日本の首相の訪越は二国間関係の新たな弾みとなる（２）
Chuyến thăm đến Việt Nam của Thủ tướng Nhật Bản sẽ tạo xung lực mới cho quan hệ song phương



（１）から続く


【写真】ファム・クアン・ヒエウ在日ベトナム大使は、石破首相の訪問は地域におけるベトナムの役割や地位を日本政府が重視していることを示しているという見解を示した。（ベトナム通信社）


—両国が共に関心を持つ諸問題の中で、石破首相の訪問中にはどの問題が議論の中心になるのか教えてください。

ファム・クアン・ヒエウ大使：今回の訪問では、両国の首相が戦略的協力の分野について深く意見交換することが中心となるでしょう。日本は引き続きベトナムが体制とインフラ、人材についての3つの戦略的飛躍を実現するのを支持、支援し、ベトナムの工業化、現代化に助力してくれます。その中で、経済、商業、投資の協力は二国間関係の中で最も重要な柱です。

日本は現在、ベトナムのトップクラスの経済パートナーであり、それゆえに投資環境の改善やサプライチェーンの促進、互いの製品に対する市場の拡大といった内容が重視されます。

両国はベトナムのザボンと日本のぶどうのための市場を早期に開く努力をしています。同時に、ベトナムのパッションフルーツや日本の桃などといった両国の他の果物や農産物のための市場を継続的に開いていく可能性について話し合っています。

それに加えて、両国は新たな状況に適した両国間の協力関係における新たな柱について話し合うでしょう。具体的には、両国は科学技術やデジタルトランスフォーメーション、グリーントランスフォーメーション、新たなエネルギーに関する協力を強化し、両国の首相が共催するこの分野に関する協力フォーラムを開催します。

党政治局が公布した、科学やテクノロジーの発展、イノベーション、国家のデジタルトランスフォーメーションの飛躍に関する57号決議は、非常に重要な戦力的方策であり、今後数十年のベトナムの開発の方向を定めて、民族の力強い発展の新紀元、飛躍の紀元へのベトナムの歩み確実な歩みをもたらします。その中で、日本の科学技術協力は、特にデジタルトランスフォーメーションやエネルギー、半導体、インフラなどの分野で重要視され、優先的に推進されます。

両国は人民交流や、労働協力、質の高い人材の育成をさらに強化し拡大していくためにも話し合うでしょう。両国の関係各機関は、日本が可決し、2027年から運用する予定である新しい「育成就労」制度に関する協力の合意書を締結する方向で積極的に意見交換しています。

日本におけるベトナム人コミュニティの数は60万人を超えており、これは日本、そして世界で二番目に大きいコミュニティであり、引き続き増加しています。両国は両国間の観光客数の増加にも努めています。両国は共に関心のある国際情勢と地域情勢についても意見交換するでしょう。



（３）に続く

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（ 翻訳者:竹内陽菜 ）
（ 記事ID:7191 )