衣料品の輸出額さらに増加
2018年06月05日付 Prothom Alo紙


今年度(2017-18年会計年度)の初めから11カ月間(7月―5月)で、バングラデシュからの衣料品輸出額は281億2850万アメリカドルであったことが分かった。この額は前年度の同時期と比べ、9.77%の増加となっている。今年度最初の10カ月が過ぎた時点では、衣料品の輸出は9.37%増加していた。
一方、衣料品分野に依存するバングラデシュの製品輸出は好調を維持している。今年度は最初の11カ月で337億2880万ドルの製品が輸出された。この額は前年の同時期と比べて6.66%多い。昨年度には初めの11カ月の製品輸出額は316億2280万ドルで、1年間では346億5000万ドルの製品が輸出された。
輸出振興局(EPB)が今日(6月5日)発表した最新の輸出統計によれば、輸出額は増えたものの目標額より0.44%少ない金額となった。今年度の最初の11カ月では、輸出額の目標は336億7700万ドルとなっていた。
EPBの情報によれば、衣料品以外にもジュートやジュート製品、ホームテキスタイル(織物)、農産物の輸出が伸長した。一方で、皮革と皮革製品、工業製品、冷凍食品、プラスチック製品の輸出は伸びていない。
今年度は5月の一か月間だけで、33億2240万ドルの製品が輸出された。昨年度の同じ月の輸出額は30億4000万ドルであった。そのため、昨年度の5月より9%増加したということになる。
政府は今年度について375億ドルの輸出目標を定めている。このうち衣料品は301億6000万ドル、皮革及び皮革製品は13億8000万ドル、ジュートやジュート製品については10億5000万ドルの輸出目標が設定されている。
トファエル・アハメド商務大臣は、今年度の輸出目標額は達成されるとの見通しを明らかにした。去る5月30日合同中央庁舎で行われた会議のあと、商務大臣は報道陣に「衣料品工場は大量の発注を受けており、衣料品輸出額300億ドルの目標は達成される期待していると述べた。
さらにトファエル・アハメド商務大臣は、バングラデシュの今年度の輸出額は、製品、サービスを合わせて415億ドルの目標の達成が可能であろうとの明るい見通しを明らかにした。

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(翻訳者:渡邉香帆)
(記事ID:750)