米の運送許可を軍委員会が制限しているためモーネー市の農業従事者が困窮している
2025年11月19日付 その他 - シャンニュース 紙

サインハンリン 2025/11/19

軍委員会が米を区域外に運搬し販売することを制限しているため、今年は、米の出回る時期に農民たちが米を売り出すことができず、損失が発生し経済的に困窮していると農業従事者たちが語った。

米を主に栽培しているシャン州南部モーネー市において、昨年2024年では、米16緬斗(約320kg)につき50万チャット以上まで価格が得られた。しかし今年2025年は、米の出回る時期に米16緬斗で40万チャットしかなく、買い手がない状態であることをモーネー市のある農民が語った。

「昨年は米16緬斗は50万チャット以上したんだ。今年は米16緬斗で40万チャット。誰も買わないんだ。僕たち農民は精米業者だけが頼りだ。彼らが買ってくれないなら、僕たちはどこへも売りに行けない」と彼は説明した。

現在は米を区域外に運搬・販売することを軍委員会が制限しているため、精米業者も古米を売ることができず倉庫の中にストックしていることがわかった。

それゆえ、精米業者も古米を売ることができず、新米を買い受けることもないのだと農家たちは言う。

「米を運搬できなくなってから長いこと経つ。彼らが車両免許を調べて以来だ。精米業者たちも売ることができない、彼らの古米が売れないので、僕たちの新米も買わない」と上記モーネー市在住の農民が引き続き話した。

ミャンマー・タイ国境のミャーワディー市第2橋が閉鎖されていた時、ルートを変更して物資を運搬するよう申し入れがあった国境ゲートのひとつ、シャン州東部のターチーレイ国境ゲートも、タイへの物資の運送が今年9月上旬から厳しく制限されている。

その他、国内平野部への物資の運搬許可をも軍委員会は停止している。国境ゲートを革命軍が統制するようになったため、貿易税を得て、部隊の勢力を強めることができるようになっており、そのような取引を違法とし逮捕するよう、軍のリーダーであるミンアウンフライン上級大将は8月12日に軍委員会の会議で話した。

「米袋たった一つすら運ばせてもらえない。それでさえ運転手が「自分たちが食べる分だ」と言って、やっと運搬してこられたものなんだ。おまけにタイへの物資輸送もできず、検査はすごく乱暴だ。タイの物資というとモンパン地域側に越境することはできず、ゲートで一緒くたに引っ張り下ろされる」とモーネー市民の運送業従事者が述べた。

米栽培農地合計9000エーカー以上あるモーネー市で、現在田植えを行なっているエーカーの4分の1の刈り入れをしたが、籾米を買う人がいないため困窮している。

「もし、僕たち農民が倒れてしまったら、富裕層も日雇い労働者も共倒れだろう。農民の元手がもう尽きかけている。もし、この逆風を防げなかったら、間違いなく資金は断たれる。今年米を売ることができないならもう終わりだ。来年の田植えのための費用がない」とモーネー市に住む30歳過ぎの男性が語った。

それゆえ、武装組織や関係する責任者、そして地元住民として、農民の問題に力を入れて協力して解決してもらいたいと、彼は要望している。

国内の軍事衝突のため、米の栽培が減少している時の米の相場を、軍委員会がコントロールしてきたため米の基礎価格が記録的に下落したのを再び引き上げようと、国外へ米を輸出することを再び許可したことがわかった。

2025年4月から9月までの6ヶ月間に、隣国である中国を含むアジアとヨーロッパの国々に米と砕米120万トン以上を輸送し、その後6ヶ月で米180万トンさらに輸送するとミャンマー米連盟が去る10月2日に発表した。

そのため、今年財政年度中の合計は米の輸送300万トンとなる模様だ。昨年1年間に合計250万トン近く輸送することができたので、今年は50万トン以上さらに輸送するための準備をしている。

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( 翻訳者:HR.M )
( 記事ID:7239 )