出迎えられた。ターヒル・ジャナンは、ガズィアンテプの第2重罪裁判所の釈放決定を受けてバンドゥル マ・Mタイプ刑務所を出た。      ターヒル・ジャナンの釈放の前、会見を行った最 全文をよむ

2013-04-29 「ムハンマドの生涯」試験に1万人参加―聖誕生週間、ディヤルバクルで実施 (Zaman紙)

聖誕生週間活動の中でディヤルバクルで実施されたムハンマドの生涯に関する試験に一万人もの人々が参加した。      1500人のボランティア教員が作成した試験は、ディヤルバクルや郡にある35の学校で実施された。ディヤルバクル教育者協会と全普遍的価値協会が合同でおこなった試験への応募者は、レシト・ハイラマズ博士の書いた「心の玉座の中の比類なき貴顕」という名の本を[試験問題のため]参照した。5択の100の設問から成る試験のために受験者には2時間の 解答時間が与えられた。試験の入賞者には最新モデルの車、 全文をよむ

2013-04-29 「撤退」の一方で、対PKK対策ダム完成まじか (Radikal紙)

シュルナクとハッキャーリでPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)メンバーの通行ルートを遮断するために5年前に始められた11基のダム工事が続いている。シュルナクの「ウルデレ」ダムの工事が完成し、注水が開始された。      アブドゥッラー・オジャランの呼びかけと在カンディル(イラク北部)PKKメンバーの通達により、トルコ領内のPKKメンバーは5月8日に国外退去を始めることが期待される一方、PKKメンバーの北イラクとトルコの間の通行回廊を遮断するためのダム建設は急ピッチで進められている。   全文をよむ

2013-04-27 エルドアン首相、「国民的飲み物はビールではなく、アイラン」 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、金角湾会議センターで開かれた、トルコ緑月協会と世界保健機構主催の「世界アルコール政策シンポジウム」に参加した。エルドアン首相はその場で「我が国の国民的飲み物はアイランだ」と発言し、これを受けて株式市場ではプナル乳業の株価が上昇した。      53カ国から1200を超えるテーマの専門家が参加したシンポジウムで演説したエルドアン首相は、我が国の国民的飲み物はアイランであるとし、次のように語った:      「93年前です。その偉大なる議会で出された最初の5つの 全文をよむ

2013-04-26 ファズル・サイ裁判に新展開―意義申し立て、受理 (Radikal紙)

ファズル・サイ氏の「執行猶予付判決」の決定に対する、高等裁判所への異議申し立てが受理された。高等裁判所によって異議申し立てが受理されたファズル・サイ氏は、再び裁判に臨む。      ファズル・サイ氏の「執行猶予付判決」に対する異議申し立てが受理された。イスタンブル第19簡易刑事裁判所は、ファズル・サイ氏に関し、今後再び裁判を行い、判決を言い渡す予定だ。著名なピアニストであるファズル・サイ氏は、「国民の一部が持つ宗教的価値観を侮辱した」罪で懲役10か月の判決が下されたが、この執行猶予付判決に対しな 全文をよむ

2013-04-24 BDP、1915年事件の検証委員会設立を提案 (Hurriyet紙)

BDP(平和民主党)は、1915年事件の検証委員会設立を求めた。      BDPのイドリス・バルケン党派副代表と他議員らの署名とともにトルコ大国民議会議長に提出された提案の動機には、第一次世界大戦期の(アルメニア人)強制移住事件とその後に発生した事件に関する論争がいまだ継続していると記された。      (提案)文書では、トルコがこの事件について検証し必要なステップを踏むことを長い間避けていたと主張され、「これを避けてきた結果、過去の事件に関する論争も常に議題としてのこされ、合意がもたらされる 全文をよむ

2013-04-23 サマータイム問題、ふたたび議論へ (Hurriyet紙)

トルコで争論となっている「サマータイム恒常化」が再び閣議で取り上げられる      タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、「トルコ航空(THY)及び宗務庁はサマータイム恒常化に関して『同時に実施する』と述べている。但し、経済省及びEU省は躊躇している」と述べた。サマータイム恒常化が導入されれば10月に時間を戻す必要がなくなる。サマータイムに関するアンケートを実施したことを明らかにしたユルドゥズ大臣は、以下のように語った:「EU加盟プロセスにある状況で、我々はEU諸国との間に(一年のうち)7 全文をよむ

2013-04-23 4.23「国民主権とこどもの日」南東アナトリアではじめての祝賀 (Hurriyet紙)

東南アナトリア地域で4月23日、「国民主権とこどもの日」が盛大に祝われた。しかし平和民主党(BDP)党員は各地で行われた式典に参加しなかった。そのうちシュルナク県ではBDPの県支部が記者会見を開き、同県での式典をボイコットすると発表した。また「国民主権とこどもの日」に際し今日、シュルナク県ジズレ郡で初めて店頭にトルコ共和国国旗を飾る光景が見られた。早朝、店を開けた店主らは、一番に店頭のガラス窓に国旗を掲げた。      エラズーで初めて行われた式典では、アタテュルク碑に花輪が供えられ、黙祷のあと 全文をよむ

2013-04-21 アクン監督、問題発言 (Hurriyet紙)

ファーティフ・アクン映画監督は、一時ファンであったアメリカの俳優クリント・イーストウッド氏について、もう名前も聞きたくないと発言した。      アクン監督はギリシャで発行されている週刊紙To Vimaに寄稿した声明で、「クリント・イーストウッドは私の憧れだった。彼の映画には人間的な側面があり、とても気に入っていた。しかし、アメリカの選挙の前に、まるでバラク・オバマに呼びかけるように、空席に向かって行ったスピーチは滑稽であった。伝説が自分で自分を台無しにした。突然憧れが失われた。あの日までクリン 全文をよむ

2013-04-17 「天国の土地」前売り詐欺裁判、終審 (Radikal紙)

アンタルヤで裁判官S.I.を含む14人に対し、来世にヴェイセル・カラニの魂と共に天国の土地を契約するという言説でもって詐欺を働いた罪で起訴された6人の被告のうち5人が、懲役5~26年と複数の罰金刑に科された。      アンタルヤ第3重罪法廷で今日(4月17日)終審が行われた。拘留中の被告アフメト・ジョシュクン・ユルマズ博士、ファーティフ・クズラルスラン、スザン・タンルクルのほか、在宅起訴中のハサン・ボザジュとファトマ・ギュネシュが出廷したが、ファーティフ・クズラルスランの妻で在宅起訴中のネズィ 全文をよむ

2013-04-16 兵役者の家族に、月250リラ支給へ (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は公正発展党(AKP)会派会議で「家族で兵役に行っている者がいる場合、申請すれば月に250リラ(約1万4千円)の給付金を支給する」と発表した。      首相は、AKP(公正発展党)の会派会議で「遺族に与えられる雇用優先権を二人まで認める」と話した。      エルドアン首相は、「殉職兵士の遺族は我々の手に委ねられている。我々は今回、家族社会政策省のの中に“殉職者遺族・退役軍人局”を設置した。遺族らの声に注意を払い、包括的な対応を法制化した。我が国の殉職者遺族と退役軍人のため、今日 全文をよむ

2013-04-16 KCK裁判で収監中の女性作家に、米ペンクラブ賞 (Hurriyet紙)

ペン・アメリカン・センターは、翻訳家、作家、アクティビストのアイシェ・ベルクタイさんへ2013年度のペン/バーバラ・ゴールドスミス著作の自由賞を授与することを決めた。アイシェ・ベルクタイさんは、歴史家のハリル・ベルクタイさんのいとこで、2011年にKCK捜査により収監されている。      ペン・アメリカン・センターのピーター・ゴドウィン会長は、「アイシェ・ベルクタイさんは、トルコの女性の権利及び文化的権利についての勇敢かつ明瞭で情熱的な声である。絶対に刑務所にいてはならない」と話し、翻訳家、平 全文をよむ

2013-04-15 恥知らず!遺体のそばで魚釣り―ガラタ橋 (Cumhuriyet紙)

釣り人のジェヴデト・オズカン氏(53)は、毎朝「釣れますように」と言って通っていたガラタ橋にて心臓発作を起こし亡くなった。オズカン氏の遺体は倒れた場所でそのまま寝かせられていた一方、橋の上の釣り人たちは何事もなかったかのように魚釣りを続けていたとされている。      我々が得た情報によると、この出来事は今日お昼頃にガラタ橋で起きた。長年ガラタ橋で魚を釣っていたとされるジェヴデト・オズカン氏は、今朝も釣り道具一式を持ち、家を出た。昼ごろにガラタ橋へやってきたオズカン氏はそこで魚釣りを始めた。よう 全文をよむ

2013-04-15 ファズル・サイに懲役10か月執行猶予5年判決―罪状は「信仰感情侵害」 (Hurriyet紙)

音楽家ファズル・サイ氏は、ツイッターへ投稿した内容により「国民の価値観を明らかに侮蔑した廉」で禁錮1年半を求刑されていたが、禁錮10ヶ月に減刑された。この刑は、5年間の執行猶予付きであり、この期間内に罪を犯さなければ、この件は終了となる。サイ氏は最初の会見で、「祖国 のためにとても悲しく思う」と述べた。オメル・チェリキ文化相は、「芸術家が有罪判決を受けることは、私も望まない。しかしいずれにせよ判決は判決だ」と述べた。 映画評論家アティツラ・ドルサイ氏は、禁錮刑について「恐ろしい知らせだ」と語った 全文をよむ

2013-04-14 お休み時間はベベッキにあるこの食堂に (Milliyet紙)

ニシャンタシュにある「カンティン」が、ベベッキ海岸に新店舗「カンティン・ドゥッキャーン」をオープンした。常連客が列をなしている。カンティンのオーナーであるシェムサ・デニズセルさんは、新店舗についてそして料理に関する考えを語ってくれた。      本当のことを言うと、私も「カンティン」ファンの一人である。ニシャンタシュで店がオープンした日から、この食堂の壁の黒板に書かれた、毎日変わるメニューの中で、食べたことのないものなどない。私が「カンティン」ファンである第一の理由は、この食堂に独自のルールがあ 全文をよむ

2013-04-13 2大陸を結ぶマルマライ線、開通まであと198日! (Milliyet紙)

イスタンブルのボスフォラス海峡の両岸をつなぐマルマライ海底鉄道トンネルのカウントダウンがついに始まった。水面下60メートルを通るトンネルによる接続部分のおおまかな工事と線路が完成した。電気系統と機械部品の組み立ての工事も迅速に進められており、トンネルの開通式典は10月29日になる予定だ。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「世紀のプロジェクト」と名付けたマルマライ海底鉄道トンネルは、クズルチェシュメから地下にもぐり、マルマラ海の水面下60メートル下を通ってソウトルチェシュメで地上に出 全文をよむ

2013-04-12 カッパドキアの谷に、ゴミの山! (Zaman紙)

ネヴシェヒル県ユルギュプ郡の、妖精の煙突(ペリバジャ)と呼ばれる奇岩があるオルタヒサル谷に捨てられたゴミに関し、観光業界、旅行者、市民らの批判が集まっている。      町名にちなんで名づけられたオルタヒサル谷は、毎年何千もの旅行者が訪れ、熱気球で上空からその景色を楽しんでいる、オルタヒサルにおける最も重要な谷のひとつである。その谷がゴミの山と化しており、自治体が町で収集したゴミが谷に投棄されているといわれている。また、もともと谷の端の方に捨てられいたゴミが、時間が経つにつれ谷の内側に捨てられ始 全文をよむ

2013-04-10 ディヤルバクル・ディジュレ大学騒乱―学生衝突、機動隊散水… (Yeni Safak紙)

ディジュレ大学で賢人青年クラブが、一昨日、聖誕週間のイベントの一環で開催した「我らが預言者様」というテーマのシンポジウムに関するチラシやポスターの配布が原因で、2つの学生グループの間で石や棒を使った乱闘が発生した。      初日に警官一人を含む4人が負傷した騒動は、昨日開催されたシンポジウムの間も続いた。騒動は警察の四方八方からのガス爆弾や散水の干渉をうけたが、一日中続いた。      ■刃物を用いた乱闘      ディジュレ大学で2日間続いている騒動は、今日も継続している。キャンパス内で2つ 全文をよむ

2013-04-09 半世紀ぶり再開ギリシャ人学校、しかし学生はゼロ (Zaman紙)

私立ギョクチェアダ・ギリシャ人小学校(旧アヤ・トドリ小学校)は半世紀ぶりに開校が許可された。しかし生徒が一人もいないために授業は開始されていない。      すでに校長も確定しているのだが、開校のために生徒が12名必要であった。お手上げとなった市民は解決の糸口をギリシャに求めた。ギョクチェアダは、ギリシャで起こった経済危機の影響を受けて、今年ギリシャ系住民がトルコに再び戻ってくることを期待している。ギリシャ系家族の児童が入学すれば、学校に以前の活気がってくると信じている。ギョクチェアダのユジェル 全文をよむ

2013-04-08 年金一番たくさんもらっているのは、どういう人たち? (Zaman紙)

トルコで1000万人以上の年金受給者がいる一方で年金受給者の最大の不満は受給額の低さである。      受給者の多くが1000トルコリラ(54,773円)前後を受け取っている一方で、平均よりかなり多くの年金を受け取っている受給者もいる。ファルク・チェリキ労働相がある質問趣意書に対して出した答えとして、3240人以上が5087トルコリラ(278,632円)以上の年金を受け取っていることを明らかにした。チェリキ労働相の情報によると、大統領職と、トルコ大国民議会の議長職や国会議員を主とする3240人が 全文をよむ

2013-04-08  全公務員に東部地方勤務導入へー公務員法改正案 (Zaman紙)

全公務員に三年間の低開発地域での勤務を義務付ける法案が新しく作られた。東部での勤務義務が誰に適応されるかというと、その地域の需要と職員の状況によって運用規定で決められる。250万人の公務員に関わるこの法的整備は、有能な職員の分散という点で、バランスを保つために行われるとされた。      約 250万人の公務員に密接に関わる第657号国家公務員法における修正の詳細が、明らかになり始めた。本紙が入手した法案によると、軍、警察、医師のような職種を対象としてきた東部勤務義務は、もはや全公務員を含む形ま 全文をよむ

2013-04-07 イェニカプ・メヴレヴィハーネの墓地、心痛むこの状況 (Zaman紙)

イスタンブルでは歴史建造物の補修や修復が続けられているが、市中心部にある一部の建造物が見捨てられていることは無視できないことだ。ゼイティンブルヌ地区にあるイェニカプ・メヴレヴィハーネの墓地は、放置されていたため薬物常習者らが住み着いた。墓石は引き抜かれ、壊され、略奪された。      イェニカプ・メヴレヴィハーネは、メヴレヴィー教団のイスタンブルにおける最大の中心地で、トルコ文化史においても重要な場所のうちの一つだ。ゼイティンブルヌのメルケズエフェンディ地区にあり、メヴレヴィハーネに属する墓地の 全文をよむ

2013-04-07 新たに45カ国、原子力発電導入へ (Hurriyet紙)

急速に増大するエネルギー需要に揺れる石油燃料の価格が、多くの国にとって原子力エネルギーを魅力的なものにしている。グローバルデータ社の最新の調査によると、今日原発を所有しない45カ国が、近い将来これを利用し始める。トルコは次代の原発利用国の中で、アラブ首長国連邦に続き第2の原発市場になると見られている。      グローバルデータ社の調査による最新の報告では、議論の多いエネルギー資源である原子力に関する注目に値する洞察が述べられている。報告書では、2011年3月に起きた福島の原発事故後、ドイツとス 全文をよむ

2013-04-07 「浮かぶ毒船」解体のため、トルコへ?―アスベスト問題 (Hurriyet紙)

断熱材などに使用されるアスベストは、癌の原因とされ、世界中で禁止されている。そのアスベストを使用している古い大型客船が、解体のためトルコに向けて出港したといわれている。      この件で、「ロバン・デ・ボワ(ロビン・フッド)」という名の環境団体がつぎのように説明を行った。      まず、米国の観光会社ロイヤル・カリビアン・クルーズライン(RCCL)のスペインにおける関連会社、プルマントル・クルーズ社は同社保有の「アトランティック・スター号」を、ヨーロッパで適用されている法令に基づき解体するた 全文をよむ

2013-04-06 イスタンブル耐震都市改造着工式で首相「いくらかかってもやる」 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、環境都市整備省がガーズィアンテプで行った「都市改造」の着工式に参加した。      エルドアン首相は、同地で行ったスピーチで、以下のようなメッセージを発した。      設立費用がいくらになろうとも、都市改造を実行させる。我々は、隙間の空いたブリキ板で覆われた、朽ちた場所に国民を暮らさせることはできない。      ■イスタンブルの人口は1,450万人      私の市長在任時、イスタンブルの人口は850万人であった。今は何人が住んでいるかと言うと、1,45 全文をよむ

2013-04-06 20人乗りミニバスに45人!―行商女性ぎゅうずめ (Yeni Safak紙)

コジャエリ県発イスタンブル行の20人乗りのミニバスに45人の女性が乗り込んだ。女性たちは折り重なってぎゅうぎゅう詰めの状態のままバスで移動し、皆を驚かせた。さらに彼女たちは、その様子を撮影しようとしたメディア関係者らに対し、乱暴な態度をとった。      この見る者を驚かせた出来事は、コジャエリ県イズミト郡で発生した。ジェマレッティン・サーラム氏が運転する20人乗り、ナンバープレート41NR615のミニバスに、45人の女性が乗り込んだのだ。      女性たちは、ミニバスに乗り込むため、折り重な 全文をよむ

2013-04-04 物乞い、捕まえてみれば・・・―結構お金持ちアリ、携帯連絡網アリ (Zaman紙)

オドゥンパザル市の治安警察メンバーが実行した物乞い一掃作戦で、捕まった68歳の物乞いが所持していたものは皆を驚かせた。彼は多少のお金とスィノプ県に所有する3つの不動産の権利証書を持っていた。      エスキシェヒル県オドゥンパザル市で行われた物乞いの取り締まりで、(物乞いにより)不当に利益を得ようとする人々に対し捜査が行われた。市の治安警察メンバーの監督のもとで実行された捜査では、逮捕された物乞いに対し軽犯罪法違反の手続きが行われている。      今回の調査では、68歳の物乞いが治安警察によ 全文をよむ

2013-04-02 行商の牛乳に注意!―病原菌が混入? (Milliyet紙)

腫瘍学者であるヤヴズ・ディズダル医師は、スーパーマーケットなどで賞味期限の過ぎたヨーグルトが、蓋を取りかえて、再び売り場に陳列されていると述べ、消費者に向けて「行商の牛乳を買い、ヨーグルトは自分達で作りましょう」と呼びかけを行った。これに対し、食品・栄養学の専門家らは反論している。      専門家らは、路上で販売されている牛乳は衛生的でなく安全とはいえず、また生乳には病原となるバクテリアが含まれていると主張した。行商の牛乳に関する見解は以下の通りである。      ■発病リスク      ディ 全文をよむ

2013-04-01 ムーラ若者間で騒乱の危機―ユルキュジュ民族右派vs.東部出身者 (Zaman紙)

ムーラ市(トルコ南西部)にて、ユルキュ・オジャクラル(※理想主義者の青年組織で急進的民族主義者グループ)と東部出身者の大学生間で起きた衝突は、市民を大きな不安に陥れた。手に石や棒を持った二つのグループ間の緊張は、警察が講じた措置のおかげで大きくはならなかった。同事件の後に、ユルキュジュ(理想主義者)グループの若者が「撃てと言われれば撃つ、死ねと言われれば死ぬ」とのシュプレヒコールを叫んだことが注目された。      民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首のブルサ集会にて、あるグルー 全文をよむ

2013-04-01 高等教育資格試験結果発表「いったい高校では何を教えているのか!」 (Radikal紙)

若者の未来を決定付けると同時に、国の教育制度の一つの表われでもある大学入試の結果が発表され、今年も「教育制度」の抱える問題を浮き彫りにした。      受験者の72%に当たる130万3,934人は、科学のテストにおける正答数が5問未満であった。数学においても、84万63人が同様の結果を出した。また、今年は試験統計において0点者が二つに分類されていたのも気にかかるところである。      2013年度高等教育資格試験(YGS)の結果は、試験日の9日後に当たる昨日、大学入試センター(ÖSYM)長であ 全文をよむ

2013-03-30 さあ村に戻ろう、建設はTOKIに頼もう (Radikal紙)

3月21日、ディヤルバクルでのネヴルーズの祝賀でアブドゥッラー・オジャランがPKKに対して行った「撤退」の呼びかけは、1980年以降村々を空にせざるを得なかった400万人に希望をもたらした。      移住者社会支援文化協会(Göç-Der)のイルヤス・エルデム会長は、村に帰る人々にとっての最大の障害は治安に問題があることであり、新たな平和プロセスの成功のためには集団帰村計画が即座に実行されることが必要であると述べ、政府による新たな帰村計画策定のための提案を行うと述べた。      イルヤス・エ 全文をよむ

2013-03-30 明日(3/31)から、夏時間 (Milliyet紙)

太陽の光をもっと活用するための夏時間が、今晩、はじまる。      太陽の光をもっと活用するという目的をもち、時計を1時間先にすすめる夏時間の運用が3月31日からはじまる。      これによると、全国で、3月31日3時以後、時計は一時間先にすすめられ、この運用は10月27日4時まで続けられる。 全文をよむ

2013-03-28 アンカラ主要3大学、3大学連合機構設立へ (Hurriyet紙)

ガーズィ大学、アンカラ大学、ハジェッテペ大学は、国際アンカラ大学連合(IUAU)という新大学機構設立に向けた準備を行っている。「半仮想」大学という形態のIUAUは学部を持つが、キャンパス、大学施設、教員は存在しない。学生は、3大学の学長署名が入ったディプロマを受け取ることとなる。      トルコの主要3大学の協力により設立されるIUAUは、「半仮想大学」という形で大学教育を行う。同大には学長、キャンパス、大学施設、教員が存在しないが、3大学の施設、教員、研究室、教室、クリニックは(IUAUの) 全文をよむ

2013-03-28 イスタンブル・ボスフォラス第3橋、工事はじまる (Milliyet紙)

イスタンブルに建設される予定の第3ボスフォラス海峡大橋の工事が本格化してきた。約1か月前に始まった工事では、橋が渡される予定であるベイコズ区ポイラズキョイとサルイェル区ガリプチェで工事の様が見てとれるようになった。      両岸ともに橋脚が据えられる予定の場所が発表された。橋脚が建てられる予定地は整備され、補強された。でこぼこの土地に一方から補強壁が作られて、もう一方は、技師たちが計測を進めている。軍事地区の中に位置するサルエルの建設現場に今日記者たちが初めて立ち入った。森の中から未舗装の道で 全文をよむ

2013-03-28 国民教育省、ギリシャ人学校開校を許可 (Zaman紙)

ナビ・アヴジュ国民教育大臣は、[ダーダネルス海峡入口付近の]ギョクチェアダにあるギリシャ人学校の開校を許可した。      アヴジュ国民教育大臣は会見を行い、チャナッカレ県ギョクチェアダ郡で1951年に開校したギリシャ人学校が1964年に設立者の希望により閉校されたと話した。      同大臣は、申請を受け、同じ建物内でギリシャ人学校開校要求が同省により承認されたと述べ、今日より私立ギョクチェアダ・ギリシャ人小学校の開校許可が下りたと話した。      ■4校のギリシャ人学校が閉校された     全文をよむ

2013-03-28 2014年、メッカ巡礼新規募集なし (Yeni Safak紙)

宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、来年メッカ巡礼の新規募集を行わず、以前応募し、巡礼に行けなかった巡礼希望者がメッカに送られることを明らかにした。      宗務庁の2013年巡礼団でメッカに行くことを希望する巡礼希望者が待ち望んでいた抽選が、メフメト・ギョルメズ宗務長官も参加して行われた。      ギョルメズ長官は、「去年、この会場であなた方にある約束をした。過去7年に渡って巡礼の抽選で当選しなかった巡礼応募者たちを抽選なしで(メッカへ)送ると我々は述べた。今年、その数は12万人にのぼった 全文をよむ

2013-03-23 高等教育資格試験前日は神頼み!―聖者廟、どこも人でいっぱい (Radikal紙)

聖者廟やモスクには、明日行われる高等教育資格試験(YGS)を控えた受験者とその家族で溢れかえった。イスタンブルでも評判のスポットの一つはバクルキョイのズフラトババ廟である。昨日の朝からずっと、合格祈願に訪れる学生やその家族が長蛇の列をなしていた。受験生やその家族らは、祈願を終えたあと、周りの人々に持参したお菓子を配った。勉強している我が子の為、聖者廟へ一人でやってくる母親や父親の姿もあった。      ■聖魚に餌      シャンルウルファ県では「聖魚の池」の生魚に餌を与えて合格を祈る学生や家族 全文をよむ

2013-03-20 武装放棄のPKKへ、政府「更生プラン」 (Radikal紙)

政府は「解決プロセス」の一環として、武装放棄したPKK(クルド労働者党)党員のうち「犯罪に加担していない」ものにたいして、「社会更生法」を準備している。      政府は、解決プロセスに関する取り組みを続けている。ノヴルーズ後に開始が予期されるPKK党員の国境外退去プロセスを監視するために委員会の結成が計画されている。      ヒュッリイェト紙のヌライ・ババジャン記者とビュレント・サルオール記者の報告によると、まずアブドゥッラー・オジャランが議会にプロセスへの参加を求め、その後さらにサドゥッラ 全文をよむ

2013-03-20 エルドアン首相夫人、82才三つ子のおばあちゃん達の夢をかなえる (Hurriyet紙)

エミネ・エルドアン首相夫人は、住宅の老朽化に不満を漏らしていた82歳の三つ子のおばあちゃん達との約束を守った。愛すべきおばあちゃん達は、3カ月半かけて建設された家に移り住んだ。      レジェップ・タイイプ・エルドアン首相の妻、エミネ・エルドアン首相夫人は、オルドゥ県ペルシェンベ郡の別荘地に住む82歳の三つ子のおばあちゃん達が望む最大の夢を叶えてあげた。      知事に携帯電話をねだった      テレビ番組『サバ・テュメルと今日』の2012年10月20日分の放送に出演していたサル家のハイリ 全文をよむ

2013-03-20 CHP提案「ネヴルーズを国民の祝日へ」 (Zaman紙)

共和人民党(CHP)のセズギン・タンルクル副党首が、ネルヴーズを国民の祝日とすべく法案を提案した。      タンルクルCHP副党首は、トルコ大国民議会(TBMM)議長府へ、「国民の祝日と通常の休日の変更に関する法改正案」を提出した。この法案は3月21日のネヴルーズの祝日を休日かつ国民の祝日として認めることを見込んでいる。 全文をよむ

2013-03-19 「今年のネヴルーズ祭は新しい時代の幕開け」アフメト・チュルク (Radikal紙)

マルディン県ヌサイビン市にあるデヴリム地区の広場では、およそ1万5千人が集まりネヴルーズの祝典が行われた。      祝典ではクルディスタン労働者党(PKK)のシリア支部ともいえる民主主義統一党(PYD)の党旗とともにアブドゥッラー・オジャランの写真が掲げられた。この祝典では、1992年のネヴルーズ期間中にヌサイビンで起こった事件の犠牲者16名を追悼する記念碑の除幕式が行われた。      マルディン県選出の無所属国会議員であり民主社会会議(DTK)議長のアフメト・チュルク氏は、1980年にディ 全文をよむ

2013-03-16 公務員労働者組合、3月18日から「服装自由化」はじめる (Zaman紙)

公務員労働者組合は、3月18日以降、公共の職場での服装自由化運動をスタートする。組合加入職員らは、業務を行う各職場に自由な服装で出勤することになる。      公務員労働者組合のアフメト・ギュンドードゥ組合長は、クーデター時代の指導規則は無視すること、そして組合職員らに服装の自由を約束する、法的かつ行政的な改革がおこなわれるまで、この運動が続けられると語った。      同組合長は、「1982年に、男性に対して、口ひげを剃らない・首周りまで髪や頬ひげを伸ばさない・ジーンズを着用しないなど、また女 全文をよむ

2013-03-14 エーゲ海地方バファ湖、泡だらけに―自然破壊?なぜ? (Radikal紙)

エーゲ海地方最大級の湖沼群の内の一つであり、アイドゥン県のソケ郡とムーラ県のミラス郡を結んでいる国道沿いに位置するバファ湖は、凄惨な状況を呈し続けている。       バファ湖の水面が泡立っているのを目の当たりにした村人たちは、その状況を環境保全・自然保護協会(EKODOSD)に通報した。EKODOSDの科学コンサルタントであるスレイマン・デミレル大学エーイルディル水資源学部の教員のエロル・ケスィジ準教授が協会のメンバーと共に湖における調査に赴いた。    ケスィジ準教授は湖岸に堆積して、雪が降 全文をよむ

2013-03-13 ウスパルタ県、屋外での飲酒を禁止! (Radikal紙)

ウスパルタ県知事府は、県内での屋外飲酒を禁止した。法律違反者に対しては、軽犯罪法に基づき罰金が科される。      メムドゥフ・オウズ県知事の署名入りの「ウスパルタ県内における屋外での飲酒阻止に関する」決議は、県内の安心と安全、健全な社会の構築、犯罪の防止と早期解決を目的として採択された。      この法律の通知には、県民の利用する公園や庭、施設を伴わない屋外、県内の居住地区、道路、公共の場、公共のピクニック場、空き地などの場所、駅、バスターミナル、広場、大小の通り、歴史的及び文化的場所、礼拝 全文をよむ

2013-03-11 444制の60か月お入学に、国民教育省制度調整 (Radikal紙)

8年一貫の義務教育制度が廃止され、12年間の段階的な義務教育制度「4+4+4」制が導入された。しかし月齢60か月の子どもと80か月の子どもが同じ教室で教育を受けることには「差支え」があると、ようやく国民教育省によって指摘された。      国民教育省の調査員は、2012‐2013教育年の当初から実施された「4+4+4」教育制度には、年少で就学した子どもたちにとってデメリットがあると発表した。この制度は、就学年齢を月齢72か月(6歳)から60か月(5歳)に引き下げたが、批判を受けたために月齢60~ 全文をよむ

2013-03-10 トルコは急速に変化した:ヒューマン・ライツ・ウォッチ代表の印象 (Zaman紙)

トルコは近年、急速に変化している。この変化やわれわれの国を近いところから観察している人物の一人である、ヒューマン・ライツ・ウォッチのトルコ上級調査員エマ・シンクレア・ウェブ氏は、「トルコの現状を1990年代と比較すると、その間には断絶があるように見える」と話す。      ヒューマン・ライツ・ウォッチ(İHİÖ)のエマ・シンクレア・ウェブ代表は、5年半にわたってトルコで生活している。İHİÖのトルコ代表になってからは9年になる。トルコに初めて1990年代に来たイギリス人の研究者であり、公正発展党 全文をよむ

2013-03-10 シリア正教徒団体も和平を支持 (Radikal紙)

シリア正教徒団体連盟のエヴギル・チュルケル会長は、始められた「解決プロセス」に関して、自分たちに課せられる役割と責任を果たす準備ができていると話した。      シリア正教徒団体連盟のエヴギル・チュルケル会長は会見で、開始されるこの「解決プロセス」が成功をおさめ、トルコを構成する様々なアイデンティティを持つ人々が、そのアイデンティティを心おきなく自由に表現できるような環境が整えられることを望んでいると述べた。シリア正教徒団体連盟のエヴギル・チュルケル会長は、「国として目の前の新憲法制定のプロセス 全文をよむ

2013-03-09 原発建設予定地メルスィンで反原発、人間の鎖 (Radikal紙)

メルスィン反原発プラットフォームは、フクシマ原発事故から3年目の節目に、「人間の鎖」運動を実施した。この運動中、運動家と警官らの間で、時おり緊張状態もみられた。      日本で起きたフクシマ原発事故から3年目に入る節目に際し、メルスィン反原発プラットフォームによって「人間の鎖」運動が行われた。   この運動はメルシン反原発プラットフォームの働きかけで実現し、CHP(共和人民党)所属のアイトゥー・アトゥジュ議員、ワハプ・セチェル議員、BDP(平和民主党)所属エルトゥールル・キュルクチュ議員、メル 全文をよむ

2013-03-08 タルカンの世界女性デー、辛辣メッセージ「いったい何が祝えるのか?」 (Milliyet紙)

ポップミュージックのスター、タルカンが、3月8日の世界女性デーに辛辣なメッセージを発信した。      3月8日の世界女性デーは、実際、すごく深い傷を負った気が重い日だと思っている。僕としては祝うような日じゃないと思うんだけど…。      母親や母性を神聖視するこの社会で、男性たちは残念ながらいまだに女性を、娘を殺しているんだ!この矛盾は理解できない!      母親や母性を神聖化するいっぽうで、別の母親や将来母親になる女性たちを拷問したり暴力をふるったりする。徹底的に女性を最期まで搾取し続け 全文をよむ

2013-03-07 通訳協会副会長「クルド語は未発達な言語」発言に、反論 (Radikal紙)

イスタンブル・クルド人協会のザナ・ファルキニ会長は、トルコ翻訳協会(TÜÇED)のセルハト・クナル副会長の「クルド語は法律に適さない単純な言語である」という発言に反発を示した。      セルハト・クナル副会長は「母語で抗弁」という内容における法改正に関して行った発言で、クルド語が法律[の用語として]十分な学問的なレベルに至っていないと話し、「豊富な語彙をもたない単純で日常会話の言語である」と述べた。      クナル副会長がクルド語が4000の語彙から成っていると述べた発言に対し、ファルキニ協 全文をよむ

2013-03-06 日本人地震災害専門家、数年内のマルマラ地震を警告 (Hurriyet紙)

ブルサで国際協力機構(JICA)災害管理専門家の金子史夫氏は、数年以内にマルマラ海でマグニチュード7~7・5の地震が予想されると述べた。      金子氏は2006年よりカンディッリ観測所でマルマラ地震を調査しており、国民教育省とJICAの協力で学校で実施された訓練も十分でないと述べた。      国民教育省とJICAの協力で2010年に始まった「学校災害教育プロジェクト」の一環として、ブルサ、バルケスィル、ボル、サカルヤ、チャナッカレ、デュズジェ、イスタンブル、テキルダー、ヤロヴァの80の実施 全文をよむ

2013-03-05 リゼ県イキズデレ渓谷の水力発電がもたらす自然破壊 (Milliyet紙)

自然保護区域に指定されたにもかかわらず水力発電所の電力生産が始まったリゼ県のイキズデレ渓谷では、渓谷の水が(発電所の)トンネルに引かれたために水位が下がっている。このため渓谷一帯では「自然の水」の危機が引き起こされた。      公正発展党(AKP)所属でイキズデレ市長のハサン・キョセオール氏は、先週この地域を視察に訪れたヴェイセル・エルオール林業治水相に経緯を説明した。      最新の情報によると、32の水力発電所の建設が計画されている78キロメートルにわたる渓谷で、今日までに4つの水力発電 全文をよむ

2013-03-03 トルコで男性へ性転換した人々の身の上に起こることは (Radikal紙)

トルコは「男性への性転換者の存在」をリュズギャル・エルコチラルにより知ることとなった。しかし、「兵役問題」や「男性としての身分証(Mavi Kimlik:青の身分証)取得」といった問題に立ち向かっている人々(性転換者)がもっとたくさんいる。ラディカル紙に話してくれたベルクとイルクセンもそういった人たちだ。      女性として生まれたニル・エルコチラルが性転換を経て、男性の身体で、リュズギャル・エルコチラルとしての人生を始めたことが分かった後、本当の試練は、男性社会からやってきた。エルコチラルが 全文をよむ

2013-02-28 トルコ国民のEU加盟希望、さらに減退 (Hurriyet紙)

近年、トルコ国民の欧州連合(以下、EU)加盟に対する態度と期待は、消極的な方向に変化している。トルコ統計局(TÜİK)による2012年の生活満足度調査で、EU加盟に対する国民の態度と考えが測られた。調査参加者に対し、EU加盟に関する民意の傾向が問われた。      調査結果によると、トルコのEU加盟支持率は、2004~2012年の間で大きく減少した。加盟を支持すると答えた割合は、2004年の70.2%から2012年の45.4%と、8年間で約25%下落した。      EU加盟反対の割合は、200 全文をよむ

2013-02-27 タクスィム広場にトプチュ兵舎再建、決定 (Radikal紙)

タクスィム歩行者天国プロジェクトの最も重要な柱であるトプチュ兵舎建設に対し、文化財・自然遺産保護高等機関の承認が下りた。      ヒュッリイェト紙のファトマ・アクスの情報によると、イスタンブル第二文化財保護地域委員会は、ゲズィ公園の敷地に1940年に解体されたトプチュ兵舎を再建するプロジェクトを「ゲズィ公園が歴史を見てきた」との理由で適当でないとし、全員一致で拒否したが、この決定を、保護高等機関は差し戻した。保護を目的とした工事計画と、これらのあらゆる変更を調査し承認の権限を持つ高等機関の決定 全文をよむ

2013-02-24 自動車学校、新たな指針待ち (Zaman紙)

国民教育省が自動車学校への指導を強める一方で、教習所の代表者らは、アンカラで行われた会議で教習所の抱える問題について取り上げた。      トルコ自動車学校連盟設立執行委員会のジェンギズ・ギュレル委員は、「もはや誰も私達の問題に関心を示さない。多くの問題が私達を疲弊させているのに、皆が私達に素晴らしいサービスを期待している。」と述べた。      トルコには約3,300校の自動車学校があり、そこで4万人の教官が働いている。教習は1987年から民間の自動車学校によって行われてきた。学校の管理と監査 全文をよむ

2013-02-21 ヌールスィーの墓はウスパルタに? (Zaman紙)

サイード・ヌールスィーの墓がウスパルタに存在するという説について、ウスパルタのメムドゥフ・オウズ知事は、「ウスパルタにこれほどの重要性と価値を与え、親しみを持ち、『歴史的に証明することはできないが、私はウスパルタの出身だ』と述べた人物の墓がウスパルタにあることは驚くことではない」と述べた。      以下、オウズ知事の会見内容      -サイード・ヌールスィーは一時期ウスパルタに住み、彼の最も重要な著書である『光の書簡(リサーレ・イ・ヌール)』の大部分はウスパルタで書かれた。これらはウスパルタ 全文をよむ

2013-02-20 オスマン土地証文を手にづづく36年来の土地争い、調停へ (Milliyet紙)

イズミルに住む農業技術者のオカイ・セルチンオールさんは、アイドゥン県境のバファ湖の北にある、祖父から受け継いだおよそ750万平方メートルの土地の所有権が、36年間に渡る法廷闘争にも関わらず遺産相続者へ与えられなかったために、欧州人権裁判所で訴訟を起こし、1万8,100ユーロの賠償金を獲得した。これを見た同地域の他の遺産相続者45名が行動を起こし、弁護士を通して司法省に設立された委員会へ訴え、欧州人権裁判所の決定の適用と、180万リラの支払いを求めた。      オカイ・セルチンオールさんの司法レ 全文をよむ

2013-02-19 トルコ航空首脳、批判にこたえる、「例の制服は採用せず」 (Hurriyet紙)

トルコ航空の制服変更とアルコールの提供中止に関する議論に最も近い関係者から回答があった。ハムディ・トプチュ会長は、アルコールの決定が完全に経済的理由によるものであると話し、制服に関しても「それはすでに却下した」と述べた。      トルコ航空の乗務員の制服変更のニュースで始まった議論は、国内線と国際線におけるアルコールの提供中止によりさらに大きくなった。この展開がトルコ航空が保守化したとの面で批判を大きくしている中、トプチュ会長は、本紙のムラト・イェトキン編集長に話をした。      この措置で 全文をよむ

2013-02-19 BDPの黒海地方遊説、投石・混乱、中止へ (Radikal紙)

昨日のスィノプと今日のサムスンの事件を受けて、平和民主党(BDP)一行はトラブゾン訪問を中止すると決定した。サムスンに滞在しているBDP一行がトラブゾン計画を中止し、今夜アンカラへ戻ることがわかった。      BDP一行が滞在している[サムスン広域市]アタクム区のオムテルホテル前でも事件が起こった。およそ30人の集団がスローガンを掲げながらホテルに入ろうとしたが、警察が阻止した。ホテル向かいの建物の最上階にのぼった集団に対し、警察は放水と催涙ガスで対応した。集団が逃げ去った後にスッル・スュレイ 全文をよむ

2013-02-19 トルコの2010死亡者統計発表 (Yeni Safak紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、トルコの死亡者数が2010年には36万5646人であったのに対し、2011年には37万5281人であったことを発表した。さらに、死亡者のうち55%が男性で、45パーセントが女性であることが明らかになった。      粗死亡率は2010年、1000人中5人であったが、2011年には、1000人中5.1人に跳ね上がった。換言すれば、2010年度、人口1000人当たり5人が死亡している一方、2011年度、人口1000人当たり5.1人が死亡したことになる。      地域統 全文をよむ

2013-02-18 PKKカンディル首領カラユラン、ANFインタビュー (Radikal紙)

PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の山岳拠点のリーダーであるムラト・カラユランが同組織(PKK)に近いフラト通信(ANF)へおこなったインタビューにおいて、しばしばオジャランに対する忠誠心を強調し、さらに(トルコ)政府へ驚くべき「アプローチ」を試みた。それは、 保守派の現政権(成立の上)でクルド人の闘争は大いに貢献した、ということだ。      PKKのナンバー2としてその名を知られ、「クルディスタン社会連合(KCK)のトップ」であるムラト・カラユランは、アブドゥッラー・オジャランが「 全文をよむ

2013-02-17 オラル・チャルシュラル・タラフ紙新編集長に聞く (Yeni Safak紙)

タラフ紙の新編集長オラル・チャルシュラル氏は、アフメト・アルタン元編集長のもとで発行されていたタラフ紙が重要な使命を果たしたと信じている。しかし現在トルコで起こっている変革に向かって、タラフ紙も進化すると述べたチャルシュラル氏は、「タラフ紙が平和的な解決のプロセスを支持する必要がある。これはタラフ紙だけの問題ではない。今、新聞記者らがやらなければならないことだ」と話した。      あなたは2月からタラフ紙の新編集長に就任しました。誰が編集長になるかという問題では、多くの意見がありました。しかし 全文をよむ

2013-02-17 イズミル湾の環境改善、生物戻る (Milliyet紙)

イズミル湾では酸素濃度(の上昇)とともに海底生物も戻ってきた。      イズミル湾は2000年頃まであらゆる廃棄物が投棄された場所であったが、環境投資が行われたことで浄化計画が始まった。      海底で暮らす生物の定着状態を調べることを目的に撮影された海中の写真は、イズミル湾の環境が劇的に改善したことを示している。湾内では酸素濃度の上昇がもたらされたことにより、生物の種類数においても大きな増加が見られた。イズミル湾でかつてよく見られたヒメジやブリーム、ボーグ(タイ科の一種)、そしてエビの生息 全文をよむ

2013-02-15 アナトリアの「隠れ」アルメニア人―アルゼンチン紙記事 (Radikal紙)

トルコを取材旅行したアルゼンチン人記者が、アナトリアとイスタンブルには現在も何十万人もの隠れアルメニア人がいるという記事を書いた。      アナトリアにおける「隠れ」アルメニア人の存在を、アルゼンチンの新聞が報道した。アルゼンチン人記者アヴェディス・ハジアンが書いた「トルコにおける隠れアルメニア人の足跡」というタイトルの記事には、アナトリアとイスタンブルに、その数何十万ともいえるほどのアルメニア系の人々が、そのアイデンティティを隠して生活していると書かれている。ハジアン記者はイスタンブル、アマ 全文をよむ

2013-02-11 トルコ航空国内線、6路線をのぞきアルコールサービス廃止 (Radikal紙)

トルコ航空(THY)の国内線で、6つの路線を除く機内ではアルコールサービスが廃止されたことがわかった。      トルコ航空は、「需要の低下」を理由に、国内線のビジネスクラスで提供されていたアルコールサービスを6路線以外で廃止した。ヒュリイェット紙のトルガ・ オズベク氏の記事によれば、トルコ航空は、直近の1年間において、どの路線で旅行客が何を注文したかを調査し、イスタンブル、イズミル、ボドゥルム、ダラマン、アンタリヤ、そしてアンカラの路線以外の飛行機で、ビジネスクラスのサービスからアルコールサー 全文をよむ

2013-02-03 ヴィランシェヒルのデモで一騒動 (Milliyet紙)

シャンルウルファのヴィランシェヒル郡で、内戦が続くシリアのクルド人を支援する目的で平和民主党(BDP)によって行われたイベントで事件が起きた。      BDP所属の国会議員も参加したイベントで、PKKとアブドゥッラー・オジャランに味方するスローガンを叫ぶ一部の人が警察に投石を行い、緊張が生まれた。警察が催涙ガスと放水で介入したこの事件で、一部の人は軽傷を負い、5人が逮捕された。   ヴィランシェヒルで5人が逮捕される緊張状態の中、BDP所属シャンルウルファ県選出の国会議員イブラヒム・ビニジ氏が 全文をよむ

2013-02-03 イスタンブルの111のモスクでハディース講義 (Zaman紙)

イスタンブルの一部のモスクで、特に日曜日の朝の礼拝後に行われるプログラムとして、コーラン解釈の授業やコーランの朗誦が行われている。これらのプログラムに、「ハディース」の授業が加わった。      イスタンブル宗務局の推進によって16の街区の111ヶ所のモスクでハディースの授業が行われている。イマーム・ネヴェヴィーの「リヤズュ・サーリフ」と言う書物が読まれる授業では、ハディースの社会的側面や現代社会に当てはまる側面が扱われている。      111ヶ所のモスクの1つがラーレリ・モスクである。ラーレ 全文をよむ

2013-01-30 図書館にされた築700年のモスク、引っ越し進まず (Zaman紙)

ブルサ県ニリュフェル市は、デミルジ村で児童図書館に転用されていた築700年のモスクについて、明け渡し決定がくだされたにも関わらず、いまだそれに応じていない。      市は年末までにはモスクを明け渡すと約束したが、これを実現させていないため、ワクフ局が行動に移った。このモスクを所有するワクフ局は、郡知事府に協力を求めたのだ。郡知事府はモスクの明け渡しのために、市に2月10日までの猶予を与えた。期限が守られなかった場合、明け渡しは警察によって強制的に行われる。      ザマン紙が2012年6月2 全文をよむ

2013-01-29 トルコ統計機構、トルコの人口2012を発表 (Zaman紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、2012年の「居住地に基づく人口登録システムの結果」を発表した。      トルコの人口は、2012年に関しては、その前年と比べ、1.2%増加し、75,627,384人であった。      これによれば、2011年には74,724,269人であった国の人口は、903,115人増加し、2012年の終わりには75,627,384人に達したことになる。      人口のうち、男性の占める割合は50.2%(37,956,168人)であり、女性の占める割合は49.8%(37, 全文をよむ

2013-01-28 宗務庁、スマホでアザーン・サービス開始―メッカの方向もわかります (Hurriyet紙)

宗務庁の情報管理・通信局が開発した「礼拝時間アプリ」により、モバイル機器を通じて世界のいかなる場所でもアザーンの時間とキブラ(礼拝の際に向く方角・メッカの方向)を知ることができるようになる。      新しく開発された礼拝時間アプリは、すべてのスマホに加えてブラックベリー、ウィンドウズ・モバイル、シンビアン、ジャバを搭載したデバイスでも利用する ことができる。世界のあらゆる場所の毎日、毎週、毎月の礼拝時間及び最も近い礼拝時間までの残り時間を表示するアプリの利用者は、世界のどこにいても、(正しい) 全文をよむ

2013-01-28 名前、気に入ってますか?―おかしな「姓」、変更可能 (Yeni Safak紙)

GENARが行った2013年最初の調査で、自身の名字を気に入っているか否か国民に尋ねた。12月28日から1月15日の間で17の県 と47の郡において、2,166人に対し、対面調査という形で行われたアンケートによると、トルコ国民は、自身の名字に満足している。調査対象者の 95.7%が満足していると答える一方で、4.3%の人は、満足していないと答えた。      ■世代から世代へ伝えられる俗語による姓      1934年6月21日に公布された第2525号姓氏法により、トルコではすべての国民が姓を持 全文をよむ

2013-01-27 世界最大規模の裁判所「大アナトリア裁判所」、間もなく始業 (Milliyet紙)

世界最大の裁判施設となるイスタンブル広域市カルタル地区の大アナトリア裁判所が、2月4日より業務開始予定となっている。126ドヌム(1ドヌム=919㎡)の土地に建設されたこの裁判所は、公共施設としてもトルコ最大となる。      世界最大の裁判施設となるカルタル地区の大アナトリア裁判所が業務開始までのカウントダウン中だ。2月4日に業務開始予定のこの裁判所は126ドヌムの土地に建設されており、トルコ最大の公共施設であるという特徴も兼ね備えている。イスタンブル広域市のアナトリア側の全裁判所を一ヵ所にま 全文をよむ

2013-01-26 日本人がみた「私のトルコ」―トルコ文化センター(新宿)でコンテスト (Zaman紙)

日本のトルコ文化センターは、日本全国でトルコをテーマとしたコンテストを行った。同センターのアブドゥッラー・サカッル代表は、「私のトルコ」コンテストは日本でトルコを紹介し、2国間の友情に貢献する目的で行われたと述べた。      日本の首都東京で活動するトルコ文化センターが主催する「私のトルコ」コンテストは、第7回を迎えた。日本全国で行われたこのコンテストには、199人456作品が参加した。コンテストは、写真、絵画、トルコ料理、パフォーマンス、トルコ語プレゼンテーションの部門で行われ、入賞者のため 全文をよむ

2013-01-25 女性弁護士のスカーフ着用に司法ゴーサイン (Radikal紙)

行政裁判所の第8法廷は、トルコ弁護士協会(TBB)の就業規則に記載されている弁護士の「スカーフ着用不可」という条項の撤廃を決定した。      経緯はこうである。弁護士のフィゲン・シャシュトゥム氏が身分証の更新を行う際に、スカーフを着用した写真を使用したことから身分証の発行を拒否された。フィゲン弁護士は、TBBの就業規則第20条を廃止するべきだとして行政裁判所へ訴えを起した。第8法廷は、条項にある「弁護士と弁護士見習いは、その職業に相応しい服装で、スカーフを被らずに法廷で職務を全うする」という箇 全文をよむ

2013-01-23 1922年、クルド人に何が約束されたのか? (Radikal紙)

アフメト・チュルク氏が昨日、アクシャム紙に「1922年のクルド改革政策は、我々の要求を満たしている」という見解を寄せた。これについて、我々は共和国の初期にクルド人たちにどのような約束が与えられたのか、本紙のコラムニスト、アイシェ・ヒュルに尋ねた。現在議論されているクルド問題の解決策に根拠を与えるような史料があるのか、そしてクルド人たちに与えられ、果たされなかった約束があったのか。      英国の公文書を調査したロバート・オルソンによれば、1922年3月29日、イスタンブル駐在の英国調査官であっ 全文をよむ

2013-01-23 トルコはどうして外国語教育に失敗してきたのか? (Cumhuriyet紙)

トルコでの外国語教育の分野で私たちが経験している失敗の基本的理由の一つは、外国語教育を今日まで教育政策として科学的な学術の枠組みの中に据えることができなかったことである。      とりわけ、外国語教育が、学術的なものであると同様に、教育上の適用が極めて実用的に行われねばならない職業教育であることも、十分に認識されてこなかった。      このような状態で外国語教育分野、特に外国語教師の養成の面で、多くの間違いが行われており、この間違いを除くことできない問題を同時に生んでいる。      大学で 全文をよむ

2013-01-23 タルカン、麻薬所持裁判の進捗 (Hurriyet紙)

アーティスト、タルカンの麻薬裁判で検察官が論告を行った。検察官はタルカンの治療と保護観察付きの釈放を要求した。2010年2月の取り調べで逮捕されたタルカンは、友人に麻薬を与えた罪に問われている。      有名歌手タルカンを含む17人の被告について、「使用目的の麻薬の購入、販売及び所持」の罪の裁判で、検察官が論告を行った。イスタンブル第三重罪裁判所で行われた審理には、17人中クビライ・ケスキンのみが出廷した。タルカン・テヴェトオールを含む16人は、代理に弁護士を立てた。審理ではフセイン・ カヤ検 全文をよむ

2013-01-21 ディンク追悼 (Milliyet紙)

アゴス新聞社前において6年前に殺害されたフラント・ディンク氏の墓前で、昨日(20日)、追悼の儀式が行われた。親近者らは式の後、ディンク氏に祈りを捧げた。      シシュリで6年前に起きた銃撃事件により殺害されたアゴス新聞社のフラント・ディンク編集長を偲んで、親近者や友人らが出席する墓前での追悼式が行われた。   シシュリにおいて2007年1月19日に起きた銃撃事件の結果、殺害されたアゴス新聞社のフラント・ディンク編集長のため、昨日14時半からゼイティンブルヌにあるバルクル・アルメニア人霊園内の 全文をよむ

2013-01-20 白いパンとはお別れ:ふすまを入れるのが必須に (Zaman紙)

健康的なパン消費を奨励する目的で、食品・農・畜産省は、パン工房で使われるパン用の小麦粉の新基準を取り決めている      作業が続いている一連の調整により、パン材料に使われる3種類の小麦粉を一種類に減ることになる。小麦粉に関する報告でおこなわれる変更により、550号、600号、850号と名付けられた3種類のパン用小麦粉は生産が中止される。調整後、ふすまの量がより多い650号と850号の間の新しい基準が取り決められる。ふすまの割 合が高くなるとパンの製造が難しくなるため、パン生産者はこれを歓迎して 全文をよむ

2013-01-19 身分証の宗教欄、「アレヴィー」は認められず (Milliyet紙)

イズミル市職員のスィナン・ウシュクさんが、身分証明証の宗教欄に「イスラム」でなく「アレヴィー」と記載されることを求めて裁判所に訴えた。      かつて、第11一審法裁判所での判決と宗教庁からも採択された見解によって、アレヴィーは宗教の一種ではないと判断され訴訟は棄却された。最高裁判所からも同様の判決が出ると、ウシュク氏さんは2005年にヨーロッパ人権裁判所(AİHM)に訴えた。   この要求を検討したAİHMは2010年2月に、身分証明証に宗教記載欄があるのは人権侵害であるとして、政府に公平な 全文をよむ

2013-01-19 メフメト・アリ・ビランド氏、葬儀 (Radikal紙)

故メフメト・アリ・ビランド氏は、職場であり、妻ジェムレ・ビランドさんによれば家でもあったドアンTVから花とともに見送られた。      メフメト・アリ・ビランド氏は、妻と息子の言葉によれば「情熱と一体であった」職場と今日(19日)最後の別れをした。ドアンTVビル前でビランド氏のための式典が行われ、同僚たちは彼に最後の別れをした。一昨日亡くなったジャーナリスト、メフメト・アリ・ビランド氏の遺体は、アメリカ病院から7時50分頃移送された。ビランド氏の妻ジェムレさんと息子のウムル・ビランドさんは互いに 全文をよむ

2013-01-17 ジャーナリスト・メフメト・アリ・ビランド、死去 (Milliyet紙)

メフメト・アリ・ビランド氏が亡くなった。トルコのもっとも愛すべきテレビスクリーンの顔の一人であるメフメト・アリ・ビランド氏の訃報について、息子のウムル・ビランド氏は目を涙で濡らしながら明らかにした。病院も公式に発表を行った。      ベテランジャーナリストのメフメト・アリ・ビランド氏が亡くなった。カナルDグループの会長であるメフメト・アリ・ビランド氏が治療先のヴェフビ財団アメリカ病院で亡くなったと報道された。胆道における狭窄に対処する治療を受けていたメフメト・アリ・ビランド氏は心臓疾患が原因で 全文をよむ

2013-01-16 大学生がっかり、大学納入金復活 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相が昨年廃止したことを明らかにした大学負担金は、高等教育機構(YÖK)法案で「納入金」の名目で復活した。YÖKは、「納入金」を教育期間を延長した生徒から取得すると述べた。しかし法案の第12条で、大学の評議会の任務を列挙する際に、「閣議が明らかにした生徒の費用を・・・倍まで引き上げる」という表現は矛盾を生んでいる。      YÖKが国民教育省(MEB)に提出した法案では、大学の収入源という項目で、国立大学の収入源を一つ一つ列挙した際、生徒から取得する納付金と教育費が加わった 全文をよむ

2013-01-14 ウスキュダル区はモスクを売却したのか? (Radikal紙)

ウスキュダル区が、滞納税金の支払いのため所有する4つのモスクを売却したと報じられた。      ウスキュダル区が、滞納税金の支払いのため所有する4つのモスクを売却したと報じられた。ソズジュ紙のサイグ・オズチュルク氏によると、公正発展党(AKP)支持のウスキュダル区は、総額737万リラ(約3億7千600万円)の滞納税金の支払いのため所有する4つのモスクを売却した。      AKP所属のウスキュダル区長ムスタファ・カラ氏は、区議員にあてた文書で、2012年12月17日に臨時の区議会を開くと伝えた。 全文をよむ

2013-01-12 大雪のシュルナク、野生動物のエサまき始まる (Radikal紙)

シュナルクで、大雪により食糧難に陥っている野性動物のために、野山にエサが撒かれはじめた。      シュルナク県林業治水局のオルハン・ カライ副局長は会見を行い、トルコ全土で イワシャコ(注:キジ目キジ科の鳥類)を始めとする野性動物のための給餌キャンペーンがニュースになっていると話した。カライ副局長は冬季、(寒さが)厳しくなっているウルデレ郡とベイテュッシェバプ郡で、野性動物のための給餌活動を始めたと述べ、「我々の地域は約3トンのエサを確保した。特に鳥のエサ2トンは寄付によって調達された。これら 全文をよむ

2013-01-09 イスタンブル、積雪60センチ (Radikal紙)

イスタンブル広域市は降雪に関連し、コメントを発表した。      発表によると、雪対策として、908台の除雪車と機械、積雪作業員2266人がかり出されたことが明らかにされた。   積雪はチャタルジャとベイコズの高台で45-60センチ観測された。      発表によると、「イスタンブル中で、幹線道路で行われた作業によって、いかなる悪影響や停滞は発生しなかった。水曜日の夜には晴れて冷え込むため、強烈な霜と氷が見られるだろう」という。      各地区の降雪量は次のとおり。      バクルキョイ、ベ 全文をよむ

2013-01-08 高等教育機構(YÖK)、北イラクの大学卒者に大卒資格 (Radikal紙)

高等教育機構(YÖK)は、北イラクにある大学(卒業者)に(トルコでの)大卒資格を与えるために動き出した。北イラクへ行って教育をうけた者は、その資格をトルコにおいても使用できることになる。      トルコにある多くの大学が北イラクに学部創設の動きを見せるなか、高等教育機構も動き出した。機構は、北イラクにある大学にも大卒資格を与えるために、活動し始めた。      2011年の11月、北イラクからトルコを訪問した関係者たちは、機構との会談の中で、(北イラクの大学卒業者に)大卒資格を認められるよう要 全文をよむ

2013-01-08 マルマラ海・エーゲ海地方で地震 (Zaman紙)

ボアジチ大学カンディッリ気象台は、エーゲ海にあるテネドス島沖でマグニチュード6.2の地震が発生したと発表した。揺れはイスタンブル、イズミル、エディルネ、チャナッカレ、バルケスィル、テキルダー、エスキシェヒル、キュタフヤ、さらにブルガリアとギリシャでも感じられた。      エーゲ海テネドス島沖でマグニチュード6.2の地震が発生した。ボアジチ大学カンディルッリ気象台と地震調査研究所が得た情報によると、エーゲ海テネドス島の50キロメートル沖合で16時16分、マグニチュード6.2の中規模地震が起こった 全文をよむ

2013-01-08 イスタンブルに雪、学校は休校 (Hurriyet紙)

イスタンブル市民は2013年の最初の降雪と共に一週間を始めた。突然降り出した雪は仕事に向かうたくさんの人を足止めした。イスタンブル市長は今日の降雪を理由に幼稚園、小、中学校、高校を一日休校とした。気象総局はマルマラ東部、西黒海地方、内陸アナトリア南部および東部、東アナトリア北部及び東部、ボル、カラビュク、ドゥズジェ及びシールト周辺と南東アナトリアの東部に向けて集中的な降雪に注意を呼びかけた。      気象庁総局の何日も前から発表していた積雪により視界が狭まったためしばしば交通渋滞が起きた。カー 全文をよむ

2013-01-07 「サルカムシュ死の行軍」98周年に、1万人参加 (Hurriyet紙)

エンヴェル・パシャの命令で編成されたサルカムシュ作戦により、多くの兵士が凍死により殉職した事件の98周年目にあたり、これを記念するため、イドリス・ナイム・シャーヒン内務大臣やスアト・クルチ青年スポーツ相をはじめ、トルコ各地から多数の人々がサルカムシュに集まった、あらゆる世代の10000人以上の人々は行軍を実施した。      1914年12月22日から1915年1月15日の間に、ロシア軍に対して準備された作戦での殉職者を悼む人々は、クズルチュブク村において集合した。花輪が置かれ、祈りの言葉とイス 全文をよむ

2013-01-06 賄賂を受け取った警官に三年四ヶ月の禁固刑 (Yeni Safak紙)

サカルヤで交通警官の公務中に賄賂を受け取ったして起訴されたイルファン・T被告に対し、3年4ヶ月の懲役刑が下された。      サカルヤで2006年に交通警官として公務を行なっている際、賄賂を受け取った容疑にて起訴されたイルファン・T被告は、未勾留のまま裁判を受けていた。サカルヤ県第一重罪裁判所で審議継続されていた裁判において、イルファン・T被告は3年4ヶ月の懲役刑を科された。判決が確認された後に身元捜索が始められたイルファン・T被告は、警察によりデリンジェのスッルパシャ町で逮捕された。手続きを完 全文をよむ

2013-01-06 トルコの格安スキー場 (Radikal紙)

カイセリにあるエルジイェス山スキー場の運営者らは、コースとリフトなどの設備の数が増加しているエルジイェス山スキー場が最も安くスキーを楽しめると述べた。   運営者のメフメト・エーレンジェオール氏は、約2億5千万ユーロのプロジェクトの一環として、ヒサルジュクとハジュラルを経由する国際水準の2本の道路で市街地から20分で高さ2200メートルに施設があるテキル・ヤイラスに行くことができると述べた。 エーレンジェオール氏は、次のように続けた。「エルジイェス山スキー場へは、市バスまたは乗合タクシーによって 全文をよむ

2013-01-04 2013年の今も続く、土で温める「ヒョルリュク」育児・・! (Hurriyet紙)

アナトリアで、赤ちゃんがある一定の年齢まで土を使って育てられる「ヒョルリュク」の伝統は忘れられかけている一方で、少数の家庭では存続している。      マラトヤのチョシュニュク地区で暮らすメディネさんとスレイマンさんのウシェク夫妻は二人目の子どもも一人目の子どものように、土を使って育てており、それが健康的な方法だと主張した。      アクボアさんはというと、七人の子どもを同様の方法で育てたと言った。子どもたちのために、決してベビーパウダーを使わず、あせもに対しても土を使ったと言うアクボアさんは 全文をよむ

2013-01-02 メフメト・アーキフの生家、無許可で取り壊し駐車場に (Zaman紙)

死後76年を経てメフメト・アーキフ・エルソイのチャナッカレにある家が跡形もなくなった。彼の家は、周囲に危険を及ぼすとして取り壊されたと語るバイラミチ市長のイスマイル・サーキン・トゥンジェル氏は、元の家にふさわしい建物を再建する予定であると述べた。      トルコ国歌「独立行進曲」の作詞家であるメフメト・アーキフ・エルソイは、イスタンブルのファーティフ地区で生まれたが、住民台帳では出生地はチャナッカレのバイラミチ市であると書かれている。76年前にこの世を去った国民的詩人の、トルコへの最大の贈り物 全文をよむ

2013-01-02 スィイルトの謎の「発火」の家に、監視カメラ (Radikal紙)

スィイルト県のアフメト・アイドゥン知事が、謎の火事に見舞われたトプラク家を訪問した。      アイドゥン知事は、最近一週間で異常事態が起きていないこの家で、家族の個々に様々な贈り物を贈った。アメリカで撮影された映画『パラノーマル・アクティビティ』に似たこの家族の悲劇に、県庁は24時間監視できる防犯カメラシステムを取り付けた。   アイドゥン知事は謎の発火や家具の移動が起こったと言われているトプラク家を訪問し、ゼキ・トプラクさんから話を聞いた。ゼキさんは、リビングの窓に付けられたカーテンの一部一 全文をよむ

2012-12-31 PKK、宗教指導者メレをプロパガンダに利用? (Yeni Safak紙)

PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)が、人びとの宗教的感受性を悪用し、(宗教)学的資格を持っていない人びとを「メレ」(モッラー、ムッラー)としてプロパガンダ活動に利用していると主張された。BDP(平和民主党)によって2011年に始められた市民的不服従運動の一環で、広場で金曜礼拝を行う数人の人びとが、テロ組織からの命令を受け取っていたことがわかった。      マルディンで9月に警察の道路での検問中に逮捕されたA.B.(仮名)に関する捜査が終了した。ディヤルバクル共和国主席検事が準備し、テ 全文をよむ

2012-12-30 日本の人類学研究者、ムスリムに (Yeni Safak紙)

トゥンジェリ大学文学部社会学科の教員で日本人人類学者の若松氏がムスリムとなった。      学生たちから非常に愛されているトゥンジェリ大学文学部社会学科の教員でアレヴィー研究センター副代表の日本人、若松大樹准教授は「アッラーがアンカラ大学の先生たちを通じて私をムスリムにしてくださった」と述べた。      若松氏はその後アレヴィーを選んだと述べ、「私は個人的にイスラームこそが神に至る最も正しい道だと信じている」と語った。      若松氏の学生の一人、セヴギ・アケルさんは「ヒロキ先生は教育に自ら 全文をよむ

2012-12-30 生徒に続いて教師も服装の自由を (Milliyet紙)

教労組合のメンバーは、生徒に続いて教師にも服装の自由を認めるべきだとして、1月2日に「市民的不服従運動」を行い、自由な服装で授業を行う。      この運動では、希望する女性教師はスカーフをして授業を行う。また、男性教師はひげを剃らずに学校に来ることになる。   運動には、トルコ全国の23万1千人の教労組合に加入する教師が参加する。   教労組合のアフメト・ギュンドードゥ組合長は、自身が行った発表で、   2013-2014年教育年度に適用が始まる生徒の服装の自由化に続き、教師にも服装の自由化を 全文をよむ

2012-12-30 アレヴィー派の聖なる山ドゥル・ダーの大理石採掘場に観光省操業差し止め (Radikal紙)

文化観光省は、アレヴィー派ベクタシー教団の聖なる山ドゥル・ダーでの大理石採掘場操業差し止めに踏み出した。      文化観光省は、アンタルヤ県テッケ村にあるアレヴィー派ベクタシー教団の聖地アブダル・ムサ修道場があるドゥル・ダーでの大理石採掘場の操業停止に関し、エネルギー天然資源省鉱物資源総局に要請をおこなった。アンタルヤのアブダル・ムサの有志たちは、2023人の署名を集めてトルコ大国民会議(TBMM)に申請し、アブダル・ムサ修道場とドゥル・ダーでインド系企業が行っている大理石採掘場の事業が信仰の 全文をよむ

2012-12-29 2012年、トルコの結婚数・離婚数、いずれも減少 (Yeni Safak紙)

今年、トルコでの結婚数は去年に比べ0.5%減少し184,206組、離婚数は2.8%減少し25,295組となった。      トルコ統計機構(TÜİK)のデータによると、今年第三四半期に結婚したカップル数は去年の同時期に比べ、0.5%減少し、184,206組へ、離婚したカップ数は2.8%減少し、25,295組となった。トルコ統計機構は、2012年第三四半期(7,8,9月)結婚・離婚推移数を発表した。それによると、第三四半期に結婚したカップル数は去年の同時期に比べ、0.5%減少し、184,206組へ 全文をよむ

2012-12-29 ウルデレ事件34人死亡から1年、BDP主催の追悼集会 (Milliyet紙)

空爆の結果34人が死亡したウルデレで今日、追悼集会が開かれる。何千人もの人々がギュルヤズ村に集まった。平和民主党(BDP)のセラ ハッティン・デミルタシュ党首も追悼集会に出席し、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は犠牲者に対し責任があるとし、「首相はこれをボドゥルムとフェトヒエでできませんでした。クルディスタンは存在しないといって我々に対してこのような圧政を行うのでしょうか?それならば、クルド人がすべきことがあります。自治であろうと連邦制であろうと独立であろうと、クルド人はこの不足を補わなければ 全文をよむ

2012-12-29 2012年最後の金曜礼拝、トルコ全土で「シリアのための祈り」 (Hurriyet紙)

昨日、トルコ全土のあらゆるモスクで今年最後の金曜礼拝が行われ、「シリアのための祈り」が捧げられた。      宗務庁長官のメフメト・ギョルメズ、災害緊急時対策庁(AFAD)、トルコ赤新月社、トルコ宗務財団、そしていくつかのNGOによって「冬到来、シリアのためにパンと毛布を」キャンペーンが始められていたが、一昨日ハリチ会議センターにおいて開かれたキャンペーン関連の集会で、昨日(28日)の金曜礼拝を「シリアのための祈り」にすると発表された。各モスクでは「過去とは、我々が作り上げた日々」と題し、シリア 全文をよむ

2012-12-27 中東工科大、騒然―学生5千人デモ (Hurriyet紙)

アフメト・アジャル中東工科大学(ODTÜ)学長とエルドアン首相が会見を行った時間に、様々な大学から集まった5000人の学生が、「ODTÜは立ち上がった、AKP(公正発展党)に抵抗する」と書かれたプラカードを掲げ、デヴリム・スタジアムに向け行進を行った。      学生たちは"警察も、暴力も不要"、" ODTÜは歩みを進める、伝統は続く"、" AKPは出ていけ、大学は我々のものだ"等のスローガンを掲げデモ行進を行い、革命行進曲を歌いながらスタジアムに入った。学生たちは、" ODTÜは立ち上がった" 全文をよむ

2012-12-27 中東工科大学生批判問題で、ガラタサライ大学学長釈明 (Radikal紙)

ガラタサライ大学で昨日始まった学長抗議活動は、今日も続いている。学生や大学教員は、学長棟で居座り、ミーマル・シナン学芸大学、イスタンブル工科大学、イスタンブル大学、ユルドゥズ工科大学の生徒も大学前に集まった。校舎へ入ろうとする一団を警備員が阻止しようとしたが、一団は警備員たちを突破し、大学の庭へ入った。      ■「学長は辞職せよ」      大学の庭へ入った学生たちは、ガラタサライ大学の学生と一緒に、学長棟の前で学長を待ち伏せた。学生たちは、時々「学長は辞職せよ」「学長、下へ降りて来て私たち 全文をよむ

2012-12-26 死去のクルド系政治家エルチ氏に、国会でお別れの式典 (Radikal紙)

亡くなったシェラフェッティン・エルチ氏のためにトルコ大国民議会で式典が催された。式典には、チチェキ議長、エルドアン首相、クルチダルオール共和民主党党首、デミルタシュ平和民主党党首が参列した。ヤシャル・ケマル氏もメッセージを寄せた。      死去したディヤルバクル県選出国会議員のシェラフェッティン・エルチ氏のためにトルコ大国民議会で式典が催された。式典にはエルチ氏の親族や近親者のほかに、ジェミル・チチェキ・トルコ大国民議会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ケマル・クルチダルオール共和民主 全文をよむ

2012-12-25 これが、新イスタンブル―西部新開発計画 (Hurriyet紙)

イスタンブル北部で建設予定の新都市に関するプロジェクトにより再開発が始まる。第三空港及びその周辺を囲むイェニキョイ‐アクプナルから始まりキュチュクチェクメ湖にまで至る約4万ヘクタールの用地の無許可かつ危険性のある建造物が一掃され、新建造物が建設されるための協定が調印された。      タイイプ・エルドアン首相が2011年総選挙前に発表した計画に盛り込まれている、イスタンブル北部で建設予定の新都市に関する計画が明らかになってきた。イスタンブルのテルコス湖近郊に建設予定の第三空港及びその周囲を囲む約 全文をよむ

2012-12-25 年末宝くじ「ニーメト姉さん」店、今年も長蛇の列 (Milliyet紙)

トルコ全土で販売される年末国民宝くじの80% は既に売り切れ、「ニーメト姉さん」と書かれた 売場では1/2券が完売した。現在は1/4券と通常のくじだけが残っている。エミノニュ前の「ニーメト姉さん」店は、「ニーメト姉さん」の幸運を信じて大勢が駆け寄り、お昼頃から長蛇の列になった。      「ニーメト姉さん」販売口に立っているアブデュルカーディル・ドゥドゥルガ警備員は、しばしば並んでいる者同士による口論が起きると述べている。くじを買うために並んでいるタフシン・チョバン氏は「友人に頼まれたんだ。『ニ 全文をよむ

2012-12-24 ザザ語はクルド語の方言か?―マルディン・アルトゥクル大、教育相に反発 (Radikal紙)

マルディン・アルトゥクル大学(MAÜ)副学長で現存言語研究科科長のカドゥリ・ユルドゥルム教授は、オメル・ディンチェル国民教育相のザザ語はクルド語とは異なる言語として教えられることになるとの発表に反発した。      ユルドゥルム教授は、過去800年に基づいた学術的データによれば、ザザ語はクルド語の一方言であるとし、ディンチェル国民教育相の発表の後に面会を要求し、返事がないと、この問題に関し作成した論文を国民教育省へ送付することを決めた、と話した。      ユルドゥルム教授は、MAÜとしてザザ語 全文をよむ

2012-12-23 エルドアン首相、キリスト教徒国民のクリスマスを祝福 (Milliyet紙)

首相のタイイプ・エルドアンはキリスト教徒の国民たちのクリスマスを祝った。      エルドアン首相は、クリスマスのお祝いのために発表したメッセージで、明日(24 日)の夜から始まるキリスト教徒の国民のクリスマスにちなみ、心からお祝いを述べた。エルドアン首相のメッセージは次のとおり。      「私たちは、歴史を通じて、異なる宗教、異なる信仰と文化へ常に敬意を払い、平和の内でともに生きてまいりました。そして、この地に共通の未来を築くという固い決心を将来にわたり堅持することを誓っています。トルコに暮 全文をよむ

2012-12-23 アルンチ副首相と論争したCHP議員インタビュー (Hurriyet紙)

■幼児婚を恥ずかしいと思う者はいない      どうしてだか、「ワギナ」という言葉を聞くや顔を赤らめる者たちが、この国では名誉殺人で命を奪われる女性たちが問題となるや、それを不問に付している。どうしてだか、18万人もの幼児花嫁がいても彼らは恥ずかしく思わない。刑務所で子供たちがレイプされても・・。日々男女不平等、差別、暴力、ハラスメント、レイプにあう女性たち・・・      「中絶論争中に首相に「ワギナの番人にならないでください(ワギナということばを隠匿しないでください)」とあなたはおっしゃいま 全文をよむ

2012-12-23 ドイツ紙、トルコをキリスト教国に色づけ (Milliyet紙)

ドイツの有力紙の一つである『南ドイツ新聞(ジュートドイチェ・ツァィトゥング」』(SZ)は、2012年12月20日付の新聞の10面に掲載した世界の宗教に関する地図について、訂正版をだした。      南ドイツ新聞は土日版の23面にて、以下のように訂正した。「12月20日付の本紙10面における『世界の宗教』という地図上にて、トルコが国民の大多数がキリスト教徒の国として掲載されていました。基本的にトルコ人の大多数はムスリムです」。      12月20日付の新聞に掲載された画像(地図)に対し、市民から 全文をよむ

2012-12-23 トルコの新聞購読率は53%、頭に浮かぶ第一の新聞はヒュッリイェト紙 (Hurriyet紙)

ヒュッリイェト紙の「新聞購読および認知度調査2012年」の結果によれば、トルコの都市部では、頻度の差はあれど、通常の(印刷された)新聞を読んでいる人の割合が53%であった。31の県で4500人を対象とした調査によれば、新聞といって、真っ先に思い出す新聞として、ヒュッリイェト紙の名が挙がった。      ヒュッリイェト紙は、新聞読者の新聞を読む習慣を調べるため、毎年「新聞購読および認知度調査を行っているが、2012年の結果が明らかになった。   国際的調査会社イプソスKMGが実施した、対面記述式ア 全文をよむ

2012-12-22 養子受け入れ家族に保険優遇策―家族社会政策省 (Radikal紙)

ファトマ・シャーヒン家族社会政策大臣は、養子縁組を待つ200組の家族と会って里親事業に関する情報を与え、新たな制度によって、里親に対する物理的支援が45%引き上げられると説明した。シャーヒン大臣は、この規定によって、家族の1人が希望すれば最低賃金に関して保険が支払われると明らかにし、「これはもっとも抜本的な改正の1つだ」と述べた。新たな制度によって、保険加入を希望する里親夫婦の保険料について、300リラが政府から補填される。22年間子供を待ち望んだ末、6ヶ月前に里親となったハティジェさんとヤヴズ 全文をよむ

2012-12-22 地球最後の日・・・にはなりませんでしたが、シリンジェに報道陣殺到 (Hurriyet紙)

マヤ暦で昨日やってくるとされた“世界の終末”において、影響を受けない場所の一つと言われたシリンジェでは、予想されていたことは起こらなかった。昨日の13時11分に世界の終末が訪れるという伝説は、人々の間で広く知れ渡っていた。シリンジェでテレビカメラを見つけると手を振りながら、世界の終末を待っていた人々は、“マヤ暦の予言が外れると”、お互いに抱き合い幸せを分かち合っていた。ヒュッリイェト紙のバヌ・シェン記者はシリンジェを、アルズ・チャクル記者はフラン スのビュガラッシュ村をそれぞれ取材した。     全文をよむ

2012-12-21 「アタテュルク保護法」なみの「オスマン家保護法」を―国会に請願書 (Radikal紙)

トルコ大国民議会請願書委員会に「オスマン家保護法」の制定を求める請願書が提出された。      ハルン・イイトチュルク氏を筆頭人とする請願書において、1951年に出たアタテュルク保護法と同様の保護が、600年もの間、世界帝国として正義でもって世界を統治したオスマン家に対しても与えられることが要求された。   イイトチュルク氏は、「いまこそ、我々の議会が行動を起こし、こうした法案が提出されなくてはならない状況です。アタテュルクが、テレビや新聞、インターネットなどで、誹謗中傷、侮辱といった悪質な形で 全文をよむ

2012-12-21 PKKアール(アララト)山観光客から金銭徴収―KCK犯弁護士証言 (Radikal紙)

エルズルム第4重罪裁判所でアール山クルディスタン社会連合(KCK)訴訟で逮捕された被告人の一人、アイドゥン・アルカンの弁護士であるバハッティン・フラット氏は、「PKK(クルド労働者党 ; 非合法)は、観光業に従事していた依頼人にアール山をガイドするならば、金を払うように要求した。依頼人はこの要求を拒否し、観光業に従事するのをやめた」と述べた。      アール県のドウバヤズット郡で2011年12月3日アール山テロ対策担当局がPKK・KCKに対して行った作戦によって15人が拘束された。      全文をよむ

2012-12-19 イスタンブルに今年はじめての雪 (Yeni Safak紙)

バルカンからの寒波の影響で、明日(12 月20日)からトルコ北西部では、冷たく感じられるほど気温が降下し、イスタンブルでは明日から雪が降るとの見込みだ。      気象総局によると、中部地中海地方からくる低気圧が影響する。最新の情報では、今日は全国各地で、明日と金曜日は一部を除いたほとんどの地域でこの影響が続くだろうと予報されている。気温は、木曜日は北西部で6度から12度と冷たく感じられるほどとなり、金曜日は北部と内陸部で3度から5度下がると予想されている。         今日はトルコ全域で雨 全文をよむ

2012-12-19 ロマ系住民へ宗教観アンケート―ウルダー大学神学部実施 (Hurriyet紙)

ヤロヴァ県バーラルバシュ区にあるミュフェッティシュ・ハムディ・ギルギン小学校でロマ系生徒に対し、宗教に関する質問を含むアンケートが配布された。「清めの沐浴をしますか」「自分の子供に割礼させますか」といった質問を含むアンケート用紙が、父兄らに配られた。アンケートは、ロマ系住民が数多く住むバーラルバシュ区に住む保護者の反発を招いた。      ある小学校の生徒に配布された宗教関連の質問を含むアンケートが、ヤロヴァ県にあるロマ系住民の反発を引き起こした。ヤロヴァ県のバーラルバシュ区にあるミュフェッティ 全文をよむ

2012-12-19 ボアジチ大学生グループ、校内への礼拝所設置を求め運動 (Zaman紙)

ボアジチ大学の学生グループは、2009年から現在まで大学執行部の許可が得られなかった礼拝所設置の要求を、ソーシャルメディアへ持ち込んだ。      一昨日の晩に「#BogazicineMescid」(訳注:「ボアジチへ礼拝所を)の意)でツイッターに声を広げようとした学生の要求に、大きな支持が集まった。   大学の北キャンパス近くにあるモスクへ行くと授業や試験に遅れることがあると話す学生は、南キャンパスに礼拝所を設置するよう大学執行部に要求している。      礼拝所設置の要求を世論へ訴えるため# 全文をよむ

2012-12-19 中東工科大、警察の学生への対応を非難 (Milliyet紙)

中東工科大学学長は、中東工科大学でレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に抗議を行った学生に対して、警察がガスと放水で妨害したことを非難した。学長の説明では、「デモ隊によるいかなる行動も発生しないうちに警察が大量のガス弾を使用し始めたと言われている。中東工科大学と我が国が一刻も早く暴力から解放されるために、まず警察の慎重な行動を望む。警察が抗議活動の権利を行使しようとする学生に対し、暴力を用いることを避け、治安対策をとる際には事件と無関係である学生や職員が被る大きな被害に配慮することの重要性と必要性 全文をよむ

2012-12-18 国産偵察衛星突厥2号、中国からの打ち上げ成功 (Hurriyet紙)

国産偵察衛星突厥2号が宇宙へと飛び立った。高解像度を誇る国産偵察衛星突厥2号が中国の酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も発射センターと生中継を繋いでいるトルコ科学技術機構(TÜBİTAK)宇宙技術研究所の拠点である中東工科大で打ち上げの様子を見守った。19時39分に突厥2号から最初の信号を受信した。         TÜBİTAK宇宙技術研究所による中東工科大キャンパスでの打ち上げ生中継に、エルドアン首相を始め、ジェミル・チチェキTMBB議長、ベキル・ボズ 全文をよむ

2012-12-17 公正発展党から、もう一つの「クルド語融和策」 (Radikal紙)

公正発展党がもう一つの「クルド語融和策」を行った。公正発展党ヴァン県支部がクルド語ウェブページを開設したのだ。      www.vanakparti.com という名のインターネットサイトに、「クルド語 Kürdi」というリンクが加えられた。ここをクリックすると公正発展党ヴァン県支部のインターネットサイトがクルド語ででてくる。このページでは、公正発展党ヴァン県支部の任務、活動、お知らせ、要望などがクルド語で読むことができる。公正発展党の運営委員会によると、ヴァンではじまったクルドサイトはトルコ 全文をよむ

2012-12-16 ヨーロッパ人権裁判所の判断にも関わらず、身分証の宗教欄に変更なし (Milliyet紙)

身分証明書の宗教欄に「アレヴィー」と記載するため欧州人権裁判所で開かれた裁判にて勝訴したウシュクさんは、3年もの間、判決の適用を待ち続けている。      身分証明書の宗教欄に「アレヴィー」と記載されることを要求し、3年前に欧州人権裁判所(AİHM)で開かれた裁判で勝訴した現在51歳のスィナン・ウシュクさんの身分証明書は、判決から時間が経った今も変えられていない。      ■「二人に対しても提訴しました。」      3年前に欧州人権裁判所に行った提訴が認められたウシュクさんは、判決が3年間も 全文をよむ

2012-12-16 教育相の国会答弁、イマーム・ハティプ校は5.3% (Radikal紙)

オメル・ディンチェル国民教育相は、イマーム・ハティプ中学校・高校の生徒の割合が全体の5.3%であると述べた。      ディンチェル大臣は、トルコ大国民議会総会で国民教育省の予算に関して行ったスピーチで、「もしもし147コールセンター」へ寄せられる批判において、重大な意味で正しくないことが行われていると述べた。ディンチェル大臣は、「月に平均で8万人が電話を掛けるこのコールセンターでは100人が働いている。 彼らのうち50人以上はヴァン地震によって障がいを抱えた人たちだ。かかってくる電話の89%は 全文をよむ

2012-12-15 イスタンブルでサメ2頭つかまる (Yeni Safak紙)

イスタンブルのベイリキデュズ沖で、全長4.5メートルのサメが2頭つかまった。      「ケナン鮮魚店」に飾られたサメを見た人々は驚きを隠せなかった。      ある客は、サメ2頭の大きさに驚いたとして、「私は75歳ですがこんな魚は初めて見ました。ぞっとしますね。」と語った。      特に子どもたちの注目を集めているのはサメの歯で、その歯の鋭さが小魚で試された。      サメは4人がかりでも持ち上げられないほどの大きさで、店長のケナン・バルジュさんは、「尾ひれが2メートル、左右のひれは65セ 全文をよむ

2012-12-14 マルマラ海の自然環境、危機的状況 (Milliyet紙)

「マルマラ海は、生物学的な観点から深刻な危機的状況にある。」      「マルマラ海における酸素濃度が下がっており、マルマラ海は生存活動のできない、生物が生きていくことができない水質状態になり始めている。」      「必要な対策を講じる。汚染しなければ、5~10年以内で、マルマラ海で劇的な変化を目にすることになるであろう」      「マルマラ海の変化する海洋状態観察プロジェクト(MAREM)」の調査結果報告によると、マルマラ海における酸素濃度が下がっている。      セヴィンチ・エルダル・ 全文をよむ

2012-12-14 タラフ紙に激震、コラミストの辞任つづく (Radikal紙)

タラフ紙の論説主幹のタイズは、ツイッターのアカウントでアフメト・アルタンとヤセミン・チョンガルがタラフ紙を辞任したと伝えた。彼らの辞任に、ネシェ・デュゼルが、さらにはムラト・ベルゲも加わった。      タラフ紙のクルトゥルシュ・タイズ論説主幹は、ツイッターのアカウントでアフメト・アルタン編集局長とヤセミン・チョンガル副編集局長が辞任したと伝えた。2人の辞任のニュースは一日中流れ続け、最終的にタラフ紙で「トルコの現状」コーナーを執筆していたムラト・ベルゲもタラフ紙を離れることが明らかになった。  全文をよむ

2012-12-13 東部アナトリアで寒波続く (Radikal紙)

エルズルムで夜間にマイナス12度を観測し、東部アナトリアの最低気温となった。      エルズルム地方気象台の観測によると、中央地中海から来る低気圧の影響で、東部アナトリア地方を寒気がおそっている。      夜間の最低気温は、エルズルムでマイナス12度、アルダハンでマイナス9度、カルスでマイナス8度、アールでマイナス5度、エルズィンジャンでマイナス3度、ウードゥルで1度を観測した。      日中の最高気温は、アルダハンとカルスでマイナス2度、エルズルムで1度、アールで2度、エルズィンジャンで 全文をよむ

2012-12-13 YOK新法に「大学評議会設置」追加―学長任命問題に解決策 (Hurriyet紙)

高等教育審議会(以下、YÖK)は、新法案で議論となっている大学学長選挙問題について「土壇場で」変更を行った。法案の仕上げに入ったYÖKは、学長選挙について欧州各国で適用されている「大学評議会」の創設を条項に加えた。      ■大学評議会      大学評議会は、学内で行う選挙で学長候補者を決定し、YÖKに通達する。大学の全教員が参加する大規模な選挙は実施されず、各代表者からなる大学評議会のみで学長候補決定の投票が行われる。旧システムでは学長候補を決めるのは教員だけであったが、大学職員や学生の代 全文をよむ

2012-12-12 12年12月12日、トルコ各地で結婚ラッシュ (Zaman紙)

トルコの幾つもの都市で、12年12月12日の狂乱が起きている。多くのカップルが西暦3000年代まで起こらないこの日付で結婚を望み、婚姻担当官には過剰な業務が発生した。      今日は2012年12月12日だ。時計が12時12分を示したら、さらにこれに12秒を加えたら、次のような日付と時間が現れる。12.12.12.-12.12.12. 世界で何百万人という人々が待ち望んだこの日付は、トルコにおいてもカップルが婚約やプロポーズのために選んだ日である。この日付に結婚することが自分たちに幸運をもたら 全文をよむ

2012-12-12 イェニ・シャファク女性元コラミスト、32日間ハンスト中 (Radikal紙)

約2.5月カ月前、何の事前通知もなしにイェニ・シャファク紙でのコラムを終了させられたテオドラ・ドニ氏が、32日間、ハンガーストライキ中であることが分かった。      テオドラ・ドニ氏は、イェニ・シャファク紙のコラムを終了させられたことに反発を示し、ハンガーストライキを始めた。「イェニ・シャファク紙が損害を被らないよう」この問題を公にしてこなかったドニ氏の、ただ一つの望みは、この件について説明が行われることだという。   インターネットサイト「T24」でハザル・オズヴァルシュ氏に話したテオドラ・ 全文をよむ

2012-12-09 ガーズィアンテプで歴史的景観再建へ (Yeni Safak紙)

ガーズィアンテプ広域市は、ほとんどがオスマン帝国時代のものである旧市役所やエスキ・サライ通りの主軸にある歴史的建造物を復元するための取り組みを始めた。      市は再開発プロジェクトにより、通りにあるモスク、隊商宿、チェシュメ(水汲み場)、コーヒーハウスや多くのアンテプ式住居の本来の姿を再建する。      ガーズィアンテプ広域市のアスム・ギュゼルベイ市長は、市として歴史・文化・芸術分野における発展プロジェクトを急速に進めていると語った。市長は都市の保存地区内の主軸にはオスマン帝国時代の建築を 全文をよむ

2012-12-09 黒スイカ、再び栽培に (Radikal紙)

アンタルヤにおいて、アナトリアで失われた種子を研究し栽培を復活させる企業が、50年から60年前に失われたアナトリアの黒スイカの種子を発見し栽培の再開を成し遂げた。      アンタルヤのセリク郡カヤブルヌ村にて活動する「ゲント種苗社」は、アナトリアの大地においてかつては栽培されていたが現在では失われてしまったトマトや スイカ、メロンなど多くの野菜や果物の種子を長年の研究努力によって発見し、栽培の再開を実現している。この企業は最近、アナトリアで50年から60年前 まで栽培されていたものの今では失わ 全文をよむ

2012-12-09 ドラマ「華麗なる世紀」でヒュッレム、スカーフをかぶる (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「私達はあのような立法王は知らない。彼はその生涯のうち30年を馬上で生きた。あのTVドラマのように、宮殿で過ごすことはなかった」という言葉で批判した「華麗なる世紀」論争は続いている。      共和人民党のエルドアン・トプラク副党首は、公正発展党のオクタイ・サラル議員が準備した、ドラマ放送の打ち切りを可能にする法案について、「一つのドラマを法律という手段で放送中止にするなど、まさに公正発展党の名声に相応しいものだ」と述べた。      また、今週水曜日に放送予 全文をよむ

2012-12-07 豪邸を夢み実現し、でも鍵を開ける人はなく・・―欧州出稼ぎの悲哀 (Zaman紙)

1960年代初頭、トルコのあらゆる場所で暮らしていた人々が、より豊かな暮らしを求めヨーロッパの国々へ移住した。みなの目的は、故郷に家を持てるくらい稼ぐことであった。      年月を経て、彼らはヨーロッパでの生活に慣れていった。しかし、故郷に家を持つという夢は決してあきらめなかった。さらには豪邸を建てるまでお金をためた者さえいた。しかし、出稼ぎ労働者が「いつか故郷に戻るという夢をもって」建てた豪邸のドアは何年も開けられていない。      ヨーロッパに出稼ぎ労働者を送りだした地域の一つに、コンヤ 全文をよむ

2012-12-06 エルズルム大学で学生衝突続く (Milliyet紙)

エルズルム・アタテュルク大学のキャーズム・カラベキル記念教育学部(KKEF)で学ぶ平和民主党(BDP)党員の学生たちと右翼学生たちとの間で生じた、2日間に渡る緊張が今も続いている。事件を口実にした500人程のグループは試験の最中に学部棟に乱入し、集団で暴行を加えようとした。これに対し警察は学部棟の正面にバリケードを張ってグループを追い散らし、建物内部への侵入を許さなかった。      3日(月)の朝、BDP党員の学生は、エルズルム・アタテュルク大学内での抑圧が高まっていると主張して、集会を行った 全文をよむ

2012-12-04 登りはスロープ、下りは階段で?―障碍者用歩道橋の信じられない状況 (Hurriyet紙)

クムブルガズで障碍者のために作られた歩道橋は、見た人を驚かせるものだ。イスタンブルで最も交通量の多いD100号線に架かるこの歩道橋は、片方はスロープだが、もう片方はなんと階段しかないのだ。      車いすでスロープを登って歩道橋上に到着した足の不自由な人は、下に降りるために周囲の助けを必要とする。変わった造りが注意を引くこの歩道橋だが、橋を上り切ると障碍者にとって苦労がいっそう増すことになり、これに抗議の声が上がっている。      足の不自由なエルデム・エルソイさんは、「私たちにとっては歩道 全文をよむ

2012-12-02 主婦を狙った偽医者捕まる (Milliyet紙)

ファーティフ区で、様々な方法を用いて主婦たちに近づき、自分は医者だと名乗って診察を口実に嫌がらせや脅迫を行ったとされる人物が逮捕された。診察中に主婦たちの裸の写真を携帯電話で撮影し、脅迫を行ったとされるこの偽医者は、連行された裁判所で逮捕された。      事件は、警察に申し出た一人の主婦の訴えを受けて明らかになった。被害者は、家に来た男が自分は医者だと名乗り、無料で診察するという口実でまず手で女性の体に触り、その後携帯電話で盗撮し、脅迫されていたと述べた。この訴えを受け、スルタンガズィ区警察署 全文をよむ

2012-12-02 ギュル大統領、1993年シヴァス、バシュバーラル事件解明を指示 (Zaman紙)

ギュル大統領の指示で、シヴァス事件を国家監査委員会が再調査することは大きな反響を呼んだ。公正発展党のセバハッティン・カラケッレ氏は、マドゥマクとバシュバーラルでの虐殺は分けることはできず、両事件とも同じ魔の手によるものだと話した。      トルコにとって1993年は、多くの犯人不明の事件と虐殺が起きた年となった。1993年5月24日にテロリストは、新兵訓練ののちに各部隊配属に向かってい た、非武装の兵士33名を殺害した。1993年7月2日にはシヴァスで、ピール・スルタン・アブダル祭の開催期間に 全文をよむ

2012-11-30 ムーラで地震、水位上昇 (Milliyet紙)

ムーラ県マルマリス郡ボズブルン町で11月24日土曜日に始まった地震が続いている。ボズブルンでの地震の前、ソンベキ島で海水位の上昇が観測されていた。         町民が地震の揺れに慣れっこになる一方、ギリシャのソンベキ(シミ)島副市長、サヴァス・アレクソポウロス氏は、代表団を伴ってボズブルン市長でCHP党員のジェミル・シェネル氏を慰問した。アレクソポウロス氏は、地震の一日前、島で海水位が上昇したと語った。地震の一日前、雨で海水位が上昇し、島が水に浸かったと述べた。      ボズブルン町の発表 全文をよむ

2012-11-29 タクスィム広場にモスク、実現か? (Milliyet紙)

エルドアン首相はスペイン訪問の際、記者団に向かいタクスィム・メスジトがある場所に新たなモスクを建てる予定であると述べた。プロ ジェクトの責任者であるアルプ教授も「私の計画は首相に伝えられた。もしこれが実施できないなら、大変遺憾である」と述べた。       レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が建設準備を始めると明かしたタクスィム・モスクに関して今日まで一般に明らかにされている唯ひとつの計画の責任者である、建築家のアフメト・ヴェフィク・アルプ教授は、「私の計画は首相に伝えられた。国内外から賞賛を得 全文をよむ

2012-11-28 PKKリーダー・カラユラン「武装放棄の予定なし」 (Zaman紙)

テロ組織PKK(クルド労働者党:非合法)及びKCK(クルディスタン社会連合)のリーダー、カラユラン氏は、協議事項に武装放棄の予定はないと言った。      カラユラン氏は、「なぜ我々が武装放棄をすると言うのだ。もし武装放棄をするのならばなぜ武装をしたのだ。中東が混乱の最中であるときに、我々がなぜ武装 放棄をするのだ」と言った。そして武装放棄の条件を明らかにした。「今日のトルコ政府が、『政府は共和国設立時から今日におけるまで、クルド人に対し不適 切な対応をしてきた。さぁ武装を解いて、私たちの問題は 全文をよむ

2012-11-28 学校服装自由化はじまる―「学校制服に関する通達」条件付きで廃止 (Hurriyet紙)

学校における生徒の服装自由化に関する条件付き規則が発表された。規則によると、今後学校での服装自由化が認められるが、一定の条件が課される。生徒は体の線が出るパンツやタイツのような服装、膝上丈のスカート、スリット入りスカート、短パン、ノースリーブのTシャツ、ノースリーブのシャツは禁止されている。「スカーフ着用も自由なのか」という疑問も湧いたが教育省の上級官僚は自由化と考えるのは正しくないと述べた。規則の事由としては世界の状況を参考とし、頻繁に変化する学校制服が保護者への負担となっていることが明らかに 全文をよむ

2012-11-28 ビール2杯で7万円―イスタンブルの悪徳業者事情 (Hurriyet紙)

ナショナルジオグラフィックのプレゼンターのコナー・ウッドマン氏は、「詐欺師たちの街」というドキュメンタリーのために世界の様々な都市に旅をしながら、観光客たちがさらされうる盗難、詐欺、ペテンを調査している。      ナショナルジオグラフィックのプレゼンター、コナー・ウッドマン氏は、「詐欺師たちの街」というドキュメンタリーのために世界の様々な都市に旅をしながら、観光客たちがさらされうる盗難、詐欺、ペテンを調査している。      コナー氏は隠しカメラを使いその都市の裏社会に入り込み、詐欺師たちが簡 全文をよむ

2012-11-27 カラ・チャルシャフ(黒衣)のCHP女性党員、語る (Milliyet紙)

イズミル県ブジャ郡のシリンイェル結婚式場にて日曜日に開催された合同党員登録式で700名と共に共和人民党(CHP)のバッジをつけたネザーヘ・タル氏がカラ・チャルシャフ(黒衣)を着用していたことで、同党内で賛否両論が巻き起こった。自宅で、息子の妻に見捨てられた13歳の知的障害を持つ孫の面倒を見るタル氏は、20歳の時から黒衣を脱いでいないと語った。公正発展党(AKP)からCHPへ移党した同氏は、「今日という日に恵まれまし た。これから私はこの旗の下にいます。選挙ではCHPのために働き、投票を呼びかけま 全文をよむ

2012-11-25 2013年の多目的身分証カード試験運用 (Milliyet紙)

トルコ科学技術機構(TÜBİTAK)と人口・国籍業務総局の、「多目的身分証カード」プロジェクトが大詰めを迎えた。      ニハト・エルギュン科学産業技術大臣は、2013年に試験運用が始まる多目的カードは、パスポートや乗車券、入場券として多くの目的で使えると述べた。      既存の身分証に取って代わる予定の多目的身分証カードは、健康や社会保障、交通や銀行など、多くの分野で生活を簡易化する。エルギュン大臣は、多目的身分証カードの、トルコのすべての県の公共交通機関での使用も検討されているとし、以下 全文をよむ

2012-11-24 ボズダー副首相、教団修道場禁止撤廃問題で再説明 (Yeni Safak紙)

ベキル・ボズダー副首相は、修道場に関して「議論を他の場所にもっていく代わりに、最も重主要な点で、問題が生まれた所で議論することが解決を容易にすると思います。他の一歩を踏み出すことをも容易にするでしょう」と語った。      ベキル・ボズダー副首相はチョルムでムハッレム月に際して準備された断食明けの食事会に出席し、問題を正しい方向で話し合うよう呼びかけた。      ボズダー副首相は、この問題をトルコ大国民議会で発言したのだが誤解されているとし、「私は次のように言いました。我々は問題を生じさせた原 全文をよむ

2012-11-22 日本の地震防災専門家からトルコへ警告 (Hurriyet紙)

京都大学防災研究所の梶谷義雄准教授は「1999年の地震の際の建築技術で今も家が建てられているなら、地震での家屋崩壊は避けられないと、はっきりと言えます」と警鐘をならした。      今日から始まり、キムセ・ヨク・ム協会の協賛で、トルコで初めて開催された、災害管理フェアに参加した梶谷准教授は、フェアの前に会見を行った。      ■10~20秒前に知らせる      梶谷准教授は、日本が鉄道の多い国であることに注意を向け、「日本では地震を早期に警告するシステムとしてP波検知システムを使用しています 全文をよむ

2012-11-21 クルド語法廷弁論可能に、ただし経費は被告から? (Radikal紙)

トルコ大国民議会(TBMM)司法委員会内に設立された小委員会は、「母語で弁護する権利」を保障した法案の検討を終えた。      小委員会で決定した変更により、被告は裁判所から与えられるリストから通訳者を選ぶことができるという規定が加えられた。      トルコ大国民議会(TBMM)司法委員会内に設立された小委員会は、世論で「母語で弁護する権利」として知られている、刑事裁判法と刑事治安対策の実行に関する法の改正法案に変更を加えた上で承認した。法案の中では最も議論の交わされた条項「母語による弁護」に 全文をよむ

2012-11-19 撤去の進むヴァンで仮設住宅で、一部の仮設、壊される (Zaman紙)

ヴァンの地震後に建てられた仮設住宅について、永住型住宅の完成に伴い撤去が始まった。      こうした中、ヴァンで最初に閉鎖された仮設住宅地区のひとつで、社会活動事業で使用されていたチャルパナク地区の仮設住宅が何者かにより破壊された。窓ガラスや壁が壊され、床がはがされた仮設住宅の様子は、これに気づいた市民の反発を招いている。      ヴァンでは、マグニチュード7.2と5.6の地震が起きた後、災害緊急時対策庁(AFAD)によって県中心部の29か所に仮設住宅地区が建設された。被災者が永住型住宅へ転 全文をよむ

2012-11-18 アヤソフィアで高まるアザーンの声 (Yeni Safak紙)

アヤソフィアでは昼と午後のアザーンを、イェニ・モスクやラーレリ、ベヤズト各モスクに勤める3人の美しい声を持ったミュエッズィン(礼拝時刻告知係)が交代制で詠んでいる。彼らがアザーンを詠みはじめると、世界各地からスルタンアフメト広場を訪れる観光客らがアザーンを聴くためだけでなく、ミュエッズィンらと親しむためにアヤソフィアに来訪する。アヤソフィアはここ最近、歴史的建造物としてだけでなく、美しいアザーンによっても人々の心を魅了している。      スルタンアフメト広場に来たならば、必ずや昼と午後のアザー 全文をよむ

2012-11-18 殺害された日本人記者と同行していたトルコ人記者、シリアから解放 (Radikal紙)

共和人民党(CHP)議員の働きかけで解放された新聞記者のジュネイト・ウナルさんは、ハタイ県ヤイラダー郡の国境門からトルコに帰国した。      アレッポで取材中、断食明けの祭のときに拘束され、90日もの間、閉鎖された独房で解放を待っていたジュネイト・ウナルさんが、昨日ダマスカスで解放された。ウナルさんは解放後、自分を救ってくれたCHP代表団とともにハタイのヤイラダー郡にある国境門からトルコに帰国した。妻のヌラン・ウナルさんとの再会はカメラから離れた税関の中の一角で実現した。ウナル夫妻は会見を行っ 全文をよむ

2012-11-18 シリアから避難の教員、ガーズィアンテプで教育を継続 (Zaman紙)

シリアの内戦から避難した9人の教師がガーズィアンテプで教師の仕事を続けている。避難民のために建てられた情報センターでシリア人の子供たちに授業をする教師たちは、このような状況下でなお、教育を続けることを諦めていない。センターで学ぶ673人の子供たちはトルコで与えられた機会に大喜びしている。      シリアで起こった内戦は、同国の教育をも麻痺させた。多くの学校が砲撃で倒壊し、アサド体制は教師たちに一年間のカリキュラムを3か月で終えるよう要求、教育機関を閉鎖した。爆音のなか学校へ行き、毎日様々な苦し 全文をよむ

2012-11-16 国境侵犯の羊飼いに罰金1000リラ(4万5千円) (Radikal紙)

クルクラーレリ県で羊を放牧していた際にブルガリアとの国境を越えた羊飼いに、「旅券法侵犯」の罪で1000トルコリラ(約4万5千円)の罰金が科された。      現在分かっている情報によると、デミルキョイ郡のイイトバシュ村在住のH.Ş氏の所有する家畜用の羊30頭を放牧していたS.Aは、途中、濃霧のために羊を見失った。羊を探している際にブルガリアとの国境を越えたS.Aは、ブルガリア警察によって逮捕された。      S.Aはブルガリアで拘束された後にトルコ側に引き渡され、「旅券法侵犯」の罪で1000ト 全文をよむ

2012-11-14 トプタシュ・イスタンブル市長「タクスィムに考古学的調査の必要なし」 (Radikal紙)

カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市長は、タクスィム広場の改築工事が8カ月以内に完了する予定であることを明らかにし、「必要な措置は取った、機械による採掘が行われる予定である。この区域に考古学的遺跡があるのではなどと敏感になる必要はない」と述べた。      工事がはじまって以来、イスタンブル市民が大きな反発を示した「タクスィム広場歩行者天国プロジェクト」に、カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市長が「吉報」をもたらした。「街中での工事は難しいが、すべての必要な措置は取った。近隣に迷惑を 全文をよむ

2012-11-13 タクスィム広場工事、まずは地中の「タクスィム・スタジアム」に到達 (Zaman紙)

タクスィムの歩行者計画のため実施された作業で、かつてのタクスィム・スタジアム跡に到達した。      10月30日にタクスィム歩行者化プロジェクトのため開始された広場での工事により、数カ所で数十メートルの深さまで到達した。ゲズィ公園周辺での作業ではかつてのタクスィム・スタジアム跡に到達した。スタジアムの壁と格子部分は慎重に作業が行われた。担当者は、この跡はタクスィム・スタジアムのものであると話した。      タクスィム・スタジアムは、現在のタクスィム公園の場所に1921年から1939年まで所在 全文をよむ

2012-11-13 41万人!―11月10日のアタテュルク墓参者、記録的数値 (Hurriyet紙)

アタテュルクの命日である11月10日に41万3千568人がアタテュルク廟を訪れた。         参謀指令本部のインターネットサイトで、アタテュルク廟の訪問者数に関するデータが発表された。このデータによると、11月10日のアタテュルクの命日に、41万3千568人がアタテュルク廟を訪れた。      去年は18万人が来訪      2011年11月10日にはトルコ人18万143人、外国人921人、合計18万1千64人、2010年は外国人47人を含む19万8千544人が訪問した。2011年のアタテ 全文をよむ

2012-11-11 YÖK、31年目でどう変わる (Milliyet紙)

設立から31年目の高等教育機構(YÖK)は、大学間の連携を支え、質の基準を設定し管理する機関となることが計画されている。      第28445号官報で発表された2013年プログラムでは、思考能力、認識能力、問題解決能力が優れ、新しい考え方に対して柔軟で、自信と責任感を持ち、民主的価値とトルコ文化を身に付け、異なる文化について論ずることができ、コミュニケーション能力にたけ、芸術的・美的感覚をもった、情報社会の条件を備え た個人の育成が教育の基本的な目標であるとされた。      こうした政策の優 全文をよむ

2012-11-11 巡礼一行、帰路でもイラクで足止め (Zaman紙)

巡礼の義務を果たすために陸路で聖地に向かった数百人もの巡礼者たちは、長い間イラクで足止めされた。      巡礼を終えて、トルコに戻ろうとしたハッジ(巡礼を終えた者)らは、再び同じ場所で思いもよらない不運に遭遇した。イラク政府は、サウジアラビアからバスでイラクに入った何百人もの巡礼一行を足止めしているのだ。イラクで足止めされているトルコ人巡礼一行は、行きと同じ問題に直面していると述べ、アフメト・ダヴトオール外相からの助けを待っている。   36時間イラクで足止めされたと述べたシャーヒン・ギュネル 全文をよむ

2012-11-10 イスタンブル・タクスィム広場の採掘工事は「手」で!?―考古局決定 (Radikal紙)

タクスィム広場の交通地下化の8ヵ月での完了をめざしていた企業に衝撃が走った。文化財保護委員会の決定により作業機械の運転が停止され、工事区域はまず手作業で採掘されることになったのだ。      タクスィム広場歩行者天国プロジェクトでは、第一段階としてジュムフリイェト通りからタルラバシュ通り間の交通を地下化する予定だった。しかし、イスタンブル第二文化財保護委員会の決定は、作業が博物館の監督下でおこなわれるよう求めている。イスタンブル考古学博物館は、入札で事業を勝ち取ったカルヨン建設代表を呼び、博物館 全文をよむ

2012-11-10 9時5分、1分の黙祷今年も―アタテュルク没74周年 (Milliyet紙)

トルコ共和国建国の父、ムスタファ・ケマル・アタテュルクの没74周年が、ボスポラス大橋を渡るトルコ市民によって迎えられた。市民らはサイレンが鳴り始めた9時5分に車から降り、アタテュルクのために黙祷した。大橋では交通が止まってしまった。トルコ国旗を広げる市民もいた。1分間の黙祷の後、再び車が動き始めた。      ■カドゥキョイ市で弔意を表す人々の列      トルコ共和国建国の父、ムスタファ・ケマル・アタテュルクの没74周年を迎え、カドゥキョイでは「アタテュルクへ弔意を表す列」が組まれた。     全文をよむ

2012-11-09 中部・東部アナトリアで降雪 (Yeni Safak紙)

国家気象総局は、黒海地方、中央アナトリア、東アナトリア、地域に降雪警報を発した。      国家気象総局は、週末にかけて東部で強い降雨に注意を促し、また週末に見られる降雨が、黒海の内陸部、中央アナトリア北東部、東アナトリア北部の高地で雪交じりの雨、または雪になることを明らかにした。国家気象総局から出された書面での発表では、国内の大部分の地域で強い寒気(低気圧)が週末にかけて東へと進み、内陸と東部においてその影響が続くことを明らかにした。      発表では次のことが述べられた。「トルコ国内は、明 全文をよむ

2012-11-05 イスタンブル・タクスィム広場、交通地下化の大工事始まる (Zaman紙)

イスタンブルをイスタンブルたらしめている場所といえばタクスィムである。毎日何百万もの人がタクシィム広場で待ち合わせる。仕事場へ急ぐ人がいれば、映画祭へ行くために走る人もいる。さらに自分の主張を聞いてもらうためにここを選ぶ人もいる。      タクスィムはイスタンブルの住人たちだけでなく世界の注目の的である。何百万人ものツーリストがイスタンブルに着いて初めに向かうのもやはりタクスィムである。一日中混み合うこの場所には、花屋、スィミット売り、焼き栗売り、ノスタルジックなトラムヴァイといった多くのシン 全文をよむ

2012-11-02 バトマン出身ヤズィード派欧州移民、トルコへの帰還を求める (Radikal紙)

バトマン県のベシリー郡クシュチュクル村から、1980年にヨーロッパ各国へ移住したヤズィード派が、村の状況が改善されたことから帰還を求めると発表した。      ヨーロッパ在住のヤズィード派のあるグループが村を訪れ、バトマンのGAPホテルで記者会見を行った。会見でヤズィード派を代表して話したネディム・エルキシュさんは、1980年に軍事襲撃を受け、その後も続いた当局からの圧力のためにヨーロッパ各国に移住せざるを得なくなったと語った。      ベシリー郡におよそ1万人いたヤズィード派だが、住民の移住 全文をよむ

2012-11-01 イスタンブル・タクスィム広場改造工事、11.5 開始へ―車両通行止め (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市(İBB)はタクスィム広場整備事業が開始したと発表した。発表では、ジュムフリイェト通りは2012年11月5日(月)以降、タルラバシュの駐車場からディヴァン・ホテルの前まで交通が封鎖されることが明らかになった。      イスタンブル広域市による書面での発表は次の通り:      「イスタンブル広域市により実現されるタクスィム広場整備プロジェクト事業が開始しました。まず初めに、ザムバク通りとディヴァン・ホテル側で始まった工事では電気と水道のインフラを移設し、保護します。2012年 全文をよむ

2012-10-31 ハンストは66刑務所で683人―エルギン法相発表 (Zaman紙)

サードゥッラー・エルギン法務大臣は66の刑務所で683人がハンストを行っていることを明らかにし、「責任ある人が無責任な説明でこのプロセスを妨害しないこと、悪用しないことが重要である」と述べた。      エルギン法相は、ドイツのザビーネ・ロイトホイサー・シュナレンベルガー法相一団と法務省で会談をおこなった。      会談後、エルギン法相は記者達の質問に答え、8月17日にシェムディンリでテロリストらと面会したことがわかった10名の国会議員についてヴァン共和国検事補が報告書を作成し法務省へ提出する 全文をよむ

2012-10-29 共和国記念日、イスタンブルでは大花火で祝賀 (Yeni Safak紙)

イスタンブル広域市は、共和国建国の89周年を祝う一環としてボスフォラス海峡で花火、音と光の瞬きのショーを開催した。ショーはイスタンブルをまるでおとぎ話のような街へ変えた.      一日中続いた祝いの後、イスタンブルは夜の時間帯以降おとぎ話のような街に変わった。祝いの一環としてボスフォラス海峡をはじめとして街の様々なところで大通りや広場が旗で装飾された。街灯や歩道橋には建国記念を祝うメッセージと共にトルコ国旗が掲げられた。    イスタンブルで祝祭はボスフォラス大橋と「乙女の塔」の間の区間で行わ 全文をよむ

2012-10-28 トルコ出生率、鈍化 (Zaman紙)

保健省が行った調査は、出生率に関して恐れていた現実を目の当たりに示した。調査は、12の地域で2012年の4月から5月に121,446人の女性を対象に聞き取りが行われた。   調査の結果によると、トルコでの出生率は1.90まで低下した。トルコの統計局(TÜİK)は、出生率が2025年に2を切るだろうと予想していた。また統計局のデータによると、人口は2019年に約8100万人になるはずであった。しかし、この出生率低下により、この目標を達成することは難しいとみられている。人口再生産に必要な出生率は2. 全文をよむ

2012-10-24  CHP、AKPのヴァン地震復旧「ショー」を批判 (Radikal紙)

首相より一日早くヴァンで調査を行ったCHPのウムト・オラン副党首は、「首相がやって来ると言って、至るところで重機がメイン通りをアスファルト舗装している。舗装はたいへん結構なことだが、裏通りを見ればモグラの穴のようだ」と言った。オラン副党首は、ヴァンに関する報告で次のように批判をした:      「TOKİ(集合住宅局)で5万リラ(約220万円)ほどの値の家々が、7万5000~9万5000リラ(約330万~420万円)で売却されていた。TOKİの住宅に水道は引かれていなかった。80平方メートルの部 全文をよむ

2012-10-21 イラク、巡礼一行を足止め (Radikal紙)

ビザの手続きが完了していない、約200台のバス一杯の巡礼者が、モースル近郊で軍によって足止めされている。      イラクのビザを取得していないという理由でサウジアラビア国境から戻され、2日間イラク北部にあるザホで足止めされていた約2000人のトルコ人のうち、一部はビザを取得し(メッカに向け)出発したが、再度足止めされたと伝えられた。      サウジアラビアへの入国を希望しているが、ビザを取得していないという理由で戻された約2000人のトルコ人巡礼者の大部分がビザを取得できたと報じられた。ザホ 全文をよむ

2012-10-21 フランス領事館、観光ヴィザに卒業証書要求 (Zaman紙)

イスタンブルにあるフランス総領事館は、観光ビザを申請したトルコ人についには卒業証書を要求している。国境ゲートにおける警察による警備と税関手続きの完全な撤廃を取り決めた、1984年6月14日にEU加盟国間で調印されたシェンゲン協定は、加盟国間の自由な移動を認めている。      EUの非加盟国の国民に適用されるビザ規定では、シェンゲン・ビザは関係国の在外公館から取得できる。特にトルコ国民への厳しいビザ審査の緩和がときおり議論されるも、ビザ申請をするトルコ国民には新しい書類が要求されない日はない。こ 全文をよむ

2012-10-21 金角湾にボスフォラス海峡の海水注入始まる―金角湾浄化プロジェクト (Hurriyet紙)

10月21日、ボスフォラス海峡のきれいで酸素の多い海水が、金角湾へと注入され始めた。      イスタンブル広域市が3年半かけて行ってきたプロジェクトにより、ボスフォラス海峡から直径2.2メートルのパイプで1日当たり26万立方メートルの海水が金角湾へと注入されることになる。試行は終わっており、10月21日14時に、エルドアン首相を迎えてキャウトハーネで開通式が行われる。このプロジェクトは、金角湾の海水を一新し生息する生物の種類を増やすことが期待されており、海水はサルイェルのチャユルバシュから全長 全文をよむ

2012-10-19 ビルゲ村44人殺人事件(2009)の隠された事実、明らかに (Milliyet紙)

「シュフ・メフメト」が、事件で亡くなったうちの1人のフェスィフ・チェレビ氏は、自身の子供たちの何人かの父親であると主張したことに関して、法医検査が行われ、1人の子供の父親がフェスィフ・チェレビ氏であることが明らかになった。      マルディンのマズダウ郡に属するビルゲ村で2009年5月に、7人の子供を含む44人が殺害された事件に関して、チョルム重罪裁判所が出した判決が最高裁判所により無効とされたことを受け、再び審理が始まった。この訴訟で、アンカラ法医学協会に送られたDNAの検査結果が法廷に届い 全文をよむ

2012-10-15 ビルギ大学で解雇職員を支援、エルサンル教授ら青空授業 (Radikal紙)

ビュシュラ・エルサンル教授は昨日、ビルギ大学のメインキャンパスで青空授業を行なった。これは同大学の職員解雇に対する抗議活動の一環であり、講義のタイトルは「学問の自由」であった・・・。      一時期、職員解雇と解雇された職員の労働組合闘争が報じられたビルギ大学では、未だ抗議活動が続いている。ビルギ大学職員と労働組合の支持者たちは、職員解雇と組合を組織する自由の侵害に抗議し、42日間座り込みを行なった。彼らは月曜日、大学本部の前で抗議活動を行ない、「縮小は言い訳、立派な抑圧だ」、 「労働組合は正 全文をよむ

2012-10-14 スラヤ・パクザド、シリアの女性のことをよく理解できる (Yeni Safak紙)

戦争のあらゆる負の面を見てきたアフガン人のスラヤ・パクザド氏は、トルコへ逃れたシリア人女性たちを支援するため、自らが設立した「女性の声協会」を伴い、イスタンブルを訪れた。パクザド氏はタリバン政権時代に女性が受けてきた困難について語り、「シリア人女性のことを一番よく理解できるのは私たちだ」と話す。      アフガニスタンで選ばざるを得なかった道を決然と進む、「女性の声協会」を運営する女性たちが、今シリアの仲間を孤立させないよう活動している。スラヤ・パクザト氏はオーストラリアで見つけた協力者の一家 全文をよむ

2012-10-14 イスタンブルの街角の新たな住人 (Hurriyet紙)

中国人の物売り、セネガル人の時計屋、エクアドル人のミュージシャン。彼らはイスタンブルの街角で新たな人生を送っている。しかし彼らの仕事はかなり大変だ。      一攫千金を夢見ることのできる町イスタンブルは、何百年もその懐をだれにも開いて来なかったが・・・アナトリアで希望を追い求める人たちがスーツケースを片手にやって来る場所になった。最初は荷物運びや物売りとして働く人が多かったが、今は夜になるとイスタンブルの象徴の一つ、ガラタ橋とその周辺で様々な人たちが様々に働いている。アフリカやエクアドル、中国 全文をよむ

2012-10-14 ギュレン師、悲しみの日 (Zaman紙)

フェトフッラー・ギュレン師の弟ハスビ・ニダイ・ギュレンさんが昨日逝去した。追悼礼拝がアンカラで行われ、遺体は明日エルズルムのコルジュク村で、父ラミズさんの隣に埋葬される。      フェトフッラー・ギュレン師の弟ハスビ・ニダイ・ギュレンさんが、入院先の病院で亡くなった。45日間アンカラのファーティフ大学病院で肺がん治療を受けていたギュレンさんは、昨日午前8時15分頃に息を引き取った。66歳だった。ギュレンさんのため、ハジュ・バイラム・モスクで金曜礼拝に続いて追悼礼拝が行われ、息子のファーティフさ 全文をよむ

2012-10-10 麻薬中毒者救済に新案?―メッカ巡礼プレゼント (Hurriyet紙)

ゲブゼ宗教局によって開始された「手を取り合おう、社会的宗教プロジェクト」の一環として、麻薬中毒者救済の治療を受ける者たちへ、「巡礼」のプレゼントが与えられる。      ゲブゼの宗務局責任者であるシュクリュ・バルカン氏は、記者会見で全てのモスクとコーラン教室にいる宗務職員たちと一緒に、大きなチーム・家族として社会的な宗教サービス提供に努めていると述べた。      この一環でゲブゼ宗教局が「誰もひもじい思いをすることのないように」との原則で4つのプロジェクトを準備したとし、第1のプロジェクトが麻 全文をよむ

2012-10-10 イスタンブル大、学食値上げ抗議スト続く (Hurriyet紙)

イスタンブル大学の学生食堂で10月1日から施行されている85%の値上げに対し、同大学のベヤズトキャンパスで学生による抗議活動が続いている。      食堂の入り口に「食堂でストライキがあります。イスタンブル大学学生」と書かれたポスターを掲示したグループは、ユヌス・ソイレト学長と大学運営部に対しスローガンを掲げ、ストライキへの支持を呼びかけた。学生たちは、食堂の入口に居座り、ボイコットに加わるよう、食事にきた人々を説得しようと努めた。食堂へ来た人々に、拍手と口笛の抗議行動が行われ、ストライキに加わ 全文をよむ

2012-10-09 サムソン県ムフティ、「こういう名前を子供につけてはいけない」 (Hurriyet紙)

サムスン県ムフティのハイレッティン・オズチュルク氏は、「子どもにサネムと名付けてはいけない、サネムとは偶像という意味だ。アレイナ はよく聞く名前だが、災難、問題という意味だ」と述べた。これに対し、メフメト・ギョルメズ宗務庁長官はただちに返答した。ギョルメズ宗務庁長官は、 「(名付けにおいて)本来の意図とは裏腹の大きな誤解が生じていると述べておきたい」と述べた。      オズチュルク助教授は、子どもに名前を付けることは、文化的、社会的、宗教的に重要な行為であると指摘した。同氏は、多くの家庭がコー 全文をよむ

2012-10-08 犠牲祭休暇は6日間に (Hurriyet紙)

アルンチ副首相は、犠牲祭前日の10月24日も全日公式の休日と定められたとし、「10月24日水曜日は半日出勤としませんでした」と発表した。      政府のスポークスマンであるビュレント・アルンチ副首相は、閣僚会議のあと首相府本部で開かれた記者会見で、目前に迫る犠牲祭のため閣議は決定を出したと発表した。      ■年金受給者、未亡人、孤児の給付金の受給者への支払いは犠牲祭前      アルンチ副首相は、犠牲祭の初日である10月25日の前日も公式の休日に決められたと話し、「10月24日水曜日も公的 全文をよむ

2012-10-08 児童結婚、依然14%?―英インディペンデント紙報じる (Milliyet紙)

10月11日に「国際少女の日」が初めて祝われるにあたり、トルコの児童結婚問題に再び注目が集まることになった。インディペンデント紙によれば、トルコの児童結婚率は14パーセントにのぼる。      イギリスのインディペンデント紙は、「忘れられた少女たち:2020年までに15才以下の5千万の少女が花嫁に」という見出しの記事を掲載。政府と国連、支援団体が提案し、今週初めて祝われることになった「国際少女の日」に着目した。      ■「少女たちの子供時代が奪われている」      国連人口基金のババトゥン 全文をよむ

2012-10-07 新教育システムにおもちゃ業界にんまり (Zaman紙)

新教育システムに制定された4+4+4制度の適用により66ヶ月(5歳半)の児童ら12万人が就学することは、おもちゃ業界をも活性化させた。      児童らが就学して最初の数週間をおもちゃで遊んで過ごすことや、学校の図書館におもちゃコーナーが設置されることは、おもちゃ会社の顔をほころばせた。木材から製造されたオーガニックのおもちゃを世界各国へ輸出するネヴァ・トイズ社のムラト・エトゥリCEO(最高責任者)は、(今までは)幼稚園や保育園向けにオーガニックのおもちゃを製造してきたと述べた。今回新たな教育シ 全文をよむ

2012-10-07 首相明言、「予備校は私立学校化を」―予備校廃止政策 (Milliyet紙)

エルドアン首相が、予備校は2012年~2013年度内に私立学校に転換させると発言し、「予備校のうち、教育内容が適切な学校は、早速、私立学校に置き換えたい」と述べた。      エルドアン首相は次のように続けた。「誰かが不快な思いをすることのないよう願っています。また、これが合意のもとに行なわれることも。希望があれば、授業内容が適切な予備校は私立学校に転換させるといいでしょう。      申し訳ないが。誰かがより多く金を稼ぐために、アナトリアの貧しい国民からより多く搾取するのを見て見ぬふりはできま 全文をよむ

2012-10-06 444新制度のもと、全国に1141のイマーム・ハティーブ中学校開設 (Hurriyet紙)

トルコ全土で開設されたイマーム・ハティプ中学校の内、イスタンブルの3校をはじめとした73校で学生登録が行われなかった。      国民教育省からの情報によると、義務教育を12年に引き上げ、世論では4+4+4法として知られる法改正の後、開設されたイマーム・ハティプ中学校において、先週までに計10万9810人の学生登録が行われた。      トルコ全土で、独立校733校を含む計1141のイマーム・ハティプ中学校が開設された。イスタンブルでは91の独立校を含む124校のイマーム・ハティプ中学校が開設さ 全文をよむ

2012-10-05 参加者募集中、人で描くアタテュルク (Milliyet紙)

トルコ共和国の建国者である偉大な指導者であるムスタファ・ケマル・アタテュルクの死後74周年に、イズミルで様々なイベントがおこわなれる。2,400人が集まりアタテュルクの肖像を描く予定だ。このイベントはコナク市が11月10日の12時に共和国広場で開催する。2,400人が集まって描くアタテュルクの肖像は、高さ200メートルの位置からカメラとビデオで撮影される予定だ。写真家のジュムフル・アイギュンさんは、約1年半の間、このシングルフレームの写真撮影の構想を練っていて、何十回も写真撮影のシミュレーション 全文をよむ

2012-10-04 砲弾被害の国境の町アクチャカレ、その歴史は7000年! (Milliyet紙)

シリアの砲撃により、国境の町アクチャカレで5人の市民の命が奪われたことで、「なぜ国境付近に町が築かれたのか?」という疑問が浮かび上がった。アクチャカレは約7000年もの歴史がある町である。ここでアクチャカレの歴史をたどってみよう。       アクチャカレは、シャンルウルファにある古都の一つである。その歴史は紀元前5000年にさかのぼる。紀元前2750年までは、シュメール及びヒッタイトの領 域であり、その後、セム族による侵略を受けた。612年にはアッシリアの支配下に入った。550年には、ペルシャ 全文をよむ

2012-10-01 教育相、新1年生の選択授業の結果発表―「コーラン」選択は48万人 (Yeni Safak紙)

オメル・ディンチェル教育相は、2012年の教育に関するデータを発表した。それによると、新1年生の59万3000人が算数を、49万5000人が外国語を、そして47万9000人がコーランの授業を選択した。      オメル・ディンチェル国民教育相は、昨年度はおよそ128万5千人の生徒が小学校に入学したと話し、次のように述べた。   「今年はおよそ175万8千人が学校生活をスタートした。追加入学者が加わったために、昨年と比べ生徒数が急増しました。生徒のなかには月齢60か月から66ヶ月の児童もおり、その 全文をよむ

2012-09-28 PKK、アマノス山中も麻薬畑に (Zaman紙)

PKK(クルド労働者党:非合法)のディヤルバクルにおける麻薬畑が世間で大きな反響を巻き起こしている中、テロ組織の同様の活動が判明した。 森林を伐採して、国有地にさえも麻薬を植えた村人たちは、収穫物をテロ組織メンバーに販売している。山中で乾燥された麻薬を何の障害もなしに、町に運ぶ麻薬商人らは、テロ組織への資金源となっている。      テロ組織PKKの最大の資金源は、麻薬である。テロの最も頻繁に起こる地域は、PKK向けの麻薬やブラックマネーのためにあたかも「安全地帯」となっている。ディヤルバクルで 全文をよむ

2012-09-26 最後の吟遊詩人ネシェト・エルタシュ葬儀に3000人―首相や野党党首も参列 (Radikal紙)

有名な吟遊詩人であるネシェト・エルタシュの墓のある場所は、遺言の通りでないとしてエルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣の命令で変更された。エルタシュの葬儀には、エルドアン首相、クルチダルオールCHP党首や何千もの人々が参列した。      「草原の撥」の愛称で有名な吟遊詩人、ネシェト・エルタシュは故郷クルシェヒルで最後の旅路へと見送られた。政界や芸術界から多くの人々が参列した葬儀には、何千もの人々も加わった。その中にはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相、べシル・アタライ副首相、エルトゥールル・ギュ 全文をよむ

2012-09-25 空撮、ディヤルバクル・ビンギョル間に広がる大麻畑―PKKの資金源 (Zaman紙)

ディヤルバクルとビンギョルの間の郊外が広大な大麻畑で埋め尽くされている。テロ組織は、「あなた方は種を蒔きなさい。我々がここにいるので、政府はここには来ない」と話している。麻薬生産者は、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)に対し、兵站を支援するだけでなく、利益も分配している。この地域の80の村と耕作地でおよそ500トンの大麻が栽培されている。      トルコで30年間続き、 5万人の命を奪った原因であるテロ問題は、これまで治安上の側面のみ議論されてきた。テロ(組織)が自分たちを(経済的に 全文をよむ

2012-09-24 トルコ言語協会のウェブ辞書に、偏見に満ちた意味説明 (Radikal紙)

トルコ言語協会(TDK)のインターネット辞書において、「アルメニア人」「クルド人」「ギリシャ人」および「ロシア人」といった語の意味とこれらの語が用いられる慣用表現に関し、非常に偏見に満ちた表現が見られることが判明した。      タラフ紙に記載されている報道によると、ウェブサイト上の「大トルコ語辞書」のページにある検索エンジンで「ロシア人 Rus 」と入力すると「モスクワの異教徒」と表示され、他方で「アルメニア人 Ermeni」の項目にあることわざを調べると「アルメニア人の花嫁のように欺く」とい 全文をよむ

2012-09-24 トルコ軍、対PKK作戦戦略を変更 (Radikal紙)

トルコ軍は、PKKの制圧を確実にすべく(PKK)活動地域に対する大規模軍事作戦を開始する。      最近PKKによる攻撃は増加傾向にあり、政府は、新たな軍事戦略案に移行した。一般的には、駐留地点で(敵を)待ち受けることを放棄し、活発な軍事行動に転じるこの新たな作戦は、「完全制圧、徹底鎮圧」とも名づけられている。      これによると、トルコ軍はPKKの主な活動拠点をはじめとして、地域の主権を完全に回復すべく各地域で大規模軍事作戦を開始する。      そのため、ハッキャーリ県とシュルナク県の 全文をよむ

2012-09-23 CHP、割礼師禁止法案提出へ (Radikal紙)

共和人民党(CHP)のマフムト・タナル・イスタンブル県選出国会議員が、割礼師禁止法案を提出した。      CHP所属のマフムト・タナル国会議員がトルコ大国民議会(TBMM)首相府に提出した法案では、割礼の仕事を割礼師として知られる人々によって行われることの禁止が求められている。      この法案により、「小児外科医や泌尿器科の医師以外で割礼行為を行なった者は、1年から3年の懲役に科す」という条文が法律に加えられることが目的とされる。この法案提出の根拠は以下のとおり:      「割礼師という 全文をよむ

2012-09-22 夏時間に固定化方針、またまた延期―10.28から冬時間 (Radikal紙)

夏時間採用(夏の間1時間時間を早め、秋に1時間戻す)が2013年も続く・・・。廃止の方向での議論も行われる一方で、技術的理由により延期となってきたが、今のところ2014年3月に廃止される模様・・・。      近年ずっと廃止されると発表されていた夏時間採用が、この2013年にも続くようだ。エネルギー省が「人々に対し心理的によくない影響がある」という理由で2013年に終わらせることを計画していた夏時間採用は、技術的理由によりもう1年延期となった。もしもまた変更がなければ、時間は2014年3月に最終 全文をよむ

2012-09-22 組織犯罪容疑のイスマイル・アー教団ジュッベリ・アフメト、法廷審理延期 (Radikal紙)

ジュッベリ・アフメトの第二回法廷審理においての容疑者たちの釈放要望が却下された。審議は11月の2日に延期された。イスタンブル第16重罪裁判所で行われた昨日(9/21)の審理で非拘束の容疑者と弁護士らの抗弁が行われた。弁護士と容疑者たちの抗弁が終わったのち弁護士たちが釈放の要望を提出した。これに対しウフック・エルメルトジャン検事は容疑者の拘束状態の継続を求めた。裁判団は2時間の中断後中間決定を発表し、容疑者の拘束状態の継続を発表し、審理を11月2日に延期した。このジュッベリ・アフメトの釈放の不許可 全文をよむ

2012-09-21 29才以上の「学生」、兵役猶予の延長困難に (Hurriyet紙)

大学学部に在籍している、あるいは大学学部での登録を更新しようとする29才以上の学生は、兵役義務を果たすことが求まれる。      国防省(MSB)と高等教育機構(YÖK)は、29才以上の学生は新学期から(大学に)登録できないことを共同で取り決めた。教労組合(Eğitim-Bir-Sen)は撤回を求めて国防省とYÖKに向かったが、「(この仕組みが)テロ組織に利用されている」という理由から前向きの回答を得られなかったという。      今年、29才以上の学生は在籍登録更新の際に思いもよらない出来事に 全文をよむ

2012-09-18 BDPトゥンジェル議員に8年9か月判決 (Hurriyet紙)

BDP(平和民主党)セバハト・トゥンジェル議員に、PKK武装テロ組織に加担しているとして8年9か月の実刑判決が下された。      トゥンジェル議員には出国禁止措置もとられた。イスタンブル第2重罪裁判所で行われた審理に未拘束のトンジェル被告は出廷せず、代わりに彼女の弁護士のエルジャン・カナル氏とバナン・ドアン氏が出席した。ドアン弁護士は「被告人は裁判の段階で逮捕され、不逮捕特権に基づいて釈放されたが、その後(逮捕の)適用が不適切であるにもかかわらず、検察当局は釈放理由に不服申し立をし、その主張の 全文をよむ

2012-09-17 新学期初日、イスタンブルで交通の混乱は起きたのか? (Yeni Safak紙)

新学期初日、イスタンブルでは交通の混乱が予想されたが、対策が功を奏した。とりわけ、ボスフォラス大橋の交通量が通常時を上回ることはなかった。      イスタンブルでは、3,075校で生徒270万人、教師10万4千人が新学期を迎えた。この日、イスタンブル広域市では通学バス1万2千台が稼働するため、混乱防止に対策デスクを設けた。関係当局が防災対策センター(AKOM)に集まり、共同で対策を行った。      イスタンブル広域市副事務局長のムザッフェル・ハジュムスタファオ-ル氏を筆頭に、県軍警察指令部、 全文をよむ

2012-09-16 国民教育相「診断書で入学延期は3パーセント」 (Hurriyet紙)

オメル・ディンチェル国民教育相は、初等教育1年生の入学診断書を取得した保護者に関する一次報告が届いたと述べ、「入学延期の診断書を受け取った保護者の割合は3%程度」と話した。      ディンチェル国民教育相は、 トルコ商工会議所連合(TOBB)経済技術大学の始業式に臨席し、新しい教育制度について以下のように発言した。   「我が国の学校で生徒たちが選択した授業がどのようなものであり、また何人の生徒がその授業を選択したかという情報を世論と共有するべく改革が行われた。診断書取得の割合については、例年 全文をよむ

2012-09-15 野ブタ(猪)被害増加、交通事故の原因に (Milliyet紙)

マニサ県クルクアーチ郡の山岳地帯で、腹を空かせ人間の居住地域にまで下りてきた野ブタの群れが、車3台と衝突。運転手らは物質的な損害を受けたものの車を停止させず、この事故で約20頭の野ブタが犠牲になった。      クルクアーチ郡バクル町ハルタの山岳地帯に住む野ブタらが腹を空かせ、昨夜、人の住む地域に下りてきた。約100頭の野ブタの群が道の反対側へ渡る際、高スピードで迫る車3台と衝突した。衝突の影響で道に跳ね飛ばされた野ブタ20頭近くが死亡し、車3台が物質的な損害を受けた。車の運転手らは、衝突相手が 全文をよむ

2012-09-15 アンタルヤで双子出産、置き去り帰国!?―ドイツ人女性(35) (Radikal紙)

アンタルヤへバカンスに来ていた妊娠7カ月半のドイツ人女性が、出産した双子を病院に置き去りにして帰国した。       アランヤへバカンスに来ていた35最の妊娠7カ月半のウタ・フレイベルグさんは、アランヤ・アナドル病院で8月25日に双子の男の子を出産した。赤ちゃんは、それぞれ1268グラム、1383グラムで生まれ、マックス、モーリッツという名をつけられた。母フレイベルグさんは、双子を出産した病院に置き去りにし、8月28日に帰国した。       その後、アンタルヤ・アナドル病院の新生児集中治療室で 全文をよむ

2012-09-11 教育4+4+4制抗議の教育労組のデモに催涙弾 (Radikal紙)

教育労組により計画された4+4+4制度への抗議に対し警察は催涙ガスや警棒で介入した。同事件で、教育労組のカスム・ビルテキ支部長含む14名が警察に拘束された。      4+4+4教育制度に対する抗議を目的として教育労組ディヤルバクル支部はイェニシェヒル区オフィス地区にて抗議デモの実施を要求した。オフィス・モスク通り内に集結した約200名の教育労組グループに対し広範囲に渡る警備体制が敷かれた。通りの両側を多数の警察機動隊で塞いだ警察関係者は、メディアに声明を発し同グループに解散するよう伝えた。グル 全文をよむ

2012-09-11 PKK、次の目標はジズレ? (Zaman紙)

参謀司令本部は、テロとの闘いに関する批判に対し文書で回答した。      (回答では)治安部隊が駐屯地と基地のある地域に留まっているという主張は間違っており、地方で積極的に任務を継続していると述べられた。また、治安部隊がこの8か月に行った軍事作戦により、425名のテロリストが殺害されたことを明らかにした。トルコ軍が行った初の会見では、「2012年2月から8月の間に、死亡者330名、負傷者10名、逮捕者33名の計373名のテロリストを鎮圧し、24名のテロリストは降伏した」と発表された。その後すぐに 全文をよむ

2012-09-11 新入生、混乱のなかで初登校ー5歳入学の4+4+4制はじまる (Radikal紙)

教室が新入生でいっぱいになる中、年齢・身体双方において違いが目についた。多くの学校で、子供たちは手洗い場に手が届かなかった。      2012-13学校年度は、就学開始年齢を5歳に引き下げる4+4+4システムの議論の最中スタートし、現場では混乱が生じた。新入生は「順応プログラム」の下、昨日初登校した。しかし、多くの学校では体格の小さな子供に配慮したインフラ整備が行われていなかった。水道の蛇口に手が届かず、背の届くトイレで手を洗う児童もいた。就学登録児童数が倍になり、学校側は、コンテナや職員室を 全文をよむ

2012-09-09 13県に広域都市設置 (Yeni Safak紙)

首相が指示した。ある県の運命は、4万人にかかっている。      人口75万人以上の都市は広域市となる。トラブゾンはちょうど75万人であり、オルドゥは4万人足りないため、(現状では)広域市になれない。   タイイプ・エルドアン首相は、10月1日に国会が開かれたときに出されるよう指示した調整によると、13の県が広域市となる。   タクヴィム紙のニュースによると、アイドゥン、デニズリ、ムーラ、テキルダー、トラブゾン、シャンルウルファ、カフラマンマラシュ、バルケスィル、ヴァン、マニサ、ハタイ、マラトゥ 全文をよむ

2012-09-09 ヴァン湖のアクダマルで三度目の儀式 (Radikal紙)

アクダマル教会での3度目の典礼に1000人が参加した。典礼後はアルメニア人もトルコ人もクルド人も皆一緒にハライ(アナトリアの伝統舞踊)を踊った。      ヴァン湖のアクダマル教会で修復の後、毎年行われている典礼の3度目が今日行われた。外国からの参加者やアルメニア人を含む1000人が船で島を訪れた。アルメニア人たちはキャンドルに火を灯し讃美歌が流れる中で祈りを捧げる一方、トルコのアルメニア人、バシェピスコポス・アラム・アテシヤン副神父も参加した典礼は、アメリカ東方教会の精神的指導者バシュピスコポ 全文をよむ

2012-09-09 エセンユルトに新築のジェムエヴィ (Zaman紙)

イスタンブルのエセンユルトにて自治体の貢献によって建設されたジェムエヴィが、来月開放される。      新たに建設されたジェムエヴィを含めると、区内のジェムエヴィの数は5ヶ所に達することとなる。6年前までは1階建てで広いだけの建物にて公共サービスを行なっていたオルネキ・ジェムエヴィの変化するプロセスは、公正発展党(AKP)に所属するエセンユルトのネジミ・カドゥオール区長の訪問によって始まった。ジェムエヴィのヒュセイン・チャン管理長がカドゥオール区長に対して、この建物が不十分であることや申し出と要 全文をよむ

2012-09-08 銀行カード機能つき身分証、諸大学導入にご執心 (Radikal紙)

イスタンブル第10行政裁判所は、銀行カード機能付き大学身分証の使用に関して停止の判決を下した。   マルマラ大学執行部は、「キャンパスカード」は引き続き使用されると述べた。イスタンブル大学もこの判決に縛られることはないと主張している。   トルコの23の大学で導入済みの「キャンパスカード」は、約100万人の学生と職員が利用している。   銀行と契約することで、「キャンパスカード」は、食堂、図書館、スポーツ施設、大学入退講に使われ始めた。個人情報を銀行と共有することになるこのシステムが波紋を呼んで 全文をよむ

2012-09-06 ボスフォラス海峡第三橋、工事はじまる (Zaman紙)

イスタンブルのボスフォラス海峡に建設される第三大橋のために、ポイラズキョイで工事が始まった。木々は伐採され、重機による道路建設・拡張工事が続いている。      橋脚のためにヨーロッパとアジア側の48カ所でボーリングが行われる。50日以内の終了が目標とされている、土壌調査も行われており、橋の反対側は、木の伐採がなされることから、反発があがっている。      イスタンブルのボスフォラス海峡に建設される第三大橋の土壌調査のボーリングが始まった。サルエル区ガリプチェ-ベイコズ区ポイラズキョイ間に作ら 全文をよむ

2012-09-05 与党、憲法改正でスカーフ全面解禁を断念? (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)は、新憲法の作成作業において、スカーフを着用する人が公的機関で働くことを可能とする提案を断念した。   新憲法の事前調整を行う草案作成委員会は、公的機関で働く権利に関する条項の草案を作成した。   これにおいて、AKPは、自身の提案に記述された、スカーフを着用する人が公的機関で働くことを可能とする表現を取り下げた。      ■MHP「全国民ではなくトルコ国民」      ヒュッリイェト紙の記事によれば、共和人民党(CHP)のルザー・トゥルメン議員が議長を務め、昨日行われた会 全文をよむ

2012-09-04 イスタンブルでバス専用レーン運用はじまる (Radikal紙)

イスタンブル広域市が公共交通(大量輸送)システムを充実させる目的で開始した「バス専用レーン」の運用が、昨日の午前7:00〜10:00、午後16:00〜20:00に、初めて行われた。      試験試行地区に指定されたミッレト大通りとマフムトベイ通りには多数の警官が配置された。      カーディル・トプバシュ市長は、「われわれがヨーロッパで視察し、検討してきたシステムである。公共交通システムをさらに推進するために、行うのがこれである」と述べた。      交通ラジオ放送局幹部のジェザイル・ドアン 全文をよむ

2012-09-02 披露宴の写真はどこで (Yeni Safak紙)

花嫁花婿は、結婚アルバムのために写真館へ行くのではなく、ボスフォラスを臨むイスタンブルの森林や公園、庭園を好むようになっている。      人生で最も素晴らしい日の一つである結婚式を、最も美しい写真で思い出に残したい人は、スタジオでの撮影の代わりにイスタンブルの宮殿、公園、庭園を撮影場所として選択するようになった。      アタシェヒルで店を開いているウチレンキ写真館協会のエルカン・シムシルさんがアナトリア通信に語ったところによると、約4年間行っている野外での撮影が、国外、特にアメリカからの影 全文をよむ

2012-09-02 カラキョイの新たな住民 (Milliyet紙)

イスタンブルの近年人気スポットの1つであるカラキョイにて、2ヶ月前にオープンしたばかりのサブ・ホテルは、この地区の変化に方向性を与える取り組みの先頭に立っている。      カラキョイで起きている変化は、人気のカフェやレストランがもちろんその多くの割合を担っている。しかし、本当の影の力はホテルだ。特に早朝や夕方の時間帯に混みあうカラキョイの街角は、夜になると人通りが少なくなる。しかし近々特定の場所が車両進入禁止にされることにより、この状況が急速に変化することが期 待されている。車両進入禁止が実施 全文をよむ

2012-09-02 66ヶ月入学の影響で、保育園経営ピンチ (Zaman紙)

(66ヶ月以降の子どもが幼稚園でなく小学校へ行くようになることで)幼稚園などの就学前教育の在籍者数が40パーセント減少し、幼稚園や保育園が園児を一定数失うという事態が生じている。      幼児が66ヵ月齢で小学校に入学する66ヶ月入学制度が、現実的な問題を引き起こしている。ウムラニイェ市で4~6歳の層を受け入れているセヴィム・アンネ保育園のセヴィム・カラギョズ園長は、新システムに伴って教室のいくつかを閉鎖した。      より多くの幼児に幼稚園が浸透するよう長年活動してきたというカラギョズ園長 全文をよむ

2012-09-01 ハタイで、アサド支持デモ (Yeni Safak紙)

ハタイ県で、「シリアは帝国主義の干渉を認めないプラットホーム」と名乗るメンバーに先導されて集まったおよそ千人の人々がデモを行っている。      県庁前に集まり、その中に労働党、「教育と科学分野従事者組合」、トルコ革新労働組合連盟 、公務員組合連盟 、自由団結党、トルコ技師および建築士会議連合(Türk Mühendis ve Mimar Odaları Birliği )を含む集団が、広範な警戒措置のもとにイノニュ大通りからウルス広場に向かってデモを行うこととなった。      ラグプ・クルチ 全文をよむ

2012-08-31 48才で年金生活は、ありか? (Zaman紙)

何年もの間議論されている定年退職の年齢に関して、先週の月曜日に行われた閣議で、話し合いがなされた。      ファルク・チェリキ労働社会保障大臣が報告を行った際、予算の「黒い穴」とされている社会保障予算不足はなぜ改善されないのかという問題が議題となった。 チェリキ大臣は、社会保障システムが、見直されたにも関わらず問題が改善されない理由として定年退職年齢が早すぎることを挙げた。大臣はトルコでは未だに女性 は48歳、男性は49歳で定年退職とされていることに注目し、こういった理由でシステム自体が予算不 全文をよむ

2012-08-30 PKKの旗掲揚作戦 (Yeni Safak紙)

PKK(クルディスタン労働者党)はシェムディンリで、PKKの旗を掲揚する試みを2度行ったものの失敗に終わっていたが、6つの郡で同じような計画を企てようとしていることがわかった。テロ組織で主導権を握るジェミル・バユクが「わずか1時間であっても、政府の建物に旗を揚げよ」という命令をしたと知り、治安部隊は3つの県でPKK掃討作戦の準備にとりかかった。      PKKで近頃影響力を増すジェミル・バユクが、テロリストらにこの1週間で、「わずか1時間だけであっても、政府の建物のどれか一つで、トルコ国旗を下 全文をよむ

2012-08-29 9.3イスタンブルの交通はこうかわる (Hurriyet紙)

イスタンブルで大量輸送車両のみが走行を許可されるという「専用レーン」(バスライン)の適用が始められる。目的は交通渋滞の緩和である。      イスタンブル広域市では、市内の交通渋滞緩和の目的で、先進国の多くが導入している「専用レーン」を9月3日月曜日に開始する。      計画では年間65万リットルの燃料の節約が計画されている。このレーンで市民は大いに時間を節約することになる。バス専用レーンの適用の結果、自家用車の代わりに大量輸送システムを指定時間帯に日に約1万7千人が利用すると予測されている。 全文をよむ

2012-08-29 これが、新学期にはじまる「コーラン」の授業 (Radikal紙)

新たに始まる「コーラン」の授業内容が明らかにされた。   CNNトルコのベトゥル・コタン記者によると、「コーラン」の授業は週二時間の選択科目となる。新学期から始まるこの授業のカリキュラムが教育委員会の承認を得た。授業の目的は、コーランの詠み方を生徒に教え、コーランの意味を生徒に伝えることだ。授業計画の詳細は以下の通り:      ■5年生のカリキュラム      ・5年生からこの授業は開始される。最初の授業で、コーランをなぜ学ばなくてはならないのかを話し合うことになる。   ・「コーランを知ろう 全文をよむ

2012-08-28 大学納入金、廃止へ (Radikal紙)

大学の第一部(昼間学部)の生徒と放送通信制の生徒は大学納入金が免除される。      ビュレント・アルンチ副首相は昨日行われた閣議で一般に大学納入金と呼ばれている負担金を撤廃することにおいて合意したことを明らかにした。      ビュレント・アルンチ副首相は、官報にて閣議決定を発表した後、施行に向けて動き始めることを述べた。152万4380人の第一部の生徒と195万 1494人の放送通信制の生徒あわせて計350万人の学生から納入金を受け取らないことに決定した。第二部(夜間学部)の生徒は「教育費」 全文をよむ

2012-08-28 入学回避へ診断書のための長い列ー444制混乱 (Radikal紙)

「ちっちゃな一年生」の小学校入学まであと15日を残したが、いまだ4+4+4制度をめぐる混乱は続いている。病院の廊下には、診断書を求める保護者たちの列ができている。      始業式までわずかとなった。66~72ヵ月の子どもをもつ家族は、「(就学には)まだ小さく早すぎる」と主張し、子どもを学校に入学させなくて済むように診断書を求めて列をなしている。児童精神医学を専門とするファーティフ・ジェイラン医師は、検査に来た子どもたちのおよそ75%が就学に適当でないと話した。      学校は9月17日に始ま 全文をよむ

2012-08-26 ドルマバフチェ宮殿に爆発の危機? (Milliyet紙)

クビライ・カプタン教授は、「ドルマバフチェ宮殿の換気スペースが詰まり、メタンガスが侵入し始めた。下水道から出る何千トンものメタンガスは、ドルマバフチェ宮殿の下にある時限爆弾だ」と話した。      アタテュルクが人生最後の時を過ごしたドルマバフチェ宮殿が、崩壊の危険にあることが分かった。クビライ・カプタン教授は、「ドルマバフチェ宮殿の換気スペースが詰まり、メタンガスが侵入し始めた。下水道から出る何千トンものメタンガスは、ドルマバフチェ宮殿の下にある時限爆弾だ」と話した。      アイドゥン大学 全文をよむ

2012-08-26 ハサンケイフの洞窟、再度入場禁止へ (Radikal紙)

文化観光省はバトマンのハサンケイフ郡にある歴史的に古い6つの洞窟を、内部の亀裂を考慮して入場禁止にしたと発表した。      2010年に大きな岩の断片が落下し、一名が亡くなったことで危険だとして入場禁止となったハサンケイフにある歴史的な洞窟群が、この度一部の洞窟で亀裂が確認されたことで再び国内外の観光客に対して閉鎖された。      バトマン博物館のテンズィレ・ウイサル館長は、先週の金曜日の営業時間終了後、歴史ある城の入り口に設けられたチケット売り場が入場者に対して閉鎖されたと述べ、 「ハサン 全文をよむ

2012-08-26 海水浴場につい立て (Hurriyet紙)

カラミュルセル郡のエレーリ海岸の海水浴場が、女性のためについたてを設けて周りを囲んでいることへの批判が続いている。ここに別荘を所有する人は、目の前が遮断されたことと彼らに無断で海岸についたてを作ったことに反感を示している。      海岸に別荘を所有する人びとは、このついたてを撤去するための署名を集めてデモ行進をした。彼らは、何年もの間、利用していた海水浴場を囲ったついたてについて『ベルリンの壁2012』と命名し、もはや海水浴場が利用できないことへの不満も口にしている。エレーリ海岸に別荘を所有す 全文をよむ

2012-08-26 卑劣なアキット紙、本紙コラムニストを標的に (Radikal紙)

ここ最近、本誌コラムニストジェンギズ・チャンダル氏に関連して根も葉もない報道を行ったアキット紙は依然この姿勢を続けている。アキット紙への反発は大きい。      このところラディカル紙コラムニスト、ジェンギズ・チャンダル氏を標的にし、悪意を明らかにしている「ニュース」と記事を報道しているイェニ・アキット紙に同業の団体は反発を示した。シェムディン・サクク氏のものといわれる手紙を受けてチャンダル氏に対し行われた報道の最新のものとして、イェニ・アキット紙の昨日の記事が上げられる。「この恩知らずに値しな 全文をよむ

2012-08-25 アレヴィー攻撃に抗議、カルタルで2000人デモ (Milliyet紙)

カルタルのチナルデレ地区で、2日前にアレヴィー信者25名の自宅に目印がつけられ、また今朝、ピル・スルタン・アブダル文化協会(PSAKD)のカルタル・ジェムエヴィが差押さえられたとして、カルタルでデモ行進が行われた。      PSAKDイスタンブル支部、ハジ・ベクタシュ・ベリ・アナトリア文化基金、それに各政党や市民団体のメンバーなど、2000名近い人々が、カルタル・アフメト・シムシェキ専門学校前から、カルタル広場に向かって行進した。グループは、「アレヴィーは不当な行為に抗議する」、「私たちはアレ 全文をよむ

2012-08-24 一本足で10秒たってられる?―満5歳でお入学のための諸条件 (Radikal紙)

国民教育省は小学校に入学する満5歳の児童の必要条件を明らかにした。その条件の例として以下のものが挙げられる。    一本足で10秒間立っていられる、ボールを5、6回弾ませることができる・・・。      国民教育省(MEB)は用意したカリキュラムにおける満5歳の児童の発達条件を公表した。国民教育省はカリキュラムの詳細をVatan 紙で明らかにした。      MEBは満5歳の全児童の小学校入学に備えて設けられた「就学前カリキュラム」において、満5歳児を「就学前」プログラムに含めた   基礎教育総 全文をよむ

2012-08-24 ギュナイ文化相、殉職者葬儀の軍楽隊を制止。「参列者は宗教的葬儀を望んでいる」 (Cumhuriyet紙)

シュルナクのウルデレ郡で殉職したジャンダルマ軍警察軍曹オスマン・チェリキの葬儀に参加した文化観光大臣エルトゥールル・ギュナイは、殉職者の棺が砲架に乗せられて運ばれる際、軍楽隊による葬送曲の演奏はやめるよう求めた。      シュルナクのウルデレ郡で殉職した郡警察軍曹オスマン・チェリキの葬儀に、文化観光大臣エルトゥールル・ギュナイが参列した。ギュナイ大臣は、葬儀の礼拝がなされた後、埋葬されるため人々の肩に担がれた殉職者の棺が砲架に乗せられ運ばれる際、軍楽隊により演奏される葬送曲を、「みなはアッラー 全文をよむ

2012-08-23 PKK侵入ルートをふさぐ3つのダム、完成間近 (Hurriyet紙)

ハッキャーリ-シュルナク間の、北イラク国境ゼロ地帯で国家水道総局(DSİ)によってつくられ、同時にPKKのトルコへの侵入を妨ぐ大きな効果が見込まれている11のダムの内、完成した3つで貯水が開始された。      ダム建設は、ハッキャーリ県内に4つ、シュルナク県内に7つの予定でDSİによって2008年に開始され、そのうちシュルナク、シロピ、アスランダーのダムが完成し、シュルナク、シロピ、そしてハッキャーリ県内にあるアスランダーのダムで貯水が始まった。ウルデレダムの掘削は引き継ぎ行われている。地滑り 全文をよむ

2012-08-22 クルバン・バイラム休暇は9日になるかも? (Milliyet紙)

エルトゥールル・ギュナイ観光相は、犠牲祭の連休を9日に延長する案を提出する。共和国記念日も加えると、連休は10日となる。      政府は10月25日(木)から28日まで祝われるクルバン・バイラム(犠牲祭)の連休を9日間に伸ばすために動き出した。エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は、「クルバン・バイラムを9日に延ばす案を提出する」とし、承認された場合は29日の共和国記念日も繋がり、クルバン・バイラムの休暇は10日となる。      ■「太陽の光を浴び、歴史をみてほしい」      今年はクルバン 全文をよむ

2012-08-19 観光にアラブの春 (Zaman紙)

外貨をもたらすことで経済の推進力となっている観光業界が、近年重要な変化を遂げている。      欧州やロシア、アメリカ合衆国からの観光客の数が停滞している一方、アラブの春によって常に話題となっている中東や北アフリカの諸国から訪れる観光客の数は、ここ10年で実に爆発的な増加を見せている。2001年には68万7千人のアラブ諸国からの観光客を迎えたトルコは、昨年は400万人を越えるアラブの観光客を受け入れた。このように、一部の国々から訪れる人々の数は23倍の増加を示している。この状況は、観光業が海・太 全文をよむ

2012-08-19 各地のラマザン風景 (Yeni Safak紙)

ラマザン・バイラムが国中で、熱烈に祝われている。朝早い時間にモスクに押し寄せた人々のバイラム礼拝で、今年のバイラムは始まった。      エディルネにあるセリミイェ・モスクも、ラマザン・バイラムの熱狂に包まれた。      トルコ・イスラム建築の偉人、建築家スィナンが自身の「親方時代の作品」と呼んだ セリミイェ・モスクにバイラム礼拝のために押し寄せた人々は、礼拝時間の前にモスクを埋め尽くした。エディルネのムフティー、オメル・タシュチュオール氏は、行った説法で、バイラムが人々を結束させるものであり 全文をよむ

2012-08-19 国外から携帯電話を持ち込んだ人は注意! (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信大臣は、国外から持ち込まれた携帯電話の登録のために支払う100リラの料金が、税務関係各所と利用者登録センターに納められるという制度を廃止し、登録手続きは今後、インターネット上で行われると述べた。      インターネットというテクノジーの恩恵を目一杯利用する必要があると述べたユルドゥルム大臣は、「国民に不要な負担である手続きをインターネット上でできるよう保証することは私たちの責務である」と述べた。ユルドゥルム大臣は、次のように続けた。      ■e-devlet 全文をよむ

2012-08-19 アタテュルクはマラティア出身? (Milliyet紙)

ファーティフ・バイハン氏は、出版に向け準備を進めてきた著書『ムスタファからケマルへ、アタテュルクの重大な秘密』で、アタテュルクはサロニカ出身ではなく、両親がマラティアに住む一家であり、これら全ては国家の「存亡」のために隠されてきた、としている。土地登記簿を情報源として示すファーティフ・バイハン氏は正しいのだろうか。      私たちは皆ムスタファ・ケマル・アタテュルクの人生を暗記している。幼稚園の子供に聞けば、「1881年サロニカで生まれ、母親はズベイデさん、父親はアリ・ルザーさん」と唱え始める 全文をよむ

2012-08-18 大学定員20%に空席、私大ショック―大学学部決定試験結果 (Hurriyet紙)

大学学部決定試験(LYS)結果によると、各私立大学では平均して定員の20%が空席となっている。       私立大学の中にはこの割合が50%にもなるところもあり、北キプロス・トルコ共和国の各大学では定員の66%が空席だ。      ■がっかりの北キプロス      大学入試センターの統計によれば、学部選択をした113万2839人の受験生のうち、86万5482人の学部は決まった。国立大学の学部生では2万 6485人、私立大学では1万1579人、北キプロスの大学では9487人、国外の大学では851人 全文をよむ

2012-08-18 バイラム交通渋滞はじまる―アンカラ・イスタンブルに12時間 (Zaman紙)

ラマザン・バイラムを故郷で、あるいは休暇場所で過ごすために金曜日の夜、イスタンブルから車で出発した市民たちが交通渋滞をひき起こした。交通の混雑に事故も影響し、長い列が発生した。運転手たちは、イスタンブル-ボル間の250kmの道をおよそ12時間かけて通過し、フェリー乗り場の前にできた車両の列も3kmに上った。      難儀なバイラム旅行が始まった。金曜日の夕方、仕事の後にイスタンブルから故郷を目指して出立した市民たちは、ヨーロッパ南北横断自動車道(TEM高速)の交通をマヒさせた。渋滞は昨夜まで続 全文をよむ

2012-08-17 イスタンブル・アジア側で初の地下鉄開業―カルタル・カドゥキョイ間32分 (Milliyet紙)

カドゥキョイ―カルタル地下鉄道の開業に際し、エルドアン首相は、初年度で572台のバスと1227台のミニバスの廃止を予定していると語った。エルドアンは、地下鉄が年間11億リラ(約490億円)の経費削減になることも明らかにした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相立ち会いのもと、全長22kmのカドゥキョイ―カルタル地下鉄道が今日(8月17日)開業した。アジア側で初の地下鉄によってカドゥキョイ―カルタル間は32分に縮まった。      イスタンブルのアジア側で初の地下鉄が開業した。      全文をよむ

2012-08-17 BDP議員ら、行く手を遮ったPKKメンバーとにこにに談笑―シェムディンリ (Milliyet紙)

ハッキャーリのシェムディンリ郡で、PKKメンバーらが、今度はBDPの国会議員らの通行を遮断した。約50台の車列をとめた1人の女性を含む5人のPKKメンバーは、約30分、組織のプロパガンダを行った。      事件は昨日16時40分ごろにシェムディンリ郡から20キロの地点にあるバーラル村の近くでおきた。この地点では、PKKがしばしば車の通行を妨害し、またシェムディンリに対する大規模な襲撃の準備をおこなっているため、トルコ軍は7月23日から19日の軍事作戦を実施した。当該地域の視察のため、BDP議員 全文をよむ

2012-08-17 墓参者をだます「偽ホジャ」に、コーラン・テスト―アダナ (Milliyet紙)

アダナではバイラムの前に、共同墓地で墓参者がだまされる事態を防ぐべく、偽ホジャに対してコーラン朗誦テストが行われた。      試験はアダナ広域市墓地局の専任イマームにより行われた。コーランを正しく唱えられた人にはIDカードが与えられ、一方偽ホジャは特別警備員によって共同墓地から遠ざけられた。   アダナ広域市墓地局のカミル・イエンオール局長は、この10年間、全てのバイラムで偽ホジャ対策としてテストを行っていると述べ、次のように続けた。   「バイラムで近親者のお墓参りに来る国民をその宗教心に付 全文をよむ

2012-08-17 マルマラ地震から13年、いまだ傷はいえず・・ (Hurriyet紙)

たった45秒間で、マルマラ全域が被害を受け、アンカラやイズミルなどの離れた地域でも体感された、20世紀最大の大災害の一つとされる地震は1999年8月17日にギョルジュクを震源として発生し、多くの犠牲者を出した。この地震発生から13年目を迎え、犠牲者への追悼が行われた。      ギョルジュクで開かれたパネルディスカッションと展示会の後に、例年と同じく地震が発生した8月17日午前03時02分に来賓とギョルジュクの人々は地震追悼碑で黙祷を捧げ海に向かい献花をした。      ■13年が経ても悲しみは 全文をよむ

2012-08-12 マイクロソフトOfficeにオスマン語? (Yeni Safak紙)

マイクロソフト社のOSソフト「ウィンドウズ」は、ハイラト財団の参画によりマイクロソフトOfficeの選択言語にオスマン語を追加する。このプロジェクトによって、マイクロソフト・オフィスにとって初めてオスマン語への変換機能が拡張される。      オスマン語への関心が、進化し続けるパソコン技術と一体化する。国民教育省と共同で300ヶ所にてオスマン語教室を開講しているハイラト財団は、この度オスマン語をマイクロソフトOfficeの選択言語に追加するための取り組みを完了しようとしている。この取り組みは、オ 全文をよむ

2012-08-10 「メヴラーナー・ルーミー第24代目の子孫」誕生 (Milliyet紙)

8月1日、メヴラーナの第24代目の子孫にあたるジャン・アタ・クムジュオールちゃんが誕生した。      フランスに本拠地をもつ欧州トルコという協会が、メヴラーナの子孫誕生に大きな関心を示した。この団体はトルコの対EU関係に関係する活動を行っており、フランス人新聞記者のナタリー・リッツマン氏が協会のインターネット・サイトで、メヴラーナの子孫のジャン・アタちゃんの誕生を記事にした。   リッツマン記者は、8月1日に誕生したジャン・アタちゃんについて、チェレビー家とクムジュオール家に、出産が行われた病 全文をよむ

2012-08-10 断食をしている人は何パーセント?―米PEW社アンケート (Zaman紙)

世界的規模でアンケートを行うことで知られている米国に本社を置くPewのアンケート調査によると、トルコでは、国民の67%が、人生において宗教が「とても重要」と回答している。国民の84%が断食しており、43%が毎日礼拝を行っている。      世界的に有名な米国の調査会社Pewが、39か国でイスラム教及びイスラム教徒について包括的に行ったアンケート調査の結果を発表した。「世界のイスラム教徒:統一性と多様性」というタイトルのアンケートによると、トルコ国民の67%が宗教の人生における位置づけを「とても重 全文をよむ

2012-08-09 アジア側地下鉄、8月17日開業―ミニバス時代に終止符 (Radikal紙)

イスタンブル広域市長のカーディル・トプバシュは、カドゥキョイ・カルタル間の地下鉄が8月17日に開業し、この路線のドルムシュ (乗り合いバス)とミニバスは路地から大通りへと乗客を運ぶようになるとし、「これからは風刺画で描かれているようなミニバスは時代遅れとなるだろう」と 述べた。      トプバシュ市長は、カドゥキョイ・カルタル間の地下鉄が8月17日金曜日にカドゥキョイ広場で開催される式典の後開業するとし、式典にはレジェプ・タイイプ・エルドアン首相も参加すると明らかにした。      カドゥキョ 全文をよむ

2012-08-06 大学学部決定試験1位の学生、ファーティフ大学を選択 (Radikal紙)

大学学部決定試験(LYS)1位の学生、ファーティフ・メフメト・アダヌル君が、大学学部を選択した。彼が選択したのはファーティフ大学法学部である。選択する際に最も重視したのは教育の質の高さ、と彼は語った。      大学学部決定試験Y-TM1、2、3方式でトルコ1位になったファーティフ・メフメト・アダヌル君は、ファーティフ大学のシェリフ・アリ・テカラン学長や法学部教授らと面会し、大学に関する情報を得、法学部を選択した。現在私立ファーティフ理科系高校の生徒であるアダヌル君は、自らの選択に満足していると 全文をよむ

2012-08-06 8人殉職者報道に鼻歌・・・・NTVアナウンサーの無礼 (Hurriyet紙)

NTV放送のアナウンサーが、生放送中に、最初のニュース報道のあとに映像が流れた際、バックグラウンドで鼻歌を歌ったのが数秒間流れた。      NTV放送のヌル・トゥバ・アルギュル氏は昨日の夜中に、8人の殉職者に関する報道を行った際、バックグラウンドで鼻歌を歌い、めったにない事件を引き起こした。      放送局側が音量を下げ忘れたことで、視聴者側には、8人の殉職者が出たハッキャーリでの衝突に関する報道が流れた一方で、アナウンサーのアルギュル氏が歌う鼻歌が聞こえる事態となった。      今回の不 全文をよむ

2012-08-06 首相「カラジャアフメト・ジェムエヴィは違法」発言にアレヴィー団体反発 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が民営放送局の番組において、カラジャアフメト霊廟に隣接するジェムエヴィについて行なった「あのジェムエヴィは異様なかたちでそこに建てられた。今でも違法だ。許可されていない。カラジャアフメト霊廟の隣で化物のように建っている」との発言に対し、カラジャアフメト・スルタン協会ムハッレム・エルジャン会長が最初の批判を行なった。      エルジャン会長は「あらゆる信仰に対し同等の距離を保つべき立場にある首相が、何百万人ものアレヴィー派とベクタシー派の市民が礼拝を行なう場所を 全文をよむ

2012-08-05 ユルドゥズ・ホールディング経営責任者インタビュー (Milliyet紙)

ユルドゥズ・ホールディング経営責任者のムラト・ユルケル氏は、2月 28日過程で起こったことや、軍との関係、チャムルジャに建設予定のモスクや自動車レースへの関心、アズィズ・ユルドゥルム氏の身に降りかかったことについて、知られていない多くのことを語った。ユルケル氏はザマン紙とのインタビューで、ユルケル氏自身に対して背信行為をしたという自身の会社の従業員を、当時の司令官の一人であるチェヴィク・ビル陸軍大将が暴露したと話した。      以下はインタビューの注目すべき部分である。      ■「私に背い 全文をよむ

2012-08-04 猛暑のムシュは、昼寝で過ごす (Zaman紙)

今年の猛暑に悩まされるムシュの人々は、日中、アタテュルク・チャイ・バフチェスィ(茶店)にやってきて、涼を取りながら横になり、時を過ごすことに励んでいる。      ムシュに暮らす人々は、イスタスヨン通りにあるアタテュルク・チャイ・バフチェスィにやって来て、マットの上に横になり、何時間も日陰ですやすや眠っている。自身も「お昼寝所(ウイクハーネ)」で時間を過ごす一人であるバフチェト・エスメキ氏は、ラマザン月がちょうど暑い時期に当たってしまったことから日陰となる場所を求め、リラックスできる体勢で座って 全文をよむ

2012-07-31 「中絶」論争から、中絶海外ツアー発売 (Radikal紙)

中絶法に署名がなされ、議論がなされていること、そして告発されるのではという恐怖心が、ここでチャンスを狙おうと思う人々を行動に駆り立てた。バラジュダ観光という旅行会社が15日前に海外への「中絶ツアー」を開始した。      クリミア半島への「中絶手術付き」3泊4日のツアーの値段は299ユーロ、ボスニアは600ドル、イギリスへは1200ポンドである。中絶手術付きであると聞き興味を持った16人がツアーを申し込んだ。旅行会社の総支配人ジェム・ポラトオール氏の中絶ツアー広告における説明文も衝撃的だ。「いつ 全文をよむ

2012-07-29 アルビルからトルコへ:夏はトルコで (Yeni Safak紙)

イラク北部の街アルビルにある在アルビルトルコ総領事館では、毎日350人もの人々がトルコへ行くためのビザ申請を行っている。      トルコとイラクのクルド人自治区間で発展した政治的・経済的関係が、あらゆる方面で発揮され続けている。特に自治区の人々は、アラブや湾岸地域よりももっと、トルコで夏休みを過ごしたいと望んでいる。      夏休みに突入したアルビルでは気温が53度を上回るという暑さも加わり、トルコへの関心が高まっている。この時期は毎日350人もの人々が、トルコへ行くためのビザ申請を行ってい 全文をよむ

2012-07-29 スレイマニイェ・モスク、ラマザン月でもこの人数 (Zaman紙)

スレイマン1世の命により建築家スィナンが建設したスレイマニイェ・モスクの現状は痛ましい。ラマザン月でさえ(祈りの列は)5-6列しか埋まっていない。モスクの収容人数は1万4千人であるにもかかわらずだ。イマームのmiアイハン・マンスズ氏は、「スレイマン1世や建築家スィナンは私たちにため息をつくだろう」と話している。      スレイマニイェ・モスクは、壮麗者スレイマンの、壮麗でキュッリイェのあるモスクである。建築家スィナンの祈りで扉を開き、オスマン帝国のウラマー、宰相、官僚たちが(祈りの)列を埋めた 全文をよむ

2012-07-29 クルド語教師養成コース試験に、2582人受験 (Radikal紙)

マルディン県のアルトゥクル大学がクルド語教師志願者に向け開講する、論文不問の高等免許コースに2,582名が受験した。受験者の一人、52歳のタヒル・スィダルさんは、「27年間トルコ語教師をしています。チャンスがあれば、今後は自分の言語に奉仕すべく、クルド語教師になりたい」と語った。      受験者らが今日の試験を受ける際、アルトゥクル大学副学長で現存言語研究科科長のカドゥリ・ユルドゥルム教授が次のように述べた。   「政府は、一元論的な思想により積み重なった負債をその利子と合わせて一度に片づける 全文をよむ

2012-07-26 国立大学学費、次学期から無料化へ (Radikal紙)

エルドアン首相は大学学費無料化に向けての取り組みを開始したと述べ、「次学期に学費を徴収する考えはない」と付け加えた。      政府は高等教育で「学生負担金」とされる学費の無料化のために決定を下した。エルドアン首相のこの決定は学生にとって朗報だ。      エルドアン首相は、この件について決定を下し取り組みを開始したと言い、次のように続けた:      「今我々はこの学費の廃止を決定しました。そして廃止にむけ取り組みを行っています。次学期に学費を徴収する考えはありません。これは私から仲間たちへの 全文をよむ

2012-07-23 大金もちの物乞い?―乞食のポケットから4495リラ (Yeni Safak紙)

アダナで断食月をチャンスとばかりに、市民の敬虔な感情につけこんで物乞いをしていた男のポケットから4495リラ(約20万2千円)が出てきた。この男は以前も金銭問題で逮捕されていたことが明らかになった。      セイハン市の広報・住民課の発表によれば、ジェマル・K(82)は2012年6月3日に物乞いをして、人々に不愉快な思いをさせた罪で逮捕された。その後、1万1518リラ(約51万円)を所持していたことがわかった。セイハン市警察は、ベシュ・オジャック警察派出所から調書と所持していた現金と共に引き渡 全文をよむ

2012-07-22 ディヤルバクル、19のクルド語公園名を裁判所棄却 (Radikal紙)

(地方行政)裁判所は、ディヤルバクル広域市の19か所の公園のクルド語名称を「反道徳、分離主義、外国語の名称は付けない」との管理規則の例を引いて撤廃した。      ディヤルバクル広域市の中心カヤプナル区の区議会の文化センターに付けられたクルド人詩人名「ジゲルハウィン」と、19か所の公園につけられたクルド語名称は、地方行政裁判所によって無効とされた。   ディヤルバクル市の中心カヤプナル区自治体によって4年前に開館し、タイイプ・エルドアン首相もディヤルバクルでおこなった演説でその名称を口にした、著 全文をよむ

2012-07-22 ヨーロッパはトルコ人学生を待っている (Yeni Safak紙)

トルコで学ぶのと同じ学費で、ヨーロッパの多くの大学で学ぶことができる。そのうえ、大部分の大学は高校卒業資格があれば入学できる。      昔はごくわずかしか学ぶことができなかったヨーロッパの大学で、現在は何千人ものトルコ人学生が学んでいる。トルコの国立大学で学ぶのと同じ学費で、多くのヨーロッパ諸国の最高の大学で学ぶ機会がある。そのうえ、それらの大学はすべて高等教育機構(YÖK)によって認められている。      ■お得な学費      ドイツとオーストリアで学ぶためには、学生はトルコでの学部決定 全文をよむ

2012-07-22 シリアで発生の火事、トルコに迫る (Zaman紙)

アナトリア通信によると、3日前に(トルコの)ヤイラダーウ郡の国境まで1kmの場所にある、(シリア)ラズキイェ県の森林地帯で出火した火事は、シリアによる消火活動が行われなかったため、風の影響で本日(7/22)の正午にトルコ国境まで迫った。12箇所で出火したとみられる火事は、数箇所でトルコ国境に迫っており、消防隊による消火活動は続いている。      ヤイラダーウ郡の消防隊の応援としてハタイ県の他郡や、ガズィアンテプ、アダナ、オスマニェ、カフラマンマラシュの各県の消防車が到着した。消防隊は、国境での 全文をよむ

2012-07-22 ハッキャーリ大学付属職業専門校に、クルド語名称 (Hurriyet紙)

ハッキャーリ大学付属職業専門学校の名称が、ハッキャーリのクルド語名であるチョレメリク職業専門校に変更された。      ハッキャーリ大学側は次のように文書で説明した。   「ハッキャーリ大学は2012年6月7日にハッキャーリ職業専門校の名称をチョレメリク職業専門校に変更するために高等教育機構(YÖK)に申し入れをしました。高等教育機関側が行なった調査の結果、学校の名称をチョレメリク職業専門校に変更することに意義はないとした。教育や学校活動をチョレメリク職業専門校の名称で続けることになるこの職業学 全文をよむ

2012-07-22 アンカラ・イスタンブル間高速鉄道、開業は2013年末 (Zaman紙)

ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信大臣は、アンカラ-イスタンブル間高速鉄道は2013年末、マルマライとともに開通すると述べた。   アンカラ-イスタンブル間高速鉄道計画の進捗状況をビレジキのオスマネリ郡で視察したユルドゥルム大臣は、プロジェクトの最も重要な部分は、150㎞のイノニュ-サパンジャ-キョセキョイを結ぶルートであり、プロジェクトは計画通り進んでいると話した。この路線には計60㎞におよぶ35のトンネル、計13 ㎞の28の陸橋、幹線道路も鉄道も通る橋、13の高架道路、40の地下通路がある。 全文をよむ

2012-07-19 「抵抗したのはお前か」グループ・ヨルムへ求刑 (Radikal紙)

グループ・ヨルムが活動の拠点としているイディル文化センターに対して去年強制捜査が行われた際、5人のミュージシャンが抵抗したとして、これを理由に18か月から9年までの懲役を求刑する裁判が開かれた。ミュージシャンと共に裁判にかけられた8人に対しても最長70年の懲役が求刑されている。   イスタンブルで去年、5月10日に非合法組織革命人民解放党戦線(DHKP/C)に対する掃討作戦の一環として、グループ・ヨルムが属するイディル文化センターへも強制捜査が行われた。強制捜査において、テキルダーF型刑務所で作 全文をよむ

2012-07-19 PKKカンディル首領カラユラン「ラマザン月停戦はない」 (Radikal紙)

カンディルにいるPKKリーダーの一人ムラト・カラユランは、一部市民団体がテロ組織PKKにラマザン月に停戦するよう呼びかけたことに対し、応じないと発表した。      PKKに近いことで知られるフラト通信社のインタビューに応じたムラト・カラユランは、「一部の人々がもし本当に問題が平和的に解決されることを望んでいるのならば、トルコ側にこの戦争を終結させるための呼びかけをおこなうべきである。それをしないで停戦を望むことは、組織を引き渡すこと(PKKの降参)と同等の意味をもつ。そうした状況にはないし、そ 全文をよむ

2012-07-18 PKKの財源、大麻畑焼却作戦―ディヤルバクル (Yeni Safak紙)

テロ組織PKK /KCKの最大の財源の一つ である麻薬に対してディヤルバクルで作戦が実行された。麻薬の栽培・製造が行われている場所に対し、日の出とともに行われた作戦において、第一段階で約150トンの大麻畑が処分された。地域の安全の観点で危険があるため、、夜にはこの作戦は終了した。            県内全ての治安部隊が参加し、計画的な形で実施されたこの作戦はリジェ-ハズロ-コジャキョイの3郡に広がる150平方キロメートルの地域で実行された。約300ヘクタールになるこの地域は、治安部隊によって 全文をよむ

2012-07-17 イスタンブル、ミナレットの装飾は準備万端―明日からラマザン (Zaman紙)

ミナレットをラマザンのために飾り付ける作業が続いている。      エミノニュにあるイェニ・モスクにも電飾が掛けられた。   38年間、イスタンブルを始めとしてトルコの数多くのモスクに電飾をとりつけてきたカフラマン・ユルドゥズ氏は、エミノニュにあるイェニ・モスクのミナレットに「ラマザンとは分かち合うことである」という電飾のメッセージを掛けた。   電飾職人のユルドゥズ氏は、イェニ・モスクのミナレットでアナトリア通信の記者の質問に答え、電飾について教えてくれた。   ユルドゥズ氏は毎年エユプ・モス 全文をよむ

2012-07-16 チャムルジャ・モスクに寄付する実業家はこの人たち (Milliyet紙)

進行中のモスク建設プロジェクトの建築案はラマザン明けに採択され、選ばれた建築案に基づいて建設が始められる。      ヨーロッパ側からもアジア側からも見える予定のチャムルジャ・モスクの建設プロジェクトが加速している。3人の著名な実業家がモスク建設を支援することを約束した。ウスキュダル市のカラ市長がこの3人の名前を公表した。      カフラマンマラシュのアブドゥルハミト・ハン・モスクを設計した建築家ハジュ・メフメト・ギュネル氏に続いて、4建築家チームが建築案の準備を始めた。現代建築の特徴をそなえ 全文をよむ

2012-07-15 オリンピックそれともEURO2020、どっちを目指すべき (Radikal紙)

オリンピックか、Euro2020か。長年の夢であるオリンピックには、200億ドルの投資が必要だが、世界がイスタンブルに集結することになる。サッカーは低コストだが、ヨーロッパに限られたものになる。       世界はまだ危機から脱しようとする途中にある。トルコは成長する経済と安定性で注目されている。諸外国は予算をさらに増やさないよう、経済措置を増やさないよう、大きな大会の開催を避けている。しかしトルコは2つの大きな大会の最有力候補のうちの一つだ。EURO2020ヨーロッパ選手権と、長年立候補し続け 全文をよむ

2012-07-15 もうすぐ断食月、エジプトパザールで活況 (Yeni Safak紙)

ラマザン月まであと数日となり、エミノニュで長い歴史をもつエジプトパザールの小売店は甘い高揚感で包まれている。イフタールの食事に不可欠な果物、ナツメヤシの実が売店に並んでいる。      ラマザン月まで1週間を切り、エミノニュで長い歴史をもつエジプトパザールの小売店はラマザン月に向けた準備で賑わっている。イフタールの食事には欠かせない果物であるナツメヤシの実が売場を占め、種類によって1キロ当たり12リラから160リラの価格間で売買されている。   エジプトパザールの開設当初からの店の一つ、マラトゥ 全文をよむ

2012-07-15 猛暑、アフリカ熱波がトルコを覆う (Zaman紙)

アフリカからの熱波は全国に影響を与えた。多くの都市で暑さが例年を上回り、特にトルコ南部の気温は記録的に高くなった。      国家気象総局が行った発表によれば、気温は全土で季節平均を4から6度上回るであろうと推測されている。イスタンブルの本日の気温は36度になり、さらに風が北と北東の方角からやや強く吹くことが予想されている。アンタリヤでは昨日温度計が46度を示した。暑さに乗じて、涼みたいトルコ人や外国人の観光客は、地中海の青い水に飛び込んだ。海に入ることができない人びとはホースの水浴びで涼を取ろ 全文をよむ

2012-07-14 KCK裁判、エルサンル教授ら釈放 (Radikal紙)

PKKの市部組織といわれるクルディスタン社会連合(KCK)への捜査において逮捕されたビュシュラ・エルサンル教授が釈放された。エルサンルと拘束されていた15人は、22時に刑務所から釈放され、彼らの愛する者たちと再会した。       PKKの市部組織といわれるKCKに対する捜査で140人の逮捕者と205人の容疑者に関する訴訟の第8回目の公判で、裁判所は、4時間の休廷後に暫定的判決を述べた。       イスタンブル第15重罪法廷により公判は、シリヴリ刑務所の隣にある大きなサロンで行われた。裁判所は 全文をよむ

2012-07-13 教育4+4+4制は、この9月から導入 (Hurriyet紙)

オメル・ディンチェル国民教育相は、「我々は9月、つまり今年の教育年度のスタート時点で、トルコの5年生と9年生から新たな教育制度を適用します。すべての変更が実施されれば、当然ながら、一部の人々にとってマイナスの影響がありえますし、批判やデモも起こり得るでしょう。こうした批判やデモに対し、我々は注視し続けます。もし正当な主張があれば、それに対し善処します。なければ、我々が行った変更について皆さんが声をあげ続けてください」と語った。      オメル・ディンチェル国民教育相は、ドルマバフチェ宮殿内の首 全文をよむ

2012-07-12 2012年度大学選抜試験に中等教育の成績、加味する―YOK発表 (Yeni Safak紙)

高等教育機構(YÖK)は、「2012年大学入試(ÖSYS)に際し、大学振り分けの点数の計算について、受験者の中等教育の成績を加味する」ことを発表した。高等教育機構総会後に行われた「2012年大学入試における中等教育の成績の加算に関する告知」では、法律第6353号及び第2547号の高等教育法に追加された暫定的な条項によると、「この条項の施行後初めて行われる高等教育においての入試及び振り分けに限定し、同法律の第45条1項(b)、(d)及び(f)に従い、受験者がセンター試験で得た点数に加えられる中等教 全文をよむ

2012-07-12 人口予想、2050年に9400万 (Zaman紙)

トルコの人口は、2050年にはおよそ9400万人に達すると予想されている。TÜİK(トルコ統計機構)が世界人口デー(7月11日)にちなんで明らかにした「トルコの人口構造と将来」の統計によると、2011年中ごろの人口推計では、世界人口は約69億7400万人だった。人口7400万人のトルコは、世界人口の1.1パーセントを占め、世界187か国中18番目である。      2050年の人口予想によると、世界人口は90億人を越え、トルコの人口は9458万5千人となり、187か国中19位になると予想される。 全文をよむ

2012-07-10 イスタンブル金角湾、浄化すすむ―30センチの魚も泳ぐ (Milliyet紙)

100年来の夢が現実のものとなった;ボスフォラス海峡のきれいで酸素をたくさん含んだ水は、巨大水道管と14kmのトンネルを通じて金角湾へ到達した:区役所裏では30cm級の魚が見られる。      ■ 500万㎡の泥が除去された      以前から実施されている金角湾浄化プロジェクトの一環で同湾底から500万㎡の泥が除去され、18万㎡の緑地に変えられた。作業の甲斐あり再び魚類が多く生息 するようになった金角湾における同プロジェクトは、世界広域都市圏協会により「メトロポリス」最優秀賞に値すると認められ 全文をよむ

2012-07-10 宗教判断(fetva/fatwa)は、宗務庁サイトでお答えします (Yeni Safak紙)

宗教判断に関わる質問に対し、宗務庁宗務機構の出す回答へはインターネットからアクセス出来るようになる。      宗務庁は書面での発表において、(新システムの)施行に伴い、国内外からEメール、電話、ファックス、手紙で寄せられる質問への回答は、宗務庁のホームページで公開されると説明がなされた。      発表では、現在の宗教判断には「宗教に関する質問」のページからアクセスできるとされ、次のように説明された。      「新しくなったシステムにより宗教、宗派、信仰、浄化、礼拝、断食、喜捨、巡礼、小巡礼 全文をよむ

2012-07-08 アイヴァルクのパザル(週市) (Radikal紙)

   アイヴァルクに立ち寄るなら木曜日だとどこかにメモしておこう。近隣の人びとをも魅了するアイヴァルクのパザル(週市)は、地方特産物と出会えることに定評がある。お財布が「からっぽ」になるとしても、小さなボンジュク、編み物、野菜、果物でお腹いっぱいになることだろう。      休日は、単に「海、砂、太陽」だけを表さない。地方の味覚、場所を探索することも入るはずである。家に「まっくろで」帰る代わりにご当地の甘い物、洋服、 アクセサリーと帰りたいと思うなら、目的地にはアイヴァルクが最適だ。アイヴァルク 全文をよむ

2012-07-08 イスタンブル旧ガラタ橋、利用再開―交通渋滞解消ねらい (Yeni Safak紙)

ファーティフ・スルタン・メフメト(FSM)橋と金角湾橋で行われている修繕事業により悪化する渋滞を解消するため、旧ガラタ橋の利用が再開された。   フェスハーネ‐ストリュジェ間での修繕が完了した後、タグボートが運航していたバラト‐ハスキョイ間で、旧ガラタ橋が、歩行者と自動車によって利用開始された。   ジョイント連結部分や、電気配線、アスファルト舗装、橋への取り付け道路が交換され、両方の入口と出口に交通の方向を示す標識が設置されたこの橋に、車と同様に、歩行者も興味を示しているようだ。   渋滞解消 全文をよむ

2012-07-06 新刑法適応、刑務所からの釈放相次ぐ―アンカラで50名以上 (Milliyet紙)

「第三次司法改革法案」として知られる法律の施行後、アンカラで285人の受刑者が開放型刑務施設に移送されることが決まり、さらに、50人以上の受刑者の釈放が相次いだ。      昨日官報で報じられた「司法機能の活発化を目的として一部の法改正と報道を介して行われた犯罪に関する裁判および処罰の延期に関する法律」により、これまでシンジャンとアンカラにある拘束型刑務施設に収容されており、新たな法律の適応に該当する264人の男性受刑者と21人の女性受刑者が開放型刑務施設に移送されることが決定された。男性受刑者 全文をよむ

2012-07-03 夏時間恒常化へ、取組みつづく (Hurriyet紙)

タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、太陽光をさらに有効利用し、エネルギー部門を安定化するために夏時間恒常化に取組むと明言。「我々はこの案件で閣議にプレゼンを行いました。これによりアタテュルク・ダムとまではいかないまでも、中規模ダムに匹敵する程の節約になるでしょう」と述べた。      タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、太陽光をさらに有効利用するため夏時間恒常化に関して閣議にプレゼンを行ったことを明らかにした。同相は、「ドウベヤズト子午線への移行を提言しました。夏時間へ移行し、再 全文をよむ

2012-06-24 医薬品、為替の影響で高騰 (Yeni Safak紙)

アブディ・イブラヒム社最高責任者ジャンダン・カラバール氏は、現在薬の価格が大きな問題となっていると述べて、「昨年25~30%近く為替レートが上がった。社会保障機構(SGK)は、自ら定めた規定に基づいてこの為替レートとの差異を是正する必要があった。しかし残念ながら、社会保障機構は、この為替レートの差異を是正せず、この製薬業においてとても深刻な問題を引き起こした。この為替レートの差が是正されることが必要である。なぜなら、自ら定めた規定を適用しないことは、正しいことではないからだ。為替レートが落ちてい 全文をよむ

2012-06-22 ダールジャ殉職の兵士の財布から「詩」―募る遺族の悲しみ (Milliyet紙)

ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡ダールジャ地区で殉職した8人の兵士のうちの一人で、一昨日埋葬されたトラブゾン出身のアリ・ヤシン・エルオスマンオール歩兵伍長の家族の元に返された財布から、1枚の紙に書かれた詩が出てきた。「今日は私の誕生日」で始まる詩に、彼の家族と友人たちは涙にくれた。      ユクセコヴァ郡のイェシルタシュ臨時基地へのPKKテロリストらの卑劣な攻撃で殉職した21歳のアリ・ヤシン・エルオスマンオール歩兵伍長は、トラブゾンで一昨日行れ、何千人もの人々が参列した葬儀において、涙の中埋葬され 全文をよむ

2012-06-18 13人死亡のあとで、クーラー設置―ウルファ刑務所 (Hurriyet紙)

シャンルウルファ刑務所で発生した火災で亡くなった13人の受刑者の遺体は、DNAテスト(の結果)がイスタンブルから戻ってきた後、身元確認が行われて遺族に引き渡された。遺体はガジアンテップ検死センターから引き取られシャンルウルファへ移送された。諍いの原因が囚人間で起きた扇風機に関する口論でがあったことから、トラックで刑務所に冷蔵庫とエアコンが持ち込まれた。      亡くなった囚人の近親者へ状況を説明したムスタファ・ペケル・ガジアンテップ共和国首席検事は、「政府はこの件に取り組んでいます。大臣の命令 全文をよむ

2012-06-17 ヘイベリアダで火災 (Radikal紙)

ヘイベリアダの松林で火災が発生し、消火ヘリに救助要請が出された。      アダラル(諸島)行政長のムスタファ・ファルサクオール氏は、ヘイベリアダでの火事が収束し、冷却作業が行われていると発表。   ファルサクオール氏は、アナトリア通信への会見で、「世界の修道院遺産として知られるギリシャ正教の聖スピリドン教会の庭にも飛び火して、建物が少し損傷した。しかし現在火事は収束し、冷却作業が行われている」と述べた。      火災は陸上からはアダラル消防署とカルタル消防署、カドゥキョイ消防署が、空からは森 全文をよむ

2012-06-17 ディヤーネトTV、ミウラージュ・カンディリで試験放送開始 (Milliyet紙)

アナトリア通信社が宗務庁関係者から得た情報によると、ラマザン月にトルコ国営放送(TRT)アナトリアと共同で放送を開始するディヤーネトTVの第1回目の試験放送が、ブルサのウル・モスクから行なわれた。ギョルメズ宗務庁長官の挨拶の後、メフメト・エミン・オザフシャル宗務庁副長官の司会のもと、「ミウラージュ(ムハンマドの奇跡体験)」を語るプログラムが放送された。   管理法上、宗務庁の下部組織となるディヤーネトTVは、ベラート・カンディリの日(灯明祭)にも試験放送を行う予定だ。ラマザン月初日の夜明け前の食 全文をよむ

2012-06-14 フェティエ海岸、津波のうわさに避難の人々―専門家「心配なし」 (Hurriyet紙)

ムーラ地方のフェティエ郡のオルデニズ市で日曜日、リヒタースケール(マグニチュード)6の地震が発生したのち、余震にどうにか耐えていた市民は、「海水が50メートル引いた、津波が起きるかもしれない」との噂でパニックに陥った。朝方フェティエとデムレでは、家々を離れ、多くの人が標高の高い場所や村々へと避難した。カンディルリ気象観測所津波センターやヒュリエット紙に語ってくれた地震専門家は、楽観的なコメントを発表し、パニックになる必要はなく、「津波が来る」と言う噂は間違っていると述べた。      日曜日オル 全文をよむ

2012-06-13 クルド語選択授業化は、歴史的な一歩 (Zaman紙)

吉報は、エルドアン首相がからもたらされた。来学期、クルド語が選択制の授業になる。    エルドアン首相は昨日、(国会内のAKPの)会派会議において、「十分な数の学生が集まれば、クルド語が選択制の授業として取れるようになる」と述べ、またこの一歩は歴史的なものだと述べた。       首相がそのように述べるに相応しい状況にあると言える。クルド語は、ここのところずっと議論の的である。選択制の授業になることの予兆はこれまでにも あった。そして決定がなされたのだ。これは、疑いもなく大切な一歩である。国の各 全文をよむ

2012-06-13 大学募集定員、1万人増 (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)のギョクハン・チェティンカヤ教授は、今年の大学の定員数において教育学部のみ夜間学部及び通信教育を停止したことを明らかにし、「1万人以上増加する見込みだ。教育学部において夜間学部と通信教育を停止したにも関わらず、さらなる増加を見せ、結果定員数は増加しました」と述べた。      チェティンカヤ教授は、就任してから今までで初めての記者会見を開き、スピーチの後新聞記者らの質問に答えた。   記者の「クルド語が選択授業となること、そして誰が授業をするのかが議論されています。この点で 全文をよむ

2012-06-11 イスタンブル・ベイオールで再び路上のテーブル撤去 (Radikal紙)

昨年、イスタンブル最大の歓楽街で始まった「路上のテーブル‐椅子設置禁止」に従わない店舗に対し、昨晩取締りが行われた。      ベイオール警察は、昨晩アスマルメスジト-ベイオール-ジハンギルを対象に「路上テ―ブル撤去」を行った。同チームは、(路上テーブル設置)禁止に従わない店舗が並べているテーブルと椅子を回収、車両に積んでいった。ツーリストらは食事中に座っていた椅子やテーブルが撤去されることの状況を呑み込めず、呆気にとられていたが、各店舗オーナーは抵抗を行った。      ■そもそも店舗での喫煙 全文をよむ

2012-06-10 クルド語教師養成のため、大学で学科設置 (Yeni Safak紙)

選択科目として開講されるクルド語の教師を養成するため、大学にてクルド語学科が設置されることとなった。またこの一方で、 PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)の武装解除に向け、バルザーニー・北イラク・クルド自治政府大統領の情報機関がPKKと9ヶ月間にわたり16回の交渉を行なったことも伝えられた。      エルドアン首相が「国民統合・友愛計画」と名付けた民主的解決策は、間もなく新たな局面に突入する。民主的解決の新たな取り組みの中では、クルド語教育の促進が議題となる。与党政府は、特にクルド語が 全文をよむ

2012-06-10 結婚シーズン到来も、金製品の偽物にご注意 (Radikal紙)

トルコ小売商工業者連合会長ベンデビ・パランドゥケンは、春に始まり夏に加速する結婚式シーズンに結婚予定の65万人のカップルが120億リラを費やすだろうと述べて、「この季節は、トルコの裕福な季節である。この季節に最も注意が必要なのは、偽物の金製品である。」と述べた。      トルコ小売商工業者連合会長パランドゥケン氏が行った文書での発表によると、夏が来ると結婚式シーズンが始まるという。「これは、私達が結婚式分野と呼んでいる、家具屋から電化製品店まで、宝石商から印刷屋までの20の異なる分野から何千の 全文をよむ

2012-06-09 記念碑的な写真!-軍大佐、スカーフの卒業生に卒業証書授与 (Radikal紙)

アドゥヤマン大学2011‐2012年卒業式の夜、学科を卒業したスカーフの卒業生に、県郡警察・駐屯地司令官のユスフ・ヤルチュン大佐から卒業式が授与された。      アドゥヤマン大学キャンパス内のマンスル・ヤルドゥムジュ・スタジアムで開かれた卒業式では、今年卒業する4,875名の卒業生に卒業証書が渡された。その夜の卒業書授与式には、アドゥヤマン県のラマザン・ソダン県知事、公正発展党アドゥヤマン県選出国会議員のムルタザ・イエティシュ氏、アドゥヤマン大学のムスタファ・タルハ・ギョニュリュ学長、ユスフ・ 全文をよむ

2012-06-08 通信簿もらって、さあ夏休み (Zaman紙)

2011-2012教育期間が、昨日通信簿が配られて終わりを迎えた。1684万5千人の学生と77万5千人の教師の夏休みが始まった。      今年入学した125万9千人の初等教育児童がはじめて年度末の通信簿をもらったが、専門家は保護者へ重要な警告をしている。通信簿に悪い成績である子供たちにきつく当たってはいけないと述べるファーティフ大学心理学アドバイザーのハ-カン・メタン氏は、「保護者は、通信簿がよくなかった子供たちへ怒っても問題は解決されない。より悪い結果が生まれるであろうことを知っておかなくて 全文をよむ

2012-06-07 ディヤルバクルにトルコ最大のモスク建設へ (Radikal紙)

ディヤルバクルのアタテュルク・スタジアムがある場所に、収容人数20,000人規模の、トルコ最大のモスクが建設される。      およそ42年間使用されてきたディヤルバクル・アタテュルク・スタジアムがある51,000㎡の土地に、トルコ最大のモスクが建設される。ディヤルバクル県宗務局によると、ディヤルバクルの玄武岩を使って、メディナの預言者のモスクに似せて建てられるモスクは、20,000人が一度に礼拝できる大きさになると見込まれている。身体障害者らが快適に礼拝を行い、また、説教を聞くために、モスクに 全文をよむ

2012-06-03 AKP、「特別権限法廷」に変更を提案か? (Milliyet紙)

タラフ紙は、公正発展党の法律家たちが進めている法律改正案によると、武装テロ組織以外の罪は「特別権限法廷」の範囲から除外される予定、と記事にした。      トルコ大国民議会司法委員会で承認され、今後総会で審議される予定の第三次司法改革関連法案に、特別権限法廷に関する変更が追加される可能性があるとされている。武装テロ組織以外の罪が特別権限法廷の範囲から除外されるという。タラフ紙の報じた改正案の一部は以下の通りだ:      ・武装テロ組織罪以外のすべての罪は、特別権限法廷の範囲から除外される。   全文をよむ

2012-06-03 雪で路が閉ざされたビトリスの村人、救援を要請 (Zaman紙)

国内の多くの県にて人々がうだるような暑さに苦しむ一方、ビトリスのアーチキョプリュ村の人々は、6月に入った今もなお雪に苦しんでいる。      アーチキョプリュ村のスプヒ・デルセ村長は、以下のように話した。「厳しい昨年の冬を越え燃料は尽き、家では日用品の備蓄も使い果たしました。水路は壊れ、道路には6月になったというのに未だ5メートルもの雪が積もっています。購入した燃料の薪や日用品は、雪のために背負って村まで運ばなくてはなりません。なぜなら自動車や馬、牛といった動物は、雪の山を越えることができません 全文をよむ

2012-06-01 ファズル・サイ、宗教侮辱で被告席に (Milliyet紙)

イスタンブル共和国検察が、有名ピアニストファズル・サイに対し懲役1.5年を求刑した起訴状で、サイ氏の問題の文章が「宗教的価値観を貶める意図」で書かれたとされた。      イスタンブル検察がピアニストのファズル・サイに対し、「国民の一部の層の人々の宗教的価値観を貶めた」として提出した起訴状は、裁判所により受理された。起訴状によると、サイは6か月以上1.5年以下の実刑が求刑され、彼の文章は思想表現の自由の範囲を超えており、「宗教的価値観を貶める意図」で書かれたものであるとされている。エルハン・ギュ 全文をよむ

2012-05-30 2023年までに3原発計画―エルドアン首相、「日本の事故で全てが変わるわけではない」 (Milliyet紙)

アンカラのカザン区にあるトルコ原子力エネルギー機構の陽子加速器施設の完成式典で、エルドアン首相は、「もはや20~30年前の原発は作られていません。日本の事故で全てが変わるわけではありません」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は昨日、まず高速道路警備高等委員会を招集。交通事故による死亡件数を10年以内に50%減少させることを目指すとし、閣僚の交通規則遵守を注意喚起して、次のように述べた。「法治国家において、規則や原則から逃れられる者はいません。例外なく誰もが交通規則を遵守しな 全文をよむ

2012-05-27 父は戻ってくると希望を抱いて過ごした―60年クーデター被告の書簡集出版 (Yeni Safak紙)

(1960年)5月27日に起きたクーデターの犠牲者の1人であるテヴフィク・イレリ氏が、愛妻へと綴った手紙が、その娘であるジャヒデ・イレリ・アクソイさんにより編纂され、『ヤッス島からの手紙』というタイトルにて出版された。この本の中には、1930年から1960年までに書かれた手紙と家族の写真が収められている。ジャヒデ・イレリ・アクソイさんはわれわれに、5月27日が人生に及ぼした影響を率直に語ってくれた。      (1960年)5月27日クーデターの犠牲者である、当時の民主党所属議員であり国民教育相 全文をよむ

2012-05-27 エルドアン首相に関する書籍出版:『疾走20年』 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が県支部長や市長、党首、首相を務めた20年間がとてもプライベートな写真を含むフォトブックとなった。 ヒュッリイェト紙が首相府担当の記者ムスタファ・キュチュク氏の勤続20周年を記念して作成した書籍「疾走の20年」がルカプから出版された。      大型書店やwww.lupapu.comで発売された本では、これまでメディアで取り上げられなかったエルドアン首相のモスクでの礼拝や、墓前で祈りを捧げている瞬間、サッカーボールでシュートを打った瞬間、結婚式を祝っている瞬間、 全文をよむ

2012-05-27 パスポート入手予定の方はご注意を (Milliyet紙)

警察総局パスポート局は、一般のパスポートを申し込む市民に渡航の少なくとも1カ月前に申請するよう求めた。      国際規格に基いたICパスポートは、2010年6月1日から導入されている。ICパスポートの申請は、トルコでは81県と310市郡の警察署において、海外では在外公館において行える。      パスポート担当局は、造幣総局から発行された一般パスポート用の冊子を発送する際に不足が生じ、これにより一般パスポートの手配と送付に遅れが生じていることを明らかにした。      さらに同担当局は「一般の 全文をよむ

2012-05-26 「教師は働かない」発言で教育労組、首相に謝罪要求 (Milliyet紙)

エルドアン首相は先日、教師は公務員より働いていないのに、より高い給料をもらっていると発言。首相のこの発言は教師らを悲しませ、彼らはエルドアン首相に謝罪を要求している。      ワタン紙の情報によれば、エルドアン首相が教師らに対し、「少ない労働で、休暇は多い、さらにほかの公務員より給料は高い」と発言したことが、教育者らの反感を買っているという。教育労組は、教師らに謝罪をするべきだと認識している。      エルドアン首相は、教師らが賃上げ交渉で良好な結論を得られず、その後、公務員らとともにストラ 全文をよむ

2012-05-25 エルズルムに5月の雪 (Milliyet紙)

5月25日、エルズルムでは雨に混じって雪が降り始め人々を驚かせた。      エルズルムの市内中心部と高台部分にひらひらと雪が舞った一方で、エルズルムの中心部の低地ではみぞれが降った。今朝方(25日)に降り始め晩まで続いた雨は、雪に変わった。5月の終わりにもかかわらずエルズルムに降った雪は人々を驚かせた。      エルズルムでは6月にも雪が降ったという人々は、「ここはエルズルム。いつ雪が降るか分かりません。エルズルムで夏を感じるのは簡単ではありません」と話 した。当地の気象局関係者は、にわか雨 全文をよむ

2012-05-23 初等教育学校での外国語教科アラビア語、来年から導入 (Hurriyet紙)

共和人民党(CHP)アダナ県選出アリ・デミルチャル国会議員の質問主意書に対するベキル・ボスダー副首相とオメル・ディンチェル国民教育大臣の署名付の返答で、初等教育学校でアラビア語科目が4・5年生の授業で来年度から導入されることが明らかになった。      ボズダー副首相とディンチェル国民教育相の署名付でデミルチャル議員に送られた書類には、アラビア語科目が英語やフランス語、ロシア語と同様に外国語科目として認定教育機関で教えられることが決定されたと記されていた。ボズダー副首相とディンチェル大臣の署名付 全文をよむ

2012-05-22 トルコ人観光客、ギリシャの島へ行きやすくなります―ビザ取得簡易化 (Yeni Safak紙)

ギリシャは、トルコから東エーゲ海諸島への訪問向けに港にてビザ簡略化を実施する予定。      ギリシャは、トルコから東エーゲ海諸島への訪問向けに港にてビザ発給を開始する。      ギリシャ国民保護省の決定に基づき、トルコ人観光客はギリシャ領事館でのビザ取得なしに同諸島を訪問することが可能となると伝えられた。      準備作業が始まった試行プログラムは東エーゲ諸島であるレスポス島、キオス島、サモス島、ロドス島及びコス島への15日以下の訪問を対象とする事が明示された。      新ビザの運用は、 全文をよむ

2012-05-20 フェネルバフチェ会長にユルドゥルム再任 (Yeni Safak紙)

フェネルバフチェにて、アズィズ・ユルドゥルム氏が最多得票により会長に再選した。      フェネルバフチェ・スポーツクラブの定例総会にて、唯一の立候補者として会長投票に臨んだアズィズ・ユルドゥルム氏は、5269票を獲得しクラブの会長に再選された。      フェネルバフチェ・スポーツクラブにて行なわれた定例総会にて会長への再選を果たしたアズィズ・ユルドゥルム氏は、理事会のメンバーらに向けたメッセージにて、会長への再選に感謝を述べた。      ウルケル・スポーツアリーナにて行なわれた定例総会の後 全文をよむ

2012-05-20 男女のレスリングに関し捜査開始 (Radikal紙)

サムスンの祝賀イベントにおける「男女のレスリング」に関し捜査が始められた。      サムスンで5月19日、アタテュルク祝賀青年スポーツ祭の一環で女性選手と男性の対戦相手がレスリングを行った件に関し、捜査が開始された。ヒュセイン・アクソイ サムスン県知事は、当該事件に関し会見を行った。      アクソイ知事は会見で、5月19日アタテュルク祝賀青年スポーツ祭の93周年を記念して、県の青年スポーツ局に所属するアスリートによって催しが行われたとし、「このイベントで行われた、先祖伝来のスポーツであるト 全文をよむ

2012-05-16 ヌルジュ系ハイラト財団、全国にコーラン教室を開設へ (Radikal紙)

国民教育省は、民間コーラン教室の開設を許可する一方、本件に宗務庁は関与させないこととした。(民間の)ハイラト財団が、900のコーラン教室を開く予定であるという。      教育制度を「段階型12年制(4+4+4)」に移行させ、学校に選択制のコーランの授業を導入する新しい法案が議会で可決された。その数日後には、国民教育省とハイラト財団の間で契約が交わされた。この契約により、宗務庁のコーラン教室への「独占」は壊されることになる。      ■ 不思議な偶然?      「4+4+4制教育」の法案は3 全文をよむ

2012-05-16 レジェプ・タイイプ・エルドアン大学のロゴ決定 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大学(RTEÜ)のロゴが1,691点もの候補の中から決定した。ロゴは、先週末にエルドアン首相の承認を得て公開された。最優秀に選ばれたロゴは、イスタンブル県キャウトハーネ地区長のアクン・ヴァルジュエル氏がデザインしたものである。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大学のアリフ・ユルマズ学長は、賞金付のロゴ選考会に828人から1,691作品が出品されたと文書で発表した。ユルマズ学長は、作品は審査委員会による審査を経たと述べて、以下のように続けた。   「ロゴは、レ 全文をよむ

2012-05-16 宗務庁、モスク最低12時間のオープンを指示 (Zaman紙)

宗務庁は、モスクに鍵をかける時代にピリオドを打つ。   宗教庁のメフメト・ギョルメズ長官は、世界中どこを捜しても礼拝が行われている時間に閉まっているモスクはないと言い、トルコでのこの恥ずべき現状を打開すると述べた。   ギョルメズ長官は「モスクは最低でも12時間は開放します。導師も、礼拝に来る人たちの質問に答えるために、一日のうち一定時間モスクに待機しているようになります」と話した      トルコにあるすべてのモスクは今後、日に最低でも12時間、礼拝のために開放される。   宗教関係者たちも、 全文をよむ

2012-05-16 ダニによるクリミア・コンゴ出血熱被害広がる―カスタモヌで3人死亡 (Hurriyet紙)

カスタモヌ県のエルドアン・ベクタシュ県知事は、クリミア・コンゴ出血熱(KKKA)により3名が死亡したと伝えた。      ベクタシュ県知事は、県保健局補助サービス建物内の会議室で開いた記者会見で、ダニ由来のKKKAが同県で再発し始めたと述べた。      問題の疾患がカスタモヌ県の人々の記憶から長らく遠ざかっていたと述べた同県知事は、以下のように語った:      「遺憾ながら、本日5月12日、3名の死亡者が出ました。KKKAにより市民3名の命が失われました。病院で治療を受けている市民は相当数お 全文をよむ

2012-05-15 トルコ標準時間、変更へ (Hurriyet紙)

エネルギー天然資源省は、標準時間変更を検討している。トルコ西部では冬場、日中時間の短縮により、仕事の始業時間が日出前となる。      ジュムフリエト紙マフムト・ウルジャル記者が伝えるところによると、エネルギー天然資源省は、トルコの標準時間を従来の東経30度線(グリニッジ標準時+2時間)にかえ、45度(グリニッジ標準時+3時間)とし、サマータイムを完全に廃止する法案を作成した。これによると、トルコと欧州各国との時差は1時間増えるが、トルコ以東の国々との時差は小さくなる。標準時間変更により、特にト 全文をよむ

2012-05-13 シリアから解放の2名の記者、体験を語る (Hurriyet紙)

ドキュメンタリー撮影のため訪れたシリアで2カ月近くの期間投獄されていたため、70日を過ごした記者らアデム・オズコセ氏とハミト・ジョシュクン氏は、捕えられていた期間に体験したことを語った。      IHH人道支援財団本部で行われた報道会見で話したアデム・オズコセ氏は、シリアで1年の間に政府が国民のために行ったこと、そして世界がその目でみてきたのは、暴力の政治であったと述べた。      「我々はハミトとともに、紛争の中に残って生き、困難を味わったシリア人の子供のドキュメンタリーを撮影するためにシ 全文をよむ

2012-05-13 イマーム・ハティプ高校間でアラビア語コンテスト (Yeni Safak紙)

イマーム・ハティプ高校間第3回国際アラビア語コンテストにおいて、トルコ最終選考が熱を帯びている。461校から1000人の教員に推薦された3000人の学生が参加し始まったこのコンテストの、チャンピオンを決める国際最終選考は5月17日に行なわれる。このコンテストは、イマーム・ハティプ高校のアラビア語授業が比類無きことや、イマーム・ハティプ高校モデルを海外に広めることを目的としている。      国民教育省の宗教教育総局協賛のもと、アカデミー言語協会やアンサル基金、そしてイマーム・ハティプ高校同窓会に 全文をよむ

2012-05-13 ipadも使う新世代のイマーム (Milliyet紙)

エルドアン首相が参加した金曜礼拝で、英語で説教したとして話題となったイマームのセルマン・オクムシュ氏は、4つの言語を解する。最新のテクノロジーに注目するイマームである彼は、説教でipadを使用する。      建築家スィナンによって建設されたクルチ・アリ・パシャ・モスクの、35歳のイマーム、セルマン・オクムシュ氏は、そのユニークな個性で注目を集めている。アクシャム紙によると、信徒らの人気を集めるオクムシュ氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も参加した金曜礼拝で、「英語の説教」を行い話題となっ 全文をよむ

2012-05-13 シリアで拘束のトルコ人記者2名、家族と対面 (Zaman紙)

シリアで2か月間拘束されていたトルコ人記者が昨日解放された。アデム・オズキョセ氏とハミト・ジョシュクン氏はまずシリアからイランへと送られ、その後トルコが派遣した特別機でトルコに戻った。      2人の記者の実家は大きな喜びに包まれた。オズキョセ氏とジョシュクン氏の救出の過程で外務省はイランに公式に協力を要請し、重要な役割を担った。記者たちが釈放されるという情報は1週間前にトルコ政府に伝わっていた。しかし確定する前には発表は行われなかった。この過程の指揮は首相府で組織された 特別チームがとり、リ 全文をよむ

2012-05-10 義務教育4+4+4制度、実施詳細発表 (Milliyet紙)

2012年9月30日付で、満66ヶ月(5.5歳児)の子供たちの就学手続きが主にe-okulシステムを通じて行われる。      オメル・ディンチェル国民教育相は、12年間の義務教育の実施詳細に関する決定を含む告示を発表した。ディンチェル国民教育相は、告示で義務教育に4年間の小学校、4年間の中学校、4年間の高校での教育が含まれているとし、生徒たちが受ける教育の最初の4年間(1、2、3、4年生)は小学校、2つ目の4年間(5、6、7、8年生)は中学校、そして3つ目の4年間(9、10、11、12年生)は 全文をよむ

2012-05-09 徴兵法、全面改正へ (Zaman紙)

新しい徴兵法によって、徴兵業務は国防省へ引き継がれる。法案によれば、徴兵会議および一次検査と予備検査が廃止される。現役将校と下士官の兵役義務期間も15年から10年へ引き下げられる。      徴兵法ならびにいくつかの法律の改正に関わる法案がトルコ大国民議会(TBMM)へ提出された。法案によれば、徴兵業務は国防省(MSB)により執り行われる。徴兵事務局により短期間だけ設けられ、非効率的な徴兵会議、ならび一次検査と予備検査過程は廃止される。中央人口管理システム(MERNIS)、住所登録システムそして 全文をよむ

2012-05-07 アザーン(エザーン)騒音訴訟に、検察不起訴決定 (Radikal紙)

ナザン・アイドゥン教授は、騒音限界値を超えてアザーンを流しているモスクを提訴した。検察は「アザーンは騒音と見なされない」として不起訴とした。       アタテュルク大学精神医学科長でトルコ精神医学協会エルズルム支部会長のナザン・アイドゥン教授は、エルズルムのほとんどのモスクのアザーンが法的にも医学的にも騒音限界値を超えていると指摘した。騒音計測の結果、法律で65デシベル以下と定められているところ、モスクの拡声器からは104デシベルに達する大音量が流れていることが分かった。これに基づきアイドゥン 全文をよむ

2012-05-07 エスキシェヒル警察、警官のサングラスを禁止 (Radikal紙)

エスキシェヒル県警のナジ・クル本部長は内部指令を出し、警察官が公務中にサングラスをかけないこと、タバコや数珠をもて遊びながら歩き回らないことを要求した。      クル本部長は監視カメラをチェックし、不適切な態度をとっていた警察官についての報告書が作成されることになると話した。ナジ・クル本部長の署名入りで全職員に、「明らかになった問題点」というタイトルで書類が送られた。この文書は内部指令という形で配布され、制服着用中の警察官は公務中、必ず帽子を着用すること、制服はきれいでアイロンがけされているこ 全文をよむ

2012-05-06 ディンク殺害事件に関わった警官のうち司法処分はわずかひとり (Radikal紙)

(アルメニア系)新聞記者フラント・ディンク氏の殺害事件において、過失があったとされる42名の警官に対し、司法処分としてはたった1名への裁判だけ審議が継続されることが明らかとなった。      イドゥリス・ナイム・シャーヒン内務相は、トゥルグト・ディベキ共和人民党(CHP)クルクラーレリ県選出国会議員によるアゴス新聞社のフラント・ディンク編集長殺害事件に関する議会質問に、文書にて返答した。      ディンク氏の殺害事件に関する予備審査プロセスにおいて、イスタンブル共和国検察局の指示のもと、すべて 全文をよむ

2012-05-06 ディヤルバクル探訪 (Yeni Safak紙)

ディヤルバクルはただの城壁の町ではない。この町には同時に見る価値のある何百年もの歴史を持つ教会、モスク、隊商宿、ハマムもある。私たちは町のツアーに出かけている。一部の官公庁ビルの上にはクルド語の看板がある。クルド問題解決プロセスの過程で行われたものの一つだ。      ディヤルバクル行きの飛行機が着陸態勢に入る。陸の一部が見えるとともに、町に関する糸口も、うまくいく例が次々と現れ始める。飛行機は軍の基地に着陸する。何か問題でもあったのか、なぜ軍の基地に着陸しているのかと言っていると、私のように初 全文をよむ

2012-05-04 アレヴィーの79%が新システムにおける宗教教育に満足 (Radikal紙)

国民教育省宗教教育局局長イルファン・アイジャン氏は、「ウードゥルにいる子供がジャーフェリリキに関する知識を得たいと思うなら、チョルムにいる人々が子供たちへアレヴィー派に関する詳細な知識を授けたいと思うなら、私たちがそれらを実現することになる」と述べた。       ヒティト大学神学部で、学生とともに会合の場を持ったアイジャン氏は演説を行い、1930年に宗教教育を提供していた機関が閉鎖され、宗教教育の必要性を痛感する一部の家族は、子供たちをアラブ諸国へ送っており、これらが時に様々な問題の原因となっ 全文をよむ

2012-05-04 また、13歳の娘を3000リラ(約13万6千円)で売った父 (Yeni Safak紙)

アンタルヤで12歳の娘E.Y.を5千リラ(約22万2千円)で売った父親に続き、今回はシャンルウルファでアフメト.Çが13歳の娘を賭博の借金のために3千リラ(約13万6千円)で売ったことが明らかになった。      胸が締め付けられるこの事件は、シャンルウルファで暮らす女性H.Çが検察局を訪れ、彼女の夫アフメト・Çが4月3日の夜、賭博の借金返済のために初等教育8年生の娘Ş.Ç.を見知らぬ人に売ったことを訴える陳情書により明らかになった。   この告発を受け、検察は直ちに行動を起こし、全ての機構に警 全文をよむ

2012-05-03 高等教育機構、教員免状に新方針 (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)は、学部卒業生のために開かれる教員免状プログラムに関する発表で、「開かれる教職科目群履修(=フォーメーション、注1)プログラムに申請する権利はある」と述べた。      ギョクハン・チェティンサヤ会長のもとで行われたYÖK総会が終了した。      総会の後に出された文書発表では、教育、教職員、法規則、私立大学コーディネーション委員会らの報告書とともに、問題となっている条項も話し合われ、決定がなされたとされる。      国民教育省は、教職員の需要と教職員候補を養成する組織 全文をよむ

2012-05-03 学校牛乳配布プロジェクト開始の初日、トルコ全土で千人が腹痛さわぎ (Milliyet紙)

児童への牛乳無料配布プロジェクトは児童と保護者にショックを与えた。多くの県から集団中毒というニュースが舞い込んだ。ディヤルバクル県で始まった中毒騒ぎは、スィヴァス県、エディルネ県、イスタンブル県、アダナ県、コンヤ県、トラブゾン県、サムスン県、デニズリ県、アンタルヤ県にまで及んだ。メフディ・エケル食料農業畜産大臣は、中毒の報道について「牛乳は古くなってはいません。このプロジェクトは続きます」と述べた。      トルコ全土で、保育学級から第5学年までの初等教育学校で開始された「無料学校牛乳配布」プ 全文をよむ

2012-05-01 高校で飛び級認める法案、準備中 (Milliyet紙)

準備中の法案によると、10年生修了時に全ての科目で及第し、かつ学年末に90点以上を取った11年生は、早期に卒業する権利を得られる。また、現在は20日である欠席日数が45日となった。進級すると、授業数は5コマから6コマに増える。授業時間は45分から40分へと短縮になる。      国民教育省(MEB)によって、法案として用意された中等教育機関法が、組合の会合で明らかにされた。法案がそのまま施行された場合には、中等教育委機関の賞罰、中等教育機関の進級と試験、中等教育機関、職業・技術教育、イマーム・ハ 全文をよむ

2012-05-01 メーデー行事各地でーディヤルバクルでは32年ぶり (Milliyet紙)

ディヤルバクルで32年ぶりに5月1日の労働と団結の日にちなんだ集会が開かれた。      5月1日労働と団結の日に、トルコ革新労働組合連盟(DISK)、公務員組合連盟(KESK)、トルコ技術者建築家会議所連合(TMMOB)、トルコ労働組合連盟 (Türk-İş)が駅前広場で開く集会に参加するために、ウルファカプ地区に集まった各グループは、列をなして広場まで行進した。参加者らは警察による身体検査を受けた後、集会場に入った。また集会には平和民主党(BDP)、非抑圧者社会主義党(ESP)、農業労働組合 全文をよむ

2012-05-01 イズミルでマグニチュード5の地震 (Milliyet紙)

イズミルでマグニチュード5の地震が起こった。イズミル湾を震源とするこの地震は周辺地域でも感じられた。      イズミルとその周辺は、マグニチュード5の地震により揺れた。ボアジチ大学のカンディルリ観測・地震研究所により、震源がイズミル湾と特定されたこの地震は、本日17時48分に起こった。震源の深さは地下12.2キロメートルで、短い期間であったが、人々のパニックを引き起こした。現時点での報道によると地震の被害はなかった。      イズミルで17時48分に最初の地震が起こった後、19時2分までの間 全文をよむ

2012-04-30 どうなる5月19日の祭典?―独立戦争開始を祝う「若者とスポーツの日」 (Hurriyet紙)

国民教育省の担当者は、5月19日の祭典が、(祭典の)規範にあるように、アンカラのスタジアムで行われる予定であると発表した。      担当者らは、アンカラ以外の諸県においても祭典が行われる予定であり、各学校で準備されたプログラムを一つにまとめ、スタジアムで行うことも可能であること強調した。      行政裁判所が、国民教育省(MEB)が作成した5月19日「若者とスポーツの日」の回状の差し止めを決めたことにより、今年の5月19日の祭典がアンカラ以外の県で、どこでどのように祝われるのかという点におい 全文をよむ

2012-04-30 メッカの方向、29年間間違えて礼拝 (Milliyet紙)

テキルダー県ハイラボル郡ハシュキョイ村(世帯数110 人口500人)のムスリムの信徒たちは、29年もの間、メッカの方角から60°外れて礼拝を行っていたことが明らかになった。これを受け昨年、村のモスクは取り壊され、新しくモスクが建設、開設された。信徒たちは、同村で1982年に開設されたモスクの礼拝の方角が誤っていると考え、昨年、県のムフティー局へ通知した。(通知を受け)役人が村にやって来てモスクを調査した結果、礼拝の方角がメッカから60°外れていることが確定した。これを受け、建築見直しの取り組みが 全文をよむ

2012-04-29 トルコ料理の中で素早いサービスをできるものは? (Yeni Safak紙)

テレビ番組や報道記事などで最近頻繁に登場するニュースの中に、糖尿病と肥満がある…。すべてのニュースで、特にこれらの病気の主な原因の一つとしてファーストフードを食べる習慣の増加傾向があげられる。私自身も、生産者且つ消費者としてこの問題を考えてみた。      ■糖尿病や肥満の原因はファーストフードなのか?      毎日、糖尿病と肥満の割合が高まっていることに関するニュースは増え続けている。これらの病気の主な原因の一つとして挙げられるファーストフードに関し、新聞や雑誌の記事を読むことにはもう飽き飽 全文をよむ

2012-04-29 ギュル大統領夫妻、ギョクチェアダを訪問 (Milliyet紙)

チャナッカレを訪問していたアブドゥッラー・ギュル大統領と妻のハイリュニサ・ギュルは、水上バスで渡ったギョクチェアダで市民から大きな関心を寄せられた。      ヴェイセル・エルオール森林水産大臣とともに1時間の船旅の後島に降り立ったギュル夫妻をヨルゴ・キルロス府主教も参列する式典と島の住民が歓迎した。ギュル夫妻は特に子供たちに関心を寄せるなか、しばしば記念写真を撮影をゆるしていた。ギョクチェアダの広場にやってきたギュル大統領は、「親愛なる大統領ようこそ」という掲示で 迎えられた。      演説 全文をよむ

2012-04-28 アフヨン県の「禁酒条例」、少し後退 (Hurriyet紙)

アフヨンカラヒサル県庁からの通達で、市内の駐車場もしくは市外のピクニック場での禁酒条例が後退を示した。イルファン・バルカンリオール県知事は、禁酒条例がピクニック場を含まないと説明を行なった。      アフヨンカラヒサル県は、2012/3号の決定で市内での屋外でのアルコール使用と販売を禁止した。県はこの問題と関わる通達の中で、県内の屋外および乗用車での飲酒が、周辺住民に迷惑をかけている原因になっているとした。通達では以下のことが書かれている。      「公共の駐車場、公園、建物のない広場、県内 全文をよむ

2012-04-26 Mehveş Evinコラム:スィノプ原発計画のカナダ・キャンドゥ社、これだけの悪評 (Milliyet紙)

トルコは決めている…多くのリスクがあるにもかかわらず、原子力発電所を建設すると。政府はスィノプ原発建設に向け、カナダのキャンドゥ社と契約した。では、キャンドゥ社とは一体どんな会社なのか?誰も問わなかった質問を私はグーグル検索にかけてみた。何が分かったか見てみよう。      チェルノブイリ原発事故発生から26年が過ぎた。その日から今日までの世界では、最も新しいところではそして最悪の結果をもたらした福島第一原発事故を始めとして、大小100件近い原発事故が起こった。一方、核廃棄物問題というと、それ自 全文をよむ

2012-04-25 専用線バス・コマーシャルに利用者、「ご冗談でしょ!」 (Radikal紙)

イスタンブル市営交通局(IETT)の「イスタンブルの公共交通機関の快適さ」が強調されたコマーシャルがからかいの的になっている。      コマーシャルに登場するヴァタン・シャシュマズは、自家用車に乗らず、「空の」専用線バス(メトロバス)に押し合いへし合いすることなくスムーズに乗り込み、座席に座る。何とこのコマーシャルはメトロバスが最も混雑する時間にバスの中で放映されている。イスタンブルのメトロバスの現状に反したこのコマーシャルを、やっとのことで乗り込み、ほとんど座れることのない車内で目にしなけれ 全文をよむ

2012-04-25 ニューヨーク・タイムス紙、ギュレン師の影響力分析 (Radikal紙)

ニューヨーク・タイムス紙は、フェトゥフッラー・ギュレン師がトルコに影響を与えていると指摘する衝撃的な分析を発表した。      ニューヨーク・タイムスは、「トルコは、アメリカで引退生活を送る宗教家の強い影響力を感じている」と題する一面記事で、アフメト・シュク氏が逮捕されたことはアメリカで生活する、フェトゥフッラー・ギュレン師とかかわりがある可能性があると報道した。さらに、ギュレン師を「何百万もの信奉者や140カ国にある学校により、世界で最も影響のあるイスラム運動の一つのカリスマ説教師」とした。エ 全文をよむ

2012-04-24 2009年カンディル・キャンプから投降の9人に、最長16年の有罪判決 (Yeni Safak紙)

テロ組織PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のカンディル・キャンプとマフムル・キャンプから投降した後、逮捕され裁判にかけられた7人に、9年6ヶ月以上16年以下の懲役が宣告された。      イラク北部のカンディル・キャンプとマフムル・キャンプから2009年10月19日に投降した、4人の子どもを含む34人の中におり、トルコへ越境した少し後に裁判が始められた、拘束中の7人を含む10人の審理は、ディヤルバクル第四重罪裁判所にて続けられていた。      最終審理には、拘束中の容疑者であるアイシ 全文をよむ

2012-04-24 聖者廟、負債から差し押さえ (Yeni Safak紙)

チョルム県スングルル郡ヨリュクリュ村の税金負債が原因で、町にあるエルグル・ババの霊廟が差し押さえられた。      この興味深い事件は、スングルル郡ヨリュクリュ村で起こった。ヨリュクリュ村の計100万トルコリラの滞納金が原因で、税務局によって、村にあるエルギュル・ババの霊廟が差し押さえられた。村にある霊廟の差し押さえを聞いたヨルグル町のエルギュル・ギョクチェティン村長と住民は戸惑った。   ヨリュクリュ村のエルギュル・ギョクチェティン村長は、IHAの記者への説明で、権利証書への登録に向かったとこ 全文をよむ

2012-04-23 新憲法の言葉はどうあるべきか―アンカラでシンポジウム(ネット中継あり) (Yeni Safak紙)

アンカラ広域市は、準備作業の続く新憲法が、今日のトルコ語に適合したものであること、そのために行わなければならないことを議論している。メリフ・ギョクチェキ広域市長主催、トルコ言語協会、トルコ出版社協会、トルコ言語・文学協会の協力で、明日行われる「憲法の言語」というタイトルのシンポジウムには、トルコ国民議会議長のジェミル・チチェキ氏とエルドアン首相も参加する予定だ。シェラトンホテルで行われる予定のこのシンポジウムで作成される立案文書は、憲法の準備作業を行っている委員会に提出される。シンポジウムは、w 全文をよむ

2012-04-22 ノアの方舟はジュディ山に? (Milliyet紙)

シュルナク大学神学部ビュンヤミン・アチュカルン准教授は、様々な注釈書のなかで預言者ノアの箱舟が漂着した場所としてまずジュディ山が記されていると述べた。      預言者ノアの箱舟が大洪水の後、ジュディ山に漂着したのかあるいはアララト山に漂着したのか、調査が続く中、アチュカルン教授は、『注釈書における預言者ノアの物語』という調査書において、ジュディ山の地理学的構造が船の漂着に適していること、聖典コーランで述べられている場所もジュディ山である可能性が高いということに言及している。      アチュカ 全文をよむ

2012-04-21 FEM予備校、高等教育資格試験(YGS)全問正解者に、自動車プレゼント (Zaman紙)

FEM予備校は高等教育資格試験で一位になった2名の生徒を自動車のプレゼントで表彰した。      大学入試センター(ÖSYM)の歴史において、女性として初めて全問正解したシュメイエ・サティンさんは、試験がうまく行かなかった生徒たちに対し、気を落とさぬよう、集中して勉強すれば、希望する学部に入学できるはずだ、と述べた。もう1名の全問正解者であるアブドゥッラー・ジョシュクン君は、1年間ゲームを我慢し た、と述べた。      トルコで上位に入った高等教育資格試験(YGS)の全問正解者たちは、ファーテ 全文をよむ

2012-04-20 高等教育資格試験(YGS)結果発表、1位はコンヤのジョシュクン君 (Radikal紙)

2012年度の高等教育資格試験(YGS)の結果が発表された。全国1位となったのは、6科目500点満点のアブドゥッラー・ジョシュク ン君だ。学校種別では、社会科系高校と職業軍人高校が1位となった。試験全体では0点者が5万805名いた一方、自治体別ではアンカラとブルドゥルが最も高得点の県となった。結果が悪かった高校は東部からで、ハッキャーリ、シュルナク、ヴァン県(の3県)だった。      大学入試センター(ÖSYM)局の書面による発表で、2012年4月1日に行われた試験結果が6時以降に発表されるこ 全文をよむ

2012-04-17 カトリック教会、憲法折衝委員会に200カ所の不動産認定要請 (Hurriyet紙)

トルコ・カトリック教区長評議会会長のルッジェーロ・フランチェスチーニ大司教は、憲法折衝委員会で新憲法に関する要求を説明した。      フランチェスチーニ大司教は「アナトリア・カトリック教会代表」として、1913年に没収された200ヶ所の不動産の返還を求めた。      憲法折衝委員会は、フェネルのギリシャ正教会、シリア正教会代表に続いて、ローマ・カトリック教会代表より昨日ヒアリングを行った。トルコ・カトリック教区長評議会会長のルッジェーロ・ファランチェスキーニ大司教は、教会への法人格付与、20 全文をよむ

2012-04-15 豪華パーティーに加速 (Radikal紙)

トルコにおける「高額な消費」のなかで、近年「増えたものリスト」の中に含まれるものとして何十万ドルのパーティーがある。誕生日、結婚、あるいは、記念日のお祝い…      外国にも似たような現象があるが、最も贅沢な場所で豪華なゲストをもてなすこうしたパーティーは、富裕層のある種の力の顕示(見栄)である。現在は、この見栄が富裕層の子供たちに大流行している。今や、富裕層の家族は子供たちのハリウッド張りの誕生パーティーで競い合っている。どうして、自分たちの娘アイシェが3歳になるときに、トム・クルーズとケイ 全文をよむ

2012-04-11 保護観察特別措置開始、1万5千人の釈放はじまる (Radikal紙)

条件付き釈放に一年もしくはそれ未満の受刑者の刑の一部を保護観察措置に充てることとする法が官報で掲載され、施行に移った。      保護観察法の恩恵を受けた約1万5千人が刑務所からの釈放を待ち望んでいる。釈放はアンカラ開放型矯正施設でまず行われた。釈放された一人目はムスタファ・ジンジ氏であった。官報で掲載された「刑罰及び治安対策の施行に関する法と保護観察および支援センター並びに保護機関に関する法における変更に関する法案」によると、開放型矯正施設で直近の6カ月を継続して過ごした者、少年院で収容期間の 全文をよむ

2012-04-08 コーラン学校参加基準に変更措置 (Yeni Safak紙)

(1997年の)「2月28日過程」で生まれた、コーラン学校に立ちはだかる障害が少しずつ取り払われ始めた。      「2月28日過程」や「8年一貫制初等教育制度」の導入により、15歳以下の子供がコーランを学ぶことも困難になっていた。しかし今回義務教育を12年間に変更する法により、学校で「コーランと預言者ムハンマド」が選択科目となった上、夏期コーラン学校に立ちはだかっていたいくつかの障害も取り払われた。官報で公布されたコーラン学校規則では、両親の同意によって小さな子供もコーラン学校に行けることが盛 全文をよむ

2012-04-08 警察総局で使用禁止の外来語 (Milliyet紙)

トルコで急速に広がる外来語の使用に対して警察は対策を取ることにした。警察総局は、全ての部署に通達を送り、無線、放送、スピーチ原稿、標識、職員の間、あるいは市民との会話において外来語を使用しないよう求めた。      ■使用禁止語      タクヴィム紙の情報によると、この問題について、警察組織で最も使われる350の外来語が決定された。これらの外来語及びこれと同様の外来語を使わないことが求められた。これにより、警察官は「provokasyon(扇動・挑発), hacker(ハッカー), data( 全文をよむ

2012-04-05 高校に子供を行かせない親に、罰金―義務教育12年化 (Milliyet紙)

国民教育省は12年間の非一貫教育で義務化される高校へ子供を通わせない親へ罰則を適用する。      8年間の一貫義務教育で、中学校へ継続して通わない学生の家族に対し、はじめに説得を行い、それでも通わせない場合、罰金を科していた省は同様の適用を高校についても行う。      自動的に登録      4+4制の最初の8年を修了した学生の高校への登録はe-okulシステム(保護者に対して連絡や情報提供を行うために国民教育省が運用しているウェブサービス)により自動的に行われる。登録済みにもかかわらず高校 全文をよむ

2012-04-03 「コーランと預言者ムハンマド」授業の概要明らかに (Milliyet紙)

国民教育省は、「コーランと預言者ムハンマド」の選択科目が中学、高校でどのように教えられるのか、その指針を示した。      国民教育省は次年度に施行される4+4+4義務教育法に関する準備を始めた。法に記載され物議を醸している、中高での選択科目である「コーランと預言者ムハンマド」がどのように教えられるべきかを含め、この問題における疑問への回答を教育省関係者は行った。 関係者は世論には特にこれらの選択科目に関して事実無根な主張や不安があると述べ、「1500万人の生徒の中でこの授業を選択科目として履修 全文をよむ

2012-04-01 ラズが造ったレストランは真逆 (Milliyet紙)

トルコの国境まで5キロのところにあるグルジアのアジャリア自治共和国の首都バトゥムにある「白いレストラン」の建物は、その構造によって見た人を驚かせる。ラズ系グルジア人のテムル・ツルツミアによって、3ヶ月前にオープンしたレストランの建物は逆さに建設された。2階建てで2,300㎡の広さのレストランの屋根は地面にあり、机と椅子、植木鉢、絨毯、トイレ、クローゼット、階段、ベランダも天井に逆さに作られている。ラズ料理のレストランの従業員もオーナーと同様にラズ系グルジア人とトルコ人である。興味の的となっている 全文をよむ

2012-04-01 メルスィン・アククユ原発予定地、36年の倦怠 (Radikal紙)

36年の間原発設置について話してきたビュユケジェリ町では畜産業が終わってしまい、農業は外部の人間に委ねられている。そして、村に残る人たちには「原発疲れ」がある!      木曜日(3月29日)、メルスィン郡ギュルナル地域に属するビュユケジェリ町で、アククユ原発環境影響評価報告(ÇED)市民参加集会が行われたが、抗議者が出たため途中で終了となった。現状は環境保護論者から見てまず勝利のように思われたとしても、実際の状況はまったく逆をいっている。なぜならすでに原発反対派ではなく賛成派の声がより大きいか 全文をよむ

2012-03-27 エルドアン首相、ソウルで原発宣言 (Zaman紙)

核安全保障サミットの全体会合の閉幕にあたりスピーチをしたエルドアン首相は、トルコのエネルギー需要に応えるため原子力計画を始動したと明らかにした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、トルコがヨーロッパで6番目、世界では16番目の経済大国の位置づけにあると話し、「安全で信頼出来、経済的で環境にやさしいエネルギー源の使用は、トルコの成長戦略の中心をなしている。トルコは精力的に原子力計画を始動した。さらに国のエネルギー需要に継続的に対応するために、この計画をしっかりと実施していくだろう。国 全文をよむ

2012-03-25 新教育制度で大学入学試験も予備校もなくなる (Hurriyet紙)

大学入学試験も大学準備校も廃止する。こうした予備校は高校に変わるか、閉鎖される。なぜなら、最終手段をこのような場で使ってほしくないからだ。私は一部の大手予備校と話した。彼らも、「私たちもその方向に行こうと考えている」と話した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、久しぶりの国外訪問をおこない、同行した記者らに重要な発表を行った。エルドアン首相は、「初めて発表する」と述べ、以下のように続けた。      「大学入学試験(高等教育資格試験)も大学準備校も廃止する。こうした予備校は高校に変 全文をよむ

2012-03-25 ショッピングセンターで飛び降り (Zaman紙)

シシュリにあるショッピングセンターの6階から飛び降りた男性が死亡した。      メジディエキョイのビュユクデレ大通りにあるジェヴァヒルショッピングセンターを訪れていたウミト・ビュユクチョラクさん(33歳)が、ショッピングセンターの6階から飛び降り自殺した。      ショッピングセンターにいた市民からの通報により事件現場に警官が急行する間、ビュユクチョラクさんへの応急処置はショッピングセンター内の医療チームが行なった。      懸命な処置も虚しく命を落としたビュユクチョラクさんの遺体は、検死 全文をよむ

2012-03-25 イスタンブルにもピクニックの季節 (Yeni Safak紙)

イスタンブルで晴天に乗じて海岸に繰り出した人々は、楽しい日曜日を満喫した。      寒く雨の多い天気のために、長い間休日に家から出られなかったイスタンブルの人々は、急に気温があがると、公園や海岸に殺到した。人々は持参の材料を使って海岸の緑地でバーベキューをしたり、お茶を沸かしたりして、温かくよい天気を満喫した。子供たちと芝生の上でボール遊びをする人や、バーベキューの準備をする人もいた。このすばらしい陽気を最も味わったのは子供たちであった。ボールで遊び、縄跳びをし、公園でブランコに乗った子供たち 全文をよむ

2012-03-24 今日からサマータイム (Milliyet紙)

24日(土)から25日(日)にかけての今夜午前3時に、時計が1時間進められる。サマータイムは太陽光をより有効に活用する目的で行われるもので、適用に関する閣議決定が2012年3月13日付の官報で公布された。決議の枠組みで、全国で3月25日日曜日午前3時に1時間時計が進められる。この時間は、2012年10月28日午前4時にもとに戻ることになっている。      サマータイムの適用は、太陽光をより有効的に活用し、電気エネルギーの照明使用量を節約することを目的とする。また、サマータイム適用により、夕方か 全文をよむ

2012-03-23 今夏、ディヤルバクル空港3カ月閉鎖 (Radikal紙)

昨年175万人の客が利用したディヤルバクル空港は、滑走路改修工事のため、6月1日から約3ヶ月間閉鎖される。      ディヤルバクル県のムスタファ・トプラク知事は、空軍司令本部の仲介により、ディヤルバクル空港のメイン滑走の改修工事が行われると発表した。工事は6月1日に始まり、およそ3ヶ月かかると見込まれており、この間に利用客に迷惑がかからないよう一連の対策を設けて工事すると述べた。交通省の国家空港管理総局がこの問題について検討しているという。      トプラク知事は、滑走路端安全区域へ120人 全文をよむ

2012-03-22 幹線道路沿いの町並み、整備へ (Milliyet紙)

イスタンブルのE5、E6幹線道路で実施される二つのプロジェクトにより、ビル群(の外面)が作り出す景観の悪さが整備され、ビルの外面の色、形状、広告板が一新される予定である。      ヨーロッパの文化的首都を担う永遠に美しいイスタンブル…   イスタンブルに足を踏み入れてまず飛び込んでくる景色は全く異なっている。ちぐはぐで、何であるのか分からず、美しさからは程遠い、色とりどりの広告に囲まれたビル群…      イスタンブル広域市は、市の歴史的景観に相応しい「顔」を作り、景観の悪さをなくすための取り 全文をよむ

2012-03-18 宗務庁長官、新教育システムを評価 (Yeni Safak紙)

ギョルメズ長官は、イマーム・ハティプ学校の中等部が再び設置されることによって宗教関係者の質が上がるとし、8年間の一貫教育の中でイマーム・ハティプ学校の課程を3,4年受けただけの若者には、いかなるモスクも任せるわけにはいかないと述べた。      宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、トルコ大国民議会教育委員会で承認された「義務教育12年化」に関する提案が、宗教教育に関して議論されていることが残念だと話した。ギョルメズ長官は書面による発表で、非一般宗教教育を、決して一般宗教教育の代わりだと考えてはい 全文をよむ

2012-03-18 チャナッカレでの戦没者追悼、トルコ国外でも (Hurriyet紙)

チャナッカレでの戦没者が、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)のイエメントルコ人墓地とバクーでも追悼された。      ギルネ・ボスフォラス墓地で行われた式に、デルヴィシュ・エルオール大統領、ハサン・ボゼル共和国議会議長、イルセン・キュチュク首相、第2代大統領メフメト・アリ・タラト氏、トルコのニコシア大使ハリル・イブラヒム・アクチャ氏、キプロス・トルコ平和軍(KTBK)司令官アデム・フドゥティ中将、KKTC保安軍司令官メフメト・ダイサル少将、各省大臣、各政党党首、大学、諸団体の代表が参加した。  全文をよむ

2012-03-18 ドキュメンタリー「アルメニア人不法就労者たち」テレビ放映 (Radikal紙)

エルヴァン・クヴルジュム監督はドキュメンタリー「アルメニア人不法就労者たち」で生き抜くための闘いを映し出している。「国境無きニュース・トルコ」の番組用に撮影されたドキュメンタリーは今日11時25分と22時25分からTRTトルコで放送される。      これは、一人あたりの一ヶ月の収入が48ドルのアルメニアからお金を稼ぐためにトルコへ来た、生活の苦しさと故郷を想う気持ちに板挟みになったアルメニア人不法就労者の物語だ…。エルヴァン・クヴルジュム監督は5年前にクムカプで不法就労をしているアルメニスタン 全文をよむ

2012-03-18 大統領府に寄せられる要望の中には結婚の相談も (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、大統領に就任してから、世論との対話という点で歴代大統領と随分違った方法をとっている。ギュル大統領はソーシャルメディアを効果的に活用するリーダーの最たるものであり、人々からの要望に対してすべて回答がなされるよう、指示を出している。大統領のもとには、1ヶ月で平均1万1千通のメールと手紙が送られてくる。国民の様々な問題は公邸職員と担当部署が連絡を取り合うことで解決していくのだが、公邸に来る要望の中には面白いものもある。ディヤルバクルからギュル大統領に向けて書かれた要望は 全文をよむ

2012-03-17 雪に閉ざされた村からSOS、救急車を呼んだその理由は? (Milliyet紙)

ウードゥル県トゥズルジャ郡から60キロメートルの距離にあり、道路が雪によって閉鎖されていたサルブラク村に住む62歳のゼンヌレ・タシュさんが体調不良を訴えて112の救急番号に通報した。県特別行政局と医療チームが出動した。道路は除雪され、医療チームは救急車でゼンヌレ・タシュさんを自宅から搬送した。しかしタシュさんはスーツケースを持参していて、病気ではなくウードゥルからイズミルに行くバスに間に合うように道路を開放させて救急車を呼んだことが明らかになった。      トゥズルジャ県サルブラク村に住むゼン 全文をよむ

2012-03-17 「コーラン授業を小学校で選択科目に」幸福党、主張 (Zaman紙)

ムスタファ・カマラク幸福党党首は、「義務教育の一年生からコーランを選択科目として学ばせよう」と述べた。      カマラク党首は、党のバルトン県支部によって国民教育センターで行われた広域地方県評議会で行った会見で、(1997年の)「2月28日過程」では、収益源を失った大企業が「宗教的反動がやってくる」と言い、労働者や退職者を騙そうとし、その過程で軍が利用されたのだと話した。      軍が「2月28日過程」の主導者ではなかったことを強調するカマラク党首は以下のように述べた。   「軍は利用された 全文をよむ

2012-03-17 ラズの人々も新憲法に向け、優遇措置要求 (Radikal紙)

ラズ語教育を求めたことで昨今問題となっているSIMAラズ文化・扶助財団が、トルコ大国民議会へ憲法提案を提出し、ラズ語への「積極的差別」措置を要求した。      国民議会の憲法調整委員会の中に設けられた下部委員会は、各種NGOからの提案を受け付けている。ギリシャ人、アルメニア人、クルド人、シリア正教徒に続きラズの人々も憲法提案を示し、「1800年間、この地に暮らしています。われわれも意見を言える立場になりたい」と述べた。提案では憲法の第3条にある 「国民の不可分」という箇所を除くよう要望した。こ 全文をよむ

2012-03-16 イペキ殺人&ローマ教皇襲撃事件のメフメト・アージャ、メッカ小巡礼へ (Hurriyet紙)

アビディ・イペキ殺害で有罪判決を受け、ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂で29年間服役していたメフメト・アリ・アージャが、メッカ小巡礼へ向かった。      小巡礼のためサウジアラビア航空の飛行機でジッダへ向かうアージャを、アタテュルク国際空港で支援者たちが迎えた。アージャはカフェで休み、そこで支援者と歓談した。スーツ姿でサングラスをしたアージャの手に、キスをする支援者の姿も目撃された。アージャはパスポートチェックの際に少し待ち、住所確認書類に記入した。そして必要事項を記入すると、ジッダ行き 全文をよむ

2012-03-15 イスタンブルで3月の雪 (Yeni Safak紙)

3月になり春を待ち望むイスタンブルっ子たちに、夜の間に雪がサプライズをもたらした。高台にある地区では雪となり、タクスィム広場でも市民たちは備える間もなく雪に見舞われた。      イスタンブルで降ったり止んだりと続いた雨は、夜の時間帯に雪に変わった。特に高台地が雪の影響を受け、3月になり春を待ち望んでいたイスタンブルっ子たちは、備える間もなく雪に見舞われた。   タクスィム広場では牡丹雪が舞い、銀世界が作り出された。雪や寒さから逃れるために市民たちは、屋内に逃げ込んだ。   この雪は夜の間中降り 全文をよむ

2012-03-14 クルド語の数学教科書が完成間近―ハッキャーリ大 (Radikal紙)

ハッキャーリ大ベレンリ学長「この仕事を、国の民主化において重要な一歩だと考えている」      ハッキャーリ大学で教鞭をとるユスフ・ソイブラルさんが、クルド語の数学の教科書を準備していることが分かった。      イブラヒム・ベレンリ学長は、講師のユスフ・ソイブラルさんが数学の教科書を準備していることを発表し、彼が数学の分野で素晴らしい学者であると語った。大学側としても、必要な支援をしているとし、「この本をクルド学会から出版しようと考えている。この仕事を完遂するため私たちにできるすべての支援をし 全文をよむ

2012-03-13 新教育制度で、選択「クルド語」開設、必修「宗教」廃止へ青信号か (Milliyet紙)

国民教育省のオメル・ディンチェル大臣は、共和人民党(CHP)と民族主義者行動党(MHP)が委員会会議で反対決議を出したことに対し、「これこそが、公正発展党に100議席をもたらした、共和人民党らしい態度だ」と皮肉を述べた。一方、新教育制度で選択制「クルド語」の開設と、「宗教」の必修廃止に向け青信号を示した。      ディンチェル大臣は、就学年齢に関しても一昨日会議から進言された「満72ヶ月の者」に対して「72ヶ月以下とする」と述べた。      ■宗教教育を望む声がある      宗教教育を望む 全文をよむ

2012-03-13 1993年スィヴァス・マドゥマクホテル焼き打ち事件、裁判所時効決定 (Radikal紙)

スィヴァスで1993年7月2日に起こり、活動家2人、ホテル従業員1人を含む37人の死という結末に終わったマドゥマクホテルの放火事件に関する裁判で、法廷は時効という歴史的な判決を下した。      法廷は、裁判の時効による終結を決定した。Hurriyet.com.trは裁判を、そしてその後の展開を刻一刻と追っている。      スィヴァスで1993年7月2日に起きたマドゥマクホテルの放火と37人の死に関する本訴訟から分離された7人の被告についての裁判は、2被告について死亡、一方5被告については時効 全文をよむ

2012-03-12 デルスィム強制移住者リスト、国会へ提出 (Zaman紙)

デルスィム事件を小委員会を介して調査したトルコ大国民議会(TBMM)請願処理委員会は、今日まで表面化しなかった書類を手に入れた。      首相府国立文書館総局から提出された2500近い文書の中には非常に重要な記録がある。トルコの29の異なる県に移住させられた約1万5000人のデルスィム出身者の名前と強制移住先はひとつひとつリストにされた。一党制時代の政府が虐殺と強制移住の要因となったとする報告書も興味深い。ここでは「泥棒や略 奪、強盗はデルスィム地方で習慣化している」との評価がくだされている。 全文をよむ

2012-03-11 義務教育4+4+4制、大乱闘のなか国会教育委員会を通過 (Milliyet紙)

義務教育4+4+4制の導入は、大乱闘の末、承認された。会場に来た100人の公正発展党の議員と、共和人民党(CHP)および民族主義者行動党(MHP)の議員の間で、殴り合いが起こった。椅子は壊され、議員はお互い瓶の水を掛け合い、押しつぶされる危険に見舞われた人もいた。      国会の教育・文化・青年とスポーツ委員会は新たに提案された義務教育4+4+4制に関する議論が独占する形で始まり、「ファシズムに対して団結を」というスロー ガンで終わった。公正発展党の議員が演壇の前にバリケードを作り、殴り合い、 全文をよむ

2012-03-10 ジェームス・ボンド映画撮影のため、アダナ市中幹線道路12日間、通行止め! (Hurriyet紙)

アダナで撮影が始まった映画「007―スカイフォール」のため、何万もの車の往来がある大通りで、12日間の通行止めが行われる。      アダナ広域市交通整備センター(UKOME)は、制作会社の要求を受け、アクション映画の撮影を理由に、3月17日から26 日の間と、5月5日から6日の間、カスム・ギュレキ鉄道橋の通行を封鎖することを決定した。シリーズ24作目の映画の15分間の部分が撮影されるアダナで、(鉄道橋の通行止めは)一日12時間に及ぶため、その間の交通は別の道路で確保される。6時から18時までの 全文をよむ

2012-03-09 平和民主党「今年のノールーズの祝典、盛大に」 (Radikal紙)

平和民主党ディヤルバクル県支部長のズュベイデ・ズュムルト氏は、毎年3月21日に行われているノールーズが今年は10日間にわたって開催されることとなり、ディヤルバクルでの祝典は3月18日に開催される予定で、政治に重きが置かれると述べた。      平和民主党ディヤルバクル県支部長のズュベイデ・ズュムルト氏は記者会見において、ノールーズの祝典が今年は10日に間にわたって開催されることとなったと述べた。      ズュムルト氏は、今年ノールーズの祝典では政治に重きが置かれると述べ、ディヤルバクルではノー 全文をよむ

2012-03-07 女性への暴力防止法、議会での審議はじまる (Hurriyet紙)

これは国会における、女性にとって歴史的な日である。女性の保護および女性への暴力防止に関する法案が国会本会議で審議された。273の 女性団体「暴力撲滅プラットフォーム」は法案で行われたと考えられる変更に不満を示している。この不満を国会にいる全政党の国会議員に書簡で伝えた。公正発展党の提案で法案の第4条が変更され、働く女性にも2ヶ月間、保育援助金が受給できる権利が与えられることとなった。法案審議の際に発言した民族主義者行動党テキルダー県選出のビュレント・ベレン議員は、ベフザット・Ç.という番組がトル 全文をよむ

2012-03-07 夏時間・冬時間廃止論、ふたたび (Yeni Safak紙)

サマータイムの常時適用、20%のエネルギー節約のため労働時間調整が再び議題に上がった。エネルギー天然資源省タネル・ユルドゥズ大臣の提案は今月閣議で取り上げられる。      ユルドゥズ大臣はロシアで類似した適用があり、トルコでも過去公的機関では土曜日の午前中に勤務時間が設定されていたと説明した。      ユルドゥズ大臣は「1980年代から現在にかけてトルコの富が豊かになったため、土曜日の半日労働が撤廃されたのだろうか?」とし、労働時間帯の切り上げが交通からサービス産業まで全分野において与える影 全文をよむ

2012-03-07 埋蔵「宝さがし」で農民、奔走―リゼ県 (Milliyet紙)

リゼ県アルデシェン郡ピリンチリキ村で一部の住民が、彼らの所有地を掘削機で掘り起こし、埋蔵金探しを始めた。同村のジャーミ地区在住で、所有地に埋蔵金が埋まっていると力説する一部の村人は、関係当局に申請し、埋蔵金探し希望の旨を伝えた。      許可取得後に、郡軍警察司令部所属部隊、リゼ博物館管理局職員及び出資者らの監督下で、同地で掘削機を用いた掘削作業が開始された。      土地所有者の一人アーデム・ザイムオール氏は、記者会見で、シルクロードが当該地域を通っていたと長年噂されていることを明らかにし 全文をよむ

2012-03-05 天国の「予約席」売った6人、詐欺罪で逮捕 (Radikal紙)

アンタルヤ、ハタイ、クルッカレ、チャンクル、そしてアンカラで、人々に天国行きを約束し、金をだまし取ったとされる、3人の女性を含む6人が拘留された。      アンタルヤ公安局盗難詐欺対策室のチームが、信仰心を利用して詐欺を働いたとされる被告人たちに対し、2ヶ月間の内偵の後、捜査を行った。      アンタルヤ、ハタイ、クルッカレ、チャンクルとアンカラ行われた一斉捜査で、組織のリーダーであるとされるF.Kとその妻N.K、医師であることが明らかになったA.C.YとA.Y、U.T、F.Yが拘束された。 全文をよむ

2012-03-04 ディヤルバクルでクルド語教育保育園、開園準備 (Milliyet紙)

ディヤルバクル市役所はまず初めに職員の子供に対してクルド語だけで教育が行われる保育園を開くために準備を始めた。      保育園では生まれたときは家族とクルド語を話しているが、保育園に入った後に一転、クルド語の代わりにトルコ語を話し始める子供たちに対し、小学校に入る年齢まで母語を教えることを目指している。      ディヤルバクル市役所はまず初めに、市役所の職員の子供に対してクルド語でだけ教育が行われる保育園を開くことを決めた。少し前に地元のテレビ局に出演したディヤルバクル市長で平和民主党(BD 全文をよむ

2012-03-04 使い過ぎ!―トルコの塩消費量、3倍に (Radikal紙)

エーゲ大学医学部が主催した第10回健康市民会議で、「塩と私たち」というパネルが開催された。パネリストのアリ・バシュチュ教授は、一日6グラムの塩分を摂取するだけでメタボリックシンドロームになる危険性があるとし、「残念ながら私たちの)塩分摂取量は、通常の摂取量の3倍に達している。トルコでは一人当たりの(1日の)塩分摂取量は18グラムである」と語った。      パネリストとしてパネルに参加したイズミル県保健局長で外科医のメフメト・オズカンは、保健省が75,000世帯を対象にバランスの取れた健康的な食 全文をよむ

2012-03-03 ディヤルバクルで「クルド語会議」はじまる―共通アルファベットなど討議 (Radikal紙)

世界中の多くの国々から集まった200名のクルド語研究者が、この度初めて、ディヤルバクルでの会議で一堂に会し、「共通語・共通アルファベット」に関する討議がはじまった。      世界の多くの国々に暮らすクルド語研究者やクルド語専門家らが、ディヤルバクルでの「クルド民族言語会議」に集結。会議は、クルド国歌であるとされる「Ey Reqip」の斉唱で幕を開けた。会議では共通語と共通アルファベットに関する合意の形成に向けた討議がなされる予定だ。      民主社会会議(DTK)、クルド研究所、そしてクルド 全文をよむ

2012-03-03 黒海のヘーゼルナッツ農家、寒さ対策で寝ずの番 (Zaman紙)

トルコ全土に影響を及ぼしている寒波で、黒海沿いのヘーゼルナッツ農家は眠れぬ夜を過ごした。      オルドゥ県知事府によれば、県全域に凍結意報が出された後、農家は畑で朝までわらや薪を燃やし煙を出して穀物を凍結から守ろうとした。      同地域に凍結注意報が出された後、ヘーゼルナッツ農家たちは様々な方法を試しながら、作物に被害が出ないためにできる限りを尽くした。      ネジャト・アヴジュオルドゥ県農業会議所会長は、ヘーゼルナッツ農家たちが凍結に対して取っている予防策は妥当で、正しいものである 全文をよむ

2012-03-01 移植された身体部位はどこに埋葬されるべきか?―宗務庁見解発表 (Milliyet紙)

宗務庁の宗務高等委員会は、他者に移植されるために摘出された臓器が、本来の持ち主が埋葬されることで、持ち主から(文字通り)切り離されてしまうことになると述べ、墓を掘りおこさないということを条件に、臓器の本来の持ち主、もしくは移植された人の墓地の一画、または墓地の適当な場所に、布でくるみ埋葬することが望ましいと発表した。      宗務庁広報の文書での発表によれば、宗務高等委員会は、アクデニズ、ハジェテペ両大学で行われた臓器移植手術の後で、世論が提起した疑問について回答した。      委員会は、移 全文をよむ

2012-02-29 義務教育4+4+4制、今年9月から導入か (Milliyet紙)

2年間の義務教育の実施は2012年~2013年の学年暦に導入される。導入時期は閣議によって1年間延期される可能性もある。      トルコ大国民議会(TBMM)の教育・文化・青年とスポーツ委員会内に組織された小委員会は、義務教育を12年に引き上げ、一貫教育に終止符を打つ法案に修正を加えた上で承認した。      公正発展党(AKP)コジャエリ選出議員フィキリ・ウシュク氏を議長として招集された小委員会は、「初等教育及び中等教育法における若干の修正に関する法案」の作業を終了した。      小委員会 全文をよむ

2012-02-29 いやがらせ?アレヴィーの家に「印」―アドゥヤマンで警察調査へ (Zaman紙)

トルコ人とクルド人、アレヴィー派信徒とスンナ派信徒、ムスリムとキリスト教徒を始めとして、多様な民族性や宗教に属する人々が一緒に暮らしているアドゥヤマンで、市民数人が朝起きると自宅の門に赤い「印」があるのを見つけた。      不安に思った地区の住民らは、状況を警察に知らせた。警官らは現場で大規模な調査を開始した後、事件が起こった夜に関係する様々な職場の防犯カメラを調べた。アレヴィー派諸団体は検察に刑事告訴を行った。地区の住民らは門に「印」がつけられたことをマラシュ事件になぞらえ、犯人がすぐに見つ 全文をよむ

2012-02-28 雪のアンカラ、学校休校 (Milliyet紙)

アンカラ県は悪天候のため市内の学校を明日一日休校とすることを決めた。      アンカラ県による発表で、首都アンカラが低気温と降雪に見舞われているとし、警戒するよう市民に求めた。      発表では、降雪のため公立・私立の初等・中等学校、非公的教育機関、幼稚園、託児所の一日間の休校が決定されたと述べられ、次のように伝えられた。      「予想される急激な気温の低下が凍結事故につながり、同時に断続的に降雪が予想されるとの見通しから、アンカラ県衛生局の決定により2月29日水曜日はアンカラ県の公務員 全文をよむ

2012-02-24 全国からの寄付で、ヴァンに33校 (Milliyet紙)

被災地ヴァンで33の学校が新たに建設されるために、慈善家たちによって寄付覚書に署名が行われた。これにより、390の教室を備えた27の学校、4つの体育館、12の居住施設、2つの教員宿舎、342のコンテナハウス、900人を収容可能な宿泊施設建設に必要な財源が確保された。      地震後、滞っているヴァンでの教育を維持するために、トルコのあらゆる方面から支援が届き、33の学校を新たに建設するための寄付覚書に署名が行われた。これにより390の教室を備えた27校、4つの体育館、12の居住施設、2つの教員 全文をよむ

2012-02-23 Facebookの内部「不適切」基準、漏えい―アタテュルクとPKKは× (Hurriyet紙)

ソーシャルネットワーキングサービスFacebookの写真やメッセージなどのコンテンツに関するポリシーがメディアに漏えいした。      Daily Mailの報道によれば、Facebookの内容検閲機関として知られるoDesk社の元従業員によって漏えいされた"規則本"において、アタテュルクに対する画像または文章による侮辱のすべて、"クルディスタン"の地図、そしてPKKを支持するメッセージが禁止内容の中に含まれているという。      これらの情報は、oDesk社によって時給1ドルで働かされ、不当 全文をよむ

2012-02-22 イスタンブルの区長「このままでは100万人分の墓が必要になる」―地震対策急務 (Milliyet紙)

CHPのハサン・アクギュン、ビュユクチェクメジェ区長は、イスタンブルの2つの地域で2つの震度7の地震が起きるとされているのは周知だ と述べ、専門家たちの意見も発表した。アクギュン区長は、「ビュユクチェクメジェ、キュチュクチェクメジェ、ギュンギョレンにある倒壊しそうな建物を取り壊し建て直さなければ、そこにいる人々が死んでしまう。建物を新しくするか、100万人の墓を用意するかだ」と語った。      230の地方自治体からなるマルマラ地方自治体連合により、「地方自治体における新しい展望と適用の影響」 全文をよむ

2012-02-21 Abbas Güçlüコラム:義務教育12年化の問題点 (Milliyet紙)

(1997年に)基礎教育を8年に延長したことは完全なる無鉄砲であった。国民教育会議の決定が実行に移されるまでに20年はかかっていたのに・・。ちょうど(20年前の義務教育8年化の)決定が実施に移されようとしていたときに、(小学校5年、中学校3年という)断続的な教育か、(8年間の初等教育)一貫教育かという議論が始まった。(1997年の)「2月28日過程」事件の成り行きで一貫教育が採択され、一夜のうちに数千校もの農村の学校が閉校になった。しかし、我々は人里離れた奥地まで学校を普及させようと80年間尽力 全文をよむ

2012-02-18 各地でまた大雪、16県で休校措置 (Zaman紙)

全国的な大雪により、ブルサ、コンヤ、イスパルタ、マラトゥヤ、デニズリ、アドゥヤマン間にある16県で学校は一日休校となった。      何百もの村で交通網がふさがれる一方、ボル山街道の積雪は30cmに、スキーと冬の観光の中心であるウル山では2.8mに達した。近年で最も寒い冬となったイスタンブルでは、雪は一昨晩以来強さを増した。特に、アナトリア側は白一色に覆われ、見たこともないような美しい風景が現れた。降雪は今日以降イスタンブルでは止むと予想されている。      全国的な大雪により、多くの県で授業 全文をよむ

2012-02-17 アタテュルクを侮辱―Facebookの写真にアクセス集中 (Radikal紙)

先週、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、facebookで公開されたこの写真が短期間で一万人のユーザーのもとに届いた。      SNSで波紋を呼んでいる写真には、カルタル・アナドル・イマーム・ハティプ高校の学生とされる、スカーフをかぶった4人の学生がアタテュルクの胸像をからかって遊んでいる場面が写っている。      ヴァタン紙のコラミスト、ギュンギョル・メンギ氏とムスタファ・ムトル氏も今日のコラムで大きな波紋を広げているこの事件を取り上げ、学校運営者を批判した。      写 全文をよむ

2012-02-15 「共和国通り、独立通り、自由通り・・・に住民なじまず」―オルドゥ県で地名変更 (Hurriyet紙)

オルドゥ県アイバストゥ市にある「独立通り」「自由通り」「共和国通り」「イノニュ通り」という地名は「住民に親しまれていない」という主張によって、市議会の決定で変更された。公正発展党のイッゼト・ギュンドアル市長は市民からの要望を受けて地名を変更したと述べた。一方で民主左派党のフェフミ・キュプチュク前市長は、「これらの言葉は社会的に、我々の最も大きな財産です。住民からこのような要望があったとは全く思いません。これらはイデオロギー的に得られた決定です。」と述べた。      オルドゥ県アイバストゥ市で、 全文をよむ

2012-02-14 イラン、グーグル・ユーチューブ等へのアクセスを禁止に (Milliyet紙)

イランで、グーグルのパスワード付検索、ユーチューブ、GメールやホットメールなどのEメールサービスが禁止された。ニュースはグーグルによっても確認された。      世界のどこであろうと抑圧的な体制は、反体制者達の通信を遮断し民衆の組織化を防ぐためにインターネットアクセスの禁止に打って出る。「アラブの春」のプロセスにおいてエジプト、リビア、シリアでたびたび現れた規制や禁止が、いまイランで起こっている。      ■Eメールサービスも禁止のリストに      イランではグーグルのパスワード付検索、ユー 全文をよむ

2012-02-13 歌手アリハン、エルドアン首相の「子供は3人」政策の歌、発表 (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の「子供は3人」政策を、歌にした歌手アリハンさんは、人口の爆発的増加が起こるだろうと述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の「子供は3人」政策を歌にした歌手アリハンさんは、人口の爆発的増加が起こるだろうと述べた。   トカトのエルバア郡で、2月14日バレンタインデーのためにあるホテルで行われる夜公演に出演する予定のアリハンさんは、エルドアン首相が参加した結婚式で、式を挙げたカップルに向けて行った、「子供は3人」の提言を歌にしたと話した。エルドアン 全文をよむ

2012-02-12 凍った湖を歩いた人へ、170リラ罰金―ボル・ギョルジュク湖 (Radikal紙)

ボルで観光地となっているギョルジュクで、「凍った湖の上を歩くのは危険で、禁止されています」と警告する看板があるにもかかわらず、凍っている湖の上を歩いた旅行者に対し、軍警察は、軽犯罪法違反で170リラ(約7,500円)ずつの罰金を科した。   松の木々に囲まれた観光地であるギョルジュクは、晴れ間がのぞくと、訪れる旅行者でにぎわい、降雪で真っ白な雪に覆われたギョルジュクの景色は人々に感銘を与えた。旅行者たちは、雪に覆われたギョルジュクで湖の周りを散策したり、雪合戦をしていた。   旅行者たちは、湖の 全文をよむ

2012-02-11 ビトリス、積雪は6.4メートル (Zaman紙)

ビトリス県気象庁は、ビトリス県の積雪が6.4メートルに達したと発表した。      ビトリス県気象庁は同県の積雪量を2.2メートル、今季の合計積雪量が6.4メートルに達したと公式発表した。ビトリス県の古い歴史的な家屋は雪の重さに耐えきれず崩れ落ち、ビトリス県警察署と全寮制過疎地域小学校(YİBO)が所有する2つの屋内芝フィールドも、積雪で崩れた屋根の下敷きになった。      ビトリス県庁の裏手にある平屋住宅も雪の中に埋もれた。ここ20年で最も厳しい冬に見舞われているビトリス県では、人々は穴を掘 全文をよむ

2012-02-09 タブレット端末配布のファーティフ計画、始動 (Milliyet紙)

信仰に重きを置く世代を育成するという議論に、私たちは捉われてしまった。私たちみんなを興奮させるべきファーティフ計画には、十分な興味を抱くことができなかった。さらに有難いことには、国民教育省も社会を十分に巻き込むことができなかった。率直に言えば説明しきれなかった。      しかし、信じがたい一歩が投じられようとしている。   理由を説明したい。      世界はもはや全体でテクノロジーと情報の時代に入っている。テクノロジーを産み出せる社会や、情報で競争に入っていくことのできる国が、どこであろうと 全文をよむ

2012-02-08 悪天候の黒海地方、大しけ (Yeni Safak紙)

黒海沿岸部に勢力をふるっている嵐により、イネボル港にある造船所とカスタモヌ総合プラントが被害を受けた。港では鉄製の漁船2隻が沈没した。サカルヤのカラス郡では8メートル超の高波が110メートル陸地に侵入し、多くの家やオフィスが被害を受ける原因となった。      黒海で勢力をふるっている嵐は人々の生活に悪影響を及ぼしている。黒海では嵐による高波で、イネボル港にあるカスタモヌ総合プラント施設とイネボル造船所が被害を受けた。港では鉄製の漁船2隻が沈没、多くの漁船が被害を受けた。港周辺の防波堤を超えた波 全文をよむ

2012-02-07 15年来の「血の復讐」関係マラトゥヤ2家族、和解 (Zaman紙)

マラトゥヤで「血の復讐」により15年もの間憎み合い、敵対関係にあったセイレキ家とナルマン家が、イスタンブルで食事会を開いて和解した。      セイレキ家とナルマン家の間では、マラトゥヤ県のヤイグン町で約15年前に水利問題に端を発し、1人が殺された殺人事件をきっかけに「血の復讐」が始まった。これ以降、両家族間の憎しみは少しも収まることがなかった。両家は「血の復讐」によって身の危険を感じ、イスタンブルにそれぞれ引っ越した。一向に和解に向かわない両者の敵対関係は、地元とイスタンブルの仲介人を間に通す 全文をよむ

2012-02-07 ワクフ総局、ガラタの旧ギリシャ人学校建物を当該財団に返還へ (Milliyet紙)

ワクフ総局は、ガラタ・ギリシャ人小学校財団が所有する学校建物を当該財団へ返還することに決定した。      ワクフ総局会議では、ガラタ・ギリシャ人小学校財団がイスタンブルにある学校建物の返還を求めた申請書の審査が行われた。   ワクフ総局会議は、財団がガラタのギリシャ人小学校は自分たちの所有物であるとして提出した書類を審査した。そしてワクフ法に2011年8月28日付で追加された第11条仮条項に沿って決定をくだした。ワクフ総局会議は、学校建物は財団に返還されることに決定した。      ガラタの小 全文をよむ

2012-02-06 反乱で処刑のシェイフ・サイードの曾孫、墓の場所を明かす (Radikal紙)

共和国体制への反乱を起こしたことにより、ディヤルバクルで処刑されたシェイフ・サイードの曾孫で弁護士のアブドルラヒム・フラトさんは、公開されていないシェイフの埋葬地がディヤルバクルの将校クラブの前にあると主張した。      弁護士のフラトさんは(処刑後)87年間、秘密とされている曾祖父の埋葬場所を政府が明らかにすることを求めた。エルズルム弁護士会所属の弁護士で あるアブドルラヒム・フラトさんは、共和国初期に鎮圧された反乱の首謀者として、友人47人とともに処刑されたシェイフ・サイードの孫であるメフ 全文をよむ

2012-02-05 ヴァンの婦人たち、手編みものをイスタンブルで販売 (Radikal紙)

ヴァンの地震被災者の女性を支援するためのモデルプロジェクトにゴーサインが出た。2011年10月27日のフェネルバフチェとのダービーマッチで、ベシクタシュのサポーターがマフラーをグラウンドに投げたが、このマフラーはヴァンに送られた。今度はヴァンの女性達がテントで編んだマフラーと帽子が、ベシクタシュのサポーターグループである「チャルシュ」に送られる。これらはイスタンブルでグループのメンバーによって販売され、収益はヴァンに送金されることになっている。   地震の被災者用テントをアトリエにしたヴァンの女 全文をよむ

2012-02-05 ドラマ「華麗なる世紀」、ロシアで放送中止の理由 (Milliyet紙)

「華麗なる世紀」が、ロシア政府からの圧力で放送中止となったとされていることについて、当シリーズの制作者兼脚本家のメラル・オカイ氏が答えた。      トルコで高視聴率を獲得すると同時に、数々の議論を巻き起こしているドラマ「華麗なる世紀」シリーズは、ロシアでも高い関心を集め、ドマシュニー・チャンネルで放送が開始されていた。      しかし人気を得ていた当シリーズの13話目以降ロシアでの放送が中止されたことは、多くの噂と議論をもたらした。オスマン帝国が政治と経済の権威として世界を支配していた時代を 全文をよむ

2012-02-05 イスタンブル・アジア側地下鉄線、5月開業へ (Milliyet紙)

地下鉄の新路線ではテスト運行が継続的に行われており、5月に開業する。      混雑するイスタンブルの交通を緩和させる地下鉄カドゥキョイ・カルタル線の完成まで残すところわずかとなった。カドゥキョイ・カルタル地下鉄は、同区間のD-100高速道の負担を軽減すると同時に、この区間で速く大量の乗客を運び、2大陸の間の接続を確保するため計画された。同路線はイブラヒムアー駅でマルマライ線と接続する。      同時にカドゥキョイ駅経由で海上交通にも接続する。テスト運行が始められたカルタル・カドゥキョイ地下鉄 全文をよむ

2012-02-04 タクスィム広場大改造計画、市議会承認 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市議会で満場一致で承認され、そのまま記念建造物管理委員会にも追認されたタクスィム広場の歩行者天国計画の詳細が明らかになった。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はイスタンブルに関し壮大な計画を発表している。そのなかでも、新タクスィム広場の実現にイスタンブル広域市がスタートボタンを押した。同計画は、2011年9月16日に同広域市議会で満場一致で承認され、2012年1月4日に記念建造物管理委員会からも追認された      ■タルラバシュ通りをタリムハーネ通りと統合      全文をよむ

2012-02-03 「血の復讐」和解への取り組み―100組、達成 (Zaman紙)

実業家のメティン・オズシャンル氏とジャフェル・ユルドゥズ氏、教師のヤフヤ・カムチュ氏、学校長のヴェリ・オズクシュ氏、宗教関係職員のオメル・イレル氏、中小事業者のサブリ・パルティン氏とムアズ・ポラト氏。彼らの共通点は、和解代理人だということだ。南東部で850組の家族を和解させたサイト・オズシャンル氏によって進められてきた「ボランティア委員会」が100組に及ぶ「血の復讐」を終結させた。委員たちは、この地域での平和は家族から始まるものであると話している。      2009年の8月に亡くなるまで、南東 全文をよむ

2012-02-02 21年ぶり、イズミルで雪 (Zaman紙)

イズミル、マニサ、アイドゥンで朝方降り始めた雪は、エーゲ地方の各都市を真っ白に覆った。      今朝イズミルで、中心市街地をうっすらと覆う形で21年ぶりに降った雪の影響は続いている。過去に、イズミルの標高の高い地域で雪が降ったことがあったものの、中心市街地で積もることはなかった。雪を楽しみたいイズミルの人々は、広場や公園で雪合戦をして遊んだ。      数年ぶりに降った雪により、都市ではいくつかの問題も起きている。イズミルのアドナン・メンデレス空港では、降雪の影響でいくつかの便に遅れが生じた。 全文をよむ

2012-02-01 ハイダルパシャ駅発、最後のエクスプレス (Hurriyet紙)

歴史あるハイダルパシャ駅では、昨日(1月31日)23時30分発のファーティフ・エクスプレスを最後に、都市を結ぶ長距離路線が2年間運休となる。      ボアジチ・エクススプレス、ギュネイ・エクスプレス、アナドル・エクスプレス、ファーティフ・エクスプレス、寝台車であるアンカラ・エクスプレスの最終便が、昨日(1月31日)ハイダルパシャ駅から発車した。トルコ共和国国営鉄道(TCDD)第一地区責任者ハサン・ゲディクリ氏によると、ハイダルパシャ-ゲブゼ間の中距離路線(中心部と郊外を結ぶ路線)は今後も通常通 全文をよむ

2012-01-31 トルコ再訪の日本人ボランティア近内さん、「自分の家にいるみたい」 (Milliyet紙)

ヴァン地震で崩れたバイラム・ホテルの瓦礫の下から救出された日本の支援ボランティは、バフチェリエヴレルを訪れ、「家にいるような気がする」と述べた。      ヴァンで11月9日に発生した5.6の地震で崩れたハイラム・ホテルの瓦礫の下から救出され、日本に帰っていた、救援組織でボランティアとして働く近内みゆきさんは、再びヴァンに行くのに先立ち、バフチェリエヴレルを訪れた。地震で亡くなった救援ボランティアで、彼女の隊の仲間であった宮崎淳さんの名前のつけられたバフチェリエヴレルにある「地震教育公園」を訪問 全文をよむ

2012-01-31 イスタンブル零下10度、観測史上最低 (Radikal紙)

一昨日(29日)に、この33年で最も寒い日を記録したイスタンブルであるが、今日までの24時間で観測史上最低の気温に達した。      チャタルジャ・ラダル駅では零下10.4を観測した。これまでの観測記録によると、イスタンブルで最も寒い日を記録したのは2月で、零下8であった。イスタンブルでは一昨日、この気温に達し、過去33年で1月に観測された中で最低気温を記録した。昨日観測された零下10.4の気温はすべてこれらの記録を破った。      ■トルコのある場所は零下26.4、ある場所は+10.9度の気 全文をよむ

2012-01-30 東部アナトリアで豪雪、雪に沈むモスク (Milliyet紙)

東アナトリア地域で、積雪の影響が続いている。アールの中心から24キロ離れたバシュジャヴシュ村のヤズジュダムでは降水により水位があがり家や村のモスクが水の下に沈んだ。その後、ダムの水は凍りつき、その上を一面の雪が覆った。      東アナトリア地域にあるカルスの夜の最低気温はマイナス25度と測定された。エルズルム地域気象局からの情報によると、寒気の影響で、東アナトリア地域の夜の最低気温はカルスでマイナス25度、エルズルムでマイナス24度、アルダハンでマイナス22度、エルズィンジャンでマイナス18度 全文をよむ

2012-01-29 ベイオールのネヴィザーデ通り改修へ (Hurriyet紙)

ベイオールの歴史的観光スポットの一つであるネヴィザーデ通りが改修される。   市からの発表によると、ネヴィザーデ商業互助協会主催の会議で店主、観光業者、ホテル経営者とベイオール区が「ネヴィザーデの将来」について話した。   ネヴィザーデ通りの店主たちの要求に耳を傾けたベイオール区長アフメト・ミスバフ・デミルジャンは、ここで行われた話し合いで、店主たちが「質」を求めていることに大きな幸せを感じており、8年間という区長の任期において事業計画をこの構想のもとに行うと述べた。   デミルジャンは、タリム 全文をよむ

2012-01-29 アンカラで車使用者に凍結の注意 (Zaman紙)

広域市地方自治体は、アンカラの人々に、極度な寒さと強い凍結について警告した。今週、気温がマイナス15度まで下がることを述べた関係者らは、市民にすり減ったタイヤで道路に出ないことや、可能な限り公共の交通機関を利用することを求めた。      国家気象局の関係者から得た情報によると、今週アンカラは極度の寒さと強い凍結に見舞われることとなる。月曜日の気温は昼-3℃、夜-9℃、火曜日は昼-6℃、夜-10℃まで下がり、降雪量も多くなることが予想され、関係者らは水曜日の気温は昼-6℃、夜-13℃、木曜日は昼 全文をよむ

2012-01-29 違法就労者に2月から新たな規制 (Radikal紙)

トルコにて、特にベビーシッターや家政婦といった職業で、違法に働く外国国籍の労働者らが「違法」に就労することを阻止する規制が、2月1日より適用されることとなった。      EUに適した枠組みで整備された「トルコにおける外国人の滞在及び旅行に関する法律」が、2月1日より適用される。この法律により、家事労働に従事する外国国籍のベビーシッターや家政婦らが、(外国人労働者として)登録されることが目的とされている。      2月1日水曜日より適用されるこの法律では、トルコに観光客として滞在している外国人 全文をよむ

2012-01-29 人口調査に大いなる疑問 (Milliyet紙)

トルコ統計局(TÜİK)が昨日、人口統計結果を公表した。2010年に1位だったビレジキ県が、どうして2011年には最下位になったのか?      トルコ統計局は昨日、人口統計結果を発表した。住所に基づく人口調査により集計されたデータは、議論を呼んだ。チュクロヴァ大学のアドナン・ギュミュシュ教授は、データが疑問に満ちたものであるとし、「2010年に人口が最も増加したビレジキ県が、2011年にどうして最下位になったのか?」と述べた。      トルコ統計局が2011年に住所に基づいて行った人口調査に 全文をよむ

2012-01-27 トルコの人口7400万人、1年で100万人増 (Zaman紙)

2011年のトルコ居住者人口は、前年に比べて100万1281人増の7472万4269人となった。そのうち50.2%(3753万2954人)が男性、49.8%(3719万1315人)が女性だった。      トルコ統計機構(TÜİK)は、「住所に基づく人口登録システムによる2011年人口統計結果」を発表した。これによると、2010年に7372万2988人だったトルコの人口は、100万1281人増え、2011年末には7472万4269人に達した。そのうち50.2%(3753万2954人)が男性、49 全文をよむ

2012-01-27 寒波に覆われるトルコ、イスタンブルでは積雪15センチ (Hurriyet紙)

トルコは昨晩(26日)来、ふたたび寒波に覆われている。今日27日は全土で降雪が続いている。昨晩来雪の降り続いているイスタンブルでは、市民に自家用車を使わず、公共交通機関を利用するよう呼びかけられた。      気象総局からの情報によると、トルコ全土での降雪・降雨は2月6日まで続く。降雪は、イスタンブルでも続くという。マルマラ地方では月曜からさらに気温が下がる。イスタンブルの日中の気温はマイナス1度か2度となる。このため、気象総局は、市民には公共交通機関を利用するよう、特別な用事のない人は自家用車 全文をよむ

2012-01-24 アクデニズ大病院で、顔面移植成功 (Zaman紙)

アクデニズ大学付属病院で行われた手術で、脳死判定を受けたアフメト・カヤさんからの顔面移植手術を受けた19歳のウール・アジャルさんが(一般病棟で)治療をうけていることが報じられた。      病院側の会見で、アクデニズ大学形成再生外科学部オメル・オズカン教授は、顔面移植手術を受けたウール・アジャルさんは集中治療室を出て、通常の治療を受けていると発表した。      オズカン教授はウールさんの健康状態はかなり回復しており、現在まで何の問題もないと述べている。      またアフメト・カヤさんから腕の 全文をよむ

2012-01-24 「国の安全保障」科目、カリキュラムから削除へ (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国民教育省管轄の学校のカリキュラムに改変が行われると述べ、次のように続けた。「1979年から施行されてきた「国の安全保障」科目教育指導要綱を廃止する。」      エルドアン首相は、この授業の内容の一部は一般教員によって「国民の義務」等を教える授業の中で教授されることになると語った。      国会の公正発展党会派集会で演説したエルドアン首相は、国民教育省がカリキュラムに関して行った変更を説明し、次のように述べた。   「すでに量から質への転換を図っている。 全文をよむ

2012-01-22 欧州人権裁判所、ギリシャに密入国者への賠償金支払い命じる (Hurriyet紙)

欧州人権裁判所は、2001年にギリシャに密入国した罪でクレタ島に拘束されていたネジャティ・ゾントルの裁判でギリシャが有罪にとなった。      ゾントル氏は、クレタ島で拘束されている間にギリシャ沿岸警備隊によって警棒で性的な暴行を受けたと主張し、ギリシャに対して訴訟を起こした。欧州裁判所はこれに判決を下したとギリシャメディアは報じた。情報によると、欧州人権裁判所は、ギリシャが欧州人権規約にある、拷問と悪い待遇を禁じている条項に違反があったことに注意を引き、ギリシャに50万ユーロの賠償金の支払いを 全文をよむ

2012-01-22 ユルドゥルム大臣、ボスフォラス大橋の補修問題に言及 (Milliyet紙)

交通相ビナリ・ユルドゥルム大臣は、ボスフォラス大橋がメンテナンスのために閉鎖されることは考えておらず、メンテナンス作業は8~9か月かかる可能性があることを明らかにした。   ユルドゥルム大臣は、建築家および技術者グループとのリクソスホテルでの朝食会に参加した。朝食会の前に、記者らのボスフォラス大橋についての質問に答えたユルドゥルム大臣は、橋も、車がメンテナンスを受けるのと同様に、いろいろな時期にメンテナンスがなされてきたと述べた。ユルドゥルム大臣は、ボスフォラス大橋が40年目に入ることを述べ、こ 全文をよむ

2012-01-20 今日から初等教育学校等、中間休み (Yeni Safak紙)

全国の幼稚園、小中学校の約1700万人の児童、生徒が今日通知表を受け取り、中間休みに入る。      2011年9月19日から始まった2011-2012年度の前期は、金曜日に終了する。中間休みは1月23日から2月3日までの予定だ。      児童・生徒たちは通知表を受け取ったあと休みに入る。児童・生徒そして教師は、今後約2週間の休みを過ごすことになる。今年入学した125万9千人の小学生は、初めて通知表を手にすることになる。      2011-2012年度の後期は2月6日(月)から始まり、6月8 全文をよむ

2012-01-19 町に帰るにはエレベーターで!―カラビュク市 (Zaman紙)

カラビュク市は、徒歩15分かかる丘の上に住む町民が、市街まで2分で降りる事の出来る高さ34メートルのエレベーターを市民の為に建設した。      カヤバシュ町は市の中心部に位置する丘の上にあり、幹線道路よりも高い地域に住む住民が不便をしている為、市は50万リラをかけて13人乗りエレベーターを2機建設した。      ラフェト・ヴェルギリ市長は、アナトリア通信の記者に対し、長年の間、町民は数百段の階段を登って帰宅しており、特に年長者は階段故に町の外に出かけることすらなかったことを述べた。      全文をよむ

2012-01-17 イスタンブルに雪、生活マヒ (Milliyet紙)

イスタンブルで昨晩(16日)降り始めた雪は、生活を麻痺させた。道路が通行止めとなり、何時間も運転手は車の中で待たされた。メトロバス(専用線バス)がストップすると、イスタンブルの人々はボスフォラス大橋を歩いて渡り、二つの大陸の間を往来した。      予報通りの雪だった。イスタンブル広域市が警告を発していたにもかかわらず、はやり、イスタンブルの暮らしに大きな影響がでた。昨晩16時ごろにふりはじめた雪は、イスタンブル全域を覆った。18時ごろから交通に影響がではじめた。警告にもかかわらず、雪への対策を 全文をよむ

2012-01-16 アクシャム紙女性記者の身にふりかかったバスの旅の災難―男女別座席をめぐり (Milliyet紙)

アクシャム紙のオズレム・チェリキ記者は、アンカラ都市間バスターミナル(AŞTİ)で奇妙な最後を迎えたアンカラへの旅を回想し、この旅で涙することになったいきさつを綴った。      風刺雑誌『バヤン・ヤヌ』(「婦人の隣の席」の意)がどうして出版されたのか、今わたしにはよく分かる・・・。   2012年1月8日、17時にイスタンブル発アンカラ行きのバスに乗った。座席番号18の席での旅は、アンカラのAŞTİで奇妙な最後を迎えた。   隣に座っていた女性が降りた。わたしは次のソウトズで降りるので席を立た 全文をよむ

2012-01-16 学生総動員の祝賀行事を見直しへ―「5.19」以外も見直し対象 (Hurriyet紙)

大統領府から国民の祝日についての発表が行われた。      大統領府によると、大統領府事務次官ムスタファ・イセン氏が議長となって、国民の祝日の祝典のガイドラインが新たな視点で見直され、そして現代の基準に適したものとなるよう会議が開かれたことが発表された。またこれらの会議により、4月23日の「国民主権とこどもの日」、5月19日の「アタテュルク記念若者とスポーツの日」、8月30日の「戦勝記念日」の祝典はそれら祝日の当事者ら(祝われるべき対象者ら)によって祝われ、またこれに対し10月29日の「共和国記 全文をよむ

2012-01-15 女性が男性に従わなくなると、ナームスに関わる犯罪が増えている (Milliyet紙)

ナームスの概念について本を著したネヴィン・ユルドゥズ・タヒンジオール氏の発言:「教育を受け、仕事を持つ女性が男性の束縛に「ストップ」をかけ始めた。男性は自分たちのまったく知らない状況に狼狽え怒り、さらに暴力を振るうようになった。」      毎月何度か『ナームス(貞操)の欠如』のために殺害される女性、「私を守ってください、でないと元夫に殺される」と訴えたにも関わらず、我々がなかなか守れなかった女性についてのニュースは、皆さんの心を痛めていることでしょう。   時事を大きく独占するこの問題が何を根 全文をよむ

2012-01-13 サンタクロースの衣装で子供を励ました医師に、取り調べ! (Radikal紙)

ブルサのムダニヤ郡で、年明けに手術を受けたゼイネプ・スデ・カヤちゃん(8歳)を励ますため、一般外科のイルケル・シャーヒン医師は、サンタクロースの衣装を着用し、看護師たちと一緒に彼女の自宅を訪問した。これについて、「病院で(不審者が)サンタクロースの衣装を着て歩き回った」との苦情があり、取り調べが始まった。      保健省により「こども病院」に認定されているムダニヤ・シャズィイェ・リュシュテュ国立病院で、イルケル・シャーヒン医師は一般外科医を2年半務めている。彼は、低出生体重や低身長を特徴とする 全文をよむ

2012-01-12 イスタンブルのシルエットを破壊する高層ビル群に首相、取り壊し指示? (Yeni Safak紙)

エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がイスタンブルの景観を壊す建築物を必要に応じ取り壊すよう指示を出したと発表した。      ギュナイ大臣は、最近イルケル・バシュブー元参謀総長が司法に裁かれることになったことにも触れ、これは未勾留のまま行われるべきだと述べた。      カナルAの「異論」という番組に出演したギュナイ大臣は、エルドアン首相がおこなったイスタンブルの景観を壊す建築物に関する重要な発表について言及した。 ギュナイ大臣は、エルドアン首相がこの種の 全文をよむ

2012-01-12 スカーフ着用学生妨害のエゲ大学教授に大学調査 (Radikal紙)

イズミルのエゲ大学の学生であるF.Gは、スカーフを着用したまま授業を受けることを妨害し、また写真を撮り精神的な苦痛を与えたとしてE.R.P教授を検察に刑事告訴した。エゲ大学学長もE.R.P教授に関する調査を許可した。      エゲ大学理学部数学科の学生であるF.Gは、(彼女の)弁護士で、人権・被抑圧者扶助協会(Mazlum-Der)イズミル支部執行部メンバーのメフメト・ギュン氏を通して、天文学科のE.R.P教授を、イズミル県共和国主席検事に刑事告訴した。F.Gは、訴状で、当教員が特に、(彼女の 全文をよむ

2012-01-12 首相府文書館で、禁止科学物質DDTを使用―労働組合訴え (Milliyet紙)

アメリカで1972年に、人間の健康にきわめて有害として禁止され使用不可能となったDDTが、首相府文書館でまだ使用されていることが明らかになった。      首相府のルヒ・オズビルギチ事務次官補と公務員労働組合(Memur-Sen)のウウル・ウナラン事務総長が首相府での会議で一堂に会して行われた、「首相府組織運営委員会会議」で組織における労働秩序について、被雇用者と雇用者双方の意見を出し合いながらの話し合いが行われた。      ■オスマン時代の文書はDDTがしみこんでしまったか?      労働 全文をよむ

2012-01-12 「5.19アタテュルク記念若者とスポーツの日」の祝典、大幅縮小へ (Radikal紙)

「5.19アタテュルク記念若者とスポーツの日」はアンカラ外の諸県において学校だけで祝われるようになる。      国民教育省中等教育総局は81県の国民教育局に文書を送付し、「5.19アタテュルク記念若者とスポーツの日」の祝典では、関連法規に規定のないやり方での実施を改め、色とりどりの布をつかった様々なパレードや出し物をともなう行事を実施しないこと、及び、祝賀行事は学校だけで行なわれるよう、求めた。      エミン・ザラルスズ事務次官は、国民教育相のオメル・ディンチェル氏の名で県国民教育局に昨日 全文をよむ

2012-01-11 ギリシャ正教学校、48年ぶりに再開―ギョクチェアダ (Milliyet紙)

ギョクチェアダ(島)で1964年に政府によって閉鎖されたギリシャ正教徒の学校が、半世紀ぶりにようやく許可された。国民教育省は、島のルム(トルコに住むギリシャ系住民)の新しい小学校を開校したいという要望を受け入れた。ギリシャに住むいくつかの家族は、戻ってくることも考えているようだ。      昨日、トルコのギリシャ系コミュニティによい知らせが入った。何年もの間、学生数が少ないとして学校を閉鎖せざるを得なかったコミュニティが、ギョクチェアダで小学校を開校する要求が認められた。国民教育省関係者は、マイ 全文をよむ

2012-01-09 アンカラ大薬学部で成績ミス続出、4人の卒業取り消しへ (Radikal紙)

トルコの最も歴史ある大学の一つアンカラ大学の薬学部で「卒業スキャンダル」が起きたことが分かった。多くの学生の成績記録に間違いがあったという。      ワタン紙の報道によると、学部当局が何人かの学生の苦情を受けて行った調査で、成績が修正されていたことが確証された。行われた調査により4人の学生の卒業が取り消しになると同時に、多くの学生の成績に間違いがあったことが確認された。      アンカラ大学を震撼させたスキャンダルは、何人かの学生が最終試験の結果に関して学部当局に申し出た苦情を機に明らかにな 全文をよむ

2012-01-08 ユルマズ・ギュネイの娘、父を語る (Hurriyet紙)

手元に一冊の本がある。その表紙には、「部屋から部屋へ」と書かれている。      この本はドアン出版社から出版された。   著者は誰もが知っている人物ではない。   エリフ・ギュネイ・ピュトゥン。   (亡くなった映画監督の)ユルマズ・ギュネイの娘だ。   申し訳ないが、この娘は知られていない。   少なくとも私は知らなかった。   多くの人が知っているとは思っていない。   ネバハト・チェフレ前夫人とファトシュ・ギュネイ前夫人は知っている。また一方で、ユルマズ・ギュネイには表にはあまり出てこな 全文をよむ

2012-01-07 ボアジチ大でウルデレ事件に抗議行動―「35人の死」演出 (Radikal紙)

ボアジチ大学の学生が、ウルデレの35人の市民が殺されたことに対して抗議する目的で、興味深い抗議行動を行った。      ボアジチ大学で昨日(6日)はありふれた一日のように始まった。しかし、午後15時頃、学生たちが教室、食堂、図書館のあいだをいつものように走り回っているとき、北キャンパスにある図書館の前から爆弾とサイレンの音が聞こえ始めた。近くに居合わせた人々が困惑した顔つきをしているなかでで、35人の学生が地面に倒れこんだ。地面に倒れこんだ35人の学生の体の周りにチョークで印がつけられ、その後シ 全文をよむ

2012-01-07 ヴァン地震被災者支援の約束を反故にした人々のいいわけたるや・・・・ (Milliyet紙)

被災地ヴァンのため心を一つにした数千人もの人々のうち何人かは、ことがお金という段になると、連絡がつかなくなってしまった。最も興味深い言い訳は、300万ドルの寄付を約束したある「実業家」の発言で、「酔っていて覚えていない」というものだった。      9月24日のヴァンでの地震の報により、トルコ全体が大きな打撃を受けた。マグニチュード7.2の揺れで、650名以上の命が奪われ、何千人もの人の家が失われた。地震発生直後からトルコ全土から大型貨物トラック一杯の支援物資が次々とヴァンに運ばれ始めた。地震発 全文をよむ

2012-01-07 貧困家庭に、鶏10羽―アルダハン県 (Milliyet紙)

アルダハン県ダマル郡において、郡知事府から100家庭に鶏が10羽ずつ配布された。マフムト・ヌーリ・チェティン郡長は、今回配られた鶏で人々が卵やひよこを手に入れられるようになると語った。      ダマル郡知事府は、社会相互扶助連帯財団(SYDV)の支援を受けている家庭に配布するため、ガズィアンテプ県から1000羽の生きた鶏を調達。ダマル郡食糧・農業・畜産業局で品質検査を受けた鶏は、郡知事府に登録のある低所得家庭へ配布された。      メフメト・ヌーリ・チェティン郡長は、郡中心部に住む低所得家庭 全文をよむ

2012-01-06 日本人母、子供の養育権裁判で勝利 (Radikal紙)

トルコ人の父親が娘をトルコで育てようとしたために始まった法廷闘争は、日本人母が勝訴した。      東京在住のニシズカ・ミチコさん(47歳)は、9年前にガズィアンテプから日本に観光で来ていたフェヴズィ・デニズさん(37歳)と知り合い結婚した。夫婦は 2005年に女の子(名前はカデル)を授かった。この一家は、ガジアンテプのカヤオニュ地区に住むデニズさんの実家を訪問した。話によると、デニズさんは、娘をどちらの国で育てるかについて口論していた妻のニシズカさんを「私がカデルを連れて日本に戻るから」と言っ 全文をよむ

2012-01-05 8年一貫初等教育廃止、4+4+4制の段階的義務教育12年制へ (Milliyet紙)

8年間の一貫教育が廃止される。代わりに、4年+4年+4年から構成される段階的システムとなる。中学校が復活する。義務教育は、高校も組み入れて12年に引き上げられる。(与党の)教育大会の決定に基づき準備されたこの法案は、まもなく議会へ提出される。      Zaman紙の報道によると、世論と教育関係者が反対しているにもかかわらず、1997年に始まった8年間の一貫制教育が過去のものとなるようだ。今後は、三段階で12年間の段階的教育となる。新しいシステムにおける初等教育は、4年+4年の2段階で構成される 全文をよむ

2012-01-03 1千万リラ宝くじにあたって、心臓発作か?―夢は「再婚」とか・・ (Hurriyet紙)

イスタンブルの宝くじ当選者の息子が今日カメラの前に立った。ネディム・アクオールさんは父親が入院していると説明し、「心臓発作を起こした」と述べた。当選者の親友は、「夫人が亡くなって5カ月になる。お金が当たったら再婚すると言っていた」と話した。      大賞4千万リラの国民宝くじで「1/4くじ」を購入し1千万リラ(約4億1千万円)を獲得したユスフ・アクオールさんの近所では沈黙が続いている。最後に1 月1日にコーヒー屋に訪れくじをチェックし、約30分そこに留まっていたアクオールさんは、その日から今日 全文をよむ

2012-01-01 ヴァンで明日から学校再開 (Yeni Safak紙)

ベシル・アタライ副首相は、ヴァンへの支援金が現時点で3億240万トルコリラ(約124億円)集まったと述べた。また、ヴァンとエルジシュでは村落部も含め、明日(2日)から初等・中等教育機関が再開されるとし、宗務庁で集められた3500万トルコリラ(約14億円)を用いてヴァンに新たなモスクが建設されるとも伝えた。      地震発生後に行なわれた取り組みを視察するためヴァンを訪れたベシル・アタライ副首相は、現場視察後にヴァン県知事府にて記者会見を行なった。      同副首相は、ヴァン県知事ミュニル・カ 全文をよむ

2012-01-01 アンカラ、雪とともに新年を迎える (Zaman紙)

アンカラで朝方から降り始めた雨は、昼ごろに雪へと変わった。積雪は特にアンカラの高台に位置するチャンカヤ、オルアン、インジェキとディクメン周辺で見られた。      元旦に予想外の雪に見舞われたアンカラの人々は、特にボタニク、セーメンレル、クールといった高台にある公園にこぞってやってきた。家族連れは雪を存分に楽しんだ。雪だるまを作る人やそりすべりをする人、雪合戦をする人など、元旦の楽しいひと時を過ごす一方で、雪中ウォーキングを楽しむ人々も見られた。   アンカラ広域市の除雪作業チームは除雪車を使っ 全文をよむ

2011-12-31 日本からの輸入製品に放射能検査義務づけ (Radikal紙)

日本で発生した太平洋沖地震後、福島原子力発電所から漏れた放射能に対してトルコでも安全措置がとられた。      日本からの輸入製品に放射能検査が義務付けられる。この検査がおこなわれる品目には、生きた動物、動物を原料とする製品、アルコール飲料、それにタバコなども含まれており、「日本から輸入する食品および農業製品の放射能検査義務付け通達」は、2011年12月30日付の官報第3改訂カテゴリー面に掲載された。      この通達により、2011年3月11日以降に輸出された日本産、および日本通過物品に関し 全文をよむ

2011-12-29 週市(パザル)で大声の呼び込み禁止に―1月1日施行 (Milliyet紙)

一般に「卸売り市場法」として知られている法律が、2012年1月1日に施行される。週市で、もう売り手たちは「トマトが来た、来た、来た!」、「お嬢さん!、新鮮なレモン!」、「これアマスィヤのりんご!」といった呼び込み販売ができなくなる。      呼び込み販売は過去のものとなる。この法律により、市場で通路に商品を陳列したり、周囲を不愉快にするかたちで販売をしたり、客に対して声をかけたり、また売り場を清潔に保たなかったりすると、50リラの罰金が科せられる。      しかし、客も売り手も、それらの規定 全文をよむ

2011-12-28 「スカーフはBMVのイメージ壊す」BMV販売ボルサン社、スポンサー契約破棄 (Yeni Safak紙)

ボルサン社は、代理店となっているBMWの「自由を愛しむ」というキャッチフレーズをスカーフに対する頑なな態度で踏みにじった。ボルサン社は、ラリーチャンピオンのブルジュ・チェティンカヤ選手とスポンサー契約を結んでいた。しかしチェティンカヤ選手がテレビ番組の中で、一年間使用権を与えられたBMWにスカーフ着用の友達と共に試乗したところ、ボルサン社は、「我々のイメージを壊された」として、スポンサー契約を破棄した。      レーサーで番組製作者でもあるブルジュ・チェティンカヤ選手は、昨年の8月17日に、ボ 全文をよむ

2011-12-28 ニューイヤーパーティーはベイオールで! (Radikal紙)

イスタンブル広域市は、市民が新年の夜を快適且つ穏やかに過ごせるように講じた一連の対策に関する情報をメディアに提供した。      広域市の文書での発表によると、新年を迎えるにあたって、イスタンブルで最も重要な中心地であり、新年の様々な催しが多く開かれるタクスィム広場では、例年通りライトアップが始まった。      イスタンブルっ子たちが新年の夜を快適で穏やかに過ごすために娯楽場やレストランをはじめ、オフィスなども行政警察によって検査を受ける。新年を娯楽場で祝う市民が家に安全に帰れるように公共交通 全文をよむ

2011-12-25 Melih Aratの東京雑記 (Zaman紙)

私はこの記事を、東京のホテルの部屋で書いている。      私は東京で何を見たか?日本では高額な買い物以外ではクレジットカードは使われないか、使われたとしても稀である。完全に現金に基づいたシステムとなっている。私は、欧米諸国を旅行するときは、様々な理由から現金を持ち歩くのがあまり好きではない。買い物はクレジットカードでする。世界で二番目に発展した国で、一部の順位では世界一位に来るような国で、クレジットカードが使われていない。トルコの銀行家は怒らないように。小売業者は一銭も銀行に取られることはない 全文をよむ

2011-12-25 38年デルスィムの事件は、信仰と関わるもの (Radikal紙)

デルスィム出身のアーティストであるメティン・カフラマンは、38年のデルスィム事件がエスニックではなく信仰に関わる虐殺であると主張し、「38年事件が起きている時、ディヤルバクルでは(抗議の)行進は起こらなかった」と述べた。      近代史は常にトルコにつきまとっている。顔を背けたとしても、「部外者」となることを許してくれない。そう、フランス議会の決議のように…。1915年の事件は、アメリカ上院議会が「この事件をどう名付けるか」という名目をもちだすことで、少なくとも毎年4月には議題に上る。     全文をよむ

2011-12-25 イスタンブルで積雪 (Radikal紙)

バルカン半島から入ってきた湿った寒波が影響を見せている。イスタンブルは朝からみぞれが降り始めていた。ヴァンでは大雪となっている。      イスタンブルで暴風は弱まったが、今日は厳しい北風が吹いた。イスタンブルでは朝からみぞれが降り始めたが、アナトリア側ではさらに降り続くもよう。夕方には風と雪は弱まるだろう。気温は5度となっている。あすの最高気温は7度。首都アンカラでは午前中に雪の影響がみられるが、夜には弱まる。気温は2度まで下がる。夜はマイナス4度になるだろう。      イズミルでは降雪は止 全文をよむ

2011-12-24 耐震性診断、問題ビルは5カ月以内に取り壊しへ (Milliyet紙)

エルドアン首相がヴァン地震後取り組むように指示をした「耐震性の無いビルの取り壊し」に関する法案が明らかになった。ドイツ製のX線装置で問題ビルを診断する。      エルドアン・バイラクタル環境都市整備大臣は、ヴァン地震後に出された都市再生プロジェクトに関する法案が準備できたと説明して、「問題のあるビルをX線装置で診断します。欠陥ビルと診断されれば、取り壊しのため一定期間設けます。この間に取り壊されなかった場合、我々が取り壊し、費用をビル所有者から徴収します」と語った。      バイラクタル大臣 全文をよむ

2011-12-20 環境省、古い家電製品を無料回収へ (Hurriyet紙)

環境省は、故障したパソコン、携帯電話、耐用年数を過ぎたテレビ、冷蔵庫を無料で家庭から回収する決定を行った。問題とされる廃電化製品には一般的な認識とは異なり、置いておくだけでも発ガン性の影響がある事が明らかになったからだ。      ブギュン紙のエルドアン・スゼル記者の報道によると、環境都市整備省は、経済耐用年数を過ぎた電気製品が人の健康を大きく脅かす事を理由に、新「廃棄物」条例案を作成した。      同条例案では、パソコン、モニター、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、携帯電話などの家庭、オフィス、産業用 全文をよむ

2011-12-18 元ディヤルバクルMUSAID会長、モラ(モッラー)雇用問題に関する見解 (Radikal紙)

独立実業家協会(MÜSIAD)ディヤルバクル支部のヴァフデッティン・バハドゥル元会長が、宗務庁の「モラ(モッラー)」雇用問題についての見解を述べた。「背景に政治的意図があるとしても、それは実現しない。」      問い:宗務庁がモラ(クルド人のモラ、イスラム法学者)の雇用を始めるということをご存知でしたか?   答え:もちろん知っていました。この件がメディアで公表される前に、私自身の情報網から知っていました。      問い:最初に聞いたときはどう思われましたか?   答え:メフメト・ギョルメズ 全文をよむ

2011-12-16 開発遅れるF35戦闘機、トルコの空防に打撃 (Radikal紙)

プロジェクトの費用はすでに計画よりも5割増となり、完成日が延期され続けている。      「解決できない13の重大な技術的ミスがあった」とするペンタゴン文書がインターネット上にリークされたことによって、「プロジェクトを打ち切れ」という呼びかけが始まった。トルコを含む11カ国が共同で参加しており、「歴史上最も高額な防衛プロジェクト」とされるF35戦闘機の誕生が危ぶまれている。トルコが110億ドルを投資することになっており、アメリカの費用がすでに3880億ドルに達しているこの計画は、様々な問題の発覚 全文をよむ

2011-12-16 2011トルコのグーグル検索ワードトップ10―1位は「華麗なる世紀」 (Milliyet紙)

グーグルは、その年の急上昇した検索語のランキングを発表するサイト、グーグル・ツァイトガイストにおいて、トルコでの2011年の集計結果を公開した。その結果、「華麗なる世紀」が、多数の検索語の中から1位に輝いた。      グーグル・ツァイトガイストにおいて、その年で最も急上昇した検索語トップ10と、2011年の世相を把握するために数10億ものグーグル検索が集計され た。毎年、グーグルでその年に行われた検索の中から、上昇した幾つかのトレンドを明らかにするサイトであるグーグル・ツァイトガイストは、今年 全文をよむ

2011-12-14 新任高等教育機構長、就任後初のメッセージ「タマゴのかわりにツイートを」 (Yeni Safak紙)

高等教育機構(YÖK)機構長に就任したチェティンサヤ教授の学生に向けた最初のメッセージは、「タマゴを投げるのではなくて、ツイートを投稿しよう」というものだった。      チェティンサヤ教授は、自身のツイッターアカウントから学生たちにメッセージを送った。      教授は就任を祝うツイートを送った全ての人に感謝の意を表し、同時に「皆さん、コミュニケーションを取っていきましょう。とりわけ愛する学生の皆さん、タマゴを投げずにツイートを投稿しよう」と書き込んだ。      関連記事1:オズジャン高等教 全文をよむ

2011-12-12 宗務庁、モラ(モッラー)をイマームに「雇用」―2012年度実施へ (Radikal紙)

ベキル・ボズダー副首相は、東部および南東部地方の地域社会で影響力があり尊敬されている「メレ」と呼ばれている人たちを、試験に合格することを条件に契約イマーム説教者として宗務庁の職員に雇用することを明らかにした。      ヒュリエット紙のヌライ・ババジャン記者の報道によれば、宗務庁は東部および南東部地方のための新しいプロジェクトを始めている。同庁は、地方社会でメレ、一般的にはモラ(モッラー)と呼ばれる、人々が宗教上の問題を相談する人々を職員として採用する予定だ。ベキル・ボズダー副首相は、「わたした 全文をよむ

2011-12-11 トゥンジェリでおこなわれた「デルスィム」ミーティング (Milliyet紙)

トゥンジェリでいくつかの地方自治体と市民団体(NGO)が行った「デルスィム」に関するミーティングで、レジェップ・タイイプ・エルドアン首相の「デルスィム」の謝罪を受け入れることはなかった。ミーティングで読みあげられた6項目からなる声明では、行われた残虐行為を明らかにすること、責任の明示、セイト・ルザーとその仲間の墓地を明らかにすること、調査委員会の設置、国会で国家の名のもとにデルスィムの人々に謝罪すること、トゥンジェリという名前を廃してデルスィムという名前に戻すことを望んだ。   世論において「デ 全文をよむ

2011-12-10 ジュッベリ・ホジャの容疑は、買春と組織犯罪 (Milliyet紙)

組織犯罪と売春の一斉捜査における警察の調書によると、ジュッベリ・アフメト・ホジャの名で知られるアフメト・マフムト・ウンリュ容疑者の配下は、ウンリュのために女性を集めていた。かつての護衛がこれを恐喝し、マフィアが関与する事態となった。      ジュッベリ・アフメト・ホジャの名で知られるアフメト・マフムト・ウンリュ容疑者の取り調べが行われ、組織犯罪と売春の一斉捜索について、興味深い詳細が明らかになった。警察の調書によると、ウンリュ容疑者の配下はセックスをさせるためホジャに女性を斡旋しており、これら 全文をよむ

2011-12-08 「エルドアン首相は癌ではない」、手術医師団の医師語る (Hurriyet紙)

国民に秘密にされていたエルドアン首相の手術について、手術医の一人であるドクズ・エイリュル大学のフズン学長は、注目すべき情報を語った。「Egedesonsoz.com」インターネットサイトに掲載されているファーティフ・ヤパル氏の記事によれば、エルドアン首相が癌である可能性はないという。      11月26日土曜日にマルマラ大学医学部ペンディク教育研究病院で行われたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の手術の詳細が明らかになりつつある。トルコが(手術の)2日後に知ることとなった、そして未だに世論に明 全文をよむ

2011-12-08 ボアジチ大学学生、構内のスタバを占拠、「グローバル企業反対!」 (Milliyet紙)

ボアジチ大学の学生たちが、10月にオープンしたスターバックスを占拠した。そこで夜を明かし、パンとチーズを食べ、メネメンまで作った。スターバックスの中で授業する教授もいた。「私達がまともに食べ物にありつけないのに、大学にグローバル企業が入ってくることを認めない」と述べた。占拠に参加していない学生も、「この国では自由かそれとも少なくとも(自由があるとの)幻想があるのです、突き詰めれば」と(占拠を)支持している。      ボアジチ大学の学生たちは、10月に南キャンパスでオープンしたスターバックスを一 全文をよむ

2011-12-04 クルチダルオールの24時間 (Radikal紙)

つまりクルチダルオール党首は、規律正しいということだ。毎朝7時半に起きる。好きな食べ物は豆のピラフ。最近はスィリヴリについて書かれたものを読んでいる。      ほとんど1ヶ月が経った。(何についてかと言えば、)トゥンジェリ県選出の国会議員、ヒュセイン・アイギュン氏が口火を切った、「デルスィム(問題)」について話しているのだ。最初の一撃は共和人民党(CHP)から繰り出されたが、エルドアン首相が(サッカー風に言えば、デルスィムという)ボールに鋭く反応し、CHP内の反対勢力もこれをチャンスととらえて 全文をよむ

2011-12-04 宗務長官、カルバラーに関する見解発表 (Zaman紙)

メフメト・ギョルメズ宗務長官は、(カルバラーに関して)以下のように述べた。「カルバラーを歴史上で起きた物語や歴史的な出来事、神話、そして伝説に置き換えることは、いかなる人間にも許される権利ではない。」      ハジュ・バイラム・ヴェリ・モスクにて、メフメト・ギョルメズ宗務長官が行った日没後の礼拝(イシャー礼拝)の後、宗務庁とトルコ宗教財団によって「アーシュラーの日とカルバラーの犠牲者たちの追悼行事」が催された。アナトリア通信によって生中継されたこの行事には、ベキル・ボズダー副首相を含め多くの市 全文をよむ

2011-12-02 被災地ヴァンで、学校再開ふたたび延期 (Yeni Safak紙)

オメル・ディンチェル国民教育相は、ヴァンでいまだ余震が続いていることを理由に、ヴァンとエルジシュでの学校再開を延期する決定を明らかにした。他の郡では、12月5日から学校を再開する予定である。      オメル・ディンチェル国民教育相は「いまだ余震が続いていることから、イスタンブル工科大学(İTÜ)、中東工科大学(ÖDTU)、サカルヤ大学、そしてイスタンブル広域市の専門家チームによる校舎調査を開始させました。このため、この専門家チームの調査が終了するまで、ヴァンとエルジシュの学校再開を延期すること 全文をよむ

2011-12-01 リゼ大学の名称、レジュプ・タイイプ・エルドアン大学に改称 (Radikal紙)

高等教育機構(YÖK)の総会が開かれた。総会後に行われた説明で、リゼ大学の名称が「レジェプ・タイイプ・エルドアン大学」に改称されたされたことが明らかとなった。      高等教育機構(YÖK)の2日間にわたる総会で、多くの議論を巻き起こす決定に署名がなされた。      (1997年)2月28日過程(での決定)から始まり、職業高等学校の卒業生に不利となっていた係数問題が取り除かれた。しかし、これらの学生が専門分野に関する高等教育プログラムへ振り分けられる際に加重中等教育得点(AOBP)に係数0. 全文をよむ

2011-11-29 ヴァン、被災者支援物資の倉庫で火事 (Radikal紙)

毛布やじゅうたん、衣類などが収められていた倉庫で火事がおき、消火活動が続いてる。      ヴァンで、地震被災者のために送られた支援物資の入っている倉庫で火事が発生した。イペキヨル通りに面す国道局第11支部局の庭に設営され、トルコ各地から送られた毛布、じゅうたん、衣服などが収められていた倉庫で、現時点では原因不明の火事が発生し、まもなく燃え広がった。      消火には消防隊、森林局部隊、またヴァン警察所属のデモ対策用車両も動員されている。 消火活動は現在も続いている。関係者によると、この倉庫に 全文をよむ

2011-11-27 宗務長官、ヒジュラ暦新年のメッセージ (Yeni Safak紙)

メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、イスラム世界が新年を迎えたことを受けてメッセージを発表した。ギョルメズ長官はメッセージにおいて、聖ムハンマドのメッカからメディナへのヒジュラ(聖遷)が実現し、慈悲深い預言者が「アッラーの月」と名付けたムハッラム月(ヒジュラ暦の1月)が、イスラム世界に、そしてすべての人間に幸福と豊かさをもたらすことを願った。また同長官は、ヒジュラが「アッラーに対する、そしてアッラーの聖なる使いである慈悲深い預言者に対する心からの信頼の表明であり、友愛や兄弟愛、知と英知に向かって開 全文をよむ

2011-11-27 イスタンブルのムフティー交代 (Radikal紙)

宗務庁宗務高等委員会において委員の任命が行われ、イスタンブルのムフティーが交代した。      家族社会政策省事務次官と宗務庁宗務高等委員会の委員が任命され、イスタンブルのムフティーが交代した。   本日付の官報で公布された決定によると、一等職で3,600の追加指標が定められている家族社会政策省の事務次官にジュムフル・ウナル氏が任命され、退職のためにポストが空いていた宗務庁宗務高等委員会委員にラシト・キュチュク教授(神学部教授枠)が任命された。   イスタンブルのムフティーは、ムスタファ・チャー 全文をよむ

2011-11-26 ヴァンで建設中の団地、急ピッチで完成へ、1708戸まもなく入居 (Hurriyet紙)

ヴァンでの地震後とりわけ避難先の問題を抱えた被災者たちのために、急ピッチで対応を進めている集合住宅局(TOKİ)は、1,708戸の住居を権利所有者達に譲渡することを開始した。      TOKİは、ヴァン地震で持ち上がった緊急避難先の問題を一刻も早く解決するために、ヴァンに建設中だった1,708戸の譲渡を前倒しし、条件付き入居可能な段階にある住居を、居住準備が整ったブロックから各家々の所有者達へ譲渡する作業を始めた。TOKİは、これによって約1万人の被災者の避難問題を解決したことになる。     全文をよむ

2011-11-23 赤新月社コンテナ住宅建設急ピッチ、テントは撤去へ (Radikal紙)

トルコ赤新月社のアフメト・リュトゥフィ・アカル代表は、地震の被災地でのテント生活に終止符が打たれることがトルコ中の共通の願いであると述べ、「テントが解体されはじめたとき、トルコ全国の顔がほころぶだろう。うまくいけば私たちも来週以降テントの解体に取りかかる予定だ」と話した。      トルコ赤新月社のアフメト・リュトゥフィ・アカル代表は、エルジシュで赤新月社によって建設されたイェニシェヒル・テント村での職員たちによる取り組みについて話した。      エルジシュで会見を行ったアカル代表は、地震後も 全文をよむ

2011-11-20 五千人がヴァンから移動 (Yeni Safak紙)

ヴァン県における地震の後、この県を離れるために県知事府へ申請した5万人の内5千人が他県へ移動したことがわかった。首相府災害緊急事態対処局のヴァン県災害緊急事態局関係者らは、10月23日と11月9日に発生したマグニチュード7.2と5.6の地震後、ヴァン県からの移動を望む5万人の人々が県知事府へ申請した。申請書を審査した当局は、第一便として5千人を申請者らが望むそれぞれの県へと送り出し、残りの4万5千人の要望に対する取り組みも継続していると述べた。      当局関係者らは、申請者らが移動したい県を 全文をよむ

2011-11-20 ヴァンの町の新たな建設場所はここ (Zaman紙)

エルドアン・バイラクタル環境都市整備大臣が発表した新しいヴァンが建設されるエレクリダーのふもとにあるケヴェンリ村付近がAAAA通信社の記者によって撮影された。      二度の地震が起きたヴァンで救援活動が続けられる中、町を新しい地域に移転するための取り組みも加速している。この計画のために調査を行った専門家は、まず最初に、新しいヴァンが造られる場所を決定した。      エルドアン・バイラクタル環境都市整備大臣は新しい町の場所としてエレクリダーのふもとのケヴェンリ村一帯を発表し、周辺の写真がアナ 全文をよむ

2011-11-19 あなたの車のスピード表示―アンカラで事故対策に新システム導入 (Yeni Safak紙)

スピード狂のドライバーの対策に関し、ナンバー表示付きのレーダーが一役かうことになった。アンカラで設置が開始されたデジタル・レーダーは、自動車のナンバープレートを200メートル離れたところから読み取り、速度とともに表示する。スピードを出しているドライバーは、情報掲示板で自分の車のナンバーと速度を見ると、レーダーの下でブレーキを踏むことになる。(事故の多い)危険地点に設置されるデジタル・レーダーは、今後トルコ全国で設置される予定だ。      スピードの出しすぎによる交通事故を防ぐため、新たな対策が 全文をよむ

2011-11-17 宮崎淳氏の名、校名へ―イスタンブル商工会議所、ヴァンに建設 (Zaman紙)

イスタンブル商工会議所(İTO)役員会は、ヴァンに建設される学校に、マグニチュード5.6の地震で亡くなった日本人の救援ボランティア宮崎淳氏の名前をつけることを決定した。      イスタンブル商工会議所副会頭のシェキブ・アヴダギチ氏は、インド・トルコ博覧会のため海外出張中の同会頭ムラト・ヤルチュンタシュ氏にかわり、11月の役員会でスピーチ行った。そのなかで、イスタンブル商工会議所として、ヴァン支援のためできる限るのことを行うつもりであると述べた。      アヴダギチ氏は「まず、先の決定にしたが 全文をよむ

2011-11-16 12月5日の始業を控え、ヴァンの教員宿舎、準備急がれる (Yeni Safak紙)

国民教育省は、被災地に着任する教員の住居不足を解消するため、取り組みを続けている。同省は、集合住宅局(TOKİ)から、(教員宿舎として)ヴァン市で(新たに建てられる)建物48棟の提供を受ける予定だ。また200近くのコンテナも12月5日の始業までに用意される。同省は、特に独身女性教員のためにも就学前学校(の教室)を利用して個別に(居住できる)部屋を割りあてる。オメル・ディンチェル大臣は、地震により75名の教員が亡くなったことに言及し、これに関連して集合住宅局からヴァン市で建物48棟の提供を受けると 全文をよむ

2011-11-14 ヴァン市当局、「マグニチュード7.2地震より5.6地震の被害が甚大」―県外への避難続く (Hurriyet紙)

ヴァンで起きた地震の後、町からの避難が続いている。何千人もの被災者が、他県にある公共施設に行くために申請をした。申請所の前には長い列ができ、アンタリヤとメルスィンをはじめとする県には希望が殺到したため、これらの県への申請は受け付けられなかった。ヴァン県のミュニル・カラルオール知事は、直近の地震のため、緊急の要請を行い、「我々は、追加の食糧と衣服を必要としています」と述べた。      ヴァンで起きたマグニチュード7.2と5.6の別々の地震の後、家に被害を受けた被災者たちは、厳しい冬の条件と凍てつ 全文をよむ

2011-11-14 自爆テロ要員?PKK女性メンバー3名、逮捕 (Milliyet紙)

キリス県エルベイリ郡経由でトルコへ密入国を図ったとされるPKK女性テロリスト3名及び彼女らへの幇助容疑で5名が逮捕された。同女性テロリストのうち2名は、自爆テロ実行の可能性があったとされている。      11月12日、ベシェリイェ村の国境線を超えトルコへ徒歩で入国を図ったデニズ・アブカン、エミネ・アク、チメン・チュルク、エンベル・シムシェクソイ、ヒュセイン・ユルドュズオールがパトロール中のトルコ軍兵士に逮捕された。同日、キリス県エルベイリ郡近郊では不審車2台が止められ、3名が拘束された。拘束さ 全文をよむ

2011-11-13 ヴァンの第二地震で亡くなった記者を殉職者と呼ぶのはやめよう (Milliyet紙)

ドアン通信社(DHA)のジェム・エミル記者とセバハッティン・ユルマズ記者はマグニチュード5.6の地震で亡くなった・・・この程度の地震で何十人もの人々と共に彼らの死を防げなかった者たちは恥じるべきだ。彼らは殉職者ではない、恐ろしい怠惰の犠牲者なのだ。      日曜の記事を書くため机に向かっていると、恐れていた知らせを受け取った。CNNトルコのニュースサービスのメッセージが(携帯)電話の画面に現れるや否や私は悲しみでいっぱいになった。   DHAのジェム・エミル記者とセバハッティン・ユルマズ記者は 全文をよむ

2011-11-13 地震被災地のヴァンで寒さのため死者 (Radikal紙)

地震で被害を受けたエルジシュで、身体に障害を持つ7歳のデニズ・オルグンさんが、ナイロン製テントで生活する中病気にかかり、死亡した。      エルジシュから7キロ離れたところにあるチェレビバー町のジュムフリイェト地区に住むエンヴェル・オルグンさんの自宅は地震で破損した。オルグンさんは危機センターと郡知事府を何度も訪れたにもかかわらずテントをもらうことができず、自らナイロンで小屋を作り、12人家族とそこで生活を始めたと述べた。この家の子供で、障害のあるデニズ・オルグンさんが、体調を崩してビトリス市 全文をよむ

2011-11-12 トルコで高まる、ヴァンで死亡の宮崎淳さんを惜しむ声 (Radikal紙)

宮崎淳氏は、ヴァンの被災者を支援するためにトルコを訪れたが、マグニチュード5.6の第二の地震でバイラムホテルの瓦礫の下敷きになり、崩壊現場から救出された後に亡くなった。宮崎氏の、自身が勤めていた「難民を助ける会(AAR)」への志望動機が、同団体のホームページで以下のように書かれている。      ■その志望動機書      「東日本大震災の発生により、先進国のみならず、途上国からも支援が寄せられ、如何に世界が共助で成り立っているかを改めて実感させられることとなりました。東北地方を含め、世界で緊急 全文をよむ

2011-11-11 抗議の被災者にこん棒と催涙ガス! (Milliyet紙)

世界のメディアは、ベシル・アタライ副首相の会見の最中に、「ヴァン知事、やめろ!」と叫んで警察によって暴行された市民について報じている。      知事府の前で抗議活動を行い、警察によって妨害された被災者たちが、外国メディアに大きく取り上げられた。外国メディアは、ヴァン知事が市民たちに帰宅を「強く勧め」、政府に怒る抗議者たちに対し、警察が催涙ガスやこん棒を使用したと報じた。また「知事の言うことを聞いて死んだ」、「みんな気力をなくし、憤りを覚え、見捨てられたように感じている」という市民の声も紹介され 全文をよむ

2011-11-10 ヴァン地震建物損傷検査、明日から―アタライ副首相 (Milliyet紙)

ベシル・アタライ副首相とタネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、昨日ヴァンで起こったマグニチュード5.6の地震で、崩壊したバイラムホテルのがれきから負傷した状態で救出された日本のNGOメンバー近内みゆきさんが治療のために訪れていた市立病院を慰問した。アタライ副首相は、「お大事に」と述べ、被災者である近内さんと通訳を介して会話した。      アタライ副首相は、病院を出る際、新聞記者らと会見し、昨日の地震後、ヴァンの2ヶ所で救出活動が続けられていると述べた。   「我々も、被災地の状況を注視 全文をよむ

2011-11-10 学校無償配布のパソコンを、児童が売ってしまったら・・・? (Milliyet紙)

コジャエリで生徒たちが配布されたパソコンを転売したことは、国民教育省(MEB)にとって教訓となった。児童に無償配布されるタブレット端末を保護するためにセキュリティシステムが開発された。タブレット端末は、学校のスマートボードから信号を受信できない場合にロックされる。      ファーティフ・プロジェクトの枠組みで新学期に5~9年生を対象に無償配布される予定のタブレット端末のために、盗難や転売の防止策を検討中の国民教育省(MEB)は、タブレット端末に削除できないソフトウェアのインストールを計画してい 全文をよむ

2011-11-10 ヴァンの初等教育学校、12月5日まで休校 (Zaman紙)

国民教育省のオメル・ディンチェル大臣は「ヴァン県でのみ12月5日まで学校の再開を延期する」と発表した。      ディンチェル大臣は、NTVの生放送番組に電話で出演した。オメル・ディンチェル大臣は「ヴァン県でのみ12月5日まで学校の再開を延期する。県レベルで、すべての学校の再開を延期する」と話した。      ヴァンで起こった(最初の)マグニチュード7.2の地震を受け、学校の震災被害の調査が終わったか否かという質問に対して、ディンチェル大臣は以下のように語った。      「エルジシュで発生した 全文をよむ

2011-11-08 建築基準を日本水準に (Yeni Safak紙)

政府は耐震建築に関する法改正を年末までに施行する準備に入った。公正発展党デネメチ副党首が、新耐震法について初めて「処罰が厳重になる」と暗示した。10年で9百万戸が再建される見通しだ。断層付近の建物は日本の建築基準レベルで建築される。      クルバンバイラム最中での大臣や政治家らの最重要話題は、ヴァンで発生したマグニチュード7.2の地震と今後の地震のために講じるべき対策であった。政党間のバイラム挨拶訪問団の会話も地震に関する話題で始まった。公正発展党の訪問団に加わったレハ・デネメチ副党首は、他 全文をよむ

2011-11-06 宗務庁、犠牲獣に苦しみを与えずに処理を (Milliyet紙)

犠牲祭が近づき、犠牲獣の市場と屠殺場で準備が整う一方、検査体制も強化された。      犠牲祭の間、市民の水と天然ガスへの需要に十分に応えるために、市当局による準備が整えられる一方、墓地への交通の便のためにも措置が講じられた。アンカラの人々は、犠牲祭の間、都市部の交通手段のうちEGOのバスを無料で利用できる。イスタンブルでは、都市部の交通手段が50%割引になる。      市当局によって行われている準備に加え 宗務庁も犠牲獣を処理する際に気をつけなければならない注意点を発表した。発表では、「犠牲 全文をよむ

2011-11-06 日本のNPO、被災地ヴァンでバイラムのお裾分け (Radikal紙)

ヴァン市と地震で大きな被害をうけたエルジシュ郡、およびその周辺の村で10日わたって活動を続けているJapon Association for Aid and Relief (AAR)という名の支援組織で働くユメカ・オオタさん、ミユキ・コンナイさん、アツシ・ミヤザキさんは、ヴァン在住の地震被災者の支援を行っている。町で買った犠牲祭用の動物を、屠殺所で屠ってもらった日本人支援チームは、ビニール袋にいれた肉を、アクキョプリュ地区の家やテントでくらす被災者に配った。人々の家を訪ね、テントに招かれた日本人 全文をよむ

2011-11-04 犠牲祭5日連休、イスタンブルの交通渋滞はじまる (Milliyet紙)

犠牲祭の5日連休を利用してイスタンブルを出発したイスタンブルっ子たちは交通渋滞を巻き起こした。橋は車両でぎっしりとなり、すべての町で交通は混乱した。渋滞は夜間になるまで解消されなかった。      犠牲祭の休暇のために出発したイスタンブルっ子たちは、昨日(3日)、渋滞に巻き込まれ、大変な思いをした。ボスフォラス橋とファーティフ・スルタン・メフメト橋は朝から渋滞した。市民は犠牲祭の5日連休を利用して出発したのだが、犠牲祭による交通渋滞のために長時間足止めされた。昼ごろに始まった交通渋滞は勤務時間の 全文をよむ

2011-11-01 エルジシュに電気、しだいに市民生活もどる (Milliyet紙)

地震で最も被害が大きかったヴァン県エルジシュ郡の一部地区で昨夜、電気が通り、商店主たちは店の営業を再開した。      10月23日日曜日に発生したM.7.2の地震で最も被害が大きかったヴァン県エルジシュ郡で、生活が通常に戻り始めた。インフラ問題の解消と共に、昨夜の午後9時より同郡の一部地区に電気が通り始めた。電気が通ったことで、郡中心部に店舗を持つ商店主の多くが昨日10月31日に営業を再開した。      ■ 商店主:大きな被害を受けた      商店主らが、地震の被害に遭った店舗内商品の片付 全文をよむ

2011-11-01 トゥンジェリでPKK掃討軍事作戦 (Milliyet紙)

トゥンジェリでPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)メンバーが大規模なテロ活動の準備に取り掛かっているという情報が得られたことを受け、ピュリュミュル郡とナズィミイェ郡郊外で、航空支援作戦が開始された。作戦が実行された地域へは、特殊訓練を受けた特殊部隊員らがヘリコプターによって降ろされた。      テロ組織PKKが軍事行動のためにエルズルムおよびビンギョル地域から数グループをトゥンジェリ郊外に移送したことを情報部門が確認すると、航空支援作戦が開始された。   盗聴捜査の結果得られた情報に基 全文をよむ

2011-10-30 歌手シヴァン・ペルヴェル、ヴァンへの援助は和平を築く (Yeni Safak紙)

クルド系歌手のシヴァン・ペルヴェルは、ヴァン地震のため発表したメッセージで、ヴァン地震によって深く悲しんでいるとし、ヴァンとその周辺で起こった地震の死者の冥福と負傷者の回復を心から祈っていると述べた。      ■平和のために歩を進めよう      ペルヴェルはメッセージの中で、「ヴァンの人々の状況を見て、とても深く悲しんでいる。彼らの全ての痛みを共有している。しかし、どれほど困難でも希望を捨てないでほしい。未来はもっと素晴らしいだろう」と述べ、次のように続けた。      「公的機関と市民団体 全文をよむ

2011-10-30 経済危機に倦んだ元イスタンブル在住のギリシャ人に帰郷の流れ (Hurriyet紙)

経済危機により疲弊した元イスタンブル在住のギリシャ人らが、故郷に帰るために動き始めた。トルコへ帰郷することを考えているギリシャ人らは、イスタンブルのギリシャ正教会総主教座やギリシャ系各協会へ問い合わせを始めている。      経済危機により、トルコでより良い未来を探しているのはギリシャ人だけではない。ギリシャへ大きな希望を抱いて移住した元イスタンブル在住のギリシャ人(ルーム)らも、移住から何年も経てトルコへ帰郷し始めた。元イスタンブル在住のギリシャ人らは、イスタンブルのギリシャ正教会総主教座やギ 全文をよむ

2011-10-29 ユヌス君のFacebookに残された、イルカのような自由な心 (Milliyet紙)

トルコは彼の眼差しを決して忘れない。ユヌス君(注)は、マグニチュード7.2の地震で崩落した瓦礫の下敷きとなってしまったが、彼の盾となったある男性の遺体のお陰で命をとりとめた。しかし、彼は病院への搬送中に亡くなり、トルコ中を泣かせた。フェイスブックでは、彼が共有したコンテンツがとても目を引く。彼は平和民主党(BDP)の集会でのグルプ・セルハトの歌や、トルコ国旗も「シェア」(Facebookの機能の一つで、プロフィールページ等にアクセスした人に、予め設定した公開範囲に応じてビデオや画像が公開される) 全文をよむ

2011-10-28 赤新月社から要請、「支援物資は分類して。使い古しは不要」 (Milliyet紙)

トルコ赤新月社のオメル・タシュル代表は、地震の被災地域への支援物資について、あらかじめ物資を管理、分類したうえで送るよう求めた。タシュル氏は、「分類されていない物資は被災者に届けることができません。こちらで分類すると非常に時間がかかってしまいます」と語り、特に使い古しの物資は必要ないと述べた。      トルコ赤新月社のオメル・タシュル代表が、マグニチュード7.2のヴァン地震により最も大きな被害を受けたエルジシュ郡で、支援物資支給の調整を行っている。タシュル氏は、被災者への支援物資が手当たり次第 全文をよむ

2011-10-27 トプタシュ・イスタンブル市長、「違法建築は取り壊す」 (Milliyet紙)

トプタシュ・イスタンブル市長は、イスタンブルの違法または老朽化した建築物について話し、しっかりとした建物を建てなければならないと語った。      トプタシュ市長はNTVに出演し、市としての地震への備えについて説明し、老朽化した建築物を取り壊すと述べた。      エルドアン首相が法改正により違法または老朽化した建築物を取り壊すことに言及したのを受け、こうしたことがどのようになされうるのかについて議論され始めた。      トプタシュ市長は、斬新な政策でもってイスタンブルの違法および老朽化した建 全文をよむ

2011-10-26 地震への不適切発言で非難集中のミュゲ・アンル、今日も謝らず (Radikal紙)

ヴァン地震関連で反発を引き起こしている発言について、昨日放送の番組では一言も触れなかったミュゲ・アンルは今日の番組の冒頭で沈黙を破った。      ミュゲ・アンルは「ある扇動者集団がソーシャルメディア(twitter, facebookなど)を通じて私を標的としているのです。私が『いいじゃないの、地震が起こって良かったわよ』と言ったというのです。このようなことがあり得るでしょうか」と述べた。      ■「私の発言を曲解している」      アンルは、「まるで私が差別をしているかのように、ソーシ 全文をよむ

2011-10-23 カンディリ地震観測所、マグニチュード7.2と訂正 (Radikal紙)

カンディリ観測所所長のムスタファ・エルディク博士が、地震で500人から1000人(訳者註:現在確認されているところでは死者の数は217名である)が死亡した可能性があると話したのに対し、赤新月社のアフメト・リュトゥフィ・アカル社長は、地震の被害は拡大するだろうと述べた。      ヴァンでの地震に関してカンディリ観測所で行われた記者会見でエルディク氏は、当観測所が世界で最初に、地震の規模をM6.6であると伝えたが、その後M7.2に訂正したと話した。      エルディク氏は会見で、地震の震源と規模 全文をよむ

2011-10-23 カマン・カレホユック考古学博物館に旅行客の関心大 (Zaman紙)

カマン・カレホユック考古学博物館には、他の博物館とは異なる特徴がある。2010年に日本人によって建てられたこの博物館では、一部の遺跡コーナーでは観覧者が出土品に手を触れることが許可され、3次元の(立体)ディスプレイが設置されている。この博物館には、鉄器時代や旧青銅器時代、後期青銅器時代、そしてオスマン朝時代の遺跡からの出土品が展示されている。      クルシェヒル県のカマン郡にて、15年間続いた発掘作業で発見された出土品を展示するため、日本人によって博物館が建設された。クルシェヒル県文化観光局 全文をよむ

2011-10-17 部族長一族の結婚式で、危険な「祝いの発砲」対策―ウルファ (Milliyet紙)

ウルファ県でまた部族長一族の結婚式がおこなわれた。しかし、新郎側が結婚式の前に講じた対策も、記念品(宝石、指輪等)を贈る儀式も、他の結婚式とは全く異なるものだった…。      1997年、シャンルウルファ県スルチュ郡でディダン部族の有力実業家ハニフィ・ティルゲンさんの長男の結婚式が行われた時、空に向けた発砲(祝いの発砲)により1人が死亡、18人が負傷した。この事件を踏まえ、下の息子の結婚式では同様の事件が起こらないよう招待状で対策が講じられた。招待状に「銃器の使用を禁ずる」と記載されたこの結 全文をよむ

2011-10-17 バルカン寒波、エディルネで積雪 (Yeni Safak紙)

気象庁が数日前から予報していた降雪が始まった。予想通り、トルコの降雪はトラキヤ地方から始まった。      朝早い時間から降り始めた雪は、エディルネとその周辺部で続いている。町の標高の高い地区で25cmの降雪となった。今年初めての降雪は、幹線道路において交通渋滞を引き起こした。トルコを、国境のハムザベイリ門によってヨーロッパと結ぶ国際幹線道路は、雪で完全に覆われた。降雪と同時に、交通渋滞が生じた。      気象庁が数日前から行っていた警告に注意を払っていなかった一部運転手の車両が道路上に取り残 全文をよむ

2011-10-16 ウルダーで初冠雪 (Yeni Safak紙)

トルコの重要な冬の観光地のうちの一つであるウルダーで、今シーズン初冠雪を記録した。      気象台の関係者からの情報によると、夜半から降り始めた雪は、ウルダーの宿泊施設が集中する地域を白で覆った。この地域での積雪は10センチに達した。また同関係者は、降雪は一日中続くと予報しているとし、夕方から夜にかけて、雪はさらに降るとみられていると述べた。 全文をよむ

2011-10-14 イスタンブル広域市議会、景観条例を可決 (Yeni Safak紙)

イスタンブル広域市議会は、市の景観を守るための「景観基本計画」を策定することを承認した。これに伴い、今後、市の景観を損ねるような建物の建設は許可されなくなる。      ■イスタンブル広域市議会、10月の第4回定例会を招集      イスタンブル広域市議会都市計画管理局の提案で議題となった報告書で、イスタンブルのアイデンティティとして最重要要素の一つである街の景観を保護し、これを損ねることなく将来の世代へ引き継ぐために、そしてこれまでの(景観に関する)失敗が繰り返されないよう、歴史地区やボスフォ 全文をよむ

2011-10-12 オズジャンYÖK会長、「スカーフ学生拒否の大学教員は、残り30人」 (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)のユスフ・ズィヤ・オズジャン会長は議会に対し(大学入試における得点配分の)係数措置を廃止する草案を提出したとし、「係数の完全廃止と学生間の平等を保障することを目的としています」と述べた。オズジャン会長は大学でのスカーフ着用と服装の自由にも触れ、「現在ほぼ全ての大学で同問題は解決されました。30~35人の教師が未だスカーフ着用に対し反対しており、彼らとは密に連絡を取っています。近くこの問題も解決されるでしょう」と語った。      オズジャン会長は、イスタンブル・サバハッティ 全文をよむ

2011-10-12 男女学生の間に1メートル―アンタリヤ郡教育局指示 (Milliyet紙)

郡国民教育局の決定により、男子学生と女子学生の間の距離について、「男女間において不健全な状況に陥らないために、距離を最低1メートル取ること」との旨が通達された。      ジュムフリイェト紙の報道によると、アンタリヤ・ムラトパシャ郡国民教育局は、女子学生と男子学生の間の距離を最低1メートル取ることを通達した。同様の通達はメルスィンにおける高校でもなされており、女子学生と男子学生が互いに45センチメートル以上近づこと、隣同士で座ることを禁止している。      アンタリヤのムラトパシャ郡国民教育局 全文をよむ

2011-10-09 保守派のファッション雑誌あれこれ (Radikal紙)

バッグに眼鏡、靴、アクセサリー、スカーフ、その上ポケットに差したペン…。今からたった10年前までは1つか2つのブランドしか選べなかった保守的な女性たちが、今では巨大なファッション産業の注目の的となっている…。      多くの企業に生産過程を再検討させ、デザインの特別チームをつくらせた保守派の経済力は、巨大なファッション産業を生み出しただけではない。ホテル、レストラン、カフェの一方で、もはや世界ナンバーワンの女性ファッション誌Vogueとも肩を並べるファッション雑誌がトルコで創刊された。保守的な 全文をよむ

2011-10-09 アンタリヤで浸水 (Zaman紙)

アンタリヤで暴風雨のため、たくさんの家屋が浸水した。道路も冠水したため、車に取り残された多数の人々が、重機と消防隊によって救助された。      アンタリヤで夕方から勢力を増した暴風雨は、アクス郡とララ地域で猛威をふるった。この地域では、たくさんの家屋が浸水した。木をなぎ倒すほどの嵐で家の一階部分や地下が水に浸かった。   アンタリヤ消防署のエミン・ペフリヴァン署長は、浸水で50件の通報があったと述べた。暴風雨が特にララ地域とアクス郡で猛威をふるっていると話すペフリヴァン署長は、組織として全員を 全文をよむ

2011-10-03 初等教育でアラビア語選択、可能に (Radikal紙)

国民教育省(MEB)教育委員会は、初等教育第4~8学年の外国語の授業に、今年度から選択可能な言語としてアラビア語の教育プログラムを用意した。      メルダン・トゥファン教育委員長はアナトリア通信に対し、閣議決定によりトルコで教育される外国語が定められたと述べた。トゥファン教育委員長によると、 現在トルコ国内の学校では、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、中国語が教えられているが、そこにアラビア語が加わることに なる。      トゥファン教育委員長は、この決定は昨年 全文をよむ

2011-10-02 シリア正教の諸団体、教科書の記述に反論 (Milliyet紙)

マルディン県にあるシリア正教の14団体は、共同会見にて、シリア正教徒は歴史のどの時代においても国家に対し反乱に関わる否定的なアプローチや思想を抱えたことはなかったと伝えた。      マルディン県シリア正教会主教座やメソポタミア文化連帯協会、そしてミドゥヤト・シリア正教教会財団を含む14の団体によって行われた書面による共同発表に て、シリア正教徒が古代メソポタミアの有機的文化の継続であるキリスト教徒の市民であることや、歴史において東西の文化を育み、東洋文化の主な原動力として人間的な思想の発展に重 全文をよむ

2011-09-29 オオカミ出没、羊の群おそう―ビトリス (Radikal紙)

ビトリスのヨララン町のドゥズ村で、オオカミらが羊の群れを襲撃した結果、50頭の羊が死んだ。38頭の羊が負傷し、約100頭の羊も行方不明になり、村人たちは銃を携帯してオオカミ狩りに出かけた。      ドゥズ村で小型家畜動物の放牧を世話するカフラマン・アパックは、新聞記者たちへの説明で、昨日夜に雨が降った後に非常に冷え込み、そのため羊を木の下へ集め、火をおこしたと説明し、次のように話した。      「それからしばらくして、3匹のオオカミが羊の群れに向かいました。銃をもっていなかったため、(オオカ 全文をよむ

2011-09-25 リゼで集中豪雨、市長「水害の原因は黒海高速道」 (Radikal紙)

リゼ市のハリル・バクルジュ市長は黒海高速道が市中心部の高さより70センチメートル高い位置に建設されたため、水害がおきたと述べた。       バクルジュ市長は新聞記者に対して行った会見において、昨日より続く集中豪雨が町で大きな災害をもたらしたと述べた。 バクルジュ市長は死傷者が少ないことがせめてもの救いであるとし、「我々の町で近年川が暗渠化された。これらの川の氾濫が災害の規模を増大させた。いわば暗渠化された川の氾濫が災害を引き起こしたのだ」と言った。       リゼには海へと下る川が23あると 全文をよむ

2011-09-24 KCK(クルディスタン社会連合トルコ議会)捜査、連日逮捕劇 (Radikal紙)

クルディスタン社会連合トルコ議会(KCK)に対する一斉捜査が全力で続けられている。昨日(9月23日)はシュルナク、イディル、および、スィロピでそれぞれBDP党員である市長らが逮捕された。土曜日(25日)からの逮捕者は51名にのぼっている。      KCKは、PKK(クルド労働者党・非合法組織)の都市部組織であると言われており、KCKに対する捜査では、BDP(平和民主党)所属の3人の市長をはじめ、シャンルウルファ県とスィイルト県の県支部長も逮捕された。      ディヤルバクル県共和国特別検察の 全文をよむ

2011-09-20 学校に行きたい!―親を警察に通報した11才少年のドラマ (Milliyet紙)

シヴァスで家族が学校に通わせないことを理由に、115警察緊急コール(日本の110番)に電話をして助けを求めたアイクト.P君は、国民教育局によって学校に登録された。      トゥズルギョル地区の平屋で母のG.P.と義父であるİ.P.と暮らしているアイクト.P君が、学校に通うために警察に助けを求めたことがメディアで取り上げられ、その事を知ったシヴァス県知事府及び関係諸機関は当問題に関し調査を始めた。      社会相互扶助連帯財団のユルマズ・ダシュル理事長は、社会福祉事業の専門家らと共に朝方、同家 全文をよむ

2011-09-18 女性の隣に座るのはやはり女性?:トルコ国鉄の説明 (Radikal紙)

高速鉄道には「女性の隣」基準がないと主張するトルコ国営鉄道(TCDD)のスレイマン・カラマン総局長は、女性に対しては積極的差別がなされると語った。      TCDDのスレイマン・カラマン総局長は、高速鉄道における「女性の隣は女性」適用に関する報道についてコメントした。高速鉄道を含むすべての列車で、10パーセントの女性乗客割当席が「女性との隣席禁止」とみなされているのは、トルコ国営鉄道総局と運送システムについて知らないことに起因するとし、「これを正そうなどと思い込む者や、トルコ国営鉄道と政府を抑 全文をよむ

2011-09-18 イスタンブル・タクスィム広場で平和民主党デモ、120名が拘束 (Hurriyet紙)

平和民主党(BDP)のイスタンブル県支部のメンバーらは、テロリストに対する隔離処置に対する抗議の記者会見を行おうと、14時頃、タクスィム広場の路面電車の駅周辺に集まり始めた。イスタンブル警察は、行進と挑発行為に備えて特に機動隊担当局に属するチームと共に、タクスィム広場とその周辺でバリケードを張り、厳重な安全対策を取った。しかし警察は、女性らとイスタンブル選出のBDP議員セバハト・トゥンジェル氏とスッル・スュレイヤ・オンデル氏も参加するグループに対しては(デモの)許可を与えなかった。広場の各場所で 全文をよむ

2011-09-18 明日から新学期 (Zaman紙)

新学期が明日(19日)から始まる。約1600万人の生徒と70万人の教師が始業のベルとともに授業を始める。      学期休みは2012年1月23日~2月3日のまでの期間。二学期は2月6日月曜日に始まり、2012年6月8日金曜日に終了する。      今年32の県で開始され、昨年57都市で実施された義務就学前教育に、今年更に14の県(イズミル、テキルダー、オルドゥ、コンヤ、エルズルム、ウードゥル、ゾングルダク、カスタモヌ、カイセリ、アンカラ、ディヤルバクル、ブルサ、カフラマンマラシュ、アダナ)が加 全文をよむ

2011-09-17 コーラン教室の年齢制限撤廃 (Hurriyet紙)

宗務庁の設立及び職務に関する法律の改正を定めた民法判例法(KHK)によって夏休みに開講されるコーラン教室受講の小学校5年生以上という制限が撤廃された。250の重要なモスクにはガイドスタッフが導入された。      政府は数カ月来議論されていた宗務庁再編の試みも民法判例法(KHK)で行った。この事案で驚かれたことは、コーラン教室に年齢制限を定めた条項の撤廃だった。宗務庁の設立及び職務に関する法律の改正を定めたKHKが昨日(16日)の官報で公表された。これによると、夏季に開講されるコーラン教室の小学 全文をよむ

2011-09-16 タクスィム広場歩行者天国案、イスタンブル市議会承認 (Milliyet紙)

エルドアン首相が選挙前に公表したプロジェクトのうちの一つである「タクスィム広場歩行者天国案」が、市議会で満場一致で承認された。ゲズィ公園からイスティクラル通りまでがひとつながりになり、車両の通行は完全に地下をとおる。      イスタンブル広域市市議会は、「タクスィム広場歩行者天国案」を満場一致で承認した。9月の市議会の最後の全体会議は、議会室において実現した。議会では、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とカーディル・トプバシュイスタンブル広域市市長が、6月12日の国政選挙の前に公表した、イスタ 全文をよむ

2011-09-13 論文執筆、請負います―お値段は博論5千~2万リラ(21万円~86万円) (Milliyet紙)

トルコでは時折、「剽窃」(他人の考えを自分のものであるかのように使用する事)が議論の的となっている一方で、これがビジネスと化している。      学術研究論文執筆は、インターネットの利用普及により一つの産業部門と化した。5,000-20,000トルコリラ(約214,273円-857,092円)の料金で、専門家チームが論文、修士論文及び、博士論文を作成する。論文執筆期間がだいたい8週間以上なければ受託されず、また(受託に際しては)論文指導教員との相談内容の全てを伝えるよう求められる。他方、論文執筆 全文をよむ

2011-09-11 アレヴィー派に関する教科書記載にアレヴィー派団体内で意見の相違 (Yeni Safak紙)

アレヴィー派の信仰が教科書に掲載されたことを批判する人々に厳しい態度を示したハジュ・ベクタシ・ヴェリ文化センター財団のハサン・メ シェリ会長は、これら一部の人々が「アレヴィー信仰はイスラムの一派ではない」という論理から出発し、見苦しい振る舞いをしていると発言した。      アレヴィー派の信仰に関する知識が宗教教育・道徳知識の授業に加えられたことは、周縁的(立場にある)アレヴィー派に不快な思いをさせた。アレヴィー・ベクタシー連盟のアリ・バルクズ前会長がこの融和政策を、アレヴィー派を同化させる取り 全文をよむ

2011-09-09 塩湖トュズ・ギョズ、アルテミアの死骸で真っ赤に染まる (Hurriyet紙)

トュズ湖周辺に生息する動物プランクトンの一種であるアルテミアの死骸によって発生した酸の蒸発が原因となり、真っ白なトュズ湖が赤く変色した。      Aクラス湿原に位置するトュズ湖は、塩の生産と共にフラミンゴ、雄カモ、湿地帯に生息するツバメ、カモメのような水鳥たちの営巣・産卵地でもある。      また、トュズ湖は世界の漁業文化においてえさとして使われるアルテミアが自然の状態で生息していることから生物的角度からも非常に重要な位置づけがされている。      トュズ湖に営巣し、産卵する水鳥たちの食物 全文をよむ

2011-09-08 「自治区」宣言のディヤルバクルに危険な進展―独自法廷など (Milliyet紙)

民主社会会議(DTK)の激しい議論を巻き起こしている「民主的自治区宣言」が、ディヤルバクルで実行に移されていることが明らかになった。さて、自治区の実施状況とは…       議論となっている自治区の要求の最初の実例はディヤルバクルで現れた。平和民主党(BDP)の機関誌「平和の声」に掲載された記事によると、バーラル郡に設置された独自の新法廷は、600件の事件のうち、443件を解決したという。      アクシャム紙の記事は、バーラルで設置が謳われたいわゆる裁判所について、次のように報道している。  全文をよむ

2011-09-04 トルコの大学地図 (Yeni Safak紙)

トルコの大学数は、近年開校された大学を合わせると166校となり、その中でもイスタンブルでは最多の42校の大学と5校の私立専門高等教育機関が教育を行っている。      その創立がイスタンブル征服時にまで遡ることのできるイスタンブル大学は、今年で創立558周年を迎える。      高等教育機構(YÖK)や大学入試センター(ÖSYM)の情報によると、トルコでは私立62校、国立104校の計166校の大学が教育活動を行っている。さらに、いかなる大学にも所属しない形で創立された7校の私立高等教育学校も教育 全文をよむ

2011-09-04 再び固定電話の時代へ!キャンペーン中 (Yeni Safak紙)

固定電話の使用を増進するため、無料通話時間や電話のプレゼントを含む多くのキャンペーンがある。トルコ・テレコムのプランから集めた情 報によると、同社は固定電話使用の増進をはかり、特典付きキャンペーンを行っている。これによると、異なる通信ツールの必要性のために提案され、7つの異なるプランからなる固定電話特典プランは、お得な選択肢を提供している。固定電話特典100、200、300、600プランの利用者は、各プランの時間数につき市内と市周辺の通話が無料で使用できる。      ■魅惑的なプラン      全文をよむ

2011-09-02 ギョクチェキ・アンカラ市長、中東工科大に宣戦布告 (Zaman紙)

アンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ市長は、中東工科大(ODTÜ)敷地内を通る道路の敷設、ならびにエイミル湖の一般開放に関し、住民投票を提案した。      アンカラ広域市のメリフ・ギョクチェキ市長は、中東工科大敷地内に道路を通し、エイミル湖を一般開放する問題について、ツイッター上でフォロワーと意見交換をした。フォロワーの一人が「中東工科大の問題は何なのでしょうか」と質問すると、ギョクチェキ氏は「第一に大学構内に道が通ることを拒否していること。第二にアンカラ市の条例に基づき自治体が所有しているエ 全文をよむ

2011-09-01 開通した新高速鉄道に乗客殺到―9月5日まで運賃無料 (Yeni Safak紙)

アンカラーコンヤ間を1時半に短縮した新高速鉄道(YHT)は、9日間で29,520人を無料で輸送した。      バイラム(宗教祝日)のため、9月5日まで全席予約で埋まっている新高速鉄道であるが、バイラム最終日まで無料で輸送するとして、国民に提供した乗車券数は42,640枚に達した。      エルドアン首相のテープカットで8月23日に開通したアンカラーコンヤ間の新高速鉄道に、国民が押し寄せた。エルドアン首相が、「国民に頻繁に利用してもらおう」との考えから無料乗車を提供したことにより、駅は人で溢れ 全文をよむ

2011-08-31 バイラムを迎えたムスリム、世界各地で礼拝に集う (Yeni Safak紙)

イスタンブルのスレイマニエ・モスクで礼拝を執り行ったメフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、「世界は、預言者ムハマンマドの今を生きる代弁者であるあなたたち、私たちから希望の灯火を待っている。人々は、イエスの微笑み、ヤコブの忍耐を望んでいる。ヨセフの吉報を待っている。アブラハムの冷静さを期待している」と語った。      国中でそうであるように、イスタンブルで暮らす人々もバイラムの喜びを、皆と共に分かち合える場所で味わった。イスタンブルの人々の大多数がバイラムの礼拝の場としてスレイマニエ・モスク、エユッ 全文をよむ

2011-08-30 8.30戦勝記念日の祝賀行事にギュル大統領が最高司令官として臨席 (Milliyet紙)

8月30日の戦勝記念日とトルコ国軍の日のため、アタテュルク廟では祝賀行事が行われた。      祝賀行事は、参謀総長のネジデト・オゼル大将、陸軍司令官のハイリ・クブルオール大将、空軍司令官のメフメト・エルテン大将、海軍司令官のムラト・ビルゲル大将、軍警察総司令官のベキル・カルヨンジュ大将、参謀本部第二司令官のフルスィ・アカル大将のほか、軍幹部らによる獅子の道(廟に続く道)での行進によって始まった。      オゼル大将は、アタテュルク廟の上に「トルコ国軍」と書かれた赤と白のカーネーションで作った 全文をよむ

2011-08-29 ギュルハネ軍医学校で卒業式 (Hurriyet紙)

ギュルハーネ軍医学校(GATA)の卒業式で、医学部の第31回卒業生である軍医少尉54名に卒業証書が授与された。   卒業式ではヨルダン出身の留学生が卒業証書を受け取る際、母親がズルグトを行なった。      卒業式はGATA体育館で執り行なわれ、アブドゥッラー・ギュル大統領、ジェミル・チチェキ国会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ネジュデト・オゼル参謀総長、ハシム・クルチ憲法裁判所長官、イスメト・ユルマズ国防相、陸軍司令官のハイリ・クヴルクオール大将、海軍司令官のエミン・ムラト・ビルゲル 全文をよむ

2011-08-29 バイラムの礼拝、その作法 (Milliyet紙)

1)信徒は一列ずつ、イマーム(宗教指導者)の後ろに整列する。意思表明(ニーヤ)のため、「アッラー故に、ラマザン・バイラムの礼拝を行い、イマームに倣います」と唱える。      2)イマームが「アッラーは偉大なり」と唱え両手を上げると、信徒も「アッラーは偉大なり」と唱えて、両手を上げ、へその辺りで組む。      3)イマームと信徒は声に出さず「偉大なるアッラーに賞賛あれ」と唱える。その後、3回、タクビールを唱える。(訳注:タクビール・・・「アッラーは偉大なり」と唱えること。)      最初のタ 全文をよむ

2011-08-29 「私たちはいいからソマリアへ」貧困家庭の人々、バイラム用の特別パケットを断る (Milliyet紙)

エルズルムで援助の必要のあるいくつかの低所得家庭は、自分たちに送られてきた乾物の食品援助を断り、干害と飢餓に苦しむソマリアに送るよう望んだ。貧しい人の「見本となる姿」は協会関係者を感動させた。      エルズルムで毎日昼と夜に、1000人に3種の温かい食事を提供しているヴスラト協会は、ラマザンのために1000家庭に乾物の食品を配った。協会関係者たちは、 中にオリーブオイルからヘルヴァ、チーズ、米まで21種類の食品が入った援助パケットを小型トラックに載せて低所得家庭へと送り届けた際、いくつかの家 全文をよむ

2011-08-28 少数民族の財産返還へ (Radikal紙)

食料農業畜産省(省庁再編に伴い農業村務省に代わって新設された)に関する法令で、少数民族宗教関係財団に関する調整がなされることがわかった。これにより過去に接収された財産は、財団に返還される。      食料農業畜産省の組織法令で、「少数民族宗教関係財団」に関する驚きの調整がなされた。官報で昨日公布された法令で、宗教財団の不動産の返還に関する重要な調整が行われた。宗教財団への財産返還の範囲は、2008年に公布された法により拡大された。第三者に売却された宗教財団の不動産も、相当する金額が所有者に与えら 全文をよむ

2011-08-28 シリア国境でのバイラム相互訪問、中止へ (Milliyet紙)

トルコとシリアで暮らす親類たちによって国境門前にて行なわれるバイラムの相互訪問計画が、シリア情勢を理由に今年は中止されることとなった。      キリス県知事のユスフ・オダバシュ氏は、会見にてシリアで起きている事件を理由に、安全なバイラム相互訪問が行なわれないという根拠に基づき、国境門でのバイラム相互訪問計画が中止されることを発表した。キリス県が111キロメートルに渡ってシリアとの国境に面していると話したオダバシュ県知事は、以下のように述べた。「市民はオンジュプナル国境門からシリアへ行き来してい 全文をよむ

2011-08-27 パトカーではありません―市販の回転灯をつけた車にご用心― (Radikal紙)

赤青の回転灯をつけて、道を譲るよう要請したり、緊急レーンをフルスピードで走り去る車両が必ずしもパトカーだと考えてはいけない。交通渋滞から逃れるため30~60リラ(約1300~2700円)で販売されている回転灯を取り付けた抜け目のない者がたくさんいるからだ。      あなたが渋滞の中を進んでいたとする。その時、後方から赤青の回転灯をつけた民間ナンバーの車両が接近し、道を譲るよう要求する。あるいは、あなたがぎゅうぎゅうの車列の中をゆっくりとしか進めない中、ライトをつけた高級車が緊急レーンをフルスピ 全文をよむ

2011-08-26 BDP議員ボイコット終止符へ―10月1日からの国会出席を明言― (Radikal紙)

平和民主党(BDP)のハミト・ゲイラニ暫定党首は、フィリズ・コチャリ副党首、BDP県代表のメフメト・アリ・アイドゥン氏とともに、BDPディヤルバクル県本部で記者会見を行い、ここ最近の動きについて言及した。ゲイラニ党首はマスコミ関係者からの「10月1日にはTBMM(トルコ大国民議会)に出席されるのでしょうか」という質問に次のように答えた。:      「議会に出席するには2つの重要な要素があります。正しい時期と正しい動機です。正しい時期は10月1日であると我々は考えています。なぜなら人びとの自由意 全文をよむ

2011-08-25 イスタンブルで最も生活水準の高い区 (Milliyet紙)

イスタンブル商業会議所(İTO)が公表した調査結果によると、イスタンブルで最も生活水準が高いのはカドゥキョイだ。自身の居住区に最も満足しているのはプリンス諸島、最もストレスを感じているのはエセンレルの住民である。      イスタンブル大学のムラト・シェケル助教授が調査し、İTOから発表されたこの「イスタンブルにおける生活水準調査」は、イスタンブルにある39のエリアに関する印象的なデータを提示している。      この調査では18歳以上の2,410名に対面アンケートを実施し、居住エリアに対する満 全文をよむ

2011-08-25 TÜİK、トルコにおける死亡統計データを初めて公表 (Yeni Safak紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、2009年のトルコ死亡者は367,971人と公表した。内55%が男性、45%が女性、17,354人 が乳幼児であった。      トルコ統計機構は、2009年から、中央人口管理システム(MERNIS)のデータベースとトルコ統計機構(TÜİK)の死亡理由のデータを加味し、トルコ全体の死亡データを公表をする事にした。2009年のデータが初回で、今後毎年公表される予定。       トルコ統計機構によると、定住所(のデータ)に基づいた、死亡者が多い地区は15.5%のエーゲ 全文をよむ

2011-08-22 待望の発表、公務員のバイラム休暇は9日間 (Yeni Safak紙)

政府報道官のビュレント・アルンチ副首相は、首相官邸新館で行われた閣議後に会見を開き、世論がバイラム休暇に関心を寄せていると述べ、8月29日(月)を半日、並びに9月2日(金)を全日公務員の休日にすると発表した。       政府報道官のビュレント・アルンチ副首相は、閣議後の会見で、オメル・ディンチェル国民教育相が教育システムの案件でプレゼンテーションを行った、と述べた。      アルンチ副首相は、閣議ではテロや対テロ軍事オペレーションの評価が行われ、対外政策についてはリビアとシリアを筆頭とした最 全文をよむ

2011-08-21 アンカラ-コンヤ間、高速鉄道運行開始へ (Milliyet紙)

アンカラ-コンヤ間の高速鉄道は2011年8月23日火曜日に運行開始する。      ビナリ・ユルドゥルム運輸相は、2011年8月23日火曜日の開業式典とともに運行が開始されるアンカラ-コンヤ間の高速鉄道の視察を行った。高速鉄道を運転した運輸相は、2011年8月24日水曜日7時からアンカラとコンヤで高速鉄道の切符が購入できると述べた。      ユルドゥルム運輸相は、高速鉄道の出発前にアンカラ駅で記者会見を開き、この路線の正式な開業は2011年8月23日火曜日であり、この開業前に自らがこ の路線の 全文をよむ

2011-08-21 ダッチャの山火事いまだ収束せず (Radikal紙)

ムーラ県ダッチャ郡で夜に起こった山火事は収束のめどがたっていない。この山火事によりこれまでに10ヘクタールが灰になり、消火活動は困難を極めている。       ムーラ県ダッチャ郡のトルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)電波送信所で発生した原因不明の山火事は、風の影響もあり急速に拡大しており、制御できない状態である。火事は夜間に起きたため空からの消火活動は行えず、切り立った地域へ到達可能なスプリンクラーを作動させ、森林作業員が消火にあたっている。土地の起伏が激しいため、スプリンクラーを火災現場に運べ 全文をよむ

2011-08-18 ハッキャーリの驚くべき現実—16のPKKキャンプ、裁判機構… (Zaman紙)

トゥルグト・オザル大学の教員で、テロと治安問題を専門とするマフムト・アクプナル助教授は、ハッキャーリに16のPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)キャンプがあると述べた。      アクプナル助教授は、昨晩出演したチャンネルA(TV局)の番組「異なる視点」で以下の衝撃的な見解を述べた。「ハッキャーリには16のPKKキャンプがあり、これらのキャンプのいくつかは我々トルコ軍の部隊から3~5キロの距離に位置しています。これらのキャンプは昔からあるものです。」      アクプナル助教授は、ハッキ 全文をよむ

2011-08-16  ストリートミュージシャンも締め出しーイスタンブル・ベイオール地区 (Radikal紙)

ベイオール地区のBGMを奏でるストリートミュージシャンたちは、演奏許可がもらえず締め出されることになった。      ベイオール地区の取り締まり対象が、また一つ追加された。道路上の机や椅子の撤去作業が行われたあと、現在自治体は路上芸術家たちの追い出しを行っている。      自治体は「路上で楽器を演奏するには許可が必要であり、正式な許可なしに演奏する者に対しては楽器の没収を行う」と発表した。警察と自治体から有効な許可証をもらったミュージシャンのみ、ベイオール地区の路上で従来通り演奏することができ 全文をよむ

2011-08-14 がん患者は断食をすべき? (Hurriyet紙)

断食月に断食をしたいというがん患者には、がんの進行度合いや行っている治療手順、治療を終えて経過観察中かそうでないかを考慮することが望ましい。      専門家らは、放射線療法や化学療法のような積極的治療を受けている患者や末期がん患者には、摂取カロリーの減少や吐き気・嘔吐などマイナス要因の増大を避けるために断食を「勧めない」が、積極的治療を終えて経過観察中の患者は、本人が望むなら「断食をすることができる」と話す。      保健省デメトエヴレル・ガン病院のマフムト・コチ院長は会見を行い、断食が人間 全文をよむ

2011-08-14 旧市街のハンマール (Radikal紙)

ベヤズト-スルタンアフメト-スィルケジ間にて、7ヶ月前に道路が交通規制されたことにより、ハンマール(荷担ぎ人夫)らが移動する道のりは長くなった。しかし運び賃は同じままだ。      スルタンアフメトやスィルケジ、そしてベヤズトを含む「歴史的半島」と呼ばれる区域が、今年の1月より午前10時から午後6時まで車両進入禁止となった。このようにして、観光客らにスルタンアフメト・モスクやアヤソフィア博物館、イスタンブル地下宮殿、そしてグランドバザールをより快適に見て回る機会が与えられたのだ。しかし、この地域 全文をよむ

2011-08-13 ベイオール区、イスティクラール裏通りの飲食店テーブル一掃に文章で回答 (Milliyet紙)

ベイオール区は、議論を巻き起こしている土地使用制度(土地使用料を支払い、一時的に通りなどの公共の場所の使用が認められる制度)をめぐる一斉捜査に関し、書面による発表を行った。      ■「認められることを望んでいない」      ベイオール区が行った発表は以下のとおりである。      ベイオールにおいて、我々が区として施行した土地使用制度は、文明の舞台であるベイオールの遺産(としての価値)を高めるため、また、公益を守るための義務として始められたものである。      ベイオールにおいて、土地使 全文をよむ

2011-08-12 13歳少女出産、イマーム婚の夫、逮捕ーウルファ県アクチャカレ (Radikal紙)

病院で出産したN.Ç.という少女が13歳であると発覚したことを受けて、イマーム婚により1年に渡って少女と同棲していた男が逮捕された。      シャンルウルファ県アクチャカレで昨夜(8月12日)、陣痛を訴えたN.Çが親族に付き添われてアクチャカレ公立病院に搬送され、女児を出産した。出産後の調査で、このN.Ç.が13歳であることが発覚し、事は軍警察へ通報された。      この通報を受けて軍警察は捜査を開始し、少女から事情を聞いた。13歳の母親は軍警察の聴取に対し、昨年より、家族の承諾と本人の意思 全文をよむ

2011-08-11 大人気のTV各局お見合い番組にアルンチ副首相、「吐き気がする」 (Radikal紙)

アルンチ副首相は、各局で放映されているお見合い番組について、「申し訳ないが、吐き気がする」と批判した。      トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)の報道によれば、TRTとアナトリア大学の共同研究会で話したアルンチ副首相は、視聴率のために制作されたこれらの番組について、ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)に対して行動を要請した。      アルンチ副首相は、様々な構成でいろいろなテレビ局が企画している(お見合い)番組を「視聴率の悩み」と位置づけ、「番組製作者たちは良い仕事をしていると考えており、 全文をよむ

2011-08-11 イスタンブルに一日で一ヶ月分の雨 (Radikal紙)

イスタンブルで今日一日に降った雨は、8月の平均雨量の約半分に達した。      昨晩8時ごろの気温は25度であったイスタンブルで、今日の同じ時間の気温は18.2度まで下がった。一日の気温も前日とは大違いだった。夜半まで24度あったにもかかわらず、朝仕事にいく時間帯の気温は17.5度だった。      午後3時の気温は23度だったが、気温は雨の強まった夕方の時間帯には18.2度まで下がった。イスタンブルの今日の天気の異常さは、平均値とくらべてみるとよくわかる。      イスタンブルの8月の平均雨 全文をよむ

2011-08-09 テレビ・ラジオ、クルド語コマーシャルにGOサイン (Radikal紙)

クルド語によるテレビ放送の次は、長い間議論のテーマとなっていたクルド語コマーシャルが可能となった。      ラジオ・テレビ高等委員会(RTÜK)はテレビとラジオでのクルド語コマーシャル放送を許可する放送規定の変更を行った。テレビでクルド語コマーシャルを許可するという変更に対しラジオ・テレビ高等委員会の共和民主党(CHP)及び民族主義者行動党(MHP)が選出した3名の委員が反対を示した。しかし公正発展党(AKP)が選出した5名の委員の賛成票は変更承認には十分であった。      ラジオ・テレビ高 全文をよむ

2011-08-07 予備校での恋愛禁止さらにエスカレート (Radikal紙)

Pİ予備校の次は、アンカラで27年間数学系の教育を行うアナフェン予備校(ANAFEN Dershanesi)が学生たちの「恋愛」の禁止を始めた。学生が「男女の友情を恋愛に発展させること」を禁止するこの予備校では、入学手続書に「予備校内で男女の友情を恋愛に発展させた塾生は退学させられ、支払い済みの受講料は返金される」という条件が加えられたことが分かった。      数学・科学に重点に教育を行うアナフェン予備校のメティン・バクラヤ校長はこれに関し、予備校内での「恋愛禁止」やその目的は、学生の感情を抑 全文をよむ

2011-08-07 イフタールの時間が近づくと運転中イライラ増す (Yeni Safak紙)

11の月のスルタン、ラマザン月には、特にイフタールの時間が近づくにつれて車の運転者の間で口論が増えている。交通機動隊は、家族と共にイフタールをしようする焦りが、時々望まれないような出来事の原因になっているとして、「何よりもまず運転者は互いに敬意を持ち、寛大になることだ。ラマザンは寛容の月である。イフタールに間に合おうと急いで、自分自身と交通関係者を危険に巻き込まないように」という警告を発している。イフタールの時間に間に合おうとする運転者は、焦りと不注意の犠牲になる。ブルサ県警交通取締局による会見 全文をよむ

2011-08-07 「日本と痛みを分かち合う」展、アンカラで開催 (Zaman紙)

昨日、人類の歴史において暗黒の瞬間(時)のうちのひとつが66周年目を迎えた。      1945年8月6日、人間性はいわば赤いインクで消されてしまい、何千人もの人々は、原爆によって命を落とした。アメリカは、第二次世界大戦を終結させるために日本の広島の街に原子爆弾を投下した。原爆の破壊力の影響を今日でさえ見ることができる日本は、数ヶ月前にも津波と福島原発の爆発によってさらなる苦難を経験している。アンカラの青年プラットフォームのメンバーは、広島での原爆投下66年目に日本に“痛みを分かち合っています” 全文をよむ

2011-08-06 デミルタシュBDP会派代表、「同化目的のトルコ語教育は認めない」 (Radikal紙)

セラハッティン・デミルタシュ平和民主党(BDP)会派代表は「我々の母語を否定、無視して同化するためにトルコ語が教えられることは認めない」と述べた。      クルディ・デル協会ハッキャーリ支部の第1回通常総会は自治体役所のホールで行われた。委員会に参加したセラハッティン・デミルタシュBDP会派代表は、参加者たちにクルド語で挨拶した後、トルコ語でスピーチを続けた。      デミルタシュ氏はクルドの人々が自分たちの祖国、自分たちの土地において自分たちの言語と文化を根絶され歴史から消される危機に直面 全文をよむ

2011-08-05 リゼ市で無料の断食開け明け食事(イフタール)の列、1.5キロ! (Hurriyet紙)

リゼ県イキズデレ郡の中心地で長さ1.5キロに渡って机が設置され、およそ2000人が断食明けの食事(イフタール)をとった。      イキズデレ協会によって毎年8月に行われ、今年16回目を迎えるオヴィト高原祭がラマザン月と重なったことから、通りで市民たちにイフタールを供することが決定された。これにより、イキズデレの中心地に約1.5キロメートルにわたって机が置かれ、2000人近くが断食を明けた。      イキズデレ協会のアリ・エクシ会長は、記者らへの説明で、「イキズデレ協会として常に新しい試みを行 全文をよむ

2011-08-04 高等教育機構、マルディン大クルド語学科大学院には定員20認可、学部生は認めず (Radikal紙)

高等教育機構(YÖK)は、マルディン・アルトゥクル大学で開講されるクルド語学科に学部生の受け入れは認めなかったが、大学院での勉学を希望する定員20名については認可した。      マルディン県にあるアルトゥクル大学のセルダル・ベディイ・オマイ学長は、現存言語研究所クルド語・クルド文化プログラムに、20人の大学院生を受け入れると述べた。オマイ学長は、学部レベルで生徒を受け入れるためにYÖKに申請したが、許可されなかったことを明らかにした。また、大学院に受入れ予定の20人の学生の登録手続きが始まり、 全文をよむ

2011-08-03 ラマザンの太鼓ラッパ隊に証明書! (Radikal紙)

ラマザン月に入り太鼓たたきらの間で競争も激しくなった。いわく、「たとえ相手が私の父を名乗っても、お金を渡してはなりません!」      ******右写真の訳*******   バーラルバシュ地区の民さん、ラマザン月、おめでとうございます。   マフムト・エリム、携帯電話:05384453163   例年の今年もように、偽太鼓たたきが歩き回っています。次の連中に気を付けてください。1.ヤシャル、2.シェノル、3.エユップ、4.アブデュル。5.ラマザン。「お父さんが私を派遣した。もしくは、叔父さ 全文をよむ

2011-08-02 アンカラ集中豪雨、空港内でも雨漏り (Milliyet紙)

地域を襲った集中豪雨の影響で、エセンボア空港の屋根に被害が出た。      (記事写真の説明)雨水の電気系統への浸水により、エセンボア空港ではしばしば停電が起きた。      アンカラ発―エセンボアで昨夜(1日夜)降り始めた雨は、約2時間降り続いた。雨の結果、エセンボア空港の国内線と国際線の入り口部分の屋根は溜まった水に耐えきれず、雨漏りが起こった。また、エセンボア空港の国内線と国際線エリアの間にある中二階の下部も、雨水が溜まり一部が落下した。空港では安全対策が取られる中、旅行者が携帯電話で空港 全文をよむ

2011-08-01 クーラーなければモスクはからっぽ―アダナの2万人収容大モスク (Milliyet紙)

アダナにある、2万人が同時に礼拝を行うことができる中東最大級のサバンジュ・メルケズ・モスク。今年のラマザン月は一年で最も暑い時期に当たり、このモスクにはクーラーがないため礼拝者が集まらないと報じられた。      アダナ県ムフティーのイスマイル・ジャンポラト氏は「トルコ産業界の有力一族であるサバンジュ家がアダナに残した最大の遺産、サバンジュ・メルケズ・モスクは、11の月のスルタンである断食月(イスラム暦9月)、その壮麗さに目を眩ませるほどだ。それなのに、クーラーが無いために礼拝者が集まらない」と 全文をよむ

2011-08-01 ラマザン(断食)月、始まる―旧ガラタ橋で1万5千人に断食明け食事サービス (Zaman紙)

エユプ市役所は、金角湾にある旧ガラタ橋で1万5千人に断食明けの食事(イフタール)を振る舞った。金角湾の素晴らしい景色を伴うイフタールには、ブルハン・クズ憲法委員会会長と公正発展党イスタンブル選出のハーカン・シュキュル国会議員も参加した。      ラマザン月の初日にエユプ市役所が催したイフタール計画にイスタンブルの人々は大きな関心を寄せた。橋のうえに用意された机は断食明けの時刻が近づくにつれて完全に埋まった。イフタールには、多くの人々が子どもをつれて来ており、レンズ豆のスープ、パスタ、肉団子、ト 全文をよむ

2011-07-31 トルコからの労働移民調査 (Milliyet紙)

労働移民の歴史が初めて記される。エセックス大学のアイシェ・ギュヴェリ教授が始めたプロジャクトは、労働のためにトルコからヨーロッパに行った者達とその後を明らかにする。      トルコからヨーロッパへの労働移住の50年目は2011年である。つまり、「労働移民たちの」。我々が飽き飽きしている、さらに時々風刺を受けるこの移住は、 20世紀の二大移住のひとつであると今週学んだ。もうひとつの方は、それについて行われていない調査や明らかになっていない情報が皆無といえるメキシコ人のアメリカ合衆国への移住である 全文をよむ

2011-07-31 ケマル・ブルカイ帰国 (Zaman紙)

クルド人政治家で作家のケマル・ブルカイ氏の、31年前に始まった亡命生活が昨日終わった。長女のヘリン・ブルカイ氏や友人らと共に、 12時20分に飛行機でストックホルムを離れたブルカイ氏は、17時30分にトルコに到着した。スウェーデンで自身を見送りに来た友人らにクルド語で別れ の言葉を言ったブルカイ氏は、アタテュルク空港では混雑のためスピーチを行うことはできず、周りの人にただ「こんにちは」としか言えなかった。      74歳の有名なクルド人作家は、朝9時30分ごろにブリーフケースと二つの小さいスー 全文をよむ

2011-07-30 今年のラマザンでも太鼓は禁止―アダナ (Zaman紙)

アダナ広域市のズィフニ・アルドゥルマズ副市長は、2011年のラマザン期間中も、太鼓打ち鳴らしの禁止措置を継続すると発表した。      アルドゥルマズ副市長は文書発表において、市民からの強い要望を受け2005年にスタートした「サフル(夜明け前の食事)時の太鼓打ち鳴らし禁止」を2011年も継続することを強調した。   同副市長は、太鼓たたきらが、もはや慣習となったこの禁止措置にまったく従っていないとし、「太鼓たたきらは、車の後ろで太鼓を無秩序に打ち鳴らし、騒音被害を生み出します。さらに、早すぎる時 全文をよむ

2011-07-30 ウルジャン刑務所博物館、にぎわう (Milliyet紙)

アルトゥンダー市のヴェイセル・ティルヤキ市長は、改修後、6月17日にリニューアル開館したウルジャン刑務所博物館に、これまでに1万7千人の来館者があったと報告した。      ティヤルキ市長の文書報告によれば、ウルジャン刑務所博物館には政治家、官僚、市民社会団体、大学、ワクフ、協会、学生等、多くの分野の人々が個人、あるいは団体で訪問しているのだが、元囚人やその近親者も大きな関心を寄せているという。ティヤルキ市長は、月曜日を除いた週6日、10:00-16:00に来館者に公開されるウルジャン刑務所博物 全文をよむ

2011-07-30 キュチュクチェクメジェ湖、環境破壊進むーアオコ(藻)で一面緑 (Milliyet紙)

イスタンブル最大の淡水湖であるキュチュクチェクメジェ湖の急速な環境破壊は、昨日(29日)、アオコ(藻)の大量発生によって再びその姿を露わにした。      湖の16キロメートル四方の全水面が、人工的な汚水が原因で増加した藻によって緑のカバーで覆われた。イスタンブル大学水産学部の専門家たちは、湖の水質における過度な弱化が原因で、バクテリアの量と中毒性物質の割合が人の健康を危険にさらす規模に達したと述べた。      長年キュチュクチェクメジェ湖とその周辺で科学研究を行っているイスタンブル大学水産学 全文をよむ

2011-07-29 中東工科大のTVコマーシャルに高等教育機構、取調べ (Milliyet紙)

中東工科大学(ODTÜ)は、同大学のコマーシャルを作成し、学部決定試験(LYS)で高得点の学生たちにアピールした。コマーシャルに登場した有名人たちは、学生に中東工科大学の魅力を伝えた。しかしコマーシャルについて、「国立大学が宣伝広告するのか」という論争にもなった。高等教育機構(YÖK)が法的調査を始めた。      中東工科大学の、「我々は世界を変えることができる」というスローガンを掲げたコマーシャルには、エルシン・オズィンジェ氏(勧業銀行頭取)からファイク・アチュカルン氏(ヤプクレディ銀行CE 全文をよむ

2011-07-28 シロピ衝突で死亡の少年、テロリストでもなく、殉教者でもなく… (Radikal紙)

シロピで亡くなったドアン少年のことを、目撃者は「テロリスト」であるとか「殉教者」だったと語ったが、彼が単に貧しい少年であることがわかった。      7月24日、シロピにおいて 冬期用の小学校の前でガス爆弾を頭に被弾して昏倒した13歳のドアン少年が、搬送された病院で二日後に亡くなった。シロピでは、「殉教者」と書かれた遺影が掲げられ、黄色、赤、緑の旗で包まれた棺でもって埋葬された。しかし、その少年の実態は(「殉教者」ではなく)ひと部屋で6人の弟妹と両親と暮らし、アイスクリームを売ることで家族の生活 全文をよむ

2011-07-27 大学寮、申し込み写真はスカーフ着用もOK-スカーフ解禁へ一歩 (Milliyet紙)

高等教育奨学金・寮施設協会(YURTKUR)は、入寮手続きの際に女子学生のスカーフ着用の有無を審査せず、提出された写真を受理する方針を決定した。      YURTKURのハサン・アルバイラク総局長は、YURTKURに属する学生寮の入寮手続きが2011年9月5日から始まることを文書で発表した。      入寮手続きの際に学生が提出する必要があるのは写真6枚のみで、「女子学生がスカーフを着用しているかどうかが審査されることなく、提出された写真が受理される」という。      入寮開始は9月12日か 全文をよむ

2011-07-27 割礼怖いよう!―2兄弟、屋根の上ににげる (Zaman紙)

バルケスィル県のエドゥレミト郡で、割礼を怖がって兄弟二人が、ある家の屋根へと逃げた。父親たちに向かって「割礼師を来させないで。いやだ!」と言って、降りたくないがために駄々をこねた。子供たちが建設現場の屋根の上にいるのをみつけた父母や親類の人々は子供たちをとても心配した。子供たちを下ろすために、何十分と説得を続けた。願いをかなえてあげるという約束をしてもらった二人の逃亡者は、屋根から降り、(割礼の)残りの儀式を続けた。      イブラヒムジェ町で割礼を祝ってもらっていたエミール君(6歳)とメフメ 全文をよむ

2011-07-27 セフェルヒサル市、津波で家族を失った日本の子供たちを歓待 (Milliyet紙)

トルコののどかな町であるセフェルヒサル市は、「子供にやさしい“まち”」となるために一肌脱いだ。津波で家族を失った日本の子供たちは、バトマンから来た子供たちと対面した。      ユニセフの「子供にやさしい“まち”」事業へ加わる努力をしていたセフェルヒサル市で、バトマンと日本の子供たちが対面した。津波で家族を失った日本の子供たちと生まれて初めて自分の町からでたバトマンの子供たちは、セフェルヒサル市の45のあたたかい家庭のもとで休日を過ごす予定だ。   昨日(7月25日)夜明け前、バトマンの子供たち 全文をよむ

2011-07-27 猛暑のアンカラ、特別休暇 (Yeni Safak紙)

アンカラ県知事府では、今年の夏の暑さが例年以上であることを受け、アンカラ市内の公務に携わる者のうち、障がい者と慢性的な病気の者に、明日(28日)から週末までの特別休暇を認めるとした。      アンカラ県知事室府の文書発表によると、気象庁地方総局による天気予報では暑さが例年の夏を上回っており、週末まで高い気温が続くという。      この発表では、県衛生協会からの勧告を受け、アンカラ市内の公的機関に勤める、妊婦、乳児のいる女性、心臓病または腎臓病を患う者、自分で制御できない高血圧または慢性病を患 全文をよむ

2011-07-26 ベイオール裏通りの飲食店街からテーブル撤去、反発続く (Milliyet紙)

(ベイオール裏通りの)アスマルメスジト通りでは、バーやレストランのテーブルが並ぶが、ベイオール区役所がこのテーブルを通りから撤去し、これに対して反発が続いている。経営者たちは、店の経営に悪影響し、アスマルメスジト通りの趣きが失われてしまうと考えており、「店の調子はどうですか」と聞かれると、「ここを八百屋にしますよ!」答えている。      アスマルメスジド通りの飲食店経営者たちの驚きは、昨日から非難に変わった。ここでは皆、この話題については同様の考えである:   「アスマルメスジト通りは昔はどう 全文をよむ

2011-07-26 ハマム(トルコ風呂)で20人中毒―原因は、薬草? (Radikal紙)

バイブルト県のハマムで、石黄を含む薬草の泥によって中毒をおこした20人女性のうち1人が死亡した。      およそ50人ほどの女性と子供がいたバイブルトのハマムで、除毛剤としても知られ、体毛を除去するのに使われる石黄を含む薬草の泥によって中毒を起こしたと思われる人の数が20名に達した。      バイブルト県知事府が行なった書面での説明では、本日(26日)県庁所在地にあるハマムで起こり、最初の見解では、除毛剤とされる薬草の泥が原因で起きた中毒事故の結果、20人の女性に被害が及んだことが明らかにさ 全文をよむ

2011-07-26 水道の蛇口から石油が・・・―ディヤルバクル (Milliyet紙)

ディヤバクルのエルガ二郡に属すヘンデキ村で、水道の蛇口から水と混ざって石油が流れ出てきたという。郡の中心から40㎞の距離にある、この80軒の家のある村でおよそ一週間来、蛇口から流れる水の色に疑いを持った村人たちがこの状態を郡長に通報した。      これをうけ、郡の保健局から委任されたチームが蛇口から採取したサンプルを調査した結果、蛇口から水と混ざって油が流れてきたと確定された。郡当局は村人が蛇口の水を使わないようにとの警告を出した。      エルガ二郡のフドゥル・チャアル保健局長は、記者会見 全文をよむ

2011-07-24 ここはトルコのハワイ? (Hurriyet紙)

マルマリスのチャムル村にあるインジェクムは、ターコイズ色の海と黄金の砂ゆえに、世界でも有名なハワイのビーチに例えられる。ここには夏の間中産階級の人々が殺到している。      マルマリスへ約25kmの距離にあり、砂の細かさゆえに「インジェクム(細かい砂)」と名付けられたビーチは、近郊の人々に最も好まれるビーチのひとつだ。インジェクムに来た人々は松の木の下で座り、数歩先にあるターコイズ色の澄んだ水で泳ぐのだ。      チャムル村のオズカン・カルカン村長は、今では沢山の人々がインジェクムに夢中にな 全文をよむ

2011-07-21 自分は幸せ77%、断食する87%-「2011年トルコ人像」アンケート (Milliyet紙)

バフチェシェヒル大学が行った「2011年トルコ人像(価値観)」アンケート調査では、昨年湧き上がった様々な議論に沿った結果が出た。注目すべき調査結果は以下のとおり。      幸福度、人生満足度   トルコ国民の平均幸福度は、2001年に起こった経済危機後は最低値を記録していた。当時、幸せである(はい、どちらかと言えばはい)と回答した人は、59%であった。今回の調査では、幸せだと回答した人は77%であった。言い換えると、10年間で、幸せな人の割合が18%増加したことになる。      左右のイデオ 全文をよむ

2011-07-21 イスタンブル・ゼイティンブルヌ、緊張―PKK支持グループが無届けデモ (Radikal紙)

ゼイティンブルヌでPKKを支持するある集団が不法デモを行うと、(それに反発する)何百人もの人が通りにあふれた。警察は両グループが対峙しないように間に隊列を組んだ。      ゼイティンブルヌで、平和民主党(BDP)区支部前に集まったテロ組織への支持が疑われる集団が不法デモを行うと、地域住民は通りへ出た。デモ隊が路地に散ると、住民はBDP区支部前に集まり建物に向かって投石した。警察は、区支部に近づこうとバリケードを乗り越えようとする群衆を催涙ガスと放水で妨害した。      ゼイティンブルヌのヴェ 全文をよむ

2011-07-19 PKK武闘派、スィルヴァン事件「犯行」声明―オジャラン指示に従わず (Milliyet紙)

PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)のジェミル・バユクは、13人の軍人が殉職したスィルヴァン事件への関与を明言し、オジャランを非難した:「すなわちイムラルで話されたのは、PKKの解散である」。PKKリーダー、アブドゥッラー・オジャランが政府と和解したことを受けて、スィルヴァンでのテロ命令を出したPKK指導者のひとりジェミル・バユクから、異なる考えがもたらされた。      アブドゥッラー・オジャランの(PKK)活動停止の決定に対し、PKK内タカ派(武闘派)の代表であるバユクは、PKKに近 全文をよむ

2011-07-17 歌手アイヌール、コンサートの夜を語る (Radikal紙)

金曜の夜、ジェミル・トプズル野外ステージが、「水の女たち」を聞きに来た人々で満たされた。18回イスタンブル・ジャズフェスティバルでブイカ、ラ・シカ、リタ、グケケリアとアイヌル・ドアンといった、「地中海の歌姫たち」が歌を歌うことになっていた。   クルド人歌手のアイヌル・ドアンが2番目の曲を終えて3番目に移るときに、何人かの観客が甲高い声を出し始めた。あるグループは、ドアンをブーイングして「殉職者らは死なない」と叫び始めた。2日前にスィルヴァンで13人の兵士が亡くなっていた。民主社会主義(DTK) 全文をよむ

2011-07-13 高等教育機構、スカーフ着用学生「差別」の教員30名から事情聴取 (Milliyet紙)

スカーフ着用の学生へ「差別」を行った教員30名について懲戒手続きが行われた。      スカーフを着用している学生を教室へ入れない、もしくは教室へ入ってもスカーフを脱がない学生を記録していた教員30名について懲戒手続きが行われることが明らかになった。高等教育機構(YÖK)のユースフ・ズィヤ・オズジャン機構長は、スカーフ着用学生からの苦情を受け、大学で教員に対して行われた事情聴取の結果を精査すると発表した。   オズジャン機構長が昨年、イスタンブル大学へ「(何者も)スカーフ着用学生が授業を受けるこ 全文をよむ

2011-07-12 ハッキャーリ大学新任教員へクルド語教室 (Radikal紙)

トルコの様々な大学で博士号を取得し、この先ハッキャーリ大学で教鞭を執ることになる教員達はハッキャーリで研修を受けた。      110人の教員が「ハッキャーリに集まろう、ハッキャーリとひとつになろう」という名の研修プログラムのために、ハッキャーリに結集した。プログラムの開始に伴い、英語、ドイツ語、フランス語、そしてクルド語の講座も開講された。      教員達へは、特にクルド語に力を入れて研修が行なわれる。ハッキャーリ大学職業専門学校銀行業課程の講師であるヒクメト・ヤシャル氏は、地域と教員達がよ 全文をよむ

2011-07-11 カト山麓の「羊祭」、PKKの祭典の様相 (Milliyet紙)

シュルナク県ベイテュシュシェバブ郡に位置するカト山麓でおこなわれた羊祭の最終日、祭りに参加したBDP(平和民主党)所属のハッキャーリ選出国会議員アディル・クルト氏は、この祭りは民主的自治宣言であると主張し、「ジュディ、ガバル、カト山には、私たちの声に耳を傾ける人たちがいる。彼らは、すぐに私たちのもとにやってくる。我々の指導者、敬愛なるオジャランもすぐに(解放されて)私たちのところに戻ってくる」と述べた。      今年、カト山麓でおこなわれた第七回羊祭が終わった。3日間続いた祭りの最終日には、伝 全文をよむ

2011-07-10 ケマル・ブルカイ、31年ぶりに帰国予定 (Radikal紙)

クルド人運動における重要人物の一人ケマル・ブルカイ氏が、31年ぶりにトルコに戻る。ブルカイ氏は、「誰に対しても怒りを抱いてはいない。私たち人間による平和と民主主義の闘いに加わるために、私は帰るのです。私達の国は多くの時間を無駄にした」と述べた。      1980年クーデター後に追放されたケマル・ブルカイ氏は、7月30日にトルコに戻る予定であると述べた。スウェーデンで暮らしているブルカイ氏は、帰国のために総選挙が終わるのを待っていたと話した。ブルカイ氏は7月30日発の飛行機でトルコに帰国する。  全文をよむ

2011-07-09 猛暑!ムーラ地方でアスファルトも溶ける (Radikal紙)

気温40度が計測されたムーラ地方では、ムーラ―アイドゥン県間の道路の一部でアスファルトが溶けてしまった。      ムーラでは猛暑のせいで日常生活に支障が出ているなか、道路によっては高熱でアスファルトが溶けた。ムーラ―アイドゥン県間の道路のアスファルトが溶解るのを、ドライバーは見つめるしかなかった。そうした地点に道路整備員の一団が砂と砂利を撒いた。      高温多湿もあって38度を計測したボドルム県では観光客や市民が海岸に詰めかけた。観光客たちは、クンバフチェ、パシャタルラス、ビテズ、ギュムベ 全文をよむ

2011-07-08 ハッキャーリでテロ犠牲の上級軍曹、問題は既婚だったこと? (Radikal紙)

ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡で2人の上級軍曹が殉職した後、「なぜ(彼らに)宿舎が提供されなかったのか」という議論が起きた。これに対し司令官たちは最も単純な解決方法として次のような命令を出した:「独身の軍人は結婚するな」。つまり家族を赴任地に連れてくるなということか…。      ヤフヤ・カラカヤ(26歳)とムラト・オズコザンオール(25歳)はハッキャーリ県ユクセコヴァに上級軍曹として赴任していた。宿舎がなかったため、2人はユクセコヴァ郡の借家で家族と暮らしていた。火曜(7月5日)の朝、いつもと同 全文をよむ

2011-07-03 北キプロスで宗教教育に組合が圧力 (Zaman紙)

北キプロス・トルコ共和国(KKTC)におけるサマースクールでは、コーラン教育がラテン文字テキストで行なわれる。法律でアラビア文字での教育が認められているにもかかわらず、一部の組合の圧力によって下された決定(ラテン文字テキスト使用)に、宗教関係者らは反発を示している。家族らもコーラン教育のために子どもをトルコへ送っている。      学校が夏休みにはいるとともに、トルコ同様北キプロス・トルコ共和国(KKTC)においても児童らが宗教知識を学ぶためのサマースクールが開かれている。宗務庁とKKTC国民教 全文をよむ

2011-07-03 シリア正教、聖ペトロと聖パウロの祝日をアドゥヤマンで祝う (Radikal紙)

シリア正教会に属するアドゥヤマンの聖ペトロ‐聖パウロ教会は、18ヶ月間続いていた修復の活動後「大切な儀式」により活動を再開した。      第13回シリア正教会の盛大な儀式は、世界の多くの国とトルコの様々な都市からのシリア正教徒の参加によって実現した。シリア正教会の精神的指導者ユスフ・チェティン、シリアのアレッポ府主教ハンナ・イブラヒムとアドゥヤマン聖ペトロ‐聖パウロ教会府主教メルキ・ウレクが主導した儀式で、教会の聖歌隊は讃美歌をうたった。シリア正教徒たちは祈り、ろうそくを灯した。      総 全文をよむ

2011-07-02 6桁的中の宝くじ獲得者、その人生 (Radikal紙)

宝くじで6桁を的中させ、賞金1129万5086リラ(約5億6475万4300円)を手にしたラッキーパーソンは、アンタリヤ出身。さらに彼は、自分が高額の賞金を稼いだとわかったあとに、雑貨屋でツケでたばこを買ったていたことも明らかになった。      トルコ宝くじ協会の主催するスーパーロトの今週の当選発表で6桁を的中させ、1129万5086リラ5クルシュ(約5億6475万4300円5.65億円)ずつの賞金を手にした当選者二人のうち一人は、アンタリヤ県アクス市ソラク地区に住み、定年生活を送る元労働者ハ 全文をよむ

2011-07-02 アククユ原発雇用者教育に9000人殺到 (Radikal紙)

ロシアはアククユ原子力発電所で雇用するためトルコ人の若者たちを教育することを決定したが、50人の定員に対し9000人という記録的な数の応募が殺到した。厳しい選考を受け400人に減らされた学生たちは今後面接を受ける。      ロシアがメルスィンに建設予定のアククユ原子力発電所で雇用するためトルコ人の若者の育成を決定した一方、日本での原子力災害を受けトルコ人の若者たちがこのプログラムに参加するか否かが注目されていた。      当該プログラムに対する応募期間は最近締め切られたが、トルコ人の若者たち 全文をよむ

2011-06-27 「血の復讐」に記録的刑罰 (Radikal紙)

メルシン県タルスス郡で3年前、「血の復讐」のため5人を殺害した容疑で審理を受けてきた被告は、5回の終身刑となった。1人は事件当時未成年であったため、13年間の禁固刑を5回受けることとなった。      タルスス裁判所で「血の復讐」に記録的刑罰が与えられた。タルスス重罪裁判所で審理されていた事件の判決に11人の被告が臨んだ。彼らは、2008年4月7日「血の復讐」で5人中4人を喫茶店で、1名を通りで銃撃し殺害した容疑で拘束されており、最終陳述で判決を尊重すると述べた。裁判官は判決で、ネジャト・インジ 全文をよむ

2011-06-26 当選祝いの食事会に県知事も参加 - エディルネ (Hurriyet紙)

公正発展党(AKP)エディルネ県選出のメフメト・ミュエッズィンオール議員は、国会議員当選を祝う「感謝の食事会」を主催した。この食事会にはギョクハン・ソゼル・エディルネ県知事の他、多くの役所の長らとともにAKP党員たちが参加した。      メフメト・ミュエッズィンオールAKP所属国会議員は、当選後にクルクプナル・オイルレスリングの行われたサライイチにて「感謝の食事会」を主催した。2頭の仔牛が屠られたこの食事会のために、他にも米1トン、さくらんぼ1トン、アイラン1万食、そしてアイスクリーム1万食が 全文をよむ

2011-06-21 スィヴァス・マドゥマク裁判、時効宣言 (Milliyet紙)

スィヴァスにて、マドゥマク・ホテルの放火と、それによる37名の殺害事件に関する本裁判からその記録が別に分けられていた7人の逃亡容疑者の裁判で、不在のまま逮捕令状がだされていたが、今日まで逮捕されていなかったジャフェル・エルチャクマク容疑者に関しては裁判記録をさらに分けて、別に立件すること、また他の6名の容疑者については時効期間満了のため、免訴の決定をくだすことが求められた。      アンカラ第11重罪裁判所にて行われた本日(21日)の審理で法的見解を説明したハカン・ユクセル共和国検事は、エルチ 全文をよむ

2011-06-21 東海大学アイダン教授、「現在のものの考え方なら、原発には反対」 (Radikal紙)

日本の東海大学で海洋工学学部で教授をつとめるオメル・アイダン博士は、トルコでは多くの場合、政治的見解により、十分な情報もないまま愚かにも、人々がある結論に導かれているが、原発でこのような事があってはならないと話した。      オメル・アイダン教授は、今年3月に日本を襲ったマグニチュード8.9の大地震とそれに伴う津波の際、東京にいた。彼はゾングルダク・カラエルマス大学(ZKÜ)工学部物質工学科で、「日本とインドネシアにおける地震とその影響」というテーマで講義を行った。彼は日本の地震を東京で体感し 全文をよむ

2011-06-20 ロサンジェルス・タイムス、「トルコへの女性旅行者、ここに注意!」 (Radikal紙)

ロサンジェルス・タイムスは、トルコを訪れる予定の女性に対して「大都市では衣服は派手すぎないように、下心丸出しで、ちょっかいをかけてくる男は無視するようにしてください。西部都市で2人の女性だけで旅行する際は気を付けて下さい」と注意を促した。      夏季シーズンの到来に伴い、旅のアドバイスも始まった。ロサンジェルス・タイムス紙は、トルコを訪れる予定の女性に対して、「大都市では派手ではなく、控えめで、上品な服を着なさい。女性に対して下心丸出しで、ちょっかいをだしてくる男に対しては無視しなさい」と注 全文をよむ

2011-06-19 博物館の名品は、新品かも?―トルコ贋作事情 (Radikal紙)

トルコの美術館には3千点近い偽造品があるという。その手法というのは、彫像を地中に埋めて、5、6カ月、待つというものだ。      偽造作品を使って市場で詐欺を行う不届き者が日に増して増える一方で、唖然とするような手法を考え出した偽造業者は美術館員たちさえ出し抜いているという事実が明らかになった。現在、複数の美術館において、3千点以上の偽造品が存在することが明らかになっている。偽造業者はリディアやローマ時代のコインや彫像を作成して、それを5,6カ月土中に埋めて酸化させ、その後、あたかも古い物かのよ 全文をよむ

2011-06-19 ハタイにて、喜びと悲しみと―キャンプ村を訪れるカップルたち (Yeni Safak紙)

ハタイ県のヤイラダー郡では、喜びと悲しみが同時に訪れる。シリアでの出来事から逃れてトルコに避難し、この地域の難民キャンプで暮らしているシリアの人々は、未来への不安を抱える一方、この地域で結婚を準備しているカップルはというと、車列をつくって(参詣所のある)この国境の町までやってくる。その後、結婚式場に向かう。みなの希望と期待は同じである。「平和と友情が永遠につづきますように。」      シリアでの出来事が続く一方、トルコに避難したシリア人の数は日々増加している。2011年6月19日からトルコ―シ 全文をよむ

2011-06-19 父の日記念:父親のイメージ (Radikal紙)

異なる職業、世代から56人の女性が「父親」について書いた。そこには、全然似ていないが、しかし、同時にとても似通ったイメージが現れている。『娘と父』という名の本の中から、心をうつ、あるいは、心を楽しませる思い出の数々・・・。      ■父との思い出は騎士物語   セヴィン・オクヤイ(作家)      今思うと、父は美しく人の少ないイスタンブルでの子供時代の秘密のヒーローでした。父と一緒にいた日々を思い出すと、いつも騎士物語が頭に浮かびます。いいえ、ただ父がフェンシングを教えてくれたからではありま 全文をよむ

2011-06-19 ロナルドがイスタンブルにやって来た! (Zaman紙)

昨日イスタンブルでクリスティアーノ・ロナルド選手が大熱狂を巻き起こした。ユルドュルム・デミロレンの招待をうけてトルコを訪れたポルトガルのスターが、タクスィムのイスティクラル通りで行っていたデミロレンAVMのサイン会を、混雑と警備の薄さを理由に断った。ポルトガルのスター選手が、ベシクタシュのユルドゥルム・デミロレン会長の招待でトルコを訪れた。タクスィムのイスティクラル通りにあるデミロレン・ショッピングモール(AVM)ではサイン会が開かれる予定だったが、混雑と警備の薄さのため中止となった。ロナルドは 全文をよむ

2011-06-18 「金を払わないなら道を聞くな。」 (Radikal紙)

イズミルのチャンカヤ地区で靴磨きをするアリ・ジュルクさん、たびたび道を尋ねられるのにうんざりして「道案内1リラ」。      56歳のアリ・ジュルクさんは、市街でも最もにぎやかな中心部のひとつ、チャンカヤ地区ガーズィオスマン・パシャ大通りの入り口、旧アトラス・ホテルの前で長年靴磨きをしている。ジュルクさんは、本職よりも度々道を尋ねられることで疲れ、うんざりしていると話す。この状況から脱したいと考えたジュルクさんは、「道案内にはうんざりです。わたしに道をたずねないでください。道案内には1リラ頂戴し 全文をよむ

2011-06-16 最高裁、「名誉殺人」への減刑を復活 (Milliyet紙)

最高裁判所は、貞操を理由に起こされたすべての殺人を因習殺人と捉え、容疑者に対し妥当性のない、犯罪を助長するような減刑は行わないとしていたが、婚約者と電話で話した相手を殺害した容疑者に下された刑を却下した。      最高裁判所は、長いあいだ、貞操を理由に起こされたすべての殺人を因習殺人と捉え、容疑者に下された刑に妥当性のない、犯罪を助長するような減刑は行ってこなかったが、今回元に戻った。最高裁判所刑事大法廷は、大きな批判のある「殺人が因習殺人とみなされるには家族会議での決定が必要だ」との解釈に戻 全文をよむ

2011-06-15 地下鉄ウスキュダル線入札工事へ、完成は3年後 (Radikal紙)

イスタンブルのアジア側で地下鉄路線工事の入札が8月9日に開始される。      イスタンブル広域市の発表によると、ウスキュダル-ウムラニイェ-チェクメキョイ-サンジャクテペを繋ぐ地下鉄路線電気工事入札が欧州連合(EU)の公式サイトで発表された。各国から同分野を専門とする建設会社が入札に参加できる。長さ約17キロメートルとなる地下鉄路線には主要路線トンネルと、開閉式の合計16の駅、貯蔵エリア及び貯蔵エリアへ繋がる長さ2,750メートルの連結トンネルが建設される。      入札後は、地下鉄路線の建 全文をよむ

2011-06-13 今年のメッカ巡礼「当選者」、明日抽選 (Yeni Safak紙)

宗務庁の発表によると、メッカ巡礼をするために登録を更新した人や新たに登録した人のコンピューター上での抽選が明日11時に行なわれる。宗務省の講演室で行なわれる予定の抽選にはメフメト・ギョルメズ宗務庁長官も参加する予定となっている。 全文をよむ

2011-06-11 トルコの人口増減速、人口1億は幻に (Radikal紙)

トルコの人口増加率・粗出生率・死亡率(死亡者数推移)を見るかぎりにおいて、トルコ人口が1億人に達することはほとんど不可能。      トルコにおける人口増加率は、1990~2008年の期間、続けて減少をみせ、17/1000人から11.7/1000人にまで落ち込んだ。2008年には人口増加率13.4/1000人と回復をみせたが、この増加はつづかず、2009年以降、人口増加率は再び減少傾向にある。      トルコ統計協会(TÜİK)の予測によれば2011年現在、12.8/1000人とされている人口 全文をよむ

2011-06-08 クルド語アザーン問題、反響広がる (Radikal紙)

スルチ郡において(BDPが組織する)「民主的解決テント」集会における金曜礼拝で、市民不服従運動の一環として、クルド語のアザーンが流されたという疑いが南東部で大問題になっている。BDP(平和民主党)はこれについて否定し、ニハト・エルギュン産業通商相とトルコ宗教勤務者組合(Diyanet-Sen)はこれを、「人種差別的」と非難した。      BDP(平和民主党)前党首で、ハッキャーリ県無所属候補のセラハッティン・デミルタシュは、「BDPによる民主的解決テント集会でクルド語のアザーンが流れている」と 全文をよむ

2011-06-02 グリーンピース、メルスィンで反原発気球 (Radikal紙)

エルドアン首相が今日選挙演説を行ったメルスィンで、グリーンピースは、人々の原発への反対の意思を、空に飛ばせた気球船で示した。      グリーンピース地中海支部は、メルスィン上空をとんだ気球船で、今日、市内で集会を行うエルドアン首相に対し、「メルスィンに原発はいらない」というメッセージを伝えた。「原発にノー」と書いた垂れ幕をさげた気球船は、約1時間半、町の上を飛んだ。      海からの風をうけたとびたち、パラシュートとモーターとスクリューで動く気球船は、メルスィンの中央を時速30キロで飛んだ。 全文をよむ

2011-06-02 2万8千人の教員任命、任地はくじで決定 (Radikal紙)

昨日発表された2万8千人の教員任命後に、政府は1万5千人の追加任命に着手した。      ニーメト・チュブクチュ国家教育大臣は、7月に1万5千人近くの契約教員を任命をすると発表した。      ■昨日は28486名の教員任命      国家教育大臣は、応募者97,791名の候補者の中から28,486名の任命を昨日行った。   国家教育小校長サロンでは、パソコンを用いて任命式を行った。ニーメト・チュブクチュ国家教育大臣が参加した式で選ばれた教員達は興奮につつまれた。      ■任命されたのは申請 全文をよむ

2011-05-30 TRTクルド語チャンネルの民謡コンテスト決勝、審判にシムシェキ財務相 (Radikal紙)

TRTシェシュ(トルコ国営放送クルド語チャンネル)で毎週日曜日に生放送されている「民謡を歌って!」コンテストは、来週決勝を迎える。      欧州諸国及びイラク、シリアなどの隣国やトルコの応募者の中から選出された出演者の興奮も、来週末が最後となる。ザマン紙によると、決勝戦を迎えるにあたって、観客への大きなサプライズが用意されている。決勝ではメフメト・シムシェキ財務相が審査員を務める。      シムシェキ財務相は、決勝戦に出場する三人のクルド語の歌を聴き、評価に応じて点数をつける。優勝者は、シム 全文をよむ

2011-05-30 キュタフヤ地震で傾いたビルの建設業者、「やましいことはない」 (Milliyet紙)

キュタフヤ県のスィマヴ郡で5月19日に発生したマグニチュード5.9の地震による一番大きな傷跡は、ジェマル・タンジュンさんの所有する、隣接した3階建てのアパートに寄りかかり建つ5階建ての建物だ。      地震の規模を心配する住民だけでなく、専門家や政治家、官僚らもよく訪れる場所となったこの建物は、5月19日以降これまでに1600近くの余震に遭っており、余震の影響を受けなかった建物の外観は驚くものになっている。住民に被害を与えないように警察が周りに広く立ち入り禁止区域を設け、24時間警備に当たって 全文をよむ

2011-05-29 アルメニア系住民の暮らしの痕跡を訪ねる旅 (Radikal紙)

ディヤルバクルでは町のアルメニア文化遺産に関する、興味深い取り組みが行われている。オスマン・バイデミル市長は明確に語る、「アルメニア人は消えたが、我々はここで平和を見いだせなかった。」      2週間のバスツアーは、アダナ県のコザン市からスタートした。1909年に最初にアルメニア人たちへの大量虐殺が行われたこの古いキリキヤ村で、残念ながら、私たちはバスを降りる「口実」を見つけることができなかった。コザン市では「過去の痕跡」が非常にはっきりと刻まれていたため、アダナへの道中にある歴史的に重要なア 全文をよむ

2011-05-29 交通事故死のHaber Turkの人気女性記者、埋葬 (Zaman紙)

アンカラで昨日おきた交通事故で亡くなったHaber Turkテレビのレポーター、ベイハン・ムトルさん(26)の遺体が埋葬された。      ムトルさんのため、キュチュクス・ハッジ・ズィフニ・ギュレル・モスクで葬儀は行われた。葬儀の前、父アイドゥン・ヤルチュンカヤ氏は追悼訪問を受け入れた。      葬儀には、エゲメン・バウシュ国務大臣兼EU交渉担当、Haber Turkテレビの総放送局長のイイト・ブルト氏、イスタンブル共和国主席判事フィクレト・セチェン氏、ベイハン・ムトルさんの母スクラン・ヤルチ 全文をよむ

2011-05-27 行政裁判所「アルコール法」の一部執行停止決定、観光業者は一安心 (Milliyet紙)

1月に行政裁判所第13法廷が出して議論を巻き起こしたアルコール規制法のなかの、アルコール提供を禁止するのを24歳以下とした条項が執行停止されたことで、観光客を喜ばせることとなった。      行政裁判所は、「容量20cl(20cc)およびそれ以下のパッケージのアルコール飲料はバッカルや市場では販売してはならず」、「子供たちや若者を対象にしたものや、彼らが関心を示すような活動(集うような場所)においてアルコール飲料は販売できない」ことに関する条項の執行を停止した。行政裁判所は、アルコール飲料のコマ 全文をよむ

2011-05-27 歴史的瞬間!ギョルメズ宗務長官、アレヴィー派ジェムエヴィ訪問 (Hurriyet紙)

メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、ゼイティンブルヌのカズルチェシュメ広場にあるエリキリ・ババ文化協会とジェム・エヴィを訪問した。ギョルメズ長官は、メティン・タルハン協会会長と面会し贈り物を渡した。      トルコ共和国の歴史において初めて宗務庁長官の訪問を受けたエリキリ・ババ文化協会とジェム・エヴィは、ベクタシー教団とアレヴィー派が、礼拝の仕方が異なるのにもかかわらず同じ場所で共に礼拝していると述べた。      エリキリ・ババ文化協会及びジェム・エヴィのメティン・タルハン会長は、今回のメフメ 全文をよむ

2011-05-24 なんと!自治体アドバイサーのウレスィン女史、4人妻を肯定 (Milliyet紙)

2011年5月24日、ファーティフ区とエユップ区の保守派の家庭問題アドバイザー、スィベル・ウレスィン女史が衝撃的な発言をし、「イマーム婚による第2、第3そして第4夫人を合法化するように」という提案をした。      ファーティフ、ユムラニイェ、バフチェリエブレル、エユップのような多くの自治体や協会のために、家庭内問題のセミナーを開催しているスィベル・ウレスィン女史は、生活指導や家族問題や結婚の相談を受けている。特に、保守層によく知られているウレスィン女史は、一夫多妻制が合法化される必要があるとし 全文をよむ

2011-05-24 アイスランド火山噴火、トルコへの影響は? (Yeni Safak紙)

アイスランドでの火山噴火による火山灰の雲が、水曜日と木曜日にヨーロッパに大きな影響を与えることが予想されている。一方トルコはというと火山灰による影響はないと見込まれている。      アイスランドで週末に噴火した火山から放出された火山灰が、ヨーロッパへ広まっている。グリムスボトン火山ではこの100年間でもっとも大きな噴火が目撃されている。      アイスランドで活動を活発化させたグリムスボトン火山から、上空25kmまで上昇した火山灰はスコットランドまで到達した。      高度8000〜100 全文をよむ

2011-05-23 国民教育省、自動車教習学校への監督強化へ (Milliyet紙)

国民教育省は、自動車教習所への監視を強化する。継続性がないと判断される教習生は試験を受けることができなくなり、必要な条件を満たさない教習所は法的処分を受ける。      国民教育省(MEB)は、自動車教習所に登録を行ったものの継続性がない教習生への厳重対処を開始する。      アンカラ県教育局は、自動車教習所を抜き打ちで監査し、欠席の教習生を調べる。欠席者は、免許試験の受験資格を失う。MEBは、監査を通じ、必要な条件を満たさないと判断した教習所についても法的処分を課す。      教習生の免許 全文をよむ

2011-05-22 有害やせ薬と同名のほおずき品種、あわれ、山羊のえさに (Radikal紙)

「アルトゥン・チレック(セイヨウスグリ)」として知られているシマホオズキが、この名前で販売されているやせ薬が人体に有害であることが判明したことにより、風評被害を受けている。      2ドヌム(約600坪)の土地でシマホオズキを育て、1キロ当たり170リラ(約7500円)で卸している農家のレスル・サユグルさんは、収穫したシマホオズキに買い手が現れないので、(ホオズキ)を山羊の餌にした。公正発展党(AKP)のメルスィン選出の国会議員キュルシャド・チュズマン議員の企画と地中海輸出業者組合(AKİB) 全文をよむ

2011-05-20 ヴァンにテーマパーク?―AKPのもう一つの「驚異のプロジェクト」 (Milliyet紙)

2万ドニュム(=平米)の敷地に建設予定の、「伝説の国ネヴルーズ」は、地域の最大の町であり、周辺国家への中継地にあたるヴァンにつくられる。新しい町、新しい娯楽・ショッピング・観光・スポーツ・文化・暮らしのセンターとなる。目的は、地域からの人口流出の防止と、テロに反対する人々をつくりだすことだ。      タイイプ・エルドアン首相は、「イスタンブル運河」計画に続く、もう一つの「驚異のプロジェクト」について、今日、選挙集会を行うヴァンで発表する。ザマン紙の報道によると技術的な調査が終了した「「伝説の国 全文をよむ

2011-05-19 トルコ人はアメリカが嫌い―イスラム圏諸国で嫌米率トップ (Radikal紙)

イスラム圏諸国で米政治を最も支持していないのはトルコであることが分かった。Pewリサーチセンターが行った最近のアンケートによると、トルコ人の米政治支持率は17%から10%に減少した。       米国がトルコにおいてあまり好かれていないことが改めてはっきりした。Pewリサーチセンターが最近行ったアンケートによると、トルコは米国に対し肯定的な考えを持つ人の割合が最も低い国であり、米政治を支持しているのは国民の10%だけであるという。バラク・オバマ大統領に対するトルコ人の支持率は12%だ。これに対し 全文をよむ

2011-05-19 ディヤルバクル県スル郡、市役所求人にクルド語を条件化 (Milliyet紙)

スル郡自治体のアブドゥッラー・デミルバシュ郡長は会見を行い、市役所の衛生技術局の採用にあたり、以前採用された85人の職員に対して、公用語であるトルコ語の他、クルマンジ語とザザ語を知っていることを条件にして決めたと話した。      デミルバシュ郡長は、郡が行ったアンケートで、スル郡住民の72%がクルド語のクルマンジ語やザザ語といった方言を、トルコ語とともに使っていると話し、次のように述べた。「住民の問題をより考慮し、効果的な対話を行うために求人採用でこのような変更を行いました。地方自治体は住民の 全文をよむ

2011-05-18 6.12選挙のため、全国で学校休校 (Milliyet紙)

6月12日(日)に行われる総選挙において、教師の大半が選挙業務を行い、また校舎で投票が行われるために、全教育機関では6月13日(月)、1日休みとなった。      ■夏休みは6月17日から始まる      正式な教育機関において教育を受けている約1600万人の学生の夏休みは6月17日(金)から始まる。生徒たちは、実質180日、約8カ月に及んだ教育年度の勉強疲れを3カ月間の夏休みで癒す。2010年-2011年度は2010年9月20日に始まった。途中、生徒達は2011年1月28日から2月14日までの 全文をよむ

2011-05-16 ユルドゥルム元交通相、「インターネットのアクセス制限報道は誤解」 (Radikal紙)

ビナリ・ユルドゥルム:インターネットのアクセスが制限されるとされていることに関し、「誤報である、禁止などというものはない。高等教育資格試験のときのような誤報だ」と述べた。      イズミルで記者会見を行ったビナリ・ユルドゥルム元交通相は、6月12日の総選挙にむけイズミルで1ヶ月間活動を行ってきたことを述べ、この間、イズミルについて大いに知見を深め、自身の考えとイズミル県民の考えの間にある相違を学ぶ機会を得たと語った。      ある新聞記者が、「情報科学について発言されていらっしゃいますが、イ 全文をよむ

2011-05-15 インターネット・アクセスへの「検閲」へ反対の大規模デモ (Radikal紙)

トルコでは長きにわたって、インターネットの禁止が議論されてきた。動画共有サイトYouTubeは2年半の間、裁判所の決定によってアクセスが禁止されていた。      禁止はYouTubeにとどまらなかった。ソーシャルネットワーキングサービス(SMS)、サーチエンジン、ブログへ入ろうとする人々は、何千もの「閉鎖」の告知に直面した。事態はこの問題だけでは収束しなかった。情報テクノロジーコミュニケーション協会(BTK)が、インターネットに4つの異なるフィルタリングを導入することが、8月22日に明らかにな 全文をよむ

2011-05-15 何千人もが「俺のインターネットに触るな」行進 (Radikal紙)

情報テクノロジーコミュニケーション協会(BTK)が、8月22日にインターネットに4つのフィルタリングをかけるという告知をしたことに関して、これを「検閲」だとするネットユーザーらが今日通りに繰り出した。      タクスィム広場での抗議で、イスティクラール通りを端から端まで歩いた何千人もの人々は、「ぐったりした(BiTiK)インターネット」、「Yes We Ban」,「我々はインターネットに間違って入っている」と書かれたプラカードとスローガンで、インターネットへのフィルタリングの実施に抗議した。  全文をよむ

2011-05-15 50年ぶりにユダヤ人、ヴァンのバシュカレを訪問 (Milliyet紙)

第一次世界大戦中に、バシュカレへ移住し、1960年代初頭にその地を去ったユダヤ人たちが、50年を経てバシュカレ郡を訪問した。盛大な音楽で出迎えられたユダヤ人らの中には大地にキスをする者もいた。      第一次世界大戦下におけるユダヤ人移住により、ヴァン県のバシュカレ郡へと移り住み、1960年代初頭にその地を離れたユダヤ人たちが、50年を経てバシュカレ郡を訪問した。イスラエルを始めとし、ヨーロッパやイスタンブルへ移住したユダヤ人たち46名は、イフサン・ギュレル前バシュカレ市長やヘジェル・サルハン 全文をよむ

2011-05-15 ユーロヴィジョンでアゼルバイジャン代表優勝 (Hurriyet紙)

ドイツで行われた56回ユーロヴィジョンコンテストでアゼルバイジャン代表が1位になった。アゼルバイジャン代表の歌手ニガルは、ステージにトルコ国旗とともに登場した。      デュッセルドルフのユーロヴィジョン・アリーナで行われたコンテストにおいて、エルダンとニガルからなるグループが歌った「Running Scared」という曲で、アゼルバイジャン代表が合計221点を獲得し、1位になった。   エルダンとニガルはステージにトルコとアゼルバイジャンの国旗をもって現れた。これまでユーロヴィジョンに4回参 全文をよむ

2011-05-14 東部高地では5月の雪 (Yeni Safak紙)

東部アナトリアの都市中心部では短時間の激しい土砂降り、パランドケン郡やアルダハン県の高地では降雪にみまわれた。      東アナトリア地方の高地に雪が降った。   エルズルム県気象局から得られた情報によると、低気圧の影響を受けた東アナトリア地方において時をおいて激しい土砂降り、雷を伴う豪雨、霰にみまわれた。都市中心部では土砂降りだった一方、パランドケン山やアルダハン県の高地では雪が降った。それを受け、気象庁職員は、市民に対し鉄砲水、土砂崩れ、屋根が飛ぶなどの危険性に注意し、対処するようにと警告し 全文をよむ

2011-05-13 イスタンブル郊外新都市建設予定地ウスクムルキョイ、住民の声 (Radikal紙)

「2つの新都市のうち、1つの都市の建設予定地ウスクムルキョイの住民は、空気は汚れ、騒音が発生する。金持ちたちがやってきて、我々には雇用を生みはしない。」      タイイプ・エルドアン首相の「イスタンブル2新都市」プロジェクトは、新都市建設予定地の住民を不安にした。新都市予定地ははっきりとは発表されなかった。しかし、特にヨーロッパ側の都市ウスクムルキョイとカラブルン間にある40-50キロメートルの地点に建設予定なのは明白だ。プロジェクトがより長い期間、議論されたとしても、新都市がすばらしい黒海の 全文をよむ

2011-05-13 トルコ人の平均寿命は? (Zaman紙)

世界保健機関(WHO)は、人間の平均寿命が2000年から2009年までに2年延びたと発表した。      世界保健機関(WHO)による調査で、2000年当時66歳であった平均寿命が、2009年には68歳に上がったことがわかった。      WHOは、トルコでは2000年に70歳であった平均寿命が2009年までに5年延び、75歳になったこと、さらにトルコの男性の平均寿命が67歳から72歳へ、女性の平均寿命が73歳から77歳へ延びたと発表した。      イラクでは、男性の寿命が9年の間に3年短くな 全文をよむ

2011-05-11 試験の「無効」はなし―検察の大学入試資格試験捜査終了 (Hurriyet紙)

アンカラ共和国検察による「高等教育資格試験(YGS)における公式」疑惑に関する捜査が終了した。検察は170万人の学生を巻き込んだ捜査を打ち切る決定を下した。検察の決定では、アリ・デミル大学入試センター(ÖSYM)長についての捜査開始も要求された。検察の「訴追しない」という決定は、アンカラ第7地方行政裁判所に送られた。      アンカラ共和国次席検事シャダン・サクナン氏は、疑惑を受け行われていた捜査を終了した。サクナン氏は捜査の結果「訴追しない」との決定を下した。      ■「公式はあったが不 全文をよむ

2011-05-11 初のトルコ製軍艦、お披露目出港 (Radikal紙)

トゥズラ郡で国内企業50社と海軍司令本部により製造され、「ヘイベリアダ」(訳者注1)と名づけられたトルコ製コルベット艦(MİLGEM)が、国際防衛見本市2011 (İDEF 11)で初めて海で披露された。      2007年に製造が開始された純トルコ製のコルベット艦(MİLGEM)は、2010年11月2日に初めて進水し、運航テストが始められた。そして今日、「へイベリアダ」と名づけられたこのトルコ製コルベット艦(MİLGEM)は、「İDEF 11国際防衛見本市」において、ベイリキドゥズュ海岸から 全文をよむ

2011-05-08 YGSの結果に不満な人は2万人 (Yeni Safak紙)

トルコ公務員労働組合とトルコ教育労働組合のイスマイル・コンジュク会長は、高等教育資格試験(YGS)の結果に関し大学入試センター(ÖSYM)に対し不満を持つ人の数が2万人を超えたと発表し、「不満を持つ人たちは、何らかの結果を得られないなら、裁判所に駆け込む事になる。何百、何千もの裁判が開かれるだろう」と語った。      イスマイル・コンジュク会長は、アナトリア通信の記者へのインタビューで、大学入試センターによって発表されたYGSの結果を、国民そして受験した170万人の学生が信じる事は不可能だと主 全文をよむ

2011-05-07 メルスィンで、フラント・ディンク公園完成 (Radikal紙)

メルスィン県で、フラント・ディンク氏(訳者注:2007年に殺害されたアルメニア系の新聞記者。アゴス新聞の発行人)の名を冠した公園がアクデニズ市により整備され、開園式典が執り行われた。       フラント・ディンク氏の妻ラケル・ディンクさんは、アクデニズ市の公園開園式でのスピーチで、「彼の不在は、人類に重くのしかかります」と話した。また、彼女の夫が、すべての民衆が受けた不当な扱いを言葉にするため尽力していたと述べて、次のように続けた。      「今日私たちが直面したあの事件は、民族主義という問 全文をよむ

2011-05-06 ハッキャーリ県ユクセキオヴァ郡、緊張高まる―PKK系 vs. ヒズブッラー系 (Radikal紙)

「被抑圧者との連帯協会」のメンバーで、ハッキャーリ県ユクセキオヴァ郡での事件で殺害されたウベイドゥッラフ・ドゥルナが埋葬された。郡で事件が起きる一方、ディヤルバクルでは、集まった44の市民団体が良識(のある行動)を呼びかけた。      ユクセキオヴァ郡へ7kmのアクス・キョイで、ドゥルナの葬儀に立ち会った人々や近隣の地域から来たといわれる約200台の車列が、黙祷後に郡の中心地へやってきた。車から降りた約300人がジェンギズ・トペル通りで「アッラーは偉大なり」と叫びながら歩き始めた。すると通りの 全文をよむ

2011-05-03 オルタキョイ・モスク、修復のため閉鎖へ (Milliyet紙)

イスタンブルの象徴の一つであり、人々に「オルタキョイ・モスク」の愛称で知られている“ビュユク・メジュディイェ・モスク”が、5月13日に行われる金曜の礼拝の後に修復工事のために閉鎖される。修復期間は450日で、予算は300万トルコリラかかるとされている。      ワクフ総局のイブラヒム・オゼキンジ・イスタンブル第一管区局長は、人々に「オルタキョイ・モスク」の名で知られているモスクの内部、外部と屋根の部分が塩害やその他の要因によって劣化したことを明かし、修復には450日と300万トルコリラの予算が 全文をよむ

2011-05-03 インターネット利用制限まであと111日 (Hurriyet紙)

先月(アメリカのNGOフリーダム・ハウスによって)発表された(国別の)インターネットの自由度に関する報告によれば、トルコは42位から45位に転落した。8月22日以降はトルコは中国、イラン、キューバの様な国々とともに世界のランキングの最下層に位置することになるだろう。何故ならユーザーは、情報テクノロジー・コミュニケーション協会(BTK)が決めた4つのインターネット・フィルタリングから一つを選ぶことが義務づけられるからである。フィルタリングをくぐり抜けることは犯罪となる。ペンギン誌は「検索エンジン管 全文をよむ

2011-05-01 アラブ諸国の政情不安で婚礼はイスタンブルで (Radikal紙)

母国で起きた反乱を理由に、アラブ人たちは婚礼の場所を変えている。今年、イスタンブルで行われるアラブ人の婚礼数は3倍に増えた。      裕福なアラブ人たちは、母国で起きた反乱などを理由にイスタンブルで結婚式を挙げている。安全の問題や世情の不透明性を見て、また庶民の反感を受けないよう、この夏、アラブ人の婚礼はイスタンブルで挙げられる。イスタンブルで今年行われるアラブ人の婚礼数は、昨年に比べ3倍に増えた。湯水のようにお金が使われる婚礼のおかげで、多くのホテルのスケジュールはすでに現時点で一杯となって 全文をよむ

2011-05-01 シリア国境の村人の関心は、国境の向こう側 (Zaman紙)

ハタイ県ヤイラダウ郡のシリアとの国境にある人口600人のギュヴェッチ村の住民は、ほとんど全員シリアに親族がおり、彼らとちゃんと連絡が取れないため不満を漏らしている。      アナトリア通信の特派員によると、二日前シリアにあるトルコ国境付近のいくつかの村の住民で、シリアでの弾圧を逃れるためにハタイ県ヤイラダウ郡の国境にある有刺鉄線を越えたシリア国民は、国境にあるギュヴェッチ村からトルコに入国した。      世論がこの出来事で名前を聞いたこの村は、最近あわただしい日々を送っている。この村には、国 全文をよむ

2011-04-30 トルコ第一の宗教勢力―フィナンシャル・タイムス紙「ギュレン教団」記事 (Milliyet紙)

英フィナンシャル・タイムス(Financial Times)紙がフェトゥフッラー・ギュレン教団についての長文の分析を掲載し、彼の運動に対しては懸念があると報じた。      デルフィン・シュトラウス記者がペンをとった「彼は鼓舞する者か、それとも狡猾い奴か?」というタイトルの分析記事では、ギュレン教団の活動は、「トルコで最も活動的な宗教団体」として紹介され、(教団が)今日のトルコ社会を形成する強力なパワーのひとつであると指摘している。      世俗的主義層は、教団とのつながりに対し不安にも陥って 全文をよむ

2011-04-30 PKK、山のキャンプでトルコ語、法廷ではクルド語 (Zaman紙)

テロ組織クルド労働者党(PKK)の都市部組織であるクルディスタン社会連合(KCK)の裁判において、被告人たちがクルド語での弁論を主張して法廷を混乱に陥れている一方で、PKKのキャンプではトルコ語が話されているばかりか、知らない人にはトルコ語が教えられていることが明らかになった。      ヴァン第三重罪裁判所で公判中の、テロ組織PKKのメンバーである外国籍のZ.H.N.は、テロ組織のキャンプではトルコ語教育がおこなわれ、トルコ語が話されていると語った。15歳で加わったテロ組織PKKのキャンプで5 全文をよむ

2011-04-29 エスキシェヒル市テペバシュ区主催美術展にイスラム冒涜作品 (Zaman紙)

共和人民党(CHP)系の区長を有するエスキシェヒル市テペバシュ区の公式美術展で、モスクや一時融和策がとられたスカーフを被った女性たちを冒とくする出来事がおこった。      カルスにある「人類の記憶」という像が壊されることに抗議する目的で行われたこの美術展では、モスクが『モンスター』に例えられた。美術展のほかの絵画でも、チャドル姿の女性が口を下着で覆われた形で描かれている。      アフメト・アタチ区長、彫塑家のアフメト・アクソイ、元文化相であるエルジャン・カラカシュが除幕式を行った美術展で、 全文をよむ

2011-04-28 職業軍人部隊、国境警備に着任 (Radikal紙)

ヴェジディ・ギョニュル国防大臣は、職業軍事部隊が南部国境で任務を開始したと述べた。      ヴェジディ・ギョニュル国防大臣はNTVでニルギュン・バルカチュ氏の質問に答えた。ギョニュル国防大臣は、金納兵役と職業軍事部隊について発言し、共和人民党(CHP)の金納兵役に関する提案は現実性がないと述べた。ギョニュル国防大臣は、兵役は非常に微妙な問題であると述べ、「もちろん資源の面でトルコは豊かな国ではないです。最も豊かな資源は国民であり、大変良く働く国民がいることです。私たちの国は大変戦略的な場所に位 全文をよむ

2011-04-27 イスタンブル運河計画、言いだしたのはエジェヴィト元首相? (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が発表した「イスタンブル運河」プロジェクトは、1994年1月17日に当時の民主左派党(DSP)党首、ビュレント・エジェヴィト氏が発案したものであることが明らかになった。エジェヴィト氏は当時ボスフォラス海峡の海上交通量の増加がイスタンブルに悪影響を及ぼすとし、解決策としてイスタンブルのヨーロッパ側に黒海とマルマラ海を繋ぐ運河をつくることを提案していた。      エルドアン首相は数ヶ月に渡って注目されてきた「驚異のプロジェクト」の詳細を今日発表した。しかし発表され 全文をよむ

2011-04-27 イスタンブル運河計画、いくらかかる? (Milliyet紙)

カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市市長は、「驚異のプロジェクト」の費用が100億ドルに上ること明らかにした。      カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市市長は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「驚異のプロジェクト」と名付けられた「イスタンブル運河」プロジェクトを発表した後、すぐに記者の質問に答えた。      ■「調査に2年、建設に8年かかる」      トプバシュ市長は以下のように述べた。「我々はこのプロジェクトをどこで行うか議論、調査しました。そしてついに我々がヨーロッ 全文をよむ

2011-04-27 ついに発表、エルドアンの「驚異のプロジェクト」―イスタンブル運河計画 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、皆が待ちに待った「驚異のプロジェクト」の内容を発表し、イスタンブルは内部に2つの海が通る都市に変貌を遂げるだろう」と述べた。      エルドアン首相は、プロジェクトの費用と具体的な建設場所については明らかにせず、「イスタンブル運河」と呼ぶプロジェクトで、黒海とマルマラ海を結ぶ全長約45~50キロの運河が建設されると発表した。      運河建設予定地にはホテル、コンベンションセンター、住居、年間6千万人が利用できる空港も建設される予定で、さらに載貨重量30 全文をよむ

2011-04-26 カルス「醜悪」彫像、ついに斬首 (Zaman紙)

カルスにある「人類愛の碑」の取り壊し作業で、二体ある彫像のうち一体の解体が始められた。作業では最初に彫像の頭部が切断され、本体から取り外された。      エルドアン首相がカルス訪問中に「醜悪」と評した「人類愛の碑」の撤去のために、昨日開始された作業が今朝6:30頃に再開された。8人のアヴシン建設の作業員らは、二体の人型の彫像から成るこの碑のうち城側にある像の頭部を切断し、クレーンを用いてそれを像本体から取り外した。彫像の頭部は一台のトラックに積まれ、自治体の倉庫に運ばれる予定であった。しかし頭 全文をよむ

2011-04-25 近づくアククユ原発起工式、ロシア側「隕石以外の脅威はない (Hurriyet紙)

ロシアがアククユに建設を計画している原子力発電所の起工式が迫る中、カリーニンスカヤ原子力発電所がトルコメディアに公開された。ロシア側の関係者はカリーニンスカヤで使用されている技術が、福島、チェルノブイリと比べ何倍も安全であることを述べ、アククユに隕石でも落ちてこない限り何も心配することはないと、原子力発電所の安全性をアピールした。      ロシアの数十億ドルの援助で建設が予定されているトルコ初の原子力発電所、メルスィンのアククユ原子力発電所の起工式が1週間後に迫る中、ロシアの国営原子力企業ロス 全文をよむ

2011-04-25 村の羊飼い、求人募集―食・住支給月給1500リラ (Hurriyet紙)

アマスヤ県タシュオバ郡で、役所のスピーカーよりイェシルユルト村を代表して羊飼い募集のアナウンスを行ったフィクリ・シェイハン村長は、「家畜の世話を行う羊飼いを月給1500リラ(約7万5千円)で募集しています。食事つきで住居も提供します」と述べた。      タシュオバ郡から18Km離れているイェシルユルト村の人口は約450人、インフラの問題はない。同村では家畜の世話をする羊飼いがいないため、住民は郡中心部の役所のスピーカーから羊飼い募集を告げる妙案を思い立った。シェイハン村長が村民を代表し役所を訪 全文をよむ

2011-04-24 礼拝問題解決のための調査 (Radikal紙)

日の出と日の入りがトルコほど規則正しくない、北緯45度より北の地域にある国々に住むムスリムの礼拝と断食の時間を調整するため、エジプト人の宗教家であるユスフ・アル・カルダヴィー氏は調査団とともに一時ノルウェーに住むことになる。      北緯45度より北に位置する国々に住むムスリムは、特に断食月に礼拝と断食の時間に関して問題を抱えている。2009年以降夏に重なっている断食月に、しばしば1時間の間にイフタール(断食後の食事)もスフール(断食前の食事)をとり、さらに日没後の礼拝もしなければならない地点 全文をよむ

2011-04-24 復活祭で内外から教会に人々殺到 (Yeni Safak紙)

イスタンブルとトルコ各地の教会は、(今週の)木曜日から国内外の訪問客の殺到を受けることとなる。その理由は復活祭である!キリスト教の教えによると、神聖であるとされ、今年は3月1日から4月27日までの期間と重なる47日間にわたって、トルコにギリシャからのみだけでも4万人の観光客が訪れる。      復活祭により、イスタンブルを筆頭にプリンセス諸島、ギョクチェ・アダ(島)、マルディン、そしてハタイ(アンタキヤ)の教会に大きな関心が寄せられている。マルディンには、専ら大きな都市や国外からのシリア正教徒た 全文をよむ

2011-04-22 イギリスから、イスラム改宗ツアー (Milliyet紙)

「ブラッド・ファンデーション」というNPOが主催したイスタンブルツアーの参加者は、ムスリムについての授業を受け、5回の礼拝を行い、豚肉を食べず、断食を行っている…。      英国のガーディアン紙は、イスラムの理解に向けて行われたイスタンブルツアーを取り上げ、「イスタンブルで一ヶ月ムスリムとして暮らしましょう。5回の礼拝を行い、断食を行いましょう」という見出しをつけた。非ムスリムを対象とする、ムスリム戒律を体験できるイスタンブルツアーが、同紙宗教面を担当するリアザット・ブット記者の記事で取り上げ 全文をよむ

2011-04-20 裁判所、タクスィム広場のモスク建設計画を棄却 (Radikal紙)

イスタンブル広域市議会によって認可されたプロジェクトは、イスタンブル第一行政裁判所により施行停止の決定が下された。      トルコ技術者建築家連合(TMMOB)は、2009年5月21日にイスタンブル広域市により認可された縮尺5000分の1ベイオール保護整備開発計画で、タクスィム共和国広場に隣接する歴史的なタクスィム配水所の隣にある11の地図区域、406のブロックと関連する区画が「宗教施設区域」として決定されたことに関し、決定の取り消しと施行停止を要求し訴訟を起こした。これに対し、イスタンブル第 全文をよむ

2011-04-14 ブルサで4月の雪 (Milliyet紙)

春の雨を期待していたブルサのケレス市は、昼に降り始めた雪の多さに戸惑った。      ブルサでは朝のうちに南西の風が吹き始め、その影響でウルダー山のふもとにあるケレス市で雪が降り始めた。ウルダー山のホテル街では、朝50cmだった雪の深さが新たな雪で58cmに達した。      およそ30分コンコンと振った雪は短時間で市の中心部を真っ白にした。雪の深さは10cmに達し、雪が降り続いた場合には、翌日の学校が休みになる可能性があると通達された。   この間、トルコの冬季主力観光地の一つで、スキーシーズ 全文をよむ

2011-04-13 トルコ緑月協会会長、「アルコール生産は人類への罪」 (Radikal紙)

トルコ緑月協会ムハッレム・バルジュ会長は、近い将来、アルコールや他の(依存性のある)製品の生産が、人類への罪のカテゴリーに加えられると表現した。      バルジュ会長は、書面で行った発表において、アルコールが、消費者に悪影響を及ぼす特徴をもつ、最も危険な麻薬性、揮発性の物質であると述べた。   あらゆる依存が他への依存をも引き起こすという主旨の評価に基づき依存度の高い麻薬性の物質の筆頭としてタバコとアルコールを挙げたと述べるバルジュ会長は、国連が今年をアルコール対策の年と位置付けたことを想起さ 全文をよむ

2011-04-12 4月の雪、エルズルムで休校措置 (Yeni Safak紙)

エルズルムでの大雪と吹雪により、(児童が郡中央部への)移動を要する学校と村の学校に対し、パランドケン郡で二日、ヤクティイェ郡で一日の休校措置がとられた。      エルズルムでの大雪と吹雪のために、(児童が郡中央部への)移動を要する学校と村の学校にパランドケン郡で二日間、ヤクティイェ郡で一日の休校措置がとられた。      パランドケン郡郡長付属情報処理センターからの発表で、パランドケン郡の公衆衛生委員会決定に従い、郡内の幾つかの該当地域において二日間の休校措置がとられたことが明らかとなった。  全文をよむ

2011-04-10 エネルギー天然資源相、「原発建設交渉は、日本への配慮から一時中断」 (Zaman紙)

エネルギー天然資源省相タネル・ユルドゥズは、日本で起こった地震災害に配慮し、原子力発電所の建設に関する交渉期間を延長すると述べた。      エネルギー天然資源相タネル・ユルドゥズは、アブドゥラー・ギュル大統領のカイセリ・エルジエス・スキー場でのプログラムの前に、ミラダ・デル・ラゴホテルで記者たちに会見をした。ユルドゥズ大臣は、日本での状況を受けて、建設を予定していた原子力発電所が交渉期限の点で影響を受けたと述べて、「日本大使からのメッセージによると、議論のために時間がほしいとのことだった。日本 全文をよむ

2011-04-04 オジャラン誕生日、出身村に人々殺到―今年も平穏に終わる (Milliyet紙)

 テロ組織指導者で分離主義者の領袖アブドゥッラー・オジャラン被告の誕生日に人々が集まった。訪問許可は今年で2回目となり、参加者に平和民主党(BDP)所属の国会議員も含めた約1万2千人がハルフェティ郡オメルリ村でオジャラン被告の近親者に迎えられた。クルディスタン労働者党(PKK)と指導者を讃えるスローガンを叫びながらオジャラン被告の生家へ向かった群衆は、そこで武装団の頭領の写真にキスを、その家の庭の土を手に入れようと我先に競い合った。       毎年、治安部隊とPKK支持者との衝突原因となってい 全文をよむ

2011-04-03 4月中旬のトルコは冬の寒さ (Milliyet紙)

トルコの4月は雨で始まった。気温は月平均を3~4度下回っている。来週は再び寒気が訪れ、ボル周辺では雪も降る可能性もある。      イスタンブルの今日の天気は小雨、気温は12度。火曜日と水曜日は一部曇りで15度、木曜日は雨で13度、金曜日も雨で10度、土曜日は豪雨で8度となる。アンカラは火曜日と水曜日に小降りの雨、気温は14度。木曜日は小雨、土曜日は大雨となる。イズミルは金曜日と土曜日に再び雨となる。気温は16度だが、冷たい風が吹く。      今日はイスタンブル、イズミル、マルマラ地方とトルコ 全文をよむ

2011-04-02 高等教育資格試験、回答はこの公式で導ける!―漏えいスキャンダル (Milliyet紙)

高等教育資格試験(YGS)において20以上の問題が2つの公式によって、とても楽に解答できるということが噂されている 。一つ目の公式は「選択肢にある数字を小さいものから大きいものへ順番に並べかえる。もともとの回答と重なるものがあれば、正答はその選択肢である。(注)」2つ目の公式は「選択肢がすでに小さいものから大きいものへ順番に並べられている場合、正答は常に『A』の選択肢となる。」      訳者注   もともとが、   (A)11、(B)3、(C)5、(D)15とする。   これを小から大から大へ 全文をよむ

2011-03-29 アルメニア系市民、OECDパリ常任大使に任官―トルコで初 (Hurriyet紙)

トルコは初めてアルメニア系市民を経済開発協力機構(OECD)パリ常任大使に任官した。      パリは(世界各国の中で)テロ組織アルメニア解放秘密軍(ASALA)がトルコ人外交官を最も多く襲撃している首都である。      トルコは、歳月を経てアルメニア問題解決を進める中、新たな試みを実現した。トルコは、アルメニア系市民ダロン・アジェムオール氏をOECDパリ常任大使に任官した。但し、同氏は、大学教員職を理由に、任官申し出を辞退している。アジェムオール氏は、「しかし、自身のキャリアを積む中で幾つか 全文をよむ

2011-03-29 『イマームの軍隊』―アフメト・シュクの本には何が書かれているのか? (Radikal紙)

アフメト・シュクの本では、ギュレン教団が国家の内部、とりわけ警察組織内で組織化を進めているという説が、文書や証言を用いて説明されている。      『イマームの軍隊』というタイトルの本の内容はどのようなものか?3月3日の朝、アフメト・シュク氏が自宅を警察に家宅捜索されて以来、このことが話題になっている。シュク氏はこの本の執筆の最中に、家宅捜索を受けて逮捕された。この捜査について、検察は、「捜査は本とは関係ない」の声明をだしている。      その後、『イマームの軍隊』を発刊を計画しているとの疑い 全文をよむ

2011-03-27 BDP呼びかけのデモでジズレで混乱 (Radikal紙)

シュルナク県ジズレ郡で行われた平和民主党(BDP)の「市民による抵抗」運動には約8千人が参加し、ジズレ―イディル道に座りこみ、道路を約6時間塞いだ。夕方、あたりは騒然となった      シュルナク県ジズレ郡で行われた平和民主党(BDP)の「市民による抵抗」運動には約8千人が参加し、ジズレ―イディル道に座りこみ、道路を約6時間塞いだ。この抗議活動中、50人からなるグループは商店や警察に火炎瓶とロケット花火で攻撃した。警察も放水と催涙ガスで対抗すると、その場は一瞬にして戦場と化した。      平和 全文をよむ

2011-03-27 作家オルハン・パムク、「トルコ人への侮辱」罪で賠償金支払い (Milliyet紙)

ノーベル賞作家であるオルハン・パムクは、2005年における「トルコ人はこの(小アジアという)土地で3万人のクルド人と100万人のアルメニア人を殺害した」という発言により、(訴訟相手)5人に対し6千リラ支払うこととなった。      ノーベル文学賞の受賞者である作家のオルハン・パムクは、「トルコ人はこの土地で3万人のクルド人と100万人のアルメニア人を殺害した」という発言により、エルゲネコン事件で逮捕された被告人の一人であるケマル・ケリンチシズ弁護士と(PKKのテロによる)犠牲者の親族5人に対し合 全文をよむ

2011-03-22 アタテュルク空港、日本からの貨物へ放射能検査はじまる (Radikal紙)

日本の原子力発電所で発生した放射能漏れ事故に伴い、日本から送られた貨物に対し多くの国で放射能検査が行われている。      トルコのアタテュルク空港では、DHL(国際貨物輸送会社)の作業員が、日本からトルコに到着した貨物を、特殊な防護服をまとい放射能測定器をつかって検査している。日本での大災害の後に発生した福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故のために、輸送会社の対策は続いている。トルコでは、先週から日本発イスタンブル着の飛行機の客室乗務員と機体にたいし放射能測定が行われており、この作業は毎日行わ 全文をよむ

2011-03-17 ノールーズの火、ウードゥルで灯る (Milliyet紙)

平和民主党(BDP)セラハッティン・デミルタシュ党首は、ノールーズを祝い最初の火を灯しウードゥルで政府を批判した。      クルド人がノールーズのお祝い一色となったと語ったデミルタシュ党首は、以下のように続けた:   「この町の市長であるメフメト・ヌリ・ギュネシュ氏は約10年の懲役刑に処せられた。このようなことは防がなくてはならないと訴える人々に私は言いたい。今日の1万人のヌリ・ギュネシュが、明日には10万人のヌリ・ギュネシュとなるだろう。」   ウードゥルの中心部にある環状道路で催されたノー 全文をよむ

2011-03-16 おめでたい大臣発言、「イスタンブル地震、せいぜい10%の倒壊」 (Radikal紙)

公共事業住宅省のムスタファ・デミル大臣は、イスタンブルで地震が起きた場合に倒壊するであろう建物の数は誇張されていると主張した。デミル大臣は、「マグニチュード7.5の地震で倒壊する建物はせいぜい10%だ」と述べた。      公共事業住宅省ムスタファ・デミル大臣は、地方銀行株式会社の総会を退出する際に新聞記者らの質問に答えた。    イスタンブルをはじめとした建物調査に関する批判を受け、デミル大臣は建物調査に関する法律は2001年以来現在に至るまで適用されてきたものであるとし、「我々は建物調査で検 全文をよむ

2011-03-15 メルスィン・アククユ原発計画に反対派、抗議―日本の原発事故を受け (Radikal紙)

日本での震災の報を受け、メルスィン県ギュルナル郡のブユケジェリ町で、同地区の人々は、アククユ原子力発電所建設計画に反対のデモをした。      トルコとロシアの間でアククユ原子力発電所建設に関する契約が署名された後、決定に対して何度も抗議を繰り返している当地区の住民は、日本が直面している危険を目にし、不安を募らせている。日本で起きた原発事故がトルコで起きないことを望むとするギュルナルの居住者らは、日本をよく見るべきだといった。同地区には比類ない海や美しい自然があるという住民は、「トルコは日本の様 全文をよむ

2011-03-14 EU加盟アンケート、トルコ人の60%が反対 (Yeni Safak紙)

トルコ・ドイツ教育科学研究財団(TAVAK)がおこなったアンケートで、トルコ人の60%がトルコのEU加盟に反対していることが明らかとなった。       ドイツのフォーカス(Focus)誌がトルコで1540人を対象にしたアンケートを行い、一部の調査結果が報道された。これによるとトルコ人のわずか35%がトルコのEU加盟が可能だと信じており、60%がEUへの加盟に反対していることが明らかとなった。    トルコ人の30%がトルコのEU加盟を妨げている国のトップにフランスを挙げ、ドイツを挙げた人は23 全文をよむ

2011-03-10 契約軍人制、はじまる (Hurriyet紙)

契約による兵卒、上等兵の雇用と、高等軍事評議会 (YAŞ)の決定または裁判所の監督のない手続きでトルコ軍から追放されたものに対して年金の受給権、ないしは公務員への採用と認める法案が、国会本会議で承認され、法制化された。      この法によれば、小卒以上で、兵役を兵卒、ないしは上等兵として終え、除隊後3年以内で26歳以下のトルコ国籍者は、契約制の兵卒となることができる。      また、以下のことが条件となる。   ・何らかの公的権利剥奪の処分を受けたことがないこと   ・(執行猶予措置や、恩赦 全文をよむ

2011-03-10 選挙立候補で学長辞任のカスタモヌ大学、残された学生教員はお祭り (Hurriyet紙)

カスタモヌ大学のバフリ・ギョクチェバイ学長が共和人民党(CHP)から国会議員へ立候補するために辞任を表明すると、一部教員メンバーと学生はそれを知らせて回りお祭り騒ぎとなった。   (写真:お祭り騒ぎの様子)       カスタモヌ大学のバフリ・ギョクチェバイ学長が共和人民党(CHP)から国会議員へ立候補するために辞任した。大学が理事会会議室で記者会見を開き、その決断を世間に発表すると、一部の教員メンバーと学生はそれを知らせて回り、お祭り騒ぎとなった。アクテッケ地区にあるカスタモヌ大学教育学部の旧 全文をよむ

2011-03-09 PKKが脅迫のクルド系知識人4名、平和民主党が擁護に回る (Hurriyet紙)

分離主義者の頭目であるアブドゥッラー・オジャランが、メフメト・メティネル、ムフシン・クズルカヤ、オルハン・ミロールといったクルド系知識人を脅迫していることについて、昨日平和民主党(BDP)の会派集会が取り上げた。      セラハッティン・デミルタシュ党首は、脅迫されている知識人たちを擁護する形で、以下のように話した。   「我々はクルド系知識人、芸術家に対する脅迫に反対の立場である。我々自身の考えとして、反対を表明する。これ以外は我々にとってありえない。彼らに対する脅迫を、自らのことのように感 全文をよむ

2011-03-07 イスタンブルで雪、でも学校はいつも通り (Yeni Safak紙)

イスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル県知事は、北東からの暴風が、特に深夜には風速80~100km/hに達するだろうと述べ、「役所全体で天候を注視していきます」と述べた。      ムトゥル知事は、バクルキョイ区警察署の犯罪防止・装甲車班本部において、殉職した警察官ムスタファ・ユルテル氏の葬儀に参列した後、今後数日間のイスタンブルの天候に関する発表を行なった。      ムトゥル知事は、「役所全体で天候を注視していきます。特に今日の夜遅くから、北東からの暴風が猛威をふるい風速80~100km 全文をよむ

2011-03-06 トルコ最年長のヌーリー爺さん、126歳で死去 (Milliyet紙)

住民登録によると、126歳のヌーリー・オズトゥンチ氏がアンタリヤで亡くなった。      ヌーリー・オズトゥンチ氏は、アンタリヤのクゼイヤカ区にある息子のレズギン・オズトゥンチ氏の家に住んでいたが、昨日の朝不調を訴えた。オズトゥンチ氏の様態は悪化し、自宅で亡くなった。      息子のレズギン・オズトゥンチ氏はアンカラ通信の記者の取材で、父親には健康上の問題は全くなかったが、2か月前に咳がでるといって医者にかかったと語った。オズトゥンチ氏は、父・ヌーリー・オズトゥンチ氏の遺体は、ハズレティ・オメ 全文をよむ

2011-03-06 アレヴィー派、イズミルで6万人ミーティング (Hurriyet紙)

アレヴィー系市民は、平等をもとめ、イスタンブル、アンカラに続いてイズミルのギュンドードゥ広場で集会を開いた。      約6万人が参加した集会の500メートル先では、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相や共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首も参加していたアルサンジャク駅の開業式が行われていた。この開業式にも言及した集会の演説者たちは、総選挙について「投じた票が同じ投票箱へと入りますように」というメッセージを伝えた。      民主主義を掲げる組織の呼びかけのもと、イズミルのギュンドー 全文をよむ

2011-03-05 就学困難な農業労働者の子供たちに補習教室ーシャンルウルファ (Yeni Safak紙)

シャンルウルファの小学校でなされているプロジェクトの一環として、農家の家族を手伝うために遅刻し、早退しなければならない状況にある子供たち向けに、週末の補習授業が行われている。      トルコとEUの間の金融協力において進められている、「加盟前金融支援協定(IPA)」の「人材育成」の枠組みにおけるプログラムの一環として、(シャンルウルファの)エルトゥールル・ガズィ小学校で「綿花畑ではなく学校に行きたい」プロジェクトが実行に移された。      このプロジェクトは、農家の家族を手伝うために、遅刻し 全文をよむ

2011-03-04 来週は、3月寒波―イズミルにも降雪予報 (Milliyet紙)

トルコ全土で3月の第2週は大雪、吹雪、嵐となる予想だ。イスタンブルのボスフォラス海峡では降雪し、気温は-2℃となり、風速は80km以上となるだろう。      国家気象総局のメフメト・チャーラル総局長は、週のはじめから気温が大幅に下がると述べ、北東からの暴風と降雪に関して国民に警戒を促した。   チャーラル総局長は国家気象総局で行われた記者会見で来週の気象予想を発表した。   チャーラル総局長は、週の始めからの気温が大幅に低下すること、特に月曜、火曜、水曜には自家用車での外出を控え、公共交通機関 全文をよむ

2011-03-03 ビール2口で罰金!―「迷惑防止条例」で適用の警官へ取り知らべ (Hurriyet紙)

アンタリヤでビールを飲んだ2人に、迷惑防止条例の「酔っ払い」条項に基づき警官が罰金を科したことについて、県知事府から行政に、また検察当局からは司法当局に対し調査が始められた。      アンタリヤ県カレイチでビールを飲んだザフェル・ユルケルさんとマヒル・ギュベンさんが迷惑防止条例に基づき「酔っ払い」罪として、警官により1人75リラの罰金を支払わされたことが反響を呼んでいる。アンタリヤ県アフメト・アルトゥパルマク知事とオスマン・ブラルオール共和国首席検事は会見でこの件に関する調査が始められたと述べ 全文をよむ

2011-02-26 エルドアン首相マルマライ工事現場訪問、「2013には必ず開業」 (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はマルマライ工事現場の視察を行い、海陸両トンネルの連結記念式典に参加した。マルマライ・プロジェクトはその建設プロセスにおいて深刻な障害に直面したと述べつつ、「我々の決意は変わらない。2013年10月29日にマルマライを開業しよう。最初にこのプロジェクトが考えられ、計画されてから153年後に、我々がこのプロジェクトを実現することになるだろう。これを思い描いていた人々に神の慈悲があらんことを。そして我々がこれを実現する機会に恵まれたことを誇りに思う」と語った。   全文をよむ

2011-02-23 キャンパス内にスタバ、マクドナルド・・・学生運動の拠点中東工科大、陥落 (Radikal紙)

中東工科大陥落?      何年も前にキャンパスへのマクドナルドの進出を許さなかった中東工科大(ODTÜ)で一つの時代が幕を閉じようとしている。スターバックスとバーガーキングがキャンパスに出店する。      1968年から今日に至るまでアンカラにおける学生運動の拠点である中東工科大学(ODTÜ)内で一つの時代が終わろうとしている。同大では長きにわたり、世界展開するファーストフード・チェーン店がキャンパスに出店することを学生達が認めてこなかったが、世界的なコーヒー・チェーン店であるスターバックス 全文をよむ

2011-02-22 5言語で、「ディヤルバクルへようこそ」 (Radikal紙)

ディヤルバクル県スル郡の町の入口に、トルコ語、クルド語、英語、アルメニア語、シリア語で書かれた「ようこそ」の看板が掲げられた。      ディヤルバクル県スル郡の平和民主党系アブドゥッラー・デミルバシュ市長と同党の市議らは、2007年に「多言語市政」の決定をし、その決定が原因で行政裁判所によって罷免された。しかし、その後2009年の選挙で再選された。今回、同市長らの決定により、町への入り口にあたる3カ所にトルコ語、クルド語、英語、アルメニア語、シリア語の看板が掲げられることになった。      全文をよむ

2011-02-21 教育労組アンケート、トルコ語以外が母語の比率は16.9% (Radikal紙)

教育労働組合がおこなった調査によれば、国民の16.9%が生まれた時に、トルコ語以外の言語で子守唄を聞いているという。      教育労働組合がトルコ全土での教育における母語使用に関連しておこなった調査の劇的な結果が公表された。それによれば、国民の83.1%が母語はトルコ語であると説明する一方、16.9%については、トルコ語でない他の言語が母語であると述べていたことが強調された。      教育労組は、教育での母語使用と二カ国語教育に関する調査結果をまとめた「国民の姿勢と見解 2010年度トルコ要 全文をよむ

2011-02-20 日本の旅行代理店、トルコで会議 (Zaman紙)

日本旅行業協会が、イスタンブルとカッパドキアで会議を行う。      文化観光省の書面での発表によると、日本の観光業で最も有力な業界団体の一つである、日本旅行業協会が企画するビジット・ワールド・キャンペーン2000万人推進室(VWC2000)の会議が、イスタンブルとカッパドキアで行われる。      日本からトルコへの観光客数の増加と持続可能な観光業の発展などを議題に行われる会議には、文化観光省の担当者だけでなく、トルコの観光業関係者の代表も参加する。      VWC2000の澤邊宏室長は、こ 全文をよむ

2011-02-18 携帯でパチリ・・遺体撮影の過激イマーム、事情聴取 (Milliyet紙)

エディルネ宗務局は、ハスレト・カラコチさん(8歳)の葬式で、白い布で巻かれたハスレトさんの遺体の頭部を携帯電話で撮影し、さらにイスラム法を支持する内容の説教をしたことで注目された村のイマーム、エシュレフ・セヴィムリに対する事情聴取を始めた。      エディルネのハヴサ郡シェルベッタン村で農業で生計をたてているエミネさんとイルカイ・カラコチさんの3人の子どものうちの一番上で、初等学校2年生のハスレト・カラコチさんは、先週の火曜日(8日)、隣に住む17歳の少年S.Ş. により生き埋めにされ、酸素不 全文をよむ

2011-02-17 お騒がせ、偽聖者廟騒動―家のお風呂に聖者が眠る (Milliyet紙)

イスタンブルのカスムパシャにある、とある借家が、ケマル・スナルの映画を髣髴とさせるブラックジョークの傑作の舞台となった。      メスト・セルテセルさんは、浴室の浴槽に偽の聖者廟を作った。「セラフ・ババ廟」と名付けた偽の聖者廟を登録するために、記念建造物委員会にまで申請したが、結局申請は却下された。メスト・セルテセルという名前の人物は借家に住んでおり、一時その家賃を払えなかったことから、家主による家の売却を妨害するために、浴室にあった浴槽の中に偽の聖者廟を作り、「セラフ・ババ廟」という名前まで 全文をよむ

2011-02-14 風刺漫画紙ペンギンのイスラム「冒涜」に、ネット騒然 (Milliyet紙)

ツイッターやフェイスブックで、風刺漫画紙「ペンギン」の最新刊に掲載された風刺画が波紋を呼んでいる。      風刺漫画紙「ペンギン」のなかで、バハディル・バルテル氏の描いた風刺画が神聖なイスラムを冒涜していると騒がれている。問題の風刺画をめぐり、ツイッターやフェイスブックのユーザーの意見は二分した。「信条や宗教を冒涜している」という人がいる一方で、「『ペンギン』に対するリンチが始められた」という意見も見られた。      批判的な意見では、風刺画が「神はいない。宗教など嘘っぱちだ」という言葉を暗 全文をよむ

2011-02-13 明日から2学期―学校再開 (Radikal紙)

初等教育と中等教育の学校で、2010-2011教育年度の後期が明日始まる。      初等教育と中等教育の学校で約1600万人の学生と60万人近くの先生が2週間の中間休暇を終えて、授業が始まる。教育年度は、6月17日の金曜日に終わる。後期は、初等教育後期の生徒と高校最終学年の生徒にとって試験のため緊張感のなかで過ぎるだろう。初等教育後期の生徒たちは、学力判定試験を受ける。国民教育省の日程によると、学力判定試験は初等教育7年生が2011年6月5日で、8年生が6月4日に行われる。      初等教育 全文をよむ

2011-02-08 大学入試でのスカーフ、指紋と耳の検査で対応―大学入試センター (Milliyet紙)

大学入試センター会長代理のアリ・デミル教授は、スカーフをした状態での受験が行政裁判所が説くような試験の公平性に支障をきたすものには当らないとのべた。「もしこういう心配があれば、特別に指紋検査あるいは瞳孔検査のような措置をとって試験の公平性を保証しうる。そのための作業をしている。本人確認のために受験者がどのように服装をしているのかは特に重要ではない。」      アリ・デミル教授は、会見で、大学大学入試センターが試験実施要項から「帽子・スカーフ等の着用禁止başı açık」の項目を削除したことを 全文をよむ

2011-02-06 エジプト支援にラクダに乗ってデモ行進―イスタンブル・イステクラール通り (Yeni Safak紙)

エジプト国民を支持し、ホスニ・ムバーラク大統領に抗議した「人民の声」党(HAS)のメンバーは、イスタンブルのベイオールで「ラクダ」に乗って行進した。頑固なラクダは、ホスニ・ムバーラクの顔写真のついたファラオのマスクをつけた参加者を背から振り落とした。      「人民の声」党のイスタンブル支部は、イステクラール通りで興味深いデモ行進を行った。エジプトのタフリール広場で何日間も行動している人々を支持するグループが、連れてきたラクダをひっぱりガラタサライ広場に集まった。デモには、「人民の声」党のメフ 全文をよむ

2011-02-01 アナトリア各地で雪―1400村への交通遮断 (Zaman紙)

東部アナトリアをはじめとしてトルコ全土に影響を及ぼしている雪のため、1400もの村が孤立し陸の孤島となっている。      東部アナトリアでの雪が、村々への交通を遮断した。シバスで336、アールで280、エルズィンジャンで226、ビトリスで171、ハッキャーリで131、マラトヤで123、ヴァンで49、カイセリで84の道路が通行止めとなり、合計で1400村への交通が遮断されている。同時に雪は、交通事故をも引き起こした。シバスのコユルヒサール郡において、長距離バスの横転の結果、アゼルバイジャン人を含 全文をよむ

2011-01-30 本紙記者バビロン潜入試み-新たなアルコール規制適応後 (Radikal紙)

(タバコ・アルコール市場調整機構TAPDKが実施した)新アルコール規定により、バビロンは24歳未満の入場制限を、昨夜(29日)オールディーズ・バット・ゴールディーズのパーティーとともに開始した。本紙のまだ24歳になっていない文化芸術担当記者として、このニュースの追跡はもちろん私の役目である。      23歳であることを示す身分証明書を鞄に入れ、現場へ直行した。パーティーの開始時間頃に、(ライブハウスの)バビロンの入口へ接近した。それほど混雑している様子はなく、入口前に入場拒否された24歳未満の 全文をよむ

2011-01-30 若者の間の危険な遊び (Milliyet紙)

ボドルム国際病院院長のユスフ・ババイイト氏は、最近若者の間で広まっている「気絶遊び」が非常に危険であり、麻痺や死といった結果につながる可能性があると述べた。      ボドルムにおいて最近若者の間で危険な遊びが広まっているのが明らかになった。若者らの「気絶遊び」の様子は、動画共有サイトYou Tubeで公開され、見た人たちをぞっとさせている。3~4分地面に向かってかがんだのち体を起こし、喉の動脈を締め付け、脳に酸素が行かないようにして気絶させるという遊びが原因で、2週間で4人が入院した。     全文をよむ

2011-01-30 カイロ空港は大混乱―トルコへの帰国者、語る (Zaman紙)

トルコ航空とエジプト航空の定期便で約3時間半遅れでイスタンブルに戻ったトルコ人らは、空港が大混乱しており、デモが最初の日とは違っていたと述べた。      トルコ航空8061便とエジプト航空737便で15時にアタテュルク空港に着いた定期便から、大部分をマレーシア人とウズベキスタン人が占める団体と、トルコ人の家族らが降り立った。繊維業を営むムラト・メライ氏ムは、特に夜間は略奪事件が発生しており、空港は帰国を望む々でいっぱいになっていたと述べた。メライム氏は、「空港は針を落としても落ちないほど、混ん 全文をよむ

2011-01-28 国際ホロコーストの日、トルコで初めての公式記念行事 (Hurriyet紙)

映画「狼たちの谷―パレスチナ編」がドイツのホロコースト犠牲者追悼記念日に公開される。このことに対する波紋が世界中に広がっているいっぽう、トルコで初めての追悼式が開催されることが海外メディアで大きく報じられた。      ■NEW YORK TIMES:「『狼たちの谷』は、トルコ初のホロコースト犠牲者追悼式に影を落とした」      イスタンブルのシナゴーグで初めて公式にホロコースト犠牲者の追悼式が開催されるが、このことは、イスラエルとの関係が次第に緊張するなかで、トルコのマイノリティーであるユダ 全文をよむ

2011-01-28 トルコの2010年末人口確定、73,722,988人 (Yeni Safak紙)

トルコの2010年の人口が確定し、前年比15,88%増の7372万2988名となった。      トルコ統計局(TÜİK)は、「居住地に基づく住民登録システムにより2010年の人口調査結果」を発表した。これによると、2009年に7256万1312名だった人口が、16万1676名増加し、2010年末のトルコ人口は7372万2988名となった。      2010年度は、81県のうち53県の人口が前年比を上回り、それ以外の28県では人口の減少が見られた。人口増加率が最も高かった上位3県は、ビレジック 全文をよむ

2011-01-26 カルス「醜悪」彫像の彫刻家、「告訴する!」 (Radikal紙)

彫刻家メフメト・アクソイは、彫像の撤去の決定に対して告訴し、施行停止を要求していく述べた。      彫刻家のメフメト・アクソイは、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が「醜悪」と称し、取り壊しを望んだ自身が製作したカルスの「人類愛の碑」について、ケマル・クルチダルオール共和人民党(CHP)党首と面会した。アクソイ氏は彫像の撤去の決定に対して告訴し、施行中止を要求していくと述べた。      メフメト・アクソイ氏はクルチダルオール共和人民党党首と党本部で面会した。氏は面会後、ANKA通信に彫像の件 全文をよむ

2011-01-23 10年間勤続した警察官、兵役免除へ (Hurriyet紙)

ベシル・アタライ内務相は、(警察官の兵役免除に関して)以下のように公表した。「我が国の警察官は兵役を完全に免除されることになり、(今後)兵役に就くことはない。ただし10年間の勤続が(兵役免除の)条件となる。10年を待たずに退職した場合、兵役を負うこととなる。」      アタライ内務相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が本日(23日)に警察官の兵役義務についての取り組みに関して行なった会見に対して言及した。      新たな法改正により警察官は完全に兵役免除となると公表した同相は、以下のよう 全文をよむ

2011-01-23 これがイスタンブルの新型バス車両 (Radikal紙)

環境と障害者にやさしい公共交通機関の整備に向けた一歩が踏み出された。新しいバスには、障害者ランプと車いすのスペース、車内と車外にカメラがつく予定だ。バスには、環境配慮型の、少なくとも「ユーロ5エンジン」が使用される予定だ。      EU基準への適合の一環として2012年7月1日まで公共交通機関に使われる全ての乗り物を、障害者の利用に適した状態にしなければならない。      昨年出された私営バス運用規定でも、車両が障害者の基準に適したものとすることが決定されると、イスタンブルのバスの障害者への 全文をよむ

2011-01-23 19人のギリシャ人パイロット、THYに再就職 (Zaman紙)

ギリシャを襲っている経済危機とトルコのめだった経済活況をうけ、熟練したギリシャ人パイロットらはトルコ航空(THY)で職を探すこととなった。19人のギリシャ人パイロットらはトルコ航空に応募し、仕事を始めた。      ギリシャのエレフテロス・ティポス・ティス・キルヤキス紙は、19人のギリシャ人パイロットがトルコ航空で働いていることについて書き、「飛ぶ19人の移民ギリシャ人パイロット、トルコ航空に」という見出しの記事に2ページを割いた。ギリシャでの深刻な経済危機により、ギリシャの航空会社に勤務する熟 全文をよむ

2011-01-22 カルスのグランドキャスルホテル、トルコ語名に改名―エルドアン首相の言うとおりに・・ (Hurriyet紙)

「醜悪」な彫像に関する議論で話題となったカルスの4つ星ホテル・グランドキャスルホテルでは、1月8日エルドアン首相が参加して開館式典ーが行われた。しかし、(その英語名を気に入らなかった)首相が「名前を変えなさい」と提案し、その結果、この度、トルコ語名の「ビュユクカレ(大きな城)」ホテルに改名された。      ブルックカレホテル館長のハサン・ヒュセイン・アクタシュ氏は、1月8日にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が随行員と共にホテルの開館式典を行ったと述べた。アクタシュ館長は、開館式典でエルドアン 全文をよむ

2011-01-21 で、今後どうなる?―行政裁判所の大学入試スカーフ不許可決定の波紋 (Milliyet紙)

行政裁判所が、スカーフ着用を許可した大学入試センター(ÖSYM)実施要綱の実施を止めたことは、次の4つの結果を生み出すこととなるだろう。1)対象が世俗主義であれば、各団体が訴訟を起こすことができる。2)スカーフ禁止が全ての試験に普及する。3)大学でスカーフ禁止が始まる。4)個人の申請でスカーフ禁止が完全に解禁となる。      行政裁判所第8法廷は、スカーフ着用での大学院入学試験(ALES)受験を認めるÖSYM実施要綱の実施を停止するという決定を下した。この決定は、今後スカーフに関して起こり得る 全文をよむ

2011-01-19 行政裁判所、スカーフ解禁にブレーキ (Hurriyet紙)

行政裁判所第8法廷は、2010年度大学院入学試験(ALES)の秋期実施要項で、スカーフ着用者の受験を許可するとした改正を、「法的根拠がなく試験の信頼性を危うくする」とし全会一致でその施行を停止した。      高等教育機構(YÖK)と大学入試センター(ÖSYM)のスカーフを着用しての受験許可に対し、行政裁判所から初めて待ったがかかった。行政裁判所第8法廷は、2010年度大学院入学試験(ALES)の秋期実施要項で、スカーフ着用者の受験を許可するという改正を「法的根拠がない」としその施行を停止した。 全文をよむ

2011-01-16 トルコのドラマ、国外で5000万ドルを稼ぐ (Milliyet紙)

「クレイジー・ハート(Deli Yürek)」を皮切りに、昨年トルコのドラマの輸出はうなぎ上りに上昇した。20ヵ国以上に売られた「禁じられた恋(Aşk-ı Memnu)」、「エゼル」、「菩提樹の木の下で(Ihlamurlar Altında)」、そして「落ち葉(Yaprak Dökümü)」といったドラマは5000万ドル以上を稼いだ。       「禁じられた恋」、「エゼル」、「菩提樹の木の下で」、「辛い人生(Acı Hayat)」、「あるイスタンブルの物語(Bir İstanbul Masal 全文をよむ

2011-01-16 ハサンケイフの観光、4月には可能に (Radikal紙)

文化観光省の38人の調査委員会は、先週バトゥマンのハサンケイフ郡における調査を完了した。      昨年の2010年7月13日に起きた巨大岩石の崩壊により観光禁止となっていたハサンケイフにて、国内外の観光客受け入れのために文化観光省が派遣した 38人の委員会がその調査を完了した。      この文化観光省によって結成された調査委員会の中には、遺跡調査、博物館・発掘局、機構局、文化財・博物館総局から二人の副局長を始めとして、ディヤルバクル文化財局長、国家水道総局(DSİ)ウルス地域局長、そしてバト 全文をよむ

2011-01-14 刑事裁判法102条適用で釈放のヒズブッラー関係者、行方くらます (Milliyet紙)

拘束期間を定めた刑事裁判法(CMK)102条の適用により釈放された後、定められた署名をしていないことが明らかになった12名に対して拘束命令が出された。命令を受けて12名の家宅捜索が行われたが、1人として見つからなかった。最高裁判所第9法廷は、その後、署名をしていない全容疑者の逮捕を決定した。      最高裁判所第9刑事小法廷のエクレム・エルトゥールル副長官は、これについて記者会見を行い、2010年1月12日にディヤルバクル共和国検察から法廷に文書が送付され、司法管理措置により釈放された数名の容 全文をよむ

2011-01-13 「醜悪」カルスの「人類愛の碑」、もらいうけます―2市が名乗り (Hurriyet紙)

エルドアン首相が「醜悪」と評したカルスの「人類愛の碑」について、イズミル県カルシュヤカ市と、ネヴシェヒル県ハジュベクタシュ市がもらい受けたいと名乗りをあげた。      カルシュヤカ市のCHP系ジェヴァト・ドゥラク市長は、ムフタファ・ケマル地区環状道路とビュレント・エジェヴィト通りの間にある空き地に、このサイズの彫像をおく計画をしていたと語り、カルス市長に公式文書で要請をしたと述べた。      ジェヴァト・ドゥラク市長は、環状道路の脇に「自由の碑」を建てる計画があるとし、「カルシュヤカ市には以 全文をよむ

2011-01-12 渦中のカルス市長、「醜い」彫像問題に答える (Radikal紙)

公正発展党所属であり、カルス市長も務めるボズクシュ氏は、映画と文化の祭典を廃止し、「蜂蜜とチーズの祭典は開催します」と述べた。      「醜い彫像問題」に関して、公正発展党のメンバーでありカルス市長でもあるネヴザト・ボズクシュ氏はラディカル紙の質問に答えた。ボズクシュ市長は「人類愛の碑」を、記念建造物高等委員会の決定が出次第、撤去することを明らかにした。ボズクシュ市長は、カルス市の近況について以下のような説明を行った:      「我々は記念建造物高等委員会の決定を待っていますし、決定が下れば 全文をよむ

2011-01-11 男女の間には45センチ―メルスィンの高校、父母反発 (Hurriyet紙)

メルスィンにあるネヴィト・コダル・アナドル・芸術スポーツ高校のイブラヒム・トル校長は、2010-2011年の教育年度の始まりに際し、生徒達に対して長時間口頭による注意を行い、男子生徒と女子生徒が45センチ以上近づかないようにと指導した。      生徒達はこの状態を保護者に知らせたが、保護者が間に入っても事態は変わらなかった。校長がこの「分離」を撤回しなかったので、昨日の朝、約100人の生徒とその保護者が学校の前に集まり、この校長の行動に対して抗議をした。生徒達は「スカートを履いた女子生徒のため 全文をよむ

2011-01-10 イスタンブルに新地下鉄路線計画―カバタシュ・マフムトベイ線 (Zaman紙)

イスタンブルで交通渋滞解消に向けた新地下鉄路線計画に伴い、約54キロメートルを超える路線敷設が急ぎ行われている。イスタンブル広域市は、地下鉄路線について政府計画機構(DPT)から承認をえた4本の新路線の入札に向けて準備を整えている。地下鉄の敷設には合計75億トルコリラ(約4125億円)の資金を要する。イスタンブル広域市は、24億トルコリラ(約1320億円)の資金を要するベシクタシュ-マフムトベイ線敷設をビルド・オペレート・トランスファー(Build-operate-transfer)方式(YİD 全文をよむ

2011-01-09 どのような放送がわいせつな放送なのか (Radikal紙)

ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)法案をめぐって議論が続いているが、共和人民党トゥンジェリ選出のケマル・ゲンチ議員は、わいせつの定義づけが必要であると主張している。      ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)法案を批判したゲンチ議員は、「例えば放送規則に基づけば、わいせつな放送はしてはいけない。ではわいせつな放送とは何か。それならば定義として明確にしてください、どのような放送がわいせつで、どのような放送がわいせつではないのか」と問いただした。      ゲンチ議員は、(わいせつ)放送の定義がな 全文をよむ

2011-01-09 BBC、カドゥキョイにある生徒ひとりのギリシャ人学校を放送 (Milliyet紙)

イギリスのBBCは、イスタンブルで暮らすギリシャ系コミュニティと、学生が一人しかいないカドゥキョイのギリシャ人初等教育学校の模様を放送した。      番組では、10歳のヴァレンディ・ミハイリディス君しか学生のいないギリシャ人学校が紹介された。「始業のベルが鳴っている。階段では、10歳のヴァレンディ・ミハイリディスの足音だけが聞こえる。なぜなら、彼は19世紀から続くこの学校の唯一の生徒だからである。今日は、ボランティアとして学校の事務局でも働らくヨルゴ・イステファノプロス先生から英語の授業を受け 全文をよむ

2011-01-08 大統領招待に高級車ジャガー乗り付けの学生に批判集中、父親が弁解 (Hurriyet紙)

チャンカヤ(大統領府)での大統領招待の食事会に高級車ジャガーで行ったことが明らかになったビルケント大学学生会議長のアルペル・ヤシン・アルトゥネル氏の父親が、息子を擁護している。      アブドゥッラー・ギュル大統領は「チャンカヤ(大統領府)での食卓」活動の一環で、国立大学と私立大学の学生会議長らと6日夜に会食した。        会食に、ビルケント大学代表としてアルペル・ヤシン・アルトゥナル氏が参加。彼が官邸にジャガーの車で現れたことが、議論の的となっている。インターネットのサイト「Emir 全文をよむ

2011-01-06 イスタンブル・タクスィム広場歩行者天国化計画―バスターミナルは地下へ (Milliyet紙)

イスタンブルでは、(旧市街の)スルタンアフメトとその周辺についでタクスィム広場の歩行者天国化が進められている。本年内に開始される作業では、タクスィムでは道路は地下化され、バスの停留所が広場から除かれる。ギュムシュスユ通り方面からタシュクシュラに延びるメテ通りは地下化される。イスティクラール通り、スラセヴリレル、タルラバシュも車両通行禁止となる      カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市長は、タクスィム広場を歩行者天国にし、バスターミナルを地下へ移す工事に2011年内に着工したいと述べた 全文をよむ

2011-01-06 犯罪者、続々出所・・・刑事裁判法改悪の原因はだれに? (Milliyet紙)

(刑事訴訟法102条がもたらす)状況が明らかになるにつれ、法務省は最高裁を、最高裁は政府を、最高裁関係者は法医学センターと司法の下部構造を、弁護士は、裁判所の責任だと言っている。      長期間にわたる逮捕拘留期間を制限するための刑事訴訟法(CMK)102条が12月31日に施行されて以来実現した犯罪者の出所は、司法界の対立を激化させている。司法の、悲惨な状況を白日の下にさらすことになったこの状況をうけ、法務省は最高裁を、最高裁は政府を、最高裁関係者は法医学センターと裁判所下部構造を、弁護士は、 全文をよむ

2011-01-05 学生と警察の衝突再び―今度は中東工科大 (Milliyet紙)

警察の大学への介入に抗議するため、公正発展党(AKP)の党本部へとデモをしようとした学生と警察が衝突した。      警察の大学への介入に抗議するため、様々な大学から500人の学生が中東工科大学のキャンパスに集まり、公正発展党(AKP)の党本部へと行進しようとした。      学生らは「抵抗する」「平等、無償、アカデミックな、母語での教育を望む」と書かれたプラカードを掲げスローガンを叫び、キャンパスの入り口に集まった。      一方で、治安警察および機動隊に所属する多くの警官がキャンパスの入り 全文をよむ

2011-01-05 「遅刻者に罰金2リラ!」の警告、イズミルの初等教育学校 (Radikal紙)

イズミルのボロノバ郡のシェヒト・テーメン・ムラト・アルスランチュルク初等教育学校では、「生徒の遅刻防止の目的で、遅刻した生徒に2リラ(約110円)の罰金を課している」という。      学校関係者は、当学校には1600名の生徒が在籍しており、多くの生徒が授業に遅刻してくると語った。また関係者は授業に遅刻するのを防止するために学校側は生徒に、「遅刻した者は2リラの罰金をとる」と伝えたと述べ、次のように続けた。      「授業開始前の朝礼で校庭に整列する生徒数は600人でなければならないのに、40 全文をよむ

2011-01-04 パン販売に新条例―顧客が手で触って選ばぬように・・・ (Radikal紙)

売り場で購入者がパンを手で触って選ぶのを防ぐために、今後、パンは、カウンターの後ろにおかれ、販売者の管理下で販売されることになる。      農業村務省は、「パンの運搬及び販売に関する特別技術・衛生規則」に関する規制草案の検討を始めた。規制草案は、パンの運搬や販売の際に遵守すべき特別技術や衛生規則を定める。      草案によれば、パンの運搬に用いられる車両は、内部洗浄可能で、外部要因の影響を受けないように製造されなければならない。パン運搬車両の中に収めるパン収納ボックスの内側は、防水で洗浄可能 全文をよむ

2011-01-03 領収書が語る、PKKによるクルド人たちからの搾取 (Zaman紙)

シュルナク軍警察司令部がクルディスタン社会連合(KCK)に行った強制捜査の結果、裕福な事業家らに渡されていた人民防衛軍(HPG)の領収書を発見した。領収書には金を出せという脅し文句が記されており、この方法でシュルナクでは200万リラ(52,387,888円)集めたと明らかにした。      サバフ紙の記事によると、クルド労働者党(PKK)が、特に南東地域の裕福な事業家らを脅し、いかに「みかじめ料」を得ていたことを示す領収書が公開された。シュルナク軍警察司令部がクルディスタン社会連合(KCK)に対 全文をよむ

2011-01-02 ディヤルバクル、様変わり―その豪奢な一面 (Milliyet紙)

何年もの間、その名が「テロ」と切り離されなかったディヤルバクルで、色とりどりの生活が広まっている。サウナ、トルコ風呂(ハマム)、タイ式マッサージを提供する豪華な美容室、そして新年に赤い下着を売る店への女性の関心は驚きだ。      テロと経済問題と戦ってきたディヤルバクルに、知る人ぞ知る、見る人々を驚かす、異なった、更に「豪華な」とも言えるような世界がある。      例えば、メティン・ケンディルさんの経営するVIPサロンは、その分野で、ディヤルバクルでもっとも豪華で値段のはる場所である。新年の 全文をよむ

2011-01-02 ラジオ・テレビ高等機構会長、連続ドラマの放送時間短縮に言及 (Radikal紙)

ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)会長ダウト・ドゥルスン教授は連続ドラマの放送時間に関して検討を始めたと述べた      ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)会長ダウト・ドゥルスン教授は、執務室で「専門記者に対し特別に」行った談話会で、ドラマの放送時間の長さに関する質問に答えた。   テレビドラマの内容とドラマの放送時間について12月27日にイスタンブルで放送局と会合を行ったと話したドゥルスン氏は、トルコでは約100の国内ドラマと40の海外ドラマが放映されており、海外ドラマの放送時間はトルコのドラ 全文をよむ

2011-01-02 宗務長官、ジェムエヴィ襲撃に遺憾の意 (Yeni Safak紙)

メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、バシャクシェヒル区のシャーヒンテペ街区にあるヴェリ・ババジェム・エヴィに対する襲撃に関して、フブヤル・スルタンアレヴィー文化協会のアリ・ケナンオール会長に電話にて遺憾の意を伝えた。フブヤル・スルタンアレヴィー文化協会による会見では、以下のように述べられた:「メフメト・ギョルメズ宗務庁長官は、ヴェリ・ババジェム・エヴィに対する襲撃に関し、遺憾であるというメッセージを送ってくださるとともに、アレヴィー系団体による襲撃後の冷静な対処と事件を鎮静化させるための声明に対し 全文をよむ

2010-12-30 宝くじ高額当選者の今-「幸運」が必ずしも「幸せ」を運ぶわけではない (Zaman紙)

宝くじで高額を当て、幸運であるはずの人々の顔に笑顔はない。数年前に億万長者となった宝くじ当選者には今では靴磨きをする人、食料雑貨屋を営む人、中には苦しい年金生活を送っている人もいる。       国立宝くじ運営局が発表した新年最初の当選金額3,500万リラ(約19億円)は、手っ取り早く金持ちになりたい人たちの夢を駆り立てている。すでに数日前に宝くじが完売したのもこうしたことの表れである。しかし現実には必ずしもお金が幸せを運ぶ訳ではない。数年前に高額を当てた当選者らの中には、今では靴磨きをしている 全文をよむ

2010-12-30 ドラマ「落ち葉」涙の最終回-架空の鉄道登場でも予期せぬ反響 (Milliyet紙)

ドラマ『落ち葉』の最終回で、鉄道が通っていないトラブゾン行きの乗車券が購入されていたことをうけ、ドラマを見ていた一部の視聴者が、午前中からトルコ国営鉄道(TCDD)の駅からトラブゾン行きの列車が出ているのか問い合わせを始めた。      ■ 最も喜んだのはトラブゾン住民      トラブゾンの住民は、ドラマの後、この事件をチャンスに変える道を探っている。トラブゾン地元メディアはこの事態に大きな関心を寄せている。(鉄道敷設を呼び掛けている)トラブゾン-エルズィンジャン鉄道プラットフォームはこうした 全文をよむ

2010-12-28 非教育学部学生の教職への道を閉ざす決定に、学生「目玉焼き」で抗議 (Radikal紙)

学生たちは、文学部、理学部及び神学部での教職科目群履修(=フォーメーション、注1)の差し止めに対し、目玉焼きを食べながら抗議活動を行った。      イスタンブル大学の文学部、理学部及び神学部の学生らは、教職員組合がおこした「文学部、理学部及び神学部の学部生に対する教職教育実施の停止および廃止」の訴えを承認した行政裁判所に対し、卵を用いた抗議活動を行った。      イスタンブル大学文理学部キャンパスの前に集合した学生らは、プラカードを掲げ、教職になるのを邪魔しているとして、教職員組合と行政裁判 全文をよむ

2010-12-27 宗務財団の婦人部中央局幹部28人、集団辞職 (Radikal紙)

トルコ宗務財団(TDV)の婦人部中央局の幹部28名が辞任届を出した。      トルコ宗務財団婦人部中央局のヴィルダン・カラブルト副局長は、婦人部中央局で記者会見を行った。      カラブルト副局長は会見で、宗務財団の婦人部中央局のアイシェ・スジュ局長が12月25日に解任されたことを明らかにした。そして婦人部ではチーム意識を持って働いていたと確信しており、リーダー(スジュ局長)とともにいかなる利益も期待せずに、さらには時々物資的精神的貢献をし、奉仕の精神で尽くしてきたが、彼女自身を含めた婦人部 全文をよむ

2010-12-26 タクスィム広場の警官隊、場所を移動 (Radikal紙)

イスタンブル警察は、イスタンブルの中心に位置し、最も有名な広場であるタクスィム広場に関し、重大な決定を下した。何年もの間、広場脇の歴史的建造物である「水路分岐施設(Su Maksimi)」の前に駐屯してきた機動隊は、警察の決定によりゲズィ・パークの中へ移動する。      この決定には、機動隊に対する10月31日の爆弾攻撃が影響したとみられている。機動隊が公園内の周りから見えない安全な場所に置かれる事で、今後、テロが起こった場合でも市民の安全が保障される。      ■観光客は不快に思っていた  全文をよむ

2010-12-26 イスタンブルとチュニス姉妹都市に (Zaman紙)

イスタンブル市とチュニジア共和国の首都であるチュニス市が姉妹都市となった。      チュニス市は、イスタンブル市にとって35番目の姉妹都市となり、チュニス市のモハメド・ベジ・ベン・マミ市長は、1500年代に、オスマン朝の助けによって、チュニスの市民はムスリムとして留まることができたと述べた。      イスタンブル市のカーディル・トプバシュ市長は、イスタンブル広域市サラチハーネにある市庁舎で行われた署名式典で、チュニス市の代表団を迎えることができて嬉しいと話した。トプバシュ市長は、チュニジアと 全文をよむ

2010-12-25 南東アナトリアの使用電気の60%は、盗電 (Radikal紙)

南東アナトリアでは使用電力の60%は盗電によるものであるが、2015年にはこの盗電の割合が30%に下がる見通しだ。「欧州評議会賞」を受賞した首都アンカラでも、市民の10%近くが盗電による電力を使用している。エネルギー市場規制協会(EPDK)は、2011年~2015年各期における供給電力の損失盗電の割合目標を発表した。2011年のチグリス地域での盗電率は60.96%と予測されるが、2015年にはこの割合は29.01%に減少する見通し。このほか、トラキヤ、オスマンガズィ、カイセリ、ギョクス地域それぞ 全文をよむ

2010-12-24 クルド語で説教のモスク、大賑わい―シュルナク県 (Radikal紙)

シュナルク県のある村では、毎週の金曜礼拝でボランティアの(=宗務庁による任命者ではない)イマームがクルド語でフトゥバを読み、説教をしている。説教を聞くために、周辺地域から人々がこの村を訪れている。      ジズレへ約4キロメートルのところにあるナラ・イスハク村で毎週金曜日にボランティアのイマームがクルド語でフトゥバを読み、説教をしている。クルド語の説教を聞くために、毎週ジズレから人々が訪れている。      人々はクルド語の説教をより理解すると明かすサイト・ロヴァナスさんは、「説教をよく理解す 全文をよむ

2010-12-19 社会保障機構(SGK)から女子に朗報 (Radikal紙)

(2008年の)「新社会保障法」の施行時に、父か母の扶養者として社会保障の対象となっていた女子は、結婚や就職でその権利を失っても、離婚や退職をした場合、ふたたび公共医療サービスを利用できることとなる。      現在審議中の「トルバ法案」による法改正により、現行の「新社会保障法」で社会保障の権利を失った人が救済される。「新社会保障法」が施行された2008年10月1日付で、父か母の扶養者として社会保障の対象となっていた女子は、結婚や就職でその権利を失っても、離婚や退職をした場合、ふたたび公共医療サ 全文をよむ

2010-12-19 パブ(ビラハーネ)に投石 (Milliyet紙)

トゥンジェリで自称「民主的諸権利のための連合」というグループが、市内のパブで女性がウエートレスとして働かされていることはモラルの崩壊をもたらし、またこの女性たちが売春をしているとして抗議デモを行った。      サナト通りに集まった、ほとんどが女性からなる約2,000人がプラカードと横断幕を開き、女性ウエートレスを働かせているとされているパブの前までスローガンを掲げて拍手と笛をならしながらデモ行進した。   ここでデモ隊と店の経営者との間に衝突が発生した。何人かのデモ参加者がパブのガラスを壊した 全文をよむ

2010-12-19 マラシュ惨殺の追悼式典で緊張の一幕 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュにて1978年に起き、111名の死者を出した事件の32周忌を追悼するために、アレヴィー・ベクタシ連合によって追悼式典が行われている最中、(手の指で)「灰色の狼」を表すジェスチャーをした集団が式典会場に行進してきたため、会場の緊張感を高めることとなった。警察が警戒態勢をとる中しばらく騒ぎが続いた後、式典は時間を短縮して閉会し、追悼式典を行った人々もその場を離れた。この間、カフラマンマラシュ事件の第一の被告人であるオッケシュ・シェンディレルも、式典会場での騒動を県知事府の向かい側に 全文をよむ

2010-12-19 ディヤルバクルの自動車運転免許試験で不正 (Zaman紙)

ディヤルバクルで昨日行われた自動車免許の試験で、回答を携帯電話のメッセージとして受けとった7人が逮捕された。      監督官は事件を報告書に記載し、警官は、容疑者逮捕にふみきった。      事件はディヤルバクルのシェヒトリキ地区のユズンジュユル初等教育学校で行われた試験でおきた。試験の最中に7人が身に着けていた携帯電話でメッセージを受け取った。メッセージの着信音に気付いた監督官が、机の間を歩くと、一部の受験者がメッセージを読んでいるのを目撃した。携帯電話を没収して調べると、試験問題の回答が書 全文をよむ

2010-12-14 喪の花輪のはずが・・・―公務員組合連合、年金法案への抗議からぶり (Radikal紙)

公務員組合連合(KESK)の組合員達が、年金法案への抗議のために集まった。彼らは喪の花輪を発注し、それを公正発展党(AKP)の県支部の建物の前に置く予定であった。しかし、花屋は彼らに「鮮やかな」サプライズを行った。      クルクカレ県発―KESKのクルクカレ県支部の一部のグループが、トルコ大国民議会で審議中の「トルバ法案」に抗議した。      クルクカレ・ヒュセイン・キャフヤ公園に集合したKESK加盟の労働組合の組合員達は、スローガンを唱えながら、公園の向かい側にあるAKPのクルクカレ県支 全文をよむ

2010-12-14 新婚夫婦「因習」殺害事件、悲しみの葬儀―「そんな因習はない」の声 (Radikal紙)

イスラム教徒の花婿とアルメニア人の花嫁を殺害した花嫁の兄は、「因習」を口実にした。アルメニア人たちはこの事件で「こんな因習はない」と話した。      「二人は互いに本当に愛し合っていた。そして結婚した…」息子の棺を肩にのせて運ぶ際に父ムラト・ヴラル氏は、息子ゼケリヤさんと嫁のソネイ・ヴラルさんの、最後は死とともに終わってしまった愛の物語をこのように述べた。   29歳のゼケリヤさんはバトマン(トルコ南東部)出身で、アラブ系家族の息子だった。売り子として始めた宝石屋の仕事を軌道に乗せ、宝石商店街 全文をよむ

2010-12-13 イスラム暦ムハッラム月10日を「アーシューラ休日に」―民族主義者行動党提案 (Milliyet紙)

民族主義者行動党(MHP)イスタンブル選出のアティラ・カヤ議員は、毎年イスラム暦のムハッラム月10日に当たる日を「アーシューラーの日*」として公式な休日に制定することを提案した。      カヤ議員がトルコ大国民議会(TBMM)に提出した法改正案は、「国民の祝祭日及び通常の休日に関する法」にさらに1項を追加することを提案している。この改正案に従えば、毎年、宗務庁が発表するイスラム暦ムハッラム月の10日目を「アーシューラーの日」と呼び、公式な休日として制定することになる。      提案書では、ト 全文をよむ

2010-12-13 トルコ全土で、天候大荒れ (Yeni Safak紙)

沿岸部では雷を伴う大雨が明日まで続き、地中海地方と中部黒海地方では水曜日まで暴風が続くと予想されている。      国家気象総局から発表された気象注意報によると、北エーゲ海地方の南部と南西部、南エーゲ海地方、夕方過ぎからは西部地中海地方、明朝以降は中部黒海地方の西部と南西部が、激しい暴風に見舞われるだろう。暴風はエーゲ海地方では今日の夜半過ぎに、地中海地方と中部黒海地方では水曜日に止むと予測されている。      気象予報によると、沿岸部では雨や大雨に、内陸部では雪まじりの雨や雪になるだろう。午 全文をよむ

2010-12-12 アフメト・カヤ追悼 (Milliyet紙)

友人たちは、10年前にパリで亡くなったアフメト・カヤのために一堂に会した。リュトゥフィ・クルダル・ホールにはカヤの歌が響いた。      ■「彼を差別する発言はなくなった。さあ、声を大きく!」      昨日(11日)、リュトゥフィ・クルダル・ホールのロビーに足を踏み入れた人々は、こう書かれたパネルに迎えられた。彼とはアフメト・カヤのことである。10年前の12月11日、パリで、いつの日か祖国に戻ることを夢見ながらその生涯を閉じたアフメト・カヤ。   パネルの上には、1999年付の、アフメト・カヤ 全文をよむ

2010-12-11 イスタンブル・アタテュルク空港に遅延防止の新対策 (Hurriyet紙)

アタテュルク空港で発生している離着陸遅延を最小限に抑えるために新たな対策の実施へ準備が進められている。      アタテュルク空港はヨーロッパで最も混雑した空港のひとつで、一時間に40機の離着陸が可能であるが、ここで発生している離着陸遅延を減らすため、新システムの導入が決まった。      現在の離着陸能力を、安全に、効率良く、かつ最大限に発揮するために、離着陸が最も多く行われている05及び35R滑走路でシステム試用が行われ、その結果、『滑走路選択システム』の導入が決定された。      本シス 全文をよむ

2010-12-10 キリスト教徒の墓の移転騒動に、大臣らから謝罪 (Hurriyet紙)

ムーラ県ボドルム市で亡くなったカナダ人元外交官ハンス・ヒンメルバッハさんの埋葬から1週間後、近隣の墓の所有者らが「(ハンスさんが)キリスト教徒だ」という苦情を申し立てたため、墓を別の場所へと移した。このことが大きな反響を招いた。ボドルム市のトルバに住む元外交官の妻、イルクヌール・ヒンメルバッハさんに対し、今日(10日)エルトゥールル・ギュナイ文化観光相を含めた多くの人々からお悔やみの電話がかけられた。大勢の人が訪れて哀悼の意を述べ、ハンス・ヒンメルバッハさんの墓に花を手向けた。      この反 全文をよむ

2010-12-09 トルコ国歌「独立行進曲」、公共物指定手続き完了 (Milliyet紙)

トルコ国歌である独立行進曲が、第5846号の思想作品及び芸術作品に関する法において保護されている知的財産権を有するものではないとする閣議決定が、昨日(8日)官報に掲載され、施行された。      決定によると、独立行進曲は、第5846号の思想作品及び芸術作品に関する法律において守られている知的財産権を有していない。つまり個人及び法人格、組織、機関、団体が独立行進曲を複製すること、広めること、形象や象徴、音声や画像などの手段を含むあらゆる表現・伝達に用いることにおいて、その対価を要求することはでき 全文をよむ

2010-12-08 マルマラ海で鮭の謎?―養殖場の事故でした (Milliyet紙)

ヤロヴァの漁師たちはここ数日、網にかかっている鮭を前に驚愕している。実施された調査の結果、アダラルの養殖場の囲いが破損したため3万匹近くの鮭がマルマラ海へ流れ出たことがわかった。   ヤロヴァではこの1週間、海に出た漁師たちが網を鮭でいっぱいにして戻ってきている。沖合に住み、トルコでは養殖場で養殖されている鮭の出所を不思議に思ったヤロヴァ漁業組合会長エルダル・トカラク氏は、この件を県農業総局へ報告し調査を要求した。      ■1ヵ月以内に捕獲される      トカラク氏は、25年間マルマラ海で 全文をよむ

2010-12-05 環境汚染を理由に村人たち鉱山を襲撃 (Hurriyet紙)

ブルサのウレイル村の住民は、玄武岩を採掘する鉱山が周囲に被害をもたらしているとして、鉱山に詰めかけ機械を焼いた。   ブルサからヤロヴァに通じる道路を封鎖しようとした村人たちを、オルハンガーズィ郡長とガルニゾン司令官と警察署長らが説得した。   ブルサのオルハンガーズィ郡で鉱山に反対する村人たちが、機械に火を放った。ウレイル村の住民は、村で採掘許可を得ている玄武岩鉱山が環境汚染の原因であるとして反発を示していた。鉱山で昨日作業が開始されたのを見た約100人のグループが機械を燃やした。住民たちは、 全文をよむ

2010-12-01 アルメニア人社会で、新総主教選出騒動―5000人署名 (Zaman紙)

病気のアルメニア総主教メスロプ・ムタフィヤンの後任者が選出されないことに反発を示した信徒達は、5千人の署名と共に総主教選挙権の返却を求めた。      自らを「総主教選出を望むイニシアチブ」と名乗る団体は、「私たちの目標はアルメニア人社会が、(自分たちにより)選出された宗教指導者を獲得するために、様々な障害物を取り除くことである」と述べた。      「総主教選出を求めるイニシアチブ団体」は、総主教メスロプ・ムタフィヤンⅡ世が病に臥したのち、政府に新しい総主教選出を申し出た。しかし、総主教は死亡 全文をよむ

2010-11-30 試験場で混乱―スカーフ着用者の公務員試験受験許可、不徹底 (Milliyet紙)

ウナル・ヤルマアン氏が大学入試センター(ÖSYM)会長を辞任後、新会長に就任したアリ・デミル氏は、一昨日(28日)に実施された中等教育修了者を対象とした公務員試験(KPSS)にて、スカーフ着用の受験者を試験場に入場させなかった責任者に指示をだすために(試験会場となった)高校に行き、文書通達による受験規則に違反する形で、受験者を一時間遅れで試験場に入場させた。試験会場責任者の教師はその職務から外された。      政府の支持を得て、大学でのスカーフ着用に道を開いた高等教育機構(YÖK)であるが、こ 全文をよむ

2010-11-28 イズミルでヌルスィーの展覧会をめぐりひと悶着 (Milliyet紙)

共和人民党イズミル支部は、イスタンブル科学文化財団がバルチョヴァ温泉施設のセミナーサロンで開催した「光の書簡の誕生と出版の歳月―ベディウッザマン展覧会」に反感を示した。      共和人民党イズミル支部長ルファト・ナルバントオールは、県特別行政体が所有するバルチョヴァ温泉施設で行われた「光の書簡の誕生と出版の歳月―ベディウッザマン展覧会」に関して次のように話した。      「特別行政体が所有するバルチョヴァ温泉施設の利用予約の段階で、同施設にどんな目的で利用するかについて提出された情報以外の事 全文をよむ

2010-11-28 トルコはふつうになってきている (Zaman紙)

3人の上級軍人が大臣らにより罷免されたことで、「トルコは普通になってきているか?」ということが議論されるようになった。普通になるとはどういうことか、我々が普通になったというなら、それは社会生活の中でどのような形で目にすることができうるのか?その答えは、民主主義国家や先進国では、民間人は軍のことを知らないという事実のなかに、見出すことができる。      では、トルコの現状はどうだろう?その答えを、民主主義国家と比較しながら、街なかで探した。さて、「普通になっている」という兆候は見つかるだろうか? 全文をよむ

2010-11-27 ビュユクアダ島の孤児院、ギリシャ正教会総主教の財産へ移管手続き完了 (Yeni Safak紙)

ビュユクアダ島の孤児院を総主教座へ移管するための手続きが全て完了した。一方フェネル・ギリシャ総主教座の弁護士ジェム・ムラト・ソフオール氏は月曜日(11月29日)に権利証書を受け取り、バルトロメオス総主教に渡す準備をしている。      ソフオール弁護士はこれに関してイフラス通信社(İHA) に説明を行い、「財団総局は2005年に、かかる孤児院の登記上の所有者であるビュユクアダ少年孤児院財団へ所有者変更するための訴訟を起こした。2005年6月に結審した裁判の結果所有権は同財団に移された。私たちもこ 全文をよむ

2010-11-26 アイドゥン国務相、トゥンジェリでアレヴィー派集会へ出席 (Yeni Safak紙)

メフメト・アイドゥン国務大臣は、トゥンジェリでの「アレヴィー派集会」に出席後、友愛のメッセージを送った。      トゥンジェリ文化センターでメフメト・アイドゥン国務大臣の出席のもと、トゥンジェリ大学の2010-2011年度の開始と新しい講義棟の落成式が行われた。ヴァルヴァラダンスチームの上演とともに行われた落成式でアイドゥン大臣は、トゥンジェリとビンギョルの両県知事、そしてトゥンジェリ大学学長のドゥルムシュ・ボズトゥ教授とともに新しい講義棟のテープカットを行った。20名を超える大学学長が参加し 全文をよむ

2010-11-25 イスタンブル広域市議会、危険ビル解体を含む耐震計画案承認 (Yeni Safak紙)

イスタンブル広域市(İBB)議会は、耐震性のないビルの取り壊しを承認した。これにより住民の了承のもと、ゼイトゥンブルヌ区からファーティフ区、カドゥキョイ区からアヴジュラル区にかけて都市大改造が始まった。      イスタンブルは大地震の発生に備えている。İBB議会は、世界最大級の都市改造計画の最初の一歩を踏み出した。議会は、耐震性のないビルの解体を承認した。İBB議会は、先日の会議で都市改造計画を検討していた際、以前実施された耐震検査で評価の低かったビルの解体を満場一致で賛同した。İBB議会の承 全文をよむ

2010-11-24 トルコから北イラク・クルド自治区への大学進学、失望広がる (Radikal紙)

クルド語での大学教育を期待して(北イラクの大学へ)入学したトルコ国籍の生徒は厳しい事態に直面している。      トルコにおいて母国語での教育論争が、「人権の一部である、そうあるべきだ」、「国を二分してはならない」と両論にわかれる昨今、トルコの南にある北イラク・クルド自治政府での教育はクルド語で行われている。さらに、ダフーク、アルビル、スレイマニイェでは大学でもクルド語で教育が行われ、トルコからの入学も認めるという。これらのクルドの大学がトルコからの入学者を最初に受け入れたとき、その期待は大きか 全文をよむ

2010-11-23 漏えい疑惑後再開の公務員試験、透明な水のみ持ち込み許可 (Radikal紙)

大学入試センター(ÖSYM)は、11月28日日曜日に、高校と短大卒業者を対象に行われる公務員試験(KPSS)において、受験者の透明なボトルに入った水の持ち込みを許可した。      2010年7月に実施された公務員試験における試験問題漏えい疑惑により、延期されていた試験のうちの一つで、二年に一度の公務員試験の高校及び短大卒業者対象試験が行われる。日曜日(28日)に行われる予定の公務員試験は、2百万人の高校卒業者と約50万人の短大卒業者が受験し、午前と午後の二つの時間帯に分けて実施される。     全文をよむ

2010-11-21 チュクロヴァで地震続発 (Radikal紙)

地球物理技師協会アダナ支部長メリフ・バキ氏は、チュクロヴァにおいて、ここ3日間で100回以上の地震が起こったと述べた。      バキ氏は、メルスィン、アダナ、オスマニイェでここ3日間大規模な地震活動があったと述べた。この地域で多くの地震が観測されていることを強調したバキ氏は、「これらの地震はいまだ続いており、その規模は、震度2.6から3.7の間で変化している。これらは、断層の発達や亀裂といった動きによるものである。またこれは、「群発地震」と言われるものである。我々は犠牲祭の間、この動きを追跡し 全文をよむ

2010-11-21 来土する作家ナイポールにトルコ文学界から様々な反応 (Milliyet紙)

ノーベル賞作家、V.S.ナイポール氏が、11月25日~27日にかけて開かれるヨーロッパ作家議会の開会挨拶のためにイスタンブルに招待されたことに対して、(ナイポール氏が)イスラムとムスリムを見下したとの理由で、幾人かの作家たちは厳しい表現を用いて反発を示した。      文学界は、新たな議論を展開している。その発端は、ノーベル賞作家、V.S.ナイポール氏が11月25日~27日にかけて開催されるヨーロッパ作家議会で開会挨拶をすることである。文化芸術交流協会が決定し、2010年イスタンブル・ヨーロッパ 全文をよむ

2010-11-19 海水浴可能です―ボドゥルム33度、アンタリヤ・ケメル37度! (Milliyet紙)

ムーラ県ボドルムへ、クルバンバイラム(犠牲祭)後の休暇を過ごすべく訪れた人々は、夏に戻ったかのような気候を楽しんだ。ボドルムでは、最高気温が33度まで上がった。ボドルムでは海水温度が24度となり、訪れた観光客はビーチに押し寄せた。桟橋から海へと飛び込み、何時間もの間海水浴を楽しむ観光客でにぎわいを見せた海水浴場は、さながら夏のワンシーンを思い起こさせた。クムバフチェとパシャタルラスのビーチは観光客の姿で埋まった。       ダイアモンド・オブ・ボドルムホテルのビーチで日光浴と海水浴を楽しむ観 全文をよむ

2010-11-19 テレコミュニケーション通信庁、アク禁理由リスト発表―「アタテュルク侮辱」は8% (Hurriyet紙)

テレコミュニケーション通信庁(TİB)のフェトヒ・シムシェキ長官は情報連絡センターに寄せられた20万件以上の通報のうち、64パーセントがわいせつ物、13パーセントが児童の性虐待、10パーセントが売春、8パーセントがアタテュルク侮辱罪といった項目に基づいて行われたと明かした。      シムシェキ長官は説明の中で、第5651号法により設立され、テレコミュニケーション通信庁(TİB)に属するインターネット管理局は、活動を正式に始めた2007年11月23日以来、法で定められたその職務において成功を収め 全文をよむ

2010-11-18 珍しい、変わった名前、大流行―トルコ人の名前様変わり (Zaman紙)

昔は子供に祖父母の名前が付けられていたが、この伝統はもはや失われはじめた。両親らは子供に一般的な名前を付ける代わりにユニークで、人とちがった名前を付けることに必死だ。      各家庭では、名前に、いい意味をもつ単語ではなく、注目を集める単語を使おうと、辞書やインターネット上のサイトから「今まで付けられたことがない、聞いたことがない名前」を見つけようとしている。2ヶ月の娘に「好機」の意味をもつ「タリア(Talia)」という名前を付けたアルカン一家はこうした家庭のひとつにすぎない。ありふれた名前は 全文をよむ

2010-11-18 犠牲祭3日目で国内羊は完売、輸入羊、売れ残り (Zaman紙)

犠牲祭3日目、国内ヒツジはほぼ完売。しかし、輸入ヒツジはというと値下げしても買い手がつかない。      犠牲祭の3日目になっても輸入ヒツジは国民にそっぽを向かれている。国内ヒツジは、犠牲祭初日から売れているのに対し、輸入ヒツジは値下げしても買い手が見つからない。      エスキシェヒル出身の犠牲用羊を商うメフメト・ケスキン氏は、オーストリアから400頭のメリノ種ヒツジを買い付け、(イスタンブルの)カスムパシャにあるクルバン(犠牲)市場で売捌こうとした。彼は、アナトリア通信(AA)の記者に対し 全文をよむ

2010-11-17 高齢トルコ人メッカ巡礼者中の死者、35人に (Zaman紙)

巡礼のためにメッカやメディナを訪れた人々のうち、35人が命を落とす事態となった。巡礼の行を実行しようとする巡礼者たちのうち、16人が心臓発作や肺不全などで死亡した。これまでの死者数は35人に上っている。      メッカで死亡した16人は下記。   ラフェト・ビュユクチェレビさん(85)、ハジェル・クズルアルスランさん(60)、シェッキロ・サルタンさん(77)、アリ・オルハンさん(84)、ゾフレ・エルタシュさん(64)、メフメト・アッバスギルさん(84)、ハサン・チョバンオールさん(57)、ハイ 全文をよむ

2010-11-16 エルドアン首相、修復終わったスレイマニエ・モスクでバイラム礼拝 (Zaman紙)

国務大臣兼副首相のビュレント・アルンチ氏は、修復工事が完了したスレイマニエ・モスクを、復元させることができ、光栄に思っていると述べた。      同氏は、ワクフ総局により修復作業が完了したスレイマニエ・モスクの開所式でスピーチを行い、イスタンブルの真珠であり、建築家スィナンの最大の作品の一つであるスレイマニエ・モスクが修復され、そこで初のバイラム礼拝を行い、神に感謝したと述べた。      皆のバイラムを祝福したアルンチ氏は、皆が健康で、さらに多くのバイラムを過ごせるよう願った。昨日、エディルネ 全文をよむ

2010-11-16 民族派、アヤ・ソフィアでバイラム礼拝決行の報に、厳重警備 (Milliyet紙)

アヤソフィアの前で、バイラム礼拝      (民族右派の)アルペレン協会が、アヤ・ソフィアでバイラム礼拝を行うと発表したのを受けて、警察は早朝からアヤ・ソフィア周辺において広範囲な厳重警備をしいた。      早朝5時より、アヤ・ソフィア博物館は、まるごと鉄のバリケードの警備に囲まれた。博物館の前には、複数の機動隊部隊とTOMAとよばれる装甲車も待機した。礼拝時間が近づくにつれ、アヤ・ソフィアの前に集まり始めたアルペレン協会のメンバー達は、セジャーデ(礼拝用の絨毯)を手に抱え、礼拝時間を待った。 全文をよむ

2010-11-15 犠牲祭(クルバン・バイラム)入門 (Zaman紙)

いよいよ明日から犠牲祭だ。何日も前から行われてきた準備は整い、明日、何十億人ものムスリムがアッラーの御心に適うよう犠牲を捧げるだろう。      ムスリムは、「アッラーに近づく」という意味を持つクルバン(犠牲)により自己の欲から解放され、富への執念を退ける。ただアッラーの満足や喜びのために、アッラーの命に従って、犠牲として動物を屠る。「動物たちの肉も血もアッラーには決して届かない」ということを、しかしその根底にあるアッラーへの篤信のみが神へと届くということを知っている。クルバンとは、自己犠牲であ 全文をよむ

2010-11-14 エルドアン首相、バングラディシュでトルコ人学校を訪問 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、バングラデッシュ訪問の最後に1996年に作られた550人の生徒が教育を受けている国際トルコ希望学校(注)を訪問した。      エルドアンは、ここで「何千キロも遠いが心情的にはとても近いこの地で、あなたたちと一緒にいることに感動しています。学校の建設に携わりここに貢献した全ての人々と子供たちを目の前にし、皆さんを祝福します」と述べた。      学校の訪問すると花で迎えられたエルドアン首相は、学生たちに「元気ですか」という質問を向けた。その後、学校の庭で行わ 全文をよむ

2010-11-13 KCK裁判に反発の平和民主党、クルド語使用拡大戦略はじまる (Milliyet紙)

ディヤルバクルで継続中のクルディスタン社会連合(KCK)裁判において裁判長がクルド語を「不明な言語」と裁判記録に表現したことに反発し、クルド語使用拡大戦略を開始した平和民主党(BDP)が、活動範囲を広げつつある。      平和民主党の先導により、会社にクルド語の看板をさげることなど生活のあらゆる面でクルド語を使用するための一連の決定が行われた中、クルド語運動は同党の中央運営委員会で話し合いの末、承認された。      これらの決定事項を速やかに実行に移すことも確認された。クルド系政党の権利自由 全文をよむ

2010-11-11 「アタテュルク死亡時刻のサイレンへ敬礼」写真の靴磨き少年、そのドラマ (Radikal紙)

 ゾングルダクで行われたアタテュルク追悼式典中に靴を磨き、9時5分にサイレンが鳴ると同時に、立ち上がり敬礼をしたことで話題となった16歳のアイクト・ケスキン君について、1年前に母親が家を出て再婚し、父親もイスタンブルへ行ってしまったため、学校には行かずに靴磨きを始めたことが分かった。新聞などで自分の写真を見て非常に嬉しく思ったと話すケスキン君は「みんな僕について話している。嬉しくて胸がいっぱいになった」と述べた。      昨日、ゾングルダク県庁前のアタテュルク記念碑において、アタテュルク72回 全文をよむ

2010-11-11 バルダクオール宗務庁長官、罷免 (Milliyet紙)

宗務庁長官として7年のあいだ任務を行っていたアリ・バルダクオール教授が罷免された。ファールク・チェリキ国務相は、「宗務庁の構造は大きく変わります。この決定はその計画の一環として行われました」と語った。      アリ・バルダクオール宗務庁長官が、7年のあいだ務めた長官職から罷免された。バルダクオール氏の後任者として、同庁の副長官を務めていたメフメト・ギョルメズ教授が就任した。今回の人事異動は、本日11日に行われる記者会見によって公に告知される。ここ最近の「スカーフ(トゥルバン)」や「犠牲獣(クル 全文をよむ

2010-11-09 52頭の羊、「集団自殺」―エルズィンジャン (Radikal紙)

エルズィンジャンで、岩場を通る際に150メートルの崖から落ち、52頭の羊が死んだ。      エルズィンジャン市中央から7キロのバシュプナル村で暮らすメフメト・ギュンさんの息子13歳のアービディン・ギュン君は、父が所有する羊を群れをクズラル城近くで放牧してのち、夕刻、家に戻ろうとした。      しかし、その途中で、岩場を通る際に150頭のうち52頭が、暗闇のなか、150メートルの落差のある崖から落ちた。この結果、52頭の羊が死んだ。羊の持ち主であるメフメト・ギュンさんは、墜落現場にきて、状況を 全文をよむ

2010-11-08 公務員の犠牲祭休暇、9日間に (Hurriyet紙)

政府報道官のジェミル・チチェキ国務大臣兼副首相は、勤務が不可欠な職員を除き、国家公務員に対し11月15日月曜日の正午までを公的休暇と認めると発表した。      ジェミル・チチェキ副首相は、閣議ののち会見を行なった。チチェキ副首相は、トルコ国民及びイスラム世界の祭日であるクルバン・バイラム(犠牲祭)を祝い、国家公務員が犠牲祭前日の正午まで勤務することに関し、「勤務が不可欠な職員を除き、本来11月15日月曜日の正午までを公的休暇と認める。行政機関では以前にもこのような決定を行なったことがある」と述 全文をよむ

2010-11-07 イスタンブル弁護士協会、新会長決まる (Radikal紙)

イスタンブル弁護士協会の会長選出が終了した。同協会の新会長には、ガラタサライ大学教員であるウミト・コジャサカル教授が選ばれた。      イスタンブル弁護士協会の選挙にて、「原則重視現代弁護士グループ」のメンバーであるウミト・コジャサカル教授が会長に選出された。金角湾会議センターにて、イスタンブル弁護士協会常任理事会の中で行われた選挙では、2万6千97人の弁護士の内、1万9千816人が投票した。      「原則重視現代弁護士グループ」が2名の候補者を推薦した選挙では、すべての投票が済んだ後に開 全文をよむ

2010-11-07 メッカに向かう巡礼客、濃霧のため空港で足止め (Zaman紙)

アタテュルク空港ではジッダへ向かう予定の約90人の巡礼参加者がパスポートを持って来るはずの担当者が霧のためにイスタンブルに来れず、サウジアラビアに行けなかった。      伝えられるところによれば、信仰上の義務を実践するため、夜中にジッダに向かうためにアタテュルク国際空港にやって来た90人の巡礼客はパスポートがカイセリにあるため聖地へ行くことができなかった。      ターミナルで11時間待ち続ける巡礼客は、パスポートを持ってくる巡礼団長が濃霧のためにカイセリ発の飛行機が欠航になり、イスタンブル 全文をよむ

2010-11-07 アレヴィー派団体、「宗教教育」に抗議の24時間座り込み (Radikal紙)

カドゥキョイにおいて、ピール・スルタン・アブダル文化協会(PSAKAD)の主導で集ったアレヴィー組織や政党、市民団体のメンバーが、「身分証明書の宗教欄の撤廃と、必修宗教科目の廃止」を目的としたデモを行った。ミュージシャンなども参加したこのデモでは24時間におよぶ座り込みも始められた。      大型ショッピングモール、テペ・ナトリウス前、午後12時に、ピール・スルタン・アブダル文化協会(PSAKD)、アレヴィー・ベクタシ連盟(ABF)、自由団結党(ÖDP)、トルコ共産党(TKP)、被抑圧者社会主 全文をよむ

2010-11-06 イスタンブル濃霧、ボスフォラス海峡の船便とまる (Yeni Safak紙)

イスタンブルでの濃霧の影響でボスフォラス海峡の船便が運行を見合わせた。サービハ・ギョケチェン空港では航空便の混乱が続いている。      イスタンブルの濃霧により、陸上と海上と両方の交通に影響が出ている。      イスタンブル船舶運輸協会が書面によって行った発表によると、イスタンブルのボスフォラス海峡は視界不良のため18時20分に船便の運行を見合わせた。      サービハ・ギョクチェン空港でも霧の影響で混乱が続いている。その日霧のため着陸できなかった17便は、アタテュルク空港や他の空港にむか 全文をよむ

2010-11-05 国防相、「契約兵士」採用を検討中 (Radikal紙)

ヴェジディ・ギョヌル国防大臣は、契約兵士に関する調整は継続中であると述べ、「これは職業軍人化に向けた重要な一歩である」と語った。      ギョヌル国防相は、トルコ大国民議会(TBMM)の国家予算委員会で、国防省の2011年予算に関して国会議員らの質問や意見に答弁した際、契約兵士に関しては検討中であると語った。      ギョヌル国防相は、同委員会の会合の後新聞記者らの質問に答えた。そして契約兵士に関して、明確な契約期間が定められるのかどうかという質問に対しては、「まだ法律が政府に提出されたわけ 全文をよむ

2010-11-05 世界が注目、ネヴシェヒル市の「ガンの村」 (Milliyet紙)

ネヴシェヒル市トゥズキョイで暮らす人々が、世界のメディアから注目を集めている。村のいたるところで使われている建築石材に含まれる「エレオニット」という発ガン性物質が、30年間で何百人もの村人を癌にしたのだ。      人口2350人の村にある2ヶ所の墓地はもういっぱいになってしまった。トゥズキョイはネヴシェヒルで最も古くから人々が居住していた場所の1つである。そこに住む住民たちの30年に渡る癌との闘いが、アナトリア通信によって世界へ発信された。      村に医者がたった一人しかいない、この癌の町 全文をよむ

2010-11-05 「ゆりかごから墓場まで勉強が大事」80歳のコジャクさん、読み書き特訓中 (Yeni Safak紙)

ビトゥリス県のアフラト郡在住で80歳のメンシュレ・コチャクさんは、高齢にもかかわらず、読み書きを勉強するためにアフラト市民教育センターが開講している授業に通っている。      メンシュレ・コチャクさんはアナトリア通信の記者に対し、勉強に年齢は関係なく、生きている限り勉強することが必要だと述べた。以前からずっと読み書きができるようになることが唯一の望みであったと述べ、毎日かかさず町で開かれる読み書き教室に通っているとした。      コチャクさんは次のように話した。      「80歳で、5人の 全文をよむ

2010-11-04 義務教育1+4+4+4制へ (Yeni Safak紙)

第18回国民教育会議総会にて、義務教育の1+4+4+4の13年制への移行が賛成多数により承認された。      第18回国民教育会議では、教育分野の2023年ビジョンが討議された。同会議では、様々な議題が取り上げられ、各委員会の決議について総会で本日も引き続き議論された。      総会では、国民教育省のニメット・チュブックチュ大臣が議長を務めた。       総会において、「初等・中等教育の、中等教育の普及」委員会での決議が検討された。      委員会の決議として総会に上程され、討議された項 全文をよむ

2010-11-03 義務教育期間13年へ延長へ―第18回国民教育会議終了 (Hurriyet紙)

第18回国民教育会議で、義務教育期間を、高校を含め13年に延長すること、初等教育学校における義務教育は(2006年)以前のように前期(小学校)5年・後期(中学校)3年とすること、中等教育では進級制度の代わりに授業単位制度を導入し、学校の早期卒業を可能にすること、1週間の授業時間を減らし、休み時間を延長するなどが委員会で決定された。      「初等教育と中等教育の強化、中等教育への就学確保」という問題を話し合った委員会は、報告をまとめた。      委員会では8年間の義務教育について議論がなされ 全文をよむ

2010-11-02 YouTube、解禁72時間でまたアクセス禁止? (Hurriyet紙)

アンカラ第11簡易刑事裁判所は、デニズ・バイカル氏に関わるものといわれる映像が載っている動画共有サイト、YouTubeへのアクセスを禁止する判決を下した。テレコミュニケーション通信庁は、YouTube(管理者)に問題となっている動画を削除することを求め、実行されなければ、サイトの解禁が取り消されることになると明らかにした。      バイカル氏の弁護士は、依頼人のものとされる映像がYouTubeのサイトに載せられていることを受け、この映像へのアクセスを禁止するようアンカラ共和国検事局へ訴えた。  全文をよむ

2010-11-02 がん患者へ、無料・無制限で「鎮痛剤」処方許可 (Radikal紙)

がん患者は健康保険の有無に関わらず、一部の鎮痛剤が、無料で処方されることになる。      法令第4736号第1条第1項の規定を免除される者の選定に関する「2002年1月28日付政令の附則における改正に関する決定」の施行に関する閣議決定が、官報に掲載された。これによると、がん患者達は、社会保障のあるなしにかかわらず、第1種、第2種、第3種医療機関において保健省によって提供される以下の鎮痛剤を無料で処方してもらうことができるようになる。MS(モルヒネ硫酸塩)コンティン・タブレット、MSイミディエイ 全文をよむ

2010-11-01 近づく犠牲祭、誤った羊の切り方に1700リラの罰金 (Zaman紙)

犠牲祭での誤った行為を防ぎたい宗務庁は、重大な決断をした。      宗務庁は、以前の通知書では規則に従わない者たちが支払うべき罰金の額を明らかにしていなかったが、今年は罰金に関して詳細な発表をおこなった。これによれば、路上で動物を屠殺した者に250リラ(約1万4300円)、動物を虐待した者と屠殺規則に沿わない者に686リラ(約3万9000円)が課せられる。屠殺の免許がなく屠殺を行った場合は1716リラ(約9万8000円)の罰金となる。上記罰金の扱いは、内務省、農業村務省、環境森林省、自治体とに 全文をよむ

2010-10-31 公務員教育職試験、実施 (Yeni Safak紙)

公務員選抜試験(KPSS)の問題漏洩事件で無効とされ、新たに準備された公務員教育職試験が、31日午前9時半に開始された。      大学入試センター (ÖSYM)によって、試験はトルコ国内の81の県庁所在地と北キプロス・トルコ共和国のレフコシャで行われている。合計931の建物の、1万2647の会場で実施された試験を、教職志望の29万4909人が受験している。試験の実施にあたっては、警備員を除く4万800人の大学入試センター職員が対応している。      設問数は120で、試験時間は150分である 全文をよむ

2010-10-30 イスタンブル市、60階建て市庁舎建設へ (Radikal紙)

■イスタンブル市の60階建ての新市庁舎をご存知ですか?      2大陸にまたがり、人口1600万を擁する、世界で最も重要な都市の一つであるイスタンブル。その市政を50年間治めてきたイスタンブル広域市庁舎がこのたび移転する。      ■ヒュッリイェト紙ファトマ・アクス記者の取材      建設計画の変更は、イスタンブル広域市議会で今月(2010年11月)、全会一致で承認された。新たな計画によると、ファーティフ区サラチハーネ地区の本庁舎、メルテル地区の支部庁舎が、建築家エルオール・クズバシュオー 全文をよむ

2010-10-30 YouTube、解禁! (Hurriyet紙)

2008年5月からアクセス禁止状態だったユーチューブの解禁は間もないと言われていたが、ついに、実現する。      裁判所が解禁の決定を下し、動画共有サイト・ユーチューブへのアクセス禁止解除が決定された。      入手した情報によれば、アンカラ共和国首席検事局メディア犯罪捜査室のキュルシャト・カイラル検事は、警察総局情報犯罪室長に対して文書を送り、ユーチューブへのアクセス禁止の原因となっていたアタテュルクを侮辱する内容の4件の動画が、削除されたのかどうかを尋ねた。      カイラル検事は、警 全文をよむ

2010-10-29 禿げていると、警察官に採用されない!―警察新採用基準 (Radikal紙)

警察官候補に求められる身体特徴に新基準が導入された。なぜならば記憶に残りやすい外見をもたない人物が必要だからだ。例えば、今後は頭の上の方が半分禿げている者、あるいは頭頂部が禿げている者は警察官に採用されない。      警察官は簡単に記憶に残る身体的特徴を持っていないことが必要である。警察総局はこの目的で、警察官候補に求められる身体的特徴を新たに定めた。 新しい採用基準によれば、頭の上の方が半分禿げている者、頭頂部が禿げている者は、警察官には採用されない。      警察総局は、髪型に関する分類 全文をよむ

2010-10-28 スカーフ着用の小学生、授業を受ける (Radikal紙)

ヴァン県にあるヴァリ・ミトハト・ベイ小学校の5年生で12歳のE.S.さんはスカーフを着用して登校したため、昨日、授業への参加を許可されなかった。今朝、父親のメムドゥフ・ソンメズさんと一緒に登校したE.Sさんは、スカーフを着用して整列に加わり、他の生徒たちと一緒に「生徒の誓い」を元気に読み上げた後、校舎の中に入って行った。      父親のメムドゥフ・ソンメズさんはスカーフを着用した娘を登校させても何の問題も無かったと明かした。その一方で、ヴァン国民教育局のアリ・イフサン・サユルル局長は、必要な対 全文をよむ

2010-10-28 巡礼土産は何がいい? (Zaman紙)

巡礼帰りの人を訪問することは、特に子供たちにとってとても楽しみなこと。お土産が貰えるからだ。しかし、昨今こうしたことがエスカレートしている。数珠やナツメヤシの代わりに、真珠やガラス玉がお土産となっているのだ。      お土産の心配をするハッジ(巡礼の義務を果たした人)は、信仰に専心すべき時間を買い物に割いている。巡礼シーズン間近な折り、お土産はどの程度のものがいいのか、神学者で作家のジェミル・トクプナル氏にお話を伺った。      イスラム教徒たちが、人生に一度は実現したいと夢見る義務がハッジ 全文をよむ

2010-10-27 アルメニア教会脇のモスク、取り壊しへ―宗教ツーリズムで村起こし (Radikal紙)

宗教ツーリズムの流れに乗るため、ヴァンのユカル・バクラチル村にある歴史的なアルメニア教会の隣に1997年に建設されたモスクが取り壊されることとなった。      村人は、1997年にイェディ教会の隣に建設されたモスクの取り壊しのための申請を昨年行っていた。県庁と宗務庁が肯定的な回答をすると、村により設備の整ったモスクを建設することが決定され、着工が始まった。モスクは2012年に完成し、礼拝に開放される予定だ。新しいモスクの開所後に古いモスクは取り壊される。村にあるイェディ教会は8世紀~11世紀の 全文をよむ

2010-10-27 ドル札が舞う、クルド系2部族の結婚式 (Radikal紙)

ウミット、アジメ・サトゥジュ夫妻の結婚式で、イゾル部族とブジャク部族がドル札を降らせた。      ウミット・サトゥジュ弁護士は、メルスィンでサディエさんとアイドゥン・サトゥジュ弁護士の間に生まれた息子である。彼の結婚式には、新郎新婦両方の親戚である二大クルド部族のイゾルとブジャクの名士が集結し、そこでドル札が宙を舞った。24歳の花婿ウミット・サトゥジュさんと22歳の花嫁アジメ・アシュトさんの結婚式は、プールの周りで行われ、花火ショーによって開始された。結婚式に続いて、夜はベルダマ・マルディニ氏 全文をよむ

2010-10-26 ギュル大統領、マルディン訪問で4つの言語で歓迎される (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、クルド語教育の認可を受け、「(トルコの)現存言語研究科」が開設されたマルディン・アルトゥクル大学の新学期始業式、及び様々な開会式に出席するために訪問したマルディンにて、トルコ語、クルド語、アラビア語、シリア語のプラカードによって出迎えられた。      ギュル大統領が訪問する前に、公正発展党(AKP)選出のマルディン市長ベシル・アヤンオール氏は、マルディン市内の目抜き通りにトルコ語、クルド語、アラビア語、シリア語にて「大統領閣下 ようこそお越しくださいました」と書 全文をよむ

2010-10-24 教皇庁イスタンブル代表、バチカンのシノドで初めて中東が議題に (Radikal紙)

教皇庁イスタンブル代表のルイス・ペラトーレ司教は、この地域においてアラブ諸国が重要であると述べ、「イスラム教もキリスト教のように多彩な宗教である。トルコにおけるイスラムは独自のものだ。それぞれの国が抱える問題は異なる」と話した。      バチカンでシノド(宗教会議)が開かれ、2週間にわたり中東のキリスト教徒の問題について話し合われ、この地域での衝突や信仰の自由、移民問題などが取り上げられた。      教皇庁イスタンブル代表のルイス・ペラトーレ司教は、バチカンでアナトリア通信に行った説明で、「 全文をよむ

2010-10-24 週市廃止をめぐり混乱―イズミト (Milliyet紙)

週市に店をだす小売商たちが、廃止された土曜市で強引に商売をしようとして、イズミト市の交通を麻痺させた。週市のたつ場所にトラックで入ろうとした小売商たちが道を封鎖すると、警察の介入は厳しくなった。      公正発展党(AKP)のネヴザト・ドアン・イズミト市長は、先週行った発表で土曜市を廃止すると宣言した。これに対し小売業組合の執行部と小売商たちは、週市の廃止に向けた議会の決定はなされなかったとして市長の宣言に従わなかった。昨日(23日)の朝、数百台の車とともに週市の開かれていた場所におしかけて、 全文をよむ

2010-10-22 トルコにも高齢化社会の足音 (Zaman紙)

アクデニズ大学文理学部老年学科長のイスマイル・トゥファン教授はトルコにおける60歳以上の人が現在、人口の10.1パーセントであるとし、来年にはこの数値が10.7パーセント、2014年には14.3パーセント、2020年には20.3パーセントに増加すると予想されていると述べた。      イスマイル・トゥファン教授はオルビア文化センターで開催された第3回「トルコ・ドイツ老年病学・老年学教室」で「トルコにおける老年学発展」について発表を行った。トゥファン教授は、第1次「トルコ老年学研究」から10年にわ 全文をよむ

2010-10-22 環境保護派、歴史的勝利―ダム建設予定のリゼ県イキズデレ渓谷、保護地区指定 (Radikal紙)

トラブゾン文化・自然保護協会は、本日(22日)歴史的な決定を下し、リゼ県のイキズデレ渓谷を自然保護地区と宣言した。これによりイキズデレ、アンゼレ・オヴィト地域で建設が予定されていた22基の水力発電所(HES)プロジェクトが棚上げとなった。この地域を保護地区に指定するために2008年から今日まで法廷闘争を行ってきた元イキズデレ協会のカデム・エクシ会長は、「今日は我々が水力発電所の手から解放され、緑や自然を子どもたちに残す吉報がもたらされた日です」と述べた。      イキズデレ渓谷は、リゼ県のイキ 全文をよむ

2010-10-20 エルドアン首相、「CHPのスカーフ問題発言は、朝令暮改」 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、共和人民党(CHP)のスカーフ問題への対応について「こういうことはメディアで発言すべきことではなかった。今や前提条件などの話が持ち上がっている。これらの信頼性など目に見えている。話の焦点は何だったか?それが今、彼らが話をどこへ持っていこうとしているか見てください?いつも同じ茶番だ。変わったことは何もない。私がいつも言っている通りだろう?彼らの言うことはころころ変わる。朝令暮改だ」と批判した。      エルドアン首相は、公式訪問で訪れているフィンランドのキャ 全文をよむ

2010-10-20 スカーフ容認の大学への交付予算、60%増 (Milliyet紙)

2011年度の高等教育機関への予算は2010年度に比べ23%増加したが、「スカーフ解禁」をきめた大学への予算の増加は、60%に達した。      スカーフをした学生が校舎内に入ることを認めると発表した大学のひとつであるトゥンジェリ大学への予算は、昨年の2億500万リラから57.1%増しの3億2300万リラとなった。また、ギュムシュハーネ大学へは44.2%増、スィノプ大学へは30.5%増、ガーズィー大学へも27・6%の増加となった。      ANKA社が中央政府予算案に基づき行った計算によると、 全文をよむ

2010-10-18 イスタンブル大改造計画進行中 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のとんでもない「イスタンブル大改造計画」が進行する中、イスタンブル広域市は都市集合住宅計画によって大変貌をとげている。      イスタンブルは今、そのシルエットを変えようとしており、何千もの家族が引越しに大わらわである。6月に市条例の変更で、都市改造発展プロジェクトの用地を決定する権限を得た広域市当局は、TOKİ (集合住宅管理局)とKİPTAŞ(都市開発組織)とともにプロジェクトを進めており、ゲジェコンドゥや耐震性のない建物を取り壊して新しい住宅が建設されて 全文をよむ

2010-10-17 シャローム紙執筆者、トルコ系ユダヤ教徒に自己イメージ創出を呼びかけ (Hurriyet紙)

トルコ・ユダヤ信徒会(トルコ・ラビ長機関)の最も重要な報道機関の一つであるシャローム紙の執筆者モイス・ガバイは、コミュニティーに向けて「トルコのユダヤ教徒(のイメージ)をブランド化しよう」と呼びかけた。ガバイは、9月14日に掲載されたシャローム紙の記事で「安全な未来を築く方策のひとつは自己イメージをブランド化するという視点である。『トルコのユダヤ教徒』というブランドは自身が意識的に操作しなければならない。この操作を他人に委ねてはならない」と述べた。      ガバイのコラムを要約すると次の通り  全文をよむ

2010-10-17 アレヴィー派の村にモスクを建てイマーム任命 (Radikal紙)

4年前、チャナッカレ郡デニズギョリュンドゥ村に、ジェム・エヴィではなくモスクが建設された。モスクのイマームのもとには、この4年間、信徒がいない。村人たちは「われわれは何も知らされていなかった、ジェム・エヴィ(の建設)を望んでいたのに・・」と話した。      保守派を代表する人々が、アレヴィー派による「宗教科目」必修反対の声を受け入れ、またジェム・エヴィでの礼拝要求を認めはじめている昨今、あるアレヴィーの村では2007年に建設されたモスクで4つの「奇妙な物語」が起きている。信徒がいないために、モ 全文をよむ

2010-10-17 ラディカル紙、新装お披露目 (Zaman紙)

レフェランス紙と合併し、紙面サイズも変えたラディカル紙は、新紙面で発行された。ラディカル紙編集長のエユプ・ジャン氏はラディカル紙は大きな変化を遂げたという。      ラディカル紙はレフェランス紙と合併後、紙面の大きさも変え、タブロイド紙と同様の新サイズで発行された。新聞の印刷所もこの変更の対応に追われて大わらわであった。当紙のエユプ・ジャン編集長も、印刷所で一新した新聞が印刷されるのを今か今かと待っていた。      エユプ・ジャン氏は新聞の新紙面を評価し、ラディカル紙は変化を遂げたと述べた。 全文をよむ

2010-10-16 犠牲祭での「犠牲自粛」も検討―家畜不足を受け、バルダクオール宗務庁長官 (Milliyet紙)

アリ・バルダクオール宗務庁長官は、犠牲祭を目前にしてヒュッリイェト紙のインタビューに答えた。      アリ・バルダクオール長官は、「犠牲祭で羊や牛を屠った場合、トルコにおける家畜数は危機的状況に追いこまれる」という予想に対し対応策を検討している。バルダクオール長官は、この件に関してデータ集計を求めており、「集計による情報や、それを検討した結果を基に、ひとつの決定を下します。来週、詳細を発表する予定です」と述べた。      アリ・バルダクオール宗務庁長官は次のように話した。      「ある者 全文をよむ

2010-10-14 評論家アリー・ブラチ、本紙コラムをめぐりバルカン出身者にTVで謝罪 (Zaman紙)

評論家アリー・ブラチ氏は、「共和国を成立させ、『トルコ人であることはなんと幸せなことか』という言葉を受け入れた指導者たちの大部分は様々な民族に属していた」と書いたコラムをめぐり「バルカン出身のトルコ人」に謝罪した。      メフタプ・テレビで放送された「思想の日」という番組で同コラムに触れたブラチ氏は、「誰かのトルコ性を問うことが私の目的ではなかった。私の意図は、ムスリム性の代わりにトルコ性を用いようとした人たちの大部分がトルコ民族ではないということにあった。」      ブラチ氏は、2010 全文をよむ

2010-10-14 在米のフェトゥフッラー・ギュレン氏、帰国を切望 (Milliyet紙)

故郷が懐かしいと語るフェトゥフッラー・ギュレン氏はトルコへの帰国を考えていることを示唆した。      在米のフェトゥフッラー・ギュレン氏を訪ねたZaman紙の記者、ヒュセイン・ギュレルジェ氏は感想の中に興味深い事柄を綴った:      望郷心が日に日に増していると述べるギュレン氏は次のように続ける。   「故郷のトルコでは素晴らしいことが次々と起こっている。民主化が社会に定着し、クーデターを企てていた人たちはもはや何も出来ない。時代が変わり、私もトルコへ戻ることを強く望んでいる。母国をととても 全文をよむ

2010-10-13 オズジャン高等教育機構長激怒―カンニング問題に進展見られず (Radikal紙)

公務員試験(KPSS)で起こったカンニングスキャンダルで、犯人が約二か月間も見つけられなかったことに関して、高等教育機構(YÖK)長のユスフ・ズィヤー・オズジャン教授が激怒した。      何千人もの人が待ち望んでいる犯人発見が、なかなか出来ないことに対して不平をもらすオズジャン機構長は「もういい加減泥棒が見つかってほしいですよ。見つけ次第、世間に公表して、人々を悩ませたこの泥棒に恥を覚えさせてやりますよ」と語った。      オズジャン機構長は、KPSSでのカンニング事件に関して実行された捜査 全文をよむ

2010-10-12 オズジャン高等教育機構長からスカーフ着用者へ「教室を追い出されたら申し出なさい」 (Yeni Safak紙)

高等教育機構(YOK)長のユースフ・ズィヤ・オズジャン博士は「学生の誰ひとりとして、スカーフ着用を理由として教室から追い出されることはありません」と述べた。      ファルク・サラチュ・デザイン高等専門学校の始業式に参加するためにブルサを訪れたオズジャン高等教育機構長は、大学におけるスカーフ問題についての質問に応じた。      オズジャン博士は、セルチュク大学とトラブゾンの黒海工科大学において、スカーフを着用した何名かの学生達が教室に入れなかったこと、またアクサライ大学において、追加合格の手 全文をよむ

2010-10-11 黒海工科大学もスカーフ解禁―一部教員は抵抗 (Zaman紙)

大学でのスカーフ着用の自由が最近また話題となっていることを受け、いくつかの大学ではスカーフをした学生にキャンパスへ入ることを認めているのにもかかわらず、一部の教員はキャンパス内でのスカーフ着用禁止の継続に固執している。      高等教育機構(YOK)が出した「いかなる理由があろうとも学生は授業から追い出されない」という通達に注意を払わなかった一部の教員たちが、学生を教室の外に追いやった。      ここ最近のスカーフ解禁という展開のあとで、黒海工科大学(KTU)もまた、解禁を指示する姿勢を示し 全文をよむ

2010-10-10 聖地への出発はじまる (Yeni Safak紙)

イスタンブル・アタテュルク空港では、メディナに向かう今年最初の巡礼団が、涙と祈りの声のなかで、見送られた。一部の巡礼者が、迷子にならないようにと、頭に黄色いバラをつけていたのが人目をひいた。      サウジアラビア航空機でメディナに向かう、随行員を含んで400人の巡礼団は、アタテュルク空港出発国際線ターミナルで涙と祈りの声のなかで送りだされた。      巡礼団を見送るために空港にやってきたイスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル県知事は、巡礼者たちが、今日の日を何年にもわたって待ってきたと 全文をよむ

2010-10-09 トルコはじめて物語―各業種で最初にできた会社は? (Milliyet紙)

トルコで私たちの生活に溶け込んでいるが、それについてあまり深く考えたことのない組織や会社の設立された時代にタイムスリップしたければ、この本を読んでください。   トルコで最初のチョコレート工場を誰が設立したか。最初の国産の電球はどのように生産されたか。最初にスパゲッティを生産したのは誰か。最初の中小企業の礎はどのように作られたか。最初のジーパンはだれが作ったか。最初の近代的な薬工場はだれが設立したか。   全てのこのような質問の答えを、シャファク・アルトゥンがエルマ出版から出版した『先駆的な起業 全文をよむ

2010-10-09 エルジエス大学に「アルメニア言語文学学科」、初年度2名入学 (Zaman紙)

各大学では毎年新しい学部が開設されている。エルジエス大学に今年開設されたアルメニア言語文学学科も、このうちのひとつだ。      トルコ・アルメニア関係が議題に上っているこの時期に、同学部をなぜ創設し、また誰がこの学部へ進学を決めたのか、気になるところだ。アルメニア言語文学学部の創設者であるメティン・ヒュラギュ教授及びこの学科を選択した2名の学生に、話を聞いた。      多くの若者が大学に入学する緊張と興奮を味わっている今日この頃、「エルジエス大学に今年創設のアルメニア言語文学学科へ、4名入学 全文をよむ

2010-10-09 オジャラン・シリア追放から12年、南東アナトリアで緊張 (Radikal紙)

アブドゥッラー・オジャランのシリア追放に抗議するため多くの郡でストライキが行われた。ユクセコヴァとジズレでは事件が起こった。      アブドゥッラー・オジャランのシリア追放12年周年に抗議するため、ハッキャーリと同県各郡の全域とヴァンの一部で店のシャッターが上げられなかった。ハッキャーリと各郡では交通が止まった。      1998年10月9日はオジャランがシリアから追放された日であるため、ハッキャーリ市街地、ユクセコヴァ、シェムディンリ、チュクルジャでパン屋と当番薬局を除く職場でストライキが 全文をよむ

2010-10-07 アレヴィー諸団体、「宗教」必修科目撤廃へ行動計画 (Milliyet紙)

アレヴィー派は、必修宗教科目の撤廃に向けた法廷闘争で欧州人権裁判所(AIHM)で勝利し、政府がAIHMの決定に従うよう一連の抗議活動を決定した。      アレヴィー派は、必修宗教科目の撤廃に向けた法廷闘争で欧州人権裁判所(AIHM)で勝利し、公正発展党(AKP)政権がAIHMの決定に従うよう、一連の抗議活動に取りかかろうとしている。彼らは、10月9日土曜日アンカラで座り込みデモを予定している。ピール・スルタン・アブダル文化協会(PSAKD)が中心となって行う24時間座り込み抗議が結果を出せなけ 全文をよむ

2010-10-07 人気スターメフエト・アリ・エルビル、アレヴィー暴言で放送中止 (Yeni Safak紙)

テレビ番組の『チャルクフェレキ(ウィール・オブ・フォーチュン)』は、メフメト・アリ・エルビルの アレヴィーに関連する「ろうそくの火が消えた(訳注:アレヴの字義は炎)」との失言を受け、放送中止となった。      タレントのメフメト・アリ・エルビルが番組内で発した「ろうそくの火が消えたって?ここで消しているんだよ」という言葉が反発を呼んだ。      他の番組に電話出演したエルビル氏は、「私の言葉は誤って受け取られた。私はそのような意味で話したのではない。アレヴィーの友人もたくさんいる」と話した。 全文をよむ

2010-10-06 スカーフ問題に法的解決を―国会人権委員会委員長 (Zaman紙)

国会人権委員長のザフェル・ウスキュル教授は、「人権侵害」として扱われたスカーフ禁止問題を一刻も早く解決しなければならないと述べた。      ウスキュル教授は、スカーフ禁止の立場をとる人々が持ち出す欧州人権裁判所の決定に言及し、それに関連する決定は間違って解釈されていると指摘した。そして「スカーフがすべてにおいて禁止されたわけではない。欧州人権裁判所はこの件をトルコ国内の法に関わる問題としてみなしている。(AİHMの決定は)問題解決への道すじをトルコに対し示したものである。問題を解決するなとは言 全文をよむ

2010-10-05 大学入試、鉛筆・消しゴム・飲み水支給、イヤリング禁止―カンニング対策強化 (Yeni Safak紙)

大学入試センターではこれまでに行なった試験でとられていた安全対策に加える形で、いくつかの新たな対策を取ることになった。      ■ イヤリングでさえも禁止      この新たな対策によると、受験者および試験関係者は、警備員により人の手と機械で検査されることになる。携帯電話、時計、ワイヤレスで連絡をとることのできるブルートゥース、またそれに似た機器、そしてイヤリング、ブローチ、小銭などの金属を含む物品、あらゆる電子機器や機械を建物内に持って入ることはできなくなる。      発表された情報による 全文をよむ

2010-10-05 大学スカーフ地図、解禁の大学・禁止の大学 (Radikal紙)

(スカーフ問題は)政界で議論されているが、各大学はスカーフ禁止をそれぞれに解決した。法律の規定にかかわらず、スカーフを着用した学生たちはキャンパスに入り授業を受けることができるようになった。      政治家らはスカーフ問題解決のため激しい議論を続けているが、一部の大学はこの問題を事実上解決し、法律は適用されなくなった。イスタンブル大学とマルマラ大学では、スカーフを着用の学生はスカーフを外さないまま登校し、授業を受けることができる。トルコにおける大学の大多数では、スカーフを着用したままキャンパス 全文をよむ

2010-10-05 大統一党、アヤソフィアでの礼拝求め、裁判辞せず (Zaman紙)

スメラ修道院が礼拝に解放されたのをうけ、文化観光省にアヤソフィアでの礼拝を申請していた大統一党(BBP)は、請願書の返事を受け取っていない現状に鑑み、この件を行政裁判所に訴える方針だ。大統一党は、否定的な返答を得た場合には法廷闘争を辞さない考えだ。      スメラ修道院とヴァンのアクダマル教会で礼拝が行われたことを例に挙げ、大統一党はアヤソフィアでの礼拝にむけ裁判を辞さない姿勢である。      大統一党のバイラム・カラジャン・イスタンブル県支部長は、アンカ通信社に行った発表で、請願書に対し依 全文をよむ

2010-10-04 大学におけるスカーフ問題、高等教育機構の通達で解決! (Hurriyet紙)

公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)が大学でのスカーフ着用解禁に向け憲法による解決策を模索している中、高等教育機構(YÖK)が先手を打った。高等教育機構による通達により、憲法による制約に関わらず、ようやく学生たちはスカーフを着用したまま授業に出席することができるようになった。高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン会長はこの件に関する質問に返答し、「この決定は先例を作り出すでしょう。全大学で実践されるでしょう。誰であっても教室からほおりだされることがあってはなりません」と話した。      全文をよむ

2010-10-03 宗務長官の驚くべき提案 (Milliyet紙)

宗務庁長官アリ・バルダクオール教授は、宗務庁は厳密な意味で公的機関ではないと述べて、「宗教関係者は、国家の役人というより、社会と寄り添って歩む、人々のための公務員なのである」と述べた。   バルダクオール長官は、コジャスィナン郡の宗務局事務所竣工式に参加した。そこでバルダックオールは、宗務庁は社会のあらゆる部分(の人々)を抱き、社会生活の中にあって、人々に宗教的な信仰について道を示す機関であると述べた。バルダクオール長官は、「宗務庁の民間的な側面は、役所としての側面より大きい。モスクは、公的なも 全文をよむ

2010-10-03 イスラム研究センター長とのインタビュー (Zaman紙)

イスラム研究センター(İSAM)のセンター長であるメフメト・アキフ・アイドゥン教授は、法律家であると同時に神学者でもある。博識でおしゃべり上手。アクダマル教会に95年ぶりに十字架が設置されたことの意味や重要性、イスラム文明における非ムスリムの権利について我々は話した。10ページに及ぶ私たちの対談の全てがインターネットのページで読むことが出来る。教授は歴史的提言をしている。彼が言うには、アヤソフィアでの礼拝を認めよう、そして二つの宗教の信者らが来られるようにするといい、ここでそれぞれの礼拝をすれば 全文をよむ

2010-10-02 国内初のクルド語民放TVチャンネル・ドゥンヤー、放送開始 (Zaman紙)

トルコ国内でクルド語放送を行う初の国内民放チャンネル、ドゥンヤー・TVは、Mêvan(ゲスト)、Helbestên Nemir (歌い継がれる名曲たち、Civat u Kilam(ペンの集い)のほか、新しい番組を用意し放送をスタートさせた。       7月20日以降、試験放送が行われていたドゥンヤーTVだが、Rengên Jiyanê(人生の彩り)、Stêrkên Veşartî(かくれたスターたち)、Zimanê Şîrînê、Raste Rast(直接、はっきり)などといった新番組がテレビ 全文をよむ

2010-10-02 アクダマル教会、ついにドームの上に十字架設置 (Radikal紙)

ヴァン県ゲヴァシュ郡に位置するヴァン湖に浮かぶアクダマル島のアクダマル教会に十字架が設置された。      ながい間、議論の的となってきた高さ2m、重さ110kgの十字架を設置するため、教会に建設用足場が設置された。十字架はドーム上に取り付けられ、夕方ヴァンに訪れたトルコ・アルメニア教会の宗教部門長タトゥラ・アヌシュアン主教によって祝福された。      アクダマル教会では2010年9月19日、特別の許可により、国内外からおよそ4000人が参加する式典で礼拝が行われた。そのアフダマル教会の議論の 全文をよむ

2010-10-01 バフチェリMHP党首一行、アルメニア国境アニで金曜礼拝―アクダマルへ抗議 (Zaman紙)

アクダマル及びスメラ修道院で1日限りの礼拝が許可されたことに反発を示した民族主義行動党(MHP)党員らは、昨日(30日)カルスのアニ遺跡内にあるフェトヒエ・モスク(大聖堂)で金曜礼拝を行った。   礼拝には、MHPのデヴレト・バフチェリ党首を始めとした多くの党員が参加した。アルメニアとの国境にある大聖堂は、スルタン・アルプアルスランがアニを1064年の8月16日に征服した後に、モスクに変えられていた。アルプアルスランは、征服の4日後最初の金曜礼拝をここで行った。   デヴレト・バフチェリ党首は、 全文をよむ

2010-09-29 共和人民党、スカーフ問題解決への条件提示 (Radikal紙)

共和人民党ケマル・アナドル会派副代表は、スカーフ問題の解決に関し、党の見解を明らかにした。       公正発展党(AKP)と共和人民党(CHP)間で、「スカーフ」問題の解決に向けた主張が続いている。共和人民党ケマル・アナドル会派副代表は、スカーフが単独条項ではなく、高等教育機構(YÖK)、選挙や得票率制限の引き下げ、さまざまな免責条項を含む一括りのパケットとなり得ると話した。アナドル会派副代表は、「これを単独条項としてではなく、パケットとして話そう。我々は憲法改正国民投票での誠実さがわかったし 全文をよむ

2010-09-29 クルドの有力2部族チュルク族とテメッリ族、歴史的和解 (Milliyet紙)

DTK(民主市民会議)議長であるアフメト・チュルク氏が族長を務める「チュルク」部族と26年にわたって敵対関係にあった「テメッリ」部族が、5000人が参加した食事会により和解に至った。儀式に参加した平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首は、「この和解がトルコ中に広まるよう、私たちは努力を続けます」と語った。      DTK議長アフメト・チュルク氏が族長を務める「チュルク部族」と「テメッリ部族」の敵対は1984年に始まった。地域の最有力部族のひとつメティナン族に属すテメッリ家の名士 全文をよむ

2010-09-29 兵役制度改正、迷走中 (Zaman紙)

兵役制度の統一化に関するヴェジディ・ギョヌル国防大臣の発表が混乱を招いている。以前は参謀指令本部の技術的な課題をクリアして首相府に提出済みと話していたが、その後誤解であるとの弁に転じた。      ウシュク・コシャネル参謀総長がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相との会談で兵役制度にも触れる可能性があるとして、ギョヌル大臣は「話題となった可能性はある。しかし国防省から首相府に上げられた議案はない。まだ我々の中で協議している段階だ」と話した。統一兵役制度が実現すれば、大学卒業者とそうでない者たちの間 全文をよむ

2010-09-25 露出度高い衣装にもモザイクをかけないように―TRT、製作会社に「注意」 (Milliyet紙)

TRTミュージック放送(TRT:トルコ・ラジオ・テレビ協会)取締役のネジャティ・ギョクセル氏は、歌手のアジュダ・ペッカンさん、ズィネット・サルさんらの肌の露出部分などにモザイク処理を行っていた音楽番組の製作者を注意したと発表した。      TRTミュージック放送の芸能情報番組「Müzik Haber(ミュージック・ニュース)」で、歌手のアジュダ・ペッカンさん、ズィネット・サルさんの肌の露出部分にモザイク処理を施した問題が物議を醸している。   ラマザン中にキプロス島で開催されたペッカンさんのコ 全文をよむ

2010-09-25 延期の公務員試験、日程発表 (Hurriyet紙)

大学入試センター(ÖSYM) は、公務員試験問題漏洩事件の後延期されていた試験の新たな日程を発表した。この発表によると、中止された公務員選抜試験(KPSS)の教育職試験は10月31日に行われる。日程表によると、KPSSの中等教育・前期高等教育試験は11月28日、公務員外国語試験(KPDS)と医学適正試験は12月5日に行われる。 ÖSYMは他の試験の日程について次のように発表した。      ■ALESは12月19日、 ÜDSは12月26日に      「(行政)執行人・執行人補佐選抜試験は11月 全文をよむ

2010-09-24 公立学校、越境入学者から高額寄付徴収か (Milliyet紙)

教職員組合アダナ支部長のギュヴェン・ボア氏は、学力判定試験(SBS)で良い成績を修めた一部の学校で子どもたちを学ばせることを望みこの学校の学区内に住んでいない家族が「登録料(入学金)」として最大で4,500リラの寄付を行ったと述べた。      ギュヴェン・ボア氏は、学校への入学手続き期間中に保護者や生徒たちに降りかかる最も大きな問題の一つは登録料(入学金)であり、組合に寄せられる教育関係の苦情のトップは登録料だと述べた。ボア氏は、学校の経営者とPTAが新しく登録をする生徒から、彼らの社会的状況 全文をよむ

2010-09-24 ゲネルエヴ(公娼宿)解体作業進む、地下には古代遺跡?―アンカラ (Radikal紙)

アンカラで国有化された公娼宿の解体作業が続いている。今日(24日)広域市の解体作業チームがベントデレスィ地区で2つの宿(客室数計60室)を解体する際、場所を失った女性たちが解体に抗議した。      ここ数ヶ月間で3つの公娼宿が解体された。そしてアンカラ広域市の作業チームは今日2つの宿の解体を行った。4階建て、合計60の部屋があった2つの宿を解体した。この先さらに5つの解体が明らかにされた。解体の際には別の宿に影響がないよう、作業は機械を使わずに行われた。広域市の労働者たちがハンマーで作業したた 全文をよむ

2010-09-23 道に迷った人へ、クルド語表記―ディヤルバクルで新道路標識 (Radikal紙)

ディヤルバクル広域市当局は、中心部の91の村々で、村名が記された標識の下に、括弧でクルド語による表記を加えた。      ディヤルバクル県議会の決定で加えられた表記には、トルコ語では用いられない文字も見られた。      ディヤルバクル広域市当局は、市内の大通りや通りにある標識の書き換えを行った。これは「住所を見つけるのが困難であり、混乱が生じている。」と訴えた村長たちの要望に応じたものであり、村々の入り口には、トルコ語と一緒にクルド語で村の名前が記された標識がたてられた。   この取り組みは2 全文をよむ

2010-09-23 デミル新大学入試センター長初会見、「一刻も早く日程発表を」 (Hurriyet紙)

 大学入試センター(OSYM)長に、代理として任命されたアリ・デミル教授は初めての会見で、「我々の最優先課題は試験日程を決定することであり、公務員試験のうち教育関係(者)の試験を何よりも先に実施すべきであると認識している」と語った。       高等教育機構・大学入試センター(ÖSYM)長に先日代理として就任したアリ・デミル教授は、就任後初めての会見を昨日行ったが、それは試験日程に関するものであった。同センター長は高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン会長が大学入試センター長の職務を遂行するに 全文をよむ

2010-09-21 BDPの登校ボイコット運動は広がらず (Radikal紙)

東部や南東部の県での『登校ボイコット運動』は広まらなかった。登校率が去年よりもさらに伸び、90%を越えた学校もあった。      国民教育省は書面で、東部や南東部にある小中学生の登校・不登校に関する状況を国民と共有する必要があると発表した。      この発表のなかでは、「教育を中断する目的で、東部・南東部アナトリア地域で、母語での教育を求めて始まった、ある政党が支持する5日間の登校ボイコット運動の働きかけ」が行なわれた述べられた。また発表では2010年9月20日現在、県、郡、町から得られた情報 全文をよむ

2010-09-20 BDPの新学期登校ボイコット運動、ハッキャーリなどで効果 (Radikal紙)

クルド言語・教育運動(TZP-クルディ)協会が、母語による教育を求め始めた「学校ボイコット」の呼びかけに、南東部の諸都市はさまざまな反応を見せた。      クルド言語・教育運動(TZP-クルディ)協会が呼び掛けた一週間の学校ボイコット運動は、東部及び南東部の多くの主要な都市では受け入れられなかったが、ハッキャーリとシュルナクでは成果を挙げた。      ■ハッキャーリの公務員の子どもたち   ハッキャーリ市及び郡部では家庭が子どもを登校させなかったため新学期の賑わいは見られず、ごく僅かな公務員 全文をよむ

2010-09-19 アクダマルで歴史的なミサ (Radikal紙)

トルコ・アルメニア教会総主教代行アラム・アテシュヤン氏は、(ヴァン湖の)アクダマル教会における儀式で、「私たちにとって重要なことは、博物館という形で保護されている教会の建物を次の世代へと引き継ぐことです。なぜなら芸術的価値をもつこの教会は、ひとつの文化遺産であり、それゆえ、人類はみなその共同の所有者だからです」と述べた。      アクダマル教会で行われた儀式は、11時にはじまり、約2時間続いた。トルコ・アルメニア教会総主教代行アラム・アテシュヤン氏は、コーラスとともに歌われた宗教歌と祈祷ののち 全文をよむ

2010-09-19 アクダマル教会で95年ぶりのミサ (Yeni Safak紙)

ヴァンで95年ぶりにアクダマル教会でおこなわれたミサは、鐘の音で始まった。ヴァン湖に浮かぶアクダマル島にある歴史的なアクダマル教会で、アルメニア正教会・宗教会議議長アラム・アテシュヤン大主教が執り行うミサは、11時に始まった。   アクダマル教会で95年ぶりにミサが行われている。ミサのためにヴァンを訪れた何千人ものキリスト教徒らは、船で島にやってきた。   朝7時半頃にヴァンの中心から45キロ離れたゲヴァシュ郡のアクダマル桟橋には、トルコアルメニア総主教府・宗教会議・司祭長タトゥル・アヌシヤンを 全文をよむ

2010-09-18 各種試験カンニング地下組織の驚くべき手法 (Zaman紙)

ÖSYM(学生選抜配属センター、以下ÖSYM)の実施した試験のうち4科目で、試験問題を盗み出し販売したとされる、犯人グループが、セキュリティーの壁を破るため、小型bluetoothイヤホン、ペン型カメラなどの最新デバイスを使用していたことがわかった。      アンカラ共和国検察局によって明るみに出されたカンニング犯罪で、ÖSYMのセキュリティーの壁を突破するための想像を絶する手法が使用されていたことが判明した。      ■試験監督も協力      カンニング会場の試験責任者や試験監督らと共謀 全文をよむ

2010-09-18 9名死亡ハッキャーリーの地雷テロは、PKK内部抗争か (Hurriyet紙)

ハッキャーリのゲチトリ村近郊で、ミニバスの運行中、道に埋められた地雷が遠隔操作によって爆発した結果、9人の市民が死亡し、子供を含む4人が負傷した。このテロ攻撃は、テロ組織でここしばらく問題となっている「リーダー」抗争に関係することが明らかにされた。      攻撃は、シリア国籍で、昨年テロ組織の武装集団のトップの座から遠ざけられたフェフマン・ヒュセインの部下たちによって行われたということが明らかにされた。      治安部隊の行った技術捜査の結果、ハッキャーリにおける地雷爆発は、その地域で活動す 全文をよむ

2010-09-17 試験問題漏洩で教育学部門公務員試験、再試験へ (Yeni Safak紙)

公務員採用試験は無効とされ、再試がまもなく行われる   公務員採用試験教育学試験は、「試験のプロセスで一部に不正が行われた可能性がある」ため、無効とされた。この試験、およびすでに延期が発表されているその他の試験の日程は、大学入試センターにより、まもなく発表される。      ■公務員採用試験(KPSS)に無効決定      大学入試センターが主催し2010年7月10日に実施された試験を、約28万人の教員志望者が受験した。しかし、試験問題が試験前に漏洩していたという主張を受け、国家監査委員会と高等 全文をよむ

2010-09-17 花嫁14歳の結婚式、警察が阻止 (Milliyet紙)

トカト県で、14歳で結婚させられようとしていた少女が、結婚式にかけつけた警察隊により保護され、警察署につれていかれた。      アナトリア通信社に情報によると、トカト県トカト郡オルトゥメリオニュ街区で暮らす14歳のC.G.の家族は、一説では1000トルコリラといわれる結納金と引き換えに、娘を23歳のM.O.と結婚させようとした。      通報があり、街区で二日前に行われた結婚式にかけつけたトカト警察署のメンバーは、C.G.を児童局につれていった。      結婚式を阻止した警察隊は、手続きの 全文をよむ

2010-09-16 月曜日(9/20)、新学期スタート (Milliyet紙)

■始業のベルは月曜日に鳴る      国民教育省の就学前教育は一部の県で義務教育化され、就学前教育を利用する子供の数は98万から100万1千に達すると見込まれている。次は、4、5歳のグループで、2百万4千人の子供が就学前教育を受けるのを待っている。      国民教育省(MEB)就学前教育総局のレムジ・イナンル氏は、就学前教育が義務化された県の数が今年32から57に上昇していることを述べた。就学前教育の最も大きな問題が教員不足であると語ったイナンル氏は、「我々はこの解決のために方策を練っている。 全文をよむ

2010-09-15 平和民主党、児童に1週間の登校拒否よびかけ―クルド語使用2言語教育要求 (Milliyet紙)

平和民主党(BDP)のセラハッティン・デミルタシュ党首が、母国語での教育のため(東部)地域にある学校を1週間登校拒否するよう呼びかけるというクルド語教育・言語運動という団体の決定を支持し、9月20日から25日の間登校拒否の呼びかけを行うと主張したことの反響が続いている。      平和民主党による憲法改正に関する国民投票へのボイコットの呼びかけに応じた10の県が今回の呼びかけに対しどのような態度をとるのかについては、未だわかっていない。同地域で憲法改正に関する国民投票をボイコットするよう呼びかけ 全文をよむ

2010-09-13 憲法改正承認、生活はどう変わる? (Milliyet紙)

トルコで昨日(12日)、25項目の憲法改正法案が国民投票にかけられた。4900万人の有権者が15万1000台の投票箱に票を投じた。58%の賛成票で可決された改正法案と変更点は以下の通り。      女性に対するポジティブ・アクション:   女性と男性は平等な権利をもつ。国は、この平等の実現について責任を担う。この目的のために取られる対策は、平等の原理に反するとは言えない。こども、年配者、障がい者、傷痍軍人、戦没者の未亡人や遺児、戦争犠牲者、凱旋兵に対し取られる対策は、平等の原理に反するとはみなさ 全文をよむ

2010-09-10 バイラムの贈り物!―イスタンブルのクナル島に「ディンク公園」 (Radikal紙)

共和人民党(CHP)党員でアダラル市長のファルサコールの試みにより、クナルにある児童公園は「新聞記者フラント・ディンク児童公園」と命名された。      CHP党員のアダラル自治体市長は、公正発展党(AKP)党員の市議らの支持も得て、暗殺されたアゴス紙編集主幹フラント・ディンクの自宅があったクナル島にある名前のない児童公園を「新聞記者フラント・ディンク児童公園」と命名した。公園は明日開園する。こうして、一人の市長により初めてフラント・ディンクの名前が場所の名前となった。      アダラルのCH 全文をよむ

2010-09-09 バーコード導入―シリアと国境をこえ、バイラム親戚訪問 (Yeni Safak紙)

シャンルウルファでは、国境を越えたバイラム訪問に今年初めてバーコードシステムが導入された。シリア当局へは国境を越えてトルコ側に行く人々のために、5千人の定員が定められていたが、申請をしたシリアの人々の数は936人だった。朝の時間帯に始まる訪問に関して、国境ゲートからの通行を管理しているシリアのハサカ県ラース・アル=アイン地区のゼキ・ハンマディ・バスティ地区長を含む代表団と、ジェイランプナルのイルケル・オゼレク・オズジャン郡知事、第1国境線警備大隊司令官、アフメト・エルタン歩兵中佐が対応を行った。 全文をよむ

2010-09-07 準備を忘れて・・・解放戦争勝利88周年の記念行事キャンセル―アイドゥン県インジルリオヴァ (Radikal紙)

アイドゥン県インジルリオヴァでの解放戦争勝利88周年の記念行事は、市役所が準備をしなかったことが原因で行なわれなかった。      インジルリオヴァで毎年市役所が開催している行事に参加するため、市民は共和国広場へと向かったが、会場は空っぽだった。      市民は、会場に誰もいないという状況を示しながら、市役所側が準備を忘れたせいで行事が開催されなかったと話した。      インジルリオヴァ市長のファディメ・オルバイ氏は、この件に関して記者たちへの会見で、解放記念日を忘れてしまったことは大変な過 全文をよむ

2010-09-05 エルドアン首相、U2とご対面 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は世界的に有名なロックグループU2とドルマバフチェ宮殿の首相執務室で会った。   レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、明日の夕方コンサートをする予定の、世界的に有名なロックグループU2とドルマバフチェの執務室で1時間半談笑した。   「360度ツアー」の一環としてトルコへやってきたU2のメンバーは、13時半にドルマバフチェの執務室を訪れた。会談はマスコミ非公開で、アナトリア通信とTRTとイフラス情報通信にのみ撮影の許可が与えられた。会談でエルドアン首相に白いア 全文をよむ

2010-09-05 バイラム間近か、観光地のホテルはほぼ満室に (Radikal紙)

ラマザン・バイラムを迎えトルコのすべてのホテルで稼働率が100%に達することが期待されている。      トルコ宿泊業連盟(TÜROFED)のアフメト・バルト会長はアナトリア通信(AA)の記者に行った説明で、ラマザン・バイラムがトルコ人観光客にとって、この夏の最後の休暇となると述べ、そのためこのバイラムにトルコのホテルの平均稼働率が100%近くになるだろうと話した。      バルト氏は、バイラム休暇に出かけるトルコ人客の大部分がバイラム最終日には国民投票のため、住んでいる町に戻ることが予想され 全文をよむ

2010-09-02 国民教育相「教員任命の遅れは非常勤で補充」-公務員試験問題漏えい事件 (Radikal紙)

公務員試験(KPSS)問題漏えい事件により教員の任命を遅らせている国民教育省は、現在行われている取り調べが長引くことに起因する教員不足を、非常勤教員の採用で補うことを予定している。      国民教育省は、KPSS問題漏えい事件に関し、状況がはっきりするまで、2010年8月31日に予定されていた教員の任命を延期することを決定した。そのため新年度が9月20日から始まり、状況がこの日までにはっきりしない場合、学校において教員不足をどう補充するのかという問題が生じた。      KPSSに関する捜査が 全文をよむ

2010-09-02 公務員給与、バイラム休暇前へ繰り上げ支給 (Zaman紙)

財務省から、公務員に対しバイラム休暇前に給与が支給されるという吉報が訪れた。これによると公務員、公的機関に勤務する契約員、職員の9月分給与が9月7日火曜日に繰り上げ支給される予定だ。      これにより公務員らはラマザン・バイラム休暇において金銭的な困難を感じないこととなる。メフメト・シムシェキ財務大臣の署名により発行された告示では、月給が公務員法に基づき支給されている者に対し、2010年9月15日に支払われる必要のある給与全額を、9月7日火曜日に繰り上げ支給される予定であると発表された。告示 全文をよむ

2010-08-31 トルコからイスラエルへのユダヤ人移住は増えているか? (Milliyet紙)

トルコとイスラエルの2国間における緊張が、トルコからイスラエルへの移住増加を加速させている。一方で、イスラエル当局は、「移住について特筆すべきことはない」と話した。      イスラエルで発行された報告書によると、トルコからイスラエルに移住する人たちの数は11%近く増加した。イスラエルで発行されているイディオト・アハロノト紙の取材に答えた「トルコ移民協会」ジャック・アブルスィ事務局長は、トルコにいる1万7000人のユダヤ教徒のうち、85人がイスラエルに居を移したことを明らかにした。トルコからイス 全文をよむ

2010-08-30 8.30戦勝記念日、全国で祝賀行事、 (Radikal紙)

「大攻勢及び大会戦(ドゥムルプナルの戦い)」88周年とそれに伴う戦勝週間が、全国で盛大に祝われている。      8月30日の戦勝記念日及びトルコ国軍の日のため、アタテュルク廟ではセレモニーが行なわれた。      セレモニーは、参謀総長ウシュク・コシャネル大将、陸軍司令官エルダル・ジェイランオール大将、海軍司令官エシュレフ・ウウル・イイト大将、空軍司令官ハサン・アクサイ大将、軍警察総司令官ネジュダト・オゼル大将、参謀副総長アスラン・ギュネル大将、陸軍訓練・教育担当司令官サルドゥライ・ベルク大将 全文をよむ

2010-08-29 ダッチャのもっとも美しい場所 (Radikal紙)

ダッチャ環境観光協会によって行われた「美しい場所コンテスト」で有名な詩人ジャン・ユジェルの名前を持つ通りが1位になった。      ダッチャ住民により53の場所がノミネートされ、1,863人が投票したコンテストで、735票を獲得したダッチャ旧市街のジャン・ユジェル通りが一位を獲得した。      住民の投票によって1位が決定されたコンテストに続いて、ダッチャ共和国広場でセレモニーが行われた。ダッチャ郡知事ハムディ・ウンジュはセレモニーで行ったスピーチで、ダッチャがとても美しい街であることを述べて 全文をよむ

2010-08-29 サルマやボレッキのお金でパレスチナの子供達イスタンブルヘ (Zaman紙)

三年前、五年前、七年前に父親を亡くした10人のパレスチナの子供たちは今週イスタンブルにいた。      トルコ人女性たちは団体や誰の助けも受けずに、サルマを巻いて、ボレッキを売ることでガザから7人の男の子と3人の女の子をイスタンブルの観光に招待した。      このプロジェクトの発案者は、自身もパレスチナ人であるイスラムさんである。襲撃のを受けて負傷し、車いすでの生活を始めたイスラムさんはトルコでの治療の間に知り合ったニリュフェルさんと結婚し、トルコに留まった。ガザの子供たちの生活環境を向上させ 全文をよむ

2010-08-28 イフタール用のお土産は何がいい (Milliyet紙)

イフタールに招待された際には、手土産を持っていくのが一般的である。このため、お客として招待された際には普通、チョコレートや、ギュルラッチ、もしくはロクムが手土産として持参される。しかし、趣向を凝らしたいと思ったり、意表をつきたいと思う人のために他の選択肢もある。      ・手作りのナツメヤシ入りチョコレート   Vakkoチョコレートがこのラマザンのため、特別に数量限定で生産したナツメヤシ入りチョコレートは、イフタールやサフル(夜明け前の食事)で甘いものを欲する人達にとっての新しい選択肢である 全文をよむ

2010-08-28 バシュブー参謀総長、離任式挨拶 (Milliyet紙)

バシュブー参謀総長は、激しい口調の挨拶で任務を(後任に)引き渡した。最後の挨拶は、テロとの戦いに自身の見解だった。      参謀総長の任務はバシュブーからウシュク・コシャネル陸軍大将に引き渡された。離任式で、バシュブー氏は、毒気のある演説を行い、約2年の在任期間を総括した。      バシュブー氏は、インターネットを通じた情報発信、判決が出ないうちに流布するクーデタの主張、(テロ組織による)アクテュテュン、ダールジャ襲撃後の激しい批判などを、激しく非難し、「後悔はない」と語り、任務を引き渡した 全文をよむ

2010-08-28 新徴兵制案、骨子固まる―兵役90日制へ (Milliyet紙)

新徴兵制の下で、すべての対象者に同等期間での兵役が課されることになる。全ての兵士は、45日間の武器訓練を実施する。      本日付で参謀総長に就任した陸軍総司令官のウシュク・コシャネル将軍が再度取り上げた徴兵制度の詳細が、少しずつ明らかになっている。サヴァ紙により、兵役義務を一律で9ヶ月間に簡略化するという規定改正が図られているのがわかった。この新しい徴兵制が実施されれば、四年制の大学卒業者と、大卒でない者が共に同じ期間兵役義務に就くことになる。      短期兵役システムを棚上げする形となる 全文をよむ

2010-08-26 外国人留学生、悲鳴―諸大学、外国人留学生の学費値上げ (Zaman紙)

国外からのトルコへの留学生の門戸開放を望んでいる高等教育機構(YÖK)は、今年初めに外国籍学生大学入試試験を廃止した。      学生の受け入れ条件を各大学の主導に任せることとなった。しかしこの新しい決定をチャンスとばかりに大学側は、外国人留学生の学費をトルコ人学生の5~10倍に引き上げた。いくつかの大学が発表した学費はヨーロッパの大学の学費をも上回っている。      学費はアナトリアの新設大学で約800リラ(約44,000円)であるのに対し、大都市の大学ではその数字は相当高くなっている。イス 全文をよむ

2010-08-23 サルケチレル遊牧部族、定住へ―「遊牧に疲れた」 (Zaman紙)

アナトリアで遊牧生活を続けている数少ない遊牧民の一つ、サルケチレル遊牧部族は遊牧生活に疲れてしまった。彼らは何百年もの間、冬季はメルシンで、夏季はカラマンとコンヤの草原で過ごしてきたが、牧畜ができる場所が提供されれば定住すると話している。      サルケチレル遊牧部族は昔、何千ものテントがあったが、今では150にまで減った。彼らは、もはや山では昔ほど自由ではないと不満を漏らしている。サルケチレル遊牧部族長のハリル・オクスズオールは、自身の子供は都市へ移住した親戚の下で生活していることを明かし、 全文をよむ

2010-08-22 ハンテペ戦死者の家族、参謀本部の「ヘロン」発表に不満 (Zaman紙)

ハンテペ襲撃で殉職した兵士たちの家族は、参謀本部による無人探査機ヘロンについての説明に反発を示した。ハンテペ殉職者アイハン・サイさんの父ハサン・サイさんはこの説明が疑惑をさらに深めたと述べ、「兵士たちが死んでいるのに、天候条件を理由に介入できないなんて、どういう軍隊なのだろう。この事件に蓋をしてはならない。責任者たちよ、この責任を取ってください」と話している。      ハンテペ奇襲に関して参謀本部が行なった説明は殉職者の近親者を納得させることはできなかった。殉職者の近親者たちは行なわれた説明が 全文をよむ

2010-08-21 公務員試験問題漏洩疑惑ふくらむ―満点獲得者の20人は一つの家から (Radikal紙)

ラディカル紙は300人を超える受験生が120問中120問正解した公務員試験(KPSS)の満点獲得者らを調査した。満点獲得者らのうち少なくとも20人が、同じ家で暮らす夫婦、兄弟、友達同士であったことが判明した。      国家公務員を目指す80万人の受験生が汗水を流した公務員試験(KPSS)において、問題もしくは答えが漏洩したのではないかとの疑惑が「ふくらんでいる」。本紙は7月10、11日に行われた試験の満点獲得者らを調査した。本紙が公式な資料に基づいて行った調査によれば、「公務員試験の満点獲得者 全文をよむ

2010-08-21 さらに3県に「広域市」指定 (Milliyet紙)

アタライ内務大臣は、2011年の総選挙を前に、新たにどの県が「広域市」に加わるかということを明らかにした。      政府は2011年の選挙前に、デニズリ、マラトゥヤ、シャンウルファを新たに広域市に指定することを検討している。ヴァタン紙の報道によれば、広域市の数は今後増やされる見込みであるという。政府は、現在16ある広域市を19に増やす計画をたてている。ベシル・アタライ内務大臣は、シャンウルファで参加したある会議で、新たな広域市設立に向けた調整が最終段階に入ったと発言した。   アタライ大臣は、 全文をよむ

2010-08-18 区当局提供のイフタール(断食明けの食事)、今年は街頭で (Hurriyet紙)

イスタンブルの区自治体は、今年の猛暑とイフタールの時間が遅くなることを理由に、(イフタールのための)テントを設置せず街頭に食卓を移した。イスタンブルでは毎日街頭に用意されるイフタールの食卓で、9万人に食事が振舞われ、その総費用は1500万リラにもなる。      昨年、経済危機の影響でスポンサーが見つからず、イスタンブルの区自治体はイフタールのテントの数を減らした。今年は猛暑とイフタールの時間が遅くなることを理由に、テントを設置せずに街頭に食卓を移した。ラマザンが始まる前にテントを建てないことを 全文をよむ

2010-08-15 共和国史上初、政府公報がカラー刷りに (Radikal紙)

共和国成立以降、白黒ページ発行されていた政府公報がこのたびカラー刷りで発行された。      新聞広告協会は、49年間に渡って代理店として手掛けてきた政府公報を、カラー刷りで印刷することを決定した。手始めとしてポスタ紙に掲載した公報をカラーで印刷した。      新聞広告協会が手掛けた公報が、14日付の新聞でカラー印刷により発行された。新聞の20ページ目、30ページ目にそれぞれ載せられた法律の施行、裁判、および大学に関する公報が、白黒印刷に代わって赤色の枠で囲まれる形で印刷された。またある公報で 全文をよむ

2010-08-14 宗務庁、「公務員もザカート(喜捨)を」 (Radikal紙)

宗務庁宗務高等委員会のヒュセイン・カヤプナル博士は、基本的な生活必需品を超えて、“80.18グラムの金“相当の財産を持たない公務員はザカートを受けることができると話した。      カヤナプル博士は、ムスリムが相互扶助に奔走するラマザン月に当たる今、どういった人々がザカートを受ける資格があるのかということについて様々な説明をした。      ■公務員は80.18グラムの財産がなければザカートを受けることができる。   カヤナプル博士は、ザカートを分割払いすることができると説明し、ザカートを金銭の 全文をよむ

2010-08-13 アレヴィー問題検討委員会から2つの提案―解決程遠く・・・ (Milliyet紙)

アレヴィー問題において、ジェムエヴィの法的地位を明確にする目的で設けられた委員会から2つの提案がなされた。      一つは、宗務庁(DİB)内にアレヴィー派の人々を代表する個別の部局をつくることであった。これにより、アレヴィー派、ベクタシー教団、ジャーファル派、メヴレヴィー教団のほか、ユダヤ教、キリスト教の信者を代表する部局がそれぞれつくられることになる。ジェムエヴィはここに属すこととなり、その職員は憲法第657条に従い公務員となる。      もう一つは、ファルク・チェリキ国務大臣の大臣職に 全文をよむ

2010-08-12 シェイフ・サイードの孫、バフチェリMHP党首を名誉毀損で訴える (Radikal紙)

シェイフ・サイードの孫であるディヤディン・フラト氏は、民族主義者行動党(MHP)デヴレト・バフチェリ党首が演説の中で祖父に対し「屑」と述べたため、名誉毀損で、象徴として5リラ(約300円)を求める裁判を起こした。      ディヤディン・フラト氏は起訴状の中で、シェイフ・サイードに関し「『クルディスタン独立自由運動』の政治的指導者であったシェイフ・サイードと46人の仲間たちは、6月28日から29日にかけての夜、独立法廷による不当で違法な判決により絞首刑に処され、殉教した」と言及した。氏は起訴状が 全文をよむ

2010-08-11 町全体が落第・・・ウルファの文盲人口35万人 (Radikal紙)

トルコ全体で7%である文盲率は、シャンルウルファ県では15%である。同県では、35万人が文盲で、その多くが女性である。65万人が小学校を卒業していない。      シャンルウルファ―シャンルウルファ県のヌーリ・オクタン県知事は、毎年5万5000人の新入生が学校に入学している県で、35万人が文盲であると話した。トルコ全体では7%である6歳以上の文盲率は、シャンルウルファ県では15%である。161万3000人の人口を有する県で、文盲の人々の77.9%は女性、22.1%は男性となっている。      全文をよむ

2010-08-10 トルコの癌事情―リスク11.5%で乳がんトップ (Milliyet紙)

調査によれば、トルコでは乳癌が最も発症確率の高い癌であることが分かった。2008年に乳癌と診断された1万人のうち、4300人が命を落とした。9万5000人が新たに乳癌と診断された。      世界保健機関(WHO)のために調査を行ったGlobocanという名の機関は、世界の癌のグラフを公表した。全世界で実施され、2008年の数字が用いられた調査によれば、世界で最もよく発症するが乳癌であることが分かった。2008年で1038万人が乳癌と診断された。乳癌が先進国でより多く確認されるとコメントした専門 全文をよむ

2010-08-09 早口断食礼拝はダメ―シヴァス県宗務局警告 (Yeni Safak紙)

ラマザン月まで一日を残し、スィヴァス県ムフティー、ユスフ・シャーヒン氏は早口で断食礼拝を行ったイマームたちに警告した。シャーヒン氏は、世間で「ジェット・イマーム」と呼ばれている宗教指導者たちについて法的措置をとるつもりだと述べ、礼拝は正しい基本動作に沿った形で行われなければならないと語った。      ラマザン月の到来とともにイスラム教徒たちがモスクに押し寄せる。日中に断食をする人々が夜にはモスクに押し寄せるのだ。スィヴァス県ムフティーのユスフ・シャーヒン氏は断食礼拝を早口で行ったイマームたちに 全文をよむ

2010-08-08 2010年10月10日、この日は結婚する人でいっぱい (Yeni Safak紙)

千年に一度、年と月と日が一致する日の一つである『2010年10月10日』、結婚を希望するカップルは、今から婚姻登録所に押し掛けている。   申し込みが殺到したため、2010年10月10日に結婚契約(式)を行う婚姻登録所は予約でいっぱいになった。いつもなら15分毎に結婚式が行われるが、この日は5分毎に行われることが明らかになった。   カイセリ市のコジャシナン郡とメリクガジ郡の婚姻登録所の職員は、2010年10年10日の夜中まで仕事を行わなければならないことが分かっている。マリクガジ市の婚姻登録所 全文をよむ

2010-08-08 暑さのなか、電気消費量、最高数値を記録 (Hurriyet紙)

タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、8月6日金曜日、猛暑によるエアコン使用と産業界での消費によって消費電力が7億kWhに達し、「最大消費電力」を記録したと述べた。このため金曜日には1kWhあたり平均15クルシュである電力に、1億500万リラが費やされた。      ■13.6%の増加      ユルドゥズ大臣は、一昨日(6日)トルコで初めて34,000メガワットの設備容量から7億kWhのエネルギーを消費し、いままでの記録を破ったと強調し、次のように話した。「月あたりの使用量の増加は13 全文をよむ

2010-08-08 ラマザン間近、16時間の断食ではここに注意 (Milliyet紙)

今年ちょうど8月にあたるラマザンは、断食時間が長く、灼熱の夏の暑さのため、特別困難である。専門家は水分をたくさん取ることを勧め、「夜明け前の食事を欠かさないで下さい」と言い、特に心臓病患者は、断食をしないようにしなければならないとしている。      ラマザン最初の断食は、8月11日水曜日に当たる。専門家は、今年のラマザンがちょうど8月に当たるため、断食時間が長いこと、そして灼熱の暑さという点で、警告している。専門家は、特に働いている人々は注意すること、夜明け前の食事を欠かさないようにすること、 全文をよむ

2010-08-07 「軍内部のクルド人」-アソシエート・プレス誌、タブーに挑む (Milliyet紙)

国際的な報道機関であるアソシエート・プレス誌が、「トルコ国軍でのクルド人差別」というタイトルの記事で、トルコ軍内部のクルド人兵の置かれている立場について論評した。      兵役を終えた何人かのクルド人らに話を聞いた記者は、「全てのことがタブーとはいえないものの、トルコ軍内部のクルド人というテーマは微妙な問題だ」と述べた。同誌は、イスタンブル・シェヒル大学のウミト・ジズレ氏の「この問題はパンドラの箱のようなもので、単に誰も開かなかった。」という言葉を引用した。   アソシエート・プレス誌は、兵 全文をよむ

2010-08-07 トルコ航空、太ったスチュワーデスに痩身命令―6カ月の休職 (Zaman紙)

トルコ航空(THY)は、身体測定で会社の定めた基準を15kg以上上回る乗務員たちに対し、「ダイエット」のため6ヶ月の無給休職を命じた。      休職を命じられた28名の乗務員(うち女性は13名)は、この休職期間中に会社側の求めた減量に成功しなければ、失業することになる。トルコ航空は、この乗務員たちに対し、「会社規則の第5条第1項に書かれた基準を満たしていないことが明らかとなった」という文書を送った。休職期間が終わる6ヶ月後に行われる身体測定で、会社側の基準を満たさなければ、トルコ航空は契約を解 全文をよむ

2010-08-06 命が惜しかったら外に出ないように―トルコ全土で猛暑 (Yeni Safak紙)

トルコは、今日(8/6)まさに、うだるような暑さに覆われる。イスタンブルの明日の最高気温は32度であるにもかかわらず、湿度は96%となることが予想されている。このためイスタンブルの体感温度は53度になる見込みだ。      ■イスタンブル      猛暑がトルコ全土に居ついてしまっている。ここ数年で最も長期間の熱波が生じる一方、長期間さらに暑さがおさまる見込みはない。イスタンブルでは連日の暑さよりも高い湿度が人々を苦しめている。今日のイスタンブルの気温は日陰で32度、湿度は50〜70%となるとみ 全文をよむ

2010-08-05 大学入試学部選抜試験第一位のアクナルプ君、ファーティフ大法学部を選択 (Zaman紙)

学部決定試験(LYS)理系・文系均等比重方式で、全国第一位の得点を獲得したムスタファ・ラシト・アクナルプ君がファーティフ大学法学部を選択した。アクナルプ君は、学業を終えたら国外でキャリアを積むつもりであると述べた。      学部決定試験理系・文系均等比重方式で、トルコ第一位の得点を獲得したムスタファ・ラシト・アクナルプ君は、高等教育をファーティフ大学法学部で受けることを選択した。大学の願書締め切りは本日であり、アクナルプ君も長きにわたる難関の受験に、大成功を持って終止符を打つことになる。アクナ 全文をよむ

2010-08-04 テレビはご近所づきあいのさまたげ?―ある夏営地での選択 (Radikal紙)

リゼのチャムルヘムシン郡シェンユヴァ村の人々は、近所づきあいを妨げるとして、サル夏営地にテレビを置いていない。      村人らは以前にも、電線が夏営地の自然景観を損ねるとして、反対署名を集めたが、電線を地中に埋めることで納得した。彼らは車を大気汚染や騒音の原因となると考え、車の乗り入れを防止するため、道路建設を夏営地から500メートル離れたところまでとした。従って彼らは自分の家に、車が通れない小道を通ってしか行かれないのだ。   シェンユヴァの村人らは、一年のうち8か月を過ごす標高の高いサル夏 全文をよむ

2010-08-03 大学研究助手2000ポスト募集、応募殺到 (Milliyet紙)

高等教育機構は、教育関係者養成プログラムのなかに新しく設置された41の大学で募集した2000の大学研究助手ポストに記録的な数字の応募が殺到した。      バトマン大学の40の公募ポストに2250人が応募した。ムシュ・アルプアルスラン大学には60の研究助手ポストに3000人が応募した。ウシャック大学では35のポストに1000以上、シノップ大学では35のポストに4000人、チャンクル・カラテキン大学では70のポストに5000人を超える応募があった。      ■ヤロバ大学やドゥズジェ大学に1万人が 全文をよむ

2010-08-02 バトマンで地雷被害者の葬儀「30年の努力のすえに、なぜ・・」 (Radikal紙)

バトマン県で地雷が爆発し、その結果バトマン県弁護士会の前会長を含む4人が死亡し埋葬された。人権協会の前バトマン県支部長サリフ・オズデミル氏の兄弟であるサブリ・オズデミル氏は「クルド労働者党とその党員達の全てが、この村がサリフ・オズデミルと関係があることを知っていました。30年の努力の末に、何故村に彼らは地雷を置いたのでしょうか?」と言い、困惑を口にした。      バトマン県発―バトマン市に属するデミルビレック村ゴリク・テペ地区のトルコ石油会社の石油採掘所で、テロ組織のメンバーが被害にあった地区 全文をよむ

2010-08-02 トルコ人と離婚の日本人女性、ようやく子供と対面 (Zaman紙)

日本人45歳のミチコ・ニシズカさん(原文は、ニズヒズカ)は、ガジアンテプ出身32歳のフェヴズィ・デニズさんと結婚して生まれた5歳になる娘のカデルちゃんを引き取るための裁判で敗訴していたが、その数ヵ月後に娘と会い、抱きしめて、これまでの寂しさを埋め合わせた。      土木作業員のフェヴズィ・デニズさんは6年前観光ビザで行った東京でミチコ・ニシズカさんと出会って結婚し、東京に落ち着いた。2人は結婚した最初の年に誕生した娘に「カデル」と名付けた。都内にある工場で作業員として共働きをしていた2人は、彼 全文をよむ

2010-08-02 旧習の打破へ、ハッキャーリで新条例始まる―結婚式は1日に (Milliyet紙)

ハッキャーリ市は結婚式、弔問、部族主義、シャッター閉鎖、高利貸し、売春といった事柄に関して決議を行った。決議が発効し、条例に従う家族もいたが一部は従わなかった。      慣習の変更によって問題を抱えた人々のなかにゾザンさん・スアトさんカップルがいた。週末22歳の花嫁ゾザン・オズデミルさんと28歳の花婿スアト・カヤさんの結婚式は、決められた条例に従って本来ならば三日間のところを一日半行なわれた。      ハッキャーリで結婚式の条例や、部族主義の廃止、部族主義に端を発する事件の根絶、高利貸し・弔 全文をよむ

2010-08-01 イスタンブルっ子たちの穴場 (Radikal紙)

黒海沿岸にあるクルクラレリのデミルキョイ郡イーネアダ町の海岸は、特に、イスタンブルからやってきた日帰り客や休暇を過ごす人々でごったがえす季節を迎えている。      クルクラレリのイーネアダ町長のタヒル・ウシュクは、人口が2200人の町が海水浴シーズンになると人口が2万人を超えると述べた。町の海岸で7月15日から混雑が続いていると述べたウシュク町長は、混雑がラマザンでも続くだろうと述べていた。      町の人口の増加によってサービスを提供することが困難であると述べたウシュクは、以下のように続け 全文をよむ

2010-07-29 ハタイ県ドルトゥヨルで緊張高まる (Hurriyet紙)

平和民主党(BDP)が事態の調査に向かうとの発表をうけ(訳者註:ハタイ県ドルトゥヨルで、7月26日夜、警察車両に爆弾が仕掛けられ4人の警官が殉職したことをきっかけに、この地区にはさまざまなグループが集結し、緊張した状況が続いていた)、警戒態勢が敷かれていたハタイ県ドルトゥヨルで、一部の市民がテロ組織への抗議行動に出ている。ドルトゥヨルに入れないBDP代表団は引き返すことに決定したが、緊張はまだ続き、抗議行動もやむ気配がない      治安部隊の警告にもかかわらず、イノニュ通りとアルプアルスラン・ 全文をよむ

2010-07-29 一触即発の危機ーBDP系vsMHP系の対立抗争エスカレート (Milliyet紙)

ディヤルバクルや他のさまざまな県から集まった平和民主党(BDP)代表団はドルトゥヨル郡に入ることを禁止された。交渉が実を結ばなかったため、団員たちはディヤルバクルへと戻る決定をした。      党の代表団が帰途決定をしたにも関わらず、郡内での緊張状態は収まらなかった。民族主義者行動党系(MHP)の人々とクルド系の人々が構成する二つのグループの対面は力ずくで回避させられた。      アルプアルスラン・トゥルケシ公園で昼の時刻に集まった5百人規模の団体は、帰途の決定が下った後、フェトヒベイ通りでデ 全文をよむ

2010-07-28 中等教育(高校)、進級できない学生にもう一度、試験のチャンス (Radikal紙)

国民教育省(MEB)は、中等教育で「平均点向上試験」と「科目成績試験」で成績が悪かった生徒に対して点数が低かった教科、最大4教科の再試験ができると発表した。      チュブクチュ大臣は通達により、国民教育省中等教育進級と試験指導に従って、中等教育の学期末に行われた「平均点向上試験」と「科目成績試験」が終了したと伝えた。その結果、すくなくとも一部の生徒は、試験で要求された成果が得られなかったことが認識されたと述べた。      通達によると、これらの理由で、2009-2010年の教育年度に向けの 全文をよむ

2010-07-25 60年後の挙式 (Hurriyet紙)

ベルギーで暮らしている77歳のレムズィエと84歳のハイレッティン・ドゥムルギュル夫妻は、結婚から60年後にイズミルのチェシュメで結婚式を挙げた。   マニサ生まれのレムズィエ・ドゥムルギュルとハイレッティン・ドゥムルギュルは、1950年に知り合って結婚すると決めた。しかし、レムズィエの家族が結婚に反対した。これを受けて、レムズィイェとハイレッティン・ドゥムルギュルは、イズミルに逃げそこで結婚した。お金がなかったため、式は挙げられなかった。ドゥムルギュル夫妻はその後仕事のためベルギーに行きそこで住 全文をよむ

2010-07-24 「ベール禁止の国で、ベール非着用はイスラムに合法」―サウジアラビアで法的判断(ファトヴァー) (Milliyet紙)

サウジアラビアのシャイフ、アイド・エルカルニ氏は、ベール着用禁止の国において、サウジアラビア人女性が顔を隠さなくとも許されるとのフェトヴァを出した。      エルカルニ氏の出したこのフェトヴァは、フランス在住のサウジアラビア人女性から、(フランスでおこっている)顔を完全に覆う服装を禁じる流れにどのように対処するべきかという質問に回答した形となった。      ヨーロッパ各国で見られる顔を完全に覆う服装を禁止する流れを批判するエルカーヌ氏は、ムスリムの戒律をないがしろにしようとしているこうした国 全文をよむ

2010-07-23 既婚の教員によい知らせ、夫(妻)と同県での任命が制度化 (Radikal紙)

配偶者がいる同じ県で職務に就くことの出来ない教員に、歓迎すべき知らせが入ってきた。配偶者が住む県の職員としての任命が可能となる、というニュースである。      国民教育省のレミズ・カヤ事務次官補は、配偶者の状況に応じて教員の任命が行われることについて会見を行い、以下のように語った。「国民教育省の人事総局は、教員任命のマニュアルに、県による任命に関する項目を明記してきませんでした。今まで教員は、就職にあたって希望の勤務地を25選択し、その中で任命を受けなければ、26番目の選択を行うことになってい 全文をよむ

2010-07-22 イスタンブル・タクスィム広場のパトカーは、おしゃれにミニクーパー (Milliyet紙)

愛らしいデザインに強さと機敏さを持ち合わせ、自動車マニアの間で「伝説」として知られるミニ・クーパー。1995年イギリスで20世紀の自動車に選ばれたこの車が、ベイオウル地区警察の公式パトカーになった。      タクスィム広場とイスティクラル通り担当の警察官用に、3台のミニ・クーパーのワン・モデル車の配備が決まった。毎日多くの観光客が訪れ、芸術家から政治家まであらゆる著名人が集まるタクスィムで、ミニ・クーパーが正式なパトカー(として用いられていることが)が好評を博した。 全文をよむ

2010-07-21 国民教育省、初等・中等教育の授業時間を変更 (Hurriyet紙)

国民教育省(MEB)は、初等・中等教育の週当たりの授業時間数に関して新たに調整を行なっていたが、それにより初等教育1,2,3年生では週当たりの必須授業時間数の合計が25時間に、4,5年生では26時間に減らされた。      普通高校とアナドル高校では、現在教えられている『科学』『社会科学』『トルコ語―数学』『外国語』などの分野が削除された。   教育省は、先進各国における教育状況、教育環境や現場の意見などを元に、2010年3月15日と16日にこの件に関してワークショップを開き、初等・中等教育をう 全文をよむ

2010-07-20 大学新学期へ寮・奨学金・教育資金貸付の申し込みは7/26から (Radikal紙)

現在、いずれかの高等教育機構で学んでいる学生の寮、奨学金、教育ローンの申し込みは、7月26日~8月13日の間、受け付けられる。      YURT-KUR(学生寮機構) のハサン・アラバイラク会長は、文書による発表を行い、2010年~2011年の教育年度に、YURT-KUR所属の寮に入ったり、奨学金や教育ローンを得るための申し込みの方針が決まったと発表した。それによると、現在すでに高等教育機関に所属している学部準備課程、学部、大学院の学生による申請は7月26日~8月13日の間に受け付けられる。一 全文をよむ

2010-07-20 アンタリヤの一等地に「法的手続き保全措置」―証拠は、オスマン古文書 (Radikal紙)

公園、公共施設、5つ星ホテル、スポーツ施設と1万件近い住宅が犇めく、約3,676,000平方キロメートルの土地の売却に対して保全措置が取られた。      アンタリヤの重要な公園、公共施設、5つ星ホテル、スポーツ施設と1万件近い住宅が犇めくメルテムとベフチェリエブレル地区とコンヤアルトゥビーチ公園を含む、約3,676,000平方キロメートルの土地の売却とに対して保全措置が取られた。      アンタリヤ第4簡易裁判所は、アンタリヤで19世紀に暮らしていた「アラプ・シュレイマン」の子孫で、首相府国 全文をよむ

2010-07-19 『大学入試学科別点数・定員マニュアル』に間違い、原因は「うっかり」 (Hurriyet紙)

大学入試センター(ÖSYM)長ウナル・ヤルマアン教授は、hurriyet.com.trが報道した「2010年度大学入試(ÖSYS)学科別点数・定員マニュアルに誤りがある」という件に関し、会見を開いた。ヤルマアン氏は、49学科に誤りがあり、それらの間違いの原因は小さなミスであったと述べた。会見でのヤルマアン氏の発言の概要は次の通り。      ■49学科に誤り      49学科に誤りがあると判明しました。マニュアルをウェブサイト上に掲載し、近ごろ販売を始めました。今月22日まで販売が行われること 全文をよむ

2010-07-18 RTÜK、テレビ各局の自己評価をもとに新たな放送基準公表 (Yeni Safak紙)

ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)は、国内放送を行っている放送局と協働し、テロや非常事態における(放送)基準を発表した。ドゥルスンRTÜK理事長は、「すべての放送局が自己評価を行ないました。もはやテロの目的に手を貸すような放送を、われわれが目にすることはないと予想しています」と語った。      RTÜKはテレビ・出版協会と共同で行った取り組みにて、テロや非常事態において放送される情報に関する放送基準を公表した。      テレビなどで放送されるテロの情報が、今後はこのように公表された基準に照ら 全文をよむ

2010-07-16 新設8国立大学、その校名は?―アタテュルクの母の名は不採用 (Milliyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)で8大学の新設法案が審議される中、イズミルに新設される大学に、アタテュルクの母「ズュベイデ・ハヌム」の名をつけるという提案が拒否された。この大学の校名は「キャーティプ・チェレビ大学」になる予定だ。      法案によると、アンカラには「ユルドゥルム・ベヤズト大学」、ブルサには「ブルサ工科大学」、イスタンブルには「イスタンブル文明大学」、イズミルは「キャーティプ・チェレビ大学」、コンヤには「コンヤ大学」、エルズルムには「エルズルム工科大学」、カイセリには「カイセリ・アブ 全文をよむ

2010-07-15 アブデュルハミト2世の孫、オスマン・ナーミー・オスマンオール氏死去 (Zaman紙)

アブドゥルハミト2世の孫であるオスマン・ナーミー・オスマンオール氏(93)がスィヤミ・ヘルセキ病院の集中治療室での治療の末死去した。      アブドゥルハミト2世の娘アイシェ・スルタンと(フランスの委任統治期に)シリアで元首を務めたアフメト・ナーミー・ベイの息子であるオスマン・ナーミー・オスマンオール氏は、心臓疾患で治療を受けていたスィヤミ・エルセキ病院の集中治療室で死去した。オスマンオール氏は6月5日から入院していた。      93歳のオスマン・ナーミー・オスマンオール氏は1ヶ月半前に体調 全文をよむ

2010-07-14 山岳地帯特殊任務部隊兵に特別給与 (Milliyet紙)

テロと戦うため、国境で任務にあたる特殊部隊に参加する兵士は、任務にあたる期間は特別給与を受け取ることになる。また、毎年多額の補償金も受け取る権利を有する。兵士たちは最高で32歳まで山岳地帯での警備に当たる。      NTVでのニルギュン・バルカチュ記者のニュースは以下の通り。      政府の「クルド問題の民主的解決策」により初めて議論された、国境地域への特殊部隊活動計画の詳細が明らかになってきた。      以前も議論された特殊部隊活動計画は、民主的解決策の一環としての計画であった。増えるテ 全文をよむ

2010-07-14 路上で働かされている子供の数、トルコ全土で約5000人―首相府発表 (Radikal紙)

トルコでは「一家に子どもは三人」という首相の提案が議論される一方、4697人もの子どもが路上で働かされている実態が明らかになった。これがトルコの子どもを取り巻く環境である。7669人が精神的ケアを受けており、7669人が青少年センターの提供する支援サービスを受けている。      共和人民党(CHP)のクルクラレ県選出の国会議員トゥルグト・ディベキ氏がレジェプ・タイイプ・エルドアン首相に向けた質問票への回答から、トルコの子どもたちが陥っているひどい状況が明らかになった。      ■ 首相に問う 全文をよむ

2010-07-12 トルコからの難民、行き先は日本―2010年OECD移民レポート発表 (Radikal紙)

避難亡命先として日本を希望する人が多い国として、ミャンマーに次いでトルコが第2位となった。      トルコ人難民亡命者は特に1980年代、投獄の恐怖や、拷問、または人権無視といった理由で、北欧をはじめヨーロッパに希望の道を託してきたが、今では新たな行き先に日本を加えた。経済協力開発機構(OECD)の最新の移民レポートによれば、日本への難民亡命申請希望者が最も多い国は、順にミャンマー、トルコ、スリランカとなった。トルコは難民亡命先ともなっており、在外トルコ人やアルメニア人をはじめとした様々な国籍 全文をよむ

2010-07-12 イスラエル・ユルドゥズさん、名前変更を裁判所に申請 (Zaman紙)

ガザ地区へ人道的支援物資を運搬していた船に対し、イスラエルが攻撃したことを受け、49歳のイスラエル・ユルドュズさんは、自身の名前を変えようと裁判所に申請した。      サカルヤ県アクヤズ郡に暮らす大工ユルドュズさんは、自身の名前を変えるためアクヤズ第一審裁判所に申請した。      ユルドュズさんはアナトリア通信の質問に答え、自分の名前によって子どものときから不快な思いをしてきたと述べ、そのため名前を「イスラフィル(註1)」に変えるために裁判所に申請を行ったと話した。      ユルドュズさん 全文をよむ

2010-07-12 気温42度、東部トゥンジェリの水辺でビキニ (Milliyet紙)

トルコ人や観光客は、気温が41度に達したトゥンジェリ県のピュリュミュルやムンズルの水辺に避暑に来ている。      街中で気温が高くなったため、トゥンジェリの地元住民や、町を訪れた国内外からの観光客はピュリュミュルやムンズルの水辺に押し寄せた。      近年、トルコ各地の有名な水辺にも負けない光景が広がるピュリュミュルやムンズルの水辺を訪れる人々は、デッキチェアでの日光浴を楽しんでいる。暑さに疲れた人々は、水泳だけでなくビーチバレーやサッカーなどをして太陽と砂浜を満喫している。      ピュ 全文をよむ

2010-07-11 ドアン家、悲しみの日 (Radikal紙)

アタマン建設の創設者ハサン・アタマン氏が、最後の旅路へ見送られた      イスタンブルで先日亡くなったドアン・ホールディングのアイドゥン・ドアン名誉会長の姉の夫であり、アタマン建設の創設者で高層建築物エンジニアのハサン・アタマン氏はアルトゥニザーデ神学部モスクで昼ごろ催された葬儀の後、カンルジャ墓地で最後の旅路へ見送られた。      アイドゥン・ドアン氏、姉のヒクメト・アタマン氏、ハサン・アタマンの息子のビュレント・アタマン氏、娘のセブギ・ドアン氏、バヌ・アルカン氏、シャフラプ・ソイサル氏、 全文をよむ

2010-07-11 シャンル・ウルファで砂漠の暑さ (Zaman紙)

シャンルウルファではこの6月、平年よりも気温が高く、7月になって更に上昇した。      シャンルウルファはトルコで最も気温が高くなる都市の一つで、今年の6月も平均気温を上回っていたが、7月に入って気温は更に上昇した。      7月の平均気温が38℃前後であるこの都市で、この数日間の気温は40℃前後であり、40.9℃になった今日は日中、湿度14パーセント、気温42℃まで上昇すると予想されている。      平均気温を3~4℃上回っているシャンルウルファでは、この暑さが週明けには更に1~2℃上回 全文をよむ

2010-07-10 「アタテュルクの実の息子」を名乗る人物登場―アンタリヤ (Milliyet紙)

ハベルチュルクの報道によると、16年間アタテュルクの息子であると証明しようと努力している80歳のハリル・イブラヒム・アタライ氏は、真実が明らかになることが恐れられていると主張し、苗字として使うことを望んでいるアタテュルクの財産が自分に与えられるよう望んでいる。アンタリヤで暮らすアタライ氏は今日までに欧州人権裁判所(AİHM)を含め9回の裁判を起こしており、この主張を証明するためDNA検査が行われることも望んでいる。      アンタリヤで暮らす80歳のハリル・イブラヒム・アタライ氏は、16年間ア 全文をよむ

2010-07-10 アール山(アララト山)で登山道清掃、ゴミどっさり (Hurriyet紙)

トルコの屋根とも呼ばれるアララト山のドウバヤズィットへの公式登山道で行なわれた清掃作業の結果、約1000袋にも及ぶゴミが回収された。      海抜5137メートルの高さを誇るアララト山で、初の清掃キャンペーンがスタート。アリ・イェルリカヤ知事の先導で始まったキャンペーンには、ドウバヤズィットのトプチャタン村から50人のメンバーが活動にあたった。   キャンペーンはエリ村から始められ、3200メートル地点でメインキャンプ地点と4200メートルの休憩地点、頂上へ向かう山道のゴミが集められた。   全文をよむ

2010-07-07 花嫁は逃げたが、結婚式は続く・・・―ウルファ (Zaman紙)

シャンルウルファ県シヴェレッキ郡で、家族の圧力によって結婚させられると述べた花嫁が、結婚式当日に治安部隊に逃げ込んで保護された。      結婚式を台無しにしたくない新郎の父親は、同日、自分の姪を息子と結婚させた。入手した情報によると、シヴェレッキ郡に住むラマザン・Ö氏(47)は、イズミルに住む親戚のメフメト・K氏と会い、彼の17歳の娘E.Kさんを息子の嫁にほしい旨を述べた。「娘の意見を聞かずに」家族の合意の上で、結婚式の日にちが決められた。結婚式前日にシヴェレッキに連れてこられた花嫁候補のE. 全文をよむ

2010-07-06 PKKによる大学入試不正、発覚 (Zaman紙)

ディヤルバクル県で実施された大学入試試験のうち学部決定試験での不正行為がPKKと関わりがあることがわかった。PKKが試験へ髪留めやボタンの中に隠しカメラを忍ばさせた受験者らが捕まった。      ディヤルバクル共和国検察局の調整で8カ月にわたって行われた技術的・物理的捜査の後に始まった逮捕劇で、学部決定試験での不正がPKKにより行われていたことがわかった。警察により作成された捜査書類には、特に東・南東アナトリアの地域でPKKの党員が様々な大学に潜入することが目標とされていたという情報が記されてい 全文をよむ

2010-07-05 南東アナトリアで投石・店舗閉鎖―シュルナクでPKK5人殺害をうけ (Milliyet紙)

シュルナクとジズレでは店舗を閉鎖した。      トルコ南東部の騒乱の中で、シュルナク出身のPKKのテロリスト5名が3日前に保治安部隊と衝突し、殺されたことを受け、シュルナク市中心部とジズレ郡では店舗を開けなかった。ジズレ郡ではバリケードを作って道路を封鎖したデモ隊が、道路総局第95支部のビルに投石した。      スイィルト市のペルヴァリ郡ドアン村サルヤプラク軍事基地で7月1日に起こったPKK党員による攻撃で、中尉1名、兵士1名、村落防衛隊3名が殉職した。この攻撃の際に殺されたPKKのテロリス 全文をよむ

2010-07-04 ユー・チューブへのアクセス禁止、継続へ (Radikal紙)

アンカラ第1簡易刑事裁判所はYoutubeにアクセスできる44のIPアドレスへの接続を制限する判決に対して行われた異議申し立てを、「同サイトは法に反している」として棄却した。      アンカラ第1簡易刑事裁判所は、Youtubeというサイトへのアクセス禁止の判決に対して行われた異議申し立てを棄却した。判決理由として「当該サイトの違法性が継続しており異議申し立ては適当ではない」と述べられた。      Youtubeに対し、アタテュルクに対する侮辱を含む動画が放送されたとしてアンカラ第1簡易刑事 全文をよむ

2010-07-04 サウジアラビアの内情を語る書籍出版 (Hurriyet紙)

ヒジラン・シェネルは、巡礼と小巡礼のガイドを10年にわたって務めた後にサウジアラビアから帰国し、アラブの女性たちについて語った。トルコ人男性と結婚しているシェネルは、トルコへ本帰国し、サウジアラビアの女性であるイクラムさんの人生や、サウジアラビアの男性たちのトルコ人女性に対する見方を描き出した。「もはやサウジアラビアにもどることは非常に難しい」と話すシェネルの著書は、大きな議論を呼ぶだろう。      ヒジラン・シェネル(33歳)が、初めて小巡礼に行ったのは16歳のときであった。その翌年再び巡礼 全文をよむ

2010-07-04 俳優ケマル・スナル墓前で追悼 (Milliyet紙)

トルコ映画の名優ケマル・スナルが、没後10周年をズィンジルリクユ霊園の墓前で追悼された。      追悼式には、ケマル・スナルの妻のギュル、息子のアリ、娘のエゾ、母親のサイメ・スナルとアリ・スナルの恋人のギョクチェ・バハドゥルが参加した。      祈りに続いて記者の質問に答えたアリ・スナルは、父の死から10年で何一つ変わらなかったことを述べた。スナルは、父の後を追いかけていると述べた。      アリ・スナルは、「私達は彼が生きていて、まだいるかのように、私達の隣にいるかのように、生活を続けて 全文をよむ

2010-07-03 アダナの小学校、夏はペンションで活用・・一泊1.25リラ (Hurriyet紙)

アダナ県ユムルタルク郡の海に面する小学校で夏期休暇が始まった。学校に宿泊する利用者は、学校の教室を15日間150トルコリラで借りることができ、床に布を敷いて寝る。      毎年学校をペンションとして提供しているアタテュルク小学校のオスマン・キュチュク校長は、アナトリア通信の記者に対して行った会見で、この学校とともにユムルタルク・マルチプログラム高校も休暇中にペンションとして利用されているが、同校が改修工事で利用できないため、小学校への需要がが高まったと明らかにした。      キュチュク校長は 全文をよむ

2010-07-02 17年前のシヴァス・マドゥマクホテル焼き討ち事件追悼式に、はじめて大臣参加 (Radikal紙)

1993年7月2日にマドゥマク・ホテルが焼き討ちされ、37人が死亡した。この事件の17周忌に初めて、政府関係者の追悼行事への出席が実現した。以前のプログラムでは政府関係者は誰一人として出席していなかったが、今年は、ファルク・チェリキ国務大臣、アリ・コラト知事、大統一党(BBP)のドアン・ウルギュプ市長が、ホテル前での追悼行事に参加した。チェリキ大臣は、「マドゥマクの辛苦はトルコ全土の辛苦だ。この事件について敵味方はない」と述べた。      シヴァス事件を記念する行事は、まずファルク・チェリキ国 全文をよむ

2010-07-02 「食の安全」EU基準達成にむけて、変わる生活 (Radikal紙)

トルコの食料品をEU基準に合わせようという取り組みが始まった:農場から食卓まで、食料品はあらゆる段階で管理され、リスクのある生産物は薬品のように回収されることになる。      本日(2日)、 トルコのEU基準への統合プロセスにおいて、食卓を囲む者たちが皆関心を寄せるテーマについての話し合いが始まった: 食料品の基準統合である。トルコの食の安全、家畜及び農産物政策がEU基準に達成することを目的とした新たな1ページが、一昨日始まった。   食品部門の閉鎖性と新しい規則を正しく適用することにおいて、 全文をよむ

2010-07-01 アタテュルクのシルエット、今年もカラダー山に (Milliyet紙)

天候のせいで例年より2週間おくれたものの、アルダハン県ダマル郡にあるカラダー山の山麓に、自然の奇跡ともいえるアタテュルクのシルエットが今年もみられた。      毎年6月15日~7月5日の間、出現する自然の「アタテュルク像」の出現は、雨のため2週間おくれた。カラダー山に映るアタテュルクのシルエットは、毎日17.55- 18.10の間、アタ地区から眺められる。アタテュルクのシルエットを見ようとする人々のために、「ダマル・アタテュルク祭」が催される。      共和民主党所属のダマル市長ギュルジェマ 全文をよむ

2010-07-01 クルチダルオールCHP党首、「女子大学生のスカーフ解禁」発言を否定 (Radikal紙)

 クルチダルオールCHP(共和人民党)党首は、本日の本紙一面に掲載された「今後、女子は大学へスカーフをかぶっての通学が可能となる」との表現は、自分の発言ではないと述べた。       ケマル・クルチダルオールCHP党首は本日の本紙一面に掲載された「今後、女子は大学へスカーフをかぶっての通学が可能となる」との報道について説明を行った。クルチダルオール党首は本紙へのコメントに関して、「紙面に詳しく記載されている質問とそれに対する答えからはっきりと分かるように、私の口から『今後、女子は大学へスカーフを 全文をよむ

2010-06-30 環境省、市中の騒音対策始める―モスクのアザーンも対象に (Radikal紙)

環境省は、アザーンの音量が限界値を超えないように、指示を下した。      騒音検査が行われた海峡沿いの人気スポットでは、騒音が限界値を超えていることが明らかとなった。一方で、「モスクに設置されている拡声器の音量」に関し、管理は宗務庁に任せているとする環境省関係者は、同省が2007年付け省外回状で、「拡声器からの音量は、アザーンが周囲に聞こえかつ近隣の者たちには騒音にならないレベルに調整されること」という指示を各県に出していたと述べた。      環境森林省は、騒音対策のため、騒音マップや地図に 全文をよむ

2010-06-30 アドゥヤマンで、シリア正教の大祭礼 (Yeni Safak紙)

「第12回古シリア正教大祭礼」がアドゥヤマンにあるモル・ペトルス-モル・パヴルス教会で、世界の多くの国々とトルコの様々な都市から訪れた数多くのシリア正教徒の参加により実現した。      今年で12回目を迎える大祭礼に参加するため、イスタンブル、イズミル、アンカラ、ドイツ、スイス、オランダ、アメリカなど多くの場所から何百人ものシリア正教徒がアドゥヤマンを訪れた。      アドゥヤマンのモル・ペトルス-モル・パヴルス教会のメルキ・ウレキ府主教は、愛と宗教同胞のため祈りをささげたと語り、次のように 全文をよむ

2010-06-29 ギュル大統領の末息子の進学先はハーバード大学 (Hurriyet紙)

昨日アンカラTEDカレッジ・リセを卒業した、アブドゥラー・ギュル大統領の末息子メフメト・エムレ・ギュル君(19)がアメリカ合衆国で受けた試験で素晴らしい成績を修め、世界的に有名なハーバード大学への入学を認められた。      ハーバード大学以外に、コロンビア大学、ウィンストン大学、シカゴ大学、マサセッチュー工科大学からもメフメト・エムレ君への誘いがあった。彼は、大学進学適性試験(SAT)で800点中800点獲得し、なかなか達成できない記録を作った。メフメト・エムレ氏の兄も博士課程の研究のためアメ 全文をよむ

2010-06-29 シェイフ・サイト追悼行事、2つに分裂 (Radikal紙)

ディヤルバクルで1925年に始まり、その首謀者の名にちなんで「シェイフ・サイトの反乱」と呼ばれる反乱が鎮圧された後、シェイフ・サイトは逮捕され、彼と47名の同朋がディヤルバクルのダーカプ広場で絞首刑にされた。この度、彼らの追悼行事が開かれたが、その開催をめぐって、子孫らは二つに分裂した。      何人かの子孫は平和民主党(BDP)と民主市民会議(DTK)の支援による追悼行事を開催した一方、子孫の一部は非平和民主党系の追悼行事に参加した。ディヤルバクルのウルモスクの前で「チグリス・ユーフラテス対 全文をよむ

2010-06-27 イズミルで有機栽培に取り組む女性 (Radikal紙)

アメリカで農学を勉強した後、ウルラで現代的な農場を作った女性起業家は何十種類もの作物を栽培している。      温室栽培に関する高等教育を受け、アメリカで有機栽培について勉強したイズミル出身の女性起業家は、ウルラに作った農場で有機作物を栽培している。村人たちから以前は「都会の女に農業が分かるはずがない」と言われていたぺリン・オムルオール・バルジュオールさんは、トマトを収穫し、庭の毒性の雑草を抜き、ヤギに予防接種をしている。   ウルラのヤージュラル村でアイェルヤ有機栽培農場を経営するバルジュオー 全文をよむ

2010-06-27 ディヤルバクルでシェイフ・サイト追悼活動 (Hurriyet紙)

共和国の成立後に南東部で最大の反乱を指導し逮捕され47人の仲間とともにディヤルバクルで処刑され、4、5年前まで名前を口にするのさえも憚られたシェイフ・サイトとその仲間の為の追悼記念活動がディヤルバクルで準備されている。明日から活動が始まるということでシェイフ・サイトの写真がプリントされた巨大なプラカードがディヤルバクル中の通りで掲げられ、壁には写真が掛けられている。      ■シェイフ・サイトの処刑から85年      ディヤルバクルのディズレ郡で1925年に勃発し短期間で地方各所に広まった反 全文をよむ

2010-06-26 4車線の高速道路速度上限110キロに (Milliyet紙)

国会本会議で道路総局の組織と任務に関する法案が承認された。      ■通行料不払いは罰金10倍   同総局の管轄する高速道路や通行規制が道路で通行料金を支払わない車両に、通行区間内最長距離の通行料金の10倍の学が罰金として科されることになる。   防衛、交通、エネルギー、通信、上水、下水、石油、天然ガス、インフラ整備、ゴミ処理施設、ダム、湖沼、動物シェルター、墓地及び国の衛生・教育・スポーツ施設の森林部分にあたり、それが公共の利益になる場合は、代金を支払うことで環境森林省が承認する予定だ。   全文をよむ

2010-06-25 1500年前のシリア語聖書、ムーラで押収 (Radikal紙)

ムーラにおける警察の捜索で、鹿革にシリア語で書かれた1500年前の聖書が押収された。      この歴史的な聖書は、市場価格が100万米ドルちかくに及ぶことが明らかとなっている。聖書が押収されたことに関連して、建築請負業者が一名、繊維業者が一名、建築資材の販売業者が二名逮捕された。      ムーラ県密輸および組織犯罪対策室のチームは、密告を受け、昨日(6/24)の17時頃に、ムーラ―マルマリス道上のデヴラント交差点において一台の車を停止させた。この車を捜索したところ、トランクから65ページにわ 全文をよむ

2010-06-24 養殖魚2万5千匹が酸欠死―電気代未払いで (Radikal紙)

ムーラ県ミラス郡アヴシャル村において、未払いにより電気を止められたことにより養殖魚2万5千匹が酸欠死した。      ムーラ-養殖場を経営するイェテキン・タシュ(39)は、被害額は10万TL(約5670万円)だとする一方、自身に何の通知なしに電気をとめたとする電気供給会社のAYDEMについて訴えることを明らかにした。AYDEM側はというと、通知は行なっていたとしている。      アヴシャル村のカラケメル地区において、10年来畑に設けた4つの池でスズキを養殖し、2児の父親でもあるイェテキン・タシ 全文をよむ

2010-06-24 入口のないビル・・・―解決策見つかる! (Hurriyet紙)

リゼのある斜面に建設されたビルは、入口がなく、8階164段の階段でようやく(玄関に)辿り着くことができるものだった。建設者ヤクプ・ギュンギョル氏は、このビルの下に新しいビルの建設を始めた。道路の高さまで岩場を砕き、地上から旧ビル入口階までに高さを合わせた新ビルは、6階建てであり、「ビルが完成すれば上のビルの怖そうな外観もなくなるだろう」とギュンギョル氏は話した。      建設者ヤクプ・ギュンギョル氏は、ピリチェレビ街に、他に類をほとんど見ない手を打った。8階建てのビルを建てたギュンギョル氏は、 全文をよむ

2010-06-24 ジュムフリイェト紙主幹イルハン・セルチュク氏、バジベクターシュに埋葬 (Milliyet紙)

ハジベクターシュで行われたイルハン・セルチュク氏の葬儀に、約3千人もの人々が集まった。    ジュムフリイェト紙主幹、また主筆であったイルハン・セルチュク氏が、遺言により、ネヴシェヒルにあるハジベクターシュ郡にある兄トゥルハン・セルチュク氏のお墓の隣に埋葬された。ハジベクターシュ市長アリ・ルザー・セルマンパクオール氏は、3千人が参列した葬送で、イルハン・セルチュク氏が3年前、ここに埋葬して欲しいことを自身に話していたことを述べながら、「中世の暗黒時代に、人々を開明させる灯明を灯したハジベクターシ 全文をよむ

2010-06-23 「あれはアンカラ猫ではなく、ヴァン猫!」―金眼銀目猫論争つづく (Zaman紙)

アンカラで計画されている猫の絵のロゴに関し議論が続いている。ヴァン商工会議所のザヒル・カンダシュオール会長は、ヴァン市民はこの状況に不快感を示していると述べた。      片方の目が青でもう片方が黄色の目をしたアンカラ広域市の猫のロゴに関し、ヴァンで議論が起こっている。ヴァン商工会議所のザヒル・カンダシュオール会長は、ロゴの猫の目はヴァン猫のものであると主張した。      ヴァン猫と似た特徴を持っているアンカラ猫が、アンカラ広域市のロゴとなることに関し、首都アンカラとヴァンで議論が巻き起こって 全文をよむ

2010-06-23 レストランのテーブルから塩をなくします―保健省から減塩行動作戦 (Yeni Safak紙)

政府は塩分摂取減少化にむけて2010-2015年の間に実施される政府の計画の枠組みにおける基本戦略と、この戦略に並行して目標に向けた具体的な対策を発表した。この計画は、レストランやファースト・フード店のような場所のテーブルから塩をなくし、代わりにヨウ素添加塩の小袋が置かれる。      保健省基本健康サービス総局によって開かれた「塩の消費量減少にむけた国家戦略決定会議」が終了した。      イルチホテルで開かれた会議は、保健省、農業村務省、国民教育省、産業省、NGOの代表、諸大学の教員、及び食 全文をよむ

2010-06-21 リゼ県の高校、保護者会費未納の生徒50人に通知表渡さず (Milliyet紙)

アリ・メティン・カザンジュ高校で年間80リラの保護者会負担金を払わなかったという理由で、金曜日(18日)に行われた通知表授与式で約50名の生徒に対し通知表を渡さなかったと伝えられた。保護者達の苦情を受けて国民教育局が調査に乗り出した。国民教育局長のフェフミ・ラーシム・チェリキ氏は、「保護者が必要な会費を払わなかったといって子供に非はない。通知表を受け取れるだろう。」と言った。      アリ・メティン・カザンジュ高校の保護者会理事会は、年間のセキュリティーや清掃、その他の必要経費をまかなうために 全文をよむ

2010-06-20 パスポートの値段、大幅値下げ (Radikal紙)

有効期限6ヶ月のパスポートの発行料は65リラに、一年のものは95リラに値下げされた。138リラの有価証書代は50リラとなった。      ■アンカラ―政府のこの件に関する決定が官報で報じられた      それによると、領事館より発行されるパスポートも含め、有効期限6ヶ月のパスポートの発行料が126,05リラから65リラへ、期限1年のものは180,15リラからリラへ、期限2年のものは304リラから155リラへ、期限3年だと424リラから220リラ、期限3年以上のものは616リラが310リラへ値下げ 全文をよむ

2010-06-20 国民投票のための資格確認、残り2日 (Milliyet紙)

9月12日に実施される国民投票の有権者リストの確認最終日は6月22日である。高等選挙委員会が示した予定では6月9日にリストの確認が開始され、6月22日の火曜日に終了する。      予定では、地区長の事務所に掲示されたリストは過失による有罪者と勾留中の人物のリストを含み、(内容の)更新のため6月9日の金曜日に郡の選挙委員会により掲示された。在外投票登録もインターネット上のwww.ysk.gov.tr のURLのページで受け付けている。      地区長事務所の掲示リストは6月22日の火曜日に掲示 全文をよむ

2010-06-19 学部決定試験(LYS)、始まる (Radikal紙)

大学入学希望者が今年から受験することになる大学の学部決定試験(LYS)の数学と外国語の試験が始まった。      学部決定試験は81県の県庁所在市とレフコシャで実施された。第一回学部決定試験は1882ヶ所の28509の部屋で行われた。試験では86530人の試験官が監督に当たった。10時に開始され12時に終了した。朝から行われた数学を中心とする第一回学部決定試験は601000人が受験した。試験では数学と幾何学の問題が出題された。数学の試験では50問が出題され75分間が与えられた。幾何学の試験では3 全文をよむ

2010-06-18 シヴァス襲撃事件の舞台マドゥマク・ホテルの政府買い上げ、ついに実現 (Milliyet紙)

●37人の知識人が焼かれた、シヴァス県のマドゥマク・ホテルの政府買い上げが実現した。今後ホテルは図書館になり、館内には虐殺についての記念コーナーが設けられる。      政府が1年以上に渡って研究集会を通じて続けてきたアレヴィー問題の解決策において、初の具体策が、37人の知識人が殺害されたマドゥマク・ホテルに対して講じられる。ファルク・チェリキ国務大臣は、マドゥマク・ホテルの450万リラの政府買上げ代金が特別政府口座に振り込まれたことを発表した。マドゥマクは、虐殺事件を伝える記念コーナーを持つ図 全文をよむ

2010-06-17 通知表が怖くて・・・―トラブゾンで3人が自殺未遂 (Milliyet紙)

トラブゾンで、成績表が渡される一日前、悪い成績を恐れた学生らが自殺に追い込まれた。3人の中学生は、悪い成績を心配して憂鬱になり、自殺を図った。      明日(17日)成績表をもらって夏期休暇に入るという中、16歳のF.Bさんは授業の成績が悪いと思って落ち込み、昨日(16日)夕方、大量の薬を飲んで自殺をはかった。家族とイェニマハレに住んでいるこの少女は、中毒症状が出ると病院へ搬送され、胃洗浄を行った。F.Bさんの状態は落ち着いているという。      他にも、トラブゾンのイェニジュマ・マハレで昨 全文をよむ

2010-06-17 イスタンブル市の地下鉄の終電、12時に早まる (Yeni Safak紙)

イスタンブル広域市は、一部の地下鉄と路面電車の路線の24時以降の運行を中止した。      イスタンブル広域市からの発表によると、アクサライ‐空港間の路線修復、シシュハネ‐アタテュルク自動車産業間の車両と信号のテスト作業のため、終電の時間が0時30分から0時となった。      発表では、鉄道システムが運行を停止する0時から0時30分の間、乗客の需要が低下することが、コストの面から非生産的であることも述べられた。      また地下鉄のアクサライ‐イェニボスナ間の路線は砂利の敷かれた上部構造にな 全文をよむ

2010-06-17 黒海地方は大雨、地中海地方は猛暑―気象庁発表 (Radikal紙)

国家気象総局は昨日、黒海地方に大雨警報を発動する一方で、西部と南部では猛暑となった。      気象総局が行なっている「気象警報」では、東黒海沿岸に影響を与えることが予想される大雨は今晩まで降り続くと発表した。      アンタリヤでは夏のような猛暑が始まっている。正午には39度となったアンタリヤでの湿度は最高で93%と観測された。気象総局アンタリヤ支局は、蒸し暑さは週末まで続き、それ以降は2~4度気温が下がると発表した。 全文をよむ

2010-06-15 欧州人権裁判所、3か月以内のギリシャ正教孤児院返還を命じる (Radikal紙)

欧州人権裁判所(AİHM)から出された判決に関して行われた発表では、十分な賠償金を払わずに孤児院の所有権をフェネル・ギリシャ正教総主教座から得る権限はトルコには無いという2008年7月28日付の判決に言及された。      「本日(15日)の判決で裁判所は、トルコが問題となっている所有権を原告に返還し、慰謝料として6000ユーロ(約67.5万円)と諸経費として20000ユーロ(約225.2万円)を支払うよう命じた」と発表された。      フェネル・ギリシャ正教総主教座は、ビュユクアダにある孤児 全文をよむ

2010-06-14 「80-(12+3+8)=?」これを解けない高校生が60万もいる!―大学入試センター長 (Zaman紙)

この問題を解けない高校生、60万人      大学入試センター(ÖSYM)長のユナル・ヤルマーアン氏は、誰でも実にたやすく解ける問題を、50万人以上の学生が解けない現状を憂慮している、と述べた。ハベルテュルク紙の報道によると、ヤルマーアン氏は興味深い例を挙げた。      ヤルマーアン氏は「1、2年前に行われた大学入試で、我々は80-(12+3+8)=?という問題を出題しました。今この問題を見てあなた方はどう思われますか。『子どもは解く』とおっしゃるはずです。しかし60万人もの高校生がこの問題に 全文をよむ

2010-06-13 クヴァンチ、もはやトルコ航空(TYH)の顔 (Milliyet紙)

クヴァンチ・タトゥルトゥーは、アラブ世界で非常に好まれているドラマ、「ギュミュシュ」で人気を博している。そんな彼が出演しているトルコ航空のCMは、アル・ジャズィーラを筆頭に様々なアラブのテレビチャンネルでひっきりなしに放送されている。      クヴィンチは中東で特に女性に人気があり、デビット・ベッカムに似ていると社会現象にまでなったが、トルコ航空は、この人気にあやかろうと、CM出演交渉に入った。イスタンブルを紹介するためのCMの出演依頼を受諾したクヴァンチ・タトゥルトゥーは、30万ドルで契約し 全文をよむ

2010-06-13 ハッキャーリの天使、ディレキ・イェシルバシュ医師 (Zaman紙)

ハッキャーリの天使、ディレキ・イェシルバシュ医師。「首相が私のことを話しているときはとても恥ずかしく思いました」      「石を投げる子どもたち」に手を差し伸べたディレキ・イェシルバシュ医師が、遂にアナトリア・スポーツ協会とともに国際的なプロジェクトを立ち上げた。10から11歳のハッキャーリ出身の子どもたちは、ドイツで行われたU-11エルベタール・カップのサッカートーナメントにおいて、トルコ代表として出場し2位に輝いた。トルコ(の人々)は、四方を山に囲まれたハッキャーリにて汗を流して働くこの若 全文をよむ

2010-06-13 法律関係者、インターネット関連の法整備を望む (Radikal紙)

ギョクハン・アヒー弁護士は「現行法のアクセス制限を定めた条項は全て廃止されるべきである」と語る。一方で、フィクレト・イルキズ弁護士は「インターネット世界に特化した新しい法は不可欠だ」を強調した。T24のドーアン・アクン総編集長によると「どちらの側にも責任がある」という。      インターネット上のアクセス禁止に対する反発が続いている現在、法関係者達は新法制定と基礎的な整備が行われないままでは現在のカオスは解消されないという考えを示している。イスタンブル弁護士会情報法専門の弁護士の一人るメテ・テ 全文をよむ

2010-06-12 「笑うアンカラ猫」、アンカラ市ロゴ論争ふたたび (Radikal紙)

エンブレムを持たない世界で唯一の首都であるアンカラで、広域市議会は街のプロモーションのためのロゴ制定への第1歩を踏み出した。「笑うアンカラ猫」をロゴとして使用することを含む決定は野党の反対にも関わらず可決された。議会での話し合いの結果、このロゴ(の件)が名称制定委員会に送られることが採択された。      裁判所の判決によりアタクレとモスクを象ったエンブレムが廃止された後エンブレムを制定しようとしなかったメリフ・ギョクチェキ・アンカラ広域市長は、「笑うアンカラ猫のテーマをいくつかの場所で使ってお 全文をよむ

2010-06-10 イズミト湾で赤潮 (Milliyet紙)

昨日午後から発生している赤潮の原因は、海水汚染による藻の異常繁殖であることが判明した。       多くの家庭ゴミで汚された湖や海において、その汚染源が有する養分が過度に増加すると「藻」という単細胞生物が発生するが、イズミト湾においてもこの藻が異常繁殖し、赤潮が発生した。専門家やベテランの漁師らは、藻の異常繁殖がイズミト湾で時々発生すると話し、何年も家庭ゴミや産業廃棄物が無責任に捨てられた結果、一時、海が死んだ状態になり、そのため対策を講じ、水上飛行機で調査を行い、汚染をどうにかコントロールでき 全文をよむ

2010-06-09 トルコ最大のダム、貯水率増加 (Milliyet紙)

昨年5月貯水率が17%まで低下したトルコ最大のダムであるアタテュルク・ダムは、今年の同時期、貯水率61%まで上昇した。      アナトリア通信が国家水道総局から得た情報によると、アタテュルク・ダムは、共和国史上最も重要なプロジェクトの一つであるGAP(南東アナトリアプロジェクト)の一環として建設されたもので、トルコ最大の貯水能力をもち、世界のダムと比べても6番目に位置するが、昨年の貯水率はほぼ最低水準であった。      アタテュルク・ダムは、農業用水と並んで水力発電のために利用され、また一昨 全文をよむ

2010-06-09 チュブクチュ国民教育相、アルメニア人学校卒業式に列席 (Yeni Safak紙)

国民教育省ニメト・チュブクチュ大臣はトルコで初めてアルメニア人学校の卒業式に参加した。      トルコのアルメニア人学校の一部の生徒がチュブクチュ大臣から卒業証書を受け取った。   クムカプ・メルイェム中央教会のガザズ・アミラ・サロンで行われた式でスピーチをしたチュブクチュ大臣は、友好のメッセージを述べた。チュブクチュ大臣は、アルメニア人学校の教科書を無料で国民教育省が配布し、教科書のうちいくつかはアルメニア語で印刷されたと語り、宗教的マイノリティの学校に関するいくつかの問題は近いうちに解決さ 全文をよむ

2010-06-08 イスタンブルで記録的大雨、1名溺死 (Hurriyet紙)

天気予報ではイスタンブルの人々に注意が促された。イスタンブルで2日間猛威をふるい、1人の労働者の命を奪う原因となった豪雨は夜間は勢いを弱め降り続くだろう。しかし、明日の朝からまた雨脚が強まるだろう。      イスタンブル気象管区局のムスタファ・ユルドゥルム局長は会見で、雨は夜弱くなるも降り続き、明日の朝からまた雨脚が強まるだろうと述べた。      ユルドゥルム局長は、イスタンブルでは木曜日から雨が上がり、気温は27度まで上昇すると予測されていると語った。      ユルドゥルム局長は、ここ4 全文をよむ

2010-06-07 初等教育7年生対象に、一斉「学力判定試験」実施 (Milliyet紙)

初等教育7年生の学生約106万8千人が参加した学力判定試験(SBS)が行われた。      学力判定試験は全国の県庁所在地と国外ではレフコシャ、トラブルスガルプ、リヤド、メディナ、ジッダ、タブク、クウェート、アシガバード、タシュケント、バクー、ビシュケッキで実施された。学力判定試験は全ての試験会場でトルコ時間午前10時に開始された。試験時間は100分で、設問は90問だった。試験問題と解答は   ttp://www.meb.gov.tr/sinavlar/sbs8.htmlで発表される。初等教育6 全文をよむ

2010-06-06 ユダヤ教のラビたち、ガザ支援船の負傷者たちを見舞う (Zaman紙)

反シオニズム運動(ナートレー・カルター)の代表を務める三人のラビが、ガザへ人道支援を行うために向かった支援船に対し、イスラエルが行った攻撃で負傷し、アタテュルク教育研究病院で治療を受けている負傷者らを見舞った。      見舞いに訪れたラビのイスラエル・ドヴィド・ウェイス氏、イツォック・シェウィンテル氏、ヨシェト・ローゼンベルグ氏に対し、アタテュルク教育研究病院の副院長ハシム・エルデム医師が付き添った。      負傷者にお大事にという思いを伝えたラビたちを代表して、ドヴィド・ウェイス氏は、ラビ 全文をよむ

2010-06-06 ガザ支援船での死亡者の父親、アメリカへの不信を口にする (Milliyet紙)

■フルカン・ドアン氏の父親:「息子はアメリカ国民だから安心して出発したのに」   イスラエルによるガザ支援船への攻撃で、犠牲になった高校3年のフルカン・ドアン氏の父親のアフメト・ドアン氏は、「息子はアメリカ国民だから安心して出発した。アメリカの態度は非常に遺憾に思う」と話した。   エルジエス大学経済経営学部で助教授として教鞭をとるアフメト・ドアン博士は、アメリカで生まれ、アメリカ国籍を持つ息子は、アメリカのパスポートだけを持っていた、と語った。   ドアン氏は、息子の遺体がトルコに到着した後、 全文をよむ

2010-06-05 1万人の新任教員、任地発表式―国民教育省 (Zaman紙)

発表を待つ何万人もの教員の注目がアンカラに集まった―国民教育省(MEB)は昨日、1万人の新任教員の任地を発表した。      大きな熱狂に包まれた国民教育省(MEB)バシュオーレトメン・ホールにおける任地発表式で、採用者名簿に自分の名前を見つけた人々は、電話に飛びつき朗報を伝えた。ニメト・チュブクチュ国民教育大臣は任地が発表された新任教員が教育に新しい息吹をもたらしてくれると述べた。チュブクチュ大臣は、今後は毎年一度8月に教員の任地発表を実施する予定を明らかにした。チュブクチュ大臣はある調査によ 全文をよむ

2010-06-05 悲しみと怒りのなか、ガザ支援船の死亡者の埋葬、各地で (Milliyet紙)

ガザ支援船マーヴィ・マルマラ号に対するイスラエル兵の攻撃で命を落とした人々のうち、8人が昨日埋葬された。何千人もの人が参加した葬儀の場は、イスラエルへの怒りにあふれていた。      ■アダナ:「今日は最も幸せな日です」      テコンドーの元トルコ代表選手チーデム・トプチュオールさん(46)と、その妻でやはり元テコンドー・トルコ代表選手(のちに審判、トレーナー)のチェティン・トプチュオールさん(54)は、ガザへ向かっう支援船に2人でアダナから参加したが、イスラエル兵の弾丸が、結婚して27年に 全文をよむ

2010-06-04 フェトフッラー・ギュレン、ガザ支援船派遣の市民団体を批判!? (Milliyet紙)

フェトフッラー・ギュレン氏は、地中海においてガザの包囲を破って支援物資の搬送を試みた船団をイスラエル軍が攻撃し、これにより9人のトルコ人が死亡したことについて、その見解を明らかにした。   ギュレン氏は、アメリカの主要新聞のひとつであるウォールストリート・ジャーナル紙で行ったインタビューで、トルコの組織が主導する国際船団がイスラエルの許可なくガザへ支援物資を運んだことを批判した。      新聞の報道によると、ギュレン氏はインタビューでこの事件について、「私が新聞で読んだ事は望ましいことではない 全文をよむ

2010-06-03 イスラエルから帰国の被害者たち、怒りの証言 (Zaman紙)

■イスラエルから帰国の被害者たち、恐怖を証言      スウェーデンから参加しガザ支援船に乗組み、イスラエル軍による攻撃から九死に一生をえた支援活動家らは、経験した恐怖を赤裸々に語った。      ■「彼らは私の腰に撃ち込まれた2個の銃弾を、麻酔もかけずにニッパでとりだしました」      イズミル出身の支援活動家ムサ・チョアシュ氏は、マーヴィ・マルマラ号への攻撃で負傷した。イスラエル兵により腰に撃ち込まれた二つの銃弾を、イスラエル人医師が麻酔なしで、ニッパで取り出したと彼は話した。   チョア 全文をよむ

2010-06-03 支援船での死亡者の葬儀、抗議集会の様相 (Milliyet紙)

ガザ支援船での死亡者の葬儀がファーティフ・モスクで執り行われた。遺体は葬儀の後、埋葬のため家族の手に渡った。イスタンブル以外に埋葬される遺体は、それぞれの故郷へと移送される。      人権・自由・人道支援財団(İHH)は、イスラエルの襲撃で亡くなり遺体がイスタンブルへ移送された9名の氏名を公表した。   İHHからの情報によると、死亡者の氏名は以下の通りである。   イブラヒム・ビルゲンさん、アリ・ハイダル・ベンギさん、ジェヴデト・クルチラルさん(İHHスタッフ)、チェティン・トプチュオールさ 全文をよむ

2010-06-01 イスラエルによる支援船攻撃で亡くなった方の身元判明 (Milliyet紙)

外務省は、支援船へのイスラエルの攻撃でなくなった方のうち4人がトルコ国籍者であることを発表した。      ANKA通信の報道によると、身元が判明した人は次のとおり(敬称略):アリー・ハイダル・ベンギ、アリー・アクベル・ヤラツゥルムシュ、ムハッレム・コチャク、イブラヒム・ビルゲン。      ガザへ支援物資を運ぶ途中、地中海の公海上でイスラエルの攻撃にあった支援船でなくなった人のうちの一人が、スィイルト県出身のイブラヒム・ビルゲンさん(50)であることが発表された。首相府は、ビルゲンさんの死去の 全文をよむ

2010-06-01 トルコのユダヤ人コミュニティ、「我々も怒っている」 (Radikal紙)

トルコのユダヤ教徒コミュニティのトルコ・ラビ長組織は、支援事業がこのようなかたちで中断させられたことによりトルコで起こった反発に賛意すると知らせた。      同長の書面による発表では「ガザへ向けて航行中のマヴィ・マルマラ号にむけて行われたイスラエル軍の襲撃を遺憾に思っています」と書かれていた。初期の報道が伝える、襲撃で死傷者が出たということが悲しみを深めているとした発表では、「支援事業がこのようなかたちで中断させられたことで我が国で起きている反発に賛意します。世論とともに悲しみを分かち合ってい 全文をよむ

2010-05-31 PKK、テロ攻撃再開を宣言 (Milliyet紙)

テロ組織PKK(クルド労働者党)は、6月1日以降攻撃を再開すると宣言した。PKKはここ最近の攻撃を一部のグループの「主導」による防衛目的の行動であるとしていた。      参謀本部はPKKの攻撃に対し部隊に注意を促した。      ■参謀本部からのイスケンデルン攻撃に関する発表      イスケンデルンでのテロ攻撃の後、参謀司令本部から発表があった。      発表では、「攻撃は、テロ組織の、いわゆるアマノス地域の責任者に属するあるグループにより行われたとみられる」と述べられた。参謀司令本部のイ 全文をよむ

2010-05-31 イスラエル総領事館前で抗議の大集会―イスタンブル (Milliyet紙)

パレスチナに人道的な支援を届けることをめざしていた「ガザ自由艦隊」にイスラエル軍によって攻撃が行われ、死者と怪我人がでたというニュースに、イスラエルの駐イスタンブル領事館の前で座り込みをしていた人々は騒然となった。      イスラエル軍によるガザ支援船拿捕を受け、抗議団体のうち激しい怒りをあらわにした300人近い人々が在トルコイスラエル領事館に侵入しようとし、デモ隊と警察が衝突した。警察は、抗議団体を加圧水や唐辛子スプレー(催涙スプレー)で遠ざけた。抗議団体の一部では、領事館の建物に石を投げる 全文をよむ

2010-05-30 クリム・タタール、アンカラでテプレシュを祝う (Zaman紙)

クリム・タタールたちはアンカラ県ポラトゥル郡にてテプレシュを祝った。      ポラトゥルクリム・タタール文化協同協会によりウチ・プナル村の緑地にて行われたテプレシュ祭には、ギュルソイ・オスマン・ビルギンポラトゥル郡長やヤクプ・チェリキ市長、ヴェリ・サン共和国主席検事、メティン・ドゥズ(ポラトゥル)郡軍警察司令官、そして政治家や市民団体代表者などと共に、多くのクリミア出身のポラトゥル住民が参加した。      トルコ国歌とクリミア国歌であるアント・エトケメンの斉唱の後、クリム・タタール文化協同協 全文をよむ

2010-05-28 ボスフォラス第3橋は、イスタンブルの緑を失わせる―森林技術者連合でパネル (Radikal紙)

ガリプチェ・ポイラズキョイ間に建設予定のボスフォラス第3橋の影響について、議論が続いている。森林技術者連合局イスタンブル支部は、TMMOB(トルコ技術者建築家連合)の機械技術者本部で、先週、「第3橋」に関するパネルディスカッションを開催した。      イスタンブル森林技術者連合のベシム・セルトク支部長の報告によると、第3橋の建設によってイスタンブルの森林全体の3分の1のほどの面積が乱開発の対象となる。該当地域は、「2B」指定の土地となり、合計17億リラの不正な不労所得が生まれる。以下にセルトク 全文をよむ

2010-05-26 メッカ巡礼抽選行われる―結果は、このサイトから (Zaman紙)

今年も、メッカ巡礼を実現すべく聖地へ赴く人々が、コンピューター抽選で決定した。      宗務庁アリ・バルダクオール長官自らも参加して行われたこの抽選は、庁内の会議室にて行われた。      バルダクオール氏は、メッカ巡礼というものは世界的に有名な信仰行為のひとつであると述べた。希望を抱き祈りながら巡礼を希望した大勢の人々に、巡礼の機会を与えることができず、わずかな人々しか巡礼に連れて行くことができないことを非常に残念に思っていると語るバルダクオール氏は、当選者は候補者11人に1人の割合となるこ 全文をよむ

2010-05-25 「無宗教」申告一家の小学生に、「宗教」授業免除の司法決定 (Radikal紙)

ある一家が、「私たちは無宗教」として、子供が宗教の授業を免除されることを望んだのに対し、区知事府は拒否の返答をした。しかし、第8地方行政裁判所は郡知事府の決定の執行を停止した。       イスタンブルに住み、無宗教であると申告した家族は、初等学校4年生の息子が受講する必修の「宗教文化と道徳」の授業を免除されることを望み、エユプ区知事府を訴えた。その裁判でイスタンブル第8地方行政裁判所はこの児童とその家族を支持し、区知事府による決定の執行停止の判決を下した。       イスタンブルのエユプ区に 全文をよむ

2010-05-23 ナクシュバンディー教団のあるシャイフの墓廟、15年ぶりに参詣を認められる (Radikal紙)

■シャイフのお墓は人だかり      バトマン県のオメルギョズにあるシャイフの墓廟への参詣が15年ぶりに許可され、訪れた人は4万に達した。      バトマン県ベシリ郡のオメルギョズ村にあり、15年前から今日まで治安上の理由で、集団参詣が禁止されていたナクシュバンディー教団のシャイフ・ズィランのお墓への参詣が許可された。「シャイフ・ハリト追悼と振舞料理」と名付けられたイベントにトルコ国内のいろいろな地域から延べ4万人が参加した。      このイベントの参加者を迎えたのはシャイフ・スレイマン・バ 全文をよむ

2010-05-22 ギリシャ正教府主教15人へトルコ国籍―総主教座の悩み解消へ (Radikal紙)

フェネル総主教座の長年にわたる重要な問題が解決されようとしている。ギリシャ国民が大半を占める15人の府主教が、トルコ共和国の国籍取得のため行っている申請の一環でイスタンブル県庁人口局に呼ばれた。      オーストリアのミハイル府主教は昨日(21日)人口局を訪れた最初のトルコ共和国国民候補となった。人口局の公務員たちは、アンカラの政府と電話会談を行った後ミハイル府主教にトルコ共和国国籍への移行に関する今後の手続きを誰かに委任するよう求めた。   トルコ共和国国籍を取得する府主教たちは総主教座の決 全文をよむ

2010-05-20 保健所職員研修の奇妙な光景―海に入る女性はゼロ (Radikal紙)

研修に参加するため、トルコ各地の病院・保健所の職員たちが地中海の西端マルマリスにやって来た。しかし彼らが滞在する三つのホテルのビーチでは、奇妙な光景がみられる。男性   はイスラム式水着にも似た下着や靴下で海に入る一方、女性で海に入っている人は一人も見当たらない。      トルコ各地の病院・保健所に勤務する職員・人事を対象に、保健所主催の「職員スキルアップ研修」がマルマリスで行われた。   研修に参加した計543名は、5つ星ホテルのグランド・ヤズジュ・マレス、グランド・ヤズジュ・マルマリス、グ 全文をよむ

2010-05-19 5月の雪―カイセリ・エルジエス山、ブルサ・ウルダー山で積雪 (Milliyet紙)

スキーと冬の観光で有名なウルダー山で、気温が2℃まで下がり、夜には雪が降った。アナトリア通信がウルダー気象観測センターから得た情報によると、シーズンが終了していたウルダー山で、5月に降雪が観測された。気温が2℃まで下がった夜間には雪が降り、5月の降雪は珍しいことだという。ウルダー山では現在気温は5℃前後である。      ■積雪により登頂ならず      登山協会主催で5月19日行われる予定だった、アタテュルクの偉業を記念する「若者とスポーツの日」エルジエス山登山は、積雪により中止された。   全文をよむ

2010-05-16 アクダマルでの儀式、一週間延期 (Radikal紙)

ワン県のアクダマル島にあるアクダマル教会では、アルメニア人が行う初の儀式が、国民投票のため2010年9月19日に延期となった。      ワン―憲法改正法案に関する国民投票が行われる2010年9月12日にアクダマル教会で行われる予定であったアルメニア人の初の儀式が9月19日に延期となった。ミュニル・カラオール・ワン県知事の会見が行った会見後に決定した。   トルコ・アルメニア総主教座教役者会議代表の大主教アラム・アテシヤンと会見したカラオール知事は、アルメニア人コミュニティーがこの提案を前向きに 全文をよむ

2010-05-13 クルド語新聞元編集長へ、懲役166年判決 (Radikal紙)

ルド語の日刊新聞アザディヤ・ウェラト紙のベダト・クルシュン元主筆兼編集長は、新聞にさまざまな日付で掲載された写真、ニュースそして記事で、合計103回「テロ組織の宣伝活動を行い」、「組織のために犯罪を犯した」罪で166年6ヶ月の実刑判決を受けた。      ベダト・クルシュンと彼の弁護団は、ディヤルバクル第5重罪裁判所で開かれた裁判の審理で被告人席に座っていた。クルシュンは525年の実刑を求刑され、約1年間拘束されていた。前回の公判で被告弁護団が、裁判官の一人がかつてこの新聞の廃刊命令を出したこと 全文をよむ

2010-05-13 結婚式シーズン到来、悩みの種は金価格と食肉の高騰 (Zaman紙)

 夏の到来と共に、結婚式シーズンもやって来る。しなしながら花嫁が装飾として身につける金とゲストへ出す食事の値段の高騰が近々新郎となる男性諸君の頭を悩ませている。       AAレポーターの情報によると、出稼ぎ労働者らが休暇を過ごしにやって来る、そして果物、小麦、大麦、とうもろこしなどの農作物が収穫される夏の時期に結婚式が増える。      「結婚式シーズン」とされる5月~9月の間に結婚を予定する多くのカップルは今から準備を開始する。新居に必要な白物家電、家具、キッチン用品を買い揃えようとするカ 全文をよむ

2010-05-13 ハッキャーリ県ユクセコヴァで緊張高まる (Yeni Safak紙)

ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡で、無許可のデモが行われ、9人が逮捕された。      イランでテロに加わったとして5人が死刑に処されたことを理由に、町で無許可のデモを行ったグループが、警察に対し投石し事件が起きた。この騒動は夕刻まで続いた。      ユクセコヴァとシェムディンリを結ぶ幹線と、イペキヨル通り、さらにエセンテペ街区の道路にバリケードをつくり、警察に石や火炎瓶をなげつけたデモ参加のうち、未成年者7人を含む9人が逮捕された。 全文をよむ

2010-05-12 バーナード・ルイス「あと10年でトルコはイランになる」 (Milliyet紙)

ウォール・ストリート・ジャーナル記者のブレット・スティーブンス氏は、中東史の権威であるバーナード・ルイス教授が、トルコはあと10年でイランに近づくかもしれないとの予測を行ったと報じた。      アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙のコラミスト、ブレット・スティーブンス氏は、「トルコはどこに向かうのか」の見出しの分析記事で、「トルコは豊かになるつれ、逆説的に、その西洋的性質の一部を脱ぎ捨てている」と述べた。毎週火曜日に外交に関する「グローバル・ヴュー」というコラムを載せているスティーブン 全文をよむ

2010-05-12 twitter全世界で大混乱、原因のボラ・クルチ君(17)「ごめなさい」 (Hurriyet紙)

ツイッターでのセキュリティー上の問題を発見し世界中を混乱に巻き込んだトルコ人の若者ボラ・クルチは、発生した「混乱」に対し謝罪した。      イギリスのデイリー・テレグラフ紙で17歳のボラ・クルチは、有名人も利用しているツイッターの利用者のフォロー数をゼロにしてしまうというセキュリティー上の問題(発見)について「誇りに思っていない」と述べた。ハッカーであるという主張に反発したゾングルダク出身のこの若者は、ただ問題に遭遇してこの問題をツイッターの管理者に伝えようとしたができなかったと語った。   全文をよむ

2010-05-11 アイルランド火山灰で4時間空域閉鎖―トルコへ初の直接影響 (Radikal紙)

アイスランドの火山灰をのせた雲がトルコに影響を及ぼし始めた。      国家空港管理総局は、アイスランドの火山灰をのせた雲がアテネ、ソフィア、イスタンブル空域に影響を及ぼし始めたことを発表し、これに対する措置として15時からダーダネルス海峡とトラキヤ空域を4時間にわたりフライト禁止にすることした。      この措置に加え、チャナッカレ空港でも4時間にわたり離陸、着陸ができなくなる。 全文をよむ

2010-05-09 エディルネカプ墓地での母の日 (Yeni Safak紙)

「母の日」のため朝の早い時間帯からエディルネカプ墓地にやってきた殉職者の母親らは、殉職した子供達のお墓参りをした。   花を持ってお墓参りにきた殉職者の母親達は、お墓の前で祈り、花を供えた。   子供達のお墓を掃除して、地面に水をまいた殉職者の遺族は、墓地を訪れた人々にチョコレートを配った。軍警察伍長で殉職したジェンギズ・サルバシュの母ギュルヤズ・サルバシュさんは、アナトリア通信へのインタビューで、21歳の息子が昨年トカトのレシャディエ郡で殉職し、息子の無念さを思うと心が張り裂けそうだと述べた。 全文をよむ

2010-05-08 ガン治療のため釈放されたギュレル・ゼレ、5ヶ月後に死去 (Milliyet紙)

最期の5ヶ月は自由に      ■刑務所内で癌に冒されたギュレル・ゼレ被告にギュル大統領の特赦      癌が見つかり、アブドゥッラー・ギュル大統領による特赦の決定後に刑務から解放されたギュレル・ゼレ被告が昨日亡くなった。   人民戦線が昨日行った書面による発表では、「ギュレル・ゼレ被告は癌の結果殉死した。ギュレル・ゼレ被告を殺したのは、癌であるという診断が出されているにも関わらず、彼女を長期にわたり拘束し治療を妨げたAKP(公正発展党)政権である。」と述べられた。      「憲法による秩序の 全文をよむ

2010-05-06 エディルネでフドゥレレズ祭、にぎやかに (Radikal紙)

エディルネのロマたちは、日の出からトゥンジャ川に硬貨を投げ入れ、顔を洗い、泳ぎ、音楽に合わせて踊った。      フズルとイリヤスという預言者たちが地上で出会う日とされているフドゥレレズ祭を、エディルネのロマたちは、腰をくねらせて踊り祝った。ロマたちは、日の出と共にトゥンジャ川に硬貨を投げ入れ、顔を洗い、泳ぎ、音楽に合わせて踊った。      エディルネに住むロマたちは、日の出と共にファティフ橋とカーヌーニ橋を通り、サライチにあるバルカン慰霊墓とトゥンジャ川の側にある場所に集まった。      全文をよむ

2010-05-04 新パスポート申請ウェブサイト、本日スタート (Milliyet紙)

生体認証機能付き新パスポートに関して、準備されていた申請ウェブサイトが本日(4日)スタートした   外務省が行った発表によると、内務省・外務省による合同作業の結果、したい認証機能付きe-パスポートが2010年6月1日から利用可能となるとし、国民のe-パスポートの申請がトルコの81の県、111の市の警察で、海外在留の場合は、最寄りの領事館で行われることを明らかにした。      外務省は、e-パスポート実施に関して国民への周知のため準備したウェブサイトがwww.epasaport.gov.trであ 全文をよむ

2010-05-02 ビルゲ村の一年後 (Radikal紙)

政治家から芸術家、スポーツ選手から市民団体組織代表に至るまで、あらゆる分野から何千もの人々が村を訪れて事件の大きな痛みを共有し、事件の犠牲者たちを慰めた。      マルディン県のマズダウ郡に属するビルゲ村にて起きた、7人の子どもを含む計44人が犠牲となった虐殺事件が1周忌を迎えた。   マルディンから約25キロメートル離れたところにあり、その風景の美しさから地域内のその他の村々とは異なるビルゲ村は、一年前の5月4日の夜にセヴギ・チェレビさんとハビプ・アルさんの結婚式のために人々が集まっていたハ 全文をよむ

2010-05-02 チュルク元DTP党首、引っ越し (Milliyet紙)

解党された民主市民党の元党首アフメト・テュルク氏は、バルガト地区のチュクランバルで、近所からのいやがらせを受けたという理由でオラン地区に引越しの準備をしていたが、家の所有者から最終的に契約を破棄された。しかし、最終的に、その家があった(オラン)地区の別の家に引っ越した。      テュルクが引っ越した家は、契約が破棄されたアパートと同じ通りにある。新しいデュブレックスの部屋の所有者は、テュルク氏の友達であるという。テュルク氏は、副首相ビュレント・アルンチに対する暗殺によって話題になったバルガト地 全文をよむ

2010-05-02 ディヤルバクルでクルド語タンゴ! (Hurriyet紙)

ディヤルバクルでいくつかの宗教団体が反発を示した第一回南東アナトリア・アルゼンチンタンゴ・フェスティバルが始まった。      フェスティバルの第一日目の夜に参加したゲストたちはジワン・ハジョ氏のクルド語の歌の伴奏でダンスを踊った。メティン・ヤズル氏が主催したこのフェスティバルの初日の夜は盛り上がりに欠けるものだった。フェスティバルの開幕を待つ何人かのゲストは、クルド人アーティストのジワン・ハジョ氏の「Hate berderi」(ドアの前に来て)という歌に合わせてタンゴを踊った。 全文をよむ

2010-04-29 今度はカイセリ・・・―全寮制初等教育学校で児童への性的暴行 (Radikal紙)

カイセリのメリキガーズィ郡のアフメト・バルドクトゥ全寮制初等教育学校で、2名の教師が女子児童に対し性的暴行に及んでいたことが明らかになった。   入手した情報によると、4月に国民教育省に送られてきた無記名の嘆願書によって発覚したこの事件では、カイセリにある全寮制初等教育学校でR.EとI.Kという名の教師が、この4年の間に8年生に在籍する女子児童に対し性的暴行を行っていたとされている。教師のR.Eにより性的被害をうけた女子児童のうち2名が薬物による自殺を図り、さらに学校関係者がこの事件を隠ぺいして 全文をよむ

2010-04-28 イズミル連続殺人犯、逮捕!―3人の女性が被害に (Hurriyet紙)

イズミルで3人を連続して殺害したとされるハムディ・アイリ容疑者は、警察が76の監視カメラを一つ一つ調査した結果、着用していた蛍光ジャンパーが手がかりとなり逮捕へつながった。      アイリ容疑者の所持品は13弾の銃弾、犠牲者の携帯電話3台、クレジットカードなど、殺人事件に関する新聞の切り抜き、600リラ(約37,000円)と200ドルの現金。最初に言ったのは「殺した3人とは面識がない。金がなく、彼女らの持ち物は全て奪った。ボドルムで3年前に知り合った女にひどい目に遭い、彼女を探すために来た。見 全文をよむ

2010-04-27 スィイルトの幼児性的虐待事件、市長から恥ずべき声明 (Milliyet紙)

ペルヴァリ郡の民主党所属の市長イスマイル・ビレン氏がおこなった幼児性的虐待事件に関する心ない説明は恥ずべきものだった。「ペルヴァリ郡という小さい地域では皆親戚同士です。事件は彼らの間で解決したのです。誰もペルヴァリ郡の平安を壊さないでください。」      スィイルト県ペルヴァリ郡の全寮制初等学校の生徒が、2、3歳の子供たちに性的虐待をし、そのうちの1人を殺害した事件で、家族間でこの件を解決していたということが明らかになった。      ペルヴァリ郡の民主党所属の市長イスマイル・ビレン氏は、「司 全文をよむ

2010-04-27 CNNが伝えたイスラム風水着ショー風景 (Radikal紙)

外国人のモデルを使い、イスタンブルで行われたイスラム風水着のファッションショーをCNN国際放送がウィットに富んだ言葉で取り上げた。      ファッションショーの模様をウィットに富んだ言い回しで報道したCNNは、「カーテンの裏側の動揺は実に滑稽だった。トレンチコートと明るい色合いのムスリムのスカーフに身を包んだ背の低いトルコ人女性が、とても背が高く長い足を持ったスラヴ系とラテンアメリカ系のモデルたちに水着を着替えるのを手伝うのに苦労しています」と伝えた。   CNNは、イスタンブルで行われている 全文をよむ

2010-04-26 「その辺でとめて」は禁止に―イスタンブルのミニバス運行規則改定へ (Zaman紙)

これまで路線上ならどこでも乗客を乗り降りさせていたミニバスだが、もはやイスタンブルの交通のさまたげにはならない。広域市の「ミニバス停留所」プロジェクトによって、市内を走るミニバスに利用者は定められた停留所からのみ乗降車しなければならなくなる。この停留所システムによって交通渋滞は緩和されるだろう。      ミニバスは市民が望みの場所で乗り降りできる交通機関である。この乗り物は多くの町で「ドルムシュ(満杯になった、という意味)」として知られており、車両を乗客で満杯にするために助手が雇われている。乗 全文をよむ

2010-04-25 アルメニア追悼をめぐりタクスィムで緊張 (Yeni Safak紙)

タクスィムで行なわれた「1915年アルメニア追悼式」で意見を異にする二つのグループの間で緊張が走った。ひとつは作家、学者、新聞記者と芸術家のグループで、夜にタクスィム広場に集まった。1915年に起こった出来事で命を落としたアルメニア人の追悼を望むグループは、対立する意見の約40人のグループの抗議にあった。「私達は、ムスタファ・ケマルの兵士である」と「愛せ、さもなければ出て行け」といったスローガンを掲げた。ある抗議者は活動家達を指し、グループの「これらは皆をオギュン・サマストにするだろう」というス 全文をよむ

2010-04-25 チョルムで和太鼓披露 (Hurriyet紙)

■チョムルで和太鼓披露      ヒッタイト文明の中心地だったチョムルで、2010年の「日本年」キャンペーンの一環で日本の打楽器グループ「和太鼓」がコンサートを行った。   世界的に有名な日本の打楽器グループ「和太鼓」は、県庁と市役所の協賛の下で行われたプログラムでチョムルに赴き観衆を魅了した。   コンサートではバルシュ・マンチョの「イネ・ビル・ギョル・ニハル」という歌も太鼓で演奏された。   和太鼓グループのメンバーはコンサートの後写真を撮ろうとした若い女性達に囲まれる瞬間もあった。   若 全文をよむ

2010-04-24 トルコでも、4.24アルメニア追悼 (Radikal紙)

今年の4月24日はトルコにとって、世界からどんな反発が来るかという予想だけでは終わらなかった。イスタンブルで1915年にアルメニア人に向けて行われた強制移住と暴力に対する抗議行動が行われた。      グループはタクスィム広場に作られた「代理の記念碑」にカーネーションを投げてその場所でろうそくを灯し、拍手をしてさまざまなスローガンを叫んだ。グループを代表して会見を行ったゼイネプ・タンバイ氏は、1915年にトルコの人口がまだ1300万人だったときにこの土地で150万から200万人のアルメニア人が暮 全文をよむ

2010-04-23 警官に吉報―警察任務を兵役にカウント? (Hurriyet紙)

政府は兵役金納制に続き、約4万人の警官に大きな問題をもたらしている兵役問題の解決についても議題に上げた。      ベシル・アタライ内務大臣は、警官の兵役問題の解決策となるような代替案の検討を行っていると述べ、近く検討した代替案を政府に提出すると明らかにした。      ■検討は終了    アタライ内務大臣は、「検討は終了し、関係書類を準備しました」と述べ、代替案は警官の1-2ヶ月の基礎教育に続き、兵役を警察任務に就いている際に果たすことができるよう計画していると語った。内務大臣は代替案をまだ他 全文をよむ

2010-04-21 YÖK会長「行政裁判所決定に感謝」―大学入試係数問題、落着 (Radikal紙)

行政裁判所第8法廷は、高等教育機構(YÖK)の2010年3月17日付の新しい大学入試係数決定の取り消しと執行停止の申し立てを棄却した。      アナトリア師範高等学校の最終学年の学生である原告は、高等教育機構の2010年3月17日付第270番決定の第1項と第2項の取り消しと執行停止を求め、さらに「得られた権利が保護された状態で2010年の試験は2009年に適用された方法と原則、及び係数に則って実施される」との決定を下すよう求め行政裁判所に訴訟を起こしていた。      行政裁判所第8法廷は、執 全文をよむ

2010-04-21 兵役金納制導入問題、首相、参謀本部と協議へ (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、近頃議題に上がっている兵役金納制導入問題について、参謀総長イルケル・バシュブー大将に相談し、都合がつけば検討すると発表した。      首相は、兵役の兵役金納制導入問題で、参謀総長であるイルケル・バシュブー大将との面会を行なうと明らかにし、「もし、諸事情の都合が合えば、検討します」と発言した。      エルドアン首相は、国会で記者たちの質問に答えた。行政裁判所による係数問題に関する判決にコメントしたエルドアン首相は、「現段階で確定したことではありません。し 全文をよむ

2010-04-19 イスタンブル・アタテュルク空港はバスターミナル?―火山灰禍 (Yeni Safak紙)

アイスランドから吹き上げられた火山灰の影響はトルコにおいても感じられる。アタテュルク国際空港ではヨーロッパ行きのバスの運行がはじまり、鉄道のスィルケジ駅は大混乱となった。      ヨーロッパにおいて生活を麻痺させている火山の火山灰の影響がトルコにおいても見受けられ始めた。数日間空港で足留めを食った乗客たちは陸路も検討し始めた。これ以上待ちたくない乗客たちは陸路で各国へ帰ろうとしている。      アタテュルク国際空港からミュンヘンへのバスの運行が続く一方、今日からはブリュッセルへ向かうバスの路 全文をよむ

2010-04-15 文学界の2人の巨匠、民主的解決策の朝食会に不参加 (Radikal紙)

 公正発展党(AKP)の次の「(クルド問題に関する)民主的解決策」集会は、文学界の人々との会合である。タイイプ・エルドアン首相は民主的解決プロジェクトを説明し、この件で話し合うために、土曜の朝(4/17)、作家や詩人たちと集まることになっている。一方、文学界の2人の巨匠、ヤシャル・ケマルとオルハン・パムクは欠席となることが発表された。        民主的解決プロジェクトについて説明し、意見を聞くために、これまでにも映画監督たちやラジオ製作者と会談したエルドアン首相は、土曜の朝、文学界の人々と集 全文をよむ

2010-04-14 スカーフ着用をはじめた女性アナウンサー、非難に生放送で涙の抗議 (Milliyet紙)

イクバル・ギュルプナルさんが自身への批判について、生放送の番組で異を唱えた。      メッカへ小巡礼に行ってから髪を隠すようになった著名タレント、イクバル・ギュルプナルさんが、自身への様々な批判について生放送の番組で反論した。   カナル7で放送されている番組「イクバルの体にいい食事」で、イスラム的な服装を世間から批判されていることについて触れたギュルプナルさんは、涙に声を詰まらせた。      自身がそうしたいと思ったからという理由を強調するギュルプナルさんは、次のように話した。「人はみな身 全文をよむ

2010-04-14 国民教育相、初等教育私服化の是非をとうアンケート (Yeni Safak紙)

国民教育省(MEB)は初等教育と中等教育機関の生徒の服装に関する規定の変更について、保護者、生徒そして教師に意見を求めた。      アナトリア通信(AA)記者が入手した情報によると、MEBがインターネットサイト(www.meb.gov.tr)ではじめた「学校での服装の自由化」についてのアンケートで、生徒、教師と保護者に質問をした。      アンケート記入者は「初等教育および/あるいは中等教育機関での強制的な衣服(制服)着用に満足していますか」という質問に対し、「はい」又は「いいえ」の回答をす 全文をよむ

2010-04-12 大学入試一次試験に「民主的解決策」関連問題 (Radikal紙)

大学入試センターは、昨日150万人の学生が奮闘した大学の入試問題に、アタテュルクのトルコ国民という言葉に触れ、「クルド問題の民主的解決」を行う格好となった。      イスタンブル―トルコでは昨日大興奮の中、150万人の学生が競った大学入試一次試験(YGS)の「社会のテスト」で出されたある歴史の問題に注目が集まった。      何か月にもわたって議論された「クルド問題の民主的解決策」の影響が、今年度の大学入試一次試験でも見られた。      1922年にアタテュルクが行った演説を引用して作成され 全文をよむ

2010-04-11 オルタキョイの女性たち、露店市禁止に抗議 (Radikal紙)

オルタキョイ手工芸市のメンバーの女性達は、お土産品の露店を撤去したベシクタシュ区のイスマイル・ウナル区長に抗議した。      女性達は6ヶ月間空腹との境で生活していると述べ、問題の解決を望んだ。   ベシクタシュ区によってオルタキョイに作られていたお土産とアクセサリーの露店が、昨年9月に、環境整備と改築という理由で撤去された。今朝、オルタキョイ広場に集まった約50人の女性が「露店市を返して欲しい」、「オルタキョイをオルタキョイたらしめている手工芸市」、「早く誰か私たちの声を聞いて」、「私たちは 全文をよむ

2010-04-11 高等教育機構機構長、無試験入学について見解公表 (Hurriyet紙)

高等教育機構機構長のユスフ・ズィヤ・オズジャン教授は、大学内の一部学科を無試験で入学できるように努力している、と発表した。      オズジャン教授は中東工科大学発展財団高校の最終学年である息子のオメル・バランを、大学入試一次試験(YGS)を受ける中東工科大学文理学部へ連れて来た。      「大学入試センター理事長のウナル・ヤルマアン教授が大学における一部学科への無試験入学に関する提案をおこなったが、これは可能なのか?」という記者の問いに対して、オズジャン機構長は、次ようにこたえた。      全文をよむ

2010-04-10 殺人のような、交通事故!―工場帰りの女性労働者5名死亡 (Radikal紙)

7.5リラ(約470円)の残業代ため、22時まで残業していた労働者らを乗せたシャトルバスが事故を起こした。事故の原因は道路の欠陥と速度超過とされ、5名の女性労働者は体がバラバラになり、亡くなった。      工場で残業していた縫製作業員は、帰宅の途で亡くなった。道路上におかれたバリアがまるでギロチンのようにシャトルワゴンを切断し、母子一組を含む5名の女性労働者は体がバラバラになり亡くなり、18名の労働者が負傷。亡くなった女性労働者のうち3名は、3日前に仕事を始めたばかりだったという。      全文をよむ

2010-04-10 シムシェキ財務相、TRT6番組でクルド語インタビュー (Milliyet紙)

TRT6番組にクルド語で回答:私はイギリス人ではありません、ゲルジュシュ出身のメフメトです      メフメト・シムシェキ財務相は、TRT6で放送された経済番組に出演し、クルド語を話した。シムシェキ大臣は、子供時代のこと、村のことについて話し、子供時代に熱中したのはフェネルバフチェであったと述べた。共和人民党(CHP)会派代表代理のケマル・クルチュダルオール氏の「イギリス人のメフメト」との批判に対して、シムシェキ大臣は、「私はイギリス人ではありません、ゲルジュシュ出身のメフメトです」と答えた。  全文をよむ

2010-04-09 トゥンジェリ大でクルド語、ザザ語授業はじまる (Radikal紙)

トゥンジェリ大学のドゥルムシュ・ボズトゥー学長は、学部予備課程と学部の学生向けの選択制のクルド語、ザザ語、「アナトリア友愛の哲学」の授業が始まったことを明らかにした。      ボズトゥー教授は、アナトリア通信の記者に対して行った説明で、トゥンジェリ大学評議会による決定のもと、2009-2010年度の春学期に、大学の学生を対象とした、週に1時間の選択制のクルド語、ザザ語、「アナトリア友愛の哲学」の授業が始まったと述べた。      大学の学部予備課程と全学部の学生がこの選択制の授業を受けられると 全文をよむ

2010-04-09 明日、初の「大学入試一次試験(YGS)」実施―新制度、第一年 (Milliyet紙)

大学受験者は、明日、初めて実施される大学入試一次試験(YGS)に臨む      151万2450人の受験者が臨む試験は10時に始まり、各試験時間は160分である。身分証明と入場手続きの円滑な実施のため、受験者は受験する建物の門前に9時15分に集合しなければならない。   受験者には2010年YGS受験票と、写真つきの公的な本人確認書類(身分証明書、運転免許証、パスポートなど)を持参することが義務付けられる。2010年YGS受験票のない者、または受験票をコピーやファクス紙で持参した者は、いかなる場 全文をよむ

2010-04-08 2009年高額納税者100人 (Zaman紙)

2009年高額納税者のリストの第1位は、去年の2位だったアイドゥン・ドアン氏となった。2位はというと意外な人物だ。去年のリストには乗っていないクルトゥルシュ・ファクトリーの取締役社長サルヴォ・タラガノ氏が1560万リラ(約98億円)の税を支払う。3位はムスタファ・ラフミ・コチ氏となっている。対して高額納税者リストの中には芸能部門からはアジュン・ウルジャル、ベヤズト・オズチュルク、ジェム・ユルマズとメフメト・アリ・エルビル が入っている。      トルコの2009年高額納税者が発表された。これに 全文をよむ

2010-04-06 トゥルクセル盗聴汚染広まる―サッカー解説ルドゥヴァン、逮捕 (Radikal紙)

サッカー解説者で、元スター選手のルドゥヴァン・ディルメン氏が、昨日朝(6日)、突然警察に拘束されたことによってはじまった強制捜査は、近年のトルコでは最大規模の盗聴スキャンダルへと発展した。強制捜査は昨日一日中つづき、24人が拘束された。拘束された人のなかには、ルドゥヴァン・ディルメン氏のほか、トォルクセル社の重役3人、実業家多数と警官も含まれる。      * 警察の主張によると、強制捜査の対象となった「盗聴マフィア」は、警備会社を装い、違法な盗聴を行っていた。      * 同社は、依頼人や組 全文をよむ

2010-04-04 TRT6と地域の実情 (Yeni Safak紙)

2008年に開始されたトルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)6は、クルド問題の民主的な解決プロセスにおいて、控えめで、静かな貢献を続けている。TRT6はクルド系の国民からだけではなく、全てのトルコ系の人々からも視聴されている。      ある言語を自由に話せない時代は終わった。かつては「クルド語の音楽」を聞く者には監獄行きの処罰が下され、クルド労働者党(PKK)員というレッテルが貼られたものだった。しかし、(そのような貶められた地位にいた)人々の夢が現実となる日が来た。理想が現実のことになったのだ 全文をよむ

2010-04-04 TRTのアラビア語放送、放送間近 (Zaman紙)

TRTエル・トルコはわれわれの心を一つにする。      トルコラジオ・テレビ協会(TRT)のクルド語、英語チャンネルに続いてアラビア語チャンネルも放送の準備が整った。24時間放送が行われるTRTエル・トルコの開局ゆえに、ドルマバフチェ宮殿内の首相府オフィスにて祝典が開かれた。祝典はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相(のスピーチ)で始まった。      アラビア語とトルコ語の挨拶から始めたエルドアン首相は、(チャンネル開設に対し)熱いメッセージを送った。「TRTエル・トルコチャンネルはトルコのチ 全文をよむ

2010-04-04 桜の見頃はここ三日間 (Milliyet紙)

ネザハット・ギョクイイト植物園の600本近い桜が開花した。   花の命がわずか10日という桜の花は、日本そして世界中で春の訪れを告げるものとされている。   日本人は友好100周年を記念してさまざまな国にこの象徴的な花を贈っているが、現在ワシントン、ニューヨーク、ベルリン、サン・パウロなどの特別な庭園に植えられている。   トルコ国内の桜は、115年前に日本訪問からの帰還中に沈没したエルトゥール号で殉職した兵士の記念として贈られたものである。   桜が散る前にご覧になりたかったら、火曜までに10 全文をよむ

2010-04-04 ボドゥルムで観光シーズン開幕 (Hurriyet紙)

先週半ば以降の気温の上昇をうけ、ムーラ県のボドゥルムの海岸は地元住民と外国人観光客で溢れている。観光客たちが大勢日光浴をし、海に繰りだしている一方、シーズンが始まり、パンツで海に入るものに加え、服を着てビーチを歩いている何人かの男性がいた。彼らは若くて綺麗な観光客をじろじろと眺めて、彼女たちに不快な思いをさせた。      不作法者のシーズンも開幕       気温が26度、海水温度が20度まで上昇したボドゥルムのクムバフチェ、パシャタルラス、ギュンバット、ビテズ海岸を地元住民や外国人観光客が埋 全文をよむ

2010-04-03 マルディンの高校生、遠方での「大学入学一次試験(YGS)」受験に抗議 (Milliyet紙)

マルディン県クズルテペ郡で大学入学一次試験(YGS)受験のため約1万人の学生が、大学入試センター (ÖSYM)によって自身の希望と異なる町に送られ、このことが反発を呼んだ。      クズルテペ共和国広場に集まった約200人の学生は、以前試験でカンニングしたとしてブラックリストに載せられ、このようにペナルティを科されたと述べた。   クズルテペ市教育支援所のヌルッラー・トゥンチュ所長も最近行われた試験で、郡自治体がカンニングの嫌疑にさらされたこと、不正行為を行ったとする犯人は誰かと問われれば、こ 全文をよむ

2010-03-31 イスラム・モード旋風―ファッション・ショー参加企業、2倍に (Radikal紙)

去年65社の参加により初めて開催されたイスラムファッションショーへの今年の参加企業数は、120社へ到達した。      イスタンブルショー会場で4月8日から11日の間に開催される第2回イスラムファッションショーへは、イスラム風の衣服、婚約衣装、ウェディングドレス、スカーフ、帽子、トゥルバン(スカーフの一種)、マタニティウェア、カフタン(中近東の袖とたけの長い衣服)、水着、フェラージェ(たけ長、長袖の黒い衣服)、鞄、装飾品の生産者が参加する。      デモス・ショー協会のヒュセイン・アルスラン会 全文をよむ

2010-03-29 イスタンブル地下鉄、整備すすむ (Yeni Safak紙)

イスタンブル発      イスタンブル地下鉄で信号機システムの変更作業が完了し、タクスィム―アタテュルク・オトサナイ間の直通運転が始まった。      イスタンブル広域市当局が行った発表によると、タクスィム―アタテュルク・オトサナイ間で始まった直通運転は、最初の段階では5分40秒に一本の間隔で、同区間を20分から21分で結ぶ、8両編成の電車によって行われている。      直通運転は新たに購入した92の車両のうち、まずは動かせる状態の64両で始められた。準備段階中だった28の新しい車両と新しい信 全文をよむ

2010-03-28 イスラムと環境について広報活動 (Zaman紙)

森林環境省の教育・広報局はイスラムが環境を重視していることを明らかにする目的で、宗教関係者らの間で「イスラムと環境」というテーマのプレゼンテーション大会を開催することを決定した。大会で取り上げられた発表は、教育的な目的でインターネットで公開される予定である。      6月5日の世界環境デーのイベントの一環として行われる、パワーポイントを使ったプレゼンテーション大会のテーマは以下の通り;「イスラムにおける環境意識」、「都市化とイスラム」、「環境と森林保護において法と環境意識、どちらが有効であるか 全文をよむ

2010-03-27 国民教育相のMHPヴラル副党首批判―靴磨き論争つづく (Yeni Safak紙)

民族主義者行動党の副党首オクタイ・ヴラル氏が子どもに靴を磨かせている写真について、ヴラル副党首本人は「この写真を、すなわち子どもたちをこのような状況におとしめていることを恥ずべきなのは、まず国民教育相だということです」と語った。   ヴラル副党首は党が開催した「1000年来の関係、万歳、永遠なれ」と題されたミーティングに参加するためシャンルウルファを訪れていたが、宿泊したホテルで記者らの質問に答えた。      靴磨きの少年に靴を磨かせている写真に関し、ニメト・チュブクチュ国民教育相がコメントし 全文をよむ

2010-03-26 時計の針を1時間、すすめること―28日から夏時間 (Hurriyet紙)

夏時間が実施される。今夜午前3時に時計の針を1時間進ませる事をお忘れなく。      太陽光をより有効に活用する目的で行われる夏時間の実施に関する閣議決定が2010年3月19日付の官報で報じられた。      閣議決定により、全国で3月28日(日)の午前3時から1時間、時間が進められる。2010年10月31日(日)に再び1時間戻される予定。      夏時間の実施は、勤務時間を1日の日照時間帯におくことによって太陽光をより有効に活用し、また、照明のため用いられる電気エネルギーの節約を目的としてい 全文をよむ

2010-03-25 トルコから一歩歩み寄り―歴史的アルメニア教会での儀式解禁 (Hurriyet紙)

文化省が本日発表した決定によって、アクダマル島の教会を儀式のために年に一度開放することを、海外の通信社が伝えた。昨夜ダヴトオール外相が、召還されていた在スウェーデン・トルコ大使の復帰を明らかにしたことで、トルコがこの二日間で次々とアルメニア人に和解を申し出ているのだと解釈されている。      AFP通信:トルコは具体的な形でアルメニア人に宗教儀式の許可を出した。   トルコのマイノリティーであるアルメニア人との和解の具体的な形として、歴史的な教会で年に一度宗教儀式を行うことに許可が下りた。キリ 全文をよむ

2010-03-24 「村人に金銭提供、見返りは沈黙」―リゼの水力発電所計画 (Hurriyet紙)

「谷間の友プロットフォーム」の現スポークスマンであるオメル・シャン氏は、「水力発電所(HES)は地域の住民に対し、『賄賂』という名の議定書に調印をさせ、経済的な援助を行っている」と述べた。      オメル・シャンはリゼの「新聞記・特派員協会」が主催した記者会見で、水力発電所は地域の住民にとって、深刻な問題を生んでおり、その問題は隠蔽されようとしていると主張した。      シャン氏は水力発電所計画に伴い水のコントロールは地域の住民の手から取り上げられたと主張し、「リゼのチャイェリ郡では2つ、イ 全文をよむ

2010-03-24 少女は妊娠、「夫」は逮捕―結婚年齢以下の違法「結婚」あとをたたず (Radikal紙)

強制的に結婚させられた16歳の少女2名の悲劇は、妊娠し病院へと連れられたことにより明らかとなった。ハッラン郡のウズンヨル村に住む16歳のK・Eは、突然不調を訴え、近親者によりハッラン国立病院へと連れられた。病院で行われた検査によりこの若い少女が妊娠2か月であると明らかになったことを受け、この事実は治安当局へと通報された。これを受け調査を始めた軍警察は、この若い少女が7か月前に親戚であるM・Öと強制的に「結婚させられた」ことを明らかにした。村を訪れた軍警察隊は、この若い少女と婚礼をせずに同棲してい 全文をよむ

2010-03-23 エイズ汚染血液を輸血された少年に、記録的保障―欧州人権裁判所決定をうけ (Radikal紙)

出生日に赤新月社によりHIVウイルス汚染血液を輸血されたイズミルの少年Y・O君の家族がトルコ政府に対して起こした訴訟で、AIHM(欧州人権裁判所)は歴史的な決定を下した。         保健省が公正な裁判を受ける権利を侵害し、効率的で効果のある調査を行わなかったとして訴訟を起こしたO家に、38万1千ユーロ(約79万7千リラ=約4千800万円)の賠償金が支払われる判決が下された。一家はこの判決により喜びと悲しみとを味わう中、一家の弁護士を務めたエミン・ケレシュ氏は「一家はこの結果に満足している 全文をよむ

2010-03-21 女性が柩を担ぐ葬儀 (Hurriyet紙)

ムーラのフェテイェ郡で一昨日なくなった自由団結党の創立メンバーの一人である、デヴリム・デビン・クズ(48)の亡骸を、遺言により女性達が運んだ。      アカルジャ通りで行なわれた葬儀後、男性達が亡骸を運ぼうとすると、クズの姉妹、姪、女友達が許可しなかった。クズの亡骸を女性達が担うという遺言があると述べて、女性達が柩を肩に乗せた。葬儀で、クズの息子デニズ・クズもコンスタンティン・シモノフの「私を待って」という詩を朗読した。葬儀にクズの姪ベリト・オズカンの恋人で歌手のケレジェムも参加した。 全文をよむ

2010-03-21 ファディメ・シャーヒン、2月28日過程から13年素性を隠す (Zaman紙)

2月28日過程で時の人となった後、裁判所の決定により名前と姓を変えたファディメ・シャーヒンは、政府の援助なしに自身の力によって13年の間、素性を隠していた。      サバフ紙の調べによると、ファディメ・シャーヒンは2月28日過程と称される一連の措置決定が取られた1997年の終わりに名前と姓を変えた後、2002年、M.Y.(メフメト・イイテル)と結婚していた。夫婦はしかし、2006年に離婚届けに判を押し別れていた。社会保障機構(SGK)の記録からは、ファディメ・シャーヒンが2000年から今日に至 全文をよむ

2010-03-20 人気TV番組「ただいま食事中」の一般出演者、売春容疑で逮捕 (Milliyet紙)

テレビ番組「ただいま食事中」に一般参加者として出演していたミュジュデ・Kさんが売春および売春斡旋の罪で逮捕された。      公安局員らは、テレビ番組「ただいま食事中」に出演中のミュジュデ・Kさんが売春を斡旋しているとの情報を入手。警官らが客を装った電話をかけてミュジュデ・K容疑者と接触した。当初は話そうとはせず、身元に関する情報を求めていたK容疑者だが、電話の後に実業家だと思い込んだ警官とファーティフのホテルで会うことで話をつけた。待ち合わせ場所にヤームル・M(22)、ゼイネップ・M(24)と 全文をよむ

2010-03-19 ベビーフードに遺伝子組み換え作物使用禁止法、可決―まれにみる与野党一致 (Radikal紙)

与野党が「ひとつの議題」で合意に至った。この新たな法律によって、ベビーフードに遺伝子組み換え作物の使用が禁止されることになる。      遺伝子組み換え作物(GDO)に関する改正策も含まれている、生物研究における安全基準法において、国会で与野党がまれにみる共通の「合意」に至った。 与野党の国会議員が下した共通提議でもって「ベビーフードとその関連商品に遺伝子組み換え作物を使用することを禁ずる」とされた。      トルコ国内での遺伝子組み換え農作物の生産禁止、その輸入に関してもいくつかの許可を必要 全文をよむ

2010-03-18 8県でエルゲネコン関連捜査、30名逮捕 (Radikal紙)

イズミルを中心とした8県で病院が、警備業務の入札と物品購入において贈賄を行なっていたとして行なわれた一斉捜査で、30人の容疑者が逮捕された。      イズミルで特別権限を持つ共和国検事局が申請をおこない特殊第10高等刑事裁判所により捜査が受理されたことを受けて、早朝にイズミル、イスタンブル、アンカラ、マニサ、カフラマンマラシュ、カイセリ、アンタリヤとシヴァスにおいて、40箇所の一斉捜査が行なわれた。以前から捜査されていた30人の容疑者が警察に逮捕された。      イズミルでアルサンジャク歯科 全文をよむ

2010-03-17 サカリヤで、イスマイル・アー教団集会に4000人 (Radikal紙)

サカリヤのサパンジャ郡の山荘で暮らしていたイスマイル・アー教団指導者マフムト・ウスタオスマンオールは、昨日(3月16日)イスタンブルへ戻った。その際にセルディヴァン郡で信者たちとの集会を行なった。市場の場所を使い、男女別々の場所に分かれて行われたこの集会には約4000人もの聴衆が集まった。         サカリヤで初めて屋外で行われた教団集会は、昨日(3月16日)セルディヴァン郡の蚤の市として知られている市場の場を借り、実施されたものだった。   集会の数時間前から集まって来ていた信者たちのた 全文をよむ

2010-03-17 高等教育機構、ようやく「係数」発表 (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)は行政裁判所が係数についての決定を差し止めたことを受け、係数に関しての調整のために会議を行った。      YÖKは会議終了後に新しい係数を発表した。それによると、専門分野を志望する者の調整済み高校内申点の係数は0.15、専門分野外を志望する者の調整済み高校内申点の係数は0.12となる。      決定によると、イマーム・ハティプ高校を卒業したものは、法学部に入るためには普通高校を卒業したものよりも15点高くとる必要がある。       YÖKは以前、職業高校と普通高校の卒 全文をよむ

2010-03-16 国民教育省、初等・中等教育カリキュラム見直し―「宗教」の授業、1時間削減 (Milliyet紙)

国民教育省(MEB)が開催したカリキュラム検討会議は、高等教育の授業時間を、45分から40分への削減を求めた。      国民教育省は、初等・中等教育の週時程の見直しのため、検討会議を開催した。検討会議の部会である初等教育委員会は、バシュケント教員会館で行われ、「宗教文化と道徳」の授業時間を一時間削減し、「体育」の授業を一時間増やすように提言する運びとなった。      ■この決定はTTKに提出される   中等教育委員会では、高等学校で45分の授業時間を40分に削減するべきだ、という点について話 全文をよむ

2010-03-16 ノールーズ(3/21)にそなえ対策は万全―イスタンブル県知事 (Yeni Safak紙)

スタンブル県知事ムアムメル・ギュレル氏は、日曜日カズルチェシュメで開催されるノールーズ祝賀のため必要な対策をとったと話した。      イスタンブル県知事ムアムメル・ギュレル氏は、日曜日カズルチェシュメで開催されるノールーズの祝いのため必要な対策をとったと知らせた。      ワタン通りのイスタンブル県警本部で行われた県保安委員会会議にギュレル知事は出席し、約4時間続いた会議の後、新聞記者の質問に答えた。      ギュレル氏は、カズルチェシュメでのノールーズの祝賀行事は、政党ではなく、7人から 全文をよむ

2010-03-15 ロマの人々へ、住宅提供―エルドアン首相、約束 (Milliyet紙)

イスタンブルで1万5千人のロマの人々と会ったエルドアン首相は、ロマの市民たちにもうテントで暮らすことを望まないと述べた:集合住宅局(TOKI)が月100-120リラ(5880-7060円)の分割払いで住宅プロジェクトを用意しているという吉報を発表した。      アブディ・イペキチスポーツサロンは、昨日がおそらく今までで最も色付き、活発な1日だった。12月に行われたシンポジウムの後、ロマ・プロジェクトの第二段階である『ロマ会合』のため、トルコ全土から大太鼓とズルナとともに来たロマの人々は、レジェ 全文をよむ

2010-03-14 暮らしの中で忘れていったイスタンブル (Hurriyet紙)

■暮らしの中で忘れていったイスタンブル   新聞記者カディール・ジャン氏が、その記者生活の中で撮影した130枚の写真が納められた本が出版された。『暮らしの中で忘れていったイスタンブル』というタイトルのこの本は、イスタンブル商工会議所出版局により出版され、イスタンブルの歴史の生き証人の一つとなっている。   イスタンブルの急速で信じがたい変化を見せてくれる写真は、文化や社会の変化がどのようなものであったかを驚くほど明確に示している。      ■「暮らしの中で忘れていったイスタンブル」の背景   全文をよむ

2010-03-14 警察、教師を殺害した人物を大衆のリンチから救う (Zaman紙)

アルダハンのギョレ郡で保育士サアデット・ウスルを肉切り包丁で殺した殺人犯のヤルチュン・アルガン(42)は、逮捕され、アルダハン刑務所に収監された。人々は、アルダハン刑務所への移送の際に容疑者をリンチしようとした。      容疑者は、検察への供述において、イスタンブルで保育士と恋愛関係にあったと話した。ウスルが婚約したことを聞き、怒りでこのような殺人に及んだと述べた容疑者は、「彼女をとても愛していた。イスタンブルで一時期私達は付き合っていた。その後私から離れていった。アルダハンに異動したと聞いた 全文をよむ

2010-03-14 オスマン期からの遺産の権利を主張して1000名が集合 (Radikal紙)

1億トルコリラ(TL)(約60億円)に相当する土地の遺産相続権を主張し、およそ1000人もの人々が集まり会議を開いた。      ムーラ県ボドゥルム郡にあるギュヴェルジンリク村で、ハジュ・ヒュセイン・アーが200年前に遺したと見られている1億TLに相当する、32万平方メートルの土地の相続権を主張し、約1000人が集まり会議を開いた。イズミル、イスタンブル、エスキシェヒル、アンカラそしてドイツから、ボドゥルムのムムジュラル区に人々に対し不動産仲介会社社長のトゥンジェル・ルファト・バルン氏は、「約2 全文をよむ

2010-03-11 国民教育省の「内部監査報告書」、厳しい内部批判 (Milliyet紙)

国民教育省の一部局が、野党でさえ行えなかった批判を書き連ねた報告書を作成した。報告書には教育問題や官僚の失態などが一つ一つ挙げられている。       国民教育省の一部局が、組織の活動を批判する報告書を提出した。国民教育省が公表していない数字や情報が掲載された「2009年度内部監査報告書」では、教師の欠員が133,317名に達し、26,415箇所の教育機関に事務員を配置せず、これらのそれぞれの機関へ対応を任せ切りであることが公表された。   報告書には、トルコ全土で必要に応じて教師が配属されてい 全文をよむ

2010-03-09 保健相「新型インフルエンザ禍は終焉、ワクチン1千万本を返品」 (Zaman紙)

レジェプ・アクダ―保健相は、国民を恐怖におとしいれた新型インフルエンザの第一波が終息したと語った。      アクダ―保健相は、秋に第二波が流行するかどうかはまだ不透明であるとしつつも、「ただし、大流行はしないでしょう」と述べた。また、流行に備えて4300万回分のワクチンを発注したが、受け取ったワクチンのうちの1000万個は製薬会社に返品すると述べた。これについて製薬会社と合意していることを明らかにし、200-300万個のワクチンは備蓄分として保管すると述べた。   記者らと会見を行ったアクダ― 全文をよむ

2010-03-08 イスタンブルで地震が起きたら・・死者予測は3万人 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、カンディリ気象台とボアズィチ大学が行った共同研究の結果を発表した。トプバシュ市長は、「地震の足音が聞こえている。イスタンブルで大きな地震が起きれば、3万人の命が犠牲になるだろう」と述べた。      シェレフィイェ貯水池のうえにある、ファティーフ区と統合したエミニョニュ区の庁舎別館の取り壊しが、イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長が乗り出すことで、実現の運びとなった。      解体式でトプバシュ市長はエラズーでの地震に言及し、近親者を 全文をよむ

2010-03-08 トルコ女性の42%がDV被害―「世界女性の日」に国連トルコ代表部発表 (Radikal紙)

国連トルコ代表部は、トルコにおける女性の半数近くが夫から肉体的あるいは精神的虐待を受けていると発表した。      国連トルコ代表部が3月8日の世界女性の日に行った発表によると、トルコにおいて女性の42%が夫から肉体的あるいは精神的虐待を受けており、3500万人という女性人口に対し、DVシェルターは52しかないという。      また、発表によると、トルコでは女性に対する社会的、経済的な壁によりマイナスイメージが普及しているため、女性が労働市場に参入し、そこで生き残るには大きな困難があるという。 全文をよむ

2010-03-07 RTÜK、モンゴルに関する誤報でテレビ局を処罰 (Radikal紙)

ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)は、「モンゴルでは女性6人に対して、男性は1人の割合に減っているため、モンゴルはトルコから2万人の男性を募っている」という内容の報道に関して、モンゴル人学生連合の抗議文の中にあるデータを検証して、テレビ局を処罰した。      ラジオ・テレビ高等機構は、モンゴルで女性6人に対して男性の割合が1人に減っているため、「モンゴルはトルコから2万人の男性を募っている」という情報に関して、ATVヨーロッパに警告、Show TV, ATV, Star TV, Flash T 全文をよむ

2010-03-07 6月にICパスポート導入 (Hurriyet紙)

7年もの間議題とされてきた「ICチップ付き」パスポートのプロジェクトが、ついに6月から導入される。新しいパスポートでは個人に関する情報が「ICチップ」に書き込まれる。生体認証のパスポートがICチップ付きであることは、パスポートのカバー下にある「ICチップ」のマークで見分けがつくようになる。濃紺色から赤褐色と変わるパスポートの有効期間は10年となる。      欧州連合(EU)がトルコ共和国市民に対してビザの簡略化を認可するために、最も重要な条件の一つである「生体認証パスポート」の制作(準備)が完 全文をよむ

2010-03-06 大売り出しの店に集まった客、略奪騒ぎ (Radikal紙)

アンタリヤで、オープニングセールで電化製品50%オフを行った店が、来店客によって商品を奪われる事態が発生した。       多くの電化製品を50%オフの大特価で販売することを宣伝して、今朝(3月6日)オープンした家電量販店が、混乱に乗じて略奪を受けた。この店の主人であるムサ・タシュクンさんは被害総額が大きいことを明かしている。     家電量販店「ゴールド・テクノロジー・マーケット」は自社店舗中、第二の規模を誇る店舗をドクマ地区のKipaショッピングセンター中にオープンした。オープン当日限定で、 全文をよむ

2010-03-06 イスタンブル、雪模様 (Yeni Safak紙)

週末、トルコ北部には、短い間ながら、また冬が戻ってきます。今日の夕方から夜にかけて、雨混じりの雪と雪が降り、気温は4~7℃に下がります。      バルカン半島から大きな寒気がきており、ブルサ-サカりヤ間では激しい雨が降るでしょう。      降雨は、日中トラキヤで、夜の時間帯には他の都市の高地において、雪混じりの雨になると予想されています。今晩、気温は0℃に近づきます。日曜日は、雨は止むでしょう。      イスタンブルでも、今日雨が降ります。今日の夕方から夜半にかけて最も強く降るでしょう。気 全文をよむ

2010-03-03 イマーム・ハティプ高校生徒数、係数廃止への期待から増加 (Radikal紙)

YÖK(高等教育機構)による「全高校の大学入試における係数の同率化」決定により、イマーム・ハティプ校(イスラム宗教高校)の生徒数は2月28日過程以降の最高値を記録した。前年14万3千だったイマーム・ハティプ校生徒数は、今年19万8千となった。      国民教育省により2009-2010年度教育統計が公表された。入学手続き期間に当たる2009年7月に、YÖKによる全高校での同率係数適用の決定後、それによって大学入試での不利が解消された職業高校に入学希望者が殺到した。職業高校の生徒数は30万増加し 全文をよむ

2010-03-02 インターネット・カフェ、減少中 (Radikal紙)

トルコ全体で2年前まで18000軒あったインターネットカフェが16000軒に減少した。      全国インターネット協会のユスフ・アンディチ会長は、トルコでインターネット接続サービスに契約している世帯数は750万世帯、利用者数は3500万人近くいると発表した。      アンディチ会長は、この数は人口の半分がインターネットに触れ、利用し始めたことを示していると話し、以下のように続けた。「この普及率のおかげで、インターネット普及率で世界のトップ10に入ることができたと言えるだろう。インフラ問題の解 全文をよむ

2010-02-28 ロトで億万長者のチャイジュ、昔の稼業に逆戻り (Zaman紙)

オルドゥ県のペルシェンベ郡にある銀行でお茶の給仕をしている時に、LOTO一等を単独で獲得したハイリ・カヤさん(39)は、7年後にお茶の給仕の職に戻った。      LOTO・ナンバーで2003年に84万4000リラを当て億万長者になったカヤの幸せは1年しか続かなかった。様々な仕事をしたけれども、家族の生活も支えることもできなかった。借金をして、刑務所にも入ったカヤは、7年前の職業に後悔しながら戻った。当てた賞金が幸せを運んでこず、妻とも離婚寸前だと述べたカヤは、次のように話した。「お茶の給仕をし 全文をよむ

2010-02-27 トゥンジェリ大で、クルド語とザザ語選択科目に (Radikal紙)

トゥンジェリ大学学長ドゥルムシュ・ボズトゥ教授は、アレヴィー派の宗教的指導者(デデ)アフメト・ユルト氏の説話で始められた大学校舎の紹介式典で、クルド語とザザ方言が選択科目として教えられる予定であると明らかにした。ボズトゥ教授は、「文学部において、地元で話されている言語であるザザ語とクルド語と共に、アナトリアの愛の哲学の授業を選択科目として生徒たちに提供します。アナトリアの愛の哲学の授業は私自身が行うつもりです」と述べた。ジェヴデト・ユルマズ国務大臣は、自らもザザ出自であり、この一歩が国家の未来に 全文をよむ

2010-02-26 不倫の男女、近親者により殺される (Milliyet紙)

2児の母であるオズレム・チュナルは夫を捨ておばの息子(従兄)であるマフムート・エルデムと逃亡した。愛人であるエルデルが殺されたのに引き続き、彼女の遺体は昨日(25日)、果樹園の木からつるされた状態で発見された。      結婚し2児の母であるオズレム・チュナル(22)は夫を捨て、同じく既婚者で彼女の愛人であるおばの息子、マフムート・エルデム(23)とガズィアンテプに逃げた。そのエルデムが殺害されたのに続き昨日、オズレム・チュナルの死体は果樹園の木からつるされた状態で発見された。オズレム・チュナル 全文をよむ

2010-02-24 ラジオ・テレビ高等委員会元委員長、職権乱用で禁固刑に (Radikal紙)

ラジオ・テレビ高等委員会(RTÜK)のダヴト・ドゥルスン委員長と、ザヒド・アクマン元委員長は、「職権乱用」を理由にそれぞれ2年6カ月の禁固刑に処された。       ラジオ・テレビ高等委員会(RTÜK)のダヴト・ドゥルスン委員長と、現在も委員であるザヒド・アクマン元委員長は、「職権乱用」を理由に、それぞれ2年6カ月の禁固刑に処された。    RTÜKのドゥルスン委員長、現在も委員であるザヒド・アクマン元委員長や元委員3名を含む9名の委員、そして5名の官僚が、「行政手続きの決定を実行せず、職権を乱 全文をよむ

2010-02-24 ギュル大統領、司法改革実施のため調整へ (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、司法改革実施がきちんとした基盤の上で行われるようにと、介入した。      昨日ギュル大統領は関係者に意見を求める作業を開始し、まずはじめに、チャンカヤの大統領官邸でハサン・ゲルチェケル最高裁判所長官と会見した。その後行政裁判所長官ムスタファ・ビルデンを迎えた。今日もハシム・クルチ憲法裁判所長官と法務大臣サードゥッラー・エルギンと会見する。アブドゥッラー・ギュル大統領は、全ての会見を終えた後、この件に関する詳細なコメントを発表するとみられている。ギュル大統領は以前 全文をよむ

2010-02-24 ラジオ・テレビ高等委員会、クルド語による計14ラジオ・テレビ放送を認可 (Yeni Safak紙)

トルコ語以外の言語での24時間放送を求める放送局の申請を審査しているラジオ・テレビ高等機構は、9つのラジオ局と5つのテレビ局に対し、クルマンジ語やザザ語放送に許可を与えた。   ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)は、14のラジオ、テレビ放送局のクルド語放送の申請を許可した。RTÜKの報道審議委員の発表によると、昨日開かれた高等機構は、「トルコ国民が日常生活で伝統的に使用している言語・方言によるラジオ・テレビ放送の規定」という内容で、トルコ語以外の言語での放送を希望しているラジオ・テレビ局の申請に 全文をよむ

2010-02-21 今度はカイセリで8000人―ジュッベリ・ホジャの説教に殺到 (Milliyet紙)

カイセリのカーディル・ハス・スポーツ会議センターで「ジュッペリ・アフメト・ホジャ(師)」の名で知られるアフメト・マフムト・ウンリュ氏の説教会が開かれ、約8千もの人々が会場へ殺到した。会議センターは席が女性用、男性用と別々に分かれ、聴衆はそれぞれの席についていった。      イスマイル・アー教団の指導者の一人であるアフメト・マフムト・ウンリュ師は、チャール協会(チャール・デルネイ)主催の「生きることは、ただ息をすることではない」というテーマの集会で、約8千5百人の聴衆を前に説教を行った。集会は独 全文をよむ

2010-02-20 国会の警備、軍から警察に交代 (Milliyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)保安評議会は、国会議事堂の3つの門を、軍に代わって警察が警備するとした決定を今晩から実施に移す。      軍が担当していた警備所にも警察官が配備され、今晩から国会を24時間警察が守ることになる。このため、トルコ大国民議会における警察官の要員が増やされ、国会では、一定期間、警察官たちにこの方針において訓練が行われた。新たな決定によって、チャンカヤ、ディキメン、そしてアイランジュ門で、24時間、警察官が警備を担当し、軍が担当する警備所の数も減らされる。これらの門では、週 全文をよむ

2010-02-20 ジズレ郡で古タイヤ・キャンペーン成果―2リラで1万本回収 (Zaman紙)

シュルナクのジズレ郡で警察署がはじめた「古タイヤをお金に」プロジェクトで、子どもらの持ち寄った一万本の古タイヤが近隣の各県に送られている。       35日前ジズレ警察署が始めたこのプロジェクトに子どもらの持ち寄ったタイヤの総数は現時点で1万本にのぼっている。警察署の中庭と建物裏の空き地にタイヤが所狭しと積み上げられているとのことだ。大量に集まったため、回収された古タイヤの周辺の各県への輸送も始められた。      アイドゥン・アクコジャ警察署長は新聞各紙への発表で、プロジェクトにはこれまで 全文をよむ

2010-02-19 75歳のおばあさん、駆け落ち―ヨズガト (Hurriyet紙)

ヨズガトで、2月14日のヴァレンタインデー(恋人の日)の朝、家を出た後帰らず、家族から捜索願が出されていた75歳の女性が、警察によって恋人の家で発見された。      ヨズガトで2月14日のヴァレンタインデーの日に、外出した後、連絡が取れなくなっていた75歳のアイシェ・ビチェルさんが、恋人で78歳のベキル・デミルタシュさん の家で発見された。      シェイフオスマン地区に住む、四児の母アイシェ・ビチェルさんは、電話販売店で携帯電話のプリペイドカードを購入する際に、九児の父であるベキル・デミル 全文をよむ

2010-02-18 行政裁判所(行政訴訟局)、YÖKの大学入試係数に関する異議申し立てを棄却 (Yeni Safak紙)

行政裁判所・行政訴訟局は、高等教育機構(YÖK)による大学入試係数問題に対する異議申し立てを棄却した。       高等教育機構は大学入試係数実施に対し停止命令が出たのを受け、行政裁判所(行政訴訟局)に異議申し立てをしたが、いくつかの理由により多数決で棄却された。       イスタンブル弁護士会とある一人の学生の父兄が、高等教育機構の2009年12月17日付大学入試係数決定の取り消しと執行停止を求め起こした裁判で、行政裁判所第8局は高等教育機構の決定のうち3項目を執行停止させ、1項目の執行停止 全文をよむ

2010-02-18 歌手デニズ・セキに求刑8年 (Radikal紙)

検事は歌手であるデニズ・セキの「麻薬売買」の罪で8年の実刑を求刑した。更に、セキに対し治療を受けるよう求めた。      イスタンブル第9重罪裁判所ので審議されている9人の公判で、求刑についての見解を述べた共和国検事は、デニズ・セキが「麻薬売買幇助」を行なった罪により8年の実刑を求刑した。検事は更に、セキが「麻薬使用」の罪により治療をさせることと「監督下での保釈措置」の決定することを求めた。同歌手に麻薬を譲渡したとされるスィナン・ユクセル容疑者がたびたびデニズ・セキに対し、これ以上コカインを使わ 全文をよむ

2010-02-17 エルズルム重罪法廷、ジハネル・エルズィンジャン主席検事の逮捕を合法とみなす (Zaman紙)

エルズルム第2刑事裁判所はエルズィンジャン主席検事イルハン・ジハネル容疑者の逮捕を合法と判断し、この逮捕執行に対する異議に対する却下が決議された。      エルズィンジャン主席検事イルハン・ジハネル容疑者は逮捕されEタイプ刑務所に送られた。さらにアンカラ弁護士会所属の弁護士らにより逮捕判決への異議申し立てが却下された。      第2刑事裁判所は、ジハネル首席検事に関する逮捕決定が形式と法律にのっとっているという見解に至っているため、逮捕判決に対する異議申し立てを却下する決定を行った。     全文をよむ

2010-02-15 オジャラン逮捕11年目、PKK支持者ら各地で示威行動 (Yeni Safak紙)

テロの首謀者アブドゥッラー・オジャランが逮捕11年目を迎え、国家を混乱に陥れようとするPKKは各所で騒動を起こす一方で、商店は店のシャッターを閉めざるをえなかった。      ■オジャラン派のデモ隊に警察の介入が      テロの首謀者アブドゥッラー・オジャランの逮捕に対し、タクスィム広場で抗議活動を行おうとした300人のグループに、タールラバシュで警官隊が介入した。デモ隊らは催涙ガススプレーで介入する警察に投石で反撃した。      自らを「民主的クルド問題解決プラットフォーム」と名付けた30 全文をよむ

2010-02-15 高等教育機構会長、「大学入試係数問題へ、解決策はある」 (Hurriyet紙)

高等教育機構会長ユスフ・ズィヤー・オズジャンは、行政裁判所に対する異議申し立てを今日(15日)就業時間中に提出することを明らかにし、この申し立てが却下されたとしても多くの代替案があると述べた。高等教育機構が行った発表では、「私たちの行政裁判所に対する異議申し立てが片付くまで、係数問題は私たちの案件にはならない」とされた。      ユスフ・ズィヤー・オズジャン会長は、アトゥルム大学に設置された(金属成形)総合センターで視察を行った。      オズジャン会長は、センター入り口でマスコミからの質問 全文をよむ

2010-02-15 イスタンブル大雨、ボスフォラス海峡沿いで道路浸水 (Milliyet紙)

イスタンブルでこの冬大きな影響をもたらした豪雨によって、ダムの貯水率が大幅に増加する一方、豪雨の影響を受けた金角湾の一部の海岸で水が溢れた。フェネル波止場がある地区では、上昇する水位のために低位にある岸辺の道が冠水した。また波止場の前にあるベンチが水没し、岸に沿って続くジョギング・コースも浸水した。海岸では係留されたモーターボートが水位の上昇によって陸に大幅に接近したものの、被害は全く出なかった。 全文をよむ

2010-02-13 オジャラン似?の父の写真でつかまった弁護士、無罪放免 (Radikal紙)

事務所の壁にかけた父親の写真がクルド労働者党の元リーダー、アブドゥッラー・オジャランに似ているとして事務所を捜索され「テログループのプロバガンダを行なった」罪で訴訟を起こされたアンカラ弁護士会所属のレヴェント・カラカシュ弁護士が、最終的に無罪となった。      カラカシュ弁護士の事務所は、壁にかけられた父親の写真がオジャランに似ているとして対テロ捜査員らによって捜索を受けた。警察が事務所内のパソコンを調べた結果、秘書ギュルセン・ギョク氏のパソコンから、動画共有サイト上でのクルド語動画の閲覧履歴 全文をよむ

2010-02-13 大学入試センター長、「係数間の差は深刻」 (Milliyet紙)

大学入試センター(ÖSYM)長ヤルマアン教授:「係数(得点調整)に関する改定を支持します。しかし、係数間での40点の差は、埋められないほど深刻なものです。」      大学入試センター長ユナル・ヤルマアン教授は、大学入試における「分野・分野外」の間には40点もの差があり、埋められないほど深刻なものだと明言し、「私は改定の必要があると思っているうちのひとりです」と言った。      ヤルマアン教授は、試験における改定についての説明をするためにヤシャル大学の招聘によりイズミルを訪れ、ムラト・バルカン 全文をよむ

2010-02-12 イスタンブルの人口増止まらず―過去2年で34万人増 (Radikal紙)

1都市の人口が、ギリシャ、キューバ、ベルギー、チェコ、ハンガリー、スイス、チュニジアを含む118国よりも多いイスタンブルは、過去2年にさらに、34万1322人の人口増を記録した。      トルコ統計機構(TÜİK)のデータと、国連人口機構の2009年の推定にもとづく計算によると、イスタンブルの過去2年の人口増は、トルコ内の32県の人口よりも多い数に達した。イスタンブルの人口は、4か月でバイブルト県分、4.5か月でトゥンジェリ県分、6カ月でアルダハン県、7カ月でギュムシュハーネ県とキリス県分の人 全文をよむ

2010-02-12 初等教育4年生用問題集に「クルディスタン」―市販教材スキャンダル! (Hurriyet紙)

コンヤである出版社が作成した初等教育の生徒用の「初等教育4年生用テーマーテスト」という問題集で、トルコの東と南東アナトリア地域がクルディスタンと表記されていた。      TÜBİGEM (テスト作成と情報開発センター)出版グループが作成、印刷したトルコ語、算数、社会、理科および技術用のテスト教材本の、118ページの社会の第6番目のテストの15問目に「都市、地域、国の境界を示した地図のことを何と言いますか」という問題があった。解答の選択肢には、地図の形の名前があり、問題のすぐ隣には絵で描かれた地 全文をよむ

2010-02-10 高等教育機構「大学入試日程変更なし」―係数問題で行政裁判所・行政訴訟局へ異議申し立てへ (Hurriyet紙)

YÖK(高等教育機構)の理事会は終了した。YÖKは係数問題で行政裁判所の判決にまた異議申し立てを行い、大学試験の日程は変更されないもようである。YÖKは異議申し立てを2月15に行なう予定である。      YÖK(高等教育機構)副理事長であるDr.イェクタ・サラチュ教授は「大学入試の日程は、現在この状況下においては何の変更も行いません」と発言した。      YÖK執行部は、行政裁判所がYÖKの係数一律化の決定を棄却したことを検討するために行っていた理事会に終止符を打った。   理事会後に記者会 全文をよむ

2010-02-08 今日から初等学校、新学期 (Yeni Safak紙)

初等教育学校と中等教育学校では2009年-2008年教育年度の2学期が開始した。      初等教育学校(日本の小学校と中学校に相当)と中等教育学校(日本の高校に相当)の約1500万人の生徒と約65万人の教員は、2週間の中間休みを経て授業を再開した。教育年度は6月18日(金)に終了する。      ■初等教育・中等教育学校の生徒1500万人のうち      2学期には、初等教育学校後期生(中学生)ilköğretim ikinci kademe öğrencileriと高校最終学年の生徒には進学 全文をよむ

2010-02-07 アレヴィー集会報告書、エルドアン首相に提出される (Radikal紙)

アレヴィーやベクタシーの人々の基本的要求を、「民主主義と人権を基礎に据えて議論し、検討する」という目的で開催された「アレヴィー集会」の後で報告書が作成され、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に提出された。      2009年6月4日に第1回目が行われ、最終回が2010年1月30日に実現された集会には約400人が参加し、参加者の大部分をアレヴィーが占めていた。      集会では、世論におけるアレヴィーに対する基本的な評価、アレヴィーの人々の基本的な問題とその解決策の提案の作成、民主的問題解決と 全文をよむ

2010-02-07 イスマイル・アー教団のジュッベリ・アフメト・ホジャへ人々、殺到! (Hurriyet紙)

イスタンブル、ファーティフ区のイスマイル・アー教団の指導者の一人である、アフメト・マフムト・ウンリュ師(ジュッベリ・アフメト・ホジャ)がイネギョルで説教会を行った。会には5千人もの信徒たちが殺到した。      『アナトリア青年』誌によって開催された説教会のため、イネギョルを訪れたアフメト・マフムト・ウンリュ師は昨夜(6日)、ネギョル郡近隣の温泉で有名なオイラト村に位置する、あるホテルに宿泊した。今日7日、ウンリュ師が説教を行う体育館には朝早くから大勢の人々が詰めかけた。観客席がいっぱいになると 全文をよむ

2010-02-05 軍敷地にある聖者廟をめざす女性たち、軍の門を開けさせる (Radikal紙)

ジズレ郡の国境警備司令部は、部隊の敷地内にあるシェイフ・アブドゥルラフマネ聖者廟を長年にわたって特別許可制で訪問者に開放している。廟の訪問者の中には黒いチャルシャフ(体全体を覆う布)をまとった女性たちも含まれ、任務にあたる女性の警官と兵士による検査の後、特設の門をとおって、廟に入りお祈りをする。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の妻のエミネ・エルドアン夫人がスカーフを着用していたためにアンカラのギュルハネ軍病院(GATA)で治療を受けている劇作家のネジャト・ウイグル氏のお見舞いに許可 全文をよむ

2010-02-05 首相夫人をシャットアウト―ギュルハネ軍病院(GATA)のスカーフ禁止へ抗議行動 (Zaman紙)

いくつかの市民団体のメンバーの女性たちが、ギュルハネ軍病院(GATA)の前で、スカーフのため入構を禁じられたとして抗議運動を行った。      青年市民団(Genç Siviller)、人権・被抑圧者扶助協会(Mazlum-Der)、首都女性プラットフォーム(Başkent Kadın Platformu)のメンバーである女性たちはギュルハネ軍病院の前で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相夫人であるエミネ・エルドアンさんが同病院へお見舞いに行った際に、スカーフのために病院に入ることができなかった 全文をよむ

2010-02-03 修復で撤去された十字架、教会の屋根へ―エディルネ (Radikal紙)

エディルネにある(ブルガリア)正教会の教会修復工事で、屋根に取り付けられなかった十字架は、ブルガリア側の要請と記念碑委員会の承認を経て教会の屋根に取り付けられることになった。      エディルネにある二つのブルガリア正教の教会のひとつである聖コンスタンティン・エレナ教会の修復時に、屋根に取り付けられなかった十字架が、ブルガリア側の要求により、記念碑委員会が招集した会議で(取り付けが)承認された。十字架は近日中に教会の屋根に取り付けられると発表された。      記念碑委員会の話によると、200 全文をよむ

2010-02-03 リゼのダム建設に「待った」―判決は環境保護派を支持 (Radikal紙)

リゼ地方行政裁判所は、フンドゥクルでの建設が望まれていた2か所の水力発電所計画を非常に注目される理由により中止させた。裁判所の判決において、2つの重要なポイントが注目を引いた。      1) ダム建設認可のための環境影響評価報告(ÇED)は単なる手続きであるという見方をされている。   2) 水域計画がなされずには水力発電所計画がなされるべきではない。    環境保護派らは裁判所の判決が、現在トルコで建設が予定されている第1601水力発電所計画に対しても先例となるであろうと主張している。   全文をよむ

2010-02-02 マルマラ大学学長、釈明「スカーフをした人を入れないという指示はだしていない」 (Zaman紙)

マルマラ大学学長のネジュラ・プル教授は、ゲストハウスへスカーフをしているという理由で入れてもらえなかったチュナル家の人々に謝罪すると発表した。学長は、受付の担当者にそのような方向での指示はしていないと強調し、「たいへんな間違いでした。ご家族と面会し、謝罪します」と述べた。      マルマラ大学ゲストハウスで行われたスカーフ禁止に関し、学長から謝罪の発表が行われた。マルマラ大学卒の息子をもつジェミル・チュナルさんは、彼の妻と娘が(イスラム風の)スカーフをしていたため、ゲストルームに入れてもらえな 全文をよむ

2010-01-29 イスタンブルの第二空港サビハ・ギョクチェン、雪対策で落第 (Hurriyet紙)

イスタンブルの第2空港サビハ・ギョクチェン空港で降雪のために問題が発生した。      ISGグランドハンドリング株式会社は、空港の地上サービスを行い、LİMAKホールディングおよびマレーシアとの共同会社であるが、同社が業務を十分に遂行することができないため、離陸に際して大混乱が生じた。昨日(28日)イスタンブルを覆った雪は、依然100%の操業はしていないサビハ・ギョクチェンック空港でも滑走路を覆い、問題は起こるべくして起こった。      ■何時間も待機      同社はグランドハンドリング業 全文をよむ

2010-01-29 第7回アレヴィー大会はじまる―多くの団体不参加 (Radikal紙)

アレヴィー融和策のためのロードマップを決める第7回アレヴィー大会が、クズルジャハマムで開催された。しかし参加者は男性ばかり…。女性の代表者は一人もおらず、女性の大会への「融和(参加)」が課題として浮彫りになった。      第7回アレヴィー大会は、アレヴィー団体の抗議のもと始まった。アレヴィー・ベクタシ連盟(ABF)をはじめとしたアレヴィー団体は、大会への不参加を決めた。各団体は「アレヴィー派:定義づけの問題」という大会テーマゆえに、「自らに死装束を準備させようとしているようなもの(自らの首を絞 全文をよむ

2010-01-29 日本人母に子供を引き渡さない前夫らに、逮捕令状 (Hurriyet紙)

ガズィアンテプ出身の夫、フェブズィ・デニズ(32)から娘のカデル(5)を引き取るための裁判に勝訴した日本人のミチコ・デニズ(45)は、裁判所の決定が下されたにも関わらず、7か月子供と会えないでいる。      子供が奪われたと主張する日本人母は、ガズィアンテプ共和国検察に訴えを起こした。ミチコ・デニズの弁護士であるセルメト・アタイは刑事告発をした後、父親のフェヴズィ・デニズと祖父のドアン・デニズに逮捕状が出されたことを明らかにした。アタイは「子供の養育に関しては未だ解決しておりません。(父親側は 全文をよむ

2010-01-27 1657人が行方不明!―警察、不明児童データバンク開設へ (Zaman紙)

警察本部は、日に日に増える行方不明の児童を見つけだすためのデータバンクを開設した。「女性と家族問題担当」省が協定書に署名した後開設されることになるデータバンクにより、行方不明の児童を、「オンライン」で、そしてリアルタイムで追跡することが可能となる。      最近起こっている児童の行方不明事件は警察本部を動かした。行方不明の児童を見つけるためデータバンク開設が決定された。「女性と家族問題担当」省が協定書に署名した後開設されるデータバンクにより、行方不明の児童を、「オンライン」で、そしてリアルタイ 全文をよむ

2010-01-26 イスタンブルで過去31年の最低気温記録 (Yeni Safak紙)

トルコでは26日、多くの都市で晴天となるが、寒い一日となるだろう。内陸部および東部ではこの二晩は晴天となるためもっとも寒く、冷え込む夜になる。      NTVの気象情報によると、気温はマイナス20度まで下がる可能性がある。降雪は東部に移動し、27日水曜日にはやむ。28日木曜日は西部で再び10度まであがる。      マルマラ地方、北部、内陸部及び東部では27日昼頃まで厳しい冷え込みと凍結の可能性がある。      ■マルマラ地方で冷え込み   イスタンブルでは25日夜の気温がマイナス7度まで下 全文をよむ

2010-01-26 宗務庁組織内に、アレヴィー部門設立へ (Radikal紙)

政府は宗務庁組織内に、アレヴィー部門を設立する。今後は宗務高等委員会もアレヴィー派について調査を行えるようになる。         政府は、アレヴィー大会最終回の準備を進めている一方で、宗務庁人事法案にアレヴィー派に関する法改正が盛り込まれる。今回の改正では、宗務庁宗務部局内にアレヴィー部門が設立される予定だ。宗務高等委員会は、アレヴィー派を始めとするイスラームの中の様々な解釈に関する調査を行えるようになる。草案によれば宗務庁トップは政務次官級に格上げとなる。         ■「コーラン学校の 全文をよむ

2010-01-25 トルコの人口、7200万人に (Hurriyet紙)

トルコの人口は、2009年末時点で7256万1312人になった。前年2008年末時点の人口は、7151万7100人であった。      ■各県の新人口は以下のとおり   トルコ統計機構(TÜİK)は、「住民登録システムにもとづく2009年人口統計調査の結果」を発表した。      この報告によると、2008年時点で7151万7100人であったトルコの人口は、104万4212人増で2009年末時点では7256万1312人に達した。      2009年は、国内の81県のうち67県の人口が前年200 全文をよむ

2010-01-24 イェニ・シャファク紙、創刊16年 (Yeni Safak紙)

中立的で勇敢な報道で知られるイェニ・シャファク紙の創刊16周年を記念し、関係者が一堂に会した。ピエール・ロティでの朝食会に集まった記者や社員は午後、新聞社内でケーキカットを行い、創刊16周年を祝った。      16年の間おこなってきた勇敢で中立的な報道で知られるイェニ・シャファク紙ファミリー(関係者)が、昨日(16日)朝、ピエール・ロティで行われた朝食会に集まった。午後には記者や社員がケーキカットを行い、16周年を祝った。(イェニ・シャファク紙の)元編集長であるスター紙の(現)総編集長のムスタ 全文をよむ

2010-01-21 12歳の少女を、4頭の牛のために「売った」親 (Yeni Safak紙)

情報によれば、事件の顛末は次のようである。   スングルル町のクルバアル村に暮らす3人の子供の父親シュクリュ・A(40)は、昨年6月、4頭の牛と引き換えに12歳の娘K.A.がアンカラで建設工として働いていた28歳のカンベル・Bと暮らすことを許した。カンベル・Bとアンカラに向かったKは、身ごもった。12月、カンベル・Bと仲たがいしたK.A.は父親のクルバウル村に戻った。これに反発を示した父親は時々娘を殴った。12月28日に倒れたK.A.は、スングルル国立病院に運ばれた。ここでの診察で、K.A.のお 全文をよむ

2010-01-21 初・中等教育学校、明日で一学期終了、でも通知表もらえない? (Hurriyet紙)

 明日、初・中等教育学校の1学期が終了し、休暇に入る。しかしながら生徒達が通知表をもらえるかどうかがはっきりしていない。通知表は国民教育省の公式サイト内「e-学校」で作成されている。しかし、このサイトが2日間アクセス出来ない状態であり、多くの学校で通知表の作成が出来ていない事態となっている。       教育労働組合コンヤ支部のヴェリ・デミル支部長は休暇を前に、明日、初・中等教育学校に通知表が配布を予定し、通知表が国民教育省の公式サイト内「e-学校」で作成されているが、2日間アクセス出来ない状態 全文をよむ

2010-01-21 高等教育機構、外国人学生の入試方法を全面見直し (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)は、トルコの大学で学ぶことを望む外国人学生のための、外国人籍学生試験(YÖS)を廃止することで合意した。      YÖK会長ユスフ・ズィヤ・オズジャンが議長を務め、YÖKで開かれていた総会は終了した。   発表によれば、総会で外国人学生の受け入れ方針の、全面的な見直しが行われた。   この中で、外国人学生の受け入れを望む大学は、YÖKの承認の下、これらの学生の受け入れが認められることになった。これに関する発表では、次の様に述べられた。   「外国人学生を受け入れる高等教育 全文をよむ

2010-01-20 4時間半出発の遅れた飛行機を乗客が破壊―ディヤルバクル (Radikal紙)

イスタンブル-ディヤルバクル間を運行するオヌル・エアー機は、技術的な問題により4時間半出発が遅れた。すると乗客の内数名が非常口のドアのスライド部分を破壊した。パイロットが管制塔に助けを求めると、警官が現場に駆け付け、5名の乗客を逮捕した。便は欠航になり、飛行機は格納庫に運ばれた。      証言によると、昨日(20日)18時45分出発予定であったオヌル・エアー036便は、乗客が搭乗した後ドアを占め、4時間半離陸しなかった。このため乗客らは説明を求めてコックピットに向かった。まもなくパイロットと乗 全文をよむ

2010-01-19 地方公務員消防士試験で謎の合格―合格者は郡幹部の身内ばかり・・・ (Hurriyet紙)

クルッカレのヤフシャン郡ウルマック町の消防署に勤務することとなる4名の消防士の採用試験が実施された。      出願者が多数いたにもかかわらず、書類の不備を理由に9名が試験を受けた。この中の合格者のうち1人が同市の与党、公正発展党(AKP)所属のビラル・アージャ市長の息子でもう1人がその義兄弟、更に残りの2名が公安局員のカーディル・ビルゲ氏の息子アルペル・ビルゲ氏とトルコ職業安定協会県支局長ナーズム・ウル氏の娘であったことが議論のもとになった。アージャ氏は規定の手続きを踏んだだけであると説明した 全文をよむ

2010-01-18 エルドアン首相夫妻も参加の会食会で、食中毒 (Milliyet紙)

先月エスマ・スルタン邸で行われ、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相も夫人と娘とともに出席した「第六回世界家族サミット」の晩餐会は、前代未聞の食中毒の不祥事の舞台となった。      同首相夫人とその娘を含め105カ国からの招待客が出席した世界家族サミットの晩餐会の席での食事のなかに高密度の細菌が検出された。      首相府警備部が定期的な検査のため研究所に送った食べ物のサンプルから、ひよこ豆のペーストとチェルケス風鳥料理、アーモンド入りのピラフに、高密度の「大腸菌」と「黄色ブドウ球菌」の細菌が 全文をよむ

2010-01-15 物乞いの子供はイスタンブルの4つの村から (Radikal紙)

「子どもを働かせている4つの村がある。子どもたちの収入は、1ヵ月4,000~5,000トルコリラ(約25万円~31万円)である。家族がこの収入を手放すだろうか。イスタンブルで、3つの団体が路上から子どもたちを収容しようとしている。」      ティッシュを売っているときに他の子どもたちに殴られた5歳のベドレッティン君は、その様子がメディアで放映されたおかげで現在の所通り(での仕事)から逃れられている。しかし、社会福祉・児童保護協会(SHÇEK) のある社会学者は、トルコの路上で起きているベドレッ 全文をよむ

2010-01-14 外国語試験に通らない大学教員たち―10年間、不合格者も・・・ (Yeni Safak紙)

7,8千人の大学教員たちが外国語試験に何度受験しても合格出来ていないことが判明した。(イズミルの)ドクズ・エイリュル大学の付属外国語学校の校長は10年もの間、ドイツ語試験を合格できずにいる。高等教育機構は講座を開く予定だ。       トルコで最も外国語の問題を抱えている人たちが大学教員であることが判明した。ドクズ・エイリュル大学付属外国語学校校長であるカディム・オズチュルク講師は会議で、大学入試センター(ÖSYM)代表のウナル・ヤルマアン教授に大学間委員会外国試験のドイツ語の設問が「難しすぎる 全文をよむ

2010-01-13 兵役任務中の携帯電話、16日の禁固刑 (Zaman紙)

サムスンにおいて兵役服務中に司令官により携帯電話を所持しているところを見つけられた若者へ、16日間の禁固刑が科された。       これまでに入った情報によると、国民の義務を行う部隊へ秘密に携帯電話を持ち込み使用していたO・A(22歳)は、司令官に捕まった結果調書がとられ軍事裁判所へと送られた。裁判中に兵役期間の満了のため除隊となった若者について処分が行われた。逮捕命令が出されたこの人物は、ウンカパヌ警察の警官らにより捕らえられた。軍事裁判所により16日間の禁固刑が科されたO・A(22歳)は執行 全文をよむ

2010-01-12 路上の物売り・物乞い児童、トルコ全土で4万1千人 (Zaman紙)

ティッシュ売りの子どもたちによって激しい暴行を受けたベドレッティン・Kちゃんは、路上で物売りや物乞いを強いられている子どもたちの問題を再び我々に突きつけることとなった。   社会福祉・児童保護協会(SHÇEK)は、子どもたちに物売りや物乞いをさせるよう強いている家族への対応にあたっているが、各データは、現行の法的制裁に効果がないことを示している。首相府人権局が県の人権局を介して行った調査によれば、トルコ全土において路上で物売りや物乞いを強いられている子どもの数は4万1千人を超える。3万891人の 全文をよむ

2010-01-11 国民教育相、「若年層人口がへり、児童数も減少傾向」 (Radikal紙)

国民教育省による、人口増加率の後退とそれに伴う教育への影響に関する取り組みが、活発になっている。チュブクチュ国民教育相は、(人口に関する)調査結果を発表した。小学校に入学する児童の数は毎年8万人ずつ減少し、1万8千もの小学校が児童不足のために閉校となっているという。      ニメト・チュブクチュ国民教育相は、トルコにおける人口増加率の後退による教育への影響をAKŞAM紙に発表した。これによれば、この4年間で小学校に入学した児童の数は毎年約8万人ずつ減少しているという。また、1万8千の小学校が児 全文をよむ

2010-01-10 リゼでアザーン(礼拝の呼びかけ)の代わりに、ゼキ・ミュレンの歌 (Yeni Safak紙)

リゼ宗務局によって管理されている中央アザーン・システムに(アザーンとは)異なる電波が混線し、市内の170のモスクのスピーカーからおよそ5分の間、歌と民謡が流れた。      県のムフティー(宗務長)であるイルヤス・セレンリさんは説明会見で、昨日(9日)20時30分頃、中央アザーン・システムのため使用されている放送システムに外部の送信者からの送信が混ざり、歌と民謡が流されたことを述べた。      セレンリ宗務長は、事件が知れるや否や、係の者たち対応したと述べ、「その音を聞くとすぐに、担当の職員が 全文をよむ

2010-01-10 移住を余儀なくされたロマ、同郷の友にメッセージ (Radikal紙)

移住を余儀なくされたロマたちの一人、スレイマン・コジャさんがラディカル紙の仲介により友人のビラルさんに送ったメッセージが昨日(9日)届いた。そしてビラルさんからこのような返事が届いた。「戻ってきてほしい」      まずはギョルデスへ、その後サーリフリへと移住させられたスレイマン・コジャさんが、セレンディで別れた友人で修理工のビラル・ギルギンさんへラディカル紙の仲介で送ったメッセージがギルギンさんの元へ届いた。ギルギンさんは昨日ラディカル紙を読んだ後、友人のコジャさんに電話をし、「とても悲しいで 全文をよむ

2010-01-09 トルコ西部は記録的な温かさ―寒波のヨーロッパを横目に・・・ (Milliyet紙)

ヨーロッパが極端な寒波に見舞われている一方、トルコでは低気圧前線の影響により西部地域の気温が例年同時期の平均気温を上回っている。   トルコ西部はここ数年とは正反対の暖冬が続いている。2010年はじめ、トルコ東部が雪と寒波に見舞われている一方、西部地方は過去35年間の最高気温を記録した。      専門家らによれば、この気候の原因は地中海上空の低気圧と強い南風(ロドス風)。また国家気象総局関係者によると、前年までは冬のトルコではバルカンやシベリア地域からの寒波を運ぶ高気圧前線の影響を受けていたが 全文をよむ

2010-01-08 マニサで襲撃されたロマ(ジプシー)の人々、移住へ (Milliyet紙)

セレンディ郡で起きた事件後、ギョルデスに移住させられたロマ(ジプシー)達は、1年間疎外され喫茶店に入れてもらえない状況を請願書で国家機関に訴えたが対策が取られなかったと主張した。      主張によれば、大晦日の夜、「チャヴシュの場」という名前の喫茶店にタバコを手にして入店したブルハン・ウチュクンを喫茶店の従業員らが咎めた。ウチュクンが店内でタバコを吸おうとしたことから起きた口論は喧嘩へと発展した。数時間後に喫茶店を訪れたウチュクンの友人らが窓ガラスを割った。ウチュクンの父親のネジュデト・ウチュ 全文をよむ

2010-01-07 マルマラ大学学長、「スカーフの着用は民主的権利」 (Zaman紙)

マルマラ大学は、ある時期、校門に掲示をし「スカーフを着用した学生はキャンパスに入れない」と告知していたことで話題になった。大学執行部は「法律に対して抱く敬意と現秩序に配慮して」禁止処置を継続することを明らかにした。しかし今、大学では解禁が議論されている。マルマラ大学のネジラ・プル学長は、スカーフが、国の統一と共和国の基本的な価値観の妨げとなるとは考えておらず、スカーフの着用は民主的な権利であると話している。本紙の取材に対し、プル学長は、1980年前半にはスカーフを着用した学生が大学に入場できたこ 全文をよむ

2010-01-07 ヴァン猫へ援助の手を―ヴァン猫保護協会会長の訴え (Radikal紙)

 ヴァン猫研究センター所長のアーオール教授はヴァン猫の血統が消滅するのを回避するために資金援助をお願いしたいと述べた。       ユズンジュ・ユル大学(YYU)「ヴァン猫研究センターおよび猫の家」の代表を務めるザヒド・アーオール教授は、ヴァン猫が2010年バスケットボール世界大会のイメージキャラクターに選定され非常に嬉しく思っていると述べ、「『猫の家では備品やエサが足りない、これらもどうにかしてくれる?』とヴァン猫が言っている」と話した。       白い毛で左右異なる色の目を持ち、世界中に様 全文をよむ

2010-01-06 モスクのミナレットから偽の葬儀の呼びかけ騒動―コンヤ (Zaman紙)

コンヤのサラヨニュ郡で、ある者が以前口論になった友人に復讐するためモスクから葬儀の呼びかけを行わせた。      サラヨニュの中央モスクに電話をしたS.Şは、カドゥオール町に住んでおり以前口論になったB.Yが死に、葬儀の呼びかけをするようと要求した。モスクのイマーム(礼拝指導、管理責任者)はというと、S.Şに葬儀の呼びかけのためサラヨニュに来るよう伝えた。それから少し後S.Şは再度電話し道で車が故障したと伝え、遺体は午後の礼拝の後に埋葬されること、(葬儀の)呼びかけが一刻も早くなされるよう要求し 全文をよむ

2010-01-05 専売公社ストライキでの放水車の放水は下水だった? (Radikal紙)

専売公社労働者のアンカラでのストライキの際、警察の放水車から彼らに浴びせられた放水が「下水」だった疑いが提起されている。      共和人民党アドゥヤマン県選出の国会議員シェヴケト・キョセは、緑色で異臭を放った水が、下水からに汲まれて警察の放水車取り込まれ、アブディ・イペキチ公園でストライキを行った専売公社労働者や彼らを支援した国会議員らの頭上に浴びせられたと主張した。   キョセ議員は、「伝染性の病儀が議論にのぼっているこの時期 に、労働者たちの頭上に浴びせられた水が下水から汲まれたことは、人 全文をよむ

2010-01-04 東部で大雪、811の学校への交通路、不通 (Radikal紙)

東部アナトリア地方で猛威をふるっている大雪は、依然として寒気と降雪をもたらしている。この地方では、計811村の交通が雪で閉ざされており、ムシュ県では豪雪の影響で13の小学校で授業が休講となった。また、ムシュ県の2つの郡と65村では、2日間電気がストップしている。      東部アナトリア地方で金曜の晩から始まり猛威をふるっている大雪のため、東部の人々の生活はあたかも麻痺してしまったかのようである。激しい風雪により、アール県では379村、エルズルム県では371村、ムシュ県では44村、カルス県では1 全文をよむ

2010-01-03 漬物食べてがんに (Hurriyet紙)

栄養の取り方によっては、現代の病気の中で代表的なガンの原因になる。サリム・バショル教授によると、特に食卓には欠かせない漬物に注意が必要であるとのことだ。      エルズルムにあるアタテュルク大学医学部の内科のサリム・バショル教授は、現代病のガンを予防するためには、テクノロジー製品と食べ物に気をつけなければならないと述べた。男性には前立腺ガン、女性には乳ガンが最も顕著なものであるとし、タバコの煙で35の異なる発ガン性物質が含まれると述べた。      ギュネシュ基金によって行なわれた会合に参加し 全文をよむ

2009-12-31 高すぎるミナレットにパイロットが苦情、一部撤去へ―ヴァン空港 (Radikal紙)

ヴァンで3年前信徒たちから集められた資金によって建設されたモスクのミナレットが、フェリト・メレン空港に発着陸する航空機にとって危険であるとされるや、ミナレットの一部を撤去することが決められた。      ヴァンのブズハネ地区にあるフェリト・メレン空港の近くにあり、信徒から集められた資金により3年前建設されたモスクのミナレットが、フェリト・メレン空港に発着陸する飛行機とヘリコプターにとって危険であるとされるや、先端の一部を撤去することが決定された。45から25メートルに短くすることになったブズハネ 全文をよむ

2009-12-30 ドアン・グループ大揺れ―ヒュッリイェト紙主筆辞任、社主アイドゥン・ドアン交代 (Zaman紙)

昨日のヒュッリイェト紙主筆エルトゥールル・オズキョクの辞任に続き、今日はアイドゥン・ドアン氏がドアン・グループの代表取締役と執行委員を辞任したと発表した。      ドアン・グループの一般開示プラットフォーム(KAP)に対する発表では次のように述べられた。      「本日行われた執行委員会の会議で代表取締役アイドゥン・ドアン氏が取締役職と執行委員を2010年1月1日付で辞職し、執行部内で行われた選任会議でアルズハン・ヤルチュンダーが同日以降代表取締役に選任されることが決定された」      ■ 全文をよむ

2009-12-28 イズミルで12歳(?)の少女、出産 (Hurriyet紙)

イズミルのトルバル郡の病院で1997年生まれとされるY.Çさんが、女の子を出産した。      トルバル国立病院での出産は帝王切開によって行われ、母親と赤ちゃんの健康状態は良好であることが明らかにされた。   Y.Çさんと宗教婚により一緒に暮らし、赤ちゃんの父親であるとされるC.Sさん(28)は警察に逮捕された。      C.Sさんの親戚は、戸籍では12歳とされるY.Çさんであるが、実際は17歳であると主張し、年齢の訂正を要求する申し出を裁判所に行う予定であることを明らかにした。 全文をよむ

2009-12-27 ジャーファル派も民主的問題解決を望んだ (Yeni Safak紙)

預言者ムハンマドの孫フサインとその一族が殺害されて1370年目の節目を迎えたため、トルコのジャーファル派たちがハルカルで記念追悼式典を開いた。黒い衣服を身に付け、式典に参加した何千人にものぼるジャーファル派の人たちは、殉教者たちのために涙を流した。トルコのジャーファル派指導者であるセラハッティン・オズギュンドゥズ氏は、「300万人のジャーファル派の人々が(政府による自身たちへの)改革を待っています」と述べた。      預言者ムハンマドの孫フサインとその一族のカルバラー殺害の1370周年を記念し 全文をよむ

2009-12-23 これが双頭の鷲?どう見ても・・・あひる―エルズルムでマスコット騒動 (Radikal紙)

冬季ユニバーシアード国際大会は2011年エルズルムで開催されるが、この大会のマスコット「双頭の鷲」があひるに似ているとして騒動になっている。冬季大会の開始まであと416日となり、お披露目されたマスコットは名前を募集している。しかしその一方で、青色のパジャマとスリッパで歩き回り、1つの頭に4つの目と2つのくちばしを付けたこのマスコットは、子供たちを最も笑わせた。      冬季大会のロゴとマスコットは、エルズルムのシンボルとして知られているチフテ・ミナレリ・マドラサ(2本の尖塔を持つイスラム学院) 全文をよむ

2009-12-22 チュクロバ大学(アダナ)構内で、学生と警官隊衝突 (Radikal紙)

学長は学生らへの武力介入を要請したが、機動隊長が説得によってデモを終わらせた。      チュクロバ大学文理学部の学生らが、「教職課程(訳者註:「フォーメーション」ともいう。ふつうはトルコでは大学卒業後1年間の論文なしの教職課程大学院で学んで、教員資格を取る)」のために起こしたデモでアルペル・アクンオール学長と面会しようとしたことが、緊迫した状況を作り出した。学生らと面会しなかったアクンオール学長は、怒って建物を出て、対応にあたっていた警官らに「さっさと彼らに武力介入してくれ」と言った。しかしエ 全文をよむ

2009-12-18 フェネルのギリシャ正教会総主教、TVインタビューでトルコ政府批判 (Radikal紙)

フェネルにある正教会バルトロメオス総主教は、「トルコで、つまり、およそ2000年もの間、総主教座教会がなくなることを望んでいる政府のもとで暮らしている中、自身が十字架にはりつけにされたように感じている」と述べた。      アメリカのCBS テレビの有名な「60分」プログラムに出演したバルトロメオス総主教は、自分自身とトルコで暮らしているおよそ4000人のギリシャ系の正教徒の諸問題を説明した。      CBSのインターネットサイトで公表されたニュースによれば、バルトロメオス総主教は、トルコで二 全文をよむ

2009-12-18 イスタンブルで大雨、トルコ全土で大荒れの天気つづく (Milliyet紙)

イスタンブルを突然見舞った大雨は激しさを増している。大雨と同時に激しい風も猛威を振るったためイスタンブル市民は時折厳しい時間をすごした。この雨のため国道E-5号線クムブルガズ地点で洪水が発生した。      道路が原因でエディルネ方面への交通は約2時間単線通行となった。    道路では数台の車輌が動けなくなった。これらの車両は消防隊が救出した。      ■ エセンレルのバスターミナル浸水      イスタンブルで猛威を振るった大雨は洪水の原因となった。大雨のためにイスタンブルのエセンレルのバス 全文をよむ

2009-12-17 専売公社ストライキ、支援の国会議員にも放水車から水 (Milliyet紙)

専売公社労働者たちのアブディ・イペキチ公園でのストライキに対して、警察は高圧水と催涙弾でかなり厳しく対処した。トルコ総労働組合総書記兼専売(タバコ・アルコール・穀物etc)労働組合委員長のムスタファ・トゥルケルは監視下に置かれた。共和人民党(CHP)の国会議員たちもこのストライキで催涙弾に見舞われ、警棒で殴られたりしたと主張している。      警察の介入の間、多くの労働者が、身体的不快を経験した。警察が使った催涙弾により多くの労働者が公園内で気絶した。労働者の一部は警察から逃げ、アブディ・イペ 全文をよむ

2009-12-06 ガーズィアンテプで結婚のための学校開校 (Zaman紙)

ガーズィアンテプで健全な結婚のためにシャーヒンベイ市によって結婚のための学校が開校された。      シャーヒンベイ郡庁、ズィルヴェ大学、シャーヒンベイ市が中心となって設立した学校に、婚約したカップルが招かれている。若者達はここで、ズィルヴェ大学の先生から教育を受けることになる。      結婚の重要性を教える授業の後、若者達には結婚免許証が与えられる。最初の段階では婚約中のカップルが参加する結婚学校だが、数週間後には結婚したカップルの受け入れも予定されている。      学校の紹介のために市民 全文をよむ

2009-12-06 こんなこと知ってたら巡礼も楽 (Zaman紙)

巡礼、それは素晴らしい行い。巡礼はどのようになされるか、サファーとマルワの間には何が起こるのか、いつアラファ(アラファート)に登るか。      読者の皆さんはこれらのほとんどを知っているでしょう。では、巡礼において重要ではない、あるいは些細なことのように見えるポイントにどのくらい気付いているでしょうか。もし来年以降、巡礼に行く予定があれば、または近しい人がそうであれば、より快適で、より幸福な巡礼を行うために以下のことを知っているとよいでしょう。      ■ 文句を言ってはいけない      全文をよむ

2009-12-05 エルズンジャンでイスマイルアー教団に刃向うと・・・逮捕劇、相次ぐ (Radikal紙)

エルズィンジャンでイスマイルアー教団、フェトゥッラー・ギュレン教団に関し、ふたつのがふたつの調査をはじめたところ、逆に3つの行政裁判の被告となったエルズィンジャン検事局イルハン・ジハネル検事長と、ジハネル検事が始めたイスラマイルアー教団に関する取り調べに関し、その権限は自分にあるとし、この取調べの任にあたった3人の軍警察諜報部の職員の逮捕を要求したエルズルム重罪裁判所オスマン・シャナル検事の間の対立は、新しい局面を迎えている。すなわち、オスマン・シャナル検事は特別共和国検事としてエルズィンジャン 全文をよむ

2009-12-04 マルマラ地下鉄開通は2013年10月―ユルドゥルム運輸大臣談 (Milliyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸大臣が、イェニカプのマルマラ地下鉄建設現場を視察した。ヘルメットと長靴を着用したユルドゥルム大臣は、まず監督官らから建設作業について説明を受けた。その後、イェニカプ-ズィルケジ間のTMB(トンネルボーリングマシーン)によるトンネル掘削開始の合図となるボタンを押した。イェニカプでTBM3という機械を使って地下16メートルから始められる掘削作業をスタートさせたユルドゥルム大臣は、その後新聞記者たちの質問に答えた。      ●「この掘削のためにプロジェクトは4年遅れた」   全文をよむ

2009-12-03 カラスに怒った市当局、木を伐採 (Zaman紙)

カラスの撃退を望むシャルクシュラ市当局は、木を伐採するという解決策に出た。      エセンテペ地区にあるシェヒトレル公園内の木々に住み着き、市民を困らせているカラスを撃退できずにいるシャルクシュラ市当局のチームが、公園内の木を伐採した。      カスム・ギュルテキン市長は、公園をより現代的なものにし、松の木で植林する予定であると述べた。   了した。 全文をよむ

2009-12-03 高等教育機構から、係数への司法判断へ反論 (Milliyet紙)

高等教育機構は、行政裁判所の決定が憲法で保障されている平等の原則に反していると主張した      イマーム・ハティプ高校を含む職業高校の卒業生に対して適用されている「大学入試における係数の違い」の廃止に関する高等教育機構の決定を行政裁判所が棄却したことを受け、同機構はかかる棄却の決定に異議を申し立てた。      申し立てでは、行政裁判所の決定をもたらしたイスタンブル弁護士会には裁判を起こす権利はないとする一方、行政裁判所も原告に成り代わってしまったとされた。      申し立てでは、高等教育機 全文をよむ

2009-12-02 そりゃあスイスはひどいが、さてトルコは?―トルコで教会は自由? (Radikal紙)

スイスにおけるミナレット禁止に対し、激しい反発がもちあがっている。ギュル大統領は「スイスは恥ずべきことをした」とのべ、エルドアン首相はこの件を人種主義の潮流と結びつけた。しかし、トルコでの実態は、「50歩100歩(目くそ鼻くそ・・・)といったところだ。プロテスタント教会は10回も申請したが、教会建設の許可を得られなかった。EUとアメリカの最新の報告書も、トルコ政府をこの点で批判している。      ■政治家は、ミナレット禁止に猛烈反発      スイスで日曜日に行われた国民投票で(モスクの)ミナ 全文をよむ

2009-11-30 新型インフルエンザによる死者数、195に (Radikal紙)

保健省は、トルコで、流行性インフルエンザにより命を落とした人の数が195人にのぼると発表した。保健省は流行性インフルエンザのために現在病院に入院している患者の数が287人にのぼることを明らかにし、これら患者のうちの94人は集中治療室で観察と治療が続けられ、38人については人工呼吸器の装着を施されていることが明らかにされた。説明では次のように述べられた      「死者のうちの69人(35%)は、50歳以下で、これまで健康に問題がないことがわかっている人々であった。パンデミック対策委員会は、この状 全文をよむ

2009-11-29 デニズ・セキ、出所後初コンサート (Radikal紙)

歌手のデニズ・セキが、刑務所からの釈放後、アンタリヤで初のコンサートを開いた。コンサートが中止された歌手ハンデ・イェネルのファンもセキのコンサートに参加した。      歌手のデニズ・セキが、アンタリヤのケメル郡にある、レ・シャトー・デ・プレスティージ・ホテル(Le Chateau De Prestige Otel)で出所後初めて、舞台に立った。犠牲祭の2日目にファンたちと対面したセキは、舞台で幾度となく涙を流した。      セキは、映像を撮影しない条件で新聞記者たちに舞台袖へと入ることを認め 全文をよむ

2009-11-28 2010年、公務員の休日は117日!―働く日は248日 (Milliyet紙)

公務員の来年の勤務日数は248日、休日は117日となる。      2010年には、元旦、4月23日の国民主権とこどもの日、5月19日の若者とスポーツの日と8月30日の戦勝記念日の各1日、ラマザン・バイラム(断食開けの祝日)の期間の3日半、10月29日の共和国記念日の1日半とクルバン・バイラム(犠牲祭)の4日半が公的な祝日となる。      11月16日火曜日から11月20日土曜日の間のクルバン・バイラムの前夜にあたる11月15日月曜日全日行政上の休日とすることが宣言されれば、バイラム休暇は週末 全文をよむ

2009-11-28 エーゲ大学歯学部学部長任命問題で、歯痛つづく (Radikal紙)

学長が高等教育機構の学部長任命に意見:そのような伝統はない      高等教育機構は、エーゲ大学歯学部在籍の85名の教員メンバーのうち9名の支持を得たジャラール・アルトゥンチュ教授を歯学部の学部長に任命。しかし任命後に起きた集団辞任への反響が続いている。そんな中ジャンデエル・ユルマズ学長は「一般的かつ基調的な」見解を大学組織による決議と合わせて明らかにした。同学長はこのような任命は前例がないことに言及し、「わたしはこの問題について個人的な意見を述べる気はありません。これは歯学部が今回の問題と向き 全文をよむ

2009-11-28 二重の「聖なる日」―トルコ各地の犠牲祭初日の金曜礼拝風景 (Yeni Safak紙)

犠牲祭は、イスラーム世界で大きな喜びを持って迎えられた。犠牲祭初日が金曜日と重なったことにより、モスクは人であふれ返った。犠牲祭の訪問が行われた。年長者の手にキスをし、子どもたちは大喜びだ。犠牲動物センターでは、熱気が止むことはなかった。人々は、あらかじめ行政が定めた犠牲動物の屠殺場を選び、いくつかの例外をのぞけば、望ましくない光景はみられなかった。      犠牲祭はイスラーム地域をひとつとした。犠牲祭において、モスクは、犠牲祭初日の朝の礼拝の後、お昼に再びあふれ返った。朝の時間帯に犠牲祭の礼 全文をよむ

2009-11-27 アクダー保健相「混乱させる発言は控えて」―予防接種をしない首相に苦言 (Radikal紙)

レジェプ・アクダー保健相は、新型インフルエンザのワクチン接種問題に関し、「国民を混乱させるような発言は、それがどのようなものであれ、新型インフルエンザでの死者を増やす結果に繋がる。ですから、国民を混乱させるような発言は控えてほしい」と述べた。そして、全ての国民がワクチン接種問題に関し、配慮のある行動をとるよう求めた。エルドアン首相は、以前、自身と家族がワクチン接種を行わないと述べていた。      アクダー大臣は、犠牲祭を過ごす為に夫人の故郷であるオルドゥを訪れ、ペルシェンベ郡チュナル街区にある 全文をよむ

2009-11-27 犠牲の羊・牛を切ろうとして怪我―今年も2365人が病院へ (Milliyet紙)

専門の肉屋でないひとたちが、(決められた場所以外の)かってな場所で犠牲獣を屠る一方で、ナイフや肉用の大包丁、斧で2365人の人が自らを傷つけ、病院へ駆けつけた。      犠牲祭の初日の動物の解体の際に、再びお馴染みの光景が出現した。「素人肉屋」がかってな場所で犠牲獣を屠る一方で、ナイフや肉用の大包丁、斧で2365人の人が自らを傷つけ、病院へ駆けつけた。犠牲獣解体の間に、心臓発作や脳内出血に見舞われた人も出た。      犠牲獣の解体で死亡するという結果になった事件が、コンヤで起こった。市中のカ 全文をよむ

2009-11-26 行政審議院、大学入試「係数一律化」を差し止め (Milliyet紙)

政府の、イマーム・ハティプ高校と職業高校を他の高校と平等化するための「係数一律化計画」は、司法当局により妨害された。行政審議院は、大学入試における諸係数を廃止するという高等教育機構(YÖK)の決定の執行を差し止めた。      政府は、イマーム・ハティプ高校出身者が大学で希望する学科を選ぶことができるようにとかつて法律を制定したが、第10代大統領アフメド・ネジュデト・セゼルの拒否権にあい、法を施行することができなかった。政府による「係数一律化」計画は、今回は司法当局により妨害された。大学入試にお 全文をよむ

2009-11-26 イスタンブルで大学入試「係数」問題へ抗議デモ (Radikal紙)

行政裁判所第八支部が「大学入学における係数」という不平等を取り除くという法律修正を却下したことへの抗議デモに、何百人のイマーム・ハーティップ学校の生徒とたくさんのNGO団体が参加した。ファーティフ郵便局の前で午後1時頃から集まったNGO団体のオズギュル・デルÖzgür Der、マズルム・デルMazlum Derと、そのほとんどが頭にスカーフを巻いた女生徒から成る群集が、行政裁判所の決定が「不公平」であるとして抗議した。「行政裁判所は改正の執行は止められるが、平等と公正さを求める私たちの歩みを止め 全文をよむ

2009-11-26 偽造酒製造グループ逮捕、「酒は高級ホテルに売った」、 (Milliyet紙)

イスタンブルで逮捕されたマフィアは偽造酒類を高級レストランへ売ったと供述している。マフィアは酒瓶をゴミ箱から集め、その中に偽造酒を入れたことが明らかとなった。       砂糖を製造するといって購入したアニスや液体香料で偽造酒を製造し、アンタリヤの高級ホテルへ販売したとされる29人のマフィアが逮捕された。       警察の金融犯罪対策チームは、毎年恒例の新年祝賀の前に、偽造酒類製造が増加するのをうけ、4ヶ月前から動き始めた。追跡捜査の結果、2009年11月23日にアンタリヤ、ブルサ、イスタンブ 全文をよむ

2009-11-25 ストと霧で、飛行機、飛ばず―イスタンブル (Yeni Safak紙)

霧の発生とトルコ航空の一部の職員が、トルコ全土に広がったストライキに自主的職務怠慢という形をとって参加したことで、空港で多くの旅行者に影響が及んだ。霧のためサビハ・ギョクチェン空港から出発できず、バスでアタテュルク空港へ移動させられた250名ほどの旅行者は、空港職員の手配不備のため、ここからもまた出発できず大きな迷惑を被った。トルコ航空職員と交渉し、手をたたきながら自分たちが置かれている状況に対し抗議した人々は、責任者を「嘘つきだ」と訴えた。   一方、空港労働組合は、トルコ航空のパイロットおよ 全文をよむ

2009-11-25 最高裁、大学入試試験係数廃止に違法決定、高等教育機構は反発 (Milliyet紙)

行政裁判所第8部会は高等教育機構(YÖK)による大学入試における係数格差廃止の決定の施行を全会一致で停止した。これに対し高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン理事長は「行政裁判所の決定に反論するつもりだ」と答えた。      イスタンブル弁護士協会執行部は、高等教育機構の高等教育入試における係数点適用の廃止に関する2009年7月21日の決定の中止と施行停止を求めて、行政裁判所で訴訟を起こしていた。      行政裁判所第8部会は高等教育機構の決定の施行を全会一致で停止した。      第8部会 全文をよむ

2009-11-25 トルコ全土で公務員スト、イスタンブル県知事「処分検討」 (Milliyet紙)

今日(11月25日)、トルコ全土「で警告(uyar)」目的での公務員ストが行なわれたため、市民の生活に支障が出た。電車が止まり、学校と病院ではサービスが提供されなかった。政府に声を届けようとストを行なった公務員たちに対し、ヒュセイン・チェリキ大臣とイスタンブル県知事のムアッメル・ギュレル氏は厳しい姿勢を示した。      ギュレル県知事は、首相の言葉を思い出させるように、ストの参加者は特定されて法的措置が取られると述べた。      イスタンブル県知事ムアッメル・ギュレル氏は、公務員の労働組合の 全文をよむ

2009-11-22 RTÜK委員長、誰もが同じように感じるわけではない (Radikal紙)

ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)ダヴト・ドゥルスン教授は、検閲機関を設けないことを説明し、ドラマに関する批判に答えた:「この社会の人々はキスすることを知らない人々ではありません。誰もが『禁断の愛(アーシュクメムヌ)』に対し批判的ですが、最終回のキスシーンの視聴率はランキングのトップに入るものでした。」      ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)委員長のダヴト・ドゥルスン教授は、ここ近年で増加した暴力事件の背後にテレビの存在があると考えているとし、「テレビのドラマや映画で、暴力がある種問題を解 全文をよむ

2009-11-22 デルスィムの生存者語る (Zaman紙)

デルスィムの虐殺における生存者たちが語った。子どもたちの叫び声が天に達した      デルスィム蜂起の血塗られた鎮圧は、オヌル・オイメン共和人民党(CHP)副党首が国会での発言で、それをテロとの戦いの例としたことで、大きな問題となっている。      蜂起の際に(その場に)居合わせた生存者たちは、その日々について涙ながらに語った。1938年にまだ15歳であったシャディイェ・ユクセルさんは、今でもあの苦痛と恐怖で満ちた日々を記憶から消し去ることができないと言う。住んでいた村の先導者たちが殺害される 全文をよむ

2009-11-21 霧のためイスタンブル交通マヒ (Yeni Safak紙)

イスタンブルでの濃霧は、あらゆる場で交通の妨げとなった。道路で車はノロノロ進み、濃霧によって船と航空便は全く機能しなくなった。      濃霧は、朝から徐々に市全体に影響を及ぼした。霧によって交通に悪影響が出た。視界は所々3,4メートルにまで下がり、車が進むのに困難な状況となった。濃霧は、道路のほかに航路と海路にも影響を与え、両交通の機能は麻痺した。      霧の影響で、イスタンブル海上バス会社(İDO)の、カラキョイ-ハイダルパシャ-カドゥキョイ航路、カドゥキョイ-エミニョニュ航路、エミニョ 全文をよむ

2009-11-20 リゼ大学、イスラム風あご髭学生の定期試験受験を認めず (Milliyet紙)

学校において、髪の毛と顎鬚の長い生徒たちが、試験を受けさせてもらえないということから問題が深刻化している。二回目となる今回の通告を発表した執行部は「禁止措置の継続を」と述べた。      リゼ大学付属であるフンドゥクル商業高等学校において、(学校側が)あるグループの生徒に対し、彼らの髪と顎鬚が長いという理由で定期試験を受けさせなかったということについて論争が起きている。   学長のナズミ・トゥラン・オクムシュオール教授が「個人的で、目的を超えてしまっているこの処罰をもう一度改めて、学生たちの不当 全文をよむ

2009-11-19 アジ、イワシ大漁で、価格暴落 (Radikal紙)

ボスフォラス海峡に生息しているアジの価格が下落している。イスタンブル広域市漁業協会によると、アジ1箱が12.5~25YTL(約742~1484円)の間で販売され始めているそうだ。アジ1箱の販売価格は約15日前では110YTL(約6530円)だった。   ドュズジェ・アクチャコジャではイワシが1キロあたり1~2YTL(約60~120円)まで下落し、もっともよく売れている。漁師のヤシン・ビリンジさんは一日に800キロのイワシを販売したと話す。   黒海沿岸ではアクチャコジャのイワシが1キロ2YTL( 全文をよむ

2009-11-18 トルコ航空南東アナトリア方面便にはクルド語アナウンスを―DTP要求 (Hurriyet紙)

民主市民党(DTP)ビトゥリス選出の国会議員、オスマン・オズチェリキ氏が、トルコ航空に対し東部・南東部行きの便でクルド語の機内アナウンスをするよう求めている。ビナリ・ユルドゥルム運輸大臣に「実行する権限がないというなら、国会に法案を提出して頂きたい。そこで取り上げよう」と呼びかけた。   運輸省の2010年予算審議に、クルド語アナウンスの件が水をさした。DTPのオズチェリキ議員は「誰も英語を知らず、たった一人の外国人も乗っていない飛行機で英語のアナウンスが流れている。それなのにクルド語のアナウン 全文をよむ

2009-11-15 ヘキムオール・アリー・パシャ公園開園 (Zaman紙)

 (イスタンブルの)ファーティフ区が造ったヘキムオール・アリー・パシャ公園が、式典式がおこなわれるなか開園した。ムスタファ・デミル区長はワクフ総局が所有する6500平方メートルの土地が放置状態から救われ、国民のために使われるようになったと話した。        ヘキムオール・アリー・パシャ・モスクに隣接し、以前はアパートに囲まれた車の修理工場があった5500平方メートルの土地はファーティフ区の手によって公園に生まれ変わった。公園の開園式ではファーティフ区のメフテル楽団によるミニコンサートが上演さ 全文をよむ

2009-11-15 教団の一族、盛大な宴 (Hurriyet紙)

ズィラン・シャイフ一族の末裔であるセルマン・バードゥさんが、バトゥマンにあるズィラン廟で結婚式を行い、トルコ各地から1万5千人の人たちがその結婚式へ参加した。      花嫁の故郷サムスンと花婿の故郷バトゥマンのベシリ郡で7日7晩続いた結婚式では、客人たちへ野外に設営された宴の会場で料理が振舞われた。5人の料理人と50人の給仕が働いた披露宴では、肉3トン、米10トン、茹で小麦10トン、豆1トンそして、2万5千本のパンが消費された。      ナクシュバンディー教団の指導者の一人で、2006年に襲 全文をよむ

2009-11-14 総主教,トルコ国籍取得申請の呼びかけ (Hurriyet紙)

(イスタンブル・フェネル地区にある)ギリシャ正教会総主教座は、エルドアン首相がギリシャ訪問中に発言した「外国人の主教らにトルコの市民権を与える」との提案を非常に前向きに評価した。      トルコでのギリシャ正教の主教不足を解決する提案をバーソロミュー総主教は非常に重要視している。総主教は世界中の府主教らにむけて、希望する者はトルコ国籍のために、関係手続きを行なうことを呼びかけた。      トルコでのギリシャ正教の司祭不足を解決するという目的で「外国人主教らにトルコ国籍を付与する」という提案は 全文をよむ

2009-11-11 女優ムジュデ・アル、公職者侮辱罪で取り調べへ―ワイドショーでの発言めぐり (Yeni Safak紙)

エスキシェヒル郡教育委員会のイブラヒム・ジェイラン委員長を侮辱したとして俳優のミュジデ・アル氏が起訴された。   子供たちの学校用カバンや文房具などに使われている海外の童話のキャラクターの代わりに、ナスレッディン・ホジャやケルオーランなど、トルコ独自のキャラクターを使う取り組みを始めたエスキシェヒル教育委員会のジェイラン委員長に対し、あるテレビ番組の中で「児童虐待的行為だ。教育委員長らのお里が知れる」と批判したというミュジデ・アル氏。「公職者侮辱罪」で、エスキシェヒル第三裁判所に訴訟された。最初 全文をよむ

2009-11-11 新型インフルエンザ死者数40人に―20人には基礎疾患みられず (Zaman紙)

トルコで新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)による死者40人のうち20人には基礎疾患がみられなかったことが確認された。死者のうち16人の年齢層は25歳から44歳の間である。      保健省からの文書での発表によると、新型インフルエンザにより5歳、13歳、26歳の3人と1歳の幼児を始めとする4人がさらに死亡した。発表によると、「この4名の死亡により、パンデミック・インフルエンザで死亡した国民の数は40人となった」という。          現在、パンデミック・インフルエンザによる入院患者の数は 全文をよむ

2009-11-09 旅行ガイドブックのなかのトルコ、「ここに注意!」 (Radikal紙)

イギリスとアメリカの最も重要な20のガイドブックでは、「トルコはすり、女たらし(ジゴロ)、夫をだます女性たち、インチキ・タクシードライバーであふれている」という表現に事欠かない。      旅行客が片時も手から離さないガイドブックでは、トルコやイスタンブルについて興味深い警告がなされている。カルチャースマート、ロンリープラネット、ラフガイド、タイムアウト、フロマーといったイギリスやアメリカの著名なガイドブックを含む、20近いトルコやイスタンブルを紹介するガイドブックを調査した。多数の作家、記者、 全文をよむ

2009-11-08 宗務庁、スカーフ着用に関する討議内容発表 (Radikal紙)

宗務庁の会議で、“男女”平等に関連して、スカーフが生活のあらゆる場面で着用自由となるよう(社会)感情の醸成することが決定された。      宗務庁によって催された第4回宗教会議において、スカーフ(着用)に対する生活のあらゆる場面で自由が要求された。10月12日から16日の間に催され、“社会問題に対する宗教と信心”という題目が議論された会議の決定が発表された。      決定において、イスラムはジェンダーにおける本質的な差別を決して肯定しないことが強調されつつ、以下のように述べられた。      全文をよむ

2009-11-07 バイラム前の年金支給、繰り上げられる (Zaman紙)

社会保障機構が行った説明によると、11月及び12月に行われるその月の年金給付日は、クルバン・バイラムが2009年11月27日から30日となるため繰り上げられた。      社会保障機構が行った説明によると、11月及び12月に行われるその月の年金給付日は、クルバン・バイラムが2009年11月27日から30日となるため繰り上げられた。      この説明によると、公務員退職者とその未亡人及び遺児のうち、月の年金給付日が2009年12月1日である人々には2009年11月20日に、2009年12月2日ま 全文をよむ

2009-11-06 病床のクルド系テロ服役囚ギュレル・ザラの恩赦、ようやく実現―大統領署名 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は有罪宣告されたギュレル・ザラを含めた4人に恩赦を与えた。      大統領領府報道センターの発表によると、ギュル大統領は法務省が関連書類を送付してきたヌレッティン・アテシは麻痺、シリン・アイドゥンは左半身不随で必要なことを一人で行えない、フェフミ・アカルは体が思い通りにならず支えなしでは立っていられない、ギュレル・ザラは病院と法医学協会第3法医学専門委員会によって癌であると診断され、同協会が準備した報告書で明らかにされた詳細な医学上の診断を考慮し「慢性の病気」である 全文をよむ

2009-11-05 アレヴィー派集会所へも―ギュル大統領の歴史的なトゥンジェリ訪問 (Radikal紙)

大統領として19年ぶりにトゥンジェリを訪問したギュル大統領:どの国民もこの国最高クラスの国民だ      大統領として19年ぶりにトゥンジェリを訪問したアブドゥッラー・ギュル大統領は、町の人たちに歓迎された。同大統領は、トルコがドイツ次ぐヨーロッパ第2の国であると話し、「もちろん異文化が混在する。これが我が国の豊かさでもあるのだ。どこにいても、わが国民はこの国の最高クラスで永久の国民である。トゥンジェリは、アレヴィー派文化が色濃く残る県である」と話した。      アブドゥッラー・ギュル大統領は 全文をよむ

2009-11-04 予防注射問題で大混線、エルドアン首相「私はしない」 (Radikal紙)

エルドアン首相は、新型インフルエンザの予防接種を受けないとし、保健省と異なる考えを持っていることを明らかにした。「予防接種の義務はない。」しかし、そもそも保健省は予防接種の義務化を発表していない。      保健省は新型インフルエンザについて国民に知識をつけてもらうために、意欲的な活動を行っている。一方、タイイプ・エルドアン首相はというと、あまり知識を持ち合わせていないことが、昨日の党会議で明らかになった。      エルドアン首相は、党会議で新型インフルエンザの予防接種を受けないと発表し、「保 全文をよむ

2009-11-04 新型インフルエンザ死者数、11名に (Milliyet紙)

保健省は、新型インフルエンザによる死者数が11人に達したことを発表した。      保健省が昨日おこなった発表では、新型インフルエンザのために治療を続けていた31歳女性と55歳の慢性疾患をかかえる男性が亡くなったことが公表された。   発表では、「この2人の死も合わせると、世界的な流行を見せる新型インフルエンザにより命を落としたトルコ国民の数は11人となった」とされた。      ■病院へ行ってください      前回の発表とは対照的に、今回の発表では亡くなった人がどの県から出たのかという情報に 全文をよむ

2009-11-03 メッカ巡礼者への新型インフルエンザ予防接種はじまる (Yeni Safak紙)

保健医療関係者に引き続き、メッカ巡礼者への新型インフルエンザ予防接種がはじまった。      アンカラの保健所で始まった予防接種に、メッカ巡礼者は大きな関心を寄せている。アンカラ遠距離交通ターミナルにある保健室では約50人のメッカ巡礼者が予防接種を受けた。新型インフルエンザと一緒に、メッカ巡礼者には季節性インフルエンザと脳膜炎の予防接種も行われている。 全文をよむ

2009-11-02 イマーム・ハティプ高校への希望者、3倍増 (Milliyet紙)

イマーム・ハティプ高校卒業者・関係者協会(ÖNDER)会長を昨日退任したユスフ・ズィヤエッディン・スラー前会長は、「イマームおよびハティプの(学生選抜試験での)係数の障害がなくなった。しかし(係数が廃止された)今年は、『待ってくれ、もう来ないでくれ。これ以上入学させることはできない』と言わざるをえない状況になった。イスタンブルでは現在の学生の3倍の人数を入学させた」と話した。      イマーム・ハティプ高校卒業者・関係者協会(ÖNDER)第5回大会において同会長を退任し、ヒュセイン・コルクマズ 全文をよむ

2009-11-01 本読んでます? (Yeni Safak紙)

イスタンブルブックフェアは今年28回目を迎えた。トルコの、ひいては世界のあちらこちらから本の虫が集まるフェアは、イスタンブルで暮らす一部の人々にとってはちっとも関心を抱く対象ではない。様々な地区で町で、市民に、本について、トゥヤプ(トルコ・イベントセンター)や作家のジェヴァト・チャパン、さらにはエリフ・シャファクについて尋ねてみた。その答えを想像してみてください、さていかに・・      今年28回目を迎えたイスタンブルブックフェアは、何か月も前から始まった宣伝活動や告知、広告につづき、再び本と 全文をよむ

2009-10-31 宗務庁、クルド問題改善で一歩前進、一歩後退 (Radikal紙)

サルギョル・ムフティー局のインターネットサイトへクルド語のイラーヒー(宗教詩・宗教歌)を掲載したが、ラディカル紙がこの件を取り上げたところ、削除された。削除の理由は、反発を避けるためだ。      マニサのサルギョル・ムフティー局は、公式インターネットサイトへ「デルマネ・ディロ」(勇気ある方策)というクルド語のイラーヒーを掲載(アップ)した。しかし、ムフティー局はクルド語の(ビデオ)クリップがニュースとなることを知ると、サイトから削除した。クリップを削除した理由は、トルコ共和国の大統領でさえクル 全文をよむ

2009-10-31 冬到来、エルズルムなど各地で雪 (Milliyet紙)

エルズルム管区気象台によれば、バルカン半島上空から流れ込んだ、冷たく湿った大気の影響で、エルズルムとその周辺で、降雪が見られた。      降雪は深夜始まり、朝方、市中心部は雪で白く覆われ、積雪は5センチに達した。この間、市当局と国道地方管理局の職員は、除雪作業を開始した。      市当局が市民に、自動車に冬用タイヤを装着せずに運転することのないようにと警告する一方で、子どもたちは朝早くから雪遊びを楽しんだ。      ■冷たく湿った大気の影響は火曜日(11月3日)まで続く      エルズル 全文をよむ

2009-10-30 ビンギョルでのPKKメンバーの葬儀、PKKデモに化す (Radikal紙)

ビンギョル近郊の山野で起きた武力衝突で殺された五人のPKKメンバーのうちの一人、ズィヤッディン・チャユル(22)が、故郷のムシュ県ブラヌク郡で埋葬された。      テロリスト、ズィヤッディン・チャウルの遺体は、昨日木曜(10月29日)の夜、ムシュ県ブラヌク郡にイェミシェム市当局の救急車で搬送され、これを約200人の人が迎えた。遺体は今日(30日)の昼過ぎ、ビンギョルデキ村へ搬送するためにまず、民主市民党(DTP)の郡支部の前に運ばれた。      その場に集まった群衆は、スローガンを叫びながら 全文をよむ

2009-10-29 共和国記念日式典、盛大に (Yeni Safak紙)

トルコ共和国は建国86年目を迎え、ボスフォラス大橋と乙女の塔の間でイルミネーション・レーザー光線・花火の演出によるイベントが行われた。      トルコ共和国建国86年目を迎え、ドルマバフチェ宮殿で式典が行われた。ドルマバフチェ宮殿の庭園で行われた式典では、イスタンブルのムアメル・ギュレル知事とネヴァル・ギュレル夫人が招待客を出迎えた。続いてイスタンブル広域市当局によりボスフォラス大橋と乙女の塔の間で行われるイルミネーションやレーザー光線、花火の演出をみるために、ドルマバフチェ宮殿のボスフォラス 全文をよむ

2009-10-29 叔父との結婚強要で、女性自殺 (Hurriyet紙)

エスキシェヒルで、アナドル大学ユヌス・エムレ学生寮のトイレで首吊り自殺したギュルバハル・タシュさん(20)のルームメイトは、この若い女性が叔父の息子と結婚するよう迫られ、とても悩んででいたと話した。      警察に証言を行った友人は「ギュルバハルは明るい子でした。ですがここ数日、ひどく考え込んでいました。私たちには、母親が自分を叔父の息子と結婚させたがっていると話していました。彼女は勉強したがっていました。そのため、とても悩んでいたのです」と話した。マルディンのヌサイビン郡に籍を置くギュルバハ 全文をよむ

2009-10-28 クルド語表記の名前問題で、取り調べ (Radikal紙)

ケナン・クルカヤという男性が子供に記号つきのe(ê。eに^記号を付けた文字。トルコ語には存在せず、iとeの間の音)とi(î。トルコ語で記号つきのiと同様の音)を含むヘヴィ・ジヤン(Hêvi Jîyan)という名前をつけたが、その名前を受理し、住民証登録を行ったアンカラ市の職員に対した事情聴取を行うよう、内務省がアンカラ市に指示した。それを受け、アンカラ市が調査を開始した。職員はうっかりそのまま登録してしまったと話している。      アンカラ市チャンカヤ地区住民管理局は、娘にクルド語の名前を付け 全文をよむ

2009-10-27 ヨーロッパから投降予定の15人、ブリュクセルで記者会見 (Milliyet紙)

自らを『平和の使者』と呼ぶ、ヨーロッパのクルド人政治亡命者15人が、ブリュッセルの国際メディアセンターで記者会見を行った。女性10人を含め、総勢15人からなる同グループは、旅行関係書類が発行されなかったためトルコへの帰国(投降)を延期せざるを得ず、和平プロセスに悪影響を与えるであろうことを明らかにした。       来土を延期した15人のPKK党員はベルギーの首都ブリュッセルで記者会見を行い、情状酌量法(10月19日付「投降PKKのメッセージー9項目」を参照)により罪を軽減してもらおうとは考えて 全文をよむ

2009-10-27 予備校制度に変更 (Yeni Safak紙)

新しい予備校制度により、予備校講師は公立および私立学校で授業をおこなえないという規定は、私立教育機関では賃金を貰って働く形で変更された。      予備校協同組合は、新しい制度制定に伴う変更を以下の通り列挙した。   予備校で副理事長を置くに必要な生徒の定員数は500人から400人に減らされ、教科主任設置には同分野が専門の教師が3人以上であることが条件となった。チェックと評価を行う専門職員の設置は任意となった。予備校で作成・保管される帳簿や書類は減らされた。予備校の設立者、設立代理人、理事長、副 全文をよむ

2009-10-25 アンカラで一週間、休校 (Hurriyet紙)

アンカラのケマル・オナル県知事は「新型インフルエンザの感染拡大の防止」のためアンカラの小中学校に相当する学校で明日(2009年10月26日)から7日間、授業を中止すると発表した。      会見でオナル知事は期間中、生徒たちが講習や予備校、ほかのプログラムにも参加しないことが(インフルエンザ蔓延の)予防のために、重要だと強調した。アンカラのケマル・オナル県知事は来週末にも状況を再度確認し、とるべき決定を公開するとつけ加えた。 全文をよむ

2009-10-24 アンカラで新型インフルエンザによるトルコ初の死亡患者 (Radikal紙)

保健省のインターネットサイトで、豚インフルエンザと確認され、一定期間治療をうけていた29歳の患者が死亡したと発表された。      保健省は、アンカラで豚インフルエンザにより一人が死亡したと発表した。これにより、豚インフルエンザによる死亡がトルコで初めて現実のものとなった。同省は、29歳のムスタファ・ギュネシが、肺炎の診断を受け、病院に搬送されていたと発表した。      昨晩、保健省が行った発表は以下の通り:      肺炎との診断で、アンカラのある病院で、治療を受けていた29歳のある市民が、 全文をよむ

2009-10-23 PKKに近いフラト通信のウェブサイト、アクセス禁止に (Hurriyet紙)

裁判所の決定により、本日午後からフラト通信がアクセス禁止になった。      フラト通信(略称ANF)のウェブサイトwww.firatnews.comがアクセス禁止になった。このサイトにアクセスしようとすると「電気通信省により、アンカラ第11号重罪裁判所が2008年9月5日付2008/2815号付けで「保護措置」の一環として行った決定が、適用されています。」という画面が表示される。      ANFは主にテロ組織PKKのリーダーであるアブドゥッラー・オジャランが弁護士らの仲介によって行う声明を放 全文をよむ

2009-10-23 新型インフルエンザ対応、イスタンブルで休校措置 (Radikal紙)

ギュレル県知事の会見「10月30日の金曜日 イスタンブルで学校は新型インフルエンザ対応の為、休校」      イスタンブルのムアッメル・ギュレル県知事は、10月29日の独立記念日の翌日、新型インフルエンザ対応の消毒作業を行うとして、10月30日の金曜日は県内の学校に休校措置をとることを発表した。      ギュレル県知事は、レジェプ・アクダー保健相が新型インフルエンザの感染について報道機関トップへ説明する催し物が開かれるタクスィム・ハイイェットリージェンシーホテルにきた際、県内の新型インフルエン 全文をよむ

2009-10-21 メッカ巡礼へ第一陣出発―新型インフルエンザ予防注射は間に合わず (Milliyet紙)

メッカ巡礼のためにアンカラからサウジアラビアへ向かう二つの団体、合わせて900人の巡礼者が昨日朝エセンボア空港へ集まった。   保健・医療関係者によって赤外線カメラで体温を測定された巡礼者たちは、出国ゲートを通りサウジアラビア航空の飛行機に搭乗した。最初の一団は、新型インフルエンザのワクチンがトルコに到着するのが遅れたため、聖地メッカで予防接種を受けることになっている。これから出発する団体はトルコ国内で接種の予定だ。 全文をよむ

2009-10-20 挨拶は日本式で!―新型インフルエンザ対策に妙案 (Yeni Safak紙)

ビルケント大学学長のアリ・ドーラマジュ教授は、ビルケント大学付属小学校で確認された新型インフルエンザに関し、感染した児童たちは全員回復していると報告した。      ビルケント大学学長のアリ・ドーラマジュ教授は、ビルケント大学付属小学校で確認された新型インフルエンザについて、感染した児童たちは全員回復していると述べた。   ドーラマジュ学長は1週間の学校閉鎖についてふれ、「学校の再開については県からの指示を待っています。この件での知らせを、明日(20日)の午後にいただけるものと思います」と述べた 全文をよむ

2009-10-19 ディヤルバクル市部の学校全て休校―新型インフルエンザ確認 (Radikal紙)

ディヤルバクルの4か所の学校で、5人の生徒を含む7人が新型インフルエンザに感染したことが確認された。ディヤルバクル県公衆衛生局は、ディヤルバクルの中心部の全ての学校を7日間休校にすることを決定した。本日朝、保健管理局の要請と県の通達により更に2校が休校になった。新型(H1N1)インフルエンザと確認された6人の生徒を含む7人は、それぞれの家で家族ともども隔離されている。      ディヤルバクルのカヤプナル市のフズルエヴレリ初等学校とハンテペ・シェヒットレリ初等学校で学ぶ6人の生徒と市民一人に新型 全文をよむ

2009-10-18 活動を行ったイスタンブル大学生、処罰へ (Radikal紙)

トルコ初のクルド研究所を開設し「(クルド問題の)民主的解決策」の草分け的存在であると自負するイスタンブル大学が、「ポスターの掲示」と「学校への強行突入」といった「罪」で54人の学生を2週間から2年間の停学処分とした。      文学部ヒッタイト学科の学生であるブルチン・シムシェクは5月1日(メーデー)とデニズ・ゲズミシュ氏の一周忌に当たる日にポスターを掲示したために3週間の停学処分を受けた。法律学部がシャフィ・オナトに科した1学期間の停学処分の理由は「学校への強行突入」だった。オナトは「ムフ 全文をよむ

2009-10-17 ドアン・グループより、サバフ紙へ抗議文 (Radikal紙)

ドアン・ホールディング社は会見で、サバフ紙が、ドアン出版ホールディング社に対する不当な罰金に関し、先日来、行政手続き及び裁判の過程に影響を及ぼしかねない報道を計画的に行っていると指摘した。      ドアン・ホールディング社は会見で以下のような見解を述べた。「サバフ紙は先日来、計画的なキャンペーンとして、ドアン出版ホールディング社への不当な罰金について、行政及び裁判の過程に影響を及ぼしかねない報道をおこなっている。   これまでも何度も、ある政府機関の報道部門のような活動をしているこの新聞社は、 全文をよむ

2009-10-17 せっかく分別したゴミを一緒の収集車へ―トラブゾン市 (Radikal紙)

紙、ビニール、ガラスなど廃棄後に再利用するために市内の分別ボックスへと回収されていたはずの資源ごみが、市の回収業者によって同じごみ収集車に放り込まれ、すべて一緒に捨てられていた。公正発展党(AKP)の党員が長の現市当局が、これまでの政策を見直したからだ。      ゴミ回収ボックスは紙やビニールやガラスのような再利用可能な資源ごみを回収する目的で、前のCHP党員である市長のもとで市全域に設置された。市の繁華街であるアタテュルク広場やガーズィパシャ通りのような地域に設置されたボックスは、側面を宣伝 全文をよむ

2009-10-17 ウルス広場のアタテュルク像、悲惨―金ぴかの次は焦げ茶色 (Milliyet紙)

金色に塗装されたウルス広場のアタテュルク像の清掃作業が行われた。しかし元の色には戻らなかった!      アンカラ広域市はウルス広場の歴史的なアタテュルクのブロンズ像の上に付いた鳥の糞の清掃を望んでいたが、清掃会社は市に「気に入られよう」としてこの像を金色に塗装していた。清掃作業が完了し大部分の金色の塗装は取り除かれたが、元の色を失った像は今度は汚らしい茶色になった。   アンカラ広域市当局による、10月13日のアンカラの首都制定記念日を前にしたウルスのアタテュルク像清掃依頼は悲惨な結果に終わっ 全文をよむ

2009-10-16 イスラエルから購入の無人偵察機、エンジン性能問題から返品へ (Yeni Safak紙)

トルコ国軍(TSK)が対テロ作戦に使用する為、イスラエルから購入した無人偵察機へロンは、認可テストを通過しなかったことにより、静かにイスラエルに返品された。      イスラエルへ先日返品された2機のヘロン機については、当初そのエンジン修理をトルコで行うと発表されていた。にも関わらず、この無人偵察機が返品されたことで、「プロジェクト自体がキャンセルされるのではないか?」との観測ももちあがっている。      ザマン紙によれば、一年前にバトゥマン基地へ配備された2機のヘロン機は、認可テストにおいて 全文をよむ

2009-10-15 出生率、2.10人に低下 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、出席した結婚式で、新郎新婦たちに「3人子供をつくりなさい」と力説する謎がとけた。トルコ統計機構による、2001年から2008年までの出生統計の結果で、トルコの出生率が2人に下がったことが明らかになった。統計結果によれば、2001年に2.37人だった出生率が、2008年には2.1人になった。      中央人口管理システムは、2001年にオンラインに移行し、出生統計もこのデータベースから求められるようになった。この活動により、はじめて2001年から2008年に 全文をよむ

2009-10-13 風速75メートル!イスタンブル、ロドス風で大荒れ (Milliyet紙)

チャナッカレで猛威を振るうロドス風は、早朝の時間帯から勢力を増し始めた。北エーゲ海では、猛威を振るうロドス風のせいでギョクチェ島からカバテペに向かって朝7時15分に予定されていたフェリー便が中止となった。気象庁が何日も前から警告を出していた強いロドス風は、チャナッカレで今朝から猛威を振るい始めた。ロドス風は、チャナッカレ市街地で風速60メートル、北エーゲ海上では風速80メートルを記録した。このせいで、ギョクチェ島―カバテペ間で朝7時15分に予定されていたギョクチェアダ第一フェリーが中止となった。 全文をよむ

2009-10-11 公証人を利用した臓器売買 (Milliyet紙)

アンタリヤ警察が、9月末に6県で行なった同時捜査によって、臓器売買で逮捕された一味が、臓器購入者と提供者の間で公証人を介して売買契約を結ばせていたことが明らかとなった。   捜査により逮捕された臓器売買マフィアのリーダーであり、自分も腎臓を移植している元教師メフメト・ギュナイの車から、公証人が承認した同意書、公証人契約書と臓器提供者のリストと住民登録の写しが押収された。      16項目のリスト   黙秘権を行使しているギュナイの車から発見された16項目に及ぶリストによると、臓器提供者と購入者 全文をよむ

2009-10-11 モスクでは靴下をきれいに:宗務庁の通達 (Zaman紙)

宗務庁は、靴下の衛生問題に関し、モスクに集まる信徒らに忠告した。      宗務庁は、汚い靴下が絨毯を汚していること、そして、それが悪臭の原因となっていること、そのせいで一部の人たちがモスクから離れていることに注意を促した。      宗務庁のインターネットサイトには、庁の監査役であるイスマイル・カラギョズ准教授の「モスクでの規則に反する行いと振舞い」に関する通達が載せられている。      当該の通達では、モスクへ行く際には清潔な衣服を着ていくこと、ニンニク、汗、靴下、タバコやその他類似する悪 全文をよむ

2009-10-11 犯罪容疑者に被害者関係者がリンチ要求 (Radikal紙)

シャンルウルファのヴィランシェヒルで8歳の子どもを虐待しようとしたとして罪に問われている2容疑者がリンチを要求された。      シャンルウルファ県のヴィランシェヒル市で、8歳の少女D.Kちゃんを金銭により騙そうとしたとされる二人の容疑者が、逮捕され連行された警察署において、被害者少女の親族からリンチを要求された。事件を聞きつけ集まった約1000人は容疑者の二人の引渡しを要求し、無理やり警察署内に入り込もうとした。力で阻止されたその集団は、容疑者のものだとされる小型トラックを破壊する一方で、緊張 全文をよむ

2009-10-09 アレヴィー派礼拝所ジェムエヴィでの殉職兵士葬儀に青信号 (Milliyet紙)

参謀本部庁は、アレヴィー派の戦死者の葬儀をジェムエヴィ(アレヴィー派の礼拝所)で行うことに青信号を灯した。アルヴィーベクタシー連盟は、その決定が、ジェムエヴィの法的地位の獲得へ、可能性を開くものであると述べた。      スィイルトで先月戦死した下士官のムラト・タシュ曹長の葬儀がイスタンブルのアリベイキョイのジェムエヴィで行われたが、軍の命令で葬儀が中断され、遺体がモスクに運ばれた事が、人々の反発を招いた。アレヴィー諸財団連盟のドアン・ベルメキ会長は、情報開示法にもとづき参謀本部庁に申し入れ、ア 全文をよむ

2009-10-09 南東アナトリア各都市で「オジャラン支持行動」 (Hurriyet紙)

テロ首謀者アブドゥッラー・オジャランが、潜伏していたシリアを追放された12周年にあたるこの日(9日)、南東アナトリアの県や郡で、商店が店を閉める示威行動が行われた。      シュルナク県ジズレ郡ではデモを行おうとしたグループに警官が催涙ガスで応戦した。このとき、登校中だった子供たちが催涙ガスに巻き込まれた。      ベシル・アタライ内務大臣は、(クルド問題の)民主的解決プロセス作業のためディヤルバクルを訪問したが、この日、商店主の8割は店を閉めていた。これほどの規模で閉店による示威行動が行わ 全文をよむ

2009-10-08 新型インフルエンザ・ワクチン2500万人分、準備 (Radikal紙)

レジェプ・アクダー保健大臣は、2500万人分の新型インフルエンザのワクチンの(売買)契約を終えたとし、初回分を今月末までに購入する予定であると語った。      アクダー保健大臣は、マケドニアの保健大臣との会見において、ある新聞記者の「(2010年は新型インフルエンザの年になり、多くの死者がでるだろう)という発表がありましたが、トルコではどんな対策が行なわれましたか?」という質問について、トルコは、新型インフルエンザの被害が最も少ない国のひとつとなるだろうと述べた。      アクダー大臣は、「 全文をよむ

2009-10-07 アタテュルクとオジャラン、どちらに似てる?―ジズレ高校制服で騒動 (Milliyet紙)

ジズレでアナドル高校(外国語を教育言語とする各地の上位校)生のために作られたネクタイのエンブレムが議論を呼んでいる。      シュルナク県ジズレ郡で、アナドル高校事務局によって学生向けに作られたネクタイのエンブレムの肖像が、アブドゥッラー・オジャランに似ているとして校長およびネクタイの製造元に対し捜査が開始された。   ある通告によって検察当局が捜査を開始。問題になったネクタイは専門家によって調査が行われた。専門家のエンブレムにある肖像がオジャランに似ているという報告を受け、アナドル高校の校長 全文をよむ

2009-10-05 抗議はしても、Nike の靴は捨てがたい・・IMF抗議集会の学生たち (Zaman紙)

ミーマール・スィナン大学芸術学部の学生グループは、IMFと世界銀行の会議に抗議した。しかし、反資本[主義]活動を行っている一部の学生がナイキ社製のスニーカーを履いているのが目撃された。IMF事務理事ドミニク・ストロスカーン氏が投げつけられたのは、同社のスニーカーだった。      ベシクタシュにある学校の校庭に集まったおよそ30人がスローガンとプラカードを掲げてベシクタシュ広場に行進した。「IMFは出て行けこの世界は私たちのものだ」「資本主義は出て行け大学は私たちのものだ」形でスローガンを繰り 全文をよむ

2009-10-04 エルズルム知事、事件を語る (Hurriyet紙)

大臣顧問から県知事に任命され、中央に(召喚された)サミ・ブルトは、エルズルム県に配属される前に、内務大臣ベシル・アタライの顧問をしていた。イマーム・ハティプ校出身の県知事ブルトは、本紙の質問を受けて、「説明はした。信じてくれる人は信じてくれるし、信じない人は信じないだろう」と述べた。      ■ 警察の企てだとは考えていない      ブルトは、中央召喚を自身が望み、この目的が県知事の地位をおとしめないためであると述べた。県知事は、警察が彼を連行したことは何らかの企みではなかったと考えており、 全文をよむ

2009-10-04 シリアのナクシュバンディー教団長老、ウルファを訪問 (Radikal紙)

ナクシュバンディー教団のシリアのシャイフ(教団の長老、導師)であるアブデュルガーニー・ハズネヴィ師はシャンルウルファを訪れたが、その際信徒たちが国境門へ押し寄せた。      シリアのナクシュバンディー教団の有力者の一人である導師シャイフ・アブデュルガーニー・ハズネヴィがトルコへ入国する際、信徒たちがアクチャカレ国境門に押し寄せ、大混雑となった。税関区域は立ち入り禁止であるにもかかわらず、数百人ものナクシュバンディー教団の信徒たちはそこまで押し寄せ、聖歌を歌いながらシャイフ・ハズネヴィを迎え、師 全文をよむ

2009-09-30 カッパドキアで奇石のひとつが崩落 (Zaman紙)

トルコでもっとも貴重な文化・自然の観光名所であるカッパドキアで、20メートルもの高さをもつ奇石(キノコ岩)の巨大な塊が崩落した。キノコ岩がもっとも多いネヴシェヒルの中心地に位置するウチヒサル町で起こった事件で、死傷者や物損などの被害はなかった。      ウチヒサル町でレストランを経営しているイッゼット・イルファンさんは、店舗に近い場所で約20メートルのキノコ岩が夜遅くに崩れ落ちたと言う。トルコ国内外の観光客が宿泊したり食事をしたりする区域にかなり近い場所で、巨大なキノコ岩の塊が崩れ落ち粉々にな 全文をよむ

2009-09-28 ラズ語は入らない?—マルディン大「現存言語研究科」にラズの人々反発 (Radikal紙)

高等教育機がマルディン・アルトゥクル大学に現存言語研究科を設立するが、この研究科で扱われるといわれている言語の中にラズ語が含まれていないことが、ラズの人達をがっかりさせている。      ラズの人々は、(独自の)学科が設立されるよう、あるいは、この現存言語研究科にラズ語が含まれるよう、高等教育機構に申請する準備を行っている。「ラズ文化友好協会」のハサン・オラル会長は「(政府の)「解決策」が一部だけを特別扱いしないこと、トルコに現存し、消滅の危機にある全ての文化を守ること、(保護が)法的に保障され 全文をよむ

2009-09-28 早くも冬到来、東部では積雪 (Milliyet紙)

ギュムシュハーネ県では、積雪が住民の生活に深刻な影響を及ぼしている。ギュムシュハーネ県中心部とキュルトゥン県、トルル郡で昨日(27日)の夕方から始まった雨は、今朝がた(28日)雪に代わった。積雪が続いた県では積雪量が10センチになり、山岳部では30センチに達した。       キュルトゥン郡にあるおよそ30の夏営地への道路が通行止めになる一方、いくつかの夏営地で身動きがとれなくなっている住民の救助活動が始まった。   キュルトゥン郡のシャファク・ギュルチャム副郡長は、AA通信社への説明で、ギュム 全文をよむ

2009-09-28 例外なく、必ず遅れます―トルコの鉄道事情 (Radikal紙)

トルコで鉄道は十分に整備されておらず、一人の乗客は平均1時間45分予定より遅れで旅をしている。      統一交通労働組合(BTS)の「トルコ鉄道本線の遅延報告」によると、「すべての旅客列車が遅れて運行されており、調べられた40の本線の旅客列車の運行ごとの到着場所への平均遅延時間は1時間45分だった」という。      BTSからの書面での報告によると、「労働組合は、報告書作成のため、2009年9月7日-13日の7日間に運行された40の本線の旅客列車が、到着駅にどれほどの遅れで到着するかを確認し 全文をよむ

2009-09-27 ある風景―水はないがインターネットはある (Radikal紙)

ムシュ県のマラズギルト郡から5キロのところにあるメズラー村の住民は、何年も飲料水の問題が解決されていないが、インターネットはつながったという。      ムシュ県庁が最近村に設置したアンテナから衛星を通してインターネットをつなげることができた村人のアブドゥッラフマーン・トゥルハンは、「もっと大事な問題は、水道と下水の問題です。私たちは毎日水を運んでいるんです。その上さらに、下水設備の問題があります。電気だって、十分ではありません。なのに、すべてのことが完全であるかのように政府は、私たちにインター 全文をよむ

2009-09-27 世界初のイスラム風の衣服フェア (Hurriyet紙)

10月1日にイスタンブルで、「イスラム風衣服と装飾品フェア」が開催される。      フェアを開催するデモス・フェア組織会社の総取締役であるヒュセイン・アルスラン氏は、世界で最初のイスラム風衣服のフェアがイスタンブルで開かれるとし、フェアに関する全ての準備が完了したと明らかにした。      およそ5ヶ月間に及び濃密な作業を続けてきたこと、多くの国外の人たちと連絡を取ってきたとするアルスラン氏は、織物業者がイスラム風衣服フェアで経済危機から脱出するであろうと主張した。      また、フェアが1 全文をよむ

2009-09-27 アラブの旅行者はメルスィンがお好き (Yeni Safak紙)

トルコ・シリア間でビザの必要性が解消されるとともに、アラブ人が多くメルスィンに押し寄せた。市の観光客の数は、ラマザン明けのバイラム(祝日)とともに16万人に達したことが記録されている。      トルコ・シリア間においてビザの適用が解消されるとともに、アラブ人の多くがメルスィンに押し寄せた。観光客の数はラマザン明けのバイラム(祝日)とともに16万人に達したことが記録されている。多くのホテルが通常の収容数を超えて営業する一方で、市中心地ではより多くのシリアナンバーの車が見られる。      この展 全文をよむ

2009-09-26 故オスマンオール氏の葬儀行われる、墓所は祖父アブデュルハミト2世の傍に (Milliyet紙)

かつてオスマン王家の最後の皇太子だったエルトゥールル・オスマン・オスマンオール氏は、祖父アブデュルハミト2世の墓もあるチェンベルリタシュのスルタン・マフムート2世廟墓地に埋葬された。約5千人の参加した葬儀に、オスマン家の関係者、大臣、大勢の歴史家や学術関係者とともに、イスマイルアア教団の指導者、マフムート・ウスタオスマンオールとターバンとローブを身にまとった同教団のメンバーたちも参加した。      かつてオスマン王家の最後の皇太子だったエルトゥールル・オスマン・オスマンオール氏は、祖父アブデュ 全文をよむ

2009-09-22 アンカラ・エセンボア空港、トゥルグト・オザル空港へ改名に青信号!? (Radikal紙)

ビュレント・アルンチ副首相兼国務大臣は、トゥルグト・オザル協会が提供した断食あけの食事で述べた「エセンボア空港の名前をトゥルグト・オザル空港に変更する」という問題にたいし、考えは変わらないが、(変更に関して)強制があってはならないと述べた。   アルンチ副首相は、「問題を大きくすることはない。調査するつもりである。なんの強制もなく、なるようになる」と述べた。      アブドゥッラー・ギュル大統領とともにサウジアラビア国王の招待客としてジッダへ向かったビュレント・アルンチ副首相は、出発の前にアタ 全文をよむ

2009-09-21 女優ヒュリヤ・アヴシャル、クルド問題発言での取り調べに反発「どこが民主主義!」 (Hurriyet紙)

バクルキョイ共和国検察局は、「クルド問題解決」に関する発言で、女優のヒュルヤ・アヴシャルさんを「国民を敵意、嫌悪、憎悪に駆り立てた」として調査を開始した。      ヒュッリイェト紙のインタビューに答えたアヴィシャルさんは、「これは今まで私に向けられた最大の侮辱だと考えている。もはやクルドの問題解決ではなく、問題隠蔽だ」と話した。      女優ヒュルヤ・アヴシャルさんの「クルド問題解決」に関する発言が「国民を敵意、嫌悪、憎悪に駆り立てた」として、アヴシャルさんとその発言をルポとして掲載したミッ 全文をよむ

2009-09-20 イフサンオール・イスラム諸国会議事務総長、祖父の館を県に寄贈 (Hurriyet紙)

イスラム諸国会議機構(IKT)のエクメレッディン・イフサンオール事務総長は、先祖の館のあるヨズガトへ感傷的な旅を行った。      一昨日、故郷を訪れたイフサンオール氏は、祖父のハジュ・アジズさんが1930年頃に建てた、イスタンブルオール街区にある歴史的な邸宅を、文化的遺産としてヨズガト市に寄贈した。邸宅を他の相続人たちから買い取り、そして修復工事も行う予定のイフサンオール氏は、アミル・チチェキ県知事が現地で行った演説をきき、涙を止めることができなかった。イフサンオール氏は、「この邸宅が文化的遺 全文をよむ

2009-09-20 「アナドル高校」への教員任命権限、各県に委譲 (Zaman紙)

(外国語を教育言語とし、各地の上位校である)アナドル高校、科学高校、社会科学高校、体育高校、美術高校の教員任命の問題が解決する。国民教育省は、中央政府が行っていたこれらの高校への教員任命を県に委譲した。      採用の面接試験が廃止される一方、筆記試験の最低得点は60点から40点に引き下げられた。しかしながら、試験に加えて志願者の経歴や専門性を考慮に入れた“評価書”が導入される。今回の制度改正によると、各県は教員志願者を自身で集め、候補者に20の選択肢を与えることになる。これにより司法の決定や 全文をよむ

2009-09-19 ミュネッヴェル殺人事件ジェム容疑者の供述、矛盾だらけ (Hurriyet紙)

ミュネッヴェル・カラブルトさんを殺害した罪で逮捕されたジェム・カリプオール容疑者が検察と裁判所でおこなった供述には、法医学センター報告書及び警察の報告書との間に明らかな矛盾がある。      (監視)カメラの映像によれば、ジェム・カリプオール容疑者は、ミュネッヴェル・カラブルトさんを裏門から家へ連れ込んだ後、正門から家に入り、そして、10分後にノコギリを買うため家を出て金物屋へ出かけている。      ■カメラ映像と供述との食い違い      しかし、供述では、カラブルトさんに庭と池を見せておし 全文をよむ

2009-09-19 バイラムの天気予報は全国的に雨 (Yeni Safak紙)

メフメト・チャーラル気象庁長官は、バイラム中、気温は6℃から8℃低下すると発表し、バイラムの休暇のため出かける市民に交通に十分注意するよう警告した。トルコ気象庁のメフメト・チャーラル長官は、ラマザン・バイラム中に北部、内陸部、および東部で断続的な豪雨通過が予想されると説明し、「気温は雨によって全国的に体感できるレベルで、およそ6℃から8℃低下するだろう」と述べた。      ■雨天は1週間      チャーラル長官は強い雨が予測される地域に対し警戒を求め、バイラムで休暇に出かけるドライバーたちは 全文をよむ

2009-09-16 ヴァキト紙コラミストのユズメズ、14歳少女に暴行の罪で懲役13年 (Yeni Safak紙)

ブルサで14歳の少女にわいせつな行為をしたとして逮捕されたコラムニストのヒュセイン・ユズメズ容疑者に、13年1ヶ月15日の懲役が言い渡された。      ブルサ第4重犯罪裁判所で「少女の身体的・精神的健康を害するわいせつ行為を行った」罪で逮捕されたユズメズ容疑者は、9回目の公判で懲役刑が決定した。ユズメズ容疑者は最終陳述で、自身が陰謀に巻き込まれたことを主張し「死刑判決が出たときでさえ、嘘はつかなかった。私はムスリムだ。嘘をついていないことはアッラーが証人になってくれる。この裁判の基盤が揺らいで 全文をよむ

2009-09-16 アタライ内相、「トルコ語文字にQ、X、W追加」の報道を否定 (Zaman紙)

内務大臣のベシル・アタライは、「文字に関する件は、我々の今回の(クルド問題解決策関連の)作業においてまったく議題にのぼっていない」と述べた。      国会議長であるメフメト・アリー・シャーヒンは、内務大臣ベシル・アタライと面会した。アタライ内相は、約30分続いた会見の後、国会議長に選出されたシャーヒンを祝福しに来たこと、また、現在行っている作業についての説明もしたと語った。      「(クルド問題についての)民主的解決策」の問題における任務を継続していること、今朝も高等教育機構(YÖK)のユ 全文をよむ

2009-09-15 「ねえ、もう一回いいますよ!」イスタンブル空港管制塔とパイロットの交信 (Yeni Safak紙)

夏季には日々多くの航空機が飛び交っていたイスタンブル・アタテュルク空港で一ヶ月前、航空管制官と、着陸のため降下していたトルコ航空ブカレスト発イスタンブル行の旅客機のパイロットとの間の、航空機の往来が激しかった時に行われた交信がインターネットに流出した。      エアクレというインターネットサイトが公開した音声記録の中では、ここ一ヶ月の間に、アタテュルク空港管制塔で職務にあたっていたある航空管制官と、着陸体勢に入っていたトルコ航空ブカレスト発イスタンブル行の旅客機のパイロットとの間の、航空機の往 全文をよむ

2009-09-14 惨事の上にさらなる悲劇—洪水被害者の遺体特定、混乱 (Zaman紙)

イスタンブルにおける洪水被害で亡くなった人々の遺体の特定が混乱したことは、悲しみに沈んだ遺族にとってさらなるショックとなった。洪水に襲われた清掃員のネジャティ・トプカヤさんが、イキテッリのターミナルで死亡したTIRトレーラー運転手のヒュセイン・チュルクメンオールさんと見なされガズィアンテプに送られたという。      しかし9月10日に故郷で埋葬されたチュルクメンオールさんの遺族は、遺体が取り違えられたという主張を認めていない。この混乱は、この問題に乗り出した共和国検察官が解決することになる。ネ 全文をよむ

2009-09-14 高等教育機構の「現存言語研究科」提示に反発—マルディン・アルトゥクル大学学長 (Radikal紙)

マルディン・アルトゥクル大学のオマイ学長は高等教育機構が提示した「現存言語研究科」の名称に反発を示した。      マルディン・アルトゥクル大学のセルダル・ベディイ・オマイ学長は、クルド言語文学科を開設するために高等教育機構に申請したが、「現存言語研究科」という名称で承認されたことに反発を示した。オマイ学長は、この承認は世論の期待に沿わないと説明し、「『クルド学』ではなく『現存言語』という表現を使うことは、我が国から分離されえない要素であるクルド民族を刺激するだろう」と語った。      マルデ 全文をよむ

2009-09-13 明日1万5800名の教員、任命へ (Zaman紙)

国民教育省(MEB)は明日(14日)、1万5800名の教員の任命を行う予定である。      国民教育省は専任教員4800名、契約教員1万1000名の合計1万5800名の教員を任命する予定である。教員の任命は2008年及び2009年の公務員試験(KPSS10)の得点の高さに基づいて行われる。      任命は明日(14日)の午前10時に中央庁舎で国民教育相のニメト・チュブクチュ氏の立ち会いのもと行われる。結果は同日国民教育省のインターネットアドレス''http://personel.meb.go 全文をよむ

2009-09-13 男児を生まないと家を出された女性 (Hurriyet紙)

37歳のセヴギナズ・オルチュさんは、彼女より40歳年上で、7人の娘をもつジャフェル・クル・アタムさんと結婚させられた。3人の娘を生むと、男の子供を望んでいたアタムさんによって、家から追い出された。先月(8月)、離婚したオルチュさんは、長女と一緒に下の二人の娘を学校で学ばせるため働いている。      セヴギナズ・オルチュ(旧姓アタム)さんは37歳である。3人の娘とキュチュクチェクメジェにある二間の家で暮らしている。実年齢より随分と上に見えるセヴギナズさんは、ずっと以前、故郷カルスで過ごした短い結 全文をよむ

2009-09-12 アンカラの警官に臭い食べ物は御法度—タマネギ、パストゥルマ、ラフマージュン・・・ (Milliyet紙)

以前出した回章において、腹の出た(太った)警察官に注意を促したアンカラ警察オルハン・オズデミル本部長は最新の回章では、(警察署)職員が口臭の原因となるタマネギ、ソーセージ、パストゥルマ(香辛料つき干し肉)、ラフマージュン(タマネギや肉をのせたトルコ風ビザ)のような食べ物を食べないことを求めた。規則に反する行動をとったものには、措置が取られる。      アンカラ警察オルハン・オズデミル本部長は、警察の市民との関係発展、イメージの向上、そして、風紀の強化に向けた新しい改革を続けている。オズデミル本 全文をよむ

2009-09-10 コンサートでクルド語の歌、来賓反発 (Radikal紙)

国営宝くじ協会がウウドゥルで開催した9月9日の抽選会でクルド語の歌が歌われたことで、騒動が持ち上がった。      歌手シェヴァル・サムの希望でクルド語の歌が歌われると、抽選会に出席していた副知事や郡長らが退席した。   ズベイデ・ハヌム通りで開催された国営宝くじ抽選会には、トゥーバ・イナン・ユルマズ副知事、フェルハト・アクシュ特別行政県事務局長、アラルックのハカン・ハクイェメズ郡長、カラコユンルのメフメト・アルペル・チュー郡長、ウウドゥル大学農学部ヒュセイン・ゼンギン教授、公正発展党県支部長兼 全文をよむ

2009-09-07 エユプ・モスクで失態、1日の断食の終わりを告げるアザーン7分早かった (Yeni Safak紙)

エユプ・スルタン・ジャーミーで、日没後のアザーンが7分早く詠まれ始め、モスクの中庭でイフタール(断食を解くための食事)を待っていた人々のうち何人かは断食をはやく解いてしまった。モスクの中庭で中継を行っていた民間テレビ局の出演者らの警告を受け、多くの人々は断食を解かなかった。早く詠んでいると気付いたムエッズィン(時報者)は、アザーンを途中で止めた。      日没後のアザーンが早く詠まれるという失態は、ラマザン恒例となっているが、今回、それがトルコで最も権威あるモスクのひとつエユプ・スルタン・ジャ 全文をよむ

2009-09-05 新入学、かかる費用は475トルコ・リラ (Hurriyet紙)

トルコ教職員組合は、新学期の初期費用について、初等教育学校付属幼稚園に入学する児童1人当たりに394.11トルコ・リラ(約24,400円)、初等教育学校入学児童に474.61トルコ・リラ(約29,000円)、高校入学生徒に631トルコ・リラ(約39,100円)、職業高校入学生徒に604トルコ・リラ(約37,400円)が最低はかかると見積もった。同組合は、学用品を買う際に全てを「メーカー品」で揃えようとすると、費用はかなり割高になるということも、述べている。      トルコ教職員組合の調査による 全文をよむ

2009-08-30 オスマン家スルタン・ヴァフデッティンの孫、婚約 (Yeni Safak紙)

スルタン・ヴァフデッティンの孫、ネスリシャフ・エヴリヤザデは、クシャダスで行なわれた素晴らしい式で婚約した。クシャダスのクスメットホテルで行なわれた婚約式では、500人の招待客が参加した。青年実業家のエムレ・エクメキチと婚約し、同時に国民的な騎手でもあるネスリシャフ・エヴリヤザデは、イギリスのケント大学国際政治学部卒である。エヴリヤザデは、コラムニストの傍らエヴリヤザデ酪農農場を経営している。オスマン朝最後の統治者、スルタン・ヴァフデッティンと最後の大宰相、アフメト・テフヴィキ・パシャの孫である 全文をよむ

2009-08-30 ジェラル・バヤルの祖国亡き姪たち (Zaman紙)

二人の姉妹が通った道から、今度はまた別の二人の姉妹がやって来た。ジェラル・バヤルの実の姪であるアイシェさんとハティジェさんは1920年代にイラクへ移住し、そのほぼ90年後に彼女たちの孫アスィルさんとヘムセさんが観光のためトルコを訪れた。      彼女たちには、解決しなければならない大きな問題が二つある;アダパザルの、父方の祖母の遺産である広大な土地を取り戻すこと、そして、急いで安全な国を見つけ出すこと・・・      アスィル・フェルマンさんは、この土地から根無し草のように、まずイラクへ、その 全文をよむ

2009-08-29 シムシェキ財務大臣、故郷でクルド語で話す (Milliyet紙)

バトゥマンで対話の機会を持ったメフメト・シムシェキ財務大臣は、今度は出身地ゲルジュシュのアルジャ村を訪れ、親戚や地元の住民らと旧交を温めた。   村人とクルド語で会話をしたシムシェキ財務大臣は、自身の訪問を祝うための犠牲獣の申し出は断ったものの、贈られた花束を、クルド語で『ようこそ』といって歓迎する親戚の女性たちに手渡した。      また大臣は生家を訪問し、母親の墓を訪れて祈りを捧げた。 全文をよむ

2009-08-27 クルド語コマーシャル、解禁直前 (Milliyet紙)

■クルド語コマーシャルの規制準備が調う      今年1月にクルド語でのテレビ放送を始めたTRT6(TRTシェシ)において、コマーシャルもクルド語で放送される可能性を保障する規則が官報に掲載された。      規則によると、クルド語のコマーシャルはTRTシェシでだけ放送される。他の言語や方言で放送する番組では、その言語や方言でコマーシャルが放送されるようになる。 全文をよむ

2009-08-26 空港に「喫煙スペース」設置、みとめられず (Milliyet紙)

アタテュルク空港国際線ターミナルの出発ロビーに設置される喫煙スペースへ、許可が下りなかった。イスタンブル県保健局は、空気清浄化がなされているロビーに喫煙スペースを設けることに否定的な見方を示した。保健省も喫煙スペースを「禁止する」という決定を下した。この件に関する最終決定は県当局が決めることになっている。      アタテュルク空港を訪れる乗客の要求に応じて、喫煙スペースが設置されたというニュースがメディアで報道されると、県保健局チームにより、問題となっている場所の調査が行われた。調査の結果、「 全文をよむ

2009-08-25 バトゥマン警察、155(日本の110)番にクルド語で対応 (Zaman紙)

バトゥマン警察は、“155警察緊急コール”(日本の110番)にくる通報の多くがクルド語のものであるため、クルド語が分かる警察官を配置した。      以前に通訳の難しさを経験したためこのような対策を取ったと語ったハサン・アリ・ビリム警察署長は、運用するにあたりしばらく続いていた通信上の問題を解決し、警察が事件に対応するのが容易になると話した。      ハサン・アリ・ビリム署長はバトゥマン警察で371人の職員がクルド語を話せると明かした上で、「就任した当初、155緊急コールにくる通報の一部がクル 全文をよむ

2009-08-24 「ボスフォラス海峡第三架橋は、森林破壊をひき起こす」―専門家 (Radikal紙)

イスタンブルに建設が計画されているボスフォラス海峡第三架橋の議論に対し、環境森林大臣のヴェイセル・エルオール氏は、「森林、環境あるいは河川流域に害を及ぼすといった問題はありません」と付け加えるとすぐさま反発の声があがった。      林業技術者協会イスタンブル支局長ベシム・セルトク氏は、「エルオール大臣は、何を根拠に『環境に害は与えない』と言っているのか理解できません。第三架橋の経路がどこを通ろうが、森林に害を及ぼします。大体の計算で、5千ヘクタールの森林が被害を受けます」と話した。      全文をよむ

2009-08-24 高校の必修科目「宗教」の廃止を訴え、デモ行進 (Milliyet紙)

ピール・スルタン・アブダル文化協会メンバーの人々が、高校の必修科目である「宗教」の授業の廃止を訴え、イスタンブル・タクスィム広場で座りこみのデモを行った。   ピール・スルタン・アブダル文化協会のイスタンブル支部メンバーのおよそ50人が   「宗務庁ではなく、教育に予算を」や「宗教授業を廃止せよ」と書かれた旗を掲げた。      ■司法による決定に反している      代表のフェトヒ・ボルクギライ氏は、「宗教」の授業を「拷問だ」といい、司法による(違法の)決定にもかかわらず継続されていると非難し 全文をよむ

2009-08-23 宗務庁から警告、聖者廟参拝はほどほどに (Yeni Safak紙)

宗務庁の宗務高等委員会メンバーであるヤシャル・イイト博士は、イスラームにおいては、ただアッラーにだけ願掛けをすることができるとし、「聖者廟参拝の際に、お金を投げること、家や子授けを望むことのような、好ましくない、宗教が認めない行為は避けねばなりません」と述べた。      ヤシャル・イイト博士はジハン通信社に対し行った説明で、ラマザン月の始まりと同時に聖者廟参拝が増加したとのべた。       イイト博士は、イスラームにおいては、ただアッラーのみが祈りの対象となること、願掛けや助けを求める行為は 全文をよむ

2009-08-23 クーラーつきモスク、お昼寝の場と化す―マルディンのモスク (Radikal紙)

マルディンのクズルテペで暮らす人々は、クーラー付きのモスクで礼拝を行っている。しかし、礼拝を行うために来たものの、礼拝の場所を見つけられない人々は、このことにちっとも喜んでいない。      マルディンのクズルテペ地区にある、クーラー付きの中央モスクを訪れる人々は、断食月と極度の暑さのために、礼拝の時間を待つ間、(モスク内で)気ままに寝転がり、何時間も寝ている。モスクで礼拝を行うために来たものの、場所を見つけられないでいる人々は、「モスクは寝る場所ではなく、礼拝の場所だ」と反感を示している。   全文をよむ

2009-08-22 地震被害者用住宅に入居し非難集中の公務員、ひっこし (Hurriyet紙)

イズミトで地震被災者が反発を受けて、復興地区の被災者用住宅に居住する公務員たちがここから立ち退き始めた。ネヴザト・イスピルリ国民教育省支部部長が「早期に立ち退く」との説明を行った後、ある上級公務員は住んでいた部屋から引っ越した。      1999年8月17日のマルマラ地震後、処刑されたイラクの堕ちた元指導者サダム・フセインが寄付として与えた1000万ドルで復興地区に建設された230の住宅に、権利証書を持たないが地震で家族1人以上を失った地震被災者たちが住まわされた。県庁は彼らに住宅からの立ち退 全文をよむ

2009-08-22 ラマザン月の光景―エディルネのセリミエ・モクスは超満員 (Zaman紙)

トルコのさまざまな県から「信仰観光」を機会にエディルネへやってきた人たちが、セリミエ・モスクの庭園で開かれた断食明けの食事で集まった。      セリミエ・モスクのまわりで、町へ他県から来た数多くの人たちは芝生の上で断食明けの食事を行った。ラマザン月の初めの断食明けの食事のためにテキルダー県のチョルル市からエディルネへやってきたHaldun・Zehra Cetin 夫妻は、をセリミエ・モスクの庭園で家族で断食明けの食事をしたことを語った。      毎年ラマザン月にエディルネやイスタンブルにある 全文をよむ

2009-08-22 今年の初等教育学校の始業式は9月24日 (Milliyet紙)

2009-2010年度の新学期が、9月24日木曜日に始まる。就学前児童と初等教育学校一年生の生徒たちについては、9月14日に授業が始まる。      2009-2010授業年度は、(ラマザン明けの)砂糖祭後の9月24日木曜日に始まる。就学前児童と初等教育学校一年生の生徒たちは、学校に慣れるため、他の生徒たちよりも一週間早く学校に行くため、2009年9月14日月曜日に学校が始まる。      2008-2009授業年度は、2009年6月12日金曜日に終了した。閣議は、「トルコの地理的な状況と地域ご 全文をよむ

2009-08-21 断食して太らない方法伝授 (Radikal紙)

今年はラマザン月が夏期にあたるため、食事ができない時間が長くなります。断食を守る一方で、空腹の時間が長くなり2度の食事をとることで、体重が簡単に増えます。これを防ぐにはイフタール(断食開けの食事)の食事に注意を払い、絶対にサフル(断食開始前の夜明け前の食事)のために起きて、少しでもいいから何か食べることが必要です。      ■イフタールのメニュー      まずイフタールの前に2-3杯の水を飲むことが大切です。水を飲むと胃が膨張します。イフタールをより軽くするという観点からも重要です。体重を増 全文をよむ

2009-08-20 トゥンジェリに、プロサッカー「デルスィム・スポーツ」設立へ (Zaman紙)

トゥンジェリで、一部の若者と実業家らがムスタファ・タシュケセン知事のオフィスを訪問し「デルスィム・スポーツ」の設立を願い出た。      タシュケセン知事は、若者らに支援を約束した。トルコでプロリーグにもアマチュアリーグにもフットボールチームを持たない県はトゥンジェリだけだ。この街は、一番最近では1990年に3部リーグに代表チームがあった。3月29日の地方選挙を前に街の掲示板に市が貼った広告のポスターの下に「デルスィム市」(注)との記載があり、裁判所の決定によりポスターは回収されるということがあ 全文をよむ

2009-08-20 ギュレル県知事、ミュネッヴェル殺人事件の進展を示唆 (Hurriyet紙)

イスタンブル県知事ムアッメル・ギュレルは、頭部を切断して殺された後、エティレルでゴミ箱に捨てられたミュネッヴェル・カラブルト事件に関して、ガリプオール家族が、逃走中で殺人の容疑者であるジェム・ガリプオールの隠蔽の疑いがあると述べた。      ギュレル知事は、事件に関して様々な疑惑がでているとし、以下のように話した。      「これらのうち、行政と関わる面からの調査が内務省によって行なわれている。もちろん共和国検察局が調査の責任者である。司法的な事柄に関しては共和国検事の管理下にある。私たちの 全文をよむ

2009-08-19 北キプロスの諸大学、トルコ人学生減で大幅欠員 (Milliyet紙)

キプロス島にある各大学の定員数を合わせると1万6000人になるが、そこにわずか4000人の学生しか振り分けられなかった。タラート北キプロス・トルコ共和国大統領と会談したケマル・ドゥリュスト国民教育相は、各大学の学長を会議に緊急招集した。      北キプロス・トルコ共和国では、大学の経済効果が年間6億5000トルコリラ(409億5000万円)にも上るため、学生選抜試験(ÖSS)の振り分け結果は衝撃的なものとなった。北キプロス・トルコ共和国内の大学の総定員数は1万6450人であるが、実際の志望学生 全文をよむ

2009-08-18 共和人民党自治体の「ラマザン対応」 (Zaman紙)

一年の花形、ラマザン月(訳注:断食月)が近づくにつれ、各自治体も最後の準備をしている。      共和人民党(CHP)首長の自治体において、ここ数年来のうち今年が一番、ラマザンのため準備に力が入れられているように見受けられる。CHPは3月29日の地方選挙においてイスタンブル内で区長を獲得した自治体の数を5から11にのばし、この成功における「スカーフ解禁策」の果たした役割に気づいている。選挙期間中に灯明祭(カンディル)のスィミット(ゴマつきパン)やスカーフを配ったCHPの候補が開始したこの(イスラ 全文をよむ

2009-08-17 イスタンブルで地震が起こったら・・・・ (Milliyet紙)

イスタンブルには100万のビルがあり、そのうちたった1%しか耐震補強されていない。3000もの学校がありそのうちの250校しか耐震補強されていない。635ある公立病院のうちたった10か所しか耐震補強されていない。128ある学生寮のうちたった1か所しか耐震補強されていない。皮肉にも、第1次レベル地震帯の地域にあるすべての県が同じ状態にある。      ボアズィチ大学土木学部教授セミフ・テズジャン博士は、イスタンブルに起こり得る大地震にそなえるため、必要なことがなされていないとし、「イスタンブルは地 全文をよむ

2009-08-17 ジュムフリイェト紙イルハン・セルチュク氏の病状 (Milliyet紙)

ジュムフリイェト新聞の発行人であり主筆であるイルハン・セルチュク氏が、左半身が不随で、会話に問題があることが明らかにされた。      ヴェフビー・コチ財団アメリカ病院から昨日出された声明で、イルハン・セルチュク氏の、集中治療室での治療と看護が続いていると述べられた。   声明では「セルチュク氏の意識と意思の疎通はしっかりしているが、左半身不随で会話に問題がある」と説明された。   セルチュク氏は8月14日金曜日の夜、病院の救急棟に運ばれていた。 全文をよむ

2009-08-17 マルマラ地震から十年―果たされなかった約束多数 (Radikal紙)

マルマラ地震から十年、この間、政治家たちは多くの公約を並べた。しかし「予算の制約」を理由に、多くの政策が実行されなかった。      七年間政権にある公正発展党(AKP)内閣の一番重要な施策は、トルコ緊急事態管理本部と(内務省管轄の)災害事故対策局、(国土開発省管轄の)災害復興総局をひとつの傘下に入れることであった。一つにまとめられた組織は、予算の問題に直面する一方、イスタンブルの、ゼイティンブルヌ地区、バクルキョイ地区、ファーティフ地区で行われた9万2千の建物の地震調査の結果、1万8千の建物が 全文をよむ

2009-08-15 自称預言者による天国予約詐欺事件―被害者5名 (Radikal紙)

カイセリから来て、自分たちを預言者フズルと預言者イリヤスであると称した33歳のハカン・オズカンと30歳のオルハン・チェリキ両容疑者。2人はチョルムで、天国を予約したと嘘をつき5人から2万リラ(約126万円)相当の貴金属と現金を奪って逃走。その後警察の捜査によって身柄を拘束されたオズカン容疑者は裁判所(の決定)によって逮捕される一方、チェリキ容疑者は逃走中であり、いまだ逮捕に向けた努力が続けられている。      カイセリからチョルムへやってきたハカン・オズカンとオルハン・チェリキ両容疑者は、木曜 全文をよむ

2009-08-15 宗教儀式実施をめぐり、緊張―スメラ修道院(トラブゾン) (Hurriyet紙)

グルジア人・ロシア人・ギリシャ人観光客は、船や飛行機でトラブゾンを訪れ、聖母マリアの命日のためスメラ修道院で宗教儀式を行おうとしたが、許可されなかった。スメラ修道院で許可なく儀式を行おうとした人たちと関係者の間に、小規模な争いが起こった。      8月15日朝、船や飛行機でトラブゾンに訪れた約500人のグルジア人・ロシア人・ギリシャ人観光客は、ミニバスやバスで、マチカ市アルトゥンデレ渓谷にあるスメラ修道院に向かった。一行は聖母マリアの命日のためにやって来たもので、その中にはロシア議会代議士であ 全文をよむ

2009-08-13 大統領が使ったクルド語地名「ノルシン」、身分証明書にも記載ずみ (Hurriyet紙)

 大統領がギュルオイマックをノルシンと発言したことから始まった論争は、地元住民の住民票をめぐってまたも一悶着を引き起こした。       アブドゥッラー・ギュル大統領がビトゥリス訪問の際にギュルオイマック郡を本来のクルド語名である「ノルシン」と発言したことは反対勢力を刺激することとなった。政府の「クルド融和」への支援姿勢と受け取られたこの発言に対し、CHP(共和人民党)とMHP(民族主義者行動党)から分離主義であるとの批判がもたらされた。       しかしながらギュルオイマックで暮らす一部住民 全文をよむ

2009-08-13 兵役金納制度、実現せず (Zaman紙)

国際通貨基金(IMF)が借入予約(スタンバイ)のために新しい対策を要求したことを受け、経済政策担当部局は兵役金納政策の導入も考えたが、国防省とトルコ軍が反対したため、この対策案は宙に浮いたままである。      兵役金納政策に向けた法整備は、IMFとの借入予約(スタンバイ)協定を結ぶための「対策パッケージ」案作成中に話に上がったことが明らかとなった。しかし、国防省とトルコ軍が反対したため、宙に浮いたままである。IMFは、借入予約協定のためにトルコに2009年、2010年、2011年の追加対策案の 全文をよむ

2009-08-12 学生選抜試験(振分け)結果、本日発表 (Zaman紙)

6月14日に行われた学生選抜試験(ÖSS)と同月21日に行われた外国語試験(YDS)による大学振り分けの結果が発表された。      受験者は、学生入試センター(ÖSYM)のホームページで試験の結果を知ることができ、試験結果が受験者に郵送されることはない。各受験者の振り分け結果や個人情報を含む写真付きの受験者リストは電子データとして各大学の事務局に送付される。      高等教育課程の入学手続きは、8月31日から9月7日までの間に行われる。入学志願者は手続きに必要な書類を揃え、振り分けられた大学 全文をよむ

2009-08-12 石油がでて不幸になった人々―ディヤルバクルの油田で健康被害 (Zaman紙)

「黒い金」と呼ばれ採掘される地には総じて富をもたらす石油が、ディヤルバクルのアルジュック村で生活する人々にとっては悪夢となった。       アルジュック村の住民は、畑から石油が噴き出し始めた当初は幸せであった。28か所で油井が開かれ、村人は事業主となった。しかし素晴しい日々は長く続かなかった。原油を採掘する企業が、油井から上昇してきた有毒ガスを「費用負担」を理由に燃やさなかった結果、村で生活する人々の健康が損なわれ始めた。50世帯からなる村で10人が肺がんで命を失い、5人が同病で治療を受けるこ 全文をよむ

2009-08-11 高等教育機構、高額学費の私大に警告 (Milliyet紙)

トルコのいくつかの大学が、アメリカの大学より学費が高額であると指摘するアティラ・エリシュ教授が、「警告が聞き入れられない場合、廃校もやむなし」と語った。      高等教育機構(YÖK)の執行部メンバーであるアティラ・エリシュ教授が、大学の学費について考えを述べた。エリシュ教授は、トルコにおけるいくつかの大学の学費がアメリカよりも高額であると強調した。   エリシュ教授は、毎月出版されるパーク・マガジン誌のインタビューに答え、高額学費についての見解を以下のように述べている。   「高等教育機構と 全文をよむ

2009-08-10 人気のお見合い番組で結婚したカップル、破局・裁判へ (Hurriyet紙)

アゼルバイジャン人女性のエルヴィラ・イスマイロヴァさんとトルコ人男性のネディム・カラミュルセル氏はテレビのお見合い番組で出会い、結婚した。しかし、幸せな生活を送ることはできなかった。      夫のカラミュルセル氏は、妻はトルコに滞在するために自分と結婚したのだとし、離婚訴訟を起こした。一方で妻のイスマイロヴァさんは、夫が自分を殴ったとし、原告として訴えている。      あるテレビで放送されているお見合い番組で8ヶ月前に出会い、結婚したアゼルバイジャン人女性のエルヴィラ・イスマイロヴァさん(2 全文をよむ

2009-08-10 大学学費値上げへの抗議活動で、逮捕者多数 (Yeni Safak紙)

アンカラで大学学費値上げへの抗議として非合法的な示威行動を行った学生連合(Genç-Sen)のメンバーに警察が介入した。首相府に向かってデモをしようとした団体と警察の間でなぐるけるの騒動が発生した。      アンカラで大学学費の値上げに抗議した学生と警察の間で発生した騒動で警察は、催涙弾やこん棒を用い、学生のうち25人を逮捕した。クズライで起こった騒動で、デモ参加者は舗道から剥いだ石を警察に投げつけた。首相府前で待機していた抗議者団体の代表団と共に、一人の市民も警察に反抗し逮捕された。     全文をよむ

2009-08-09 TRTのアラビア語専門局開設準備終了間近 (Yeni Safak紙)

ビュレント・アルンチ国務大臣兼副首相は、トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)で放送されるアラビア語チャンネルの準備が完了間際であること、さらにフランス語放送チャンネルの準備も継続中であることを明らかにした。      トルコ・テレビ・ラジオ協会やアナトリア通信社、ラジオ・テレビ高等委員会(RTÜK)の責任者でもあるアルンチ氏は、公正発展党(AKP)の出版組織であるトルコ・ビュルテン誌に対して行ったインタビューにおいて、トルコ公営放送法で行われた改正によって、異なる言語で放送を行う可能性がもたらさ 全文をよむ

2009-08-07 トルコ・ギリシャの友好都市提携に外務省が反対 (Milliyet紙)

イスタンブルのカドゥキョイ区とギリシャのアギオス・レンティス自治体の間で調印されることになっている友好都市議定書に、外務省は同自治体の広場にアルメニア人の記念碑があるとして反対した。オズチュルク区長は外務省を説得しようと努めている。      ギリシャのアギオス・レンティス自治体との間に友好都市議定書を調印することを希望しているカドゥキョイ区に、外務省から否定的回答が届いた。レンティス自治体の広場にあるアルメニア人記念碑を理由として、友好関係に終止符を打つよう要求されたが、これにセラミ・オズチュ 全文をよむ

2009-08-07 カパルチャルシュ浸水 (Yeni Safak紙)

イスタンブルでの夕立は歴史的な場所であるカパルチャルシュで洪水を発生させた。下水溝から溢れた下水は一部の商店に流れ込み、商店の従業員は何時間も店舗を掃除した。      イスタンブルで朝方に降り始めた雨は、時間が進むにつれて影響力を強めた。一部の地域では15分土砂降りの雨となり、多くの場所で洪水を引き起こした。2010年ヨーロッパ文化都市に選ばれたイスタンブルで、最も重要な場所のひとつであるカパルチャルシュも降雨の影響を受けた。激しい降雨のためにカパルチャルシュにある下水溝が溢れ、溢れた下水は通 全文をよむ

2009-08-06 原発グリーンピース活動家「おばさん」に強権発動ープーチン来土に抗議 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がロシアのウラジミール・プーチン首相と行った会談に抗議したグリーンピース・メンバーのペリハン・プラットに、私服警官が強権を発動した。      プーチン首相とエルドアン首相がアンカラで行う予定の会談において核エネルギーに関する協定が調印されることを知った多数の環境派がデモを行い、その中で最も注意を引いた人物はグリーンピース活動家のペリハン・プラット氏であった。      しかしプラット氏は、報道関係者の注目を集めただけではすまなかった。私服警官部隊が、核エネルギ 全文をよむ

2009-08-02 ギュナイ文化観光相、スレイマニエで安らぎを感じた (Hurriyet紙)

エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は、昨日イスタンブル県の文化観光局長アフメト・ビルギリとともにスレイマニエの周りを視察した。   スレイマニエ宗教複合施設の敷地内にあるスレイマニエ病院史跡の保存活動を視察したギュナイは、関係者から話を聞いた。ギュナイは、カフェとお土産物屋が通りにベンチを置いたことで、スレイマニエ図書館の入り口がふさがれているとしてそれぞれの店員に注意した。店員は、ギュナイの指示によってベンチを片付けた。ベンチが景観を損なっていると述べたギュナイは、「この景色は歴史にあっていな 全文をよむ

2009-08-02 ユリュク、夏営地への移動 (Radikal紙)

冬をエーゲ海や地中海の海岸で過ごすユリュックの、夏営地となる高原地(牧草地)への移動が続いている。ムーラのフェティエ郡で行われた祭りで、伝統的なユリュックの移動が再現された。      ムーラとその周辺の諸郡で生活するユリュックたちは、祖先から遺された文化を生かすために奮闘している。最後の遊牧民の代表である、夏期をムーラ、ブルドゥル、ウスパルタ、アンタリヤ、メルスィン、フェティエの高原で過ごすユリュックたちの、春に始まる困難な旅が続く。      馬、ラクダ、羊、ロバ、山羊とともに平原から高原へ 全文をよむ

2009-08-02 殺害されたミュネッヴェルさんの母、心境を語る (Radikal紙)

頭部を切断されて殺されたミュネッヴェル・カラブルトさんの母親が始めて語った。この事件で、何百万ドルものお金がとびかっている。      娘であるミュネッヴェル・カラブルト殺人の犯人、または犯人たちたちは、何ヶ月も捕まっていない。(公的機関による)一連の職務上の怠慢がこの事件の解決を難しくした。母親であるナギハン・カラブルトさんは、「事件は、最初からスキャンダルにみちてました。どれだけの怠慢があり、どれだけの証拠隠滅があることか・・・。関係機関の一部の人々は仕事をきちんとせず、その職務を冒涜してい 全文をよむ

2009-08-01 「殺していません」宣誓ーシュルナクのDTP党員殺人事件 (Yeni Safak紙)

シュルナクで2人の民主市民党(DTP) 員が殺害されたが、未だに犯人はみつかっていない。しかし、7月31日興味深い進展が見られた。容疑者として名前の挙がった村人らが、聖典コーランに手をのせて、「私は殺していません」と宣誓したのである。      シュルナクのベイテュシェバップ郡ギュンユズ村で、ネジュマン・オルメズ氏とフェルハット・エディッシュ氏を殺害した犯人をみつけるために始められた捜査が続く一方、容疑者リストに村人の名前が挙がるや、興味深いひとつの手法が試された。ギュンユズ村と近隣の村々に居住 全文をよむ

2009-08-01 チャンクルで共和国初期の製粉工場、解体 (Hurriyet紙)

その製粉工場は、ジュムフリイェト地区に設けられ、面した通りに「工場通り」という名称を与えた。当時は市の郊外に建っていたが、時代とともに都市が大きくなるにつれ、市の中心部となってしまい地価が高騰した。1980年代末期に所有者が変わってからも暫く生産を続けたが、2代目のオーナーであるハミト・テキン氏が亡くなったことにより、工場は操業をストップした。      利益関係者らの意見の不一致が原因となり工場は解体されることとなり、また工場跡地はビジネス街になることが決定した。15日ほど前、15メートルの高 全文をよむ

2009-07-31 イスラム保守派カフェ、ショッピングモールで騒動の種に (Milliyet紙)

バクルキョイ・キャパシティ・ショッピングモールで、ジャズを演奏するダヴィドフという名のカフェを経営するザフェル・オズチュルクさんが、経済危機のため破産寸前になり、ショッピングモールの経営陣に賃料値下げを要求した。これが受け入れられないと、彼はイスラム保守派の人々向けのサービスすることに解決策を見出した。このために脅迫されたことを明らかにしたオズチュルク氏は、検察に訴え出た。      ■オズチュルク氏、検察に訴える      バクルキョイのキャパシティ・ショッピングモールで1年半、ダヴィドフとい 全文をよむ

2009-07-30 トルコ人は本を読まない―平均で10年に1冊!? (Radikal紙)

独立教育者協会(BES)代表のギュルカン・アヴジュ氏は、トルコで読書ばなれが起こっているのは構造上の問題であるとする一方、就学前の期間から大学教育終了まで、戦略的に読書を推進していないと述べた。   2009年現在、トルコには45の子供図書館、14の文書資料図書館と55の移動図書館を含む計1,152の図書館があるのに対し、ドイツでは10,531、イギリスでは4,620、スペインでは5,209の図書館があると話すアヴジュ氏は、行なった調査の結果を以下のように明らかにした。   「私たちの国の図書館 全文をよむ

2009-07-29 イスタンブルの警官へ、ポイント制導入―新警察署長方針 (Hurriyet紙)

ポイント制により、良い成績を収めた警官は自身が望む部署へと移動され、成績の悪い警官は当直勤務に当たることとなる。パトカーにはGPSが搭載される。上役の者らは、GPSにより自身直属の部下らが昼でも夜でもどこにいるかを確認することができるようになる。       イスタンブル県警察ヒュセイン・チャプクン本部長は、新聞記者らと顔合わせのため会合を催した。ビデオカメラやカメラが持ち込まれなかった談話会はヴァタン大通りにあるイスタンブル県警察内にて行われた。チャプクン本部長は、県警が導入する予定のポイント 全文をよむ

2009-07-28 大手ジャムメーカーの社長の子供、ボレッキ屋で修行中 (Milliyet紙)

アンタリヤで設立され、今日ではヨーロッパからオーストラリアにまで商品を輸出しているイェニギュン・ジャムの経営者マフムト・ルヒ・アルパゴトさんは、末息子のベルカイ君(12歳)を修行に出した。      マフムト・ルヒ・アルパゴトさんとその妻ミネ・アルパゴトさんは、末息子に最も古い伝統の一つを身につけてほしいと思い、アーケードの中にあるテヴフィク・エキズオールさん(64歳)のボレッキ屋に彼を週給60トルコリラ(約3820円)で仕事に送った。   テヴフィク・エキズオールさんは「アルパゴト一家とは昔か 全文をよむ

2009-07-27 CHP、ヘビメタ・バンド逮捕に関し政府に質問状 (Zaman紙)

共和人民党は、エルドアン首相に対し「ヘヴィ・メタ式の挨拶」をしたとして5人の若者が拘留処分とされたことについて質問状を送った。イスタンブル県のメフメト・セヴィゲン議員は質問状に対する首相の回答を求めて、トルコ大国民議会事務局に提出した。      質問状では、イスタンブルで行われたロックコンサートに出演した若者が、 首相一行が通過した際に「ヘヴィ・メタ式の挨拶」をしたため首相の命令により拘留されたといわれていることは事実か否かが質された。      共和人民党のセヴィゲン議員は、質問状で次の質問 全文をよむ

2009-07-27 黒海地方へ出稼ぎの人々、ディヤルバクルから出立の日 (Radikal紙)

ディヤルバクルの出稼ぎ労働者が今日、トルコ国内各地へと希望の旅路に就いた。毎年この時期、南東部から出発するクルタラン急行が、ヘーゼルナッツ収穫に従事する何千もの労働者を黒海その他の地域に運ぶ中、駅には憂鬱な空気が漂っている。      ディヤルバクル駅からの希望の旅路の様子      アナトリア南東部において働き口がないことや干ばつなどのために、ディヤルバクルやマルディン、シャンルウルファ、スィイルト、バトゥマンから、毎年何千もの人々が生活の糧を得るために、出稼ぎ労働者としてマルマラ、黒海地方に 全文をよむ

2009-07-26 バルトロメオス総主教、神学校再開に期待 (Hurriyet紙)

ボズジャ・アダのパナイヤのフェアに参加するために、2日間の予定でチャナッカレに来たフェネル・ギリシャ正教会のバルトロメオス総主教は、アブデュルカーディル・アタルク知事と会うため知事室を訪問した。      総主教は、生誕の地であるチャナッカレのギョクチェアダ郡をしばしば訪問しているが、ボズジャ・アダには今までで3回しか訪問したことがない述べた。バルトロメオス総主教は、新聞記者に神学校に関する意見を尋ねられると、「いろいろ書かれているし、議論されている。私たちはアンカラ政府から公式な連絡を待ってい 全文をよむ

2009-07-26 イスタンブルにサメがやってくる (Radikal紙)

巨大水族館「トゥルクアズー」が、バイラムパシャのフォーラム・イスタンブル・ショッピングセンターに、来る9月にオープンする。2万5千種の生き物を展示する予定の水族館へ、海からの取水が始められた。      イスタンブルで泳いでいるときにサメに遭遇するという話は本当であった。イスタンブルの中心地にオープンする水族館で、お金を払うとサメと一緒に潜ることができる。      イスタンブルでは、9月半ば以降、2万5千種に及ぶ海の生き物と共に何十匹ものサメを迎えることになる。体長2.5メートルにも達するシロ 全文をよむ

2009-07-26 新型インフルエンザ感染の疑いがある人物、治療を受けずに病院を離れる (Yeni Safak紙)

新型インフルエンザの疑いのある患者が、病院の診断結果を待たずに病院を離れた。      新型インフルエンザである疑いにより、ヌムネ病院に搬送されたケマル・Bさん(29歳)は、治療を受けずに病院から離れたことが明らかとなった。      フランスからトルコに来たとされるケマル・Bさんの体温が高かったことが、エセンボア空港のサーモグラフィカメラにより検知された。新型インフルエンザの疑いにより、112救急サービスでヌムネ病院に搬送されたケマル・Bさんは、病院の感染病科に収容された。      感染症の 全文をよむ

2009-07-25 「首相に失礼」ヘビメタ・バンドの若者、21時間勾留の顛末 (Milliyet紙)

ユニロック・フェスティバルに参加した5人の若者が、首相の車列が通過した際に、「へヴィメタルファン」であることを示す指サインをしたとして拘留された。21時間尋問された若者は、警察に検挙されるとき、ディスコミュージックとトルコ伝統音楽を聴かせてもらったと話した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が7月18日、車列で通過する間、ユニロック・フェスティバルでの「へヴィメタルファン」の指サインをして車列を見送った5人の若者が、「政府高官への不敬」罪で検挙されたことが明らかになった。ルファト・エ 全文をよむ

2009-07-25 シリア国境の地雷手作業除去へ、16社応札 (Radikal紙)

シリア国境のカルカムッシュ・アンティッキ・ケンティにおいて手作業で行なわれる地雷除去作業の競争入札で、アメリカ合衆国とドイツの企業を含む16社が応札を行なった。      入札委員会とガズィアンテプ県特別行政公共事業局のアリ・アイテク局長は、封筒がその場では開けられないことと、企業名は国防省に知らされること、また安全問題をクリアした後に、各企業を招聘し、委員会で開封されることを明らかにした。      680平方キロメートルにおよぶ地域で手作業によって地雷除去作業がなされ、作業は開始日から10ヶ 全文をよむ

2009-07-24 トルコはアメリカ嫌い、EU嫌い—米世論調査結果 (Milliyet紙)

アメリカの世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが公表した報告書によると、バラク・ オバマ大統領の昨年11月の大統領選出後、全世界で米国の印象が良くなった一方で、トルコは昨年同様、反アメリカ感情が最も強い国の一つとなった。      24ヶ国で合計27000人に対して行われた調査結果を基にした「国際意識調査計画」によれば、トルコは、アメリカを好意的に見る国民の割合が2008年に比べて2ポイント上がり14パーセントになったにも関わらず、反アメリカ感情が調査国中第一位であった。この点において15パー 全文をよむ

2009-07-22 来年の大学学生選抜試験の日程は? (Milliyet紙)

大学入試センター(ÖSYM)理事ウナル・ヤルマアン教授は、高等教育進学試験(YGS)が4月前半に、学部選抜試験(LYS)は6月後半の1回または2回の週末に行われることを明らかにした。      ウナル・ヤルマアン教授は大学入試に関する新システムの詳細を説明するため高等教育機構(YÖK)で記者会見を行い、すでに決定済みの2段階方式に基づき、一次試験である高等教育進学試験は4月前半に行われると明らかにした。      ヤルマアン教授は、試験ではトルコ語、基礎数学、社会科学、理科が問われるとし、「この 全文をよむ

2009-07-21 煙草の禁止が影響しない村―ブルサのアアチル村は10年来禁煙 (Zaman紙)

ブルサのムスタファケマルパシャ郡に属し、当時の村長が決めた決定により10年にわたり煙草が吸われていないアアチル村は、喫煙禁止の範囲拡大をそれほど困ったこととは思っていない。      郡の中心から約30キロの距離にある戸数20戸のアアチル村の村長ユスフ・トカル氏は、AA通信の記者に、1999年から2004年までの間、村長をつとめたレジェプ・サル氏が、村長になってまもなく、自分(トカル氏)もその中に含まれる村の顔役たちと会合をもった、と説明した。      その会合で、サル氏が村のコーヒー店での煙 全文をよむ

2009-07-21 大学入試得点の「係数」廃止確定、来年から実施へ (Radikal紙)

高等教育機構(YÖK)は係数(得点調整)の廃止を決定した。学生選抜試験(ÖSS)において来年からすべての受験生に対し均等係数が適用される。         高等教育機構は係数の適用を廃止すると決定した。学生選抜試験において来年から実施される新しいシステムでは、すべての受験生に対して同じ係数が適用される。教員養成系高校および職業高校の卒業生についてはそれぞれの専門分野のプログラム(学部)を選ぶ場合、係数が追加して与えられる。      2010年から実施される2段階大学入試のシステムについて、高等 全文をよむ

2009-07-19 喫煙客がいたとの通報でコーヒーハウスを警察が捜査 (Yeni Safak紙)

アダナである市民が、カフェで喫煙する友人を警察に通報した。現場に駆けつけた警察は、そこで喫煙の事実を確認できなかったが、店主と客に禁煙法を遵守するよう促した。      入手した情報によると、チュクロヴァ区のユルト地区に住んでいるレムズィ・チャラユル・エネズ(48)は、タバコを吸った友達を警察に通報した。エネズが155の警察の緊急の番号に電話した後、タバコを吸った人物は、罰を受けないためにカフェから逃げた。警察は、カフェで喫煙が行なわれた事を特定できなかったが、店長と客たちに禁煙法を遵守するよう 全文をよむ

2009-07-19 クユムジュケント(貴金属細工工房団地)に、キリスト教徒用礼拝堂設置 (Milliyet紙)

イスタンブル郊外のイェニボスナに新設された貴金属細工工房団地の「クユムジュケント」の中には、現在、モスクだけがあるが、この道の達人であるシリア正教徒やアルメニア人の職人たちが礼拝を行うことができるよう、2か所の礼拝堂が建設される。      クユムジュケントの運営組織は、グランドバザール(カパルチャルシュ)で何世紀もつづいてきた貴金属工房を、クユムジュケントに移したギリシャ人、シリア正教徒、そしてアルメニア人の貴金属細工職人たちが、日々の礼拝を行うことができるようにするために、礼拝堂を建設してい 全文をよむ

2009-07-18 大学学生選抜試験(ÖSS)で、ゼロ点をとった人たち・・・ (Hurriyet紙)

学生選抜試験(ÖSS)の最低得点が0.5以下だったために、『切り捨てられて得点とならなかった』あるいは世間一般に『0点を取った受験生たち』とされる受験生らの大半を通信制高校あるいは単位制高校の出身者が占めてことがわかった。      2009年のÖSS試験では得点が切り捨てられカウントされなかった受験生らの、出身および在学中の学校分布が明らかになった。ÖSS試験受験者が132万4001人を数える中、2万9927人(全体の2.26%)が得点をあげられなかったという。      点数がカウントされ得 全文をよむ

2009-07-17 チュブクチュ国民教育相、「教育に性差別がある」と明言 (Radikal紙)

ニメト・チュブクチュ国民教育相は、性差別的な視点が教育においても存在すると述べた。      昨日(16日)、アンカラ教員会館で開催された「教科書における社会的な性差別」というテーマのワークショップでスピーチをしたチュブクチュ国民教育相は、次のように述べた。      「女性の社会進出を妨げる性差別的な視点と偏見が、あらゆる場所に存在しているのと同様に、教育においても表立って、もしくはヴェールに包まれた状態で存在している。社会的な性別の平等は、女性と男性が公的領域および私的領域の全てのレベルにお 全文をよむ

2009-07-15 国民教育局のサイトはザマン紙サイトに直結?―コンヤ県ダルベント郡で (Milliyet紙)

コンヤ県ダルベント郡の国民教育局の公式インターネットサイトに接続したインターネットユーザーが情報を読もうとすると、ザマン紙のインターネットサイトに誘導されることが分かった。      “derbent.meb.gov”の公式インターネットサイトのトップページの真ん中にある、「トルコの最新情報」という見出しで並んでいるどの情報を選んでも、自動的にザマン紙のインターネットサイトに誘導される。ダルベント郡国民教育局関係者は、ダルベント初等教育学校でパソコン教員をしているヤヴズ・オズドアン氏が作成した当 全文をよむ

2009-07-14 共和人民党から、ボスフォラス第三橋へ疑義 (Milliyet紙)

イスタンブル広域市(IBB)議会のCHP(共和人民党)議員団長のギュルセル・テキン氏は議会に質疑書を提出し、10万分の1模型にないボスフォラス第三橋の入札が9月にどのように行われるのか、またカーディル・トプバシュ市長のこの件に対する姿勢について質問した。       市議会の7月定例会議で発言したテキン氏は、ボスフォラス第三橋に関する論争が議題になっており、この論争に対するトプバシュ市長の姿勢に関心が集まっていると述べた。テキン氏はユルドゥルム交通相が第三橋の入札が9月に行われることを明らかにし 全文をよむ

2009-07-13 油レスリングのチャンピオン、マフィアのボスだった−出頭、逮捕 (Hurriyet紙)

■休暇から戻り、自首した。      イスタンブルで軍警察(ジャンダルマ)による100万リラ規模の建設廃材に関する不正調査で、マフィアのボスであるとの理由で捜索されているクルクプナル油レスリングのアー(長)、セイフェッティン・セリムは、昨日、軍警察の担当者に電話をしてきた。      休暇を取っていたこと、そして出頭するつもりであることを電話で知らせたセリムは、昨日、軍警察へ行き自首した。軍警察が用意した調査ファイルによると、裁判所の決定により9ヶ月間にわたり電話を盗聴されていたマフィアの組員た 全文をよむ

2009-07-12 大学生、学費値上げに抗議 (Radikal紙)

大学で2009年から2010年度の学費に対して行われる値上げが、学生たちによって抗議された。      ベシクタシュ民主広場に集まった約200人の学生たちは、手にプラカードを持ち、「すべての学生に平等で無償の教育を」または「教育の権利は売買されない」といったスローガンを叫んだ。イスタンブルにある大学の多くから学生たちが参加したこの抗議活動では、ベイオール劇団のメンバーも演劇を披露した。『お金、くそくらえ』という題名の演劇は、学生たちに好評をもって鑑賞された。演劇が行われている間、無償で平等な教育 全文をよむ

2009-07-12 大学学生選抜試験結果発表-トップ3はこの人たち! (Zaman紙)

学生選抜試験(ÖSS)と外国語試験でトップ3の成績をとった学生の名前が発表された。学生選抜配置センター所長のウナル・ヤルマアン教授が行った発表によると、科目群ごとに成績トップ3に入った受験生は次のとおり。      ÖSS-文系第一群   一位:カイセリの私立ヒサルジュクルオール理科系高校出身ムスタファ・オズチュルク   二位(複数):イスタンブル・アタテュルク理科系高校出身アリ・ジャン・ギョクセル、カイセリ理科系高校出身セミッヒ・ウジャル、私立アメリカン・ロバート高校出身ベルカイ・デルトシズ  全文をよむ

2009-07-11 PKKと「ダム闘争」―紛争地域で進むダム建設 (Radikal紙)

国家水道総局の地図によれば、特にシュルナク付近のPKKキャンプ前方にダムを建設し、水による防護壁が築かれる予定である。ハッキャーリ国境では4つのダムが建設される予定である。      ハッキャーリ―北イラク国境において昨年、国家水道総局(DSI)によって建設が開始され、2010年から2011年にかけて完成すると計画されているダムの運用開始により、PKKのメンバーが国境地帯においてかつてのように自由に行動できなくなるといわれている。民主市民党員は「水で国境が引かれようとしています。ダムのせいでこの 全文をよむ

2009-07-11 短期兵役中のエルドアン首相の末子ビラル、宣誓 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の末子である29歳のビラル・エルドアンは、短期金納制で兵役に就いているブルドゥルの第58歩兵教育連隊にて、5,500人の短期兵士とともに宣誓した。       宣誓を行う者たちのなかには、国民的サッカー選手のニハト・カフベジ氏や貯預金保険機構(TMSF)のアフメト・エルチュルク会長の息子メスト・エルチュルクの姿もあった。ビラル・エルドアンの妻レイハンと2歳の息子オメル・タイイプは、兵舎での宣誓儀式には列席せず、四つ星グランド・オゼレン・ホテルにて待っていた。7月 全文をよむ

2009-07-08 7月19日開始の禁煙法へ、商店主の抵抗 (Radikal紙)

トルココーヒー店連合のムラト・アーオール会長は、7月19日から始まる公共施設禁煙法は間違っていると主張し「トルコ中の各地方で大きな反発が起こっている。コーヒー屋を落ち着かせ鎮静化を図っているが、いつか各地で2万、3万人が通りにあふれ抗議デモを行いかねない」と話した。      食堂、喫茶店、カフェテリア、ビアホールなどの娯楽施設でタバコ類の使用を禁止する法律が7月19日から施行される。これによって国内の200万人以上がデメリットを被ると主張するアーオール会長は、スペインと同様のやり方を推奨してい 全文をよむ

2009-07-08 トルコ人巡礼者のうち1万1千人、豪華ツアーを選択 (Milliyet紙)

今年、トルコからは11万4000人がメッカ巡礼の旅に出る。15000ユーロから40000ユーロに達する豪華なパックツアーの中には、カーバ神殿が見えるホテルでの宿泊がセットになっているものもある。標準的な2300ドルのパックツアーでは、4平方メートルの部屋での宿泊、またトイレとバスルームが共同利用となる。      トルコから総数11万4000人が参加する聖地へのメッカ巡礼は、10月11日から始まる。巡礼者は75万人の応募者から抽選で選ばれた。巡礼費用は最低で2300ユーロ、最高では40000ユー 全文をよむ

2009-07-07 村の伝統結婚式に、日本人花嫁 (Milliyet紙)

トルコと日本の間での「教育協力プログラム」で一年間共に働いた日本人のマエダ・トモコさんとトルコ人教師のオスマン・エゲメン・ドエルさんは、「クナ塗りの儀」の後、村で伝統的な結婚式をあげた。      新郎新婦は、イズミルで行われた「クナ塗りの儀」に、日本の伝統的衣装であるキモノの装いでやって来た。その後、新婦にトルコ伝統にのっとっり「ビンダッル」を着せて、彼女の手にクナ(染料)を塗った。      その後、ドエルさんの父が生まれたアイドゥン県のカラジャス郡イェ二ジェ村で伝統的な「村の結婚式」が行わ 全文をよむ

2009-07-07 大学の学費、8%値上げ (Radikal紙)

高等教育機構(YÖK)は、大学生の間で「料金」として名付けられている学費の割合を、2009年度中8%値上げすることを決定した。      高等教育機構は学部ごとに学費の増額分を決定した。学生たちから受け取る学費の増額の金額は、閣議決定によって確定される。   高等教育機構が提示した割合によると、大学教育の中でもっとも学費の増額が多いのは医学部生、もっとも増額が少ないのは通信教育による大学生である。学費の負担の割合は学部によって71TLから591TL(日本円に換算すると約4223円から3万5155 全文をよむ

2009-07-07 第2回アレヴィー研究集会、明日からイスタンブルで開催 (Zaman紙)

第2回アレヴィー研究集会が、学者たちの参加のもと明日(8日)イスタンブルで開催される。6月初旬にアンカラで開催された第1回集会では、アレヴィー系の財団や協会の代表者やオピニオンリーダーたちが一堂に会してアレヴィーたちの要求を聞いた。       政府によって開催され、アレヴィーの人々が抱える問題の解決、アレヴィーに関する知識の基盤の構築を目指す同研究集会の第2回集会での発言者は、その分野の専門家である学者たちだ。アレヴィーについて研究している学者たち、このテーマにおける調査を民衆と分け合っている 全文をよむ

2009-07-06 メルスィン県タルスス郡オゼル・バフシシュ町、町の資産を売り出し中 (Radikal紙)

メルスィン県タルスス郡オゼル・バフシシュ町の首長である民族主義者行動党(MHP)のムスタファ・サル氏は、165万3879リラ(約9900万円)の負債表を町役場に掲げ、町が所有する不動産を売りに出した。      10名の公務員と8名の職員からなる町役場の人員の給料をまかなえないことを明らかにしたサル氏は、「歳入と歳出は明らかです。負債から抜け出すため、私たちは資産を売り出します」と述べた。   かつて一期だけ首長を務め、町を負債無しにしたムスタファ・サル氏は、2009年3月29日に行われた選挙で 全文をよむ

2009-07-06 暑い!マルマラ地方、今週は40度 (Zaman紙)

トルコは今週になって、今夏でいちばん暑い日々を迎えるだろう。水曜日と木曜日の気温はイスタンブルとアンカラで35度、イズミルで37度になりそうだ。      週が変わるとともに、南から暑い空気の影響が入ってくる。週の中頃の水曜日と木曜日には気温が、西アナトリアでは今夏最高の、35~40度以上になる見込みである。週末には異常な暑さは、東に進むだろう。      週の中頃、イスタンブルとアンカラで35度、イズミルでは37度になるとみられる。デニズリ、アイドゥンとマニサでは40度、バルケスィルとエディル 全文をよむ

2009-07-05 81県で局番変更へ (Zaman紙)

82の新しい局番ができ、固定電話で都市間の通話に用いられる局番が変更されることになった。      情報技術及びコミュニケーション機構は、現行の局番に県ごとの局番に1を足した82の新しい局番を作った。      市内で番号持ち運び制度を始めるという通達が出されたあと、番号をつける作業のために必要な整備が行われた。これにより、新規契約者の登録を行うトゥルクテレコム(TT)以外の通信業者は、契約者にその県の局番に1を足した局番でつくられた番号区域を提供する。つまりアンカラでTT以外の通信業者からサー 全文をよむ

2009-07-05 ラーレリの労働者市場:トルコで暮らす外国人介護・ベビーシッター (Radikal紙)

一時期、スーツケース貿易(*注)の中心地であったラーレリは、今その多くが元ソビエト連邦諸国からやって来たベビーシッターの女性たちが仕事を見つける場所となっている。その大多数が大卒で言語も堪能な女性たちは、一月平均600ドルで子守をする。レファレンス新聞のセヴダ・ユズバシュオールとエニス・タイマンが、ベビーシッターを探す家族になりすまし、ラーレリへ向かった。[*注 買い物や商品の仕入れを目的に、主にロシアや東欧諸国からトルコへ旅行ビザで入国した人々が行っていた取引、貿易]      早朝であるにも 全文をよむ

2009-07-04 宗務庁、ヨーロッパに一万のモスクを建設中 (Yeni Safak紙)

宗務庁副長官メフメト・ギョルメズ教授は、モスクがトルコ社会の一体性と結束のシンボルであると述べ、今日ヨーロッパ各地で1万のモスクを建設中であると述べた。      メルスィン・アナムル郡のエミルシャン村のモスクが式典とともに礼拝のために開かれた。モスクの開堂式にはメフメト・ギョルメズ教授のほかハルク・シムシェキ・アナムル郡長官、メルスィンのムフティーであるニヤズィ・エルソイ氏、アナムル郡ムフティーのムハッメト・コチャク氏と多数の市民が参加した。      開設式典でスピーチを行ったギョルメズ長官 全文をよむ

2009-07-04 世も末・・・遺体の隣りで海水浴―アンタリヤ・コンヤアルトゥ海岸 (Milliyet紙)

アンタリヤで、73歳の元医者が涼をとるためにコンヤアルトゥ海岸で海に入り、溺死した。この男性は、心臓発作を起こし、その間に溺れた可能性があることが判明した。      涼をとるためにコンヤアルトゥ海岸に来る押し寄せたたくさんの人々は、海岸に引き揚げられた元医者の遺体を気にも留めず、海に入ったり日光浴し続けた。遺体は、約2時間、海岸で移送されるのを待つことになり、その後、海岸に運ばれてきた棺で、アクデニズ大学病院法医学研究所遺体安置室に移送された。      事件は、7月4日朝、アンタリヤの世界的 全文をよむ

2009-07-04 教団リーダーを出迎える弟子たち・・・―イスタンブル・アタテュルク空港にて (Radikal紙)

マフムト・ホジャ(訳注:ここでは宗教的指導者としての先生の意)として知られるイスマイルアー教団のリーダー、マフムト・ウスタオスマンオールとジュッベリ(法衣を纏った)・アフメト・ホジャとして知られるアフメト・マフムト・ウンルュ氏が今朝(7月4日)巡礼の旅から帰国した。      リーダーらが巡礼へ出発する際には多くのマフムト・ウスタオスマンオール氏の弟子らが押しかけた。しかし、出発時と同様に帰国時にも彼らが教団リーダーらに会うことは叶わなかった。      マフムト・ウスタオスマンオール、ジュッベ 全文をよむ

2009-07-03 エルドアン首相、海峡をくぐるボスフォラス水道トンネルをジープで通過 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、メレン水道プロジェクトの一環で、ボスフォラス海峡の下に作られたトンネルを視察し、ジープでボスフォラス海峡の下を通過した。エルドアン首相は、投資に一部の抵抗勢力が反対していると話し、イスタンブル-イズミル間を3時間半に短縮する道路と、同様にイスタンブル-イズミト間の第三大橋に反対する者へ批判のキャンペーンをするように、報道陣に求めた。      サルイェル-ベイコズ間で、イスタンブルのボスフォラス海峡の下に作られ、メレン川の水をヨーロッパ側に運ぶことになるトン 全文をよむ

2009-07-02 アレヴィー派差別の象徴スィヴァス事件から16年、「現場を博物館に」の声 (Radikal紙)

1993年7月2日、スィヴァスのマドゥマクホテルが放火され、37人が殺された事件から16年が経ち、市では2つの別々の追悼プログラムが行なわれた。プログラムに参加し壇上にたった全ての人は、現場となったホテルを博物館にするように呼びかけた。      スィヴァス事件の16年目を記念して、様々な市民団体や、政治政党や協会がマドゥマクホテルの前で追悼プログラムを行なった。最初のプログラムはアレヴィー基金協会、ジェム基金、アタテュルク主義思想協会、共和国婦人協会、教育労働者連合、トルコ青年連合とトルコ労働 全文をよむ

2009-07-02 メッカ巡礼、お年寄りや妊婦には延期のすすめ (Yeni Safak紙)

世界保健機構(DSÖ)が新型インフルエンザの世界的大流行(フェーズ6)を宣言してから、その関心は集団として行われるメッカ巡礼に向けられた。宗務関係の責任者であるファルク・チェリキ国務大臣は「今年のメッカ巡礼は中止する可能性もある」と話すと、巡礼参加者たちに不安がよぎった。何年間も順番待ちをしてきた巡礼参加予定者達は、新型インフルエンザのために、さらにもう一年神聖な土地に足を踏み入れられないかもしれないという不安に駆られた。        ザマン紙の報道によると、サウジ・アラビアのアブドゥッラー・ 全文をよむ

2009-06-29 第三ボスフォラス大橋、今年中に入札へ (Yeni Safak紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸大臣は、イスタンブルに建設予定の第三ボスフォラス大橋について、詳細が明らかとなり、今年中にまちがいなく入札が行われると述べ、次のように付け加えた。ルートは決まっているが、どこになるかは明言できない。      イスタンブルのボスフォラス海峡に建設されている車両通行可能なトンネルに引き続き、(イズミットの)キョルフェズ大橋とイスタンブル・イズミル間高速道路プロジェクトで成功した一括事業請負後譲渡方式(BOT方式)モデルは、今後すべてのインフラ計画で採用される。政府はこのよう 全文をよむ

2009-06-29 小学生の水色の制服、廃止へ (Hurriyet紙)

国民教育大臣のニメト・チュブクチュ氏は、生徒と先生、保護者からの要求と苦情からみて、生徒の制服に関し、新たなやり方をとる必要があることは明らかだと述べた。また、チュブクチュ大臣は、生徒が毎日着なければならない制服に関して、彼らの感情と考えを重んじる必要があると述べた。      「学生用学校制服評価会」が首都の教職員会館で始まった。会の始まりに、共和国建国から今日までの学校制服を説明するビデオが上映された。      ■ 子供たちの意見を取り入れるべきだ      評価会の最初に発言したチュブク 全文をよむ

2009-06-28 ギュナイ文化観光相、ギリシャ正教聖職者学校開設OK (Radikal紙)

エルトゥール・ギュナイ文化観光相は、ギリシャ正教の聖職者学校が開かれるだろうと述べた。      ポスタ紙のハカン・チェリキ・アンカラ支局長が司会をつとめ、24チャンネル(Kanal 24)で放送されている「週末の司会」という番組に参加したギュナイ文化観光相は、ギリシャ正教聖職者学校に関する議論に関し、次のように話した。「個人的な意見でも、一般的な情勢からも、学校は開設されるという方向である。現在の大学の制度には合わないが、他のやり方が見つかるだろう。政治的な問題は無く、作業は技術的なレベルで進 全文をよむ

2009-06-28 友好へと進む路はここから:トルコ・ギリシャ両国の友好協会ダフネ (Yeni Safak紙)

トルコ、ギリシャ間の友好関係を強くするために尽力する二つの協会、デフネとダフネ。トルコ・ギリシャ友好フェスティバルにおいて、最初にギリシャのカヴァラ、その後にカッパドキアで開催された活動で、両岸を一つにする隣国同士の笑い声が(二国間の)障害を打ち壊した。      (トルコ側の)デフネ協会と(ギリシャ側の)ダフネ協会の伝統行事の今年の開催地は、カヴァラとカッパドキアとなった。トルコとギリシャから芸術家、学者、作家、事業家そして新聞記者らが参加したこのフェスティバルのテーマは「融合」であった。4日 全文をよむ

2009-06-27 「外国語ができなくて恥ずかしい」エルドアン首相、外国語教育推進を後押し (Milliyet紙)

オズジャン教授は外国語教育が失敗していることを明らかにし、エルドアン首相が「私も外国語を知らない。とても恥ずかしく思っている」と述べて解決を支持していると述べた。      高等教育機構(YÖK)のユスフ・ズィヤ・オズジャン委員長は、トルコ共和国がずっと失敗している問題の1つが外国語教育であることを明らかにし、「これをすぐに解決しなければならない。必要なだけ予算を使うべきである。それは重要なことではない。この問題について首相にも話した。首相も『先生が何を考えているとしてもそれを支持する。私も外国 全文をよむ

2009-06-26 大学予科通信教育の試験問題「女性に固有の行動は?」―教育相も批判 (Radikal紙)

チュブクチュ国民教育相は、大学予科通信教育の試験で出された性別的な問題に対して、反発を示した。「この種の問題が二度とないように注意するように」といった。      ニメト・チュブクチュ国民教育相は、6月6日と7日に実施された通信教育の憲兵・警察準学士大学予科職業教育課程の最終試験で問われた、「下のうち、女性に固有の行動はどれか」という問題と、答えの選択肢に登場した「しったかぶり」、「威圧的」、「おしゃべり」、「論理的な考え方」、そして「自信をもっている」という選択肢に激しい反発を示した。     全文をよむ

2009-06-24 イスタンブル・カラキョイの公娼施設(genelev)、閉鎖へ (Radikal紙)

イスタンブルのカラキョイにおける2つの公娼施設が閉鎖される…。カラキョイのズラファ通りの公娼施設使用区域は「公園と休憩施設」、カラキョイのスルプ・プルグチ・アルメニア教会すぐ横にある公娼施設使用区域は「市営サービス広場」として整備されることになった。      法律2863号により作成された、ベイオール・縮尺5000分の1保護整備開発計画は、2009年1月7日、歴史遺産保護委員会により第2302号の決定により承認された。計画は、2009年5月15日にイスタンブル広域市議会にて認可された。歴史遺産 全文をよむ

2009-06-22 ベイオール区役所、「歓楽街取締り強化」報道に釈明 (Milliyet紙)

ベイオールでいくつかの歓楽施設が区役所と区警察によって毎晩取締りを受け、複数の施設が閉店の途にあるという主張に関し、ベイオール区役所は釈明文書を出した。      釈明文書では、区役所が行った取締りは定期的なものであるとし、22のアルコール販売店と22のアルコール非販売店の計44の施設が無許可であったという理由で閉店されたと述べられた。      ベイオール区役所から出された文書では、区職員らが最近10日間で行った定期的な取締りでは、450の一般に開放されている歓楽施設に立ち入り検査を行い、この 全文をよむ

2009-06-21 アルコール関係のコマーシャルに新基準 (Radikal紙)

酒類およびタバコ販売業規制委員会(TAPDK)は、酒類の宣伝に関する法を改定し、映画館での酒類の宣伝を一部禁止、ラク、魚、白チーズの3つが同じコマーシャルに登場することを禁止した。      TAPDKは「アルコール飲料の宣伝において守られるべき原則についての通告」の改定を行った。通告の第2項に定められ、1か月後に発効する新基準では、映画館における酒類の宣伝は文化観光省評価分類機構でR18であるとみなされた映画の上映の最後でのみ流れることになる。これらの映画は激しい暴力、性行為、性的表現を含むた 全文をよむ

2009-06-19 イスタンブル・スルタンガーズィー区に大規模な動物園建設 (Yeni Safak紙)

ガーズィーオスマンパシャから分離して新しい区となったスルタンガーズィの新区長、ジャヒト・アルトゥナイ氏は、威信をかけてすすめるプロジェクトで、スルタンガーズィをトルコだけでなく、世界に知らしめるつもりだと述べた。スルタンガーズィのイメージ問題を解決するために、区にヨーロッパ最大の動物園を作ることを述べたアルトゥナイ氏は、「イスタンブルに来る人は皆、必ずこの動物園を見るためにスルタンガーズィに立ち寄るでしょう」と述べた。      ガーズィーオスマンパシャ区から分離したスルタンガーズィの新区長、ジ 全文をよむ

2009-06-19 イスタンブルの新任県警本部長は社会的 (Radikal紙)

イスタンブルの新任県警本部長は、イズミルで内勤の警察官数を削減し、市民と交流のある巡回警察官を増員させた実績を持つ。      イスタンブル県警本部長ジェラレッティン・ジェラフの後任として赴任する現イズミル県警本部長のヒュセイン・チャプクン氏は、カンタル警察センターで本部長補とともにいた際に警察総監のオウズ・カアン・キョクサルから辞令を受けた。      チャプクン氏は、イスタンブルは世界の大都市と比べて治安のよい都市であり、「この安全な状態をさらに一歩進め、発展させること、それを確実に実行する 全文をよむ

2009-06-17 ウシャク保健局会議での劣悪アタテュルク画に、作成側の言い訳 (Milliyet紙)

ウシャク保健局が今回の騒動に関する釈明文を提出した。保健局は、小児産婦人科医の認定および赴任式で使われたアタテュルクの肖像画が、地域の公式行事で広く使われていることや、これまでに問題や批判が起こったことがないことなどを主張した。「問題となっているアタテュルクの肖像画は、ウシャクの有名な画家であるアフメト・オズチュルク氏の作品であり、即席の適当な絵ではない。写真をもとにしながら、絵の具を吹き付ける画法で描かれた芸術作品である。画法の特性上、写真の姿とまったく同一になるものではない。また、同じ画家に 全文をよむ

2009-06-16 警官へ投石した子供たちに罰金刑―ディヤルバクル (Radikal紙)

人権協会(İHD)ディヤルバクル支部長ムハッレム・エルベイ氏とエミン・アクタル弁護士協会会長は、県庁の罰金請求の判断が司法に対する威圧であり法に反した行為であると評した。      ディヤルバクルで2004年7月19日に行われた無許可デモに参加し、警官に投石を行った事由で子供37名を「違法デモを行った」と起訴がおこなわれた。事件で警官8名が軽傷を負い、一方で子供たちは未勾留のまま裁判は継続している。ディヤルバクル県庁司法局は、子供たちの家族に書類を送付し、賠償金と月賦払いに関する法規に則り計83 全文をよむ

2009-06-16 カルスで、「女性彫像」撤去論争、続く (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)所属のカルス市長ネヴザト・ボズクシュ氏が、市庁舎前にある2つの女性彫像と一緒に、胸部が露出している他の場所の女性彫像も倉庫に撤去させたことが明らかになった。      1999年にANAP(祖国党)から、そして2004年にはAKPから市長に選ばれたナイフ・アリベイオール前市長は、2つの女性彫像を市庁舎入り口に、また胸部が露出している女性彫像を歴史的なカルス民家の前に設置した。彫像は、エルドアン首相が来訪する前日の夜半に撤去された。ボズクシュ現市長は、彫像について以下のように話 全文をよむ

2009-06-14 休みの到来とともにメルスィンの浜辺も… (Radikal紙)

約1500万人の小中学生と高校生が金曜日に修了証をもらい、約3.5ヶ月続く夏休みが始まった。それとともに、観光業界で日に日に評判が高まってきてきているメルスィンの海岸もシーズンがはじまり、ホテルの満室率は70%に達した。      AA通信の情報によると、毎年のように学校が休みになると賑わいを増す砂浜は、さっそく「色づき」始めた。海に入って暑さをしのごうとする人たちから海岸で日光浴をする人まで、夏あいだ、全ての美しさを楽しむことができる、メルスィンの海岸では、観光会社も学校が休みになるのを喜んで 全文をよむ

2009-06-13 割礼の季節―対象となる子供たちにどう説明すべきか? (Zaman紙)

学校が長期休暇に入るとともに割礼の季節が始まるが、専門家は父母に対し、子どもたちに割礼を「切ってもらう」と言って怖がらせるのではなく、必要なことであるということを、適切な言葉で説明するよう呼び掛けた。      特に学校が夏休みに入るとともに増加する割礼儀式でおこる諸問題に注意を向ける専門家は、家族に子どもたちを心理的に怖がらせないように呼びかけた。      特に衛生問題を指摘する専門家は、多くの自治体や様々な団体が行なっている集団割礼を避ける必要があると指摘し、この種の集団割礼においては衛生 全文をよむ

2009-06-12 今日はどきどき、成績表―初等教育学校と高校、明日から夏休み (Yeni Safak紙)

初等教育と中学教育の学校の約1500万の生徒たちは、今日通知表を受け取り夏休みに入る。      2008年から2009年の教育年度が今日終了する。初等教育学校と高校で学ぶ1500万人近い生徒たちは、2008年9月8日に始まった教育の長いレースを終了し、約3ヵ月半続く夏休みに入った。      ■レベル判定試験は明日      初等教育学校6年生の生徒たちは、通知表を受け取った興奮とテストの興奮を続けて味わうだろう。初等教育学校6年で学ぶ約1100万の受験者は、6月13日土曜日にレベル判定試験( 全文をよむ

2009-06-12 サバンジュ大学と高等教育機構の学生の大学転科をめぐる対立、解決へ (Milliyet紙)

サバンジュ大学は、(入試における)異なる種類の点数を利用して他学科への転科を学生に認めていたとして、高等教育機構(YÖK)の運営委員会と緊張関係にあったが、今回、大学側の主張が通ることとなった。アブドゥッラー・ギュル大統領がこの大学の制度について、「良いシステムだ」と評価したことで、機構は、この制度をトルコ中の大学に拡大させる方向で決定せざるをえなくなった。「転科に関する規則」に基づいて行われる今回の改革により、国立・私立を問わず、全ての大学生が、異なる種類の点数を利用して学科間の転科を認められ 全文をよむ

2009-06-10 クルド語・クルド文学学科(マルディン大)、2010年度から学生募集 (Zaman紙)

長年、議論され続けてきた「クルド語高等教育」問題が決着を迎えた。マルディン・アルトゥクル大学科学・文学部内で新設される予定の「クルド語・クルド文学」学科のための事前準備が完了した。      この大学は約2年前に設立され、マルディンに多くの歴史的遺産を残したアルトゥク侯国にちなんだ大学名をもつ。中東最大の社会系大学になることを目標としている。トルコで最初のクルド語とシリア語の言語・文学の教育を行う予定のこの学部では、2010年に20人の学生を受入れ、教育を開始する。      セルダル・ベディイ 全文をよむ

2009-06-10 義務教育期間、32の県で「1年延長、9年化」へ (Milliyet紙)

就学前教育が、来年度に数県において延長されることになる。就学前教育の義務化を計画している32県を発表した国民教育省は、これらの県の県知事や国民教育局長らと明日(11日)一同に会し、意見聴取を行う予定だ。       明らかになった情報によると、国民教育省は、就学前教育がその後の年齢に対して持つ重要性を根拠にこの年齢の子どもたちの就学率を引き上げる目的で取り組みを開始した。       この枠組みで満5歳(60-72ヶ月)の子どもを義務教育の枠組みに加えるため、先行運用の開始を決定した同省は、先行 全文をよむ

2009-06-09 トルコは有罪―家庭内暴力防止への無策でヨーロッパ人権裁判所決定 (Radikal紙)

ヨーロッパ人権裁判所(AİHM)は、家庭内暴力に関しトルコ政府に対して起こされた初の裁判の判決を下した。裁判所は、検察に訴えたにも関わらず、暴行を受けた女性をトルコ政府が夫から守らずに差別をしたという判決を下した。このためトルコ政府はナヒデ・オプズさんに36,500ユーロ(約501万円)を支払うよう命じられた。      こうしてヨーロッパで初めて、政府がヨーロッパ人権裁判所(AİHM)によって女性国民への差別により有罪となった。      裁判は、家庭内暴力に晒されたトルコ国民のナヒデ・オプズ 全文をよむ

2009-06-08 豚インフルエンザで、メッカ巡礼キャンセルの危惧 (Hurriyet紙)

世界保健機構(WHO)とサウジアラビアの巡礼省の間で「豚インフルエンザ」の問題に関する話し合いが続いており、以下のような懸念が示された。「巡礼の期間、メッカだけでも三百万人近くのイスラム教徒が集まります。カアバ聖殿には数万人もの巡礼者が一斉に訪れます。巡礼の際にハッジをする人々は密集するので、策を講じないままでは、豚インフルはまるでドミノ倒しのように全イスラム世界へ広まる可能性があります」。      世界保健機構はサウジアラビアの巡礼省に、巡礼の期間までに豚インフルを収束し得ない場合、巡礼を中 全文をよむ

2009-06-07 第7回トルコ語オリンピック:文明間の相互理解のためにトルコ語が架け橋を築いた (Zaman紙)

第7回国際トルコ語オリンピックが6日に盛大な式典で幕を閉じた。115カ国からやってきた700人の生徒たちは、観衆に忘れられない日を味あわせた。“世界の花々”を集めたオリンピックの閉会式はSTV、SHABER、CİNE5、Kanal A、TRT2、TRT AVAZなどのテレビ局によって生中継された。      アンカラのアスキ体育館でのプログラムへは、タイイプ・エルドアン首相、ビュレント・アルンチ副首相、国務大臣のハヤーティ・ヤズジュ、セルマ・アリエ・カヴァフ、ファルク・チェリキ、ニメト・チュブク 全文をよむ

2009-06-06 初等教育修了水準測定試験、実施される―103万人の児童受験 (Hurriyet紙)

初等教育8年生の児童103万人が、今年の初等教育修了水準測定試験を受験した。      この試験を受験した8年生の児童は会場で精一杯取り組み、その家族たちは外で緊張しながら子供たちを待った。      初等教育修了水準測定試験は、トルコの全ての県の中心地と、海外においてはニコシア(北キプロス)、トリポリタニア(リビア)、リヤド(サウジアラビア)、マディーナ(サウジアラビア)、ジッダ(サウジアラビア)、アシガバード(トルクメニスタン)、バクー(アゼルバイジャン)、ビシュケク(キルギス)で実施された 全文をよむ

2009-06-04 ビトゥリスで43年間続いた2部族間の「血の復讐」に、終止符 (Zaman紙)

ビトゥリス県タトヴァン郡とムシュ県ブラヌック郡で43年に渡って繰り広げられていた2部族間の「血の復讐」に終止符が打たれた。      タトヴァン郡在住のアルテック家とブラヌック郡在住のヤシン家の和解により、タトヴァンの催し会場で和解の式が催された。      催しには、ビトゥリス県のヌレッティン・ユルマズ県知事、タトヴァン郡のオルハン・シェフィク・ギュルディビ郡長、タトヴァン郡のイルケル・イェルデン警察本部長、ギュロイマック在住のヌレッティン・ムトゥル氏とブラヌック家の家長ら、たくさんの人が参加 全文をよむ

2009-06-02 スルタンベイリの不法ゲジェコンドゥ住宅、騒ぎのなかで取り壊し (Zaman紙)

スルタンベイリの川沿いに違法に建てられていた40の建物や増築階を取り壊す作業が完了した。       メジディエ区ウズンデレの川沿いに違法に建てられていたことが発覚した70の建造物のうち40が、区当局およびİSKİ(イスタンブル水道局)のチームにより機械を使って取り壊された。取り壊し中には一部の住人が機械に石や瓶を投げ付けていた。 住人の中には取り壊されるビルの屋根やバルコニーに登って工事を妨げようとする人々もいた。それらの人々は、機動隊による建物からの強制退去時に、乱暴な行為に及んだ者として身 全文をよむ

2009-06-01 娘の親権獲得勝訴の日本人母、依然、娘に会えず (Radikal紙)

日本人女性ミチコ・デニズさん(45)は、ガズィアンテプ出身の夫であるフェヴズィ・デニズさん(32)との娘カデルちゃん(5)の親権を獲得するために起こした法廷闘争で勝訴したものの、いまだ娘と面会できない。警察は、娘とともに姿を消した父親フェヴズィ・デニズさんの行方を追っている。      東京で生活しているミチコ・デニズさんは、5年前ガズィアンテプからこの町に観光客として来たフェヴズィ・デニズさんと結婚した。そろって工場で働いていた夫婦は、5年前生まれた娘カデルちゃんとともに2008年11月にガズ 全文をよむ

2009-05-31 イスタンブルで豚インフルエンザ感染の疑いの旅客を検査 (Yeni Safak紙)

アメリカからトルコに入国した二人の旅行者に豚インフルエンザの感染が確認されたことで、イスタンブル県保健局は警告を発した。同県保健局から派遣された「112救急チーム」が確認された住所まで出向き、発症した旅行者と同じ飛行機に搭乗した市民との接触に追われた。      2009年5月29日にアメリカのニューヨークからイスタンブルを経由してイズミルに到着した人物と、アメリカのヒューストンからアムステルダムを経由してイスタンブルに到着した人物が豚インフルエンザに感染していたことをうけて、当局は活動を開始し 全文をよむ

2009-05-31 エミニョニュで新たな車両進入禁止地区 (Radikal紙)

イスタンブルは、新たに車両進入禁止区域を導入する。歴史的なスィルケジ駅の裏から県庁にまで広がり、真ん中には路面電車の線路もあるホジャパシャ地区が、車両進入禁止になる。この地域は、路面電車と駐車場の出入口を除いて完全に歩行者天国になる。イスタンブル2010年ヨーロッパ文化首都局とファーティフ市によって始められ、ユルドゥズ工科大学とドイツ・シーゲン大学の協力で行われている『スィルケジ-ホジャパシャ地区の車両進入禁止化と復興計画』が昨日周知された。   エブル・エルドゥンメズ教授は、「車両進入禁止化事 全文をよむ

2009-05-31 バトゥマンで「クルド語を話そう」キャンペーン開始 (Hurriyet紙)

「クルド協会」の理事たちは、バトゥマンで、広告ボードにクルド語で『みなさんクルド語を話しましょう』というポスターを掲げ、「クルド語を話そう」キャンペーンを始めた。      協会の理事たちは、(このキャンペーンについて)以下の様に語った。「クルド語の復活を目指して始めたキャンペーンに対し、前向きな評価をもらいました。クルド語のための語学授業も始めました。かつて同化させられてしまっていたクルド語が、あらゆる場所で話されるために、今われわれはこの一連のキャンペーンに重点を置いています」      『 全文をよむ

2009-05-28 高等教育機構、大学入学定員増を発表 (Zaman紙)

高等教育機構(YÖK)の本会議は、国立大学の定員を15%増やし53万4千人に、私立大学の定員は20%増やし8万4千人とすることを決定した。      ユスフ・ズィヤ・オズジャン教授が議長を務める、高等教育機構本会議の会合が終了した。会議に関係して、高等教育機構からなされた文書による発表によると、本会議では、教育委員会、私立大学委員会、医学保健委員会の各報告書が検討されたという。      発表によると、本会議では、「2009年高等教育プログラムと定員基準」が審議され、結審した。国立大学では、学部 全文をよむ

2009-05-27 シリア国境地雷除去問題のQ&A (Zaman紙)

トルコ‐シリア国境地域にある地雷の除去作業に関する議論が高まっている。この地域で初めて地雷除去が行われたのは2年前、トルコの軍隊によってシャンルウルファのアクチャカレ地区で行われた。   シリア国境地域のハタイ、キリス、シャンルウルファ、シュルナク、マルディン、ガズィアンテプには21,500ヘクタールの土地に60万個以上の地雷が埋められており、これらを5年に渡って除去する予定がある。地雷区域は18,900ヘクタールが国有地、1297.9ヘクタールが私有地、709.6ヘクタールが農業事業管理局(T 全文をよむ

2009-05-25 公正発展党の市長、エイルディル湖畔ビーチでの酒・音楽を禁止 (Milliyet紙)

ウスパルタ県エイルディル市の、公正発展党オスマン・ヌリ・オズメラル市長は、審議会の決定により、同市内のアルトゥンクム・ビーチでの飲酒やバーベキューを禁止した。       3月の地方選挙で公正発展党からエイルディル市長に当選したオスマン・ヌリ・オズメラル氏は、夏期に国内外からの観光客が大勢訪れるアルトゥンクム・ビーチでの飲酒やバーベキューを、周囲の迷惑になるという理由で禁止したことを話した。オズメラル氏は5月15日の審議会会議でこのような決定が下されたことを明らかにし、「横になったり泳いだりする 全文をよむ

2009-05-24 未成年の少女と結婚した成人男性に、禁固刑判決 (Radikal紙)

14歳の少女を連れ去って子どもをもうけた青年が、「児童虐待」をしたとして8年4ヶ月の禁固刑に処せられた。「自分から望んで逃げた」という少女のことばをもってしても、処罰を免れることはできなかった。      14歳の少女と正式な婚礼を経ずに結婚し、子どもを一人もうけた24歳の青年が、「児童に対する性的虐待」という罪で8年4ヶ月刑務所に放り込まれることとなった。   事件は2008年10月1日に、当時14歳だったE.E.がサカリヤ出産・養育園で女の子を産んだことで発覚した。E. E.の年齢が若かった 全文をよむ

2009-05-24 故バヤル大統領の娘、クーデター当時を語る (Zaman紙)

1960年5月27日のクーデターは、民主化の過程においてトルコを危機に陥れ、数千の家族を嘆き苦しめた。アタテュルクがイシュ銀行を共に設立したジェラル・バヤル元大統領の家族も、軍事政権の攻撃から自分たちを守ることが出来なかった。バヤルがヤッスアダの法廷で裁判にかけられているとき、家族も法廷の外で大きな困難に直面していた。      故バヤル大統領の娘であるニルフェル・バヤル・ギュルソイさんは、当時のことを私たちザマン紙に語るとき、涙が止まらなかった。クーデターの後、働いていたアンカラ大学言語歴史地 全文をよむ

2009-05-24 トルコ人旅行者の新たな訪問地、バルカン (Yeni Safak紙)

ヨーロッパで長年にわたって人気のある観光地のひとつとして数えられるアドリア海の最も美しい海岸は、現在、トルコ人観光客を惹きつけはじめている。1990年代には、ただ戦争や血、涙、そして虐殺を思い出させる場所であったバルカン地方が、現在、観光における潜在的可能性をもつ地域として語られている。      トルコでここ数年来、増加の一途をたどるバルカン観光では、サラエボやモスタルへの観光は『戦争』ツアーのグループに入れられ、モンテネグロやドゥブロヴニクは、中世の古典的建築や、アドリア海の文化と海水浴ツア 全文をよむ

2009-05-23 イスタンブルの専用レーン・バス、記者を招いたモデル運行中に故障 (Radikal紙)

イスタンブル市営交通局(İETT)メフメト・オズテュルク局長は、専用レーン・バスへの批判に応えるため、話題のフィリアス社製バスの試乗運転に記者らを招いた。車内が記者で満員となったトラムがエディルネカプへ近づいているとき、すぐ前方の同メーカーの車両が故障。長い渋滞の列ができ、トラムを見物していた2台の車が事故を起こした。      この4日前、フィリアス社製バスのランプが点灯しない、定員オーバー、価格が高い、故障がちとの批判を受けて、車両を生産したオランダのVDLグループの責任者たちが記者達の前に 全文をよむ

2009-05-21 今年のメッカ巡礼候補者、コンピュータを使ったくじ引きで決定 (Zaman紙)

メッカ巡礼候補者が、宗務庁長官であるアリ・バルダクオール氏も参加した式典で、コンピューターによるくじ引きで決定された。      バルダクオール氏は、宗務庁会議室において行なわれた式典での話の中で、メッカ巡礼に今年は75万4951名の希望者があり、このうち54万8000名は2007-2008年から持ち越しとなっている人である一方で、20万6045名は今回初めての希望者(登録者)であることを明らかにした。      「省庁間巡礼・小巡礼委員会」の会合が今日開かれ、巡礼に関する取り決めを決定したと話 全文をよむ

2009-05-19 トゥルキャン・サイランと最後の別れ―政府から葬儀に参加なし (Milliyet紙)

生活近代化支援協会(ÇYDD)のリーダーであったトゥルキャン・サイラン教授のなきがらが、ズィンジルリクユ墓地に埋葬された。       サイラン教授の遺体はテシビキイェ・モスクでの葬儀の後に何千人もの人々の行列に付き添われズィンジルリクユ墓地へと運ばれた。コーランの詠唱と祈りと共に遺体が埋葬された。      初めに息子のチャーラヤン氏とチュナル・オルゲ氏が母親の遺体に土をかけた。土をかける作業の間、人だかりができた。その後、シシュリ区長ムスタファ・サルギャル氏、ÇYDD役員と奨学生たち、そして 全文をよむ

2009-05-18 トゥルキャン・サイラン死去、最後の言葉は「やることはやった、死を待つだけ」 (Zaman紙)

■生活近代化支援協会会長のトゥルキャン・サイラン氏が今日(18日)未明、亡くなったことを、病院の前で、医師らが記者団に発表した。サイラン氏の最期は以下の様子である。      トゥルキャン・サイラン生活近代化支援協会会長が今日未明、イスタンブル大学医学部腫瘍病院で亡くなったことを、同病院の前で医師らが記者発表した。会見によると、サイラン氏は19年間、乳がん治療を受けていたといい、意識は最後の24時間まではっきりしていたという。医師らは、サイラン氏の死因を「多臓器不全だった」と述べた。      全文をよむ

2009-05-17 ウァンのパムッカレ、観光化にむけ準備中 (Zaman紙)

歴史的、文化的そして自然の美しさにより東部の観光中心地として名乗りを上げているヴァンは、秘境的な自然の素晴らしさでわれわれを圧倒する。ヴァンのバシュカレ郡に属するデレイチ村にあるトラバーチン(石灰華)は、パムッカレを想起させるその特徴により、国内外の観光客の関心を呼んでいる。テロのため、何年もの間見捨てられていたこの地域が、今、観光地として成功する日を待っている。      バシュカレから45キロメートル程離れた場所にあるデレイチ村付近のトラバーチンは、パムカッレ程の広くはない。水の流れがかわっ 全文をよむ

2009-05-16 新型インフルエンザ、トルコ上陸 (Hurriyet紙)

世界で72人の命を奪った豚インフルエンザは14日(木曜日)、アムステルダムから来たイラク系アメリカ人S.S.A氏によってトルコにもたらされた。      空港の(発熱検査用の)サーモグラフィーで発熱のあることが分かった旅行者からA/H1N1が確認された。発症者の母親からもウイルスが検出された。保健省のアクダー大臣は同機の旅行者を1人1人探して警告していること、保健省からの連絡がない人については、電話で112番に連絡するようにと求めた。      全世界を恐怖に陥れ、様々な国で72人の命を奪った豚 全文をよむ

2009-05-15 トルコ人男性と離婚の日本人女性、娘(5)の親権獲得 (Hurriyet紙)

■トルコの司法は日本人の母親側に      日本人女性のミチコ・デニズさん(45)は、ガズィアンテプ出身のフェヴズィ・デニズさん(32)との子どもであるカデルちゃん(5)の親権を獲得するために裁判を起こし、勝利した。      ■日本人の母親が法廷闘争で勝利      未成年裁判所は、幼少のため母親の愛情が必要であると考慮し、子どもの親権を母親に与えること判決したことに対し、ミチコさんは「トルコの司法に対する私の信頼は裏切られませんでした」と語った。      東京で生活するミチコさんは、5年前 全文をよむ

2009-05-14 イスタンブルのジプシー居住区スルクレ、取り壊し完了 (Radikal紙)

以前公正発展党(AKP)に近い人々に、「都市開発」地域内の住宅が売られたとして問題となっていたスルクレ地区で、昨日も取壊し作業が行われた。家屋全体の80%が取壊されていたが、残った家々への取壊し作業が昨日続けられた。      居住者の大部分が賃貸で、ほかに行くあてもない状態のスルクレ地区の住民は、家財道具を瓦礫の合間に置いた。72歳で喉の癌を患っているジェマル氏も家を取り壊された一人である。ジェマル氏には家財道具を持ち込む場所もなく、話すことができないため役人に愚痴をこぼすこともできない。昨晩 全文をよむ

2009-05-13 12211の村で、村名が変えられた―1940~2000 (Radikal紙)

トルコ各地の村の名称をクルド語の名前に戻そうという議論がある中、ある調査によると1940-2000年の間に35%の村が名称変更していたことがわかった。クルド語、アルメニア語、グルジア語、ラズ語などに加え、名前の一部に「赤(註:共産主義を示す場合もある)」「(キリスト教会の)鐘」「教会」など不都合な表現が含まれるトルコ語名も姿を変えた。      政府が、クルド語であることを理由に名前を変えさせられた村に対し、もとの名前に戻すことを認める発表をしたことが注目を集める一方、フラト大学人文・経済地理学 全文をよむ

2009-05-11 全国の知事に集合―新型インフルエンザ対策協議 (Radikal紙)

世界規模の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)流行に対し、保健省も警戒レベルを最高レベルに引き上げた。アンカラ通信の情報によると、保健省は81県の知事をアンカラへ集めた。明日(12日)、アンカラ・デデマンホテルで81の県知事が保健大臣レジェプ・アクダー氏と会談する予定。明日の会議では国民の健康と新型インフルエンザウイルス(豚インフルエンザウイルス)に関する説明が行われ、今後の対策について議論される見通し。 全文をよむ

2009-05-10 トルコでは86%の人が自分の血液型を知らない (Hurriyet紙)

血液型がAB型Rhマイナスである6人が5年前に設立し、今では会員数2500人を超える規模となったのが、「AB型Rhマイナスの会」である。この会を立ち上げたセルマ=オズパク氏は、「トルコ人の86%が自分の血液型を知らない。」と述べた。      毎月定例会を開くAB型Rhマイナスの会は、一昨日(8日)バクルキョイ実業家協会に集まった。セルマ=オズパク氏は肝臓の移植のために一人あたり30個、心臓手術には6個の血液パックが必要であると説明し、「血液型がAB型Rhマイナスである人達は私たちの会に参加して 全文をよむ

2009-05-10 21世紀の宝石のトレンドを明らかにしたトルコ人 (Milliyet紙)

ピザハット、コカコーラ、マイクロソフトといった世界的企業で中東・アフリカ市場の責任者をつとめたエジェ・シリン氏が、2007年末に自身のデザインによるブランド、「Bee Goddess」で宝石市場に参入した。      「Bee Goddess」コレクションは、スイスの高級宝石業界で最も権威あるGold’orによって11月21日から23日にパリのルーブル美術館で開催された「漆黒」宝石展で、世界中からもたらされた180ものデザインと争い、「21世紀にふさわしい最高の宝石」に選ばれた。宝石のオリジナル 全文をよむ

2009-05-09 歌手ビュレント・エルソイを激怒させたギュナイ文化相の問題発言 (Radikal紙)

大きな議論を呼びそうなコメントをエルトゥールル・ギュナイ文化相が残した。ギュナイ文化相は「ゼキ・ミュレンはトルコで最高の男性歌手だ。ビュレント・エルソイは最高の女性歌手に選ばれたようだが、そんなばかげた時代は過ぎた」と発言した。この発言を受けてビュレント・エルソイから早速厳しい反応があり、歌手のエルソイがヴァタン紙のインタビューに答えた。      エルトゥールル・ギュナイ文化観光相は、80年代というテーマが扱われた第十二回空飛ぶほうき国際女性映画祭に一昨日晩に参加した。ギュナイ文化観光相はここ 全文をよむ

2009-05-07 有償兵役免除制度について、国防相発言 (Yeni Safak紙)

ベジディ・ギュニュル国防相は、有償兵役免除制度実施の予定はないと発表した。ギュニュル国防相は、アドゥヤマン県選出のシェブケト・キョセCHP(共和人民党)議員の「今まで有償兵役免除制度に関する法律が何度制定され、国家の経済への貢献、及び実施に向けたあらたな調整」について考えているかとの質問に応えた。      ギュニュル国防相は、今日まで有償兵役免除制度について、1987年4月16日、1992年5月21日、そして1999年11月2日の3度に渡って取り決めがなされたことを明らかにし、有償兵役免除制度 全文をよむ

2009-05-05 宗務庁、「礼拝中に殺された人は殉教者」 (Zaman紙)

宗務庁宗務高等機構のメンバーであるメフメト・ケスキン氏は、マルディンで44名の死をもって終わった事件に関して、「これらは非人道的、反宗教的な行為だ」と述べた。      ケスキン氏は、事件の際に数人が礼拝中に殺害されたことに触れ、この人たちは殉教者と見なされると伝えた。   宗務庁宗務高等機構のメンバーであるメフメト・ケスキン教授は、CİHAN通信社に行った会見で、イスラム教が人々の命を大いに重視していること、人が不可侵であることを述べた。   ケスキン氏は、預言者ムハンマドが、大罪を「多神教崇 全文をよむ

2009-05-01 The Marmara ホテルで、高価な示威行動―タクスィム広場 (Zaman紙)

青年市民団(Genç Siviller)という組織は昨年計画したものの実行しなかった示威行動を(メーデーの)今日、実行した。青年市民団はタクスィム広場に面したザ・マルマラ・ホテルの19階から垂れ幕をさげたのだが、この示威行動に約900YTL(約55,000円)かかった。      「1977年5月1日、ここから発砲した者たちを見つけだしてくれ」と書いた垂れ幕をマルマラ・ホテルの一室から外に向かってさげた。青年市民団のメンバーらはこの示威行動のために一般宿泊客のようにしてザ・マルマラ・ホテル部屋を 全文をよむ

2009-05-01 リジェでのPKKテロの詳細、次第に明らかに (Hurriyet紙)

ディヤルバクルのリジェ郡アバル村近郊で、先日PKK(クルド労働者党)のテロリストは、武装した軍用車に100キロの爆発物を使って攻撃を仕掛け、9名の兵士を殉職させた。これらテロリストに対し、掃討作戦が継続的に行われており、クルプ、ハニ、ディジレからはジャンダルマ特別機動隊が、この戦闘地域の補強のために送られた。現場に残された軍事品の残骸から指紋が採取され、先日の攻撃は、PKKのアクダー部隊にいた12人のテロリスト・グループが行ったことが明らかとなった。      リジェのアバル村近郊で先週水曜の朝 全文をよむ

2009-04-30 犠牲者1日で10名―PKK・テロのタイミング (Radikal紙)

DTP(民主市民党)党首が、エルドアン首相に、「歴史的対話」を呼びかけたに翌日、PKKの「停戦宣言」は地雷爆弾によって終わった。2つの県で、10人の兵士が死亡した。      (前略)      PKKは今冬、攻撃もせず、静かに過ごした。3月21日に攻撃を開始したが、その後アルビルで行わるクルド会議を理由に6月1日まで一方的に「停戦」を宣言した。昨日行われた2件の攻撃は、次のようなタイミングで起こった。すなわち、民主市民党(DTP)の地方選挙での快挙、南東アナトリア各地での示威行動に加わった少年 全文をよむ

2009-04-30 催涙ガス対策は万全!―メーデーの混乱にそなえるタクスィム広場のドネル屋さん (Zaman紙)

タクスィム広場のドネル屋さんのメーデー対策は万全だ。ドネル・ビュフェで働く人たちはガスマスクを準備し、明日催涙ガスが使用されるかもしれないため、それに対し個人的な対策をとっている。   去年は、催涙弾が使用されたためひどい目にあったと語るドネル屋さんらは、涙が止まらず、目が痛くなったと話した。明日は同じような目にあいたくないと語るドネル屋さんは、「もはや我々は経験済みである」と述べる一方、ガスマスクを準備し、5月1日対策をおこなっていることを話した。自分たちと他の友達のために1個80TL(約50 全文をよむ

2009-04-29 途中で切れた携帯電話―地雷で犠牲となった兵士との最後の会話 (Yeni Safak紙)

ディヤルバクルのリジェで起こった戦車に対する地雷攻撃で犠牲になった兵士らのうち、オヌル・ギョルメズの死亡連絡が、アイドゥンのカルプズル郡にあるオメルレル村で暮らす家族の元に届いた。      死亡したオルヌ・ギョルメズの母親は、昨日息子と電話で話をした際、携帯電話のコントル(プリペイドカード)が無くなってしまい、会話が途中で途切れてしまったと話した。      ハベルチュルクの情報によると、農業で生計を立てるギュルメズ夫妻の、2人いる子供のうちの1人であり、たった1人の息子であるオヌル・ギョルメ 全文をよむ

2009-04-29 PKKによる地雷テロ、兵士9名が犠牲に (Hurriyet紙)

今朝(29日)6時ごろ、リジェ歩兵部隊所属の1部隊がディヤルバクル・ビンギョルを結ぶ幹線道路上のリジェへ10キロという地点にあるアバル村近郊を通過していたところ、クルド労働者党(PKK)が地雷を爆発させ、2名の上級官と7名の兵卒からなる9名の兵士が犠牲となった。      事件は、今朝7時ごろ(注:ママ)、リジェ-ゲンチ間で発生した。リジェ旅団司令部から交通路の安全確保のため、同地点にむけ早朝に出発した戦車と人員輸送用装甲車は、リジェへ10キロという地点にあるアバル村近郊において、テロリストたち 全文をよむ

2009-04-28 PKK系Roj TVの放送、停止 (Hurriyet紙)

2004年3月1日に放送を開始したRojTVの放送が停止した。RojTVの放送はトルコの要求を受け停止されたのかという問いに対し、デンマーク側の関係者は「技術的な理由」と答えている。      トルコとデンマークの間で外交上の大きな危機の理由となっているRojTVのデンマークからの放送がとまった。これにより、78カ国での放送が終了した。      デンマーク高官らは放送の停止の理由に関して公式発表を行うことを避けているが、実際にはトルコでの放送はとまっている。衛星受信機でRojTVのチャンネルに 全文をよむ

2009-04-28 マルマラ地方で地震、震度4.1 (Hurriyet紙)

マルマラ海で、昨晩(27日)22時3分に、震度4.1の地震が発生した。カンディリ観測所と地震研究所の発表によると、震源地は、テキルダーのイェニキョイ沖。地震による揺れは、エディルネ、クルクラーレリ、チャナッカレとイスタンブルで感じられた。海でおきたこの地震による、人的物的被害はなかった。 全文をよむ

2009-04-27 巡礼希望者の募集おわる―ウスパルタ県では6350人 (Yeni Safak紙)

ウスパルタで、今年聖地に巡礼に行く県民の事前登録が終了した。ウスパルタ県ムフティー局巡礼登録所で2009年4月8日に始まった登録は4月24日金曜日の終業時に締め切られ、6350人が応募したことが分かった。      この件に関して発言を行ったウスパルタ・ムフティーのイスマイル・オンジェル氏は、イスラーム教の義務の一つである巡礼が、それを行う人を成熟させると説明し、「わが国の宗務庁は長年、国と国民の名に恥じないふさわしい形で巡礼を組織し、実施している。今年も2009年巡礼期がやってきた。昨年登録し 全文をよむ

2009-04-27 トルコでも豚インフルエンザを警戒 (Radikal紙)

保健省健康保健局局長セラジェッティン・チョム博士は、メキシコで発生した豚インフルエンザへの対応として、国際便が運航している空港のうち、アンカラとイスタンブルの出入国審査において検疫を開始したことを明らかにした。      チョム博士の下、公共感染予防センター長のムスタファ・エルテキ准教授、中央健康保健局副局長アリ・トルンオール博士、アンカラ・ヌムネ病院感染病棟責任者ヒュレム・ボンドゥル博士、ハジェッテペ大学病院国民健康専科メンバーのレヴェント・アクン教授の参加により、豚インフルエンザに関し保健省 全文をよむ

2009-04-26 38年後、夫の墓の傍らに (Milliyet紙)

ドイツで死去したシリン・ヤズジュオール・ジェムギルさんは、1968年世代の重要な人物の一人であり、1971年の衝突で命を落とした夫のシナン・ジェムギルさんの傍らに埋葬された。      ドイツで腸閉塞に伴う中毒症状と診断され、病院に搬送されたのちに死去した、1968年世代の重要人物の一人であるシナン・ジェムギル氏の妻、シリン・ヤズジュオール・ジェムギルさんは、昨日(25日)にイスタンブルで埋葬された。   シリン・ジェムギルさんが、フラント・ディンクさんの妻であるラケル・ディンクさんに宛てた「私 全文をよむ

2009-04-26 スカーフを被った人にトルコへ来て出会った―『オスマン帝国の女性』の著者インタビュー (Zaman紙)

大学時代に知り合ったトルコ人と結婚したアスル・サンジャルさんは、その日までイスラム教徒も、スカーフを被った人も見たことが無かった。結婚後イスラム教徒になったサンジャルさんは、スカーフを被った人とはトルコに来て初めて出会ったという。サンジャルさんは、オスマン帝国の女性を研究するため、彼女たちを知るために長い間努力を続けた。多くの人に参照されている著書『オスマン帝国の女性(Ottoman Woman)』もこの研究の成果として執筆した。サンジャルさんに彼女の人生と著書についてのインタビューを行った。  全文をよむ

2009-04-23 大学での「クルド語教育研究」の進捗―高等教育機構理事長の談話 (Hurriyet紙)

高等教育機構(YÖK)理事長のユスフ・ズィヤ・オズジャン氏はイスタンブル大学の「クルド語研究センター」の設立の決定が現時点では、機構に届いていないと述べた。      4月24日の「国家主権と子供たちの日」にちなみ、トルコ国民議会で行われたレセプションで、記者たちの大学でのクルド語教育についての質問に答え、ユスフ・ズィヤ・オズジャン氏は、この件でイスタンブル大学はすばやい対応をしたと述べた。      ユスフ・ズィヤ・オズジャン氏はイスタンブル大学が「クルド語教育センターKürtçe Eğiti 全文をよむ

2009-04-22 オーストリアで発売の「オスマン帝国トランプ」に反発の声 (Zaman紙)

オーストリアのトランプメーカーの、オスマン帝国スルタンへの侮辱!      「オスマン帝国」という名で売り出された新しいトランプ・セットには、スレイマン1世、オスマン1世、ピーリー・レイス、バルバロス・ハイレッティン・パシャのような、重要な歴史上の人物が使われている。      さまざまな賭博のゲームで使われるトランプの表の側には、オスマン帝国の紋章が使われ、反発が広まっている。こうしたトランプ・セットで遊べば、オスマン史が勉強できるというピアトニック社の社長ディエッター・シュトレールは、「ト 全文をよむ

2009-04-18 病院で髭を切られた男の物語 (Milliyet紙)

長い髭の持ち主で「三日月刀のオッケシュ」の愛称で知られるガズィアンテプのケバブ職人オッケシュ・エルデム氏(49)は、事故でケガを負って搬送された国立病院で、治療中に髭を故意に剃られてしまった。   4月15日に3人が同乗する友人所有の自動車を運転していたエルデム氏は、イノニュ通りでハンドルのコントロールを失い防護壁に衝突。事故で軽傷を負った同氏と友人3人はガーズィアンテプ・チンギス・ギョクチェキ国立病院に搬送された。治療で頭部を縫った後に帰宅したエルデム氏は、その日2度目のショックを受けたのだっ 全文をよむ

2009-04-17 早朝から長蛇の列―パスポート申請の現状 (Hurriyet紙)

あなたはパスポートが欲しい、あるいは今手持ちのパスポートの有効期間を延長したいと思っている。そこで手続きがすぐに済むようにと、受付開始時間、つまりは8時に警察署に行った。でもあそこもここも凄い行列…。そして役人の「残念ながら今日パスポート申請は出来ません。番号札がなくなりましたので…」という声。そう、もはやパスポート申請には指紋が必要で、だから時間がかかる。時間は少なく、パスポート申請者が多ければ、一日あたり緑(公用パスポート)には100人、紺色(一般市民用)には280人しか申請できないのだ。  全文をよむ

2009-04-17 民主市民党(DTP)、イスタンブル県党本部に捜査―PKK捜査 (Yeni Safak紙)

民主市民党(DTP)のイスタンブル県党本部に、午前、警察の捜査が行われた。      民主市民党(DTP)のイスタンブル県党本部の建物に、警察が午前中行った踏み込み捜査が終息した。建物から押収された書類は箱に詰められ、イスタンブル県警へ運ばれた。      警察官らのDTPイスタンブル県党本部への踏み込み捜査が終息した。午前中に建物に来た警察は、昼まで建物に留まった。警察は中で見つかった相当量の書類とパソコンを調べ、押収した書類を袋や箱に詰めこんだ。書類はイスタンブル県警へ運ばれた。      全文をよむ

2009-04-17 ディヤルバクルでPKKの強制により商店閉店 (Zaman紙)

PKKが表面上トルコ議会の名の下で体裁を成し違法な活動を行ったという理由で53人が拘留された後、テロ組織が再び小売業者を脅してシャッターを下ろさせたといわれている。朝、商店を開いたとした小売業者達は、脅迫の後、シャッターを下ろさざるをえなくなったと述べた。テロ組織の名のもとディヤルバクルを中心として南東部で活動をおこなう人物たちに対する強制捜査の後、再び脅迫によってシャッターが下ろされた。      ディヤルバクル共和国検察局の指示で12の県で同時に行われた強制捜査で拘留された53人に対して、県 全文をよむ

2009-04-16 5月1日祝日に―「勤労と連帯の日」 (Yeni Safak紙)

 5月1日は「労働と団結の日」という名前の祝日となる。トルコ大国民議会の内務委員会で国民の祝日および通常の休日に関する法の改正法案が承認された。        5月1日を労働と団結の日として公的な祝日と認めることに関する法案がトルコ大国民議会内務委員会で承認された。       トルコ大国民議会のジヤエッディン・アクブルト内務委員会委員長を議長とする委員会で労働社会保障省のファルク・チェリキ大臣の発言の後に国会議員らが発言した。       DTP(民主市民党)のヌリ・ヤマン議員(ムシュ県選出) 全文をよむ

2009-04-14 検察官の想像の産物?―AKPからもエルゲネコン捜査に疑問の声 (Radikal紙)

 公正発展党の会派代表代理の一人であるコジャエリ選出国会議員のニハト・エルギュン氏は、エルゲネコン捜査の一環で拘束された人物は現在「容疑者」であるとし、裁判所の決定が下されるまで誰も有罪無罪であるか判断することはできないと述べた。エルギュン氏は「おそらくエルゲネコンの起訴状を作成した検察官はいくつかの件で過度の解釈をした可能性がある。それはわからない」と述べた。      3月29日地方選挙でイズミットの首長に就任した公正発展党のネブザット・ドアン氏を訪問したニハト・エルギュン議員は、ここでエル 全文をよむ

2009-04-14 ハンセン病治療と女子教育に貢献―エルゲネコン捜査対象のセイラン女史 (Radikal紙)

セイラン女史は、1976年にハンセン病の研究を始めた。イスタンブル・ハンセン病・皮膚病・性病病院の設立に尽力した。彼女はトルコ全土を訪れ、ハンセン病を治療し、その知識を広めた。彼女がハンセン病との闘いを始めた時、トルコで1万人のハンセン病患者がいた。現在では年にわずか5~10人しかハンセン病を新たに患わない。セイラン女史は「(患者と)我々は大きな家族である」と述べ、その活動は単なる治療に留まらなかった。患者達のためにプロジェクトを立ち上げ、子供たちへの教育を援助した。ハンセン病との闘いで手にした 全文をよむ

2009-04-13 TRT・クルド語放送のスター歌手のロジン、降板 (Radikal紙)

「潜在的犯罪者のような扱いを受けた」      歌手ロジンは、TRT6チャンネルのクルド語放送で「ロジンネーメ(ロジンの書)」という名の朝番組を、突然降板すると決定した。ロジンは、TRTの運営側が圧力を加え、「番組を中身のないものにしようとした」と訴え、「潜在的な犯罪者」のように扱われたことから、この決定をしたことを明らかにした。      政府が大きな望みをかけている計画のひとつ、TRT6・クルド語放送は、1月に公共放送を始めた。クルド音楽の人気歌手ロジンは、TRT6でおよそ70回、番組を担当 全文をよむ

2009-04-12 クラリネット奏者ヒュスニュ、元恋人の求刑年数に驚く (Hurriyet紙)

ヒュスニュ・シェンレンディリジは元恋人のデニズ・セキに対する24年6ヶ月の求刑に驚いたと語った。      イスタンブル共和国検察局は、軍警察(ジャンダルマ)が行った麻薬捜査によって逮捕された歌手のデニズ・セキに関して進められていた捜査を終了した。準備された起訴状において歌手のデニズ・セキは「麻薬取引、使用目的での麻薬の携帯及び、覚せい剤の購入、受け取り、携帯」罪に関する規定により8年6ヶ月から最長24年6ヶ月の求刑をうけた。      検察官が提出したこの起訴状に大変驚いたと語ったヒュスニュ・ 全文をよむ

2009-04-12 トルコの「男女関係」地図 (Milliyet紙)

多くの女性と男性のいずれもが望んでいることは、長期間にわたる付き合いである。しかし、『結婚』というと状況は一変する。女性では5人に1人以上が結婚を望んでいるのに対し、男性ではせいぜい10人に1人が望むに過ぎない。      ネット上に300万人の会員を有する出会い系サイトGayet.netは、独自調査により、『トルコの男女関係地図』を描き出した。その結果によると、女性の5人に1人が『結婚』を望む一方、この割合は男性においては以下のように変わる。(なんと)せいぜい10人に1人の男性が『結婚』したい 全文をよむ

2009-04-12 多言語による行政継続へ:前首長選挙で復帰 (Radikal紙)

免職から22ヶ月後の選挙で、再びスル郡の首長になったアブドゥッラー・デミルバシュ氏は、ペンディングとなっていた「多言語行政」政策を改めて開始した。      行政裁判所第8刑法局により、「多言語行政」を決めたせいで免職されたディヤルバクル県スル郡首長アブドゥッラー・デミルバシュ氏は、3月29日の地方選挙で当選し、離れていた首長の座に22ヶ月振りに復帰した。彼の免職ののち、停止されていた「多言語行政」政策を改めて開始した。デミルバシュ首長の就任で、市の電話交換室でクルド語対応のサービスが再び始めら 全文をよむ

2009-04-05 医学は進歩したが、偏見は変わらず:トルコのHIV感染者の置かれた状況 (Radikal紙)

ポジティブライフ協会の報告書によると、HIVの感染者たちは医療の分野で最も権利侵害に遭っている。HIV陽性であるゆえに隣人から武器をで脅迫された人や、治療を打ち切られた人、診断書を大声で読み上げて病状を人々に伝える人たちがいる。      隣人は2回武器を向けたが、それでも足りずに大家の元へ行き、家から追い払うように求めた。いつも行っていたカフェが入店を拒否し始めた。病院で(アルコールなどの)依存症に対する治療を受けていたが、治療が終わる前に退院させられた。(HIV感染の)診断結果の精神的なダメ 全文をよむ

2009-04-04 オジャランの誕生日を祝う集会で衝突―死者2名(ウルファ) (Hurriyet紙)

シャンルウルファのハルフェティ郡でオジャランの誕生日を祝うため集まった500人のグループと警察の間に衝突が起こった。デモで2人が死亡、7人が負傷した。何者かが投げた石が当たったムスタファ・ダー氏とマスム・カラオーラン氏が死亡した。      オジャランの60歳の誕生日を祝うため、5000人が彼の故郷シャンルウルファのハルフェティ郡に属するオメルリ村に行こうとしたが、20キロメートル手前で制止され、村へ入る許可を与えられなかった。この中には民主市民党(DTP)所属議員や市長らも含まれていた。このう 全文をよむ

2009-03-24 疑惑の井戸からの遺骨発見問題でカイセリ県ジャンダルマ隊長逮捕 (Milliyet紙)

カイセリ県ジャンダルマ隊長のジェマル・テミゾズ大佐が、ジズレで行われた発掘捜査で20の骨片が見つかった問題で逮捕された。同容疑者は尋問のためディヤルバクルに移送された。      シュルナクのジズレ郡に近いクシュテペ村で証言に基づいて行われ、約20の骨片が見つかった発掘捜査に関連して、同郡で1993年から96年にかけて「大尉」であった現カイセリ県ジャンダルマ隊長のジェマル・テミゾズ大佐が逮捕された。カイセリで逮捕されたテミゾズ容疑者は、尋問のためディヤルバクルに移送された。ジズレから2キロ離れた 全文をよむ

2009-03-23 ドアン・グループ首脳に、脱税容疑 (Yeni Safak紙)

ドアン・メディア・ホールディングが、ラクス社の株をハサン・シェクという人物に売ったと見せかけ、ここから630万トルコリラ(371億7000万円)の売却損が計上され、この分が税金からはずされていたことがわかった。これが立証され、ドアン・ホールディング首脳は脱税の罪で3年の懲役が求刑された。      ドアン・メディア・ホールディングがドアン・ラスク・セールスマーケティング社の株を5万トルコリラ(290万円)でハサン・シェクという社員に売ったと見せかけ、それにより脱税を行ったとしてドアン・ホールディ 全文をよむ

2009-03-22 TRT、トルコ世界に向け放送開始 (Hurriyet紙)

約2億5000万人を擁するトルコ世界に向け放送予定のTRTアヴァズ(TRT7)の放送開始のため、昨晩アブドゥッラー・ギュル大統領とキョクサル・トプタン国会議長が参加した素晴らしいお披露目の夜がしつらえられた。そこで話したギュル大統領は、TRTがテレビ界で先駆者であると述べ、「TRTアヴァズは、全トルコ世界に大きな声を上げるだろう。成功を祈っている」と述べた。またTRTアヴァズが全トルコ世界で広く祝われていて、春を祝うノールーズの時に始まったことは喜ばしいことであると述べ、「おめでとう、成功を祈っ 全文をよむ

2009-03-22 トルコで教育の機会均等は? (Radikal紙)

教育改革委員会(ERG)の報告書は、トルコでの教育不均等を明らかにした。最富裕層の人々は、最貧困層の人々の、21倍の教育費をかけている。最貧困層ではわずか0.4%しか高等教育を受けることができない。         トルコの地方部に暮らす、両親が小卒で、三人兄弟の家庭女子学生が、高校へ進学する割合は1~2%で、最富裕層の人々は、最貧困層の人々の、21倍の教育費をかけているという。   この数字は、教育改革委員会(ERG)の「教育の機会均等:政策分析と提案」報告書によるものである。サバンジュ大学イ 全文をよむ

2009-03-21 全国で、ノールーズ祝賀 (Radikal紙)

全国でノールーズが様々な催しにより祝われた。今年、祝賀行事が盛大に行われるのはディヤルバクル、アンカラそしてイスタンブルである。祝賀行事の中、これまでのところいずれの都市でも何ら問題は発生していない。ディヤルバクルでの祝賀行事は、シャンルウルファ通りに新たに建設されたノールーズ公園でおこなわれた。      ほとんど民主市民党(DTP)の集会と化してしまう祝賀行事に、アフメト・チュルク民主市民党党首と多くの国会議員とともに、民主党(DEP)のレイラ・ザナ元国会議員とオスマン・バイデミル・ディヤル 全文をよむ

2009-03-20 ノールーズのお祝い、ウルファではじまる (Radikal紙)

シャンルウルファでは、ディキリ地区のバスターミナル近くで、民主市民党や様々な市民団体によって祝典が準備され、今年最初のノールーズの火が点された。      祝典ではアブドゥッラー・オジャランの弟、メフメト・オジャラン氏が講演し、ノールーズが全ての人々に平和と民主主義をもたらすよう切望し、次のように語った:「2週間前、兄のアブドゥッラーにイムラル島で面会してきました。トルコにおいて法は原則門戸を開いています。我々は法律が全ての人に平等であるよう求めています。10年の間我々はイムラル島を行き来してい 全文をよむ

2009-03-16 少女に暴行の元教師、実の娘の通報により逮捕 (Milliyet紙)

生徒に暴行した56歳の元教師、ムフシン・Sを18歳の娘Cが警察に通報した。教師の自宅から押収されたCDには、Sが生徒に暴行している映像が収められていることが明らかになった。      アンタリヤ、マナヴガットで、元教師ムフシン・S(56歳)は、小学校で5年教えていた14歳の女子生徒K・Sを「勉強を教える」という口実で2年間暴行を続けた。K・Sは、恐怖のため誰にも打ち明けることができなかった。      ■母親が隠ぺい   暴行の映像を見つけた18歳の実の娘が元教師を通報した。自宅で行われた捜査で 全文をよむ

2009-03-15 デザイナーのイペクチュ、マルディンで家を借りる予定 (Yeni Safak紙)

マルディンに開設されるジェミル・イペクチュ・マルディン民俗服飾デザインアトリエで40人の女性に教育指導をすることになった、有名なファッションデザイナーのジェミル・イペクチュは同市内に歴史的な民家を借りることになった。      「多目的社会センターの社会支援プロジェクト」の一環として、教育をうける女性たちに会い、ファッションデザイン学校の校舎で進められている活動を現場でみるためにマルディンに来たジェミル・イペクチュ氏は、歴史的な民家を借りる予定だと語った。ジェミル・イペクチュ氏はファッションデザ 全文をよむ

2009-03-14 国民教育省に賠償命令―校内暴力による殺人事件 (Hurriyet紙)

ベシクタシュにあるルトフィ・バナット初等教育学校で、友人に教室で心臓を刺され亡くなった17歳のファーティフ・ジャン君の遺族が国民教育省に対して起こした損害賠償裁判が結審した。      イスタンブル第1地方行政裁判所は、国民教育省が「職務を怠った」として過失を認めた。      裁判所は、国民教育省にジャン君の遺族に対し、精神的(苦痛)に5万トルコリラ(日本円約286万円)、物質的(損害)に1万3700トルコリラ(日本円約78万円)、併せて6万3700トルコリラ(日本円約364万円)の賠償金を支 全文をよむ

2009-03-13 アンカラーエスキシェヒル超特急開通、チケット売れ切れ (Yeni Safak紙)

アンカラーエスキシェヒル間で運行を始める超特急(YHT)は、3月19日までの便のチケットが全て売り切れた。   アナトリア通信(AA)の記者がトルコ国鉄(TCDD)本部の関係者から得た情報によれば、アンカラーエスキシェヒル超特急のチケットは、窓口とインターネット上で売り出された。この超特急は明日(14日)最初の運行を迎えるが、関係者は売り出された5日間のチケットが完売したとし、需要の高まりによっては、増便も計画していると述べた。超特急は、アンカラを7時、11時、15時、17時に、エスキシェヒルを 全文をよむ

2009-03-12 イスタンブル市民に朗報―キャウトハーネ・トンネルの開通で1時間の道が7分に (Zaman紙)

イスタンブルの最も重大な問題のひとつは、市内交通だ。近年、この問題の解決に向けて画期的な一歩が踏み出された。      メトロバスの開通によりアヴジュラル-ズィンジルリクユ間の移動の苦痛が解消された。その後メトロバスの路線はヨーロッパ方面に向かって延長され、ズィンジルリクユ-ソウトルチェシュメ間の所要時間は2時間だったものが63分へと短縮した。      イスタンブル広域市長のカーディル・トプバシュ氏が、「7つの丘に7つのトンネルを」というスローガンで始めたイスタンブルを地下で連結させるプロジェ 全文をよむ

2009-03-10 アジュダ・ペッカン、コンサートでクルド語の歌をうたう (Milliyet紙)

トルコの有名な女性アーティストたちは「家庭内暴力からの緊急ヘルプライン」利用への意識を高めるべく、「ギュルドゥンヤ・コンサート」に集結した。四時間続く音楽の盛大なパーティーで、アジダ・ペッカンがステージでクルド語の歌を歌ったことが注目を集めた。      チュルケル・イナンオール・マスラックショーセンターで実現した「ギュルドゥンヤ・ミュージック」コンサートにおいて、セゼン・アクスやアジダ・ペッカン、アイヌール、アイリーン・アスリム、シェブネム・フェラフ、シェヴァル・サム、ロジン、そしてフンダ・ア 全文をよむ

2009-03-10 2008アダナ・ノールーズ投石事件で逮捕の少年たちへの刑期合計75年 (Radikal紙)

人権協会アダナ支部が、昨年アダナ市内で違法デモに参加した少年に関して作成した「法と関わる」レポートは、全く恐るべきものだ。      判決が下って処罰を受ける少年の数は26人となった。少年たちへの刑期の合計は75年と2ヶ月9日。拘束された者、勾留・未勾留で起訴された者、裁判中の少年の数は113人だ。罪状は以下の通り:非合法組織のメンバーであること、違法プロパガンダ行為等。現時点でポザントゥ拘置所には、71人の政治犯の少年たち と、278人の有罪判決を受けた少年たちがいる。人権協会支部長のエトヘム 全文をよむ

2009-03-09 TRT6でクルド語によるマウリド詠み上げ初放映 (Zaman紙)

トルコ公営放送クルド語チャンネルであるTRT6は、マウリド・カンディル(預言者聖誕祭、及びその際に歌われる預言者讃歌)をクルド語で放映し、また一歩革新を進めた。ディヤルバクルのウル・ジャーミ(モスク)で一昨日7日に行われたマウリド特集番組が昨日8日、TRT6で放映された。東部、南東部で生活する何十万人もの国民が、クルド語のマウリドを聴くためにテレビの前に集まった。      シャンルフルファ出身の58歳男性、ガッファリ・チュプラックさんは、人生で初めて、テレビ放映されるクルド語のマウリドを聴いた 全文をよむ

2009-03-08 アンカラ一家殺人事件の真相、明らかに (Zaman紙)

バトゥケントの高速道路脇で頭部を銃で撃たれた状態で発見された3人の遺体の謎が解決されないままに、同じ家族の一人が殺害されていたことが新たに明らかになった。昨日(3月7日)、 事件現場近くで一家の長男アブドゥッラー・オッカルさん(18)も遺体で発見された。      事件に関連して、1年前に殺されたウルス・バスタクシー従業員組合のムラト・オッカル組合長の親族I.Oが逮捕された。警察での尋問でI.Oは、アブドゥッラー・オッカルさん殺害については罪を認めたが、残りの殺人については容疑を否認しているとい 全文をよむ

2009-03-07 トラブゾンのレストランで爆発、9名負傷 (Hurriyet紙)

トラブゾンのベシクデュズ郡にある、酒類を提供するレストランでの爆弾による爆発で、9人が負傷した。      爆発は、フィスコビルリキ・ビジネスセンターの近くにあるマゴサ・レストランで起きた。爆発で、酒類を提供するレストランのガラスが壊れ、中にいた9人はあちこちを負傷した。爆発の後、事件現場に多数の警官と救命救急隊員チームが派遣された。      負傷者の、ネジミ・チャルックさん、イスマイル・リマンダルさん、ヒュセイン・トスンさん、セルカン・アレムダルさん、メフメト・ギュミュシさん、アフメト・ヤヴ 全文をよむ

2009-03-06 子どもに対する刑罰、トルコでは重すぎる (Hurriyet紙)

南東部での事件で、警官へ石を投げた12-18歳の約500人の子供について、イスタンブル・ビルギ大学において会合が行なわれた。      会合での記者会見を行なった俳優ベヌ・ユルドゥルムラル氏は、トルコが加盟している国連児童権利宣言に反して、子供たちに求刑していると主張した。ユルドゥルムラル氏は、「子供たちに求刑されている罪は、他国の二倍である。彼らのために収監刑以外に課する罪はないのか?」と問うた。      ■「クルド人の子供は子供ではないのか」      会合では、ディヤルバクルにおけるデモ 全文をよむ

2009-03-06 「高度計は見難い位置にある」 トルコ航空機操縦士協会事務局長の見解 (Milliyet紙)

トルコ航空機操縦士協会事務局長のシェン氏は、トルコ航空機墜落の原因と発表された高度計の故障にパイロットが気づくのが遅かったという主張に対し、「高度計は見やすい位置にはなく、設計的に間違った位置にある」と述べた。      トルコ航空機操縦士協会の事務局長で機長であるサヴァシュ・シェン氏は、アムステルダムでのトルコ航空機墜落に至る最初の要因となった、高度計の故障について、コックピットでパイロットによく見え、彼らが簡単に確認できる場所にはないことが考慮されるべきだと述べた。シェン事務局長は、工学デザ 全文をよむ

2009-03-05 バフチェリ民族主義者行動党党首、「エルドアン首相は勢いを得られず」と発言 (Milliyet紙)

民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、「大中東プロジェクトのパートナーであるエルドアン首相は、勢いを得ることができなかった。彼は自らをダボスの征服者、アラブ世界のシェイフルイスラーム、そして最近イスタンブルで参加したオープニング式典では自らをパーディシャフ(帝王)と名乗った。このことは、トルコがどこに進んでいるかを示している」と語った。      バフチェリ党首は、ヨズガトの共和国広場で行われた集会で約1万人の人々に投票に行くよう呼びかけ、「投票で皆さんは、公正発展党にオスマン風の非常に 全文をよむ

2009-03-05 トルコ航空、「真実は覆い隠されることはない」 (Yeni Safak紙)

トルコ航空取締役社長のジャンダン・カルルテキン氏は、アムステルダムで起きた墜落事故に関し、専門家による調査が進行中であることを述べた。カルルテキン氏は「真実がもみ消されることはあり得ません」と述べた。      ジャンダン・カルルテキン氏はアタテュルク空港で、昨日のオランダ当局の説明に関し報道関係者から受けた質問に答え、墜落事故について専門家の調査が続いていると述べた。カルルテキン氏は次のように語った。   「真実がもみ消されることはあり得ません。これらは確実なことです。皆、やるべきことはやって 全文をよむ

2009-03-04 セックス産業従事の女性たち、赤色の傘をもって行進 (Hurriyet紙)

3月3日、「赤色の傘、性産業従事者イニシアティヴ」会員の一団が、アンカラでも行進を行った。      自らを性産業に従事していると述べる一団は、昨夕6時に、「3月3日世界性産業従事者の権利の日」のため、イスティクラル通りで赤色の傘をもって行進した。行われた説明の中で女性たちは以下のように話した。   「世界でお祭りムードの中で祝われる3月3日を、私たちは自分たちが抱えている問題を訴えるため、デモ行進をして祝っています。私たちが軽んじられ、汚名を着せられ、暴力で気が狂わされる(社会の)矛盾を終わら 全文をよむ

2009-03-04 バルダクオール長官、「宗務庁は政治論議には介入しない」 (Zaman紙)

アリ・バルダクオール宗務庁長官は、宗務庁が世俗主義への忠誠や政治への不干渉という問題において優れた実績を示していると述べた。      バルダクオール長官は、国家や政治は宗務に干渉しないという点において、同じ様な成功を示すことはできていないと話した。バルダクオール長官は、参謀本部や宗務庁の設立は新生国家の見解を示しているとし、「同時に、そしてお互いにバランスを取ったこの設置の基本的な考えは、新たに設立されたこれらの機関は、如何なることがあっても政治に干渉してはならないということである」と述べた。 全文をよむ

2009-03-04 デニズフェネリ協会、バイカルCHP党首を告訴 (Radikal紙)

デニズフェネリ協会は、共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首に対し「ドイツのデニズフェネリe.V.協会に関する訴訟を利用し、合法的組織(デニズフェネリ協会)に攻撃をしかけている」とし、精神的苦痛を伴ったとして100万トルコリラ(約5500万円)の賠償を求める裁判を開いた。起訴状を提出する前にアンカラ裁判所前で記者団に発表を行った同協会のエンギン・ユルマズ会長は次のように話している。   「バイカル党首は、まるで他にライバルは一切存在しないかのように、デニズフェネリ協会を政治的ライバルとみなし 全文をよむ

2009-03-02 メトロバス、明日アジア側にも (Milliyet紙)

メトロバスの第3区間であるズィンジルリクユ-ソウートルチェシュメ間の路線が、3月3日(火)に開かれ、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の参加が予定されている式典で運行業務を開始する。       イスタンブル広域市からの情報によれば、カドゥキョイ区婚姻受理事務所の前で11時に開催される開会式典の後、エルドアン首相はカーディル・トプバシュ広域市長とメトロバスに乗りアヴジュラルまで行くことが予定されている。      ズィンジルリクユ-ソウートルチェシュメ間の路線は、のべ150日で建設され、本日2日 全文をよむ

2009-03-02 宗務庁、視覚障害者にコーランを無料で配布 (Zaman紙)

宗務庁は、視覚障害者の使用する「点字」アルファベットで書かれたコーランを、無料で配布している。点字の凸状部のため、合わせて五巻からなるこのコーランの(出版)費用は550YTLにもなる。      かかる問題を抱えた国民が聖典(コーラン)を読めるようになることを目指していると述べるイスタンブル宗務局長ムスタファ・チャールジュ博士は、イスタンブルで広報しているこの聖典に対する、他の市からの要望にも応えると言う。      トルコ全土には45万人近い視覚障害者がいる。コーランの読み方を学びたいという障 全文をよむ

2009-03-02 ジュムフリイェト紙、与党によるマスコミへの圧力へ白紙記事で抵抗 (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)政権によるメディアに対する圧力に抗議したジュムフリイェト紙は、昨日3月1日付一面を白紙で出した。一面には、ただ『われわれが黙ってしまえば、誰が話すというのだ?』という見出しの社説のみが掲載された。      新聞のはじめの2ページと終わりの2ページを白紙で出した一方、3ページ目における見出しでは、『検閲の圧力』というタイトルが使われた。ジュムフリイェト紙の署名入りの社説においては、民主党時代に施行された検閲により、多くの新聞が白紙の状態で出たことに触れられた。社説では以下のよ 全文をよむ

2009-03-01 デミレル元大統領、ドアン・グループへの膨大な罰金に反発 (Milliyet紙)

スレイマン・デミレル第9代大統領は、ドアン・出版放送・ホールディングへの膨大な罰金に言及し、「政治権力が、メディアを広範囲に標的にするということは、不安や動揺を感じてのことである。政権は様々な批判に不安を感じているのだ」と述べた。      スレイマン・デミレル第9代大統領は、公正発展党(AKP)政権がメディアを標的にしようとしていると指摘し、「政治権力がメディアを広範囲に標的にするということは、多くの不安や動揺を感じてのことである。政権は様々な批判に不安を感じているのだ」と述べた。   デミレ 全文をよむ

2009-02-28 トルコ航空墜落事故で多くの命を救った英雄パイロット、埋葬へ (Yeni Safak紙)

イスタンブル-アムステルダム間を運行中、オランダのスキポール空港で着陸時に墜落したトルコ航空機で、乗客を救うために命を落とした乗務員4人と乗客1人の亡骸が埋葬された。同僚のパイロットや客室乗務員たちは、アタテュルク国際空港のエプロン(駐機場)で遺体を涙で迎えた。トルコ航空経営委員会のジャンダン・カルルテキン会長は、弔辞を述べるために壇上に上がった葬儀式典で、涙で声を詰まらせた。      イスタンブル-アムステルダム間を運行中、オランダのスキポール空港で着陸時に墜落し、乗客の命を救うために機体を 全文をよむ

2009-02-27 旅客はガラスを叩いて、「助けて」と叫んでいた トルコ航空墜落事故で (Milliyet紙)

トルコ航空墜落事故から無傷で助かった、実業家のムスタファ・バフチェジオールさんは、「みんな激しいパニックに陥り、ガラスを叩いて、『助けて』と叫んでいました。人々の口や顔面は血で覆われていました」と語った。      鉄道の技術サービスを行う企業経営者であるバフチェジオールさんは、飛行機の中央部、19Fの座席に座っていたことを明らかにし、事故の瞬間を次のように説明した。      「最初に揺れを感じました。その後、飛行機は離陸するような体制となりました。何が起こったのか分からないまま、地面に激突し 全文をよむ

2009-02-26 26日トルコ国内各紙の1面見出し トルコ航空墜落事故 (Yeni Safak紙)

トルコ航空TK 1951便の航空機は、オランダ・アムステルダムのスキポール空港に着陸する際、技術的故障が原因で近くの農地に墜落した。      今回の事故で9人が死亡した。この悲劇的事故は26日付の新聞の一面見出しに次のように反映された。      アクシャム紙:乗客を救ったパイロット、死亡      ブギュン紙:オランダ、スキポール空港の惨事      ジュムフリイェト紙:緊急着陸で惨事      ヒュッリイェト紙:不幸な事故      ミッリイェト紙:謎の2秒間      ポスタ紙:5秒間に 全文をよむ

2009-02-25 エリート高校に合格できないと、出世できないトルコ社会 (Zaman紙)

サバンジュ大学教育改革委員会(ERG)が準備した「教育における平等」に関する報告書は、生徒間の教育と社会経済的な格差を示している。報告書によれば、トルコでは生徒らの間における経済格差が教育に、そしてその結果彼らの人生に大きな影響を与えている。       教育改革委員会の委員長であるウステュン・エルギュデル教授は、アナドル高校のようなエリート高校に合格できない学生の前には大きな障害が生まれると明らかにし、普通高校や職業高校に通う生徒達は概して「出世する」機会をつかむことができないと述べた。エルギ 全文をよむ

2009-02-24 民主市民党、エルドアン首相にアルメニア問題ドキュメンタリーについて質問 (Milliyet紙)

トゥンジェリ県選出のシャラフェッティン・ハリス民主市民党議員は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に対し、ドキュメンタリー番組「黄色い花嫁」は「人々の憎悪と敵対心の扇動」罪を規定するトルコ刑法第216条に照らし犯罪にあたるのかどうか、と問うた。      ハリス氏は、「事実無根のジェノサイド説と闘う委員会」によりトルコ全国に視聴させるべきであるとされたドキュメンタリーのDVD5万6380本が、ある少佐の署名で以って教育審議局に提出され、また同ドキュメンタリーを生徒に鑑賞させた学校に関する報告書の 全文をよむ

2009-02-24 アンタリヤでホテル火災、外国人ツーリストが死亡 (Milliyet紙)

4ツ星ホテルのムーンライトホテルで火災が発生した。パニックに陥り、4階から飛び降りたベラルーシ人の女子学生が亡くなった。      アンタリヤで、ロシア人学生が宿泊していた4ツ星ホテルの屋根裏階で発生した火災で、4階の自室の窓から飛び降りたことが判明したベラルーシ人のカトシアリナ・ぺドリズさん(21)が死亡し、学生10人が有毒な煙を吸い込む被害にあった。死亡した女子学生の恋人と判明したホテルのオーナー、ハリル・ドアン容疑者(40)が逮捕された。      エスキ・ララ通りにある4階建てのムーンラ 全文をよむ

2009-02-22 ジェプ・ヌール!―携帯用リサーレイ・ヌル発売 (Zaman紙)

リサーレイ・ヌル(光の書簡)全集があなたのポケットに?   ジェプ・ヌールで(サイード・ヌルスィー)全集14巻すべてが携帯可能になった。この極小MP4プレイヤーでリサーレ、チェブシェン、テスビハートを、イフサン・アタソイの声でいつでもどこでも聞くことができるのだ。       ジェプ・ヌールはi-podに似ており、ご存知の通りMP4方式を採用している。通常の市販のものとの違いは、内部に14巻すべてのリサーレイ・ヌルが入っていることだろう。ジェプ・ヌールのためにコーラン朗誦で有名なイフサン・アタソ 全文をよむ

2009-02-21 PKK内部抗争、17人死亡の情報 (Hurriyet紙)

PKK(クルド労働者党)で流血の内部闘争が起こっている。ハフタニンで発生した争いで17人のPKK党員が死亡した。      諜報部に届いた情報によれば、「ジェマル」というコードネームをもつムラト・カラユランと、組織の軍事部門のリーダーであるシリア国籍で「バホズ・エルダル博士」というコードネームをもつフェフマン・ヒュセインの間の指導者争いは限界に達した。イラクのハフタニン地域にあるビクトリ橋近郊で、ヒュセイン側として知られる「ハムザ」というコードネームをもつ責任者の指導下にある13人からなるグルー 全文をよむ

2009-02-19 バフチェシェヒル大学のトプラク教授、「トルコはさらにイスラーム化している」 (Milliyet紙)

「トルコで特殊な存在になること―宗教と保守の軸線上で異質とされてしまった人たち」という主題の研究で議論を生じさせているバフチェシェヒル大学教員のビンナズ・トプラク教授は、トルコ女性企業家協会がクルチェシュメのディヴァンで開催した「特殊な存在‐疎外の軸線上で、女性としてトルコに生きるということ」という主題の、2月会議に出席した。      ■「光の家」を例示      トプラク教授は、疎外との戦いには社会的な動員が必要だと強調し、次のように述べた。   「教育制度の中で、疎外と戦う必要があります。 全文をよむ

2009-02-16 メルスィンでデモ隊車両が警察のバリケードを踏み倒す (Yeni Safak紙)

15日、メルスィンで分離主義組織の支持者による違法デモが行われた際、停止の警告を無視した車両が警察のバリケードを踏み倒した。      メルスィンのギュネシ街区では、警察の「停止」の警告を無視した乗用車が逃走を始めた。その間に、違法デモに介入した特別警察機動隊は、道路上で車両を停止させるためにバリケードを築いた。しかし「停止」の警告を無視した車両は、警察官に向かって進み続けた。バリケードをまるで穴を開けるようにして突破した黒色乗用車の運転手は姿をくらました。      サマンヨル・ニュースの報道 全文をよむ

2009-02-13 アラチャトゥ町の自治体に強制捜査 60名が逮捕 (Milliyet紙)

「入札妨害」と「収賄」の疑いで拘束された容疑者達に、共和人民党(CHP)のムヒッティン・ダルグチ町長も含まれている。      12日朝、イズミル県チェシュメ郡のアラチャトゥ町の自治体に対し、300人の軍警察特別部隊兵も参加した「ネズミ捕り」作戦と名付けられた強制捜査が行われた。      強制捜査では、共和人民党のムヒッティン・ダルグチ町長、議員、官僚、実業家、観光業者、小売商も含まれる60人が、「入札妨害」、「収賄と汚職」の疑いで拘束された。一方、1年前から内偵捜査が始められており、自治体周 全文をよむ

2009-02-13 アダナでキリスト教関連出版物を扱う書店、5日間で2回の襲撃受ける (Milliyet紙)

アダナでキリスト教関連の出版物を扱うソズ書店のガラス製のドアが身元不明の人物により、5日間で2度蹴破られた。       アダナ市街地のジェマルパシャ地区アイケントにある書店に午前8時20分に姿を現した不審者は、ガラスのドアを蹴り、襲撃した。事件の様子は監視カメラにとらえられ、ガラスを割った犯人が走って逃走した様子も映っている。   店主のドアン・シムシェキさんは朝、開店のためにやって来た時に入り口のガラスが割れていたことに気付き、警察に通報した。10年間この仕事をしているが、最近襲撃されるよう 全文をよむ

2009-02-12 エスキシェヒルで教習用飛行機が胴体着陸 (Milliyet紙)

エスキシェヒルで、教習用飛行機が前部着陸装置の不具合により胴体着陸をした。   エンジンを2基搭載したこの教習用飛行機には6人が搭乗しており、2時間25分上空を旋回し、燃料を空にしたのち、アナドル空港に胴体着陸をした。      エスキシェヒルのアナドル大学民間航空大学校所有のこの飛行機は、エンジンを2基搭載し、TC-AUYとして登録されているKing Air B200型である。昨日18時30分夜間飛行訓練のために飛び立った。飛行チームは教習を終えると、20時30分頃着陸体勢に入った。   着陸 全文をよむ

2009-02-08 明日から2学期、始まります (Zaman紙)

初等・中等学校の2008-2009教育年度の第二学期が明日、始まる。      初等・中等学校に通う児童生徒約1500万人と教師およそ60万人が2週間の学期休暇を終え、授業初めを行なう。   教育年度の第2学期には試験があるため、生徒らには大変な学期になるだろう。   レベル判定試験が、初等6年生を対象に2009年6月13日、7年生を対象に2009年6月7日、8年生を対象に2009年6月6日に行なわれる。      初等5年生と高校9、10、11年生が受験する政府無償寄宿制・奨学金試験は、200 全文をよむ

2009-02-07 トルコ国内のHIV陽性者とエイズ感染者の数、3307人 (Radikal紙)

保健省伝染病・感染症課課長のエルジャン・バル博士は、トルコには2008年末時点で3307件のHIVとエイズの感染症例があると語った。国連開発計画(UNDP)が作成した報告書が昨日(6日)発表された。      世界と同様、トルコでもHIV感染者とエイズ患者の大多数は男性である。感染要因のうち第1位(52%)は異性間交渉である。ここ数年の報告書によると、HIV/AIDS の割合は世界的には減少傾向にあるものの中国、インドネシア、モザンビーク、ロシアやウクライナといった国々では感染が増加している。全 全文をよむ

2009-02-05 警官に投石した子ども達に3年の懲役刑 (Milliyet紙)

アダナ県で、アブドゥッラー・オジャラン支持の違法デモを行い、警官へ投石したとされるY.G.(15)に、3年と45日の懲役刑が言い渡された。      2008年12月1日に40人のグループが、オジャランに対して劣悪な待遇がなされているとの主張を受けて、タイヤを燃やしPKK支持のスローガンを掲げた。グループのメンバーは、介入した警官に投石し逃走した。逃走の際に逮捕されたY.G.に関して「(テロ)組織の名の下に罪を犯す」との罪で裁判が開かれた。7年半の懲役刑が宣告されたY.G.の罪は、公判における態 全文をよむ

2009-02-05 論文盗作のポラト教授に、2年以下の懲役が求刑 (Milliyet紙)

ポラト教授は、かつての教え子の論文を許可なく自著で用いたとして2年以下の懲役を求刑される。      子どもの権利についての学術的研究によって知られ、国際連合児童基金(UNICEF)相談役で法医学協会(Adli Tıp Kurumu)元会長のオウズ・ポラト教授について、剽窃(盗作)訴訟が始まった。ポラト教授は、かつての教え子で心理学者のスナ・イペキさんの家庭内の性的虐待に関する論文を許可なく自著で用いた疑いで、2年以下の懲役を求刑されることとなった。      イペキさんは、イスタンブル大学心理 全文をよむ

2009-02-03 スィヴァスで、壁に穴をあけ14キロの金塊盗まれる (Yeni Safak紙)

スィヴァスで、窃盗団が、とある事務所の窓ガラスを割って侵入し、その後壁に穴をあけて隣の宝石店に侵入し、金庫にあった14.5キロの金塊を盗んだ。情報によると、テルズィレル商店街にあるマフムト・ユルドゥズの宝石店から、夜中、身元不明の窃盗団によって約14.5キロの金塊が盗まれた。捜査では、容疑者らはまず宝石店の隣にある事務所の窓ガラスを割って中に侵入し、その後、酸素溶接バーナーで壁に穴をあけて宝石店の金庫にまでたどり着いたと断定された。金庫もバーナーで穴を開けられ、中にあったブレスレット等が盗まれた 全文をよむ

2009-02-02 トルコ南東地方の都市部で人口、2倍に増加 農村部でのテロ恐れ (Zaman紙)

トルコで4半世紀もの間続いたテロとの闘いにより始まった、歯止めの利かない移住の結果、東部と南東部の大都市では人口が2倍になった。ディヤルバクルやヴァン、ハッキャーリ、バトゥマン、スィイルト、そしてビンギョルといった県の人口は、この18年で2倍を超えた。      1990年代初頭に、周辺部の人口が都市部よりも多い地域でテロが多発したことから、何百、何千もの人々が集団移住し、大都市へと向かった。公式の数字によると、この地域で930の村と2018の村落で暮らす38万6360人が土地を離れたという。西 全文をよむ

2009-01-31 ドアン・グループとエルドアン首相の対立、ここにも反映―退席事件報道 (Yeni Safak紙)

イスラエルのマスコミは、ダボスでの出来事に関して、ドアン・メディア・グループが報じたような厳しい見出しを載せなかった。イスラエル各紙は今回の危機がどのように起こったかを伝えただけで、今回の問題は今後の中東和平に何ら影響しないという見解を載せた。      エルドアン首相がダボス会議から退席したことについて、イスラエルのマスコミでさえトルコのドアン・メディアほど批判的な見出しをつけなかった。トルコのヒュッリイェト紙は「ダボスの精神は死んだ」、ラディカル紙は「ダボスでカースムパシャ的(品性を欠く)振 全文をよむ

2009-01-30 保健大臣、TRT6クルド語チャンネルで、肺炎予防接種の啓発へ (Yeni Safak紙)

保健省は、肺炎の予防接種を国の予防接種カレンダーに組み込んだことに関して始めたキャンペーンの一環として、TRT6(翻訳者注:トルコ公営放送クルド語チャンネル)で放送するためのクルド語の紹介映画を製作した。   レジェプ・アクダー保健大臣は保健省で行った会見で、予防接種は公共衛生の観点から非常に重要であると述べ、東部と南東アナトリア地域をはじめとして中央アナトリアの一部と、黒海東部の一部で予防接種の割合が昔に比べ落ち込んできていると述べた。      ■クルド語への吹き替え作業   クルド語チャン 全文をよむ

2009-01-29 女性連盟、地方選挙でさらなる女性候補増加を求める (Milliyet紙)

様々な女性組織から構成される「女性連盟」のメンバーらは、公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)、民族主義者行動党(MHP)の党本部前で声明を発表し、地方選挙でより多くの女性にチャンスを与えることを求めた。      公正発展党本部前に集結した女性が出した声明で、トルコには地方自治体の女性首長が18名しかいないことが明らかにされ、これを民主主義にとって恥ずかしい状況だとした。また政党は見せかけの多くの女性候補以外の女性にチャンスを与えたがらないとし、このような差別をなくすために女性候補を立て、 全文をよむ

2009-01-27 トルコの2008年末時点での人口、7151万人に  (Yeni Safak紙)

トルコ統計機構(TÜİK)住民登録人口記録システムによる2008年人口調査結果が公表された。トルコの人口は2008年末時点で、前年比1.31%増の7151万7100人となった。県ごとの人口分布では、イスタンブルが1269万7000人、アンカラが400万548人、イズミルが379万5000人となっている。男女の比率はほぼ均等で、トルコには3590万1000人の男性と3561万5000人の女性が暮らしている。人口の75%にあたる5300万人は、各県及び郡の都市部に住んでいる。都市部で暮らす人口の割合 全文をよむ

2009-01-25 ギュムシュハーネで雪崩れ、登山者10名死亡 (Hurriyet紙)

ギュムシュハーネ県のトルル郡で開催されたウィンターフェスティバルに参加したトラブゾンからの登山グループが今朝(25日)、カドゥルガ高原でトレッキング中に雪崩に巻き込まれた。11名の登山者が死亡、負傷者2名を含む7名が救助された。救助された登山者は「銃声」を聞いたと話している。      ギュムシュハーネとトラブゾンを結ぶズィガナ山道で開催されたウィンターフェスティバルに参加したトラブゾン・テニス・登山・スキー・クラブのメンバーが今朝、滞在していたホテルを出発し、カドゥルガ高原でトレッキングに出か 全文をよむ

2009-01-23 エルゲネコン事件関連でまた逮捕劇、15県で35人が逮捕 (Hurriyet紙)

トルコは22日、新たなエルゲネコン逮捕劇で目を覚ました。今回の捜査は15県で行われ、現役の大佐、少尉、特殊部隊の警官を含む35人が逮捕された。トルコ金属組合会長であり、政府に対する強硬反対派で知られているARTテレビ会長のムスタファ・オズベキ、シニア警察番記者のウナル・イナンチもそれぞれ自宅で逮捕され、エルゲネコン捜査の枠組みでイスタンブルに搬送された。      エルゲネコン捜査の一環で、イスタンブル共和国検察官のひとりゼケリヤ・オズの命令により、警察は22日朝7時にアンカラの何ヶ所かを緊急捜 全文をよむ

2009-01-23 イスタンブル繁華街のビル工事でガラスが落ちる事故 6人が負傷 (Milliyet紙)

 イスタンブル、ベイオールのある建物に、6人の作業員が設置しようとしていたガラスが落下し、割れた。このときに通りを歩いていた6人が負傷した。       入手した情報によると、イスティクラル大通りにあるAFMフィタシュ映画館などが入っているビルの5階で行われていた改装工事の際、作業員が外壁面に設置しようとした幅3メートルのガラスが落下した。そのガラスは、この時ちょうど道を歩いていた大学生のエジェ・トゥルハンさんの上に落ち、地面に当たって砕けた。      負傷した6人の中には、EUの活動の一環で 全文をよむ

2009-01-22 クルチ元大将、スターTVに出演、「トルコ国軍に対し、政治的に復讐しようとしている」と発言 (Milliyet紙)

エルゲネコン捜査の10回目の逮捕劇で、アンカラにある自宅で拘束後、釈放された元国家安全保障評議会(MGK)事務総長のトゥンジェル・クルンチ退役大将は21日晩、逮捕の過程をスターTVでウール・デュンダルとネディム・シェネルに説明した。      トゥンジェル・クルンチ退役大将は、国家安全保障評議会事務総長時代にトルコに設立された、情報を調整する組織のトップを務めたと説明し、「この過程の中で、私はいかなる形でもエルゲネコンという不法組織の存在を知らされませんでした」と述べた。同退役大将は、司法にゆだ 全文をよむ

2009-01-21 クルジャ元ジャンダルマ大佐、自殺前の最後の言葉、「軍人はテロリスト以下の扱い」 (Hurriyet紙)

担当弁護士のユルダカン・ユルドゥズ氏は、アブデュルケリム・クルジャ元大佐が自殺する30分前に彼と電話で話したと述べた。      アンタリヤのセリキ地方に住むことを望み、PKK(クルド労働者党)との衝突で負傷し、長年車椅子生活をしているアブデュルケリム・クルジャ参謀本部付き元大佐は、自殺前、最後の電話を担当弁護士ユルダカン・ユルドゥズ氏とした。ユルドゥズ弁護士は、クルジャ元大佐についての報道と訴訟の最新動向について彼と話したことを明らかにした。そして「彼は私に、『我々はテロリスト以下の扱いを受け 全文をよむ

2009-01-21 ブルサの雪山で遭難、携帯電話で連絡とれるも凍死 原因は時間のかかるお役所仕事 (Milliyet紙)

ウル・ダー(山)で行方不明になったウミト・オズゲンさんは、頻繁にメッセージを送って状況を知らせていたが発見は11時間後となり救われなかった。GSM携帯電話会社は検察の許可を理由に、ウミトさんの居場所を知らせるのに4時間かかったことが分かった。         オズイェーン大学で観光・ホテル経営学を学ぶウミト・オズゲンさん(21)は19日、ウルダーでスノーボードをしている時にいなくなった。彼は親しい人々に頻繁に携帯電話からメッセージを送って、軍警察(ジャンダルマ)と連絡をつけ、11時間後に凍死寸前 全文をよむ

2009-01-20 苦情件数のトップは、イスタンブル警察 (Hurriyet紙)

EU加盟のための基準統一プロセスの一環として、イギリスと共同で運営されている「警察苦情に関する外部委員会」は、2004年から2007年の間の苦情を調査した。      警察苦情に関する外部委員会は、入手したデータを「トルコで警察組織に関して寄せられた苦情レポート」の中で評価付けを行った。レポートでは、昨年(2008年)、トルコ国内の警察官100人中8人の割合で苦情を受けており、特にイスタンブルではこの件数が記録的なレベルで増加していることが明らかにされた。同レポートでは、イスタンブルで警察官10 全文をよむ

2009-01-20 軍警察諜報テロ対策局司令官の謎めいた死 (Zaman紙)

退役軍人のアブデュルケリム・クルジャ氏が、昨日自宅で軍用拳銃を用いて自殺した。銃を頭に当て、自ら引き金を引いたクルジャ氏であるが、クルジャ氏と言えば南東アナトリアでおこった1990年代の未解決殺人事件を忘れることはできない。      彼は、自身について行われた裁判の尋問に健康状態を理由にして出廷しなかった。PKKの一員であることを認めたアブデュルカーディル・アイガン氏も、ジェム・エルセベル氏のあとに軍警察諜報テロ対策局司令官となったクルジャ氏が、3人を処刑したことを目の当たりにしたと述べた。2 全文をよむ

2009-01-19 アフリカ出身のトルコ国民、オバマ大統領にメッセージ (Zaman紙)

ムーラ県のオルタジャやダラマン、キョイジェイズ市で暮らすアフリカ出身トルコ国民の人々が、バラク・オバマ氏のアメリカ合衆国大統領選出により得た喜びを表すために集まった。オルタジャ市で『母なる大地』という名の施設で開催された親睦会において、オバマ氏のアメリカ合衆国大統領選出を祝うアフリカ出身のトルコ国民たちは、「バラク・オバマさん、あなたが大好きです。オバマさん、あなたのムーラ県訪問を心待ちにしています」と書いた横断幕を掲げた。      ■「2万人のアフリカ出身トルコ国民たち…」      バラク 全文をよむ

2009-01-19 アルメニア系アゴス紙編集主幹フラント・ディンク、追悼される (Hurriyet紙)

銃撃され、2007年1月19日に命を落としたアゴス紙編集主幹フラント・ディンクが、死から2年目を迎え、式典と催しで追悼された。      アゴス新聞社の前で14時30分から行われる式典の前に、ディンクが殺害された場所は花で満たされた。警察は新聞社の社屋前の道で広範囲な警備体制をとる一方で、ハラスカルガズィ大通りは通行止めとされた。      フラント・ディンクを追悼して、14時58分には1分間の黙とうが捧げられた。式典では、トルコ語とアルメニア語の「我々の勇者、獅子がここに眠る」、「ユーフラテス 全文をよむ

2009-01-17 学生選抜試験制度、2010年から大幅変更 (Radikal紙)

大学入試センター(ÖSYM)理事ウナル・ヤルマアン教授は、2010年から変更が予定されている学生選抜試験制度(ÖSS)の詳細をラディカル紙に明かした。試験は2段階方式となり、5日間にわたって行われる。      大学入試センター(ÖSYM)理事ウナル・ヤルマアン教授は、2010年から変更が予定されている学生選抜試験制度の詳細をラディカル紙に明かした。おととい(1月15日)、学生選抜試験制度の変更問題を審議した高等教育機構(YÖK)全体会議に出席したヤルマアン氏は、会議で審議された報告書について説 全文をよむ

2009-01-16 トルコ系ユダヤ教徒、ガザ侵攻後のメディア報道に抗議声明 (Milliyet紙)

トルコのユダヤ教団体は、イスラエルのガザ侵攻後、一部のメディアで反ユダヤ的報道がなされたことを不快に感じ、「我々は標的にされている」と声明を出した。   声明には、「トルコ共和国と深く結びついた我々トルコ系ユダヤ教徒は、最近、一部のメディアがユダヤ教を軽蔑・侮辱したり、標的にするような発言にさらされていることに深い悲しみを感じています」という表現が用いられた。         ■衝突を残念に思う      15日に、「トルコ系ユダヤ教徒から世論に対する告知」という題名で出された声明では、トルコ人 全文をよむ

2009-01-14 エルゲネコン捜査、掘り起こした地面からは武器は出ず、歴史的遺物の水差し発見 (Milliyet紙)

エルゲネコンの武器が捜索されているアンカラのSIT地区(※)・ズィル谷での採掘作業は13日も続行されたが、発見されたのは武器ではなく古代の水差しだった。       ムスタファ・ドンメズ中佐のスケジュール帳にあった見取り図が手がかりで先日新たな武器庫が発見されたスィンジャン・イェニケントのズィル谷において、13日も捜索活動が続けられた。一日がかりの採掘では、武器のかわりに歴史的価値のある水差しが発見された。この地域がSIT地区であるため、採掘作業は今月9日に遺物高等委員会から得た許可に基づき行わ 全文をよむ

2009-01-14 ケナン・エヴレン元大統領、体調崩し、入院 (Milliyet紙)

イズミル在住の第7代大統領ケナン・エヴレン氏が風邪のため体調を崩し、軍人病院で治療を受けた。      92歳のエヴレン元大統領は、風邪をひき体調を崩したため、1月11日(日)に救命救急サービス(112番)の救急車でギュゼルヤルにある退役軍人宿舎からイズミル軍人病院に運ばれた。診察でエヴレン元大統領は、風邪からくる体調不良であることが分かった。入院したエヴレン元大統領氏は、風邪が肺炎に悪化しないよう治療が続けられていることが分かった。 全文をよむ

2009-01-13 共和人民党の公式HPでは、エルゲネコン捜査で拘束された人々を擁護 (Zaman紙)

共和人民党(CHP)の公式インターネットサイトは、エルゲネコン・テロ組織訴訟の枠組みで拘束された人達を擁護するバーチャル・プラットフォームと化している。      共和人民党執行部は、エルゲネコン事件の容疑者たちの無罪を訴えるコラムを、インターネットサイトに掲載している。最近の逮捕劇の後、イルハン・セルチュク、アリ・スィルメン、ベキル・ジョシュクンといったコラムニストによるコラムも同サイトのトップに掲載された。      エルゲネコンの弁護人を自称する共和人民党のデニズ・バイカル党首は、アンカラ 全文をよむ

2009-01-12 クルド語の授業のためイラクから支援の申し出 (Milliyet紙)

先週末、妻のクヴルジュン・オズジャンと息子のシナンとともにサフランボルを見物した(高等教育機構)オズジャン委員長は、高等教育機構(YÖK)としてトルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)がクルド語放送を始める前にクルド語教育を検討していたのを明らかにし、「要望もある。この考えを後押しする理由もある。執行部としてこのことに寄与した」と述べた。      クルド語教育を始めるためにはいくつかの障壁があると話したオズジャン委員長は、次のように述べた。   「クルドの言語と文学の修士号と博士号を取得した人は非 全文をよむ

2009-01-09 エルゲネコン大捜査 首都アンカラでは政治家、要人の動きが活発に (Zaman紙)

エルゲネコン関連の最新捜査は、首都アンカラに活発な動きをもたらした。まず、共和人民党のデニズ・バイカル党首は、拘束された人々に対し、「黙って傍観していた人には共同責任がある」と述べた。その後、最高裁判所理事会が会議を開く決定をした。司令官らも参謀本部で一堂に会した。首都アンカラにおける活発な動きは一日中続いた。        タイイプ・エルドアン首相と参謀総長のイルケル・バシュブー陸軍大将は、定例外の会談を行った。首相府は、会談要請が参謀本部側から来たことを明らかにした。これによって、バシュブー 全文をよむ

2009-01-05 イマーム同士の争いのため、心付けの受け取り禁止へ (Hurriyet紙)

二人の退職したイマームが心づけをもらおうとして他のイマームとおこした喧嘩をバイラミチの宗務官であるラマザン・カラが調査し、葬式でイマームが心づけを受け取ることを禁止した。      チャナッカレのバイラミチ郡ではイマームが読誦と遺体の埋葬で心づけをもらうことが禁止となった。バイラミチ宗務事務局ではこの実行について、9月に75歳で命を終えたハリッティン・アタイの最後の旅路において生じたイマームの喧嘩が原因であると明らかにした。      チャルシュ・モスクでお昼におこなわれたアタイの葬儀の祈りのあ 全文をよむ

2009-01-05 TRTでクルド語放送、北イラクでトルコ語放送 (Milliyet紙)

トルコで長い間続いてきた論争の結果、トルコ・テレビ・ラジオ協会TRT6でクルド語の放送が始まる一方、北イラクのクルド人グループのひとつクルド愛国同盟(KYB)の「クルドサット」テレビは、4年にわたり、週に30分トルコ語放送を続けている。      衛星放送によりヨーロッパ、中東とアフリカの70近くの国で視聴できるクルドサットTVでは、土曜の夕方に定期的に、「週に一度」という名称で放映されている30分の番組で、北イラクとイラクにおける動向を伝えている。      このテレビチャンネルは、北イラクを 全文をよむ

2009-01-04 辞任―首都ガス会社デミル社長の唯一の正しい行動 (Hurriyet紙)

天然ガスによる中毒で亡くなった7人の若者への失言が非難された首都ガス供給株式会社のヴェイセル・カラニ・デミル社長は昨日(3日)、彼の発言を大きく取り上げたメディアを責めて辞任した。      デミル社長は、「事件において落ち度はないが、あらぬ非難を受けた」と主張した。デミル社長は辞任会見で「私の今回の件とまったく何も関係がない人たちが標的にならないために、職を辞する」と述べ、会社と結びつきがあるアンカラ広域都市市長のメリフ・ギョクチェキ氏が地方選挙を目前に控え厄介な状況にならないために辞任したこ 全文をよむ

2009-01-03 首都ガス会社のバカ社長―大学生7人死亡のガス漏れ事故で無神経発言 (Hurriyet紙)

今日辞職した首都ガス会社社長のカラニ・デミルは、トルコを深く悲しませた、ビルケント大学学生7人がガス漏れで命を失った件について、昨日、次々と無神経な失言をした。      まず彼ら自身を「批判する」報道と解説が、民営化の方向にある企業の「市場での価値を貶め得る」と警告した。そして、雨のように降る質問には「多くの質問は受け付けないでおこう、ご存知のように今日は金曜だ」と返答しなかった。社長のその他の失言は、なぜネクタイを締めていないのか)と訊いた記者に、「では君がネクタイをプレゼントしてくれたら着 全文をよむ

2009-01-02 イスタンブルで一人当たり1.57平方メートル 都市問題解決プロジェクトで (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市が進める「イスタンブルプロジェクト」の一環として、大学の参加により市の問題への解決策を探るプロジェクトが出てきている。      ファーティフ大学地理学科の研究員ファーティフ・カラさんは、修士論文で『イスタンブルのレジャー活動調査および継続可能なレジャー計画の開発』というテーマで研究を行った。同研究によれば、一人当たりのレジャースペースはカナダのオタワで33平方メートル、トロントで15.7平方メートル、ハンブルグで17.2平方メートルであるのに対し、イスタンブルでは1.57平方 全文をよむ

2008-12-31 ジャーファル派、ムハッラム月の訪れとともにアシュレの準備 (Zaman紙)

ジャーファル派のムハッラム月(イスラム暦第一月)の哀悼行事が始まった。ウードゥルのジャーファル派の指導者の一人で、エフリベイト学派協会長のヒュセイン・イェシル氏は2か月間哀悼のために割礼や結婚式は行われないと語った。      イェシル氏は、「ジャーファル派としてカルバラの悲劇を追悼しています。哀悼月とみなしている2か月にわたって割礼や披露宴を行わず、めでたいことも行いません。イマーム・フセインのために哀悼します」と述べた。ムハッラム月とともに家々ではアシュレの準備に大わらわ。今年(2009年) 全文をよむ

2008-12-30 イスタンブル広域市役所、タクスィム広場での新年祝賀イベント、今年も取りやめ (Milliyet紙)

イスタンブル広域市役所は、タクスィム広場での新年祝賀イベントを、イスラエルのガザ地区襲撃で多くの人々が命を落としたために取りやめとした。      昨年の新年祝賀イベントも殉職者がでたために取りやめとなった。イスタンブル広域市役所広報部が昨日行った書面での説明では、「イスタンブル広域市役所は、2008年12月31日水曜日タクスィム広場での新年祝賀イベントを、我々の地域で明らかになった最近の情勢のために中止することとしました」と述べられた。イスタンブル広域市役所は、昨年の新年祝賀イベントも「殉職者 全文をよむ

2008-12-29 TRT、ムハッラム月にアレヴィー向けの生放送 (Hurriyet紙)

トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)は今日(12月29日)から始まるイスラームの神聖な月の一つ、ムハッラム月に、アレヴィー諸派に向けの放送をおこなう。      アレヴィー諸派の宗教指導者や重要人物が断食がおこなわれる12日間にわたってTRTの画面に登場する。ムハッラム月の10日目には3箇所のジェムエヴィから生放送がおこなわれる。      アレヴィー諸派は第4代カリフであるアリーの息子、イマーム・フセインがカルバラーで殉死したヒジュラ暦の第一月の最初の日、つまり今日から12日間の追悼断食を始め 全文をよむ

2008-12-27 TRTクルド語TV放送へ、PKKや民主市民党のネガティブキャンペーン (Zaman紙)

「クルド人に政治的・文化的権利が与えられないことから」流血を伴う活動を行うテロ組織、クルド労働者党(PKK)は、トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)の24時間クルド語放送を行うチャンネルに向け、ネガティブキャンペーンを始めた。      組織の指導者らは、クルド語放送のテレビは政府による「特殊な戦争の形態」であると主張した。PKKの上層指導者の1人、ムラト・カラユランは、この企画を「曲芸」と性格付けた。カラユランは組織の同調者らにメッセージを送り、テレビを視聴しないよう呼びかけた。カラユランは、 全文をよむ

2008-12-26 CHP系チャンカヤ区長、「何も着るものが無い女性がチャルシャフ(黒衣)を着用している」 (Yeni Safak紙)

共和人民党(CHP)がチャルシャフ(黒色長衣)を解禁することに政党内から様々な解釈が出続けている。党の解禁政策に対し発言を続けているチャンカヤのムザッフェル・エルユルマズ区長は、チャルシャフが時代遅れの服装である事を説明しようと努めていると話した。      東部では多くの地域で、中に着るのにふさわしいちゃんとした衣服がないためにチャルシャフ(黒色長衣)が着用されていると主張するエルユルマズ区長は、公的な場でスカーフが着用されるべきではないと述べた。また、こうした自らの考えは、人々の信仰、民族的 全文をよむ

2008-12-26 トルコ公営放送でクルド語チャンネルのテスト放送始まる (Radikal紙)

トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)が1月1日から始めるクルド語チャンネルのために、昨日からテスト放送が行われた。昨日18時から始まったテスト放送は、24時間続けられ、紹介映像、クルド語チャンネルに関する意見を伝えるインタビューや音楽ビデオが放送される。   (TRT6のアンテナ周波数:12685、偏光:H(水平にして)、符号率:30000、FEC:5/6)   ドーア通信社(DHA)がインタビューしたディヤルバクルの人々は、過去に出演が禁止された芸術家たちがましてや公営放送であるTRT6に出る 全文をよむ

2008-12-24 「アルメニア人への謝罪」キャンペーンに研究者から反発 (Milliyet紙)

ある知識人グループが先導して行った「アルメニア人への謝罪」キャンペーンに対し、声明を発表した205名の研究者は「具体的な歴史史料に即していないキャンペーンは非科学的であり詭弁である」と明言した。      議論を巻き起こしている「アルメニア人への謝罪」キャンペーンはエーゲ大学の教員が多数を占める研究者グループから反発を引き起こしている。エーゲ地方出身者の研究者プラットフォームが中心となって始められ、205名の研究者の署名が集まったキャンペーンの記者会見で、「謝罪します」というキャンペーンを始めた 全文をよむ

2008-12-22 高等選挙委員会によれば、チョルムには2人の知事が… (Radikal紙)

住所に基づく有権者名簿でまたスキャンダルが起こった。3月29日に実施予定の地方選挙で、チョルムのヒュセイン・ポロイ元県知事と現職のムスタファ・トプラク県知事が有権者登録されている。ポロイ元県知事はこれに介入し、二人の県知事が同じ県で任務につき、同一住所で登録されているという問題を解消させた。      2007年2月24日に2年半勤めた県知事から行政裁判所判事員に選出されたポロイ元県知事は、何週間か前に張り出された有権者名簿に名前が掲載されていないのを見て、行動を起こした。高等選挙委員会のインタ 全文をよむ

2008-12-21 「近隣(街区)の圧力」社会調査、その真偽に疑義 (Zaman紙)

オープン・ソサエティ研究所(*ジョージ・ソロス創設)が、シェリフ・マルディンの「近隣(街区)の圧力」という概念で行わせた調査における一部の表現が最初から間違っていたとされた。      「トルコにおいて異なったものであること-宗教と保守主義の軸で他者とされること」というアンケートのいくつかのデータについて、調査のリーダーであるボスフォラス大学教員のビンナズ・トプラク教授も認めることができなかった。トプラク教授は、引き合いに出した事象が「完璧に正しい」とは考えられないと述べた。トプラク教授は、自分 全文をよむ

2008-12-19 包みの中の爆弾人形が爆発 一人が死亡 (Milliyet紙)

ムーラで事務所前に置かれた包みの中の爆弾が爆発し、一人が死亡した。事件現場にはおもちゃの人形と、「この人形をとっておいて。何故私のことを忘れたの?私はあなたをとても愛しているのに」と書かれた手紙が見つかった。      オルタジャ・サナイ・シテシにあるディルミル石灰倉庫前で18日の午前8:15頃、爆発が発生した。倉庫の所有者ムスタファ・ジャン・ユルマズさんは、倉庫前で中に人形が入った袋を見つけ、手に取って開封しようとした。その時、袋に入った爆発物が大きな音を立てて爆発した。重症を負ったムスタファ 全文をよむ

2008-12-19 首都アンカラの新記録は、スモッグによる大気汚染 (Milliyet紙)

環境・森林省が行なったスモッグ汚染調査による駅の汚染データによると、昨日のアンカラのスヒイェ駅でのスモッグによる汚染の度合いが1平方メートルあたり9350マイクログラムに達していたことがわかった。アンカラ健康学部専科のレジェプ・アクドゥル教授は、許容範囲のレベルは1平方メートルあたり300マイクログラムほどだと述べた。これにより、スヒイェ駅ではこの限界値の31倍になっている。アクドゥル教授は、このデータは世界の歴史の中で最も高い値のうちの一つであることに注目しながら、「ロンドンで1952年のスモ 全文をよむ

2008-12-18 宗務事務所が緊急対策 3000ヵ所のモスクに監視カメラ 最近の放火対策 (Yeni Safak紙)

モスクへの放火を防ぐため、各郡のムフティーと会合を開いたイスタンブル県のムフティー、ムスタファ・チャウルジュ氏は、3013ヶ所のモスクに監視カメラを設置して、対策をとることを明らかにした。      次々と発生するモスク放火事件に、県の宗務事務所が立ち上がった。   17日、ムスタファ・チャウルジュ氏はファーティフ区で、39区のムフティーが参加した4時間にも及ぶ安全会議を行ったことを明らかにし、イスタンブルにある3015ヶ所のモスクすべてに、監視カメラを設置すべく手続きを開始させたと述べた。同氏 全文をよむ

2008-12-17 「アルメニア人に謝罪する」に対抗し「アルメニア人に謝罪を求める」キャンペーン始まる (Radikal紙)

1915年に起こった諸事件でアルメニア人が被った不当な扱いを念頭におき、一部知識人のグループが開始した「アルメニア人に謝罪する」キャンペーンに対抗して「アルメニア人に謝罪を求める」キャンペーンが開始された。インターネットサイトを介して署名者らの名前が公表された「アルメニア人に謝罪する」キャンペーンに反発する別のグループが、やはりインターネットのサイトに「アルメニア人に謝罪を求める」という名称の署名簿を掲載したものである。      アダーレト・アーオール氏、アフメト・インセル氏、バスクン・オラン 全文をよむ

2008-12-16 タクシーとミニバスに関する決定―タクシー増数、ミニバス廃止は「なし」 (Hurriyet紙)

イスタンブル市当局は、新規のタクシーナンバープレートの交付を行わず、ミニバスも廃止しないとを明らかにした。      発表では、次のように述べられた。イスタンブル市やいくつかの区が、関連の入札が行って商業タクシーの(新規の)ナンバープレートを交付し、ミニバスを廃止し、民営バスについても他の路線にうつすというニュースが流れている。この報道により、同業組合が不安を抱く結果となったとし、次のように続けた。      「イスタンブル市は、商業タクシーの(新規の)プレート交付や、タクシープレートの賃貸に関 全文をよむ

2008-12-16 ベレー帽の人物を捜索中 イスタンブルのモスク火災、アンカラでも (Milliyet紙)

イスタンブルにおけるモスク放火事件がアンカラまで飛び火した。エルマダーのララハン地区で、モスクの地階にある店舗に火炎瓶が投げられ、その結果出火し店舗は焼失してしまった。      これまでの情報によると、イスタスヨン・マハッレスィ・メルケズモスクの地階で絨毯と家具を販売している店に、一昨日(14日)19:00頃に火炎瓶が投げ入れられた。絨毯が置かれていた一角から燃え広がった火は、短時間で店全体に広がった。      ■「だれからも恨みを買った覚えはない」   市民らの通報で、アンカラ広域市地区お 全文をよむ

2008-12-15 故エジェヴィト元首相の墓、移転へ (Milliyet紙)

ラフシャン・エジェヴィト夫人は夫のビュレント・エジェヴィト元首相の墓を、「死の影」と表現する国立墓地から、子どもたちが遊ぶアフラトゥルベルへ移転させるため大臣の承認を得た。      ラフシャン・エジェヴィトは、夫のビュレント・エジェヴィトの墓を、「死の影」と表現する国立墓地から「凧の影」が飛びかうアフラトゥルベルへ移転させるため国防省から必要な許可を得た。近年までエジェヴィト夫妻が一緒に散策していた、チャンカヤ区境界に位置するアフラトゥルベルの選択には、ラフシャン夫人が死につつまれた墓地よりも 全文をよむ

2008-12-15 アレヴィー派諸団体、マラシュ事件追悼集会を計画 (Radikal紙)

マラシュ事件から30年目の節目にアレヴィー派の人々は、12月21日にアダナで集会を行う。集会では、事件で命を失った人々が追憶されるだろう。      アレヴィー派団体は、11月中に行った「アレヴィー派大規模集会」の後、今回マラシュ事件の節目の年に集会を行う。ピール・スルタン・アブダル文化協会の先導でアレヴィー派の団体は、12月21日にアダナでの大規模な集会において、マラシュ事件で命を失った人々を追憶する。ウウル・ムムジュ広場で13時から開かれる集会のために、トルコのあらゆる場所から市民がアダナへ 全文をよむ

2008-12-14 国民必携の身分証、ICカード化 (Zaman紙)

携帯型身分証が2010年にICカード仕様に変わり、個人に関するすべての公的個人情報が、カードに埋め込まれたICチップに収められる。   ICカードはTÜBİTAK(トルコ科学技術研究機構)によりトルコのテクノロジーのみを結集して実現された。       カードは、コピーされないよう7つの安全対策によって守られている。TÜBİTAKのICカードプロジェクト責任者ムスタファ・バシャク氏によると、このカードは偽造されないようになっているという。カードおよびチップ内の情報は暗号措置化方法により暗号化され 全文をよむ

2008-12-13 休暇帰りの交通事故多発―マニサでは8人死亡 (Yeni Safak紙)

マニサで発生した交通事故で8人が死亡した。事故に遭遇した自動車のうち1台には兵士を慰問して戻る途中の人たちが、もう1台の車には部隊に兵士を車で送り届ける人たちが乗っていたとことが分かった。      ブルサからイズミルへ兵士を送り届けるところだったナンバープレート「16 GN 636」の車は、スピードの出しすぎため、マニサのクルクアーチ郡、ゲレンベ・クユジャックで制御不能となった。そして中央分離帯を乗り越えて、対向車線を走る「16 U 0872」というナンバーの車にぶつかった。激しい衝突で2台の 全文をよむ

2008-12-13 犠牲祭中の凶悪犯罪―14、5才の少年らによるレイプ事件 (Milliyet紙)

3人の少年が、犠牲祭の2日目に手にキスする挨拶(犠牲祭に目上の者に対して行う)を口実にドア鈴を鳴らし、その家の46歳のA.K.をまず殴り、その後暴行した。      アクサライで3人の少年が、犠牲祭の2日目に手にキスする挨拶を口実にドア鈴を鳴らして、その家の46歳のA.Kをまず殴り、その後暴行して1000YTL(約6万円)を奪った。ショックを受けたA.K.は隣人宅に避難する一方、容疑者のA.U.(15)、その弟のE.U.(14)、そしてİ.B.(14)は、逃走先のアンカラで警察に捕まった。   全文をよむ

2008-12-12 殺害されたチェチェン人の葬儀で、復讐の呼びかけ (Milliyet紙)

ウムラニエで一昨日(10日)の夜、自宅前にて正体不明の者らにより十字砲火を浴びせられ死亡したチェチェン人のイスラム・ジャニベコフさん(38歳)の葬儀が行われた。       ドゥドゥルで行われた葬儀には多くのチェチェン人が参列した。情報提供を避けた遺族の代わりにチェチェン共和国からやって来たと述べるサルマン・マシャドヴさんが会見を行った。マシャドヴさんは「我々の仲間を殉死させた者を見つけ出すことは、イスラム教徒全員の使命である。そのために死ぬことを恐れないで欲しい」と話した。    棺の上には、 全文をよむ

2008-12-11 犠牲祭中のトルコ・シリア国境、親戚を訪れる人たちでにぎわい (Milliyet紙)

トルコ・シリア国境で、48時間泊りがけで行われる犠牲祭のお祝いをするために、キリスとシャンルウルファから隣国シリアへの移動が始まった。      トルコで暮らす親戚と犠牲祭を祝うために、シリアから3千人がヌサイビン国境ゲートから入国した。   シリアからの人々は、太鼓や笛を携えた民衆芸能団の歓迎に出迎えられ、何年ぶりかの再会に歓喜した。シャンルウルファのアクチャカレ国境ゲートでは、一足先に入国しようとする人々が押し寄せ、女性と子供が押しつぶされそうになった。   シリアからの人々がハタイで買い物 全文をよむ

2008-12-09 トルコプロテスタント教会:IDカード宗教欄に安全のため「イスラーム」と書かせています  (Milliyet紙)

トルコ・プロテスタント教会連合が委員会に行った申請で礼拝場所の問題を抱えていることがわかった。      トルコ・プロテスタント教会連合が礼拝場所に関して生じた困難に関しトルコ大国民議会人権協会に行った訴えの中で、同連合が、信徒の大部分に差別に遭わないため、また安全のためにIDカードの宗教欄に「イスラーム」と書かせていることが明らかになった。   委員会の委員に配布された「トルコにおけるプロテスタント教会の礼拝場所に関する問題」という題の報告書では、トルコにおけるプロテスタント人口は約3500人 全文をよむ

2008-12-09 犠牲祭で街はどこもかしこも食肉解体所のよう 罰則あるが機能せず (Milliyet紙)

法律の公布も、自治体の規制も、犠牲祭で市民の行動をとめることができなかった。とられたすべての対策にも関わらず、犠牲祭初日、街角は食肉解体所と化し、通りは血の池となった。専門家のすべての警告もむなしく、子どもたちは解体現場の特等席にいた。      「迷惑防止法」によると街角で犠牲獣を解体した人々には、「反則行為」罪で125YTL(約7400円)、「定められた場所以外で犠牲獣を解体した」罪で62YTL(約3700円)の罰金が科される必要がある。しかしこれを監督し、違反切符をきる自治体管轄の警察官も 全文をよむ

2008-12-08 国際動物愛護団体、犠牲を監視 (Hurriyet紙)

犠牲祭中の犠牲獣の販売、解体場所を調査し、報告書を作成する予定の国際組織、動物保護組織のメンバーは、7日、イスタンブル獣医師会の案内で作業を開始した。   アニマルエンジェルスのメンバーでもあり、英国人のリチャード・ラシディ氏とジェム・デ・シルヴァ氏は、7日、バクルキョイ、キュチュクチェクメジェ、アヴジュラルを筆頭に様々な区の犠牲獣販売所に赴き、撮影をして、メモをとった。ラシディ氏とシルヴァ氏にイスタンブルの獣医師会からボランティアとして活動に参加しているムラト・ベクハンが同行した。      全文をよむ

2008-12-03 婚約者と携帯電話で会話中に殺害される (Hurriyet紙)

メルスィンで21歳のジェイフン・チェピクさんが、歩きながら携帯電話で婚約者と会話していたところ、身元不明の単独、あるいは複数の人物に心臓をナイフで刺され、殺害された。20歳のチーデム・ヴァロルさんは、婚約者が殺害される時に最後の言葉を電話で聞き、パニックを起こした。ヴァロルさんは「私と話していた時にジェイフンが突然、『僕は何も持っていない、ああ』と叫びました」と述べた。      事件は夜の11時に、トロスラル街区で建設中のバイパス道路で起こった。高校時代にお互いに恋に落ち、婚約して間もないジェ 全文をよむ

2008-12-03 エルドアン首相の「自治体の工事を建築家協会が妨害している」発言に建築家から反発  (Milliyet紙)

トルコ技師・建築家組合連合会のソアンジュ会長が、「自治体の工事を建築家協会が妨害している」と発言したエルドアン首相に反対の意を示した。首相は建築家とやりあうのではなく、彼らの活動に目を向けるべきだという。      トルコ技師・建築家協会連合(TMMOB)は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相による、自治体の工事が建築家協会により妨害されているという主旨の発表に反発の意を示した。TMMOB運営委員会のメフメト・ソアンジュ会長は、「首相が職業団体と争うかわりに、彼らの知識や技術が発展させた活動に目 全文をよむ

2008-12-02 スカーフ着用女性を侮辱する発言をした医師、10ヵ月の懲役刑 (Zaman紙)

診療所に来たスカーフ着用の二人の女性を侮辱する発言をした医師に、10ヶ月の懲役刑が科せられた。今年の4月にコンヤでヤルヒュユク診療所に来たガムゼ・チャクジュさん(20)とハジェル・クルンチさん(24)は、診療所で医師のエロル・エレン被告(64)に侮辱的な態度をとられた。      エレン被告は被害者たちに「もう少し現代的になってください、こんな身なりでこの辺にこないでください」といったとして、チャクジュさんが裁判所に告訴し、勝訴した。医師に科された10ヶ月の懲役刑は、10,500新トルコリラ(約 全文をよむ

2008-12-01 トプカプ宮殿周囲の城壁で違法建築物撤去 (Milliyet紙)

トプカプ宮殿の城壁の周囲にあった13棟の建築物が「スルタンの城壁」計画のもとで撤去された。その現場を見守ったエミニョニュ区長ネブザット・エル氏は「城壁の周囲にあるこのような好ましくない建設を除きたかった。ギュルハーネ公園でも以前このような美化がおこなわれた。歴史的な城壁をより素晴らしい状態とするよう務めている」と述べた。エミニョニュ区の作業チームは、昨日の午前9時にジャンクルタラン地区のイスハク・パシャ坂にあった建物13棟を撤去した。      ■ 「ここはきれいになる」      ネブザット・ 全文をよむ

2008-12-01 宗務庁長官、実際に犠牲を捧げることの重要性を説く (Radikal紙)

宗務庁長官アリ・バルダクオール氏は、「犠牲獣を屠(ほふ)らず、金銭を貧しい人々に施すことで、代理で犠牲を捧げたことにはなりません」と述べた。      バルダクオール長官は、宗務庁がメッカで新しく開設した公館で、犠牲と巡礼に関する会見を行い、犠牲祭が巡礼と供犠のような二つの重要な行為からなっていると説明した。      同長官は、犠牲がただイスラム教の観点からではなく、あらゆる宗教の共通の宗教的義務行為であることを指摘し、犠牲獣の屠殺が必ず衛生条件に沿う必要があると強調した。また、この宗教行為を 全文をよむ

2008-11-30 公正発展党配布の石炭、アダナの公娼館へも (Milliyet紙)

政府の石炭配布が問題を引き起こしている。告発を受け公娼館に家宅捜索に入った警察は、何袋にも及ぶ石炭を発見。何人かの娼婦は、もっと多くあったが持ち出されたとしている。      アダナ全体で4万4千400人を対象に、合計2万2千200トンの石炭配布がなされている。時には口げんかが不正な配布をめぐり騒動にまで発展し、役所には石炭配布の必要がない者にも石炭を配布していたとして様々な情報が寄せられている。一昨日セイハン市役所に電話をかけたある娼婦は、イェシルオバの公娼館で働く数名の女性が不正に石炭を得た 全文をよむ

2008-11-30 犠牲祭用の羊、イスタンブルでも販売開始 (Zaman紙)

イスタンブルへの犠牲獣の搬入に許可が与えられたことで、アナトリアのさまざまな県から運ばれてきた何千頭もの動物たちが、各自治体によって決められた販売所に(トラックから)下ろされた。      イスタンブル広域市・県犠牲獣事業委員会の決定により実施されていたイスタンブルへの犠牲獣の搬入禁止は、一昨日の晩(28日)23時に解除された。エセンレルに設置された犠牲獣用テントのある場所には、トラック2台分の動物が下ろされた。トカトからトラックで運ばれてきた16頭の牧畜獣は、前もって借りられていたテントで販売 全文をよむ

2008-11-30 アレヴィー派諸協会、政府の「アレヴィー派融和」具体策へ反対 (Hurriyet紙)

アレヴィー派のアレヴィー文化協会(ADV)とハジ・ベクタシュ・ヴェリ・アナトリア文化財団(HBVAKV)は、世論で「アレヴィー派融和」と性格づけられている問題を評価する目的で、「アレヴィー派指導者協議会」を開催した。       ハジ・ベクタシュ・ヴェリ修道所のシャイフ(長老)であるヴェリ・ウルソイ氏は、11月9日にアンカラで開催された野外集会の後、問題が変わり、正当で無辜な望みが世論において議論され始めたと話した。ウルソイ氏は、以下のような趣旨の発言を行った。      「我々の望みは、憲法と 全文をよむ

2008-11-28 「ナターシャ」はロシア人蔑視の言葉 裁判所が判決 (Zaman紙)

メジディエキョイのチェヴレ病院オーナーであるディレッキ・アシュジュオール氏が、ロシア人投資専門家のエカテリナ・クロピチェヴァさんに対し「ナターシャ」と発言し侮辱したことについて行なわれていた裁判において、裁判所は4回同じ判決を下した。      最高裁判所からの3回差し戻された裁判において裁判所は、ディレッキ・アシュジュオール氏に再度2000YTL(約12万円)の損害賠償金と1ヶ月の禁錮刑判決を言い渡した。      メジディエキョイのチェヴレ病院のオーナーであるディレッキ・アシュジュオール氏は 全文をよむ

2008-11-27 朗報!公務員の12月分の給与、犠牲祭前に支払いへ (Yeni Safak紙)

国家公務員、ならびに契約職員、作業員と、その他の公共機関職員の12月の給与が、犠牲祭のため通常より早い12月2日に支給される予定だ。      ■12月2日に支給   ケマル・ウナクタン財務大臣の署名とともに公表された通達によると、月給を公務員法に基づいて支給されている公務員に対して、通常12月15日に支給予定の給与が、第657号国家公務員法の補足第24条に則り、12月2日に前金として支給される。公共機関で働く契約職員や作業員、その他の被雇用者についても同様に適用される。      前払い給与は 全文をよむ

2008-11-27 2008年、トルコでHIVが倍増 上半期だけで250人が感染 (Radikal紙)

ポジティブライフ協会ネジャト・ウンル会長は、トルコでの新規HIV感染者数は毎年200人前後であるが、今年は上半期だけで250人に達したことを明らかにし、次のように続けた。   「この傾向は恐ろしい。なぜなら一年にすると約500人にのぼるということである。これは、ここ20年間で最も深刻な数字である。」      ウンル氏は、12月1日世界エイズデーのためにアナトリア通信記者に行った会見で、HIV/AIDSウイルスは全世界で1980年代に出現し始め、トルコでは1985年に初めて症例がみられたこと、ま 全文をよむ

2008-11-26 コードネームは「オスマンはいる?」 イスタンブルで変質者                   (Hurriyet紙)

イスタンブルのギュネシュリ地区、イェニボスナ地区、シリネヴェル地区で、子ども19人、年配者3人を含む22人に暴行、嫌がらせをした変質者はまだ逮捕されていないが、このことが地区住民らを不安にしている。これに加え、街角にモンタージュ写真が掲示されるようになり、地区の緊張は日ごとに高まっている。      あごひげをはやし、長身であることがわかっている変質者は、25~30歳前後。被害者らの供述によれば,変質者は決まって午後に現れる。変質者は子どもを恐喝するためナイフを用い、事前に調べをつけておいた建物 全文をよむ

2008-11-24 教員にはなれないといわれたが、なりました:アンタリヤのハサンさんのお話 (Radikal紙)

物質的・精神的困難に直面している先生たちの中で、28歳の数学教師ハサン・カラマンの話は、人生を信じる闘いのようだ。      「筋萎縮」という病気のために車椅子での生活を余儀なくされたが、大学を卒業したカラマンさんは、彼を少し見て教師になれないと決定した委員会をも裁判所の決定により乗り越えて、教師になった。6年間の教師を勤めたカラマンさんは、1年間アンタリヤのドシェメアルト郡キルリッキ村小学校で仕事をしている。      学校に自分の車で通勤し、入り口のスロープを上る時は生徒の助けを得るハサン先 全文をよむ

2008-11-23 カラキョイの船着き場沈没や漂流船の堤防衝突―イスタンブル強風被害 (Zaman紙)

トルコの西部地域は暴風と豪雨に見舞われた。イスタンブルのカラキョイ桟橋は、強風により完全に水没した。      マルマラ海では、3メートルもの大波が発生した。ハイダルパシャ港では錨をおろしていた三隻の船がボスフォラス海峡で300メートル流された後、サラジャック海岸で陸に打ち上げられてしまった。何十隻もの貨物船や漁船が港に避難し、係留された。チャナッカレでは、いくつかのカーフェリーの運航が強風で欠航となった。風速90キロメートルが観測されたブルサでは、49人がストーブによる(一酸化炭素)中毒を起こ 全文をよむ

2008-11-22 コンヤ・セルチュク大学長を含む17名逮捕―収賄疑惑摘発「太平洋作戦」 (Hurriyet紙)

コンヤ県警本部の捜査陣が8県で同時に行った「太平洋作戦」の第3作戦により、「入札疑惑」、「収賄」、「金儲けを目的とした犯罪組織の首謀者」の疑いで33名が検挙され、その中で検挙者としてセルチュク大学学長のスレイマン・オクダン教授が勾留された。      密輸・組織犯罪課で尋問された容疑者らのうち、4名は釈放されたが、残りの30名は一昨日(20日)の朝、捜査を進めるアダナ共和検察長庁に送還されていた。法廷に送られたオクダン学長と16名が勾留される一方、13名は未勾留で起訴するため釈放された。勾留され 全文をよむ

2008-11-21 トルコ警察、世界的悪名高い4人のハッカー逮捕で受賞 (Zaman紙)

世界的に有名な4人のハッカーを逮捕することに成功したトルコ警察は、サイバー犯罪分野において最も権威ある賞を獲得した。2008年サイバー犯罪阻止賞は密輸および組織犯罪対策局(KOM)局長へ授与された。      米連邦捜査局(FBI)が世界で最も悪名高いハッカーとみなしていたウクライナ人のマクシム・ヤストレムスキー、「セガテ」というニックネームを使用していたエルジャン・フンドゥクオール、「トラウマ」というあだ名のネフィック・A教授、そして「エナジャイザー」というあだ名のメティン・Cを逮捕したトルコ 全文をよむ

2008-11-21 自治体が出す学生奨学金、今後は廃止に 憲法裁判所が決定 (Milliyet紙)

憲法裁判所は、高等教育課程にある学生たちに、自治体を除くいかなる公的機関・組織も直接、奨学金および学資ローンを給付することができないという取り決めにある「自治体を除く」という表現を無効とした。      憲法裁判所は、共和人民党(CHP)が起こした裁判で、高等教育課程の学生に与えられる学資ローンおよび奨学金が、一箇所から支給されるようにする目的で整備された取り決めの無効請求を認める決定をした。高等裁判所は、「自治体をのぞく公的機関や団体は高等教育過程の学生に奨学金を支給できない」という取り決めに 全文をよむ

2008-11-20 バルダクオール宗務長官、「モスクは社会を包み込む空間であって欲しい」 (Yeni Safak紙)

バルダクオール宗務長官は、約5000人が礼拝すると同時に、文化活動も行われるモスクの着工式典で演説し、モスクが社会を包み込む空間であることを望んだ。      宗務庁の敷地内に建設予定のモスクの基礎が、クルアーンと祈りの言葉とともに打たれた。着工式典には、国務大臣兼副首相のジェミル・チチェキ氏、国務大臣サイド・ヤズジュオール氏、公正発展党副党首アブデュルカーディル・アクス氏、アンカラ広域市長メリフ・ギョクチェキ氏も参加した。着工式ではコジャテペ・モスクのイマーム(導師)、イスマイル・ジョシャル氏 全文をよむ

2008-11-19 雨と交通事故でイスタンブルは麻痺状態 (Hurriyet紙)

機械部品を運搬するTIRトレーラーがバージュラルにあるマフムートベイ高架橋で雨のためコントロールを失い、イスタンブルの交通は大混乱した。      トレーラー(貨物)部分がガードレールに引っ掛ったTIR(訳注1)トレーラーの事故とセイランテペ高架橋での玉突き事故、さらに多くの車の衝突事故が加わり、イスタンブルの交通は何時間もマヒ状態となった。      バージュラルにあるマフムートベイ高架橋で雨のためコントロールを失い、トレーラー部分がガードレールに引っ掛ったTIRトレーラーの事故とセイランテペ 全文をよむ

2008-11-18 密輸やテロ事件で知られるイラン国境サライ郡に女性の郡長官が赴任 (Milliyet紙)

密輸やテロ事件で話題となる、23の村からなり人口21,000人を抱えるイラン国境のサライ郡に初の女性郡長官が任命された。      郡長官メラル・デミルバシュ氏(28歳)は、執務室で公的な職務を終えた後の残った時間を、商人や市民のために充てている。デミルバシュ氏は、コーヒー店に座ってお茶を飲む一方で、地域住民の悩みを聞いている。      デミルバシュ氏は、自身が望んでサライ郡の国境地帯に赴任したため、イランでのいくつかの会談にも出席したと言う。赴任したばかりの頃に訪れたイランの訪問団が女性であ 全文をよむ

2008-11-17 アレヴィー派の国会議員レハ・チャムルオール:このような方法では対話は築けない (Radikal紙)

公正発展党(AKP)の国会議員レハ・チャムルオール氏は、アレヴィー派の中の著名人の一人である。氏は、その政治選択によって、ある人々の辛らつな批判にあった。今年の年明けには、AKPによる「アレヴィー問題解禁」の先駆者となった。しかし、その「解禁」後には何も残らなかった。チャムルオール議員と「アレヴィー問題解禁」の今後の行方、アレヴィー派の間で繰り返される議論について話し合った。      オラル・チャルシュラル記者(以下、記者):2008年1月11日に、首相も参席した、「アレヴィー信徒との夕食会」 全文をよむ

2008-11-17 著述家ルファト・バリ:いまも国家はマイノリティーを信用していない (Yeni Safak紙)

(上略)      今日のお客様はルファト・バリ氏である。氏はユダヤ教徒の著述家だ。1996年から現在まで、ユダヤ教徒を始めとして非ムスリムマイノリティー、反ユダヤ主義、陰謀理論、トルコ社会の文化的・社会的変化、そしてイスラム教への改宗者といったテーマにおいて研究や本の出版を行っている。      メフメト・ギュンデン記者(以下、記者):オスマン帝国から共和国への移行において、とても多くの分野で[今まであったものが]無くなったり、また再生したりといった状況が問題になりました。この過程はマイノリテ 全文をよむ

2008-11-15 最後の祖国解放戦争の軍人、土にかえる―葬儀盛大に (Hurriyet紙)

最後のガーズィ、独立メダル保持者のムスタファ・シェキプ・ビルギョル大佐は、トルコに相応しい形で、彼の功労に値すべく、最後の旅路へと送り出された。      ビルギョル氏のために、昨日イスタンブルの第一軍司令部で国葬が営まれた。花々で飾られ、トルコ国旗に包まれた遺体は、儀式の後、まず肩に担がれ、それから砲車で最後の安息の場、カラジャアフメト墓地に運ばれた。そしてそこで祖国の土へかえり、トルコ国民の心に刻まれた。      祖国解放戦争の最後のガーズィ、退役大佐ムスタファ・シェキプ・ビルギョルは、ア 全文をよむ

2008-11-14 イスタンブル法医学機構、「勾留中だったチェベル容疑者の死因は拷問」 (Hurriyet紙)

9月29日に逮捕され連行されたイスティネ・シェヒット・ムフシン警察署と、その後10日間拘留されていたメトリス刑務所で拷問を受け、命を落とした29歳のメトリス・チェベル容疑者の死因に関して、イスタンブル法医学機構は9ページの検死結果報告書を提出した。      報告書では、「殴打による拷問で亡くなったと思われる」という表現が用いられた。チェベル容疑者がひどい扱いを受けてメトリス刑務所で亡くなったのち、医師一人を含む19名の刑務所関係者がその職を解かれた。捜査を進めているバクルキョイ・共和国検事が尋 全文をよむ

2008-11-14 ディヤルバクルの無許可デモで投石した少年、23年の懲役刑求刑される (Yeni Safak紙)

ディヤルバクル共和国検察長局が出した起訴状で、クルド労働者党(PKK)がディヤルバクルでの無許可デモにあたり、活動の呼びかけをロジ・テレビと一部のインターネットサイトを通じて行ったことが明らかになった。      起訴状では、容疑者のうち13歳の初等教育生徒のS・Bが、デモの最中に法律違反となるスローガンを公にし、さらに機動隊に投石し、棒を投げつけて攻撃したグループと一緒に行動したことを確認したと述べられていた。他の容疑者では、V.D.とS.A.がゴムタイヤを焼いた集団の見張りをし、O.S.とM 全文をよむ

2008-11-12 ボスフォラス大橋で自殺しようとした男性、7時間におよぶ説得で生還  (Yeni Safak紙)

ボスフォラス大橋で投身自殺をしようとした男性が、約7時間にもおよぶ努力の結果、説得されて生還した。      小売商を営んでいることが分かったメファイル・Hさんは、午前1時に、34AD6032のナンバープレートをつけた自動車で、ボスフォラス大橋のオルタキョイ側からウスキュダルに向かう方角の入口にやって来た。ここで車から降りて橋の鉄鋼製ケーブルによじ登っているH氏を目撃した警察官が、事件現場に消防車と救急車を呼び、救助活動を開始した。警察とその他の関係者が説得にあたる一方で、Hさんはしばしば携帯電 全文をよむ

2008-11-11 国内外各地で黙祷、ドルマバフチェ宮殿では涙 -アタテュルク逝去から70年 (Zaman紙)

トルコ共和国創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルク逝去から70年目となり、国内外各地で追悼の式典が催された。9時5分になると全国でサイレンが鳴り、乗車中の人々は車から降り、歩行者は立ち止まって黙祷をささげた。ドルマバフチェ宮殿内にある偉大な指導者が亡くなった部屋で行われた式典でも、兵士たちの涙が皆の涙を誘った。   11月10日ということで、最初の式典はアタテュルク廟で行われた。アブドゥッラー・ギュル大統領をはじめとして、政府高官がアタテュルク廟を訪れ、アタテュルクの墓に献花し、黙祷をささげた。 全文をよむ

2008-11-11 対ギリシャ住民交換がなかったら、今の国民国家トルコはなかった (Milliyet紙)

国防大臣ヴェジュディ・ギョニュル氏は、トルコが国民国家としての特徴を獲得するにおいて、住民交換が非常に重要だったと強調し、「今日もしエーゲ海地域にギリシャ系住民が(暮らし)続けたなら、またトルコ各地にアルメニア人が暮らし続けていたなら、今日(トルコは)今のような国民国家になりえたでしょうか?」と問うた。      EU各国の国防大臣が集うトロイカス会議のためブリュッセルを訪れたギョニュル氏は、トルコ大使館で行われたアタテュルク追悼式典で演説を行った。   ギョニュル氏は、国民国家形成のためスルタ 全文をよむ

2008-11-10 アレヴィー派の人々、そそのかされず、集会は静穏に (Zaman紙)

アンカラで、アレヴィー・ベクタシ連盟の名の下に集まった諸グループが催した集会は、大きな混乱も無く無事終了した。「差別に反対、等しい国民の権利」を呼びかけて開催されたこの集会に参加するため、様々な県から来た人々がアンカラ駅の前に集まった。      「必修科目の宗教授業を廃止せよ」、「ジェムエヴィは礼拝所だ」、「[スィヴァスの]マドゥマク[・ホテル場所]を博物館に」と書かれたプラカードを持って、スヒイェ・メイダン(広場)までデモ行進を行った一行は、政府と集会に参加しなかったアレヴィー組織に反対する 全文をよむ

2008-11-10 アレヴィー派の人々、アンカラ・スヒイェ広場を埋める (Milliyet紙)

アレヴィー派の人々が、今回初めて彼らの要求を発言するために集った。アレヴィー・ベクタシ連盟の主導で、必修宗教科目の廃止やジェムエヴィの礼拝所認定、宗務庁の廃止、スィヴァス虐殺(事件)が起きたマドゥマク・ホテル[の場所]が博物館とされること、そしてアレヴィー派居住の村でのモスク建設反対といった要求を掲げて行われた『アレヴィー派大規模デモ行進』は、アンカラでの『国民平等』集会で終了した。      スヒイェ広場での大規模集会では、公正発展党(AKP)の『[一部]アレヴィー派との関係取り結び』が非難さ 全文をよむ

2008-11-07 キルクーク・ジェイハン間のパイプランが爆発 石油がアタテュルクダムに流れ込む (Zaman紙)

シャンルウルファのボゾヴァ郡のヤルンタシュ村で、国営石油ガス・パイプライン輸送公社 (BOTAŞ)所有のキルクーク-ジェイハン間のパイプラインが爆発した。パイプラインから流れ出た石油はアタテュルク・ダムに流れ込んでいる。      何トンもの原油が混ざった水の中で生息していた大量の生物が命を落とし、中には自ら陸地に逃れる動物もいた。原油の臭いは50キロ離れたウルファでも感じられるほどだった。シャンルウルファのボゾヴァ郡付近で、一昨晩BOTAŞ所有の40インチのパイプラインが詰まり、爆発した。爆発 全文をよむ

2008-11-06 宗務長官、少女への性的嫌がらせ事件へ苦言、宗教的な敬虔さの議論にすり替えてはならない (Zaman紙)

最近、議題を騒がせている「少女への性的嫌がらせ」についての議論に、宗務庁長官も加わった。      ヴァンで開催された県代表ムフティー会議で、アリ・バルダクオール宗務庁長官は、社会的良心を損なわせる非道徳的行為について触れ、宗教が不当に性的過ちに利用されていると述べた。バルダクオール長官は「慎み深く、高潔であること、そして人の所有物や名誉を切望しないことは人間としての責務である。この領域での過ちは、敬虔な人だけでなく、いかなる人にも相応しくない深刻な恥である」と述べた。また、人が自身をどう格付け 全文をよむ

2008-11-05 ヨーロッパで一番高い、261メートルのビル、2009年にトルコで完成へ  (Zaman紙)

建設工事が2009年に完了予定で、261メートルという高さにより、トルコおよびヨーロッパで最も高いビルの称号を得ることになるサファイア建設プロジェクトの詳細に関する情報が記者会見で発表された。       建設プロジェクトの価格帯100万ドル~750万ドルの22タイプのレジデンス174戸のうち、40%が売却された。住宅を購入した人々の中には、芸能人ヒュリヤ・アヴシャルも含まれている。住宅は15%を外国人に、残りを国内のトルコ人に売り出されており、1平方メートルあたりの価格は1万ドルに達している。 全文をよむ

2008-11-04 トルコ医師会、「ウズメズ釈放の根拠となった診断書は法的に無効」  (Cumhuriyet紙)

メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣は、敬虔なムスリムで「アナトリアの時(Anadoluda Vakit)」紙のコラムニスト、ヒュセイン・ウズメズ氏が釈放されたことで、その根拠となった法医学診断書を準備した関係者について、調査を開始させたことを明らかにした。トルコ医師会は、ヒュセイン・ウズメズ氏釈放の根拠となった診断書は科学的に無効であり、法的にも無効であると述べ、釈放の手続きを詳細に調査し、再検討されるように求めた。      シャーヒン法務大臣は、ウズメズ氏釈放の根拠となった診断書を提出した関 全文をよむ

2008-11-02 恥知らず!ヴァキト紙論説記者ウズメズへ各紙非難の嵐 (Hurriyet紙)

14歳の少女に(性的)嫌がらせをおこなった罪で起訴されているヒュセイン・ウズメズに対し、彼が寄稿しているヴァキト紙とトゥルキエ紙を除くすべてのメディアは一斉に非難した。テレビ各局に出演し、自らの破廉恥行為を弁明するウズメズを、イェニ・シャファク紙は、「恥知らず」との見出しを掲げた。ウズメズは、昨日(1日)、ヒュッリイェト紙、ブギュン紙、ビルギュン紙、ジュムフリイェト紙、ミッリイェト紙、タクヴィム紙、ソズジュ紙の見出しとなる一方で、アクシャム紙、タラフ紙、スター紙、ラディカル紙、ポスタ紙でもその動 全文をよむ

2008-11-02 警官隊に投石するクルド系少年たちの声―ヴァンで (Radikal紙)

ラディカル紙はヴァンで警官に投石した少年たちに話を聞いた。少年たちの共通点は将来に期待が持てないことである。      特に最近PKK支持のデモで警官と衝突し、警官に石を投げた様子が目撃された少年たちの共通の特徴は、将来に期待が持てないことである。投石をゲームだと考えている少年もいれば、警官から打たれたために復讐心で投げたと語る少年もいる。ラディカル紙は、ヴァンで投石をした少年たちに話を聞いた。      M.D.(14):兄が来たので僕も来た。兄は高校を出て、今自動車修理工場で働いている。「自 全文をよむ

2008-10-31 赤新月社、今年も犠牲祭に寄付集め、貧しい人々を支援 (Yeni Safak紙)

赤新月社は、犠牲祭のためにここ3年同様本年も、「犠牲祭寄付キャンペーン」を行なった。赤新月社代表テキン・キュチュカリ氏は、代理方式によりここ三年間犠牲祭のため行われている寄付は、その方式を守ることが必要だと考えて、「信仰は傷ついてはならない。貧困層の(神により恵まれた)食べ物が減少してはならない。犠牲祭で犠牲となった動物たちの肉が違う目的で使用されれば、貧困層の食べ物が減少する」と話した。      キュチュカリ氏は、慈悲の力が弱まらないようと注意を促し、「神のための犠牲獣は、調理のための肉にな 全文をよむ

2008-10-29 村が最も多い県はスィヴァス、街路が多い県はアダナ (Zaman紙)

人口及び国籍管理局は、トルコ国内の「最多ランキング」を発表した。村が最も多い県、街路、通り、並木通りそして広場が最も多い市、そしてそういった場所につけられる名前のリストを作成した。      統計によると、村が最も多いのはスィヴァス、街路、通り、並木通りそして広場が最も多いのはアダナのセイハン郡だった。街路、通り、並木通りそして広場につけられる名前は、「アタテュルク」と「ジュムフリイット(共和国)」が最も多かった。      管理局がインターネット上で公表したデータによると、スィヴァスには127 全文をよむ

2008-10-29 共和国記念日、各地で式典 (Yeni Safak紙)

10月29日共和国記念日が全国で熱狂を帯び祝われている。共和国の宣言から85年の祝賀としてイスタンブルのヴァタン大通りで式典が催されている。式典には何千もの国民がその熱狂に参加している。      祝賀はイスタンブルのムアッメル・ギュレル知事、第1軍司令官のエルギン・サイグン陸軍大将とイスタンブル広域市長のカーディル・トプバシュが軍車両に乗り国民にあいさつしたことで始まった。式典のため警備態勢は上位レベルで布かれた。      式典を見下ろせるグレバ財団病院を筆頭に、高層ビルに名射撃手の特別作戦 全文をよむ

2008-10-27 犠牲獣を捌く代行費用、明らかに (Milliyet紙)

犠牲祭まで約40日となり、宗務庁は2008年の犠牲獣解体代理プロジェクトを開始した。宗務庁は、今年の犠牲獣1匹の価格は全ての費用を含みで260YTL(約17000円)と発表した。このプロジェクトに参加を希望する人たちの応募期限は12月5日である。      宗務庁とトルコ宗務財団が共催で実施する犠牲獣解体代理プロジェクトが今年も始められた。今年の犠牲獣の価格は、全費用込みで260YTLであることが明らかにされた犠牲獣プロジェクトでは、解体された犠牲獣からとられた肉は国内外の援助を必要としている貧 全文をよむ

2008-10-26 時計、戻しましたか?―本日、夏時間終了 (Hurriyet紙)

夏時間が昨夜(10月26日)で終了し、早朝4時に時計は1時間戻された。      夏時間実施の終了に関連する閣議決定が10月23日に官報で発表された。      2008年3月30日に夏時間に移行した際、時計は早朝3時に1時間進められた。その際、日光をより有効に活用するという目的で行なわれる夏時間についての閣議決定も2008年の3月26日に官報で伝えられた。      こうして夏時間、つまり時間を進めることは、2008年3月30日の午前3時に時計を1時間進めて4時とし、その時点で開始した。そして 全文をよむ

2008-10-25 検閲、次々と 裁判所がBlogger.comへのアクセス禁止を決定 (Radikal紙)

2003年にGoogleに買収された最も人気の高いインターネットブログサービス、blogger.comが、トルコの裁判所がアクセス禁止した大手サービスのひとつとなった。トルコからサイトへ入ろうとしたユーザーは、既にお馴染みになりつつある警告メッセージに出くわしている。          最も人気のあるインターネットブログサービス、blogger.comは、トルコの裁判所がアクセス禁止した大手サービスの一団に加わった。         インターネットの世界の個人化において大きな役割を果たし、Web 全文をよむ

2008-10-23 同性愛者、差別撤廃訴え国民議会で要人との面会求めるも、許可されず (Radikal紙)

「平等な市民」であることを憲法で保障されるよう望んでいる同性愛者たちは、キョクサル・トプタン国会議長、エルドアン首相、トルコ大国民議会人権委員会ザフェル・ウスキュル委員長、憲法委員会ブルハン・クズ委員長と一部議員に面会を要求したが、良い返事は得られなかった。議会へやって来た同性愛者の団体は中へと入れなかったが、3人代表者は基本的要求を含んだ嘆願書を議会嘆願書審議会に提出した。      LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスセクシャル・トランスベスタイト)権利プラットフォームメンバ 全文をよむ

2008-10-23 ディンク殺害犯のサマストと記念撮影した警官2人、無罪放免に (Radikal紙)

サムスン県警察署の2人の警察官は、新聞記者フラント・ディンク氏殺害の容疑者オギュン・サマスト氏と、同警察署においてトルコ国旗を入れた写真撮影を認めたとして裁判にかけられていたが、無罪放免された。      アゴス紙編集主幹フラント・ディンク氏の殺害の容疑者とされるオギュン・サマスト氏と共に、サムスン県警察署にある喫茶室で記念撮影したとして、2007年9月27日サムスン第4初等刑事裁判所での裁判で訴えられた2人の警察官が無罪放免された。      両名は,ディンク氏殺害後サムスンのバスターミナルで 全文をよむ

2008-10-22 世界最大の法廷でも600人の弁護士は入れない エルゲネコン初公判の法廷問題 (Zaman紙)

テロ組織エルゲネコンの第1回公判に向け、法廷の問題と裁判の進め方に関する弁護士たちの抗議が物議をかもしている。       元国家治安裁判所検事メテ・ギョクチュルク氏は、ドウ・ペリンチェキだけのために600人もの弁護士が裁判への関与を望んでいることに触れ、「世界最大の法廷でも600人の弁護団は入れない。裁判長はこの件について人数の枠を設ける可能性がある」と述べた。また、物理的条件は必ず実行されなければならないと主張する同氏は、以下のように続けた。      「こうした問題にも関わらず、必要な予防 全文をよむ

2008-10-22 オジャランに対する暴力に抗議デモ、深夜も続く (Radikal紙)

アブドゥッラー・オジャランがイムラルで暴力を受けているとして始まった抗議デモは、昨晩もシャンルウルファとアダナで続いた      シャンルウルファのヴィランシェヒル郡で3日間続いたPKK支持者らの抗議デモは、夜遅くまで続いた。デミレル地区で21時ごろに集った約150人のグループは、手に石と火炎瓶を持ちカラジャダー大通りに向かい歩を進めた。同グループは、ダストボックス、タイヤ、建築資材で築いたバリケードに火を放ち、PKKとオジャランを支持するクルド語とトルコ語のスローガンを叫んだ。また、近づいてく 全文をよむ

2008-10-21 懲役刑で新聞記者をだまらせている 民主主義を標榜する国の矛盾 (Milliyet紙)

「新聞記者たちが懲役刑で黙らされていることは、民主主義を標榜する国と矛盾している」      報道機関協会は、「新聞記者たちが懲役刑で黙らされていることは、国民が情報を得る自由に対する最も重大な障害であるだけでなく、民主主義を主張する一国としても、深刻な矛盾となっている」と述べた。   その発表では、コペンハーゲン基準に批准するために踏み出した第一歩から急速に後退しており、そのプロセスを懸念とともに注視していると述べられた。      ■ 裁かれる新聞記者たち   「報道と表現の自由に対する圧力 全文をよむ

2008-10-20 ハサンケイフ住民、移住しない (Radikal紙)

ハサンケイフ郡長のヴァハプ・クセン氏と会議を行ったハサンケイフ住民300人は、新しい居住地エリアに引っ越さない、と主張した。      ウルスダムのために水沈することになるバトゥマン県ハサンケイフ郡で新しい居住地の整備に関する議論が激しさを増している。民主党でハサンケイフ郡長のヴァハプ・クセン氏と会議を行った300人のハサンケイフ住民は、新しい居住地エリアに引っ越さないことを決めた。葬儀用集会場に集まった住民たちは、「パンフレット上は素晴らしい邸宅が目前に提示されています。これらが無料で与えられ 全文をよむ

2008-10-19 「オジャランへの暴力」疑惑に抗議の無届けデモ、投石騒ぎに発展 (Zaman紙)

 テロ組織PKKの支持者らは、ディヤルバクル、アダナ、そしてメルスィンで、テロ組織のリーダー、アブドゥッラー・オジャランを口実にして、無許可のデモを行った。イムラルで拘置されている分離主義者リーダーが、刑務所で不当な扱いを受けていると主張されて行われたデモは波乱含みとなった。       PKKのデモ隊は、アダナでアラブ系市民が居住する街区で事件を起こし、挑発を試みた。街区の住民や家々に投石したテロ組織支持者らの活動は、警察の介入により鎮圧された。       PKKのシンパらは、以前、「オジャ 全文をよむ

2008-10-17 公正発展党出身のベキッリ郡長、不法ワイン製造で有罪判決 (Milliyet紙)

 公正発展党でベキッリ郡長(訳注:ベキッリ郡、エーゲ海地方デニズリ県に属する)のヤシャル・ハリル・イート氏は、不法ワインの製造をしたとして裁判所から有罪判決を受けた。      公正発展党所属で、ワインで有名なデニズリ県ベキッリ郡の郡長を務めるヤシャル・ハリル・イート氏は、ある期間、代表を務めた協同組合が無許可でワインを製造したため、10ヶ月間、酒類が提供される場所への立ち入り禁止を言い渡された。      イート郡長は今後5年のうちに意図的犯罪を犯せば、不法ワイン製造のため、83,320YTL 全文をよむ

2008-10-17 ジュムフリイェト紙主筆、検察局に対し訴訟起こす (Milliyet紙)

エルゲネコン(裁判)の起訴状で「組織のリーダー」とされているジュムフリイェト紙主筆イルハン・セルチュク氏は、検察官らが「人権を侵害した」と申し立てて訴訟を起こした。      イスタンブル第7初等刑事裁判所に提出された訴状では、イスタンブル共和国検察官であるゼケリヤ・オズ、メフメト・アリ・ペクギュゼル、ニハト・タシュクンの3人が、「セルチュクに対する一部の証拠や情報を、裁判とは無関係であるにも関らず、違法に起訴状に記載した」と述べられた。      ■「目的は(セルチュクを)陥れること」     全文をよむ

2008-10-16 歌手イブラヒム・タトゥルセス、賭博で罰金刑 (Yeni Safak紙)

バクルキョイでの賭博の一斉取締りで17人が検挙されたが、その中には歌手のイブラヒム・タトゥルセスもいた。すでに16人が釈放されている。      イェシルキョイ駅前通りのカフェで賭博が行われているという密告を受けたバクルキョイ県警の治安部隊は、該当する住所で一斉取締りを行った。検挙された17人の中には有名歌手のイブラヒム・タトゥルセスやカフェの経営者もおり、イェシルキョイ警察署に連行された。   賭博に参加したとされるタトゥルセス氏を含む16人は、軽犯罪法にもとづき一人125リラの罰金を支払い釈 全文をよむ

2008-10-15 サマータイムの実施、10月26日で終了 (Yeni Safak紙)

エネルギー事業総局長のブダック・ディッリ氏は、10月26日に終了するサマータイムの実施が来年2009年にも実施される予定だが、サマータイムに関する法律改正が行われると、2010年以降ずっと夏時間のままにされることを明らかにした。      サマータイム(+1時間)の実施は、10月26日(日)4時に時計を1時間戻して終了する予定だ。日中の日の光をより多く活用する目的で行われているサマータイムは、閣議決定にもとづいて2008年3月30日の3時に1時間時計を早めることで始まった。      サマータイ 全文をよむ

2008-10-14 民主市民党のアブディル市長の公用車、軍警察に止められ職務質問 (Milliyet紙)

民主市民党(DTP)所属でトゥンジェリ市長であるソンギュル・エロル・アブディル氏の公用車が、軍警察(ジャンダルマ)によって停車を命じられ、身元確認が行われたことが主張された。      入手された情報によると、アブディル市長、トゥンジェリ県議会オズギュル・ソイレメズ議員、ギュルガン・ゼンギン特別事務長は市長の公用車でクズルテペ祭に参加するため、一昨日(12日)、トゥンジェリ県を出発した。アブディル市長と随行者は12時30分頃トゥンジェリ県とエラズー県の境にあるエルマル軍警察詰所で任務についていた 全文をよむ

2008-10-13 トルコとイランの両国営放送、番組放映で合意:イランの番組は「礼拝場面」が必須 (Radikal紙)

トルコ国営放送(TRT;トルコ・テレビ・ラジオ協会)とイラン国営放送の間で行われた合意により、イランのドラマと映画がTRTで放映されることになった。      先日、TRTイブラヒム・シャーヒン会長は、イラン国営放送エッザトッラー・ザルガーミー総裁をアンカラへ丁重に迎え入れた。ザルガーミー総裁は、礼拝場面のないドラマ、映画の放映を禁止する「礼拝条件」を設けた人物として知られている。      イラン国営放送(IRIB)とTRT間の最近の接近は、IRIB代表であるエッザトッラー・ザルガーミー総裁の 全文をよむ

2008-10-13 女性空軍少尉、事故死 (Milliyet紙)

バルケスィルで、スピードの出しすぎのため運転制御ができなくなり、電柱に追突した(結果、)自動車に乗車していた4人の空軍少尉と1人の大学生が命を落とし、また1人の空軍少尉が重傷を負った。      バンドゥルマから戻るイルバイ・サライルさん運転のナンバー06EJD88、オペル・アストラ社製の乗用車は、一昨晩の9時頃にバルケスィルのバイパスでスピードオーバーによりコントロールを失った。中央分離帯にある電柱に追突し、廃車と化した自動車の中にいた空軍少尉のネジュデト・ユジェルさん(23)とアリ・タシュプ 全文をよむ

2008-10-12 自爆犯の女、イスタンブルを血で染めようとしていた 自爆未遂で逮捕 (Zaman紙)

イスタンブル県知事のムアッメル・ギュレルは、シシュリで30-35歳の妊婦を装った女自爆犯が8.8キロのプラスチック爆弾と15個の導火線、押しボタンともに捕まったことを明らかにした。      ギュレル知事は、イスタンブル警察本部でイスタンブル県警本部長のジェラレッティン・ジェッラーと上級レベル警察部長らとともに会議を行い、その後会見を行った。ギュレル知事は、分離テロ組織の関係者が暫く前から主要都市での行動に備えていたことに注意を喚起し、「イスタンブル警察は、あらゆる治安・情報組織とともに非常に用 全文をよむ

2008-10-12 ボスフォラス海峡で150年間の夢が実現する エルドアン首相、海峡横断トンネル視察 (Yeni Safak紙)

エルドアン首相は、マルマライ・プロジェクトの最後のチューブ統合部分の門を開け、「今日、イスタンブルとトルコの、まさに148年間にわたる夢を実現しています」と述べた。エルドアン首相は、トンネルにより両大陸の鉄道網が設けられたと話した。      エルドアン首相は、ボスフォラス海峡はマルマライ・プロジェクトによりアジアとヨーロッパ間における架け橋の役割をより具体的化したとし、「単に海峡の両岸ではなく、諸大陸、諸国家、諸国民らをつないだものとなろう」と述べた。マルマライ・プロジェクトの中で、(海底に) 全文をよむ

2008-10-10 オザル第8代大統領廟のライトアップ取りやめに 148000YTLの電気代未払いが原因 (Yeni Safak紙)

約148,000YTL(約1050万円)の電気代を支払っていない第8代大統領トゥルグト・オザル廟のライトアップが取りやめられた。大統領廟のライトアップ問題は、夜間ライトアップがないため警備上の問題も起こっており、お役所仕事の行き詰まりも露呈した。イェニ・シャフェック紙の特派員は情報収集のため責任者を探したが、4ヵ所の自治体、2ヵ所の墓地局、税務署、電力会社と計36件の電話取材をしたにも関らず、電気代請求書が誰に送付されているのか、そしてどこにあるのかを知る責任者には行き着けなかった。      全文をよむ

2008-10-09 テロの標的、今度は警官 5人が殉職 (Milliyet紙)

アクチュチュンで17人の軍人が犠牲となったテロと同様の事件が、昨日ディヤルバクルで起こった。今回標的となったのは警官だった。警察のマイクロバスを狙ったテロリストらは、5人の警官と1人の職員を殺害した。      ディヤルバクルで昨夜、仕事帰りの警官を乗せた公式ナンバープレート付きのマイクロバスがテロリストに攻撃され、5人の警官とバスの運転手1人が死亡、18人が怪我を負った。負傷者のうち5人は重体。   ヴェダット・ウルさんが運転するマイクロバスは昨日17時半ごろ、ディヤルバクルから10キロ離れた 全文をよむ

2008-10-07 市バスの制御装置が故障 原因は車内で使用されていた携帯電話? (Yeni Safak紙)

携帯電話で通話したことでバスの電子制御装置がダウンした。バスはまず乗用車に、次にゴミ収集車にぶつかって止まった。この事故で、ゴミを回収していたテキン・チェティンタシュさんが命を落とした。      (イスタンブルの)アクサライでバス停を出発して間もなく、携帯電話での通話が原因で、市営バス車内の制御装置がダウンした。バスはまず乗用車に、続いて63歳のテキン・チェティンタシュさんにぶつかった。チェティンタシュさんは搬送されたハセキ教育・研究病院で亡くなった。      入手した情報によると、アリ・ク 全文をよむ

2008-10-06 もうたくさん、おしまいにしてくれ:戦死者の遺族の声 (Radikal紙)

戦死者を(各地で)何十万もが見送った。とても傷ついた父親は凡そ20年以上繰り返されている質問を大臣にした。「これは何度目の攻撃で、なぜ他の措置を講じないのか。」      アクチュチュンでの戦死者を埋葬するとき、みなテロがいつ終るのかを問い続けた。戦死者ハサン・オネルのエスキシェヒルでの葬式にギュル大統領、ハサン・アイギョルのクルッカレでの葬式にエルドアン首相が参列した。ダゥット・イルバシュのスィイルトでの葬式で「トルコ人とクルド人は兄弟である」というスローガンが掲げられた。ハリル・イブラヒム・ 全文をよむ

2008-10-06 イスタンブルの物価は高すぎる ヨーロッパ人はより経済的な国へ アラブ人・ロシア人はトルコへ (Hurriyet紙)

高騰する石油価格に、イスタンブルのホテルが行った宿泊料金の値上げが追加されると、ヨーロッパ人観光客は行先をブルガリアやルーマニアといった国々へと変更した。オランダやベルギーといった国々から来る観光客の数は、ここ5年で激減する一方、アラブ諸国やロシアから来る裕福な観光客たちにとっては、イスタンブルは必須の地域となった。2000年に二人のトルコ人によってオランダで創業され、そしてオランダからトルコに来る観光客の 80%を運ぶコレンドン・ホールディング創業者の共同経営者のアティライ・ウスル氏は、「我々 全文をよむ

2008-10-04 ギュル大統領、「PKKに協力した者たちには責任をとってもらう」 (Radikal紙)

ギュル大統領は15人の兵士が殉職したPKKの襲撃に関する見解を述べ、「PKKに協力した者たちは責任が問われることになるだろう」と話した。      アブドゥッラー・ギュル大統領は、15人の兵士が殉職したハッキャーリ県シェムディンリ郡のアクチュチュン国境警備隊の駐屯地に対してなされた攻撃を非難し、テロとの闘いは断固として継続するつもりであると述べた。ギュル大統領は、「この卑怯な襲撃はどのようになされたのか?どんなことをしても突き止めてみせる。これに誰が協力したのか?このような襲撃を誰が容易にしたの 全文をよむ

2008-10-03 ジャン査読調査官、チャンカヤ大学を解雇される  (Hurriyet紙)

憲法裁判査読調査官であるオスマン・ジャン氏は、チャンカヤ大学法学部から、本人の希望とは無関係に解雇されたことを述べた。査読調査官のジャン氏は、「訴訟を起こすことは考えていない」と述べた。      大学でのスカーフ着用の自由を認める憲法改正を無効とするための訴訟で、訴えを取り上げるべきではないという見解を示し、また公正発展党(AKP)解党訴訟においても、公正発展党は解党されるべきではないとの見解を示した憲法裁判査読調査官であるオスマン・ジャン氏は、約20日前にチャンカヤ大学法学部事務局によって解 全文をよむ

2008-10-02 トルコ国内の新聞数は2459紙、TVは258チャンネル (Zaman紙)

メディア情報局の登録によるとトルコにおいて全国紙55、地方紙23、地域版2381の合計2459紙の新聞が発行されており、テレビ局は全国放送局27、地方局16、地域局215の合計258局である。   トルコで記者証明書を所有する新聞記者の数は10,458で、うち6,888名は新聞社やテレビ局に所属し、3,243名は契約記者、229名は名誉記者、98名はフリー記者である。   メディア情報局の登録によると、トルコには55の全国紙、23の地方紙、2,381の地域版の計2,459の新聞、2,522の雑誌 全文をよむ

2008-10-01 若者を対象とした意識調査 就職不安がトップ (Milliyet紙)

若者の将来展望は全くよくない。アンカラ大学の行った調査によれば、若者の85%は徐々に世界が悪化していると考えている。経済生活に関する若者の不安は、就職と十分な収入獲得という問題で顕著である。      若者の将来展望を明らかにするため行われた調査は、悲観的な結果を明らかにした。若者の85%は、徐々に世界が悪化していると、68%は世界戦争が勃発すると考えている。婚前交渉に対し肯定的な見方をしている若者の割合は31%である。一方、若者の80%は性的嫌がらせの被害者数が増加したと伝えている。      全文をよむ

2008-09-25 ボアズィチ大の学長に反発の声 「抑圧的イメージは学風にふさわしくない」 (Zaman紙)

大学の中では自由のシンボルとされているボアズィチ大学で、ファシスト的やり方に反発が起こった。   最も強い反発は同大学の卒業生らが設立した団体から起こった。新しい学長カドリ・オズチャルドゥランの抑圧的態度を「9月12日クーデター」に例えた「ボアズィチ大学学生協会」は、抗議声明を発表した。声明では、「こうしたイメージはボアズィチ大学にはたしてふさわしいだろうか。弾圧的態度のため大学の145年間の伝統と尊厳も壊れてしまった」と述べられた。最初の2日間に取られた抑圧的姿勢に対し、スカーフをした者やしな 全文をよむ

2008-09-22 イズミルで一日に13人の赤ちゃんが死亡 (Radikal紙)

イズミルのテペジッキ教育研究病院で1日に13人の赤ちゃんが死亡した。赤ちゃんの死に関して検察は事情聴取を始めた。      エーゲ地方で最も大きな病院のうちのテペジッキ教育研究病院の小児科で赤ちゃんが次々に死亡した。死亡した赤ちゃんは、800から1,200gの未熟児であると判明した。      イズミルにあるテペジッキ教育研究病院の小児科の新生児室で昨夜11時に12人の赤ちゃんの死亡に続いて、今日の夕方さらに1人の赤ちゃんが死亡した。死亡した赤ちゃんの数は13人にのぼり、イズミル検察局も死亡に関 全文をよむ

2008-09-21 9日間バイラム休暇は法律違反―イズミルの弁護士、訴訟へ (Milliyet紙)

9日間のラマザン休暇を認める決定について、「トルコの民法システムでは、このような公務員のための改正は行なわれない」とし、廃止を求める訴訟が起こされた。      イズミル弁護士会の司法研修生トルガ・キュチュク弁護士は、ラマザン休暇を9日間とするのは違法だとして、決定取り消しを求め地方行政裁判所に訴えた。   各省庁により「賜暇(特別休暇)」として、ラマザン休暇が9日間にされたことに反対する同氏は、地方行政裁判所への訴訟文において「トルコの民法システムにおいて、公務員に全国規模で「賜暇」がだされう 全文をよむ

2008-09-15 3万人が巡礼にいけないかも:サウジ政府、巡礼者の追加受け入れ枠に否定的 (Zaman紙)

サウジアラビアが毎年トルコに認めていた約3万人の追加巡礼受け入れ枠に、今年大きな問題が起きている。トルコは、メッカ周辺の工事を根拠に追加受け入れ枠を認めることを望まないサウジアラビア政府と、高官レベルでの外交交渉を行っている。      9月2日に湾岸協力会議に参加するため、サウジアラビアに赴いたアリ・ババジャン外務大臣は、同国の要人たちと追加受け入れ枠の問題について会談した。しかし、この会談からは肯定的な結果を得られなかった。これを受けて、アリ・バルダクオール宗務庁長官は、後日サウジアラビアに 全文をよむ

2008-09-14 首都アンカラの野良犬は10万匹 (Radikal紙)

県の環境森林局は、首都での野良犬の数が10万匹を超えたと述べた。環境森林局、広域市役所および他の自治体は、これまでに10万匹の野良犬のうち8千匹しか健康調査ができていない。      今年の4月までに野良犬のうち2185匹が自治体によって去勢された。3445匹は健康調査が行われ、治療された。1455匹の野良が予防接種をされ、410匹にはチップが付けられた。      約4年間、『野良犬のための保護施設を求めている』アンカラ広域市およびその他の自治体は、いまだに野良犬のための保護施設を設けていない 全文をよむ

2008-09-14 イスタンブルで新しい地下鉄車両、線路へ 市長も式典参加  (Milliyet紙)

イスタンブル広域市によって、建設工事が継続されているタクスィム‐シシハーネ‐第4レヴェント‐ダリュシュシャファカ地下鉄線の車両のうち3両が、カーディル・トプバシュ市長も参加した式典で線路に下ろされた。       56座席と185人分の立ち乗り客、計242人定員の車両は、時速80キロメートルの速度で走ることができる。4車両からなる列車では乗客968人、また8両からなる列車では乗客1936人を運ぶことが特徴だ。空調のついた車両間はお互いに行き来ができるようになっている。      韓国から1両につ 全文をよむ

2008-09-09 クシュハン経営のダイエット・キャンプ、閑散 死亡事件を受けて (Yeni Safak紙)

ムザッフェル・クシュハン医師が経営するダイエット・キャンプで当時19歳のディラさんが亡くなったのを受けて、4人がキャンプを去った。ディラさんの家族は、まだ若い少女の死に対し「先天的な病気」との見解を示したムザッフェル・クシュハン医師を告訴した。      ムザッフェル・クシュハン医師がポレネズキョイで経営するダイエットのための豪華診療所が、19歳のディラさんの死で、揺れている。トルコ国内で著名な実業家の一人であるアリ・ドゥルストさんの姪にあたるディラ・クルトさんは、一ヵ月半で15キロを一気に減量 全文をよむ

2008-09-09 メディア機関からエルドアン首相に対する反発  (Hurriyet紙)

メディア評議会のオクタイ・エクシ議長は、ドアン・メディアグループに対する告発に関して声明文を発表した。   エクシ氏は、声明で以下のように述べている。「ドイツでデニズ・フェレリという名のある団体の指導者が、貧困者への援助を目的として行った寄付の一部を流用し、自らの貿易事業のために使ったとし、フランクフルトで告訴されたが、それに関連するニュースを報道した新聞、とりわけドアン・メディアグループの報道機関、そしてこのグループの総帥であるアイドゥン・ドアン氏に対するタイイプ・エルドアン首相からの非難、さ 全文をよむ

2008-09-08 公正発展党のバトゥマン県連代表、身柄引き渡しへ! (Milliyet紙)

 バトゥマン県で7人が逮捕された不正な入札取引に関連して、自身に逮捕状が出されている公正発展党県連代表のオメル・エル氏が今日、法廷へ出廷すると共に、身柄の引渡しに応じると見られている。       現在市外におり、月曜日(本日)にバトゥマンに帰ってくる予定であることを知らせたエル氏に加え、新たに3人についての逮捕状が出されている。      ■家宅捜索    バトゥマン県警の捜査員は、入札を自身の望む方向に導いたとして、法廷から取得した許可をもとに、社会保障機構に属する一部の公務員、実業家を含め 全文をよむ

2008-09-08 トルコ国民の40パーセントは休暇を取らない (Milliyet紙)

トルコ国民の40%は全く夏季休暇に出かけず、出かける人の大部分はエーゲやマルマラ地方を好んでいる。GFKトルコの行った「休暇の習慣」という調査によると、トルコで年に1回以上の夏季休暇を取る人の割合は48%であった。国民の40%は全く夏季休暇を取っていない。もっとまれに夏期休暇をとると明らかにした人たちの割合は、12パーセントだった。      高収入のグループにおいて年に1回以上の休暇を取る人の割合は72%に達する一方、この割合は低収入のグループでは28,8%にとどまっている。休暇を取る割合が最 全文をよむ

2008-09-08 2月28日過程、教科書に掲載 (Radikal紙)

初等教育8年生の「革命の歴史とアタテュルク主義」という教科書で、9月12日のクーデター、湾岸戦争、2月28日過程といった現代史のテーマも加わった。教科書では2月28日過程に関して「世俗主義に反する言動の増加を受けて国家安全保障評議会は1997年2月28日に政府を警告した」という表現が使用された。9月12日のクーデターに関して「クーデターと体制転換」というような評価をおこなっていない教科書では、アブッドゥラー・オジャランの逮捕も加えられた。      国民教育省は、初等教育の8年生の「革命の歴史と 全文をよむ

2008-09-08 移牧生活をおくる子供たち、一ヶ月遅れて学校へ (Zaman紙)

何百万もの子どもたちが、今日(8日)新学期を迎える。夏休みの間ずっと会うことのなかったクラスの友人たちと再会する。列に並んで座り、先生たちと夏休みの思い出を語り合う。しかし移牧民の子どもたちは、この機会を得ることはできない。彼らは友人たちと1カ月後に会うことができる。      半分を移牧、もう半分を定住としながら生活を送る移牧民のスケジュールと、学校教育期間の開校日は重なり合っていない。このため何百人もの子どもたちが、学校に1カ月遅れて登校しなければならない。移牧民たちは、夏は山頂で、冬は環境 全文をよむ

2008-09-07 明日から新学期 (Yeni Safak紙)

初等学校と高校で、2008-2009年度の最初の授業が明日(8日)始まる。初等学校と高校で学ぶ合計1400万人の生徒と66万2000人の教師が3ヶ月の休みを終え、授業を始める。      新たな学年度の始まりに際して、ガズィアンテプではレジェプ・タイイプ・エルドアン首相とヒュセイン・チェリキ国民教育相が参加する式典が行われる。また、全国でも式典が行われ、生徒と教師からなる代表団が、アタテュルク記念碑に花輪を置くことになっている。アンカラでもアタテュルク廟訪問がなされる予定である。      始業 全文をよむ

2008-09-05 水不足の時でもこれほど苦しまなかった イズミルで飲料水に高濃度ヒ素 (Yeni Safak紙)

イズミルの飲料水で高濃度ヒ素が検出されたことにより、イズミル・セメント・アスファルト・エネルギー生産販売施設株式会社 (İZBETON)の飲料水の需要が増えている。      民間会社より安価な値段で水を販売している市内8ヶ所のİZBETON販売所前で、早朝からダマジャナ(水用の大きなボトル)、プラスチックカン、ペットボトルを持って行列に並ぶ市民の中には、暑さの中長時間待ったことや空腹が原因で体調を壊す人もいることが明らかになった。      ギルネの水販売所の前で何時間も待ったと述べる75歳の 全文をよむ

2008-09-03 VIP用モスク、VIP信者というものはない 神の前では皆平等 (Zaman紙)

宗務庁のアリ・バルダクオール長官は、建設予定の4000人規模のモスクがVIP用と定義されたことについて、強く反発した。バルダクオール長官は、メディアがモスクをこう呼んでいると述べ、「新聞各紙がそのモスクにVIPモスクという名前をつけ、その後、『VIPモスクなどあってよいのか?』と批判しました。VIPモスクも、VIP信者もありません。礼拝とは、アッラーの前ではすべての人が平等に扱われる場所という意味です」と述べた。      宗務庁の敷地内に建設されるモスクに関して説明したバルダクオール長官は、1 全文をよむ

2008-08-31 小学校、新1年生は明日スタート (Zaman紙)

新小学一年生および幼稚園に入園予定の子供たちは、明日(9月1日)から学校が始まる。国民教育省は、新小学一年生と幼稚園に入園予定の子供たちの学校生活への不安を解消し、彼らが学校生活に慣れることを目的とし、2006-2007年の教育年度に導入した調整(対応策)を、本年度も継続する。      明日、「適応プログラム」を受ける子供たちは、5日間、教師の指導のもと様々な活動に参加し、学校、友人、先生らと親しんでいく。保護者もまた、子どもをいつまでも送り迎えするようなことのないよう、クラスの雰囲気を受け止 全文をよむ

2008-08-30 祝、戦勝記念日 共和国記念碑前で式典 (Hurriyet紙)

8月30日の戦勝記念日及びトルコ国軍記念日のために、タクスィムの共和国記念碑では式典が準備された。      式典は、イスタンブル県知事のムアッメル・ギュレル氏、第1軍司令官エルギン・サイグン大将、イスタンブル広域市長のカーディル・トプバシュ氏を始め、大学、政党、諸裁判所、そしてまた様々な市民団体が、タクスィムの共和国記念碑へ花輪を捧げて始まった。      第1軍司令官のサイグン大将は、黙祷し、国歌の「独立行進曲」が奏でられた後、記念碑の記帳簿に署名した。      ■ 最初の式典はアタテュル 全文をよむ

2008-08-30 女性たち、保育園を要求 夜勤のある職場では24時間保育園が必要 (Radikal紙)

公務員組合連盟(KESK)に属する一群の女性が、職業生活において直面している問題について述べるため行動を起こした。女性らは、交代制勤務の職場に、24時間開いている保育所を望んでいる。      公務員組合連盟(KESK)に属する一群の女性は、女性が職業生活において直面している問題と、彼女達の要望を述べるために行動を起こした。女性らは、「私たちは3人の子どもではなく、子どもたちに保育所を望む」とスローガンを掲げた。      行動の中で声明書を読んだKESK女性事務担当のソンギュル・モルスュムブュ 全文をよむ

2008-08-29 宗務庁が発表、断食月の喜捨、今年は6YTL(約570円)以上で (Zaman紙)

宗務庁は神聖な断食月を前にして宗教施設での準備を急ぎ始めた。同庁はまた、今年の喜捨(施し物)は6YTL以上と決定した。       コンヤのムフティー、シュクリュ・オズブーダイ氏は、断食月を年に一度やってくる大切な行事と考えるイスラム教徒は、喜捨によって断食月の準備をすると話す。オズブーダイ氏は今年の断食月は29日間だと述べ、宗務庁が今年は喜捨を6YTL以上と定めたことを明かした。オズブーダイ氏は、裕福な人たちが喜捨の額を増やせば、貧困者をより喜ばせると同時に、喜捨をする人や施し物を提供する人に 全文をよむ

2008-08-26 グーグル、「ポルノ」で最も検索が多いのは、トルコ (Milliyet紙)

グーグルの8月24日までの統計データによると、2008年検索エンジンで、世界で最も多く「ポルノ」という検索を行った国はトルコであった。トルコに次いでアフリカ大陸の国のブルキナ・ファソとアルメニアが続いた。      最も有名なインターネット検索エンジンであるグーグルで、2008年に最も多く「ポルノ」という単語を検索した国はトルコであることが明らかにされた。グーグルの8月24日までの統計データによると、2008年検索エンジンで、世界で最も多く「ポルノ」という検索を行ったのはトルコであった。トルコに 全文をよむ

2008-08-25 北東の風が吹き、暑さも収まる模様 (Radikal紙)

連日息をつくのも困難な酷暑は、水曜以降、平年並みになる模様。このひどい暑さは、北アフリカからの熱波と8月中旬に到来が予想された強い北東の風が遅れているためである。      気象庁イスタンブル管区気象台は、昨日と本日のイスタンブルの気温を34-35度であるとした。ユルドゥルム気象局長は、暑さの原因を北アフリカからの熱波であるとし、例年8月15日以降みられる強い北東の風が今年は月末にずれているとした。このため酷暑の影響が継続可能となったとして、水曜日に強い北東の風が吹くのに伴い、気温も28度に、つ 全文をよむ

2008-08-23 トルコからふたつの異なる風景 大学でのスカーフ着用問題 (Milliyet紙)

学生選抜試験(ÖSS)でトルコ9位の成績で医学部に合格したコチさんは、「大学が始まる前にアタテュルク廟を訪れます。大学ではスカーフを被りません」と話した。      スィヴァスで学生選抜試験(ÖSS)をトルコ第9位の成績でハジェッテペ大学医学部に合格し、日常生活ではスカーフを身に着けているハティジェ・コチさん(17)は、「大学が始まる前にアタテュルク廟を訪問します。大学ではスカーフを脱ぎます」と語った。   スィヴァス科学高等学校を卒業したコチさんは、初めて受けたÖSSで「理系重視得点―2」で3 全文をよむ

2008-08-22 メルスィンで失敗、今度はイズミルで爆発事件 (Yeni Safak紙)

メルスィンでPKKのテロリストが警察署爆破を計画し、バリケードを張った警官の頭上を車両で飛び越え自爆したが、その後テロリストはイズミルに姿を現した。   テロリストは、警察送迎車両と軍の車両が通る際に、携帯電話をリモコン起爆装置とした爆弾を積んだフォルクスワーゲンの車両を遠隔操作で爆発させた。この爆発で送迎車両に乗っていた警官8人、大佐1人を含む軍人3人、近くにいた一般市民7人が負傷した。         ■(設定時間より)早く爆発した      テロリストは、昨日の朝7時45分頃イズミルのコナ 全文をよむ

2008-08-22 羊飼いが携帯電話をもつようになり、森林火災が減少 (Zaman紙)

携帯電話サービスエリアの拡大と羊飼いが携帯電話を所持し始めたことが、森林火災の減少に貢献している。       自分たちの土地を良く知る羊飼いからの通報が、延焼前の消火に大きく役立っている。アンタリヤ史上、最も大きな火災を電話による通報で知ったと語る森林局局長のレジェプ・カシャン氏は、情報伝達手段の増加に伴って、焼失する森林面積が減ったと述べた。羊飼いからの通報が一番多いと述べるカシャン氏は、ずっと放牧地を回っている羊飼いらが、火災についても情報を提供してくれていると述べた。カシャン氏は、「羊飼 全文をよむ

2008-08-20 片腕が不自由なトレジくん、ハジェッテペ大学医学部へ進学 (Milliyet紙)

トレジくんは「僕が腕を失ったのは医者がいないからです。だからずーっと医者になりたいと思っていました」と話した。      ハッキャーリのユクセコヴァ郡で、片腕で羊飼いをしているイルファン・トレジくんは、ハジェッテペ大学医学部へ進学した。トレジくんは、学校が休みのあいだはユクセコヴァ郡のハジュテペで羊飼いをしながら家族の生計を助けていた。   電流に触れたことで5歳の時に片腕をなくしたと話すトレジくんは、なぜ医学部を選んだかを次のように説明した。「僕が片腕を失ったのは医者がいないからです。このため 全文をよむ

2008-08-17 エルゲネコン地下組織とPKKの関係、明るみに (Zaman紙)

エルゲネコン・テロ組織とPKK(クルド労働者党)との間に深い関係があったことが、クルド系政治家の他、一時期アブドゥッラー・オジャランと交友関係にあった人々によっても裏付けられている。       オジャランの旧友で、捜査の拡大を望んでいるイブラヒム・ギュチル氏は、PKKがエルゲネコンと共に活動していたことを明らかにしている。セリム・チュリュッカヤ氏も、この情報が確かであると認めている。   オジャランが弁護士に会った最近の面談に注目するチュリュッカヤ氏は、「これは非常に興味深い。『我々はタンス・ 全文をよむ

2008-08-17 イスタンブル市民は大迷惑―アフマディネジャードのトルコ訪問 (Hurriyet紙)

イランのアフマディネジャード大統領がイスタンブルに来る日程は前もってわかっていたが、何百万ものイスタンブル市民には知らされていなかった。来賓の大統領が到着する日には市内の主要な幹線道路が完璧に通行止めとなり、さらに歩行者さえも足止めされた。人々は2日間、不便な生活を余儀なくされた。ムアッメル・ギュレル知事は、アフマディネジャード大統領を見送った後、「親愛なるイスタンブル市民がこれを、理解をもって受け止めてくれるようお願いする」と述べた。しかしそれをイスタンブル市民は誰も理解をもって受け止めなかっ 全文をよむ

2008-08-16 ハジュ・ベクタシュでのアレヴィー派の祝祭、抗議の中で開催 (Radikal紙)

ネヴシェヒルを訪問したギュル大統領は、ベクタシュ・ヴェリ墓廟を訪れ、大統領にふるまわれた黒クワの実を、伝統に従って3つ食べた。      ギュル大統領は、第45回国内/第19回国際ハジ・ベクタシュ追悼式典に参加するため、ネヴシェヒルにあるハジ・ベクタシュ郡に行った。      イスタンブルからネヴシェヒル・トゥズキョイ空港に到着したギュル大統領は、陸路でハジ・ベクタシュ郡へ向かった。同大統領は、ハジ・ベクタシュ博物館とキュッリイェ(付属施設群)を訪問し、関係者から説明を受けた。またキュッリイェ内 全文をよむ

2008-08-16 5月現在の失業者数、昨年同時期より、4万1千人増加 (Milliyet紙)

トルコ全体の失業者数は、5月の時点で昨年の同時期と比べて4万1千人増加し、216万4千人に及んだ。      失業率は8.9パーセントに確定した。都市部では0.1ポイント増で11パーセント、地方では0.2ポイント減で5.6パーセントとなった。トルコ統計機構のデータによると、被雇用者数は43万4千人増え、2227万2千人となった。今期農業分野で働く労働人口は6万2千人、非農業分野の労働人口は37万3千人増えた。5月期では被雇用者の27.1パーセントが農業、19.4パーセントが工業、6.1パーセント 全文をよむ

2008-08-13 アダナ風キス! トゥズメン国務大臣、「同性とキスを伴う挨拶はしない」アダナ広域市長に無理やり・・ (Yeni Safak紙)

キュルシャド・トゥズメン国務大臣は、アダナ市長アイタチ・デュラク氏の「同性とキスを伴う挨拶はしない」という方針を無理やり破った。   アダナ各地を訪れているキュルシャド・トゥズメン国務大臣は、昨日午前中にアダナ市でまず県庁舎を訪問した。県庁舎での歓迎の際、14年前から「男性は男性にキスすべきでない」という姿勢を貫くアイタチ・デュラク市長と、キュルシャド・トゥズメン国務大臣のあいだで「キスする・キスさせない」でひと騒動が起こった。この騒動は腕力に自信のあるトゥズメン大臣が制した。メルスィンからアダ 全文をよむ

2008-08-12 「見栄え」のため、2000人の長距離バス運転手に口ひげ禁止 (Hurriyet紙)

ウルソイ・ホールディングが15年前に、ヴァラン・ツーリズムが10年前に適用した「バス運転手に対する口ひげ禁止令」は、800台のバスを有して事業を展開しているメトロ・ツーリズムにおいても始まった。      メトロ・ツーリズムは、組織内の2000人の運転手に対し、「口ひげ禁止」を告げた。メトロ・ツーリズムによるこの禁止令の施行は、コッチ・ホールディング名誉会長ラフミ・コッチ氏の「あごひげや口ひげを生やしている人材は起用しない」という発言へのエルドアン首相の反発を招くこととなった。      長距離 全文をよむ

2008-08-03 18人犠牲のコンヤの爆発事件、被害者家族は告訴せず (Hurriyet紙)

バルジュラル地区にあるコーラン学校で18人の命を奪った爆発の後、告訴するものが誰一人現れない一方で、地区の住民は死者らを「殉教者」として考えている。12歳の娘を失ったバルス・セメルジさんは、この事故を「神の意志」と位置づけて、誰にも過失がないとし、以下のように付け加えた。「絶対に、どうか学校について悪いことを書かないでほしい」      コンヤ県タシュケント郡のバルジュラル地区で、無許可のコーラン学校として使用され、8月1日の朝、ガス漏れによる爆発で倒壊したボアズジ私立学生寮の瓦礫の下敷きとなっ 全文をよむ

2008-08-03 コンヤのコーラン学校女子寮ガス爆発事件の背景 (Milliyet紙)

8人の少女が命を落とした寮は、年2回行う必要のある査察が行われず、(構造的)欠陥があったことや(コーラン学校で)違法の授業なされていたことが認識されていたにも関わらず必要とされる措置がとられなかったことが明らかになった。       コンヤのタシュケント郡、バルジュラル地区において18人の少女が亡くなった私立ボアズィチ中等教育学生寮で、査察の不履行など一連の不祥事が明るみに出た。国民教育省の名のもと県および郡の国民教育局により査察されることになっている寮は、手続き監査以外の査察が行われなかったた 全文をよむ

2008-08-03 イスタンブル爆弾テロ事件の犯人逮捕―犯行は、PKK (Hurriyet紙)

ギュンギョレンで胎児1人を含む18人を殺害し、クルド労働者党(PKK)メンバーであることが明らかにされたヒュセイン・トゥレリと7人の共犯者が昨日逮捕された。トゥレリは、爆弾を携帯電話で爆発させ、そばにいた5人とともにその模様を見ていたと述べた。      ギュンギョレンで17人と1人の胎児の死亡の原因となった爆弾を設置した犯人と、その手助けをした7人が昨日(2日)、逮捕された。容疑者の1人、26歳のヒュセイン・トゥレリが爆弾を携帯電話で爆発させたことが明らかになった。分離組織PKKのメンバーの爆 全文をよむ

2008-08-02 ハラチオール教授に代わり、ビリンジ教授がトルコ歴史協会会長に (Milliyet紙)

ユスフ・ハラチオール教授の更迭によって空席となったトルコ歴史協会(TTK) の会長に、警察学校教員のアリ・ビリンジ教授が起用された。      ビリンジ教授は歴史作家である他、詩についても研究している。ハラチオール教授は、先週、年次休暇を取得中にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相によって更迭されている。      ハラチオール教授の後任には、舞台裏でささやかれていたように、アブドゥッラー・ギュル大統領に近い人物とされるビリンジ教授が任命された。1947年生まれのビリンジ教授の任命に関する決定は、 全文をよむ

2008-08-02 これがその証拠 エルゲネコン裁判関連書類にディンク殺害に関する証拠 (Yeni Safak紙)

エルゲネコン裁判の起訴状の、441冊のファイルで構成され、3枚のDVDに移された添付ファイルには、容疑者らの供述と電話の通話記録の他、殺害されたサントロ氏、フラント・ディンク氏、そしてイフサン・ギュヴェン氏の殺害に関する記録もある。      エルゲネコン捜査の中、86人の容疑者について立件した裁判に関する起訴状に添付された441冊のファイルが、裁判を行うイスタンブル第13重刑裁判所により、3枚のDVDに収められ、容疑者の人数分コピーされて各方面に与えられた。ファイルには、容疑者が警察、検察局、 全文をよむ

2008-08-01 「ガス臭があった、電気をつけたら爆発した」 コンヤの女子寮で爆発 (Zaman紙)

 コンヤのタシュケント郡バルジュラル町で倒壊した女子寮から救出された一人の生徒が、爆発の前に教師のうちの一人が「台所のガス管が外れている」と言っていたのを聞いたと話した。       バルジュラル町で倒壊した女子寮の建物から救出された最初の生徒たちのうちのひとり、13歳のメルヴェ・アヴジュさんは初等部8年生に進級し、コンヤで暮らしていると述べた。祖父母がバルジュラル在住だと話すアヴジュさんは、学校が夏休みに入った後、コーランを学ぶため、寄宿生として寮に登録されたと述べた。       軽いかすり 全文をよむ

2008-07-30 ギュンギョレンへのテロ攻撃に関連し9人が検挙、警察は爆破犯を追跡中 (Zaman紙)

ギュンギョレンのメンデレス大通りで発生し、17人と胎児一人が犠牲となったテロ攻撃に関する捜査で9人が検挙された。      入手した情報によれば、テロ犯罪及び組織犯罪の捜査に関する特務を担うイスタンブル共和国検察本部が実施する広範な捜査の中で、テロとの闘い部局のチームが捜査作戦を行っている。      捜査で、現在までに爆発物を置いたテロリスト自身もしくはテロリストとつながりがありうるという容疑で、10人以上が検挙されたと伝えられている。      警察本部で被検挙者の尋問や諸手続きが行われてお 全文をよむ

2008-07-29 警察、2回目の爆発の直前に走って逃げる人物を捜索中 (Yeni Safak紙)

ギュンギョレンで18名が死亡した「謀略に満ちたテロ」の数秒前に、事件現場から急いで離れる黒服で痩せ型の人物が携帯電話の映像にとらえられた。      休日と夕方に、市民が散策し、楽しむため歩行者天国となるギュンギョレンのメンデレス・チュクマズ通りで、一昨晩10分の間に2回起こった爆発での死者の数は18名に上った。警察は犯人を特定するため、情報セキュリティーシステム(MOBESE)と周辺の他のカメラの映像を押収した。      最初の爆発の後に家のバルコニーに出たある市民が携帯電話で撮影した映像で 全文をよむ

2008-07-28 教員の任命、8月21日に (Yeni Safak紙)

教育機関での教員の欠員を埋めるために、第1回任命形式により43分野から15,200人の任命、一般任命形式により29分野から300人、組織間任命形式により18分野から100人、そして体育教育分野からトルコ代表選手となった人たちから144人、合計15,744人のポストに任命が行われる予定だ。さらに初めての任命により25分野から2300人、再任命として21分野から149人、合計2449人の契約教員が任命される予定だ。      ■年末にはさらに1万人      教員受験者は任命を受けるための申請を、公 全文をよむ

2008-07-28 爆破事件のギュンギョレンでは、ベランダにトルコ国旗が吊るされた (Radikal紙)

昨夜、続けて起こった2回の爆発の後、ギュンギョレンでの生活は通常を取り戻した。      市役所の職員が事件現場で掃除をする一方で、商店の人たちは被害を受けた職場の修理を始めた。一般市民や商店の人たちは、襲撃への抗議として、ベランダや店にトルコ国旗をつるした。      アブドゥッラー・ギュル大統領とタイイプ・エルドアン首相、ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長は、行った記者会見でテロを厳しく非難した。ビュユクアヌト参謀総長は、参謀本部のイン ターネットサイトに掲載したメッセージの中で、「この非人道 全文をよむ

2008-07-28 速報!イスタンブルで悪意に満ちた爆発事件 17人死亡、109人が負傷 (Zaman紙)

トルコは、エルゲネコン・テロ組織の流血事件を議論している一方で、昨夜、悪意に満ちた襲撃にあった。人々が夜の散歩に出る大通りで、テロリストたちは、最初に音爆弾を爆発させた。人々が集まったとき、効力のあるふたつ目の爆弾が爆発した。この爆発で、17人が死亡する一方、109人が負傷した。      邪悪なテロが昨夜、イスタンブルで起こった。ギュンギョレンで発生したふたつの爆発で、3歳の子どもひとりを含む17人が死亡し、109人が負傷した。何の罪も無い一般の人々を標的とした攻撃は、夜22時5分に発生した。 全文をよむ

2008-07-27 速報!イスタンブルのギュンギョレンで爆発事件、13人が死亡 (Milliyet紙)

発生した2回の爆発は、最初の発表によると、13人が死亡、72人がけがをした。      イスタンブルのギュンギョレンで2回の爆発が起こった。発生した爆発では、最初の発表によると、13人が死亡、72人がけがをした。   爆発後、警察、消防、救急車そして天然ガスの担当チームがギュヴェン街区クナル通りメンデレス・チュクマズに派遣された。      ■ギュレル知事、13人が死亡、72人がけが   ギュンギョレンでの爆発の後、イスタンブル知事のムアッメル・ギュレル氏は現場で調査を開始した。ギュレル知事は、 全文をよむ

2008-07-26 エルゲネコン起訴状に、衝撃の国家諜報機構レポート ウウル・ムムジュを殺害したのは誰? (Hurriyet紙)

第13重罪法廷で受理されたエルゲネコン起訴状で、ヴェリ・キュチュク退役将軍の(自宅のある)「ベシクタシュのガイレッテペ地区ギョネンオール通りフィダンAブロック14-9で行われた調査」で入手された文書の詳細が明らかとなった。一部の閣僚と官僚、実業家に関する詳細な報告書があった文書の中で、最も関心がもたれたのは国家諜報機構(MİT)によって書かれ当時の首相に送られた1993年2月2日の日付がある報告書であった。      起訴状には、「明るいオリーブグリーンの色で『2005』という見出しがある手帳」 全文をよむ

2008-07-25 ハラチオール教授、「私がいなければアルメニアとの関係は改善されるのか?」 更迭を受けてコメント (Milliyet紙)

ユスフ・ハラチオール教授は、トルコとアルメニアの関係が改善されつつあるこの時期に、トルコ歴史協会(TTK)会長を更迭されることについて、「私がいなければアルメニアとの関係が改善されるというのか?虐殺がなかったという事実が変わるというのか?」と述べた。    更迭されることを、自分も知らなかったと述べるハラチオール教授は、以下のように続けた。   「少しも残念ではない。任務に就けば、いつかは終わりがくる。どうするかは政府の自由である。更迭の理由に関しては、私にも国民にも説明がなかった。政府や理事会 全文をよむ

2008-07-24 高級ホテルで石鹸の泡で楽しむイベント、惨劇に 3人が死亡 (Milliyet紙)

泡の噴射機が床に落ちて漏電し、その結果、アンタリヤの5つ星ホテルで観光客2人を含む3人が亡くなった。ほかに2つのイベントでも事故が起きた。      アンタリヤのララ・クンドゥ・ツーリズム地区(Lara-Kundu Turizm Bolgesi)にある5つ星ホテル、ヴェネツィア・パレス・デラックス・リゾートホテルのヘリポートで一昨日の夜、ある企画会社主催の泡で楽しむイベントが悲劇を招いた。   泡の噴射機が床に落ち、水に触れたために漏電がおきた。これが原因でダンスを楽しんでいたイスラエル人ヌール 全文をよむ

2008-07-21 ドイツ人登山客、解放 (Yeni Safak紙)

PKKのテロリストたちが、7月8日にアララト山の3200メートル地点でキャンプをしていたところを誘拐したドイツ人登山家ラルス・ホルガー・レネさん、マルティン・ゲオルクさん、ヘルムート・ヨハンさんを昨日(20日)の正午頃に解放した。登山家たちの健康状態は良好だと発表された。      登山家の解放を受けて記者会見を行ったアール県知事メフメト・チェティンは、軍がとった厳しい警戒網を通り抜けられなくなったテロ組織PKKのメンバーたちが7月8日夜、アララト山のキャンプから誘拐した3人のドイツ人登山家を解 全文をよむ

2008-07-21 トルコの若者が好きな女性はトゥバ、男性はアルダ (Radikal紙)

独立教育者組合によって行われた18才から23才の若者を対象とするアンケートによると、トルコの男性は好ましい女性としてドラマ女優であるトゥバ・ビュユクウストゥン氏、女性はガラタサライサッカーチームの選手であるアルダ・トゥラン氏を筆頭に選んだ。      独立教育者組合は、60.36パーセントが中等教育経験者20.73パーセントが大学教育経験者で、年齢は18-23才の千人の若者に向け「青年は恋愛についてどう思う」というアンケートを行った。このアンケートによると、半分以上の若者は一目惚れを信じる一方で 全文をよむ

2008-07-20 トルコ統計機構発表のイスタンブル出身地別地図―スィヴァス出身者が最多 (Zaman紙)

トルコ統計機構(TÜİK)がトルコ全体で行なった調査によると、イスタンブルにはこの50年間で1100万が移り住んだが、その中でもっとも多かったのはスィヴァスからの移住者で、もっとも少なかったのはハッキャーリからの移住者であった。またイスタンブルに暮らすスィヴァス、カスタモヌ、スィノプ、バイブルト、ギレスン、アルダハンそしてエルズィンジャンのそれぞれ出身者の数は彼らの出身地の人口よりも多かった。      ■どこの出身者がどこに住んでいるのか■      イスタンブルは、何もかもが黄金と呼ばれ、こ 全文をよむ

2008-07-19 バイラムパシャ伝説、歴史の中に姿を消す -バイラムパシャ刑務所閉鎖 (Zaman紙)

■トルコ史上、重要な一時代の証言者であったバイラムパシャ刑務所が40年の役目を終えて閉鎖された。メフメト・アリ・シャーヒン法務大臣とイスタンブル広域市市長のカーディル・トプバシュ氏が共に錠を下ろし、バイラムパシャ刑務所を象徴する鍵はシャーヒン大臣に渡された。      ■バイラムパシャ刑務所より前に約150の刑務所が閉鎖されていた。   バイラムパシャ刑務所は40年もの間、マフィアのドン、麻薬密輸業者、テロ犯、さらには雑誌やメディアの重鎮らを収監してきたが、その門が最後の見学のために開かれた。報 全文をよむ

2008-07-19 エルゲネコン捜査書類、裁判所へ (Milliyet紙)

エルゲネコン捜査の中で作成された起訴状に関連するファイル441冊からなる書類が、18日、ベシクタシュにあるイスタンブル裁判所に運び込まれた。      ファイル441冊は、捜査を行っている検察官らが作業をしているレヴェントにあるイスタンブル裁判所分館から、ミニバスで運ばれた。台車で裁判所に運び込まれる際、庭の外側からその様子を撮影しようとしたメディア関係者は、歩道から遠のくよう求められた。裁判所へ入ることを禁止された新聞記者らが異議を唱えると、今度は盾を持った警官らが庭へ現れ、書類の撮影を妨げよ 全文をよむ

2008-07-18 アンタリヤ国民教育局での表彰式で、スカーフ着用女子学生の保護者が抗議 (Milliyet紙)

アンタリヤ国民教育局が、ÖSS(学生選抜試験)とOKS(中等教育学生選抜試験)で上位に入った生徒のために行った表彰式で、スカーフを着用した学生の保護者が抗議した。      ÖSS「文系重視得点―2」で全国50位になったゼフラ・オズチュルクさんの保護者であるメレッキ・オズチュルクさんが壇上にあがり、娘がスカーフを着用しているために表彰式に招待されなかったと抗議した。アンタリヤ国民教育局のヌーリ・ギュライ局長に対し、「これが公正といえますか?ショートパンツを履いた女の子たちが表彰されているのに、私 全文をよむ

2008-07-14 イスマイル・カラ教授:「シェリフ・マルディンは芸術をやっている、ナンセンスだ」 (Zaman紙)

イスマイル・カラ教授は「トルコで宗教と無関係のことなどひとつもない」と語っている。同氏は30年間の研究成果として出版した著書(*)において、トルコに存在するイスラーム問題を、時折厳しい調子を交えながらではあるが考察した。      マルマラ大学神学部教授であるイスマイル・カラ博士は、『アクシオン』誌上の記事でシェリフ・マルディンをも辛らつな言葉で批判している。      以下、カラ教授がシェリフ・マルディンに関して述べたことである:      質問者:イマーム[礼拝の導師]と教師の間に問題はあり 全文をよむ

2008-07-13 学生選抜試験トップ成績者発表―でも、去年と同じ人。なぜ? (Hurriyet紙)

待望の学生選抜試験(ÖSS)の結果が発表された。試験を受けた150万人の学生の93パーセントが(大学の)選択権を獲得した。6人の学生が1位を共有した今回の試験では、トップ成績者らの中には、去年から知られた人物がいた。2007年学生選抜試験(ÖSS)に優秀な成績を得て、いい大学に進学した学生が今年もトップ(の成績)を取ったことで、「特賞のために、受験している」という問題が浮かび上がった。      2008年の学生選抜試験(の結果)が発表され、トップ成績者となった受験者が議論を巻き起こした。200 全文をよむ

2008-07-13 スカーフ問題なんてど~でもいい―首相府人権局報告書にみる国民の関心 (Radikal紙)

首相府人権局の報告書には様々な問題について非常に多くの苦情が寄せられている。スカーフ問題からの苦情はたった1件が寄せられたのみだった。        優先的に解決される必要のあるひとつの問題と公正発展党が見ている『大学におけるスカーフ』問題は、国民の観点からは優先的な問題ではないことが、首相府人権局作成の報告書で明らかにされた。「服装が原因で教育を受ける権利をはく奪された」という主張は1件のみの申請だった。国民が最も多く苦情を申し立てた事柄は、保健や病人の権利といった分野で起こった侵害である一方 全文をよむ

2008-07-12 女性に遺産相続権はない? 最高裁判所が訴訟を差し戻し (Hurriyet紙)

「娘に遺産相続権なし」として姉妹を相続人からはずした後、家族の財産を手にしたと告発されたアティッラ・アルタムに関し、最高裁判所は、株式売却の無効を求める告訴を棄却した地方裁判所の決定を撤回し、審議し直すよう命じた。      イスタンブルのアジア側に電力を供給しているアクタシュ、アイ・ホールディングス、そしてアクテペ建設のオーナーである86歳のムラト・サブリ・アルタムと、83歳の妻スュヘイラ・アルタムの子ども達の遺産相続をめぐる争いは2年前に始まった。      この夫婦のふたりの娘ベテュル・ア 全文をよむ

2008-07-12 トルコ医師会、エルゲネコン捜査で拘束されたオックル氏の死亡を調査へ (Milliyet紙)

トルコ医師会は、エルゲネコン捜査で逮捕された実業家クッドゥスィ・オックル氏が釈放後に命を落としたことに関して、調査を開始させた。      トルコ医師会が行った説明では、事務局長のエリシュ・ビラルオール医師が一昨日、オックル氏の妻サブリイェ・オックル夫人と彼女の弁護士デヴリム・タシュ氏と面談したことが明らかにされた。その面談でサブリイェ・オックル氏は、「夫の健康問題は拘束の約8ヶ月後から始まった」ことを明らかにした。サブリイェ・オックル夫人は、「夫の境遇については、裁判所システムから来る問題が根 全文をよむ

2008-07-11 アララト登山、一時禁止へ 誘拐されたドイツ人登山者救出作戦のため (Milliyet紙)

テロリストによって誘拐された3名のドイツ人旅行者救出のため、開始された作戦を堅実に実行すべく、アララト山登山は一時禁止されたことが明らかにされた。      現地ガイドのケマル・チェヴェンと共に登頂するため、7月7日に登山を開始した13名のドイツ人は、3200メートル地点のイェシルキャンプでキャンプを設け宿泊した。そこでその晩、旅行者のキャンプは、自動小銃を携帯した5名の武装集団に攻撃された。テロリストたちは、ドイツ政府のクルド労働者党(PKK)への態度に抗議する目的で攻撃したことを明らかにした 全文をよむ

2008-07-11 殉職した警察官を同僚が涙で見送り 米国総領事館襲撃事件で (Zaman紙)

 イスティニイェの米国総領事館で発生した襲撃事件で犠牲となった3名の警察官の葬儀が県警本部にて行われ、殉職者らはそれぞれの故郷へ見送られた。       要人や警察本部の職員、遺族らが参列した葬儀を終えて、霊柩車に乗せられた殉職者らは、同僚や親族に涙で見送られた。遺体がオスマニイェに搬送されたメフメト・サチマルオールの遺族は、「イスタンブルに今後さらに自分の息子を見送るだろう。祖国よ健全たれと」と涙ながらに語った。多くの遺族が参列した葬儀でジェラレッティン・ジェラフ県警本部長は、事件の前日に誕生 全文をよむ

2008-07-10 殺害された襲撃犯のうち2人は前科あり -米国領事館襲撃事件で (Zaman紙)

アタライ内務大臣は、警視総監オウズ・カアン・キョクサルとイスタンブル県知事ムアッメル・ギュレルと訪れたイスタンブル県警察本部を去る際、新聞記者の質問に対し「警察関係者は、わずかな、どんな点もおろそかにすることなく職務を行っている」と述べた。殺された3人のテロリストの身元を特定したと述べたアタライは、このうち2人はすでに軽犯罪により前科者リストに載っており、指紋から本人であると確認したと述べた。これらの人物の身元に関し、決定的な証拠や裏付けを持っていると語ったアタライ大臣は、「これらの者の関与は裏 全文をよむ

2008-07-10 勇気ある警官、テロリストの策略を防ぐ 米国総領事館がテロの標的に (Zaman紙)

イスタンブルのアメリカ領事館がテロの標的となった。建物の前で警備にあたっていた3人の警官が死亡したが、別の警官は悪しきテロ行為を阻止した。勇敢な警官は負傷しているにも関わらずテロリストたちに発砲し、3人は死亡、4人目は車で逃走した。      昨日テロの悪しき相貌が今一度明らかになった。イスタンブルのアメリカ領事館の前で職務にあたっていた警官らが銃で襲われた。要塞のような建物の入り口の警備室を標的にしたテロリストたちにより3人の警官が犠牲となった。犯人のうち3人はその場で殺害されたが、残り一人は 全文をよむ

2008-07-09 スィイルト・イスタンブル間のフライトでこんなことに! 乗客は体重測定されて搭乗 (Radikal紙)

スィイルトで滑走路が暑さの影響を受けると、乗客に一人ずつ体重測定が行われた。70人の乗客のうち、合計2,380kgの34人が搭乗を許された。      気温がこの季節の標準を上回ったいくつかの地域では、空の交通も不具合を受け始めている。スィイルトで滑走路が異常に熱くなったことを受け、イスタンブル行きの航空機が一定重量を超過出来ないと決断された。乗客たちは体重を測定されて、機内へ受け入れられた。70人の乗客のうち34人は無荷物で搭乗することができた。      スィイルト発アンカラ経由イスタンブル 全文をよむ

2008-07-08 アンカラで40メートルのトンネルを掘って銀行強盗 -まるで映画「ザ・バンク・ジョブ」のよう (Zaman紙)

ロジャー・ドナルドソンが監督を、ジェイソン・スタットハムとサフロン・ブロウズが主演を務めた映画「ザ・バンク・ジョブ」が、アンカラで現実となった。窃盗犯たちは、バルガトにある農業銀行の一支店の金庫を、長さ40メートル、深さ3メートルのトンネルを掘って空にした。      アンカラのバルガト地区で一昨日起こった農業銀行窃盗に関して、アンカラ警視庁は詳細な捜査に入っている。警察は捜査により興味深い情報に行きあたった。泥棒たちが銀行まで約40メートルの距離にあった下水道の穴から入った事が断定された。   全文をよむ

2008-07-07 ディンクの裁判、今日メディアに公開 (Zaman紙)

アゴス新聞総編集長フラント・ディンク氏の殺害事件に関して継続している第6回目の審問は、傍聴人とメディアに公開して実施される。殺人容疑をかけられている少年O.S.は2008年6月18日時点で18歳を満了したため、メディア関係者と傍聴人は審問を傍聴することができる予定だ。      今日(7日)に行われる審問に対し、国内外のメディアが大きな関心を示すことが期待されている。      フラント・ディンク氏殺害事件に関してイスタンブル第14重罪裁判所は、少年O.S.が18歳未満であるという理由により、刑 全文をよむ

2008-07-07 尋問の警察官、「将軍」が抗うと「さん」付けに変更:エルゲネコン捜査 (Hurriyet紙)

火曜日に始まったエルゲネコン捜査の第六波は、元将軍のフルシト・トロンとシェネル・エルイグル両名が強制、暴力を行使してトルコ共和国政府を排除する、テロ組織の設立者と指導者であるとの罪で逮捕されたことで、「今のところ」終止符が打たれた。イスタンブルのテロとの闘い部局で4日間勾留されていたフルシト・トロンとシェネル・エルイグル両名のこの間の状況の詳細は、逮捕後に明らかになった。元将軍2人に対し、尋問のはじめのころは「将軍」と呼んでいた警察官は、黙秘を続けるエルイグルに対し、しばらくして「シェネルさん」 全文をよむ

2008-07-05 ディヤルバクルで1年に20人の女性が自殺、夫や親族に殺害された女性は5人 (Hurriyet紙)

ディヤルバクルのバウラル市女性連合協会は、名誉殺人と女性の自殺に関する報告書で、昨年、25人の女性が亡くなったと明らかにした。またそれらの女性のうち、20人は自殺を図り、5人は夫や親族に殺害された。同報告書によれば、自殺や殺害された25人の女性のうち14人は独身、3人は婚約中、5人はイマーム・ニキャフ(宗教)婚、1人は正式な婚姻、そして2人は寡婦。また、亡くなった女性のうち16人の女性は小学校卒業あるいは中退、それ以外の女性は高校または大学を中退、あるいは読み書きができなかったと同報告書は報じた 全文をよむ

2008-06-30 サバンジュ大の興奮の卒業式 (Hurriyet紙)

2007-2008教育年度にサバンジュ大学から卒業した計590人の学部生、修士、博士課程の学生は、一昨日(28日)、トゥズラ・キャンパスで行われた卒業式で賞と卒業証書を受け取った。      学生達は皆一緒に角帽を空に投げ、卒業を祝った。これに続き、サバンジュ大学評議委員会のギュレル・サバンジュ会長は、ラテン音楽の伴奏に合わせて学生たちとダンスをした。しばらくの間、ステージにも上がったギュレル・サバンジュ氏は、ラテン・ダンスの動きをとても上手に披露した。式典ではまた、二年前に交通事故で亡くなった 全文をよむ

2008-06-29 「ギュレンの目標は、教育によるイスラム国家樹立」 (Milliyet紙)

ジェム財団のイッゼティン・ドアン理事長は、12年前に知り合ったヌル教団の代表のひとりフェトフッラー・ギュレン氏が教育を通じて「独立イスラム国家」の樹立を目指している、と主張した。      ドアン理事長は、ジェム財団イズミル支部がボルド・レストランで開催した相互扶助の夕べに参加し、ある新聞記者の「フェトフッラー・ギュレン氏はどんな方ですか?」とい質問に対し、以下のことを述べたと答えた。      「フェトフッラー・ギュレン氏とは10~12年前に私の家で知り合いました。その後2、3回会ったことがあ 全文をよむ

2008-06-27 クリミア・コンゴ熱の原因とされるダニ 実は1980年軍事クーデターの産物 (Hurriyet紙)

イスタンブル大学獣医学部の教員、タフスィン・イェシルデレ教授は、トルコでダニの数が増加している原因が1980年9月12日の軍事クーデターにあると述べた。「1980年以降、機関が閉鎖され、ダニが増えたのです」      専門家チャンネルというインターネットサイトに見解を表明したイェシルデレ教授は、「ダニは昔からも存在していたのですが、ダニ対策は十分に行われていました。1980年9月12日より前は、獣医機構が組織としてダニと奮闘していました。獣医たちは村々をひとつひとつ訪問し、ダニと闘っていたのです 全文をよむ

2008-06-27 ラジオテレビ高等機構、スカーフ着用のインターンシップ生が議論に (Milliyet紙)

スカーフを着用しているある学生が、ラジオテレビ高等機構で実務研修を始めたことで、同機構理事会に議論が巻き起こった。ラジオテレビ高等機構のアクマン理事長は、スカーフ着用の実習生について報告を受けていないと言い、必要な処置をとると述べた。      ラジオテレビ高等機構ではスカーフ着用の実習生に関わる重大局面に直面した。10日間、スカーフを着用して実務研修を行った学生は、共和人民党の度重なる主張により26日、スカーフをとって実習を続けた。ラジオテレビ高等機構のザヒード・アクマン理事長は、「我々の機構 全文をよむ

2008-06-26 トルコでは51パーセントが拷問に賛成 (Milliyet紙)

「世界世論」プラグラムの調査によると、トルコでは、前もって決められた条件下であれば拷問に賛成する人の割合が2年間に24%から51%へ上昇した。トルコ国民の18%が広く拷問を認めている。      一昨日(24日)、国連本部で国際世論調査(WPO)という名称のプログラムにより発表されたアンケート調査では、トルコで世論の51%が「無実の人々の生命が危険にさらされている異常事態においては、テロリストに対し一定の範囲内で拷問を行うことが可能」と考えていることが明らかになった。   国連で「6月26日拷問 全文をよむ

2008-06-26 イスタンブル弁護士会のパネルディスカッションで大統領と大統領夫人に無礼な発言 (Zaman紙)

イスタンブル弁護士会が開催した第二回共和国の法律に関するパネルディスカッションは衝撃的な展開となった。      イスタンブル弁護士会のニザル・オズカヤ会長代理は、アブドゥッラー・ギュル大統領夫妻に対し侮辱に満ちた表現を使用。大統領について「アラブ遊牧民のような格好をした妻と共に現れ、大統領の座を手に入れた」と発言した。イスタンブル弁護士会が開催した「共和国の法」というタイトルのパネルディスカッションにパネリストとして参加したのは、マルテペ大学アタテュルク諸原則・革命史学部長のオルハン・チェキチ 全文をよむ

2008-06-23 トルコ国旗の売り上げ急増 (Hurriyet紙)

サッカー欧州選手権でのトルコ代表チームの活躍は、トルコ国旗を製造する業者にとって都合の良いものとなった。トルコ代表チームの欧州選手権2008での試合時には200万本、300万新トルコリラ(約2億7千万円)の国旗が販売される一方で、製造業者は決勝戦を切望している。トルコ代表チームが驚いたことに準決勝に残ったため販売数が増えた国旗業者は、決勝への進出で在庫不足になるのではと心配している。移民労働者が住む国々であるドイツをはじめ、ベルギー、そしてフランスからもトルコ国旗の注文がきている。      ■ 全文をよむ

2008-06-22 クリミア・コンゴ熱、広がる―ヨズガトで恒例の祭も中止へ (Hurriyet紙)

ヨズガトのソルグン郡で毎年の伝統行事として行われている「エイミル、ハリル・ババ、そしてピ-ル・デデの祭り」は今年、ダニに噛まれると感染するクリミア・コンゴ出血熱の発生のため取り止めとなった。      ソルグン郡のエルツール・クルチュ郡行政官は、ダニ発生が特に田園地帯に見られることを明らかにし、「残念ながら、このため毎年の伝統行事として行ってきた祭りを中止とせねばならない状態となりました。恒例のエイミル、ハリル・ババ、そしてピ-ル・デデの祭りは今年、開催されません。ダニ発生がとくに当該地域に多く 全文をよむ

2008-06-21 サッカー勝利の発砲で、11人負傷 (Radikal紙)

2008サッカー欧州選手権の準々決勝戦でトルコがクロアチアをPK戦で破った後、大興奮が生じた。あらゆる警告にも関わらず、喜びを銃器を用いて表した者たちは、再び恐怖を生み出した。車で街の中を移動していた人たちは、通りで恐怖に怯えることとなった。      ■イスタンブルで11人が負傷      イスタンブルでは、空にむやみに発された発砲により、11人が負傷した。ウスキュダルでドゥイグ・カデル・オズチュルクさん(10)、ウムラニエでイブラヒム・フシュオールさん(30)とフェルハト・サラチュさん(39 全文をよむ

2008-06-20 ミュルキエ(アンカラ大政治学部卒)詐称は、訴えます (Milliyet紙)

 ミュルキエ出身者協会は、アンカラ大学政治学部卒でない人たちが、『ミュルキエ』という名称を使用することを阻止するため、訴訟を起こす準備をしている。       イスタンブル大学政治学部卒業生の一部がアンカラ大学政治学部と同義と見なされている「ミュルキエ」という名称を使用し、反発を招いている。ミュルキエ出身者協会のアリ・チョラック代表は本紙に対し、アンカラ大学政治学部はオスマン帝国期に設立され、その後アタテュルクの指示で1936年にアンカラへ移転したミュルキエ(行政学院)を継承していると述べた。同 全文をよむ

2008-06-19 「名誉殺人」、都市部で急増―首相府レポート (Radikal紙)

ぞっとするような首相府の報告書:名誉殺人が年々増加している。最も名誉殺人が多いのは、イスタンブル、アンカラ、イズミルである。殺人犯たちは、刑務所で英雄のように迎えられ、後悔はしていない。      首相府人権庁により作成された「名誉殺人報告書」からぞっとする結果が明らかになった。この分野で最も広範囲を対象としているこの報告書によると、イスタンブルだけで毎週、少なくとも1人は名誉殺人の犠牲になっている。過去5年間で「名誉」のために犯された殺人事件の件数は1000件を超えた。殺人犯たちは、刑務所で英 全文をよむ

2008-06-19 トルコ軍参謀本部、「トルコ語優先」のポスター―Q,W,Xはだめ (Yeni Safak紙)

参謀本部は、トルコ語尊重を軍の機関と組織に対し、ポスターを掲げて知らせた。「Q,W,X」の文字の上に線を引いた標語には、「看板、通知、広告ではトルコ語優先」という文章がある。      参謀本部は、トルコ語の尊重を示し、軍の機関と組織に掲載したポスターで知らせた。すべての軍の機関と組織にポスターで「トルコ語優先」と伝えた。「Q,W,X」の文字の上に線を引いたポスターには、「看板、通知、広告ではトルコ語優先」という文章がある。      軍の機関に送られた文書の中にも、外来語とその文字が使われない 全文をよむ

2008-06-18 YouTubeアクセス禁止問題の行方―世界で禁止は4カ国 (Zaman紙)

トルコでは世界最大の音楽、動画共有サイトであるYou Tubeに、アタテュルクへの侮辱を含むビデオが流されたことを理由に5月5日以降アクセスできないでいたが、今夜半から可能となった。      裁判所の決定により、ここ一ヶ月半ブロックされている同サイトを禁止するのは世界で4カ国にすぎない。中国、パキスタン、タイ、トルコは、異なる理由で国内でyoutube.comサイトにアクセスすることを禁止している。      かたやトルコではYou Tubeのほか1月以降閉鎖されたインターネットサイトの数は3 全文をよむ

2008-06-18 アタテュルクの写真をかかげ卒業証書―ギュル大統領臨席のビルケント大卒業式 (Radikal紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、ビルケント大学の卒業式に出席した。      ギュル大統領、ビルケント大学創立者のイフサン・ドーラマジュ教授、大統領首席秘書官ムサタファ・イセン、アンカラ市長ケマル・オナルと、卒業生の父兄や来賓らが出席してビルケント・オデオンホールで執り行われた卒業式で、2007-2008学年度に大学を卒業する1,700名の生徒に卒業証書が授与された。      ギュル大統領は、卒業式でのスピーチを、卒業生への祝福の言葉ではじめた。ギュル大統領は「トルコの最もすばらしい大学のひと 全文をよむ

2008-06-18 この夏休みにコーラン学校にいく生徒の数は、1500万!―宗務庁発表 (Hurriyet紙)

コーラン学校に関する宗務庁の統計データで注目の結果が明らかになった。      統計データによると、2007年夏休みに143万6,168人の学生が夏期コーラン学校に参加したことが明らかになった。同データによれば、2007‐2008年の教育年度には、女子学生22万8,039人と男子学生2万1,934人を含む計24万9,973人の学生がこの学校を利用している。2007‐2008年の教育年度にコーラン学校に参加した学生たちの年齢別グラフでは、学生たちのうち57%が23歳以上、17%が18‐22歳、26 全文をよむ

2008-06-15 本日は大学学生選抜試験―教育大臣談話「失敗しても、人生の終わりじゃないからね」 (Zaman紙)

大学へ入ろうと夢見る数多くの学生が15日9時30分より大学学生選抜試験を受験する。153万人の受験生が臨む試験は、休憩なしの195分間行われる。一人の受験生に問題冊子が一冊、そして一枚の解答用紙が配布される。       問題冊子はカンニングを防ぐ目的で10種類印刷された。試験では、それぞれ30問の8科目が出題されることとなる。大学予備教育を選択する者が受験する必要があるのは前半の4科目のみで、学部プログラムを選択した受験生は4科目に加え専門分野に応じ更に2科目解答する。    受験生は受験の 全文をよむ

2008-06-15 大学に受かっても楽じゃない―「大卒者5人に1人が失業」レポート (Milliyet紙)

今日、大学入試に汗を流している若者は、大学を出ても仕事をみつけるという試練に直面することになる。      アンカラ商工会議所(ATO)の「高等教育と就職」とのタイトルの報告書によれば、高等教育機関の卒業生の5人に1人が「失業中」である。仕事を得る希望を失って仕事探しをやめた者も含めた「無職」の割合は36パーセントに達している。      トルコ統計機構(TÜİK)のデータを利用して作成されたアンカラ商工会議所(ATO)の報告書によれば、トルコ共和国の20-24歳の年齢層(グループ)には、兵役に 全文をよむ

2008-06-14 24軒の家が墓場に -非ムスリム老人の不動産をねらった殺人事件 (Yeni Safak紙)

高齢で身寄りのない非ムスリムの同胞を、その不動産に手を付けるために殺害した犯罪団を捜査した結果、恐るべきこと判明 :24人が行方不明。ベイコズに続いてシシュリの登記所所長と、ウムラニエ登記所の職員が一人、また逮捕された。      「登記犯罪団」は、非ムスリムで高齢の同胞らを追尾し、彼らの財産を拷問と脅迫によって手に入れた後、彼らを殺害して、その財産を売却したが、その魔の手で殺められた3人の遺体発見のほか、24人を更に殺害していたことが明らかになった。犯罪団に関する捜査は拡大している。一昨日逮捕 全文をよむ

2008-06-14 「民主的な大学を」とスローガン、40年たった今、イスタンブル大法学部の同じ階段教室で (Milliyet紙)

「民主的な大学を」のスローガンで、40年前イスタンブル大学法学部の第1階段教室を占拠した68年世代の代表たちが、昨日「事件現場」に集まった。   順番に、思い出のスピーチをし、声を合わせてトゥルキュ(民謡)を口ずさみ、スローガンを叫んだ68年世代の人たちは、現役の学生たちの間に騒ぎがおきると、彼らの仲裁をした。      場所はイスタンブル大学法学部の第1階段教室・・・ドアからファフリ・アラル、オラル・チャルシュラル、ケマル・ビンギョリュ、ラフミ・サルトゥク、エシベル・ヤームルデレリ、ズリュフュ 全文をよむ

2008-06-14 スカーフ着用を違憲とする決定への批判議論は非常に浅い (Milliyet紙)

トルコ弁護士会連合会(TBB)会長のオズデミル・オゾクは、憲法裁判所の決定に対する批判が、法治国家にふさわしくないと述べ、「トルコでは、不毛で、不要で、意味のない司法攻撃が行われています。決定に対し、非常に皮相なレベルで批判がされています。これらは大きな間違いです」と述べた。      オズデミル・オゾクは、連合会としては、2008年3月14日からこれまで、(公正発展党の)解党訴訟についても、また、憲法裁判所で審議されたいかなる資料に関連しても、見解をのべたことはないと強調し、次のように続けた。 全文をよむ

2008-06-11 2007年、子どもが観察下に置かれるケースは6万件 警察が報告書を発表 (Hurriyet紙)

警察本部は2007年に青少年課で観察下におかれた子どもたちに関する報告書を作成した。      報告書によると、2007年には18歳未満の11万5,000人近くの子どもたちが、様々な理由で警察に連行された。      報告書には、子どもの薬物依存に関する情報も掲載されている。これによると、補導された子どもたちの2万8,446人が喫煙している一方で、2,800人は飲酒をしていることが明らかになった。また同報告書によると、2,276人の子どもがアヘン、ハッシシ、ヘロインといった覚せい剤を絶えず使用し 全文をよむ

2008-06-09 1923年の精神は残念ながら継続していない:宗務庁副長官の言 (Hurriyet紙)

宗務庁のシェヴキ・アイドゥン副長官は、トルコにおけるイスラーム認識、宗教概念について、深刻な知識不足にあると述べた。アイドゥン副長官は、宗教についての無知は、単に一般の人々だけでなく、知識人も同様に宗教について無知であると述べ、これがトルコ特有の状態であると主張した。      同副長官は、最近では教師とイマームという反意語が話題とされていることを指摘し、これがとても危険な結果を生み出す可能性があると述べた。またアイドゥン副長官は、共和国を設立した精神がいかなるときも宗教を隅に追いやって前に進も 全文をよむ

2008-06-08 憲法裁判所による「スカーフ解禁」違憲決定への抗議、やまず (Yeni Safak紙)

憲法裁判所が出した平等に反する決定は、社会のあらゆる層からの反発の原因となっている。トルコ各地で市民社会団体が決定に抗議している。      教育の自由を実現する憲法改正を憲法裁判所が無効にしたことが、社会の大きな反発の原因となっている。決定が発表された日からずっと、トルコの各地で憲法裁判所の決定に対して抗議が行われている。      大統一党(BBP)ヤルチュン・トプチュ幹事長は、憲法裁判所のスカーフに関する決定について、「司法が立法の職域にまで入り込んできており、個人の自由の将来を完全に息詰 全文をよむ

2008-06-06 以前はスカーフ、今はヘアスタイルを変えて楽しんでいる -スカーフをとった女子アナ (Hurriyet紙)

セルピル・オジャランさんがまたチャンネル7グループに属するウルケTVで、しかしこれまでと異なる風貌で「今朝のわが国」という番組のアナウンサーを務めている。彼女がスカーフを取り、頭部を露にしたことは、個人的な選択だったことが分った。メディヤラダルというインターネットサイトによると、オジャランさんは、少し前に離婚した。      ■世界で話題になった      彼女は、再度旧姓である「ウルファズ」を使用し始め、スカーフを取ってスクリーンに戻ってきた。そしてウルケTVの「今朝のわが国」という番組を担当 全文をよむ

2008-06-03 当ホテルにご宿泊いただけません、奥様がスカーフを被っているので・・ (Zaman紙)

イスタンブルのストレスから離れ、妻と2才の子どもとボドルムで3日間の休暇を過ごそうとしたビジネスマンのアフメト・Aは差別を受けた。      すべては5月23日に4つ星ホテルのマヴィクムサルホテルに予約したことから始まった。一昨日の夕方ホテルのドアから中に入ったビジネスマンは、部屋の鍵を求めたところ大きなショックを受けた。主張するところによると、予約担当者はホテルの支配人と話し合った後アフメト・Aのもとに戻り、「あなた方を中に入れるわけにはいきません」と述べた。ビジネスマンは予約をしてもらってい 全文をよむ

2008-06-02 初等教育の登録開始 (Yeni Safak紙)

初等教育機関へのインターネット上からの学生登録の申請が昨日始まった。(中等教育でも)登録の実施は、住所に基づく住民登録システムにより学生と保護者の住民登録地に最も近い中等教育機関に割り振ることを基本としている。この措置により、保護者たちは、インターネットを介して国民教育省にある申請フォームに記載を行い、申し込みできる。保護者の申し込みが審査された後、学生の居住地に最も近い学校に割り振られる。学生がどの学校に行くことになるかというリストも発表される。学校は、登録の間に保護者たちから「寄付」という名 全文をよむ

2008-06-02 駐車場での争いなのか、街区の圧力なのか?:アンカラ大漕艇部がでくわしたこと (Milliyet紙)

サパンジャで行われた成年トルコ漕艇大会に参加していたアンカラ大学漕艇部は、一昨晩、選手たちが何者かの襲撃を受けたことを理由に大会への参加を辞退した。漕艇部顧問のユルマズ・アクチャ教授は、襲撃グループが競艇部のミニバスのタイヤをパンクさせた後、「ここではショートパンツで歩き回ることはできない、この罰当たり共め」と叫びながら襲ってきたと話した。      同氏はまたこの事件について以下のように詳しく説明した。「夜の8時頃、ミニバスを駐車場に止めました。それ以前から、襲撃した者たちは選手たちに悪口を言 全文をよむ

2008-06-02 トルコ代表チームが敗れると耐えられない:作家パムクのインタビュー (Hurriyet紙)

ドイツの影響力のある雑誌のひとつであるシュピーゲル誌は、トルコのサッカーについて、ノーベル賞作家のオルハン・パムクの発言を掲載した。「サッカーは言葉以上に速い」というインタビュー記事では、パムクは父親とともにフェネルバフチェの試合を見に行ったことを話した。さらに超民族主義者と自身が位置づけたテリム監督(が率いる)にもかかわらず、ユーロ2008でトルコを応援すると話した。パムクの発言のいくつかは次のようなものである。      ■ 私の家族は熱狂的なファンだった      「もちろんユーロ2008 全文をよむ

2008-05-30 TRT理事長の給与は125万円以上 (Hurriyet紙)

ヒュッリイェト紙の話題に持ち上がった、トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)イブラヒム・シャーヒン理事長がトゥルクテレコムとアヴェア(Avea*移動通信事業業者)から賃金を受け取っていることについて、議会で議論がなされた。メフメト・アイドゥン国務大臣は、シャーヒン氏がトルコ・テレビ・ラジオ協会から6000YTL(約52万円)、トゥルクテレコムから8000YTL(約69万円)の給料を受け取っていたことを明らかにした。民主左派党(DSP)のアフメト・タン氏は、代表の給料が今後このようにトルコ・テレビ・ 全文をよむ

2008-05-29 母親の殺し方、インターネットでアンケート、その後に殺害 (Milliyet紙)

17歳のある少年が、母親を殺害する前にインターネットで「どうやって殺そうか?」というアンケートをとっていた。遺体を13に切断した後、少年は友人と会い、仕事へ行った。      ブルサの屋外喫茶店でウェイターとして働いている少年M.F.(17)は、母親のアシイェ・Fさん(46)を殺害した後、遺体を13に切断した。少年M.F.は、遺体を海へ遺棄しようと準備していたところを、友人の通報によって逮捕された。少年はインターネットサイトでコミュニティをつくり、「母親をどうやったら殺すことができるのか?」とい 全文をよむ

2008-05-27 男女交際は姦通罪、自宅以外で女性が香水をつけることは非常識 (Hurriyet紙)

宗務庁は、コーランで姦通と売春は大罪とされていることを指摘し、また男女交際も姦通罪であると主張した。      宗務庁は、女性が親族以外の男性と二人きりになることは「挑発行為」であり、姦通罪になりうると警告した。また預言者が、女性が自宅以外で他人が気付く程香水をつけることは好ましくなく、これを「無作法な行為」としていることを明らかにした。   宗務庁のインターネットのサイトにおける「男女のあり方」と禁止事項に関する文で、以下のように述べられている。      ■舌・口・目も姦通      「コー 全文をよむ

2008-05-27 コンヤで新婚初夜の悲劇 (Milliyet紙)

コンヤで妻B.C.(25)さんが処女でなかったと主張したヌーリ・C.(26)は、ピストルで妻の口を撃ち、その後自身の頭部に銃弾を打ち込んだ。   ヤイラキョイで知り合ったB.C.さんと結婚したヌーリ・C.は、結婚式に続いて新婚初夜を迎えた。しばらくして、彼は妻が処女でないとして、彼女と口論し始めた。父親が所持許可を持っているピストルで妻を撃ったあと、寝室で見つけた口紅で鏡に、「お母さん、お父さん、あなたたちをとても愛しています。あの娘は傷物だった。」と書いたヌーリ・C.は、自身の頭部にも銃弾を打 全文をよむ

2008-05-26 大統領府の「毒味役頭」 (Milliyet紙)

庶務担当補佐役であるファフレッティン・オズデミル氏は、元々は大統領府ではなく首相府に勤めていた。大統領府で働き始める以前は、エルドアン首相の側近として、エミネ首相夫人の料理を除いて、首相にどこで何が提供されるのかについて最も影響力のある人物であった。首相府の人々からは「親方」というあだ名で呼ばれていた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とともに働いていたとき、アブドゥッラー・ギュル氏の大統領就任を受け大統領府への異動が決まった。オズデミル氏は、現在大統領府において補佐役のセリム・アタ 全文をよむ

2008-05-25 メッカ巡礼団の随行医療関係者の採用試験に、「宗教」の設問 (Milliyet紙)

 宗務庁は、メッカ巡礼団に随行する医療関係者の採用試験において、「下の礼拝のうち、ファルド・キファーヤ(ムスリム共同体としての義務)はどれか」といった医療と関連のない宗教の設問を20問出題した。100点中30点を占めるこれらの設問に対し、随行希望の医療関係者らは反感を示した。随行宗務員希望者らも、自身らの採用試験において「憲法裁判所の裁判員は何年の任期で選出されるか」といった宗教とは関連のない設問が出題されたことに不満を口にしていた。    宗務庁は、メッカ巡礼に随行を希望する医療関係者のため、 全文をよむ

2008-05-24 昨年トルコを訪れたアルメニア人は5万3000人 (Hurriyet紙)

ベシル・アタライ内相は、民族主義者行動党(MHP)のオスマニイェ選出国会議員のハカン・ジョシュクンの質問提議書に対する回答書面の中で、トルコとアルメニア間のビザ制度に基づいて、トルコ入国に支障がないとされたアルメニア人に対して滞在期間30日以内の観光ビザ・スタンプが交付されていることを明らかにした。      同相は、この制度の枠組みで、2007年は5万3,108人のアルメニア人がトルコを訪れ、5万3,359人がトルコから出国したと述べた。また今年、2008年は最初の2ヶ月間で、入国者数6,21 全文をよむ

2008-05-24 保健相、医療現場での外国籍保持者受け入れ容認発言 (Milliyet紙)

レジェプ・アクダー保健大臣は医師が不足していると指摘し、「今年の医学部の割り当てを1500人近く増やす予定だ」と述べた。      アクダー保健大臣はホリデイ・イン・ホテルでの記者会見で、「医療分野において今後15-20年危険な状態だ。医師や看護師のような人材が不足しているからだ」と述べ、次のように続けた。      「まだこのことについてよく考えていない者たちや、まだ『医師の数は足りている』などと言っている者たちがいる。さらに『多すぎる』と言う者たちまでいる。高等教育機構(YÖK)の理事長に感 全文をよむ

2008-05-23 警官の暴力が問題になる中で、警棒に代わり合気道 (Hurriyet紙)

とくに今年の5月1日にデモ隊に対して行き過ぎた暴力をふるったと批判を浴びている警官に対し、日本の格闘技「合気道」の研修が行われている。      アンカラ県警察本部内の体育館にて一週間の短期集中で行われる研修で合気道インストラクターは、警官たちにデモ隊を最も簡単に制圧する方法や感情をどうやって制御するのかを指導している。      研修に参加した警官達は、短期間で力を使うことについてとても効果的な方法を学んだと述べ、「我々が知らなかった異なるテクニックや、自分たちよりずっと力のある相手をわずかな 全文をよむ

2008-05-22 共和人民党サヴ議員のイスラームを侮辱した発言に対する反発ひろがる (Yeni Safak紙)

共和人民党(CHP)の事務局長であるオンデル・サヴァ議員に対するアナトリアの市民団体からの反発が、雪崩のように勢いを増している。宗務庁マニサ支部のアフメト・オズデミル支部長は県の事務長や財務担当官、教育担当官などと共に、サヴ議員の聖地巡礼や預言者に対する発言に関して記者会見を開いた。サヴ議員の発言が、イスラームや信仰を重んじる人々に衝撃と悲しみを与えたと述べ、「CHPのサヴ議員は、率直に言ってムスリムの人々や宗教的な信仰および価値観を侮辱した。国民の価値観をけなす権利は誰にもないはずだ」と話した 全文をよむ

2008-05-20 「太るときにも医者に相談しましたか?」 太りすぎの女性を病院が拒否 (Zaman紙)

体重300キロのアイシェ・アクデニズさん(48)は、(イスタンブルの)ペンディッキで夜遅くに体調不良となり、6つの病院をまわり、最後にジェッラフパシャ・医学部付属病院へ搬送され、その救急救命センターで医者が彼女自身をしかりつけたことを打ち明けた。明け方まで入り口で待っていたと説明したアクデニズさんは、「体調が悪化したので病院へ行った。医者にとても辛いということを伝えると、『300キロになったときに私に相談しましたか?』といって私をしかりつけた」とのように話した。      彼女の主張によれば、過 全文をよむ

2008-05-19 あなたの党首には伝わらないように:文化観光相とCHPの町長のやりとり (Hurriyet紙)

文化観光相エルトゥールル・ギュナイ(*元CHP党員)のチョルム訪問での興味深いやりとりが明らかになった。アラジャ郡のアラジャホユック町にある歴史的地区で調査を行ったギュナイ大臣を、共和人民党(CHP)の町長ヒュセイン・サイカン氏が出迎えた。町は新たな法律により村になることを告げたサイカン町長は、ギュナイ大臣に助けを求めた。ギュナイ大臣は内務大臣に面会したこと、またこの種の文化地区における人口が2千人以下であるとしても町自治体にとどまるよう努力したと話した。      ■ 感謝した      ギュ 全文をよむ

2008-05-18 屋内施設での喫煙禁止、明日はじまります―実施細則はこちら (Hurriyet紙)

屋内施設での喫煙禁止は、5月19日から施行される。タバコと酒類市場調整委員会(TAPDK)の、この件に関する法的通知がどのようなものになるかを示した決定が、17日の官報で発表された。         法的通知書は、少なくとも50×70cmのサイズで、正方形の白地の用紙か、あるいは適切な素材の上に貼られる。この通知では、「ここでタバコ製品を吸うことを禁ずる。喫煙者および喫煙を許した関係者らに第4207条例により罰金刑が科される」と記載される。通知文には、異議申し立てをどこでおこなうかも記載される。 全文をよむ

2008-05-17 ビョルジェッキ村での初等学校の開校式典 (Hurriyet紙)

キュタフヤ県の市部にあるビョルジェッキ村では、様々な個人や団体の支援により、キュタフヤ証券取引所が証券取引初等学校を建設した。この初等学校は、16日、ヒュセイン・チェリキ国民教育相、キュタフヤ県のシュクリュ・コジャテペ知事、そして多くの人々が参加した開校式典にて開校された。      開校式典に参加したビョルジェッキの女性たちは、伝統的な被り布をまとって会場に来た。集団で立っている女性たちの一部は、同じ色の格子縞模様の被り布で顔を覆って式典を見守った。女性たちは、被り布がイスラーム風スカーフやチ 全文をよむ

2008-05-17 スレイマン・デミレル大学の卒業式、女子学生がイスラーム風スカーフの上に帽子姿 (Milliyet紙)

スレイマン・デミレル大学(SDÜ) ヤルヴァチ職業高等専門学校を卒業した一部の学生が、卒業式でイスラーム風スカーフの上に帽子をかぶっていたことが人目をひいた。      同大学ではイスラーム風スカーフに関する憲法改正後も、学生がイスラーム風スカーフを被って講義へ出席することを許可していなかった。 全文をよむ

2008-05-16 ふくよかな女性が多い国は? トルコ、上位15位に入らず (Hurriyet紙)

ジュネーブを本部とする国際肥満症調査センターは、29のヨーロッパ諸国について調査が行なった。明らかになった情報によって危険が浮き彫りになった。肥満が蔓延しており、肥満病に転じている。肥満な人は病気になりやすいこと、また肥満が国の経済にも影響しているということも明らかになった。肥満は、男性にくらべ女性のほうが多い。      肥満に付随する病気によって生じる失職、治療費は等閑に付すべきものではない。センターのヴォイテク・ハイネル教授は「先進国でさえ、肥満に付随して心臓血管の病、2型糖尿病、関節痛や 全文をよむ

2008-05-14 火葬希望者は多いが、火葬場はなし レイラ・ゲンジェルさん散骨希望で見えたきたもの (Milliyet紙)

オペラ歌手のレイラ・ゲンジェルさんが火葬にされ、その遺灰をイスタンブルのボスフォラス海峡に撒いてほしいと遺言したことで、トルコで多くの人々が遺体の火葬を望んでいることが明らかとなった。      オペラ歌手のレイラ・ゲンジェルさんが火葬にされ遺灰をイスタンブルのボスフォラス海峡にまくと遺言したことは、トルコで多数の人たちが遺体を火葬したいと望んでいるが、火葬場がないためにこれを実現できないでいることを明らかにした。イスタンブル広域市墓地管理局は、高い要望が寄せられれば、この問題を検討すること、そ 全文をよむ

2008-05-14 殉職兵士の遺族、ハッキャーリにコンピューター教室を設置 (Zaman紙)

歩兵隊少尉のメフメト・ボズクシュさんは、ハッキャーリ県のユクセコヴァ郡のダールジャ地方に配置中の部隊司令本部にテロ組織クルド労働者党(PKK)によって仕掛けられた攻撃で殉職した。彼の家族は、国境地方のクスクル村にある小学校にコンピューター教室を設置した。      歩兵隊少尉のメフメト・ボズクシュさんはテロ組織PKKのメンバーが2007年10月21日に行ったダールジャ地方配置の部隊司令本部への攻撃の最中に殉職。ウシャク県在住の彼の家族は、息子が殉職したダールジャ地方に貢献しようと試みた。ボズクシ 全文をよむ

2008-05-13 乗り合いタクシー内の飲食が原因で殺人 容疑者4人が逮捕 (Zaman紙)

ベイオールで「ドルムシュ(乗合タクシー)内での飲食」が原因で殺人事件があったが、その事件に関連して取調べを受けていた4人が逮捕された。ベイオール区警察の取調べの後、ベイオール裁判所に送致されたエルダル・シャーヒン、オズジャン・デミル、オルハン・チャルシュカン、そして外国籍のアチャルフ・アドゥベグ各容疑者は、検察局で詳しく取り調べを受けた。   検察局は、シャーヒン容疑者に「殺人罪」、デミル、チャルシュカン両容疑者に「殺人幇助」、またシャーヒン容疑者をかくまったとしてアドゥベグ容疑にも「犯人隠匿」 全文をよむ

2008-05-13 レストランでの飲酒、グラスでの注文は禁止へ ボトルや缶ですることに (Hurriyet紙)

アルコール飲料販売について取り決めをし、明日14日に施行される予定の法律第5752号は、適用のための通知が出されなかったことで、混乱が生じると見られている。      この法律は、販売時の容器を開栓しアルコール飲料を分けて販売することを禁止する。   このためレストランではラク、ワイン、ウィスキーのようなアルコール飲料を飲みたい人はそれぞれ一瓶ずつ買わなければならないことになる。法律に従わない経営者には最大1万YTL(約8600円)の罰金が科される。      アルコール飲料の販売に関する新法が 全文をよむ

2008-05-13 ジュムフリイェト新聞主筆イルハン・セルチュク、退院 (Milliyet紙)

ジュムフリイェト新聞主筆のイルハン・セルチュク氏は、治療を受けていた病院から退院となった。      ベフビ・コチ財団のアメリカン病院からの発表では、「2008年3月31日からアメリカン病院で治療中だったイルハン・セルチュク氏は、心臓学と心臓血管外科の観点から完全に安定した状態となり、入院していなければならない状況はなくなったため、本日、13日に退院となりました」と伝えられた。 全文をよむ

2008-05-10 エルドアン首相の「子どもは3人」という主張、支持を得られず (Milliyet紙)

A&G調査会社のアンケートによると、エルドアン首相が3人の子どもを推奨したことに対し、国民の59.5%はひとり、またはふたりの子どもが良いと考えている。子どもたちの未来に関しては、国民のわずか19.8%が楽観視するにとどまっている。      A&G調査会社が実施したアンケートによると、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が子どもは3人を奨励したことに対し、国民の59.5%は、ひとりまたはふたりの子どもをつくることに賛成している。   さらに同アンケートによると、国民のわずか19.8%が子どもたち 全文をよむ

2008-05-08 アダナで低所得者層、夜中に安価なパンを求め、行列 (Yeni Safak紙)

アダナで低所得の市民が安価なパンを購入するため、深夜3時に公共パン販売所の前の行列に並んでいる。製パン業界の値上げの決定により商店やスーパーマーケットでは150グラムのパンが40クルシュで販売されている。これを20クルシュで販売しているアダナ広域市の公共パン販売所には低所得の市民が殺到している。      オヌル街区の住民も深夜2時半に列に加わり、2時間後に到着するパンを待ち始める。公共パン販売所ではひとりにつき10個までしかパンを買うことができないため、一部の家庭では、家族が多いためにふたり一 全文をよむ

2008-05-06 イェニ・シャファク紙社銃撃で、新聞記者組織や市民団体から抗議 (Yeni Safak紙)

イェニ・シャファク紙社へ撃たれた銃弾に対し、愛読者、各新聞記者団体、市民団体から激しい抗議が起こった。イェニ・シャファク紙は、「地下組織のない、クリーンな国」という目標を掲げて邁進していくつもりである。      イェニ・シャファク紙のイスタンブルのバイラムパシャにある本社ビルが標的となった銃撃は、一昨日(5月4日)の午後11時50分頃に発生した。ビルの前の道路を通った車から撃たれたと思われる銃弾は5発で、窓ガラスを粉々にしたが、ビル内では夜間印刷の準備をしていた新聞記者は幸運にも怪我はなかった 全文をよむ

2008-05-06 保守系新聞、メディアに対する暴力行為に理解示す (Radikal紙)

イスマイルアー教団の代表であるマフムト・ウスタオスマンオールが所有するベイコズにある別荘を撮影したため、教団員たちがヴァタン紙特派員を襲撃したことを、報道諸機関が非難した。その一方で、イェニ・シャファク紙は「寛容」に振舞った。イェニ・シャファク紙は、記者が負傷したニュースを、「暴力」には言及せず、「家に押しかけるのは報道ではない、私生活に対する攻撃だ」という見出しをつけた。      4日(一昨日)、ヴァタン紙のアルペル・ウルシュ特派員、写真撮影担当のイルケル・アクギュンギョル特派員、アフメト・ 全文をよむ

2008-05-05 15YTLのために時に死出の旅へ:南東部の農業労働者の暮らし (Radikal紙)

トルコ南東部の農業労働者たちの「収穫移動」が今年も始まった。彼らは例年トラックの荷台に乗って旅をしては交通事故で世間の話題となっていたが、今年はワゴン車でのすし詰めの旅である。低収入者が多く暮らすシャンルウルファのエユビイェ地区の大半は、アナトリア内陸部の畑で日収15-20新トルコリラ(約1000~1500円)で玉葱の収穫や砂糖大根の作業に従事するため旅立っていった。人間の市を思い起こさせるエユビイェ地区では、何百もの家族が身辺道具と共にワゴン車やバスを待っていた。子供や女性の農業労働者の多くは 全文をよむ

2008-05-04 イスラム系アパレル大手テクビルにイスラム神学者が訴訟「テクビルは宗教用語」 (Yeni Safak紙)

神学者のイルハミ・ギュレル教授とシュレイマン・バイラクタル教授は、宗教的な象徴である「テクビル(唯一なる神)」という言葉が「商標」にされていることに対し訴訟を起こした。      アンカラ大学神学部のイルハミ・ギュレル教授と、「社会問題への政治的解決プラットフォーム」のシュレイマン・バイラクタル議長は、服飾メーカー「テクビル」のムスタファ・カラドゥマン社長に対し、宗教的な象徴を商標として使っているとして訴訟を起こした。バイラクタル氏とギュレル氏は、訴状で服飾メーカー「テクビル」が宗教的な価値と象 全文をよむ

2008-05-03 ブッシュ大統領親子もしないのに 病院にガス爆弾はなったトルコ警察を医師が非難 (Milliyet紙)

 トルコ医師会と保健退職者組合のメンバーである医師と医療従事者は、5月1日に警察がシシュリ・エトファール教育研究病院にガス爆弾をはなったことに抗議した。同院の放射線科の責任者であるムザッフェル・バシャク医師は、「戦争法(戦時国際法)でさえ病院に爆撃してはならないとしている。長い間、バグダッドを爆撃したブッシュ親子でさえも、病院には爆弾は落とさなかった」と述べた。       メーデーにシシュリ・エトファール病院の救急治療室とその庭が警察のガス爆弾の標的とされたことが、2日(昨日)、病院の庭に集ま 全文をよむ

2008-05-02 女性弁護士、離婚した夫の苗字使用をめぐって法廷争い (Hurriyet紙)

アンカラで弁護士をするフィリズ・ポイラズさんは同じく弁護士である元夫の名字を名乗り続けるため、同じ名字の別の男性と再婚した。二ヶ月続いたこの再婚は、元夫のメスト・ポイラズさんが「私の名字を名乗ることは出来ない」として始めた法廷闘争を敗訴へと追いやった。      弁護士のフィリズ・ディンチェルさん(37)とメスト・ポイラズさん(37)は2007年11月8日に結婚生活にピリオドを打った。共用していた弁護士事務所を去ったフィリズ・ディンチェルさんは数メートル先に自身の事務所を構え、「弁護士フィリズ・ 全文をよむ

2008-05-02 まるでクーデターのよう メーデーで大混乱 (Milliyet紙)

メーデーをタクスィムで祝いたい労働組合と、それを許可しない政府の間で数日前から緊張状態が続いており、昨日イスタンブルは戦場と化した。トルコ革命労働組合連盟(DİSK)、トルコ労働組合連盟(Turk-Is)、公務員組合連盟(KESK)、及び政党、各種組合、民間団体は、シシュリからタクスィム広場まで行進するため夜中から準備をした。朝、デモを開始するシシュリのDİSK本部には約1500人が集まった。警察部隊がまず介入したのは7:47である。警察部隊は、DİSK本部前にいるデモ参加者に強力で色つきの水を 全文をよむ

2008-05-01 ディヤルバクルで、「血の復讐」から逃げ、「玄武岩採掘」で成功を収める (Zaman紙)

ディヤルバクルで『血の復讐』を逃れるために故郷の村を捨てたレシト・アアチさんは、移住先の新しい村で生計を立てるために始めた「玄武岩採掘」によって、成功を収めた。      東部および南東アナトリア地方で続く『血の復讐』は大きな苦痛をもたらす。『血の復讐』は多くの場合、殺人および投獄という結果になり、女性や子どもも夫や父親を失う。   ディヤルバクルの中心に近いヨルボユ村で暮らしていたレシト・アアチさん(37)は『血の復讐』から逃れて新しい生活をはじめた。アアチさんの家族はおよそ8年前、畑の灌漑の 全文をよむ

2008-05-01 メーデー、世界では平和的催し、トルコでは緊張  (Milliyet紙)

世界の多くの地域で、5月1日のメーデーは公的な祝日として祝われているが、トルコでは集会が行われる予定の場所さえも非常に緊張している。政府筋と県知事は、タクスィムで催しをさせないと強い姿勢をみせているが、労働者組合はタクスィム広場に向かっている。タクスィム広場でとられている警備体制により、今日のイスタンブルは禁止一色の都市といった状況になるだろう。      イスタンブル県庁が許可を出さなかったにも関らず、労働者組合は5月1日、タクスィムで催しをすると主張している。革命的労働者組合連合 (DİSK 全文をよむ

2008-04-30 5月1日を前に、タクスィム広場で警備体制強化へ (Yeni Safak紙)

5月1日に挑発行為が行われるとの情報を入手したため、タクスィム広場で警備体制が強化された。      イスタンブル県警は、5月1日のメーデーで分離主義者のテロ組織とマージナルな勢力が挑発行為を行う予定であるという情報を入手したため警備を強化した。アンカラから運んだ特殊車輌により、5つの異なる地点からタクスィムを監視する予定である。       5月1日のメーデーで流血の挑発行為に及ぶとの秘密情報があったため、イスタンブル県警は警備を拡大している。同県警は、アンカラから運んだトルコ唯一の特殊車輌で 全文をよむ

2008-04-30 憲法裁判所、大学でのスカーフ解禁関連裁判について説明 (Yeni Safak紙)

憲法裁判所のハシム・クルチ長官は、大学でのスカーフ解禁を盛り込んだ憲法改正の無効を求めて開かれた裁判について、査読報告官が報告書を完成後すぐに審議日程を決めると発表した。      クルチ長官は、この件に関する質問に対し、[大学でのスカーフ解禁のための憲法改正に関する]裁判の報告書を作成するために任命された査読報告官が、同時に公正発展党に対する解党要求裁判の査読報告官でもあることに触れ、次のように続けた。   「査読報告官は、[公正発展党解党要求]裁判の第1次調査報告書を作成するため、憲法改正に 全文をよむ

2008-04-29 鈍感さに対する反発 ―ヴァキト紙ウズメズ逮捕をめぐる報道姿勢 (Radikal紙)

■アフメト・ハカン「イスラム的ゲットー」   ヒュッリイェト紙コラムニストのアフメト・ハカンは、28日付の「あなたがたにお似合いです」という見出しのコラムで、宗教系新聞がその報道を見て見ぬふりをしている姿勢を批判した。      アフメト・ハカンは彼のコラムの中で、ザマン紙、ヴァキト紙、イェニ・シャファク紙、ブギュン紙そしてスター紙に対し、「このような状況が『カルテル・メディア』の一社の身にふりかかっていたら、黙って座っているつもりだったのでしょうか」と問いかけ、次のように批判した。      全文をよむ

2008-04-29 春とともにやってきた悲しいニュースは続く・・ (Radikal紙)

東部と南部では、今年の春は自然の息吹だけでなく、人々の死の知らせをもつれてきた。春めいてきているにも関わらず、殉職の知らせが途切れることはない。この1週間で11人の兵士が殉職した。ビンギョルのゲンチ郡スベレン地区でのクルド労働者党(PKK)との衝突で殉職した2人の兵士が、昨日(28日)コンヤとアマスヤでそれぞれ埋葬された。   衝突で殉死したハサン・シャーヒン氏は除隊まであと15日残すのみだった。彼の遺体は昨日、故郷であるコンヤのチュムラ郡のアパサライジュック村に移送された。農民であるドゥルムッ 全文をよむ

2008-04-28 公共機関の業務で個人番号の提示義務付けへ (Milliyet紙)

2年前に施行された「トルコ共和国個人番号」の実施が明日(火曜日)から義務付けられる。2008年4月29日からはいかなる公共機関も、個人番号がなければ手続きを行なわない。      人口国籍業務総局に関連するすべての組織、および県庁に送られた通達では、集中人口管理システム・プロジェクトの枠組みで、各組織の手続き間での情報交換を可能とし、公共サービスを提供する際に個人をひとつの番号で特定するためにトルコ共和国IDカード番号の実施が始まること、そしてすべての個人に番号が付与されることが明らかにされた。 全文をよむ

2008-04-28 トルコ各地からの移住者はイスタンブルで何を営む (Zaman紙)

「石も地面も金(すごくもうかる土地)」と言って大都市に押し寄せる人々は「どんな仕事でもやる」という思いとともに行動し、食い扶持を稼ぐために知り合いの助けを求める。このため、各職業における同郷者のコミュニティーが力を増しつつある。中小業者団体の調査によると、魚屋の大部分がエルズィンジャン出身で、親戚同士あるいは隣人同士などのつながりを持つ3千人ほどの同出身者が、イスタンブルで魚屋を営んでいるという。また、ミニバス運転手はスィイルト、建設労働者はチョルム、絨毯屋はウシャク、市場の売り子はカルス、スィ 全文をよむ

2008-04-26 4人の妻を持てば、姦通を防ぐことができる 一夫一婦制が本当に可能なら娼家はないはず (Hurriyet紙)

国内外の新聞雑誌で広く話題となった「自由な花、自由な色」のファッションショーで、イスラム社会を混乱させた既製服販売業者のムスタファ・カラドゥマン氏(51)が、3人と結婚していることが明らかになった。その後の会見でより多くのことが語られることとなる。子どもが何人いるのかは語らず、イスラム以外のすべての制度では2人以上との結婚が禁止され、道理にかなわない状態が終世、広がり、続いていくことを強調したムスタファ・カラドゥマン氏は、「もし一夫一婦制度に見込みがあったなら売春宿や娼家はなかった。合法なことが 全文をよむ

2008-04-25 病院に医者不在、搬送された妊婦はひとりで出産、出血多量で死亡 (Radikal紙)

ヨズガトで病院に医者がいなかったため、ある女性がひとりで出産をしたと主張されている。双子を出産した女性は、出血多量により亡くなった。      7人の子どもをもつギュルダネ・タラクチュさんは、早産が疑われたため産婦人科病院に搬送されたが、病院に医者がいなかったため、ひとりで出産したという。タラクチュさんは出産後、出血が止まらず、救急車がなかったために乗用車で他の病院に搬送される道中で死亡した。      ヨズガトのエイミル村で双子を妊娠したギュルダネ・タラクチュさんは、出血が始まったので4日前に 全文をよむ

2008-04-25 12人の大学生、PKKメンバーとの疑いで拘束 (Milliyet紙)

カラビュク、ゾングルダク、ディヤルバクルで同時に行われた捜査で、テロ組織PKK(クルド労働者党)のメンバーであるといわれる12名の大学生が拘束された。      軍警察(ジャンダルマ)は、カラビュク大学に在籍し、PKKの大学組織と位置付けられている愛国者民主青年運動という名称で活動している10人の大学生を拘束した。      ゾングルダク、ディヤルバクルでもそれぞれひとりずつ学生が拘束され、カラビュクに移送された。2名の女子学生含む計12人は裁判所へ送致された。 全文をよむ

2008-04-25 ドアン・メディア・グループ、宗教的な要素があるとすべて攻撃 (Yeni Safak紙)

ドアン・メディア・グループの新聞とテレビは、宗教、礼拝、ウドゥー(礼拝前の清め)、巡礼といった礼拝に関連することすべてを、「センセーショナルなニュース」として伝えている。最近は特に保守層に関するニュースを否定的に伝えることに傾注している。人間的な必要性から出てくる不可欠な映像までも、「大変だ、政治反動が起こる」という論調で読者に伝えられている。この種のニュースでは、とくに「公正発展党(AKP)が政権を握ったからこうなった」というメッセージを発して、緊張を生じさせようとしていることが顕著である。  全文をよむ

2008-04-23 企業家になるため、4000人の女性が支援プロジェクトに応募 (Milliyet紙)

EUの資金援助のもと、トルコ中小事業者連合(TESK)によって推進されている女性企業家支援プロジェクトに、3ヶ月足らずの短い期間に4000人以上の女性が応募し、約1300人の女性は企業家教育を受け始めた。      トルコ貿易職工連合ベンデヴィ・パランドケン代表は、同プロジェクトの成功を総括し、プロジェクトの目標についての報告をするため4月25日にアンタリヤ女性企業家支援センターで会議を開催する予定だ。      パランドケン代表は、「18県で1300人以上の女性が女性企業家支援教育を利用し始め 全文をよむ

2008-04-21 ピッパ・バッカのためにゲブゼまで行進 (Radikal紙)

コジャエリとイスタンブルで活動する女性団体のメンバーから成る団体が、イタリア人芸術家ピッパ・バッカさん(Giuseppina Pasqualino di Marineo)殺害を抗議した。この団体は、ヒッチハイクで出発した平和の旅の途中、ゲブゼで殺害されたピッパ・バッカさんのためにカドゥキョイからゲブゼまで行進し、記者会見を行った。      ハスビエ・ギュナチトゥさんはグループを代表して次のように話した。   「男性の暴力は、私たち女性にとっては常に強迫に感じられます。そして私たちが暴力にあった 全文をよむ

2008-04-21 チュルクアタ財団、研究所と大学設置へ (Zaman紙)

チュルクアタ戦略研究・教育・文化財団(チュルクアタ財団)は、オスマン朝の建国が開始された地であるソウトを中心とする大学の開設準備を始めた。      象徴的な重要性をもつビレジキのソウト郡に戦略的研究所の設置を計画中のチュルクアタ財団は、その後アンカラに大学を設置することも計画している。チュルクアタ大学は2010年から学生を受け入れる予定であるという。      チュルクアタ財団は50万リラ(約3800万円)の基金で先月活動を開始した。理事長を務めるのは、2002年11月3日の総選挙で民族主義者 全文をよむ

2008-04-20 オザル元大統領の命日祈念の礼拝に多数が参加 (Zaman紙)

トゥルグト・オザル思想推進協会は、トゥルグト・オザル第8代大統領の15回忌のため、アンカラのコジャテペ・モスクで祈念した。      アンカラのコジャテペ・モスクでの祈念式典には、アンカラの外からも大勢が参加した。数万の人々は、トゥルグト・オザルへの親愛、友愛を示す目的で祈念式典へ参加した。参加者が大勢のため、モスク内と中庭をまったく満杯にしたようだった。11時に始まった祈念式典でコーランが詠み上げられ、礼拝がなされ、神への称揚が唱えられた。参加者が多数だったので、多くの同胞がモスク内に入ること 全文をよむ

2008-04-18 都市保存計画からモスク建設計画が明るみに (Milliyet紙)

 イスタンブル広域市役所が作成した歴史地区保存のための整備開発計画に対する反対意見により、ヴァタン通りにあるルナパルク・ナイトクラブの場所にモスク建設が計画されていることが明るみに出た。       イスタンブル広域市役所は、イェニカプにあるガル・ナイトクラブの場所に、失われたコバジュ・モスクを建設するために開発計画を立案しているが、ヴァタン通りの古いルナパルク・ナイトクラブの場所にもモスクを建設するために計画立案作業をしていることが分った。       アドナン・メンデレス元首相のプロジェクト 全文をよむ

2008-04-17 ニーデで飲酒制限 酒類を取り扱う店舗は5キロ郊外へ移転 (Milliyet紙)

街で酒類を扱う店は、5キロ郊外へ移転する予定だ。民族主義者行動党のムラト・ゼレン市長は、「市内での酒類(販売)は許可しない」と話した。      ニーデ市役所は、市の中心にある酒類を販売する娯楽施設の郊外移転プロジェクトに着手した。      民族主義者行動党のムラト・ゼレン市長は、プロジェクトの枠組みで計画されている14箇所が短期間のうちに完成すること、そして市中のレストランやその他の場所での酒類の販売については、議会の決議により禁止されると述べた。      ゼレン市長は、同市で酒類を扱う店 全文をよむ

2008-04-15 ディンク氏遺族「トラブゾンの捜査もイスタンブル検察局の担当とすべき」 (Milliyet紙)

ディンク氏の遺族は、トラブゾンにおける捜査もイスタンブル検察局によって行われるよう望んだ。      アゴス新聞総編集長フラント・ディンク氏が殺害された時期にトラブゾンで任務についていたアリ・オズ大佐を含む10人の軍人について、トラブゾン・共和国検察局によって捜査が進められているが、イスタンブル・共和国検察局により捜査がなされるよう要請がなされた。   ディンク氏の遺族の弁護人らは、これについての要請を含む18ページにわたる告訴状を、昨日(14日)、殺人捜査を行っているイスタンブル・共和国検察局 全文をよむ

2008-04-14 将軍たちは起訴請求しうる:クーデタと関わる「日誌」事件のその後 (Yeni Safak紙)

海軍の退役司令官であるオズデン・オルネキ提督の日誌を出版し、「雌の子牛」および「月光」と名づけられたクーデタの計画を明らかにし、廃刊された雑誌ノクタ誌の編集主幹であったアルペル・ギョルムシュ氏が被告となっていた「侮辱と中傷」訴訟で無罪となったことと、警察による調査の結果、日誌がオルネキ氏のコンピュータから出てきたことが確証されたことにより、クーデタの計画の中で名前を挙げられた人々が再び矢面に立たされることとなった。      アイタチ・ヤルマンとシェネル・エルイグルの二人の元将軍がここ最近の展開 全文をよむ

2008-04-13 エルドアン首相、またまた「一家に子供は三人」を推奨 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、前の文化観光大臣でアイドゥン県選出の公正発展党国会議員、アティッラ・コチ氏の令嬢の結婚式でまたも「子供は3人」願望を口にし、若い夫婦にこの願いを気にとめてくれるよう求めた。コチ議員の令嬢ゼフラ・ズムルット・コチさんとアリ・アイドゥンさんは12日(昨日)、アンカラビルケントホテルにて行われた結婚式で夫婦として生涯を共にすることとなった。       メディアには非公開とされた式典では、アンカラ広域市役所のメリフ・ギョクチェキ市長が結婚式を執り行い、新婦と新郎の 全文をよむ

2008-04-13 国辱もの―イタリア人芸術家の平和のための活動、トルコでの暴行殺人で幕 (Radikal紙)

ピッパ・バッカさん(写真左)と友人のスィルヴィア・モロさんはイスタンブルで別れた。       芸術界では「ピッパ・バッカ」として知られるイタリア人ジュゼッピーナ・パスカリノ・ディ・マリネオさんは、3月8日のミラノ出発時には白い花嫁衣裳を着用し、横には友人である芸術家スィルヴィア・モロさんの姿があった。彼女の目的は「世界平和へ芸術的な活動により貢献すること」であった。トルコも含む国々をヒッチハイクで移動し、パレスチナへの到着を目標とする一方、単純に「人々が信用に足りるということを証明」しようと努 全文をよむ

2008-04-12 ヒッチハイクで旅行中のイタリア人芸術家の遺体、ゲブゼで発見 (Milliyet紙)

ヒッチハイクで「平和の旅」をするためイタリアを出発したイタリア人芸術家、ピッパ・バッカさんの遺体がゲブゼで、裸で埋められた状態で発見された。      花嫁衣裳を身につけ、頭にはベールをかぶり一カ月前にイタリアを出発し、ベイルートまでヒッチハイクで「平和」の旅をすることを計画した33歳のイタリア人芸術家、ピッパ・バッカさんの遺体が、コジャエリ県のゲブゼ郡にあるタヴシャンル村の近くで、土に埋められ、裸の状態で見つかった。   バッカさんは、「花嫁達は旅行中」と名付けた「友好」プロジェクトのため、イ 全文をよむ

2008-04-11 イスラーム風スカーフは、宗教的行為のシンボル (Radikal紙)

昨日(10 日)、マルマラ大学法学部とパリ・デカルト大学法学部が共同で開催した「世俗主義シンポジウム」で、トルコにとって最も重要な関心事の一つである「世俗主義・法律・政治」が話し合われた。      ■憲法裁判所のオスマン・パクスュト長官の発言      ここ最近、憲法と世俗主義は激しく議論されています。議論をすれば衝突が生じるものですが、これを避け、批判的な態度も控えるようにしなければなりません。作家や思想家の中には、世俗主義が共和国建国時に国民によって獲得された原則ではなく、国民に押し付けら 全文をよむ

2008-04-09 スカーフ着用の卓球選手、資格停止に (Radikal紙)

スカーフを着用した大学生が、高等教育・奨学金・学生寮機構により開催された卓球トーナメントに参加し、まずは審判から出場を禁止され、その後、出場資格を取り消された。      ディジレ大学教育学部物理学科の学生、ネジベ・ボズクルトさんは、ボルで行われた地域対抗の第13回卓球トーナメントの開会式に出席した際に、審判長らが座るテーブルから異議を唱えられた。      審判委員会は「公共の場でスカーフを着用し、また大会規則に反する行為をした」として、この大学生をリストから除名し、観客席へ行かせた。 全文をよむ

2008-04-08 マクドナルドに爆弾をしかけた3人の容疑者、逮捕 (Zaman紙)

イスタンブルテロ対策部隊は、テロ組織革命人民解放党戦線(DHKP-C)のメンバーであると主張する3人を逮捕した。      容疑者たちは、カドゥキョイ・カザスケルのマクドナルドの前に爆弾が置かれた事件を起こしたとされている。イスタンブル警察は3日前にカドゥキョイ・カザスケルのマクドナルドの前に置かれた爆破威力のある爆弾に関する捜査を開始した。周辺の監視カメラを調べた警察は、以前革命人民解放党戦線のメンバーで拘留されたアイスン・Aとテキン・Tを含む3人を逮捕した。彼らの家宅捜査で爆弾製造の際に使用 全文をよむ

2008-04-06 アンカラ・コンヤ・ブルサで3件の母親殺人事件発生、その背景をさぐる (Zaman紙)

 トルコは先週、家庭内殺人のニュースに揺り動かされた。アンカラ、コンヤ、   ブルサの3都市で3人の母親が、自身らの子供に殺害されたことは、社会の精神状   態というテーマを主要な話題へと引き上げた。       専門家によるとこの3件の事件は、家族の仕組みの崩壊を示しているという。   家庭・社会研究所長のアイシェン・ギュルジャン助教授は、両親と子供の間の結   びつきが希薄になったと強調する。同助教授は、家庭内でコミュニケーションが   欠如したり、家族がばらばらになる原因を数え上げる際にも 全文をよむ

2008-04-05 ディンク遺族が10人の軍人を告発 (Zaman紙)

フラント・ディンクの遺族の弁護団がトラブゾン・共和国検察局に告訴状を送り、アルバイ・アリ・オズを含む10人の軍人が告訴されたことが明らかとなった。    襲撃され、命を落とした新聞記者、フラント・ディンクの家族は、事件当時トラブゾン県軍警察司令部の責任者であったアリ・オズ大佐を含む軍人10人について告訴した。弁護士エルギン・ジンメム、フィクレト・イルキズ、ハカン・バクルジュオールによって用意された告訴状では、10人の軍人が「武装組織への協力」「殺人事件への意図的な手抜き処理」「公的文書の偽造」の 全文をよむ

2008-04-04 カドゥキョイのマクドナルドで爆弾発見される 警察が処理、爆発まぬがれる (Zaman紙)

カドゥキョイ・カザスケルのマクドナルドで爆弾が発見された。パイプ型爆弾は、警察によって処理された。      シェムセッティン・ギュナルタイ通り114にあるマクドナルドで、朝店を開けようとしたあるスタッフが、ドアの前に包みがおいてあったのを発見した。怪しいと判断したスタッフは、警察へ通報した。現場に駆けつけた警察は、爆発物処理班を現場に呼んだ。処理班は携帯電話で操作されるようになっていたパイプ型爆弾の、起爆装置解除を試みた。処理班が処理した爆弾はマクドナルドの裏へ運ばれた。調査によって、爆弾の中 全文をよむ

2008-04-04 これが新しいイスタンブル 区はこれまでの32から39へ増加  (Radikal紙)

トルコで最も人口が密集しているイスタンブルの地図が新たに書き改められた。歴史的なエミニョニュ区をファーティフ区と統合し、またいくつかの区を廃止し、分割合併しイスタンブルに新たに8つの区を新設することを定めた条例(大都市境界内における区の新設、及びいくつかの法律が変更されることに関する法律)は、昨日正式に施行された。      新たなイスタンブルでは・・・         ■8区が新設され、合計39区      エミニョニュ区及び計41の市が廃止された。以前からの市と既存区から分割された地区が統合 全文をよむ

2008-04-02 セルチュクの健康状態、回復へ -エルゲネコン捜査 (Yeni Safak紙)

肺炎と心臓発作のためヴェフブィ・コチ財団アメリカ病院で治療中のジュムフリイェト紙主筆イルハン・セルチュク(83)の健康状態が回復しつつある。病院で行われた会見では、「集中治療室で治療を続けているイルハン・セルチュクの健康状態は良い方向に向かいつつあります。特に運ばれてきた晩に比べれば、心臓と肺の症状は回復しつつあります」と発表された。まだ面会謝絶の状態にあるイルハン・セルチュクは、3月22日にエルゲネコン捜査の一環として検挙され、検察局の尋問の後釈放されていた。 全文をよむ

2008-04-01 交通事故処理に新しい制度、始まる (Radikal紙)

物損事故(交通事故)において、双方の当事者らが自らの報告書を用意するシステムが本日始まった。新しい制度により、物損事故を起こした人たちは一定の条件のもとであれば、交通警察を待たずに当事者間で事故証明報告書を作成できることになる。被害は、報告書が保険会社に送られたのち抹消される。   新しい制度は、昨日ベシル・アタライ内務大臣とメフメト・シムシェキ国務大臣が出席した会議で報告された。アタラ内務大臣は「アンカラでは一日平均250件、イスタンブルでは650件の交通事故が発生している。この数字は霧や雨天 全文をよむ

2008-03-31 トルコでの「イスラミック・ホリデー」が外国人にも流行に (Radikal紙)

トルコでその数20軒はあるムスリム向けホテルが、「イスラミック・ホリデー」のスローガンとともに初めて、今シーズンから観光フェアで紹介されている。価格は高いが、人々の関心は大きい。      ウクライナのウクライナ国際観光見本市(UITT)にブースを設けたエンダ・ツアー社の代表取締役であるシャミル・ヤシャジャン氏は、紹介したこれらのホテルへの需用が爆発的に増えていると語った。ヤシャジャン氏は、今までこれらのホテルの利用客は主にトルコ人観光客だったと振り返り、そしてこの「成長市場」について次のように 全文をよむ

2008-03-31 15年間トルコ国民であることを証明しようと努めています (Zaman紙)

ディヤルバクルのアルジュック村に暮らす45歳のシュンビュル・クズルさんは、まさに15年間トルコ国民であることを証明し、IDカードを取得しようと努めている。      両親がIDカードがなかったために、クズル自身も取得できていない。そしてクズルの7人の子どもも同じ問題を抱えている。クズルは「何年もIDカードを取得するために戦っている。私の子どもたちにもそれを与えてやれていない。学校にでさえ、非公式的に通わせている」と話している。      住民登録されていない人口の割合が高い東部・南東部の県で、イ 全文をよむ

2008-03-30 英語の単位が12年間とれずに退学の元エルジエス大学学生、大学を訴える (Zaman紙)

カイセリ・エルジエス大学で12年間、外国語の試験をパスできないヴェイセル・サーラムさん(33)は、有料の語学コースを運営する外国語高等専門学校の妨害を受けたと主張した。      電子工学科の学生サーラムさんは、不当な扱いを受けたため兵役逃れの状態に陥ったこと、そして身を隠さなければならない状況になったという。学校を卒業することができないので、最後の解決手段として裁判に訴えた。   サーラムさんは、所属大学で合格点を取れなかったので、規定に従って、コジャエリ大学が開講した1つの授業の試験を受けて 全文をよむ

2008-03-29 カルス県知事、聴衆に男女一緒に着席するよう指示 (Milliyet紙)

カルス県知事メフメト・ウフク・エルデン氏は、EUの支援プログラムの一環で承認されたあるプロジェクトの発表集会で、聴衆が男女別々に着席していることに干渉した。エルデン氏が先日参加した別の集会では、聴衆が男女別々に座っていることがニュースになっていた。これに対し、エルデン氏は前列に座っていたので男女別々の着席に気付けなかったと話していた。そんなわけでエルデン氏は一昨日(3月27日)参加した集会では同じ状態を許さなかった。集会が男女の座席を分けて行われることを知ったエルデン氏は、ホテルに入ると関係者を 全文をよむ

2008-03-28 YouTubeへのアクセス、やっと解禁 (Zaman紙)

裁判所によって禁止されていた動画ポータルサイトYouTubeへのアクセスが少し前に解禁された。動画ポータルサイトYouTubeの説明では、「直近のアクセス禁止決定の理由となった動画を調査し、YouTubeのコンテンツ方針に反する内容であることから、ウェブから削除しました」と発表されていた。      動画ポータルサイトYouTubeから出された文書声明では、トルコのユーザーが目下、YouTubeへアクセスできないことを残念に思っていることが明らかにされた。      文書声明では次のような表現が 全文をよむ

2008-03-26 整備不良の飛行機で運行したアトラスジェットを遺族が告発 (Yeni Safak紙)

ウスパルタで亡くなったオズゲン・ドアンさんの遺族は、MD-83型の整備を怠ったワールド・フォーカス航空と、ブラックボックスが機能しない飛行機を飛ばしたアトラスジェット航空を告発した。       2007年11月30日にウスパルタで墜落した飛行機事故で亡くなったボアズィチ大学助手オズゲン・ベルコル・ドアン(27)さんの遺族は、ワールド・フォーカス航空とアトラスジェット航空の経営陣、民間航空局アリ・アルドゥル局長、航空基準局長関係者ら、そして調査団を告発した。ケチボルル検察局に提出した訴状では、事 全文をよむ

2008-03-25 これがオスマンとヒッタイトの要素を取り入れた学校建築デザイン (Radikal紙)

国民教育省は「個性がなく、箱のような」学校に対し、ヒッタイト、オスマン、セルジュークの影響をうけた41棟のデザインを準備し、学校の運営者に送った。しかしその「結果」は論争を引き起こした。      ハルカルにあるピンクの建物は、一目では学校だとわかるまい。幅広い庇が張り出したイスタンブル証券取引所(İMKB)ヤヴス・スルタン・セリム初等学校の両側には塔のような突起部がある。学校には3つのアーチがかたどられた門を通って入る。廊下の壁にはオスマン・ガーズィー・バヤジット2世の絵が飾ってある。障害のあ 全文をよむ

2008-03-25 ラディカル紙の「穏健イスラーム」に関する報道に、デニズリの関係者が否定 (Zaman紙)

ラディカル紙の「この現状に注意!トルコをデニズリのようにするな」という見出しの記事では、事件が歪曲して報道されたことが明るみになった。      市長や市民団体は、記事で報道された件が「歪曲され」そして「嘘」であるとして反発した。記事では、スカーフを被っているといわれている公務員、寮に下宿している高校生、地方自治体が飲酒の許可を出さないこと、学校では、「天地創造説に基づくCD」を学生に見せていることなど様々な問題を取り上げ、デニズリで「穏健イスラームのモデル」が構築されたと述べた。      デ 全文をよむ

2008-03-24 注意、知らないうちに家が売られているかも (Zaman紙)

地券局で最近、偽のIDカード、委任状、相続証明書を使って他人の家を勝手に売却する試みが増している。      地券・地籍簿総局のゼキ・アドゥル局長は、この問題に対して国民に警告した。アドゥル氏は、行政としてあらゆる措置を講じることを述べ、「国民の皆さんは、他人に個人や地券の情報を決して与えてはいけません」と警告した。ゼキ・アドゥル氏からの情報によると、地券局で、2006年に30件、2007年にも42件の偽造事件が確認されている。しかし、確認されていないものも合わせて、その数はさらに増すということ 全文をよむ

2008-03-24 彼自身トルコ的モザイク模様 ; 共和国最高裁判所検事長の略歴 (Hurriyet紙)

教師であるベフザット・ヤルチュンカヤの三男として生まれたのは、1950年の3月10日であった。家族にはもう一人の男子が加わった。赤ん坊には母親のサキネ氏の父親の名前が適当だと思われた。その名は、アブドゥッラフマーンである。家族には6人の子供がいた。小さなアブドッゥラフマンには、2人の兄と3人の姉がいた。クルド系で1919年に生まれた父親のベフザット氏は、シャンルウルファのスルチの出身だった。この若い共和国の息子は、理想主義者の教師になった。それは以下のようである。シャンルウルファで夜間学校を開き 全文をよむ

2008-03-22 教育相、禁煙場所を通達 (Radikal紙)

国民教育省大臣ヒュセイン・チェリキは、全ての屋内公共施設と学校の校庭での喫煙を禁止した第5727号法の施行を待たずに通達を出し、生徒に見られる可能性のある場所や環境での喫煙を禁止した。チェリキ大臣は、第5727号法「タバコ製品による健康被害の予防と制限に関する法律」に関する通達で次のことを求めた。   生徒を乗せる交通機関ではタバコを吸わないこと。教師・教員は喫煙禁止の施行日まで〔も〕、法律で定められる禁煙を遵守し、生徒に見られる可能性のある場所や環境において決してタバコを吸わないこと。授業で、 全文をよむ

2008-03-21 ジュムフリイェト紙の読者、エルゲネコン捜査により拘束された記者のために抗議 (Milliyet紙)

今朝、ジュムフリイェト紙のイルハン・セルチュク記者、労働党ドーウ・ペリンチェキ党首、イスタンブル大学のケマル・アレムダルオール学長が突然自宅で身柄を拘束され、衝撃的なニュースとなった。      エルゲネコン捜査の一環としてイルハン・セルチュク記者が身柄を拘束されたことに反感を持ったジュムフリイェト紙の読者らは、シシュリにあるジュムフリイェト紙本社前に集まり始めた。      イスタンブル共和国検察の命により、今朝自宅で身柄を拘束されたイルハン・セルチュク記者の拘留に対する反対運動は続いている。 全文をよむ

2008-03-20 エルドアン首相:歴史的建築物をホテルに転用するだろう (Radikal紙)

 レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、スルクレを極めて醜悪と評し、改修に反対する人々に対し「一度もスルクレを見に行っていないのだ。知っている人も知らない人も話している」と言った。アカレットレルのスラエヴレルの開会式に出席したエルドアン首相は、イスタンブルの歴史的建築物の多くをホテルに改造すると話した。    スラエヴレルの開会式にはエルドアン首相のほかに、北キプロス・トルコ共和国のフェリト・サビト・ソイェル首相、ハヤティ・ヤズジュ副首相、文化観光大臣のエルトゥールル・ギュナイ、開発・住居大臣の 全文をよむ

2008-03-19 ドライブのために霊柩車を盗んだ3人、逮捕 (Hurriyet紙)

リゼでアルデシェン郡の霊柩車を盗み、ドライブをした3人が、反対車線に入り警察に捕まった。      昨夜(18日)12時半ごろアルデシェン郡でおきた事件で、オズジャン・イェラルマズ(20歳)とキョクサル・メイダン(19歳)とムラト・チェリキ(22歳)は、市営駐車場にあった34UUZ15ナンバープレートの霊柩車の電気系統を接触させてエンジンを始動させた。郡内へドライブに出かけた3人は霊柩車で反対車線に入り、警察が停止させた。車両内部にいたのが自治体の職員でないことに気づいた警察は、3人を監督下に置 全文をよむ

2008-03-19 「宗教・道徳」の教科書に、アレヴィー関係の10ページ加わる (Milliyet紙)

第12年次(高校4年)の「宗教・道徳」の教科書で、生徒に初めてジェム、ジェムエヴィ、セマーが教えられる。教科書にはピール・スルタン・アブダルの銅像とセマーの写真が取り上げられる。      国民教育省(MEB)は、アレヴィーについての内容を加えた第12学年次の「宗教・道徳」の教科書で、生徒に初めてジェム、ジェムエヴィ、セマーが詳細に教えられる予定であると述べた。教科書では、「イスラム思想におけるイスラム神秘主義的解釈」という題の項目で、アレヴィー-ベクタシの思想が10ページにわたって説明される。 全文をよむ

2008-03-18 定年年齢65歳引き下げ? (Milliyet紙)

労働プラットフォームによる先週の抗議行動に続いて、社会保障改革において後退を見せた政府と社会団体側は、妥協の足がかりを模索している。省による新しい計画では、保険付きの被雇用者は、段階的に引き上げられている定年退職の年齢条件からはさほど影響を受けなくなる。   〔新計画では〕定年を迎えたときの適用日ではなく年金納入の満期日に基準が置かれる見込みである。つまり、保険付き被雇用者は定年認定の日付に65歳であることが条件とされているが、〔新計画では〕年金支払い日数を終える年の年齢条件である60歳の段階で 全文をよむ

2008-03-18 二人の元国会議員拘束下に (Radikal紙)

アンカラ密輸・組織犯罪取締りチームが、アンカラ、イスタンブル、コンヤで同時に実行した取締り作戦の中で、元国会議員2人と事務次官補2人を含む23人が拘束された。   いくつかの公的な入札において不正行為が行われ、賄賂の受け渡しがあり、また燃料油が密輸されることで、国家に何百万新トルコリラもの損害が出たとされ、そのため「スィムサル」という名づけられた作戦が実行され、23人が拘束された。容疑者の中には民族主義者行動党元副党首の一人である元コンヤ選出議員セルヴェト・トゥルグトとMoil社長で元マルディン 全文をよむ

2008-03-17 学校をつくるから鉱山開発を進めさせろ (Hurriyet紙)

オスマニイェ村で何百もの松の木々が伐採される原因となっている工事は、3日間雪によって停止したが、その後再開した。先日、公正発展党のムーラ選出のメフメト・ニル・フドゥル国会議員は、同党のムーラ県議会委員であるジェイハン・エルオールとマルマリス郡長であるカデム・メテとともにオスマニイェ村へ来た。村の唯一の喫茶店で村人と話をしたフドゥルは、計411本の松の伐採の原因となる、ネスリシャー社による鉱山の工事は合法であることを明らかにしたあとで、次のように述べた。      「オスマニイェ村は松の蜜から年に 全文をよむ

2008-03-14 村の借金を返せなければ、村の土地を全部売る (Yeni Safak紙)

ヒサル村の約10万YTL(約800万円)の債務に強制執行が下ると、村の土地を売却に出したイブラヒム・アクタシュ村長は「債務を返済できなければ、村の全てを売却する」と述べた。      バルケスィルのブルハニエ郡に属するヒサル村の土地は、強制執行を介して売りに出た。ブルハニエから7キロの距離にある、郡の中でも最も豊かな土地を有しているヒサル村は、誤った運営の結果、土地の一部分を失う事態に陥っている。      村の公的な所有地である(地片が)10,752平方メートルから41,779平方メートルにわ 全文をよむ

2008-03-14 説明が不十分 -宗務庁のフェミニズムに関する見解に女性団体反発 (Milliyet紙)

宗務庁の公式ウェブサイトに掲載されたフェミニズムに関する見解が反感を招き、同庁は会見を行ったが、女性団体らは説明が不十分であると主張した。       宗務庁が世界女性の日に公式ウェブサイトに掲載した、「女性の権利」というタイトルの記事が一部のメディアで「フェミニズムはモラルに反している」という内容で紹介され、同庁は自分たちの意に反していると指摘した。女性団体らに公式文書を送った宗務庁は、「性差別や女性への暴力について誤解を生じさせる全ての言動を我々は回避している」と述べた。       宗務庁 全文をよむ

2008-03-11 アルメニア人に虐殺されたトルコ人の墓前で追悼 (Zaman紙)

アルメニアの撹乱部隊が90年前にエルズルムのウルジャ郡に属するアラジャ村で殺害した278人のトルコ人が墓前で追悼された。      追悼式典で語ったトルコ-アルメニア人関係調査センター副所長エロル・キュルクチュオールは、アルメニア人テロ組織アサラとクルド労働者党の協力関係が続いていることに注意を引いた。追悼式典はアラジャ村で1986年に行われた発掘作業の後明らかになったトルコ人に関する集団墓地周辺で実現された。直立の姿勢で独立行進曲とともに始まった式典にはジェラレッティン・ギュヴェンチ県知事、ウ 全文をよむ

2008-03-10 公的刊行物もこれから市場販売へ (Zaman紙)

文化観光省は、発行した刊行物を自身の販売所外に持ち出そうとしている。省の出版物は、今後こうして著名な書店でも販売されることになる。      文化観光省のエルトゥールル・ギュナイ大臣が下した新たな決定によって、同省の出版物は、他の出版社とともに市場で競そう準備を進めている。同省に属する図書館や出版総局が行う活動とともに、今後このような、同省によって発行されたあらゆる刊行物も、市場でみかけることが可能になる。同省によって発行された刊行物は、今まで回転資本運営センター局DÖSİMMの売店でのみ販売さ 全文をよむ

2008-03-09 未就学児童数、100万人減少 (Yeni Safak紙)

国民教育省のデータによると、6歳から13歳で学校に行っていない子供の数は去年に比べ91万9936人減少した。2006-2007年の学年度についてトルコ統計機構が準備した「年齢人口推計」によると6歳から13歳の年齢人口が1127万5000人であること、これに比べ学校に行っていない子供の数が109万3570人であることが明らかにされた。中央人口管理システム(MERNIS)プロジェクトによれば、学校に行っていない生徒の数は一昨年に比べ81万9936人減少して27万3634人になった。学校に行っていない 全文をよむ

2008-03-09 予備校や塾の設立・運営に新規制―成績優秀者を使った宣伝も禁止に (Radikal紙)

民間教育機関開設の条件が再改訂された。   今後開校許可は国民教育省によって、予備校、塾のような学校外民間教育機関の開設許可は県庁によって与えられることになる。      また外国人の開校した教育機関の長の筆頭補佐らはトルコ共和国国民が職務に当たる。予備校はもはや成績優秀者を用いた宣伝をおこなえない。      EU加盟にあわせて2007年2月に施行された法律(*民間教育機関法)に基づいて、準備がすすめられた民間教育機関規定は、官報で公布されるとともに施行された。規定で明らかになった改正の一部は 全文をよむ

2008-03-08 女性なので、家で無償労働奴隷です -国際女性の日に女性問題を考える (Radikal紙)

農場で、または夫の店で「無償で働く」女性の数は211万人!   1108万1千人の女性も家事に追われている!      トルコ女性の大多数は、3月8日の国際女性の日を、家事をしながら、農場で働いたり家事をしたりして無償で働きながら祝っている。先進国では、労働年齢の女性の45~80パーセントが雇用されている一方で、トルコにおいてはこの割合は22.2パーセントという水準だ。雇用されている女性のうち38パーセントは、農場や夫の店で「無償の家族労働者」として働いている。以下が3月8日のトルコの女性像だ。 全文をよむ

2008-03-07 イスタンブルで人口94000人のサマンドゥラが地区(マハッレ)に! (Milliyet紙)

公正発展党AKP政府が計画している区の新設と一部自治体の閉鎖に関する法案は、現在10万人に近い人口を擁して区になろうかというバフチェシェヒル、サマンドゥラ(イスタンブル)、テメリリ(アンカラ)、インジルリッキ(アダナ)のような239の自治体を(自治体内の)地区に変える。      現在は3215ある自治体の数を2316に減らすことになる法案は、そこに勤務する9794の職員が県の特定行政地区に移動することになるとされている。法案の一般的理由として、地区にされる自治体は公的機関に総額3.2億YTL( 全文をよむ

2008-03-07 ここはトルコですから 抽選会では男女別々で着席、セクシーな映画ポスターははがされる (Radikal紙)

■シャンルウルファでは男女別々の階段席       首相府集合住宅局が建設させた132戸の所有者が抽選により発表される際に、参加者は男女別々の階段席に着席した。集合住宅局の代表者らは、男女別々の着席は抽選会に参加した方々の任意であり、この対応は問題とされるべきものではないと述べた。集合住宅局が低所得層向けに建設し、6798名が応募した132戸の物件について、昨日アタテュルク・スポーツセンターで抽選会が行われた。抽選会に夫や子供たちと一緒に参加した婦人らは、ボディーチェックの後、女性が座る階段席へ 全文をよむ

2008-03-06 必修の宗教科目の実施は継続されるべき、宗務庁長官が発言 (Zaman紙)

アリ・バルダクオール宗務庁長官は「宗教文化と道徳」の科目が必修科目として教えられることが必要だと述べた。      バルダクオール長官は正反対の決定を下した行政裁判所をも批判した。「この決定は欧州人権委員会が下した間違った決定の影響のように思われる」。   バルダクオール長官は、子供たちが宗教について何も知らないことも多くの間違いをもたらすことになると指摘し、ある宗教について知識を与えることが、その宗教教育を行っているという意味にはならないことを強調した。バルダクオール長官は、司法当局が宗教・神 全文をよむ

2008-03-04 乗り越えるべき光景 -エルズルムで独立90周年式典のプログラム内容が問題に (Hurriyet紙)

「アルメニア人」と呼ばれている数人の男達が、お茶の入ったウィスキーやビール瓶からプラスティックのコップで酒を飲み酔っぱらい、まずモスクを燃やした。そしてアザーンを詠むイマームを吊した。      その後には刃の欠けた剣と銃剣でもって、産着にくるまれた赤ん坊や、パン種をのばす女性たちを殺害する。寒さと恐怖で身ぶるいをする生徒達は、悲鳴をあげながら見つめている。これは「アシュカレでの敵軍の占領からの解放を記念する式典」である。      エルズルムのアシュカレ郡占領から解放された90周年式典では、好 全文をよむ

2008-03-04 大学入試センター長、トルコの大学入試制度に苦言 -優秀な学生は理系に集中? (Milliyet紙)

大学入試センター長ウナル・ヤルマアン教授は「トルコの大学は文系を軽視している。すべての高等教育機関が学力試験によって入学者を選抜しているのは世界でトルコだけだ。昔から選択問題の試験を行っているのも私たちだけだ」と語った。      法学部はこれまで文系重視方式によって学生を選抜していたが、昨年、理系・文系均等比重方式(EA)に移行した。今年もいくつかの学部が文系重視方式からEA方式に移った。   大学入試センター(ÖSYM)長であるウナル・ヤルマアン教授は、コミュニケーション学科およびトルコ言語 全文をよむ

2008-03-03 サルカムシュのエスラさん、村で最初の高校卒業女性になる予定 (Radikal紙)

エスラさんは、トルコの東の端の60世帯の村で生活しており、3年前までは高校生になることなどただ夢見ることしかできなかった。そして現在、16歳のエスラさんは、村で最初の高卒の女子となる準備を進めているところだ。      カルス県サルカムシュ郡シェヒトハリト村出身のエスラ・ティムチンさんは、五人の子がある家族の娘である。2005年にミッリエト新聞が「お父さん、私を学校へ連れて行って」キャンペーン(女児就学促進キャンペーン)の枠組みの中で、村から35キロ離れたサルカムシュに100人の学生を収容する寮 全文をよむ

2008-03-03 Tekel民営化に反対しデモ (Yeni Safak紙)

3月2日、アダナでトルコたばこ・アルコール・食品労働者組合が行った「トルコ専売公社(Tekel)アダナ・タバコ工場をわれわれのものとせよ」との抗議行進があった。行進は、イノニュ通りのトルコ労働組合連盟の第四地域支部の前から始まった。共和人民党(CHP)イスタンブル選出議員バイラム・メラル氏、アダナ選出議員タジダル・セイハン氏とともに、食品業労働者組合のメジット・アマッチ総書記も支援している集団は、Tekelタバコ工場に向かって行進した。      ■警棒が掲げられた      工場に近づいてくる 全文をよむ

2008-02-29 ラジオ・テレビ高等機構、兵役を否定するビュレント・エルソイ発言に警告 (Zaman紙)

ラジオ・テレビ高等機構は、ビュレント・エルソイによる「私は、(自身が親であっても)死んでくださいと言って自分の息子を兵役へと送ることはしないだろうと思う」との発言を受け、スターTVに警告処分を科した。       処分に対しては、共和人民党のメフメト・ダダック氏が異議を表明した。ダッダク氏は、ヨーロッパ人権裁判所の決定を、異議の根拠として提示したとのことである。「国民を兵役から遠ざける」との観点で調査がおこなわれたエルソイ氏の発言を、ラジオ・テレビ高等機構も問題として取り上げることとなった。28 全文をよむ

2008-02-28 元高等教育機構理事長が設立したビルケント大学では、スカーフ解禁  (Zaman紙)

高等教育機構の初代理事長であるイフサン・ドウラマジュ氏が設立したビルケント大学では、スカーフが解禁された。同大は、これまでスカーフ着用の学生が構内に入ることは認めても、授業に出席することは認めなかった。今後は授業でも区別しないことを決定した。      ビルケント大は私立大学で、学長をイフサン・ドウラマジュ氏の息子、アリ・ドウラマジュ氏がつとめる。同大では今日から、スカーフ着用の学生達がスカーフを脱がずに授業を受けることができる。   「高等教育機構の指示の枠組み内で、本学でも実施に移す決定をし 全文をよむ

2008-02-27 エルゲネコン事件の捜査で、大学研究者も逮捕 (Milliyet紙)

エルゲネコン捜査で拘束されたユミット・サユン准教授、エミン・ギュルセス准教授、ジャーナリストのヴェダット・イェネレルらを含む6人が、2月26日、逮捕され刑務所に送致された。      ウムラニエにある不法占拠住宅でみつかった手榴弾に関連して始められたエルゲネコン・オペレーションでは、ユミット・サユン准教授、エミン・ギュルセス准教授、ジャーナリストのヴェダット・イェネレル、作家のオルハン・トゥンチ、著名な貴金属商のハイレッティン・エルテキン、そしてアヤソフィア協会代表のムアッメル・カラブルトらが逮 全文をよむ

2008-02-27 トルコ式の問題解決 -イスラーム風スカーフ問題で大学での混乱続く (Radikal紙)

スカーフ着用者を受け入れた学長も、受け入れなかった学長も、相互に相手が罪を犯していると考えている。大学キャンパスでは、対照的な抗議行動が見られる。スカーフ着用者の一部は裁判に訴えようとしている。高等教育機構理事長と正反対の考えである大学間連合は、2月28日に会議を開く。      アブドゥッラー・ギュル大統領が大学でのスカーフ解禁を承認したことに続いて、高等教育機構ユスフ・ズィヤー・オズジャン理事長の「憲法改定で十分であり、(スカーフ着用者を)受け入れなさい」という言い分と、学長側の「高等教育機 全文をよむ

2008-02-26 手術の執刀謝礼を受け取った医師、逮捕 (Milliyet紙)

ジェラルバヤル大学の心臓血管外科部長であるハイレッティン・シリン医師は、彼の部屋で1人の患者から750新トルコリラ(約68,000円)の手術の執刀謝礼を受け取り、現行犯で捕まった。      ジェラルバヤル大学(CBÜ)心臓血管外科学部門の部長であるハイレッティン・シリン医師は、病院の自室で、1人の患者から手術の執行謝礼を受け取り、現行犯で逮捕された。   患者R・Eは、ハイレッティン・シリン医師と彼の部屋で面会し、前もって検察局が番号を特定していた750新トルコリラを執刀謝礼としてシリン医師に 全文をよむ

2008-02-26 イスラーム風スカーフ、大学を二つに割る -現場で混乱続く (Radikal紙)

イスラーム風スカーフをした学生は、多くの大学で中へ入ることができなかった。入場した者も学部により異なる対応を受けた。高等教育機構(YÖK)でのスカーフ問題での分裂も昨日、双方の応酬へと発展した。      憲法改正案施行に続いて、昨日授業を始めた大学で全くの大混乱が生じた。学長たちの「受け入れない」、高等教育機構「受け入れなさい」との双方の意地の張り合いは校門での緊張を高める要因となった。スカーフをした学生たちは自身には開かれていない扉を開けさせようとする中で、警備員に「どういう理由があるの、書 全文をよむ

2008-02-22 「イスラーム風スカーフに反対」 ハジェッテペ大学で抗議運動 (Milliyet紙)

高等教育機関でのスカーフ着用を自由化する憲法改正に反対するハジェッテペ大学の学生らが、ウウル・エルデネル学長に対しスカーフに反対する大学評議会の決定に従うよう喚起した。ベイテペ・キャンパス文学部の前に集まった100名の学生らは、大学評議会の決定ではスカーフへの反対姿勢が明示されているにもかかわらず、スカーフを身につけた学生が授業を受けていると訴えた。      また、イスタンブルにあるマルマラ大学ハイダルパシャ・キャンパスでも、学生の集団がスカーフに反対する抗議活動を行った。午後キャンパスの正面 全文をよむ

2008-02-21 トゥズラにある造船所での死亡事故、ついに政府が対応に乗り出す (Radikal紙)

チェリキ大臣の冷めた対応   この8ヶ月間で18人の死亡者を出したトゥズラ造船所の問題について、ようやくファルク・チェリキ労働社会保障大臣が対応に乗り出した。昨日のラディカル紙のインタビューでチェリキ大臣は、明らかになっている問題点の解決に向け、ある造船所には1ヵ月半、別の造船所には2ヶ月の期間を与えたと言い、「われわれが与えた期間はもう過ぎました。明日わかるでしょうが、ある造船所は操業を停止しました」と話した。   またチェリキ大臣は、トゥズラ造船所で起こった事故については、就任当初から積極的 全文をよむ

2008-02-18 墓地を見つけるのもネットで (Yeni Safak紙)

イスタンブルで作成予定の墓地情報システム(MBİS)により、市民は、もはや近親者の墓地を、ネット検索でとても容易に見つけることができるようになる。      イスタンブル広域都市埋葬局は、無計画、無秩序に埋葬がおこなわれた墓地で発生する諸問題を解決するために、県全体にある700ヘクタールの墓地に墓地情報システムを導入するため、入札をおこなう。イスタンブル広域都市で2008年2月25日に行われる墓地情報システムの入札で権利を獲得する企業には、2009年9月1日までにプロジェクトの完成が期待されてい 全文をよむ

2008-02-18 イスラーム風スカーフ議論の一方で、議会ではフーラードが流行 (Milliyet紙)

大学におけるイスラーム風スカーフの解禁を目的とした憲法改正が世論に活発な議論をもたらす一方で、議会では、女性議員の間でフーラード[絹やレーヨン製、薄手のネッカチーフ]が流行している。      ■最も目立つアクセサリー   ニメト・チュブクチュ女性担当国務大臣は、服装に合わせた色あいのフーラードで、議会の新しいトレンドの先頭に立っている。ここ2週間の間に、トルコ大国民議会で最も目立つアクセサリーとなったフーラードを、特に公正発展党(AKP)、共和人民党(CHP)そして民族主義者行動党(MHP)の 全文をよむ

2008-02-17 イスタンブル大寒波―トルコ全土で雪模様、寒波は火曜まで (Radikal紙)

渇水の恐れに直面しているイスタンブルにやっと雪が降った。気温は火曜日まで、例年より5度から7度低くなるとみられている。      トルコ全土は雪の影響下におかれる中、イスタンブルの気温は、火曜日(19日)まで例年よりも5-7度下回る。イスタンブルで月曜日(18日)に学校を休校にするか否かについては、今日(17日)、県庁で行われる会議で決定される。南東部では南西の風、北部では北東の風が吹き荒れる危険に対し、警告が出された。      特に水不足の心配してイスタンブル市民が待ち望んでいた雪が降り始め 全文をよむ

2008-02-16 学長の息子、外国人対象の学生選抜試験受験せず、英国の大学から不正転学 (Zaman紙)

ムーラ大学学長シェネル・オクティキ博士教授は、学生選抜試験で失敗したにも関わらず不正な方法で建築学部に入学した彼の息子について、息子はイギリス国籍を有するため、外国人学生に付与される権利を行使したと述べた。      しかし、外国人学生に必須である外国人籍学生試験(YÖS)を、息子のオルハン・タン・オクティキが受験していないことが明らかになった。オクティキが編入に利用したイギリスのノーザンブリア大学も、トルコとの学生交換協定を結んでいない。オクティキ一家の国籍も非常に興味深い。ナショナリスト的な 全文をよむ

2008-02-16 集合住宅の入口ドアの上に、アラビア語で「アッラー」といたずら 住民は不安に (Milliyet紙)

イスタンブルのバフチェリエヴレル県で、単独または複数の何者かにより集合住宅のドアの上にアラビア語で「アッラー」と書かれた。何の目的で書かれたのかわからない文字に、住民は不安に陥っている。   事件はソアンル地区のセファケントで起こった。1ブロック20軒からなる集合住宅に住む人々は、一昨日の朝起きたとき、ドアの上にアラビア語で「アッラー」と書かれていることに気付き困惑した。集合住宅の住民は黒と青のペンで書かれた文字は夜の間に書かれたと説明し、文字が何の目的で、また誰によって書かれたのかはわからない 全文をよむ

2008-02-15 イスラーム風スカーフが原因で、ペプシコーラ不買運動 (Yeni Safak紙)

 「感情を表現する」と題された写真コンテストにおいて、「スカーフ女性の写真は受け入れない」という条件を設定したが、その後寄せられた反発の結果この条件を撤廃したペプシに対して、反発が大きく高まった。小売商・芸術家連盟(ESDER)や世論からは、謝罪を行うまで同社製品の不買運動を行うことが明らかにされた。       イスタンブル、ギュンギョレンのエネジッキ・ハイパーマーケット・チェーンも、ペプシコーラ製品のボイコット運動を行うことを決定した。ペプシ製品の陳列棚に、このニュースを大見出しで伝えるイェ 全文をよむ

2008-02-13 警官に投石する子どもたちに、チョコレート大作戦! (Zaman紙)

ヴァンで警察部隊は彼らに投石する子どもたちに「心の作戦」をおこなっている。警察が4年前に始めた作戦で、経済状態の良くない家族が暮らす地区では子どもたちの顔に笑顔が戻ってきている。      警察がこの作戦を実行したのち、地区では警察官は石の代わりに愛情とともに迎えられている。移住により人々が住む、カルシュヤカ村、ハッジュベクル村、シュパァン村、ヤールム・エレズ村とアルトゥンテペ村で進められている「心の作戦」で、警察チームは持参したウエハースとチョコレートを地区で見つけた子どもたちに手渡している。 全文をよむ

2008-02-11 Vodafone、寄せられた批判のためコマーシャル中止に (Milliyet紙)

Vodafoneは、「打ち明けられる選択肢」というキャンペーンの一環で、議論の要因となっているダンサーに関するコマーシャルを、寄せられた批判のために放送中止とした。      コマーシャルのなかでは、主役の若い女性が、父親への電話で「学校をやめたの、私ダンサーになるわ」と言っている。これに対し、父親は「ふむ、それはいいね」と答えている。Vodafoneのトルコ現地法人渉外担当責任者のセビル・ウィットマン氏は、コマーシャルを大変多くの人が気に入っているが、一部の視聴者からは父親と娘のあいだにおける 全文をよむ

2008-02-10 カイセリとヴァンで「イスラーム風スカーフを高校でも解禁」求める運動 (Milliyet紙)

大学でのイスラーム風スカーフの解禁に関する憲法改正案の第二回投票が実施された頃、カイセリとヴァンでは「イスラーム風スカーフを支持」する運動が行われた。      カイセリでは、人権・被抑圧者相互支援協会(マズルムデル)と自称「信仰プラットフォーム」というグループが、大学でイスラーム風スカーフが解禁されることに関する憲法改正を支持した。      イマーム・ハティプ高校の学生であるビュシュラ・アージャさんは、スカーフを表現した40平方メートルの大きさの白布を掲げたグループを代表して、「憲法改定は問 全文をよむ

2008-02-08 宗務庁、キブラを見つけるための新しい方法を発表 -まるで大学選抜試験問題のよう (Hurriyet紙)

宗務庁は、キブラを示す窪みが都市ごとに異なる方角にあることを指摘し、キブラを見つける新たな方法を発表した。同庁はインターネットサイト上でキブラを見つけるのにコンパスを使用すると説明。さらに、コンパスのみの方法では確実ではないとし、分度器と定規を補助として使用する必要があるとした。      ■宗務庁によるキブラを見つける新方法       「紙の中央に、上下に直線を引き、直線の中点に印をつけて下さい。この中点を基本に、自分がいる位置から見たキブラの窪みの方角に分度器を使って(時計回りに)点をとっ 全文をよむ

2008-02-07 離婚訴訟の法廷に、妻ではなく、愛人を連れて出廷! (Milliyet紙)

ブルサで離婚訴訟を起こしたアフメト・カラダール(28)は、偽の身分証明書を用意し、愛人であるデニズ・Vを妻として裁判に連れていった。虚偽に気づいた裁判官は、二人を刑務所へと送った。    広告代理店で写真家として働くカラダールは、デニズ・Vという若い女と知り合うと、2年間連れ添った妻シャズィイェ・カラダール(27)との離婚を決めた。しかし妻は離婚の要求を断った。    家を出て愛人であるデニズ・Vと同棲するカラダールは、家族手帳のコピーと請願書を裁判所に提出し、「極度の不仲」を理由に離婚訴訟を起 全文をよむ

2008-02-07 オヤク、アルメニア人ジェノサイドの賠償金支払った仏アクサ社と提携解除 (Zaman紙)

トルコ国軍メンバーの相互扶助と年金資金を扱うオヤク(軍人共済基金)は、いわゆるジェノサイドを被ったアルメニア人に賠償金を支払ったフランスのアクサ社と最終的に提携を解除した。      オヤクホールディングは、昨年、オヤクバンクを27億ドルでオランダの金融大手INGグループに売却し、保険部門から撤退した。オヤクは、アクサ・オヤクホールディングで自身が保有する50%の株を5億2500万ドルでアクサグループに売却すると発表した。      一部アルメニア人グループは、オスマン朝領土で生活していた自身の 全文をよむ

2008-02-06 鳥インフルエンザ 今度はサカリヤで発生 (Radikal紙)

ゾングルダク、サムスンに続き、サカリヤでも鳥インフルエンザの感染が見つかった。サカリヤのカイナルジャ郡イェニチャム村の家禽(かきん)の死骸を初期検査した結果、鳥インフルエンザに感染していたことが明らかとなった。カイナルジャ郡のイェニチャム、シェイフトマルの2村とコジャエリのカンドュラ郡サルガジ村を封鎖して、殺す作業が始まった。      サルガジ村では、村人の一部がニワトリの引き渡しを拒んでいることが明らかとなった。「我々の生活は、卵を売ることで成り立っている」と村人は抵抗すると、憲兵が招集され 全文をよむ

2008-02-06 トルコの若い女性、10人のうち7人は家事手伝い (Radikal紙)

トルコ雇用者組合連合(TİSK)の調査によると、トルコで15-29歳女性の60パーセント、25-29歳女性の66パーセントが教育も受けておらず、職にも就いていない。別の言い方をすると、トルコで、就職し仕事を覚える年代にあたる25-29歳女性の3分の2は、「家事手伝」。トルコで家事手伝をしている女性の数は約550万人。この人数は、ヨーロッパ16ヶ国の人口より多い。トルコ雇用者組合連合(TİSK)調査サービスが、若年人口の失業率を調査した。      OECDの「教育への視点2007」に基づいた調査 全文をよむ

2008-02-05 鳥インフルエンザに無知な抵抗 (Radikal紙)

鳥インフルエンザが発生し、隔離されたオンドクズマユス郡に属するヨルクレル市では、鶏を処分するために   職員に渡すことに抵抗している人々がいる。農村村落省の鳥インフルエンザの説明を信じないと述べる地元住民の42歳のドゥラン・アイドゥンは「私はちょうど昨日二羽の鶏を殺し、食べました。近所で死んだ鶏は他の理由で死んだのです。ここには鳥インフルエンザはありません。私は信じません」と話した。またエロル・アイドゥンも「ここでの狩猟を防ぐために、そのような事がなされたのです」と語った。保健省県事務所チームは 全文をよむ

2008-02-04 刑務所も満杯 (Milliyet紙)

7万人だった未決囚・既決囚の数は、この一年で9万3千人にまで膨れ上がり、収容室では地べたに布団を敷く時代が始まった。      もっとも大きな7-8㎡の収容室では、2段ベッドと机のほかにあいたスペースに布団を広げている。机の上さえも夜はベッドとして使用されている。気候が寒いために庭に出られない収容者たちは、1日中ほとんどくっつきあうような状態だ。      この1年で刑務所に約2万人が入所したことで、刑務所管理はなす術をうしなった。2007年の初めには7万人だった収容者の数は、いまや9万3千人で 全文をよむ

2008-02-04 ファーティフ区でゴミ捨てに地下にコンテナ設置 (Yeni Safak紙)

ファーティフ区は、区内で主要な幹線道路の地下に、総工費80万リラをかけ、85基のゴミ用コンテナを設置した。ファーティフ区のムスタファ・デミル区長は、「コンテナは、多くのゴミを収容でき、視覚的な汚さを作り出さず、夏のゴミから発生する臭いもなく、ゴミから出る汚水も通りに流れ出さないといった多くの利点が期待される」と述べた。      同区長は、技術の発達と需要に沿って、地下コンテナのシステムに移行することを決めたとし、「国外の調査とともに、システムの設置作業には、おおよそ1年かかった。システムを作る 全文をよむ

2008-02-03 イスタンブルの花火工場で引火爆発事故、死者22名 (Milliyet紙)

ダヴトパシャで発生した爆発で死者数は昨日22名に増加した。事件現場を訪れた共和人民党デニズ・バイカル党首はエルドアン首相を批判した。   爆発で重傷を負い、イスタンブル大学医学部の病院の集中治療室で治療をうけていたセダト・チェリキとサトルムシュ・ハイラマズが昨日亡くなった。      トルコ大国民議会のメラル・アクシェネル副議長とバイカルは事件現場で視察を行った。責任者から資料を受け取ったバイカルは、「これはアッラーの意思ではない。これは天命でも事故でもない。これは公然と起こったある陰謀のような 全文をよむ

2008-02-02 中東工科大学で歴史的な一日 -大学間連合、スカーフ解禁反対の声明 (Milliyet紙)

大学間連合(ÜAK)は、高等教育機構(YÖK)理事長のユスフ・ズィヤ・オズジャン教授の「連合はスカーフについて議論すべきではない」という態度と、悪天候に起因する交通の乱れにも関わらず、大人数を擁して、大学でスカーフを解禁するという改憲を厳しい言葉で批判した声明文に署名した。ÜAK集会の会場となった中東工科大学(ODTÜ)の文化会議センターでは、早朝から活発な時間が流れた。あるグループの学生は、大学内でのスカーフ解禁に関する憲法改正案に抗議した。ÜAKを支持するため、ODTÜの教職員らも、法服を着 全文をよむ

2008-02-02 大学研究者ら、「大学でのスカーフ自由化」を訴える (Radikal紙)

300人近い大学研究者が共同宣言を出し、「大学でのスカーフ自由化」を訴えた。宣言の先陣をきったのは、7月22日選挙の前に公正発展党(AKP)に入党した「目玉候補」と呼ばれる議員のうち、オズレム・テゥルコネ議員(イスタンブル選出)とゼイネプ・ダー議員(アンカラ選出)の夫たちで、二人はともに研究者である。      ゼイネプ・ダー議員の夫、イフサン・ダー教授と、オズレム・チュルクオネ議員の夫、ミュムタゼル・チュルクオネ教授が、大学でのスカーフ自由化のために始めた「大学教育者による大学の自由化宣言」に 全文をよむ

2008-02-01 イスタンブルで無許可の工房で火事、上階の花火工場に延焼し大爆発 (Yeni Safak紙)

トルコで昨朝、無配慮と怠慢が原因となった悲劇が起こった。イスタンブルのゼイティンブルヌにおいて、4度違法で業務を行なった為閉鎖されていた綿布洗浄工房で爆発が生じた後、出火した火事は、無許可で操業していた上の階の花火・火薬作業場に引火した。工場において1トンのアンモニウム硝酸塩と爆発物が爆音と共に爆発した。建物の2階部分は破壊された。廃墟の中で9人が命を失い、病院には119名が運ばれたが、うち7名は亡くなった。8名は火事を眺めていた野次馬だったが、二度目の爆発によって犠牲になった。      ■炎 全文をよむ

2008-02-01 エスキシェヒルで違法駐車対策、「ここに駐車する人は、牛と同じですよ」 (Yeni Safak紙)

 近年、車両台数の増加傾向に伴って問題となっている違法駐車について、エスキシェヒルの担当責任者らは風変わりな対策を打ち出した。       入手した情報によると、県知事府と広域都市自治体、県警は、都市部を中心に問題とされている違法駐車の対策に乗り出した。       エスキシェヒルでの車両台数は、2002年に12万台を超え、昨年は16万台に到達した。この増加傾向に伴い、担当責任者らは所定の場所への駐車を促し始めた。県知事府は違法駐車をして交通を妨げ、他人の迷惑となるドライバー向けに指導・警告書を 全文をよむ

2008-01-31 軍事施設の写真撮影禁止、実は法的裏付けはなかった (Radikal紙)

全軍事施設の金網に設置された「写真撮影禁止」の文字に、どうやら法的裏づけはないようだ。この事実は昨日(1/30)、トルコ大国民議会(TBMM)国家防衛委員会に提出された法案によって明らかになった。       新たな法律により、兵舎、派遣隊、司令部、野営地など一部の施設で実施されている写真と映像の撮影禁止措置が、正当性を得ることとなる。TBMM国家防衛委員会は、「軍事立ち入り禁止区域及び軍事治安地域法の改正に関する法案」により、写真及び映像の撮影禁止を公的にする。法案によると、軍事治安地域におい 全文をよむ

2008-01-30 トルコ航空本社ビルで人質事件 -当事者は元恋人だった (Milliyet紙)

トルコ航空の身体障害者枠で働いている足の不自由なザフェル・チャクマクは、自分の愛情に応えてくれなかったため、本社ビル食堂で働くプナル・マズルムという名の女性を人質にとった。チャクマクは、警察の説得により2時間後に人質を解放した。      チャクマクが、食堂で働くプナル・マズルム以外の人々に食堂を後にするよう命じたので、食堂内部にいた人々はパニック状態で外に逃げた。チャクマクは、銃を頭につけてマズルムさんを殺害すると脅し、食堂で働く二人の従業員を彼女とともに人質にした。襲撃犯はしばらくした後、マ 全文をよむ

2008-01-28 スカーフを被った社会学者はなぜTRTに出演してはいけないというのか (Zaman紙)

■ある読者からの投稿      金曜日(1/25)の夜、私はトルコ国営放送1(TRT1)のテレビ番組、「エニネ・ボユナ(訳注:完全に、の意)」を見た。ナズル・ウルジャク氏、社会学者で作家のファトマ・カラビュユク・バルバロスオール氏、社会学者のトゥリン・ブミン氏、共和国女性協会のファトマ・チョバン氏などが名を連ねた番組の中で、最近熱を帯びている「スカーフ」問題がハイレベルで議論された。      ファトマ・カラビュユク・バルバロスオール氏は、スカーフ着用の社会学者・作家として、とても冷静に、深みの 全文をよむ

2008-01-27 キュタフヤ近郊で鉄道脱線事故、9人死亡 (Hurriyet紙)

パムッカレ急行が、キュタフヤ近郊で脱線、横転した。最初の説明によると、スピードを出して進入したカーブで凍結のため列車が横転し、5つの車両に乗っていた約450人の旅行者のうち9人が死亡、多数のけが人が出た。死者はまだ増える恐れがある。      ハイダルパシャーデニズリ間を結ぶため昨日17時35分にイスタンブルを出発した11442便パムッカレ急行は、今朝2時頃にキュタフヤのチョウルレル駅とデミリョズ駅の間で脱線した。チャト峡谷地域で極端な寒さのため急カーブの線路が凍結しており、機関車に続く5つの車 全文をよむ

2008-01-25 エルゲネコンとはこんな組織 ススルルクはじめ様々な事件に関与 (Radikal紙)

■グロック銃と、爆発物を用いた暗殺による、クーデターへの環境づくり       エルゲネコンについての調査において、メディアに掲載された論評によると、この組織はクルド系実業家、政治家、高級官僚や著名人の暗殺を企て、爆発物を用いて実行に移すとのことである。これによりトルコを襲うであろう大混乱は、クーデターの下地となるはずであった。       民族主義戦線における著名な人物が保護観察下に置かれる一方、報道が禁止されているにもかかわらず各紙は、諸処の要素が互いに矛盾していても様々な論評を展開した。そ 全文をよむ

2008-01-23 最高裁判所、パムク発言をまた追及へ (Radikal紙)

ノーベル賞受賞者であるオルハン・パムクの、スイスの雑誌で掲載された「我々は3万人のクルド人と100万人のアルメニア人を殺しました」という発言が原因となり開かれた賠償訴訟で無罪とした地裁の判決は、最高裁判所で覆された。地裁は、パムクが述べたとされるこの発言を理由に裁判を起こした原告6人が「ただトルコ国民の一員であるという理由で、自身らの個人的権利の侵害にはあたらない」という判決を下した。しかし最高裁判所は、トルコ国民の一員であることはこの発言を理由に裁判を起こすのに十分(な資格)となると判断した。 全文をよむ

2008-01-21 ラクダのレスリングを観光客も見学 (Zaman紙)

アメリカ、ロシア、日本から来たおよそ600人ほどの観光客が、ラクダのレスリングを最初から最後まで興味深そうに観戦した。セルチュク・エフェス文化観光財団とセルチュク市が開催したフェスティバルで、レスリング場にラクダの所有者によって大事に飾り付けられ、連れられてきた「(ヒトコブの雌ラクダとフタコブの雄ラクダを掛け合わせた)テュルュ(と呼ばれる雄)」のラクダたちには、観客から大きな拍手が挙がった。ラクダのレスリングが行われた場所の周りに集まった訪問者たちは、天気も良かったこともあり、食事の席も整え、ラ 全文をよむ

2008-01-21 トルコの人口明らかに (Zaman紙)

エクレン国務大臣兼副首相とアタライ内相は、住所に基づく住民登録システムの結果に関して、トルコ統計機構で共同記者会見を行った。ベシル・アタライ内相は、「住所に基づく住民登録システム」によると、トルコの人口は2007年末現在、70,586,256人であると発表した。ナーズム・エクレン国務大臣兼副首相は、トルコで居住登録をしている外国籍の住民の数が98,339人であり、この数字を差し引いたトルコ国籍の住民の数は70,487,917人であると発表した。      ■住所に基づく住民登録システムによる20 全文をよむ

2008-01-20 ディンク暗殺から1年、「血の叫びは、正義によって鎮められる」 (Yeni Safak紙)

トルコと世界中の多くの国で何万もの人々がフラント・ディンク氏を追悼した。イスタンブルでの式典では5万を超える人々が参加した。あらゆる場所で「正義」を求める声があがった。      アゴス紙の総編集長フラント・ディンク氏の一周忌追悼式は、彼が狙撃されたアゴス新聞社のビルの前で行われた。ラケル・ディンク氏は式典でスピーチを行い、「血の叫びは、正義によってしか鎮められない」と述べた。追悼式典のため、フラント・ディンク氏が暗殺されたシシュリ・ハラスカルガズィ通りは再び人であふれた。ディンク氏が愛していた 全文をよむ

2008-01-20 国会議員でシェイハンル部族長のエユプオール、盛大な孫の割礼式開催 (Hurriyet紙)

シャンルウルファで2人の妻に18人の子供と67人の孫を持つシェイハンル部族長である65歳のセイート・エユプオール無所属国会議員は、孫のために15万YTLもの費用をかけて盛大な割礼式を開いた。割礼式ではドル紙幣が飛びかい、参加者は金の飾りを競ってプレゼントした。      最初の妻ゼリハの長男であるアブドゥッラフマーン・エユプオール氏の息子で祖父の名を継いでいる11歳のセイート・エユプオール君のためにデデマン・シャンルウルファホテルで割礼式が開かれた。      式にはシャンルウルファの市長である 全文をよむ

2008-01-19 仏AFP通信、「トルコ人みたいにタバコをすう」という表現は過去のものに (Radikal紙)

フランス通信(AFP)は、「トルコ人のようにタバコをすう」という表現は過去のものになるだろうと報じた。AFP通信は、「トルコでは喫煙が文化の重要な一部であったが、議会を通過した新法案により、バー、レストラン、カフェでタバコをすわないヨーロッパの国々に倣った。これはEU加盟の議論を続ける国にとって普通の法改正に見えるが、世界でも非常にタバコを消費し生産する国トルコで禁止が実行されるか否かは、今から気になる問題だ」と伝えた。      ■ 「任務は警察に任されている!」      AFP通信は、「レ 全文をよむ

2008-01-18 宗務庁長官、政界をにぎわすスカーフ論争に苦言 (Milliyet紙)

宗務庁長官のアリ・バルダクオール教授は、スカーフ論争の過程で政治家たちを警告した。   バルダクオール長官は、政治家たちがスカーフを「自由の領域」とみなし、議論して解決できると信じていると述べ、「解決しないという選択肢も政治家にはあります。成熟した社会の心理により政治・社会的危機という結果を受け入れる、または埋め合わせをする、つまり肯定的または否定的な結果を計算に入れることは政治家の責務です」と語った。      バルダクオール長官は、次のように話した。   「身体を覆うことは、ムスリムであるた 全文をよむ

2008-01-18 最高裁判所、2年の婚約期間は長すぎる (Yeni Safak紙)

最高裁判所第13法廷は、同僚女性と2年前に婚約し、同居していた歯科医が、婚約者に対し買い与えたアパートメントを返却するよう要求したことは、法に反すると判断した。地方裁判所の出した「アパートメントの価格に相当する12,250YTL(約116万円)を元婚約者である被告人の女性が支払う」という判決を覆した最高裁判所は、「二年間という期間は婚約期間としては長い」と指摘し、地裁の判決を覆した。判決において、以下のように述べた。「原告と被告人は、二年間夫婦のように生活を共にし、その後うまくいかなくなり別れた 全文をよむ

2008-01-18 Youtube、アタテュルクを侮辱のため、またアクセス禁止へ (Yeni Safak紙)

 アンカラ検察局は、当番裁判所である簡易・刑事裁判所に告訴し、アタテュルクを「トルコのサル」と侮辱した「youtube.com」というサイトへのアクセス禁止を求めた。       アンカラ検察局のキュルシャット・カイラル検事は、当番の簡易・刑事裁判所に告訴し、トルコで多くの人が利用している「youtube.com」へのアクセス禁止を要望した。       カイラル検事は、同サイトで「トルコのサル」とムスタファ・ケマル・アタテュルクが侮辱され、問題となった映像の削除を要求したが聞き入れられなかった 全文をよむ

2008-01-17 想像もつかないようなスキャンダル ディンク殺害事件の捜査で (Milliyet紙)

ディンク氏暗殺事件の重要参考人であるヤシン・ハヤルの兄が働いていたパン屋についての情報を集めていた警官が、実際の現場には行かずに公衆電話から情報を得ていたことが明らかになった。      アゴス新聞の編集長だったフラント・ディンク氏の暗殺事件の捜査を進める内務省の捜査官らが新たなスキャンダルを明らかにした。捜査官らによると、殺人の容疑をかけられているO.S.を扇動したとして逮捕されたヤシン・ハヤルの兄、オスマン・ハヤルがイスタンブルで働いていたパン屋について捜査を命じられた警官らが、実際の住所を 全文をよむ

2008-01-16 フラント・ディンク殺害から1年、殺害現場となったアゴス紙社前で追悼集会 (Radikal紙)

アゴス新聞総編集長だったフラント・ディンク氏は、殺害の一周忌に際し、トルコ国内外で行われる催しで追悼される。殺害とその後に明らかになった卑劣なネットワークに抗議する人々は、1月19日(土)15:00に「フラントのために、正義のために、1月19日15時に同じ場所で」というスローガンの下に、ディンクが殺害されたアゴス新聞社前に参集する。フラント・ディンクのために行われる追悼集会は以下の通り。      ・ ボアズィチ大学歴史学、政治学、国際関係学科は1月18日、南キャンパスで、フラント・ディンクに敬 全文をよむ

2008-01-14 北イラクへの就学移動者増加中 (Hurriyet紙)

この1年、トルコから400人の学生がアルビル、ダフーク、スレイマニエ各県にある大学に入学していることが明らかになった。ダフーク大学の理学部・文学部の英語教員であるイギリス国籍のナタリア・タリ氏は、ディヤルバクル、シュルナク、バトゥマン、そしてハッキャーリから多くの学生の入学申請があり、年々この数が増えていると述べた。タリ氏は、「トルコの学生は、ここを選んでいる。学生たちには月150ドルの奨学金、無料の食事、そして住居手配の機会が提供されている」と述べた。しかし高等教育機構(YÖK)は、こうした学 全文をよむ

2008-01-14 アルダハンで氷点下34度 -シベリア寒気団の影響 (Yeni Safak紙)

アルダハンに影響を及ぼしている寒気団は非常に強い状態のままだ。気象庁から得られた情報によると、夜間の最低気温は、氷点下34℃、日中は氷点下27℃を記録した。      寒気団のために朝、多くの自動車のエンジンがかからなかった。一方、道路が凍結したため、馬車を引く人たちは大変苦労した。荷物を運ぶ動物たちは滑らないように悪戦苦闘し、なんとか立っているという状態だ。うまく歩くことができない市民たちは、寒波のため休校にする必要があると訴えている。アフメト・アクチャイさんは、寒さのために子供を学校に行かせ 全文をよむ

2008-01-13 逮捕のディヤルバクル・テロ実行犯の供述「組織は自分をほおりだした」 (Yeni Safak紙)

ディヤルバクルを血に染めた爆弾テロを実行したエルダル・ポラトは、爆発の後、事件を起こしたテロリストらと計画どおり決められた場所に行ったが、誰も自分を迎えに来なかったと述べた。      ディヤルバクルで死亡6人、負傷者67人を出した爆弾テロの実行犯エルダル・ポラトは、裁判所での供述でテロ組織PKKがどれほど脆弱であるかを明らかにした。爆破犯ポラトは、事件をどのように計画したかを詳細に説明する一方で、事件の後、事件を起こしたテロリストらと計画したとおり決められた場所に行ったが、だれも彼を迎えに来な 全文をよむ

2008-01-13 花嫁は処女でなかったと騒いだ夫に、損害賠償請求 (Radikal紙)

女性が結婚後に処女ではなかったという理由で名誉殺人の犠牲となるトルコで、最高裁判所は規範となる判決を下した。最高裁判所は、結婚したとき妻が処女でなかったと主張し離婚訴訟を起こした夫に対し、損害賠償の支払いを命じる判決を下した。      アダナである男性が、村で一緒に生活していた妻から離婚する訴訟を起こした。アダナ第2家庭裁判所で開かれた裁判の中で男性は、妻が「処女でなかった」こと、そしてそのために離婚したいと発言していた。女性はこの主張を認めず、医者の検査をうければ自分の主張が正しいことが証明 全文をよむ

2008-01-13 アレヴィー信徒による「ジェムエヴィを礼拝所に」との要求、却下 (Zaman紙)

司法は、アレヴィー信徒の予算とスタッフに関する要求に対し否定的な回答を出した。アンカラ第六地方行政裁判所はジェム財団が起こした訴えを結審し、興味深い確認を行った。      同裁判所は、理想的であるのは「中立的な国家」であると言明する一方、「宗教的規範と法的規範の間で形成されるようとしているバランス」は世俗的国家原則から離反することにつながると主張した。また、アレヴィー信徒間の信仰と実践の形式には差異があることを強調し、この要求はすべてのアレヴィー信徒を包摂するものではないと留意を促した。アレヴ 全文をよむ

2008-01-10 ディヤルバクル・テロで死亡の青年のポケットから詩「僕が死ぬ前に戻ってきて・・」 (Milliyet紙)

ディヤルバクルでのテロで負傷し、6日間の命の奮闘の末に亡くなったエンギン・タシュカヤの財布から、彼が経験した苦しみを言葉にした涙をそそるメモが出てきた。エンギンは、誰に宛てたか分からないメモに「僕が幸せな人間であった時は一時もなかった。お願いだ、死が僕を迎えに来る前に戻ってきて」と書いていた。      エンギンは15歳のときに父親のアブニ・タシュカヤを交通事故で失った。10月3日に友人に会う為に向かった予備校の前で起こった爆発で頭部を負傷し、彼の父親が亡くなったチグリス医科大学病院の集中治療室 全文をよむ

2008-01-07 仏、独、伊、英国、トルコに大学設立しようと名乗り (Zaman紙)

投資家たちにとって魅力の宝庫であるトルコに、外国と提携した大学が誕生しようとしている。フランスのガラタサライ大学計画に続き、ドイツ、イタリア、そしてイギリスが大学設立事業を開始した。チェリキ国民教育相はこれによって教育の質が高まると考えている。      トルコは、2005年から外国資本の興味の的となっている。観光から産業まで、何十億ドル単位での直接投資の試みがおこなわれている。トルコが持つ将来への潜在能力に気付いた外国人たちは、教育の分野においても(投資が)増加傾向にある。ただし憲法に反するた 全文をよむ

2008-01-06 イマーム・ニキャフ婚の12才の少女、女児を出産 (Hurriyet紙)

マラトゥヤで、搬送された病院で妊娠していることがわかった12歳の少女が、女の子を出産した。      アラプギル郡では、搬送された国立病院で妊娠していることがわかったD.Gさんが出産した。病院側は、母子ともに健康であると発表した。   D.Gさんは、赤ん坊とともに家族により病院から引き取られたことが明らかにされた。マラトゥヤ社会サービス局の局長、ムラト・コナン氏は、実施予定の調査で必要と判断されれば、D.Gさんを家族から離す可能性もあると述べた。コナン氏は、「私たちに寄せられた情報では、少女はイ 全文をよむ

2008-01-04 日本で沈んだエルトゥールル号の関係者子孫、イスタンブルに集合 (Milliyet紙)

日本で沈んだエルトゥールル号の関係者子孫、118年後にイスタンブルに集合      日本で118年前に沈んだエルトゥールル号乗組員の子孫が昨日イスタンブルに集まった。ヤプクレディ銀行退職者基金と海底考古学研究所会の協力で2007年初頭に始められた『エルトゥールル号:日本にあるトルコ船舶』という名のプロジェクトの集会で、プロジェクトの活動が家族たちに説明された。      25家族と連絡がついた   ヤプクレディ銀行退職者基金のプロジェクトによって25の家族と連絡がついた。しかし、ラフミ・コチ博物 全文をよむ

2008-01-03 コンヤ市、メヴラーナ旋舞の実施団体を入札で決定 (Milliyet紙)

コンヤ市は、メヴラーナ文化センターで、60のプログラムから成るメヴレヴィー教団の旋舞の実施団体を入札で決定することを明らかにした。入札は、1月28日、11時にコンヤ市当局で公開入札によって実現される予定だ。   契約調印から2008年12月31日までの期間に行われる行事の実施業務への入札には、トルコ企業だけが参加できる。    入札に参加したいと申し出た団体は、入札金額の3パーセント以上の任意の金額を一時的な保証金として支払うことになる。 全文をよむ

2008-01-01 100人超える有識者、2008年に平和を願う (Milliyet紙)

大晦日に共同声明を発表した100人以上の有識者たちは、2008年が平和な年になるようにと呼びかけた。      2007年大晦日に世論に向けて共同発表を行った100人を超える有識者たちは、2008年が平和な年であるよう願い、「トルコ人、クルド人、ムスリム、または非ムスリム、皆にこれまで以上の民主主義と平和が必要です」と語った。      有識者の中には、ヴェダト・テュルカリ、エルトゥールル・キュルクチュ、シャナル・ユルダタパン、アイドゥン・エンギン、ウシュル・カサプオール、アリ・ネスィン、イブラ 全文をよむ

2007-12-31 新年にかけて降雨はなし (Radikal紙)

年明けには全国のほとんどの地域で降雨は予想されない。今日は、東アナトリアの南東部と(東黒海地方の)リゼ、アルトヴィン、ホパとその周辺で、明日1月1日火曜日は、エーゲ海沿岸部とチャナッカレ、アンタリヤの西部では雨が降るだろう。年始は、全国のほとんどの地域で降雨は予想されない。今週はマルマラ海地方と内陸部では霧、内陸部と東部では凍結が見られるだろう。イスタンブルも新年は霧が発生し、寒くなるだろう。今日と明日の最高気温は9℃、最低気温は2℃になるだろう。 全文をよむ

2007-12-30 大晦日のお祝いは反イスラーム-イスタンブル・ムフティー局、宗務庁の2003年説教を繰り返す (Milliyet紙)

イスタンブル宗務局は、宗教庁が2004年に発表した「大晦日のお祝いをしないでください」という説教を、2007年最後の金曜日に再び行った。      イスタンブル宗務局は、2004年に宗務庁が発表し、議論になった「大晦日のお祝いに関する」説教を繰り返した。イスタンブル宗務局は先週金曜日の説教で人々に「大晦日のお祝いをしないでください」と喚起し、こういったお祝いが「理性や健康」を脅かすと発表した。宗務局のサイトで発表された説教に関し、オメル・カルダシュ副宗務局長は、「その説教をどのように我々に記述し 全文をよむ

2007-12-29 風邪をひいたトルコの男性たちはまず母親に相談する。 (Milliyet紙)

トルコ社会の風邪に対しての態度に関して行われた調査によると、医者に行くのは遅く、男性は風邪をひくとまず母親に電話するのだ!       ある市場調査によると、トルコ人男性は風邪の気配を感じたとき、母親に相談するのが最も多いことが明らかになった。エッザージュバシュ薬品株式会社は、風邪に関して社会に存在する情報の水準と習慣を調べるという目的で、調査を行った。イスタンブルで、18歳以上、計203人の参加で行われた調査で、トルコ人が風邪をひいたとき、病気がすっかり悪くなるのを待って病院に行くこと、ひき始 全文をよむ

2007-12-29 メジディエキョイでの爆破未遂事件、犯人逮捕 -警官には賞与 (Radikal紙)

メジディエキョイで爆発物の入った鞄を受け取った疑いで、ビュレント.Öと共犯のシェハベッティン.Dが逮捕、拘束された。所持していた爆発物とともに捕まったビュレント.Öは、裁判所に連行される際、「俺は絶対屈服しない!」と叫んだ。二人と共に逮捕されたゼリン.Aは釈放された。二人の容疑者とともに3.5キログラムのA-4型プラスチック爆弾が押収されたことも公表された。警察によると、ビュレント.Öには以前バスに火炎瓶を投げた前科があり、クルド労働者党(PKK)に指示されたという。       一方、爆発物の 全文をよむ

2007-12-27 タクスィム広場でのカウントダウン、国境で殉職した兵士を気遣い今年は自粛へ (Zaman紙)

イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、タクスィム広場での開催が予定されていた新年祝賀イベントを中止すると発表した。       イスタンブル広域市役所は、これより前に、新年祝賀イベントのため、25万新トルコリラ(約2,370万円)の予算をとったことを公表していた。新年祝賀イベントでは、タクスィム広場にスケートリンクを設置し、イルミネーションと花火のショーが行われ、またアーティストらがコンサートを行う予定だった。      タクスィム・メトロで開催された式典で、「84年目の共和国に対す 全文をよむ

2007-12-25 凍死した大金持ちの乞食―トルコ全土に寒波、凍死者あいつぐ (Milliyet紙)

スィヴァスのハフィク郡にあるイェニキョイ村に住んでおり、乞食生活を送っていたことが明らかになったカズムジェイランさん(63歳)は、村はずれで凍死した。ジェイランさんの遺体は、村の近くの農地で発見された。ジェイランさんの銀行口座には6万リラ(約560万円)あったことが明らかになった一方で、自宅にもタバコの包み紙で覆われたおよそ1万リラ(約93万円)のお金が発見された。      また同じくハフィク郡に属するアダムル村在住で精神に異常をきたしていたとといわれるアイギュルポラトさん(34歳)も、寒波の 全文をよむ

2007-12-24 巡礼団帰国を開始 (Zaman紙)

ハッジ(メッカへの巡礼)の義務を果たすためイスタンブルから聖地へ旅立った巡礼者の最初の一行が帰国した。トルコ航空TK099便でメディナから到着した旅客のうち40人のハジ(メッカ巡礼を終えたムスリムの称号)たちは、アタテュルク国際空港で出迎えの近親者たちと再会を喜び合った。      ハジたちは、聖地で大きな問題に直面することもなく無事にハッジの義務を果たせた喜びを表し、「家族、祖国、そして全ての人類の心の平安と幸福のために祈りました。アッラーが、皆を聖地に行かせてくださいますように」と話した。  全文をよむ

2007-12-23 ハッジ巡礼前からメッカに滞在中のトルコ人ウムラ巡礼者、帰国難 (Zaman紙)

ラマザン月(断食月)にウムラ(*1)巡礼に行ったメッカで、ズーアルヒッジャ月(巡礼月)までそこに留まった巡礼者のトルコへの帰国が困難となっている。      サウジアラビア高官は、こうした巡礼者が陸路で国外に出るのを防ぐために重い制裁を適用した。トルコからのハッジ巡礼者を運んだ大型バスの運転手には、陸路で(ウムラ)巡礼者を連れて行かないように署名が求められた。ハッジ巡礼者用のバスには1万リヤル(およそ30万円)から10万リヤル(およそ300万円)までの罰金が課されうることが示される一方、6ヶ月以 全文をよむ

2007-12-22 シリア国境を越えて、犠牲祭の親戚訪問 (Milliyet紙)

シリアの人々は、犠牲祭にトルコにいる親戚たちと祝いあうためにヌサイビンとジェイランプナルの国境ゲートをくぐってトルコに入国することを始めた。   トルコの人々も、シリアにいる親戚を訪問するため出発した。ガズィアンテプのカルカミュシュ国境ゲートからシリアに行ったトルコの人々は、伝染病対策のために、消毒薬をしみこませた泥落としで靴を消毒して、やっと入国を許可された。 全文をよむ

2007-12-22 190人の名誉殺人による投獄者調査―刑罰よりも、名誉 (Milliyet紙)

ディジレ大学(DU)文理学部社会学専攻の教員、マズハル・バアル准教授をリーダーとする8人編成の調査チームは、4千kmにも及ぶ旅路を重ね、名誉殺人による受刑者190人と47の刑務所で面会した。      名誉殺人によって懲役20-35年の判決を受けた受刑者たちと面会したバアル助教授は、次のように語った。「一部の受刑者については、殺人を犯したにも関わらず、今でも被害者に対する怒りを抱いているのを確かめました。重罰化は抑止力とならないと言っています。彼らにとって重要なのは名誉を守ることなのです。」   全文をよむ

2007-12-21 ギュル大統領の、スレイマニエ・モスクにおけるバイラムの朝の散策 (Milliyet紙)

大統領アブドゥッラー・ギュルは犠牲(バイラム)祭の初日をイスタンブルで過ごした。ギュル大統領はバイラムの礼拝をスレイマニエ・モスクで行った。   ギュル大統領はバイラムの礼拝に続いて、いあわせた市民とそれぞれバイラムの挨拶を交わした。モスクの中庭にある霊廟も訪れたギュルは、報道陣らのバイラムも祝った。ギュル大統領は、「私たちの国民全てのバイラムを私は祝っている。バイラムが、私たちの民族、国民、わが国、そしてあらゆる人々に祝福をもたらすよう祈っている」と語った。   イスタンブル県知事ムアメル・ギ 全文をよむ

2007-12-21 クルバン・バイラム(犠牲祭)の風景あれこれ -逃げまどう犠牲獣を追う市民たち (Radikal紙)

■首相の出待ちをしているときに!   レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の自宅もあるウスキュダルのエムニエト街区で逃げ出した犠牲牛がパニックの原因となった。300キロの牛は、エルドアン首相の家のすぐ向かいにあるパイ屋を襲った。そのパイ屋は、新聞記者が首相の出待ちをする店だった。   牛は、まずガラスに角をぶつけたが、ガラスを割れずに店舗内に進入し、椅子をひっくり返した。犠牲牛は、エルドアン首相もしばしば訪れるコチラル・パイ屋のオーナーのひとり、イブラヒム・ジェイハンさんによって捕らえられ、外に出 全文をよむ

2007-12-21 イェニ・アスル紙、アタテュルクのシルエットをつかったロゴ復活 (Hurriyet紙)

 イェニ・アスル紙のロゴに使われていたアタテュルク像のシルエットが2日後に復活した。       イェニ・アスル紙は、トルコ預金保険機構(TMSF)によってチャルク・グループに売却されたサバフ出版グループ傘下である。そのイェニ・アスル紙のロゴに使われている共和国広場にたつアタテュルク像のシルエットが、先週火曜日に何の説明もなく削除された。   同紙は、火曜日と水曜日、「イェニ・アスル」とだけ書かれたクラシカルなロゴで発行された。またそのロゴには、アタテュルク像のシルエットが削除されている以外は、 全文をよむ

2007-12-20 妻への暴力夫、裁判所の判断で公共施設でボランティア (Radikal紙)

妻を殴ったため罰として5ヶ月の奉仕活動が課せられたT・Cは、学校でチャイを配り掃除をしている。   ハタイ出身のT・Cは、本人の主張によると23年連れ添った妻M・Cを、「口論の際に自分を抑えられずに」殴った。T・Cは「保護観察適用」の範囲内で、公衆の利益となる5ヶ月間の労働という罰が与えられた。これにより小学校でお茶くみと掃除をしていると話すT・Cは、「学校では一日4時間働き、残った時間に自分の仕事である荷の運搬作業をしている。妻を殴ったことを後悔している。刑務所に入れられなくて幸運だった」と語 全文をよむ

2007-12-20 イェニ・アスル紙、アタテュルクのシルエットのロゴを削除で調査へ (Hurriyet紙)

「サバフーATV」グループはビルギン家からトルコ預金保険機構(TMSF)へ渡り、チャルック・グループが11億ドルで競り落としたが、この譲渡のなかで、イズミルのイェニ・アスル紙のロゴからアタテュルクのシルエットが削除されたことが問題となっている。      アフメト・エルチュルクTMSF代表は、以前から「イェニ・アスル」というロゴの横に描かれていた、イズミル国立公園にあるアタテュルク像のシルエットが削除されたことをヒュッリイェト紙で知った。エルチュルク代表は「いかなる理由があろうとも、この行為には 全文をよむ

2007-12-17 高等教育機構理事長の初仕事 (Yeni Safak紙)

高等教育機構のユスフ・ズィヤー・オズジャン理事長は、「大学における全ての禁止事項を廃止します」と発言した約束を守った。同理事長は初仕事として、大学から許可を得ずにテレビ出演した神学部教員、フィリズ准教授に対し始められた取調べを中止させた。      高等教育機構で最初に取り消された禁止事項は、大学教員のテレビ出演の禁止となった。   高等教育機構のユスフ・ズィヤー・オズジャン理事長は着任後、「大学での禁止事項全てが取り消されるべき」と述べ、自由のメッセージを発信した。そして『無許可でテレビ出演し 全文をよむ

2007-12-14 チュブクチュ国務大臣、父親に監禁されていた女性を助ける (Milliyet紙)

チョルルのサルラル村において、家族の許可なしに結婚した姉を訪問したという理由で、父親のエミン・キョセにより4ヶ月も部屋に閉じ込められていたと主張するアイシェ・キョセ(24)を、国務大臣ニメト・チュブクチュが救助した。個人のE-mailアドレスに送信されたメールを見て対応したチュブクチュ大臣は、社会福祉・児童保護協会(SHÇEK)に指示を出し、アイシェを救ったのだった。      主張によると、アイシェ・キョセは、家族に何も言わず結婚した姉、ネジラのところへ4ヶ月前に遊びに行った。このことに怒った 全文をよむ

2007-12-14 行政裁判所、夏休み中の週5日制コーラン学校を許可 (Zaman紙)

行政裁判所行政訴訟局理事会は、夏期に宗務庁主催で行われるコーラン学校に、学生が週5日出席することを許可した。       規定変更により、コーラン学校に週3日から、週5日行くことが可能となっていた。規定変更の取り消しを求めて訴えが起こされたが、行政裁判所第八局により却下され、理事会も第八局の却下の承認を賛成多数により決定した。      「宗務庁コーラン学校と学生寮・下宿に関する規定」32条1項の最終文にある「3日」の部分を「5日」へと変更することに関し、トルコ共和国公報にて発表された規定改正の 全文をよむ

2007-12-11 不法出稼ぎ労働者の悲劇 -ヨーロッパへ渡ろうとしたトローリー船沈没 (Radikal紙)

約60人から70人の不法移民のグループを乗せた15メートルのトローリー船が沈没し、そのうちたった6人が泳いで岸までたどりついた。捜索に希望はない・・・。      トルコを通過する希望の旅は、イズミル湾の波にのまれて終わりを迎えた。「ギュルルク」という名の15メートルのトローリー船を満たしギリシャを経由してヨーロッパへと向かう夢を抱いた約60-70人の船は沈没した。イズミルのセフェリヒサル郡沖の惨劇で6人が泳いで岸にたどり着くことができた。溺れた者の一部は死体となって岸に打ち上げられた、一部は海 全文をよむ

2007-12-11 アトラスジェット航空機墜落事件でブラックボックス・スキャンダル (Yeni Safak紙)

ウスパルタ県の山に衝突し、57人の墓場となったアトラスジェット機の2つのブラックボックスが故障していたことが分かった。100万回に1度あるかないかのこの状況で、事故の詳細解明が困難となった。残るはひとつの可能性、操縦ミスだけとなった。      ウスパルタ県で57人が死亡した飛行機事故の後、ドイツで分析が始められた2つのブラックボックスは「空」であることが分かった。事故原因を明らかにするために、ドイツのルフトハンザ技術研究所に送られたブラックボックスのうちひとつはコックピットのパイロットらの会話 全文をよむ

2007-12-06 ビール缶に描かれたトルコ国旗に、トルコ禁酒協会が反発 (Zaman紙)

サッカーのトルコ代表チームのメインスポンサーであるビール会社が、缶の表面にサッカー協会のロゴを入れた。ところが、飲んだあと地面やゴミ箱、道端に捨てられたビール缶の表面にトルコ国旗が印刷されていることが、国民の反発の原因となっている。      苦情の電話を受け、会見を開いたトルコ禁酒協会のネジャーティ・オズファトゥラ会長は、「たとえロゴとして使われている状態であっても、トルコ国旗を地面やゴミ箱、道端などで見るのは我々を悲しませ、傷つかせます。国旗は神聖なシンボルのひとつです。関連企業は新たに 全文をよむ

2007-12-06 ラマザン(断食)月にストランは営業すべきでないが多数派 (Milliyet紙)

社会の多数派が、ラマザン(断食)月にレストランや酒類を提供する店は休業すべきと言っている。この一方で、シャリーア(イスラーム法)を承認する人々の割合は10パーセントにも満たない。      日常生活における、宗教、世俗主義、イスラーム風スカーフ 4         トルコではほとんどいつもラマザン(断食)月になると、役所の一部の食堂の閉鎖、そして一部の地方自治体による商人への無理強いとともに話題になる議論がある。ラマザン月におけるレストラン、ならびにアルコールを出す店の状況だ。      今回の 全文をよむ

2007-12-05 おかしな点がもうひとつ -ズィルベ出版社殺人事件、驚きの関係が明るみに (Milliyet紙)

4月18日、マラトゥヤのズィルベ出版社に対し行われた流血をともなう襲撃事件に関係していると告発された軍警察の中尉が、この事件に関する捜査も担当していたことが判明した。   出版社の社員ネジャティ・アイドゥン氏、ティルマン・ゲスケ氏、ウウル・ユクセル氏を「布教活動を行った」という理由で殺害したエムレ・ギュナイドゥン被告、ハミト・チェケル被告、アブゼル・ユルドゥルム被告、ジュマ・オズデミル被告、サーリフ・ギュルレル被告の裁判書類から驚くべき情報が続出している。      ■9日後に判明      こ 全文をよむ

2007-12-03 イスラーム風スカーフ着用の女性、急増 (Milliyet紙)

41の県で5,289人を対象に行われた調査によると、公正発展党の政権下のここ4年間でスカーフを着用する女性の割合が64.2%から69.4%に、この中でイスラーム風のスカーフを着用する女性は3.5%から16.3%になった。      2003年の調査では、成人女性の間でスカーフを着用している女性の数は約1,300万人だった。今日、その数は1,400万人ほどである。しかし、この4年間でイスラーム風のスカーフを着用する女性の数は約50万人から、200万人になった。この、注意を引く、急速な増加の原因はこ 全文をよむ

2007-12-02 墜落事故の原因はパイロットの操縦ミス (Zaman紙)

トルコを悲しみに突き落としたウスパルタの飛行機墜落事故の原因が明らかになりはじめた。事故調査委員会の最初の報告によると、57人の死亡に繋がった悲劇の原因はパイロットのミスによるものである。       わずか4、5分を短縮しようとしたパイロットは、航空路からはずれて山に激突した。飛行機が墜落したトゥルベテペを調査した6人の調査員は、安全な着陸をするためのVOR装置が使用されなったことも確認した。パイロットは、管制塔との通信の後、VOR装置に気づかなかった。VOR装置が働かないまま、手動で着陸し 全文をよむ

2007-12-01 シリア正教の修道僧、解放 -身代金目的誘拐犯、後悔か (Milliyet紙)

シリア正教のモル・ヤクプ修道院で誘拐された修道僧が、昨日(30日)解放された。修道僧は、自分を身代金目的で誘拐した3人の若者のうちの1人が誘拐後に後悔し、解放したと述べた。      マルディンのミディヤット郡に属するバルシュテペ村にあるシリア正教のモル・ヤクプ修道院で、修道僧エディップ・サヴジュ(42歳)が3日前(28日)にミディヤットで誘拐された。マルディンにあるデイルルザフェラン修道院に電話をかけた1人が、30万ユーロ(約5000万円)を要求した。サヴジュは、昨日の午後にバトゥマンで解放さ 全文をよむ

2007-12-01 滑走路が見えていた、あとは着陸成功の拍手だけだったのに (Radikal紙)

イスタンブルからおよそ一時間半遅れて離陸した旅客機の乗客たちは、既に着陸までの分数を数え始めていた。セルハト・オズデミル機長は、ウスパルタへ初飛行をおこなったことが明らかにされているが、(飛行時に)コックピットで管制塔と話していた:「ウスパルタ管制塔、こちら着陸(態勢)となりました。」機長は「着陸」という用語で、「滑走路をとらえたこと」を述べていた。      時間は丁度1時36分だった。ウスパルタ管制塔はこの時以降、二度と同機と接触が持てなかった。アトラスジェット航空がワールドフォーカス航空か 全文をよむ

2007-11-29 シリア正教の修道僧、誘拐される (Zaman紙)

マルディン県ミディヤット郡に属するバルシュテペ村のモルヤクップ修道院の僧侶ダニエル・サブジュ(43)が誘拐された。犯人らがシリア正教文化協会会長ヨハンナ・アクタシュに電話をかけ、サブジュ氏を解放する身代金として30万ユーロ(約5000万円)を要求していることが明らかとなった。      内務大臣ベシル・アタライは事件に対し悲しみと非難の思いを表明するとともに、この事件が非常に注意深く扱われていると述べた。また同大臣は、軍警察司令官と警察庁長官自らが事件に携わっていると告げた。昨日(11/28 全文をよむ

2007-11-29 エルドアン首相、スカーフ着用の高校生テヴヒデさんに電話で応援メッセージ (Yeni Safak紙)

スカーフを被っているために表彰式の壇上から下ろされた女子高生テヴヒデ・キュトゥクさんに、エルドアン首相が電話で遺憾の意を表した。エルドアン首相は「どうか悲しまないように。差別は必ずなくなる」と伝えた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とエミネ夫人は、スカーフのせいでコザン郡長と駐屯隊司令官に表彰式の壇上から下りるよう指示された、イマーム・ハティプ高校の11年生、テヴヒデ・キュトゥクさんに電話をかけ、遺憾の意を伝えた。エルドアン首相は「悲しまないで」とデヴヒデさんを慰め、家族に「差別は 全文をよむ

2007-11-25 イスタンブル市営バスのチケット・カード化、紙のチケット廃止へ (Yeni Safak紙)

イスタンブル市営交通局(İETT)のメフメト・オズチュルク副総局長は、イスタンブルの全バス路線が、「5回分プリペイドカード」システムに移行すると明らかにし、年明け以降、紙のチケットを廃止すると発表した。      イスタンブル市営交通局(İETT)のメフメト・オズチュルク副総局長は、イスタンブルの全バス路線が、「5回分プリペイドカード」システムに移行すると明らかにし、年明け以降、紙のチケットを廃止すると発表した。      オズチュルク副総局長は、イスタンブル広域市議会において、イスタンブル市営 全文をよむ

2007-11-24 マラトゥヤの出版社殺人事件、被告らが初出廷 (Radikal紙)

布教活動を行ったという理由で出版社を襲撃し、ドイツ人1人を含む3人のキリスト教徒の喉を切って殺害、逮捕された5人の容疑者と、殺害ほう助で申し立てられている2人が、23日(昨日)、初めて裁判官の前に出廷した。殺害された被害者のうちの2人の妻は、「この殺人事件の裏にある思想が処罰されること」を望んでいる。      4月18日に発生した殺人事件の裁判は、23日(昨日)、マラトゥヤ第3重罪裁判所で始まった。アメリカ大使館政務部担当ジャーウィ・コリンズ氏、ドイツ領事館法務部長マルティン・ヘルマン・グラフ 全文をよむ

2007-11-23 イスタンブル広域市役所議会、ビュレント・エジェヴィト公園への名称変更却下 (Milliyet紙)

イスタンブル広域市役所議会は、カドゥキョイ・ギョズテペ公園に「ビュレント・エジェヴィト公園」という名前を付けることを主張するレポートを地図局へ差し戻した。   市議会副議長代理メフメト・エルギュン・トゥランを議長として開かれた広域市役所議会において、公園の名前を「ビュレント・エジェヴィト」公園にすることが記載されているレポートと、ファーティフ・アブデュルエゼルパシャ通りを「カーディル・ハス通り」に変更することについてのレポートが論議された。議会は、開発委員会の要望に基づいた、カドゥキョイ・ギョズ 全文をよむ

2007-11-22 警察への通報、インターネット経由で画像も可能に (Milliyet紙)

イスタンブル警察本部がホームページを新しくしたことで、市民は通報や苦情を写真や画像付きで行えるようになった。より簡単にアクセスでき、更に質の高いサービスを提供できるようにと、イスタンブル警察本部のアドレスもwww.iem.gov.trに新しくされ、このインターネット上のサイトでは「通報-苦情」用ページも新たに追加された。これ以前に、ネット上からこのページを使って書き込む形で行うことができた通報や、犯人や犯罪事件を当局に密かに知らせ、密告するための通報、さらには犯罪とみなされた行為により不当な扱い 全文をよむ

2007-11-19 トルコでのアルコール依存症、10年で2倍に (Radikal紙)

「1984年の調査で、アルコール依存症の恐れがある人はトルコの全人口のうち0.9%であったのに対し、この割合は1994年には1.8%に、そして2004年には3%に増加しています。つまりこのデータは、トルコでのアルコール依存症が10年ごとに倍増していることを示しています」   これは、アランヤで開かれた「アルコホーリクス・アノニマス(断酒会)第2回トルコ国際会議」における、ガーズィー大学薬学部精神医学学科のゼフラ・アルカン教授の発言である。同教授は、問題に対処するためにはアルコール依存症のメカニズ 全文をよむ

2007-11-18 環境省広報担当官、職員にアラビア語源単語の使用を命じる (Milliyet紙)

ミュシャヴィリ環境相参事官は職員に対して、アラビア語源の単語を使用するように要求していたことがわかり、反発が起きている。      環境森林省のミュシャヴィリ・ジェマル・ノガイ広報担当参事官が省職員に対し、興味深い通達を送っていた。通達では「atama(任命)」の代わりに「tayin(アラビア語源の同義単語)」、「zorunluk(困難)」の代わりに「mecburiyet」、「katılmak(参加)」の代わりに「iştirak」といったようなアラビア語源の単語を使用するように推奨されていた。ノ 全文をよむ

2007-11-17 精神病患者虐待で90年の禁固刑が求刑 (Milliyet紙)

アダナのエクレム・トク・メンタルヘルス・精神病院で18人の患者に虐待が行われた容疑で、5人(うち1人は拘留中)に対してそれぞれ90年の禁固刑が求刑された。      共和国検事のメティン・カンタルは、隠しカメラで撮影された映像を見て、治療の目的で入院した患者に対して行われた虐待を特定した。18人の患者に対して「殴打や、丸裸の状態で加圧水やブラシで体を洗ったり、トイレに行かせなかったり、床をモップでふかせたり、無理に薬を飲ませたり、ごみの中からパンを食べさせたり」といった虐待があったことが確認され 全文をよむ

2007-11-16 アタテュルク空港のテロ警戒レベル引き上げへ -警備員は武器を携行 (Zaman紙)

PKKによるテロが増加しているため、北イラクに対し行われると見られる越境軍事作戦を前に、アタテュルク空港における警戒レベルが「オレンジ」(高レベル)に引き上げられた。      空港警備委員会は、「テロリストの攻撃あるいは破壊活動の可能性」に対し開始された対応策によって、多くの分野において新しい警備体制が敷かれる中、既存の警備内容についても強化された。空港警察や他の警備会社は、警備体制の変化を受けて、職員たちに向けて研修を行なった。オレンジの警戒レベルに引き上げられたために、特に空港、ターミナル 全文をよむ

2007-11-16 シナゴーグ爆発事件から4年、トルコとユダヤの宗教関係者ともに追悼集会 (Hurriyet紙)

ネヴェ・シャロム、そしてベス・イスラエル・シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)において2003年11月15日発生した爆破事件の4周年を追悼し、トルコおよびユダヤ人の宗教関係者、事件被害者がクレディビに集合した。黒の弔旗やトルコ国旗が掲げられたシナゴーグの事件発生地には、赤いカーネーションが供えられ、祈りが捧げられた。       25人が死亡し300人が負傷した爆破事件の発生後、事件現場の通りの入り口に設けられた「平和祈念碑」の前で、昨日ベイオール市主催で追悼式典が催された。式典にはハサン・シェンセス 全文をよむ

2007-11-13 トルコを訪問したイスラエルのペレス大統領に抗議活動 (Milliyet紙)

イスラエルのシモン・ペレス大統領のトルコ訪問に対して昨日アンカラで、抗議行動が行われた。      クズライ・ユクセル通りにある人権モニュメントの前に集まった「権利と自由戦線」といった名前の団体が、イスラエルに抗議するプラカードを掲げてスローガンを叫んだ。その団体はマスコミ用の声明を読み上げた後、解散した。 全文をよむ

2007-11-09 トルコ大国民議会人権委員会:スカーフ禁止は憲法違反 (Yeni Safak紙)

 トルコ大国民議会の人権委員会でスカーフ着用の禁止について議論された。憲法を始め、どの法律にもスカーフ着用を禁止する条項はないことが強調された。       トルコ大国民議会の人権委員会において、大学で適用されている法的根拠のないスカーフ着用禁止が撤回されるべきだとの声があがった。人権委員会は大学、弁護士会連合会そしてトルコ・中東行政機構(TODAIE)の人権センターの代表者らと共に人権侵害を議題に上げた。公正発展党のチョルム選出国会議員のムラト・ユルドゥルム氏は、教育を受ける権利を保障すること 全文をよむ

2007-11-08 イムラル島を訪問したオジャランの弁護士らに抗議行動 (Zaman紙)

有罪判決を受けた依頼人アブドゥッラー・オジャランと会うためブルサ県ゲムリッキに来た弁護士4人に対し、抗議行動に出た市民らが弁護士の乗る車両の窓を叩き、人混みのため道路が閉鎖された。         朝、イムラル島へ向かうためゲムリッキ憲兵中隊司令本部にやってきた4人の弁護士アスヤ・ウルケル、ムハッレム・シャーヒン、メフメト・バイラクタル、ハティジェ・コルクトは、手続きのため車で待機していた。トルコ国旗を手に集まってきた集団が、車内で待機する弁護士らに対し抗議を行うと、弁護士らは憲兵舎に避難した。 全文をよむ

2007-11-06 Gungor Uras ルポ:東アナトリアの寒村から(下)―水道管譲って下さい― (Milliyet紙)

親愛なる読者の皆さん、私は太さ30センチのプラスチックの水道管6千メートルを譲ってくれるという慈善の心を持つ、管の生産業者の方を探している。毎日テレビや新聞で自社の広告を打っている大きな生産業者の1つが私に助力してくれると信じている。   私は水道管を自分の庭に引くつもりではない。バフチェサライへ持っていくのだ。こうすることでバフチェサライの住民の家の蛇口から水が流れてくるだろう。   ヴァン選出国会議員で国民教育相のヒュセイン・チェリキとヴァン県知事のオズデミル・チャカジャクは、バフチェサライ 全文をよむ

2007-11-05 Gungor Uras ルポ:東アナトリアの寒村から(中)―女性国会議員誕生― (Milliyet紙)

ギュルシェン・オルハンと知り合った。37歳のギュルシェン・オルハンは、バフチェサライで生まれ育った1人の若い女性だ。男の子1人の母親でもある。この前の選挙で、ヴァン県の公正発展党(AKP)の候補者リストから国会議員に選ばれた。   ほら、俗に「小説のような人生」と言うでしょう... まさにその通り... ギュルシェン・オルハンの人生は小説のようだ...   父親のナジ・オルハンは、バフチェサライの元の村長で、今は町長だ。(ギュルシェンは)AKP時代になって冬用と夏用の道が作られる前、1年のうちの 全文をよむ

2007-11-05 解放兵士の家族、抱擁を待ち望む (Radikal紙)

開放された兵士の一部が家族に電話をした。家族は再会を心待ちにしている。      PKKが捕虜とした兵士の家族は、2週間不安の中で待機していたが、その不安が再会への興奮となった。      ガズィアンテプ県出身の兵士、イルファン・ベヤズさんの父親ハリル・ベヤズさんは、息子と携帯電話で話をした。ベヤズさんは、12時ごろ携帯電話が鳴ったと説明し、「『ハリル・ベヤズさんですか?あなたの息子さんにかわりましょう』と言った後、イルファンが電話口に出たのです。『私はとても元気です。安全な人たちと一緒にいます 全文をよむ

2007-11-03 Gungor Uras ルポ:東アナトリアの寒村から(上)―私達は勉強がしたい!― (Milliyet紙)

(ヴァン県)バフチェサライの、寄宿制初等教育地域学校(YIBO)の校庭で、今年最終学年となった女子生徒たちが泣いた。私も耐えられず泣いた。子ども達よりももっと泣いた。本紙の「お父さん、私を学校へ行かせて」キャンペーンの重要性や価値を、そのとき私はより一層理解した。   なぜ私が泣いたのかは本文の最後にとっておくとして、バフチェサライについて説明しよう。   バフチェサライには多くの人は行ったことがないはずだが、名前は聞いたことがあるはずだ。名前に騙されて「バフチェ(=庭)」と「サライ(=宮殿)」 全文をよむ

2007-11-03 ハラチオール氏の「クルド」発言、不起訴に (Radikal紙)

トルコ歴史協会(TTK)の会長、ユスフ・ハラチオール氏は、クルド人とアレヴィー派についての発言から放免された。カイセリ主席検察局は、ハラチオール氏の発言において、裁判が開かれる必要のある罪状はないとの判断を下した。      TTK会長、ユスフ・ハラチオール氏は、8月18日にカイセリで開催された「トルコ人の歴史、文化におけるアヴシャル族」というテーマの国際シンポジウムで、「最新の研究によるオスマン朝文書におけるアヴシャル族」という発表を行い、次のような表現を使った:      ■ 「クルド人とし 全文をよむ

2007-11-03 アンカラ、イスタンブルでライス国務長官に対する抗議活動 (Yeni Safak紙)

アメリカのライス国務長官を、雨すらも救うことができなかった。激しい雨にも関わらず、アンカラとイスタンブルでライス長官に対する抗議活動が起こった。公務員組合連盟(KESK)、トルコ・技術者・建築家協会連合(TMMOB)、トルコ医師会(TTB)がライス長官に対し抗議活動を行った。ユクセル通りにある人権銅像の前に(抗議活動を)行い集まった活動家たちは、様々なスローガンを掲げた。TMMOBのメフメト・ソアンジュ会長は、「アメリカは中東における自らの支配権を永続的なものにしまたそれを拡大するため、トルコを 全文をよむ

2007-11-02 コーラン・コース受講における12歳の年齢制限、撤廃か (Hurriyet紙)

政府は、夏期のコーラン・コースを宗教教育に含めるモデルを検討している。その結果(このモデルが受け入れられたら)、(1997年)「2月28日過程」で年齢制限が設けられたコーラン・コース受講が全ての年齢の子どもに開かれることになるだろう。サイド・ヤズジュオール大臣は宣教活動を禁止する要求にも異議を唱えた。      国民教育省と宗務庁の協力で、コーラン・コースに対し「2月28日」の時期に設けられた12歳(以上)という受講年齢に関する条件が、撤廃される方向で検討されている。宗教科目の義務化に関する検討 全文をよむ

2007-11-02 インターネットカフェ利用に年齢制限、導入 (Radikal紙)

インターネットについての「厳しい規制」が取られ始めた。「インターネット・プロバイダーに関する規制」が、官報に公布され、施行され始めた。新規則によると、12歳以下の子供は、インターネットカフェには保護者同伴なしには入れず、15歳以下は同伴者がいなければ午後8時以降は使用できなくなる。またインターネットカフェに、電子ゲーム機器や機械ゲーム機器を置けなくなる。また、出入りする人のために監視カメラシステムが作動することになる。インターネットカフェは6ヶ月以内に営業許可書を取らなければならない。 全文をよむ

2007-10-30 「トルコ人」と印刷されたTシャツを愛犬に着せていた男性が拘留 (Milliyet紙)

ムーラ県ボドルム郡で、テロ事件に抗議するために「祖国とは」というテーマで催された集会に、「トルコ人」と印刷されたTシャツを着せた愛犬を連れて参加していたインテリアデザイナーのトゥルガ・ヘピスさんが拘留された。   ヘピスさんは、昨日(29日)催された集会に、「トルコ人」と書かれたTシャツを着せたゼイネプという名のボクサー犬を連れて参加した。自身も同じTシャツを着ていたヘピスさんは、集会の参加者の反発を受けて、やむなく愛犬に着せていたTシャツを脱がすこととなった。   この知らせを受けて強い反発を 全文をよむ

2007-10-30 祝トルコ共和国記念日 -テロ事件への反発もあり、いつもにも増して盛大に (Milliyet紙)

トルコ共和国建国84周年が昨日、最近のテロ襲撃の反発により、より盛大に祝われた。老いも若きも皆、国旗を手に持ち式典に出席した。スローガンにも「トルコに身を捧げるものは死なない、国は分裂しない」といったものだった。      共和国記念日を祝うものとして昨日の朝、アンカラにあるアタテュルク廟で最初の式典が催された。アブドゥッラー・ギュル大統領は、アタテュルクが共和国を建国することで明らかにした理想に、現在いつにも増してより近くなっているとし、「我々の歴史や持つものから力を得て、我々の共和国を原則と 全文をよむ

2007-10-28 夏時間おわりました、時計を1時間もどしましょう (Zaman紙)

夏時間の実施が終了した。今日(28日)午前4時に時計は1時間戻された。夏時間の実施は日中の光をより多く利用するために2007年3月25日、日曜日に始められていた。      夏時間の実施が終了した。本日(28日)午前4時に時計は1時間戻された。夏時間の実施は日中の光をより多く利用するために2007年3月25日、日曜日に始められた。その際、時計は午前3時に1時間すすめられていた。      東部地域では夏時間の終了を歓迎していない。ウードゥルでは、日の出は新しい時間で朝5時20分(イスタンブルでは 全文をよむ

2007-10-23 PKKテロへの怒り、トルコ全国で拡大 (Milliyet紙)

ハッキャーリのダールジャにおいてトルコ兵12人がPKKの犠牲になったことで、東部および南東部を含めトルコ中のすべての都市でPKKに対する大規模な抗議デモが行われた。デモでは参加者は、皆同胞であることを強調し、それが嘘にならないことを切望した。      ・アイドゥン県ナズィッリでは約5万人が3時間行進し、テロへの抗議を行った。   ・カラビュクでは「心を一つに、力を一つに」といったスローガンを掲げた集会で、およそ2万5千人がテロ組織PKKを非難した。   ・カスタモヌでは12人の殉職者に対し、1 全文をよむ

2007-10-22 テロにより兵士12名殉職で、娯楽番組自粛ムード (Milliyet紙)

〔前略〕ハッキャーリ県ダウルジャでの奇襲攻撃で12人の兵士が犠牲となったことで、トルコ全土が悲しみにくれる中、テレビ放送局も社会の悲しみに敏感に反応した。      日曜夜に放映の全娯楽番組がキャンセルされた。aTV放送局の『イボショウ』、showTV放送局の『氷でダンス2』と『日曜日のお楽しみ』、star TV放送局の『ポップスターアラトゥルカ』は放映されなかった。アルトゥン・ポルタカル映画祭の枠組みで計画されていた昨日(21日)の行事もキャンセルされた。      映画祭主催者が公表したとこ 全文をよむ

2007-10-21 必修の宗教教育は、世俗主義に反しない―宗務長官バルダクオールの見解 (Yeni Safak紙)

  宗務長官アリ・バルダクオールは、「宗教教育が必修であることは世俗主義に反するが、宗教文化と道徳知識の授業が必修であることは世俗主義に反してはいない」と発言した。宗務庁の食堂で、記者たちにイフタール(断食期間中の夕食)をふるまったバルダクオール長官は、食事後に行なった会見で次のように述べた。       「憲法第24条は非常によく書かれている条項です。擁護されることに大いに意義があります。宗教文化と道徳知識の授業は、必修科目として教育され続けるべきです。宗教教育は必ず家族の希望に応じて与えられ 全文をよむ

2007-10-20 村のクリニックで、スカーフ着用の医師が勤務 (Radikal紙)

憲法裁判所と欧州人権裁判所の決定により、公共の場で禁止されたスカーフが、厚生相レジェプ・アクダーの選挙区であるエルズルムの村のクリニックで着用されていることが表面化した。ヨンジャルック地区にあるジェイランオール・クリニックにいる医師らが、スカーフを着用して仕事をしているところを写真に撮られた。ジェイランオール・クリニックでは、1人の男性医師と4人の女性医師、4人の看護婦が働いており、我々取材人がそこに入るとスカーフをした2人の医師B.A.とZ.A.がいた。医師らは平静を装いながら、診察する男性患 全文をよむ

2007-10-19 モスク礼拝中、携帯電話は不通に (Zaman紙)

モスクでは礼拝の間、携帯電話は不通になることになる。宗務庁は、モスクの静寂を台無しにする携帯電話の音をなくすため、モスクに、電話のダイヤル周波数電波を妨害する装置を設置することを決定した。      この問題に関する通達を出していた宗務庁は、携帯電話の呼び出し音に対する苦情に対処するため、モスクでGSM抑止装置が用いられることを検討してきた。しかし昨年テレコミュニケーション協会は、ムフティーらに送った警告書で、周波数電波抑止装置は違法であることを強調しながら、装置設置を思いとどまるよう要望してい 全文をよむ

2007-10-16 42の県で断食月中、市の食堂が閉められていた! (Milliyet紙)

断食月中に42県内の市や教員寄合所の食堂やロカンタは「変更」「注文がない」「従業員は断食中」「職員休憩中」などの理由で日中の営業をしていなかった。9つの県では市も教員寄合所でも断食の時間は営業が行われていなかった。      ドアン通信社のレポーターがミッリイェト紙へ伝えたレポートによると、アクサライ、ビトゥリス、チャンクル、ガズィアンテプ、カラマン、サムスン、リゼ、スィヴァス、クルッカレ県では市庁舎の食堂も教員寄合所の食堂も断食月中はさまざまな理由で営業されなかった。市や教員寄合所で断食月中に 全文をよむ

2007-10-15 ギュル大統領の娘キュブラさんの結婚式 (Hurriyet紙)

ギュル大統領と妻のハイリュンニサ・ギュルの娘キュブラは、昨日(10/14)3000人近い招待客が出席した式で、メフメト・サルメルメルと結婚した。ギュル大統領が「今日は一人の父親として話します。」と心情を述べた結婚式で、両家の呼びかけにもかかわらず(お祝いとして)持参された宝石の一部は、殉職者の家族に贈られる。      アブドゥッラー・ギュル大統領の娘キュブラとメフメト・サルメルメルの結婚式で渡されたお祝いの一部は、殉職者の家族に渡される予定だ。昨日の式で、「プレゼントの代わりに個人の森を寄付し 全文をよむ

2007-10-14 バイラムで国境開放―トルコ・シリア国境で引き裂かれた一族の再会 (Milliyet紙)

バイラムのお祝いのため、今年も何千人もの人が互いにトルコ・シリア国境を越えた。2カ国から集まった何千人もの家族がお祝いをする光景は面白いものであった。    シリアのハレップからハタイ県レイハンルまでやって来たゼキエ・ムスタファ・ハリルさん(18)と紡績工房で働くナイル・エクメンさん(22)は今日結婚式を行い、夫婦となる。    2年前にバイラムのお祝いで知り合い、恋に落ち、去年婚約したシリア出身のゼキエさんとハタイ出身のナイルさんは互いに抱きしめあいながら再会を喜んだ。バイラムで親戚を訪問する 全文をよむ

2007-10-13 トルコ国内のマイノリティーも、断食明けの祭りに共感し祝福 (Yeni Safak紙)

トルコで生活しているマイノリティーの国民らも、断食明けの祭りでトルコ人と同じ気持ちと同じ考えを分かち合っている。イズミルの歴史研究家であり新聞記者であるヤシャル・アクソイは、どの宗教を信仰していようと、皆が断食明けの祭りを大切なものと考えていると述べた。アクソイ氏は、イズミルではアルメニア人、ギリシャ人、レバント人(トルコに居住する、西欧出身者の末裔)、ユダヤ人がムスリムの宗教的祭りを大切なものと考えていると述べ、「断食明けの祭りにおいても、犠牲祭においても、それを侮辱するようなことが起こったこ 全文をよむ

2007-10-12 アゴス紙のアラト・ディンク氏、刑法301条により1年の禁固刑 (Hurriyet紙)

 シシュリ第二下級刑事裁判所は、アゴス紙の編集責任局長アラト・ディンク氏と同紙発行人であるセルキス・セロプヤン氏に「トルコ性を侮辱した」罪でそれぞれに一年の禁固刑を言い渡した。両被告人に前科がないことから、執行猶予がつけられた。       殺害されたアゴス紙の元総編集長フラント・ディンク氏の息子、アラト・ディンク編集責任局長と同紙発行人のセルキス・セロプヤン氏は、トルコ刑法第301条にある「トルコ性を侮辱した」罪を犯したとして、シシュリ第二下級裁判所から一年の禁固刑が言い渡された。      全文をよむ

2007-10-11 宗教関連必修科目問題でトルコ政府、欧州人権裁判所の決定に聞こえないふり (Radikal紙)

国民教育省によると欧州人権裁判所(ECtHR)の出した判決に拘束力はないとのこと。宗教担当国務大臣ヤズジュオール氏は「重大ではない」と発言した。ECtHR:「授業(内容)がバランスがとれているというなら、偏りがあってはならない。両親の宗教を明かすことも権利侵害である・・・。」      ハサン・ゼンギン氏はスンナ派のみの宗教関連必修科目(DKAB)を、彼の娘エイレムが免除されるよう要求し、裁判所へ訴えた。エイレム・ゼンギンは当時中学二年生だったが、高校終了までこの授業を強制的に履修させられた。現 全文をよむ

2007-10-11 スカーフの上にカツラを付けていた女子大生、試験結果が無効に (Zaman紙)

バルトゥンで通信教育大学(AÖF)の学生であるナゲハン・Aという学生は、追試験をカツラ着用で受けたために、試験が無効となった。      通信教育大学の神学部、教養課程の1年生で、2人の子供を持つネゲハン・Aさんは、試験の結果を心待ちにしていたが、服装違反ということで試験が無効となり、大きなショックを受けた。2007年9月8と9日に行われた通信教育大学の追試の8日の試験で、試験を受けるためバルトゥン職業高等学校に行ったナゲハン・Aさんは、試験の時に試験官によっていかなる注意もされなかったと述べて 全文をよむ

2007-10-09 南東アナトリアでトルコ軍兵士15名殉職 -PKKテロに糾弾の嵐 (Milliyet紙)

シュルナク、ディヤルバクルでテロリストによる計15名の兵士の殺害が糾弾された。数多くの組織、団体、政治家がクルド労働者党のテロを非難した。      共和人民党デニズ・バイカル党首は、トルコ(政府)のテロとの闘いには効果的な措置がないと批判した。NTVの番組でムラト・アクギュンの質問に答え、政府が越境作戦の決定をとるとは思っていないとした。同党首は、イランは、同様のテロ事件に対し決意の程を示し、必要な措置を採った、と述べた。トルコは一年以上に亘って(テロ対策の)「特別代表」を任じることでなだめら 全文をよむ

2007-10-06 この5年で世俗主義への支持が低下 (Hurriyet紙)

独立系の調査会社Pewが広範囲の被験者を対象に実施したアンケートにより、トルコで世俗主義への支持が深刻なかたちで減少しているという結果が出た。      2002年に「宗教と国事は分離されるべき」と答えたトルコ人の割合は73%だったが、今年はこの割合が55%に低下した。パキスタンでは世俗主義への支持が、同じ時期に15ポイント上昇して48%となった。      ワシントンに本部を置く独立系の調査会社Pewが、「世界的な諸傾向に関するプロジェクト」の一環で、42カ国で実施した調査の結果が一昨日(4日 全文をよむ

2007-10-05 聖マリアカトリック教会司祭殺害の少年に減刑なし (Yeni Safak紙)

最高裁判所第1刑事法廷は、トラブゾンで聖マリアカトリック教会司祭アンドレア・サントロを銃殺した罪で起訴されていたO.A被告に対し、トラブゾン重刑裁判所の求刑通り18年10ヶ月の懲役を言い渡した。最高裁判所第1刑事法廷で行われた裁判の上訴審で判決が言い渡された。       ■決定に変更なし      地方裁判所は、O.A被告に対し「計画的殺人」、「無認可の銃器所持」、および「公共の安全を故意に危険におとしめた」罪で合計18年10ヶ月の懲役を求刑していた。しかし、O.Aが事件当時18歳未満だったこ 全文をよむ

2007-10-05 入国管理官「イフタール中です、他の国境ゲートへ行ってください」 (Milliyet紙)

キリスにあるオンジュプナル国境ゲートにおいて、イフタールの時間に業務を怠っていた職員たちは、そのことについて反発を示した新聞記者や国連職員へ「イフタールの時間に食卓から抜けさせられますか?」と話した。      キリスにあるオンジュプナル国境ゲートにおいて、イフタール(断食開けの食事)の時間に職員たちが仕事を休止していたことが明らかになった。職員たちのイフタールの休憩時間に、国連職員や新聞記者も足止めをくらった。グループの反発を受け、職務が行なわれた。      メフメト・アルタン、オラル・チャ 全文をよむ

2007-10-04 ヤズジュオール国務大臣「トルコのモスクは多すぎる」 (Milliyet紙)

宗務庁担当の国務大臣、サイド・ヤズジュオール氏は、トルコでモスクが無節操に建設されていることを明らかにし、次のように述べた。   「ひとつのところにモスクがあるのに、同じところに二つ目のモスクを建設することは浪費の原因となります。我々は、優先順位の高いところに眼を向ける必要があるのです。優先順位がモスクであるならモスク、学校であるなら学校、保健所であるのであれば保健所をつくるべきです」      「モスク・宗務官週間」のため、トルコ大国民議会総会で議題と離れて発言の許可を得たスィノプ県選出の公正 全文をよむ

2007-09-29 ラマザン特別メニューはちっともおいしくない (Zaman紙)

大都市のロカンタやレストランでは、ラマザンのイフタール(断食明けの夕食)に「特別メニュー」が出されている。三流のロカンタでもイフタール特別メニューの値段は最低20YTL(日本円で約1,920円)からだ。断食中の人の多くは、値段が高すぎて豪華なレストランに近寄ることさえできない。値段に関してとやかくいうつもりはない、それが自由市場経済だ。しかし多くの特別メニューは高い割においしくないし、おまけに無駄遣いだ。      大都市のロカンタやレストランはイフタールで「特別メニュー」を出している。イフター 全文をよむ

2007-09-28 この涙は勉強するために―女子児童の就学に慣習の壁 (Radikal紙)

スルチ郡の村々で、郡知事と教師たちが学校に行かせてもらえない少女たちを調査していた際、ある母親は2人の娘を馬の乾草小屋に隠した。乾草小屋で発見された少女たちは、「学校に行きたいんです」と言って泣いた。         母親が、学校に行かせないよう乾草小屋に隠したジェイランとフェイマを当局は見つけたが、現在のところ彼女らに教育を受けさせることはできていない。   トルコではおよそ100万人の少女が学校に行っていないが、その数を減らす努力は続いている。シャンルウルファ県(トルコ南部、シリア国境沿いの 全文をよむ

2007-09-28 歴史的建造物、携帯を通じて紹介 (Zaman紙)

歴史的建造物一つ一つに番号が与えられることになる。その番号から地元の市民のみならず外国人観光客が訪れる観光スポットに関する情報を、携帯電話から聞くことができるシステム設立のために、文化観光省と3キャリアの間でプロトコルが締結された。      観光客がトルコで旅行する際に情報を伝達する目的で準備される「モバイル情報システム基礎構築プロトコル」は、アヴェア、トゥルクセル、ボーダフォンというキャリアが参加し、文化観光省との間で締結された。締結式で話した事務次官補ヒクメト・カチドゥオールは、システムの 全文をよむ

2007-09-27 エルズルムで物乞い一掃作戦 (Milliyet紙)

エルズルム市は、断食月に物乞いたちに対して始めた取締りにおいて、今日までに、約400人の物乞いを捕まえた。その大半は女性である。物乞い取締法にのっとって、54リラの罰金が課され、所持していた現金が没収された。エルズルム警察局長のヒュセイン・オクタイは、物乞いたちはミニバスを使ってグループになって市から市へとめぐっているのだ、と指摘した。オクタイは「私たちは一日にミニバス4~5台いっぱいの物乞いを取り締まっている」と話した。 全文をよむ

2007-09-26 大学始業式で演説の応酬 学長vsギュル大統領 (Hurriyet紙)

大学は沈黙していてはいけません      ハジェッテペ大学のオズゲン学長は始業式で「大学には宗教はありません」と語った。一方、演壇に現れたギュル大統領は「大学は沈黙していてはいけません。民主主義や知性、そして学問を代表するものであらねばなりません」と述べた。      タイイプ・エルドアン首相は、憲法改正の議論において大学の学長らに「皆さん立場をわきまえていただきたい」と話していた。一方、アブドゥッラー・ギュル大統領は、大学は社会で起きている出来事に対して沈黙できようはずはないと述べた。ギュル大 全文をよむ

2007-09-25 スレイマニイェ計画、ユネスコを怒らせる (Milliyet紙)

ユネスコ (国際連合教育科学文化機関)のイスタンブル世界遺産実行委員会メンバーは、スレイマニエで来年以降、2800の建物が取り壊され、代わりにオスマン朝時代の建築様式を用いた新しい建物の建設を目的とするイスタンブル広域市とエミニョニュ区のプロジェクトに対し、反発をあらわにした。      ■「イスタンブルに悪影響を及ぼす」   イスタンブル世界遺産実行委員会メンバー、ヌル・アクン教授とデニズ・インジェダユ准教授は、この計画でオスマン朝木造建築の最もすばらしい事例をも含む多数の建築が完全に撤去され 全文をよむ

2007-09-23 断食で大喧嘩、7人負傷 (Milliyet紙)

アダナで、断食を行っていなかったアブデュルヴァハップ・ドアナール氏(55歳)が、喫茶店でタバコを吸い、その煙を友人のユスフ・ギュンソイ氏(59歳)の顔に吹きかけたことから起こった喧嘩で、7人が負傷した。      健康上の理由で断食を行っていなかったドアナール氏は、昼頃行った喫茶店で座っているときに、タバコに火を点けた。そして、訴えによれば、その煙を、断食を行っていた隣人のギュンソイ氏の顔に吹きかけたという。タバコの煙で気分を害し、また断食中のため、禁煙していたギュンソイ氏の説教から口論になった 全文をよむ

2007-09-23 宗教教育問題に、宗教知識の授業とイスラムの授業の2分割案 (Radikal紙)

新憲法草案の準備を進めている公正発展党では、現在必修である宗教知識の授業がどのように行われるかについて混迷が生じている。党から発せられている「宗教知識の授業を必修科目から除外しないよう」という声に留意している公正発展党執行部は、問題を明確にするために宗務担当大臣サーイト・ヤズジュオールを長に委員会を設立した。公正発展党では、学校で現在行われている「宗教文化および道徳知識」の授業は必修とすること、これに加えてイスラームの信仰が教えられる選択制の「宗教教育」の(授業を)開講することが議論されている。 全文をよむ

2007-09-23 イスタンブルの沿岸から、1800トラック分のごみ回収 (Zaman紙)

イスタンブル広域市役所海上サービス管理局は、昨年、全長およそ450kmのイスタンブル沿岸域において海上清掃船では回収できず、漂っていた1,800トラック分、量的には2万3411立方メートルのごみを取り除いた。      イスタンブルの海を汚している、水面や川の河口部にたまった固形・液体廃棄物が解決すべき問題となり続けている。その大半が人の手で川に投げ捨てられたものである廃棄物であり、降雨と共に勢いよく金閣湾やボスフォラス海峡に流れ込み、通りみちを汚し続けている。      イスタンブル広域市役所 全文をよむ

2007-09-22 バルダクオール宗務庁長官、宗教文化の授業で礼拝は教えられないよう (Radikal紙)

新しい憲法草案によって「宗教文化と道徳知識に関する授業は義務であるべきか、そうではないか」という議論が再び始まる中、宗務庁のアリ・バルダクオール長官は学校で「義務」であり「世俗主義と調和のとれた」授業を望んだ。      バルダクオール長官は、ラディカル紙の質問に対し、「宗教文化と道徳知識に関する授業がその名に値するように。礼拝はこの授業では教えられるべきではない」と答えた。同長官は一昨日にイェニ・シャファク紙に対しても、もし宗教の授業が義務でなくなれば、授業をとっていない子どもたちの家族が「判 全文をよむ

2007-09-22 かつてのラマザンの思い出 (Milliyet紙)

様々な宗教コミュニティーが共に暮らす街      我々が居住していたオルタキョイ・テシュメルディヴェンは、イスタンブルの三つの宗教コミュニティーが共存する街でした。イスタンブルにはそのような街がありました。キリスト教徒、ユダヤ教徒、そしてイスラム教徒です。キリスト教徒はギリシャ人とアルメニア人とに2つに別れ、ユダヤ教徒(ムーセヴィーとヤフーディ-)は異なった宗教コミュニティーをつくっていました。しかしこれら3つの宗教は、9月6-7日の事件(訳注:1955年に発生した非ムスリムに対する襲撃事件)ま 全文をよむ

2007-09-21 イスタンブルの水、あと72日分残すのみ (Milliyet紙)

イスタンブル上下水道管理局(İSKİ)は、イスタンブルには残り72日間分の水量になったことを明らかにし、イスタンブルで重要な水源を確保しようとしているメレン・チャイ計画が完成まであと12キロであると伝えた。      同管理局責任者は、イスタンブルの水を貯水しているダムの水量が1億4200万立法メートルとなったことを明らかにし、「九月より一日の水消費量は再び200万立法メートルの水準に増加した。イスタンブル市民たちは夏季の終了とともに節水をやめたのだ。カザンデレ、パプチュデレ、アリベイのダムでは 全文をよむ

2007-09-20 ハルビエ地区開発計画、承認へ (Milliyet紙)

「ハルビエ・コンベンションバレー都市化計画」が文化・自然保護協会によって承認された。イスタンブル広域市役所は、ハルビエ・コンベンションバレーのために初めての掘削工事を予定している。      イスタンブル主要都市計画・都市構想機構(IMP)によって計画されている「ムフスィン・エルトゥルル劇場を核とする芸術活動―多目的会議場等、相互利用可能な施設・建設推進計画」はイスタンブル第二文化・自然保護協会によって承認された。      全部で83,700平方メートルの建設用地のほぼすべては、地下にも施設が 全文をよむ

2007-09-19 YouTubeにアクセス禁止決定 (Milliyet紙)

世界最大の動画共有サイトYouTubeでムスタファ・ケマル・アタテュルクと国家の要人に向けられた侮辱的な映像のためになされた告訴を受け、スィヴァス第2簡易裁判所は問題の映像が削除されるまでサイトにアクセスすることを禁止する決定を出した。   スィヴァスに住むアリ・キュトゥックルがスィヴァス共和国検察局へ送った告訴に関して調査した検察局はアタテュルクへの侮辱を含む映像が削除されるまでYouTubeにトルコからのアクセス禁止を決定した。   決定はテレコミュニケーション協会にも送られ、必要な手続きが 全文をよむ

2007-09-18 ビルケント大学創設者、大学敷地外にモスク建設中 (Zaman紙)

高等教育機構(YÖK)とビルケント大学の創始者であるイフサン・ドウラマジュ教授は、ビルケント大学の入り口に父であるドウラマジュザーデ・アリ・サーミ・パシャの名の下でモスクを建設中である。      去年から建設が始まったモスクが来年には完成すると述べたドウラマジュ教授は、「神の御加護があれば、そこでラマザンのお勤めを果たす」と述べた。      ドウラマジュ教授は、行った他の事業のようにモスク建設の為に定礎式をとり行わなかった。この理由を、父の遺言に結びつけている。「父は、もしおこなった善行の宣 全文をよむ

2007-09-18 大学生、モスクの尖塔に閉じ込められる (Milliyet紙)

エディルネにある歴史的なモスク、セリミイェ・ジャーミィのミナレット(尖塔)を見学しようとやってきた大学生フェルハト・ドアンは、電気を消されたために15メートルの高さのミナレットのバルコニーに2時間閉じ込められた。   トラキア大学文理学部美術史学科3年に在籍する24歳のフェルハト・ドアンは、関係者から許可をもらってセリミイェ・ジャーミィのミナレットにのぼり、見学し始めた。しばらくした後でジャーミィの管理人がミナレットにのぼったフェルハトのことを忘れ、ミナレットへの階段を照らしていた照明を消してし 全文をよむ

2007-09-17 宗務長官が催したイフタールに誰が訪れたか (Milliyet紙)

宗務庁長官アリ・バルダクオールが供した断食開けの食事(イフタール)で各宗教指導者が相見えた。その際、バルダクオール長官は、「今日世界は、地球規模の温暖化に直面しているが、この背後には、地球規模の汚染、道徳の退廃、利己主義、人間の強欲といった特色が現れてきていることがある」と語った。      イスタンブルのプレジデント・ホテルで催された断食明けの食事には、イスタンブル県知事のムアッメル・ギュレル、ギリシャ正教会総主教バルトロメオス、アルメニア教会総主教メスロブ・ムタフヤン、イスタンブル県警本部長 全文をよむ

2007-09-17 住所変更を通知しなければ、処罰対象に (Zaman紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、約一年かけて重要な調査を成し遂げた。各家庭を一軒ずつ訪問し全県の住民を調べ上げたのだ。しかし、居住地に基づいた住民記録システムと名付けられたこの計画は、単なる人口調査ではなかった。      電子媒体で継続的に更新がおこなわれる、現代のデータ・ベースが築かれた。このシステムは、9月21日以降、(内務省所管の)住民・国籍管理事務総局に移管し、機能し始める。同局は市民に知らせるために、特別なポスターを用意した。これらはバス停、病院、市役所といった人の目につく場所に貼られ 全文をよむ

2007-09-16 電話ファトワー相談室―毎日、何百もの宗教的質問にお答えしています (Zaman紙)

断食中に、あなたは錆び付いた釘が手に刺さりました。破傷風の予防接種をしたら、断食は中断したことになりますか?中断した分、あなたは償いの断食をしなければなりませんか?      質問の答えはもちろんイスラム法の本に書いてあるはずだ。けれども、こういった質問がある時に、あなたがたがてっとりばやく答えを見つけ出すのに一番良い方法は、町の宗務局事務所のファトワー電話相談室に電話することだ。イスタンブルの宗教局のファトワー課には、ラマザン期間中、毎日何百もの質問が寄せられる。ファトワー電話相談室に設置され 全文をよむ

2007-09-16 明日は始業式!1500万の子どもたちが学校へ (Radikal紙)

1500万人の子供たちと60万人の教師が、明日(17日)、道路に殺到する。イスタンブルでは3日間、バス、船が無料になり、タクシーは学生に対し半額に!      6800万人の人口を持つトルコで4人に1人の「長い」夏休みが今日(16日)終わる。3ヶ月間の夏休みを過ごした1500万人の初等・中等学校の学生と60万人の教師は、明日再び学校に通い始める。   新たな学年の始まりのため、アンカラのカラクスンラル・アナドル工業職業高校では、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相臨席のもと式典が行われる。首都の学 全文をよむ

2007-09-15 極東からの旅行者増加、レストランも競争に (Zaman紙)

トルコへはいまや、ヨーロッパ諸国の他、極東からも多くの観光客が来ている。日本、韓国、中国人の観光客数はいずれも昨年を上回っている。      トルコへ向かう極東の人々の流れは、ロカンタやレストラン業界をも動かしている。極東からの客たちは、一般にトルコ料理は口に合わないといって、あまり好まない。このため最近ではイスタンブルに多くの中国、韓国、日本料理のレストランができた。現在市内に30近くの「極東レストラン」がある。      レストランの開業を望む極東の起業家たちは、スルタン・アフメトやタクスィ 全文をよむ

2007-09-15 チェリキ教育相、今後義務教育は12年となろう (Milliyet紙)

ヒュセイン・チェリキ国民教育相は、公正発展党(AKP)が法律家に作らせた憲法草案を「完全に理解した」と述べた。チェリキ氏は、「作成された文民憲法の中で高等教育に関する第130条と131条で必要な改正が行われる。高等教育の改革が実現されるだろう。わが政府の保守的構造を取り上げて、宗教的問題で反対戦略が展開されることにはうんざりだ」と述べた。      2007−2008年の学年度が月曜に始まるため、記者会見を開いたチェリキ氏は、2012年には(初等、中等教育と)分割されつつも基礎教育が12年になる 全文をよむ

2007-09-14 アンカラで、500kgの爆発物を運ぶ謎のミニバス、発見される (Zaman紙)

アンカラを、3日間で2度めの爆弾ショックが襲った。ベヒチ・ベイ税関に止まっていたミニバスから爆弾の製造に使用される510キロの原料が回収された。      爆弾を製造される際に使用されるペンタ・エリトリトール・テトラ・ニトラート(PETH)という原料が、機械化学工業協会によりスイスから輸入されていたことを示す文書が存在することが明らかになった。同原料が、爆発物取扱規程に反し事前の申告なしに持ちこまれたことが疑惑を呼び起こした。クルトゥルシュ駐車場で回収されたものに比べ、10倍の威力があることもわ 全文をよむ

2007-09-13 「ひきこもり」、トルコの若者にも! (Hurriyet紙)

日本では30万人を越す若者に影響を与えている「引きこもり」という病で失われた世代が育っている。日本の精神科医によると引きこもりという言葉の意味は、「何もしない」。若者はこの病気のために何もせずに部屋に閉じこもって、ほとんどの時間をパソコンの前で過ごしている。       部屋で食事をして眠り、トイレでさえ部屋ですませている。精神学者のアラヌル・オザルプは、引きこもりがトルコの若者も脅かし始めたと述べた。      オザルプ氏は、部屋にこもりきりで、ずっとパソコンでゲームをしているこうした若者達が 全文をよむ

2007-09-10 宗務庁TV、テスト放映開始へ (Milliyet紙)

宗務庁が長期にわたって活性させようとしていた宗務庁TVは、テレビ放送高等委員会法における妨害を振り払って、テスト放映を始めた。宗務庁TVは今日より定期的に放映する予定である。      宗務庁は、「公的機関のテレビ放送制作を許可しない」法律のせいで、新たな事業を開始し、テレビ放送を宗教財団という名の組織をもとに設立することを決定したようだ。      宗務庁長官のアリ・バルダクオールは、先日、この問題に力を注いでいたことを発表し、宗務庁行政委員会は、宗教上の面から国民を啓蒙する目的で「宗務庁TV 全文をよむ

2007-09-09 世界の非識字者は7億7千4百万人、トルコでは人口の12% (Radikal紙)

今日9月8日は国際識字デーである。世界で7億7400万人が読み書きをすることができない。国連事務総長のパン・ギムン氏は、国際識字デーのメッセージで、世界で約7億7400万人が読み書きをできないということを強調した。そのうち3分の2は女性である。また、7200万人以上の子供が学校に行くことができない。      パン・ギムン氏は、皆の読み書きに向ける努力が深刻な障害と直面していると述べ、この障害と闘うことが、各国政府、国連加盟国、国際組織、民間部門、地元グループ、そして個人の共通の責任であることを 全文をよむ

2007-09-07 新幹線が初実験で時速226kmを達成 (Milliyet紙)

アンカラ・イスタンブル新幹線計画の初期段階となるアンカラ‐エスキシェヒル線において実現した試験運行で速度は時速226キロに達した。   イタリアから借りている3両の鉄道車両と2機の機械からなる設備によって4月23日から始まった実験では、目標は時速270kmだとされた。(ここは、)以前は時速70、80キロのスピードで目的地に至って区間である。   エセケント‐エスキシェヒル間の短縮の影響により、アンカラ‐イスタンブル間は4から4.5時間に、アンカラ‐エスキシェヒル間は1時間に縮まる予定だ。 全文をよむ

2007-09-02 漁の解禁、初日はアジ漁が好調 (Radikal紙)

漁の初日、漁師たちの「雨が降らなければカツオも獲れない」という言葉は正しかった。大漁のアジに買い手の顔は笑顔。漁師たちは総じて初日のできに満足。(漁の出来に)失望した者たちが槍玉に挙げたのは、地球温暖化。      漁の解禁日、「常に神の名の下に」という言葉とともに出航した漁師たちは、予想を遥かに超える大量の魚に出くわした。クムカプ魚市場に帰港する漁船はあふれんばかりのアジで一杯だった。アジは少なくとも10キロにはなる1かご当たり10YTL(約900円)で競られた。      漁師たちの「今年は 全文をよむ

2007-08-31 「調理にお酒使用」マークの提唱-リゾット騒動の再発防止? (Milliyet紙)

アルコールの入った料理がだされると「信仰深い人々を傷つける」として、レストランのメニューに アルコールの有無を表記することが提案された。   選挙期間中に任命された前内務大臣オスマン・ギュネシュが、ムーラでもてなされたリゾットの中にワインが入っていると知って大騒ぎしたのを受けて、全レストラン・卸業協会会長ラマザン・ビンギョルは、メニューへのアルコールの有無の表記を提案した。ビンギョルは、レストランで食事をする客は何を食しているかを知る権利があると述べた。      「情報公開は必要」      全文をよむ

2007-08-28 「ハラチオールの歴史家としての資質を問う」―歴史財団より批判の声 (Radikal紙)

トルコ歴史協会(会長ユスフ・ハラチオールの昨今の発言に関して、エトヘム・エルデム教授(ボアズィチ大学)、シェヴケト・パムク教授(ボアズィチ大学)、イルハン・テケリ教授(中東工科大学)、メテ・トゥンチャイ教授(イスタンブル・ビルギ大学)、ウイグル・コジャバシュオール教授(イズミル経済大学)、エスラ・ダナジュオール准教授(ユルドゥズ工科大学)、スアーヴィ・アイドゥン准教授(ハジェッテペ大学)、フェルダン・エルグト講師(中東工科大学)、オクタイ・オゼル講師(ビルケント大学)らを含む歴史学者が所属してい 全文をよむ

2007-08-25 ハイジャック事件で乗客を残し、脱出したパイロット、取調べへ (Milliyet紙)

民間航空総局は、1週間前にエルジャン(キプロス)・イスタンブル航路で起こったアトラスジェット航空機のハイジャックの後に、取調べを始めた。      民間航空総局は、ハイジャックされた航空機がアンタリヤ空港へ着陸した後、航空機から逃げたパイロットのファルク・チャウンルとケマル・エルドアンに対して“民間航空法の観点から考えて正しい行動であったか否か”に関する取調べを始めた。NTVのニュースによると、民間航空総局の専門家らは第一回調査の結果で、パイロットらの行動を遺憾としており、この点で、パイロットら 全文をよむ

2007-08-24 風刺小説作家アズィズ・ネスィン、国家諜報機構に雇われていた? (Zaman紙)

 現在トルコにおける最高齢の元諜報機関員ネシェト・ギュリシュ氏は、作家アズィズ・ネスィンが国家諜報機構(MİT)のため働いていたと述べた。       ネスィン氏は、これに対して報酬も得ていたとのことである。テンポ誌に話した元MİT機関員のギュリシュ氏は、MİTからネスィン氏への報酬を、ある期間自ら彼に届けていたと語った。       同誌の質問に応えたギュリシュ氏は、ネスィン氏が共産主義者と認識されていることに注目しつつ、「短期間だが共産主義者のために働いていた。トルコに対して憤慨していた。少 全文をよむ

2007-08-23 4つの注目の大学 (Milliyet紙)

ヌルジュの代表的人物であるFethullah Gulenに関する裁判の訴状で「ギュレン・グループの諸機関」としてリストアップされたファーティフ大学は、近年最も人気がある私立大学の1つになった。公正発展党が政権をとったあと同校の定員数は非常にはっきりした形で増加した。ビリム大学、コチ大学、サバンジュ大学は最も人気がある私立大学となった。    2007年大学選抜試験の結果に基づき行われた学生の大学決定で、私立大学で5675人、国立大学で7556人の学部定員割れとなった。ファーティフ大学の2591人 全文をよむ

2007-08-22 サンクトペテルブルクのフェトフッラー・ギュレン派のトルコ語学校に捜査の手 (Milliyet紙)

サンクトペテルブルクにあるトルコ語学校の運営部に対し、ヌルジュたちと関わっていた疑いとカリキュラムにそった教育を行っていないという理由により捜査の手が及んだ。      ロシアのサンクトペテルブルクでフェトフッラー・ギュレン派と関係のある財団によって設立されたと言われるトルコ語学校の運営部に対して、捜査の手が及んだ。   コメルサント紙のサンクトペテルブルク面にある記事によると、「第664番国際高校」として知られている学校において行われた調査で、一連の欠陥が確認された。しかし、同新聞は、学校の運 全文をよむ

2007-08-22 トルコ歴史協会会長ハラチオール氏、釈明会見で「アルメニア人改宗者のリストがある」と発言 (Radikal紙)

トルコ歴史協会の会長、ユスフ・ハラチオール氏は、トルコ国内のクルド人の30%がテュルクメン人であり、アレヴィー信徒のクルド人の一部はもともとアルメ ニア人であると発言し、各方面から反発を招いている。昨日(21日)、自らの発言の釈明会見で、今度は「アルメニア人改宗者」のリストが手元にあると述べ た。      トルコ歴史協会で行われた記者会見でハラチオール氏は、「人種差別」と非難されていることについて、人種差別はしておらず、自分の発言が歪められたと主張 した。同氏は、「ここはトルコ歴史協会です。1 全文をよむ

2007-08-21 トルコ歴史協会会長の人種差別発言に辞職を求める声 (Milliyet紙)

トルコ歴史協会(TTK)会長ユスフ・ハラチオール氏の「トルコに住むクルド人はもともとテュルクメン系であり、アレヴィー信徒のクルド人はもともとアルメニア系であった」という発言に対する反発が強まった。民主市民党党首アフメト・チュルク氏とアレヴィー・ベクタシ連盟代表トゥラン・エセル氏は、ハラチオール氏の辞職を求めた。      「ハラチオール氏の発言は科学的な関連性のないイデオロギー的な見方である」と語ったエセル氏は、次のように述べた。      「アナトリアの文化的、宗教的そして言語的な豊かさを否定 全文をよむ

2007-08-19 ウルファの道路で大事故、農場に向かう15人の女性労働者、死亡 (Milliyet紙)

事故の犠牲者である農業労働者の多くがカルシュヤカ地区の505番通りに住んでいた。   親類である農業労働者の家の前で、親戚たちが涙を流した。      シャンルウファで農業労働者を乗せた小型トラックに、レンズ豆を積んだトラックが衝突した結果、   農業労働者の15人の女性とトラック運転手が死亡、4人の重傷者を含む15人が負傷した。   シャンルウファのアクチャカレ郡の畑で働く予定であった若い娘と女性たちから成る   28人の農業労働者は、カルシュヤカ地区でアビット・ケスキンの運転する   小型ト 全文をよむ

2007-08-19 トルコ歴史協会会長ハラチオールによれば、クルド人はテュルクメン系だそうで・・ (Hurriyet紙)

カイセリで開催された「トルコ人の歴史、文化におけるアヴシャル族」というシンポジウムに参加したトルコ歴史協会会長のユスフ・ハラチオール教授は、トルコ国内のクルド人をテュルクメン系、アレヴィー信徒のクルド人を「アルメニア系」であると主張した。      ハラチオール会長は、ダダルオール祭の一環で「アヴシャル族の思想・文化ジャーナル」が主催した国際シンポジウムに参加し、トルコ国内における民族構造について解説した。   カイセリ選出の公正発展党(AKP)議員、サードゥク・ヤクト氏も参加したシンポジウムに 全文をよむ

2007-08-19 お粗末なハイジャック―喜劇映画をみているよう・・ (Hurriyet紙)

昨日(18日)の朝、136名の乗客と6名の乗員を乗せたレフコシャ発イスタンブル行きのアトラスジェット航空の飛行機が、トルコ人とパレスチナ人の2名のハイジャック犯によって、ハイジャックされた。彼らは子ども用粘土を爆弾の形に模って脅した。アトラスジェットがワールド・フォーカス航空からクルーごと賃借し、MD83型、KK1011便、TC-AKNと呼ばれていた飛行機は、6時45分に北キプロスのエルジャン空港からイスタンブルに向けて出発した。飛行機がトルコ領空に入った頃、後ろの席に座っていた犯人2人は即座に 全文をよむ

2007-08-18 キプロス発のアトラス航空機ハイジャック、犯人は降伏 (Milliyet紙)

■ハイジャック犯は降伏した      レフコシャからイスタンブル間の航空機が、2人のテロリストによってハイジャックされたのち、燃料補給のためにアンタリヤ空港で待機していた事件で、2人のテロリストが降伏したことが明らかになった。   アンタリヤ副知事のハイレッティン・バルジュオールは、AA通信へ行った発表で、飛行機をハイジャックした2人が降伏したことを明らかにし、“テロリストたちは捕まった、事件は終わったのだ”と言った。   飛行機から出されたハイジャック犯たちは警官隊によってすぐに捕まえられ、滑 全文をよむ

2007-08-17 イスタンブル新市街中心部で不審物 -中身は爆破装置 (Milliyet紙)

タクスィムにあるゲズィ公園のマクドナルドの通気口のそばで、不審物が発見され、警察に通報された。爆発物処理班により起爆装置で爆破されたこの包みには、携帯電話、配線コード、爆弾に使用されるいろいろな部品の他に、特定不能な1キロの物質が入れられていた。同様にタクスィム地区にあるEU情報センター、イスタンブル工科大学マチカキャンパス付近でも不審な包みが発見されたが、これについては空であると判明した。 全文をよむ

2007-08-14 イスラーム風スカーフ着用の夫人をもつ国会議員の割合が減少 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会で女性の国会議員の数が増加する一方、妻がイスラーム風スカーフを着用している男性国会議員の数も減少した。2002年の選挙により成立した議会で妻がスカーフを着用している国会議員は274人であったが、2007年の議会ではこの数は235人にまで減少した。このように、妻がスカーフを着用している国会議員の割合は2つの選挙の間で49.8%から42.7%まで減少した。妻がスカーフを着用している国会議員の減少においては、3つの重要な要素が働いていた。これらは次のように述べることができる。      全文をよむ

2007-08-12 イズミトの雨乞いの礼拝で、犠牲の羊は85頭 (Milliyet紙)

コジャエリ県のカラミュルセルで昨日(11日)、雨乞いの礼拝が行われた。チャムディビ村のドクズラル・テペで行われた雨乞い礼拝には、周囲の村々から約5000人が参加した。      カラミュルセル郡の宗務長補佐、イフサン・クルト氏のスピーチの後、伝統に則って7万1個の石が集められ、一部の人たちによって石に祈りの言葉が唱えられた。   お昼の礼拝に続き、市民はクルト氏と一緒に手のひらを地に向けて開き、コーランのアッ・シューラーの章(相談章)の第28節を読誦した。      礼拝の後、祈りが込められた石 全文をよむ

2007-08-10 アンカラの水不足、外国でもニュースに (Milliyet紙)

アンカラの水不足の危機を外国の通信社が世界へ伝えた。   イギリスのロイター通信社は、アンカラ発の記事として、水不足の危機を広範囲にわたって扱う一方、昨日の新聞に掲載されたMilliyet紙記者Meral Tamerの記事の一部をロイター電のなかで紹介した。   人口400万人の都市が4日間水不足状態にあることを受けて、アンカラ市長Melih Gokcekが日に日に増える辞職要求に直面していることを伝えたロイター通信は、さらに、社会の様々な階層から、政府がこの件に対応すべきだとの要求がきているこ 全文をよむ

2007-08-10 トルコ南東部で名誉殺人に関するアンケート、震撼させる結果に (Milliyet紙)

ディヤルバクル・ディヂレ(チグリス)大学病院精神医学専科長であるアイテキン・スル教授の調査により、南東アナトリア在住の国民のうち37.4%が名誉殺人に賛成していることが明らかになった。スル教授は「残念ながら、教育を受けている人々もこれに含まれる」と述べた。      10人からなるチームで行われた調査によると、全調査人数430人のうち78%が男性であったが、調査対象者に対し「不倫をした女性に対し処罰が必要か?もし処罰が必要ならばどのようなものが妥当か?」という問いかけに対する返答は、調査対象者の 全文をよむ

2007-08-10 アンカラの水不足深刻に -病院では入院患者を自宅へ避難させる事態に (Milliyet紙)

首都アンカラの大学病院の一部では水不足のため、緊急の場合を除いて手術が延期され、入院患者の退院が始まった。      アンカラで起こっている断水のため、複数の大学病院は患者の受け入れをやめ、入院患者を退院させ、緊急の場合以外は手術延期の決定を下した。一方、アンカラ大学の学長、ヌスレト・アラス教授は、断水が続けば伝染病の危険も生じうることを明らかにした。ハジェッテペ大学付属病院では、一部の入院患者が「水不足」が原因で退院となったことが分かった。      アラス教授は、ジェベジ病院やイブニー・シナ 全文をよむ

2007-08-08 児童労働および人身売買で男逮捕 家族から借り受け、路上で働かせる (Zaman紙)

ムスタファ・Ö. (32)は、マルディンで複数の家族から借りて連れてきた子どもたちをイスタンブルの路上で働かせたと告発され、「人身売買」の罪で逮捕され、刑務所に送られた。      強制的に働かされていたことが分かった児童8名は保護された。ムスタファ・Ö.は、約1ヶ月前、マルディンの複数の家族から9~14歳の子どもを働かせるために連れてきた。そしてその子どもたちに路上でハンカチやムール貝を販売させ、体重測定し料金をとる商売をさせたとして、警察に検挙された。強制的に働かされていた子どもが警察に出頭 全文をよむ

2007-08-07 運転手が見つけられず救急車を盗んだ (Milliyet紙)

バルケスィル国立病院に負傷者として連れてこられた人の親族たちが、「運転手を見つけられなかったこと」を理由に病院の救急車を盗んだことが明らかにされた。      AA特派員が得た情報によると、バルケスィルのエルデク郡で起こった事件で武器で負傷したユルマズ・ジェイハン(27)は、親族によって連れてこられたバンドゥルマ・カプダー国立病院からバルケスィル国立病院に送られた。明け方運びこまれた病院で最初の治療を受けたジェイハンは、さらに、ウルダー大学医学部病院に送られることになった。しかし、当直の医師たち 全文をよむ

2007-08-06 トルコの女性マッサージ師が求められている! (Milliyet紙)

アンタリヤの全ての観光施設にある、スパ施設で外国人女性を働かせることが昨年、法的に禁止されたことは、業界の苦労の種となっている。      アンタリヤ商工会議所職業別委員会のアイハン・クヅィルサヴァシュ委員は、男性マッサージ師も女性マッサージ師も不足しており、特に外国語を知っているマッサージ師の人数は十分でない、ということを話した。クヅィルサヴァシュ委員は「トルコ国民は女性のマッサージ師を良いイメージで見ていない。誰も、近親者が男性にマッサージをすると言う考えを好んでいない。しかし、800あるス 全文をよむ

2007-08-04 断水をめぐり「信心深い人、そうでない人」が議論に (Milliyet紙)

アンカラ広域市長メリフ・ギョクチェキは、水不足への対策として、人々が祈りを捧げることを望む一方で、明らかにされた深刻な数字は、軍や大使館にも影響しはじめた。。軍隊は手段を講じたが、スイスとイギリスの大使館は、その庭園での散水を止めた。ギョクチェキは、「私は祈祷に賛同しています。神が望まなければ何も起こらない。私は信心深い人には祈祷をすすめています。このために嘲笑の的になるのは嘆かわしいことです。私はこれを信仰者への不敬と考えています」と話した。      ■批判は不当だ      ギョクチェキは 全文をよむ

2007-08-02 妻と仲直りのために出向いた先で、義父を射殺 (Milliyet紙)

 コンヤで、口論の後、家を出た妻と仲直りするために義父の家に出向いた35歳のビュレント・ムングルは、口論の末、彼が所持していた非ライセンス銃で56歳の義父ナズル・ギュル氏を射殺した。       事件は昨日の23:30頃カラタイ郡のイェニ町アスランルクシュラ通り141番にある家で起こった。供述によれば、2人の子どもを持つビュレント・ムングルと28歳のウッムギュルスム・ムングルは2日前、口論となり、ウッムギュムスル・ムングルは母親の家に行った。麻薬販売の前科があるビュレント・ムングルは、妻に謝り、 全文をよむ

2007-08-02 必修の宗教科目、選択制に -アレヴィー信徒のAKP議員 (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)イスタンブル県選出国会議員レハ・チャムルオール氏は、憲法改正の枠組み内で、必修の宗教科目を選択制に変えることに前向きだと語った。   アレヴィー派出身のAKP議員チャムルオール氏は、トルコが長い間民主的憲法を必要としてきたことを述べ、「1982年憲法(*訳者注)は不可解な条件の下で承認された。この憲法は多くの改正を経てやっと、承認に値するものとなった。しかし極度の悪条件の下で国民に無理矢理受け入れさせた、この欠点だらけの憲法を改正することは、トルコ民主主義の義務となったのだ。 全文をよむ

2007-07-26 トルコの人々の睡眠時間は8.5時間 (Zaman紙)

2006年にトルコ共和国統計機構(TÜİK)がトルコ全国民に向けて初めて行った「時間の使い方に関するアンケート」の結果によると、トルコ国民は睡眠に一番時間を使っている。      一年の全ての日を考えてみると、15歳以上の人々は一日に平均して8時間32分を睡眠に使っている一方で、運動に充てる時間はたったの7分だということが判明した。トルコ人の24時間の使い方を調べると、働いている男性は1日に平均で6時間8分、女性はと言うと4時間19分を仕事に充てていた。仕事をしている女性は、テレビを見る、本・新 全文をよむ

2007-07-26 森林火災、今度はキュタフヤで (Radikal紙)

今度はキュタフヤが森林火災の犠牲となった。ヒサルジュック郡とタヴシャンル郡で起きた火災が風の影響で燃え広がると、消火活動は困難を極めた。       火災はヒサルジュック郡近郊で発生し、急速に広がった炎は少なくとも100ヘクタールの森林を焼き尽くした。トカトル村の森林地帯で昨日午後、5つの地点で同時に火災が発生し、シマウ郡との境まで達した。森林関係者らが多くの散水車で消火に努める一方、市民もそれを援護した。消火活動にはヘリコプター5機と飛行機2機も加わった。風の影響で急速に燃え広がった火災は、 全文をよむ

2007-07-20 パスポート、免許取得時の指紋採取、今日から始まる (Zaman紙)

米国、ヨーロッパ諸国に続いてトルコは、「指紋採取」の新時代を迎える。警察官職務及び権限法の改正により、パスポート、運転免許証、銃刀類所持許可証を取得しようとする者は、指紋を提出しなければならない。      警察庁は、新制度を関連部署に通達文書によって正式に伝えた。   旅券局でも指紋採取の準備が完了した。本日(20日)よりパスポートと運転免許証を取得する人たちは、指紋が警察に保存されることになる。警察庁のオウズ・カーン・キョクサル長官は、指紋に関する新制度について81県の県庁に対し通達文書を出 全文をよむ

2007-07-19 水不足! イスタンブルではあと100日分 (Milliyet紙)

イスタンブルのダムにおける水量不足が懸念されている。パプチュデレダムに続いてカザンデレダムの水も底をついた。100日分の水が残るイスタンブルでは井戸が掘られている         イスタンブルに水を提供する水源地が次々に涸れ果てていっている。パプチュデレダムに続き、最大で1640万立方メートルの水を貯めるカザンデレダムにおいても水が底をついた。水量が400万立方メートルに減った後に一時水の摂取が停止されたアリベイダムの水量は、200万491立方メートルとさらに減少した。ウストランジャ森林地区の5 全文をよむ

2007-07-18 ムーラの火力発電所付近の海岸で魚の大量死 (Radikal紙)

ムーラ県ミラス郡のオレン海岸が死んだ魚で埋め尽くされてしまった。オレン市の観光協会教育・健康財団(ORVAK)の養魚所で、80万匹のボラとブリーム、70万匹のバスが3日間で死んでしまった。   ケメルキョイの火力発電所から500メートル離れたところにある養魚所の魚ばかりでなく、発電所とオレン港の間の5キロメートルにわたる海岸線でも、何千もの死んだ魚が海に浮かんでいた。   ORVAK会長で共和人民党所属のオレン市長キャーズム・トゥラン氏は魚の大量死は発電所が原因であるとし、次のように語った。「ム 全文をよむ

2007-07-16 作家メフメド・ウズンへのインタビュー (Radikal紙)

なぜメフメド・ウズン氏なのか      トルコでは総選挙にあと一週間と迫った。国内のあらゆる社会問題が論じられるときのように、選挙においてもクルド問題が、そしてこの問題に対するトルコ人とクルド人の見解が論点として現れてくる。互いに傷つけあうことを免れない両者が、互いの言うことを理解し、聞き入れ、互いの要求や心情を尊重することが重要となっている。トルコの最も重要な小説家の一人であるメフメド・ウズン氏は、重い病気を患い、スウェーデンでは医者が死を宣告していたにもかかわらず、ディヤルバクルで何百万もの 全文をよむ

2007-07-15 ふたたびボドルムに山火事、せまる (Yeni Safak紙)

クズラーチ村で昨日昼頃に始まりボドルム方面へと広がった山火事は、今年も休暇中の人々の悪夢となった。風に吹かれて時折あらぬ方向へ広がる火事のおかげで、3つの村への交通が遮断され、一部の村と1軒のホテルでは避難騒ぎとなった。煙を吸って10人が中毒症状を起こした。ヘリコプター12機、飛行機3機、スプリンクラー70台、消防士60人に、ブルドーザー14台、1000人の消防作業員が消火に務め、夕刻頃には火は収められた。 全文をよむ

2007-07-09 15歳のビュシュラさん、59日間でコーランをすべて暗誦 (Zaman紙)

ギュムシュハーネ県のケルキット郡にあるクズルジャ村に住んでいるビュシュラ・ムトゥル(15)は、コーランを59日で暗誦するという偉業を成し遂げ人々の注目を集めた。      2006年9月にコーラン学校に登録したビュシュラの記憶力がいいことに気づいた先生たちは、彼女がハーフズ(訳者注:コーランをすべて暗誦した人)になれると才能を見込んだ。それが契機となり2007年4月14日に暗誦を開始したビュシュラは、コーラン教室の先生の指導のもと、暗誦術を使って、59日後の2007年6月12日に暗誦を完了した。 全文をよむ

2007-07-08 「この結婚は世俗主義原則にかなってますか?」シシュリ区婚姻届事務所の見解 (Yeni Safak紙)

  婚姻届事務所で婚姻者達に求められる書類のうち6枚の写真について「世俗主義原則にふさわしい」ものであること、という条件が混乱を呼んでいる。     結婚しようとする新たなカップルたちは、同条件を前にとまどいの表情。       シシュリ区の婚姻届事務所は、婚姻手帳ではスカーフをかぶった写真が使われているにも関わらず、婚姻手続きのために身分証明書、健康診断書、居住証明書、6枚の写真といった書類に加え、写真が「世俗主義原則にふさわしい」ものであること、という条件を婚姻者に求めている。    婚姻届 全文をよむ

2007-07-06 離婚したいという実の娘を父親が殺害 (Radikal紙)

警察は、昨晩(7月5日)午後22時頃、シャンルウルファのブハラ地区で銃声がしたとの通報を受け、駆けつけた。事件現場の空き地には、頭に一発の銃弾を打ち込まれた若い女性が倒れており、その傍で一人の男が立ちすくんでいた。被害者は19歳のヤセミン・クヌクさんで、傍に立っていた男は父親のイブラヒム・ハリル・チャカルであることがわかった。(父親のイブラヒム・チャカルは)「私はトイレへ行こうとして、銃を落とさないようにと娘に預けました。離れてから少しあとに、銃声が聞こえたので戻ってきたのです。その時には、娘は 全文をよむ

2007-07-04 身分証明書、「電子国民カード」へ (Zaman紙)

 身分証明書の代わりとして、生体認証機能のついた「電子国民カード」の開発が開始された。電子国民カードはまず、後に決定されるモデル地区で試用される予定だ。       国民カードプロジェクトに関する首相府の通達が、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の署名とともに本日〔7月4日〕付の政府広報に掲載された。それによると国民カードの実用化は、保健と社会保障の分野において優先的に行われるとのことである。       モデル地区での試用は3段階に分けられる。第1段階においては、国民カード、カードリーダー、ト 全文をよむ

2007-07-03 ディンク殺害事件の初公判始まる -事件前、警察に情報提供の証言 (Milliyet紙)

フラント・ディンク氏殺害事件の初公判での審理で4人の釈放者が出た。キーパーソンであるエルハン・トゥンジェルは、「私はフラント・ディンク氏が殺害されることを警察に知らせた。私が情報提供をしたことを知っている8人の警察官の名前を挙げることもできる。彼らは私の証人だ」と述べた。      フラント・ディンク氏殺害に関しての初公判での審理で、容疑者とされていたイルファン・オズカン、オスマン・アルタイ、ベイセル・トプラク、サリヒ・ハジュサリホウルが釈放されることが決定した。   弁護士の証言によると、マス 全文をよむ

2007-06-30 ディンク暗殺事件の初公判、開始へ -未解決の疑問とともに (Radikal紙)

フラント・ディンクは、1月19日に、彼が総編集長を務めるアゴス新聞社の前で3発の銃弾により殺害された。時間の経過とともに、暗殺の詳細が明らかになることが期待されていたが、月日が経つにつれ疑問は段々と増え続けている。   取り調べのため12人が拘束された。しかし容疑者らの裏のつながりは未だ明らかになっていない。ディンク殺害の裁判は多くの疑問を抱えて月曜に始まる。   ディンクが殺害されて後、ディンクのためにと集まっていた人々は、月曜日に「我々は皆、目撃者だ。公正を望む」と書いた横断幕を持ち、ベシク 全文をよむ

2007-06-29 トルコ人が好きな国は? アンケート調査結果出る (Radikal紙)

アメリカのピュー・リサーチ・センター(Pew research center)が47カ国を対象に行った「世界の傾向」アンケートで、トルコは世界で最もアメリカを否定的に見ている国であることがわかった。アンケートは、トルコ人の多くがEU、ロシア、イラン、中国、イスラエルといった重要な国々について否定的に考えていることを明らかにした。      ■89%がブッシュに反対      4月と5月に行われたアンケートには、トルコから931人が回答した。アンケート結果によれば、そのうちアメリカを肯定的に見てい 全文をよむ

2007-06-27 チェリキ教育相、トルコ高等教育改革案を語る (Zaman紙)

■トルコでオックスフォードとハーバードの教育を      人気歌手イブラヒム・タトゥルセスの「ここにオックスフォード大学もなかったのに、我々がどうやって勉強できただろうか?」という言葉はこれからは聞かれなくなるだろう。   ヒュセイン・チェリキ教育相は、ハーバード、オックスフォード、ケンブリッジのような世界的権威のある質の高い大学が、トルコでキャンパスを開き教育をしうると述べた。      同相は共和党(CHP)による「生徒選抜試験(ÖSS)を廃止する」との公約を、「実現する可能性の非常に低いこ 全文をよむ

2007-06-27 猛暑!クーラーによる健康トラブルに気を付けて (Radikal紙)

暑さから生活を救うクーラーは、正しく使用しないと「クーラー肺炎」や顔面麻痺、筋肉痙攣の原因になる。肺のレントゲン写真では写らない「クーラー肺炎」は、CTによってしか判定できない。      フランスで2004年に17人が「レジオネラ」種の肺炎で死亡した。発見されたとき、死亡者全員が「レジオネラ症」に罹患していたためにこの病名がつけられた。肺炎の原因は、今日、我々が夏の暑さの救世主と考えているクーラーだった。      この肺炎は、清潔でなく、手入れしていないクーラーが原因となるもので、今日いまだ 全文をよむ

2007-06-25 イスタンブルの人口は1150万人 (Zaman紙)

トルコ統計協会が実施した活動でイスタンブルの96%の人口調査が終了した。年来1500万人といわれていた住民は、最終データによれば、1150万人であるのが判明した。      トルコで初めて実施された「居住地に基づいた住民登録システム」が、イスタンブルを除く全県で終了した。責任者は、イスタンブルで調査は今月末に終了すると述べている。      トルコ統計協会が実施した活動でイスタンブルの96%の人口調査が終了した。これによれば、今現在まで1080万人が居住地で調査された。トルコ統計協会イスタンブル 全文をよむ

2007-06-24 イスタンブルで、雨乞い礼拝―水不足深刻 (Zaman紙)

イスタンブルで生じる可能性が高い水不足に対し、何百もの市民が朝の礼拝の後、手を空に掲げて雨乞いの祈りを行なった。市民たちは、水不足とならないようにと乞い、神が慈悲を惜しまれないよう望んだ。      日曜日の朝の礼拝をベヤズド・モスクとシシュリ・モスクで行なった何百人もの市民は、その後2回雨乞いの祈りを行なった。この礼拝後に参加者は、モスクの中庭に集まった。家族連れや老若男女、中庭を埋め尽くした参加者は、メッカの方向を向き、手を空に掲げた。モスクのイマーム(礼拝指導者)、スアト・ギョズトク氏に相 全文をよむ

2007-06-24 オルタキョイのマッサージサロンでおとり捜査―売春摘発 (Hurriyet紙)

オルタキョイで、以前にも3度売春容疑で摘発されたマッサージ・サウナサロンに、4度目の捜査が行われた。      客を装って店の人間と値段交渉を行った私服警官は、女性5名を含む計7名を逮捕した。前日21時に「ヒュルヤ」という名のマッサージサロンへ入店した私服警察は、客を装って売春の値段交渉をした。マッサージ嬢は、80YTL(7500円)でマッサージをし、100YTL(9400円)で性交渉の要求も受け入れた。交渉が成立するや、外で待機していた治安局風紀課のチームが摘発作戦を開始した。店で働いていた者 全文をよむ

2007-06-21 偽診断書提出者の中から、6人のPKK関係者見つかる (Zaman紙)

アンカラで、軍に入隊したくない者にお金を見返りとして怪しい診断書を作成していた一味が、偽の診断書を提供した人物らのうち6人がクルド労働者党(PKK)党員であることが明らかとなった。      偽診断書を作成したとして刑務所に収容された容疑者22人のなかには、元海軍大佐、現海軍大佐、3人の下士官もいた。刑務所に収容された容疑者らは怪しい診断書を50000YTL(約47000円)で売ったことが分かった。偽診断書を手にした人の中には何人かのビジネスマンも含まれていたことが明らかになった。   アンカラ 全文をよむ

2007-06-21 4歳の証人、裁判で実の父親について証言拒む (Radikal紙)

母親がバルコニーから転落し、「父さんが突き落とした」と警察に話した4歳の証人は、法廷で口を閉じて黙り込んだ。      母親が窓から転落した日、「父さんが殺した」と話した4歳の証人は、法廷で口を閉ざした。結婚7年目の25歳のエミネ・アイドゥンさんを、4ヶ月前に3階の家の窓から突き落とし殺害した容疑で告訴された、メフメト・アイドゥン容疑者の裁判が始まった。昨日(20日)アダナ第4重罪裁判所で、3人の子供の父親であるアイドゥン容疑者は裁判官に対し弁論で次のように述べた。「妻は掃除をしていました。私は 全文をよむ

2007-06-20 イスタンブルで海開き 市が認定したきれいな海岸ベスト6 (Hurriyet紙)

市の管理するビーチである、フロリア・チロズ、ギュネシュ、メネクシェ、ジャッデボスタン1~3、キュチュクス、カラブルンのそれぞれが、夏の間開放される。      イスタンブルが耐え難い暑さとなるのに伴い、ビーチも開放された。イスタンブル広域市の管理下にある6つのビーチとシレ市当局が管理する3つのビーチがシーズン中市民が利用できるようになる。      フロリア・チロズ、ギュネシュ、メネクシェ、ジャッデボスタン1~3、キュチュクスおよびカラブルンのビーチでは、人びとが安心して海に入ることが出来るよう 全文をよむ

2007-06-19 高等教育機構(YÖK)、卒業式でのスカーフ問題でビルケント大を調査 (Zaman紙)

高等教育機構(YÖK)は、副首相兼外務大臣アブドゥッラー・ギュルの娘キュブラがビルケント大学での卒業式にスカーフをかぶって参加した問題で、大学に対し調査を始めることが明らかとなった。      YÖKが6月15日に開始したとされている調査の理由は「大学内での式典においてイスラム風スカーフをかぶることを黙認したこと」である。ビルケント大学は、2月に卒業したキュブラ・ギュルが通常の式典中ではなく、また演壇上以外の場所で卒業証書を受け取ったと述べ、大学でイスラム風スカーフをつけることに対しては許可を与 全文をよむ

2007-06-18 地下鉄、暫くお休み (Hurriyet紙)

ロンドンの地下鉄についで世界で2番目の称号を帯びる、イスタンブルのカラキョイ—ベイオール間の地下鉄は、7月23日整備のため運行停止となる。      1875年に建設され、1944年の全体整備をうけたのち、今日まで運行している地下鉄は、9月15日まで運休となる。      350馬力の電気動力方式で573メートルの距離を90秒で移動し、各16メートルの車両2両の編成で一運行で170名を運ぶ地下鉄の改善のため作業が開始した。整備作業では573メートルあるトンネル坑内のセメントに30センチ毎に機械で 全文をよむ

2007-06-16 葬儀の際、モスクでのシュプレヒコールはダメ (Radikal紙)

殉職者オズヤルチュンとクズルタシュの葬儀で、治安部隊は、モスクに家族、来賓とジャーナリスト以外は誰にも入場を許さなかった。ボズクルト(狼)の合図(*訳者注)を掲げたグループが葬列に加わることを望んだため、騒動になった。      レヴェント・モスクの棺を置く石の台に、1週間のうちに2度も殉職者の亡骸が置かれた。歩兵隊の古参のムラト・オズヤルチュン少佐と、治安部隊のジハン・クズルタシュ専門上等兵が、爆発した地雷と紛争による今回の犠牲者である。      殉職者のために、昨日(15日)レヴェントで葬 全文をよむ

2007-06-15 フラント・ディンクの息子に禁固刑が求刑される (Radikal紙)

ロイター通信社に「これはジェノサイドだ」と述べたために、フラント・ディンク氏はトルコ刑法第301条に問われた。しかし同氏に関する告訴は本人の死亡により取り下げられた。同じ裁判で公判中の息子には、3年の禁固刑が求刑されている。      銃撃により暗殺されたアゴス新聞の総編集長フラント・ディンク氏に関する裁判が取り下げられた一方で、ディンク氏とともに罪に問われた人たちは、昨日(14日)、法廷で判決を受けた。      アゴス紙の編集局長アラト・ディンク氏、アゴス紙発行人のセルキス・セロプヤン氏は、 全文をよむ

2007-06-14 ギュル外相の愛娘、ビルケント大学卒業 -授業はかつら、卒業式はスカーフで (Hurriyet紙)

外務大臣兼副首相アブドゥッラー・ギュル氏はビルケント大学の卒業式に出席し、産業工学部を卒業した氏の娘であるキュブラ・ギュルに卒業証書を授与した。      ビルケント大学では2006-2007年度が終了し、ビルケントオデオン講堂で卒業式が行われた。   式典には、娘が同大学を卒業するアブドゥッラー・ギュル外相とその妻ハイリュニサ・ギュル夫人、そしてトルコ会議所・商品取引連合(TOBB)会長リファト・ヒサルジュクルオール氏も出席した。      式で祝辞を述べたギュル氏は、トルコが世界と一体となる 全文をよむ

2007-06-13 前イスタンブル広域市長ギュルトゥナ氏の夫人レイハンさん、スカーフも帽子も脱いだ (Hurriyet紙)

アリ・ミュフィト・ギュルトゥナ氏の夫人レイハンさんは、スカーフを取り髪をセットして夫とともにスポーツセンターの開会式に参加した。ゴーカートに乗り、「誰しも身なりは自由であるべきです。宗教的考えやシンボルは政治やイデオロギーに利用されてはなりません」と述べた。レイハンさんは以前、スカーフの結び方を色々変え、帽子をかぶっていた。      前イスタンブル広域市長アリ・ミュフィト・ギュルトゥナ氏の夫人レイハン・ギュルトゥナさんは、一大決心でもってスカーフを取った。スカーフを取ったレイハンさんは、スルタ 全文をよむ

2007-06-12 コジャテペ・モスクでの葬儀で政府に抗議行動 (Milliyet紙)

 シュルナクで遠隔操作式地雷の爆発の結果として、犠牲となったラマザン・アルムトチュオール少佐のコジャテペ・モスクでの葬儀は政府に向けた厳しい抗議の舞台と化した。AKPの大臣たちがやじられる一方、「政府辞任」と「いまいましいPKK、協力者AKP」というスローガンが叫ばれた。    アルムトチュオールの棺はコジャテペ・モスクで執り行われた葬儀の礼拝ののち、ジェベジ殉教者墓地で埋葬された。    コジャテペ・モスクでの葬儀には大統領のアフメト・ネジュデト・セゼル、憲法裁判長官のテュライ・トゥージュ、参 全文をよむ

2007-06-12 トルコ初の女性憲法裁判所長官、今日、定年退官へ (Hurriyet紙)

憲法裁判所46年の歴史で初の女性長官トゥライ・トゥージュ裁判長が、今日、定年退官を迎える。      トゥージュ長官後の次期裁判所長官には、ハシム・クルチ副長官やフルヤ・カンタルジュオール裁判官、アフメト・アクヤルチュン裁判官、メフメト・エルテン裁判官が候補者となるもようだ。      アクヤルチュン裁判官、カンタルジュオール裁判官、そしてエルテン裁判官は、トゥライ・トゥージュ長官が当選した第59回の選挙でも票を獲得していた。この選挙でトゥライ長官は6票を獲得し裁判所長官の座についたが、その時ア 全文をよむ

2007-06-11 宗務庁、8500人の契約職員採用へ (Zaman紙)

バルダクオール長官は、県宗務事務所の招待で訪れたゾングルダクで会見を行い、今後近いうちに6000ヶ所のモスク、2500ヶ所のコーラン学校の教師、あわせて8500人の契約職員を採用することを明らかにした。         宗務庁長官アリ・バルダクオール博士は、国内の人材不足を補うために、8500人の契約職員を採用することを明らかにした。バルダクオール博士は、トルコ全国でおよそ1万ヶ所のモスクに職員を割り当てられないでいることを明らかにし、こう話した。   「1、2ヶ月以内に6000ヶ所のモスクで契 全文をよむ

2007-06-05 ノアの違法な箱舟、取り壊しへ (Milliyet紙)

グリーンピースがアララト山国立公園の保護地区に、地球温暖化に注意をひくために建設したノアの箱舟が撤去される必要があることがわかった。      アウル県庁が、エリ村周辺にノアの箱舟のシンボルの建設を許可するか否かについて文書で見解を求めたところ、環境・森林省国立公園総局はこれに否定的な回答をした。   当のグリーンピースは、建築許可をウードゥル県庁に申請した。ウードゥル県のサイム・サッフェト・カラヒサルル知事は、環境・森林省に見解書を求めることなく、ノアの箱舟の建設について「自らのイニシアティブ 全文をよむ

2007-06-04 アルメニア教会総主教メスローブ2世、近く参謀総長を訪問 (Hurriyet紙)

アルメニア総主教メスローブ2世は、アゴス新聞総編集長フランド・ディンク殺害事件の後、「我々は皆、アルメニア人だ」というスローガンとともにでてきた支持が、民族主義者の圧力で減ってきたと述べた。また総主教は、殺害事件の首謀者たちがかくまわれていると話し、この件で近々ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長と話し合うことを述べた。ドイツのデア・シュピーゲル誌のインターネットサイトで公開された対談で、メスローブ2世は以下のように述べている。      「継続的に脅迫文を受け取っています。これらの手紙には、『お前 全文をよむ

2007-06-04 テストで姦通について出題 (Milliyet紙)

アマスヤ女子職業高校で宗教文化と道徳を担当する教師アフメト・アイドゥン氏が行った25問からなるテストが、問題となった。      「姦通の問題点でないのはどれでしょう?」、「お金や物と引き換えで、運を試し興じることを何と言うでしょう?」、「婚姻関係のない人たちの間の性的関係のことを何と言うでしょう?」などの問題を含むテストに対し、一部の生徒と保護者が反発した。      試験を受けた40人の生徒が不満を保護者に話すと、テストの件が新聞社に伝わった。アイドゥン氏は、試験における性的生活や姦通に関す 全文をよむ

2007-06-03 「イマームハティーブ学校以外の学校は、売春と麻薬の巣」発言 (Hurriyet紙)

アンタリヤ・イマーム・ハティーブ高校卒業生組合が企画した「同窓会」で、イマーム・ハティーブ高校(IHL)卒業生・職員組合の元会長のイブラヒム・ソルマズ氏が演説を行い、「他の学校では売春が行なわれており、麻薬も存在する。我らの高校ではこれらはない。今日、IHLに子供を送っている人も、そこで学ぶ若者たちも、それぞれが英雄である」と述べた。      アンタリヤ・イマーム・ハティーブ高校卒業生組合が企画した「同窓会」で、イマーム・ハティーブ高校卒業生・職員組合の元会長のイブラヒム・ソルマズ氏が演説を行 全文をよむ

2007-06-01 ノアの箱舟完成に盛大なオープニング (Zaman紙)

グリーンピースは地球温暖化に注意を促し、世界の指導者達に呼びかけるために、アララト山で船を建設、オープニング式典を行った。その船は、預言者ノアが洪水から救われた船のレプリカである。      その船の製作は、アララト山のコルハン高原地域で4週間前に始められ、20人の木工職人が制作に関わった。船のオープニングには、ウードゥル県知事のサイミ・サッフェト・カラヒサルル氏とファトマ・カラヒサルル夫人、アーティストのオカン・バユルゲンさん、国内外のグリーンピース会員40名以上、そしてトルコの人たちが参加し 全文をよむ

2007-06-01 小学校新入学児の受付はじまる 今年から全国でインターネット登録 (Yeni Safak紙)

小学校新入学児の受付が今日開始された。今年から全国的にインターネットによる受付が開始されることにより、児童の保護者たちが直接校長へ申し込みができることになる。      保護者は、申し込み時に身分証明証が必要となる。保護者の入力した個人情報が学校経営者によってウェブサイトのデータベースに組み込まれ、児童の登録が完了する。      登録手続きは、システムに入るために必要な情報とパスワードを持っている学校の責任者が行なうことができる。      国民教育省は、保護者たちが申し込み手続きを出来る限り 全文をよむ

2007-05-29 アンカラ自爆犯の偽パスポート、警察から入手されていた (Yeni Safak紙)

ウルスでの自爆テロ犯であるキュヴェン・アクシュに、1998年に海外へ出国するためにヒュルヤ・Pという名前の婦人警官により4000ドルの賄賂の見返りに偽造パスポートが渡されたことが明らかになった。自爆テロ犯の兄のギュルセス・アクシュの証言により逮捕されたヒュルヤ・Pは取調べを受けた。ギュヴェン・アクシュも海外へイスケンデル・アクシュという名で出国していたことが明らかにされた。      捜査の中で逮捕されたのは4人になった。逮捕されているのはギュヴェン・アクシュの兄ギュルセス・アクシュ、いとこのケ 全文をよむ

2007-05-28 ヴァン百周年大学元学長アシュクン、祖父について語る (Zaman紙)

入札に不正関与したとの告発で起訴されたヴァン百周年大学元学長ユジェル・アシュクン教授が、自身の祖父がアルメニア人であることに関する主張を認めた。      27日付けのラディカル紙のニュースによれば、アシュクン教授の祖父は、「ギュルル・アゴップ」の名で知られているアゴップ・ヴァルトヴヤン氏である。トルコ演劇の創設者の一人であったヴァルトヴヤン氏は、その後イスラム教に改宗し、ヤクップという名を名乗った。      祖父がアルメニア人であるという主張に関して初めて発言を行ったアシュクン氏は、「アゴッ 全文をよむ

2007-05-27 トルコのクールビズ対策―役所でノーネクタイOKへ (Radikal紙)

公共の機関や施設で働く人々の上着とネクタイ着用の義務が、9月15日まで廃止されることになった。官報で発表された首相府の公告によると、地域の気候と労働環境を考慮して、2007年5月15日から9月15日の間、職場への出入り時を含めて、上着とネクタイ着用の義務が廃止された。一方、電力消費の主要な部分を占めているエアコンは、22~24度に調節されることになった。 全文をよむ

2007-05-25 114キロのヘロイン押収 -深夜、検察官宅に情報提供の電話 (Milliyet紙)

イスタンブル裁判所に勤務する国家検察官ナズミ・オクムシュに入った密告に基づいて実施された捜索で、114キロのヘロインが押収された。      情報筋によれば、オクムシュ検事に対して、3日前の晩に固定電話から電話をしてきた人物が、住所の情報を提供したマルテペの家にヘロインがあることを密告した。オクムシュ検事の命令により、同じ晩にその家の家宅捜索が行われた。捜索では3つの鞄に隠された状態で114キロのヘロインが押収された。ヒクメト・A、ハサン・C、そして身元が明かされていない1名が逮捕された。   全文をよむ

2007-05-25 まず美容室、それから自爆 -女性自爆犯、カモフラージュのため (Milliyet紙)

テロ組織PKK(クルド労働者党)がカモフラージュと自爆遂行を促す動機付けとして、女性自爆犯に美容室でヘアメイクをさせ、流行の服を着させたことが明らかになった。   アダナで以前、乳幼児用バックに起爆装置を入れて自爆を実行しようとしたが、インターネット・カフェでメブルケ・ビニジという偽名で逮捕されたハティジェ・アラットと、その前日にタクシーで爆弾を所持しているところを逮捕されたエブル・カラという二人の女性自爆犯の身なりが注目を集めている。       シリアからトルコに自爆犯が入国したとの情報に基 全文をよむ

2007-05-24 トルコを自爆テロで混乱させることが目的? (Zaman紙)

アナファルタラル・チャルシュスで起こった残虐なテロ(*注)の後、イスタンブルとアダナでさらに3人の自爆テロ犯が拘束された。警察は全ての県で厳戒態勢に入り、警戒レベルを最高ランクにひき上げた。      アンカラで6人の死者を出した悲惨なテロのすぐ後、さらに3人の自爆テロ犯が拘束された。テロ捜査を重点的に行っていたイスタンブル警察は、イスタンブルを惨劇の舞台にしようと準備していた2人の自爆テロ犯―うち1人は女性―をウムラニエのアジトで拘束した。分離主義組織に属していることがわかったこれらのテロリス 全文をよむ

2007-05-24 自爆犯の人物像 -アンカラ爆発事件の犯人が判明 (Milliyet紙)

ギュヴェン・アクシュは、暴動にまで発展した1996年5月1日のカデュキョイでのデモに、トルコ革命家共産主義同盟(TIKB)の一員として参加し、「組織の一員であること」「警察への抵抗」「ビラを張ったこと」という罪で2年間投獄されていた。      アンカラのアナファルタラル・ショッピングセンターの前で起こった自爆事件で死んだギュベン・アクシュ(28)は暴動にまで発展した1996年5月1日のカデュキョイでのデモに、トルコ革命家共産主義同盟の一員として参加し、「組織の一員であること」「警察への抵抗」「 全文をよむ

2007-05-22 アンカラ・ウルスで爆弾テロ:6人死亡、80人以上が負傷 (Yeni Safak紙)

アンカラのウルスにあるアナファルトラルマーケットで(22日)夕方起こった爆発で、6人が死亡し80人以上が負傷した。警察筋は爆発にはA4型爆弾が使われたことを明らかにした。A4型爆弾はクルド労働者党(PKK)によって使われていることが分かっている。      爆発後、現場に多くの救急車が派遣された。警察筋が最初に入手した情報によると、爆発にはA4型爆弾が使われた。爆発で80人近い人が負傷したことが明らかにされた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とデニズ・バイカル共和人民党(CHP)党首は事件現場 全文をよむ

2007-05-17 道路で絨毯を洗濯したら3000YTLの罰金! -役所の水不足対策 (Milliyet紙)

水不足の問題に直面しているイスタンブルで、警官が各家庭を見回り、水道料金請求額の高い世帯の水道を止め、絨毯の洗濯と洗車をした人へ刑罰を与えることになる。      イスタンブル広域都市当局は、降水量が少ないため水不足に直面しているイスタンブルで、無駄な水使用をやめさせ、節約させ、また環境汚染を防ぐために緊急事態宣言を発した。   水の節約を確実にするために採られた対策では、水道料請求書を調べ、水の使用量が多いことが判明した世帯の水道を止めることも検討課題となっている。   市当局は、市民に水の使 全文をよむ

2007-05-16 同性愛者の学生クラブを認めた大学などを教職員労組が提訴 (Hurriyet紙)

ハタイトルコ教職員労働組合の執行部は、イスタンブル情報大学に「ゲイクラブ」が作られることを許可したという理由で裁判を起こした。      ハタイ・ドルトヨル郡のトルコ教職員労働組合の執行部は、イスタンブル情報大学に「ゲイクラブ」が作られ、活動することを許可したという理由で、高等教育機構(YÖK)理事長のエルドアン・テズィチ教授と同大学の執行部を共和国検察庁に提訴した。      トルコ教職員労働組合(同郡)支部のヤシャル・ギュラカン支部長は、イスタンブル情報大学虹LGBT(レズビアン・ゲイ・バイ 全文をよむ

2007-05-16 イスタンブルでまた水着看板に物言い (Hurriyet紙)

■建築物もだめ   コム社、ネルソン社、アイ・ユルドゥズ社とゼキ・トリコ社は、水着・ビキニの2007年モデルCMのため、ファッションモデルを使ったスチール撮影を行った。これら商社はこの写真を使って準備した広告をイスタンブルの広告板と都心の大きな建物の前面へ掲げることを望んだ。ポスターを建物へ貼付するため、水着製作会社はイスタンブル都市計画局に申請した。      ■「挑発的な要素」   当局は水着ポスターの建築物への貼付に許可を出さなかった。その理由として「このポスターの内容はモラルの規範に反し 全文をよむ

2007-05-15 「良心ある泥棒」、盗品を返却 (Milliyet紙)

ケメル郡で10日前にある家に侵入し貴金属と600YTLを盗んだ窃盗犯が、盗品を謝罪の手紙と一緒に返却した。      アンタリヤ県のケメル郡で、一軒の家に侵入した窃盗犯は、盗んだ貴金属と現金全てを10日後に詫び状と共にビニール袋に入れ、バルコニーにかけて返却した。      ケメル郡メルケズ街区で5月3日の夕方、ジュリアさん(29)とエミル・バジャクスズさん(31)夫妻の家に泥棒が侵入した。その泥棒は、エミル・バジャックスズさんが妻のために特別 注文したダイヤモンド4石をはめ込んだ結婚指輪、ネッ 全文をよむ

2007-05-14 アルメニア代表に満点を与えたのには政治的意図あり?:2007年ユーロヴィジョン (Milliyet紙)

フィンランドの首都ヘルシンキで一昨日(12日)開催された第52回ユーロヴィジョン歌唱大会の決勝で、「モリトヴァMolitva」(祈り)という曲でマリア・セリフォビッチが優勝した。彼女の成功でセルビアは喜びに浸った。首都ベルグラードを筆頭に各地で朝まで花火が打ち上げられた。      この大会で163点を獲得し第4位になったトルコが、アルメニアに12点満点を与えたのが、アルメニア人を驚かせる一方で、憶測を生んだ。アルメニア代表アイコの歌いぶりは全体的に気に入られていた。アルメニア通信社は、短信で、 全文をよむ

2007-05-13 宗務庁から国民教育省への異動、AKP政権下で836人に (Radikal紙)

ヒュセイン・チェリキ国民教育相は、AKP政権下で宗務庁から国民教育省に、教師833人を含む計836人が任命されたと述べた。      ヒュセイン・チェリキ国民教育相は、AKP政権下で宗務庁から国民教育省に、合計836人の任命が行なわれたことを明らかにした。   チェリキ大臣は、デニズリ県選出のCHP(共和人民党)所属ムスタファ・ガザルジュ議員の質問主意書に答えて、2002年11月28日から2007年4月までに行われた国民教育省への任命について情報を開示した。チェリキ大臣は、この期間に同省の中央の 全文をよむ

2007-05-12 ギュル外相夫人:スカーフは頭を覆っている、脳ではない (Yeni Safak紙)

外相兼副首相のアブドゥッラー・ギュルの妻ハイリュニサ・ギュル夫人は、イギリスの経済誌に対し、「スカーフは頭を覆っている、脳ではない」と語った。   ギュル外相の妻ハイリュニサ・ギュル夫人と面会した同誌は、「ギュル外相の立候補が強い反対を引き起こしたとしても、このギュル夫人の頭にあったのはシルクの布であった(ギュル夫人は凛とした人で、柔軟な思考の持ち主である)」と評価した。経済誌の記事でギュル夫人は、「私は現代的な女性です。車でアブドゥッラーを仕事へ、子ども達を学校へ送っていました。したがって、女 全文をよむ

2007-05-10 証言するはずがまた黙秘 -ディンク殺害指示のトゥンジェル容疑者 (Radikal紙)

アゴス新聞総編集長フラント・ディンク氏の殺害において「犯行をそそのかした人物」であるとされ、検察の起訴状で終身刑が求刑されているエルハン・トゥンジェルは、取調べで新情報を証言するためイスタンブル裁判所に連行されたが、現在供述を拒否している。      ■検察官へ手紙を送った   トゥンジェル容疑者は起訴状が準備され、マスコミに報道された後、先週、拘留されていたテキルダーF型刑務所から、取調べを担当する共和国検察官セリム・ベルナ・アルタイ氏とフィクレト・セチェン氏に嘆願書を含む手紙を送り、新しい情 全文をよむ

2007-05-09 今年のトルコは400年に1度の暑さ―さらに温暖化が進めば2030年にはこうなる! (Milliyet紙)

全世界における中程度の豪雨の減少と、豪雨の増加を強調するミクタド・カドゥオール博士は、2007年以降に関して暗い見通しを発表した。イスタンブル工科大学航空宇宙学部気象工学科と災害管理センターで教鞭をとるカドゥオール博士は、「1998年の暑さはこの400年で最高だったが、2007年はさらに暑くなる」と語った。   博士は、熱波のため2003年にヨーロッパで3万5千人が亡くなったことに触れ、アンタリヤで湿度と共に大気温度が40.6度を超えた際に感じられた熱波については警報を出す必要があると述べた。  全文をよむ

2007-05-07 新春の祭おこなわれる (Zaman紙)

春の訪れを祝う「フドレレズ」は、老いも若きも多くの人が一緒に集い楽しむ場となった。      イスタンブルでは、伝説上の春の訪れと冬の遠のきを祝う祭りが賑やかに催された。世界の各地からの観光客、トルコのロマ、そして、トルコ各地から来た人々が一緒になって歌を歌い祭典を楽しんだ。特に、外国からの観光客が和み、祭りの曲を一緒に楽しむ様子は注目された。      トルコでは春の訪れに関して各種多様な祭りがあるが、「フドレレズ」もその中の重要な祭りのひとつである。「フドレレズ」というのは、聖イリヤスと聖フ 全文をよむ

2007-05-07 ミッリイェト紙、発刊57年 (Milliyet紙)

今日のミッリイェト紙の創刊号は、発行者アリ・ナジ・カラジャン氏のもとで、1950年5月3日に発行された。たった1台の電話しかなかった新聞社は、(イスタンブル旧市街の)バーブアーリーにある3階建ての木造ビルで、32人の同志によって立ち上げられた。      アタテュルクが望んだラテン文字受容ののちに作成された最初のアルファベットの挿絵も考案した人物であるイハップ・フルシ氏は、共和国の視覚史と歩を一にする図案を、ミッリイェト紙の歴史を印す号にも反映させた。ゴシック体で考案されたミッリイェト紙の最初の 全文をよむ

2007-05-05 イスタンブル県知事は辞職せよ -5月1日の不当な扱いに新聞記者が抗議 (Radikal紙)

イスタンブル県知事のギュレル氏は、5月1日に過度な暴力があったことを認め、「警察の姿勢を私も不快に思っている」と述べた。      5 月1日、取材中に暴力を振るわれ、写真撮影や記事掲載を妨害された新聞記者たちは、4日、「出版の自由に対する介入」に対し、抗議した。新聞記者らは、「イスタンブルが悲しめば、ムアッメルは喜ぶ」、「自由なメディアは黙らない」、「知事は辞職せよ」といったスローガンを叫び、イスタンブル県庁まで行進した。      5月1日にイスタンブルで起こった出来事に対して昨日抗議をした 全文をよむ

2007-05-03 スカーフをかぶった大統領夫人に抵抗感 -トルコ実業家協会副会長が指摘 (Milliyet紙)

トルコ実業家協会のユミット・ボイネル副会長は、大統領夫人がスカーフを被るという可能性に関心を寄せ、「トルコはまだ準備できていないことがあります」という見解を述べた。      ボイネル副会長は、チャンカヤ(大統領官邸)に(上る人物の)夫人がスカーフを被る問題について、最近の展開により、スカーフが民主主義的な自由の表現よりもより一層象徴的なものとなってきている、という見解を述べた。同副会長は「この問題を、もう民主主義的な自由に結びついたものではなく、政治姿勢という局面で考えています。政治的姿勢が世 全文をよむ

2007-05-01 YÖK理事長殺人未遂事件の容疑者、ディンク殺害犯を模倣か (Milliyet紙)

ヌルッラフ・イルギュン容疑者は、高等教育機構理事長のエルドアン・テズィチ教授を殺害しようとしたとして逮捕された。同容疑者がアゴス新聞のフラント・ディンク総編集長を射殺したO.S.を模倣したこと、そしてディンク氏が射殺された後、交際相手の女性にO.S.を褒め称えて、「ほら見てごらんよ、この少年は有名になった。とてもうまくやった。彼の未来はかがやいている。自分も高等教育機構(YÖK)の理事長を射殺するぞ」と語ったことが分かった。      イルギュン容疑者は裁判所で、「テズィチがイスタンブルに来てい 全文をよむ

2007-04-30 降誕祭には国民が大いなる親近感を抱いている:宗務庁の見解 (Zaman紙)

参謀本部は、(先の発表で)アンカラのコーラン詠みコンクールの企画や、シャンルウルファでの活動を批判した。これに対して、宗務庁はこれらが宗務庁主催の行事となんら関連のないことを伝えた。      発表では、まず憲法136条に関して触れた。同条により宗務庁は、行政上の公的組織であり、「政教分離原則にしたがって、あらゆる政治的見解・思想と関わりをもたず、国民の団結と統一を目的として特別法に定められた職務を遂行する」義務を負っているのを指摘した。そのうえで、1989年から今に至るまで(ムハンマド)降誕祭 全文をよむ

2007-04-30 イスタンブルは巨大な集会場に転じた (Radikal紙)

アンカラのタンドアン広場で14日に催された「共和国集会」に続く第2回目の集会で、イスタンブルは巨大な集会場に転じた。数十万人以上が集まったこの集会では、政府の総辞職と左翼の統合が叫ばれた。集会の議題として参謀本部の「夜半の(警告)発表」が挙げられた。クーデターを望んでいる人々がいる一方で、軍部の発表が「民主主義的観点から有害」と考えている人々も同じ広場に集まっていた。よく見られたスローガンは「トルコは夢から覚めた、イマーム(イスラム指導者)は倒れた」というものだった。      早朝から手にはト 全文をよむ

2007-04-30 軍部が警告した祝典、昨日おこなわれる (Milliyet紙)

アナトリア青年協会AGD(2002年2月設立)によって、4月23日に実施が望まれながらも、激しい反発を受けて中止された「至福の時代の夕べ」が、昨日29日イスタンブルで行われた。      同協会のイスタンブル支部の話によれば、アブディ・イペックチ体育館で実施された夕べには、全特別観覧席が溢れんばかりいっぱいであったということだった。男・女の席も設けたこの夜会に、多くの子どもの姿も見られたことが注意をひいた。      (2月28日過程で)解散させられた国民青年財団(Milli Gençlik V 全文をよむ

2007-04-26 イスタンブルで建物1棟が倒壊、数人が生き埋めか (Milliyet紙)

(イスタンブル・)シリンエヴレルのマフムートベイ通りの第7通りにあり、6階建てであると伝えられた建物が、(4月26日)午後6時頃倒壊した。イスタンブル県のギュレル知事は、倒壊する30分前に聞こえた音を受けて建物の大部分から住民が避難しており、突然の倒壊ではなかったと発表した。ギュレルは、身の回りの物を取りに行くため建物に入った市民数人が瓦礫の下に残されたと述べた。建物の側で基礎が掘り返されており、これが倒壊の原因になったと考えられている。      救出部隊は瓦礫の下にいた女児1人にたどり着くこ 全文をよむ

2007-04-26 「スカーフをかぶった大統領婦人候補」に女性団体から大反発 (Hurriyet紙)

「現代生活支持協会」と「共和国婦人協会」は、4月14日「共和国ミーティング」の継続集会となる4月29日の集会ではギュル氏に関する話題が中心となるとし、チャンカヤ(大統領官邸)が世俗主義の聖域であり続けるために、できる限りのことを行うと語った。      3人の妻もスカーフをかぶっている      ギュル氏は世俗主義共和国に報復するため立候補者に指名されたと主張する「現代生活支持協会」の会長であるトゥルカン・サイラン夫人は、トルコ大国民議会議長と首相の妻もスカーフをかぶっているは注目すべきことだと 全文をよむ

2007-04-24 国内線機内で携帯電話パニック (Milliyet紙)

ボドルム行きの機内で、警告にもかかわらずある乗客の携帯電話が次々となった。パイロットは「我々を殺すつもりですか」と声を荒げた。      イスタンブル発ボドルム行きの旅客機の機内で、ある乗客の携帯電話がなり、パニックの原因となった。      22日、16時半頃、オヌル・エアーのMD83型旅客機が153名の乗客をのせてイスタンブルを離陸した。   乗客の話によると、離陸後10分たったところである乗客の携帯電話がなり始め、パニックとなった。これをうけてパイロットと客室乗務員が携帯電話の電源を切るよ 全文をよむ

2007-04-23 7年間で344人が宗旨替え (Yeni Safak紙)

内務大臣アブドゥカーディル・アクスは、様々な布教活動が秘密裏に進められているため、宣教者の数を確認することは不可能である、と明らかにした。      AKP(公正発展党)アドゥヤマン選出議員マクスト・ギョクスが二年前に提出した調査要望書に、アクス大臣が回答し、「マラトゥヤの蛮行」によって最近取沙汰されている「宣教活動」についての実体が明かされることとなった。      それによれば、1997~2004年の間にトルコで344人が改宗したという。「(しかし、)この改宗の実態は、個人の希望と申告によっ 全文をよむ

2007-04-22 マラトゥヤ・キリスト教改宗者殺人事件の被害者葬儀、親族参加せず (Yeni Safak紙)

マラトゥヤにある出版社に対する襲撃で殺害されたネジャティ・アイドゥンさんの遺体は、キリスト教の伝統に則ってイズミルのブジャ・プロテスタント教会で葬儀がいとなまれた後、埋葬された。マラトゥヤにある出版社に対する襲撃で殺害されたネジャティ・アイドゥンさんの家族は、イズミルで行われた葬儀に参列しなかった。家族は、葬儀がキリスト教のしきたりに沿って行われたために、葬儀に参列しないことを決めたと話した。弟であるネジャティ・アイドゥンさんの葬儀を自分たちで行えなかったことは、遺憾であると述べた姉のゼイネプ・ 全文をよむ

2007-04-21 キリスト教関連出版社など5箇所、アンカラでも警備対象に (Yeni Safak紙)

マラトゥヤの出版社で3人が殺害された事件をうけて、アンカラ広域市内の数箇所が警備対象とされた。      アンカラ警察本部は、所轄の警察署に対し、キリスト教関連の出版・放送をてがける数箇所の警備に当たるよう通告した。アルトゥンダー地区とチャンカヤ地区にある印刷所3箇所、出版社、ラジオ局それぞれ1箇所の周辺で警備体制がとられた。      派出所の警察官たちとテロ対策部隊は、印刷所、出版社、ラジオ局が入った建物に出入りする疑わしい人物を調査対象とし、遠隔から管理している。疑わしいとみなされた人物に 全文をよむ

2007-04-20 ノクタ誌、廃刊へ (Hurriyet紙)

クーデター計画があるとする報道と「覚書」を公表したことで問題となり、4月13日に警察による強制捜査でコンピュータを押収されたノクタ誌が廃刊する。廃刊の決定は社主のアイハン・ドゥルガンが行ったと発表された。      警察の強制捜査の翌日、最新号に「言葉の上だけではなく、本当の民主主義が実現されるまで」というタイトルをつけ発行したノクタ誌が、廃刊される。雑誌廃刊の決定は、社主のアイハン・ドゥルガンによってなされた。雑誌の廃刊決定に関し、総編集長であるアルペル・ギョルムシュは月曜日に会見を開く予定で 全文をよむ

2007-04-20 イスラームの教えにのっとり埋葬 -キリスト教関連出版社殺人事件の被害者 (Milliyet紙)

マラトゥヤでズィルベ出版社の関連事務所への襲撃で、喉を切られ殺害され、キリスト教に改宗したため勘当されていたとされるウウル・ユクセルさん(32)の遺体は、エラズーのマンスル・ウシャク村でイスラームの教えにのっとり埋葬された。      同じ襲撃事件の犠牲者となったネジャティ・アイドゥンさんと一緒にキリスト教に改宗されたとされるユクセルさんの葬儀は昨日、故郷のエラズー、マンスル・ウシャク村でとり行われた。家族がアレヴィー派であるユクセルさんの追悼の祈りは墓地で行われ、エラズー出身で、アレヴィー派の 全文をよむ

2007-04-19 使命感に満ちた殺害 -キリスト教関係図書の出版社社員、首切られ死亡 (Radikal紙)

イフラス・ワクフ運営の寄宿舎に住んでいた5人の若者が、キリスト教関係の図書を発行している出版社の3人の社員を、手を縛った上で首を切って殺害した。容疑者たちは逃走中捕らえられた。      キリスト教関連の書物を発行しているズィルベ出版社のマラトゥヤにある関連事務所が、昨日18日、残虐な事件の舞台となった。この出版社は聖書の配布や布教活動のためいくつかの団体から脅迫を受けていた。ここで働く、ドイツ国籍で46歳のティルマン・ゲスケ氏と、マラトゥヤ県でキリスト教の「パストル」つまり宗教的指導者であった 全文をよむ

2007-04-18 イスタンブル市、8296000本のチューリップを植える -本当に必要? (Hurriyet紙)

イスタンブル市は、今年合計して829万6000本のチューリップをイスタンブル市へ植えた。このために費やした金額は229万6000新トルコ・リラ〔約2億200万円〕にも上る。      イスタンブル市は、2005年に60万本のチューリップを植えた。翌2006年にはこの数は350万本に跳ね上がった。今年、特に市の中心部へ合計して82種類829万6000本のチューリップが植えられた。これらのチューリップのうち120万本は予定よりも早く開花してしまった。これから開花するチューリップはまだ700万本ある。 全文をよむ

2007-04-18 デニズリでスカーフをかぶった少女らのコーラス (Milliyet紙)

イスラームの宗教行事でデニズリ県副知事ムスタファ・ギュネイ氏、「世界は預言者ムハンマドのような指導者を求めている。預言者の不在は我々に深い喪失感を与えている。」と話した。       デニズリ県宗務局とAKP(公正発展党)の構成する市当局により、市庁舎前でムハンマド誕生祭が開催された。催しでは小学生らがイマームに指揮されコーラスで聖歌を唄い、上演された劇ではアッラーの唯一性が描かれた。女子学生らは頭にスカーフを着用していた。催しを観賞したムスタファ・ギュネイ副知事は「世界は聖ムハンマドのような指 全文をよむ

2007-04-15 臓器移植へ先導する (Milliyet紙)

宗務局はこれまでの説明や法判断にも関わらず、宗教的な懸念ゆえに臓器移植が必要な水準に達せられないことを受けて、異なる政策を行うことに決めた。   マルマラ大学で教員をしていた時に臓器を提供した宗務長のバルダクオール氏が、これから行われる式典で、副長官たちにと並んで、参加者である職員たちとともに、今回人々の前で彼らが臓器を提供したということを明らかにすることが分かった。バルダクオール氏は昨日、Vatan紙とHürrıyet紙のインタビューにおいて、「コーランは、“一人の人に命を与えた者は、あたかも 全文をよむ

2007-04-14 警察、ノクタ誌に対し強制捜査実施 (Radikal紙)

参謀本部の軍検察局の要請を受けて警察がノクタ誌に対し強制捜査を実施した。      ノクタ誌のアルペル・ギョルムシュ総編集長は、ヤシャル・ビュユクアヌト参謀総長が12日に行った演説の記事をまだ半分しか書いていないところで、「動くな、警察だ」という警告にギクリとした。      ノクタ誌は、まず新聞記者を思想別にまとめた「覚書」があるというニュース、その後には「二度のクーデター計画」があったことを報道し、最近ではトルコ軍が一部の市民社会団体と協力関係にあると書きたて、参謀本部の軍検察局の要請で強制 全文をよむ

2007-04-12 中等教育進学に新システム -塾への依存度が高くなると懸念 (Yeni Safak紙)

 「中等教育進学への新システムに対する評価調査」によると、教師の85%が、(8年間の)初等教育最後の3年間に実施されるテストのために、塾への要望がますます高まるという見解をもっている。      教師たちは、国民教育省が発表した中等教育への新進学システムが、塾への依存度を高めることを懸念している。      教育者協同組合によって行われた「中等教育進学への新システムに対する評価調査」では、7つの県の1018人の教師の中85%もの多数が、初等教育最後の3年間に実施されるテストのため塾への要望がさら 全文をよむ

2007-04-12 コーラン学校に通う女生徒数が増加傾向 (Milliyet紙)

宗務庁長官補佐シェヴキ・アイドゥン教授は、コーラン学校に通う生徒層の変化について、「生徒の約95%を女性が占めている」と論じた。      宗務庁長官補佐シェヴキ・アイドゥン教授は、コーラン学校に通う生徒の約95%を女性が占めていることを明言し,「この状況はコーラン学校や教育機関の歴史において前例がない」と述べた。   アイドゥン氏は、『ディヤーネット』誌の4月号において「コーラン学校と女性」という記事を書き、学校における女生徒数の増加について触れた。またアイドゥン氏は近年コーラン学校で今までな 全文をよむ

2007-04-11 ディヤルバクル発イスタンブル行きペガサス機、ハイジャックされる (Zaman紙)

多くの犯罪歴をもつハイジャック犯がトルコ中を震撼させた。ディヤルバクル発イスタンブル行きペガサス航空の旅客機が昨日(10日)夕方、メフメト・ギョクシンギョル(39)にハイジャックされた。      腰につけた携帯電話を爆弾とみせかけたギョクシンギョルは、乗客175人を乗せた飛行機をイランに向かわせようとした。アンカラに緊急のハイジャック信号を送ったパイロットは、「テヘランに向かうにはガソリンが足りません。燃料を補給しなければなりません」と言い、アンカラ・エセンボア空港へ着陸するためハイジャック犯 全文をよむ

2007-04-08 イスタンブル・タクスィム広場で爆弾テロ未遂?― 女性2人を拘束 (Zaman紙)

タクスィムで女性テロリスト2人が身柄を拘束され、4キログラムのA4爆弾が押収された。      (イスタンブル新市街の)タクスィム広場にある1軒の店の前に残された不審な袋は、起爆装置により2度爆破された。警察が市民を広場から完全に退去させて行っている作業が続いている。事件に関連して2人の不審な女性の身柄が拘束されたと伝えられた。      入手された情報によれば、タクスィム広場にある1軒の店の前で不審な袋を見た市民と商店主は、すぐに警察に通報した。現場に駆けつけた警察は、袋の中身が爆弾である場合 全文をよむ

2007-04-08 オノ・ヨーコを脅迫したトルコ人運転手、国外追放されトルコへ帰国 (Hurriyet紙)

ビートルズのメンバーで殺された伝説のスター、ジョン・レノンの妻、オノ・ヨーコ(73歳)を恐喝し脅したとして逮捕され、1ヶ月間拘束されたトルコ人の運転手コラル・カルサンが、昨日2人のアメリカの警官に付き添われてアメリカを離れ、トルコへ戻ってきた。カルサンの帰国は公表されていなかったが、唯一当紙の記者が、彼を追った。カルサンは「これらは全部お芝居だ。こんなことをしても私を潰すことなんかできない」と語った。   彼が出頭したアメリカでの裁判で、アメリカから「本人の意思で」去ることに同意し、ただ「アメリ 全文をよむ

2007-04-07 いよいよ開通する黒海沿岸道路:その政治、財政、環境的側面 (Milliyet紙)

共和国時代の最も重要なインフラ整備プロジェクトの1つである黒海沿岸道路が、今日(7日)開かれる予定の式典で開通する。このようにして、サムスンからアルトヴィンまでの全海岸線沿いに延びる全長約550キロメートルの高速道路のネットワークが供用されることになる。   黒海沿岸道路には、グルジア国境を経由してトルコの交通網をコーカサスやロシア、中央アジアと結びつける1つの戦略的な架け橋という性格もある。   この困難なプロジェクトは、1960年代からトルコで議論に上っていた。しかし実現に向けて政治力を発揮 全文をよむ

2007-04-07 モスクで地震に関するレクチャー (Milliyet紙)

アフメト・メテ・ウシュカラ教授は、アタキョイ・ベシンジ・クスム・モスクでの金曜礼拝の前に、地震について市民にレクチャーをした。      カンディッリ観測所のアフメト・メテ・ウシュクアラ前所長は6日、アタキョイ・ベシンジ・クスム・モスクで実施された「防災と社会の連帯」というプロジェクトの一環として、金曜礼拝の前に、説教壇(の前)に備え付けられた教壇から信者に対して地震に関するレクチャーを行った。      ■プロジェクターでプレゼンテーション      この催しは、赤新月社総局、ならびにイスタン 全文をよむ

2007-04-03 刑務所が満員に 日に平均100人が入所 (Hurriyet紙)

トルコの刑務所は、ここ27年間で最も高い収容率を記録した。4月初め以降、囚人の数は8万人に達した。法務省は、現在建設中の刑務所の完成を急ぐ一方、いくつかの県では刑務所が存在しないため、逮捕者や有罪確定者は他県の空き刑務所に移送されている。      新設刑務所はその多くがイスタンブルで建設中である。法務省の発表によるとイスタンブルで建設が相次いでいる刑務所の完成に伴い、有罪確定者が他の県に移送される必要がなくなる。      法務省刑務所・留置所(管理)局長ケナン・イペクにより作成され、法務相に 全文をよむ

2007-04-02 婚姻手続を済ませて、100リラを得よ (Zaman紙)

シャンルウルファ県庁は、「(役所に登録した)正式な婚姻をしよう」キャンペーンを始めた。キャンペーンでは、今まで(イマームの立ち会いによる)宗教的な婚姻だけで婚姻関係を続けてきた国民には、正式な婚姻手続をすれば、100新トルコリラYTL(8700円)が支給される。さらに、婚姻手続が完了した家族の子供には、ひとりにつき25YTL(2175円)が支給される。      このキャンペーンでは、未だに正式な婚姻手続なしに同居し経済的障害を抱えている家族に、シャンルウルファ県社会相互支援基金が婚姻費用を負担 全文をよむ

2007-04-02 日本は春を桜で迎える (Radikal紙)

日本の春の訪れの重要な証と見なされ、国のシンボルである有名な花、サクラが開花した。サクラの開花を最初に出迎えた都市は東京であった。何百人もの日本人が、花見のために公園を満たし、桜の木の下を歩き回り、たくさんの写真を撮った。      実をつけない品種の木であるサクラがゆっくりと開花し、色褪せ、散り行く様子は、知性的な出来事である。花も木も共に同じ名で称される「サクラ」は、日本人にとって、国と民族の、過去に起こった非常に多くの事を象徴している。花の命は短くも、その一瞬の輝き、それは若年にして英雄的 全文をよむ

2007-03-30 男性天国! -チャナッカレ県モッラ・ハサンラル村の場合 (Hurriyet紙)

チャナッカレ県バイラミッチ郡のモッラ・ハサンラル村は、男たちが怠け者であるということで有名だ。女性たちが家でも、畑でも、市場でも、全ての仕事を担っている一方で、男性たちは全く働かずに毎日暮らしている。       バイラミッチ郡から20キロ離れたモッラ・ハサンラル村の男性たちは、この信じられない光景について「これは我々の伝統だ」と弁明するが、女性たちは夫が手伝わないことに不満をこぼしている。       この村では、女性に名前はなく、「ハサンの妻」、「アリの妻」のような形で呼ばれ、男性たちは一日 全文をよむ

2007-03-29 携帯電話を渡さなかった若者、殺害される (Yeni Safak紙)

コンヤで放送大学の学生である若者が携帯電話を渡すよう求められ、断ると、ナイフで刺殺されるという事件が起きた。入手した情報によると、事件は午後2時頃、コンヤ県の中心部セルチュクル郡にある文化公園で発生した。      被害者のシェヴケト・ブュユカスラン(20)と友人が公園を歩いていると、22歳前後で、背まである長髪の、赤い服を着た人物が二人の側へ近づいて来た。そして、ブュユカスランの持っていた携帯電話を渡すよう要求した。彼が携帯電話を渡すことを拒否すると、この容疑者は、持っていたパン切りナイフでブ 全文をよむ

2007-03-29 トルコ語のインターネットアドレスに高い関心よせられる (Yeni Safak紙)

トルコ語の特殊文字を用いたインターネットのアドレスをウェブ上で取得しようとする人の数が爆発的に増えている。 ğ, ı, ü, ş, ö, ç の文字を使ったインターネットアドレスの登録があらゆる方面から大きな関心を呼んでいる。       中東工科大学のドメイン管理局が少し前に始めた事業でトルコ語の特殊文字を使ったインターネットアドレス登録件数が8000件近くに達した。宗務局のアドレスを含む多数の公共機関や、ラフミ・コチ、スナ・クラチ、ジェム・ユルマズ、ユルドゥズ・ティルベのような有名人もトルコ 全文をよむ

2007-03-26 都市部ではアレヴィーとスンナ間の境界が薄れてきているー調査結果を中東工科大学教員が評価 (Milliyet紙)

センジェル・アヤタ教授:中東工科大学社会科学研究所所長   ムスタファ・シェン博士:中東工科大学社会学科   アイカン・エルデミル博士:中東工科大学社会学科      コンダ調査・コンサルタント株式会社の調査結果を元に我々3人が行った分析では、数字的な側面の代わりに、国民、民族、宗教、故郷のアイデンティティーに関し主立った傾向を解明しようとつとめた。      世界とトルコを比較した上で、世界一般的な傾向は、特にポスト冷戦期に顕著な民族的・宗教的アイデンティティーの著しい高まりである。過去数年間 全文をよむ

2007-03-26 独立戦争の戦士も残るはふたり (Zaman紙)

独立戦争の戦士も残るはふたり   独立戦争で、兄弟や友人を亡くしながらも、くじけずに敵を打ち破った戦士のひとりが、この世を去った。      生き残っていた3人の独立戦争の戦士のひとりであるヴェイセル・トゥラン氏が、108歳で亡くなった。傷病戦士・戦争未亡人・孤児協会の代表が行った書面での発表によれば、コンヤで娘と一緒に生活していた、最後の3人の勇者のひとりトゥラン氏の死去を受けて、独立戦争で活躍した存命の戦士は2人となった。      ドゥムルプナル(1922年)、サカリヤ(1921)、第二次 全文をよむ

2007-03-22 相談件数ナンバーワンは「夫の浮気、どうしたら?」 (Hurriyet紙)

宗務庁長官補佐イゼット・エルは、家庭相談所へ寄せられた相談のうち最も多かったのは「夫の浮気、どうしたら?」という相談であったと述べた。   エルは、21県に設置されている相談所に来た相談者の88%が女性であることを述べ、それらの相談に対して我々ができるのは宗教的次元の回答であり、その他の問題をもつ人にたいしては警察や心理学者のところへ行くように勧めていると述べた。      エルは、毎月寄せられる相談内容が変化していることに触れ、地方からの相談で最も多いのが、夫からの「離婚だ」という言葉には宗教 全文をよむ

2007-03-22 今年のノールーズ祭、全体的には大きな問題なく落ち着いた雰囲気 (Zaman紙)

春の訪れを知らせるノールーズ祭が全国で熱狂的に祝われた。祭は小競り合いを除いて全体的に落ち着いた空気の中行われ、首都アンカラでは(レジェプ・)タイイプ・エルドアン首相が火をたいて公式筋の祭典は開始された。鉄を打ち、卵をぶつけあう催しに参加したエルドアン首相は、融和というメッセージを残した。      民主トルコ党(DTP)によるディヤルバクルでの祭典では、レイラ・ザナ氏が印象的な行動をとった。プログラムに名が掲載されていないにもかかわらず演壇に登場したザナ氏は、クルド語とトルコ語で演説を行った。 全文をよむ

2007-03-21 ノールーズ、イスタンブルでは緊張のなかで始まる (Hurriyet紙)

民主市民党(DTP)を含む複数の政党と市民団体主催により、ノールーズのお祭りがゼイティンブルヌ・カズルチュシメ広場で、緊張のなか始まった。      早朝に、祭りに参加するため訪れた者たちは、イスタンブル警察本部の公安機動隊が設けた検問所を通った後、祭りが行われるカズルチュシメ広場に向った。民族衣装を着た女性が身に付けていたアブドゥッラー・オジャランの写真を検問所で警察が見つけ、その後女性が検挙されたため、周囲に緊張が走った。      トルコ語が分からない女性が検挙されたため、約50人のグルー 全文をよむ

2007-03-20 社会調査にみるトルコの地域格差 もっとも貧しい地域はアナトリア南東部 (Milliyet紙)

■ 数字で見る人口、教育の現状      人口統計学上の情報は、通常では人口統計と関わる調査が生み出すものである。つまり調査者が得た人口統計学上の情報と他の調査機関が得た情報とが、比較対照されて使用される。しかし(本紙とコンダKonda調査・コンサルタント株式会社が共同で実施し)これほど信頼性のある代表的な調査は、独自に現状に関する情報を得ている。したがって、ここで提示する数字を、最新情報としてみるべきであると確認しておく。      トルコでの教育水準を示したグラフが明らかにする、最も希望を抱 全文をよむ

2007-03-19 イスタンブルで無許可のノールーズ祭 -22人が拘束 (Zaman紙)

ベイオールのハッジ・アフメト地区で、ノールーズ祭のため集まっていたおよそ150人のグループが、PKK(クルド労働者党)の党首アブドゥッラー・オジャランを支持するスローガンを叫んだ。こうした動きに警察が介入し、22人を拘束した。   機動隊が、オジャランの写真を掲げ、ハライ(フォークダンスの一種)を踊りながらスローガンを叫んでいたグループのまわりを取り囲み、警告を発したにもかかわらず解散しなかったので、ついに警察が介入した。   介入騒ぎの中、警官に投石し、路地に逃げ込んだグループのうち22人が拘 全文をよむ

2007-03-18 南東アナトリア前線の軍事作戦再開―兵士の休暇は取り消しに (Zaman紙)

冬の間カンディル山にこもっていたテロリストたちがトルコへの潜入活動を開始したことに対し、トルコ軍は大規模な軍事作戦を開始した。治安部隊はシュルナク、ハッキャーリ、スィイルト、トゥンジェリ、ディヤルバクル郊外における軍事作戦に重点を置いており、部隊には3ヶ月間休暇取り消しの命令が出された。      イラク北部のハフタニン、シナフト、ピルベラ区域のテロリストキャンプに対面するシュルナクのシェノバ、バルヴェレン、アンダチ村付近では、特殊部隊が配置された。これら区域の部隊を強化するために派遣された大隊 全文をよむ

2007-03-17 宗務庁長官:豚肉が性ホルモンに悪影響を及ぼすという宗務庁見解についてクレーム (Milliyet紙)

宗務庁が出版した2007年のカレンダーに、豚肉が性ホルモンに悪影響を及ぼすという見解が掲載されたことは、庁内上層部の反発を受けた。      宗務庁長官アリ・バルダクオールは、同庁の見解が宗教的知識の範囲に限られるべきとし、「豚肉が禁忌であることを、確かに述べねばならない。(ただ)コーランで禁じられたものであると述べることで十分である。これ以外に説明の必要はない。医学的に悪影響があるのか否か、ホルモンに如何なる影響を及ぼすのか、そうしたことへの見解は我々の仕事ではない」と語った。      同庁 全文をよむ

2007-03-16 売春斡旋、1万枚の名刺を印刷 (Milliyet紙)

アンタリヤ県アランヤ郡で3月12日、警察庁の密輸・組織犯罪課捜査班の掃討作戦によって、麻薬取引、人身売買、歴史的遺物密輸を行ったとされる女性3人を含む28人からなる暴力団が壊滅した。暴力団構成員の自宅と職場で行われた捜査によって拳銃と麻薬に続き、売春を斡旋する下着姿の女性の写真が掲載された1万枚もの名刺が押収された。名刺には、「ナイト・ローズ」や「24時間営業」といった文面が注意を引いた。捜査班は、2ヶ月もの間進めてきた捜査の結果、麻薬売買、人身売買、遺物密輸を行っている暴力団構成員に対し、3 全文をよむ

2007-03-16 アンカラで連続レイプ犯、逮捕 (Milliyet紙)

アンカラで2006年12月から現在までに窃盗目的で侵入した7軒の家で、就寝中の女性に暴行を加えたオンデル・B.が先日逮捕された。   12月にケチオレンで、早朝に正体不明の人物が、一人暮らしのK.K.という女性宅にバルコニーから侵入した。その男は彼女をナイフで脅してレイプした後に姿をくらました。女性が警察へ通報し捜査が始まったが、同一人物と思われる男は同様の手口で6軒の女性宅に侵入し、数人を再びナイフで脅してレイプし、数人の女性は抵抗にあったために暴行を途中でやめて逃走した。昨晩、再びケチオレン 全文をよむ

2007-03-15 病院長の人選に職員の服装・・・保健部門にも公正発展党の足跡 (Cumhuriyet紙)

多くの病院の院長に、公正発展党(AKP)に近い人物が登用された。(病院などの)保健施設でイスラーム風スカーフ姿で働く人の数が大幅に増えた。AKP政権に伴い、保健施設の運営も宗教中心的な考え方に委ねられた。      イスタンブルでは、まず法的に認められていないにもかかわらず歯科医であるエルマン・トゥンジェル教授が県保健局長に任命された。しかしトゥンジェルが2005年1月4日に辞職すると、後任にメフメト・バカル博士が登用された。バカルはハセキ病院で勤務していた際にイスラーム風スカーフをかぶって働く 全文をよむ

2007-03-15 ゲブゼ郡で不審な小包爆発:1人負傷 (Milliyet紙)

コジャエリ県ゲブゼ郡ダルジャ町の路上で発見された不審な小包を調べようとした人が爆発によって負傷した。   バーラルバシュ地区、サクズアージ通り沿いのユゼイル=カラエル氏が経営する喫茶店の前で不審な小包は発見された。小包を調べようとしたときに爆発し、その爆発によって顔に軽症をおったエロル=オズディンチェル氏は、ゲブゼ・ファーティフ国立病院に搬送され治療を受けた。   爆発の影響によって、喫茶店と付近の建物のガラスが割れた。小包の中の爆弾は、音響爆弾であるとの見方が浮上している。 全文をよむ

2007-03-13 アタテュルク文化センターではなく、それを取り壊そうとする考え方を破壊すべき (Radikal紙)

欧州文化首都に選ばれた都市として、イスタンブルがアタテュルク文化センターのような組織を廃止するのではなく、発展させ舵取りをするためには、共同出資の独立した文化組織を立ち上げる必要がある。      アタテュルク文化センター(AKM)に関する決定を正当化する理由について、アティッラ・コチ文化観光大臣が次のように説明している。「我々が計算した結果、古い建物の修理は新たな建物を建てるより高くつきます。このためAKMを取り壊し、横の駐車場も利用して2倍の大きさの新たな建物を建てます。この計画に反対するこ 全文をよむ

2007-03-12 麻薬にギャング・・・子どもたちの生活は危険と隣り合わせ (Radikal紙)

「子どもと暴力」調査で分かったこと:麻薬を手に入れるのは子どもの仕事!/犯罪を犯した子どもと身寄りのない子どもは施設で隣り合わせ/ギャングの支配下にある子どもひったくり師が足を抜けるのは難しい。      「年長だったりスーツ姿だったりしたら譲ってくれないかもしれない。でも俺たちが行けば買えるよ...」   これは、トルコ大国民議会校内暴力調査委員会の委員たちがイズミルである子どもたちのグループに向けた「今欲しいと思うなら麻薬を手に入れられるか?」という質問への答えである。委員会の調査は、麻薬が 全文をよむ

2007-03-12 イスタンブルーイズミル間7時間に短縮—最も安全で快適なのは特急9月6日号 (Yeni Safak紙)

史上最高に安全で、快適で、速い鉄道路線が登場した。2月21日に運行を開始した特急9月6日号はイスタンブル-イズミル間の移動を容易にした。İDO(イスタンブル海上バス会社)と協定を結んだTCDD(トルコ共和国国営鉄道;以下は国鉄)は、上記二大主要都市間の移動時間を7時間に縮めた。こうして、バスより一時間速く、快適に二都市間を移動できることとなった鉄道利用者は非常に満足しているという。      ■イェニカプ(イスタンブル)―チーリ(イズミル)間を7時間で      イスタンブルからイズミルに移動し 全文をよむ

2007-03-09 トルコ国内の大学で、教育言語を外国語にすることは違憲 (Radikal紙)

トルコ言語協会(TDK)会長、シュクリュ・ハルク・アカルン教授は、トルコ国内の大学で、教育言語を外国語にすることは違憲であると主張した。昨日、トルコ大国民議会のトルコ語調査委員会がアカルン教授に意見を求めた。   アカルン氏は、国民教育省が中等教育において外国語による教育を廃止したことは有益であったが、13の大学で外国語による教育は続けられていると述べた。アカルン氏は、大学で教育言語を外国語にすることは、憲法第3条に違反していると主張した。   この第3条では、「トルコ国家は国土と国民とも分離不 全文をよむ

2007-03-08 ムフスィン・エルトゥルル劇場も取り壊しか? (Zaman紙)

アタテュルク文化センターの解体と会議センターの新設に関する議論が続く一方、演劇関係者はムフスィン・エルトゥルル劇場の解体という噂にも揺らいでいる。      イスタンブル広域都市市営劇場管理委員会はこの件について何も知らされていない。ハルビエ地区所在のムフスィン・エルトゥルル劇場の解体と野外劇場に屋根を付け会議施設にするという噂が、今日まで黒い雲のように関係者を覆っている。      トルコ旅行業協会会長バシャラン・ウルソイ氏は、本紙が昨日(7日)掲載したフィキル・テュルカイの署名記事で、ハルビ 全文をよむ

2007-03-05 ドバイ、トルコのハッカーを非難 (Zaman紙)

トルコ人ハッカーによる攻撃のため、トルコではインターネット犯罪が重大な問題になっている。最近では、インターネットのハッカーが、ドバイのコーランの暗記コンテストが行われたwww.quran.gov.aeのサイトをはじめとして、異なる7つのサイトを攻撃した。      政府の情報にダメージを与えることを目的とする集団の活動は、数時間の間に妨げられた。ドバイ当局は、今回の件に関して、必要な対策を講じることと、トルコ当局者と面会することを述べた。パレスチナでの攻撃、アルメニア人虐殺否定法案、そして預言者 全文をよむ

2007-03-04 トルコの離婚訴訟、女性が主導権 (Radikal紙)

 暴力を理由とした離婚訴訟が増加している。女性が訴え出た訴訟の大部分は離婚の審判が下されるが、男性が訴え出た訴訟の多くは棄却されている。      トルコ大国民議会で設けられた校内暴力調査委員会の調査範囲は、トルコの離婚率とその原因にまで及んでいる。同委員会に情報を提供したアンカラ第六家庭裁判所のトゥルグン・サカリヤ判事は、提訴された訴訟を調べ、離婚率とその原因を説明した。      サカリヤ判事が明らかしたところによれば、夫の暴力が原因で提訴された訴訟は、以前より増加している。たいていの場合、 全文をよむ

2007-03-03 トルコの若者の喫煙開始年齢は7歳?! (Yeni Safak紙)

(アルコールや薬物に対する注意を啓発する3月第1週の)緑新月週間の会見で、ディヤルバクル(保健局)精神・心身疾患部のエダ・ムトゥル・コライ部長は、喫煙開始年齢が日に日に低下していることを明らかにした。      ■「小学生の11.7パーセントが喫煙者」      コライは、たばこ会社が子どもや若者にたばこを吸わせるためにあらゆる手段や方法を用いていると主張し、「調査によれば、喫煙開始年齢は徐々に低下している。大学生の23~48パーセントは喫煙者である。高校生の20パーセント、7-13歳の年齢層の 全文をよむ

2007-03-03 事故で死亡した青年から4人の患者に臓器移植 (Milliyet紙)

コンヤで作業中事故に遭い、脳死が確認されたアイクト・メシェ(18)は、その臓器で2人の人間の命を救った。彼の心臓は、7年間心臓疾患を患っていたムスタファ・アクへ、腎臓は10年間透析を行っていたケマル・バシュへ移植された。   メシェの心臓は昨夜、軍用機でサビハ・ギョクチェン空港へ、それから特別な救急車でカルタル・コシュヨル高等専門教育研究病院へ運ばれ、37歳のムスタファ・アクへ移植された。   ムスタファ・アクの父親、サリフ・アクは、息子がほぼ6ヶ月間、適合する心臓を待っていたことを語り、「彼の 全文をよむ

2007-03-02 地震で被災した不法建築に恩赦を提案 (Radikal紙)

公共事業委員会で公正発展党のユルドゥルム議員は、地震で被災した不法建築に恩赦を出すことを提案した。ヤマチ事務次官も「建物を放置しておくことが解決方法ではない。」と述べた。      サカリヤ選出の公正発展党議員、レジェプ・ユルドゥルム議員は、1999年のマルマラ地震で被災した不法建築に恩赦を出すこと盛り込んだ法案を提出したが、トルコ大国民議会の公共事業委員会で却下され戻された。ユルドゥルム議員は反論を受けて、自らの提議に反対票を投じなければならなくなった。      昨日(1日)の公共事業委員会 全文をよむ

2007-03-02 エルドアン首相夫人、「私がスカーフを被ったわけ」 (Milliyet紙)

 エミネ・エルドアン夫人は、以前に掲載された特集記事で「自分の意思ではなく、兄の圧力でスカーフを被るようになった」との間違った理解が生じたが、実際は自分自身の意思でスカーフを被り始めた、と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の夫人エミネさんのスカーフ着用に関する様々な憶測に対して、2004年に(取材は)実施されながらも、先週初めて「新風潮(イェニ・アクテュエル)」という雑誌に掲載された特集記事は解決へのヒントを与えた。エルドアン夫人の発言内容は以下の通り:      「私は決し 全文をよむ

2007-02-26 初お目見えはケナン・ドウル ー TGRTはマードック傘下のフォックス・テレビの手へ (Zaman紙)

昨年アメリカのメディア王マードックによって買収されたトルコ新聞・ラジオ・テレビ(TGRT)は、土曜日の夜、正式にフォックス・テレビ社の下に移った。視聴者は画面でFOXのロゴを目にする中、視聴者と局の新体制の顔合わせは、(イスタンブルの)ニシャンタシュで行われたケナン・ドウルのコンサートで祝福された。      無料で公開されたコンサートへの関心は、寒さのために予想を下回った。コンサートの前に、局の新たな番組が紹介された。会社のロゴの変更を「フォックス・メイン・ニュース」はハビタット公園に中継して 全文をよむ

2007-02-24 宗務庁長官、「右手で食事せよ」という説教に憤慨 (Radikal紙)

アリ・バルダクオール宗務庁長官は、「西欧風に左手で食事をするという行為」に反対するフトベ(説教)を準備させ、右手で食事を取ることを奨励したイスタンブル宗務局に対し不快感を示した。バルダクオール長官は、「イスタンブル宗務局の人々は、机にすわって仕事をしている。世の中を知らない。学校の暴力をどのように止めるか、まずこれについて話し合う必要がある」と述べた。   バルダクオール長官は、モスクの開設式や竣工式のために訪れたアンタリヤのアランヤ郡で、イスタンブル宗務局のフトベ委員会が、モスクで読ませるため 全文をよむ

2007-02-23 トルコ人は敬虔であるが、シャリーアには反対 (Hurriyet紙)

国際調査団体である「ギャラップ」が行った調査によると、トルコ国民の大部分は宗教が日常生活においてとても重要なものであると考えているのに対し、シャリーアが必要であると考えている割合が9%にとどまっていることが明らかになった。      ニューヨークに本部がある「ギャラップ」のアンケートは、2005年と2006年に、トルコも含む10のムスリム国家の一万人を対象に行われた。これは今までイスラム世界で実施された最も大掛かりな世論調査であり、この調査によると西洋をモラルの観点から批判しているとされているイ 全文をよむ

2007-02-23 難しい決断:全壊アパートのお隣、取り壊しか、現状維持か? (Radikal紙)

全壊したフズル・アパートの隣りにある二軒の建物を「取り壊すか、それともこのまま残すか」の議論が続いている。       ゼイティンブルヌのチュルプジュ地区29番地にあるフズル・アパートが全壊したため、安全策として隣りの建物にいた人々は退去させられた。退去命令が出た二つの建物に自宅がある人々の間には、明らかな見解の相違がある。カダカル・アパートに住む人々は自宅から出ないと主張している。「建物に損傷はない。取り壊すべきではない」。一方、M.テクネヂ・アパートの状況は異なっていた。「市はまず建物を取り 全文をよむ

2007-02-21 オスマン帝国末期の株券、今いくら? 算定をめぐり相続人が銀行を告訴 (Radikal紙)

オスマン帝国時代の有力者シェリフ・アーがオスマン国営信用銀行(後にイシュ銀行に統合)から買い取った10オスマントルコリラ相当の株券が裁判沙汰になっている。シェリフ・アーの遺産相続人らは、株券の今日における価値と利益配当の額について査定を要望。      シェリフ・アーは1917年に統一と進歩委員会によって創設されたオスマン国営信用銀行から同年署名入りの1枚当たり10オスマンリラの株券を取得し、銀行の共同経営者に就任。1924年に創設されたイシュ銀行と競合関係にあったオスマン国営信用銀行は、192 全文をよむ

2007-02-18 ケマル・ウザン、イスラエルで拘束か? (Zaman紙)

イマール銀行での横領の容疑でウザン一族が捜査される中、国際手配されていたケマル・ウザン容疑者が昨日イスラエルで拘束されたという情報が入った。    警察関係者は、約3年間捜し求めていたウザン容疑者が見つかったという情報は伝えられているが、まだ裏づけが取れていない状態だと語った。ある警察高官は「イスラエルにはトルコの情報員がいないため、現在のところ情報の裏づけは取れていない」と話した。イスラエルのエフード・オルメルト首相がトルコを訪問した後に明らかとなった情報に関し、警察は調査を進めている。   全文をよむ

2007-02-18 パムッカレを土足厳禁とした委員会、自らは土足で検証 (Milliyet紙)

デニズリにある世界的に有名で風光明媚なパムッカレにおいて、自然が作り出したトラバーチン(石灰棚)を傷つけるとの理由から、土足で歩くことを禁止した文化自然保護委員会が、自ら土足禁止のルールを破った。   同委員会の委員と同行の代表団は土足でトラバーチンの調査を行なった。      我々は長時間歩いていない   同委員会の委員たちは、長時間土足で歩くとトラバーチンを傷つける可能性があるが、短時間の調査のための歩行が「土足禁止違反」と見なされるのは困る、と語った。   ハサン・ジャンポラット知事、ケマ 全文をよむ

2007-02-17 連続爆破テロ容疑者サッカら有罪 (Radikal紙)

イスタンブルで、2003年11月15日から20日にかけて起こった爆破事件に関与したアルカイダのメンバーのうち、7人に終身刑が言い渡された。先日イスタンブル第10重罪裁判所で尋問が始まったが、昨日の尋問の席に52人が亡くなった爆弾テロに関連し、起訴されている9人の拘留犯を含む73人の被告とその弁護士が揃った。サッカには通訳が付けられたが、彼は弁論をトルコ語で行い、コーランのいくつかの節を朗誦した。   そのほかの被告のうちハルン・イルハンは、イスタンブルで起こった数々のテロの責任者であり、事件後に 全文をよむ

2007-02-16 青少年のインターネット・カフェ立入りには許可書必要に (Yeni Safak紙)

過去数ヶ月に渡ってトルコで活発に議論となった児童ポルノの問題の後、インターネットカフェは、一月に最低でも4度行われた立ち入り監査で監視下に置かれ、大幅に顧客を失ったと伝えられ、客を再び取り戻すために異なる方法を用いている。      一部のインターネットカフェは、法的な責任がまったくないにも関わらず、「許可証」の発行を実施し始めた。カフェのオーナーの達は、自分達で用意・印刷した許可証を児童に与え、家族に空欄に記入・署名させて、許可証を携帯してカフェへ来店するよう求めている。      全インター 全文をよむ

2007-02-16 イスタンブル連続爆弾テロ容疑者サッカの最終弁論 (Zaman紙)

イスタンブルで2003年11月15日から20日の間に発生した爆弾テロを巡るアルカイダ裁判に出廷したサッカ被告が最終弁論を行った。(中略)       サッカ被告は前回の尋問で立ち上がらなかったために退室させられたが、イスタンブル第10重罪裁判所で行われた今回の尋問では起立して弁論を行った。弁論をイスラム教の決まり文句で始めたサッカ被告は、弁論の中でコーランの一節を引用した。イスラエルの船をターゲットにしたことで558日間拘束されていたというサッカ被告は、「私は陰謀の犠牲者だ。私が拘束されたのは、 全文をよむ

2007-02-16 まるで地震で1万7千人が死ななかったとでもー違法建築容疑者たち今晩時効に (Radikal紙)

地震で亡くなったヤロヴァのヤセミンさんは、生きていれば明日で14歳だった。7年半を経て、ヤセミンさんに「プレゼント」が届いた:2月17日、ヤセミンさんの誕生日に地震訴訟は時効を迎える。      当時7歳だったヤセミン・コパラルさんは、母親のメスデさんとヤロヴァのユクセル・シテスィにある家にいた。父親のエルドアン・コパラルさんは(地震の)前日、仕事でイスタンブルに出かけていた。アニメのCDをおみやげに頼んだヤセミンさんは、父親の帰りを楽しみに待っていた。1999年8月17日午前3時2分、轟音―そ 全文をよむ

2007-02-16 墓地で携帯電話を介して祈りを捧げる (Hurriyet紙)

日常生活で欠くことのできないもののひとつである携帯電話へ、音楽を聴くことが出来る機能に続き今度は「祈り」を聴くことが出来るサービスが開始された。2YTL(約180円)で13分のヤースィーン章(コーランの第36スーラ「章」)を携帯電話に取り込んだムスルム・アルトゥンは、おじの墓によく訪問しているが、スーラを読み上げることが出来ないのでこのシステムを選んだと明かし、「亡くなった人たちのため、一般的に墓地では第36スーラをささげます。毎回ホジャ(イスラム僧)を見つけて読んでもらうことは私にとって難しい 全文をよむ

2007-02-13 大学の試験で集団カンニング (Radikal紙)

セルチュク大学において約1800人が受けた外国語基礎適正試験は、「集団カンニング行為」があったとして、無効となった。だがカンニング行為がどのように行われたか、また、その人数などは明らかにされなかった。    セルチュク大学外国語学校が2007年2月10日に行った同試験は、19日午前10時に再試験が行われると発表された。      ■副学長「報告を受けた」    セルチュク大学の副学長であるシェフィク・ビリル教授は、外国語適正試験の後に集団カンニング行為があった旨の報告を受けたと発表した。ビリル教 全文をよむ

2007-02-12 予備校に通わなければ合格できない (Yeni Safak紙)

 トルコ教職員組合のアンケートに答えた学生の半分以上が、ÖSS(学生選抜試験)のシステムを良いものだとは思わないと答えた。63.5%の学生が予備校に通わなければ合格できないという見解を示した。      トルコ教職員組合の委員長シュアイップ・オズジャン氏は、教育上の問題点を明らかにするために高校生に対して行ったアンケートで、学生の52%がÖSSのシステムの現状に満足していないことが明らかになった、と述べた。オズジャン氏は、学生たちが「予備校に通わずして合格することはできない」と信じている、とも述 全文をよむ

2007-02-12 「道徳」問題を取り扱った監察役、人事異動となる (Hurriyet紙)

カルス県国民教育局で初等教育監察役を務めるハイルッラー・アルマーアン氏は、「恋人を官舎に連れ込んでいる」という村人たちの苦情を受けて、スカーフを被っている女性教員のF.A.を電話で注意したため、職務から外された。      カルス県のセリム郡の管轄下にある全校生徒300人規模のゲリナラン村小学校には、10人の教職員がいる。そのひとりである教員F.A.が、週末恋人を官舎に連れ込んでいることは、すぐに周囲に広まった。他の2人の女性教員と共に官舎に住んでいる国語教員のF.A.のところに、夕方外が暗くな 全文をよむ

2007-02-11 明日、始業式 (Hurriyet紙)

 小学校と中学校で、明日から2学期が始まる。1400万人の生徒と60万人近い教師がおよそ4ヶ月、再び授業に取り組むことになる。      生徒たちは6月19日(火)に成績表をもらい、3ヶ月間の夏休みに入る予定だが、2学期は試験などの都合で1学期に比べより忙しくなる。アナトリア高等学校、理科高等学校、社会科学高等学校への進学を希望する中学生たちは、6月10日に中等教育機関選抜試験(高校入学のための共通試験:訳者)を、高校の最終学年の生徒たちは6月17日に学生選抜試験(大学入学のための共通試験:訳者 全文をよむ

2007-02-10 バトゥマンで鳥インフルエンザ、隔離エリア拡大へ (Milliyet紙)

鳥インフルエンザのためバトゥマンの隔離エリアは4村に拡大した。子供4人が治療を受けており、924羽の鳥類が殺処分された。      バトゥマンのゲルジュシュ郡ボアズキョイ村で170羽の鳥類が鳥インフルエンザウイルスのため死亡したと確認された。その後隔離エリアは4村に拡大した。   924羽の鳥類はガスで殺処分された。呼吸器官の感染のため治療を受けている4人の子供から採取した喉の粘液や血液の検体が、アンカラのレフィキ・サイダム・衛生センターに送られた。   ボアズキョイ村、リュズギャルル村、アイド 全文をよむ

2007-02-07 ディヤルバクルでビル崩壊:死者5人、少年一人救出 (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・キョセ君(15)は、ディヤルバクルでこの日曜日(4日)崩壊したアルカン第一アパートの瓦礫の中から35時間後に負傷者として救出されたが、左の脚を失うかもしれない。   医師らは、血管が詰まり壊疽を起こしたキョセ君の脚は切断される可能性が高い、と述べている。      ディヤルバクルのカヤプナル市フズレヴレル地区のエセン通りにある8階建て総戸数32戸のアルカン第一アパートは、構造柱や壁に深い亀裂が入っていた。このため昨年11月に「使用禁止」報告書が出され、住民が退去していた。     全文をよむ

2007-02-05 宗務庁、ドイツにアレヴィー派の「指導役」を派遣 (Yeni Safak紙)

ジェム・ワクフ(財団)の幹部によって選ばれた6人のアレヴィー派の「指導役」は、ムハッラム月(ヒジュラ暦の1月)にアレヴィー派グループの教育目的で宗務庁の仲介によりドイツに派遣された。ジェム・ワクフのドイツ支部のコーディネーターであるアリシャン・フズル氏は、ドイツ国内のアレヴィー派にムハッラム月(の出来事)、アーシューラーとカルバラーについての説明し、団結と一体のメッセージを伝える目的で「指導役」を派遣するよう宗務庁に申請した。      ■ 宗務庁は、宗派や信徒の集団全体を管轄する組織      全文をよむ

2007-02-04 ディヤルバクルの「交換婚」裁判、34年求刑へ (Zaman紙)

ディヤルバクルの共和国検察庁は、自分達の子供を「交換」して結婚させた二人の父親を起訴し、34年の禁固刑を求刑した。      起訴された事件は、約7ヶ月前に叔父の息子との結婚を強いられた17歳のアイシェ・アタシュが、他の村に住む、自身が好意を抱いていたフェルハト・カチャルのところに逃げ込んだことに始まり、このために両家の間には敵意が生まれた。アタシュ家は、両家に和解をもたらすため、逃げ出した自分の娘の代わりに、カチャル家に自分たちの息子と結婚させる娘を要求した。カチャル家は、この事件を流血の復讐 全文をよむ

2007-02-03 干ばつ化進むトルコの大地―原因は人災 (Milliyet紙)

トルコの湿地帯の半数が、ここ40年の間に消滅している。新たな農地やダム、過度の水の使用などの理由で、大地は干ばつ化が進み、気候も変化している。      世界平均に照らし合わせると、水資源に乏しいトルコは、国内の250万ヘクタールの湿地帯の半数をここ40年の間に失っている。トルコ自然保護基金(WWFトルコ)の水資源計画部門責任者のチャウル・デニズ・エルユルマズ氏は、2月2日の世界湿地デーのために開かれた会見で、新たな農地開墾、過度の水の使用、ダムや汚染といった要因のために湿地が失われつつあること 全文をよむ

2007-02-02 ボスフォラス大橋のイルミネーション完成間近 -サッカーチーム旗合戦も終了か (Hurriyet紙)

ボスフォラス大橋のイルミネーション設置作業が、最終段階に入った。今月中にはタイイプ・エルドアン首相が点灯式を行う予定で、その後はスーパーリーグの優勝チームが毎年のように繰り広げてきた、橋上でのチーム旗掲揚争いにも終止符が打たれることになる。      高速道路17号線地区長、ヤクップ・ドスト氏は「ボスフォラス大橋のイルミネーションに、優勝チームのチーム色を一定期間使用する」と話した。同氏はさらに、試験点灯期間の終了を前に、イルミネーションが早くもイスタンブル市民の人気を得ていることを明らかにし、 全文をよむ

2007-01-31 ディンク氏殺害犯ハヤル、過去の爆破事件犯行後に「反社会性人格障害」を診断されていた (Milliyet紙)

ディンク氏殺害犯ハヤルは3ヶ月間「バクルキョイ」にいた。法廷は爆破事件実行犯のハヤルを「礼儀正しい態度であり、誰もが手に入れることができる材料で個人で爆弾を製造した」ため釈放していた。      ヤシン・ハヤルはフラント・ディンク氏を狙った殺害の幇助で逮捕されたが、トラブゾンのマクドナルド爆破事件で審理された訴訟での釈放までの経緯が注意を引いている。   訴訟書類によればハヤルは、10ヶ月の拘留期間のうち3ヶ月を病院で過ごしたが、「誰もが手に入れることができる材料で爆弾を製造した」という見解も根 全文をよむ

2007-01-30 ディンク暗殺で重要な二つの証言 -ディンクは死なずにすんだ (Radikal紙)

新聞記者フラント・ディンク氏の暗殺の主犯ヤスィン・ハヤルを送り込み操っていたという容疑により逮捕されたエルハン・トゥンジェルが警察のスパイであったことが判明した一方、約1年前に通報され、事実上「やるぞ」と述べていた殺害に対し何の対策も立てられなかった(のも明らかとなった)。      エルハン・トゥンジェルが約1年前に「ヤスィン・ハヤルはフラント・ディンクを殺害させるだろう」と通報し、トラブゾンの情報局が、この情報を機密文書とともにイスタンブル情報局に知らせた、との情報があった。この情報の真偽に 全文をよむ

2007-01-29 有志、手ずからアゴス紙を販売 (Yeni Safak紙)

知識人、記者、芸術家、研究者から成るグループは、昨日(28日)イスティクラル通りでアゴス新聞を売った。      オスマン・アクナイ、ナディレ・マテル、イペキ・チャルシュラル、オヤ・バイダル、シャヒカ・ユクセル、アレヴ・エル、フェイザ・キュルクチュオール、ビュレント・アイドゥン、アフメト・ウミット、イスケンデル・サヴァシュ、フェルハト・ケンテル、エルトゥールル・キュルクチュ、ギョクハン・アクトゥナ、トトゥユス・ベベキ、ゼイネプ・タンバイ、トルコ革命労働組合連盟(DISK)ムーサ・チャム事務長を含 全文をよむ

2007-01-29 幼稚園児の服装、自由化へ (Zaman紙)

国民教育省は、幼児教育施設に通う幼児に服装の統一をさせることを禁止し、自由な服装をさせるよう命令をくだした。また、こうした64万人の幼児に教育を施す教諭35万人の服装も、これまでも服装が自由であった体育教諭と同様に自由化される。      国民教育省のヒュセイン・チェリキ大臣は、幼稚園児に制服やおそろいの赤いエプロンという形で、統一された服装をさせていたことに反感を感じていたという。同大臣は、通達状において、「保護者に経済的負担を強いることから、服装の統一を強いることを禁止する」との指示をだした 全文をよむ

2007-01-29 イスタンブル市当局、無料の金角湾ツアーを開始 (Zaman紙)

イスタンブル広域都市直轄の文化株式会社が、「金の角」と呼ばれる金角湾への集客のために、文化ツアーを開始した。      フェスハーネ文化センターで行われた、「金角湾文明の旅」と銘打った企画のプレゼンテーションに、イスタンブル市長カーディル・トプバシュ氏、イスケンデル・パラ教授、ハルク・ドゥルスン助教授、文化株式会社社長ネヴザト・バイハン氏、詩人で作家のスナイ・アクン氏、イスタンブル選出の国会議員ネヴザト・ヤルチュンタシュ氏、及び多くの来賓がつめかけた。      昔、金角湾で魚を釣ったり、泳いだ 全文をよむ

2007-01-28 ボル山トンネルの開通、峠の店々を閉店においこむ (Radikal紙)

「仕事が、まるでナイフで切ったかのように、スパッと無くなった。これほどとは予想していなかった」と話すのはボル山の小売業者。トンネル開通後、あっという間に店舗が一つまた一つと閉められていった。トンネルは村人から従業員まで、1万5千人もの人々に影響を与えた。      「ボル・トンネルの開通は冗談みたいな話だ。信じられなかった。もっと何年もかかるだろうと思っていたんだ」と話すボル山バカジャック村の小売業者は、今回の出来事が悪い夢であってほしいと願っている。しかし実際は、3日で30を超える店舗が閉鎖さ 全文をよむ

2007-01-27 暗殺から8日、ディンク氏抜きのアゴス紙発行 (Radikal紙)

編集主幹を何年間も務めた新聞社の前で殺害されて後、昨日(26日)初めて「彼なし」で発行されたアゴス紙、その全紙面にフラント・ディンクがいる。同紙では、彼を死に導いた経過と共に、葬儀での「無言の人波」の抗議が書かれている。ディンクの息子、アラト氏は、「愛する父よ」と締めくくったその記事の中で今後の活動を誓い、作家から芸術家、退職労働者から弁護士に至るあらゆる社会階層の何十人もが彼の記事についての思い出と、彼らの心の中のディンクを綴った。       フラント・ディンクの死後、初めて発行されたアゴス 全文をよむ

2007-01-27 ボアズィチ大学の教職員が刑法第301条に反旗 (Radikal紙)

刑法第301条に対する署名キャンペーンを開始したボアズィチ(ボスフォラス)大学の教職員達は、「知識人がターゲットにされることにつながる第301条を全廃させる」と述べた。      フラント・ディンク暗殺の後に改めて話題となったトルコ刑法第301条の修正のために、政治家が対策を講じない一方で、学者たちが行動を起こした。ディンクが有罪判決を受けた「トルコ性を侮辱すること」を罪と見なす第301条を「撤廃するために」、ボアズィチ大学の教職員達がキャンペーンを始めた。      135名の学者たちが署名し 全文をよむ

2007-01-26 夫の暴力から守ることできず -理由は「内縁」の妻だったから (Milliyet紙)

政府はイマーム・ニキャフ婚(訳注:イスラム導師の承認のみによる非合法の婚姻)上での夫、ディキジ容疑者に殺害された5児の母アイシェギュル・アルパスランさんを、二人の間に公式な婚姻関係がなかったために保護することが出来なかった。検察庁へ嘆願書を提出した若い女性のために家族保護の措置は取られなかった。       アイシェギュル・アルパスランさんはイマーム・ニキャフ婚上での夫、アブドゥラザック・ディキジ容疑者の暴力をディヤルバクルの共和国検察庁に告訴したが、その後同容疑者に殺害された。アイシェギュル 全文をよむ

2007-01-26 ジョシュクン産業大臣、ディンク氏葬儀のスローガンに不快感 (Hurriyet紙)

昨日(1月25日)行われたアンカラ商業会議所(ATO)の委員会会合で、フラント・ディンク氏の葬儀で使用された「私たちは皆フラント・ディンクとともにある」「私たちは皆アルメニア人だ」とのスローガンが批判された。      アリ・ジョシュクン産業貿易相は、次のように話した。「トルコ国民が、あたかも罪を犯したかのような、そしてその罪のために惨めなコンプレックスを感じ、そのコンプレックスを覆い隠すかのように事件を大げさにし、自らの信仰心や国民意識に影を落とすようなことになってはならない。すべての人を尊重 全文をよむ

2007-01-25 妻に火をつけ重傷を負わせた男、3ヶ月で出所 (Milliyet紙)

自分から別れを求めた妻を、息子の目の前でガソリンをかけて火をつけたギュンデュズは、約3ヶ月の拘留の後に釈放された。エリフ・ギュンデュズは「公正を求める」と言った。       カドゥキョイで夫の暴力が原因で、自分から別れを求めた妻のエリフ・ギュンデュズを、息子の目の前でガソリンをかけて火をつけたテヴフィッキ・ギュンデュズは、約3ヶ月刑務所に拘禁された後、釈放された。今も治療を続けており、苦しんでいるエリフ・ギュンデュズは、「公正を求めます。彼は私を計画的に殺そうとしました。3ヶ月で釈放されてはお 全文をよむ

2007-01-24 フラント・ディンクの葬儀いとなまれる (Yeni Safak紙)

■彼は祖国を愛し、祖国は彼を愛した   「我々の視線はこの祖国の土地に注がれている。しかしそれは分離のためではなく、その一番奥へと埋められるためだ」とフラント・ディンク氏は言っていたものだった。   昨日、ラケル・ディンク夫人が語ったように「愛するものから離れるという犠牲を払っても祖国から離れなかった」フラント・ディンク氏は、大きな愛に包まれて死ぬまで愛した地に葬送された。      フラント・ディンク氏が凶弾に倒れて5日目、故人を悼む大勢の人々によって氏の亡骸は埋葬された。ディンク氏の最初の葬 全文をよむ

2007-01-23 二人のナショナリスト -マクドナルド爆破犯とディンク暗殺犯、接点はサッカークラブ (Radikal紙)

「マクドナルドを爆破したヤシン・ハヤルは、今度はゴールを突破する。」2年前、ヤシン・ハヤルの出所は(地元のサッカークラブである)ペリトリスポル・クラブにこのように歓迎された。フラント・ディンク氏殺害の容疑者オギュン・サマストも同じクラブに所属していた。      「爆破犯ヤシン」の夢は、「チェチェンに行くこと」、オギュンの夢は「アルメニア人」を打ちのめすことだった。ヤシン・ハヤルが、ディンク暗殺事件の前日2006年1月18日にペリトリスポル・クラブのインターネットサイトに「まもなく」と書き込みを 全文をよむ

2007-01-22 ディンクに哀悼の意を表す人波 (Zaman紙)

金曜日(19日)に銃殺されたフラント・ディンク氏のバクルキョイの自宅への追悼訪問者は後を絶たない。ザマン新聞の記者エトゥイェン・マフチュプヤン氏、イェニ・シャファク新聞の記者アリ・バイラムオール氏、『父と私生児』という題の小説で、刑法第301条をもとに裁判にかけられた作家のエリフ・シャファク氏と彼女の夫であるレフェランス新聞総発行人のエユプ・ジャン氏が、ディンク氏の家族と痛みを分かち合った。      追悼訪問者のためのホールのショーウインドーにトルコとアルメニアの国旗が掲げられていたことは、興 全文をよむ

2007-01-22 真の犯人は刑法301条を擁護する者たちだー作家パムクのコメント (Radikal紙)

 アゴス紙の前に集まった市民がフラント・ディンク氏の遺影の前に色とりどりの花を供えた。      ノーベル賞受賞作家オルハン・パムク氏は昨日(22日)、アゴス新聞社と故フラント・ディンク氏の自宅があるバクルキョイに住む遺族を訪れた。パムク氏はディンク氏の遺族を訪問したあと、次のように述べた:      「刑法301条を擁護する者たち、そして同法をまだ維持しようとしている者たちが、彼の死に責任がある。刑法301条に関する運動を行っている者たち、親愛なるディンク氏をトルコの敵と罵る者たち、標的と見な 全文をよむ

2007-01-22 ドアンとボイネル両家の婚約 (Milliyet紙)

ドアン新聞社理事会のハンザーデ・ドアン会長とボイネル工業社理事会のオスマン・ボイネル会長が、20日の晩、婚約した。ふたりの婚約指輪は、両親と兄弟姉妹達が出席した家族だけの内輪の式典で交換された。      婚約式には、ハンザーデ・ドアン会長の母親、セマー・ドアンさんと父親アイドゥン・ドアンさん、そしてオスマン・ボイネル会長の両親、フュスン&フルキ・ボイネル夫妻が出席した。      さらに婚約式には、ハンザーデ・ドアンさんの姉達、そしてその夫達アルズハン・ドアン・ヤルチュンダー、メフメト・アリ・ 全文をよむ

2007-01-22 犯人逮捕は、民主主義に弾丸を撃ち込む者への教訓になるように (Zaman紙)

タイイプ・エルドアン首相は、フラント・ディンク氏殺害の犯人が短期間の内に逮捕されることが「民主主義、自由主義の向上とトルコの発展に銃弾を撃ち込もうとする者たちへ」の教訓になることを願った。昨日(21日)、エルドアン首相は、クズルジャハマム・スポーツ・サロンにて公正発展党員に対して演説をおこなった。演説の冒頭でエルドアン首相は、フラント・ディンク氏殺害と犯人逮捕について金曜日の閣僚会議で第一報を受けたこと、そして衝撃を受けたと述べている。誰もが、「何が起こるのか、(こんなことが)あっていいものか 全文をよむ

2007-01-21 「人に利用されやすい、問題のある少年」― ディンク暗殺事件17歳容疑者の横顔 (Zaman紙)

アゴス紙総発行人のフラント・ディンク氏を殺害した容疑者であるオギュン・サマストを知る人は、攻撃的な面があったと話した。オギュン・サマスト容疑者が起こした行動が世界中に波紋を広げる一方、彼が一時期所属していたサッカーチーム、ペリトリスポル・クラブも事件からショックを受けている。    サマストがユニホームを着ていたペリトリスポルのハイリ・クク監督は、オギュンのことをとてもよく知っており、彼を社会復帰させるためにできることは何でもしたと語った。オギュンが容易にだまされやすい性格であったと話すククは、 全文をよむ

2007-01-21 小中学校と高校は金曜に1学期終了、冬休みへ (Hurriyet紙)

小学校、中学校で学習している約1400万人の生徒と約60万人の教師が、もうすぐ冬休みに入る。      2006-2007年度の一学期が2007年1月26日(金)に終了する。正式の学校教育組織で教育を受けている生徒たちは、一学期分の成績表を受け取り約2週間の冬休みに入る。      二学期は、2007年2月12日(月)に始まる。生徒たちは、2007年6月19日(火)に成績表を受け取り、3ヶ月間の夏休みが始まる。2007-2008年度は、2007年9月17日に始まる計画である。      生徒にと 全文をよむ

2007-01-21 ディンク暗殺事件、各地で事件への抗議活動 (Hurriyet紙)

アゴス新聞の編集主幹フラント・ディンク氏が殺害されたことを受け、トルコ各地ではデモ行進や抗議運動が相次いでいる。      トラブゾン:   中央広場で行われた抗議運動には、共和人民党(CHP)、民主左派党(DSP)、自由団結党(ODP)、労働党(EMEP)、近代生活支援連合、新聞報道協会、アタテュルク主義連合、人民の家、公務員組合連盟(KESK)などに属する組合の代表者と一般の人々が参加した。      公務員組合連盟の担当スポークスマンであるレジェプ・ギュライ氏は「トルコを中東の混乱に引きず 全文をよむ

2007-01-21 ディンク暗殺事件容疑者、容疑認める (Zaman紙)

■ 容疑を認める   アゴス紙編集長で、アルメニア系新聞記者であるフラント・ディンクを襲った殺人容疑者が、サムスン県警本部で行われた取り調べで容疑を認めた。アゴス紙編集長であるフラント・ディンクの殺人容疑者、オギュン・サマストは、イスタンブル警察本部に連行された。   サムスンバスターミナルの長距離バスの中で拘束されたのち、サムスン県警本部に用意されていた専用機でアタテュルク空港に連行されるサマストは、徹底的な警備のもとサムスンを後にした。   サマストは海岸沿いの道を通ってジェッラフパシャ法医 全文をよむ

2007-01-21 ディンク氏の葬儀、スローガンも横断幕もなしで執り行われる予定 (Hurriyet紙)

フラント・ディンク氏の葬儀は火曜日(1月23日)に行われる予定である。ディンク氏の最初の葬儀は11時に、氏が創刊者であり編集主幹でもあった、オスマンベイ所在のアゴス新聞社の前で執り行われる予定である。    ディンク氏の亡骸は、14時にクムカプにある聖母マリア教会で行われる式の後、ゼイティンブルヌ所在のバルックル・アルメニア墓地に埋葬される予定である。アゴス新聞の説明によると、「一連の式では、故人の希望により、スローガンを叫んだり横断幕を掲げたりデモを行ったりしないよう、特にお願いします」とのこ 全文をよむ

2007-01-20 ディンク氏殺害の容疑者を逮捕―ギュレル・イスタンブル県知事:ディンク氏は護衛を断っていた (Hurriyet紙)

フラント・ディンク氏殺害の容疑者オギュン・サマストがサムスンで逮捕された。エルドアン首相は、オギュン・サマスト逮捕を公式に発表した。    フラント・ディンク氏殺害の容疑者としてトラブゾン出身のオギュン・サマストがサムスンで逮捕された。  写真を公表することで容疑者の情報提供を期待していた警察は、殺害容疑者はトラブゾンの住民オギュン・サマストと断定した。容疑者の写真をテレビで見ていたトラブゾンのアクチャアバトの住民アフメト・サマストは、自分の息子のオギュン・サマストがフラント・ディンク氏殺害容疑 全文をよむ

2007-01-20 フラント・ディンク最後の言葉 -殺害前日ディンク自筆書簡全文 (Radikal紙)

『ラディカル』編集部より  フラント・ディンクが殺害される前日に『ラディカル2』(別冊:訳者)に送付した論説である。そこでは、彼がなぜ、またどのように今回の事件の標的となっていったのかについて、そして彼の心境が語られていた。    ***書簡全文***  (「■題名」は『ラディカル』編集段階での表題。原文は一続きと考えられる;訳者)    まず最初にひとつ――私は犯してもいない「トルコを侮辱した」罪で懲役6ヶ月の判決を受けた。今となっては、残された最後の手段として、欧州人権裁判所に赴くところだ。 全文をよむ

2007-01-19 イスラームフォビア会議に参加した欧州の若者たち、声明を発表 (Yeni Safak紙)

イスラームフォビア会議に参加するためにやってきたヨーロッパの若者達は、次のとおりの評価で一致した。      「長い間、宗教としてのイスラームが私達に間違ったかたちで示されてきた。その核に平和と友愛の精神をもつイスラームが根付く地域を訪れれば訪れるほど、経験したことを観察すればするほど、偏見から抜け出ることができました。帰国したら、皆に説明したいです」      〔後略〕 全文をよむ

2007-01-19 アゴス新聞フラント・ディンク氏の一生、非公式のアルメニア史 (Hurriyet紙)

 ジャーナリスト、フラント・ディンク氏の興味深い半生を綴った物語が、2005年10月2日付でヒュッリイェト紙・日曜版のアルバム欄にエメル・アルムットチュ編集で掲載された。     同氏はトルコにおいてアルメニア人と言えば真っ先に頭に浮かび、同時に「アルメニア問題」と言えば真っ先に取り上げられるうちの一人である。アルメニア人が1915年にトルコの地で遭遇した出来事は虐殺だったのか、そうではなかったのかという質問を初めて投げかけた人物のうちの一人でもある。     トルコでアルメニア問題に関する集会 全文をよむ

2007-01-19 銃弾はディンク氏にではなく、トルコに打ち込まれた -トルコ政府の反応(Zaman紙) (Zaman紙)

アゴス新聞の総編集長フラント・ディンク氏の殺害について声明を出した各方面の人々が、銃弾はディンク氏ではなくトルコに対し打ち込まれたという点で一致した。    ■セゼル大統領:恥ずべき襲撃に対し、嫌悪をもって糾弾する。    アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、アゴス新聞の総編集長、フラント・ディンク氏に対する銃撃について嫌悪をもって糾弾することを明らかにし、「この種の非人道的行為により、目的が達せられることは決してないだろう。」と話した。    セゼル大統領は、ディンク氏が銃撃により死亡したこ 全文をよむ

2007-01-19 トルコのアルメニア語新聞発行人ディンク、自社前で暗殺 (Radikal紙)

イスタンブルでアルメニア語とトルコ語により発行されているアゴス新聞の総発行人、フラント・ディンク氏が、自社前で暗殺された。頭部の後ろから2発、頸部(けいぶ)に1発の銃弾を受けて亡くなったことが判明した。    事件は(19日)午後3時頃、新聞社のあるオスマンベイのハラスカルガーズィ通りで起こった。同社の出口で、身元の判明していない単数あるいは複数の犯人がディンクの背後から接近し発砲した。ディンクが頭と首に命中した3発の銃弾により事件現場で亡くなったことが判明した。目撃者は、ディンクに発砲した犯人 全文をよむ

2007-01-17 麻薬入りチキン・ドネルサンドを販売した軽食店、摘発(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

エセンレルのキャーズム・カラベキル小学校のすぐ向かいにあるミルガン・ドネルで麻薬密売が行われているとの通報が麻薬取締局に寄せられた。    同店にはビデオカメラ〔の盗撮〕による捜査活動が行われた。映像には、店員のセルヴェト・ババトが、半分に切ったパンの間へ入れるチキン・ドネルを切る際に、父のゼキ・ババトがコーラのボトルの間にあった二袋の大麻をパンの中へと忍ばせる様子が映されていた。店の外で学生たちとともに座っていた麻薬密売人のマズルム・Kは大麻入りパンの入った袋を受け取り、麻薬を買う客に扮した 全文をよむ

2007-01-16 英語紙『トゥデイズザマン(Today’s Zaman)』発刊 -首相もお祝いにかけつける(Zaman紙) (Zaman紙)

トルコの知的成果を世界に伝えることを目的とする『トゥデイズザマン(Today's Zaman)』紙が、壮大な式典とともに発刊された。  アンカラ・シェラトン・ホテルで行われた披露式典には、タイイプ・エルドアン首相やアブドゥッラー・ギュル外相を初めとし数多くの政治家、官僚、外交官、実業家、新聞記者らが参加した。式典でスピーチを行ったエルドアン首相は、「ザマン紙の皆様とここで喜びを分かち合うことができることをうれしく思います」と述べた。エルドアン首相は、「トルコが世界へ向けて発展するにあた 全文をよむ

2007-01-14 10歳の娘に麻薬を販売させて父親、逮捕(Radikal紙) (Radikal紙)

道ばたで麻薬の取締りをしていた警官の近くに怯えた眼で少女が近づき、持っていた4個の錠剤を警官に渡した。「これは麻薬です。お父さんが私にこれを無理やり売らせているのです。お願いです、彼を捕まえてください。」    ■売るのを嫌がったら殴られた  10歳のN.D.という名の少女の話しは警官を驚かせた。父親への不満を語った少女は「お父さんが麻薬の錠剤を私に渡して、1個当たり5YTL(約420円)で売らせています。売るのを嫌がると、手と足を縛られて、こん棒で殴られました。みんなに中毒なってほしくありませ 全文をよむ

2007-01-12 母親がチャルシャフ着用だからと子どもの治療拒否した医師、処罰へ(Zaman紙) (Zaman紙)

5歳の子供の母親がチャルシャフを着用しているために治療を拒否した医師に懲戒処分が下されることが明らかになった。    イスタンブル県健康局は、ゼイネプ・キャーミル病院の小児科長であるアイス・サイ氏を、公務員にあるまじき振る舞いを行なったという理由により戒告処分に処し、処分の手続がとられた、と述べた。    2005年9月に、髄膜炎の疑いで来院したムハンメドくんを母親がチャルシャフを着用しているためにサイ医師が治療を行なわず、侮辱を受けたことが主張された。検察当局に当件を通知するため、イスタンブル 全文をよむ

2007-01-11 ムスリムの墓は簡素であるべき -最近の墓は古代ローマの墓のよう(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アダナのチュクロヴァ大学神学部イスラーム学科長アリ・オスマン・アテシ教授は、墓は見た目に関係なく、簡素でよく手入れされた状態でなければならないと説明し、近年の墓はコンクリートと大理石の山のようになっていると述べた。     イスラームが重視している素朴さと上品さが必要な墓地が、華美さと贅を凝らした様で「ほとんど古代ローマの墓地」のような外見になっていると指摘するアテシは、「コンクリートと大理石の山になっていて、もうほとんど土が見えない。この状態は、私たち家族にとっても負担になるし、国民規模の資源 全文をよむ

2007-01-11 欧州人権裁判所、マイノリティー・ワクフ問題でトルコ政府に返却命令(Radikal紙) (Radikal紙)

「トルコはマイノリティー所有のワクフの権利証書を返還するか、その相当金額を払わなければならない」    欧州人権裁判所はトルコに対し、剥奪したマイノリティー・ワクフ運営組織所有の固定資産証書の返還、またはそれに相当する金額の支払いを命じた。  同裁判所は、フェネルギリシャ男子高校・ワクフ運営組織がトルコ政府を訴えた、所有権と差別に関する訴訟において、1996年にトルコの裁判所の決定により剥奪された2つの権利証書の返還を決めた。権利証書がワクフ運営組織名義で再登録されなければ、トルコ政府は原告のワ 全文をよむ

2007-01-10 トルコの労働者を乗せた飛行機、イラクで墜落:生存はたった1名(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

アダナ発バグダッド行きのエリアントゥル・エアライン(モルドバ)ロシア製アントノフ-26(An-26)がイラクのバラド近郊アラサト空港に着陸時墜落した。2つの建設会社で働く労働者を乗せた航空機は大破した。この事故で5人の乗務員と29人の乗客が死亡。ただ一人、身元不明のトルコ人労働者が負傷者として救出された。    今回墜落した飛行機は、セルカ建設とクラク建設が施工予定のイラクの現場で働く同社の労働者を乗せて、アダナ・シャキルパシャ空港を6時9分に離陸した。同機は、トルコ時間9時にバグダッドから80 全文をよむ

2007-01-10 妻もだまされた! イスタンブルの私立病院勤務医、実は無免許(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

医者を名乗り病人を診察したムラト・ギュネシュは、ついにエセンユルトゥの私立ウウル病院で勤務中に逮捕された。偽医者は、ケマル・スナルの映画、「ドクター・ジヴァヌム」のように振る舞い、半年前に結婚した妻さえもだましていた。    人生を嘘で固めていた。家族、近親者、さらに妻も彼の嘘を信じていた。まるでケマル・スナルの映画、「ドクター・ジヴァヌム」のように・・・ 全文をよむ

2007-01-09 年々水位低下するベイシェヒル湖に解決策?(Radikal紙) (Radikal紙)

金曜日に降り始めた雪によって白く彩られたコンヤのベイシェヒル郡は、この雪を有効利用している。同地方の歩道にかき集められ、深さ所々40センチメートルにもなる雪は、作業機によってトラックに詰め込まれ、水が不足しているベイシェヒル湖に投げ込まれた。    ベイシェヒル市技術サービス課のメミッシュ・クント氏は、この実施は一石二鳥の効果を狙ったものであると述べた:「雪を片付け、町の景観を損ねるのを防ぐこともでき、また水位も次第に下がっているベイシェヒル湖への水位上昇を行うことにもなる。集められ、投げ入れら 全文をよむ

2007-01-08 視覚障害者のためのインターネット図書館 (Radikal紙) (Radikal紙)

「毎日三種類の新聞を買い、雑誌も定期購読していました。これらを読むためには、いつも友達の助けが必要でした。一冊の雑誌を読み終えるまでに、次号が出てしまうという状況でした。」と視覚障害者のハミト・アメルダルオールは述べている。しかし、もう誰の助けも借りずに読むことができる。視覚障害者たちは、インターネット図書館を使っているからである。    6月に視覚障害者たちにとって重要な第一歩がしるされた。ボアズィチ大学の視覚障害者技術教育センター(GETEM)は、トルコ初で唯一の「視覚障害者のためのインター 全文をよむ

2007-01-06 救急車に守られてお買い物―法改正でショッピングセンター、高級ホテルに救急車・医師常駐めざす(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ジェヴァヒル・ショッピングセンターで発生した死亡事故をうけて、大型ショッピングセンターや五つ星ホテルで救急車の常駐が義務付けられる。イスタンブル選出の公正発展党ギュルセレン・トプズ議員の呼びかけで、関連法規の改正のための作業が開始された。      ギュルセレン・トプズ議員は、ジェヴァヒル・ショッピングセンターのエスカレーターで起こった死亡事故の後、50店以上の店舗があるショッピングセンター、ならびに高級ホテルでの救急車常駐の義務付けを要請した。トプズ議員は、ホテルやショッピングセンターはあらゆ 全文をよむ

2007-01-03 ウルファ市民、「月にサッダム・フセインの影が浮かんでいる」と大騒ぎ(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

ウルファのハッラン郡、アフメト・カラ村の市民は、処刑されたイラクの元大統領サッダム・フセインの影が月に浮かんでいると大騒ぎをした。    アフメト・カラ村では、望遠鏡やエックス線写真を手にした市民が月や日食ではなくサッダム・フセインの処刑前の影を見に村の広場に集まった。  市民はシリアの親戚から来た一本の電話で夜間、村の広場に集まった。シリアの親戚が「外に出てみろ。月にサッダムの影が浮かんでいるぞ」と電話してきたと述べた。市民の間に噂はまたたく間に広まり、望遠鏡やエックス線写真を手に村の広場に集 全文をよむ

2007-01-02 イスタンブル、タクスィム広場の新年祝賀行事で流れ弾 -大学生が死亡(Milliyet紙) (Milliyet紙)

タクスィム広場で新年を祝う際、ユルドゥズ工科大学機械工学科の学生アデム・ドアン(20歳)は頭に銃弾をうけ、それは武骨者の仕業であった。    新年を迎えた夜、ドアンは、ファーティフ・シェフルエミニ地区に住む友人のザフェル・タシュケセンの家へ食事に行き、その後楽しむためにタシュケセンとその兄のメフメト・タシュケセン、友人のエルダル・スンビュルと共にタクスィムへ向かった。タクスィム広場は多くの人で混雑していたため、互いを見失った一同は、電話で連絡を取り、0時15分にジュムフリイェト通りで会うことを約 全文をよむ

2007-01-01 見慣れた犠牲祭の光景、今年も(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 犠牲祭(クルバン・バイラム)の初日、国内各地でクルバン(犠牲獣)を切る際に怪我をした1700人の人々が病院を訪れた。カイセリでは2人が極度の興奮で心臓発作を起こし、命を落とした。    アンカラでは県からのお知らせがあったにも関わらず、許可されていない空き地や不衛生な場所で屠殺が行われた。市民のほとんどがクルバン(犠牲獣)から切り取った毛皮を屠殺用地に控えているトルコ航空協会(THK)の職員に渡している一方で、毛皮を渡したがらない一部の人々と航空協会の職員との間で口論が起こった。    イズミ 全文をよむ

2006-12-27 タルカンさんの兄、アフガニスタンで失踪(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 有名なポップス歌手タルカンさんの兄ハカン・テヴェトオールさんがアフガニスタンで行方不明になっている。テヴェトオールさんとは3日前から連絡が取れていない。     アフガニスタンの首都カブールで営業している「システマ」という建設会社の共同経営者ハミト・ザヘルさんによれば、会社の株式の半分以上を所有するテヴェトオールさんは、12月23日(金)の夕方に職場を離れて以来、消息がわからないという。    ■「電話に出ない」   カブールの北部で建設業を営むザヘルさんは、次のように語った。「アフガニスタン 全文をよむ

2006-12-27 公共機関のサイトを改変したハッカー逮捕:PKKのスローガンを書き込む(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

約20の公共機関の公式インターネットサイトに侵入し、非合法のテロ組織のプロパガンダを行ったとしてM.A.がイズミルで逮捕された。    アンタリヤ県警本部をはじめ、国民教育省の県や郡の施設のうち約20の公共機関の公式インターネットサイトに「侵入」し、非合法のテロ組織のプロパガンダを行ったといわれるM.A.(20)がイズミルで逮捕された。M.A.は、私立大学のコンピュータ学科で学んでいるという。犯行に使ったと思われる、兄が経営するインターネットカフェのパソコン10台が押収された。M.A.は、以前同 全文をよむ

2006-12-26 デリヤさん事件、再び -元交際相手に殺害される(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルで元交際相手に脅迫を受けているとして何度も警察と検察に助けを求めていたにも関わらず殺害されるという事件(デリヤ・サマンジュさん事件)があったが、アンタリヤでも同様な事件に父親と娘が巻き込まれた。朝食の食卓において昨日(25日)娘のセバルさんとともに殺害されたシェブケット・アクブルトさんは、娘の元交際相手のアフメト・エルギュン・オズカラ容疑者について、以前被害届けを出していたことが明らかになった。  ミッリイェト紙は、昨日サマンジュさんが亡くなる前に警察と検察に助けを求めていたことを一 全文をよむ

2006-12-26 翻訳・通訳者協会、出版法改正を求める -翻訳者が罰せられないように(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

トルコ新聞記者クラブにて行われた記者会見において、本や発言を翻訳したために翻訳者が懲役に処せられるのは正当ではなく、彼らはただ自分の仕事を行っただけである、と述べられた。国際会議通訳者協会、書籍翻訳業協会、翻訳協会、文学作品・学術論文著作者協会、トルコ・ペンクラブ、出版業協会、トルコ出版業者協会、そしてトルコ出版業労働組合による共同署名が行われた声明文を、書籍翻訳業協会のトゥンジャイ・ビルカン会長が読み上げた。    ■ 「著作者」という立場    同声明では、表現の自由の範囲のさらなる拡大を予 全文をよむ

2006-12-24 拷問に関するレポート―内務省の敗訴は29件(Radikal紙) (Radikal紙)

内務省は拷問を理由として訴えられた115件の賠償訴訟のうち、29件で敗訴し、75万新トルコリラ(YTL)(約6300万円)を賠償した。実行者(である末端の職員)は、全く罰せられなかった。    拷問や虐待問題は、EU加盟のプロセス以外でもトルコにとって悩みの種だ。拷問をした者の代わりに組織に対して訴訟を起こす権利が被害者に認められた2002年以降、内務省は115件の賠償訴訟を抱えている。これらの訴訟のうち29件は内務省の敗訴となった。内務省は敗訴した29件で被害者に約75万YTL(約6300万円 全文をよむ

2006-12-20 「近郊の地震もマルマラ海大地震の予兆」と考えるべき:研究グループ報告(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 イスタンブル工科大学の地震情報グループ(İTÜ-DEPBİL)は、ゲムリク湾とバルケスィル県バイラムデレ村地震は、マルマラ海大地震の予兆と考えるべきである、と報告した。    イスタンブル工科大学地震情報グループの教授ナジ・ギョリュル博士、A.M.ジェラル・シェンギョル博士、オカン・トュイスュズ博士、ハルク・エイドアン博士らは、ボアズィチ大学カンディリ地震観測研究所が昨日(19日)午後9時15分にマグニチュード4.2、震源の深さ10.7kmの地震を記録したことを書面で発表した。  この発表によ 全文をよむ

2006-12-19 パリ行きトルコ航空機、間一髪で衝突事故回避(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ航空のパリ-イスタンブル間を飛行するボーイング737-800型旅客機と他の航空会社の航空機がテキルダー上空であやうく衝突しそうになったことが明らかになった。「空中衝突防止装置」(TCAS)を搭載したトルコ航空の飛行機は、必要な操縦を行い惨事の発生を防いだ。    ■ 乗客は何も知らなかった    一昨日(17日)、フランスの首都パリにあるオルリー空港から飛び立ったトルコ航空TK1826便旅客機は、テキルダー上空にさしかかった際イスタンブルからフランスへ向かっていた他の航空会社に属する航空機 全文をよむ

2006-12-18 イスタンブルの交通問題に日本も協力 (Radikal紙) (Radikal紙)

イスタンブル市は都市交通問題に科学的な対策をみいだすため日本国際協力機構(JICA)と協力して「交通マスタープラン」を準備している。これに関する協定が先日広域都市議会で承認され、市長のカーディル・トプバシュ氏とJICAのトルコ管轄代表者の中村光男氏によって調印された。同計画は24ヶ月間での完成が目指されている。また、この過程での支出は日本政府によって資金貸し出しが行われる。この協力事業では、長期的に街に新たな中心地を作り、交通の分散が図られることになる。また、高速道路をより有効活用するために交通 全文をよむ

2006-12-17 ブルサのウルダースキー場も雪不足―暖冬つづく(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

南マルマラ観光ホテル協会のウシュク・ウールトゥー会長は、ロシアとウクライナから5千人前後の観光客を見込んでいることを明らかにし「雪が降るのが遅れると、予約のキャンセルが出て困る」と話した。     ウルダー(山)のスキー場は、先シーズンは12月15日にオープンしたが、今年は気温が例年よりも高いことを理由に今月末のオープンを予定している。    とりわけターゲットとなる市場から多くの観光客を見込んでいるものの、雪が降らなければ大きな損害が出るとウールトゥー会長は話し、「今シーズンはロシアとウクライ 全文をよむ

2006-12-16 ナイトクラブを取り壊してモスク建設?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスタンブル市当局は、イェニカプに建つ築55年のナイトクラブ「ガル」を取り壊し、「宗教施設用地」とすると発表した! この場所に失われたコヴァジュ・モスクが建設されると明らかにした。    イスタンブル市当局は、地下鉄乗換駅敷地内あるガル・カジノを取り壊し、「宗教施設用地」として使用する計画を明らかにした。「ガル」の所有者であるトゥルグト・シェレメトとトゥルガイ・シェレメト兄弟は、1950年から当該土地でナイトクラブを営業しており、昨年議会を通過したこの計画に対し異議を唱えた。    イスタンブ 全文をよむ

2006-12-15 バルコニーで料理用コンロ使用に500YTLの賠償金(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イズミル県コナック郡にあるアパートの最上階に住む一家がバルコニーで料理用コンロを使用し、ごみを下の階のバルコニーに投げ入れて大騒ぎをしたとして、500YTL(新トルコ・リラ)[約4万円]の罰金が言い渡された。裁判所は被告側のマライ家へ料理用コンロの使用禁止と400YTL[約3万2千円]の訴訟費用の負担を言い渡した。     イズミル県コナック郡バフチェエヴレル地区の4階建てアパートの最上階に住む一家はバルコニーで料理用コンロを使用したとして、下の階に住む原告に500YTLの賠償金を支払うよう判決 全文をよむ

2006-12-15 エイズ感染リスク低下に割礼が有効 しかしそれだけではダメ(Radikal紙) (Radikal紙)

割礼がHIVウィルスの拡大を防げるかどうかについて、これまで活発な議論がなされてきた。実施済みの二つの調査は、予想以上に肯定的な結論を出した。専門家達によれば、割礼を施されることでAIDSの原因となるウィルスに感染するリスクは半減するが、これに依存して安全な対策を放棄することは間違いである!    成人男子が割礼を受けていることがHIVウィルスの拡大を防ぐのか否かをテーマに行われた二つの医学調査は、予想以上に肯定的な結論を出した。ケニヤとウガンダで行われた実験で、割礼がAIDSリスクを半減させた 全文をよむ

2006-12-14 船はあるが船着場がない -イカダで通学する学生たち(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ディヤルバクルのエイル郡で、道がチグリスダムの湖底に沈んだ5つの村と3つの集落住民が、湖の対岸に渡るために作られ、さる8月に内務大臣アブデュルカーディル・アクスと運輸大臣ビナリ・ユルドゥルムから運航に供された船は、船着場がないため使われていない。    船が放置するにまかされている中、村々からエイルに行く高校生たちは死亡事故が生じるイカダで学校に行こうと努めている。    ■ 4ヶ月の間、岸で待っている    エイル郡行政部は、村落公共事業組合の仲介で村民たちの往来を容易にするために、去年35万 全文をよむ

2006-12-13 発がん性の疑われる廃油、食用に?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

発がん性があるため食用に使用が禁止されている使用済みの油が、食用に使われているという。廃油を回集するバイオディーゼル燃料製造会社は「回集する廃油がない。」と語る。    発がん性があるため石鹸製造業や家畜用飼料生産業での使用も禁止されている使用済みの食用油が、とくに未届けで製造を行っている食品・飼料業で使用されているという。    廃油回収ライセンスをもつバイオディーゼル燃料製造会社2社の関係筋は、廃棄する必要がある食用油が未届けの食品製造業で再度使われていると語った。食品会社は許可書のために廃 全文をよむ

2006-12-12 ディヤルバクルで5階建て軍宿舎が爆発:6名の死者(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ディヤルバクルで第7陸軍司令部に属するクルドール軍宿舎で5階建ての2棟からなる宿舎の1棟が、爆発し崩壊した。セントラルヒーティングシステムの循環バルブが閉じられていたことが原因であると発表された。8人がけがを負ったこの爆発でがれきの下に残った子供3人を含む6人の遺体が見つかった。  シャーヒンカヤ・アパートメントで朝8時半頃大きな爆発が起こった。40人が中にいた1棟のうち5家族の住居部分が崩壊し、周辺の建物の窓も粉々になった。  伝えられた事件の状況によると、多数の軍人と市民が捜索や救助にあたり 全文をよむ

2006-12-11 シリア正教徒、トルコで4人目の府主教のためにマルディンに集まる (Milliyet紙) (Milliyet紙)

昨日(10日)マルディンで行われた絢爛たる儀式によってトルコ国内の府主教は4人を数えた。メルキ・ユレキ氏は世界から集まった2500人のシリア正教徒の参加した儀式で叙任された。    マルディンのイディル県で聖職に就いていたシリア正教司祭のメルキ・ユレキ氏が、府主教の職にのぼり、アドゥヤマン(管区)に任じられることになり、昨日マルディン県のダイル・アッザファラーン修道院で絢爛たる儀式が執り行われた。    イスタンブル府主教のユスフ・チェティン氏、マルディン府のサリバ・オズメン氏、マルディン・ミデ 全文をよむ

2006-12-07 24歳の息子失った母親、原発に抗議 -息子のガンはチェルノブイリ原発事故の影響(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 コチ大学経営学部を卒業した24歳のアルダ・チョバンは、悪性リンパ腫を患い10ヶ月に及ぶ闘病生活ののち亡くなった。彼の家族と友人はレヴェント・モスクで行われた葬儀の際、アルダのガンは原子力発電所に抗議した。    アルダの母シェイマ・チョバンは、(息子)アルダは子供の頃家族一緒にオルドゥ※にヘーゼルナッツを獲りに行っており、彼はチェルノブイリ原発事故の犠牲者だと抗議し、次のように語った。    「世界を暮らせる状態ではなくした政治家たちに抗議します。私の息子のように勇気ある者が亡くなりました。少 全文をよむ

2006-12-05 イスタンブルの高速フェリー、船内礼拝室でキブラ(メッカの方向)示す(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 トルコ国営鉄道が、ハジェッテペ大学アルパスラン・オズヤズジュ教授が行った、電車内への礼拝室の設置要求を、キブラが定まらないという理由で退ける一方、イスタンブル海上バス会社は8年間来、高速フェリーに礼拝室を設けて、キブラを矢印によって示している。    イスタンブル海上バス会社が所有する高速フェリーの船体半ばの客室には、4平方メートルの男性、女性各専用の礼拝室が設置されている。礼拝室の中では「イェニカプ―ヤロワ便でのキブラ」「バンドゥルマ―イェニカプ便でのキブラ」といった案内書きに表示された矢印 全文をよむ

2006-11-30 ローマ法王に対する抗議デモ(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 ローマ法王ベネディクト16世のトルコ訪問に抗議する団体が、ベヤズト広場に集まった。     大統一党(BBP)に属すこの団体は、ローマ法王に抗議するためのさまざまなプラカードやバチカンの紙幣(法王の肖像がついているもの)を手に広場に集まった。     その団体はしばしば「アッラーは偉大なり」と叫び、「アヤソフィアはトルコ人のものだ。トルコ人のものであり続ける。」、「預言者ムハンマドに忍び寄る(悪の)手の骨が折れますように。」、「ローマ法王よ、おかしなことをするな、我々の忍耐を超えるようなことは 全文をよむ

2006-11-30 法王に随行のトルコ人司祭、トルコメディアでの報道にびっくり(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 法王ベネディクト16世の訪土中、通訳を担当しているヴァチカンのトルコ人司祭ジュリオ・ムラト氏は、「私はここで生まれました。今、ここに法王と共に訪れています。あなたがこの立場だったら、興奮しませんか?」と語った。     28日夜、法王は在トルコのヴァチカン大使館で過ごした。その一方でベルトーネ枢機卿を団長とする一行は、スイスホテルで宿泊した。29日、6時、朝食に集まった一行のひとりモンセニョール・ムラトは、ミッリイェト紙の質問に次のように答えた。    ― トルコでの法王受入れ体制についてどう 全文をよむ

2006-11-27 子供の頃、ずっとムフティーになりたかったートルコ衣料産業協会長の言 (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

トルコ衣料産業協会のアイヌル・ベクタシュ会長は、子供の頃ムフティーになりたかったにもかかわらず、オスマン語が習得できなかったことでその夢を諦めたことを述べた。    トルコ衣料産業協会会長兼ヘイ繊維、ヘイトラベルの社長であるアイヌル・ベクタシュ氏が、yonetisim.comというインターネットサイトの「仕事で成功した人たち」というコーナーへのコメントで「ずっとムフティーになりたいと思っていました。この職業は非常に価値あるものと考えられていました、そしてこのことが私にとても影響を与えたことを覚え 全文をよむ

2006-11-26 スカーフ着用者はでていけ―マラトゥヤの教員大会で混乱(YeniSefak紙) (Yeni Safak紙)

マラトゥヤで教員の日に行われた式典で「来賓者が気を悪くする」と(の配慮で)、スカーフ着用者は退場するようアナウンスがされると、混乱が起きた。積極的な行動をとった職員に反感の声が上がった。    11月24日、マラトゥヤで行われた教員の日の行事の中でおこなわれたアナウンスが物議をかもした。市民教育センターで行われた式典で、スカーフ着用者は会場の外に出された。式典には、第2軍守備隊指揮官のアラエッディン・オルサル少将、共和国検事長ムスタファ・デミルダー、副市長ユスフ・イゼエッディンの他、公的組織の責 全文をよむ

2006-11-26 トルコ航空協会「犠牲祭に際し、犠牲の羊の皮は今年もうちへ!」(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコ航空協会(THK)のユスフ・ギュンギョル会長は、同協会が収益を上げる以上にさらなる任務があるとし、喜捨されたお金と犠牲の羊の皮の収集を継続する予定であると述べた。ギュンギョル会長は犠牲の羊の皮と喜捨されたお金の分配割合を再度検討し、トルコ航空協会の利益になる方向で調査が行われたことを報告した。ギョンギュル会長はトルコ航空協会の所持する積立金は43兆トルコリラ(約3689億円)にのぼると述べ、「我々の目的は年間150人のパイロットを育成することだ。若いトルコ人たちだけでなく定員が増加された外 全文をよむ

2006-11-24 アレヴィー信徒は学校での宗教科目が免除されることに(Radikal紙) (Radikal紙)

アレヴィー・ベクタ連盟合副総裁であるケナンオールは、息子が必修の宗教科目の授業を免除されるために起こした訴訟に勝訴したことを発表した。    アレヴィー・ベクタシ連盟副総裁であるアリ・ケナンオールは、息子のムスタファ・ベルカイ・ケナンオールが宗教の授業を免除されることを目的に起こした訴訟で勝訴したことを明らかにした。ケナンオールは「ス・テレビ」で放映されている番組で、昨朝裁判所の決定を受けて学校に行き、息子が宗教科目の試験を受けることを阻止したと伝えた。  アレヴィー・ベクタシ連盟事務長フェヴジ 全文をよむ

2006-11-23 ローマ法王訪土に抗議 -アヤソフィア博物館で礼拝の39人が拘束(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アヤソフィア博物館を訪れたアルペレン協会メンバーの一団が、法王の訪問に抗議するため、礼拝が禁止された区画で礼拝を行った。この行動が世界で反響を生んでいるが、(礼拝を行って)抗議した39人が拘束された。    アヤソフィア博物館が昨日、大きな挑発の舞台となった。アルペレン協会のメンバーの一団は、昨日、礼拝が禁止されている博物館の区画で礼拝を行い、法王ベネディクト16世のトルコ訪問に抗議した。報道にむけて声明も行った一団中39人が拘束された一方で、旅行者たちは抗議(の模様)を困惑しながら眺めていた 全文をよむ

2006-11-22 トルコ経済社会研究財団アンケート結果:最大の問題は失業(Radikal紙) (Radikal紙)

・トルコ経済社会研究財団(TESEV)が23県で1492人に行ったアンケートによると、トルコの最重要課題は失業とインフレ  ・自身をムスリムとして認識している者の割合は44.6%に上昇した。スカーフを着用している者の割合は11.4%へ、シャリーアの施行を求める者の割合は9%へ下がった  ・TESEV代表エトヘム・マフチュピヤン氏によればアンケートの結果は矛盾を含んでおり今日の社会科学に基づきトルコを解明することは不可能    ■最大の問題は失業、スカーフは5位   “トルコの抱える最大の問題は何 全文をよむ

2006-11-20 300人がワイン、ビール、ウォッカを飲む -戸外での飲酒に罰金刑に抗議(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブル市のアジア側にあるウスキュダル区が、戸外の公共スペース(公園など)で飲酒をした者に対して罰金を課し、インターネット上に(罪状などの)委員会決定を公表する措置をとることになったが、これに反発するおよそ300人がクズクレシ(乙女の塔)向かいに集まり、ワインやウォッカ、ビールなどを飲んだ。     デニズ・ソム、ジュムフリイェト紙記者の呼びかけで集結した人々は、「ここでの飲酒は禁止」と書かれた表示板の前で、皮肉を込めながら、「ウスキュダル区のメフメト・チャクル区長に“乾杯”」と声を合わせ、 全文をよむ

2006-11-20 愛のためではなく、生きるための結婚(Milliyet紙) (Milliyet紙)

コンヤ出身のファーティフ・イルケルさん(27歳)は50歳年上のドイツ人女性と結婚した。生きるためにがむしゃらに頑張ってきたとのべるイルケルさんは、「海外に行くことで私の人生は変わるだろう」と語った。   イルケルさんは、アンタリヤ県のアランヤ市に仕事を見つけるために来て、ホテルで働き始めた。そこにたまたま滞在していた77歳のドイツ人女性ウルスラ・ブラインダーさんと知り合った。交際を始めてすぐ結婚しようと決意した二人は、アランヤ市婚姻局で先日結婚した。結婚式には新郎新婦の友人も出席した。   イル 全文をよむ

2006-11-19 アンカラの治安の悪化、深刻(Radikal紙) (Radikal紙)

アンカラ県警本部長ユルマズ氏は、若者2名が死んだ2つの事件を受け、「人口450万人の都市においてあえて大げさに取り上げるべき事でない」と述べた。だがアンカラでは犯罪が昨年に比べて57%増加している。    アンカラでこの1週間におきた2件の事件で、25歳の店員、アイシェ・アックズと17歳の高校生、ハジュ・ブルトが通りの真ん中で殺された。アックズは強奪犯に、ブルトは以前に口論となった友人に殺された。若者2名が通りの真ん中で殺されたことで、アンカラの治安問題が議論されることとなった。アンカラ県警本部 全文をよむ

2006-11-19 イスタンブルは霧の中―濃霧注意報(Milliyet紙) (Milliyet紙)

昨日の朝からのかなり濃い霧の影響をうけて、イスタンブルでは日常生活や海上交通に支障をきたしている。    視界の悪さによりスィルケジ・ハレム間のカーフェリーの運行は滞り、自動車専用道路では事故が多発した。7時15分から12時にかけてイスタンブル海峡間の往復船は運休した。    イスタンブル管区気象台長のムスタファ・ユルドゥルムは、気象発表で霧はマルマラ海峡で来週の半ばごろまで、特に深夜から早朝にかけてはあちこちで濃霧の発生が続く、と述べた。     全文をよむ

2006-11-19 必修「宗教」授業への対応をめぐり、アレヴィー信徒の間の亀裂(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ピール・スルタン・アブダル文化協会会長で弁護士のキャーズム・ゲンチは、アレヴィー信徒の生徒が必修の「宗教」の授業を免除されるよう要求して、ヨーロッパ人権裁判所に訴訟を起こした。そしてそのことで、アレヴィー信徒間に亀裂を生んだ。    ゲンチ会長は、ハサン・ゼンギンという名前の協会員の娘が「宗教」の授業を免除されるよう要求して訴訟を起こした。その訴訟が棄却された後に、この件をヨーロッパ人権裁判所に持ち込み、(議論が)始まった。    ジェム財団のヨーロッパ・コーディネーターであるアリシャン・フズル 全文をよむ

2006-11-15 イスタンブル連続爆弾テロ事件の容疑者、釈放(Radikal紙) (Radikal紙)

イスタンブルを血で染めた爆弾テロから3年が経過し、容疑者14人が釈放された。アルカイダ上層部のサッカに対しては終身刑が求刑された。    2003年11月15日および20日にイスタンブルの爆弾テロに関わったとして審理中の、テロ組織アルカイダの関係者である容疑者のうち14人が釈放された。    勾留中の21人を含む73人の容疑者に対する裁判に昨日(14日)新たな展開があった。イスタンブル第10重刑裁判所での審理に、ロアイ・サッカとハメド・オビシを含む勾留中の容疑者21人が出廷した。スレイマン・エル 全文をよむ

2006-11-14 遺産分割と関わる民法に変更—ゼキ・ミュレンさんの遺産問題がきっかけに (Radikal紙) (Radikal紙)

歌手のゼキ・ミュレンさんの遺産分割訴訟に端を発し、トルコ民法に実施されることになった改正によって、兄弟の「法定相続分」が排除されることになった。    トルコ大国民議会公正委員会において、トルコ民法の改正を盛り込んだ法案が承認された。この法案によると、法定相続人として子供、ならびに両親または配偶者のみがいる場合、被相続人は法定相続分以外の遺産を遺言状によって指定できることとなる。そして相続遺産の「8分の1」とされていた兄弟の「法定相続分」は考慮されなくなる。つまり、もはや兄弟は、「法定相続分」を 全文をよむ

2006-11-13 地震から7年 (Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 1999年11月12日にボル県ドゥズジェにて発生した大地震の7周年にあたり、亡くなった人々への追悼式がドゥズジェやボルで行われた。ボルの地震博物館は今年も開かれることなく、震災の記念碑が傷んでしまっていることに、遺族は心を痛めた。地震で家族や友人を失った人々は、行政担当者の鈍重でおざなりな仕事ぶりを非難した。     ボル県で1999年11月12日に発生した地震で、瓦礫の下に取り残されて命を失った48名の追悼のためつくられたボルの地震記念碑・博物館は、震災の7周年にあたっても開かれなかった。地 全文をよむ

2006-11-12 チョルムで幼児虐待、殺人・遺体遺棄事件発覚(Radikal紙) (Radikal紙)

メテハンは2歳半だった。戸籍登録すらされていなかった。彼の母親と暮らしていた男は、いたずらをしたといってはメテハンを情け容赦なく虐待した。母親と恋人のその男は、昏睡状態にあったメテハンを病院に連れて行かないで、車中に、そしてその後は締め切った部屋に放置し彼が死ぬのを待っていた。メテハンの存在は、近所の人たちの知らせで明らかとなった。警察が捜査しなければ、母親と男はメテハンを埋めてしまい、この殺人に誰も気付くことはなかっただろう。    ■病院につれていかないで、彼らは食事をしていた。    チョ 全文をよむ

2006-11-12 「腎臓、即売!」インターネット上の臓器売買の実態(YeniSafak紙) (Yeni Safak紙)

ネット上の家、車、家具などの広告に「臓器」も加わった。自分の腎臓や肝臓を売ろうとする多くの人の理由は同じである。「クレジットカードの泥沼に陥り、借金に苦しんでいる。他に方法はない・・・」    ネット上の家、車、家具などの広告に「臓器」も加わった。腎臓や肝臓を売りに出す人は、電話番号とEメールアドレスを掲示して、買い手と連絡をとっている。広告には「酒もタバコもやりません。血液型は○○です。早急にお金を必要としています。本当に必要な方々はぜひとも連絡ください」などと書かれている。我々は、ネットで腎 全文をよむ

2006-11-08 イスタンブルで大地震を想定した大規模な避難訓練実施(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルで昨日、これまででもっとも包括的な地震の避難訓練が実施された。訓練で、地震時には何を行わなくてはならないかを学んだ生徒たちは避難した。家屋のがれきや座礁した船や脱線した電車の車両から市民が救助された。    昨日イスタンブルの5つの郡でマグニチュード7.2の地震を想定した大規模で包括的な避難訓練が行われた。内務省の民間防衛総本部の主催でトルコ国軍と協力して始められた地震防災訓練は、カンディルリ観測所による11時00分にマグニチュード7.2の地震が発生したという発表によって始まった。  全文をよむ

2006-11-07 検察が保安職員に懲役1年を求刑 -アタテュルク国際空港火災裁判で(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

2006年5月24日アタテュルク国際空港の貨物集積所から出火した火事では、数百万新トルコリラもの損害をもたらしたが、これに関し当時国家空港管理局で任務についていた5人の保安職員が「職務怠慢により火災を引き起こした」罪で訴えられた。警備・保安課長アイドゥン・カラクラック、警備部門チーフであるムスタファ・トクと保安員オスマン・アクラン、メティン・ユムシャク、ビロル・ガイグスズはトルコ刑法第171章第1項により3ヶ月から1年までの懲役が求刑され、バクルキョイ・アスリイェ裁判所で判決が下される予定である 全文をよむ

2006-11-07 ユルドゥズ工科大学構内の礼拝所が閉鎖に -礼拝は学外のモスクへ行くか、あとでまとめて(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

   ユルドゥズ工科大学において、当局が進めている「礼拝禁止」は、大学内の緊張の原因となっている。キャンパス内で礼拝を行うことを許可しない、と機会のある度に述べている同大学のドゥルル・オレン学長は、学生が礼拝を行うために、自分たちで階段の下に設けた礼拝所をも鉄柵で囲い、閉鎖した。   礼拝禁止によって、特に同大学で教育を受けている女学生は困難な状況に陥れられた。学生たちによる礼拝所の要求に対して以前「計画しており、可能な限り早く設ける予定だ」と述べた、歩み寄ったオレン氏は、現在大学構内に礼拝所を 全文をよむ

2006-11-06 国税局、結婚関連事に追徴課税 (Radikal紙) (Radikal紙)

2005年に結婚した6,793組のカップルが、結婚関連事に出費したものについて綿密に調査したイズミル国税局は、多額の脱税があったことを突き止めた。結婚式場のオーナー、家具専門店、不動産業者、招待状作成会社、そして結婚式の時に配られる甘味を作る会社に対し24万4784新トルコリラ(2133万円相当)の罰金に処す一方で、200万新トルコリラ(1億7,429万円相当)にも及ぶ領収書が訂正された。    公式書類でカップルを国税局に呼び出した調査員は、カップルに次のような項目の質問をした:「どこで式を挙 全文をよむ

2006-11-05 宗務庁からのイマーム任命のないモスクの数は5901!(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

メフメト・アイドゥン国務大臣は、トルコで、計5901箇所のモスクにイマーム・ハティプがいないことを明らかにし、宗務庁ではイマーム・ハティプ(導師・金曜礼拝の説教師)、ムアッズィン(礼拝時刻告知係)兼モスク管理人、コーラン学校の教員、説教師、そしてその他の職も含め計2万人の人員が不足していると述べた。    ■ 16年間の人員不足  アイドゥン大臣は、オルドゥ選出の共和人民党議員サーミー・タンドードゥ氏の質疑案に対する回答のなかで、モスクで起こっている人員不足問題に注意を引いた。アイドゥン大臣は、 全文をよむ

2006-11-04 トルコに関する恥ずべき統計結果 -児童ポルノの検索数第一位(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イズミルで生後17ヶ月のN.N.Bという名前の乳児が虐待されたというニュースに続いて、インターネット検索サイト、グーグルで行った調査では、深く考えさせられる結果が出た。グーグルでの「児童ポルノ」というタイトル検索でトルコが第1位となり、都市ごとの分類としてはイズミルとイスタンブル、アンカラが上位3位を占めた。    およそ1ヶ月半前、グーグルのクリック数から導かれた傾向をベースとし、トルコで児童ポルノが非常に危険な規模で広がっているのを記した記事がHurriyet紙に掲載された。その後1ヶ月半の 全文をよむ

2006-11-01 大手スーパーマーケットチェーン、インパシュに詐欺・殺人疑惑(Radikal紙) (Radikal紙)

ドイツ警察は、殺害された7人のトルコ人と1人のギリシャ人がインパシュによって金銭を詐取されていたことが判明したため、トルコ警察へ協力を求めた。現在、両国の警察がインパシュをマークしている。    ドイツにおける詐欺、スイスでの隠し所得、そしてトルコでの不正な金銭取引と詐欺、および文書偽造に関する捜査が問題となっているインパシュだが、ドイツではさらに連続殺人事件の捜査も行われていることが明らかとなった。  ドイツにおいて2000年から2006年の間に7人のトルコ人と1人のギリシャ人が殺害された8件 全文をよむ

2006-10-30 書くことが私の人生—作家エリフ・シャファク、ブックフェアで読者に答える (Milliyet紙) (Milliyet紙)

エリフ・シャファクは、昨日、第25回イスタンブルブックフェアのミッリイェト・キタップ(出版社)のブースに特別ゲストとして参加した。読者の熱心な関心で迎えられたエリフ・シャファクは、まずミッリイェト・キタップの文化出版の責任者であるフィリズ・アイギュンドゥズの質問に答え、続いて読者の質問にも答えた。    9月16日に女の子を出産したエリフ・シャファクは、約1時間の対話で、母親になることから、トルコ刑法第301条により裁判にかけられた「父と私生児」という題名の小説まで、広範囲に渡り返答した。    全文をよむ

2006-10-30 裁判後、自己検閲してしまう ー作家エリフ・シャファク、ブックフェアで読者に答える (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

10月28日~11月9日まで公開のTUYAP(トルコ・イベントセンター)のブック・フェアは、25年間もの間読書好きの人々と好みの作者とが対面する場となっている。著作『父と私生児』が、「トルコ性と共和国を出版物によって誹謗する」という罪状を含む刑法301条を犯したとして3年以下の懲役を求刑されて審理を受け、無罪を認められた作家エリフ・シャファクもここに参加した。昨日、ミッリイェトの芸術誌のブースで読者達と対面し、向けられた批難の矛先に受け答えた。    ■裁判を傍観するのは辛かった    シャファ 全文をよむ

2006-10-30 海峡で共和国記念日を祝う祭典 (Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

83回目の共和国の記念日が、ドルマバフチェ広場で行われた壮大なショーと、ケナン・ドウルが海上に設けられたステージで行ったコンサートとともに祝われた。ドルマバフチェ広場を埋め尽くしたおおよそ2千人のイスタンブルっ子が、ドウルの歌に合わせて唱和した。    イスタンブルっ子たちは、10周年マーチを歌っているときに最高潮の興奮を示した。コンサートの途中の、10周年マーチの合唱の最中、ロケット花火とレーザー光線のショーが行われた。ボスフォラス橋から海に向かって光が浴びせかけられた。ボスフォラス海峡を巡る 全文をよむ

2006-10-30 東部にも慣習に反し娘の願いを重んじる父親がいる (Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

シャンルウルファ(トルコ南東部)のとある一家が、親戚一族に強制的に結婚させられそうになった娘を学校で学ばせるために、6年前にこっそり町を離れた。23歳のアイシェは現在コンピューター・プログラミング学科で学んでいる。元々はこれも似たような話のひとつであった。     2000年、ハッランのムトゥルジャ村で農業を営んでいたアリ・アスラーンの娘、シャンルウルファ・アナドル高校(*1)を卒業したアイシェを親戚が結婚相手に欲しがり、結納金として1万YTL(新トルコリラ/約80万円)と最新モデルの自動車を贈 全文をよむ

2006-10-29 夏時間、昨晩終了、今日から冬時間(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

夏時間の実施が終了した。今晩2時、時間は1時間戻される。    3月に始まった夏時間は、労働時間を日照時間内に組み込む方式で、日照をより有効活用し、電気エネルギーのうち照明に利用される量を蓄える狙いで行われている。    夏時間の実施は、特に夕方の時間帯に最も高くなるエネルギー需要を減らすことを目的としている。    (関連する法律の) 第3097号により修正された第697号の第2項目「グリニッジによると、経度30度が全トルコ時間の基本となる。特に、開始・終了日を明らかにすること、そして1時間を 全文をよむ

2006-10-29 トルコ共和国、83歳の誕生日―共和国記念日(Radikal紙) (Radikal紙)

イスタンブルで約2千人のボーイスカウト、ガールスカウトの子どもたちがテュネル‐タクスィム間で国旗を手に「共和国のための行進」を行った。    アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、「信徒の繋がりより国民の繋がりを、臣民意識よりも同胞意識を、個人的権力(願望)よりも国民的意志を、狂信よりも近代主義と国民国家を選んだ人々がつくった共和国は、無知、狂信、盲信、貧困、無策に対して挑んだ我々の戦いの呼び名である」と話し、共和国成立83周年を記念して発表したコメントで以下のように語った。    共和国は人々 全文をよむ

2006-10-27 トルコ航空の客室乗務員、妊娠したら解雇は違法(Radikal紙) (Radikal紙)

 ニメト・チュブクチュ国務大臣はトルコ航空客室乗務員が妊娠を機に職を失わないよう対応を始めた。同大臣は現行の雇用契約は違法と発言した。     トルコ航空が自社の客室乗務員800名に対し妊娠した場合に一方的に解雇するという契約に署名させていることについて、ニメト・チュブクチュ女性・家族担当国務大臣は対策に乗り出した。同大臣は国際法ならびに国内法に反するこの契約について、トルコ航空にも参加してもらい、改正を目指すと述べた。     共和人民党のアイドゥン選出国会議員オズレム・チェルチオール氏は、こ 全文をよむ

2006-10-26 ラマザン・バイラム中の交通事故死亡者数は計88人(Radikal紙) (Radikal紙)

週末とつながって5日間となったラマザン明けのバイラム(祝日)期間中、25日18時現在までに119件の交通事故が起こり、88人が死亡、459人が負傷した。   10月20日金曜日は18件の事故が起こり、14人が死亡、78人が負傷した。21日土曜日は33件の事故で31人が死亡、116人が負傷。22日日曜日は14件の事故で18人が死亡、65人が負傷した。   ラマザン・バイラムの初日には15件の事故で9人が死亡、56人が負傷した。  2日目には27件の事故が起こり、9人が死亡、97人が負傷した。3日目 全文をよむ

2006-10-25 マルマラ海近郊でマグニチュード5.2の地震:死者はなし(Milliyet紙) (Milliyet紙)

バルケスィル県マンヤス郡で先週金曜日(20日)に発生したマグニチュード5.2の地震に続き、ゲムリク湾でも昨日(24日)、マグニチュード5.2の地震が発生した。マルマラ地区の大部分で感じられた地震により、各所で29人がパニック状態に陥り病院に搬送された。  イスタンブル工科大学(İTÜ)鉱物学部教授ナジ・ギョリュル博士は、「今回の一連の地震は、以前から警戒されている大地震の兆候である」と語った。  ボアズィチ大学カンディリ気象台・地震研究所の情報によると、午後5時に記録された震動の震源はゲムリク湾 全文をよむ

2006-10-22 カヤプナル市、職員へのクルド語教育計画が取り調べの対象に(YeniSafak紙) (Yeni Safak紙)

ディヤルバクル県共和国検察局は、職員にクルド語を教えるなどの項目を含んだ、カヤプナル市と労働組合の協定の調査を開始した。協定には妻に暴行を加える労働者や娘を学校に通わせない労働者に対する制裁も設けられている。ディヤルバクル広域市が管轄するカヤプナル市が署名した協定では、市政及び住民とのコミュニケーションを円滑に進めるため、地域で使われている言語を職員に教育するプログラムが準備されているとみられていた。    全文をよむ

2006-10-22 明日からラマザン明けのシェケル・バイラム!(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ラマザン(断食月)明けの祭り、シェケル・バイラムが、明日からはじまる。5連休のチャンスを得た人々が里帰りをするかリゾート地に出かける一方で、政治家たちは一般的にシェケル・バイラムをアンカラで過ごす。期間中、気温は平年並みとみられ、一部の刑務所では受刑者たちが近親者や妻・恋人らと直接面会できる予定だ。    シェケル・バイラムの間、市内交通は無料とされる。その一方で、大都市で渋滞が見こまれる場所では対策が強化される予定だ。    ■ 政治家もシェケル・バイラムで一時休止    アンカラではシェケル 全文をよむ

2006-10-18 =速報=コンヤで日本人を載せた観光バス横転事故:死亡1名、負傷24名(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 コンヤで発生した観光バスの横転事故で、24名の負傷者が出たことがわかった。     運転手イルファン・チュカル(47歳)を含む24名の負傷者は、コンヤ模範病院、セルチュク大学メラム医学部、メラム教育・研究病院、バシュケント大学コンヤ病院に搬送され治療を受けている。   事故で死亡した日本人女性の遺体はコンヤ模範病院の霊安室に安置された。   イルファン・チュカルが運転する日本人旅行客を乗せたバスは、夕刻イスタンブル道のメダシュ交差点付近で中央分離帯を乗り越えて対向車線に飛び出し横転した。 全文をよむ

2006-10-18 断食節明けの長期連休でカッパドキア盛況見込まれる(Radikal紙) (Radikal紙)

 祝日を9連休にしてほしいという観光業者たちの希望は閣議に取り合ってもらえなかったが、カッパドキアは断食節明けの長期連休で90パーセント以上の集客率に達した。巨岩をくり貫いた洞窟の家で注目を浴びるカッパドキアのウルギュップ郡では合計で約7千人が宿泊可能だが、これらのホテルはほぼ満室になった。カッパドキア地域にあるほかの主要な地区においても、連休前のこうした動きに、観光業者たちは大喜びだ。   断食明けのお祭り「砂糖祭」は、10月23日の月曜日から始まり3日間続く。今年の観光シーズンは不況だったと 全文をよむ

2006-10-17 大学入学手続きの証明写真はスカーフなしで(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

欧州人権裁判所は、「スカーフを着用した顔写真」を提出し、大学に入学手続きの受理を求めた学生らの訴えをしりぞけた。こうして1993年に下した類似判決の見解を継続して示した。マルマラ大学での入学手続の際に、「スカーフを着用した顔写真」を提出したために入学手続きが受理されなかったエミネ・アラチさんが2002年に起こした訴えを、欧州人権裁判所は却下した。アラチさんは、大学の決定が「宗教と良心」の自由を制限し、同時に教育を受ける権利を妨げたと述べていた。ストラスブールにある同裁判所は、アラチさんの申し立て 全文をよむ

2006-10-16 日本の代理出産ー 祖母が孫出産 (Radikal紙) (Radikal紙)

日本で、癌により子宮を失った女性の卵子を使い、50歳になる実母が代理出産をした。代理出産の行われた病院の根津八紘院長は、子供が2005年の前半に生まれたことを明らかにした。施術により、実母の子宮に女性の卵子とその配偶者の精子を付着させたという。出産後、子供はまず祖母に当たる代理母の子として戸籍登録され、その後、生物学上の実の両親は養子として登録した。このような手続きがなされた理由として、日本では代理出産で生まれた子を、卵子提供者の子と認めることを違反としているからである。以前、日本の有名人のある 全文をよむ

2006-10-16 ドイツのトルコ系国会議員、スカーフを外すことを呼びかける (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 ドイツで有名なトルコ人数名が、ドイツで暮らすムスリマ(イスラム教徒の女性)にスカーフを外すよう呼びかけを行った。ドイツ連邦議会のラーレ・アクギュン議員、エキン・デリギョズ議員、自由トルコ-ドイツ連合のメフメト・ダイマギュレル名誉会長、女性の権利擁護者のセイラン・アテシ氏がBild am Sonntag(ビルド・アム・ゾンターク)紙上で行った呼びかけには、ドイツ・トルコどちらの女性も厳しく反発した。同紙上で‘スカーフ反対’宣言をした面々は、「スカーフをつけることでイスラム教徒とされるのではない」 全文をよむ

2006-10-12 アンカラのエセンボア空港に新ターミナル完成(Radikal紙) (Radikal紙)

 国内線と国際線のターミナルが同時に建設されたアンカラのエセンボア空港には、2億5000万ユーロ(日本円で約371億8400万円)の投資が行われた。TAV社が運営する同空港は、総利用者数が1000万人を突破する見込み。     TAV空港会社は、アンカラのエセンボア空港の国内線と国際線のターミナルを予定より1年と1日早く完成させ、明日営業を開始する。建設に際し2億5000万ユーロの投資が行われたアンカラ・エセンボア空港の国内線と国際線ターミナルは、明日エルドアン首相によって営業開始が告げられる。 全文をよむ

2006-10-11 「学校より農地へ」:収穫に動員される子どもたち(Radikal紙) (Radikal紙)

 一般に、トルコ南東部からチュクロヴァにやってきて、綿花を収穫し鍬で畑を耕す農業労働者の家族の子どもたちは、教育を受ける機会があったとしても畑から離れることができない。週末、子供たちは畑に連れていかれる。     国民教育省(MEB)と国際労働機関(ILO)は、児童労働を防ぐためにアダナにパイロットエリアを定め共同プロジェクトを開始した。このプロジェクトの一環として教育を受ける機会を得た子供たちは、小学校から離れてしまっていたために十分な教育を受けることができていない。カラタシュのイェミシュリ村 全文をよむ

2006-10-09 トルコのような大学入試のやり方は他の国にはない (Radikal紙) (Radikal紙)

大学入試センター長ユナル・ヤルマアン教授は大学入試に関して不満を感じている。他の国々ではトルコのように学力試験のみで入学者選抜を行っていないとし、「受験者を50万人ほどに減らすことができれば、論述式の試験を導入することができるだろう」と述べた。大学受験者数が多すぎるため、試験の方法が理想的な形になりえず、この解決のためにはまず、経済状況の改善が必要であると述べた。さらに、以下の事を明らかにした。    ■高卒者の割合が高まらねばならない  高卒者の割合が40%である国では、大卒者の割合が50%に 全文をよむ

2006-10-07 同じ小学校内で授業環境に格差~ドアの壊れた教室ときれいでゆとりのある教室(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルで最も人口密度が高く、急速な人口流入が発生しているガーズィーオスマンパシャ区のエセンテペ小学校に通う子供たちは、最も情け容赦ない形で、貧富の差というものを小学校の机で学んでいる。 エセンテペ小学校には4,300人の生徒が在籍しているが、多額の寄付を行った家族の子供と、行っていない家族の子供を区別している。慈善家たちの援助により、学校側は小学校の1階の教室のうちの5つの教室にカーテンをかけ、机に1人ずつ座る教室にしている。そしてこれらの教室には、 150YTL(約12,000円)以上の 全文をよむ

2006-10-06 アダナで暴力シーンを含むインターネットゲームが禁止に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アダナ県は、インターネットカフェで若者に最も利用される暴力シーンを含む20種類のゲームの使用を禁止した。  アダナ県警本部少年課は、インターネットカフェに対して一連の調査を行った。調査により、インターネットカフェに近い学校に通う生徒が、学校がインターネットカフェから遠い生徒に比べ学業成績が低いことが判明した。  調査結果に基づいて11項目の指導が作成され、執行される。指導では、暴力シーンを含んでいることが明らかにされた「カウンター・ストライク」を筆頭に、同様の特色をもつ20種類のゲームがインター 全文をよむ

2006-10-05 トルコ航空ハイジャック事件 -こんなに簡単に?(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコ航空機は2003年から既に17回もハイジャックされている。今回の事件は、ハイジャックがいかに簡単かということを改めて示した。専門家らはハイジャックを航空機内で防止するのは不可能とみている。     トルコ航空機操縦士協会のトゥナ・ギュレル会長は、ひとりの乗客の手に爆発物、刃物または工具類がなくてもハイジャック可能であると述べた。同会長は民間航空会社のハイジャック対策の限界を次のように指摘した。   「『この袋のなかに爆弾がある。』という犯人に対してパイロットが『それはでたらめだ。』というの 全文をよむ

2006-10-04 トルコの汚職率は世界第4位?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トランスペアレンシー・インターナショナル(汚職・腐敗防止のために活動する国際的NGO)によれば、贈賄行為を行う国の1位はインドで、中国、ロシアが続いた。     ベルリンに本部を構えるトランスペアレンシー・インターナショナルによる本日(4日)発表予定の調査によれば、トルコは贈収賄の多さで上位を占めている。   トランスペアレンシー・インターナショナルの2006年贈賄指数では、トルコは海外でビジネスをするために贈賄を行う国で4位になった。1位はインド、2位に中国、3位にはロシアが続いた。   前 全文をよむ

2006-10-04 断食しない警官に日中の食事サービス実施(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 警察で勤務している4千人のうち断食をしない職員はわずか17人しかいないため、食堂は閉鎖された。警察はその17人が食事をできるように詰所で特別に食事サービスを行った。     警察庁は、勤務している4,200人のうち断食をしない職員が17人しかいないため、食堂を一ヶ月間閉鎖した。   警察庁社会事業部部長は、ラマザンで断食をしない職員のためのチケット制の昼食サービスを今年も引き続き実施した。全部署に配布された、社会事業部部長オズカン・エルギン名義の公式通達で以下のように述べられた。   「職員の 全文をよむ

2006-10-02 異国で過ごすラマザンは味気ない (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

ラマザン月は世界中で盛大に祝われる。伝統を守りながら同月を最高の形で過ごすムスリムたちの多くが、アザーンの声なしに断食が明けていくことを残念に思っている。    ほかの11ヶ月に比して最も重要なラマザンが、世界中でそしてトルコ各地でムスリムをラマザン特有の雰囲気に誘い込む。ムスリムは貴重なこのラマザン月にはけがれから遠ざかり、それとはかけ離れるべく様々な習慣に触れ心を休ませている。私たちも、世界各国にいるムスリムに聞いてみた:あなたのいる場所では、ラマザンはどのように過ごされますか、と。イスラム 全文をよむ

2006-10-01 シェイフ・サイトの子孫との記事は名誉毀損―公正発展党議員フラート勝訴(Milliyet紙) (Milliyet紙)

公正発展党議員のデンギル・ミール・メフメト・フラートが起こした訴訟で、「シェイフ・サイトの子孫」という表現は侮辱とみなされた。賠償金支払いの判決は、最高裁判所により認められた。    公正発展党副党首デンギル・ミール・メフメト・フラートは、ギュネシュ紙上の記事や報道で、彼に関し「シェイフ・サイトの子孫」という表現が使われたことを理由に訴訟を起こした。    フラートは、アンカラ初級裁判所に起こした訴訟の陳述書で、自分はシェイフ・サイトの子孫ではなく、このような誤報が政治的意図によって、彼の政治生 全文をよむ

2006-09-27 エーゲ海で不法入国未遂者の悲劇 -6人が死亡(Radikal紙) (Radikal紙)

昨日カラブルヌ郡キュチュクバフチェ村のデニズギレンで、早朝にもかかわらず人の叫び声と犬の鳴き声が響き渡った。海辺に駆けつけた人々は、海に浮かぶ多数の人々を発見。現場に到着した憲兵と沿岸警備隊はパレスチナ人8人、レバノン人2人、チュニジア人16人、イラク人5人の計31人を救出した。将来への期待を胸に船にのった者のうち6人は遺体で見つかった。  救出された人々は、ギリシャ沿岸警備隊によってボートから突き落とされたと言っている。      ■「手錠を解いて突き落とした」    不法入国者の証言によると 全文をよむ

2006-09-23 「お父さん、学校へ行かせて!」キャンペーン、成果着々と(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ミッリイェト紙(本紙)が女子児童を学校へ通わせるために2005年4月23日に始めた「お父さん、学校へ行かせて!」キャンペーンでは、今日までに7軒の寮がオープンし、12軒の寮が建設中で、10月以降、これらの寮が順にオープンしていく。このキャンペーンでは、奨学金と寮建設のために2100万YTL(約16億5千万円)の資金が集められ、3652人の女子生徒への奨学金も与えられることになった。    ミッリイェト紙は100万YTL(約7800万円)の資金でキャンペーンを開始し、今日までに金銭的支援、社会的な 全文をよむ

2006-09-21 レイプの後始末で望まない結婚、そして自殺 -14歳少女の悲劇(Radikal紙) (Radikal紙)

ウンミ・ギュルスュムは14歳の時に誘拐された。両家族は和解し、レイプ犯とウンミを結婚させた。ウンミは“純粋な貞操”と暴力的な夫を手にした。15歳で乳飲み子と一緒に家を追い出された末、自殺した。     ウンミ・ギュルスュム・オズチュルクは14歳の時に、市場で働く17歳の少年A.Tに誘拐されレイプされた。ウンミの家族はこの事件を裁判に持ち込むのではなく、イマーム(イスラム僧)の前で“解決”した。まだ幼い少女はA.Tと無理矢理結婚させられたのだ。     しかし悲劇はそれで終わらなかった。夫から暴力 全文をよむ

2006-09-17 夏休みが終了、授業のチャイムが鳴る(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 2006-2007年の教育年度が、明日から始まる。初等教育および中等教育で学ぶ約1400万人の生徒と59万5千人の教師が最初の授業に取り組む。   新しい教育年度の開始に合わせ、アンタリヤのハシム・イシジャン文化センターでは、エルドアン首相を迎えて式典が開催される予定だ。式典では、今年新たに開校する10校の一斉開校式も執り行われる。小学校と高校の生徒たちに約1億3800万冊の教科書が無料で配布される。    ■新しい教室部屋の供用を開始   国民教育省は、2006年の終わりまでに1万8500室 全文をよむ

2006-09-14 爆弾はポットに入っていた -トルコ南東部で子ども7人含む10人死亡の爆発事件発生(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ディヤルバクルを血に染めた、7人の子供を含む10人の命を奪った爆弾は、12キロの魔法瓶の中に入っていたことが明らかになった。目撃者たちによれば、1人の子供が魔法瓶を開けたことで爆発が起きた。      ディヤルバクルで一昨晩、バーラル地区のコシュヨル公園バス停のそばで爆弾が爆発した。7人の子供を含む10人を死に至らしめ、15人を負傷させた爆弾は、12キロの魔法瓶の中に入っていたことが確認された。この恐ろしい爆発による死亡者の大半の遺体はばらばらになったため、身元の確認が困難になった。負傷者のうち 全文をよむ

2006-09-13 ファーティフ橋で徐行するデモ(Radikal紙) (Radikal紙)

イスタンブル市民は注意!明日は、イスタンブルの交通に大混乱が起きるだろう。今日、KESK(公務員組合連盟)に所属する建設・道路労働組合のメンバーが「人間的に暮らしていける賃金と労働協約締結」の要求を掲げ、労働を緩和させるデモを実施する。デモは、ファーティフ橋(訳注:ボスフォラス海峡両岸を結ぶ橋。1988年完成。)で午後3時に始まる予定だ。ボスフォラス大橋(訳注:ボスフォラス海峡両岸を結ぶ橋。1973年完成。)と高速道路の方では、デモの効果を高めるために、交通量の多くなる時間帯が選ばれる。     全文をよむ

2006-09-13 アタテュルク廟への訪問者が毎年、増加傾向に(Radikal紙) (Radikal紙)

アタテュルク廟は、ムスタファ・ケマル・アタテュルクへ敬愛の念を示そうとする何百万人もの人々であふれかえっている。アタテュルク廟司令本部のデータによれば、今年は9月11日までに合計562万7461人がアタテュルク廟を訪れた。これはトルコの総人口(2000年の国勢調査によれば6700万804人)の12%に当たる。    アタテュルク廟へは、2004年には250万人、2005年には380万1340人が訪れた。今年は年初からの8カ月間で562万7461人が訪問していることから、年末には訪問者数の最高記録 全文をよむ

2006-09-13 元内相ら、イスマイル・アー・モスク殺人事件の報道姿勢を批判(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

元内相で国民党党首のサァデッティン・タンタンは、ファーティフ・チャルシャンバ地区のイスマイル・アー・モスク殺人事件に関して報道されている内容について本紙に語った。イスマイル・アー教団が政治に関与していないこと、単に宗教的・精神的活動の範疇にある組織であることを述べ、この事件に関しての詳細な報告書が政府関係組織に存在すると語った。  タンタン党首はメディアの「なぜこの教団が捜査されないのか」との報道姿勢は理解できないと述べた。その上でメディアが国家にとって重要な役割を果たすことは出来ないだろうと述 全文をよむ

2006-09-13 コーラン学校がマドラサ(イスラム学院)化していると非難の声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

いくつかの教団や信仰グループの財政支援によって設立され、一部には寮や寄宿舎を備えたものもあるコーラン学校が二分しつつある。(本来)10月から5月末まで32週間の教育を行うコーラン学校では、「ハーフィズ(コーラン全暗記)」教育によって教育期間が2年間に延長されている。こうしたコーラン学校は、法律上は8年間の義務教育を終えた生徒を受け入れなければならない。 しかし「夏季コーラン学校」でも、小学校5年生を終えた生徒を登録させている。コーラン学校の“指導者”も、教師のように給料や追加授業分の給料を得てい 全文をよむ

2006-09-11 クーデターのため、家族は長く離ればなれになった (Radikal紙) (Radikal紙)

 両親はトルコ共産党の精力的な党員…。クーデターの発生は、彼らも近い将来逮捕されることを意味した。このため両親は2歳のバルカンを親に預け、海外逃亡の方法を模索していた(この時代には3万人が政治難民として海外に逃亡した)。2人の目的は、落ち着く場所を得るや否や息子バルカンを引き取ることだった。だが彼らの思惑に反して、バルカンには8歳になるまでパスポートは発給されなかった。長年両親に会えず寂しい思いをしていたバルカン少年が、オランダで両親と抱き合った瞬間にどのような感情を抱いたのか、彼らを本当の意味 全文をよむ

2006-09-11 9.11同時多発テロ事件の余波 (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

 (ブルサ県)ゲムリキ出身で労働者のアフメト・タシュさんは、アメリカで働いていた当時に発生した9.11事件後、拘束され、3ヶ月半もの間起訴もなしに刑務所に留置されたのち国外追放処分を受け、現在差し押さえられた財産の返還をアメリカ連邦政府に求めている。     世界貿易センターのツインタワーに攻撃が行われた時、ニュージャージー州に住んでいたアフメト・タシュさんは、その日を境にアメリカでは、イスラム教徒にとってすべてのことが正反対に転じたと明かしながら、次のように話した。   「攻撃の時、私はあるア 全文をよむ

2006-09-08 アテネに平和を運んだ船、クルトゥルシュ号の展覧会(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

第2次世界大戦中に、ギリシャに最初の友好の手を差し伸べたトルコ国民の集めた救援物資をアテネに運んだ船、クルトゥルシュ号の航海の模様を紹介する展覧会が、イスタンブル商工会議所芸術ギャラリーで開幕した。     蒸気貨物船であったクルトゥルシュ号は、1941年から42年の間に行った4度の航海で、およそ7100トンの食料支援物資をアテネの人々に届けた。展覧会の開会式で、ギリシャのイスタンブル総領事、アレックス・アレクサンドリスは、この展覧会によってトルコとギリシャの国民を結束させ、両者の友好関係を深め 全文をよむ

2006-09-08 イスタンブルにおける「要注意」モスク -モスク殺人事件がきっかけで問題視(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ファーティフにあるイスマイル・アー・モスクで起こった殺人事件およびリンチ事件をきっかけに、宗教教団のモスクに注目が集まっている。イスタンブルでは至る所に宗教教団と、それらの教団が拠点とするモスクがある。信者の多い地区に修行場をかまえる教団は、大部分が自分たちで建てたモスクを利用している。    イスタンブルでは、エルケンキョイ、イスマイル・アー、ギュムシュハーネヴィの修行場と、ヌルジュ、スレイマンジュ、ウシュクチュの教団が強い勢力を誇っていることが知られている。イスラム教団や修行場、宗教グループ 全文をよむ

2006-09-07 なが~いモロッコインゲン栽培でギネスブック入りを目指す(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

テキルダーのチョルル郡に住む元教師のフェフミ・トスンさんは、自ら育てた長さ97センチのモロッコインゲンでギネスブック入りを目指している。    チョルル市のサールック地区に住むフェフミ・トスンさんは、教員を退職した後に趣味で家庭菜園を始めた。59歳で既婚、2人の子どもの父親であるトスンさんは、次第に野菜や果物の栽培について専門家となった。トスンさんは、3年前に道端で種を見つけ、その種でササゲ種のモロッコインゲンの栽培を始めたと話した。    トスンさん曰く、「最初に植えた年には60センチ近くまで 全文をよむ

2006-09-05 イスマイル・アー・モスク殺人事件で、警察の捜査に3つの疑問点(Radikal紙) (Radikal紙)

イスマイル・アー・モスク殺人事件は、依然謎に包まれている。朝の礼拝の後説教を行っていたバイラム・アリ・オズチュルク氏を刺殺したムスタファ・エルダルは、その後リンチされたことが分かっているが、警察が「頭部をミフラーブ(モスク内でメッカの方向を示す壁にあるくぼみ、壁がん)に打ち付けて死亡した」と発表したエルダルの、殺害後の最初の映像からは、エルダルの胸部が血まみれになっていることが確認された。また第一回の解剖報告書では、エルダルの死因は「体全体の外傷」と発表された。これらは全て前日に警察が行った発表 全文をよむ

2006-09-05 爆破予告されたトルコ航空機、電気シェーバーにびっくり(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

THY(トルコ航空)のディヤルバクル-イスタンブル便で、運行を行ったボーイング737-800型航空機「ゾングルダク号」の飛行中にあった爆破予告はうそだったことが判明した。    TK4261便旅客機は、142人の乗客を乗せて昨日13時25分にディヤルバクルを飛び立った。飛行中、1人の人物から警察に爆弾を仕掛けたとの通報があった。そのため14時56分にイスタンブルに着陸した旅客機は、誘導路へ運ばれた。乗客にも爆破予告があったことが告げられ、乗客と荷物についてのセキュリティ検査が行われた。検査中、あ 全文をよむ

2006-09-04 84%がトルコのレバノン派兵に反対 -ミッリイェト紙が世論調査(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコで最もよく読まれているインターネットのニュースサイトであるmilliyet.com.tr(※ミッリイェト紙ホームページ)にて続けられている世論調査で、回答者の84%がレバノンへのトルコ軍派遣に「ノー」と答えた。    歴史に残る国会審議の1つがまた明日行われる。レバノン派兵について、政府が国会の承認を求めている許諾書が総会で採決される。採決は、いくつかの主要観光地での爆発事件に引き続き、アナトリア東部・東南部での(テロ組織との交戦による)殉職者の発生が報じられる中、そして中東情勢がいまだ流 全文をよむ

2006-09-03 スカーフ姿のバービー、登場!(Radikal紙) (Radikal紙)

バービー人形が、今やイスラム風スカーフをかぶる時代となった。トルコ人企業家が中国より輸入したイスラム風スカーフ姿のバービーの絵入りランチボックスは、イスタンブルやアンカラをはじめとして多くの都市で販売されている。    一方で教育関係者は、(商品は)配慮に欠けていると非難した。教職員労働組合のアラアッディン・ディンチェル委員長は、イスラム風スカーフをしたバービー人形の絵柄付のランチボックスや、「100冊の基本図書」の中に含まれていることが分かった宗教的内容の記述、また子ども向けの塗り絵本の絵柄に 全文をよむ

2006-09-01 危機一髪―ハッキャーリでPKKの遠隔地雷の被害、回避(Radikal紙) (Radikal紙)

軍隊派遣によく使われる(ハッキャーリ県)ユクセコヴァ-シェムディンリ間の幹線道路に昨日朝、PKKのメンバーにより仕掛けられた遠隔操作式のC-4型プラスチック爆弾が爆発寸前で発見された。    治安部隊は軍事車両の通過前に行った(不審物の)捜索活動で、シェムディンリから10キロ離れたシャパタン峠で朝6時頃道路に仕掛けられた爆弾を発見した。道路はすぐに封鎖され、専門家チームが派遣された。仕掛けられたC-4型プラスチック爆弾は重さ4キログラムで、遠隔操作により爆発する仕組みとなっていた。専門家による5 全文をよむ

2006-09-01 労働者党党首ドウ・ペリンチェキ「礼拝は40年来しているさ」(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

労働者党党首ドウ・ペリンチェキは、最近様々な報道や出版機関で話題となる「ペリンチェキは変わった」という主張を否定した。ペリンチェキは「私は何も変わっていない。40年来、預言者ムハンマドが改革者であると主張し、礼拝も行っている」と述べた。労働者党の急速な拡大についてふれたペイチェキは、「預言者ムハンマドは、年来、単に預言者として認識されてきた。私たちは彼の改革者としての側面も明らかにしている。彼は偶像を破壊したが、労働者党も現代の偶像を破壊するだろう」と語った。     全文をよむ

2006-08-31 イスタンブルにプロテスタント教会堂建設される~「共和国史上初めて」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ人をはじめとする5000人の信徒を持つトルコのプロテスタント教徒が、イスタンブル・マルテペ区にキリスト教会堂を建設した。教会堂を建てたイスタンブル・プロテスタント教会基金のティムル・トプズ会長は、「これは共和国史上初となるトルコ人の教会です。」と語った。    イスタンブル・マルテペ区に、「トルコ人のキリスト教会堂」が建設された。建物は、教会のメンバーのうちエルジュメント・タルカン氏とメフメト・アリ・シムシェキ氏の寄付を受け、イスタンブル・プロテスタント教会基金が建設した。  本紙との会見 全文をよむ

2006-08-28 不注意からの大事故、7人死亡―火薬トラックのそばでプロパンガスに点火すると・・(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ガソリンスタンドの駐車場に止めた、ライターと花火を積んだトラックの陰でポータブルガスこんろに火をつけたところ、爆発が発生した。7人が死亡、2人が負傷した。    コンヤ-アダナ高速道路の10キロメートル地点にあるエルテティキ給油所に入った3台のトラックは、給油ポンプから75メートル離れたところに駐車した。露天商のために積み荷を4台のミニバスへと積み替えた運転手たちは、1台のトラックの陰で食事をしようと昨日午前10時半頃にポータブルガスこんろに点火した。一瞬のうちに火のついたトラックの積み荷の花火 全文をよむ

2006-08-27 山火事防止のための入山禁止、しかしバーベキューする人は後をたたず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコ各地で山火事が立て続けに発生するなか、この対策としてイスタンブルでは先週木曜から森林地に関わるいくつかの禁止事項をだしたが、これに従うものはいない。   地中海地方各地で数百ヘクタールにも及ぶ山火事が発生したことによって、他地方の行政当局者も対策に乗り出すことになった。特に気象学の専門家が、週末の気温が平年より7~8℃高くなるだろうと警告を発したことを受けて、イスタンブル森林地区管理局も同市で発生する恐れのある火災を防ぐべく、キャンプ地や遊歩道でのコンロの使用と、要注意地区とされる一部森 全文をよむ

2006-08-26 動物園で行方不明のニシキヘビ、天井裏で寝ているところを発見!(Milliyet紙) (Milliyet紙)

(アンカラにある)アタテュルク森林農場で行方不明になっていた体長6メートルのニシキヘビ「パーキゼ」は、2カ月間天井裏で眠っていたことが明らかになった。パーキゼは1時間にわたる作業で捕獲された。    アタテュルク森林農場の動物園から2カ月前に姿が見えなくなったと伝えられたニシキヘビの「パーキゼ」が、自分の隠れ家で発見された。2カ月間アンカラの様々な場所でパーキゼの捜索が行われていたが、動物園の職員によって天井裏に追い詰められると、捕えられるまで1時間の“隅取りごっこ”を演じた。  6月11日に行 全文をよむ

2006-08-24 学生選抜試験、結果発表~高得点者の進学先は?(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

学生選抜試験と外国語試験の成績に基づく各大学の合格発表が昨日あった。高得点を取った学生たちは、主にボアズィチ大学と中東工科大学を選んだ。    数学1で1位だったヒュセイン・ユルドゥズは、中東工科大学工学部電気電子工学科に合格した。トルコ語1と均等配点1で1位を分け合った3人のうち、オカン・チャルシュカンはボアズィチ大学工学部機械工学科、セルヴェル・チメンは中東工科大学工学部コンピューター工学科、アブドゥッラフマーン・ユルマズは中東工科大学電気電子工学科を選んだ。  数学2で1位を取ったオヌル・ 全文をよむ

2006-08-23 上司に監禁・虐待された秘書、重傷で発見される(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アンタリヤでアクセサリー販売業を営むムスタファ・クヴラクは、男と歩いていたという理由で24歳の秘書を家に監禁して虐待した。鍵のかかった家でベッドに縛られていた重体のサク秘書は、集中治療室に搬送された。    ■弟と母も逮捕された   鎖で殴打したり、足の指をハンマーでつぶしたり、爪をピンセットではがしたりするなどして秘書を虐待したとされる上司のムスタファ・クヴラクと、その事実を知りながら通報しなかった母のハティジェ、医学生で弟のアフメト・サクが逮捕された。自分をこのようにしたのは上司のクブラク 全文をよむ

2006-08-22 聖なる奇跡!?山火事の中、「マリアの家」焼け残る(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イズミル県セルチュク郡で起こった広い範囲に及ぶ山火事は、消し止められた後、冷却作業が続いている。一方で、炎が「聖母マリアの家」の5メートル先まで迫ったものの、被害はなかったことが明らかになった。ビュルビュル山のふもとに位置する聖母マリアの(家の)修道士らは、炎が辺り一面を焼き尽くしたのに、聖母マリアの家と修道士のいる建物が燃えなかったことは「奇跡だ」と話している。    ■信じられない光景    一面が灰と化した森の中の道を通って昨日聖母マリアの家へたどり着いた観光客にとっても、自分たちの見た光 全文をよむ

2006-08-21 ボスフォラス海峡のトンネル工事進む~マルマライ・プロジェクトを現場レポート(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルのアジア岸とヨーロッパ岸を(鉄道で)繋ぐマルマライ・プロジェクトが急ピッチで進んでいる。深さ34メートルの海底で、うだるような暑さにもかかわらず行われているウスキュダルのトンネル工事は、プロジェクトの壮大さをうかがわせる。幅18メートル、高さ16メートルのトンネルは、底部と直径が大きいため、古典的な方法で掘削されている。毎日、何十台もの作業機械が、何百トンもの土を地表へと運んでいる。細心の注意を払って進められている掘削だが、一番の恐怖は、万一起こるかもしれない落盤である。そのため地下 全文をよむ

2006-08-19 女性と子どもしか入れない公園がコンヤに建設中、その目的は・・・(Radikal紙) (Radikal紙)

女性たちに平穏な社会生活を保障する代わりに彼女たちを隔離する政策の新手も、コンヤから実施される。コンヤのフュユク郡クレリ町に作られる予定の2つめの公園は、女性と子どもだけが利用できる。    AKP党員であるアリ・メルメル町長は、町の中心部に女性と小さな女の子だけが利用できる公園の建設を、数週間前に始めたことを明らかにした。メルメル町長は、町では男性向けに多くの広場や場所を提供しており、今度は女性の番だと述べ、次のように話した:  「我が町には女性にとって快適な場所がなかった。そのためおしゃべり 全文をよむ

2006-08-19 内陸アナトリアのアクシェヒル湖、過剰なかんがいで干上がる(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

干ばつや無計画な農地灌漑のため、アクシェヒル湖は近年干上がり始めた。あまりに水を汲み上げたため、もはや対岸まで歩いて渡れる。    アクシェヒル郡の農業長バフリ・カラマンは、アナトリア通信の記者に、湖の水位は近年のうち最低の状態に下がり、湖は実際に湿地状となって一部では水たまりのように見える、と語った。    カラマン氏は、水が残っている場所で水深は17メートルからその半分に下がったと述べ、以下のように続けた。「ナスレッディーン・ホジャで知られるアクシェヒル湖で水位が下がり続けている。近年、干上 全文をよむ

2006-08-18 アアル・ダウ(アララト山)で氷河が溶ける 村人は噴火と錯覚(Milliyet紙) (Milliyet紙)

地元住民は、アララト山で起こった噴火のせいで、岩や泥水がふもとに向かって流れてきたと思った。しかし専門家によると噴火ではなく、氷河が溶けたためだった。    アララト山の北側にある標高4千メートルのコルハン草原で、噴火のため谷が開かれ、セラン牧草地が2つに分かれたという声が住民から上がった。この10日間昼も夜もずっと噴火の音が聞こえたと話すコルハン村のハビプ・チャカル村長は、遊牧民が(音のする)地域に近づかないよう努めたと語った。村人たちは噴火音に大変恐怖を感じていると言うチャカル村長は、「噴火 全文をよむ

2006-08-17 トルコ大地震から7年 追悼集会開かれる(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

コジャエリ広域市は、1999年8月17日に起こったギョルジュクを震源とするマグニチュード7.4のマルマラ地震で亡くなった人々をしのんで、コジャエリ博覧会場で追悼集会を開いた。    太陽の舞台で行われた追悼集会は、犠牲者に1分間の黙とうが捧げられた後、独立行進曲の斉唱で始まった。追悼集会では、文化観光省コンヤ・トルコ・イスラム神秘主義音楽隊がコンサートを行いセマー(回転舞踊)を披露したほか、コーランが読み上げられた。    コジャエリ被災者会やいくつかの市民社会組織、労組の代表者たちも、地震で亡 全文をよむ

2006-08-16 アスベスト船「オトパン」受け入れにグリーンピースなど抗議(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 数日中に解体のためにアリアーに来航予定のタンカー「オトパン」には合計60トンのアスベストが積載されていると言われている。ヨーロッパ船舶解体プラットフォームは、「危険についてトルコは警告を受けていない」と述べた。     オランダに何年間も停泊した後、解体のためアリアーを目指してオランダを出発した船「オトパン」に対して、グリンピースのメンバーと危険船舶解体防止活動メンバーは抗議行動に出た。   県庁前に集まった活動メンバーの代理人として記者会見に臨んだ弁護士のアリフ・アリ・ジャングは、船がトルコ 全文をよむ

2006-08-14 公務員らネクタイ着用の服装規定見直しを求める(Yeni Safak紙)  (Yeni Safak紙)

団体交渉の席につく公務員は、ネクタイ着用義務に不満を持っている。公務員労働組合のアフメト・アクス組合長は「服装規定を廃止せよといっても、公務員が職場にランニングシャツで来られるよう求めているわけではない」と述べた。    労働組合が政府との間で行う団体交渉で、公務員の服装規定も論議に上る見通しだ。公務員労働組合は服装規定の廃止を主張している。組合側は、女子公務員のスカーフ着用禁止についても、撤廃の必要性を訴える。公務員労働組合のアフメト・アクス組合長は、公務員の服装規定がある国は世界でも他に例が 全文をよむ

2006-08-12 トルコでも空港の警備体制強まる ―英国のハイジャック未遂受け(Radikal紙) (Radikal紙)

アル・カーイダによる襲撃計画が明るみに出された後、トルコの警察庁は空港での警備対策の増強のため各部局に極秘文書で注意を促した。    これにより、乗客の入国審査は非常に厳重に行われるようになる。例えば乗客の手荷物はエックス線装置で必ずスキャンされる。不審な荷物は開封させられる。手荷物に詰められた飲料水の容器は調べられる。    アメリカ合衆国連邦運輸保安局も、トルコ航空に注意を促し、アメリカ行の便に新たな警備対策をとることを明らかにした。 全文をよむ

2006-08-11 コーランを唱える世代が育ちつつある(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

イスタンブル宗務局は夏期コーラン学校の履修生を対象に知識大会を開催し、ファーティフ郡宗務局コーラン学校履修生が一位に輝いた。     学校教育においてコーラン教育が禁止されたことに伴い、子供たちにコーランを学ばせたいと願う保護者たちは、地元の宗務局が主催するコーラン学校に通わせている。今年はイスタンブルでも3,000のモスクで開かれ、約4,000人が履修した。二ヶ月間のコースでは各郡宗務局が任命した教育者らが信条・礼拝・イスラム教徒の守るべき規範・道徳そしてコーランの唱え方を講義した。イスタンブ 全文をよむ

2006-08-09 レバノン攻撃に7人の知識人から抗議文(Radikal紙) (Radikal紙)

 レバノンで何十万人という犠牲者を出しているイスラエルの攻撃は、様々な批判の中いまだ続いている。トルコの7人の知識人によってまとめられた声明文は今月15日まで署名を求めて公開されている。    ■7人の知識人による反戦共同声明  ・我々は、アメリカ・イギリス・イスラエルからなる同盟の帝国主義的、植民地主義的、攻撃的な政策の責任者であるブッシュ氏、ブレア氏、オルメルト氏に以下の理由より強く抗議する。  ・殲滅戦、占領、故意の集団殺人、子供や市民の意図的な殺害、これら全ての罪を彼らは犯していること。 全文をよむ

2006-08-09 家族へ悲報、どう伝えるべき?:殉職者の父急死で波紋ひろがる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 シュルナクで任務に就いていた保安隊下仕官軍曹レヴェント・チェヴィキが殉職したという知らせを電話で受けた父イブラヒム・チェヴィキは、心臓発作を起こして亡くなってしまった。この事件は、殉職をどう伝えるべきかという問題を提起した。    ■「案件は調査中」   アンタリヤ保安隊連隊指揮官参謀大佐サリム・オルグネルは、殉職の知らせを家族へ電話で知らせたことを認めた。そして心肺機能不全の持病があった父の死の原因を作ったことについて、保安隊総本部が捜査を開始したと述べた。オルグネル大佐は「誰でも自分の行い 全文をよむ

2006-08-08 成田行トルコ航空機、乱気流に巻き込まれる 6人けが(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブル発東京行トルコ航空(THY)機での恐ろしい体験を、当時機内にいたオカン・エミルが説明した。    飛行機に乗り合わせていたオカン・エミルは機内での体験をヒュッリイェト・インターネットに説明した。A340型航空機のTK0050便で東京に向かう乗客の一人だったと話すエミルは、乱気流に巻き込まれた時立っていたと言う。    着陸の約30分前に3、4秒の間乱気流に巻き込まれたと説明するエミルは、足が地面から50センチ浮き上がり、天井に体をぶつけた。    浮き上がったとき、床へ落ちるときのた 全文をよむ

2006-08-05 「トルコでユダヤ人への反感高まる」と英誌報じる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

英エコノミスト誌は、オスマン帝国は500年前にはユダヤ人を受け入れたが、今日のトルコではユダヤ人に対する反感が高まっていると論じた。    同誌の最新号に掲載された「トルコにおける反ユダヤ主義」と題する記事で、ヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将が参謀長官に任命される前に、周囲の一部勢力がこの任命を阻止するため、ビュユクアヌト氏がもともとユダヤ人であり、トルコをイスラエルへより接近させようとしていると携帯電話でメッセージを送ったことが取り上げられた。    エコノミスト誌は、「為政者が自国にユダヤ人 全文をよむ

2006-08-04 イスタンブルの一部の市で家庭ゴミを分別へ(Radikal紙) (Radikal紙)

一日に1万4000トンのごみを収集するイスタンブルで新たな計画が実行に移される。イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、ごみを家庭で分別させるための計画を10の郡で実施し、(計画により)家庭にごみ袋を配布することを明らかにした。市長は「私はイスタンブル市民にごみを家庭で分別するように呼びかけている」と語った。    ■10年間で2億リラの経費節減    「一般ごみをその場で分別させるプロジェクト」について説明したトプバシュ市長は、この計画によって10年間で2億リラの経済効果を上げること 全文をよむ

2006-08-03 ボスフォラス海峡沿いのナイトクラブ、騒音問題で1週間の営業停止(Radikal紙) (Radikal紙)

“ズンズンドンドン”という大音響の娯楽のメッカであるボスフォラス海峡沿いの地域で、騒音のため営業を停止していた11カ所のナイトクラブのうち2カ所が営業を再開した。残りの9カ所は今日話し合いで妥協点を探る。    騒音問題で1週間営業停止となったボスフォラス海峡沿いのナイトクラブとレストランは、今日イスタンブル県環境局との間で会議を開き、妥協点を探る。クラブとレストランの経営者は「我々も騒音が家まで響いてくると不愉快だ」と述べ、苦情を申し立てた人に理解を示しながらも、警告なしに閉鎖させられたことに 全文をよむ

2006-08-03 17歳の少女による実母殺人事件、偶然の解決(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

恋人との同棲に反対した実母フェズラン・ウンベルを恋人と共謀して窒息死させた後に逃亡した17歳の少女は、偶然逮捕された。    警察は、あるホテルで通常パトロールに当たっていた際、実母が2年前に出していた失そう届が取り下げられていなかったため少女を保護した。殺人の容疑で逮捕されたとみられるファトマ・Oは、実母を殺害したことを認め、警察を驚かせた。実母の死は殺人ではなく普通の死亡として記録されていた。少女は恐るべき犯行を警察に次のように話した:    「赤ん坊のとき、母は私を捨てたらしいのよ。母は私 全文をよむ

2006-07-29 テロリストの地雷の犠牲になった少佐の葬儀に1万人参列(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ビンギョル県のゲンチ郡で、テロリストによって仕掛けられていた地雷の爆発で殉職したビンギョル保安隊特別任務大隊長のアディル・カラギョズ少佐の葬儀が、故郷のオスマニイェで行われた。埋葬の際に、衝突が起こった。1万人もの人々が参列した葬儀の最中、葬列の順路にある(クルド系の)DTP(民主市民党)の建物に石が投げ込まれたため、警官が空に向かって発砲した。カラギョズ少佐の母親ファトマさんは、「祖国よありがとう、などと言うつもりはない。今まで何もしてくれなかったから」と話し、涙を流した。    カラギョズ少 全文をよむ

2006-07-28 がんを誘発するアスベスト、トルコへ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ガンを誘発するため、先進国が自国内に入れないアスベストが、「オタパン」という名の船となって針路をトルコに向けた。環境保護論者たちは「絶対にトルコへ入れないように」と主張するが、環境省は解体のため7年間停泊したオランダからアリアーに向け出航した同船が危険を生まないと考えている。     環境災害を幾度となく経験してきたトルコで、今回も7年間アムステルダム港に停泊させられた後に解体のためイズミルのアリアーに向け出航したアスベスト含有船について、議論がおこなわれ始めた。環境保護論者らは、アスベストとい 全文をよむ

2006-07-26 「酒を飲むには理由がある」:副首相、昼下がりの酒場を訪れ庶民と交流(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルのアヴジュラルにある商人街を訪問した際に、ある酒場で昼間に酒を飲んでいた二人組と会話をしたシャーヒン副首相は、「酒を飲むには理由があるものだ」という機知に富んだコメントをした。    メフメト・アリ・シャーヒン副首相は、アヴジュラルの商人街を訪問した際にある酒場で酒を飲んでいた二人組と会話をした。シャーヒンは、「調子はどうかね。早くに始めたようだけど」と言うと、席に着いているうちの一人が、家庭内に問題があるため酒を飲んでいると話した。これに対してシャーヒンは、「酒を飲むには理由がある 全文をよむ

2006-07-25 高級老人ホーム、8ヶ月たっても入居者なし(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ニメト・チュブクチュ国務大臣が8ヶ月前に式典を催して開園した、高級なディヤルバクル老人ホームには、まだ誰も入居していない。    チュブクチュは、「入居者がいないのは、皆が老人の世話をしている為だ」と話した。     全文をよむ

2006-07-25 弁護士協会が警告 -事実上無料の弁護活動、改善を(Radikal紙) (Radikal紙)

新刑罰裁判法が施行されて以来、仕事の負担はどんどん増えているが、国から報酬を得られていない弁護士会は、8月1日以降「無料弁護士」活動を中止する。弁護士会は次のように最後の警告を行った:「問題が『完全に』解決されなければ、8月1日以降弁護士はいなくなる」。この決定により、何千人もの人々が無料で弁護を受ける機会を失うことになる。現在の状況はEU加盟プロセスで「希望的観測により」「性急に」出された法が、適用段階で多くの問題に直面していることも示している。    刑罰裁判法の施行前の2005年4月25日 全文をよむ

2006-07-23 スィノプ原子力発電所反対運動集会の最中に、3人水難事故(Milliyet紙) (Milliyet紙)

スィノプで原子力発電所反対集会に参加中、涼むために海水浴をしていた6人の若者のうち3人が行方不明になった。    スィノプで7月17日から23日まで行われる「原子力に頼らない生活」運動に参加した、大半が大学生の6人の若者が、涼むため海に入ったところ荒れた波にさらわれた。ガーズィー大学の学生であるセルカン・エルセベル(20歳)とブラク・イナンチュ(26歳)、中東工科大学卒業生のヤシャル・チャーラル(23歳)は周囲の人によって救出された。しかし、ハジェッテペ大学の学生であるソネル・バルタ(24歳)、 全文をよむ

2006-07-19 「裸の写真が広告に無断使用された」男性、関係企業を告訴(Milliyet紙) (Milliyet紙)

マルディンの有名なゼイン族の一員で、周囲の人からは「族長」として知られている実業家のラマザン・アクマンさんは、休暇のときに撮影されたとみられる、局部を大きな葉で隠した自分の裸の写真を広告に使ったダルケン織物社とトルコ航空に対し、12万2千リラの慰謝料を求めて訴訟を起こした。    ■「離婚することになるだろう」    アクマンさんは「裸の写真が合成写真であることや、合意の上で撮らせたものではないことを誰にも納得してもらうことができませんでした。恥をさらしてしまった。12年前にダッチャで休暇を過ご 全文をよむ

2006-07-18 新聞の人生相談で有名だった女性記者ギュズィンさん、亡くなる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

社会の全ての地位や階層の人々が、自分宛に手紙に書いて送ってきた悩みに答え、「ギュズィン姉さん」の名前で一つのブランドを作り上げたギュズィン・サヤルさん(84)が、長期間の闘病生活の末に亡くなった。サヤルさんは(ミッリイェトなど主要な新聞社の集まる地区であった)バーブ・アーリーの最初の女性記者の1人であった。    サヤルさんは1922年イスタンブル生まれ。ノートルダム・デ・シオン高校を卒業した。3歳のとき父親を亡くしていたサヤルさんの新聞記者としてのキャリアは、母親の親族の重荷にならないようにと 全文をよむ

2006-07-18 トルコの道路は墓場のよう? -9日間で180人が交通事故で死亡(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコは、交通「テロ」を止められない。毎年4000人近い人々が交通事故で亡くなるトルコでは、先週の1週間に事故の「爆発的増加」が起きた。7月9日から昨晩までに起こった200件以上の交通事故で180人が亡くなり、837人がけがをした。昨日1日だけで33人が亡くなり、130人が負傷した。    至福党がディヤルバクルで開いたイスラエルに対する抗議集会から戻る途中だった、同党ガズィアンテプ青年部のメンバーを乗せたバス(イスマイル・アヴジュ運転手)が、昨日午前0時半頃ニズィップ―ガズィアンテプの幹線道路 全文をよむ

2006-07-17 自営業年金受給者の悲劇 −空きベッドなくたらい回しに(Radikal紙) (Radikal紙)

 高血圧による体調不良で病院へ運ばれた自営業年金受給者のアリ・フォルラルさん(72)を、「空きがない」との理由でどの国立病院も受け入れなかった。   6月29日の夜、血圧が上昇したフォルラルさんはアンカラ・ヌムネ病院に運ばれた。フォルラルさんは病院に(ベッドの)空きがないとの理由で、翌朝退院させられた。フォルラルさんの娘、ナズィレ・エルドゥルジャンさんは、アンカラにある他の国立病院を回ったが、そのすべてから「空きがない」との返答を受け、父親をバシュケント大学病院へ入院させた。この病院で5日間の治 全文をよむ

2006-07-16 東部アナトリア・バトゥマンのモスクで性教育(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

バトゥマン県の第44管区薬剤師協会のM・エミン・ベヤズ会長と有志の協会員らは、出生率の高いバトゥマンとその近隣の住民を啓発するために性に関する教育活動を開始した。    M・エミン・ベヤズ氏らは、ゲルジュシュ郡クルカット村にあるモスクで金曜礼拝を終えた信者たちに、性に関する啓発活動を行った。「皆さん、これはコンドームといいます。」と説明しながら、ベヤズ氏らは持参したコンドームを配布した。モスクでは若者も年配の男性たちもみなコンドームに大きな関心を示した。    年配の男性の一部から出た次のような 全文をよむ

2006-07-15 歌謡界の大スター、イブラヒム・タトルセスにPKKへの資金提供容疑(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トゥルキュ(民謡)の歌手、イブラヒム・タトルセスは昨日またも法務庁舎にいた。サウナ・マフィアのリーダー、カスム・ゼンギンが警察の事情聴取で、タトルセスが共和国の分割を目論むテロ組織PKKに資金援助をしていたと供述したことを受け、アンカラ共和国検察局はイスタンブル共和国検察局に告発した。    召喚を受けて、タトルセスはベシクタシュの法務庁舎を訪れ、裁判官や検察官が出入りする扉から入り、検察官の尋問に答えた。タトルセスは取り調べに対し罪を認めず、カスム・ゼンギンの供述が嘘であると話したと伝えられた 全文をよむ

2006-07-12 国会議員も参加した部族の結婚式で発砲:捜査開始の見込み(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 シャンルウルファのボゾヴァ郡タヴシャンル村で公正発展党のシャンルウルファ選出国会議員ズルフィカル・イゾルも参列のもと、ある部族の結婚式が行なわれた。その際に子どもも含まれる多数の参列者がピストルや長い銃身のライフルを空に向かって発砲したことに関し、捜査が開始されつつある。シャンルウルファ県保安隊はボゾヴァ共和国検察庁へ捜査許可を申請した。ユスフ・ヤヴァシュジャン知事は、「検察から捜査許可が下りた後、明るみになる見通しから発砲した者が特定されるだろう。彼らには法的措置が下されるだろう」と言った。 全文をよむ

2006-07-12 16歳少女が薬物中毒死:入手経路はボーイフレンド(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 搬送された病院で息をひきとったメリス・アクプナル(16)さんが、友人らとヘロインを服用していたことが分かった。夫と離婚し、バイラムパシャからアタキョイへ引っ越した母のメレック・オズチュルクさんは、娘の高校中退や、不良の友人らとの付き合いに反対して手を尽くしたが、娘を止めることは出来なかった。アクプナルさんはバクルキョイ女子職業高校の2年生だったが、学校を辞めてしまった。     昨日、アクプナルさんの友人らは事情聴取を受けた。E・U(17)さんは「フズル(メリスさんの交際相手)が私たちに2袋の 全文をよむ

2006-07-11 新規モスク建設は宗務庁の管轄外(Radikal紙) (Radikal紙)

宗務庁のアリ・バルダクオール大臣は、新たに建設されたモスクの大半から宗務庁へなんの知らせもないことを明らかにした。バルダクオール大臣は、10日(昨日)、宗務庁と宗教・社会公共事業財団の共催で行われた「モスク建設協議会議」の開会式でスピーチし、トルコで毎年500軒をこえるモスクが建設されていると述べた。同大臣は、600年もの偉大なるオスマン帝国の後継者として、日々、増え続ける「おかしな建築」に不満であることを述べた。「お互いに模倣しあい、浪費をつくし、商業店舗がモスク内に取り入れられ、モスクの調和 全文をよむ

2006-07-09 モスクに放置された遺体をめぐる顛末(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 30歳のグルベット・アダヌルさんは、シュルナクのジズレ郡で、離婚した元妻の甥S.D.(16歳の)に刺され重傷を負い、20日間治療を受けていた病院で死亡した。サーイト・サルタンさんは、内縁の夫であるアダヌルさんの遺体を引き取ったのち、ジズレにあるモスクに放置し姿を消した。引き取り手のいなくなった遺体は、市の担当者やモスクに礼拝に訪れた人々によって埋葬された。       4人の子供の母親でジズレに住むH.A.は、結婚して3年の30歳の夫アダヌルさんが浮気をしたとし、離婚した。夫アダヌルさんはH. 全文をよむ

2006-07-08 コチ・ホールディング名誉会長、ヨットでの世界一周を2年で達成(Radikal紙) (Radikal紙)

コチ・ホールディングのラフミ・コチ名誉会長は、「ナーゼニンIV」という名前のヨットでおよそ2年かけて世界一周を達成した。    海が大好きなことで知られるコチ氏は、船で世界をまわるという夢を2004年9月19日にカラムシュ港から始めた旅で実行に移していたが、ヨットは昨日(7日)ふたたびカラムシュ港へ帰港した。祝賀慰労会の前に記者会見を開いたコチ氏は、世界一周のあいだ毎日、日記をつけていたことを明らかにし、「日記は三千ページになったよ。これをまず紙に書き起こすつもりだ。次にざっと目を通して要約する 全文をよむ

2006-07-06 アレヴィー学生の必修宗教科目問題、欧州人権裁判所で10月に初公判(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧州人権裁判所は、アレヴィー派の家族から出されていた宗教科目の履修義務の撤廃に関する申し立てについて審議を行うことを決定した。この提訴に関する公判は今年10月3日に行われる予定。    欧州人権裁判所第2部は、今年6月6日に示した「許容性あり」との判断の理由として、双方の主張(の対立)が大変深刻であることから、現段階で判決を出すことが問題の解決には結びつかないであろうという見通しを示し、「(裁判上の)重要事実に関する調査が必須である」という結論に達した。アレヴィー派が単なる信仰グループではなく、 全文をよむ

2006-07-05 アルメニア系記者フラント・ディンク氏の裁判でまたも妨害行為(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 フラント・ディンク裁判でこれまでたびたび事件を起こしてきたあるグループは、昨日も裁判所に詰め掛け、弁護士に暴力を振るった。     アゴス新聞編集長フラント・ディンクと同紙編集責任者らについて、「判決に影響を及ぼそうとした」罪により懲役3年が求刑されている裁判の最後の尋問で、再び暴力事件が発生した。   弁護士ケマル・ケリンチスィズらは、警官が数十人詰めていた廊下で事件を起こした。フランス人新聞記者に反感をあらわにし、容疑者の弁護士デニズ・ジェイランを殴ったのだ。    ■弁護士の目にあざ   全文をよむ

2006-07-05 リゾート地アイヴァルクで大規模な山火事(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アイヴァルクで昨晩始まった山火事で、シェイタン・ソフラスをも含む150ヘクタールの松林が焼失した。火事の理由を市民は‘行政の怠慢’、専門家は‘ピクニックの焚き火’と言っている。    バルケスィルのアイヴァルク郡チャムルック地区にあるピクニック場付近で昨日22時45分ごろに発生した火災は、時速80キロメートルに達する北東風の影響により急速に広がった。アイヴァルクの最も美しい松林が広がる地域では炎が200メートルもの帯状となり、あらゆるものを焼き払った。チャナッカレ、バルケスィル、イズミル、そし 全文をよむ

2006-07-04 高等教育機構(YÖK)から学生選抜試験の代替案(Radikal紙) (Radikal紙)

高等教育機構は、セゼル大統領へ提出した「トルコ高等教育戦略草案」において学生選抜試験の代替案として5回の試験を行うシステムを提案した。     高等教育機構と諸大学によって高等教育システムに「法的基礎」をつくる目的でまとめられた「トルコ高等教育戦略草案」報告書で、現在の学生選抜試験のシステムの代替案として合計5回の試験導入が提案された。この提案によると、移行後のシステムでは学生選抜試験の代わりに、「中等教育修了試験」を行う。学生は、高等学校2年で「進路方針試験」を受け、高校卒業時に修了試験を受け 全文をよむ

2006-07-03 13都市におよぶ大規模停電で観光業が悲鳴(Milliyet紙) (Milliyet紙)

一昨晩「技術上の故障の結果」13県にも及ぶ大停電が起こり、エーゲ海・地中海・マルマラ海付近の旅行業者は打撃を受けた。業者は旅行者に状況を説明するのに困り、関係省庁に反発した。  イズミルでは約1.5時間停電が続き、エーゲ海沿いの何ヶ所かの県では5~6時間続いた後ようやく電気が復旧された。イズミルでは、停電に伴いエレベーターに閉じ込められた35人が消防隊に救助された。発電機がなかった結婚式場では、いくつかの結婚式はロウソクの灯りで敢行されたが、多くは延期された。    ■旅行業にとって真っ暗な一日 全文をよむ

2006-07-03 スィヴァスでのマドゥマク・ホテル焼き討ち事件から13年(Milliyet紙) (Milliyet紙)

1993年7月2日、スィヴァスのマドゥマク・ホテルで焼き殺された35名の文化人を、13年目の今日、人々は悲しみのなかで追悼した。赤色と白色のカーネーションを手にホテルの前に集った何千人もの人々が、共和国史における最も暗い数ページの一枚を改めて振り返り、この大虐殺を思い起こした。    厳重な警戒の中で行われた最初の追悼式は、共和人民党(CHP)のスィヴァス県連が執り行った。スィヴァス県選出のヌレッティン・ソゼン議員は、マドゥマク・ホテルの前に花輪を供え、100人ほどのCHP党員を代表してスピー 全文をよむ

2006-07-02 あるイスタンブル生まれのギリシャ系(ルム)女性の物語―私は、イスタンブルっ子(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコから移住したあるギリシャ系家族の二人娘のうちの一人、マリア・バッハは、生まれた土地で再び生活を送るため、昨年トルコ国籍を取得した。バッハは、「イスタンブルを離れてから一時も、イスタンブル以外の場所を故郷だと思うことはありませんでした。出身を聞かれると『イスタンブル出身です』と言っています。私は、トルコ人でもあるし、ギリシャ人でもあります」と話した。バッハは、彼女の生い立ちを次のように語った。「母はギョクチェアダ島出身です。イスタンブルのタルラバシュで生まれて、子供時代と思春期初期をジハン 全文をよむ

2006-07-02 アタテュルク夫人と、エルドアン夫人の違いとは・・・(Radikal紙) (Radikal紙)

 イギリスのインディペンデント紙は、昨日発行された「21世紀のトルコ:アタテュルク夫人の遺産」というタイトルの記事で、ラティフェ夫人とエルドアン首相の妻、エミネ夫人を比べている。     ラティフェ夫人の最大の功績は自身がスカーフを脱ぎ、周囲にもそれを勧めたことだと主張するインディペンデント紙は、新聞記者のイペキ・チャルシュラル氏が書いた『ラティフェ夫人』という本の記述を引いて、「新しい資料によって、ラティフェ夫人がトルコ女性の解放において果たした重要な役割ははっきりしている。おそらく、もっとも 全文をよむ

2006-07-01 下痢やチフスの発生源だったムシュ市の水道タンク、30年間で初めて清掃(Radikal紙) (Radikal紙)

ムシュ市のデデ市長は、2004年に言及した「インフラ」問題にやっと着手した。30年間で初めて清掃された水道タンクからは200トンの砂、泥、そして「口には出せないような」ものが出てきた。市では以前に下痢と腸チフスの伝染病が流行っていた。     2004年3月28日の選挙の結果ムシュ市長に選ばれたネジメッティン・デデ氏は、排水管から染み出た水が市の上水道に混ざっている、という市の最大の問題をすぐさま明らかにした。欠陥のあるインフラはすぐに修理されるべきであったが、その後2年が過ぎた。インフラ問題に 全文をよむ

2006-06-29 ボスフォラス大橋の交通渋滞、緩和せず -理由はいろいろ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 道路公団第17管区長のヤークップ・ドスト氏は、学校が夏休みに入ったにもかかわらず、イスタンブルの交通状態が大混乱していることについて3つの要因に結びつけた。同局長は、ボスフォラス大橋をわたる車の数が最近4ヶ月で4万台増加したこと、OGS(ETC:自動料金収受システム)が設置されていないということで第二ボスフォラス大橋利用者の割合が60パーセントに達したこと、トラックならびにTIR(*1)の通行禁止時間帯にこれらの大型車が路肩に駐車し、道を狭くしていることを強調した。     ドスト局長は、第二 全文をよむ

2006-06-28 「マルマライ・プロジェクト」工事の震動で住民緊急避難(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルのハルカルからゲブゼを繋ぐマルマライ・プロジェクトの一環で、ウスキュダル・セルマナア地区で行われている転轍機トンネルの施工が、アパート2棟の倒壊の危険を招いた。地域の住民は騒然となり、100人を越えるアパートの住民は昨夜、慌てて避難した。ウスキュダル郡長サイム・サフェット・カラヒサルルは、トンネル工事のために当地区で施工会社責任者らにより長いこと測量が行われていることを述べた。カラヒサルル郡長は「倒壊の恐れはないが、これから倒壊しないともいえない。同じ危険がウスキュダル商業高等学校に 全文をよむ

2006-06-28 イスタンブルの睡眠薬強盗にイラクの大学教授もだまされた(Milliyet紙) (Milliyet紙)

乗り換えの飛行機でアンカラへ向かったフェター・アリ教授は、イスタンブルで強盗にあった。睡眠薬入りのチョコレートにより眠らされたアリ教授は、空腹かつ喉がからからの状態でガズィアンテプにて発見された。    イラク共和国大統領ジャラール・タラバーニーの友人でセラハッティン大学のフェター・M・アリ教授がイスタンブルで強盗の被害にあった。  アンカラで手術を受けるために先週アルビルから飛行機でイスタンブルへやってきたアリ教授は、アンカラへ向かうため国内線に乗り換える途中で迷子になった。空港でクルド語を話 全文をよむ

2006-06-26 価値観や民族の異なる人々の共生を訴え、3000人が集会(Milliyet紙) (Milliyet紙)

自由連帯党の「共生を訴えよう」集会で、協力の呼びかけが行われた。同党のコザンオール党首は、「クルド人であるか否かや、世俗的か敬虔かによる緊張を経験したくない」と述べた。    自由連帯党が行った「共生を訴えよう」集会で、トルコ語、クルド語、ラズ語の歌が演奏され、ハライやホロン(と呼ばれるアナトリア各地の民族舞踊)が一緒に踊られた。この活動のために昨日の昼ごろハイダルパシャに集合し、行列を作って広場へ向かい行進したグループは、「沈黙するな、叫べ。人々は皆兄弟だ」「私たちはともにある。共に生きること 全文をよむ

2006-06-25 学生選抜試験、共通英語試験実施される(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

大学の外国語に関係のある学部で学ぶことを希望し、また6月18日に実施された学生選抜試験を受験した32,940人の受験生が、外国語試験に臨んだ。    国立大学の本部がある40の県庁所在地と、北キプロス・トルコ共和国の首都レフコシャの計110会場で試験が実施された。試験官は4,384人    試験は9時30分に始まった。ドイツ語、フランス語、英語の3言語について行われた試験は、12時に終了した。    試験で受験生たちは、単語の知識や文法を問う問題、トルコ語から受験言語へ、また受験言語からトルコ語 全文をよむ

2006-06-25 フェトフッラー・ギュレンの無罪判決に検察官が上告(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アンカラ共和国検察局のセリム・デミルジ検察官は、「憲法的秩序を変える目的で非武装テロ組織」を設立した容疑で開かれた訴訟で無罪を言い渡されたフェトフッラー・ギュレンにかんする判決を不服とし、(最高裁に)上告した。    上告趣意書には、ギュレンに対する審理さえ行わずに判決を下したことは法的手続に反しており、公安局からギュレンについて送られた新旧の報告書にも矛盾点があると記された。ギュレンについて旧国家治安裁判所のヌー・メテ・ユクセル検察官が「非武装テロ組織」設立の容疑で行った訴訟は、2003年に条 全文をよむ

2006-06-24 トルコ科学技術研究機構、宗教を含む社会・人文科学研究を支援 (Radikal紙) (Radikal紙)

トルコ科学技術研究機構(TÜBİTAK)は、セッションの諸タイトルが「タフスィール(啓典解釈学)、ハディース(預言者の言行録)、フィクフ(イスラーム法学)、カラーム(イスラーム神学)」である、第一回イスラーム知識の用語法会議の支援を決定した。TÜBİTAKは、寄せられた批判に対し「これは一つの革命だ」と回答した。  公正発展党の政権により会長が交代したTÜBİTAKに関し、議論は続いている。中東工科大学学長のウラル・アクブルト教授が「我々の250のプロジェクトの内容は吟味されず、形式的な事由によ 全文をよむ

2006-06-24 ビスケットこん睡強盗犯の女に懲役39年(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ヒッチハイクして知り合った男性たちを馬用の睡眠薬を塗ったビスケットで眠らせ、金銭と所持品を強奪した罪で起訴されていたイェシム・ギュルドゥルに有罪判決が下った。     エユプ重罪裁判所で、薬入りのビスケットで13人を眠らせ、強盗をはたらいた容疑で起訴されていたイェシム・ギュルドゥル(25歳)に、39年の懲役刑が言い渡された。10カ月前に逮捕され、容疑が裏付けられたイェシム・ギュルドゥルは、前回の審理でどのようにして強盗を行ったのかについて次のように供述した:「ヒッチハイクしたドライバー達を(性的 全文をよむ

2006-06-23 トルコ原子力機構もハンテペ・ビーチの放射能汚染を警告(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 トルコ原子力機構はチャナッカレ県エズィネ郡ゲイクリ町にあるハンテペ・ビーチ内の一部区域に放射能汚染が見られると発表し、市民に危険区域に入らないよう警告した。     同機構によれば、これまでにハンテペ・ビーチで遊泳した市民については特に懸念する必要はないようだ。また、指定区域以外には人体に害を与える放射能汚染は見つからなかったという。同機構は書面で、「現在までの分析結果から、これまでに見られた諸現象の原因は天然の放射性同位元素である可能性が高い」と発表した。     ■ 立ち入り制限      全文をよむ

2006-06-20 シェムディンリのウムト書店爆破事件に禁固39年の判決(Milliyet紙) (Milliyet紙)

裁判所は、拘束中の被告人である下士官アリ・カヤとオズジャン・イルデニズに対し「計画的殺人と傷害の罪」で禁固39年の判決を下した。自白したヴェイセル・アテシに関する公判は別にされた。    ハッキャーリ県シェムディンリ郡で2005年11月9日に、旧PKK(クルド労働者党)党員で服役中のセフェリ・ユルマズが所有していた「ウムト書店」が爆発された事件に関して開かれた「シェムディンリ裁判」において歴史的な判決が下された。  ヴァン県第3重刑裁判所は、裁判期間としては記録的短期間で決定を下し、4回の審議の 全文をよむ

2006-06-18 13歳男児銃撃の理由は、2粒のサクランボ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

70歳の庭の持ち主は13歳の少年ジャネルを背中から撃った。病院に運ばれた少年は「まだサクランボ2粒しか取っていなかったのに」と言った。    ビレジキのソウト郡で、ムスタファ・バンドゥルマオールは庭にあるサクランボの木に登っていた13歳のアイクト・ジャネルを猟銃で撃ち、負傷させた。  ソルマシュ大理石工場の近くにある庭のサクランボの木に登っていたジャネル少年は、庭の持ち主が来るのを見て、木から降りて逃げ始めた。庭の持ち主であるバンドゥルマオールは逃げる少年を後ろから猟銃で撃った。背中に怪我を負い 全文をよむ

2006-06-17 行政裁判所銃撃事件の容疑者の一人、保釈される(Milliyet紙) (Milliyet紙)

行政裁判所第2部局に対する銃撃事件の鍵を握る人物とみなされ、長期に渡る捜索ののち警察に自首し、刑務所に収監されていたアイハン・パルラク(36)が、弁護士の申し立てに従って不在裁判で裁かれるため保釈された。    アンカラ第11重罪裁判所の裁判官が、「拘留なしの審問要求」を適当とみなし、保釈を満場一致で決めたことを受け、パルラクは13日間収監されていたウルジャンラル拘置所から昨日出所した。銃撃事件の別の主要人物であるムザッフェル・テキン元中尉も、(裁判所によって)審問後に保釈されていた。    ■ 全文をよむ

2006-06-16 イスタンブルのエミニョニュで爆発騒ぎ 4人が軽傷(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルのエミニョニュで、昨日朝にバス停にあるごみ箱で起きた爆発で4人が負傷した。イスタンブル警察は、エミニョニュの爆発が時限式拡散型爆弾によるものであることが判明したことを明らかにした。    昨日10時20分頃にİETT(イスタンブル市営交通局)のバス停付近のごみ箱で発生した爆発の際に、現場を歩いていたムスタファ・タラックチュ(32)、イスメト・オズペット(54)、ムハッレム・ナス(48)、チャータイ・ペレム(21)が体のさまざまな部分を負傷した。他の人々は混乱の中爆発現場から離れること 全文をよむ

2006-06-15 ギョズテペ公園にモスク建設実現へカウントダウン(Radikal紙) (Radikal紙)

イスタンブル広域市役所の下したギョズテペ公園へのモスク建設の決定は、「棚上げ(留保)プロセス」で建設計画に対する異議申し立てを退けることにより法的手続きを完了した。モスク建設を求めて嘆願書を提出した地域の住民または団体は、建設計画上で礼拝場に充てられたギョズテペ公園の一部にモスクを建設することが可能となった。    ■議論は昨年始まった    イスタンブル広域市議会で昨日議題に取り上げられた建設・公共事業委員会の報告書では、カドゥキョイ1315番1号地にかんして2005年9月19日に効力を発揮し 全文をよむ

2006-06-12 73パーセントに驚いた! -バコヤニ外相(ギリシャ)とギュル外相の会話(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ギリシャのバコヤニ外相は、イスタンブルで暮らすトルコ人に対して行われたアンケートで回答者の73%という圧倒的多数が「私達トルコ人は、ギリシャ人 が好きだ。ギリシャ国民を私達自身に最も近しい国民だと思う。」と回答したことに「大変驚かされた。」と告白した。   これに対しギュル外相はバコヤニ外相に「いつもあなた方に申し上げていますよ。トルコ国民、トルコ国家、そしてトルコ政府と、ギリシャ国民、キプロスのギリシャ系住民とのあいだにはまったく問題はないのです。我々にはギリシャよりも先に取り組む数多のテー 全文をよむ

2006-06-11 右派ラディカルの国トルコ―「トルコ人の社会的志向性調査」アンケートの結果(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ウシュク大学学長のエルスィン・カライジュオール教授とサバンジュ大学のアリ・チャルクオール助教授は、1年間の調査でトルコの社会的志向性を研究した。18県の1846人と面談した実地調査は先月完了した。    「トルコにおける社会的志向性調査」は、国内外における急速な変化がトルコ人の志向においても驚くべき結果をもたらしたことを示している。トルコ人は2002年以来急激に右傾化し、ブラジルに次いで世界で2番目に国民がお互いを信用しない国となった。保守化は頂点に達し、寛容さは姿を消した。カライジュオール教授 全文をよむ

2006-06-11 名誉殺人の犠牲者の疑われた「処女性」、死後に証明される(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

初めて結婚した夫から「処女ではなかった」という理由で実家に戻され、兄によってピストルで撃たれたヤーセミン・Cは、その後3日間生命を持ちこたえた。治療を受けた病院で亡くなったヤーセミン・Cは法医学協会による検視解剖の結果、「処女」であったことが判明した。    アンカラ法医学協会の初期解剖検査によって、ヤーセミンが処女であり、男性と関係を持ってはいなかったということが証明された。暴行された後に堕胎手術をし、処女膜を再生したという主張の証明を望む検察側の命令で、アンカラ法医学協会はヤーセミンの体の一 全文をよむ

2006-06-10 トルコの大学生は「民族主義」的で「EU加盟」を支持する傾向(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコ国内の60の大学で7568人の学生に対して行われた調査によると、学生の52%は民族主義的考えに近く、68.7%はEU加盟を支持している。    7568人の学生に行われた調査によると、大学生の52%は自分を民族主義者だと考えている。自分を社会民主的考えに近いと見ている人は40.2%だった。  アタテュルク大学経済・経営学部経済学科長のムアッメル・ヤイラル教授が主宰し、9人の教員によって行われた『大学生の社会経済的プロファイル調査』において、60の国立、私立大学で教育を受けている7568人の 全文をよむ

2006-06-09 美術品盗難スキャンダル、トプカプ宮殿博物館でも(Milliyet紙) (Milliyet紙)

クロイソス王の財宝の盗難でふきだした博物館スキャンダルに、イスタンブルのトプカプ宮殿が加わった。ミッリイェト紙が2005年12月25日に「我々の歴史を一掃している」という見出しで報道したニュースがきっかけで、トプカプ宮殿に対する調査が始められた。その調査の結果、スルタンの衣装、道具類、書美術のセクションで、登録済みの43点の美術品が紛失していることがわかった。  文化観光省は、査察官の報告にもとづいてトプカプ宮殿の聖具ならびに宝物部も含む全体の目録と現物の確認作業を開始させた。      ■作業 全文をよむ

2006-06-09 コンヤの大学で、肩をくんだカップル学生の行為が問題に(Radikal紙) (Radikal紙)

これは、「大学による道徳調査」だ!    コンヤにあるセルチュク大学の中庭で、そばに二人の学生がいる前で恋人の肩に手を回した男子学生が理想主義者から暴行を受けた。  事件が大学当局に報告されると、教育学部長(局)により調査委員会が設置された。しかし委員会は、「罪」を互いに寄り添ったカップルに負わせ、「社会で好ましくないと考えられている行為に及んだ」という理由で調査を進めた。これを知ったスレイマン・オクダン同大学長は、調査委員会のアドナン・ドアン・ブルドゥル委員長について調査を開始させたことを明ら 全文をよむ

2006-06-08 美術品盗難、今度はカフラマンマラシュで -古代ペルシアのコイン、偽物にすりかえ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 文化観光大臣のアッティラ・コチは先日、クロイソス王の財宝盗難事件と類似した窃盗事件が他にも発覚したと述べたが、被害にあった博物館や美術品の名を伏せていた。寄せられた情報によると、ウシャクの事件と類似した盗難はカフラマンマラシュ博物館で起きたと判明した。   今回の盗難もウシャク博物館と同様に匿名の手紙で明らかになった。文化観光省に手紙が届いたことから調査が始められた。博物館で3ヶ月間文化観光省の査察官が調査を行なうなか、専門家による報告書において、紀元前361-333年の古代ペルシャのものとさ 全文をよむ

2006-06-06 15歳少女と家族、レイプを乗り越え新たな人生スタート(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 レイプを受けたことの代償を世間に負わされてきた15歳の少女A.A.は、自分の家族とともに新しい人生を踏み出した。   少女A.A.は14歳のときにレイプされ、15歳のときに秘密にしていたそのレイプで妊娠し赤ん坊をその手に抱いた。トルコの世論がそんな少女A.Aを知ったのは、レイプの代償を家族とともに負わされているということでだった。     (レイプ事件を知った)人々は少女の顔につばをはきかけ罵倒した。そのため、A.A.は外出できない状況になった。父親も12年働いてきた仕事を解雇された。こういっ 全文をよむ

2006-06-05 ウシャクの博物館でまた盗難事件(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ウシャク考古学博物館で起こった「有翼獣のブローチ」盗難事件の反響が続く一方で、同じ博物館に所属するアタテュルク民族学博物館も、2001年に盗難に遭っていたことが明らかになった。     ウシャクのアタテュルク民族学博物館では1997年に改修工事が始まり、展示されていた美術品は収蔵庫にしまわれた。改修後、ウシャクの解放記念日である2005年9月1日に博物館は再開した。2001年に収蔵庫に泥棒が入り、アタテュルクが使用したという35点の展示品に加えて70年前の絨毯とキリムが盗まれたことが明らかとな 全文をよむ

2006-06-05 イスラム風スカーフ姿での受験禁止をうたった条項が変更に(Radikal紙) (Radikal紙)

国民教育省は、2002年2月付の公報誌で告知された中央試験通達の改定に乗り出している。通達の改定案は、公報誌に掲載され、ヒュセイン・チェリキ教育相の承認を待っている。改定案では、中等教育機関試験、無料寄宿舎、奨学金、通信教育、自動車免許証取得に関する試験ならびに公的・私的機関によって署名された取り決めにより行われる選抜・配属・任用・昇進・肩書きの変更などに関する試験の規定が新たに定められた。    ■スカーフ禁止条項を削除    現行の通達には、国民教育省が行う中央試験を受験するためには「頭部に 全文をよむ

2006-06-04 ボスフォラスの海峡(ボアズ)は、のど(ボアズ)まで違法建築だらけ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

自然の美しさが魅力的な景観を作り出しているボスフォラス海峡周辺では、違法建築が後を絶たない。1983年に施行された特別法の保護下に置かれたボスフォラス海峡は、違法建築に白旗を揚げた。確認された違法建築は、昨年だけでも一昨年と比べて100パーセント増加した。    ボスフォラス海峡周辺の文化的、歴史的価値や、自然の美しさを公益のために保護し、発展させ、この地区での人口密度を高める建築を制限するため、1983年に第2960号ボスフォラス海峡法が施行された。ボスフォラス海峡周辺での宅地化の計画と調整、 全文をよむ

2006-06-04 スピード違反は時速150キロ以上!?(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

チョルム県イスキリップ郡の舗装道路に立てられた「時速150キロ以上スピードを出すのは危険」と書かれた看板が見る人を驚かせている。    イスキリップ市が代替環状道路として計画した、旧チャンクル街道としても知られるこの田園道路では、この1年間、道幅の拡幅工事が進められている。以前にイスキリップ市から民間会社に委託された道路建設が進められる中、長さ約5キロの道路の両端部分にはイスキリップ市により「この道路で時速150キロ以上スピードを出すのは危険であり禁止です」と書かれた看板が立てられた。    イ 全文をよむ

2006-06-04 作家オルハン・パムク、ペリハン・マーデンを擁護(Radikal紙) (Radikal紙)

作家のオルハン・パムクは、良心的兵役拒否者であるメフメト・タルハンを擁護した記事を理由に告訴されているペリハン・マーデンを、昨日ガーディアン紙に掲載された(寄稿)記事を通じて擁護した。    パムクは記事で、マーデンについて、「今日最も輝かしく、創造的で、明解な言葉を用いる作家の一人」であり、「アタテュルクがトルコに定着させようと努めた、自由で自立した女性の理想像を体現した輝かしい一例」であると述べた。    パムクは、トルコ共和国建国の中心的課題であるケマル・アタテュルクによる西洋化改革が、女 全文をよむ

2006-06-02 アランヤのビーチで、トルコ人のカメラ持ち込みが禁止に(Radikal紙) (Radikal紙)

アランヤの有名なクレオパトラビーチで、トップレス又は大胆なビキニ姿の観光客を一部の人々が撮影してポルノサイトに売っているという。この主張を受けてビーチを運営するアランヤ観光業協会は対応策を打ち出した。    新聞記者、ホテルのカメラマン、外国人観光客を除く人々がビーチにカメラを持ち込むことが禁止された。この規制にトルコ人観光客は、「自分の配偶者や友人たちの写真を撮影できないということですか。」と怒りをあらわにした。一方、アランヤのハサン・シパヒオール市長は次のように述べた。「私はカメラをもってい 全文をよむ

2006-06-01 文化省大臣、盗難事件に関連して、博物館側の否を認める発言(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ウシャク考古学博物館所蔵の「クロイソス王の財宝」のうち最も重要な美術品「有翼獣のブローチ」の盗難事件は、トルコ国内の博物館のセキュリティーの欠陥を明るみに出した。チャナッカレで開催中の国際考古学シンポジウムに参加しているアティッラ・コチ文化観光省大臣は、クロイソス王の財宝盗難を世間に知らしめた本紙のオメル・エルビル記者に対し、博物館における革命的ともいえる改革と直面している問題について説明した。      ■最近の盗難事件で明らかなように、博物館警備は主要な問題です。この件についてどんな対策を 全文をよむ

2006-05-29 女性エンジニアに女性議員から支援 -求職時の性差別に抗議(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

就職における性差別に反対するためにインターネットのサイトでキャンペーンを始めた女性エンジニアの声が議会で支持を集めている。公正発展党イスタンブル選出の国会議員ゼイネプ・カラハン・ウスルと共和人民党アダナ選出の国家議員ガイェ・エルバトゥルがキャンペーンに賛同するとともに、「労働における性差別」に反対した。    ■「何人産む予定?」    ウスル氏はヒュッリイェト紙に、支持の理由を次のように語った。「これは労働法に反している。アメリカでは性差別に当たらないように、履歴書に写真を添付することさえしな 全文をよむ

2006-05-29 自分の子どもを犯罪に誘導 -イスタンブル県庁の調査で詳細明らかに(Radikal紙) (Radikal紙)

 大都市の悪夢といえる、かつあげ・泥棒・ひったくり・すりなどの事件に対して、様々な対策や法律が出されているにも関わらず、それは一向にやまない。特にこの手の犯罪に手を染める子どもの数の増加が顕著である。子どもの犯罪の増加には、家族の間接的・直接的な関与がみられる。イスタンブル県の調査によると、37家族が、207人の子どもをカツアゲ・ひったくり・すりへと仕向けている。このうち117人が12歳以下で、最年長の子どもが1988 年生まれ、最年少は2000年生まれである。ほぼ全員に補導歴や前科がある。イス 全文をよむ

2006-05-28 初等教育のおける宗教教育の行方―教師は教育学部宗教教育学科から(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

YÖK(高等教育機構)は、初等教育宗教文化・道徳教員養成学科を、神学部から切り離し教育学部へ組みこむことを決定した。同時にYÖKはこの学科の教育プログラムも変更した。    YÖK理事会は、宗教文化教員養成学科の学生が他の分野でも養成される機会となっている「ダブル主専攻」と「副専攻」の枠組みを廃止した。2006年のÖSS(学生選抜試験)でこの学科に入学する学生は「宗教文化教員」としてのみ養成されることになる。これまでこの学科の学生たちは、学部内外で受講するプログラムに近い学科の授業を同時に履修し 全文をよむ

2006-05-27 イスタンブル空港火災 ―「焼け跡に金やお札」報道で警察の捜査続く(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アタテュルク国際空港の貨物部で発生した火災が鎮火したあと、瓦礫の下に残された数百万ドルの黄金と外貨の行方は、26日(昨日)も明らかにならなかった。警察は盗難防止のため、火災現場における立ち入り禁止区域をさらに広げた。イスタンブル県のムアメル・ギュレル知事は、火災で発生した高熱で全てが灰になったのではという懸念があることを明らかにした。     火災から3日経過したにもかかわらず、冷却作業は26日(昨日)も続いた。火災に関する捜査を開始したバクルキョイ検察局は、事故現場で捜査を続けた。検察局は火 全文をよむ

2006-05-27 友人2人を拳銃で撃ち殺した高校生、原因は交際めぐるトラブル?(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

サムスン・アナドル高校4年生のA.A.(17歳)は、学校に行く途中、友人2人に拳銃を乱射して撃ち殺した。A.A.は供述で、女友達をめぐる問題から殺したと話し、後悔しているという。    A.A.は、夜中の1時ごろに凶器の拳銃と弾丸4発を持って警察に自首した。当初黙秘権を使って供述しないと言っていたA.A.だが、のちにアフメト・ギョクチュナル検事に対し供述を始めた。A.A.は、交際相手の17歳のS.E.O.をめぐって殺人を犯したと供述、次のように話した。    「S.E.Oは僕より前に3年間ジハン 全文をよむ

2006-05-26 またスカーフ問題 -パスポートの顔写真をめぐって(Radikal紙) (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、パスポートの写真はスカーフをとった状態のものでなければならない」との通達に怒りを示し、「通達を無効にする。」と約束した。    エルドアン首相はドイツで25日、在独トルコ人と会って質問に答えた。スカーフをしたヌラン・ゼイレッキさんという女性は、首相に次のように話した。「私は十年間、ドイツに住んでいます。二重国籍の権利を取得し、今のようなスカーフをした格好で写真屋に行ってドイツで身分証を取得しました。ところが、トルコ領事館に行くと『あなたのおばあさんがしていた 全文をよむ

2006-05-25 ワシントン・タイムズ紙、トルコのアレヴィー問題を報道 (Milliyet紙) (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)政権に対する厳しい批判で注目を集めているワシントン・タイムズ紙で、儀礼場と(中等教育での)義務的宗教授業に関するアレヴィー派の不満が取り上げられた。    最近、AKP政権に対する厳しい批判で注目を集めている同紙は、今回トルコのアレヴィー派の問題を取り上げた。トゥンジェリ発、ニコラス・バーチ記者の署名入り記事の中で、トルコのアレヴィー問題が「トルコではアレヴィー派の間で不安が増している」という見出し付で報告された。    ■義務的宗教授業めぐり提訴    アレヴィー派の人々が 全文をよむ

2006-05-25 エルジエス大学で開催の会議、スカーフ女性は入場できず (Radikal紙) (Radikal紙)

エルジエス大学サバンジュ文化センターで開催された第9回トルコ医学歴史会議で、スカーフを巻いた人々が入場を断られた。会議に参加するために来場したヌルテム・チャンカヤは、記者の「なぜ入場できなかったのですか?」という問いに「この件について話したくありません」と答えた。入り口で待つ何人かのスカーフを巻いた女性は文化センターで開催中の「セルジューク朝とオスマン朝期の建築作品に見られる装飾展示」を見に来たと述べた。しかし、彼女らも「公共の場」との理由で入場できなかった。    全文をよむ

2006-05-23 女性4人のうち3人はドメスティック・ヴァイオレンスの被害者(Milliyet紙) (Milliyet紙)

DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)に関して行われたある調査で、女性の72.5%が暴力を振るわれていることが明らかになった。暴力を振るわれて訴える女性の割合は7.3%にとどまり、37.3%の女性が「夫を愛している」という理由で訴えないでいる。    イスタンブル大学法学部教員フュスン・ソクッル・アクンジュ教授は、ウルダー大学の教員らと行った「トルコにおけるドメスティック・ヴァイオレンスに関する研究」の結果について22日、報告を行った。調査は1304人の被験者に対して行われ、そのうち47%が大卒 全文をよむ

2006-05-22 悲喜こもごも、名門ガラタサライ初等学校の合格発表(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 ガラタサライ初等学校へ入学を許可される50名の児童が抽選で決定された。抽選は、ベイオールにあるガラタサライ高校の校庭にて、ベイオール第15公証人代理ハティジェ・ムタフオール氏、国家宝くじ機構ガラタサライ支部のフルスィ・ドウル支部長、そしてガラタサライ初等学校のイフサン・ゼレン校長がみまもる中で行われた。ガラタサライ高校卒で舞台俳優でありミュージシャンでもあるレナン・ビレッキが抽選札を引いた。     抽選の結果、事前登録をしていた2195人の志願者のうち、ガラタサライ初等学校へ入学が許可された 全文をよむ

2006-05-21 ナクシュバンディー教団のシャイフの記念祭―ご利益求めて4万人(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ディヤルバクルで行われたナクシュバンディー教団のシャイフ、アブドゥッラフマーンの記念祭に4万人が訪れた。信者たちは、シャイフの足跡があるという丘で足跡を探し、また「病に効く」といって貴い土の霊力を草にこすりつけた。    ディヤルバクルのチュナル郡で、96年前に57歳で逝去したナクシュバンディー教団のシャイフ、アクテペリ・アブドゥッラフマーンの霊廟で20日、記念祭が行われ、約4万人が参加した。  霊廟の向かいにあり、信者たちが「シャイフの足跡がある」と信じる丘に何千もの人が登った。信者たちはそこ 全文をよむ

2006-05-20 行政裁判所銃撃事件の犯人アルパッサン・アスランの横顔(Milliyet紙) (Milliyet紙)

犯人と家族ぐるみの付き合いをしていた退職教員オメル・アクタシュは、凶悪犯アスランのことを『彼は賢くて、問題のない子供だった』と言っている。アスランは、小学生の時に父親の自動車をこっそり使い電柱にぶつけたという。    行政裁判所第2部局で裁判官一人を殺し、四人を負傷させたアルパッサン・アスラン弁護士は、「(彼は)私の腕の中で育ったようなものだ」と言う、犯人と家族ぐるみの付き合いがあった退職教員のオメル・アクタシュが説明するところによると、賢く、友達と分け合うことが好きで、問題のない子供だったとい 全文をよむ

2006-05-18 ヴァキト紙の記事が問題視される -行政裁判所を標的とした内容(Milliyet紙) (Milliyet紙)

  「通学路で頭を覆っている教師」に対して判決を下したため、襲撃を受けた行政裁判所第2部局の委員を2月13日付の記事で標的としたヴァキト紙は、委員たちの写真も公表していた。     ヴァキト紙は、昨日襲撃を受けた行政裁判所第2部局の委員を、「通学路で頭を覆っている教師は幼稚園の管理者にはなれない」という行政決定を承認したため、激しく告発した。委員の写真を2月13日付の新聞の大見出しで発表したこの新聞は、「彼らがまさにその委員たちだ」という見出しを使ったことで議論を生んだ。   学校への行き来にス 全文をよむ

2006-05-18 行政裁判所、銃撃で5人が死傷 -スカーフ問題が引き金か?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 行政裁判所は、トルコ共和国史上もっとも凶悪な銃撃事件を経験し、激しく動揺している。行政裁判所は、児童・生徒らは共和国の基盤である世俗主義に則って育てられるべきであるとして、幼稚園にスカーフを巻いて出勤した教師に対し、管理職をまかせることはできないという決定を下した。その決定が原因で、弁護士アルパッサン・アスランの弾丸の標的となったとみられている。    会議中に銃撃を受けた第2部局の委員達のうち、ユジェル・オズビルギン委員は死亡。ムスタファ・ビルデン部局長、アイラ・ギョネンチ委員、アイフェル・ 全文をよむ

2006-05-17 兵役中の事故で息子を失った遺族に軍が賠償金を要求(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 エルデム・カヤックルはビンギョルでの軍事作戦から帰る途中、軍用車のブレーキが故障したため、民間人の運転する車に衝突し殉職した。そのカヤックルの骨が嘆いている。国防省は遺族に対し二つの訴訟を起こし、保険会社へ補償として支払った約1万6千新トルコリラ(約130万円)を利子とともにカヤックルの遺族に要求した。裁判で遺族は、事故が車の不具合によるものだと主張した。カルタル司法裁判所は遺族ではなく、国防省に責任があると言い渡し訴えを棄却したが、国防省は上訴した。    ■国の所有物を傷つけた!  200 全文をよむ

2006-05-15 聖マリアカトリック教会司祭殺害事件、今日初公判(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 O.A(16)は、トラブゾンで聖マリアカトリック教会のイタリア人司祭アンドレア・サントロを殺害した容疑で逮捕された。「量刑を重くした終身刑」が求刑され開かれる裁判で、同少年は15日、はじめて裁判官の前にたつ。     トラブゾンのファーティフ・ゲンチ共和国検察官は、取調べを終えた後、4月12日にトラブゾン重罪裁判所へ起訴状を提出した。ゲンチ検察官は起訴状のなかでO.Aに対し、「計画的殺人」により量刑を重くした終身刑、ならびに「無認可の武器所有」の罪で懲役1年、そして「公共の安全を故意に危険にお 全文をよむ

2006-05-14 アラビアのロレンス、トルコ兵によるレイプは真っ赤なうそと判明(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

「トルコ兵にレイプされた」というアラビアのロレンスの主張が作り話であったことがわかった。英国で発見された新たな証拠は、アラビアのロレンスがトルコ兵の手により「残忍にレイプされた」とする日に、彼がシリアのデラア城にいなかったことを立証した。    英国で発見された新たな証拠によると、アラビアのロレンスの生涯のなかで最も議論されてきた「トルコ兵によるレイプ」事件はロレンスによって捏造されたものだった。ロレンスはアラブ独立運動の際に、英国の連絡将校として勤務していた。そのとき、トルコ側の州知事に捉えら 全文をよむ

2006-05-13 エルズィンジャンで空の車庫が爆発、子ども3人が死亡(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

エルズィンジャンのウララル町にある車庫で起こった爆発で、3人が死亡し1人が負傷した。エルズィンジャン県のアリ・ギュンギョル知事は、車庫で電子式時限爆破装置が使われたことが判明したと述べた。    今日11時45分頃、エルズィンジャンの市街地から2キロほど離れたウララル町で爆発事件があった。車庫で起こった爆発で、遊んでいた子ども3人が死亡、1人が負傷した。     爆発はアタテュルク地区のエルダル・チュルクメン区長の父、ヤディガル・チュルクメン氏の所有する、使われていなかった車庫で起こった。今のと 全文をよむ

2006-05-12 ブルー・フラッグ賞、トルコ国内192カ所のビーチが受賞(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

国際環境教育基金の招きでデンマークの首都コペンハーゲンに集まった国際選考委員は、今年の「ブルー・フラッグ賞」を獲得したビーチとマリーナを発表した。トルコからは192のビーチと14のマリーナが同賞を獲得した。    国際環境教育基金の招きで集まった国際選考委員は、35カ国が推薦したビーチとマリーナの候補の中からブルー・フラッグ賞の基準に適合するものを発表した。    トルコ環境教育基金(TURCEV)のエロル・ギュンギョル理事長は、トルコから今年192のビーチと14のマリーナが「ブルー・フラッグ賞 全文をよむ

2006-05-12 ジュムフリエト紙へ3度目の爆弾攻撃(Radikal紙) (Radikal紙)

ジュムフリエト紙シシュリ本社に対して三度目の爆弾攻撃が行われ、ビルのガラスが割れるなどしたが、死亡者・負傷者は出なかった。犯人三人は「神は偉大である」と叫びながら逃亡したという。     ジュムフリイェト紙シシュリ本社に対し一昨日の夜に爆弾攻撃が行われ、続いて爆発はしなかったものの手榴弾が、さらに昨日の午後にも爆弾が投下された。  三人の犯人は、ジュムフリイェト紙の本社ビルへ午後四時半ごろ姿を現し、「神は偉大である」と叫んだ後、手榴弾を二つ庭へ投げた。この攻撃に対し、ジュムフリイェト紙の警備員ら 全文をよむ

2006-05-11 女子就学支援チャリティー、2時間で10万YTL(約830万円)(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ミッリイェト紙が女子就学のために始めた「お父さん、私を学校に行かせて」キャンペーンを支援する目的で、公開オークションが開催された。このオークションでは有名人の服や私物が売り出され、2時間で約10万YTL(新トルコリラ)が集まった。     公開オークションには一般のインターネット利用者も「HemAlHemSat.com」のサイトで同時刻に参加した。公開オークションは、文化大学の芸術・デザイン学科により昨晩イスタンブルのマルマラホテルで行われた。大手中古不動産会社エスキジのジャナン・アイデミルが 全文をよむ

2006-05-09 首都アンカラで彫刻に悪質ないたずら頻発(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アンカラの中心部にある公園、大通り、通りを飾り、それぞれの場所のシンボルとなっていた限られた数の彫刻がばらばらに破壊された。心無き彫刻破壊者は、最後にサカリヤ大通りとユクセル大通りにある彫刻を破壊した。サカリヤ大通りにある両手を空に広げた恋人達の彫刻から、男性の腕が何者かによって壊された。彫刻の表面もスプレーで塗られていた。    ■彫刻がゴミ箱と化した!  ユクセル大通りにある公務員の彫刻が粉々にされた直後、再び同じ大通り沿いの地下鉄の駅の出口にある老人の彫刻の頭部も破壊された。破壊された彫刻 全文をよむ

2006-05-07 元陸軍司令官アテシ退役将軍、南東アナトリア政策の誤りを自己批判(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アテシ退役大将は「30年から35年にも渡るテロとの戦いにもかかわらず、南東アナトリアへ1人の心理学者も社会学者も派遣されなかった」と語った。    元陸軍司令官のアッティラ・アテシ退役大将は、イスタンブル大学同窓会がオルタキョイ文化センターで昨日開いた「2005-2006 時事懇談」というパネルディスカッションに参加した。  アテシはパネルディスカッションの中で、南東アナトリアにおいて軍事活動だけではテロを撲滅することは出来ないとの考えを示し、次のように述べた。「トルコがテロに対して費やした30 全文をよむ

2006-05-02 イスタンブル・ファーティフのゲジェコンドゥ、9月に撤去開始(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ファーティフ市のスルクレにある住宅の撤去が9月に始まる。建物が取り壊される地区には集合住宅局が2階建ての住宅を建設する予定だ。    かつて陽気な笑い声に合わせてタンバリンの音が響き、ダンサーがベリーダンスを踊り客を楽しませていたスルクレのゲジェコンドゥ(不法建築街区)の撤去が9月に始まる。  ファーティフ市のキュルクチュバシュ-ブルグルパラス、ハティジェ・スルタン、ネスリシャフ、バラト-カラバシュ、タフタ・ミナレット地区とアティクムスタファパシャ地区は、閣議で「刷新地域」として承認され、この決 全文をよむ

2006-05-02 1990年代、英国の血液製剤に汚染の可能性 -ハイリスク国はトルコとブラジル(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

英国は、1990年代に国外へ輸出された血液製剤に汚染のおそれがあり、この製剤を投与された人に狂牛病(牛海綿状脳症)が発症する可能性があるという警告を発した。英国からの2つ目の警告はさらに不安を高めた:「最もリスクの高い国はトルコとブラジルである」。英国健康安全局は、両国の保健省に必要な予防策を講じるよう警告した。英国は警告の中で、血液製剤が投与された患者を確定し、患者からの血液、臓器、組織の提供を防ぐよう求めた。    英国は、国外へ輸出された血液製剤に汚染のおそれがあり、この製剤を使用した人に 全文をよむ

2006-04-30 Hurriyet紙、60年間の記事から56の見出しと物語を集めた本出版(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

明日本紙(ヒュッリイェト紙)は、新たな年を祝福する。創刊記念日を祝して、発行を始めた1948年から現在までの注目に値する見出しと物語を『あの見出し』という本に収録した。本に収録された写真と記事のうち34本は、イスタンブルにあるショッピングセンター・アクメルケズにて展示されることになっている。    本紙が2人の通信員を派遣した、トルコ共和国にとって初めての参加となった1948年のロンドンオリンピックから、1956年にイスタンブルのボスフォラス海峡が氷に覆われた時の「昨日、ボスフォラスを歩いて渡る 全文をよむ

2006-04-30 スィノプで原発建設反対を訴える集会に1.5万人(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコで初めて原子力発電所が建設される予定の街スィノプ(人口約3万人)で、抗議デモが行われた。53の市民団体と職業団体で組織する「スィノプ原発反対プラットフォーム」が主催した集会には、国内各県からの参加者も含め1.5万人が参加した。    集会に参加した人の中には、早朝バスに乗ってやってきた人や、社会の幅広い集団を代表する様々な団体の代表者もおり、彼らはプラカードや横断幕の掲示されたウウル・ムンジュ広場に向かってスローガンを掲げながら行進した。地元の音楽グループによる民謡の演奏でお祭りのような雰 全文をよむ

2006-04-28 法学部の修業年限が5年へ。来年度から(Milliyet紙) (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)のエルドアン・テズィチ理事長は、来年度より大学の法学部の修業年限を5年に延長すると発表し、「各大学の法学部の必要に応じ、さまざまな外国語の準備クラス(※入学後の一年間、語学のみを学習するクラス)を開講する。教員数の減少を理由に一定期間新たな法学部を開設することはない」と述べた。    ジェミル・チチェキ法相と憲法裁判所のトゥライ・トゥージュ長官の言及した「法学部修業年限の延長」に対し、YÖKから肯定的な回答が出された。テズィチ理事長は学長委員会の会議後に開いた会見で、法学部 全文をよむ

2006-04-26 ハッキャーリで喜びの声 -医師たちが診察開始(Milliyet紙) (Milliyet紙)

保健省の義務的診察政策の一環でハッキャーリ県の一都市五村に初めて医師が到着した。    義務的診察政策の一環により、ハッキャーリ県の中心部に接したドゥランカヤ市と、タシュバシュ村、ゲチットゥリ村、ユクセコヴァのビュユクチフトリッキ村、シェムディンリのデレジッキ村とチュクルジャのチュール村で二人の女医を含む六人の開業医が診察を始めた。  昨年までは県中心部でも医師を見つけることが困難であったこと、そして任命された医師たちが仕事を始める前に辞職していたことを明らかにした保健省県局長イドリス・エテムオ 全文をよむ

2006-04-25 外国資本の大学、トルコで開校へ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコの2013年までの命運を左右する第9次開発計画において、外国資本の大学の開設にゴーサインが出た。アブデュッラティフ・シェネル副首相は昨日、閣僚会議に提出した計画を本紙に説明した。シェネル副首相は、外国資本の大学が高等教育に競争と質の高さ、国際経験と成功をトルコにもたらすだろうと述べた。    シェネル氏は、例として次のような国々の名前を挙げた。  「“ワールド・スクール・ハウス”という概念の下、(自国を)大学の集まる家のような状態にするプロジェクトがシンガポールにある。イスラエルには外国資 全文をよむ

2006-04-25 イスタンブルのシンボル、フェリーを選ぼう!(Milliyet紙) (Milliyet紙)

(老朽化したイスタンブル)市内航路のフェリーの後継ぎとしてデザインされた8つの新しい船が発表され、一般投票が始まった。各渡船場とインターネットサイト上で投票を行う市民は、イスタンブルの新しいフェリーのモデルを決めることになる。    イスタンブルで約150年間使用されてきた市内航路のフェリーの新モデルを決めるための一般投票が始まった。イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長は、昨日開いた記者会見でフェリーのモデルを紹介した。フェリーがイスタンブルの最もすばらしいシンボルの1つであると述べた 全文をよむ

2006-04-24 「お父さん、学校へ行かせて!」キャンペーン、1周年を祝う(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国民主権と子どもの日(4月23日)という大切な日に、「お父さん、学校に行かせて!」キャンペーン(本紙主催)の一周年記念パーティーがドアン・メディアセンターで開かれた。参加した少女たちはダンスを踊り、美術用具会社エヴァーハード・ファーバーの協力により「お父さん、学校へ行かせて」の巨大な絵を描いた。チャンネルDのテレビ番組「子どもクラブ」の司会者であるセルハン・アスラン、ウミト・エルディムと一緒にダンスを思いっ切り楽しむ子どもたちを、「ダンス踊りたい?」コンテストに出場したイイトとアイクトのダンスが 全文をよむ

2006-04-22 20万人近い兵士が南東部に集結:PKKへの作戦準備で(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

テロ組織PKK(クルド労働者党)への作戦準備のために(トルコ南東部の)国境へ集結を続ける部隊では、休暇が6カ月間返上された。南東部に駐留する兵士の数はしばらく振りに20万人近くに達した。    南東部での活発な軍事活動が続いている。南東部に駐留する兵士の数はしばらく振りに20万人近くに達した。テロ組織PKKに大きな打撃を与えるために開始された作戦に参加する部隊では休暇が返上された。部隊に下された命令により、返上期間は6カ月間であることが明らかにされた。休暇中の兵士にも再び部隊に合流するよう求めら 全文をよむ

2006-04-22 公共放送TRT、会長交代で宗教番組数3倍に(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコ・テレビ・ラジオ協会会長代理にアリ・ギュネイ氏が就任するとともに、6本の宗教番組の放映が始まった。報道労働組合の事務局長キョセ氏は、宗教番組のキャスター、ゲストに対して特別のギャラが適用されたことを明らかにし、「我々は自治権のある、民主的で世俗的なTRTを望んでいる」と語った。    シェノル・デミロズ氏の会長就任直後であった2004年1月12日までは、宗教番組は2本だったTRTで、2年のうちにその数が3倍になったことは注目を集めた。デミロズ会長就任後、アリ・ギュネイ氏会長代理就任とともに 全文をよむ

2006-04-21 イスタンブルでタクシー運転手6000人に英語など教育(Radikal紙) (Radikal紙)

街中のタクシーを基準に適合させるため、タクシー乗り場とタクシーの車種に関する(条例の)適用を始めるイスタンブル広域市役所は、それにあわせて6千人のタクシー運転手にも6カ月間の教育を受けさせることを決定した。    ドライバー向けの最初の授業は「都市文化」についてで、カーディル・トプバシュ市長自らが授業を行う。最初の段階で6千人のドライバーを教育する予定の6カ月間のプログラムにおいて、次の授業が行われることになっている:広報、環境と都市科学、交通法規とルール、観光情報、救急救護法、歴史認識と道徳観 全文をよむ

2006-04-21 環境破壊のドラム缶、ウニファル社のものと判明(Radikal紙) (Radikal紙)

ぺぺ環境大臣は、トゥズラで見つかったドラム缶はウニファル社のものであると発表した。保安隊は同社施設に踏み込み調査を行った    環境森林大臣のオスマン・ぺぺは、トゥズラのオルハンル地区で地中に埋められた状態で見つかった化学廃棄物が詰まったドラム缶の所有者がウニファル化学産業商社株式会社であることを明らかにした。会社について、ゲブゼ地方検察局に告発したことを表明したペペ大臣は、省として会社を閉鎖させる権限は無いと述べた。ペペ大臣は、より重い罰金刑の他三年以内の禁固刑も含まれる新環境法案が法律化され 全文をよむ

2006-04-18 売春業者も納税せよ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

警察の記録によると、売春のために国外へ流出する金額は少なくとも510万リラ(約4億4千万円)と算出された。ウルギュップ警察は、徴税法9条の「あらゆる種の利得から税を徴収する」という条文に基づき、売春で得た利益が課税の対象となるよう財務省に提議した。    トルコの観光地の1つである(カッパドキアの)ウルギュップ警察のムトゥル・チェリキ署長の「売春から得た利益にも課税せよ」という提議によって、この件は政府の協議事項にも入った。チェリキ署長が財務省に提出した「トルコの売春業は、トルコ市民権を得た外国 全文をよむ

2006-04-17 イスタンブルのバクルキョイで爆発:31人が重軽傷(Radikal紙) (Radikal紙)

イスタンブルのバクルキョイで起こった爆発により、重体2人を含む31人が負傷した。    爆発事件は昨日の午後7時頃、ショッピングセンターやカフェの立ち並ぶエブ・ズィヤ通りで起こった。マルマラとアクソイのアーケード街の前に置かれたゴミ箱が爆発し、多くの店舗のガラスが割れた。日曜日で天気もよかったため人手の多かった通りは、大きなパニックに陥った。爆発により、通りで任務に就いていた警察官3人を含む31人が負傷した。私立アジュバーデム病院、バクルキョイ・サーディ・コヌック教育検査病院に運び込まれた負傷者 全文をよむ

2006-04-15 ギネス記録に挑戦!世界一長いケーキは2,710メートル(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アンタリヤのアランヤ郡で、アクデニズ調理師協会のメンバーである285人のシェフによりギネスブック記録への挑戦が行われ、長さ2710メートルのケーキが作られた。     ケーキを作り上げるのに4カ月を費やしたアランヤのコックとケーキ職人は、困難な記録への挑戦を見事成功させた。この挑戦はアランヤ―メルスィンを結ぶ国道上のアタテュルク像と国民主権スタジアムの間で行われ、ギネスブックトルコ代表のオルハン・クラル博士と医師、公証人1人ずつ、そして2人の立会人が見守った。     オルハン・クラル博士が、こ 全文をよむ

2006-04-14 売春、テロ、観光問題:金曜礼拝時の説教は地域問題をとりあげることに(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

メフメト・アイドゥン国務大臣は、金曜礼拝は今後、各県ごとにミュフトゥ(宗教行事を司る人)で構成される委員会により‘地域問題’を最優先する形で行われるとし、「例えば、アンタリヤでは観光業、ディヤルバクルではテロ活動や名誉殺人、イスタンブルでは売春が最優先事項となり得る。」と話した。    アイドゥン大臣は本誌に対し、以下のように語った。    「実際のところ何かが変わるわけではない。礼拝は引き続き一定の管理の下、その内容は全体を通して準備される。ただ、権限は各県の委員会に委ねられることになる。指導 全文をよむ

2006-04-13 ベイリキデュズ市役所、全国で初めて周辺警備チームを設置(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブル県のベイリキデュズ市役所は、市の治安維持を目的として、市中心部の7箇所に34台の防犯カメラを設置した。およそ1カ月半前に稼動し始めた防犯カメラの映像は、ベイリキデュズ保安隊詰所によりチェックされている。    防犯カメラは、必要な設備が整い次第、MOBESEシステム(※)に統合される形で機能し、イスタンブル警察もこれを利用することができるようになる。約20万リラが投資されたプロジェクトの一環として、民間警備会社の社員からなる警棒と手錠を携えた5人組の警備チームが、学校の前や公園などで 全文をよむ

2006-04-13 発がん性物質のドラム缶不法投棄事件:もうけ主義の企業家が犯人か(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ペペ大臣は、ドラム缶が「トルコの主要な企業家のうちの一人のものである」と話した。地方の新聞に載っていた、「ドラム缶はウニファル・化学工場のものであるという主張」について、当局は工場の調査を始めた。     環境森林大臣オスマン・ペペは、トゥズラで地中から発見された、発がん性物質が入ったドラム缶が、「トルコの主要な企業家のうちの一人のものである」と明らかにし、「5万~10万ドルを払いたくない、と巨大な都市が毒に侵されることを見過ごすほどの儲け主義、強欲な人間である」と述べた。   同地域で発行さ 全文をよむ

2006-04-12 「預言者への手紙」コンテスト:世俗国家の教育機関なのに賞品はカーバ神殿訪問(Radikal紙) (Radikal紙)

閉鎖された国民青年財団のメンバーは、郡知事と郡国民教育局から許可を取り、「預言者への手紙」をテーマに作文コンテストを開いた。1位の入賞者にはカーバ神殿とメッカ訪問の旅が贈られる。    「反動的な活動」を行ったという理由で2月28日以降閉鎖された国民青年財団のメンバーは、新たにアナトリア青年協会という組織を立ち上げた。この協会の機関誌である『アナトリア青年』のカルタル支部は、カルタル郡国民教育局の許可を得て、小学校の児童と高校の生徒を対象に「私たちの預言者ムハンマドへの手紙」というテーマの作文コ 全文をよむ

2006-04-11 少数民族の学校に朗報: 学校名の母国語記載可能に(Radikal紙) (Radikal紙)

学校の看板に関する制限が法により撤廃される。少数民族や外国人学校の看板にトルコアルファベットを使用する義務がなくなるほか、看板に照明を使用することもできるようになる。     国民教育省は、少数民族や外国人学校に対して「看板へのトルコアルファベットの使用を義務」づけた1981年の機関表記法を改正する試みを始めた。新法草案によるとギリシャ系学校の看板にはギリシャ文字、アルメニア人学校の看板にはアルメニア文字の使用が可能となる。さらに、学校の看板に複数色や照明の解禁を盛り込んだ法により、学年のローマ 全文をよむ

2006-04-10 「皆既日食は地震を起こす?」:地震保険への加入が急増(Milliyet紙) (Milliyet紙)

日食が地震を引き起こすという噂を信じた多くの人々が、自宅に地震保険を掛けようと保険会社に駆け込んだ。アダパザルでは、日食が起こった3月29日以降約5千人が自宅や職場のために地震保険に加入したことが判明した。    保険代理店を経営するアリ・エセン氏は、日食が地震を引き起こすことを恐れた人々が保険業界を活気づけたと話し、「これまで自宅に保険を掛けていなかった多くの人々が日食後保険に加入した。こうした動きは続いている」と述べた。  2月8日に起こったアリフィエを震源地とするマグニチュード4.5の地震 全文をよむ

2006-04-07 イスタンブル郊外スルタンベイリにおける礼拝所建設問題、解決みえず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

スルタンベイリにおける礼拝所建設を希望するピルスルタンアブダル協会メンバーを、郡当局と市長が警告した。協会メンバーはというと、「我々の目的は、自分達の礼拝所を建設することだ。」と言っている。    スルタンベイリのヤヴズセリム地区における礼拝所建設と、同地区名を変更するということが理由で勃発した緊張は高まっている。  郡は、この地区で建物を建設することが罪になる、とピルスルタンアブダル協会に警告した。  公正発展党議員であるスルタンベイリ市長のアラーティン・エルソイも建物を建設することを許可しな 全文をよむ

2006-04-06 トルコの検察官の一部、法曹改革を理解せず―EU委員会トルコ視察団団長発言(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

EU委員会トルコ視察団のハンスヨーグ・クレッシュマー団長は、「トルコには法曹改革の精神を理解していない検察官がいる。表現の自由を尊重せずに告訴している例が見られる」と話した。    アンカラで行われた「EU加盟プロセスにおける法曹改革」会議の開幕式でスピーチを行ったEU委員会トルコ視察団のハンスヨーグ・クレッシュマー団長は、最近承認されたトルコ刑法がトルコのEU加盟にとって非常に重要な一歩であるにも関わらず、表現の自由を制限するような判決がいまだに出されているという見解を示した。    トルコの 全文をよむ

2006-04-03 女子大生はGパン・ファッション、スカートは不人気(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ガーズィー大学のサリハ・アアチ助手は、アンカラにあるハジェッテペ、ガーズィ、アンカラ、バシュケント、チャンカヤの各大学の女子学生340人を対象に調査を行った。調査によると、「女子学生のワードローブには全くスカートがない」ようだ。女子学生の服飾費の内訳の第1位はジーンズで、30.6%を占めている。一方、スカートは最下位で2.9%だった。    ■若者たちのトレンドは  ・流行を追っている人と答えた人は2.9%  ・学生はファッション雑誌もファッション番組も見ていない。唯一のお手本はブティックのショ 全文をよむ

2006-04-02 南東アナトリア騒乱、マルディン県クズルテペ郡でも死者(Milliet紙) (Milliyet紙)

マルディン県クズルテペ郡で集まったおよそ千人の集団は、介入した警察に石を投げて攻撃した。この衝突でアフメト・アラッチが死亡。デモ参加者らは、クズルテペ税務署や公正発展党の支部、いくつかの銀行に火をつけた。    PKK(クルド労働者党)の14人のテロリストが遺体となって収容されたのをきっかけに、ディヤルバクルで始まった事件は、昨日もさまざまな県や郡でそれぞれ異なる規模で続いた。マルディン県クズルテペで集まったおよそ千人の集団は、介入した警官に石を投げて攻撃した。この衝突で一人が死亡した。  ディ 全文をよむ

2006-04-01 南東部のデモ、前線に立つのは農村部から出てきた子ども(Radikal紙) (Radikal紙)

ディヤルバクルとバトゥマンの暴動で死亡した7人のうち3人が子供だった。衝突の先頭には、石、火炎瓶を投げ、ナイフをかざす子供たちがいた。学校での傷害事件として問題になっている「子供と暴力」は、今回は異なる形で現れた。ディヤルバクルの市民団体の代表者は、彼らの多くが、村から移住してきた家族の子供だと述べる。彼らは町の外れで生活している。多くの子供が学校の放課後、家ではなく通りへ働きに行く。東部におけるきわめて多くの問題は、若年齢時の対応に起因しているが、そのことについて誰も十分に関心を払っていない。 全文をよむ

2006-03-31 ディヤルバクル騒乱、バトゥマンに飛び火―テロ、続く(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ディヤルバクルの次にバトゥマンを戦場のような状態に陥れた争乱は、あたかも前日から発生が準備されていたかのようだった。町々で商店のシャッターを閉ざしたり、人々が行進を行うよう求める布告をいくつかのグループが行っていたのだ。    民主市民党のアイハン・カラブルト・バトゥマン県支部長は、前日夜に、テロ組織クルド労働者党(PKK)の影響下にあるロジ・テレビから呼びかけを行い、昨日の行進に参加するよう求めていた。    ■ 火炎瓶で攻撃    メイダン地区のギュリスタン通りの民主市民党(DTP)の建物の 全文をよむ

2006-03-30 ディヤルバクルの騒乱、沈静化の兆し見えず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

PKKメンバーの葬儀を機に勃発し、銀行やデパート、商店への破壊行為となって続いている事件は未だ収束していない。県知事のアラは、事件で3人が亡くなり、250人が負傷したことを明らかにした。    ディヤルバクルで昨日、4人のPKKメンバーの葬儀の最中に始まり、何百もの銀行支店やデパート、商店への破壊行為に発展した事件は昨日も続いた。ディヤルバクル県知事のエフガン・アラは、この事件で3人が亡くなり、治安部隊の隊員130人を含む計250人が負傷したこと、また200人が逮捕されたことを明らかにした。商店 全文をよむ

2006-03-29 「耐震」高架交差路、4カ月足らずでひび割れ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

デニズリ市役所自慢の計画とされ、100日で完成、総工費300万リラをかけたセヴィンデック高架交差点は、昨年11月18日にオズジャン・デニズも演奏した式典でエルドアン首相がテープカットし開通した。  デニズリとアンカラを結ぶ国道にある598メートルの高架橋は、免震工法で震度9の地震にも耐えるように造られた。しかし、USAS社が手がけた橋の完成から4カ月も経たないうちに、幅約2センチのひびとくぼみが現れたことは、驚きをもたらした。    ■「土建業者の責任」  高架橋を渡る車のドライバーは、橋にダメ 全文をよむ

2006-03-29 皆既日食、観光業に好況もたらす:日本など各国から見物客(Milliyet紙) (Milliyet紙)

皆既日食の観察のため、旅行者と研究者はアンタリヤに押し寄せた。NASAの研究者たちはシデ古代劇場から生中継を行う。    皆既日食が最も良く見える国がトルコであり、(トルコでは)日食がアンタリヤから始まることから、人々の目はこのトルコ一の観光地に向けられた。この2年間、この大きな自然現象に向けて準備していたアンタリヤには、多数の旅行者と研究者がやって来た。共和国広場、コンヤアルト海岸公園、ララの3カ所に観測センターが設けられた。アンタリヤでは、10万個の観察用メガネが輸入されて市場に出回った。  全文をよむ

2006-03-28 世界が注目!明日、トルコで4分間の皆既日食(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

今日(29日)発生する4分間の皆既日食が最も美しく見える国の一つがトルコだ。日食が見られる他の国々に比べ、季節、アクセス、宿泊施設といった点で多くの利点を有することから、トルコには大勢の観光客が訪れた。観光業者はこれをトルコがつかんだまたとないチャンスと捉えており、このチャンスをもっと積極的に利用すべきだと話した。    NASA(アメリカ航空宇宙局)の発表で、今日(29日)発生する皆既日食が世界で最も美しく見えるのはトルコであることが明らかになった。専門家の話では、日食はエジプトでも見られるが 全文をよむ

2006-03-27 リサーレ・イ・ヌール大会開催―ヌルジュ派の大集会でアタテュルク批判も(Milliyet紙) (Milliyet紙)

リサーレ・イ・ヌール学会とイェニ・アスヤ紙が主催し、第3回を数える国民リサーレ・イ・ヌール大会が、昨日リュトゥフィ・クルダル会議場で行われた。40近くもの都市からバスを利用し、5千人以上が大会に参加した。参加者たちは、メスジット(小モスク)と化したボアズィチCホールで礼拝を行った。   大会の主催者であるイェニ・アスヤ紙のメフメト・クトゥルラル社長は、まずサイド・ヌルスィ(ヌルジュ派創立者:訳者注、以下同)に対する追憶に言及し、曖昧な表現を用いてアタテュルク時代を批判した後、アンカラで始まった第 全文をよむ

2006-03-27 失業問題、深刻化のきざし(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、国家労働力調査期間(2005年11月~2006年1月)の一部である2005年12月の結果を発表した。    ■雇用枠減少   12月に被雇用者数は59万6千人減少し、失業者数は9万1千人増加した。これによると、2005年11月には2192万8千人いた被雇用者が、2005年12月には2133万2千人へと減少したことになる。公式失業者数は、261万1千人から270万2千人へ増大した。    ■労働者の半分近くは未登録   調査結果によると、トルコの被雇用者の2133万2 全文をよむ

2006-03-25 学校での暴力事件にメディアの影響? ―教職員組合のアンケート結果より(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコ教職員組合が実施した「暴力と迷惑行為」に関するアンケートで、若者の21%がマフィヤを描いたシリーズ番組を観ていることが明らかになった。  組合による紙面発表では、トルコの若者のうち中学2,3年生1136人を対象に実施されたアンケートの結果についてまとめられた。  発表では、「どの種のテレビ番組を好んで選ぶか」といった質問に、若者の21%がマフィヤ、19.5%がコメディと回答した。また学生の44.8%がアクション、冒険、ホラー、戦争のジャンルの映画を観ていることが分かった。  インターネット 全文をよむ

2006-03-24 ローカル・テレビ2局でクルド語放送開始(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ラジオ・テレビ高等機構(RTÜK)に行っていた申請が許可されたことを受け、ディヤルバクルのテレビ局であるギュンTVとソズTVで昨晩クルド語の放送が始まった。    クルド語で放送されたニュースと番組は、トルコ語の字幕が表示された。ギュンTVの職員を激励するため同局を訪れたディヤルバクル広域市のオスマン・バイデミル市長は、「歴史的な日で、小さいながら重要な一歩を踏み出した。このような事態の進展が続くことを祈っている」と述べた。 全文をよむ

2006-03-23 イスタンブルのゲジェコンドゥで強制撤去、住民と警察衝突(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブル・サルイェルのデルベント地区で市当局によって行われたゲジェコンドゥの強制撤去で、地区の住民と警察の間で衝突が起こった。一日中続いた衝突では、時に石や棒を使った争いとなったが、夕方には落ち着いた。    早朝、警察の応援も受けデルベント地区に向かった市の撤去部隊は、「地区協力組合」の入居するビルの取り壊しに着手した。  この間に集まった住民は、市と警察に対し抵抗を始めた。このため警察は装甲車も投入して催涙ガスを使い、住民を解散させた。約500人に上る住民は、他の場所に集まった後石や棒を 全文をよむ

2006-03-21 アルカイダの爆弾犯サッカの公判はじまる―「私は身障者」と証言(Milliyet紙) (Milliyet紙)

宗教テロ組織アルカイダの爆弾犯かつ幹部の一人であるとして公判中のロアイ・サッカは「私は身体障害者だ。収入は自営業者年金から得ている」と話した。サッカは、起立せずに発言しようとしたため、法廷から退出させられた。    ロアイ・サッカはアルカイダの“特別任務幹部”であるとして刑を重くされ、検察に終身刑を求刑されている。昨日始まった公判で「名前はエクレム・ウゼルだ。体が不自由なため自営業者年金から収入を得ている」と答えたサッカは、忠告に反して起立しなかったため法廷から退出させられた。イスタンブル第10 全文をよむ

2006-03-20 マルマリスで、観光シーズン中の工事禁止―建設労働者の歌も禁止(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコの人気歌手、イブラヒム・タトゥルセスが見出されるきっかけともなった「工事現場でトゥルキュ(民謡)を歌うこと」は、観光客の気分を害さないためにマルマリスで禁止されることになった。    マルマリスのアルムタラン市議会は、観光施設から半径200メートル以内の地域では4月15日、その他の地域では4月30日以降工事を禁止する決議を下した。決議によると、工事禁止期間の開始とともに、工事半ばの建設物にはシートで覆いがかけられる。その他の地域の工事現場で働く労働者も、きちんとした服装をするよう義務付けら 全文をよむ

2006-03-18 トルコにおける保守主義、根底にあるのは「家族」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

『トルコにおける保守主義』をまとめたハカン・ユルマズ助教授は、「 保守主義の根底には国家があると考えて研究を始めたが、家族に行き着いた」と述べた。    オープン・ソサエティ研究所とボアズィチ大学のプロジェクト支援のもと、『トルコにおける保守主義:家族、宗教、国家、西欧』と題する研究をまとめたハカン・ユルマズ助教授は、研究成果をミッリイェト紙に説明した。ボアズィチ大学政治・国際関係学科の教官であるユルマズ助教授は、「政治的見解と男女関係に関する態度のどちらの観点からもトルコ国民には穏健な保守主義 全文をよむ

2006-03-18 フェネルバフチェ対ガラタサライ、グーグルの検索数で比べると“強い”のは・・・(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコで初めてプロジェクト・ハウスによって開発され、いずれか2つの概念をグーグルの検索結果を用いて比較することを可能にしている『Google Arena』では、先月中に5万件以上の検索が行われた。9月にオープンしたwww.googlearena.comのサイトでは、サッカーとブランド名が最も多く検索された。    プロジェクト・ハウスによってトルコで初めて開発され、いずれか2つの概念をグーグルの検索ページ数によって比較することを可能にしたGoogle Arenaでは、1カ月間に5万件を越える検索 全文をよむ

2006-03-17 うしなわれゆく社会的寛容性―続報(Milliyet紙) (Milliyet紙)

保守性に関する調査のうち、「私たちの権利は制限され得るか」という見出しの部分は、多くの人々に最も基本的な民主的権利を放棄する傾向が見られることを示した。    本紙では昨日掲載した「失われゆく寛容性」という記事で、調査結果に対する専門家による評論を掲載した。専門家は人々が「ファシスト傾向」を持つことを指摘した。本調査は、トルコ社会が自らとは異なる考えを持つ人や異なる生活習慣を持つ人に対してどれほど非寛容的であるかを明らかにするとともに、大部分の人々に最も基本的な民主的権利を放棄する傾向があること 全文をよむ

2006-03-16 うしなわれゆく社会的寛容性―ボアズィチ大等の調査結果にみるトルコ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

調査の不快感に関する項目において、同性愛や結婚せずに同棲するカップルを快く思わない人の割合は全体の50%を超えた。ラマザンの間断食をしない人々を不快に感じる人の割合は全体の36%だった。    トルコ全土で行われた調査は、トルコ社会が自らとは異なった考え方や生き方をする人に対し、どれほど非寛容的であるかを明らかにした。同性愛や結婚せずに同棲するカップル、またバーやディスコ、クラブで遊ぶ人々やピアスをつけた男性、露出の多い服を着た女性を好ましく思わない人の割合は全体の50%を超えた。ラマザンの間断 全文をよむ

2006-03-15 エルドアン首相への卵投げ犯「重要なのは主張の内容」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

首相に卵を投げつけたため30日間拘留されていた「人民の家」のメンバーの若者たちは、次のように述べた。「私たちはまたエルドアンを怒らせるだろう」。    メルスィンでのセレモニーで、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に卵を投げつけた容疑で検察から13年4カ月の懲役刑を求刑された「人民の家」のメンバーの若者たちは、30日間の拘留の末、先日釈放された。収監中の様子を語った彼らは、教育と医療の無料化の要求に返答が得られなかったことから行動を起こしたことを明らかにし、「これは民主的な抗議である。私たちは行 全文をよむ

2006-03-15 最新トルコ・ギャング事情:拡大の背景(Milliyet紙) (Milliyet紙)

警察はここ数年で行われた作戦で数千のギャングを検挙したにもかかわらず、田舎の村や町にまでも新しいギャングが現れている。また、学校にさえ姿を見せている。4,5人が集まり、武器を手にしたギャングたち。彼らの「仕事」は麻薬密売から家畜泥棒、人事への介入から偽造、泥棒からひったくり、脅迫から誘拐、高利貸しから恐喝まで広がっている。    ■あらゆる街角で  ギャングはかつてはイスタンブルにいるものだったが、今やトルコのあらゆる街角に現れる。子どもたちをアナトリア南東部で誘拐したり金品と引き換えに連れて来 全文をよむ

2006-03-13 クルド語を第二公用語に―「クルド・シンポジウム」で爆弾提案(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヘルシンキ市民議会とエンパシー・グループが開催した「トルコが抱えるクルド問題」シンポジウムで今後議論を呼ぶであろう提案が出された。同シンポジウムはビルギ大学で行われ、13日に閉会。参加者の一人、サリフ・アクン氏は「クルド語を第二公用語にすべき」と主張した。    サリフ・アクン助教授(ルーアン大学言語情報学部)  ■クルド語を第二公用語にすべき  世界にある6500の言語のうち、半数は消滅の危機に瀕している。消滅する言語はそれぞれ特有の世界観を保持しており、一つの言語が消滅することは一つの文化の 全文をよむ

2006-03-13 大学入試・模試試験の設問に対するカイセリ警察の訴えに無効決定(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

「独立行進曲(国歌)への公の侮辱」という理由でカイセリ警察署により罪の申し立てが行われていたÖSS(学生選抜試験)の模擬試験について、カイセリ共和国検察庁は「権限なし」の決定を下した。    共和国検察は、ウウル学習塾が作成したÖSS模擬試験本に掲載された設問に関する文書の中で、決定のいきさつを説明した。    文書によると、「その設問が塾のイスタンブル・バクルキョイ郡在住の職員によって作られたことから、犯罪の発生地という点でカイセリ共和国検察は権限を持たないという決定が下された」という。    全文をよむ

2006-03-13 「クルド問題コンフェランス」混乱なく終了(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヘルシンキ市民議会とエンパシー・グループによりビルギ大学で2日間にわたって開催された、「文民による民主的解決策の模索1-トルコにおけるクルド問題」コンフェランスは、昨日行われたセッションを最後に閉幕した。同大学周辺では警察が警備に当たったが、反対デモなどは行われなかった。    「トルコにおけるクルド問題が、もう南東部における爆破攻撃や衝突の結果として議論されないように。クルド問題といえば、アカデミックな環境の中で一人一人が解決策を模索することを意味するように・・・」。  ビルギ大学に集まったト 全文をよむ

2006-03-13 イスティクラル通りの商店主たちが悲鳴 終わらない道路工事に客足途絶える(Radikal紙) (Radikal紙)

昨年の10月に始まったイスティクラル通り一帯の改修工事は、1300万リラを費やしながらいまだに終了していない。それにも関わらず、今度は敷石舗装作業が加わることになり、近隣の商店主たちの忍耐も限界に達している。商店主のある者は店舗の移転を考え、ある者は従業員不足のまま営業し、ある者は従業員を解雇しないために業務の種類を増やすなどしているが、持ちこたえる力はもはや残っていないと語る。幾人かの店主はこう不安に思う:我々は当局から刑罰を受けているのだろうか、誰もここに来なくてもいいと思っているのか…   全文をよむ

2006-03-12 パワーショベルで力ずく――反対を押し切り黒海沿岸道路の建設再開(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

リゼのフンドゥクル郡で、トラブゾン地方行政裁判所の工事差し止め命令にもかかわらず黒海沿岸道路の建設が再開されたことは、地域住民を決起させた。アクス地区の住民は海岸で記者会見を行い、司法の決定が踏みにじられたと述べた。だが建設作業は記者会見中にも急ピッチで進められた。    フンドゥクル市議会は、沿岸道がアクス地区を横断する際に、海岸を埋め立てて道路を建設するという提案を承認した。トラブゾン文化・自然保護協会も保護対象区域内での道路建設を許可した。だがジルハン・エレン弁護士が提訴した裁判で、トラブ 全文をよむ

2006-03-10 トルコ東部での医師不足問題で、同業者から批判の声 -(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 東部で働くのを拒んでいる医師たちを厳しく批判した「裁判官、教師、軍人が粛々と東部に向かうのに対し、医師は東部での任務を不当なものと考えている」というトゥルキャン・サイラン教授の記事は「義務的奉仕」論争に油を注いだ格好となった。     トルコ医師連盟の申し立てに対し行政裁判所は「義務的奉仕措置停止」決定を下したが、この論争は次第に拡大しつつある。     国際的に活躍しているトゥルキャン・サイラン教授は、医師が義務的奉仕を拒否するということは理解できないと述べ、「わが国の不便な地域を「流刑区」 全文をよむ

2006-03-09 アクス内相、ノールーズ祭(3月21日)で使用する旗はトルコ国旗のみと指示(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アブデュルカーディル・アクス内相は、81の県知事に送った回覧で、3月21日のノールーズ祭(訳者注:イラン正月。トルコではクルド系住民融和のため、国民の休日として採用)のための有効な対策を講じることを求めた。アクス内相は、「平和と友好のシンボルであるノールーズ祭が、共和国分断組織のプロパガンダに変えられることは許されない。この祭りでは、トルコ国旗以外にはどんなペナントも旗も使用禁止である。」と述べた。   アクス内相は、「祝いの間、違法なスローガンが掲げられることは、許可されない。必要な保安対策を 全文をよむ

2006-03-06 国際女性デー(3月8日)をまえに各地で集会 -今年は大きな混乱なく終了(Milliyet紙) (Milliyet紙)

「国際女性デー(3月8日)」を記念し、イスタンブルのカドゥキョイとベヤズトで集会がいくつか開かれた。警察は昨年、ベヤズトでの無許可のデモに対し参加女性を殴打するなどして取り締まったが、今年は約2千人の無許可の行進を取り締まらなかった。   国際女性デー(3月8日)討論会により結成されたカドゥキョイの集会に、労働組合・同性愛・フェミニストなどの多くの社会組織の参加が見られた。参加者はハイダルパシャにあるヌムネ病院の前に集まり、伴奏しながら歌を歌い、カドゥキョイ港広場まで歩いた。広場には厳重な警備態 全文をよむ

2006-03-05 ヴァン検察庁、シェムディンリ爆発事件の起訴状でビュユクアヌト陸軍大将を告発(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ヴァン検察庁は、ハッキャーリのシェムディンリで11月9日に起きた本屋に向けた爆発事件にかんする起訴状を作成した。起訴状では、事件の容疑者として逮捕され裁判にかけられているアリ・カヤ下士官に対し、「彼のことなら知っています。良い青年です」と語ったヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将が「司法に影響を及ぼそうと企てた」理由で告発された。   「深層国家」問題の原因となったシェムディンリの爆発事件にかんして、ヴァン検察庁が作成した起訴状には、意外にもビュユクアヌト陸軍大将の名もあった。   起訴状を作成し 全文をよむ

2006-03-03 欧州人権裁判所、トルコでの諸団体の旅行の制限に対し違法判決(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧州人権裁判所は、欧州諸国では諸団体がトルコのような管理体制下には置かれていないと明言し、「諸団体の活動内容を理由にして、旅行の自由を制限することはできない」ことを表明した。    欧州人権裁判所は、トルコに関して和解判決1件、補償金判決2件を含む4つの訴訟に対し、判決を言い渡した。同裁判所は、グリーンピースの活動に参加するために1994年に(トルコを)出国する際、団体法により必要となる内務省からの許可を取得しなかったために、3ヶ月の禁固刑に処された良心的兵役忌避者達に対し旅行の自由が制限された 全文をよむ

2006-03-02 映画のような逮捕劇 -トルコ警察、42キロコカイン密輸で5人逮捕(Milliyet紙) (Milliyet紙)

南アメリカからトルコまで運びこまれようとしていた42キロのコカインは、トルコ警察の息を呑むような逮捕劇で押収された。白い薬物の売人たちは一網打尽にされた。    南アメリカからトルコまで延びていたコカイン密輸ルートは、イスタンブル警察の3カ月に及ぶ、映画のシナリオさながらの国際的作戦で絶たれた。ペルーから42キロのコカインを積んでやって来た船に対して作戦を実行するため、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が指示を出し、2隻の戦艦も事態に備えた。コカインを積んだ2つのコンテナは、外務省の働きかけによ 全文をよむ

2006-02-22 ドルマバフチェ宮殿、危機一髪!あわやタンカー事故(Milliyet紙) (Milliyet紙)

  爆発すると火の塊になる灯油を積載したタンカー船が、ボスフォラス海峡で故障して操縦不能になった。船はドルマバフチェ宮殿にあと200mのところで止まった。    リベリア船籍で86,000トンの灯油を積載したタンカーが、ボスフォラス海峡を通過する際、舵の故障により、操縦不能になった。錨を下ろしたタンカーがドルマバフチェ宮殿の前で止まったので、悲劇はなんとか免れた。専門家たちは、船が積載していた燃料が爆発したならば、火の塊になって、大きな火災になっていただろうと述べた。  ロシアのケルチ港で積載さ 全文をよむ

2006-02-21 700人の研究者、教科書の天地創造説、削除求める(Radikal紙) (Radikal紙)

国民教育指導要綱にある理科と生物の教科書で21年間掲載されてきた「創造説」に対して、進化論を支持する700人の研究者が抗議活動を行った。国民教育省に対し、要望書を2月10日に提出した研究者たちは、今回も創造説の指導要綱からの排除を求める嘆願書を提出した。この活動を後押しする大学評議会は、国民教育省に要望が聞き入れられないようであれば裁判を開くとしている。    昨年メルスィンの学校で授業でダーウィンの進化論を教えた教師が懲戒免職となったことを受けて、2年前設立された大学評議会協会(ÜKD)が活動 全文をよむ

2006-02-20 クレジットカード法案、国会で審議へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

クレジットカードの債務に関する法案が、今週トルコ大国民議会本会議において審議される。キャッシュカード・クレジットカード法案は、重要な決定を含んでいる。草案によると、クレジットカードの限度額が通知される一方、基となるカードのサイン欄にはカードの所有者が署名する。カード所有者の行う(この)手続きにより、契約書にない利息、手数料や経費といった名目でのいかなる支払い要求も、カード所有者の口座からの引き落としも行えなくなる。    ■12回の分割払い  2005年12月31日時点で債務差し押さえ訴訟を起こ 全文をよむ

2006-02-18 イスタンブル警察、「ブルドーザー作戦」で2526人を検挙(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスタンブルにおいて、「ブルドーザー作戦」という名前の付いた警察の検挙作戦が13日間に渡って続けられ、2526人が逮捕され、1636件の犯罪が明るみに出た。警察署の庭に作られたテントには押収物が並べられ、作戦名の元となった工作機械(ブルドーザー)に関心が集まった。警察支署のジェラレッティン・ジェッラーフ署長と共に記者会見を開いたイスタンブル県のムアッメル・ギュレル知事は、2月2日から15日の間に対人で961件、対物で675件の犯罪が明るみになったと述べた。    ■犯罪の内訳   ギュレル知事 全文をよむ

2006-02-16 カブオール教授&オラン教授裁判は、オルハン・パムク裁判同様に法務省の許可まち(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 カブオール教授とオラン教授についてトルコ刑法第301条により行われていた裁判が中断した。法務省が作家オルハン・パムク裁判と同様の決定を取るなら、両教授は216条により判決が下される。     『少数派の権利に関する報告』を発表した為に5年の懲役刑を求刑されていた首相府人権委員会前会長イブラヒム・カブオール教授と、同委員会前書記バスクン・オラン教授に関する裁判は、「判決機関に対する侮辱」の罪を問うかどうかで中断した。   「国民に対する悪意や敵意の扇動行為」の罪で告訴された件についてカブオール教 全文をよむ

2006-02-16 PKKテロリスト・オジャランのトルコ送還から7年、南東部は静かな一日(Milliyet紙) (Milliyet紙)

テロリスト、アブドゥッラー・オジャランのトルコへの送還から7年目の15日、活動拠点のアナトリア南東部では、いくつかの県で“喪に服す”店がシャッターを下ろしたものの、全体的に状況は静かだった。    ・ディヤルバクル:PKKの幹部たちが何日にもわたってロジTVで行った「皆、喪に服せ」という呼びかけは効果がなかった。市民が日常生活を送る中、わずかに一つ二つの場所で装甲車が待機した。  ・ハッキャーリ:パン屋2カ所と薬局1カ所を除いて、すべての店や事務所のシャッターが下ろされた。パトカーからのアナウン 全文をよむ

2006-02-14 14人が重軽傷、イスタンブルのマーケットで爆発事件(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルのバフチェリエヴレルでスーパーマーケットの荷物預かり所に仕掛けられたA-4型爆弾が爆発、重体2人を含む12人が負傷した。この攻撃は、先週バイラムパシャでインターネットカフェに爆弾を仕掛けた、クルド労働者党(PKK)関連組織のクルディスタン自由ファルコン(TAK)が行った。  公正発展党(AKP)ビトゥリス選出の国会議員、ヴァヒット・キレル氏が共同経営するキレル・マーケット・グループのメルケズ地区マフムトベイ通りに面した支店で昨日19時35分、爆発が起こり、店舗の1階部分が大きな被害を 全文をよむ

2006-02-13 バルダクオール宗務相:公共の場でのスカーフ禁止、トルコではありうる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

宗務庁大臣アリ・バルダクオール教授は、トルコで法律は宗教上の規則に基づいて制定されているわけではないと述べ、公共の場でのスカーフ禁止もありうると発言した。同相は次のように続けた。「法制定と施行について『これは宗教上の規則なので、公共の場では必要ではない。』という判断は可能だ。宗務庁は、法制定、施行、そして判決によって決められたことに対して議論はしない。」    バルダクオール宗務相は、CNNトルコの番組「アンカラの舞台裏」に出演し、欧州人権裁判所と行政裁判所によるイスラーム風スカーフに関する決定 全文をよむ

2006-02-12 原子力発電所建設、最有力候補地は黒海地方のスィノプか(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコにおける民生用の原子力発電プログラムが、1カ月以内にレジェプ・タイイプ・エルドアン首相から明らかにされる見通しだ。3つの原子力発電所建設に向け、国内外の企業の代表者と事前交渉を行った政府は、発電所建設は国と民間部門が共同して行うことが望ましく、また技術移転が条件となることを明らかにした。    ■ 「戦略的決定」  原子力発電プログラムで国が誰と手を組むかは、様々な要素を考慮しながら、多くの政府部門の参加により決められるべき「戦略的」決定と見なされている。官僚筋は、「新世代の科学技術」を用 全文をよむ

2006-02-12 元PKK幹部に死の罠 -車爆発でカニ・ユルマズ暗殺される(Milliyet紙) (Milliyet紙)

オスマン・オジャランとともに、一時は中央委員会委員やヨーロッパ代表も務めたテロ集団から離れて愛国民主党(PWD)を設立した、「カニ・ユルマズ」ことファイサル・ドゥンラユジュ(52歳)が、昨日クルド労働者党(PKK)の何者かが車に仕掛けた爆弾の爆発により死亡した。    アブドゥッラー・オジャランが1999年にケニヤで逮捕された際に責任を問われPKKを離れたドゥンラユジュは、オスマン・オジャラン、ニザーメッティン・タシュとともに活動していた。PWDの副コーディネーターを務めていた彼は、イラク北部の 全文をよむ

2006-02-11 国際移住機構(IOM)の人身売買反対スローガン:「トルコにいるお母さんを返して!」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国際移住機構(IOM)は、トルコで毎年5000人の女性が売春を強要されていることを指摘し、性産業撲滅のため一連のキャンペーンを開始した。トルコで売春をしているウクライナ人の60%、モルドバ出身者の3分の2が18歳から24歳であり、子供をもつ母親である。そのため国際移住機構はキャンペーンのスローガンを「トルコにいるお母さんを帰して!」とした。      ■469人の女性を救出  国際移住機構トルコ担当課長マリエッレ・サンダー・リンドストロム氏は、「トルコ国内で、セックスを強要され奴隷状態にある女 全文をよむ

2006-02-11 アージャ服役囚の刑期、21年8カ月に ― 再審で14年短縮(Hürriyet紙) (Hurriyet紙)

アブディ・イペックチの殺害の犯人であるアリ・アージャが、以前に懲役36年を求刑された2つの強盗罪が、新トルコ刑法によって再び審理された。法廷は、アージャに有利な判決を採用して21年8カ月の懲役刑を下した。    メフメト・アリ・アージャが2件の強盗罪により以前に36年の懲役刑へ処された判決は、新しいトルコ刑法の被告に有利な判決という観点から再審理された結果、21年8カ月の懲役刑が宣告された。    ■私は無罪  カドゥキョイ第1重罪裁判所において、裁判審理での弁論を問われたアージャは、以前の弁論 全文をよむ

2006-02-10 公正発展党が反発 -教師通勤中のイスラーム風スカーフ着用は個人の自由(Milliyet紙) (Milliyet紙)

公正発展党のアキフ・ギュッレ副党首は、通勤中にイスラーム風スカーフを着用していた教師が幼稚園長職を免職させられた事件を、世俗主義の観点から妥当とした行政裁判所の判決を批判した。  ギュッレ氏は公正発展党が党としてトルコにおける個人の自由の向上に努めてきたことを明らかにし、次のように述べた。    ■「まだまだ足りない点がある」  「トルコでは何年も、公共空間の定義から、公共空間の領域がどこからどこまでなのかという点に至るまで、議論が続いてきた。個人の自由をどれだけ拡張し、個人の思想や信仰をどれだ 全文をよむ

2006-02-09 行政裁判所:通勤中の教師にイスラーム風スカーフは不適切(Milliyet紙) (Milliyet紙)

   行政裁判所は公の場におけるスカーフ着用を巡る議論が続く中、重要な決断を下した。「教師が通勤中にスカーフを被ることも「教育の観点から見て不適切」であり、その教師が幼稚園園長の職を追われるのも政教分離の原則から見ると適切である。」     アンカラにあるアルトゥンダー・アタム小学校で教師をしていたA.Kは、ギョルバシュ・バイラック駐屯地にあるバイラック幼稚園園長に任命されたが、園長を務める予定の幼稚園に入る際スカーフを被った写真が載った身分証明書を見せたところ、中に入れてもらえなかった。県教育 全文をよむ

2006-02-09 欧州人権裁判所の判決で、念願の大学生に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ÖSYM(学生選抜・配属センター)が、1997年に「成績が疑わしい」として大学入学を認めなかったミュルセル・エレンは、AİHM(欧州人権裁判所)で行われた裁判で勝訴した。    ディヤルバクルで、1997年に受験した試験で好成績を収めたにもかかわらず、ÖSYMが「成績が疑わしい」として大学入学を認めなかったミュルセル・エレン(33)は、AİHMで争っていた裁判で勝訴した。判決で、エレンに希望していた学科に入学する権利を認めたAİHMは、さらに教育権を侵害したとして、トルコに5千ユーロの賠償金の支 全文をよむ

2006-02-09 聖マリアカトリック教会司祭殺害事件の容疑者は16歳 -イスラーム神秘主義教団が関与か?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トラブゾンの聖マリアカトリック教会のイタリア人司祭アンドレア・サントロを殺害した容疑で逮捕されたO.A.(16)は事情聴取で、神秘主義教団関係者と目される人物たちとある家で知り合い、彼らが自分に殺人をけしかけて「武器をやるから、神父を殺せ。」と言っていたと供述した。    サントロをグロック社製の銃で背後から撃ったO.A.は、1ヵ月半前にインターネットカフェで知り合ったアリ・バイラクと友人たちが、自分をけしかけたと明らかにした。  ミ ッリエット紙が得た情報によると、トラブゾン治安局にて、児童保 全文をよむ

2006-02-06 最高裁、離婚夫婦の財産分与方法に驚きの見解(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 民法の「婚姻における財産分与」条項に対して最高裁判所が独特の見解を示した。夫婦の離婚訴訟が開始されると、得られる予定だった財産が分与されなくなることになる。     最高裁は、新民法に記載されており、特に主婦が離婚の決心を下すことができるくらいの経済的自由を保有できるという観点で重視されている「財産分与」条項において、注目すべき決定に署名した。最高裁は、民法における、夫婦の離婚訴訟が開始された日以降に得られる財産を分与するという条項には従わないことを決定した。   新民法が2002年に立法化さ 全文をよむ

2006-02-06 トラブゾンで聖マリアカトリック教会の司祭、殺害 -警察は風刺画問題との関連を捜査(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トラブゾンにあるサンタ・マリア・カトリック教会のイタリア人司祭、アンドレア・サンタロ氏(61)が、胸に2発の銃弾を受け殺害された。サンタロ司祭が布教活動を行っていたという証言があり、同氏が以前から脅迫を受けていたことが明らかになった。警察は、挑発的殺人を犯して逃亡したものの、防犯カメラに映っていた17-18歳とおぼしき犯人を捜索中だ。    ガズィパシャ地区にあるこの教会は、火曜日、土曜日、そして日曜日の15時から16時の間だけ開放されている。5日の15時45分頃に教会を訪れた犯人は、礼拝中のサ 全文をよむ

2006-02-04 駅のスィミット売りのおじさん・・・実はオクスフォード大出身だった(Hürriyet紙) (Hurriyet紙)

オクスフォード大学衛生物理学部で教育を受けた後、アンカラ原子力研究教育センター(ANAEM)と郵便局の衛星通信部で勤務したヒュセイン・アクマン氏は、現在エスキシェヒル駅でスィミットを売って生活している。    1950年にアンタリヤで生まれたアクマン氏は、NATOの将校であった父親のアルバイ・エルトゥールル・アクマン氏がイタリアで任務につくことになったため、幼少時代のはじめをイタリアで過ごした。アクマン氏は当時イタリアの学校ではトルコ人児童への教育に問題があったため父親によりイギリスへ送られた。 全文をよむ

2006-02-03 ハッキャーリ県の医師不足問題、解決の糸口見えず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

地方の医師不足解消を目的とした義務的派遣制度でハッキャーリ県へ派遣された42人の医師のうち、実際に任務に就いたのは13人であった。半年前に辞令を受け、ただ一人の脳外科医として赴任したエミネ・デミレル医師も夫の健康問題を理由にイスタンブルに戻った。    トルコで最も貧しい県の筆頭に数えられ、テロや教育、保健問題で名前の挙げられるハッキャーリ県では、医師不足の問題がますます深刻化している。保健省が医師の義務的派遣制度を通じてハッキャーリへ派遣した42人の医師、研修医のうち、実際に任務に就いたのは1 全文をよむ

2006-02-01 次回の民法改正で旧姓と夫の姓の併記禁止の可能性(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 法務省は、新民法改正案を準備した。同案によれば女性は、夫の姓と自分の旧姓を併用することができなくなる。   新民法改正案を準備した法務省は、『姓』について議論を呼びそうな取り決めを作った。法務省は、女性が夫の姓と自分の旧姓の両方を使用する可能性を保障していた取り決めの廃止を考えている。これは女性の旧姓か夫の姓のどちらかを名乗ることを強制することになる。    ■ヨーロッパ人権委員会から損害賠償   2002 年1月1日に施行された新トルコ民法によると、女性が望むならば、夫の姓と旧姓を併用するこ 全文をよむ

2006-01-31 ブルドゥルで、鳥インフルエンザ発生(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ブルドゥルの中心部に隣接するチャルンジャ村は鳥インフルエンザ発生に見舞われたため村の隔離対策がとられた。   人口702人、150戸のチャルンジャ村に住むエトヘム・パブッチュ氏の群れにいたニワトリのうち2羽に15日前、病気の兆候が現れた。イズミルのボルノヴァ研究所に送られたこのニワトリに鳥インフルエンザが認められたため、村に派遣された対策チームが1400羽を処分した。カラタシュ湖から5キロほどの地点にある村が隔離された。     村に立ち入った車、鶏舎、住居は消毒された。村長ハリル・イブラヒム 全文をよむ

2006-01-29 日常生活でのアレヴィー派(1) (Radikal紙) (Radikal紙)

オズドゥルマズ・デデ「アレヴィー派ということを隠している人は多い。私はアレヴィー派だという理由で仕事を解雇された」    ■はじめに  アレヴィー派はこの地域に古くから存在してきた。オスマン帝国とは数世紀の間和解することはなかった。共和国成立以後は多くの問題に沈黙しつつも耐え続けた。複数政党制移行後は「票田」と見なされる以外にこの問題に真っ向から向き合う人は多くはいなかった。1970年代の内政混乱の時代にマラシュの襲撃をきっかけに攻撃の的となった。その後都市への移住の時代に次第に声を挙げるように 全文をよむ

2006-01-29 トルコでも美容整形がより身近に -主婦、学生、男性たちも(Milliyet紙) (Milliyet紙)

世間からより美しく見られたい、より自分に自信を持ちたいと願う人々はもはや有名人やキャリアウーマン、裕福な人だけではない。最近では主婦や学生、男性も美容整形するようになっている。  美容外科クリニックの門をたたく男性の数は日に日に増している。女性と同様、もっとも需要が多いのは鼻とまぶたの整形、そして脂肪吸引である。頭髪の植毛やひしゃく形の耳たぶの整形など、男性特有の整形手術もある。    ■“顔の若返り”求める男性  美容外科医のエロル・クシュラオール氏によれば、最近の男性患者は二種類に分別される 全文をよむ

2006-01-27 トルコ結婚事情2:「若いうちの結婚は…」 夫のインタビュー(Radikal紙) (Radikal紙)

 結婚生活は、実質的にはもう終わっていながら息も絶え絶えに続いていることが少なくない。今日登場する男性も、何年も離婚を考えながら実行に移せずにいる一人だ。妻のうつ状態が治るまでとか、息子が大学入学を果たすまでとか、住宅ローンが片付くまでとか、離婚を延期する自分なりに正当な理由があるのである。製薬会社で商品開発部長にまで上りつめ、かつて左派だった過去を誇りに思う男性である。   43歳でかなりの成功をおさめ、仕事で世界各国を飛び回ってきたという。黒髪で長身、ハンサムとはいいがたいがとても明朗な雰囲 全文をよむ

2006-01-26 シシュリ市庁舎内、2月から禁煙に -喫煙室の別名は「ガス室」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 シシュリの市庁舎で、閉鎖スペースでの禁煙が開始された。この禁煙政策実施は2月1日から拡大される予定である。     シシュリ市庁舎の「閉鎖スペースでの喫煙者用の別室」の最初の実施は、昨日市庁舎で始まった。建物内で喫煙する職員のために「ガス室」と呼ばれる別室を作ったシシュリ市長ムスタファ・サルギュルは、次のように話した   「ここを『ガス室』と呼ぶのは、少しでも喫煙を思いとどまらせるためだ。我々の目的は、喫煙者たちの自由を制限することでも、干渉することでもない。非喫煙者たちの権利を守ること、一方 全文をよむ

2006-01-25 ビトゥリスでバスが雪崩の下敷きに、8人凍死(Hürriyet紙) (Hurriyet紙)

雪崩に巻き込まれたバスから負傷しつつも助かった運転手のアフメト・トプデミルさんは、バスのすぐ後ろにいた30台の車にいた人々が、この出来事をただ傍観していたと述べ、次のように続けた。「もし他の車に乗っていた人々が助けてくれていたら、8人は凍え死ぬことはなかっただろうに。5時間もの間、雪の下で救助を待つ人々を彼らはただ車の中で見ていたのです。バスから傷ついて出てきた人々にさえ、だれも自分の車に入れてやろうとはしなかったのです。自分が彼らと同じ人間であることを恥ずかしく思いました。」と語った。     全文をよむ

2006-01-24 裁判官・検察官高等委員会(HSYK)、職権乱用でベイオール検察長を更迭(Milliyet紙) (Milliyet紙)

裁判官・検察官高等委員会(HSYK)は、ベイオール検察庁のウナル・ジャンポラト検事長を更迭した。トルコ初の架空貿易事件の容疑者であるトゥラン・チェビクとその息子、義理の息子の保釈を、3つの裁判所が拒否したにもかかわらず許可していた。    「自分の職権を行使した」との主張が不十分だとみなされたジャンポラト検事長だが、最終報告の結果処分を受けたとしても、年金は支払われ、検事長としての権限も失われない見通し。スキャンダルによりイスタンブル最大の郡の一つであるベイオールの検事長が更迭により引退する結果 全文をよむ

2006-01-24 ウウル・ムムジュ殺人事件から13年経過 真犯人はいまだ闇の中(Milliyet紙) (Milliyet紙)

新聞記者であり作家のウウル・ムムジュが1993年1月24日に自宅前で爆弾攻撃により殺害されてから、11の内閣、7人の首相、14人の内務大臣、6人の検察官が交代した。しかしこの事件に直接または間接的に関わっているほぼ全ての人々が、それぞれ異なる犯人像を示した。イスラム組織や分離主義勢力だけでなく、マフィアや情報機関の関係を疑う人もいた。内実を告白したり情報を提供した人、目撃証言をした人たちは、犯人としてこれらの組織や個人の名前を挙げた。    ■検察官:国は知っている  ムムジュ事件の直後、当時の 全文をよむ

2006-01-23 トルコに寒波到来、シベリア並みの寒さに(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ロシアで数十名の死者を出した寒波がトルコに到来している。アールでは昨日気温が零下30℃にまで下がった。降雪と寒波はイスタンブルにまで達した。       イスタンブルのムアッメル・ギュレル県知事は、今回の悪天候に対するさまざまな準備を行ったと話した。ギュレル県知事は、諸自治体職員のうち身体障害者職員に対し明日から3日間は特別休暇が認められることを明らかにした。イスタンブル広域市のカーディル・トプバシュ市長も、この降雪に対して、661台の車両と約3000人の職員を市内の209の要注意地点に配置し 全文をよむ

2006-01-21 アージャ服役囚、最高裁の釈放取り消しで再び収監(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

最高裁判所第一刑罰法廷は、メフメト・アリ・アージャ服役囚がローマ法王暗殺未遂の罪によりイタリアで服役した20年が、トルコ国内で犯したアブディ・イペキチ(※1)殺害および強盗罪による量刑と相殺され、5年半で釈放されたことを「誤り」と判断し、全会一致で釈放の決定を取り消した。最高裁共和国検察庁はこの日の決定に異議を唱えない見通しのため、最高裁の判断は確定したことになる。この決定により、アージャ服役囚は2014年まで収監される。前回2000年に収監されたため、さらに8年間服役することになる。アージャ服 全文をよむ

2006-01-21 トルコ人のイメージは「武器を使う」 ― グーグルの固定観念マップより(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

グーグル通信網が世界の国々の固定観念化した習慣を評価する際に、トルコには「武器の使用」というイメージを当てはめた。ドイツ人のフィリップ・レンセン氏がグーグルの名で作成した「固定観念マップ」で、世界各国のステレオタイプ的イメージが明らかにされた。    マップではキューバに「ジャズ音楽」、ブラジルに「ビキニ」、ケニヤに「クロスカントリーレース」、日本に「テクノロジー」のイメージを当てはめる一方で、トルコのイメージは「武器の使用」だった。またグーグルは、ノルウェー人を「魚に夢中」、イタリア人を「パス 全文をよむ

2006-01-19 鳥インフルエンザ未発生の町ではガチョウを処分しないで、と主婦ら訴え(Milliyet紙) (Milliyet紙)

グルジア国境に位置するアルダハンの主婦たちは、「私たちに自由に使えるお金があるのもガチョウのおかげ」と話し、鳥インフルエンザの起こっていない地域ではガチョウを処分しないよう求めた。    アルダハンのチュルドゥル郡に住む主婦たちは、自分たちの収入の源であるガチョウの処分に反対した。主婦たちは、鳥インフルエンザが発生していない地域でガチョウを処分するのは間違いだと言い、「私たちの収入源を奪わないで」と訴えた。    チュルドゥルのアシュクシェンリッキ町に住むヘデイェ・クルッチさん(60)は4児の母 全文をよむ

2006-01-19 行政警察官の採用で、イマーム・ハティプ卒業生に優遇措置?(Radikal紙) (Radikal紙)

行政警察官の採用にあたってイマーム・ハティプ校卒業の条件を設けようとする自治体の言い分:我々の地域は宗教旅行の中心であり、行政警察官は宗教心につけ込んだ犯罪を防ぐだろう。    公正発展党系のイスタンブル・エユプ市は、イマームの資格を持つ行政警察官の募集を続けている。同市は、ÖSYM(学生選抜・配属センター※)の行う公務員採用試験により採用する予定の警察官に、イマーム・ハティプ校卒業の条件を課すと強固に主張した。アフメト・ゲンチ市長は、イマーム・ハティプ校出身者を優先することについて次のように語 全文をよむ

2006-01-18 音波に花火・・・ トルコ各地で様々な鳥インフルエンザ対策(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

チョルム市とスィノプ市は鳥インフルエンザに面白い対策を採った。チョルム市は“鳥追い機”という名前の装置を導入した。装置から700メートル四方に到達する音波で、鳥を寄せ付けない仕組みだ。一方スィノプ市では中心街の街路樹にとまる鳥を追い払う目的で、花火を打ち上げることが分かった。    ■チョルムでは音波  チョルム市の装置は、特に鳥が多くとまっているヒュッリイェト公園とガーズィ通り、イノニュ通りにある木に取り付けられた。設置当初は鳥たちを追い払う効果があったが、少し経つと装置が出す音波に鳥が慣れて 全文をよむ

2006-01-18 法王暗殺未遂犯の早すぎる釈放に手続ミスの可能性(Milliyet紙) (Milliyet紙)

本紙元主筆でトルコ出版協会元会長のアブディ・イペックチ氏殺害の犯人であるメフメト・アリ・アージャ服役囚が、イタリアでの服役期間を誤って計算したことにより、刑期を終える前に釈放されていたことが判明した。論争の原因となる刑期の算出を行ったカルタル共和国検察庁も誤りに気が付いた。アージャ服役囚のイタリアでの収監期間は実際には19年1カ月であったにもかかわらず、20年として換算されていた。アージャ被告の釈放に関する刑期を算出した同検察庁は、再調査の後、法務省へ送付した文書で、アージャ服役囚の釈放をめぐっ 全文をよむ

2006-01-15 トルコの結婚生活の厳しい現実:ある現代女性の体験談より(Radikal紙) (Radikal紙)

〔注:この記事はラディカル紙の結婚生活に関する連載記事の第一弾としてまとめられた。当ホームページではシリーズの全てを掲載できないことをあらかじめお断りしておきたい。〕     結婚とは、中に入ることも外に出ることもできない輪のようなものだ。人は孤独を引き受けることもできず、ともに暮らすことに成功することもない。この矛盾は有史以来のものと言っていい。結局のところ、結婚とは男女の間で何百年も続く主導権争いなのである。これを受け入れ、役割にあわせることができる人はなんと幸せだろう。とはいえ、「幸せな結 全文をよむ

2006-01-14 世界保健機構(WHO)、トルコの感染例から鳥インフルエンザウイルスの変異を確認(Milliyet紙) (Milliyet紙)

世界保健機構(WHO)の発表によると、先日トルコで鳥インフルエンザで亡くなった子どもたちから採取した検体を調査した結果、鳥インフルエンザのウイルスの一部が変異していたことが判明した。変異によってウイルスが危険な状態になるかどうかについては、確証が得られなかったと報告された。  WHOスポークスマンのマリア・チェンは、変異がウイルスが鳥の細胞から人の細胞にうつろうとするきっかけとなったと述べた。AFP通信に語ったチェンは「このことによりヒトがウイルスに感染しやすくなった、と言うにはまだ時期尚早だ」 全文をよむ

2006-01-14 アンテプ名物、バクラヴァ作りの名家めぐり「男子継承」の伝統退ける判決(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ギュッリュオール一族の家業であるガズィアンテプ名物の甘いお菓子、バクラヴァ作りを受け継ぐ唯一の女性であるネシェ・ギュッリュさんは、同じ一族の男性と争った民事裁判で勝利した。     ネシェ・ギュッリュさんは、バクラヴァ作りで有名なギュッリュオール一族の「家業は父親から息子へ継承される」という登録証の文言に基づく伝統を覆し、家業を受け継ぐ唯一の女性となった。つい先日、女性の継承を許すかどうかで話題となったガズィアンテプのギュッリュオール一族の男性は、ネシェさんと裁判で争っていた。「私はこの一族の子 全文をよむ

2006-01-13 アブディ・イペキチ殺害のアージャ元服役囚、釈放される(Milliyet紙) (Milliyet紙)

メフメト・アリ・アージャ元服役囚 (48)は、ミッリイェト紙主筆であったアブディ・イペキチを殺害し、その後、故ローマ法王ヨハネ・パウロ二世暗殺未遂で世界に悪名をとどろかせた。アージャは、トルコへ帰国後、5年半服役したカルタル刑務所(E型)から釈放された。    アージャ元服役囚は、カルタル刑務所から昨日午前9時半ごろ出所した。国内外の多数の報道陣が、同元服役囚の釈放のため、早朝から刑務所前につめかけた。警察は周辺警備を強化し、バリケードを設置した。     ■ 警官に伴われて    アージャ元服 全文をよむ

2006-01-12 主婦が「広場」に飛び出した:スルタン・アフメト広場の清掃員に女性雇用(Radikal紙) (Radikal紙)

(訳者註:トルコ語で広場[meydan]という語は多様な熟語を形成する。「広場に出る」といのは表に出る、つまり専業主婦が社会に出るという意味をかけている。)    (イスタンブル歴史地区の)スルタン・アフメト広場の清掃は、女性の働き手によって担われている。家庭での家事経験を活かし、仕事に励む女性達は、家族を支えることができて嬉しいという。    ■手にほうき、ちりとりを持ち、オレンジ色の作業服、人ごみの中でも人目を引く。家を清掃する時の几帳面さで、道路を掃いていく。きれいにしたところは、数分後に 全文をよむ

2006-01-12 イスタンブルの交通渋滞はきわめて深刻(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 犠牲祭による交通量増加に、雨天や橋の無料通行などが加わり、抜け出せないほどの渋滞となった。通行の無料化を知らない運転手たちが料金所で待ったことで渋滞が悪化した。     クルバンバイラム(犠牲祭)のため、橋の通行とİETT(イスタンブル市営交通局)のバスが無料になったが、数キロに渡る渋滞が出来るのを防ぐことは出来なかった。特にボスフォラス橋からの車の行列はハリッチ橋まで続いた。   犠牲祭の2日目にも交通渋滞が出来た。犠牲祭の挨拶に出かけた人々は、目的地に数時間かけてたどり着いた。人々は、渋滞 全文をよむ

2006-01-11 鳥インフルエンザ危険地区のイスタンブル郊外で犠牲祭:住民はウイルスに無頓着(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルで鳥類の検疫が宣言された地域で、また軽率な行為があった。該当する地域では、全ての鳥類を集めて処分することが決まったにもかかわらず、住民は犠牲祭で犠牲に捧げる家畜を、鳥インフルエンザ感染の危険が高いニワトリがいるところで屠殺した。マスクをした検疫担当者が犠牲に捧げる家畜の肉のそばで鳥類を集める一方で、子どもたちは素手でニワトリを捕まえていた。    鳥インフルエンザは犠牲祭の時期と重なったため、より伝染の危険性が増した。これまで判明している地域以外でも屠殺は行われた。しかし、最も感染リ 全文をよむ

2006-01-10 鳥インフルエンザで兄姉3人を亡くしたアリ・ハサン君(6歳)、無事退院(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アール県ドウバヤジット郡で、きょうだいとともにさばかれたニワトリで遊んでいるときに、鳥インフルエンザウイルスに感染したアリ・ハサン・コチイイット君(6歳)は、数日間生死の境をさまよったが一命を取り留めた。3人のきょうだいを突然失ってしまったアリ・ハサン君は、本紙の仲介で家族と再会した。家に拍手で迎えられたアリ・ハサン君の姿を見て、母マリフェトさんは「私にとっては今日が祭日だわ」と話す一方、父ゼキさんは「うれしくて卒倒してしまいそうだ」と語った。    ■「ニワトリにはもう触らない」  ヴァン百周 全文をよむ

2006-01-08 メッカでのホテル崩落事故、トルコ人看護師2名も犠牲に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 宗務庁の巡礼団業務の一環でメッカへ行き、2日間連絡がつかなくなっていたアンカラ・ベイパザル国立病院の看護士であるハンダン・クルトゥルシュとシェンギュル・ウズネルがメッカのホテル崩落事故により亡くなっていたことが明らかになった。ハンダン・クルトゥルシュの夫カミル・クルトゥルシュは「とても信じられない。妻を愛していたし、今でも戻ってくると帰りを待っている」とコメントした。妻は看護士歴13年で、二人の子供メテハン(11)とハミエット・ハンデ(9)が母の死に精神的ショックを受けぬよう、よそへやっている 全文をよむ

2006-01-07 アンカラでも鳥インフルエンザの疑いで10人が治療(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アンカラのベイパザル郡に属するカヤ・ビュキュ村近郊では、鳥インフルエンザが原因で死んだことが判明した2羽の野生のカモが住民のパニックを引き起こした。10人が鳥インフルエンザの疑いによりアンカラ教育研究病院で治療を受けた。    ベイパザル郡カヤ・ビュキュ村近郊で2羽の死んだ野生のカモを見つけた人々は、死骸の状況を直ちに関係筋に知らせた。調査の結果、カモが鳥インフルエンザで死んだことが判明した。このカモが移動シーズンに死んだことを明らかにした専門家は、これまでニワトリ以外の鳥類が鳥インフルエンザに 全文をよむ

2006-01-06 トルコ国内の鳥インフルエンザ、疑いのあるケース含め10箇所に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

メヒディ・エケル農務大臣は、ウードゥルで8県の県知事、農務および保健局の局長らとの会議に参加した。会議終了後、同大臣はトルコの10箇所で鳥インフルエンザ感染とみられる報告があり、研究所での検査結果によると、そのうち5箇所では鳥インフルエンザであることが確認され、残る5箇所では感染が疑われていると説明した。エケル農務大臣によると、ウードゥル県の中心地で2箇所、アラルクで1箇所、エルズルム県で3箇所(うち1箇所は感染が確実)、アール県のドウバヤズィトでは1箇所で鳥インフルエンザが出ている。ヴァン県、 全文をよむ

2006-01-06 鳥インフルエンザ感染者は20人に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 メフメト・アリ・コチイートくん(14)に続き、姉のファトマ・コチイートさんも鳥インフルエンザで死亡した。感染した鶏との接触者やヴァン百周年大学で治療中の患者のうち、20名が鳥インフルエンザに感染していることが分かった。     鳥インフルエンザは家屋や鳥小屋で鶏を飼育したり、感染した鶏をさばくことで人へも感染しやすい病気である。鳥インフルエンザ・ウイルス感染の疑いで現在ヴァン県内の病院で治療中の患者は23名に達した。ヴァン百周年大学医学部付属病院小児科教官のアフメト・ファーイク・オネル教授は2 全文をよむ

2006-01-05 死亡した少年は鳥インフルエンザと判明、高病原性のH5N1型か(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アクダー保健相は、ヴァン百周年大学医学部付属病院で治療を受けていた少年が亡くなったのは鳥インフルエンザウイルスが原因だったことを明らかにした。    昨年10月にトルコ西部、マンヤス鳥類保護区近くのクズクサ町で七面鳥が死んだことで始まったトルコの鳥インフルエンザは、初の犠牲者を出した。  レジェプ・アクダー保健相は、ヴァン百周年大学医学部付属病院で亡くなったメフメト・アリ・コチイイット君の死因が鳥インフルエンザによる肺炎であることや、重体となっているきょうだいのファトマさん、ヒュルヤさんからも鳥 全文をよむ

2006-01-04 ウェブサイト上でのアタテュルク冒涜に4年半の求刑 (Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アタテュルクの毛皮の帽子姿の写真を犬の胴体に合成してウェブサイト上に流したスルタン・アフメト・モスク保護再生協会メンバーとサイトの責任者が告訴された。    トルコ共和国の建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクの、独立戦争中に撮られた毛皮の帽子姿の写真を、犬の身体の上に貼付けてウェブサイトに流した罪に問われたスルタン・アフメト・モスク保護再生協会のメンバーとサイトの責任者のために裁判が開かれた。アタテュルク主義協会のメンバーの訴えにより開始された裁判で、容疑者たちはアタテュルクの遺物への冒涜の 全文をよむ

2006-01-04 輸出偽装による脱税と不法侵入にともなう殺人及び傷害の容疑者、疑惑の釈放(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トゥラン・チェヴィキとその息子のアフメト・ヒルミ・チェヴィキは、カラキョイの事務所への不法侵入事件後、トルコ初の偽装輸出の容疑で逮捕された。彼らは、関連裁判所が3度にわたり釈放請求を棄却したにもかかわらず、新刑法に基く検察の決定により12月31日に釈放された。決定にある署名が、アフメト・ヒルミ・チェヴィキのパートナーで、ベルカイ・ジャンポラトの父、ベイオールの共和国高等検事ウナル・ジャンポラトのものであることが明らかになった。   チェヴィキの非公式パートナーであるといわれるカラキョイにある会 全文をよむ

2006-01-02 新年特別宝くじ、1等2000万新トルコリラ(17億4千万円相当)は誰の手に(Hurriyet紙) (Milliyet紙)

国民宝くじで、2000万新トルコリラという高額賞金を見事射止めた4枚の宝くじが、それぞれサカリヤ、イスタンブル、アンカラ、テキルダーのチョルル郡で販売されたことが明らかになった。しかし当選者はやはり名乗り出なかった。    国民宝くじによる新年特別抽選において、2000万新トルコリラという高額賞金が当たった4枚の宝くじのうちの1枚が、サカリヤ地域管理局から地域の売店に提供されたものであることが明らかになると、町は大騒ぎになった。国民宝くじ管理局サカリヤ支部長のイブラヒム・アヌルは、当選した「21 全文をよむ

2006-01-02 トルコ東部で14歳の少年が鳥インフルエンザの疑いで死亡(Milliyet紙) (Milliyet紙)

先日鳥インフルエンザの疑いで、アール県ドウバヤズィト郡からヴァン百周年大学へ4人のきょうだいが搬送された。そのうち、ムハメット・アリ・コチイイット(14)が亡くなり、ヒュルヤ・コチイイット(11)は危篤状態であることが判明した。そして昨日さらに2人が鳥インフルエンザの疑いでヴァンに搬送された。    ■まず脳死状態に  ドウバヤズィトに暮らすコチイイット家の4人のきょうだい、ファトマ(15)、ヒュルヤ、アリ・ハサン(14)、ムハメット・ハリルは先日、口からの出血、咳、衰弱の症状を訴え、鳥インフル 全文をよむ

2005-12-30 イスタンブルの一部地域で年始から水道、電気がストップ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスタンブルのいくつかの郡で、新設や点検・修理のために2006年1月1日から2日にかけて断水が行われる。    イスタンブル水道局(İSKİ) による書面での発表によれば、キャウトハーネ上水浄化施設及び上水供給用水道管の新設および補修作業が実行されることになった。断水は1月1日日曜日の4時から1月2日の4時の間に行われる。断水地区は以下のとおりである。キャウトハーネ、サルイェル、シシュリ、ガーズィオスマンパシャ、エユプ、ベイオール、バイラムパシャ、ファーティフ(海岸地区は除く)、ベシクタシュ( 全文をよむ

2005-12-30 ヴァン百周年大学のアシュクン学長、76日振りに釈放(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヴァン百周年大学のユジェル・アシュクン学長が76日間の拘留期間ののちに自由の身となった。15日前に行われた審理で「容疑者の事情聴取が終わっておらず、証拠が集まっていない」との理由で拘留期間の延長が決まったアシュクンは、満場一致の決定で釈放された。アシュクンは、体調不良のためこの朗報を病院で聞かざるを得なかった。大学の医療器具の購買に関する入札を悪用し、418人に領収書を切らせた容疑で3115年もの懲役刑を求刑されたアシュクンの裁判はヴァン第3重罪裁判所で続いていた。    ■「出廷する必要はない 全文をよむ

2005-12-27 EU基準適合の犠牲祭用家畜販売センター、イスタンブルに誕生(Milliyet紙) (Milliyet紙)

近年になって、各県の行政機関は犠牲祭用の家畜と殺場といった販売場の運営にも乗り出した。  地方自治体も同様に準備を開始し、イスタンブルのバイラムパシャ市はヨーロッパ第二の規模を誇る食品関連卸売センター「メガ・センター」の社会サービス棟を販売場として整備した。同市によれば、広さ1万5千平方メートルで屋根付き9階建ての「家畜プラザ」はEU基準を満たしており、トルコ最大の犠牲祭用家畜売り場である。アナトリアからやってくる家畜を傷つけず、空腹や喉の渇いた状態にすることなしにと殺し、清潔な環境で販売するこ 全文をよむ

2005-12-26 トルコにおけるパソコン、インターネット使用状況、インターネット未経験は82.4%(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 国家統計局(DİE)の調査によって、回答者のうち77%がパソコンを、82.4%がインターネットを使用したことがないことが明らかになった。     DİEによって出された「一般市民の情報科学技術の使用状況調査2005年度版」によると、トルコにおいて今までパソコンを使用したことがない人の割合は、女性では42.2%、男性では34.8%という結果になった。   同様にインターネットを使用したことがない人の割合は、女性では44.7%、男性では37.8%であるということが明らかになった。   DİEの「一 全文をよむ

2005-12-26 大都市イスタンブルは地方出身者のるつぼ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国家統計機構(トルコ統計機関)のデータによると、イスタンブルの人口密度はトルコの平均の19倍以上となっている。これはトルコの全人口の15パーセント、都市人口の23パーセントを占める計算になる。2000年10月に行われた人口調査によると、イスタンブルの人口は1001万8千人。このうち「イスタンブル生まれ」の人は約378万人だった。  イスタンブルの出身県別人口調査では、黒海地方の県がトップ10の多くを占めた。順位は37万5千人でスィヴァスが1位、以下カスタモヌ(26万3千人)、ギレスン(24万5千 全文をよむ

2005-12-25 世界的詩人ナーズム・ヒクメトのトルコ国籍剥奪取り消しに希望(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 詩人のナーズム・ヒクメト・ラン氏のトルコ国籍剥奪に関する1951年7月25日付けの決定が2002年3月8日に内務省によって住民台帳に記録されたことに関して、弁護士のケマル・イネボル氏が行政裁判所に取り消しを求めた。国籍はヒクメト氏に属する権利の一つだとする行政裁判所第10議会は要求を退けた。     決定に対して控訴しているイネボル氏は、1951年のことがらが51年後になって記録されることは法に反しており、法的には1963年に生涯を終えたヒクメト氏の死後制定された事項は裁判監査の範疇にないこと 全文をよむ

2005-12-23 英国「エコノミスト」誌、トルコにおける一夫多妻制をレポート(Milliyet紙) (Milliyet紙)

英国の雑誌「The Economist」は、一夫多妻制は部族制や宗教規範が色濃く残り、クルド系の人が多く住んでいる地域において広範に見られる伝統的習慣であると紹介した。    同誌は、最新号で一夫多妻制(ポリガミー)を特集し、これがクルド系の人が多く住んでいる地域において広範に見られる伝統的習慣であると紹介した。根強い一夫多妻制の習慣がこれを犯罪と見なすトルコの法律をどうやって拒むことができたのか、ディヤルバクルでの印象を交えて伝えた同誌は、(クルド系の)DTP(民主市民党)党首アフメト・チュル 全文をよむ

2005-12-21 車の運転席でも喫煙が禁止に(Millieyt紙) (Milliyet紙)

たばこ製品の健康被害予防に関する法律を改正したトルコ大国民議会保健委員会は、車の運転時に運転席に座る人の喫煙を禁止することを決めた。  同委員会は公共の場での喫煙禁止を拡大させる法案の内容を今日最終決定する。同委員会での新たな決定によれば、警察はシートベルトをしていないドライバー同様、喫煙しながら運転する人に対しても罰金を課す。罰金の金額は今日明らかになる予定。ただ金額は、軽犯罪法の規定に照らし合わせると50トルコリラ以下になることはないとみられる。    ■注意を散漫させる  保健委員会委員長 全文をよむ

2005-12-19 トルコで海賊版ソフト使用率、世界平均を大きく上回り66パーセントに(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコは海賊版ソフトの天国…。統計によると、海賊版ソフト使用率の世界平均が35%のところ、トルコは66%と推計されている。アメリカでは22%、イギリスでは27%、ドイツでは29%、フランスでは45%、イスラエルでは33%、サウジアラビアでは52%、オマーンでは64%、カタールでは62%、南アフリカでは37%、台湾では43%だった。  海賊版ソフト対策の一環として、BSA(ビジネス・ソフトウェア・アライアンス)のトルコ代表、法務省ヨーロッパ総局、ビルケント大学の協力により、同大学美術学部で「コンピ 全文をよむ

2005-12-17 16日予定の作家オルハン・パムク初公判、来年2月7日まで延期(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 16日、オルハン・パムク裁判のために全世界の注目がトルコに集中した。この裁判は、緊迫状態のなかで始まり、卵や石が投げられるなど抗議を受けた。法務省からの裁判許可が届いていないため、公判は2月7日に延期された。       作家オルハン・パムクは、スイスのある雑誌に掲載された「この地で我々は3万人のクルド人と100万人のアルメニア人を殺害した。」という発言が原因で、国家侮辱罪に問われている。3年未満の禁固刑が求刑されている裁判の公判は2月7日に延期された。この決定は、直前まで手付かずだった「法務 全文をよむ

2005-12-15 ヴァン百周年大学学長の保釈、認められず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

新しく審理に加わった裁判官も、検察官も保釈を求めた。しかし、61日後に裁判所に出頭しなければならないかもしれないユジェル・アシュクン学長の保釈は認められなかった。次回の審問は12月29日に延期された。    ヴァン百周年大学のユジェル・アシュクン学長に関して開かれた裁判の初審問は、論争を呼びそうな結果で終わった。アシュクンの保釈を主張していたある裁判官が「立場が偏っている」という理由で審問委員から外されたが、代わりに入った裁判官と検察官も保釈を要求。しかしこの要求は以前から拒否し続けている2人の 全文をよむ

2005-12-14 メルスィンで発ガン性物質六価クロムの住宅建材利用が発覚(Milliyet紙) (Milliyet紙)

メルスィンのカザンル市にあるクロムサンの工場から出た発ガン性物質の六価クロムを含む廃棄物が2000年までに住宅の基礎部分の充填剤として用いられていたことが明らかになった。住宅建設に用いられた物質が有毒であることを知った住民らは、恐怖からパニックを起こしている。    クロムサンは操業を始めた1984年から2000年まで化学廃棄物を工場の敷地内での野ざらしの状態で保管していた。敷地内の廃棄物の量は150万トンに達する一方、これとは別に1万8千トンの廃棄物が同市の海岸沿いにあるテッケ地区の空き地に同 全文をよむ

2005-12-13 作家オルハン・パムクの初公判(16日)直前、トルコ刑法をめぐり大混乱(Radikal紙) (Radikal紙)

 ヨーロッパ中から注目されているオルハン・パムクの「国家侮辱」裁判に興味深い展開があった。審理を行う予定のシシュリ第2初級裁判所(第1審)は、裁判で旧トルコ刑法が適用される必要があると判断をした。旧法ではこの種の犯罪に対して法務省からの許可取得を義務付けているため、書類が法務省に送られた。このような状況の中、16日に行われる初公判を前にアンカラに注目が集まった。ジェミル・チチェキ法務大臣がパムク氏の審理を許可しなければ、裁判は開かれない。許可すれば裁判は行われる予定だ。      ■「罪」が犯さ 全文をよむ

2005-12-12 ウスキュダル市の禁酒エリア、外国人観光客があつまるレストランは除外(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 歴史的建造物であるクズ・クレ(乙女の塔)は、ウスキュダル市議会が決議した「酒販売許可書の交付不可」エリアに入っている。しかしクズ・クレの(現行の)酒販売許可書には、観光施設であることを示す文書も添付されているため、酒販売禁止から除外された。     クズ・クレの関係者は、市当局の「飲酒エリア地図」に言及しつつ、次のように述べた。「酒を出せないレストランとして、『クズ・クレ海浜レストラン』の名前が書かれているが、これは海沿い通りにある別のレストランであり、我々のものと混同することのないようにお願 全文をよむ

2005-12-11 作家オルハン・パムク:アルメニア人大虐殺問題をタブーとするトルコ政府の態度は遺憾(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 作家オルハン・パムクは、トルコ政府が人民に事実を隠し、EU加盟に向けたうわべだけの改革を行っている、と話した。     「トルコを公然と中傷した」という罪で告訴されたオルハン・パムクは、スイスの新聞に寄せた談話で、トルコ政府は事実を人民に隠し、現在の抑圧的な法をEU加盟のために改正しているが、これはうわべだけだ、と主張した。同氏に対して訴訟が起きたため、12月16日に第一回審問に出席することになっているオルハン・パムクは、次のように述べた。「アルメニア虐殺問題と言ったトルコのタブー化していた問 全文をよむ

2005-12-10 AKP系のアンカラ・ママク市役所、酒類販売店の24時間営業認めず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 公正発展党(AKP)系市長のいるアンカラのママク市役所が、24時間営業の酒類販売店に対する許可を更新する際に、23時に閉店する条件を課した。     市長がAKP系であるママク市役所は、酒類を販売する24時間営業が許可されていたいくつかの販売店の許可を取り消した。新しい許可のもとでは、遅くとも23時までの営業しか許可されない。24時間営業の許可を取り下げられた販売業者の一人であるメティン・ダシ氏は、この適用は「酒が厳しく抑制される必要がある製品であるという国際的な見解」に起因していると述べた。 全文をよむ

2005-12-09 女性の貞操と「名誉の殺人」(Radikal紙) (Radikal紙)

23歳の若者は強姦された女性が(処女性を失ったために)殺されることに同意する。また別の男性は「女性は小学校までで十分。街に女性が増えれば、混乱になる。」という。    「私だったら殺しているね。」この発言はバトゥマン県の23歳の若者から発せられた。家族と男性の名声のためだという。誰についてかといえば略奪され強姦された女性に対してである。4つの県で行われた調査の結果得られたこのような回答は、(昨年不貞を働いた女性)ギュルドゥンヤやサキネが殺された背景を明らかにしている。国連人口基金、および人口統計 全文をよむ

2005-12-09 メルスィンで小学校教員に転勤命令、理由は進化論を教えたため(Radikal紙) (Radikal紙)

メルスィン中心部、ヤルナヤク町の小学校の校長と5人の教員が他校に転勤させられた理由に、「児童の宗教的信条を揺さぶる説明や教えをした」という主張が含まれていたことが分かった。国民教育省から教員達への通知書には、このことに触れられているが、県知事の回答にはこの理由が隠ぺいされた。知事が隠ぺいしようとした一件は、次のような経緯で行われた。     一部の市民が次のような申立てを行い、郡の教育委員会に苦情を寄せた。その申立ては、ヤルナヤク小学校校長アリ・ガリップ・ドゥラン、英語教師メフタプ・ペクタシュ 全文をよむ

2005-12-09 アクス内務大臣、飲酒地区特定に関する指示書を擁護(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 内務大臣のアクス:「R指定の正反対だ。一つの市内で飲酒地区が一箇所より多くの広範囲で適応されることには問題はない」     内務大臣のアブデュルカーディル・アクスは、知事に送った飲酒地区指定に関する指示書を発表した。飲酒地区を狭めるという目的ではないと主張するアクスは、「R指定の全く反対だ。『ある一本の通りで、ただこの場所だけが飲酒地区だ』などと言うことはできない。その通りの全体が飲酒可能地域であるとして捉えるだろう」といった。    ■変化はない   内務省が発表した指示書について会見したア 全文をよむ

2005-12-08 アンカラ検察局、カフェで営業する占い師を起訴(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アンカラ検察局のナディ・テュルカスラン検察官は、主にクズライとその周辺で営業している14店舗のカフェのオーナーと、これらの店舗でコーヒー占いはじめ、タロット占い、水占いを行っていた占い師について、最低3ヶ月の禁固刑を求める裁判を重罪裁判所におこした。    起訴状によると、トルコ刑法第37条第2項「他人を使って罪を犯させた人物も、加害者として罪にとわれる。」に従って、カフェのオーナー達も(占い師達と)同罪で被告とされた。法律第677号(神秘主義教団の修行場・墓廟の閉鎖、ならびに墓守等肩書きの禁止 全文をよむ

2005-12-07 下痢感染のマラトゥヤで市が水質汚染放置の疑い(Milliyet紙) (Milliyet紙)

マラトゥヤでの下痢感染で市が県保健所の警告を無視していたことを裏付ける文書が初めて公開された。市役所はたびたびの警告に「水質に問題はない」と答えていたことが明らかになった。    本紙が入手した文書によると、マラトゥヤ市は、10月30日のマラトゥヤ衛生委員会の決定により厳しい警告を受けていた。委員長で副知事のエルオール・リュステムオールの署名の入った2005年9月付の文書において、8月に採取された214のサンプルのうち62、9月の133サンプルのうち29に汚染が確認され、塩素レベルが0であること 全文をよむ

2005-12-05 セゼル大統領:トルコでの男女差別はまだ続いている(Radikal紙) (Radikal紙)

セゼル大統領は「女性を男性の下とする思想の排除は、教育によって、そして近代的価値観の構築によってのみ可能となる。」と述べた。       セゼル大統領は、先週、ビナリ・ユルドゥルム運輸大臣と夫人が別のテーブルで食事をする光景が報道されたことで再燃した『女性のアイデンティティー』に関する議論に加わった。昨日、セゼル大統領はトルコ人女性の参政権獲得71周年のための声明を発表し、次のように述べた。「女性を男性より下とする思想の排除は、教育によって、そして近代的価値観の構築によってのみ可能となる。」と 全文をよむ

2005-12-02 国会保健・家庭委員会委員長、喫煙罰則改定による実効力強化に期待(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国会保健・家庭委員会のジェヴデット・エルドル委員長は「現行法では飛行機での喫煙に対する処罰さえも県知事が科さなければならない。(法改正により)実際に罰則を適用できるようにする」と述べた。    エルドル委員長は保健・家庭委員会で審議されている法改正案により、(禁煙エリアでの)喫煙禁止に関する法が実効力のあるものになると述べた。  現行法では飛行機での喫煙に対する処罰でさえ県知事が直接科さなければならないと指摘するエルドル氏は、「毎回県知事を呼ぶ訳にはいかないので、処罰は実際には科されていなかった 全文をよむ

2005-12-01 高等教育機構から政府への警告:新設大学15校の学長任命は合法的に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 高等教育機構は、15校の新設大学の学長は合法的に任命される必要がある、と政府に対して警告し、「これは政治的不安を防ぐための、将来に向けた担保である」と述べた。     高等教育機構は、新設大学の学長の選出方法に異議を唱え、「首相の推薦する3人の候補のなかからは大統領が学長を選ばないようにすべきだ」と述べた。   高等教育機構が作成した公開文書では、「選出と任命は今回は、現行の法律に沿った形で行われるべきである。そうすることが、過去に起こった、そしてこれらが招く政治的不安を防ぐための担保になるは 全文をよむ

2005-11-30 ユルドゥルム運輸大臣の妻、証拠写真を示して反論:なぜ夫と同じテーブルにつかなかったのか(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸大臣の妻のセミハ・ユルドゥルム氏が、ある食事会で夫とは離れた席に一人で座って食事をした問題で「男性と同じ席に座らないといった目的があった訳ではなかった。私は(世俗的な)元教師なのに、何が問題だというのか。」と語った。  イスラム風スカーフ(をかぶっていること)が問題だとは思わないと話すセミハ夫人は、「スカーフをかぶっていなければ、この話がここまで大きくはならなかっただろう。」と述べた。    ■朝食は一緒  公正発展党執行部は、ユルドゥルム運輸相とセミハ夫人がサムスンで出 全文をよむ

2005-11-28 教員用宿泊施設「教員の家」の一部でもアルコールが禁止に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

公正発展党(AKP)が政権をとってから、いくつかの県で知事のイニシアチブによって始められたアルコール禁止令が「教員の家」にまで広がった。教職員組合が行った15県の「教員の家」に対する調査につづき、ミッリイェト紙もその他の県について調査を行った。これによると、アルコール禁止となった「教員の家」の数が最近、増加している。52県のいくつかでは1ヵ所以上の「教員の家」でアルコールが禁止されている。    ■決定権が市に移ってから  トルコ全国81県には、648ヶ所の「教員の家」、168ヵ所の教員用社交施 全文をよむ

2005-11-28 いよいよトルコでも分煙の動き:まずはイスタンブルから(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスタンブル大都市役所カーディル・トプバシュ市長は、ミッリイェト紙に対して行った会見で、レストランのような室内で喫煙エリアと禁煙エリアを区別するために、この問題を大都市議会へ提出することを明らかにした。トプバシュ市長は、あらゆる店の経営者に、非喫煙者にやさしい空間を望でいると呼びかけた。トプバシュ市長はミッリイェト紙に以下のように述べた。    ■「非喫煙者が健康被害にあっている。」   「レストランのような室内で、利用者のために喫煙席と禁煙席を区別するときが来た。全ての先進国はすでにこの方向 全文をよむ

2005-11-27 教職員組合、アンカラでデモ計画するも警官に阻まれ実現できず(Radikal紙) (Radikal紙)

 教職員組合の大規模なデモ行進は首都アンカラに入る前に制止された。アンカラ県庁は、教職員組合によるデモが無許可であるとし、トルコ各地から集まったおよそ一万人の首都への進入を許さなかった。組合員たちは、警察官をともなった軍警察(ジャンダルマ)によって組まれたバリケードに阻まれた。そしてクズライで仲間が拘束されたことを聞くと、アンカラの出入り口をふさいだ。これに対して治安部隊はイスタンブルへ通じる幹線道路をふさいでいる集団にむかって高圧水やガス弾で介入した。多くのデモ参加者が負傷した。    ■警察 全文をよむ

2005-11-25 アンカラ大都市役所の女性用社交施設、7歳以上の男子禁制に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

最近プールでの男女別制度の適用で議論を呼んでいるアンカラで、大都市役所の社交施設「女性クラブ」への7歳以上の男児の入場が禁止された。    AKP党員が首長を務める地方自治体が「飲酒の禁止」と「ハレム・セラームルック(男女別制度)の適応」の主張の根拠となった決定の適用範囲が広がっている。最近プールでの男女別制度の適用をめぐって論議を呼んでいるアンカラで、大都市役所の女性用社交施設「女性クラブ」への7歳以上の男児の入場が禁止された。  AKP系の同大都市役所は市内の6カ所に女性クラブを設けており、 全文をよむ

2005-11-24 シェムディンリ検察局の調査概要:書店爆発事件は挑発目的(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 シェムディンリ検察局がまとめ、ヴァン検察庁に提出した3ページに渡る調査概要では、「結果から判断するに、事件が挑発目的であったと解釈できる」と述べられている。     シェムディンリ検察局は、ウムット書店爆発事件に関する調査書類を、ギャング犯罪とテロ事件の検分に定評あるヴァン検察庁に提出した。検察局は、2人の憲兵将校と1人の専門軍曹、そしてPKK(旧クルド労働者党)党員が訴えられたこの事件を、「ギャングのように爆弾を投げて人を殺した事件」として伝えた。   11月9日、ウムト書店、そしてPKK党 全文をよむ

2005-11-23 シェムディンリの本屋爆破事件と同じ爆弾、ジャンダルマの車から発見(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ハッキャーリのシェムディンリ郡でウムト書店に投げられた手榴弾と、告発された下士官の車で発見された手榴弾が同種のものであることが分かった。自称PKKベイセル・アテシ容疑者は、11月9日、元PKK(クルド労働者党)受刑者のセフェリ・ユルマズ所有のウムト書店を標的とした事件後、拘留され、先週逮捕された。アテシ容疑者が乗り込もうとしていた30AK93ナンバーの軍警察(ジャンダルマ)の車には、下士官のオズジャン・イルデニズとアリ・カヤが同乗していた。この3人とともに現場で実況見分が行われたときに発砲したた 全文をよむ

2005-11-23 新たに15校の大学設立決まる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 以前より国会議員からの要請があった、「選挙区に大学を」という動きに対し、公正発展党政権は、新たに15大学の設立を決定した。トルコ大国民議会議長へに提出された議案によって、エルドアン首相は同郷の人々を最も喜ばせることになりそうだ。というのも、すでに大学があるトラブゾンとサムスンに加え、リゼ、オルドゥ、ギレスン、カスタモヌといった黒海地方に大学が設立されるからである〔注:エルドアン首相は黒海地方のリゼ出身〕。上記以外の大学設立予定地は次のとおり。クルシェヒル、ドゥズジェ、ブルドゥル、ウシャク、テキ 全文をよむ

2005-11-21 東部・南東部を中心に1249校が休校状態(Milliyet紙) (Milliyet紙)

東部・南東部アナトリアにある9県では1249校が休校状態である。主に都市への移住や生徒数不足のためであるが、いくつかの学校では教員の赴任拒否のため開校できずにいる。    東部・南東部アナトリアの9県(スィヴァス、ギュムシュハーネ、バイブルト、トゥンジェリ、ビトゥリス、カルス、エラズー、ウードゥル、ムシュ)で1249校が休校になっている。放置されたこれらの学校には生徒も教員もいない。最も休校数が多い県はスィヴァスで、725校を数える。ビトゥリスでは40校で、任命された教員が赴任拒否したために開校 全文をよむ

2005-11-18 エルドアン首相のウラマー発言は選挙対策:EU関係筋の見解(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 エルドアン首相の「ウラマー(宗教有識者)」発言について、EUの高官が「トルコは欧州裁判所(AIHM)が出したスカーフに関する判決に従わなければならない。エルドアン首相は選挙に備えているように見える」と述べた。     エルドアン首相の「宗教有識者」発言はEUにとっても好感を持って受け入れられるものではなかった。EU関係筋は欧州人権裁判所の出した判決はトルコに対し拘束性をもつものであることを強調し、エルドアン首相のこの発言は選挙に備えてのものであるとの印象を受けると述べた。   トルコ加盟問題の 全文をよむ

2005-11-17 黒海西部で石油掘削プラットフォームが沈没、環境汚染の恐れも:情報公開の遅れに反発の声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 黒海西部に建設され、トルコの石油供給の希望である3機の石油掘削プラットフォームが沈没したことが明らかになった。事件の隠蔽に対する反発の声も出ている。      トルコ石油株式会社(TPAO)は“マディソン・オイル社共同天然ガス発掘プロジェクト”という名目で黒海西部に建設され、トルコの石油供給の希望となるアヤズル1号機、アヤズル2号機、アッカヤ油田の3機の石油掘削プラットフォームが破損し黒海に沈没したことが明らかになった。この事件はTPAOの幹部が、共和人民党(CHP)アダナ選出議員タジダル・セ 全文をよむ

2005-11-16 シェムディンリでの爆弾事件に3000人が抗議:ユクセコヴァでは19人が死傷(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ユクセコヴァのシェムディンリで起こった事件に抗議する3000人のデモへの警察の介入によって起こった衝突で、3人が死亡し、7人の警察官を含む16人が負傷した。民主人民党(DEHAP)の郡事務所の前に昨日の13時ごろに集まった群集はシェムデンリで起こった爆弾テロとその後に起こった事件に抗議した。記者会見に続いて行進を望んだグループに対して警察は許可しなかった。デモ参加者が石を投げ始めて警察もグループを止めに入った。郡は一時戦場と化し、警察は催涙ガスを使うほか空中に警報弾も打った。    ■何百もの 全文をよむ

2005-11-14 百周年大学スキャンダルで副事務長自殺(Milliyet紙) (Milliyet紙)

百周年大学の不正行為告発に関する事情聴取で、7月に逮捕された副事務長エンバル・アルパル(58)容疑者が刑務所で自殺した。    アルパル容疑者は、10月14日に逮捕されたユジェル・アシュクン学長と同じ雑居房に収容されていたが、房の洗面所で洗濯紐を使って首を吊り、自らの命を絶ったことが明らかになった。アシュクン学長も夕方に心臓発作を起こし、集中治療室に収容された。    ■7月に逮捕  ヴァン検察総局は、2500万USドル相当の医療機器入札疑惑で百周年大学医学部付属病院に対し捜査を開始し、7月に「 全文をよむ

2005-11-13 公正発展党員に意見の相違:レクリエーション場での飲酒禁止(Milliyet紙) (Milliyet紙)

(ピクニックなどを行う)レクリエーション場での飲酒を禁止したアイドゥン市長で公正発展党党員のオルテキンは、「ムスリムの住む町でエスカルゴを売ってはならない(ムスリムが多数を占める社会でイスラムの信仰から外れたことはすべきでない、の意)」と述べた。    公正発展党員が首長を務めるアイドゥン市は、レクリエーション場でのアルコール販売、および公衆の面前での飲酒を禁止した。市長のイルハン・オルテキンは、「芝生に寝そべって、ラク(酒の一種)の瓶を片手に他人に迷惑をかけてはいけない」と言った。市がケペズ地 全文をよむ

2005-11-12 トルコ人女性の四割、自身への暴力を「暴力」だと受け止めず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

「家庭内暴力をなくそう!世界からの教訓」という講演会で語ったブスラト・ドアン・サバンジュは、トルコの女性の大多数は暴力行為を「暴力」として認識していないことを明らかにした。    国連人権委員会・対女性暴力特別レポーターのヤクン・エルチュルクは、ギュルドゥンヤ・トレが国立病院で殺されたことや、アダナである女性が警官の目の前でめった刺しにされたことに触れ、「我々の社会は一体どうなっているのか?こういうことが起こるようではEUにも入れないし、天国にも行けない。この種の問題は密告によっても慈悲によって 全文をよむ

2005-11-11 ハッキャーリの爆発事件は謎だらけ:容疑者3人は憲兵とわかり解放(Radikal紙) (Radikal紙)

ハッキャーリ県シェムディンリ郡で一昨日の爆発事件の後、3人の男が実行犯として市民らによってリンチされかけ、警察に引き渡された。この3人は、軍警察諜報組織(JIT)の私服諜報員であることが判明した。この諜報員達は検事の尋問に対して「現場をたまたま通りかかっていただけだ。」と証言したという。ハッキャーリ県エルドアン・ギュルブズ知事によると1名が拘留され、4名が事情聴取されたと述べた。参謀本部は事件を全面的に司法機関に一任し、必要な法的プロセスがふまれている最中であると述べた。  また、レジェプ・タッ 全文をよむ

2005-11-10 ハッキャーリでまた爆発事件、5人の死傷者:現地では住民が混乱(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ハッキャーリのシェムディンリ郡で、先週に続いて再び発生した爆発事件後、犯人と目された人物に対しリンチが始まりそうになり、またあるグループは警察の車を焼き払おうとした。     シェムディンリは、先週に続いて再び発生した爆弾による攻撃で激しく動揺した。爆発で1人が死亡し、4人が負傷した爆発したが、警察がいまだに犯人を捕まえることができないことに腹を立てた一団は警察の車を焼き払おうとした。このデモで発生した火事で1人が命を落とした。火災の犯人は不明である。    ■また同じ大通りで   共和国広場 全文をよむ

2005-11-10 アンカラのゲンチリキ(青少年)公園内での飲酒禁止へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アンカラ市当局は、ゲンチリキ公園でのアルコール販売を禁止する方向で話を進めている。アンカラ市のメリフ・ギョクチェキ市長は、来年10月29日に再オープンするゲンチリキ公園を市民に開放する際、飲酒を禁止する予定である。市長が公正発展党であるアンカラ市の飲酒禁止政策は、首都アンカラにおける共和国の象徴のひとつゲンチリキ公園にも影響を与えることになる。    ■アンカラ市が運営権獲得     57期政府時のイステミハン・タライ大臣とギョクチェキ市長の間で調印された議定書と国民委員会の決定に基づいて、ゲン 全文をよむ

2005-11-07 生後3ヶ月で養護施設に入ったオルグンちゃん、葬儀にも家族は来ず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レイプの結果この世に生を受けたオルグンちゃんは・・・生後3カ月で養護施設に入れられ、生後13カ月で亡くなった。そして最後の旅には家族の姿はなかった。    断食後の祝日の初日に体調を崩しアタテュルク大学医学部に搬送されたオルグンちゃんは、診察と精密検査の結果では入院する必要は認められなかった。養護施設に帰されたオルグンちゃんは金曜日に息を引き取った。初期の肺炎にかかっていたことが分かったオルグンちゃんのはっきりとした死因は、イスタンブル司法医学協会のレポートによって明らかにされる。    ■祭り 全文をよむ

2005-11-07 エルドアン首相談話「改革には意識変化が必要」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エルドアン首相が本紙コラムニストのタハ・アクヨルの質問に答えた。  プログレスレポートの「改革のスピードは鈍化した」という記述について、エルドアン首相は「鈍ってはいない。法律を出しているが、その実行には意識改革が必要だ」と述べた。    ドイツのケルンに本部を置く「ヨーロッパ・トルコ民主主義者同盟(ATDB)」の結成式に向かうエルドアン首相が飛行機の機内で記者団の取材に応じた。  ATDBは公正発展党(AKP)の支持する市民社会組織である。  ATDB関係者が設立を前に首相と会談するためアンカラ 全文をよむ

2005-11-07 ラマザン明けの里帰りラッシュで交通事故多発(Milliyet紙) (Milliyet紙)

あらゆる対策や警告にも関わらず、ラマザン明けの休暇中、各地の幹線道路は再び血で染まった。5日間で起こった交通事故により85名が死亡したほか、456名が負傷した。  祭日を通して、アンカラとイスタンブルでは交通事故により8人が亡くなった。他県では祭日の前日に起こった事故で16人が死亡し、50人が負傷した。祭日の初日には14人が死亡したほか、負傷者は191人に上った。2日目には10人が亡くなり35人が負傷した。祭日の3日目は、死亡13人、負傷102人だった。    ■祭日最終日は24人死亡  休暇の 全文をよむ

2005-11-05 地球温暖化のしわ寄せは地中海諸国に―国連環境計画が報告(Radikal紙) (Radikal紙)

地球温暖化の影響は地中海沿岸で最も深刻で、干ばつが拡大し、水をめぐって紛争が起きる、海岸の50%はコンクリートで埋められる...    海岸をコンクリートで固め、自動車の使用を広め、廃棄物の山でいっぱいの地中海沿岸諸国が地球温暖化から最も影響を受ける地域であることが判明した。  国連環境計画(UNEP)地域活動センターのブループランによって21の地中海諸国から300人の専門家が参加して作成された430ページのレポートが昨日パリで出版された。レポートによると、地中海沿岸の国々は根本的な改革と南北の 全文をよむ

2005-11-04 大統領官邸で高等教育制度会議:全国の学長や外国人専門家も参加予定(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は共和国レセプションに続いて二月に再度学長76名を官邸に招待する予定である。   トルコの高等教育制度と高等教育機構の改革を目的として、今月と来年二月に重要な会合が開かれる。今月の会合は高等教育機構により召集され、欧米・日本からの外国人専門家や学者らの参加も予定されているが政治家の参加は予定されていない。会合では政府と高等教育機構間関係に関する議論が予想されている。二月の会合では 「トルコの科学研究政策の明確化」を目的として、セゼル大統領を代表に全国の学長が大 全文をよむ

2005-11-03 ハッキャーリで自動車爆弾、23人負傷:アクス内相現地入りへ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ハッキャーリのシェムディンリ郡で、少なくとも150キロの爆発物を積んでいたと推測される自動車が爆発し、23人が負傷した。アクス内務大臣は今日現場に赴く。     ハッキャーリのシェムディンリ郡は、PKK(クルド労働者党)のテロリストが仕掛けた爆弾による攻撃で再び戦場と化した。少なくとも150キロの爆発物を積んでいたとみられる自動車で起きた爆発で、7人の治安責任者を含む23人が負傷し、67の家屋や事務所が使えない状態となった。アブデュルカーディル・アクス内相は、今日現地へ調査に赴く。   郡の憲 全文をよむ

2005-11-03 高等教育機構(YÖK)テズィチ理事長:大学自治の確立を訴える(Milliyet紙) (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)のテズィチ理事長は「大学は自治を確立すべきである。自分の学校の学長は自分達で選ぶべきであり、外部からの干渉は必要ない」と述べた。      テズィチ理事長は、マルディンのミドヤト郡にあるホテルで、ミドヤト高等職業教育校を設立・持続させる会のメンバーとの会議に出席した。  会議の出席者は、ヴァン百周年大学によってミドヤト郡に建設されることになって いる高等職業教育校を、より近隣に位置するディヤルバクルのディジュレ大学管轄に移行すべきだと主張した。  これに関しテズィチ理事長は 全文をよむ

2005-10-31 ラマザン明け連休はじまる:海外旅行組も増加中(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ラマザン(断食月)明けの祭日を利用して9日間の休みをとることができた人々は、早々と旅路についた。アタテュルク空港は人々であふれかえった。人気のある旅行先は、アンタリヤ、ボドルム、東アジアの国々、オランダ、イタリアとなった。       ラマザン明けの祭日を活用する旅行者たちは、既に今日、旅立った。アタテュルク空港では乗降客が増加した。国内ではアンタリヤとボドルム、海外では東アジア諸国、オランダそしてイタリアが短期休暇の人気旅行先となった。    ■人気の旅行先   週末とラマザン明けの祭日を続 全文をよむ

2005-10-31 「以前から苦情あった」:虐待スキャンダルに揺れる養護施設の管轄局長が告白(Milliyet紙) (Milliyet紙)

養護施設での虐待スキャンダルを受けてマラトゥヤ県社会福祉局長の職を解かれたヤクプ・ギュレル氏は、「友人である公正発展党(AKP)議員2名に強要され、この職についた。こういうことが起こるだろうと思っていた。」と述べた。同氏は、苦情はなかったと言った県知事の発言を否定したことになる。    ギュレル氏は、18ヶ月の任期期間以前に、複数の苦情が寄せられていたことを説明し、3年間マラトゥヤ県知事を務めたオスマン・デルヤ・カドゥオール氏が、その間全く苦情は受けなかったと述べたことは偽りだとした。  ギュレ 全文をよむ

2005-10-30 各地で第82回共和国記念日祝典開催(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコ共和国の第82回目の建国記念式典は今年も興奮のなか催された。全国各地で悪天候にもかかわらず老若男女が集まった。アタテュルク廟来訪客の列は一日中続いた。    ■国旗に地中海の日が射す   地中海やエーゲ海地方では、祝典は晴天の中行われた。アンタリヤでは公式記念式典の人波は共和国広場からコンヤアルトゥ通りに誘導された。これに反発した共和人民党、民族主義者行動党、民主左派党のほか、各種市民団体は共和国広場で別個の祝典行事を催した。スピーチのあとで人々は伝統的な楽器の音に乗ってダンスを踊り、それ 全文をよむ

2005-10-30 アルコール飲料販売許可書あるのに販売店閉鎖へ:店主は判決に異議申立て(Milliyet紙) (Milliyet紙)

バイブルトのイスマイル・キョセ氏は、アルコール飲料販売許可証があるにもかかわらず店を閉鎖に追い込まれたため、公正発展党員の市長を訴えた。バイブルトにはたった5軒のアルコール販売店があるのみだ。    バイブルトで食品販売許可証の交付をうけている店が、アルコール飲料を販売しているという理由で、開店の14日後に閉店に追い込まれた。TAPDK(葉タバコ、葉タバコ加工製品、アルコール飲料市場監督協会)よりアルコール販売許可証を得ている食料品店(デリカテッセン)店主イスマイル・キョセ氏は、公正発展党員のベ 全文をよむ

2005-10-26 ル・フィガロ紙が見るトルコ「宗教的問題がトルコを再び分裂している」(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ヴァン百周年大学のユジェル・アシュクン学長の拘留によって起きた一連の出来事は、政教分離が大きく議論されているフランスでも注目された。ル・フィガロ紙は、新学期が始まったトルコの大学で、世俗的な共和主義者と保守的なイスラーム主義政府が対立していると報じ、「こうして宗教問題が再びトルコを分裂させている。」と解説した。    フランスの一流新聞、ル・フィガロ紙は、マリー・ミシェル・マルティネが報じた記事で、ユジェル・アシュクン学長の逮捕によって勃発した出来事を取り上げた。「トルコの大学で宗教的な人々と世 全文をよむ

2005-10-25 エルバカン元首相の妻ネルミン夫人葬儀に一万人以上の参列者(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ネジメッティン・エルバカン元首相の妻ネルミン・エルバカン夫人は昨日ファーティフモスクで行われた葬儀の後メルケズエフェンディ墓地に埋葬された。ファーティフモスクでの葬儀には1万人以上が参列したため周辺は人であふれた。エルバカン元首相は、中庭を抜ける際群衆が自分の方に向かってきたため危うく押しつぶされそうになった。    ネルミン夫人の遺体はトルコ航空機で14時10分にアンカラからイスタンブルに運ばれた。葬儀のため関係者およそ200人とイスタンブルを訪れたエルバカン氏は、飛行機のタラップから護衛の助 全文をよむ

2005-10-23 アルメニア学術会議中止命令のヤマン裁判長に降格処分(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アルメニア学術会議の中止命令を下したサーデッティン・ヤマン裁判長は、降格処分を受け裁判長職を解かれた。ヤマンは、以前のように一裁判官として職務を行う。    ボアズィチ大学で開催予定であったアルメニア学術会議について「参加者や討議内容が明確でない」という理由で中止命令を出したイスタンブル第4地方行政裁判所のサーデッティン・ヤマン裁判長は、他の裁判官が裁判長職に任命されたことから一般の裁判官に降格することになった。同氏の裁判長就任期間はわずか3カ月間であった。    ■反感を呼んだ行動  ヤマン氏 全文をよむ

2005-10-21 トルコ人仏教徒の改名・改姓訴訟:改姓は認められず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

仏教徒になり名前を変更したいと法廷闘争を起こしていたハルク・アスランイスケンデル氏に対して、最高裁判所は否決の判断を示した。    仏教徒ハルク・アスランイスケンデル氏の訴えについて最高裁判所は、ファーストネームの変更については合法としたが、苗字の変更については認めなかった。こうしてこのトルコ人仏教徒の名前は、パドマパニ・アスランイスケンデル(Padmapani Aslaniskender)と登録された。    アスランイスケンデル氏は、身分証明書の宗教欄をイスラームから仏教へと書き換え、そして 全文をよむ

2005-10-18 和歌山県串本町沖で遭難のエルトゥールル号犠牲者、桜とともに永遠に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 1890年、日本訪問の帰途に沈没したエルトゥールル号の犠牲者587人のために、イスタンブルに587本の日本ザクラの苗木が植えられる。     エルトゥールル号は、アブデュルハミト2世の命を受け旧大日本帝国に進物を届け、帰路で沈没した。殉職した587人のトルコ人航海士を追悼するためイスタンブルに植えられる587本のサクラの苗木が、、日本サクラ協会から贈呈された。日本ザクラの苗木はTEMA財団(トルコ対侵食植林・自然保護財団)所有の、キュチュクバッカルキョイにあるネザハット・ギョクイイット植物園に 全文をよむ

2005-10-18 エーゲ海地方、イズミルで3回の中規模地震(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エーゲ地方で、昨日マグニチュード5.6、5.7、5.9の地震が3回発生した。住民は家から外に逃げ出す一方、公共施設の建物には亀裂が入った。パニックで窓から飛び出した人や精神的ショックを受けた人など40人が入院した。    エーゲ地方は昨日、セフェリヒサル沖のエーゲ海を震源とするM5.6とM5.7、ウルラ郡ウズンクユで起きたM5.9の計3回の地震に見舞われた。イズミルをはじめ全地域で感じられた地震により一部の古い建物や学校にひびが入った。ボアズィチ大学カンディリ観測所と地震調査機構によれば、イズミ 全文をよむ

2005-10-17 地震被害対策用コンテナ、略奪に遭いやむなく移転(Milliyet紙) (Milliyet紙)

将来起こりうる地震の際の救援活動に使われるはずのコンテナが次々に略奪にあったことから、イスタンブル県はコンテナを最も必要とされる場所から最も安全な場所へ移した。    イスタンブルで将来起こりうる地震の後の救援活動のために使われる物資の入った地震対策コンテナの配置場所が、泥棒の略奪に遭ったことから変更された。以前は災害時の有効活用のために「最も適した」場所に置かれていたが、「安全な」場所に移されることを余儀なくされた。いくつかの場所では複数のコンテナが一箇所にまとめられた。    ■被害額は10 全文をよむ

2005-10-16 ユダヤ系ショップ、ヨム・キプール(大贖罪の日)で休業:年中無休の大型ショッピングセンターでも今年から(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 「祝日のため休業します」…ラマザンや犠牲祭のたびにショーウィンドウで目にするこの言葉が、初めてユダヤ教の祝日であるヨム・キプール(大贖罪の日)の日にイスタンブルの大型ショッピングセンターで張り出された。以前にも宗教上の祝日のためにトルコ各地にある店舗を休業させたユダヤ系の経営者は、大型ショッピングセンター、アクメルケズに入居する7つの店を休業させ、ショーウィンドウには「宗教的祭日のため、10月13日(木)は休業します」という案内を掲げた。      ユダヤ系経営者の一人は、「ヨム・キプールに休 全文をよむ

2005-10-16 オルハン・パムクからの反論:アルメニア人大虐殺とは言っていない(Milliyet紙) (Milliyet紙)

作家のオルハン・パムク氏は、裁判に訴えられる原因となった表現が誤解であると主張し、「『大虐殺』などという言葉を使ったことはない」と話した。    同氏は、大きな議論を巻き起こし、彼が裁判に訴えられる原因となった「トルコ人は100万人のアルメニア人を殺りくした」という表現がマスコミに誤解されて伝わったと話した。パムクは、「『トルコ人はアルメニア人を殺した』とも、『我々が殺した』とも言っていないし、『大虐殺』という言葉も使っていない」と述べ、テロ組織PKK(クルド労働者党)については「トルコ軍と戦う 全文をよむ

2005-10-15 ヴァンの百周年大学長、機器購入をめぐる不正行為で逮捕(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 医療機器の入札で不正行為を行った疑いで取調べを受けていた百周年大学学長ユジェル・アシュクンが逮捕された。     ヴァンの百周年大学学長ユジェル・アシュクンは医学部研究病院への2500万ドルの医療機器購入の入札で不正行為を行った容疑で、昨日高等裁判所の判決により逮捕された。7月14日にキャンパス内のアシュクン教授の社宅に対し警察が家宅捜索を行った。捜索時アシュクン学長はアゼルバイジャンにおり留守だったが、歴史資料のコレクションや、ノート型パソコン、書類が押収された。   政府の圧力の結果行われ 全文をよむ

2005-10-14 トルコの鳥インフルエンザ、高病原性のH5N1型と判明(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 EUは、トルコで発生した鳥インフルエンザのウイルスが死に至らせる確率が最も高く、かつ人間へ感染するH5N1型であると発表した。ウイルスが高病原性であると判明したことからトルコからEUへの家禽類輸入の禁止期間が2006年4月30日まで延期され、トルコへの渡航者にも警告が出された。また、ルーマニアでも鳥インフルエンザが検出された。EU委員会保健・消費者保護担当のマルコス・キプリアヌ委員は「トルコで発生したウイルスが高病原性のH5N1型だと確認され、トルコで発生したウイルスがロシア、モンゴル、中国で 全文をよむ

2005-10-11 経済協力開発機構(OECD)からイマーム・ハティプに関する報告書(Millliyet紙) (Milliyet紙)

トルコにおける基礎教育に関して報告書を作成した経済協力開発機構(OECD)は、イマーム・ハティプ高校が供給過剰な状態にあることを明らかにした。OECDは、「供給過剰なイマーム・ハティプ高校の施設を他の種類の学校のために活用すべき」と述べた。    経済協力開発機構(OECD)は、「トルコにおける基礎教育」というテーマの報告書の中で、供給過剰なイマーム・ハティプの施設を他の学校のために活用すべきと提唱した。    ■会議で議論  OECDの下部機関である5人委員会が10月1~8日にアンカラ、イスタ 全文をよむ

2005-10-10 女子教育に各方面から支援:テレビ局の呼びかけにこたえて(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ミッリイェト紙の「お父さん、私を学校へ通わせて」キャンペーンのために大規模な会議がトルコのテレビ局カナルDで実施され、1時間半で800万新トルコリラ(8兆リラ)が集まった。最初の寄付としてアイドゥン・ドアン氏が400万新トルコリラを寄付した。     ミッリイェト紙が女子の就学を目的として進めている「お父さん、私を学校へ通わせて」キャンペーンは、昨日カナルDの放送で全国に呼びかけられた。メフメト・アリ・ビランドとゼダ・サヤンが出演した番組では、1時間半で800万新トルコリラ(8兆トルコリラ)と 全文をよむ

2005-10-10 トルコでも鳥インフルエンザ・パニック(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコでも発生した鳥インフルエンザによるパニックは今も続いている。バルケスィル県マンヤス郡では900万羽の鳥類が脅威にさらされている。獣医は「鶏は食べられる」と話している。      マンヤス郡クズクサ市での七面鳥1800羽の死で明らかになった鳥インフルエンザにより、同市における900万羽の鳥類が脅威にさらされている。3キロメートル四方の土地が検疫された。21日間続く検疫の間、この地域の飼育場からのあらゆる種類の鳥類の出荷は許可されない。  食肉処理場で低温殺菌され、包装された製品には禁止令が出 全文をよむ

2005-10-07 “EUの首都”、イスタンブルに続々と─フランス通りの次はブリュッセル通り(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EUの首都を抱く街、イスタンブル─新市街のベイオールに造られるブリュッセル通りでは来年、これまで本場でしか味わえなかったすべての“味覚”が味わえるようになる。    ベイオールに、「フランス通り」に続いて今もEUの首都でありNATOの中心地であるブリュッセルが移転する!  EUの25加盟国の国旗がたなびく「ブリュッセル通り」の計画書には、ブリュッセル地域経済商業参事官のサビフ・アカイ氏とフランス通りを担当した建築家メフメト・タシュディケン氏がサインした。    ■歴史的な波止場を保全    計画 全文をよむ

2005-10-07 1980年クーデターで解散のDİSK、エヴレン大将など欧州人権裁判所に提訴(Milliyet紙) (Milliyet紙)

DİSK(トルコ革命労働組合連盟)は(1980年)9月12日当時の軍指令官を欧州人権裁判所へ提訴した。スレイマン・チェレビー委員長は「エヴレンは『忘れよ』と言うが、我々は忘れもしないし、許しもしない」と述べた。    「9月12日(のクーデター)を忘れもしないし、許しもしない」とするDISKは、ケナン・エヴレン参謀本部長をはじめとする当時の軍指令官を裁判所の審判にかける国内での法的手段が尽きたため、執行部84人の連名で欧州人権裁判所へ訴え出た。  (1980年)9月12日にそれ以前の事件の首謀者 全文をよむ

2005-09-25 クルド人民会議代表:米国は北イラクのPKKを攻撃しないだろう(Milliyet紙) (Milliyet紙)

クルド人民会議(KONGRA-GEL)のツベィル・アイダル代表は、アメリカが北イラクのPKK(=KONGRA-GEL)に対して軍事行動をとるとは考えていないと述べ、「アメリカはクルド人と同盟を結んでいる。中東では21世紀にクルド人も領土を獲得するだろう」と話した。    欧州議会が開いたクルド会議に参加せず、トルコで指名手配されている旧人民労働党(HEP)国会議員でクルド人民会議代表のツベィル・アイダル氏と、本紙はブリュッセルで接触した。PKKに対してアメリカとイラク政府が下した決定や、EUがオ 全文をよむ

2005-09-25 今日、1247校が新規開校:エルドアン政権は教育環境整備に重点(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エルドアン首相は、「夢ではなく現実、1年で1001校が開校」と名付けられた式典の中で、6つの県で行われた1247校の開会式を衛星を使って行った。    教育が第1の問題であると指摘するレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「トルコの教育に時代の求める水準や広がり、活力をもたらすことができなければ、他の分野を発展させたり進歩させることもできない」と述べた。  国民教育省と篤志家によって全国に作られた1247校の開会式は、アタテュルク文化センターを会場に、「夢ではなく現実、1年で1001校が開校」と 全文をよむ

2005-09-22 カドゥキョイ市ギョズテペ公園をモスクへ:驚きと戸惑いの声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブル大市役所がギョズテペ公園へのモスク建設を承認したことに対し非難が集中した。市民からは「モスクより緑地のほうが必要だ」との声が聞かれる一方、トプバシュ・イスタンブル市長は、モスク建設の話は昨日知ったと話した。    イスタンブル大市議会がギョズテペ公園にモスクを建設する議決を行ったことに対し、地元では大きな反発が巻き起こった。3キロメートル四方にすでに4つのモスクがあるというカドゥキョイのセラミ・オズチュルク市長は、カドゥキョイのムフティー(法学者)でさえ、モスク建立の要求をしていない 全文をよむ

2005-09-19 女子学生のコギャル化に警告(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

国民教育省から女子高生のコギャル化に警告    国民教育省は、最近の生徒がシャツをズボンから出したり、女子生徒がスカートを腰で折り畳んで丈を膝上よりずっと短くしていることなどに警告をし、管理をするよう学校へ注意を求めた。    国民教育省は、ミュステシャル・ネジャーティ・ビリンジの署名で出された回状で、学校管理者と教師達に衣服に関して注意をした。同省は、最近の生徒達がシャツをズボンの上に出したり、ネクタイをウエストで結びシャツの襟元に巻かずサッシュのように使ったり、女子生徒がスカートをウエストで 全文をよむ

2005-09-15 高校生の男女観、恋愛観:職業高校で「女性の居場所は家庭」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

先日行われた高校生へのアンケートでは、職業高校で「女性が家の外で働くことを正しいと思わない」という項目に「完全に賛成する」と答えたのは22.1%で最も高かった。これに21.2%のイマーム・ハティプ高校が続く。    高校製の若者の文化的習慣の中では音楽鑑賞がもっとも重要な地位を占めている。読書や映画、芝居鑑賞などはそれよりも低い。公立、私立、アナドル高校それぞれの生徒達の文化的習慣はあまり違わない。これらのどの高校でも「音楽」「映画」「芝居」を「無くてはならない」の割合が最も高い。この三種の高校 全文をよむ

2005-09-14 アンケート調査結果まとまる:高校生をとりまく社会環境は千差万別(Milliyet紙) (Milliyet紙)

12県の県庁所在地で、5つのタイプの高校で行われた調査によると、職業高校とイマーム・ハティプ高校の学生の両親の教育レベルは、他の高校に比べて非常に低いことが判明した。最も失業率が高いのは職業高校の生徒の家庭である。    ■4,500人の高校生に実施    学校の新年度が始まり、高校生たちの社会的・文化的特徴や、彼らが共感する政治思想・立場など様々なテーマについての考え方、さらにEU加盟をどう評価するかについて調査したアンケートを検証する。  EUの「水平線とモザイクプログラム」が支援する「トル 全文をよむ

2005-09-12 至福党が“イスラム式の”ボスフォラス・クルーズ開催(Milliyet紙) (Milliyet紙)

至福党が男女別々で歓待したボスフォラス・クルーズで、参加者に対し「メッカに近いので、(イスタンブルの)アジア側地区の方が好ましい」と語る一幕もあった。礼拝のための休憩もあった。最後には“あけっぴろげで露出の多い”服への批判があった。以下は「イスラム・クルーズ」に参加した印象である。    至福党は昨日、イスタンブルのボスフォラス海峡で興味深い船旅を催した。新聞広告で告知されたツアーは、エミニョニュでの昼食で始まった。エミルガンで礼拝休憩をとり、海峡沿いのモスクについて興味を引く説明が披露されたツ 全文をよむ

2005-09-11 酒場を郊外移転させるプロジェクトに市民から反発の声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

デニズリで市がアルコールを提供する店を皮なめし工場地区に移転させる決定を下したことは、街で、特にバーが集まっており(飲酒が原因の)事件が起きているとの指摘を受けたクブルス・シェヒット通りで最も大きな議論の的となった。バーの経営者たちは酒が原因で事件が起きたことはないと話す一方、客側も酒を飲む人が1カ所に隔離されることは誤りだと述べた。  市が大学に近いため(酒場の営業に)反対しているクブルス・シェヒット通りには、8軒のバーやディスコ、レストランが立ち並んでいる。レジェプ・ヤズジュオール氏の知事時 全文をよむ

2005-09-07 オリエント急行が今日トルコに到着(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヨーロッパ初の大陸横断急行であるオリエント急行が、今日トルコに到着する。オリエント急行は、明朝10時にカプクレ〔訳者注:ブルガリア国境にあるトルコ側の町〕を出発し、15:15にイスタンブルのスィルケジ駅に到着する。2日間トルコで停車し、金曜日にトルコを出発し、ブカレスト、ブダペスト、ウィーン経由でヴェネツィアまで運行される。オリエント急行は、アガサ・クリスティーの「オリエント急行殺人事件」など、多くの文学作品の題材になってきた。   全文をよむ

2005-09-06 あれから50年、1955年9月6-7日少数民族への襲撃事件を振り返る(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 1955年9月6-7日の少数派に対する襲撃から50年が経った。事件の証人らはミッリイェト紙へ襲撃の日の様子を語った。ユスフィディス氏は「次から次に集団がやってきました。私たちの住んでいた地域は蹂躙されました。私は事件後ギリシャへ渡りました。そこに5年滞在しましたが、しかしやっていけませんでした。望郷の念を捨てられず、トルコへ帰りました」と話した。    ■証人と9月6-7日の事件   アタテュルクの生家襲撃を理由とし、「分割か、死か」というスローガンのもと、非ムスリムの家財が強奪された1955 全文をよむ

2005-09-02 ヴァン湖岸に不法占拠の別荘(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヴァン文化観光局長は、ヴァン湖岸に多くの不法占拠の別荘が建設されていることを示し、「(不法占拠者たちは)金網をはって国有地を私物化している。」と発言した。〔訳者注:ヴァン湖はトルコ東部に位置する国内最大の湖〕    ヴァン文化観光局のイッゼト・キュテュクオール局長は、ヴァン湖岸にある多くの別荘が、湖岸保護条例に従って湖岸から最低100メートルの距離をおいて建設されなければならないところ、湖岸すれすれに建設されていることを指摘し、「さらにそれらのほとんどは下水施設をもたないため、汚水がヴァン湖へ垂 全文をよむ

2005-09-01 ドイツ在住のトルコ人、帰国を望む声が増加(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ドイツで生活しているトルコ人のうち、トルコへ戻りたいと考えている人は32%だった。この割合は、2000年に比べて10ポイント高いものとなった。     ドイツで生活しているトルコ人のうち祖国へ戻りたいと考えている人が増加したことが明らかになった。トルコ研究センター(TAM)代表のファルク・シェン教授は、ドイツでの経済の悪化とトルコでの前向きな変化がこの傾向を増加させたと主張した。     シェン教授は、ドイツでトルコ人移民が最も多く暮らすノルトライン・ヴェストファーレン州で、1999年からこれ 全文をよむ

2005-08-28 入院患者の回復みまもる家族は過酷な状況に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アダナから遠く離れた街からやって来る患者たちが病院で治療を受けるなか、付き添いできた家族や親戚は、待っている時間を病院の庭につくった“キャンプ”で過ごしている。    黒海地方、南東アナトリア地方の医療の中心となっているアダナでは、病院の庭が診察室と同じく混雑している。遠方の街からやって来る患者たちが病院で治療を受けるなか、彼らに付き添ってきた家族や親戚の人々が、病院の庭にキャンプをつくり日々を過ごしている。  チュクロバ大学医学部付属バルジャル病院(ベッド数1000)と、厚生省下の教育研究病院 全文をよむ

2005-08-27 世界を攻撃したアダナ出身のハッカー(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 高卒のアッティラ・Eは、世界の大企業を襲った“ZOTOB”及び“MYTOB”ウイルスをばら撒いた“コンピューター侵入者”であることがわかった。アダナ出身の“ハッカー”を、FBIとトルコ警察が逮捕した。     アメリカの多くの大企業のコンピューターシステムをロックする“ZOTOB”と “MYTOB”という名の電子ウイルスを作った2人のハッカー(コンピューター侵入者)のうち1人がトルコ人であることがわかった。アダナ在住で23歳の“ハッカー”アッティラ・E.は、トルコ警察、アメリカ連邦捜査局FBI 全文をよむ

2005-08-24 大学受験事情:お金で入学する者あり、点数で入学する者あり(Milliyet紙) (Milliyet紙)

医学部・法学部・工学部といった人気の学部では、国立大とワクフ大(私立大)の間で入試合格点に大きな差が見られた。裕福な家庭の子どもは私立大の希望の学部で学べると言うことだ。    毎年200万人近くの若者が大学入学を目指して競い合う一方で、金持ちが人気の学部に入ることはお茶の子さいさいである。1点の差ですら合否の差を分けた2005年度学生選抜試験の結果によれば、国立大と私立大の合格点数に大きな差があった。とくに、医学部・法学部・工学部といった人気の学部でこの差が際立っている。    ■「誰でも入学 全文をよむ

2005-08-23 ドイツでもスカーフのせいで仕事をクビに(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツのバーデンーウェルテムベルグ県エベルスバッハ市の幼稚園に勤務するトルコ人女性、ヌライ・アルオズ(30)は、スカーフを着用したがったことを理由に仕事を失った。  エベルスバッハ市市長エドガー・ウォルフは、ドイツ国籍を持つアルオズが1993年に幼稚園で仕事を始めた頃にスカーフを着用していなかったこと、この8年間に重病の娘の看病のために休みをとったことなどを述べた。さらに、アルオズが仕事に復帰した今日、職場にスカーフ姿で現れた事と、この姿で働きたいと言ったことを明らかにした。  中立性の原則に従 全文をよむ

2005-08-23 検察官が良心的兵役拒否を擁護(Milliyet紙) (Milliyet紙)

兵役を拒否したメフメト・タルハンは懲役4年の刑に処された。一方、最高裁判所の検察官は「兵役を必要としない国民の義務も想定されうる」と語った。    アメリカがアフガニスタンに侵攻した2001年、「軍国主義に反対である」と表明し「良心的兵役拒否者」となったメフメト・タルハンは4カ月半前に逮捕された。タルハンは、釈放後に徴兵された部隊でも兵役を拒否した。スィヴァス軍事法廷は、タルハンに「命令への不服従」と「命令への不服従を主張すること」について開かれた2つの裁判で2年ずつの懲役刑を求刑した。  スナ 全文をよむ

2005-08-22 トルコGPの舞台裏:F1レースを見ながらピクニック?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ全土、そして全世界が待ち望んだF1トルコ・グランプリが盛況のうちに開催されたが、交通面では大きな問題が発生した。レースが始まってもまだ中に入れず苦労している人たちがいる一方で、チケットのないトルコ人は「ベレシュテペ」と呼ばれるサーキットを見渡せる丘に陣取って、ピクニック気分でレースを楽しんだ。    ■大渋滞にうんざり    F1ファンは早朝から出発し、その多くが公共交通機関ではなく自家用車で会場に向かったため交通量が更に増加した。イスタンブル公園に向かう高速道路では、早朝からレース開始時 全文をよむ

2005-08-21 学生選抜試験結果発表:首席卒業者のうち1,900人が浪人(Milliyet紙) (Milliyet紙)

学生選抜試験の受験者がどの課程に合格したかが発表された。7,304人の主席卒業者のうち1,900人が浪人となった。合わせて120万人を超える学生が浪人となった。    学生選抜試験(ÖSS)と外国語試験(YDS)の点数に基づく高等教育課程の学生選抜結果によると、学生選抜試験を受験した7,304人の各校の主席卒業者のうち、1,900人が浪人となった。学生選抜試験の点数に中等教育での成績が加算された後、学校の選択権を得た161万436人の受験者のうち55.2%がこの権利を行使した。専門家は希望の学部 全文をよむ

2005-08-20 トルコの警官にチャット禁止命令(Milliyet紙) (Milliyet紙)

警察庁は中央・地方組織に送った通達で、職員のチャットについて注意した。    警察庁のフェイズッラー・アスラン副長官の署名とともに先週職員一人ひとりに出された通達で、インターネットを利用したチャットやゲームサイト、メールグループで行われている無秩序な書き込みが、取り返しのつかない問題を引き起こしたことに対し注意が喚起された。通達の中で、ある組織の職員がこのことで個人的被害を受けたことや、職員の身の安全や諜報機関の(調査を受ける)リスクを負い、警察官という職務に必要とされる信頼や尊敬を傷つけたと記 全文をよむ

2005-08-18 イスタンブルでF1開催を控え、外貨獲得に期待(Milliyet紙) (Milliyet紙)

Formula 1(F1)のイスタンブルグランプリを前に、街には空室のあるホテルは残らなかった。レースのためにイスタンブルに流れ込んでくる15万人の旅行者が、4億5千万ユーロを落としていくことが予測されている。    イスタンブルで初めて開催される、世界で最も大きなスポーツイベントの1つであるF1レースは、開催前からイスタンブルとその周辺のホテルの稼働率に大きな影響を与えた。  イスタンブルでは5つ星ホテルの全てが何カ月も前からの予約で満室になり、部屋を見つけることの出来なかった人たちは3つ星、 全文をよむ

2005-08-17 大地震から6年、被災地ギョルジュクではまだ旧基準で建設(Milliyet紙) (Milliyet紙)

被災地ギョルジュクでは3階建て以上の建物の建設は許可されていないが、震災前に7、8階建ての許可を得ていた建物の所有者は、震災時に休止していたビル建設を法の盲点を利用して今、続行させている。市長らは、解決の方法はない、「これが我々の法律だ」と言う。    1999年8月17日の大地震から6年が過ぎたが、地震の震源地ギョルジュクではがれきが片付けられたこと以外、特に変わったことはない。つまり我々は震災から何も学んではいないということだ。震災で約6千人という最も多くの犠牲者を出したギョルジュク郡では、 全文をよむ

2005-08-14 パン業界にも「EU基準」 ― 袋詰めや従業員教育で衛生対策(Radikal紙) (Radikal紙)

1日200万個のパンを生産するイスタンブル大市役所の関連団体、イスタンブル人民パン公社は、明日より販売を開始するオーガニック・パンで攻勢をかける。また全てのパンを袋詰めにして販売したり、トルコ人特有の病気を防ぐビタミンを強化したパンの生産に向けた準備している。    同社のオメル・ビルギセヴェン社長は、ヨーロッパ系企業がトルコ市場への参入を準備している。生産者はEUの基準に合わせなければならない」と話した。EUへ加盟する前に加入した欧州小麦粉調製品組合の副会長に選ばれ、2年後には会長となる予定の 全文をよむ

2005-08-14 判決にマルマラ地震の教訓(Milliyet紙) (Milliyet紙)

マルマラ地震のとき、ギョルジュクで殉職した海軍兵の家族が起こした裁判で、裁判所は1万1千リラの賠償金を命じ、国の成すべき「職務」を列挙した。    1999年8月17日のマルマラ地震の際に、ギョルジュクにある海軍士官学校で亡くなった海軍兵の家族が、耐震性のある建物を建てなかったという理由で国務省を裁判所に訴えた。  (裁判所は)軍(国務省)に対し、海軍兵の両親に損害賠償6千リラと慰謝料5千リラ、兄弟に慰謝料350リラの支払いを命じた。サカリヤ第1地方行政裁判所は、建物には耐震性がなかったと考えら 全文をよむ

2005-08-12 逮捕されたアルカイダ・トルコ支部のリーダー、イラクでの米兵殺害も供述(Milliyet紙) (Milliyet紙)

テロ組織アルカイダのトルコ支部リーダーであることが指摘されていたシリア人ロウアイ・サッカが逮捕された。裁判所ではあらゆる機会においてイスラエルの船への攻撃を実現させるつもりであることを繰り返したサッカは、度々神は偉大なりと述べた。     テロ組織アルカイダのトルコ支部リーダーであると指摘されているシリア人ロウアイ・サッカ(32)が昨日逮捕された。ディヤルバクル空港で8月6日に「エクレム・オゼル」という偽造身分証によって捕らえられ、イスタンブルへ連行されたロウアシ・サッカに関するテロ対策管理局の 全文をよむ

2005-08-09 イラクでの人質事件:被害者妻「皆さんはイラクへ家族を働きに行かせないで」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イラクで7月16日に誘拐されたトルコ人3人のうち、メティン・ジェイランさんの家族は、公式見解を出さない外務省を非難した。ジェイランさんの妻は、「トルコで貧しい生活をしようとも、イラクには行かせないで」と述べた。    カタールの衛星テレビ、アル・ジャズィーラが、イラクで人質に取られているトルコ人3人の映像を昨日公開した後、彼らがウスルエル・エネルギーに勤めるメティン・ジェイランさん、ファーティフ・イーイトさん、パシャ・サーラムさんであり、7月16日にイラクで誘拐されていたことが判明した。ジェイラ 全文をよむ

2005-08-08 花婿はスルタンの孫(Radikal紙) (Radikal紙)

ここのところブュレント・エジェヴィトの「(スルタンは)売国奴ではなかった」という発言で注目を集めているオスマン・トルコ帝国の最後の皇帝ヴァハデッティンが、孫の結婚式でまた話題になった。スルタン・ヴァハデッティンから三世代目の孫であるハリル・オズデシュは、成功した実業家であり旧サッカー連盟管理組合のメンバーであるムカン・ぺリンチェックの娘スィルメン・ぺリンチェックと結婚した。  電気エンジニアであるスルタンの孫の結婚式は、昨晩クシャダス市のクスメット・ホテルの庭園で行われた。式には、ムカン・ペリン 全文をよむ

2005-08-08 トルコ外務省職員らの健康にチェルノブイリ事故が与えた影響を調査(Milliyet紙) (Milliyet紙)

外務省は、原発事故が起きたチェルノブイリに近い地域で任務に就いた職員とその家族に対し、必要な検査を受けるよう求めた。    外務省は、ロシア、ウクライナ、モルドバ、ベラルーシで職務に就いている職員に、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故後に、何らかの健康被害があるかないかを確認する作業を始めた。1986年から2005年の間に何百人もの職員が家族とともに“事故地域”で仕事をしていた。領事レベルの数人の職員とその家族にチェルノブイリでの事故とかかわりがある症状が見られ、国外で治療を続けていること 全文をよむ

2005-08-08 ディヤルバクル・レポート:「最大の問題は失業とひったくり」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ディヤルバクル選出の国会議員はエルドアン首相のために、金曜日に出発するディヤルバクル視察の事前レポートを準備した。レポートには「最大の問題は失業とひったくり」と記されている。    エルドアン首相は、金曜日に出発するディヤルバクルへの視察旅行を前に、ディヤルバクル選出の国会議員と党組織が準備した“南東アナトリアレポート”を受け取る。AKP(公正発展党)の国会議員がエルドアン首相に提出するため準備したレポートには、ディヤルバクル最大の問題は失業とひったくりであると記された。  (レポートを準備した 全文をよむ

2005-08-06 リゾート地・アランヤに完成予定の刑務所はファイブスター・ホテルなみ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

来年初頭に開設予定の刑務所には、会議室と2つのスポーツルーム、2面のサッカーグラウンド、図書館、娯楽用の庭、外国語およびコンピュータールーム、TVルームといった施設が備えられる。    多くの特色によってトルコの最も豪華な刑務所となることが予想される初の(L)タイプの刑務所が、(地中海のリゾート地として有名な)アンタリヤ県アランヤ郡に開設される。2003年末に着工し、来年初頭には完成し、稼動する予定の刑務所は、世界で初めて採用されるモデルとなる。260ドヌム(1ドヌム=919平方メートル)の土地 全文をよむ

2005-08-05 PKKに拉致された保安隊員、約3週間振りに解放(Milliyet紙) (Milliyet紙)

PKKは7月11日にトゥンジェリで拉致した保安隊員のジョシュクン・クランディを昨晩、人権協会(IHD)代表団に引き渡した。クランディ隊員の解放を聞いた家族の喜びを、トラブゾンの全住民が分かち合った。    PKKのテロリストは、トゥンジェリ-エルズィンジャン間の国道を封鎖し拉致したトラブゾン出身の保安隊員ジョシュクン・クランディを24日後の昨晩、解放した。トゥンジェリの中心郡に属するギュレチ村近郊に向かった人権協会(IHD)の代表者グループが、クランディ隊員の身柄をPKKから引き渡され、トゥンジ 全文をよむ

2005-08-01 EU加盟問題に関する高校生へのアンケート結果(Radikal紙) (Radikal紙)

 高校生たちは、トルコのEU加盟によって失業や行政の問題は軽減されるが、道徳的な堕落は拡大するという考えでいることがわかった。トルコ社会科学協会によって2004年10月20日に開始された「トルコ青年の主張:トルコのEU加盟申請過程と加盟に対する若者の考え」調査プロジェクトの結果が公開された。  同調査では、若者にむけ、EU加盟申請過程やトルコの外交政策に関する見解のほか、人口学上・社会経済学上のトルコの現状、トルコの一般的な問題に対する考え方、別の集団に対する肯定的/否定的先入観、異なるアイデン 全文をよむ

2005-08-01 アンカラで起きた地震で行政の失態が明らかに(Milliyet紙) (Milliyet紙)

住居は被害を受け、緊急救援隊は十分機能せず、担当者は現場到着が遅れた。昨晩、アンカラとその周辺で起こった地震は、地域の(危機管理体制の)不十分さもさらけ出した。    アンカラとその周辺は、昨晩地震の緊迫感に包まれた。ボアズィチ大学カンディルリ観測所・地震調査研究所によると、深夜0時45分に(アンカラ県)バーラーを震源とする震度5.3の地震が記録された。地震はクルッカレ、ボル、クルシェヒル、ヨズガトとアンカラに近い他の地域でも感じられた。震度5.3の地震のあと、45回にわたって震度2.6~3.6 全文をよむ

2005-08-01 ギリシャ正教会総主教に副首相が苦言(Milliyet紙) (Milliyet紙)

副首相シャーヒン、「ワクフ総局は我々の財産に手をつけようとしている。悪意があるのでは」と述べたバルトロメオスに対し法的措置をとる構え     ワクフ総局が、クナル島のキリスト修道院ワクフ経営として登録されている(代表者なし)ワクフであるという理由から調査しようとしたことで始まった議論は拡大した。総局の、ワクフ所有の不動産や管理権の自己所有に関する正式契約の後で在フェネルのギリシャ正教総主教バルトロメオスは「悪意がある。ワクフ総局は我々の財産に手をつけようとしている」と語り、これに副首相メフメト・ 全文をよむ

2005-07-31 上級裁判所、少数派教会の宗教財産(ワクフ)を救済(Milliyet紙) (Milliyet紙)

上級裁判所は、ワクフ総局と少数派宗教財団の間で交わされた議論において、重要な判決を下した。    上級裁判所は、ギリシャ正教会のバルトロメオス総大主教による非難の元になったビュユクアダ・ギリシャ正教徒青年孤児院に関する訴訟で、ワクフ総局は非ムスリムの宗教財団(少数派宗教財団)の運営に関与できない、という判決を下した。  ワクフ総局の宗教財団議会は、ビュユクアダ・ギリシャ正教徒青年孤児院財団を「法律的に、また実際に望ましい貢献を行っていない」という理由で、1997年1月22日に整理(運営が政府の手 全文をよむ

2005-07-27 スカーフ姿にヘソ出しでベリーダンス!?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

コンヤのメウ゛ラーナ文化センターで、今年で11回目になるアルトゥンバシャック文化芸術フェスティバルで、最初のコンサートを人気歌手のアリシャンが行った。  コンサートに訪れたヘソ出しの服にスカーフを被った少女たちも、腰に布を巻いてベリーダンスを踊った。  メウ゛ラーナ文化センターの2千人収容の野外劇場で今年初めて行われたコンサートは、人々の大きな関心を集めた。舞台にはまず、コンヤで知られている歌手のエルスィン・バランが登場した。その後に登場したアリシャンは、コンヤの観衆を魅了した。  アリシャンの 全文をよむ

2005-07-26 砂浜も生き物も失われる-黒海沿岸の道路工事に警鐘(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ギレスン、トラブゾン、リゼで砂浜をなくす道路工事に反発している科学者は「今後多くの種の生き物が失われる」と語り、警鐘を鳴らした。    メンバーの多くを科学者が占める「黒海環境プラットフォーム」は、サムスンから(グルジア国境の)サルプに延びる海岸で発生している汚染に関するレポートで、海岸沿いの道路建設が生態系に与える悪影響について指摘した。  黒海工科大(KTÜ)スルメネ海洋科学部のジョシュクン・エリュズ准教授は、「海底で生きている生き物が育つ場所がなくなった。このことは様々な形の破壊として私た 全文をよむ

2005-07-25 エジプトテロで犠牲になったトルコ人新婚夫婦:1週間の旅行延期が仇(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ビルゲハン・ヤルチュンとチャーラ・ヤルチュン夫妻はエジプトでの二度目のハネムーンのような休暇を夢見ていた。アジア・ツアー会社が経営危機に陥ったため旅行は延期された。他の旅行代理店を使って一週間後に旅立ったエジプト旅行で爆弾の被害にあった。     結婚期間は一年にも満たなかった。彼らはハネムーン後初めてのバカンスの地としてエジプトにこだわっていた。いつも夢見ていたエジプトでハネムーンのように過ごせるはずだった、過ごしていたのだが…。最後の晩のことだった。翌日には帰国し、今日には仕事をしているはず 全文をよむ

2005-07-24 宗務庁、海沿いのリゾート施設はイマームの語学教育のため(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 宗務庁のギョルメズ副長官は、同庁に譲渡された40,000㎡の施設が「リゾートのためでなく、教育の場となるであろう」と述べた。    ■イマームに「海沿いの」語学教室    イズミルのギュムルドゥル市で農業・村務省に属する、海沿いの40,000㎡の土地にある収容人員500名の施設が、民営化の波に逆行して宗務庁に無償で贈与されたことに関して議論が拡大している。   宗務庁のメフメト・ギョルメズ副長官は、施設がEU諸国へ派遣される人材育成のために使用される事を説明する一方、建設業労働組合は、いったん 全文をよむ

2005-07-23 1200万台の無登録携帯電話、12月以降登録なしでは通話不能に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

登録外の1200万台の携帯電話は2005年12月14日までに登録しなければ使えなくなる。利用者は8月28日以降、登録申請をする必要がある。    テレコミュニケーション協会のタイフン・アジャレル会長は、登録のない携帯が2005年12月14日以降使えなくなることを明らかにした。アジャレル会長は今後、中古販売にも登録証に基づくシステムを導入する一方、携帯電話の販売時に購買者から正確な個人情報を求めていくと述べた。アジャラル会長によると、新システムでは無登録の携帯電話はどの携帯電話オペレータ(通信会社 全文をよむ

2005-07-23 コーランコース、初等教育検査官の監督対象外に―国民教育省(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国民教育省は(1999年)2月28日から6年経った後に規約改正を行い、初等教育検査官のコーランコース監督権を廃止した。国民教育省は規約改正を行い、宗務庁管轄のコーランコースや協会、財団の学生寮に対する初等教育検査官の監督権を廃止した。  (社会の)反動化に対抗する一連の対策がとられた(1999年)2月28日のプロセスの後に行われた改正は、6年経って“初等教育検査官がコーランコースを正当に監督できなかった”という理由で廃止する、というものになった。    ■30以上の条項    初等教育検査官の改 全文をよむ

2005-07-21 ゲジェコンドゥから頂点へ-入試外国語で全国2位のチョバン君!(Milliyet紙) (Milliyet紙)

大学入試の外国語科目で全国2位になったブルサ・アタテュルク高校の卒業生、ムラト・シェヴキ・チョバン君は、家族の生活が苦しいにもかかわらず、大きな成功を収めた。父親が仕事があるときには働き、仕事がないときには生活保護を受けて空腹を満たしていたと話すチョバン君は、「家が貧しいので、私の唯一の目標はいい成績を取って奨学生として大学に入ることだった。校長先生から知らせを聞いたとき、世界が自分のものになったような感じがした」と話した。  スーパーリセ(外国語教育に重きを置く高校)で学んだチョバン君は、喜び 全文をよむ

2005-07-20 イスタンブルの人口1133万、5年間でガズィアンテプの町1つ分の人口増(Milliyet紙) (Milliyet紙)

2000年に行われた前回の統計で、トルコの人口は6770万6,800人であることが判明していた。国家統計局の資料に基づいた推計によると、前回から2005年6月までにトルコの人口は429万7,000人増加し、7206万5,000人に達した。    ■やはりイスタンブル    推計によると、イスタンブルの人口は1001万9,000人から1133万2,000人となり、131万3,000人増加した。イスタンブルのここ5年間での人口増加は、国内の大都市ガズィアンテプやコジャエリの人口に匹敵する。  またア 全文をよむ

2005-07-19 バトゥマンのクルド語教室閉鎖-見込んだ学生数に達せず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

16カ月前に(南東アナトリアの)バトゥマンで3万人が参加した式典によって開かれた480人定員の私設クルド語教室は、受講者が少なかったため閉鎖された。    バトゥマンで2004年4月1日に開校された私設クルド語教室は16カ月で幕を下ろした。受講者が少なく、資金難のため閉鎖された。教室の看板も建物から取り外された。  EU法への適合の枠組みの内で始まった定員480人の教室は、16カ月の間、見込んでいたほどの関心を集めなかった。  4カ月周期で続けられていた教室への参加者数は見込みよりも少なかった。 全文をよむ

2005-07-18 家宅捜索されたアシュクン学長に擁護の声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)は、自宅にあった何百もの骨董品が無登録であったことが判明したヴァン百周年大学学長のユジェル・アシュクン教授を擁護した。中東工科大学(ÖDTÜ)学長も「(アシュクン教授の)骨董品コレクションは当局も知っていた」と述べた。    ヴァン共和国検察庁の決定により自宅と職場を捜査された百周年大学学長のアシュクン教授に救いの手が差し伸べられた。イスタンブル大学バルタリマヌキャンパスで金曜日に開かれたYÖKの理事会が、今日アシュクン教授を擁護する会見を行うと発表された。YÖKの総会も、 全文をよむ

2005-07-18 火力発電所の公害問題について欧州裁判所はトルコ政府に有罪判決(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧州人権裁判所(AIHM)は、周辺地域に有害物質を撒き散らしている火力発電所を閉鎖しないトルコ政府に有罪判決を下した。このことは、(発電所のあるムーラ県)ヤタアンの人々にとってストラスブールや国内の裁判所に賠償金訴訟を開く道を開いた。    AIHMがギョコヴァ、ヤタアン、そしてイェニキョイの火力発電所を閉鎖しないトルコに有罪判決を下したことによって、地元の市民社会組織が活動を開始した。この判決が地域の人々の権利を主張する追い風になると述べたイズミル環境運動の弁護士であるセニフ・オザイ氏は、ベル 全文をよむ

2005-07-17 アイドゥン県知事「クシャダス・ミニバス爆破事件の捜査は継続中」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

■捜査は継続中  アイドゥン県のムスタファ・マライ知事は、昨日のミニバス爆破事件で5人が死亡、13人が重軽傷を負ったことに言及し、爆発で命を落としたクシャダス出身のデニズ・トゥトゥムさんの遺体を明日地元で土葬することや、アイルランド国籍のタナ・ワーレンさんの遺体が自国に送られること、負傷者の治療が続いていることを述べた。    クシャダスの郡長、軍警察司令官、情報局長と同郡で話し合ったことを明らかにしたマライ知事は、次のように述べた:  「新しい情報はほとんどない。爆発事件に関する捜査は続いてい 全文をよむ

2005-07-16 専門家がハイダルパシャ地区プロジェクトを問題視 -高層ビル建設には耐えられない弱い地盤(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスタンブルのハイダルパシャ地区に予定されている大規模な政府支援型プロジェクトに対して、構造設計と地震の専門家が反対を表明した。建設予定地は埋立地であり、地震に弱い。大勢の人々を巻き込む大災害になりかねない。      ハイダルパシャ地区では、7棟の大型高層ビルと様々な施設を含む政府支援型プロジェクトが予定されているが、構造設計と地震工学の専門家から反対意見が出された。このプロジェクトに対する専門家たちの意見の概要は以下のとおり。   ハサン・ボドゥロウル教授(地震財団理事長、イスタンブル工 全文をよむ

2005-07-16 トルコ人の20%がイスラーム主義者のテロを支持(Milliyet紙) (Milliyet紙)

米の調査会社「Pew Global Attitudes」が行ったアンケートによると、トルコで5人に1人は「イスラームの名目で一般市民にしばしば、時々もしくはまれに攻撃を加えてもよい」と考えている。国民の34パーセントはイスラーム過激派を脅威とは見なしていない。    同社がトルコを含む17カ国で最近行った世論調査で、トルコではアルカイダの指導者オサマ・ビンラディンやイスラームの名の下に一般市民に向け行われる攻撃への支持が減少してきていることが分かった。  しかし、依然としてトルコ人の14%はイス 全文をよむ

2005-07-15 ヴァンの百周年大学で学長宅、家宅捜査(Milliyet紙) (Milliyet紙)

検察庁の申し立てにより、警察はヴァンの百周年大学学長、ユジェル・アシュクン教授や副学長らの自宅を家宅捜査した。捜査の際に国外にいたアシュクン教授の自宅からは240点の骨董品が押収された。  ヴァンの検察庁が通報に従って開始させた捜査で、警察は同大学学長のユジェル・アシュクン教授と副学長のハサン・ジェイラン教授、同アイシェ・ユクセル教授、ウシュク・テペ事務局長を含む6人の大学関係者の自宅を家宅捜査し、書類などとともに骨董品を含む私有財産が押収された。    ■世界銀行のお金  申し立てによれば、ヴ 全文をよむ

2005-07-14 服のまま泳ぐよりはマシ!-スカーフ着用者用水着論争(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヒュッリイェト紙のコラムニスト、アフメト・ハカン・ジョシュクン氏は、自身のコラムで「スカーフを巻いて海に入っちゃだめだ。(イスラム風)スカーフ型水着は見苦しくて滑稽」と言ったところ、「この水着は必要があって作られたものだ。服を着たまま海に入るよりはいい」と、スカーフ型水着の生産者は反論した。    ジョシュクン氏が「成金商人の発明品」と評したスカーフ型水着の生産者は、「我々は商人ではない。この製品は必要があって生まれたものだ」と述べ、次のように反論した。    ■「彼は専門家ではない」  テクビ 全文をよむ

2005-07-12 人口増加に警告-このままでは経済成長のさまたげ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、以前行った発言とは反対に“急速な人口増加”に着目した。またトルコ大国民議会のビュレント・アルンチ議長は、「我が国での人口増加は、経済発展が十分な水準に達する妨げとなっている」と語った。    エルドアン首相とアルンチ議長が、世界人口デーを機に発表した“急速な人口増加”に着目するコメントは、エルドアン首相の過去の発言を議論の俎上に載せる一方、公正発展党(AKP)の主張の転換を明らかなものにした。  エルドアン首相は昨日発表したコメントについて、目標は適正な人口 全文をよむ

2005-07-12 首につけた身分証が仇-アドゥヤマンで兵役の兵士をテロリストが誘拐(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アドゥヤマンで兵役に就いていた保安隊のジョシュクン・クランドゥ隊員が、休暇で出身地のトラブゾンに向かう途中、トゥンジェリでテロリストに乗っていたバスから降ろされ誘拐された事件で、アクチャ―バット郡にある彼の実家は悲しみに沈んでいる。  誘拐されたクランドゥ隊員が、家族を驚かせるため7月17日に帰郷すると伝えていたが、実際には昨日から休暇に入っていたことが明らかになった。  兵士は(その)地域ではテロ発生の恐れがあるためバスでの移動が禁止されているにもかかわらず、クランドゥ隊員はバスで移動していた 全文をよむ

2005-07-11 宗務庁メッカ巡礼添乗員試験に奇妙な問題「EU加盟交渉はいつ始まる?」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

宗務庁は、2006年の巡礼開催をサポートする男性および女性添乗員の選抜試験を行った。試験では受験者に対して「トルコとEUの加盟交渉はいつ始まるか」という問題が出題された。    宗務庁は、巡礼添乗員となるために互いに競い合う受験者に対して、聖典コーラン、信仰、礼拝、人間関係、道徳、アラビア語、巡礼、そして一般教養に関する試験を行った。この試験では、「トルコ大国民議会(TBMM)は何人で構成されているか。」、「1919年5月19日に何があったか。」という問題のほかに、以下のような問題も出題された。 全文をよむ

2005-07-10 エーゲ海のリゾート、チェシュメで爆弾テロ:20人負傷(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イズミルのチェシュメ郡で爆弾テロ事件が起きた。チェシュメの中心街にある銀行の近くに置かれていたごみ箱が爆発し、1人の重傷者を含む20人が負傷した。  イズミル県のレヴェント・クダク保健局長はアナトリア通信の記者に行った会見で、重傷を負った人は9エイリュル大学医学部付属病院に搬送され、近郊の他の病院も警戒態勢を取ったと述べた。  クダク局長はけが人の数は20人であるとし「5台の救急車がチェシュメ国立病院の前で待機しており、応援の救急部隊も派遣している。死者が出なかったのが不幸中の幸いだ」と語った。 全文をよむ

2005-07-09 ハッキャーリでPKKテロ-軍事車両が地雷で爆破、3人死亡15人負傷(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ハッキャーリのシェムディンリ郡で軍の車両がテロ組織PKK(クルド労働者党)により仕掛けられた地雷を踏み、最初の報告によれば3人が死亡、15人が負傷したと伝えられた。  同郡のデレジッキ町郊外で巡回パトロール中におきた事件で死亡した兵士はメフメト・チャムジュ、エンデル・アルベル、イブラヒム・ボイベイであることが判明した。  負傷した下士官のアデム・シャハン、兵卒のジェンギズ・アイドゥン、ヒュセイン・トルン、ネフィ・イェティティレン、アブドゥラジズ・チャルシュカン、ジェム・オズチュルク、アブドゥッラ 全文をよむ

2005-07-08 「親愛なる姉妹よ」-クルド語の政治的利用に7カ月の禁固刑(Milliyet紙) (Milliyet紙)

3月28日の地方選挙前に、党員にクルド語で演説したクルド系政党・DEHAP(民主人民党)のハンダン・チャーラヤン副党首に、7カ月の禁固刑が宣告された。    チャーラヤン氏は同日の地方選挙を前にクルド語で「親愛なる姉妹よ」と挨拶したため、EUが報告書で廃止を強く求めているクルド語を用いた政治活動禁止の最後の犠牲者となった。同氏には7カ月の禁固刑、513新リラの罰金刑が言い渡された。    DEHAPは3月23日に(シャンルウルファの)ユカル・ギョクリュ町で選挙集会を開いた。その際にチャーラヤン氏 全文をよむ

2005-07-06 トルコ系オランダ人議員、欧州議会でスカーフ問題について演説(Milliyet紙) (Milliyet紙)

欧州議会のトルコ系オランダ人議員エミネ・ボズクルトは、同議会でスカーフ問題に関連し「EUが自ら実行していないことを、トルコに望むべきではない」と述べた。    欧州議会は、トルコ系オランダ人のエミネ・ボズクルト議員がトルコにおける女性の役割に関し準備したレポートについて討議した。「トルコにおける女性の社会的・経済的・政治的役割」というタイトルのレポートに対し、諸民族の欧州連合(Union for Europe of the Nations)のポーランド人議員コンラッド・スズィマンスキ(Konra 全文をよむ

2005-07-05 イスタンブルで洪水-舗装道路がめくれ大混乱(Milliyet紙) (Milliyet紙)

気象警報の甲斐なく、イスタンブルは再び不用意のまま雨に襲われた。アジア側の街区では多くの家や職場が浸水した。洪水はアスファルトをめくり上がらせ、車を押し流した。    イスタンブルで昨日の朝方、豪雨が強さを増し、生活を麻痺させた。国家気象庁の気象予報で発表された豪雨は、ウィークデーの初日にイスタンブルの人々を参らせてしまった。アジア側では氾濫した川が洪水を引き起こし、アスファルトをめくり上がらせ、車を押し流した。  ペンディクでは、ケミックリ川の氾濫で多くの車が洪水に飲み込まれ、何メートルも流さ 全文をよむ

2005-07-04 高等教育機構(YÖK)会長発言「イマーム・ハティプ高校の生徒はラテン語を習え」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 高等教育機構のテズィチ会長は、イマーム・ハティプ高校に関する新しいモデルを提案した。テズィチ会長は「いくつかの中心部に、2,3校のイマーム・ハティプ高校をおく。そこで西洋の諸語、アラビア語、ペルシア語、古典ギリシャ語、そしてラテン語の教育を行う。」と話した。     高等教育機構会長であり教授のエルドアン・テズィチ氏は、大学でのスカーフ着用自由化について政府が行う法整備が、欧州人権裁判所の決定に左右されると述べ、「解決方法は、私や高等教育機構をずっと越えた高い段階にある。これに不満だった者達が 全文をよむ

2005-07-03 PKK,ビンギョルで郵便列車が爆発(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ビンギョルでPKK(クルド労働者党)党員がレールにしかけた爆弾が、遠隔起爆装置によって爆破された結果、列車7両が転覆し5名が殉職した。救助にかけつけた列車もテロに巻き込まれた。    ビンギョルのゲンチ郡近くで、PKK党員がレールにしかけた手製爆弾が遠隔起爆装置により爆破された結果、エラズー・タトワン間を運行する郵便貨物列車の7両が脱線・転覆した。この攻撃で、鉄道の警備員5名が殉職し、12名が負傷した。救助にかけつけた列車も攻撃に巻き込まれた一方、現場から600m近くのレールにしかけられていた爆 全文をよむ

2005-07-02 自爆犯、前科のある奴だった!法務省への自爆未遂犯、射殺(Milliyet紙) (Milliyet紙)

警察が二年間捜索していた革命的人民解放戦線の有力メンバーであるエユプ・ベヤズが、昨日、体に巻きつけた爆弾と共に司法省へ入った。取り押さえられたにもかかわらず警備の手から逃れたべヤズは、頭を打たれて射殺された。エユプ・べヤズは、二年前に首相の息子であるビラル・エルドアンの結婚披露宴への自爆攻撃を計画した二人のテロリストのうちの一人であった。ベヤズを昨日テレビで見た彼の母は「あぁ、息子よ」と叫んだ。    法務省の建物へ、個人訪問者用の入り口から入ろうとした革命的人民解放戦線幹部のエユプ・べヤズは、 全文をよむ

2005-07-01 無認可コーラン学校の今後(Milliyet紙) (Milliyet紙)

1.無許可コーランコース論争の経緯  法案が委員会に提出され、許可なくコーランコースを開設した者へ刑罰を軽減する法改正が話題にあがった。共和人民党がこの法改正に反発し、公正発展党にとっては後戻りした状態となったが、公正発展党の提案が通り、法案に条項が一つ追加されることとなった。共和人民党は無許可コーランコースの開設者に対して刑罰を軽減することは、非合法のコーランコースやヒズブッラーのような動きを助長することになると主張した。その後セゼル大統領は法の改正を拒否したが、改正法はその前夜に再び総会で承 全文をよむ

2005-06-29 エルドアン首相談話「EU・トルコ間の問題は宗教が原因」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

首相レジェプ・タイイプ・エルドアンは、EU憲法にキリスト教を明記するよう求められていることを指摘し、トルコとの一連の議論は宗教によるものであるとした。  昨夜遅くアバントに予定外の訪問をし、県のムフティーらと突然に会合を持ったエルドアン首相は「今日西洋世界はイスラームを、私たちを見て理解し対話するべきである。あなた方にもこの事柄で大きな責務がある」と述べた。  無知蒙昧からの解放の必要性を示したエルドアン首相は、道徳の堕落が進んでいることを指摘した。その中で宗教の啓発的な力をムフティーらが行使し 全文をよむ

2005-06-27 トルコのキャリア女性たちの「しなやかな抵抗」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツのシュピーゲル誌は、成功を収めた3人の女性実業家について記事に取り上げ、現代の若い世代のトルコ人女性のプロフィールを明らかにした。    同誌には、イスタンブルにあるスポーツクラブでインストラクターをしているジャーナン・クルチ、エリクソンに勤めているハーバード大学出身のギュライ・オズカン、そして投資アドバイザーのビルゲ・アルギュルの3人が登場。若い世代のトルコ人女性は現代トルコの極端なイスラム主義に対して「しなやかな抵抗」を行っていると紹介した。    ■‘Sex and The City 全文をよむ

2005-06-25 チェルノブイリ原発事故とトルコの原子力エネルギー論争(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコ原子力エネルギー機構(TAEK)総裁チャクロール談「チェルノブイリ事故以後、トルコでは誰ひとり被曝後遺症や遺伝子損傷の例はありませんでした」    アンカラ/イスタンブル発  トルコ原子力エネルギー機構のオカイ・チャクロール総裁は、チェルノブイリ事故がトルコには影響を及ぼさなかったと述べた。この問題は先日、TAEKの1999-2003年の財政収支が開示されたトルコ大国民議会の経済振興委員会(KİT Komisyonu)で議論に上った。チャクロールは以下のように語った。「チェルノブイリ関連の 全文をよむ

2005-06-23 高等教育機構(YÖK)、イマーム・ハティプ高校についての扱いに変更のないことを確認(Milliyet紙) (Milliyet紙)

高等教育機構(YÖK)の大学入試に関する会議が4時間にも渡った。議長のエルドアン・テジチは、会場出口で行った会見で「配点倍率にはいかなる変更もない」と述べた。    注目を集めていたYÖKの総会で、イマーム・ハティプ高校の生徒に大学入試の門戸を開く措置は採られなかった。議長のエルドアン・テジチ教授は、配点倍率に変更が加えられなかったことを明らかにし、「来年の6月に大学入試を受ける生徒がカリキュラムの全てを試験範囲とすることが認められた」と述べた。    イスタンブル大学・バルタリマヌ会議場で4時 全文をよむ

2005-06-22 2人のPKK「テロリスト」の遺体をめぐり軍と住民衝突、ヴァンで1人死亡9人負傷(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヴァン県ギュルプナル郡で軍警察により殺されたPKK(クルド労働者党)のテロリスト2人の遺体引渡しを望むデモ隊と軍警察の間で衝突が起こった。戦争さながらの様相を呈した衝突で、デモ隊員1人が死亡し、記者も含め9名が負傷した。    PKKのテロリスト、ジェヴヘル・イシナズとメフメト・バザン・シャーヒンは、ギュルプナルで起こった6月17日の衝突で、治安部隊により殺害された。検察の許可を受け、2人のテロリストの遺体は、遺族により身元確認されることなく日曜の夜ヴァンのセイランテペ墓地に埋葬された。この対応 全文をよむ

2005-06-21 カプランに終身刑―ドイツを国外追放された“にせカリフ”(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ドイツを国外追放されたイスラーム教団・教徒組合(ICCB)の指導者メティン・カプランは、「憲法に基づく体制を武力により強制的に変革しようとした」罪に問われていた裁判で終身刑が言い渡された。イスタンブル第14高等裁判所で昨日行われた第4回公判で、裁判官は新トルコ刑法に従って再度被告人の陳述を行うと述べた。このための時間的猶予を求めたカプランは、要求が拒否されると裁判の異議申し立てを求めた。裁判官はこの要求も「公判を長引かせるために」行っているとの理由で認めなかった。    ■コーランの一節を読んだ 全文をよむ

2005-06-20 公正発展党支持層の28%、客人を男女別々(ハレムとセラームルック)に歓待(Milliyet紙) (Milliyet紙)

AKP(公正発展党)の党員と有権者に対して行った調査によると、同党支持層の72%が反米感情を抱いている。28%が客人を男女別々(ハレムとセラームルック)に歓待している。そして14.5%が政党のあり方を否定的に見ている。    CHP(共和人民党)を「反米政党」と呼んだレジェプ・タイイプ・エルドアン首相率いるAKPの党員と有権者を対象に行われた調査で、同党支持層の72%が反米感情を抱いていることが明らかになった。支持層の28%が客人を男女別々(ハレムとセラームルック)に歓待する一方、左派を「祖国の 全文をよむ

2005-06-19 アルメニア国立公文書館での初のトルコ人研究者、エレヴァン空港で逮捕される(Hürriyet紙) (Hurriyet紙)

ネルドゥン・ハジオール(モスクワ発)    アルメニアの公文書館での調査許可を交付された初のトルコ人であるイェクタン・チュルクユルマズが、首都のエレヴァン空港からトルコへ貴重図書を持ち出そうとした容疑で逮捕された。    17~20世紀に書かれた歴史学、医学、宗教学に関する書籍のいくつかを、空路でエレヴァンからイスタンブルへと秘密裏に持ち出そうとしたとされるチュルクユルマズを、アルメニア国家公安局直々に取り調べる予定とされるが、このことは同事件が重大なものと認識されていることを示す。本の中には2 全文をよむ

2005-06-17 初等教育の新カリキュラムは不十分、と実験実施校の教員(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国民教育省が改定した、初等教育のトルコ語、算数、生活科、理科、技術科、社会科の授業を初めて導入した120の小学校教員は、新カリキュラムは不十分だとした。    ■クラスの人数が多すぎる  全教員は、技術科のカリキュラムが不十分、また1クラスの人数が多すぎるという意見で一致した。国民教育省管轄の教育研究発展局により、アンカラ、ボル、ディヤルバクル、ハタイ、イスタンブル、イズミル、コジャエリ、サムスン、ヴァンの120校・1703人の教員に聞き取り調査が行われた。  新カリキュラムを試験的に適用し、改 全文をよむ

2005-06-16 国会議長アルンチ、スカーフ問題で発言「国民の幸福が優先」(Milliyet 紙) (Milliyet紙)

エルズルムのアタテュルク大学へ、スカーフを巻いた保護者が入れなかったことに、反感を示したトルコ大国民議会議長のアルンチは、「人々を不幸にしておきながら、政府が笑っているわけにはいかない。」とコメントした。    トルコ大国民議会議長、ビュレント・アルンチはエルズルムのアタテュルク大学での卒業式に、スカーフを巻いた保護者が出られなかったことを、「実に野蛮で、ファシスト的思考」であると述べた。スカーフ問題が国民投票に持ち込まれることは、正しいことではないと述べたアルンチは、問題の解決は、大国民議会の 全文をよむ

2005-06-13 アタテュルクの「大演説」は教科書ではない(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アタテュルクの「大演説」は教科書ではない    教育相ヒュセイン・チェリキは、アタテュルクによって自ら書かれた「大演説」は教科書として読まれることを想定していないと述べた。  公正発展党アダナ選出議員アッティラ・バシュオールによる「大演説」は教科書として読まれるべきなのかどうかという質問に対してチェリキは、2004年8月19日に政府からリストが出されたトルコ文学を学ぶ上で最も重要な100作品の筆頭に「大演説」があることを指摘した上で、次のように述べた。  「大演説」は偉大なる指導者アタテュルクに 全文をよむ

2005-06-13 アヤソフィアはなぜ“真っ暗”なのか?(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブルで他の歴史的な建造物がライトアップされるなか、教会として千五百年もの歴史を誇るこの歴史的な場所が真っ暗なままであることに多くの説が飛び交った。アヤソフィアが“教会”なのでライトがともされないままになっているという印象を生んだ。    テペバシュにある「360」という名前のレストランに大切な外国人の客といった友人の一人が、昨日私に電話をかけてきた。特に外国人の注意を引き、彼もそのことに気づいた一つの事柄を私に伝えた。    そこからイスタンブル半島の旧市街にある建物や神聖な場所に目を向 全文をよむ

2005-06-07 ギュル外相、サバタイ派(ユダヤ教徒改宗者)だとの「疑惑」を一蹴(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヤルチュン・キュチュク教授に対し、「ギュルと夫人はサバタイ派の可能性がある」との主張に反論する書簡をしたためたアブドゥッラー・ギュル外相は、「主張は全て偽りだ。もっと真剣に取り組まれることを期待していた」と述べた。    ギュルは、『共和国2(Tekeliyet-2)』という本の中で、ギュル外相とハイルニサ夫人がサバタイ派であり得ると主張するキュチュクに書簡を送った。  この主張を否定するギュルは、キュチュクに対し政治状況を歴史に正確に記録するよう求めた。    キュチュクは、著書の272ページ 全文をよむ

2005-05-31 コーラン学校問題で公正発展党議員「アンカラ大政治学部もテロ養成校」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

公正発展党議員グループ長イルファン・ギュンドゥズは、許可なくコーラン・コースを開設した者に科される刑罰の上限を1年に引き下げる法改正を、「教育機関がテロリストを養成するわけではない。テロリストを養成する教育機関を閉鎖すべきというのであれば、アンカラ大学政治学部、イスタンブル工科大学、中東工科大学も閉じられなければならない」と述べ、擁護した。   トルコ大国民議会での記者会見でギュンドゥズは、犯罪はあくまで個人的な問題だとし、「ある大学で個人的な犯罪者が出たからといって(学校が)閉鎖されていただろ 全文をよむ

2005-05-30 テロで爆破された在イスタンブル・イギリス総領事館で「修復完了のパーティ」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

2003年11月20日にイスタンブルを襲ったテロ攻撃で大きな被害を受けたイギリス総領事館のベイオールにある建物ペラハウスは、復興完了の後、昨晩豪華な舞踏会を主催した。その晩に得られた収入で、攻撃で亡くなった領事館員たちの子供にイギリスでの言語教育が保障されるであろう。    このテロでペラハウスにいた総領事ロジャー・ショートを含む10人が亡くなり、総領事館の建物も被害を受けた。補修工事が続く一方、チャールズ皇太子が去年の10月に建物の公式の開館を行った。  補修が終わったのを受けて、イギリス親善 全文をよむ

2005-05-23 AKP議員からスカーフ批判(Radikal紙) (Radikal紙)

公正発展党の国会議員レスル・トスンは、欧州人権裁判所でレイラ・シャーヒンが起こした裁判の控訴審理で政府の名の下に行われた弁護には民意がまったく反映されていないことを主張した。    イマーム・ハティプ高校卒業者協会(Imam Hatip Liseleri Mezunlari Dernegi)のコジャテペ・モスク会議場(Kocatepe Camii Konferans Salon)で行われたイマーム・ハティプ総会で演説をした公正発展党のトスンは、「私は政府の代表ですが、ここで述べることは私の個人的 全文をよむ

2005-05-23 「スカーフがトルコ社会を分裂させている」(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

海外のメディアでスカーフがトルコ社会を分裂させているという解説がなされた。ル・フィガロ紙は、欧州人権裁判所のテロ組織PKKの指導者アブドゥッラー・オジャランに関する決定が、民族主義者と軍部を非常に苛立たせていると記し、「これに対しては政府側からひじょうに冷静な対応があった。しかしスカーフ問題になると事態は完全に逆になり、政府は明確な理解能力を示せていない」と記した。    フランスの有力紙であるル・フィガロ紙は、マリー・ミシェル・マルティネのイスタンブルからの報告で、トルコのスカーフ論議に注目し 全文をよむ

2005-05-17 モスクを学校に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ハッキャーリのユクセコヴァ郡、イラン国境に接するオンバシュラル村で子供が教育を受けるために村のモスクである祈祷場を閉鎖し、学校に変えた。モスクを変えた学校で4年前任命された2人の教師によって58人の生徒が授業を受けている。    ユクセコヴァ郡まで43キロメートルの距離にあるイラン国境付近にあるオンバシュラル村の保護者らは、子供たちが教育を受けられない状況にあるために何回も地方当局に訴え、たった1室でも学校となる建物を望んでいた。しかしまったく効果が得られなかった村人らは、アーチル集落にあるモス 全文をよむ

2005-05-17 土曜日を労働日に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

メルスィン選出国会議員、公正発展党のサフェット・ベンリが草案を練り、公正発展党執行部が二年の準備期間を経て先週トルコ大国民議会議長に提出した法案では、公務員が土曜日も働くことが求められている。    財務顧問である元公正発展党議員サフェット・ベンリは、国家公務員法の‘労働時間’を定めた第99条第1、第2、第4項を改正するため、第一条のみで構成される法案を準備し、2003年10月公正発展党執行部に提出した。ベンリのこの法案を、5月9日になって同党執行部がトルコ大国民議会議長に提出したことがわかった 全文をよむ

2005-05-09 高校が4年制に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 来年度からアナトリアの高校や科学高校でも、予備学年制が廃止され4年制になる予定。初等教育や中等教育においてもカリキュラムが変更され、外国語の授業に重点が置かれる。初等教育4年生から始まる英語教育は8年生まで、コンピューターも用いた指導が行われる。生徒たちは、初等教育終了時にA-1,A-2といった形で自分の英語のレベルを知ることになる。EU加盟プロセスにおいて、すべての学生がある程度英語が分かるようになることが目標とされている。     教育省は、高校卒業テストの実施に向けても取り組んでいる。自 全文をよむ

2005-04-27 イスタンブル市内ハリッチ橋で爆弾発見(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ハリッチ橋(イスタンブル)のストルジェ側で不審な袋が発見された。警察の専門チームによる調査の結果、20キログラムのC4爆弾、時限装置つきであることが判明。安全のため、一時橋とその周辺は封鎖され、この間に爆破物処理班によって爆弾は適切に処理された。    ジェラレッティン・ジェラッフ イスタンブル市警察庁長官は会見のなかで、この爆弾がİETT(İstanbul Elektrik Tramvay ve Tünel)の倉庫で発見されたものと同型のものであることを語った。    警察は今回の事件との関連 全文をよむ

2005-04-23 雨の中イスタンブルで子供の日が祝われた(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブルでは、雨天にもかかわらず4月23日国民主権と子供の日には様々な式典が催された。国民主権と子供の日の祝賀行事は、ムアッルイスタンブル県知事、フルシト・トロン第一部隊司令官陸軍大将、カーディル・トプバシュ市長やその他、市民団体の代表者によるタクスィム共和国記念碑への献花と共に始まった。    知事へたくさんのお願い    ムアッル知事は、学生グループとユニセフ代表の訪問を受けた。子供の日を祝ってシシュリ・ヒュセイン・アヴニ・クルシュン小学校5年生のベステ・エルズルムル君は1日知事となった 全文をよむ