ヤンゴン市内の市場で販売されているハマグリやカキにコレラ罹患のおそれがあるバクテリア検出
2016年01月17日付 The Voice 紙

ヤンゴン 1月15日

ヤンゴン市内の市場で販売されている海産物のハマグリとカキにコレラ罹患のおそれがあるバクテリア(腸炎ビブリオ)が検出されたことが保健省の医学研究局生物毒性学研究所支所とヤンゴン第一医科大学生物学部が作成した医学研究論文により分かった。

ヤンゴン管区域サンチャウン郡区内の市場の一部で販売されているカキとランマドー郡区の市場の一部で販売されているハマグリを買って調べたところ124個のうち7個に上述のバクテリア(腸炎ビブリオ)菌が検出されたということが同研究論文で明らかになった。

「カキとハマグリを食べるというなら、調理してきちんと火を通してから食べる必要がある。生のまま食べたり、中まで十分に火が通らない状態で食べたら下痢を引き起こす」と総合内科の医師であるチョーゾワウー氏は述べた。

ミャンマーでは、ハマグリやカキの食用に対する世間の人気が高まるのと同時に、魚介類を経由しての伝染病感染も見られるようになってきていること、そのせいで魚介類は栄養が豊富な食べ物である一方で、海から病原菌が付着してくる可能性があるため、魚介類を生のまま食べずに中まで火を通してから食べるように、と先の医学研究論文の編者たちは促している。

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( 翻訳者:小林明里 )
( 記事ID:2266 )