ASEAN+3、文化・芸術交流の強化で一致
2020年10月23日付 VietnamPlus 紙


 韓国当局者は、10月23日、ASEAN加盟国10か国と韓国、中国、日本を含むASEAN+3の文化大臣が、新型コロナウイルス(COVID-19)の大流行に立ち向かい、多方面での文化・芸術交流を強化することに合意したと述べた。
 10月22日に行われた、第9回ASEAN+3文化大臣会合において合意に達した。
 会合は、韓国のパク・ヤンウ文化体育観光大臣と、中国、日本、ASEAN加盟国10か国の大臣たちが参加し、オンラインで開催された。
 当初の計画によると、この会合はカンボジアの首都プノンペンで今年の初めに行われる予定だったが、COVID-19の影響で、オンライン会合の形式に切り替えざるを得なかった。
 ASEAN+3の13か国の文化大臣は、COVID-19に勇敢に立ち向かい、文化および芸術の分野において、国際交流と協力を引き続き維持していく必要があるとの点で意見が一致した。
 また、第4回目のASEAN・韓国文化大臣会合も、上記会合の合間にオンライン形式で行われた。
 会合では、パク・ヤンウ大臣が正式に、韓国とASEAN間の視覚芸術と文化遺産に関する二国間協力のための組織の設立を提案した。
 これに対しASEAN各国は、韓国が提案した2つの協力組織の設立について、今後さらなる議論を行うことで意見が一致した。
 また、会合の中でパク・ヤンウ大臣は、韓国は同国の新たな南方政策に見合うよう、ASEAN諸国との文化外交関係を拡大する決意であると述べた。
 パク・ヤンウ大臣はアジア各国に、光州市のアジア文化センターが主催するアジア文化ウィークへ更なる関心を向けるよう求めた。この行事は10月17日から29日まで行われ、約20回の公演や展示とその他のイベントが行われる予定である。

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( 翻訳者:坂入菫 )
( 記事ID:5553 )