イラク:「地上部隊派遣は望まない」、イラクはトルコ軍の対IS参戦を拒否
2014年10月05日付 al-Hayat紙


■イラクはトルコ軍の対IS参戦を拒否

【バグダード:ウマル・スィタール】

イラクのハイダル・アバーディー首相は昨日(4日)、対テロ国際有志連合に参加する諸国に対し、イラクの主権および領土統一性を尊重するよう呼びかけた。これは、トルコ議会がトルコ軍の対「ダーイシュ」(IS)戦争への参加を決議したことに対するイラク側の応答としてなされた。一方、ダーイシュはアンバール県に対して圧力をかけ続けており、昨日、同組織はヒート地区クバイサ村を制圧した。これについて、地方高官は米軍の空爆が実施されなかったことを批判した。

ディヤーラー県では昨日、治安部の検問所2カ所を狙った別々の攻撃により、イラク治安部隊の隊員数十名が殺害された。治安・医療情報筋が伝えた。

アバーディー首相は昨日声明で、「われわれはテロ、すなわち「ダーイシュ」との戦いに向けた国際社会の努力を歓迎している。(しかし、)同時にわれわれは、いかなる地上部隊であれイラクに干渉するようなことは拒否しなければならないことを改めて確認するべきだ。われわれは以前、各国指導者らとの会談において、イラクに対する地上部隊派遣は望まないと宣言した。われわれイラクの治安部隊や民衆のヒーローは、戦場で果敢に立ち向かっている。そしてそこには、宗教指導部の発したファトワーに対しジハードをもって応えた数多くの人々が存在する」と述べた。同首相はさらに、「戦闘はこれらのテロ組織の排除・粉砕に向けて、イラクおよび同国の国民の利益に資する形で劇的に展開し始めた」と述べ、「イラクはすべての国々に対し、イラクの主権と領土統一性を尊重し空爆はイラク政府と協調する形で行われるよう呼びかけている」ことを改めて確認した。トルコ議会は木曜(2日)にトルコ軍が国際有志連合とともにイラクでのダーイシュ(IS)との闘いに参加することで合意した。さらに、この合意には戦闘任務実行のためにトルコ軍地上部隊を派遣することも含まれた。

(後略)

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(翻訳者:辰巳新)
(記事ID:35491)