マリ:MNLAがマリ軍のキダル市攻撃に警戒
2013年06月04日付 al-Hayat 紙

■トゥアレグ族破壊分子、マリ軍にキダルへの攻撃を警告

2013年6月4日『アル=ハヤート』

【バマコ、ワガドゥグー:AFP】

マリ北西のキダル市を占領しているトゥアレグ族破壊分子、アザワード解放民族運動(MNLA)は「同市への攻撃によって深刻な結果がもたらされるだろう」をマリ当局に警告した。

ブルキナファソの監督もと、キダル市をめぐる協議に参加するためワガドゥグーに滞在しているムハンマド・ドゥジャイリー・マーイガーMNLA副代表は「われわれが襲撃された場合、それは交渉の終結を意味し、最後まで戦闘を続けることになるだろう」と述べた。

これに先立って、マリ軍報道官はバマコで、マリの兵士たちがMNLAのトゥアレグ族破壊分子が占領するマリ北部のキダル市に向かったと発表した。アザワード解放民族運動は同市におけるマリ軍の駐留に反対している。スライマーン・マーイガー氏は「マリの兵士たちは、キダル市進入に向けてインフィスに現在進軍中だ」と付け加えた。住民は、ガオとキダル間に位置するインフィス地方で、マリ兵の到着を確認したが、兵士の数を特定することはできなかった。

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( 翻訳者:山名結子 )
( 記事ID:30227 )