2021-22年度は6.4%成長する見込み:世界銀行
2022年01月15日付 Prothom Alo紙


ビジネスデスク
公開日:2022年1月12日
世界銀行は、バングラデシュの経済成長の新たな予測を発表した。2022年の世界経済の見通しという報告書の中で、2021-22年度のバングラデシュの経済成長率はプラス6.4%になるだろう、そして翌2022-23年度の成長率はプラス6.9%になるだろうと予測した。
以前、世界銀行は去年6月にバングラデシュの経済成長率の見通しは、本年1月に上方修正した。今年度の経済成長率は1.3%上方修正した、また、翌年度は0.7%上方修正した。
経済成長率の上方修正という意味は、バングラデシュの経済情勢は楽観的に見ているということだ。。
報告によると、バングラデシュの輸出は堅調であり、とりわけ繊維業界の成長は著しい、その主導で輸出業界は再起した。それと同時に国内需要も拡大した。労働者の収入と海外からの送金額の増加がこの要因である。
報告書には、バングラデシュ経済について楽観的な見方を示されている。
しかし、バングラデシュの一人当たりの収入の増加は2021-23年度に大幅に減少するという見通しを示した。2010-19年の間、国民一人当たりの収入は4%増加したが、2021-23年度低下して2%以下になる見込みである。
2021年は回復の年であった。しかし報告書によると、2022年世界経済の成長率は低迷するだろうー2021年の5.5%から2022年には4.1%まで落ち込む見通しだ。2023年にはさらに低迷し3.2%以下に落ち込む可能性ある。2020年からの需要が低下している。また多くの国は、コロナウイルス関連支援策を打ち切っている。これらの原因で、今年から経済成長率が下がる可能性があると危惧されている。
一方コロナウイルスの新種オミクロン株の流行が原因で世界経済が壁にぶつかっている。米国や中国のような大国の需要が落ち込むことで発展途上国は悪影響を受ける。また世界銀行は、しばらくの間高いインフレが続く影響で一般の人々の生活はより耐え難いものになるだろう。
しかし発展途上国の中ではバングラデシュは輝かしい例外になる。世界銀行によると、世界経済の成長率は2022と2023年には低迷する一方、バングラデシュでは高い成長率は続くだろうと予想した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:辻出悠斗)
(記事ID:1021)