９月30日の朝、ホー王朝城塞遺産保存センターのグエン・バ・リン所長は、新型コロナウイルス感染症後の観光需要を刺激し、文化・スポーツ・観光省のプログラム「ベトナム人がベトナムを旅行する」を実施するために、10月１日から、ホー王朝城塞への訪問者に遺産入場料を引き下げると述べた。
　10月１日から12月31日まで、ツアーグループが遺産を訪問する際の入場料は30％引き下げられる。地元の訪問者（タインホア省）の入場料は50％割引になる。
　旅行客のニーズにより良く応えるために、ホー王朝城塞遺産保存センターは、警備、解説員の手配、環境衛生、新型コロナウイルスの予防など、旅行客のためにこまやかに準備している。
　保存センターは、合理的な駐車場、飲食サービス、地元製品を紹介するスペースを手配し、旅行客のニーズに応える。さらに、日陰のカバーエリアを拡大し、遺産に美しい緑と整った景観を造るために、保護センターは遺産エリアに追加の木を植え、緑で、親し気で、見た目も良い景観を造成した。
　現在、ホー王朝城塞遺産保存センターは、旅行客がホー王朝城塞を訪れる道を最も探しやすくなるよう、国際基準の標識を追加したり新規に設置している。
　世界文化遺産ホー王朝城塞（タインホア省ヴィンロック県）は、2011年にユネスコによって表彰された独特な石の城塞建造物の1つで、東南アジアで唯一残存しているものである。

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（ 翻訳者:八木澤研人 ）
（ 記事ID:5494 )