６月１日から８日にかけホーチミン市第９区のスオイティエン公園において、ホーチミン市文化スポーツ観光局は、市の観光協会、農業・農村発展局と提携し、南部フルーツフェスティバル2014を開催している。
　これはホーチミン市の観光業界の年次行事で、国内外の旅行客にホーチミン市のイメージを宣伝・紹介することに貢献している。
　今年のフェスティバルの特徴は、南部地域21省都の果樹園で育てられた200種近い果物の「フルーツ水上マーケット」であり、70の販売スペースは果物を運搬する船を模して飾り付けられ、南部人の特色豊かな「波止場と船上」の市場のイメージを再現している。
　それ以外に旅行客にとっては、ヴィンロンの五鞭ザボン、ロンアンのドラゴンフルーツ、ベンチェーのカイモンドリアン、ビンズオンのインドメラング、サーデックのミルクフルーツ、ホアロックのカットマンゴー、ティエンザンのスオンリュウガン、ビンフォックのパパイヤ、ラーイティエウのマンゴスチン、といった南部河川地域の特産である多くの種類の果物を賞味する機会となるだろう。
　南部フルーツフェスティバル2014では、オオイタビ、オサカ、ラッパフルーツ、ルックラック、ゴア、マットメオ、ガーボイ、もみスモモ、デリスなどの、多くの種類の珍しい果物のコレクションも旅行客に紹介されるだろう。
　加えて旅行客は、全国各地から集められた、60キロの冬瓜、9キロのココナッツ、3キロのマンゴー、6キロのシトロンといった巨大な果物・野菜を目にすることもできるだろう。
　その他、フェスティバルの一環として、第6回南部美味安全果物コンテストや、フルーツパレード、フルーツ造形美術、フルーツ食文化フェスティバルなど、多くのユニークなイベントが行われている。
　同時に、フェスティバルの期間中、民族文化芸能パフォーマンス、外国芸能団との文化交流、伝統的な玩具・遊びなどのイベントも行われる。

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（ 翻訳者:渡辺杏里 ）
（ 記事ID:806 )