首相、日本に対し、ベトナムへの新世代 ODA の積極的支援を期待する
Thủ tướng mong Nhật Bản tích cực hỗ trợ ODA thế hệ mới cho Việt Nam


首相は、日本に対し、より簡素な手続きで「状況を一変させ、転換を促す」重点プロジェクトに集中した新世代ODAへの積極的な支援を要請した。

【写真】伊藤直樹駐ベトナム日本大使を迎えたファム・ミン・チン首相（ベトナム通信社）

4月18日午後、政府本部でファム・ミン・チン首相は伊藤直樹駐ベトナム日本大使と会談し、両国間の協力を強化するための様々な課題に関して意見交換を行った。

首相は、「グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップ（P4G）ベトナムサミット2025」が成功裏に開催できたことについて日本代表団の積極的な貢献に感謝の意を表し、グリーン成長はベトナムと日本を含む世界共通の重要な課題であることを強調した。

首相は、双方が愛情、信頼、相互理解に基づく伝統的な友好関係と協力関係を深め、ますます良好に発展する包括的戦略的パートナーシップの効果的な展開を促進し、地域と世界の平和、安定、協力に積極的に貢献するよう努力することを提案した。

双方は、政治、外交、経済、科学技術の推進、デジタルトランスフォーメーションの各分野で効果的な関係をさらに深め、食料安全保障に関して協力を行う。また、国防、安全保障、テロ対策、サイバーセキュリティの確保、国連平和維持軍の能力向上と役割強化といった分野において質の高い人材の育成を行う。特に、二国間貿易は非常にバランスの取れた形で発展しており、双方が互いの製品に対して市場をさらに開放していることを提案した。

ベトナムにおける日本との協力プロジェクトが順調に実施されていることを報告するために、ベトナムは、日越大学やチョーライ病院など二国間関係の象徴となるいくつかのプロジェクトの建設を開始する予定であること、アジア・ゼロエミッション共同体（AZEC）の枠組み内でのエネルギー関連の協力強化を行うことを挙げ、首相は、日本による資金と技術の援助と、日本企業によるベトナム投資の促進を期待した。同時に、ベトナム、クウェート、日本の3カ国間の協力の象徴であるギソン石油化学プロジェクトにおける問題解決に向けた対応も求めた。


【写真】伊藤直樹駐ベトナム日本大使を迎えたファム・ミン・チン首相（ベトナム通信社）


首相は、日本政府のODAが近年ベトナムの社会経済発展に非常にプラス効果や好影響を与えてきたことに感謝の意を表し、強調するとともに、日本が「状況を一変させ、転換を促す」性質の重要プロジェクトに焦点を当て、より簡素化された手続きによる積極的な対ベトナム新世代ODA支援を期待するとした。

伊藤直樹駐ベトナム日本国大使は、ベトナムがP4Gサミット開催の成功に祝意を表した。ベトナムは新たな時代、すなわち国家が発展し、文明が発達し、繁栄した時代に入っており、日本は依然としてこのプロセスにおいてベトナムの最良のパートナーであり続けるだろうと明言した。

大使は、両国は多くの分野で協力関係を築いており、この関係は順調に発展している包括的戦略的パートナーシップを基盤として発展していくと明言した。日本はベトナムとの協力強化を非常に重視している。

大使はファム・ミン・チン首相の意見に同意し、人材育成、グリーントランジッション、アジア・ゼロエミッション共同体（AZEC）、新世代ODAなどの分野で、日本は高速鉄道プロジェクト、都市鉄道などベトナムの戦略的インフラ発展への支援に注力していくと述べた。双方の協力において最良の結果が得られるよう、引き続き情報交換を進める必要があると述べた。

大使は、ベトナムで日本が実施している重点プロジェクトにおける課題解決に対し、ファム・ミン・チン首相が迅速に指導を行ったことに感謝し、政府と首相が引き続き各省庁や支部へ直接指導し、事業投資環境を改善し、行政手続き、特に電力供給を確保するための規制を改革することを期待するとともに、ベトナムが日本産果物の対ベトナム輸出に関して市場開放を進めるよう求めた。

大使はまた、日本語泡もベトナム人の受け入れ環境整備を積極的に進めており、より多くのベトナム人が日本で働けるようになることを期待していると述べた。

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（ 翻訳者:松本恵満 ）
（ 記事ID:7168 )