ホアビン省でムオン族文化遺産博物館、開館
2015年04月09日付 VietnamPlus 紙

 4月9日、ホアビン省ホアビン市のタイビン区6番で、遺産局(文化スポーツ観光省)とホアビン省人民委員会の指導部の立ち会いのもと、ムオン族文化遺産博物館が開館した。
 これは山間地方のホアビン省では2番目の公立以外の博物館で、ベトナム本国では24番目の民間博物館である。
 ムオン族文化遺産博物館はブイ・タイン・ビン文化学士の管理下にあり、ムオン族の文化遺産を研究、収集、保管、展示する機能を持っている。同時に、ムオン族同胞の文化遺産の価値を開拓・発揮するために文化や飲食のサービスを実施する。
 ムオン族文化遺産博物館は敷地面積4,000㎡以上、見晴らしの良い高みに1軒で位置している。博物館には ̉6つの主要な建物があり、それぞれが異なる機能をもっており、ここで開催される各種のイベントに十分対応できる。
 現在、博物館は約5,000もの様々な種類の現物を展示している。それらの中には数千年を遡る年代の銅鼓や銅鑼、古い土器など古く貴重なものがある。
 さらにこの博物館では、合計100以上にも及ぶ様々な種類の銅鑼を含む、ムオン族の銅鑼をテーマに展示しており、それらの中には直径70㎝ある古い銅鑼があり、同時に昔のムオン族首長の数千もの古い品々を展示している。
 展示以外の活動として博物館は交流活動や、ホアビン文化の紹介活動をしている。現在博物館の所有者は、来たる5月10日から15日タイのバンコクで開催される東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)が実施する「稲作文化」のテーマとするイベントで、ホアビン省内のアーティストグループが参加して披露する祭礼「クオン・ムア」の一部と叙事詩「土地を生む-水を生む」の演目を積極的に準備している。

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( 翻訳者:松本美里 )
( 記事ID:1325 )