日本で生まれ育った子ども世代にベトナム語を広める
Lan tỏa tiếng Việt trong thế hệ thiếu nhi sinh ra và lớn lên tại Nhật Bản



在日ベトナム語協会会長は、子どもたちが創造的な活動を通じてベトナム語を学び、使うことを奨励するために、写真コンテスト「子どもがベトナム語を学ぶ瞬間」が開催されたと述べた。


【写真①】東京都のベトナムの子どもたちによる、中秋節の夜祭（写真：TTXVN＝ベトナム通信社）


10月5日夜、首都東京にて、東京都在住ベトナム人青少年のための大型イベントである2025年中秋節夜祭と合わせる形で、写真コンテスト「子どもがベトナム語を学ぶ瞬間」の表彰式が在日ベトナム語協会によって開催された。

これは、日本で生まれ育った子どもたちが母国語を学ぶモチベーションを保持するための、在日ベトナム語協会取り組みのひとつである。

ベトナム通信社東京特派員によると、今回のイベントは在日ベトナム社会主義共和国大使館の後援を受け、在日ベトナム語協会によって開催された。

イベントには、在日ベトナム語協会実行委員会メンバー、主催者代表で、日越友好協会東京都連合会副会長の北川敏文氏、江戸川区立第七葛西小学校校長の山崎美佐子氏、そして600人を超える子どもたちとその家族などが参加した。

イベントの開会スピーチにおいて、在日ベトナム語協会会長で、コンテスト実行委員長のダオ・ティ・フン氏は、「この度の写真コンテストは、創造的な活動を通じて、子どもたちがベトナム語を学び、使うことを奨励するとともに、家族のきずなを深め、コミュニティの結びつきを強固にし、日本で生まれ育った子ども世代にベトナム語を普及・継承することを目的として開催された」と述べた。

コンテストは9月上旬から実施されており、保護者や家族が記録した、子どもたちのベトナム語を学ぶ生き生きとした様子を記録した63点以上の優れた作品がこれまでに寄せられている。


【写真②】「子どもがベトナム語を学ぶ瞬間」の団体賞（写真：TTXVN＝ベトナム通信社）


10月5日夜、主催者は、「ベトナム語が大好きなクラス」や在日ベトナム女性連合会に団体賞を、また同様に個人賞（1位、2位、3位）そして多くの奨励賞を授与し、それを通じて、日出ずる国に住むベトナムの子どもたちのため、母国語探求の旅に新たなモチベーションを創り出した。

ベトナム通信社東京特派員の取材に対し、日本ベトナム友好協会東京都連合会副会長の北川敏文氏は、日本で暮らすベトナムの子どもたちのための大切なイベントに参加できて、非常に嬉しいと述べた。

北川氏は、日本で生活しているベトナムの子どもたちが、今後日本文化とベトナム文化の間の架け橋となるために、日本語と同様に母国語もしっかり学習することを期待していると語った。

表彰式後、子どもたちは和気あいあいとして喜びにあふれた空気の中で、中秋節の夜祭に参加した。子どもたちは、菓子や果物といったお供え物の分かち合い「ファー・コ―」に参加し、特色のある文化文芸の演目を鑑賞するだけでなく、伝統的な遊びに参加することもできた。

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（ 翻訳者:田中ゆず ）
（ 記事ID:7244 )