ガンツ軍参謀長:シリアの発砲がイスラエル兵の命を危険にさらす
2013年03月25日付 al-Hayat 紙


■ガンツ軍参謀長:シリアの発砲がイスラエル兵の命を危険にさらす

2013年3月25日『アル=ハヤート』

【被占領地エルサレム:アーマール・シハーダ】

イスラエル軍のベニー・ガンツ参謀長は、イスラエル軍のパトロール隊が10時間で2度にわたって、シリアからの発砲を受けたことに対して、シリアへの脅迫をエスカレートさせた。

ガンツ参謀長は「これらの発砲は兵士らの命を危険にさらすことになり、発砲に対する即座の反撃と、発砲がなされたシリア軍拠点の破壊を促すものである」と警告した。同参謀長はまた「この事件は、シリア国境沿いで爆発が起き得るデリケートな状況にあることを想起させる」と述べた。

ガンツ参謀長はシリアからの全ての発砲に対して即座に反撃するための新たな軍令を発し、反撃の必要が生じる全ての場所で、イスラエル軍が任務を継続すると明言した。その上で、事態が平静を保つことを望むと表明した。

シリア問題に関する話の文脈の中で、ガンツ参謀長は「トルコとの和解は、戦略面と安全保障面の両面からみてよい影響をもたらすよいステップである」と強調した。だが「トルコ船マルマラ号の甲板に対する海軍司令団の作戦は、軍の価値に基づく断固たる作戦であった」と付言「この手の作戦は、他国の軍も行っていただろうし、数十人の死者を出して終わったであろう」との見方を示した。

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( 翻訳者:佐藤早於里 )
( 記事ID:29553 )