農薬の使用がバングラデシュからのマンゴー輸出の妨げ
2014年05月29日付 Prothom Alo紙

(4月30日付)
バングラデシュのマンゴーの生産量は世界9位だが、輸出はできないままだ。特にマンゴーを熟れさせるための農薬の使用、加工工場の不足、輸出業者と生産地の業者およびマンゴー園の所有者たちとの十分な連絡体制がないということが、輸出がされない主な3つの理由だ。
チャパイノバブゴンジ商工会議所の事務所で、昨日火曜日に輸出振興局(EPB)が主催した‘マンゴーおよびマンゴー製品輸出の可能性’というテーマのシンポジウムの基調報告書でこのような事実が指摘された。この報告書では、マンゴーが輸出されない19の理由が示された。これによれば、バングラデシュは約76万7千トンのマンゴーを生産していて、この量は世界で9番目にあたる。最大の生産国は隣国インドで1350万トン、以下2位は中国、6位パキスタンなどとなっている。
シンポジウムではチャパイノバブゴンジ地域造園技術研究センターの上級科学担当官ショフィクル・イスラム氏が基調報告を行なった。またチャパイノバブゴンジのK・M・カムルッザマン副県知事、EPBのラジシャヒ事務所のモアッゼム・ホセイン所長などが発言した。
モヤジェンホセンは、マレーシア、日本、シンガポール、香港など世界の様々な国で、化学薬品のないマンゴーやマンゴー製品の大きな需要があると言った。それに従い、隣国のインドや中国やパキスタンからマンゴーの輸出がされているが、バングラデシュからの輸出はされていない。

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(翻訳者:山口優季)
(記事ID:285)