日本共産党議長:ベトナムは全体として大きな進歩を遂げた(2)
2025年04月24日付 VietnamPlus 紙

日本共産党議長:ベトナムは全体として大きな進歩を遂げた(2)
Chủ tịch Đảng Cộng sản Nhật Bản: "Việt Nam có những tiến bộ to lớn về tổng thể”



(1)から続く

志位氏が初めてベトナムを訪れたのは2007年、日本共産党議長に就任した後のことであった。当時のベトナム共産党書記長ノン・ドゥック・マイン氏と会談し、両党の関係をさらに強化することで合意した。

ノン・ドゥック・マイン書記長との初会談において、両者は「理論交換」活動の実施を決定した。

志位和夫氏は、長期間にわたり理論交流を開催し続けたことは、理論と実践に関する様々な問題について互いに理解しあい、学びあう上で大いに役立ったと述べた。そして、この活動を長期的に続けていきたいとの考えを明らかにした。

その後、志位和夫氏は2013年、2017年、そして2023年と三度ベトナムを訪問し、そのたびに当時のベトナム共産党書記長であったグエン・フ-・チョン氏と踏み込んだ会談を行った。

志位和夫氏は、故グエン・フー・チョン書記長との会合や会談を振り返り、また同時にグエン書記長死去の報に触れ深い哀悼の意を表した。

過去約20年間、両党は核兵器禁止条約(TPNW)の制定を始めとする多くの国際問題に関して、関係を強く発展させ、また協力を続けてきた。

日本は戦争中、原爆の被害を受けた唯一の国家であり、一方ベトナムは枯葉剤によって引き起こされた、今日に至るまでその影響が残るほどのすさまじい被害を受けた。

志位和夫氏は直近のベトナム訪問の際、枯葉剤被害者支援センターを訪問したことに言及した。

大量破壊兵器の被害を受けた二つの国家として、両国は核兵器のない世界を作り出すため協力している。長年にわたる両国の協力関係を高く評価していると述べた。

東アジア地域における平和構築という面については、ベトナムはASEANの中で重要な役割を演じている、と志位和夫氏は評価する。ASEANは現在、インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)を推進している。

日本はこの数年間、AOIPの方針に沿った協力体制を何度も確認し、また推進してきた。
志位和夫議長は、東アジア地域における両国の平和構築に向けた協力は重要な意味を持つと述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:中村樹 )
( 記事ID:7182 )