何千億チャットもの義援金を得ているにも拘わらず、軍評議会はマンダレーで死亡した人一人につき180万チャット、ザガインにおいては100万チャットしか補償せず
2025年04月29日付 その他 - MPA 紙
2025年4月29日 マウン・ダゴン/MPA
激しい地震により死亡した出家・在家の、マンダレーとザガイン管区内に居住する遺族に対し、昨日(4月28日)に支援を開始したということがわかった。
軍評議会は国内と諸外国の支援者から、何千億チャット[訳者注:原文は<10億×10万>単位となっているが、英語版で確認し<10億×100>単位として訳した]何百万ドルにも上る外貨義援金を得ることができたと、軍の副指導者が4月25日に国民自然災害管理委員会会議において述べた中で明らかになった。
その資金の中から援助資金と物品の引き渡し会を、マンダレー市チャンエイタサーザン区にあるバドゥーモーロンレー運動ホールとザガイン管区ザガイン市パーラミー地区にある700周年記念運動ホールにおいて行った。
マンダレー市で亡くなった2152人のために、自然災害管理委員会から一人につき100万チャット、管区内閣府から50万チャットと災難関連管理局から30万チャットの計180万チャット、総額38億7千3百万チャットを支援したと軍評議会が報道した。
そのほかにマンダレー管区内で地震被害を受けた137,081人に、一ヶ月間分72億6千万チャット相当の米、油、塩、豆、魚醤の5種類を援助したと軍評議会は報道した。
「何もない人たちくらいしか取りに行かない。軍が報道したものを見るときはっきりわかる。中産階級はこの程度のお金を貰うのは恥だと思うだろう。より悪いのは、一生カメラに写って残ってしまう、後で貰いに行く人はまた別だけど」と、それについて知っているマンダレー市の住民男性の一人が述べた。
住宅が壊れて失った人々のために被害をまだ調査している最中であると、マンダレー管区ミョーアウン首相が前記支援金贈与式の際に述べた。
そのほかにザガイン管区内で亡くなった546人のためには、一人につき100万チャットしか与えられていないということがわかった。
「支援しているということを私達は知らなかった。行った人もいるだろう。現在の額はあまりに少ない」とザガイン市の地元民の一人が述べた。
そのほかにザガイン管区内にいる被害に見舞われた革命勢力支配地域内には、いかなる支援も届かないため、困難に陥っているということがわかった。
軍の指導者ミンアウンフラインが震災者のために当初使用するためだとして、マンダレー管区に600億チャット、ザガイン管区に500億チャット、ネーピードーに100億チャットとシャン州に50億チャット支給したと軍評議会は報道した。
しかし、4月24日までに軍評議会は、被災者義援金1158億7600万チャット、アメリカドル243万7000、韓国ウォン500万、インドルピー1500万、タイバーツ200万とシンガポールドル3150を得ていると、ソーウィン副指導者が先日4月25日に行った国民自然災害管理委員会会議において述べている。
編集-コーサン
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( 翻訳者:C・H )
( 記事ID:7107 )