オペラからミュージカルへ: “アニオー姫” ベトナムと日本のラブストーリーを再現
2025年11月05日付 VietnamPlus 紙

【写真①】統括責任者としてミュージカルプロジェクトについて話す黒岩祐治神奈川県知事(ベトナム通信社)
オペラからミュージカルへ: “アニオー姫” ベトナムと日本のラブストーリーを再現
Từ opera đến nhạc kịch: “Công nữ Anio” tái hiện câu chuyện tình yêu Việt-Nhật
オペラからかたちを変えたミュージカル「アニオー姫」は、美しいストーリーを通じてベトナムと日本の愛を描いており、2026年に日本で上演する。
【写真①】統括責任者としてミュージカルプロジェクトについて話す黒岩祐治神奈川県知事(ベトナム通信社)
ベトナムと日本での一連の公演で大きな反響を得た後、ベトナムと日本の外交関係樹立50年記念(1973年~2023年)大作のオペラ「アニオー姫」はミュージカルにかたちを変えて、来年の9月に日本で上演される。
東京のベトナム通信社記者によると、11月5日に東京のベトナム大使館で行われた記者会見でオペラ「アニオー姫」実行委員会は、日本語版ミュージカル「アニオー姫」が2026年9月11日から9月28日まで首都東京に隣接するKAAT神奈川芸術劇場で初演される予定であると話した。
【写真②】両国の各メディアからの質問に応じる大山大輔総監督(ベトナム通信社)
ベトナム中部出身のゴック・ホア姫という美しい女性と日本の長崎出身の商人である荒木宗太郎のロマンチックな物語は、ベトナムと日本の良き縁の美しい象徴の一つであり、より親しみやすい別の芸術形式で体現されつつも、華やかさが劣ることはない。
黒岩祐治神奈川県知事はオペラ「アニオー姫」を日本語のミュージカルにするアイデアについて以下のように述べている。「私たちはベトナムとの交流や協力を促進する過程で、ご縁があって「アニオー姫」のプロジェクトと出会いました。私はこの作品を鑑賞した時、非常に感動しました。しかし、オペラは格調高い芸術形式で、一般の人々にとっては敷居が高いです。私個人としましてはミュージカルが大好きですし、ミュージカルは人々にとってより親しみやすいものです。こうした理由で、私たちはミュージカルにかたちを変えることを提案いたしました。私は「アニオー姫」が世界中で有名になると確信しています。」
一方、ミュージカル「アニオー姫」のプロデューサーでもある大山大輔監督は、両国における音楽芸術の同調性を強調し、このことはベトナムと日本の揺るぎない友情にとって重要な土台であるとみなしていると述べた。
大山氏は以下のように述べた。「日本とベトナムの音楽交流はベトナムの雅楽が日本に伝えられた時期、およそ400年またはそれ以上前からの歴史があります。ミュージカル「アニオー姫」は日本、ベトナム、そして世界にとっても高い象徴性があり、古くからの友好関係を継続するため、そしてこの友情が100年、200年そしてその先までもずっと温かいままであるための活動の一つです。」
(訳注:大山氏が実際に「日本とベトナムの音楽交流はベトナムの雅楽が日本に伝えられた時期、およそ400年またはそれ以上前からの歴史があります」と述べたかどうかは不明。ベトナムの宮廷雅楽が400年前に日本に伝えられたという歴史はない。現在のベトナムの領土に位置するチャンパ王国(林邑)の林邑楽は8世紀に日本に伝わり、752年の奈良の大仏開眼の際に演奏されていることは史実である。)
記者会見では、ミュージカルに参加したアーティストたちは自身が担当する役柄を通じて観客にメッセージを伝えた。中でも歌手の音くり寿さんは、アーティストの本橋智樹氏のピアノ伴奏に合わせてミュージカルの中の一曲を披露した。
ファム・クアン・ヒエウ駐日ベトナム特命全権大使は「アニオー姫」プロジェクトの名誉顧問として、引き続きプロジェクトの今後の活動を支援することを約束し、今後上演されるミュージカル版が両国の多くの観客に芸術、文化、ベトナムと日本の友好の崇高な価値を広く伝え続けることを確信していると述べた。
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翻訳者:竹内陽菜
記事ID:7279