ベトナムは日本との科学技術協力を優先する
2013年06月19日付 VietnamPlus 紙

 グエン・クアン科学技術相は、ベトナムは先進国との科学技術協力の強化を推進しており、特に日本との協力を優先していると述べた。これは、6月19日に科学技術省が主催した「ベトナムと日本の科学技術協力:その成果と展望」をテーマとしたシンポジウムでの発言である。
 グエン・クアン大臣によると、これまで、ベトナムと日本との科学技術協力は大いなる進歩を遂げてきた。両国の多くの研究機関や開発機関は良好な協力関係を築いており、科学技術に関する多くの計画や案件が、両国の共通の問題を解決するため、効果的に行われ、現在も続けられている。
 例えば、日本が国際協力機構JICAを通じて行ったホアラック・ハイテクパークでの国際基準のインフラ整備支援はその典型的な例である。また、ベトナム政府がニン・トゥアン第二原子力発電所の建設パートナーとして選んだのも日本である。
 ベトナム・ソフトウェア・ITサービス協会のファム・タン・コン副会長は、Vietnam+の記者に対し、ベトナムは2012年、日本のソフトウェアのアウトソーシング先として2番目に重要なパートナーであったと述べた。
 両国の科学技術協力は多くの成果を収めているものの、グエン・グアン大臣は、そうした協力がベトナムと日本の潜在力に見合うよう、さらに促進されるべきであり、特に具体的な段階ごとに重点的な協力を推進していく必要があると述べた。
 グエン・クアン大臣は、現在も有効な日本の直接投資案件が約2000件、その登録投資総額が310億ドル以上という数字を挙げつつ、ベトナムの科学技術、特にハイテク分野への投資奨励政策と合わせ、今後、より多くの日本の投資家や企業が投資先、進出先としてベトナムを選んでくれるものと確信していると述べた。
 シンポジウムに合わせ、組織委員会は、両国の科学技術分野での研究協力の成果を展示したり、最新の技術を紹介。特に、19日午後にはCAS技術応用センター(ハノイ市チュオンチン通り)の落成式を開催。これは農産物や水産物の保存において細胞を破壊することなく凍結する細胞蘇生システム(CAS)技術の応用に関するセンターで、ベトナムには初めて技術移転される日本の最新技術のひとつである。

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( 翻訳者:高木陽奈子 )
( 記事ID:189 )