聖母信仰の実践におけるハウドン(侯童礼)の綱紀粛正
2018年02月13日付 VietnamPlus 紙
三府聖母信仰実践の中心である主要儀礼の民間的所作
三府聖母信仰実践の中心である主要儀礼の民間的所作

 ダン・ティ・ビック・リエン文化・スポーツ・観光省次官は、各地方省・中央直轄都市の文化・スポーツ・観光局に送付する同省文化遺産局文書618号に署名し、ベトナム人の三府聖母信仰実践の遺産実践におけるハウドン(侯童礼)の綱紀粛正を要請した。
 同文書では、以下のことが明示されている。文化・スポーツ・観光省によって公布された「ベトナム人の三府聖母信仰実践」の遺産を守る国家アクション・プログラムを厳正・効果的に展開するため、同省は、「ベトナム人の三府聖母信仰実践」の無形文化遺産の本質に違い、反感を持たれている現象を各地方が時宜を失することなく検査し綱紀粛正することを求めた。
 文化・スポーツ・観光省は、聖母を祀る殿や遺跡がある場所でのみハウドンをおこない、観光サービスやストリート音楽のかたちで公共エリアにおいてハウドンの儀礼をおこなわないことを求めた。それぞれの地方の所掌機関は宣伝を推進し、遺産の価値に関して実践者の認識を高めなければならない。それを通して、ハウドンで配られる多くのお供え物や冥器の使用の制限を勧告していく。
 そのほか、欲得ずくで金儲けをしてコミュニティの精神・心霊生活に影響を与えんとハウドンや人民の信条を悪用する現象を、各地方は食い止め、処理する必要がある。
 各文化・スポーツ・観光局は、地方省・中央直轄市の人民委員会に上申して、遺産を守り、その価値を発揮させる規則を検討し施行させる必要がある。そのなかで、荘厳さを保証するよう遺跡でのハウドンが実践される空間と時間および遺跡見学客のための空間を明確に規定する。

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:4180 )