オルハン・パムクら世界の文学者、アサド大統領に辞任呼びかけ
2012年12月10日付 Radikal紙


オルハン・パムク氏と五カ国の五人の作家たちが、シリアのアサド大統領に書簡を出し、「辞任しなければカダフィーのような目に遭うか投獄されるだろう」と訴えた。

オルハン・パムク氏を含む世界的に有名な六人の作家と知識人は、シリアの指導者バッシャール・アル=アサド大統領に公開書簡を送り、「辞任せよ、さもなければサダム・フセインやカダフィと同じ末路を辿ることになる」と警告した。

NTVのカイハン・カラジャ記者が伝えたところによると、今朝(12月10日朝)フランスのリベラシオン紙に、ノーベル文学賞受賞者であるオルハン・パムク氏、イスラエル人作家デイヴィッド・グロスマン氏、イタリア人作家クラウディオ・マグリス氏、アルジェリア人作家ブーアレーム・サンサール氏、ドイツ人 作家マルティン・ヴァルザー氏、フランスのドイツ系の政治・社会学者アルフレッド・グローセル氏が署名した書簡が掲載された。この書簡ではバッシャール・ アル=アサド大統領に対し「シリア国民を救済するために辞任すること」と「衝突している両陣営を国連の監視下で交渉のテーブルにつかせること」を呼びかけた。

■「政権を手放しなさい、さもなければ・・・」

書簡には、「イエメンのアリ・アブドゥッラー・サーレハ大統領のように、家族と出国することを要求できます。ロシアや中国が受け入れなかった場合、アルジェリアへ向かいなさい。アルジェリア人はよく覚えています。シリアが彼らの英雄アブド・アルカーディルを受け入れたことを忘れていません。アブド・アルカーディルはフランスに敗北後、親しくなったナポレオン三世によってシリアへ移ることを許可されました。彼とともにフランスの植民地から逃げた何千ものア ルジェリア人もシリアへ移住しました」との表現もあった。また、大統領の辞任は「アサド自身とその家族、友人たち、さらには中東地域と世界のための唯一の真の解決策」であるとし、「辞任の他にあなたとあなたのご家族を待ち受ける道は残念ながら一つしかありません:サダム・フセインかカダフィーのような死、 もしくはハーグの独房での終身刑です」と書かれている。

■「ロシアと中国に要注意!」

知識人と作家たちはシリアについては「大国」の計略と国連の「優柔不断」を批判し、目下のところ大統領を支持しているロシアと中国をあまり信用しないようアサド大統領に忠告した。

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

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(翻訳者:篁日向子)
(記事ID:28520)