首相、ベトナムとフランスの関係を反映した展示品を見学
2025年06月12日付 VietnamPlus 紙

首相、ベトナムとフランスの関係を反映した展示品を見学
Thủ tướng tham quan các hiện vật phản ánh mối liên hệ giữa Việt Nam và Pháp


ファム・ミン・チン首相はケ・ブランリ-ジャック・シラク美術館で、文化はベトナムとフランスの両国、両国民間の友好にとって色彩豊かな糸であり、音であると話した。 



ベトナム通信社特派員によると、6月11日の午後、フランスで二国間の活動プログラムの一環として、ファム・ミン・チン首相は、パリで最も近代的で有名な美術館の一つであるケ・ブランリ-ジャック・シラク美術館に訪れ、ベトナムからの展示品やベトナムとフランスの二国間の歴史上の関係を反映した展示品を長時間にわたり見学した。

ファム・ミン・チン首相は世界でも有名な文化の特徴を反映した豊富かつ多様な展示物のコレクションが印象的であったと話した。そして、美術館がベトナムの豊かで特徴的な文化と、何世紀にもわたる長い歴史があり、多くの浮き沈みと飛躍的な発展があった二国間の関係を示す多くの展示品を保管していることは重要であると述べた。 

文化は、内生的な力、インスピレーションであり、各世代の動力を作り出し、国家の迅速な、グリーンなそして持続可能な建設、防衛、発展に貢献するという観点を強調し、首相は文化もベトナムとフランスの両国、両国民間の友好にとって色彩豊かな糸であり、音であると話した。

ケ・ブランリ-ジャック・シラク美術館ではアフリカやアジア、アメリカ、オセアニアなどの大陸の現地の芸術および文化の作品を展示している。約9,500点の展示品が陳列され、ベトナムは最も多く芸術や文明が展示されている東南アジアの国の一つである。

この美術館はジャック・シラク元大統領の構想によって建設され、フランス人建築家のジャン・ヌーヴェルが設計し、正式に開館したのは2006年であった。総工費は2億3,300万ユーロ(2億6,700万USD)であった。

この美術館はパリ7区、セーヌ川の左岸に位置しており、近くにエッフェル塔やアルマ橋がある。面積は約40,000㎡で、その中にはガラスや鉄鋼といった素材を用いた近代建築の17,500-18,000㎡にもなる庭園があり、植栽で覆われた800㎡ほどの壁は、自然と調和した感覚にさせるものである。

この美術館は4つの主要な建物からなっており、その中には展示品を保管するための竹を使用した屋根の建物がある。美術館は100万点以上の展示品を所有しており、その中の約3,500点の展示品が常設展示され、約500点の展示品が毎年入れ替えで展示されている。

常設展示は、民族学的展示物や写真、資料、楽器、織物、彫刻、お面、特徴的な文化的作品などからなっている。


【写真①】ファム・ミン・チン首相とその夫人はケ・ブランリ美術館を見学した(写真:ベトナム通信社)

【写真②】ファム・ミン・チン首相とその夫人はケ・ブランリ美術館を見学した(写真:ベトナム通信社)

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( 翻訳者:竹内陽菜 )
( 記事ID:7213 )