首都ハノイ全域に6000近くもの遺跡が点在
2016年12月01日付 VietnamPlus 紙
文廟・国子監特別国家遺跡を見学する生徒たち
文廟・国子監特別国家遺跡を見学する生徒たち

 首都ハノイの市内全域には5922もの遺跡(ユネスコ世界文化遺産に登録されているもの1、特別国家遺跡に認定されているもの11、国家遺跡に認定されているもの1182、ハノイ市の遺跡に指定されているもの1202を含む)が点在するが、ハノイ市内の各区、県、町村の中でも特にウンホア県にあるものが特に多い(443の遺跡がある)。 
 この数字は、ハノイ市文化スポーツ局チュオン・ミン・ティエン副局長が、12月1日午後に行われたハノイ市の遺跡を列挙したリスト(2015年12月31日までのもの)を発表する会議で述べたものである。
 またこの日の午後には、ハノイ市文化スポーツ局が各区、県、町村にリスト上の遺跡を国の管理規則に基づいて管理するよう通達した。
 ハノイ市人民委員会からの要請に基づき、ハノイ市文化スポーツ局は毎年定期的にこれらの遺跡数の変動データをまとめることになっている。
 加えて、5年ごとにハノイ市文化スポーツ局は点検を行い、ハノイ市人民委員会に対し市内の遺跡リストの調整や補充を提案することになっている。
 会議の中でハノイ市人民委員会ゴ・ヴァン・クィー副主席は「近い将来における文化事業の重要な点は、各地の遺跡から典型的な遺跡を1つか2つ選び、教育事業、伝統的な歴史や郷土の文化についての教育のために宣伝を促進し、また内外から観光客を誘致することである」と指示を述べた。

ハノイにおける世界文化遺産
・タンロン-ハノイ皇城区

ハノイの11の特別国家遺跡
1:ソック寺院の建築芸術
2:タイフォン寺の建築芸術
3:タイ寺の建築芸術とサイソン山・ホアンサーフォンカック地区
4:タイダン亭の建築芸術
5:ホアンキエム湖と玉山祠の景観と史跡
6:フードン寺院の史跡と建築芸術
7:ハットモン寺院の史跡
8:ハイバーチュン寺院の史跡
9:コーロア城跡の史跡と考古学的建築芸術
10: 文廟と国子監の史跡と建築芸術
11: 昇竜皇城区の考古学的史跡

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( 翻訳者:一橋弘人 )
( 記事ID:3102 )