日本:自民党新総裁、「不安を希望へ」変えると約束
2025年10月04日付 VietnamPlus 紙

【写真】2025年10月4日、東京で与党自民党総裁選挙の中で宣言する高市早苗氏(写真:共同通信社/ベトナム通信社)
日本:自民党新総裁、「不安を希望へ」変えると約束
Nhật Bản: Tân Chủ tịch LDP cam kết biến "những lo lắng thành hy vọng"
自由民主党の新総裁はこの党が新たな時代を切り開き、「国民の不安を希望に変える」と宣言した。
【写真】2025年10月4日、東京で与党自民党総裁選挙の中で宣言する高市早苗氏(写真:共同通信社/ベトナム通信社)
10月4日、自由民主党総裁選後初の記者会見で、高市早苗元総務大臣は内政、外交、安全、経済についての取り組みを公表した。
石破茂前首相に代わり、64歳の高市氏は自民党総裁の座に就いた最初の女性である。
高市氏は自民党が新たな時代を切り開き、「国民の不安を希望に変える」と述べた。
連立の枠組みについて、高市氏は新しい連立パートナーと新しい政権を樹立するためには政策合意が必要であると話し、同時に国民生活に影響を及ぼしている物価高に対処するべく、迅速に効果的な打開策を打ち出すため、野党にも協力を呼びかけた。
また、公明党と現在の枠組みの重要性も強調した。
自民党の新たな党執行部の顔ぶれについて、高市氏は、総裁選に出馬した他の4人の候補者を閣僚や党の主要ポストに起用する考えを示唆した。
経済・内政面では、経済成長を後押しする政策の財源として、財政赤字を補填すべく国債の発行をさらに拡大する用意があると述べた。
また、経済の安全保障のために外国投資の審査を強化する方針を示し、非居住外国人がビザ超過滞在や土地取得に対しての規則も一層厳格化する考えを示した。
今回の自民党総裁選は、石破茂前首相が2024年10月に衆議院、2025年7月に参議院で与党連立が過半数を失った責任を取り、辞任を表明したことを受けて実施された。
少数連立ながら国会で最大勢力を維持しており、野党も依然として分断していることから、高市氏は10月15日ごろに予定されている国会の臨時会で次期日本の首相に選ばれる見込みだ。
もしそうなれば、日本の歴史上で最初の女性首相になる。
中国外務省は10月4日の声明の中で、日本が対中政策で建設的かつ理性的な姿勢を取り、互恵的な戦略関係を推進することを期待すると表明した。
韓国では、聯合ニュースが政府関係者の言葉を引用し、韓国は高市氏が自民党総裁に就任後も、両国関係の前向きな流れを継続していくため、日本の新たな内閣と緊密に連携していく方針だと報じた。
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翻訳者:竹内陽菜
記事ID:7243