マグェ管区パウ郡キンマ村で火災の経過に誤報を出すマスコミや組織の仕業に対して強く抗議を発表
2021年06月20日付 国営新聞(チェーモン) 紙

ネーピードー 6月19日

マグェ管区パウ郡キンマ村で6月15日に武装したテロリストたちが火をつけて破壊して、村にある225軒中、100軒ほどに火災が発生した。

テロリストの襲撃

経過は6月15日にパウ郡の治安部隊がパウ郡内で地域パトロール行っていた午前11時10分頃にキンマ村の標識近くに到着したときに、武装したテロリスト一人が丘の上に行って先込め銃、手製爆弾などで襲撃してきたため、治安部隊は反撃して発砲を行い、テロリストたちは丘の上から撤退して行った。
治安部隊は上記の丘の上を封鎖し探査を行っていると、午前11時50分に丘の中央にやってきたテロリストたちは再び隙を伺って襲撃し、治安部隊は再び応戦し、正午頃に武装したテロリストは再び撤退して行った。
引き続き治安部隊は上記の周辺を取り囲み必要な探査を行っていたとき、キンマ村において火災が発生しているのを発見したので、後からやってきていた治安部隊と合同で午後4時10分頃から協力して消火し午後5時頃に火災は鎮火した。
火災についての調査を行ったところ、テロリスト40人ほどがキンマ村の高等学校と対面にある、国民防衛部隊(PDF)を支持しないウー;チョーテーの家を午後2時50分に最初にもやし、破壊した。彼の家から他の家々にも風が吹いて延焼し、村にある宿房二棟、基礎教育中等学校(分校)の校舎二棟、20戸を除いた残る家々すべて火災で焼失したと判明した。


捜索救助
火災の中央にある火元の家の二軒の中から83歳の女性ドーキンスーと81歳の女性ドートゥンセインの二人を治安部隊は捜索救助して、火災から逃れた村の僧院に、肩に担いで運び込み、治安部隊は午後9時頃に村から再び離れた。

配信
上記の経過に関して、治安部隊と武装したテロリストは午前11時20分から正午まで戦闘を行っていて、武装したテロリストが撤退し、午前2時50分頃に村に火災を発生させたが、こうした経緯を、Ko Naing Facebook Account から「パウ郡(南部)キンマ村のキン川の東側から銃撃」というタイトルで Liveを配信していることがわかり、、彼の Account から、家々が燃やされ、治安部隊の活動などを同時中継で流しているということが見いだされた。

多くのニュースメディアの中で、発行許可をはく奪されているキッティッメディアから、これらの出来事に関して6月15日午後4時49分、フェイスブックアカウントの投稿ページに「パウ郡キンマ村全体をテロリスト軍評議会が火を付け崩壊」という見出しでまず報道され、このメディアは午後4時半ごろ、村の3分の1が燃えている最中で、火が引き続き燃えていることを加えて記述していることが分かった。治安部隊として火災が起こってる住宅らを協力して消火している最中にそのメディアが村全体に飛び火し、全焼しそうなことをあらかじめ知っていたこと、この時刻には、治安部隊は消火作業を引き続き行っていたが、参加している人力と公安上の状況があり、一定の制限のなかでなんとか消火を行うことができたが、治安部隊がまだ到着していない村の中央にある住宅を暴力的なPDF集団が放火し全焼させたからこそ、火災を治安部隊の仕業として前もって記述することができた。そういうことを鑑み、メディアとPDF集団が同時に活動していたことは明らかである。

一方的に誤った情報を発信
同様に海外メディアであるCNNとロイターのような通信社と、発行許可を剥奪されている非合法な一部の国内メディアも、正しい経緯を調査せず一方的に誤った情報を発信していたことが分かった。
 その様に免許を剥奪されているニュースメディア、一部の人間のはっきりしていない誤った情報に基づき、米大使館からの声明文が6月17日午後3時37分に、英大使館からの声明文が6月16日午後6時40分に発表された。
 事態が起こるとすぐに投稿ページやメディアで広がり、一部の在駐大使館から声明が発表されたことを鑑みると、村に入った治安部隊が暴力行為を受けた時と村に火がついた時とがほぼ同時、立て続けに起こっており、そうした状況を踏まえると、治安部隊が近づくことがあらかじめ分かっており、村の中に入らせるように誘って追い込んだこと、村の中の村人をあらかじめ追いだしておいて治安部隊が村へ到着した途端に、彼らを支持しない人の住宅にまず火を付けたのであり、そうした意図的、計画的なやり口であることがわかった。

あらかじめの計画
そのほかにKo Naing Facebook Account を含め、他のソーシャルメディアで有名なアカウントなどで、火災が起こってすぐ、キンマ村のためという見出しを付けて募金を募っていることが分かったことから、火災が起こることはあらかじめ計画されており、意図をもって火を付け、村の火災を利用してそれらのテロ集団が募金を得られるようにしたことが分かった。

時期の一致
 故にNLDが主体となった暴力集団PDFとしては、テロリストNUGの指図で、国際連合で6月18日に開かれた国連総会の時期、国連安全保障理事会の非公開会議が開かれた時期に合わせて国家政府の印象を損なわせ、国際的な圧力をかけさせるという考えで、公安部隊が罪のない村人たちに、放火し残虐行為を行ったと見せるような行状である。
 上記の出来事に関して、非合法組織の一つであるNUGと関わりをもつ集団と、その背後で彼らをあらゆる手段で支援している国内外のメディアと組織のしわざを、断固として差し止めるという報を発表するものである。

チェーモン 2021/6/20 16-17頁

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( 翻訳者:S.A K.I )
( 記事ID:6036 )