「平和の物語」が初めて日本で公演される
2016年04月15日付 VietnamPlus 紙

 ベトナム通信社の日本特派員によると、4月14日夜、芸術的プログラム「平和の物語」(第4回)が日本で初めて公演された(於東京国際フォーラム・Cホール)。
 同プログラムは、駐日ベトナム大使館が『トゥオイチェー』紙や日本の毎日新聞と共催したものである。
 同プログラムは「平和の花」というテーマのもと、質の高い音楽言語によって、国の防衛と建設の過程でのベトナムの人民と青年の考え、渇望、責任、感情を通して、平和を心から愛するというメッセージを描き、伝えた。
 公演時間は2時間程で、約1500人の観客にベトナムと日本の有名なアーティストによる特色ある歌や踊りの演目を披露し、国や故郷への愛情や平和を謳いあげた。
 それとともに、組織委員会は、日本におけるベトナム文化の保持・普及活動を支援するために、在日ベトナム学生青年協会(VYSA)に50万円の賞金を授与した。
 組織委員会は、その賞金を通じて、故郷から遠く離れて学んだり働いたりしているベトナムの若者に、文化的な精神生活とよき価値観が伴っていくことを期待している。
 歌曲プログラム「平和の物語」に先立って、組織委員会は「平和への道のり」というテーマで写真展覧会を開催した。その展覧会には「ベトナム─尽きることのない美しさ」、「平和な人生」そして「堅固なり、海と島」という3つの主要な内容が含まれており、最後は「平和の脅威」で締めくくられている。
 同プログラムは、外国人の観客や日本にいるベトナム人の同胞に対して、「平和の物語」が送り届けようとした、ベトナムの国・人間やその深い人道性についての理解を深めるのに貢献する積極的な意義があった。

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( 翻訳者:阿部静香、森本真由 )
( 記事ID:2443 )