刑務所で食事を減らして出しているため、栄養不足により身体虚弱が増えているとPPNMが話す
2025年05月20日付 その他 - ミッズィマ 紙

ターヤーワディ刑務所の受刑者(2023年3月)刑務所で食事を減らして提供しており、栄養が不足しているため身体虚弱が増えているとPPNMが5月19日に述べた
軍評議会の刑務所で予算が減少してきているといい、食事を減らして出しているため受刑者たちの栄養不足により身体虚弱が増えてきていることをミャンマー政治犯ネットワーク(PPNM)が昨日(5月19日)発表した。
身体虚弱になって下半身が動かせない症状が発生した数が多くなってきており、マンダレー管区ミンジャン刑務所では受刑者の15%が下半身を動かせない苦しい病状となっていることをPPNMが話した。
多くの刑務所で受刑者一人に対して1週間の食事を決める際に、1週間に1日2食で14食提供される。卵1つ、2インチの大きさの魚や肉3切れは4食にしか入っていないことが発表に基づき分かった。
囚人たちとしては、残りの日にはご飯と豆のスープのみを主に食べて暮らしていかなければならないことも話した。
「食事についてはそうである。減らすことは減らされている。はじめはというと卵3つ、今は1つしか出されない。刑務所の人が多くなってきたのも理由である。ここの刑務所に移送されてきた人が増えてきたのも理由である。部屋も混んできた。4,5か月くらいは経った」とマンダレー管区ダイウー刑務所に近い人物が本紙へ話した。
ダイウー刑務所では、外から家族たちが食事を届けても、時々刑務所職員が食事の包みの中から抜き取ってしまうこともあることを刑務所に近い人が話した。
現在、メイッティーラー刑務所、オーボー刑務所、パテインジー少年院、ロイコー刑務所、パウンデー刑務所、ダイウー刑務所およびパテイン刑務所での受刑者たちの食事の状況が悪化していることをPPNMが説明した。
上述の刑務所の一部で、硬すぎる・柔らかすぎるご飯、生臭さが残る肉や魚のおかず、しばしば腐っているご飯・おかゆも出されていることを話した。
クーデター後、刑務所では飲食物のほか医療サービスの不十分さにも直面し、PPNMのデータによると今年1月から4月まで保健医療サービスが不十分であったことにより政治犯9人が死亡したことが分かった。
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( 翻訳者:N.T,Y.Y,M.S,C.H,H.I )
( 記事ID:7135 )