インドネシア海軍潜水艦 バリ島北方60マイルで消息絶つ
2021年04月22日付 Kompas 紙


Jakarta, kompas.com配信
インドネシア海軍の潜水艦「KRIナンガラ402」が去る4月21日、インドネシア中部標準時午前3時頃、バリ島北方60マイルの海域で消息を絶ったと報じられた。

1979年ドイツ製の同潜水艦は、バリ島より60マイル(95キロメートル)ほどの地点で行方がわからなくなったと推測されている。
空軍大将であるインドネシア国軍のハディ・チャハヤント最高司令官は、同潜水艦は潜水許可を得て程なくし消息を絶ったとの報告があったと述べた。

「潜水許可を得て、すぐに連絡が取れなくなったようだ」と、去る4月21日、ハディ司令官は述べた。

同潜水艦の捜索が試みられる中で、インドネシアはこのほどオーストラリアとシンガポールの友好国2カ国に援助を要請した。

上記2カ国は、潜水艦救助船を用いた捜索活動が期待されている。

バディ最高司令官も「KRIナンガラ402」が発見されることを期待している。現在のところ船は海溝の水深700メートルにあるという推測がある。

予定では、ハディ最高司令官は来る4月22日に直接視察を行うことになっている。

「明日、私はすぐ現場へ向かう」と同最高司令官は語った。

「KRIナンガラ402」は来る4月22日にバリ島海域でミサイル爆破演習を実施するスケジュールであったことがわかっている。

この演習は、ハディ最高司令官及び海軍参謀長のユド・マルゴノ大将が直接出席する予定であった。

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( 翻訳者:奥野 叡 )
( 記事ID:5857 )