ロシア人のベトナムへの観光需要が急増


ロシアからベトナムへの旅行客は急激に増加しており、Sletat.ruによれば2月のツアー売上高は2024年同期と比べ3倍の増加となり、ベトナムはこの夏、ロシア人の旅行先トップ5にさえなるという。


【写真】温泉での入浴は、体験型旅行プログラムでベトナムを訪れるロシア人観光客にとって1番の選択肢だ。(写真：TTXVN：ベトナム通信社)


ロシアの旅行会社協会（ATOR）は、秋冬に限らず5月の連休や夏休みでさえもベトナムを訪れるロシア人観光客の急増を目の当たりにしている。

協会の会長であるマヤ・ロミゼ氏は、この急増には長年に渡りニーズが蓄積されてきたこと、両国間の直行便の再開、ベトナムドンに対するルーブルの高騰などの多くの要素が重なったのだという。　「我々の見積もりによれば、ベトナムは必ず夏の旅行先トップ10に入るどころかトップ5になる可能性さえある」と彼女は語った。

　ロシア・ベトナム間の直行便はCOVID-19パンデミックによる長期運航停止を経て、ついに再開した。Aeroflotは3月22日からニャチャンへの直行便の運航を開始したばかりだ。ベトナム航空は5月からモスクワとハノイを結ぶ定期運航の開始を予定している。

一方で、Azur AirとPegas Touristikはチャーター便の計画を拡大している。

　在ホーチミン市ロシア連邦総領事ティムール・サディコフ氏は、各航空便がCOVID-19パンデミック以前と同程度ではなくそれ以上に旅行を促進し、二国間の関係強化に貢献することを望むと表明した。

　旅行サイトTravelata.ruによれば、ベトナムへの団体旅行の需要は、3月が前月比5％増、2月は9％増となった。Sletat.ruによると、2月1日から3月18日までのツアー売上高は昨年同期と比べて3倍だった。Level.Travelもまた3月のツアー売り上げは4倍を記録した。これによりベトナムはタイやインドネシアといった地域内の各国を越え、最も急速に増加している渡航先となった。

Yandex Travelによれば、ベトナム行きの航空券の売り上げは昨年同期比49％増、平均的な航空運賃は81,000ルーブル(約950米ドル強)であった。

宿泊先予約サイトのOstrovokの報告はベトナムのホテル予約数は3月初めから25％増加し、平均的な宿泊費は1泊あたり5,100ルーブルで18％増加したことを示している。


Nhu cầu du lịch của người dân Nga đến Việt Nam tăng mạnh

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（ 翻訳者:岡村優花 ）
（ 記事ID:7115 )