在日外国人留学生数でベトナムが2番目に
2016年04月13日付 VietnamPlus 紙

 在京のベトナム通信社特派員によれば、日本学生支援機構の最新のデータは2015年5月1日時点で外国人留学生のうち、ベトナム人留学生の人数は中国に次いで2番目に多いことを明らかにした。
 日本における外国人留学生の総数は上記の時点において20万8379人で、2014年同期と比べて13.2%増となっている。中国が最大の留学生送り出し国となっており、9万4111人で2014年と比べてほぼ同水準である。
 一方、ベトナムとネパールからの留学生は2015年に急増した。ベトナム人留学生は47.1%増で、3万8882人に増加した。ネパール人留学生は55.5%増で、1万6250人に増加した。
 日本の文科省の担当者は、日本の企業がベトナムでの投資・経営活動を拡大しており、日本に対するベトナム人の関心を高めている、という。ベトナムの幾つかの小学校では日本語教育プログラムが開始されている。
 駐日ベトナム大使館の留学担当部署によれば、現在、日本はアメリカを超えて最も多数のベトナム人留学生を受け入れている国である。アメリカはそれまでベトナム人留学生を最も多く受け入れてきた国であったが、2016年3月で約2万9000人にとどまった。
 一方逆に、日本の文科省によれば、交換プログラムで中長期の海外留学をする日本人留学生数は5万5350人であった。最も人数が多いのはアメリカで、1万9334人であった。次いで中国の1万7226人、台湾の5978人、イギリスの3071人となっている。

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( 翻訳者:今井昭夫 )
( 記事ID:2408 )